日本政界●情報メモ
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Loginはこちら【349】「世論調査でも、小沢氏が圧倒している」
「反戦な家づくり」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010-08-28(Sat)
「世論調査でも、小沢氏が圧倒している」
どこでどうイジられているか分からない新聞やテレビの世論調査はともかく、ボタンを押した途端に1票づつ増えていくインターネット上のアンケートでは、どれを見ても小沢一郎が菅直人を圧倒している。
livedoorニュース
【民主代表選】菅首相と小沢氏、どちらをより支持する?
小沢一郎 60.5% 菅直人 39.5% (8342票)
Infoseek 内憂外患
【twitterアンケート】民主党代表選、あなたならどうする?
小沢一郎 95% 菅直人 4% (1734票)
スポーツニッポン
「菅首相と小沢氏のどちらが民主党代表(首相)としてふさわしいと思うか?」
小沢一郎 80% 菅直人 不明 (1676票)
(投票画面はこちらhttp://www.sponichi.co.jp/vote/society/question100826.htmlだが、継続中かどうかは不明)
三つの調査を平均すると、68%以上の人が小沢氏に代表=総理大臣になってもらいたいとおもっていることになる。
ネットということで、年齢層などの偏りはあるかもしれないが、それを差し引いても、まったく公平性の保証されない街頭インタビューなんかよりは、ずっと信憑性がある。
日本テレビ代表選街頭アンケートにねつ造疑惑?
植草一秀の『知られざる真実』 より
場面は街頭での100人アンケートである。小沢氏と菅氏のどちらが望ましいかとの調査だった。調査の途中の場面が画面で示された。この場面では、小沢氏支持と菅氏支持がほぼ同数であった。ところが、100人を調査し終えた段階のパネルが示されると、菅氏が7割支持で圧倒的多数を占めた。
(引用以上)
しかも、おどろいたことに、マスゴミ各社は、小沢氏が正式に出馬表明してからは、正式な調査をしていないのである。
ウワサ話の段階で19日にフジ 新報道2001 が首都圏の500人へ電話調査している
【問3】民主党の代表選挙で、小沢前幹事長が、自らの立候補を検討する意向であることがわかりました。あなたはどう思いますか。
立候補すべき 19.8%
立候補すべきではない 75.8%
これだけマスゴミで叩かれ続けている小沢氏を、マスゴミからの電話で「支持します」と答えるのは、相当勇気が要る。
電話番号を控えられて、ブラックリストに加えられるのでは、と心配してしまう。
そこまでいかなくても、ある強い傾向を持っている相手に対し、反対の意見を言うことは、一般に日本人は苦手だ。
「諸悪の根源」だとか、「開いた口がふさがらない」とか、人格攻撃ともいえるおぞましいばかりの報道を連日繰り広げておきながら、電話をかけて「小沢さんを支持しますか?」と聞かれても、そうおいそれと「はい」とは答えられない。
しかし、ネットの投票は、完全に無記名で、マスゴミの調査のようなバイアスはあまりかからない。
だから、3分の2が小沢支持 というネットの調査の方が、信憑性があると思える。
少々割り引いても、多くの国民は少なくとも、菅直人よりは小沢一郎のほうがマシだ と思っているのである。
民主党議員の皆さん。
この事実に、心を強くもち、これから先の国民の暮らしを真剣に考えて、代表を選んでいただきたい。
また、「政治とカネ」は、小沢氏の問題ではなく、企業献金を禁止するかどうかの問題。
小沢氏について、どこに「政治とカネ」の問題があるのか、説明できる人は説明を試みたらいい。
「検察審査会が・・・」とか「水谷建設が・・・」とか、言いかけて、口ごもり、結局何の根拠もない、空中に浮かぶ妖怪のようなものだということが、分かるはずだ。
これについては、郷原信郎氏のツイートを再掲する
これからの連続ツイート、全国の民主党議員、党員・サポーターに届くよう大拡散をお願いします。常々言っているように私は小沢氏の支持者でも擁護者でもありません。しかし、「政治とカネ」の問題で代表選での政策論議を封殺しようとする企みは許せません。堂々と政策論を戦わるべきです
以前から言っているように、第5検審が「起訴相当」とした「被疑事実」は、不動産取得時期と代金支払時期の「期ズレ」だけです。こんな事実で再度の起訴相当議決はありえません。万が一あっても、絶対に無罪です。
この「政治とカネ」の問題が検察の暴走と検察翼賛メディアによって作り上げられたものだったことは、私の著書「検察が危ない」(ベスト新書)の冒頭70頁を読んでもらえば容易に理解してもらえるはずです。
民主党の全議員、全党員・サポーターの皆さん。代表選挙までの間、「厄除け」に「検察が危ない」を携帯してください。その「厄災」とは、「政治とカネ」という意味不明の呪文で8年ぶりの民主党代表選を蹂躙する動きです。財務省ベッタリの菅政権では「政権交代」の意味がありません
しかし、一方で、小沢氏のバラマキ的な積極財政は新たな利権や歪みを発生させる可能性があります。慎重に考えるべきだと思います。積極的な経済政策によるデフレの脱却と財政の健全化とをどう調和させていくか、菅氏、小沢氏がしっかり政策論議を戦わせるべきです
「政治とカネ」の問題が法的にはいかなる事実がどのように刑事手続の対象になったのか。その他に社会的には何が問題にされ、それは何の根拠に基づいているのか、政治家の評価の問題として政治全体の中にどう位置づけられ、現在の政治にどう影響するのか、しっかり考えてから物を言うべきです
(引用以上)
民主党の皆さんが、世論といわれているものに影響されるのは無理もない。
が、本当の姿をキチンと見ることができる政治家であるかどうか、いま、民主党の議員さんたちの真価が問われている。
誰に投票するのか。それは何故か。
これによって、同じ民主党の国会議員であっても、天と地ほどの違いが生じる。
そして、それが次の選挙で結果となって現れる。
そのことを、よくよく肝に銘じて、代表戦に臨んでいただきたい。
(転載貼り付け囚虜(宇)
【348】「日本の「劣化」を憂う小沢一郎氏と「劣化の象徴」朝日の捏造記事」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/28(土) 12:17
「日本の「劣化」を憂う小沢一郎氏と「劣化の象徴」朝日の捏造記事」
マスメディアの偏向報道は、とにかく無視するに限る。
もう言っていること、主張していることがメチャクチャで捏造記事も出てきた。
特に朝日新聞系列がひどい。
小沢さんとの会談後、連合の古賀氏がインタビューに応じていた。
それに関して朝日は次のように書いている。
「このままでは民主分裂」 連合会長の直接仲裁も不発(asahi.com 2010年8月28日0時53分)
≪「このままでは民主党が分裂する」。連合の古賀伸明会長は27日、9月の民主党代表選に立候補する菅直人首相と小沢一郎前幹事長に直接、対決回避を促した。最大の支持母体として党内二分の様相を懸念しての仲裁だが、両氏の歩み寄りはなかった。 古賀氏は菅首相に電話し、「一致結束した体制を築けないか」と要請。首相は「その通りだ」と答えたという。 続いて、連合を訪れた小沢氏にも同じように働きかけたが、小沢氏は「そう思っていたが、(首相に)そういう意思がないということなので」とさらり。古賀氏は首相との電話のやり取りも伝えたが、それ以上の議論にはならなかった。 その後、古賀氏は記者団に「2人がガチンコで戦えば我々の組織も二つに割れかねない。両氏の対決をやめられないか。話し合いの余地は残っている」と語った。≫
この古賀氏のインタビューはテレビで見たが、カンさんと電話で話したという部分は次のようなものだった。
「今日の朝、菅総理から電話がありまして、知っていたんじゃないですかね、今日小沢さんと会うことになっていることを・・・」
カンさんから古賀氏へ電話したとはっきり言っているのである。
この部分を活字にしているメディアはなく、探しても見つからなかった。(※その後見つかる)
朝日はこの記事の中で、古賀氏が菅首相に電話したと、完全に捏造している。
これは、挙党体制が築けないのは小沢さんに問題がある、ということを強調する記事の主旨が初めにあり、それに沿う様に記事を書くための味付け程度に、古賀氏がカンさんに電話したというほうが格好がつく。
それだけ古賀氏が挙党体制を望んでいる、としたかったのが、記事の構成上そのほうが都合がよかったのだろう。
菅さんが脱小沢路線を引っ込めなかったことに原因があるにもかかわらず、小沢さんに、その責任をなすりつけるための演出効果を高めるために、捏造したといえる。
古賀氏も党分裂回避を模索し、カンさんもそれを望んでいるが、小沢さんがその気がないということを言いたいのだ。
(読売の記事に次のように書いてあったのが見つかった)
≪首相側は小沢氏の活発な動きに警戒を強めている。首相は27日、小沢氏の連合訪問前に古賀氏に電話し、「本来なら早めにお邪魔しないといけないが、時間がとれない」と釈明した。≫(参照)
こういう記事に限らず、特に代表選に関する記事は、メディアの劣化が激しいことがよくわかる。
円高対策についても、小沢さんが出馬を決意する前までは、菅さんの無策を批判していたマスメディアが、出馬宣言後は、何かと小沢さんに結びつけ、こんな時に代表選などやっていてもいいのか、という論調に変わっている。
「普天間問題」と「政治とカネ」で鳩山・小沢を追い込んだように、マスメディアの攻勢に素直に受け入れてしまう国民が、悲しいかな、まだまだ少なくはない。
この週末、議員が地元に帰ると、そうしたマスメディアの論調を鵜呑みにした支援者たちが、小沢支持を掲げる議員に食って掛かるだろう。
また、報道各社は「世論調査」という世論操作を次々と打ち出し、小沢氏出馬反対を轟(とどろ)かせることになる。
カンさんが鳩山さんと再び会談することになっているようだが、劣勢が伝えられるカンさんは、何を言ってくるかわからない。
菅・鳩山両氏、30日に再会談へ (産経ニュース 2010.8.28 01:32)
≪9月の民主党代表選をめぐって、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相が30日に再会談するため、調整に入ったことが27日、分かった。首相が再会談の希望を伝え、鳩山氏が応じた。同党幹部が明らかにした。
再会談で首相は、代表選で再選されれば挙党態勢をとる考えを伝え、代表選を有利に運びたいとの狙いがあるとみられる。しかし、党内には菅、小沢両陣営が熾(し)烈(れつ)な多数派工作に入っており、小沢陣営は再会談に反発しそうだ。首相と鳩山氏は25日夕、首相官邸で、小沢一郎前幹事長の代表選出馬回避のため会談を行った。鳩山氏は挙党態勢の構築を理由に、「脱小沢」路線の撤回などを求めたが、首相は応じなかった。・・・≫
モスクワにまで電話をしたようだが、鳩山さんは出なかったようだ。
********** ******
鳩山氏は電話に出なかった (産経ニュース 2010.8.28 01:15)
≪民主党前幹事長、小沢一郎が代表選出馬を表明した26日夜(日本時間)、モスクワに滞在中の鳩山由紀夫の携帯電話が2度鳴った。だが、鳩山は出なかった。電話は首相の菅直人からだった。
鳩山は訪露前に小沢支持を表明している。その鳩山に対して、菅には何の用事があったのか。そして、鳩山はなぜ電話に出なかったのか。鳩山グループの中堅は、菅の電話の意図をこう見立てる。
「菅さんは、鳩山さんが29日に帰国したら会談し、人事で妥協案を示すつもりではないか。例えば鳩山さんを幹事長にするとか」
一方、鳩山が出なかった理由について、周辺は「盗聴される恐れがあったから」と説明する。だが、鳩山はモスクワで記者団に、自身が掲げてきた「友愛」の理念が菅の政策には十分に継承されていないと批判している。鳩山はあえて電話に出なかったのではないかという憶測が党内の一部に広がった。≫
まあ、カンさんの焦りがわかるというものだ。
カンカラカンの意味がよくわかる事例も出てきている。
カンさんの空(むな)しいパフォーマンスの数々は、見ているこちらが虚(むな)しくなる。
前日はホテルニューオータニの高級寿司店「久兵衛」で食事しておきながら、一転、次の日は報道人に事前に伝え、ラーメン食べて庶民派をアピール。
円高対策で、町工場?に得意の視察。ただ見るだけで何もしないことは明確。
死刑執行する東京拘置所の「刑場」、このタイミングで公開したのも、全ては代表選につながっている。
まだ、正式にスタートしていない代表選は、9月1日告示から14日投開票まで、ますます過激化してくる。
マスメディア、官僚、閣僚を総動員して、小沢さん攻撃が過激化してくるだろう。
120年間の歴史で、築き上げられてきた強靭な官僚機構による既得権益組織は、その歴史の中で何度かメスを入れられる機会があったが、ことごとく封殺してきた。
脱官僚を掲げて政権交代を果たした民主党も、カンさんが総理に就任してからというもの、完全に官僚支配が復活し、自民党政権下以上に操り人形と化す様相を呈している。
そんな強固な官僚機構と対決し、真の国民中心の政治を実現できる、最後の砦が小沢一郎という政治家である。
この民主党代表選は、日本の今後、10年先、20年先がかかっているといえる。
細川政権崩壊後、日本は急速に国力が衰え、自信と誇りを失くして世界の潮流(冷戦構造からの脱却)からも外れてしまった。
日本の将来の方向性を決定付ける真の改革者として、また既得権益の破壊者として、最後の希望の星として、小沢一郎氏を守らなければならない。
代表に選ばれたとしても総理になれるかは未知数だ。我々、小沢支持者にとっては、油断は禁物である。
小沢さんは日本の「劣化」について、先日の「小沢一郎政治塾」の講演で次のように語っている。
≪あらゆる分野で、最近、「劣化」という言葉が使われておりますけれども、勿論、私ども政界においても、官界においても財界においても、一般社会においても、そういう精神の荒廃といいますか、日本人の劣化というのは急速に進んでいるように思えて、その点が心配でなりません。≫
しかし、必ず日本人にはこの難局を乗り越えられると、明治維新を例にとって語っている。
≪(本来日本人は)精神的な豊かさと、大きなそして強い心をもっておった。だからこそ、侍の支配する封建制からいっきに、ヨーロッパで言えば近代革命と市民革命を一緒に成し遂げたような、明治維新が出来上がった、ということだろうと私は思っています。そういうように非常に日本人のそれなりの美徳といいますか、高いモラル、文化をもっておったと。≫
根底には、日本の、そして日本人の持っている”良心”を、小沢さんは信じていると言える。
今は、マスメディアによって曇らされ、欺かれている真実を見る目を、国民の本来もっているであろう”良心”に訴えかけていくことで、開かせ、気づかせることができる、と。
総理として矢継ぎ早に国民のための政策を打ち出していけば、必ず理解される。
それまでは、気が抜けない日々が続きそうだ。
(転載貼り付け終了)
【347】「小沢代表選出馬に関する賢察。そして、変わる政治潮流!!
「飄(つむじ風)」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010-08-27
「小沢代表選出馬に関する賢察。そして、変わる政治潮流!!
マスゴミが批判する民主党代表選!!」
内輪の争いだの、内ゲバだの、単なる権力闘争だの
挙げ句の果ては、政策無視だのと言うが
これだけ変わる、政治潮流の変化!!
ムネオさんが、ズバリ言ってくれた。これが正論だ。これで上等だ。これを恐れる輩が、小沢代表選出馬を最も恐れる。
ア菅さんは、その全てを反故にしてきたのだ。これからもないがしろにする。そんなことは、もう知れ渡っている。
【転載開始】2010年8月26日(木)
鈴 木 宗 男
今朝、小沢一郎前民主党幹事長は、決然と民主党代表選挙に出ることを表明した。
「待ちに待っていた」と快哉(かいさい)を叫ぶ人も多いことだろう。菅直人首相と小沢前幹事長による堂々たる民主党代表選挙は、国民の関心を惹くことになる。何と言っても、政権党民主党の代表イコール内閣総理大臣である。
かつて自民党は、総裁選挙を党勢拡大、党のPR、基盤強化に使ってきた。政権党の成せる技であった。
今は民主党が政権党である。よく政策議論を期待するという声があるが、同じ政党の中で同志である以上、基本的な政策ベースは変わらない。今求められているのは、政治家としての「志」、「魂の叫び」であり、国民はそれを待っている。
小沢前幹事長には、是非ともそのことを頭に入れ、国民目線で男の勝負をしてもらいたい。そして次のことを訴えてほしい。
一つは、「悪い円高をやめさせること」である。
かつてのアメリカ(ドル)、ヨーロッパ(ポンド、今はユーロ)のブロック経済を想い出させる今の流れを、ありとあらゆる手を尽くして是正しなくてはならない。増税ではなく、円高是正が日本の危機を救うのである。
二つ目は、「対米自立」である。
沖縄普天間問題では、沖縄の民意を正確にアメリカに伝え、「政権交代した以上、自民党時代の合意を丸呑みできない」、「アメリカの言いなりにならない」とはっきり言うべきである。また、米海兵隊のコンパクト化を日米で協議するのだ。そのことが日米同盟の強化につながる。正しいことを率直に言うことが、更なる日米関係の向上に繋がると考える。
三つ目は、「官房機密費の透明化」だ。
国民の尊い税金の結晶であるお金を、選挙等、下世話なことには使わず、テロ防止や外交等、国家のために使うことを国民に明らかにした方が良い。自民党政権は機密費を国民に隠してきた。国民に機密費の情報を開示することは、政権交代した一番の証になる。
今、日本の民主主義は危機に瀕している。小沢前幹事長には、この三つをしっかり主張し、「自分が民主党の代表になれば、国民と共に進んでいく」と高らかに訴えることを進言したい。
小沢前幹事長の側近からも、出馬に至った説明があり、十分納得した。
さあ、闘いの時は来た。さあ、交代の時は来た。小沢前幹事長の乾坤一擲(けんこんいってき)のドラマを期待してやまない。【転載終了】
(転載貼り付け終了)
【346】「小沢一郎と菅直人が激突する陰で狡猾な財務官僚らが悪用しやすい菅首相支援に蠢き、小沢潰しに躍起だ」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月27日 18時51分07秒
「小沢一郎と菅直人が激突する陰で狡猾な財務官僚らが悪用しやすい菅首相支援に蠢き、小沢潰しに躍起だ」
◆民主党代表選は9月1日の告示を前に、小沢一郎前幹事長、菅直人首相両陣営が、多数派工作に突入し、猛烈な火花を散らしている。軍配がどちらに上がるにしろ、民主党は分裂を避けられない見通しである。
菅首相陣営は、仙谷由人官房長官が中心になり、多数派工作を展開中である。財務官僚をはじめ各省庁の官僚たちにも声をかけて、協力を要請しているという。とくに財務官僚は、小沢政権が誕生すると強権を奮って大改革に乗り出してくるの確実なので、これを阻止せんと、国家公務員法違反(政治活動禁止)もなんのその、なりふり構わず「小沢潰し」を必死で行っているという。詳細については、随時速報する。
財務官僚をはじめ各省庁の官僚たちは、小沢前幹事長の旺盛な増殖ぶりを警戒してきた。というのも民主党と自由党が合併して約わずか7年弱の間に約5.4倍に膨れ上がっている。この勢いで、小沢政権が誕生すれば、次期総選挙でさらに増殖し、各省庁にどんどん送り込んでくる可能性が大である。文字通り政治主導が本格的に成りかねないからである。そんな事態にならないように、政権担当能力の低い菅政権を利用し尽くして、小沢政権誕生を是が非でも阻止しなければならないと必死になのである。担ぐのは、菅首相のようなバカほどいいと算段している。
◆確かに、自由党党首だった小沢前幹事長が2003年10月5日午後、都内のホテルで開いた民主党の合併大会に臨んだとき、自由党からは小沢党首を含めて衆院議員23人、参院議員8人計31人が参加していた。民主党小沢派は、衆院議員130人(党内勢力42・3%)、参院議員36人(同33・6%)計167(同40%)=各派閥の勢力は、個々の政治家の経歴、人脈などいくつかのメルクマールを基準に出入りしている中心派閥から割り出している。他の派閥にも重複して出入りしている政治家も少なくない。
ともかく、小沢前幹事長は、田中角栄元首相が「選挙の神様」と言って尊敬していた兼田喜夫氏(自民党本部選挙部長、陸軍時代の田中元首相の上官、久慈市出身)が作成した「選挙・票固め十カ条」を基本にして、田中元首相直伝の「ドブ板選挙」を徹底的に実践し、かつ秘書軍団(約100人)を国政選挙ごとに総動員、莫大な政治資金を投入するなど、地道な努力を積み重ねた結果、自由党から中途入党したときに比べて、約5.4倍の派閥を築き上げたと言えよう。仮に秘書1人当たり月50万円(給料と経費など込み)として毎月5000万円、年間6億円もかかる大所帯である。これだけに大軍団が、さらに太り続けてくのは、官僚たちには、大変な脅威であることは間違いない。
◆一方、マスメディアの大半は、仙谷官房長官にまつわるネガティブ情報(暴力団や総会屋関係)を相当つかんでいると言われているのに、なぜか、押さえ気味という。
参院選前、週刊文春が6月24日号の「首相が頼り切る『赤い小沢一郎』大研究-仙谷官房長官と『大物総会屋』絡み合いすぎる関係」と報じた以外、パッタリ沙汰止みとなっているのに対して、小沢前幹事長に対する「政治とカネ」キャンペーンは、繰り返しウンザリするほど続いている。
とりわけ、新聞、テレビなどの媒体は、各省庁の伝統的な記者クラブに加盟し、多数の記者を送り込んでおり、各社は、明治以来、営々として築いてきた省庁という巨大な組織を情報源とする「既得利権」を失いたくない。また、フリージャーナリストや外国人記者たちに侵されたくも奪われたくもないのである。今も、これからも、各省庁の官僚たちと仲良く付き合って行きたいとしている。だから、口では「政治改革」「行政改革」「政治主導」などときれいごとを言い、紙面や電波で国民に向けて垂れ流しても、本音では、まるで正反対のことをして、かつ、官僚たちが嫌っている小沢前幹事長を叩き潰す手伝いをしているのである。
◆日本のマスメディアや国民のなかには、わずか1年の間に3人も首相が交代すると、外国から信用されなくなるなどと世間体を気にする声があるけれど、外聞だけで政治を見てはならない。経済政策も稚拙で、外交防衛政策など苦手なことは人任せ、「逃げる菅」と言われても仕方がない。これでは首相として何もしていないのと同じである。円高ドル安、株安では、無策を続け、今回40兆円から50兆円もの資金が吹っ飛んでいると言われており、菅首相がいかに国益を損なっているか。国民は、このことに目を向けなければならないのに、マスメディアが繰り返し繰り返し垂れ流している「政治とカネ」という言葉の呪縛に絡め取られている。これがある政治集団による捏造、でっち上げ、ひいては冤罪につながる政治工作であるとも気づかない。マスメディアも、利用されていることに対する検証をしようともしないのである。
しかし、今日の国際政治は、強力な政治家でなければ、とても海外折衝をうまくこなすことはできない。菅首相は、アジテーターとしては一流であっても、海外折衝では場数を踏んでおらず、能力がまったくない。この点、小沢前幹事長は、場数も多く、経験豊富で貫禄十分である。一番大事なのは、対米交渉である。小沢前幹事長は、決して反米主義者ではない。しかし、小泉純一郎元首相のようにアメリカの言うことは、何でも聞いてきた「パピー」のようにはならない。言うべきことは言い、協力すべきは強力する。
またそうした対等とはいかないまでもアメリカと折衝できる政治家を、今からきちっと養成しておかなければならない。小沢前幹事長は、そう考えている。
◆だが、菅首相と官僚群が一体となったまさに「ダブル・カン」状態となり下がった民主党では、本物の政治主導体制ができないことが、明確になれば、いつまでも民主党にしがみついている必要もメリットもない。そう見切りをつければ、小沢前幹事長は、代表選の勝敗を度外視して、、民主党を離党するなり、解党するなりの強硬手段を打つと覚悟していると見ることができる。
それは、鳩山前首相も同様である。鳩山前首相は1996年9月11日、新党結成を呼びかけて衆議院会館一階会議室で開いた記者会見で「私は時限政党として2010年まで責任を持てる政党として存続してまいりたい」と語っていたからである。今年がその「2010年」に当たる。民主党は、政権政党となり、創設者である鳩山前首相と菅首相は、短期にしろ「総理大臣」となり、その旨みを味わっている。中途採用組の小沢前幹事長は、「総理大臣」の座をつかむ寸前の位置にある。何事にも淡白な大金持ちの坊ちゃま、鳩山前首相は、「当初の公約通り、民主党を解党してもよい」と考えているらしい。鳩山前首相は、民主党結党直後、ホテルオークラ内の中華料理店で出版社の社長と私と3人が集まって昼食の冒頭、「私は菅さんを信用していない」とはっきり言っていた。人を騙し、ポストは横取りし、コスイ人間だと言わんばかりの口調だった。この点、小沢前幹事長とは公の場でキスさえしかねない深い信頼関係が漂っている。今回の仲介の結末は、初めから見えていたのである。
(転載貼り付け終了)
【345】「日本は緊急事態:有事に不可欠の小沢氏の足を引っ張るな!」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月27日 No.181
「日本は緊急事態:有事に不可欠の小沢氏の足を引っ張るな!」
1.小沢氏、民主党代表選に出馬決意
2010年8月26日、日本民主党小沢氏が、9月14日の民主党代表選に出馬することを表明しました。これで、小沢vs菅の対決が鮮明になりました。当初、大手マスコミから、小沢出馬は困難という情報が流されていましたが、それは、小沢氏が出馬するかどうか、即決せず、いったん保留していたからです。小沢氏は6月初めに幹事長を辞任したばかりですが、これは、鳩山首相の辞任があったからです。確かに、首相が辞任する一大事に、幹事長が留任するのもおかしいわけです。
しかしながら、大手マスコミの反小沢キャンペーンに乗せられている国民目線から、この間辞任したばかりなのに・・・、政治とカネが決着ついていないのに・・・、首相がコロコロ変わるのはいかがなものか・・・、などなど、予想される批判を考慮すれば、今回の小沢氏の出馬は、またもマスコミ絶好の攻撃材料にされ、民主党へのイメージダウンも懸念されます。
2.小沢氏、政治生命を賭して背水の陣
7.11参院選勝利に向け、大手マスコミの攻撃の的であった小沢・鳩山コンビがいったん辞任、後任の菅首相は、大手マスコミに迎合し、脱・小沢路線を掲げて、7.11参院選に臨んだのです。ところが周知のように、菅民主党の大敗北に終わってしまったのです、大掛かりな選挙不正がなかったと仮定して・・・。マスコミ攻撃がきつかった小沢・鳩山体制では、到底、参院選で勝てないと判断したのでしょうが、それは誤算でした。結果論ですが、小沢・鳩山体制で参院選を戦っていたとしても、結果は同じだったかもしれません、なぜなら、マスコミのアンチ小沢・鳩山プロパガンダに乗せられた国民の、菅氏への期待票(プラス)は、確信的民主支持者の離反(マイナス)で相殺されると分析できるからです。
参院選前の民主のシナリオは、参院選前後、小沢・鳩山コンビを大手マスコミ攻撃から一時避難させ、大手マスコミ迎合の菅体制で参院選に勝ち、衆参両院の民主主導権を安定させた後、ワンポイント・リリーフ菅氏から本命小沢氏へのバトンタッチだったのではないでしょうか。
ところが、参院選で敗北してシナリオが狂ってしまったのです。しかし、風雲急を告げる我が日本を案じ、予定通り、そのシナリオで進もうと民主党が判断したということです。68歳の小沢氏は、政治生命を賭して、まさに背水の陣を敷いたと解釈できます。
3.小沢氏の脱米入亜戦略:米国戦争屋(D系)への再挑戦
背水の陣を敷いた小沢氏は、おのれの信念に従って、前進あるのみでしょう。大手マスコミに乗せられる国民からの小沢人気薄は、この際、かまっておれないでしょう。小沢氏への評価は、歴史が下すことになります。
大手マスコミの世論調査戦術は、有事に不可欠の小沢氏の前ではもはや通用しないでしょう。検察の攻撃にも、指揮権発動という伝家の宝刀を抜けばよい。
米ドルの崩壊、広域アジア市場の高成長を睨む小沢氏の戦略、それは一言、脱米入亜戦略、すなわち、日本の対米自立、自主防衛、広域アジア市場での日本の経済成長戦略でしょう。政権交代時の小沢・鳩山政権の政治路線の本格実行です。日本が生きる道はそれしかないと筆者も強く思います。脱米入亜戦略にて、日本が中国と対等関係を維持しつつ自立するには、日米安保を解消、自主防衛強化しかありません。この政治戦略は、米国戦争屋(D系)(注1)および、そのロボット・悪徳ペンタゴン(注2)が戦後、築いてきた鉄壁の日米関係を根底から変革するものです。
4.小沢氏が一転、攻勢にでた背景とは
小沢・鳩山コンビが2009年9月の政権交代時に掲げた、上記の脱米入亜戦略(東アジア共同体構想含む)は、戦後日本をステルス支配してきた米国戦争屋からみれば、脱・戦争屋戦略そのものです。当然ながら、戦争屋ボスを激怒させました。それが、戦争屋ロボット・悪徳ペンタゴン(大手マスコミ含む)からの総攻撃を受けた根本原因です。
その意味で、D系戦争屋ボス・デビッドRFが日本でもっとも危険視した政治家が小沢氏であり、一方、怖いものなしの小沢氏がもっとも恐れていたのが、戦争屋ボスでした。2007年11月、元気だったデビッドRF来日時、世にも見苦しい辞任騒動を起こした小沢氏が、当時、いかにビビっていたか、その証拠はすでに挙がっています(注3)。蛇足ながら、このような緊迫の状況をマスコミはまったく国民に伝えません、ほんとうに罪深いマスコミです。
戦争屋ボスが高齢(95歳)だからと甘く見た小沢氏は、政権交代以降、ひどい目に遭って、非常に、後悔していたはずです。その反省を踏まえて、今回、出馬に踏み切ったということは、今、戦争屋ボス・デビッドRFが怖くなくなっているということです。今、米国においてデビッドRFの無力化が進んでいると考えられます。それで、もっともあせっているのは、実は小沢氏ではなく、戦争屋のいいなりになってきた大手マスコミの方です。最近の大手マスコミの論調は小沢氏に極めて悪意に満ち、かつ極めてヒステリックです。これでよく他人様からカネ取っているなと思います。国民のみなさん、いくら何でも、いい加減気付いてください。
5.日本は窮鼠・戦争屋の道連れにされる危険増大
今、米ドルが崩壊過程に入ったとみられます。予想されたシナリオです。凶暴化しすぎた米国戦争屋を解体するために、いったん米国を経済的に崩壊させるしかないのでしょう。米国に巣食うお化けガンを除去するのに、麻酔をかけて大手術するのと同じです。
このような米国有事の環境で、窮鼠・米戦争屋はラストリゾート日本に過剰介入しています。日本は彼らの引き起こす戦争に巻き込まれる危険が非常に高まっています。最近、パキスタンに派遣された自衛隊は“飛んで火に入る夏の虫”です。8月27日ジャパンタイムズによれば、戦争屋の“お敵さま”タリバンが、パキスタン洪水救援外人部隊の攻撃計画をもっているようです、案の定です(注4)。なんで派遣を止めないのか、日本政府は・・・。
日本は今、有事の緊急事態にあります。大手マスコミはまったく報じませんが・・・。
大手マスコミが国民にひた隠す闇の世界権力の動向、そして複雑な世界情勢のウラをもっとも深く読めている日本の政治家は、百戦錬磨の小沢氏をおいて他に居ません。
大手マスコミ人よ、おのれの自己保身だけで、小沢氏の足を引っ張っている場合ではない、いい加減にしろ!恥ずかしくないのか。
注1:米国戦争屋(D系)とは、
デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。
オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。
なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。
注2:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。
すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。
注3:ベンチャー革命NO.248『命が惜しくなった?隠れ親米派、小沢氏』2007年11月6日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr248.htm
注4:本ブログNo.178『民主党菅政権の日本:四面楚歌に陥った米国戦争屋(D系)に抱きつかれ心中の運命か』2010年8月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/17794195.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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【344】「小沢一郎は検察審査会議決と訴追を尊重することも視野にあるだろう」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
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2010年08月28日
「小沢一郎は検察審査会議決と訴追を尊重することも視野にあるだろう」
法律の手続きと云うものは細かく説明すると読むのも嫌になる、法学部出身の筆者とて同じだ。(笑)ただ、小沢一郎に関する、検察審査会の「起訴相当」と云う議決がどういう意味を持つかだけ、確認しておきたい。
この検察審査会でチェックする相手は検察だと云う事。つまり、検察に与えられた幅広い起訴裁量権のチェックをする為の組織であって、たとえば「起訴相当」の議決においても、当該人に関して、白だとか黒だとか議決する組織ではない。
つまり、小沢一郎を東京第五検察審査会が裁いていると云う誤解が馬鹿メディアのお陰で流布しているが、裁く対象は「検察がチャンと仕事しているか」である。けっして小沢一郎を裁いているのではない!検審の「起訴相当」の議決と云うのは「司法の場でハッキリさせた方が、スッキリするだろう」という意味合いなのである。ここをシッカリ把握しないと拙いのだろう。
「強制起訴だ、訴追される」と大騒ぎする腐れメディア。日本の司法は起訴イコール99%の有罪率(起訴された奴は犯罪者だ)とマスメディアは都合のいい数値を引き合いに出すが、これも事実と異なる。
警察が逮捕し、検察が公判維持に耐えられると確信し起訴した場合の数値であり、検察審査会の「起訴相当」「強制起訴」、弁護士が検事に成り代わり起訴するにおける有罪率ではない。
東京地検特捜部が数度の強制捜査・事情聴取まで行って、小沢に嫌疑が生まれなかった事案を検察審査会の議決の流れで訴追したとして、有罪になる確率は0.1%もないのだ。
逆に、公判になることで、小沢一郎の政治資金関連の疑惑が地検特捜部の政治的背景で行われたものか、一部検事の功名心から起きた暴走なのかが判明するわけで、或る意味望むところと云う意味合いもある。地検特捜部の強制捜査権、起訴権限の集中と云う司法上の弊害が公判を通して白日のもとに晒されるわけで、好ましいことかもしれない。数年後の抜本的司法改革の契機にさえなり得ると考える。冤罪事件どころか、事件捏造と冤罪のW不祥事。検察の権威が最悪なものになるのは間違いがない。ついでに、マスメディアの無責任なリーク垂れ流し報道の責任も追及できる。
小沢総理の09年マニュフェストの政策実行に大きな支障にはならない。公判日程は首相の公務優先、公判日程の調整だけで1年掛かるぞ!(笑) その為なら、小沢一郎は内閣総理大臣であり、訴追への承認を決定する立場でありながら、訴追を拒否せず、承認する事も視野に入っている。
まぁマスメディアは気が狂わんばかりになるだろうが、法治国家の司法の姿を己の公判を通して国民に知らしめるのも、国家のリーダーの重要な役目と云う事も出来る。おそらく、その時の政治情勢を睨みながら、小沢一郎は訴追承認、拒否の選択権を留保するだろうが、上記のような選択もあり得る。何もしていないのだから、120%無罪。裁判になった方が余程スッキリする。
しかし、それにしてもマスメディアの周章狼狽は見聞きしていて腹も立つが実に面白い。余程、小沢一郎の代表選出馬が想定外だったのだろう。仮に幾つかの政局パターンが予定稿として準備されているのだが、小沢出馬は予定稿すらなかったようだ。もう支離滅裂状態だ。(笑)
おそらく、仙谷由人官房長官との強い握りにより、朝日新聞・毎日新聞・テレビ朝日は大いに潤っている気配がある。直に機密費を渡すようなドジは踏まない。電通経由で外資系企業広告が回されているのだろう。NHKの偏向ニュース編集を見ていると、定かではないが仙谷と何らかの握りが存在する事が窺える。
たしかに、小沢一郎が政権を握ったら、彼は半年一年のスパンで、戦後から冷戦時の日本の構造を革命的に改革しようとするのだから、楽チンでのうのう生きてきたマスメディア人にとって死活問題、必死の抵抗である。しかし、今世紀に入り、ジャーナリスト魂を既に失った新聞テレビの役割は終了している。既存メディアは退場し、あらたなメディアが生まれる方が国益になる。
記者クラブの既得権益の排除、押し紙制度・再販制度への公正取引委員会介入、クロスオーナーシップの禁止、電波オークション制度の導入等など、現在のマスメディアの企業経営の屋台骨を土台から壊そうとしているのだから、ジャーナリスト精神などと綺麗ごと言っている余裕はない、企業倒産の危機なのである。
貧すれば鈍すると云う事だ。特にメディアの上層部になるほど、その危機感がある。危機感嵩じて、滅茶苦茶の周章狼狽現象が起きている。直接的機密費の恩恵を受けるのも難しい。楽チンで生活していた、1500~3000万の年収は何とか死守しなければならない。そう云う輩の集まったメディア、小沢の改革は致命的なのだ。
この事は、霞が関の官僚達にも言えることだろう。小沢総理が矢継ぎ早に繰り出すであろう、国会改革、公務員制度改革、天下り全面禁止、予算の大胆な組み替え、特別会計への踏み込み、独立法人への補助金カット、企業献金の全面禁止。自公政権も鳩山政権も菅政権も出来なかった、タブーの領域を土足で上がり込み、地ならしするであろう小沢一郎に、霞が関も戦々恐々だ。
まぁマスメディアと霞が関、どちらが厄介かと言えば、マスメディアだ。官僚にはまだまだ矜持の欠片くらいは残っているので救いがある。最悪なのが日本のマスメディアだ。この存在が、日本国民を100年近くミスリードしてきた。所謂、大本営報道とか愚衆製造装置となっていた。是正して方向性が変わるものとは思えない。既存のメディアが受けている既得権益を洗いざらい検証し、ぬるま湯体質を根本的に変えさせるか、消えて貰い新しいメディアの誕生土壌を提供するのが、国益に見合うであろう。
CIAに飼われているマスメディア云々以前に、自分達の生活水準や豊かな老後の為に、相互利益に陥った偏向報道に血道をあげるマスメディアは、今では週刊誌や素人ブロガーの政治情報より劣化している。特に朝日新聞とテレビ朝日は仙谷と蜜月状態になっている。小沢首相誕生後も、この2社の抵抗は続くだろう・如何に対処するか、小沢の知恵の出しどころかもしれない。小沢に聞いたら、「ほっとけ!」と怒られるかもしれない。(笑)
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【343】「【小沢首相になれば事態はどう変わるか】官僚支配を復活させた霞が関も刷新される」
「ゲンダイ・ネット」から貼り付けます。
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2010年8月27日
「【小沢首相になれば事態はどう変わるか】官僚支配を復活させた霞が関も刷新される」
小沢出馬に慌てているのは、霞が関の官僚たちも一緒だ。
操りやすい菅首相、何でも聞いてくれる仙谷官房長官、ヒヨッコ同然の大臣たちを相手に、せっかく官僚支配を復活させたのに、小沢政権になれば、再び力関係がひっくり返る。それが分かっているのだ。
小沢といえば、昨年の幹事長時代、宮内庁長官をどやしつけたことがあった。天皇と中国副主席の会談にからんで、ブツブツ言った羽毛田長官に「一役人が内閣の方針に文句があるなら、辞表を出してから言え」とやった一件だ。子供時代から一度も怒られた経験のない宮内庁長官は震え上がったと、今でも霞が関の“伝説”になっている。
小沢は事務次官会議廃止、内閣法制局長官の答弁禁止、天下り禁止なども主導してきた。公約の「政治主導」のためにはどんな偉い官僚にも容赦ない。だから元厚生事務次官だった宮内庁長官を平然と罵倒できる。こんな度胸のある政治家はいない。
ある官僚がこぼした。
「霞が関が一番嫌いな政治家は間違いなく小沢。手ごわいし、官僚の手の内を知り尽くしている。人事にも介入してくる。検察とだって闘おうとしている。幹事長時代はあまり内閣のことに口出ししなかったが、首相になったら、ガツーンとやって、『政治主導復活』を印象づけるでしょう。霞が関は戦々恐々ですよ」
菅首相は、元社保庁長官とか元ロシア課長などいわくつきの官僚まで復権させて、霞が関にコビを売っているが、小沢は違う。従わない官僚はバッサリやる。
埋蔵金を隠す一方で、「景気対策をやる財源はない」なんてホザいている財務官僚や無策の日銀幹部のクビが飛ばされる日が来るだろうから、待ち遠しい。
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【342】「「日本一新運動」の原点(12) ── 西松・陸山会問題の真相」
「THE JOURNAL」の「平野貞夫の『永田町漂流記』」から貼り付けます。
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20108.25.
「「日本一新運動」の原点(12) ── 西松・陸山会問題の真相」
民主党代表選挙に小沢一郎氏が出馬する可能性が強まるにつれ、党内外から暴論・珍論が噴出している。「検察審査会の結論が出る前に出馬すべきでない」という意見だが、これがマスメディアも交えて「小沢排除」の世論づくりに利用されている。
そこで、坂本龍馬の「四観三元論」を活用して、西松・陸山会問題を私の立場で総括しておく。
■西松・陸山会問題の真相
今年4月、私は『小沢一郎完全無罪』(講談社刊)を緊急出版した。その目的に、自民党政権と特捜検察、そして巨大メディアがタッグを組んだ「検察ファッショ」であり、これでは日本の議会民主政治は崩壊すると警告しておいた。
特捜検察は、西松事件で1年間にわたり10億円を超えると言われる税金を使い、総力を挙げて小沢一郎を逮捕起訴すべく捜査を行った。結果は、逮捕起訴できず、政治団体「陸山会」の収支報告書の虚偽記載で、秘書を逮捕起訴した。従来の政治資金規正法の運用では、問題にされなかったことだ。起訴となった案件について、総務省の担当から何の注意も行政指導もなかった問題である。
しかし、敢えて強制捜査を行ったのは、特捜青年将校の暴走である。官僚支配政治を改革し、検察の特権を縮小しようとする小沢一郎を葬ろうとする政治的謀略であった。さらに、麻生元首相らが、政権交代を阻止するために「指揮権発動的」なことを行ったが、それでも賢明な国民は、昨年8月の総選挙で、政権交代の民意を明確に表明した。
そして本年1月、特捜は水谷建設がらみで石川知裕衆議院議員(元秘書)を逮捕し、小沢の「政治とカネ」は新しい事態を迎える。月が変わった二月四日、特捜は「小沢不起訴」を決定した。
これで一段落かと思いきや、翌5日には、ある人物たちが地検判断を不服とし、東京第5検察審査会に「審理の申立て」を行ったが、あまりにもその手際の良さというべきか、事前に謀られたと邪推すべきか、胃の腑に落ちない思いをするのも私一人ではないだろう。
そして4月27日、「起訴相当」を全会一致で議決し、小沢を「絶対的独裁者」と、その理由書に書いたことが話題となり、小沢の「政治とカネ」が再びメディアからの攻撃の標的となる。私は「指揮権発動的行動」の傍証を得ており、5月22日、高野孟氏が主宰する、「THE JOURNAL」に『西松事件・大久保秘書逮捕の真相を究明すべし!』を寄稿した。これはネット上で大反響を呼び、その余韻は今でも残っていて、グーグルで検索すると、3万件強もヒットするとのことである。
実はこの問題に関して、6月2日は民主党の「司法を考える会」に招請され、詳細な説明を行う手筈になっていたが、折悪しく鳩山首相の辞意表明で会合は中止となった。
話題の中心は「第5検察審査会」の奇っ怪な動きである。いずれ真相は明らかになろうが、専門家が現在問題にしていることを紹介しておく。
1)陸山会の職員宿舎建設のための土地購入を「利殖目 的のための土地購入」と誹謗し、政治資金を利殖のための土地購入代金にあてるという反社会行為を断罪するために東京地検特捜部は起訴すべきであるとする名誉毀損の誣告によって小沢一郎と陸山会の正当な政治活動の妨害を図ることを策した人物は、反社会的活動団体所属であり、かかる「申し立て」を受理したことそのものに問題があったこと。
2)市民代表の審理補助員に、米澤俊雄弁護士という人物を選任した経緯や行動に問題があるといわれていること。
漏れ聞くところによると、関係当局は検察審査会のあり方を含め、小沢問題の処理に困惑しているとのことである。
以上が「西松・陸山会問題の真相」であり、「検察審査会の実体」である。小沢一郎の代表選出馬について、渡部恒三前顧問、岡田外相、蓮舫大臣らが検察審査会がらみで、小沢氏の出馬を妨害・阻止する発言を繰り返しているが、じつに滑稽である。さすがに原口総務大臣が「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」として、検察審査会の政治利用を批判している。認知症が心配されている渡部老人の発言は評の外に置くとして、岡田外相と蓮舫大臣の発言は憲法の原理に反する。このことは、彼らよりも数倍の年月、そして、彼らよりも深く、強く憲法と向き合ってきた私からの警告でもあることを明記しておこう。
国民から多数の負託を受け、聡明であるべき民主党国会議員が、これらの讒言に影響されるようでは近代政党とはいえないし、負託された国民への裏切りであることも明確に指摘しておく。
■小沢氏が「政治とカネ」で追求される理由
小沢氏は、田中角栄、金丸信、竹下登の後継者といわれる負の遺産を背負いながら、自民党政治を崩壊させてきた。その恨み・辛みと、嫉妬の固まりが虚像となって、いわれなき攻撃を受けているのが、「小沢攻撃」の本質である。
小沢一郎の政治資金についての考え方は、父親・小沢佐重喜氏の信念に基づいており、誠実に法を守っている。
政敵やメディアが垂れ流す情報は断じて事実ではない。政治団体が不動産を購入することも、法に基づいた浄財の有効活用のためであり、俗説・風説に惑わされるべきではない。
「政治とカネ」で小沢氏が批判される切っ掛けとなったのは、平成十二年四月、自由党が保守党と分裂した時である。政党助成金を含む党の資金を保守党にも分配するという小沢党首の意向に、私が強く反対して分配できなかったことがその要因である。
強い批判を受けたが、すべて自分の責任として一切弁解しない。こういうことが誤解されて、メディアの標的になり続けているのである。
■民主政治を危うくする情報操作
8月23日の夜から、小沢一郎の代表選出馬はないとの情報が流され始めた。菅支持派からのもので、鉢呂氏を入閣がらみで選対本部長にすることで旧社会党を取り込んだ。仙谷官房長官と川端氏の関係で旧民社党の支持を取り付けたというものだ。
これに影響されて、各メディアも口を揃えて「小沢の出馬はない」とのコメントを始めるようになったが、これほど議会制民主政治を冒涜するものはない。このメルマガで幾度も述べてきたが、代表選挙は理念・政策で争うべきであり、旧来の手法である人事で離合集散をくり返せば、これこそ官僚支配に終始した自民党政治の復活でしかない。
菅民主党政権が発足して約3ヶ月、この間、政権交代の党是を放棄し、官僚支配の自民党政治より一層悪質化した。代表選は、菅首相のままで国家と国民の存立ができるか否かを問う唯一の機会であるとともに、大多数の国民の意思である政権交代の大義を全うするのか否か、政権与党を構成する人々の覚悟が問われている。
(転載貼り付け終了)
【341】「小沢 VS カンさんの構図を見ると、やはり民由合併時のゴタゴタがよみがえってくる」
2010/08/27(金) 09:05
「小沢 VS カンさんの構図を見ると、やはり民由合併時のゴタゴタがよみがえってくる」
鳩山さんが小沢支持を打ち出す時に次のようにコメントした。
「民由合併の時からの同士としての協力が得られるなら出馬したいと、仰られた。私の一存で小沢先生に民主党に入っていただいた。その経緯からして、私としては応援すると、それが大義だろうと思っています」
今の「小沢 VS カンさんの構図を見ると、やはり民由合併時のゴタゴタがよみがえってくる。
鳩山さんが持ちかけた民主党と自由党の合併話は、政権交代に向けて大きな一歩になると、小沢さんと一致したものだった。
それを仙石、枝野などの反小沢などの議員が大反対し、この話は一度頓挫し、その責任を負って鳩山さんが代表辞任に追い込まれた。
その後、代表についた菅直人は、無かったかのように合併話は遅々として進まず、業を煮やした鳩山グループが離党をしてまでも自由党と合併する動きを察知して、カンさんが突然、小沢さんに合併話を再び持ちかけることになる。
そこには大義も何もない。
ただ、民主党と代表の地位と権力を手放したくないという、義も何もない個人的欲望だった。
以前、≪民由合併時で菅さんが見せた「大義なき小手先政治」が姿を現した≫で次のように書いた。
(2010/06/17)
≪すったもんだした挙げ句に、ようやく合併にたどりつくわけだが、自由党・民主党それぞれの議員たちは、そのほとんどが反対だった。特に自由党議員の大部分は、合併というより、民主党に吸収されるという「不平等合併」であったがゆえに大反対だった。
民主党内には、かなり小沢アレルギーが蔓延していて、自由党との合併話を持ち掛け発表した党代表を辞任に追い込むくらいだった。
現在でもその構図は変わっていない、ということがよくわかる。
そのゴタゴタ時の民主党の印象が、自由党支持者としては非常に悪く今も少なからず残っていると思う。
自由党との合併を打ち上げた鳩山さんが辞任に追い込まれ、2002年12月に新たに代表になったのが菅さんで、民由合併反対の代表が党の代表になった、ということもできる。
ここではっきりしておきたいのが、民由合併はあくまでも民主党側から言い出した、ということだ。
一説には、当時の鳩山由紀夫代表がある経済人から「総理大臣になりたかったら小沢と手を組め」とのアドバイスがあり、鳩山さんから小沢さんに合併の話を持ちかけた、ということだ。
一度は失敗したかに見えた合併話を再び遡上にあげたのが、菅直人だった。
自由党は当時、衆議院議員が22人で合併話がなくなり、2003年11月に行われる総選挙を控え、その準備に大忙しであった。
この人数ではとても政権交代など望むべくもなく、小沢さんは野党結集は呼びかけてはいたものの、民主党との合併は諦めて選挙モードに入っていた。
第42回総選挙で自由党は600万票の支持を得ていて、次の選挙では党勢拡大は確実だった。
この600万票は、そのほとんどが小沢さんを支持し、ちょっとやそっとではブレない、政治を見る目も確かな、熱烈な支持層である。
そんな選挙を控えた年の8月、ある日突然、菅さんから「合併について話しあいたい」との連絡があり、この時の小沢さんの返事は次のようなものだった。
「こちらに呼びかけておいて、白紙にもどしておきながら、また話しあいをしたいといっても、もう話し合うことはない。あのときは断ったけども、考え直し、やはりいっしょになりたいと腹を決めたなら会ってもいいですが、わけのわからない話では……」
といって突っ返している。
その後、菅さんから「腹を決めました」という連絡があり、合併交渉に入って9月に発表することになる。
では、何故、あれだけ反対し、党の代表まで辞任させておきながら、再び自由党に合併話しを持ちかけたのか?
この謎を解くカギは11月に迫った選挙にある。
民主党の党勢は、当時、衆議院137、参議院67の204人で、野党第一党、党勢は自民党に次ぐ2番目で、当然、次の選挙の結果次第では政権交代が起こり得る、最も可能性がある政党であった。
そんな政権交代一歩前の民主党内は、総選挙を控えた8月には暗雲が立ち込めていた、というのだ。
支持率が低迷し11月の選挙では議席を大きく減らす、という選挙分析が出ていたのである。
ここら辺が旧民主党の限界だったと思う。
それであせった民主党執行部が、再び自由党との合併を再燃させたという、あくまでも党内事情によるものであった。
鳩山さんが民由合併をぶち上げたときには、その先に「政権交代」という大義名分があり、自由党支持者にもそれなりに理解はできた。
しかし、菅さんが持ちかけた合併話の背景には、自身が党代表として戦う選挙で負けないための方策をまず考えた、というフシがある。あくまでもその動機は選挙に負けないため、代表としての責任を問われないため、という”木を見て森を見ず”の器の小ささが透けて見える。
そこには理念も大義もない。
その年の第43回総選挙では、菅さんの思惑どおり改選前を大きく上回る40議席をプラスでき、党勢は一挙に衆議院177議席になって大きく躍進した。
この選挙で、比例区においての得票数で、自民党をはじめて上回った。
政権交代が現実的になった瞬間だった。≫
********** ******
また、鳩山さんが詳しくその辺のところを語っているので転載させていただく。
政権交代へ走り出した新・民主党 いま明かされる衝撃の合併秘話
(2003年10月「政界」10月号掲載) 鳩山由紀夫HP
(転載開始)
聞き手 大下英治(作家)
――平成十五年七月二十三日、民主党の菅直人代表と自由党の小沢一郎党首が会談し、九月までの両党の合併で電撃合意しました。そのレールを敷いたのは、民主党前代表の鳩山さんです。そもそも、鳩山さんは、なぜ自由党との合流構想を進めたのですか。
鳩山:我々は、自民党から政権を奪い取るという目的で七年前の平成八年九月に民主党を立ち上げました。政党というものは、政権を取らなければ鼠の取れない猫と同じです。しかし、平成八年十月、平成十二年六月の総選挙では、政権を奪えなかった。しかも、平成十三年四月に発足した小泉政権は国民の支持率は高い。民主党が次の総選挙で政権が取れなければ、どうなるか。たとえ議席を伸ばしたとしても、政権に届かなければ、民主党にいても駄目だという気持ちが起こり、どんどん遠心力が働いてしまう。民主党が単独で政権を取ることがもっとも望ましいが、どうもその可能性はきわめて薄い。下手をすると党が瓦解するかもしれない。それでは、国民に対して無責任なことになります。そうならないための最大の戦略は何かを考えたとき、自分なりに決断したのが小沢自由党との合流だったわけです。
――自由党と合流すれば、政権を取ることができると。
鳩山:それだけですべてうまくいくとは思っていなかったし、いまでも十分かどうかということになると、かならずしもそうではないと思います。ただし、必要条件としては、これだけはクリアしないといけない。民主党と自由党の考えは、それほど離れていない。合流しようと思えばできる。これを阻んでいるのは、小沢さんに対する好き嫌いの感情です。しかし、感情論だけで国民に大きな失望感を与えるのであれば、政治家をやっている資格はありません。みなさん、いろいろな思いはあるでしょう。しかし、その思いを越えて行動すれば、かならず合流はうまくいくのではないかと思いました。合流さえうまく導くことができれば、小泉人気を引っ繰り返せるという確信もありました。
――そこで、昨年の十一月二十九日、自由党などとの新党結成構想を表明されたわけですね。しかし、党内で猛反発にあい、その四日後の十二月三日に代表辞任を表明された。いま振り返ってみて、ほかに方法があったと思いますか。それとも、どうやっても、あの時点では難しかったでしょうか。
鳩山:おそらく、どうやっても駄目だったと思います。私が合流構想を出したから「唐突すぎる」「うまくいかないから辞めろ」という話になっていきましたが、結論は、私を辞めさせたいということだけなんですよ。それに、私自身も、合流の話があろうとなかろうと、辞めるつもりでいました。
――鳩山さんは、九月の代表選で菅(直人)さん、横路(孝弘)さん、野田(佳彦)さんを破って三選をはたしましたが、中野寛成さんを幹事長に起用したことで党内で批判を浴び、求心力を失いましたね。
鳩山:幹事長人事は、その流れに拍車をかけたわけです。私が代表選を戦った三人の陣営からすれば、私が再選することは最悪のシナリオなんです。要するに何の変化もないということでしょう。私自身は「新しい民主党の姿を作っていこう」という意欲はありましたが、彼らからみれば、結局、何も変わらない。私が当選した瞬間、大変な不満が積もったわけです。
――爆発寸前のマグマがあったと。
鳩山:ええ。私が「幹事長は、中野さんにお願いする」といった瞬間にパッと火がつきましたが、そうでなくとも何らかのきっかけでマグマは火を噴いていたはずです。民主党の支持率が低迷するなか、私が今でも大事にしたいと思っている若手議員の前原(誠司)君、玄葉(光一郎)君、樽床(伸二)君、手塚(仁雄)君、武正(公一)君たちが、それぞれ私に会いに来て「このままいったら代表に退陣を求める署名運動をやることになるかもしれない」というわけです。
自民党は、利権が絡み、権力闘争に明け暮れています。従って、民主党は我欲で支配される政党であってはならないという思いで立ち上げました。それなのに、そのような権力闘争が起これば致命的です。リコール運動のようなことが起こり、強引に乗り切ったとしても不満は残る。私を支援してくれる人たちから「そんなブラフに負けてはいけない」と励まされましたが、痼はさらに大きく残ってしまう。この状況を打開するためには、自分が辞任するしかないと決断しました。
――それは、いつの時点ですか。
鳩山:十一月の時点です。前原君たちには「君たちのいうことはよくわかる。だけど、わたしが辞めた後、どうやって民主党をうまくまとめ、国民に期待感を持ってもらえるようにしていくの?」と訊いても、誰も明確に答えられない。ただ鳩山を辞めさせなければいけないということだけで、その先の戦略を描いていないわけです。私も、権力闘争ではない形で国民に期待してもらえる方法を自分なりに模索しました。そして導き出されたのが自由党との合流でした。二つの政党を一つにして新しい器を作る。そうしたうえで、私の後の新代表に「どうぞ」と渡せるようなシナリオができれば、国民のみなさんにも「足の引っ張りあいではなく、プラスの話だったのか。それならいい」と思ってもらえる。しかも、結果として自由党と合流できれば大きな期待感が起こる。これなら、一石二鳥どころか、三鳥も、四鳥にもなると思い、小沢さんの懐に飛び込んでいったわけです。
――小沢さんの反応は、どのようなものでしたか。
鳩山:小沢さんは「君がそこまで覚悟してくれるなら、私も覚悟しよう。私も、何も求めない。二人が何も求めなければうまくいくだろう」という話でした。ところが、周りの人たちは「この構想は、鳩山の延命工作だ」と見たわけです。しかし、私は代表に留まるつもりは百%なかった。それでは、小沢さんに対する背信になりますから。それなのに私心があると取られたのは、自分に徳がなかったということでしょう。
――このときは、両党が解党し、新党を結成するという発想だったのですか。
鳩山:私は、合流は対等でやるべきだと思っていました。民主党は、自由党よりも大きな政党です。それだけに、むしろ謙虚でなければいけない。「小さな政党のあなたたちを仲間に入れてあげるのだから、ありがたく思えよ」といったような態度はおくびにも出してはいけない。そして、たとえば「民主自由党」という新党をつくり、いったんみんなが新党に入る。しかし、「民主自由党では、自由民主党と紛らわしい」ということで、その翌日に「民主自由党」改め「民主党」にしてもいいわけです。そのことについては、小沢さんもまったくこだわっていませんでした。
――うまくいくと思いましたか。
鳩山:小沢さんたち自由党、民主党の仲間たちとどうやったらうまくいくか、いろいろと考えました。年内に合流するつもりでいましたから連日協議していたのですが、私がまだ権力に執着しているかのような幻の人事のペーパーが出回ったりして、なかなかうまくいきませんでした。
――それは、まったく関知していなかったのですか。
鳩山:少なくとも、私も小沢さんも、関知していませんでした。しかし、そのペーパーが火に油を注いでしまった。結局、民主党の役員会でも了承されず、頓挫した。
――合流構想は、これで終わったと思いましたか、それとも、種を残したわけだからまだ成功すると思いましたか。
鳩山:内心、非常に難しくなったと思いましたね。なにしろ、当時の執行部のほとんどが賛意を示してくれなかったし、新しい執行部にも慎重な人がいますから。統一会派あたりの話で落ち着かれてしまったら、えらいことになると思いました。しかし、これは我欲で提案した話ではないし、やり遂げなければ政権を取れない民主党のままで瓦解してしまうかもしれない。危機感を共有する仲間のみなさんが集まってくれて「とにかくこの問題は成就させようではないか」ということで行動を起こしてくれた。ただし、それが逆にブレーキをかけてしまったことも事実です。「反執行部が勝手な行動をして自由党との合流を進めている。けしからん」とますます執行部は固くなってしまいました。
――今年の五月二十六日、菅・小沢会談がおこなわれ、菅さんが統一会派を呼びかけたが、小沢さんが拒否し、合流問題は白紙にもどりました。これで、ますます難しくなると思いましたか。
鳩山:じつは、執行部が結論を出さないのであれば、自分たちだけで自由党と合流しようという話をしていました。
――ということは、離党を覚悟していたということですか。
鳩山:その通りです。今年の一月か二月に小沢さんと二人だけで会ったとき、「私は、もう結論を決めています。世間から『鳩山はフラフラしているのではないか』と思われるのは不本意ですし、自分が言い出しっぺで行動した以上、私と自由党さんとの間では、契約をさせていただいたと思っています。菅さんが合流に踏み切ればいいですが、それができなかった場合には、私はその責任のもとで小沢さんと行動を共にします。そこだけは信じてください」ということを申し上げていました。小沢さんとしても、民主党全体とうまくいかなくても、私たちとは協力できると思って辛抱強く待ってくれたのではないでしょうか。そうでなければ、おそらく民主党との合流を投げていたかもしれませんよ。
――それは、初耳ですね。
鳩山:これもまたあまり表には出ていない話ですが、執行部が決断しない半年の間に、ある意味で肚をくくり、決断していた私たち民主党議員二十数名と自由党議員十数名の三十数名は、二週間に一度くらい会っては「なんとか合流をなし遂げましょう」と信頼関係を醸成していました。
(転載終了)
大義もなく、義も無いカンさんには、歴史も人もついてはいかない。
(転載貼り付け終了)
【340】「菅直人は四面楚歌:仲介案に乗りたかったが乗れなかった深い事情」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月27日
「菅直人は四面楚歌:仲介案に乗りたかったが乗れなかった深い事情」
拙コラム(8月21日付け)においては、フライング予測で「第95代内閣総理大臣は小沢一郎に決まっている!」と決めつけていたのだが、鳩山由紀夫前首相の友愛の仲介運動などで、一時ヒヤヒヤさせられた。しかし結果的に、おさまるべき処におさまり安堵している。
小沢一郎の出馬の決心、そして代表選勝利は天地がひっくり返っても揺るがぬ事実であり、腐れメディアの「党を二分」等と捲し立てているがプロパガンダに心乱れる必要はない。小沢シンパの皆様ご安心ください。拙コラムは朝日新聞や毎日新聞、テレビ局と違い、嘘は申しません。(笑)
チョイと考えただけで明白なのだ。仮に地方議員・党員・サポーター票が五分五分乃至は若干小沢不利に働いたとして、今回は411人・822ポイントの大所帯政党だけに、議員票が雌雄を決する。菅・仙谷がどれ程マスメディアに擦り寄り、官房機密費を湯水のごとくバラ撒こうと、小沢勢力の民主党議員への影響は軽微だ。オリジナル民主党議員の資質は「日和見性が強い」のが良くも悪くも特長なので、プロパガンダで心が揺れる確率は菅勢力側にある。
菅勢力の議員票を分析してみる。菅直人50人、前原40人、野田30人 アルファー。全員固めても120票・240ポイントだ。実は菅、前原、野田グループ在籍の議員の中から、15人程度が樽床グループに席替えしている。つまり100票・200ポイント前後と云うのが実数。まぁ多くて120人・240ポイントにしておいてやろうじゃないか。
かたや小沢一郎勢力は如何か?小沢150人、鳩山60人(怪しい奴がいるので50と読んでも構わん)羽田15人、樽床30人(固く見て20人)。つまり 固く見積もって230人は確実、負けたくても負ける要素がないじゃないか。(笑)
菅勢力120人、小沢も勢力230人。現在民主党議員の衆参議員数計は411人。61議員数が不足だが、これは旧民社党30人と旧社会党グループ30人の議員達を留保したからだ。あまりにも決定的数値を出すのも面白くないからモラトリアムにしておくが、このグループの8割は間違いなく小沢勢力。開けてびっくり玉手箱ではないが、国会議員においては、400人:100人(800ポイント:200ポイント)なんて笑い話にもならない結果さえも見えているのだ。
しかし、それでも菅直人は鳩山の仲介を拒絶したわけだ。菅直人が男らしく玉砕を覚悟したと評価したいところだが、過去の彼の言動に鑑み、それは絶対にあり得ない。出来たら、鳩山の言う正真正銘の挙党態勢の誘いに乗りたかったに違いない。しかし、菅はそれをしなかった、いや出来なかったのだろう。
これは何か闇の部分があると考えるべきだ。おそらく推測だが、鳩山と小沢の「挙党態勢仲介案」は仙谷と枝野・安住の更迭に主眼が置かれていたと思われる。特に、反小沢の頭目・仙谷官房長官と参議院選敗北の責任者・枝野幹事長の人事が目玉だったろう。鳩山の友愛で菅直人は小沢一郎の傀儡として首相の座を許してやる温情のある御沙汰だったに違いない。
本来であれば、二つ返事で呑める挙党態勢仲介案だ。それが呑めなかった、答えは仙谷官房長官だ。菅が仙谷に政治生命を一遍に奪われるほどの弱味を握られているとみるのが正解だろう。その弱味は、過去の事犯かもしれないし、ここ3カ月以内のことかもしれない。仮に直近の弱味だとすると、法務省関連の権謀術策に仙谷共々共謀していた弱味だろう。つまりは、小沢一郎への東京第五検察審査会への関与ではないかと思われる。一気に小沢一郎の政治生命を絶つ謀略に加担、引くに引けなくなっている可能性が高い。
国際金融マフィア・D・ロックフェラーとシティーバンクと仙谷由人の関係からの致命的恫喝と云う憶測も成り立つが、話が拡がり過ぎるのでやめておこう。(笑)それよりも、小泉純一郎とメディア担当の飯島勲氏の関係を思い出す。菅直人と仙谷は、それを単に真似たのか、その流れのご指導を仰いだのか判らんが、非常に近似しているのは気味が悪い。
実は筆者は一つだけ気になっていることがあった。それは菅政権が「ねじれ国会」の運営に奇妙に楽観的な部分だ。是々非々で法案ごとに野党の協力を仰げば切り抜けられる等と平気で語っているのが奇妙だった。歴史的にみて、そう簡単に事が進むなどあり得ない。衆議院の2/3もないのだから予算関連法案など一切通らないにも関わらず大丈夫だと思っている点だ。まさかそこまでノーテンキな馬鹿と云うことはない。(笑)
となると、どういう事だ?仮に菅・仙谷ラインで代表再選の暁には、自民党との大連立構想があったとするとすべての説明がつく。その接着剤的キーマンが自民党と仙谷の握りの仲介の労を取っていたのではなかろうか?勿論そのキーマンの奥の院には小泉純一郎が座っているのかもしれない。なかなか「阿波の狸」も権力闘争では侮れぬ存在だ。今後も、この男には要注意だ。小沢陣営も仙谷由人からは目を離さない方が良いだろう。
最期になるが、今夜も憐れな朝日新聞が、ジャーナリスト魂を捨て、プロパガンダ社説に精を出していたので、引用しておく。(笑)内容は酷いもので読まなくても構わない。「民意」と「世論」の違いすら気づかずに書きなぐった社説である。省略するが読売新聞の社説の方が抑制が効いた社説になっている。いと憐れな朝日新聞、この新聞社一番初めに潰れるのかも?
≪ 小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない
どうしてここまで民意とかけはなれたことができるのか。多くの国民が、あぜんとしているに違いない。
民主党の小沢一郎前幹事長が、党代表選に立候補する意向を表明した。
政治とカネの問題で「責任を痛感した」と、幹事長を辞して3カ月もたっていない。この間、小沢氏は問題にけじめをつけたのか。答えは否である。
いまだ国会で説明もせず、検察審査会で起訴相当の議決を受け、2度目の議決を待つ立場にある。
鳩山由紀夫前首相にも、あきれる。小沢氏率いる自由党との合併の経緯から、この代表選で小沢氏を支持することが「大義だ」と語った。「互いに責めを果たす」とダブル辞任したことを、もう忘れたのか。
二人のこのありさまは非常識を通り越して、こっけいですらある。
民主党代表はすなわち首相である。党内の多数派工作に成功し、「小沢政権」が誕生しても、世論の支持のない政権運営は困難を極めるだろう。
党内でさえ視線は厳しい。憲法の規定で、国務大臣は在任中、首相が同意しない限り訴追されない。このため「起訴逃れ」を狙った立候補ではないかという批判が出るほどだ。政治とカネの問題をあいまいにしたままでは、国会運営も行き詰まるに違いない。
より重大な問題も指摘しなければならない。
自民党は小泉政権後、総選挙を経ずに1年交代で首相を3人も取りかえた。それを厳しく批判して政権交代に結びつけたのは、民主党である。
今回、もし小沢首相が誕生すれば、わずか約1年で3人目の首相となる。「政権たらい回し」批判はいよいよ民主党に跳ね返ってくるだろう。より悪質なのは どちらか。有権者にどう申し開きをするのか。
それとも小沢氏は代表選に勝っても負けても、党分裂といった荒業もいとわずに大がかりな政界再編を仕掛けようとしているのだろうか。
金権腐敗政治と決別し、2大政党による政権交代のある政治、有権者が直接政権を選ぶ政治を実現する――。そんな政治改革の動きの中心に、小沢、鳩山両氏はいた。20年余の歳月を費やし、ようやく目標を達成したと思ったら、同じ二人がそれを台無しにしかねないことをしようとしている。
ほぼ1年前、新しい政治が始まることを期待して有権者は一票を投じた。その思いを踏みにじるにもほどがあるのではないか。しょせん民主党も同じ穴のむじ な、古い政治の体現者だったか――。政党政治自体への冷笑がさらに深まっては取り返しがつかない。
代表選をそんな場にしてはならない。有権者は政権交代に何を託したのか、根本から論じ直し、古い政治を乗り越える機会にしなければならない。(朝日新聞:27日社説) ≫
*ニヤニヤしながら朝日ちゃんの社説読み直したが、無茶苦茶酷いね。酩酊したどこかのオッチャンの愚痴のようだ(笑)
(転載貼り付け終了)