日本政界●情報メモ
※ログイン後に投稿フォームが表示されます。
Loginはこちら【403】「民主党代表選:菅総理支持者は墓穴を掘っていると知れ!」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年9月5日 No.187
「民主党代表選:菅総理支持者は墓穴を掘っていると知れ!」
1.米国戦争屋による対日戦略の変遷
本ブログにおける日米関係論のキーワードは、米国戦争屋(注1)と、それに操られる悪徳ペンタゴン(注2)の日本人です。戦後65年、今日の日本は、戦争屋ジャパンハンドラーおよび彼らにコントロールされる悪徳ペンタゴン日本人によってステルス支配され、小泉政権以降、その支配は鉄壁化していると言ってよいでしょう。
米国戦争屋が支配下に置いてきた国は、日本の他、韓国、フィリピン、中南米石油産出国、中東石油産出国などです。その中で、石油資源のない日本と韓国に対しては、いわゆるソフト・パワーあるいはスマート・パワー(非軍事力)によって支配が行われてきました。米戦争屋にとって、日本と韓国の違いは、日本は太平洋戦争の直接の戦利品、韓国は日本から奪い返した副次的戦利品です。
米戦争屋の対日戦略は、60年代ベトナム戦争までは、日本に再軍備させず、二度と米国の脅威国にしないというものでした。その後、日本は米国に次いで世界第二位の経済大国に成長、2001年、ブッシュ戦争屋政権誕生の直後、日本において、小泉政権という徹底した対・戦争屋隷属政権の実現に成功しました。そして、それ以降、戦争屋の対日戦略は、郵貯・簡保など、日本に溜まった国富の収奪作戦の展開となっています。
2.米国戦争屋による対日ステルス支配は大成功している
今日、日本に大量発生している悪徳ペンタゴン日本人(注2)は、戦争屋ジャパンハンドラーによる対日支配のためのエージェントと言えます。悪徳ペンタゴン日本人はそろって、驚くほど、戦争屋ジャパンハンドラーに忠実であり、米戦争屋の対日ステルス支配に多大な貢献をしています。
しかしながら、すべて、戦争屋の思惑どおりには行っていません、たとえば、小沢氏や亀井氏など、米戦争屋のウラを知る有能政治家が、日本の対米自立を模索し始めたからです。さらに、最近はネット情報の流通が盛んになり、一般国民で、戦争屋の正体を知る国民も急増し、小沢氏や亀井氏の孤立がかろうじて回避されています。
しかしながら、悪徳ペンタゴン・日本のマスコミによる戦争屋のための対・日本国民洗脳プロパガンダが奏功して、国民の多数は、悪徳ペンタゴンの存在を知らず、対米自立の重要性に気付いていません。
その意味で、現状では、米戦争屋による対日支配は大成功していると言ってよいでしょう。それもこれも、悪徳ペンタゴン日本人大量養成に成功したおかげです。
2009年9月、小沢・鳩山コンビは、世紀の政権交代に成功したにもかかわらず、なぜ、1年弱で頓挫したか、それは言うまでもなく、悪徳ペンタゴン日本人のうち、特にマスコミ人を味方につけることができなかったからです。マスコミを敵に回している限り、国民多数が対米自立の必要性に目覚めることは絶対にありません、なぜなら、日本のマスコミは、戦争屋による対日支配を、国民の目から隠ぺいするために存在しているからです。戦争屋の正体を指摘するネット世論のパワーは、国民全体から見れば、まだまだ、少数派です。
3.米国戦争屋はなぜ、悪徳ペンタゴン日本人の大量生産に成功したのか
米戦争屋は、ソフト・パワー、スマート・パワーによる対日支配を成功さるため、日本人のメンタリティの研究を十分に行い、心理的側面から、日本人の操縦に成功しています。
筆者の持論、それは、日本人就業者の8割はビロンガー(Belonger、集団帰属主義者)であるというものです。すなわち、日本人は寄らば大樹の性向をもっています。強いものの庇護の下で、安心を得る特徴をもっています。ビロンガーは、安泰な組織の中で、能力を発揮します。米戦争屋は、日本人のこの特性を巧みに利用して、悪徳ペンタゴン日本人の養成に成功したのです。
外務省、財務省、日銀、金融庁、検察庁、防衛省など、日米関係に重要な日本政府の官僚組織を中心に、幹部人事権を掌握して行きました。米国通、親米派の官僚が優先的に昇進する仕組みを導入すればよいわけです。その一方、米国に反抗的、批判的な官僚は、知らぬ間に、左遷されるように仕向ければよいわけです。彼らがいったん目を付けた官僚を米国留学に誘い出し、留学先の教授などと連携をとって、舞い上がらせるわけです。竹中氏などは、このような親米日本人囲い込み事例の代表格でしょう。
米戦争屋は、また、電通(満鉄調査部が母体)に目を付け、大手マスコミ界に対する広告宣伝供給権限を電通に集約させることによって、電通を介して、大手マスコミを監視・支配する仕組みを導入、日本の大手マスコミは完全に、米戦争屋支配下に置かれました。公共メディアNHKに関しては、その経営人事を自民党(戦争屋の傀儡政党)に握らせ、NHKの親・戦争屋化に成功しています。
大手マスコミが少しでも、米国に批判的な記事、あるいは米戦争屋に不利な記事を掲載するとただちに、警告を出します。必要ならば、自民党や官邸から圧力をかけさせるわけです。大手マスコミは、許認可権を政権党に握られているので、従わざるを得ません。このようなやりとりが繰り返され、小泉政権以降、日本の大手マスコミは、完全な親・戦争屋メディアに変貌、今では、悪徳ペンタゴンの急先鋒になっているわけです。
4.自分を貧乏に追い込む反国民勢力を一生懸命支持する国民が多数派の日本
日本の政官財エリートの悪徳ペンタゴン化を大変、憂い、なんとかしたいと考えているのが、小沢氏および、民主党小沢派・鳩山派、そして亀井氏(国民新党)などですが、残念ながら、政界全体では少数派です。一方、民主党内の反小沢派は、菅総理を筆頭に、鉄壁の悪徳ペンタゴン体制を解体するのは、到底、無理と考え、むしろ、悪徳ペンタゴンに同化順応した方が、権力維持できると考えています。しかしながら、悪徳ペンタゴン体制とは、一言、反国民のアンチ民主主義体制ですから、この体制が続けば、国民は搾取される一方です。そして、日本国民の資産は、米戦争屋のみならず、米寡頭勢力に吸い上げられる一方となります。ただし、悪徳ペンタゴン日本人のみは、そのおこぼれに預かり、おのれの生活は少なくとも、安泰なわけです。まさに、“一将功なりて万骨枯る”の日本となり、現実に日本はそうなっています、たとえば、スイスビジネススクールIMDの世界競争力ランキングにて、90年代初頭、日本は総合第1位だったのですが、2010年、総合第27位まで下落しています。悪徳ペンタゴン日本人を除く、一般国民は確実に貧乏化しています。悪徳ペンタゴン・マスコミにだまされている日本国民(多数派)は、自分を貧乏に追い込む反国民勢力を、そうとは知らずに一生懸命に支持しているわけです。これほど、愚かな行為はあるでしょうか。
5.民主党代表選:菅総理支持者は墓穴を掘っている
日本民主党といえば、その母体をつくったのは、小沢氏や鳩山氏です、だから、政権交代直後、小沢・鳩山政権が誕生したのです。しかしながら、小鳩コンビは、悪徳ペンタゴンの解体に成功しませんでした、事前に、十分な対・悪徳ペンタゴン戦略をもっていなかったからです。
小沢・鳩山コンビが悪徳ペンタゴンに敗れ、その後を継いだ菅総理は、悪徳ペンタゴン同化作戦を持続、民主党は、今、真っ二つに割れています。そして、民主党代表選の有権者の中にも、菅支持者が多数います。一般国民より政治意識が高いはず(?)の民主党関係者であっても、ステルス化した戦争屋と悪徳ペンタゴンの正体がよく見えていない人が大勢いるという事です、残念ながら。
しかしながら、はっきり言います!民主党代表選の有権者で菅総理の支持者は、完全に、墓穴を掘っています。現在、菅氏に投票しようと考えている有権者のみなさん、自分の投票行動が、自分のみならず、多くの国民を貧乏に追い込むことになることをわかってください。
9.14代表選にて、背水の陣を敷いた小沢氏が敗退したら、悪徳ペンタゴン日本人がさらに図に乗って、一般国民は“抑圧の移譲”の犠牲にされ続けるでしょう。
注1:米国戦争屋(D系)とは、
デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。
オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。
なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。
注2:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。
すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(転載貼り付け終了)
【402】「小沢一郎は、西郷隆盛の「些とも私を挟みては済まぬもの也」の遺訓に従い「公」に生き「最後のご奉公」」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年09月05日 23時19分03秒
「小沢一郎は、西郷隆盛の「些とも私を挟みては済まぬもの也」の遺訓に従い「公」に生き「最後のご奉公」」
◆現在のメディアのなかには、いまもマイケル・ジョナサン・グリーンが小沢叩きを続行していると見ているところがあるようだが、それは大きく違っている。八丈島で小沢一郎前幹事長と会談をして以来、マイケル・ジョナサン・グリーンによる「小沢は叩き」は終息している。ただし、小沢前幹事長が代表選出馬を決意するまでには、紆余曲折のなか、ディビッド・ロックフェラー側から「花道は用意しているから、今は動くな」との意向が出て、一時身動きが取れなかった。
しかし、そうした動きを察知したロスチャイルドが、ディビッド側に、「日本の邪魔をするな。もし妨害をするなら、こちらは小沢につく。手を引け」と釘を刺した。現在の世界情勢のなかで、ディビッドは、ロスチャイルドに頭が上がらないのである。内心快く思わないながらも、従わざるを得ない。ディビッドの都合で、日本から資金を何もかも吸い上げられてしまっては、やがて日本経済は破綻してしまう。
アメリカにとっても、日本が破綻してしまっては立ち行かなくなることは目にみえている。現在、小沢一郎前幹事長は、決してアメリカの敵ではない。対等とまではいえないまでは、関係は決して悪くないのである。そのことを踏まえて、日本の政治情勢の今後の動向を見据える必要がある。
ということで、現在のマスメディアによる小沢批判は、もはやマイケル・グリーンの指令に基づくものではない。言い換えれば、もはやマイケル・グリーンの後ろ盾もないまま、これまでの既得権益の路線にしがみついている人々が最後の猛攻撃をしているといったところである。
ところで、ロスチャイルド側は、小沢総理が誕生すると、思い切った財政出動により日本経済が浮揚すると見込んで、日本にその潤沢な資金を投入するつもりでいるという。その資金の中には、創価学会とのパイプが強い、バチカンの資金も投入されるだろうとのことだ。
◆さて、昨日のリーダー論に話を戻そう。
小沢前幹事長が尊敬してやまない西郷隆盛は「廟堂に立ち大政を為すは天道を行うものなれば、些とも私を挟みては済まぬもの也。いかにも心を公平に操り、正道を踏み、広く賢人を撰挙し、能く其の職に任うる人を挙げて政柄を執らしむるは、即ち天意也。夫れ故真に賢人と認る以上は、直ちに我が職を譲る程ならでは叶わぬものぞ。故に何程国家に勲労有るとも、其の職に任へぬ人を官職を以て賞するは善からぬことの第一也」(南洲翁遺訓)ともいう。
「私的な権力欲」(非合理性=正)「公的な政治目的」(合理性=反)この二つの矛盾したものを、それより一段と高いものに調和統一する(止揚=アウフヘーベン)させることによって、政治家は事故実現できる。「公のために一身を挺する」「国家のために身命を賭する」という自己犠牲による「倫理性」を図ることによって権力を手にでき、「私的な権力欲」を満足できる。これは一種のパラドックス(逆説)である。この点、無能な菅直人首相が「就任してまだ3ケ月しか経っていないので続投したい」と私的な欲望を剥き出しにしているのは、いかにも見苦しい。
この対照的な人物比較で思い起こすのは、吉田松陰の幼少期の有名なエピソードである。
吉田松陰は、少年時代、叔父・玉木文之進の講義を受けているとき、額の汗を拭ったところ座敷から庭に吹き飛ばされて気絶するほど殴られた。叔父はなぜ殴ったのか、その理由をこう論じた。
「勉学というのは『公』のために行っているのである。汗を拭うのは『私』のためである。講義中は『私』のことを考えてはならない」
「僕には夢がある」と書かれたのぼりとともに、小沢一郎の普段と変わらぬスーツ姿は『公』のためにいかなる地獄をも覚悟した、確固たる決意の表れとして感じるところであろう。
また、西郷隆盛は「人を篭絡して陰に事を謀る者は、好し其の事を成し得るとも、慧眼より之を見れば醜状著しきぞ。人の推すに公平至誠を以てせよ。公平ならざれば英雄の心は決して取る攬られるもの也」(南洲翁遺訓)と言っている。権謀術数にかまけている仙谷由人官房長官のような邪悪な奸臣のような所業を諌めているのである。
◆読売新聞は5日付け朝刊2面(総合面)の記事「ドキュメント代表選 見えぬ党員 笑顔で訴え」で「35度近い猛暑にもかかわらず、紺色のスーツにネクタイ。服装は普段と変わらなかったが、演説の前後に盛んに見せた笑顔は、いつものこわもてとは異なり親しみやすさをアピールするのに懸命だった」と報じた。
9月4日午後東京・新宿駅前、そして5日は大阪で、民主党主催の立会演説会が繰り広げられた。とくに印象的に目に映ったのは、この炎天下のなかでも、小沢前幹事長は長袖のワイシャツに赤のネクタイに背広といった正装に身を包み、しかも額の汗をほとんど拭くこともなくただひたすらに聴講者に訴えている姿だった。国民に向かって頼みごとをするのに、正装して、威儀を正すという礼儀を重んじる昔かたぎの律儀な小沢前幹事長の姿がそこにあったのである。一方、菅直人首相は、白いワイシャツの腕をまくり上げるというクールビズ姿で表れ、ガッツポーズを何度も振り上げ対抗していた。どちらを選ぶかは、国民の選択次第である。
(転載貼り付け終了)
【401】「私は小沢一郎を支持する(2)~魚住昭」
「ゲンダイ的考察日記」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/09/04(土) 22:36:35
「私は小沢一郎を支持する(2)~魚住昭」
金持ちから貧しい人に富を分配する「社会民主主義」的な政策が有益なのは歴然
菅体制がこのまま続けば、ごく一般的な生活者にとってヒドイ政治になる。小沢さんは代表選に勝って、それを阻止してほしいと思っています。
なぜそう思うのか。菅政権の考え方が「新自由主義」だからです。つまり資本の論理が第一で、金持ちの人や企業の利益を優先する。これは小泉政権下の構造改革路線と全く同じです。資本の論理をムキ出しにした政治をやれば、国民の大多数は貧困のドン底に突き落とされてしまいます。
小泉構造改革路線を踏襲しているから、消費税増税や財政支出抑制といった話が出てくる。しかし、政策の中にあからさまに資本の論理を掲げるわけにはいかないため、「クリーン」や「オープン」といった抽象的な言葉でゴマかしているのです。
対する小沢さんの政策は極端に言えば「社会民主主義」。金持ちから貧しい人に富を分配する考え方です。それは政策を見てもハッキリしています。例が「子ども手当」の満額支給です。仮に子どもが3人いた場合、月額7万8000円が家計に入る計算ですが、これは首都圏では難しいが。家賃が安い地方なら、収入が低くても暮らしていける金額です。「子ども手当」ですべてが救われるわけではないが、収入の低い人も生活ができるという最低限の生活保障や「安心感」がもたらされることになるのです。
年収200万~300万円の貧困層が増えている中で、人間社会にとって基本的な単位である「家族」が営めるようになるのは、非常に大きなことだと思います。
メディアは「国民不在」「政策論争なし」などと報じていますが、今回ほど争点が明確な代表選はありません。金持ちだけが裕福になる「新自由主義」がいいのか、それとも皆で支え合う「社会民主主義」がいいのか、ということです。本来は、生きていくのに精いっぱいで、政治との関わりを持てない生活者の声なき声を生かすのが政治の役目。小沢さんの支持者の多くは、地方の有権者だから、こうした実情が耳に入るが、菅首相の支持者は、都会でいい生活を送る、いわばエリート層だから、よく分かっていないのです。
政治とは「言葉」。小沢さん、菅首相双方の政策を吟味して比べれば、どちらが我々(国民)にとって有益なのかは一目瞭然です。安全保障に対する考え方など、小沢の政策には(私にとって)相容れない部分もあり、支持は「期間限定」ですが、今の局面では小沢さんに勝ってほしいと考えています。
▽うおずみ・あきら 1951年、熊本県生まれ。一橋大法学部卒業後、共同通信に入社。87年から司法記者クラブに在籍し、リクルート事件などの取材に携わる。96年、フリー。共同通信社会部チームで連載し、その後出版した「沈黙のファイル 『瀬島龍三』とは何だったのか」で、日本推理作家協会賞受賞。04年に「野中広務 差別と権力」で講談社ノンフィクション賞受賞。「特捜検察の闇」「冤罪法廷」など著書多数。
【私は小沢一郎を支持する 連載②】より
(日刊ゲンダイ 2010/09/03 掲載)
——————————————————————————–
社会主義的な政策を歓迎するわけではありませんが、現在の行き過ぎた格差是正のためには必要なものだと思う。
野田は財務官僚の代表か
小沢の主張に「財源が見えない」と反発
これでは小沢前幹事長が熟慮の末に立ったのもうなずける。3日の閣議後の会見で、役人に“洗脳”された経済閣僚から、ビックリするような発言が次々に飛び出したのだ。
野田佳彦財務相は、小沢が子ども手当の2010年度からの満額支給など、09年衆院選マニフェストの完全実施を目指す政策を打ち出していることに対して、「財源をどう確保するのか明確に見えてこない」と批判した。まるで財務官僚のような言い分。すっかり官僚に取り込まれている。
衆院選マニフェストは、民主党が国民と約束したものである。国民は、そのマニフェストに期待して民主党政権を選択したのだ。野田も財務大臣なら、マニフェスト実現のために脳ミソとカラダをフル回転させ、財源確保を目指す努力を続けるのが当然だろう。それが国民主権の政治主導である。役人の代弁をするだけの大臣など必要ないのだ。
菅内閣に政治主導はムリ
「何ら成果を残していない野田は、国民から“怠慢”“無能”と批判されても仕方がない。それが無反省で小沢さんを批判するのだから、呆れます。勘違いも甚だしい」(民主党関係者)
荒井聡経済財政担当相も、ひも付き補助金の見直しなど「ムダ削減で財源が出る」という小沢の主張に対し、「行政の無駄を省くだけで、どれだけの財源が出てくるのか」とか言っている。荒井は菅の腹心だ。その男が財務官僚か自民党議員のような批判をするのだ。
ほかにも、「政治主導の予算配分はこれから」(前原国交相)、「1兆円単位の特別枠は過去にない取り組み」(野田財務相)なんて言い訳も出ているが、菅内閣に「政治主導」を期待するなんてどだいムリなのである。
(日刊ゲンダイ 2010/09/04 掲載)
——————————————————————————–
こんな大臣たちでは政権交代の意味がありません。
ところで、選挙のたびにマニフェストを変えられたのでは、国民は戸惑います…。
(転載貼り付け終了)
【400】「米国戦争屋に過剰適応するマスコミはなぜ、小沢氏をこれほど怖がるのか」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年9月4日 No.186
「米国戦争屋に過剰適応するマスコミはなぜ、小沢氏をこれほど怖がるのか」
1.大手マスコミはなぜ、これほど異様に小沢氏を嫌がるのか
9.14民主党代表選に小沢氏が出馬の意思決定を行って以降、マスコミの小沢ネガキャンが露骨になり、大手新聞の政治記事は感情丸出しで低劣を極めています。さすがに、国民の多くは、ようやくマスコミの異様さに気付き始めました。その疑問の声がマスコミで流されるはずもなく、多くはネットに流されています。日頃から、ネットに接している人は、ネット情報とマスコミ情報を比較し始めています。マスコミで働く若い人も、ネットは覗くでしょう。今回、民主代表選が小沢vs菅と、極めてわかりやすい決戦となっているため、国民の関心も高まっています。そして、ネット世論と大手マスコミ世論調査結果が大きく乖離していることがわかっています。このことから、大手マスコミの報道を信用できなくなった人々が、ネット情報に殺到していることが伺えます。
そこで、今、マスコミの異常に気付いた国民(ただし、ネットアクセスのできる国民)の間で高まっている関心事、それは、大手マスコミがそろいもそろって、なぜ、これほどまで、異様なほど、小沢氏を嫌がるのか、という疑問です。
その疑問に対する答えがネットに流通しています、それは、これまで、大手マスコミが規制当局と癒着して獲得してきたさまざまな既得権益(排他的記者クラブ、新聞・テレビの独占的クロスオーナーシップ、電波利用の特権化など)が、小沢氏が総理になると侵されるからである、というものです。
2.マスコミが小沢氏を目の仇にするのは、自分たちの既得権益侵害を恐れてか
マスコミの既得権侵害云々という上記の答えは、第三者には非常に納得しやすいものです。そういう理由があるのは、筆者も認めます。しかしながら、公共サービスの規制緩和は世界の流れであり、マスコミはそのことをよく知っています、なぜなら、日本のマスコミは小泉政権以来、官から民へ、小さな政府、規制緩和、競争原理といった、米国流の新自由主義をまだ支持していますから・・・。
その意味で、小沢氏さえ消えれば、マスコミの既得権が守れるという発想はあまりに短絡的です、いくらマスコミ人が狂っていても、そこまで単純ではないでしょう。
そこで筆者の穿った見方、それは、マスコミ連中自身も、自分たちの対・小沢ネガキャンが中立性を欠くことをよく自覚しており、その真の理由を国民に知られないようにするための“目くらまし”として、既得権侵害云々が、実はマスコミ側から非公式にネットに垂れ流されている可能性すらあります。
それでは、筆者の見方とは何でしょう、それは、本ブログのメインテーマ、米国戦争屋(注1)および悪徳ペンタゴン(注2)が関係しているのではないか、というものです。
3.マスコミが小沢氏を恐れるのは、同氏の思想にあり
マスコミは、昨年9月、政権交代の前から、早々、小沢叩きを開始しています。ところが、彼らの期待に反して、政権交代が起きました。検察とのタッグマッチで、何とか、小沢総理シナリオ実現を阻止したものの、鳩山政権の背後に小沢氏が控えていました。それから1年弱後、小沢氏を民主幹事長の座から引きずり下ろすことに成功、これで小沢氏をやっと消せたと思ったら、今回、民主代表選に出馬です。彼らは、大あわて、大パニックになっています。さすがのお人好し国民も、これはおかしい、と気付き始めました。マスコミの小沢嫌いがあまりに異様だからです。
要するに、日本のマスコミは、日刊ゲンダイなど一部を除き、小沢氏が権力をもつことを非常に怖がっているということです、この事実が、ここに来て、ようやく一般国民にも見え始めた、ということです。
マスコミの小沢潰しのワケ、それは、小沢氏の思想にあります、一言、それは対米自立です、厳密にいえば、日本国に対する米国戦争屋ステルス支配からの自立です。
現在の日本のマスコミは、もはや日本国民のためのマスコミではなく、米戦争屋に隷属する日本語版米国マスコミと考えればよいわけです。
4.日本のマスコミのボス・米国戦争屋は、小沢氏に一目置いている
上記の推論からすれば、小沢氏抹殺を期待しているのは、米戦争屋であり、そのロボット・日本のマスコミが、小沢潰しに狂奔していることになります。
しかしながら、小沢氏に限って、話はそう単純ではありません、筆者の見方では、米戦争屋は、本音では、小沢氏に一目置いているのです。もし、小沢氏が、戦争屋にとって、単純に抹殺の対象であれば、とっくの昔、小沢氏は故・中川氏のように、消されていたでしょう。
米戦争屋は、戦争のプロです、ということは、戦略(敵に勝つための策)のプロでもあります。彼らは“敵”を極めて重視します。小沢氏は、まさしく戦争屋の対日戦略上の“敵”ですが、単に“虫けらの敵”ではなく、大事な“お敵さま”なのです。ちなみに、北朝鮮のキム・ジョンイル将軍様も、戦争屋にとって大事な“お敵さま”です、だから今もって健在です、病気ながら。
お敵さまとは、戦争屋にとって“戦略的に利用価値のある敵”ということです。たとえば、日米太平洋戦争時、米国の敵は日本でした。当時の敵国・日本の最高責任者、それは昭和天皇でした。にもかかわらず、1945年、日本の無条件降伏後、敵国の最高責任者・天皇は、戦犯として処刑されていません、なぜなら、戦争屋の対日戦略上、利用価値があったからです。
5.小沢氏が、戦争屋支配からの自立を目指していることが、戦争屋に評価されている(?)
小沢氏が、戦争屋による対日支配から自立を目指すことは、戦争屋にとって、到底、許されません、だから、戦争屋にとって小沢氏は紛れもなく敵です。しかしながら、小沢氏の過去の政治行動を分析すると、彼の政治能力は一頭地を抜いているとわかります。
さて、戦争屋の戦略思考パターン、それはアウトサイド・イン思考です。つまり、戦争屋自身が、日本の政治家であれば、当然、小沢氏のようなパルチザン的思想をもつはずなのです。その観点から、並みいる悪徳ペンタゴン日本人(注2)は、日本国民にとって許しがたい売国奴(裏切り者、Treacherous Jap)であると、もっともよく認識しているのが、誰あろう、戦争屋自身なのです。要するに、戦争屋からみて、小泉・竹中コンビのようなカワユイ悪徳ペンタゴン日本人こそ、彼らの本音では、唾棄すべき“虫けらジャップ”なのです。悪徳ペンタゴン日本人、よく覚えとけ!
小泉政権以降、戦争屋ジャパンハンドラーは、味を占めて図に乗り、日本介入が露骨になっています、さらに金融危機以降は、戦争屋も苦境に陥って、日本がラストリゾートとなっています。その状況から、戦争屋は、かつて昭和天皇を生かして活用したように、小沢氏の活用を選択肢(オプション)として残していることがわかります、その証拠に、小沢氏が未だ、健在だからです、彼らが本気で消す気なら、とっくに消しています。
6.マスコミに恐れられる小沢氏は、日本に不可欠の政治家であることを意味する
日本のマスコミがあれだけ、小沢氏を恐れるということは、裏返せば、それだけすごい政治家であることを意味します。言い換えれば、小沢氏は日本に稀有の存在なのです。戦争屋から見れば、自分たちにすり寄る“虫けらジャップ”ばかりの中で、小沢氏はひときわ異彩を放つのです。敵ながらあっぱれ!と・・・。
戦争屋にとって虫けらにすぎない、悪徳ペンタゴン・マスコミ人は完全に過剰適応症候群に陥っており、絶対的存在である戦争屋に過剰適応しているにすぎません。その結果、小沢氏を異様に毛嫌いしたり、過剰に怖がったりしています。彼らのヒステリックな反応から、サラリーマン根性のかたまりの団塊世代マスコミ人幹部(ビロンガー)は、すでに精神が正常ではないと言ってよいでしょう。
注1:米国戦争屋(D系)とは、
デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。
オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。
なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。
注2:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。
すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(転載貼り付け終了)
【399】「「ほめ殺し」が政界再編のきっかけになっていた!」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/09/05(日) 05:41
「「ほめ殺し」が政界再編のきっかけになっていた!」
昨日の緊急エントリーで右翼の街宣車が「新宿駅西口で演説会があります」「小沢一郎を総理にしましょう」などと目の前を通り過ぎたため、右翼の演説会が行われるのかと思ってしまった。
すわ、「ほめ殺し」か、ということがすぐに頭に浮かび、思わずケータイエントリーした。
演説会でも右翼のではなく、小沢さんと菅さんの街頭演説会のことを言っていたのだ。
残念ながら新宿西口近くにいたのに、この二人のには行けず、聞いたのは右翼の怒鳴り声だけという、何とも情けない話になってしまった。
ただ、あの大音量で街宣車から流れる「小沢一郎を総理に」のガナリ声を聞いた人にとっては、かなりのイメージダウンになることだけは間違いない。
毎日新聞が4日「小沢氏が一歩リード」と動向調査で打ち出したが、地方は菅さん有利といわれ、拮抗してきているようだ。
現政権ということと、官僚などは特に小沢さんが総理になれば既得権益が全て奪われてしまういう恐怖感もあり、マスメディアともタッグを組んで、小沢陣営を貶め、分裂工作をしてくることが予想される。
これからは表よりも裏で、常識的には考えられないようなこともしてくるだろう。
この右翼の「ほめ殺し」も菅サイドの仕掛けと考えておいたほうがいいかもしれない。
小沢さんは正面から政策で直球勝負している。
姑息なスピン多用のカンさんも、あまり批判ばかりでは、さすがに現職総理としてどうかと身内からも戦略の訂正の声があるようで、新宿の演説では趣向を変えたようだが、これがまた評判が悪い。
小沢さんの新宿での演説はよかった。
「去年の衆議院選挙で国民に約束した政策を実行するには、政治主導の政治を確立しなければならない。菅氏も閣僚も一生懸命頑張っていることは否定しないが、今の手法は自民党政権から続く官僚主導のやり方であり、最終的には総理大臣が予算を増やしたり、むだだから削るという判断をしなければならない。わたしが政治の責任者の立場に立てば、ことばではなく現実の結果で示す。政治生命のすべてをかけて頑張りたい」と述べました。また、小沢氏は「雇用の安定と増大を図るには景気をよくしなければならない。政府は追加の経済対策として、今年度予算の予備費2兆円のうち、9200億円を執行すると言っているが、財政出動は小出しにするのでは本当の効果はあげられない。もう1兆円を思い切って直ちに執行し、景気の浮揚を図ることが第一だ」
菅さんは、
「元気な経済を取り戻すための鍵は、1に雇用、2に雇用、3に雇用だ。雇用があるということは仕事があり、経済が拡大するということであり、給料の中から税金も払うことになるので財政の再建にもつながる。雇用を軸に経済と財政健全化と社会保障の充実を一体的に好循環で進めるのが、わたしの経済政策の骨格だ。必ずや雇用を増大し、景気や経済を立て直すことに重点を置いた予算を示すことを約束するので、12月に決定する政府の来年度予算案を見て判断していただきたい」(参照:NHKニュース)
景気を良くするために、「まず雇用」とか、「最小不幸社会」もそうだが、菅さんが言っていることが、どうもピントがズレズレとしか思えない。また、やること、やろうとしていることが実に小さくこじんまりとしている。
一昨日、小沢さんは、表の堂々としたメディア戦略を見せてくれた。
ワイドショーに生出演し、ニコニコにも登場したとのことだ。これなら心配することはないと再び思った。
一昨日といえば、40代から60代の六人で政治談議の飲み会だった。
民族主義者だが昨年は民主党に入れたという人、民主党支持者で今回はどちらかというと菅支持が一名、自民党支持者一名と無党派一名、そして小沢支持者は私一人だけ、というメンバーだった。
最初から小沢支持者としては不利だったが、うち二人が、小沢さんが生出演したというテレ朝の「スーパーモーニング」を見たということで、小沢さんに対する見方が変わったと言っていた。
その内の一人は、これを見て今度の代表戦は小沢支持になった、とまで言っていた。
(参照:「カナダde日本語」 動画あり)
********** ******
「ほめ殺し」について少し調べてみた。
竹下登氏が総理になる時も、右翼からの「ほめ殺し」には、かなりまいったようで、円形脱毛症になったといわれている。
1987年に、当時総理大臣だった中曽根康弘氏から、次期総裁の指名をめぐって安倍晋太郎、宮澤喜一と争っていた竹下登が、暴力団とつながりが深いとされる右翼団体である日本皇民党から執拗に「日本一金儲けのうまい竹下さんを総理にしましょう」と「ほめ殺し」を受けた、という事件である。
この日本皇民党が竹下登氏を「ホメ殺す」ためだけに政治団体をつくったということで、ある意図があるとされている。
この団体が設立された1987年1月の月末から、早速街宣は開始していて、その年の10月初旬までの丸々8ヶ月間続くことになる。
このままでは総理のイスが遠のくと焦った竹下氏は、金丸信氏に相談する。
その金丸氏が東京佐川急便の渡辺広康社長に相談し、渡辺氏が稲川会の石井進前総裁に皇民党との仲介をお願いした、ということだ。
≪同年10月2日、東京の某ホテルで石井前総裁と皇民党の稲本総裁は会談した。石井前総裁が「活動を中止してもらうには、どうしたらよいか?条件はどんなことですか?」との問いに、稲本総裁は「竹下が田中元首相を訪ね、謝罪すること。それだけです。竹下がこのまま総裁選に当選すれば、裏切り者が天下を取ることになりませんか。だったら、あの明智光秀も英雄ということになり歴史を書きかえなくちゃならなくなる」と言ったという。
石井前総裁は、先方にその条件を伝えることを約束。これ以降、日本皇民党の゛ほめ殺し゛活動はピタっと止まった。その結果が、冒頭の竹下が田中邸に訪問した経緯であった。
同年10月31日、竹下は中曽根から指名を受けて念願の総裁となった。翌月の11月6日、国会で首相指名を受けて竹下は内閣総理大臣に任命された。まさに、暴力団の介入によって内閣総理大臣になった稀有の元首誕生の瞬間だった。≫(参照1:ウィキペディア)(参照2:事件史探求)
また、その真相として「エコノミスト」を「ただの奇人変人物語」ブログが次のように引用している。
≪その目的は何だったのか。稲本前総裁の後を継いだ大島竜珉現総裁は「竹下氏が田中元首相への裏切りを謝罪し、道徳倫理を踏まえた政治をしていくかどうかだった。金では動かない」と説明する。しかし疑問点は残る。なぜ竹下氏があれほど一右翼団体の攻撃を気に病み、周辺がこぞって動いたのか。ある政界関係者は「竹下氏が蔵相時代にまとめた平和相互銀行と住友銀行の合併に絡むスキャンダルなどを握っていた可能性がつよい」と言う。稲本前総裁が裏人脈を通じて何らかの情報を持っていたというのだ。さらに旧田中派の遺恨や他派閥の思惑を背景にしたとする説も飛び交っている。≫
参照:≪政治家 右翼 ヤクザ 1~4 竹下登 皇民党 任侠右翼誕生の歴史と政治≫ News & Media
結局この事件で、か、また、その前からかは不明だが、稲川会に「貸し」を作った東京佐川の渡辺氏は、稲川会に債務保証という形で、数千億円とも言われる巨額を出資させられ、この内回収不能は950億円あるとのことだ。
まあ、儲け話に乗っかっていた、ということもできる。
ただ、乱発した資金の大半は暴力団・右翼団体に流れたと言われ、この東京佐川急便事件で金丸信が逮捕され、創政会が分裂し、細川政権ができることになる。
「ほめ殺し」で政界再編が起きた、ということもできるかもしれない。
(転載貼り付け終了)
【398】「小沢一郎氏の「政治とカネ」問題研究第1回」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年9月 4日 (土)
「小沢一郎氏の「政治とカネ」問題研究第1回」
読売新聞の橋本五郎氏、朝日新聞の星浩氏、毎日新聞の倉重篤郎氏は、その低俗で卑劣な生きざまを民主党代表選公開討論会で衆目に晒した。真実の情報を知らされていない一般市民も、マスゴミの傍若無人の姿勢に戸惑いを感じたことだろう。
マスゴミは「政治のカネ」とわめきながら、「政治とカネ」の事実を報道しない。これ以上の不正は存在しない。
すでに多くの心あるネット市民が小沢一郎氏の「政治とカネ」問題を分析してくれているが、それらの分析をもとに本ブログで改めて問題の概要を説明する。小沢一郎氏に対する根拠なき誹謗中傷への対抗策として活用していただきたい。
まずは、昨年3月3日に小沢一郎氏の公設第一秘書大久保隆規氏が逮捕され(「三三事変」)、起訴された「西松事件」である。
小沢一郎氏の政治資金管理団体は、「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」から政治献金を受けた。大久保氏はこの献金について、「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」からの献金として政治資金収支報告書に記載して報告した。
検察は、この二つの政治団体から提供された政治献金の資金の出所が西松建設であると考え、政治資金収支報告書には「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」ではなく「西松建設」と記載するべきであるとした。「西松建設」と記載せずに「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」と記載したのは「虚偽記載」にあたるというのが、逮捕および起訴の事由である。
しかし、政治資金規正法が規定しているのは、政治献金を受けた場合、収支報告書には「寄付をしたもの」を記載することである。「資金拠出者」ではなく、「寄付行為者」を記載することが定められている。
小沢氏の資金管理団体が受けた政治献金の寄付行為者は「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」であり、収支報告書に記載すべき寄付行為者は「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」ということになり、大久保氏の報告は合法的なものであることになる。
これに対して、検察は、「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」という二つの政治団体には実体がない、つまり、「架空団体」であり、「架空団体」を寄付行為者として記載するのは「虚偽記載」にあたり、収支報告書には資金拠出者である「西松建設」と記載しなければならなかった。「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」の名称を記載したのは「虚偽記載」だとして、大久保隆規氏を逮捕、勾留し、起訴したのである。
だが、「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」が献金した政治家は小沢一郎氏だけではない。多数の政治家が献金を受けている。昨年3月時点で伝えられた政治献金の実態は以下の通りである。
西松建設OB団体の献金先(パーティー券含む)
(2004-06年総務省届け出分。単位は円)
陸山会(小沢一郎民主代表)
新政治研1100万、未来研300万
新しい波(二階派)
新政治研466万、未来研312万
幸政会(尾身幸次元財務相)新政治研400万
春風会(森喜朗元首相)新政治研400万
自民党東京参院比例第11支部(藤野公孝元参院議員)
新政治研400万
民主党参院比例第9総支部(渡辺秀央改革クラブ代表)
新政治研200万
賢友会(山岡賢次民主国対委員長)新政治研200万
藤井孝男後援会(藤井孝男元運輸相)
新政治研160万、未来研40万
政経創造研究会(山口俊一衆院議員)新政治研200万
加納時男後援会(加納時男参院議員)
新政治研100万、未来研100万
白鳳会(川崎二郎元運輸相)
新政治研60万、未来研40万
地域政経研究会(山本公一衆院議員)
新政治研60万、未来研40万
平成研究会(旧橋本派)新政治研60万
などの事実が伝えられた。
これらの政治家の資金管理団体は、すべてこれらの政治献金について、「未来産業研究会」あるいは「新政治問題研究会」からの献金として収支報告書に記載して報告している。
この点で、大久保隆規氏とまったく同じ事務処理をしているのだ。このなかで、大久保隆規氏だけが刑事責任を問われたのである。二つの政治団体から政治献金を受けた政治家の資金管理団体のなかには、寄付をした者の住所として西松建設本社の住所を記載した者もあった。しかし、小沢氏の資金管理団体以外は一切摘発の対象とされなかった。
常識で考えれば、この事案は、仮に「西松建設」を寄付行為者として記載すべきものであったとしても、報告書の修正で済ませるべき問題である。刑事問題として取り扱う理由が存在しないからである。
百歩譲って、厳密に「虚偽記載」であると認定して刑事責任を問うというのであれば、上記のすべての政治資金管理団体の責任が問われなければおかしいはずである。小沢氏の資金管理団体が受けた政治献金が多いとの意見があるが、検察内部では、立件の基準として「1億円」との内規を設けていたことが明らかにされている。今回のケースでは1億円の内規にも該当しない。
つまり、まず「法の下の平等」が守られていないことが明白である。
「虚偽記載」であるかどうかを判定するポイントは、「未来産業研究会」と「新政治問題研究会」の二つの政治団体に「実体」があったのかどうかということになる。
この事件の第2回公判で、この点についての決定的な証言が示された。証言したのは西松建設元総務部長の岡崎彰文氏である。岡崎氏は検察側が申請した証人である。
岡崎氏は公判で、
「政治団体がダミーとは全く思っていなかった」
と証言した。さらに、
「OBがやっていて、届け出もしている、と被告に説明したと思う」
と証言した。つまり、二つの政治団体がダミー団体=「架空団体」ではないとの説明を大久保氏にしていたことが証言されたのだ。
さらに岡崎氏は裁判官の質問に対して、
「事務所も会社とは別に借りて、資金も別だった」
と答えた。
この第2回公判が行われたのが本年1月13日である。この岡崎氏証言で、大久保氏の無罪は動かし難いものになった。
この事実は決定的に重要である。大久保氏が無罪だとすると、2009年3月3日の大久保氏逮捕は「不当逮捕」、「誤認逮捕」だったということになる。当時小沢一郎氏が民主党代表の地位にあった。総選挙はいつ実施されるかわからず、総選挙で民主党が勝利すれば、小沢一郎氏は内閣総理大臣に就任することになる。その小沢氏はこの三三事変を背景に5月11日に民主党代表を辞任することを表明した。
小沢氏が代表を辞任したのは引責辞任ではない。マスゴミが激しく攻撃を続け、迫る総選挙に悪影響を及ぼすことが懸念されるから代表を辞任したのだ。小沢氏がこの時点で辞任していなければ、昨年8月の総選挙を通じて小沢一郎総理大臣が誕生していたのである。
そのような重大な意味を持つ大久保氏逮捕が誤認逮捕、不当逮捕であったとすれば、その事実は第一級の重大ニュースである。判決が示されたわけではないが、昨年1月13日の岡崎元総務部長の公判証言は日本を震撼させるマグニチュードを持つものだった。
検察は、この直後に石川知裕衆議院議員を含む元秘書逮捕に動いた。このなかに、大久保隆規氏が含まれた。その最大の理由は、昨年の三三事変が空前絶後の大誤認逮捕であった事実が白日の下に晒されることを回避することにあったのだと思われる。
昨年の3月3日以来、マスゴミは小沢一郎氏攻撃一色に突き進んだ。ところが、その根源である昨年3月3日の大久保隆規氏逮捕の不当性が浮かび上がったのである。
マスゴミは1月13日の岡崎彰文氏証言をまったく伝えなかった。したがって、いまもほとんどの一般市民がこの事実さえ知らない。この重大事実を知らないで、マスゴミがまき散らす「小沢一郎氏はクリーンでない」との情報操作に洗脳されてしまっているのである。
(転載貼り付け終了)
【397】「午年生まれの小沢一郎前幹事長の方が、戌年生まれの菅直人首相よりも「リーダー犬」に相応しい」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年09月04日 23時40分35秒
「午年生まれの小沢一郎前幹事長の方が、戌年生まれの菅直人首相よりも「リーダー犬」に相応しい」
◆南極観測隊の第1次越冬隊(1957年)、隊員だった北村泰一(当時京都大学大学院生、のち九州大学名誉教授)が犬係を任じられる。そこで見栄えのいい、格好いい犬を先頭に据え犬そり隊を編成していたが、それぞれが勝手な方向へ動こうとしてまるで統制が取れず、ガタついてうまく走れない。どうしたことかと原因を探ってみると、犬の群れには、必ず「リーダー犬」がいることを教えらる。どの犬が「リーダー犬」なのかとよくよく観察してみると、小高いポジションに、一見どこにもいそうな見栄えのしない不細工な犬が、のんびり腰を下ろして、様子を眺めている。
犬ぞりの専門家に「リーダー犬」について教えられた北村氏は、「この犬では!」と、その見栄えの悪い犬を先頭に犬ぞりを再編成したところ、なんと好き勝手に動いていた犬たちがリーダー犬の行く方向に従い、足の裏から血を出しながら、一糸乱れず、一生懸命走り続けたという。ただし、犬たちが、群れの中で互いに「リーダー犬」をどう見分けているのかは、謎であるという。
◆阪神淡路大震災が起きたときの話である。作家の藤本義一氏が、自宅から外を見ていて、異様な光景を目撃したという。1頭の犬を先頭に多くの犬が群れをなして、一つの方向に向かって歩いていたというのである。先頭の犬は、決して見栄えのいい犬ではない。だが、なぜかその犬が率いているように見えたという。
◆そのむかし、徳川家康は、三方ケ原の合戦で武田信玄にコテンパンに敗れ、恐怖のあまり馬上で脱糞し命がらがら、浜松城に逃げて帰った。そのとき、すぐに絵師を呼んで我が姿を描かせた。「しかみ」と言われるこの絵は、徳川家康の実像を伝える唯一の絵と言われている。徳川家康の実像を説明した文献は、一つもないげれど、孫の家光(三代将軍)について記述した文献が手がかりになる。というのは、家光が徳川家康に最もよく似ていたというからである。こう書かれている。「お背低く、色黒く、見苦しき男ぶり」。要するにチビで色黒の見るに耐えない、チンチクリンだったということである。
◆小沢一郎前幹事長は、どことなく、アンコウに似ている。決して見栄えがいいわけではない。かたや菅直人首相は、夜明けのガス灯、いつも眠そうなフクロウといったところだが、メディアの支持は、とりあえず高い。アンコウVSフクロウの一騎打ちは、見栄えを競うわけにはいかない。果たしてどちらが国民を正しく率いてくれる、真の「リーダー犬」か。昭和21年10月10日生まれの菅首相は、戌年である。好きなペットは、猫。要するに「猫派」。対する小沢前幹事長は昭和17年5月24日生まれの午年。この馬は、上野の山の西郷隆盛に自らをだぶらせて、犬を連れた写真を撮らせ、自宅では、チビと名づけた犬を可愛がっていた。チビは他界したものの、犬好きである。「犬派」だ。
序でながら言えば、平野貞夫元参院議員は、小沢前幹事長のことを「百年に一度、歴史の裂け目から出てくる逸材である」と語っていた。田中角栄元首相は、かつて若き小沢前幹事長のことを「あいつは玉が違う」と評して百年に一度の逸材を見抜いていたという。
馬である小沢前幹事長の方が、どうも「リーダー犬」なのかも知れない。見栄えがしない容貌が、有力な根拠であるとでも言えよう。昭和21年8月7日生まれ、戌年の私が見立てているのであるから、間違いない。
(転載貼り付け終了)
【396】「代表選で2001自民党総裁選再現を狙うマスゴミ」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年9月 3日 (金)
「代表選で2001自民党総裁選再現を狙うマスゴミ」
民主党代表選は小沢一郎氏優勢で選挙戦が展開されている。
9月1日の共同会見、9月2日の公開討論会では、劣勢に立たされた菅直人氏が、終始小沢一郎氏に対する誹謗とも言える卑劣な個人攻撃を展開した一方で、小沢氏は淡々と自己の政権を明らかにし、大人と小人の対比が鮮明なコントラストを描いた。
必死の形相で小沢氏の個人攻撃に走る菅直人氏に宰相の風格は微塵も感じられなかった。根拠に乏しい誹謗中傷に走るほどまでに厳しい選挙戦に追い込まれていることが如実に表れたと言える。
代表選の基本構図は主権者国民対悪徳ペンタゴンである。これまで日本政治を支配し続けてきた三大勢力=米・管・業は昨年8月30日の総選挙を通じて主権者国民に政治の実権を奪われた。
8ヵ月に及ぶ鳩山-小沢体制に対する集中攻撃の結果、6.2クーデターが勃発し、悪徳ペンタゴン勢力に身を投じた菅直人氏を首領にして悪徳ペンタゴン勢力は主権者国民から権力を奪還することに成功した。
今回の代表選は主権者国民勢力が最後の切り札である小沢一郎氏を擁立し、悪徳ペンタゴンに奪取された政治の実権を再び奪還するための選挙である。悪徳ペンタゴン勢力も、6.2クーデターで奪取した権力を、今回、主権者国民に奪い返されれば、恐らく2013年の衆議院任期満了までは再奪還が難しく、主権者国民政権が半永続的に持続するとの見通しから、悪徳ペンタゴンは総力を結集して政権維持を目指している。
悪徳ペンタゴン広報部隊のマスゴミは、戦前に大本営発表をそのまま垂れ流し、卑劣な情報操作を展開したのと同様の、悪質な情報操作を展開し続けている。ネット界が唯一の真実の情報発信の場であるが、ポータルサイト運営の最大手の一角が悪徳ペンタゴン系列の企業であり、ネットの世界にも悪徳ペンタゴンは当然のことながら触手を伸ばしている。
代表選は小沢一郎氏優勢の状況で進行しているが、劣勢の菅直人陣営は、サポーター票、地方議員票に活路を求めている。そのため、必死の形相で、サポーター票および地方議員票について、虚偽の情報を流布し、サポーター票や地方議員票が勝ち馬に乗る形で小沢一郎氏陣営に流れ、地すべり的な小沢一郎氏勝利に移行することを懸命に防止している。
マスゴミが狙う戦術は、2001年の小泉純一郎氏当選の自民党総裁選の再現である。2001年総裁選では地方党員票で小泉氏が優勢になり、選挙管理委員会が、突然のルール変更を行い、党員票の発表を先行させた。
党員票で小泉氏が優勢になったために、国会議員票が小泉氏に急きょシフトし、小泉氏が序盤戦の劣勢を跳ね返して勝利氏した。
マスゴミおよび悪徳ペンタゴンがこの再現を狙っていることは間違いない。民主党選対がこの図式を念頭に置いて、サポーター票集計を国会議員投票の前に行うような不正を働くことがないよう、厳重な監視が必要である。
主要マスゴミは、必死に地方議員票で菅直人氏が優勢であるとの印象を植え付けようとしている。
民主党サポーターおよび地方議員がメディアリテラシーを備え、ネットから真実の情報を入手し、真実を知り、真実を見抜く力を有するなら、マスゴミの卑劣な情報操作に対抗できるであろう。
しかし、民主党サポーターおよび地方議員にその力が不足すれば、第2次大戦中に一般国民が総力戦賛成、一億玉砕万歳に向かったのと同様に、マスゴミに誘導されてしまう。
この意味で、代表選は民主党サポーターおよび地方議員のメディアリテラシーを問う選挙でもあると言える。
日本の政治支配権を主権者国民が悪徳ペンタゴンから奪還することとは、小沢一郎氏を代表に選出することである。マスゴミ情報操作の策略を的確に把握し、その戦術を粉砕しなければならない。
(転載貼り付け終了)
【395】「共同通信の「国会議員支持は伯仲」は大嘘である!」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年09月04日 | 日記
「共同通信の「国会議員支持は伯仲」は大嘘である!」
共同会見や討論会を視聴した人々で、小沢より菅が断然いいと答えた人は、小沢が大嫌いな人かご親戚なのだろう。(笑)
小沢一郎は昨日はテレビ朝日の「スーパーモーニング」に出演、スタジオ出演者が鳥越俊太郎、山口一臣の両名であった事も幸いしたが
*「政治とカネで検察審査会の議決が出たら裁判を受けて立つ」
*「予算の組み替えで財源確保必ず出来る、紐付き補助金をなくせば絶対に可能」
*「日本の未来を総合的に語り、喫緊の経済課題円高には為替介入と円高メリットを生かす海外投資なども有効に活用、円高の協調性を欧米に判って貰うと本音を大公開」
*「記者クラブ、司法の可視化、機密費など公開の原則・オープンが重要、何なら政治家全員帳簿全開もあっても構わない」
*「日本の大企業法人税は優遇税制や社会保障費などを勘案すれば高くはない」
*「安保は核抑止力という日本だけの問題ではなく、米軍の世界配備の中での位置づけなのだから、交渉することだ」
*「普天間の移設も日米の約束は大切だが実行できなければ米国だって困る、腹案とは言わんが知恵が出ない事もない」
以上のような問題を気持よく小沢一郎は語っていた。鳥越も山口も楽しそうに熱がこもっていた。あの三反園も小沢と話せて嬉しそうだったが心は複雑なのだろう。大谷昭宏は邪魔だった(笑)
夜はNHKあの隷米男・大越の「ニュースウォッチ9」内容は「スーパーモーニング」の二番煎じだった。同じ質問だから、自ずと答えは似たようなものだが、NHKもマスコミと束にして、小沢一郎がやんわり多くの苦言を呈している点が特長だった。一つ注目な発言は「3年やらせてくれじゃなく、代表選があるのだから丸々2年しかありませんよ」と云う小沢の顔に、菅は勘違いして発言しているよと暗に指摘した。
それよりも大越キャスターが額からは脂汗を滲ませ、必死で小沢一郎から発せられるオーラに堪えている姿が愉快であった。相当日々の態度が禍、ビビっていたに違いない。途中から出てきた政治記者など、口元がこわばっていた。(笑)
宿敵である日本のマスメディアによって、捏造・改造されてきた小沢一郎の虚像イメージが日ごと解けていくことは非常に良いことだろう。国民の間にもそのような影響は必ず出てくる。誤った情報によって捻じ曲げられた資金問題などの払拭にも役立つであろう。人気がなくても充分勝てるが、一定の正しい認識を国民が多く共有することは悪いことではない。政権樹立後の応援団は多いに越したことはない。
ところで今夜は昨日の続きの「小沢一郎の本音を代弁」を予定していたが後日に回し、共同通信のガセネタ代表選の議員支持情勢報道を斬っておく。
共同としては、この土日に地元に帰る風見鶏議員連中を煽るために、選挙の情勢分析を無理やり報道したようだ。他にも幾つか菅直人有利の煽り情報が昨日辺りから増えてきた。勝ち馬に乗り易い軽薄な民主党議員を狙ったプロパガンダの一種である。
共同通信によると「3日現在、小沢氏約170人、菅氏約160人で伯仲している。ただ、未定、無回答などが約80人と2割弱あり国会議員票だけでも情勢は流動的」だそうだ。馬鹿も休み休みに言って欲しいが選挙の票読み、腐れマスコミの勝手と言えば勝手だ。
そこで筆者も言論の自由ということで、勝手に中間時点の民主党議員の票読みをしておく。
共同が合計410人換算で実施しているので、こちらも同一の土俵で予測すると、小沢一郎250人:菅直人160人である。過半数が613ポンとなので、議員票だけで小沢は500ポイント。過半数まで後100ポイントだ。地方議員の票100ポイントだが、ドント式なので悪くても40ポイントは取れる。党員・サポーターは計300ポイントを持っているので、最小に読んでも100ポイントは取れる。つまり、筆者の内輪の票読みでも640ポイントは確保している。(過半数は613ポイント)筆者の本音は700ポイントに限りなく接近すると見ている。現役総理を相手にこの数字は凄いことなのだ。小沢シンパの皆さま、気持を大きく持ち、しかし最後の一票が開くまで、心引締めて小沢一郎を応援しようではありませんか。(笑)
(転載貼り付け終了)
【394】「森喜朗元首相が小沢一郎の連立問題に関し「スカッと申し上げる」発言に反応、町村派退会届を叩きつける」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年09月03日 23時28分11秒
「森喜朗元首相が小沢一郎の連立問題に関し「スカッと申し上げる」発言に反応、町村派退会届を叩きつける」
◆9月3日朝のテレビ朝日の人気番組「スーパーモーニング」は、さながら居酒屋「庄屋」の一室で、大学生がゼミの担任教授を囲んで、賑やかなコンパの雰囲気だった。生出演した小沢一郎前幹事長が教授、スタジオ出演者の山口一臣氏(週刊朝日編集長)、鳥越俊太郎氏(元サンデー毎日編集長)、大谷昭宏氏(元読売新聞大阪本社社会部記者)らは、教え子という感じだった。教え子が我先にと質問攻めし、これを受け止めて、教授は能弁に答えていた。この場に足りなかったのは、教授の好きな焼き鳥に豆腐、それに生ビールと日本酒、焼酎。だが、酒と肴がなくても、談論風発、和気藹々のコンパ風景は、小沢前幹事長が、いかに日ごろ、若い書生や秘書たちと、行きつけの居酒屋で活発に会話しているかを連想させるのに十分だった。
おそらく、この番組を見ていた視聴者の多くが、小沢前幹事長の意外な一面を垣間見る気分になったのはないか。思いがけない雰囲気に、キャスターのだれかが、「小沢さんと同じ空気を吸う空間にいられるのが、不思議なくらいだ。代表選挙中にもう一度やりましょう」と続編を所望していた。いつもは苦虫を潰すような恐ろしい顔、表情の小沢前幹事長は、ウソの小沢さん、にこやかなお父さんが、ホントの小沢さんなのだ。
◆渡部恒三元衆院副議長は、昭和44年当選同期、41年もの付き合いのある小沢前幹事長のことを「悪代官」と言いふらしているが、「ニセ黄門」と悪評の高い渡部元衆院副議長の最近の所業は、見苦しい。いかに不満があろうとも、友人を裏切り、悪し様に言いふらすのは、人間として拙劣である。私は永田偽メール事件の際、渡部元衆院副議長を主役とした「民主党を救った会津魂」(ごま書房刊)という本を書いたが、会津藩校「日新館」の「童子訓」には、友人を貶めてよいとは、一言も教えてはいない。渡部元衆院副議長こそ、「人間失格」とさえ思う。恥ずかしい。いまの世の中、太宰治の「走れメロス」のような人間関係はどこを探しても見つけることが、難しくなったのであろうか。
◆昭和44年当選同期には、羽田孜元首相、渡部恒三元衆院副議長、石井一元国土庁長官、梶山静六元自治相、綿貫民輔元衆院議長、奥田敬和元郵政相、森喜朗元首相らがいる。(小泉純一郎元首相は、この選挙で落選した)
ただし、石井一元国土庁長官は昭和58年(1983)、総選挙で落選した。この落選が響き、同格であった後の竹下派七奉行を初めとする政治家達に大きく遅れをとった。梶山静六も落選し、同じ境遇であった。国会議員は、当選回数が、一番であり、モノを言う。落選すれば、蔑まれるということである。
◆同期生のうち、森喜朗元首相は9月2日、東京都千代田区紀尾井町のプリンスホテル赤坂で開かれた町村派幹部会で、安倍晋三元首相から「息子さんの件もあり、そろそろ相談役に引いていただけませんか」と言われて、町村派退会届けを出した。この言葉の背景には、小泉純一郎元首相がいる。森元首相が、小沢前幹事長と両天秤をかけているので、面目が立たないと考えているからである。安倍元首相に言わせた。そうしたら、森元首相が、町村派退会届けを出した。清和会から森元首相を野放しにしたら、爆弾になる恐れがあり、小泉元首相と安倍元首相にとって、危ない存在になりかねない。
森元首相は、亀井静香元金融担当相や小沢前幹事長とともに、小泉改革を修正する郵政改革法案を認めており、この流れを知った小泉元首相は、郵政改革法案が国会で成立してしまうと、面目が立たなくなると考えて、安倍元首相に「息子さんの件もあり、そろそろ相談役に引いていただけませんか」と言わせたということである。
実は、森元首相は、中曽根康弘元首相と頻繁に会っているという。ここは、表向き不可思議なところであるが、森元首相は、小沢前幹事長との間で、連立話を進めており、このことに気づいた小泉元首相が、危機感を抱いたようである。事実、森元首相は、参院選挙直後、すぐに小沢前幹事長に和解を申し込んでいる。(オフィス・マツナガのサイトではこの重要情報を、会員からの問い合わせに対し、現役記者を称する北岡某が、「板垣は定期的にガセを飛ばす人だからガセと認定」としている。とんでもない。オフィス・マツナガこそ、「ガセネタ源」であることを自ら暴露している)
小沢前幹事長サイドの情報によると、自民党側の連立の相手は「古賀誠元幹事長、福田康夫元首相」という。小沢前幹事長が日本記者クラブ主催の討論会で連立問題を聞かれ、「代表に選ばれれば、スカッと申し上げる」と答えたのを聞いて、参院議員選挙直後から民主党との連立に蠢いていた森元首相は「バスに遅れてはならじ」と町村派に退会届を叩き付けたとも解釈できそである。百戦錬磨の政治家というのは、「機を見て敏」のようである。変な意味で感心させられる。しかし、町村派では、森元首相を野放しにすると何でもしゃべられてしまうと警戒感を強め、対応に苦慮している。
(転載貼り付け終了)