重たい掲示板

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。
旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

副島隆彦 投稿日:2024/03/27 11:18

【3114】 4月27日(土)に、神戸で、私の「まだまだ金貨を買いなさい」の講演会がある

副島隆彦です。今日は、2024年3月27日(水)です。

私の 講演会が 神戸市で 開かれます。 丁度、1か月後の、4月27日(土)です。午後1時(13時)からです。 金貨(ゴールド・コイン)を扱う業者の主催の講演会ですから、無料です。 大阪、神戸そして関西圏の、私、副島隆彦の本の読者の皆さん、それから学問道場の閲覧者の皆さん。私が、神戸に行って、大いに話しますから集まってください。


 兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1-13 神戸芸術センター

場所は 「神戸芸術センター」 の 大ホール ( 芸術劇場 1100人収容)です。大阪、神戸および関西圏に住んでいる人は、知っているでしょう。新神戸駅(しんこうべえき) から近いところで、地下鉄を含めて、各線路の駅もあります。
皆で集まって、ワイワイと「副島隆彦の本を読んで、金(きん)を買っておいてよかったなあ。この先ももっと上がるらしい」の話をして盛り上がりましょう。

https://www.coinpalace.jp/
コインパレスのホームページ

https://www.coinpalace.jp/seminarform0427
ここの申し込みフォーム ↑ に記入してから、会場に来てください。

詳細は以下の通りです。
――――――――――――――――――
2024年4月27日(土)開場 12:30 13:00開演 ~ 17:00まで

演題 「金、銀、プラチナの今後の動向」 副島隆彦氏 <神戸公演会>

会場:神戸芸術センター芸術劇場

料金:入場無料

主催:株式会社コインパレス /協賛:日産証券インベストメント株式会社
――――――――――――――

副島隆彦です。 この講演会の主催者は、コインパレス という 関西圏では、大手で信用のおける会社です。私は、ここの社長の 安井将弘(やすいまさひろ)氏と、年末に話して、彼の会社である コインパレスを、関西圏の 金(きん)の販売業者として、育てることに決めました。コインパレスは、以下の ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9)の説明文にもあるとおり、何重にも信用のおける金の取引業者です。

ですから、関西圏の人は、このコインパレスのお店で金や銀の売り買いをしてください。まさしく この神戸芸術センターの30階に、コインパレスの実店舗(リアル・ショップ)が有ります。講演会のあとにでも、このお店を見に行って、金貨を買ってください。「そろそろ買おうかなー」と思っていた人にとって、もの凄く便利です。


( ↑ が、コインパレスのショールームの画像 )


神戸芸術センターへのアクセス  (地図)
https://www.art-center.jp/kobe/access/index.html

以上が、会場への案内です。
ところが、安井社長が、私に、自信たっぷりで 「会場を満員にします」と約束したのに、彼の会社の宣伝力だけでは、参加者があまり集まっていません。 彼が正直に、私に訴えました。そこで、私、副島隆彦が、こうして 宣伝、公告をするのです。関西圏の人たち。みんな、元気で集まれ。

私、副島隆彦の金(きん)のことでの、そして言論人としての信用の高さを、まだ甘く見ている業者 がいる。自社の力で人が集まる、と思い込んでいる。テレビに出ているような有名な経済評論家たち を呼んでの講演会でも、実際には、人はほとんど集まらない。私、副島隆彦が長年、培(つちか)った信用と実力を見くびっている。私は少し不愉快だ。

主催者の ウイキペディアでの宣伝では、以下の通りです。

(転載貼り付け始め)

株式会社 コインパレス
コインパレス(神戸芸術センター30階)

〒651-0055
兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1-13 神戸芸術センター30階(3003号室)[1]

電話 078-9985-2972

設立 2016年2月(創業2012年12月)[2]

事業内容 金貨・銀貨・延べ板の販売、鑑定代行、オークション代理入札、コイン投資アドバイザー[1]

代表者 安井将弘(代表取締役)
外部リンク https://www.coinpalace.jp/

特記事項 : 英国王立造幣局(ロイヤル・ミント社)公式代理店
株式会社コインパレスは、兵庫県神戸市中央区に本拠を置く、金貨・銀貨・延べ板の販売、鑑定代行、オークション代理入札などを行う企業[3][4][5]。PCGS・NGC認定ディーラー[6]。

英国王立造幣局(ロイヤル・ミント社)公式代理店[7] 。イギリスコインに特化したアンティークコイン、モダンコイン、地金型コインを取り扱う[8][9]。

概要 アンティークコインは欧米では分散投資の対象として定着しており、富裕層を中心に300万人のコレクター人口があり、内訳は、アメリカ合衆国に約150万人、ヨーロッパに約150万人。日本はわずか2万人程度[10]といわれる。

恩師から送られた1枚のコインを機に、投資の魅力と美しさに魅了された安井将弘が、こうした点に着目し設立[4][1][11]。アンティークコイン業者は東京一極集中化の傾向にあるが、同社は高額なテナント料のコイン価格への転嫁を避ける目的で、神戸にショールームを構えた。取扱商品では、デザインが洗練され注目度が高い上、この四半世紀値下がりがなく、特に価格の下落が少ないとされるイギリスコインに特化している[5][4]。

ヤフオクの「アンティークコイン部門」で月間売り上げNo.1を達成[8]、さらに2021年「BEST STORE AWARD」にて「急上昇ストア賞」を受賞[12]。2018年8月26日には、「賃貸経営EXPO & 投資EXPO in OSAKA」にも出展[13]。2022年7月、楽天・月間優良ショップ受賞[14]。

オーストラリア造幣局「パースミント」との公式ディストリビューター契約を行っている[15]。代表の安井将弘は、西日本初のPCGS(Professional Coin Grading Service)とNGC(Numismatic Guaranty Corporation)の認定ディーラーで[8]、日本におけるアンティークコイン投資の第一人者として知られる。 (以下、略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以上のように、安井社長が、自分の信用力を Wikipedia の中でも自画自賛している。
最後に、私は理由がよく分からないのだが、コインパレス社は、東京の日産証券(にっさんしょうけん)と付き合いが深いようで、以下の宣伝をしてください、と安井社長が、私に再三、言うものだから、文をそのまま載せます。

私は、東京の日産証券でも、これまでも、何回も講演をしている。今や、商品先物業者(しょうひんさきものぎょうしゃ)としては、日本で最大で、かつ唯一と言ってもいいぐらいの会社になってしまったのが、日産証券だ。金(きん)の地金(じがね)の卸売(おろしう)りもしている。

戦前からの金(きん)の取り扱い業者は、商品(コモディティ)と金(きん)の卸売り業者として草分けで、老舗(しにせ)の岡藤(おかとう)商事も、それから第一商品も、今や、その取引客たちは、日産証券に移った。私、副島隆彦は、商品先物(しょうひんさきもの)市場の守り神の金融評論家である。

今はなくなった、協栄物産(きょうえいぶっさん)や、エース交易などの社長たちから、私は、可愛がられて、講演にも呼ばれて、いろいろと面白い話を直接、聞いておおいに勉強になった。彼らは実に魅力的な、人間味溢(あふ)れる経営者たちだった。

(転載貼り付け始め)

今回の4月27日(土)の 副島先生の講演会でお話しいただきたい内容をお送りさせていただきます。
日産証券は金での資産運用に力を入れている唯一の証券会社です。その中でも、今回我が社が協賛の日産証券インベストメントは100%日産証券の子会社でありIFA(金融仲介業者)ですので、より顧客の意向に沿ったサポートをしてくれると思いますので金・銀・白金での資産運用を具体的にお考えの方は是非お声がけください。

日産証券インベストメント株式会社  瀧谷哲也

https://www.nissansec-g.co.jp/
(ここに 日産証券 インベストメントのリンクを貼る)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以上のとおり、私が、4月27日に、兵庫県神戸市 の 神戸芸術センター で、「金を、まだまだ買いなさい。ここで買いなさい」の講演会をしますから、元気で集まってください。  副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/03/20 07:37

【3113】次の首相候補に急浮上した 上川陽子は、危険な女である。

副島隆彦です。今日は、2024年3月20日(木)です。

私が5時間話した、第27回予言者金融セミナーは、17日に、予定通り無事、終わりました。500人収容の会場がほぼ満席(生活の都合で来れない人たちがいる)の盛況と、さらに、その数倍のオンライン受講者が観(み)に来てくれた。私は自分の言論と近(きん)未来予測が、確実に、この国に受け入れられられていることを、自分の手応(てごた)えで感じる。

今日は、私が、この数日、気になっていたことを書く。どうしても急いで書いておかなければいけない。
これを私が書くと、ちょっと危険だ。私は、これで、また新たに命を狙われることになるかもしれない。甘んじて受け入れる。
上川陽子(かみかわようこ)という女性政治家(現在、外務大臣)は危険な女だ。今、急激に、この 上川陽子(選挙区は、静岡一区。1953年生。現在、71歳)が、せり上がって来て、岸田文雄首相の対抗馬として、次の首相を狙っている、という話が急激に出ているからだ。9月の総裁選に出るだろう。
この動きを、私たちは、凝視して、注目して、阻止しないといけない。この女の出現に騙(だま)されてはいけない。だから、私は、自分の身の危険を圧(お)してでも、書かなければいけない、と決意した。

急浮上で「ポスト岸田の一番手」に上川陽子が、浮上してきた。この動きは、日本国にとって危険だ。悪魔女(あくまおんな)のヒラリーが敷いた 「女性の大統領、首相の時代」である。女たちが強(し)いられ抑圧されてきたた、長い苦難の歴史を打ち破る、 「ガラスの天井を割る」という ディープステイトの戦略の一環である。それを日本にも当て嵌(は)めるということだ。

ラーム・エマニュエル駐日米大使、上川陽子、ヒラリー・クリントン

(ここに ウィキのものでいいので、 上川陽子 と 笹川良一 の顔写真を並べて貼ってください)

彼女は、一昨日(18日)に、西側のG7の外相会議にワシントンに出発した。この上川陽子は、おそらく あの日本右翼の巨頭で、フィクサー(黒幕)であった笹川良一(ささがわりょういち。1995年に96歳で死 )の実の娘である。
この噂(うわさ、rumor )を私は10年ぐらい前から聞いていた。今は、この噂は本当だと、思うようになった。ということは、” 笹川財団 ” の会長の笹川陽平(ようへい)の血のつながった妹であり、かつ、作家の曽野綾子(そのあやこ)の実の妹ということになる。

自民党の上層の人たちの間では、このことは知られていることだ。 上川陽子は、計算したら、笹川良一が、54歳の時(1953年)に産んだ子だ。男としては、まだ十分に子供を作れる齢だ。大物の政界の黒幕だから、これぐらいのことは平気でする。 上記に載せた、ふたりの顔を並べてみると、その目つきの鋭さが、そっくりである。いわゆる表情は笑っている(微笑=ほほえんで写している)のだが、両眼が全く笑っていない、というキツイ性格をした人間の顔だ。

本当に両目が鋭い。ふたりは全くそっくりだ。人間は、特に政治家や大企業の経営者は、善人か悪人かは、長年の風雪で鍛(きた)えられるので、どうしても顔に出る。国民、民衆から見ていると分かる。真実は隠し通すことが出来ない。  以下に一本だけ、最新の新聞記事を載せる。

(転載貼り付け始め)

〇 「 上川外相、時来れば役割果たす 「一意専心」で示す覚悟 」
2024年3月16日  日経新聞

(この記事にある 顔写真も 貼る)

次の首相にふさわしい候補の一人として上川陽子外相の名を挙げる人が増えた。手堅く真面目な仕事ぶりには定評がある一方、政治家としての素顔はあまり知られていない。自身への期待が高まる国内政治と、米大統領選など変数の多い国際情勢をどう見ているのか。

日本経済新聞の1月の世論調査で、次の自民党総裁にふさわしい人を聞いたところ、上川氏は菅義偉前首相に次ぐ6位(5%)だった。60歳以上の年齢層に限ると石破茂氏、小泉進次郎氏に続く3位(8%)となった。
――派閥の政治資金問題で国民の政治不信は極まっている。自民党はこのままでいいのか。

「国民からの信頼があって初めて内政も外交もあると感じる。信頼回復は政治が機能を果たすための土台であり、非常に重く受け止めている」
「日本の内政が安定していることが外交的にも非常に重要な要素になる。各国を回り、日本への信頼と期待が非常に大きいことは感じてきた。政治資金を巡る問題について外交の舞台で話題になったことはない」

――政権基盤が安定しなければ首脳外交に差し障るのではないか。外相として何を意識しているか。
「外相の責務は内政、外政あらゆる分野の最高責任者である首相が首脳外交で最大の国益を確保できるよう戦略を練ることだ。主要7カ国(G7)や同志国の外相、ビジネスパーソンらと個人的な関係を築き、絶えず情報を更新する」
「外務省にいる専門家の力を引き出す。長い蓄積を総動員し、意思決定に臨まなければならない緊張感ある仕事だ。外交に専念する外相にしかできないことはたくさんある。外交の最前線で強い責任感を持って首脳外交を下支えしていく」
いまは外相に一意専心
――「ポスト岸田文雄」に期待する声をどう受け止めているか。
「初当選以来、どの立場でも責務を最大限果たすために自分の持ちうる全てを注ぐという信念で一心不乱にやってきた。いまも外相として一意専心、ひとときも外交のことを考えない時間も日もない」
「政治家を志してからの歩みには紆余(うよ)曲折があった。初当選まで7年半かかった。議員になってから落選も経験した。次に選んでもらえるかどうかは、その時の時間をどう使うかが勝負になる」・・・(以下略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。こういう感じに日本の政治は、急激になっている。国会の政治倫理審査会などは、バカみたいな目くらましだ。安倍派の幹部どもは、居直って、逃げ延びる気だ。  岸田内閣の、今の、統一教会=自民党安倍派の解体という、路線を、何がなんでも壊して、岸田たち 宏池会(こうちかい)を政権から引き摺(ず)り下ろそうという勢力(テレビ、新聞を含めて、日本の反共右翼たちが結集している)が、蠢(うごめ)いている。笹川財団は、統一教会と兄弟団体であるだけでなく、日本維新の会の 資金源でもある。

 このことも、日本の政界では共通感覚(コモン・センス)だ。 維新の会(馬場幸一会長たち)がいくら否定しても否定できない。そして、今も実質で日本維新の会を、上から動かしている橋下徹(テレビ芸能人のふりをしている。高卒で市会議員上がりの温厚な馬場に、細かく指示を与えている )が、またしても、このことで、私、副島隆彦を、営業妨害と名誉毀損で、裁判に訴える、時は、「いいか、橋下(はしした)。私、副島隆彦は、即座に、
大阪のお前の弁護士事務所まで行く」からな。 お前を殴ってやる、と、私が書いたら、これは脅迫罪になるのか。

 私と殴り合いをせよ。ただし互いに素手でだぞ。お前は北野(きたの)高校ラグビー部だったらしいから、私より若いから、「副島さん、橋下とはケンカしないほうがいいですよ。負けますよ」と私は、周りから助言されている。だが、私はこの、口ばっかりぺらぺらの卑劣漢(ひれつかん)に怒っている。腹に据(す)え兼(かね)ている。誰でも何でも、裁判に訴えれば、相手が黙る、とこいつは思っている。

 最近、山本太郎の党の 大石晃子(おおいしあきこ)衆議院議員が、橋下から訴えられた裁判で、勝訴している。 当然、「それは、言論の自由の枠の中の発言だ」と、裁判官が判断した。自由な言論を、裁判に掛けて、歴史的な被差別民 特有の被害感情を、丸出しにして、相手を裁判で委縮(いしゅく)させようとする。橋下徹は、これまでに200人以上の 言論人やジャーナリストをこの手口で訴えて来た。私、副島隆彦にそれが通用すると思うな、橋下 !  私をまた訴えた時は、本当に、一対一の殴り合いをしに大阪まで行くからな。

 私たち、真面目で堅実な日本国民は、この愚劣で恐ろしい 今の政治の動きを察知して、自覚して、身を引き締めないといけない。甘い考えでは生(なま)の現実政治(リアル・ポリティックス real politics )は動いていない。私たちは、今は、とにかく必死で、「岸田、頑張れ。林芳正(はやしよしまさ 官房長官 )、鈴木俊一(すずきしゅんいち 財務大臣)、頑張れ。安倍派=統一教会を叩き潰せ。日本の国家体制から、この狂った病気の、カルト(cult 邪教、じゃきょう)の集団を、排除、追放せよ 」と声援を送らなければいけない。 
私、副島隆彦のこの態度表明に、ぐずぐずと反対する者は、私たちの敵だ。

 上川陽子(かみかわようこ)は、上記の記事にも有る通り「政治家としての素顔は(これまで)あまり知られていない」のとおりだ。 「静岡(県)一区」というのは、奇妙な選挙区で、ブラックホールのようなところだ。安倍政権で、法務大臣になって、あのオウムの幹部連中(すでに死刑判決が出ていた)に、松本智津夫以下まとめて12人を、死刑執行をした(2018年〇月)。 大臣として刑の執行のハンコを捺(つ)いて署名したことで有名になった。これ以外の事では、誰も、何もこの女政治家のことを知らない。まるでステルス人間だ。

( 副島隆彦が、2024年3月31日に加筆します。私が、この文章を書いた、すぐあとに、教えてくれる人からの
情報提供が有った。上川陽子の 母親は、 宮川鎮江(みやかわしずえ)という女性で、笹川良一と結婚して、 笹川鎮江 になった。ということは、上川陽子は、準正嫡出子(じゅんせいちゃくしゅつし)となった。
笹川鎮江は、「 静凰流家元,吟詠静凰流鳳凰会主宰,日本吟剣詩舞(ぎんけんしまい)振興会会長」という肩書の女性だった。  ここ ↓ に 彼女の 顔写真を 貼ろうと思ったが、今は、やめる。 副島隆彦加筆終わり)

 静岡には、いかにも ディープステイト(世界の秘密結社)が送り込んだ川勝平太(かわかつへいた)県知事というヘンなのがいる。。早稲田大学の生態歴史学の教授から京大教授になり、県知事に舞い降りた、得体のしれないヘンな人間だ。川勝が、ひとりでリニア新幹線に反対して妨害するものだから、みんなが、ほとほと困り果てている。
もう今の東海道新幹線だけでは、開業して60年もたつ(1964年のオリンピックの年から)ので、送電線の柱が、鋼鉄でも腐っていて、ぼっきり折れたり、すぐに雪や台風の大雨で止まったり、自殺者が飛び降りたりで、しょちゅう5時間ぐらい止まっている。

困った事態だ。だから急いで、リニアを通さないといけない。「リニアは、大深度(だいしんど)でずっと深いトンネルだ。そして 電磁波 がコワいから、私は乗らない」とか、言っている、「いつも自分は、賢い人」みたいな人たちがいるが、少しは我慢しなさい。無理に乗れとは言わないのだから。なんでもかんでも反対ばっかりする人生も、少しは考え直さないといけない。

それから他に、急に横浜市長になってどこかからともなく、こいつも「天から」舞い降りて来た山中竹春(やまなかたけはる)という、早大出(で)のただの統計学の大学院生が、いつの間にか「コロナウイルス研究の医学者」になってアメリカから日本に帰って来た男。世界規模である横浜港(ハーバー)の大きな裏の貿易権限をこの男に握らせた。

この他に奇怪な熊本県知事がいる。熊本県の八代(やつしろ)高校で成績がビリだった男が、アメリカのミネソタ州?だったか、の農業試験所に行って、ブタの精子の研究をやっていたのに、何とこのあと、ハーヴァード大学の政治学の教授になって(ひえーだ)、それから、何とそのあと、東大の政治学( 統計政治学)の教授になって、それから熊本県知事だ。 どうやって、デープステイトに見込まれると、こういう人生になるのだ。今度で辞めるらしい。 私は、騙されて、熊本県まで、大きな会場の講演会に呼ばれて行って、最後に、この男が、県知事として出て来た。20年ぐらい前だ。

私は、もう少しで、熊本の統一教会の連中に、ハニートラップで、罠に陥れられそうになったが、辛くも逃げ延びだ。全速力でホテルの部屋に帰って閉じこもった。その前に、パーティ会場で、遠くから産経新聞の九州総局長の男(その前に名刺交換をした)が、冷たい視線で私を見ていた。私も睨み返した。このあと私を嵌(は)めようと計画していたのだ。こういう私の人生だ。

笹川良一が作った、笹川財団(アメリカでは、The US Japan foundation 通称は、
The Sasagawa Foundation ササガワ・ファウンデイション。今は、日本財団と東京財団に分けている。脱税目的だ )は、日本のモーターボート競艇(きょうてい)ギャンブルの収入(日本船舶振興会。ほとんど無税で強引に巨額の資金を蓄えて来た。規制官僚たちも手が出ない。自分が襲われるから)のカネ を使って、世界の首都のワシントンの政界を、政治汚染した。笹川財団は、統一教会の、片割れであり、兄弟団体だ。恐ろしい団体だ。

私、副島隆彦は、ここまではっきり書く以上、自分の身体への攻撃を覚悟している。
真の言論の自由(フリーダム・オブ・エクスプレッション。憲法第21条が保障する) とは、危険を覚悟で身を挺して、世の中(社会)の為に、発言する時にだけ生きている。安全なところから、愚か者どもが、へらへらと気軽に書いている文章など、言論の自由とは言わない。

「日本にも女性の首相が誕生すべきだ」の、グローバル・リセット(ダボス会議の標語。SDG とかも)のディープステイトの表面に出ている、公然部隊の動きの一環だ。 本当は、野田聖子(のだせいこ。岐阜一区)が、女性で初の首相になるべきだったのが、潰(つぶ)された。野田聖子を育てて守って来たのは、野中広務(死んだ)と古賀誠(こがまこと)だ。すっかり“ドリル優子” になってしまった小渕優子 もそうだ。

愛弟子の 野田聖子を首相にするのが、古賀誠の悲願だった。古賀誠も、川筋者(かわすじもの)の泥臭い、腕力政治(院外団=いんがいだん=の伝統)の迫力も持っている。次の日に、相手の事務所の宣伝カーが燃えていた、というような政治だ。九州では、「マンガしか読めない」麻生太郎と、古賀誠はずっと対決して来た。
古賀誠は、自分の父親がフィリピン戦線で戦死して、小さい頃から苦労して生きたので、戦争に反対する決意が、もの凄く深い。私たちはそこに共感する。昔、小林よしのりの漫画対談に出た。何が何でも、私たちは、「アジア人どうし、戦わず」である。「 戦争だけは絶対にしてはいけない」である。

ここに来て、急激にこの上川陽子という危険な女 が、計画通り、浮上して来たので、私、副島隆彦が、先制で、機転で、急いでこのように書いて置く。日本の政治を、これ以上、愚劣なデ―プステイトの悪魔どもの言いなりにさせられて、たまるか。日本国民よ、危険を察知して、気を引き締めて、身構えて団結せよ。   副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/03/13 07:04

【3112】4日後に迫った 私の 金融セミナーの宣伝を、再度します。 世界の金融の最新の動きが分かります。

副島隆彦です。 今日は、2024年3月13日(火)です。

まず最初に、今日のぼやき で、私の最新刊の本である 「教養としての ヨーロッパの王と大(だい)思想家たちの真実 」 ( 2024/3/19 発売 )の宣伝をしています。読みに行ってください。

  あと4日後の、今週末の17日(日)に東京で開催される、私の「予言者金融セミナー(第27回)」の再度の宣伝をします。 おカネと時間に余裕のある人は来てください。おそらく、多分(たぶん)、私の話は参加者をガッカリさせない。私は、現在、この講演会の為に、最新の知識と情報を、自分の頭に着々と搭載(とうさい)しつつある。 詳細は以下の通りです。

===============================
「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第27回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2024年3月17日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席  または オンライン

===============================

 

お申し込みは、コチラから↓↓↓

  • ホール受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/1/p-r-s/

  • オンライン受講(講演収録DVD付き)

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

副島隆彦です。 日本株もニューヨーク株も、それぞれ 39,000円、 39,000ドル前後で、まだ、高値を維持している。だが、誰もが、「どうせこの株高は崩れる」と思っている。ところが、「自分だけ儲(もう)けられないのは、イヤだ」と、人間の本性(ほんせい)の中に、確実に含まれている、劣情(れつじょう)である妬(ねた)みと嫉妬(しっと)で、我を忘れて、自分の、その足りない頭(あたま、思考力)の所為(せい)で、仕組まれた株式の熱狂や、新NISA(ニーサ)や、愚劣なビットコインETF に騙されて、今頃になって、飛びつき買いをする馬鹿たちが、大勢いる。

「そうか日本株は、40,472円(3月7日)で、4万円台で高値(ピーク)を付けたか。それでは、そろそろ自分の手持ちの株を売って、一旦(いったん)、手仕舞(てじま)いしよう 」と考えるのが、優れた生来の能力の有る投資家、博奕(ばくち)打ち というものである。何の才能もないくせに、「自分は頭がいいはずだ」と思い込む者たちは、業界のカモにされて大損をさせられる。毎回、毎回、金融市場というのは、こういう事をする。

株式が高値を付ける、と、その提灯(ちょうちん)を付けて、その前から、一般民衆を煽って煽って、このあと、ドターンと下落させて、それで儲けを出す、大きなワル(プロウpro のファンドマネージャーたち。アメリカならヘッジファンド。暴落させることで、儲けを出す )たちがいるのだ。彼らは、2年前から、先物(さきもの)の空(から)売りfuture selling  を仕掛けて、ここぞ、という場面で、売り浴びせて、暴落させて、このカモの素人たちに大損をさせる。そのように始めから仕組まれている。どうして、こういう事も分からないのか。

まだ若い、人生経験の少ない、20代、30代の人たちが、「どれどれ、私も株式を買ってみよう」で買って、案(あん)の定(じょう)、失敗して、300万円とかを損するのは、まあ、いい。それを、“人生の授業料” という。経営者たちは、必ず、このように言う。ところが、この株での大損を、50歳代、60歳台になってからやると、もう、取り返しがつかない。挽回(ばんかい)できない。「本当に、自分はバカだった。自分が馬鹿だから、何度も騙(だま)されて、貧乏のまま生きるしかないのだ」と、分かる。こんなことは、人(他人様、たにんさま)に言うことではない。自分で噛み締めるしかない。

こういう馬鹿は、私、副島隆彦の金融セミナーには来ない。来なくていい。ところが、何と、そういう欲ボケが、やっぱり、この世にはたくさんいる。おっと。これ以上は、私を慕(した)って、わざわざ寄って来る人たちを貶(けな)しません。何とか、私が、苦境から助け出してあげましょう。だから私の金融の予言(よげん)を聴きに集まりなさい。

今日は、宣伝ついでに、2本だけ、最新の新聞記事を教えます。1つ目は、今度の“半導体(セミコンダクター)バブル”  nano chip bubble  で、最先頭を切って大暴騰(ぼうとう)したNVIDIA(エヌビディア)社の株価が、あまりにも高いので、落ち始めたという記事だ。それに対応している、日本の 東京エレクトロン社の株も下落を始めた、のことは書きません。

(転載貼り付け始め)

〇 「 NVIDIA続落2%安 利益確定(りえきかくてい)の売り、時価20兆円消失 NY株式市場」

2024年3月12日  日経新聞

・・・・エヌビディアは前週末8日に5.5%安となり、週明け11日にも2.0%安と続落した。8日に一時付けた史上最高値対比では1割あまり安い水準だ。短期間で1割前後下落したのは2023年10月以来となる。時価総額は7日終値時点の2兆2833億ドル(約335兆円)から約1390億ドル(約20兆4000億円)減少した。・・・・

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。ぐだぐだと、株の下落の事など、説明している暇(ひま)がない。2本目の記事が、かなり難しいが、重要なのでこっちを教えます。

 もうすぐ、もうすぐ国家破産する(通貨のペソの切り下げ断行、と激しい物価高)であろう アルゼンチン国と、ニューヨーク州が、デフォールト(債務不履行。破産)しそうなので、それぞれの議会が、先手を打って、「積み上がった借金(債務)を、もう返せません。踏み倒す(bilking  ビルキング)法律の準備をします」という動きに出ている。驚くべき事態だ。  
 以下の記事で、「 債務の再編(リストラクチュアリング)」と、意味不明で書いているが、これは、分かりやすく言うと、「累積(るいせき)した借金を、もう返しません。返しません。踏み倒します」ということだ。そう明確に書かないだけのことだ。こういう婉曲(えんきょく)的な書き方で、これまで、ずっと私たちを騙(だま)してきた。

(転載貼り付け始め)

〇 「 ソブリン債の再編、新枠組みを 」 FT ジリアン・テット コラムニスト

(英文の原文) A rotten system for sovereign debt restructuring needs fixing

2024年3月8日   FT (フィナンシャル・タイムス)紙 ジリアン・テット 筆


(ここに記事に付いている NY州議会場の画像を貼る)

ニューヨーク州議会に提出された法案はソブリン債の再編のあり方について一石を投じることになる=ロイター

今春、アルゼンチンが世界の市場に影を落としている。理由の一つは、現在同国を率いているリバータリアン(市場原理主義者)の経済学者、ミレイ大統領の奇抜な個性に多くの投資家がひきつけられているからだ。

ソブリン債の半分、ニューヨーク州法の下で発行
  しかし、もう一つの要因は奇妙に思えるかもしれないが、まだ肌寒いニューヨーク州の州都オールバニにある。2月末、同州の裁判所がソブリン債(国債や政府機関債)の債務再編をどう扱うかについての制度変更を目指す法案が州議会に提出された。

 これが重要なのは、新興国のソブリン債の半分、金額にして推定8700億ドル(約128兆円)相当の債券がニューヨーク州法に基づいて発行されているためだ。

 詳細は複雑だが、本質的な狙いは、2016年の悲劇の再現を防ぐことにある。当時、2001年にデフォルト(債務不履行)したアルゼンチン国債をめぐり、米大手ヘッジファンド、エリオット・マネジメントが保有している債券の額面全額を取り返すためにニューヨーク州の裁判所を使い、エリオットが勝訴して20億ドルもの利益を獲得した。公的部門の債権者たちが、ヘアカット(haircut  債務減免)を受け入れたにもかかわらずだ。

 法案が可決されるかどうかは不透明だ。昨年も似たような構想が持ち上がったが、暗礁に乗り上げた。ウォール街は間違いなく、その絶大なロビイングの力(および資金力)を駆使して、法案に対抗するだろう。だが、州議会で(この考えが議員たちの)絶大な支持を得ているようにみえる。そのため、英クリフォード・チャンスのような法律事務所は、急いで、同法案についてクライアント向けの説明文書を発行した。

 投資家は注意を払うべきだ。結局のところ、ニューヨーク州議会に法案が提出された理由は、エリオットの2016年の大勝利の立役者だったジェイ・ニューマン氏の最近の言葉を借りるなら、「 国債デフォールトに対処する現行の枠組みは、欠陥があり、完全に腐っている」と。また、法案がどうなったとしても、これによって改革への圧力が高まる。遅すぎたとはいえ、それは良い知らせだ。

影響力低下したパリクラブ・IMF
  その理由を理解するための動きがある。元アルゼンチン経済相のマルティン・グスマン、元コロンビア財務相のホセアントニオ・オカンポ、ノーベル賞を受賞した経済学者ジョセフ・スティグリッツ3氏が、ニューヨーク州議会に送ったメモを読むといい。この文書は「事実上、すべての国において、債務を再編(リストラクチュアリング restructuring )する仕組みは、今では市場経済の不可欠な一部とみなされている。それは破産法(バンクラプシー・アクト)の形で存在している」と指摘した。米連邦破産法11条(チャプター・イレブン)が、その好例だ。

「ところが、国家の債務については同等の仕組みが存在しない」と文書は続けている。そのため結果は時折(ときおり)、債権者(引用者注。 資金の出し手、貸し主たち。ソブリン債 の買い手たち) への返済額が、不均等で場当たり的な内容になり、合意内容を強制するのが難しい。

 20世紀には、パリクラブ(主要債権国会議)と国際通貨基金(IMF)のような機関が債権者の調整役を務めることで、このギャップを補ってきた。最近では、過半数の債権者で合意を強制できるようにする「集団行動条項(CAC)」が債券発行の文書に加えられた。また、2020年には、20カ国・地域(G20)が集団行動への別の道を開く「債務処理のための共通の枠組み」を創設した。

 だが、この「G20共通枠組み」は法的な拘束力を欠く。かつ旧来のパリクラブとIMFは枠組みとして次第に効果が薄れている。理由の一つは、中国がひそかに欧米の国際開発金融機関を上回る、低所得国に対する最大の債権者になっており、債務再編(
デット・リストラクチュアリング)で、同国が果たせる役割が予測不能であることだ。

 2つ目の問題は、エリオットのような大手のヘッジファンドだ。こうしたファンドの存在感は高まる一方で、貧しい国が欧米の裁判所で民間債権者と争うには、莫大な費用がかかる。そのため、多くの場合、(貧しい国=発展途上国 の政府は)ファンドの要求に屈する。グスマン氏らのメモには、「2010年に民間債権者(ヘッジファンドたち)が保有している発展途上国の債務の割合は46%だった」と書かれている。「ところが、「2021年末には、このシェアが61%に跳ね上がっていた」。衝撃的な数字だ。

 一方、貧しい国々は、歳入に対する対外債務返済コストが、過去10年間でほぼ3倍に膨らんでいる。その結果、これらの48カ国・地域が、債務ディストレス(返済の義務が果たせず、債務再編が必要になる状態 )か、それに近い状態に陥っている。実際、2020年以降、すでに12件前後のデフォールト(債務不履行。融資を返済できない事態 )があった。すべてのケースで、デフォールトは、その国を衰弱させるような大混乱をもたらした。エチオピアやスリランカ、ザンビアが実例だ。

 今度のニューヨーク州の法案で提示されている解決策は、新興国の政府にデフォールトの処理について2つの選択肢を与えることだ。債務再編の合意を取りまとめて強制するために、ニューヨーク州から任命された管財人が介入するか。あるいは、「G20の債務処理の共通枠組み」のメカニズムが発動されるか、のどちらかだ。

 いずれにしても重要なポイントは、民間、公的部門双方の債権者(資金の出し手たち)が、同じレベルのヘアカットhaircut (債権の斬り捨て)を強いられることだ。これは、エリオットのような(引用者注。空売りでも儲ける、荒っぽいNYのヘッジファンドたちの)企業が荒稼ぎする一方で、(それぞれの貧しい国の)納税者が苦しむことがないようにするのが狙いだ。

「腐った」現状を変える必要あり
  驚くまでもなく、一部の金融関係者(副島隆彦注記。資金の出し手側。NYの金融財閥たち。いわゆる ディープステイト )は、これに戦々恐々とし、「発行の枠組みに遡及的な変更を加えると、法の支配に対する市場の信頼を損ない、連邦法と食い違うさらに細分化された制度を作ることになる」と、反論している。

 米ピムコや米フィデリティといった資産運用会社は、「 将来の法的な不確実性について投資家が(約束、契約どおり)補償 (引用者注。 ほしょう。償還。redemption リデンプション 返済 )される必要があるのだから、こうした措置は債券の発行コストを高める」と警鐘(けいしょう)を鳴らしている。(こういう事態になると、今後は)債券の発行が、(NYから)英ロンドンや、米テキサス州のような場所へ逃げていく可能性もある。

 しかし(このNY州議会の)法案の支持者は、「より公平で予測可能な枠組みは債務が返済される確率を高めるため、こうした措置は、資金調達コストを引き下げる(から良いのだ)」と反論する。また、支持者は、「(今後は)英国の議員たちが、このニューヨーク州議会 のアプローチを真似(まね)ようと検討している」と指摘する。

 実際には、債券の発行コスト(が高くなること)に対する影響を現時点で判断するのは不可能だ。だが、ニューマン氏の言葉を再び引用すると、「明確なのは現状が腐って」おり、変える必要がある」ということだ。

 このため、ニューヨーク州議会の対策が不完全だったとしても、これで共通枠組みに関する行動がようやく加速するのであれば、誰もが喝采すべきだ。それは何より、2024年には、さらなる債務危機(debt crisis デット・クライシス)が起きるだろうからだ。そのなかには、(アルゼンチン政府へ融資、投資している)民間債権者への55億ドルの支払いを来年に控え、ミレイ大統領が債務の返済に苦労しているアルゼンチンも含まれる。 By Gillian Tett

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 上記の、FT紙の 名うての書き手の、ジリアン・テット女史の、難解な(なんかい。難しい)長い、新聞記事を、読もうとして、とても読めない、途中で放り投げる人が、ほとんどだろう。自分に、正直になりなさい。それでいいですから。だけど、その際に、「やっぱり、自分は(生まれた時から)あんまり頭が良くないんだー」と、自分に正直になりなさい。隠してきた、劣等感なんか、自分にとっては、どうでもいいことですから。それでも、ここまで、長々とした分を、我慢して、読んで来ただけでも、貴方、貴女は偉い。

それでも難しい。だから、私、副島隆彦が、今度の金融セミナーで、思いっきり、これらの難解な内容を、分かり易く、分かり易く、本当に、命がけで、私は、どこまでも分かるように解説しますから、来てください。

副島隆彦です。それで、以下に、私が、昨日、この記事を読んで、出版社の編集長に宛てて書いた、私の文を載せます。これを読んで、上記の 「イギリスの世界最(さい)高級とされる 金融新聞である FT(エフ・ティー)、フィナンシャル・タイムズ紙に載った記事」の解説とします。これなら、何とか、読めるかな。少しは苦労して読みなさい。

副島隆彦記。 ○○編集長へ。 3月12日。  いよいよ 遂に 始まりました。 私、副島隆彦の大(だい)勝利だ。上記の ジリアン・テット女史 の 記事の通り。世界規模の「債務の再編(さいへん)」が始まった。

 (まず貧乏な国から始まり) 国家(政府)が、借金を返さない、 借りたものを返さない動きが始まった。 借金(国家債務)を踏み倒して、パー、チャラ、にする動きだ。まずアルゼンチン国が、これを強行、断行するようだ。まず、アメリカの大銀行(債権者)たちから借りている分、55億ドル(8000億円)の返済期限が迫っている。これを、実質踏む倒す決議を、アルゼンチン議会でするようだ。それが「債務の再編の為の法案」だ。

このコラム記事の、英文の原文の見出しである、
 A  rotten  system (腐ったシステム) for  sovereign debt restructuring (ソブリン債=国債 の デット(借金の)リストラクチュアリング ) needs fixing

の、「ソブリン・デット・リストラクチュアリング」の デット(借金、債務)の リストラ(クチュアリング 再編成 )の、「リストラ」と言うコトバなら、この10年で、日本語としても、実感として、私たち日本人も肌で分かるようになった。

 すなわち「会社が経営危機だから、私たちも、リストラされるかも」と使う。つまり、リストラ(再編)とは、従業員(会社員)からは、「クビ(解雇)にされる」ということだ。これが経営者たちにとっては、銀行や、資金の出し手(会社の社債=借金証書の持ち主たち)から、厳しく締め上げられて、本当に、ぼろぼろに痛めつけられることだ。「オレが、貸した金を返せないのなら、ここから、飛び降りて、死ね」の世界だ。

 国家もデフォールト(破産)する、そして、すべての国家債務を 棒引きにしてもらう、いや させる。 この動きが、世界中で出て来た。 そして、NYのような大きな自治体(現代の都市国家)が、同じく、借金をパー、チャラ にする気である。その動きが出た、と  ジリアン・テット女史が書いた。

 そして、最後は、アメリカ帝国そのもの が、これまで隠し持ってきた、秘密の(大)借金を、すべて、「返しません。返せません」で、「ご破算(はさん)に 願いしましては」にする。 踏み倒す。だから米国債(べいこくさい)が紙切れになる。 誰も信用しなくなる。それはドル暴落と表裏(ひょうり)だ。同じことだ。

 中東の産油国たちが、これまで、ずっと買って持っている、米国債が危ない。 同じく産油国の マレーシアとインドネシアが、このことで、怒り狂い出す。その時、ドルも大暴落を始める。 そして、日本政府は、その事態に備えて、「円の 対ドル(対ユーロも) での、通貨の切り上げ ( Japanese Yen Round Up  円のラウンド・アップ) 10倍 」を断行するだろう。 これで、まず、一万円(10,000円)札を 千円(1,000円)札 にする。これが、まさしく、私、副島隆彦だけが、この国で書いてきた、 redenomination リデノミ(ネイション) である。

 すぐに1ドル=10円になる。 その時、1ドルは、 120円、100円、80円、60円・・・とどんどん、国際為替(かわせ)市場で下落、大暴落を続けている、だろう。  副島隆彦の予言の 勝利である。この動きが、ついに、私の予言通り、2024年から始まる。

 振り返って、今から9年前の、2015年1月 に、ギリシア国家破綻が起きた。あの時、愛国、救国のツィプラス内閣が出来て、ヤニス・バルファキスが、債務長官( 急進左翼の政権。貧した窮国民と公務員たち の希望の星)になった。 そして、バルファキスは、「 ギリシア国家債務(ソブリン債)をチャラしてくれ、国家も破産するのだ。民間企業と同じように、債務をパー(帳消し、債務免除  exemption of national debt  , remission of  sovereign bond    )にしろ。我々は、踏み倒す」という、演説を、EUの会議でした。

 これに対して、 EU と IMF(ラガルド長官)と、米財務省が、怒り狂った。(この時、脳が擦り切れたガイトナー米財務長官が、気が狂った。それで生足女(なまあしおんな)のラエル・ブレイナードが替わって出て来た。この時、まだポール・ボルカ―は生きていた。 

 本物の左翼で、民衆主義(ポピュリスト)の経済学者であるバルファキスは、欧米のディープステイトthe Deep Stateと戦ったのだ。、その結果、ギリシアのソブリン・ボンド(国債)の8割を棒引き(チャラ)にして、 NYの ヘッジファンドどもの、ギリシア国債の 空売り勢力 も、強引に黙らせた。 バルファキスは、EUとIMFとアメリカ財務省 が、「あいつだけは、首を斬れ」に対して、 「分かったよ」で去った。ツィプラス首相に首を斬られた。ギリシアこ国民投票で解職(かいしょく)されたことにした。

 これと 同じことが、ようやく世界規模で起き始めた。ここからが見物(みもの)です。
やっぱり 冒頭の、この記事の英文見出しの、 

´A rotten system  for  sovereign debt restructuring  needs  fixing ‘ 
「ア・ロットン・システム・フォー・ソブリン・デット・リストラクチュアリング・ニーズ・フィックシング」

すなわち 「過剰に発行された、ソブリン債(国債)の形で抱える、もはや、外国の大銀行や政府たちを貸して(債権者)とする、巨額の融資(債務、借金)を、返済できなくなっているので、この、腐った制度を、何とか、作り直さし(fixing フィックシング、 修理)しなければいけない」 が、もの凄く重要だ。  

 来たる私の金融セミナーの詳細は以下の通りです。私が、5時間、ずっと喚(わめ)き続けますから、来てください。もっともっと、分かりやすいしゃべり方にします。どこまで、日本語でどぎつくしゃべって、皆の理解を得ることが出来るか。
 一行で言えば、「(多くの貧乏国家の話ではない、まさしく)アメリカが、隠し持っている、大(だい)借金を踏み倒すだろう。アメリカは、もう返す気が無い。そして、その時、アメリカは、世界帝国であることをやめる」
である。    副島隆彦 記

===============================
「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第27回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2024年3月17日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席  または オンライン
===============================

お申し込みは、コチラから↓↓↓

  • ホール受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/1/p-r-s/

  • オンライン受講(講演収録DVD付き)

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

副島隆彦 拝

ジョー(下條竜夫) 投稿日:2024/03/12 10:45

【3111】最先端技術を直観的に理解する(2) - AIを理解するために必要な2つのことばは「機械学習」と「特徴表現」である

さて、ここでは私が昔書いた本、『物理学者が解き明かす思考の整理法』で記述した将棋のAI導入の方法を詳細に説明する。それによってAIとは何かが理解できる。

なぜ、将棋を扱うかというと、将棋のAIだけが、どのような数学的な技法をつかっているかが、よく理解できるからである。その他のAI、例えば画像解析もchatGPTもディープラーニングという方法を使っている。そのため、そのパラメーターが何をあらわしているのかが専門家でもわからない。もっと言えば、なぜよく解析できるかもわかっていない。したがって、その仕組みの説明を聞いても、しろうとには、さっぱりわからない。

そこで将棋である。

将棋はおよそ10の220乗の変化があるから、数十手すすむと、もう今までに指したことない未知の手が当然でてくる。ということは通常のデーターベースによるコンピュータープログラムでは、新しい局面がでてきて対処できない。

そこでゲームとして将棋をプログラミングする場合、次のようにプログラミングする。

①ある局面とその数手後までを数値化する。

②ある系統の中で最低値が最大になる系統をえらび次の手を選択する。

これを、ミニマックス探索、そして、ある系統の中で最低値を「ミニマックス探索値」とよぶ。つまり、相手がベストの手を指すと予測して、その中で一番いい手を選ぶようになっている。

だから将棋ソフトをつかっていると点数や勝利の確率が表示されるが、あれは、その時次にベストの手を指すと仮定した値が必ず表示されている。だから、いい手を指したとしても数値はよくならないし、悪手を指したときだけ相手の評価があがる。そういう仕組みになっている。

さて、上記の「①ある局面とその数手後までを数値化する」というのをもっと詳しく見てみよう。

この数値化の方法にはいろいろある。いちばん簡単な方法は、持ち駒の種類と数とか、自分の2つの駒の配置とかである。これを数値化してすべて足す。相手より点が多ければ、その差の点数だけ有利ということになる。

この数値化したものを「局面評価関数」という。これはどのゲームでも同じで、例えば、オセロという表裏が白黒の駒をひっくり返して、コマ数を争うゲームがある。このオセロでは、主に、同じ色の直線ができると高い局面評価関数が得られるようになっている。

将棋では、上に書いたように駒の配置と持ち駒が局面評価関数の指標となる。

この指標こそがAIで「特徴表現」と呼ばれるものである。

つまり、表現(representative = 代表)とは、ゲーム中の優勢劣勢を決めるために、数値化して代表した様々のパラメーターに他ならない。この指標の呼び方は、特徴表現だけでなく、評価パラメーター、特徴ベクトル、特徴量などいろいろある。ベクトルはその指標の数を次元として表せる。だから、十個の指標があれば「十次元のベクトル」として数学的にあらわされるのでベクトルと呼んでいるようだ。

この「特徴表現」は、持ち駒の種類とか、持っている2つの駒の配置とか、飛車や香車がどれほど動けるかなどの状況を得点としたものである。わかりやすく、例をあげておく。次図に示したのは、玉と金との関係で、王が8八(上)と9九(下)にある時の金の位置に対する得点つまり特徴表現である。見てわかるとおり、王に近いところに金がある、つまり守りが固いほど得点が高いということがわかる。

将棋が得意な人にはよくわかる図である。

さて、具体的に見てみる。今、図で王が8八にあるときに、金が6八から7八に移動したとする。すると、特徴表現のパラメーター値(特徴表現の数値)は-16から30に変化する。当然、他の特徴表現(金と銀の関係など)のパラメーター値も変化するから、それも合算する。つまり、このような特徴表現のパラメーター値がたくさんあり、指手により変化したすべての特徴表現のパラメーター値を合計して、局面評価関数とする。他には次のようなものが特徴表現となっている。

「王,他の駒2つの位置」、「王,隣接した味方の駒、他の味方の駒3つの位置」、「隣接しあった駒2つの位置関係」、「竜馬飛角桂香の利き上にいる駒の種類」、「竜馬飛角香が動ける枡の数」、「ピンされている駒の種類,方向,王との距離」、「角と同じ色の枡にいる味方の歩の数」、「歩桂銀が前進できるか」、「竜飛香の前・後の歩」、「王の周囲25枡の利きの配置」となっている。

これをすべて数値化して単純に足して局面評価関数とする。相手も同様に足して多い方が点が高く有利であることをあらわす。

実は、ここまではAIとはまったく関係がない。ここからがAIの出番である。

つまり、ここで問題がひとつでてくる。先ほどの図のパラメーター値(特徴表現の値)をどうやって決めたらいいのだろうかという問題だ。適当に決めてもいいが、それでは将棋の強いソフトとはならない。

保木邦仁氏という人は、「機械学習」という方法を用いて、これらの得点を決めた。具体的には、プロ棋士の対局データ六万局をもとにこの得点を決定した。つまり、「六万局の棋譜の指手を参考にして、プロ棋士が選択した指手が最良となるように特徴表現のパラメーター値(先ほどの図(王と金の関係)の得点)を決めたのである。」

このように過去のデータを自動的に処理させ、プログラムの機能を向上させる方法を「機械学習」という。これが2つめのキータームの「機械学習」である。

さて、さらに実際の特徴表現の得点の決め方を見ていこう。

6万局のプロ棋士の将棋対局、一局百手として約600万の指手がある。これについて先ほどの特徴表現を最適化してみよう。

下の将棋のある場面を見てほしい。

この局面でプロの指手が一手、 この局面でプロが指さなかった指手=数十手があるとしよう。そして、この局面でプロの指手よりも大きな局面評価関数(=ミニマックス探索値)を示した手の数を「目的関数」とする。つまりプロが指した手よりいい評価を示す指し手の数が評価関数である。通常プロがいちばんいい手を指すとすれば、0かあるいは1とか小さい値だろう。

これは上の局面だけであるが、同様に600万手についてすべて同じことを行い、600万手についてこれらをすべて足し合わせる。そしてそれを誤差関数とする。

今やりたいことは、プロ棋士が選択した指手が、他のどの指手よりも評価関数の値(ミニマックス探索値)が高くなるようにすることだ。これは、この誤差関数ができるだけ小さければいい。つまり、すべての特徴表現のパラメーター値をいじって変化させ、できるだけこの誤差関数を最低になるようにすればいい。

つまり、先ほどのすべての特徴表現のパラメーター値を少しずつ変化させ、この600万の指手について足し合わせた誤差関数が最小になるように特徴表現のパラメーター値を決定するわけだ。これは最小勾配(こうばい)法と呼ばれている。

すると、「プロ棋士が選択した指手が最良となる」ということは、「600万手について合計した誤差関数が最低値(停留値)をとるように特徴表現の得点を決定する」という数学命題に変わる。これなら、コンピューター計算でできる。

そして、一度、この特徴表現のパラメーター値が全部決定して完成してしまえば、それをつかって、まったく新しい将棋の局面でも、合計した値である局面評価関数値をミニマックス探索して、指手が決定できる。

現在ではプログラムの動作を決定づける1千万以上の特徴表現パラメーター値の最適化を行っていると書いてあるのを雑誌の記事で見たことがある。

まだ続きます。

下條竜夫拝

守谷 健二 投稿日:2024/03/08 14:30

【3110】二つの『唐書』

   守谷健二です。令和六年三月八日

  マルコ・ポーロの証言

正史『唐書』は二つある。945年に成立した方を『旧唐書』と呼び、1060年成立した方を『新唐書』と呼んでいる。

『旧唐書』の日本記事は、「倭国伝」と「日本国伝」の併記で作られ、『新唐書』の方は『日本書紀』の記す「万世一系」の天皇の歴史として作られている。

『旧唐書』では、日本では7世紀後半に王朝の交代(易姓革命)があったと認識している。

一方『新唐書』は日本国は開闢以来唯一日本国(大和王朝)だけが存在し革命など一度も起きた事はなかった、と書く。

984年に成立した『太平御覧』は『旧唐書』の見解を踏襲している。つまり宋朝の時代になっても中国の学者たちは、7世紀後半に日本には革命があったと認識していたのである。

その984年から、日本国には革命など無かったと書く『新唐書』の成立した1060年の間にいったい何が起こったのだろう。

 984年、東大寺の僧・奝然(ちょうねん)が、銅器十余事と「王年代記」・「職員令」を持って宋朝を訪れている。

不思議なことは奝然が中国に着くや、直ちに皇帝への謁見が赦されていることだ。

奝然の帰国後(988年)に弟子の嘉因を宋に派遣している。その嘉因の持参した献上品がものすごいのだ。平安王朝文化の粋を極めた品々が数多く持って行ったのである。

それを正史『宋史』は一つ一つ記載している。とても東大寺の僧に準備できる規模ではない。平安王朝の全面的な支えがなければ不可能である。

前回奝然の持参した銅器十余事には、陸奥国から採れた黄金が詰められていたと書いた、奝然の僧訪問は平安王朝の命令で行われたものだろう。『旧唐書』は、945年に成立していたのである、宋との民間貿易は活発になり宋の商人はしょっちゅ博多を訪れるようになっていた。『旧唐書』は既に平安王朝の下に届いていた筈である。

平安王朝は愕然としたに違いない。703年の粟田真人の遣唐使以来、『日本書紀』の記す「万世一系」の天皇の歴史を日本の公式のものと認めてくれるよう事あるごとに唐朝に働きかけてきた。その効果を期待していた。

それが踏みにじられたのである『旧唐書』によって。しかしそれを放っておく訳には行かなかった。「万世一系」の天皇の歴史こそが、この王朝の正統性を支える根拠である。平安王朝の支配者は覚悟を持って決意した。何が何でも『旧唐書』を葬るのだと。宋朝の研究も真剣に行われたに違いない。北方の遊牧民国家の侵攻に悩まされている事、遊牧民国家をなだめる為に毎年膨大な金銀、食料、美女などを支払わなければならないこと。このため宋朝の台所は常に火の車であることなどを。

平安王朝は、『旧唐書』に変わる『唐書』の完成の暁には、奝然・嘉因の持って行った数倍の金銀の献上をほのめかして新たな「正史」の編纂を頼んだのではなかったか。

マルコ・ポーロの『東方見聞録』に、ジパング(日本)は、黄金が溢れるように産出する国との記載がある。私はこの事を知った時不思議で仕方なかった。何を根拠にマルコ・ポーロはこんなことを書いたのか。

しかし、『新唐書』の成立事情を調べていく中で、984年に宋を訪ねた奝然の献上した黄金に根拠があった、と信ずるようになった。元の皇帝フビライの日本に対する異常な執着(二度に亘る元寇)も、奝然・嘉因の献上した金銀財宝に根拠があったのだろう。

『新唐書』が『旧唐書』に比べ杜撰でダメな『歴史書』なのは、宋の学者たちが真剣に、本気になれなかったからだ。当然の話である。

しかし、日本は中国正史の中に「万世一系」の天皇の歴史が正当性の根拠を獲得したのである。日本国内では『旧唐書』はないものとされた。それが二十世紀の第二次世界大戦の敗戦まで続いたのです。

 

ジョー(下條竜夫) 投稿日:2024/03/05 17:03

【3109】最先端技術を直観的に理解する(1) - AI(人工知能、artificial intelligence)とは何か?、chatGPT(Chat Generative Pre-trained Transformer)は何か?

AI(人工知能、artificial intelligence)ということばは、ここ数年で本当に身近になった。ちょっとしたソフトやアプリであれば、AIということばが入っている。一日に何度も目にする。AIはあと数十年で、いわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)を越え、人間の知能を身につけるともうわさされている。

 

ところが、実はAIとは何のことだか誰もわからない。「ちょっと賢い人間みたいなコンピューター」というのが多くの人の定義だろう。一般向けの解説本で何度か、この定義を目にしたことがある。しかし、これでは具体的な説明になっていない。

 

もちろん専門家ならAIとは何かがわかっている。しかし、ここには大きな問題がある。実は専門家でもAIが何かは、わかりやすく説明できないのである。

 

ちょっと古いが下の記事が昨年話題になった。ディープラーニングというAIの技術についての説明に関する記事である。

 

<引用開始>

「ディープラーニングは、原理的には単純な最小二乗法にすぎない」――2月18日付けで日本経済新聞電子版が公開した記事について、Twitterでは「ディープラーニング=最小二乗法」という解釈は異なるのではという指摘が相次いだ。19日には「ディープラーニング」「最小二乗法」といったワードがTwitterでトレンド入りし、波紋が広がっていた。

 

 日経の記事では、慶應義塾大学経済学部の小林慶一郎教授がAI技術について解説。「近年、驚異的な発展を見せているAIのディープラーニング(深層学習)は、原理的には単純な最小二乗法(誤差を最小にする近似計算の一手法)にすぎない」と言及し、「ディープラーニングは『最小二乗法』」と題する図版が掲載された。

 

 最小二乗法は、測定で得られたデータの組を、1次関数など特定の関数を用いて近似するときに、想定する関数が測定値に対してよい近似となるように、モデル関数の値と測定値の差の2乗和を最小とするような係数を決定する方法。ディープラーニングに詳しい東京大学の松尾豊特任准教授は、2018年8月に登壇したイベントで、「ディープラーニングは最小二乗法のお化けのようなもの」「従来のマシンラーニングは(階層的に)『浅い』関数を使っていたが、ディープラーニングは『深い』関数を使っている」と説明していた。

 

 松尾氏は2月20日、Twitterの公式アカウントで「小林慶一郎先生はよく議論させていただくので、少し責任を感じています」とツイート。ディープラーニングを簡潔に解説するため「深い関数を使った最小二乗法」という言葉を使ってきたが、「深い関数を使った」という説明がいつも抜け落ちてしまうと嘆く。

 

 続けて、「深い関数により表現力が革命的に上がり、アルゴリズム的な挙動も含め表現できるのは驚くべきこと」「『最小二乗法』は、損失関数を最小化することで、モデルのパラメータをデータから推定すること(略)深いことに比べるとそれほど重要ではありません」と投稿。経営者や政治家など、AIに詳しくない非エンジニアに正しく理解してもらうための解説は「大変難しい」と痛感しているようだ。Twitterでも同様に、AI技術について上司や同僚にどう解説すればいいかを嘆くエンジニアの声も見られた。

ITmedia NEWS

「ディープラーニングは最小二乗法」で物議 東大・松尾豊氏「深い関数の方が重要」より引用

<引用終了>

 

ここで、書いておくとこの小林教授の「ディープラーニングは最小二乗法」という発言は正しい。それに対して、松尾豊氏の「深い関数」という発言はよくわからない。

 

理科系の人間はこんな感じだ。「おまえがわからなくても、それはお前がわるいんだから、俺は知らないよ」みたいな感じで突き放して書く。上の記事は典型的なその例のひとつだ。

 

実は松尾豊氏のいう「深い関数」は誤訳である。本当は「×深い関数」ではなくて「〇厚い、多層の関数」というのが正しい。y=f(g(h(x)))みたいな関数だ(これだと3層)。実際、Deep learning ということばがあるが、これを「×深い学習」とはあえて訳さず、「〇深層学習」と訳してある。

 

さて、こんな感じで専門家でもAIが何かは(この場合はディープラーニング)、わかりやすく説明できない。いろいろな本や記事を読んだが、未だにAIとは何かをきちんとわかりやすく説明した文章はない。あるAIの専門家が「AIを学ぼうと思ったら5日かかりますから、きちんと全部勉強してください」みたいな高飛車なことを、大企業のお偉方に述べた記事を見たこともある。

 

そこで、AIとは何かを私が昔に書いた本の記事をもとに詳細にわかりやすく説明する。そして、いまはやりのAIのアプリケーションソフトであるchatGPTを有名なmathematica(マセマティカ)というソフトを開発したスティーブン・ウルフラムの解説文を参考に説明する。

 

しつこいようだが、AIとは何かをだれもわかっていない、専門家は説明できない。だから、もしこれを読んでいる方が、「なるほど、AIとは、こういうものなのか」と理解できれば、それは、その人の人生にとってものすごくためになる。

 

もし理解できれば(文系の人は特に)、今後、AIの話題が出てきたときに、「あーそうか、そうやって、応用することができるんだ」と仕組みまで納得することができます。本当です。

 

 

さて、AIを説明する前にAIを定義しておこう。キチンとことばの定義づけすることで、理解がすすむ。実は、AIとは、

『人間の経験を数値化するための数学的技法』

のことである。

 

数学的技法にいろいろある。高校で習う微分、積分、大学の時に習うベクトル解析もみんな数学的技法のひとつである。AIもそのうちのひとつである。だから賢いコンピューターとかそういうことではない。そして、そのやり方(アルゴリズム)が極めて、「最小二乗法」に似ているということに他ならない。

 

もし、この文章を最後まで読んで、「AIとは、実は、『人間の経験を数値化するための数学的技法』のことである。」ということばを、「あーなるほどなー、確かにそうだ」と素直に納得できたなら、あなたはAIを完璧に理解できたと考えることができます。

 

長くなるので、次回に続きます。

下條竜夫拝

守谷 健二 投稿日:2024/03/01 14:11

【3108】二つの『唐書』

正史『唐書』は二つある。西暦945年に作られた方を『旧唐書』と呼び、1060年に成立した方を『新唐書』と呼んでいる。両方とも勅命で作られたれっきとした「正史」です。

日本では『新唐書』の方を『唐書』と扱い、『旧唐書』を徹底的に無視してきました。しかし本場中国では『新唐書』には誤りが多く、捏造記事すら混じっているとして『旧唐書』の方が正確で信頼性が高いと云う評価が確立している。

では『旧唐書』と『新唐書』の最大の違いは何か、それは日本記事の扱いにあるのです。『旧唐書』は、日本記事を「倭国伝」と「日本国伝」の併記で作ります。七世紀の半ばまで日本を代表していたのは、九州筑紫を中心とする「倭王朝」で、八世紀初頭(粟田真人の遣唐使)から近畿大和を中心とする「日本国」の記事が始められています。

つまり七世紀の後半に日本を代表する王朝の交代(革命)があった、と云うのが『旧唐書』の見解です。

これに対し『新唐書』は、『日本書紀』の記す「万世一系」の天皇の歴史が日本の歴史であると書く。ここに天武天皇によって作られた『日本書紀』の歴史が初めて正統性を獲得したのです。これは日本の王朝にとって画期的な大事件でした。天皇制に都合の悪い『旧唐書』を全面的に隠蔽して無視する事が可能になったのです。

984年に成立した『太平御覧』は、『旧唐書』の見解を踏襲している。宋代の学者たちも日本には七世紀後半に王朝の交代(革命)があったと認識していたのです。それが如何して『新唐書』に成って「万世一系」の天皇の歴史を採用したのか。『太平御覧』が成立した984年から『新唐書』が出来た1060年の間に何があったのだろう。

『新唐書』が「万世一系」の天皇の歴史を採用したのは、984年宋朝を訪れた東大寺の僧・奝然(ちょうねん)が持って行った「王年代記」によると言われている。

『宋史』日本伝より

雍熙元年(984)、日本国の僧奝然、その徒五、六人と海に浮かんで至り、銅器十余事ならびに本国の『職員令』・『王年代記』各一巻を献ず。

 

『王年代記』は、天御中主の神を祖とし、第六十四代円融天皇に到る系図です。日本では国家開闢以来革命など無かった、とする『日本書紀』の歴史です。その歴史を『新唐書』になって初めて「中国正史」が採用したのである。

中国の史官たちが、日本の王朝が主張する「万世一系」の天皇の歴史を知らなかったのではない。703年の粟田真人の遣唐使以来、日本の王朝は「万世一系」の歴史を、日本国の公式の歴史として唐朝が認めてくれるよう働きかけを続けてきた。

『旧唐書』日本国伝より

日本国は倭国の別種なり。その国日辺にあるを以て、故に日本を以て名となす。あるいは云う、倭国自らその名の雅ならざるを悪(にく)み、改めて日本となすと。あるいは云う、日本は旧(もと)小国、倭国の地を併せたりと。その人、入朝する者、多く自ら矜大、実を以て対(こた)えず。故に中国是(これ)を疑う。・・・

 

天武天皇が命じた歴史編纂は、703年(粟田真人の遣唐使)には、その原型が完成していたのです。当然「万世一系」の歴史です。しかしその歴史では唐朝を納得させることが出来なかった。

『太平御覧』の編者も『旧唐書』の見解を踏襲していた。それが如何して『新唐書』に成って日本の王朝の主張を受け入れることに成ったのだろう。

日本の僧奝然は、銅器十余事と『王年代記』『職員令』を献上したと『宋史』は記す。

奝然は、どうして中国に到達早々に皇帝に謁見する事を許されているのだろう。

奝然の持って行った銅器十余事とは一体何なのか。岩波書店の『日本歴史年表』の982年に、「陸奥国に宋人に給する答金を貢上させる」と云う記事がある。銅器十余事の中身には、この黄金が詰め込まれていたのではなかったか。

 

副島隆彦の学問道場 投稿日:2024/02/26 13:55

【3107】『週刊ダイヤモンド』3月2日号で、古村治彦(ふるむらはるひこ)著『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』が紹介されました。

SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。今日は2024年2月26日です。

昨年12月27日に刊行した、私の最新刊『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』(徳間書店)を、佐藤優先生が『週刊ダイヤモンド』の「佐藤優 知を磨く読書」コーナーでご紹介くださいました。

バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる←青い部分ををクリックするとアマゾンが開きます

雑誌の86ページに掲載されています。コンビニでは場所によって置いていないところもありますが、駅のキオスク、書店にはありますので、是非お読みください。『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』の第3章で取り上げた、ウクライナ戦争に関する分析について「秀逸だ」「説得力がある」と評価していただきました。佐藤先生、まことにありがとうございます。


発売から2カ月が過ぎていますが、全国の大型書店ではまだ購入できます。以下の写真は、2月中旬に私が、東京・池袋にあるジュンク堂書店と東京・新宿にある紀伊國屋書店本店を訪れた際に撮影しました。是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。

ジュンク堂書店にて

紀伊國屋書店にて

(終わり)

副島隆彦 投稿日:2024/02/23 07:25

【3106】私、副島隆彦 の次の金融セミナーが、3月17日に、東京であります。その宣伝をします。 

副島隆彦です。 今日は、2024年2月23日(金)です。

私の恒例の “ 予言者金融セミナー ” の 開催のお知らせです。
来たる 3月17日(日)の東京 で です。
時間とお金に余裕のある人は、いらしてください。 オンライン受講

(インターネットでの講演の視聴)もあります。 詳細は以下の通りです。
===============================

「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第27回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2024年3月17日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席  または オンライン

===============================

お申し込みは、コチラから↓↓↓

  • ホール受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/1/p-r-s/

  • オンライン受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

副島隆彦です。  昨日22日に、日経平均が、3万9000円に乗った。同じく、今朝(昨日のNYの終わり値)、NYのダウ平均株価も、39,000ドルに、一時、載せた。
だが、これらの 作られた株高はもうすぐ終わる。だから、これらの値がさ大型株の、飛びつき買い(追っかけ買い)はやめなさい。大損をしますよ。
それよりは、着実に、いざという時の為に、「大恐慌が来ても大丈夫な株」を、私は推薦します。

(転載貼り付け始め)

〇 「日経平均株価、終値も史上最高値 836円高の3万9098円 」
日経新聞  2024年2月22日

22日の東京株式市場で日経平均株価が史上最高値を更新した。終値は前日比836円(2%)高い3万9098円だった。企業の稼ぐ力の回復や脱デフレの期待などを背景に、海外マネーが流入した。バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせた。(以下略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。金(きん)を買いなさい。これからは、まだまだ金の地金(じがね、ingot 100グラムや50グラムの板)か、金貨(ゴールドコイン)を買いなさい。実物資産(じつぶつしさん tangible  asset タンジブル・アセット )の王者は金(きん)です。

これからの金融、経済で怖いのは、アメリカの金融市場(米国債 と 商業用の不動産市場)が大きく崩れることで、金融統制(きんゆうとうせい)が始まることだ。それが、日本にもすぐに伝わるから、日本政府(財務省と金融庁と日銀)は、それに備えて周到に準備をしている。このことを分かることが大事だ。

私が、今度の 金融セミナーで強調したいことは、「みんな、もっと自分に向かって正直になって、自分の資産が、本当はどれぐらいあるのか、を厳しく点検しなさい」ということだ。バブル経済は、必ず復活し再開します。 今から35年前だ。若い人たちは知らないだろう。生まれてもいない。 今から35年前の、1989年の狂乱地価、株式バブル(だからあの時、日経平均株価が3万9千円弱の最高値を付けた。上記の記事 ) が、1990年に入ったら、崩壊して、大暴落して、本当にヒドいことになった。あの時からの10年間で全国の中小の建設会社(土建屋、どけんや)と、不動産会社のほとんどが倒産、消滅した。株も地価もずっと大きな下落を続けた。

それでも、 日本の バブル経済 economy babble  は、再び、奇妙な形で復活する。アメリカの国内で起きるだろう金融恐慌と政治動乱を尻目に。35年前の日本のバブルがまさしくそうだった。ソビエトとアメリカの対決の狭間(はざま)で、日本はひとり勝ちのように、バブル経済に浮かれた。そして案の定、叩き潰された。 だから、次の日本のバブルは、35年前とは異なる相貌(そうぼう)、顔つきをしている。人口の激減も大きな要素だ。

私、副島隆彦は、今度の金融セミナーで、これまでとは違った角度から、多くの予言をする。きっとこれまで参加した人たちに驚かれるだろう。今日、ひとつだけ強調したいのは、

「迫りくる(7月3日)、新札切り替え(新しい一万円札。左端(ひだりはし)がピカピカとホログラム で光っている) で、資産家の皆さんの 金融資産 が、 政府に奪い取られる、その準備段階に入る」 ということだ。  今度の新札切り替えは、新聞情報がほとんど無くて、あまりに少ない。 以下の記事ぐらいのものだ。

目先のことで浮かれることのない、深慮遠謀(しんりょえんぼう)の金持ちたちは、今度の新札切り替えを、警戒して恐れている。この事が、一番、大事だ。株とか、生成(せいせい)AI(これはインチキだ)で浮かれている者たちは、愚か者だ。

彼ら資産家は、決して政府やメデイア(テレビ、新聞)が言うことを信用しない。だから、彼らは、これまで自分の資産を着実に守って来れたのだ。私、副島隆彦の本の真の読者たちは、この人々だ。だから、この人たちが、私を信用して私の金融セミナーに集まってくれる。

私は、これまで自分が書いてきた本たちでも、これまで、投資家や、企業家や、資産家たちに、損をさせたことがない。 これが、私の自分に向かっての誇りと自信だ。

新札切り替えについての報道は、政府(財務省)広報を元にしたこの記事、一本しかない。このことをどうも怪しい、裏に多くのことが隠されている、と思いなさい。

(転載貼り付け始め)

〇 「 「こんにちは渋沢栄一」新紙幣、2024年7月3日発行 」
2023年12月12日 日本経済新聞

(ここに 新紙幣の写真を貼る)

1万円札の肖像画は40年ぶりに福沢諭吉から変わる

日銀と財務省は12日、新紙幣を2024年7月3日に発行すると発表した。デザイン刷新は04年以来20年ぶり。1万円札は「日本の資本主義の父」と称される渋沢栄一(しぶさわいえいち)をえがいた。5千円札は樋口一葉から津田梅子(つだうめこ)、1千円札は野口英世から北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)に変わる。

渋沢栄一は第一国立銀行(現みずほ銀行)はじめ数多くの企業を設立した。1万円札の肖像画の変更は聖徳太子から福沢諭吉になった1984年以来となる。裏の図柄は1万円札が東京駅舎、5千円札が藤(ふじ)の花、1千円札が葛飾北斎の名画「富嶽三十六景」のひとつ「神奈川沖浪裏」とする。

新紙幣には肖像画を立体的に見せるホログラム技術を導入する。紙幣では世界初だ。視覚障害者に配慮し、触ることで識別しやすくした。金額の表記は漢字より洋数字を大きくした。紙幣の大きさは変わらない。

新紙幣の発行後も、現在の紙幣は引き続き使用できる。今の紙幣の製造は既に終了している。日銀の金沢敏郎発券局長は12日、3種類の新紙幣について24年3月末までに45億3000万枚を備蓄する計画を明らかにした。前回の刷新時の備蓄(約50億枚)と同程度という。その後も備蓄を進める。

新紙幣は日銀から金融機関に配布される。消費者は、発行開始日以降に金融機関の窓口やATMなどで順次新紙幣を入手できる。タイミングはばらつきが生じるため、消費者が実際にいつ手にできるかは「発行開始日が近づいたら金融機関に問い合わせてほしい」(金沢氏)と説明した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このような次第です。刻々と、世界の金融変動、政治動乱の時期が迫っている。 私、副島隆彦は、自称、民間人の国家戦略家(こっかせんりゃくか)としての自分の職責の重さを自覚して、いよいよ自分が登場する時代が来た、と身を引き締めている。

ですから、私が、5時間、ずっと話し続ける、金融、経済のこれからの見通しと世界の動きをしっかり見て聴いてください。再度、今度の私の金融セミナーの広告をします。皆、集まってください。

===============================

「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第27回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2024年3月17日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/指定席  または オンライン

===============================

お申し込みは、コチラから↓↓↓

  • ホール受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/1/p-r-s/

  • オンライン受講

https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

副島隆彦 拝

藤川 健二 投稿日:2024/02/21 17:22

【3105】法律学とは、スピリチュアルである

「自分だけを信じて生きる スピリチュアリズムの元祖エマーソンに学ぶ」を読み、重要な気付きを得たので、書き込みます。

重要な気付きとは、この世は物質と霊魂で出来ており、「霊魂とは思考である」という事。そして、私見では、法律とは、スピリチュアルである。なぜなら、法律学を構成する用語や価値観、国家や社会や権利や義務や責任、平和や福祉や国際貢献、契約やコンプライアンスやポリティカルコレクトネスは、全て思考により出てきたものであり、質量が無い。物質ではない。よって「スピリチュアル」である。

世の法治主義者は誰一人としてスピリチュアルをバカには出来ない。お前らこそガチガチのスピ系じゃ!

対義と類義を並べてみよう。spiritualの対義はphysical。潜象に対しての現象。唯物に対しての唯識。空に対しての色。そして法律は「世の中の設計書」であるからして、物理的に空即是色を起こす。思考が現実化する。間違い(罪)は確実に輪廻転生を起こす。

ところで、思ってる事と言ってる事とやってる事をバラバラにして世の中の設計をやったら、どうなるのだろうか?現に、法案を書いているのは「出世したい」官僚であり、それを通しているのは「票が欲しい」代議士である。政官財学、与えられた知識のフィールドで、受験競争、出世競争、経済競争、口達者で秀でた秀才エリートどもが、「社会という偶像」の中で、ヨロシクやって、綺麗事を掲げ、下心(カネ、票、出世、性欲)に基づいて法律を制定し、結果として、下心が現実化しているのが現実だ。私が考えるに、法治主義(律法主義)で新たな法を公布するとは、どこぞの福音書にあるように、書いた法案の内容と違う事(出世したい、収入を得たい、自分の地位を守りたい)と、「思うだけ」で、「姦淫をやったのと同じ」である。起こることは、色即是空、空即是色。これは、マグダラのマリアが気付いた、究極の呪い(のろい)の呪文である。意味が解らん奴はとりあえずありがたがって唱えとけ!が、般若心経。

今の現実を見ると、グローバリスト・秀才エリート達は、受験競争、出世競争、経済競争。そこで行き詰った処で、新手の「ご破算願います」手法に飛びついた。私に言わせれば、秀才エリート達の、ジンルイの叡智とやらは、究極に間違えたと見る。カネ出世黒字経営に飛びつき、病気を怖がらせ、訳の解らない汁を注ぎ込む姦淫に耽った上に、国際政治では、負け組にオールイン。私に言わせれば、見せかけ違うだけで、戦前と同じことを繰り返している。

私には歴史上の政治的謀略というものには目的性が見えるのだけれど、前の戦争では帝国を壊し、国民国家を創設した。今回のは、国民国家が行き過ぎた福祉国家になったので、壊すのだ。歴史を通し、主権には、余計な生臭坊主どもがつきまとう。それこそが余剰である。

「主なる神のものだ」と言って税をかすめ取るのと、「主権者の福祉の為だ」と言って税をかすめ取るのと、何の違いがあるだろうか?

しかし「信じさせる側」だけに問題があるのではない。大多数の、主権者でありながら、肩書立派そうなもんを「信じて従う」事こそが、原罪である。そもそも主権は、「主なる神」のものであったものを、王様に降ろし、国民に降ろしたものである。ニッポンでは、戦前の現人神の権威を譲り受けた。私が考えるに、主権者とは、「主なる神」の意識で生きなければダメだ。肩書名声、見せかけ立派そうに取り繕った偶像を「信じて従う」ではダメなのである。ところで日本の法体系は面白い事になっていて、諸悪の根源は、憲法の中の「論理的に無効な条文」に書いてある。「勤労の義務」「納税の義務」「教育の義務」という、「かえるのような」土下座姿勢の、「3つの汚れた霊」である。(これについてはここでは論証しない)

法学とは、ミシマの終活論文四部作のように、問題の「原因」を取り除く根本治療、「空を悟る」の追求でなければならない。罪あるものは生まれ変わり、罪なき清浄なるものは生まれ変わらない。今の文明は、始めの一歩の邪悪な蛇ペテロ(と偽預言者パウロ)が、下心で嘘を吐いた事から始まった。(この事の論証についてはここでは書かない)多数決で始まった文明は、騙された事への恨みによる、多数決で閉じるだろう。私は成り行きを眺めている。

「そうしてあなたがたは、私が主である事を知るようになる」である。