ふじむら掲示板

副島系掲示板の”補集合”としての役割
かたせ2号 投稿日:2024/05/06 19:01

【460】百田尚樹に、「別に炎上しても(おまえらに非難されても)屁でもないよ。」と挑発された、安倍晋三チルドレンへ。

かたせ2号です。
あなたたちに贈る曲。
https://www.youtube.com/watch?v=51jx8ilwM5Q
藤井風「へでもねーよ」

コメント欄から抜粋
「神様どうにかして。じゃなくて、力をちょうだい、なのが本物だと思う。」

「自分次第で別世界、はガチ」

「藤井風さんの曲の中で一番助けられた曲。仕事の人間関係で理不尽な事ばかりで、もがいても、足掻いても、どーにもならなかった。帰ろうを聴いて、自分が忘れれば良いんだよねと余裕ある時は思える。でも毎日生まれるドロドロした感情にあんな綺麗な心になれないよっ、自分てなんてダメな奴なのと苦しくて…。そんな時 へでもねーよに出会えた。ネガティブな感情を持つのはしょうがない。自分は人を傷付ける怒りではなくて、その気持ちをパワーに変えて強くありたいと思えた。へでもねーよと強がりながらボコボコになってる風さんに自分の姿が重なった。不敵に笑って、全然効いてねーよ、もっとやってみろって仕事中ずっとループして乗りきりました。現状は幸いな事に へでも のループは随分減り、穏やかな日が増えました。」

「藤井風さんのリリースされた曲の中でも私はこの曲が特に好きです。
本当に苦しい時、怒りで煮えたぎって恐怖でどうにかなりそうで、感情の行き場も逃げ場もわからなくて辛くて、でもこの曲をイヤホンで爆音で聴いて自分の世界に閉じこもって、「へでもねーよ」って言い聞かせて踊り狂うことでなんとか乗り切ることができました。
結局は自分の心の底に耳を澄ませて、そしてアホな自分と戦い続けていくしかないんだなと、それは絶望ではなく希望だと、風さんの音楽が教えてくれました。本当にありがとうございます。」

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/06 18:28

【459】百田尚樹は、安倍晋三チルドレンを露頭に迷わせる「ハーメルンの笛吹き」となった。

かたせ2号です。
最初に。
結果論ではありますが、百田尚樹は、
・ツボ推し政党の参政党から安倍晋三チルドレンを引き剥がし、参政党の勢いを確実に削いだ。
・安倍晋三を「改憲やるやる詐欺」だったと表現し、かつ、「本当に国民が改憲を望んでいるのか、私にはわからなくなってきました。」と超弱気発言をした。(2024年5月4日)。
・自民党の下での「緊急事態法」推進は危ないと、自民党を牽制した。(2024年5月5日)。
・「何年も前から公明党は政権のガンだ、と言ってきた」と表現した。(2024年5月5日)。
・かなり前から、維新の会の橋下徹とは犬猿の仲。

以上により、百田尚樹についていった安倍晋三チルドレンは、
(安倍晋三は「改憲やるやる詐欺」と再表明し、侮辱した)日本保守党をはじめ、
参政党、自民党、維新の会、公明党、すなわち統一教会連携政党から引き剥がされたところで、
露頭に迷うところになった。
残りのツボ連携政党のタマキン国民民主党は、同じ反共でも、少し系統が違う(「スト自粛」反共労働運動の連合が後押しする)政党だから、安倍晋三チルドレンが、ここになびくことはないでしょう。

補足ではありますが、文学的には以下のように表現できるでしょうか。

芥川龍之介「トロッコ」から。
<ところが土工たちは出て来ると、車の上の枕木まくらぎに手をかけながら、無造作むぞうさに彼にこう云った。
「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」
「あんまり帰りが遅くなるとわれの家うちでも心配するずら」>

「海に出て木枯帰るところなし」山口誓子
俳人・山口誓子自註「木枯は、山から吹き下して、野を通り、海に出ると、行ったきりで、再び日本へは帰って来ない。日本の木枯は日本の国籍を失ってしまうのだ」。
かたせ2号です。
この俳句は、特攻隊の姿を目に焼き付けて作った俳句だそうです。百田直樹ファンの安倍晋三チルドレンにとっては、今回の件は「永遠のゼロ」となりました。

以下、直近の衆院選挙の結果と、関連するポストを記載しておきます。ご参考ください。

◇衆院東京15区補選 開票結果 (2024年4月28日)
【当選】 49476 酒井菜摘 立民 新
  29669 須藤元気 無所属 新
  28461 金沢結衣 維新 新
  24264 飯山陽  諸派 新 (日本保守党、百田尚樹)
  19655 乙武洋匡 無所属 新
   8639 吉川里奈 参政 新 (反ワクのツボ推し政党)
   8061 秋元司  無所属 元
   1410 福永活也 諸派 新
   1110 根本良輔 諸派 新

門田隆将
https://twitter.com/KadotaRyusho/status/1786399329491812765
午後11:16 · 2024年5月3日
「早速、東京15区補選の当選者、酒井なつみ氏が共産党や社民党と一緒に改憲反対集会に出て活動。共産党の田村智子委員長&小池晃書記局長、社民党の福島瑞穂党首、立憲民主党逢坂誠ニ代表代行らから笑顔がこぼれる。この面々に舵取りされたら日本はどうなるのだろうか。投票拒否の方々にその事を伺いたい。」

百田尚樹が上記ポストを引用してコメント追記。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1786443242457940183
午前2:10 · 2024年5月4日
「また、改憲反対のロボット議員【=立民の酒井なつみ氏】が1人増えたのですね。
でも、自民党が長年、過半数を取っていても、結局、憲法改正には一歩も進みませんでした。
つまり状況は同じということです。
安倍晋三さんは個人的な友人でしたが、彼のやったことは結果的には、「改憲やるやる詐欺」でした。
多くの国民を「改憲するから」と騙して議席を獲得してきました。安倍政権の終盤、私はネット番組でもそのこと公言し、安倍さんを批判してきました。
しかし、
本当に国民が改憲を望んでいるのか、私にはわからなくなってきました。戦後、アメリカ軍が行なった洗脳はもはや永久に解けないくらいに深くなっているのかもしれません。」

上記ポストへの別の方のリプライ (日本保守党からの退会宣言)
「安倍さんは志半分で凶弾に倒されたのです。詐欺呼ばりは賛成できません。せっかく保守党に入ったのに、退会します。小説も面白かったし残念です。もう日本は立ち直れないかも知れませんね。」

上記リプライを引用しての、百田尚樹コメント
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1786646410777276675
午後3:37 · 2024年5月4日
「私は安倍さんとは友人だっただけに、そして安倍さんなら憲法改正をやってくれるものと期待していただけに、余計きつい言い方になってじったのかもしれません。
でも、政治は結果です。自民党は形の上では「憲法改正やるやる詐欺」だったと思っています。
【あなたが日本保守党の】党員を辞められるのは残念ですが、仕方ありません。」

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1786979003276108115
午後1:39 · 2024年5月5日
「私は長年、緊急事態法を憲法に加えるべきだと思っていた。
しかし、昨年の「LGBT理解増進法」を強引に通した自民党を見て、この政権に緊急事態法を渡せば危険なことになりかねないと考えるようになった。
しかし本当は緊急事態法は必要なものなのだ。
どうすれば、いいのだ?」

「安倍さんが出来なかったことを私たち保守党が成し遂げてみせる」くらいに抑えていれば、夢を語るのは自由なんだし炎上しなくて済んだのかも。。う〜ん、言葉の綾って大変ですね、との支持者からのフォロー投稿に対して、
百田尚樹「別に炎上しても屁でもないよ。」(と挑発)。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1787092420850823602
午後9:10 · 2024年5月5日

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1786828417784221765
午前3:41 · 2024年5月5日
「日本保守党は公明党のシンパみたいに言う人がいるが、私は何年も前から「公明党は政権のガンだ」とネット番組で言っている。あと、創価学会が昭和30年代に、無茶苦茶なやり方で信者を大量に作った「折伏大行進」も何度も批判している。マジで公明党は消えてほしい思ってる党の一つだ。」

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/06 17:05

【458】米国政府の奥の奥で権力闘争があった可能性について。

かたせ2号です。

1.
日刊スポーツサイトから。
記事名「CIA」原口一博氏動画で名指し在日ウクライナ人が立民に公開状「現職議員による悪質な攻撃」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202405050001062.html
[2024年5月5日18時5分]

(引用開始)
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が【2024年5月】5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
立憲民主党の原口一博衆院議員のYouTubeチャンネルの動画内でコメンテーターに「CIAエージェント」と名指しされたことに対し、名誉を甚だしく毀損(きそん)された事実無根の発言と主張して、同党に原口氏への謝罪の指示や指導を求める公開状をアップした。

ナザレンコ氏は公開状で、原口氏が【2024年5月】1日にアップした動画内で「ドラさん」と呼ばれる人物に「ウクライナ人のCIAエージェントです」と名指しされた経緯を説明。発言者が同党議員の政策担当秘書を務めていた人物と特定し、発言に対しての原口氏の対応を「根拠を求めることも、相手を止めることもなく、『ああそうなんですね』と肯定的に受け答えする部分もありました」と記した。

ナザレンコ氏は、CIAから報酬を受け取ったり命令や要請を受けて活動したことはないとあらためて否定。「ロシアの侵略を支持する陰謀論者層や、怪しげなまとめサイトは、原口議員の動画ををきっかけに今なお私に関するいわゆるデマを、真実かのように積極的に発信しています」と指摘した。

その上で「発言元は対談の相手とは言え、編集権を原口議員が有しており、偽情報が拡散された責任も動画をアプロードし訂正を行わない彼にあると考えております」と主張。同党に対し、原口氏に公式の撤回と謝罪を指示することや、党としての見解や対応をナザレンコ氏に送るよう求めた。「なお、対応がない場合、貴党が原口議員の言動を容認すると見なすしかありません。今回の事件は権力者たる現職国会議員による個人に対する悪質な攻撃であると考えております。原口議員の無責任な言動を放置せず、次の被害者が出る前に適切な対策を取るようお願い申し上げます」と結んでいる。

この件では、原口氏がアップした「日本会議の講演の講師代を岸田首相が代表を務める政党支部が支払っている」と題した動画で当初、「ドラさん」と呼ばれるコメンテーターがナザレンコ氏について「ウクライナ人のCIAエージェントです」と断定的に発言。【2024年5月】2日夜の段階ではその部分がなくなっていた。

これに対しナザレンコ氏はX(旧ツイッター)で「原口議員の動画から私に関する発言の部分がこっそり削除された」と認めた上で「しかし、原口さん、『発言の撤回』とはそういうことじゃないでしょ。切り取りが拡散されてるし、昨日動画を見た人は貴方が例の発言を編集で削除したことも知らない。謝罪はいいから、削除したこととその理由を発表しないとダメでしょう」と主張していた。

ナザレンコ氏は、ロシアによる侵攻を受けて以降、祖国の情勢を日本語で発信し続けたことでも知られた。
(引用終わり)

2.
かたせ2号のコメント・解釈:以下は、タマキン国民民主党がツボ(統一教会)仲間であることのマーキングになっている。

ナザレンコ・アンドリーのポスト。
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1787097605278994880
午後9:30 · 2024年5月5日
「個人体験。
2016年からスピーチなどの言論活動を始めて、2019年からTwitterで積極的に発信しているが、今まで一度も自民党支持もしくは国民民主党支持を表明する方から誹謗中傷やヘイト発言を受けたことがありません。
ヘイトするのは大体レイワと参政党。誹謗中傷はその他の特定野党支持者。」

3.
かたせ2号のコメント・解釈:
(失礼ながら)記載された以下の内容が事実であることが前提とはなりますが、
けっこうなバラシを、どらえもんさんがしている。
これまでどらえもんさんの協力者だったハナアイバ、という人の正体を暴くことによって。
市ヶ谷地下3階のGHQ(在日米軍総司令部)への入退出できる権限・実力を持った人(ハナアイバ)が、いきなり、どらえもんさんから「朝敵」扱いを受け、しかもその朝敵認定は「主語は私(どらえもんさん)ではありません。私は大御心に従うだけです。」との、どらえもんさんによるコメントあり。
以下、当たっているとの確信はまったくないレベルでの推測。
権力闘争(もしくはクーデタ騒ぎ)が4月下旬から米国政府の『奥の奥』で起きていて、その反響音が、今回のような『ささいな出来事(ハナアイバ排除)』として聞こえてきているのかもしれません。
おそらく妄想ではありますが、自らの思考した内容を言語化し記録しておきます。

以下、どらえもんさんのポストを引用します。

https://twitter.com/matsudadoraemo1/status/1784529299808346333
午後7:25 · 2024年4月28日
「ハナアイバ氏は、『朝敵』と認定されました。彼を支持する人も同様となりますので、お気をつけください。ハナアイバ氏は、伊勢の語り部の話の使用を禁止されました。いずれも、主語は私ではありません。私は大御心に従うだけです。以上。」

「私は元々どらえもんさんファンで、どらえもんさんがHaNa氏【=ハナアイバ】のスペースに入られたのを機にHaNa氏を知りました。その頃とても良い雰囲気でしたけどね。。。今の状況は全く理解不能です。」という(別の方の)コメントに対して、

https://twitter.com/matsudadoraemo1/status/1787035713776853443
午後5:24 · 2024年5月5日
「ハナアイバは、市ヶ谷の地下3階で働いていたと自分の業務用スペースで話しました。私は、本名アカで聞いていました。市ヶ谷の地下3階には在日米軍の総司令部(GHQ)しかありません。日本人の防衛大臣でも入れない場所に顔認証とICカードを使って入れたということ。米国の国益のために働く外患。」

https://twitter.com/matsudadoraemo1/status/1787247013261877566
午前7:24 · 2024年5月6日
「彼のバックは米国政府。それもバイデン政権ですが。米国は、現在、戦時法制が適用されており、その下では、ビッグテックに対して、報道統制ができます。その実態は、イーロン・マスク氏がツイッター買収後にツイッター・ファイルとして公開してきた通りです。」

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/03 11:31

【457】どらえもんさんが、ナザレンコをさらにコーナーに追い詰める。(2024年5月3日本日の状況)

ナザレンコ
「原口議員の動画から私に関する発言の部分がこっそり削除された。
しかし、原口さん、「発言の撤回」とはそういうことじゃないでしょ。切り取りが拡散されてるし、昨日動画を見た人は貴方が例の発言を編集で削除したことも知らない。
謝罪はいいから、削除したこととその理由を発表しないとダメでしょう
根拠もなく一個人に対してデマを拡散してみて、本人にバレたら何もなかったことにするのは、責任ある国会議員のスタンスですか?」
午後1:45 · 2024年5月2日

どらえもんさん
「ウクライナの極右政党のスパイで、CIAからも謝金をもらってテレビでCIAのポジションペーパーを読んでるだけのナザレンコ君。
反論あるなら、私にしたら?
いつでもテレビで君の正体をバラしてあげるよ。日本の憲法を変えろと外国人、それも二重スパイがいうのは、内政干渉以外の何ものでもない。
ウクライナに帰ってロシアと戦いたいと発言したのは、あなただ。公約通りお国に帰って戦ったら? 女性や老人まで動員しているのに、あなたが日本に居続けるのは、兵役拒否のため?
それとも、スパイ活動を続けるため? 答えるか、帰国するか、どっちかしろ。
原口議員は、後の対応は任せると今朝【2024年5月3日】のスペースで、私に一任している。あなたは、原口議員に謝罪をして、すべてのポストを削除するか、帰国して兵役を果たすか、どちらかにしなさい。ただの口だけの意気地なしの大ウソつきでないなら、帰国して戦え。あなたの世代はあなた以外、皆戦っているのだから。」
午前8:56 · 2024年5月3日

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/02 22:04

【456】2024年5月2日【本日】時点の宮城秋乃さんのブログを紹介する。

かたせ2号です。

最初に。
ワタシは、日本人の中では日本国内の軍事法制に、詳しい人間だと自認していましたが、実際は、全くの知識不足でした。これから、改めて、勉強します。

以下本文。

1.
宮城秋乃さんの2024年5月2日本日のブログをご参照ください。
現時点での、オランダ軍が沖縄北部訓練場での訓練に関する最新情報がまとまっています。
https://akinotaiin.blog.fc2.com/blog-entry-322.html

2.
1.の内容を、自分の勉強用に再構成して、記載します。

(1) まとめ
2024年3月、米軍は、他国の軍隊(オランダ軍)を一般人として日本に入国させておいて、彼らに使用権限のない米軍訓練場(沖縄北部訓練場)での共同軍事訓練を行ない、その事実を知らされていない日本側(外務省)は、2024年5月、それは「視察」だから問題ないと日本国民に説明して、米軍を庇った。

(2)(1)の内容の詳細説明

① 「米軍は、他国の軍隊(オランダ軍)を一般人として日本に入国させておいて」
琉球新報(2024年5月2日付)から抜粋。
「外務省は、オランダ海兵隊員3人が【2024年3月に】商用機で民間空港に入り【と説明した】」

② 「米軍はオランダ軍に使用権限のない米軍訓練場(沖縄北部訓練場)での共同軍事訓練を行ない」
ブログから抜粋。
「米国防総省や米海兵隊は、「オランダ海兵隊と訓練をした」とHPやSNSなどで発信しています。」

③ 「①②の事実を知らされていない日本側」
ブログでの宮城秋乃さんの推理から抜粋。これが正解だと思います。

(抜粋開始)
外務省は【沖縄タイムズ、琉球新報】両紙の「オランダ軍が北部訓練場で訓練に参加することを事前に知っていたか」という質問に対し「他国との関係もあり統一して言わないことになっている」としています。

私は、外務省は知らなかったと思います。

私が沖縄防衛局に「2024年にオランダ軍が県内の米軍基地を使用したことに関する文書」を開示請求したたあと、4月23日に防衛局職員から「どういう意味の質問ですか」という問い合わせの電話がありました。私の同じ話を二人の職員がそれぞれ聞きました。米軍のツイッターアカウント(フェイスブックと同名のアカウント)を伝えましたが、二人の職員はそのアカウントを知りませんでした。やりとりから、オランダ軍が北部訓練場を使用したことを知らなかったということがわかりました。

その数日後、沖縄タイムスの取材に対し、「オランダ軍が北部訓練場を使用したことを把握していない」と回答し、記事になりました。

沖縄タイムスの記事は28日の日曜に掲載され、29日(月)は公休日だったので、報道各社は30日(火)から防衛局への取材を開始しましたが、30日以降の各社の取材に対し、防衛局はやはり「把握していない」と回答しました。

この間に防衛局は防衛省や外務省にオランダ軍が北部訓練場を使用したことの情報を持っているか問い合わせているはずです。しかし30日まで防衛局が「把握していない」なら、防衛省も当然把握していなかったはずです。外務省はオランダ軍が北部訓練場を使用したことを事前に知っていたならば防衛省に伝えるはずです。もし防衛省が外務省からオランダ軍が北部訓練場を使用したことを聞いていれば防衛局に伝わり、防衛局は、把握していることを公開したくない場合、外務省と同じように「答えられない」と回答したはずです。
(抜粋終わり)

④ 外務省は、それは「視察」だから問題ないと日本国民に説明して、米軍を庇った。

琉球新報(2024年5月2日付)から抜粋。
(抜粋開始)
オランダ海兵隊員が米軍北部訓練場での訓練プログラムに参加していた件について、外務省は【2024年5月】1日、琉球新報の取材に「訓練参加ではなく、米軍の活動を視察する目的で入っていたと承知している」と答え問題ではないとの見方を示した。
日本政府は第三国の軍隊が日本国内の米軍施設で訓練するのは認められないという立場だ。その上で訓練以外の「視察」などは個別の事情に応じて認められる場合もあると説明【安倍晋三内閣が2016年にこの解釈を追加で挿入】している。
(抜粋終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/02 10:31

【455】日刊スポーツがとりあげていた「ドラさん」情報。(2024年5月1日)

かたせ2号です。
昨日、2024年5月1日に、日刊スポーツで、表題の情報を記事にしていたので、記録しておきます。

記事名:「CIAエージェント」名指し、原口一博議員の動画に在日ウクライナ人が「デマ」証拠か撤回要求
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202405010000620.html#google_vignette
[2024年5月1日14時57分]

(引用開始)
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が 【2024年5月】1日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、立憲民主党の原口一博衆院議員のYouTubeチャンネル内で「CIAエージェント」と名指しされたことについて「デマ発言」と指摘し、「直ちに証拠を出すか撤回を求める」と記した。

原口氏は、「日本会議の講演の講師代を岸田首相が代表を務める政党支部が支払っている」と題した動画をアップ。その中で原口氏から「ドラさん」と呼ばれるコメンテーターに説明を求めた際、その人物がナザレンコ氏について「ウクライナ人のCIAエージェントです」と断定的に話すと、原口氏が「ああ、そうなんですね」と応じた。

続けて、原口氏は「ウクライナの方って法律が変わって、兵役を課されるんじゃないですか」と問いかけたが、「ドラさん」は、ナザレンコ氏が数年前から日本在住とした上で「日本で一定の工作活動を、CIAからお金をもらってやっている人。工作員です」と明言。原口氏が「ああ、そうなんですか」と応じる部分などが流された。

ナザレンコ氏はXで「立憲民主党所属の原口一博衆議院議員のYoutubeにおいて、3:55から『ナザレンコ・アンドリーはウクライナ人のCIAエージェント。日本で一定の工作活動を、CIAから金貰ってやっている人』というデマ発言があった」と指摘。「無根拠な嘘かつ名誉毀損。直ちに証拠を出すか、撤回を求める」とした。

ナザレンコ氏は、ウクライナがロシアによる侵攻を受けて以降、祖国の情勢を日本語で発信し続けたことでも知られた。
(引用終わり)

かたせ2号 投稿日:2024/05/02 07:07

【454】私信

かたせ2号です。約1年前に「メール」で「百万ルーブルってどういう意味ですか?」とのご質問をいただきましたが、あいにく、その意味は当方もわかりかねます。

かたせ2号 投稿日:2024/05/02 06:32

【453】ナザレンコ・アンドリーをコーナーに追い詰めるどらえもんさんのコメントを記録しておく。

かたせ2号です。

2024年5月2日本日の数時間前から起きている表題のやりとりを、実況中継(記録・保存)しておきます。
どらえもんさんは生粋の戦闘者です。

元ネタのなるナザレンコ・アンドリーの投稿 

「原口議員のYoutube動画で名指しで私のことを「CIAエージェント」と断言した人は、松田光世こと松田ドラエモンだったようです。菅直人(当時首相)の元政策秘書。
両者は民主党政権関係者なわけ。
未だに解明も撤回もないので、48時間待って、立憲民主党本部に問い合わせするしかないですね。」
7:46 PM · May 1, 2024·

どらえもんさんが今朝、午前4時からナザレンコ・アンドリーに戦闘開始。
https://twitter.com/matsudadoraemo1/status/1785745355587661963
「ロシアがやってきたことを批判するしか能がないから、世界のトレンドが変わると抗しきれないようだな。まずは、2022年5月14日の自身の行動について、答えてもらおうか。なぜ、群馬県水上町の三木谷別荘にいたか、から。同席者から、あなたもいたという証言は、すでに得ている。」
3:57 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリーが2022年5月14日の行動につき、回答。
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1785747752087122135
「ダブル・デマ&名誉毀損。2022年5月14日、私は埼玉県から出ていない。その日に地元で3軒の店を回って、お店の人とラインのやり取りがある他、目撃者多数。
私は人生で一度も三木谷氏にも、エマニュエル大使にも会ったことがない。
無根拠のデマ拡散を直ちにやめ、嘘発言を謝罪しなさい。」
4:06 AM · May 2, 2024

【以下は、このスレッドから引用】
https://twitter.com/matsudadoraemo1/status/1785747822756966648

ナザレンコ・アンドリー
「証拠付きで答えたね。さて、貴方の番。私は5月14日に地元の店で飲んでいたが、貴方のデマの根拠となる具体的な証拠は?あるわけないがね」
4:15 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「CIAエージェントは、過去ログさえ書き換えられることぐらい、知らないとでも考えているなら、お花畑すぎる。私はすでに、あなたに読心術を使い、あなた自身が、CIAエージェントだと認めているのだから。伊賀忍者を舐めるな。」
4:19 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「裁判でこの主張を堂々と言う覚悟ある?それとも日和って公正な裁きから逃げる?」
4:22 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「あなたこそ、テレビでの公開処刑を避けたいから、裁判所に逃げ込むの? 随分と臆病なくせに、日本人にウクライナ支援ねカネをせびりまくってきたんだね。ウクライナ人の友人は、あなたをウクライナの同胞の代弁者だとは認めていない。戦争屋の傀儡としか見ていない。日本には、恥の文化がある。」
4:27 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「貴方の主張が本当ならば、裁判の資料を公開したら、私の生命が終わる。陰謀論者のデマゴーギは要らないから、YESかNOで答えな。
貴方は自分の主張が真実だと確信し、裁判でそれを証明する覚悟ある?」
4:30 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「あなたの生命が終わるのは、米国内の法律でCIAエージェントは自らの身分を明らかにしてはいけないからだ。かつて、そうして不審な最後をとげたエージェントをたくさん見てきた。裁判なんてまどろっこしいことは不要。一発勝負で私との公開討論に応じろ。2014年からウクライナをおかしくしたのはCIAだ。」
4:37 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「陰謀論者の妄想聞く暇ない。
貴方は私の名誉を毀損する具体的な事実摘示を行った。
①私はCIAの工作員であること
②私はCIAから金を貰ってること
③2022年5月14日に私が群馬県の卑わいなパーティに参加したこと

いずれもデマで根拠が示されてない。撤回がない場合、刑事告訴を前提に弁護士に相談する」
4:45 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「卑猥なパーティーだと言ったのは、私ではなくガーシーだ。三木谷ハーレムというビデオで。あなたは、私が言ってもいないことで、名誉毀損を主張するのか? ガーシーが相手ならわかるが。デマかどうかは、パーティーに参加したウクライナ美女10人が知っていることだ。」
5:03 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「証拠をどうぞ。
ガーシーが私に言及したら、大話題になり、フォロワーからすぐに報告を頂いただろう。
ガーシーがパーティ自体に言及したかもしれないが、私について何も言っていない。私の参加に関するデマを初めて広めたのは片山徹って奴。
元はどうあれ、それが真実と主張したのは貴方。」
5:13 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「片山氏までは知ってましたか。確かに、卑猥なパーティーと言ったのは、ガーシーだと確認しましたか? 私は言ってませんよ。元はどうあれ、なんてごまかしで済むとでも? 私が言ってもいないことで、名誉毀損を主張したのは、あなたです。どちらが、犯罪ですか? 謝罪もしないのですか?」
5:18 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「調べたが、ガーシーが私に言及したことあることを確認できない。言及してないからでしょうね。
しかし、松田光世氏が「(ナザレンコが)群馬県水上町の三木谷荘にいた」と「貴方もいた証言を同席者から得ている」と断言して、デマを拡散しようとすることを確認できたから、名誉毀損成立。」
5:30 AM · May 2, 2024

どらえもんさん
「一緒にいたウクライナ美女複数が証言している。私の独自取材に対して。アリバイ工作してもムダだ。ウクライナ美女が不慮の最後を遂げれば、最初に疑われるのは、あなたになるだけのこと。10人の名前と写真を私は持っている。名誉毀損など成立しない。なぜ、私との公開討論から逃げるのか?」
5:47 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「つまり、貴方は、私が2022年5月14日に三木谷の別荘にいたと主張するわけ。私はそれがデマだと断言し撤回を求める。検察が貴方の「独自取材」とやらを信じるといいですね。証拠の捏造も犯罪だから、気を付けてね。」
6:00 AM · May 2, 2024

ナザレンコ・アンドリー
「名誉毀損も侮辱も犯罪(刑法違反)なので、何の躊躇いなく告訴します。誰にも他人を偽情報とデマで貶める権利がない。逆に警察に被害届を出すのも、民事起訴するのも当然な権利。
ウクライナ人を狙って誹謗中傷する陰謀論者が前科者になると、他のウクライナ人の安全が高まるに違いないね。」
6:22 AM · May 2, 2024

以上

かたせ2号 投稿日:2024/05/01 22:52

【452】あの「有名な」ナザレンコ・アンドリーが、CIAエージェント呼ばわりしたどらえもんさんに本日から喧嘩をふっかけている。

かたせ2号です。以下、2024年5月1日の記録。
(現時点で、地球全域が2024年5月を迎えました。「時は今 天が下しる 五月哉(明智光秀)」。)

ナザレンコ・アンドリー ポスト
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1785621848895766759
7:46 PM · May 1(本日), 2024
「原口議員のYoutube動画で名指しで私のことを「CIAエージェント」と断言した人は、松田光世こと松田ドラエモンだったようです。菅直人(当時首相)の元政策秘書。
両者は民主党政権関係者なわけ。
未だに解明も撤回もないので、48時間待って、立憲民主党本部に問い合わせするしかないですね。」

ナザレンコ・アンドリー ポスト
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1785531571950477427
1:47 PM · May 1(本日), 2024
「立憲民主党所属の原口 一博衆議院議員のYoutubeにおいて、3:55から「ナザレンコ•アンドリーはウクライナ人のCIAエージェント。日本で一定の工作活動を、CIAから金貰ってやっている人」というデマ発言があった。無根拠な嘘かつ名誉毀損。直ちに証拠を出すか、撤回を求める」

原口一博Youtubeチャンネル
「日本会議の講演の講師代を岸田首相が代表を務める政党支部が支払っている」 その背景について 2024/05/01(本日) AM7時ころ。
https://www.youtube.com/watch?v=XPihxrIMBL8&t=4s

以上

かたせ2号 投稿日:2024/04/30 09:48

【451】菅直人 民主党 元首相は、もっと高く評価されるべきひとである。(全5回、4回目)「あのGHQとこのGHQ」

https://ncode.syosetu.com/n8122gs/27/

【2011年3月】14日夕、北川俊美【=北澤俊美】防衛相から直接、「極秘命令」を受けた統合幕僚長の栗田洋一は、防衛省地下3階に向けてエレベーターを降りていた。特別なICカードと顔認証の二重チェックをパスしなければ、たとえ防衛省の人間でも、大臣すら入ることはできない。日本人の税金で作られた国の建物でありながら、実際に、そこに入ることができる日本人は、自衛隊制服組のトップである統合幕僚長と陸海空自衛隊の各幕僚長の合計4人だけだ。

 防衛省の地下二階は、核攻撃にも耐えるシェルターになっている。わが国周辺だけでなくペルシャ湾までのシーレーンまで映す巨大なモニターにイージス艦などの現在地が常時映し出される中央指揮所がある。北朝鮮のノドンミサイルへの対処などは、ここで行われている。

 さらにその下の地下深くにある地下三階は、いわば二重のシェルター構造で.いかなる核攻撃にも耐えるように作られている。そこは、日本であって日本ではない。米本土からの郵便物が「国内郵便」で届く場所。文字通り日本の中のカリフォルニアなのだ。しかも、国が国会に対して配った資料には、地下三階には健康センター(ジムなど)があるという偽装までされている。秘密の施設である。

 栗田は、地下三階に着くと、真っすぐに在日米軍総司令官の部屋を訪ねた。急な訪問だったが、先に連絡を入れていたため、在日米軍のハートマン総司令官は、いつものようにハグで栗田を迎えた。

 「今、陸海空軍の司令官も呼んでいるから、紅茶でも飲んで少し待っていてくれないか?」

 「いえ、急にお願いを聞いてもらうのですから。このままこちらで待たせてもらいます」

栗田は、改めて室内を見回し、マッカーサー元連合国軍総司令部(GHQ)総司令官の写真が飾られているのに目を止めた。

 「折角時間があるので、前から聞きたかった質問をしてもいいですか?」

 「いいよ。何でも聞いてくれ」

 「ここは、在日米軍の総指令部でGHQと呼ばれていますが、このGHQとあのGHQは、どういう関係なんですか?」

栗田は、マッカーサーの写真を指差しながら、恐る恐る聞いた。

「いい質問だね」

ハートマン総司令官は、少し悪戯っぽく笑って言った。

「敗戦後、パイプを咥えたマッカーサー元帥とともにGHQが日本にやってきたニュースは知っているね」

 「ええ、有名な写真が残っていますから」

 「では、あのGHQが日本が独立したときに、出て行ったというニュースは、聞いたことがあるかい?」

 「いいえ。マッカーサーが解任されて帰国したというニュースは見たことがありますが、GHQが日本を出て行ったというニュースは、見た覚えがありません」

 「サンフランシスコ条約が米国内で批准されて発効する時に、国内の関連法も改正された。そして連合国軍総司令部(GHQ)は、在日米軍総司令部(GHQ)と読み替えることになった。つまり、あのGHQは、このGHQなんだ。だから、あのGHQの二代目総司令官リッジウェイ元帥が、このGHQの初代総司令官でもあるんだ」

 ハートマンは、マッカーサーの隣に掲げられたリッジウェイの写真を指して茶目っ気たっぷりな口調で話した。どっきり作戦成功というプラカードでも持ち出しそうなくらいに。

 栗田は、少し眩暈がした。あかん、これは緘口令をしかないといけないやつや・・・。

【2011年】3月14日の午後、福島第一原発の免震棟は、野戦病院の様相を呈していた。3号機の爆発で自動車に放射性飛散物が直撃したりしたため、現場にいた所員7人が負傷していた。吉田所長をはじめ三日間ほぼ不眠不休の状態で疲弊しきった所員が大半だった。

 たびたびベントを繰り返した3号機は、SR弁を開きっぱなしにしていた。それでも原子炉の内圧は下がらず、メルトダウン状態にあると想定されていたが、モニタリングポストで観測される放射能値が高すぎて防護服を着ても近づけないような状態だった。

https://ncode.syosetu.com/n8122gs/32/

【2011年3月】14日夜、【福島第一原発の】吉田【所長】は覚悟を決めて、所員を集めて淡々と語り掛けた。

 「ことここに至っては、やれることは少ない。俺は残るが、俺と一緒に残れる奴だけ残ってくれればいい。家族がいるものは、一度家に帰れ。俺がそれを恨むことはないから」

 十数人が前に出て残留を志願したが、大半は頭を垂れ押し黙ったままだった。

 「皆の気持ちはわかった」

 吉田は、東電本社とのホットラインをとると、おもむろに話し始めた。

 「社長に伝えてほしい。現場が危険な状態なので、希望者を撤退させてくれと」

https://ncode.syosetu.com/n8122gs/33/

 首相官邸の執務室で仮眠をとっていた菅原首相を江田官房長官が叩き起こしたのは、【2011年3月】15日午前3時40分ごろだった。

 「東電の社長【=清水正孝】が福島第一原発から撤退したいと言ってきました」

 「なに! 撤退などありえない。東日本が吹っ飛ぶことになるぞ。何を考えているんだ。すぐに社長を官邸に呼べ」

 短気な菅原は、寝起きにもかかわらず、すぐに沸点に達していた。午前3時に空江田経産相に撤退を申し入れた東電社長は、主務大臣に断られ、江田官房長官に相談したところ、すぐに官邸に「出頭」するように命じられたわけだ。

 午前4時17分、首相官邸の執務室に入った東電社長は、菅原の怒鳴り声に迎えられた。

 「撤退は認められない。そんなことをしたら福島第一はコントロールを失って、福島第二を巻き込んで取り返しのつかないことになる。最悪、東日本が吹っ飛ぶ。さっき、保安院も認めたんだ」

 「それでも、私には社員の命を守る責任があります」

 菅原の怒気に怖気づきながらも東電社長は、意思を曲げなかった。

 「俺には国土と国民の命を守る責任がある。命令を聞かないなら電力会社の社長をクビにする権限もある。撤退は認めない。責任は俺がとる」

 菅原の言葉は、裁判官の判決言い渡しに等しかった。交渉の余地など最初からなかったのだと、この時、東電社長は思い知った。

 逆に、不服そうな様子を隠さない東電社長に、菅原は疑心暗鬼を深めていた。これは、監視を付ける必要があるな、と菅原は心の中で呟いていた。

 午前5時26分、執務室を出た菅原は、通信社の首相番記者に一方的にまくしたてた。

 「これから東電本社に行く。政府と東電の合同対策本部を設置しに」

 早朝で番記者は通信社とNHKしかいなかったが、すぐにニュースとして流された。