ふじむら掲示板
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Loginはこちら【468】日本古代史備忘録(1):邪馬台国は鉄器の一大産地だった
伊藤睦月です。
下條さんからの回答を拝見して、一晩寝たら、思い出したので、忘れないうちに、書き残します。
(1)下條さんは、卑弥呼は、五斗米道教祖の一族として、邪馬台国在住の鉱山技術者集団の招請により、渡来したという考えをお持ちのようです。
(2)ところで、福岡市には、「多々良(たたら)川」があり、その流域は砂鉄の生産地として有名で、明治まで鉄製品を生産していたそうです。現在では、福岡県福岡市東区香椎の一部となっています。
(3)香椎といえば、神功皇后と仲哀天皇の新羅出兵の本陣があったところで、香椎宮という両者を主神とする神社があり、山奥に3キロほど入ると、応神天皇生誕の地である「宇美八幡宮」があります。
(4)さらに山沿いに5キロほど行くと、太宰府の後背地、宝満山、竈門神社に、さらに日田方面へ20キロほど、山道を進むと、鯛生(たいおう)金山に出ます。鯛生金山は江戸時代には稼働していて、松本清張の「西海道奇談」の舞台に設定されています。またその山地一帯は、江戸時代に入って日田天領になるまでは、修験道の聖地である「英彦山(ひこさん)」の神領でした。
(5)日本古代史では、朝鮮半島南部の伽耶から出雲にいたる、鉄集団(たたら集団)とか、山陰地方がよく知られていますが、邪馬台国九州説の舞台である福岡県(筑紫)も、なかなかの鉱山があったようです。
(6)下條さんのコメントをみて、自分の地元のことを少し思い出したので、備忘録として残しておきます。
伊藤睦月拝
(6)たたら集団については、宮崎駿「もののけ姫」に出てくる、女たたら集団が、ビジュアル的にイメージしやすいですが、あそこに出てくる、神器などは道教由来のものが多いんでしょうね。
【467】アメリカ大統領選挙
トランプが勝った。
副島隆彦の予想が覆った。
副島隆彦はそれを願いながら、分章を書いていたのだ。
私にはそれが分かる。
そして、彼[副島隆彦]が語っていることは、世界歴史のなかにおけるアメリカ帝国の興亡の物語なのだ。
【466】下條さんへのとりあえずの御礼
下條様、伊藤睦月です。
私の稚拙な質問に対し、こんなに早く、端的にお答えいただき、ありがとうございました。
特に、スピリチュアルについては、不躾な質問をぶつけてしまい、恐縮です。
じゃあ、お前はどうなんだ、と聞かれますと、現状では、「なにごとがおはしますかはしらねども、かたじけなさに涙こぼるる」としか、言えません。方法論としては、デカルトの方法序説にある、と思いますが、そこまで考えが至りません。下條さんのお答えをヒントに考えていきたいと思います。
また、副島先生とのエピソードですが、佐藤優氏とのエピソードを思い出しました。自分の記憶ですが、
佐藤氏と初対面の副島先生からいきなり「君は人類が月に行ったと思うかね」ときかれ、佐藤氏は「自分は、クリスチャンだから奇跡を信じる。だから人類が月に行ったと信じる」というと先生は破願大笑、「そうか、信じるならそれもよし」と答えられたとか、「だから何?」と言われても困りますけど。
今のところ、この程度で恐縮です。今後ともよろしくご教示ください。
取り急ぎ、御礼まで。
伊藤睦月拝
追伸:さきほど帰宅すると、『物理学者が解き明かす重大事件の真相』が届いていました。諸般の事情でアマゾンの古本ショップで購入しました。格安で。(苦笑)なんか今から楽しみ、ゆっくりですが拝読させていただきます。また質問等できましたら、よろしくお願いします。
【465】伊藤さんの疑問に答えて
伊藤睦月様
拙本をお読みいただき、かつ丁寧な講評をいただき、どうもありがとうございます。ご質問に対して、わかるかぎり簡潔にお答えします。
質問1 卑弥呼のような高貴な女性がなぜ、倭国に渡来してきたのかその渡来目的は何か。
これについては、確かな証拠がないので本には何も記しませんでした。しかし、個人的には、金や鉄を堀っていた四川省付近の金堀集団が、日本に来たのち(日本は火山国なので金銅鉄がマグマで噴き出すため多くとれます)、「我々も五斗米道の教祖に日々教えを請いたい」と呼びよせたと思います。だから、もちろん布教もしただろうと思います。ただ、その証拠は何も残っていないので、「その道教の教えが現在の神道のもとなのだろう」という間接的な証拠しかありません。
ちなみに副島説では道教=五斗米道にキリスト教が入っていることになっています。卑弥呼の弥呼(みこ)は巫女だとしましたが、本当は神子(=イエスキリストのこと)なのではないかと思います。
質問2岡田英弘博士は、古事記を平安時代初期につくられた偽書だと断じて、日本古代史を語る史料として採用していない(『日本史の誕生』)はずですが、下條さんは、古事記も採用しているように思えます。その理由は。
私も偽書説を支持していますが、偽書にしても、古事記は、日本書紀かそのもとになる蘇我時代の歴史書を参考にして書かれたのではないかと考えています。そういう意味で、古事記も参考にしました。
質問3 下條さんは、最近「重たい掲示板」でスピリチュアルについて、興味深い文章を投稿されていますが、その中でスピリチュアルを「信じる人」「信じない人」という言い方をされていますが、信じる信じないにかかわらず、スピリチュアル(霊魂=マインド)は「ある」ものではないか、どう思われますか。
このあたりは副島先生から厳しい批判を受けました、「お前はキリスト教の神のような普遍のものを信じているのではないか」と。
スピリチュアリズムには1.自分の外に霊(spirit)(神や祖先の霊)が存在して、2.それを信じることで幸福になれる、という信念があるように思います。しかし、私には霊はみえない、感じられない、だから1.の自分の外に霊が存在するか私にはわかりません。そういう意味ではスピリチュアルを信じられない人です。つまり、私がこの文章を書いた背景に、霊(spirit)とは本当は何なのか、という疑問がありました。
しかし、最近、伊藤さんが指摘するように霊=霊魂なのだろうと考え直しています。自分の霊魂=思考が霊(spirit)を感じさせているのだろうと思っています。この点についてはウイリアムジェイムスの『宗教的経験の諸相』の「人間の潜在意識(subconsiusness = フロイトのいう無意識nonconsiusness)がそう感じさせている」という考えが参考になります。
また何かありましたら、ご質問ください。
下條竜夫拝
【464】下條達夫氏への質問(細かくて恐縮です)
伊藤睦月です。本日は、11月6日13:16です。
先ほど、下條さんの著書「物理学者が解き明かす邪馬台国の謎」を読了しました。本日起床時、通勤時間、昼休み、4時間ほどで一気読みしました。面白かった。所説への賛否は保留しますが、「真理の対応説」「真理の整合説」、「卑弥呼の本名は玉(依)姫」など素敵な考察が並んでいて、大変勉強になりました。そこで細かくて恐縮ですが、とりあえず、3点ご教示いただきたい。
質問1 卑弥呼のような高貴な女性がなぜ、倭国に渡来してきたのかその渡来目的は何か。岡田英弘説を勘案すると、いわば華僑の現地駐在員の宗教的支柱として、当初は派遣されたように思えますが、その後後世の仏教やキリスト教のように布教活動を行ったのか、またその痕跡があるのか、ご見解あれば、お聞かせいただきたい。
質問2岡田英弘博士は、古事記を平安時代初期につくられた偽書だと断じて、日本古代史を語る史料として採用していない(『日本史の誕生』)はずですが、下條さんは、古事記も採用しているように思えます。その理由は。(私の読み違えならすみません)
質問3 下條さんは、最近「重たい掲示板」でスピリチュアルについて、興味深い文章を投稿されていますが、その中でスピリチュアルを「信じる人」「信じない人」という言い方をされていますが、信じる信じないにかかわらず、スピリチュアル(霊魂=マインド)は「ある」ものではないか、どう思われますか。
以上、とりあえず3つ。先に「賛否保留中」としたのは、ご著書に引用されている、主要文献を現在入手中であり、それとの照合、検証が終わっていないからです。またそのときなにか出てくれば、ご指摘、質問させていただきます。大変ご多忙中と存じますので、何かの折に、コメントいただければ、うれしいです。
以上、伊藤睦月拝
追伸:下條さんのご著書は、論文の書き方としても大変参考になります。副島隆彦先生や小室直樹博士のスタイルは、なかなかまねできない、下手にまねすると学識不足がたちまち露呈して、大惨事になる。守谷健二氏も、下條本をモデルに自説を組み立てなおしたら、少しは迫力でるのに、と思います。
以上、伊藤睦月筆
【463】引用参照文献リストの追加と守谷健二氏への警告
伊藤睦月です。本日は2024年11月2日土曜日、7時41分です。福岡は雨です。実朝の歌を思いながら、書いています(八大龍王、雨やめたまえ…だったか)
まずは、引用、参照文献の追加です。ふじむら掲示板【454】の27本に、次を追加します。なお、私が挙げている、参考文献は、誰でも容易に入手、参照できるものばかり、です。
(28)古田武彦『法隆寺の中の九州王朝(古代は輝いていたⅢ)』(朝日文庫1988年、単行本1985年)
(29)大津徹編『日本史の現在2 古代』(山川出版社2024年)
(30)斎藤忠『701年、倭国滅びて日本国建つ』(アマゾン電子本2020年、紙版2022年)
(31)米田良三『法隆寺は移築された 大宰府から斑鳩へ』(新泉社2007年)
です。ここで、守谷健二氏に申し上げる。
君の、古事記に関する、「重たい掲示板」への投稿には、上記リストにあるような先行研究の、データ、知見が豊富に取り入れられています。いちいち指摘するのも忍びないので、ここではしません。
特に「吉村武彦」、吉村説を発展させたと自認している「斎藤忠」氏の上記著作からの明らかな引用や知見を同一とする、箇所が複数見られます。
その一方で、守谷氏が挙げている参考文献には、大野晋『日本語はいかにして成立したか』(中公文庫)1冊しかあげられていません。(「ほか」と書けば許されるものではない。) これは、人文学系の論考として許容の範囲を超えている、そこで、私、伊藤は守谷氏が釈明、引用リストの作成、引用個所の明記など、可及的速やかに、何らかの措置を講じることを強く要求します。「いや全部自分の頭で考えた」などという言い訳は通じないと思います。
この副島系掲示板への投稿は、「市場価値のない」文章だから「著作権」は発生しないと、この掲示板開設時に副島先生が言っておられました。私や守谷氏の投稿など、その程度だということは、自覚しています。しかし、そうであるからこそ、学問的な内容の論考については、執筆者が、自らを律し、自己の学問的良心にしたがって、投稿するべきです。僭越ながら、守谷氏をはじめとする当掲示板の投稿者各位には、そう期待します。ご意見、反論あればいつでも受けて立ちます。こればかりは譲りません。
以上伊藤睦月筆
追伸:当掲示板の管理人の方へ。伊藤睦月です。多分ないでしょうが、もし将来、守谷氏の論考について、関係者からなんらかのクレームが来た場合、あくまでも、守谷健二氏個人の所為であり、副島系掲示板には全く関係ないことを、私、伊藤睦月は、証言します。
伊藤睦月拝
そうしないと、上記論者たちから、「盗作」との指摘は、免ればいと私、伊藤は考えます。
【462】「勉強不足というのは、決めつけだ」「そうです。決めつけです。でもそれが何か?」
伊藤睦月です。今日は、10月28日月曜日6時42分、です。退院しました。術後養生中です。私の入退院の顛末、ここ半年余りの悲喜劇については、話がひと段落したら、「医療掲示板」にでも投稿させていただきます。
さて、総選挙後の物情騒然としたなかだが、能天気な私は、病を養い、自身の生活をなんとかしながら、好きな学問(歴史学など)や文章修行を追求していきます。(私は「顔淵タイプの」貧乏書生らしく、もうこれは死ぬまでなおりませんね。でも後悔はありません)
そこで、以前、この掲示板でも、取り上げましたが、私の言だけだと「素人のたわごと」だと思われてもナンですから、プロの研究者(歴史学)の言葉を紹介します。そうしますとまた、「権威主義者」とよばれそうですが、なんの肩書もない私の発言を揶揄している人間のほうが、よほどの「権威主義者」だと思う。
(引用開始)
(1)歴史学は決して大学の専有物というわけではなく、すべての人に開かれた学問である。歴史の関心を持っている人や勉強してしてみたいと思っている人にとっても、本書が「学問としての歴史」とはどのようなものかを知るための断行になればうれしい。
(2)歴史学というのは、すでに知られている史料をよみなおしていく中で、それまで気づかったことに気づいたり、見落とされていたことがはっけんされたりして、歴史を見る新しい視点や切り口が見いだされ、進歩していくものだ。
(3)(学術論文は)まず先行研究を無視したものは、論文とは言えない。自分の思いや夢を語るのではなく、自分が取り組もうとしているテーマについて、これまで他の人がどのような研究をしてきたかを踏まえ、それに何を新しく付け加えることができるかが問われる。
(4)だから、そもそも現時点における研究の到達点を把握していなければ話にならない。
(5)とにかく、学問というのは積み重ねのうえになりたっている。これまで多くの人が積み重ねてきた研究成果には敬意を払いつつ、それを批判し、修正することで、学問は前に進んでいくものである。
(引用終わり:村上紀夫(奈良大学文学部史学科教授)「歴史学で卒業論文を書くために」(創元社2019年))
伊藤睦月です。この本は、卒業論文がまともにかけない、教え子に業を煮やした村上センセイが、毎年4月の卒業論文ゼミの冒頭で紹介していた、メモがSNSや学会で評判になって、単行本になったそうだ。同趣旨で、少し気取っているが東大生向きに書かれたのが、上野千鶴子「情報生産者になる」(ちくま新書2018年)がある。宮台真司なら、こちらの方を勧めるだろう。特に(3)は、譲りません。「いや、卒業論文書いているわけじゃねーし、学問道場に思い入れ強すぎね」とかほざいている輩(やから)には、「大喝」をいれてやろう。
とにかく、「私の決めつけ」の基準は、上記に尽きている。だから、以上及び本全体を読んだうえで(200頁ほどの小冊子で、アマゾンで簡単に入手可能。多分大学図書館や村上のブログでも見れるのでは?)なお私の指摘を、「決めつけ」といわれるなら、さらに詳細に指摘する用意がありますので、どうぞこの掲示板上に投稿してください。その際、私の指摘と同等かそれ以上の質量を求めます。そうでなければ・・・。私は「長い、しつこい、めんどくさい」オジサン、です。
以上、伊藤睦月筆
【461】}
【460】【どらえもん2さん】財務省の裏金_ BRICS首脳の晩餐会でも日本の裏金が話題に。
https://x.com/matsudadoraemo1/status/1848861798700880230
本日、2024年10月23日午前8時(JST)の、音声ファイルの投稿です。
(数分後から実際の音声が始まります)
【どらえもん2さん】財務省の裏金④ BRICS首脳の晩餐会でも日本の裏金が話題に。
この裏金の存在が、
日本で周知とされる前に、これから「(日本を除く)世界の常識」になっていくでしょう。
かたせ2号拝
【459】どらえもん2さん情報【財務省の裏金】日本政府の隠し資産はスイスに800兆ユーロ。ただし口座の名義はCIA関係者。
かたせ2号です。
どらえもん2さんが、
衆議院議員選挙中の、いまのタイミングを狙って、以下の爆弾を投下してきました。
https://x.com/matsudadoraemo1/status/1847354384075948356
午前4:09 · 2024年10月19日
(引用開始)
(泉)房穂さん。やっと見つけたよ。
私(どらえもん2さん)が(西暦2000年代前半に結成した)国会Gメンで(石井)紘基さんと探していた”財務省の裏金”。
国の隠し資産は、スイスでユーロ建にして隠されていた。その現在高800兆ユーロ。
(運用益の率は)2%以上で回っているから、運用益を一般会計に毎年入れるだけで、消費税はゼロにできる。
CIAからそのカギを取り戻す交渉が必要。
(引用終わり)
かたせ2号です。
上記の内容に
https://x.com/matsudadoraemo1/status/1846868629561934007
午後7:59 · 2024年10月17日
で、どらえもん2さんが述べていた内容を追加すると、概ね、以下のようになります。
日本の貿易で輸出超過の年度は、「外国為替特別会計」は黒字になる。
→長年の輸出超過によって黒字が累積される
→この口座を(どらえもん2さんが)ついに発見した(発見していた)。
→ここに、米国債の金利(運用益、約2%)も振りこまれる。
→国の隠し資産は、スイスでユーロ建にして隠されていた。
→その現在高800兆ユーロ。これが「財務省の『裏金』」
→運用委託先は三井住友信託銀行。
→口座名は、CIAの担当者名、CIAが管理している。
→当然ながら運用益も含め、日本国は自由には使えない。
(補足)中国は日本に次ぐ、隠し資産大国、その額、700兆ユーロ。
かたせ2号です。
事実ほど、恐ろしいものはありません。
どらえもん2さん、ありがとうございました。
自民党議員の「裏金」暴きに続いての、見事な、財務省「裏金」暴きでした。
そして、どらえもん2さんが、石井代議士のような横死をせず、無事にこの情報を日本国民に開示できたことに
時代の変化を感じます。
日本はおそらく、良い方向に進みつつあるのでしょう。
以上