日本政界●情報メモ

1094 投稿日:2019/03/13 11:04

【777】吉本隆明氏を偲び「横超忌」へのお誘い

http://www.ohchosha.sakura.ne.jp/ouchouki.pdf
横超社主催
〈知〉の巨人・吉本隆明氏を偲び「横超忌」へのお誘い
横超忌開催要項
■ 日時: 平成 31 年 3 月 16 日(土) 14:00~16:30
■ 於: 京王井の頭線明大前駅徒歩 5 分 築地本願寺和田堀廟所 ■ 交流会前半: 築地本願寺和田堀廟所 14:00~15:00 ■ 墓参: 墓地 20-4 吉本家墓 浄土真宗僧侶供養お務め 献杯 ■ 交流会後半: 築地本願寺和田堀廟所会館 15:30~16:30 ■ 交流会 2 次会: 池尻大橋 鉄板焼き不二 17:00~
■ 交流会受付: 墓参のみの方 無料
15:00~15:30
献杯参加者 交流会参加者 2 次会
1,000 円 純米生詰原酒 横超 乾き物提供
3,000 円 (3,000 円払えない方は前川にご相談ください) 定員一杯となりました。
※受付に名前等知らせたくない方は、記名拒否で結構です。名刺だけでも結構です。 ※交流会場には吉本氏縁の DVD、書籍、酒ラベル等の販売、10 月創刊雑誌「横超」の予約受
付します。 ※書籍、ビラ等は、横超社に断わって頂ければ構いませんが、主催者への最低限の忖度が必要で
す。
※喧嘩等の発生には霊園であり、かつ横超忌の趣旨を鑑み排除します。 当日は文学者も横超忌を企画しており、先輩達が、優先されます。失礼の無いようお願いします。
■同志友人諸君、吉本ファンの皆様へ
横超忌を定着させよう。「吉本ばなな」は、知っていても、「隆明 WHO?」の世代に、こんな面白く、かつ思想の 世界性を獲得した傑物を知って頂くことは、残された私たちの責務です。横超社は、困窮した老人達のホーム 「横超園」建設を目標に設立した会社ですが、吉本の「共同幻想論」「言語にとって美とはなにか」「心的現象 論」の英訳、仏訳を成し、吉本の功績を世界に発信する事を考えております。生きていれば、ノーベル文学賞 受賞も大江健三郎と比較しても当然です。
横超忌への参集をお願いします。
横超社一同
平成 31 年 3 月 1 日
(株)横超社 星野陽一 依田秀雄 前川藤一

1094 投稿日:2018/11/07 13:51

【776】村上篤直×橋爪大三郎=対談 〈人間・小室直樹〉を探す旅へ

読書人紙面掲載 特集
更新日:2018年10月26日 / 新聞掲載日:2018年10月26日(第3262号
村上篤直×橋爪大三郎=対談
〈人間・小室直樹〉を探す旅へ
https://dokushojin.com/article.html?i=4469

昭和と平成を駆け抜けた稀代の社会学者・小室直樹。多くの著作を残し、社会学者の橋爪大三郎をはじめ、宮台真司、大澤真幸、副島隆彦ら今、日本の社会学研究の最前線で活躍する多くの弟子たちを輩出した彼の生涯を村上篤直氏が上・下巻一五〇〇頁超にわたり綴った『評伝 小室直樹』がミネルヴァ書房から刊行された。

過激な発言ばかりが注目される小室直樹の実像、学問の真髄とは? 小室と面識がないにも関わらず綿密な取材を重ね、これほどの大著を書き上げた村上とは何者か。本書刊行を機に伝説の「小室ゼミ」で塾頭を務めた橋爪氏と村上氏に対談をお願いした。
(編集部)

目 次
第1回
奇跡のような評伝
2018年10月26日
第2回
小室直樹の著書に命を救われる
2018年10月27日
第3回
真面目な近代人としての共通点
2018年10月28日
第4回
小室直樹本人さえも知らない小室直樹像
2018年10月29日
第5回
会津藩士の血脈
2018年10月30日
第6回
「学問をしている人」
2018年10月31日
第7回
「社会科学の復興」を合言葉に
2018年11月1日

第1回
奇跡のような評伝
橋爪 大三郎氏
橋爪 
 本書は上・下二巻で各巻七〇〇頁を超える大変なボリュームです。これだけ膨大な原稿になりそうになったら、ふつう、編集者が黙っていないでしょう。「四六判で四〇〇頁以内にしてください」と注文が入るはずだ。それが今回、著者の情熱そのままの分量で出版になった。ミネルヴァ書房は偉い、とまず言いたい。小室直樹博士をテーマにするなら、中途半端でなく、きちんとした形で出しましょうと、出版社が覚悟を決めた。その思い切りが功を奏して、素晴らしい本になったと思います。
村上 
 ありがとうございます。出版社のお力添えのおかげで素晴らしい本に仕上げていただきました。それに、この本は自分ひとりの力だけでは到底書き上げることは出来なかったわけで。担当編集の水野安奈さんの叱咤激励をはじめ、多くの方に支えていただき完成に至りました。ただ、当初の予定では「二五〇から三〇〇頁くらいの内容で」と言われていたのは事実です(笑)。
橋爪 
 これだけ分厚い二冊本ですが、各冊が一五章ずつにまとめられているでしょう。これが読むのに、絶妙なバランスなんですよ。それに、小室先生の生涯を時系列に追ってはいるのだが、単なる一本道ではなくて、小室先生が少年時代を過ごした会津でのエピソードとか、京大に進学して以降の学業に勤しむ姿、破天荒な私生活、編集者との交流、などなどのテーマがうまく切り替わっていく。そもそも誰の人生だって、時系列ではうまく語りきれないいくつかのテーマがあるわけで、そこをバランスよく、巧みな筆致でうまくかき分けている。

そして各章の長さ。長すぎる章もなく短すぎる章もなく、うまく釣り合いがとれている。丹念な取材が掘り起こしたエビデンスも盛り沢山で、資料価値も極めて高い。まさに奇跡のような本だと言えますよ。
村上 
 本書を読んでいただく方には小説を読むような読み物を楽しむ感覚で読んでもらいたいと思いながら筆を進めました。小室先生ご自身がまさに物語の主人公のような人物ですから。少年時代から片鱗をみせる破天荒さも面白いし、御本人は茶化して自分のことを語っていらっしゃいましたが、その反面とても生真面目な顔をもっていらっしゃる。そんなギャップもまた面白い方なんですよね。

小室先生の人生を多くの方に知っていただきたいので読みやすい構成という点は心がけました。章の長さ然り、文体然り。それに改行も多くしたんですよ。決して小室スタイルを踏襲したというわけではないのですが、読みやすさを意識したら自然とこのような内容、形式になりました。
橋爪 
 村上さんのご本は、小室博士の経歴をトレースするだけではなくて、博士がのこした著作のそれぞれに記されたメッセージをしっかり正確につかまえている。これは本当に容易ならざることです。『評伝 小室直樹』を書くのに、ここまで深く小室博士の内面に分け入り、しかも細かなディーテイルをおろそかにせず、隅々まで相当のエネルギーをつぎ込んでいるのが伝わってくる。小室先生もさぞお喜びになっていることでしょう。

これだけの内容の書物は、言うまでもないことですが、書きたいと思っても一朝一夕で書けるものではありません。だからこそ、この仕事をなし遂げられた作者の村上さんも、極めて稀有な存在だと言えます。本書を手にした読者の皆さんは、小室博士その人に驚くと同時に、博士と一面識もない村上さんがなぜ、これほどの情熱を傾けてこれだけの大長編を書くことになったのだろう、と不思議に思うことでしょう。
第2回 小室直樹の著書に命を救われる >

1094 投稿日:2018/11/07 13:32

【775】評伝 小室直樹 上・下 村上篤直

読書日記
著者のことば 村上篤直さん 型破りの学者の生涯

毎日新聞2018年11月6日 東京夕刊

 ■評伝 小室直樹 上・下 村上篤直(むらかみ・あつなお)さん ミネルヴァ書房・各2592円

 昭和・平成を駆け抜けた破天荒な天才学者の生涯を関係者のインタビューや資料などを通して丹念に描いた。弁護士業務の傍らで本書の取材活動を続け、4年をかけて書き終えた。

 なぜ、小室直樹にひかれたのか。「先生は私の命の恩人だからです」。東大大学院で政治学を専攻し、学者を目指したが、学問に挫折し、夢が絶たれて自殺を考えるまでに落ち込んだ。「死ぬ前に学ぶべき学者はいないか。最後に確認してから死のう」と思い図書館などで本を片っ端から読んだ。その時に小室直樹の「田中角栄の呪い」を読み、自殺を思いとどまった。「マンガのようにわかりやすい本だが論理的に政治学を解ききっている。この人はすごい。そこで先生の本を全て読破した」

 小室は1932年に東京で生まれ、第二次世界大戦が始まると母とともに福島県の会津に疎開する。中学1年の時に皇国と信じていた日本は敗戦。圧倒的な軍事力、経済力で負けたと考えた少年は、徹底的に勉学に励む。

 京大理学部数学科を経て、大阪大大学院で経済学を学び、アメリカに留学し、サミュエルソン博士(ノーベル経済学賞)などに師事。帰国後、東大大学院で政治学を専攻し、丸山真男、大塚久雄などの下で学び、同大で博士号を取得。しかし、ポストに恵まれず、質素な生活から「ルンペン学者」などと呼ばれた。

 その後、ソ連崩壊を11年前に予測した「ソビエト帝国の崩壊」を出版するなど、多種多彩なテーマでベストセラーを連発した。田中角栄元首相の裁判についてテレビ番組に出演し、「田中を起訴した検察官が憎い!」と絶叫するなど型破りの学者として世間の注目を集めた。2010年没。

 「小室先生の発言の背景には必ず理論があった。社会学の基礎的な概念を使い現在の社会を論じていた。基礎がしっかりしていたから論理をいかようにも組み立てられた」

 初の著書だが、ミネルヴァ書房の70周年記念企画に選ばれた。「私には小室先生しかないので、20年後くらいに今回未収録の取材を加えた決定版を出したい」と語る。<文と写真・山口敦雄>

1094 投稿日:2018/05/29 14:03

【774】参考 「島成郎」 に関する新刊

以下 「三月書房<吉本隆明>本 新刊のお知らせ」 より

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2018/04/23
○「脈 97号 沖縄を生きた島成郎」比嘉加津夫・編集
   A5判/240頁  予価1300円+税  脈発行所
 *目次
   特集 沖縄を生きた島成郎
    河谷史夫  島成郎という人
    内田聖子  佐藤幹夫『評伝 島成郎』を読む
    齋藤愼爾  島成郎と吉本隆明
    松本輝夫  島成郎と谷川雁――
           終生「革命」の本義に生きた二人をめぐって
    坂口 博  生田浩二と島成郎――そして谷川雁「世界をよこせ」
    今野哲男  沖縄のヤスリ
    川満信一  対談「沖縄の精神医療をどう考えるか」(※註)
           /島成郎について
    村瀬 学  風を結ぶ――固有名の「ブント」から、
           愛称の「ブント・結び」へ
    仲里 効  窓を開ければ――〈非〉と〈反〉の果てまでも
    添田 馨  島成郎の〈沖縄〉――佐藤幹夫『評伝 島成郎』
           その生き方を継承してゆく意味について
    玉木一兵  島イズム三様の志
    比嘉加津夫 島成郎の決断
   書評 三上治 帰らざる1960代 『唐牛伝』から
   俳句 仲本彩泉  カウントダウン
   詩  仲本 瑩  海嘯(1~2)
   小説 杼該 至矢 島の西郷どん
      仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(48~49)
      伊良波盛男 酋長
      比嘉加津夫 マカテの小説 平敷屋朝敏の謎(8)
      杼該 至矢 密室(2)
   論考 村上一郎  村上一郎の未発表日記と『試行』9
       ――1962(昭和37)年の日記(8) (佐伯修 編・註)
      松岡祥男  言葉の力を信じて 吉本隆明さんのこと(16)
      青柳瑞穂  ゆっくり生きる“詩”怠けて生きたい私たち(14)
      比嘉加津夫 極私的に佐野眞一を
※齋藤愼爾「島成郎と吉本隆明 〈6.15〉の思想をめぐって」は10頁分
  「村上一郎未発表日記と『試行』9」は1962年11月27日~12月30日
  松岡祥男「北島正さんを悼む 吉本隆明さんのこと(17)」は8頁分
   編集後記
 ※(※註)島成郎との対談。『新沖縄文学』66号(1985年)からの再録。
 ※通販送料等130円
 *既刊本
  ・佐藤幹夫「評伝島成郎 ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ」
     定価2600円+税  筑摩書房
  ・「飢餓陣営45号 島成郎総特集号」1000円+税 飢餓陣営発行所
 ※次号は「写真家・潮田登久子と島尾伸三(仮題)」で2018年8月
  20日刊行予定。

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2018/02/08
○佐藤幹夫「評伝島成郎‐ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ」
  …判/352頁  予価2600円+税  筑摩書房
 *宣伝文
  「ブント書記長として六〇年安保で一敗地にまみれた島成郎が、次に向
  かったのは沖縄だった。一精神科医として政治を封印し、逆境の中で地
  域精神医療を一心に粘り強く担った島成郎。それはまさに“敵”の本丸
  に向かって攻め込む闘いの人生そのものだった。霧に閉ざされていた彼
  の後半生、もうひとつの闘いを圧倒的な取材をもとに描く書下ろし評伝。」
  「将たる器の人」(吉本隆明)のもうひとつの闘い
 *目次
   まえがき「一身にして二生を経るがごとし」
   プロローグ 島成郎の沖縄入域、これを禁ず
   第1部 沖縄へ向かうこころ
    第1章 医の初心、“うたのわかれ”
    第2章 沖縄、ブ・ナロード(心病む人びとのなかへ)
    第3章 玉木病院と「Open door policy
   第2部 1960年日米安保闘争とその後
    第4章 喘息と戦争と敗戦の光景
    第5章 ブント(共産主義者同盟)創設まで
    第6章 60年安保闘争の始まりと終わり
    第7章 漂流、復学、そして医師になる
   第3部 治療共同体へ
    第8章 島成郎の治療論と「久米島での一つの試み」
    第9章 北の風土と医師たちの治療共同体
    第10章 沖縄再会―“やんばる”に全開放病院を
   エピローグ 島成郎、沖縄に死す
   おわりに 島成郎の病理観・治療観と、人をつなげる力
 ※第7章(…吉本隆明の60年安保闘争と島成郎)とエピローグ(…武井
  昭夫と吉本隆明による島成郎追悼)に<吉本>について言及されてい
  る部分があるそうです。
**********************************************
 三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924  FAX:075-231-0125
**********************************************

1094 投稿日:2017/03/29 03:21

【773】菅野完氏の最新講演ビデオ(2017/3/25@浦和)「森友学園問題から森友事件へ」

菅野完氏の最新講演ビデオ(2017/3/25@浦和)
「森友学園問題から森友事件へ」
https://www.youtube.com/watch?v=vCKNvMTp8vI

1094 投稿日:2017/01/15 22:41

【772】小沢一郎発言 第27回党大会/4野党来賓挨拶 日本共産党

貼付
https://www.youtube.com/watch?v=ejZ_3f64iBA
2017/01/15 に公開
民進党代表代行・安住淳さん
自由党代表・小沢一郎さん
社民党党首・吉田忠智さん

1094 投稿日:2017/01/13 12:28

【771】小沢一郎 2016.12・25【野党・市民共闘大街頭演説】@京都

貼付
https://www.youtube.com/watch?v=VYZky99rMaM

2016/12/25 に公開
【野党・市民共闘大街頭演説】@京都
2016年12月25日、京都市で開催された、民進党、共産党、自由党の野党3党国会議員合同による【野党・市民共闘大街頭演説】動画です。弁士は小沢一郎自由党代表、松野頼久民進党衆院議員、福山真劫総がかり行動実行委員会共同代表、こくた恵二日本共産党衆院議員・国対委員長です。司会は倉林明子参議院議員です。

0:00~ 松野頼久 民進党衆院議員
4:55~ 福山真劫 総がかり行動実行委員会共同代表
14:10~ 穀田恵二 日本共産党衆院議員・国対委員長
25:25~ 小沢一郎 自由党代表

https://youtu.be/VYZky99rMaM

1094 投稿日:2015/01/10 19:34

【770】「吉本隆明の183講演」

「吉本隆明の183講演」
http://www.1101.com/yoshimoto_voice/index.html

(以下貼付)
ほぼ日グルッポー     【2015.01.09】
◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇◎◇
あけましておめでとうございます。
「ほぼ日グルッポー」です。
以前、思想家の故吉本隆明さんの講演集を
発売した時に、ご本人とお約束していたとおり、
「ほぼ日」が預かっているすべての講演の音源を
フリーアーカイブとして公開することが、
長い準備期間を経て、実現に至りました。

2015年の正月の、本日9日(金)より、
一部ずつ、音源の公開をはじめます。

集めることができたのは、
1960年代から2008年の「芸術言語論」までの183講演。
なんと合計時間は21746分です。
ずっと、たくさん、聞いていただけます。
「吉本隆明の183講演」
http://www.1101.com/yoshimoto_voice/index.html

1094 投稿日:2014/12/13 10:43

【769】吉本隆明〈未収録〉講演集 全12巻

吉本隆明〈未収録〉講演集 全12巻
http://www.chikumashobo.co.jp/special/yoshimoto/

メール版<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2014/12/10 
本日入荷
○「吉本隆明〈未収録〉講演集1:日本的なものとはなにか」
    四六判上製/263頁 定価1900円+税  筑摩書房
  
 *帯の文
   書き言葉にないやわらかさ。
   作品としての〈語り〉の集大成
   
 *目次
   1 日本的なものとはなにか(A)1993
     古い日本語のむずかしさ(B)1984
     初期歌謡(C)1972
   2 日本の詩歌の始まりについて(D)1998
     南方的要素(E)1978
     南島論序説(F)1988
   3 「遠野物語」の意味(G)1990
     総論 柳田民俗学(H)1992
   解題 宮下和夫
   (月報1 吉本さんのこと(上)  渡辺京二
        吉本さんの講演のこと 宿沢あぐり)
          
 ※上記の4桁数字は講演のあった年です。
  (A)は「ビオス 創刊号」1995年秋号、哲学書房刊に収録
  (B)は「せんだがや通信 19」(1985年2月)に要約掲載。全文公表は初めて
  (C)「和歌の本質と展開」桜楓社1973年刊に収録
  (D)斎藤清一氏の私家版冊子「日本アンソロジーについて」に収録されたものとは別の音源からテキスト化。
  (E)中上健次編の私家版「文化の地平」1979年発行に収録。
  (F)「文藝」1989年春季号、「琉球弧の喚起力と南島論」1989年河出書房刊に収録。
  (G)「國文学」1991年3月号収録。
  (H)「再考 柳田国男と民俗学」1994年神戸新聞出版センター刊に収録
 ※以上8本中で猫々堂資料集に既収のは6本のようですが、今回のは新たに校訂されています。
  「ほぼ日フリーアーカイブ」で公開予定なのがどれかは不明です。
 ※月報は二段組8頁
 ※通販送料120円
 ※全巻ご予約特典の締め切りは2015年2月末です。1巻を分売で購入されてからでもお申し込み可能です。
  
◎発売遅延のお知らせ
  10日頃発売予定だった「吉本隆明全集 第5巻」は、20日頃発売予定になりました。

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2014/12/01

ほぼ日「フリーアーカイブ 吉本隆明の183講演」と筑摩書房の「〈未収録〉講演集全12巻」の重複について

※筑摩書房からの連絡によれば、
 「当方の全124本の講演録のうち、あちらの音源が当方と重なるであろうものは78本」とのことです。
※少しややこしいので整理しますと、
 「ほぼ日」は183講演の音源を確保しています。
 この中で筑摩のと重複するのは78本。
 残りの105本は吉本氏の著作として刊行済みですから筑摩のには収録されません。
 重複する78本の内36本は、雑誌・冊子にてテキストが過去に公開されていますが、吉本氏の著作には未収録。
 筑摩版では音源と過去のテキストを校合して収録。
 残りの42本は音源のみが残っていてテキスト化はされていません。今回筑摩はそれらをテキスト化して収録。
 同じ音源を「ほぼ日」も独自にテキスト化して公開するのかどうかは不明です。
 筑摩の124本中「ほぼ日」と重複しない46本については、「ほぼ日」は音源を確保していません。
 これらの分については筑摩が独自に入手した音源からテキスト化するものと、音源無しで雑誌・冊子等から
 転載するものとになります。
※以上を勘案しますと、予想していたよりは重複が少なく、また重複する分についても、校訂の信頼度は筑摩版
 の方が高いように思われます。以上まだ不確かな部分もありますがご参考まで。

※なお、全巻予約の特典CD「芥川龍之介 芥川における下町」について、筑摩書房からの連絡によれば
 「全巻予約のお客様にご寄贈申し上げる予定の音源は、今回、この講演集の作業をしている途中で、新たに
 見つかった音源です。おそらくほぼ日でも持っていないものと思われます。」とのことです。
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 三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924  FAX:075-231-0125
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http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimoto.htm#◎吉本隆明の本 より

1094 投稿日:2014/12/13 10:32

【768】吉本隆明「『反原発』異論」 近刊のお知らせ。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimoto.htm#◎吉本隆明の本 より

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2014/12/12

近刊のお知らせ。タイトル変更&目次。12月末~1月初発売予定。
○吉本隆明「『反原発』異論」
  四六判上製/280頁 予価1800円 税 論創社

 *宣伝文
   1982年の『「反核」異論』から32年。
   改めて原子力発電の是非を問う遺稿集。

 *目次
  悲劇の革命家 吉本隆明最後の闘い  副島隆彦
  1  3・11/以後
   絶えずいつでも考えています
   精神の傷の治癒が最も重要だ
   吉本隆明「東北」を想う
   科学技術に退歩はない
   これから人類は危ない橋をとぼとぼ渡っていくことになる
   東京にいると、暗いんです
   風の変わり目~世界認識としての宮沢賢治
   科学に後戻りはない
   八十七歳は考え続ける
   吉本隆明「反原発」異論
   「反原発」で猿になる
  2  3・11/以前
   詩と科学との問題(a)
   [対論]科学の普遍性を問う ・長崎浩・吉本隆明(b)
   原子力 利用は不可避(c)
   科学技術を語る(d)
   科学技術の先端(e)
   原子力・環境・言葉(f)
   [付論]自然科学者としての吉本隆明 奥野健男
   編者あとがき  宮下和夫

 ※11/29のお知らせ以後タイトルが変更になりました。
 ※3・11/以後の分は朝日新聞、文藝春秋、飢餓陣営、毎日新聞、日経新聞、
  撃論、ユリイカ、週刊新潮等に掲載されたインタビューです。
  これらについては、『吉本隆明と「二つの敗戦」』の著者とよだもとゆ
  き氏のサイトに、たいへんわかりやすい要約が掲載されています。
  http://homepage3.nifty.com/toyodasha/sub10/sub10back.htm
 ※3・11/以前の分については、猫々堂氏のご教示によると、
  (a)「詩文化」1949年、「全著作集5」収録
  (b)「中央公論」1981年、「全対談集12」収録
  (c)「婦人画報」1986年、「資料集」収録
  (d)「ておりあ」1986年、「資料集」収録
  (e)「産経新聞」1994年、「資料集」収録
  (f)「原子力文化」1994年、「資料集」収録
 ※以上すべて既発表の文・談話であり、遺稿は含まれていないようです。
 ※それでも、以後の分(約130頁)は吉本氏の単行本には未収録ですから、
  まとめて読めるのは、たいへん便利でしょう。
 ※年内ぎりぎりに入荷するか、年明けになるかは現在未定です。
 ※通販送料120円です。お早めにご予約ください。

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 三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924  FAX:075-231-0125
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http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimoto.htm#◎吉本隆明の本