重たい掲示板
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Loginはこちら【3172】明日20日から始まる トランプ動乱 (大統領就任演説から)の中味を予言する。
副島隆彦です。今日は、2025年1月19日(日)です。
明日の1月20日の大統領就任式の日から 始まる “ トランプ動乱 ”
について、私は、急いで、簡単に書かなければいけない。私は、年明けからのこの3週間、ずっと焦っていた。早く重たい掲示板に書かなければ、書かなければ、と。その時間がなかった。
トランプは、就任演説(エノギュレイション・スピ―チ)と同時に、300本の 大統領命令(executive order ケクゼクテイブ・オーダー)を一斉に発表する。これでトランプ革命の開始の号令とする。特に、そのうちの9本を、mandate 「マンデイト」 として、緊急に強制力を持つ大統領命令として、これを目玉にして、一気にアメリカ革命を推進する気だ。
このマンデイトの大統領命令 は、古臭い言葉だが、威厳がある。「最初の100日」 the first 100 days ザ・ファースト・ワン・ハンドレッド・デイス が、勝負だ。即ち4月20日までだ。それまでに勝敗の決着を付けないと、トランプ政権の負けとなる。
この「最初の100日」は、ナポレオンが初めて使ったコトバだ。そして、それがドイツで、電撃作戦(でんげきさくせん) Britz Krieg ブリッツ・クリーグ という軍事用語になった。 この「最初の100日が大事だ」を、今回、アメリカ政治で政権の戦略(ストラテジー)として提言して、使ったのは、ピーター・ナヴァロだ。
ナヴァロは、通商担当のNo2の高官になったが、真実の役職は、トランプが放つ 大目付(おおめつけ)だ。ナヴァロが、新任の内閣(キャビネット・メンバー)の長官たちの業務査定、能力評価 をして、トランプに、「この者は、しっかり、矢面に立って闘っている。この者は、あまり働きがよくない」と報告する係りだ。御庭番(おにわばん。公儀隠密)のトップである。
(ここにピーター・ナヴァロ の顔写真を貼る)
このナヴァロが、トランプ派の高官の中で、一番、最後まで闘い続けた。立派な学者(カリフォルニア大学アーバイン校経済学教授)なのに、最後は、連邦刑務所に入れられた。そして、刑期満了で釈放されたその日に、8月の共和党大会の会場に駆けつけて、万雷の拍手を受けた。
ナヴァロ教授は、全米の学生や若者たちから支持され尊敬されている。彼が書いた2冊の、2020年11月の不正選挙による、トランプ大統領の引きづりおろしのあとの、トランプ勢力の激しい闘いについて、しっかりと書いている。
その他、もろもろの私が知っていることを、私はたくさん書きたい。ところが、次々と社会事件、政治事件 が起きるものだから、それらを私が追っかけて、理解し咀嚼(そしゃく、大きく掴む)することに時間が掛かる。だから、以下は、いつものポイント・フォームでどんどん書いてゆく。
1.まず、今日のぼやき「2174」番 に載せた最新の、私とベンジャミン・フォルフォード氏との対談本の紹介の文を、読みに行きなさい。昨日(18日)に全国の書店でも一斉に発売だ。 書名は、「宇宙通信戦争(スペイス IT アイティ・ウオー) で 勝利した トランプ革命」(秀和システム刊)である。
(ここに表紙とアマゾンリンクを貼る)
宇宙通信戦争で勝利したトランプ革命←←クリックするとアマゾンのページに行きます
副島隆彦です。この本の、大切な部分である p46,47 を、私が弟子たちに指示して、両面見開きで、新たに貼り付けて置いたので読みに行きなさい。この本、丸々一冊で、日本国民が知るべき重要なことをずっと書いてある。
2.私は、11月からずっと、熊本県にある 崇城(そうじょう)大学という気色の悪い、統一教会が経営してる大学の事を、書かなければ、と思っていた。ここがあの「日韓トンネル」を掘っていた曰く付きの大学だ。かつては熊本工業大学だった。
(ここに崇城大学の写真を1枚だけ貼る。出来れば、あの記者会見に出て来た、学長の 統一教会幹部 の顔写真も貼る )
崇城大学の滑走路と格納庫
中山峰男学長
この崇城大学には、航空自衛隊のジェット戦闘機乗りを養成する学科がある。以前は、専門学校レベルだった。このジェット戦闘機乗りが、南西航空集団(なんせいこうくうしゅうだん。沖縄の軍民共用の那覇=なは=空港にいる。私はここに自衛隊の広報部の招待で行ったことがある。ここから スクランブル発進する)にたくさん潜り込んでいて、このジェット戦闘機乗りたちが、台湾有事(たいわんゆうじ)を発動して、中国の戦闘機に向かって、自分から空中で体当たりする。
そうやって、日中戦争を始めさせようとして、ずっと蠢(うごめ)いて来た危険極まりない連中だ。それと海上保安庁(海保 かいほ)の中にも、まだ、800人ぐらい、統一教会員が潜り込んでいて、やっぱり同じように、中国の海警(かいけい)の船に体当たりして行って日中戦争を起こそうと画策してきた。あのならず者の一色正春(いっしきまさはる)と同じ人間たちだ。
これらの軍事公務員たちの危険な動きを内部から、厳重に統制(とうせい)して、軍事衝突を、必死に食い止めようとして、自衛隊の中の、まともな、かつ正常な、穏健派の幹部たちが頑張っている。そして石破首相や中谷元(なかたにげん)防衛大臣たちが、この事でもの凄く苦労している。日本国民がこの動きを、よく分からないといけない。私たちが、石破政権を真剣に支えないといけない。こういうことを、何も日本国民は知らされていない。
統一教会(大きくは、欧米のデープステイトの下部組織)の一部である、産経右翼(反共右翼)の新聞記者や、笹川財団(日本財団)の研究員を名乗る統一教会の札付きのワルたちが、「石破政権の弱腰、とか 低能力」とかを盛んに書いている。この者たちを、アメリカのトランプ動乱の開始に合わせて、彼らを日本で摘発して、私たちは、徹底的に叩かないといけない。
「アジア人どうし戦わず。戦争反対。平和憲法を守れ」の旗を、大きく立て続けながら。
去年の 7月4日に、海自(かいじ)の護衛艦(本当は、駆逐艦=デストロイヤー級 5000トンぐらい)の「すずつき」の艦長が、自分で勝手に、中国の領海(りょうかい)を侵犯した。中国政府は厳しい警告を直ちに発した。焦った海自の幕僚監部が、この暴走を引き変えさせた。 この艦長は、岸田政権によって、左遷(させん)、降格された。この艦長は、統一教会員だ。このことを、どのメディアも、なかなか書こうとしない。
これらの、日本国内の 統一教会の勢力の、蠢(うごめ)きの中でも、最大級の問題については、近いうち詳しく書きます。なかなか書けない。私はもどかしくて仕方がない。
3.トランプ政権で、どの閣僚が、政権が始まって、すぐに、一番、暴れるか。誰が、一番槍(やり)を付けるか。私が、息せき切って、書いて置く。
① “ Border Tzar ” ボーダー・ツアーリ「国境線の皇帝」と呼ばれている移民局の執行官の大(おお)ボスの トム・ホーマン Tom Homan ( ICE アイス 局長) 。この ICE (
米移民・関税執行局 )の局長になる トム・ホーマン が、アメリカの違法入国の移民たちを、強制的に国外追放( deportation デポーテイション)する係りだ。アイス(ICE)すなわち
凍り付くような厳しい対応を、違法にアメリカで暮らす者たちを捕まえて、強硬に強力に叩き出す。もうこれまでのようなアメリカ合衆国とは違う。
(ここに トム・ホーマンの 執行官姿のキャップを被った 顔写真を貼る)
まず始めに強制送還(=国外追放)する 100万人を、すでに拘束している者たちを含めて、移民局の執行官たちが、強制力を使って、飛行機に乗せて、それぞれ出て来た自分の国に送り返す。
合わせて1100万人いるとされる不法移民(イリーガル・マイグラント。違法入国、居座り滞在者たち )を、すべて追い出すことは無理だろうが、とにかく、こいつらをアメリカの外に追い出す。多くは中南米諸国に送る。このトム・ホーマンが、連日事件となってテレビで騒がれて、暴れないと、トランプ革命は、動き出さない。
② 国防長官になる ピート・ヘグセス(44歳)が、国防総省(ペンタゴン)内の、デープステイト側(反トランプ)の軍人高官たちを、まず、3千人ぐらい首を切る。この騒動が始まる。
(ピート・ヘグセス 国防長官の顔写真を貼る)
それよりも下級の一般職員(下っ端)を、rank & files ランク・アンド・ファイルズ と言う。この者たちでも、素行の悪かった者や、LGBTQ(オカマたち)の軍人(下士官から上)と兵士は、クビを切られる。それ以外で、デープステイト側について公然と動いた者たちは、アラスカ州送り(日本で言えば、網走出張所 に左遷、島流し)になる。
その為に奥さんたちが、泣き叫んでいる。「もう、貴方とは離婚する。私は、ワシントンを離れません。あなただけ、僻地(へきち)に行きなさい」、となって、夫婦で大喧嘩している。こういうことはニューズにならない、が、アメリカ国民は、皆、知っている。
そして、皆で、「いい気味だ」と思っている。これを英語で、“( It )Serves you right ”
「サーヴァズ・ユー・ライト」 まさしく、いい気味だ、である。これまで散々、高級公務員でいい思いをして来た者たちだ。アメリカ国民の怨嗟(えんさ)の声が、重低音で上がっている。
あんな、やらせ臭い、LAの大火災、山火事(1月7日から。12000個の高級住宅が消失した)なんか、ハリウッドの マリブ地区の 芸能人、俳優たちが、デープステイトの手先をやり過ぎたことの証拠隠滅か、あるいは、始めから高額の火災保険に入っていて、そのカネを握って、国外に逃亡するための 企てだったろう。
11月22日からの スマップの 中井正広の性接待だか、性処理だか、女子アナの献上品(けんじょうひん)だか、分からないが、日本国身からの、こいつら、女子アナという、第2芸能人や、第2タレントの女たちへの、怨嗟の火が、もっと燃え盛って、フジサンケイのテレビ局(お台場に有る)を、燃やし尽くせばいいのだ。もう、お前たちのような、芸能人、有名人と言う、共同幻想(きょうどうげんそう。mass illusion マス・イルージョン)は、人類は、要らないのだ。さっさと滅びて、消滅してしまえ。
③ アメリカの官僚組織の中でも、とくに 司法省(デパートメント・オブ・ジャスティス DoJ 日本の法務省と最高検察庁に相当する)で、トランプをたくさん、いやがらせの裁判に掛けて、痛めつけた者たちは、全員、首だ。4千人ぐらいがクビになるようだ。この DoJ(ディ・オウ・ジェイ)を、一旦、廃止する、という案もある。ここでもやっぱり 奥さんたちが、泣き叫んでいる。夫婦喧嘩の最たるものだ。このことは、今度の、金融本(1月末発売)の、「金(きん)は 下がったら買う。トランプはドルを切り下げる」(祥伝社刊)にも、たくさん書いた。司法長官には、若い女の パム・ボンディがなる。
(ここにパム・ボンディの顔写真を貼る)
彼女は、フロリダ州の検事総長(アトーネイ・ジェネラル)として、幼児誘拐、人身売買シンジケート( human traffickers ヒューマン・トラフィカーズ)の 一斉の大量逮捕、摘発 で、5年間の実績がある。この女が、どこまで暴れて、デープステイトの富豪(大金持ち)の ぺド pedophillia 幼児異常性愛症たちを、どれだけ逮捕して、人類の正義の裁判に掛けられるか。謹厳実直の女の パム・ボンディが、案外、頑張って、男では出来ない腕前を披露するかも。
④ 厚生長官になった、ロバート・ケネディJr(70歳)頑張れ、である。
(ここにケネディの写真を貼る)
このケネディ が、コロナウイルスを製造して撒き散らし、さらにコロナワクチンを作って、何兆円もの利益をあげた、ビッグ・ファーマ(巨大製薬会社)たちを叩きのめす。経営トップたちを裁判に掛けて、牢屋送りにする、かだ。このことは割りと日本でも皆が知っていて、注目しているから、私は、これ以上書かない。ケネディは、暴れるだろう。日本でも反コロナウイルス、反mRNAワクチン運動を、必死でやってきた人たちは、このケネディの活躍に、涙を流して喜ぶだろう。
⑤ 米軍の軍人トップの中で、統合参謀本部議長(ジョイント・チーフ・オブ・スタッフ)のチャールズ・ブラウン(1962年生。米空軍のトップの空軍参謀長だった)と、宇宙軍(スペイス・フォース)トップの宇宙司令部司令官のジョン・ウイリアム・レイモンド(1962年生)は、隠れトランプ派であることが、判明して留任するだろう。
(そのうちで、いいですから、この2人のアメリカの軍人トップの顔写真を貼る)
チャールズ・ブラウン
ジョン・ウイリアム・レイモンド
このふたりが、宇宙軍と空軍の中の、対(たい)テロ特殊通信部隊を使って、ずっと密かにトランプのために、イーロンマスクのスターリンク衛星群(7千個)と組んで、ドミニオン・ソフトを積んだ選挙泥棒衛星を攻撃して破壊した。このことを、前記の私の本に書いた。
この「不正選挙を宇宙空間で阻止したイーロンの大勝利」については、私、副島隆彦が、昨年11月16日(「3164」トランプ勝利から10日が経った…)に、ここの重たい掲示板に書いて、日本で一番乗りした。今、日本国内で、ざわざわとこの噂(うわさ)が、インテリ階級の間で広がっている。
⑥ 国家情報官(DNI ディー・エヌ・アイ)になった、ハワイ出身のまだ若い女のTulsi Gabbardd トルシー・ギャバード(1979年、45歳)が、どれだけ、デープステイトのこれまでの国家犯罪を暴き立てることが出来るか、まだ、分からない。
この女は一度下院議員になってからの軍歴が長い。民主党を糾弾して、共和党に移った。
(ここにトルシー・ギャバードのか写真を貼る)
このトルシーの大人気 に対して、NYで、プエルトリコ系の あの「労働者や若者を大事にせよ」の演説で有名になった若い女のAOC(エイ・オウ・シー、アレキサンドリア・オカシオ・コルテス)は、今、下院議会で、トランプ弾劾(インピートメント、引きづりおろし)演説をやり過ぎて、「このバカ女めが。デープステイトの子分だと正体がバレたな」と、若者たちから怒られて、今、針の筵(むしろ)だ。
⑦ その他、主要閣僚の、ひとりひとりについても、私は、「こいつは、これから、こういう仕事をする」で、トランプが、「お前にこの仕事を任せた」で、まかされた職務を全うして、ケンカ腰で、闘うかを、書かなければいけない。だが、それらは、私が12月に書いて今月末に出る、金融本の「金(きん)は、下がったら買う。トランプは、ドルを切り下げる」(祥伝社刊)に書いた。
私、副島隆彦のこれからのアメリカ分析の 大方針は、「 Ⅰ トランプ頑張れ」
アメリカ国内でデープステイトども(大富豪の連合体)を、犯罪の明確な証拠が挙がり次第、今から焼き殺せ、だ。
それと、「 Ⅱ トランプ、この野郎!」 である。トランプが、これから、MAGA(マガ。メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン の アメリカ復興計画)を実行するために、世界中に対して、「アメリカは大変なんだ。諸外国は、もっとアメリカにカネを払え」で、ギュウ ギュウにいじめに来る。日本も、またふんだくられる。だから、外国、対(たい)世界では、「 Ⅱ トランプ、この野郎!」である。
私、副島隆彦のこれから4年間の アメリカ分析の 基本戦略は、この「Ⅰ トランプ、頑張れ と Ⅱ トランプ、この野郎!」 の 相矛盾する 2本立てである。
⑧ 新任の上記の長官たちよりも極めつけで、おもしろいのは、FBI 長官になるカシュ・パテル(44歳)である。
(ここに カシュ・パテルの写真を貼る。以下の12月1日の ロイターの記事に付いているもの)
このカシュ・パテルが、明日(20日)から FBI本部(エドガー・フーバー・ビル)に新長官として乗り込んで何をするか。かれは、7000人いるFBI (米連邦犯罪捜査 フェデラル・インヴェスティゲイション・局 ビューロウロ)の本部職員を、全員、建物の外に追い出す。
それから全員を、全米各地に、分けて飛ばして、配分する。「お前たちは、警察官なのだ。首都ワシントンで、ふんぞり返って威張り腐って、いるんじゃない。ちゃんと犯罪者どもを取り締まれ」と命令する。おそらく、トランプに密かに忠誠を誓っていた、1割ぐらいの FBIの本部職員を残して、彼らを出世させて、高官の地位に付ける。それからだ。
( 転載貼り付け始め)
米FBI長官にカシュ・パテル氏を指名、トランプ氏に忠実な元NSC幹部
2024年12/1(日) ロイター Reuters
トランプ次期米大統領は30日、連邦捜査局(FBI)長官に元国家安全保障会議(NSC)幹部で自身に忠実なカシュ・パテル氏(写真)を指名した。アリゾナ州プレスコットバレーで10月撮影(2024年 ロイター/Go Nakamura)
Sarah N. Lynch [ワシントン 30日 ロイター] –
トランプ次期米大統領は30日、連邦捜査局(FBI)長官に元国家安全保障会議(NSC)幹部で自身に忠実なカシュ・パテル氏(44)を指名した。 パテル氏は1期目のトランプ政権で国防長官の補佐官も務めた。FBIから情報収集の役割を取り上げ、トランプ氏の計画を支持しない職員を追放するよう求めている。
9月には保守系の番組で、「FBIが抱えている最大の問題は情報部門にある。私ならその部門を切り離す。初日にFBI本部ビルを閉鎖し、翌日にディープステート(闇の政府)博物館として再オープンさせる」と発言。
「そしてあのビルで働く7000人の職員を米全土に配置して、現場で犯罪者を追い詰めよ。警官になれ。君たちは元々、警官なのだ」とも語った。 パテル氏の指名は上院で民主党だけでなく、一部の共和党議員からも反発を招く可能性がある。
トランプ氏は、パテル氏の指名によって、1期目に自身が指名したクリストファー・レイ現長官を更迭すると話した。トランプ氏は、自身の2016年大統領選キャンペーンを、調査したコミー前長官を2017年に解任した。その後に指名したレイ氏については、機密文書持ち込み・保管事件を巡ってトランプ氏の邸宅を捜索するなどしたため、トランプ氏支持者が怒りを向けている。
FBI長官は10年の任期で任命される。 トランプ氏はまた、フロリダ州ヒルズボロ郡の保安官チャド・クロニスター氏を麻薬取締局(DEA)局長に指名した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 この記事から分かる通り、カシュ・パテル新長官は、FBI本部ビル である「エドガー・フーバー・ビル」の、高官どもを追い出して閉鎖したあと、この100年(1914年から)の歴史の有る建物を The Deep State Museum 「デープステイト博物館」にする、と選挙運動の最中に演説で言った。抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)のすばらしいアイデアだ。本当にできるかなー?
このロイターの記事を、もっと詳しく説明すると、FBIは、去年の4月に大統領選挙が始まったあと、トランプに対する 最大級の嫌(いや)がらせとして、「トランプが、大統領時代の国家文書をホワイトハウスから去った時に、違法に持ち出した」という容疑の裁判を、司法省がワシントンDC で起こした。
その裁判の手続きを口実として、デープステイト側は、FBIの捜査官たち400人を使って、フロリダ州のパームビーチの超高級別荘通りのマール・ア・ラーゴの邸宅(トランプの住居)に、一斉の強制捜査(バステッド)の家宅捜査を実施した。
その時にFBIの一部の札付きの反(はん)トランプの職員(連邦捜査官)たちは、夫人の メラニアの寝室にまで押し入り、侵入して、メラニアの衣装棚(ワードローブ)の パンティまで押収した(そしてきっと臭いを嗅いだ)。
この者たちを、トランプは絶対に許さない。名前は全部分かっている。だから、このあと、まさしく ヴェンデッタ vendetta イタリア・マフィア式 の復讐が、行われる。で、いくら地球の反対側まで、逃げても、こいつらは追跡して来た同じ FBIのかつての同僚たちに、静かに処刑されるだろう。「 ICPO(国際刑事司法機構)の国際指名手配をする」などという、なまやさしいことはしない。まさしく、ヴェンデッタの 復讐である。
⑨ 今度 CIAの長官になる ジョン・ラトクリフ については、前の方で紹介した、私の新刊本のフルフォード氏との対談本の P46,7 に、書いた。この両ぺージ見開きを、今日のぼやきに載せたので、しっかりと読みなさい。 ラトクリフは、「人身売買、幼児誘拐、ペドフィリアの連中の 宣誓供述書(アフデイヴィット)付きの証拠 30万件 」を、 国家情報官
( D.N.I )として、2021年1月 の辞任直前に、連邦議会に提出している。これからそれが生きて来る。 CIA職員 の中のペドの 犯罪者たちも、厳しく摘発される。
このFBI やCIAの中の デープステイトに忠実な実行部隊(オップ・センター Ops center 破壊工作本部)の主要なメンバーは、すでに、 トランプ当選が、決まった11月6日に、600人ぐらいが、一斉に、「長期休暇 long vacation ロング・ヴァケイション を申請します」と、ただちに海外逃亡している。これは、もう、2度と家族の下に帰ってこれない「死出(しで)の旅」である。
この者たちが、どこまで逃げても、南米だろうがアフリカだろうが、どうせトランプ派の捜査官たちに追跡され発見される。そして銃殺される。これがアメリカだ。真実のアメリカ政治だ。私たちは、こういうことを知らなければいけないのだ。
綺麗(きれい)ごとの、立派な訳(わけ)の分からない、記事とか評論文なんか、いくら読んでも、本当の本当は、分からない。だから、私、副島隆彦の本を読め。他に、この日本土人(どじん)の国で、外側世界の大きな真実を分かり易く書いている本は無い。
分かるだろ。あとは、明日から始まるトランプ動乱を、皆、テレビやネットのニューズ記事でぼーっと見るだろう。それでいいんじゃないんですか。この貧乏垂れた国で、ボケーっと。ああ、楽しいな。 副島隆彦拝
【3171】三菱UFJ銀行の 女子行員による貸金庫(かしきんこ)窃盗の事件について
副島隆彦です。今日は、2025年1月15日(水)です。
三菱UFJ銀行の 女子行員による貸金庫(かしきんこ)窃盗の事件は、重要です。
下 ↓ の「3170」番の 会員の中村寛氏からの、「この事件を解説してください」に、私、副島隆彦が、どうしても本気で、大きく解明、解説しなければいけない。ことの重要性を私は分かっています。
私の本の読者や、会員の多くが、全国のたくさんの銀行の支店にある貸金庫に、金(きん)を保管している。この現実は重い。 三菱UFJ銀行の頭取CEO以下、坊主懺悔(ぼうずさんげ)に、記者会見で謝罪していた。おそらく謝罪では済まない。事件が発覚して、ずるずると内部で数か月騒がれた後、銀行自身が記者会見で白状した。
(転載貼り付け始め)
〇 「 三菱UFJ銀行員、貸金庫から現金・貴金属盗む 十数億円分 」
2024年11月22日 日経新聞 (他、各紙一斉の報道 )
三菱UFJ銀行は22日、東京都内の2つの支店の貸金庫から顧客の現金や貴金属を盗んだとして、貸金庫の管理を担当していた行員を14日付で懲戒解雇したと発表した。同行は盗まれた資産が顧客約60人分で被害総額は十数億円に上るとしている。
同行によると、懲戒解雇されたのは店頭の業務責任者だった行員。2020年4月〜24年10月、練馬支店(旧江古田支店を含む)、玉川支店の2支店で貸金庫を無断で開け、顧客の資産を繰り返し盗んでいた。
10月末に貸金庫を使っている顧客からの指摘によって発覚した。行員は一連の行為を認め、「大変申し訳ないことをした」と話しているという。
同行は問題の発覚を受け、警視庁に相談するとともに全ての支店の緊急点検を実施。2支店のほかに被害は確認されなかったとしている。「厳格な管理ルールを定めていたが未然防止に至らなかった。事案を厳粛に受け止め、信頼回復に努める」という。
貸金庫は個人や法人の顧客の重要書類や貴金属、思い出の品などを盗難や災害から守るため、銀行が金庫を貸し出すサービス。暗証番号や専用の鍵などによって開閉する。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 三菱UFJ銀行のトップたちのクビが今から飛ぶだろう。今も銀行全体が、てんやわんやで大騒ぎだろう。大銀行が、世の中からの信用を著しく落として、こんな、地べたを這(はっ)たような、「行員の女による客の金(きん)の板たちの窃盗という、恐ろしく原理的な事件で、今年は、金融業界全体が揺れ動く。金融庁の検査がこれから始まる。それと、国税庁がどう動くか、だ。
なぜなら、これらの全国の銀行の貸金庫を上から撮影している監視カメラの映像を、これまで、散々(さんざん)、国税庁が、納税者の脱税事件で、銀行に命令して提出させて見ているからだ。 国税庁までも震え上がっているはずだ。事件の全容の解明、など、出来るのか。誰が、どれだけ。 この愚劣な女子行員は、1月14日にようやく刑事事件として逮捕された。以下に記事を載せる。
(転載貼り付け始め)
〇 「 逮捕の元行員は支店幹部 入行25年以上、鍵を管理 」
2025年1/14(火) 共同通信
(副島隆彦から。ここに、容疑者の逮捕時の、髪だけが写っていて表情は分からない写真を貼る)
警視庁練馬署を出る今村由香理容疑者=14日午後8時8分
貸金庫から顧客の金品を盗んだ疑いで逮捕された三菱UFJ銀行の元行員今村由香理容疑者(46)は、入行25年以上のベテランで、支店の営業課長や支店長代理を担っていた。2024年11月に懲戒解雇されるまで問題を起こしたり、処分を受けたりすることもなかった。貸金庫の管理者として保管していた鍵を扱うことができる立場で、予備を悪用したとみられている。 【写真】今村由香理容疑者、盗んだ貴金属などを売却し投資に
銀行関係者によると、今村容疑者は短大を卒業後の1999年、合併前だった東京三菱銀行に入行。旧江古田支店に着任した20年4月以降に窃盗を始め、支店統合に伴い異動した練馬支店や、その後に在籍した玉川支店でも繰り返したとされる。 貸金庫の解錠には、銀行側の「銀行鍵」と顧客が持つ鍵の二つが必要になる。紛失などに備え、顧客の鍵は支店が予備を保管しており、今村容疑者は立場上、いずれも手に取ることができた。 子会社が半年ごとに予備鍵の保管状況や個数をチェックしていたが、確認が十分ではなく、不正利用を見抜けなかった。
(転載貼り付け終わり)
逮捕された三菱UFJ銀行の元支店長代理・今村由香理容疑者(46)
副島隆彦です。この事件は、このあとも騒がれるだろう。次第に事件の中心部分が、日本の金融業界の あり方問題にまでなるだろう。行員の内部での管理不行き届き(監査態勢の不備)問題では済まなくなって大きくなる。
私、副島隆彦はこの問題を真剣に追跡します。なぜなら、私は、これまでに、自分の本たちで、「銀行の貸金庫に預けてある金の延べ板は、銀行によって監視されています。それは国税庁にも伝わっている。だから危険です」と書いて来た。
「だから、これからは、私の本の皆さんは、信用のおける大手の倉庫業者の個人用のレンタルボックスに、預け直しなさい」と書いて来た。5年ぐらい前からだ。
この問題は、3月16日(日)に開かれる私の金融セミナー(29回目。東京の日比谷のイイノホールで)で、徹底的に私が話します。その裏側に隠されている真実までも。それまでお待ちください。このあと、すぐに、私は、この重たい掲示板に、目の前の重要な 喫緊(きっきん)の政治問題をかかなければいけない。 副島隆彦拝
【3170】UFJ銀行貸金庫窃盗事件に関して
どうか、どなたか、教えてくれませんでしょうか。
犯人は逮捕もされず普通にく暮らしているのでしょうか。
【3169】町内の新年会で、田中角栄に会った話を老人から聞く
群馬のゆみこです。今日は2025年1月2日(木)です。明けましておめでとうございます。年末に下條さんが投稿してすっきりしているのを読んで、下條さんばっかりすっきりしてずるい、と思ったので、わたしも投稿します。
去年から、わたしは町内の役をやっており(そういう歳になりました)、元旦(1月1日の朝)から町内の新年会に出ました。人はたくさん住んでいるはずですが、やってきたのはいつものメンバーと思われる20人弱の年寄りたち(男衆・おとこし・ばかり)(わたしも初めて出るので、例年どうなのかはっきりと知らない)。
わたしは、ほっぺたがつやつやの80歳代の年寄りの隣に座り、お酌しながらお話を聞きました。その人のご先祖は京都から開拓民として新潟に送られ、柏崎に住み着いたそうです。ご本人は雪が嫌で、群馬に出てきたそう(群馬はいつも晴れています)。
それで、田中角栄に会ったことがあるそうで、角栄はすごいんだ、と。ほかの人とやり方が全然違う、と。赤鉛筆を持って、地図の真ん中にすーっと線を引く。それが新しく引く道路だ、と。つまり、街の真ん中に新しい道路を通す。すると、道路で潰される土地の住民は文句を言う。が、待て待て、あんた達に良いようにするから、と。
街の真ん中に道を通せば、そこが再開発されて、工事でお金が回る。新しいお店が出来る。角栄は、街の経済を活性化するのを、こうやってやるんだ、と。
また、角栄の喋るのは、ものすごいパワフルで「#&%*〇&@△#%!!」と、すごいんだそうです。
その年寄りは、わたしが注ぐお酒をどんどん飲み、また、わたしにどんどん注がせるので、大丈夫かな(この人帰れるかな)とわたしが心配するほど飲んでいました。
田中角栄の書も貰ったそうです。今度お宅に伺って、見せてもらいたいと思っています。しらふの時に、田中角栄の話を、もっとちゃんと聞きたい。
愚痴になりますが、一緒に役をしているわけえし(若い衆)は(わたしが一番年上なわけではありませんが)、末席に固まって食べて飲んで・・・わたしのように年寄りにお酌しに行って話を聞く、というようなことをやりません(男衆なのにさあ)。席を用意したり、食事を完璧に並べたり、お酒を準備したりと、やるべきことはきっちりやってくれるのですが、お接待をしない。「おめえら、何しにきたんだや?」とわたしは言いたい。食事を出すことが仕事じゃないんさ。ああいう宴席は、年寄りが若いエキスを吸いに来てるんだがね!年寄りの話を聞いてやらなきゃ。
次回の宴席は、年寄りとわけえしを交互に座らせることを画策しています。
みなさんも、本ばかり読んでいないで、わたしのように世間に出て、年寄りの話とかを聞いてみてください。そして年寄りの知恵をもらい、互いの波動を交流させて、より良い人生を作っていきましょう。ネットなんか、誰も見てないから。 終わり
【3168】アガペーとグレイスの違いを説明する
少し前に私は『スピリチュアリズムと自己信頼』という文を、このぼやきに掲載した。副島先生にも読んでもらったが、「お前は全然わかっていない」と、おしかりのメールをもらった。その時、「これを勉強しなさい」と郵便で送ってもらったのが、『アガペーとグレイスの違いを説明する』という、雑誌に掲載された記事のコピーである。
せっかくなので、これをデジタル化した文章をここに貼り付けます。といっても商業雑誌の文なので引用という形で一部のみを貼り付けておきます。
<引用開始>
誰も書かない世の中の裏側(197)
アガペーとグレイスの違いを説明する(前編)
ザ・フナイ vol.206 2024年12月号
副島隆彦
私にとって重要な学問的課題を書く。これが普通の人に興味があるかは分からない。
ギリシア語で「アガペー」 agape とは、「神からの愛」と普通は訳される。もう一つ、「グレイス」 graceという英語がある。 グレイスは優美さとか上品さと訳される。これも愛、大きくは神からの愛を指す。 これの区別が私はこの30年つかなかった。
それで、ようやく分かった。 大きくこのグレイスという言葉は、グラティア gratia なのだ。 グラティアは今のスペイン人と、イタリア人でもこのグラッチェをサンキュー (thank you)、ありがとうという意味で日常頻繁に使う。 「あなたに神の思し召しを」の意味を持つ。
キリスト教は、イエスという人間の男がエルサレムで処刑された紀元30年(35歳で死)のあとその10年後ぐらいにローマで成立した。パレスチナではない。これがいわゆる原始キリスト教だ。この中でも非常に重要な思想が、グラティア、グレイスだ。
それに対してアガペーというのは、古代ギリシアの神から、人間に対する大きな愛だ。 神、 この場合はギリシアの神々は、人間に対して何も要求しない。全く何も要求しない。一方的な神々からの人間(人類)への愛(アガペー)だけだ。これが紀元前400年代のプラトンたちの時代の話だった。ところが、それから600年後の紀元後200 ~ 300年のローマの街で、ローマ・カソリック教会がものすごい力を持った。
古代ギリシアの諸都市と文明を焼き払い破滅、消滅させたのは、実は、ローマ兵と初期のキリスト教徒たちだ。キリスト教徒たちはギリシアの神々の大理石の彫像たちの首を刎ねて、破壊することをした。キリスト教のもつ怨念と恨みの思考で貧乏人たちの、現世に対生きてする憎しみや不満、(ルサンチマン。英語でリゼンメント resentment)、つまり、貧困者たち(下層の大衆)が、生きていることの苦しみと劣等感を、宗教組織としてかき集めていったのがローマ教会だ。
フリードリッヒ・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche、1844-1900年、55歳で死)がこのことをものすごく強く研究して解明した。 ローマ帝国の支配階級の人々への憎しみの念を、ローマ教会という坊主の集団が握りしめ、改造して、作った言葉がグラティア(グレイス)だ。
元々はギリシアの愛であるアガペーから泥棒した思想が、ローマ時代に奇妙な変造を遂げた。このことを私が解明し大きく断言する。
ローマのグレイスも神から人間への大きな愛だ。 だがこの場合の神は、ギリシアのオリュンポスの12神のうちの大神(筆頭)であるゼウス (Zeus・天帝)を、デウス(Deus)に作りかえた。
ゼウスとデウスはちがうのだ。このデウスという、ローマ・カソリックのキリスト教の根本のところにいる神からグレイスgratia という人間への大きな愛がある。
ところがローマ教会は、神に対して人間から見返りを求める。無限の愛を神が与えるのだから、地上の人間どもも神に対して無限の愛で返せとなった。お返しをせよ、とここのところが、ものすごく質(たち)が悪い。これが現在に至るキリスト教神学の根本である。
さらに真実は、ローマ教会の坊主たち(神父)に対して人間どもは信者としてドネーション (donation)、捧げ物をせよ、ということだ。ローマ教会は、人間に見返り(恩義)を要求した。このことがどれぐらい人類の歴史を悪くしたか。私はようやく分かった。 神からの無限の愛に対して、人間も限りない返礼をせよという思想がグラティア grace 即ち恩寵、グレイスである。さらには命までも差し出せという思想になった。ここがキリスト教神学の最大の問題だ。キリスト教は人間(人類)を圧迫する宗教である。人間にこの世の苦しみからの救済 (サルヴェーション)を説きながら、 その一方で、神父たちは、献げものを要求した。
それに対してギリシアのアガペー agapeは神々から人間への愛だけで、一方的でありそれ以上何も求めなかった。ギリシア神話 Greek myths では、神々は女神と男神たちの間で愛し合う。 性行為をする。さらにはギリシアの男神たちは人間のきれいな女ともつき合い、そこでほかの女神たちと争いになって、いわゆる男と女の愛憎関係の物語になっていった。だから古代ギリシアの神々は泥臭い。人間味がある(笑)。だけどギリシアの神々は一方的に愛を人間に与えるだけであって、見返りは求めない。
それに対して、ローマのカソリックのキリスト教の愛 (グレイス、グラティア)は恐ろしいぐらいに人間に命令、要求を出す。ローマ・カソリック教会の坊主ども、神父(司祭)から司教、大司教それから枢機卿、そして法王(ポープ pope 現在は教皇と訳す。 パパとも言う)、これらがどれぐらいたちの悪い人間たちであるかが、ようやく私は実感を伴って分かった。
<引用終了>
下條竜夫です。以上が前半部分で、ここから『惜みなく愛は奪う』というタイトルで有島武郎の人生の話につながる。この文もすばらしい。そのうち掲示板に貼り付けようと思っています。
さて、ここからは、私が調べたことを簡単に書いておく。興味のある人は読んでください。
もともとギリシャ人の身に着けるべき重要な徳(virtue)と言われているものが4つある。
Justice(正義、自分と他人との関係で釣り合いをとること)、Wisdom(英知、知識を持つこと)、Courage(またはfortitude、勇気)、Temperance(自分の欲をコントロールすること)
この4つである。これらは何かといえば、動物にはない人間だけがもつ優れた気質のことである。この4つを身に着ければ、豊かな人生(ユーダイモニア)が歩めるとした。だから、「徳」ではなく「卓越性」と訳す本もある。藤森かよこ先生は、virtueを「気概」と名訳した。
キリスト教は、この4つの徳の意味を変えた。Justiceは神の正義に、Wisdomはprudence(思慮深さ)に、Courageは(時には命をかけて)神に奉仕する勇気に、Temperanceは禁欲に変わった。
さらに、これに3つの徳を加えた。加えた徳とはFaith(信心)、Hope(希望)、Charity(慈愛)である。あわせて7つの徳とした。そして、「この7つの徳を実践することで、神の恩寵(グレース、grace)が与えられる」とした。これで副島先生の『アガペーとグレイスの違いを説明する(前編)』につながる。Charity(慈愛)が、日本語ではきちんと「寄付」と訳されている。上の副島先生の「献げものを要求した」という文に相当するだろう。
さて、こんな暗い苦しい状況で出てきたのが、我らが、ルネ・デカルトとその著の『方法序説』にある「我思う、故に我あり」という格言である。この「我思う、故に我あり」は副島先生が『教養としてのヨーロッパの王と大思想家たちの真実』の中で徹底的に詳しく解説している。ここでは、違う観点から「我思う、故に我あり」を解説する。上の『アガペーとグレイスの違い』が理解できると、「我思う、故に我あり」がどんなにすごい思想か実感をもってわかる。
私は、7年前に出した本『物理学者が解き明かす思考の整理法』の中で、哲学をわかりやすく理解するための方法を取り上げた。その時にルネ・デカルトの「我思う、故に我あり」について次のように書いた。
<引用開始>
だから、「我思う、故に我有り(I think, therefore I am.) 」とは「私は思考することができる、この思考こそが『第一』だ、だから神がいなくても私は自分で存在する」という意味になる。「人間は考える葦である」(ブーレーズ・パスカル)も同じように考えることができる。人間の思考こそが『第一』なのである。(29-30ページ)
<引用終了>
ただ、副島先生が指摘したように、この「我思う、故に我あり」が神を否定するところまで意味するとは、私は思い至らなかった。また、副島先生がデカルトを最も偉大な思想家と絶賛する意味もよくわかっていなかった。
ここでは、引用した上の文を、別のことばでわかりやすく解説しよう。それは「「我思う、故に我あり」という文(命題)は認識論(Epistemology)ではなく存在論(Ontology)である」ということだ。
デカルトの「我思う、故に我あり」は「認識論(Epistemology)」の原点とされている。どの哲学者も「我思う、故に我あり」は認識論であると理解している。「私は思考する、よし、わかった、確かにそうだ、では一体どうやって外界を認識して理解しているのだ?」と発展していった。ロック、バークレー、ヒューム、カント、と偉大な哲学者が認識論として理解し、それに続けて自分の哲学を展開している。
だが、私の考えでは、「我思う、故に我あり」は「存在論(Ontology)」の文だ。これは以下の2つの文と比較してもらうとわかる。
1.我思う、故に神が存在する。
2.神が存在する、故に、私は存在する。
2はその当時の常識(共通の認識)だっただろう。副島先生も『教養としてのヨーロッパの王と大思想家たちの真実』の中でそう書いている。デカルトも別の本で、この2の文を記述している。
1の文は奇異におもえるかもしれない。しかし、これはアンセルムスというカンタベリー大司教の神の存在証明(Ontological argument)である。「神は我々が考える完璧な存在である、だから神は存在する」とした。デカルトも『方法序説』の中で、同じ議論をしている。
重要なのは、デカルトが1の文も2の文もはっきりと記述しているということだ。
そこで、まず、1の文と2の文をそのままくっつける。そして、「あれ、これいらないんじゃねえ」という感じで「神が存在する」という重なった部分をカットする。すると、「我思う、故に、私は存在する」となる。つまり、A→BかつB→C、ならばA→Cである。数学者デカルトなら、当然そういう発想になる。だから、「私は思考する、したがって、神ではなく、私は自分自身で存在する」という意味になる。これは存在論そのものだ。
ところが、「「我思う、故に我あり」は存在論(onthology)である」とは、どこにも書いていない。存在論を調べても、デカルトは出てくる(二元論で有名だから)が、「我思う、故に我あり」は取り上げられていない。
実は、この存在論としての「我思う、故に我あり」をメチャクチャにしたのがスピノザである。デカルト哲学の解説までしたのに、神=自然とか汎神論とか、ふつうの人には理解できない不可思議な存在論を展開した。以下、副島先生の『教養としてのヨーロッパの王と大思想家たちの真実』から引用する。
<引用開始>
ここで急いで、スピノザのデカルト思想への大裏切りのことを書いておかなければいけない。スピノザは本当にとんでもないユダヤ=カトリック知識人でデカルト思想の大破壊者である。
(中略)
このようにスピノザは、デカルトの「我思う故に我有り」の大命題を変造し始める。デカルト思想を少しずつ内側からずらして変質させ、破壊を開始する。デカルトが打ち立てた、「この世界は、物質と霊魂(思考)だけから成る。故に神は要らない」をすぐに叩き壊し始めた。
(中略)
これが(引用者注:エチカの神に関する文のこと)スピノザだ。デカルト思想を賞賛し、紹介し、解説していた者が、このようにして、デカルト思想を破壊し、暗殺したのである。
<引用終了>
ニーチェとハイデガーだけは「我思う、故に我あり」を、実際、存在論として取り上げているらしい。百年前かそこらの出来事だ。では、その前、キルケゴールやショーペンハウエルら、存在論を扱った哲学者はいったい何を元に論じていたのか?以下に副島先生からもらったおしかりメールの一部をはりつける。
<引用開始>
私、副島隆彦は、ヨーロッパの優れた思想家たちが、デカルトの後の、エマーソンが習いに行った、カーライルからショーペンハウエルから、キルケゴールから、そしてニーチェ、そして、ロシアのドストエフスキー、トルストイもユニテリアンであり、ローマ教会や、新教徒の 福音派(エヴァンジェリカール。ドイツではルター派)と闘って、激しく抗議して、このことで、ヨーロッパ政治思想の全体像を作ったのだ、と、考えます。
<引用終了>
ショーペンハウエルの有名なことばに「カントは存在論を認識論に変えてしまった」というのがある。だから、ショーペンハウエル、キルケゴール、そしてニーチェも、みーんな、デカルトの「我思う、故に我あり」を存在論の踏み台として、自分たちの存在の哲学を築きあげていった、そして、それはイコール=反ローマ教会かつ反新教徒だったのだ、と私は考える。
これで、最初の『アガペーとグレイスの違いを説明する』とあわせて、およその西洋思想の流れがわかると思います。
あー、年末に頭がすっきりした。副島先生、どうもありがとうございました。
下條竜夫拝
【3167】15日に昭恵がトランプに会った意味を、世界基準で解読する。
副島隆彦です。 今日は、2024年12月17日(火)です。
私は、今は金融本を書き上げることで忙しい。この本を何とか1月に出さないといけない。内容は、「金(きん)の値段が、少しでも下がったら買い増しなさい。どうせ今から倍(どころではない)の値段になるから。それから、これからは、銀(ぎん、シルバー)も買いなさい。じっと持っていたら10倍ぐらいになるだろう」という内容の本です。
それからシリア国の複雑な暫定政府のことの他も、すでに書いているので追々(おいおい)載せます。
ドナルド・トランプ(新年の1月20日が就任式 エノギュレイション アメリカの政治動乱の新たな始まり)と妻のメラニアが、私邸のフロリダの マール・ア・ラーゴ で、15日に、安倍昭恵に会った。夕食を共にしたそうだ。
このことへの私の考えを書いて公表しておく。ちょっと難解(なんかい)な文なので、知能(思考力 intellect インテレクト)が足りない人たちには読めない。だが副島隆彦の本の熱心な読者だったら、何とか我慢して読んで、理解するだろう。
トランプは、日本にまだ500万人いる(残存している)反共右翼勢力 に配慮した。それを束ねて代表しているのが、昭恵だということをアメリカ側は分かっている。大きな政策判断(ポリシー・ジャッジメント)というのはこういうことだ。
この日本の反共右翼(統一教会でもある)は、世界の大きな政治勢力 分類としての、アメリカの思想派閥として共和党7派の中の ⑤ の チャイナ・ロビー派 China Lobby に属する。
(ここに私の「覇権アメ」の冒頭の、アメリカ政界の思想派閥の全体像」(1995年、© 副島隆彦 )
を、あとで貼り付けてください)
副島隆彦です。上掲 ↑ の私の主著の「権アメ」を参照すること。この思想派閥の創立者は、Time誌を WWⅡ(第2次大戦)の最中(さなか)に興した ヘンリー・ルース である。戦死した米軍兵士の死体をたくさん報道写真として載せてドカーンと創刊した。米国内に反共と反ドイツ、反日本の思想をしっかりと植え付けた。蒋介石(しょうかいせき)の妻、宋美齢(そうびれい)を全米ラジオで使って「私たち中国人を助けてください。日本の侵略から守ってください」と 宣伝(プロパガンダ)させて、大きく功を奏した。これが戦後世界で台湾支援の勢力となった。
世界中と同じく、日本に「も」現存する、反共(はんきょう)右翼の勢力は、アメリカ国内の反共の政治勢力のチャイナ・ロビー派(上院議員に今も数人いる)である。このアメリカの思想派閥は、台湾国民党を支える勢力として厳然として存在する。だが、今は複雑になって、このチャイナ・ロビー派は、民進党の台湾人(タイワニーズ)の独立運動を強固に支持している。
民進党を構成する本省人(ほんしょうじん)たちは、「私たちは、中国人(チャイニーズ)ではない。台湾人(タイワニーズ)だ」と強固に唱えている。
現在の2400万人の台湾の人口のうち、民進党(密かな、しかし公然の台湾独立派)の強固な支持者は、200万人にまで減っている。やがて4年後の2028年に、台湾が、親(しん pro- プロウ)中国(チャイナ)の政権になった時に、「自分たちは、中国の一部の台湾省(たいわんしょう)になる」と、台湾国民の8割の支持で、決断してゆく。
この時に、台湾独立派は、中国共産党に支配を拒否して台湾を脱出する。そして日本やカリフォルニア、カナダに移住する。その準備が開始されている。この所為(せい)で、東京の湾岸の高層アパート(タワー・レジデンス tower residence )の価格が、一部屋(床面積で30坪、100平方メートル)が2億円以上に急騰(きゅうとう)している。台北(たいぺい)では、同じような高級高層アパートが5億円ぐらいする。
私は12年前に、台湾に調査に行ってこのことを調べて来た。香港でも、北京、上海の四環路(よんかんろ、中心部)でも同じく5億円である。
台湾華僑(かきょう)の娘である櫻井よしこ(母親は台湾に渡った日本人)とそれから、台湾人の金美齢(きんびれい)がいる。金美齢は、日本に逃げて来た台湾人である。
蒋介石の直属の派遣将軍による、台湾人2万人の大虐殺があった。1947年の「2.28事件」である。この台湾で起きた悲惨な大事件は、今の台湾人すべてにとっても最大級の歴史事実である。これを知らなければ、現在もなお台湾を論じることができない。この民族的悲劇は、のちに 映画「悲情城市(ひじょうじょうし。1989年に台湾で制作された)」で世界中に明らかとなった。金美齢は、この事件の時、日本に逃げてきた女性だ。だから彼女と安倍昭恵のふたりが、日本で、反共右翼の日本の表(おもて)の顔である。
あ、他にもバカ女があと2人いる。小池百合子と高市早苗だ。誰でも知っている通りだ。
あ、みんな女じゃないか。もう、日本の反(はん)共産主義右翼には、大物の男はいないのか。情けない国だなあ。
1947年(日本の敗戦の2年後)、この時、上海からボロボロの敗軍の姿で移動して来ていた国民党軍によって、「台湾人1.8万から2・8万人が死亡(殺害)された」と、1992年に台湾人(タイワニーズ)の大統領である李登輝(りとうき リートンホイ)の政権ができた時に発表した。私、副島隆彦は、これらの事実を、自分の台湾調査で、現地で細かく調べて来た。
この時台湾で殺された2万人の台湾人たちは、日本統治時代の豊かであった台湾で日本贔屓(びいき)に育てられた上品な人々だった。彼らは、捕まって、残虐に両手のひらに穴を開けられて針金を通され、ぞろぞと繋がれて行った。そのあと○○広場で、集団で全員銃殺されて埋められた。
前年の1946年6月から、国民党と共産党の全面戦争となった。国共内戦(こっきょうないせん)が始まり、蒋介石の国民党軍は、翌年、延安まで侵攻、占領したが、毛沢東の共産党軍はうまくそれを回避(かいひ)して、大きな反撃を開始した。武器と兵員では、国民党軍が数十倍、優位だった。
毛沢東の共産軍は、世界中のどこからも支援してもらえず、貧弱な武器だった。このあと、アメリカ(ジョージ・マーシャル大将)が意図的に、降伏した日本軍の武器弾薬を、共産軍に渡した。ここに、ひとつ隠された歴史がある。
ジョージ・マーシャル大将は、毛沢東たちのいた延安(えんあん)に行って、国共内戦を、休戦、調停するためとしながら、真実は、降参した日本軍からソビエト軍に渡っていた武器を、毛沢東の共産軍に与えた。 ジョージ・マーシャルは、国務長官になって、あのマーシャル・プラン(飢えていてドイツや日本に貧しい食糧を供給した。ガリオア・エロア基金)で有名だ。
このマーシャル(ローズベルト大統領。その背後にいたデイヴィッド・ロックフェラーに引き上げられた将軍)とトルーマン大統領たちの、この奇妙な動きを、ジョゼフ・マッカーシー(その後、赤狩りで有名)上院議員が、議会で糾弾した。
世界史では、この1946年の3月のチャーチル英首相のアメリカでの「鉄のカーテン(が敷かれた)」演説と、10月のトルーマン大統領の「ヨム・キプール声明」(「米国は、ユダヤ国家の建国(ベングリオンらの英国の植民地からの独立)を支持する」)宣言があった。このあと1950年6月から朝鮮戦争が勃発して、1年後に膠着(こうちゃく)、停戦(シース・ファイア cease fire ) して、このあと、世界は、米ソ2大国が対立する世界冷戦(れいせん)構造 the Cold War になってゆく。
それから、丁度50年目の 1991年12月のソビエトの崩壊で、アメリカおよび西側同盟(ザ・ウエスト the West)の勝ち となる。
ところが、それから更(さら)に33年が経(た)って、今度は、アメリカ帝国の方が内部がガタガタ、支配階級の恐るべき腐敗(ふはい corruption)、就中(なかんづく) pedophillia ペド。異常小児性愛症の大量の幼児虐と待儀式殺人 と 麻薬の蔓延(中国の清朝=大清(だいしん)帝国 を滅ぼしたイギリスが持ち込んだ阿片 オピアムへの逆襲である)で、衰退に向かっている。トランプがこれからどんなに頑張っても、このアメリカ帝国の衰亡史(デクライン・アンド・フォール decline and fall )は、避けられない。
私、副島隆彦の先生の 稀有(けう)の天才学者 小室直樹(こむろなおき)先生は、1992年〇月に、私の目の前で「今こそ、マルクスの研究をする。ソビエト崩壊の次は、アメリカ資本主義が崩壊する」と叫んだ。そして、ドイツから新メガ版のマルクス全集(ドイツ語原文)を直ちに取り寄せた。
台湾での、この1947年の「2.28(台湾人の大虐殺)事件」の時に、金美齢(きんびれい)たちが、殺害を逃れて、命からがらCIAの船で、台湾から日本に脱出して来た。そして早稲田大学留学生になった。この金美齢が、安倍晋三の育ての親のひとりである。
蒋介石自身は、(ワイカイ会戦のあとの)1949年3月の毛沢東共産党との和平交渉(ピース・トークス)に失敗して、上海に共産党軍が侵攻(占領する)直前に、米海軍の駆逐艦数隻で、紫禁城(故宮)の美術品、国家財宝(これが今の台北の故宮博物館) と共に上海を脱出して、台湾に到着した。そして同3月、台北(タイペイ)を、中華民国(国民党政府)の臨時首都 とした。
安倍晋三が、2022年7月8日に、アメリカの国務省の中のキッシンジャー勢力(アメリカの共和党の7大思想派閥では、大きくは 前記の表の中の ③ 現実保守=保守本流 YAF のビル(ウイリアム)・バックレ―派である。バーキアン Burkean エドマンド・バーク主義者)によって、殺害、抹殺された。安倍晋三が、密かに日本の核保有を始めたからだ。アメリカの最高意思決定によって、それは絶対に許されない。
だから、もう日本人の政治家で、岸信介 中曽根康弘(この男はキッシンジャー直系。ナベツネ渡辺恒雄と共に、育てられた)のような、アメリカのチャイナ・ロビー派 にもつながる 大物の男の指導者(アメリカの手先代表)は、いなくなった。
日本の反共右翼(はんきょううよく)勢力が、500万人の残党(remains リメインズ)として、産経(さんけい)右翼 と笹川財団(まさしく 統一教会、勝共連合、原理研である)として、今後も頑強に抵抗する。だから、トランプは、今後、中国を厳しい交渉相手とするために、まず昭恵を呼び付けることで、日本の反共右翼の勢力、500万人を自分の掌中(しょうちゅう、手の平の中)に収めた。
この日本の反共右翼は、ロシア、中国に対する 反共の防波堤 bullwork against communism 「ブルワーク・アゲインスト・コミュニズム」として作られ、育てられたものである。トランプは、これを自分の手駒(てごま)として、中国に嗾(けしか)けるための道具として使うということだ。そのための昭恵のトランプ面接である。食事会など30分で終わりだったろう。メラニアは、モデル笑いをしたあと、さっさと自分の部屋に帰る女だ。
それでも 中国とロシアの ユーラシア同盟(これにインドとブラジルとサウジの貧乏大国たちがじわじわと加わる)が、今後、勢力伸長することで、アメリカの世界覇権は終わってゆく。
このアメリカ帝国(世界覇権国 the world hegemonic state )の歴史的な衰退は、トランプがこれからの4年間、どんなに頑張っても起きる。この大きな世界史(人類史)理解 を、私、副島隆彦は、絶対に手離(てばな)さない。
私が、このように頑強にこのように書き続ける限り、日本国内の言論は、私が、最高度の管制高地(かんせいこうち。commanding height コマンディグ・ハイト)を握りしめる。
昭恵が、トランプに会えた、実際上の手蔓(てづる)は、韓国の統一教会の最高指導者の韓鶴子(かんつるこ、ハン・ハクチャ 亡き文鮮明=ぶんせんめい、Moon Sun Myonn ムーン・サンミョン。岸信介と同格)である。今から丁度8年前の、2016年11月に、安倍晋三が、当選したばかりのトランプにが会えたのも、トランプの娘婿(じょせい)のジャレット・クシュナー(今やニューヨークユダヤ人の大親分。reformed リフォームド。 ユダヤ教改革派、穏健派)が、韓鶴子からの頼みで安部をトランプに合わせたのだ。
あの時も、今も、「小判(こばん。日本の金貨のこと)、小判」とニューヨークで噂が立った。安倍晋三は、トランプに20億円分のドルの紙幣を積むことで、トランプに会えた。今度はそれの倍ぐらいだろう。麻生太郎が、〇月にトランプに、いかにも卑屈(ひくつ)そうに、畏(かしこ)まって、あのボルサリーノのマフィア帽子を脱いで頭を下げて会った。このときにも、このルートを使っている。これが真実だ。
こういう穢(きたな)いカネをアメリカ側に絶対に払わない、石破茂首相は偉い。これが日本人の矜持(きょうじ)だ。民間人の昭恵が会って食事をしてポーズを取って、それで産経右翼たち500万人を喜ばせた、からと言って、何になる。日本政府は、1月になってから、正式に日米首脳会談のトランプ・石破会談をやればいい。 副島隆彦記
(転載貼り付け始め)
〇 「 トランプ夫妻、安倍昭恵さんと面会 フロリダ州の私邸で 」
2024年12月16日 日経新聞
(ここに記事の画像を貼る。これは公式発表のものだろう)
トランプ次期米大統領(左)、妻メラニアさん(右)と面会した安倍昭恵さん(15日、米フロリダ州、メラニアさんのXから)=共同
【パームビーチ=共同】トランプ次期米大統領の妻メラニアさんは12月15日、故安倍晋三元首相の妻昭恵さんが米南部フロリダ州を訪れ、トランプ氏の私邸で夫妻と面会したと明らかにした。X(旧ツイッター)に投稿した。夕食会を共にしたとみられる。石破茂首相とトランプ氏の会談予定が立たない中、昭恵さんの動きが注目されていた。
メラニアさんは「安倍元首相をしのび、素晴らしいレガシー(政治的遺産)をたたえた」と書き込んだ。
CNNテレビによると、安倍氏が2022年7月に銃撃され死亡した後も、トランプ氏は昭恵さんに電話して近況を尋ねることがあった。今回は両政府を通じてではなく私的な関係で夕食会が決まったという。
安倍氏は16年大統領選でトランプ氏が勝利した後、他国の首脳に先駆けてトランプ氏とニューヨークで会談した。トランプ氏の1期目に、同氏とゴルフを楽しむなどして親密な関係を築いたことで知られる。
石破氏は今年11月に南米を訪問した際、帰国途中にトランプ氏との会談を模索したが、トランプ氏側から法律上の制約で就任前はどの国の首脳とも面会しないと説明され、実現しなかった。
日経の滝田洋一 3人とも実に和やかな表情。しみじみと話し合ったのでしょう。メラニア夫人の投稿が、その雰囲気を伝えます。「安倍元首相をしのび、素晴らしいレガシー(政治的遺産)をたたえた」。原文は、
We fondly remembered her late husband, former Prime Minister Abe, and honored his remarkable legacy.(https://x.com/melaniatrump?lang=ja )。情感がこもっている・・・・。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【3166】柿本人麿とは何者か、3
副島隆彦です。今日は2024年12月2日です。私がこの投稿文の冒頭に加筆します。 守屋健二君は、今後は、自分の投稿文を、ふじむら掲示板に載せなさい。そして他の人たちの投稿文と対等に議論しなさい。以後、重たい掲示板に書くことを、学問道場の先生である副島隆彦の権威で、禁じます。
守谷健二です。
ほぼ完全な形で奈良時代から現在に伝わっている書は四点ある。一は『日本書紀』、二は『万葉集』、三は『古事記』、四は『懐風藻』である。
内容的に、一、二、三は共犯関係にあり、四とは敵対している。
どういう事か解説する、一、二、三は天武天皇を正統化する観点で創られている。「壬申の乱(672)」の天武の決起を、正統な皇位継承者の正当な権利行使であったと書く。
それに対し四の『懐風藻』は、天武の決起を「乱」と明記する。
「乱」とは、欺くこと、下克上など世の秩序を壊す行為であり、正義・大義の行為ではない。
『懐風藻』は、天平勝宝三(751)年に成立した我が国最初の漢詩集であり、そこに載っている大友皇子(天智天皇の長子、壬申の乱で殺害)伝は
「・・・壬申の年の乱に会いて、天命を遂げず。時に年二十五。」と明記する。
『懐風藻』は、秘密の書でも禁書でもない晴天白日の下、正々堂々と今日まで伝えられて来た書である。それが天武の行為は「乱」であったと云うのである。
日本人は、『懐風藻』の言い分を認め、平気で「壬申の乱」と呼び、天武の正義を否定してきた。
『日本書紀』『万葉集』『古事記』には、天武の決起を「乱」などとは一言半句も書かれていない。
これは何を意味するのか、奈良の王朝(天武朝)には、二つの対立する勢力が存在した、と言う事だ。天智系勢力と天武系勢力が深刻に対峙していた。
この対立は、奈良時代の末期、皇統から天武の血の完全排除という形で決着を見る。
平安王朝は、天智天皇の血の完全復活と云う形で開始されている。
この意味でも「古事記偽書説(平安時代に編纂されたとする)」は成り立たないのである。『古事記』は、『日本書紀』『万葉集』と共犯者であり天武天皇を正統者とする立場に立っている。
平安時代は、天武の決起を「乱」とする立場である。
つづく
【3165】 ヒラリーの日本への逃亡(エグザイル)が、愛子天皇の実現を加速する。
副島隆彦です。 今日は、2024年11月30日(土)です。
アメリカは、今年は、11月28日(木)が、Thanksgiving Day サンクスギヴィング・デイ、感謝祭だった。この日までにトランプ政権の閣僚(キャビネット・メンバー)の人事がほぼ終了した。
この感謝祭の後はアメリカは、クリスマスまで穏やかな日を迎えることになっている。各地に散らばっている家族が集まる、family reunion ファミリー・リユニオンの時期に入る。
だからトランプ当選、勝利の後の、アメリカ政治の動乱は、来年の1月20日の 大統領就任式(エノギュレイション)からだ。その日までは穏やかだろう。
バイデンが、トランプをホワイトハウスに迎えて、「平和的な政権移行(ガヴァメント・トランジッション)に協力する」と自分の方から握手を求めた(〇日)。トランプは、「政治は厳しいものだ」と、例の最大限の疑念を相手に示す時の、あの、下から相手を眺め上げる、疑り深い表情で、バイデンの握手に応じた。トランプは、「分かった。お前を犯罪者として捕まえる(投獄する)ことはしない(お前が、命令を出して、私を殺そうとしたんだからな。7月13日に)」と、ここで手打ちした。
ただし、バイデンの次男のハンター・バイデンは、多くのペドフィリア(pedophilia 異常幼児性愛症) の犯罪の証拠がたくさん、挙がっているから捕まるだろう。たくさんのウクライナ人少女たちの人身売買ビジネス ( human trfficking ヒューマン・トラフィキング ) にもハンターは関与していることも証拠付きで明らかになっている。父親のジョー・バイデン自身も、隠しようもない小児性愛者(ペドファイル)だ。 もの凄い数で、公式の場でさえ幼児、幼女に頬ずりしている報道写真が残っている。アメリカ国民の多くがこの事実を知っている。
ジョー・バイデンは、王殺し(regicide レジサイド)にされた、と考えるのが、今のアメリカ国民の多くである。 カマラハリスを、正当な手続きを経(へ)ないで、急に大統領候補に押し上げたのは、ヒラリー・クリントンである。 だからカマラハリスの大敗北はヒラリーの責任だ。 そのヒラリーが、日本に逃げてきて、そしてその後、隠れて潜んでいる。この事実は重要だ。 以下の画像が重要だ。
ヒラリー(国際顧問のクリントン元アメリカ国務長官 11月20日)
副島隆彦です。 ヒラリーは、20日に、公然と日本に現れて、しかも皇居の正殿野間で、フジサンケイグループが主宰する、国際文化賞の授賞式に、「国際顧問」という、どうでもいいような肩書で堂々と広間に並んでいた。
フジサンケイグループ 日枝久(ひえだひさし) (常陸宮華子がメダルを授与した11月19日)
副島隆彦です。 なぜヒラリーを、在日米軍の横田(立川)の空軍基地からの憲兵隊(MP ミリタリー・ポリス)が、 公然たる重要犯罪容疑者として、逮捕、拘束しないのか。私は不愉快だ。
「ロック・ハー・アップ !」 “ Lock her up ! “ 「ヒラリーを逮捕、投獄せよ!」
は、アメリカ共和党の2016年の大会の時の、怒号の大唱和だった。
(ここに、あとで、私が書いた、光文社から出した「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」本2016年刊を、の表紙を載せる)
ヒラリーを逮捕、投獄せよ Lock Her Up ! ロック ハー アップ アマゾンのぺージへ
それを何と、日本の天皇家が、このように盛大に、ただの「宮(みや)さま冠(かんむり)団体の文化賞の授賞式」の翌日の パーティか? に出てきて、天皇徳仁(なるひと)、雅子皇后まで出てきて、笑顔で挨拶を交わしている。 彼らは授賞者(じょしょうしゃ。さずける人)ではない。
NHKも、日テレ(読売系)も、そして当然のようにフジ産経のテレビが、この授賞式の様子をニューズ動画で、20日(水)に一斉に報道した。
世界規模の大(だい)犯罪者であり、逃亡者(フュージティヴ fugitive )であるヒラリー・クリントンを、なぜ、天皇家が、かくも意識的、自覚的に迎え入れ、歓迎して庇(かば)って、匿(かくま)うことをするのか。 私は、この1週間、ずっと不愉快だ。 「 大きな世界政治では、一番上の大物の政治家、権力者たち は、捕まらないことになっている」という、ふざけたルールのようなものが、まかり通る。誰も文句を言わない。
日本共産党(やっぱりアメリカに屈従している。いろいろ有る 歴史の経緯で。私は調べて知っている)も、野党の誰も、このことに、 「あまりもの大物だから捕(つか)まらない」のルールで、黙っている。 そうやって生来、卑屈な人間どもの、虐(しいた)げられて、歪み尽くしてしまった、本性(ほんせい、nature ネイチュア)のために、人類の歴史は、歪んだまま続いてゆく。
私は、自分が書いた『愛子(あいこ)天皇待望論』(後述する)で、「敗戦後の天皇家(皇室)は、昭和天皇を中心に、何も悪いことをしないで、ひたすら国家(民族)の復興と繁栄を望み、平和を願って、戦死者や被災者たちの慰霊と鎮魂の旅を続けることをした( もう2度と、英と米にはダマされない、という深い決意で)」 ので、普通の日本国民として、天皇家への最低限度の敬意を払って来た。
ところが、トランプ勝利、自分たちの大敗北で、血相を変えて、アメリカから逃げて来たヒラリー( いつもは、カナダのヴァンクーバーに隠れている。米ワシントン州のシアトルから大きな河を経て北隣り)を、こんな、アカラサマ(明らか、露=あら=わ )に歓迎して、公然と匿(かくま)い保護して、日本国の主権(しゅけん、国家主権。 ソヴリーンティ sovereignty )の下で自由に暮らさせる、というのは、どういうことか。ここには、大きな取引(ディールdeal )があるだろう。私、副島隆彦は、こういう時は、自分の脳が勝手に動き出す。
天皇、皇后が歓談(雅子皇后がフランス語で受賞者と会話する場面 11月20日)
ヒラリー・クリントン
副島隆彦です。私は、この20日のニューズ動画を、ヤフーのニューズサイトで見ていたら、何と、明仁(あきひと)上皇と美智子(みちこ)上皇后まで、出てきてビックリした。一体、何事(なにごと)だ、と思った。譲位(じょうい)して引退した前の天皇夫婦が、なぜ皇居正殿(せいでん)松の間 で、たかが民間の反共右翼団体であるフジ産経グループが、カネを出してる(本当はフジテレビにも産経新聞にも金が無いので、日刊工業新聞が出している)文化賞に出て来るのだ、と驚いた。有り得ないことだ。
ところが、よく見直してみたら、この上皇、上皇后のニューズ動画は、2018年のもので、それを、わざと(故意に)フジテレビが、この20日の皇居での授賞式のニューズに挟み込んで流したものだ、と分かった。この偽造の画像を宮内庁が許可してる。
それにしても、なぜ世界の犯罪者のヒラリー(もう80過ぎのバアさんだから、老婆の断髪で、パンタロンで立っている)を皇居正殿に招き入れて、親しく会話をしているようなフリを装った映像を、宮内庁が許可した。私は怪訝(けげん)な気持ちになった。
ここには、おそらく日本国(特に、その国王である天皇家。日本国の天皇は、普通の国王、王様である。帝国の皇帝=エンペラー=などではない )と、ヒラリーたち、急に、落ち武者集団と化した、反(はん)トランプ派の、これまでさんざん違法行為(世界の各地域=リージョンregion =でのたくさんの戦争の仕掛けてきた。2014年からのウクライナでのロシア系殺しや、中東全体でのISを作ってやった戦争など) を世界中で行って来た 大犯罪者だ。 これが、フジサンケイの仲介、橋渡しに乗ってやって来て(ほとんど政治亡命 political asylum ポリティカル・アサイラムだ)、こんな世界政治の微妙な時期に、一体、何の取引をしたのか。私は考えた。
天皇、皇后と日枝久(ひえだひさし)
明仁(あきひと)上皇、美智子(みちこ)上皇后(2018年の映像)
副島隆彦です。 ははあ、そうか。天皇家(とりわけ美智子上皇后が中心となって)
は、ヒラリーを日本国が受け入れて、匿(かくま)い、日本国の保護下に置くことで、 泣く子も黙る “世界の大姐御(おおあねご)” であるヒラリー・クリントン と取引をしたのだろう。トランプ派の刑事司法職員(ラー・エンフォースメント・オフィサー law enforcement officers )たちからの追及から逃れる為だ。
だから、日本で匿(かくま)ってあげる代わりに、女性である愛子(あいこ)を、次の日本国の天皇にするので、このことに、ヒラリー・クリントンが、賛同して協力しなさい、という取引だ。
「女の時代だ 」「女が、長い歴史の、男優位社会の “ガラスの天井”を割る」の掛け声でずっと生きて来た、この極悪人(ごくあくにん)の世界バカ女の頂点に対して、「日本が貴女を、一時的だけど、守ってあげますから、協力しなさい」と、なったのだ。
ヒラリーはおそらく赤坂の迎賓館(げいひんかん)にも泊まったから、その時、敷地が裏でつながっている仙洞御所(せんとうごしょ。前の東宮御所を変名した )にいる美智子上皇后と、この件で話だだろう。
ヒラリーは、先に日本に逃げて来たビル・ゲイツ(マイクロソフト社の社主)と合流した。 ヒラリーが、密かに来日して、ビル・ゲイツ(人類への害毒であるコロナ・ウイルスばら撒きとワクチン作りに最大級のおカネを出した)と会ったのは、11月18日だろう。場所は、群馬県の 軽井沢の、ビルゲイツの大邸宅である。山ひとつを使って作っている、おそろしい門構えの巨大邸宅だ。以下の写真(映像)の通りだ。
ビルゲイツの軽井沢の別荘
(ここに この画像をネットに載せている出典、典拠 を貼り付けで載せてください)
まとめダネ! 更新日 2021年4月17日
【画像】ビルゲイツが建てた軽井沢の別荘がついに完成場所・グーグルマップはどこ?6500坪以上で地下3階建て
https://matomedane.jp/page/75205
toshibo|廃墟と写真|書籍『ゲーム旅』@JIYUKENKYU_jp
https://x.com/JIYUKENKYU_jp/status/1382992750845468673
ビルゲイツが建てた軽井沢の別荘が完成していた。引きで見ても外観を認識できるので、この個人別荘の巨大さ加減がお分かり頂けるのではないかと思う。6500坪以上あって、更に地下が三階あるらしい。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。続けて、このビル・ゲイツの大邸宅の所在地の地図を載せる。
ビルゲイツの軽井沢の別荘の地図(グーグルマップから)
副島隆彦です。この地図から分かることは、ビル・ゲイツの大邸宅は、中(なか)軽井沢の内村鑑三(うちむらかんぞう)記念の、例のあの奇怪な(結婚式もする)石の教会の西の方だ。 この「無教会(むきょうかい)派」の表面はユニテリアンだが、裏側はフリーメイソンの集会場(ロッジ)である。そのすぐそばに、例の星野旅館がある。この地の図中にも、星野グループの施設が散らばっている。
星のや、とも名乗る、この世界の秘密結社の日本支店である、星野グループの4代目の今の社長のことは今日は書かない。ビルゲイツ邸をここに呼んだのは星野屋だ。 この石の教会から西に5キロぐらいの死の山の中だ。 ビルゲイツの大邸宅にも悪魔崇拝の儀式(サタニック・リチュアル)を行う大きな部屋が有るだろう。
ビル・ゲイツもヒラリーも、今の世界中の大金持ちたちに愛されているホンダ(本田)ジェットのプライヴェット・ジェット機で、日本に飛んで来て、このあと、日本国内の移動は軍用機並みの高性能のジェット・ヘリコプターを使う。日本国民には、秘密にされているが、「10桁の番号」さえ言えば、世界の要人と大富豪たちは、世界各国の飛行場(空港)の特別レーンに着陸できる。軍事用の飛行場も含まれる。この事実は秘密にされている。ヘリコプターの発着所も同じだ。
ビル・ゲイツは、金沢と京都にも秘密の隠れ家を持っている。だから、アメリカから逃げきた 反トランプ派すなわち デープステイトの財界人や大富豪たちを引き連れて日本国内を密かに移動している。ヒラリーもそのお世話になっているだろう。
上掲の写真(画像)たちの出典の根拠となる記事を貼り付ける。
(転載貼り付け始め)
●「天皇皇后両陛下が「世界文化賞」受賞者と懇談 クリントン元国務長官・坂茂さんらと挨拶交わされる 陛下の即位後初」
2024年11月20日 FNN (フジテレビ)
天皇皇后両陛下は11月20日午前、優れた芸術家に贈られる「第35回高松宮(たかまつのみや)殿下記念世界文化賞」の受賞者と懇談されました。
午前10時ごろ、19日に授賞式を終えた建築家の坂茂さん、アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官などが車で皇居に到着しました。
優れた芸術家に贈られる「世界文化賞」は、昭和天皇の弟・高松宮さまの文化芸術への思いを受け継ぎ創設された賞で、これまで上皇ご夫妻が交流を重ねてこられました。
35回目の節目にあたり、陛下は即位後初めて受賞者らを宮殿に招き、皇后さまと共に建築部門の坂茂さんら5人の受賞者とヒラリー・クリントン元国務長官、2024年6月のイギリス訪問以来の再会となるオックスフォード大学のパッテン総長など、国際顧問ひとりひとりとあいさつを交わされました。両陛下はまず、絵画部門のソフィ・カルさんに歩み寄り、フランス語を交えて親しく歓談されました。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 ヒラリーの横に、ぴたりとフジ産経グループの総帥の日枝久(ひえだひさし)がいることが重要だ。天皇家および宮内庁としては、これまで散々、天皇家への悪口や、「懐疑の念」や 「XYの染色体の遺伝子がないので、皇統(こうとう)が続かないので、女性の天皇は認められない」と、バカみたいなことを強硬に主張して来た、反共右翼の、かつ、今の天皇家に対して極めて非礼な、産経右翼の。この反共右翼たちを、「日枝よ。これからは、彼らを、貴方がしっかりと押さえつけなさい。もう2度と、女性、女系の天皇に反対する、などと、言わせるのを、貴方が、しっかり管理しなさい」と、侍従長から、日枝は言われただろう。
日枝は、それに対して、恭(うやうや)しく、「謹んで、お言葉を頂戴いたしました。今後は、女性天皇否定、批判 の言論を、フジサンケイグループとしては、させないように、私は精神誠意、努力致します」と日枝は答えただろう。これで、日本国に、今もまだ500万人ぐらいいる、反共右翼の、生来、頭が悪くて知能の低い、「天皇は男でなければダメだー。KY染色体が・・・」と、喚(わめ)いて来た者たちが、一斉に黙りだすだろう。
その為の、ヒラリーと日本国(および天皇家)との取引が、今回、成り立ったのだ。日本政府は、ヒラリーを人質(ひとひち hostage )に取ることで、国内の反共右翼と統一教会(とういつきょうかい)に狂った人間たちを馴致(じゅんち)させ、膺懲(ようちょう。こらしめること )して、頭をなでて鎮撫(ちんぶ)する。こういう難しい、漢語が、バカ右翼たちは、大好きだ。全部、中国語じゃないか。お前たちの大きらいな、中国語(漢語、漢文)だぞ。
日本は、この2000年間(後漢=ごかん=帝国の時から)ずっと中国の漢字文明圏に入っていて、中国の従属国(朝貢国。ちょうこうこく。トリビュータリー・ステイト tributary state )だった。だから、日本人は、中国人の一種なのだ。世界、諸外国から見たら、当然、こうなる。ここまで私、副島隆彦が、書いたら、お前たちは卒倒するか。
アメリカ大統領選挙の大変動で、世界政治が微妙な時に、折(お)りしも、グッドタイミングで(笑い)、10月29日に、周到な計画通りに、「国連の女性差別撤廃委員会が、男性だけが天皇になれる、という法律を見直すようにという勧告」を出した。
以下の毎日新聞の記事の下の方に、 「 男系男子による皇位継承を定めた「皇室典範」についても見直すよう勧告・・」 「 スイス・ジュネーブの国連欧州本部で10月29日、女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本政府へ・・・勧告」とある。
(転載貼り付け始め)
〇 「 夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」 国連委と建設的対話欠く日本 」
毎日新聞 2024月11月23日
スイス・ジュネーブの国連欧州本部で10月29日、女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本政府への8年ぶりの審査があった。CEDAWから最終見解が示され、選択的夫婦別姓の導入や皇室典範の改正などさまざまな勧告が出された。私たちはどう受け止めるべきなのか。国際人権法の研究者で、審査を傍聴した藤田早苗・英国エセックス大人権センターフェローに聞いた。・・・・
(副島隆彦注記。続いて、以下の記事は、同じ時の、 バカ反共右翼新聞の夕刊フジの、案の定の、女性天皇反対の内容だ )
〇 「 国連、皇室典範にとんでも〝改正勧告〟 皇位継承を男系男子に限る規定に「女性差別」 葛城奈海(かつらぎなみ)氏 「日本自身が毅然と決めること」」
2024/10/30 夕刊フジ
女性差別撤廃委員会の勧告が行われた国連欧州本部(共同)
(この建物の画像を、あとでここに貼る)
国連の女性差別撤廃委員会は10月29日、スイス・ジュネーブで、「 日本の皇室の皇位継承を男系男子に限る皇室典範の規定は、女性差別撤廃条約の理念と相いれない」と指摘し、皇室典範の改正を勧告した。14日に同委員会の会合に出席し、皇位継承のあり方は「女性差別と批判されるものではない」と演説した「皇統を守る国民連合の会」会長の葛城奈海(かつらぎなうみ)氏は、「最終的には主権国家として日本自身が毅然(きぜん)と決めることだ」と強調した。・・・・
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。現在、産経新聞とフジテレビの内部で、激しい対立が起きている。産経新聞内の、正常な感覚をした記者たちが、外信部を中心にして、千野鏡子(ちのきょうこ)という優れた女性記者たちがいるので、「もう、いい加減、統一教会を、産経新聞の中から追放しないといけない」と言い出している。このフジ産経グループ自身の内部抗争がもうすぐ明るみに出るだろう。
ここで、私、副島隆彦の本の宣伝をする。まさしく、「愛子天皇待望論(たいぼうろん)」という本である。
愛子天皇待望論の本
愛子天皇待望論 アマゾンのぺージへ
この本に、私は、天皇に女はなれない、男しかなれない、という今の皇室典範(こうしつてんぱん。今はただの法律)は、憲法第24条の男女の平等 条項違反の、憲法違反だ、と書いて、詳しく説明している。とりわけ、第2項の「両性の本質的平等の反する法律は許されない」の定めに違反する。
考えて見れば、誰でもすぐに分かることだ。男女差別をしたらいけないのだ。特に公権力の執行においては。 バカ右翼たちにはこのことが分からない。法律の 憲法との抵触(ていしょく)を調べることの超(ちょう)専門家である、内閣法制局も、こんなバカみたいな基本事実を分からない訳(わけ)はないのだが、長年、押さえ込まれて黙っている。 その他、私のこの『愛子天皇待望論』(弓立社、2022年10月刊)にたくさん勉強になることが書いている。今からでも買って読んで下さい。
たとえば、枝葉末節だと思われる、煩雑な敬語(ポライト・ターム)の使い方は、もう、やめなさい。最高謙譲語(けんじょうご)とかの、「・・・さまが、お越しになられました」とかもう、もうやめなさい。「 さまが、来た。来訪した」ぐらいにして置きなさい、とかまで、私は、この本に書いている。
このようにして、ヒラリーの日本への逃避、追放(exsile エグザイル)で、いよいよ、愛子天皇の実現に向けて日本国が動き出した。
石破政権が、急いで皇室典範という皇位継承を定めた法律の改正に向かって、動き出すだろう。 準備は整った。 皇室典範(こうしつてんぱん)という今は、普通の法律になっている、条文のうちの、たった1行、第1条の「 皇位(こうい)は、皇統(こうとう)に属する、男系の男子がこれを継承する」を、「男系または女系の長子が・・」と書き変えればいいだけのことだ。 あるいは、「皇位は、皇統に属する 子女(じじょ。息子と娘の意味)がこれを承継する」 と 改正すればいい。
これで、これまでずっと頑迷に、「男の天皇でなければダメだー」と、騒いで来たバカ・ジジイたちが周囲から孤立する。女でも、狂った反共右翼の統一教会の人間たちも、急激に減少する。 上記の産経新聞の記事の見出しの「国連、皇室典範にとんでも〝改正勧告〟とんでも」のようなことが、もう書けなくなる。自分たちの頭(あたま、知能、思考力)がおかしいのだ、と、次第に分かるだろう。
最近、兵庫県知事に、不正選挙の得票操作 で、再選で受かった、斎藤元彦 (兵庫県議会で不信任決議で解職、クビにされたのに) と同じ感じで、まわりの人たちから、この統一教会(反共右翼)の者たちが、怪訝(けげん)な顔で見られる時代が来た。
実に 目出度(めでた)い事である。 副島隆彦拝
【3164】トランプ勝利から10日が経(た)った。私たちも急いで次の段階(ステイジ)の戦いに向かう。
副島隆彦です。今日は、2024年11月16日(土)です。
トランプが当選、勝利(11月6日)してから10日が経(た)った。世界はすでに過去を振り捨てて、どんどん前に進んで行く。Days go on. 「それでも、日は過ぎて行く」だ。 人類(人間)は、恐ろしい勢いで、次へ次へと新しい段階へ、これまでのことをすべて置き去りにして、近(きん)未来に向かってゆく。
私は、自分の近刊著の「トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社刊)を書いて、トランプの敗北、デープステイト(大富豪の連合体と官僚組織)が作るカマラ・ハリス政権が出来る、と予想(予言)して外(はず)れた 。
トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む ←クリックすると、アマゾンのページに進みます。
だが、私が、この本で書いたことは、これから、次々と生きて来る。生起する。そのことに気づいている人たちは、この本を今も真剣に読んでいる。 私が予見して書いたことが、そのうち次々と当たり始めるだろう。
私は、この10日間、かなり考え込んだ。そして、「副島隆彦も、前に前に進むことで、自分の思想家、民間人国家戦略家としての職責、運命を全(まっと)うし持続させ、さらに前方に切り開いてゆくことで生き延びる」と決めた。日本国は、まだまだ私の頭脳を必要としている。
ここから、私は、皆が驚くことを、次々と書き並べる。思いつくままにポイントフォームで書いてゆく。
1. この数日の、トランプの閣僚任命 の人事(パーソネルpersonnel )を見ていると、かなり危険な人間たちが、トランプ政権の閣僚(キャビネット・メンバー、長官)に次々と選ばれている。このことはかなり注意すべきことだ。
トランプの対外(国際、対世界)政策を担う長官たちは、揃(そろ)って、ネオコン= シオニストZionist(ザイオニスト) = かつ残酷なネオリベラルの 者たちだ。 マルコ・ルビオ、マイケル・ウオルツ、エーリス・ステファニック(女)、トルシー・ガバード(女)・・・たちだ。このことは、トランプが、「アメリカの繁栄を何としてでも、維持するには(まさしくMAGA=マガ=運動だ)、アメリカは強硬な手段を用いて、やってゆく」という強い決断に基づくものだ。
マルコ・ルビオ
マイケル・ウオルツ
エーリス・ステファニック(女)
トルシー・ガバード(女)
放(ほお)って置けば、ますます、どんどん貧乏になって衰退してゆくアメリカを、自分は大統領として放置、座視することは出来ない、というトランプの強い決意によるものだ。このトランプと言うのは、本当に強靭(きょじん)な男だ。毎日、連日ほとんど寝ないで頭脳を使う仕事が出来る。こういう怪物の指導者がいないと世界帝国(ワールド・エムパイア the World Empire )は成り立たないのだろう。
やっぱり、この世(人間世界)は、悪(あく evil イーヴォウ)によって支配されてゆくしかないのだろう。この問題は、後(うし)ろの後(あと)の方で論じる。
2. 私は、昨日、ベンジャミン・フルフォード氏と対談して、真剣に話し込んだ。そして、そこで互いの知識と情報を持ち寄ったところ、驚くべき真実に到達した。 それは、デープステイト(カマラ・ハリス側)は、やっぱり大規模の選挙不正をやろうとして動いていた。違法に遠隔操作で、得票数を大量に移し替えるコンピュタ―・ソフトである、「ドミニオン」 Dominion を、作動させていた。
ところが、それを、イーロン・マスクが持っている 有名な「スターリンク」 Starlink という今の世界で最先端の宇宙通信ソフトが、デープステイト側の軍事通信衛星である 「フチーノタワー」Fucchino Tower の トランスポンダーを、宇宙空間で、破壊した。それでドミニオンが、7つの激戦区(バトルグラウンド・ステイト)に仕掛けてあった、全ての細工を停止させた。これには、米軍の中の、宇宙軍( スペイス・フォース Space Force )が動いて管理する軍事衛星たちを使った。
このフチーノタワーという 軍事通信衛星は、イタリア政府の所有だが、ヴァチカン(ローマ教会)に貸与している。だから今度も、2020年の11月(バイデンを無理やり勝たせた)の選挙不正に継いで、トランプを叩き落とそうとした。これで、5000万票の 投票数をカマラハリスに移し替える(flip フリップ、switch スウイッチする)ことにデープステイト側は、大失敗した。それでトランプの勝利となった。
3. この宇宙通信戦争( space IT war ステイト・アイティー・ウォー と呼ぶべきだ )で、トランプ側の大勝利となった。 ここで一番重要だったのは、イーロン・マスクIron Musk のスペイスX 社が開発して持っている スターリンクの先端技術(ハイテック)らしい。
トランプを一貫して強固に支持している 米空軍(エア・フォース)と宇宙軍(これはトランプが創設した。核兵器も管理する)が、真実は、ずっとこの「不正選挙を阻止する」で、この4年間、着々と動いていた、ということだ。
私は、ずっと「おかしいなあ。トランプたちは、何もしないで、自分たちが巨大な不正で負けさせられるのを、黙って見ているのかなあ」と不思議に思っていた。やっぱりトランプは知恵者である。ちゃんと対策を着々と立てていた。
4. そして、イーロンが持っている、このスターリンクの技術が、世界最先端で素晴らしいものだ。 宇宙通信技術や人工衛星のことなど私は何も知らないから、これ以上は分からない。 だが、この10日間の、トランプとイーロンの密着ぶりを見ていると、やはり、こんどのトランプ勝利の殊勲賞MVPは、イーロン・マスクだ。トランプが、「イーロン・マスクは、天才経営者だ」と手放しで褒(ほ)めていた。 勝利演説(現地で真夜中の2時台だ。25分間、演説した)の時も、「あのな。イーロンのスペイスX 社のロケットは、スゴイんだぞ。 打ち上げた後、じっと待っていたら、45分後に、このロケットが宇宙空間から帰って来て、発射台に、そのまま、立ったまま静かにすーっと降りて来た( stand down スタンド・ダウンした)ぞ。この技術は、まだ、チャイナ―や、ロシア―も持っていない、とイーロンが言った。やっぱりこいつは天才経営者だ 」と、トランプは、すっとぼけた感じで、大いにイーロンを褒めていた。 私は、真意は、一体何だろう、と首を傾(かし)げた。私の頭脳は、こういう瞬間に、裏側の真実を解読しようとする。
イーロン・マスクが次のアメリカ大統領になる、という噂(うわさ)のようなものが、この数日、辺(あた)り一面に立った。それもこれも、この不正選挙を打ち破った、スターリンク社の通信技術の為(ため)だったのだ。イーロンは、南アメリカ生まれだから、米国内で生まれていないので、米大統領にはなれないことになっている。だが、それも変更できるという者もいる。
5. 私は、前回の2020年11月の巨大な不正選挙のことで、「裏切られたトランプ革命」(秀和システム、2021年4月刊)という本を出版している。歴史資料としてこの本は重要なのだ。この本のP58、59に もの凄く重要な証拠を画像で載せている。 「宣誓供述書(アフデイヴィット)付きの証言(法廷での証拠)」付きの、「私が、ローマ教会の命令で、アメリカ大統領選挙の不正の得票の移し替えをやりました」というイタリア人の通信会社の社長の証言と記事を載せている。 英文の文書もそのまま貼り付けている。
(この2ページを、そのうち、ここに画像で貼り付ける)
58ページ
59ページ
そして、同書のP128には、このヴァチカンの違法行為の通信を中継で受け取った、ドイツの大都市フランクフルトにある、CIAのデータセンターの建物を、当時のデープステイト(ヒラリー)の子分だった、CIAの女長官のジーナ・ハスペル(P204に有り)のあとを追跡して来た、トランプ派の空軍の対(たい)テロ特殊部隊(スペシャル・フォース)のエズラ・ワトニック大佐が率いる 「デルタ・フォース」の事も書いた。
この時、4人の最強のデルタ・フォースの隊員が、CIA側の傭兵(マーシナリー、こいつらも特殊部隊=スペシャル・フォーシズ=あがり)との撃ち合い(銃撃戦)で死んだ。この陰に隠れて死んでゆく英雄たちの死の知らせを聞いたトランプは、ホワイトハウスで泣いたという。妻のメラニアの証言がある。
ジーナ・ハスペル(2003年のイラク戦争の時の、捕虜のイラク軍人たちへの拷問の責任者で、“血だらけ(ブラディ)のジーナ“ と呼ばれていた)は、キューバのグアンタナモの米軍の厳重監獄に送られたあと、行方が分からない。すべてを白状したらしい。
6. このようにして、今後の米大統領選挙は、トランプとイーロンの 智力(ちりょく)によって不正工作が破壊されて、トランプの勝利となった。
その他、私は、大量の知識を書かなければいけないが、そのうちまとめて書く。
( 以下にあとで、ここに、トランプの勝利演説の前に大邸宅のマール・ア・ラーゴの集会場で、座って話し込むト
ランプとイーロンの写真を貼る。イーロンが公開したものだ。あとあとに残る歴史の証拠だ)
このX(旧ツウイター)に載った写真は、11月6日の 現地で、午前2時少し前のものだ。午前12時半には、激戦州7つのひとつ、ニースカロライナ州でトランプの勝利が確定した。このあとの様子で、背後に喜んでいるトランプ選対(せんたい)の人々が映っている。
この時、トランプは、ずっしりと前のめりに座り込んで、真剣にひそひそ声で、イーロンに何と言っているか。
ここからは、私、副島隆彦の推測(作り話)である。「おい、イーロン。あのな、
ルパート(・マードック、Fox = News corporation のオウナー)がよ、お前に
Foxを売るってよ。お前、買うか」と話したのだ。マードックは、自分の負けを認めた。マードックは、デープステイト側の大親分(頭目、とうもく)のひとりだ。
それが、トランプ勝利で、自分のFox Channel の将来のことを考えて、イーロンに売る、と言ったのだ。その方が、Fox が生き延びることが出来る。そしてトランプ放送局となって、 競争相手の CNN や ディズニーABC や、CBS(ソニーが買い支えるだろう)や、NBC たちを、蹴落とすことが出来る。あの司会者のタッカー・カールソンが、追放されたのに、戻って来て、役員待遇の総合司会者MCになるだろう。おそらく 300億ドル(5兆円)ぐらいで売るだろう。
スターリンクは、低高度で、100キロぐらいの高度に、数千個の 通信用の衛星を、ガバガバと打ち上げている。この通信用の衛星の強さで、経費をものすごく安くできるようだ。これには中国でも、まだ敵(かな)わない。
海底ケーブルもどんどん世界中に引いて(敷設する)いるようだ。 だから、ルパート・マードックは、スターリンクの技術がなければ、もうこれからのテレビの放映権のコストカットも出来ない、と分かっているのだ。だから
イーロンに Fox を売る、とトランプに言っただろう。
NASA(ナサ。米航空宇宙局)も、もうイーロンのものだ。始めは、3000人ぐらいのNASAの職員の公務員たちを
イーロン・マスクが雇用を引き受ける形で、スペイスXに移籍させ、その替わりに、アメリカの宇宙ロケットの発射技術を超安価で、イーロンにあげた。それが、ここまで来ると、もうNASAそのものも、テキサスの本社機能と、フロリダの打ち上げ基地も含めて、すべてイーロン・マスクのスペイスX の 一部になってしまうだろう。
7. イーロンが、トランプ政権の 諮問(しもん)委員会(政権の中に入らない)のような形の、DOGE(ドージ)(コインという仮想通貨も出している。ドージとは、イタリアの中世の都市国家の総統=ガヴァナー=の意味 )と言う名、すなわち、デパートメント・オブ・ガヴァーンメント・エフィーシエンシー(Doge。 dog 犬 のことではないぞ )「政府効率化(こうりつか)省」という改革本部(激しいコスト・カッター)のトップになったので、これから無駄な公務員と役所を、切りまくるだろう。
8割の無能で、腐敗した上級公務員(官僚)たち4万人ぐらい、の首切りを断行する。 それで、7.5兆ドル(1000兆円)の政府予算(基礎的収支だけで)から2兆ドル(300兆円)の年間予算を削減できる、とイーロンは言った。
「そんなこと、出来るわけがないよ」と言っている、バカ評論家共は、まさしく今、アメリカで吹き荒れ始めた、トランプ革命の恐ろしさを分かっていないのだ。
8. 私、副島隆彦は、今度のアメリカの大統領選挙で、選挙管理員会 が、「トランプ票 7351万票 。ハリス票 6918万票 。11月8日午前1時(現地)。AP電 」の発表のあと、全投票数の公表をしないで、残りの5000万票ぐらいを数えない。開票率はまだ全体で75%ぐらいだ。 それらを公表しない。「はいはい、選挙はも終わりました」とするアメリカ政府の態度に、私は怒っている。何というヘンな国だ。
トランプ側さえも、真実の得票数の公知(こうち)を要求しないのだ。だから、巨大な不正選挙が行われた事実。そして、それを乗り越えて、ザブーンと、とトランプが、まさしくアメリカ国民の9割ぐらいを得票した。カマラハリスなんか、とんでもない女で、しゃべっていることが支離滅裂で、まったく人気が無かった(確信犯の 民主党支持者たち2000万人 以外には)、という事実を、しっかり世界に公表すべきなのだ。それをやらない。
それで、「トランプ 7500万票。カマラハリス 6900万票で、600万票の差で、トランプの勝ち」で、終わりにするらしい。なんという奇妙な大国だろう。 本当は、少なく見積もっても、真実は、トランプが、1.3億票、 カマラが2千万票ぐらいのものだったのだ。このことは、私の前述の本に予想の得票数の表を載せた。
8. MS(マイクロソフト)社の社主(オウナー)の、ビル・ゲイツが、日本に逃げて来ているようだ。噂があちこちで立っている。群馬県の 北(きた)軽井沢に、5年前から作っていた、巨大な邸宅(地下10階まであると言う)に、やって来て潜んでいるようだ。山ひとつを買って造成していた。
ここは、鬼押出(おにのおしだし)ハイウエイのそばで、浅間山が近くに見える。北軽井沢に行ったことのある人なら分かるだろうが、ここらは、ウソ軽井沢で、とても軽井沢の一部には見えない。この辺(あた)りに、アメリカの大金持たち(大富豪)だけが集まる特殊な街が出来ているという。マイバッハとか、そういう超高級車が見られるという。 ビルゲイツは、シアトル(太平洋側の北部のワシントン州)の生まれで育ちだから、ここのラグーンの大邸宅から、6時間ぐらいで、最高級プライベット・ジェットで飛んでくればいい。
どうも、アメリカから脱出して、日本に逃げてきている大金持ちと、それから、パワーエリートの弁護士とか、大富豪(スーパー・リッチ)たちが、かなりいるらしい。 日本は、 Japan Exile Island 「ジャパン・エグザイル・アイランド 」「ニッポン 逃亡、逃避 の 島」 となって、アメリカの大金持ち と 高級官僚たちの 逃避先、避難所になっている。トランプ革命の追及の、魔の手、司直(しちょく)の追及から逃れて、世界中に逃げ出している者たちが、すでに5万人ぐらいいる。
9. それは、2年前の 2022年の2月24日の、ウクライナ戦争の勃発の直後に、ロシアのオリガルヒの新興財閥たちが、30機とかで、まとまって一斉にロシアから、プライベット(ビジネス)ジェット機で集団脱出した時の、あの感じと似ている。
そして、地中海やバハマ諸島に停泊している 彼らの高級クルーザーも、差し押さえされないように、緊急で動かして行方不明にして、IRS(アイ・アール・エス 内国歳入=さいにゅう=庁、アメリカの国税庁)からの捜索から逃れ出している。 金持ちたちが一番、怖いのは、いつの時代も税務署だ。トランプ勝利を受けて、デープステイトの総崩れ(アパランチ、デバンク)が始まったのだ。バラク・オバマも消えて行方不明になっているという。ヒラリー・クリントン(バンクーバーにずっと隠れ住んでいる)も、ジョージ・ソロス(94歳。もう死んでいる。息子のアレックス・ソロスと、結婚したフーマ・アヴェディン。ヒラリーの同性愛の相手)も、命がけの逃避行に入っただろう。
息子のアレックス・ソロスと、結婚したフーマ・アヴェディン。ヒラリーの同性愛の相手)
CDCの、 あの人殺しの 人造で、人工兵器である コロナ・ウイルスとワクチン作りのアンソニー・ファウチは、もう殺されて死んでいる、と、ベンジャミン・フルフォード氏が言っていた。 これらの問題は、また、まとめて書かなければいけない。
私とフルフォード氏との対談本は、1月の中頃には出版される。「アメリカ・デープステイトの末路を描いた本」として買って読んでください。
9. ⑥ 番(私が、決めた番号)の CIA長官に決まった ジョン・ラトクリフ John Ratcliffe (1956生、68歳)は、トランプ政権の最後の国家情報長官(DNI ディー・エヌ・アイ)だった。ラトクリフは、政権の末期に、30万件の 宣誓供述書(affidavit アフィデイヴィット)付きの証言証拠で、幼児誘拐、人身売買の pedophilia
ペドフィリア(異常小児性愛症)の 異常性愛者(pedophile ペドファイル)たちの報告書を連邦議会に、公然と提出した。この報告書は今も生きている。そして、まさにこのラトクリフが、CIAの長官に任命された。さあ、ペドファイルども、お前たちの運命は、これからどうなるか、だな。
ジョン・ラトクリフ
アメリカでは、40万人の子供たちが行方不明になっている。この数字はアメリカ国民なら誰でも知っている数字だ。この子供は一体、どういう悲惨な目に遭ったのかが、明らかにされるべきだ。 人類への巨大犯罪だからだ。これらの human trafficking network 「 ヒューマン・トラフィッキング・ネットワーク 」、「人身売買の組織網」を、今から、トランプ政権は、徹底的に摘発して、大量に、human traffickers ヒューマントラフィカーズ の凶悪犯罪者たちを逮捕して裁判に掛けて、そして極刑(死刑)にするだろう。
10. このラトクリフが、CIAの長官になって、悪の巣窟(そうくつ)そのものの大掃除が始まる。もう一つの腐敗した 政治警察である、⑬ FBIの長官はまだ決まらない。FBI も、トランプの命を狙った組織である。組織ぐるみでトランプを殺そうして失敗した。その責任問題もある。
⑨ の 司法省( DoJ ディー・オウ・ジェイ)も悪の巣窟である。トランプをたくさんの、政治抗争の、言いがかりの犯罪容疑(売春婦との解決金は無効とか)で、何十件も裁判に掛けた。怒っているトランプ勢力は、ここを解体する。日本で言えば、法務省(かつ最高検察庁)である。法務省・検察庁そのもの を、解体、消滅させるなんて、出来るのか、と、日本人は驚く。だが、今は、そういう時代なのだ。トランプ革命の恐ろしさを、まだ世界中が分かっていない。
11. トランプ派で、この苦難の4年間に、徹底的に戦い続けて、最後は、議会への出頭拒否の罪で、連邦刑務所(フェデラル・プリズン)にまで入れられた、通商問題担当補佐官だった、ピーター・ナヴァロ Peter Navarro (カリフォルニア大アーバイン校教授) が怒り狂っている。だから、ナヴァロが、自分を徹底的にイジメた司法省の幹部と検察官たちの名前と顔を自分で知っているから、今から復讐する。 これをアメリカ国民が楽しみにしている。
12. 40人か、400人、さらには4000人の 高官たちが、解職(クビ)になるだろう。そのあと、逮捕されて、一体、40人、400人の 何人の高官たちが、裁判に掛けられるのか、だ。 このことは、これからの問題だ。連邦政府の職員の中の高官たちのこれからの処遇の問題だ。ただの解職(クビ)では済まない。米軍の幹部たちがいるペンタゴン(国防総省)の将軍たちも同じだ。 ”粛清(しゅくせい。liquidation リクイデシション)の嵐が来る”と、デープステイトの一角である 大手メディア=フェイクニューズ= 代表、NYTニューヨークタイムズ紙、までが言い出した。 オイ、お前たちも捕まるぞ(副島隆彦。アハハハハ。笑い ネット文章では、WWWWと書くのか ) 。
Drain the Swamp 「ドレイン・ザ・スワンプ」 の 掛け声で、これまでの8年間闘って来た、正義の人々は、これから、どうする。 swamp スワンプとは、ド穢(きたな)い、どろどろの沼地のことで、ここに棲息、生きている、ヘビやムカデやヒルやイモリのようなヒラリーのような極悪人たちがいる、この腐った広大な湿地帯(これがスワンプ)から、悪い水を抜いて、灌漑する(イリゲイション。これがドレインdrain だ)。そして、それらの害虫たちの群れを日干(ひぼ)しにして駆除(くじょ)する。それから埋め立てて整地する。
本当にこいつらをどれほど、トランプ政権は、処罰できるか。 幼児たちを生贄(いけにえ)にしていた、あの悪魔教(あくまきょう)の、悪魔の祭り(祭典。サタニック・フィースト)と悪魔の儀式(サタニック・リチュアル)をして来た者たちを、どうするか、だ。 「正義の裁(さば)きが下される」が本当に実現するか。 私は、日本の言論人、知識人として、遠くのアメリカのこれからの動乱の時代を見据える。
イーロン・マスクは、3日前に、 Xに、 Down the Drain. 「ダウン・ザ。ドレイン」と言い出した。自分で、シンク(sink、洗面台)を前に担いで、「みんな、よーく考えなさいね 」 Let it sink (=think)in . とも書いた。
( We send them )Down (大量に流してしまえ、あいつらをまとめて )the Drain (排水溝に). という意味だ。
13. ロバート・ケネディJr(ジュニア) が、厚生長官( HHS パブリック・ヘルス=公衆衛生=ヒューマン・サイヴィシズ 省=デパートメント。日本の厚労省 )になった。彼は、本気で、コロナウイルスとワクチンを作った、ビッグファーマ(Big Pharma 巨大製薬会社)たちを、今から徹底的にシバイて、処罰するだろう。ファイザーとモデルナは、人類の健康への犯罪を行ったとして、強制破産させられるだろう。そして幹部たちを投獄するだろう。 もっと大手のメルクやグラクソ・スミスクラインたちもただでは済まない。
ロバート・ケネディJr(ジュニア)
こら、何が、明治製菓(セイカ)ファーマだ。この一周遅れで走っている頓馬(とんま)め。その一部の社員が書いたという「私たちは、こんな薬は売りたくありません」(ベストセラーだと。笑い)だ。お前たち自身がワルで、悪の巣窟だ。もうバレているんだぞ。 一体、誰が仕組んで、こんなくだらないことを、ヤラセたんだ。
一気にそういう時代が来た。すばらしいことだ。
14. だが、アメリカ合衆国が、これから大国として生き延びて行く、ということになると。大借金のあるボロ会社の社長に返り咲いたドナルド・トランプは、どうするつもりだろう。 こんな衰退する帝国からさっさと逃げて、新しい国を別個に作るべきだ、と、私、副島隆彦は、考えた。それが私の最新刊の本での戦略提言だった。だが、しかし、今は、もうそれを言えない。トランプは再び正式の権力(パウワ power )を握ってしまった。あと4年間はこのまま突っ走って行くしかない。私は、これから次々と生起する事態を、冷ややかに見つめる。
15. それで、冒頭で書いたが、 ①の国務長官(外相に相当)のマルク・ルビオと、③ の国防長官のピート・ヘグセス と、 ④の安全保障担当の大統領補佐官の マイク・ウオルツ Mike Walz と 、 ⑫の国連大使の エーリス・ステファニック(女)、⑤の国家情報長官(DNI ディー・エヌ・アイ)の トルシー・ガバード(女) と、 ⑰の イスラエル大使の マイク・ハッカビー たちは、どう考えても、対外(たいがい)的には強硬な共和党の保守派であり、この元気な女性閣僚たちは、長年、兵役について外国の戦場に出ていたような強い女たちだ。アメリカ国民は、こういう強い人間を自分たちのリーダー(指導者)として望む。
彼らは、ユダヤ人ではないのだが、シオニスト(イスラエルを絶対守る人たち)である。そしてネオコンの色合いが濃い。 ネオリベラルでもある。 それでも、トム・コットン上院議員(アーカンソー州選出、軍歴あり )のようにネオコンで、かつムーニー(統一教会、世界反共同盟)の危険な人間は、トランプは慎重に排除した。 ④のマイク・ウオルツは、対(たい)中国、イランの強硬派である。 国家情報長官(DNI)になったトルシー・ガバード女史は、若いころからの筋金入りの民主党だが、民主党の腐敗が酷いので、ついに共和党に転じた。21歳で下院議員になった。だがそのあと8年ぐらい自ら州兵として志願兵で兵役に就いた女だ。演説もうまい、見るから気丈(きじょう)で立派な女性だ。 それでも父親が、ハワイ州で、反(はん)イスラム、反(はん)ヒンドウー教の運動をしている人物だから、きっと強いイスラエル寄り(シオニスト)だ。この問題はそのうち徹底的に考える。
16. 私、副島隆彦にとって、一番の救いは、⑨の司法長官(アトーネイ・ジェネラル attorney general )になった マット・ゲイツ だ。彼は、明らかに、私が大好きな、QAnon キューアノンである。 このマット・ゲイツの横には、必ず、あの勇敢な戦士(ウオリヤー)の 女性議員の マージョリー・テイラー・グリーンがいる。トランプは、「幼児誘拐、ペドフィリア、人身売買と戦う」QAnon からも こうして閣僚に入れた。それも司法長官という、この異常犯罪を取り締まる役所のトップに置いた。
マット・ゲイツは、さっそくペド pedo たちが支配する 主流派メディアに狙われて、過去の17歳の少女買春(かいしゅん)の罪でマットへの攻撃を始めている。しかし、マットはそんなものには、負けない激しい性格をしているようだ。 QAnon の真実の人々である、米軍の中の、一番、公正で立派な人格者たちの集まりである 軍事法廷裁判官たち(JAG ジャグ。 Judge Advocate Generals ジャッジ・アドヴォケット・ジェネラズル)の将軍たちの強い応援があるだろう。 彼ら公正な軍人たちが、2014年に、トランプに「トランプよ、どうか、大統領選挙に出てくれ。この国の腐敗はあまりに酷(ヒド)イ。これを立て直してくれ」と、 頼んだのだ。
凶悪な性犯罪者たちだけでなく、 聖職者である カトリックの司教や司祭たちまでもたくさん、異常幼児性愛の犯罪の事実で、証拠が挙がっている者たちは、アメリカだけでなく、世界各国で、逮捕して裁判に掛けるべきだ。その数は、数万人の及ぶ。そして、ヒラリー派として、これまでに多くの違法行為を自ら行った、腐り張っている司法省やFBIno の高官たち も、数百人は、裁判に掛けるべきだ。解職(クビ)だけでは済まない。
トランプ当選、勝利の直後から、真っ青になって、急に、自分の役所に、「外国に、long vacation 長期休暇します」と申し出て、すでに、トンズラ した、高官どもも、全部、米軍の憲兵隊(MP ミリタリー・ポリス)が捕まえて本国に強制護送 すべきだ。
おい、日本の 慶応大学の三田会(日本のデープステイトの出店、支店)の 大学教授ども。筑波大の統一教会のバカたちも含めて。 渡辺靖(わたなべやすし)教授を、筆頭に、 200人ぐらい、日本人も悪魔崇拝の儀式(リチュアル)参加組として、すでにリストが出来ている。覚悟せよ。
17. 今日は、もうこれぐらいにする。最後に、あの、トランプと堅い同志として、ずっとトランプを支え続けた 大物政治家でもある(大統領選挙にも出た)ルドルフ・ジュリアーニ(NY市長もした)が、大きな車で、当選の祝賀会に マール・ア・ラーゴに来ていたのがテレビにチラと写った。
彼はメディアの前には出ないが、きっと、トランプと哀歓照(あいかんて)らして、これまでの苦労を語り合っただろう。そして自分たちを散々、苦しめた、デープステイトの悪魔崇拝の者たちを、自分たちの本拠のまさしくNYから、徹底的に排除するだろう。
ジュリアーニは、老体の弁護士の大御所として、トランプを支え続けた。そして自分も、相当にいじめられて、最後は破産させられた。強制的な財産の差し押さえまで受けた。ジュリアーニは、NY市の検事総長(アトーネイ・ジェネラル)もした男だ。
NYのマフィアの世界も裏の裏まで、知り尽くしている。トランプもそうだ。彼ら自身がマフィア体質だ。だから彼らは強いのだ。ただの品行方正な人格者ではない。どんな泥臭いこともやってきた。だから、これから彼らが、 大きな復讐(ふくしゅう)をする。
18. それは、ただの リタリエイション retaliation の 復讐ではない。
まさしく vendetta ヴェンデッタ だ。この ヴェンデッタは、イタリア・マフィアの コルシカ島の伝統に有る 復讐のことだ。 簡単に言えば、コンクリート詰めで川、海 に沈める、ということだ。 今から、トランプたちの壮大な vendetta 復讐劇 の始まり、始まりである。これは世界の金融都市で、大都会の NY で行われるヴェンデッタだ。
私は、そこらのスポーツ用語の、× リベンジとか × アベンジ(ジャー) という言葉が大嫌いだ。逆襲とか、反撃とか、リターン・マッチとかも嫌いだ。くだらない。だいたい、パンとサーカスで、バカ野球やバカ・サッカーに。それから5万人が後楽園球場に集まって、ワイワイやる、音楽コンサートで、ヤラセのヒーロードラマに、自分の人生を入れ上げているような、バカたちは、 頭の悪い人間たちだ。デープステイトに飼い慣らされた、家畜人間たちだ。私は、ここまで、はっきりと書く。そろそろもっと真剣に、世の中のことを、考えろ。このど貧乏のバカとも。いつ、本気で怒り出すのだ。 私たち日本人の血の中に、脈々と流れている百姓一揆(ひゃくしょういっき)の伝統を、ハッと思い出せ。
19. そうだ、最後の最後に書く。 まだ、② の 財務長官(トレジャリーあるいはファイナンス セクレタリー)は決まらない。財界人(巨大企業経営者あるいは金融業界)の中から選ばれるだろう。トランプの大きな計画として、アメリカ政府の財政立て直し(立て直しは出来ない。あまりに巨額の負債、借金を抱えている)と、弱体化するドルの力を、どうするか。
ここでトランプは、大きな奇策に出るだろう。それは、敗戦国家で、ワイマール体制の無惨なドイツで1930年に 行われた、シャハト債券 Schacht bond (あるいは、Mefo Wechsel メフォ・ベクセルと言う )の手法を取るだろう。これまでの巨額の負債をそのままにして、凍結する。そして、それとは別個に新しい債券、国庫証券のようなものを発行して、それで大規模の財政出動で、それで貨幣(通貨、米ドル )に 信用を付ける。この やり方をするだろう。
アメリカ政府には、通貨政策(カレンシー・ポリシー currency policy )しか他に、実質、破産している帝国であるから、アメリカを再生させる道はない。即ち、大きなドル通貨 の 切り下げ(ラウンド・ダウン round down 、あるいは、ディーヴァルーエイション devaluation ) である。 おそらく ドルを現在の 10分の1 にするだろう。すなわち decimal point デシマル・ポイント の移動だ。 十進法(じゅうしんほう)で、 1が、0.1になる。 分かるかな、お前たち程度の頭で 。 副島隆彦拝
【3163】柿本人麿とは何者か、2
人麿の活躍した七世紀後半とはどんな時代だったのか。
倭国の朝鮮半島出兵(661年八月~663年八月)は白村江の決戦(663年八月)で壊滅的敗北を喫した。丸二年に亘り三万もの大軍を海外に派兵して大敗北に終わったのである。
(旧唐書・劉仁軌伝より)
仁軌倭兵と白江の口で遇う、四度戦いこれに勝った。倭船四百艘を焼く。炎煙は天に漲り、海水は真っ赤に染まった。賊衆は大潰し、(百済王)余豊はどこかに行方不明になったが、百済国の宝剣を得ることが出来た。偽王子の余忠勝・忠志等士女及び倭衆耽羅の国使を率いて一時に投降した。百済諸城は皆帰順した。
まるで赤壁の戦いを思わせる。白江の口に集結していた倭の水軍に、陸上には新羅の大軍が待ち構え、水上から唐の水軍が火攻めを掛けたのである。挟み撃ちであった。このような戦いが軽微な損害で終わるはずがない。壊滅的大敗北であった。二年の歳月を費やし、三万もの大軍をつぎ込んだ戦が大敗北に終わったのであった。
これが本国の王朝に響かなかったはずがない。戦争に積極的な氏族だけではなかった。反対していた氏族もいたのである。この戦争は、百済を援ける為のものではない、百済と新羅は、倭(筑紫王朝)の属国であった。
(隋書・倭国伝より)
・・・阿蘇山あり。その石、故なくして火起り天に接する、人はこれを異となし、因って礼祭を行う。如意宝珠あり、その色青く、大きさ鶏卵の如く、夜は即ち光在り、いうこれを魚の眼精であると。
新羅・百済、皆倭を以て大国にして珍物多しとなし、並びにこれを敬仰し、恒に通使往来する。
651年(白雉二年是歳)、属国であった新羅が、宗主国を倭国から唐王朝に代えた事件が在ったのだ。倭王朝は即座に新羅討伐の決断を下していた。
(日本書紀・孝徳天皇・白雉二年より)
是歳、新羅の貢調使、唐の国の服を着て筑紫に泊(とま)れり。朝廷恣(ほし)きままに俗移せることを悪(にく)みて、責めて追い返し給う。時に巨勢大臣、奏上して「今新羅を伐ちたまわずは、後に必ず悔いることになりましょう。・・・」
実際に新羅討伐を断行したのは661年で、それから十年もかかっている。派兵に反対の氏族も居たし、何よりも大和王朝(日本国)の存在があった。大和王朝の協力なしには危険で海外派兵などできなかった。倭的王朝の朝鮮派兵は大きな危険を抱えていたのである。相手は中国統一王朝の唐であった。
倭軍の壊滅は本国王朝に深刻な亀裂を齎していた。派兵に積極であった勢力は追い詰められていた。その勢力の中心に居たのが大海人皇子・後の天武天皇であった。三万もの兵が帰らぬ人と為っていた。国民の怒りは大きく、その矛先は派兵の中心であった大海人皇子たちに向かっていた、筑紫に居るのは危険であった。大海人皇子は大和王朝の中大兄皇子(天智天皇)に援けを求めたのである。
それが大海人皇子(天武天皇)が大和王朝(近江朝)に居た理由である。
この朝鮮出兵、その敗戦が日本古代の最大の事件である。その結果、それまで日本列島を代表していた倭国(筑紫王朝)は分裂し、大和王朝にその地位を譲ることになった。
667年(天智七年)の天智天皇の即位は、天智天皇が日本統一王者に即位したことを意味したのである。
(続く)