日本政界●情報メモ

1094 投稿日:2013/08/08 09:30

【729】「日本の若者がアメリカの鉄砲玉になるなんて、僕は耐えられませんよ!」

IWJ Independent Web Journal より
13/07/31 「日本の若者がアメリカの鉄砲玉になるなんて、僕は耐えられませんよ!」 ~岩上安身による山中恒氏インタビュー

 14歳で敗戦を迎えた「軍国少年」だったという山中恒氏。1974年に刊行された『ボクラ少国民』をはじめ、戦争をテーマとする児童文学を数多く執筆。他にも、『書かれなかった戦争論』、『新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史』、『アジア・太平洋戦争史』、『戦争ができなかった日本ーー総力戦体制の内側』など、膨大な同時代資料にもとづいた戦史研究書を上梓している。

 山中氏は岩上安身のインタビューのなかで、憲法改正、「敵基地攻撃論」を盛り込んだ防衛大綱の改定、国防軍の創設など、右傾化が進む安倍政権を痛烈に批判。「戦場と戦争は違います」と語り、ナショナリズムの一時的な高揚を背景に戦争を始めかねない安倍政権の姿勢に懸念を示した。

1094 投稿日:2013/08/08 09:28

【728】戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側 山中 恒 (著)

戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側 (角川oneテーマ21) [新書]
山中 恒 (著)
価格: ¥ 740
商品の説明
内容紹介
戦争をすることで国民の暮らしがどれほど影響を受けるのか、悲惨な事態になるのか。長年戦時史研究を続ける著者が、コレクションである膨大な戦時史資料をもとに、戦争のバカバカしさを激白!
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は冷酷でばかげたビジネス。戦争をするには莫大な費用がかかる。戦争をやることがいかに異常な事態であるか経済の面から戦争を語りつくした新しい戦時史。
商品の説明をすべて表示する
登録情報
新書: 212ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/8/10)
ISBN-10: 4047102016
ISBN-13: 978-4047102019
発売日: 2009/8/10
目次
はじめに
第一章 戦争で儲けよう
1.戦争とは?/2.第一次世界大戦と日本/3.満州事変/4.満州国は役立たず
第二章 戦費とは何か?
5.国防国家建設資金/6.戦争と為替「一志二片」の堅持/7.戦費とは何か?/8.総力戦体制と言論統制/9.輸出入品等に関する臨時措置に関する法律/10.軍需工業動員法
第三章 生産力が戦争の勝敗を決する
11.原棉飢饉/12.国家総動員法/13.労働力不足/14.戦争のための厚生省
第四章 戦争のメンタリティ
15.総力戦用国民学校/16.日の丸を強要した国民精神総動員/17.戦争と失業/18.なぜ英米を敵にまわしたか?/19.日中通貨戦・円元たらい回し/20.太平洋戦争序曲・天津租界問題
第五章 資源がない、物がない
21.電力・石炭不足/22.価格等統制令と物不足/23.貿易省・日米通商航海条約破棄
第六章 軍需バブルはじける
24..日独伊三国同盟/25.対日資産連結/26.戦争と国民貯蓄/27.戦争は中小企業を切り捨てる
第七章 勝てるはずのなかった戦争
28.重要産業団体令と統制会/29.軍需省と航空機生産
あとがき

1094 投稿日:2013/07/26 16:16

【727】「「情報リテラシー」というものは、なにもマスメディアだけに当てはまるのではなく、ネットにも言えるのだという事だ。」

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2098.html より

私は今までブログを書くにあたり、ネットを中心に情報を集め、自分なりに分析して書いてきたつもりである。今回の斉藤まさし氏に対する批判記事もそうだった。

実際に斉藤氏にお会いして、ブログに書いた事や週刊文春の記事などをぶつけてみた。

やはり、実際に本人と会って一次情報に接し、聞いたことをまた検証する事が大事なことだと思った。それを短絡的に「ネットは信用できない」という言葉で片付けてもらいたくはないとも思っている。

「情報リテラシー」というものは、なにもマスメディアだけに当てはまるのではなく、ネットにも言えるのだという事だ。

1094 投稿日:2013/07/25 18:01

【726】「最後の7月20日に三宅洋平は、小沢一郎について少しだけ触れていた」

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2096.html より

最後の7月20日に三宅洋平は、小沢一郎について少しだけ触れていた。

その前後を書き起こしたので、最後に読んでほしい。

「 民主主義の大前提は「絶対に相手を殺さない」ということ。

そのために殺し合いをしないために、極限まで自分の意見と相手の意見をぶつけ合う。

それをアイヌの言葉で「チャランケ」という。

民族と民族が明日、開戦前夜、明日から戦争ですよという日に、最後にその武力闘争を避けるために部族長と部族長が話し合い続ける。

それを「チャランケ」っていう。

国会を俺はチャランケの場に戻したいよ。

絶対に武力闘争しないために、国会でちゃんと話し合いたいんだ。

俺たちの意見もってこうぜ。

俺と太郎ちゃん二人いたら、結構できるぜ。

ましてや緑の党が2.3議席とったらもっとやれるね。

山田正彦さんだっているよ、超頑張ってほしい。

俺たちは「心の超党派」なんだよ。

政治の儀式、しきたり、制度、システム…。

それがあってさ、野党が団結できないんだよね。

だけど、俺からしたら「くだらねえよ、全然くだらねえ」

俺たちは、もうハートは握ってんだよ。

小沢さんだって同じ思いだと思うよ。

今回はとりあえず自民党にさ一人勝ちさせちゃあダメなんだよ。
・・・」

1094 投稿日:2013/07/18 14:32

【725】2013/07/17 「民主党離党に後悔はない」参院選後からの巻き返しを示唆 〜日本外国特派員協会主催 生活の党 小沢一郎代表 記者会見

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/91498
2013/07/17 「民主党離党に後悔はない」参院選後からの巻き返しを示唆 ~日本外国特派員協会主催 生活の党 小沢一郎代表 記者会見
生活の党・小沢一郎代表は17日、日本外国特派員協会で記者会見をおこない、7月21日投開票の参院選の見通し、原発、TPP、憲法改正などについて、外国メディアの質問に答えた。小沢代表は、参院選後には野党結集の動きがあると予想し、次の総選挙での巻き返しに意気込みを見せた。しかし、自身が主導し野党結集を図ることには消極的な態度を示した。過去、民主党代表時代に経験した検察やメディアによるバッシングによる影響から、第三者的な立場から関わっていきたいとした。

■詳細 http://bit.ly/11F57d1

1094 投稿日:2013/07/17 16:07

【724】自民党憲法改正草案に ダメ出し食らわす!

http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1132chirashi.pdf
自民党憲法改正草案に ダメ出し食らわす!
小林 節 伊藤 真[著]
サイズ:130mm×188mm
発行日:2013.7.15
ISBN:978-4-7726-1132-9
ページ数:168ページ
販売価格(税抜): 1,300 円
本書紹介
護憲論者の伊藤真と、改憲論者の小林節が、憲法改正に対する意見は違っていても、憲法は国家をしばるものという点において意気投合!
自民党の「憲法改正草案」のどういうところがダメなのか、現代の日本における憲法研究者の第一人者であり、草案作成のプロセスも知る2人が、徹底的に論じ合う。

立場を越えて憲法の原点に立ち返る、立憲主義宣言!

★「第96条改正草案」へダメ出し!
「この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない」(自民党憲法改正草案より)
→→→これでは、実質上、憲法が法律と同じになってしまう。つまり憲法に拘束されるべき権力者たちが憲法から自由になりたい…という提案で、これは、立憲主義の否定、民主主義への反逆で「憲法破壊の試み」である。―小林 節

★「前文3段改正草案」へダメ出し!
「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」(自民党憲法改正草案より)
→→→人権尊重するのは、まず国でしょう。こんなことまで国に言われたくない! しかも抑止力とかいって近隣諸国にケンカ腰の政治家からは特に。―伊藤 真
目次

●第1部 添削編
 自民党憲法改正草案への赤字添削

●第2部 対談編
 小林節×伊藤真
 「自民党憲法改正草案はなぜダメなのか」

あとがき 
 小林節
 伊藤真
[巻末資料]
日本国憲法改正草案(現行憲法対照)

作者紹介
小林節:こばやし・せつ
慶應義塾大学法学部教授・弁護士。
1949年生まれ。元ハーバード大学研究員。憲法学。テレビの討論番組でも改憲派の論客としてお馴染み。自民改憲草案作成プロセスに関わりながら、出てきた草案をみて、あまりの復古主義の強い、立憲主義を逸脱した内容に仰天する。共著に『対論!戦争、軍隊、この国の行方』(青木書店)『「憲法」改正と改悪 憲法が機能していない日本は危ない』(時事通信社)など多数。

伊藤真:いとう・まこと
伊藤塾塾長・法学館憲法研究所所長。
1958年生まれ。81年東京大学在学中に司法試験合格。現在は塾長として、受験指導を幅広く展開するほか、憲法や立憲主義について、論理的でわかりやすい説明はつとに有名で、全国各地へ講演に奔走している。『高校生からわかる日本国憲法の論点』(トランスビュー)『憲法の力』(集英社新書)『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書)など多数。

1094 投稿日:2013/07/17 09:10

【723】サルでもわかるTPP: 入るな危険!「強欲企業やりたい放題協定」 [単行本]

http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1088chirashi.pdf
サルでもわかるTPP: 入るな危険!「強欲企業やりたい放題協定」 [単行本]
安田 美絵 (著)
価格: ¥ 1,260
内容説明
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は農業だけの問題じゃない。
日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。
かわいいおサルさんのトコトン噛み砕いた説明を聞けば、
国や大企業が隠したい真実が見えてくる!
みんなで学んで、T(トンでもない)P(ペテンに満ちた)P(パートナーシップ)に「NO!」の声を!!
内容(「BOOK」データベースより)
TPPは農業だけの問題じゃない。日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。
かわいいおサルさんがトコトン噛み砕いた説明を聞けば、国や大企業が隠したい真実が見えてくる。
さあ、みんなで学んでTPPに「NO!」の声を。
単行本: 119ページ
出版社: 合同出版 (2012/6/30)
言語 日本語
ISBN-10: 477261088X
ISBN-13: 978-4772610889
発売日: 2012/6/30
目次
第1章 「TPPで日本が発展!」の勘違い
第2章 TPPで日本社会はどうなる?
第3章 TPPで食はどうなる?
第4章 TPPと遺伝子組み換え
第5章 なぜ日本は加盟したい?
第6章 TPPでは幸せになれない
第7章 米韓FTAを参考にしよう
第8章 自由貿易について考えよう

1094 投稿日:2013/07/16 08:59

【722】本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」、日米地位協定スペシャル 

http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=30052
書名
「戦後再発見」双書2
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
前泊博盛編著/明田川融、石山永一郎、矢部宏治著
定価(5% 税込)
1,575円
刊行年月日
2013/02/26
頁数416頁
なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? 
なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。
ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!
目次
PART1 日米地位協定Q&A(17問) 
1: 日米地位協定って何ですか?
2: いつ、どのようにして結ばれたのですか?
3: 具体的に何が問題なのですか? 
4: なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか? その法的根拠は何ですか?
5: 東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?
6: オスプレイはどこを飛ぶのですか? なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか? また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?
7: ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?
8: どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?
9: 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?
10: 現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか?
11: 同じ敗戦国のドイツやイタリア、また準戦時国家である韓国などではどうなっているのですか?
12: 米軍はなぜイラクから戦後八年で撤退したのですか?
13: フィリピンが憲法改正で米軍を撤退させたというのは本当ですか? ASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?
14: 日米地位協定がなぜ、原発再稼働問題や検察の調書ねつ造問題と関係があるのですか?
15: 日米合同委員会って何ですか?
16: 米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?
17: なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?

PART2 「日米地位協定の考え方」とは何か 
資料編 「日米地位協定」全文と解説 
〇日米地位協定 〇日米安保条約(新) 

http://iwj.co.jp/wj/open/jpus-sofa
IWJ日米地位協定スペシャル
孫崎享氏のベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』とのコラボ企画として、IWJでは日米地位協定に関する取材を、特集として進めていきます。

 その第一弾として、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』の著者、沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛氏へのインタビューが、3月5日(火)19:00より行われました!

1094 投稿日:2013/07/15 15:01

【721】山田正彦候補は14日(日)、参院選に向けて個人演説会を行なった。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90525
山田正彦候補は14日(日)、参院選に向けて個人演説会を行なった。この演説会には喜納昌吉氏、孫崎享氏、丸子安子候補が応援に駆け付け、TPPの危険性を孫崎享氏とトークライブ形式で熱く語った。

会員1275番 投稿日:2013/07/15 11:38

【720】民主党のポスターから占う今回の参院選の結果

実際に街角に貼ってあった民主党のポスターを見て愕然とした。

http://www.dpj.or.jp/article/102704/海江田代表が新ポスター「暮らしを守る力になる」を発表

 前回の郵政民営化選挙の際と同じミスを繰り返しているのだ。

 ※副島隆彦編著「日本の真実」~「大衆世論を操縦せよ!」P71~P73あたりを参照。

 まず、人物が自民党や共産党のポスターに比べて異常に小さく、存在感の小ささを表している。次に、中央から左に向かって歩き出していて、「退場」「はぐらかし」を表している。極めつけは、人物が有権者の方を見ず、向かって左側の外を見ている。

 こんな説得力の無いポスターはなかなか無い。

 今回の選挙は、戦わずして先が見えた。