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Loginはこちら【2774】[3229]天孫降臨神話について
(3225)の続きです。
西暦686年九月の天武天皇の薨去から690年正月の持統天皇(天武の皇后)の即位まで天皇は空位でした。
皇太子・草壁皇子は、即位することなく689年四月に亡くなってしまった。草壁皇子が即位出来なかった原因は、天武が亡くなると直ぐに大津皇子に「皇太子に対する謀反の罪」を着せて殺害したことにあった、と小生は見ている。これは当時の最高実力者・高市皇子の許可を受けずに密かに実行されたに違いない。これが高市皇子の逆鱗に触れ、草壁皇子の即位のことなど口にすることが出来ない状況を生んでしまった。持統天皇一派は、高市皇子の怒りが収まるのをひたすら待っていた。
草壁皇子と大津皇子は、微妙な関係にあった。この事を見て行く。
大津皇子、石川郎女(いらつめ)に贈る歌一首(巻二、107)
あしひきの 山のしづくに 妹待つと われ立ち濡れぬ 山のしづくに
(訳)妹を待つとてたたずんでいると、私はすっかり山のしづくに濡れてしまった。
石川郎女、和へ奉れる歌一首(巻二、108)
吾(あ)を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを
(訳)私を待つとて、あなたが濡れたという山のしづくになれたらよかったのに。
大津皇子、密かに石川郎女に婚(あ)ふ時、津守連通(陰陽師)その事を 占(うら)へ露(あら)はすに、皇子の作りましし御歌一首(109)
大船の 津守の占に 告(の)らむとは まさしに知りて わが二人寝し
(訳)津守の占いに出て露見することなど、そんなことは承知の上で私たち二人は寝たんだよ!
日並皇子尊(草壁皇子)、石川郎女に贈り賜ふ御歌(郎女、字を大名児といふ)(110)
大名児 彼方(をちかた)野辺に 刈る草(かや)の 束(つか)の間も われ忘れめや
(訳)大名児よ!私は少しの間も忘れることが出来ないのです。
石川郎女の愛を、大津皇子と草壁皇子が争い、石川郎女は大津皇子を選んだという物語です。
大津皇子は『懐風藻』(天平勝宝三年、751年上梓)に、身体たくましく教養深い美丈夫であったと書かれ、衆望を集めていた。
大津皇子の母は、661年正月六日、斉明天皇の筑紫行幸に帯同され、正月八日に船中で大来皇女(おほくのひめみこ)を出産された大田皇女(天智天皇の娘、大海人皇子(天武)に嫁いでいた)です。
この記事を『日本書紀』に発見した時、私は腰を抜かすほど驚いた。身重のそれも臨月の女性を船旅に連れ出すことなど如何して許されたのだろう。
教科書は、この斉明天皇の行幸を「新羅討伐を自ら指揮するためのもの」と云う。どこに大田皇女を帯同する理由があったと云うのだ。
大津皇子は、大来皇女の弟です。筑紫の那の大津で生まれた故に大津皇子と名付けられました。今日はここまでにします。
【2773】[3228]井上正康先生講演会について
先にお知らせした井上正康先生講演会、今日は山形会場(14:00 山形ビッグウイング)、明日は米沢会場(13:30 米沢市民文化会館)ですが、先生のお身体の都合でzoomでの講演会になりました。先生の講演会の真骨頂である質疑応答の時間もたっぷりありますし、終了後、参加者同士が思いを語り合う交流会も予定通りです。資料集も用意しております。申し込みなしの参加も可能ですので、一日中雨になりそうですが、近隣の方ぜひお出かけください。
資料集の「あとがき」のつもりで書いた文、転載させていただきます。
* * * * *
昭和22年生まれの私は、戦争の記憶がまだ生々しい時代に育ちました。アメリカによる占領政策がひたすら過去の日本を貶(おとし)めることにあったこともあり、戦時中のバカバカしさについて、耳にタコができるくらい聞かされたものでした。
祖父の死後、戦前の凛々(りり)しい祖父の写真を見て、どこか頼りなげだった私の知る祖父との落差に驚かされました。戦時中祖父は町内の役員として、先頭に立って金属供出に走り回りました。兵器製造に向ける金属不足を補うということで、各家庭のあらゆる金物類を供出させられることになったのです。大切な指輪を泣く泣く出した人もあったそうです。祖母は当時の祖父について、いささかの軽侮(けいぶ)をこめて語ったものでした。それに対して沈黙するだけの祖父でした。そんな祖父がある時、「あの戦争、敗けてよかった」と洩らしたことがありました。いちばん辛い思いをしていたのは、時代の圧力に抗しきれず”理不尽さ”に屈した祖父だったのです。そんな時代が今と重なります。これから何年か経って今の時代をふりかえり「バカげた時代」と思うようになる、そんな気がします。
どうしてこんなことになっているのかをずーっと考えてきました。そしてたどり着いたのが「優生学」という考え方でした。要するに、人間の都合に合わせて人口をコントロールしようとする考え方です。神も仏もない”人知過信”の行き着く果てをそこに見ます。
アタリ未来予測.jpg フランスの未来学者ジャック・アタリが、40年前のインタビューでこう言ったそうです。《 人口削減はまず高齢者から始めます。なぜなら、60~65歳を超えると、人々は生産性がない状態で長生きし、それは社会に多大なコストがかかることになるからです。/次に弱者、次に役に立たない人たち。彼らは数は増えるが、社会の役に立ちません。そして何よりも最終的には、愚か者が対象です。/これらのグループを対象とした安楽死をおこないます。安楽死というものは、すべての場合において、私たちの将来の社会において不可欠な選択肢でなければなりません。》(ジャック・アタリ『未来の人生』)これを読んで思わず身震いしました。アタリはマクロン仏大統領を担ぎ上げた中心人物です。そのフランスでは今「ワクチン・パスポート」の義務化が進められ、その一方で大規模な抗議活動が全土に広がっています。
日本ではどうか。マスコミで一切問題にされることもないままに「予防接種法施行規則の一部改正案」が7月半ば国会を通過、7月26日から「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」の発行が始まって、ワクチン接種義務化への道筋がつけられています。実はこの法律については昨年12月、政治家と公務員はワクチン接種をしなくてもいい内容に改正されていることも、国民には全く知らされていません。
今何よりも大切なのは、外からのいいかげんな”知”に惑わされることなく、自分の”五感”に立ち返ることです。新型コロナで恐ろしいのは、病気そのものの恐ろしさではなくて、たまたまの陽性判断で「感染した」と騒がれることの方がずっと怖い、そんな縛(しば)りから早く自由になって、自分の感覚で考えてみることこそがひとりひとりに求められています。その一助になってくれることを切に願って作ったこの冊子です。ご活用ください。
(令和3年8月13日 墓参りを終えて記す)
【2772】[3227]日米経済について
最近のマスコミ報道から少し目を引いた記事について、私見を簡略に記したいと思います。
■米債務上限問題、民主党は単独で対応を – Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-11/QXOGAVT0G1L101
(関連記事)
「 アメリカ経済に今もつきまとう1965年に始まった狂乱物価の亡霊 」
https://shikiho.jp/news/0/429431
私見です。米国では債務上限の引き上げが問題になっています。
もっとも債務上限問題はオバマ政権時代からマスコミでも取り上げられているので「またか」と思った人も多いでしょう。
オリンピックのお祭り騒ぎに加え、さすがに米国債のデフォルトは回避されるとの見通しからなのか、今回はあまり報道されているように思えません。
しかし今回の債務上限問題はこれまでのそれとは違うように思えるのです。
既報の通り、アメリカは消費者物価指数の上昇でインフレ状態です。長期金利である米国債10年物利回りと米CPIは一時的な逆相関はあるものの、おおむね相関関係があります。
現在はCPIと長期金利の乖離が顕著な状態であり、長期金利には上昇圧力がかかってると考えられます。
同様に非常に強い相関性のある、ISM製造業景況指数と米国債金利(10年物)の乖離も顕著で同様に長期金利は本来ならば上昇するべきところを金融緩和で低金利で押さえつけられているとも考えられます。
MMT(現代貨幣理論)肯定派が主張するフレーズに「インフレにならないならば、紙幣を刷っても問題ない」があります。しかし、米国は既にインフレです。
このような状況下で紙幣を供給すれば、更に紙幣の価値が希釈化(きしゃくか。水増し)され、その結果として、ますますインフレが進行することになりかねません。かねてより副島先生が著書で指摘されていた米国債(10年物)の金利上昇が起きようとしているように思えます。
コロナ対策や老朽化したインフラの整備などとお題目を付けようが、お札が紙切れになるまで金融緩和を続けるより他に方法がないのでしょう。
逆にFRBが金融引き締めでテーパリングを行えば、米国債の消化に悪影響して、これまた長期金利の上昇要因になり同時株安のトリガーになると推測されます。どちらにせよ「毒を食わば皿まで」の境地で、世界的な金融ショックが起きようが資本主義は止まることができないように思えます。
■「 ゴールドマン銀行免許取得で始まる、日本の中小企業“食い散らかし”」
https://diamond.jp/articles/-/277014
私見です。先の通常国会で成立した銀行法改正案が日本の産業の解体の伏線と危惧されています。このダイヤモンド誌の記事にあるとおり、非上場企業の株式であっても100%取得できるようにするという内容が含まれているからです。
中小企業に融資をしてくれる味方のはずの銀行が、企業を買収する側になるからです。さらに、外資系の銀行も含まれており、銀行免許を取得したゴールドマン・サックスが魅力のある技術を持った中小企業をマネーゲームの対象として一儲けを企てているなら問題です。ゴールドマンに限らず外資系銀行のターゲットにされてはたまったものではありません。
コロナの喧騒に隠れて、日本の国力弱体化の外堀がまた一つ埋められているように思えます。
【2771】[3226]歴史は大事です。
歴史とは何かです。
この掲示板を覗きに来る人は次のもので100%的中すると思います。
「あのお方はご兄弟で身長、顔つきが全く似ていない」
「あの方の奥様は比較的新しい宗教の方ではないのか」
「あのお方のお子様は替え玉が数人いるのではないか」
これで「あのご家族か」とわかると思います。
ところが、これが500年後とか1000年後とかの人が読んだり聞いたりすると「何が何だかさっぱりわからない」になるでしょう。
当家10キロほど先のところに高速道路が出来ましたが、作る前に発掘調査が行われました。
冬は零下20度ぐらい。積雪が2メートル。そこに縄文時代200戸以上の住居遺跡があるとわかりました。これが1000年ぐらい続いたそうです。
発掘する学芸員は公務員なので説明文を書くと公文書になってしまうので、自分が思った、感じた事が素直に書けません。
そこで、商業記事が出てきます。
学芸員さんは私見を全く記載出来ないので、こちらの名前で商業記事を作ります。
縄文時代は冷蔵庫がないので極寒は食料の保存に最適だった。火があり、毛皮を着ていれば今は劣悪だと思われているが、寒さだけをクリアすれば快適だったになります。
ただし、集団生活では保存食が必要になる。
居住地から離れたところに食料保存施設を作った。公共施設ですね。
離れたところに食料保存施設を作らないと、自分だけ生きて行ければよいという横取りする人が必ず出るので監視が必要になる。監視役も交代が必要なので集落から離れたところに設置する。集団で生きるための知恵のようです。
と学芸員さんらは推察しますか、これが教科書とか副教材になるので遺跡の作られた時期の推定だけなので学芸員さんは書けません。
湖や川に葦がありますがここから鉄がとれます。
その鉄で作ったものが、福島県のど田舎の会津から関東、北陸でも発見されます。
会津の遺跡から、500キロ先の富山や千葉あたりでしか絶対に出来ない翡翠などの遺跡が出てくる。
こういう事から、鉄製品ともの凄くハイレベルで高度な工芸品の交流、物々交換があったのではないか?という話になります。
ハイテク技術は朝鮮半島から来たようだ。そのハイテク技術集団が、当時の半島、大陸情勢から本気で逃げてきて、捲土重来を狙っていた。その文化継承ではないか。
これらは学芸員さんらの推測、妄想の世界です。主観のみで客観性はまったくありません。
個人的思い込みですが。この手のお話を丁寧に証明していくのが学問道場の世界ではないのかと私は勝手に考えています。
第二次世界大戦では日本のエリートが他国の石油利権争奪を甘く見た。(DS陰謀論は勝手にやってください)
ショーンコネリーが主演した「プレシディオのナンタラ」で南北戦争は他国への侵略ではなく内戦だったので「アメリカ歴史上アメリカ人の戦死者は最大である。アメリカ人戦死者が南北戦争以上にでるのはこれからもないだろう」というところがあります。多分、これが本当でしょう。
そこからクリント・イーストウッドが作った硫黄島もの連作でアメリカ海軍と海兵隊の深刻な対立が出てきます。日本軍に殺されたのがほぼ海兵隊でしたが、手柄は海軍が横取りしたという「内部告発」でしょう。
戦争しすぎてお金に困ったアメリカ政府が「米国民に国債を買わせる為のプロパガンダ」を証明してしまったのがクリント・イーストウッドになります。
先の大戦で300万人以上の日本人が戦死しましたが、アメリカの戦死者は当時でも1万人弱。ところが日本にトドメをさす本土決戦になると50万になる。
これをアメリカ側が本気で止めようという理屈で原爆とかを使ってきました。地上起爆説は割愛します。
当方間違いなど大幅にあると思いますが、たたき台にしてください。
多分、こういう議論を求めるのが学問道場だと勝手に信じ込んでします。
個人攻撃の暇つぶしよりもこういう話のほうがもの凄く楽しいと思います。
【2770】[3225]天孫降臨神話について
(3217)の続きです。
『万葉集』に於ける天孫降臨神話を書きます。
日並皇子尊(ひなみしのみこのみこと)の殯宮(あらきのみや)の時、柿本朝臣人麿の作る歌〈万葉第二巻、167〉
天地(あめつち)の 初めの時 ひさかたの 天の河原に 八百萬(やほよろづ)千萬(ちよろづ)神の 神集(かむつど)ひ 集ひ座(いま)して 神分り 分りし時に 天照らす 日女(ひるめ)の尊 天をば 知らしめすと 葦原の 瑞穂(みづほ)の国を 天地の 寄り合ひの極み 知らしめす 神の命(みこと)と 天雲の 八重かき別きて 神下し 座(いま)せまつりし
高照らす 日の皇子は 飛鳥の 浄(きよみ)の宮に 神ながら 太敷きまして 天皇(すめろき)の 敷きます国と 天の原 石門(いはと)を開き 神上がり あがり座しぬ
わご王(おほきみ) 皇子の命の 天の下 知らしめしせば 春花の 貴(とふと)からむと 望月(もちつき)の 満(たたは)しけむと 天の下 四方(よも)の人の 大船の 思ひ頼みて 天つ水 仰ぎて待つに いかさまに 思ほしめせか 由縁(つれ)もなき 真弓の岡に 宮柱 太敷きいまし 御殿(みあらか)を 高知りまして 朝ごとに 御言問はさぬ 日月の 数多(まね)くなりぬる そこ故に 皇子の宮人 行方(ゆくへ)知らずも
(訳)
天地の初めの時、天の河原に多くの神々が集まって相談された時に、天照大神は天界を治めになるとして、地上の葦原の瑞穂の国(日本)は、その地の果てまでお治めになる神として、天雲をかき分けて下し置かれた日並皇子(草壁皇子)であった。
しかし「この国は、飛鳥の清御原(きよみはら)の宮に神として神々しく国を領せられた天皇(天武天皇、ここではその皇后であった御母・持統天皇を指す)がお治めになる国である」と日並皇子は言って、天の岩戸を開いてお隠れになってしまった。
この日並皇子が天下をお治めになるのだったら、春の花のように貴いであろうにと、満月のように満ち足りて盛んであったろうにと、天下の四方の人々が頼みにし、干天に慈雨を待つように仰いで待っていたのに、草壁皇子は何とお思いになってか、縁(ゆかり)もない真弓の岡に殯の宮をお造りになって、朝ごとの仰せ言もない月日が既に多く流れ去ってしまった。
それ故に、皇子の宮人たちはこれからどうしたら良いか分からないことである。
日並皇子とは皇太子のこと、ここでは草壁皇子です。
草壁皇子は、天武天皇(大海人皇子)と皇后・鵜野皇女(天智天皇の娘、後の持統天皇)の間に生まれ、天武十年二月、立太子。
天武十年(681)三月、修史(日本書紀の編纂)を命ずる。
天武十二年、大津皇子を朝政に参画させる。
天武十五年(686)九月、天武天皇薨去。
権力と云うのは、その空白を極端に嫌います。天皇が亡くなれば直ちに次の天皇を即位させるのが本能的欲望です。天武が亡くなった時も、皇太子であった草壁皇子の即位も速やかに執り行われるはずでした。
しかし、草壁皇子の即位は執り行われなかったのです。草壁の皇子は、即位せぬまま三年半も過ぎた西暦689年四月、突然病に斃れ亡くなってしまわれた。
持統天皇の即位は翌年(690)正月です。つまり、天武天皇が亡くなった686年九月から、690年正月までは天皇の空白、不在時でした。異例中の異例、全くの異常時です。
天武の王朝は「壬申の乱」と呼ばれている内戦に勝利して始められています。「壬申の乱」は、後の「関ヶ原の決戦」に匹敵する日本国内を二分する日本最大級の内戦でした。その戦いに勝利して開始されたのが「天武の王朝」です。当然天武朝は、強力な軍事政権でした。軍事を掌握していた者が最高権力者だったのです。
「壬申の乱」を主導し、勝利に導いたのは、天武天皇の長男の高市皇子(母は、宗像の君徳善の娘・尼子の郎女)です。高市皇子が天武朝の最高実権者でした。
草壁皇子が即位出来なかった原因は、天武天皇が薨去した686年九月に、大津皇子に「皇太子に対する謀反の罪」を着せて殺害した事に在った、と小生は見ています。この大津皇子の殺害は、高市皇子の承諾を受けずに、持統天皇の側近たちが極秘に速やかに実行したものだったのではないか。
この事を後に知った高市皇子が激怒したのではないか。高市皇子は、次代のリーダーとして大津皇子に期待するところ大なるものがあった。
大津皇子と草壁皇子の間には微妙なものがありました。その問題は次回に回します、体力気力の衰えはハッキリしています。長時間パソコンに対峙していると気が狂いそうになります。
【2769】[3224]重たい掲示板に投稿している皆様
初めまして、竹尾司といいます、このたびコチラのサイトに入会しました。投稿はコレが最後になります。皆様のご活躍を願っています。よろしくお願いします。
投稿する前に]
■■■投稿規定■■■
・この掲示板に投稿するためには、下記のすべての条件を満たし、遵守する必要がある。
投稿規定は、この程度なら、あって当然です、すべて遵守します、実名であろうと、ペンネームだろうと、投稿はオフィシャルだと思います。
【前提条件】
・副島隆彦の本を5冊以上、読んでいる。
読んでいる、というよりも、購入してナナメ読みしているだけだったような気がします、購入した数には、自信はありますが、理解できたという、自信はないです、例えば、「英文法の謎を解く、3部作」は、分かった気になった典型的症状です。
「政治を哲学する本」 私は、「決然たる政治学への道」という書名の時に購入しましたが、副島隆彦先生が、論語(ろんご)の一節を引いて、言葉の政治的重要性を説かれて、政治とは言葉である、という箇所で舞い上がってしまい、あとはアマリ覚えていません。
「属国日本論」は、初版の頃から購入しまして、私は当時、日本は戦争に負けたのだから、未だに日本はアメリカの植民地だと、漠然と思っていただけでしたが、副島先生に属国という言葉を教えていただき、感動したことを覚えています。
「金儲けの精神をユダヤ人に学ぶ」 書名が間違っていたら申し訳ないです、はチョット驚きであり、今は亡き小室直樹先生の本で、マックス・ウェーバーの名前を知っていたのですが、マックス・ウェーバーその人が嘘つき野郎であることを、「マックス・ウェーバーの犯罪」(PHPの山本七平賞を受賞)という書物を元に解説してくださったことに、感動しました。 この本の批評性は、スゴいです。数えあげたら、キリがないですが。
「アメリカの秘密」は、ハリウッド映画を元に、アメリカの秘密を解説してくださり、特に覚えているのは、予定説(よていせつ)、構造(こうぞう)、疎外(そがい)が、同じモノであることを簡潔に説明して下ったこと、感謝のキモチしかないです。
【当掲示板への初回投稿時の条件】
・簡単な自己紹介をして、自分の関心あることを限定してみんなに提起する(但し実名投稿である必要はない)。
というわけで、簡単に自己紹介させてください。私は、大学受験を諦めて からというもの、自分の能力に絶望し、30数年らい、自殺願望がありました。
令和元年(2019年。以後、令和を使うのはやめなさい。公務員であっても。副島隆彦の加筆 ) 7月29日に、自宅で包丁を使って頸部を刺して、自殺しようとしました。が、職場の上司が警察を連れてきて、自宅に踏み込まれて、国立大阪医療センター救急外来で縫合手術を受け、そのまま精神科に入院し、10月1日に小阪病院に転棟しました。
今年の3月31日だったと思います、退院しまして、現在は、月に1回、外来診療を受けて通院中です、作り話だと思うなら、調べてください。
関心のあることを述べよ、ということですが、私は歴史が好きだった。もっと正確に言えば、事実を遡及的に吟味するヒトが好きです、具体的に実名を述べると、まず、副島隆彦先生、言うまでもないです、小室直樹先生、この先生も述べるまでもないと思います、
次に甲野善紀(こうのよしのり)先生、この先生は、武術を基盤とした身体運動を実践的に見直すという途方もないことをされている先生です。サイトもあるので、興味のある方は、ぜひ検索して見てください。
あとは古田武彦(ふるたたけひこ)先生、この先生は、古代史における副島隆彦先生のような方です、歴史好きのクセに、出会うのが平成21年と遅く、もっと出会うのが早ければ、と自分の情報収集能力の無さを痛感しました、興味のあるかたは、どうぞ検索して見てください、オススメは、やはりデビュー作、「邪馬台国」です。
【副島隆彦に議論を挑みたい場合の条件】
そもそも私のようなハンパ者に副島隆彦先生に議論を挑むなどという、バカなことは、思いもよらぬことです、先生のおっしゃることを、ドンガメの私は、トボトボと歩いて進みながら、一つひとつ、吟味するしか出来ない人間です、能無し野郎でスイマセン。
・礼儀正しく、自分の立場や政治思想(思考)を明らかにしてからする
自分の立場や政治思想(思考)を明らかに、せざるを得ない立場でしたら、副島隆彦先生の著書、「アメリカの秘密」に出てくる、ヒューイ・ロング(ルイジアナ州知事、上院議員。大統領選に出て、フランクリン・ローズベルトと対決しようとして、1935年に暗殺された。アメリカの ポピュリスト Populist = 民衆主義者 の輝ける星。副島隆彦が加筆、解説 ) あるいは、韓非子(かんぴし)の思想を表明せざるを得ません。
政治とは結果責任を取るだけだと心底思います、もっと言うなら、男は結果責任を取る!それ以外に何もいらない!
【投稿後の条件】
・自己が投稿した文章に関して、一切の権利を主張しない(著作権に関しては、市場で利益を生まない文章には始めから発生しません)。
ご安心下さい、こんなことを私がするはずないし、できません。そもそも論で言うと、結果責任を取れもしないのだから、権利を主張する奴はバカそのものです! バカは死ななきゃ治りません! 今も昔も変わりません!ありがとうございました。
【2768】[3223]「この世は、物質と霊魂 の2つで出来ている」の一枚表を載せる。
今日は、2021年8月12日(木)です。
私、副島隆彦は、以下に、たった一枚の 「この世は、物質(matter ) と霊魂=思考( l’esprite , spirit スピリット = mind マインド )の ふたつで出来ている」という、ルネ・デカルトと。
デカルトよりも 丁度2000年前( BC330年)に、アリストテレスが、彼の主著 Metaphyzika 「メタ・フイジカ」で、完成した、この「物質と 霊魂=思考」の 2元論(デユアリズム)の たった一枚の、知識、思想、学問の 最大級の 完成図 を、この3か月で、ようやく完成したので、ここに載せる。会員ページの方には、すでに載せて論じた。
※会員ページは会員だけ読めます。画面左上が「ログイン中」になっているか確認してください。↓
「1945」 この世は物質と霊魂の2つで出来ている 2021年7月12日
さらにカントだ。 この3人が、人類の学問の体系の 中心だ。この3人の大(だい)思想家が、「物質と霊魂(=思考)の2元論 」である。あとは付属品だ。このことを大きく知りなさい。
(誰か、このURL を一枚の画像にして貼ってください。画像掲示板の
No 6264 )
デカルトは、 アリストテレスの思想を継承して、この世は、「物質 と 霊魂(エスプリ・スピリット)の2つだけで出来ている」と、「方法叙説」(1638年間)に書いた。
「物質(マテリエ)と 霊魂(エスプリ)だけが、実体 (サブスタンス。ギリシア語で、
Usia ウーシア)である」と、宣言した。
この時、デカルトは、密かに、神(フランス語で、Dieu デュー。ローマ語で、Deus デウス。ドイツ語で、Got ゴット。英語で、God ゴッド)を、人間世界から追放した。
物質と霊魂の 2つだけを実在(ウーシア)だ、とすることで、神を不要だ、とした。
その為に、デカルトは、1650年に、ストックホルムで、カトリックのイエズス会の司祭(神父)にヒ素で毒殺された(53歳)。 デカルトが、真に偉大なのである。
物質(マテリエ。マター)は、目に見える。実際に触ることが出来る。霊魂(=思考)は、目に見えないもの、である。触ることが出来ない。目に見えない、霊魂、魂、すなわち、現代では、=人間の思考、知能、精神 を、デカルトが、はっきりと認めることによって、「神さまの世界」を壊すことが出来た。
この一枚の図表の中の、アリストテレスのところで、アリストテレスの 主著であり、「第1(番目)の学問 」である、Metaphyzika 「メタ・フイジカ」の日本語訳 の ×「形而上学=けいじじょうがく=」 は、この100年間の誤訳である。 この Meta – 「メタ」 は、「上の方へ」や、×「超越」や、前の方や、後ろ、でもない。そうではなくて、 Meta- 「メタ」 は、〇 下(した)の方だ。基礎だ、土台だ。
だから、アリストテレスの学問体系の「第2番目の学」である、Phyzika 「フィジカ」 △「自然学」、「物質学]( これが、現在の Physics フィジックス、物理学 だ) の前に、Meta- 「メタ」が付いている、と言うことは、 アリストテレスの 第1の学問 Metaphyzika メタフィジカ とは、「自然、物質研究 (フィジカ)の、その基礎、土台となる学」のことである。
これを、×形而上学(けいじじょうがく。形あるものの、その上にあるもの)などと、おかしな、中国語に置き換えて、分かったふりをし続けた、この100年間の、日本国の 学問の大(だい)失敗であり、恥ずべきことだ。あるいは、困り果てて、「超(ちょう)自然学」などど、訳してきた。それでも、この100年間の日本の学者たちの苦労は認める。
私、副島隆彦は、これらの愚かさの、大きな訂正運動を、今も黙々と着実にやっている。
私が、佐藤優氏に、「佐藤君。メタフィジカ Metaphyzika のメタ は、上でも、前でもない。×超越するでもない。メタは、下 だ。 基礎、土台のことだろう」 と聞いたら、「そうです。メタは、基礎 ですね」 と 同意してくれた。去る7月30日(金)の対談の時にだ。このことは、やがて対談本として出版される。 これで、ゆくゆく、50万人ぐらいの日本の知識人層に、影響を与えて、この 「meta- メタとは何か」の問題に、明瞭な、最終的な決着をつける。
これが、カントが良く使った、彼の本に、頻繁に出てくる、ドイツ語の Verstant 「フェアシュタント」だ。それは、英語では、 understand 「アンダースタンド」だ。知ること、分かること、理解、知性、知能だ。 under – stand 「下の方に 立っている」だ。これが、Meta- メタだ。基礎、土台だ。「アンダースタンド」が、なぜ「理解する」なのか、これで分かっただろう。日本では、誰もこんなことは教えてくれない。
今の日本で、一番、頭がいいのは、副島隆彦と佐藤優である。私と彼で、合意したら、それが、日本国の知識の基準となる。 このことを分かりなさい。
もう、そるそろ、このことに、無駄な反発や、反感を示す人間は、消滅しただろう。僻(ひが)み根性と、ひねくれ者どもは、地底(ぢぞこ)に潜って暗闇の世界に隠棲(いんせい)せよ。 ほかの者たちは、私にしっかり付いてきて、勉強せよ。
ここの 学問道場は、 副島隆彦が、日本では、最先端でかつ最高度の、知識、思想、学問の 先生であることを知っている会員たちの集まりである。
だから、もっと本気で私から勉強しなさい。そういう真面目な会員が、中心であり、隠れているが、たくさんいます。彼らの理解力と、見識の披露をこそ、私は、常に待ち望んでいる。
いつまでも、コロナ とワクチンの バカ騒ぎばっかりやっているな。敵(世界支配者 ディープステイト )どもは、オリンピックが終わった途端に、愚劣なる IPCC 発表で、「地球温暖化の脅威」を、また言い出した。次々と、着々と、新しい、世界民衆への脅し と洗脳攻撃を仕掛けてくる。
私が、苦心して作った、この1枚の表を、最低10分間は、じっと見つめて、何かを考えなさい。それぞれの人の、もって組まれた自分の知能(思考力)に応じて、この表を読んで、自分の脳で真剣に考えなさい。この表を説明している、私が、会員ページに載せた文章を、一行、一行しっかり読みなさい。
この学問道場のサイトに来て、くだらない 余計な、情報交換などするな。 私、副島隆彦が切り開いて、教える、日本で最先端の 学問を、s素直に 私から 学びなさい。 それをやる気がない、というのであれば、どこか、他所(よそ)の SNS に 行って、バカ書き込みごっこをしなさい。
ここで、それをやるな。どこかに行ってやれ。もっと真面目に勉強しにここに来なさい。ここは、学問道場だぞ。 何を大きく勘違いしているのだ。
副島隆彦 記
【2767】[3222]コロナを5類にするのがキモのようです。
長尾和弘医師という方の主張によると、
明日からでもコロナをインフルエンザと
同じ5類にしてほしいそうです。
ゴーセン道場
泉美木蘭さん
いずれでなく、「明日から5類に」
https://www.gosen-dojo.com/blog/31937/
【2766】[3221]バイアスのかかった意見が多いので、気になりました。
>ヒポクラテスの誓いをあなたがた医者は卒業時に誓ったのではないのか。医師は聖職 プロフェッショナルではなかったのか?との問いには「そんなこと言われたって、生活もあるし」という反応が殆どではないかと。これが日本の現状でしょう。
なんで医者が聖職者なんでしょうか。
ここを読むと、医者は聖職者が前提ということですが、普通の生活者が大半だと思います。
例えば警察とか、例えば公安とか、例えば教職とか、例えば医業とか。
そういうくくりで断罪するのは偏見だと思います。
こういう感情的な誘導意見はやめてほしいです。
【2765】[3220]お騒がせしました。
お騒がせしましております。
数日前、掲示板に医療法人、社会福法人の経営者のお話を掲示板に掲載しました。
内容は病院の入院患者、高齢者福祉施設利用者にワクチンを打つ医療従事者がコロナワクチンを打たないのに予防接種をするのは本末転倒になる。
ご家族に安心してもらうためにも入院患者や施設利用者にワクチンを接種する医師や看護師さんがワクチンを打たざるを得なくなった。
その時の医師や看護師さんの覚悟や苦悩になります。
という内容の商業記事を転載しました。一応、私が取材して書いたモノです。
詳しく記載すると、医療法人、社会福祉法人が特定されます。
転載許可を得ていないので、推敲前の意味不明な記事を先方が特定されないように掲載したら、副島さんから「磯貝さん意味不明」と直接連絡があったものです。
削除してもらいましたが、そのような「怪文書を掲示板に掲載するな」というご指摘はごもっともですので、当方大変反省しています。
副島さんが原発事故の避難状況についてのぼやき記事がありました。
当方福島県会津若松市に居住しています。
10年前ですが、会津若松市及び周辺市町村に約40万人の避難者が避難してきました。
自治体単位で避難先が決まり大熊町が会津若松市、楢葉町が会津美里町合併前の旧本郷町、双葉町が猪苗代町などです。最初は体育館、公民館など。一時的にホテル、旅館。その後の仮説住宅は水道が完備しているが売れ残った工業団地、塩漬けになった住宅団地などに建設されました。今はすべて撤去されています。
副島さんが記載したものに、若干ですが避難元の居住地と避難先に誤りがありました。
地元に住んでいるのでよくわかるので、これを副島さんに指摘をしました。
これだけが当方と副島さんの接点です。
誤りも避難前、避難先の市町村名なので訂正すれば済むことで、多分、大事ではありません。
ここで副島さんから「避難状況を教えて下さい」ということになります。
副島さんを案内することになったので当時避難先になった超高級リゾートホテルなどを案内しました。
原発事故で福島県への観光客が全くいなくなったので、副島さんには現在の天皇陛下と雅子様が泊まられたスイートルーム利用され、記憶だと約4000円程度で宿泊出来たと思います。
その後副島さんに静岡県のご自宅に「福島県の情報提供者へのお礼」ということで1度だけご招待頂きました。
そのあたりを掲示板に記載をしたら、
「副島教カルトの妄信的な信者」
とご紹介されます。
その時に顔写真やら電話番号やらがツイッターに出ているとの指摘を頂きました。
当方「一度ネットにでてしまったものは止めようがないので放置」と思いましたが、心配して頂いた方々らが適切な措置をして頂き、多分、今はないと思います。
その時にご尽力した方々には大変感謝していますが、ここで、誰が何をしたかを記載すると恩義のある方々の個人情報漏洩や不利益になるかもしれないので、大幅に割愛したものが「怪文書」になりました。
だったら「掲示板」に最初から掲載するなとなりますが、ワクチンを打たざるを得なくなった医療従事者が多数発生し、それなりの覚悟と苦悩があるが、「立場上お話出来ないことが多々あります」というものなので「一応皆様に知って頂ければ」だけです。
開き直る訳ではないのですが、ここでお知り合いになったのも何かの縁でしょう。せっかく会員になったので、横の繋がりも大事だと思います。
会員になったお蔭で副島さんとお知り合いになれましたし、非常に博識で興味深い会員さんとの交流も貴重な財産になっていると思います。
ただし、このような組織には困った人もいるでしょう。
それもまたしょうがないと思います。
これだけです。
多分、皆様方に一度お目にかかってお話しすればすべて一発で解決する問題だと思います。
失礼しました。