ふじむら掲示板

副島系掲示板の”補集合”としての役割
かたせ2号 投稿日:2024/04/27 12:18

【446】どらえもんさん2がリポストした新情報

かたせ2号です。

ワタシが以前から注目している「どらえもん2」というXのアカウントがあって、
以下のポストをリポストしているのを発見して嬉しくなりました。
見ている人はきちんと見ているねえ、と感心します。

https://twitter.com/newssharing1/status/1783738960067633214
(3:04 PM · Apr 26, 2024(JST))

(引用開始)
毛沢東の背後にユダヤ人。証券会社ゴールドマン・サックスの創設者の娘は中国人を支援していた。中国共産党に唯一入党したアメリカ人、シドニー・リッテンバーグもユダヤ人。毛沢東と周恩来のアドバイザーになり、毛沢東より高い給与だった。
 𝕏「中国の共産主義もロスチャイルド一族のカール・マルクスだし、中国建国の裏にはアメリカも絡んでいる。ユダヤの主な代理人はイスラエル・エプスタイン、ソロモン・アドラー、フランク・コー」
(引用終わり)

かたせ2号です。
副島隆彦先生が日本で最初に主張した「共産中国はアメリカがつくった」という言説はやはり、
正しい。

要は、日本という国にとっては「アメリカが日本を敵視しているか、中国が日本を敵視しているか」ではなくて
「アメリカも中国もぐるになって、日本を敵視してきて、その現状を維持しているのが、『旧・大日本帝國』の領内に走る北緯38度の南北朝鮮の軍事境界線であり、北朝鮮ではないのか?」
旧ナチス帝国の領内を走っていた冷戦体制時の軍事境界線(東ドイツと西ドイツの国境線)は東西ドイツの統一によって消えました。ユーラシアの東側の方はまだ消えていません。東アジアでは、現在もなお、冷戦が継続中です。

これはワタシの現時点での「仮説」です。
以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/25 08:52

【445】記録 2019年7月 安倍晋三首相「仮想通貨は暗号資産と呼ぶ」 国会答弁で明言

https://jp.cointelegraph.com/news/abe-call-crypto-currency-as-crypto-asset-in-diet-debating

かたせ2号です。
ワタシが気になる記事を引用しておきます。

要は、誰だよ?
仮想通貨の通貨イメージを消し去る発言を、安倍晋三にさせて、かつ、勉強嫌いの安倍晋三に、ブロックチェーン技術を勉強させたのは? という話です。
この名称変更(仮想通貨→暗号資産)が安倍晋三首相在任中の最大の悪行だと考えます。まだ、なんとはなくの判断ではありますが。
みなさん、どこに落とし穴があるのか、まだわかりません。
「世界から脱税が根絶できたときに初めて『美しい国』ができあがる」(いちばん嫌なことを書いてやる。)      

(引用開始)
安倍首相「仮想通貨は暗号資産と呼ぶ」 国会答弁で明言 | ブロックチェーン技術は「勉強している」
2019年02月07日 / 20:00

安倍晋三首相は2019年2月7日の参院予算委員会で、仮想通貨を「暗号資産」と呼んでいく方針を示した。昨年、2018年12月に公表された金融庁の仮想通貨研究会の報告書の中では、仮想通貨の呼称を暗号資産に変更することが提案されていたが、今回安倍首相が暗号資産への呼称変更を明確に示した形だ。

2019年2月7日に行われた参議院予算委員会での藤巻健史議員への答弁の中で、安倍首相は「仮想通貨については国際的な動向を踏まえ、今後は暗号資産と呼びたいと思う」と語った。

G20などの国際会議で「暗号資産」との呼称が使われるようになっている。昨年2018年11月の金融庁の「仮想通貨交換業等に関する研究会」の場で仮想通貨の呼称を暗号資産に変更することが議論され、2018年12月に公表した報告書でも呼称変更する考えが示された。

その後、菅義偉官房長官が記者会見の中で、呼称変更について「研究会の議論を踏まえ、適切に対応する」と発言。「『通貨』という呼び方が誤解を生みやすいとの指摘もある」とコメントしていた。

ブロックチェーン技術は「しっかり注目」

安倍首相は、ブロックチェーン技術については「暗号資産のような金融分野だけでなく、多様なITビジネスの展開を可能にし、様々な分野で利便性・安全性の向上で大きな可能性を秘めている」と指摘し、「しっかりと注目していかなればならないと思っている」と語った。

答弁の中では、政府の規制サンドボックス制度で進めているデジタルガレージ子会社による実証実験にも触れ、「暗号資産の流動性を高める世界初のビジネスモデルに挑戦するなど、この分野では世界で十分に戦えるベンチャー企業が我が国に存在する」と述べた。この実証実験は。ブロックチェーン企業のブロックストリームの技術を使い、仮想通貨と円建てトークンの同時決済サービスを試みるものだ。

最後に安倍首相は自身もブロックチェーン技術について勉強していると語った。

「(ブロックチェーン技術については)しっかりと注目していかなければならないと思っている。(藤巻議員が)以前もブロックチェーンについて指摘していたので、私もいろいろと勉強させてもらった」
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/17 10:56

【444】題名 河北新報(かほくしんぽう)って何なのだ? 「安倍元首相 撃たれ死亡」のナゾ

かたせ2号です。

河北新報(かほくしんぽう)という、宮城県仙台市に本社を構える地方新聞社がある。
たまたま、約1週間前に見つけたのだが、Xの中に「河北新報写真映像部」という名のアカウントがあった。

「河北新報社の取材部門・写真映像部の公式アカウントです。現場に出向いた部員が独自の視点で写真やこぼれ話をつぶやきます。河北新報の公式見解ではありません。」
と自己紹介してある。
ほんとに公式アカウントなのか? あやしい。
一応細かく調べてみた。

投稿されている画像を検索すると、投稿内容は、ほぼ99%、地元の宮城県のスポーツに関する写真で構成されている。どうやら、本当に、河北新報の公式アカウントであるようだ。
たとえば、2024年3月2日の仙台市内の花火大会は、その日のうちに画像をアップしている。

「河北新報写真映像部」のアカウントは、明らかに速報性を重視した発信をしている。
実際、河北新報のサイトでの記事発信が以下の通り、「翌日の」AM5時になっているからだ。
記事名「震災13年を前に鎮魂の花火100発 仙台・六郷でイベント、太鼓披露やクイズ大会も」
2024年3月3日 AM5:00
【引用開始】
東日本大震災で津波被害を受け、2017年に閉校した仙台市若林区の旧東六郷小近くで2024年3月2日、震災の犠牲者を悼む「鎮魂の花火」が打ち上がった。震災前の住民ら約300人が集まり、古里の風景や故人に思いを巡らせた。
六郷東部の住民らでつくる「わたしのふるさとプロジェクト」が主催し、今年で9回目。
【引用終わり】

かたせ2号です。
ところで、ワタシがこのアカウントを注目したのは、以下のポストを発信しているのを発見したからだ。
https://twitter.com/kahokuphoto/status/1546728512476033024

2022年7月9日だ。
【引用開始】
安倍晋三_元首相が銃撃され死亡した事件を報じた大手5紙が、全く同じ見出しと話題になっています(左側5紙)。
河北新報を含むブロック紙も同じ(中央4紙)。
東北県紙もほぼ同じ見出しです(右側7紙)。
【引用終わり】

かたせ2号です。
事実をまとめると以下のようになる。ご存分に「思考停止」ください。。

(1) 2022年7月8日
・安倍晋三_元首相が銃撃され死亡した事件が発生。

(2) 2022年7月9日
・(1)の事件を報じた大手5紙および地方紙全てが、全く同じ見出しとなった。(かたせ2号調べ)

(3)2022年7月12日 午後2時29分
・(2)とほぼ同じ事実を、その一角を占める河北新報の公式アカウントがXで報じた。
・上のポストには以下にリプライがついていた。
【引用開始】
一見して多くを報じるすぐれた発信記事に感謝します。ならばこそですが、全国規模での報道協定無しにこのようなことが起こるとは考えられません。貴紙を含めた報道各社(当方の地元紙も同じでした)が、誰からのどういった趣旨の要請を受け、これを受け入れたのか?ここを是非詳らかにしてください。
【引用終わり】
・このリプライへの回答はない。

かたせ2号です。
異様な事態ではある。
まず、安倍晋三の事件を報じる新聞各紙の翌日(2022年7月9日)一面見出しが、全く同一であることをその後のマスコミ各社は一切触れようとしないからだ。とんでもないことであるにもかかわらず。
さらに、数日後の2022年7月12日、当の新聞社の一つである河北新報のXアカウントで、上の事態の異様さへの指摘がなされた。
かつ、さらに新しい情報として、数時間後(午後4時21分)、以下のようなXが投稿されている。写真に注目。

https://twitter.com/kahokuphoto/status/1546756542506356736

かたせ2号 投稿日:2024/04/07 15:47

【443】ヨーロッパ中で人気のある、ドイツのロックバンド「Rammstein(ラムシュタイン)」を紹介し、その政治的メッセージを読み解く。

かたせ2号です。

<表題のロックバンドを紹介する目的>
1. ヨーロッパ中で人気を長年保ちながら、これだけ明確に政治的メッセージを発信できているのは「立派」の一言だと、判断するから。
2. ワタシがRammsteinの楽曲の大ファンなので、日本のみなさまへのその良さを伝えたいから。

<紹介の方法>
まず、「Rammstein(ラムシュタイン)」の「概要」を説明し、数曲のMV(ミュージックビデオ)をご紹介しながら、その政治的メッセージを読み解きます。

<Rammstein(ラムシュタイン)の概要>
・ドイツのロック・バンド。6名で構成。全員が旧・東ドイツ出身。
・コンサートでは、大量の火薬や火炎放射器を使った過激な演出でも知られている。
・「ヒトラーが用いた」ドイツ語で歌う。ゴツゴツした感じがでて、聞き慣れた英語のロックとは異なる印象。

<曲の紹介と解説(1)>
「AMERIKA」(4分18秒)
https://www.youtube.com/watch?v=Rr8ljRgcJNM

・副島隆彦先生「人類の月面着陸は無かったろう論」の同調者であることが、youtubeに登録されたこ曲のMV(ミュージックビデオ)をみればわかります。
・6~7年前に、ワタシはこのMVで、彼らを「発見」しました。発見したときワタシは、戦後の日本よりも戦後のドイツの方が骨があるなあ、と痛感しました。

<曲の紹介と解説(2)>
前説すると、バンクシーのこの絵を見てピンとくる人になら、その真意がわかる、曲とMVです。

「ENGEL」(4分25秒)
https://www.youtube.com/watch?v=x2rQzv8OWEY

・「ENGEL」というドイツ語は、英語の「ANGEL」と同じ意味。
・ワタシが読み解くところの、彼らの政治的メッセージは、
「もし、いまの時代に『天使』が舞い降りたとしたら、スーツを着こなして、悪魔崇拝の儀式の会場に乗り込んでそこら中を焼き払って、『パンダ』にさせられた小児たちを救いだすだろう」
ということ。
・そういえば日本一のフォロワー数を誇る有吉弘行のところのXも、西暦2022年の夏終わりからパンダですね。

<曲の紹介と解説(3)>
「Dicke Titten」(5分46分)
https://www.youtube.com/watch?v=thJgU9jkdU4

・日本語訳すると、「巨乳」「でっかい おっぱい」あるいは「偉大な乳(ちち)」。
・彼女がでっかいおっぱいだったらそれだけで良いんだ、巨乳、と歌い終わる曲です。最初から最後まで巨乳の女性がたくさん出演する動画です。
・ワタシが読み解くところの、この動画の真の意図は、
「性欲を否定したところに思想の高みがあるみたいな傲慢な考え方への嘲笑」です。
なぜなら、このMVのエンドロールのところで、女性から巨乳を見せつけられた神父が怖がって慌てて十字を切る場面が描かれています。

「人間が『スケベ』であることを否定したって何も生まれないよ。
生まれてくるのはせいぜい『小児性愛』だろ。
おっぱいから目を背けて十字を切るお前たちが祈る先の『神』とは、本当に正しい『神』なのか? バーカ」と。
「ENGEL」のMVも含めて考察すると、これが、彼ら(Rammstein)のいいたいことでしょう。

最後に。
副島隆彦先生の今日のぼやき「2121」 「ヨーロッパの王と大思想家たち本の後に続く問題(第3回・全3回)」(2024年3月25日)の箇所からごく一部を引用します。ほんとうに、この通りだと思います。

(引用開始)
だから、(アベラールの、)このキンタマを切り取られたという話がすばらしいんですよ。ここに全てがあって、こういう話ばっかり書かないと日本人に伝わらないんだ。男と女がセックスして死ぬほど愛し合うというのは大事なことだ。
(引用終わり)

以上です。

かたせ2号 投稿日:2024/04/06 12:56

【442】岡田英弘先生が紹介したコトバ「指桑罵槐(しそうばかい)」は、思っていたよりも適用範囲が広い。

かたせ2号です。

最近、いろいろと考えがまとまってきたので、書きますが、
表題の通り、岡田英弘(おかだひでひろ)先生が紹介したコトバ「指桑罵槐(しそうばかい)」は、適用範囲が広い。

指桑罵槐の一例を書きます。

1.
以下のような「仮説」をワタシは最近になって抱きました。

(仮説)
朝鮮戦争の歴史的経緯および現在に至るまでの北朝鮮の存在理由。
それは、「日本を軍事的に(=High Politicsのレベルにおいて)完全植民地化して封じ込めること。」
アメリカ・ロシア(旧ソ連)・中国による「権力者共同謀議」。
『全員悪人』。
こんな感じでしょうか?

ワタシのこの仮説によれば、この3国(アメリカ、旧ソ連、中国)がお互いにお互いを罵倒しながら、実は攻撃対象として日本に照準を合わせているところが「指桑罵槐」。
Low Politics(経済)での大勝利の果実がほぼ底をついた現在、High Politics(軍事・政治)で大敗北していた事実に、約70年ぶりに、日本国民も気づいてよいように思います。

2.
ウクライナ戦争の際に、2022年3月、ブチャの「ジェノサイド」騒動をきっかけにして、イギリス(リズ・トラス女史が筆頭)によってドイツが経済的につぶされそうになった。
以下の題名の、ふじむら掲示板での投稿で分析しているので、ご参考ください。
誰も表立っては、この戦争でドイツを敵国として攻撃対象としていないところが「指桑罵槐」。

題名:ブチャの事件の目的は、ドイツをロシア産天然ガスの年内輸入停止に追い込むことだった。
(投稿日 2022/04/30 06:51)
(サイト右側の「サイト全体を」検索に「ブチャの事件」をキーワードで検索いただくと、一番上でヒットしますので、ご参考ください。)

かたせ2号です。

最後に、岡田英弘先生の「指桑罵槐(しそうばかい)」の説明を引用します。
(あくまでワタシの理解に過ぎませんが)岡田先生は以下で、
中国人は、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の政権運営をして最後に殺された安倍晋三と変わらない、
との主張をなさっています。

2002年7月号 Voice
日中は理解しえない間柄 岡田英弘

(抜粋開始)
岡田 簡単にはわからないと思いますから説明しますが、中国人の世界では中国人と外国人という対立は存在しないんです。中国人は自分だけ。
――自分たちだけが、この世界に存在しているということですか。
岡田 自分たちではなく、自分だけです。それぞれの人間が、自分だけのために生きているんです。しかも、中国人はそういう生き方をするのが、人間の普通の生き方だと思っている。そのことがわからないと、中国人の行動がさっぱり理解できないことになります。
――しかし、日本人がこれほど中国に興味をもってきたのですから、日本人は中国をかなり理解しているのではありませんか。
岡田 残念ながらそうではないのです。中国は昔から日本の先生だった、多くの文化を取り入れてきたと、日本人は思い込んでいますね。だから、日本人は中国のことを知っていると。しかし、日本人が「知っている」と思っている中国とは何ですか。大概の日本人は、漢文に書かれていることが中国だと思っています。たとえば、杜甫の漢詩だとか『論語』の言葉だとか。でも、いまの中国人は漢詩を見ても何のことかさっぱりわからないし、『論語』などまったく読んでいません。
そもそも、日本人は中国人は漢民族だと思っているのですが、漢民族は二世紀ごろに滅んでしまっています。日本人は漢文を読んで、中国には信義に厚い、礼を重んじる人たちがいると信じ込んでいるので、現在の中国人と付き合ってみると愕然とするんです。
――そこにいるのは、「自分だけ」の原理で行動する人たちということですか。
岡田 中国人は日本人と接する場合でも「一対一」なんです。自分は中国に属して、中国人として外国人に接しているのではない。こうした世界観から出てくる行動に「指桑罵槐」があります。「桑の木を指さして、槐の木を罵倒する」という意味です。たとえば、中国は日本の教科書を激しく批判したり、尖閣列島問題で日本を非難しますが、じつは批判や非難の相手は日本ではなくて、中国国内の政治的ライバルであることが多い。
中国人は、どんなときも自分が絶対的な多数派であると信じることができないんです。そこでつねに正面からの対立を嫌うし、つねに言い逃れができるようにしておくのです。熾烈を極めた中国共産党内の権力抗争でも、相手を最後までは追い詰めない。相手が誤りを認めたと公言するまでは絶対に殺したりしない。この点、ソ連の粛清とは異なりますね。
――そうした行動パターンは、共産主義のせいではないのですか。
岡田 これもよく誤解する人がいるのですが、共産主義が現在の中国人の行動を生み出したわけではないのです。たとえば、現在の中国の産業制度ですが、これはきわめて中国的なものです。歴代の中国は総合商社のようなもので、皇帝というのは最大の資本家だった。特産品や高度の技術を要する製品の工場は、皇帝が直営するんです。外国貿易を行なう商人たちにも、皇帝は資本を貸し付けて利息を取るわけです。
これは、いまの中国経済の仕組みと同じです。皇帝の代わりに中国共産党があるだけで、要するに中国共産党の制度は、かつての皇帝制度そのままなんですね。現在の中国の国営企業をみれば、非常によくわかるでしょう。
――しかし、中国もWTOに入ったからには、そのような仕組みではやっていけなくなるでしょう。
岡田 そうではないんです。中国人は中国という国家が継続して繁栄するなどとは信じていない。継続させなくてはならないという発想がないんですね。あるのは自分が権力を握っているときに、どれだけ自分の蓄えを多くするかということです。企業を経営する人も、せいぜい二、三年もってくれればいいと本心では思っている。その間に投資したお金を増やして回収すればいいわけです。
だから、日本のビジネスマンは、中国という国を背景にしたビジネスマンと付き合うのだと思わないほうがいい。あくまで中国人とは「一対一」なのです。
(抜粋終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/05 23:07

【441】日本への外国軍の占領が永久になる条件を整えた歴史を考える上で参考になる本を紹介する。

かたせ2号です。
以下の本をみなさまにオススメします。

 

「共産中国はアメリカがつくった-G・マーシャルの背信外交」

ジョゼフ・マッカーシー (著), 副島 隆彦 (監訳・監修), 本原 俊裕 (訳)

https://www.amazon.co.jp/dp/4880861928

 

(本の紹介からの抜粋)

共産主義と資本主義の対立、米ソ冷戦などというものは嘘っぱちだ!

第二次世界大戦が終わった後の世界秩序を、自分たちの思うがままに不安定にして、戦乱の火種を残そうとした勢力がいる。世界を自由主義と共産主義に分割し、意図的に両陣営を対立、拮抗させることで利益を得る者たちがいる。それが「新世界秩序」の設計図を引いた者たちであり、彼らに抜擢され操られ上手に使われた政治家が、ジョージ・マーシャル国務長官その人である。

(本の紹介からの抜粋終わり)

 

かたせ2号です。
まずは、この本から行かないと話が始まらない。
この著作の日本語訳出版にこぎつけた副島隆彦先生に敬礼する。

(本書を手にした方へ監修・解説者 副島隆彦、から抜粋を開始)

1950年代、当時の世界情勢の新しい構図を、「これは巨大な陰謀である」と極めて早い時期から気づいていたのが、本書の著者、ジョゼフ・マッカーシーとその仲間たちである。

彼らは決して、「反共運動の闘士たち」などという単純な頭をした人々ではなかった。彼らこそが、アメリカの歴代大統領や、ソビエト・ロシアの頭目である凶暴なスターリン、そして中国の赤い星で、民族解放の英雄であると同時に残酷な独裁者であった毛沢東までをも手なずけ、背後から操って動かすアメリカの軍産複合体、すなわちロックフェラー財閥の世界支配と管理の新たなる次元と新展開を、すでに半世紀前の当時から大きく見抜いていたのである。

本書はそれらの歴史の諸事実を検証すべく、ジョゼフ・マッカーシーが今の私たちに書き残してくれた貴重な遺産である。

だから、ジョゼフ・マッカーシーをただ単に、アメリカで吹き荒れたソビエト恐怖症の「赤狩り」の嵐を生んだ、反共右翼の親玉扱いすれば済むものでない。半世紀後の今の私たちだからこそ冷静に分かるのでる。

ジョゼフ・マッカーシーは、半世紀後に亡霊となって私たちの日本に現れて、「日本人よ、気をつけろ。アメリカ国民と同じように、お前たちもまた騙されるぞ」と、囁いてくれているのである。

(本書を手にした方へ監修・解説者 副島隆彦、から抜粋終わり)

 

かたせ2号です。
アマゾンサイトでのレビューを一部、以下に抜粋する。マッカーシーの主張がコンパクトにまとめられている。

(レビューの抜粋開始)
マーシャル・プランは米国が推進した戦後欧州の復興援助計画だ。G・マーシャルは時の国務長官。後にノーベル平和賞を受けた英雄を攻撃したのが、マッカーシズム(アカ狩り)の元祖マッカーシー上院議員。大戦後、米は東欧や中国を共産主義の手に渡さずに済んだ。それをむざむざ許したのはマーシャルの背信外交のせいだ、と。本著にその内容が綴られている。
 一九四三年の欧州戦線。米軍が伊に進攻し、バルカン半島から東欧に進軍する絶好の機会が来る。チャーチルも希望した。だが十二月のテヘラン会談で、当時の陸軍参謀総長マーシャルはスターリンと共に反対。戦勝後を予見する能力のないF・ローズベルトが二人に味方し、米は有利な伊戦線を放棄。以降、米は露偏重政策をとる。戦後欧州はスターリンが思い描いた世界になる。
 一九四五年二月のヤルタ会談で、ローズベルトは極東における露の要求の大半、特に満洲における特権を認めた。それはマーシャルが当時敗北を覚悟した日本が和平を探ってきた事実を隠し、露の支援なくして対日戦勝利はないと助言したからだ。識者によると、原爆投下は日本の降服をたった一日早めたに過ぎない。それでもマーシャルは日本本土侵攻を熱望した。
 戦後中国の内戦から米国がいかに撤退し、露の支える中国共産党の勝利を間接的に促したか。マーシャルはウェデマイヤー将軍による状況分析の報告書や進言を黙殺し、一九四八年の議会をやっと通った対中軍事支援すら妨害した。さらに朝鮮を分断したのも、朝鮮戦争が無意味な大量殺人となったのもマーシャルに原因があるという。
(レビューの抜粋終わり)

かたせ2号です。
すばらしい本です。

毛沢東の共産中国が中国で成立するように仕向けたのは、実はアメリカだという主張に、ワタシも与(くみ)します。
そして、この本での知識を前提にしての、ワタシのその後の東アジア史の流れの解釈を、以下に記載します。ご参考ください。

  • 1949年 7月5日 下山事件

 (かたせ2号コメント:戦争勃発時の日本鉄道網の供用に断固拒否した『障害』を除去。)

  • 1949年10月1日 中華人民共和国 成立を宣言
  • 1950年6月25日  朝鮮戦争勃発
  • 1950年6月27日 国連安保理が、国際連合安全保障理事会決議83にて韓国(南朝鮮)政府軍事援助を認める
  • 1950年7月  7日、国際連合安全保障理事会決議84において、北朝鮮に対抗するために、アメリカが指揮を執る多国籍軍の編成を要請。

(かたせ2号コメント:1950年1月以降、ソ連は、中国の国連における代表権が中華人民共和国ではなく中華民国に割り当てられていることに抗議して、国連の全ての会合をボイコットしていたため、この安保理の会合にも出席しておらず、ソ連の拒否権は行使されなかった。朝鮮戦争を北朝鮮に仕掛けさせたソ連が、あらかじめ、このような隙をつくっているのはやはり、おかしい。)

・韓国軍が総崩れの中で北朝鮮軍は突然南進を停止し、3日間の軍事的な活動の空白の時間を生んだ。結果的に、韓国軍は勢力を巻き返すための貴重な時間稼ぎをする事ができた。

(その後、いろいろあって)

・1953年7月27日 北緯38度線近辺の板門店で北朝鮮、中国軍両軍と国連軍の間で休戦協定が結ばれる

(かたせ2号コメント:
みなさん、
これだけの大戦争が起きていて、戦争勃発前と休戦協定締結後の軍事境界線がほぼぴったり同じって、こんなに「人を馬鹿にした話」があるでしょうか?
そんなことは、普通ならば絶対に起こり得ない。でも、実際に起こった。
なぜでしょうか?
アメリカも中国もソ連に、最初から国境線を動かすつもりはないという「動機」が存在したのだと推察します。
そして、知らぬはマッカーサーばかりなり。彼は本当に「蚊帳の外」でした。
朝鮮戦争の後半で核兵器の投入を主張した彼は「『軍事境界線を変更させない』という当初からのシナリオ遂行を妨害する人物」として、アメリカ大統領直々に解任されました。
そして後に残されたのは
「Low Politics(経済)」で大勝利し国民が大喜びする一方で、
「High Politics(軍事・政治)」で大敗北を喫した日本のみ。
以上がワタシ、かたせ2号の理解です。)

以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/04 06:31

【440】テレビドラマ「水戸黄門」と松下幸之助のお話

かたせ2号です。

松下幸之助について長年関心を寄せていたワタシは、テレビドラマ「水戸黄門」は約40年にわたって、そのスポンサーは松下電器産業(現パナソニック)による1社提供だったとは知っていた。

しかし、数ヶ月前、その事実の背景について初めて知ったので、以下に紹介しておく。なお、以下の話は、パナソニック傘下のPHPでも、幸之助の負の側面を活写する岩瀬達哉も全く触れいない。

結論からいうと、松下幸之助は、京セラの稲盛和夫と同じく、創業に当たって、その才能を見込んでくれた「パトロン」からの出資を受けていたということ。
へえ、そうだったのか。

では、以下に情報を引用します。

https://jp.linkedin.com/pulse/水戸黄門を有名にした松下幸之助-康雄-田中-eh2lc

(一部抜粋開始)
題名:水戸黄門を有名にした松下幸之助
公開日: 2024年2月28日
繁盛タイムス編集長・思案橋わたること、田中康雄です。

今日は天下の副将軍・水戸光圀公と、松下幸之助翁の不思議なご縁のお話を。
「じ~んせい楽ありゃ、苦~もあ~る~さ~」  
誰もが一度は聞いたことがある、テレビドラマ「水戸黄門」のテーマ曲
あの曲のタイトル知ってます? 歌詞をよく聞くと、結構いい歌なんですよね。
タイトルは「あゝ人生に涙あり」(「あゝ」は、「ああ」と読んでくださいね。)
テレビドラマ「水戸黄門」は1969年8月から放送開始。
2011年12月の最終回まで42年も続いたレギュラー時代劇番組。そのスポンサーは松下電器産業(現パナソニック)の1社提供でした。1社提供で42年間って… 凄くないですか?
実は…  それには、深い深~い、理由があったんです。
それも、300年の時空を超えた壮大な人間ドラマのお話です。
水戸黄門こと、徳川光圀公は寛永5年(1628年)に生まれますが…
本当は生まれていなかったかもしれない… というお話から。
徳川家康の11番目の息子で水戸徳川家の始祖・徳川頼房公
実は生涯一度も正室を持たなかったそうです。
でも、側室は9人もいたとか。まあ、誤解を恐れずにわかりやすく言うと…
結婚していないけど彼女9人と暮らしていた。
と言えばイメージしやすいと思います。(不適切にもほどがありますが…)
そのうち、「久子さん」が身ごもってしまいます。
しかも久子さんは… 正式の側室ではありませんでした。
当然といえば当然ですが、側室の女性の一人が憤慨して悔しいから堕ろして!と、頼房は責められます。

そして光圀の父・頼房はそれを聞き入れてしまったらしいのです。(この話には諸説あり、堕胎命令が出た本当の理由は不明だそうです)
しかし、それを不憫に思った家臣の三木之次夫妻が、密かに久子さんを三木家に連れ出し光圀を出産させます。三木夫妻のもとで光圀はすくすくと育ちました。
主君の命令に逆らったら命はない時代です。
三木夫妻は命がけで後の天下の副将軍をこの世に誕生させたのです。
その後、黄門様がどれだけ活躍したかは、ぜひググって調べてくださいませ。

そして時代は一氣に近づいて、大正時代になります。
三木之次の子孫・三木啓次郎は水戸藩士の霊を慰めるために大阪四天王寺を訪れていた時、寺の前では偶然、若き松下幸之助が二股ソケットを売っていました。幸之助は二股ソケットを発明したものの大量生産するための資金がありません。世に出したい一心で、どんなところにも出かけて必死に売っていました。
三木啓次郎は決して裕福ではありませんでした。しかし二股ソケットを見て…

素晴らしい!絶対に売れる!と、確信します。
お金がない啓次郎は自分の田畑を担保にして、幸之助に多額の出資をしました。
その資金を元に大量生産した二股ソケットは大ヒット。事業は急成長します。
その恩をずっと忘れなかった幸之助は、水戸黄門をテレビドラマ化して私の目が黒いうちは1社スポンサーで放送すると宣言したようです。

さらに勧善懲悪の物語なので、どんな悪党でも殺さず捕まえるという脚本にこだわったとも言われています。
1969年から2011年まで実に42年間、1社スポンサーで放送するという偉業はこういう深い、深い時空を超えた縁と、恩返しの理由があってなされたのです。

※こまかい話は三木啓次郎は水戸から大阪に出てきて工場を経営していたとか、啓次郎が「儲かった金で水戸光圀公を広く知らしめてほしい」と言ったとか諸説あるようですが、大枠の事実は間違いないと思われますので、寺の門前で売っていたという説に従って書かせていただきました。
(一部抜粋終わり)

かたせ2号です。
ちなみに松下幸之助に関しては「道」が一つの、幸之助理解のためのキーワードとなります。ですので、
「水戸黄門のオープニングの曲の歌詞と著書『道を開く』の『道』がつながっている」という話を、また別途するようにいたします。

以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/03 07:43

【439】仮説の提示 「通貨(もしくは金融資産)(のみ)は限界効用が『逓減しない』」

いわゆるミクロ経済学の最初の段階で「効用曲線」というものを習う。

そこで必ず「限界効用逓減の法則」というのを習うが、あの法則が通じない「財」があるのではないのか?
すなわち「通貨(もしくは金融資産)」。
おそらく「通貨(もしくは金融資産)(のみ)は限界効用が『逓減しない』」という前提の方が、実態に合っているはず。
そして、この前提を組み込んで、ミクロ経済学を再構成したら、それはそのままマルクス経済学の思想とほぼイコールになるのではなかろうか?

このような企てをした経済学者をワタシは知らない。「世界の真相」がばれないように、経済学の世界で、阿吽の呼吸での「忖度」が働いているのであろう。

いわゆる「ロス茶」が世界の裏側に隠れていられたのは、「通貨(もしくは金融資産)(のみ)は限界効用が『逓減しない』」という事実が経済学での前提とされなかったから。

以上、仮説の提示でした。

かたせ2号 投稿日:2024/04/03 06:37

【438】根拠資料 高山右近が開城に応じなければ、彼の面前で司祭らをことごとく十字架にかけるであろう(BY信長)

単なる深読みですが、それまでの強行路線を変えて、石山本願寺との和解を信長が進めたのも、イエズス会による指示かもしれないです。信長には最期まで知らされないまま、本願寺に代わって信長が、イエズス会の敵認定されたのかもしれない。いまではあまり注目されない荒木村重の謀反が原因で、戦国史が大きく流れを変えた可能性があります。

https://julius-caesar1958.amebaownd.com/posts/18032696/

(抜粋)

その村重が1578年、突如信長に叛いて本願寺側に寝返る。村重の与力(寄騎。室町時代以降,大名や有力武士に従属する下級武士をさした)だった高山右近も高槻城に拠って信長に抗した。高槻は堅固な城でおとすのが難しい。そこで信長は、イタリア人のイエズス会宣教師オルガンティーノ(ルイス・フロイスと共に京都での困難な宣教活動に従事。1577年から30年にわたって京都地区の布教責任者をつとめた。持ち前の明るさと魅力的な人柄で日本人に大変人気があった。)に右近の説得を命じる。だが、右近は応じない(右近の妹と息子が村重に人質にされていた)。信長は都の全宣教師を集めて、右近が開城に応じなければ、彼の面前で司祭らをことごとく十字架にかけるであろうと右近に伝えよと命じる。

(以下、データ)

「大航海時代の日本」8 織田信長VSイエズス会(2)

 信長がイエズス会を利用したのは軍事物資調達面だけではない。宣教師の信徒への影響力も天下統一事業の過程で活用する。代表例は1579年の「高槻開城事件」。どんな事件か?

戦国時代、仏教勢力の中心となったのは、大坂の石山本願寺。信長の最大の敵となり、10年に及ぶ死闘(1570年~1580年)を繰り広げた。石山本願寺は、各地の大名と連携し、信長包囲網を形成。その勢力は 信長軍を、はるかにしのいでいた。石山本願寺があったのは摂津国。そして信長のもとで大出世を遂げ、1574年から摂津国という大領(37万石)を任せられていたのは荒木村重。その村重が1578年、突如信長に叛いて本願寺側に寝返る。村重の与力(寄騎。室町時代以降,大名や有力武士に従属する下級武士をさした)だった高山右近も高槻城に拠って信長に抗した。高槻は堅固な城でおとすのが難しい。そこで信長は、イタリア人のイエズス会宣教師オルガンティーノ(ルイス・フロイスと共に京都での困難な宣教活動に従事。1577年から30年にわたって京都地区の布教責任者をつとめた。持ち前の明るさと魅力的な人柄で日本人に大変人気があった。)に右近の説得を命じる。だが、右近は応じない(右近の妹と息子が村重に人質にされていた)。信長は都の全宣教師を集めて、右近が開城に応じなければ、彼の面前で司祭らをことごとく十字架にかけるであろうと右近に伝えよと命じる。城内では、開城と抗戦とで意見が割れ、収拾がつかない状況に陥る。さらに隠居した父が、「もし織田信長に寝返るなら切腹する」と言い出したことで、右近の悩みは、極限状態に達した。そして右近が出した答えは、人質とキリシタンの両方を救うため、「すべてを捨てる」ということ。どちらにも加担せずに領地も家族も捨て、単身で織田信長のもとへ投降。右近は、頭を丸め、紙衣(「かみこ」和紙で作った着物)のみを身に着けた姿で、織田信長のところへ現れた。この潔さに感じ入った織田信長は、人質の救出と領地の倍増を約束し、出家を止めるように、高山右近を説得。この手厚い申し出に対して断り切れなかった右近は、結局武将として、織田信長に仕えることになったのである。

 この「高槻開城事件」が起こったのは1579年。翌1580年3月、顕如(浄土真宗本願寺第11世宗主)は勅命によって信長と和睦し石山本願寺を退出。石山本願寺は信長に引き渡された。そしてこの年、完成した安土城が一般に公開された。その威容に接したオルガンティーノは、安土城化の山腹にひろがる武家屋敷の一角に修道院を建てたいと思う。それが叶うなら、イエズス会の威信がいっそう高まることになるし、武将間に教えを広めるにも好都合である。信長は即座にオルガンティーノのねがいを許す。

 こうして「安土において最も美しく気品のある邸のひとつ」(フロイス)が完成した。三階建てで、一階は客を宿泊させる座敷で、茶室がついている。二階は広間と寝室、三階は神学校(セミナリヨ)にあてられる。街中でも特に目立つ高い建物だった。神学校を設けたのも、茶室を備えたのもヴァリニャーノの指示。茶室を設けたのは、ヴァリニャーノが日本人の社交手段として茶会が重要なのを悟ったからである。

 信長は工事の途中を見分し、地所が狭いといって、周辺の家屋を取り除かせるほど気を入れていた。修道院が完成すると、よく出来たとほめて、オルガンティーノに200クルザード(イエズス会士一人の年間生計費がおよそ20クルザード)を贈った。信長は相変わらずバテレンたちに好意的で、彼らの説くところに耳を傾けては「仏僧たちの言うことは皆偽りで、来世に関してはバテレンたちの言うことだけが真実と思われる」などと御愛想を言ったとされる。

 しかし司祭たちは、信長が内心ではデウスと霊魂の存在に疑問を抱いているのを知っていた。彼は仏僧と同じく宣教師も、心では信じていないことを、世道人心を導くために、さも信じたふりをして説いているのではないかと疑っていたのだ。そして天下統一事業の進展とともに信長は本性をあらわす。フロイスは記す。

「自らに優る宇宙の主なる造物主は存在しないと述べ、彼の家臣らが明言していたように、彼自身が地上で礼拝されることを望み、彼、すなわち信長以外に礼拝に値する者は誰もいないと言うに至った。」

かたせ2号 投稿日:2024/04/02 19:24

【437】仮説の提示

以下のような仮説を考えています。データの提示ができておらず恐縮ですが、ご参考ください。

・世界の悪の中心は副島隆彦先生の見立て通り、バチカン。
 そして、バチカンの悪の巣窟の奥の奥に鎮座しているのは「プラトン」ではないのか?
 バチカン宮殿「署名の間」に掲げられた世界的に有名な絵画「アテネの学堂」が真実を物語る。

・世界の本当の姿がどうなのかは不明だが、人間の考察とは「矛盾律(Aであって同時にAではないという状態を認めない)」が前提で前に進む。
裏を返せば「矛盾律」を否定する思想は、人間を最終的に混乱と破壊に導く。

(例1)以下はみんな「アウト」。
「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」
「いわゆる『空』の仏教思想」
  (「色即是空」の(玄奘)三蔵法師の周りを妖怪が固めているのも、案外と真実かも(西遊記))
「『矛盾律』を手放した先の意識の深層にこそ、真実が見つかるという風な類の神秘主義」
「絶対矛盾的自己同一」(これでは単に妖怪「ゲゲゲの幾多郎」である)

(例2)
人間の思考・人格を破壊するダブルバインド理論<洗脳理論>のエッセンスは、以下の「3つを同時に」命令すること。
(1)Aをせよ(2)Aをするな(3)ここから逃げるな
(職場の困った上司や毒親などは、知らず知らずに、普通にこれを実践している。ごくありふれた現象。)

以上