重たい掲示板

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。
旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

一柳 洋 投稿日:2021/10/21 18:38

【2816】[3273]コロナ対策、各党への公開質問状と回答状況

コロナ対策、各党への公開質問状と回答状況
会員の一柳です
 コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会は、今月12日にコロナ対策に関する12項目の公開質問状を自民、立民、公明、共産、維新、国民民主、社民、れいわ新選組の8党をまわって、事務所に誰もいない2党(維新と国民)を除き6党に手渡してきました。
 そこで今回、回答状況と回答結果を重たい掲示版をお借りして報告します。
 
 回答をよこしたのは立民と共産の野党2党だけでした。以下に2党の回答状況をまとめたものを貼り付けます。投票の参考にして下さい(入れる気は出ないでしょうが)。
 立憲民主と共産党が回答してくれた事は評価しますが、2党共に感染症の歴史から、ありえないゼロコロナ路線を継続することや、暮らしと経済を疲弊させる行動規制で感染を抑えるとの立場なので、早くコロナ前の暮らしに戻せとする、騙されない有権者の思いとはあいいれません。
 但し、さすがにワクチン証明導入には反対としています(れいわ山本代表もこれには反対と街頭質問に答えています)。ならば選挙中でも憲法及び付帯決議違反のワクチン証明は駄目と街頭演説で言うべきでしょう。
 答えもしない6与野党
 一番問題は主権者国民の質問に答えない6政党です。
 特に政権与党の自公が回答しない事は、国民の質問になど答える必要はないとする政権だという事になります。実際、自公は質問状受け渡し時の態度で、返事は先ず無いだろうと強く感じさせました(受け渡しの状況報告は一柳ブログにアップしています)。
 また驚いたことは維新(東京連絡事務所)と国民民主の本部事務所には誰も人がおらず、手渡しは勿論、伝言も出来ないという、これが国政政党の本部かと呆れるものでした。この2党から回答はありません(国民は4日後に今日見たとの電話がありました)。
 残念なのは社民、れいわです。社民党は以前なら市民団体からの質問に誠実に答えていました。また市民の支援とカンパに期待する、れいわからも回答がなかったことは極めて残念でした。
 こう言う回答状況なので、選挙で如何様な議席配分になろうと開票日後、ただちにワクチン証明反対や冬に自粛強制の緊急事態宣言をださせないこと。そして重症者対策にシフトして暮らしと経済の回復を求める活動を具体化しなければならない。と言う結論に至りました。
 
 12項目の質問と立憲民主と共産の回答状況
「コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会」公開質問状への立民及び共産の回答

1、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が提案する「ワクチン・検査パッケージ」の導入に賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

2、新型コロナウイルス感染症を、季節性インフルエンザ並みの「5類感染症」に、今すぐ位置づけ直すことに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

3、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置でどれだけ経済的損失を被ったか、それに見合った感染拡大抑止効果があったかどうかを、完全中立な第三者委員会によって検証させることに賛成か、反対か?
 立民回答せず 共産賛成

4、「Go Toトラベル」や「Go Toイート」政策の復活に賛成か、反対か?
 立民 共産共に回答せず 共産コメントあり

5、大学での対面授業を今すぐ全面再開させることに賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずでコメント記載

6、小中高校でのマスク着用指導を今すぐやめさせることに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

7、ワクチン接種後の死亡事例および重篤事例とワクチンとの関連性について、厚労省以外の第三者委員会による詳しい検証を行うとともに、ワクチン接種事業の在り方を見直すことに賛成か、反対か?
 立民賛成 共産回答せずでコメント記載 第三者委員会による検証には賛成

8、10代・20代のワクチン接種を今すぐ中止することに賛成か、反対か?
 立民、共産 反対

9、ワクチン接種後の死亡事例ならびに重篤事例について、幅広い救済措置を講じることに賛成か、反対か?
 立民 共産 賛成

10、新型コロナウイルスに関するマスコミの偏った報道姿勢に対し、是正を促すことに賛成か、反対か?
 両党共に回答せず 共産コメント記載

11、ファクターXを解明するとともに、それに基づいてコロナ対策を見直すことに賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずコメント記載。

12、国民生活を守るためにも、感染拡大抑止より重症者と死亡者の低減を目標とする「ウィズコロナ戦略」に転換すべきと考えるが、「ウィズコロナ戦略」に賛成か、反対か?
 立民 反対 共産回答せずコメント記載-だが、感染拡大防止優先の抑制論であり実質反対。
 質問状を出すに当たってコメントを付けられるとイエス、ノーがハッキリしなくなるので回答は、賛成反対いずれかで答えて欲しいとしています。予想とおり共産党は回答しない項目については、いろいろコメントを付けてきました。議会でも最後は賛成か反対しか選択肢は無いので、コメントの詳細は記載しないことにしました。

野党と左派、リベラルはどうして科学の装い工作に弱いのか?

 しかし野党は何でこんなに科学や医療の装いをした、国際的仕掛けを見抜く力がないのでしょうか。
 昨年からのコロナ騒動と、30年に亘る地球温暖化論の洗脳と脱炭素社会への誘導に、何の疑いも持たずに完全に乗ってしまう。
 そしてコロナ恐怖論ではWHO、温暖化フェイクではIPCCと言う国連機関の言うことを科学的批判を加えず、どころか、これを崇めて金科玉条にしてしまうのか・・・。  
 コロナだって日本の死亡数(発表数は水増しでも)からして、エビデンスを評価すれば怖がる事は何も無く、更には発症者を開業医が診て、診断即治療をすれば重症化も死亡数も防げることは分かっているのに、人流が感染を拡大させるとのフェイクに載る与野党と都道府県知事はウィズコロナに転換しません(自民は付き合うフリで手抜きをやるようですが)。
 私の選挙区は神奈川11区で小泉王朝世襲4代目の進次郎がいつも対立候補に10万票近く差を付ける(09年以外)日本で最悪のおバカ選挙区ですが、 只一人の対立候補である共産候補(野党統一候補ではなく立民不戦)のポスターには「コロナ対策と、久里浜火力(発電所)建設反対、気候危機回避」とあり、もうあんぐりです。
 地球は温暖化と寒冷化(氷河期)の繰り返しで今は間氷期の中にあり、多少の気候変動はあるにしても、地球人口と産業活動によって「地球が燃える」なんて事は絶対にあり得ないのに、超非科学カルトで「地球が危ない」を信じちゃう。大体人間が気候を変えることが出来るなんて、信じることから、もうイカれています。
 世の中、人を脅かして宗教に入れたり、壺を買わせたりするのは霊感詐欺であり、コロナ怖いと温暖化脅威は白衣を纏った完全な国際的霊感商法でしょう(脅し手口が同じ)。
 国連(ディープステイトの表の機関)機関の言うことを全部信じる、日本の野党と左派とリベラル。この連中は、政界支配の構造を全く理解していないことになります(共同謀議を見抜けないお人好し-だから騙される)。
 脱炭素に付き合えば付き合うほど日本は馬鹿を見るのに超自虐志向です。益々日本の経済的地位は下落します。
 UNの戦勝常任理事国5ヶ国の中ロも温暖化論とコロナを、トランプのようにフェイクとは言わない。要するに戦後の世界を仕切るこの5ヶ国の一員である中ロも、コロナと温暖化による世界コントロールを認めているということですね。
 しっかりとした独立の気概を持つ野党が出てこない日本。更にコロナで踊らされる政党ばかりで票も託せないデモクラシー崩壊の状況。残る選択肢は自公維と政権を取る気のない枝野立民には比例票は入れない。と言うことくらいでしょうか?

副島隆彦 投稿日:2021/10/19 09:05

【2815】[3272]エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」で、国民政治を考える

副島隆彦です。 今日は、2021年10月19日(火)です。
 日本はますます貧乏になっている。かつて中産階級だった者たちが、どんどん貧困層に落ちてる。貧困層が増えて社会的な不満が高まったら、どこかで激発してそれで国民政治が変わる。私はそれをじっと観察している。だがまだ簡単には今の自民党と公明党の連立与党の政権は変わらない。ぎりぎりで彼らが過半数(233議席)を取るだろう。

 日本国は十分に貧乏だ。もう30年間も続くデフレ不況のせいだ。確か30年前(1990年頃)は、日本国民の平均年収は600万円弱だった。それが30年後の今は、平均年収は300万円ぐらいに落ちている。こんな衰退国家(デクライン・ステイト the decline state)にした者たち、すなわち国家指導者たちの責任追及をしなければいけない。

 それでも日本は、各種の社会インフラは整っていて、都市には高層ビルが建って。街はキレイで、電車もきとんと動いて、犯罪も少なくて安全な国だ。その中で国民の多くは貧乏だ。安い食品を探して食べて、それで何とか生きている。ただし自分の貧乏がまわりに見えないように、皆、必死で取り繕(つくろ)って生きている。

 一方で、相変わらずコロナとワクチンという、おかしな世界支配者たちが上から日本にも強制している 共同幻想(マス・イルージョン mass illusion )に罹(かか)っている。これの別名が、集団発狂状態だ。静かで無自覚な、集団発狂状態(しゅうだんはっきょうじょうたい)の中で生きている。多くの人は、このことを自覚しないで、自分はまとも(sane 正常、正気=しょうき=)だと思っている。 

 日本は、本物のコロナウイルスでの死者は、60人ぐらいしかいない。この60人の日本人は、初期の蔓延の時の外国からの帰国者たちだ。「これまでに1万8千人死にました」というのはウソだ。大嘘だ。大洞(おおほら)吹きの国民洗脳だ。 これには、去年の2月3日に横浜港に、日本政府の制止を押し切って無理やり上陸した旅客船(クルーズ船)の死者12人を入れて数えない。 

 あの「ダイヤモンド・プリンセス号」で、やってきた香港からの、感染者(保菌者)たちは本物で、日本にコロナウイルスを撒き散らすための突撃隊だった。 あのときの死者12人の外国人(香港人)たち のことを、日本の厚労省は、今でも発表の時に、必ず末尾に「クルーズ船の死者12人を含まず」と書く。しつこいぐらいに書く。

 感染者が、これまでの合計で170万人だと。一体、どこでいつ計ったのか分からない、母集団なしの、毎日の発表の累計で170何万人だ。 最近は、恥ずかしそうに 感染者数にカッコをつけて、(陽性の反応者)と書いている。 重症者は、合計で3千人ぐらいと発表を続けたのに、今は35人だという。みんな治ったのか? 

 極悪人の世界組織の、ジョンズ・ホプキンス大学(ビル・ゲイツが一番大きな資金を出している)の発表の「この国は、今日は、これぐらいにしておこう」の鉛筆ナメナメでの数字を、日本政府(厚労省と対策本部)に押し付けて、それを毎日発表させている。
 総選挙が終わった、また感染者数を大きく増やして、「「今日の感染者は300人です」と新たに脅(おど)し上げるだろう。簡単に、コロナとワクチンでの世界民衆への洗脳と脅迫を、あいつら the Deep State はやめない。

 このあと、子供たちにまでワクチンを打つ、という狂気の行動に出ようとしている。
これは、まさしく正気(sane セイン)ではない 発狂している(insane インセイン)
行動だ。自分が馬鹿だから、自分の判断で軽率にワクチンを打ってしまった大人たちは、もう取り返しがつかない。これから2年後に多くの死者(おそらく200万人ぐらい)が接種者の中から出るというのは本当だろう。

 あれほど奇妙な高熱を出した人がたくさんいたのだから。自分の体の中で、大きな闘いが有ったから、そういう反応が出たのだ、と、いくら何でも、この生来の善人というか、注意力の足りない愚か者たちでも、そろそろ分かるだろう。自分の体で、実地に、本当に痛い目に遭ったのだから。このことを自覚した人が、私のまわりにもたくさんいる。「あ、自分は騙された。もう取り返しがつかない」と思ったようだ。「もう2度とワクチンは打ちません」と言っている。自分に向かって、深刻な顔をして言っている。

 人間は、集団で発狂すると、こういう「自由からの逃走(逃亡)」をする。

 だから子供たちを、ワクチンという生物化学兵器(バイオ・ケミカル・ウエポン)から守らなけばいけない。コロナが目的だったのではない。あれはヤラセの、おとり作戦(manueuver  マニューバー)だったのだ。ワクチンが本当の兵器であり、目的だった。
今からでも日本はこれを防御、撃退しなければいけない。 ボケっとして「自由から逃亡」している暇はない。

 山本太郎が、「政権を変えさせてください」と言った。このコトバが、私は妙に気になる。政権、政治 とは「変えさせていただく」ものなのか。「お願いですから、今の自民党の体制を変えさせてください」というコトバは奇妙だ。
 そして自民党自身は、ブルブルと震(ふる)えながら、「いいや、まだまだ、俺たち以外には、国の運営が出来る党はいない」から、「国民(の皆さま)にお願いします」 と言っている。自分たちが権力者(権限者)なのに。自民党は権力者の座から引きずり降ろされる(野党に転落する)ことをものすごく恐れている。

 エーリッヒ・フロムというドイツ人の思想家がいて、「自由からの逃走」と言う本をもう80年前に書いて、それ以来、今も読まれている。「人間(人類)は、自ら勝ち取ったはずの自由を、ある時、自らすすんで神経症(ニューロシス)に落ちいって、自ら自由を投げ捨てて、愚かな行動に走って、自由から逃亡する」と書いた。

 フロムは、ドイツのナチス政権から逃れて、1934年に、アメリカに亡命した当時のドイツのユダヤ人の知識人の一人だ。彼の家系は、多くの有名なユダヤ教のrabbi 祭司たちがいる。だからアメリカで大いに受け入れられた。
  彼が、自分が味わった、第2次大戦時代の愚かなヨーロッパでの戦乱を見つめながら、戦後世界に向かって、「なぜ人間は、ある時、集団で神経症に落ちて愚かな行動に走るのか」を問いかけた、今も読まれている本だ。

 今日から総選挙が公示された。昨日(18日)、9人の政党の党首が並んで、党首討論会を、日本記者クラブ主催でやったようだ。私は見ていない。党首たちが並んだその右端に、れいわ党の山本太郎 と 「NHKと裁判で争ってる・・何とか党」の立花孝(たちばなたかし)がニューズの画像には並んでいた。 日本国民が、この2人を入れて、9大政党として認めているということだ。

 私は、山本太郎が、何とかれいわ党の代表として、彼1人でいいから何とか東京の比例区1位で、受かってほしいと思っている。れいわ党が、全国で200万票ぐらい取れれば、それだけでも日本は明るくなる。彼が、国会の論戦で、自民党に挑みかかって、強烈な質問の漫才芸のような面白い政治をやってくれることを、政治好きの国民は思っている。

 NHKをぶっこわす党の 立花孝は、その生来のあく(灰汁から来た語)の強さで、頑張り通して、NHKの経営陣 に赤恥を書かせ続けて、日本国の言論に風穴を開け続けてくればいいと、私は思っている。

 何事も、政治は政治家になる資質(ししつ)と適性のある、強烈な個性をした者の、たった一人の闘いだ。自分で前に進まないといけない。自分の周りに集まってくる仲間たちを大事にしながら、彼らを調整する力がなければいけない。そして、大きな国民政治の力からは、「自分も調整される」のだと思い知る。

 世の中は、どこでも、集団活動がある限り、たとえSNSの ネット上の会話であっても、この非情の冷酷な法則が貫徹する。どっちが上か、の 問題になる。マウンティング という 言葉を、女たちが使い始めた。マウンティング mounting とは、「自分の方があなたより上よ」という意味だ。 

 きっと SNSの ツウイッターかフェイスブック での 仲間内での主導権争いの時に生まれたのだろう。テレビ映像で皆が見た記憶のある、猿山のサルたちの生態観察から借用したコトバだ。きっと女たちの 数十人の フォローワー集団にもそういう 政治力学の争いがある。本当の英語の マウンティングの意味は、上に乗って性交、生殖行為 をする、という意味だ。だから決して群れの序列を決めるための行動、という意味ではない。それは、社会心理学という学問で使われるときに近い方だろう。エーリッヒ・フロムは、
この socio psychology (ソシオサイコロジー、社会心理学)を大学で教え続けた学者だ。

 山本太郎は、 立憲民初頭の党首の枝野幸男 に 騙されて、東京8区(杉並区)からの立候補表明で、「野党共闘」の頂点(すなわち首相候補)に、いきなり立とうとして、失敗した。枝野幸男が、「お前のようなやつは、こうしてやる」と策略に嵌(は)めた。

 山本太郎は、元々の自分が持っている勢力だけで戦うしかないのだと、今回も思い知っただろう。私も、このことを腹の底から知っている。人生は、どんな人も、たった一人で闘いつづけるしかない。そうしないと周りはなかなか認めない。ちょっとやそっとのことでは、人は人の能力と努力を認めない。 

 「応援しています。あなたを支持します」という、少し考えてみれば、奇妙なコトバを使う人たちを大事にして、周りに集めて自力で闘うしかない。その結集軸になるしかない。 

エーリヒ・フロム Erich Fromm (1900-1980)は、‘ Escape from Freedom , 1941 ‘ 「エスケイプ・フラム・フリーダム」、 「自由からの逃走(逃亡)」 を書いた。 イギリスでは、同じ本が、‘ The Fear of Freedom ,1941 ‘ 「ザ・フェア・オブ・フリーダム」、 「自由への恐れ」。 「人間は自由であることを恐れる」として出版された。第2次大戦の始まりの時だ。

 このほかに、フロムは、「正常な社会」 ‘ The Sane Society ,1955 ‘ すなわち 「人間が何とか正気(sane セイン)を保つことが出来る社会」 と 「人間が持っている自己破壊衝動を解剖する」(1973年刊)’ The Anatomy of Human Destructiveness, 1973  ‘という本も書いている。 この他に、’ the Art of Loving ,1956 ‘ 「(人を)愛するということ(はどういうことか)」という本を書いて、世界的な ベストセラーになった。

 次に載せる英文が、フロムの思想を理解する上で、重要だ。

・・・・Fromm’s response, in both The Sane Society[21] and in The Anatomy of Human Destructiveness,[22] argues that Freud indeed deserves substantial credit for recognizing the central importance of the unconscious,
 but also that he tended to rectify his own concepts that depicted the self as the passive outcome of instinct and social control, with minimal volition or variability.     
 Fromm argues that later scholars such as Marcuse accepted these concepts as dogma, whereas social psychology requires a more dynamic theoretical and empirical approach.・・・・・・

この 英文の中の次の一行が重要だ。

  Freud depicted the self as the passive outcome of instinct and social control.

 「フロイト・デピクテッド・ザ・セルフ・アズ・ザ・パッシヴ・アウトカム・オブ・インスティンクト・アンド・ソウシアル・コントロール」

「フロイトは、人間の自我(自己)を、本能(インスティンクト) と 社会統制(ソウシアル・コントロール)を受動的に受け入れる結果の産物である、と描いた」

と書いてある。「人間は、自ら進んで、社会から命令される統制に従ってゆく生き物である」と書いている。

上の載せた英文の1章を、私が、わかり易く解説しながら、翻訳したら次のようになる。

  「 ・・・・ フロムの先生であった精神分析学の大家で、今でも人類の大思想家のひとりとされる、ジークムント・フロイトは、以下のように考えた。 「人間が持つ 無意識(アンコンシャスネス unconsciousness )が、人間という生き物を考えるうえで一番重要である。このことを私ははずっと主張してきた。人間が外界を認識するときに、この無意識を中心に置くことが、どうしても最も信用に値する」と。

 フロイトは、「人間が持っている本能(インスティンクト)と、それと人間は自分が所属する社会から、あれこれの制御、支配を受ける。この社会からの制御(ソウシアル・コントロール)を、受け身になって必ず受容する。それこそが人間の自己(自我 the self エゴ ego )である」と、フロイトは人間を描いた・・・」

副島隆彦です。 人間は、社会や、政府(国家)が決めたことを守る。従順に従う。だから、今も、散々、煽られた(扇動された)コロナ・ウイルスの脅威(作られた、虚構の恐怖)は、終わったと、政府が、緊急事態宣言を10月1日から解除した。
 それなのに、みんなマスクをしている。誰が外し始めるかをきょろきょろと見まわしながらも、「自分は、政府と社会の言うこと(これが、social control 社会統制) をよく聞く、善良で立派な人間だ」のふりをして、生きている。

 そして、今度の選挙の焦点は、コロナ騒ぎ(禍、「か」だと。笑い。「わざわい」だ)からの回復期に立ち直り給付金を、国民全員に10万円(多くの党)とか20万円(山本太郎)を与える、と候補者たちが公約している。消費税を下げろ、とか、スーパーやコンビニのプラスチック袋(今は、一枚3円を取る)を元の無料に戻すか、が、日本の国民政治の中心課題になっている。まったく言葉を失うほどの、柔らかい無意識の社会統制(ソウシアル・コントロール)だ。

 フロムは、自分の先生の フロイトに倣(なら)って、「人間の自我( the self 、ego
)、即ち人間(人類)は、社会統制(ソウシアル・コントロール)を受動的に受け容れる生き物だ」を自分の思想の中心に置いた。ほとんどの人間は、弱い生き物だから、権力者、支配者の言うことを聞く。

 従業員(勤め人)たちは、社長の言うことを従順に聞く。給料さえきちんと払ってくれれば、文句を言わないで働く。会社の経営(売上げと利益を出すこと)が大変なことだ、とよく分かっている。自分には、そういう経営の能力はない、と分かっている。だから、経営者(社長、支配者)の言うことに従う。 それが、「人間は、社会統制(social contlol ソウシアル・コントロール)を仕方のないこととして受け容れる生き物だ」ということだ。

 エーリッヒ・フロムは、ヒトラーのナチス政権に、真剣に、のめり込んでいった自分も属しているドイツ国民が、「自ら、大切な自由(Freiheit フライハイト、freedom フリーダム)をかなぐり捨てて、捨て去って、ナチスの統制のもとに自ら、入っていった。そして、たくさんの国民(1千万人ぐらい)が戦争で死んだ。周囲の国の国民もたくさん死んだ」と書いた。 
 人間は、国家によって扇動されると、集団で神経症(ニューロシス neurosis ドイツ語で ノイローゼ )すなわち集団発狂状態に入って、「自由から逃走する」生き物だ、と。   副島隆彦記

以下に、総選挙の始まりの新聞記事を2本載せます。

(転載貼り付け始め)

〇 れいわ山本太郎氏、衆院選は比例東京ブロックから「仲間は理解」名簿1位で
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202110160000518.html
2021年10月16日17時43分 日刊スポーツ

衆院選を前にしてれいわ新撰組の山本太郎代表が参議院議員会館前での緊急の囲み会見を開いた(撮影・寺沢卓)
  れいわ新選組の山本太郎代表は10月16日、東京・池袋で街頭演説を行い、19日公示の衆院選(31日投開票)の対応について、比例代表東京ブロックから出馬する考えを明らかにした。比例単独候補としての出馬で、選挙区への出馬は見合わせた。東京ブロックの比例名簿は1位という。

東京ブロックの比例名簿の順位を1位としたことについて、「国会が一番嫌がるミサイル撃ち込む必要あるでしょ」と話した。
2019年の参院選では、比例代表に出馬。比例特定枠を使い、同枠1位に難病のALS患者の舩後靖彦氏、2位に脳性まひで重度障がいがある木村英子氏を入れ、山本氏は3位に入って選挙を戦い、舩後氏と木村氏が当選していた。
れいわ新選組の中では理解を得ているといい「1番手で乗り込ませてくれということはれいわの仲間は理解してくれた」と語った。

山本氏は今月8日、いったん、国政初挑戦した2012年衆院選で出馬した東京8区への出馬を表明。しかし、野党間の候補者調整が完全に解決していなかったことから、地元の野党候補の支援者らが反発し、出馬を断念。あらためて対応を模索していた

〇 衆院選19日公示 党首論戦 自公継続か立共共闘か
 2021年10/18(月)    産経新聞
 第49回衆院選は19日公示され、31日の投開票に向け12日間の選挙戦が始まる。令和に改元後初の総選挙で、選挙区289、11ブロックの比例代表176の計465議席を争う。自民、公明両党による連立政権の継続か、立憲民主党や共産党など野党勢力に政権を委ねるかが最大の焦点だ。新型コロナウイルス対策や経済政策などが主要な争点となる。公示を前に与野党9党の党首は18日、日本記者クラブ主催の討論会で論戦を交わした。

岸田文雄首相(自民党総裁)は自公の与党で過半数(233)の獲得を目標としている。立民、共産などは200超の選挙区で候補者を一本化し、事実上の与野党一騎打ちの構図を作った。
首相は18日の討論会で「経済、外交、安全保障、全ての分野で厳しい現実と向き合いながら責任ある理想を語っていく」と述べ、責任政党としての立場を強調した。新型コロナ対策をめぐり病床確保と大型の経済対策を講じる考えを示した。「成長と分配の好循環で所得を上げる」と重ねて語った一方で、消費税率や法人税率の引き上げには慎重姿勢を示した。

公明党の山口那津男代表は「日本の未来を担う子供たちを全力で応援する」として、0歳から高校3年生まで1人当たり一律10万円相当の給付を行うよう主張した。
野党は経済や政治への姿勢をめぐり対決色を強めた。立民の枝野幸男代表は「支え合う社会を作る」と述べ、「(安倍晋三元首相の経済政策アベノミクスで)恩恵を受けた人に応分の負担をお願いし、所得を分配する」と説明。政権を獲得した場合の枠組みについては「基本的には単独政権だ」と語った。立民に協力する共産の志位和夫委員長は「安倍・菅義偉(よしひで)政権を引き継ぐ岸田政権には日本の政治を任せられない」と訴えた。

討論会には日本維新の会の松井一郎代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の福島瑞穂党首、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反での立花孝志党首も出席した。衆院選には18日現在、1040人超が立候補を予定している。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

安藤恵里也 投稿日:2021/10/16 21:57

【2814】[3271]パンデミック詐欺は来年前半にはおわる。

パンデミック詐欺は来年前半にはおわる。

その根拠としては20世紀に入ってから三回パンデミックが起きている。
一つはスペイン風邪、もう一つはアジア風邪、最後の一つは香港風邪。

そしてその期間はどれも二年程となっている。世界支配者層はおそらく二年と的を絞って事を起こしていると考えるのが最も正解に近い推測となるはずだ。

菅総理がなぜ辞職をしたのか。それは選挙のためだ。菅では選挙に勝てない。と自民党ないで騒いだからだ。
だから辞めた。そしてアメリカに飛んで指示を受けた。そして菅総理の花道の緊急事態宣言は取り下げられひとときの休憩期間がもうけられワクチンが効いているように演出された。

イスラエルのように収まりかけてから跳ね上がりブースターショットを射たせようとしている国もある。

私が察するに日本もイスラエルと同じ型枠で跳ね上がる。

日本もワクチンを過半数以上接種しだからだ。

イスラエルと同じように跳ね上がるのであるならば今年の冬が本当のパンテックとなるはずだ。そして来年夏にはシープルだけが怖い怖いと慎重な気持ちでいるだろう。

世界支配者層はパンデミックをすでに重視していない。彼らはつぎの議題であるインフレとテーパリングが主題に移っていると私は考える。
バンカメが今年の前半に発表した内容のがウォール街で話題になっている。
https://youtu.be/C87TqbLxX9U

この内容の動画の通りならば向こう四年間高インフレに悩ませるはずだ。そして2024年にデフォルトなるのではないか?

しかしアメリカは中国発のバブル崩壊の煽りを受け思うようにテーパリングをすることが出来ないため量的緩和を緩めることがで着ないで2024年を迎えると私は現時点で推測する。

私は先生に講演会の質問欄で失礼な奴と言われてまで家のローンをどうするべきか効いたが妻の要望で変動金利してしまった。とても恥ずかしく悔しい。時を読み違えたことを悔いている。
日本の国債は大丈夫なのだろうかと心配だ。ヨーロッパ→日本→アメリカと量的緩和をやめていくとかんがえているがすでにヨーロッパは量的緩和を辞めたような状態。日本は量的緩和をやめるのか金利は来年夏には上がるのか先生に教えを乞いたいです。

つぎはぎの私見と駄文失礼しました。ソースを張る余裕ありませんでした。ごめんなさい

嶋不沙 投稿日:2021/10/14 18:05

【2813】[3270]レジスタンス  柴田寛喜が書きます。

 柴田寛喜と言います。 ノーマスク集団の記事、ネットで知りました。これは少し不味いと感じました。公安に顔写真を撮られるのは避けるべきだからです。顔を隠すため、なんならサングラスや帽子などの変装グッズを用いるべきです。

 歴史は繰り返します。対ワクチン・レジスタンスの中にもワクチン・カルテルのスパイ、工作員が潜入しているでしょう。わたしたちが師事している副島先生は「陰謀論」なる言葉を激しく嫌います。「陰謀論」を否定して、「権力者共同謀議(は有る)論」と言えと言います。 
 
 だが陰謀論はとてもインパクトのあるワードで 対ワクチン言動者をひとくくりにしてレッテル貼りします。多くはメディアが流すままに無自覚に面白半分になる。中には意図的にそういう矮小化を目論む輩もいます。

 わたしはこれらを「ロンジャロンジャ」、「ロン・ロンジャー」と逆レッテル化しようかと画策します。言葉遊びですが、これは喫緊の課題は猛毒性ワクチン(ドクチン)からのエスケープでありサバイバル・ゲーム、ひいては無辜(むこ)の民、とくに子どもを救出することです。

 ワクチン・カルテルとその盲従者と闘争するうえで、レジスタンス側も武器を持たなくてはいけせん。敵を挑発して先に手を出させる戦略も必要です。東京地裁が対ワクチン派の弁護士に暴力行為を働いたのなら、それは戦果となります。

堀内学 投稿日:2021/10/13 05:12

【2812】[3268]私が体験した権力犯罪(共同謀議)  堀内学 

週刊●●●への手紙
 初めまして。私は堀内学という者です。私が今日、このように週間●●●様の対して文章を綴っているのは明確に告発のためです。私は精神障害者であり、いえ私としては精神障害者だったと過去の事実として語りたいのですが、それは読み進んでいくうちにご理解して頂けるように書いていきます。

 告発というのは、私が巻き込まれた医療犯罪であり、大掛かりな権力犯罪(共同謀議)を意味しています。非常に込み入った話ですが、できるだけ正確さを期して私が置かれた状況と経験を語っていきます。早速本題に入ります。
 私は二十歳の時の初めて精神科(赤星病院)に通院しました。しばらくして(二回目の診察で)二ヶ月間の入院が決定しました。二十数年に及ぶ違法(!)の薬物治療の始まりです。

(追記。赤星病院は仮名です。大体わかるでしょう。あの世界規模の権力犯罪組織です。)
 私が当時の医師から処方された薬はリスパダールというものでした。入院してすぐに当時の医師(今田淳子。仮名)から、これから薬物治療をするので許可がいるから名前を書いてくれないかと言われました。ここに将来自分が巻き込まれる権力犯罪のそもそもの原因があるとは思いもよりませんでした。・・・・・

 ( 副島隆彦です。  今日は、2021年10月13日(水)です。
 私がここから割り込みで書きます。
ここに上記の投稿文を載せた、学問道場の会員の堀内学君に、私から、伝えます。

 この後の部分の君の投稿文は、私の判断で削除します。君が、自分を精神障害者(精神病者、psychopath )である、として書いている、「週刊〇〇 (誌)への手紙 」という文章のここの重たい掲示板への、 長長文の 貼り付け投稿文はこれ以上は受け付けません。許しません。

堀内学君。 君が自分が受けた精神医療の現場での不当な取り扱いと、精神医薬の薬害問題などを、公共の課題(個人の問題では済まないみんなにとっての問題。英語では、これを「 public domain での public interest の追求」と言います)として 公表したいのであれば、以後は、以下の君のブログである、  

 「 djmacuba 私の言葉は愛の言葉」 
https://ameblo.jp/djmacuba/entry-12648603903.html

 で読んでもらえるようにしなさい。これ以上は、私たちの学問道場では受け付けません。
もしどうしても、精神障害者問題での、精神医療の現場と、精神病者たちへの行政の
問題を、学問道場で扱って欲しいというのでしたら、そのように私にメールで要求して下さい。自覚のある軽度の精神障害者たち( 学問道場にも、たくさんいると思います)
が集まってそこで議論をしてください。そのために掲示板を一つ作ることも考えます。 

 それから君が書いて告発している仮名の「赤星病院」というのは「日赤病院」だと思います。私はこういう書き方をする人が嫌いです。実名できちんと書きなさい。人名もそうです。 それが出来ないなら学問道場に近寄るのはやめなさい。世の中は、何でも自分の思うようにはならない。 君自身がよくよく分かっていることです。
 私、副島隆彦も、このことをよく分かっています。だからこうやって、私は、コツコツと
ずっと弟子たちと我慢に我慢で、22年間、この学問道場をやってきました。
以上です。 副島隆彦記 ) 

群馬のゆみこ 投稿日:2021/10/12 23:54

【2811】[3267]東京地裁703号法廷に響く裁判官の怒声!退廷を命じられ、廊下に投げ飛ばされる木原くにや弁護士 『武漢ウイルスワクチン特例承認取消等請求事件』

群馬のゆみこです。今日は2021年10月12日(火)です。
大変、大変!
 『武漢ウイルスワクチン特例承認取消等請求事件』の第一回口頭弁論が今日あって、木原くにや弁護士が冒頭意見陳述の途中、自身の衆院選出馬の話をしたことがいけない、裁判と関係ない、と退廷を命じられ、従わなかったので係員に廊下へほりだされたそうです。ちょっと、わたしたちの大事な木原弁護士に、なにすんのよ!

しかし、木原くにや弁護士は、「コロナ・ワクチンは、本質的に政治、選挙の問題であり、訴訟だけでは止めることができないから、それを意見陳述しなければならなかった」とおっしゃっています。(動画あり。下に貼った、目覚めてる庶民 のTwitterで見られます。)

(ライブドアニュースから貼り付けはじめ)

東京地裁にマスク着用しない数百人の集団https://news.livedoor.com/article/detail/21015416/

2021年10月12日 14時30分 共同通信
 新型コロナウイルスのワクチン特例承認差し止めを巡る訴訟の初弁論が12日、東京地裁で開かれ、庁舎内に関係者とみられる数百人がマスクを着用せずに集団で入った。職員らは感染予防のため対応に追われた。

(貼り付け終わり)

(目覚めてる庶民(自頭2.0)@Awakend_Citizen Twitterから貼り付けはじめ)

https://twitter.com/Awakend_Citizen/status/1447798356881805314?
ref_src=twsrc^tfw|twcamp^tweetembed|twterm^1447798356881805314%
7Ctwgr^|twcon^s1_&ref_url=https://saburagaeshi.com/2021%
2F10/12/post-6055/

【反ワクチン訴訟 第1回終了】
法廷に響く裁判官の怒声 退廷を命じられ 係官により廊下に投げ飛ばされる木原弁護士  裁判所7階の廊下を埋め尽くした群衆 「暴力反対!暴力反対!」のシュプレヒコール  号泣する女性傍聴人  とんでもないものを見た

(貼り付け終わり)

続いて、目覚めてる庶民(自頭2.0)のブログより、貼り付けます。
https://gamp.ameblo.jp/awakened-citizen/entry-12703430995.html?__twitter_impression=true

(貼り付けはじめ)

【コロナワクチン訴訟】傍聴してきました 2021-10-12 19:55.35

『武漢ウイルスワクチン特例承認取消等請求事件』

【第一回口頭弁論】10月12日(火)13:30~東京地裁703号法廷

26席しかなかった傍聴席にいた1人です 「コロナワクチン特例承認取り消しを求める裁判」 法廷内の出来事、法定外の雰囲気、その後の記者会見 最初から最後までこの目で見てきました 
今回の裁判のことを報じたメディア記事はどれも「ノーマスク集団」がどうこうと書いていますが話題をそらし問題を矮小化している報道だと思います

もはや「ノーマスク云々」などどうでもいいこと 世界の多くの国はすでにほとんどノーマスクです 2年近くほとんど誰も死んでない病気に対して 感染予防効果のないマスクをいつまでも着けている日本の方がおかしいのです

ノーマスクの集団が大挙して押し寄せ、裁判所が混乱した、みたいな書き方もされていますが、明らかにフェイクニュースです 裁判所の入り口では、複数の警備員に持ち物チェックはされますが マスクの有無は「一言も」「ただの一言も」誰もなにも言われませんでした

法廷内では裁判長からマスクについて一言だけ話がありました 「裁判所として感染対策に取り組んでいるので、任意で、マスクの着用をお願いしたい」という言い方でした

原告側の木原弁護士が「マスク着用に法的根拠はあるのですか」と質問しました

裁判官は「あくまで任意のお願い」だと再度、言いました
マスク着用に法的根拠はないと裁判長が名言したわけです マスク着用に科学的根拠はありませんが、法的根拠もないとハッキリしました 裁判所ですらマスクを強制できないのですから 民間の私企業が客にマスクを強制するなど、尚更ありえないのです

今回の裁判は 接種後の死者、重篤な後遺症患者を大量に生んでいる「ワクチン」と呼ばれている異物注射 そんなものを国が長期安全性の確認もしないまま特例承認し、全国民に接種させようとしている 安全管理上の是非、人道上の是非を問う裁判です

この裁判は全国民に関わる一大事です だから裁判所に入り切らない群衆が集結しました なのに用意された傍聴席はたった26席 わざとに減らしているのかと勘ぐってしまいます 

東京地裁には傍聴できなかった人たちが押し寄せ、7階フロアの廊下は端から端まで人で密密になりました 外にも長い行列ができていました ものすごい数の群衆、すごい光景でした それほど注目を集めた裁判だったのです 

裁判の応援に来た人は誰もマスクをしていませんでした マスクに意味がないことを深く理解している、よく勉強している人たちばかりだからです マスクをしようとしまいと、感染症には関係ないことを皆知っているからです 

マスクは感染症蔓延の空気を作り出し、大勢に従わせる同調圧力を醸成し、ワクチン接種に誘導する目的で、メディアが国民を洗脳し定着させた「ユニフォーム」に過ぎません

そもそも指定感染症2類相当の感染症など最初から流行っていません そんなエボラやペスト並みの感染症が流行っていたら 店舗も交通機関も通常営業しないし、国会も政治家のパーティもテレビ収録もやりません

国が発表したコロナ死者は「他の病死」も「事故死」も「寿命」も含まれる”水増し”であることはもはや常識です
今日の裁判、僕は幸運にも26枚の傍聴券の最後の1枚をゲットしました 

しかし裁判は、一瞬で強制終了してしまいました
原告側の木原弁護士による冒頭陳述は、途中で裁判長の怒声によって遮られ 木原弁護士は係官4人の腕力によって退廷させられるという、法治国家として信じられない光景を見ました
傍聴席もざわつきました 隣の女性は嗚咽を漏らしていました

裁判長の怖い目つきは傍聴席にも向けられ 「傍聴席も発言したら退廷させる!」と怒鳴られました
マイク越しに怒鳴るのはプロレスの試合後だけだと思っていましたが 東京地裁の裁判長もやっていました

廊下にいた人の証言では、原告側の弁護士は、係官の腕力で法廷の廊下に「投げ飛ばされた」そうです 「顔や頭を床に打ったのではないか」と言っていた人もいました
廊下にいた人たちからは「暴力反対!」のシュプレヒコールが起こりました

冒頭陳述をしていただけの弁護士が、裁判長から怒鳴り散らされたた挙げ句、発言を止められ、廊下に投げ飛ばされた、これが事実です

これが法治国家のやることでしょうか
予防接種というタテマエで行われている異物注射接種は 国をも超える大きな力で動かされています 裁判官だって取り扱いたくない事件なのでしょう つまり国も裁判所もグルということだと感じました

裁判官は弁護士を指差し、マイクが無意味なほどの大声で怒鳴っていました 敵意、怒り、感情に満ちていました 暴力団の人みたいでした
裁判官というものはもっと淡々としゃべる職業だと思っていましたが違いました

裁判長のマスクの隙間からは飛沫もダダ漏れだったでしょう 「裁判所として感染対策に取り組んでいる」と言っていましたが あれだけ大声で喚き散らしたら感染対策も何もないと思いました

今回のワクチンに反対している人がどういう人たちなの 知らない人に教えます ワクチンのことをよく調べた人です 調べて知ってしまった結果、黙っておれなくなった人たちです

今回のワクチンは調べた人は打ちません 調べてない人・考えない人が打ちます
私達の戦いは、政府やメディアとの戦いであると同時に 真実に気づいていない人、気づこうとしない人を どれだけこちらに巻き込むことができるかという戦いでもあります

陰謀論でも大げさでもなく「大勢の庶民の命を守る」ための戦いです
今回は大勢の人が東京地裁に集まってくれたお陰で 偏向報道とはいえ世間に届けることができたのは収穫です

次回の裁判は来年1月13日の午前11時30分、同じく東京地裁です 今回以上に、もっともっと多くの大群衆が駆けつけてくれれば またメディアは報道せざるを得なくなるでしょう

かけつけた群衆が全員ノーマスクなら ノーマスクを叩くこと自体に意味がないことに気づく人も増えるでしょう 
来年1月13日、今から職場の「希望休」を入れてはいかがでしょうか? 一緒に戦いましょう

(貼り付け終わり)

来ましたね。来ましたよ。ついに日本も。
 これまで、テレグラムで海外(アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、ブラジル、ズールー族)のマッシヴ(ものすごい)デモの動画や、そのほか抗議行動をを見ていて、「日本はなんかこういう感じじゃないな~、日本人はどうやって立ち上がるのかな~」とぼんやり考えていましたが、今回、キターー!という感じがします。

 ズールー族のプロテスト、見たいでしょ。こちらです。https://t.me/Q_Warriors/416
 ” THE ZULU COME OUT IN FORCE AGAINST MANDATORY VACCINATIONS IN SOUTH AFRICA ” 「 ズールー族の抗議行動。南アにおける、ワクチン接種(vaccination ヴァクシネイション)の強制命令( mandatory マンダトリー)に反対する」
2021年9月28日 

あと、東京地裁703号法廷の裁判官は、なんていう名前の人かな、と思って検索してみました。
森英明,横井靖世,廣瀬智彦 下道良太,この四人のうち三人かな、と思います。ここ↓で見ましたけど、はっきり分かりません。
https://www.courts.go.jp/tokyo/saiban/tanto/minji_tanto/index.html

試合後のプロレスラーのようにマイク越しに怒鳴り散らすなんて、まるで、去年(2020年)の12月に、米大統領選挙で揉めて、テキサス州が出した訴状を受理しなかったジョン・ロバーツ最高裁判事のようですね。「オレがやり方を教えてやるぅ!」
https://you1news.com/archives/15853.html
あれは舞台裏でしたが、今回は裁判所の法廷ですから、裁判官さんもそうとう追い詰められてますね。 
 今日の話題は、毎日チェックしている笹原シュンさんのTwitterから知りました。毎日世界の動きを、ちょっとスピリチュアル系が入りながら(いやだいぶ入ってるかな)、いろんな人のツイートを載せてくれるので、ここを見れば分かる、という感じの、便利なTwitterで、お勧めです。
笹原シュンTwitter:https://twitter.com/shun_sasahara
おしまい

副島隆彦 投稿日:2021/10/12 22:43

【2810】[3266]生方(うぶかた)議員発言「「拉致(らち)被害者は生きていない」が正しい。

副島隆彦です。今日は、2021年10月12日(火)です。
 生方幸夫(うぶかたゆきお)議員が、9月23日に自分の選挙区の千葉県松戸市の集会で、発言した「拉致(らち)被害者は生きていない」は、正直であり真実である。

 私、副島隆彦は、生方議員の発言を支持する。彼は、今、ひとりで追い詰められて、議員辞職まで自分の所属する立憲民主党から勧告されている。ヒドい話だ。政治家が、真実を口にしたら、袋叩きにされる国だ。その背後に、何が隠されているのか。

 以下に載せる新聞の記事の通り、生方議員が言った 「「横田さんが生きているとは誰も思っていない。自民党の議員も」とした上で、「拉致問題、拉致被害者は今、現在はいないと捉えられる、政治家は皆そう思っているということ」などと発言した 」のとおりである。これが真実だ。それなのに、どうして、真実を言うことが、今の日本国では、激しいタブー(禁忌、きんき)の嵐の、バッシングを受けるのか。まず、このことで意図的に騒ぎ始めた産経新聞の記事をしっかり読んで下さい。

(転載貼り付け始め)

● 「「拉致被害者は生きていない」と立民・生方氏 家族会など抗議」
2021年10月11日 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/865966d00892678b001c4c50a5aee3ffe0995be2

 立憲民主党の生方幸夫衆院議員(比例代表南関東ブロック)が、9月に千葉県松戸市で行った会合で、北朝鮮による日本人拉致問題について「日本から連れ去られた被害者というのはもう生きている人はいない」などと発言したとして、拉致被害者家族会と支援組織「救う会」は9月11日、発言の取り消しと謝罪を求める抗議声明を出した。

 声明では「すべての拉致被害者の救出のため心血を注いできた被害者家族、支援者、被害者自身の生命に対する重大な侮辱であり冒涜(ぼうとく)だ」と非難した。
 救う会などによると、生方氏は9月23日、松戸市での会合で拉致問題について見解を問われ、横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=について「横田さんが生きているとは誰も思っていない。自民党の議員も」とした上で、「拉致問題、拉致被害者は今、現在はいないと捉えられる、政治家は皆そう思っているということ」などと発言した。

 また平成16年に北朝鮮が提出し、日本側が別人と鑑定しためぐみさんの偽の遺骨について「遺骨からDNAを鑑定して、それが横田さんであるのかないのかというような技術力はなかった」とした。

死亡の根拠について問われると、「客観的情勢から考えて生きていたら(北朝鮮は横田さんを)帰す。帰さない理由はない」と説明。「生きているのだったら何かに使いたい。1回も使ったことがないですから、残念ながら亡くなってしまっているから使いようがない」などと主張した。

一方、14年の日朝首脳会談で北朝鮮が拉致を認めて謝罪し、帰国した5人の被害者について、北朝鮮に一度返すとした約束を日本側が守らなかったとし、「首脳同士で話をして決めたことも守らないなら、それはだめなのではないか」と述べた。

「拉致した当人は北朝鮮政府なのだから、責任を取らなきゃいけない」とする一方、「自分の意志で入ったが、もう自分の意志では出られなくなったという人を含めて行方不明者、拉致被害者というように言っている」と指摘。「日本国内から連れ去られた被害者は、生存者はいないのだと思う」と重ねて主張した。

これに対し、家族会などによる抗議声明では「生方議員は人の命に関わる重大な人権問題について、日本政府の基本的立場を否定して、北朝鮮の主張に賛同している」と批判。生方氏が所属する立憲民主党に対し、「生方議員発言を党としてどう考えるのか、ぜひお聞かせ願いたい」としている。
北朝鮮は14年9月の日朝首脳会談で拉致を認めて謝罪し、5人を帰国させた。だが、ほかの被害者については8人が「死亡」、4人が「未入境」と主張した。

2016年の日朝実務者協議ではめぐみさん本人のものだとする「遺骨」を提出したが、持ち帰った日本側は約1カ月かけてDNA型鑑定を進め、別人の骨であることを確認した。北朝鮮側は遺骨について「火葬した」と説明したが、通常の火葬よりも高温の1200度で焼かれていたことが判明。DNA型の検出を困難にしようとした可能性が指摘されている。

政府は拉致被害者の「死亡」を裏付けるものが存在しないとして、北朝鮮に誠実な対応を求めてきた。岸田文雄政権も拉致被害者全員の早期帰国を最重要課題に掲げている。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 私は、この問題では、今の自分の考えを書かない。それよりは、私が、今から3年前に、ここの重たい掲示板に書いた長い文章を載せる。 この文を読んで、皆で、じっくり考えてください。 この中の、2014年の記事の 「石井一(いしいはじめ)議員 「横田めぐみさん、とっくに亡くなっている。私は北朝鮮に精通している」」 の個所を中心に、しっかり読んで下さい。

私たち日本人は、ずる賢くなったり、狡猾(こうかつ)になったりしてはいけないのだ。 私たちは、北朝鮮政府とも、誠実に対話を続けなければいけない。そのために、わざと作られた、余計な障害を、自分たちで取り除く努力をしなければいけない。  以下の3年前の私の文章を、しっかり読んで下さい。

(転載貼り付け始め)

副島隆彦です。  今日は、2018年5月15日です。
 今、今日のぼやきの方に に、新作映画「マルクス・エンゲルス」、原題は、Young Karl
Marx (「若き日のカール・マルクス」2017年作、岩波映画で公開 )を見た、私の批評文が載っています。私が、2月に試写会を見に行ったあと書いた。

 ・・・・・私が最近、不愉快なのは、日本政府(安倍政権)が、「トランプ大統領。日本の拉致問題も、シンガポールの米朝会談の議題に入れてね」と、まだ性懲りも無く懇願している、そのニューズ報道だ。ホントに拉致、拉致(らち、abduction アブダクション 誘拐 )で、もう10年間も無駄に騒いでいる。

(転載貼り付け始め)

日本人拉致事件 写真特集  時事通信

東京・新宿駅で開催された北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの写真展を訪れた母親の早紀江さん=2018年5月8日【時事通信社】

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。

2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している。

 早紀江さんは「悲しみの中で見る写真は言葉で表せられないほどつらい」と述べ、一刻も早い帰国を求めた。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 横田滋(よこたしげる)、早紀江(さきえ)夫妻というのが、この運動の司令塔で、広告塔のようだが、もう、こういう偽(にせ)芝居、やらせのドラマはいい加減にして終わりにせよ。

 北朝鮮の国家犯罪としての拉致事件は、外交交渉としてこの20年間、ずっと協議された。そして終わりにすべきことなのだ。もう終わっているのだ。それを蒸し返し続ける、という、その腐った根性はどこからやって来るのか。

 ここでは、私、副島隆彦は、日本のリベラル派で、反(はん)安倍政権派の、温厚な日本国民の、知性がある人たちに、以下の知識・情報すなわち真実を分け与えます。さっさと事実を知りなさい。  

 1977年に、日本の海岸線で起きた一連の事件の拉致被害者たちは、もう、全員、死んでいる。拉致被害者は、全部で13人で、そのうち8人は、横田めぐみも含めて、1980年代に死んでいる。
残りの5人を、小泉純一郎首相が、北朝鮮を騙して、「里帰りだから」の策略を使って、2002年10月に連れ戻してきた。さらに、その子供たちも2004年5月に連れ戻した。このときに終わった。本当に終わっている。それを日本政府は、今も、ワーワー、虚偽の話をねつ造して騒ぎ続けている。これは国際社会に向けて、極めて見苦しい態度だ。 

 だから、北朝鮮政府がこの日本の外務省の嫌(やら)らしい態度に怒る。以下の北朝鮮政府の態度の方が正直だ。

(転載貼り付け始め)

●「 拉致問題提起を非難=北朝鮮「過去の清算回避」 」

2018年5月12日 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051200417&g=prk

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、5月12日、日本人拉致問題について「解決された」と主張、日本政府の拉致問題提起を「誰かの同情を買い、過去の清算を回避しようとしている」と非難した。その上で、「過去の清算のみが日本の未来を保証する」と訴えた。

 6月12日にシンガポールで行われる金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領の初の首脳会談をにらみ、拉致問題を取り上げようとする動きをけん制する狙いがあるとみられる。同時に、「過去の清算」に向け、日本と対話する用意も示唆した。

 朝鮮中央通信は論評で、「全世界が近く開かれる朝米首脳の対面(米朝首脳会談)について、朝鮮半島の前向きな発展を主導し、明るい未来をつくるための第一歩と支持、歓迎する中で、日本だけがこの流れに逆らっている」と批判。「日本の反動層が既に解決された『拉致問題』を再び持ち出し、世論をあおろうとしているのは、朝鮮半島の平和の気流を阻もうとする愚かな醜態だ」と決め付けた。

 また、「 朝日(ちょうにち)関係は本質的に、被害者と加害者の関係であり、加害者が被害者に謝罪と賠償をしなければならないというのは、問題の初歩だ」と強調。戦時中の強制連行や慰安婦問題などを挙げ、「日本という国全体をささげても到底、賠償できない」と主張した。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。上記の記事の解説はしない。
 以下の記事を読みなさい。これが、日本のリベラル勢力、ちょっとは自分の頭で、考える力のある人は、しっかり読みさない。これが真実なのだ。この事実を、「拉致、拉致」で、わざと騒いでいる人間たちに突き付けなさい。「あ、バレたか」と顔が歪むから、自分の周辺にいる、「拉致(らち)騒ぎ人間」を自分で問い詰めなさい。

(転載貼り付け始め)

●「石井一(いしいはじめ)氏「横田めぐみさん、とっくに亡くなっている。私は北朝鮮に精通している」」
2014年8月30日 The Huffington Post
https://www.huffingtonpost.jp/2014/
08/29/hajime-ishii_n_5739914.html

 民主党の石井一(いしいはじめ)元(もと)国家公安委員長(80)は、8月29日、神戸市内で開いた自らの旭日大綬章(ぎょくじつだいじゅしょう)記念パーティーで、北朝鮮による日本人拉致問題について 「日本政府はいまだに横田めぐみさんらを返せと騒いでいるが、もうとっくに亡くなっている」と発言した。47NEWS などが報じた。

 「私は北朝鮮に精通している。それなのにまだ(交渉を)やっとるのは非常に違和感がある」と、現政権の対北朝鮮外交への不満を表明。「社会に大きな警鐘を鳴らす発言だが、皆さんの批判を問いたい」とも述べた。
 
(47NEWS=共同通信= 『「めぐみさんは既に死亡」 石井元公安委員長が発言』から 2014/08/29 )

 石井氏は、この4月、2014年の春の叙勲受章者に選ばれた。それを知った民主党の海江田万里(かいえだばんり)代表らの呼びかけで、パーティーが実現した。

 石井氏はこのパーティーの出席者に配布した「私の主張」と題した文書で、「北朝鮮が一度死亡と発表した方々を、改めて生存しているとする可能性は、とても低いのではないか」と指摘していたという。また、パーティー終了後の取材では次のように話していた。

 終了後の取材で「(めぐみさんらが)戻って来てくれれば非常にうれしいが、最高権力者が交渉で一度認定した事実を覆すことはあり得ない。冷静になるべきだ」と発言の趣旨を説明した。
 
(MSN産経ニュース『「めぐみさんは既に死亡」 石井元公安委員長が発言」より 2014/08/29 )

 元日経政治部記者で民主党員の宮崎信行(みやざきのぶゆき)氏は、石井氏が国家公安委員長に就いていた1994年に、日本の警察が、初めて朝鮮総連に対して家宅捜索を行っていることを指摘。石井氏が北朝鮮に精通していることを示唆した。

 石井一(いしいはじめ)氏は、55年体制崩壊の翌年、第80代羽田(はた)内閣の国家公安委員長として再入閣し、わずか2か月の在任期間でしたが、長年タブーだった朝鮮総連京都府連の家宅捜索に成功しています。
@47newsflash 民主党の石井一元国家公安委員長が「横田めぐみさんらを返せと騒いでいるがとっくに死んでいる・・・・  国会実況 国会中継 (@kokkai_live) 2014,年8月 29日

 横田めぐみさんを巡っては、北朝鮮側は拉致被害者の安否再調査で、めぐみさんのものとする「遺骨」を提出した。だが、日本側のDNA型鑑定で偽物であることが判明している。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 私は、政治家の石井一(いしいはじめ)氏と福岡市で、衆議院選挙の応援のあとの食事の席で話したことがある。立派な政治家だった。

 石井一(はじめ)議員は、神戸が地盤で風貌からしてもドスが効いたので、‘自民党内の 山口組 ‘と、畏怖(いふ)と悪名(あくみょう)で呼ばれた人だ。だが本当は繊細な感覚をした頭のいい政治家だった。 石井一は田中角栄に師事した政治家のひとりだ。 

 1992年の“自民党大分裂”のあとは、ずっと小沢一郎と行動を共にした。真に気骨のある政治家だった。だが、最後は、「 石井。そろそろ小沢から離れんかい。そうせんと、刑務所にいれたるど 」と、穢(きたな)い、竹下登(たけしたのぼる)系から、脅しあげられて、それで、「この歳で、拘置所、刑務所はきついなあ」で、最後に2011年頃、小沢一郎から離れた。
   
 下の方に、たくさん貼り付ける、時事通信の拉致被害者たちの顔写真、そしてその下の、解説文に必ず次のように書かれている。

「 「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、1986年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 」  

 北朝鮮政府は、日本政府から、この20年以上も、外交協議の場で、やいのやいとの、拉致、拉致を、言われ続けた。だから北朝鮮側が、ついに根を上げて2002年9月に、最高指導者の金正日(キムジョンイル)が、13人の日本人の拉致(誘拐 ゆうかい)の事実を認めて、日本政府に謝罪した。

そして「分かりました。彼らの骨とか遺品を集めます」で、2004年にまとめて出した。ところが日本政府は、「日本側で鑑定した結果、これらの骨は本人たちのものではない」と北朝鮮に回答した。それが2004年11月だ。この問題で誠実に対応した北朝鮮は、当惑してそして怒った。当然だ。

 この時の北朝鮮政府の正直な態度に対して、日本政府(外務省)は「これらの大量の人骨が、真正(しんせい)であるか、分からない」 と、決断して、このあとも「拉致、拉致」で、騒ぎ続けることに決めた。なんという、悪質な態度であることか。 朝鮮人たちが、またしても怒るはずだ。だから今度の「6カ国協議」の再来(さいらい)版に、日本は入れて貰(もら)えない。

 あまり拉致、拉致と騒がなくなった。テレビも騒がない。騒いでいるのは、外務省の発表だけだ。なぜなのか、ここに謎があるが、私、副島隆彦はだいたい解明している。それは。後ろの方に載せる新聞記事に表れている。

( この記事は、北朝鮮問題の専門家の辺 真一(ピョン・ジンイル)氏が書いた文です。朝日新聞 2017年3月27日に載った、「日本人拉致事件」日本大百科全書(ニッポニカ)の文章です。 文が長いので、副島隆彦があと少し書いた後に載せます。)

 副島隆彦です。だから、ポンペオ国務長官の発言 と同じく、日本外務省が、拉致、拉致、 と言い続けるのは、北朝鮮での体制変更が起きて、そのあとに、復興計画を含めて、和平交渉( peace talks ピース・トークス) が、始まって、それが、やがて65年経っての、平和条約( peace treaty ピース・トリーティ)へとつながる。

 朝鮮戦争が、休戦=停戦して、 1953年に結ばれた休戦協定( cease-fire agreement シース・ファイア・アグリーメント)と、和平交渉、平和条約が、どう、ちがうか、を分かっている、日本知識人が、ほとんどいない。 休戦協定のまま、現在まで続いているのだ。これを、急に平和条約には、出来ない。 1953年の休戦協定は、北朝鮮と韓国が、合意したものではない。中国(ホウトクカイ将軍)と、国連軍の司令官の米国将軍が、結んだ。

 だいたい、平和条約(ピース・トリーティ)は、= 戦争終結条約 のことなのだ。このことを、日本人の知識層でも知らない。

 だから、北朝鮮との和平交渉(ピース・トークス)が始まった時に、日本政府は、北朝鮮政府から持ち出される、「日韓併合(にっかんへいごう)」 の時以来の、 植民地支配で、北朝鮮が、受けた多大の苦難と、死者と、多くの政治弾圧とかへの補償=損害賠償をしなければ済まない。

 その金額は、おそらく、5兆円(500億ドル)ぐらいだろう。そのうちの1兆円とかを、負けてもらうための、「あなた(北朝鮮政府)も、拉致問題という国家犯罪をした」で、その交渉の材料として、相手に、打ち返す、撃ち返すミサイル として、外務省はこの拉致問題を言い続けるのだ。 分かりますか?

以下に資料として貼り付ける。みんな、よく読んで真実を知るべきだ。 副島隆彦記 

(ここから資料、 転載貼り付け始め) 


出典:朝日新聞 2017年3月27日
「日本人拉致事件」  日本大百科全書(ニッポニカ)

 北朝鮮によって、一般の日本人が拉致(らち)された事件。
 日本人拉致に関する疑惑が初めて日本のマスコミに大きく取り上げられたのは、1987年(昭和62)11月に発生した大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)が北朝鮮の工作員育成機関である金正日(キムジョンイル)政治軍事大学で日本から拉致された「李恩恵(りおんけい/リウネ)」なる日本人女性から日本語を教わったと証言したことによる。

 日本政府は警察の調査に基づき「李恩恵」なる女性が1978年(昭和53)6月に失踪(しっそう)した田口八重子(たぐちやえこ)の可能性が高いとして、1991年(平成3)5月、第3回日朝国交正常化交渉の場で北朝鮮に対して初めて日本人の拉致に関する問題を提起した。

しかし、この問題は本交渉の議題とはされず、非公式協議に回された。その後、日本の追及に北朝鮮側が「共和国に対する侮辱であり、会談の破壊行為である」と猛反発したことで1991年1月にスタートした日朝国交正常化交渉は1992年11月の第8回交渉で中断する事態に至った。

 5年後の1997年には、新潟市内で1977年(昭和52)11月に失踪した横田めぐみが北朝鮮に拉致されていたことが韓国に亡命した北朝鮮の元工作員の証言で判明。北朝鮮に拉致された日本人の数は、日本政府が認定しただけでも、有本恵子(ありもとけいこ)らヨーロッパ旅行中に拉致された3人も含めて8件11人に上った。

 日本人拉致に関する問題はその後、北朝鮮が「行方不明者としてならば調査する」と応じてきたことで、国交交渉が2000年(平成12)4月から再開されたが、北朝鮮の回答は「(行方不明者は)わが国にはいないことが判明した」と否認で一貫していた。

 拉致に関する問題が急展開したのは、2002年9月17日の首相小泉純一郎の訪朝による日朝首脳会談の場である。

 自ら「拉致はしていない」と否定していた総書記金正日は一転して、「特殊機関の一部が妄動主義、英雄主義に走って行った」と拉致の事実を認め、謝罪した。拉致の目的については「一つは、特殊機関で日本語の学習ができるようにするため、もう一つは人の身分を利用して南(韓国)に入るためである」と述べ、工作員に日本語を教えるため、あるいは日本人になりすまして韓国に侵入するためとする日本での定説を追認した。

 そして、日本が安否確認を要請していた8件11人については「5人が生存し、8人が死亡した」と通告してきた。生存者は蓮池薫(はすいけかおる)、奥土祐木子(おくどゆきこ)夫妻、地村保志(ちむらやすし)、浜本富貴恵(はまもとふきえ)夫妻、曽我(そが)ひとみ、死亡とされたのは有本恵子、石岡亨(いしおかとおる)、市川修一、田口八重子、原敕晁(はらただあき)、増元(ますもと)るみ子、松木薫(まつきかおる)、横田めぐみであった。

 拉致被害者が13人に増えたのは、1980年(昭和55)にヨーロッパで相次いで失踪した石岡亨、松木薫、それに1978年8月に新潟の佐渡島(さどがしま)で失踪した曽我ひとみが含まれていたからである。石岡、松木の両人については拉致と認定されていなかったために日本政府の安否リストから外されていたし、曽我に関しては日本政府は把握さえしていなかった。このほかにその後、日本政府が認定した拉致被害者として久米裕(くめひろし)、曽我ミヨシの2名がいるが、北朝鮮はその安否について言及していない。

 日朝首脳会談、そして5人の生存者の帰国後の2002年(平成14)10月29日から2日間、マレーシアで開かれた日朝国交正常化交渉で、日本は拉致事件の解決、すなわち生存者およびその家族らの日本への永住帰国、死亡扱いされた8人に関する安否の再調査を求めたが、北朝鮮は「順調に解決されつつあった拉致問題を日本側が複雑にした」と日本を激しく非難し、帰国した5人の拉致被害者を北朝鮮に戻すべきだという、日本にとってはとうてい受け入れがたい主張を繰り返した。

 その後、被害者をめぐる交渉が膠着状態となり、具体的な進展がまったくみられなくなっていたが、2004年(平成16)5月22日、小泉が再度訪朝、金正日との会談の結果、拉致被害者5人の家族8人のうち、地村夫妻と蓮池夫妻の子供計5人が日本に帰国した。曽我ひとみの夫は元在韓国米軍の兵士で、北朝鮮に亡命したとされており、来日した際にアメリカから訴追される可能性があるとして、当初は2人の子供とともに来日を拒否した。

 しかし、2004年7月曽我と夫、子供2人はインドネシアでの再会を経て、帰国・来日した。5月の会談の結果については、不可解な状況下で死亡したとされている10人の拉致被害者については日本側も参加した調査機関の設置も念頭に置きつつ、再調査を行うこととなった、との政府による説明がなされた。

 その後、開催された日朝実務者協議(2004年8~11月、北京)、日朝包括並行会議(2006年2月、北京)では具体的な進展はなかったが、拉致問題に関する国際的関心は高まり、2005年12月国連総会本会議では「北朝鮮の拉致を非難する決議」が採択された(2006年12月拉致禁止条約が成立)。2006年4月には拉致被害者の家族が、アメリカ下院外交委員会公聴会およびアメリカ大統領ブッシュとの面会で、拉致被害の深刻さと解決の重要性を訴え、アメリカ関係者・世論の共感を得た。

 また2008年8月の実務者協議では、拉致被害者の再調査を行うことで合意した。その後も、日本政府が認定した拉致被害者計12名(前述のほか2005年4月に田中実を、2006年11月に松本京子を認定)の安否について、北朝鮮側より納得のいく回答を得ておらず、今後とも、日本政府は真相究明、被害者の即時帰国、拉致実行犯の身柄引渡しを強く要求し、拉致問題の解決を図っていくこととしている。[辺 真一(ピョン・ジンイル)]

『横田早紀江著『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(2000・草思社) ▽八尾恵著『謝罪します』(2002・文芸春秋) ▽蓮池透著『奪還 引き裂かれた二十四年』(2003・新潮社) ▽北朝鮮による拉致被害者家族連絡会著『家族』(2003・光文社) ▽横田早紀江他著『ブルーリボンの祈り』(2003・いのちのことば社フォレストブックス) ▽和田春樹著『同時代批評――日朝関係と拉致問題』(2005・彩流社) ▽チャールズ・R・ジェンキンス著、伊藤真訳『告白』(角川文庫)』

  日本人拉致事件 写真特集 時事通信

 東京・新宿駅で開催された北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの写真展を訪れた母親の早紀江さん=2018年5月8日【時事通信社】

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している。
 早紀江さんは「悲しみの中で見る写真は言葉で表せられないほどつらい」と述べ、一刻も早い帰国を求めた。


 拉致被害者の横田めぐみさん[横田めぐみさんのご両親提供]

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(1977年04月撮影) 【時事通信社】

北朝鮮で撮影された20歳前後の横田めぐみさんとされる写真。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した。94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】


 北朝鮮が提供した拉致被害者の横田めぐみさんとみられる写真[横田滋さん提供]

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】


北朝鮮が提供した拉致被害者の横田めぐみさんとみられる写真[横田滋さん提供]。めぐみさんの影と背景の樹木の一部に影の向きが違っている部分があり、合成された疑いもある。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】


横田めぐみさんの娘と確認されたキム・ヘギョン(ウンギョン)さん。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。
「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(2002年09月30日) 【時事通信社】


北朝鮮・金剛山で、父方の祖母らとの面会にやってきた横田めぐみさんの娘、キム・ヘギョン(ウンギョン)さん。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。
「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(2006年06月29日) 【AFP=時事】


 拉致被害者の田口八重子さん。八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが外務省に資料提供した写真。

 北朝鮮政府は、田口さん=当時(22)=は1978年6月29日、宮崎市の青島海岸から北朝鮮工作員に連行されたとしている。2年後に同じ青島海岸から拉致された原敕晁さん=失踪当時(43)=と、北朝鮮で84年10月に結婚。2人の間に子供はいなかったという。

北朝鮮政府は、田口さんは86年7月、乗用車で帰宅途中にトラックとの交通事故に遭い、死亡したとしている(1977年10月0日) 【時事通信社】


韓国当局が発表した大韓航空機事件の容疑者・金賢姫の教育係「李恩恵(リ・ウネ)」のモンタージュ写真。
78年6月に北朝鮮に拉致された田口八重子さんは、81~83年の約20カ月間、「李恩恵」の名で金元工作員と生活し、日本語などを教えたとされる 【時事通信社】


拉致被害者の原敕晁さん。失踪前の1970年代、大阪で撮影された写真。

 大阪市内の中華料理店で働いていた原さん=失踪当時(43)=は、1980年6月17日に宮崎市の海岸に誘い出され、北朝鮮の工作員に拉致されたとされる。
 北朝鮮政府は、原さんは北朝鮮に入国後、84年10月に同じ拉致被害者の田口八重子さんと結婚した、が、86年7月19日、咸鏡北道麟山郡で肝硬変で死亡したと説明している 【時事通信社】


拉致被害者の松本京子さん。[特定失踪者問題調査会提供]
 松本さん=失踪当時(29)=は、1977年10月21日午後8時ごろ、編み物教室に行くため外出。近所の人が自宅近くで、松本さんとみられる女性が男2人と話しているのを目撃し、声を掛けたが、殴られて負傷した。男らは海岸方向に向かい、松本さんは行方不明となった。

北朝鮮政府は2004年11月の実務者協議で、松本さんについて「入国は確認できなかった」と回答していたが、日本政府は06年に北朝鮮による拉致事件と断定した 【時事通信社】


 拉致被害者の松本京子さん(撮影日不明)。
 松本さん=失踪当時(29)=は、1977年10月21日午後8時ごろ、編み物教室に行くため外出。近所の人が自宅近くで、松本さんとみられる女性が男2人と話しているのを目撃し、声を掛けたが、殴られて負傷した。男らは海岸方向に向かい、松本さんは行方不明となった。
 北朝鮮政府は2004年11月の実務者協議で、松本さんについて「入国は確認できなかった」と回答していたが、日本政府は06年に北朝鮮による拉致事件と断定した 【時事通信社】


拉致被害者の久米裕さん(撮影日不明)。

 警備員として三鷹市で勤務していた久米さん=失踪当時(52)=は1977年9月、休暇を取得中に上司へ電話をかけ、「宇奈月温泉(富山県)にいます。休みが終わったら、出勤します」と話した後、連絡が途絶えた。

警察の捜査によると、久米さんは知り合いの在日朝鮮人に石川県の宇出津海岸に誘い出され、迎えに来た北朝鮮の工作船に乗せられ拉致された。北朝鮮側は久米さんについて「入国していない」と回答し、安否は確認されていない 【時事通信社】


拉致被害者の曽我ミヨシさん(撮影日不明)。
 曽我さん=失踪当時(46)=は1978年8月、娘のひとみさん=同(19)=とともに新潟県佐渡島の自宅近くの海岸で北朝鮮の工作員に拉致された。ひとみさんは2002年に帰国したが、北朝鮮政府はミヨシさんについて「入国を確認していない」と回答し、安否は確認されていない 【時事通信社】


拉致被害者の有本恵子さん(撮影日不明)。

 有本さん=失踪当時(23)=はロンドン留学中の1983年、よど号ハイジャック事件のメンバーらによってデンマークのコペンハーゲンに誘い出され、そこから北朝鮮に拉致された。
北朝鮮政府は、有本は85年12月に同じ拉致被害者の石岡亨さんと結婚、翌年娘を生んだ、が、88年11月4日にガス中毒で子どもを含む家族全員が死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の石岡亨さん(撮影日不明)。

 石岡さん=失跡当時(22)=は欧州滞在中の1980年に失跡。北朝鮮政府は、同国の工作員が日本語教師の獲得のため石岡さんを拉致したことを認めた上で、85年12月に同じ拉致被害者の有本恵子さんと結婚し、娘をもうけたが、88年11月4日にガス中毒で子どもを含む家族全員が死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の増元るみ子さん(撮影日不明)。
 増元さん=失踪当時(24)=は1978年8月、当時交際していた市川修一さんとともに鹿児島県日置市の海岸で、北朝鮮工作員に拉致された。
 北朝鮮政府は、増元さんは入国後の79年4月20日に市川さんと結婚したが、81年8月17日に心臓病で死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の市川修一さん(撮影日不明)。

 市川さん=失踪当時(23)=は1978年8月、当時交際していた増元るみ子さんとともに鹿児島県日置市の海岸で、北朝鮮工作員に拉致された。
 北朝鮮政府は、市川さん入国後の79年4月20日に増元さんと結婚した、が、同年9月に海水浴場で心臓麻痺のため死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の松木薫さん(撮影日不明)。

 熊本市出身の松木さん=失踪当時(26)=は語学の勉強のために滞在していたスペインで1980年5月ごろ行方不明になった。松木さんはスペインで知り合った石岡亨さんとともにウイーンへ行き、そこで拉致されたとみられている。

北朝鮮政府は日本政府に対し、松木さんは96年に交通事故で死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の田中実さん(撮影日不明)。

 神戸市出身の田中さん=失踪当時(28)=は同市内のラーメン店で働いていた78年6月6日、成田空港からウィーンに向けて出国し、そのまま消息不明となった。
日本政府は2002年10月の日朝国交正常化交渉の際などに、田中さんの所在確認を要求していたが、北朝鮮側は「入境が確認できない」と返答していた 【時事通信社】

(資料の 転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。私には、もうこれ以上、今は何も言うことがない。 副島隆彦拝 

末席の新参者 投稿日:2021/10/11 04:08

【2809】[3265]あの証明書

内閣官房がワクチン接種証明について意見募集しています。
詳しく見ていませんが、意見募集の締切日は書いてないようです。
とりあえずURLだけ貼っておきます。

♦内閣官房/ワクチン接種証明について
https://corona.go.jp/package/

♦意見の投稿ページ
https://corona.go.jp/package/form/

末席の新参者 投稿日:2021/10/10 20:51

【2808】[3264]個人備蓄の時代

タイトルは先生の著書「個人備蓄の時代」ですが、7日に関東で発生した震度5強の地震のことではありません。迫りくる経済崩壊に備えておくための個人備蓄です。既に世界的な原材料価格の高騰で、食品・電気・ガス等が値上げを予定しており忍び寄るインフレの足音は大きくなるばかりです。

収入は増えなくても物価上昇するスタグフレーションの公算も大きくなってきました。そして、2024年の預金封鎖へと続く道のりが続くように思えます。
近未来を想定して思索に耽るのは知的好奇心を大いに刺激してくれますが、どこか評論家気どりになっている自分がいることに気づくのも事実なのです。

地に足のついていない状態を修正し、現実を直視するならば、これから3~4年はこれまでに体験したことのない経済的な困難に耐え続けることになります。

日本における直近のインフレと言えば、約48年前のオイルショックが挙げられます。消費者物価指数が20%以上も上昇して、当時の大蔵相だった福田赳夫元首相が「狂乱物価」と名付けたと記されています。
また、「質の悪い貨幣が流通すると物価が上がる」とも言われています。先進国が足並み揃えて金融緩和ばかり行っているのは、まさに世界中で質の悪い貨幣を流通させているのと同じで、大きな金融ショックの到来を示唆しているように思えます。

一方、ハイパーインフレの定義を調べてみると、経済学者のフィリップ・ケーガンは「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義しています。国際会計基準では、「3年間で累積のインフレ率が100%以上」となっていることをハイパーインフレの条件のひとつにしているようです。

2013年には、キプロスで預金封鎖が行われました。しかしキプロスはハイパーインフレになっておらず、銀行救済が理由とされています。インフレになっていなくても国家の意思で預金封鎖が可能であることは重要な事実と思われます。

翻って、これからの数年間は悪い意味で濃密な時間を過ごさなくてならないかもしれません。歴史の生き証人になるには、相応の代償を払わなくてはいけないようです。
狂乱物価から預金封鎖へと続く数年をしたたかに生き抜くには個人備蓄が欠かせません。「自然災害も多い日本で今頃、備蓄と言っているのは間抜け」と嘲笑されるかもしれません。しかし、生活必需品が店頭から消えたり、異常に値上がりしても、しぶとく生き抜かなければなりません。

先生の著書は刊行から数年後に購入しましたが、いつのまにか積読になっていましたので今から読みます。駄文が続いてしまいましたが、備えあれば憂いなしです。

佐藤義孝 投稿日:2021/10/08 06:59

【2807】[3263]海外投資家

 下の記事に追加で私が今回の日経平均の急落がやっぱり岸田ショックなのかなと考え直した理由は海外投資家の巨額の売りです。

(引用始め)
東証主体別売買動向:9月第5週、外国人・現先合計は1兆7505億円の大量売り越し
https://minkabu.jp/news/3092475

東京証券取引所が7日に発表した9月第5週(9月27日~10月1日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が4889億8211万円と3週連続の売り越しとなった。前週は2691億8807万円の売り越しだった。
 
 先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では外国人は1兆2615億円の売り越し。現物・先物の合計では1兆7505億円と2週連続で売り越した。20年2月第4週(1兆7695億円の売り越し)以来、1年7カ月ぶりの大量売り越しとなった。前週は2737億円の売り越しだった。現物での個人投資家は5516億861万円と6週ぶりの買い越し。信託銀行は3475億8952万円と5週連続の売り越しとなった。事業法人は378億3275万円と19週連続で買い越した。

 この週の日経平均株価は終値ベースで1477円(4.9%)下落している。
(引用終わり)

 文章を書く前は引用しようと思っていたのですが書いてるうちに忘れてしまいました。

 後から自分の文を読み直すと毎回下手だし考えがまとまってないなと感じます。