日本政界●情報メモ

u6 投稿日:2010/08/30 07:43

【357】「仙谷由人官房長官が辞任を決意、菅直人首相が小沢一郎前幹事長提示の人事案受け入れを回答した」

2010年08月29日 22時38分43秒
「仙谷由人官房長官が辞任を決意、菅直人首相が小沢一郎前幹事長提示の人事案受け入れを回答した」

◆8月29日午後9時45分すぎ、「仙谷由人官房長官が小沢一郎幹事長サイドが提示してきた人事案を飲み、菅政権から降りることを決めた」との情報が入ってきた。朝日新聞が29日、仙谷官房長官の政治団体の政治資金が長男の事務所経費に使われていたと報道したため、責任を感じたらしい。また枝野幸男幹事長が2~3日ほど前、「菅首相のアメリカ寄りの姿勢についていけないので、菅首相支持から降りる」と前原誠司国土交通相を通じて伝えてきたことから、これ以上、菅政権を支え切れないと判断したようである。
 この結果、菅首相は、小沢一郎前幹事長側が「挙党態勢づくり」の条件の一つとして、さきに鳩山由紀夫前首相に託して提示してきた「仙谷官房長官と枝野幹事長を外す」という人事案を飲む意向を固めたと見られる。
 菅首相は29日夕、ロシアから帰国した鳩山前首相と会談しているが、再度会談を希望しているという。民主党代表選の告示が迫っていることから、菅首相と小沢前幹事長との間で、どのように調整するかが、注目される。急転直下、事態が動く可能性が出できた。

(なお、私は、小沢政権誕生を切望している)

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/30 07:40

【356】「『泣かない小沢一郎(あいつ)が憎らしい』(世川行介著)は必読だ!」

2010/08/29(日) 10:01
「『泣かない小沢一郎(あいつ)が憎らしい』(世川行介著)は必読だ!」

昨日アマゾンから予約していた、待ち望んでいた、本が届いた。

この著者のブログ「世川行介放浪日記」 は、1年半くらい前から時々読ませていただいていた。

その中に小沢一郎論がアップされていて、最初はそこから入ったが、世川氏の放浪者としての日記の独自な世界に引き込まれていった。

毎日熱心に見ているわけではないか、何故か、疲れている時にふと思い出し、読むと癒される、という不思議なブログである。

当初から本になることを期待していた一人だった。

独自な視点で、今まで書かれた小沢さんに関する本とは一線を画している。

何が違うか。著者の視点と本全体に流れる哀愁と愛情が感じられるのだ。

小沢さんを知る側近を中心に丁寧に取材していて、側近でしかわからない人間・小沢一郎が浮き彫りになっていて、新たな発見が多く、読み応えがあり、いっきに読んでしまった。

インタビュー中心のノンフィクションではあるが、小説を読んでいるような感覚もあり、とにかく不思議な小沢一郎論になっている。

まず、タイトルからそれは感じられると思う。

今までの小沢一郎論をひっくり返すような内容もあり、実際、私も他の本などで知っていた事柄や通説などと、実際は違っていたんだと、目からウロコがいくつも落ちた。

是非、これは多くの人に読んでいただきたい本である。

まえがきで、この本を上梓した理由を次のように書いている。

≪小沢一郎を社会的に抹殺しようとまで憎む者たちとは、いったい<何者>なのだろう。
そして、それらに立ち向かい、地べたに叩きつけられる度に、泥を払って起き上がり、ファイティングポーズをとり続ける小沢一郎とは、<何者>なのだろう。
さらに、そして、小沢一郎という政治家一人を排斥するために、大量の政治エネルギーがついやされる平成日本とは、いったい、どんな<時代>なのだろう。
その疑問が、本書を書かせた一番の理由だ。≫

特に、羽田元首相が語る小沢一郎は、今までの各々が持っていた小沢さんに対する見方を変えてくれると思う。

同期として40年前に小沢氏とともに田中派の門を叩き、二人で一つだと言われていたくらい、いつも共に行動していたという羽田氏ならではの小沢評が、いくつも散りばめられている。

そんな羽田さんと小沢さんは、政治改革、二大政党制の夢を見続け、それが自民党ではできないと一緒に飛び出し新生党を結成する。
その後、新進党のゴタゴタで二人は袂を分かち、民由合併で再び一緒になり、二人で夢を見続けた政権交代を再び成し遂げる。

その首班指名の時に、鳩山由紀夫に投票するために、小沢さんが黙って身体が不自由になっている羽田さんの手をとり、二人で投票した時の回想には、心うたれた。

小沢さんは、何を言われても、いいわけはしないし、語らない。

それで誤解され曲解されて報道されたり、また側近も忖度しながら、間違った解釈をすることも多い。

この本の冒頭で、現在の状況を羽田さんが語っている、その心情がこの本にずっと流れているので、大変恐縮だが、その一部だけ引用させていただく。

≪毎日、テレビのニュースで、マスコミから袋叩きの「かれ」が、口をへの字に曲げて、ことさらに胸を張って、毅然と立ち向かっている姿を眺めながら、ぼくは、口惜しさに心が張り裂けそうだ。「かれ」は、負けず嫌いで、意地っ張りで、死んでも泣き言なんか口にする男ではないから、誰にも哀しそうな顔は見せないだろう。だけど、きっと、深夜の独りの部屋でだけは、自分に襲いかかってくる禍々(まがまが)しさへの無念を抱きしめているにちがいない。そう思った。そう思うと、「かれ」が不憫でたまらない。≫

今後、随所でこの本のことを引用させていただくことになると思う。

まずは、是非一読をオススメしたい。

最後までお読みいただきありがとうございます

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tag : 小沢一郎 世川行介
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日本の「劣化」を憂う小沢一郎氏と「劣化の象徴」朝日の捏造記事
2010/08/28(土) 12:17
マスメディアの偏向報道は、とにかく無視するに限る。

もう言っていること、主張していることがメチャクチャで捏造記事も出てきた。

特に朝日新聞系列がひどい。

小沢さんとの会談後、連合の古賀氏がインタビューに応じていた。

それに関して朝日は次のように書いている。

「このままでは民主分裂」 連合会長の直接仲裁も不発(asahi.com 2010年8月28日0時53分)
≪「このままでは民主党が分裂する」。連合の古賀伸明会長は27日、9月の民主党代表選に立候補する菅直人首相と小沢一郎前幹事長に直接、対決回避を促した。最大の支持母体として党内二分の様相を懸念しての仲裁だが、両氏の歩み寄りはなかった。 古賀氏は菅首相に電話し、「一致結束した体制を築けないか」と要請。首相は「その通りだ」と答えたという。 続いて、連合を訪れた小沢氏にも同じように働きかけたが、小沢氏は「そう思っていたが、(首相に)そういう意思がないということなので」とさらり。古賀氏は首相との電話のやり取りも伝えたが、それ以上の議論にはならなかった。 その後、古賀氏は記者団に「2人がガチンコで戦えば我々の組織も二つに割れかねない。両氏の対決をやめられないか。話し合いの余地は残っている」と語った。≫

この古賀氏のインタビューはテレビで見たが、カンさんと電話で話したという部分は次のようなものだった。

「今日の朝、菅総理から電話がありまして、知っていたんじゃないですかね、今日小沢さんと会うことになっていることを・・・」

カンさんから古賀氏へ電話したとはっきり言っているのである。

この部分を活字にしているメディアはなく、探しても見つからなかった。(※その後見つかる)

朝日はこの記事の中で、古賀氏が菅首相に電話したと、完全に捏造している。

これは、挙党体制が築けないのは小沢さんに問題がある、ということを強調する記事の主旨が初めにあり、それに沿う様に記事を書くための味付け程度に、古賀氏がカンさんに電話したというほうが格好がつく。
それだけ古賀氏が挙党体制を望んでいる、としたかったのが、記事の構成上そのほうが都合がよかったのだろう。

菅さんが脱小沢路線を引っ込めなかったことに原因があるにもかかわらず、小沢さんに、その責任をなすりつけるための演出効果を高めるために、捏造したといえる。

古賀氏も党分裂回避を模索し、カンさんもそれを望んでいるが、小沢さんがその気がないということを言いたいのだ。

(読売の記事に次のように書いてあったのが見つかった)

≪首相側は小沢氏の活発な動きに警戒を強めている。首相は27日、小沢氏の連合訪問前に古賀氏に電話し、「本来なら早めにお邪魔しないといけないが、時間がとれない」と釈明した。≫(参照)

こういう記事に限らず、特に代表選に関する記事は、メディアの劣化が激しいことがよくわかる。

円高対策についても、小沢さんが出馬を決意する前までは、菅さんの無策を批判していたマスメディアが、出馬宣言後は、何かと小沢さんに結びつけ、こんな時に代表選などやっていてもいいのか、という論調に変わっている。

「普天間問題」と「政治とカネ」で鳩山・小沢を追い込んだように、マスメディアの攻勢に素直に受け入れてしまう国民が、悲しいかな、まだまだ少なくはない。

この週末、議員が地元に帰ると、そうしたマスメディアの論調を鵜呑みにした支援者たちが、小沢支持を掲げる議員に食って掛かるだろう。

また、報道各社は「世論調査」という世論操作を次々と打ち出し、小沢氏出馬反対を轟(とどろ)かせることになる。

カンさんが鳩山さんと再び会談することになっているようだが、劣勢が伝えられるカンさんは、何を言ってくるかわからない。

菅・鳩山両氏、30日に再会談へ (産経ニュース 2010.8.28 01:32)   
≪9月の民主党代表選をめぐって、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相が30日に再会談するため、調整に入ったことが27日、分かった。首相が再会談の希望を伝え、鳩山氏が応じた。同党幹部が明らかにした。
再会談で首相は、代表選で再選されれば挙党態勢をとる考えを伝え、代表選を有利に運びたいとの狙いがあるとみられる。しかし、党内には菅、小沢両陣営が熾(し)烈(れつ)な多数派工作に入っており、小沢陣営は再会談に反発しそうだ。首相と鳩山氏は25日夕、首相官邸で、小沢一郎前幹事長の代表選出馬回避のため会談を行った。鳩山氏は挙党態勢の構築を理由に、「脱小沢」路線の撤回などを求めたが、首相は応じなかった。・・・≫

モスクワにまで電話をしたようだが、鳩山さんは出なかったようだ。

********** ******

鳩山氏は電話に出なかった (産経ニュース 2010.8.28 01:15)  
≪民主党前幹事長、小沢一郎が代表選出馬を表明した26日夜(日本時間)、モスクワに滞在中の鳩山由紀夫の携帯電話が2度鳴った。だが、鳩山は出なかった。電話は首相の菅直人からだった。
鳩山は訪露前に小沢支持を表明している。その鳩山に対して、菅には何の用事があったのか。そして、鳩山はなぜ電話に出なかったのか。鳩山グループの中堅は、菅の電話の意図をこう見立てる。
「菅さんは、鳩山さんが29日に帰国したら会談し、人事で妥協案を示すつもりではないか。例えば鳩山さんを幹事長にするとか」
一方、鳩山が出なかった理由について、周辺は「盗聴される恐れがあったから」と説明する。だが、鳩山はモスクワで記者団に、自身が掲げてきた「友愛」の理念が菅の政策には十分に継承されていないと批判している。鳩山はあえて電話に出なかったのではないかという憶測が党内の一部に広がった。≫

まあ、カンさんの焦りがわかるというものだ。

カンカラカンの意味がよくわかる事例も出てきている。

カンさんの空(むな)しいパフォーマンスの数々は、見ているこちらが虚(むな)しくなる。

前日はホテルニューオータニの高級寿司店「久兵衛」で食事しておきながら、一転、次の日は報道人に事前に伝え、ラーメン食べて庶民派をアピール。

円高対策で、町工場?に得意の視察。ただ見るだけで何もしないことは明確。

死刑執行する東京拘置所の「刑場」、このタイミングで公開したのも、全ては代表選につながっている。

まだ、正式にスタートしていない代表選は、9月1日告示から14日投開票まで、ますます過激化してくる。

マスメディア、官僚、閣僚を総動員して、小沢さん攻撃が過激化してくるだろう。

120年間の歴史で、築き上げられてきた強靭な官僚機構による既得権益組織は、その歴史の中で何度かメスを入れられる機会があったが、ことごとく封殺してきた。

脱官僚を掲げて政権交代を果たした民主党も、カンさんが総理に就任してからというもの、完全に官僚支配が復活し、自民党政権下以上に操り人形と化す様相を呈している。

そんな強固な官僚機構と対決し、真の国民中心の政治を実現できる、最後の砦が小沢一郎という政治家である。

この民主党代表選は、日本の今後、10年先、20年先がかかっているといえる。

細川政権崩壊後、日本は急速に国力が衰え、自信と誇りを失くして世界の潮流(冷戦構造からの脱却)からも外れてしまった。
日本の将来の方向性を決定付ける真の改革者として、また既得権益の破壊者として、最後の希望の星として、小沢一郎氏を守らなければならない。

代表に選ばれたとしても総理になれるかは未知数だ。我々、小沢支持者にとっては、油断は禁物である。

小沢さんは日本の「劣化」について、先日の「小沢一郎政治塾」の講演で次のように語っている。

≪あらゆる分野で、最近、「劣化」という言葉が使われておりますけれども、勿論、私ども政界においても、官界においても財界においても、一般社会においても、そういう精神の荒廃といいますか、日本人の劣化というのは急速に進んでいるように思えて、その点が心配でなりません。≫

しかし、必ず日本人にはこの難局を乗り越えられると、明治維新を例にとって語っている。

≪(本来日本人は)精神的な豊かさと、大きなそして強い心をもっておった。だからこそ、侍の支配する封建制からいっきに、ヨーロッパで言えば近代革命と市民革命を一緒に成し遂げたような、明治維新が出来上がった、ということだろうと私は思っています。そういうように非常に日本人のそれなりの美徳といいますか、高いモラル、文化をもっておったと。≫

根底には、日本の、そして日本人の持っている”良心”を、小沢さんは信じていると言える。

今は、マスメディアによって曇らされ、欺かれている真実を見る目を、国民の本来もっているであろう”良心”に訴えかけていくことで、開かせ、気づかせることができる、と。

総理として矢継ぎ早に国民のための政策を打ち出していけば、必ず理解される。

それまでは、気が抜けない日々が続きそうだ。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/30 07:37

【355】「現代の大本営マスゴミが発する三つの大ウソ」

「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月30日 (月)
「現代の大本営マスゴミが発する三つの大ウソ」

世論が菅直人氏支持であるというのはウソである。

 電波を独占するマスゴミは傍若無人の振る舞いを続けている。
 
 民主党代表選は小沢一郎氏が圧勝する勢いで事態が推移している。マスゴミは地すべり的な小沢氏勝利を阻止するために、必死の情報工作を展開している。菅陣営の士気が低下するのを防ぐことが目的である。
 
 第二次大戦では、大本営が虚偽の情報を垂れ流し続けた。各戦地で日本軍が連戦連敗を喫していたにもかかわらず、日本軍が戦勝を続けているとの虚偽の情報を流し続けた。
 
 多数の国民は、真実を知らされず、戦争への加担を強制され続けた。
 
 民主党代表選は小沢一郎氏が圧勝する方向で事態が推移している。新人議員などでは地滑り現象が生じかねない状況にあり、マスゴミは必死に情勢が流動的であると虚偽の情報を流布している。
 
 一般国民の世論も、小沢氏支持に傾いている。インターネット上で実施されている世論調査では、ほとんどの調査で小沢一郎氏圧勝が示されており、真実の世論は小沢氏支持に傾いていることが明らかである。
 
 マスゴミの偏向報道のうち、見過ごせない虚偽報道を三つ示しておく。
 
①鳩山由紀夫前首相は一度も菅首相の再選を支持すると述べたことはない鳩山前首相が菅首相を支持すると述べたのは、一党員として党代表の総理を支持するとの常識を述べただけで、一度も「再選を支持する」とは言っていない。
 
 これをマスゴミが勝手に、「再選を支持」したと解釈して、この虚偽情報を流布しただけである。したがって、鳩山前首相が「ブレた」との批評は事実に反している。
 
②マスゴミは、小沢一郎氏が立候補して、民主党を二分する代表選を実施すると、民主党が分裂するリスクがあるとして、小沢一郎氏の出馬取りやめを求める主張を展開し始めた。ご都合主義もここまでくると、あいた口がふさがらない。
 
 2008年秋の民主党代表選に際して、客観情勢から小沢一郎氏の無投票三選が当然の状況であった時、マスゴミはどれだけ複数候補による代表選を主張したことか。党を二分する代表選になり、党が分裂する危険があるとして無投票三選を主張した報道機関がひとつでもあったのか。
 
③テレビ番組の常套句は、「世論が菅首相続投を支持している」で、無知なコメンテーターが付和雷同する。しかし、真実の世論は「世論は小沢一郎総理誕生を待望している」である。嘘の国策報道である。

菅首相は参院選を菅政権に対する信任投票であると明言した。その参院選で菅民主党は大敗した。民意は菅政権不信任を明示した。民意を尊重するなら、菅首相に退陣以外の選択肢はない。
 
 仙谷由人官房長官は民主党の過去の資金支出を公表するとの恫喝を始めた。悪徳8人衆若頭らしい振る舞いである。
 
 党代表、内閣総理大臣を密室の談合で決定するべきでない。鳩山前首相の行動は首尾一貫している。正々堂々と代表選を闘い、新しい代表、新しい内閣総理大臣を選出するべきである。
 
 マスゴミが菅首相善戦の虚偽情報を伝えているが、現実は小沢一郎氏圧勝で事態が推移していることを、すべての国民、すべての民主党サポーターに伝えなければならない。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/29 17:28

【354】「菅総理ヨイショの朝日新聞がなぜ、菅内閣・仙谷官房長官失脚工作の片棒を担ぐのか」

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月29日 No.182
「菅総理ヨイショの朝日新聞がなぜ、菅内閣・仙谷官房長官失脚工作の片棒を担ぐのか」

1.民主党代表選:菅vs小沢対決、世論真っ二つ

 2010年8月26日、小沢氏が9月14日の民主党代表選出馬を決めてから、ネット世論とマスコミ世論の乖離が際立っています。いくつかの調査で、ネット世論では80%から90%台で圧倒的に小沢氏出馬を歓迎し、小沢総理実現への期待が高いのに対し、大手マスコミ世論調査では60~70%は、菅支持優勢です。見事に乖離しています。

(転載貼り付け終了)

 ネットアクセス国民と、大手マスコミ依存の国民では、対小沢氏への見方がまったく異なることがわかります。ネット世論に関しては、ネットウヨのネット投稿も少なくないので、左右一定のバランスが取れているのですが、それでも圧倒的に小沢支持優勢です。一方、大手マスコミ主導世論はほとんどがアンチ小沢一色です。

 その中で、8月28日の日経新聞には仰天しました。西部邁『小沢一郎は背広を着たゴロツキである』(飛鳥新社)の書籍広告がデカデカと出ています。この本は7月にでたようですが、高々3刷で、再広告を出しています。ちょっとクサイ。誰からかの飛鳥新社への広告出資があったのでしょう。小沢出馬への露骨ないやがらせです。

 このタイミングで、このような下品な広告を平気で載せる日経新聞のセンスを疑います。これは、小沢氏にとって名誉棄損であり、立派な犯罪行為です。

 また、元・東大全学連委員長で、元・東大教授の博識・論客の西部氏の了見を疑います。いくら、小沢批判者でも、自著にこんな下品なタイトルをつけられて平気とは、いったいどういう神経をしているのか、これで同氏は晩節を汚しました。

 ちなみに、いつも得意気にテレビで政治解説している岸井毎日新聞主筆は、ネットは見ないと告白していましたが、同氏とならび、上記、西部氏も、グローバル情報満載のネットを見ないで、本を書いているようです。こういう人たちは、テレビでふんぞり返ってエラソーに吼えれば、吠えるほど、滑稽で見てられませんね。

2.朝日新聞に異変あり?

 大手新聞、大手テレビ局は総じて、露骨なアンチ小沢であることが明らかです。それは、小沢氏が、アンチ・戦争屋(注1)かつアンチ悪徳ペンタゴン(注2)の最有力政治家だからです。

 この見方から、悪徳ペンタゴン系マスコミの代表・朝日新聞の報道に大きな矛盾が起きていることがわかります。それは、同新聞の2010年8月29日付けトップスクープです。菅総理の懐刀で、民主党内のアンチ小沢派頭目・仙谷官房長官の政治とカネ・スキャンダル記事です。このスキャンダルは些細なもので、とても大新聞・朝日の一面トップ記事にふさわしくありません。この事件がもっと大きなスキャンダルの糸口なら話は別ですが・・・。問題は、アンチ小沢の急先鋒かつ菅支持の朝日がなぜ、菅総理の懐刀・仙谷氏の些細なネタで、菅氏の足引っ張り記事を仰々しく書き立てたのか、という疑問です。

3.日本の政治家失脚工作には二つのルートあり

 そこで、筆者が推察するに、現在の日本において、政治家失脚工作には二つのルートがあるのではないかと考えます。

 ひとつは、米戦争屋謀略部隊主導のAルート、もうひとつは、悪徳ペンタゴン日本人(官僚あるいは官邸)主導のBルートです。

 Aルートの代表例、それは、親・戦争屋のはずだった安倍政権内の有力政治家失脚工作にあります(注3)。2007年夏、安倍内閣の政治家や関係者に次々、失脚工作が仕掛けられ、安倍内閣早期崩壊の要因になっていました。筆者の分析では、その仕掛け人は、米戦争屋謀略部隊ではないかと疑われました。親・戦争屋の安倍政権がなぜ?と疑問が湧きますが、戦争屋ボスは、小泉氏と比較し、気に食わない安倍氏のクビすげ替えを画策したのです。米国企業では、一般的に、雇われ社長のクビが簡単に飛びますが、これとよく似ています。つまり、日本をおのれの戦利品とみなす米戦争屋ボスの苛つきが、小泉政権後、安倍・福田・麻生・鳩山の短期交代をもたらし、今日に至っています。要するに、戦争屋ボスは小泉のような、彼にとってカワユイいいなり総理を求めていたのです。その意味で、小泉氏が米戦争屋を図に乗らした罪は極めて重い。筆者の属した米国組織での経験では、アメリカ人は実に図に乗りやすいと言えます。

 ちなみに、戦争屋ジャパンハンドラー配下の謀略工作部隊は、日本の有力政治家のスキャンダル・データベースを用意しており、必要に応じて、いつでも、気に食わない政治家を失脚させられます。

 次にBルートの代表例、それは、高橋洋一元・財務省官僚の失脚工作です(注4)。財務省の秘密をばらした彼は、財務省官僚とその東大同期の検察官僚に嵌められています。米戦争屋はおそらくノータッチでしょう。

いずれにしても、これまで、戦争屋と悪徳ペンタゴンは、WinWinの関係でしたから、AおよびBの相乗り失脚工作も多々あります。その代表例は、2009年2月、ローマG7における中川昭一・元財務大臣の失脚工作です(注5)。こちらは元ジャパンハンドラー・ロバート・ゼーリックと財務官僚と読売の共謀の罠に嵌められています(注6)。

4.菅総理の懐刀・仙谷官房長官失脚工作ルートは米戦争屋謀略部隊か

 米戦争屋も悪徳ペンタゴン日本人も、もっともコントロールしやすい自民党政権がベストなのでしょうが、今の民主菅政権は、かつての自民党政権に近いわけで、すぐさま衆院総選挙がない現時点、戦争屋と悪徳ペンタゴンが、仙谷氏を失脚させなければならない理由はまったく、存在しないのです。したがって、仙谷氏の失脚工作仕掛け人は、アンチ菅総理ということになります。菅ヨイショの最右翼・悪徳ペンタゴンマスコミ・朝日新聞がなぜ、仙谷失脚工作の片棒を担ぐのか?

 筆者の推論は以下の二つです。

(1)最近の朝日新聞のあまりの偏向ぶり、劣化ぶりにネット世論の批判が厳しくなっており、中立ジャーナリズムを装うための姑息な対策として、些細な仙谷スキャンダルを大げさに取り上げた。

(2)上記、米戦争屋(注1)の覇権がD系からJ系に交代、小沢支持であるJ系新ボスから、配下の戦争屋謀略部隊(宗教団体含む)に、民主内のアンチ小沢の頭目・仙谷氏への失脚工作が指令された。米戦争屋に従順な朝日は、やむなく、戦争屋(J系)に協力している。

 いずれにしても、今回の仙谷失脚工作は、上記Aルートだと思われます。

 元々、左翼系であった朝日新聞の政治記者連中も一枚岩ではないでしょうから、戦争屋覇権の交代にどう対応すればよいかに関して、社内コンセンサスはできていないと思われます。その証拠に、週刊朝日の山口編集長は朝日新聞本体に逆らって、堂々、小沢支持を表明しています。

5.悪徳ペンタゴンによる小沢攻撃が支離滅裂となる可能性あり

 悪徳ペンタゴンの宿敵・小沢氏への失脚工作は、過去、上記のAルートとBルートの合作であったとみられます。なぜなら、小沢・鳩山政権時代、すなわち、米戦争屋がD系の時代には、戦争屋と悪徳ペンタゴン日本人の利害が完全一致していましたから。ところが、米国戦争屋覇権がD系からJ系に交代すれば、話は違います。

 その意味で、今回の仙谷スキャンダル暴露は、AルートとBルートの利害が一致しなくなった証し、とみることができます。

 今後、悪徳ペンタゴン内で小沢失脚攻撃を巡って、大混乱が起きるでしょう。面白くなってきました。大手マスコミ依存の国民多数派は、大手マスコミが支離滅裂となって、さぞかし戸惑うはずです。

注1:米国戦争屋(D系)とは、

デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。

オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。

 なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。

注2:悪徳ペンタゴンとは、

元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。

日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。

すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。

注3:ベンチャー革命NO.233『安倍政権を攻撃しているのは何者?』2007年7月 8日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr233.htm

注4:ベンチャー革命NO.291『東大数学科卒の元財務官僚の窃盗容疑の背景』2009年3月31日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr291.htm

注5:本ブログNo.32『中川元財務大臣:衝撃の突然死を憂う』2009年10月5日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1590722.html

注6:本ブログNo.33『米国ジャパンハンドラーの露骨な信賞必罰みせしめ劇』2009年10月8日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1694966.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

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投稿日:2010/08/29 10:37

【353】「「日本一新運動」の原点(13) ── 偽造された「世論」は国を滅ぼす!」

「平野貞夫の『永田町漂流記』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月29日 00:01
「「日本一新運動」の原点(13) ── 偽造された「世論」は国を滅ぼす!」

 8月26日朝、小沢一郎は鳩山前首相と会談して、民主党代表選挙に出馬する決意を、礼節をつくして表明した。

 これで「日本一新の会」の期待通りの局面となり、とにもかくにも、この日本をどう一新するのか、国民の生活・経済の活性化・安全保障の確立などを徹底的に提起し、ポスト”ポスト冷戦”の国家戦略を打ち立てて、わが国の方向性をはっきりと示して欲しい。

 明けて、翌27日の新聞各社の社説を読んで驚いた。小沢氏の出馬について「小沢氏出馬 ── あいた口がふさがらない」(朝日)、「大義欠く小沢氏の出馬」(毎日)、「日本の進路を問う代表選に」(読売)、「『国のかたち』こそ争点だ」(東京)、「主導権争いだけの党代表選なら不毛だ」(日経)、「小沢出馬 国の指導者に不適格だ」(産経)と、みごとなまでに横並びである。タイトルにクレームをつけるのも大人げないとの思いはあるが、不思議なことに、いつ倒産してもおかしくない新聞社ほど、小沢に批判的なタイトルになっていることにお気づきの読者も多いと思う。

 じつにちんけな現象ではあるが、小沢のメディア改革を恐れていると解すれば胃の腑に落ちる。

 「新聞で食えなくなったら不動産で食う」と、私に豪語したのは朝日新聞の幹部だが、これが日本の巨大マスメディアの実体であり、社会の木鐸を自ら放棄していることから、健全なマスメディアは、日本に存在しなくなったといえる。他社の論説内容も似たり寄ったりであり、マスメディアの「大政翼賛会」を、自ら証明してくれている。

 検察審査会で審理中の問題についても、「起訴相当」の議決の可能性があるから出馬すべきでないとの主張をくり返している。この件の問題点については、再三この論説で述べたからくり返さない。

 主張は岡田外相と同じ意見だが、どうしてかくも憲法の原理や議会民主政治に無知な政治記者が多いのか。もしくは、その昔には持っていたはずの「記者魂」を大学に置き忘れたのか、新聞社のロッカーに仕舞いこんで「知らぬ顔の半兵衛」を装うっているのか。

 そうではなく、問題を意識して語っているのなら犯罪的行為であると指摘せざるを得ない。百歩譲って、彼らの論に従えば、議会民主政治は成り立たなくなることも再三述べた。再現すれば、首相にしたくない政治家を検察が不起訴にしても、検察審査会に申し立てて、メディアを使い棚上げにすれば、その政治家の自由な行動を阻止できるわけだ。

 小沢出馬表明の26日午後3時頃、関西テレビの電話インタビューに応じた。相手は山本というアナウンサーだったが、小沢氏が出馬を決意した経過を誠実に答えていたところ、「世論調査で80%の反対を押して出馬することはおかしい」とか、「起訴逃れの出馬か」という無礼千万な質問をした。「検察のリークでメディアが太鼓を叩き、鐘を鳴らして、小沢悪人の世論をつくりあげ、それを大衆にオーソライズさせる。悪質なのは君たちマスメディアだ」と、私は激怒して電話を切った。

 YOMIURI ONLINEに、政治へあなたの思い(http://sum.qooker.jp/O/election14/ja/sp1.html?from=yoltop)という投稿コーナーがあり、小沢氏の立候補に76%の人が「支持する」と答えているが、新聞各社は公式に発表する世論調査との乖離を説明して欲しいものだ。

 同じように、偽造された世論で国を滅ぼした例はドイツだけではない。この日本を戦争の道に導いたのは、当時の朝日新聞をはじめとするメディアだったことは歴史上の事実であり、戦後の新聞はその謝罪から再スタートしたのである。

 小沢出馬をめぐる各社の社説は、「いつか来た道」を、まざまざと思い出すものであり、危険きわまりない社会現象であることを、メルマガ読者諸氏も心に留めていただきたいと切望する。しかし、マスコミの中にも良心と正義を主張する「わずかな」勇士たちがいるので、その一つを紹介しよう。

 新聞各社が国を滅ぼしかねない社説を出した同じ日に、テレビ朝日のスーパーモーニングで、民主党代表選挙をテーマとし、小沢の出馬に関連して、「政治とカネ」が話題となった。生方幸夫民主党議員の小沢出馬批判に対して、週刊朝日の山口一臣編集長は「小沢さんの政治と金の問題は虚構だ」と明確に断言した場面を目にされた読者も多いと思う。反して、同じ民主党に所属する生方議員が、きまずそうにひと言も反論できなかったのが印象的だった。

 西松事件で大久保逮捕以来、私が主張してきたのは「何故、民主党は小沢氏個人の問題としているのか。検察ファッショとして、民主党への政権交代を阻止する検察のあり方を調査、追求すべきだ」であり、それは『小沢一郎 完全無罪』(拙著・講談社)を始めとして、あらゆる機会を通じて述べてきたとおりである。

 当時の菅代表代行を中心に、民主党として取りあげることを意識して避けたのは、今から思うと「小沢排除」の前兆であり、それを巧みに利用した、と仮定すれば、ただいま今日の現象すべてに納得がいく。

 小沢一郎が代表選に出馬することで、「政治と金」(ここは敢えて「金」とする)について説明するなによりもの良い機会となる。小沢氏本人もそのつもりでいるし、メディアも正面から聞き取ってくれれば、それで少しは報道の姿勢も変わるだろう。

 余談ではあるが、七月下旬、野中元官房長官と久しぶりに会う機会があり、その時に野中氏が、仙谷官房長官が『いろいろ』と相談に来ていることをふと漏らしたが、私はそれを聞いてたいへん驚いた。

 ところで、この機会にメディアに言いたいことがある。それは、私の経験則に従えば、「内閣機密費」が代表選に使われる可能性が大であることだ。例えれば、すでに毒饅頭を食べた顔、さらには、もうすぐ毒饅頭が手に入る顔、そしていかにも欲しそうにしている顔、こんなことは、よくも悪しくも50年近く永田町の片隅で生きてきた私には、テレビに映る政治家の、その顔、立居振舞を見ればほぼ分かる。

 これはまた、政治評論家、論説担当など、斯界にいる人々も同じであることも付記しておきたい。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/29 07:19

【352】「小沢政権は歴史的必然!円高ドル安・株安、米100ドル札発行、第3次大戦、中国経済崩壊の文脈が要請」

「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年08月28日 21時01分02秒
「小沢政権は歴史的必然!円高ドル安・株安、米100ドル札発行、第3次大戦、中国経済崩壊の文脈が要請」

◆朝日新聞が精神分裂気味である。8月27日付け朝刊の社説は「小沢氏出馬へ あいた口がふさがらない」との見出しをつけて「多くの国民が、あぜんとしている」「こっけいですらある」「視線が厳しい」「政党政治自体への冷笑がさらに深まっては取り返しがつかない」と記述し、まるで痴呆状態に陥っている。公器である新聞の生命線である「不偏不党、公正中立」という綱領基準や論理性は無視しての感情論一本やりだ。28日付け朝刊の社説は、やや正気を取り戻して「菅VS小沢 政策を競うのでなければ」との見出しで、「『小沢か、脱小沢か』の主導権争いだけにうつつを抜かしていたら、国民の気持ちは離れるだけだろう」と述べているものの、依然として感情論の域を出ていない。
 これに対して、テレビ東京の28日午前11時からの報道番組「週刊ニュース新書 側近が明かす”小沢総理”誕生マル秘シナリオ」は、秀逸だった。番組ホストの田勢康弘(政治ジャーナリスト、元日本経済新聞記者、現在、:日本経済新聞社客員コラムニスト)が、インタビュー相手に招いた小沢一郎前幹事長の側近・松木謙公国対委員会筆頭副委員長に「新聞のなかには、『小沢氏出馬へ あいた口がふさがらない』と」と報じているところもあります」と感想を聞き、これに松木氏は「開けたままにしておけばいいのではないですか」とさらりとかわしていた。
田勢氏は、小沢一郎政権誕生の暁に、実現して欲しい政策テーマとして、次の4つを要望していた。
 1つは、財政債権に財政再建に見通しをつけること。
 2つは、沖縄普天間基地移設問題を解決すること。
 3つは、北朝鮮による日本人拉致問題を解決すること。
 4つは、円高ドル安・株安を是正すること。
 最後に、田勢氏は代表選の勝敗について「私は、小沢さんが勝つと思う」と予測していた。田勢氏が占う国政選挙など選挙の勝敗に関する予測は、「よく当たる」と定評があるので、心強い。
◆さて、今回の民主党代表選は、政党内の単なる「コップの中の争い」「主導権争い」などと矮小化して見たり、特定候補者をこき下ろしたり、コケにしたり、あるいは、どちらの馬が勝つかといった丁半バクチの対象の如く扱っては、破綻の淵に立たされている日本の窮状や困難を見失ってしまう。そうではなくて、いまどのような世界情勢の中で、また歴史的に見ていかなる局面において行われようとしているのか、そこにはどんな文脈が隠されているのかを読み取ったうえで、だれが国家最高責任者として相応しいかをしっかりと見据えていかなくてはならない。
◆しかし、大事なのは、大局観である。状況把握は、小状況、中状況、大状況に分けて見るのが常道だが、そんなところに目をとらわれてはいけない。大局観をつかむのである。剣豪・宮本武蔵は著書「五輪書」の「水の巻」のなかで、「兵法の目付けといふ事」とう一節を設け、「観見二つの事、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也」といわゆる「マクロの目」と「ミクロの目」について説いている。
 「観」とは、心で観ること、仏教の「観智」(物事一切を観察して、根本の理を悟る智恵)。「見」とは、肉眼で見ること。①戦闘の際の目配りは、大きく広くすることである。②観の目を強く、見の目は弱くして、遠いところを的確にとらえ、身近なところの動きから大局をつかむ。③目の球を動かさないで、両脇を見ることも大切である。
 昭和54年10月の世に言う「40日抗争」の最中、福田赳夫前首相(当時)から激しい抵抗にあった大平正芳首相(同)が、どういう心構えで臨めばいいかを坂本三十次元労相(第二次海部内閣の官房長官、三木派の重鎮)に訊ねた。石川県鳳至郡(現鳳珠郡)穴水町の「森林王」、剣道7段の坂本元労相は、こう応えた。「まなこは、遠山を望むが如し、掌(たなごころ)は、生卵を握るが如し」。大平首相は、「生卵ですか」と言ったという。
◆日本が、直面している国難とは、何か。大局観に立てば、以下のように整理される。
 ①2001年9月11日、ニューヨーク、マンハッタン島のトレードセンター2棟に2機の航空機が激突、ペンタゴンにも突入、ピッツバーグでは、撃墜されてバラバラ機体が発見されている。この事件を境に、世界の覇権は、ディビッド・ロックフェラーから、ロスチャイルドとジョン・D・ロックフェラー4世に移った。にもかかわらず、ディビッド・ロックフェラーは、相変わらず覇権維持を続けようとした。
 ②ブッシュ大統領は、イラク戦争の長期化により、再び双子の赤字を生み出し、2期8年の在任の最後の2年、ディビッド・ロックフェラーがオーナーのシティグループの宿敵であるゴールドマンサックス社から嫌がるヘンリー・ポールソンCEO(ジョン・D・ロックフェラー4世がオーナー)を無理やり引き抜き財務長官に据え、財政健全化に着手する。
 ③サププライム・ローン破綻により、金融危機に陥った米国、欧州勢が、日本を包囲して「円高ドル安」「円高ユーロ安」「株式の全面安」と各国の輸出促進を企て、対日攻勢をかけてくる。このために日本は、巨額の国益が損失する。
 ④米国は、2011年2月に、新100ドル札の発行を開始する。実質的なデノミにより、日本経済は、大打撃を受ける。
 ⑤2011年、イスラエルVSイラン、インドVSパキスタン、中国VSインドの間で、核戦争勃発。フリーメーソン世界では、米国ブッシュ前大統領とディビッド・ロックフェラーが計画しているとの情報を把握している。第3次世界大戦(人類史上初の本格的核戦争)勃発となる。幹首相は、核廃絶に消極的であり、結局的に核戦争容認と見られている。
 ⑦2016年頃、中国経済が大崩壊する。このため、ロスチャイルド財閥(ジョン・D・ロックフェラー4世と一体)は、この時期を直前に控えて、投資資金の一斉引き揚げを敢行する計画という。
 なお、ロスチャイルド財閥(ジョン・D・ロックフェラー4世は、小沢一郎政権が誕生すれば、巨額投資を日本市場に行うと言い、実現すれば、日本経済は再生されて、景気が力強く上昇していく可能性が大である。民主党代表選に小沢前幹事長が敗北すれば、離党は回避できず、新党結党、自民党の一部などとの大連立に向かう。どちらにころんでも、小沢一郎政権が誕生する。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/29 07:13

【351】「山口一臣(週刊朝日編集長)が小沢擁護論を展開」

「毒蛇山荘日記」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010-08-28
「山口一臣(週刊朝日編集長)が小沢擁護論を展開」

昨日のテレビ朝日の「スパモニ」(2010/8/27)という番組で、先日、拙ブログでも取り上げた山口一臣(週刊朝日編集長)が、生方幸夫(民主党衆議院議員)と論争するという形で、「政治とカネ」という実体のない擬似問題をめぐって、小沢擁護論を展開し、無知と不勉強を絵に書いたような生方を一方的に論破したようである。以下は、その時の遣り取りであるが、生方幸夫を初めとして、菅内閣の閣僚達が、代表選の争点として繰り返している小沢一郎の「政治とカネ」問題が、実は、マスコミと検察によるデッチアゲであり、虚構であることが、次第に、多くの日本国民にも、理解され始めていることを示しているように思われる。それを知らずに、テレビや新聞のデッチアゲ情報を鵜呑みにして、自分の頭で考えることも放棄して、そのまま小沢攻撃に悪用しようとしている菅直人陣営は、大恥をかかされることになるかもしれない。昨日のテレビ朝日の「スパモニ」(2010/8/27)という番組における山口一臣(週刊朝日編集長)の発言が示しているように、すでにその兆候は現れつつあると言わなければならない。

テレ朝「スパモニ」(2010/8/27)

民主党 分裂の危機!?

生方幸夫(民主党衆議院議員)

「『政治と金』の問題をクリアしていない人間が、仮に総理大臣になったら国会は動かないじゃないですか、その問題ばっかりで・・・」

山口一臣キャスター(週刊朝日編集長)

「でもね、『政治と金』の問題って具体的に何なんですか」

生方

「それは検察審査会でやってる問題、それから政治資金に関連した問題だって疑惑があるのに我々キチンと説明されてませんからね」

山口

「そこはね。やっぱり冷静に考えなきゃいけないと思っていて、今問題になっている第5検察審査会で議論されている被疑事実について何処もキチンと伝えてないんですよ。要するに被疑事実は何だか知ってますか?」

生方

「被疑事実は政治資金規正法違反ですかね、それは勿論」

山口

「その中味ですよ。要するに平成16年に土地を買ったのに、土地を買った事実を記載してなくて、平成17年の報告書に書いてあったというそれだけの話なんです」

生方

「いや、だからそれだけの話しではなくて、政治資金がどこかの幹事長の所に行って、幹事長から先どこかに行ってしまったという・・・」

山口

「それは検察審査会で審議していることじゃないですよ」

生方

「それは違いますよ。だから『政治と金』は検察審議会だけじゃないですら」

・・・・・・・・・・

山口

「せっかく小沢さんという政治家をあぶり出したわけですから、政策がどう違うのかとか、政治手法が違うんだったら批判してもいいですよ。人柄とか人間性としてね、リーダーにふさわしくないというならアリなんですけども、『政治と金』の問題というのは、これは虚構ですから」

生方

「虚構ということはないでしょう、それは」

生方幸夫は、「政治とカネ」問題を馬鹿の一つ覚えのように、繰り返しているわけだが、しかし、生方が、すでに郷原信郎弁護士等の言論活動によって、多くの一般国民には一目瞭然となっているにもかかわらず、「小沢一郎事件としての『政治とカネ』問題の欺瞞と虚構」の政治的背景とその意味をまったく理解しておらず、この問題に関して一般庶民よりも無知無学であるという現実が、ここに暴露されている。たとえば、生方が、「『政治と金』の問題をクリアしていない人間が、仮に総理大臣になったら国会は動かないじゃないですか?」という発言を捉えて、山口が、「『政治と金』の問題って具体的に何なんですか?」と問い返しているが、その後の生方の発言が興味深い。要するに、生方は、検察審査会の議論の中身を知らない。漠然と「贈収賄疑惑」だと思っている気配があるから、頓珍漢な話が延々と続くことになる。しかし山口は、「今問題になっている第5検察審査会で議論されている被疑事実について何処もキチンと伝えてないんですよ。要するに被疑事実は何だか知ってますか?」と具体的に問うている。さらに、検察審査会で議論されている被疑事実については、「要するに平成16年に土地を買ったのに、土地を買った事実を記載してなくて、平成17年の報告書に書いてあったというそれだけの話なんです」と言っているが、生方は、まともに反論できない。生方は、検察審査会で議論されている被疑事実すらよくわかっていない。だから、生方は、こんなことを言う、「いや、だからそれだけの話しではなくて、政治資金がどこかの幹事長の所に行って、幹事長から先どこかに行ってしまったという・・・」と。それに対して、山口は、すかさず、「それは検察審査会で審議していることじゃないですよ」と生方の無知無学ぶりを暴露している。仕方なく生方は、「それは違いますよ。だから『政治と金』は検察審議会だけじゃないですら」と見当違いの反論をしているが、生方が、小沢事件の中身もその政治的背景もほとんど勉強していないことは明らかである。一般庶民の方がまだよく知っていると言わなければならない。一般庶民が知っていることをさえ知らずに、堂々とテレビ出演し、見当違いの小沢批判を繰り返すことによって、無知無学と馬鹿ヅラの正体を晒しているというのが生方幸夫代議士であり、最近の民主党や自民党の政治家たちの姿であるとでも言うほかはない。テレビ出演して馬鹿ヅラを晒す暇があったら、小沢一郎の政治家としての豪腕の源泉や足跡でも研究し、小沢一郎という近来、稀に見る大政治家の爪の垢でも煎じて飲むべきである。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/28 18:01

【350】「代表選ネット調査が主権者国民の真実を反映」

「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月28日 (土)
「代表選ネット調査が主権者国民の真実を反映」

9月14日までの18日間、主権者国民はマスゴミの情報操作を監視しなければならない。偏向報道を行う民放番組、新聞を糾弾し、スポンサーに対する不買運動を行うべきである。
 
 報道に対するオンブズマン活動を展開する必要がある。
 
 「植草事件の真相掲示板」へのマッドマン様投稿記事が紹介くださっているが、一部メディアがネット上で民主党代表選に関する調査を実施している。
 
 マスゴミのいかがわしい街頭100人アンケートなどの世論調詐とは異なり、不正が介在する余地が少ない。
 
「スポーツニッポン」は8月28日付記事
「菅首相より小沢新首相…サイト調査で圧倒8割」
で、サイト調査結果を報じている。
 
「スポニチは公式サイト「スポニチ・アネックス」で緊急アンケートを実施したところ、有権者からの支持では意外にも?小沢氏が圧倒的な強さをみせている。

 スポニチは26日の小沢氏の出馬表明を受け、同日午後4時からアンケートを実施。最終集計では一方的な結果が出た。

 1676人から回答があり、「菅首相と小沢氏のどちらが民主党代表(首相)としてふさわしいと思うか?」の問いに対しては、約80%にあたる1336人が小沢氏。「小沢氏が立候補を表明したことについてどう思うか?」の問いでは約82%の1371人が「出馬した方が良い」とした。

 テレビなどは、小沢氏の「政治とカネ」問題を再び繰り返し伝えるなど“反小沢”報道も目立つが、有権者の反応はやや違っていた。ジャーナリストの江川紹子氏は「メディアは小沢氏のダーティーなイメージを作り上げている。そんなイメージ先行報道に辟易(へきえき)した有権者が、積極的に意思を示した結果では。知りたいのはこれからの日本をどうしたいのかという具体的な内容。政策論争を深めるような報道をしてほしい」と指摘する。」

 主権者国民の本当の声が初めて伝えられ始めた。
 
 日本テレビ街頭アンケートを放送したのは、日本テレビの夕刻ニュース「NEWS EVERY」である。映像を分析し、不正の疑いがあれば、BPOなどに届ける必要がある。
 
 ネット上では、これ以外にも読売新聞がYOMIURI ONLINEが代表選ネット調査を実施しているが、この調査でも小沢氏支持が菅氏支持を圧倒している。ライブドアのネット調査も同じ結果を示している。
 
 主権者国民は菅直人氏の欺瞞を見抜いている。代表選が実施されることが判明すると、途端に町工場の訪問を始めた。見え透いたパフォーマンスは国民の不評を買うだけである。麻生太郎元首相とまったく同じパフォーマンスだ。
 
 菅直人氏は参院選に際して、「参院選が菅政権に対する信任投票だ」と明言し、その参院選で大敗したのだ。主権者国民が「不信任」を明示したのだ。
 
 この経過を踏まえて辞任しないことに、菅氏はどのような説明をしているのか。他人に説明責任を求める前に、自分の説明責任を果たすべきなのだ。
 
 菅首相の、①対米隷属、②官僚利権擁護、③市場原理主義・財政再建原理主義、の基本方針に対して、
小沢一郎氏は、①対等な日米同盟、②官僚利権根絶、③共生主義・国民の生活が第一、の基本方針を提示している。
 
 主権者国民は小沢一郎氏が提示した方針を支持して、昨年8月の総選挙で政権交代を実現させたのである。菅直人氏が政権交代の内容を変質させてしまい、参院選で不信任を受けた。
 
 この参院選結果を踏まえて、民主党が原点に回帰すべきことは当然である。
 
 ネット上では、「報道オンブズマン日本」様が「新聞・TVについての1千人アンケート」を実施されている。途中結果が公表されているが、マスゴミの偏向報道を多くの主権者国民が認識している実態がはっきりと表示されている。
 
 主権者全員が報道オンブズマンにならなければならない。
 
 ネット世論が主権者国民の真実の声を表示し始めた以上、公共電波を支配するマスゴミも虚偽報道をいつまでも続けるわけにはいかなくなる。
 
 マスゴミを支えているのはスポンサーである。スポンサーを支配する力は、最終的には消費者である主権者国民が握っている。主権者国民は不買運動などでスポンサーに対する影響力を行使して、マスゴミの不正是正を迫ってゆかねばならない。
 
 これからの18日間、最重要攻撃対象は、虚偽報道により情報操作を展開する偏向マスゴミである。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/08/28 17:56

【349】「世論調査でも、小沢氏が圧倒している」

「反戦な家づくり」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010-08-28(Sat)
「世論調査でも、小沢氏が圧倒している」

どこでどうイジられているか分からない新聞やテレビの世論調査はともかく、ボタンを押した途端に1票づつ増えていくインターネット上のアンケートでは、どれを見ても小沢一郎が菅直人を圧倒している。

livedoorニュース
【民主代表選】菅首相と小沢氏、どちらをより支持する? 

小沢一郎 60.5%  菅直人 39.5%  (8342票)

Infoseek 内憂外患
【twitterアンケート】民主党代表選、あなたならどうする?

小沢一郎 95% 菅直人 4% (1734票)

スポーツニッポン
「菅首相と小沢氏のどちらが民主党代表(首相)としてふさわしいと思うか?」

小沢一郎 80% 菅直人 不明 (1676票)

(投票画面はこちらhttp://www.sponichi.co.jp/vote/society/question100826.htmlだが、継続中かどうかは不明)

三つの調査を平均すると、68%以上の人が小沢氏に代表=総理大臣になってもらいたいとおもっていることになる。

ネットということで、年齢層などの偏りはあるかもしれないが、それを差し引いても、まったく公平性の保証されない街頭インタビューなんかよりは、ずっと信憑性がある。

日本テレビ代表選街頭アンケートにねつ造疑惑?
植草一秀の『知られざる真実』 より

 場面は街頭での100人アンケートである。小沢氏と菅氏のどちらが望ましいかとの調査だった。調査の途中の場面が画面で示された。この場面では、小沢氏支持と菅氏支持がほぼ同数であった。ところが、100人を調査し終えた段階のパネルが示されると、菅氏が7割支持で圧倒的多数を占めた。

(引用以上)

しかも、おどろいたことに、マスゴミ各社は、小沢氏が正式に出馬表明してからは、正式な調査をしていないのである。

ウワサ話の段階で19日にフジ 新報道2001 が首都圏の500人へ電話調査している

【問3】民主党の代表選挙で、小沢前幹事長が、自らの立候補を検討する意向であることがわかりました。あなたはどう思いますか。
立候補すべき 19.8%
立候補すべきではない 75.8%

これだけマスゴミで叩かれ続けている小沢氏を、マスゴミからの電話で「支持します」と答えるのは、相当勇気が要る。
電話番号を控えられて、ブラックリストに加えられるのでは、と心配してしまう。
そこまでいかなくても、ある強い傾向を持っている相手に対し、反対の意見を言うことは、一般に日本人は苦手だ。

「諸悪の根源」だとか、「開いた口がふさがらない」とか、人格攻撃ともいえるおぞましいばかりの報道を連日繰り広げておきながら、電話をかけて「小沢さんを支持しますか?」と聞かれても、そうおいそれと「はい」とは答えられない。

しかし、ネットの投票は、完全に無記名で、マスゴミの調査のようなバイアスはあまりかからない。
だから、3分の2が小沢支持 というネットの調査の方が、信憑性があると思える。
少々割り引いても、多くの国民は少なくとも、菅直人よりは小沢一郎のほうがマシだ と思っているのである。

民主党議員の皆さん。
この事実に、心を強くもち、これから先の国民の暮らしを真剣に考えて、代表を選んでいただきたい。

また、「政治とカネ」は、小沢氏の問題ではなく、企業献金を禁止するかどうかの問題。
小沢氏について、どこに「政治とカネ」の問題があるのか、説明できる人は説明を試みたらいい。
「検察審査会が・・・」とか「水谷建設が・・・」とか、言いかけて、口ごもり、結局何の根拠もない、空中に浮かぶ妖怪のようなものだということが、分かるはずだ。

これについては、郷原信郎氏のツイートを再掲する

これからの連続ツイート、全国の民主党議員、党員・サポーターに届くよう大拡散をお願いします。常々言っているように私は小沢氏の支持者でも擁護者でもありません。しかし、「政治とカネ」の問題で代表選での政策論議を封殺しようとする企みは許せません。堂々と政策論を戦わるべきです

以前から言っているように、第5検審が「起訴相当」とした「被疑事実」は、不動産取得時期と代金支払時期の「期ズレ」だけです。こんな事実で再度の起訴相当議決はありえません。万が一あっても、絶対に無罪です。

この「政治とカネ」の問題が検察の暴走と検察翼賛メディアによって作り上げられたものだったことは、私の著書「検察が危ない」(ベスト新書)の冒頭70頁を読んでもらえば容易に理解してもらえるはずです。

民主党の全議員、全党員・サポーターの皆さん。代表選挙までの間、「厄除け」に「検察が危ない」を携帯してください。その「厄災」とは、「政治とカネ」という意味不明の呪文で8年ぶりの民主党代表選を蹂躙する動きです。財務省ベッタリの菅政権では「政権交代」の意味がありません

しかし、一方で、小沢氏のバラマキ的な積極財政は新たな利権や歪みを発生させる可能性があります。慎重に考えるべきだと思います。積極的な経済政策によるデフレの脱却と財政の健全化とをどう調和させていくか、菅氏、小沢氏がしっかり政策論議を戦わせるべきです

「政治とカネ」の問題が法的にはいかなる事実がどのように刑事手続の対象になったのか。その他に社会的には何が問題にされ、それは何の根拠に基づいているのか、政治家の評価の問題として政治全体の中にどう位置づけられ、現在の政治にどう影響するのか、しっかり考えてから物を言うべきです

(引用以上)

民主党の皆さんが、世論といわれているものに影響されるのは無理もない。
が、本当の姿をキチンと見ることができる政治家であるかどうか、いま、民主党の議員さんたちの真価が問われている。

誰に投票するのか。それは何故か。
これによって、同じ民主党の国会議員であっても、天と地ほどの違いが生じる。
そして、それが次の選挙で結果となって現れる。

そのことを、よくよく肝に銘じて、代表戦に臨んでいただきたい。

(転載貼り付け囚虜(宇)

投稿日:2010/08/28 17:53

【348】「日本の「劣化」を憂う小沢一郎氏と「劣化の象徴」朝日の捏造記事」

「日々坦々」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010/08/28(土) 12:17
「日本の「劣化」を憂う小沢一郎氏と「劣化の象徴」朝日の捏造記事」

マスメディアの偏向報道は、とにかく無視するに限る。

もう言っていること、主張していることがメチャクチャで捏造記事も出てきた。

特に朝日新聞系列がひどい。

小沢さんとの会談後、連合の古賀氏がインタビューに応じていた。

それに関して朝日は次のように書いている。

「このままでは民主分裂」 連合会長の直接仲裁も不発(asahi.com 2010年8月28日0時53分)
≪「このままでは民主党が分裂する」。連合の古賀伸明会長は27日、9月の民主党代表選に立候補する菅直人首相と小沢一郎前幹事長に直接、対決回避を促した。最大の支持母体として党内二分の様相を懸念しての仲裁だが、両氏の歩み寄りはなかった。 古賀氏は菅首相に電話し、「一致結束した体制を築けないか」と要請。首相は「その通りだ」と答えたという。 続いて、連合を訪れた小沢氏にも同じように働きかけたが、小沢氏は「そう思っていたが、(首相に)そういう意思がないということなので」とさらり。古賀氏は首相との電話のやり取りも伝えたが、それ以上の議論にはならなかった。 その後、古賀氏は記者団に「2人がガチンコで戦えば我々の組織も二つに割れかねない。両氏の対決をやめられないか。話し合いの余地は残っている」と語った。≫

この古賀氏のインタビューはテレビで見たが、カンさんと電話で話したという部分は次のようなものだった。

「今日の朝、菅総理から電話がありまして、知っていたんじゃないですかね、今日小沢さんと会うことになっていることを・・・」

カンさんから古賀氏へ電話したとはっきり言っているのである。

この部分を活字にしているメディアはなく、探しても見つからなかった。(※その後見つかる)

朝日はこの記事の中で、古賀氏が菅首相に電話したと、完全に捏造している。

これは、挙党体制が築けないのは小沢さんに問題がある、ということを強調する記事の主旨が初めにあり、それに沿う様に記事を書くための味付け程度に、古賀氏がカンさんに電話したというほうが格好がつく。
それだけ古賀氏が挙党体制を望んでいる、としたかったのが、記事の構成上そのほうが都合がよかったのだろう。

菅さんが脱小沢路線を引っ込めなかったことに原因があるにもかかわらず、小沢さんに、その責任をなすりつけるための演出効果を高めるために、捏造したといえる。

古賀氏も党分裂回避を模索し、カンさんもそれを望んでいるが、小沢さんがその気がないということを言いたいのだ。

(読売の記事に次のように書いてあったのが見つかった)

≪首相側は小沢氏の活発な動きに警戒を強めている。首相は27日、小沢氏の連合訪問前に古賀氏に電話し、「本来なら早めにお邪魔しないといけないが、時間がとれない」と釈明した。≫(参照)

こういう記事に限らず、特に代表選に関する記事は、メディアの劣化が激しいことがよくわかる。

円高対策についても、小沢さんが出馬を決意する前までは、菅さんの無策を批判していたマスメディアが、出馬宣言後は、何かと小沢さんに結びつけ、こんな時に代表選などやっていてもいいのか、という論調に変わっている。

「普天間問題」と「政治とカネ」で鳩山・小沢を追い込んだように、マスメディアの攻勢に素直に受け入れてしまう国民が、悲しいかな、まだまだ少なくはない。

この週末、議員が地元に帰ると、そうしたマスメディアの論調を鵜呑みにした支援者たちが、小沢支持を掲げる議員に食って掛かるだろう。

また、報道各社は「世論調査」という世論操作を次々と打ち出し、小沢氏出馬反対を轟(とどろ)かせることになる。

カンさんが鳩山さんと再び会談することになっているようだが、劣勢が伝えられるカンさんは、何を言ってくるかわからない。

菅・鳩山両氏、30日に再会談へ (産経ニュース 2010.8.28 01:32)   
≪9月の民主党代表選をめぐって、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相が30日に再会談するため、調整に入ったことが27日、分かった。首相が再会談の希望を伝え、鳩山氏が応じた。同党幹部が明らかにした。
再会談で首相は、代表選で再選されれば挙党態勢をとる考えを伝え、代表選を有利に運びたいとの狙いがあるとみられる。しかし、党内には菅、小沢両陣営が熾(し)烈(れつ)な多数派工作に入っており、小沢陣営は再会談に反発しそうだ。首相と鳩山氏は25日夕、首相官邸で、小沢一郎前幹事長の代表選出馬回避のため会談を行った。鳩山氏は挙党態勢の構築を理由に、「脱小沢」路線の撤回などを求めたが、首相は応じなかった。・・・≫

モスクワにまで電話をしたようだが、鳩山さんは出なかったようだ。

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鳩山氏は電話に出なかった (産経ニュース 2010.8.28 01:15)  
≪民主党前幹事長、小沢一郎が代表選出馬を表明した26日夜(日本時間)、モスクワに滞在中の鳩山由紀夫の携帯電話が2度鳴った。だが、鳩山は出なかった。電話は首相の菅直人からだった。
鳩山は訪露前に小沢支持を表明している。その鳩山に対して、菅には何の用事があったのか。そして、鳩山はなぜ電話に出なかったのか。鳩山グループの中堅は、菅の電話の意図をこう見立てる。
「菅さんは、鳩山さんが29日に帰国したら会談し、人事で妥協案を示すつもりではないか。例えば鳩山さんを幹事長にするとか」
一方、鳩山が出なかった理由について、周辺は「盗聴される恐れがあったから」と説明する。だが、鳩山はモスクワで記者団に、自身が掲げてきた「友愛」の理念が菅の政策には十分に継承されていないと批判している。鳩山はあえて電話に出なかったのではないかという憶測が党内の一部に広がった。≫

まあ、カンさんの焦りがわかるというものだ。

カンカラカンの意味がよくわかる事例も出てきている。

カンさんの空(むな)しいパフォーマンスの数々は、見ているこちらが虚(むな)しくなる。

前日はホテルニューオータニの高級寿司店「久兵衛」で食事しておきながら、一転、次の日は報道人に事前に伝え、ラーメン食べて庶民派をアピール。

円高対策で、町工場?に得意の視察。ただ見るだけで何もしないことは明確。

死刑執行する東京拘置所の「刑場」、このタイミングで公開したのも、全ては代表選につながっている。

まだ、正式にスタートしていない代表選は、9月1日告示から14日投開票まで、ますます過激化してくる。

マスメディア、官僚、閣僚を総動員して、小沢さん攻撃が過激化してくるだろう。

120年間の歴史で、築き上げられてきた強靭な官僚機構による既得権益組織は、その歴史の中で何度かメスを入れられる機会があったが、ことごとく封殺してきた。

脱官僚を掲げて政権交代を果たした民主党も、カンさんが総理に就任してからというもの、完全に官僚支配が復活し、自民党政権下以上に操り人形と化す様相を呈している。

そんな強固な官僚機構と対決し、真の国民中心の政治を実現できる、最後の砦が小沢一郎という政治家である。

この民主党代表選は、日本の今後、10年先、20年先がかかっているといえる。

細川政権崩壊後、日本は急速に国力が衰え、自信と誇りを失くして世界の潮流(冷戦構造からの脱却)からも外れてしまった。
日本の将来の方向性を決定付ける真の改革者として、また既得権益の破壊者として、最後の希望の星として、小沢一郎氏を守らなければならない。

代表に選ばれたとしても総理になれるかは未知数だ。我々、小沢支持者にとっては、油断は禁物である。

小沢さんは日本の「劣化」について、先日の「小沢一郎政治塾」の講演で次のように語っている。

≪あらゆる分野で、最近、「劣化」という言葉が使われておりますけれども、勿論、私ども政界においても、官界においても財界においても、一般社会においても、そういう精神の荒廃といいますか、日本人の劣化というのは急速に進んでいるように思えて、その点が心配でなりません。≫

しかし、必ず日本人にはこの難局を乗り越えられると、明治維新を例にとって語っている。

≪(本来日本人は)精神的な豊かさと、大きなそして強い心をもっておった。だからこそ、侍の支配する封建制からいっきに、ヨーロッパで言えば近代革命と市民革命を一緒に成し遂げたような、明治維新が出来上がった、ということだろうと私は思っています。そういうように非常に日本人のそれなりの美徳といいますか、高いモラル、文化をもっておったと。≫

根底には、日本の、そして日本人の持っている”良心”を、小沢さんは信じていると言える。

今は、マスメディアによって曇らされ、欺かれている真実を見る目を、国民の本来もっているであろう”良心”に訴えかけていくことで、開かせ、気づかせることができる、と。

総理として矢継ぎ早に国民のための政策を打ち出していけば、必ず理解される。

それまでは、気が抜けない日々が続きそうだ。

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