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浅川 雅彦 投稿日:2024/05/22 22:25

【3126】私の「副島学問」

会員番号6205の浅川雅彦といいます。

初めてこの掲示板に投稿させていただいてます。

 

私は、本は大切にするものとの昔流の教育で育ち、これまでに大きな整理処分は一度行ったきりでした。昨年になり、再び本の置き場もそろそろ限界にきている感じとなったので、結構大量に処分しました。古本屋への引き取り依頼を段ボール数箱、依頼自体も面倒なものは市の焼却場へ軽トラック平積みで満載の量でした。

古本屋に出したものは比較的自分が好んでいたものが主体で、ただ廃棄処分するのも勿体ない気がして次に誰かに読んでもらえればと思うものでした。その整理は結構時間が掛かるものでした。何故ならばそれは一つ一つに別れを告げるかの如くの不思議な感覚で、表紙の確認とか読まないまでもページをパラパラしたりして、「ああ、こんなの読んでたんだ?」とかしてたからです。その中では同一著者名での本は副島先生の本だけがかなりありました。(かといって、全てを出したのではなく、現在も40~50冊ほどは残っています。) 先生の本をまとめ段ボールに入れながら、タイトルには見覚えはあっても内容は殆ど覚えていないもの、あるいは多少記憶があってもぼんやりしたイメージ程度の覚えでしかなかったものばかりでしたが、「ッたく、この自分は、読んだって結局忘れてるもんだな。それにしても、よくこれほどの量を出されていたものだが、書いたご本人は全て覚えているのだろうな、いやはや凄いことだなぁ」との想いが出てきました。

整理処分後、残してある分の副島本を分散された場所の書棚から一つの棚にまとめてざあ~っと表題をみましたら、記述テーマ領域の広さにあらためて驚いたのです。

先生の刊行された本はこれまでに優に200冊を超えると聞き及んでいます。私の読んだのは処分したものを加えても70数冊程度ですから、その量とテーマの広大さには畏れ入るばかりです。

更に、更にですよ、この学問道場のサイトへの寄稿はこれまでも数えきれないほどの膨大な量の著述となっています。(これもいつか数えて分類されるべき研究対象かと思います)

 

処分整理後暫く経ってからですが、部屋でコーヒー飲みながら一つの本棚にまとまって座っているその本を何気にというかぼ~っと眺めていたときです。 ふいに、これまで先生の著書や寄稿で論述されている領域の広さ・内容の深さについては、とても常人一人の言論人・学者ではなし得ないレベルであること、そしてその業績はもっとこの国の人たちに知らしめられ評価されなければならないものだとの思いが強く出てきました。

 

いずれ、先生の思想・著述を充分に理解されているSNSI研究所や学問道場の方々などが、内容領域を詳細に分類し、それぞれに於ける深堀究明の仕方の他の学者論文などとの比較も行い、更に多岐に渡る領域内容の横の関連性も整理言及されて、先生の学問領域の体系化がなされると考えています。

 

そんなことを考えながら副島先生に一度でも感謝を述べておきたいなとも思っていた時に、ある方から道場の掲示板に投稿してみたらと勧められました。この掲示板には先生はじめ専門研究者の方々の発表が圧倒的に多く、読むだけ会員であり、もう随分長い間文を書くこともしていないド素人の私ですから、この場違いなところに投稿することには躊躇しました。しかし、勧めていただいた方からもゆっくり自由に気が向いたら書けばよいとのアドバイスもいただいたので、もう一度自分なりに考えてみました。

自分には先生の論考の内容もきちんと理解さえできていないので、他の方のように専門的なアプローチでの投稿はとてもできません。 ですが、グジグジ思いあぐねているうちに、単なる一読者に過ぎない私であっても、いや寧ろ一般素人の読者であるからこそ、普通の読者としての感想雑文であっても先生の学問業績について、もっと多くの日本人に伝えられるかも、いや伝えたい部分があるのだと思うにいたり書いてみることにしました。

 

先ず、副島本・副島論稿(すみません、ここから先生への敬称は略させていただきます、ご容赦願います)でカバーされてきている領域の広さと・内容の深さは、私の読書経験からだけでの物言いとなりますが、他に類を見ないものと言えます。 読んでいて途中自分の知識の少なさ・理解力の低さを徹底的に感じさせられ自己嫌悪に陥ることもしばしばです。どの著書・論稿にも知識の広さ・深さが必ず表れておりそれに基づく思考力の凄さには圧倒されるといいますか、畏怖の念を抱かざるを得ません。決して大袈裟でなく、空恐ろしいという感覚も。

 

余談になります。時折、論稿の中でも先生の言葉として「こういうことさえ未だわかっていないバカがいる」とかの叱咤の表現が出てきますが、そういうとき自分に言われている気がすることよくあります。ひょっとしたら、読者ターゲットはあるレベルをクリアーしている人々限定かな?とかも思ったりします。それでも、読み続けるのが勉強と思って続けてはいます。

 

戻って。 副島学問領域は広大無辺ともいえる幅の広いまた奥深い総合的なものです。こういう領域を表す用語は何だろう、あるいはそれに近い業績を成し遂げてきた人物は誰なんかが相当するのだろうと考えたことは度々あります。でも適切な用語が見つかりません。最初に浮かんだのは最近ではあまり使われなくなった「博物学」なる用語ですが、これは言葉のイメージはなんとなくそうだが、定義は自然科学(Natural Science)の範疇のものを扱い、Natural Historyと呼ばれているから違うなと。

また、日本人でこういった幅の広い学問業績を遂げ畏敬の念を抱かせるような学者は?と何気にパッと浮かんできたのは、江戸期の「群書類従」の塙保己一(国学・漢学・神道・仏教から律令、医学、歴史、和歌文学にいたるまで)とか、明治から昭和にかけての南方熊楠(本草学・菌類学・生物学・博物学・天文学・民族学・語学・他の人文科学分野も)らでした。 それぞれに分野を直接対比はできませんが、分野の広さは恐らくこれら偉業を成し遂げた人々に匹敵するほどだとも思われます。

 

私の読んだものの記憶から、試しに無理を承知で対比可能な分野を拾ってみますと、語学・政治学・法学・経済学・市場金融経済・会計学・歴史・哲学・社会学・文学・宗教学・物理学から芸能(古典・映画等)までが挙げられます。更に細分化するとすれば例えば歴史でも西洋史・東洋史・日本史と枝分かれし更にそれはローマ史とかヨーロッパ史とかにまた時期において中世とか近代とかにも、また哲学ではギリシャ哲学からインド哲学や神学哲学、近世哲学などに枝分かれしていきます。副島先生のそれぞれの分野での深堀りは上位分類にとどまらずきちんと枝分かれした下位分類にまで踏み込まれています。現代この国にも数えきれない数の専門家と称される学者また評論家なる人たちがいます。多くの人たちは特化された専門分野でそれなりの深堀研究はされており、それはそれで大変意義あることです。しかし、それらの人々が横の分野にどれほど拡げて研究研鑽されているかをみると、副島領域の広さに肩を並べる人の名を挙げろと言われたらきっと困ると思います。それほどに副島学の領域の広さは群を抜いているものと言えます。

 

また、それぞれの領域でのその掘り下げの深さに於いても、所謂専門家諸氏のレベルに引けをとってはいません。歴史事象のテーマ一つとっても、知識の深さと考察の掘り下げの深さは半端ではないことには読者は皆驚いていると思います。

今ここでは具体的な事例を挙げることは控えますが、論稿の中ではそういった細部の分類に属する部分でさえもかなり突っ込んだ研究がなされているからこそ、検証・説明に充分に説得力のある箇所が随所に出てきます。これを一般化して言うならば、その広い領域での学問研鑽を通じて涵養された教養がベースとなっている故に、学問的にテーマ追及する際に、縦・横の糸を操るが如く優れた考察展開ができるのだと思います。そして、この考察の結果はその広く深い教養から判断判定され、それが断言されています。中途半端な曖昧な表現はとらず明確に断言する、それも副島学(研究)が他の学者・評論家と一線を画している大事なポイントでもあります。日本語使う日本人は特に曖昧な表現文化の中で、学者や評論家は責任回避策として断定断言を避ける癖があるので、先生の断言は一層光放っています。

 

そういった観点も踏まえ考えると、カバーされている領域を表現する用語はないですね。

時代は違えども、上記に挙げた類似の偉人と比較してもその研究研鑽の取り組み度合には天才的な才能の共通性を感じもします。そういった意味で現段階では「副島総合学」とかの呼称が相応しいと言えましょうか。

 

先生の業績として特筆しておきたいもう一つの分野として、「副島総合学」の内に入るべきものかあるいは外かの判断がつきませんが、ジャーナリズムが挙げられます。一般的な表面面をなぞるような、またそれぞれの利害関係者の思惑などを忖度しながらという無責任報道ジャーナリズムではない、真のジャーナリズムの姿勢です。

「真実を暴く言論人」を標ぼうされているように、それぞれのテーマで目を見張るべき論証・論述がなされていますが、その膨大な量の情報を取得し整理し推論を組み立てていき、自己の判断を明確に述べるという一連の作業は、並大抵の能力と体力ではできません。それができているのは、「真実を暴く言論人」という表現の裏にそれを支えているジャーナリストスピリットつまり「世の中の人に真実を知らしめる」という使命感が張り付いているからだと思います。この分野ではメスを入れられた側の妨害・敵対行為等も当然の如くありますから、これを貫いていくには並外れた強い使命感・精神力と勇気(ある時は闘争心)がなければ到底できないことです。この点においても畏敬の念を抱かざるを得ません。

 

私が副島本と初めて出合ったのは、今から30年ほど前になりますか、「英文法の謎を解く」という本でした。仕事上で英語は必要で使っていました。会話のうえでは対面で顔を見ながらですから間違いがあれば相手側からでもこちらからでも「それ違うよっ」てサインもでるので、適度に修正しながらコミュニケーションはとれます。が、レターとか文書でのやり取りになると会話上でのコミュニケーションとは違い、きちんとした文章でないとなかなか互角のレベルと認められないんだなぁと感じるようになりました。これは文の内容の上手い下手というより文章でのやり取りの常識的ルール特に尊敬とか丁寧表現をわきまえているか、もっと言うと書く文に品格が疑われる部分はないか、が問題かなと思いました。

母国語でない外国語(この場合英語ですが)でやりとりせねばならないハンディは相手側も少しは理解していますから、内容についてはやり取りを繰り返してるうちにロジックでの整合性がとれていけばそれはそれなりにコミュニケートできます。ですが、不思議なもので、ある程度のレベルまで上がった段階での文書でのやり取りとなると、文章上で常識的ルールの欠落やあまりの品格の低さと感じ取られた場合は、それはロジック以前に謂わば感情的に理解受け入れが難しくなるという傾向があると感じ始めました。「何言ってんだ、そっちは母国語でこっちはハンディがあるんだから、、、」と息巻いたところで感情として潜在意識(Subconscious)に刷り込み(Imprinting)されてしまうのですから、簡単にはいかない代物。それを避けるのは、会話だ発音だというより自分のような普通の学校教育での英語でしか学んでいないものにとっては、文法の理解だと思うにいたりました。

そこで、一念発起(でもないか?)。今一度忘れかけている学校英語教育をベースとした英文法のおさらいをしようとしたのですが、昔高校の頃に使った文法書に近いものが見つかりませんでした。仕方なく二冊ほど新しい参考書を調達してみました。だが、どういうわけかなかなかなじめず入っていけないのです。それほど変わってはいないと思うのですが高校時代の文法参考書のイメージがこれほど強烈に残っているとは自分でも思っていませんでした、不思議なものですね。

そんな時偶然この「英文法の謎を解く」が目に留まり新書版ですがちょっと変わった感じだったので、買い求め読み始めました。

内容としては、自分が求めていた所謂教科書参考書の文法書とは趣を異にした一般的な勉強用というものではなく、何か言語学(私には実のところこれも何かはよくわかっていませんが)の論文のような感じを受けました。ですから、所謂高校程度の文法参考書によるような即戦力的な勉強用にはなりませんでした。古い学校英語がこびりついているうえに、年齢もそれなりにきてしまっていたので頭の柔軟性はなく、おさらいの勉強は先に購入した文法参考書をざっと再確認しておしまいとしちゃいました。

一方、「英文法の謎を解く」は英文法に対する解釈の切り口がそれまで習った参考書とは大きく異なり、まるで何か小説のような優れた読みものみたく感覚で読んでいきました。いろいろな事例の説明で「へ~ぇ」と驚いたり「そうなんだぁ」と納得したりするばかりでしたが、当時特に興味を強く持ち理解しようと努力して読んだ部分は、「不定冠詞a/定冠詞the」と「仮定法/条件節」であったと記憶しています。(内容は既に忘却のかなたですが) それ以外でも、勿論面白く参考にはなっていますが、恥ずかしながら実際にその後の自分の英語に直接的に役に立てられたと胸を張って言える部分は殆どなかったと言えます。

ところが、このような語学研究のような本にも、前のほうで述べた「広い知識の横のつながりとしての教養」がベースとなった考察が随所に織り込まれていることにただただ瞠目でした。例えば中世からのヨーロッパ哲学・神学などからの文法体系への影響とか、実際の英米の辞典とか文法書も研究したうえでそれらからの説明もなされているし、他のヨーロッパ言語の文法とも比較検証されています。こんな解説書はどこにも見たことがありませんでした。たかが新書版の厚くもない本ですが、実際この地鳴り衝撃を受けたような感覚で「いやぁ、こんな人がいるのか」と驚きと興味で、別の著作を探してみたところ出合ったのが「政治を哲学する」だったのです。

 

この「政治を哲学する」も、私にとってはこれまた衝撃的な本でした。この本ではそれまでの大方の日本の政治(御用)学者の説明・発言に慣らされていた自分にとって、新たな角度で日本や世界の政治を見る必要があることを初めて気づかされたという本でした。彼らがいかにも専門家らしげに然れども何かに忖度しているような発言などとは全く異なり、明確に(当時の)米国の世界を牛耳る帝国主義の歴史的背景から問題点、そして敗戦国としての日本がその帝国の属国であるということを解説してくれました。ここでも、論述に当たり検証・例証として、幅の広い横の学問知識からの内容がとても多く出てきており再びその領域の幅の広さと深さに驚愕しました。日本のみならず世界の所謂政治学者や評論家の研究から、欧米の歴史、日本の歴史、また宗教論・論語から文学等までの広大な領域のなかから関連性をきちんとひも解いての論述展開がなされていました。

 

ここでものすごく重要な副島総合学のキーワードは「米帝国と敗戦国日本の属国関係」です。

この書が発刊されたのが約30年近く前でした。当時はこの属国という用語さえあまり目にしない時代でした。それから10数年後に、一部の識者・評論家例えば天木直人や植草一秀あるいは少し系統は違いますが藤原正彦などがWGIPの説明も併せ、ぼちぼち使い始めました。時代は進み今ではもはやSNSでの素人ジャーナリストもどきでも日本属国と使っています。これ一つとっても副島総合学の先見性がうかがい知れるものです。

爾来、この帝国―属国関係論から延々とつながる日本属国がどう国家として生き延びていくべきなのかという問いかけと提案ヒントを時々の事件やトピックスに絡め研究発信を倦まず弛まず続けているのが副島政治学であり、副島総合学の幹ととらえています。

 

「副島総合学」としては、幹の政治学研究過程から派生的に生まれてくる、横の領域の研究深堀りで得た新たな究明発見から、様々な異なる分野を主体としたものすごい数の著書・論稿があります。私個人としては、どちらかといいますと金融市場、税金、株市場、資産保護運用といった分野での著書や論稿は他の分野に比べれば興味が薄くあまり読んではいません。それ以外の分野はどの分野にも興味は強くあるのですが、たった一冊、たった一論稿を読んで理解するにも自分にとっては相当努力のいることです。

 

大体に於いて人は自分の能力というか力量の範囲を基準として、人の努力度や負荷の度合を推し量るものだと思っています。「副島総合学」を読み理解しようと努力しているときにいつも思うことがあります。 副島隆彦という人の頭の中はどうなっているんだろう、どういう脳をしているんだろう(考える力に於いても記憶力に於いても)、どうしてそれほど異なる領域への勉強研究も行えるのだろう、 3.11で示されたような行動力(と放射能に関する勉強)の源は何なんだろう、国内でも世界中の出来事でも、裏をとる情報把握はどうしてできるんだろう、これだけの業績を生み出す時間の管理はどうやってできるのだろう、等々と。

どれ一つとっても遥か彼方の次元の能力の持ち主天才だから、自分の力ではとてもイメージできないと諦めますが。副島思想というか論考は普通人にとっては決して容易に理解できるものでないことはわかっています。しかし、アウトプットされたものがあるのですから、凡人の自分でも時間をかけてでも学んでいけばよいのだからと、自分に言い聞かせています。

如何に副島先生の頭脳が柔軟でずば抜けているかの極身近な例を挙げてみたいと思います。

昨年でしたか、先生がギリシャ神話の話を寄稿されたことがありましたよね。

私も高校の頃からギリシャ神話の世界に少し入って読んではいました。ギリシャ神話をかじった方なら容易にイメージできると思いますが、とにかく神々の関係が入り組んでいて複雑怪奇ともいえる関係性が絶えず頭を混乱させて、全体像は掴めませんでした。ところが先生の寄稿ではものの見事に関係性をまとめられています。

数え上げればきりのないほどの数の神々、少なくとも200~300柱はいるといわれている神々の関係性を重要なものを凝縮してまとめられました。若い時期の柔軟さが残っている時でさえまとめられず理解中断せざるを得なかった自分と比べ考えると、驚くべきことです。そのうえ、神話の説明を続けていかれるときでもそれら名前と関係性についてがポンポン出てきています。この頭脳の凄さに対しては、もう凄いの一言以外言葉が見つかりません。この頭脳により、他の分野のこともどんどん研究解明されていかれるのです。

 

副島本・論稿で一つ最近少しだけ気になることがあります。大まかな流れを掴むという点では問題はないのですが、時折文が流れの中でいきなり飛ぶといいますか、車に例えると滑らかな道を走っているのだが、急に段差とかにあたりポコンと跳ね上げられるような感覚で、文章と文章の間に大きなギャップを感じることがあります。すると途中の論理の説明が省かれ「えっ??何でかな?」と思うような。無論、結論的に矛盾をきたすものではありません。 副島先生としては頭の中できちんとロジックは整理されておられ、そんなのは当たり前のこととして文を続けられているのでしょうが、横の知識も不足している自分には少しわかりづらいということがあります。読んでいるときに、一人芝居の如く「えっ、なんでそうくるんですか?」と思うとき、いや待てよ、質問でもすれば「お前は馬鹿じゃないの、他の基礎学んでから出直せ!!」とでも叱られそう(苦笑)だからなと自分を抑えます。

 

閑話休題。

「副島総合学」との最初の出会いの二冊に関することをお話しましたが、そこから約30年の歳月が流れました。その間の私にとっての衝撃の大きかった本に関しての簡単な感想めいたものは次の機会にでも投稿してみようと思っています。学問道場に寄稿された論稿に関してまではできないです。また、個人的に暫く時間がとりにくい時期にもなりますので、投稿するにしてもかなり先にはなると思います。

 

自分が齢を重ねる毎に理解力・記憶も加速度的に鈍っていくのも実感としてわかってきています。副島隆彦先生がいくら常人とは違う彼方の次元の能力者であっても、脳も含めた肉体的な老化は不可避となりましょう。そういうことも考えると副島総合学がどういう形で次世代に継承されていくのかという問題になりますが、謂わば知の巨人・不世出の天才と呼ばれるにも値する先生の思想・業績を相当な知識人の方であっても一人の人が継承していくのは難しい以上のことだと思います。

であらば、幅の広い領域分野を複数人でそれぞれを役割担当し、それらを総合的にCoordinateすれば、一人でなく複数で継承できていけるのではとも考えます。

普通であれば、一人の天才的頭脳が成した業績は、残っていればそれなりに後世でも評価をされ役立ち価値は生き続けるので、特段の人による継承がなくともよい場合も多いでしょう。

ですが、副島政治学は普遍的な政治学としての論考にとどまらず、現状の世界(国内外を問わず)の政治問題へも踏み込み問題提起と目指すべき方向性を示唆すべく、そのためのSNSI研究所も主宰されています。したがって、時代の流れに並行して必要と思われるそれぞれの時点での副島政治学アプローチがなされそして国民に発信していくことが組織のミッションであろうと思いますから、継承の必要性があると考えるのです。

 

それには現SNSI研究員の方や学問道場の関係者また会員で、将来そういう役割を担っていこうとする意欲を持った若手人材の参加が望まれます。

現在の研究員の人員や組織構成も存じ上げませんし、学問道場の会員のデモグラフィーも知る由もありませんが、SNSI研究所と学問道場の認知度の向上度合はどんな感じとなっているのでしょうか。

恐らく副島隆彦ブランドの認知度は相当高まってはいると思いますが、SNSIは未だメディアやSNSでも露出・喧伝は少な過ぎると思います。今は普通にSNSでも真実暴露や体制批判的なものは検閲されたりA/C取り消しされる世の中になってしまってますから、副島先生は元祖真実暴きの言論人・ジャーナリストとしてマークされているからなのでしょう。

でも、SNSIの方々や学問道場会員がそれぞれにこの道場サークル内にとどまることなく外に副島総合学について発信・喧伝していけば、今は若い世代も意識高まってきている人増えているようですから、認知度も上がり学ぶ意欲のある人たちがより多く集まってくるとも考えられます。何か良い方法を模索したいものですね。

今回はこれにて失礼いたします。

 

副島隆彦 投稿日:2024/05/21 21:27

【3125】7月3日の新札切り替えを前に、金持ちたちが酷(ひど)く脅(おび)えている。やはり金(きん)を買うべきだ。

副島隆彦です。今日は、2024年5月21日(火)です。

私が、一番、初めに書くべきはやはり金(きん)のことだ。もう金(きん)の値段は簡単には下がりません。世界中で政治的な異変(いへん)が次々に起きているから、急いで金(ゴールド)を買わないといけない。

7月3日から新札(しんさつ)切り替えになるのに、私にも何の情報も入らない。奇妙な静けさだ。どうも現金(1万円札)を消してしまう、という急激な、お札(紙幣)の消滅策動、政策が実行されている。今、資産家(金持ち)たちが、焦(あせ)って自分のタンス預金(60兆円有る)の現金を、何とか実物資産(じつぶつしさ tangible asset タンジブル・アセット)に替えよう、と  いう動きが出ている。

この不安、恐怖は正しい。だから、出来るだけ早く余裕の現金は、「タンス預金の炙(あぶ)り出し」に遭う前に、どんどん金(きん)の地金(じがね)か金貨(ゴールド・コイン)に替えるべきです。これはもう一刻を争う事態になっている。

再度、ここに ネットで金貨を買える 野口コインの URLを貼ります。

(野口コインの店舗の写真も貼ってください)
(ここに野口コイン株式会社の HP を載せる)
https://www.noguchicoin.co.jp/


野口コインHPの表紙

副島隆彦です。私は、この一か月、ずっと苦しい思いをしていた。のたうち回っていた、と言うべきだ。それは、私に憑(と)りついた、怨霊(おんりょう)、亡霊との戦いだった。私は何とか、この苦難から脱出して現実の世界に戻って来た。こんなことを書くと、私の本をこれまで真面目に読んだことのない者たちからは、白(しら)けられることは分かっている。

それでも、女神さまたちが、大挙して、熱海に陸続(りくぞく)と到着している。このことは、そのうち公表します。私は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界から生還して、ようやく、自分の生業(せいぎょう、なりわい)である、世界政治、金融、知識、思想、学問に自分の生活時間を投入できるようになった。

●どうも世界情勢が、キナ臭くなってきた。政治動乱が今年中に起きそうだ。

NY発の金融崩れ(米国債の市場の崩壊)と米ドルの下落が始まるだろう。その金融恐慌を、日本政府(大蔵省と日銀)が察知して、日本国内に激しい金融統制(きんゆうとうせい)がすでに実施されている。私の友人が、銀行で、800万円を下ろそうとしたら、「何に使うのですか」と、銀行員がしつこく聞くだけでなく、警察官(生活安全課)を呼んだ、というよりも、必ず、警官が銀行や郵便局まで来る(4年ぐらい前からだそうだ)。

そして、この現金の使い途(みち)と支払先と、見積もり とかを言わないと「釈放」してくれない、という事態になっている。お金持ちたちが、3千万円とかを纏(まと)めて現金で下ろそうとすると、銀行で実際にこういう目に遭っている。仕方がないので、50万円ずつを、ATM自動支払機で毎日下ろして引き出しているいる、という人たちがたくさんいる。

私、副島隆彦の本の熱心な読者たちは、金貨を3,4枚買うぐらいの人たちが大半だ。読書人(どくしょじん)階級だから、頭でっかちだから、その程度の資金力だ。だが、その人の友人ですぐ隣りに金持ちたちがいて、私、副島隆彦の本の表紙を見だたけで、

「金(きん)は、これから3年で3倍になる」(去年の12月刊。半年がたった)をチラリと見ただけで、金貨を数十枚とか買う人たちがいる。 彼らは、この3月、4月の金の値段の大上昇だけでも、随分と儲かっただろう。

(ここに、私のこの本の表紙を小さく貼ってください)


金融恐慌が始まるので 金は3倍になる

副島隆です。金(きん)は、今も上昇を続けている。NYの金の先物(さきもの)市場では、ついに1オウンス(31グラム)=2,450ドルになった。日本国内では、卸し(TOCOM、トコム)で1グラム=12,000円になった、これに消費税10%付くので、小売りは、13,600円 ぐらいになっている。 この値段は今年の年末には、

18,000円近くまでゆくだろう。来年は1グラム=2万円になるだろう。私、副島隆彦の金融予測を、信じてこれまでに金(きん)を買ってきた人たちは、皆、喜んでいる。

7月3日の新札切り替え( 渋沢栄一の 「10,000円札」になる。これまでは、ずっと「壱万円」とお札に、書いてあった。 この 10,000円から、末尾の0ゼロ 一個が取れて、1,000円 になるのが、redenomination  「リデノミネイション」 である。通貨単位の変更である。

私、副島隆彦が、この5年間、私の本たちでずっと書いて来た予測、予言が当たりそうである。米ドルの25%(4分の1)の切り下げ ( devaluation  デヴァリューエイション)も実施されるだろう。だから、ドルの暴落はもう止められない。それに対応する、日本政府からの防御策としての、金融統制の動きが、ヒタヒタとジワジワと私たちの生活を締め付けている。ただし国民の9割の庶民層(貧乏なひとたち)には、こんな金融統制は何の関係もない。これからも、クツクツ貧乏生活をしながら、元気よく、誇り高く生きてゆけばいい。

世界を吹き荒れる動乱状況でも、私たち日本人は、足元をしっかり守って、軽挙妄動せずに着実に生きてゆけばいい。現在、何でもかんでも、買い物に「ポイントカード」を付けて、特に女たちをデジタル(スマホ)決済に慣れさせて、現金を消してしまおう、という動きに急激になっている。

なぜなら、リデノミが起きると、もう1円玉、10円玉、100円玉でさえ使いにくくして、すべて、SNS(ネット、デジタル)決済=支払いにしてしまうからだ。 ドイツ人だけは、2年前までヨーロッパ圏でも、現金のお札が大好きな国民だった。それが、去年からすべてカード決済になって、ドイツ国でもユーロ紙幣が消えつつあるそうだ。

5年前(コロナ騒ぎの直前。2019年7月)に、私は弟子たちと中国の深圳(しんせん)に行ったが、すでにその時、「100人民元札とかの紙幣を、最近、見たことが無い」と、中国人たちが言っていた。CBDC(シー・ビー・デー・シー)と言って、「中央銀行(セントラル・バンク 日本では日銀) デジタル通貨(カレンシー)」の導入が、もの凄い勢いで、目下、進んでいる。

今度の新札発行で、50億枚の新札を発行する、と政府は言っているが、私は、10億枚ぐらいしかお札を発行しないと思う。だから、今の一万円札を、どんどん吸収していって、現在、120兆円分 発行しているお札(紙幣)のうちの、半分の退蔵(たいぞう)されている、タンス預金 60兆円を、ジワジワと吸収していって、紙幣を消そうとしている。

この事態に、お金持ちたちが、本能(ほんのう、instinct  インスティンクト)で脅(おび)えて、「これは預金封鎖(よきんふうさ)だ。その始まりだ」と慌てている。この反応は、極めて正しい。私、副島隆彦は、日本国民の味方であり、小金持ち層(小資産家)の味方だから、彼らの為に、ずっと自分の言論で闘って来た。彼らの為に、「気を付けなさい。用心しなさい。警戒しなさい。政府は資産家層の余裕資金を狙って、世界の金融動乱に乗(じょう)じて、奪い取るつもりです」とずっと書いて来た。

今、その緊急事態が、現に始まったのだ。もう、あれこれぐだぐだ考えている暇は有りません。隠し持っている現金(お札)を、実物資産に替えなさい。自分が大好きな土地や住宅でもいい。食料品は蓄(たくわ)えても2年も保(も)たないからやめなさい。だからやはり、今のうちに出来る限り、金(きん)に替えるのが良策だと私は思います。

私は、3年前から気づいていたのですが、どうも台湾人の金持ち(富裕層)が、東京の湾岸の高層鉄筋アパート(タワー・レジデンス tower residence と世界基準では言う。中国語は、大夏=ターシャ 。気持ちの悪い、× タワマン という日本語の品の無い言葉は、廃止にするべきだ)を、買いに来ている。

台湾人たちは、台湾有事(たいわんゆうじ)を心配して、日本に政治亡命(political asylum ポリティカル・アサイラム)ではなくて、「日本が安全だから日本に住む」と 避難民 ( refugees レフュジーズ)となってどんどん来る準備をしている。彼ら台湾人の金持ち層は、床面積100㎡(30坪、これが世界基準のアパートの広さ)に2億円でも3億円でも出す。中国人もいる。香港人もいる。韓国人もいる。

だから東京の中古のタワー・レジデンスの激しい値上がりが起きている。これが日本全国の大都市部の住宅価格の上昇の原因になっている。

どうやら、中国とロシアの同盟(アランアンス alliance  )の勝利のようだ。

5月16日に、プーチンが北京に来て習近平と会談した。この中ロの首脳会談で、これからの世界の基本骨格が出来たようだ。 もう、アメリアによる世界支配は終わる。歴史的な大きな転換点となった。それが今年の後半に起きる世界政治変動だ。このプーチン・習近平会談の  記事を一本だけあとの方に貼ります。

日本人は、世界史を支配している 「帝国 ー 属国」理論 の 原理に従い、強い方に付く、という原理で動く。そうあるべきだ。勝ち組の付かないと、自分の人生も大変なことになる。 ロシアと中国が、どんどん強くなっている。そして世界中が、どんどん親(しん、pro-  プロウ)ロシア、親(しん)中国の態度をはっきりさせている、世界中の各国の指導的政治家たちで親ロシア中国の者たちが、最近、次々と殺されている。あるいは不審な事故死をしている。

この動きがどんどん加速している。 世界は、動乱状況になっている。それを察知して金融恐慌と、それを統制する金融統制が各国政府によって実施されている。日本もその例外ではない。

いろいろの危機(危険)が、一気に今年の後半に、まとめて起きそうな気配だ。アメリカのデープステイトの勢力(超財界人 と 軍産複合体 と 法曹)は、自分たちが厳しく追い詰められた、と感じたら、自暴自棄になって、第3次世界大戦(WWⅢ)に打って出る危険が有る。そのことを、中国とロシアが警戒している。 サウジとインドとブラジルもこの不安を共有している。  私たち日本人も、このことに留意しないといけない。

私たちは、いよいよ恐ろしい時代に突入してゆく。皆、警戒心を高めて自分の生き残りを図ってください。 それでも世界全体の危機の中では、日本の危機は、比較相対的(comparatively コンパラティヴリー)に小さい。私は、このことをいつも自分の思考の基本のところに置いている。何が起きても、日本は大丈夫だ、みんな安心しなさい。そして注意深く自分の安全と資産の保全を真剣に考えなさい。 一本だけ、前述した新聞記事を載せる。 副島隆彦記

(転載貼り付け始め)

〇 「 習氏、訪中のプーチン氏を12時間超 厚遇 関係深化、米への対抗誇示も」

2024年55月17日 (金)  毎日新聞

(ここに、この記事に付いている写真を貼る)


中国指導部が執務する政治の中枢「中南海」で、お茶を飲みながら懇談するロシアのプーチン大統領(左から2人目)と中国の習近平国家主席(右端)=北京で16日、スプートニク通信・ロイター

中国の習近平国家主席は、16~17日の日程で訪中したロシアのプーチン大統領を厚遇し、米国への対抗姿勢をアピールした。ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、中露首脳は5月16日に北京で「さまざまな形式で12時間以上」(露タス通信)を一緒に過ごしたといい、絆をさらに深めた形だ。プーチン氏は17日には、ロシアと国境を接する黒竜江省ハルビンも訪問した。

習氏は16日の公式会談などの後、指導部が執務する北京の政治の中枢「中南海」にプーチン氏を迎えた。ウクライナ問題など「戦略的な課題」について深く意見を交わしたという。中国国営中央テレビは、両氏が通訳だけ連れて敷地内を散策したり、お茶を飲んだりする親密ぶりを伝えた。

中国外務省の5月17日の発表によると、中南海での小規模会合で、習氏は「ウクライナ問題の政治的解決を促進するため、建設的な役割を果たしていく」と述べ、和平の「仲介」に前向きな姿勢を改めて強調した。  習氏は根本的な解決策として「新たな安全保障の枠組みの構築を進めるべきだ」と主張し「ロシアとウクライナの双方が承認し、公平に議論する平和会議を適切な時期に開催することを支持する」とも述べた。

プーチン氏は「中国の公正な立場を高く評価する」と応じたという。 中国としては米国との長期的対立を念頭に、国際社会からの視線も意識しながらウクライナを巡る外交を展開しているとみられる。  6月中旬には、スイス政府がウクライナのゼレンスキー大統領の要請で「平和サミット」を開催する。ロシアは不参加の見込みだが、中国がどのように対応するのかが注目される。

一方、プーチン氏は17日、ハルビンに移動し、中露企業が出展する「中露博覧会」の開幕式に出席した。演説で「ロシアに進出し現地生産する中国企業に対して優遇措置を用意する」などと語り、投資を呼びかけた。  第二次大戦で対日参戦して死亡したソ連軍兵士の記念碑も訪れ、献花した。日本軍と戦い、戦勝国となった歴史を共有する中露の関係を強固にする狙いがあるとみられる。 【北京・岡崎英遠】

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/05/06 12:34

【3124】 当面は、1ドル=120円台まで円高になるだろう。それを支える大きな構図。

副島隆彦です。今日は、2024年5月6日(月)です。

 私は、4月27日の新(しん)神戸での講演会のあと、京都に行って、大(だい)作家の谷崎潤一郎の墓を見て来た。銀閣寺の南隣の、法然院(ほうねんいん)という観光客を全く相手にしない静かな寺の墓地の一番、上(奥)にあった。ひっそりと苔(こけ)むしていた。谷崎の墓碑(ぼひ)に、ただ「寂(じゃく)」とだけ書いてあった。

 隣りの重子(しげこ)夫婦の墓の「寥(りょう)」の字と合わせて、「寂寥(せきりょう)」となる。この侘(わび)しさ、と寂(さび)しさが、京大阪の豪商たち(武士ではない)と、禅宗と天台宗(てんだいしゅう)比叡山の僧侶たちが突き詰めた思想だ。そうか、京都には、これしか無いのだ、と私は、分かった。谷崎は、突き詰めたら、京大阪の思想は「寂寥(せきりょう)」なのだと分かったのだ。谷崎は東京に戻る気はなかった。

 突き詰めた思想である 「 見渡せば、花も紅葉も無かりけり」(定家、ていか)の歌は、その奥 は、「神も仏もなかりけり」 で、何もない、の思想だ。これが日本の思想だ、と。 京大阪の豪商たちが、「侘(わび)、寂(さび)」に行き着いて、入れ上げたのも分かる。他にない。この「寂び」から、寂(さび)しい、淋(さみ)しいが出て来た。 

 人間は、皆、ひとりっきりになって、さみしいのである。 男の場合は、あんまり「僕はさびしい」と言ってはいけないことになっている。 だが、あの宮沢博行(自民党安倍派、防衛副大臣を辞めた。まだ50歳ぐらい)が、28歳の女性と付き合っていたことがバレて(安倍派内からの復讐だ。宮沢が、私が、安倍派を介錯(かいしゃく)する、と言ったものだから)、さっさと宮沢は議員辞職した。

 宮沢は偉い。でも自分が介錯(首切り、自裁)されてしまった。あの時に宮澤は、「さみしかったんです。出来心です」と言った。他に言葉がない。おそらくどんな人にも、日本人ならこの二言(ふたこと)しかない。私は静かに分かった。 

 それで。気分を変えて。えへん。4月29日から、日本政府(大蔵省と日銀)が、1ドル=160円を機会に、一気に「円安阻止介入」に出て、5日には、1ドル=151円まで円高(えんだか)になった。それで世の中は騒いでいる。 日本政府の金融官僚たちは、一致団結して、「なにくそ。NYの投機筋(博奕打ちたち)どもめ(その裏にアメリカ政府がいる)。日本国を舐(な)めているのか」で、5兆円規模の介入(円買い、ドル売り)を連続3回、世界中の 外国為替市場で、やった。もっとやるだろう。

私、副島隆彦の予測は、日本政府は、当面、今年は、1ドル=120円台に戻す、だ。

それ以上の事ではない。

なぜ、120円/ドルなのか、と言うと、50年間の長期のドル円の為替のグラフを見たら、一目瞭然だ。
なぜなら、この120円前後、というのは、1980年代からの、日本の為替水準の 定型(ていけい)であって、
この1ドル=120円を基準として上下に10円ずつ動いていい、というのは、欧米(G7)との密約なのだ。
秘密の合意事項 が有る。だから、120円前後なのである。

 私は、為替の動きで、右往左往している、FX(エフ・エックス)取引、をやっているような、簡易な博奕打ちたち
とは付き合いたくない。このFX取引というのは、外国為替証拠金(しょうこきん)取引、と言って、馬鹿みたいに簡単なバクチだ。パチンコや競輪、競馬を半分本業にしているような者たちが、やっている。そして、CFD(キャッシュ・フォー・ディファーレンス)と言って、差金(さきん)決済というが、勝ち負けの資金の動かし方を、その日のうちに終わらせるような単純ギャンブルだ。投資倍率(レヴァレッジ)が25倍とかできるから、100万円で2500万円の取引が出来る。ドル円の値動きが激しいときは、それなりに大きな儲けになる。生来のバクチ好きだけが嵌(はま)る取引だ。普通の人は近寄らない。

 日本政府には、今以上の、世界の金融を動かす力はない。アメリカからの厳しい監視を、何とか逃れて、少しずつ新しい世界勢力(すなわち、「 貧乏大国同盟 」グローバル・サウス )の方へ擦(す)り寄って行く、という動きになる。

それしかない。

 

今の日本政府の「円安阻止のための介入」の動きで、一番大事なのは、今から12日前の、以下の日経の記事だ。

 「 円買い介入の上限どこまで 鈴木財務相「(日本政府は)米国債を売却できる」 」 2024年4月22日   日経新聞 

である。ここで、鈴木俊一財務大臣が、はっきりと、 「日本は、米国債(までも。ドル預金だけでなく)を売却できるのだ」と言っている。日本の外為特会(がいためとっかい)=外貨準備高(がいかじゅんびだか) に積み上がっている、1300億ドル(200兆円)の8割以上を占める米国債までも、日本は売ろうと思えば売れるのだ。そのように 大蔵省(私は、もう日本財務省というコトバがいやになった。大蔵省と書く。1999年まで使われていた大蔵省に戻せ。アメリカが大蔵省というコトバを潰したんだ。 )と日銀の官僚たちは、腹の底からアメリカに怒っている。

 この1300億ドル(200兆円)は、最後に載せる、日経の4月12日の記事の最後に書いてある。「 財務省によると(2024年)3月末時点での日本の外貨準備の残高は1兆2906億ドル(およそ199兆円)」と。

そして、この外為特会の米国債のほかに、もっと膨大の米国債を、日米の 裏帳簿(うらちょうぼ)で買わされている。ほとんどは、100年物の米国債だ。それでアメリカにこの40年間、貢ぎ続けている。その金額は・・・・だ。あまりにも膨大なので、今でも、誰も信じてくれない。私、副島隆彦の本にだけ、この金額は書かれている。

この数年だけでも、どれぐらいたくさんの、日本エリート官僚たちが、「それは出来ません。そんな法律は日本にはありません」と、アメリカ政府に逆らって、近年だけでも殺されたことか。大蔵・日銀だけでなく、外務省も、総務省も死んでいる。ほとんどは、過労が原因の病気で死んだことにされているが。

この日経の記事の 「日本は、手持ちの大量の米国債までも売ることができるのだ」が重要。この記事は、私のこの文の最後に載せる。

4月29日(月。日本は祝日)からの世界中の為替市場での日本政府の「ドル売りによるこれ以上の円安を食い止める介入(インターヴェンション)」について、この記事を無視して、あれこれ語ることは出来ない。

 日本政府は、これからも(2022年10月に一度やったときは米国債を売った)ガンガン、保有する大量の(膨大な)米国債を世界の主要国の為替市場で、売ればいいのだ。 140兆円分(1000億ドル)売れ、280兆円分(2000億ドル)売れ、いくらでも持っているゾ。

 今こそ、アメリカのドル(すなわち米国債を、無限に発行している )支配体制を、打ち壊せ。日本が最先頭となって。そうすれば、1ドル=100円を軽く越えて、80円、60円、40円と、円高になって行く。と、私、副島隆彦は書きたいが、そんなことを、日本が出来る訳(わけ)がないのだ。これから、私が書くことを、皆、しっかり読みなさい。

そうすれば、サウジや他の貧乏大国のブラジル、インドたちが、日本に拍手喝采(はくしゅかっさい)してくれる。アメリカと大きく睨(にら)み合っている大国のロシアと中国も黙って喜んで、日本を見直す。

だが、そんなことが日本に出来るわけがない。おととい、私は、ここまで書いて

不愉快になってやめた。 そうしたら、昨日(5月5日)、私の読者から、次のような質問と情報提供が有った。

(転載貼り付け始め)

 

****さまへ  副島隆彦から

  以下の貴兄からの 貴重な 情報をありがとうございます。

「 サウジ金塊(きんかい)引き出し要求 【本文】 いつも、学問道場拝見しています。中国のウィチャットを見ると、サウジや中東各国とアフリカ主要国がアメリカに金塊の引き出しを要求しているとの報道があります。ドルの信用失墜が進んでいるのですか? 」

副島隆彦です。そのとおりです。私は、中国の SNSである、ウイチャット(トニー・マーのウイチャットペイの トウイッター機能ですね)を知りません。中国語も読めませんので。**さんは、中国文を読めるのですか。この情報は貴重なので、皆に知らせないといけません。もうすこし詳しくこれらのネット上の会話のやりとりの文 を、私に教えてください。

 サウジたち 新興国(貧乏大国の同盟) が、IMF=世銀 体制(ブレトンウッズ体制)の条約の条文どおりに、「我が国が保有する、この大量の米ドルを、金(きん)の地金(じがね)に換えてくれ、アメリカ政府よ 」と要求するのは、自然です。 
今の金ドル体制は、1971年8月の「ニクソン・ドル・ショック」で大きくぐらついた。アメリカ政府が、金とドルの兌換(だかん)を政府間で、停止したからだ。その原因は、英と仏の財務省が、「うちに溜まっている、この大量の米ドルを約束どおり、金(きん)に換えてくれ」と要求したからだ。アメリカ政府は、「それは出来ません」と断った。それがドル・ショックだ。これが、もうすぐ起きる、ということだ。
今度は、その役目を、サウジや中東産油国と、インドやブラジルの貧乏大国たちがやる、ということだ。それが上記の「手持ちのドルを金塊に換えてくれ」の要求だ。 同じことが今、起きている。

 もっと古くは、その40年前の1931年に、イギリス銀行(バンク・オブ・イングランド BOE)に対して、アメリカ財務省が、「これらのポンド紙幣を、金に換えてください」とお願いした時に、イギリス銀行はそれが出来なかった。もう新興国のアメリカの方が実体の経済力でイギリスをはるかに追い抜いていた。だから、この1931年に、正式に金ポンド体制が、壊れた。その時までの大英帝国を中心とする世界通貨体制が終焉(しゅうえん)した。これで、今、何が起きているか、皆さんの頭(知能)でも、分かるでしょう。アメリカさまに、脳の芯(しん)の部分から、やれている(洗脳されている)者たちを除いて。

本当にあと少しで、おそらく今年の10月の、ロシアのエカテリンブルグでの BRICS首脳会議で、新(しん)世界通貨( BRICS通貨。 ただし政府間だけ。その他にBRICSボンド(債券)を発行する。これは世界中の金持ちが買う)が出来ることが、受け皿になるでしょう。 中国は、自分が先に手を出して、米国債を売ることをしません。このことを嫌がっている。中国が NYの債券市場で、米国債を、たとえば、1000億ドル(7000億元、14兆円分)も売れば、現在の世界ドル体制は、一気にガラガラと崩れます。

 これを、“金融核(かく)爆弾である ”と、私はずっと呼んでいる。

  それを怖れて、つい先週も、イエレンと、ブリンケンが必死で、北京まで行って、「もし、中国がこれをやるなら、アメリカとしては、中国を SWIFT(スウイフト) から締め出す」と脅している。 この手は、ロシアに対して、2022年2月24日(ウクライナ侵攻の日)に実施した。これと同じ手だ。あの時、英米のワルたちは、世界中の中央銀行に預けてあった ロシア政府のドル預金を、強制的に差し押さえた(forefeiture  フォーフィチュア) した。

 

日本では、あのマイケル・グリーンが米大使館職員を引き連れて、日銀に乗り込んで、大声で「そのロシア政府の外貨預金、5兆円をアメリカに渡しなさい」と喚(わめ)いた。日本の官僚たちが、「そんな法律は有りません。日本はロシアと戦争していません。敵性国の資産没収の法律は、今の日本にはありません」と抵抗した。 こういう闘いだ。

 

 習近平は、困った顔をして、不愉快そうに、「バカだなあ、お前たちは。今、中国が、お前たちを追い詰めたら、お前たちは、何をするか分からない(核を撃つかも)。だから、中国からは先に手を出さないよ」という返事をしているはずです。 

「でも、どうせ、他の 新興国(貧乏大国の同盟たち。70カ国ぐらい )が、もう黙っていないだろうな」という顔を、習近平はしている。 取り敢えず、以上です。 貴重な情報をありがとうございます。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。今、世界はこのようになっている。だが、私がいくら書いても、皆、(少数の私の熱心な読者たち以外は)分かろうとしない。世界は今も「強いアメリカ、強いドル」で動いている、と信じて疑わない。

私は、毎日、不愉快になって、「ほらみろ、バーカ、アメリカと デープステイトども」と呪詛(じゅそ)しています。が、なかなか、一冊の本にしようとしない。何故なのか、自分でもわかりません。 

 日本国内の大量の馬鹿たち(アメリカの手先ども。一緒にアメリカと心中しろ)を、私は、もうこれ以上、説得する気が無くなっている。  編集長だけが、「早く本を書いてよ」と、せっつく。これがまた本当にイヤだ。 これが私の日常だ。「日本では、唯一、私が、正確に世界を解釈、説明している」という自負から出て来る、不愉快さだ。他に言いようがない。 

来年でWWⅡ(第2次世界大戦)の終結(日本は敗戦)からの戦後80年の周期の終わりとなる。そして次の新しい新世界体制 (ニュー・ワールド・オーダー)が始まる。世界民衆に夢と希望を持たせるために、「新しい世界が始まる」とだけ書いてもいいのだが、そういう訳(わけ)にも行かない。冷酷で厳しい世界の新体制が始まる。それは、新(しん)通貨体制でもある。

今のアメリカが世界の一極支配体制(パクス・アメリカーナ。アメリカの力による世界秩序 )である時代が終わる。いいことだ。実に良(よ、い)いことだ。 よーい、よーい。それで、よーし、よーし、だ。

副島隆彦が、この5年間(5年前からの私の金融本で)書き続けただろ。「2024年に、世界の金融経済が変わる。アメリカのドルによる支配(ドル覇権)が終わる」と。

今頃になって、「ああ、そうか。やっぱり、副島隆彦が、2024年にアメリカで大きな金融危機が起きて、アメリカが没落する、の予測のとおりだったんだ」と、分かる人たちがどんどん増えている。だが、これを書くと、私が、威張りん坊の、自己満悦(まんえつ)の人間になるから、あまり書きたくない。だから次の本のすぐには書きたくない。「私が言った(書いた)とおりだろ」と、何十回も言うと嫌(いや)がられるのだ。それでは私は、どうしたらいいのだ。

今年の3月からの、金(きん、ゴールド)の地金(じがね、インゴット)の価格の大上昇があった。金は、今、ドル建てて 1 オ(ウ)ンス = 2,300ドルだ。日本国内では、卸(おろし)で、1グラム=11500円。小売りなら、12,600円だ。もう少し下がるの私は期待しているのだが、下がらない。「下がったら、(そこが買い場だから)買いなさい。今からでも間に合いますよ 」と言っているのだが。だからまだまだ、金(きん)を買いなさい。 

私が、今書いている金融本の、骨格(こっかく)は、まず、 Ⅰ.  「アメリカは米国債(の支払い、償還)を踏み倒す。居直り強盗だ」 である。

これを、英語では、上品に、 sovereign debt restructuring  「ソブリン・デット・リストラクチュアリング」という、これは、「国家債務(ソブリン・デット)」の 「再編(リストラクチュアリング)」と訳されるだけで、このコトバの重大性を、日本の専門家たちは、誰も説明しない。この恐ろしい言葉の本当の姿を、分かりやすく説明しない。

 だから、皆、ポカーンとしている。そのくせ、偉そうに、難しそうな経済(学)議論を、したり顔でやっている。一番、大事な、超重要な、この「ソブリン・デットのリストラクチュアリング」が、「借金の踏み倒し」であることを、誰も言わない。この ことの重要性を、私は、3月17日の、自分の金融セミナーで、大声で怒鳴りながら説明したのだ。今度の私の金融本で、詳しく、丁寧にやる。それをどう書いたらいいのかで、私は目下、苦しんでいる。 

 そして、次に、 Ⅱ.「米国内にあるドルの、20倍のドルが海外に流れ出している」 この世界中に存在するドル(これを、ユーロ・ダラー euro dollar  と総称して言う)膨大なドル (アメリカ政府は、これらを管理できない。残高だけは分かる)を、アメリカ国内に還流させようとしている。だから日本政府が、秘密で、貢がされてきたアメリカへの資金援助の、その見返りが、100年物(100年後に返します)の米国債」の山なのだ。

そして、この世界中に垂れ流されているドルが、高金利に引かれて、NYの金融市場に戻って来るのを、今、実行している。だから、ドルだけが、他通貨に対して高い(強い)という政策が行われている。ドル高円安の動きの根本は、ここなのだ。

 NYの金融博奕(ばくち)人間たちがこの、外国から還流(かんりゅう)してくるドルを大歓迎して使っている。だからアメリカのワルたちは、「金利を上げろ。もっと上げろ。FRBのパウエル議長よ。今の政策金利5.5%では足りない」と喚(わめ)いている。こいつらを、金融タカ派(hawk ホーク)という。表面上は、いつも、(アメリカの)インフレがコワい。だから引き締めるために金利を上げるのだ、と言っている。そういう説明ばっかり、日本人も金融解説で、読まされる(テレビもこればっかりで説明する)。だから皆、金融のことが分からない。

 それに対して、アメリカの金融制度が壊れることを本気で心配している人たちは、金融ハト派(dove  ダブ)と呼ばれる。彼らは、金融緩和を続けるしかないのだ。もっと金利を下げて、かつ、財務省とFRBは、もっと財政支援をしないと済まない(もっと米国債を発行し続けるしかない)」と言っている。

 このハト派の方が大人(おとな)だ。ポール・ボルカ―(デイヴッド・ロックフェラーの金融経済の大番頭)の系統の米財務官僚たちだ。このボルカ―の若い頃、愛人だった、ラエール・ブレイナードが、今、NEC(大統領直属の国家経済会議)の責任者で、アメリカの予算を組んでいる。日本では、木原誠二(きはらせいじ)と島田隆(しまだたかし)たちが、「ああ、ほんとうにキツイなあ。こんなにアメリカにふんだくられると、予算も組めないよ」と、日本の予算を最高度で組んでいる。だから「日本は、金利を上げれないんだよー。10年物の国債が、1%を越すと、もう利払いの計算が出来なくなって、財政破綻するんだよ。

 だから、日銀植田と一緒になって、マイナス金利から脱却した、といいながら、今も、ゼロ金利のママなのだ。日本はこれでいいのだ。ガマンにガマンで生きる。日本国民に多大の苦労を掛けながら、日本の為政者(いせいしゃ)たちは、頑張っている。このことを日本国民が分からない。アメリカの手先どもが、日本政府(岸田政権)を腐(くさ)すことばっかりやっている。日本は、アメリカの金融市場が崩れ落ちるまで、我慢に我慢で、待っているしかない。これでいい。

金利(インタレスト)というのは、とにかく、低い方がいいのだ。産業資本家(経営者たち)にとっては、金利は低い(安い)方がいい。銀行から借りている融資金の金利が上がるのが、経営者は、とにかく嫌いだ。この「経営者(産業資本家)にとって、金利は安い方がいいのだ」という経済の原理(プリンシプル)を、まずしっかり分かりなさい。産業資本家は、もの作りをして商品を作って、お店を経営して、その売りと利益から、従業員の給料を苦労して、払っているのだ。このことが分からないと、他の偉そうな議論をいくらしても無意味だ。世の中の仕組みの根本が分かったことにならない。 

 だから、それに対して、金儲けにだけ執着する、強欲人間たちである、金融博奕人間たちは、その歪んだ精神で、博奕の種銭(たねぜに)にするために、金利は高いほうがいい。 それが今の世界帝国の金融の城であるNYに集まっている。そして、彼らが、度を越した金融博奕(ばくち)をするものだから、やがて、市場が破裂を起こす。彼らは、先物(さきもの)と言って、「自分が持ってもいないものを、売る」この理屈をどこまでも拡張する。

 おカネが何十倍にでも膨らむ。それが世界に災いをもたらす。現在、世界中の債務(世界借金 world debt  ワールド・デット)は、377兆ドルにまで膨らんでいる。 これが2010年には、80兆ドルだった。これらの膨大な、生まれてしまった借金の残高このことを、世界中で、真面目で頭のいい人間たちは、心配している。どこまででも、どれだけでも、通貨(ドル)を刷って、政府の予算が足りなかったら、どれだけでも米国債(ナショナル・ボンド、TB 米財務省証券)を 刷ればいいんだ。それが、ケインズ経済学の教えだ、となっている。ケインズ博士が、墓場の陰で、「馬鹿ども目が。やっぱりこういうことをしたか。私には始めから分かっていたよ、お前たちがやるだろうことが 」と嘆いている。

アメリカの強欲人間たちは、 Ⅱ.の「海外にある、アメリカ国内にあるドルの20倍のドル」を、NYに呼び戻して、それを使いたい、と考えている、アメリカのゴロツキの、金融博奕人間(金融ユダヤ人)どもが、タカ派であり、「もっともっと金利を上げろ。金融市場を過熱させる。それが(人間の欲望を肯定する)資本主義というものだ」と騒いでいる。

それに対して、これ以上の国家債務(米国債の発行)には、堪えられません、と真面目な米財務官僚(ボルカ―派)は分かっている。 

だから、なぜ、こんなに円安(160円まで行った。他の国々も同じ)になるのかが分かるだろう。日本で借りられる「年率0.1%の 安価な資金を使って、米国の年率5.5%の高利の債券を買って運営」すれば、その差額で自動的に儲かる。これを、「円キャリー・トレイド(取引)」という。こういう金融博奕(ばくち)を山ほど、やっている。ただし、この動きが、どこまで出来るか、だ。

すなわち、 Ⅰ.のあまりにも摺り過ぎた(発行して、垂れ流した)米国債を、どうやって返済するか、償還できるか。その前に、信用崩壊が起きないか、だ。ここのところの闘いを、今、人類はやっているのだ。だから、皆、分かりなさい。

Ⅲ.(3つ目)が、前述した、新興国(貧乏大国たち)70カ国ぐらいも、国内が大量の自国の国債(借金証書)を抱えて、その償還が出来ず、今にも国家破産(デフォールト)しそうだ。この貧乏国たちは、強国であるアメリカのように「謝金を踏み倒す」ことは出来ない。IMF=世銀から借りている膨大な借款を、「もう、返せません。返す気が有りません」と宣言して、アルゼンチン(もう9回、これまでに破産した)を筆頭にして、「外国からの借金をチャラ、パーにしてくれ」と、騒ぎだそうとしている。これらの貧乏国の債務(借金)も、ほとんどは米ドル建てになっている。

それをわざと捻じ曲げて、貧乏諸国への中国からの借款を「債務の罠(わな)」だとか、盛んに書いている日本人の専門家や記者たちは、アメリカの手先を通り越して、統一教会(Moonies ムーニー)どもだ。

私の、今度の金融本では、2015年に起きた、ギリシアの国家破綻の時に登場した、バルファキスという勇敢な経済学者が、ツイプラス左翼救国政権の財務相(ファイナンシャル・ミニスター)になって、「ギリシア国は、破産しました。ですから、民間企業と同じく、破産手続きを取ります。外国からの借金は、ほとんど返しません」という経済理論を、本当に、実行しようとした。そして、怒りを買って辞任させられた。このバルファキスの優れた宣言が、これから、世界中で起きて来る。

 今、G20で、「この国家が破産した時に、どうやって債務をパーにすることを認めるか」の議論を始めている。 「パリ債権者会議」という世界の支配者たちが、隠然(いんぜん)と作っている、”Paris Club” 「パリ・クラブ」が壊れる、ということだ。もう、欧米白人たちが世界を支配している時代ではなくなるである。

 アメリカは、借金を踏み倒すが、小国たちは、夜逃げ(run away ランナウエイ)することを考えている。それでも借金を返せなかった、国民は、塗炭の苦しみを味あう。「娘が、女郎屋(ソープランド)に売られる。男なら、マグロ漁船に乗って来いや」の世界だ。 このことが分かって、始めて、世界の金融も分かるのだ。

 Ⅳ(4つ目)は、アメリカ国内の不動産と、NYなどの大都市のアパート価格の下落、暴落が始まっている、という事実だ。私の次の本に載せるが、FTの記事で、NYでは60%の下落をしている。全米の住宅地では、33%の下落をしている」が、事実だ。 これは、RMBS (住宅抵当証券)や、商業ビルのCRBS などの、マネタイズ(証券化)した、ボロくず債券(ハイリスク・ハイリターン債)の金融市場と直結する。これらの大親分が、Ⅰ.の米国債だ。

そして、Ⅴ.(5つ目)が、アメリカ国内の政治の動乱状況だ。もし、11月5日のアメリカ大統領選挙が、まともに行えないなら(きっと、また、巨大な不正選挙 voter fraud ヴォウター・フロード をやる) 、その前から、アメリカは、内乱、内戦状態になるだろう。 トランプ派の国民が、もう黙っていない。おそらく数万人の若者が、両方穂勢力で、銃撃戦となって死ぬだろう。

その前に、8月19日(?)から、始まる、米民主党の党大会(ナショナル・コンヴェンション)、ミシガン州(大都市シカゴが有る)の南の都市でのようだ。 この会場は、数万人の、怒れる貧しい若い労働者と学生たちが押し掛けるだろう。デープステイイト(超財界人と軍産複合体と法曹)に対する憎しみが限界まで来ている。ロバート・“ボビー”・ケネディJr (71歳、父親は殺された)が、この会場に来るかもしれない。やっぱり騒乱状態になるだろう。警察(ライオット・ポリス。機動隊)だけでなく州兵(ナショナル・ガード)も出動するだろう。FEMA フィーマも?

トランプ大統領の、生き残っている側近たちは本気で考えている。もし、彼らデープステイトがすんなり大統領選挙の結果を認めて、権力を明け渡すなら、その日のうちに、戒厳令(マーシャル・ラ=)を発令して、デープステイトの主要な人間たち、数万人を、ただちに国家反逆罪で、逮捕、拘束するだろう。

そして、金融政策としては、ただちに、ドルの切り下げ(まず20%とかを切り下げる)を実行しようとしている。この構想はすでに周囲に知られている。その時は、「ドルは暴落する」では済まないのだ。 これらのことを、日本人は分かりなさい。

Ⅵ.(6つ目)が、ロシアと中国の動きである。5月にプーチンが北京に行って、習近平と話し合う。ウクライナの停戦のことも当然だが、ここまで私が書いて来た、「アメリカの金融崩れから、自然に世界通貨体制が変わる」の話もするだろう。 

副島隆彦です。以下は、昨日、私が書いていた文だ。これももう、そのままここに載せる。内容は繰り返しだ。

  「ドルの下落」。その背後に、米国債の世界的な、暴落(金利は上昇)、投げ売りの始まりがある。 今の為替の変動は、アメリカの金融崩れの第2段階だ。日本ごとき、今や世界政治の実力では、アメリカの属国(従属国、朝貢国)をやり過ぎて、準(じゅん)大国にまで落ちてしまった国が、 アメリカを相手に、NYの金融市場で、ドルと 米国債を、大量に売り払って、それで、アメリカのドル覇権(the USdollar  hegemony  ザ・ユーエス・ダラー・ヘジェモニー)を突き崩(くず)すなど、出来るわけがない。このことも、重々、承知の上で、私、副島隆彦は、書いている。 

 日本政府(大蔵省と日銀)が、米国債をNY金融市場で一気に、1兆ドル(150兆円分)売ったら、本当にアメリカの金融市場(NYとシカゴの先物市場)は崩壊する。この時は、アメリカ政府(金融市場の監視当局)は、ただちに、サーキット・ブレイカーどころか、国家緊急金融統制令(こういう法律が有る)を発令して、金融市場を、その取引を、一瞬で、凍結(とうけつ、フリーズ)する。 そして、「市場での大量のドル売りを無かったことにする」をする。その特別な法律のことを、私は、すでに、自分の本に〇年前に、詳しく書いている。今度また書こう。

 

アメリカのトランプ大統領の、まだ生き延びているスタッフ(忠実な側近)たちは、11月に、順調に(当然のこととして、アメリカ国民の80%の支持を受けている)自分たちが大統領選挙に勝って、正当に権力の座に戻ったら、ただちに、「ドルの切り下げ(dollar round down)20% 」 とかの大胆な決断をし、ただちに実行する気でいる。

 このことは、公然たる事実である。そうなれば、1ドル=100円を割る、どころではない。米ドルは、80円、60円、40円と、どんどん崩れてゆく。今のアメリカは、そのような内向き政策しかできない。これが、America  first ! 「アメリカ・ファースト !」政策である。このアメリカ・ファースト ! を、私、副島隆彦が、もう10年前から、ずっと「バカ、こら。これを、アメリカが一番、とか アメリカ第一主義と 訳すのは、誤訳(ごやく)を 通り越して、低能(ていのう)、低知能の翻訳だ」とずっと、怒ってきた。正しくは、アメリカ・ファースト ! は、「アメリカ国内優先(こくないゆうせん)主義」と訳せ、と、私が、ずっと強調してきただろ。 アメリカは国内問題が山積していて、とても、もう、諸外国を支配し管理している(世界の警察官。ワールド・ポリスをやる)暇(ひま)も余裕もない。だから、トランプたちは、世界中に置いている米軍基地も、全部、アメリカの領土(国境線内。領土、領海の内側。太平洋ならグアムまで)に戻せ、と言っている。米軍の軍人たちも、「もう帰りたい。外国になんかいたくない。自分の国を守るためなら頑張るけど、外国のことなど知ったことではない」と思っている。米軍人はもう戦争をする気がない。だからウクライナに軍事支援で、山ほど、武器弾薬を送っている。自分たちはもう外国で死にたくない。これがアイソレイシオニズム(isolationism ✖孤立主義。本当は、アメリカ国内優先主義。外国のことは2の次主義 )である。

今日は、もうこれぐらいにしましょう。 

(以下が、冒頭に書いた、重要な日経の記事。転載貼り付け始め)

〇 「 円買い介入の上限どこまで 鈴木財務相「米国債を売却できる」 」 

広瀬洋平記者  2024年4月22日   日経新聞 

「米国との関係で売却できないということはない」。円買い・ドル売りの為替介入の原資として米国債を売却し、ドルに換金するのは難しいのではないか。鈴木俊一財務相は12日の衆院財務金融委員会で問われると、こう言明した。

市場では政府・日銀が22年10月以来の円買い介入に動くとの警戒感がくすぶる。好調な米景気を背景に米金利の先高観が強まり、対ドルの円相場は下落が続く。足元では1ドル=154円台と34年ぶりの円安水準にある。

円買い介入に踏み切る際は、ドルを売る元手として「外貨準備」を充てる。政府と日銀が保有する預金などの外貨建ての資産だ。財務省によると3月末時点での日本の外貨準備の残高は1兆2906億ドル(およそ199兆円)ある。

実際に介入に動く場合は、まずは総額の1割を占める預金を使うとみられてきた。7割以上を占める証券の多くは米国債とされる。売却してドルに換金すれば介入に使えるものの、利回り上昇圧力となるため米国の理解を得にくいとの見方があったからだ。

ただ政府と日銀が22年秋に9兆円超の円買い介入を実施した際は、米国債を売却したようだ。直後の外貨準備は証券が減り、預金残高はほぼ動かなかった。財務省の神田真人財務官は当時、原資は「無限にある」と市場をけん制したこともある。

介入規模は天井知らずなのか。BofA証券の山田修輔氏は「国内総生産(GDP)の2%が上限になる」とみる。

一般的に米財務省は、相手国が自国貿易に有利な通貨安方向への為替操作をしていないかを分析している。その基準の一つに「過去1年のうち8カ月以上の介入かつ総額がGDP比2%以上か」がある。

直近の22年秋の介入は円買いだったが、山田氏はそれがこの範囲に収まる規模だったとして「通貨高誘導の介入だとしても、当局は意識する」とみる。いまのGDP比2%は12兆円ほどになる。

仮にこの水準が上限だったとしても、財務省はそう受け止められないメッセージを発信する可能性が高い。介入はタイミングや規模を見透かされればされるほど効果が薄まるからだ。ある財務省の幹部も「2%なんて意識したことはない」と強調する。

鈴木氏の発言も額面通りには受け取れない。今はわずかな米国債の売却でもインフレ退治に苦しむ米国を刺激しかねないのは事実だ。市場を疑心暗鬼にさせる戦略とも解釈できるが、通貨政策の戦略の要諦は「言わぬが花」なのかもしれない。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

守谷 健二 投稿日:2024/05/03 12:24

【3123】天武天皇は「倭国(筑紫王朝)」の大皇弟であった。

『旧唐書』は、日本記事を「倭国伝」と「日本国伝」の併記で作っている。西暦663年の「白村江の戦」までを「倭国伝」で作り、703年の粟田真人の遣唐使の記事から「日本国伝」が始められている。

つまり、唐朝は七世紀の後半に「倭国(筑紫王朝)」から「日本国(大和王朝)」に日本の代表王朝の交代があったと認識していたのである。

661年八月に始まる倭国の朝鮮半島出兵は、唐・新羅連合による百済侵攻から百済王朝を救うため、と一般に言われているが、それは正しくはない。

倭王朝の新羅征伐は、650年にすでに決断されていた。

 (日本書紀より)

 白雉二(650)年、新羅の貢調使(みつぎもののつかい)、唐の国の服を着て、筑紫に泊(とま)れり。朝廷、恣(ほしきまま)に俗移せることを悪(にく)みて、呵責(せ)めて追い返したまふ。時に、巨勢大臣、奏上して申さく、「まさに今新羅を伐(う)ちたまはずは、後に必ず悔い有らむ。***

 

650年、新羅王朝は全面的に唐の臣下に入ったのです。服装から儀礼、暦に至るまですべて唐の制度を採用して筑紫に来たのです。これは倭(筑紫)王朝に対する裏切りでした。

 『隋書』より

 新羅・百済、皆倭を以て大国となして珍物多しとなし、並びにこれを敬仰し、恒に通使・往来す。

 

新羅と百済は、倭国を大国と敬い、臣下の礼を取っていた云うのです。中国統一王朝の隋朝がそれを認めていた。倭国は、新羅・百済に対し宗主国であった。

倭国は、650年には新羅討伐を決断していた。しかし、倭国が実際に新羅討伐軍の派兵に踏み切ったのは661年の八月でした。十年もの歳月が過ぎていた、その間に徐々に百済の旗色が悪くなっていったのです。

 なぜもっと前に新羅討伐に踏み切れなかったのか。考えられるのは、大和王朝(日本国)の存在です。

 新羅のバックには唐が控えていた、生半可な覚悟では新羅討伐に踏み切れなかった。倭王朝は、大和王朝の全面的な協力を必要としたはずである。

 それに対し大和王朝の意見は割れていた。孝徳天皇(在位645年~654年)らは倭国に協力すべしと主張し、斉明天皇(在位655~661年)、皇太子の中大兄皇子(後の天智天皇)は、協力に慎重派であった。大和王朝は一つにまとまらなかったのであった。結果、慎重派の方が勝利を収め、孝徳天皇は、孤立して憤死している。

 新羅討伐を決行する為、倭国はどうしても大和王朝の協力を必要とした。

661年正月六日、斉明天皇は筑紫行幸へ難波の港を出発した。教科書が、「新羅討伐への親政」と書く出来事である。しかし、この二日後、大田皇女(天智天皇の娘)が兵庫県と岡山県の県境の海路で大来皇女(おほくのひめみこ)を出産している。船上での出産であった。(日本書紀)

大田皇女は大海人皇子(後の天武天皇)に嫁いでいた。天武天皇は、661年の一年前あたりには大和王朝に居た事になる。

朝鮮半島戦況は、風雲急を告げていた百済が追い詰められていた。新羅討伐の決行は一刻の猶予も許されない情勢に成っていた。そんな中、倭国の大皇弟(天武)が、交渉の切り札として 大和に派遣されていたのではないか。大田皇女との結婚、懐妊は大和王朝との交渉の成功を意味している。斉明天皇、中大兄皇子は、倭国への協力を約束したのだろう。

661月正月六日の斉明天皇の筑紫行幸の目的は、懐妊している大田皇女を無事筑紫へ送り届けることにあった。大田皇女の解任は、倭国と日本国の同盟が成立した象徴であった。

倭国内にも、新羅討伐軍の派兵に疑問を持つ勢力もいただろう。それらの者たちを黙らせるためにも、日本国との同盟は必要であった。

斉明天皇が出発して二日後、兵庫県と岡山県の界の海路で大田皇女が出産したと云う記事は『日本書紀』のものです。私はこの記事を初めて読んだ時ビックリした。何故臨月の皇女を連れてゆく必要があったのだ、と。迷信深い船乗りたちが良く赦したものだ、と。通常あり得ない事件だ。

『日本書紀』の記す天武天皇の子供達には、極めて特徴的なことがある。長男の高市皇子と額田姫王(ぬかたのおほきみ)の間に生まれた十市皇女の二人だけが「壬申の乱(672年)」時点で成人であとの子供たちは、661年正月八日に生まれた大来皇女が最年長でまだ十一歳にすぎない。

高市皇子の母は、宗像君徳善の娘・尼子娘(あまこのいらつめ)です。筑紫に由来の人物です。

天武天皇が筑紫の人物であったことは疑いのない事と考えています。(続く)

 

 

 

 

 

 

片岡 裕晴 投稿日:2024/04/27 13:33

【3122】 崩れゆく選挙制度・その先に見えるもの

 

●前々回の東京都知事選挙(2016年)に立候補した立花孝志はNHKのスタジオで政見放送を録り『NHKをぶっ壊す!』というスローガンを9回叫び、一躍有名になりました。しかし、大半の人々は(不倫!路上!カーセックス!でNHKを批判した)そんな異端児立花孝志に拒否反応を示しましたが、10代の中高生達にとっては立花孝志にはどこか、何か引きつけられる魅力があったようです。2019年の統一地方選挙までの3年間に地方選挙の応援演説の為に各地の駅前に立った立花に、下校途中の中高生が寄ってきて、立花とアイコンタクトを取った後『NHKを!』と生徒達が叫ぶと、すかさず立花は笑顔で『・・・ぶっ壊す!』とポーズを返すと、彼らは大喜びで笑い転げるという光景がどこの街頭演説会場でも見受けられました。・・・・・あれから8年の時間が流れ、その時の中学一年生はとっくに18歳を超えて立派な有権者である。
●応援演説が終わると、写真撮影の時間が始まり生徒達は立花とツーショットやグループショットを『ぶっ壊すポーズ』を作ってスマホで撮影し、SNSに投稿する。その後、一般の有権者も集まってきて、『立花氏と立ち話』と名付けた対話集会が行なわれる。(そこでは選挙や政治の話だけではなく、人生相談まで立花は聞いている)応援演説や対話集会はYouTubeで中継され、同時接続で数百人から千人が視聴し、アーカイブでは数千人から一万人以上の人が観ることになる。
●前回の東京都知事選挙(2020年)では当時のN国党から3人の候補者を立てた。一人しか当選しない知事選挙に3人出すのはおかしいとお怒りになった(融通の利かない頑固な)方々は、今回(2024年)の都知事選挙に立花は30人の立候補者を立てるだろうと聞いたら、発狂するかもしれない(笑)

 

◆◆Democracyへの冒涜か? それとも・・・◆◆

立花孝志は真剣に『選挙ジャック』を考えている。 『選挙ジャック?』 エッ、何で・・・?

『選挙ジャック』をすることで人々を目覚めさせてこの国を変えようとしているように(私には)思える。常人なら非常識と思われるようなアイデアを合法の範囲内で考え出し、そして実行するところが普通を超越しているのだ(妄想するだけなら誰でも出来るが・・・)。余りにも現実を超越しているので、ほとんどの人は受け入れることが出来ず拒否反応を示すだろう。『なるほどそんな手があったのか』と相の手を入れられる大らかで、寛容な人々や中高生のようにまだピュアーな若者にとっては立花が天才であることを直感するだろう。

選挙の供託金が高いという話はよく聞かれる。しかし、立花孝志は供託金は安いと言う。例えば、東京都知事選挙の供託金は300万円である。300万円がなぜ安いかというと、①テレビでの政見放送(NHKテレビで6分×2回、民放で6分 ラジオでの放送もある)②各戸に配布される新聞(選挙公報 1ページの4分の1が無料で掲載される)朝日、読売などの新聞の有料広告が公費で掲載出来る③1万4000カ所の掲示板にポスターを貼る事が出来る・・・・・これだけのことがたった300万円で出来るので広告費に換算すれば3億円はするであろうと考えれば極めてコスパが良い、と立花は考える。

事実、2016年の都知事選挙に出た立花は『NHKをぶっ壊す!』で知名度を高め、3年後の参議院選挙で当選している。都知事選挙での広告効果が参議院選挙に有効に働いたのだ。当選した立花は(別の選挙に出馬したので)参議院議員を自動失職し、後を引き継いだ浜田聡(現参議院議員)は、この時の都知事選挙の政見放送を見て立花という『ぶっ飛んだ才能』を知り、N国党に入党したという経緯(いきさつ)もあって、都知事選挙は立花にとって、次に控える国政選挙の前哨戦という位置づけなのだ。(だから、都知事に当選する事なんて端(はな)から考えていない)

◆◆現行の選挙制度にアンチテーゼを突きつけ、『選挙革命』を行なう◆◆

現行の選挙制度は合理的ではなく、不公平であるだけでなく憲法に違反している。思いつくままに、その不合理や不公平な事柄を挙げていくと・・・・・

①被選挙権の年齢差別、これは法の下の平等に反し、憲法違反である(首長選、参議院選は30歳以上 衆議院選、地方選挙は25歳以上) 
→ これを選挙権と同じく18歳以上とする。年齢差別は職業選択の自由を奪っている。若者の投票率が低い原因一つは同世代の候補者がいないことである

②政治家の家業化(代々受け継ぐ世襲議員、2世議員、3世議員、4世議員・・・)を防ぐ → 政治家ではなく『政治屋』を作ってしまう 
③一票の格差問題の解消 
→ ②③は衆議院の小選挙区の廃止と参議院の選挙区を廃止して、全国を(参議院比例区と同じように)一つの大選挙区としてしまえば全て解決する 

④国政政党の候補者だけに与えられた特権を廃止して、国政政党、政治団体、無所属の候補者を全て同じスタートラインで選挙戦が戦えるようにする 
→政界ほど新規参入が難しい業界はない。原因は公職選挙法が既成政党、特に自民党に有利であるように作られているからである
⑤選挙ポスター掲示板の廃止とテレビの政見放送の廃止 
→ 掲示板の設置費用は税金の無駄使いであり、ポスターを貼る作業は組織力のある候補者に有利である。選挙管理委員会の公式サイトで候補者が政見を述べれば良いし、普段から自分でYouTube チャンネルを作り政治的立場や政策を発表しておけば良い

上記のような問題点は立花が記者会見や選挙演説において日頃から主張していることであるが、この7月に行なわれる都知事選挙において以下に述べるような方法でインパクトのあるプレゼンテーションが行なわれるであろう。

それを一言で言うならば『選挙革命』である。このような主張をする目的は選挙制度全体でかかる費用をできるだけ少なくする様に啓発していくこと、選挙が公平に行なわれる様にすることが究極の目的である。

◆◆都知事選挙では3つの政治団体を立ち上げる◆◆

■新たに3つの政治団体を立ち上げ、それぞれ10人の候補者を立てる。 → テレビの政見放送では(『NHKをぶっ壊す!』というNHK党の主張を1分間した後)各政治団体がそれぞれの政見を残り5分間で主張する。 → 12分×30(人)=360分=6時間 NHKの地上波を6時間独占出来る
(供託金はNHK党が負担する)

■選挙が変わった、選挙は面白いと有権者が思わず振り向かざるを得ない選挙戦術を用い、(選挙に毎回投票に行っていた50%の有権者からは相当な反感を買うだろうが)選挙に関心が無かった50%の有権者は注目するであろう

■新しい選挙運動に自発的に参加したくなる仕組みを作る → これは2022年の参議院選挙で実際に行なわれた手法であるが、期日前投票に行った有権者が投票用紙に『ガーシー』と名前を書き、その場でスマホで投票用紙を写真撮影する。会場を出た有権者はすぐTwitter(現X)でその写真を投稿する。そのツイートにガーシー本人や支持者が『いいね』を押すという選挙運動を広め、選挙運動を盛り上げた。 → 今回も初めて投票に行く人の動機付けの為にこの運動を拡大していく。

 【期日前投票用紙撮影事例】 (2022年参議院選挙)
 ↓   ↓   ↓
https://twitter.com/search?q=%E6%9C%9F%E6%97%A5%E5%89%8D%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC&src=typeahead_click

◆◆選挙を面白くして選挙に行かない50%を目覚めさせる◆◆

『選挙革命』で選挙に無関心であった50%の有権者が参加したくなる(次の様な)仕掛けが用意されていくことになる。それは『エンターテインメントに包まれた政治運動』といっても良いだろう。

■候補者を30人擁立する(前回2020年NHK党から3人立候補→ 同一政治団体から複数名候補者を立てるのは合法と確認されている)

→2016年の都知事選挙の立候補者数は21名、2020年は22名だったので、今回は50名以上立候補者数となると予想できる。掲示板の大きさは前回の倍以上が必要となり、経費も倍となる。従って選挙管理委員会によっては前回と同じ場所に設置できるか等々の検討が必要となり、場合によっては掲示板の設置を見送ることも起こり得るかも知れない。
→また、供託金は300万円×30(人分)=9000万円である。
→上で述べたように都知事選の広告効果は3億円の価値がある。30人分の供託金9000万円が広告効果に換算すれば100倍の90億円の(広告)波及効果があるといえる。

■選挙ポスター 同じポスターを30枚並べて貼る事の『衝撃』が話題となる

→掲示板に50人の候補者のポスターが貼られる事になる、そのうちの30枚が同じポスターが並んでいた場合のインパクトを想像してみると・・・それは『驚き』である

 【例1】ポスターは(候補者以外の)同じ人物の顔写真でも良い(候補者のポスターは貼らない)
   前回2020年の知事選では(候補者ではない)ホリエモンの写真を3枚並べて貼っている(これが合法であることは実証されている)
 【例2】例えば『被選挙権を18歳に引き下げよ!』というスローガンでも良い
 【例3】あるいは自分の愛犬や愛猫の可愛い写真と動物愛護のキャンペーンをしても良い
 【例4】『地球温暖化は嘘!EVよりもやっぱりガソリン車が素晴らしい!』という主張
 (商売に繋がるものや商品の宣伝は当然駄目)しかし、製品を広めることはOK 
 【例5】 『日産リーフに乗り換えて、炭酸ガスを減らそう』→× だが 『EV(電気自動車)に乗り換えて、炭酸ガスを減らそう』→○
    (世の中にまだ知られていない製品があれば、それを宣伝すれば結果として商品も売れる)

30枚同じポスターを貼ったダミー掲示板
  ↓   ↓   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=Adhc8rhfxPQ

■掲示板一カ所につき30枚の(自分の主張の為の)ポスターを貼る権利を提供(東京都民でなくても日本国民なら誰でもOK)

→都知事選挙のポスター掲示板は14,000カ所設置される。その一カ所につきNHK党に1万円の寄付で誰にでも(貼る)権利を譲るというものである
→(一人何カ所でも、場所は早い者勝ちで)もし延べ9000人以上が応募すれば、供託金9000万円は寄付でまかなえる
→これは選挙に関心が無く、これまでの選挙に投票に行ったことのない人たちへも選挙に関心を持ってもらうきっかけにもなるし、世の中に訴えたいことがあってもなかなかその機会に恵まれない人が、わずか4万円の負担(寄付1万円+ポスター代3万円)で20日も自分の社会的主張を発表出来る。そして、その30枚のポスターが貼られた掲示板を背景に自分の写真をスマホで撮って、SNSで(自分の主張を)拡散できる。(つまり、ポスター掲示板一カ所のプレゼンに終わらず、インターネットを通して全世界に何度でも拡散できる)

■選挙掲示板が『インスタ映え』するスポット化 → InstagramやTwitter(現X)で話題沸騰となる様な仕掛けをアイディア次第で誰もが作り、参加していく事が出来る

【特別衝撃事例】小池百合子が三選を目指して立候補する場合は『学歴詐称は公職選挙法違反である』というポスターを30枚貼った中に『小池百合子』のポスターが1枚あるというポスター掲示板のインパクトを想像してみましょう(カイロ大学首席卒業?)→ 都庁前の掲示板にこのポスターが貼られた場合、間違いなくそこは撮影スポットとなるであろう

都知事選挙はあくまでも次に控える総選挙(衆議院議員選挙)や参議院議員選挙の前哨戦である。再度確認しておきたいのは、都知事選挙とは国政選挙の為の『大宣伝』の場であり、今まで誰も考えもしなかった様な『選挙革命』を行なう目的は(これまで選挙に関心が無かった50%の)有権者を目覚めさせ、選挙に対する『古びた思い込み』を捨て去り、全ての候補者が平等に選挙戦を戦えるように『公職選挙法』を作り直す為の『政治運動』なのだ。

『NHKをぶっ壊す!』 → 『既得権益をぶっ壊す!』 → 『既得権益とは何かを追求(追究)していけば』 → その背後に存在する『巨悪』が浮かび上がって来るであろう。

◆◆公職選挙法は大幅に改正されるだろう◆◆

●4月16日告示4月28日投開票日の衆議院議員補欠選挙東京15区において、誰もが予想しなかった選挙制度を揺るがす事案が発生している。
それは、候補者による他の候補者と聴衆の『演説を聴く権利』に対する公然と行なわれる選挙妨害である。この事案は告示日から選挙期間中、毎日行なわれている。
妨害された陣営や一般有権者からの警察への通報が行なわれ、警察官が駆けつけるのだが、選挙妨害を行なっている者が候補者とその運動員達であるということで、現行法では候補者の選挙活動の権利が優先される為、警察は警告を発する事しかできず、お手上げの状態である。

●4月25日、吉村大阪府知事は記者会見を行ない、人口減少に伴う『消滅可能性都市』に関連した発言の中で『0歳児にも選挙権を与える』という考えを示し(あくまでも個人の持論であるがと述べた上で)日本維新の会の選挙マニフェストに入れていきたいと発言した。

●4月26日、日本保守党の百田代表は自党のYouTubeチャンネルで、この吉村知事の『0歳児に・・・・・』発言に関連して、『この吉村発言は若い世代に政治の発言権を持たせたいという趣旨だと思うが、こんなことを言うのはアホや。若い世代重視の政治が必要なら、80歳以上は選挙権を制限するとかの方がいい』と述べた。

(つづく)

(2024年4月27日投稿)

副島隆彦 投稿日:2024/04/23 22:38

【3121】金(きん)が最高値を付けたあと反落した。神戸での27日の私の講演会の最後の宣伝。

副島隆彦です。今日は、2024年4月23日(火)です。

 金(きん)の地金(じがね、ingot インゴット。純金、24K)の価格が世界的に急激に値上がり(高騰、こうとう)することが、3月からずっと続いていた。それが、ようやく、今日、一服(いっぷく)、一休(ひとやす)みした。やれやれ、これで良かった。私は一(ひと)安心だ。

(ここに、日本国内の金のお売りの最新のグラフを載せる)
国内金価格小売り

副島隆彦です。 今日の金の終値(おわりね)は、小売りで金1グラム=12,304円 だ。最高値は、4月22日の13,105円だった。ついに1万3千円台だ。
ということは、1グラム=1万4千円、1万6千円 が、目の前に見えて来た。そうしたら来年(2025年)は、おそらく2万円を達成だ。ということは・・・。

(ここに、金の国際値段=NYの先物での値段のグラフを貼る)
NY金価格 出所:金先物 取引 – 6月限月(げんげつ。期近 ) 2024 (GCM4) Investing.com

副島隆彦です。同じようにして、金の国際値段(NYの先物=さきもの=市場での値段)は、何と4月12日に、瞬間の最高値で、2,448.8ドル(1オンス、31,1グラム当たり)があった。ここまで上がった。2千4百ドル台だ。すると急に、「金は、1ounce (オウンス)=3,000ドルを目指す」と、NYやロンドンの金融業界が、慌(あわ)てふためいて揃(そろ)って言い出した。

 許しがたいことに、これまで、散々、アメリカ政府とグルになって、金の値段を、金ETF(きんイー・ティー・エフ )という、ペイパー・ゴールド(紙切れの金)のSPDR(スパイダー)Gold Share ( ゴールドシェア)という、気色の悪い、博奕打ち(ばくちうち。賭博者)たちが集まっている市場を使って、押し下げて来た者たちが、「金が上昇する」と言い出した。
 
 naked short selling (ネイキッド・ショート・セリング 、裸の空=から=売り。保証金=担保=証拠金 margin を差し出さない。特殊な特権を振りかざす ) で、500倍とかのレバレッジ(投資倍率)を掛けて、執拗(しつよう)に、世界の金(きん)価格 を、計画的に、暴落させ続けてきた張本人の、ゴールドマンサックス自身が、言い出した。何とも盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しいやつらだ。このゴールドマンの背後には、まさしくFRB(連邦準備制度理事会。アメリカの中央銀行)自身が、控(ひか)えている。

どうやら、彼らNYの金融市場を、一番上から支配、統制している者たち(超財界人たち、すなわち The Deep State デープ・ステイトだ)が、金(きん)で「踏み上げた(とんでもない大損をした)」ようである。まだその情報が出ない。だが、今の、この金価格の棒上(ぼうあ)げの「青空天井」sky the screen のグラフを見ていると、この「踏み上げ」( short squeeze ショート・スクウイーズ。そして、margin call マージン・コール 追証(おいしょう)発生による「ロス・カット」cut loss 、 損切り。あるいはブローカーによる取引の強制決済 stop loss ストップ・ロス )が起きたようだ。

どうもアメリカの金融支配者たち自身が大負けに負けたようだ。すなわち、「金とドルの戦いで、ついに、ドルが負けた」ようなのだ。彼らの大きな負けだ。歴史的な負けの始まりだ。私が4年前に書いた本の書名である『金とドルは、光芒(こうぼう)を放ち決戦の場へ』 (2020年11月、祥伝社刊 )の通りになった。
我らが金(きん)の大勝利である。これは世界史の転換点を示す、ひとつの指標(インデックス)である。

副島隆彦です。金の値段が、一体、どこまで一直線で上がり続けるか、と私だってずっと気にしていた。いつもは政治思想や歴史研究の本読みに、入れ込んでいるから金融や経済の動きは、私はあまり気にしない。
ところが、3月ぐいらから、激しく金(きん)が、一本調子で上がりだした。私も驚いた。私が、ずっと本で書いて予言して来たとおりになったからだ。

 私の本を読んでくれて、そして、私の予言(予測)を信じてくれて、そして金を実際にずっと前から(10年前から)、そして去年あたりに初めて買った人たち(も儲かった)が、真剣に、深刻にこの急上昇(に驚いて注視していた。 The gold price is rising . 「ゴールド・プライス・イズ・ライジング(上がっている)」を通り越して、The gold price is soaring. 「ゴールド・プライス・イズ・ソアーリング(激しく高騰している)」が、2か月ぐらい続いた。

これが、ようやく一旦、止まった。良かった。金融グラフの、「ジグザク動きの法則」に従って、下押し(値下がり)が、今日(23日)から起きた。やれやれ良かった、良かった、である。暫(しばら)く、2週間ぐらいは、この下落基調(げらくきちょう)が続くだろう。そして、だからこそ、この、値下がり場面が、次の金(きん)の買い時です。 初めて金(きん)を買う人たちにとっても、真剣に、ここの 「長期相場の中の、安値(やすね)を拾う」時期です。

金の小売りの価格で、1万1千円(11,000円)台が、出現したら、すぐに買うべきでしょう。これまで、金を買い続けてきた人も、さらに買うべきでしょう。

 私、副島隆彦 は、今から半年前の去年の11月に出版した、私の金融本の表紙(後掲する)の書名で、大きく『金は3倍になる』と書いた。そして、帯(おび)に、「金(きん)1グラムは、30,000円(3万円)にハネ上がる」と書いた。

この時は、誰も信じてくれなかった。私の周囲の人たちも。出版社の編集者たちも。白(しら)けたような顔をして、「勝手にどうぞお書きください。いつもの先生の大風呂敷(おおぶろしき)ですから。これも読者を惹(ひ)き付ける、言論、出版の商売(ビジネス)ですから」という顔をしていた。

ところが、この2か月で、ここまで急騰すると、流石(さすが)に皆の顔つきが変わった。「ホントだよ、副島の言う通りになった。ホントにこいつの言う通り、3万円になるかも」と、真顔で言い出した。どいつも、こいつも、こういう感じだ。
 ただし、投資とか、金儲(かねもう)けとかには、始めから全く興味を持たない、真面目で堅実な人々(国民の95%)は、「金が値上がりしたって、私には関係ないわ」と言う。これはこれで立派な見識であり、優れた人生観だ。人間が生来、持つ下品な射幸心(しゃこうしん)に近寄らない生き方だ。これを私は尊重する。特に私、副島隆彦の本の真に熱心な読者たちは、この手の読書人(どくしょじん)階級の人たちである。だから金(きん)や株がどうなろうと知ったことではない。だが、それでも、せめて副島隆彦の言うこと少しは聞いて、金貨(ゴールド・コイン)の2,3枚は買っていて欲しい。お金(かね)を無視して生きることは出来ない。あまりもの、世の中の動きに背を向けた、世捨て人( hermit ハーミット。仙人さま、隠遁者)の人生も、つまらない。

それで、ここからは、私の講演会の宣伝です。3日後の、4月27日(土)に、新神戸(しんこうべ)で行われる。まだ席は空いていますから、関西圏の金貨(きんか)の販売業者主催のものですが、私の顔を見に来てください。
この講演会は、新神戸(しんこうべ)駅のそばです。コインパレスという 金貨(ゴールド・コイン)の販売会社の 主催の 講演会だから、参加費は無料です。昼の12時時からです。今からでも申込できます。

 私がきっと今の時代の最先端で重要な話をします。私、副島隆彦の本の読者の皆さん、それからこの学問道場の閲覧者も時間のある人は、新神戸まで来て集まってください。詳細は以下の通りです。

https://www.coinpalace.jp/
コインパレスのホームページ
https://www.coinpalace.jp/seminarform0427
ここの申し込みフォーム ↑ に記入してから、会場に来てください。

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2024年4月27日(土)開場 12:30 13:00開演 ~ 17:00まで

演題 「金、銀、プラチナの今後の動向」 副島隆彦氏 <神戸講演会>

会場:神戸芸術センター芸術劇場

料金:入場無料

主催:株式会社コインパレス /協賛:日産証券インベストメント株式会社
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兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1-13 神戸芸術センター
この「神戸芸術センター」 の 大ホールです。大阪、神戸および関西圏に住んでいる人なら知っているでしょう。新神戸駅(しんこうべえき) から歩いて5分。地下鉄を含めて各線路の駅もあります。

副島隆彦です。金貨(ゴールドコイン。1オ(ウ)ンス。約31グラム。500円玉より少し大きいぐらい )1枚が、小売りで激しく値上がりして、今や、43万円になった。ついこの間まで、33万円だった。だから、私が、去年の11月に書いた本で、「あと3年で」その3倍の丁度100万円になる、と書いた。おそらくなるでしょう。だから、今からでも急いで買いなさい。きっと、近いうち1枚40万円近くに、一瞬ですが、あるでしょう。それから、また、上がり始めます。
副島隆彦です。最後に、前述した私の本の表紙を貼ります。ここからアマゾンにまで飛んでください。

(ここに 「金は3倍になる」本の表紙を貼って、アマゾンへのリンクも貼る)

金融恐慌が始まるので 金は3倍になる(ここをクリックするとアマゾンが開きます)
「金融恐慌が始まるので 金は3倍になる 」 祥伝社刊、単行本 – 2023/12/1発売
副島 隆彦 (著) 4.2  5つ星のうち4.2 44個の評価

(転載貼り付け。この本の 出版社からの宣伝文)

 世界の金融・経済秩序の大変動を見抜くベストセラー・シリーズの最新刊!
世界は“脱ドル化”に向かう―― 金1グラムは、30,000円にハネ上がる!
 今年8月29日、金の国内小売価格が、1グラム=10,000円の大台を超えた。著者はこの四半世紀、一貫して「金を買いなさい、必ず値上がりするから」「アメリカ発の金融恐慌になる。アメリカは世界覇権を失う」と主張し続けてきた。事実、金は26年前の1グラム=1,200円から、今は10,522円(11月20日)と、8.7倍に値上がりした。

 世界経済は今、「脱ドル化」(ディー・ダラーライゼーション)に向かっている。この動きが、金価格を大きく押し上げる。BRICKS諸国は、米ドルに代わる世界基軸通貨を準備中だ。1944年に決められた、金と米ドルの兌換体制(ブレトンウッズ体制)が終わる。すなわち米ドルの覇権が崩壊する。だから金の値段が上昇する。

1章 金(きん)の値段は3倍にハネ上がる
2章 世界で「脱ドル化(ディー・ダラーライゼーション)」が進んでゆく
3章 金利(イールド)の上昇から 不景気(リセッション)突入へ
4章 お金(かね)も腐(くさ)る
5章 半導体の先端技術で読むこれからの世界
巻末特集 半導体の新技術で大成長する15銘柄

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

守谷 健二 投稿日:2024/04/22 12:32

【3120】「万世一系の歴史(日本書紀)」は、天武天皇が創った

守谷健二です。今回は天武天皇について述べます。

 『日本書紀』天武十(681)年三月より

帝紀及び上古の諸事を記し定めしめたまふ。

 『古事記』序より

天皇(天武)詔(の)りたまひしく、「朕聞きたまへらく、『諸家のもたる帝紀及び本辞、既に正実に違ひ、多く虚偽を加ふ。』といへり。今の時に当たりて、その失を改めずは、未だ幾年をも経ずしてその旨滅びなむとす。これ即ち、邦家経緯、王化の鴻基なり。故これ、帝紀を撰録し、旧辞を討覈して、偽りを削り実を定めて、後の世に伝えむと欲す。」とのりたまひき。

 

『日本書紀』が、天武天皇の命(681年)で編纂が開始されたことは明らかです。天武天皇は、「壬申の乱」と呼ばれている内乱に勝利して皇位に就きました。『日本書紀』『古事記』は、「壬申の乱」の天武天皇の決起の正統性を述べています。故に「壬申の乱」は、天武天皇にとって『聖なる戦』です。では何故それが「壬申の乱」と呼ばれているのでしょう。天皇の聖なる戦は、「乱」と呼ばれて良いのでしょうか。「乱」と云うのは、下克上や裏切り、騙まし討ち、乗っ取りなど正規の秩序を破壊する行為です。通常悪業に当たる行為を指します。

天皇の聖なる戦いを「乱」と呼ぶのが赦されるのでしょうか。日本人は、奈良時代から天武の決起を「壬申の乱」と呼び、それが現代に至るまで定着してきた。

『懐風藻』(日本最古の漢詩集、天平勝宝三年(751)上梓の序を持つ)の大友皇子(天智天皇の長子、壬申の乱で天武天皇に滅ぼされる。明治に追号されて弘文天皇)伝は、「壬申の年の乱に会い、天命を遂げず。」と明記する。

日本人は、天武天皇の決起を「乱」と明確に認識していたのである。天武天皇は、武力で皇位を獲得したのだ。その権力者が、今までの歴史は出鱈目だから新しい歴史に切り替えると宣言したのである。それをそのまま信ずる事ができるのか。不思議なことに明治以来の近代日本では、天武天皇が定めた歴史(万世一系の天皇)が日本の本当の歴史と信じられて通用している。誠に面妖なことである。

何故に「乱」と認識していた天武の決起が(聖なる戦い)と認識が変わり、天武の定めた(万世一系の歴史)が日本の本当の歴史と信じられるようになったのか、その事を検討しようと思う。

『日本書紀』は、天武の決起(壬申の乱)を正統化する為に、天武紀を上下二巻に分けて作り、上巻全てを「壬申の乱」の顕彰に当てている。僅か一カ月に満たない戦いに、丸々一巻を費やしているのである。

この上巻は、「天武天皇は、天智天皇の同母弟なり。」で始められている。これぞ日本史上最大のデッチアゲ、インチキである。日本の知識人たちは鎌倉・南北朝時代あたりまでこの事を知っていたらしい。

天智天皇と天武天皇は、兄弟ではない。次回この事を述べたい。

 

 

 

 

 

 

 

副島隆彦 投稿日:2024/04/14 19:02

【3119】今度の岸田訪米で、米に払った(貢いだ、取られた)カネは、9兆円(600億ドル)である。

副島隆彦です。 今日は、2024年4月14日(日)です。

岸田首相は、今日14日には、もう東京に帰ってきているだろう。
アメリカ政府の国賓 (こくひん national guest ナショナル・ゲスト。半分はインチキで、プロトコールとしては、1段階落ちる公賓=こうひん=待遇らしい。バイデンは、晩餐で燕尾服を着ていなかったし、黒のネクタイだった)でのもてなしだ。

バイデン大統領とのホワイトハウスのローズガーデンでの共同記者会見(10日)。晩餐会(11日)それから、連邦議会(上下院合同)で岸田首相がスピーチをした。この時、アメリカの議員たちが、岸田スピーチの間(うしろの方に、記事と共に、その一部を載せた。とてもすべてには付き合いきれない。読んでいて飽きてしまった )に、15回も、スタンディング・オーヴェイション(総立ちの拍手)をした、とテレビ新聞が伝えた。

(ここに晩餐会の岸田とバイデンの写真を貼る)

なんで、アメリカはこんなに、「同盟国の日本」に気を使って、仰々しく対応し歓迎するのか。対(たい)中国での当てつけだ、とも、バイデンの大統領再選に向けてのアッピールだとも言われる。本当は日本なんか、馬鹿にしているくせに。

私たち日本国民は、訝(いぶか)しく、怪訝(けげん)な感じで、この岸田への米国政府の「大歓迎」を見ている。大方の日本人は、虚(むな)しく、白(しら)けている。「日米同盟」(にちべいどうめい。the US – Japan Alliance ザ・ユーエス・ジャパン・アライアンス)と言ってみても、その真実は、「帝国 と その属国との関係」であって、日米が対等で平等な同盟だ、などと日本人は誰も思っていない。

日本国民は、こういう意図的に設(しつら)えられた、外交の粉飾(ふんしょく)に、本能的に鼻白(はなじら)む。だから誰も岸田訪米など話題にもしない。 私、副島隆彦も、いちいちこんな下(くだ)らない事に自分の脳を使いたくない。それでも、どうしても書いておきたいことがひとつ有った。

それは、「岸田は、今回の訪米で、一体いくらアメリカに払ったんだよー」だ。日本国民が知りたいのは、この一点だ。このことを書いて、初めて副島隆彦である。私は皆の期待を裏切らない。はっきり書く。日本が、今度の岸田訪米に合わせて、アメリカに支払った貢(みつ)ぎ金(朝貢=ちょうこう=金)は、9兆円である。

日本から、9兆円もふんだくることが出来れば、アメリカの議員たち全員が、シラけながらも、日本の首相に、御愛想(おあいそう)の総立ちの拍手ぐらい、「ここで、拍手、起立する」の決められた通りに、するさ。私、副島隆彦は、米議員たちの苦しそうな表情を、テレビのニューズ映像で、見ていてピンときた。議員たちは、日本からウクライナへの軍事支援(武器と弾薬の購入費)の資金を奪い取ることが出来て、嬉しい。そういう苦し紛(まぎ)れの歪(ゆが)んだ表情をしていた。しかし、誰一人、この真実を口にする者はいない。「親密な外国への外交儀礼に反する」からだ。

去年の10月に、米下院で、ウクライナへの軍事支援の追加の支出の法案が、審議ストップで滞(とどこお)っていた。議会の下院(ザ・ハウス the House)の 共和党の大部分である、トランプ支持派の議員たちが、「絶対に、この600億ドルの外国への軍事支出は、認められない。そんな余裕の資金はわが国にはもうない。アメリカ・ファースト(アメリカの国内問題を優先)で、国内に回す支出で手一杯だ。ウクライナへの支援は、これまでの、開戦からの総計1400億ドル(22兆円)で限界だ。もうこれ以上は出せない」と、ずっと、下院で揉(も)め続けた。

外交は上院議会が優先する。だが、「いくら国が出すか」の国家予算の決定の権限は、下院にある。だから、トランプ派の議員たちが激しく反対、抵抗して来たから、この600億ドル(9兆円)の予算がその後ずっと下りなかった。それで、ウクライナに、トマホークミサイル他の最新鋭の中距離ミサイルやら、F―16戦闘機やら、エイブラムズ戦車やら、それから800万発の35ミリのロケット砲弾を供与出来ない。

なぜなら、兵器産業である レイセオンや、ロッキード・マーチンや、ボーイングや、マグダネル・ダグラスやジェネラル・ダイナミックス社たちに、お金を払わないと、ウクライナに向けて、兵器を出荷出来ないからだ。すでに兵器を出荷しているのだが、相手に渡すことが出来ない。それを日本のカネで、軍需産業に払って、それでウクライナ政府に米国製の兵器とミサイル、弾薬を引き渡すことが出来る。 それが9兆円だ。

日本国民には、一切このことを教えない。知っているのは、自民党の一番上の10人ぐらい(岸田と林官房長官と、木原誠二幹事長代理と、鈴木俊一財務相と、それから、島田隆(しまだたかし)首席補佐官や栗生(くりゅう)俊一官房副長官たち)だ。取り巻きの政治部記者や、テレビ新聞の幹部たちは、薄々は感じ取っているのだが、絶対に記事にしない。出来ない。だから、アメリカ政府も議員たちも、それから日本国民も、岸田の演説に、歯が浮くような苦い笑い声しか出ない。これが、現実の政治だ。

私は、アメリカ情報として、昨年の10月から米議会が、ウクライナ支援予算を執行できなくて、困っている、とずっと聞いてきた。ところが4月に入って、何だか急に、ウクライナ戦争をウオッチしている軍事ブロガーたちが、「600億ドルの軍事予算が米議会で通過したようだ。良かった」と書き出した。あれ、ヘンだな、と、私は、ここでピンときた。トランプ派の下院議員たちが、敵であるバイデン政権に妥協して折れた、という事実は全く無いからだ。

だから、またしても日本からふんだくったのだ。アメリカの議員たちは、この真実を知っている。だが、誰もこのことを口にしない。執行部から緘口令(かんこうれい、口止め)が敷かれている。
ドイツはもう出せない。その余裕がない。プーチンは、ヨーロッパにまでロシア軍を出しそうである。石油大国のサウジアラビアは、どんどんアメリカから離れている。これまでのようには、まったくアメリカにいい顔をしない。他のアラブの産油国も同じだ。 オイルダラー(原油の代金)の形でNYに溜(た)まっている資金を、アメリカ政府に、これ以上渡さない。そうなると、もう日本しかないのだ。

「 日本はアメリカのお財布(さいふ)。ATM だよ」と、言われて久しい。だから、これからもっともっと、若い人たちが、平気でこの言葉を言うようになることを、私は、じっと待っている。

時給千円 のアルバイト料金で、働いている、日本人の下の方の、5千万人の人たちがいる。もう35年間も、日本はこんな感じだ。もう貧乏国だ。それなのに、奇妙な上の方が、「バブル(経済)が、もう一度、来るよ。土地バブルは始まっている」と、妙に実感を込めて、騒いでいる。私もその実態を、いろいろと勘付いて調べている。

岸田が、今回払った、9兆円(600億ドル。1ドル=150円で計算)が、一体、どこの勘定(かんじょう)から、出るのか、日本人は、誰も考えない。「特別会計からですか?」などと、私のすぐ周(まわ)りの人間たちも、馬鹿なことを言う。 「 バカ。国家の 裏帳簿(うらちょうぼ)からに決まっているだろう」と、私が言うと、皆、ポカンとなる。そして、一瞬、空(うつ)ろな表情になって思考が宙(ちゅう)を舞う。私は、いつもそのアホ面(づら)をじっと観察している。

彼らは、私と親密な関係なのに、私の、これまでの金融本を、きちんと読んでいないのだ。面白半分で読んでいる。まともに、私、副島隆彦が書いてきたことを相手にしない。それだけの頭(知能、思考力)がない。私はすべて、分かって、重々(じゅうじゅう)分かった上で、自分の本に、細かくあれこれ書いてきた。

「だから、裏(うら)帳簿から日本がアメリカに払ったカネが、これまでの40年間の累積(るいせき)の残高で、16兆ドル(1800兆円)有る、と、私が、いつも書いているだろ」と、私は、繰り返し言い続ける。そして、「これらのアメリカへの貢ぎ金、強制的な支払い の、その見返りは、100年物(もの)の米国債だよ。それが、日本政府の裏帳簿(9つある政府系の国際金融法人)に積み上がっている。

今度の、9兆円もそれに追加される。だから、アメリカ合衆国 は、日本に債務(借金)の形を、超(ちょう)長期の米国債を売る、日本がそれを引き受ける(購入する)、という債券(ボンド)の売買の形を取るが、それが国家債務(ナショナル・デット)の貸借(たいしゃく)の形に、会計帳簿上はなる」のだ。こんなことも知らないで、いい歳の大人をお前たちは、やってきた。

だから分かるだろ。なぜ国際為替(かわせ)市場で、1ドルが150円から、153円になったか。それは、この2週間ぐらいの間に、日本政府が、手持ちの円(自国通貨だからいくらでも刷れる)を市場で売って、それをドルに替えて(日銀のブエノスアイレス支店とか、シンガポールや南アの支店とかで)、それを、アメリカ財務省の口座に振り込む。5兆円ぐらい売れば、為替が3円ぐらい円安にビューンと動く。 これで計算が合う。

だから、日銀と財務省は、歯を食いしばって、「為替市場の動きを放置しない」と言い続けて来た。一方で、円安を食い止める(阻止する)ために、山ほど日本政府が持っている米国債を、10兆円ぐらいも売って、それで「円安阻止(そし)介入をします」とは、言えないのだ。それをすると、自由市場ではなくなるから。政府の介入を公然と認めることを政府は出来ない。それは法律違反だ。

現実は、その逆で、円安を止める介入どころか、日本政府は、さらに円を売ってドルを買って、アメリカ政府に差し出しているのだ。まったくもって、「持ってけ、ドロボー」の世界だ。日本は、アメリカの属国(ぞっこく。トリヴュータリー・ステイト。a tribyutary state 朝貢国=ちょうこうこく=、家来(けらい)の国)として、要求されるがままに、暴力団に、みかじめ料を払っている、哀れな商店主のようなものだ。

この真実を、私、副島隆彦は、もう30年も、ずっと自分の本で書き続けて来た。
だから、私は、いつもいつも、たったひとりでじっと耐えて、「皆が分かってくれる日まで、私は我慢する」と自分に言い聞かせて来た。きっと私が死んだあとの10年後、20年後に、「大きな真実を知っていて書いてきたのは、副島隆彦だけだった」と、後世に評価されるだろう。

私は、どうにもならない気持ちを抑えながら毎日を生きている。
今度の岸田訪米で、唯一、面白かったのは、岸田の 記者会見での台本の「言い間違え」だ。これは、決して言い間違え、ではない。 岸田が、「日本の同盟国である中国と・・。あー、失礼。同盟国たる米国。・・ 日米同盟が優先します・・」と、急いで訂正した。初めから、そのように台本に書いてあったのだ。岸田はそれを読み上げた。

岸田が、言い間違えたのではない。そのように、日本側のスピーチ台本の作成者たちが、岸田も了解の上で、やってみせた。岸田は、まったく動じないで、一瞬、皮肉っぽい表情をした。 これぐらいしか、日本は、アメリカに一矢(いっし)報(むく)いる、しっぺ返しをすることが出来ないのだ。岸田たち、今の、日本の政権を担っている、宏池会(こうちかい)の、せめてもの、あメリカへの抵抗だ。これが、日本のアメリカへの面従腹背(めんじゅうふくはい)戦略だ。これで、「日本国民よ、分かってくれー。私たち、為政者(いせいしゃ)は、アメリカとの関係で、こんなに苦しんでいる」と、私たち日本国民に必死で、伝えているのだ。

(転載貼り付け始め)

〇 「 岸田文雄首相、「米国」を「中国」と言い間違い…「取り返しのつかないレベル」「ありえない」ネット大荒れ」
2024年4/11(木)   中日スポーツ

岸田文雄首相が、4月10日(日本時間11日)、日米首脳会談後に行った共同記者会見で「米国」を「中国」と言い間違う一幕があった。これらが報じられると、ネット上では非難の声が続々とあがった。 中国との外交について問われた際、「同盟国たる中国と…」と話した後、「あー、失礼。同盟国たる米国」と苦笑(にがわら)いして訂正した。

日本時間11日午前、この出来事が報じられると、X(旧ツウイッター)で「言い間違え」がトレンド入りした。 ネット上では「1番やってはいけない言い間違え」「全世界から注目が集まる場での言い間違い」「取り返しのつかないレベルのミス」「ありえない」「ヤバ過ぎる!もう台無し」「笑えない」と厳しい声が続々とあがった。

また「普段思っていることは、やっぱり口に出る」「本音じゃないの?」と皮肉る声もみられ、ネット上が荒れた状態になった。  支持率が低下する中、今回の国賓(こくひん)訪問で逆転を狙っているとみられるが、自ら足を引っ張る結果を招いてしまったようだ。   中日スポーツ

〇 「 岸田首相、「同盟国中国」と言い間違え 」

2024年4/11(木) 時事通信、ワシントン

「同盟国である中国と、失礼…」。  岸田文雄首相が4月10日の共同記者会見で日中外交に関する見解を問われた際、「同盟国である米国」と発言すべきところを誤ってこう発言する場面があった。首相はすぐに間違いに気付き、慌てて言い直した。  日本の首相による約9年ぶり(注記。安倍晋三がスピーチした)の国賓待遇の訪米とあって、非公式夕食会、歓迎式典、首脳会談などと行事が目白押しなだけに、同行筋からは疲れが出たのではないかとの見方も出ている。

〇 「 自衛隊は、米軍の指揮(しき)下に入らず 林官房長官「独立して行動」」
2024年4/11(木)  日経新聞

(副島隆彦注記。林は、こういうことを官房長官として、はっきり言うから、偉い)

(ここに林芳正の記者会見の写真を載せる)

記者会見する林芳正官房長官=11日午前、首相官邸

林芳正(はやしよしまさ)官房長官は、4月11日の記者会見で、日米両首脳が自衛隊と米軍の指揮統制の連携強化で合意したことに関し、「自衛隊と米軍はおのおの独立した系統に従って行動している。(今年度中に発足させる)自衛隊の統合(とうごう)作戦司令部が、米軍の指揮統制下に入ることはない」と説明した。・・・・日米、日米韓で一層緊密に連携することを確認した。こうした共通認識を踏まえた発言だと受け止めている」と述べた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 日本は、我慢に我慢だ。今の日本政府は、前の安倍晋三(アメリカに処分され、殺された。日本は核武装する、と言い続けたから。そして実際にそれに着手したので )のように、アメリカべったりの、反共右翼の売国奴の政権ではない。 私は、今の我慢に我慢の岸田政権を応援している。

それでは、一体、いつまで日本は我慢するのか。それは、米ドル=米国債 が、暴落を始める時までだ。あまりにも、刷り過ぎて、世界中に垂れ流した、米ドルと ”隠れ”米国債の巨額の山が、ついに信用を無くして、崩れ始める。ガラガラと巨大な信用崩壊(しんようほうかい)を起こす。アメリカの金融市場が危機に陥る。それは、もうすぐだ。あと一息だ。

それまでの、我慢だ。同じく、アメリカのトランプ派国民が、もう我慢しなくなる。その時だ。その時、アメリカは国内が、動乱状況になる。私、副島隆彦は、このように近(きん)未来予測し、冷静に考えています。
このことは、この4月10日に発売された、西森マリーさんの『帰って来たトランプ大統領 ー アメリカに”建国の正義” が戻る日』(秀和システム刊)の考えとピタリと一致している。

(ここにこの本の表紙と、アマゾンリンクを貼る)

『帰ってきたトランプ大統領 アメリカに〝建国の正義〟が戻る日』←青い部分をクリックするとアマゾンのページに行きます。

アメリカは、ドルの暴落で、諸外国からの借金(同じく米国債での支払い)を踏み倒す。1ドルも返さない。
日本は、裏帳簿にある 1800兆円分(ぶん)の米国債が紙切れになるのを、見届けた後、アメリカから独立を宣言する。

私は、昨日は、2020年4月に出版した、自著の『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(秀和システム刊)を、ずっと読み直していた。自分が書いた本を読み直すことで、勉強になる、というのは不思議な話だが、本当に、私は、自分の本から改めて新発見をする。
この、『本当は恐ろしいアメリカ・・』は、つい最近、出した私の新刊本の『 教養としての ヨーロッパの王と 大(だい)思想家たちの真実』(秀和システム、この3月刊 )と、深く繋(つな)がっていることが、分かった。後から書いた新刊の『ヨーロッパの王(たち)と‥』の方が、かなり読み易くなっている。

それに比べて、 『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史 』の方は、かなり高度の知識を、たくさん埋め込んでいる。だから、私、副島隆彦の本の、相当に熱心な読者たちで、生来、頭のいい人たちでも、こっちには、歯が立たなかったのではないか。それが、『ヨーロッパの王』本を、「なるほど、分かった」と感心して読んでくれた人たちが、改めて、読むと、かなりの収穫があるだろう、と、思います。おそらく500人ぐらいだが、そういう、真に頭(知能、思考力)のいい読者を、私は抱えている。この人たちが、私の同行者(どうこうしゃ)であり同志だ。

最後に書く。金(きん)の価格が、どんどん上がって、暴騰(ぼうとう)に近い上がり方を、この2週間でしている。 遂(つい)には NY(国際市場)で、金1オンス(31.1グラム) = 2,378ドル にまで撥(は)ね上がった(4月9日)。日本国内の、卸値では、1グラム = 11,700円 だ。
小売りだと、もう13,000円 間近(まぢか)だ。 それから、銀(シルバー)が、おどろくべき高騰を、ついに始めた。 これは注目に値する。

もうすぐ金(きん)を買おう、買おう、としていた人たちは、焦っているだろう。 だが大丈夫です。私、副島隆彦の言う(書く)ことを信じて、今からでも、腹を決めて、金を買いなさい。なぜなら、米ドル = 米国債 が、世界中で大きく崩れるからだ。

その時、世界が変わる。 そして、日本経済の50年ぶりの、新しいバブルは、中国と東南アジア諸国との連帯と連携によって起きる。もう、欧米白人たちの資金は、日本には入って来ない。彼らは大きく撤退しつつある。自分の国のお城(金融市場)が、ぼーぼーと燃え出しているからだ。
これからは、いよいよアジア人が隆盛(りゅうせい)する時代だ。日本はその時、その先頭に立っているだろう。今は、まだ日本は真っ暗の闇(やみ)の中にいる。だが、私たちの未来は明るい。
日本は、世界(国際社会)に何も、一切、悪いことをしないで、敗戦後の79年ここまでやって来た。
だから、日本は大丈夫だ。  オロオロしないで、安心しなさい。   副島隆彦記

副島隆彦の学問道場 投稿日:2024/04/12 12:55

【3118】『週刊現代』2024年4月20日号「名著、再び」で、『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』が紹介されました

 古村治彦です。今日は、2024年4月12日です。

 本日発売の『週刊現代』(講談社)2024年4月20日号の佐藤優(さとうまさる)先生の書評コーナー「名著、再び」(64-65ページ)にて、『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』が紹介されました。

バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる←青い部分ををクリックするとアマゾンが開きます

 『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』から多くの引用をしながらの2ページにわたる書評文です。佐藤先生には、『週刊ダイヤモンド』2024年3月2日号でも、拙著をご紹介いただきました。佐藤優先生、まことにありがとうございます。週刊現代4月20日号を、是非手に取ってお読みください。


(終わり)

副島隆彦 投稿日:2024/04/06 10:18

【3117】4月27日(土)の、神戸での私、副島隆彦の講演会に集まってください。

副島隆彦です。今日は、2024年4月6日(土)です。

今年は3月が寒かった。氷雨(ひさめ)と花曇(はなぐも)りの日が続いた。そのせいで、桜の開花が10日間ぐらい全国で遅れた。ようやくソメイヨシノ(染井吉野)が咲き始めた。山桜(やまざくら。小さな葉を付けて咲く。小さな白い桜だ)と同時に咲いている。良い季節になりました。

今日は、4月27日(土)に、神戸で行われる私の講演会の宣伝を、再度します。新神戸(しんこうべ)の駅のそばです。コインパレスという 金貨(ゴールド・コイン)の販売会社の 主催の 講演会だから、参加費は無料です。午後1時からです。会場は、まだ余裕が有りますから、今からでも申込できます。

神戸、大阪、関西圏に住んでいて時間のある人たちは、私、副島隆彦の顔を見に来てください。私が、きっと今の時代の最先端で、重要な話をします。私、副島隆彦の本の読者の皆さん、それから学問道場の閲覧者の皆さんも、神戸まで来て集まってください。詳細は以下の通りです。

https://www.coinpalace.jp/
コインパレスのホームページ
https://www.coinpalace.jp/seminarform0427
ここの申し込みフォーム ↑ に記入してから、会場に来てください。

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2024年4月27日(土)開場 12:30 13:00開演 ~ 17:00まで

演題 「金、銀、プラチナの今後の動向」 副島隆彦氏 <神戸講演会>

会場:神戸芸術センター芸術劇場

料金:入場無料

主催:株式会社コインパレス /協賛:日産証券インベストメント株式会社
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(ここに会場の建物の画像を貼る)
兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1-13 神戸芸術センター
場所は 「神戸芸術センター」 の 大ホール ( 芸術劇場 1100人収容)です。大阪、神戸および関西圏に住んでいる人なら知っているでしょう。新神戸駅(しんこうべえき) から歩いて5分。地下鉄を含めて各線路の駅もあります。

ついに、金貨(ゴールドコイン。1オンス。約31グラム)が、小売りで1個40万円になりました。ついこの間まで、33万円ぐらいだった。

金の国際(=世界)値段 (NYの先物(さきもの)市場 )で、2300ドル/オンス にもうすぐなりそうだ。日本国内では、4月5日(金曜日)の値段で、1グラム1万2386円だ(小売り)。 ですから、皆で集まって 「副島隆彦の本を読んで、金(きん)を買っておいてよかった。この先ももっと上がるらしい。だから、今からでも、まだ間に合うから金(きん)を買いましょう」の話をします。

それに対して、株式は、そろそろ、大きく崩れそうです。先週末(5日金曜日)で、日経平均は、900円下げて、終わり値では781円安(やす)だった。日経平均は、38,000円 台で、行ったり来たりです。NY(ニューヨーク)の株式も、同じく、38,000ドル台で、逡巡(しゅんじゅん)している。素人が、急に株に手を出すと、大抵の人は大損する。それに比べて、金(きん)などの貴金属の市場は、手堅くじっくりと持っていたら、着実に上がる。

この講演会の主催者は、コインパレス という 関西圏では、大手で信用のおける会社です。このコインパレス社を、私は、関西圏の 金(きん)の販売業者として、育てることに決めた。コインパレスは、以下の ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9)の説明文にもあるとおり、信用のおける金の取引業者です。関西圏の人は、このコインパレスのお店で金や銀の売り買いをしてください。まさしく この講演会場の、神戸芸術センター の30階に、コインパレスの実店舗(リアル・ショップ)が有ります。講演会のあとに、このお店を見に行ってください。「そろそろ金(きん)を買おうかなー」と思っている人には、もの凄く便利です。


( ↑ が、コインパレスのショールームの画像 )


神戸芸術センターへのアクセス  (地図)

https://www.art-center.jp/kobe/access/index.html
以上が、会場への案内です。

副島隆彦です。 さらに詳細に、今、金貨(ゴールド・コイン)を一個買うと
いくらするか、を示す。4月5日(金)の公表されている、3社の 値段です。

1. 田中貴金属  ウィーン、メイプル   408,681円
2. コインパレス  2024メイプル   401,077円
3. 野口コイン   2024ウィーン   400,676円

副島隆彦です。この表から分かる通り、
1.の 田中貴金属よりも、 2。の コインパレスで、買うと、7千円 安い。

さらには、 3.の 野口コインで買うと、さらに千円 安い。この事実に、注目して、驚いてください。

だから、私は、関西圏の人は、2.のコインパレスに買いに行きなさい、と薦(すす)める。さらに、九州圏の人、ネット販売で買いたい人は、3。の野口コイン( ネットで、この名前をいれたら、すぐに検索できます)で買いなさい。 最後に、一本だけ、新聞記事を載せます。

(転載貼り付け始め)

●「 国内金(きん)、初の 1グラム 1万2000 円 台  NYも最高値を更新 」

2024年3月29日 日本経済新聞

金(ゴールド)の国内小売価格が初めて税込みで1グラム1万2000円を突破した。地金商最大手の田中貴金属工業が29日発表した販売価格は、前日より229円高い1グラム1万2002円と、連日で最高値を更新した。
海外の金市場では米連邦準備理事会(FRB)が、年央にも利下げに転じるとの見方が意識され、金利がつかない金にマネーが流入している。外国為替市場で円安・ドル高傾向が続いていることも、円建ての国内金価格の押し上げ要因だ。

店頭販売価格は2営業日連続で最高値を付けた。年初からの上昇率は14%に達する。買い取り価格は1万1893円だった。大阪取引所に上場する金先物(中心限月)も29日付取引で一時1グラム1万888円をつけ、最高値を更新した。
海外の金価格の上昇が波及した。国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は28日、一時1トロイオンス2256.9ドルまで上昇し、1週間ぶりに最高値を更新した。NY先物と並ぶ金の国際指標であるロンドンの現物の取引価格も、一時1トロイオンス2234ドルと、最高値だった。

米国の金融政策の転換に加え、中東情勢の地政学リスクや新興国の中央銀行による金買いの動きも金相場を支えている。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。最後に、田中貴金属が、発表している、さらに詳細な、金、プラチナ、銀の 価格表を載せる。

(ここに表を貼る)

副島隆彦です。 以上です。4月27日に、新神戸の駅のそばでの、私の講演会に集まって下さい。  副島隆彦拝