重たい掲示板

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伊藤 投稿日:2024/12/20 17:12

【3169】ふじむら掲示板に投稿するつもりが誤ってこちらに投稿してしまいました。

 伊藤睦月です。事務局の古村さまへ。下記投稿を誤ってこちらにアップしてしまったのですが、移動の方法がわからなくて、困ってます。ご多忙中、大変恐縮ですが、ふじむら掲示板への移動、おねがいできませんでしょうか。お手数かけます。

伊藤睦月拝

伊藤 投稿日:2024/12/20 17:07

【3168】【543】伊藤氏の投稿を批判します(【542】について)を批判します。

 伊藤睦月です。2054さんへ。だから「憎まれ口」と書いたのに、そこまで言われる筋合いはない。

1)小林氏の「弱視」ですが、「弱視」だと掲示板上で暴露したのは、2054さん、あなたです。あなたが、小林氏のプライベートを暴露したのです。私、伊藤睦月ではありません。そこは間違えないでもらいたい。

2)白内障レーザー手術は、私の母が83歳の時に実際受けたものです。母は、手術が保険適用となることを知らなくて、私も知らなくて、目薬でごまかして、失明寸前までいったときに、民生委員さんから教えてもらって、治療し、視力を取り戻しました。そのときの経験から、紹介したまでのこと。そのどこが、下品なのか。余計なお世話だと言えるのは、ご本人だけ。あなたからとやかく言われる筋合いはありません。

(3)それから「80歳の白内障のばあさん」という表現は、2054さん、あなたが、この掲示板上に転載した副島先生の「重掲」投稿文から、そのまま借用したものです。再掲するのも不愉快なのでしませんが、この掲示板をずーっとさかのぼっていけば出てきます。もちろん、それを取り上げたのは私です。私の判断です。

(4)そこで、2054さん、あなたは、再掲しているくらいだから、副島先生の「80歳の白内障のばあさん」という表現は、当然ご存じですよね。そのとき、どう思われましたか。私を批判されたように、副島先生に意見されましたか?されたなら、何も言うことはありません。むしろ尊敬します。だからといって、謝罪する気持ちはありません。なぜなら、副島先生の「ばあさん」表現に悪意を感じなかったからです。

(5)もし、なにも言われていないのなら、なぜ、私には、批判して、副島先生にはされなかったのか、私が納得するように、この掲示板上で説明してください。自分で投稿を削除して逃げるようなことはしないでいただきたい。

(6)ちなみに、小林氏のプライベート情報(弱視、白内障、三笠宮とのこと)は、すべて、『古代倭王の正体』のあとがきに書いています。副島先生もこれを読まれたのでしょう。1936年生まれとも、表紙裏カバーに記載されています。これは、もはや公然たる事実で、プライベート侵害として、批判される筋合いはない、ものと考えます。人を公然と批判するのに、「どこかで読んだ」みたいなあいまいな論拠で、言われるのは、それこそ、失礼千万だ。

 2054さん、あなたを、あえて批判します。回答はあえて求めません。しかしこのやりとりの投稿を私に無断で削除することは、断固拒否します。

以上、伊藤睦月筆

追伸:かたせ2号さんへ。せっかくかたせさんが、しつらえてくれた雰囲気をぶち壊しにしたこと、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

副島隆彦 投稿日:2024/12/17 06:02

【3167】15日に昭恵がトランプに会った意味を、世界基準で解読する。

副島隆彦です。 今日は、2024年12月17日(火)です。

 私は、今は金融本を書き上げることで忙しい。この本を何とか1月に出さないといけない。
 内容は、「金(きん)の値段が、少しでも下がったら買い増しなさい。どうせ今から倍(どころではない)の値段になるから。それから、これからは、銀(ぎん、シルバー)も買いなさい。じっと持っていたら10倍ぐらいになるだろう」 という内容の本です。

 それからシリア国 の複雑な暫定政府のことの他も、すでに書いているので追々(おいおい)載せます。

 ドナルド・トランプ( 新年の1月20日が就任式 エノギュレイション アメリカの政治動乱の新たな始まり)と妻のメラニアが、私邸のフロリダの マール・ア・ラーゴ で、15日に、安倍昭恵に会った。夕食を共にしたそうだ。このことへの私の考えを書いて公表しておく。
 ちょっと難解(なんかい)な文なので、知能(思考力 intellect  インテレクト )が足りない人たちには読めない。だが副島隆彦の本の熱心な読者だったら、何とか我慢して読んで、理解するだろう。

 トランプは、 日本にまだ500万人いる(残存している) 反共右翼勢力 に配慮した。それを束ねて代表しているのが、昭恵だということをアメリカ側は分かっている。大きな政策判断(ポリシー・ジャッジメント)というのはこういうことだ。

 この日本の反共右翼 (統一教会 でもある)は、世界の大きな政治勢力 分類としての、アメリカの思想派閥として共和党7派の 中の  ⑤ の チャイナ・ロビー派 China Lobby に属する。

(ここに私の「覇権アメ」の 冒頭の、アメリカ政界の思想派閥の全体像」(1995年、© 副島隆彦 )
を、あとで貼り付けてください)

 副島隆彦です。上掲 ↑ の私の主著の 「権アメ」を参照すること。この思想派閥の 創立者はTime誌を WWⅡ(第2次大戦)の最中(さなか)に興した ヘンリー・ルース である。戦死した米軍兵士の死体をたくさん報道写真として載せてドカーンと創刊した。 米国内に 反共 と 反ドイツ、反日本の思想をしっかりと 植え付けた。
  蒋介石(しょうかいせき) の妻、宋美齢(そうびれい)を全米ラジオで使って「中国人を助けてください。日本の侵略から守ってください」と 宣伝(プロパガンダ)して、大きく功を奏した。戦後世界で台湾支援の勢力となった。

 世界中と同じく、日本に「も」 現存する、反共(はんきょう)右翼の勢力は、アメリカ国内の反共の政治勢力 のチャイナ・ロビー派(上院議員に今も数人いる)である。 このアメリカの思想派閥は、台湾国民党を支える勢力として 厳然として存在する。だが、今は複雑になって、民進党の台湾人(タイワニーズ)の独立運動を支持している。「私たちは、中国人(チャイニーズ)ではない。台湾人(タイワニーズ)だ」と強固に唱えている。

 現在の2400万人の 台湾の人口のうち、民進党(密かな、しかし公然の台湾独立派)の強固な支持者は、200万人にまで減っている。 やがて4年後の2028年に、台湾が、親(しん pro- プロウ)中国(チャイナ)の政権 になった時に、「自分たちは、中国の一部の台湾省(たいわんしょう)になる」と、台湾国民の8割の支持で、決断してゆく。

 この時に、台湾独立派は、中国共産党に支配を拒否して台湾を脱出する。そして日本やカリフォルニア、カナダに移住する。その準備が開始されている。この所為(せい)で、東京の湾岸の高層アパート(タワー・レジデンスtower residence )の価格が、一部屋1億円以上に急騰(きゅうとう)しているのだ。台北(たいぺい)では、同じような高級高層アパートが5億円ぐらいする。私は12年前に、台湾に調査に行って調べて来た。

 だから、台湾華僑(かきょう)の娘である、櫻井よしこ(母親は台湾に渡った日本人) とそれから、台湾人の金美齢(きんびれい)がいる。金美齢は、蒋介石の直属の派遣将軍による、台湾人2万人(日本占領時代の上品な人たち) の大虐殺である、 1947年2.28事件( のちに 映画「悲情城市(ひじょうじょうし)」(1989年、台湾で作)で明らかとなる) で日本に逃げてた女性)のふたりが、日本で、この反共右翼の日本の表(おもて)の顔である。

 1947年(日本の敗戦の2年後)、この時、上海からボロボロの敗軍の姿で 移動して来ていた国民党軍によって、「 台湾人1.8万から2・8万人が死亡(殺害)された」と、1992年に台湾人(タイワニーズ)の民進党(みんしんとう) 政権が、発表した。 私、副島隆彦は、これらの事実を、自分の台湾調査で、現地で細かく調べて来た。

 前年の1946年6月から、国民党と共産党の全面戦争となった。国共内戦(こっきょうないせん)が始まり、蒋介石の国民党軍は、翌年、延安まで侵攻、占領したのが、毛沢東の共産党軍はうまくそれを回避(かいひ)して、大きな反撃を開始した。武器と兵員では、国民党軍が数倍、優位だった。毛沢東の 共産軍は、世界中のどこからも支援してもらえず、貧弱な武器だった。このあと、アメリカが意図的に、降伏した日本軍の武器弾薬を、共産軍に渡した。ここに、ひとつ隠された歴史がある。

 世界史では、この1946年の3月のチャーチル英首相のアメリカでの「鉄のカーテン(が敷かれた)」演説と、10月のトルーマン大統領の、「ヨム・キプール声明」で、「米国は、ユダヤ国家の建国(ベングリオンらの英国の植民地からの独立)を支持する」と宣言した。このあと1950年6月から朝鮮戦争が勃発して、1年後に膠着(こうちゃく)、停戦(シース・ファイア cease fire ) して、このあと、世界は、米ソ2大国が対立する世界冷戦(れいせん)構造 the Cold War になってゆく。

 それから、丁度50年目の 1991年12月のソビエトの崩壊で、アメリカおよび西側同盟(ザ・ウエスト the West )の勝ち となる。

 ところが、それから更(さら)に33年が経(た)って、今度は、アメリカ帝国の方が、内部がガタガタで、支配階級の恐るべき腐敗( ふはい corruption  就中(なかんづく)、pedophillia ペド。異常小児性愛症の幼児虐待 と 麻薬の蔓延。 中国の清朝=大清(しん)帝国=を滅ぼした イギリスの阿片オピアムへの逆襲)で、衰退に向かっている。トランプが、これからどんなに頑張っても、このアメリカ帝国の衰亡史(デクライン・アンド・フォール decline and fall )は、避けられない。

 私、副島隆彦の先生の 稀有(けう)の 天才学者 小室直樹(こむろなおき)先生は、1992年〇月に、私の目の前で、「今こそ、マルクスの研究をする。ソビエト崩壊の次は、アメリカ資本主義が 崩壊する」と、叫んだ。 そして、ドイツから新メガ版のマルクス全集(ドイツ語原文)を直ちに取り寄せた。

 台湾での、この1947年の「2.28(台湾人の大虐殺)事件」の時に、金美齢(きんびれい)たちが、殺害を逃れて、命からがらCIAの船で、台湾から日本に脱出して来た。そして早稲田大学留学生になった。この金美齢が、安倍晋三の育ての親のひとりである。

 蒋介石自身は、(ワイカイ会戦のあとの) 1949年3月の 毛沢東共産党との和平交渉(ピース・トークス)に失敗し、上海に共産党軍が侵攻(占領する)直前に、米海軍の駆逐艦数隻 で、紫禁城(故宮)の美術品、国家財宝 と共に、上海を脱出して、台湾に到着した。として、同3月、台北(タイペイ)を、中華民国(国民党政府)の臨時首都 とした。

 安倍晋三が、2022年7月8日に、 アメリカの国務省のキッシンジャー勢力(アメリカの共和党の7大思想派閥では、大きくは 前記の表の 中の ③ 現実保守=保守本流  YAF のビル(ウイリアム)・バックレ―派である。バーキアン Burkean  エドマンド・バーク主義者  )によって、殺害、抹殺された。安倍晋三が、密かに日本の核保有を始めたからだ。 アメリカの最高意思決定で、それは絶対に許さない。

 だから、もう、日本人の政治家で、岸信介 中曽根康弘(この男はキッシンジャー直系。ナベツネ渡辺恒雄と共に、育てられた) のような、 アメリカのチャイナ・ロビー派 にもつながる 大物の男の指導者(アメリカの手先代表)は、いなくなった。

 日本の反共右翼(はんきょううよく)勢力が、500万人の残党(remains リメインズ)として、産経(さんけい)右翼 と笹川財団 ( まさしく 統一教会、勝共連合、原理研である) として、今後も頑強に抵抗する。だから、トランプは、今後の中国との交渉相手として 、これを自分の 掌中(しゅうちゅう)に収めて、日本の反共右翼(ロシア、中国に対する 反共の防波堤 bullwork against communism 「ブルワーク・アゲインスト・コミュニズム」として作られた )を手駒(てごま)として使う。

 それでも 中国とロシアの ユーラシア同盟( これにインドとブラジルとサウジの貧乏大国たちがじわじわと加わる) が、今後、勢力伸長することで、アメリカの世界覇権は終わってゆく。

 このアメリカ帝国(世界覇権国 the world hegemonic state ) の歴史的な 衰退は、トランプが
これからの4年間、どんなに頑張っても起きる。 この大きな世界史(人類史) 理解 を、私、副島隆彦は、絶対に手離(てばな)さない。

 私が、このように頑強にこのように書き続ける限り、日本国内の言論は、私が、管制高地(かんせいこうち。 commanding height コマンディグ・ハイト) を握りしめる。

 昭恵が、トランプに会えた、実際上の手蔓(てづる)は、韓国の統一教会の最高指導者の韓鶴子(かんつるこ、ハン・ハクチャ 亡き文鮮明=ぶんせんめい、Moon sun Myonn ムーン・サンミョン。岸信介と同格)である。今から丁度8年前の、2016年11月に、安倍晋三が、当選したばかりのトランプにが会えたのも、トランプの娘婿(じょせい)のジャレット・クシュナー(今やニューヨークユダヤ人の大親分 。reformed リフォームド。 ユダヤ教改革派、穏健派 ) が、韓鶴子からの頼みで安部をトランプに合わせたのだ。

 あの時も、今も、「小判(こばん)、小判 (日本の金貨のこと)」とニューヨークで噂が立った。安倍晋三は、トランプに 20億円分のドルの紙幣を積むことで、トランプに会えた。今度はそれの倍ぐらいだろう。麻生太郎が、〇月にトランプに、いかにも卑屈(ひくつ)そうに、畏(かしこ)まって、あのボルサリーノのマフィア帽子を脱いで頭を下げて会った。このときにも、このルートを使っている。これが真実だ。

 こういう穢(きたな)いカネ をアメリカ側に 絶対に払わない、石破茂首相は偉い。これが日本人の矜持(きょうじ)だ。 民間人の昭恵が会って食事をしてポーズを取って、それで産経右翼たち500万人を喜ばせた、からと言って、何になる。 日本政府は、1月になってから、正式に日米首脳会談のトランプ・石破会談をやればいい。
副島隆彦記

(転載貼り付け始め)

〇 「 トランプ夫妻、安倍昭恵さんと面会 フロリダ州の私邸で 」

2024年12月16日   日経新聞

(ここに記事の画像を貼る。これは公式発表のものだろう)
トランプ次期米大統領(左)、妻メラニアさん(右)と面会した安倍昭恵さん(15日、米フロリダ州、メラニアさんのXから)=共同

【パームビーチ=共同】トランプ次期米大統領の妻メラニアさんは12月15日、故安倍晋三元首相の妻昭恵さんが米南部フロリダ州を訪れ、トランプ氏の私邸で夫妻と面会したと明らかにした。X(旧ツイッター)に投稿した。夕食会を共にしたとみられる。石破茂首相とトランプ氏の会談予定が立たない中、昭恵さんの動きが注目されていた。

メラニアさんは「安倍元首相をしのび、素晴らしいレガシー(政治的遺産)をたたえた」と書き込んだ。

CNNテレビによると、安倍氏が2022年7月に銃撃され死亡した後も、トランプ氏は昭恵さんに電話して近況を尋ねることがあった。今回は両政府を通じてではなく私的な関係で夕食会が決まったという。

安倍氏は16年大統領選でトランプ氏が勝利した後、他国の首脳に先駆けてトランプ氏とニューヨークで会談した。トランプ氏の1期目に、同氏とゴルフを楽しむなどして親密な関係を築いたことで知られる。

石破氏は今年11月に南米を訪問した際、帰国途中にトランプ氏との会談を模索したが、トランプ氏側から法律上の制約で就任前はどの国の首脳とも面会しないと説明され、実現しなかった。

日経の滝田洋一  3人とも実に和やかな表情。しみじみと話し合ったのでしょう。メラニア夫人の投稿が、その雰囲気を伝えます。「安倍元首相をしのび、素晴らしいレガシー(政治的遺産)をたたえた」。原文は、

We fondly remembered her late husband, former Prime Minister Abe, and honored his remarkable legacy.(https://x.com/melaniatrump?lang=ja )。情感がこもっている・・・・。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

守谷 健二 投稿日:2024/12/02 09:41

【3166】柿本人麿とは何者か、3

副島隆彦です。今日は2024年12月2日です。私がこの投稿文の冒頭に加筆します。 守屋健二君は、今後は、自分の投稿文を、ふじむら掲示板に載せなさい。そして他の人たちの投稿文と対等に議論しなさい。以後、重たい掲示板に書くことを、学問道場の先生である副島隆彦の権威で、禁じます。 

守谷健二です。

 ほぼ完全な形で奈良時代から現在に伝わっている書は四点ある。一は『日本書紀』、二は『万葉集』、三は『古事記』、四は『懐風藻』である。

 内容的に、一、二、三は共犯関係にあり、四とは敵対している。

 どういう事か解説する、一、二、三は天武天皇を正統化する観点で創られている。「壬申の乱(672)」の天武の決起を、正統な皇位継承者の正当な権利行使であったと書く。

 それに対し四の『懐風藻』は、天武の決起を「乱」と明記する。

 「乱」とは、欺くこと、下克上など世の秩序を壊す行為であり、正義・大義の行為ではない。

 『懐風藻』は、天平勝宝三(751)年に成立した我が国最初の漢詩集であり、そこに載っている大友皇子(天智天皇の長子、壬申の乱で殺害)伝は

「・・・壬申の年の乱に会いて、天命を遂げず。時に年二十五。」と明記する。

『懐風藻』は、秘密の書でも禁書でもない晴天白日の下、正々堂々と今日まで伝えられて来た書である。それが天武の行為は「乱」であったと云うのである。

 日本人は、『懐風藻』の言い分を認め、平気で「壬申の乱」と呼び、天武の正義を否定してきた。

 『日本書紀』『万葉集』『古事記』には、天武の決起を「乱」などとは一言半句も書かれていない。

 これは何を意味するのか、奈良の王朝(天武朝)には、二つの対立する勢力が存在した、と言う事だ。天智系勢力と天武系勢力が深刻に対峙していた。

 この対立は、奈良時代の末期、皇統から天武の血の完全排除という形で決着を見る。

 平安王朝は、天智天皇の血の完全復活と云う形で開始されている。

 この意味でも「古事記偽書説(平安時代に編纂されたとする)」は成り立たないのである。『古事記』は、『日本書紀』『万葉集』と共犯者であり天武天皇を正統者とする立場に立っている。

 平安時代は、天武の決起を「乱」とする立場である。

    つづく

 

 

副島隆彦 投稿日:2024/11/30 07:07

【3165】 ヒラリーの日本への逃亡(エグザイル)が、愛子天皇の実現を加速する。

副島隆彦です。 今日は、2024年11月30日(土)です。

アメリカは、今年は、11月28日(木)が、Thanksgiving Day  サンクスギヴィング・デイ、感謝祭だった。この日までにトランプ政権の閣僚(キャビネット・メンバー)の人事がほぼ終了した。

この感謝祭の後はアメリカは、クリスマスまで穏やかな日を迎えることになっている。各地に散らばっている家族が集まる、family reunion ファミリー・リユニオンの時期に入る。
だからトランプ当選、勝利の後の、アメリカ政治の動乱は、来年の1月20日の 大統領就任式(エノギュレイション)からだ。その日までは穏やかだろう。

バイデンが、トランプをホワイトハウスに迎えて、「平和的な政権移行(ガヴァメント・トランジッション)に協力する」と自分の方から握手を求めた(〇日)。トランプは、「政治は厳しいものだ」と、例の最大限の疑念を相手に示す時の、あの、下から相手を眺め上げる、疑り深い表情で、バイデンの握手に応じた。トランプは、「分かった。お前を犯罪者として捕まえる(投獄する)ことはしない(お前が、命令を出して、私を殺そうとしたんだからな。7月13日に)」と、ここで手打ちした。

ただし、バイデンの次男のハンター・バイデンは、多くのペドフィリア(pedophilia 異常幼児性愛症) の犯罪の証拠がたくさん、挙がっているから捕まるだろう。たくさんのウクライナ人少女たちの人身売買ビジネス ( human trfficking ヒューマン・トラフィキング ) にもハンターは関与していることも証拠付きで明らかになっている。父親のジョー・バイデン自身も、隠しようもない小児性愛者(ペドファイル)だ。 もの凄い数で、公式の場でさえ幼児、幼女に頬ずりしている報道写真が残っている。アメリカ国民の多くがこの事実を知っている。

 ジョー・バイデンは、王殺し(regicide レジサイド)にされた、と考えるのが、今のアメリカ国民の多くである。 カマラハリスを、正当な手続きを経(へ)ないで、急に大統領候補に押し上げたのは、ヒラリー・クリントンである。 だからカマラハリスの大敗北はヒラリーの責任だ。 そのヒラリーが、日本に逃げてきて、そしてその後、隠れて潜んでいる。この事実は重要だ。 以下の画像が重要だ。

  ヒラリー(国際顧問のクリントン元アメリカ国務長官 11月20日)

副島隆彦です。 ヒラリーは、20日に、公然と日本に現れて、しかも皇居の正殿野間で、フジサンケイグループが主宰する、国際文化賞の授賞式に、「国際顧問」という、どうでもいいような肩書で堂々と広間に並んでいた。

フジサンケイグループ 日枝久(ひえだひさし) (常陸宮華子がメダルを授与した11月19日)

副島隆彦です。 なぜヒラリーを、在日米軍の横田(立川)の空軍基地からの憲兵隊(MP ミリタリー・ポリス)が、 公然たる重要犯罪容疑者として、逮捕、拘束しないのか。私は不愉快だ。

「ロック・ハー・アップ !」  “ Lock  her  up  ! “ 「ヒラリーを逮捕、投獄せよ!」
は、アメリカ共和党の2016年の大会の時の、怒号の大唱和だった。

(ここに、あとで、私が書いた、光文社から出した「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」本2016年刊を、の表紙を載せる)

ヒラリーを逮捕、投獄せよ Lock Her Up ! ロック ハー アップ  アマゾンのぺージへ

それを何と、日本の天皇家が、このように盛大に、ただの「宮(みや)さま冠(かんむり)団体の文化賞の授賞式」の翌日の パーティか? に出てきて、天皇徳仁(なるひと)、雅子皇后まで出てきて、笑顔で挨拶を交わしている。 彼らは授賞者(じょしょうしゃ。さずける人)ではない。

NHKも、日テレ(読売系)も、そして当然のようにフジ産経のテレビが、この授賞式の様子をニューズ動画で、20日(水)に一斉に報道した。

世界規模の大(だい)犯罪者であり、逃亡者(フュージティヴ fugitive )であるヒラリー・クリントンを、なぜ、天皇家が、かくも意識的、自覚的に迎え入れ、歓迎して庇(かば)って、匿(かくま)うことをするのか。 私は、この1週間、ずっと不愉快だ。 「 大きな世界政治では、一番上の大物の政治家、権力者たち は、捕まらないことになっている」という、ふざけたルールのようなものが、まかり通る。誰も文句を言わない。

日本共産党(やっぱりアメリカに屈従している。いろいろ有る 歴史の経緯で。私は調べて知っている)も、野党の誰も、このことに、 「あまりもの大物だから捕(つか)まらない」のルールで、黙っている。 そうやって生来、卑屈な人間どもの、虐(しいた)げられて、歪み尽くしてしまった、本性(ほんせい、nature ネイチュア)のために、人類の歴史は、歪んだまま続いてゆく。

私は、自分が書いた『愛子(あいこ)天皇待望論』(後述する)で、「敗戦後の天皇家(皇室)は、昭和天皇を中心に、何も悪いことをしないで、ひたすら国家(民族)の復興と繁栄を望み、平和を願って、戦死者や被災者たちの慰霊と鎮魂の旅を続けることをした( もう2度と、英と米にはダマされない、という深い決意で)」 ので、普通の日本国民として、天皇家への最低限度の敬意を払って来た。

ところが、トランプ勝利、自分たちの大敗北で、血相を変えて、アメリカから逃げて来たヒラリー( いつもは、カナダのヴァンクーバーに隠れている。米ワシントン州のシアトルから大きな河を経て北隣り)を、こんな、アカラサマ(明らか、露=あら=わ )に歓迎して、公然と匿(かくま)い保護して、日本国の主権(しゅけん、国家主権。 ソヴリーンティ sovereignty )の下で自由に暮らさせる、というのは、どういうことか。ここには、大きな取引(ディールdeal )があるだろう。私、副島隆彦は、こういう時は、自分の脳が勝手に動き出す。

 天皇、皇后が歓談(雅子皇后がフランス語で受賞者と会話する場面 11月20日)

ヒラリー・クリントン

副島隆彦です。私は、この20日のニューズ動画を、ヤフーのニューズサイトで見ていたら、何と、明仁(あきひと)上皇と美智子(みちこ)上皇后まで、出てきてビックリした。一体、何事(なにごと)だ、と思った。譲位(じょうい)して引退した前の天皇夫婦が、なぜ皇居正殿(せいでん)松の間 で、たかが民間の反共右翼団体であるフジ産経グループが、カネを出してる(本当はフジテレビにも産経新聞にも金が無いので、日刊工業新聞が出している)文化賞に出て来るのだ、と驚いた。有り得ないことだ。

 ところが、よく見直してみたら、この上皇、上皇后のニューズ動画は、2018年のもので、それを、わざと(故意に)フジテレビが、この20日の皇居での授賞式のニューズに挟み込んで流したものだ、と分かった。この偽造の画像を宮内庁が許可してる。

それにしても、なぜ世界の犯罪者のヒラリー(もう80過ぎのバアさんだから、老婆の断髪で、パンタロンで立っている)を皇居正殿に招き入れて、親しく会話をしているようなフリを装った映像を、宮内庁が許可した。私は怪訝(けげん)な気持ちになった。

ここには、おそらく日本国(特に、その国王である天皇家。日本国の天皇は、普通の国王、王様である。帝国の皇帝=エンペラー=などではない )と、ヒラリーたち、急に、落ち武者集団と化した、反(はん)トランプ派の、これまでさんざん違法行為(世界の各地域=リージョンregion =でのたくさんの戦争の仕掛けてきた。2014年からのウクライナでのロシア系殺しや、中東全体でのISを作ってやった戦争など) を世界中で行って来た 大犯罪者だ。 これが、フジサンケイの仲介、橋渡しに乗ってやって来て(ほとんど政治亡命 political  asylum  ポリティカル・アサイラムだ)、こんな世界政治の微妙な時期に、一体、何の取引をしたのか。私は考えた。

天皇、皇后と日枝久(ひえだひさし)

明仁(あきひと)上皇、美智子(みちこ)上皇后(2018年の映像)

副島隆彦です。 ははあ、そうか。天皇家(とりわけ美智子上皇后が中心となって)
は、ヒラリーを日本国が受け入れて、匿(かくま)い、日本国の保護下に置くことで、 泣く子も黙る “世界の大姐御(おおあねご)” であるヒラリー・クリントン と取引をしたのだろう。トランプ派の刑事司法職員(ラー・エンフォースメント・オフィサー law enforcement officers )たちからの追及から逃れる為だ。

だから、日本で匿(かくま)ってあげる代わりに、女性である愛子(あいこ)を、次の日本国の天皇にするので、このことに、ヒラリー・クリントンが、賛同して協力しなさい、という取引だ。
「女の時代だ 」「女が、長い歴史の、男優位社会の “ガラスの天井”を割る」の掛け声でずっと生きて来た、この極悪人(ごくあくにん)の世界バカ女の頂点に対して、「日本が貴女を、一時的だけど、守ってあげますから、協力しなさい」と、なったのだ。

ヒラリーはおそらく赤坂の迎賓館(げいひんかん)にも泊まったから、その時、敷地が裏でつながっている仙洞御所(せんとうごしょ。前の東宮御所を変名した )にいる美智子上皇后と、この件で話だだろう。

ヒラリーは、先に日本に逃げて来たビル・ゲイツ(マイクロソフト社の社主)と合流した。 ヒラリーが、密かに来日して、ビル・ゲイツ(人類への害毒であるコロナ・ウイルスばら撒きとワクチン作りに最大級のおカネを出した)と会ったのは、11月18日だろう。場所は、群馬県の 軽井沢の、ビルゲイツの大邸宅である。山ひとつを使って作っている、おそろしい門構えの巨大邸宅だ。以下の写真(映像)の通りだ。

ビルゲイツの軽井沢の別荘

(ここに この画像をネットに載せている出典、典拠 を貼り付けで載せてください)
まとめダネ! 更新日 2021年4月17日
【画像】ビルゲイツが建てた軽井沢の別荘がついに完成場所・グーグルマップはどこ?6500坪以上で地下3階建て
https://matomedane.jp/page/75205

toshibo|廃墟と写真|書籍『ゲーム旅』@JIYUKENKYU_jp
https://x.com/JIYUKENKYU_jp/status/1382992750845468673
ビルゲイツが建てた軽井沢の別荘が完成していた。引きで見ても外観を認識できるので、この個人別荘の巨大さ加減がお分かり頂けるのではないかと思う。6500坪以上あって、更に地下が三階あるらしい。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。続けて、このビル・ゲイツの大邸宅の所在地の地図を載せる。
ビルゲイツの軽井沢の別荘の地図(グーグルマップから)

副島隆彦です。この地図から分かることは、ビル・ゲイツの大邸宅は、中(なか)軽井沢の内村鑑三(うちむらかんぞう)記念の、例のあの奇怪な(結婚式もする)石の教会の西の方だ。 この「無教会(むきょうかい)派」の表面はユニテリアンだが、裏側はフリーメイソンの集会場(ロッジ)である。そのすぐそばに、例の星野旅館がある。この地の図中にも、星野グループの施設が散らばっている。

星のや、とも名乗る、この世界の秘密結社の日本支店である、星野グループの4代目の今の社長のことは今日は書かない。ビルゲイツ邸をここに呼んだのは星野屋だ。 この石の教会から西に5キロぐらいの死の山の中だ。 ビルゲイツの大邸宅にも悪魔崇拝の儀式(サタニック・リチュアル)を行う大きな部屋が有るだろう。

ビル・ゲイツもヒラリーも、今の世界中の大金持ちたちに愛されているホンダ(本田)ジェットのプライヴェット・ジェット機で、日本に飛んで来て、このあと、日本国内の移動は軍用機並みの高性能のジェット・ヘリコプターを使う。日本国民には、秘密にされているが、「10桁の番号」さえ言えば、世界の要人と大富豪たちは、世界各国の飛行場(空港)の特別レーンに着陸できる。軍事用の飛行場も含まれる。この事実は秘密にされている。ヘリコプターの発着所も同じだ。

ビル・ゲイツは、金沢と京都にも秘密の隠れ家を持っている。だから、アメリカから逃げきた 反トランプ派すなわち デープステイトの財界人や大富豪たちを引き連れて日本国内を密かに移動している。ヒラリーもそのお世話になっているだろう。

上掲の写真(画像)たちの出典の根拠となる記事を貼り付ける。

(転載貼り付け始め)

●「天皇皇后両陛下が「世界文化賞」受賞者と懇談 クリントン元国務長官・坂茂さんらと挨拶交わされる 陛下の即位後初」

2024年11月20日 FNN (フジテレビ)

天皇皇后両陛下は11月20日午前、優れた芸術家に贈られる「第35回高松宮(たかまつのみや)殿下記念世界文化賞」の受賞者と懇談されました。
午前10時ごろ、19日に授賞式を終えた建築家の坂茂さん、アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官などが車で皇居に到着しました。

優れた芸術家に贈られる「世界文化賞」は、昭和天皇の弟・高松宮さまの文化芸術への思いを受け継ぎ創設された賞で、これまで上皇ご夫妻が交流を重ねてこられました。

35回目の節目にあたり、陛下は即位後初めて受賞者らを宮殿に招き、皇后さまと共に建築部門の坂茂さんら5人の受賞者とヒラリー・クリントン元国務長官、2024年6月のイギリス訪問以来の再会となるオックスフォード大学のパッテン総長など、国際顧問ひとりひとりとあいさつを交わされました。両陛下はまず、絵画部門のソフィ・カルさんに歩み寄り、フランス語を交えて親しく歓談されました。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 ヒラリーの横に、ぴたりとフジ産経グループの総帥の日枝久(ひえだひさし)がいることが重要だ。天皇家および宮内庁としては、これまで散々、天皇家への悪口や、「懐疑の念」や 「XYの染色体の遺伝子がないので、皇統(こうとう)が続かないので、女性の天皇は認められない」と、バカみたいなことを強硬に主張して来た、反共右翼の、かつ、今の天皇家に対して極めて非礼な、産経右翼の。この反共右翼たちを、「日枝よ。これからは、彼らを、貴方がしっかりと押さえつけなさい。もう2度と、女性、女系の天皇に反対する、などと、言わせるのを、貴方が、しっかり管理しなさい」と、侍従長から、日枝は言われただろう。

日枝は、それに対して、恭(うやうや)しく、「謹んで、お言葉を頂戴いたしました。今後は、女性天皇否定、批判 の言論を、フジサンケイグループとしては、させないように、私は精神誠意、努力致します」と日枝は答えただろう。これで、日本国に、今もまだ500万人ぐらいいる、反共右翼の、生来、頭が悪くて知能の低い、「天皇は男でなければダメだー。KY染色体が・・・」と、喚(わめ)いて来た者たちが、一斉に黙りだすだろう。

その為の、ヒラリーと日本国(および天皇家)との取引が、今回、成り立ったのだ。日本政府は、ヒラリーを人質(ひとひち hostage )に取ることで、国内の反共右翼と統一教会(とういつきょうかい)に狂った人間たちを馴致(じゅんち)させ、膺懲(ようちょう。こらしめること )して、頭をなでて鎮撫(ちんぶ)する。こういう難しい、漢語が、バカ右翼たちは、大好きだ。全部、中国語じゃないか。お前たちの大きらいな、中国語(漢語、漢文)だぞ。

日本は、この2000年間(後漢=ごかん=帝国の時から)ずっと中国の漢字文明圏に入っていて、中国の従属国(朝貢国。ちょうこうこく。トリビュータリー・ステイト tributary state )だった。だから、日本人は、中国人の一種なのだ。世界、諸外国から見たら、当然、こうなる。ここまで私、副島隆彦が、書いたら、お前たちは卒倒するか。

 

  アメリカ大統領選挙の大変動で、世界政治が微妙な時に、折(お)りしも、グッドタイミングで(笑い)、10月29日に、周到な計画通りに、「国連の女性差別撤廃委員会が、男性だけが天皇になれる、という法律を見直すようにという勧告」を出した。

以下の毎日新聞の記事の下の方に、 「 男系男子による皇位継承を定めた「皇室典範」についても見直すよう勧告・・」 「 スイス・ジュネーブの国連欧州本部で10月29日、女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本政府へ・・・勧告」とある。

(転載貼り付け始め)

〇 「 夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」 国連委と建設的対話欠く日本 」

毎日新聞  2024月11月23日

スイス・ジュネーブの国連欧州本部で10月29日、女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本政府への8年ぶりの審査があった。CEDAWから最終見解が示され、選択的夫婦別姓の導入や皇室典範の改正などさまざまな勧告が出された。私たちはどう受け止めるべきなのか。国際人権法の研究者で、審査を傍聴した藤田早苗・英国エセックス大人権センターフェローに聞いた。・・・・

(副島隆彦注記。続いて、以下の記事は、同じ時の、 バカ反共右翼新聞の夕刊フジの、案の定の、女性天皇反対の内容だ )

〇 「 国連、皇室典範にとんでも〝改正勧告〟 皇位継承を男系男子に限る規定に「女性差別」 葛城奈海(かつらぎなみ)氏 「日本自身が毅然と決めること」」

2024/10/30  夕刊フジ
女性差別撤廃委員会の勧告が行われた国連欧州本部(共同)
(この建物の画像を、あとでここに貼る)
 国連の女性差別撤廃委員会は10月29日、スイス・ジュネーブで、「 日本の皇室の皇位継承を男系男子に限る皇室典範の規定は、女性差別撤廃条約の理念と相いれない」と指摘し、皇室典範の改正を勧告した。14日に同委員会の会合に出席し、皇位継承のあり方は「女性差別と批判されるものではない」と演説した「皇統を守る国民連合の会」会長の葛城奈海(かつらぎなうみ)氏は、「最終的には主権国家として日本自身が毅然(きぜん)と決めることだ」と強調した。・・・・

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。現在、産経新聞とフジテレビの内部で、激しい対立が起きている。産経新聞内の、正常な感覚をした記者たちが、外信部を中心にして、千野鏡子(ちのきょうこ)という優れた女性記者たちがいるので、「もう、いい加減、統一教会を、産経新聞の中から追放しないといけない」と言い出している。このフジ産経グループ自身の内部抗争がもうすぐ明るみに出るだろう。

ここで、私、副島隆彦の本の宣伝をする。まさしく、「愛子天皇待望論(たいぼうろん)」という本である。

愛子天皇待望論の本


愛子天皇待望論  アマゾンのぺージへ

この本に、私は、天皇に女はなれない、男しかなれない、という今の皇室典範(こうしつてんぱん。今はただの法律)は、憲法第24条の男女の平等 条項違反の、憲法違反だ、と書いて、詳しく説明している。とりわけ、第2項の「両性の本質的平等の反する法律は許されない」の定めに違反する。

考えて見れば、誰でもすぐに分かることだ。男女差別をしたらいけないのだ。特に公権力の執行においては。 バカ右翼たちにはこのことが分からない。法律の 憲法との抵触(ていしょく)を調べることの超(ちょう)専門家である、内閣法制局も、こんなバカみたいな基本事実を分からない訳(わけ)はないのだが、長年、押さえ込まれて黙っている。 その他、私のこの『愛子天皇待望論』(弓立社、2022年10月刊)にたくさん勉強になることが書いている。今からでも買って読んで下さい。

たとえば、枝葉末節だと思われる、煩雑な敬語(ポライト・ターム)の使い方は、もう、やめなさい。最高謙譲語(けんじょうご)とかの、「・・・さまが、お越しになられました」とかもう、もうやめなさい。「 さまが、来た。来訪した」ぐらいにして置きなさい、とかまで、私は、この本に書いている。

このようにして、ヒラリーの日本への逃避、追放(exsile エグザイル)で、いよいよ、愛子天皇の実現に向けて日本国が動き出した。

石破政権が、急いで皇室典範という皇位継承を定めた法律の改正に向かって、動き出すだろう。 準備は整った。 皇室典範(こうしつてんぱん)という今は、普通の法律になっている、条文のうちの、たった1行、第1条の「 皇位(こうい)は、皇統(こうとう)に属する、男系の男子がこれを継承する」を、「男系または女系の長子が・・」と書き変えればいいだけのことだ。 あるいは、「皇位は、皇統に属する 子女(じじょ。息子と娘の意味)がこれを承継する」 と 改正すればいい。

 これで、これまでずっと頑迷に、「男の天皇でなければダメだー」と、騒いで来たバカ・ジジイたちが周囲から孤立する。女でも、狂った反共右翼の統一教会の人間たちも、急激に減少する。 上記の産経新聞の記事の見出しの「国連、皇室典範にとんでも〝改正勧告〟とんでも」のようなことが、もう書けなくなる。自分たちの頭(あたま、知能、思考力)がおかしいのだ、と、次第に分かるだろう。

最近、兵庫県知事に、不正選挙の得票操作 で、再選で受かった、斎藤元彦 (兵庫県議会で不信任決議で解職、クビにされたのに) と同じ感じで、まわりの人たちから、この統一教会(反共右翼)の者たちが、怪訝(けげん)な顔で見られる時代が来た。

実に 目出度(めでた)い事である。   副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/11/16 22:57

【3164】トランプ勝利から10日が経(た)った。私たちも急いで次の段階(ステイジ)の戦いに向かう。

副島隆彦です。今日は、2024年11月16日(土)です。

トランプが当選、勝利(11月6日)してから10日が経(た)った。世界はすでに過去を振り捨てて、どんどん前に進んで行く。Days go on. 「それでも、日は過ぎて行く」だ。 人類(人間)は、恐ろしい勢いで、次へ次へと新しい段階へ、これまでのことをすべて置き去りにして、近(きん)未来に向かってゆく。

私は、自分の近刊著の「トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社刊)を書いて、トランプの敗北、デープステイト(大富豪の連合体と官僚組織)が作るカマラ・ハリス政権が出来る、と予想(予言)して外(はず)れた 。

トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む ←クリックすると、アマゾンのページに進みます。

だが、私が、この本で書いたことは、これから、次々と生きて来る。生起する。そのことに気づいている人たちは、この本を今も真剣に読んでいる。 私が予見して書いたことが、そのうち次々と当たり始めるだろう。

私は、この10日間、かなり考え込んだ。そして、「副島隆彦も、前に前に進むことで、自分の思想家、民間人国家戦略家としての職責、運命を全(まっと)うし持続させ、さらに前方に切り開いてゆくことで生き延びる」と決めた。日本国は、まだまだ私の頭脳を必要としている。

ここから、私は、皆が驚くことを、次々と書き並べる。思いつくままにポイントフォームで書いてゆく。

1. この数日の、トランプの閣僚任命 の人事(パーソネルpersonnel )を見ていると、かなり危険な人間たちが、トランプ政権の閣僚(キャビネット・メンバー、長官)に次々と選ばれている。このことはかなり注意すべきことだ。

トランプの対外(国際、対世界)政策を担う長官たちは、揃(そろ)って、ネオコン= シオニストZionist(ザイオニスト) = かつ残酷なネオリベラルの 者たちだ。 マルコ・ルビオ、マイケル・ウオルツ、エーリス・ステファニック(女)、トルシー・ガバード(女)・・・たちだ。このことは、トランプが、「アメリカの繁栄を何としてでも、維持するには(まさしくMAGA=マガ=運動だ)、アメリカは強硬な手段を用いて、やってゆく」という強い決断に基づくものだ。

マルコ・ルビオ

マイケル・ウオルツ

エーリス・ステファニック(女)

トルシー・ガバード(女)

放(ほお)って置けば、ますます、どんどん貧乏になって衰退してゆくアメリカを、自分は大統領として放置、座視することは出来ない、というトランプの強い決意によるものだ。このトランプと言うのは、本当に強靭(きょじん)な男だ。毎日、連日ほとんど寝ないで頭脳を使う仕事が出来る。こういう怪物の指導者がいないと世界帝国(ワールド・エムパイア the World Empire )は成り立たないのだろう。

やっぱり、この世(人間世界)は、悪(あく evil イーヴォウ)によって支配されてゆくしかないのだろう。この問題は、後(うし)ろの後(あと)の方で論じる。

2. 私は、昨日、ベンジャミン・フルフォード氏と対談して、真剣に話し込んだ。そして、そこで互いの知識と情報を持ち寄ったところ、驚くべき真実に到達した。 それは、デープステイト(カマラ・ハリス側)は、やっぱり大規模の選挙不正をやろうとして動いていた。違法に遠隔操作で、得票数を大量に移し替えるコンピュタ―・ソフトである、「ドミニオン」 Dominion を、作動させていた。

ところが、それを、イーロン・マスクが持っている 有名な「スターリンク」 Starlink という今の世界で最先端の宇宙通信ソフトが、デープステイト側の軍事通信衛星である 「フチーノタワー」Fucchino Tower の トランスポンダーを、宇宙空間で、破壊した。それでドミニオンが、7つの激戦区(バトルグラウンド・ステイト)に仕掛けてあった、全ての細工を停止させた。これには、米軍の中の、宇宙軍( スペイス・フォース Space Force )が動いて管理する軍事衛星たちを使った。

このフチーノタワーという 軍事通信衛星は、イタリア政府の所有だが、ヴァチカン(ローマ教会)に貸与している。だから今度も、2020年の11月(バイデンを無理やり勝たせた)の選挙不正に継いで、トランプを叩き落とそうとした。これで、5000万票の 投票数をカマラハリスに移し替える(flip フリップ、switch スウイッチする)ことにデープステイト側は、大失敗した。それでトランプの勝利となった。

3. この宇宙通信戦争( space IT war ステイト・アイティー・ウォー と呼ぶべきだ )で、トランプ側の大勝利となった。 ここで一番重要だったのは、イーロン・マスクIron Musk のスペイスX 社が開発して持っている スターリンクの先端技術(ハイテック)らしい。

トランプを一貫して強固に支持している 米空軍(エア・フォース)と宇宙軍(これはトランプが創設した。核兵器も管理する)が、真実は、ずっとこの「不正選挙を阻止する」で、この4年間、着々と動いていた、ということだ。
私は、ずっと「おかしいなあ。トランプたちは、何もしないで、自分たちが巨大な不正で負けさせられるのを、黙って見ているのかなあ」と不思議に思っていた。やっぱりトランプは知恵者である。ちゃんと対策を着々と立てていた。

4. そして、イーロンが持っている、このスターリンクの技術が、世界最先端で素晴らしいものだ。 宇宙通信技術や人工衛星のことなど私は何も知らないから、これ以上は分からない。 だが、この10日間の、トランプとイーロンの密着ぶりを見ていると、やはり、こんどのトランプ勝利の殊勲賞MVPは、イーロン・マスクだ。トランプが、「イーロン・マスクは、天才経営者だ」と手放しで褒(ほ)めていた。  勝利演説(現地で真夜中の2時台だ。25分間、演説した)の時も、「あのな。イーロンのスペイスX 社のロケットは、スゴイんだぞ。 打ち上げた後、じっと待っていたら、45分後に、このロケットが宇宙空間から帰って来て、発射台に、そのまま、立ったまま静かにすーっと降りて来た( stand down スタンド・ダウンした)ぞ。この技術は、まだ、チャイナ―や、ロシア―も持っていない、とイーロンが言った。やっぱりこいつは天才経営者だ 」と、トランプは、すっとぼけた感じで、大いにイーロンを褒めていた。 私は、真意は、一体何だろう、と首を傾(かし)げた。私の頭脳は、こういう瞬間に、裏側の真実を解読しようとする。

イーロン・マスクが次のアメリカ大統領になる、という噂(うわさ)のようなものが、この数日、辺(あた)り一面に立った。それもこれも、この不正選挙を打ち破った、スターリンク社の通信技術の為(ため)だったのだ。イーロンは、南アメリカ生まれだから、米国内で生まれていないので、米大統領にはなれないことになっている。だが、それも変更できるという者もいる。

5.  私は、前回の2020年11月の巨大な不正選挙のことで、「裏切られたトランプ革命」(秀和システム、2021年4月刊)という本を出版している。歴史資料としてこの本は重要なのだ。この本のP58、59に もの凄く重要な証拠を画像で載せている。 「宣誓供述書(アフデイヴィット)付きの証言(法廷での証拠)」付きの、「私が、ローマ教会の命令で、アメリカ大統領選挙の不正の得票の移し替えをやりました」というイタリア人の通信会社の社長の証言と記事を載せている。 英文の文書もそのまま貼り付けている。

(この2ページを、そのうち、ここに画像で貼り付ける)

58ページ

59ページ

そして、同書のP128には、このヴァチカンの違法行為の通信を中継で受け取った、ドイツの大都市フランクフルトにある、CIAのデータセンターの建物を、当時のデープステイト(ヒラリー)の子分だった、CIAの女長官のジーナ・ハスペル(P204に有り)のあとを追跡して来た、トランプ派の空軍の対(たい)テロ特殊部隊(スペシャル・フォース)のエズラ・ワトニック大佐が率いる 「デルタ・フォース」の事も書いた。

この時、4人の最強のデルタ・フォースの隊員が、CIA側の傭兵(マーシナリー、こいつらも特殊部隊=スペシャル・フォーシズ=あがり)との撃ち合い(銃撃戦)で死んだ。この陰に隠れて死んでゆく英雄たちの死の知らせを聞いたトランプは、ホワイトハウスで泣いたという。妻のメラニアの証言がある。

ジーナ・ハスペル(2003年のイラク戦争の時の、捕虜のイラク軍人たちへの拷問の責任者で、“血だらけ(ブラディ)のジーナ“ と呼ばれていた)は、キューバのグアンタナモの米軍の厳重監獄に送られたあと、行方が分からない。すべてを白状したらしい。

6. このようにして、今後の米大統領選挙は、トランプとイーロンの 智力(ちりょく)によって不正工作が破壊されて、トランプの勝利となった。

その他、私は、大量の知識を書かなければいけないが、そのうちまとめて書く。

( 以下にあとで、ここに、トランプの勝利演説の前に大邸宅のマール・ア・ラーゴの集会場で、座って話し込むト
ランプとイーロンの写真を貼る。イーロンが公開したものだ。あとあとに残る歴史の証拠だ)

このX(旧ツウイター)に載った写真は、11月6日の 現地で、午前2時少し前のものだ。午前12時半には、激戦州7つのひとつ、ニースカロライナ州でトランプの勝利が確定した。このあとの様子で、背後に喜んでいるトランプ選対(せんたい)の人々が映っている。

この時、トランプは、ずっしりと前のめりに座り込んで、真剣にひそひそ声で、イーロンに何と言っているか。
ここからは、私、副島隆彦の推測(作り話)である。「おい、イーロン。あのな、
ルパート(・マードック、Fox = News corporation のオウナー)がよ、お前に

Foxを売るってよ。お前、買うか」と話したのだ。マードックは、自分の負けを認めた。マードックは、デープステイト側の大親分(頭目、とうもく)のひとりだ。

それが、トランプ勝利で、自分のFox Channel の将来のことを考えて、イーロンに売る、と言ったのだ。その方が、Fox が生き延びることが出来る。そしてトランプ放送局となって、  競争相手の CNN や ディズニーABC や、CBS(ソニーが買い支えるだろう)や、NBC たちを、蹴落とすことが出来る。あの司会者のタッカー・カールソンが、追放されたのに、戻って来て、役員待遇の総合司会者MCになるだろう。おそらく 300億ドル(5兆円)ぐらいで売るだろう。

スターリンクは、低高度で、100キロぐらいの高度に、数千個の 通信用の衛星を、ガバガバと打ち上げている。この通信用の衛星の強さで、経費をものすごく安くできるようだ。これには中国でも、まだ敵(かな)わない。
海底ケーブルもどんどん世界中に引いて(敷設する)いるようだ。 だから、ルパート・マードックは、スターリンクの技術がなければ、もうこれからのテレビの放映権のコストカットも出来ない、と分かっているのだ。だから
イーロンに Fox を売る、とトランプに言っただろう。

NASA(ナサ。米航空宇宙局)も、もうイーロンのものだ。始めは、3000人ぐらいのNASAの職員の公務員たちを
イーロン・マスクが雇用を引き受ける形で、スペイスXに移籍させ、その替わりに、アメリカの宇宙ロケットの発射技術を超安価で、イーロンにあげた。それが、ここまで来ると、もうNASAそのものも、テキサスの本社機能と、フロリダの打ち上げ基地も含めて、すべてイーロン・マスクのスペイスX の 一部になってしまうだろう。

7. イーロンが、トランプ政権の 諮問(しもん)委員会(政権の中に入らない)のような形の、DOGE(ドージ)(コインという仮想通貨も出している。ドージとは、イタリアの中世の都市国家の総統=ガヴァナー=の意味 )と言う名、すなわち、デパートメント・オブ・ガヴァーンメント・エフィーシエンシー(Doge。 dog 犬 のことではないぞ )「政府効率化(こうりつか)省」という改革本部(激しいコスト・カッター)のトップになったので、これから無駄な公務員と役所を、切りまくるだろう。

8割の無能で、腐敗した上級公務員(官僚)たち4万人ぐらい、の首切りを断行する。 それで、7.5兆ドル(1000兆円)の政府予算(基礎的収支だけで)から2兆ドル(300兆円)の年間予算を削減できる、とイーロンは言った。

「そんなこと、出来るわけがないよ」と言っている、バカ評論家共は、まさしく今、アメリカで吹き荒れ始めた、トランプ革命の恐ろしさを分かっていないのだ。

8. 私、副島隆彦は、今度のアメリカの大統領選挙で、選挙管理員会 が、「トランプ票 7351万票 。ハリス票 6918万票 。11月8日午前1時(現地)。AP電 」の発表のあと、全投票数の公表をしないで、残りの5000万票ぐらいを数えない。開票率はまだ全体で75%ぐらいだ。 それらを公表しない。「はいはい、選挙はも終わりました」とするアメリカ政府の態度に、私は怒っている。何というヘンな国だ。

トランプ側さえも、真実の得票数の公知(こうち)を要求しないのだ。だから、巨大な不正選挙が行われた事実。そして、それを乗り越えて、ザブーンと、とトランプが、まさしくアメリカ国民の9割ぐらいを得票した。カマラハリスなんか、とんでもない女で、しゃべっていることが支離滅裂で、まったく人気が無かった(確信犯の 民主党支持者たち2000万人 以外には)、という事実を、しっかり世界に公表すべきなのだ。それをやらない。

それで、「トランプ 7500万票。カマラハリス 6900万票で、600万票の差で、トランプの勝ち」で、終わりにするらしい。なんという奇妙な大国だろう。 本当は、少なく見積もっても、真実は、トランプが、1.3億票、 カマラが2千万票ぐらいのものだったのだ。このことは、私の前述の本に予想の得票数の表を載せた。

8.  MS(マイクロソフト)社の社主(オウナー)の、ビル・ゲイツが、日本に逃げて来ているようだ。噂があちこちで立っている。群馬県の 北(きた)軽井沢に、5年前から作っていた、巨大な邸宅(地下10階まであると言う)に、やって来て潜んでいるようだ。山ひとつを買って造成していた。

ここは、鬼押出(おにのおしだし)ハイウエイのそばで、浅間山が近くに見える。北軽井沢に行ったことのある人なら分かるだろうが、ここらは、ウソ軽井沢で、とても軽井沢の一部には見えない。この辺(あた)りに、アメリカの大金持たち(大富豪)だけが集まる特殊な街が出来ているという。マイバッハとか、そういう超高級車が見られるという。 ビルゲイツは、シアトル(太平洋側の北部のワシントン州)の生まれで育ちだから、ここのラグーンの大邸宅から、6時間ぐらいで、最高級プライベット・ジェットで飛んでくればいい。

どうも、アメリカから脱出して、日本に逃げてきている大金持ちと、それから、パワーエリートの弁護士とか、大富豪(スーパー・リッチ)たちが、かなりいるらしい。 日本は、 Japan Exile Island 「ジャパン・エグザイル・アイランド 」「ニッポン 逃亡、逃避 の 島」 となって、アメリカの大金持ち と 高級官僚たちの 逃避先、避難所になっている。トランプ革命の追及の、魔の手、司直(しちょく)の追及から逃れて、世界中に逃げ出している者たちが、すでに5万人ぐらいいる。

9. それは、2年前の 2022年の2月24日の、ウクライナ戦争の勃発の直後に、ロシアのオリガルヒの新興財閥たちが、30機とかで、まとまって一斉にロシアから、プライベット(ビジネス)ジェット機で集団脱出した時の、あの感じと似ている。

そして、地中海やバハマ諸島に停泊している 彼らの高級クルーザーも、差し押さえされないように、緊急で動かして行方不明にして、IRS(アイ・アール・エス 内国歳入=さいにゅう=庁、アメリカの国税庁)からの捜索から逃れ出している。 金持ちたちが一番、怖いのは、いつの時代も税務署だ。トランプ勝利を受けて、デープステイトの総崩れ(アパランチ、デバンク)が始まったのだ。バラク・オバマも消えて行方不明になっているという。ヒラリー・クリントン(バンクーバーにずっと隠れ住んでいる)も、ジョージ・ソロス(94歳。もう死んでいる。息子のアレックス・ソロスと、結婚したフーマ・アヴェディン。ヒラリーの同性愛の相手)も、命がけの逃避行に入っただろう。

息子のアレックス・ソロスと、結婚したフーマ・アヴェディン。ヒラリーの同性愛の相手)

CDCの、 あの人殺しの 人造で、人工兵器である コロナ・ウイルスとワクチン作りのアンソニー・ファウチは、もう殺されて死んでいる、と、ベンジャミン・フルフォード氏が言っていた。 これらの問題は、また、まとめて書かなければいけない。

私とフルフォード氏との対談本は、1月の中頃には出版される。「アメリカ・デープステイトの末路を描いた本」として買って読んでください。

9.  ⑥ 番(私が、決めた番号)の CIA長官に決まった ジョン・ラトクリフ John Ratcliffe (1956生、68歳)は、トランプ政権の最後の国家情報長官(DNI ディー・エヌ・アイ)だった。ラトクリフは、政権の末期に、30万件の 宣誓供述書(affidavit アフィデイヴィット)付きの証言証拠で、幼児誘拐、人身売買の pedophilia
ペドフィリア(異常小児性愛症)の 異常性愛者(pedophile ペドファイル)たちの報告書を連邦議会に、公然と提出した。この報告書は今も生きている。そして、まさにこのラトクリフが、CIAの長官に任命された。さあ、ペドファイルども、お前たちの運命は、これからどうなるか、だな。
ジョン・ラトクリフ

アメリカでは、40万人の子供たちが行方不明になっている。この数字はアメリカ国民なら誰でも知っている数字だ。この子供は一体、どういう悲惨な目に遭ったのかが、明らかにされるべきだ。 人類への巨大犯罪だからだ。これらの human trafficking network 「 ヒューマン・トラフィッキング・ネットワーク 」、「人身売買の組織網」を、今から、トランプ政権は、徹底的に摘発して、大量に、human traffickers ヒューマントラフィカーズ の凶悪犯罪者たちを逮捕して裁判に掛けて、そして極刑(死刑)にするだろう。

10. このラトクリフが、CIAの長官になって、悪の巣窟(そうくつ)そのものの大掃除が始まる。もう一つの腐敗した 政治警察である、⑬ FBIの長官はまだ決まらない。FBI も、トランプの命を狙った組織である。組織ぐるみでトランプを殺そうして失敗した。その責任問題もある。

⑨ の 司法省( DoJ ディー・オウ・ジェイ)も悪の巣窟である。トランプをたくさんの、政治抗争の、言いがかりの犯罪容疑(売春婦との解決金は無効とか)で、何十件も裁判に掛けた。怒っているトランプ勢力は、ここを解体する。日本で言えば、法務省(かつ最高検察庁)である。法務省・検察庁そのもの を、解体、消滅させるなんて、出来るのか、と、日本人は驚く。だが、今は、そういう時代なのだ。トランプ革命の恐ろしさを、まだ世界中が分かっていない。

11. トランプ派で、この苦難の4年間に、徹底的に戦い続けて、最後は、議会への出頭拒否の罪で、連邦刑務所(フェデラル・プリズン)にまで入れられた、通商問題担当補佐官だった、ピーター・ナヴァロ Peter Navarro (カリフォルニア大アーバイン校教授) が怒り狂っている。だから、ナヴァロが、自分を徹底的にイジメた司法省の幹部と検察官たちの名前と顔を自分で知っているから、今から復讐する。 これをアメリカ国民が楽しみにしている。

12. 40人か、400人、さらには4000人の 高官たちが、解職(クビ)になるだろう。そのあと、逮捕されて、一体、40人、400人の 何人の高官たちが、裁判に掛けられるのか、だ。 このことは、これからの問題だ。連邦政府の職員の中の高官たちのこれからの処遇の問題だ。ただの解職(クビ)では済まない。米軍の幹部たちがいるペンタゴン(国防総省)の将軍たちも同じだ。 ”粛清(しゅくせい。liquidation リクイデシション)の嵐が来る”と、デープステイトの一角である 大手メディア=フェイクニューズ= 代表、NYTニューヨークタイムズ紙、までが言い出した。 オイ、お前たちも捕まるぞ(副島隆彦。アハハハハ。笑い ネット文章では、WWWWと書くのか ) 。

Drain the Swamp 「ドレイン・ザ・スワンプ」 の 掛け声で、これまでの8年間闘って来た、正義の人々は、これから、どうする。 swamp スワンプとは、ド穢(きたな)い、どろどろの沼地のことで、ここに棲息、生きている、ヘビやムカデやヒルやイモリのようなヒラリーのような極悪人たちがいる、この腐った広大な湿地帯(これがスワンプ)から、悪い水を抜いて、灌漑する(イリゲイション。これがドレインdrain だ)。そして、それらの害虫たちの群れを日干(ひぼ)しにして駆除(くじょ)する。それから埋め立てて整地する。

本当にこいつらをどれほど、トランプ政権は、処罰できるか。 幼児たちを生贄(いけにえ)にしていた、あの悪魔教(あくまきょう)の、悪魔の祭り(祭典。サタニック・フィースト)と悪魔の儀式(サタニック・リチュアル)をして来た者たちを、どうするか、だ。 「正義の裁(さば)きが下される」が本当に実現するか。 私は、日本の言論人、知識人として、遠くのアメリカのこれからの動乱の時代を見据える。

イーロン・マスクは、3日前に、 Xに、 Down the Drain. 「ダウン・ザ。ドレイン」と言い出した。自分で、シンク(sink、洗面台)を前に担いで、「みんな、よーく考えなさいね 」 Let it sink (=think)in . とも書いた。
( We send them )Down (大量に流してしまえ、あいつらをまとめて )the Drain (排水溝に). という意味だ。

13.  ロバート・ケネディJr(ジュニア) が、厚生長官( HHS パブリック・ヘルス=公衆衛生=ヒューマン・サイヴィシズ 省=デパートメント。日本の厚労省 )になった。彼は、本気で、コロナウイルスとワクチンを作った、ビッグファーマ(Big Pharma 巨大製薬会社)たちを、今から徹底的にシバイて、処罰するだろう。ファイザーとモデルナは、人類の健康への犯罪を行ったとして、強制破産させられるだろう。そして幹部たちを投獄するだろう。 もっと大手のメルクやグラクソ・スミスクラインたちもただでは済まない。

ロバート・ケネディJr(ジュニア)

こら、何が、明治製菓(セイカ)ファーマだ。この一周遅れで走っている頓馬(とんま)め。その一部の社員が書いたという「私たちは、こんな薬は売りたくありません」(ベストセラーだと。笑い)だ。お前たち自身がワルで、悪の巣窟だ。もうバレているんだぞ。 一体、誰が仕組んで、こんなくだらないことを、ヤラセたんだ。
一気にそういう時代が来た。すばらしいことだ。

14.  だが、アメリカ合衆国が、これから大国として生き延びて行く、ということになると。大借金のあるボロ会社の社長に返り咲いたドナルド・トランプは、どうするつもりだろう。 こんな衰退する帝国からさっさと逃げて、新しい国を別個に作るべきだ、と、私、副島隆彦は、考えた。それが私の最新刊の本での戦略提言だった。だが、しかし、今は、もうそれを言えない。トランプは再び正式の権力(パウワ power )を握ってしまった。あと4年間はこのまま突っ走って行くしかない。私は、これから次々と生起する事態を、冷ややかに見つめる。

15. それで、冒頭で書いたが、 ①の国務長官(外相に相当)のマルク・ルビオと、③ の国防長官のピート・ヘグセス と、 ④の安全保障担当の大統領補佐官の マイク・ウオルツ Mike Walz と 、 ⑫の国連大使の エーリス・ステファニック(女)、⑤の国家情報長官(DNI ディー・エヌ・アイ)の トルシー・ガバード(女) と、 ⑰の イスラエル大使の マイク・ハッカビー たちは、どう考えても、対外(たいがい)的には強硬な共和党の保守派であり、この元気な女性閣僚たちは、長年、兵役について外国の戦場に出ていたような強い女たちだ。アメリカ国民は、こういう強い人間を自分たちのリーダー(指導者)として望む。

彼らは、ユダヤ人ではないのだが、シオニスト(イスラエルを絶対守る人たち)である。そしてネオコンの色合いが濃い。 ネオリベラルでもある。 それでも、トム・コットン上院議員(アーカンソー州選出、軍歴あり )のようにネオコンで、かつムーニー(統一教会、世界反共同盟)の危険な人間は、トランプは慎重に排除した。 ④のマイク・ウオルツは、対(たい)中国、イランの強硬派である。 国家情報長官(DNI)になったトルシー・ガバード女史は、若いころからの筋金入りの民主党だが、民主党の腐敗が酷いので、ついに共和党に転じた。21歳で下院議員になった。だがそのあと8年ぐらい自ら州兵として志願兵で兵役に就いた女だ。演説もうまい、見るから気丈(きじょう)で立派な女性だ。 それでも父親が、ハワイ州で、反(はん)イスラム、反(はん)ヒンドウー教の運動をしている人物だから、きっと強いイスラエル寄り(シオニスト)だ。この問題はそのうち徹底的に考える。

16. 私、副島隆彦にとって、一番の救いは、⑨の司法長官(アトーネイ・ジェネラル attorney general )になった マット・ゲイツ だ。彼は、明らかに、私が大好きな、QAnon キューアノンである。 このマット・ゲイツの横には、必ず、あの勇敢な戦士(ウオリヤー)の 女性議員の  マージョリー・テイラー・グリーンがいる。トランプは、「幼児誘拐、ペドフィリア、人身売買と戦う」QAnon からも こうして閣僚に入れた。それも司法長官という、この異常犯罪を取り締まる役所のトップに置いた。

マット・ゲイツは、さっそくペド pedo たちが支配する 主流派メディアに狙われて、過去の17歳の少女買春(かいしゅん)の罪でマットへの攻撃を始めている。しかし、マットはそんなものには、負けない激しい性格をしているようだ。 QAnon の真実の人々である、米軍の中の、一番、公正で立派な人格者たちの集まりである 軍事法廷裁判官たち(JAG ジャグ。 Judge Advocate Generals ジャッジ・アドヴォケット・ジェネラズル)の将軍たちの強い応援があるだろう。 彼ら公正な軍人たちが、2014年に、トランプに「トランプよ、どうか、大統領選挙に出てくれ。この国の腐敗はあまりに酷(ヒド)イ。これを立て直してくれ」と、 頼んだのだ。

凶悪な性犯罪者たちだけでなく、 聖職者である カトリックの司教や司祭たちまでもたくさん、異常幼児性愛の犯罪の事実で、証拠が挙がっている者たちは、アメリカだけでなく、世界各国で、逮捕して裁判に掛けるべきだ。その数は、数万人の及ぶ。そして、ヒラリー派として、これまでに多くの違法行為を自ら行った、腐り張っている司法省やFBIno の高官たち も、数百人は、裁判に掛けるべきだ。解職(クビ)だけでは済まない。

トランプ当選、勝利の直後から、真っ青になって、急に、自分の役所に、「外国に、long vacation 長期休暇します」と申し出て、すでに、トンズラ した、高官どもも、全部、米軍の憲兵隊(MP ミリタリー・ポリス)が捕まえて本国に強制護送 すべきだ。

おい、日本の 慶応大学の三田会(日本のデープステイトの出店、支店)の 大学教授ども。筑波大の統一教会のバカたちも含めて。 渡辺靖(わたなべやすし)教授を、筆頭に、 200人ぐらい、日本人も悪魔崇拝の儀式(リチュアル)参加組として、すでにリストが出来ている。覚悟せよ。

17.  今日は、もうこれぐらいにする。最後に、あの、トランプと堅い同志として、ずっとトランプを支え続けた 大物政治家でもある(大統領選挙にも出た)ルドルフ・ジュリアーニ(NY市長もした)が、大きな車で、当選の祝賀会に マール・ア・ラーゴに来ていたのがテレビにチラと写った。

彼はメディアの前には出ないが、きっと、トランプと哀歓照(あいかんて)らして、これまでの苦労を語り合っただろう。そして自分たちを散々、苦しめた、デープステイトの悪魔崇拝の者たちを、自分たちの本拠のまさしくNYから、徹底的に排除するだろう。

ジュリアーニは、老体の弁護士の大御所として、トランプを支え続けた。そして自分も、相当にいじめられて、最後は破産させられた。強制的な財産の差し押さえまで受けた。ジュリアーニは、NY市の検事総長(アトーネイ・ジェネラル)もした男だ。

NYのマフィアの世界も裏の裏まで、知り尽くしている。トランプもそうだ。彼ら自身がマフィア体質だ。だから彼らは強いのだ。ただの品行方正な人格者ではない。どんな泥臭いこともやってきた。だから、これから彼らが、 大きな復讐(ふくしゅう)をする。

18. それは、ただの リタリエイション retaliation  の 復讐ではない。

まさしく vendetta ヴェンデッタ だ。この ヴェンデッタは、イタリア・マフィアの コルシカ島の伝統に有る 復讐のことだ。 簡単に言えば、コンクリート詰めで川、海 に沈める、ということだ。 今から、トランプたちの壮大な vendetta 復讐劇 の始まり、始まりである。これは世界の金融都市で、大都会の NY で行われるヴェンデッタだ。

私は、そこらのスポーツ用語の、× リベンジとか × アベンジ(ジャー) という言葉が大嫌いだ。逆襲とか、反撃とか、リターン・マッチとかも嫌いだ。くだらない。だいたい、パンとサーカスで、バカ野球やバカ・サッカーに。それから5万人が後楽園球場に集まって、ワイワイやる、音楽コンサートで、ヤラセのヒーロードラマに、自分の人生を入れ上げているような、バカたちは、 頭の悪い人間たちだ。デープステイトに飼い慣らされた、家畜人間たちだ。私は、ここまで、はっきりと書く。そろそろもっと真剣に、世の中のことを、考えろ。このど貧乏のバカとも。いつ、本気で怒り出すのだ。 私たち日本人の血の中に、脈々と流れている百姓一揆(ひゃくしょういっき)の伝統を、ハッと思い出せ。

19. そうだ、最後の最後に書く。 まだ、② の 財務長官(トレジャリーあるいはファイナンス セクレタリー)は決まらない。財界人(巨大企業経営者あるいは金融業界)の中から選ばれるだろう。トランプの大きな計画として、アメリカ政府の財政立て直し(立て直しは出来ない。あまりに巨額の負債、借金を抱えている)と、弱体化するドルの力を、どうするか。

ここでトランプは、大きな奇策に出るだろう。それは、敗戦国家で、ワイマール体制の無惨なドイツで1930年に 行われた、シャハト債券 Schacht bond (あるいは、Mefo Wechsel メフォ・ベクセルと言う )の手法を取るだろう。これまでの巨額の負債をそのままにして、凍結する。そして、それとは別個に新しい債券、国庫証券のようなものを発行して、それで大規模の財政出動で、それで貨幣(通貨、米ドル )に 信用を付ける。この やり方をするだろう。

アメリカ政府には、通貨政策(カレンシー・ポリシー currency policy )しか他に、実質、破産している帝国であるから、アメリカを再生させる道はない。即ち、大きなドル通貨 の 切り下げ(ラウンド・ダウン round down 、あるいは、ディーヴァルーエイション devaluation ) である。   おそらく ドルを現在の 10分の1 にするだろう。すなわち decimal point デシマル・ポイント の移動だ。 十進法(じゅうしんほう)で、 1が、0.1になる。   分かるかな、お前たち程度の頭で 。   副島隆彦拝

守谷 健二 投稿日:2024/11/14 13:44

【3163】柿本人麿とは何者か、2

 人麿の活躍した七世紀後半とはどんな時代だったのか。

 倭国の朝鮮半島出兵(661年八月~663年八月)は白村江の決戦(663年八月)で壊滅的敗北を喫した。丸二年に亘り三万もの大軍を海外に派兵して大敗北に終わったのである。

(旧唐書・劉仁軌伝より)

仁軌倭兵と白江の口で遇う、四度戦いこれに勝った。倭船四百艘を焼く。炎煙は天に漲り、海水は真っ赤に染まった。賊衆は大潰し、(百済王)余豊はどこかに行方不明になったが、百済国の宝剣を得ることが出来た。偽王子の余忠勝・忠志等士女及び倭衆耽羅の国使を率いて一時に投降した。百済諸城は皆帰順した。

 

 まるで赤壁の戦いを思わせる。白江の口に集結していた倭の水軍に、陸上には新羅の大軍が待ち構え、水上から唐の水軍が火攻めを掛けたのである。挟み撃ちであった。このような戦いが軽微な損害で終わるはずがない。壊滅的大敗北であった。二年の歳月を費やし、三万もの大軍をつぎ込んだ戦が大敗北に終わったのであった。

 これが本国の王朝に響かなかったはずがない。戦争に積極的な氏族だけではなかった。反対していた氏族もいたのである。この戦争は、百済を援ける為のものではない、百済と新羅は、倭(筑紫王朝)の属国であった。

(隋書・倭国伝より)

・・・阿蘇山あり。その石、故なくして火起り天に接する、人はこれを異となし、因って礼祭を行う。如意宝珠あり、その色青く、大きさ鶏卵の如く、夜は即ち光在り、いうこれを魚の眼精であると。

 新羅・百済、皆倭を以て大国にして珍物多しとなし、並びにこれを敬仰し、恒に通使往来する。

 

651年(白雉二年是歳)、属国であった新羅が、宗主国を倭国から唐王朝に代えた事件が在ったのだ。倭王朝は即座に新羅討伐の決断を下していた。

(日本書紀・孝徳天皇・白雉二年より)

是歳、新羅の貢調使、唐の国の服を着て筑紫に泊(とま)れり。朝廷恣(ほし)きままに俗移せることを悪(にく)みて、責めて追い返し給う。時に巨勢大臣、奏上して「今新羅を伐ちたまわずは、後に必ず悔いることになりましょう。・・・」

 実際に新羅討伐を断行したのは661年で、それから十年もかかっている。派兵に反対の氏族も居たし、何よりも大和王朝(日本国)の存在があった。大和王朝の協力なしには危険で海外派兵などできなかった。倭的王朝の朝鮮派兵は大きな危険を抱えていたのである。相手は中国統一王朝の唐であった。

 倭軍の壊滅は本国王朝に深刻な亀裂を齎していた。派兵に積極であった勢力は追い詰められていた。その勢力の中心に居たのが大海人皇子・後の天武天皇であった。三万もの兵が帰らぬ人と為っていた。国民の怒りは大きく、その矛先は派兵の中心であった大海人皇子たちに向かっていた、筑紫に居るのは危険であった。大海人皇子は大和王朝の中大兄皇子(天智天皇)に援けを求めたのである。

それが大海人皇子(天武天皇)が大和王朝(近江朝)に居た理由である。

この朝鮮出兵、その敗戦が日本古代の最大の事件である。その結果、それまで日本列島を代表していた倭国(筑紫王朝)は分裂し、大和王朝にその地位を譲ることになった。

667年(天智七年)の天智天皇の即位は、天智天皇が日本統一王者に即位したことを意味したのである。

(続く)

 

 

守谷 健二 投稿日:2024/11/11 09:10

【3162】柿本人麿とは何者か、1

守谷健二です、今回から何回になるか分からないが柿本人麿の事を書きます。

人麿は、改めて言うまでもなく日本最大の歌人です。しかしその素性・生涯は謎に包まれている。人々は言う、「伝記を持たない詩人」などと。

万葉集巻二223の題詞に

 「柿本朝臣人麿、石見国に在りて臨死(みまか)らむとする時、自ら傷(いた)みて作る歌一首」

とある事から、人麿は地方の下級官吏であった、などと言われている。その歌は

 

 鴨山の 岩根し枕(ま)ける われをかも 知らにと妹が 待ちつつあらむ

(訳)

鴨山の岩を枕にして横たわっている私を、わが妻はそうとも知らないで待ち続けているのでしょうか。

 

私が観たすべての注釈書は、人麿を宮廷歌人であったとか、地方の下級官吏であったなどと、中央官庁の重要人物とは見ていません。

しかし私は、人麿は持統朝(686~697)、文武朝(697~707)の中心に居た最重要人物であったと確信している。

人麿が謎に包まれているのは、自ら進んで韜晦(トウカイ・自ら地位、才能を隠す事)しているからだ。柿本人麿は、本名ではない、号(ペンネーム)である。

人麿の次の世代である山部赤人、大伴旅人、大伴坂上郎女などは、人麿の正体は知っていた、『万葉集』の最終的編者である大伴家持も人麿の正体を承知していた。万葉集の時代、人麿の素性は、秘密でも謎でもなんでもなかった、誰もが承知していた事である。それ故、誰もが問題にしなかったに過ぎない。

小生当年七十七歳に成った、目の衰えが激しい、長時間パソコンの前に居るのが苦痛になっている、急がずゆっくりと人麿論を進めてゆく所存である。ご寛容のほどを。

  (つづく)

 

 

副島隆彦 投稿日:2024/11/05 21:35

【3161】 米大統領選挙の投票が始まる前に、昨日(11月4日)の文に追加で書いた。。

副島隆彦です。 今日は、2024年11月5日(火)です。

現在午後6時ですが、この文章を、この重たい掲示板にアップロードする頃は、午後9時になっていると思う。 アメリカの大統領選挙の投票はまだ始まっていない。
私は、選挙の結果が出始めてからの、後(あと)出しじゃんけんをしたくないので、選挙の結果が出る前に、以下のことを、書いて残したいと強く思った。一昨日(3日)に書いた文では書き足りなかったことだ。
それを、今から書いてここに追加の形で載せておきたい。

なぜ、私、副島隆彦が、今度の大統領選挙も巨大な不正(遠隔操作による違法な大量の票の移し替え、捏造された獲得投票数。それと4千万票の郵便投票というふざけ切った制度。一体、それらの投票郵便は、いつ、それぞれの住民の選挙事務所に届くのだ。くずれ果てた、アメリカの郵便配達だぞ。まったくもってインチキにし放題だ。)が行われて、カマラ・ハリスが、当選となり、ドナルド・トランプは無理やり負けさせられる。

11月3日(おととい)にも、トランプは、最大の激戦州であるペンシルベニア州のさらにその伯仲、接戦の中心部とされる、エリー郡(カウンティ)に入って演説で「また今度も不正選挙が行われている。私たちの投票が、大量に盗まれている。They steal our votes . ゼイ・スティール・アウア・ボウツ 」と大声で批判して、聴衆、参加者に訴えてている。候補者自身が、このように繰り返し、繰り返し、不正選挙が行われている と絶叫しているのだ。

(貼り付けはじめ)

●「トランプ氏、最重要州で「不正」主張 「記者撃たれてもいい」暴言も―米大統領選」
時事通信 外信部  2024年11月04日11時46分


3日、米東部ペンシルベニア州リティッツで演説するトランプ前大統領(EPA時事) 3日、米東部ペンシルベニア州リティッツで演説するトランプ前大統領(EPA時事)

【リティッツ(米ペンシルベニア州)時事】米共和党のトランプ前大統領(78)は大統領選前最後の日曜日となった3日、激戦州の東部ペンシルベニア州リティッツで演説し、同州などで選挙に関する「不正」が民主党によって行われていると、具体的な根拠を示さず何度も言及した。敗戦に備え、選挙の公正性にあらかじめ疑念を植え付ける狙いがあるとみられる。

ペンシルベニアは人口に応じ各州に割り当てられる選挙人(計538人)の数が19人と七つの激戦州では最多で、両党が最重要州と位置付ける。リティッツのあるランカスター郡では、有権者登録の段階で、存在しない住所の記載など誤った情報による申請が約2500件見つかり、当局が捜査に乗り出した。こうした経緯から、支持者の間ではトランプ氏の主張が一定程度浸透している。

トランプ氏はまた、演説で自身の暗殺未遂事件に触れ「この場で私を仕留めるには、(正面にいる)フェイクニュース(記者団)を撃ち抜かなければならないだろう。私は気にしない」とも語った。暴力をあおるような発言に、陣営は「メディアに危害が加えられるという趣旨ではない」と火消しを急いだ。

(貼り付け終わり)

副島隆彦です。この事態を受けて、私たち日本人も、本気にならないといけないのだ。「最後まで、大接戦で、予断を許さない」と、噓(うそ)八百の、やらせの報道をしている。私、副島隆彦は、不愉快極まりないが、どうにも出来ない。

だから、言論の予言者 として、「それでも、こうなった以上、そのあとは、こうなる。それからこうなる」と、近(きん)未来予測を、次々と書いてゆくしかない。それ以外に、自分の任務、職責(しょくせき)、所掌(しょしょう)範囲は無い。

私は、日本のテレビ新聞、雑誌から相手にされていないので、ただひたすら、本に書いて出版して本屋に並べてもらって、それをひとりひとりの読者に買ってもらい読んでもらって、それで、自分の言論を築き上げて来た。たった一本の細い糸のようなものだ。だが、この一本の堅い糸は、それと比べて、100万人の人間が、テレビで見てパッと光って、そして消えて行く、そういう媒体(ばいたい)ではない。

堅い、鋼鉄製の一本の糸は、時間に耐えて、長く残って行く。私が書いた本たちの堆積、蓄積となって、「あの時、こういう事が起きていた」の証拠、証言となって、時代を越えて残ってゆく。浜辺の岩礁にように、いつまでもそこに有る。このことを目指して、私は、ずっと自分の本を書いて来た。

私は、ドナルド・トランプという、生来、ずば抜けて頭のいい男が、考えていることが、脳が繋がっているように分かる。 だから、以下のことが書ける。かついろいろの方角(観点)から考えて、どうしてもこうなる、とほとんど断言できる。

だから、今から書くことは、なぜトランプは、大統領に返り咲きたくないか、である。トランプのアメリカ国民からの今度の大統領選挙での支持率は、これまで私が書いてきた通り、74%ある。それに対して、カマラ・ハリス(デープステイト側)は26% である。即ち、4分割で「3 対 1」である。 だから、トランプは、真実の有効投票数は、1.5億票だ。カマラ・ハリスは、5千万票ぐらいだ。

それを、不正にひっくり返す、というのだから、大掛かりなコンスピラシー ( conspiracy 権力者たちによる共同謀議= 刑法学で言う共謀共同正犯(きょうぼうきょうどうせいはん)= )である。権力犯罪( パウア・クライム power crime )あるいは、国家犯罪(ステイト・クライム state crime )である。このことを
私は、今度の自分の新刊本 「トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社、10月末発売)に書いて、詳しく説明した。

トランプは、「そうか、分かったよ。お前たち(デープステイト Deep State このコトバをトランプ自身が使う) は、こんなにしてまで、デモクラシーの土台である選挙を大犯罪で打ち壊して、それで、自分たちの支配を続けたいのだな。まったくバカなやつらだ」と、考えている。

そして、トランプは、「そうか、それなら、私は、お前たちの不正、違法を、私は、道めないが、そこまでやる、というのなら、勝手にやれ」と言う。そして、違法な選挙結果の発表を受け入れないまま、トランプは、後ろに下がるだろう。その際、「アメリカ国民は、それぞれ、ひとりひとりの考えで動きなさい。自分の決断で、この不正と戦い続けなさい」と言い残すだろう。

1. なぜ、トランプは、大統領に復帰したくないか。それは、まず、トランプの当選が発表されると、その次の日に、NYの金融市場が、すべて、大暴落をするからだ。株式も債券も為替も先物(さきもの)市場も、他のそれに付属する多くの金融市場が大暴落する。NYの株式市場(NYSE )は、現在の4万2千ドルから、1万ドル、2万ドルと 暴落するだろう。

なぜならNYの金融市場はまさしくデープステイトの牙城で有り、本拠地だからだ。トランプは、その時起きる金融大恐慌の責任を、即座に追及されることになる。「トランプの所為で、アメリカの金融市場が崩壊を始めた。これは世界恐慌(ワールド・デプレッション)につながるだろう」と。トランプに向かって、激しい糾弾と憎しみの声が上がる。デープステイトの主要な一角である、メディア(主要なテレビ、新聞、ネット放送)から、「お前の所為(せい)だ」と、わーっとトランプに非難の嵐が起きる。

トランプは、大統領選挙に当選したばっかりで、一気に、守勢(しゅせい)に回される。「すべてお前の所為だ。アメリカ国を分裂(×分断ではない。分裂だ)させたのはお前だ」と。このようにして、トランプにとって、何も良いことはない。

それぐらいなら、うしろに退いた方がいい。だから、ここでは、「そうか、お前たちが、そんなに私のことを嫌(きら)って、私を正当に大統領と認めず、引きづり下ろす、というのなら、それでいいだろう」と、トランプは、 さっとうしろに退いて、矢面(やおもて)に立たないようにする。そうした方が、賢明で、賢い。トランプは頭がいいから、こういうことが分かる。 トランプの周りの側近(そっきん)の者たちでも、そこまでは考えない。自分たちの親分が考えていることを本当に分かる人間たちは分かっている。だがトランプと共にホワイトハウスに入って、高官になろうと思っている者たちは、宛てがはずれる。

2. トランプは、自分が返り咲けば、それは、大企業ではあるが、大借金(隠れ借金を含む)を背負った会社に復帰する 社長(CEO)のようなものだ。以前に社長をやっていたのだから、その会社の内情をすべて知っている。特に会社の売り上げと利益と運転資金と、それから負債(借入れ金、借金)の返済計画のことは死ぬほど知っている。 社長に復帰したら、すぐにその苦労が付いて回る。そしてすべて自分の責任になる。 社長に復帰したらその大借金のことがずしりと肩に掛かってくる。

それはアメリカ政府(連邦政府)でも同じことだ。アメリカ政府がどれぐらい長期の借入金と発行した米国債(国債=ナショナル・ボンド=とは、国家の借金証書そのものだ )の残高の凄さは、目を回すほどだ。それを、私、副島隆彦は、自分の金融・経済の本で、ずっと書いて来た。今、アメリカ政府が抱えている長期で積もり積もっている負債は、ざっと大きく言うと、1000兆ドル(15京円)だ。この金額の内訳(うちわけ)の説明はここではしない。

だからトランプは、自分が大統領に復帰しないで、この大借金が、自然に任せて、NYの金融市場で大爆発(ファイナンシャル・カタストロフィー)する、のを待っていた方がいい。 その方がずっといい。それは確実に、NY初の世界恐慌になる。「オレは、大統領になって、これを何とかしようと思ったが、不正選挙で、私を落選させて追放しようというのだから、仕方がないなあ。まあ、自業自得だ。勝手にやってくれ。オレは、もうその責任を引き受けないよ」と、言い放つだろう。

こうやってほったらかすのが、一番、いい。一番の切れ者がやることはこういうことだ。
デープステイトのバカたち(超=ちょう=財界人)の多くは、NYの金融ユダヤ人の博奕(ばくち)打ちが山ほどいるから、こいつらは、最後まで、博奕をやめない。最後には、自分の全財産を吹き飛ばすと分かっていても、危険な金融バクチをやめない。

ユダヤ人というのは、「そのロープが、自分の首を確実に絞めて殺すことになっている、そのロープを、喜んで売る。そういう連中だ」と昔から言われている。ユダヤ人(骨の髄=ずい=から、金儲けの精神を体現している人々。おカネに狂っている者たち)というのは、「自分の母親でも、おカネになるなら売る人々だ」と、中世、近代のヨーロッパで嫌われてきた人々だ。そういう連中だ。だから、長期の考えで、健全な金儲けを考えることが出来ない。自分の資金、資産が増えさえすればいいのだ。他に人たちのことは知ったことではない、という行動様式を持っている。

だから最後は、NYの金融市場が大爆発をするのだ。それにすべての責任を負わせることになる。世界中に垂れ流している ドル(信用貨幣の分を含む)と米国債が、大暴落をして、紙くずになる。そういう時がもうすぐ来る。
だから、トランプは、「オレがアメリカ政府の経済運営を再びやっても、どうせ、うまくはゆかない。アメリカは、もうすぐ国家破産する。それなら、始めからやらない方がいい」となる。

3. トランプは、ビジネスマン(商売人)だから、戦争の指揮は出来ない。戦争は、戦争をするための人間たちが存在する。どんなに自分の軍の兵士、軍人(下士官から上)が戦死しても、非常に徹して戦争を遂行する司令官たちがいなければいけない。その司令官のたちの最高司令官(シュープリーム・コマンダー。大統領がなる) には、自分は向かない、と分かっている。

それは、これからアメリカが内戦(シヴィル・ウォー 自国民どうしの戦争)になってゆく時に、自分の適職ではない、とトランプは分かっている。兵隊がたくさん死ぬ実戦になったときは、それを指揮する、その能力の有る人間たちが、やがて自然に国民の中から選ばれて出て来る。

4.  トランプの勢力が、今すぐ、戦争を始めることは出来ない。
トランプ勢力には、まだ、自前のヴァンガード vanguard 前衛(ぜんえい)が出来ていない。直接の統制の取れた軍隊(市民軍)として5万人ぐらいの突撃隊がいない。この前衛部隊が、トランプ派の各州の州兵(ナショナル・ガード the National Guard )と 志願兵の自主的に出来る民兵(ステイト・ミリシア State Militia アメリカ憲法に規定がある )との中から、これから徐々に出来て来るだろう。

5. トランプ勢力は、 Project 2025 「プロジェクト 2025」という、作戦指令書、戦略論文 を公表している。トランプが政権を取り戻したら、翌1月20日の、就任式(イノギュレイソン)の その日を、 Day One 「デイ・ワン」 最初の一日、として、この日に、大きな革命を実行する、と決めている。

それは、この日に、戒厳令(martial law マーシャル・ラー)を発動してでも、実行する政策の数々だ。 その筆頭に、まず、ヒラリー・クリントン以下、4千人の、デープステイト側の、主要な人間たち(大メディアの経営陣を含む)を一斉に逮捕して、公開裁判に掛ける。そのための、凶悪犯罪のかずかずの、証拠は、すでに、

トランプ政権の末期の2020年の末に、作成された、DNI(国家情報局)のジョン・ラドクリフ長官が、議会への報告書の形になっている、 30万件に及ぶ、宣誓供述書(せんせいきょうじゅつしょ)を含む証拠となっているものだ。これを根拠にしてヒラリーやジョージ・ソロス、ニコラス・クラウスらを逮捕する。
この「プロジェクト2025 」のことは、私の今度の新刊本の後半に、それを作成した主要な、トランプ側近の 人物たち20人ぐらいを、顔写真付きで載せたので、読んで下さい。

「トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社、10月末発売)から

上掲の P221


上掲の P233

ところが、この激しい政策を、トランプは本当に実行できるか。おそらく出来ない。
この「プロジェクト2025」の記述が、民主党のデープステイト側の議員たちの怒りを買った。「これでは俺たちも逮捕、投獄される」と騒ぎ出した。それが原因となって、「トランプを殺せ。あいつを消せ。あいつさえ消滅させれば、あとは、どうにかなる。各個撃破で、残りの連中を粉砕できる」とデープステイト側は考えた。

それで、7月13日に、トランプをFBIとDHS(国土=こくど=安全保障省。シークレットサーヴィスはその一部)全力をあげてトランプ殺害計画を実行した。そして見事(みごと)に失敗した。トランプが正式に指名を受諾する共和党大会(7月15日から)の2日前であった。

だからトランプ勢力は、この「プロジェクト2025」を 、これから生まれる
新しい共和国のブループリント(青写真)として、新(しん)国家建設のロウド・マップとして活用するだろう。 プロジェクト2025に従えば、現在の、腐敗した、無能な、ワシントンの官僚(上級の公務員たち)4万人を始めとして、300万人ぐらいを、解雇して処分することになる。 官僚制の肥大化が、世界帝国のアメリカでは、日本などの100倍ぐらいスゴイことになっているのだ。

それを根本から、切り倒して、デープステイト側の官僚たちを一掃しようとしている。ところが、そんなことが果てして実行できるのか。そんな荒療治(あらりょうじ)を断行できるか。おそらく出来ない。既得権(きとくけん。ベステッド・インタレスト)を持ち、長年、国家の特権階級(神官職だ)として、国家の寄生虫(パラサイト)としてワシントンの官庁に骨がらみで巻き付いて来た、官僚たちからのもの凄く激しい抵抗に遭うに決まっている。

彼らとの戦争を遂行することは大変なことだ。だから、トランプ派は、7月5日に、「私は、その報告書 (プロジェクト2025のこと)を読んでいない。私は知らない」と惚(とぼ)けた。自分の側近である理論家たちから距離を置いた。

だから「プロジェクト2025」は、国家分裂した後のアメリカの、中央国(テキサス州を中心にしてまとまる30州ぐらい)で、新しく、貧乏な国として、1から始める新国家の指針、大方針となってゆけばいいのだ。 いろいろな現在の省庁を、ほとんど解体して、廃止にする、と書いてある。私の本を読んで下さい。

そんな大改革を、今のワシントンの官庁に対して、大ナタを振るって断行することは出来ない。それなら、それを諦(あきら)めて、新国家の方で、ゼロから作ればいい、となる。 政府の機能を、最小限にする。様々な産業、業界への規制を極力、廃止にする。公務員の数を、今の10分の1ぐらいにまで減らす。各種の福祉の予算までも大幅に減らす。 国家予算も今の10分の1でいい。中央銀行(FRB)も廃止である。

そして、アメリカのポピュリズム(民衆=みんしゅう=主義)の激しい闘いの中で、強く主張されてきた、「中央銀行は、結局、私たち国民に大きな借金を作って、私たちを国家借金の奴隷にする。そして私たち国民をNYの金融業者たちの奴隷にしてします。だから中央銀行(セントラル・バンク)は要らない。廃止せよ」となる。 そして、多くのポピュリスト運動の優れた指導者たちが主唱(しゅしょう)、唱導しょうどう)してきた、金貨と銀貨のふたつの金属から出来る通貨体制(バイメタリズム( bi-metallism  金と銀の複本位制)を何とか実現しようとする。

だから、これからのアメリカ中央国 は、金貨(ゴールド・コイン)は、高価なので、銀貨(シルバー・コイン)が日常で使われる国になるだろう。だから銀貨がこれから重要になって来るだろう。だから日本人は、これから自分の資産の一部するためにたくさん銀貨を買うべきだ。

このようにして、プロジェクト2025 ‘ Mandate for Leadership ‘ 「マンデイト・フォー・リーダーシップ」 は、今の腐り果てた、悪の巣窟と化した、ワシントン政府を解体(デコンストラクション)して再構築することは出来ないが、それとは、別個に建設される新国家の 建設の為の strategic road map 「ストラテジック・ロウド・マップ」 戦略的な作戦指令書(工程表)、「 ポリシー・アジェンダ 」policy agenda 政策の道標(道しるべ)にはなれる。

78歳のトランプには、もう新国家に建設の指導者は無理だ。たまやるべきではない。だからトランプは、自分の殺害の失敗があったあと、2日後に、まだ40歳の若い、JD Vance ヴァンス (オハイオ州の上院議員に2022年になった)を選んだ。JD ヴァンスは、お母さんが 薬物依存症(麻薬中毒症)で、幼年の頃からずっと苦労しているから、どんな逆強にも耐えられるだろう、とトランプが、選んだと考えるべきだ。

ただしJDヴァンスが、トランプが引退(リタイア)したあとの新国家の建設と ワシントンのデープステイトの魔窟(まくつ)のような東部国(とうぶこく) との戦いを、十分に指導できるかは分からない。運命と自前の能力が人を育てる、としか言いようがない。

7.  ここで1番、大事なことは、新国家(アメリカ中央国)は、ワシントンの今のままの連邦政府が抱えている大借金(長期の負債)を引き受けなくて済む、ということだ。「そうは問屋がおろすものか」とワシントン政府(デープステイト側)が、追いかけて来て、それで、このおカネ(借金)の問題で、大喧嘩になるだろう。

それは連邦議会(コングレス)の中の、主に、下院(ハウス)の議員たちの間で、激しい論争を通り越して、議場での殴り合い、つかみ合いのような大喧嘩にならざるを得ない。 私はそのように予言する。そしてそのあと、正式に国家分裂が起きる。

それぞれの州の議員たちが、どちら側に付くかで、いがみ合い、罵(ののし)り合いの果てに、互いに縁を切って行く。 連邦政府がこれまでの50年間ぐらいで抱え込んでしまっている財政赤字(ファイナンシャル・デット)が積み上がって、根雪(ねゆき)のように累積している赤字から、新国家が逃げられれば、こんなに素晴らしいことは無い。

企業経営者(会社の社長)たちが死ぬほど苦労しているのは、会社が抱えている負債のことだ。これを抜きで、無借金から新事業を立ち上げることが出来るなら、こんなに嬉しいことはない。トランプは、ビジネスマン(都市型のデベロッパーで、借金を積み上げながら、次々に世界中にトランプタワーを建てて不動産王になった)だから、この事を腹の底から知っている。

そして、だから、金融市場の 大暴落がニューヨークで起きて、それで、ドルと米国債(TB ティービー。米財務省証券)が、紙切れになればいいのだ。その時、新国家は、実物経済(タンジブル・エコノミー)のちからで、テキサスを中心に持っている鉱物資源とエネルギー(石油と天然ガス)と、農業生産と、新国家に移り住んで来たシリコンバレーからの、GAFAMS( ガーファMS、アグニフィセント7)以外の ハイテクのエンジニアたちの力で、着々と食べて行ければいい。

イーロン・マスクやピーター・ティールのような天才企業家たちで、デープステイト側に付かなかった2割ぐらいの者たちが、テキサス他に、工場ごと移って来るだろう。 過去に抱えた借金の心配をしなしで新国家を建設できるなら、有能な事業家(経営者)たちにとって、こんなに楽なことは無い。

8.  自分の大統領選から降りて、8月23日にトランプに合流した、ロバート・ケネディJRは、4月19日の自分の大統領選の出馬の選挙公約(プラットフォームplatform )で、「世界中に置いている800か所の在外米軍基地を、ただちに閉鎖して、すべて米国の領土内に帰還させる」と言った。

この米軍の外国駐留からの全面撤退(ぜんめんてったい total withdraw トータル・ウイズドロー)は、驚くべきことだが、日本人には、何のことだか咄嗟(とっさ)には理解できない。そしてトランプも、副大統領候補のヴァンスも、同じく、海外駐留米軍の全面撤退の立場なのだ。

トランプが、盛んに、大統領時代にも、ヨーロッパに行って、NATOの会議で、
「もう、アメリカは、世界の警察官(ワールド・ポリスマン、グローバル・コップglobal cop )をやめる。カネがかかって仕方がない。ヨーロッパは自分たちで、自分たちの安全保障を考えよ」と、散々言った。だから、トランプが受かった、トランプは、本当に、「アメリカはNATOから脱退する」と宣言する。そうしたら、その瞬間に、NATOは、崩壊、消滅する。米軍無しのNATOなど考えようがない。

NATO の敵対相手だった、ワルシャワ条約機構(旧ソビエトを中心とする東ヨーロッパの集団安全保障の条約体制)は、1991年(もう33年前だ)にソビエトが滅んだ時に、携帯消滅している。よくもまあ、NATOだけが、勝者の権利で、残り続けたものだ。

それが今は風前の灯火になっている。 米軍の全面撤退は、日本からは、上記の米軍の海外駐留の 800基地のうちの50か所ぐらいが、日本に有るから、それらが全部、アメリカの領土である、グアムとハワイまで撤退する、ということだ。だが、グアムとハワイにも、それを受け入れるだけの余地と余力の施設が有るのか。おそらく無い。

撤退して帰還する米軍は、兵士それぞれが志願した時の、50州の自分の出身地の連隊(れんたい regiment レジメント)に戻って、そこで除隊(じょたい。兵役終了 discharge ディスチャージ)する。外国の駐留軍から戻って、一般国民に戻った100万人のアメリカ人たちは、どうするのか。そのまま年金暮らしに入れればいい。軍隊をやめて帰って来ても、職が無い。なかなか見つからない。失業者になる。この苦労が起きる。

これをトランプ勢力はどうするか。たった100万人ぐらいだから、社会が吸収できるとも考えられるのだが。
だから海外駐留米軍の全撤退、帰還 というのも、そう簡単に出来ることではない。

これは大きな歴史の流れで考えることだ。これは、人類史(世界史、ワールド・ヒストリー)で、100年周期で起きる現象だ。アメリカ帝国の世界覇権(せかいはけん。ワールド・ヘジェモニー)が終わりつつあるからこそ、この米軍の全面撤退の問題も起きている。たとえトランプやケネディが、言っているだけで、「そんなことは出来るわけがない」と日本の反共保守(統一教会系は、反共右翼)たちは言うだろう。

だから、トランプが当選すると、本当に日本の反共右翼たちは困ったことになるのだ。自分たちが、根本的に拠(よ)って頼ってきた、「米軍と共に、中国、ロシア、朝鮮人と戦う」と考えて来た、その基礎、土台、そのものが無くなる(ルージング・グラウンド losing ground )のだ。 自分たちが、敗戦後80年間、ずっと強固な信念にしてきた、「米軍と共に 悪魔の共産主義者と戦う」の信念、確信の、その条件そのものが消えて無くなるのである。
トランプとケネディだけの問題ではない。アメリカの軍人たち自身が、「もう自分の国に帰りたい。

外国になんかいたくない」と言い出しているのだ。これは、立川(世界基準では横田=ヨコタ=という)や沖縄の嘉手納(かでな)の空軍(エアフォース)基地の米兵たちが、ぼそぼそと、そのように言っている。 「日本にいて、それなりにいい暮らしが出来たが、もう、飽きたよ。そろそろ終わりにしよう」と思っている。それは横須賀や佐世保の米海軍(ネイビー)の軍人たちでも同じだ。

だから、もうアメリカは、国民全体が外国駐留からの撤退モードにはいっている。だから、その時、日本の反共右翼たちは、どうするのだ、と、自問しなければ済まない。 だが、この恐怖の疑問を声(論文)にして発表している学者、知識人はまだ一人もいない。とても考えられないのだ。「そんなことは有り得ない」という反応だ。

脳足(のうた)りんの、愛国(国防)婦人会の 櫻井よしこや高市早苗たちでも、この疑問が脳に突き刺さって、自分に向かって言い出したら、本当に困惑の極みに至るだろう。だが、そういう疑問自体が、日本にはそもそも存在しいないのだ、ということで、今は平気な顔をしている。 さあ、それがいつまで保(も)つかだ。

だから、私、副島隆彦が分類している、日本の 保守勢力の中の、②の穏やかでない保守勢力(反共右翼)たちは、自分たちが、①の石破茂たちが代表する、穏やかな保守(温厚な保守)とは違って、長年、無自覚なアメリカの手先の 駒(こま)であったことに気づかざるを得ない。 ①の穏やかな保守は、「アメリカが帰るというのなら、どうそそうしてください。

あとのことは、自分たちで、出来るだけのことをします。外国がいちいち心配してくれなくて結構です。米軍が帰ったあとの基地は、沖縄を筆頭に、全国で、そっくり、そのまま 自衛隊が引き受けて、自分たちで使います。そのために、これまで、アメリカ軍の横暴な要求にしたがって、防衛施設庁が、懸命に、アメリカさまの言われるままに、貢いできたのですから」ということだ。

石破茂首相は、自民党の防衛族の長いキャリアで、防衛、安全保障通(つう)として、そこまで考えている。だから、「日米地位協定の見直し」なのだ。

だが、米軍が、世界800か所(基地)から、一斉に撤退する、など、とてもではないが、すぐにできることではない。だが、アメリカが内戦(シヴィル・ウォー)になれば、 本当に分からない。米軍は、外国の事なんか、ほったらしにして、自国に帰ってゆくだろう。

それは、古代のローマ帝国の 外国駐留軍が、ローマの国内の争いがはげしくなった 紀元200年代、300年代に、どんどん、ロンディウム(今のロンドン)や、ウインドボゲナ(今のウィーン)などから、どんどん撤退を初めて、ローマに戻って行ったことと似ている。この感じ(イメッジ)だ。

9.トランプは、公約で、「1100万人の不法移民を捕まえて(もう違法のママ野放しにしない)一気に、大量に、出身地の国に、国外追放、強制送還(デポート deport )する」と言っている。 果たして、この政策を実行できるかも怪しい。すでに2千万人の不法移民(イリーガル・マイグラント illegal migrants )が、アメリカ国内にいる。 それ以外にこの20年で、正式に居住を認めらた移民たちが、4000万人いる。アメリカは国土が大きいから、ボロになった家が大量にあるから、あと2千万人ぐらいは受け入れられるのだろう。だが、もうそれが限度だ。今が、アメリカ白人の国で、南米諸国の人間たちたちを抱えるのが限度だ。

10. トランプは、対(たい)中国を意識して、高い関税(ハイ・タリフ high tariff )を中国製の輸入品に書けることで、それを、新国家の所得税の穴埋めにできないかと、考えている。どうやら、高関税を 外国からの輸入品のすべてに、50%を掛けたら、それで、新国家の所得税の 50%を賄(まかな)えそうなのだ。

高関税は、世界の自由貿易体制(フリー・トレイディズム free tradism ) の「関税の全面撤廃(ゼロ%)」の流れに、大きく反している動きだ。だが、今からのアメリカは、そういうことを言っている余裕が無いのだ。アメリカは世界帝国をやめて、貧乏な国に戻って、やり直すしかない、と分かっている。だから、世界に向かって、「アメリカは、これから貧乏国と同じように、高関税を認めてもらうことで、それを国家の収入源にして、国家運営をしてゆきます」という流れになる。

そうすれば、ドルがいドル=10円とかになって、それで、アメリカ国内の産物、製品を外国に輸出できるようになる。  アメリカの農産物こ鉱物資源の輸出で収入を確保する。中国からの安い製品がないと、消費者物価上が上がって、アメリカの消費者が困る、という問題はあるが、それは、中国とよく話して、低関税にとどめるとかするだろう。

トランプ勢力の新国家は、所得税を、15% と 20%の 一律課税にする。この制度は、ロシアで現に採用されている。日本では、このことをなかなか教えないようにしている。新聞記者たちも書かない。
きっちりと 貧困者層からは15%で、中産層と、どんなに裕福な層も、すべて所得税は、20%とする。それだけだ。

これは、現在の累進課税(るいしんかぜい。金持ちになるほど高い税金になる)をやめるということだ。 金持ち層が、自主的に、富を社会還元する(美術、芸術作品への投資とかを促進する)という方向に向かう。  今もアメリカで頻繁(ひんぱん)に起きている、金持ち層の家に、IRS(アイ・アール・エス 米国歳入=さいにゅう=庁、日本の国税庁 )の 査察官(税務署員)が、突然、強制的に押し入って、金持ちたちを縛り上げて、辱(はずかし)めを与えて、税金をふんだくる、ということをやめさせる。こういうことも「プロジェクト2025」(英文で900ページある)に書いている。

もう、これぐらいにします。 11月3日に書いた文に、これだけのことは、どうしても追加で、書いておきたかったので、走り書きで書いた。どうしても大統領選挙の結果が出る前に、書いておきたかったからだ。私、副島隆彦は、選挙の前に、予(あらかじ)め、こういうことを考えていた、と、後々(あとあと)になっての証拠として残したかったからだ。      副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/11/04 15:41

【3160】米大統領選挙まであと1日。しかし決着はズルズルと延びるだろう。アメリカ動乱へ

副島隆彦です。今日は、2024年11月4日(月)です。

アメリカ大統領選挙 まであと1日だ。NY(東部)の時間では、私のこれまでの経験では、結果の発表は、11月6日(水)の 午前2時ごろ結果が判明するはずだ。日本時間では、同日の午後4時ごろだ。
ところが、今回は、デープステイト(アメリカを裏から支配する大富豪の連合体)は、「郵便投票4000万票」というという巨大なインチキの制度と、「ドミニオン」と言う、遠隔操作で行う違法集計ソフトというを使って、投票数を捏造するコンピュータの選挙マシーンを使って、何が何でもカマラ・ハリス を勝たせようとする。

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副島隆彦です。 カリフォルニア州が東部と 時差が2時間あるので、開票作業はそのあとから始まるという建前になっている。ところが、どうも、選挙結果の発表は、さらに数日後にズルズルと延びる可能性が高い。前述した期日前投票の一種である郵便投票( mail-in voting メイル・イン・ヴォウティング )の4千万票の集計が、間に合わない、という不可思議な理由付けがなされているからだ。そのことを書いた記事をあとに載せる。

アメリカは、これから国内が分裂して動乱の時代に向かう。このアメリカ動乱というコトバは、私、副島隆彦が使い始めたものだ。それを、今は、雑誌や テレビ番組(NHKも)も 特集、特番(とくばん)の看板用語として使い始めた。

日本の新聞 では、以下のように書かれている。
「両者の 支持率は、共和党候補・トランプ前大統領と、民主党候補・ハリス副大統領の戦いはまれに見る大接戦。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した10月11〜31日の各種世論調査の平均で、トランプ氏の支持率は48.4%。ハリス氏の48.1%を、僅か0.3ポイント上回る大接戦である。 (日経新聞 他各紙も  11月3日)

とある。ところが、最終盤の4日になると、カマラ・ハリスが、圧倒的に強い、とアメリカの各紙と主要テレビ局が言い出した。

私の 予想(予言)は、上掲の私の最新刊(数日前の 10月31日発売)に書いた通り、 今回も4年前の2020年11月に引き続き、巨大な不正選挙 ( rigged election リグド・エレクション)が行われて、トランプが打ち負かされ、カマラ・ハリスが、僅差(きんさ)で勝利と出るだろう。

7つの激戦州の 最大のデッド・ヒートを演じている ペンシルバニア州(19票)と ウイスコンシン州(10票)で、カマラ・ハリスが過半数の 270票の エレクター(州の代表の選挙人たち)を総どりして勝利宣言する、だろう。

すべては不正選挙による結果だ。だから、そのあと、激高したトランプ支持勢力が、各州で、抗議行動を始める。 それがアメリカ合衆国の内部分裂、アメリカ帝国の崩壊 the collapse of American Empire へとつながる。そのゴタゴタがこれから先、ずっと続く。

(転載貼り付け始め)

「 ハリス氏も郵便で  …  期日前投票、7000万人超える 」
11/4(月) 9:54  韓国の中央日報 紙(米CIAの影響下の新聞)

米国民主党大統領候補のカマラ・ハリス副大統領は、11・5大統領選挙を2日後に控えた3日(現地時間)、郵便を通じて期日前投票を終えた。 ハリス氏はこの日、激戦州のミシガン州デトロイトのある黒人教会で礼拝および演説を終えた後、取材陣と会って「実はたった今、郵便投票用紙を作成した。だから私は投票を完了した」と述べた。
返送の可能性を尋られると、「私の投票用紙は(私の住所地である)カリフォルニアに向かっているところで、そこに到着するだろうとシステムを信じている」と答えた。

◇期日前投票7000万人超える…開封確認に追加で時間がかかる見通し
今年の米国大統領選挙は終盤まで両党候補が超薄氷対決の様相を見せている。そのうえ期日前投票者が多いため、「勝利宣言」が出てくるまで数日かかるという見方が出ている。 フロリダ大学選挙研究所(Election Lab)が集計した2024年米大統領選挙期日前投票現況によると、11月1日夜、基準で米国全体の期日前投票者は7005万人で、7000万人を超えた。 3746万人が期日前投票所で対面で期日前投票を行い、3259万人が郵便投票(以下、投票所到着分 基準)をした。

まだ投票場に到着していない郵便投票がある点を考慮すると、期日前投票統計値はさらに増える。 選挙が終盤まで大接戦の様相を見せていて、郵便投票も多いため、今年の大統領選挙は選挙後数日経過しないと勝者が決まらないとも言われている。 多くの州では、選挙当日の夕方や翌日未明に選挙結果の輪郭がはっきりする。だが激戦州や郵便投票処理が遅い州では誰が選挙人団を取るかは数日経過して分かる。

これに伴い「 他の州よりも郵便投票開票が遅く始まり、開票と集計をすべて終わらせるのに最長13日かかる場合もある」とAP通信やワシントン・ポスト(WP)が、先月31日に報じた。期日前投票参加者の比率は、民主党支持有権者が共和党支持者よりも高いことが予想されている。

ABCニュースや世論調査機関イプソス(Ipsos)が 先月27日に公開した世論調査で、ハリス氏は事前投票をしたと明らかにした有権者の間で62%の支持を受けた。トランプ氏の支持率は33%だった。 ニューヨーク・タイムズ(NYT)とシエナ大学が先月25日に公開した世論調査でも、事前投票をした有権者の中でハリス氏を支持するという回答は59%だった。これに対してトランプ氏を支持するという回答は40%だった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このニューズ記事が、私が読んで判断したうちで、一番、真実を書いている。こいつらは、やっぱり、また巨大な不正選挙をやる気だ。郵便投票という誰も見ていないところで、誰が書いたのかも分からない投票数が、4千万票も有る、というこの奇妙極まりない、手法を、今回も使った。それと、ドミニオンDominion( カナダ国が英国王の植民地であることを言い現わしたコトバ) という違法選挙マシーンを今回も使う。

激戦州(バトルフィールド・ステイト)のひとつのウイスコンシン州(大都市ミルウオーキーがある) で、「ドミニオンが使われ始めた」と大騒ぎになっている。
( ここに激戦州の7州の地図  を 貼る )

激戦州のひとつ 南部のアリゾナ州州のマリコバ郡(カウンティ。州都フェニックスを含む)で、すでに移民による暴動(略奪行為)が起きて、トランプ派との衝突が始まったようだ。 最後は、どうも、東部激戦州の天王山、ペンシルベニア州(製鉄の都ピッツバーグが有る。州都はハリスバーグ)で何かが起きるだろう。

副島隆彦から。 ここから、割り込みで、日本政治のことを書く。10月27日(日)に行われた日本の総選挙の結果についてだが、おそらく、比例代表制の 総得票数で、200万票単位の、選挙マシーンの「ムサシ」を使った 不正選挙が行われた。私はようやくこのことを確信した。

自民党から、比例代表制の総得票数で200万票が、く国民民主党に流れた(不正に移された。 flip フリップあるいは switchスウイッチされた )。 そのために、自民党が210議席取るはずだったのに、191議席に沈んだ。この減った20議席分は、比例代表制による 当選者たちの「匙加減(さじかげん)」の配分によって行われる。これで予想を外した石破茂政権は、少数与党という苦難を背負うことになった。10月28日(月)の新聞記事は、次のようになっている。

(転載貼り付け始め)

「 今回の比例代表の得票数は、自民党が前回よりも533万票少ない1458万票。公明党も前回よりも115万票少ない596万票に減らした。国民民主党は前回の259万票から358万票を増やして617万票。得票数はざっと2.4倍に増えた(7議席から28議席へ)。
その理由は、自民に失望した層が国民民主に走ったということと、万博に関わるゴタゴタで維新の会に幻滅した層が流れた。
今回の国民民主党の得票数617万票は、維新が得票した511万票を100万票以上上回る。 それに較べて、(兄弟政党のように言われる) 立憲民主党の得票数は、前回の1149万票からわずか7万票しか増やしていない1156万票だ。自民党が嫌(いや)だから立憲民主党を選んだという人よりも、国民民主党に流れた人が多かった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 私の事前の予想は、自民党は、統一教会系(旧安倍派)の40人ぐらいを落とすが、220議席を取るはずだった。それが実際には191議席しかなかった。公明党(創価学会)が、24議席に減らした。それで、合計215議席しか与党で取れなくて、過半数(233議席)を割った。それは、富士ソフトという会社に依る。
この会社は、目下、6000億円で、ベイン・キャピタルとKKRという名うての米ファンドどうしの買収合戦が新聞記事になっている。 この富士ソフトが開発した、アメリカから30年前に持ち込まれた、「アリストス・システム」という不正選挙マシーンを改良したものである 「ムサシ」が今回の総選挙でも使われた。

私が、ピンと来て気づいた範囲でも、香川(県)1区の平井卓也(初代デジタル大臣)が、選挙速報の時には、「落選確実。非礼復活もなし」と報じられたのに、翌朝には、51万7千票をとって比例で復活、となった。立憲民主党の小川純也(ブタ野郎の野田佳彦系ではない)は、82万票も取ったから、惜敗率(せきはいりつ)で平井が復活ということは無い。

平井卓也は、現在、日本政府の中央官庁と 地方自治体の間の通信回線をどう作るかで、アマゾンのシステムを、そのまま導入することで動いている。それに対して日本の通信官僚たちが激しく抵抗している。アメリカに日本政府の通信内容がアマゾンによって流れる(筒抜けになる)からだ。この「ガヴァーンメント・クラウド」(略称、ガバクラ)を巡る激しい日米間の闘いで、アメリカの手先である平井がいなくなると、アメリカ(アマゾン)は大変困る。それで、平井を比例で復活当選させたのだ。

この香川県という四国の小さな県から、今の時の人の、国民民主党の代表の玉木雄一郎が出ている。お坊ちゃん顔で、見るからに何も悪いことをしそうにない、大蔵官僚ででもある、玉木が、主婦層と若者に受けているそうだ。

(転載貼り付け始め)

「 国民民主党・玉木代表にアメリカ側が会談要請…7日にエマニュエル駐日大使と会談の方向で調整 」
2024年11月3日 FNN(フジテレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/95c53d856c829496eacd183e4cb6facb5a28475d

先週行われた衆議院選挙で躍進した国民民主党の玉木代表に対し、アメリカ側が会談を呼びかけ、11月7日にエマニュエル駐日大使と大使館で会談する方向で調整していることが、日米関係筋への取材で分かった。両氏が正式に会談するのは初めて。
会談では、今後の政治情勢について意見交換する他、日米関係の重要性を確認するものとみられる。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。今度の 選挙結果で石破茂首相と森山裕(もりやまひろし)幹事長が苦しい立場に追い込まれた。それでも、少数与党として、11日の国会での首班(首相)指名を乗り切って、何とか政権を維持してゆく。私たちは、石破頑張れ、国民は貧乏のままだが、何とか日本国を守ってくれ、と声援を送る。

それでは、このあとは、私が、この1か月に、ここの重たい掲示板に書いた文章の中から、やっぱりこれが重要だ、と、私が、判断する部分を以下に、再度載せる。

重たい掲示板 「  」番 副島隆彦 2024年10月7日記。

・・・アメリカの政治については、私、副島隆彦が近刊(きんかん)で、今月末に出す、「 トランプ派の徹底抗戦(てっていこうせん)で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社、10月31日刊) の 表紙をここに再度、貼る。
11月5日の米大統領選挙で、ドナルド・トランプは、無理やり負けさせられる。

カマラ・ハリスの勝ちだ、と、私、副島隆彦が厳しく予言した。デープステイト側は、またしても大掛かりな、6000万票の 巨大な不正選挙(rigged election リグド・エレクション、 They Steal Our Votes . 「あいつらは 私たちの票を盗む」)をやって、 真実は、トランプが1.5億票を取って(カマラはたったの5000万票)、トランプが圧倒的に勝利なのに、それを巨大な不正でひっくり返して、その勝利を奪う。

私のこの予言が、日本国内の言論や、テレビ、ニューズ報道に影響を与えて、あいつらは、このあと、一切の評論をしなくなった。10月5日の、ペン州バトラー(7月13日に、トランプ狙撃、殺害計画とその大失敗があった場所)での、再度の、トランプ集会にイーロン・マスクが支援登場した、ニューズ映像を昨日、流すだけだ。

「両者の支持率は、ハリス氏が48.2% 、トランプ氏が、46・3%で、拮抗しており、大接戦となっいる。最後まで予断を許さない・・・わく、わく」だと。この馬鹿ども目が。これで、いつもいつもこういう風に民衆ダマしをやってきた。「パン(福祉)とサーカス(見せ物、娯楽 )」で、バカ大衆を騙して、いいように操(あやつ)って来た。 いい加減にしろよ。

だから、私の今度の新刊本の帯(おび)に書いた 「それでも、各州の善人の白人たちは、怒りながら、着々と新(しん)国家を作ってゆく」 のとおりだ。 そのために、次の4年間が、ずるずると経(た)ってゆくだろう。だから、冒頭に書いた、映画「シビル・ウォー」のアメリカ国内の内乱(ないらん)を描いた映画のようなことが、実際に起きるのは、まあ、4年先だろう。

デープステイト側が、怒れるアメリカ国民、大衆に、追い詰められて、正義のアメリカ軍人たち (その中心は、JAG ジャグ。 Judge Advocate Generals ジャッジ・アドヴォケット・ジェネラルズ。 軍事法廷裁判官の将軍たち。彼らが、QAnon キューアノンの正体である。トランプに、2014年に、2016年の大統領選挙に出てくれ、権力者たちの腐敗があまりにひどい、と要請したのは、この JAGの 公正な高級軍人たちだ。その代表は、チャールズ・ピート Charles Pete 陸軍中将だ。この話はそのうち書く) の指導のもとで、冒頭の映画のようなことに繋がって行く。

ここでは、私たち日本人は、アメリカの国家分裂( バカ、✖分断ではない、〇分裂だ )が、中西部と南部の州(ステイト、state、国 )たちが、今の、アメリカ合衆国(ザ・ユナイテッド・ステイト・オブ・アメリカ)という連邦国家(フェデレイション)から、次々に、離脱( secede セシード)して、連邦離脱 (secession セセション)の宣言をすることで起きる、ということを理解しなければいけない。

このセセション と言うコトバを何とか覚えなさい。 離脱する州の人々は、従って、secessionist セセショニスト、分離独立主義者 たちと 呼ばれる。冒頭の映画のプレヴューの動画の画面で、「19の州がセセションを宣言した」と出て来る。

そして、ここからが、今日の重大ニューズだ。
トランプは、2回目の暗殺未遂があった(9月15日)の2日後の、9月17日に、自分の SNS である、truth social トルース・ソウシアル に、投稿の書き込みをした。それは、「カマラ・ハリスから、私に電話があった。カマラ、ありがとう」という素っ気ないものだった。話の内容は書かれていない。

今、アメリカの知識人たちの間で、大きな噂となって広がっているのは、「どうも、カマラは、トランプに、私が、大統領になっても、あなたを、逮捕投獄したり、殺したりしません」と言ったようだ。 だから、トランプが、SNSで、 “ It ’ s gracious of Kmara ・・・”  「カマラ、ありがとう」と書いたのだ。

大統領選の後にも、カマラが、「私は、大統領として、人殺しをしたくないから」と言ったその背後に、その保証人としてルパート・マードックがいて、カマラに大きなカネ(資金)を与えている。旧友であったマードックに対して、トランプは、これまでに何度も、怒りの電話を掛けたりしている。 「なんで、お前は、私の邪魔ばっかりするのだ」と。

テレビの Fox チャンネルのオウナーである、マードックは、 media mogul メディア・モウガル 「メディア王」と呼ばれているように、アメリカの、どころか世界の放映権の配分権を握っている。野球やワールド・サッサーもだ。だから、なぜ、真夏の暑ぐるしい8月に、選手たちが死にそうになりながら、あのバカみたいなオリンピックをするのか。涼しくるなる10月にすればいいじゃないか、と皆、思う。だが、あそこしか放映権が安い時期が無いからだ。 どうも今のデープステイトの、世界の頂点の、悪魔崇拝の 秘密の儀式 Satanic ritual の主宰者、首領は、ルパート・マードックらしい。

だから、トランプは、カマラからの電話で、「分かったよ。お前たちが、また、やりたい放題で、インチキ選挙をやって、私を負けさせる、というのなら。そうしろ。

私は、その時はもう引退する(78歳だ)。 ただし、私は、アメリカ国民、民衆には、戦い続けなさい、と言う。 私は、 これまでに政治家として、何も、悪い事、間違ったことをして来なかった。 I have ‘t done anything wrong .  アイ・ハヴントダン・エニスイング・ロング 」 と、はっきりと言い切れる立派な国民指導者だ。
だから、トランプへのアメリカ国民の尊敬は続く。
だからたとえトランプが引退(リタイアretire )しても、トランプ勢力は、このあとも残って、ずっと、大きな不正 と闘い、戦い続ける。だから、私、副島隆彦は、自分が今度出す本の表紙を、 「トランプ勢力は・・・」としたのだ。

極悪人の超(ちょう)財界人の集団であるデープステイト(その表面がカマラ・ハリス大統領というバカ女) が、問題を、どんどん先延ばしにして、自分たちで大きな不正を続けて、醜い居直りを続けて、 clinch クリンチ をし続けるのなら、それでいいだろう。私、副島隆彦も、日本の持ち場で、どんどん自分の言論の予言(プレディクト predict )を先延ばしにして、持久戦(じきゅうせん)で、戦い続ける。こういうことだ。

「内戦(ないせん) Civil war シビル・ウオー アメリカ最後の日」という映画が出来ている。これは、アメリカでは4月12日の公開された。この「内戦 シヴィル・ウォー」の宣伝の表紙だけを、以下に貼る。
(ここに 「内戦」の 映画の表紙を貼ってください)

この映画が、日本では、10月4日から公開される。 この映画は、「テキサス州とカリフォルニア州の州兵(ナショナル・ガード)の合同軍が、首都ワシントンを総攻撃する。独裁者となった大統領の政権を否認して、議事堂やホワイトハウスをもヘリコプターと戦車で 攻撃する。この大争乱を追いかける女のジャーナリストが、このアメリカの国内の動乱、内乱の 目撃者として主人公だ」という構成になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=ri1-GwJdlAo&t=27s←映像を見る場合は青い部分をクリックしてください。
政府軍(連邦軍、北軍)と、南軍あるいは西部軍 の戦闘だから、まさしく、第2次南北戦争(市民戦争)だ。だから、ザ・セカンド・シヴィル・ウオーだ。まさしく、そういう映画だ。この映画は、どっちの勢力にも加担しない、という中立の立場から描かれているようだ。 私もプレヴュー(予告編)しか見ていないので、詳しくは分からない。この映画のことは、次回書いて載せる。

副島隆彦です。7月23日の 重たい掲示板の 私、副島隆彦の文。
ア メリカは、こうなったら、いよいよ、国家分裂するしかない。 全米の50州のうち、30州ぐらいが、今の連邦政府(ワシントン政府)から、分離独立(ぶんりどくりつ)する。

これを、 secession セセション と言う。国家から分離独立する思想、主義 を、secessionism セセショニズム と言う。むずかしい英語の単語だが、何とか、みんな、カタカナだけでも、覚えなさい。 この分離独立を実行する人たちを、secessionist セセシヨニスト と言う。今のアメリカの連邦政府(フェデラル・ガヴァーンメント。首都ワシントンDC )から分離独立することを、secede セシード という。

だから、南部の大州のテキサスを中心にして、かつてフランス領だった、ルイジアナと呼ばれた、広大な、北の両ダコダ州やモンタナ州までを含む大きな一帯の州たちが、今の東部と 北部 (ボストン、ニューヨーク、ワシントン、シカゴが中心)から、政治的に分離独立(セシード、seceded セシーデッド)する。中西部の諸州の州境(しゅうざかい)で、やがて軍事衝突が起きる。 この動きを止めることはもう、出来ない。

私、副島隆彦は、今から5年前の2019年に、このアメリカ合衆国の国家分裂を予言した本を買いて出版している。 『国家分裂するアメリカ 七顛(しちてん)八倒(ばっとう)』(秀和システム刊)という本だ。ここに私ははっきりと、「10年後に、アメリカ合衆国は、3つの国に国家分裂する」と書いた。

(この本の表紙と、裏表紙の 国家3分裂の図 を載せる)

『国家分裂するアメリカ政治 七顛八倒(しちてんばっとう)』( 秀和システム 2019年刊)←青い部分をクリックするとアマゾンのページに行きます。

3つの分裂するアメリカの重要な地図

副島隆彦です。このように、アメリカは国家分裂する。 多くのアメリカ人が、腹の底から分かった。もういい、もう私たちの我慢の限界だ。あいつらは、必ずまた巨大な不正選挙を実行する。「ドミニオン」という不正選挙マシーン、違法集計のコンピュータ・ソフトを、また使って、2020年12月にやったことを、また繰り返す。1億票の投票数を、トランプ票から、反対側カマラ・ハリスの方に移し替える。

何が有ろうと、どれだけ真実が漏れようと、そのために不正を告発する何万人もの人が死のう(殺される)と、彼らザ・ディープ・ステイトは、必ず、やる。 これほどに、民主政治(デモスのクラティア。デモクラシー)の基礎、土台を破壊して、アメリカ国民の多数派の信念と敵対して、自分たち超財界人(NYの金融と大都市の不動産を握る。決して表面には出て来ない大富豪たち)の独裁政治を続けるのか。何が有ろうと自分たちが正しい、と言い張るのか。

「 そうか、それなら、もう、いい。私たちは分離独立する。そのために、戦争がどうしても、必要であるのなら、それももう避けることは出来ない」と、深いところで、多くの善良なアメリカ人が、決意、決断したはずだ。 私、副島隆彦には、その 嘆きと、絶望と、嘆きが、伝わって来て、分かる。

それでも、内戦 ( Civil War 同国民どうし の戦争。市民戦争) で死ぬのは、私、副島隆彦の目算では、5万人ぐらいだろう。それで収める。 あとは、国家分裂して、普通の民衆は、そのまま生きて行く。これが、人類(人間)の歴史だ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝