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一会員 投稿日:2024/10/30 00:53

【3159】裏金議員を不起訴にした畝本直美(うねもと なおみ)検事総長

一会員です。
副島先生が10月25日の「3158」の投稿文の中で、
「現在、奇妙なことに、中央大学出(で)の弁護士でたいしたキャリアでもない女が、この9月から? 検事総長になった。一体、どういう人事でこういうことになったのか、私は分からない。」
と投稿されている件についての情報です。

畝本直美(うねもと なおみ、62歳)

(記事の転載 貼り付けはじめ)
●「新検事総長・畝本直美氏、女性初起用で注目も…自民党裏金事件では検察ナンバー2 「露骨なごほうび人事」「巨悪を助けて出世コース」の声」
2024年6月29日 中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/920400

 政府が28日の閣議で、検察トップの検事総長に畝本直美東京高検検事長(61)を充てる人事を決めた。女性初の総長起用にクローズアップした各社報道が目立ったが、ネット上では検察ナンバー2として自民党派閥の裏金事件を指揮した点に着目し、「露骨なごほうび人事」「巨悪を助けて出世コース これじゃ裏金議員不起訴にするよな」などと非難する声があふれた。

 畝本氏は千葉市出身で1988年に任官。法務省勤務が比較的長く、法務省保護局長や最高検公判部長、広島高検検事長などを歴任。2023年1月に東京高検検事長に就任した。
 自民党裏金事件をめぐっては、派閥幹部の立件は見送られるなど、真相解明にはほど遠く、検察に不信感を抱いている国民も多い。X(旧ツイッター)上には、女性初の検事総長に期待する声はなくはないものの、「自民党の悪事を『不正ではない』に塗り替えた人物」「裏金問題スルーでの論功行賞人事かな」「やはりごほうびとして検事総長になりましたか」「終わっている検察を象徴している」「ありえない」などと反発する書き込みが殺到した。
 27日には大阪地裁が、東京高検検事長だった黒川弘務氏(辞職)の定年を延長した2020年1月の閣議決定前に、法務省内で協議した記録などを不開示とした国の決定は違法と認める判決を出したばかり。「え?また閣議決定? 自民党に加担したといううわさの人を?」「司法の長が閣議決定で決まるなんてどうかしてる。黒川検事長の疑惑が究明されてる最中、よくもこんなマネができるもんだ」などと、閣議決定での起用にも注目が集まった。
「裏金議員たちを不起訴にした見返り、おめでとうございます。これからも政府のためのお仕事頑張ってください」「女性なら誰でもいいって訳じゃない。官房長官が『適性がある』って会見で言ったが、そりゃ裏金議員を見逃してくれたんだから、自民党にとってはたまらない人材だわな」などと皮肉る書き込みも目立った。

(貼り付けおわり)

副島隆彦 投稿日:2024/10/25 21:21

【3158】 石破新政権の統一教会系の議員たちの落選、追放の策を強く支持する。

副島隆彦です。今日は、2024年10月25日(金)です。

日本政治の今後の骨格を決める、明後日(あさって 27日)投票の総選挙では、私の予測では、石破茂首相が率いる自民党が、200議席以上をとって、おそらく210議席ぐらいだろう。復党したりする議員もいる。

これに連立政権与党である公明党(創価学会)が、34議席ぐらい取るだろうから、合計で過半数の233議席を越す、244議席ぐらいとなるだろう。これでいい。今は、私たち日本人は、石破茂たち自民党のハト派(穏やかな保守、戦争をしない派)の勢力を徹底的に応援すべきだ。

そして、自民党内の統一教会の勢力である、旧安倍派のゴミのような若手の政治家たち(その顔ぶれを見たら、私は名前も知らないのばかりだった)を落選させるべきだ。この2012年末の選挙で当選した安倍チルドレンたちは、狂ったカルト宗教団体である、統一教会の息が強く掛かった者たちだ。

これら自民党への潜り込み分子(ぶんし)45人ぐらいを日本政治から追放しないといけない。 出来たばかりの石破政権の、自分の身を切るような決断は正しい。石破政権を、「過半数(233議席)割れで退陣に追い込め」と考えている、テレビ新聞の 記事を書いている記者や社員たちに、統一教会の隠れ会員が、たくさん潜り込んでいる。次は、この者たちを摘発して追放しないといけない。

公然と笹川財団(日本財団、東京財団)の研究員を名乗っている、産経新聞の記者あがりの者たちを含めて、慶應大学の総合政策学部の教授ども(慶應大学の三田会=みたかい=は日本のデープステイトである)も含めて、統一教会系の言論人たちを、私たちは徹底的に糾弾しないといけない。

だから、今度の総選挙で大事なことは、野党である、立憲民主党を勝たせることではない。石破首相とその仲間たちが、自民党の身を削るような策に出て、厳密に当選議員数を計算したうえで、安倍派=統一教会を、自民党から追い出す戦略に出たことは、最大限に評価され、賞賛されるべきことだ。

石破茂に、森山裕(もりやまひろし)という寝業師で、どぶ板議員あがりの泥臭い政治家を、必ず幹事長にするように、と献策入れ知恵したのは、岸田文雄前首相(宏池会)本人である。森山裕はかつての野中広務(のなかひろむ)のような強靭な政治家だ。そろそろ病気で危なくなっている菅義偉(すがよしひで)と互角で駆け引きができるのも森山裕だ。

森山は、二階俊博(にかいとしひろ)にもぴったりと寄り添ってずっと丁寧に仕えていた。「自分が次の首相だ」と勢い込んでいる 小泉進次郎を選対(せんたい)委員長に押し立てて、おだてて、高市早苗(たかいちさなえ)たち統一教会の勢力に向かって、父、純一郎と同じくアメリカの手先である 小泉に、高市たちに厳しい対応を取らせている。この 反共保守=アメリカの手先 たち の勢力の内部での分裂を作った、起こさせたことが、今度の石破茂の勝利の最大の勝因

小泉が、アメリカの希望と予測通り、首相になっていたら、用意周到に、西側(にしがわ)海軍の戦艦隊が、台湾周辺に来ているから、今頃は、台湾有事(=日中戦争)で、大騒ぎになっていただろう。それを石破政権の誕生で、日本国民の知恵と深慮遠謀が、上手に回避して、押さえつけたことは、まさしく賞賛に値する。

  私たちは、① 今の平和憲法を守り(憲法改正反対)。② 何が何でも戦争反対。③ アジア人どうし戦わず(日中戦争反対。日本と台湾と韓国の軍隊を、アメリカによって、中国に嗾(けしか)けさせられない) ④ 核兵器を持たない。 の、この4つの旗を明確に掲げて、突き進むべきだ。

 だから、私たちは、石破政権を支える自民党ハト派(戦争はしない派)を強く支持することが、日本国民としての責務だ。それに対して、与野党の議員数の逆転で、政権交代すべきだ、ばっかり年がら年中、言っている者たちは、生来、政治の感度(かんど)が鈍くて、頭が悪いのだ。

今は、自民党内の統一教会の議員たち、45人ぐらいを、叩き落とすことがなによりも大事であり、切迫した喫緊(きっきん)の課題である。だから石破茂を支える議員たちを一人でも多く受からせるべきだ。

 統一教会が潜り込んでいるのは、自民党だけではない。まさしく野党第一党の立憲民主党の中にも、候補者たちを含めて統一教会がたくさん潜り込んでいる(潜入分子。インフィルトレイターズ )。 たとえば、福岡3区(福岡
市西区) から出ている仁戸田元気=にえだげんき=は、松下政経塾出(で)で、気色の悪い野田佳彦の子分だ。
それから鹿児島1区の 立憲民主党の川内(かわうち)ひろゆき だ。

 立憲民主党の党首に、再度なった 野田佳彦(のだよしひこ)の野田ブタ野郎は、まさしく統一教会系である。松下政経塾を出た、日本を本当に悪くした、反共右翼(はんきょううよく)の集団だ。この男が、首相だった2012年に、消費税の10%への上げもやった。こいつがどんなにワルい政治家であるか。

 野田は安倍晋三と深く共感し合い、示し合わせて、健全な野党だった民主党を内部からヒドく腐らせた。この野田佳彦が、辞任する直前に、中国との係争地である、尖閣列島の国有化(そこに網小屋を持っていただけの者の子供に住民票の登録を認めた)した張本人だ。野田は、外国との信義を破り、中国政府を怒らせて、日中戦争の火種(ひだね)を発火させた男だ。 この野田ブタ野郎が野党第一党の党首だ、ということに、まともな日本国民は、強い反感を抱いている。

 やはり、小沢一郎が、野田佳彦と野合したことに責任がある。いくら、自民党を負けさせて下野(げや)させて、立憲民主を中心にした政権を作るのが、小沢一郎の生涯の悲願だ、と言っても、これは許されないことだ。小沢一郎は、統一教会(およびその表面のひとつである日本会議)と言う狂った反共右翼の政治組織のことを、甘く見ている。

 私、副島隆彦は、長年、小沢一郎を、田中角栄に連なる政治家として尊敬してきた。だが、こんどの「野田を押し立てて野党の連立政権(維新の会までも取り込んで)」という戦略に反対だ。 これは高齢(82歳)になった小沢が、自分が作った「小選挙区という、2大政党の交替制による国家体制に移行すべきだ」の教条(きょうじょう)と信念にしがみついた結果の失敗だ。

 石破茂も、小沢一郎と同じ、本物の愛国(民)政治家の田中角栄に育てられた、弟子である。石破は、小沢一郎たちよりも遅れて自民党を脱党(離党)して、日本政治の改革を真剣に追求したが、その後、上手に矛(ほこ)を収めて、4年後には自民党に戻って、地道な、温厚な保守政治家としての道を歩んだ。

 小沢一郎は、統一教会という人類のがん細胞と病原菌の恐ろしさを軽視している。石破たちよりも分かっていない。 小沢が、大きな国民政治から見たら、統一教会は小さな組織(構成員は60万人)だから、全体に影響しない、と考えたとすれば、それは、小沢一郎が、もっと大きい世界政治の、重要な動きを分からないからだ。
 
統一教会というクレチン病(土俗化したキリスト教) の集団 は、文鮮明(ぶんせんめい、ムーン・サンミョン)によって韓国で1954年に創立された。その後、すぐに1956年には日本に来た。岸信介の政権がアメリカによって作られたのは、その翌年の1957年だ。 文鮮明は、本当は北朝鮮系だ。だから、統一教会は、本当は北朝鮮発祥なのだ。金日成(きんにっせい、キムイルソン)が大事に育てたのだ。反共を信念にするくせに、このような奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)な集団だ。

 ロシアも中国も、そしてアメリカの正義のトランプ勢力も、Moonies  (ムーニーズ、統一教会)のことを。ひどく嫌って、真剣に研究している。 統一教会の政治組織である勝共連合(しょうきょうれんごう)および WACL(世界反共同盟、ワクル。World Anti- Communist League ワールド・アンタイ・コミュニスト・リーグ)がある。これは、岸信介と笹川良一と文鮮明=ぶんせんめい=たちが、1966年に富士5湖のひとつのホテルで作った。

 世界の欧米主要国の将軍たち、すなわちNATO軍に出向する強固な信念の反共主義者たちがこの勝共連合=WACLに入っている。このことをロシアも中国も、トランプ派のアメリカ国民も、よく知っている。強く警戒して、ひどく嫌っている。だから、今の西側(にしがわ)世界で一番、大事な政治課題は、この統一教会(=7勝共連合)を、各国の政権党から排除することだ。

 それでも、ドイツの外相のアンナレーナ・ベーアボック(女、43歳。ドイツ緑の党=ディー・グリューネン=党首)も、カナダの外相メラニー・ジョリ―(女、45歳)も統一教会=ワクルだ。 その他の、スウエーデンも、エストニアも、モルダビア(モロドヴァ)もフィンランドの女首相たちも、全員、統一教会(ムーニー)だ。

 中国では、統一教会(Moonies ムーニー)は、法輪功(ほうりんこう)という気功集団の形を取って出現している。
この法輪功は、奇怪なキリスト教徒のふりもする。なんと「中国全土にキリスト教徒が5千万人いる」ということになっている。この地下教会(ちかきょうかい)に集まる中国のキリスト教徒は、まさしく法輪功である。中国政府は、この法輪功を厳しく取り締まっている。中国全土に作られる、地下教会を、今も破壊して回っている。

 法輪功は、統一教会と同じく、ローマ・カトリック教会と米CIAが作った。 教祖の文鮮明に続くNO.2 は、朴普熙=ぼくふき、パク・ポヒである。こいつが、米陸軍士官学校出(で)で、ワシントンDCで、1961年に「ワシントン・タイムズ」紙という右翼の日刊新聞を創刊した。この朴普熙の弟分が、金鍾泌=きんしょうひつ、キムジョンピル=で、韓国KCAIの初代所長だ。このようになっている。

とても、そんな話は信じられない、という人たちは、世界政治がどのように大きく動いているのかを知らないのだ。

 日本が中国と戦争をするように仕向ける、仕掛ける勢力は、このように、すべて統一教会につながっている。 この観点(見方)を抜きで、今の日本政治を考えることは大間違いであるだけでなく、危険だ。

だから、自民党の中の統一教会(勝共連合。反共右翼)たちを許してはいけない。すべて国会議員から、叩き出す べきだ。

 日本の政治警察(=公安警察。警備部) の中にも、自衛隊(防衛省)の中にも、官僚組織の中にも、統一教会は組織的に潜り込んでいる。 特に、法務省・検察庁のキャリア職員 そして、裁判官の中にまで、統一教会員たちが多く入り込んでいる。

 それを、現在、日本の官僚機構が、「反共右翼に対して、自分たち自身が甘い考えをして来た」と自己反省して、統一教会を国家組織から排除している最中である。この闘いは組織内部の互いの睨(にら)み合いであり憎しみ合いだ。この問題が、安倍晋三が首相の最後の頃に、ゴリ押しして検事総長にしようとして、法曹界(ほうそうかい)から強い反発を受けて、事件となって爆発して、失敗した黒川弘務(くろかわひろむ)問題だ。 それから河井克行・案里(あんり)問題だ。

 現在、奇妙なことに、中央大学出(で)の、たいしたキャリアでもない、 畝本(うねもと)なおみという女 が、この7月から検事総長(検察のトップ)になった。一体、どういう人事でこういうことになったのか、私は分からない。法務省の司法クラブの記者たちなら分かるのだろうが、誰も何も書かない。

 まさか、ヒラリー・クリントン(統一教会を上から動かす凶悪な女)が敷いた「女の時代。女がガラスの天井を割る」で、日本でもその影響で、アメリカから圧力が掛かったので、それで検事総長にまでボヤッとした女をお人形さんで立てて置こう、ということなのか。

公明党(創価学会)の中にも、統一教会員が、大量に潜り込んでいる。幹部たちの中にまでいる。だから公明党も創価学会も、この問題が、“獅子身中(しんちゅう)の虫” としてあるものだから、統一教会のことになると、ひどく口が重たくなる。ただ単に巨大新興宗教の団体が抱えている弱点ではない。

私、副島隆彦は、これらの問題をこれまでに、ずっと書いて来た。だから、聊(いささ)か疲れた。だが、そんなことを言っていられない。統一教会の問題になると、私は、カーっとなって本気になる。 だから何百回でも、このことを書く。

それから、参政党(さんせいとう)の 神谷宗幣(かみやそうへい)たちは、統一教会の別動隊である。参政党というのは、幸福実現党(幸福の科学の政治部門)が、カメレオンのように姿を代えた(正体を隠した、摩り替った)政党だ。だから全国での総(そう)得票数が、以前の幸福実現党と、ピタリと同じ185万票だ。

参政党代表 神谷宗幣(47歳)
 この参政党が、反ワクチンを言い、反デープステイトを言い、私、副島隆彦の「属国・日本論」から、泥棒して、日本はアメリカの属国だ、と反米(はんべい)言論をやっている、からと、この参政党にコロリと騙(だま)される者たちが、何と百万人単位でいる。
 この者たちは、自分のことを政治見識のある正常な判断力のある人間だ、と己惚(うぬぼ)れている。私、副島隆彦がいくら忠告しても、あまり効き目がない。私の書くこと(言うこと)が耳に入らない。困ったことだ。

 参政党が、憲法改正を主張している、という事実だけでも、おかしな集団だ、とさっさと気づかないといけない。私、副島隆彦の本の読者たちでも、いとも簡単に、参政党の主張に騙される。気を付けなさい。 コロナ・ワクチンの問題で、非常に優れた知識を持っている医師の吉野敏明(よしのとしあき)氏に、私が、「気をつけなさい」と書いたら、

彼から、その後メールが来て、「参政党の神谷宗幣氏と、はっきりと決別しました。忠告に感謝します」というメールを、私は貰った。通称、よしりん である、吉野敏明氏の、今後の、反ワクチン運動の推進に期待します。

 ちょっと心配なのは、同じく、極めて優れた反(はん)コロナ・ウイルス運動の指導者である( コロナ・ウイルスは人造であり、人工兵器である、と彼は、ウイルス学の専門家として実験結果の証拠を挙げながら言い切った。偉い学者だ )、京大助教授だった(実質、追い出された)宮沢孝幸(みやざわたかゆき)医師が、今も、参政党の取り巻きたちによって、支援されているようである。事実である。

宮沢医師にも、私は、「参政党は危険な政党であるから、その構成員たちが、健全な市民活動家のふりをして貴方に近づいていることを、察知して、彼らと縁を切りなさい」と、遠くから忠告する。

維新の会も似たようなものだ。やっぱり統一教会の別動隊だ。 維新の会は、関西圏(大阪府が中心)で、どんどん影響力を無くしつつあるから、いいことだ。維新の会は、創立者の橋下徹(はしもととおる)以来、笹川良一(ささがわりょういち。反共右翼の頭目。統一教会の日本の実質の最高幹部の岸信介=きしのぶすけ=と同格)から資金を貰って、育てられた政党だ。

だから、維新の会は、ソフトな統一教会だ。 維新の会の大阪府の吉村知事の顔つきも、かつての穏(おだ)やかさが無くなって、まるでカエルのような険悪な顔つきになって来た。本性(ほんしょう)が透けて見えて来た。やっぱり吉村も統一教会だったのだ。

隣りの兵庫県の狂ったバカ知事は、最後は県議会で解職(かいしょく、クビだ)されたが、こいつも、簡単に言えば、維新の会と言うよりも、学生時代からの、勝共(しょうきょう)連合の学生組織である 原理研究会(げんりけんきゅうかい。アメリカでは、CARP カープと言う )の活動家だ。この原理研(げんりけん)は、勝共連合よりも2年早く、日本にやって来て、1964年に出来た。 最近まで兵庫県知事だった、こいつは、自分が所属した維新の会からさえ斬り捨てられた。それでも知事をやめなかった。

 このように維新の会も、結局は統一教会だ。玉木雄一郎の国民民主党 という野党も、旧民主党内の統一教会がかった議員たちの集まりだ。これらの真実を、皆で、全部、暴き立てて、叩き潰すべきなのだ。国民民主党は、あの、同じく 統一教会=勝共連合=学生時代に原理研サークルの、奇怪な男、石丸伸二(いしまるしんじ)を、応援演説に呼んだ(招いた)事実がバレて、代表の玉木が、どぎまぎしていた。

副島隆彦です。私が、この数日で読んだ文章の中で、植草一秀(うえくさかずひで)氏の ブログの文章が光っていた。「 石破新首相が 大功績(を)上げる可能性 」(10月22日)である。私の考えとほとんど同じだ。元から私は、植草氏とは、同志であり、日本政治の改革と、闘いでの考えはほとんど一致している。

今日は、私は、アメリカ政治の 米大統領選挙(11月5日。2週間後)のドナルト・トランプの勝敗(すでに書いた)、と、その後に確実に起きるアメリカ動乱(どうらん)のことは書かない。日本政治の骨格が決まったあとの来週に書く。

以下の植草一秀 の文が、私、副島隆彦の考えを穏(おだ)やかに、上品にしたら、なるほど、こうなるのかあ(笑)という内容である。植草君、そのうち時機が来たら、一緒に戦おう。

(転載貼り付け始め)

植草一秀の『知られざる真実』

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-6b22e6.html

2024年10月22日 (火)

「 石破新首相が大功績上げる可能性 」

日米の重要選挙が最終局面を迎えている。米国大統領選は州ごとに配分された選挙人を各州の勝利者が総取りして獲得選挙人数を競う方式。選挙人総数は538人。過半数の270人の選挙人を獲得した候補者が次期大統領に選出される。

全米に50の州が存在するが共和党が強い州と民主党が強い州が存在する。

現時点でハリス候補が225、トランプ候補が219の選挙人を確保する公算が高い状況。残る95の選挙人の獲得が勝敗を分ける焦点になる。選挙ごとに勝敗が入れ替わる傾向が強いのが「激戦州」で「スイングステイト」と呼ばれる。ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ネバダ、ジョージア、アリゾナ、ノースカロライナの7州が「激戦7州」として知られている。2016年選挙ではトランプが7州の5州で2020年選挙ではバイデンが7州の5州で勝利して大統領に選出された。

“Real Clear Politics” が各種調査を集計して情勢を随時更新、公表している。10月22日時点の公表数値では激戦7州のすべてでトランプがリードしている。本年夏にバイデンが出馬辞退し、ハリスが民主党候補に指名された。その後に実施されたテレビ討論でハリスが得点を上げ、ハリスが優位に立ったが時間の経過とともに情勢が再逆転しつつある。

現時点では激戦7州のすべてでトランプが優位に立っている。ただし、リードはわずかであり、現時点で投票先を決めていない有権者が一定数存在すると見られることから、結果を断定的に予測できる状況ではない。また、かねてより「不正選挙」の疑惑が指摘されており、この点も含めて結果は投票日まで特定できない状況になっている。

主要メディアの多くがハリスを支援する情報流布を展開している。米国を支配する巨大資本がハリスの大統領就任を希望していることは明白。巨大資本の完全支配下に入っていないトランプの勝利を阻止するための工作は投票日まで展開されると予想される。トランプは欠点の多い人物だが大資本隷属からやや距離を取っている点でハリス候補よりは望ましい側面を有している。

日本の主要メディア記事見出しは「激戦州で接戦」となっているものが多いが、激戦7州のすべてでハリスリードであるなら見出しを「すべての激戦州でハリスリード」としているだろう。現実がトランプリードであるため、見出しが「接戦」とされていると見られる。日本の総選挙では統一協会問題と裏金不正組織犯罪の影響で自公に強い逆風が吹いている。石破首相が設定した「自公で過半数」のハードルは極めて高く、これをクリアできるかどうか。予断を許さない状況に移行している。

裏金不正事件に対する主権者の目は極めて厳しい。統一協会問題も調査は不十分であり、関係遮断が断行されたのかどうか、疑念が渦巻いている。

自民党は裏金議員について 12名を非公認とし、3名が比例単独立候補を辞退、34名は公認するが比例重複立候補を認めない措置を取った。大規模な対応を示したと言えるが世論の批判は極めて強い。自民党が大幅に議席を減らす情勢になっている。当選できない候補者の多くが旧安倍派議員であり、総選挙によって自民党内勢力分布が一変する可能性が高い。このことは極めて望ましい。

総選挙で旧安倍派議員が大幅に落選するなら、石破首相はこのことだけで高く評価される。さらに、旧安倍派勢力が不満を爆発させて自民党を破壊する行動に打って出ることも考えられる。自民党が破壊されるなら、石破新首相の功績はさらに高く改革派国民から評価されることになる。

主権者は総選挙で、まず旧安倍派議員を排除し、その上で第二自公を目指す維新と国民民主を排除し、投票先を選択するべきだ。共産、れいわ、社民を軸に投票先を選定するべきだ。立憲民主党候補については、原発廃止・消費税減税廃止・安保法制廃止を明示する候補者に限って投票するべきだ。

今回の衆院選を通じて日本政治の大地殻変動が始動する可能性が見え始めている。

ここまで植草一秀氏の文

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。2024年10月26日(土)。私が、昨日書いた 文の 下に、追加で書き加えます。

それは、 副島隆彦 2024/09/18  【3151】 「 今の世界で最重要な議論。米大統領選は。そして日本はどうなる」の中で書いた ことだ。

 それは、「 保守思想が、① 本来の穏やかな保守(エドマンド・バークたちの思想) と、 ② 反共右翼(はんきょううよく)の狂った保守 (日本では、今の統一教会系) の 2つの区別 」のことである。
この個所を、ここに再掲載する。

(転載貼り付け始め)

・・・・私、副島隆彦は、だから、大きな政治思想( political thoughts ポリティカル・ソート )の一部としての 保守思想が、① 本来の穏やかな保守(エドマンド・バークたちの思想) と、 ② 反共右翼(はんきょううよく)の狂った保守 (日本では、今の統一教会系) の 2つの区別を、しっかり付けられなかったことが、日本の政治思想の研究で、大きな失敗だった、と考えている。

 だから、優れた保守知識人の福田恒存(ふくだこうそん、つねあり )と、その薫陶を受けた 三島由紀夫(みしまゆきお)が、この ① と ② の  区別が自分で付かなかったものだから、混乱して発狂して暴走した。このことの悲劇が、まさしくこの①と②の問題だ、と私は考えるようになった。福田恒存の弟子の松原正(まつばらただし)という知識人が、統一教会 にひどく虐められながら(雑誌「正論」や「諸君」で) 、本来の反米保守、愛国保守 の有るべき態度を、奇矯(ききょう)のまま書き続けた。

副島隆彦です。 今日は、2024年11月1日。以下のとおり、さらに加筆の加筆をします。どうしても書いておきたいので。
 三島由紀夫は、敗戦(21歳)のあと、どうやって自分の思考(とりわけ政治の思想)を作っていいか、分からなくなった。米軍にその才能を見込まれて、世界一周旅行もさせてもらっている。
三島は、① と ② の 区別がつかないものだから、 最後は、昭和天皇(裕仁、ひろひと)への八つ当たりを始めた。「なぜ、天皇は、人間宣言などして、アメリカに屈従するのですか」( 「などて、スメラギは、人となりたまいぬ」) と言って、ひとりで悲憤慷慨(ひふんこうがい)した。そして、盾(たて)の会という私兵(しへい)の集団を作って、自衛隊に、クーデターをよびかけた。それに失敗して、東部方面隊(今の防衛省)の司令官室で、割腹自殺して、血だらけで死んだ。1070年11月〇日、45歳。 すでに三島は、その数年前から、思い余って狂っていた。

三島の 天皇への八つ当たりの割腹自殺の事件に、一番、怒ったのは、まさしく昭和天皇その人である。余計な、戦争中の亡霊を、わざと蘇(よみが)らせて、世界にみっともないことをした。 日本は、徹底的に平和国家になったのだ、と、昭和天皇は、三島の行動に怒った。
天皇は、「自分はバカだった。英米にまんまと騙(だま)されて、戦争をしてしまった。だから敗戦後は、もう、何が何でも戦争をしない、もう騙されない。ひたすら平和を願って、国民と共に復興する」と固く誓ったのだ。

三島の、この天皇への八つ当たりの自死(じし)が、だから、① と ② の区別が、つかなくて、暴走して果てた。
 すでに三島は、まわりの人たちから見たら、十分に精神病の生きにまで達していた。
そうではなくて、正しく、穏やかに、敗戦後の 日本の やむを得ぬ、アメリカへの屈服と、そこからの脱出を、考えて、粘り強く国民のための言論、文学、思想を作るべきだったのだ。

私は、この50年間に、三島由紀夫の思想の研究を続けている。そして、数年前に知った。狂った三島たちは、何と、皇居に突入する計画まで立てた、というのである。 その証拠、証言を手に入れた。一体、何をしようというのだ。昭和天皇が三島に、怒ったはずなのだ。 だから、三島の事件の時、一番、正しい判断をしたのは、昭和天皇だった。
他の日本の言論人や知識人たちの反応、判断は、今から考えれば、すべて、昭和天皇に敵(かな)わない。副島隆彦は、ここまで、はっきりと書いておく。  副島隆彦です。これで 加筆の加筆終わり。

 今、日本で、 ①の穏やかな保守(温厚な保守)の経営者や金持ち層が、自民党員として、石破茂(いしばしげる)を熱烈に応援している。それなのに、アメリカのデープステイトが、「日本は、次の首相をこれにしろ。若くて元気でハンサムで、見栄えがいいだろう」と、②の 小泉進次郎に決めて、上から強制してきた。

 米デープステイトは、「 日本の統一教会(②の反共右翼そのもの)は、自分たちデープステイトの忠実な手駒(てごま)だから、解散させるな」 と決めて、安倍派の愚劣な議員たちを、なんとか議員として延命させようとしている。見苦しい限りだ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。私の考え(大きな分析)は、この 「②の 反共右翼(はんきょううよく)の狂った保守 」の勢力が、②の内部で分裂したと考える。このことが今の日本にとって、大変、幸運な事だった。 ② の中の  小泉進次郎派 が、 (1)のソフトな反共右翼である。それに対して、 ②の ⑵ が、高市早苗派の 強硬な反共右翼の統一教会系として、今も強固に存在する。おそらく合計で500万人ぐらいいる。私の知人たちの中にいるから分かるのだ。

 それでも、 この ②の⑵の 統一教会系は、目下、どんどん崩れつつある。高市早苗を表面の代表に掲げて、次の総選挙で、①の石破茂の 温厚な保守の 勢力に喧嘩(けんか)を売ろうとしている。 最悪の場合、自民党から集団で脱党する、ということまで考えている。そうすれば石破政権に大きな打撃を与えることが出来る、と。だが、この自民党分裂という策は、そのまま高市たちの自滅を意味する。高市たち(安倍明恵もまだ、安倍晋三の位牌と遺灰を抱えたままの広告塔として居る )は、もうその次の選挙で議員として生き残ることは出来ない。 

 だから、石破たち ①の「穏やかな保守」の勢力に押さえ込まれる。 このことを、小泉進次郎のまわりの戦略家たちは、重々(じゅうじゅう)分かっているから、この ②の⑴の勢力は、当面は、①の石破政権を支える、という判断をしている。 そして、次の首相を小泉が狙う、という道順(みちじゅん)になる。 

   副島隆彦です。私は、もう、今日は、この 保守思想の中の、 ① の穏やかな保守 と、②の反共右翼の 強硬な狂った保守 の 区別の大事さは、これ以上、説明しない。そのうち、重大な思想課題としてきちんとやる。
 大事なことを一点だけ、指摘する。 ①の温厚な保守で、石破を支持する全国の自民党の経営者、金持ちたちは、「もし、米軍が、日本から撤退(てったい。ウイズドロー withdraw ) するというのなら、そうさせればいい」と考える、ということだ。

「 米軍がいなくなってもいい。日本は、自分たちで自分たちの国防と安全保障を考える。自分たちのできるだけのことをすれば、それでいい。過剰に不安になって、外国(中国)が攻めて来る、などとは、考えない」 という態度だ。この態度が、穏やかで優れている。だから、石破茂を支えている 温厚な保守の自民党員たちのじいさんの経営者や金持ちたちが、今の日本では貴重であり重要なのだ。

 それに対して、 とにかく自民党が大きらいで、長年、リベラル派で、野党を応援して来た、貧乏サラリーマンのような、市民活動家のような、自分では、「意識高い系」で頭がいい、と考えている者たちは、今や、時代の先端がどこにあるかを知らない、愚か者たちだ。勝手に自分自身の人生の悲哀を、政治の所為(せい)にしているだけだ。

  ②の⑵の高市派のような、狂った保守が、「中国が攻めて来る。日本はこれと戦う。米軍と共に、あるいは米軍の下(した)で」と、 考える。 ①の穏やかな保守派は、そのような、幼稚で愚かな考えをとらない。
日本の ② 狂った 反共右翼というのは、アメリカによって、完全に洗脳された集団だ。だから、愛国者(パトリオット)でも民族主義者(ナショナリスト)でもない。

 彼らは、アメリカが戦後世界(80年前)に作った、「反共(はんきょう)の防波堤(ぼうはてい。bulwark ブルワーク) 」としての、無残な鉄砲玉(消耗品、しょうもうひん)だちだ。米軍の尖兵(せんぺい)として、米軍の代わりに、最前線で、戦わされて死ぬだけの愚か者たちだ。 だから、反共の防波堤 bulwark against communism 「 ブルワーク・アゲインスト・コミュニズム 」そのものだ。つまりバカなのだ。
 
 この問題 が、石破が首相として力点を入れはじめた、 まさしく、「日米地位協定の見直し。日米の対等化へ」だ。日米安保(あんぽ)条約の 付属条約である、日米地位協定(ちにべいちいきょうてい)とは、本当は、もっと、これを分かり易く言えば、「米軍駐留(ちゅうりゅう)条約」のことである。「日本に駐留する、米軍の地位に関する 行政協定」 と言うのが、正式の名前だ。だから「日米行政協定」とも言われる。 本当は、だから、日米地位協定は、「米軍駐留条約」と言い直すべきなのだ。これ以上のことは今日は書かない。

 最後にひとつだけ。「自分の国は自分で守る」と自然に言って、それを実行することが正しい。そして、その際に、「ただし、自分たちが出来るだけのことをする。それ以上の心配はしない」と、「外国から攻めて来たら、自国の領土、領海内で、戦う。そのときは、国民、皆で、戦う。自衛隊(セルフ・デフェンス・フォース) と国民が団結して戦う 」という考えが、正しい。 

 実は、この「攻めて来た敵と、自国内で戦う」という思想は、アメリカのリバータリアンの思想である。リバータリアニズム Libertatianism そのものだ。 すなわちトランプ勢力の思想だ。 「その時は、自分たちのこの、猟銃(伝統的なライフル銃)で戦う」「外国にまで軍隊を出すことはしない。自国内で戦う」と言う思想だ。
 優れたアメリカのの保守思想家たちは、すべて、この立場だ。 デープステイトの手先である 安倍晋三たちが躍起になった、「(外国の)敵基地(まで)攻撃(する)論 」のような、馬鹿なことは言わない。 このことを、次回、私は、「 米大統領選挙でのトランプの勝敗」の最新の文で書く。

 そして、この「自国の領土内で戦う」という思想は、日本では、1970年代に、社会党の石橋まさし委員長が言った、「専守(せんしゅ)防衛論」と全く、同じである。 

 昔の社会党の、この「国防は、自国内だけでいい、攻めて来たら、日本の国内で戦う」という、この専守(もっぱら守りだけ)防衛論は、現実味の無い国防政策(安全保障策)と、言われた。この専守防衛論は、当時から、ずっと散々、馬鹿にされ鼻で嗤(わら)われた。

 だが、この専守防衛論が、今から、大きく世界中で復活する。トランプたちが作る、アメリカの中央国の新(しん)共和国では、この 「自国内で戦う。それで十分だ」論が、確実に採用されるからだ。 なぜなら、それが、国家費用として、安(やす)上がり、だからだ。これまでのような、人殺しの、戦争を、世界中で、計画的にたくさん起こしてきた、軍需産業と「死の商人」たちの 軍産複合体(ぐんさんふくごうたい)を、徹底的に拒否し、粉砕するからだ。

 これが、「自分のことは自分でする」、「自分の国は自分たちで守る」「出来るだけのことをする。それで動じない」「諸外国と仲良くする」 の思想だ。 今、石破を支えている 日本の ①の 温厚な保守、穏やかな保守のじいさんたちの思想が、まさしく、これだ。 

副島隆彦拝

ジョー(下條竜夫) 投稿日:2024/10/19 10:52

【3157】スピリチュアリズムと自己信頼(self-reliance)

副島隆彦先生が今年の1月に「自分だけを信じて生きる スピリチュアリズムの元祖エマーソンに学ぶ」を出版した。

本の中には、ほぼ一章にわたって、エマーソンの残した名言が副島先生の訳で載っている。これがすばらしい。ひとつひとつが心に刺さる感じだ。

「あなたは、自分自身よりも他に、信じるものを見つける必要なない。人は、自分自身が自分の星である。正直でまじめな人の魂は、すべての光と、力と自分の運命を支配している」

「今の自分の考えを信じなさい。自分にとっての真実は、他のすべての人にとっても真実なのだ、と信じなさい」

副島先生の本には書いてないが、エマーソンは1848年頃、スコットランドまで行って、講演を行っている。その時、観客の一人にギフォードという人がいて、このエマーソンの講義にいたく感激した。そして、自分の死後、遺言で、ギフォード講義(Gifford Lectures)という学術講義を、年に一度、スコットランドで開催している。ウイリアム・ジェイムズというプラグマティズムで有名な哲学者がいる。彼はアメリカ人であるが、このギフォード講義に呼ばれ、その講義録が『宗教的経験の諸相』という本にまとめられている。多分、このエマーソンのスコットランドでの講義を聞いたサミュエルス・マイルズがこれにヒントをえて、『セルフヘルプ』を書いたのだろう。

さて、今日書きたいのは、なぜ自己信頼がスピリチュアリズムにつながるのかという点である。多分、スピリチュアリズムを信じる人も、この点を納得していないと思う。最近、アリストテレスの『ニコマコス倫理学』を読んで、「ああそういうことか」と納得したので、ここに書いておこう。

 

アリストテレスの『ニコマコス倫理学』には「優れた性格(=verture、徳のこと)と優れた知を得ることで、人間は幸福(エウダイモニア)になることができる」ということが書いてあり、ほぼ全文にわたってこのことについて説明している。ここでいう幸福とは一過性のものではなく、むしろ「豊かな人生」という意味である。

さて、スピリチュアリズムを信じる人に知ってもらいたいのは、この「エウダイモニア」、これは元々は、「よいダイモンと呼ばれる自分の守護霊(self-guardian spirit)に守られている」という意味だということである。よいダイモンと悪いダイモンがあるらしく、悪いダイモンの方がデーモン(悪魔)になったらしい。スピリチュアリズムを信じる人なら、「守護霊に守られていることと幸せな人生が同じ意味である」は、納得していただけると思う。なぜなら、スピリチュアリズムには、霊(sprit)の存在を信じることと共に、それを信じることで自分の人生が幸せに満ちたものになるというある種の確信があるからだ。

スピリチュアリズムを信じない人は、そんな守護霊なんか存在するのかと考えるかもしれない。しかし、ソクラテスは、何回も自分の守護霊(エウダイモニア)と会話をしていた。そういう文章が、クセノフォンやプラトンの本の中にでてくる。だから、ある種の人々には守護霊(エウダイモニア)が見えるのだと私は思う。

 

さて、アリストテレスの『ニコマコス倫理学』では、最後の最後にアリストテレス自身が自説を変えてビックリする。最終章までは、ずっと、「優れた性格(venture、徳のこと)と優れた知を得ることで、人間は幸福な人生(エウダイモニア)を得ることができる」と書いてきた。

ところが最終章になって、「最高の幸福(エウダイモニア)は神の知(nous)を得て観想的な生活をすることにある」と上で書いたことを突然、変更する。ちゃぶ台返しされた感じで、ちょとびっくりする。私はこの部分だけ、後世の人が書き足したのかと思っていたがそうではなさそうだ。

ここでいうnousは「直観知」とか「神の知」と訳されている。私には、よくわからない。基本的には、人間が経験的に得た知識(フォニーシス、practical wisdom)でない、直観によって発見した、全く新しい知識だろうというのが私の考えだ。

この最終章は極めて変で、「人間は神にはなれない」「といって人間である我々は人間であるままでは神の知に近づけない」などと、神ということばが何度もでてくる。日本語の訳文では全く意味が通っていない。

最近BBC放送のIn our worldという放送を聞いていて、ここは次のように解釈できるということがわかった。「人間は神にはなれない、といって人間である我々は人間であるままでは神の知に近づけない、そこで第三のオプションとして、我々は人間であることを超越(transcendent)することで神の知をえることができる」この超越(transcendent)というのは超越主義として、まさにエマーソンが使ったことばである。

以上まとめると次のようになる。「我々は、守護霊と会話し、守護霊に守られていると感じることで、豊かな人生(エウダイモニア)を送ることができる。さらに、人間であることを超越(transcendent)し、観想的な生活を送り、神の知を得ることで、最高に豊かな人生を送ることができる」。

そして、人間であることを超越(transcendent)するために、たった、ひとつ重要なことが、「自己信頼(self-reliance)」だ、ということになる。これが、エマーソンの発見なのだろう。

最初に書いたエマーソンの文を再掲しておこう。

「今の自分の考えを信じなさい。自分にとっての真実は、他のすべての人にとっても真実なのだ、と信じなさい」

下條竜夫拝

 

副島隆彦 投稿日:2024/10/13 14:03

【3156】 再度、今週末20日(日)の私の福岡市での講演会の宣伝をする。

副島隆彦です。 今日は、2024年10月13日(日)です。

 今週末、10月20日(日)に、九州の福岡市で行われる私の講演会のお知らせを再度行いまます。
会場は、九州の福岡市 の 中心街の日航ホテル福岡 の ホールです。去年の10月に 続いて2回目です。

 主催は、野口コインです。野口コインは、今や、日本で大手の金貨(ゴールド・コイン)の販売業者に成長した。この会社の主催の金融講演会です。参加費は無料です。

 これまでに、私の本を熱心に読んで、私の書くことを信じて、金(ゴールド)を買って、それが値上がりして、それを老後の資金に出来た人たちが、全国にたくさんいます。 たとえば金(きん)を、2018年(6年前)に、1キロ=4,000円 で、3キロを 1,200万円で買っていた人は、今、金(きん)は、小売りで、
1グラム=14,000円になりましたので、それが、3キロで、4,200万円になっている。これだけあれば、
当面、老後の資金として一(ひと)安心でしょう。

そういう賢い、堅実な人が、全国に居る。彼らは、私、副島隆彦の本を信じて、金を買って大きく儲(もう)かった人たちだ。それに較べて、新NISA とかの 株を、素人のくせに買って、半分損(評価損)をしたまま、「10年間、このまま待ち続ける。そうすれば屹度(きっと)上がるだろう」という、愚か者たちが大勢いる。

人間の賢さは、自分の判断力の、何が本当で、何がウソ(ダマし、詐欺)かを見抜く力に有る。私、副島隆彦は、自分の本の読者たちを、騙(だま)さないで損をさせないで、ここまでずっとやってきた。私が、金(きん)を買いなさい、と本に書き始めて、23年になる(2001年から)。その時、金(きん)は、1グラム=1200円ぐらい
だった。だから、1キロの延べ板(バー)で120万円だ。それが、今は、1400万円だから、12倍弱になった。 
そういう古くからの私の本の読者もたくさんいる。

 そういう人たちが、九州圏から集まってくれて、今週末20日の日曜日の午後に福岡市(その中心街を博多=はかた=と言う)に集まって、おおいに盛り上がりましょう。 
若い人たちで、まだまだこれからという人たちも、集まってください。 銀貨(シルバー・コイン)一枚を、まず買って、7000円ぐらい、を自分の資産形成の人生の第一歩とする、という考えも大事です。

そして、もう少し余裕のある人は、1オンス(31.1グラム)の金貨(ゴールドコイン)を1枚、42万円ぐらいで、当日、野口コインの本店で、自分で買ってください。まだまだ、これから上がります。決意して、踏み切る、ということが大事です。 そして、何よりも大事なことは、騙(だま)されない、ということです。

この世の中は、ウソと詐欺と、ダマしに満ち溢(あふ)れている。そのことを、自分で痛い目に遭(あ)って、ひとつずつ学びながら、生きてゆくのが、人生です。
 多くの老人は、皆、苦労を重ねた、人生の先輩です。 若い人たちは、ここに集まる老人の知恵から学びなさい。
彼らと知り合いになって、いろいろと聞いてください。全国各地に、散らばっている、ひとりひとりは、だいたい、孤立していますが、 副島隆彦の本の熱心な読者たちは、皆、本当に頭のいい人たちだ。皆、堂々としています。
彼らに話しかけて、彼らから学びなさい。皆、親切に何でも教えてくれるでしょう。 

 そのために この副島隆彦の 福岡講演会で、知り合える、私の本の先輩の読者たちとの出会いと交流を、大事にして下さい。  当日、皆さんに、福岡市の会場で会えることを、私も、本当に楽しみにしています。  副島隆彦拝

(ここに野口コインのホームぺージを貼る。そこに講演会の掲示が有る)

https://www.noguchicoin.co.jp/?srsltid=AfmBOoqDGnJRgOe19cPDtTu70lTU5NdUFcZY5i9fxXxABb9448IZeriR←クリックすると野口コインのホームページに進みます。

(以下に野口コインのホームページの中の、私の講演会の画像を貼ってください)

〇 〇 〇 〇

副島隆彦氏講演会申し込みフォーム

https://form.run/@noguchicoin-koenkai20241020←クリックすると講演会申し込みフォームに進みます。

イベント詳細

内容:「円高時代の資産戦略:金・銀の価値と米国株安への備え」

日程:10月20日  午後2時から4時 

会場:日航ホテル福岡 都久志の間

参加費:無料

申込者氏名 必須

副島隆彦です。 当日の講演会のあと、16:30―18:00 まで、同じホテル日航の中の、1階? キングズ・バーの立派な豪華な部屋で、ひとり3千円ですが、楽しく懇親会を開きます。お酒は出ません。私、副島隆彦の熱心な読者と学問道場の会員たちが優先です。30人ぐらいにします。もっと入れるかもしれない。講演の最中に私が、この件については、指示(しじ)、指図(さしず)を出しますから、それに従ってください。

副島隆彦拝 

副島隆彦 投稿日:2024/10/07 04:14

【3155】12日に名古屋で私の講演会。映画「シビル・ウォー」と最新のアメリカ情報。石破政権の重大決断。

副島隆彦です。 今日は、2024年10月7日(月)です。

1.私は、おととい5日に、映画 Civil War (邦題 「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を見てきた。日本公開は4日から。皆さんも是非、見に行きなさい。

(まず、この映画の表紙だけを貼ってください。詳細と、プレヴュー動画のリンク先は、今日の文の最後の方に貼ります )

大変、出来の良い、内容の有る映画だ。今、世界がそしてアメリカが、どのように動いているのかが、時代の最先端で分かる。それでも世界の政治問題に関心がある人にしか分からないだろう。私、副島隆彦の言論と本を、真面目に追いかけている人なら分かる。 それ以外の一般people ピーポー(パンピー)では無理だ。アメリカでやがて内戦(ないせん、シヴィル・ウォー。同国民どうしで殺し合う、国内の戦争になること。第2次の南北戦争の始まり)と言われても、何のことだから分からないだろう。

および、自分は頭がいい、と勝手に思い込んでいる、日本のテレビ新聞の言う事を真顔で信じているインテリ気取りたち全員がアホだから、やっぱり分からない。映画館で上映されている、他の、バンバン・ムーヴィーの、宇宙、化け物英雄が出て来る、「ヴェノム」とか「グラディエイター2」(リドリー・スコット監督も、こんな自作の焼き直しを作るとは、もう才能が枯渇だ)とかのバカ映画との区別がつかない。世の中は、いつもそういうものだ。 デープステイトの一部であるハリウッドの映画産業界は、この映画を完全に無視した。

副島隆彦です。2.昨日(6日)、石破茂(いしばしげる)新首相は、自民党本部の会議室を出たところで、以下の記事の通り、

(転載貼り付けり始め)

〇 「 政治資金不記載、萩生田・高木氏ら非公認に 首相が方針 」
2024年10月6日 14:40    日経新聞
(ここに、この記事に付いている、石破首相が記者たちから立ち話で、質問を受ける写真を載せる。記事の分は、最後の方に載せる)

自民党の森山幹事長らと協議後、党本部で記者団に話す石破首相(6日午後、東京・永田町)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。これで旧安倍派 すなわち、カルト集団である、反共右翼(はんきょううよく)の 統一教会議員 を中心に、60人ぐらいのワルの議員たちが、今度の総選挙(10月27日)で落選する。大変、良いことだ。 石破首相には、このあと統一教会を解散するための、文科省・文化庁の手続きをさらに推し進めて欲しい。
高市早苗・麻生太郎たちを、もっともっと追い詰めないといけない。統一教会(警察が個体識別=こたいしきべつ=している数は、全国で60万人だそうだ)を解散、消滅あるいは、国外追放にしないといけない。この記事も、後ろの方に貼る。

2.副島隆彦です。アメリカの政治については、私、副島隆彦が近刊(きんかん)で、今月末に出す、「 トランプ派の徹底抗戦(てっていこうせん)で アメリカの国家分裂は進む」(祥伝社、10月31日刊) の 表紙をここに再度、貼るので、アマゾンのページも リンク先で、載せるので、開いて見てください。

(ここにアマゾンへのリンクを貼ってください)

トランプ勢力の徹底抗戦でアメリカの国家分裂は進む ←クリックすると、アマゾンのページに進みます。

この本についての解説は、ここの重たい掲示板に先週やりました(9月13日)。この私の文を再度、読みなさい。
11月5日の米大統領選挙で、ドナルド・トランプは、無理やり負けさせられる。カマラ・ハリスの勝ちだ、と、私、副島隆彦が厳しく予言した。デープステイト側は、またしても大掛かりな、6000万票の 巨大な不正選挙(rigged election リグド・エレクション、 They Steal Our Votes . 「あいつらは 私たちの票を盗む」)をやって、 真実は、トランプが1.5億票を取って(カマラはたったの5000万票)、トランプが圧倒的に勝利なのに、それを巨大な不正でひっくり返して、その勝利を奪う。

 私のこの予言が、日本国内の言論や、テレビ、ニューズ報道に影響を与えて、あいつらは、このあと、一切の評論をしなくなった。10月5日の、ペン州バトラー(7月13日に、トランプ狙撃、殺害計画とその大失敗があった場所)での、再度の、トランプ集会にイーロン・マスクが支援登場した、ニューズ映像を昨日、流すだけだ。

「両者の支持率は、ハリス氏が48.2% 、トランプ氏が、46・3%で、拮抗しており、大接戦となっいる。最後まで予断を許さない・・・わく、わく」だと。この馬鹿ども目が。これで、いつもいつもこういう風に民衆ダマしをやってきた。「パン(福祉)とサーカス(見せ物、娯楽 )」で、バカ大衆を騙して、いいように操(あやつ)って来た。 いい加減にしろよ。

 だから、私の今度の本の帯(おび)に書いた 「それでも、各州の善人の白人たちは、怒りながら、着々と新(しん)国家を作ってゆく」 のとおりだ。 そのために、次の4年間が、ずるずると経(た)ってゆくだろう。だから、冒頭に書いた、映画「シビル・ウォー」のアメリカ国内の内乱(ないらん)を描いた映画のようなことが、実際に起きるのは、まあ、4年先だろう。

 デープステイト側が、怒れるアメリカ国民、大衆に、追い詰められて、正義のアメリカ軍人たち(その中心は、JAG ジャグ。 Judge Advocate Generals ジャッジ・アドヴォケット・ジェネラルズ。 軍事法廷裁判官の将軍たち。彼らが、Qanon キューアノンの正体である。トランプに、2014年に、2016年の大統領選挙に出てくれ、権力者たちの腐敗があまりにひどい、と要請したのは、この JAGの 公正な高級軍人たちだ。この話はそのうち書く)の指導のもとで、冒頭の映画のようなことに繋がって行く。

ここでは、私たち日本人は、アメリカの国家分裂( バカ、✖分断ではない、〇分裂だ )が、中西部と南部の州(ステイト、state、国 )たちが、今の、アメリカ合衆国(ザ・ユナイテッド・ステイト・オブ・アメリカ)という連邦国家(フェデレイション)から、次々に、離脱( secede セシード)して、連邦離脱 (secession セセション)の宣言をすることで起きる、ということを理解しなければいけない。

このセセション と言うコトバを覚えなさい。 離脱する州の人々は、従って、secessionist セセショニスト、分離独立主義者 たちと 呼ばれる。冒頭の映画のプレヴューの動画の画面で、「19の州がセセションを宣言した」と出て来る。

そして、ここからが、今日の重大ニューズだ。
 トランプは、2回目の暗殺未遂があった、2日後の、9月19日に、自分の SNS である、truth social トルース・ソウシアル に、投稿の書き込みをした。それは、「カマラ・ハリスから、私に電話があった。カマラ、ありがとう」という素っ気ないものだった。話の内容は書かれていない。

 今、アメリカの知識人たちの間で、大きな噂となって広がっているのは、「どうも、カマラは、トランプに、私が、大統領になっても、あなたを、逮捕投獄したり、殺したりしません」と言ったようだ。 だから、トランプが、SNSで、 “ It ’ s gracious of Kmara ・・・”  「カマラ、ありがとう」と書いたのだ。

このトランプを、大統領選の後にも、カマラが、「私は、大統領として、人殺しをしたくないから」と言ったその背後に、その保証人としてルパート・マードックがいて、カマラに大きなカネ(資金)を与えている。旧友であったマードックに対して、トランプは、これまでに何度も、怒りの電話を掛けたりしている。 「なんで、お前は、私の邪魔ばっかりするのだ」と。

テレビの Fox チャンネルのオウナーである、マードックは、 media mogul メディア・モウガル 「メディア王」と呼ばれているように、アメリカの、どころか世界の放映権の配分権を握っている。野球やワールド・サッサーもだ。だから、なぜ、真夏の暑ぐるしい8月に、選手たちが死にそうになりながら、あのバカみたいなオリンピックをするのか。涼しくるなる10月にすればいいじゃないか、と皆、思う。だが、あそこしか放映権が安い時期が無いからだ。 どうも今のデープステイトの、世界の頂点の、悪魔崇拝の 秘密の儀式 Satanic ritual の主宰者、首領は、ルパート・マードックらしい。

だから、トランプは、カマラからの電話で、「分かったよ。お前たちが、また、やりたい放題で、インチキ選挙をやって、私を負けさせる、というのなら。そうしろ。

 私は、その時は、もう引退する(78歳だ)。 ただし、私は、アメリカ国民、民衆には、戦い続けなさい、と言う。 私は、 これまでに政治家として、何も、悪い事、間違ったことをして来なかった。 I have ‘t done anything wrong .  アイ・ハヴントダン・エニスイング・ロング 」 と、はっきりと、言い切れる立派な国民指導者だ。

だから、トランプへのアメリカ国民の尊敬は続く。 だから、トランプが引退(リタイアretire )しても、トランプ勢力は、このあとも残って、ずっと、大きな不正 と闘い、戦い続ける。だから、私、副島隆彦は、自分が今度出す本の表紙を、 「トランプ勢力は・・・」としたのだ。

極悪人の集団であるデープステイト(その表面がカマラ・ハリス大統領というバカ女) が、問題を、どんどん先延ばしにして、自分たちで大きな不正を続けて、醜い居直りを続けて、 clinch クリンチ をし続けるのなら、それでいいだろう。私、副島隆彦も、日本の持ち場で、どんどん自分の言論の予言(プレディクト predict )を先延ばしにして、持久戦(じきゅうせん)で、戦い続ける。こういうことだ。

副島隆彦です。 4. それで、最後に連絡します。私が、今週末の10月の12日(土)に、名古屋で講演をします。 以下に載せる通り、主催者は、コインパレスという 金貨(ゴールドコイン)の販売業者が開催するものです。

この講演会に、来てください。私が生(なま、ライヴ)で元気よく、話すのを聞きに来てください。無料です。場所は、AP名古屋という名古屋駅から徒歩2分の建物です。私は、このコインパレスの社長に、少し怒っている。私と約束して、ちゃんと参加者を集めます、と、言ったのに、その約束を守れずに、「トホホホホ。先生、参加者が、あまり集まりません。すいません、すいません、すいません 」だと。私の信用と評判を利用したいのだ。

 ですから、ここで、このように、私が宣伝、公告します。名古屋圏の人で、私、副島隆彦の本の読者で、金融の話(それ以外もします)に興味のある人は、以下のとおりですから、12日(土曜日)の13時(午後1時)からの私の講演に集まってください。

(詳細は次の通り)

副島隆彦氏 名古屋講演会
・開催日時: 2024年10月12日(土)13:00~16:30(12:30開場)
・料金:無料
・会場:AP名古屋8階
・主催:株式会社コインパレス
https://www.coinpalace.jp/blog_detail/?id=291
・参加方法: 下記専用フォームよりお申し込みください

お申込みフォームはこちら  〇 〇 〇 〇

いつも大変お世話になっております。
 ロイヤルミント(英国王立造幣局)公式代理店 コインパレスの泉でございます。
10月12日(土)開催の副島隆彦氏による講演会「CBDCに備えつつ為替と株の乱高下時代に金・銀に移行しなさい」会場にて行われる物販についてのお知らせがございます。物販ではコインの販売を予定しております。 会場では、大人気のコインを特典付きでご購入いただけます。

 会場でしか買えない商品や特典などもあるかも!? 物販の詳細は、ご来場予約がお済の方から順次ご案内致しますのでお楽しみにおまちくださいませ。
※なお、物販に関しましては変更となる可能性がございます。予めご了承ください。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以上の通りだ。それでは、冒頭に書いた、映画「シビル・ウォー」
の宣伝の表紙とプレヴューの動画を以下に載せます。日本公開は、全国のシネコン(大型映画館)で、3日前の10月4日からだった。

(転載貼り付け始め)

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』|大ヒット上映中
1. https://happinet-phantom.com
2. >civilwar
A24史上 最大規模&2週連続全米1位を獲得。 現代を描く、衝撃の問題作。 今や世界を席巻するA24が、史上最高の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く『シビル・ウォー …

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。最後に、前掲した、石破茂首相の 重要な発表である、自民党の裏金(政治資金規正法違反の不記載罪)の議員たちへの、「公認せず、あるいは、比例併記から外す」の決定の記者会見の記事を載せる。

( 転載貼り付け始め)

〇 「 政治資金不記載、萩生田・高木氏ら非公認に 首相が方針 」
2024年10月6日 14:40    日経新聞

自民党の森山幹事長らと協議後、党本部で記者団に話す石破首相(6日午後、東京・永田町)

 石破茂首相(自民党総裁)は10月6日、派閥の政治資金パーティーを巡る不記載があった議員の衆院選(15日公示―27日投開票)の対応方針を説明した。党の処分が継続中なら政治倫理審査会で説明した場合を除き非公認にする。不記載議員は公認する場合も比例代表への重複立候補を認めない。

党本部で森山裕(もりやまひろし) 幹事長らと協議後、記者団に語った。
首相は①党が「選挙における非公認」以上の重い処分を決定した議員②「非公認」より軽い処分が継続中で政倫審での説明責任を果たしていない③地元で十分に理解が進んでいない――の3つのいずれかの条件で非公認とする考えを示した。

① は党員資格停止中の下村博文元文部科学相、西村康稔(にしむらやすとし)元経済産業相が該当する。処分期間を終え4日付で資格が復活した高木毅元復興相も対象になる。
② はいずれも党役職停止中の旧安倍派の萩生田光一(はぎうだこういち)元政調会長と三ツ林裕巳元内閣府副大臣、旧二階派の平沢勝栄(ひらさわかつえい)元復興相が当てはまる。

これら以外の役職停止や戒告の対象者も地元の理解が進んでいない場合は公認しない。都道府県連などの意向を踏まえて判断する。最終的に非公認の対象者数は2桁になる可能性がある。首相は不記載があった議員は公認する場合も比例代表の重複立候補を認めないと説明した。これらの方針を決める立場の自民党総裁・四役も比例重複はしない。

首相は記者団に「結果として相当程度の非公認が生ずることとなるが、国民の信頼を得る観点から公認権者として責任を持って最終的に判断していく」と強調した。10月9日の党選挙対策委員会で最終的に決定する方向だ。
自民党の党紀委員会は4月、派閥の政治資金問題を受けて39人の処分を決めた。不記載額が500万円未満の議員ら45人は処分を受けず、幹事長による注意とした。

自民党本部は各都道府県連に10月7日までに公認申請をするよう求めている。首相は衆院を解散する9日までに公認の是非を最終判断する。 首相は前日の5日夜も衆院選の公認問題をめぐって森山氏や小泉進次郎選挙対策委員長らと協議していた。会談後に記者団に「何も決まっていない」と発言するにとどめていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

副島隆彦 投稿日:2024/10/01 16:36

【3154】石破新政権のこと。アメリカ大統領選のこと。そして私の福岡での講演会がある。

副島隆彦です。今日は、2024年10月1日(火)です。

初めに。29日に行われた、私の「第28回 予言者金融セミナー」は、大盛況で終わりました。収録録画のオンライン配信での全国への一斉送信も昨日、係りの者がやりました。 私、副島隆彦が、どれぐらい本気で、5時間ずっと大声で話し続けたかを、今からでも見たい人は申し込伝下さい。どうやって申し込むのか、私は知らない。

係りから 加筆します。
(申し込み方法)
副島隆彦の”予言者”金融セミナー 第28回(動画配信期間は、10月6日23:59:59)
オンライン受講(講演収録DVD付き)
https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

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金融セミナー主催者から。オンライン受講者の皆さまへは、9月30日(月)12:27までに、配信メールの送信をすべて完了しております。メールが届いていない場合は、迷惑メールBOXなどをご確認のうえ、お問い合わせください。
************

副島隆彦です。 1. 石破茂が、27日に自民党総裁に選ばれて、今日、国会で野党も入れて首班指名(しゅはんしめい。もう古い言葉か)されて首相になった。今夜中に内閣を組閣して首相官邸ののぼり階段で政権発足の記念写真を撮るだろう。

日本国民の多くが、「石破さんで 良かったー」と安堵(あんど)のため息を付いた。この言葉がすべてだ。これで最低あと2年は、日本は戦争に引きづり込れることはない。 石破政権が保(も)つ間は、日本は大丈夫だ。台湾有事、すなわち、中国との戦争を煽(あお)る連中の動きを、石破首相がどのように深い知恵で制止するか。複雑で重厚な手口であいつらを抑え込んで、日本を安全な国で維持するか。このことが日本国民の最大の願いだ。

自民党総裁選の最後の、高市早苗との接戦(1回目投票)からの逆転(決選投票)で、石破が、議員票で、189票を取り、高市の173票を抑えて勝利した。

40人ぐらいの若い議員(参議院も含む)が、「高市の名前なんか書けないよ。こんな危ない女を首相にしたら日本は大変だ。自分の選挙も危ない」と判断して、それが石破に流れた、というのが本当だろう。自分が世話になって絶対に裏切れない派閥の親分(の側近)からの電話がいくら「高市に入れろ」と言って来ても彼らは自分で判断した。 日本国民のおそらく80%以上が、「石破で良かった。あの目が尖(とん)がったおかしな顔の高市が首相なんてあり得ない。ヘンな宗教団体の影響が強すぎる」と判断した。

それでも、台湾有事を、日本に嗾(けしか)けるアメリカの既定方針は変わらない。次々と中国との、突発事故のように見せかけての軍事衝突に向けて、日本海や東シナ海でのロシアを交えた、軍艦や戦闘機どうしでのつばぜり合いが、どんどん報道されるだろう。 それらを日本政府は、何とか日本国内の軍事公務員たちを厳しく統制して、日本の平和を維持しないといけない。

なぜなら、統一教会(反共右翼)の工作員たちが、公務員を志望して、海上保安庁の尖閣列島用の大型巡視船や、海上自衛隊の護衛艦(実質、巡洋艦)や、航空自衛隊の戦闘機乗り(南西航空集団)になっている者が、多くいるからだ。このことは別に私は近いうちに書く。

石破茂が、増税と、アジア版NATO(集団的自衛権の行使のための論議)を唱えている、と言って、石破を叩き始める連中がすぐに出て来る。反自民党のリベラル派のふりまでしている奇妙な連中もいる。

だが、もしアメリカの大統領選挙で、ドナルド・トランプが当選したら、トランプは、即座に(就任して3日以内に)、「アメリカはNATOから離脱する。アメリカはヨーロッパ諸国を防衛する義務と負担をもう負わない。米軍を撤退させる」と宣言する。

そうしたら、NATO(ヨーロッパ全体の集団的安保体制。31か国が加盟)は、その時、その瞬間に崩壊、消滅するのである。だから、石破が、出身は自民党の“防衛族”で、いくら「アジア版のNATOを作ろう」となどと言ってもそういうのは目くらましだ、と敵たちが知っている。

石破が、安全保障政策(軍事問題)に通暁(つうぎょう)した軍事強硬派(タカ派)だと言っても、石破の本性はハト派(戦争をしない派)だと、アメリカからも、見抜かれている。石破の敵たちは、高市早苗とその周りにいる、本当に両目が尖(とが)って吊り上がっている 統一教会系の政治家たち(旧安倍派)だ。そしてそれを支援する、テレビ、新聞社、雑誌の編集部の中に潜り込んでいる統一教会の会員たちだ。

石破は、今回、67歳で首相になるまで、ずっと我慢に我慢で生きて来た。 特にこの10年間の無派閥、非主流派、孤立無援の、冷や飯食いの時期に、たくさん勉強しただろう。このことが石破にとって大きな意味がある。

今では、石破は、きらいな相手ともケンカせず、丁寧に頭を下げながら、ぐっと腰を落として、相手を土俵から押し出す。相手を投げ飛ばしたりしない。これが横綱相撲(よこづなずもう)だ。我慢に我慢 こそは、組織、団体の上に立ち、指導者になる者の一番大切な生涯の修養だ。

私が、今度の組閣人事で、一番、気に入ったのは、総務大臣になった村上誠一郎(もう○○歳、四国の愛媛県。村上水軍の血筋)も、同じく我慢に我慢の人だ。彼は、後掲する記事のとおり、2年前に射殺された安倍晋三のことを国賊と呼んで、国葬にするべきでない、と発言した。

この村上の正直な生き方と、ずっと自民党の中で嫌われ者でやってきた、人間としての誠実さを多くの人が尊敬している。それと防衛大臣になった中谷元(なかたにげん。はじめ。四国の高知の網元の家柄。防衛大学出)が、自衛官たちからの信頼を一身に集めていて、日本国の為の堅実な国防をすることだ。

(転載貼り付け始め)

〇 田崎史郎氏「(高市の周辺は)かなり怒ってましたよね」旧安倍派をザワつかせた石破新内閣人事を解説

[2024年9月30日17時56分  日本テレビ

政治ジャーナリストの田崎史郎氏(74)が30日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。自民党の石破茂新総裁が総務相に村上誠一郎氏を起用する以降を示したことについて解説した。

MCの宮根誠司から「村上氏の起用はあつれきを生むんではないですか」と話を振られ 「僕も昨夜取材したんですけど、かなり怒ってましたよね( 副島隆彦加筆。安倍派=統一教会系 の連中が、だ)」と切り出した。

続けて「なぜかというと、村上誠一郎さんが2年前の安倍さんの国葬の際に反対を表明しただけではなくて、反対を表明する際に『国賊』だと言ったわけですね。それが原因で、村上誠一郎さんは1年間の役職停止処分を受けた。役職停止処分を受けた人を閣僚にするのかと。安倍さんを『国賊』と呼んだ人を閣僚にするのか、という反発です」と解説した。

村上氏は愛媛2区選出で当選12回。小泉純一郎内閣で、行政改革・地域再生・構造改革特区担当相を務めた。今回の総裁選では石破氏の推薦人を務めた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 私は、書こうと思えば、石破新内閣の人事について、もっとたくさんのことを書けるが今日はやめる。政治日程は、どんどん進んで、10月27日に衆議院の解散投票(総選挙)がある。だから次の一点だけ書く。

石破を自民党総裁、首相に当選させたのは、岸田首相と菅義偉(すがよしひで)だと言われる。菅は、小泉進次郎を始めから推していた。小泉と石破の決戦投票になっていたら、小泉が勝っていたのではないか、と冷静に見ている人たちがいる。そのとおりだ。 実は、小泉進次郎を、どうしても次の日本の首相にする、と動いていたのは、駐日アメリカ大使の、ワルのラーム・エマニュエルである。

エマニュエルが、この2年半のウクライナ戦争が始まってから、日本政府から、合計で30兆円ぐらいを裏金で、ぶったくった。日本国民は知らない。 最後は、4月にアメリカ議会で、大騒ぎになっていた、ウクライナへの軍事支援の、高性能ミサイル、弾薬、F16戦闘機などの600億ドル(9兆円)の兵器代を、本当は日本政府に無理やり出させた。それで、米議会はまるで何事も無かったように、このことの議案を4月に通した。

そのおカネ(資金)は、本当は誰が出したんだよ、の議論はしないことになっている。だから、日本国民の老人たちが貰える年金が、毎年どんどん減るはずなのだ。

大卒で34年間、同じ大企業で働きづづけて定年して、ようやく手取りが23万円だ。奥さんの分を入れると32万円だ。 こんなヒドイ金額だ。月23万円でどうやってゆっくり暮らせるのだ。本当は、40万円、50万円、貰って当然なのだ。欧米先進国ではそれぐらい貰っている。

すべて、アメリカに日本国民の大事な資金を、どんどん奪い取られているからだ。このことに本気で怒る人がいない。最後は、「仕方がないんだ。仕様(しよう)がないよー」で泣き寝入りしている。

大悪人のラーム・エマニュエルが、各省庁に乗り込んで、直接「日本はもっとカネを出せ」と脅迫され、強く圧迫された各省のトップの官僚たちは、ラームに激しく怒っている。過労死という名のヘンな死に方をした外務省や大蔵省の官僚たちがいる。

ラームは、駐日大使をやめると表明した。しして、ワシントンに帰って、カマラ・ハリスの最側近(あやつる係り)あるいは国務長官に成ろうとしていた。その業績の仕上げが、小泉進次郎を首相にして、この成果を引っ提(さ)げて、ワシントンに凱旋(がいせん)して「カマラ・進次郎の日米首脳会談」を実現する予定だった。それに失敗したので、ラーム(シカゴ出身)のカマラ・ハリスの側近入りは消えた。

アメリカ帝国の信賞必罰(しんしょうひつばつ)の業績評価は厳しい。 日本は、東アジアでアメリカの強力な同盟国(忠実な属国、家来の国)だから、ウクライナなんかよりもずっと重要な国だ。 このラーム・エマニュエルを、大犯罪者として証拠付きで、現行犯逮捕する、という計画を、先週、ベンジャミン・フルフォード氏から、私は会って、参加要請された。

「私は手伝うけど、フルフォードさん(日本に帰化している)が、ラームのそばに走り寄って、お前を逮捕する、と言っても、5秒以内に、周囲にいるCIA(国務省のメン・イン・ブラック)たちに取り押さえられる(身柄拘束される)でしょう。日本だから、すぐに射殺されることはないだろうけど」と、私は答えた。

こういう話は、そのうち書きます。ベンジャミン・フルフォード氏の、この行動力と、判断力と、アメリカ大使と自分を同等だと考えている、誇り高さ(自尊心)に敬意を表する。私たち、アメリカの属国奴隷を長年やり続けている日本人は、卑屈でいけない。精神がねじ曲がっている。

2. 次に、以下に私がすでに書き上げた、最新刊の本がアマゾンに載っている。 書名は「トランプ勢力の徹底抗戦(てっていこうせん)で アメリカの国家分裂はさらに進む」 (祥伝社、10月31日刊)だ。その表紙がアマゾンに載っているので、ここにその表紙だけ貼り付けます。1か月先の発売だが、私は、言論予言者として、堂々と書けるだけのをワイワイ書いた。あとには引けない。

(ここに私の、近刊のアメリカ動乱本の表紙を貼る)

(ここにアマゾンへのリンクを貼ってください)

トランプ勢力の徹底抗戦でアメリカの国家分裂は進む ←クリックすると、アマゾンのページに進みます。

副島隆彦です。私の米大統領選と、そのあとのアメリカの動きについては、すでに、

ここの重たい掲示板の下↓ の方の、前回の文(9月13日)に書いた。この文を読み直してください。以下に、2枚だけ関連の図版を2枚だけ載せる。

(米大統領選の副島隆彦の得票予測)

なぜ、トランプが大統領選挙(11月5日)で、無理やり負けさせられるか。そして、無理やりの巨大な不正選挙を、デープ・ステイト側が、またしてもやって、カマラ・ハリスが当選させるのか。

それは、アメリカ国民(人口3.4億人)の中の1.5億人の、トランプ勢力を率いる、トランプ側近の者たちが、「 project  2025 」という新政権構想の報告書の road map  ロウドマップの進行工程表で、 勝利したトランプの政権が始まる、翌1月20日の就任式のその日に。

トランプが就任演説(イノギュレイション)をしている、その時にも、アメリカ全土に、戒厳令(martial  law  マーシャル・ラー)が発令されて、 4千人の デープステイトの主要な人間たちである、ヒラリー・クリントン、ジョージ・ソロスらを、犯罪の証拠付きで、逮捕拘束して、裁判に掛ける、と、半ば公表しているからである。 この就任式のその日を、 Day One  「デイ・ワン」(第1日目)と呼んでいる。ただちに軍隊のMPたちまで動かして一斉に、デープステイト側を大量に逮捕する。

この事態を、デープステイト側が、何もしないで、見過ごすはずがない。だから、怒り狂って、7月13日に、トランプを殺害(暗殺)しようとしたのだ。そして大失敗した。

このようにアメリカ政治の真実は、激発一歩手前まで来ている。 これらのことを、詳しく、

私、副島隆彦の今度のアメリカ動乱(どうらん)の始まり本の新刊書で書いた。発売はまだ1か月先の、大統領選挙日(11月5日)の直前だ。買って読みなさい。

( JDバンス 副大統領候補と彼の本「ヒルビリー・エレジー」を貼る)

 

3.  副島隆彦です。それで、次は、私の福岡市での講演会のお知らせです。10月20日

(日)のお昼2時から。会場は、福岡市の中心街のホテル日航福岡 の ホールです。

主催は、野口コインです。野口コインは、今や、日本で大手の金貨(ゴールド・コイン)の販売業者に成長した。この会社の主催の金融講演会です。参加費は無料です。

(ここに野口コインのホームぺージを貼る。そこに講演会の掲示が有る)

https://www.noguchicoin.co.jp/?srsltid=AfmBOoqDGnJRgOe19cPDtTu70lTU5NdUFcZY5i9fxXxABb9448IZeriR←クリックすると野口コインのホームページに進みます。

(以下に野口コインのホームページの中の、私の講演会の画像を貼ってください)

〇 〇 〇 〇

副島隆彦氏講演会申し込みフォーム

https://form.run/@noguchicoin-koenkai20241020←クリックすると講演会申し込みフォームに進みます。

イベント詳細

内容:「円高時代の資産戦略:金・銀の価値と米国株安への備え」

日程:10月20日

会場:日航ホテル福岡 都久志の間

参加費:無料

申込者氏名 必須

副島隆彦です。この福岡での私の講演会の案内、宣伝は、またやります。

この講演会のあと、16:30―18:00 まで、同じホテル日航の中の、キングズ・バーの立派な豪華な部屋で、ひとり3千円ですが、親しく懇親会を開きます。お酒は出ません。私、副島隆彦の熱心な読者と学問道場の会員たちが優先です。30人ぐらいにします。もっと入れるかもしれない。講演の最中に私が、この件については、指示(しじ)、指図(さしず)を出しますから、それに従ってください。

この福岡での講演については、以下に1枚だけ宣伝を兼ねて、画像で、野口コインが言及されている最近の日経新聞の記事を載せます。

(野口コイン 貧者の金 を貼る)

副島隆彦です。 取り急ぎ、これだけのことを書いた。

日本国内も、世界情勢も、それから金融市場の動きも、どんどん変化してゆく。

それでも、私、副島隆彦は、自分の言論、金融予言者としての能力と、実績に強い自信を持っています。  九州圏と山口県とかの人たちが、この野口コイン福岡本店での、私の10月20日(日)の講演会にたくさん集まってくれることを希望します。 私の本を読んで、早め早めに金(きん)を買って、儲かった人たちの喜びの場、結集の場 にしたいと思います。

副島隆彦拝

フローレン 投稿日:2024/09/28 11:31

【3153】MeijiSeikaファルマ現役社員達”チーム”による内部告発本「わたしたちは売りたくない」について

有志医師の会の会員で獣医師の奥田と申します。

 

来月10月1日より開始予定の新型コロナワクチンの定期接種に関してお伝えします。

定期接種となるこの新型コロナワクチンは、自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)と呼ばれています。

このワクチンを世界で初めて発売するのが、製薬会社MeijiSeikaファルマです。

この会社の現役社員達が、チームKという名前で内部告発本を出版し、今話題になっています。

この度、全国有志医師の会ニュースレターに、チームKによる寄稿文が投稿されましたので、引用しご紹介申し上げます。

 

全国有志医師の会ニュースレターVol.75より引用

以下引用開始。

 

1.最新情報

1)全国有志医師の会への寄稿~私たちは売りたくない!”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭~チームK

 

皆様、初めまして。今回は全国有志医師の会のニュースレターに投稿する機会をいただきありがとうございます。私たちはワクチンを日本で最も販売している製薬企業であり、「レプリコンワクチン」を世界で初めて発売する”MeijiSeikaファルマ”という会社に勤めている『現役社員』です。

 

このレプリコンワクチンを多くの日本人に接種させるのは、国が承認を与えたとしても、安全性が立証されていない現段階では不適当ではないかと考え、会社の方針に異を唱える形で、『私たちは売りたくない!』という本を出版させて頂く運びとなりました。

https://my159p.com/l/m/ywJm0JQfp4Zxf7

 

我々は今まさにレプリコンワクチン「コスタイベ」を販売すべく、医療機関に情報提供を行っている状況です。そのような中で「ああ、噂のアレね、レプリコンワクチンね」という反応を頂くケースが大変多くなっています。例えば「個体間伝播」「シェディング」といった言葉に示されるような「接種した人の周囲にもマイナスの影響を与えるのではないか」といった質問を頂いたり、「mRNAが体内で無限に増殖するんじゃないの?」といった事を聞かれたりします。

 

しかし、今回我々が『私たちは売りたくない!』という本を書かなくてはと思い、行動を起こした直接の動機は、このような世間を騒がせている関心からは少し外れています。今回の行動に至るきっかけは、「我が社のすこぶる健康で元気の塊のようだった同僚社員がファイザー社のコロナワクチンを打って3日後に亡くなってしまった」という厳然たる事実と直面したからです。自社にmRNAワクチンで亡くなった社員がいるのに、mRNAワクチン、いや、さらに一歩進んだ”自己増幅型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)”を本当に発売するのですか?という想い、それが根本にあって本を世に出すことにしたのです。ここに全てが集約されています。

 

本を出版する際、まず考えた事は「一体誰にこの本を読んでもらいたいのか」という事です。10月から始まる定期接種でレプリコンワクチンを始めとするmRNAワクチンがまた再開されますから「定期接種の対象となる65歳以上の高齢者やそのご家族」にはぜひ読んで頂きたいと思っています。本書で取り上げているのは、話題のレプリコンワクチンのことだけではありません。この秋に登場する他のコロナワクチンはもちろん、インフルエンザワクチンの未来についても警鐘を鳴らしています。またコロナワクチンを販売する製薬企業が実は数年後に何を狙っているのか?についてもわかりやすくまとめました。

そういった「製薬業界の戦略的裏事情」に興味を持たれている方にとっても面白く読める本になっていると思います。

 

しかし、私たちが最も本書を読んでもらいたい相手、それは「我が社の社員」であり、「明治グループの社員」です。「MeijiSeikaファルマ」やグループ企業に勤める全社員、全経営者に読んでもらいたいです。26歳で健康そのものだった若者が亡くなった事実は、外国や他社で起きたわけではなく、自分達の会社内で起きた悲劇です。赤の他人などではないのです。同じ屋根の下で働いていた、成績も優秀で会社の事も誇りに思って働いていた仲間が亡くなったという事実を簡単に忘れていいのですか?悲劇に目をつぶってレプリコン販売に猛進しても大丈夫なのですか?と、声を大にして言いたいのです。

 

組織に属する人間が組織の意向に反して声を上げる事は正直、簡単ではありません。彼が亡くなったのは2021年9月、すでに3年が経過しました。その事を忘れてしまっている社員も多くいると思いますし、コロナワクチンによる健康被害の大きさに今なお気づいていない社員も大勢います。このニュースレターを読んでくださっている皆様には、ぜひ我が社を含めた全ての製薬会社の社員たちに、本書を読み、「自分ごと」として考えるように促して頂けたらありがたいと思っています。

 

レプリコンワクチンは、カテゴリーで言えばもちろん「mRNAワクチン」で、安全性は「ファイザー社のコミナティと同等」と評価されました。「安全性が同等」とは「リスクが同等」と言うこともできます。「自分達の仲間の命を奪った製品と安全性が同等とされるワクチンを売りたいとは思わない」我々の核となる想いはこの一点につきます。

 

「安全なもの、人の健康に寄与すると確信できるものしか売りたくない!」のです。

 

末端の社員が集まったところで、できることは限られますが、皆様のお力添えがあることは勇気につながります。ぜひ、10月からはじまる定期接種でコロナワクチンによる悲しい出来事が起きないよう願っておりますし、そのために本書が少しでもお役に立てば幸いです。皆さんと日本の明るい未来を祈っております。

 

この度はこのような貴重な機会を頂きまして本当にありがとうございました。

 

日本最大のワクチン販売製薬企業の現役社員グループ

チームK

 

私たちは売りたくない!”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭

◆目次

1章 ワクチンの未来を信じるな

2章 製薬会社の社員として忘れてはいけない日

3章 「mRNAワクチン」は、神か? 悪魔か?

4章 安全なワクチン、危険なワクチン

5章 「レプリンコンワクチン」を売りたくない理由

6章 会社の歴史と誇りを未来に繋げられるのか

7章 なぜ、会社はレプリコンを「全力推進」させるのか?

終章 レプリコンは、誰も幸せにしない 

https://my159p.com/l/m/ywJm0JQfp4Zxf7

 

以上引用終わり。

 

本書については、現在出版社自体在庫切れ状態となっており、急遽9月27日に重版が予定されているそうです。

27日以降ネットなどの各書店で購入可能になるとのことですので、検索してみてください。

 

以上

守谷 健二 投稿日:2024/09/23 12:37

【3152】『古事記』の役割2、稗田阿礼の正体

  守谷健二です。令和6年9月23日

 稗田阿礼は、正五位太安万侶(おおのやすまろ)の上位者である。

『古事記』序は、和銅五(712)年の正月に稗田阿礼の伝誦するところを太安万侶が書き記して撰上したと書いている。

(『古事記』序より引用)

 時に舎人(とねり)ありき。姓は稗田、名は阿礼、年はこれ二十八。人と為り聡明にして、目に渡れば口に誦(よ)み、耳に触れば心に記しき。すなわち、阿礼に勅語して帝皇日継(すめらみことのひつぎ)及び先代旧辞を誦(よ)み習はしめたまひき。

 然れども、時移り世変わりて、未だその事を行なひたまはざりき。・・・(引用終わり)

稗田阿礼をまるで語り部のように書いてありますが、天武天皇が命じた歴史編纂は、「壬申の乱」で天智天皇の長男・大友皇子を滅ぼして皇位を獲得した天武の行為を正統化する為のものです。古くからの伝承をそのまま描いたものではない、天智天皇と天武天皇の間で、歴史は大きく捻じ曲げられている。『日本書紀』に、天武は天智天皇の「同母の弟」と書き入れた事が、日本史の最大のペテン、インチキである。此のインチキを正統化する為に天武天皇の詔による修史事業は始められたのだ。

稗田阿礼が単なる語り部であったはずがない。歴史の創造者(クリエーター)である、記録係である太安万侶より下位であったはずがない。

太安万侶は正五位の民部卿であった、まぎれもなく政権の高官であった。彼よりも高位の者であったなら、必ずや歴史書などの文献に稗田阿礼は、名を残しているはずである。

しかし、稗田阿礼の名は、文献歴史書に一切見つけることが出来ない。稗田氏の人物は、奈良時代、平安時代の文献に誰一人見出すことが出来ないのだ。

本当に稗田氏など存在したのだろうか。

私は、稗田阿礼を号(ペンネーム)であったと考えている。稗(ひえ)の多く生えている荒れた田んぼの中の「阿礼(アレ)」指示代名詞(これ、それ、あれ)だろう。

つまり、案山子(かかし)の事である。案山子の述べることを正五位・民部卿の太安万侶が筆記した、と。

この稗田阿礼は、「壬申の乱」にも参加し、歴史(『日本書紀』)編纂事業で中核を担ってきた人物に違いない。

天武十(683)年に始まった歴史編纂は、大宝(701)元年には一応の完成を見ていた(原日本書紀と仮に名付ける)。文武天皇は、この歳に遣唐使(粟田真人)の派遣を決断している。

粟田真人の使命は、天武の王朝の歴史を唐朝に説明し、認めてもらうこと、天武の王朝の正統性の承認を得ることにあったのです。

しかし、(原日本書紀)では唐朝を納得させることが出来なかった。稗田阿礼たちは、(原日本書紀)の修正の必要を迫られたのです。
それで考えたのが、中国の最新の正史である『隋書』倭国伝を(それは本来筑紫王朝を書いた記事であるが)徹底的に書き換えて大和王朝の出来事として『日本書紀』の中に取り入れることであった。

その最大の問題は、倭国王は男であり、大和王朝の推古天皇が女性であったことだ。この為、推古天皇と対等、いやそれ以上の存在として作られたのが聖徳太子であった。聖徳太子に倭国王を投影したのである。聖徳太子の造影にはイエスキリストも取り入れられている。

当然聖徳太子の寺院である法隆寺は、筑紫から大和に移築されたのである。

『古事記』が和銅五(712)年に撰上されたのには、稗田阿礼の年齢が関係していると私は考える。「壬申の乱」(672年)から四十年が過ぎている。二十歳半ばで「壬申の乱」に参加したとして、もうすでに六十歳後半の年になっていた。当時の寿命を考えれば、「壬申の乱」の参加者のほとんどは死に絶えていただろう。稗田阿礼も死を強く意識したはずである。

『古事記』は遺言のつもりで書き残されたのではないか、『隋書』倭国伝を聖徳太子を主人公とする歴史に書き換えれ!と。(指示、命令の書として)

稗田阿礼は、天武の王朝(天武朝、持統朝、文武朝、元明朝)の中核に居た人物である。

稗田阿礼、「荒田の案山子」が民部卿(太安万侶)に筆写させたと、ユーモアとも、おふざけともと採れるほどの余裕を持った大物である。

 

 

 

 

副島隆彦 投稿日:2024/09/18 07:19

【3151】今の世界で最重要な議論。米大統領選は。そして日本はどうなる。私の金融セミナーがある。

副島隆彦です。今日は、2024年9月18日(水)です。

私は、今から自分が思いつくままに書く。
今、欧米の白人知識人たちの間で、政治思想の問題として、もっとも関心を持たれているのは、フランスの知識人で作家(2020年死)の Jean Raspail  ジャン・ラスパイユの の著作 Le Camp des Saints  précédé de Big Other 「ル・カンプ・デ・サン」(1973年作)である。その表紙を下↓に載せる。
(ここに本の表紙を貼る)

この書名を英語で書くと、 The Camp of the Saints 「ザ・キャンプ・オブ・ザ・セインツ」 だ。その日本語訳は、「聖人たちの陣営(砦)」である。 この今から50年も前の本が、なぜ騒がれているのか。それはこの本が、「反(はん)移民の思想」を初めて表明したからだ。

南仏の高級リゾート地の、コート・ダジュール( 青の海岸。 カンヌ、モナコ、ニースを含む)に、北アフリカから、何千人、何万人もの難民(レフュジーズ)、避難民、貧乏な侵入者 たちが、ボロボロの船の船団で押し寄せて、ひどく臭(くさ)い臭(にお)いを撒き散らしながら、美しい浜辺を占拠する様子だ。この悪魔、餓鬼(がき)の群れの侵入の恐ろしい光景から、このジャン・ラスパイユ著の小説は始まる。

主人公である老教授が、双眼鏡で浜辺を見ていたら、彼のvilla (ヴィラ 別荘)の前まで、この騒々しい難民の群れが今にも襲い掛かって来そうだ・・・

そういう小説だ。  この「聖人たちの陣営(砦)」という小説を、フランスで大々的に
褒め称えて、問題にしたのは、国民戦線 の 指導者のマリーヌ・ルペン女史である。彼女は、この4月に、不正選挙が行われていなければ、彼女が率いる国民戦線が、総選挙で、勝利して第一党となっていた。フランスでも大規模な選挙不正が行われている。それでも、2027年には彼女自身が、フランスの大統領になる、という勢いだ。

今のマクロンはデープステイトが始めから着々と作った、LGBTQの見栄(みば)えだけのロボット人間だ。日本の小泉進次郎と同じだ、と考えればすぐに分かるだろう。

このラスパイユの本には、聖書の議論がある。キリスト教の新約聖書(ニュー・テスタメント。イエスと言う人間の男の言行録 ) の、一番、最後に置かれているのが、「ヨハネの黙示録(もくしろく)」だ。これは恐ろしい人類の終末(しゅうまつ)、大戦争による世界の終わり。そしてそこからの更なる救済のことが書かれている。 黙示録(もくしろく) は、ラテン語では Apocalypsis  「アポカリプス」で、日本人もよく知っている。

英語では、 Revelation レヴェレイション と言って、神からの啓示(けいじ)、お告げ のことだ。仏教の「悟り」 も、英語ではこの語を当てる。 このヨハネの黙示録の 一番、最後の方の、第20章にあるのが次の文だ。

「 イエスの復活(レザーレクションressurection )と昇天(アセンションascension )から、始めの1千年間(millennium ミレニアム)が経って、悪魔(Satan サタン )が、地獄から解き放たれる。そして、サタンは、ゴグGog  とマゴグ Magog  の2つの大国を争わせる。夥(おびただ)しい人が死ぬ。

その中の生き残りが押し寄せて、聖人たちの陣営を包囲する。天から火が降って来てすべてを焼き尽くす。これが人類の最終戦争(ハルマゲドン)だ。 最後の審判(ラスト・ジャッジメント)が下り、いのちの書に名が無い者はすべて火の池に投げ込まれる」 ( ヨハネの黙示録 第20章 11-15)

このようなことが書かれている。
現在の西暦2024年は、イエスが昇天してから、2千年目(2つ目のミレニアム)が経つまで、あと、6年だ。 私たち人類が大きな天罰を受ける日(西暦2千30)年まで、あと6年だ(イエスは紀元30年に36歳で処刑死した)。敬虔なキリスト教徒たちにとってはそういうことになる。

聖書のヨハネの黙示録の終わりの方の、第20章に出て来る ゴグ と マゴグ とは何か。このゴグとマゴグを、それぞれ、中国 と ソビエト・ロシア を指す などと、と欧米の白人知識人たちが、目下、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をあちこちでやっている。

現在は、難民も含めて、移民を migrants マイグラント(ツ)と総称する。外国からの招かれない移民(いみん)の大量の押し寄せの問題を中心に、ヨーロッパ諸国と、アメリカ合衆国は大騒ぎをしている。この問題を抜きで、知らん顔をして、今の世界を語ることは出来ない。

このフランス人作家の ジャン・ラスパイユの The Camp of the Saints 「聖人たちの陣営(砦)」を大きく取り上げて、アメリカの大統領選挙(あと50日。一か月半先。11月5日)に向かって、正義のトランプ勢力が、まさしく真の標語としているのは、この問題だ。

トランプ派内で、トランプ側近(スタッフ)で、ずば抜けたスピーチライターをして、あの2016年11月でのトランプ勝利のあとの1月の就任式で、「新たなアメリカ革命」の演説原稿を書いたのが、 Stephen Miller スティーヴン・ミラー(40歳)である。

現在のアメリカで、最高級で最先端の 政治思想家(イデオローグ)であるのは、このスティーヴン・ミラーである。こんな情けないテーマでしか、今の人類は動いていない。ミラーは、今、トランプ陣営(キャンプ)の中で、まさしくメキシコとの国境線の移民問題の担当だ。
(彼の顔写真をここに貼る)

副島隆彦です。これ以上は、スティーヴン・ミラーの思想のことは、ここには書かない。近く出す私の本に書く。若いミラーの思想の系譜はどこか。1970年代から、「南の国境線のすべてに、バーブワイヤー barbwire  鉄条網を敷け」と主張した、評論家のパット・ブキャナンの流れだ。パット・ブキャナンは、ニクソン大統領のスピーチライターをした人で、米大統領選挙に2回出た、私が尊敬する知識人だ。

私は、1992年と1996年の選挙の時に、彼のワシントンDCのベセスダ(高級住宅街)の彼の住居の選挙事務所まで調査に行った。ブキャナンが「あのソビエトは滅んだ。もうアメリカは家に帰ろう。We go back, home !   ウイ・ゴウ・バック・ホウム !  アメリカの若者を、これ以上、外国の戦場で死なせるな」を、ぶち上げて、言い続けた。これが、アメリカ国内重視のアイソレイショニズム( 国内第一、国内優先の思想。 = America first !  ✖ 孤立主義 )の火柱(ひばしら)である。

これで、ジョージ・ブッシュ(父)は、パット・ブキャナンの「アメリカ・ファースト! 運動」の為に共和党内が乱れて、2期目が無かった。ビル・クリントンが出て来た。この予言も私は当てた。知っている人は知っている。

2008年の米大統領選挙で、若い黒人のバラク・オバマがイリノイ州(シカゴがある)の上院議員に当選したばかりなのに、急に出てきて、このあと大統領になった。 ”リーマン・ショック”(NYの金融恐慌)の最中である。この黒人の若いのが、大統領になるように仕組まれているので、当選する、と、予言して書いた。そして当てたのも、私、副島隆彦だ。

それから、2016年の選挙で、ドナルド・トランプが、ヒラリーを打ち負かして、勝利する、と予言して当てたのも、私だ。なぜからトランプが、直前に、デイヴィッド・ロックフェラー(翌年、101歳で死)のアッパー・イーストのアパートに、その年の5月に会いに行ったから、と、大統領選挙の前に自分のトランプ本 に書いた。

そして今は、「反(はん)移民の思想」こそが大事だ。 アメリカに南のメキシコとの国境線から、現在も大量に違法に越境してくる難民、移民たちに対して、アメリカ国民は、どん詰まって、今や決定的な決断をしなければいけなくなっている。

だから、これが今度のアメリカ大統領選挙の真の争点、対立点だ。・・・私は、現在、この問題を扱った「アメリカ動乱(どうらん)本」を書いている最中だ。10月末(即ち投票日11月5日の直前)には出版する。それ以上早くは出版社と印刷所の都合で出せない。

「先生。このことは、まだ書かないでください。業界の慣例がありますから」と担当の編集者に言われているのだが、私は書かざるを得ない。

私は予言する。ドナルド・トランプは、今度の大統領選挙に勝てない。負ける。無理やり負けさせられる。なぜなら、カマラハリス側(デープステイト)は、またしても、必ず、必ず、巨大な不正選挙をするからだ。

それは、約6000万票の 得票を、トランプからカマラに違法に、2020年に続けて、またしても、「ドミニオン」Dominion という遠隔操作による、選挙マシーンの 不正得票操作ソフトを使って「移し替える( switch スウイッチ、とかflip フリップという)からだ。さらにはトランプの得票を大量に捨てることと、とんでもないやり方である郵便投票 mail-in voting の3千万票とかをカマラ票に水増しして加えることで実行する。アメリカの有効投票の総数は、2億票(人口3.3億人のうちの)である。

この大掛かりの不正選挙 rigged election リグド・エレクション を、 デープステイト側は、必ず実行する。だからトランプは、その圧倒的な人気で、有効投票の73%の1.5億票を取る。だが、それを、無理やり、9000万票にまで減らされる。そして、本当は、5000万票しか取れないカマラ・ハリスの票を、1.1億票にするだろう。 私、副島隆彦のこの 近(きん)未来予言を、まあ、見ていなさい。

こんなことまで、私ははっきりと書いて公表する。この私の決意の深さを分かる人だけが分かる。これまでの私の予言の実績で考えろ。私の敵どもは、私のこの政治言論での予言を、嘲笑(あざわら)って済むはずがない。まあ見ていなさい。

私は、このことで、9月8日に、死ぬほど苦しんだ。トランプは、どうしても勝てない。デープステイト勢力(絶対に表に出ない 大富豪たちの連合体。軍産複合体。腐敗の限りの官僚組織。エリート法曹=リーガル・ギルド= たち ) は、ここまで悪いことをやる。まさしく悪魔の所業(しょぎょう)だ。これでデモクラシーは完全に打倒される。デープステイト独裁だ。 そして、自分たちの世界支配をこのあとも継続する。

こうやって、アメリカ帝国は見苦しい限りの延命策(えんめいさく)を講じる。本当は迫りくる金融恐慌の前で、のたうち回っているくせに。

だから、アメリカが、civil war 内乱、内戦(ないせん)、市民戦争、第2次の南北戦争に突入するのは、数年先に延びた。デープステイトどもは、問題をclinch クリンチして、さらに先延ばしにした。私、副島隆彦は、このことで相当に苦しんだ。

先日の9月10日のトランプ・カマラのABCテレビの討論会(デベイト debate)なんか始めからヤラセの出来レースで、カマラを勝たせるためのPR(ピー・アール、メディア対策)だ、と分かっていた。
それでも、トランプたちは、決定的な争点を、国境線から押し寄せる難民、移民問題に絞り込んで、徹底抗戦(てっていこうせん)をする覚悟だ。

移民をさらに3千万人とか受け容れて、人種の融合と、LGBTQの 狂った同性愛者たちをさらに増長させて、アメリカがもっともっと荒れ果てた、荒廃した国になることを促進する。この デープステイトは、ヴァチカンのローマ・カトリック教会と、英国国教会(こっきょうかい)=アングリカン・チャーチ= Anglican church  が、頭目だ。この悪魔崇拝の者たちと、まともな人類の闘いは、さらに続いてゆく。アメリカ合衆国の国家分裂は、さらに進む。

全米50州のうちの、30州ぐらいが、それぞれが、state ステイト(国家)であるから、州議会と知事が決断して、「我が州は、もう、この不正な選挙には、我慢が出来ない」と、ワシントンDCの連邦政府( フェデラル・ガヴァーンメント federal government )からの、連邦離脱( secede セシード、secession セセション)してゆく。

この過程(プロセス)は、もはや不可避である。南の大州のテキサス州の独立運動を軸(アクシス axis )にして、アメリカの中西部と南部の諸州が団結する。それが、まさしく、南北戦争の時の 南部12州が組織した  the  Confederation ザ・コンフェデレイション 「南部連邦(なんぶれんぽう)」の再来である。

これに対して、政府軍(連邦軍、北軍。あの対(たい)インデアン映画に出て来る騎兵隊=キャバルリー=の制服だ)が、「 国家分裂は許さん。州の独立(連邦離脱)は、国家反逆罪( treason   トリーズン )だ 」と、連邦議会で決議でして、その州に進撃して来る。

その時、離脱を決めた各州の州兵(ナショナル・ガード)と state militia ステイト・ミリシア 武装民兵 の部隊が、州境(しゅうざかい)で、連邦軍と 対峙、対決して、厳しく睨み合う。 そして銃撃戦、砲撃戦(クロス・ファイア)になる。それが数年後に延びた。

だから、日本では、ようやくこの10月4日に公開される 新興の映画会社の A24 が制作した、アメリカ映画 「シヴィル・ウォー civil war  アメリカ最後の日」のようには行かない。 この映画では、華々しくワシントンDCを、テキサス州兵の ブラックホーク(戦闘ヘリ)とエイブラムズ戦車隊が総攻撃する。

そしてアメリカ南部人にとっては、憎しみの対象であるリンカーンのメモリアル・ホールを爆破する、ホワイトハウスも議事堂(キャピトル・ヒル)も砲撃される、というような戦争映画には、現実はならない。現実の戦闘、戦争 は、もっと泥臭くて、地味(じみ)だ。

だから、ここで、私、副島隆彦が、日本にいて言うべきは。 どうしても、アメリカの、見苦しいデープステイトの手先をやらないと気が済まないテレビ、新聞の連中と、アメリカの手先(反共右翼たち)と、自民党のアメリカの言いなり政治家たちに対して、「世界政治の事態は、このように、あと数年、掛かって進行するぞ。だから、自分の態度を、この間(あいだ)に決めなさい。どうせ、お前たちの低能の言論は、歴史の藻屑(もくず)となって消えて無くなるのだが 」と言っておくことだ。

日本の政治言論は、本当は、私、副島隆彦が、今、書いている、私の予言、予測が、最先端で引き摺りまわすことで、決まっているのだ。 私は、それぐらいに、この国での今の自分(もう71歳だ)の存在の重要性を自覚している。

私が、先々週(9月〇日)に、ここの重たい掲示板に書いた通り、次の日本の首相は、バカ野郎の 知性(本当は知能 intellect インテレクトだ )の低い 小泉進次郎(43歳)で決まりだ。

私のこの予測(予言)は、8月30日に、私が貰った、さる政治家からの知らせからだった。この元自民党で、有力な政治家だったが、2005年の郵政民営化(日本国民の大事な資金600兆円。とりわけ全国の2千万人のじいさん、ばあさんの一千万円ずつの郵便貯金。その半分はすでに奪い取られた。ゴールドマンサックスが尖兵)に国会の議決で反対して、首相の小泉純一郎に、自民党から党規違反で、除名(じょめい)され追い出された、48人の立派な政治家のひとりだ。

この人は、郵政民営化(日本国民の大切な資金のアメリカの奪い取り)に、徹底的に反対し続けた亀井静香(かめいしずか)と、それから石原慎太郎の弟分だった人だ。そして駐日アメリカ大使館の公使に堂々と会いに行って、「どうして、アメリカは、同盟国である日本に対して、こんな酷(ひど)いことをするのか」と、抗議した立派な政治家だ。これが正しい愛国保守の政治家の取るべき態度だ。私は、もうすぐ、この先生(政治家)の名前も公表する。分かる人は分かるだろう。

だから、このあと、この政治家は自民党で大臣になることが出来ず、今も落選して、苦難の人生を歩んでいる。私、副島隆彦は、だから、大きな政治思想( political thoughts ポリティカル・ソート )の中で、保守思想が、① 本来の穏やかな保守(エドマンド・バークたちの思想) と、 ② 反共右翼(はんきょううよく)の狂った保守 (今の統一教会系) の 2つの区別を、しっかり付けられなかったことが、政治思想の研究で、大きな失敗だった、と、考えている。

だから、優れた保守知識人の福田恒存(ふくだこうそん、つねあり )と、その薫陶を受けた 三島由紀夫(みしまゆきお)が、この ① と ② の  区別が自分でつかなかったものだから、発狂して暴走した。このことの悲劇も、まさしくこの問題だ、と私は考えるようになった。福田恒存の弟子の松原正(まつばらただし)という知識人が、統一教会 にひどく虐められながら(雑誌「正論」や「諸君」で) 、本来の反米保守、愛国保守 の有るべき態度を、奇矯(ききょう)のまま書き続けた。

だから、今、 ①の穏やかな保守(温厚な保守)の経営者や金持ち層が、自民党員として、石破茂(いしばしげる)を熱烈に応援している。それなのに、アメリカのデープステイトが、「日本は、次の首相をこれにしろ。若くて元気でハンサムで、見栄えがいいだろう」と、②の 小泉進次郎に決めて、上から強制してきた。

「 日本の統一教会(②の反共右翼そのもの)は、自分たちデープステイトの忠実な手駒(てごま)だから、解散させるな」 と決めて、安倍派の 愚劣な議員たちを、なんとか議員として延命させようとしている。見苦しい限りだ。

だから、おそらく年内の12月中にも、「カマラ・進次郎会談」の日米首脳会議の、バカ2人の、お披露目(ひろめ)が、有るだろう。このように政治日程は、どんどん進んで行く。「石破さんでいい」という、日本国民の圧倒的な多数意思など、蹴散(けち)らして、上からアメリカが日本の首相も決める。

進次郎の知能の低さは、すでに大きく露見して、日本国民に知れ渡っている。底辺校の バカしか行かない、関東学院大学 だけの話ではない。だから進次郎政権は長くはない。そのように皆、考えている。いくらアメリカが上からごり押ししてもだ。 日本国民が反対する。

進次郎は ディスレクシア dyslexia 難読症(なんどくしょう)という軽度の知能障害(者)だ。

難読症というのは、小学生時代から、字が読めない。ひらがなぐらいしか読めない。ちょっとむずかしい漢字はもう読めない。自分が書く文章の漢字が壊れている。安倍晋三がそうだった。「安倍晋三」という自分自身の名前の漢字さえも偏(へん)と旁(つくり)が壊れていたそうだ。長嶋茂雄という有名野球選手も、字が読めなかった、書けなかった。おそらく生まれた時から、カモシカのような俊敏な目と筋肉をしていたから、いわゆる人間としての知能が足りない。

このディスレクシアの日本政治家は、だから、安倍晋三の他に、麻生太郎がそうだ。マンガレベル「ゴルゴ13(サーティーン)」しか読めない。森喜朗(もりよしろう)もそうだ。そして4人目が、小泉進次郎だ。アメリカ帝国の属国(ぞっこく)である日本は、このように惨めな境遇に置かれたままだ。自分たちで、自分たちの、本当に国民思いの優れた指導者を持つことが出来ない。なんと哀れな国だ。

アメリカでは、ジョージ・ブッシュ(子)が難読症で、同じく、陰に隠れた大富豪(超=ちょう=財界人)たちに、こういうおかしな、ふにゃふにゃした人間たちがもの凄い数でいる。彼らは人前で、きちんと自分の考えを表明することができない者たちだ。知恵遅れだ。自分たち自身で、「僕たちは、どうしても、こうなんだ(バカ・ボンボン)よね」と言い合っている。そのくせ、ズルい性格で、人ダマしと、人を罠(わな)と策略に落とし入れることとかには長(た)けている。

そして、秘密結社(ザ・シークレット・ソサエティ)の、悪魔の儀式 ( ぎしき。 Satanic ritual サタニック・リチュアル)だけは欠かさず行って仲間うちの団結を強める。

一回でも、この儀式に入れられた者は、もう一生、逃げられない。デープステイトの秘密結社を外でしゃべったり、組織を裏切ったら、必ず殺される。日本の若手の政治家や財界人や官僚のトップたちも、アメリカで、こういう儀式に入れられている。だから、彼らは、テレビに出て来る時も、ある瞬間、目が虚(うつ)ろになる。私は、その一瞬を見逃さない。

小泉進次郎は、タヴィストック人間関係研究所に、25歳の時に、入れられている。
表面は、ワシントンDCのジョージタウン大学(カトリックのさらにイエズス会の経営)でマイケル・グリーンから教わったことになっている。 さらにNYのコロンビア大学で、ジェラルド・カーティス教授(日本をあやつるのが専門のワル。

野党だったのに、悪(あく)の側に転落して首相になった民主党の菅直人=かんなおと=の先生)から修士号を貰ったことになっている。本当は、ロンドンの北にあるタヴィストック心理戦争(サイコロジカル・ウオー)研究所という恐ろしいところに連れて行かれて、徹底的に洗脳(せんのう)されて、26歳で帰って来た男だ。

この英国のタヴィストック心理戦争研究所 Tavistock Psychological War Institute は、特定の狂人(精神病者)を研究することではなくて、民族や国家全体を、どのように集団洗脳して、狂わせるかの研究をしている研究所だ。 ここで、完全に脳を狂わされて(1918-19年)このあと自国に送り返されて、そして計画通り、ドイツの指導者になったのが、ヒトラーだ。 1933年からヒトラーがドイツの首相(カンツエラー)かつ総統(ヒューラー)になったことで、ドイツ国民を地獄の底に連れて行った。

近いところでは、まさしくゼレンスキーがそうだ。こいつもタヴィストックに入れられて徹底的に洗脳された。だから、あのキョトンとした、無表情の、普通の人間が持つ喜怒哀楽の正常な感覚を破壊され遮断された、非情のロボット人間になる。自国民がどれだけ死のうが何ともない人間に成りきる。一瞬、爬虫類(はちゅうるい)のような顔つきになる人間は、だいたいこの種類だ。

この男がウクライナの大統領に、仕組まれて計画通りになったことで、ウクライナ国民が悲惨な戦争に連れ込まれた。 だから、進次郎も、ゼレンスキーと全く同じプランで、計画とおりに、育てられた、極東(東アジア)での指導者だ。

このあと、進次郎が首相になったら、急速に、台湾有事(たいわんゆうじ)が騒がしくなる。日本を対(たい)中国での、台湾での軍事衝突、そして戦争に巻き込む動きに、急激になるだろう。それを日本国民がどれほど嫌がってもだ。デープステイトは、自分たちの足元がすっかり弱っているのに、それでも、着々と、中国との東アジア(極東、far East )での戦争に属国群を駆り立てる。中国はこのことをしっかりと 察知、自覚して、慎重に 対応している。

日本国内の狂った500万人ぐらいの反共右翼(その中心が安倍派の統一教会系の議員たち)がこれに呼応して、日本のマスゴミ(メデイア)を支配しているデープステイトの指図と命令に従って、動かされる。私たち日本国民は、この事態に急いで気づいて、身構えなければいけない。

日本の女性たちが、私に心配そうに、「先生、日本は戦争に巻き込まれるのですか」と真剣な表情で聞いて来る。私は、「大丈夫。日本人は、そこまでバカではない。皆で、対策を立てます。平和憲法を守って、戦争反対を、日本の女性が言い続けるから、日本は大丈夫だ」とずっと答えて来た。

石破茂(いしばしげる)たちがまだいるから、改憲(かいけん)のふりをしながらも、何とか必死で、日本人の命と国益を、ギリギリのところで守るだろう。だから、進次郎を、さっさと首相の座から追い落とすことを、私たちは、この次は、考えなければいけない。

進次郎の難読症のことだが。難読症の人は、本当は国民の2割いる。えー、そんなにいるわけないよ、と驚くな。本当にいる。小学生時代から勉強が出来ない子、というのはそういう人たちだ。このことを、皆、気づいて知っているはずなのだ。私たちは、もうあんまりウソつきの気取り屋の考え方はやめるべきだ。 私、副島隆彦の「真実暴(あば)き言論」が日本に出現してもう40年になるのだから。

そ れでも、自分の努力と苦労で本が読めるようになって、それで自分の知能(インテレクト、inntellect ) を高めた人はたくさんいる。だが、名文家(めいぶんか)と周囲が認めるほどの、pro プロ(ウ)の文章書きには、ほとんどの勉強秀才でもなれない。私のような生来の才能が無いと、「自分の文章を読ませて、相手の脳(思考)を、自分の方に引きづり込む」という技(わざ)、技術の水準にはなかなか到達しない。

だから、国民的な政治知識人で、思想家(スインカー thinker )と呼ばれるほどにまでなった、どこの国にもいる知識人を、舐(な)めないように。彼らを軽く見ない方がいい。 前述した、作家のジャン・ラスパイユや、スティーヴン・ミラーや、パット・ブキャナンのレベルから上が、思想家だ。日本にはあんまりいない。

私、副島隆彦は、日本からトランプ勝利を願って、強力に応援して来た、トランプ応援団の日本代表だ。ついでにロシアのプーチンは、現代世界の稀(まれ)なる哲人政治家、哲人王 philosopher king  フィロソファー・キング 、思想家にして優れた政治指導者だ、と書いて来た。 プーチンそして、習近平(私と同年。1953年生)も優秀だ、頑張れ派 の 日本知識人だ。 私は、このように態度を明白にして、事実を平易に明確に書く。 あれこれ持って回ったウソは書かない。

だから、 遂には子供たちを誘拐して殺して食べること(pedophilia ペドフィリア、幼児虐待)までした、大量の、数十万人のローマ教会の坊主(神父、司祭、司教、大司教、法王たち)を、人類は、絶対に許さない。彼らは必ず処罰されなければいけない。そしてイギリス国教会(こっきょうかい。聖公会)を主宰する歴代の英国王 たちもだ。

イギリス(大英帝国)が、自分たちの王政(王制。kingdom キングダム、monarchy モナーキイ、君主政)を続けるために、本当なら、国王(王様)など居るはずのない、オランダ、スウエーデンや、ベルギー、スペイン などの17世紀(1600年代)からの近代市民革命(モダーン・シティズン・レヴォール―ション)の先進国だったところにまで、奇妙なことに、今も王政が続いて国王(王様)たちがいる。

これはイギリスが仕組んで作らせた。自分たちの英国王政を守るための 藩屏(はんぺい)の柵(さく)として、英国王政を維持するためである。 だから、イギリス国民の多くが、特に労働党の左派の支持者たちが、「もう、王政を廃止せよ。国王なんか時代遅れて、要らない」と、ブツブツ言っている。この不満が、英国内でどんどん大きくなっている。

ところが、それでも、英国内では、新聞の見出しでも、「王政を廃止せよ」とは絶対に言えない。さらには、共和政(きょうわせい republic )というコトバは、絶対に使えない。イギリスには、共和党、という政党は無い。作ることは出来ない。
なぜなら、イギリスで、「私は、共和主義者 リパブリカン republican だ」と、公言したら、それは、 1649年に、オリバー・クロムウエル(護国卿、ロード・プロテクター)たちの政権が、チャールズ一世国王の首を刎(は)ねた( 1月20日)ことと、今でも同じだ、と見なされるからだ。

だから、イギリスでは今の今でも、共和政=王制廃止 を公然と唱えることは、禁止なのだ。私、副島隆彦が、このように書くことがウソだ、と言うのなら、英国人の友人がいる人は、しっかりと事実を聞き出しなさい。

私、副島隆彦は、こういう本当に重要な事を、これまでにたくさん書いてきた。それらの重要事項を、仔細(しさい)に研究して、すでに数十冊の本にしている。私が死んだ後、これらの本が甦(よみがえ)るだろう。

「カマラ・進次郎 首脳会談」は、私にとっても不愉快極まりないものだ。それでも、私は、このようにして言論予言者(げんろんよげんしゃ。神の言葉を民衆に伝える預言者=よげんしゃ= prophet プロフェトではない )として、冷酷に近(きん)未来を書いて、予言(プレディクトpredict 前もって言う)する。そして当てる。

それらを事前に公表して本に書いて、皆に教えて、それで自分の職業にして、人々からの信用(クレディビリティ)を得て、一冊 170円の原稿収入をかき集めて、それで生活してきた。私は、自分の職業(天命、天分、ベルーフ Beruf )に 忠実だ。

ここから、冒頭の ジャン・ラスパイユの小説「聖人たちの陣営(砦)」の話に戻る。 不逞の輩である、難民が、何十万人も、現に、イタリアや、スペインに、そして、トルコ経由でギリシアの島々に 無理やり、どんどん上陸している。子供が200人溺(おぼ)れ死んでいるのが見つかった、可哀そうに、とか。日本にもこの10年間、ずっとニューズで報道されてきた。

この難民、移民の津波(つなみ)の恐ろしさは、すべてのヨーロッパ人を脅(おび)えさせている。だから、今も極右(きょくう)政党と呼ばれる政党が、ヨーロッパのすべての国に出来てきて、この「難民の難破船(なんぱせん)救難戦(きゅうなんせん) を救援するな。もう受け入れるな。強制的、に出発した国に船のまま送り返せ」と主張している。

そして、このヨーロッパの極右政党が、国民の気持ちをしっかり掴(つか)んで、選挙で第一党にどんどんなりつつある。ドイツのAfD 「アー・エフ・デー」や、オランダの 国民党とかだ。今のイタリアのメローニ首相の政党も、そうだ。

反(はん)移民の思想こそは、公然と語るべきことなのだ。自分は人種差別、貧困者差別をしない人間なので、で、いつまでも綺麗(きれい)ごとを言っていられなくなった。

これと、まったく同じ動きに、アメリカがなっている。だから、トランプ派の政治家たちが、「もう不法移民 (ふほういみん illegal arrivals  イリーガル・アライヴァルズ)をこれ以上、国内に入れるな」と必死の叫び声を上げている。ここが、今のアメリカ最大の政治課題(アジェンダ)だ。 ここのところで、カマラ(デープステイト側)と大きくぶつかり合っている。この一点に集中して、先の9月10日の討論を聞かないといけないのだ。

「 オハイオ州の 〇〇市に2万人のハイチ国からの移民が来て(自治体が、引き受け、受け入れさせられて)、大変なことになっている」と、 トランプや、副大統領候補の JD(ジェイディ)ヴァンスたちが、訴えている。それを、「移民たちが飼い犬を盗んで殺して食べた、という事実はない、 トランプ派の虚偽の言論だ 」と、日本のメディアまでも、勢揃(せいぞろ)いで、おかしな報道をしている。

それに対して、カマラ・ハリス(デープステイト。民主党リベラル派として表われる)側 は、「 難民を救援し、希望する移民をさらにアメリカに受け入れよう。人権(ヒューマン・ライツ)と人間の平等と、人種差別をしないで(人種をもっと混ぜて)、多文化主義 マルチ・カルチュアリズム にしよう 」という。

ここの対立点が、今の人類史(世界史)の中心の苦しみだ。この問題をすり抜けて、他の議論をしても無駄だ。私、副島隆彦は、冒頭に書いた本を掲(かか)げながら、この 1.人権 、2.平等  3.人種差別しない(移民を大量に受け入れる) 4. 民主政体(みんしゅせいたい。 demos cratia デモス・クラティア = デモクラシー ✖民主主義 は誤訳 ) の ヨーロッパ近代思想が、今、抱えてしまった大きな苦悩を、今度の自分のアメリカ動乱(どうらん)本で、真剣に論究している。10月末には出版する。米大統領選挙の5日前だ。

それから、再度、私の金融セミナー(第28回)のお知らせをします。上記のアメリカ政治の緊迫した様子も話す。本当は今、世の中は、何を巡って争っているのか、と。
金融問題では、以下に載せる、 「金(きん)と ドルの 切断の理論」
Gold – US Dollar Linkage Cut Theory 「ゴールド・ユーエス・ダラー・リンケイジ・カット・セオリー 」のこととかを詳しく説明する。

金(ゴールド)値段は、これからもまだまだ、上がり続ける。だから、今からでも金(きん)を買いなさい。
金は、世界値段であって、アメリカが決めるものではないからだ。金は、もうすぐ米ドルでの価値の評価を断ち切って、切断して、世界価格として上昇を続ける。このことを、私は、自分の2010年の金融本(今から14年前の本だ) で詳しく解説したのだが、これを再度説明する。だから、「円高になったら、金の値段は下がる。だから私は金を買わない」という愚か者の、生来、頭の悪い、本も真面目に読まないような人間たちのことなど、ほっておけばいい。

だが、それでも、私の本の読者たちで、これまでに金(きん)を買って、着実に値上がりして儲かった人たちの中にも、まだいろいろと動揺(どうよう)している人が見られるので、そういう 人たちの為にも、今度の金融セミナーは有益だろう。私が5時間、じっくりと、かつ分かり易く、丁寧に、多くのことを説明するので、参加してください。詳細は以下の通りです。

(貼り付け始め)

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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第28回」
*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1
*日時:2024年9月29日(日)
開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/ホール指定席  または オンライン
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お申し込みは、コチラから↓↓↓
ホール受講
https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/1/p-r-s/
オンライン受講(講演収録DVD付き)
https://soejimayogen.cart.fc2.com/ca0/2/p-r-s/

(貼り付け終わり)

副島隆彦拝

守谷 健二 投稿日:2024/09/17 13:04

【3150】『古事記』の役割 令和六年九月十七日

お久しぶりです、守谷健二です。

今回は『古事記』について考えます。『古事記』は、和銅五年(西暦712)正月に撰上されたとの序文を持ちます。

『日本書紀』は、養老四年(720)の撰上ですから八年前です。

『古事記』序は、稗田阿礼(ひえだのあれ)の誦(そらんじ)る事を、正五位の大安麿(おおのやすまろ)が書き記した、と書いている。

本文は、天地開闢の天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)に始まり、小治田(をはりだ)の御世(推古天皇・在位593~628)で終わっている。

 

『古事記』は、『日本書紀』と比べるとコンパクトで『日本書紀』のダイジェスト版のような印象を与える故に、『日本書紀』より早く成立していたのはおかしいと、しばしば『古事記』偽書説が唱えられてきた。

しかし現在では、『日本書紀』が先で『古事記』が後に出来たと云う『古事記』偽書説は、国語学の観点から完全に否定されている。(大野晋・『日本語は如何にして成立したか』など参照)

 

日本史の編纂は、天武十年(681)三月の天武天皇の詔(みことのり)に始まっている。「壬申の乱(672)」の勝利で天下を取って十年目だ。

日本史編纂は持統朝(686~697)でも精力的に進められ、文武天皇に引き継がれ、大宝元年(701)には、ほぼ完成を見ていた。

この歳に、遣唐使の派遣を決めている。この王朝が最後に唐朝と交渉を持ったのは、「壬申の乱」の勃発する直前の672年の五月であった。それ以後二十八年も唐朝とは没交渉であった。

この時の遣唐使は有名な栗田真人である。この遣唐使の目的は、「天武天皇に始まる王朝の由来(日本の歴史)を唐朝に説明して認めてもらうことであった。

『旧唐書』日本国伝を引用する

ー日本国は倭国の別種なり。その国日辺にあるを以て、故に日本を以て名となす。あるは言う、倭国自らその名の雅ならざるを憎み、改めて日本となすと。あるいは云う、日本は旧(もと)小国、倭国の地を併せたりと。

その人入朝する者、多く自ら矜大(きょうだい)、実を以て対(こた)えず。故に中国是を疑う。・・・

 

「故の中国是を疑う」であった。栗田真人たちは、中国の史官たちを説得し納得させることが出来なかったのだ。

日本の修史事業は、第一の読者に唐朝を設定していたのである。大宝元年に出来上がっていた歴史(これを『原日本書紀』と名付ける)を修正しなければならなかった。唐朝を説得出来るものに書き換えなければならなかった。

当時手に入る最新の中国正史は『隋書』(642年成立)であった。そこにある倭国伝は『旧唐書』の倭国の事である。

(唐代を記した正史は二つある。945年に成立した方を『旧唐書』と呼び、1060年成立した方を『新唐書』と呼んでいる。『旧唐書』は、倭国伝と日本国伝の併記で作っており、日本の代表王朝は七世紀後半に倭王朝から日本王朝に交代したと記している。

一方『新唐書』は、日本の王朝は二本開闢・天御中主神以来、神の子孫である天皇が絶えることなく行為を受け継いできたとする万世一系の歴史で書かれている。)

『隋書』の記す倭国は、『旧唐書』の記す倭国と同一である。つまり筑紫王朝のことだ。

日本史の編纂者は、『隋書』倭国伝を、日本国(大和王朝)の歴史として完全に飲み込むことにしたのである。『隋書』倭国伝は、大和王朝のことを書いているのだと。

『隋書』倭国伝より引用

ー大業三年(607)、その王多利思比孤、使いを遣わして朝貢す。使者曰はく、「聞く、海西の菩薩天子、重ねて仏法を興すと、故に遣わして朝拝せしめ、兼ねて沙門数十人、来って仏法を学ぶ」と。

その国書に曰はく、「日出処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙(つつが)なきや、云々」と。

帝、これを覧(み)て悦ばず、鴻臚卿(こうろきょう)にいって曰はく「蛮夷の書、無礼なる者あり、復たもって聞するなかれ」と。

 

ここが『隋書』倭国伝の勘所です。倭国王は深く仏法に帰依していた。また別の部分で倭国王は男性であったことが明記されています。

この倭王と同時期の大和王朝の天皇は、推古女帝でした。『隋書』倭国伝を大和王朝の歴史に作り替える時の最大の問題点でした。

そこで日本史の編者が考え出したのが、推古天皇と対等、いやそれ以上の人物の存在です。

つまり聖徳太子の創造でした。聖徳太子の和風諡号は『上宮の厩戸豊聴耳命(うまやどのとよとみみのみこと)』と云う。

これは明らかにイエスキリストを意識している命名である。ここから聖徳太子信仰は生れて行く。

『古事記』は、本文の最後の部分(推古天皇の時代)が最も重要なのだ。稗田阿礼は、『隋書』倭国伝をどの様にして大和王朝のものとして取り入れるか指示(命令)しているのだ。

(続く)