重たい掲示板

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嶋不砂 投稿日:2021/10/29 08:10

【2824】[3282]選挙に際して

『読売新聞オンライン』より転載
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
《岸田首相は19日夕、北朝鮮による弾道ミサイル発射について「SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の可能性も含め、現在分析中だ」と語った。首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催した後、記者団の質問に答えた。
 首相は
「北朝鮮による核・ミサイル関連技術の著しい発展は、我が国の安全保障にとって見過ごせない」
と述べた上で、
「こうした状況に備え、(敵のミサイル発射基地などを自衛目的で破壊する)『敵基地攻撃能力』の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう、改めて確認した」
ことを明らかにした。
 首相はこの日、ミサイル対応のため、衆院選の遊説日程を途中で切り上げ、首相官邸に入った。》

—『敵基地攻撃能力』の保有—
 この発想自体は、少なからぬ国民そして政治家の願望として共有されていることでしょう。
 私が異常性を感じたのは、首相のこの発言について野党が沈黙している点です。
 衆議院選挙にて少しでも優位に立ちたいなら、うってつけのネガキャン材料です。
 麻生太郎氏の「立憲共産党」揶揄発言には過敏に反応していながら、憲法理念を大きく逸脱した首相発言をほぼ無視している野党に疑問の念を覚えます。
 
 逆に考えれば、首相および与党は野党の心理を把握しており、非難されることはないと知っていたから、この発言が出たものと推察できます。
 その心理とは「同じ穴のムジナ」意識、仲間意識です。
 野党もまた、ある種の独饅頭を喰らったのでしょう。
 全世界で敷かれている「防疫政策」をつつがなく進めるための「弾丸(たま)」を甘受したのです。
 この一点において与野党は運命共同体と化したのです。

 令和3年10月29日付け朝日新聞の一面は、かいつまんでいえば
『12歳以上を対象にした3回目のコロナワクチン接種を励行』
というものです。
 より正確にはその審議をおこなう、という政府の動向についてです。
 安全性に著しい懸念が各国の医師、科学者、医療ジャーナリスト等が寄せられているこの代物は、野党にとっては絶好のネガキャン・チャンスなのに、そのような動きはありません。
「いのちが何よりも大切」なる党是を掲げる日本共産党からも慎重論の声はあがっていません。

 こうした情況証拠をもって「吠えない犬の推理」を披露した次第です。

 それでは皆様、ご自愛ください。

かたせ2号 投稿日:2021/10/28 17:32

【2823】[3281]トランプ大統領関連で現在考えること

私は「トランプ大統領がアメリカの軍権を握っている」と、現在もその考えを維持しています。DS(ディープステート)の存在も疑いません。
しかしながら一方で、以下のような考え方の変化も被(こうむ)っています。引き続き、状況の観察を続けてまいります。

1.
「mari-love-usa」のサイトから。
題名:QAnon – 必読!トップアノン – PHIL (フィルさん)のインテル(2021-10-27)
https://ameblo.jp/mari-love-usa/entry-12706395429.html

(引用開始)
視聴者から質問を受け、それをフィルさんが答えるというスタイルですが、ただし、
答えは YES か NO しか答えてくれません。
質問の内容によっては、所々、ちょっとした追加説明を挟んでくれています。
また、答えられない質問(公開を禁止されている内容の暴露)は無視していると言っています。
では、どうぞ! 
(一部を抽出)
・テスラのタワーのトップは地球平面説の象徴か? YES
・トランプは地球平面の事を認識しているか? YES
(引用終わり)

かたせ2号です。わたしにとって、QAnonは厳しいですね。地球平面説には、ついていけません。Qアノンは結果として、DSの手先になっているかもしれません。

2.
1.も踏まえて、今は、以下の動画にある分析内容の可能性もありかなと考えています。
下手に近づいたら、彼らDSに食い殺されるかもしれないような情報の渦の中で、真実は自分自身でつかみとるしかありません。QとQアノンは全くの別もの、と考えることもできるし。

TAKAの真オカルト学院のyoutubeから。
題名:「ワクチン接種」は本物の陰謀(権力者共同謀議)かもしれない
https://www.youtube.com/watch?v=8C1ZeyyW3pI

佐藤義孝 投稿日:2021/10/27 21:43

【2822】[3279]訂正・2

 何度もすみません。宮島さんの発言は「1億円のマンションに10万円程度で住める。1000元で暮らしてる人が多い中、月々7万円程度で億ションに住める」と発言してるので、おそらく月々7千円と言いたかったんだと思います。

 私が発言をしっかり聞いてれば言い間違えたんだなと直ぐに気づくはずなのに本当に申し訳ありません。

 

佐藤義孝 投稿日:2021/10/27 21:03

【2821】[3278]訂正

下の記事で「取り上げた不動産を賃貸に回し月収1000元で暮らしてる中国人が億ションに月々7万円程度で住める様にして共同富裕を実現させるそうです」と書きましたが、「取り上げた不動産を賃貸に回し月収1000元で暮らしてる中国人が億ションに月々割安な値段で住める様にして共同富裕を実現させるそうです」に訂正します。
 
 発言を聞き直しても月々7万円と仰ってましたが、単位を間違えたか、日本の生活水準にあてはめた場合か、億ションの場合、もう少し上の所得層を想定しての発言だと思います。失礼しました。

佐藤義孝 投稿日:2021/10/27 20:32

【2820】[3277]共同富裕

 10月26日放送のワールドビジネスサテライトによると、投機が募ってバブル化しつつある中国不動産市場を抑えるために最終的に国が不動産を接収する可能性があるそうです。

(引用始め)
“脱東京”が続く中…人口が増えた街は?▼来年の福袋が続々!?
https://tver.jp/corner/f0087323
(引用終わり)

 (特集は15分30秒から、発言は24分30秒から)解説者の滝田さんによると、問題の起こった不動産企業から不動産を接収して、貧困層に安い値段で住宅を分配することにより、共産主義の建前を現実に落とし込む政策だそうです。

 同じような話を10月21日放送の日経CNBCでも聞きました。ゲストのパルナッソス・インベストメント・ストラテジーズの宮島秀直さんによると、最終的に恒大を国有化し不動産を取り上げるそうです。

 取り上げた不動産を賃貸に回し月収1000元で暮らしてる中国人が億ションに月々7万円程度で住める様にして共同富裕を実現させるそうです。結果的に中国の不動産市場が下落しても当局は気にしないと仰ってました。

 私はこの政策が仮に現実化するなら、月収1000元(今のレートだと日本円で1万7000円程度)だと貧困層は貯金もないので割安な価格でも不動産は買えないと思うので、賃貸に回す可能性が高いのかなと思います。

 (引用始め)
「中国では6億人の月収が千元(1万5000円)」中国首相発言にネット沸く
https://www.tokyo-np.co.jp/article/32675

【北京=中沢穣】中国の李克強(りこくきょう)首相=写真、新華社・共同=が五月二十八日の記者会見で「中国では六億人の月収が千元(約一万五千円)前後だ」と発言し、中国メディアなどで話題となっている。ネット上では「豊かになった中国で、貧困層がこれほど多いのか」との驚きとともに、「真実を隠さずに公表した」と好意的な意見が多い。

 李氏は全国人民代表大会(全人代)閉幕後の会見で「中国は多くの人口を抱える発展途上国で、六億人の中低所得かそれ以下の人々がおり、彼らの平均月収は千元前後だ」と述べた。共産党機関紙、人民日報の記者に新型コロナウイルスの影響が貧困層に与える影響を問われて回答した。今年は貧困層に再び転落する人々が出るとの見通しも同時に示した。

 中国は昨年、一人当たり国内総生産(GDP)が中所得国の水準とされる一万ドル(約百八万円)を初めて超えた。北京や上海など大都市では先進国並みの生活も可能だが、農村部を中心に貧困人口が少なくない。李氏が言及した「六億人」は子どもや高齢者など非労働人口も含むとみられる。
(引用終わり)

 今のところ、実現するか私にはわかりませんが、もし他の地上波メディアが続々と後追い報道が始まる様なら現実味が高いのかなと思います。いずれにしても、中国のやることなすことダイナミックだなと思います。

 紹介したWBSは11月3日15時59分終了予定です。

副島隆彦 投稿日:2021/10/25 04:15

【2819】[3276]岸田首相の軽率な判断。やってはいけないことだ。

副島隆彦です。今日は、2021年10月25日(月)です。

 私が入手した最新の秘密情報を書きます。
岸田首相が、就任直後にバイデン米大統領と 電話会談をしたときの情報が
漏れ伝わってきた。 岸田首相はバイデン大統領に、「日本はGDPの2%を防衛費に充てる(すなわち、日本の防衛費を現在の1%の5.7兆円の限度、縛り を超過する)」という約束をしたらしい。

 これは日本国にとって危険な動きだ。 岸田の独断の判断でやっていいことではない。岸田は、自分の政権をアメリカさまから認められたいので、ここまで愚かにも踏み込んだのだろう。岸田はこれで政治家として終わってゆく。
この情報は、横田基地の米軍関係者たちの間から漏れ出したものだ。自民党の幹部たちは知っているようだ。
 
 こうなると、10月31日の総選挙の結果で、自民党が、単独過半数の233議席を割る、という事態になったら、公明党(山口那津男代表)が、連立政権から離脱する、という動きが出て大騒動になるだろう。 公明党(現状の28議席を確保するらしい)としては、この「防衛費のGDP2%超え」は、反戦平和の党是から許せない、という判断になる。
 そうすると、維新(今、実質的に、ここをあやつって指導しているのは、大悪人の竹中平蔵だ)、が20議席ぐらいに増える、と見られているので、この維新を自民党が取り込んで連立政権を作る、という動きが考えられる。

 私、副島隆彦は、世界政治の一部としての日本政治という見方をずっとしてきた。世界政治でこのような政治の変動は各国でよく見られる。
 私は、前にも書いたが、物事(ものごと)を大きく、外側世界から見る、外側中心主義、 endo-centric エンドウセントリック の思想をずっと作ってきた。 
 馬鹿みたいに、日本国内からの、自民族中心主義の見方、これを、exo-centric  エクソウセントリックと言うが、この偏狭で愚かな民族主義者の視点を取らない。 前にも書いたが、ガリレオ・ガリレイたちの helio-centric ヘリオウ(太陽)セントリック 、太陽中心説(=地動説)の見方をする。これを、= Copernican system コパーニカン・システム( コペルニクス学説)とも言う。

 それに対して、その反対の、地球中心説である Ptolemaic system (プ)トレマイック・システム (=天動説) の見方をしない。

 上記の動きが出ると、日本の政局(せいきょく)がまた動く。岸田文雄のような“サラリーマン首相”では政権は保(も)たない。 自民党は分裂して、長年の一党独裁体制が終わるべきなのだ。そしてアメリカの奴隷、家来をやってきたこれまでの、戦後の日本のやめるべきである。  

 私の最新刊の本が、この30日に発売になる。今日のぼやきで宣伝している。買って読んでください。書名がやや古臭くなったが、内容は、この10月に入って、急激に国民の雰囲気が変わった。この10月からの内容と金融、経済の最新の指標をずっと並べている。
世界政治の動きも、10月に入ってからの最新の情報で書いている。読んで損はさせません。  副島隆彦拝

「コロナ対策経済で大不況に突入する世界 」 (単行本) 単行本 – 2021/10/30
副島 隆彦 (著)
https://www.snsi.jp/tops/kouhou

(ここに、表紙の画像を貼ってください)

一会員 投稿日:2021/10/24 15:46

【2818】[3275]石井一(いしいはじめ)氏への インタヴュー記事を載せる

石井一(いしいはじめ)氏へのインタヴュー記事を載せる。

●「「自民は祝儀で下駄、バカでも勝つ選挙区多い」”政界のオヤジ”石井一氏、衆院選語る」
2021年10月23日 まいどなニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/22647f769edd84c43b8ef2c9641c9f8cea983af4?page=1

「ご祝儀でバカでも勝つ選挙区は多いやろな」「岸田がやった1番大きなことは二階に鈴を着けたっちゅうことだけや」「学歴や経歴はあってもサラリーマン議員なんや」。

31日投開票の衆院選に合わせ、「政界のオヤジ」とも呼ばれる石井一(はじめ)氏(87)=神戸市=に今回の選挙の行方や岸田政権、近年の政治家などについて聞いてきました。自民党や旧民主党に籍を置き、44年の間に自治大臣や民主党副代表を務めました。ゴージャスなマンションで、大型テレビに映る国会中継を眺めながら、たばこをくゆらせる姿は元大物政治家のイメージそのもの。「ピンさん(愛称)、最近の日本の政治ってどうですか?」(聞き手・堀内 達成)

岸田がやったことは二階に鈴を着けただけ
―今回の選挙はどうみますか?

自民党は(首相が代わった)ご祝儀で下駄を履いてるから、バカでも勝つところが多いですよ。ただ野党が接近してる選挙区は、それを凌駕(りょうが)する可能性がある。(内閣支持率は)50%とかやろ。普通やと、もっと上がるんやけど、今の内閣がイカサマということが分かってきてるからな。だから、票はかなり縮まると思う。

―岸田政権はどうですか?

安倍と麻生の傀儡(かいらい)になってしまってるな。岸田がやった1番大きなことは(自民党役員の任期に制限を設ける党改革案を掲げて)二階に鈴を着けたっちゅうとこだけ。自らのカラーをよう出さない。安倍と麻生が推薦する人間を全部(内閣に)入れた訳や。1年ほどしたら批判されるやろ。これまでは「岸田は終わり」と言われていたのに、菅が失速してつぶれてもうたら、急に浮上した。

いまだに安倍と麻生の時代。影響力を持ってるから今後、ずっと続くよ。反対するやつは石破みたいに干されてしもて、最後に放り出される。岸田も総理になろうと思って、妥協して政策は全部変わってしまった。今の政権が良くなったなんてことはなくて、これまでの延長戦であることはもう歴然としてる。

かつての派閥トップ、牢屋の壁の上を歩いている状態
―なぜ安倍政権は長く続いたのでしょうか?

選挙制度が要因や。俺も自民党の選挙制度部会長なんかで制度づくりの中心を担ったから戦犯やな。1996年に中選挙区から小選挙区比例代表並立制に変わったんやけど、この新制度は、政党のエゴや政治家の保身からできてしまったいびつな制度。反権力、反自民だった公明党が変節して政権入りするようになったことも大きい。(政権交代を可能にするための)制度が全然機能しない状態になっている。

でも中選挙区も深刻さがあった。派閥が横行して党なんて関係ない。党の公認は当たり前で、あとは「お前の甲斐性(かいしょう)で上がってこい」という選挙。だから汚職がどんどん増えてね。派閥トップは金を集めるため、牢屋(ろうや)の壁の上を歩いている状態。倒れて牢屋側に落ちると逮捕されて、外側に落ちたら総理大臣になる。僕らは若い議員だったから「こんなことをやってたら政治はむちゃくちゃになる」と。それで欧米の選挙を参考に選挙制度改革を始めた。

利害がある政治家が制度を決めること、間違いなんや
―なぜいびつな制度に?

小選挙区は大政党に有利で、比例代表がないと少数政党は議員が出ない。でも2つの制度を理解すれば当然、小選挙区に比例代表を入れることは間違い。でも、小党を黙らせるため、並べるしかなかった。最後に比例代表の数をなんぼにするかという話になって、これは(非自民の)細川内閣と自民党の河野洋平総裁の頂上会談で決めることになった。でもな、なんぼなんでも小選挙区300人(現在は289人)、比例代表200人(現在は176人)になると思わなかった。総裁には「これはまあ、10分の1ですね」と。つまり「比例代表は50人までですよ」と言っていた。俺は夜中1、2時に知って驚いたんやけど、もう後の祭りや。そもそも、政治家が制度を決めることは間違いなんや。みんな自分の利害、政党の利害が出てくるから。

最近の政治家、トップの顔色見てるだけ
―最近の政治家はどうですか?

ものすごく質が悪くなってるね。自民だと、党が公認したら公明党の票もあるから必ず勝つ。通ったそいつは国民に忠誠を誓う訳でも、サービスをする訳でもなく、党のトップの顔色だけ見てる。あとは公明党を拝みに行くだけや。選挙が楽になったから、みんなサラリーマン議員か世襲議員や。政党交付金で金をもらって、政策の勉強もせずに銀座で飲んで、元旦は創価学会の会館に行って辞儀して、有力な若い県会議員が出てきたら芽をつぶす―。そんな議員心理が働くんやろな。中選挙区の時は、天下国家を論ずるような論客が全国から出てきたけどなあ。多少の気概が見えたのは、河野太郎と小泉進次郎やね。どっちも世襲やけど、それなりの見識は持ってるな。そういう議員ばっかりやったらいいねんけど、100人に1人ぐらいしかいない。

今の政治は標準化、平準化、小粒 醍醐味なくなった
自公のなれ合いはお互いを弱体化させた。それが政権の中心に座っている。日本の国民は幸せではないやろね。選挙制度というものが、いかに民主主義を劣化させるかという象徴的なことになってしまった。俺の責任は大きい。中選挙区は派閥の横行と金の使い方が問題やったけど、議員の玉が良かった。政治に活力があふれ、ダイナミックだった。小選挙区は議員が標準化、平準化され小粒になった。政治の醍醐味(だいごみ)はなくなったよなあ。

取材中に現職の国会議員から相談の電話が掛かってきたり、今回の選挙の立候補者の応援演説に立ったり、いまだ政界に影響を及ぼす力をうかがわせる石井氏。同氏が深く関わった選挙制度改革などについては著書「つくられた最長政権」(産経新聞出版)に詳しいです。

柴田寛喜 投稿日:2021/10/22 08:08

【2817】[3274]コロナ対策禍 & 報道禍(策報禍)

mRNAワクチンによって人体に何が起きるか?
 このワクチンは、新型コロナウィルス(と言われている何か)のスパイクたんぱくをもとに作られており、遺伝子レベルで人体内に抗原抗体反応をおこすもの、とされています。
私は、抗原の形状がトゲトゲ(スパイク状)なので弊害が起きるのだろうな、
と軽く考えていました。

しかし、実際は下のようになります。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
__________________ 血管内皮
   血 栓    ▼▼▼▼▼▼ ←スパイクたんぱく
▲▲▲▲▲▲  血 栓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 血管内皮

 そう、血管内皮細胞からトゲトゲが生え出る体になってしまうのです。
 それもこれから時間をかけてじわじわと発症するのです。
 脾臓にも心臓にも子宮にも所かまわず。
 学問道場会員になるほどの者にとっては脳に血栓ができるのは果てしない恐怖でしょう。

 私は菅元総理が退任したのは、もしかしたら
「このようなモノをせめて若い世代には打たせたくない」と
世界指令に背いて『ワクチン対策』に奔走するためだったのではないかと勘繰っています。
 現に東京の感染者数(PCR陽性反応者)は彼の退任後から(正確な言葉ではないかもしれませんが)、 激減しています。
 「新型コロナなどない。ワクチンなど打ってはならん」
という、若者または「情報戦を戦える人々」へのメッセージに思えます。

 しかし、一方、ファイザー製のワクチン(商品名:コミナティ)の3回目を打てばコロナの発症リスクが更に減るという報道が新たになされています。
 
 私は、副島先生の『コロナ対策経済で大不況に突入する世界』は予約済みで、このタイトルを借用して 真に恐ろしいのは「コロナ禍(わざわい)」ではなく『コロナ対策禍&報道禍(策報禍』だと、旧友相手に一席ぶってみようかと目論んでおります。
それでは皆様、ご自愛ください。

一柳 洋 投稿日:2021/10/21 18:38

【2816】[3273]コロナ対策、各党への公開質問状と回答状況

コロナ対策、各党への公開質問状と回答状況
会員の一柳です
 コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会は、今月12日にコロナ対策に関する12項目の公開質問状を自民、立民、公明、共産、維新、国民民主、社民、れいわ新選組の8党をまわって、事務所に誰もいない2党(維新と国民)を除き6党に手渡してきました。
 そこで今回、回答状況と回答結果を重たい掲示版をお借りして報告します。
 
 回答をよこしたのは立民と共産の野党2党だけでした。以下に2党の回答状況をまとめたものを貼り付けます。投票の参考にして下さい(入れる気は出ないでしょうが)。
 立憲民主と共産党が回答してくれた事は評価しますが、2党共に感染症の歴史から、ありえないゼロコロナ路線を継続することや、暮らしと経済を疲弊させる行動規制で感染を抑えるとの立場なので、早くコロナ前の暮らしに戻せとする、騙されない有権者の思いとはあいいれません。
 但し、さすがにワクチン証明導入には反対としています(れいわ山本代表もこれには反対と街頭質問に答えています)。ならば選挙中でも憲法及び付帯決議違反のワクチン証明は駄目と街頭演説で言うべきでしょう。
 答えもしない6与野党
 一番問題は主権者国民の質問に答えない6政党です。
 特に政権与党の自公が回答しない事は、国民の質問になど答える必要はないとする政権だという事になります。実際、自公は質問状受け渡し時の態度で、返事は先ず無いだろうと強く感じさせました(受け渡しの状況報告は一柳ブログにアップしています)。
 また驚いたことは維新(東京連絡事務所)と国民民主の本部事務所には誰も人がおらず、手渡しは勿論、伝言も出来ないという、これが国政政党の本部かと呆れるものでした。この2党から回答はありません(国民は4日後に今日見たとの電話がありました)。
 残念なのは社民、れいわです。社民党は以前なら市民団体からの質問に誠実に答えていました。また市民の支援とカンパに期待する、れいわからも回答がなかったことは極めて残念でした。
 こう言う回答状況なので、選挙で如何様な議席配分になろうと開票日後、ただちにワクチン証明反対や冬に自粛強制の緊急事態宣言をださせないこと。そして重症者対策にシフトして暮らしと経済の回復を求める活動を具体化しなければならない。と言う結論に至りました。
 
 12項目の質問と立憲民主と共産の回答状況
「コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会」公開質問状への立民及び共産の回答

1、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が提案する「ワクチン・検査パッケージ」の導入に賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

2、新型コロナウイルス感染症を、季節性インフルエンザ並みの「5類感染症」に、今すぐ位置づけ直すことに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

3、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置でどれだけ経済的損失を被ったか、それに見合った感染拡大抑止効果があったかどうかを、完全中立な第三者委員会によって検証させることに賛成か、反対か?
 立民回答せず 共産賛成

4、「Go Toトラベル」や「Go Toイート」政策の復活に賛成か、反対か?
 立民 共産共に回答せず 共産コメントあり

5、大学での対面授業を今すぐ全面再開させることに賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずでコメント記載

6、小中高校でのマスク着用指導を今すぐやめさせることに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

7、ワクチン接種後の死亡事例および重篤事例とワクチンとの関連性について、厚労省以外の第三者委員会による詳しい検証を行うとともに、ワクチン接種事業の在り方を見直すことに賛成か、反対か?
 立民賛成 共産回答せずでコメント記載 第三者委員会による検証には賛成

8、10代・20代のワクチン接種を今すぐ中止することに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

9、ワクチン接種後の死亡事例ならびに重篤事例について、幅広い救済措置を講じることに賛成か、反対か?
 立民 共産 賛成

10、新型コロナウイルスに関するマスコミの偏った報道姿勢に対し、是正を促すことに賛成か、反対か?
 両党共に回答せず 共産コメント記載

11、ファクターXを解明するとともに、それに基づいてコロナ対策を見直すことに賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずコメント記載。

12、国民生活を守るためにも、感染拡大抑止より重症者と死亡者の低減を目標とする「ウィズコロナ戦略」に転換すべきと考えるが、「ウィズコロナ戦略」に賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずコメント記載-だが、感染拡大防止優先の抑制論であり実質反対。
 質問状を出すに当たってコメントを付けられるとイエス、ノーがハッキリしなくなるので回答は、賛成反対いずれかで答えて欲しいとしています。予想とおり共産党は回答しない項目については、いろいろコメントを付けてきました。議会でも最後は賛成か反対しか選択肢は無いので、コメントの詳細は記載しないことにしました。

野党と左派、リベラルはどうして科学の装い工作に弱いのか?

 しかし野党は何でこんなに科学や医療の装いをした、国際的仕掛けを見抜く力がないのでしょうか。
 昨年からのコロナ騒動と、30年に亘る地球温暖化論の洗脳と脱炭素社会への誘導に、何の疑いも持たずに完全に乗ってしまう。
 そしてコロナ恐怖論ではWHO、温暖化フェイクではIPCCと言う国連機関の言うことを科学的批判を加えず、どころか、これを崇めて金科玉条にしてしまうのか・・・。  
 コロナだって日本の死亡数(発表数は水増しでも)からして、エビデンスを評価すれば怖がる事は何も無く、更には発症者を開業医が診て、診断即治療をすれば重症化も死亡数も防げることは分かっているのに、人流が感染を拡大させるとのフェイクに載る与野党と都道府県知事はウィズコロナに転換しません(自民は付き合うフリで手抜きをやるようですが)。
 私の選挙区は神奈川11区で小泉王朝世襲4代目の進次郎がいつも対立候補に10万票近く差を付ける(09年以外)日本で最悪のおバカ選挙区ですが、 只一人の対立候補である共産候補(野党統一候補ではなく立民不戦)のポスターには「コロナ対策と、久里浜火力(発電所)建設反対、気候危機回避」とあり、もうあんぐりです。
 地球は温暖化と寒冷化(氷河期)の繰り返しで今は間氷期の中にあり、多少の気候変動はあるにしても、地球人口と産業活動によって「地球が燃える」なんて事は絶対にあり得ないのに、超非科学カルトで「地球が危ない」を信じちゃう。大体人間が気候を変えることが出来るなんて、信じることから、もうイカれています。
 世の中、人を脅かして宗教に入れたり、壺を買わせたりするのは霊感詐欺であり、コロナ怖いと温暖化脅威は白衣を纏った完全な国際的霊感商法でしょう(脅し手口が同じ)。
 国連(ディープステイトの表の機関)機関の言うことを全部信じる、日本の野党と左派とリベラル。この連中は、政界支配の構造を全く理解していないことになります(共同謀議を見抜けないお人好し-だから騙される)。
 脱炭素に付き合えば付き合うほど日本は馬鹿を見るのに超自虐志向です。益々日本の経済的地位は下落します。
 UNの戦勝常任理事国5ヶ国の中ロも温暖化論とコロナを、トランプのようにフェイクとは言わない。要するに戦後の世界を仕切るこの5ヶ国の一員である中ロも、コロナと温暖化による世界コントロールを認めているということですね。
 しっかりとした独立の気概を持つ野党が出てこない日本。更にコロナで踊らされる政党ばかりで票も託せないデモクラシー崩壊の状況。残る選択肢は自公維と政権を取る気のない枝野立民には比例票は入れない。と言うことくらいでしょうか?

副島隆彦 投稿日:2021/10/19 09:05

【2815】[3272]エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」で、国民政治を考える

副島隆彦です。 今日は、2021年10月19日(火)です。
 日本はますます貧乏になっている。かつて中産階級だった者たちが、どんどん貧困層に落ちてる。貧困層が増えて社会的な不満が高まったら、どこかで激発してそれで国民政治が変わる。私はそれをじっと観察している。だがまだ簡単には今の自民党と公明党の連立与党の政権は変わらない。ぎりぎりで彼らが過半数(233議席)を取るだろう。

 日本国は十分に貧乏だ。もう30年間も続くデフレ不況のせいだ。確か30年前(1990年頃)は、日本国民の平均年収は600万円弱だった。それが30年後の今は、平均年収は300万円ぐらいに落ちている。こんな衰退国家(デクライン・ステイト the decline state)にした者たち、すなわち国家指導者たちの責任追及をしなければいけない。

 それでも日本は、各種の社会インフラは整っていて、都市には高層ビルが建って。街はキレイで、電車もきとんと動いて、犯罪も少なくて安全な国だ。その中で国民の多くは貧乏だ。安い食品を探して食べて、それで何とか生きている。ただし自分の貧乏がまわりに見えないように、皆、必死で取り繕(つくろ)って生きている。

 一方で、相変わらずコロナとワクチンという、おかしな世界支配者たちが上から日本にも強制している 共同幻想(マス・イルージョン mass illusion )に罹(かか)っている。これの別名が、集団発狂状態だ。静かで無自覚な、集団発狂状態(しゅうだんはっきょうじょうたい)の中で生きている。多くの人は、このことを自覚しないで、自分はまとも(sane 正常、正気=しょうき=)だと思っている。 

 日本は、本物のコロナウイルスでの死者は、60人ぐらいしかいない。この60人の日本人は、初期の蔓延の時の外国からの帰国者たちだ。「これまでに1万8千人死にました」というのはウソだ。大嘘だ。大洞(おおほら)吹きの国民洗脳だ。 これには、去年の2月3日に横浜港に、日本政府の制止を押し切って無理やり上陸した旅客船(クルーズ船)の死者12人を入れて数えない。 

 あの「ダイヤモンド・プリンセス号」で、やってきた香港からの、感染者(保菌者)たちは本物で、日本にコロナウイルスを撒き散らすための突撃隊だった。 あのときの死者12人の外国人(香港人)たち のことを、日本の厚労省は、今でも発表の時に、必ず末尾に「クルーズ船の死者12人を含まず」と書く。しつこいぐらいに書く。

 感染者が、これまでの合計で170万人だと。一体、どこでいつ計ったのか分からない、母集団なしの、毎日の発表の累計で170何万人だ。 最近は、恥ずかしそうに 感染者数にカッコをつけて、(陽性の反応者)と書いている。 重症者は、合計で3千人ぐらいと発表を続けたのに、今は35人だという。みんな治ったのか? 

 極悪人の世界組織の、ジョンズ・ホプキンス大学(ビル・ゲイツが一番大きな資金を出している)の発表の「この国は、今日は、これぐらいにしておこう」の鉛筆ナメナメでの数字を、日本政府(厚労省と対策本部)に押し付けて、それを毎日発表させている。
 総選挙が終わった、また感染者数を大きく増やして、「「今日の感染者は300人です」と新たに脅(おど)し上げるだろう。簡単に、コロナとワクチンでの世界民衆への洗脳と脅迫を、あいつら the Deep State はやめない。

 このあと、子供たちにまでワクチンを打つ、という狂気の行動に出ようとしている。
これは、まさしく正気(sane セイン)ではない 発狂している(insane インセイン)
行動だ。自分が馬鹿だから、自分の判断で軽率にワクチンを打ってしまった大人たちは、もう取り返しがつかない。これから2年後に多くの死者(おそらく200万人ぐらい)が接種者の中から出るというのは本当だろう。

 あれほど奇妙な高熱を出した人がたくさんいたのだから。自分の体の中で、大きな闘いが有ったから、そういう反応が出たのだ、と、いくら何でも、この生来の善人というか、注意力の足りない愚か者たちでも、そろそろ分かるだろう。自分の体で、実地に、本当に痛い目に遭ったのだから。このことを自覚した人が、私のまわりにもたくさんいる。「あ、自分は騙された。もう取り返しがつかない」と思ったようだ。「もう2度とワクチンは打ちません」と言っている。自分に向かって、深刻な顔をして言っている。

 人間は、集団で発狂すると、こういう「自由からの逃走(逃亡)」をする。

 だから子供たちを、ワクチンという生物化学兵器(バイオ・ケミカル・ウエポン)から守らなけばいけない。コロナが目的だったのではない。あれはヤラセの、おとり作戦(manueuver  マニューバー)だったのだ。ワクチンが本当の兵器であり、目的だった。
今からでも日本はこれを防御、撃退しなければいけない。 ボケっとして「自由から逃亡」している暇はない。

 山本太郎が、「政権を変えさせてください」と言った。このコトバが、私は妙に気になる。政権、政治 とは「変えさせていただく」ものなのか。「お願いですから、今の自民党の体制を変えさせてください」というコトバは奇妙だ。
 そして自民党自身は、ブルブルと震(ふる)えながら、「いいや、まだまだ、俺たち以外には、国の運営が出来る党はいない」から、「国民(の皆さま)にお願いします」 と言っている。自分たちが権力者(権限者)なのに。自民党は権力者の座から引きずり降ろされる(野党に転落する)ことをものすごく恐れている。

 エーリッヒ・フロムというドイツ人の思想家がいて、「自由からの逃走」と言う本をもう80年前に書いて、それ以来、今も読まれている。「人間(人類)は、自ら勝ち取ったはずの自由を、ある時、自らすすんで神経症(ニューロシス)に落ちいって、自ら自由を投げ捨てて、愚かな行動に走って、自由から逃亡する」と書いた。

 フロムは、ドイツのナチス政権から逃れて、1934年に、アメリカに亡命した当時のドイツのユダヤ人の知識人の一人だ。彼の家系は、多くの有名なユダヤ教のrabbi 祭司たちがいる。だからアメリカで大いに受け入れられた。
  彼が、自分が味わった、第2次大戦時代の愚かなヨーロッパでの戦乱を見つめながら、戦後世界に向かって、「なぜ人間は、ある時、集団で神経症に落ちて愚かな行動に走るのか」を問いかけた、今も読まれている本だ。

 今日から総選挙が公示された。昨日(18日)、9人の政党の党首が並んで、党首討論会を、日本記者クラブ主催でやったようだ。私は見ていない。党首たちが並んだその右端に、れいわ党の山本太郎 と 「NHKと裁判で争ってる・・何とか党」の立花孝(たちばなたかし)がニューズの画像には並んでいた。 日本国民が、この2人を入れて、9大政党として認めているということだ。

 私は、山本太郎が、何とかれいわ党の代表として、彼1人でいいから何とか東京の比例区1位で、受かってほしいと思っている。れいわ党が、全国で200万票ぐらい取れれば、それだけでも日本は明るくなる。彼が、国会の論戦で、自民党に挑みかかって、強烈な質問の漫才芸のような面白い政治をやってくれることを、政治好きの国民は思っている。

 NHKをぶっこわす党の 立花孝は、その生来のあく(灰汁から来た語)の強さで、頑張り通して、NHKの経営陣 に赤恥を書かせ続けて、日本国の言論に風穴を開け続けてくればいいと、私は思っている。

 何事も、政治は政治家になる資質(ししつ)と適性のある、強烈な個性をした者の、たった一人の闘いだ。自分で前に進まないといけない。自分の周りに集まってくる仲間たちを大事にしながら、彼らを調整する力がなければいけない。そして、大きな国民政治の力からは、「自分も調整される」のだと思い知る。

 世の中は、どこでも、集団活動がある限り、たとえSNSの ネット上の会話であっても、この非情の冷酷な法則が貫徹する。どっちが上か、の 問題になる。マウンティング という 言葉を、女たちが使い始めた。マウンティング mounting とは、「自分の方があなたより上よ」という意味だ。 

 きっと SNSの ツウイッターかフェイスブック での 仲間内での主導権争いの時に生まれたのだろう。テレビ映像で皆が見た記憶のある、猿山のサルたちの生態観察から借用したコトバだ。きっと女たちの 数十人の フォローワー集団にもそういう 政治力学の争いがある。本当の英語の マウンティングの意味は、上に乗って性交、生殖行為 をする、という意味だ。だから決して群れの序列を決めるための行動、という意味ではない。それは、社会心理学という学問で使われるときに近い方だろう。エーリッヒ・フロムは、
この socio psychology (ソシオサイコロジー、社会心理学)を大学で教え続けた学者だ。

 山本太郎は、 立憲民初頭の党首の枝野幸男 に 騙されて、東京8区(杉並区)からの立候補表明で、「野党共闘」の頂点(すなわち首相候補)に、いきなり立とうとして、失敗した。枝野幸男が、「お前のようなやつは、こうしてやる」と策略に嵌(は)めた。

 山本太郎は、元々の自分が持っている勢力だけで戦うしかないのだと、今回も思い知っただろう。私も、このことを腹の底から知っている。人生は、どんな人も、たった一人で闘いつづけるしかない。そうしないと周りはなかなか認めない。ちょっとやそっとのことでは、人は人の能力と努力を認めない。 

 「応援しています。あなたを支持します」という、少し考えてみれば、奇妙なコトバを使う人たちを大事にして、周りに集めて自力で闘うしかない。その結集軸になるしかない。 

エーリヒ・フロム Erich Fromm (1900-1980)は、‘ Escape from Freedom , 1941 ‘ 「エスケイプ・フラム・フリーダム」、 「自由からの逃走(逃亡)」 を書いた。 イギリスでは、同じ本が、‘ The Fear of Freedom ,1941 ‘ 「ザ・フェア・オブ・フリーダム」、 「自由への恐れ」。 「人間は自由であることを恐れる」として出版された。第2次大戦の始まりの時だ。

 このほかに、フロムは、「正常な社会」 ‘ The Sane Society ,1955 ‘ すなわち 「人間が何とか正気(sane セイン)を保つことが出来る社会」 と 「人間が持っている自己破壊衝動を解剖する」(1973年刊)’ The Anatomy of Human Destructiveness, 1973  ‘という本も書いている。 この他に、’ the Art of Loving ,1956 ‘ 「(人を)愛するということ(はどういうことか)」という本を書いて、世界的な ベストセラーになった。

 次に載せる英文が、フロムの思想を理解する上で、重要だ。

・・・・Fromm’s response, in both The Sane Society[21] and in The Anatomy of Human Destructiveness,[22] argues that Freud indeed deserves substantial credit for recognizing the central importance of the unconscious,
 but also that he tended to rectify his own concepts that depicted the self as the passive outcome of instinct and social control, with minimal volition or variability.     
 Fromm argues that later scholars such as Marcuse accepted these concepts as dogma, whereas social psychology requires a more dynamic theoretical and empirical approach.・・・・・・

この 英文の中の次の一行が重要だ。

  Freud depicted the self as the passive outcome of instinct and social control.

 「フロイト・デピクテッド・ザ・セルフ・アズ・ザ・パッシヴ・アウトカム・オブ・インスティンクト・アンド・ソウシアル・コントロール」

「フロイトは、人間の自我(自己)を、本能(インスティンクト) と 社会統制(ソウシアル・コントロール)を受動的に受け入れる結果の産物である、と描いた」

と書いてある。「人間は、自ら進んで、社会から命令される統制に従ってゆく生き物である」と書いている。

上の載せた英文の1章を、私が、わかり易く解説しながら、翻訳したら次のようになる。

  「 ・・・・ フロムの先生であった精神分析学の大家で、今でも人類の大思想家のひとりとされる、ジークムント・フロイトは、以下のように考えた。 「人間が持つ 無意識(アンコンシャスネス unconsciousness )が、人間という生き物を考えるうえで一番重要である。このことを私ははずっと主張してきた。人間が外界を認識するときに、この無意識を中心に置くことが、どうしても最も信用に値する」と。

 フロイトは、「人間が持っている本能(インスティンクト)と、それと人間は自分が所属する社会から、あれこれの制御、支配を受ける。この社会からの制御(ソウシアル・コントロール)を、受け身になって必ず受容する。それこそが人間の自己(自我 the self エゴ ego )である」と、フロイトは人間を描いた・・・」

副島隆彦です。 人間は、社会や、政府(国家)が決めたことを守る。従順に従う。だから、今も、散々、煽られた(扇動された)コロナ・ウイルスの脅威(作られた、虚構の恐怖)は、終わったと、政府が、緊急事態宣言を10月1日から解除した。
 それなのに、みんなマスクをしている。誰が外し始めるかをきょろきょろと見まわしながらも、「自分は、政府と社会の言うこと(これが、social control 社会統制) をよく聞く、善良で立派な人間だ」のふりをして、生きている。

 そして、今度の選挙の焦点は、コロナ騒ぎ(禍、「か」だと。笑い。「わざわい」だ)からの回復期に立ち直り給付金を、国民全員に10万円(多くの党)とか20万円(山本太郎)を与える、と候補者たちが公約している。消費税を下げろ、とか、スーパーやコンビニのプラスチック袋(今は、一枚3円を取る)を元の無料に戻すか、が、日本の国民政治の中心課題になっている。まったく言葉を失うほどの、柔らかい無意識の社会統制(ソウシアル・コントロール)だ。

 フロムは、自分の先生の フロイトに倣(なら)って、「人間の自我( the self 、ego
)、即ち人間(人類)は、社会統制(ソウシアル・コントロール)を受動的に受け容れる生き物だ」を自分の思想の中心に置いた。ほとんどの人間は、弱い生き物だから、権力者、支配者の言うことを聞く。

 従業員(勤め人)たちは、社長の言うことを従順に聞く。給料さえきちんと払ってくれれば、文句を言わないで働く。会社の経営(売上げと利益を出すこと)が大変なことだ、とよく分かっている。自分には、そういう経営の能力はない、と分かっている。だから、経営者(社長、支配者)の言うことに従う。 それが、「人間は、社会統制(social contlol ソウシアル・コントロール)を仕方のないこととして受け容れる生き物だ」ということだ。

 エーリッヒ・フロムは、ヒトラーのナチス政権に、真剣に、のめり込んでいった自分も属しているドイツ国民が、「自ら、大切な自由(Freiheit フライハイト、freedom フリーダム)をかなぐり捨てて、捨て去って、ナチスの統制のもとに自ら、入っていった。そして、たくさんの国民(1千万人ぐらい)が戦争で死んだ。周囲の国の国民もたくさん死んだ」と書いた。 
 人間は、国家によって扇動されると、集団で神経症(ニューロシス neurosis ドイツ語で ノイローゼ )すなわち集団発狂状態に入って、「自由から逃走する」生き物だ、と。   副島隆彦記

以下に、総選挙の始まりの新聞記事を2本載せます。

(転載貼り付け始め)

〇 れいわ山本太郎氏、衆院選は比例東京ブロックから「仲間は理解」名簿1位で
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202110160000518.html
2021年10月16日17時43分 日刊スポーツ

衆院選を前にしてれいわ新撰組の山本太郎代表が参議院議員会館前での緊急の囲み会見を開いた(撮影・寺沢卓)
  れいわ新選組の山本太郎代表は10月16日、東京・池袋で街頭演説を行い、19日公示の衆院選(31日投開票)の対応について、比例代表東京ブロックから出馬する考えを明らかにした。比例単独候補としての出馬で、選挙区への出馬は見合わせた。東京ブロックの比例名簿は1位という。

東京ブロックの比例名簿の順位を1位としたことについて、「国会が一番嫌がるミサイル撃ち込む必要あるでしょ」と話した。
2019年の参院選では、比例代表に出馬。比例特定枠を使い、同枠1位に難病のALS患者の舩後靖彦氏、2位に脳性まひで重度障がいがある木村英子氏を入れ、山本氏は3位に入って選挙を戦い、舩後氏と木村氏が当選していた。
れいわ新選組の中では理解を得ているといい「1番手で乗り込ませてくれということはれいわの仲間は理解してくれた」と語った。

山本氏は今月8日、いったん、国政初挑戦した2012年衆院選で出馬した東京8区への出馬を表明。しかし、野党間の候補者調整が完全に解決していなかったことから、地元の野党候補の支援者らが反発し、出馬を断念。あらためて対応を模索していた

〇 衆院選19日公示 党首論戦 自公継続か立共共闘か
 2021年10/18(月)    産経新聞
 第49回衆院選は19日公示され、31日の投開票に向け12日間の選挙戦が始まる。令和に改元後初の総選挙で、選挙区289、11ブロックの比例代表176の計465議席を争う。自民、公明両党による連立政権の継続か、立憲民主党や共産党など野党勢力に政権を委ねるかが最大の焦点だ。新型コロナウイルス対策や経済政策などが主要な争点となる。公示を前に与野党9党の党首は18日、日本記者クラブ主催の討論会で論戦を交わした。

岸田文雄首相(自民党総裁)は自公の与党で過半数(233)の獲得を目標としている。立民、共産などは200超の選挙区で候補者を一本化し、事実上の与野党一騎打ちの構図を作った。
首相は18日の討論会で「経済、外交、安全保障、全ての分野で厳しい現実と向き合いながら責任ある理想を語っていく」と述べ、責任政党としての立場を強調した。新型コロナ対策をめぐり病床確保と大型の経済対策を講じる考えを示した。「成長と分配の好循環で所得を上げる」と重ねて語った一方で、消費税率や法人税率の引き上げには慎重姿勢を示した。

公明党の山口那津男代表は「日本の未来を担う子供たちを全力で応援する」として、0歳から高校3年生まで1人当たり一律10万円相当の給付を行うよう主張した。
野党は経済や政治への姿勢をめぐり対決色を強めた。立民の枝野幸男代表は「支え合う社会を作る」と述べ、「(安倍晋三元首相の経済政策アベノミクスで)恩恵を受けた人に応分の負担をお願いし、所得を分配する」と説明。政権を獲得した場合の枠組みについては「基本的には単独政権だ」と語った。立民に協力する共産の志位和夫委員長は「安倍・菅義偉(よしひで)政権を引き継ぐ岸田政権には日本の政治を任せられない」と訴えた。

討論会には日本維新の会の松井一郎代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の福島瑞穂党首、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反での立花孝志党首も出席した。衆院選には18日現在、1040人超が立候補を予定している。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝