重たい掲示板
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Loginはこちら【3179】アニメ「チ。-地球の運動について-」は将来ある若者たちへの”試金石”である
結論を先に言うと、NHKで深夜に放送されていたアニメ「チ。ー地球の運動についてー」(3/15に最終回だった)は広く若い人たちに見ていただきたいということ。(NHKで4月に再放送されます)
15世紀のヨーロッパにおいて地動説が”異端”とされ、その説を綿々とつないだ人たちの物語なんですが、実はそのことはストーリーの軸ではないのです。
科学(Science)の発祥の根源をフィクションでありながらも”歴史に刻まれない人々”がまちまちに紡いできたという現実だった。
かいつまめばそれだけ。
でも少しでも科学に興味があれば、観て損はないと思います。
特にリベラルアーツが軽視されて粗製乱造された我々疑似理系世代にとっては(ほとんどの日本国民がそうなんでしょうが)、西洋学問(Science)を深く理解するきっかけ
にはなります。
地動説による天文学が”世界は帰納的に表せられるんだ”といったという発見に至り、やがてニュートンやライプニッツにより代数学へと至ります。
代数学はコンピュータの登場で、さらに発展し、モニター上で再現(シミュレーション)できるようになります。
こうなると世の中すべて代数計算で再現できるのではという全能感を感じる人もいるはずです。
でもその全能感は実は一瞬で、いくらコンピュータの性能が向上しても現実ではないと気付く
AIが華やいで済ますが、その中身は代数学のキモといえる行列演算の塊で、パラメーター(初期条件)次第で結果は異なります。
AI技術者らは代数学教の信者だから、この世(宇宙)は数値計算で表わせるはずだという教義(ドグマ)を信じているからこそ、修道士かのようにパラメーターで苦闘する
1997年のノーベル経済学賞はブラック・ショールズ方程式です。株価がこれで算出できるという幻影を抱いたのもつかの間でLTCMが破綻しました。また阪神淡路
大震災でマンションが崩壊しましたが、あれで建築申請の構造計算(コンピュータシミュレーション)もずいぶん変わりました。
いまでは世の中が進んで主役が現代物理学(素粒子学)とかに移ると、ひたすら確率論で曖昧模糊な概念だらけになっています。なんだかなあ
余談ですが、自分はビッグバン理論を自分は信じていません。代数学信者であったがゆえに特異点があるということが心情的に許せない。
でも宇宙の創生へと至る偶然の神秘はあると感じてはいるという矛盾を抱えています。
神様と崇めている正体は、いったいなんなんだと考え続けるのが学問なんだということを「チ。-地球の運動について-」で気づかせてくれるのです。
六城雅敦拝
【3178】 世界はトランプ動乱で動いている。16日に私の金融セミナーが有ります。
副島隆彦です。 今日は、2025年3月6日(木)です。
世界情勢は、アメリカ政治の激動が続いている。トランプ大統領が、毎日、毎日、激しい新政策を発動している。アメリカ国内だけでなく世界もそれに振り回されている。
それでも「地球(世界)は回転している」。これを、ガリレオ・ガリレイの有名な言葉で、Eppur si Muove 「エプール・シ・ムオーヴェ」と言う。
ガリレオは、1633年に、自分が再度の宗教弾圧で、ローマ・カトリック教会の高僧たちによって、異端(いたん)裁判所(オーディール)の宗教裁判に掛けられて、火あぶりの刑(火刑)にされそうになった。
この時、当時の知識人たちの言葉であるローマ語(ラテン語)を使わないで、わざと当時の平民たちの言葉であるイタリア語(トスカーナ地方のフィレンツエ語)で、上記の至言を吐いた。何が有ろうと、世界はこのまま進んで行く。毎日、太陽が昇る。
毎年、毎年、春になって花が咲く。今は、日本全土で梅から桜に替わりつつある。木の実が成って、いろいろの作物が取れる。
この人間(人類)が毎年、味わう、自然の、毎年の、この地球上の何万年もの繰り返しのことを、ニーチェが、永劫回帰(えいごうかいき Ewige Wiederkunft エーヴィゲ・ヴィーダークンフト )と言ったのだ。これは古代ギリシア人の基本思想だ。
それに対して、私たち人類(人間)に、「人間は、生まれたこと自体が、罪人(つみびと)だ(原罪 original sin )」と教え、人間に卑しい屈従を強制し、坊主(僧侶)たちにひれ伏させ、恨(うら)みと僻(ひが)み根性(これを、ルサンチマンと言う)を植え付けたのが、愚劣なる キリスト教の思想だ。 ギリシアの思想はこれとは全く違う。両者は、完全に対立する思想だ。私たちは、キリスト教の悪(あく)を大きく見抜いて、古代ギリシアを賛美したニーチェの思想を大事にしなければいけない。
私が、来週の3月16日に、5時間、ガンガン話す金融セミナーが、東京の日比谷公園の南側のホールで有る。オンライン(ネット配信)でも見れます。だから、世界の激動が続いているこの時期に、私の話を聞きに来なさい。これからの私たちの生活に関わることを丁寧に話します。この宣伝をここで簡単にやります。
(ここに当日の 呼び込みのお知らせの 定型文を貼る)
副島隆彦の”予言者”金融セミナー 第29回
お申し込みは、コチラ↓↓↓
「ホール受講」または「オンライン受講」を選択し、カートに入れてください。
https://soejimayogen.cart.fc2.com/
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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第29回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2025年3月16日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/ホール(指定席) または オンライン
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副島隆彦です。以上です。
金(きん)の値段は、さっき見たら、世界値段(NYの先物市場のCOMEX )では、1オウンス(31.1グラム)=2,920ドル だった。3,000ドル手前である。これを日本国内の卸(おろし)の値段に直すと、今、1ドル=148円 の円高に動いている。
その理由は、トランプが、「中国と日本よ、自国の通貨安は許さんぞ」と 一昨日、2日、SNSで喚=わめ=いたからだ。このあとももっともっと円高(ドル安)に動く。だから、金の国内での値段(円での表示)は、少しだが下がる。
(ここに 金の小売り価格 の最新のグラフを貼る)
金(きん)は卸値(おろしね)で、1グラム=13,900円だ。小売り(リーテイル)では、これに1500円を足すから、15,400円だ。 16,000円には、まだ届かない。1円 円安(えんやす)になると 94円安くなる。金の値段は1グラム当たりでこれだけ国内の価格が減る。金(きん)が値下がりしたら買おう、と思っている者たちがいる。
今も、金(きん)1グラム=16,000円(小売り)の壁を突破していない。だが、このあと、もうすこし値下がりするのを、待って、その時こそ、自分は金を買う、と堅く決めている人々にとっては、この動き(トレンド)は、いいことだ。
副島隆彦です。さて、私の発言に注目している人々に対して、私は、世界の動きで、何を言うべきか。 2月28日のワシントンの現地で、正午(昼)の0時20分ごろだった。ゼレンスキーが、トランプと激しい言い合いになった。この事件が世界に衝撃を与えた。その後、4日になって、ゼレンスキーたちウクライナの政権が、アメリカ(トランプ)に、メールで、詫び(謝罪)を入れてきたようだ。
この2月28日に、ホワイトハウスの執務室(オーヴァル・ルーム)の隣りの貴賓レセプションの部屋で、ここは、各国首脳たちと米大統領が、くつろいで話す場所だ。ここで記者やテレビカメラの前で大喧嘩になった。
トランプは、正しく、ゼレンスキーに、怒りながら言った。「お前は、本当に、戦争をやめたい(停戦したい)と思ってるのか。お前の、その態度は、まだ戦争を続ける感じだ。それでありながら、私に、ロシアのプーチンとの停戦の協議の仲介(ちゅうかい、mediation ミーディエイション)をやらせようとしている。お前は、狡猾(こうかつ)だ」と、こういうことをトランプは言った。
その時、ゼレンスキーから、「JD(ジェイ・デー)よ、君の意見はどうだ」と、気軽にファースト・ネイムで呼ばれて、振られたJDヴァンス副大統領は、ムッとして、お前からJDなどと気安く呼ばれる立場ではない、と、怒って、ゼレンスキーに言った。
「君は、これまで、アメリカからの支援に感謝したことはあるのか。感謝していると、私たちに言ったか。君の態度は、本当に横柄(おうへい)だ。ウクライナを助けてあげているアメリカへの感謝の気持ちがない」と切り込んだ。
(2月28日のホワイトハウスでの会談)
それでトランプが、「お前は戦争をやめる気はない。ここに何しに来たんだ。戦争を続ける気だろう。私をうまくダマして、さらにアメリカから軍事支援を貰って、そして、第3次世界大戦に、このまま持ち込むつもりで、賭け(gamble ギャンブル)をしているのか。お前の腹の底は本当に恐ろしい。
ウクライナのお前の国の国民が、今も、毎日、数百人ずつ死んでいるのだぞ。お前は、このことを何とも思わないのか。自国民が可哀そうではないのか。私に対するお前の態度は、無礼だ」と、トランプは言った。そして、まだ言い返すゼレンスキーの肩を少し突いた。「もう、やめろ。それ以上話すな」とまで言った。
このあと、予定通りなら、外交文書(協定文)の調印をするはずだった。 ウクライナのレアアースなどの希少鉱物資源5,000億ドル(70兆円分)をアメリカに引き渡す。その代わりにロシアとの停戦(cease fire シース・ファイア)の仲裁(ちゅうさい medi ation ミーディエイション) をしてもらう約束になっていた。
正式の記者会見(晴れた日は外の庭のローズガーデンでやる)もするはずだった。ゼレンスキーは、再度、ワシントンに行って、トランプに謝罪した後、この取り決めを実行しそうだ。
ただしトランプ政権が、それをすんなりと受け入れるかは、分からない。トランプは、ゼレンスキーに徹底的に厳しい態度を取るだろう。「おまえなんか、さっさと辞任しろ。別の新しいやつと取り替えてやる。私は、そいつと交渉をする」という感じだ。
トランプと怒鳴り合いをしてしまったゼレンスキー(この映像の動画は、日本のニューズでも流れた)は、いつもの黒の丸首シャツの寝間着の恰好だった。このバカは、自分が、地球上の特権人間で、こういう不良の恰好がカッコ良くて、そして自分だけはそれが許され通用すると思い込んでいた。もう通用しない。きっと、これからはちゃんとスーツを着るだろう。
彼の、もうこれまでのような神通力(じんつうりき、カリズマ)が無くなった。あの、いつも、きょとんとした顔は、普通の人間の喜怒哀楽を消滅させられた人間の顔だ。私が何度も書いて来た通り、ゼレンスキーは、10年前にイギリスに連れて行かれて、徹底的に洗脳(せんのう)された人間だ。そして計画的に送り返されて、計画的に ウクライナの指導者(大統領)に 仕立てられた人間だ。
自分たちのトップ(頭)が、こういうキチガイによって、計画的に据え付けられると、その国の国民は悲惨なことになる。これが今の、かわいそう極まりないウクライナと言う国だ。
これから、ゼレンスキー自身が、ウクライナ戦争の停戦と終結の交渉の取引材料にされてゆく。あるいは、消えていなくなる。
トランプは、このあと、プーチンと交渉して、次のように決めるだろう。
「プーチンよ、いまロシア軍が先勝している東部の4州(ルアンスク州、ドネツク州・・)とクリミア半島の領有権を、私たちは認める。しかし、それ以上西側には出るな(進撃するな)。ドニエプル川の東岸にとどまれ。そして、キエフと オデッサは、このままウクライナ国の中心として残る。南の大都市オデッサから黒海を通って地中海に出る海路で、ウクライナは貿易を続ける。
だから、ウクライナ東部の新政権は、2千万人ぐらいの国家として、NATOも加わらない、中立国として、存続する。プーチン、これでいいな」、と。
トランプは、停戦( cease fire シース・ファイア) から、和平交渉(わへいこうしょう peace talks ピーストークス)を推し進めてゆくだろう。おそらく5月までには、この話を決める。どんな戦争も、歴史上、だいたい3年半で停戦する。
3年前の2月24日からが開戦だから、今年の6月までに休戦、講和(=平和)条約(peace treaty ピース・トリ―ティ 協定の締結)となるだろう。
今のウクライナの東半分は、今もロシア語を話している者たちが大半だ。だから、私たちはロシア人に戻る、という判断を示すだろう。ウクライナ語とロシア語は、互いに方言(ダイアレクト 類似言語)だ。互いに親戚どうしもたくさんいる。
それでも、今の今でも、ゼレンスキーを堅く支持して応援している、世界中の反共右翼(リベラル派の振りまでする者たちもいる)と統一教会(Moonies ムーニー)とデープステイト側の人間たちは、日本にもまだたくさんいる。500万人ぐらいいる。
自分たちの強固な信念(ビリーフ)として、「ゼレンスキーは、よくやった。独裁者のトランプを相手に、互角に、言い合いをした。偉いものだ」と、感想を持っただろう。だが、そのあとどんどん不安になった。そして今、この者たち(こいつら)は、深刻な苦悩状態になっている。「アメリカからの軍事支援が、停止になったら、ウクライナ軍は、いつまでロシア軍と戦い続けられるか」と。
「あと数か月は大丈夫だ。155ミリ榴弾砲(りゅうだんほう)と砲弾(ほうだん)は、イギリス、エストニア、ポーランドからの製造と補給で間に合う」と、強がりで言っている。その記事は、最後の方に載せる。
ゼレンスキーは、例の会談の後、「ここ(ホワイトハウス)からただちに出て行きなさい」と指図された。蒼褪(あおざ)めたまま、ただちにロンドンに向かって、3月1日には、スターマー英首相(労働党のくせに、真実は国家裏(うら)情報長官上がり)に泣きついた。イギリス国王チャールズ3世にもすがりついて「イギリスはウクライナを支援し続ける」の発言を貰った。
それからEU=NATOの ヨーロッパの首脳たちの集まりに3月2日に行って、さらに慰(なぐさ)めてもらった。EUの首脳たちも、本当は、アメリカとの同盟関係(アライアンス)が、ブチ壊れになりそうで、ガクガクしている。全身で震えが止まらない。ゼレンスキーの側近の、長官たち(特に、駐アメリカ大使の女性)は、泣いていた。
ヨーロッパの首脳たち、といってみたって、ドイツのシュルツはすでに総選挙(2月23日)で負けて終わった。親ロシア派で、「移民をこれ以上(ドイツは100万人を受け入れた)、入れるな」の AfD(アー・エフ・デー)党が、得票20.7%を取って、躍進して第2党になった。
デープステイト(陰に隠れて表に出ない大富豪の連合体。それと、ヨーロッパ各国の今でも隠然と残っている大貴族と王族たち)に対するドイツ国民の怒りの反撃が始まった。
フランスのマクロン大統領だけが、やけに威勢よく、「こうなったら、(アメリカ抜きとなるとNATOは瓦解するが、その時は)欧州独自の軍を作る」と公然と言い出している。だが、マクロンももうすぐ終わりだ。フランス国民の、次の2027年の選挙で、国民戦線のマリーヌ・ルペンを大統領にする。ルペン女史は、この10年間、一貫して、親(pro- プロウ)ロシアであり、プーチンと仲がいい。フランス国民戦線(党)が、選挙資金をロシア政府から借りていることは公然たる事実だ。
1960年代のドゴール大統領の時代から、「フランスはモスクワの長女だ」と呼ばれていた。だからNATOの軍人トップは、ナチス・ドイツを打ち破ったあとは、当然、フランス軍人(将軍)がならないとおかしいのに、フランスはずっと固辞している。
イタリアのメローニ首相(気丈でしぶとい元気な女。イタリアマフィアの裏ボスので総帥のベルルスコーニが育てた。ムッソリーニの思想にもつながる党だ)は、プーチンと気脈を通じている。あとのヨーロッパの西側(にしがわ)の国々、と言ってもみても、あとは、チビコロ国家ばっかりだ。あ、スペインがあるが、この国はどうでもいい。
許せないのは、オランダ首相だったルッテだ。こいつが、今、NATO(北大西洋条約機構、ヨーロッパとアメリカの軍事同盟のこと)の事務総長(セクレタリ・ジェネラール)である。このルッテは、ウクライナ戦争が始まる前の、2014年7月17日に、ブーク・ミサイル(ロシア製)で、ウクライナ上空で撃ち落とされた旅客機は、ロシアの仕業(しわざ)だ、と主張し付けた張本人で、ムーニー(強固な反共右翼)だ。
このルッテが、地上に散乱して飛行機の残骸をすべて拾って集めて、オランダに持って帰って復元して、「ほら見ろ、だから、ロシアがやった」と言いづづけた。もう一機の旅客機の墜落(クラッシュ)も、明らかに、ウクライナ空軍の戦闘機が、操縦席(コップピット)を狙って機銃掃射したから墜落した(そのようにロシア政府は、正しく主張、反論し続けた)。ルッテというのはそういう男だ。
あとひとつ。ルーマニアの総選挙(昨12月1日)で、親ロシア派のカリン・ジョルジェスク党首が勝利した。
(ここにカリン・ジョルジェスクの顔写真を貼る)
11月の大統領選の投票を無効とした憲法裁判所の決定を批判する声明を発表した極右候補のジョルジェスク氏(2024年12月19日、ブカレスト)
それなのにこの国の憲法裁判所(デープステイトの手先)が、選挙の無効(再集計でも首位が確認されたのに)を言い出して、ルーマニア国内は今、政治的にぐちゃぐちゃになっている。グルジア国、そうだ、こらー。一体、日本のだれが、✖ジョージア と言い出して、勝手にこの国の呼び方を変えたのだ。元のグルジアに戻せ。グルジアGeorgia は昔からロシアの一部なのだ。あのスターリンはグルジア人だぞ。
このようにグルジアも、選挙で圧倒的に、議会の首相も親ロシア派が勝っている。それなのに、バカ女 のサロメ・ズラビシュヴィリ大統領(2024年12月29日まで)が、西側諸国を回って(今や、放浪だ)、「 西側世界(ザ・ウエスト)は、グルジアでのロシアの干渉(謀略)による、選挙不正を糾弾してください」と、あちこちの国際会議で目立つとことにしゃしゃり出てきて、懇願して回っていた。だが、もうこの女の努力も潰(つい)えた。
ヨーロッパの準大国である ポーランド(人口は3,800万人しかいないが国土は大きい。かつて、10世紀から14世紀まで、ポーランド・リトアニア王国と言って、ドイツよりも強い国だった。ウクライナの西半分まで、この大国が支配していた)も、これまで強固に 反ロシア 感情の強い国だ。この点では日本と似ている。それでも、今度の5月の選挙で、親ロシアで、トランプ勝利で、台頭している、若い政党「同盟」の、まだ38歳の、スワポミル・メンツエン が、勝ちそうだ。
このように今のヨーロッパは、どこの国も全部こんな感じだ。親ロシア派(もう外国移民を入れるな派)が、台頭している。
2月28日のトランプ・ゼレンスキー会談(なのか、怒鳴り合いなのか)で、一番、すばらしいコメント(評言)をしたのは、ロシアの外務省の国家情報部長で、美人のオバサンのザハロア報道官だ。
ザハロアは、「トランプ大統領は、(あの会談で、あれほど怒ったのに、それでも)ゼレンスキーを殴らないで、正しく自制した」と解説した。私が一番、納得したのは、このコメントだ。マリア・ザハロアは、10年ぐらい前に、各国首脳のいた晩餐会で、「カカリーナ、カリーナ、カッカラカノヤ」の、有名なカカリーナを、自分で歌いながら上手に、ミニスカートで舞い踊った。おもしろい、気合の張った女だなー、と私は感心した。今も現役でロシア政府の報道部長をやっている。
(ここにザハロアの顔写真を貼る)
マリア・ザハロワ報道官
ロシア南部ソチで行われた夕食会で、踊りを披露するマリア・ザハロワ外務省情報局長(2016年05月20日)
副島隆彦です。もういい。こういうことを、私がだらだらと、ずっと書いていられない。
はっきり結論を書かなければ。このあと、ウクライナはどうなるか。ゼレンスキーもようやくキエフに帰っただろう。そして、そこには、阿修羅(あしゅら)の巷(ちまた)となっている。キエフの政権の中枢の 戦争遂行の司令部では、今、激しい、口論、内部対立、動乱状態が起きている。
「いや、アメリカの軍事支援が無くても、私たちは、ロシアとの戦闘をこのまま続けることが出来る。徹底抗戦あるのみ」派と、「もう、ダメだ。もうこれ以上戦争を続けることは出来ない。もう停戦(シース・ファイア ceasefire )するしかない。トランプの言う通りにするしかない。前線の兵士たちは、極度に疲れ切っている。もう、これ以上戦死者を出すことは出来ない」という派とが、激しくいがみ合っている。
強硬派の「徹底抗戦あるのみ。本土決戦だ」と、主張している者たちがいる。アゾフ連隊と 大統領親衛隊という、強固に反共右翼の信念を持つ者(ウクライナの西側のガリチア地方に、強固にナチスドイツと共に戦った者たちがいる)、このガリチア右翼たちの中から、もうすぐピストル自殺する者たちが出て来る。これが歴史の必然だ。
元々のウクライナ軍人たちでも、地面に泣き崩れている者たちが出ている。前線(フロントライン)は、もう戦う気を半分無くして、自然停戦(しぜんていせん)になっているはずだ。ロシア軍の側も、「もう、突撃してこれ以上死ぬのは御免だ」と、最前線の兵士たちが動かなくなっている。だから、プーチンが、トランプと話して、停戦の段取りを、着々とやっているだろう。
ゼレンスキーは、前(2月20日)に私が書いた通り、SAS(英特殊部隊。イギリスの国家情報部でもある)に守られながら、キエフを脱出して、イギリスのどこかに家族を連れて亡命するだろう。もう、あと1か月も掛からないだろう。おそらく、3月1日に、スターマー英首相と話したときに、このことも話したはずだ。
トランプと激しく言い合った発言の中で、セレンスキーが、ぼそっと、はっきりと、1行、重要なことを言っている。 それは、
“ This is the war of Russia against UK ( ユナイテッド・キングダム) . ”
と、ゼレはっきり言った。「この戦争は、ロシアとイギリスUKの戦争なのだ」と。そして、ゼレ自身は、「私は、イギリスによって作られた操(あやつ)られ人形( puppet パペット)であり、自分は、イギリスのいう通りに動いて来たのだ」と。
この真実は、今や覆(おお)い隠すことができなくなっている。
副島隆彦です。今日は、もうこれぐらいにします。あまりにもウクライナ戦争の停戦の話ばかりになった。最後に。私は、3月2日(日)に、たまたま見た、NHKのBSチャンネルで、
映画「日本のいちばん長い日」(1967年制作。原作は、半藤一利=はんどうかずとし=)を見た。この話を書く。
この映画の制作から56年も経っているのに、歴史事件である、1945年の終戦(本当は敗戦)の8月15日の、前日の14日から、15日にかけての
皇居の中の近衛(このえ)師団と大本営(市ヶ谷の東部軍 の部隊)の中で、起きていた、気合の入った将校たちの話だ。宮城事件(きゅうじょうじけん)と言う。
昭和天皇が、「私はポツダム宣言を受けれる。これ以上、国民を苦しめるわけにはゆかない」と言って、戦争最高指導者会議の御前会議(ごぜんかいぎ)で決定した。その後のNHKでの玉音(ぎょくおん)放送の「終戦の詔勅(しょうちょく。みことのり)を、放送させない、といきり立った若い将校たちの動きだ。
最後まで、本土決戦を主張した、日本陸軍を率いる 阿南帷幾(あなみこれちか)陸軍大臣(まわりに尊敬された立派な軍人)が、腹を切って死ぬ。8月15日の午前11時だ。まさに阿南(あなみ)陸相は、「(この私の)一死(で)、(戦争に負けましたことの)大罪を謝(しゃ)す 」で、切腹自殺した。三船敏郎が演じだ。 阿南大将のことを、昭和天皇は、親しく「あなん、あなん」と呼んで、何回か食事を共にしている。
そのあと正午(12時)に、天皇の放送が流れた。日本国民は、全員で、泣き崩れた。そして、前途を悲観して、自殺した者たちが、全国にいた。ヒドイ場合は、奥さん子供を近くの神社の前で刺殺して、それから自分も自害した軍人たちがいた。
本物の右翼思想家である 影山正治(かげやままさはる)の大東熟の塾生14人も皇居前で集団自殺した。影山は、1940年に、米内光正を英、米の手先だと見抜いて暗殺を計画して失敗している。
この映画「日本のいちばんながい日」では、「戦争を継続するように陸軍は動いてください。そのための天皇の身体(玉体、ぎょくたい)を私たちが押さえます」と、極度の狂気状態になった 将校(少佐。38歳ぐらい)たちが決起して、宮中の 近衛師団の森赳(もりたけし)師団長と、副官を、師団長の部屋で14日の深夜に、刺し殺し、銃殺した。この若い軍人たちは、1936(昭和11)年の「2.26」の青年将校たちと全く同じ精神状態になった。
「まだ本土には、236万の兵がいる(民間からの徴用を入れると800万人の兵力がある)。これをもって連合軍を、本土で迎え撃つ。それが先に死んでいった者たちへの、私たちからの当然の行動だ」と、本土決戦を頑強に唱えた者たちの、哀れ極まりない行動だ。
畑中健二中佐、椎崎(しいざき)二郎中佐、上原重太郎大尉(23歳)、古賀秀正中佐たちは、このあとピストルで自決した。今の二重橋から坂下門の前の芝生でだ。白石道教中佐は射殺された。この決起計画の首謀者で年長だった 井田(いだ)正孝中佐と竹中正彦中佐(陸大51期)と荒尾おきかつ(軍事課長)らは、その後も生きた。
彼らの決起(軍部の不穏な動き)に怒って、部隊を率いて皇居(宮城)入って鎮圧した、東部軍の田中静壱(しずいち)司令官(大将)も、その9日後(8月24日)に自決した。本当に潔い、立派な軍人は、こういう時には、自決するのだ。自決すべきなのだ。
阿南陸相は、割腹して絶命する時に、「米内(よない)を斬れ」と叫んだ。このことは、「俺たち、陸軍は、バカだった。ずっと海軍に騙されていた。海軍は、英、米と、開戦前から、深く繋(つな)がっていた」と、気づいたのだ。
だから、敗戦後の極東軍事裁判(Tokyo Tribunal トウキョウ・トリビューナル)で、絞首刑になった7人(一人だけ外交官)は、すべて陸軍だ。海軍は、誰も死刑になっていない。この事実は、もの凄く重いのだ。日本のすべての民族主義、愛国主義の 保守人士は、今では、この真実に、今では、深く到達している。
宮内庁も、そして首相官邸の中までも、荒らされた。それから宮中の吹上御所の御文庫(おぶんこ)の天皇の居所の近くまで、反乱将校たちの捜索隊が来て、玉音放送の原盤(げんばん)を求めて、中を荒らしまわった。この時、天皇はさらに一番深い対空防火壕に避難していたようだ。
この敗戦(終戦)を受け入れて、苦労した鈴木貫太郎首相(我は日本のパドリオとならん。イタリアの敗戦時の首相。笠智衆が演じた)も偉かった。他の閣僚たちには、偉いのと偉くないのとがいる。内大臣の木戸幸一(きどこういち)は、予め、敵方(英、米)と通じていた男だ。陸軍参謀本部(実質、軍の中の情報部)の河辺虎四郎(かわべ・とらしろう)や服部卓四郎(はっとりたくしろう)、辰巳栄一(たつみえいいち。のちの自衛隊の幹部)たちの動きも、チラとこの映画に出て来る。
一番、悪いのは、田中新一(たなかしんいち、陸大34期、中将)である。この男が、開戦前から、英、米とつながって英米との開戦(真珠湾、シンガポール攻撃)に引きづって扇動した。私は、その数年、このことをずっと調べていた。田中新一という普通、聞いたことのない男が、
”大本営作戦部長”として昭和天皇まで騙した。敗戦後は、自分のまわりの将軍たちと共に、米軍(占領軍)に雇われウイロビー機関 の家来となった。
彼らは、敗戦後は、総雪崩(そうなだれ)となって、英、米の従順な手先となって、世界反共(はんきょう)同盟に従う、反共右翼(はんきょううよく)となっていった。見苦しい限りである。
同じく、英米と裏で通じていたのが、ワルの 海軍大臣 の 米内光正(よないみつまさ)である。この映画の真の原作者(以前は大宅壮一とされた)である 半蔵一利(はんどうかずとし。文藝春秋、幹部社員。長く編集長)は、このことを、分かっていない。真実に気付いていない。このことが残念だ。
文春 と 新潮社 という2大大手の立派な出版社が、戦中、戦後史の厳しい、真実判定で、アメリカ占領軍(=アメリカ帝国)の意思に引き摺られて、その後の、「海軍善玉(ぜんだま)論。海軍は、平和主義者だった」という、驚くべき、虚偽、インチキ言論を、50年間も、日本の良識ある読書人階級に植え付けた。その代表が、最大級の虚偽の戦争史である、歴史小説家の ✖阿川弘之(あがわひろゆき)の「提督(ていとく)三部作」(米内と、井上と山本五十六)である。
それと ✖司馬遼太郎の許し難い 歴史の捏造の 歴史小説の数々である。
それらの悪と弊害を、私、副島隆彦が、ようやくこの20年間で、掘り崩して、何とか、本当の真実を、この国の地底(ぢぞこ)からほり上げて、日の当たるところに出してきた。私は、隠された秘密、あちこちに散乱している事実を拾い集めて、この「どうか真実を国民に知らせてくれ」という、彼らの鬼気迫る 怨念、霊魂に導かれて、今も、真実の暴き言論を、ひとりで続けている。
ドイツには、映画「ヒトラー最期(さいご)の13日」という映画がある。これは、ドイツの映画人たち自身で作ったものと、アメリカ、ハリウッド作の「ヒトラー最期の13日」がある。ベルリンが陥落して、首相官邸まで、ソビエト・ロシア軍が迫ってくる時の、地下壕の中で、最後まで総統(ヒューラ―)ヒトラーの周囲にいた、張り詰めた緊張で、気合の入った、若い軍人たちが、最後は互いにピストルで撃ちあって、ばたりと通路に倒れるという情景が続く。
この他に、「ワルキューレ」というヒトラー暗殺計画(トム・クルーズ主演)の映画も有る。暗殺の実行の失敗で、最後は、ドイツ国防軍の大将や元帥たちまでが、計画の首謀者で最高責任者として、丸裸にされて、残虐にもピアノ線で首吊りされ、もがき苦しみながら、死んだ。すでにノルマンディー上陸作戦が起きていて、フランスから英米軍が、ドイツ本土に入って来た。
これが敗戦(戦争に負ける)ということだ。
敗戦する ウクライナでも、これらと同じことがこれから起きるだろう。私たちは、それを遠くから静かに見ているべきである。日本でも同じことが有って、最後まで聖戦貫徹の強い意志をもっている、狂っている、勇壮な人間たちは、おのれの思考を、今さら、新しい時代へと回転させることが出来ない。非業の死を遂げる。痛ましいことだが、それが人類の歴史だ。そして・・・・狡(ずる)賢い人間と、生来のワルたちは、生き延びる。
こんなことばっかり書きながら、私、副島隆彦は、3月16日に、金融セミナーを開きます。聴きに来る余裕と知能のある人は集まってください。
基本は、副島隆彦の本を読んで、金(きん。ゴールド)を早め早めに買っておいて、それが値上がりして、それで自分の大切な生活資金(資産)が増えて、喜んでいる人たちが結集する集まりです。私、副島隆彦は、ウソをつかない。ウソを書かない。自分が書いているもので、人々を騙(だま)さない。 死ぬまで真実暴(あば)き言論を続ける。 副島隆彦拝
副島隆彦の”予言者”金融セミナー 第29回
お申し込みは、コチラ↓↓↓
「ホール受講」または「オンライン受講」を選択し、カートに入れてください。
https://soejimayogen.cart.fc2.com/
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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第29回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2025年3月16日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/ホール(指定席) または オンライン
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(終わり)
【3177】新潟県の燕三条 の ヨシカワ 探訪記
昨年の暮れ、2024年11月23日に、副島隆彦先生に同行して、新潟県にある 金属加工業のヨシカワさんの本社を訪問しました。社長の吉川 力さんが副島隆彦の本の読者で、セミナーにも来てくださっていることからのご縁です。株式会社ヨシカワさんは、どこのご家庭のキッチンにも必ずある、ステンレス製品をつくっている「モノづくりの燕三条」の会社です。
株式会社ヨシカワ ホームページから
代表取締役 吉川 力 (よしかわ つとむ)
本社 〒959-0308 新潟県西蒲原郡弥彦村大字大戸635番地3
事業内容 家庭用キッチン用品の企画・卸販売
業務用ステンレス製品の設計・製造
ステンレス鋼板加工・卸販売
昭和27年4月1日創立、従業員160人
・ライフスタイル事業部(キッチン用品・生活用品の企画、設計、デザイン、販売)。
・現屋事業部(住宅機器、給湯器類、暖房機器、厨房機器類、板金加工製品の設計・製造)。
※株式会社ヨシカワ ライフスタイル事業部ホームページ
https://www.yoshikawa-lifestyle.com/←青い部分をクリックすると商品紹介のページに行きます。
経営理念PHILOSOPHY
① ステンレスを中心とした金属素材、産地に生まれ育った伝統的金属加工技術の伝承と革新、それによって作り出される製品及びその周辺事業ならびに新事業を通じて、お客様やマーケットに「安心感」をお届けし続ける。
② お客様やマーケットが感じる「不便」「不満」「不安」をわたし達がお届けするサービスで解消する。
③ わが社のサービスがないと困る、というところまで信頼頂き、お客様やマーケットに強く必要を感じてもらう。
燕三条(つばめさんじょう)
「燕三条」は、新潟県の中央地区である燕市と三条市にまたがる地域の呼称で、金属加工の集積地として全国的に知られています。燕三条は刃物や洋食器の製造がさかんで、多くの職人がいるプロ集団の町。
新潟は知る人ぞ知る“ラーメン王国”、江戸時代より三百余年の歴史がある温泉地で越後芸妓発祥の地、越後杜氏による丹精込めた酒造り、史跡・名勝が多く奇岩織り成す景勝、寺泊の海産物市場、が有名です。 【にいがた観光ナビ参照】
〇探訪開始、待ち合わせ
今回(2024年11月23日)、私達(副島隆彦先生と秘書S)を案内してくださったのは、株式会社ヨシカワ 代表取締役の吉川 力(よしかわ つとむ)さん。
1946(昭和21)年創業である株式会社ヨシカワの三代目社長です。「会社を潰す三代目です」、と自己紹介される吉川社長ですが、初対面の瞬間から、会社の経営理念そのままの真面目さが伝わってきて安心しました。
そして副島隆彦先生の読者でセミナー常連ならばそんな「三代目」であるはずはないよねー、と心中突っ込みをいれつつご挨拶。今後一層会社を発展させるだろうイメージがこちらに湧いてくるような溌剌としたお方です。
新潟県内はレンタカーを利用しましたので、三条駅で待ち合わせました。三条駅でよかった。新幹線が停まる燕三条駅は、特に週末は駐車場が込み合っていて、お昼前には数時間待ちになることもあるようです。それから、日本料理の昼食をごちそうになりながら、吉川社長と副島先生の歓談がなされました。
〇吉川社長と副島先生の歓談
会社の近況などを伺います。ステンレス加工に「燕三条」のものづくり技術を取り入れた株式会社ヨシカワの製品は、その強度、耐久性、そしてその美しさから、国内だけでなく海外シェアも伸ばしているそうです。
吉川さんは、海外の関連展示会や製品説明会、製品開発披露等の機会には毎年ご自身で参加されて、商品の説明や売り込み(当然英語)をされると。コロナロックダウンの間は行けなかったけれど、昨年から再開できたそうです。そうやって、新しい分野や市場に進出していくのですね。
吉川社長がおっしゃった、「私はゴルフはしません」という言葉が、私には一番印象に残っていて、その理由は・・・。ゴルフ好きの方も多いのでここでは割愛しますが、好感度アップでした。合理的というか、そう言い切って貫くにはちょっとした弊害もあることでしょうが、かっこいい。会社の経営理念である、人(お客さんでも仕事相手でも)に寄り添って、要望を探って、何ができるのかを安心感とともに具体的に相手に提示しようとする誠実さが、社長のお人柄としてもお見受けできます。
そして、海外出張の際に立ち寄られたヨーロッパの都市、例えばローマの建造物や街の印象などの話を聞かせていただいて、大変興味深く面白かった。吉川さんは、文化芸術面での造形も深くていらっしゃるのなあと思いました。そのことも、ヨシカワの美しくて機能的なステンレス商品開発に生かされているのでしょう。
吉川社長と副島先生は、副島先生の著書の題名、例えば「ミケランジェロとメディチ家の真実」等をあげながら、本の内容とヨーロッパの街、歴史との関連、現在に繋がる地政学や政治にまで話は広がって、お二人で話が合って盛りあがっていました。最近の社会事件(三菱UFJ銀行貸金庫からの窃盗事件、能登半島地震他)や、金融・社会情勢の話題もありました。
〇本社へ移動
JR燕三条駅までは、上越新幹線で東京駅から2時間弱。本社がある西蒲原郡弥彦村(にしかんばらぐん やひこむら)までは、燕三条駅から車で30分ほど、新潟市や長岡市へも約45分で行ける立地です。
三条駅から本社へ向かう道中、正面には、霊山の一つである弥彦山(やひこやま、634m、東京スカイツリーと同じ高さ)が晴天に美しくそびえ、左右には信濃川に潤わされる田畑と住宅地が広がります。弥彦村の農産物は、ブランド米、ブランド野菜として人気が出てきているそうです。
由緒ある「おやひこさま」とよばれる彌彦神社や、地元の方にも人気の弥彦公園、温泉など、弥彦村には豊富な観光資源が揃っていて、年間に人口の285倍である約200万人以上の人が訪れるとか。子育て支援に力を入れているとも伺いました(待機児童はゼロ!)。
本社に近づくにつれて、四角い大きい田畑に交じって、面積を大きくとった会社、工場が増えてきます。そのなかでもひときわキレイな会社が、株式会社ヨシカワさん本社でした。
〇本社到着
本社に到着。門にほど近い来客駐車場に車を停めて、一階の正面玄関から本社建物に入ると、そこは一面の広い部屋にデスクがズラーッと並ぶ迫力の事務部門。休日でしたが、数人の社員の方がおられました。その右手にショールーム入口があります。
ショールームは入ってびっくり、デパートの家庭用品売り場ワンフロアくらいの広さがあって、そこには照明に反射してキラキラ輝く数々のステンレス商品。ディスプレイの仕方も、見やすくて手に取りやすい。レジカウンターさえあれば、本当にデパートの商品売り場と見まがうほどです。
キッチンボウルやザルなど、なじみのある定番のステンレス製品から、見たことのない便利そうなグッズ、使ってみたいキッチン用品、小さいものからちょっと大型の、これはなんだろう、丸、四角、とにかく壮観です。ステンレスってすごい。私の印象に残っているものは、
・研磨職人が磨く美しいビアタンブラー 生ビールのようなクリーミーな泡立ちが持続。商品名:磨き屋シンジゲート ビアタンブラー
(ここにビアタンブラーの写真を貼る)
・冷蔵庫から取り出したバターがそのまま削れるバターナイフ。商品名:硬いバター用ナイフ
・鉄製の軽い中華手鍋。お年を召すと重いフライパンが扱えなくなるから、隠れた人気商品だそう。MOMA美術館の学芸員の方も特別に気に入ってくれたそうです。
(ここに手鍋の写真)
・厚さたった1ミリ。柔らかな弾力でしなるから、食べ物(デリケートなケーキなど)の形が崩れず取り分けられるスパチュラ。芸術作品のようです。商品名:EAトCO Tolu(トル)スパチュラ
・レトルトパウチを熱湯から引き揚げて、中身を絞り出せるトング。商品名:EAトCO Shobolu(シボル)トング。一人暮らしでは、レトルト食品は必需。いつも苦労しているからこれはほしい。
・フライパン用蒸し器 蒸し器はほしいけどお手入れが。でもステンレスなら・・・(追記、買いました。電子レンジでチンより、断然おいしい)
それと、アマゾンで買おうかどうしようかずいぶん迷ったことがある、栗山はるみコラボシリーズのコーナーもありました。鍋、フライパン、計量カップ、まな板(丸!)・・・など。
副島先生が、吉川社長に、「この、コラボ商品の、名前使用料というのは、おいくらぐらいですか」と、どさくさに紛れて聞いていました。ご自分の商売に生かせるかとお考えのようで、目がきらりと一瞬光ったように見えました。が、吉川社長「それは、企業秘密で・・・」と教えていただけず。そりゃ、そうですよね。
それから、生まれてはじめて手に取ったのが、お墓の、納骨室用の換気孔。これのココを長持ちするステンレスで作っているのはヨシカワさん一社だけだそうです。原材料高騰のときに、控えめでない価格まで定価を上げても何の苦情もなかった、と社長はさわやかな笑顔で教えてくれました。
そして、ニッチ市場を探すことは大事だと、吉川社長から熱い講義を受け、大変勉強になりました。他にも、エレベータ内に置く緊急時に使用できる(中に緊急時に使用する懐中電灯とか非常食品等が入れられる)椅子にもなる箱。確かに、これもステンレス素材がぴったり。ひとつひとつの製品の精巧さと工夫を見て、すごいのは、これらが製品になる前に、それを思いついて、製品になるまで開発して、消費者に届ける人なんだと、実感しました。それぞれの製品の説明を受けながら、夢中で次々見ていたら1時間近く経ってしまいました。
週末で会社がお休みの日に、私たちの訪問のせいか秘書の方など数人が出社されており、申し訳なく思いました。帰り際に、新潟の美味しいお酒をお土産に頂きました。本当にありがとうございました。
本日見せていただいた株式会社ヨシカワさんの新製品たちは、最初は「へえ、こんなのがあるんだ。これは便利!」。でもいつか、定番の、あってあたりまえ、無くてはならないものになって次の世代にも受け継がれていく。すでにそうなっているものも私たちの生活の中に数多くあります。
株式会社ヨシカワの皆様、ありがとうございます。 (おわり)
【3176】金と銀のこと。トランプ動乱(turmoil 革命)のこと。3月16日に私の金融セミナーがある。
副島隆彦です。今日は、2025年2月20日(木)です。
世界情勢(ウクライナ戦争の停戦へ。ゼレンスキーは遂に捨てられた。18日)と アメリカ国内の政治動乱(turmoil ターモイル)が続いています。これらへの私の考えは、あとの方で書きます。まず、私の金融セミナーの開催のお知らせをします。
(貼り付け始め)
副島隆彦の”予言者”金融セミナー 第29回
お申し込みは、コチラ↓↓↓
「ホール受講」または「オンライン受講」を選択し、カートに入れてください。
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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第29回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2025年3月16日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/ホール(指定席) または オンライン
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副島隆彦です。以上の通りです。いつものとおり私が、5時間、ガンガン、話し続けます。特に、金の値段が上がって、自分の保有している金で大きな含み利益を出している人たちが、深刻に心配している。この心配に私が、真剣に答えることを、今度の金融セミナーは、主眼にします。
金(きん)の国内卸(おろし)価格のグラフ 2025年2月14日 )
( NYの金先物(さきもの)価格 のグラフ 2025年2月14日 )
副島隆彦です。 この2つの金融グラフから分かるように、金(きん)は、この2週間ぐらい、NYの先物市場で、1オウンス(31.1グラム)=2,940ドルぐらいで動いていて、3,000ドル 直前で足踏みしている。
日本国内の金の値段も、小売りの値段で、1グラム=15,800円ぐらいだ。16,000円の 大台乗り(突破)の直前で、うろうろしている。
それでも、最新のニューズでは、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行 BOE バンク・オブ・イングランド)に、100年以上退蔵(隠匿)されてきたらしい古い黄金の金塊(ゴールド・インゴット)が、今、緊急で、アメリカに、大量に5千トンぐらいが空輸されている。
アメリカのニューヨーク連銀(れんぎん)で保有されていることになっている、合計8,100トン余の黄金の延べ棒(ブリオン)は、どうやらほとんど無くなっている。このことがバレて、満天下に晒(さら)される前に、何とか一部でも、イギリスから、市場値段の2%安(1オウンス当たり5ドル)で、特別に、金塊の飛行機での移送が行われている。このことが14日から騒ぎになっている。後ろに載せる記事の通りだ。
だから、金(きん)の値段は、これから、まだまだ上がる。今の倍の1グラム=3万円になるだろう。私が、2年前の自分の金融本の『 ・・・金は3倍になる』(祥伝社刊、2023年12月)で書いた通りだ。
(この本の表紙とアマゾンリンクをここに貼ってください)
金融恐慌が始まるので 金は3倍になる(ここをクリックするとアマゾンが開きます)
副島隆彦です。2023年の8月に 金の値段(小売り)は、1グラム=1万円 を突破した。その後、去年の2月からガンガン上がって、14,000円台になったかと思ったら、もう16,000円だ。だから、このあと、さらに2倍の1グラム=3万円になるだろう。私、副島隆彦の言うことを信じて、私の本を買って読んで、それで、20年前、10年前から、金(きん)を買って儲かった人々が、全国に最低でも10万人ぐらいいる。
もしかしたら100万人ぐらいいる。その人たちからの私への感謝の気持ちが、私に、どんどん寄せられている。私はそれを自分の肌でひしひしと感じている。
だから、今度の3月16日の私の金融セミナーに来なさい。あるいは、オンライン配信で、インターネットでも見れますから、年配の人たちは若い人に頼んで申し込みなさい。
どれぐらい、私、副島隆彦は、世界で最先端の情報、知識そして深い知恵を持っているか、分かるだろう。分かる人たちはもう分かっている。だから、金で儲かった人たちは集まりなさい。ところが、私の本の読者や、私の書いているネットの文章を、もう、5年も10年も読んでいるのに、それでもまだ金を買わないままの、人たちがいる。
彼らは、本を買って、自分の頭で考えながら、じっくりと読むのが好きな読書人階級(ブック・リーディング・クラス)の人たちだ。だが、この人たちは、あまりおカネを持っていない。はっきり言えば、貧乏である。貧乏人(貧困層)というほどの不幸な人たちでは無くて、それなりに生活はしっかりしている。
それなのに、これまで、これだけ金(きん)が上がり続けたのに、そして、副島隆彦の本を読み続けたのに、金も銀も買っていない。自分の毎月の収入が、自分の生活費でほとんど消えてしまう人たちだ。真面目で善良な人たちなのだが、ちょっと考えが足りない。生来のインテリで、世の中のことに関心を持つだけの余裕を持っている(すなわち、おカネのことと自己欲望にしか興味のないキツイ性格の人たちとは、まったく違う)。
それなのに、少しも良い暮らしが出来ない。自分の将来に向かって、自分の生活を豊かにする、という発想と精神(スピリット)が全くない。こういう人たちが、私の本の読者の3割、います。私は、私、副島隆彦の考えの理解者であるこの人たちを、助けたい。
だから、まず、金貨(1オウンス=31。1グラムの金ぴかの硬貨)を一枚、何としても、急いで買いなさい。まず、それだけでいい。それが、今は、もう金貨1枚で小売りで52万円(田中貴金属などで。これを野口コインで買うと、1.4万円安く買えます)もする。グダグダ言わないで、とにかく、1枚、買いなさい。
株なんか買うな、バカめが。あんなものは損をするためにある。騙(だま)されるだけだ。だから、金貨(ゴールドコイン)1枚買ったあとは、そのあとは、銀(シルバー)を買いなさい。今から、銀が上がる。おそらく
銀は今の10倍になる。副島隆彦が、そのように金融の予言者(プレディクター。predictor 預言者はプロウフェット。prophet こっちは神の言葉を人々に伝える人。両者は似ているが違う)として、断言する。
だから、これからは、銀貨(シルバーコイン)を買いなさい。なぜなら金に較べて、銀は、これまであまりに放置されて、ずっと安いままになっていた。
20年前から、ずっと、1グラム=60円台、という恐るべき安値だ。その昔は、「銀は、金の50分の1の値段」だった。幕末から明治に掛けて、日本だけでなくて、世界中で、「銀は、金の5分の1」だった。ところが、今は、銀は、「80分の1」だ。 だから、これを水準訂正して、まず「銀は50分の1」に戻る。そして、100年前の 「銀は金の5分の1」に、徐々に戻って行くだろう。
目下、アメリカで吹き荒れ始めた トランプ革命(動乱だ)でも、それでも、ドルと米国債は、これまでの、死ぬほど大量に発行されて、各国政府間での秘密の分が、もの凄く大きいのだが、あまりにも多すぎて、やっぱり、ドルと米国債は10分の1に暴落する。その時、金と銀が、本来の実物資産(タンジブル・アセット tangible asset )の力で、大きく盛り返す。
アメリカ国内で、10ドル、100ドル紙幣に代わって、銀貨(シルバー・コイン)が使われるようになるだろう。金貨( ゴールド・コイン)では、1枚が今は50万円相当だから、とても持ち運びできない。それに対して、銀貨は、その50分の1だから、1万円ぐらいだ。だから、これからは、銀貨が使われる。それは、江戸時代に、江戸の庶民は、銅貨(どうか。銭=ぜに=と言う)を使った(そばが一杯、200文とか)が、商人たちは、もっぱら、二朱銀(にしゅぎん)とか一分銀(いちぶぎん)を使ったのである。
私は、はっきり書く。私の真の読者で対して財産も持てなかった人は、今からでいいから、こつこつと 銀を買いなさい。はっきり書く。「銀は、貧乏人の金」なのである。
( 銀=ぎん=の国内小売価格のグラフ 2025年2月19日 )
副島隆彦です。このような次第だから、私の3月16日(日)の金融セミナーに結集しなさい。今の、本で、この世の本当のことを書き、今、世界で起きていることの大きな真実を、ガツガツ、ズケズケと、皆に、分かるように書けるのは、私、副島隆彦だけだ。だから、みんな集まれ。私が語る真剣な言葉に耳を傾けよ。
(転載貼り付け始め)
〇 「金や銀が米国に続々流入、関税に備え空輸急ぐ-「極めて異例」との声」
Traders Load US-Bound Planes With Gold and Silver in Tariff Bet
2025年2月1日 ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-31/SQYKPODWRGG000
ロンドンからニューヨークへ向かう民間航空機に、厳重に梱包(こんぽう)された木箱が積み込まれるという動きが過去数カ月にわたって続いている。米国に到着すると、トラックがそれらを回収する。ドライバーのほとんどは何を運んでいるのか知らない。
中身は銀の延べ棒だ。米政府による関税発動が迫っていると懸念する取引業者らが、米国に急いで輸入している。金はロンドンやニューヨーク、チューリヒ、香港、上海など世界の主要な取引拠点間を空輸されるのが一般的だが、より安価な銀は海上輸送されるのが通常だ。
しかし、トランプ米政権による関税の脅威が前例のない混乱を引き起こしている。米国の銀先物は1オンス当たり1ドル超のプレミアムに急騰しており、空輸が可能になっていると、取引業者らは明らかにした。新たな貿易措置が発表される前に、米国に急いで輸送しているという。
「極めて異例だ」と業界のベテランで、コンサルタント会社メタルズ・フォーカス創業パートナーのフィリップ・ニューマン氏は指摘。「ロンドン-ニューヨークの路線に関して、こうした話を聞くのは初めてだ」と語った。 金と銅も米国に流入している。昨年11月の米大統領選でのトランプ氏勝利以降、先物価格は国際的なベンチマークを上回っている。大量の金属を短期間に米国に移送することができる一握りの商社や銀行にとっては好機となっているが、そうでない投資家には大きなリスクをもたらしている。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の保管庫には選挙日以降に、1400万オンス近い金(380億ドル相当=約5兆8900億円)が流れ込んだ。銀は4300万オンスが流入した。金(きん)スポット相場は今週、最高値を更新。トランプ政権の関税引き上げが迫る中、安全逃避先とされる金が買われた。
もう一本載せる。
〇「英中銀保管の金、大幅ディスカウントで取引-トランプ関税巡る懸念で」
Gold Dealers Sell BOE Bullion at Big Discounts on Tariff Jitters
2025年2月6日 ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-05/SR83MPT1UM0W00
イングランド銀行(英中央銀行)の金庫に保管されている金塊は、市場全体を下回る価格で取引されている。トランプ米大統領による関税発動を巡る懸念から、金塊への需要が殺到しており、引き出しに数週間を要しているためだという。 事情に詳しい関係者によると、ディーラーは英中銀に保管されている金について、ロンドン現物市場の水準を1オンス当たり5ドル余り下回る価格を提示している。
通常は英中銀とロンドン市場の間で価格差はなく、今回のような乖離(かいり)は異例だ。過去に起きた価格差は中央銀行の取引活動に起因するもので、通常は1オンス当たり数十セント程度どまりだと、市場関係者は話している。
背景には、トランプ米大統領が関税を課すシナリオに備え、世界から米国に金が流入していることがある。トランプ氏が貴金属を関税の標的に挙げているわけではない。しかし、ディーラーの間では、トランプ氏がちらつかせている一律関税に貴金属が含まれる恐れがあると警戒している。
トレーダーが先手を打とうと急ぐ中、英中銀のスタッフも対応に追われている。引き出しまでの待ち時間の長期化により、英中銀の金庫に保管されている金塊は、より利用しやすいロンドン周辺の商業用金庫に保管されている金塊よりも妙味が薄れている。英中銀は現時点でコメントの要請に応じていない。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。それでは、ここからは、簡単に世界情勢の話。あのゼレンスキーのバカタレが、遂に世界から捨てられた。昨日(18日)にサウジアラビアのリヤドの 米ロ(べいろ)の外相会談(ロシアのラブロフと、アメリカのマルコ・ルビオ)で決まった。
ゼレンスキーと言うイギリスのタヴストック心理戦争研究所に連れて行かれて、8年前に、脳を狂わされて、洗脳されて、完全にデープステイトのあやつり人形となって送り返された、このキチガイが、ウクライナ国民を悲惨な目に遭わせるために、動き回れるのも、あと一か月だ。
戦争は、いつの時代もどこの国でも、3年半ぐらいだ。太平洋戦争も3年半だった。始めは、国民も狂騒状態で、洗脳されて、集団発狂状態に陥って、戦争にのめり込む。だが、3年も経(た)つと、多くの国民が死んで、まわりの知人たちも死んで、本当にイヤになる。それで、3年半で停戦(シース・ファイア)する。ゼレンスキーは、ウクライナ国民からも捨てられて、激しい憎悪の的となる。そして、
イギリスのSAS(エスエイエス スペシャル・エア・サーヴィス特別空挺部隊) という007のジェームズ・ボンドのような連中70人に守られながら、緊急脱出してロンドンに亡命(アサイラム)してゆくだろう。トランプとプーチンがリヤドで首脳会談をして、このウクライナ和平(ピース・トークス)の手順をこれから詰めて行く。
(転載貼り付け始め)
〇 「 米ロ、関係修復を優先 対話継続へ枠組み構築 」
2025年2/19(水) 時事通信
(副島隆彦から。ここにこの記事に付いている写真を貼ってください)
2月18日、リヤドで会談するルビオ米国務長官(左側中央)、ロシアのラブロフ外相(右)ら(AFP時事)
【ワシントン時事】米国とロシアの両政府高官は18日、サウジアラビアの首都リヤドで会談し、ウクライナ戦争終結に向け、対話の枠組みを構築することで合意した。 ロシアのウクライナ侵攻以降、米ロ間では本格対話が途絶えていたが、約3年ぶりとなった高官協議で関係修復を優先する姿勢を鮮明にした。
「真剣なプロセスに取り組む用意があると確信した」。ルビオ米国務長官は高官協議に出席後、記者団に対し、ウクライナ戦争終結に向けた対話に応じたロシア側の姿勢をこう評価した。ロシアからはラブロフ外相、ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)が出席した。
米ロ両政府によると、18日の高官協議では、双方がそれぞれ早期に大使を承認するほか、在外公館の業務正常化に向けて次官レベルで協議を開始することなどで合意。ルビオ氏は「意思疎通を確立することが目標だった。長く困難な旅の第一歩だ」と強調した。 戦争終結を巡っては高官級協議を立ち上げることで合意。ルビオ氏はウクライナや欧州諸国もこの協議に関与すると説明している。
ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)は時期には触れなかったものの「領土や(ウクライナへの)安全の保証に関する議論もあるだろう」と語った。 米ロ高官が開いた最後の本格協議は2022年1月にさかのぼる。ロシア軍がウクライナ国境に集結する中、ブリンケン前米国務長官がラブロフ氏とスイス・ジュネーブで会談。だが、ロシアは翌2月にウクライナ侵攻に踏み切った。
3年余りの間、米ロの高官や軍幹部の電話会談などはあったものの、本格対話は実現しなかった。過去に制裁の応酬で互いに大量の外交官を追放し、領事館などが閉鎖や業務停止に追い込まれたことも対話停滞に拍車を掛けていた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。再度書くが、どんなに藻掻(もが)いても、これで ゼレンスキーは終わりだ。捨てられた。もう誰もこいつを助けない。ヨーロッパのフォンデアライデンEU委員長も会談に呼ばれなかった。ヨーロッパ人も、もう何の力も無いことが満天下に晒(さら)された。
ヨーロッパの指導者たちも自分たち自身も立場が危ない。ドイツでは、今のシュルツが終わりで、23日の 総選挙で、AfD(アーエフデー)という親(しん)ロシアの愛国者たちの党が躍進するだろう。昨日、トルコの アンカラでゼレンスキーの横に座っているトルコのエルドアンも困った顔をしている。
ゼレンスキーは元のお笑い芸人に戻れ、と言いたい、がもうそれは出来ない。このキチガイの顔を、3年間、散々、私たちは見せられたから不愉快だ。生きていればイギリスに逃げるだろう。この3年間、ずっとゼレンスキーを堅く護衛して、次々に命令を出してた英SAS(エス・エイ・エスペシヤル・エア・サーヴィス 英軍の特別空挺部隊。007ジェームズ・ボンドと同じ殺しのライセンスを持つ連中)70人に守られながら、これから1か月以内に、キエフを脱出するだろう。
14日のミュンヘン会議(欧州全体の安全保障の会議)で、ヴァンス副大統領が、「現実を見よ。欧州は、力がない。ロシアに大きく譲歩せよ」と激しい演説をした。ヨーロッパの指導者たちは、これに激しく反発した(イタリアのメローニ以外は)が、もう、どうにもならない。
副島隆彦です。次に、アメリカ政治で、一気に、吹き荒れている、首都ワシントンで、100万人の 官僚たちが、一斉に、大量解雇される。集団で、各省ごとに、2万人とかが、クビを切られる事態になっている。この大騒動を、どうしても詳しく書いて、私、副島隆彦の考えを書きたいのだが、今日は、もう出来ない。
1枚だけ、写真(画像)を貼る。この 日本のテレビ局でも報道された、イーロンマスクが、トランプ大統領の横に立ったまま、25分間ぐらい、ずっと話した。それは、アメリカの財政赤字は、もの凄い額だから、そのために、おかしなことばっかりやって来た、ワシントンの官僚たちを、一気に、廃棄処分にする、
という説明をイーロン・マスクが、デープステイト側からの叫び声に近い抗議に対して、熱心に行っている。2月11日だ。
この動きは、1月20日の、トランプの大統領就任の直後から、始まっていた。USAID(ユー・エス・エイ・アイ・ディ 世界中で悪いことをした組織 )と OPM(国家人事局)と 米財務省(トレジャリー・デパートメント)に、イーロンマスクのDOGEのチームが、突入して、トランプ派の軍人の最強の部隊と共に、中に入って、国家最高機密の情報が管理されているコンピュータ・システムをこじあけて、アカウントを奪い取って、それらをDOGEの管理下に置いた。これは、イーロンマスクの電撃作戦である。
このことで、首を切られる、100万人(230万人の連邦職員=国家公務員のうちのデープステイト側の官僚たち)の国家の寄生虫(パラサイト)が、一気に、1月28日の 一斉メールで、クビを切られた。
(副島隆彦から。ここに 例の X君が写っている写真を貼る)
2月11日に全米で放送された大統領執務室からの、この写真が、大事だ。日本のテレビ局の文が入っていて、日本の読み手たちの理解を得るだろう。イーロンマスクの12番目の息子である、 X 君が、鼻をほじっている picking nose しているものとかも、そのうち貼る。X君は、やがて疲れて父親に抱っこされて、それから肩車されて眠りんでしまった。
ワシントン政府の財政の無駄を省く、消す、ための 100万人の官僚ども(230万人の連邦 公務員のうち)をクビを切る話を、ここで、イーロンとトランプはしているのだが、アメリカ国民は、みんな、もう、X君(5歳になった)の方ばかり見ていただろう。
私、副島隆彦 も自分の息子を肩車して、家族でNYの街を歩いたことを思い出した。みんなX君の 仕草と動きを、ずっと追いかけている。イーロンとトランプの話なんか、あーいつもの演説だ、もう分かってるよ、頑張ってくれ、あなたちに任せた。何でもやってくれ、で聞いていない。X君の動きにしか興味、関心は無い。
こういうことが平気で出来るのが、イーロン の 偉大さだ。これは今の地球上の誰も真似は出来ないし、相手にならない。だから、イーロンは、オートウラット、autocrat すなわち、「民衆(国民)の大きな支持のある 優れた専政君主、政治指導者」だ。
もう今日は、これぐらいにします。3月16日の、私の金融セミナーに参加してください。たくさんの話をします。特に、金をたくさん買っていて、大きく儲かった人たちの苦しみについて、私が対処して、本気で相談に乗ります。 副島隆彦拝
【3175】 腹立たしいので、まずこの記事「 農林中金の4〜12月期、最終赤字1.4兆円 外債13兆円売却 」
副島隆彦です。今日は、2025年2月8日(土)です。
私は、急いで書く。トランプ動乱(=トランプ革命)の 断行で、まず首都ワシントンの 230万人の連邦政府の全職員(その半分弱の 100万人が上級職。うち10万人がキャリア。うち 政治任命 political appointee ポリティカル・アポインティ の 高官 が 1万人 )のほぼ全員に、退職勧奨(実質、首切り)が出された。
このイーロン・マスク戦略の発動で、デープステイトの下部組織であるワシントンの帝国の寄生虫(パラサイト)たちと、その奥さんたちが、今、失業して、泣き叫んでいる。たくさん記事になっているが、日本人には、実感で伝わっていない。このワシントンの官僚たちの大量の首切りの嵐については、最後の方に、記事を貼り付ける。
次に。金(きん)の価格 が、毎日、暴騰(ぼうとう)を続けていること。今は、何と、1オウンス(31.1グラム)= 2,870ドルになっている。2,600ドル、2,700ドル台をあっさりと突破して、もうすぐ2,900ドルだ。 あーあーあー、で、この私、副島隆彦でさえ、驚くような、金(ゴールド)の急上昇である。
(副島隆彦が追加で加筆する。2月11日に、NYの金の先物市場で、瞬間の高値だが、
金1オウンス=2,968ドル を付けた。その後は、2920ドル台を続けている。)
日本国内の価格でも、もうすぐ、小売り価格で、1グラム=16,000円 台である。為替(円ドル相場)が、円高の 1ドル=151円 になろうが、こんなものを蹴散らして、金の値段は、暴騰を続けている。
( 金の国内小売り価格のグラフ 2025年2月3日 )
( NYの金先物(さきもの)価格 のグラフ 2025年2月3日 )
副島隆彦です。ワシントン政治と、金(きん)の動きの、上記の 2点を、私は、急いでこの重たい掲示板に書かなければ、と足掻(あが)いているうちに1週間が過ぎた。
もうちょっと待っていてください。皆が、私、副島隆彦の発言に、注目していることを、私は分かっている。だが、私も苦しい。いろいろと、自分の頭(知能、思考 intellect インテレクト。 ×インテリジェンス intelligence ごとき低次元の言葉とは違いますぞ)が苦しんでいる。
私が、今朝1時半に、発奮(はっぷん)したのは、農林中金(のうりんちゅうきん)という 日本の農業者たちの中央銀行の、大損害、大損失。そして、誰も責任を取らないで、居直っている、その記事のことを書いて、ここに載せる。
農林中金は、以下の記事から、「外債13兆円の売却での損切りの赤字決算 で、最終損1.4兆円」で、すべてを終わりにするようだ。だが、まだ、この他に、30兆円ぐらい、外債(がいさい。ジャンクボンド、ボロくず債券を持っている)。そして、誰も責任を取る気がない。ふざけた野郎どもだ。
更に居直って、ゴールドマンから、このあと、まだ、運用担当の役員を、理事会に入れる、という決議を、この記事の最後に書いている。とんでもない 恥知らずの連中だ。敗戦後に、アメリカさま(マッカーサーさま)のお蔭で、昭和21(1946)年2月の農地解放(自作農創出法=じさくのうそうしゅつほう=。これは軍政府(占領軍政府) の命令。まだ敗戦後の日本の国会は出来ていない。
この 農地解放で、日本の600万人の小作農(こさくのう)の貧農(peasant ペザント ドン百姓)たちが、耕作地を、自分の所有物に出来て、それで、仕合せになった。今の農協の幹部たちは、戦前は、小作農で貧農だった連中だ。
農地解放は、財閥解体と併せて断行された。このことで、すっかり保守化した農民たちによって、日本の政治が安定して、それで日本は、東アジア地域(regionリージョン)での 反ソ、反中国の「反共(はんきょう)の防波堤」bulwark against communism になった。このことの アメリカ様(さま)への大(だい)恩義が、日本の農民(自分たちでは農業者と言う)にある。
だから、まだまだ、このあとも アメリカ帝国の日本支配が終わるまでは、全中(ぜんちゅう。農協のトップ組織)と共に、農林中金、共済連、信連、全国に500個あるJA(農協)は、アメリカに資金(運用資産 まだあと45兆円有る、と)を貢ぎ続ける、ということだ。監督庁である農水省から、歴代次官たちが、農林中金に天下っているから、話にならない。だから、大損を出しても、誰も自分の腹を切る者がいない。 ケロケロケロの カエルの合唱隊だ。
農中の、まだあと残っている、以下の記事の中の45兆円のうちの「 51 %が、債券での運用」と言うのだから、おそらく、半分は、日本国債で運用している、などと言うのもではなくて、おそらく まだ、このうちの6割ぐらいの30兆円分を、外債(総称でファンド。投資信託。実際は、ゴールドマンが売っている RMBS や CDO や CDS 。危険なハイリクス債。ゴミくず債券、ジャンク債(ボンド)だ )で、保有している。
私は、これらの農林中金の問題を、3日前に発売された 私の新刊本の 『金(きん)は、下がったら買う。トランプ派ドルを切り下げる』(祥伝社、2月3日刊)の、P159から後に、詳しく書いた。買って読んで下さい。この本の宣伝も、急いでやらないといけない。
(そうだ、ここにこの本の表紙と、アマゾンへのリンク先 を貼ってください)
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トランプ時代になって、トランプは、「背に腹は代えられない。自分(アメリカ)が生き残るためには、友人(同盟国)から、さらに 巻き上げる」の戦略だ。これが、トランプの、商売人、実業家、NYマフィアかつ、隠れユダヤ人 closet Jew クローゼット・ジューの本性(ほんせい、nature ネイチュア)だ。暴力団とユダヤ人は、自分が生き延びるために、自分の友人や近親者たちからさえ、奪い取る。食い殺す。だから、日本からも、さらに、数百兆円(数兆ドル)を、毟(むし)るだろう。
だがね。日本国民よ、こうやって、脅迫されて、大金を奪い取られて、貢がされている国は、その分、安全で、安泰なんだよ。グズグズ言わないで、お金を出す人が、一番、偉いのだ。村祭りでも、町内会の催(もよお)しで、献金者の板の筆頭で、「100万円の人」のところに、名前がある人が一番、偉いのだ。あとの貧乏人たちは、だからの村人、住民だ。
嫌々(いやいや)ながらでも、自腹を切って、大きなおカネ出す人を誰も悪口を言わない。言えない。それが、人間世界を貫く、一番、大事な原理、法則だ。分かりなさいね。だから、日本は、安全保障(軍事、国家としての安全)で、大丈夫なの。石破茂首相は、堂々として、トランプと会って、「うん、うん」と頷(うなず)いてればいいのだ。だが、この仕草(しぐさ)は、決して、
「ハイハイ、何でも、アメリカ様の、要求通りに払います」ということではない。「あなたの話は聞きました I hear you . あとは、私が自分で判断、決断します 」という態度のことだ。従って、これが、副島隆彦が公表している 日本の戦略の「 Ⅱ の トランプ、この野郎!」だ。
それに対して、前述の、ワシントンの官僚100万人が、今、首切り(退職勧告)の嵐で、泣き叫んでいるから、こっちが、私 の戦略の「 Ⅰ の トランプ頑張れ」だ。このように、私は、これからの時代と世界を、硬軟 取り揃えて、自分の言論人としての生き残りを賭ける。 副島隆彦記
(転載貼り付け始め)
〇 「 農林中金の4〜12月期、最終赤字1.4兆円 外債13兆円売却 」
2025年2月7日 日経新聞
農林中央金庫が2月7日発表した2024年4〜12月期の連結決算は、最終損益が1兆4145億円の赤字(前年同期は970億円の黒字)だった。含み損を抱えた低利回りの外国債券などを12兆8000億円売却し、損失確定を進めたことが背景だ。赤字額は同年4〜9月期の8939億円から拡大した。
2024年度中に完了するとしていた、JAなどを引受先とした資本増強の金額の詳細も明らかにした。一般企業の普通株に近い「後配(ごはい)出資」での調達は、2024年9月に7360億円実施した。25年3月に新たに411億円の出資を受ける。6000億円規模としていた期限つき劣後ローンでの調達は6428億円となる。合計の資本増強額は1兆4000円強になり、24年8月に示していた約1兆3000億円からやや上振れする。
農林中金は米連邦準備理事会(FRB)が過去数年で進めた急速な利上げなどで保有債券の価値が下がって含み損が拡大したほか、調達金利が運用利回りを上回る逆ざやの債券が運用収支を圧迫している。このため、低利回りの債券の売却を進めており、損失確定によって通期の最終赤字が1兆5000億〜2兆円規模になるとしている。
(ここに、この記事に付いている図表を貼る)
24年12月末時点の債券含み損は1兆5701億円だった。米金利の上昇で3カ月前に比べてやや拡大した。株式などを含めた運用資産全体では8859億円の含み損だった。
外債の売却を進めたことで運用資産の残高は約45兆円と、3カ月前に比べて2兆円弱減少した。運用資産に占める債券の割合は51%で、3カ月前の57%から低下した。株式はやや上昇して4%、企業向け融資を束ねたローン担保証券(CLO)は14%から18%に上昇した。
農林中金の巨額赤字を巡っては農林水産省の有識者会議が1月、運用改善に向けた提言を公表した。農水省は提言を受け、運用などに関する意思決定機関である理事会に外部人材を参加させられるよう、理事の兼業を禁止している農林中金法を改正する方針だ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。続けて冒頭に書いたワシントンで、目下、吹き荒れている、200万人のデープステイトの子分の高級公務員たちほぼ全員 への 大量解雇(首切り)の嵐 の記事を、のちの資料として貼り付ける。
(転載貼り付け始め)
〇 「 米国際開発庁USAID は「犯罪組織だ」「狂人が運営」 トランプ、マスク両氏がやり玉に」
2025年2/3(月) AFP = 時事通信
トランプの選挙集会でキングコングのように腕を振り上げるイーロン・マスク(2024 年10 月 27 日、マディソン・スクエア・ガーデンで)
マスクは、トランプが主宰する大晦日のパーティに、息子の X AE A-Xii を肩車してやって来た(2024 年 12 月 31 日、マール・ア・ラーゴで)
米国のトランプ新政権で政府効率化省(DOGE)を率いる実業家のイーロン・マスク氏は2月2日、対外人道支援を管轄する米国際開発庁(USAID)について「犯罪組織」と呼び、やり玉に挙げた。
ドナルド・トランプ大統領もこの日(2月2日) 、USAIDは「過激な狂人たちによって運営されてきた。われわれは彼らを排除する。今後、(USAIDの将来について廃止の)決定を下す」と述べた。マスク氏はトランプ氏が新設した政府効率化省において、両氏が無駄な支出と見なす政府機関を再編するための前例のない権限を付与されている。
マスク氏は自らが所有するX(旧ツイッター)上で、USAIDが「CIA(米中央情報局)の不正活動や インターネット検閲に関与している」とする動画を肯定する反応をして、「USAIDは犯罪組織だ。アメリカ国民の税金を使って、USAIDが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含む生物兵器研究に資金を提供し、何百万人もの命を奪ったことを知っているか? 」と、2億1500万人のフォロワーに問い掛けた。
ここから副島隆彦が注記。 この DSAID(ユーエス・エイド)と言う、人道支援のふりをして、世界中で謀略政治を実行して来た、CIAの手先の米国家機関 である。この記事に有る通りイーロンが、2月2日に、「USAIDは、犯罪組織だ。COVID-19 を含む生物化学兵器の研究をして来た」と断言したXを書いた。
同日トランプ大統領も「 USAIDは狂人が運営してる。組織として解体する」との発言をした。これは記者会見ではない、ホワイトハウス執務室からのテレビでの声明だ。
この 2人の決断に基づく、同時の発表は、ものすごいことだと、私、副島隆彦は、判断する。やはり、これはデープステイトの解体に向けた、 国内戦争の開戦にも等しい一連の決断の重要なひとつだ。 副島隆彦注記終わり。
〇 「 FBI捜査官の粛清(purge パージ」本格化 トランプ政権、数千人規模 」
時事通信 ワシントン 025年02月01日
米NBCテレビは1月31日、トランプ政権が2021年1月6日の連邦議会襲撃事件の捜査に関わった連邦捜査局(FBI)の職員数千人を審査していると報じた。同時に、FBI本部の上級幹部と地方局長、連邦検事の計20人以上が解雇されたという。
トランプ大統領は自らを訴追した司法当局(司法省)に対する報復を誓ってきた。政権は既にトランプ氏の事件の捜査官を解雇した。さらなる大規模粛清に乗り出した。
報道によると、ドリスコルFBI長官代行は今年1月31日に職員宛ての電子メールで、「トランプ政権から議会襲撃事件に関わった捜査官全員のリストを要求された。数千人に及ぶと理解している。私もその一人だ」と述べた。ドリスコル氏はさらにメールで、「FBIの上級幹部たちが解雇される」と報告した。
トランプ氏は1月31日にホワイトハウスで記者団の取材に応じ、「あそこ(FBI)には非常に悪い連中がいる。何人か解雇されるなら、それは良いことだ。私は(解雇に)関与していない」と強調した。
〇 「 米CIA、全職員に早期退職を提案 」
WSJ ウォール・ストリートジャーナル紙 2025年2月6日
【ワシントン】米中央情報局(CIA)は2月4日、全職員を対象に早期退職勧奨を実施した。当局者らによると、ドナルド・トランプ大統領が掲げる優先事項に沿った体制にするための動きだ。
連邦政府の縮小を推進するトランプ氏の方針の一環。CIAは退職と引き換えに約8カ月分の給与および福利厚生を提供すると職員に通知した。情報機関の中で早期退職を提示したのはCIAが初めて。米政府は1月に、大半の連邦職員に早期退職を提案したが、国家安全保障分野などの職員は対象外としていた。
ジョン・ラトクリフCIA長官の補佐官によると、CIAは条件付き内定者の採用も凍結。トランプ大統領が重視する貿易戦争や中国の弱体化など、CIAの新たな目標に適した経歴を持たない内定者についても採用を取り消す。
政権当局者は、「この提案はトランプ氏の政策に反対する人たちに別の仕事を探すよう促すためのものでもある。ラトクリフ長官はホワイトハウスにCIAにも他の政府機関と同様の退職勧奨パッケージを提供するよう求めた」と述べた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【3174】柿本人麿とは何者か、4・天武天皇(大海人皇子)が倭国(筑紫王朝)の人物と考える根拠
守谷健二です、ふじむら掲示板に書きました読んでください。
【3173】アニメ「千。」で異端(heresy)を許さない権力の残虐に震え上がる
土曜の深夜にNHKで放映されているアニメ「チ。ー地球の運動についてー」が話題になっています。
ストーリーはこちらで読めます。
https://anime-chi.jp/story/
正直しっかり見ていないのでざっくり書きます。
16世紀のヨーロッパの架空の国が舞台です。そこには異端(heresy)として残虐な迫害をうける修道士たちを追います。
異端(ヘレシー)とは何か?
それは支配のために国民に根付かせている”神”を否定する考えのことです。
アニメでは断言していませんが要するにカトリックを指していることは明白です。
異端狩りや魔女狩りと称して、異端審問という残虐なショーで民衆を黙らせることをする。
理由はなんだっていいんです。ここでは地動説ですが、髪の毛の色が違うとか、男色(ホモ)であるとか、ありとあらゆる口実で集団リンチを行うことが16世紀から17世紀の初めのころまで確かにあった。
言論の自由などもなく、当然ながら「地動説」は従来のアリストテレスの宇宙観に対して、神を冒涜することだとして弾圧を執拗に加えていく。
このアニメ「チ。」では修道士らが秘密裏に研究していた地動説を何としても残すための物語から始まりました。
原作は魚豊(うおと)というペンネームの27歳。2020年から2年間ビッグコミックで連載されていた漫画なんだそうです。
科学(science)は宗教の理神論(かみさまの存在をしらべる学問)から分岐したものです
日本の研究者や科学者は”科学的”という言葉の本質をよく知らない
実は国や大学の研究機関で働いている友人に会った際に、(私が言っていた)宗教と科学の関連が最近になって肌で理解できるようになったと言われました。
たぶん、研究対象が先端的になるほど人の思想の本質に近づき、目に見えぬ壁となっていくからでしょう。
アニメ「チ。」は禁断の研究対象であった”太陽を中心とする地球の運動”がどれほど支配者たち(つまりはローマ教皇を頂点とする支配階層)に危険視されたかを人物群のストーリーとして描かれています。
まっ余談ですが実際、敵対視されたのは地動説だけではなく、ダーウィンの進化論もそうだし、一部の数字でさえ危険思想だと糾弾されていたのです。
有理数と無理数という数字の区別は神学論からうまれた
かつては数字には神から与えられたもので、当然円周率(パイ)や2の二乗根(ルート2)といった延々と小数点以下が続く数はあってはいけないとされたのです。
少数点以下の数は絶対に限度があるか、1/3のように分数で表せられるものでなければならないと神学者たちは決めつけたのです。
だから「神が宿る数」という意味で「有理数」と名付けられた。
そして「神がいない数」は「無理数」として蔑まれたのです。
でも、円周率や二乗根や三乗根など幾何学的(つまり図形の学問)には表せても、代数学(数式で表す学問)では重要になっていくのです。
無理数は他にも対数(log)や自然数(e;ネイピア数)といったものへとどんどん拡張して専門化していきます。(そして終始概念的だからだから数学嫌いが生まれるんです)
天文学から始まった物理学は巨大な宗教権力の反勢力へとなっていったこれがアニメ「チ。」のテーマです。弾圧される主人公たちの残酷な処刑で一幕が終わりました。
さて、この続きはどうなっていくのでしょう?
実はこのアニメの題材は天文学からカネに移ります。
次の主人公に神の言う平等は正しいのかという疑問が小さな共同体制(村社会)の枠組みに綻びを生じさせます。
実力あるものが富を得るべきだという信念が、教義(ドグマ)に縛られている社会に楔を打ち込んでいくという話へとつながります。
中世の資本主義はどのように発生したのかを宗教的な視点から描かれていく
資本主義はマックス・ヴェーバー(Max Weber 1864-1920「プロテスタント発生説」)によってプロテスタントにより生み出されたとしたり顔でいう人がいます。
学問道場では20年前に、『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ』(2005年 祥伝社 2018年文庫化)でこの学説を全力否定しました。
ウェルナー・ゾンベルト(Werner Sombart 1863-1941)の「ユダヤ教発生説」が正しかった。
さあ、アニメ「チ。」では資本主義の発生がこれからどのように描かれ、封印された天動説はどのように暴かれていくのか楽しみです。
副島隆彦先生の著作群を多く占めるこれら人文社会分野の中枢を知るきっかけに、ぜひアニメ「チ。」をお勧めします。
【3172】明日20日から始まる トランプ動乱 (大統領就任演説から)の中味を予言する。
副島隆彦です。今日は、2025年1月19日(日)です。
明日の1月20日の大統領就任式の日から 始まる “ トランプ動乱 ”
について、私は、急いで、簡単に書かなければいけない。私は、年明けからのこの3週間、ずっと焦っていた。早く重たい掲示板に書かなければ、書かなければ、と。その時間がなかった。
トランプは、就任演説(エノギュレイション・スピ―チ)と同時に、300本の 大統領命令(executive order ケクゼクテイブ・オーダー)を一斉に発表する。これでトランプ革命の開始の号令とする。特に、そのうちの9本を、mandate 「マンデイト」 として、緊急に強制力を持つ大統領命令として、これを目玉にして、一気にアメリカ革命を推進する気だ。
このマンデイトの大統領命令 は、古臭い言葉だが、威厳がある。「最初の100日」 the first 100 days ザ・ファースト・ワン・ハンドレッド・デイス が、勝負だ。即ち4月20日までだ。それまでに勝敗の決着を付けないと、トランプ政権の負けとなる。
この「最初の100日」は、ナポレオンが初めて使ったコトバだ。そして、それがドイツで、電撃作戦(でんげきさくせん) Britz Krieg ブリッツ・クリーグ という軍事用語になった。 この「最初の100日が大事だ」を、今回、アメリカ政治で政権の戦略(ストラテジー)として提言して、使ったのは、ピーター・ナヴァロだ。
ナヴァロは、通商担当のNo2の高官になったが、真実の役職は、トランプが放つ 大目付(おおめつけ)だ。ナヴァロが、新任の内閣(キャビネット・メンバー)の長官たちの業務査定、能力評価 をして、トランプに、「この者は、しっかり、矢面に立って闘っている。この者は、あまり働きがよくない」と報告する係りだ。御庭番(おにわばん。公儀隠密)のトップである。
(ここにピーター・ナヴァロ の顔写真を貼る)
このナヴァロが、トランプ派の高官の中で、一番、最後まで闘い続けた。立派な学者(カリフォルニア大学アーバイン校経済学教授)なのに、最後は、連邦刑務所に入れられた。そして、刑期満了で釈放されたその日に、8月の共和党大会の会場に駆けつけて、万雷の拍手を受けた。
ナヴァロ教授は、全米の学生や若者たちから支持され尊敬されている。彼が書いた2冊の、2020年11月の不正選挙による、トランプ大統領の引きづりおろしのあとの、トランプ勢力の激しい闘いについて、しっかりと書いている。
その他、もろもろの私が知っていることを、私はたくさん書きたい。ところが、次々と社会事件、政治事件 が起きるものだから、それらを私が追っかけて、理解し咀嚼(そしゃく、大きく掴む)することに時間が掛かる。だから、以下は、いつものポイント・フォームでどんどん書いてゆく。
1.まず、今日のぼやき「2174」番 に載せた最新の、私とベンジャミン・フォルフォード氏との対談本の紹介の文を、読みに行きなさい。昨日(18日)に全国の書店でも一斉に発売だ。 書名は、「宇宙通信戦争(スペイス IT アイティ・ウオー) で 勝利した トランプ革命」(秀和システム刊)である。
(ここに表紙とアマゾンリンクを貼る)
宇宙通信戦争で勝利したトランプ革命←←クリックするとアマゾンのページに行きます
副島隆彦です。この本の、大切な部分である p46,47 を、私が弟子たちに指示して、両面見開きで、新たに貼り付けて置いたので読みに行きなさい。この本、丸々一冊で、日本国民が知るべき重要なことをずっと書いてある。
2.私は、11月からずっと、熊本県にある 崇城(そうじょう)大学という気色の悪い、統一教会が経営してる大学の事を、書かなければ、と思っていた。ここがあの「日韓トンネル」を掘っていた曰く付きの大学だ。かつては熊本工業大学だった。
(ここに崇城大学の写真を1枚だけ貼る。出来れば、あの記者会見に出て来た、学長の 統一教会幹部 の顔写真も貼る )
崇城大学の滑走路と格納庫
中山峰男学長
この崇城大学には、航空自衛隊のジェット戦闘機乗りを養成する学科がある。以前は、専門学校レベルだった。このジェット戦闘機乗りが、南西航空集団(なんせいこうくうしゅうだん。沖縄の軍民共用の那覇=なは=空港にいる。私はここに自衛隊の広報部の招待で行ったことがある。ここから スクランブル発進する)にたくさん潜り込んでいて、このジェット戦闘機乗りたちが、台湾有事(たいわんゆうじ)を発動して、中国の戦闘機に向かって、自分から空中で体当たりする。
そうやって、日中戦争を始めさせようとして、ずっと蠢(うごめ)いて来た危険極まりない連中だ。それと海上保安庁(海保 かいほ)の中にも、まだ、800人ぐらい、統一教会員が潜り込んでいて、やっぱり同じように、中国の海警(かいけい)の船に体当たりして行って日中戦争を起こそうと画策してきた。あのならず者の一色正春(いっしきまさはる)と同じ人間たちだ。
これらの軍事公務員たちの危険な動きを内部から、厳重に統制(とうせい)して、軍事衝突を、必死に食い止めようとして、自衛隊の中の、まともな、かつ正常な、穏健派の幹部たちが頑張っている。そして石破首相や中谷元(なかたにげん)防衛大臣たちが、この事でもの凄く苦労している。日本国民がこの動きを、よく分からないといけない。私たちが、石破政権を真剣に支えないといけない。こういうことを、何も日本国民は知らされていない。
統一教会(大きくは、欧米のデープステイトの下部組織)の一部である、産経右翼(反共右翼)の新聞記者や、笹川財団(日本財団)の研究員を名乗る統一教会の札付きのワルたちが、「石破政権の弱腰、とか 低能力」とかを盛んに書いている。この者たちを、アメリカのトランプ動乱の開始に合わせて、彼らを日本で摘発して、私たちは、徹底的に叩かないといけない。
「アジア人どうし戦わず。戦争反対。平和憲法を守れ」の旗を、大きく立て続けながら。
去年の 7月4日に、海自(かいじ)の護衛艦(本当は、駆逐艦=デストロイヤー級 5000トンぐらい)の「すずつき」の艦長が、自分で勝手に、中国の領海(りょうかい)を侵犯した。中国政府は厳しい警告を直ちに発した。焦った海自の幕僚幹部が、この暴走を引き変えさせた。この艦長は、岸田政権によって、左遷(させん)、降格された。この艦長は、統一教会員だ。このことを、どのメディアも、なかなか書こうとしない。
これらの、日本国内の 統一教会の勢力の、蠢(うごめ)きの中でも、最大級の問題については、近いうち詳しく書きます。なかなか書けない。私はもどかしくて仕方がない。
3.トランプ政権で、どの閣僚が、政権が始まって、すぐに、一番、暴れるか。誰が、一番槍(やり)を付けるか。私が、息せき切って、書いて置く。
① “ Border Tzar ” ボーダー・ツアーリ「国境線の皇帝」と呼ばれている移民局の執行官の大(おお)ボスの トム・ホーマン Tom Homan(ICE アイス 局長)。この ICE(米移民・関税執行局)の局長になる トム・ホーマン が、アメリカの違法入国の移民たちを、強制的に国外追放(deportation デポーテイション)する係りだ。アイス(ICE)すなわち 凍り付くような厳しい対応を、違法にアメリカで暮らす者たちを捕まえて、強硬に強力に叩き出す。もうこれまでのようなアメリカ合衆国とは違う。
(ここに トム・ホーマンの 執行官姿のキャップを被った 顔写真を貼る)
まず始めに強制送還(=国外追放)する 100万人を、すでに拘束している者たちを含めて、移民局の執行官たちが、強制力を使って、飛行機に乗せて、それぞれ出て来た自分の国に送り返す。
合わせて1100万人いるとされる不法移民(イリーガル・マイグラント。違法入国、居座り滞在者たち)を、すべて追い出すことは無理だろうが、とにかく、こいつらをアメリカの外に追い出す。多くは中南米諸国に送る。このトム・ホーマンが、連日事件となってテレビで騒がれて、暴れないと、トランプ革命は、動き出さない。
② 国防長官になる ピート・ヘグセス(44歳)が、国防総省(ペンタゴン)内の、デープステイト側(反トランプ)の軍人高官たちを、まず、3千人ぐらい首を切る。この騒動が始まる。
(ピート・ヘグセス 国防長官の顔写真を貼る)
それよりも下級の一般職員(下っ端)を、rank & files ランク・アンド・ファイルズ と言う。この者たちでも、素行の悪かった者や、LGBTQ(オカマたち)の軍人(下士官から上)と兵士は、クビを切られる。それ以外で、デープステイト側について公然と動いた者たちは、アラスカ州送り(日本で言えば、網走出張所 に左遷、島流し)になる。
その為に奥さんたちが、泣き叫んでいる。「もう、貴方とは離婚する。私は、ワシントンを離れません。あなただけ、僻地(へきち)に行きなさい」、となって、夫婦で大喧嘩している。こういうことはニューズにならない、が、アメリカ国民は、皆、知っている。
そして、皆で、「いい気味だ」と思っている。これを英語で、“( It )Serves you right ”
「サーヴァズ・ユー・ライト」 まさしく、いい気味だ、である。これまで散々、高級公務員でいい思いをして来た者たちだ。アメリカ国民の怨嗟(えんさ)の声が、重低音で上がっている。
あんな、やらせ臭い、LAの大火災、山火事(1月7日から。12000戸の高級住宅が消失した)なんか、ハリウッドの マリブ地区の 芸能人、俳優たちが、デープステイトの手先をやり過ぎたことの証拠隠滅か、あるいは、始めから高額の火災保険に入っていて、そのカネを握って、国外に逃亡するための 企てだったろう。
11月22日からの スマップの 中居正広の性接待だか、性処理だか、女子アナの献上品(けんじょうひん)だか、分からないが、日本国身からの、こいつら、女子アナという、第2芸能人や、第2タレントの女たちへの、怨嗟の火が、もっと燃え盛って、フジサンケイのテレビ局(お台場に有る)を、燃やし尽くせばいいのだ。もう、お前たちのような、芸能人、有名人と言う、共同幻想(きょうどうげんそう。mass illusion マス・イルージョン)は、人類は、要らないのだ。さっさと滅びて、消滅してしまえ。
③ アメリカの官僚組織の中でも、とくに 司法省(デパートメント・オブ・ジャスティス DoJ 日本の法務省と最高検察庁に相当する)で、トランプをたくさん、いやがらせの裁判に掛けて、痛めつけた者たちは、全員、首だ。4千人ぐらいがクビになるようだ。この DoJ(ディ・オウ・ジェイ)を、一旦、廃止する、という案もある。ここでもやっぱり 奥さんたちが、泣き叫んでいる。夫婦喧嘩の最たるものだ。このことは、今度の、金融本(1月末発売)の、「金(きん)は 下がったら買う。トランプはドルを切り下げる」(祥伝社刊)にも、たくさん書いた。司法長官には、若い女の パム・ボンディがなる。
(ここにパム・ボンディの顔写真を貼る)
彼女は、フロリダ州の検事総長(アトーネイ・ジェネラル)として、幼児誘拐、人身売買シンジケート( human traffickers ヒューマン・トラフィカーズ)の 一斉の大量逮捕、摘発 で、5年間の実績がある。この女が、どこまで暴れて、デープステイトの富豪(大金持ち)の ぺド pedophillia 幼児異常性愛症たちを、どれだけ逮捕して、人類の正義の裁判に掛けられるか。謹厳実直の女の パム・ボンディが、案外、頑張って、男では出来ない腕前を披露するかも。
④ 厚生長官になった、ロバート・ケネディJr(70歳)頑張れ、である。
(ここにケネディの写真を貼る)
このケネディ が、コロナウイルスを製造して撒き散らし、さらにコロナワクチンを作って、何兆円もの利益をあげた、ビッグ・ファーマ(巨大製薬会社)たちを叩きのめす。経営トップたちを裁判に掛けて、牢屋送りにする、かだ。このことは割りと日本でも皆が知っていて、注目しているから、私は、これ以上書かない。ケネディは、暴れるだろう。日本でも反コロナウイルス、反mRNAワクチン運動を、必死でやってきた人たちは、このケネディの活躍に、涙を流して喜ぶだろう。
⑤ 米軍の軍人トップの中で、統合参謀本部議長(ジョイント・チーフ・オブ・スタッフ)のチャールズ・ブラウン(1962年生。米空軍のトップの空軍参謀長だった)と、宇宙軍(スペイス・フォース)トップの宇宙司令部司令官のジョン・ウイリアム・レイモンド(1962年生)は、隠れトランプ派であることが、判明して留任するだろう。
(そのうちで、いいですから、この2人のアメリカの軍人トップの顔写真を貼る)
チャールズ・ブラウン
ジョン・ウイリアム・レイモンド
このふたりが、宇宙軍と空軍の中の、対(たい)テロ特殊通信部隊を使って、ずっと密かにトランプのために、イーロンマスクのスターリンク衛星群(7千個)と組んで、ドミニオン・ソフトを積んだ選挙泥棒衛星を攻撃して破壊した。このことを、前記の私の本に書いた。
この「不正選挙を宇宙空間で阻止したイーロンの大勝利」については、私、副島隆彦が、昨年11月16日(「3164」トランプ勝利から10日が経った…)に、ここの重たい掲示板に書いて、日本で一番乗りした。今、日本国内で、ざわざわとこの噂(うわさ)が、インテリ階級の間で広がっている。
⑥ 国家情報官(DNI ディー・エヌ・アイ)になった、ハワイ出身のまだ若い女のTulsi Gabbardd トルシー・ギャバード(1979年、45歳)が、どれだけ、デープステイトのこれまでの国家犯罪を暴き立てることが出来るか、まだ、分からない。
この女は一度下院議員になってからの軍歴が長い。民主党を糾弾して、共和党に移った。
(ここにトルシー・ギャバードのか写真を貼る)
このトルシーの大人気 に対して、NYで、プエルトリコ系の あの「労働者や若者を大事にせよ」の演説で有名になった若い女のAOC(エイ・オウ・シー、アレキサンドリア・オカシオ・コルテス)は、今、下院議会で、トランプ弾劾(インピートメント、引きづりおろし)演説をやり過ぎて、「このバカ女めが。デープステイトの子分だと正体がバレたな」と、若者たちから怒られて、今、針の筵(むしろ)だ。
⑦ その他、主要閣僚の、ひとりひとりについても、私は、「こいつは、これから、こういう仕事をする」で、トランプが、「お前にこの仕事を任せた」で、まかされた職務を全うして、ケンカ腰で、闘うかを、書かなければいけない。だが、それらは、私が12月に書いて今月末に出る、金融本の「金(きん)は、下がったら買う。トランプは、ドルを切り下げる」(祥伝社刊)に書いた。
私、副島隆彦のこれからのアメリカ分析の 大方針は、「 Ⅰ トランプ頑張れ」
アメリカ国内でデープステイトども(大富豪の連合体)を、犯罪の明確な証拠が挙がり次第、今から焼き殺せ、だ。
それと、「 Ⅱ トランプ、この野郎!」 である。トランプが、これから、MAGA(マガ。メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン の アメリカ復興計画)を実行するために、世界中に対して、「アメリカは大変なんだ。諸外国は、もっとアメリカにカネを払え」で、ギュウ ギュウ と、いじめに来る。日本も、またふんだくられる。だから、外国、対(たい)世界では、「 Ⅱ トランプ、この野郎!」である。
私、副島隆彦のこれから4年間の アメリカ分析の 基本戦略は、この「Ⅰ トランプ、頑張れ と Ⅱ トランプ、この野郎!」 の 相矛盾する 2本立てである。
⑧ 新任の上記の長官たちよりも極めつけで、おもしろいのは、FBI 長官になるカシュ・パテル(44歳)である。
(ここに カシュ・パテルの写真を貼る。以下の12月1日の ロイターの記事に付いているもの)
このカシュ・パテルが、明日(20日)から FBI本部(エドガー・フーバー・ビル)に新長官として乗り込んで何をするか。かれは、7000人いるFBI (米連邦犯罪捜査 フェデラル・インヴェスティゲイション・局 ビューロウロ)の本部職員を、全員、建物の外に追い出す。
それから全員を、全米各地に、分けて飛ばして、配分する。「お前たちは、警察官なのだ。首都ワシントンで、ふんぞり返って威張り腐って、いるんじゃない。ちゃんと犯罪者どもを取り締まれ」と命令する。おそらく、トランプに密かに忠誠を誓っていた、1割ぐらいの FBIの本部職員を残して、彼らを出世させて、高官の地位に付ける。それからだ。
( 転載貼り付け始め)
米FBI長官にカシュ・パテル氏を指名、トランプ氏に忠実な元NSC幹部
2024年12/1(日) ロイター Reuters
トランプ次期米大統領は30日、連邦捜査局(FBI)長官に元国家安全保障会議(NSC)幹部で自身に忠実なカシュ・パテル氏(写真)を指名した。アリゾナ州プレスコットバレーで10月撮影(2024年 ロイター/Go Nakamura)
Sarah N. Lynch [ワシントン 30日 ロイター] –
トランプ次期米大統領は30日、連邦捜査局(FBI)長官に元国家安全保障会議(NSC)幹部で自身に忠実なカシュ・パテル氏(44)を指名した。 パテル氏は1期目のトランプ政権で国防長官の補佐官も務めた。FBIから情報収集の役割を取り上げ、トランプ氏の計画を支持しない職員を追放するよう求めている。
9月には保守系の番組で、「FBIが抱えている最大の問題は情報部門にある。私ならその部門を切り離す。初日にFBI本部ビルを閉鎖し、翌日にディープステート(闇の政府)博物館として再オープンさせる」と発言。
「そしてあのビルで働く7000人の職員を米全土に配置して、現場で犯罪者を追い詰めよ。警官になれ。君たちは元々、警官なのだ」とも語った。 パテル氏の指名は上院で民主党だけでなく、一部の共和党議員からも反発を招く可能性がある。
トランプ氏は、パテル氏の指名によって、1期目に自身が指名したクリストファー・レイ現長官を更迭すると話した。トランプ氏は、自身の2016年大統領選キャンペーンを、調査したコミー前長官を2017年に解任した。その後に指名したレイ氏については、機密文書持ち込み・保管事件を巡ってトランプ氏の邸宅を捜索するなどしたため、トランプ氏支持者が怒りを向けている。
FBI長官は10年の任期で任命される。 トランプ氏はまた、フロリダ州ヒルズボロ郡の保安官チャド・クロニスター氏を麻薬取締局(DEA)局長に指名した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 この記事から分かる通り、カシュ・パテル新長官は、FBI本部ビル である「エドガー・フーバー・ビル」の、高官どもを追い出して閉鎖したあと、この100年(1914年から)の歴史の有る建物を The Deep State Museum 「デープステイト博物館」にする、と選挙運動の最中に演説で言った。抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)のすばらしいアイデアだ。本当にできるかなー?
このロイターの記事を、もっと詳しく説明すると、FBIは、去年の4月に大統領選挙が始まったあと、トランプに対する 最大級の嫌(いや)がらせとして、「トランプが、大統領時代の国家文書をホワイトハウスから去った時に、違法に持ち出した」という容疑の裁判を、司法省がワシントンDC で起こした。
その裁判の手続きを口実として、デープステイト側は、FBIの捜査官たち400人を使って、フロリダ州のパームビーチの超高級別荘通りのマール・ア・ラーゴの邸宅(トランプの住居)に、一斉の強制捜査(バステッド)の家宅捜査を実施した。
その時にFBIの一部の札付きの反(はん)トランプの職員(連邦捜査官)たちは、夫人の メラニアの寝室にまで押し入り、侵入して、メラニアの衣装棚(ワードローブ)の パンティまで押収した(そしてきっと臭いを嗅いだ)。
この者たちを、トランプは絶対に許さない。名前は全部分かっている。だから、このあと、まさしく ヴェンデッタ vendetta イタリア・マフィア式 の復讐が、行われる。で、いくら地球の反対側まで、逃げても、こいつらは追跡して来た同じ FBIのかつての同僚たちに、静かに処刑されるだろう。「 ICPO(国際刑事司法機構)の国際指名手配をする」などという、なまやさしいことはしない。まさしく、ヴェンデッタの 復讐である。
⑨ 今度 CIAの長官になる ジョン・ラトクリフ については、前の方で紹介した、私の新刊本のフルフォード氏との対談本の P46,7 に、書いた。この両ぺージ見開きを、今日のぼやきに載せたので、しっかりと読みなさい。 ラトクリフは、「人身売買、幼児誘拐、ペドフィリアの連中の 宣誓供述書(アフデイヴィット)付きの証拠 30万件 」を、 国家情報官
( D.N.I )として、2021年1月 の辞任直前に、連邦議会に提出している。これからそれが生きて来る。 CIA職員 の中のペドの 犯罪者たちも、厳しく摘発される。
このFBI やCIAの中の デープステイトに忠実な実行部隊(オップ・センター Ops center 破壊工作本部)の主要なメンバーは、すでに、 トランプ当選が、決まった11月6日に、600人ぐらいが、一斉に、「長期休暇 long vacation ロング・ヴァケイション を申請します」と、ただちに海外逃亡している。これは、もう、2度と家族の下に帰ってこれない「死出(しで)の旅」である。
この者たちが、どこまで逃げても、南米だろうがアフリカだろうが、どうせトランプ派の捜査官たちに追跡され発見される。そして銃殺される。これがアメリカだ。真実のアメリカ政治だ。私たちは、こういうことを知らなければいけないのだ。
綺麗(きれい)ごとの、立派な訳(わけ)の分からない、記事とか評論文なんか、いくら読んでも、本当の本当は、分からない。だから、私、副島隆彦の本を読め。他に、この日本土人(どじん)の国で、外側世界の大きな真実を分かり易く書いている本は無い。
分かるだろ。あとは、明日から始まるトランプ動乱を、皆、テレビやネットのニューズ記事でぼーっと見るだろう。それでいいんじゃないんですか。この貧乏垂れた国で、ボケーっと。ああ、楽しいな。 副島隆彦拝
【3171】三菱UFJ銀行の 女子行員による貸金庫(かしきんこ)窃盗の事件について
副島隆彦です。今日は、2025年1月15日(水)です。
三菱UFJ銀行の 女子行員による貸金庫(かしきんこ)窃盗の事件は、重要です。
下 ↓ の「3170」番の 会員の中村寛氏からの、「この事件を解説してください」に、私、副島隆彦が、どうしても本気で、大きく解明、解説しなければいけない。ことの重要性を私は分かっています。
私の本の読者や、会員の多くが、全国のたくさんの銀行の支店にある貸金庫に、金(きん)を保管している。この現実は重い。 三菱UFJ銀行の頭取CEO以下、坊主懺悔(ぼうずさんげ)に、記者会見で謝罪していた。おそらく謝罪では済まない。事件が発覚して、ずるずると内部で数か月騒がれた後、銀行自身が記者会見で白状した。
(転載貼り付け始め)
〇 「 三菱UFJ銀行員、貸金庫から現金・貴金属盗む 十数億円分 」
2024年11月22日 日経新聞 (他、各紙一斉の報道 )
三菱UFJ銀行は22日、東京都内の2つの支店の貸金庫から顧客の現金や貴金属を盗んだとして、貸金庫の管理を担当していた行員を14日付で懲戒解雇したと発表した。同行は盗まれた資産が顧客約60人分で被害総額は十数億円に上るとしている。
同行によると、懲戒解雇されたのは店頭の業務責任者だった行員。2020年4月〜24年10月、練馬支店(旧江古田支店を含む)、玉川支店の2支店で貸金庫を無断で開け、顧客の資産を繰り返し盗んでいた。
10月末に貸金庫を使っている顧客からの指摘によって発覚した。行員は一連の行為を認め、「大変申し訳ないことをした」と話しているという。
同行は問題の発覚を受け、警視庁に相談するとともに全ての支店の緊急点検を実施。2支店のほかに被害は確認されなかったとしている。「厳格な管理ルールを定めていたが未然防止に至らなかった。事案を厳粛に受け止め、信頼回復に努める」という。
貸金庫は個人や法人の顧客の重要書類や貴金属、思い出の品などを盗難や災害から守るため、銀行が金庫を貸し出すサービス。暗証番号や専用の鍵などによって開閉する。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 三菱UFJ銀行のトップたちのクビが今から飛ぶだろう。今も銀行全体が、てんやわんやで大騒ぎだろう。大銀行が、世の中からの信用を著しく落として、こんな、地べたを這(はっ)たような、「行員の女による客の金(きん)の板たちの窃盗という、恐ろしく原理的な事件で、今年は、金融業界全体が揺れ動く。金融庁の検査がこれから始まる。それと、国税庁がどう動くか、だ。
なぜなら、これらの全国の銀行の貸金庫を上から撮影している監視カメラの映像を、これまで、散々(さんざん)、国税庁が、納税者の脱税事件で、銀行に命令して提出させて見ているからだ。 国税庁までも震え上がっているはずだ。事件の全容の解明、など、出来るのか。誰が、どれだけ。 この愚劣な女子行員は、1月14日にようやく刑事事件として逮捕された。以下に記事を載せる。
(転載貼り付け始め)
〇 「 逮捕の元行員は支店幹部 入行25年以上、鍵を管理 」
2025年1/14(火) 共同通信
(副島隆彦から。ここに、容疑者の逮捕時の、髪だけが写っていて表情は分からない写真を貼る)
警視庁練馬署を出る今村由香理容疑者=14日午後8時8分
貸金庫から顧客の金品を盗んだ疑いで逮捕された三菱UFJ銀行の元行員今村由香理容疑者(46)は、入行25年以上のベテランで、支店の営業課長や支店長代理を担っていた。2024年11月に懲戒解雇されるまで問題を起こしたり、処分を受けたりすることもなかった。貸金庫の管理者として保管していた鍵を扱うことができる立場で、予備を悪用したとみられている。 【写真】今村由香理容疑者、盗んだ貴金属などを売却し投資に
銀行関係者によると、今村容疑者は短大を卒業後の1999年、合併前だった東京三菱銀行に入行。旧江古田支店に着任した20年4月以降に窃盗を始め、支店統合に伴い異動した練馬支店や、その後に在籍した玉川支店でも繰り返したとされる。 貸金庫の解錠には、銀行側の「銀行鍵」と顧客が持つ鍵の二つが必要になる。紛失などに備え、顧客の鍵は支店が予備を保管しており、今村容疑者は立場上、いずれも手に取ることができた。 子会社が半年ごとに予備鍵の保管状況や個数をチェックしていたが、確認が十分ではなく、不正利用を見抜けなかった。
(転載貼り付け終わり)
逮捕された三菱UFJ銀行の元支店長代理・今村由香理容疑者(46)
副島隆彦です。この事件は、このあとも騒がれるだろう。次第に事件の中心部分が、日本の金融業界の あり方問題にまでなるだろう。行員の内部での管理不行き届き(監査態勢の不備)問題では済まなくなって大きくなる。
私、副島隆彦はこの問題を真剣に追跡します。なぜなら、私は、これまでに、自分の本たちで、「銀行の貸金庫に預けてある金の延べ板は、銀行によって監視されています。それは国税庁にも伝わっている。だから危険です」と書いて来た。
「だから、これからは、私の本の皆さんは、信用のおける大手の倉庫業者の個人用のレンタルボックスに、預け直しなさい」と書いて来た。5年ぐらい前からだ。
この問題は、3月16日(日)に開かれる私の金融セミナー(29回目。東京の日比谷のイイノホールで)で、徹底的に私が話します。その裏側に隠されている真実までも。それまでお待ちください。このあと、すぐに、私は、この重たい掲示板に、目の前の重要な 喫緊(きっきん)の政治問題をかかなければいけない。 副島隆彦拝
【3170】UFJ銀行貸金庫窃盗事件に関して
どうか、どなたか、教えてくれませんでしょうか。
犯人は逮捕もされず普通にく暮らしているのでしょうか。