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副島隆彦 投稿日:2021/07/22 21:54

【2739】[3192]明日のオリンピック開会式、直前のゴタゴタについて

副島隆彦です。今日は、2021年7月22日(木)です。
 明日23日の夜の オリンピックの開会式は、とっても質素というか、無観客の 観客席を真っ黒にして映さないようにして、貴賓席の 招待客だけを、うまい具合に浮かび上がらせるようにして、きっと、みっともない限りの、“お祭りテレビ番組”にするだろう。

 ただのテレビ番組だ。 国民はそれで十分だ。各国の選手団の入場行進も 葬式の葬列のようだろう。何か派手な企画で、盛り上げようとしても、それでも白(しら)けきった感じで、それを世界に向かって放映して、ハイ、これで終わりです、にするだろう。

 これでいい。日本は自ら恥をさらして真っ裸で、「お前たちが、そんなに、日本をこき使って、馬鹿にして、こんなお祭りをやらせて、それで、大金(2千億円ぐらいか)を踏んだくりたい、というのなら、そうすればいいじゃないか」と、我慢に我慢でこの時期をやり過ごせばいい。日本は、ディープ・ステイト(陰に隠れた世界支配者ども)の奴隷国家にさせられた、哀れで惨めな国として、この真実を世界に曝(さら)け出せばいい。

 私は、こうなったら、一切隠しごとをせず、ボロボロに襤褸(ぼろ)が見える、みっともない限りの開会式にして、それで「日本としては、やれるだけのことはやりました。あなたたちの命令にすべて従順に従いました。何か文句がありますか」と居直ればいいと思う。どうせ、日本の政府を始め日本の支配層は、トーマス・バッハIOC会長(追い剥ぎ男爵  Baron Von Ripper-off バロン・フォン・リッパーオフ )と、すでに思いっきり大げんかをして互いに口もききたくない、という憎み合いの感じになっている。ヨーロッパ貴族のきたならしい本性を丸出しにして、頭ごなしに、日本の組織委員会と日本政府を怒鳴りつけ命令する。天皇でさえ、こいつらに怒って態度を硬化させている。

 バッハたち、強欲の限りの、傍若無人のヨーロッパ貴族どもに対して、日本ができるぎりぎりの抵抗は「はい、オリンピックをやりましたよ。これでいいんですね」と、我慢に我慢の大人の態度に徹することだ。

 明後日から8月8日まで(そのあとパラリンピック8月24日から9月5日)、どんどん、さっさとオリンピックの競技を、審判と選手たちだけで終わらせればいい。もともとスポーツ競技なんて、その程度のもので、ただの「見世物」だ。くだらない。もうオリンピックなんか廃止すればいい。ノーベル賞と一緒に。ヨーロッパ王族、貴族どもの世界民衆への支配と洗脳の道具に過ぎないのだから。

 ホテル・オークラで、昨日まで開催されていたIOCの大会で、2032年(次の次の次)のオリンピックは、オーストラリアのブリスベーン(オーストラリアのハワイ、である、ゴールド・コーストの近くの都市)に決まったそうだ。だが、もう、この大会は行われないだろう。その前に、2024年のパリでみすぼらしい限りの開催になって、その次の、2028年のLA(ロスアンジェルス)大会で終わり、となるだろう。私はこのように予言しておく。

 今、世界を支配しているディープ・ステイト the Deep State は、大きくふたつに分裂しているようだ。古くからのディープ・ステイトであるヨーロッパの王族と貴族どもは、「何が何でもオリンピックを開催せよ」である。それに対して、アメリカの大富豪たち(マサチューセッツ州やペンシルバニア州に隠れ住んでいる、社会の表面には決して出てこない、巨大地主たちで大企業の株もたくさん持っている)からなるディープ・ステイトは、「オリンピックなんか、やめてしまえ」である。 

 この対立と憎しみ合いが、コロナウイルスの、彼ら自身による撒き散らしの馬鹿騒ぎ、と混合して、世界は滅茶苦茶になっている。彼ら世界の支配者どもの内部に、大きな分裂と亀裂(きれつ)が入っている。このように考えないと今の世界の奇妙な狂騒(きょうそう)状況を理解できない。

 今日(22日)の昼、報道されたが、奇妙なゴタゴタが、日本の組織委員会で起きた。私は、お笑い芸能人や、テレビ女優、アナウンサーたち(すべて同じオカメ顔に見える)のことは何にも知らない。 以下の記事の通り、「 開会式でショーディレクターを務めるコメディアンの小林賢太郎さん(元ラーメンズ)」が、突如、解任された。若い人たちが騒いでいる。

 以下の記事に出てくる、「 米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は7月21日、「反ユダヤ主義の発言」として非難する声明を発表した」となっている。
 悪名高い、被差別(ひさべつ)糾弾(きゅうだん)人権(じんけん)団体の、SWC( サイモン・ウィーゼンタール・センター)が、出てきて、それで、日本の大会組織委員会が、震えあがって、それで、この小林賢太郎というお笑い芸能人あがりのショーディレクターが、潰(つぶ)された。

 23年前の古い一抹のお笑い芸のことで。何ということだろう。ユダヤ人ジョークをやっただけのことで。それに対して、ユダヤ人の悪質団体のSWC は、待ってましたとばかりに、事前の計画通りに動き出した。「シモン・ヴィーゼンソール・センター」とも読むことが出来る、カリフォルニアのSF(サンフランシスコ)に本部がある、恐ろしい言論弾圧集団だ。ここには、ホロコースト歴史博物館もあって、気持ちの悪い、ユダヤ人収容所を再現した空間で苦しんでいる蝋人形がたくさん置かれている。こいつらが安倍晋三たち統一教会と事前に示し合わせて仕組んだ策略だ。

安倍晋三は、おととい、開会式直前になって開会式への参加を取りやめる、と発表した。自分が、2013年に日本に招致して、今も「JOC名誉最高顧問」のくせに。だから、今回のユダヤ人種差別騒ぎを画策した張本人だ。

 SWC、こいつが出てくると、日本の新聞社、テレビ局や、出版社、そして大企業、日本政府は、真っ青になって、ブルブルと震えて、ひたすら平身低頭して、さらには土下座のようなことまでする。そしてカネを取られる。
 これまでに、何十回も、日本の出版社や新聞社(驚くことに産経新聞までもが)は、このSWC( アメリカでは、the Center ザ・センターと呼ばれる。ああ、おそこか。鼻つまみ者の、ひでえ野郎たちだ、の意味だ) に痛い目に遭っている。

 私、副島隆彦は、このSWCが、社会の表面に出てくると、途端にきわめて不愉快になる。特に、ここの エイブラハム・クーパーという、ホモの副所長が、自分が名指しにして糾弾した、日本のメディア人間たちに面会して、抱きしめる様子は、吐き気がする。
 こいつらと公然と政治思想と言論戦で闘える強固な思想集団を、日本は作らなければいけない。

(転載貼り付け始め)

●「 ユダヤ人権団体、小林賢太郎さんを非難 五輪開会式のショー担当 」
 2021年7月22日 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf323874db9e58943b723a3209a003065800da1?tokyo2020
 7月23日に行われる東京オリンピックの開会式でショーディレクターを務めるコメディアンの小林賢太郎さん(元ラーメンズ)が、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をパロディーにしたとみられるコントの動画がインターネット上で拡散している。米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は7月21日、「反ユダヤ主義の発言」として非難する声明を発表した。

 動画は、1998年に発売されたビデオに収録されたラーメンズのコントとみられる。この中で小林さんは、人の形に切った紙が数多くあることを説明するのに「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」とやゆした。
同団体のエーブラハム・クーパー氏は声明で「どんなに創造的であっても、ナチスの虐殺の犠牲者をあざける権利は誰にもない」と非難している。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。
 ところが、このあと急速に、ネット上に週刊誌記事がいくつも載って、この騒ぎの原因が分かってきた。元凶は、中山泰秀(なかやまやすひで)という現職の国防副大臣をやっている政治家(50歳) が、21日の午前1時という深夜に、SWCに告げ口、通報、チクリをやって、それで、SWCが急いで午前2時に、声明文を発表したのだ。 以下の文が、この男自身による、証拠のツウイート tweet の文である。

中山泰秀 国防副大臣

(転載貼り付け始め)

中山泰秀のツイッター
https://twitter.com/iloveyatchan/status/1417909938064551936

 Tomoさん、ご連絡頂きありがとうございました。早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました。センターを代表されるクーパー師から、以下のコメントがありましたので、ご報告します。

  A person no matter how creative has no right to mock the victims of the Nazi Genocide. Nazi regime also gassed people with disabilities. Any association of this person to the Tokyo Olympics would insult memory of 6million innocent Jews and make a cruel mockery of the Paralympics.

  グーグル翻訳
 どんなに創造的であっても、ナチスの虐殺の犠牲者をあざける権利はありません。ナチス政権はまた、障害を持つ人々をガス処刑した。この人物と東京オリンピックとの関係は、600万人の無実のユダヤ人の記憶を侮辱し、パラリンピックの残酷な嘲笑を引き起こします。

(転載貼り付け終わり)
 こいつらが元凶だ。後の方に、この動きを報道している、いくつもの週刊誌のネット文章のうちで、一番よく纏(まと)まっている「女性自身」の記事を載せる。

 この、「中山泰秀(なかやまやすひで)国防副大臣(50歳)」という人物が、どういう男か即断はできない。だが、こいつは、おそらく、安倍晋三の直系の、強固の反共主義宗教団体の統一教会(とういつきょうかい。Moonie ムーニー。韓国、北朝鮮で発祥 。ローマカトリック教会とCIAが朝鮮戦争の頃に作った)に属する政治家だ。

 この中山泰秀(やすひで)の父親は、「日本人なんだけと、江戸時代からずっとユダヤ人だ。変な一族だ。日本のユダヤ人脈だ」と、自民党の中で、ずっとヒソヒソと囁(ささや)かれてきた、中山正暉(なかやままさあき)だ。その兄は、中山太郎(なかやまたろう)だ。大臣をやった連中だ。
 外見は温厚そうにしているが、中身は物凄く恐ろしい連中だ。彼らと、どういう血筋か知らないが、安倍政権の 拉致(らち)問題担当大臣をやっていた、中山恭子(なかやまきょうこ)という女政治家もこの一族の系統だろう。

 目下、起きている、自民党内の政治勢力 内の激しい内部抗争は、どういうことか、と言うと。 開会式の前日の今日になって、こういう無様な事態が、いくつも続くということは、今の菅義偉(すがよしひで)政権に打撃を与えて、弱体化させて、それで、菅政権を倒そう、という動きである。

 頭の悪い、ただの左翼・リベラル派の人間たちは、とにかく菅政権を腐(くさ)して、さっさと辞めさせたい、と言うだけだ。だが、そういう訳(わけ、分解。わげ)には、ゆかないのだ。お前たち頭の軽い、何でもかんでも現職の自民党の政権を倒せ、しか考えないので、すぐに政治的に利用されるのだ。 私、副島隆彦は、この日本の左翼、リベラル派の頭の悪さ問題を、最近、真剣に考えるようになった。

 私たちは、安倍晋三が率いる、日本の統一教会の勢力が、どんなに悪質な政治謀略集団であるか、知っている。こいつらは世界のディープ・ステイトと、同じ穴の貉(むじな)で、つながっている。だから、その盟友に、ユダヤ人の勢力の中で一番、悪質であるSWCと共同、連携して動くのだ。

 私たちは、政治の力学(りきがく。キネティックス)は、「敵の敵は味方」という原理で動くものだということを知らなければいけない。だから、安倍晋三たちと激しく党内抗争をやっている、菅義偉(すがよしひで)首相と二階俊博(にかいとしひろ)幹事長の勢力を、消極的に応援しなければいけないのだ。このふたりは、アメリカだけでなく、中国とも何とか話し合って、うまく日本国のかじ取りをしなければいけないのだ、と重々(じゅうじゅう)分かっている政治家たちだ。

 トヨタ始め日本の輸出大企業のトップの経営者たちも、中国で儲けないと、日本はやってゆけない、とよくよく分かっている。アメリカは、日本の大企業たちをも、一社ずつ次々と狙いを定めて、アメリカでひどく痛めつけて、日本企業が苦労して稼いだ利益を、1社当たり何千億円ずつ、奪い取った。日本の財界の指導者たちは、一言も口外しないが、このことを腹の底から知っている。

 安倍晋三が、8年近くもくだらない首相をやったくせに、性懲りもなく、また、返り咲きを狙って、菅の引きずりおろしをやっている。そのための醜い画策を、安倍、麻生太郎、甘利明(あまりあきら)の名前の頭文字の3A(スリーA)で、やって、特に二階(2F)俊博幹事長の追い落としを激しく、やっている。この3Aが音頭を取って最近、作った「自民党半導体(はんどうたい)新興議員連盟(はんどうたいぎれん)」に引っ懸けて、「二階(2F)反動隊(はんどうたい)」と呼ばれてる。 

 私は、今のこの事態が不愉快である。 何か、イヤーな動きが世界の権力者たちのゴタゴタの内部対立で起きているように、強く感じる。本当に安倍晋三というのは、ワルいやつだ。この日本の統一教会勢力を、私たちは、徹底的に糾弾しつづけなければいけない。なぜなら、この勢力の者たちが、日本を、次の大(だい)戦争に引きずり込んでゆくからだ。私たちは、徹底的に注意深く、用心深くならないといけない。その、単純な、民衆は正義の、左翼、リベラル派の頭を、何とかしないといけない。

 菅と二階の勢力は、安倍のこの悪辣(あくらつ)な動きに対して、あの「桜を見る会」での安倍が国庫からの支出で「国家の資金を泥棒した」事件を、今も執拗に追及している。検察官が、安倍晋三を検察庁に呼びつけて、事情聴取を今も繰り返しやっている。

 警察と検察は、行政官として現職の首相の言うことを聞く。そのように徹底的に訓練されている。公務員は現職の首相の命令に従う。だから菅は、反撃に出て、安倍を痛めつける。「菅(すが)を引きづり下ろして、その対抗馬として自分が首相として返り咲く」という、愚劣を通り越した、安倍たちの狂った策謀を打ち砕く。検察庁に呼ばれた時だけは、さすがに安倍の顔は、しょんぼりしている。事情聴取は相当に応えるのだ。証拠を突き付けながら、検察官は、安倍に逐一、返答を求めるからだ。

去年の8月までの、7年8か月も続いた、安倍政権を、ずっと支え続けたのが、菅義偉官房長官と二階俊博幹事長だ。安倍に平身低頭して、「次も安倍首相の続投でしょう」と、よいしょ、よいしょと、冗談を通り過ぎる熱心さで、安倍を高く高く持ち上げ続けた。そうしておいて、安倍が弱った、と見たら、2人でグサリと安倍の寝首(ねくび)を掻いた。

 この 「菅と二階が(アメリカの許可が出たので)、安倍の寝首を掻いた」論は、永田町の各紙の政治部記者たちが、そろって唱えた政治分析である。こういう鋭い見方が理解出来ない者は、日本の政治談議なんかするな。床屋政談(とこやせいだん)にもならない。

 だから安倍は、自分を裏切った、この2人に対して、激しい憎しみを持っている。安倍というのは怨念の政治家で、自分のことしか考えない陰湿な人間だ。学校の勉強が、小学生の頃から極度にできなかった知恵遅れ系の人間が持つひねくれ根性をしている。

 だから、この2人に対する、安倍たちからの嫌がらせの仕上げが、この開会式の前日になっての、中山泰秀による、サイモン・ヴィーゼンタール・センターという、世界ゴロツキ、人種差別糾弾団体と連携した、菅政権への打撃だ。これに対して、テレビ、新聞の主流派のメディアは、即座に「安倍が、また変な手口に出た」と、分かって白けている。主流派はメディアは、菅政権の側に立っている。

 ここではっきりと書いておくが、ドイツのナチス政権が、収容所で死なせた(毒ガス室などない)ユダヤ人は、合計で、7.5万人だ。 ほとんどは不衛生のための腸チフスと餓死者だ。 ドイツには、合計で50万人ぐらいのドイツ人しかいなかった。それが、
どうして、300万人、やがて、600万人に増やした、ものユダヤ人を、収容所で殺すことなど出来るのか。よーく、考えてみよう。この問題では、私は、すでに、多くのことを、これまでに書いている。そのうち再度、まとめて再説する。

 本当の本当は、あの河井克行(かわいかつゆき。法務大臣までやった)と妻の河井案里(かわいあんり)という日本の統一教会の幹部で、政治家(国会議員)にまでなった夫婦が、広島県で、安倍から貰った選挙用の資金1.5億円(その半分は、安倍が、自分の選挙区の山口県下関の子分たちに持って行った)の件で、逮捕、裁判になった事件の時。

 真実は、河井案理の刑事事件(政治献金の贈収賄)を担当した、30歳の若い検察官が、広島で殺されている。週刊文春が、半年遅れで、この事件を報道した。私、副島隆彦は、自分の本と、佐藤優氏との去年の対談本に、はっきりとこのことを書いた。

最近、広島で、案理から、ポケットに50万円、100万円を、こそっと入れられた、地方政治家たち(県会議員と市会議員たち)70数人が、まとめて不起訴処分になった。
 この田舎議員たちの中の、県議の大物たちは、案理から、肉体攻撃、肉弾接待を受けていた。「案理は、俺の女だ」と、馬鹿が、いい気になって吹聴してた者までいた。馬鹿を通り越す、日本名物、自民党の田舎政治だ。 

 この2年間、ずっと、広島県の新聞で、書かれ続けただろう。東京には、あまりにも、みっともなくて全く伝わらない。広島県民だけが知っていて、みんなで、白けきって、「俺たちの県は、バカが揃(そろ)っているのだ」と、自己卑下しただろう。 バッハが広島に原爆慰霊に来ようが、どうでもいいことだ。

 広島地検に送られた30歳の若い担当検事が殺された、というのは、大変なことなのだ。日本国民は、このことを全く騒がない。私、副島隆彦だけが、「これは大変ことなのだ」と
書き続けたが、皆、「危ないなあ」で、近寄ろうとしない。

 この異常事件 で、日本の法務省=検察庁は、内部が、極度に緊張した。統一教会員である黒川弘務(くろかわひろむ)検事長を、安倍が、無理やり検事総長にしようとして、法曹界の強い反発にあって失敗した。黒川が検事総長になっていたら、河井夫婦の逮捕を阻止できていたからだ。

 今も、統一教会員 が100人以上も、「裏口入学で」日本の法曹(ほうそう)の一角である検察庁(法務省も一体)にまで、大量に入り込んでいて、この現状に、「自分たちの”法の正義の城”を汚すのを、もうこれ以上、放置できない」と、今の林真琴(はやしまこと)検事総長たちが、安倍晋三たちに怒り狂っている。

 自分のかわいい子分である30歳の検察官を殺されて、それで黙っていたら、もう法務省・検察庁は、終わりだ、と自分たちで分かっている。だから、今の法務省・検察庁は、安倍晋三たち統一教会の勢力を、「獅子身中(しししんちゅう)の虫」として叩き潰し、駆除することに本気だ。だから検察は、菅と二階(2F)の政権を支えて」守っている。テレビ、新聞の主流派メディアもこれと同じ考えだ。

 こういうことも分からないで、「人気が落ちている、菅政権ははやく辞めなさい」と、騒ぐ程度の単純な脳(頭)しかしていない者たち(代表、日刊ゲンダイ)は、私のこの文を読んだ後は、真剣に反省して、急いでもっと頭が良くなりなさい。

 だから「どうでも、いいから、さっさと、この不愉快でくだらないオリンピックをさっさと終わらせろ」である。これが今の日本国民の総意である。

 8月8日にオリンピックが終わって、そのあとパラリンピックがが9月5日まであるそうだ。そのあと、さっさと菅政権は、「オリンピックは、終わった。終わった。外国人たちはさっさと帰ってくれ」で、そのすぐあとに、総選挙(衆議院選挙)に打って出て、それで、9月6日には、衆議院を解散して選挙の公示をだすだろうか。

 衆議院議員の任期の期限の4年間が、10月21日で切れるはずだ。そうしないと、総選挙に何とか勝って、10月の自民党総裁(そうさい)選挙で、菅は自分の再選を確保できない。私にも、どうなるかよく分からん。新聞社の幹部記者たちは、皆、どのスケジュールになるか知っているはずなのに記事が見当たらない。

 「世界スポーツの馬鹿祭典 と コロナ、ワクチンの馬鹿騒ぎ」で、今年の夏が、どうせ、スケジュールとして過ぎ去ってゆくのだから、私は、こつこつ黙々と、自分の仕事をする。こんなアホたちに付き合っている暇はない。こんな虚妄の、くだらない共同幻想(きょうどうげんそう)売り屋のイベント屋たち(電通とか)に引きずりまわされて、半分、狂ったようになっている、世界の動物(カモシカ)人間の頂点たちのスポーツお祭りで、一喜一憂、右往左往するのはアホである。  副島隆彦記

(最後に、よくまとまった記事を一本だけ載せる)

●「小林氏の発言をユダヤ人権団体に“通報”…防衛副大臣の行動に疑問続出」
2021年7月22日 女性自身 光文社 
https://news.yahoo.co.jp/articles/d420abec20371fde732c2c78216cfd322f4ac553

 7月22日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は開閉会式のディレクターを務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)を解任したと発表。小林氏は、ラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画がインターネット上で拡散し、批判が集まっていた。

 突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(以下SWC)だ。

 21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表。

 また日刊スポーツなどによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。

 実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。自民党衆議院議員の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。

 事の発端は22日午前1時過ぎ、Twitter上で一般人が中山氏に小林氏の問題発言の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が《早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました》と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たというコメントを掲載していた。

 毎日新聞によると、解任発表後の記者会見で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、「違います」と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。

 五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。

 《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えてサイモン・ウィーゼンタール・センターに真っ先に報告したのか?》
《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》
《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって大丈夫なんでしょうか。》
《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》
 中山副大臣は今年5月にも、Twitter上に日本政府が中立の立場を示していたイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関して「私達の心はイスラエルと共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

佐藤義孝 投稿日:2021/07/21 16:03

【2738】[3191]個人情報

 どんどん管理・監視社会になっていくといっても一筋縄ではいかないみたいです。番号に何でも紐づけしたのが悪いのか、旧式のシステムを使っていたのが悪いのか私にはわかりませんが、日本も他人事ではないです。

            (引用始め)
「習近平のID番号でユーザー登録すると…」ダメ警官が指導者の個人情報を転売、中国“最強監視社会”のショボい裏側
https://bunshun.jp/articles/-/47249

悪俗圏によるドキシングの鍵は、中国人のほぼ全員が持つ18桁の身分証番号だ。移動や経済活動の履歴、顔認証機能などのあらゆる情報に紐付いた「超」重要な個人情報にもかかわらず、番号のしくみは驚くほど粗雑。第三者からも容易に特定が可能であることが、一連の事態の背景にある。

 中国らしからぬ──。いや、むしろ非常に中国らしい。この巨大なセキュリティの穴が生まれた理由は、おそらく現在の中国の身分証番号制度が、ネット時代以前の1990年代末に整えられたことが関係している。

 20世紀末の時点では、中国はハイテク金持ち国家どころか、1人あたりGDPがわずか873ドルほど(同年の日本は約3万6026ドル)の典型的な後進国だった。約12.5億人の国民のうち、インターネットの利用者はたった670万人。個人情報保護やサイバーセキュリティの概念を知る人など皆無に近い、おおらかな時代である。

 中国人民の身分証にICチップが埋め込まれ、ある程度の電子管理がなされはじめたのは2003年からだ(第二代身分証)。いずれにせよ、20年後の自国が巨大なサイバー監視社会に成長することなど誰も予測しておらず、第三者が身分証番号を取得するリスクも、ほとんど意識されていなかった。

 デジタル分野における近年の中国の急速な発展は、しばしば「リープ・フロッグ」(カエルの跳躍)の典型例として語られる。これは基礎的なインフラが整備されていない後進国が、新技術の導入によって、通常の段階的な進化を飛び越え一気に最先端に到達する現象だ。

 怜悧なS級デジタルレーニン主義大国と、末端の警官が二束三文のカネで国家指導者の個人情報を売り飛ばすダメ国家──。現代中国の極端な二面性は、昨今のハイテク化と監視社会化が、スマホが普及した2010年代なかば以降に急速にもたらされたがゆえの巨大な「ひずみ」なのだ。

 悪俗圏によるドキシング行為は、そんな中国のエラー部分を白日のもとにさらしてしまった事件なのである。
         (引用終わり)

 鉄道や飛行機の座席番号や宿泊先のチェックイン時間とチェックアウト時間まで当局に把握されるのは明らかにやり過ぎです。
 
 デジタル化社会の恐ろしさですね。

宮林謙吉(会員番号7327) 投稿日:2021/07/20 22:47

【2737】[3190]AI(人工知能)とは

副島先生が掲示板(会員向け)1947にAI(人工知能)について書いておられます。
ディープラーニング(Deep Learning、和訳は深層学習)とかマシンラーニング(Machine Learning、和訳は機械学習)は、いずれも与えられたデータとある仮説の一致度の高いor低いを表す指標を計算して数値で表し、一致度の高いものを提示する、というコンピューター上のアルゴリズム(計算手順)ですから、「学習」という文言を用いてはいますが、「意味を理解する」という機能を持つ人間の脳のはたらきとは似ても似つかぬものです。国立情報学研究所教授の新井紀子氏が、コンピューターは結局のところ四則演算(加減乗除)しかできないので、それを用いてあらかじめ定義した正解(の集合)のパターンに近い度合いを計算し、それが高いものを答として返しているだけである、という趣旨の説明をされていますが、それが本質です。ですから
– – – 副島先生の投稿から抜粋
人工知能はどうもつくれないということです。完成しないです。
– – – 抜粋終わり
は、全くその通りです。

かたせ2号 投稿日:2021/07/17 12:13

【2736】[3189]スピリチュアルな生き方とは

「1945」 この世は物質と霊魂の2つで出来ている 2021年7月12日(副島先生)、という論考が出ましたので、そのタイミングに合わせるべく、以下記載します。

スピリチュアルな生き方とは、以下を信じ、前提とする生き方であって、
普通の生活の中で活かすことのできる生き方です。霊能力は不要です。
長年、いろいろと探求してきましたが、そのように結論づけておきます。

・あの世(死後の世界)の存在(天国と地獄)
・輪廻転生
・永遠の生命
・生まれる前に打ち立てた今の人生の計画(人生は一冊の問題集)
・心の奥底に織り込められた仏性(神の子としての本質)
・世を信じ、人を信じ、神を信じる前向きな姿勢

以上

一柳 洋 投稿日:2021/07/10 09:49

【2735】[3188]コロナ前の暮らしを取り戻す市民会への賛同を!

 昨日poleさんに紹介頂いた「コロナ前の暮らしを取り戻す市民の会」を7/9立ち上げました。
 ディープステイトの共同謀議に従う政府と全政党。そしてフェイク報道一色の全メディアに対する草の根一揆で、私は発起人となりました。もう暮らし破壊の愚策に従っていられるか!です。
 怒る飲食店や、まともな医師、専門家などの参加も得て、これからシンポジウム、講演会の開催。更には政党などへの公開討論会申し入れなど、愚策を止める行動を考えています。
 学問道場の皆様、趣旨に賛成の方の賛同を求めます(賛同署名はすぐ下の3187記載のHPからお願いします)。一柳 洋

呼び掛け文貼り付け

国内で新型コロナウイルスの感染が広がって、1年半近くが経ちました。当初はわからないことが多かったウイルスですが、恐れられていたほど重症化率、致死率の高い感染症ではないことが明らかになっています。日本で新型コロナウィルスで亡くなったとされる人は、年代別に見ても9割近くが70歳以上の高齢者で、若い世代ほど少なく、未成年からは一人も出ていません。

にもかかわらず、緊急事態宣言の発出や延長、まん延防止等重点措置といった 政府と自治体による市民への過剰な自粛要請がくり返されてきました。その結果、飲食業、観光業、エンタメ業や、それらに関連する幅広い業種に携わる人々の生活が損なわれ、閉店・倒産・廃業、さらには生活苦による自殺者の増加、出生率の低下など、目に見える「自粛の副作用」が拡大しています。

また、子どもや若者はコロナリスクが極めて低いにもかかわらず、登下校や授業中のマスク着用、給食での黙食、修学旅行や文化祭の中止、対面授業、クラブ・サークル活動、飲み会の制限など、過剰な感染対策を強いられています。そのため、健やかに学び、成長する機会や、若者らしく青春を謳歌する貴重な時間が、理不尽にも奪われてしまいました。

このままでは、過剰な感染対策の被害者は増える一方です。日本全体の国力も著しく低下するでしょう。責任ある大人として、未来を担う子どもや若者たちに過剰な対策によって生じたツケを回すことは、絶対に許されることではありません。

自粛によって追い詰められた人々の仕事や当たり前の日常を取り戻し、子どもや若者たちが希望に満ちた未来を描けるようにするためには、一刻も早く、この無意味な感染対策を終わらせる必要があります。そのために私たちは、政府や知事たち、与野党の政治家、専門家、医師会、そしてマスメディアの方々に、以下の10項目を求めます。

1,科学的根拠の不明な緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発出をやめ、コロナ前の穏やかな暮らしに戻す施策に切り替えること

2.地域医療の連携を強化して、十分な重症病床と医療スタッフを確保するとともに、民間病院や開業医も積極的にコロナ患者を診るよう促すこと

3.感染者(本来は陽性者)抑制を目標にするのではなく、コロナ対策の目標を重症者抑制にシフトし、ハイリスク者を集中的に守ること

4.ワクチン接種するかしないかを個人の意思に委ねる基本的な権利を尊重し、接種を強要する「ワクチン・ハラスメント」を徹底的に防止すること

5.ワクチン接種を個人の意思に委ねる基本的な権利を阻害し、社会的差別を助長する「ワクチンパスポート」の発行をやめること

6.コロナリスクが極めて低い未成年者や大学生など、若い世代へのワクチン接種を即刻中止すること

7.医療機関にワクチン接種後の死亡・重篤事例を漏れなく報告させ、隠すことなく全例公表するとともに、健康被害を受けた人を幅広く救済すること

8.コロナ不安やワクチン接種をあおる偏った報道を是正し、過剰な感染対策やワクチン接種に疑問を呈する意見・情報も公平かつ積極的に取り上げること

9.飲食店、観光業、イベント業など、特定の業種を標的にした、いじめのような対策を即時撤廃し、一定の感染対策のもとでの自由営業を認めること

10.「いつでもどこでもマスク」の強要をやめるとともに、とくに子どもたちにはマスク着用の弊害が大きいことを広く市民に知らせること

<発起人>

鳥集 徹(ジャーナリスト、『コロナ自粛の大罪』著者)

多くの人が声をあげなければ、この閉塞した状況は変わりません。支持政党・思想信条・信仰宗教にかかわらず、「このコロナ騒ぎはおかしい」と感じているみなさん、ぜひこの声明に名を連ねてください。よろしくお願い致します。

一柳 洋(元横須賀市議・立憲主義を守るよこすか市民の会代表)

20年前に2つのがんを患い、以来患者の権利擁護と尊厳死に取り組んできた私は、コロナは報道ほど恐ろしい感染症でない事を直感。この1年半でそれが証明されたのに、政治とメデイアの憲法違反私権制限に怒り心頭。愚策ストップに行動しましょう!

浜地 道雄(国際ビジネスコンサルタント)

元商社マンとして、中東でのテロ遭遇など、常にリスクと対峙してきました。そして現下のコロナ・パニック。F.ナイトの「不確実性論(1921)」の通り、「エビデンス(証左)」を基に「正しく知り」「正しく恐れ」ましょう。

早田 雄次郎(建築家)

笑顔溢れる寛容な暮らしを取り戻しませんか。おかしいと思うことに、おかしいと声をあげませんか。昔から人とウイルスは共存関係で成り立ってきました。人の身体に備わった免疫力を育むことを考え、人の生き方の根本を考え直しませんか。ご賛同をよろしくお願いいたします!

                      2021年7月9日発起人一同

pole 投稿日:2021/07/09 17:51

【2734】[3187]「コロナ前」の暮らしを取り戻そう!市民の会声明

鳥集徹さん、一柳洋さんらが「コロナ前」の暮らしを取り戻そう!市民の会声明で賛同署名を募っています。

ご協力おねがいします。

https://voice.charity/events/117

会員の福松博史です 投稿日:2021/07/08 17:33

【2733】[3186]偉そうな教師ずらした態度の説教。コロナワクチン、強制接種。覆水盆に返らず。

 大惨事便乗型資本主義(ショック・ドクトリン)のマッチ・ポンプの人体実験進行中。カバール(世界支配層、イギリス王室、バチカンのイエスズ会、ローマ教会、ヨーロッパ王室)の手先、ディープ・ステイト(世界支配エリート層、悪魔教の面々)。

 その尖兵、巨大マスメディア(テレビ、新聞、大手雑誌)が上から目線で、威張り腐って、国民を洗脳しまくっている。コロナワクチン接種のばか騒ぎの大合唱。まるで大本営発表そのもの。なのに、言っていることがコロコロ変わる。頭が完全にいかれてる。大発狂中だ。何が整合性だ。笑わせてくれる。

 コロナワクチンは先月までは日本にたっぷり用意されている。だからアジア諸国の外国(台湾、ベトナム、タイなど)に援助すると言っていた。副作用があるワクチンを善意に見せかけて、これらの国(親日の国)にプレゼント。もし接種して重大な副作用が出たら、誰が責任を取るんだ。ところがどうだ。今月に入ったら、突然 掌(たなごころ)を返すがごとく接種用のワクチンが足りない。不足していると言い訳をし始めた。

 歴史的に、アストラゼネカ、モデルナ、ファイザーなどの米英の巨大製薬会社のワクチンの本当の情報は一般国民なんかには一切真実を報道しない。有色人種はモルモット、人体実験の検体ぐらいにしか思われていない。日本はアメリカ(1945年以来)やイギリス(明治維新以来)の属国だから。

 ここの【3183】 はぐらめい氏の書き込みから。「ワクチン接種後死亡報告556名に(新たに200名)2/17~7/2まで厚生科学審議会報告。」

 テレビ(NHK筆頭に)をはじめとするマスメディアが、こういった真っ当な正直な意見を全く聞く耳を持たない、無視どころではなく、フェイクニュースだの陰謀論(権力者共同謀議)だのと必死で非難、叩き潰そうとしている。まさに、コロナワクチン強制接種、真理教。頭のいかれた、信者どもの戯言(ざれごと)だ。見苦しい限りだ。

 1975年ジャック・ニコルソン主演の映画「カッコーの巣の上で」
最後に額にロボトミー手術を施される。何と今から46年前のアメリカ映画だ。

 マスゴミの情報操作に踊らされ、超巨大企業(製薬会社など)の餌食、歯車にされ、今現在の事態を予言していたような映画だ。これは脅迫、脅しの意味が込められている。言うことを聞かない奴は最後にこうなるんだ。だから、黙って言う事を聞け羊どもめ。
少しでも人間らしく生きようとする不届きな連中は、抹殺されるということだ。

 2014年3月1日 イースト・プレス発行 著者・船瀬俊介(ふなせ しゅんすけ)氏 効果がないどころか超有害!「ワクチンの罠」
 サブタイトルが「予防接種は打ってはいけない!その正体は闇の権力と巨大製薬利権が推進する「病人大量生産システム」だった!」

 日経新聞2021年7月8日木曜日朝刊から引用。
「感染再拡大で強制措置 ワクチン供給には不安。」
 インドネシアでは感染が拡大。今年の5月から新規感染者が等比級数に急上昇。それがワクチン接種率と正比例しているグラフがある。引用終わり。

 コロナワクチンさえどんどん接種すれば、コロナの感染者数は逆相関で減少する。そして景気は回復するんだと言っていた専門家どもの論理が破たんしている。

前掲の「ワクチンの罠」から引用。
 206ページから。ヘンリー・キッシンジャー曰く、世界支配における”三つの要諦”「人類支配」はこうして行われている。

「石油を掌握するものは国家を操作できる」

「食料を支配するものは人口を調整できる」

「金融を掌握できるものは全てを支配できる」

 208ページから。ベンジャミン・フルフォード氏は、米国政府の内部公文書に「世界人口の8割を減らす」と明記されていたことを告発している。彼(ベンジャミン氏)がこの計画をすっぱ抜いた時、私(船瀬氏)はこう尋ねた。

「僕たち有色人種はどうなるの?」

彼は手を振りながら言ってのけた。

「殺されるに決まっているじゃん!」

人口削減という身の毛のよだつような計画の根底には、白人の「優生思想」がある。優生思想(
eugenics ユージェニックス。優秀な子孫を残す、という思想、学問 ) は(略)ナチスドイツを経由して第二次大戦後は「遺伝子工学」と名を変えた。それが現在に至るまで受け継がれている。

 優生思想に基づく人類浄化、つまり人類削減が「遺伝子工学」の根底に流れている。それは遺伝子組み換えを利用したワクチンにも言えるし、遺伝子組み換え作物にも言える。ちなみに、世界の遺伝子組み換え作物の9割を掌握するモンサント社も、ロックフェラー財団の子会社だ。

174ページから引用。
 ウイルスもワクチンも「生物兵器」だ。
1972年、衝撃的な文書が暴露された。WHOの内部文書だ。なんとそこには、「ワクチンの形態をした生物兵器を開発する」という極秘プロジェクトの内容が詳述されていた。人々の健康を守るはずの組織で、ひそかに生物兵器の開発が計画されていたのだ。

その”兵物兵器”のメカニズムは次の通りである。

①ワクチンで人体の免疫系を破壊しておく。

②ワクチンで様々なウイルスに感染させる

③サイトカイン・ストームを引き起こす

④免疫異常によって、死に至らしめる。

(福松割込み)ジョージ・オーウェルの作品「1984」や「動物農場」を彷彿(ほうふつ)とさせる。動物農場では鳥たちは両方の羽を入れて四つ足と見なされていた。なのに、途中から二本足と見なされ(つまり人間と同じということ)指導者ナポレオンから虐殺された。なにをかいわんやだ。今風に言うと、殺処分だ。(割り込み終わり)

 85ページから引用。
 ビル・ゲイツ財団の「真の狙い」とは。
悲惨なワクチン禍ーーーそれは70年代までさかのぼる。当時、インフルエンザ・ワクチンは全国の小中学校で、全ての生徒に”強制接種”されていた。そのため、悲惨な死亡事故や後遺症が全国で多発。被害者やその親たちは裁判で製薬会社と国の責任を問うた。それは、長い長い苦難の闘いだった。その思いを母里博士に聞く。

母里ーーー70年代、ワクチン被害者の方たちが「私憤から公憤へーーー社会問題としての『ワクチン禍』」(岩波書店)という本を纏めました。「私憤から公憤へ」は、吉原賢二先生の言葉です。

被害者の方たちは国家賠償を求め、26年もの間、裁判を闘いました。全国から被害者が集まり、4つの集団訴訟を起こしたのです。ようやく国が謝罪したのは、1999年、丹羽 雄哉 厚生大臣になってからでした。

当時、被害者のご家族は言いました。一度全部やめて欲しい。そしてそのあと、必要な物を残してほしいーーー彼ら、彼女らも、いまや80歳 90歳。(略)国民もすっかり麻痺していて、こっちで一人死んだ、あっちで1人死んだと言われても、それを止めるパワーがありません。だからこそ、ワクチン利権は復活している。(略)

筆者ーーー裏にあるのは巨大な製薬利権…マフィアです。

母里ーーーマフィアです。本当にワクチンマフィアだと思います。

筆者ーーー善意に見せかけて、裏では膨大な利益を上げている。

母里ーーー中央アフリカで、エイズの診療所を開いている友人がいます。そこにフランスからインフルエンザ・ワクチンが送られてきた。有効期限があと一か月しかない粗悪な製品です。日本も売れ残ったぶんを”援助”と称して送っているでしょう。援助してもらったからには、打たなければならないと現地の人は住民に接種する。本当は結核とエイズ対策でてんやわんやの場所。そんなところに、インフルエンザワクチンが”援助物資”だといって届く。世界中がおかしくなってます。(略)

母里ーーービル・ゲイツは世界の人口抑制をハッキリ言っています。卵子の着床を防ぐ”不妊ワクチン”を開発しようとしている。それは確かなようです。”家族計画”という美名のもとにね。

筆者ーーー動物の断種措置と同じだ。

母里ーーー同じです、全く同じです。確かに途上国の人口は爆発しています。しかし、それを防ぐには、ワクチンしかないというのは、ナチスとどこが違うのですか。”断種政策”であり、優勢思想でしょう。恐ろしい事ですが、幸いそこまで見ないうちに私の寿命は無くなりそうですね(苦笑(略)

母里ーーー男性の方は、皆さん声を上げないですよね。ワクチンは良い物だって、ものすごく洗脳されています。嫌な世界だから、最後まで物は言わなきゃ。そんなこんなで、老骨に鞭を打っています(笑)

以上、引用終わり。

「世界人類の99.99%を支配するカバールの正体」著者 西森マリーさん。監修 副島先生。2021年7月 秀和システム発行から引用。183ページから。

 人口削減で達成されるカバールの”理想社会”
18世紀半ば以降、産業革命や医学・科学の発達で人口が急増して以来、カバールは一貫して人口削減を提唱していました。

 1798年、英国の経済学者、トーマス・マルサスは『人口論』の中でこう述べてます。「人口増加の圧力は、地球が人間の生存のための必需品を供給できる力よりも強いので、なんらかの形で時期尚早の死が訪れなければならない。我々はこうした死をもたらす自然の営みを促進させるべきであり、愚かしく無駄な努力をして食い止めようとしてはいけない。不快な飢餓が頻繁に訪れることを恐れるのであれば、他の形の破壊を自然に尽力すべきだ。街の道を狭め、家々により多くの人間を押し込め、ペストの再来を招くべきである。」

(福松割込み)東京都の小池緑の狸は偉そうに上から目線で”ステイホーム”と喚いていた。外に出るな、じっと家にいろ。全く同じだ。(割り込み終了。)(前掲カバールの正体 184ページから引用。)

 この論文を読んで、深く感動したチャールズ・ダーウィンは1859年に『種の起源』を著し、生存競争、自然淘汰による進化論を説きました。そして進化論を人間社会にも適用し、”自然淘汰”を無視する文明社会を憂え、こう述べています。

「蛮人社会では、身体や精神の弱いものは排除され、健康者が生き残る。それに反し、文明国は排除の過程を妨害しようと努め、愚者、障碍者、病人の為の施設を作り、貧民救済法を制定し、医療関係者は誰もが最後の一息を引き取るまで必死に救おうとする。」

(略)人口削減を目的とした中絶の利点を説く者が急増。アメリカの中絶の母、マーガレット・サンガーは、「私たちの全ての問題は労働者階級の過剰繁殖に起因します」と断言。左派の英雄、故ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事は、中絶合法化を制定したロー対ウェイドの判決(1973年)に関して「ローの判決が出た時は、増えて欲しくないと思う人々の人口が増加することへの不安があったのです」と、黒人人口増加防止対策としての中絶を正当化しています。

 2010年、チャールズ皇太子は「高い出生率の原因の一つは、文化的な物だ」と、暗に子沢山のムスリムやカトリックを批判。同年、ビル・ゲイツは。一丸となって人口急増を食い止めよう!と訴えるスピーチで「新しいワクチン、医療ケア、そして生殖関連健康サービス(=避妊援助)をうまく利用できれば、人口を10~15%減らすことができます。」と発言。

 カバールに選ばれたエリートたちが集う世界経済フォーラム(ダヴォス会議)が2020年11月に発表した「2030年までに達成する目標」には「人工知能と連携した(=カバールがコンピューターでリモコン操作できる)庶民が昆虫を食べ、何も所有せずに幸せを感じる」、というカバールの理想社会が描かれていました。気候変動の危機の不安とパンデミックの経済破壊を最大限に利用して、99パーセントの人間のライフスタイルを再編成し、カバールが土地や資源を独り占めしようというわけです。

 2021年3月にはWHOのテドロス議長を含むカバールの手下たちが、「世界の医療ケアを一本化して世界中の人間にワクチンを打つことによってのみ、パンデミックを防げる」と必死になってワクチンを売り込みました。4月に死んだエリザベス女王の夫、フィリップは「死後、生まれ変われるなら人口増加問題解決に貢献するために致死性ウイルスとして甦(よみがえ)りたい」といっていました。

 スペイン風邪の髄膜炎(ずいまくえん)ワクチン原因説
人口削減に力を入れているカバールは、大昔から卑劣な手を使って人減らしに取り組んできました。

 19世紀半ば、ヴィクトリア女王時代、アイルランドで起きたジャガイモ飢饉(ききん)で、100万人のアイルランド人が死にました。歴史の教科書やウィキペディアにはジャガイモが疫病で枯死(こし)したせいだ、とされていますが、それは飢餓の真の原因ではありません。

 アイルランドはトウモロコシ、小麦、大麦、オート麦も生産していて、穀物生産の中でジャガイモが占める率は僅か20%でした。

 当時のアイルランドは英国に支配されていたため、穀物を英国に輸出しなければなりませんでした。飢餓に苦しむアイルランド人が輸出の義務を免除してもらうように頼みましたが、英国は他の植民地からも食料を輸入していたにも関わらず、アイルランドの懇願を無視しました。そのせいで100万人ものアイルランド人が餓死したのです。

 20世紀初頭、ロックフェラー一族がアメリカ、及びに外国の製薬業界に莫大な投資をし、国内外の医学界、大学の化学薬物研究のみに巨額の奨励金を与えたので、自然治癒能力や薬草に関する研究が消滅。こうしてロックフェラーは教育現場のみならず。医学の分野も侵略し、カバールの意向に沿わない研究結果は闇に葬られるか、”偽化学”と激しく攻撃されるようになりました。

 1918年2月から1920年4月にかけて、スペイン風邪が猛威を振るい、少なくとも5000万人が死亡。この風邪の正式名はH1N1インフルエンザA型ウイルスです。
 最初の死者が出たのはカンザス州のアメリカ陸軍ファンストン基地でした。その数か月前に、この基地で、ロックフェラー財団がこの基地の兵士を実験台にして髄膜炎のワクチンの実験をしていました。

 そのため、2020年にコロナウイルスのパンデミックが起きた時に「スペイン風邪のパンデミックはワクチンのせいだった」という話が広まりました。火消しの為に、”事実検証”をしたロイターは、「ワクチンのせいではなかった」と書いたものの、「すでにウイルスのせいで弱った肺にワクチンのバクテリアが悪影響を及ぼして細菌性肺炎で死んだ、ということはあり得る」と記しています。コロナウイルスの死者の殆どが肥満、高血圧、糖尿病などの併存疾病で死亡しているのと似ています。

 ロックフェラーは第二次世界大戦中はドイツの化学産業トラスト(独占企業)のIG(イー・ゲー)ファルベンは解体されましたが、幹部はバイエル(アスピリンやヘロインを全世界に提供)残りはケロッグ、ネスレ、ジェネラル・ミルズなどの食品会社、プロクター・アンド・ギャンブルなどの大企業になりました。

 その後、ロックフェラーはチェイス・マンハッタン銀行やJPモルガン銀と手を組み、アメリカの製薬会社の半分を支配する製薬王になりました。

 アメリカのテレビや雑誌、オンラインのCMの半分は製薬業界の物で、アメリカは「どんな薬にも、その薬が効く病気が発明される(どんな病気にも、その病気に効く薬が発明される、の逆)」と言われるほどの製薬業界の天下になりました。

 以上引用終わり。全くあきれた本末転倒のありさまだ。

はぐらめい 投稿日:2021/07/07 18:02

【2732】[3183]速報!ワクチン接種後死亡報告 556名に(新たに200名)

今日18時より開催される厚労省のワクチンの接種後の副反応について検討する厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)に向けて、2/17から7/2までの、ワクチン接種後死亡として報告された事例等の報告がありました。

それによると、6/23発表の356人から200名増えて556名になっています。

https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-07-07-1

末席の新参者 投稿日:2021/07/06 20:46

【2731】[3182]コロナ騒動は終息へ?

7月19日に正常化するイギリス 1日5万人の感染者も許容範囲内 「コロナとの共生」を模索
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/07/71915.php

シンガポールの3閣僚、「ウィズコロナ」への政策転換を提案
https://www.cnn.co.jp/travel/35173184.html

屋外でマスク着用不要に イタリア
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062200737&g=int

副島先生が、コロナはもう用済みになりつつあると指摘されていました。そして、世界の趨勢もそのような方向に向かっている兆候が見え始めてきました。日本も職域接種の中止です。ワクチン供給不足が表向きの理由になっていますが
、本当は別の理由があるのではないかと疑いたくなるものです。
世界中で示し合わせたかのようなコロナ騒動を急に止めるわけにもいかず、徐々に幕引きに向かっていくように思えます。後は、マスコミが報道しなければ一般大衆の記憶からは忘れ去られるだけです。喉元過ぎれば熱さを忘れるで、大衆を扱うのはいともたやすいと思われているのかもしれません。しかしワクチンで亡くなられた多くの方々も記憶の彼方に葬り去られるのは無念すぎるというものです。

アフターコロナの世界は、より良い世の中になって欲しいですが、既得権益がその富と権力を手放すわけもなく混沌とした状況が続きそうです。もし、世界が人類にとって素晴らしい方向に向かうとしても、その前に激しいインフレを伴う経済的混乱を避けるわけにいかず、これもまた生みの苦しみであればいいなと思うばかりです。

守谷健二 投稿日:2021/07/06 12:01

【2730】[3181]柿本人麿と『日本書紀』

守谷健二です。
  今回は歌聖柿本人麿と『日本書紀』の関係を述べたいと思います。
『日本書紀』の撰上は養老四年(西暦720年)、人麿の活躍したのは持統朝(687~697年)から文武朝の前半(697~701年頃)です。『日本書紀』の完成と二十年以上の隔たりがあり、人麿は『日本書紀』の編纂と無関係であったように見えます。
また『古事記』の完成は、和銅五年(712年)で人麿の活躍期と隔たりがあります。これらの事から、人麿は修史事業に無関係であったように論じられてきました。本当にそうでしょうか、私は違うと思います。

『日本書紀』の修史事業は、天武十年(681)三月の天皇の詔(みことのり)で始まっています。

《朕(われ)聞きたまへらく、『諸家のもたる帝紀及び本辞、既に正実に違い、多く虚偽りを加ふ』と云えり。今の時に当たりて、其の失を改めずは、未だ幾年を経ずしてその旨滅びなむとす。これすなはち、邦家の経緯、王化の鴻基(大事な基礎)なり、故これ、帝紀を撰録し、旧辞を討覈(十分に検討)して、偽りを削り実を定めて、後葉に伝えむと欲(おも)ふ。》古事記・序より

天武天皇の晩年には修史事業は開始されていたのです。天武天皇にとり修史は、最も重要な課題でした。
何故なら、天武天皇は「壬申の乱(672年6月)」と呼ばれている暴力で、兄・天智天皇の長男・大友皇子(明治に追号された弘文天皇)を滅ぼして天皇に即位したのです。故に正統性を欲した。
天武の修史が、正統性の創造にあったことは、僅か一カ月にも満たない「壬申の乱」に『日本書紀』が特に一巻を設けて顕彰していることで明らかです。

天武天皇(672~686)は何よりも正当性を欲した。持統天皇は、天武の皇后です。夫の最重要事業(修史)を引き継いだのは当然でした。

持統朝で修史作業は極めて精力的に進められました。歌聖柿本人麿が活躍したのは、ちょうどこの時代です。
大宝元年(文武五年、701年)には、『日本書紀』の原型は完成していたのです。この年の正月、粟田真人を遣唐使に任命している。

粟田真人の使命は、「日本国の由来(歴史)を、唐朝に説明する」事にあった。

《日本国は倭国の別種なり。その国日辺にあるを以て、故に日本を以て名となす。あるいは云う、倭国自らその名の雅ならざるを悪(にく)み、改めて日本となすと。あるいは云う、日本は旧(もと)小国、倭国の地を併せたりと。
その人、入朝する者、多く自ら矜大(誇り高く堂々としている)、実を以て対(こた)えず。故に中国是を疑う。・・・》旧唐書、日本国伝より

『旧唐書』の日本国伝は粟田真人の遣唐使の記事で始まっている真人の遣唐使の記事で始まっている。上の記事は、その日本国伝の最初のものである。非常に興味をひかれる。
唐の役人たちは、粟田真人の説明する「日本の歴史」を、出鱈目だと言っているのだ。
当然でしょう、倭国も日本国も唐にとって未知の国ではなかったのだもの。661年から663年にかけて、朝鮮半島を舞台に倭国と唐は直接戦争をしていたのだ。倭国王も唐の捕虜になっていた。

粟田真人は、唐の役人たちを説得することが出来なかった。『日本書紀』の原型は、修正せねばならなかった。

今私が問題にしたいのは、天武の晩年から、文武朝の前半までに『日本書紀の』原型が完成を見ていた、と言う事です。この時間は、柿本人麿の活躍時期と完全に重なるのです。

   天皇、雷岳(いかづちのをか)に御遊(いでましし)時、柿本朝臣人麿の  作る歌一首

 大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 庵らせるかも(巻三・235)

(大君は 神にしませば)のフレーズは、人麿に始まっている。人麿の独創である。

   日並皇子尊の殯宮の時、柿本朝臣人麿の作る歌

天地(あめつち)の 初めの時 ひさかたの 天(あま)の河原に 八百萬(やほよろづ) 千万(千万)神の 神集ひ 集ひ座(いま)して 神分り 分かりし時に 天照らす 日女(ひるめ)の尊 天をば 知らしめすと 葦原の 瑞穂の国を 天地の 寄り合ひの極み 知らしめす 神の命と 天雲の 八重かき別きて 神下し 座(いま)せまつりし 高照らす 日の皇子は 飛鳥の 浄の宮に 神ながら 太敷くきまして 天皇(すめろき)の 敷きます国と 天の原 岩戸を開き 神あがり あがり座しぬ わご王(おほきみ) 皇子の命の 天の下 知らしめしせば 春花の 貴(とうと)からむと 望月の 満(たたは)しけむと 天の下 四方(よも)の人の 大船の 思ひ頼みて 天つ水 仰ぎて待つに いかさまに 思ほしめせか 由縁(つれ)もなき 真弓の岡に 宮柱 太敷き座(いま)し 御殿(みあから)を 高知りまして 朝ごとみ 御言問はさぬ 日月の 数多(まね)くなりぬる そこ故に 皇子の宮人 行方(ゆくへ)知らずも(巻二・167)

 
 持統三年(西暦689年)、皇太子・草壁皇子が亡くなった時、柿本人麿が創った歌です。
 注目すべきは、天皇、皇子、皇女に対し、《高照らす 日の皇子》の称号が、この時、この歌で始まっていることです。

 これ以前の天皇は、神として詠われていません。天智天皇も天武天皇も、唯の人間として詠われています。
 天皇、皇子たちを、《高照らす日の皇子》と神の子孫と歌うのは、『万葉集』では柿本人麿に始まっている。
 そして『日本書紀』の原型が、精力的に編纂されていた時期と、柿本人麿の活躍期が完全に一致するのです。

日本史学会、万葉集の研究者たちは『旧唐書』を完全に無視しています。皇国史観に都合が悪いからでしょう。皇国史観はいまだ根強く生き続けています。