重たい掲示板

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副島隆彦 投稿日:2024/07/24 01:14

【3146】トランプ暗殺未遂は、権力犯罪のトランプ殺害計画の大失敗である。その証拠がどんどん出ている。それとカマラ・ハリスという性悪女の登場。

副島隆彦です。今日は、2024年7月23日(火)と思ったら、この文を載せる(アップロードする)ときにはもう24日(水)になっていました。

冒頭で、私の新刊本の 金融本である『米国債の巨額踏み倒し(debt restructuring デット・リストラクチュアリング)で金融統制が始まる』 (徳間書店、8月1日刊)の宣伝を始めたので、今日のぼやきを、読みに行ってください。

炎暑です。頭がぼーっとします。私は炎天下の外に家から出て、少し歩いたら却(かえ)ってすっきりした。 ずっと頭痛がして、なかなか文章を書く気力(きりょく)が出ない。最後は気力だ。 私の頭痛は、老人に起きる高血圧(上は180ぐらいある)のせいだが、それ以外に、外気の高温と、それから世界情勢の不安定の所為(せい)もある。自分の気力を振り絞って私は書く。

(ここに日経新聞7月20日、に載った、一番、分かりやすい 現場の集会場の画像(写真)を貼る。新聞記事とかは、まとめて後ろに載せる)

(これは、日経の画像の説明文) 黄色破線より下がシークレットサービスの重点警備区域。発砲地点は地元警察が担当していた。立ち木が警護隊狙撃手の視界を遮ったとの指摘もある(衛星画像=グーグル))

(それから、もう一枚、15時37分GZEに到着の画像を貼る)

副島隆彦です。7月13日のトランプ銃撃は、「トランプを絶対に殺せ。これ以上、生かして置くな。確実に仕留めろ」という、大きな意思一致による国家犯罪、権力犯罪( power crime  パウワ・クライム)だ。

バイデン政権とそれを上から動かすThe Deep Stateを構成する、 超(ちょう)財界人たち(世界規模の大富豪たち)と 軍産複合体(ぐんさんふくごうたい)と、エリート法曹(ほうそう、legal guild リーガル )の総意の決断によるものだ。 「トランプを今、殺害すれば、そのあと何が起きようが、トランプ支持派の国民がどんなに怒って、激しい抗議行動を起こしても、すべて警察力と軍事力で、鎮圧し、押し潰(つぶ)すことが出来る」という、大きな決断によるものだ。

だから、トランプを警護していた筈(はず)のSecret Service ( シークレット・サーヴィス、大統領警護隊 )の全員が、トランプの暗殺計画を知っていた。銃撃直後に、トランプの体を庇(かば)って囲んだ、警護隊員たち自身も、トランプは、この時、暗殺される予定なのだ、と全員知っていた。

シークレット・サーヴィスというのは、そういう集団だ。まさしく、 Men  in  Black  「メン・イン・ブラック」 (黒づくめの男たち。映画にもなった)だ。 彼らは、国家の暴力装置だから、非情(ひじょう)に徹して、ロボットのように上官の命令に従う。ということは、やっぱり、この国家警察隊全体が、トランプ殺害を実行して、そして大失敗したのだ。

上掲(じょうけい)の現場の写真(グーグル)から分かる通り、20歳のふにゃふにゃした、クルックス容疑者が、トランプを狙撃したのではない。大統領警護隊の、銃殺隊(squad スクワッドあるいは、sabotage サボタージュ)の中の一番、腕の良い、

狙撃者 (sniper スナイパー)が、照準を定めてトランプを狙撃した。そして失敗した。銃弾はドナルド・トランプの右耳の上を掠(か)すって飛んで行った。 これは、暗殺計画の失敗である。大失敗である。大統領への暗殺の未遂ではなくて暗殺の失敗なのだ。それでトランプ暗殺を計画して失敗した者たちの中で、

大きな責任問題になっている筈(はず)である。シークレット・サーヴィスの女の長官 Cheatle チートル が、「トランプ氏銃撃「重大な作戦上の失敗」、チートル警護隊長官が(下院の調査委で)落ち度認める」(ロイター、7月22日)とある。一体、何が、「作戦上の失敗」なのか、これでは、「自分たちのトランプ暗殺計画の作戦の大失敗」という風にも取れる。

この作戦失敗とは、トランプ大統領の 警護(けいご)係としての職務遂行の失敗、とだけは読めない。何という事だろう。 国家犯罪としての大統領警護隊の上級監督庁の国土安全保障省(ホームランドセキュリティ、GOHS)、それから、FBI(連邦警察)の連携による国家の警察力そのものによる犯罪の失敗である。 こうなると話がメチャクチャニなって、自分たちが一体、何をやったのか、の内部での責任追求も出来なくなる。

ザ・ディープ・ステイト側は、大混乱だろう。これには、CNNや NYT(ニューヨークタイムズ紙)などの、体制メディも、そのグル(-プ)だろうから、ここも困惑(こんわく)の頂点に有るだろう。

「トランプを絶対に殺すんだ」と決めていた者たち。そして、それを暗黙で強く支持していた者たち。それは、属国(朝貢国)の日本国内にも、たくさんいる。彼らの大(だい)失望、超(ちょう)ガッカリまでも、私たちは理解できる。

それでだ。トランプ側の、善良な、正義を愛する 多くの温和な者たちは、どうするのか。彼らは、善良な、善人、いい人たち (私が、前に書いた good guys グッドガイたち)である。 この人たちの大半は、ポカーンとなって、言葉を失って、ただ、「トランプさんが、殺されなくてよかったね」と言い合っている。それだけだ。

それ以上何もできない。民衆の側は、合法的にしか動けない。トランプを私的に警護する長年の忠実なボディ・ガード(銃を持っている)たちさえ、トランプに近寄らせない。

真犯人は、何食わぬ顔をして、主人公のすぐ近く、すぐとなりに立っている。これがミステリー小説の真髄(しんずい)だ。人間世界を貫く真実だ。

共和党大会(15日から18日)で、各州の共和党の代表(デレゲイツ)たちが集まって、盛大にトランプの無事を祝福して、そして、皆で神(ゴッド)に感謝して、神に愛されているから殺されなかったトランプのために涙を流す、だけだ。他には、特別に何もできない。

トランプ暗殺の失敗の責任者たちを追及する、ための激しい怒りの、抗議行動も起きない。このまま、読手通り、大統領選挙の選挙集会を、ずっと、ずーっと、11月まで続けちゅく、ということになるのか。まだ4か月も有る。本当に、こういう茶番劇を、このあとも、ダラダラを続けてゆくのか。それが、大国アメリカの歴史であり慣(なら)わしなのか。

メディア(テレビ、新聞、ネット)の裏側では、アメリカ民衆の中に、激しい怒りが薄撒いているだろう。それに私、副島隆彦も加わりたい。が、属国(ぞっこく)日本という額縁(がくぶち)ショーの檻(おり)の中、金魚鉢(ばち)の中に入れられているから、どうにも身動きがとれない。

アメリカ国民も身動きが取れない。皆、自分の生活の苦労を、毎日、続けるしか他にすることがない。 みな、いい人たち グッドガイたちは、不愉快で、不満で、いらいらしながらも、 黙って鬱屈(うっくつ)している。

以下の X(旧ツウイッター)の 動画が、見るに値する。

(転載貼り付け始め)

https://x.com/I_Am_JohnCullen/status/1813064742186967271

In2ThinAir  @In2ThinAir

🚨#BREAKING SNIPER Seen using ZIPLINE Off the Water Tower! (Updates)

― IF True THIS is going to blow the entire Trump Butler Rally Shooting completely open!

― A SNIPER was seen on the tower and used a ZIP-LINE to escape back into the trees where an SUV registered to the Department of Agriculture.

― We have been telling EVERYONE about this water Tower since second 1!

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。このXの短い、現場の目撃証人の動画の言葉通り、本当は、どうも真実の狙撃者は、あの倉庫の屋根からではなくて、その北側のもっと背の高い、見晴らしの取れる、水塔(すいとう、water tower  ウオーター・タワー)の上から、狙撃したようだ。

その方が、会場のトランプをはっきりと捉(とら)えることが出来る。射撃距離は、140メートルよりも少し長くなって、180メートルぐらいだろう。前掲の2枚の画像から、判断できる。

そして、大統領警護隊(国家警察隊)は、その倉庫のとなりの駐車場に車両をずらりと並べて待機していただろう。私、副島隆彦は、犯行当日(日本では14日)から、ずっと、どうして、あの即座に殺された実行犯とされる20歳のガキ(こんな少年に、人間の狙撃など出来ない。長い訓練を積んだ、本物の狙撃者にしか出来ない。

そして、この狙撃者が、標的(トランプの頭)を、わずかに1センチ外(はず)した。だから、やっぱり凄腕のプロウpro の狙撃者だ。そして、標的(ターゲット)の破壊の失敗によって、この男は組織内からの激しい責任追及に遭っているだろう。おそらく殺害されるだろう。口封じでもある。

それから、次の朝日新聞のネット動画と記事も証拠だ。

( 転載貼り付け始め)

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20240714002936.html?iref=pc_photo_gallery_1

  • 朝日新聞デジタル 「ライフル銃の男が!」叫んでも続いた演説 トランプ氏警護に不備は

(ここに現場の見取り図の写真を貼る)

トランプ氏が銃撃された現場の見取り図

〇 「ライフル銃の男が!」叫んでも続いた演説 トランプ氏警護に不備は

朝日新聞  ワシントン=清宮涼 ニューヨーク=真海喬生  2024年7月14日 16時00分

トランプ前米大統領が狙撃された。11月の大統領選に立つ候補者の暗殺を試みる凶行は、選挙戦に向けた重要な舞台である共和党全国大会の直前に起きた。激しい党派対立に引き裂かれてきた米国社会に、新たな深い傷痕を残すことは間違いない。

米メディアによると、容疑者は、集会会場外の建物の屋根の上からトランプ氏を狙撃したとみられる。事件前にライフル銃を持った男を目撃した、という証言も報じられた。警護態勢に不備はなかったか、政界から検証を求める声も上がっている。

複数の米メディアは、事件後に警護隊に射殺された男は、現場のバトラーから約70キロ離れたベセルパーク出身のトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)と特定されたと報じた。事件の動機はわかっていないが、米ABCは、単独で犯行に及ぶ類型の事件ではないか、とする当局者の当座の見立てを伝えた。

連邦捜査局(FBI)の地元捜査官は13日夜の会見で、容疑者が警護隊に殺害される前、複数回発砲したことについて「驚くべきこと」と語った。警護態勢や、容疑者がどのように犯行現場に入れたのかなどを調査する、と説明した。AP通信は現場の写真や動画…この記事は 有料記事です。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 あーあ、もう、本当にイヤになるよ。自分が、こういうことを、書き続けることも。ずっとずっと、こういうことを、私、副島隆彦は、書き続けた。
もう40年間も書きづづけた。30歳で物書き、言論人に なった時からだ。

「そうではない。そのように世の中で、言われている、作られているが、本当はそうではない。そうではなくて、こっちが、大きな真実だ。今から、私、副島隆彦が書くことが真実( truth  トルース)だ。ただの真実ではない、“ 大きな枠組みの中の真実” だ。大きな観点からは、このように虚偽(きょぎ false フォールス)と 捏造(ねつぞう、fake フェイク) を否定して、打ち壊して、“ 本当の真実 ”を私は、暴き立てる 。私だけは騙(だま)されない。あいつらの策略に落ちない。私だけは、大きな真実を書いて世の中に伝える。私は、真実暴(あば)き言論人である 」 と、ずっと書いて来た。今回の、トランプ暗殺の大失敗も、同じだ。

私が、自分が頑張って、この属国・日本に、真実の言論と報道の明かりをつけて、真実の灯(ひ)を灯(とも)し続ける」 と、ずっと、ずーうっと 書いて来た。それで、200冊以上の本になって、それらの真実暴きの言論はそこらに散らばらしてある。私の本を読んで、「ああ、そうだったのか。やっぱり真実は、こうなのか」と、驚いてくれる人たちがいる限り、私は、商業出版物の枠組み(制限、規制)の中で、何とか、ここまで生活し、生きながらえて来た。

だから、今度の、トランプ殺害失敗も、 私、副島隆彦は、自分のこれまでの言論業績の列に連ねる(ラインナップする)ことが出来るように、必ず本にする。

自分の命と気力が続く限り、私は、真実の暴き言論( truth activist  トルース・アクティヴィスト)を続ける。

今、この時は、「副島隆彦がまた、書いているよ。アメリカの国家警察自身による、政権の命令で行われた権力犯罪だってさ」と、すぐには信用されなくても構わない。

ごく少数の優れたネット情報人間たちが、真実らしい、アメリカから流れて来る情報を日本に伝えてくれる。だが、彼らの多くは、ほとんど匿名(とくめい)だ。自分の名前と経歴と素性を書かないで、ネット上に情報を流す。それでも、いいのだが、私、副島隆彦はそういう訳(わけ)には行かないのだ。私は、自分の顔と姿を晒(さら)して、「これが真実だ」と、書きづづける。

そのようにしてもう40年間やってきた。あと何年、自分のこの体が保(も)つだろうか。死ぬまでやる。その為に殺されても構わない。本当は、私は、ただの評論家、文章書き ではない。私は、実際に行動して、実際に闘う人間だ。口ばっかりの人間ではないぞ。必要なときには、自分の体ごと、その現場に行く。そして敵ども(日本にいる ザ・デープステイトの手先。就中(なかんずく) 統一教会 )と、自分の体を動かしても闘うぞ。

普段から政治問題とりわけアメリカ政治に興味関心を持っている人は、少ない。国民の一割(一千万人)もいればいい。だが、こういう大統領が銃撃され暗殺未遂となると、日本人でも関心を持って、不安になる。アメリカで一体、何が起きているのだろう、と思う。世界はどうなるのか、と大きな不安と心配に、一瞬だが襲われる。この

民衆の不安の反応は自然なものである。その為に、私は、自分の「真実はこっちだ」を書いている。自分がこれまでに書いて来たことの延長線で、このまま、大きな予言、予測をしてきた方向に、世界は動いている、ということを証明しようとして、自分の言論を続けている。だから私は、ただの評論家ではない。ニューズ報道を自分なりに解釈(インタープレテイション)するレポーターreporter  (  ✖ リポーター こっちは違いカタカナ語 ) ではない。

トランプ殺害に失敗した、ザ・デープステイト勢力は、民主党の大統領候補を、ジョー・バイデン(21日に辞任表明)から、カマラ・ハリスに換えた。この女は、恥知らずの悪い女で、いいように上から操られるのに丁度だ。

バイデンは、トランプ殺害計画の最高決断者で、政策実行者(ecsqutioner  エクスキューショナー )の頂点である。だから殺害計画が失敗したのだから、どうしてもその責任を取らされる。だから、ひっこんだ。

カマラのような愚劣な女が出てきて、こいつが大統領になる、とあいつらは決めた。

こうなったら、アメリカの陰(かげ)に隠れている、ワルの支配者たちは、誰でもいいから、このまま、破れかぶれで、恥知らず女を表面に立てて、11月5日の大統領選挙に向かう。

(転載貼り付け始め)

【7月23日  AFP】 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領から民主党大統領候補に推薦されたカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は7月22日、デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)の選挙対策本部で演説し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の資質を激しく非難するとともに、「11月(の大統領選本選)に勝利する」と誓った。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。カマラは、ジャマイカ黒人の父と、インド系の母の子で、1965年生で、カリフォルニア州で地方検察官( DA ディー・エイ、デイストリクト・アトーネイdistrict attorney  )になった。このあと、カリフォルニア州議会の議長をしていた、大物の黒人の政治家に取り入って愛人になった。そのせいで、カマラは、42歳で、州の司法長官(アトーネイ・ジェネラル)になった性悪女(しょうわるおんな)だ。2016年に州選出の上院議員になった。


カマラ・ハリス(59歳)

そして、2020年の巨大な不正選挙の後、バイデンの副大統領になった。この性悪女の、カマラのことを、カリフォルニア州の人たちのほとんどが、よく知っている。大(だい)嫌われ者だ。本当に、この女は、人々から深く軽蔑されている。見苦しい限りの女だ。それでも、それでも、この悪質な女が、次のアメリカ合衆国の大統領にする、というのだ。どんなに、アメリカ国民の大(だい)ブーイグが起きても、彼ら極悪人の指導者(ザ・ディープステイト)は、居直って、押し通す。

この事は、7月7日にあった、日本の東京都知事選と同じだ。

日本の小池百合子とカマラ・ハリスは、まったく同類の政治動物だ。鉄面皮の阿婆擦(あばず)れ女だ。  小池百合子が、東京都民と日本国民から、これほどに嫌われて、経歴詐称で蔑(さげす)まれても、それでも、居直りつくして、都知事に当選するように、始めの始めから、仕組まれて、仕掛けられている。
小池が291万票で、当選。石丸伸二(いしまるしんじ)というヘンなハンサムなオカマのような男が出てきて、165万票取ったと。

そして、蓮舫(れんほう)は、128万票だったと。これは、不正選挙である。投票数をコンピュータで始めから操作して、始めから決めていた数字だ。日本では「ムサシ」という違法集計ソフトのコンピュータが使われる。

石丸というのは、統一教会員だ。こいつは、京都大学の学生時代からの強固な、勝共(しょうきょう)連合サークルの活動家だ。こいつを、操(あやつ)っているのは、自民党の中の、安倍晋三の子分の統一教会の幹部 たちだ。私は、田村重信(たむらしげのぶ)という自民党職員で政策、安保有事法制の主査をしていた、ワルの男に、20年ぐらい前に、内閣情報調査室の職員に、自民党本部まで口車(くちぐるま)にのせられて連れて行かれて、この田村に会っている。

蓮舫(この台湾人の名前を、ずっと堂々と使う、この女の神経も問題だ。この女も国民からの信用が少ない )を仕方なく支持する野党票を、半分に割るために、この石丸を出した。統一教会(ムーニー、Moonies )というのは、こういう恐ろしいことを何でもやる。そして、選挙そのものが不正だ。インチキだ。

小池はこれほど国民に、評判が悪いのに、それでも当選する。小池百合子も統一教会だ。この女の兄貴が、統一教会の中の、教祖文鮮明(ぶんせんめい)の5男坊の、文亮進(ぶんりょうしん)派の活動家だ。だから小池もこの5男坊派だから、今の最高幹部の、母親様の 韓鶴子(ハン・ハクチャ、かんつるこ)派とは分裂している。

だから、主流派の韓鶴子派と共同で動いていた、安倍晋三とは、小池は、嫌い合っていた。 それでも、こうやって、属国・日本は、アメリカのザ・ディープステイトのいいように操られる、哀れ極まりない国だ。

もっと書く。 安倍晋三が殺されたのも、大きなコンスピラシー(権力者たちの共同謀議)だ。トランプ暗殺と全く同じ形だ。安倍晋三を殺したことになっている、あの山上徹也(やまがみてつや)という、ガキンチョと、クルックスという20歳のふにゃふにゃした ガキンチョ(現場に連れてきて、SSに、ただちに射殺。これで死体とAK15銃 以外に証拠なし)が、実行犯のはずはない。

山上が撃ったのは、あれは、発煙筒(はつえんとう)だ。誰にも弾が当たっていない。安倍晋三に当たったはずの銃弾自身が発見されていない。

安倍晋三を射殺した(2022年7月8日)のは、いつも安倍の後(うし)ろに立っている、日本の警察庁のSP(エス・ピー)の男だ。十分に銃で人を撃つ訓練を積んだ国家警察官だ。この男と、それから奈良県の自民党の幹部たちが、「総理、大丈夫ですか」と、下にしゃがんだ安部の上に、覆いかぶさって、そして、小さな銃で、このSPが安倍の喉元(のどもと)を2発、撃った。その銃弾は、ガリウムヒ素弾で、安部の心臓の中で、溶けて無くなった。 これが真実だ。

私、副島隆彦は、こういうことをここの重たい掲示板や自分の本の中に、堂々と書いてきた。私、副島隆彦を、消したい、と思うなら、消せばいい。言論の自由(フリーダム・オブ・エクスプレシヨン)と真実の暴(あば)きのために殺されて死んだ、ということなら、私は本望(ほんもう)だ。 私は誰にも遠慮しない。なにものも恐れない。 なぜ、安倍晋三が殺されなければいけなかったか、のその理由とかも、私の本に書いている。読みたい人は、今からでも探して読みなさい。

さあ、もう、アメリカは、こうなったら、いよいよ、国家分裂するしかない。 全米の50州のうち、30州ぐらいが、今の連邦政府(ワシントン政府)から、分離独立(ぶんりどくりつ)する。これを、 secession  セセション と言う。国家から分離独立する思想、主義 を、secessionism セセショニズム と言う。むずかしい英語の単語だが、何とか、みんな、カタカナだけでも、覚えなさい。

この分離独立を実行する人たちを、secessionist セセシヨニスト と言う。今のアメリカの連邦政府(フェデラル・ガヴァーンメント。首都ワシントンDC )から分離独立することを、secede  セシード という。

だから、南部の大州のテキサスを中心にして、かつてフランス領だった、ルイジアナと呼ばれた、広大な、北の両ダコダ州やモンタナ州までを含む大きな一帯の州たちが、今の東部と 北部 (ボストン、ニューヨーク、ワシントン、シカゴが中心)から、政治的に分離独立(セシード、セシーデッド)する。中西部の諸州の州境(しゅうざかい)で、軍事衝突が起きる。 この動きを止めることはもう、出来ない。

私、副島隆彦は、今から5年前の2019年に、このアメリカ合衆国の国家分裂を予言した本を買いて出版している。 『国家分裂するアメリカ 七顛(しちてん)八倒(ばっとう)』(秀和システム刊)という本だ。ここに私ははっきりと、「10年後に、アメリカ合衆国は、3つの国に国家分裂する」と書いた。

(この本の表紙と、裏表紙の 国家3分裂の図 を載せる)

『国家分裂するアメリカ政治 七顛八倒(しちてんばっとう)』


3つの分裂するアメリカの重要な地図

副島隆彦です。このように、アメリカは国家分裂する。

多くのアメリカ人が、「もういい、もう私たちの我慢の限界だ。あいつらは、必ずまた巨大な不正選挙を実行する。「ドミニオン」という不正選挙マシーン、違法集計のコンピュータ・ソフトを、また使って、2020年12月にやったことを、また繰り返す。1億票の投票数を、トランプ票から、反対側カマラ・ハリスの方に移し替える。

何が有ろうと、どれだけ真実が漏れようと、そのために不正を告発する何万人もの人が死のう(殺される)と、彼らザ・ディープ・ステイトは、必ず、やる。 これほどに、民主政治(デモスのクラティア。デモクラシー)の基礎、土台を破壊して、アメリカ国民の多数派の信念と敵対して、自分たち超財界人(NYの金融と大都市の不動産を握る。決して表面には出て来ない大富豪たち)の独裁政治を続けるのか。何が有ろうと自分たちが正しい、と言い張るのか。そうか、それなら、もう、いい。私たちは分離独立する。そのために、戦争がどうしても、必要であるのなら、それももう避けることは出来ない」と、深いところで、多くの善良なアメリカ人が、決意、決断したはずだ。 私、副島隆彦には、その 嘆きと、絶望と、嘆きが、伝わって来て、分かる。

今日は、もう、載せないが、すぐに、「内戦(ないせん) Civil war  シビル・ウオー アメリカ最後の日」という映画が、有る。これは、アメリカでは4月12日の公開された。この「内戦 シヴィル・ワォー」の宣伝の表紙だけを、以下に貼る。

(ここに 「内戦」の 映画の表紙を貼ってください)

この映画が、日本では、10月4日から公開される。 この映画は、「テキサス州とカリフォルニア州の州兵(ナショナル・ガード)の合同軍が、ワシントンを総攻撃する。独裁者となった大統領の政権を否認して、議事堂やホワイトハウスをもヘリコプターと戦車で 攻撃する。この大争乱を追いかける女のジャーナリストが、このアメリカの国内の動乱、内乱の 目撃者として主人公だ」という構成になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=ri1-GwJdlAo&t=27s←映像を見る場合は青い部分をクリックしてください。

政府軍(連邦軍、北軍)と、南軍の戦闘だから、まさしく、第2次南北戦争(市民戦争)だ。だから、ザ・セカンド・シヴィル・ウオーだ。まさしく、そういう映画だ。この映画は、どっちの勢力にも加担しない、という中立の立場から描かれているようだ。 私もプレヴュー(予告編)しか見ていないので、詳しくは分からない。この映画のことは、次回書いて載せる。

それから、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 “ Fly  Me  to  the  Moon “ という最新の映画が、日本でも封切られた。7月19日からだ。私は、21日に、日比谷の東宝シネマで見て来た。

この映画は、1969年の7月の アポロ11号の打ち上げで、月面に人類(NASAの宇宙飛行士が降り立つ)という、虚構(きょこう fake  捏造=ねつぞう=)を

その虚構の月面着陸の フェイクの映像を、NASAが、ケープケネディ発射基地の一部の建物の中で、まるで映画作りのように、撮影して作って、それを、世界中に、

アメリカの偉業として、放送した。あの事件を扱っている。 この映画も、real ( リアル、真実、真正=しんせい=)と、fake ( フェイク、虚偽、捏造)とのどっちにでも取れるようにして、ドタバタコメディに仕立てた映画だ。

主演は、女優のスカーレット・ヨハンソンだ。彼女が、フェイクの映像を、 宇宙ロケット発射局長、責任者( launch director  ローンチ・ディレクター )の男(俳優チャニング・テイタム)との恋愛ものに仕立てた、チープな作りの映画だ。それでも、おそらく、NASA自身が、この映画にかなり協力している。こういう風に、スタジオの中で、虚偽の月面着陸の様子を映画撮影のようにして作ったのだ、と、大きくバラしている。時代は、もう、ここまで来た。大きな真実の暴露 まで、あと一歩だ。

自慢ではないが、私、副島隆彦は、この件についての、日本国の権威(けんい)である。 私は、『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店刊、2004年)という本を、書いている。今から20年前の本だ。 私、副島隆彦が、どれぐらい 「大きな枠組みの中の真実」を、世の中に露出させ、公然と暴き立てる人間であるか、を、分かっている人たちは、たくさんいる。

『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店刊、2004年)

だが、皆、自分の目の前の生活のことで忙しい。そして、みんな、そういうこれまでずっとウソをつかれてきて、騙されてきて、自分の脳(頭、思考)を操(あやつ)られてきたか、を怒らない。このことの、真実が大きく露見する時の、驚きが、どれほどのものであるか、を、一番、よく分かっているのは、私だ。

このことももうすぐだ。即ち、アメリカ帝国が滅ぶ、滅亡するときに、この捏造された、人類の月面着陸の巨大なウソ、虚偽も、暴かれ、訂正される。 アメリカの権力者、支配者、ザ・ディープステイトの誰も責任を取って、謝る者はいないだろう。ただ、アメリカ帝国が、帝国として崩れて、崩壊して、終わってゆくだけだ。

それでも、日本の勉強秀才の中で、理科系で、「自分は、少年時代からの、宇宙への夢で、アポロ11号の月面着陸を、56年間、ずっと信じて来た。ウソだったんだ。私は、騙されていた」と、大きく絶望して、自分の脳が割れるような、激しい痛み、軋(きし)みを覚える、理科系の秀才人間の成れの果て、たちが、日本でも数十万人は出て来るだろう。

彼らの苦しみと嘆きと激しい怒りを、私、副島隆彦は、今のうちから、冷静に予測し、慮(おもんばか)って置く。貴方たちは、苦しみなさい。そして脳が割れるような痛みに耐えなさい。そういう人は、まだ、good guys グッド・ガイの いい人たちだ。善人の部類に入(はい)る。
それに対して、「副島隆彦よ。真実なんかどうでもいいんだよ。そういうのは過ぎ去った昔のことだ」と言って跳ね除ける人間たちが居るだろう。そういう、自分の脳(思考)が、騙され続けた者たちの、自分自身への苦しみも痛みも感じないような人間は、それは、やっぱり、生来のワルで悪人で、bad guys バッド・ガイ だ。

アメリカ帝国、ザ・ディープステイトの 忠実な手先、子分、奴隷を職業として長くやって、それなりに、いい思いをした人たちだ。JAXSA (ジャクサ)を中心に、数万人いる。 私、副島隆彦は、この人間としての、善人と悪人の2種類の違いを、厳しく区別して、峻別する。

前回7月15日に、ここの重たい掲示板の、私の文の末尾の新聞記事に載せた、

トランプの側近で、通商担当の大統領補佐官(ほさかん)という政府高官を務めた、カリフォルニア大学アーバイン校の教授(経済学者)のピータ―・ナヴァロ Peter Navarro  (74歳)が、7月17日に、マイアミ連邦刑務所から、刑期満了で出所して、そのまま、ミルウォーキーの共和党に大会場に表れて、演説した。会場のすべてに人から、この4年間の、筋を曲げないで、闘い抜いた、ナヴァロの苦難に耐えた姿に、大声援が起きた。以下に、その記事を載せる。

(転載貼り付け始め)

副島隆彦注記。 ナヴァロ Peter Navarro  が一番、偉い。トランプ側近の高官の中で、一番よく闘い続けた。彼は、今や、ヒーローとなった。 かつ、トランプ陣営の中の ハードライナー hardliner だ。対(たい) the Deep State  のこのあとの闘い、戦争 でも強硬派で、最も意志の強い、軍事行動も含めた闘う集団のひとりだ。

ナヴァロが、マイアミの連邦刑務所から、禁錮4か月の刑を満了して、7月17日の午前中に出所。そのまま、ミルウオーキー共和党の党大会に急行して午後4時ごろの党大会(15日の開会から2日目)で、演説した。 このあと、トランプが、16日から会場に来ていたので、17日の聴衆の大喝采の ナヴァロ演説の後、ナヴァロと合って話した。

そしてトランプは、「彼を私の次の政権の閣僚に任命する」と発信した。実にいい話だ。 こういうのが、真実の政治闘争の中の真のドラマだ。歴史に残る名場面だ。

〇 「 トランプ氏元側近ナヴァロ氏、「不正義で収監」党大会で主張 出所後直行」

7/18(木) 16:16   毎日新聞

(ここに拳(こぶし)を突き上げるナヴァロの写真を貼る)

米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで、共和党全国大会の聴衆の歓声に応えるナバロ元大統領補佐官=2024年7月17日、秋山信一撮影

米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の共和党全国大会で17日、トランプ前政権で大統領補佐官を務めたピーター・ナバロ氏(75)が演説した。2021年の連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の召喚に応じなかったとして議会侮辱罪で有罪となり、南部フロリダ州の刑事施設に収監されていたが、7月17日の出所後に党大会に直行。政治的な訴追だったとして「(民主党の)ジョー・バイデン(大統領)と不正義の司法省によって収監されていた」と主張した。

ナバロ氏が登壇すると、会場は「ウエルカム・ホーム(お帰りなさい)」と連呼し大合唱になった。ナバロ氏は、トランプ氏も四つの刑事事件で起訴されたことを念頭に「彼らは私にも、トランプ氏にも襲いかかった。次はあなたかもしれない」と述べ、司法当局が政治的に偏向しているとの持論を展開した。

ナバロ氏は、トランプ氏に関する情報は大統領特権で保護されると主張し、下院特別委の召喚を拒否。議会侮辱罪で禁錮4月の有罪判決を受けていた。トランプ氏の元側近のスティーブ・バノン元首席戦略官(70)も同様に有罪となり、今月1日に収監された。【ミルウォーキー秋山信一】

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 私、副島隆彦は、このあとは、ナヴァロや、それから、スティーヴン・ミラー Steven Miller  たち、トランプ側近の、トランプにずっと忠実( loyalist 、ロイアリス、忠誠派 )で、かつ頭が良くて、そして、ザ・ディープステイトとこのあとも、徹底的に戦って、彼らを打ち負かそうとしている、トランプ勢力の中の、頑強な主戦派(しゅせんは、hardliner ハードライナー)たちの、発表している、論文、戦略書 のことを、日本国民に書いて伝える。それは、

“ Project 2025 “  「プロジェクト 2025」 (ヘリテイジ財団の機関紙から発表)である。この戦略論文に、「トランプが次の選挙で勝ち、就任したら、その日に、5万人の、国家反逆者たちを逮捕、拘束する」となっている。その中には、the DeepStateの 表に出ている人間たちである、ヒラリー・クリントンやジョージ・ソロス(もう死んでいると思う。その息子、アレックスでいい)たちを、一斉に逮捕して、国家反逆罪で、裁判に掛ける」としている。

私、副島隆彦は、このスティーヴン・ミラーたち(トランプの優秀なスピーチ・ライター、今は、国境線の移民問題担当)の 戦いに、共感し、支持する。何かあったら、出来ることなら、日本の国民を代表して、彼ら闘う真のトランプ派の元に駆けつけて、一緒に闘いたい。

このように、私、副島隆彦は旗幟鮮明(きしせんめい)である。アメリカのトランプ革命のために、日本から馳(は)せ参(さん)じたい。それでも、激しい戦いが起きて、アメリカは国家分裂する。必ず分裂する。それでよし、と、私はする。

以下に、始めのところで書いた、 トランプ暗殺の未遂で、大失敗についての、その暗殺計画のプロット( plot 仕掛け、計画)について、この権力犯罪(コンスピラシー)が、露見、発覚していることを書いている新聞記事たちを、貼り付ける。

(転載貼り付け始め)

〇 「 トランプ氏銃撃、警備に3つの失態 動機はなお謎 」

2024年7月20日  日経新聞  (ニューヨーク=朝田賢治、野一色遥花、ワシントン=赤木俊介)

銃撃を受けた後、シークレットサービス職員に抱えられ演壇を降りるトランプ前米大統領(13日)=AP

トランプ前米大統領が選挙演説中に銃撃された事件から20日で1週間になる。検証が進む中で、シークレットサービス(大統領警護隊)の警備体制に人員不足や地元警察の連携不足など、主に3つの失態があったことが明らかになってきた。米政治を揺るがした事件は「人災」の側面も強い。政治家の身体の安全は民主主義や言論の自由の大前提だが、それを守る体制が揺らいでいる。

重要行事相次ぎ、警備人員が不足か

米ABCテレビなどの報道によると、死亡したトーマス・マシュー・クルックス容疑者は集会の開催が発表されてから2日後の7月5日に、近隣のウォルマート店舗で弾薬を購入した。

事件当日の13日には午前中に一度会場を「下見」したほか、ドローンを飛ばしていたとの報道もある。午後5時ごろに再び現れ、同6時過ぎにトランプ氏に向けて発砲。約30秒後にシークレットサービスの狙撃手に射殺された。容疑者は集会参加者に目撃されているほか、犯行の数十分前には警備チームからも不審者として捕捉されていた。

黄色破線より下がシークレットサービスの重点警備区域。発砲地点は地元警察が担当していた。立ち木が警護隊狙撃手の視界を遮ったとの指摘もある(衛星画像=グーグル)

容疑者の動機や背後関係については連邦捜査局(FBI)の捜査が進行中だ。だが、前大統領で、大統領選挙戦の有力候補であるトランプ氏への銃撃を防げなかったことに衝撃が広がっている。

事件後、警備全体に責任を持つシークレットサービスの体制に次々と「穴」が見つかっている。集約すると、①人員の不足、②警備計画の甘さ、③地元警察との連携ミスが主要原因と言えそうだ。

下院司法委員会のジョーダン委員長がFBIのレイ長官に宛てた書簡によると、シークレットサービスが事前に開いた集会の警備体制に関するブリーフィングで、地元警察などに対して「北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が直前に開催されているため、人員が不足している」と説明していたことが明らかになっている。

シークレットサービスは大統領らに加え、外国要人の警備も任務だ。全体で7000人以上の人員を抱えるとはいえ、重要行事が集中しトランプ氏の集会への対応が手薄になっていた可能性がある。

発砲場所、警戒区域から外れる

そうした状況の中で策定した警備計画にも不備が明らかになってきた。

当日、ペンシルベニア州警察や地元のビーバー郡警察と合同で警備にあたっていた。シークレットサービス本隊が担う重点警備エリアは演壇周辺に限定し、容疑者の発砲地点は地元警察に委任していたという。

発砲地点は会場周辺で数少ない高い建物で、事前にリスクが高いと認識されていたにもかかわらず、重点区域からは漏れていた。通常であれば配置するべき警備員を置いておらず、結果として容疑者の侵入を止められなかった。

容疑者が発砲した建物。犯行前に屋根に上る姿を目撃されている=ロイター

シークレットサービス側の狙撃手はトランプ氏の背後の建物の屋上2カ所で警戒に当たっていた。発砲地点と狙撃手の間には立ち木があり、近いほうの狙撃手からは容疑者を捉えづらく、対抗射撃が遅れたとの見方がある。容疑者は8発を発砲し、トランプ氏以外にも3人が死傷した。

「縦割り警備」が、情報共有の遅れにつながった可能性がある。当日には距離計をもってうろつく容疑者の目撃されている。ライフルを手に屋根にはい上がる姿をみて近くの警備担当者に通報した人もいたが、そうした情報が十分に共有されていなかったとみられる。

地元警察との連携も不足

発砲の20〜30分前には地元警察が容疑者を不審者としてマークし、写真まで撮影していたことが報じられている。情報は連絡網で報告されたが、犯行直前に見失っていた。事件後、シークレットサービス側が地元警察を批判して反発を受けるなど、当初からの連携が取れていなかったことをうかがわせる場面もあった。

数々の失態に、シークレットサービスへの風当たりは強まる一方だ。

17日、米FOXニュースに出演したジョンソン下院議長はシークレットサービスのチートル長官の辞任を要求し、銃撃事件を調査する超党派のタスクフォースを設立すると発表した。バイデン米大統領と国土安全保障省もそれぞれ調査に踏み切ると発表したほか、上下両院では複数の委員会もすでに調査に乗り出している。ブラックバーン上院議員は17日、共和党全国大会の会場内で自身とその他の上院議員ら3人が警備監督のため会場を訪れていたチートル氏を直接問い詰める動画を公開した。

容疑者の勤務先、「きちんと仕事をしていた」

一方、クルックス容疑者の犯行動機については、依然明らかになっていない。

トーマス・マシュー・クルックス容疑者=ロイター

勤務先の介護施設の管理者は「きちんと仕事をこなし、経歴などの調査も問題なかった」と語った。共和党員として有権者登録し、民主党系の団体にも献金した形跡がある。ロイター通信によると、地元の射撃クラブのメンバーだった。

米CNNテレビは地元の高校の同級生の話として、数学などの成績は優秀だった一方、学生生活になじめずにいじめられていたと伝えた。「かなり保守的な友人グループを持ち、そのうちの何人かはトランプ氏の帽子をかぶっていた」との証言もある。

FBIは容疑者の携帯電話を解析するなどしている。トランプ氏のほか、バイデン大統領の写真が保存されていたほか、民主党全国大会やトランプ氏のイベントの予定がメモされていたことが分かっている。

16日には米CNNテレビが、イラン政府がトランプ氏の暗殺を計画していることを米当局が把握していたと報じた。銃撃事件とは無関係とされるが、野外で多くの人に触れる機会が増える選挙期間中は特にリスクが大きくなる。2022年の安倍晋三元首相の銃撃事件も、選挙演説中の犯行だった。  (ニューヨーク=朝田賢治、野一色遥花、ワシントン=赤木俊介)

〇 トランプ氏銃撃「重大な作戦上の失敗」、チートル警護隊長官が落ち度認める

2024年7/23(火)

(ここにこの、ワルの女の顔を貼る。どうせ始めからクビになる係りのどうでもいいダミーの女だ)

米シークレットサービス(大統領警護隊)のチートル長官(写真)は22日、今月13日に起きたトランプ前大統領を狙った銃撃事件について議会で証言し、警備に落ち度があったと認めた。(2024年 ロイター/Kevin Mohatt)

David Morgan [ワシントン 22日 ロイター] – 米シークレットサービス(大統領警護隊)のチートル長官は7月22日、今月13日に起きたトランプ前大統領を狙った銃撃事件について議会で証言し、警備に落ち度があったと認めた。

チートル氏は下院監視委員会での証言で「7月13日に発生したトランプ前大統領に対する暗殺未遂事件は、シークレット・サービスにとってここ数十年で最も重大な作戦上の失敗だった。われわれは失敗した。シークレットサービスの長官として、いかなるセキュリティー上の不備についても全責任を負う」と述べた。

シークレットサービスがトランプ氏の警護に十分な資源を投入しなかったという共和党の主張に対しては、「 トランプ氏の警備は銃撃事件の前から強化されていた。われわれの任務は政治的なものではない。生と死に関するものだ」と語った。 チートル長官に対しては、共和党のマイク・ジョンソン下院議長、共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務らが辞任を要求。ジョンソン議長は、下院の調査を進めるため、超党派の特別委員会を立ち上げる。 この日の公聴会はトランプ氏銃撃事件に関する1回目のもので、7月24日には米連邦捜査局(FBI)のレイ長官が下院司法委員会の公聴会に出席する。

〇 大統領警護隊チートル長官を追及 トランプ氏暗殺未遂で公聴会 米下院委

7/22(月)

22日、ワシントンで開かれた米下院監視・説明責任委員会の公聴会に臨む大統領警護隊(シークレットサービス)のチートル長官(EPA時事)

【ワシントン時事】米下院監視・説明責任委員会は22日、トランプ前米大統領(共和党)を狙った暗殺未遂事件の警備態勢を検証する公聴会を開いた。  大統領警護隊(シークレットサービス)のチートル長官が出席。共和党側は銃撃を許した経緯や原因を厳しく追及した。

チートル氏は公聴会で、事件は「ここ数十年で最も重大な警備上の失敗だ」と強調。警護の不備については「私が全責任を負う」と表明した。共和党側は辞任を求めており、公聴会で警備態勢の不備を問いただした。

〇 大統領警護隊、トランプ氏の警備強化拒否 現場は再三要請 米報道

7/21(日)

米紙ワシントン・ポストは7月20日、大統領警護隊(シークレットサービス)が過去2年間、共和党のトランプ前大統領の警護担当者が、警備強化の要請をしてたが、これを再三にわたって拒否していた と報じた。大統領警護隊は13日の銃撃事件直後、過去に警備強化を拒んでいたことを否定していた。同紙の報道を受けて、他の米メディアにも要請を拒否していた事実を認めた。

共和党は警護隊の態勢に問題があったと非難した。連邦議会で幹部らを追及する方針だ。トランプ氏の支持者の間では「民主党が事件の背後にいる」という根拠のない陰謀論が広がっており、警護隊が警備強化に消極的だったことは、こうした臆測に拍車をかける可能性もある。

大統領経験者であるトランプ氏は、国土安全保障省に所属する大統領警護隊の警護対象になっている。報道によると、トランプ氏の警護担当者は選挙集会などの警備態勢が不十分だとして、狙撃手の警戒監視役、襲撃者への反撃要員、トランプ氏が参加するイベント出席者の荷物検査担当などの増員を再三求めていた。

しかし、警護隊幹部らは、人員や予算の不足を理由に要請を拒否。自治体の警察などの支援で要員不足を補ってきたという。  トランプ氏は、銃撃直後に身をていして自身を守った警護担当者らに謝意を示している。一方、陣営は2023年9月に中西部ミシガン州で開いた集会で、参加者が警備の規制を強行突破して会場に入ろうとしたことなどから警備態勢に不満を抱いていたという。

米メディアによると、大統領警護隊は現職や元職の大統領、副大統領、その家族など20人以上の警護に当たっている。トランプ氏は多くの大統領経験者と異なり、退任後も活発に政治活動を続け、大規模な集会にもたびたび参加してきた。そのため、他の警護対象者以上に要員が必要になる場面が多かったとみられる。【ワシントン秋山信一】

〇 「「次は失敗するな」と投稿した民主党スタッフが辞職…トランプ氏銃撃事件の直後に(海外)」

2024年7/16(火) ビジネス・インサイダー誌

(ここに、ワルの黒人の 、トランプ攻撃の、噛(か)ませ犬のベニー・トンプソン議員の顔写真を貼る)

(副島隆彦加筆。私は、今回は、” 帝国の配当 ” the dividend of empire  ”  ザ・ディヴィデンド・オブ・エンパイア」 のことは書かない。近いうちに書く。

なぜ、貧困層のアメリカ人や、黒人や、労働組合の幹部たちが、米民主党という、本来なら、民衆と労働者の党のはずなのに、こんなに、民主党が腐れ果てるか、と言うと、

民主党を上からあやつる、大企業の連合体、即ちザ・ディープステイト が、アメリカ民衆の半分ぐらいの支持を持つか、というと。彼ら、貧困層のアメリカ人に、アメリカが帝国であることの報酬、配当、利益分配の お零(こぼ)れを、与えるからだ。

だから、こういうシンプソン のような、黒人のワルの、ならず者のような男が、議員となって、真面目なアメリカ白人の議員たちに、噛ませ犬で、襲い掛かる役割をするのだ。

この「貧困層への帝国の配当、報酬があるからだ」論は、そのうち、徹底的に、私は書く)

地元メディアの報道によると、ベニー・トンプソン民主党下院議員は、スタッフの辞表を受理した。

トランプ大統領の暗殺未遂事件を受けて、民主党のスタッフが挑発的な投稿をした後、辞職した。 ミシシッピ州共和党は、彼女が「次は失敗するな」と書いたことを受けて、解任を要求した。 ジャクリーン・マーソーは謝罪したが、地元報道によると捜査官が彼女の自宅を訪れて尋問した。
複数の報道によると、民主党のベニー・トンプソン(Bennie Thompson)下院議員のもとで働いていた女性が、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領暗殺未遂事件を受けてソーシャルメディアに挑発的なメッセージを投稿し、その後、辞職した。 ジャクリーン・マーソー(Jacqueline Marsaw)は、ミシシッピ州ナチェズのトンプソン議員の選挙区事務所でケースワーカー兼マネージャーを務めていたが、元大統領を狙った銃撃事件の直後にFacebookにその投稿を行った。
ペンシルベニア州バトラーで7月13日に開かれた選挙集会でトランプ氏が銃撃を受け、集会参加者1人が死亡し、2人が重傷を負っていた。 地元紙のクラリオン・レジャー(Clarion Ledger)が保存したスクリーンショットによると、マーソーの投稿には「私は暴力を容認するわけではないが、次は失敗しないように射撃のレッスンを受けてほしい」と書かれていた。 この投稿はたちまち批判を集め、ミシシッピ州共和党は「卑劣だ」と非難し、マーソーの解雇を要求した。

ベニー・トンプソンは、トランプ前大統領の暗殺未遂を容認した現場責任者を解雇すべきだ!!! さらにミシシッピ州の州監査官で共和党員のシャド・ホワイト(Shad White)氏は、クラリオン・レジャー紙に対し、トンプソン議員が「変人のスタッフ」を雇っていると語り、彼がトランプ氏は重罪犯であるとしてシークレットサービスの保護を拒否する法案を支持していることを指摘し、トンプソン議員に辞任を求めた。

地元紙ナチェズ・デモクラット(Natchez Democrat)に対し、マーソーは「その瞬間、圧倒されてしまった」と語り、「私は筋金入りの民主党員です」と付け加えた。投稿は冗談のつもりだったと彼女は語っている。 アダムズ郡保安官のトラヴィス・パッテン(Travis Patten)は、シークレットサービスが14日の朝に地元警察に連絡し、マーソーへの事情聴取と彼女の自宅への訪問を依頼したと同紙に語った。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/07/15 13:56

【3145】 7月13日のトランプ銃撃、暗殺未遂 事件について 私の考えを書く。アメリカは内戦 civl war に入って行く。

副島隆彦です。今日は、2024年7月15日(月)です。午前10時から書き始めて午後2時に、以下の文を載せます。

今から、私は、現地7月13日に、アメリカのペンシルベニア州の田舎の都市で起きた、ドナルド・トランプ大統領(本当は今でもそうなのだ。極悪人たちに不正選挙で違法に引きづり下ろされた )への銃撃 ( gun shot ガン・ショット)のことを書く。

(ここに 新聞記事の トランプの顔に、撃たれた耳から血が流れて顔にかかっている写真だけを載せる。記事はうしろの方に載せる)

 これは明らかに暗殺、assassination アサシネイション の その未遂(attempted アテンプテッド)である。 こんなことが起きた以上、アメリカは、これから間違いなく動乱(どうらん)状況に入る。アメリカ動乱を、英語で何と言うか。ここで  civil war  (シビル・ウオー 市民戦争、内乱) を使うと、これは組織された軍隊あるいは、銃を持った市民の軍事組織による政府軍との戦闘にならないといけない。

 その一歩手前だろうから、どうも、まだ、civil strife  「シビル・ストライフ」 の段階だ。strife ストライフ(闘争) は、struggle ストラグル (闘争、もがき苦しみ)と似ているが、政治学用語だ。 アメリカ合衆国は、今、この「市民戦争一歩(いっぽ)手前」のシビル・ストライフ に突入した。 アメリカ社会に、大きな動揺と 不安 ( unrest  アンレスト)が広がっている。

私は、このトランプ銃撃事件を知ったのは、14日(日)の朝の7時だ。弟子の一人が、以下のNBC News の 動画をすぐに送ってくれた。

(転載貼り付け始め)

動画、トランプは無事。左下耳上に出血しているが元気な様子。(根尾記)

  • ”Watch: Trump rushed off stage by Secret Service after shots fired at rally”

CMBC 2024/7/14 6pm

https://www.nbcnews.com/video/watch-trump-rushed-off-stage-by-secret-service-after-shots-fired-at-rally-214810693743

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。このNBC News の動画のページのさらに続けての最新、今朝(15日)に朝1時のニューズで、

演説会場から、わずか148yard (140メートル)しか離れていない建物の2階から狙撃されている。国家公務員である大統領警護隊(シークレット・サーヴィス)の責任が問われている。どうもこのシークレット・サーヴィスの内部にサボタージュ(破壊活動)部隊がいるらしい。トランプ暗殺 は、今のバイデン政権自身が計画し実行した国家犯罪だ。

 現場で7,8発、銃声が聞こえたとされるが、私が現場のニューズ動画を見た感じでは、もっと自動小銃の銃撃音が続いている。AR(エイ
アール)15という半自動(セミオートマチック)小銃のライフルによる。直径5.4ミリの小さな弾弾だ。普通、専門の殺し屋たちであるスナイパー(sniper 狙撃者) が使う高性能の狙撃銃とはちがう。それでもAR15の破壊力は強くて、銃弾が当たると人間の脳を吹き飛ばすそうだ。トランプは、銃弾があと1センチずれていたら脳に当たって即死していただろう。

 トランプを確実に殺そうとする 者たちの組織的な動きがある。それは、トランプへの激しい憎しみを抱いている者たちで、「絶対にトランプを殺してやる」という者たちの組織だ。それが国家組織に中に出来ている。国土安全保障省(こくどあんぜんほしょうしょうDOHS )がシークレットサーヴィス(大統領警護隊)の上部監督組織 だから、その長官が実施命令を出したのだ。バイデンは、暗殺計画を上申されて許可を出している。

 「トランプを絶対に殺してやる」の主犯たちは、大きくは、ザ・ディープステイトだ。だが、私、副島隆彦が簡単に、まさしくthe Deep State ( アメリカの超財界人と軍産複合体 と エリート法曹) だ、と書いてしまうと、それ以上の説得力が無くなるので、今日は、このコトバはなるべく使わない。

「アメリカは国家分裂(分断とも言う)が進んでいる」という言葉は、今ではバカ日本のバカ・テレビ、新聞でも使うようになった。このコトバを使わないと、アメリカ政治評論は一切できないのだ。これを、 America  is  divided . 「アメリカ(合衆国)・イズ・デヴァイデッド」と言う。私、副島隆彦は、もう20年前から、自分のアメリカ政治評論の本でこのコトバを使っている。

 今回は、このアメリカの国家分裂 をさらに細分化したコトバとして、 「アメリカ・イズ・フラクチュアード fractuard  」という言葉がぴったりである。このフラクチュアード というのは、骨の骨折の時に使うのだが、裂け目、割れ目が出来て、砕(くだ)ける感じだ。物体が壊れるの break ブレイクに近い。

 アメリカ人どうしの考えが合わないで、憎み合い、いがみ合いを通り越して、もはや修復困難なところにまで来ている。これを ただの山崩れ、土砂崩れの landsliding ランドスライディング のように考えると、それでは済まない。ランドスライディングは、地滑(すべ)り程度だから、擁壁(ようへき)工事をやって土盛(ども)りし直せば修復できる。 だが、どうも今のアメリカは、もはや修復工事では済まない。それぐらい、国家、国論が分裂している。だから、大きなアヴァランチ avalanche  巨大な地滑り、で雪崩(なだれ)のような感じになっている。もはや復旧(ふっきゅう)困難だ。この段階にまで来ている。

 アメリカ国家の power structure  パウア・ストラクチュア 国家基本構造 そのものが、もう壊れている。
デモクラシー(デモス=民衆=の代表者権力制度、民主政)の土台である 選挙制度を、巨大な不正( votor
fraud ヴォウター・フロード、をやって、1億票を、相手に移し替える)をどうしても、また(2020年の12がつに続いて)やるだろうから、だから、もうアメリカは国家(憲法体制)が壊れているのだ。超財界人たちによる、独裁政(どくさいせい)だ。このことを、私たちははっきりと知らなければいけない。

 だから、もうすぐ、アメリカ合衆国は、今の連邦制度(れんぽうせいど the united states 連合した州  )が壊れる。 南の大州のテキサス州に、公然と、「テキサス独立運動」が沸き起こっている。その周辺の州たち(ステイツ states )も「もう、連邦政府( federal government フェデラル・ガヴァーンメント)は要らない。それぞれがk国家(state ステイト)として独立する」と、東部の北のバーモント 州までが言い出した。かつての南部連邦( The Confederaiton ザ・コンフェデレイション )が復活しつつある。

このあと、アメリカのシヴィル・ストライフ(内戦一歩手前)がどのような道をたどるか。
いつ次の段階である、Civil War ( 市民戦争、同国民どうしの戦争。内乱、内戦) に繋(つな)がるか。
そして、それが、The Second Civil War ( ザ・セカンド・シヴィル・ウォー、第2次市民戦争)すなわち、第2次の南北(なんぼく)戦争 (1861-5年) に繋がるか。

 アメリカを裏から上から支配している、悪魔崇拝(この世は悪が支配するしかなのだの信念の人たち)は、簡単には、彼らが今、非合法に握りしめている政治権力を手放さない。手放すはずがないのだ。 だから、これらのことを、早め目、早めに書いて、「これからアメリカはこうなる、こうなる。それに連れて、世界は、こうなる。こうなる」と、 日本国民に伝えるのが、私、副島隆彦の運命(fate フェイト )だ。

 トランプ大統領が、このように殺されかかった以上、もはや正常な政治集会、普通の演説会(選挙遊説=ゆうぜい= 、rally  ラリー)は、もう開けない。それでも、7月15日からの共和党大会(ザ・リパブリカン・ナショナル・コンヴェンション)は開催されるだろう。

 トランプはここに来る。北のウイスコンシン州のミルウオーキーで開かれる。ここにトランプが登場して、共和党は打って一丸となっての大統領候補の資格を取る。

 トランプは、13日の銃撃された会場で、「待て、待て」とトランプの体を防護した警護隊に言って、そのあと、手を振り上げて、「闘うぞ、闘うぞ、闘うぞ」 ” Fight ,Fight ,Fight ” と、言いづづけた。これが、アメリカの政治の伝統の populist  ポピュリスト、 民衆(みんしゅう)主義者 の真の姿だ。アメリカの歴史の中で、どれぐらい、ポピュリストたちが、民衆の圧倒的な支持と 強い熱気に支えられて、首都ワシントンに攻め上がったか。日本人は、誰からも教わっていない。誰も教えることが出来ない。

私、副島隆彦だけが、本で書いて教えた。アメリカの真のポピュリストの ヒューイ・ロング Huye Long (ルイジアナ州知事から上院議員、そして大統領を目指した。1935年に暗殺された )や、ウイリアム・ジェニングズ・ブライアン W.J .Brian  ( 確実に大統領になれると言われた。金融財界人たちと闘い続けた政治家、演説家、宣教師 )、カフリン神父 , Henry  George  ヘンリー・ジョージ(農民、貧しい市民たちへの土地開放主義者)たち、人民主義者、ピープル主義者たちの歴史を、誰も知らない。

  それから、トランプが、ホワイトハウスの応接室の壁にいつも飾っていた 第7代大統領の アンドリュー・ジャクソン Andrew Jackson (在1829-37年)が
、どんなにワシントンの官僚主義と闘って、彼らを全員首にしたか。この Jacksonnian Democracy 「ジャクソニアン・デモクラシー」が、まさしくアメリカのポピュリズム思想である。

 トランプのことを、ポピュリストと書いて、それに、必ず「大衆迎合(げいごう)主義者」と書く、日本の大手新聞社の、アメリカの子分、手先 をやり続ける記者たちを、私は、そのうち一斉に、名指しで一覧表にして糾弾し筆誅(ひっちゅう)を加えるつもりだ。

 ドナルド・トランプは、2016年の大統領選挙に当選する前からの、闘いで、ずっとこのアメリカのポピュリズム(民衆支持主義、人民主義)の思想に忠実であり、一度も、アメリカ民衆を裏切らなかった。妥協はしても、いつも潔(いさぎよ)かった。だからアメリカ民衆がトランプを支持し、トランプを多くの試練に耐えた、自分たちの偉大なリーダー leader 指導者 だ、と認めている。特に、アメリカ軍人や軍人あがり(の老人たち、ヴェテラン)や警察署長(チーフ)レベルの人たちにトランプの支持は堅い。

だから、トランプ派のアメリカ国民は、今や、大きなトランプ勢力である。

だから、おそらく、9月、10月になったら、ただの政治集会ではなくて、首都ワシントンDCと、NYに向かって、直接の、政治的な要求の、 直接の大きな抗議行動 protest rally プロテスト・ラリーを、自然発生的に始めるだろう。アメリカ国民が自発的にこの動きに出る。 それは、ただの組織的な動きの demonstration  デモンストレイションではない。 政治混乱を理由に、 今の見苦しい、アメリカの違法な支配者たちは、11月5日の大統領選挙を延期、それも期限を定めない延期にする動きに出る。それは、アメリカ憲法を停止する、クーデターだ。独裁政治だ。

 それと対決して、アメリカ民衆が、自分たちで各州から抗議の行動を始めて、大きな集団となって、ワシントンとニューヨークの中枢に向かって、進撃するだろう。

その時は、トランプを支持する州の州知事(ガヴァナー)たちが、緩やかな許可を出す形で、州兵(ナショナル・ガード National Guard )ではないが、その一部である、

State Militia ステイト・ミリシア( 自発的な民兵=みんぺい=組織 )が、部隊となって動き始めて、武器を持ったままの軍隊として、アメリカ民衆の自発的な抗議行動 のラリー protest rally  に合流するだろう。 そうなるとこれは、明らかに革命である。アメリカ革命だ。

アメリカの民衆が、畑で使う pitchfork ピッチフォークを持ち出して、それを振り上げて、首都ワシントンの腐り果てた政治家や、その背後にいる超(ちょう)財界人どもを、「自分たちのこの pitchfork フォークで掘り出して、叩きのめしてやる(さらには突き刺す) 」という激しい民衆運動になる。

文字通り、アメリカ帝国の  decline and all  「デクライン・アンド・フォール」、衰亡(すいぼう)が近づいている。 この 「衰退と滅亡」という言葉 は、イギリス人の歴史学者のエドワード・ギボンが書いた大著「ローマ帝国 衰亡史」 ” The Decline and Fall of Roman Empire ” (1776年から刊)の書名で使われた有名な言葉だ。

8月19日から22日 の 米民主党大会(ザ・デモクラット・ナショナル・コンヴェンション)は、イリノイ州の大都市シカゴで開かれる。この大会は大荒れになる。何万人ものアメリカの若い貧しい労働者と学生たちが、会場に押し寄せて大混乱になる。

 それは、今から56年前の、1968年の同じシカゴで開かれた、民主党大会が、ベトナム戦争に激しく反対する学生たち(自分たちが徴兵されて現地に送られるから)が、大会場に流れ込んで、大混乱になった。あの時ももうアメリカは内戦(ないせん)の前夜だ、と騒がれた。その再来になる。この米民主党大会から、アメリカは、社会的な混乱 social break down も起きて、激しい政治動乱、内戦に入って行く。

 アメリカの伝統に、地域社会を守るための、posse  ポシー と呼ばれる自警団(じけいだん)が、町ごとに組織される。この ポシ―は、村や町を守るための村人たちの「余所者(よそもの)から自分たちを守る」という、時には、ならず者の暴力的な動きもするのだが。

 この ポシーは、古代ギリシアや ローマ帝国に有った posse commenttatos ポシー・コメンタトス  の流れを引く。町、小都市の自衛組織で自警団だ。ならず者や、殺人犯の犯罪人集団 を追跡する山狩りなどに、自分の銃を持って、自発的に(ヴォランテーア)参加して、保安官の下で、まさしく自分も死ぬ覚悟で、この討伐隊や追跡部隊に参加する。その時、その時の 世の中 の成り行き、雰囲気すなわち、ride along ライド・アローング 「みんなで動いてゆく」で、この抗議行動に参加する。

 そして、そこから生まれた、抗議の民衆の自発的の組織された軍隊は、反(はん)トランプ派の州に入ったところで、そこの軍隊や警察と睨み合いになる。テネシー州、オハイオ州、ペンシルベニア州、それからシカゴのあるイリノイ州の南で睨み合うだろう。 そこで、銃撃戦が発生する。そしてたくさんのアメリカの、やっぱり過激な若者たちが死ぬ。ヴェテランの元軍人たちは、老練だから過激な突撃行動 を取らないので、死なない。

 いつの時代も、捨て駒にされるのは、先駆け(ハービンジャー)で突進する、若い兵士たちで、彼らは、自ら進んでコマンドウ(戦闘員)になるが、本当は、突撃隊(とつげきたい)、決死隊(けっしたい)というのは、その時、その時の、大事件の犠牲者だ。 多くの場合、思慮の足りない若者が死ぬ。 気合の入った 強い確信を持っているトランプ支持の人々 convinced Trump supporters も、 この準軍事的な自発的な抗議行動に進んで参加するだろう。

 もうアメリカは、これまでのような、表面をうまく取り繕(つくろ)った平穏なやり方での国民政治は出来ない。激しい政治動乱の国になる。そして 世界帝国(世界覇権国 the hegemonic state  ザ・ヘジェモニック・ステイト )であることをやめて行く。その地位から滑り落ちて行く。それでも北アメリカの民衆は、平穏に生きて行く。

 俳優のジョージ・クルーニーが、先週、他のハリウッドの人間たちを誘って、「もう、バイデンは候補者をやめなさい」の声明を出した。この時、「もう、自分たちは外国に逃げようと思う。オーストラリアかな」と口走った。あるいは中央アジアの国の名も言った。長年、ザ・ディープステイトの超(ちょう)財界人たちの 世話になって育てられてきたハリウッドも、逃げ腰になっている。

 今回のトランプ暗殺計画は失敗したが、ここには、大きな事前からの計画、策略が有った。このことは誰もが感じることだ。「トランプさえ殺せば、あとは何とかなる」と、現状維持派 体制護持(ごじ)派 status quo  ステイタス・クオー(ザ・デープステイト=カバールの 別名)は、考えた。だから、この暗殺計画にも、当然、コンスピラシー conspiracy   が有る。 今から、どんどんその証拠がボロボロと出て来るだろう。 このコンスピラシーを ✖ 陰謀(いんぼう) などと訳すな! それは誤訳を通り越して、

お前たちの存在の悪(あく)のそのものを 表す言葉だ。だから、私、副島隆彦は、

このコンスピラシーは、「権力者たち自身(裁判官や警察制度、メディア報道機関 までも使う )が行う 共同謀議(きょうどうぼうぎ)であるから、簡単には真実は明らかにならない」のだ。だから、この conspiracy theoryを、〇 権力者共同謀議(は有る)理論 と 訳せと、私はずっと書いてきた。今度のトランプ銃撃、暗殺計画も、コンスピラシーが複雑に組み立ててある。

 私は、この7月13日の朝、寝苦しくて、午前2時半に目覚めた。そして「何かが起きる。どうも危険なことが起きる」と、自分に口走った。その何時間後に、アメリカでトランプ狙撃が起きたのか、まだ計算していない。私の予言者脳(のう)が、そのように反応した。日米の時差は14時間だ。

 トランプ支持の大きな勢力は、すでに、anger アンガー 心底からの怒り、激怒 の段階に来た。しかしアメリカ国民全体は、まだ、その手前の、 angst 「アングスト」  不安、動揺、恐怖 の 段階だ。 しかしアメリカの一般国民も、このあとも、いろいろ起きて、 anger アンガー、angry アングリーの 段階にまでくるだろう。その時、アメリカは、本当に、動乱、内乱状態に入って行く。

 その時、私たち日本人は、どうするのか。 私、副島隆彦は、日本人の民間の国家戦略家(ナショナル・ストラテジスト)を自称してここまでやって来た。私は、13日の事件から丸1日、考え続けて、今、こうして書いている。

私たちの日本は、アメリカ帝国の 属国(ぞっとく a tributary state  ア・トリビュータリー・ステイト 従属国、朝貢=ちょうこう=国 のひとつ)として、敗戦後の80年間を生きてきた。そして、今もそうだ。私たちは、だから、この日本国の 枠組み(フレイムワーク)、基本構造 である、属国という、額縁(がくぶち)の外側から、ものごとを考えることは出来ない。私たちは、この属国の枠組みからしか、アメリカを見つめる、眺める、考えることが出来ない。私たちの思考(脳)は、その外側に出ることが出来ない。だから、トランプ銃撃に対しても、大事件であり、世界史上の大きな動きであると言うことは分かる。分かるのだが、

この属国ワク組みが有るから、そこからしか、間接的にしか、事件を受けとめられない。この弱点、劣性 を抱えて、私たち日本人は生きている。

「 アメリカはこれから、どうなるのだろう」 という素朴な日本人の呟(つぶやき)は、そのまま、「遠い国で起きたことで、他人事(ひとごと)だから、どうにも出来ない。私はどう考えていいかも分からない」という反応になる。
この「帝国 ― 属国」構造という世界政治の現実の冷酷な事実の上で、私たちは、アメリカ問題を考えざるを得ない。

 アメリカのトランプ派が、アメリカ国民の多数派であり、「おそらくアメリカ人の 80%ぐらいは、トランプを支持している。それなのに、どうしてトランプさんは、こんな目に遭わなければいけないのだ」」と、素朴に多くの日本人は、受けとめて考えている。

 ということは、日本人の中にも、反対に、「私は、トランプが大きらいだ。殺されて当然だ」と、感じている(決して普段は、公開の場では、口には出さないが)人間たちが、日本にもかなりたくさん、いる。彼らは、アメリカの手先たちであり、長年の反共右翼(はんきょううよく)の人たちであり、その執心は、統一教会(とういつきょうかい、Moonies ムーニーズ)の信者、支持者たちだ。

 彼らが信じているのは、悪魔崇拝(あくますうはい)だ。悪魔の存在を、信じて、尊崇(そんすう)している。これを、サタニズム Satanism と言うが、より正確には、
diabolism  「ディアボリズム 」と言う。ローマ(ラテン語)由来の言葉だ。悪魔の極悪非道の 行い
が、この世の真実であり、人類は、この悪魔の所業から逃れられない、という思想。
 The Deep State =Cabal を信奉する者たちは、人間は、「この世(人間世界)を支配しているのは、
悪魔であるという、悪魔主義を受け入れるしかないのだと、考えている。

 彼らは、現在の日本を作っている、その支配者、管理者、運営者たちである。「 残酷な悪(あく)が世界を支配
するしかないのだ。そうしなければ人間世界の秩序は保たれない」と。 そして、はやり、おそらく、彼らは、悪人(あくにん)たちだ。 この自覚的な悪人たちと、 私たち、どう考えても、善人(ぜんにん)で、いい人、良い人の集団は、どうしても激しい戦いになる。 私たち 善人は、言論し発言する者たちとしては少数派で、無力ではあるが、それでも、やっぱり、良い人たちだ。

 この世界は、 いい人たち good guys  グッド・ガイ と、悪人で、悪い人たちの bad guys  バッド・ガイの 2種類に分かれる。大きくは、人類は、突き詰めれば、この良い人たちと、悪い人たちに分類、区別できるように出来ている。 この 「 グッドガイ (良い人たち)は、生来の 悪人であり、悪者(わるもの)であり、人に悪いことをする バッド・ガイ (悪い人間たち)  との 対立する」と、大きく分かることは大事なことだ。

 今から、もう20年近くなった アメリカの南部を襲った 巨大台風の ハリケーン・カトリーナ(2005年8月末)による、大災害の経験から4年後に作られた 映画 The Road  「ザ・ロード」(道路、道 。 2009年作)の中で、最後に出て来たコトバだ。この巨大な災害で多くの人間が死に、国家が滅んで、行政も機能しなくなったとき、バッドガイ(悪人たち)は、人間狩りをして、同じ人間を捕らえて穴の中に入れて、食用にすることまでした。 そこから命からがら逃げのびた、グッド・ガイたちの、わずかに生き残った者たちが、集まって、ただ、「南を目指す」。南に向かって皆で歩いてゆく。

映画「ザ・ロード」(2009年作)

 私、副島隆彦の考え(予言)では、10月までに、ドナルド・トランプは、空軍の戦闘機部隊に守られながら、テキサス州の、州都サンアントニオ、よりもさらにメキシコ寄りの小都市に向かって、移動してゆくだろう。そして、そこを、新しく生まれる「アメリカサウス(南部)」国の 首都にするだろう。 アメリカ合衆国は、3分裂する。

 アメリカの空軍と宇宙軍は強固にトランプ支持だ。それにたいして、米陸軍はザ・ディープステイト側だ。米海軍は、今も何と英国王(ザ・ディープステイトの本拠のひとつ)に忠誠を誓っている。

 テキサス独立運動も巻き込んで、アメリカサウス国に結集する、ザ・ディープステイト(世界の金融と土地を握る超財界人たち)からの支配を拒否する、アメリカの いい人たち good guys  の 国が出来る。それはもう、始まったのだ。

 私たち日本人は、日本国内にもいる、悪者たち bad guys  たちと、現実の生活の中では、共存しながら生きている。このまま、なるべく争わないで、彼らを国外に自発的に出て行くように追い出してもいいのだが。200万人ぐらいだ。だが、この悪人 たちがいないと、繁栄と金融資本主義が続かないのだ。 

 日本は、没落、衰退してゆく、アメリカからどんどん離れて、出来る限りの独立の道を目指すべきだ。 そして、ロシアと中国を中心とする、これからの世界(人類史)の、ユーラシア大陸(ユーロとアジア)が中心となる時代に、向かって、そちらと仲良くしてゆく道を真剣に考えるべきだ。

 つい最近判明したが、この4月に、サウジアラビアとUAE(アラブ首長国連邦、ドバイ国やアブダビ国)が、「原油の決済を、米ドルだけに限る、という50年前(1974年から)の協定、条約を、更新しない。破棄する」と宣言した。こういう動きが出ている。これで、現在の世界を支配している、「 修正 金(きん)ドル体制と ドル石油体制」が終わりつつある。

 すでに日本の大企業の経営者たちは、アメリカで、ずっとひどい目に遭っていて( 稼いだお金を日本に持ち帰らせない。どんどん合併で乗っ取られる )、ひどい経験をしたので、よく分かっている。そして、日本の官僚組織のトップたちも少しずつ、アメリカから離れる道を作っている。自民党(ここは、多くの悪人、bad guys の巣窟であり、その本拠なのだが)それでも、そのの中の、今の岸田政権を作っている真面目で温厚な政治家たちは、このことをよく分かっている。 石破茂(いしばしげる)を支持している、全国の自民党の、生来の温厚な保守の経営者、金持ち層も健全である。

 とにかく、急いで岸田政権に、統一教会の解散命令を実行して欲しい。そして、統一教会(世界反共、勝共連合)の幹部たちを、警察は一斉に 逮捕すべきだ。 それを邪魔する自民党内の者たちは、すべて統一教会の勢力だ。この者たちのとの戦いが、今の日本の最先端、最前線 での戦いだ。このことを故意に、意識的に避ける者たちとの、私たちの闘いだ。 

 日本の野党の、立憲民主(党首、泉健太)も国民民主(党首、玉木雄一郎)は、執行部を統一教会に、潜り込まれて握られている。残念ながらこれが真実だ。だからこの者たちを支持することは出来ない。野党は、元々、健全な日本民衆の政党でなければいけない。急いで解体して、作り直さないといけない。

「私たち日本人は、我慢に、我慢だ。もう少ししたら、アメリカが崩れる。その時まで、日本は、堪え忍ぼう」と、賢い、善人 よい人たち、グッド・ガイ の日本人は、考えている。 この道に、私たちも従えばいい。

副島隆彦拝

( 以下の記事は、冒頭の新聞記事です。それと、もうひとつは、ピーター・ナヴァロ  Peter Navvaro  という今や、アメリカの全米の学生たちの英雄になりつある、トランプ側近で、中国対策をやって、最後までトランプに忠実で、政府高官だったのに闘い抜いた。ナヴァロは、もうすぐ、連邦刑務所から出て来る(7月17日に出所した)、カリフォルニア大学アーバイン校の教授だ。 彼のことに ついての 記事だ )

(転載貼り付け始め)

トランプ氏「右耳の上部を貫通する銃弾を受けた」 SNSで事件の状況を説明

2024/7/14   産経新聞

選挙集会で銃弾を受けて負傷し、シークレットサービスらに支えられながら拳を突き上げるトランプ前米大統領=13日、ペンシルベニア州バトラー(ロイター)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領(78)は13日、東部ペンシルベニア州で開いた集会での発砲事件について「右耳の上部を貫通する銃弾を受けた。大量に出血し、何が起きたか理解した」とソーシャルメディアで述べた。

トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で事件の状況について説明。「銃声などが聞こえ、銃弾が皮膚を引き裂くのを感じた」と語った。自身を安全な場所に退避させたシークレットサービス(大統領警護隊)への感謝を述べ、事件で亡くなった人の遺族に対し「哀悼の意」を示した。

〇 「 「屋上からトランプ氏狙撃」目撃者がメディアに語る 不審者情報伝達も犯行防がれず 」

2024/7/14   産経新聞

トランプ前米大統領に覆いかぶさるシークレットサービスら=13日、ペンシルベニア州バトラー(AP=共同)

【ワシントン=大内清】米共和党のトランプ前大統領が11月の大統領選に向けた選挙集会で発砲を受け負傷した事件で、英BBC放送は13日、現場近くの建物の屋上にライフル銃を持った男がいるのを目撃した男性のインタビューを放映した。男性は、銃を持った不審な男がいることを付近の警官やシークレットサービス(大統領警護隊)に伝えたにもかかわらず、犯行は防がれなかったと語った。

男性は、東部ペンシルベニア州の会場でトランプ氏の演説が始まった数分後、男が建物の屋根にライフルを持ってよじ登るのを見つけて警官隊にその情報を口頭で伝えたり、男を指さして離れた場所にいる警護隊に警戒を促したりしたという。しかし、その後もトランプ氏の演説は続けられ、数分後に「5発の銃声」が響いた。直後に男は駆けつけた要員によって射殺された。男性は、この男がトランプ氏を狙撃したのは「100%間違いない」と語った。 X(旧ツイッター)上では、集会の参加者が撮影した動画や画像が大量に投稿されており、その中には、屋根の上で動かない状態になっている狙撃犯とみられる男の映像もある。

〇 「 トランプ氏元側近収監へ 米最高裁、議会襲撃事件 」

2024/3/19  産経新聞

米最高裁は18日、議会襲撃事件を調査する下院特別委員会への証言を拒んだとして、議会侮辱罪で実刑判決を受けたトランプ前政権の大統領補佐官ピーター・ナバロ Peter Navvaro 被告による刑執行猶予の申し立てを退けた。米メディアによると、被告は南部マイアミの刑務所に近く収監される見通し。

2021年1月の議会襲撃事件を巡り、前政権高官が収監されるのは初めて。被告はトランプ前大統領が主張していた大統領特権を根拠として証言拒否は正当だと訴えたが、ワシントンの連邦地裁は1月、禁錮4月と罰金9500ドル(約140万円)の有罪判決を言い渡した。

前政権の大統領首席戦略官だったスティーブ・バノン氏も禁錮4月などの有罪判決を言い渡されたが、収監の猶予が認められている。(共同)

〇 ウィキペディアから

・・・2022年6月3日、議会侮辱罪でナヴァロ Peter Navvaro を大陪審が起訴したことが発表された。2021年1月の連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の召喚に応じず、宣誓証言や資料提出を拒んだという[34][35]。2023年9月7日にワシントンの連邦地裁の陪審団はナヴァロに有罪評決を出した[36][37]。

2024年1月25日、同地裁は禁錮4月と罰金9500ドルの判決を言い渡した[38]。最高裁に刑執行猶予を申し立てたが退けられ[39]、3月19日、マイアミの連邦刑務所に出頭。収監され、服役することになった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

伊藤 投稿日:2024/07/15 11:42

【3144】オールザキングスメンに訂正させていただきます。

伊藤睦月です。下記投稿(3143)での映画の表題を「オールザキングスメン」に訂正します。

アメリカでは、何人もの「ヒューイロング」が現れては、消えていく。

トランプもそうなってしまうのか。いやそうはならない、というのが、副島先生の見立てのようです。野次馬根性で恐縮ですが。

「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」(講談社プラスアルファ文庫)は、「覇権アメ」の補助読本として、最適。「覇権アメ」に取り組む前に是非チェックしておきたい。復刊、改訂版を切望する。

(以上、伊藤睦月筆)

 

伊藤 投稿日:2024/07/15 10:31

【3143】トランプは映画「オールオブキングスメン」のパターンを歩むのか。よくわかりません(苦笑)

伊藤睦月です。トランプ候補の暗殺未遂事件につて、副島系掲示板でも、ざわついています。

私の関心は、映画「オールオブキングスメン」のパターンを踏むのか、そうでないのか、です。

アメリカ選挙権を持っていない(古代ローマ市民権を持っていないのと同じ)属国の一般ピーポとしては、それだけが関心事で、後は自分の生活で手一杯。

それでも、真実、そのかけらくらいは知りたいものです。

(以上、伊藤睦月筆)

 

 

伊藤 投稿日:2024/07/15 10:23

【3142】辣腕公務員掲示板にも投稿しています。(伊藤睦月)

伊藤睦月(2145)です。「ふじむら掲示板」につづき、「辣腕公務員掲示板」にも、投稿はじめました。よかったら、どうぞ。質問、リクエストも、可能なものはお答えしたいと考えています。

伊藤拝

中山 裕之 投稿日:2024/07/14 14:50

【3141】トランプ大統領 暗殺を跳ね返す

最近しつこく報道されてきた、僭主バイデンが、わざとらしくボケ老人アピールしつつも、選挙を撤退しないという、矛盾したディープ・ステイト(英米支配層の最腐敗集団)の意図が、今回のトランプ暗殺失敗事件を見て、やっと、私は理解することが出来ました。前回の大統領選挙で敗北確定のバイデンが、にやにやしながら不正選挙で大統領の座をドロボウしてしまった。しかし、本当に歴史が変わった。

 負傷から立ち上がり、拳を突き上げ、トランプ大統領は「たたかう!たたかう!たたかう!」(ディープ・ステイトを打ち負かす)

私はアメリカ帝国の属国群の日本国民のひとりとして、素直にアメリカが大嫌いです。しかし、偉大なトランプ大統領と良識あるトランプ支持のアメリカ国民たちの勇姿に、涙を禁じえません。ただし、冷静でろうと気をつけます。

ジョー(下條竜夫) 投稿日:2024/07/13 10:13

【3140】書評『舌はがしから始まる平井メソッド健康革命』

『舌はがしから始まる平井メソッド健康革命』を読了しました。書評として、この重たい掲示板に残しておきます。

この本の著者は、我々のよく知る藤森かよ子先生である。アインランドの訳本が有名であるが、さらに自著としては『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください』などのいわゆる馬鹿ブス貧乏シリーズ三部作がある。副島先生は、このシリーズの最初の『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください』を絶賛していた。曰く、「下條、お前もこの本を参考にして、こういう赤裸々な本を書くんだ!!!」だそうだ。

女性自身による、本音の女性の優れた生き方を書かせたら、上野千鶴子を超えて藤森先生が日本で一番だろう。

さて、そんな藤森先生が健康本を出版した。タイトルは『舌はがしから始まる平井メソッド健康革命』。福岡市の「七星スパルタ鍼灸院(しんきゅういん)」という鍼灸院の院長である平井幸祐(ひらいこうすけ)氏が提唱する健康法を紹介している。舌を上顎(うわあご)に押し上げる「舌はがし」により、健康になるとするメソッドである。「脊柱側弯症や頭痛、肩こりなどの改善例が多数報告されており、日常生活に驚くべき効果をもたらす」と紹介されている。

一見、怪しさ満載なのであるが、わざわざ私がこの本の書評を書いた理由のひとつに、私自身が20年以上この「舌はがし」を実践したことによる。といってもこの本にあるような日常の健康のためではなく、下歯が上あごにあたり口内炎がひどいという切実な理由による。若いころ、仕方がないので歯の矯正をして直したが、すぐに歯はもとに戻ってしまう。そのとき矯正歯科で紹介されたのが、舌を上あごにつけるという「舌はがし」である。その矯正歯科の先生が言うには、「歯が出っ歯や反っ歯になるのは、その人の舌が歯を押しているためだ、つまり、長い年月、舌で歯に力をかけつづけると歯は簡単に動いてしまう(矯正歯科の原理)、だから押さないように常に舌は上あごにくっつけておくに限る」というアドバイスだった。

以来、大雑把ではあるが、寝ているときは舌をできるだけ上あごに押し付けるようにして、今にいたる。

ここから、「舌はがし」というのは、矯正歯科医の間で秘伝として伝わってきたものが、「実は健康そのものにも、かなりいい効果があるらしい」と、ざわざわとうわさとして広がっていったのではないかと想像する。

実際、私の場合、歯ぎしりをしなくなった。この効果は結構、大きかった。以前の私は何かに集中しようとすると歯ぎしりがひどかった。論文を一報書こうものなら、奥歯が痛くて肉が噛めなくなっていた。舌はがしのおかげで、今ではそんなことはなくなった。歯ぎしりは、歯茎にも悪影響があるはずだから、舌はがしで相当健康になったと思う。『舌はがしから始まる平井メソッド健康革命』では健康になった症例がたくさん出てくるが、3番目の人が私と全く同じことを言っている。

残念ながら「頭痛、肩こりなどに効き目がある」という実感は私にはないのだが、それでも健康法として、この「舌はがし」はおすすめである。

さて、健康本だけに内容は読んでいただくに限るが、一点だけ注目したのが、この本が取り上げている平井幸祐(ひらいこうすけ)という人の人生である。私と同じ理科系である。「15歳で陸上自衛隊に入隊し、19歳で退職」とあるが、応用化学を専攻していたらしい。自動車工学やロケット弾発射法、爆発処理まで学んでいたそうだ。以後、機械から人間の体に興味を発展させたようで、武術、古武術の勉強や、大阪の鍼灸大学に通ったり、上海中医薬大学で漢方も学んでいる。

健康本として、おすすめです。特に藤森先生の本は小ネタが満載で、これがまたおもしろい。例えば、「乳酸菌WB21」という健康食品が、この本の中で紹介されている。私もこれを藤森先生のブログでみて、さっそく購入してなめている。確かに胃腸の調子がいい。

学問道場の皆さんも、ぜひ、『舌はがしから始まる平井メソッド健康革命』を読んでみてください。

下條竜夫拝

西森マリー 投稿日:2024/06/27 18:02

【3139】テキサス退役軍人情報

 みなさん、お久しぶりです!テキサスの西森マリーです。
 華氏100度を超えるテキサスで、退役軍人たちが話していることを箇条書きでお届けします。
1: ジュリアン・アサンジュの司法取引に関して。
 6月24日、”ロシア”のサイバー・グループが連邦準備銀行をハックして、「5万ドル払わないとハッキングで得た個人情報をリークする」と、通達した。
https://www.thegatewaypundit.com/2024/06/developing-cyber-group-claims-it-hacked-federal-reserve/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=developing-cyber-group-claims-it-hacked-federal-reserve
 ハッカーを追跡するためには、最高のハッカーが必要なので、FBIがジュリアン・アサンジュに追跡を依頼せざるを得なくなり、裏取引をして、アサンジュの司法取引に至ったのではないだろうか?
 5万ドルなどという少額を要求すること自体、あり得ない話なので、これはホワイトハットの仕業に違いない。
2: スノウデンは、オバマとブレナン(オバマ時代のCIA長官、オバマがコロンビア大学に行っていた、と大衆に信じさせる証拠をねつ造した、オバマのハンドラー)の指示に従って動いたCIAの回し者。オバマとブレナンはNSAが傍受・保管しているあらゆる通信情報をCIAに移したかったので、”スノウデンが勇敢にもNSAの情報をリークした”と見せかけて、NSAを悪者に仕立て上げた。
 アサンジュは、ハリウッド映画でもテレビドラマでも常に悪者として描かれているのに対し、スノウデンは常にヒーローとして描かれていることからも、スノウデンがカバールの手下であることは明らかだ。
3: オバマはカナダのヴァンクーヴァーの病院で生まれた。父親はカバールに属する家系のアメリカ人、母親はインドネシア人。ケニアはカバールのアフリカでの拠点。
4: バイデンは4人の人間が演じていて、その中の一人はハンター・バイデン。
5: アトランタでのディベートは、トランプ大統領のマイクを切ったり、トランプ大統領の話をモデレイターが執拗に妨害する、など、トランプ大統領をいらつかせ、さらに、認知症としか思えない”バイデン”の醜態をさらすためのセットアップ。カバールは、補正第25条を使ってバイデンを排除し、オバマ夫人(ビッグ・マイク)かカリフォルニア州知事のニューサムを大統領候補にしようとしている。
6: ディベートを口実に、トランプ支持者を装ったFBI工作員や極左工作員、及び、環境保護者やパレスチナ支持者を装った工作員、本物の極左環境保護者と極左パレスチナ支持者が暴動を起こすのではないだろうか。アトランタ警察は顔認識装置などを持っていないので、偽旗工作がしやすい。
7: 次の数ヶ月で、ミシガン、コロラドで行われている2020年の大統領選に関する裁判で、セルビア、カナダ、キューバ、ヴェネズエラ、中国などがドミニオン投票機を不正操作していた事実が露呈され、投票機を使った選挙ができなくなる。紙の投票でトランプ大統領が圧勝することが誰の目にも明らかになるので、カバールがキューバ危機のようなものを起こして選挙を中止する。

 最高裁の前に、すぐに突破できるような柵が立てかけられているので、最高裁の前でも偽旗工作による暴動が起きる可能性があります。
 連邦準備銀行のハッキングは、連邦準備制度潰しの前兆でしょう!
 この夏、アメリカの展開から目が離せませんよね!

副島隆彦 投稿日:2024/06/27 05:45

【3138】 「ウィキリークス創設者、米当局との司法取引成立 で釈放へ」 の記事を解説する。

副島隆彦です。今日は、2024年6月27日(水)です。

 今日、載せる記事は、ウイキリークスWikileaks という 世界の人民の言論の自由の為に、政府の秘密情報にアクセスして、それらを公開するウエブサイト(2006年、35歳の時)の創設者の ジュリアン・アサンジュ(52歳、オーストラリア人 )が、2010年からの英米政府からの言論弾圧で、身柄拘束され闘い続けた。

 そして14年掛かって、ようやく、イギリスの重罪刑務所から釈放された(6月24日)。5月から秘密交渉が始まっていたアメリカ政府との司法取引(しほうとりひき)で、26日(昨日)、サイパンの米連邦裁判所で、1件だけ米スパイ法違反を認めて、それで自由となり同日中に母国のオーストラリアに帰った。

家族(奥さんになった弁護士で 彼をずっと支え続けて、アサンジュがエクアドル大使館に7年間、籠城していた間に、ふたりで2児を設けていた)とメルボルンで感動の再会をした。

(転載貼り付け始め)

〇 「 ウィキリークス創設者、米当局との司法取引成立 で釈放へ 」
2024年6/26(水)  CNN

(ここに記事の中のアサンジュの、最新の顔写真を載せてください。後ろの方に、もっと若い、10年ぐらい前の 闘っているときの顔写真(他の記事にある)も2,3枚載せてください)

北マリアナ諸島サイパン島の米連邦裁判所に到着するジュリアン・アサンジュ被告

(CNN) 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者で米国の機密情報を漏えいしたとして起訴されたジュリアン・アサンジュ被告(52)と、米司法省との司法取引が成立し、被告は罪を認める代わりに釈放されることになった。 アサンジュ被告は司法取引が報じられる前の6月24日午後にロンドンの収監先を出て、空路英国を離れた。

 その後、米自治領北マリアナ諸島サイパン島の米連邦裁判所で、機密情報の入手、拡散を共謀した罪を正式に認めた。 米国に不信感を抱いてきたアサンジュ被告が米本土へ足を踏み入れるのを嫌ったことと、被告の最終目的地である母国オーストラリアにも近いことから、サイパンの法廷が選ばれた。

 アサンジュ被告は黒いジャケットと茶色のネクタイを着け、リラックスした表情で罪状認否に臨んだ。 判事から起訴事実について問われ、「私はジャーナリストとして、機密とされる情報を公開するため、取材相手に情報提供を求めた」と答えた。この活動は言論の自由を認めた合衆国憲法修正第1条によって守られていたとの考えを示したうえで、「憲法修正第1条とスパイ法は互いに矛盾していると考えるが、この状況で裁判に勝つのは難しいことを認める」と述べた。

 アサンジュ被告は米司法省に18件の罪で起訴されたが、司法取引で1件の罪を認め、5年2カ月の禁錮刑を言い渡された。ただし英国で収監された期間が算入された結果、米国での収監を免れた。


2006年ごろ

コペンハーゲンで開かれた「ニュー・メディア・デイズ 2009」で
(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 ああ、よかった。これでいい。アサンジュが、アメリカの重罪刑務所に、英国から身柄を送られて殺されることを、私たちはずっと心配していた。アサンジュが人類の言論の自由、報道の自由の為にずっと闘い続けたからだ。

 私たちは、彼が、政治亡命(ポリティカル・アサイラム)して逃げ込んでいた、ロンドンのエクアドル大使館(2012年6月から)の窓から身を乗り出して、外のメディア(プレス・コウ・記者団)に向かって、言葉を投げる姿を、2019年4月まで、ニューズ映像で時々、見た。(ここに その写真を貼る)
 そのあとの5年間は、英国の警察にずっと勾留(こうりゅう)されていた。私たちは、ずっと彼のことを心配していた。

 当時(2012年)、エクアドルの左翼政権であったコアレ大統領が、アサンジュの在ロンドンの大使館に亡命して、逃げ込むのを認めた(2012年8月)。それから7年間、アサンジュはエクアドル大使館に籠城(ろうじょう)した。大使館の外に出て、外国にむけ出国しようとたら、英国警察が逮捕する、という構造だ。 ブラジルのルラ・ダシルバ大統領や、メキシコのオブラドール大統領が、「アサンジュを自国に亡命させる」と申し出ていた。

 ところが、2019年に、エクアドル(南米のペルーの北) の政権が、コアレから変わって親米(しんべい)のモレノ保守政権になった。モレノは、アメリカから経済援助の30億ドル(3千億円)を貰って、それを条件に、アサンジュを追い出すことに同意した。

 ロンドンのエクアドル大使館に、英国警察が入って、アサンジュを逮捕した(2019年4月)。このあと、一昨日(おととい)まで5年間、英国で勾留(こうりゅう)されていた。

 このジュリアン・アサンジュと、まったく同時代に、同じ、ネット・メディアで闘った アメリカ人のエドワード・スノーデン Edward Snowden (1983年生。今41歳。アサンジュよりも11歳若い )(ここにスノーデンの顔写真も貼ってください)

のことも心配し続けた。スノーデンは、CIA や NSA のシステム・アナリスト(分析官)で、2009年には横田(立川の米空軍)にも来ていた。スノーデンは、アメリカ政府が密かに構築していた国民監視ネット網(中国と全く同じだ)の存在(PRISM プリズムと言う)をメディアを通して世界中に伝えた。スノーデンが香港に脱出したのは2013年5月20日だ。

 アサンジュのWikileaks の仲間たちは、スノーデンを救援する活動もしていた。スノーデンは、CIAに香港で命を狙われながらも欧米の本物の闘うジャーナリストたちと会って、記事となり、自分でもネットに出て発言した。この直後、ロシアに政治亡命して、今はモスクワに居る。プーチン大統領がスノーデンにロシア国籍を与えた。

オバマ大統領は、スノーデンに怒りの表情で、” He is a hacker .”  「この男は、ハッカーだ」と言った。
米政府の情報部門の幹部たち(スパイ・マスター spy master と言う) は、アサンジュのウィキリークス と スノーデンによる 国家情報のハッキングによる公開が、アメリカの国家スパイたちで、各国の政府の中に潜り込んでいる(潜入者、インフィルトレイター、もぐら)者たちが、各国政府によって察知されて、その国家スパイたちの命が危険に晒(さら)されることを危惧していた。それで政治的な情報公開者のハッカー たちに、怒っていた。 

 私たちは、2016年に、豪胆な、優れた政治活動家の オリヴァー・ストーン監督の映画「スノーデン」を見て、全体像が分かった。

 ああ、よかった。これでジュリアン・アサンジュ(52歳)が自由の身になった。アメリカに移送されて重罪刑務所で殺されないで済んだ。私はずっと心配して来た。昨日の動画のニューズ で、英国から元気に飛行機に乗る彼の 姿を見て、私は涙が出そうになった。長い戦いだった。アサンジュは、26日に、サイパンで司法取引したあと、母国オーストラリアに帰った。このあと彼は世界中のジャーナリストの英雄になる。

 2006年ぐらいからの 彼の ウイキリークスでの ネットでの言論、報道活動を支える同志たちと、そしてあの勇敢な女弁護士ジェニファー・ロビンソン 、そして多くの支援者たちがいる。 ヒラリーたちが 2014年から開始した、 狂暴な 世界中を戦争に巻き込む動きを、その前から、ずっとウイキリークス報道で暴いて闘って来た。そしてザ・デープステイトthe DeepState どもの大悪事を、世界中に伝えることで部分的に阻止した。偉かった。

 特に、ヒラリーが、NYの北の自分の家から、現職の国務長官なのに、不用意に、べらべらと 何万本も、リビアでのカダフィ殺しや、シリア、北イラクでの IS(アイエス。「イスラム国」サウジの砂漠中の米空軍の大きな秘密基地でヒラリーとジョン・マケイン上院議員 たちが作って育てた。ISは7万人の兵力だ。彼らを扇動して洗脳して、狂ったイスラム聖戦=ジハード = イスラム原理主義の運動 をやらせた )が、2014年6月に、北イラクのモスルに突如、出現した。そして中東地域(リージョン)を再び、戦乱の中に叩き込んだ。

 ヒラリーは、2011年10月に、リビアのカダフィを惨殺して、リビア国から奪い取った400億ドル(4兆円)を、一旦はクリントン財団に移したあと、この資金をサウジに移して、この資金を使って、米軍のダーラン空軍基地で、7万人の ISの イスラム原理主義(ジハーデスム、聖戦主義)の美名 に狂う アラブ人の青年たちを育成した。彼らは、2003年のイラク戦争(サダム・フセインを絞首刑にした)の時、米軍の捕虜になったイラク人の若い兵士たちだった。彼らは、アメリカの捨て駒、尖兵として使われたのだ。これを 「アラブの春」などと言う。アラブ、中東世界には、春はない。

 同じこの時期に、ヒラリーたちは、東アジアでも画策、動乱の扇動をした。香港や台湾の、学生たちを扇動した反(はん)中国の動きである。これを、雨傘(あまがさ)革命とか、カラー革命という。あれもそうだ。「自分は真のリベラル派で、世界の民主勢力につながる正義の活動家だ」と勝手に信じ込んだ、頭の軽い(人生の知恵の回らない)香港や、台湾の学生の一部を、CIA と NED そして、英国情報部であるMI6(エム・アイ・シックス)が洗脳して、反(はん)中国の、香港、台湾の独立運動をさせた。

 この学生、若者たちの人生は、このあと自分の親たちからも支持されないで、おかしな方向へ向かってゆく。 もう香港や台湾にはいられなくなる。イギリス(大英帝国)による 阿片=あへん=戦争(1840年前後)からの、中国分割、香港支配の 180年間 の悲惨のことを静かに考えて、少しは自制すべきなのだ。
自分たちが民主派であるから、だから無条件に正義だ、ということにはならないのだ。

 それに対して天安門事件(1989年6月4日)の時の、中国の民主化運動に参加した学生たちは、元々エリートたちであるから、その後、アメリカでIT企業とかで成功した後、「自分たちは考えが足りなかった。自分の祖国の発展のために尽くす」と、深く反省して思考変更した。そして祖国への回帰=海亀(かいき。ウミガメ)派として、中国に帰って懸命に働いて、祖国のために尽くして、厚遇されている。

 それから、この時期に、同時並行で、ヒラリーたちが仕組んでやったのが、2014年からのウクライナ戦争の準備としての、オレンジ革命である。マイダン暴動という、親ロシア政権の転覆を、 統一教会(Moonies ムーニー)の親玉の まさしく この世に実在する女鬼(おんなおに)のむくつけき顔をした ビクトリア・ヌーランド米国務次官 (ここにヌーランドの、いつもの凶悪な顔写真を貼る。3月5日に、国務省をクビになった) たちが、現地で仕掛けた。この動乱(クーデター)の準備の 証拠の音声情報を、アサンジュたちが、ネット・メディアに公開し続けた。

( ビクトリア・ヌーランド。3月5日に、国務省をクビになった )

 バカ女のヒラリーが、平気で、無思慮に 自宅から(全く暗号化していない)子分たちに 大量にメールしたものが、世界各国の諜報機関(国家情報部)に流れた。それを、ウイキリークスが 掴んで公開したことで、ヒラリーたちの凶悪な悪事を暴いた。ヒラリーは国務長官だから国務省内から厳重に防御されたメールしか出来ないはずなのだ。

( ヒラリーの実像。まさしく大姐御(おおあねご)だ。自分が米大統領気取りだ。 2011年10月に、カダフィ殺しを陣頭指揮するために、現地のリビアの首都トリポリに向かう機内 で )

 この厳重な国家規則、国家機密 を破ってまで(これだけでも重罰だ) NYの北の自宅からコソコソとメールで指令をだしたのは、米国務省(ステイト・デパートメント)内の、敵対するキッシンジャー派の勢力に自分たちの犯罪が露見しないようにするためだ。

 ヒラリーたちが、本当に世界戦争(核戦争を含む)を起こそうとした動きを、アサンジュとスノーデンたちが、阻止した。自分の交信情報を世界中に漏らされたことで、激しい憎しみを持ったヒラリーは、「この男たちは絶対に殺してやる。捕まえて来てアメリカで処刑しなさい」と言った。

 いろいろなことが、この14年間で続いた。このあとは、アサンジュには、もう静かに暮らして欲しい。52歳で 余生と言うには早いが、もう十分、貴方は 戦った。偉い。私だって、アサンジュと同じように、殺される覚悟で真実の言論の自由のために闘いたかったが、機会を与えられなかった。それでもまだあと少し人生時間が有る。

 アサンジュが、どのようにアメリカの司法、裁判所と 司法取引 ( plea bargaining  プリ―・バーゲイニング )したか、は、以下の 昨日のBBCの記事に詳しい。正確にいろいろと書いている。勉強になりますからしっかり読んで下さい。

 司法取引は、日本でも知られるようになった。犯罪捜査を順調に進めるために、容疑者の一部からの妥協を引き出して、「容疑者の 刑罰を免除、不起訴とする、その代わりに証拠を提出して自ら犯罪への加担を自白をする」という手続きである。

 実は、日本で本当に、司法(法務省と検察庁)が、この司法取引(プリ―・バーゲニング)を、正式に執行(制度の解禁)したのは、去年の、12月である。 自民党安倍派のパーティ券収入の裏金、還流の仕組みを、証拠付きで、検察庁に垂れ込んだのは、下村博文(しもむらはくぶん。東京の板橋区、第11区が選挙区)議員である。 

下村は、自分の長年の親分であった、自民党のワルのドンのひとり 森喜朗(もりよしろう)と闘いになった。自分が文科大臣になった時に、公明党(創価学会)の支援で、森から、文教族(ぶんきょうぞく。教育、文化、科学の予算、理研を握る)の支配権を奪い取ろうとして失敗した。

 2021年のオリンピック利権にまでつながる。森が下村を呼びつけて怒鳴りつけた。下村は土下座して謝ったが、森は許さなかった。それで、去年の12月に、下村は、森に対して、激しい憎しみと恨みを覚えたので、安倍派事務総長として自分が持っていたすべての裏金の還流金の配分のリストの証拠を、検察庁の調べに対してすべて差し出した。

 これが安倍派(本当は森派)の解体につながる事件になった。今年にはいってもずっと5月まで騒がれた。 森と5人組の幹部たち(萩生田光一や西村康稔、世耕弘茂たち)は、内部から出た下村博文という裏切り者に、心底、ぞっとして凍り付いた。組織は裏切り者によって壊される。もう何も隠し通すことはできなかった。
 
 法務省と検察庁は、今も、統一教会に、自分たちの若い検察官(26歳)を広島で殺されたことに激しく怒っている。 法務省・検察庁は、すべての証拠を出した下村を「逮捕、起訴しない」という司法取引を、下村と正式にした。日本の司法が、司法取引を正式に制度として導入した、これが初回である。この事実は、日本の新聞記者たちレベルでは理解されないことだが、世界基準の司法(ジュディシアル・ブランチ) の実務の世界では、公知(こうち)となっている。
その前から、この10年ぐらいの間に、日本の検察庁の取り調べ実務と裁判の判例で、3つぐらいが、司法取引に相当する、と研究されていた。

 森喜朗自身は、統一教会のことを嫌っている。自分たちを、任侠(にんきょう)の精神の愛国右翼(まさしく広域組織暴力団の山口組だ )だと、思っている。それでも安倍晋三(岸信介の孫)が率いる 統一教会と、ヨゴレ人間どうしのきたならしい同盟を組んできた。一方で自分たちが弱みを握られることを怖れている。

 以下のBBCの記事で、アサンジュがどのように司法取引(plea bargeiningプリ―・バーゲニング )したかが、詳しく書かれている。

 以下の記事の中の、「2022年5月のオーストラリア総選挙・・・選挙によって、外国で拘束されている自国民の帰国を目指す新政権が誕生した。 政権を握った労働党のアンソニー・アルバニージー首相は、「アサンジ被告の行動を(自分は)全面支持はしないが(刑事罰を受けるのは)もう十分だ」と主張。被告の釈放を求めた」とある。豪アルバジーニー政権は、ケヴィン・ラッド首相を引き継ぐ、親(pro プロウ)中国の労働党の政権だ。これで、アサンジュを釈放して自由にする外交交渉も進んでいたことが分かる。

(転載貼り付け始め)

〇 「 アサンジ被告の司法取引、なぜ実現したのか 」
How the deal to free Julian Assange was agreed
2024年6/26(水)   BBC
ジェイムズ・ランデイル(ロンドン)、ティファニー・ターンブル(シドニー) BBCニュース

(この記事の中の 写真を貼ってください)

 英高等法院の前に集まったアサンジ被告の支持者(今年の5月)

 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ被告(52)が6月24日、ロンドン・スタンステッド空港からプライベートジェット機でオーストラリア、そして自由へと飛び立った。

 これは外交、政治、法律が混ざり合った結果だった。 アサンジ被告は今回の司法取引で、7年間の籠城生活と、その後5年間の勾留の末に自由を手にした。まとまるのに数カ月かかったが、最後まで不確かだった。 英検察庁(CPS)は声明で、司法取引の可能性について「3月に初めて認識した」と説明。

 それ以来、アサンジ被告の釈放と、「同氏と米政府の希望に沿って」同氏を米連邦裁判所に出廷させる「仕組みについて」アメリカに助言してきたとした。 長年の行き詰まりの末に実現した今回の司法取引は、2022年5月のオーストラリア総選挙が発端とみられる。この選挙によって、外国で拘束されている自国民の帰国を目指す新政権が誕生した。

 政権を握った労働党のアンソニー・アルバニージー首相は、アサンジ被告の行動を全面支持はしないが「もう十分」だと主張。被告の釈放を求めた。そしてこの件を、主に舞台裏で優先的に扱った。首相は当時、「外交問題はすべてが拡声器を使って取り組むのがベストというわけではない」と話していた。

 豪(ごう)議会でアルバニージー氏は、超党派の支持を得た。 豪議員団は昨年9月に訪米し、米議会に直接働きかけた。アルバニージー氏も10月にアメリカを公式訪問した際、ジョー・バイデン米大統領との間で自らこの問題を取り上げた。 今年2月には豪議会が、米英両国に対してアサンジ被告をオーストラリアに帰国させるよう求める決議案を、圧倒的多数で可決した。 豪議員らは、影響力の大きいキャロライン・ケネディ駐豪米国大使にも強く働きかけた。
■鍵を握った人物
 鍵を握った人物は、オーストラリアの高等弁務官として昨年早くにロンドンに着任したスティーヴン・スミス氏だった。 昨年4月には英ベルマーシュ刑務所を訪ね、アサンジ被告と面会。外交筋によると、スミス氏が「多くの力仕事をこなし、個人的にこの問題を大きく前進させた」という。

 スミス氏は、オーストラリアのケヴィン・ラッド元首相の政権で外相を務めた。ラッド氏は現在、駐米大使となっており、今回の交渉に関与してきた。 豪シドニー大学のサイモン・ジャックマン名誉教授(米国研究)は、豪政府にとってアメリカを支持するのは「自然な傾向」だが、両国の国民的・政治的感情は変化しており、アルバニージー氏は密室でアサンジ被告の釈放を求めるための「援護」を得ていたとBBCに説明した。

 豪(ごう)閣僚たちは、拘束されているアサンジ被告を、イランや中国で政治犯として拘束されている自国民と同一視することもあった。 オーストラリアでアサンジ被告の釈放を求める運動の法律顧問を務めてきたグレッグ・バーンズ弁護士は、違いを生んだのは政治だと話した。 「アルバニージ政権は、この問題をアメリカに提起した最初の政権だった。アルバニージーは野党からも支持を得た」 「(アサンジ被告の)処遇をめぐっては、多くのオーストラリア人がもやもやした思いを抱えていた。『どこに公共の利益があるのか?』とみんな疑問に思っていた」
■法的な救いの手
 こうした状況で、法律が役割を果たした。英高等法院が5月20日、アサンジ被告に法的な生命線を与えた。 被告をめぐっては、軍事機密を入手・公開した罪でアメリカで裁判を受けさせるため身柄を引き渡す動きが進行していたが、被告がこれに対して新たな差し止め請求をすることを認める決定を出したのだ。

 この時点で、アサンジ被告は米スパイ活動法に基づく複数の罪状に直面していた。公的秘密を公開した罪17件は、それぞれ最高10年の禁錮刑が科される可能性があった。

 ハッキングの罪1件は最高5年の禁錮刑となり得た。 決定で重要だったのは、豪国民であるアサンジ被告が、米憲法修正第1条の言論の自由の権利を抗弁として使えるのかという点への判断だった。 英検察庁で引き渡しの責任者を務めたことがある、法律事務所ピーターズ・アンド・ピーターズのビジネス犯罪部門のトップ、ニック・ヴァモス氏は、5月の決定が双方に対し、交渉のテーブルに着き、司法取引を完結させるようプレッシャーをかけたと話した。

 ヴァモス氏によると、この決定でアサンジ被告は、アメリカの秘密情報を公開する行為は米憲法修正第1条で守られていると主張できる可能性を得たとし、「さらに何カ月、何年もの遅延と圧力」が生じるかもしれなかったと述べた。 「アメリカはこうした不確実性とさらなる遅延に直面し、アサンジ氏がハッキングの罪を認め『服役』したとする代わりに、情報の公開については起訴を取り下げ、ついにこの物語に終止符を打つことにしたようだ」

 ヴァモス氏はまた、米憲法修正第1条がハッキング罪での起訴には何の影響も与えないであろうことを、アサンジ被告の弁護団は認識していたはずだと付け加えた。 そのため、秘密資料の公開に関する起訴が取り下げられたとしても、それに付随するハッキング罪での起訴については、被告は何の保護も受けられない状況だった。

 「双方ともリスクを認識し、話し合いのテーブルについた」 英政府関係者によると、次の高等法院の審理は7月9、10日に迫っていた。司法取引を実現させるタイミングは今しかないことを、双方は知っていたという。
■舞台裏の政治
 いつもどおり、政治も一役買った。 アメリカ側はしばらく前から、司法取引に応じる意向を示していた。ケネディ駐豪大使は昨年8月、司法取引が解決策になる可能性を公に示唆。これにアサンジ被告の弁護団が飛びついた。

 バイデン氏は今年4月、オーストラリアからの起訴取り下げの要請を検討していると述べた。 米外交官らは、オーストラリアとの関係を守ることに熱心だった。両国はイギリスも交じえた3カ国で、防衛・安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」を構築していた。

 アサンジ被告の事案は、英米関係においても長年の懸案だった。多くの外交官らはこれを解消したいと考えていた。 バイデン政権が11月の大統領選挙の前にこの問題の解決を望んでいるとの憶測も広がった。アサンジ被告の支持者の一部は、イギリスでアサンジの身柄引き渡しに消極的な労働党政権が発足することを、アメリカは恐れているとの見方を示した。

 米ホワイトハウスは、6月25日、「司法取引の詳細には一切関与しておらず、司法省が扱う問題だ」と、即座に説明した。 結局のところ、法的・外交的論争を長年続けた末に、すべての当事者が取引を望み、そのためには妥協もするという結論に達したということのようだ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 これで、ネット言論の中から生まれたふたりの英雄の 政治活動家ハッカー political activist hackers が、第3次世界大戦を食い止めることに貢献したことが分かる。私たち日本人も、このジュリアン・アサンジュと エドワード・スノーデンの 正義の闘いの後に続かなければいけない。  副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/06/17 08:57

【3137】ウクライナ戦争のインチキの和平会議は大失敗。その他、ギリシア彫刻の女神像たちのこと。

副島隆彦です。 今日は、2024年6月16日(月)です。

 私は、この4,5,6月前半の2か月半、ずっと或ること に熱中して我(われ)を忘れていた。一つのことにずっと自分の思考力(知能。これが魂、霊魂だ。目に見えないが実在する)があるものに文字通り、憑(と)りつかれていた。これを憑依(ひょうい)とか忘我(ぼうが)という。それはギリシア彫刻の大理石の人間大より少し大きい女神像たちの彫像(ちょうぞう)たちから私への大きな愛(agape  アガペー)だ。ギリシアの神々がもつ、アガペーは、人間(人類)への大きな愛であって、人間に何も、一切、見返りを要求しない。 

 それに対して、 悪辣(あくらつ)極まりない、その後、ローマ時代に生まれた、キリスト教の神と教え(カトリックという人類に寄生した凶悪な宗教団体)は、人間に、多大な見返り(報酬、返礼)を要求する。これが、 grace グレイス、gratia グラティア (イタリア語やスペイン語で 感謝)である。これを 恩寵(おんちょう)と訳す。 (惜しみなく(神は)愛(=グレイス で人間からすべてを)奪い取る」である。有島武郎=ありしまたけお=は、この正体を見抜いて自殺した。   そして「誰(だ)がために愛するか」は、カトリック作家の曽野綾子=そのあやこ= 笹川良一の実娘(じっし)が、このグレイスを正当化した小説の題名 だ。

 人間(人類)は、このグレイスgrace 恩寵(神にすべてを差し出せ、命さえも)思想が、生まれた時から、ローマカトリック教会の、奴隷にされた。 ゆえに ローマ・カトリック教会は、人類の諸悪(しょあく)の根源(こんげん)である。 

 西洋近代(modern モダーン)が始まった500年前(16世紀)から、西洋人の支配力で、キリスト教が、世界中に広がった。そして、世界の他の地域(リージョン region )までも支配した。愚劣 極まりない宗教だ。それが、現代の奇形キリスト教である 統一教会 ( Moonies ムーニー) までも作った。 世界中に怨霊と亡霊を撒き散らした。

 だから私は、この2か月半、本当に苦しかった。そこからようやく私、副島隆彦は、一昨日(6月15日)に脱出して、無事この世(現実の世界)に戻って来た。元気です。体は、女神さまたちの搬入、到着のために動き回ったので引き締まっている。しかし大腿部と殿筋(でんきん)のあたりが凝り固まっている。すぐに両足に痙攣と攣(つ)り(緊縛)が起きる。もうすぐこれをマッサージでほぐしに行く。 このことの報告は近日中にする。

 今日は以下に載せる一本の政治記事を解説する。私、副島隆彦が、現実世界の世界政治の分析を再開する。 私が現実政治の分析から離れていたこの2か月半の間、たいした事件が無かったことは幸いだ。以下の記事はインチキのゼレンスキーをあやつる 西側(ザ・ウエスト)がお膳立てした、世界中の国を招いての和平会議(わへいかいぎ。peace talks   ピース・トークス)だ。大失敗した。

 アジア、アフリカ、中南米の大半である150以上の国は、これにそっぽを向いて無視した。 本来、本当のウクライナ戦争の仲裁者(ちゅいさいしゃ。ミーディエイター)である 中国が参加しなかった。和平交渉の一方当事者であるロシアも参加していない。これでは茶番劇(ちゃばんげき)を通り越す。みっともない限りの醜態(しゅうたい)を晒(さら)した。今の西側=the Deep State ディープ・ステイト の 弱体と勢力衰退をよく表している。

 以下の日経新聞の記事は、私、副島隆彦が、内容を明瞭、明確にする為にいろいろと切り詰めて主旨(しゅし)をはっきりさせた。 これからは、内容があまりにヒドい偏向した文の場合は、私は客観報道のふりをしている大手の記事やテレビ報道の文どもへ、遠慮なく、この文の切り詰めと明瞭化を遠慮会釈なく実行する。

(転載貼り付け始め)

〇 「 スイスでの ウクライナ和平会議(ピース・トークス)は、新興国の支持伸びず 失敗」

2024年6月16日  日経新聞

6月15日、世界平和サミットで演説するゼレンスキー氏=AP

(ここに記事の中にあるゼレンスキーの顔写真を載せて下さい。今の人類に降りかかっている、この
ケロっとピエロの顔をした悪魔 は、英国の ロンドンに北にあるタヴィストック( Tavistoc 戦争心理 
Psy Ops サイオプ )研究所に、10年前に連れて行かれて、洗脳され脳を完全に狂わされてからウクライナに戻された。ヒトラーと同じだ。そしてウクライナ民族を地獄の底に落とすために扇動する指導者として使われている。
もうすぐ失脚していなくなる。このキチガイの顔を、私たちはまじまじと凝視すべきだ)

【ビュルゲンシュトック スイス中部 =田中孝幸 】ウクライナが提唱する和平案の「世界平和サミット」は6月16日、2日間の日程で閉幕。会議後の共同声明は和平に向けたウクライナの「領土保全」を要求した。だが、新興国の多くは賛同しなかった。

( 副島隆彦注記。世界には、198か国の国家がある。このうち人口が10万人、20万人とかの、小さな島国の微小国が30ぐらいもある。これでも主権国家(しゅけんこっか)だとされる。平気で諸国連合(The UN ×国連)に加盟している。 主権国家とは、独立国のことだ。sovereign state  ソヴリン・ステイトと言う。

 sovereignty ソヴリーンティ  国家主権 を持つ国 のことだ。 この ソヴリーンティ =主権、統治権 という言葉は、日本国民には、長年、教えない事になっている。だからみんな知らない。若手の東大の政治学の学者たちでさえほとんど知らない。馬鹿の集まりだ。 日本人は、英米に洗脳された国民のままだからだ。今の日本は本当は主権国家=独立国ではない。

 「我が国は主権国家だ」と強弁している、これら微小国は現実の世界政治から除外して考えた方がいい。その多くは、旧大英帝国の植民地=信託統治領のままであり、実質は、ドミニオン dominion (自治領) やトラスティ trustee た。これらは、カリブ海域と、オセアニアと呼ばれる南太平洋に集まっている。

 話にならない超小国たちだ。それに対して、世界中の主要な諸国である、アフリカ54か国、中南米(ラテン諸国)34か国、イスラム諸国(アラブ人、北アフリカと重なる)が20ぐらい。アジア諸国30か国 のほとんどは、愚劣なゼレンスキー政権を支持せず、冷ややかに、かつ白(しら)けて見ている。ヨーロッパ諸国42カ国は総じて西側だ。副島隆彦注記終わり )

  この国際会議は、(和平交渉の当事国であるのに、この場に参加さえしていない) ロシアに国際的な圧力を加えるのが狙いだった。だが期待していた新興国(の多くは、反対に回り出席さえせず)支持はなかった。有力な仲介国も不在。和平への道筋はない。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は6月15日の会議で、和平への第一歩として今回のサミットの意義を強調した。ウクライナは今回、参加国数を最重視した。共同声明のポイントも核を巡る安全保障と食料安保の強化と捕虜やロシアに連れ去られた子供の帰還の3点に絞り、中立的な国が出席しやすくした。

(副島隆彦から。ここにこの記事の中にある一枚の簡単な表を載せて下さい)

 会議の主催国であるスイスの発表では、「計100の国・機関が参加した。首脳を派遣したのは57カ国。大半がすでにウクライナを支援している欧州(NATO加盟の32国)以外の、欧州域外から首脳を送ったのは(わずか)20カ国だった。

 この20カ国・地域(G20)の新興国のうち、首脳を派遣したのはアルゼンチンだけ(副島隆彦注記。日本の岸田首相は、イタリアG7のあと、このスイスまで来て会議のレセプションにだけ参加して、たったの3時間で、さっとスイスから離れた。だから日本の首脳も参加しなかった。世界の動きを察知して、「いくらなんでも、これはひどい」と日本政府は機敏に動いた。副島隆彦の注記終わり) 大半は閣僚や特使レベル。中国はロシアが招待されていないことを理由に参加しなかった。

 会議に参加した92カ国中、ウクライナが主導の共同声明に賛同したのは約80カ国。新興国の支持が少なかった。西側諸国と中ロの対立に巻き込まれたくないからだ。会議を準備したG7の高官は「大半の新興国はウクライナ支持色が強い会議への関与を嫌がった」と明かす。

 ウクライナがロシア軍の攻撃に劣勢であることも一因。ロシアのプーチン大統領は6月14日に、「和平の条件として併合を宣言した4州からのウクライナ軍の撤退 を要求」した。両国の大きな隔たりを印象づけた。

 サウジアラビアのファイサル外相は会議で、「和平交渉にはロシアの参加が不可欠で困難な妥協が必要だ」と指摘。トルコのフィダン外相も「ロシアの参加が必要」と。インスブルック大(オーストリア)のゲルハルト・マンゴット教授(国際関係学)は「仲介役を担える有力な新興国が不参加の今回の会議は失敗だ。次の会議はロシアが参加しサウジなどグローバル・サウスの国で開催されるだろう」と語る。

 その布石とみられる動きとして、ゼレンスキー氏は、6月12日、サウジを予告なしに訪れてムハンマド王太子と会談。国営サウジ通信は、「王太子は、紛争解決に向けた国際的取り組みを支持する」と報じた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。前記したとおり私が上記の記事の文を短く切って縮めた。文中で唯一重要な一行は、「欧州域外から首脳(首相か大統領か国王 )を送ったのはわずが20カ国だった」だ。

ウクライナをあやつっている英と米 の大失敗で、敗北だ。一方当事者のロシアも参加しないような、和平会議(peace talks  ピース・トークス)など無意味だ。馬鹿どもが愚劣に画策している。そして世界に自分たちの無力の恥をさらした。

このヨーロッパでの戦争の准当事者であるNATO(ネイトー32か国。ウクライナに兵器と弾薬を公然と供給している。NATO はアメリカが離脱したら、その日に消滅する )と、この表から G7( 西側主要国。のうち 米、加、日本 )を除くと、何とアジア、アフリカ、中南米からは、たったの17か国。 
 
 しかもこの表の中の、フィジーやパラオ など、人口10万人とかの微小国(びしょうこく)を除くと、現在の西側の公然たる手先の国は、アルゼンチン(最近、出てきた、ミレイという強硬なコスト・カッターの大統領)と、チリ(反共に転じた)と、ケニア、ガーナ、リビア (カダフィを惨殺したあとの弱小傀儡政権)とソマリア、そしてカタール (アメリカの手先の 狡猾に生きるアラブ諸国 の中の中立国。大きな米空軍基地が有る。首都ドーハに、アラビア語で全域をカヴァーするアルジャジーラ放送局を持つ国)だけだ。

 本当に、これでは丸裸(まるはだか)だ。みっともないを通り越す。現在の世界政治の力関係がはっきりと見て取れる。 日本を含めた、赤っ恥の、この表のたった8か国は、世界の笑い物(もの)だ。すなわち世界中からの 笑われ者だ。 私たちの日本国は、まさしくその筆頭であり、情けないアメリカの属国、哀れで惨めな英米の 下僕の国だ。恥を知るべきだ。 副島隆彦注記終わり。

副島隆彦です。 今日の文の始めに書いた通り、私に取り付けていた憑物(つきもの)が、取れた。いや半分だけ取れた、というべきだ。あと半分は、まだ私の脳(魂、霊魂)に残っている。

 私、副島隆彦は、今から1年半前の1月22日から、私が住む静岡県熱海市の北部にある伊豆山(いずさん)地区の 国道135号線沿いの丘陵部に建つ亡霊洋館(まさしく大きなお化け屋敷だ。廃墟の邸宅が3つもある)の中と外側に、ずっとこの10年近く、放置され何の保護、管理されなかった。ここの集められていたギリシア彫刻の 美しい女神像たち200体近くを助け出し救出することに、私、副島隆彦は、血道をあげて狂ったようになっていた。私の身近にいる人たちは、各社の編集者を含めて、このことを詳しく知っている。

 2冊の自分の近著(きんちょ)に、この女神像たちを写真付きで載せて、文も書いた。このことを知らないような者は、この学問道場に、以後、近寄るな。 薄穢(うすぎたな)い生来の泥棒人格の卑しい人間である。私は、この者たちが私に近寄ることを拒絶し峻拒(しゅんきょ)する。

 これらの女神像たちは、今では本当に世界的に希少(きしょう)になった真っ白い本物の大理石(マーブル)の 彫刻作品だ。これを英語で、sculpture 「 スカルプチュア」と言う。スカルプチュア と言いさえすれば、それだけでギリシア彫刻の彫像(ちょうぞう)たちのことを指す。

 彫像は、molding モウルディング(塑像、そぞう)とは違う。 モウルディング は、鋳型(いがた )で取られた、軟(やわ)い石膏(せっこう plaster  プラスター  )製だ。この塑像(そぞう) がモウルディングだ。それに対して、彫像(ちょうぞう。スカルプチュア)は、本当に大理石(marble マーブル これよりもっと堅いのが granite 御影石、墓石 )を、人間が刻んで作る。古代ギリシアや、今から530年前のミケランジェロ(ミケルアンジェロウ)たちは、自分で鑿(のみ)で削って作った。現代では電気ドリルで人間の手で彫(ほ)って削(けず)って作る。

 これらの大理石の中国製の今から30数年前の模造品(もぞうひん、imitation  イミテイション)ではあるが、そのすばらしさは隔絶している。この精巧で精緻な女神像たちが、熱海の北で、今も放棄され惨殺されている。

私は、それを残り一体でも救い出そうとして、この1年半ずっと、我を忘れて、空いている時間は女神救出に執着してきた。


半グレやチンピラそして生来の破壊衝動を持つ変質者たちの屋敷への侵入によって、すでに100体の女神像は、傷つけられ、破壊され、この9年間の間に叩き壊されてきた。とりわけこの2年間は、プロウの国際窃盗団によって、見るからに(通りかかった時に分かる)むくつけき容貌、風体(ふうたい)をした外国人と日本人の混成団による凶悪な犯罪行動だ。

 こいつらは夜間に建物に侵入して、女神像を押し倒し、破壊して、鋭い鉞(まさかり)のようなもので女神の首(頭部)だけを切り落として窃盗する犯罪が公然と行われてきた。この場所は、この数年ですっかり有名になった、“廃墟ツアー”の大(だい)名所である。インスタグラムや、TikTok や、ユーチューブやすべてのSNSで有名だ。 知っている人は全員、知っている。そして実際に現地に恐る恐る来ている。私はたくさんの訪問者にここで出合っている。外国人の旅行者たちもやってくる。

 夜に凶悪な窃盗団によって、破壊される女神たちの、恐怖に慄(おのの)いた、「きゃあー、殺されるー。助けてー」の悲痛な叫び声が、私、副島隆彦の脳に、次々と真夜中に届いた。これで私は本当に頭がおかしくなった。

 すでにもう亡霊洋館の中の女神像たちは、ほとんどが破壊され殺された。ここに廃墟ツアーで新たに来る者たちには、もう、がらんどうの、大きなガラス壁が、たくさん打ち割られ、恐ろしいぐらいに散乱している破壊の跡(あと)しか見ることは出来ない。

 警察と市役所は、個人の家の所有権の中の話だから介入しない。市役所は、「管理をしっかりやってください」と通達、警告するだけだ。警察は、廃墟から出てきた直後の者たちを、夜間パトロール隊が、道路(公道 こうどう)で待ち構えて職務質問するだけだ。警察は、正しく管理責任者に、「破壊と窃盗の被害届を出しなさい」と催促しつづけた。

 しかし管理責任者を名乗る男は、愚鈍にも、まったく動こうとしなかった。私は、「女神像たちがかわいそうだ。なんとかしてください。私が管理を行ってもいい」と、この男を説得し続けたが無駄だった。

 そして、やがてこの男が、文字どおり、怨霊、亡霊に取りつかれて、その本性を顕わすに至った。私に襲い掛かかって来て、私は、そのお化け、妖怪と激しく闘った。それがこの2か月のことである。それ以外に、この亡霊洋館の法律上の関係者たちの現状への無理解もあって、さらに女神像たちは破壊され、惨殺(ざんさつ)されていった。頭部だけが、鋭い大型の刃物で切断され、切り取られて奪い取られていった。この現実の問題に正しく対応しようとしなった者たちへの怒りが、私には今も有る。

 だが、今はこれ以上のことは書かない。もうすぐはっきりと公開する。 私、副島隆彦の 言論人としての能力と主張、意見を、この者たちは理解しなかった。初めは理解しようとしたのに残念極(きわ)まりないことである。このことは、近いうちに、私が書いて公表します。   副島隆彦拝