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Loginはこちら【2971】[3460]商品先物会社のインターネットTVに出ました。そのやり取りの文。ユーチューブの格闘技の番組のこと。
副島隆彦です。 今日は、2022年8月21日(日)です。
私は、先々週、8月12日に、東京の金融の街、兜町(かぶとちょう)の中心である 東京証券取引所(JPX)内にある、
商品先物(しょうひんさきもの)会社で、今や、金(きん)の卸売り市場で、最大の会社になっている日産証券の、インターネットテレビに出演しました。その時のことの、担当者とのやりとりのメールを載せます。 今朝、書いたものです。
(転載貼り付け始め)
日産証券株式会社 菊川弘之 さまへ
2022年8月21日
副島隆彦から
こちらこそ、大変、お世話になりました。8月12日に、東証(JPX)のかつての場立ちの場所をずっとご案内いただき、静かな感激です。私にとって一生に一度の東京証券市場の見学です。菊川さんと久しぶりに、親しくお話しできて楽しかった。東証内のMXテレビの御社の番組に出していただいてありがとうございます。
そして、以下のzerohedge 誌の 情報記事をお送りいただきありがとうございます。 世界の金(きん)市場で ロシアが主導権(中国と一緒に)を取りそうな勢いの 貴重な情報をありがとうございます。
このアメリカの業界紙の記事で。ロシア政府が、今の金価格を、2440ドル/オウンス で、実質、固定していると知りました。ところが、西側諸国の金の値段(LBMA,ロンドン金属取引所、現物 )
と、シカゴの先物市場(CME)によって、金(ゴールド)の値段は、政治値段で、無理やり下げられていて、1760ドル (NYMXも、ロンドンの直物も。 1グラム55ドル)です。 実勢価格よりも、3割も下落させられている。
米ドルの世界支配 を守るために、金(きん)を故意に痛めつけています。
ロシア価格を 1グラムに直したら、なんと 78ドルです。驚いたことに、 「1米ドル=31.1 ロシアルーブル 」 であることを、私は以下の記事から、自分で計算して突き止めしました。プーチンは、アメリカとイギリスを大きく、上から舐(な)めている。お前たちは、これから、没落してゆくのだ、と。正しい。
この「 31.1 は、まさしく、1 金 ounce のグラム表示」の数字です。笑ってしまいました。 ロシア中央銀行は、この 高価格で、ロシア国内の鉱山企業と、金持ちたち(オリガルヒ)から、金を買い取っています。欧州の金持ちも、この値段なら、喜んで金をロシアに売るでしょう。
西側(欧米)の為替では、「1ドル=50ロシアルーブル ぐらい」ですから、それが、31.1と自己評価しているということは、ロシア政府は、自国通貨を、4割も、西側値段よりも高く、見積もっています。しかし、どうせ、近いうちに、このようになるでしょう。ロシアの国力の、底力(そこじから)は、こんなものではありません。
ウクライナ戦争で、ロシアが、ゼレンスキーたちに負ける、と、ふざけたことを言っている連中は、そのうち、見ていろよ、吼え面(ほえづら)をかくかな、です。
金(きん)の、この2440ドル/オンス の ロシア価格で、現在の「1ルーブル=2円」の値段で、計算したら、おお、10,045円 / g です。 丁度、「 卸値で、金1グラム=1万円 」です。ついに,
ここまで来ました。今度の、私の金融本に、この世界基準の知識、情報を書きます。 いよいよ、世界が変わって行きます。
私は、菊川さんと番組、直前に、お話ししていた時に、菊川さんの前歯(差し歯)が、急に取れて、「 番組で困る。昔、アメリカで、空手で対戦した時に折った」 と言われました。それでも、番組は始まりました。
私は、この数日、ユーチューブで、300万人とかが見ている(ダウンロード回数で) 竹原慎二( たけはらしんじ、50歳)というプロボクサー(WBA 世界ミドル級チャンピオンに1995年になった) という人の、番組を見ていて、感心、感動していました。
喧嘩自慢(けんかじまん)という、入れ墨(タトウー)をしたような不良青年たちを相手に、ユーチューブで、対戦して、「ヘッドギアを付けなさい。死んじゃうよ」と、言いながら、竹原は、次々に、不良の猛者たちをKOしてゆきました。「50のジジイには負けないぜ」と粋がっていたのに。 それを、今も、ユーチューブでずっとやっています。感動ものです。
そして、昨日、「なんだか、この兄ちゃんはなあ」と、思って、ネイル先から入って、私が、見始めたのは、朝倉未来(あさくらみくる。30歳)というプロ総合格闘家の ユーチューブです。これを、ずっと30本ぐらい見ました。今の、若い、10代、20代の若者(女性の一部を含む) も、物凄い人気が有るようです。私は、知らなかった。 菊川さんは、きっと、格闘技の人だから、ご存じでしょう。
私は、20年ぐらい前に、年末の、NHK紅白の裏番組で、K-1(石井館長。藤原紀香を長いこと愛人にしていた) とか、プライド とか、グレーシー柔術とか、面白れーなーと見ていた。当時、観戦記とかもネットに書きました。
ユーチューブの時代になって、2019年から、こういう人たちが、出てきていたのです。驚きました。 今の若者は、圧倒的にこっちです。 私は、彼らのリングでの打撃戦を見ていて、涙が出そうになりました。竹原と朝倉から、打たれても、打たれても、がむしゃらに食らいついてゆきます。
朝倉未来(あさくらみくる)は、自分も膝の半月板を割りながらも、相手の前歯を公式戦の激しい試合で折っています。 このことを知ったので、菊川さんのことを、思い出しました。がむしゃらに格闘技をする若者は、「俺が一番、強い」と、少年時代を生きるものだと思います。
私、副島隆彦は、日本の言論界の ストリート・ファイターのようなものです。メジャーには相手にされません。
もう70歳前のジジイですが、思想、政治問題の言論で、格闘技をやるには、やはり、大量の本を読んで、かつ、厳しい文章修行の修練を積まないといけないので、 どうしても40代からあとが勝負になります。スポーツの世界とは違います。
今の私と、日本で言論戦の格闘技をやって勝てる者は、いないでしょう。30分で、リングに沈めるでしょう。 その自信が私にはあります。
それでも、私が政治思想と言論の、世界試合に出たら、簡単に負けるでしょう。この業界は、言語(ランゲッジ)と文化(カルチュア) の壁が有るために、世界試合はありません。それでも、私がきちんと英文で書いて、公平な判定を受けたら、世界で16位とかに、入るのではないか。日本人の思想力と、言論を世界は軽く見るなよ、ということです。
朝倉未来 は、15歳で地元の名古屋のとなりの 豊橋(とよはし)の、暴走族の総長で、やんちゃ(名古屋弁)とか、大阪なら、ゴンタ(ゴンタロウ)というようです。
朝倉未来
16歳で、高校に入って、すぐに傷害罪で少年院です。1年半だったか。彼は、自分の人生を隠しません。 それから、格闘技を目指した。 地下格闘技の黒王(くろおう)とか、アウトサイダーそして、RIZIN(ライジン。 雷神?)の アマチュア試合を勝ちあがって、19歳でプロデビューしている。
上記の、朝倉よりも20歳年上の プロボクサーの 竹原慎二も、そういうケンカ少年の経歴です。彼は、もう、50歳だから、日本初の、ミドル級世界チャンピオンになった(25歳)。
竹原慎二
そのあと、苦労が始まります。網膜剥離(もうまくはくり)を起こして引退。アルバイトで生活して、夫婦で飲食店をやったり、芸能人デビューしても売れない。癌になって。
そのあと、2019年から、ユーチューバーの時代が来て、彼のジムに、次々と押しかけて来るケンカ青年たちを、実力で負かして、深く尊敬されている。2人とも、見ていると、人格がものすごくいい。 このことに、今の日本の青少年が、感動している。
私は、菊川さんに、このことを、お伝えしたかった。
神田の藪そばで、おそばをごちそうになりました。ありがとうございます。 また、お会いしましょう。日産証券から出演料を早々といただきました。ありがとうございます。 副島隆彦拝
(副島隆彦です。日産証券の 菊川氏の番組に、私が、出演した、インターネットテレビの番組の宣伝を、以下に載せる)
(副島隆彦から。 ここに、URLを貼ってください)
いつもお世話になっております。日産証券です。
このたび当社はSTOCKVOICETVにて特別放送番組を放送させていただきます。
講師に当社アナリスト菊川に加え副島国家戦略研究所を主宰、副島隆彦氏を迎え目まぐるしく動く世界情勢の中で「金」の今後の動向について解説していただきます。
また、視聴者の方に抽選で20名様に副島氏の著作「有事の金。そして世界は大恐慌へ」をプレゼント。
ご応募の方全員に菊川著「金投資原論」をプレゼントいたします!
登録・番組視聴はこちらから
( URLを貼ってください)
https://willap.jp/t?p=AAAELLue1rKtqPy7zByZEc.6n6g…
内容 「資源 対 ドルの戦い 金価格はこれから3倍に!」
講師:副島 隆彦 (評論家、副島国家戦略研究所(SNSI)主宰)
菊川 弘之 (日産証券アナリスト)
開催日時・配信
第1回:2022年8月18日(木) 17:00~
第2回:2022年8月19日(金) 17:00~
配信:STOCKVOICE TV(パソコン・スマホ・タブレットから視聴いただけます)
※放送終了後はyoutubeストックボイスチャンネルにて配信いたします。
参加料 無料
※ストックボイスの会員登録が必要です。(無料)
登録・番組視聴はこちらから
講師紹介 副島 隆彦(そえじま たかひこ) (略)
菊川 弘之(きくかわ ひろゆき)
日産証券アナリスト/NPO法人国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)
NY大学留学中にはGelberGroup社、FutureTruth社などでのトレーニーも経験。帰国後は商品投資顧問会社などでのディーリング責任者等を経て現職。
日経CNBC、BloombergTV、ストックボイス、ラジオ日経など多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。また近年では、中国、台湾、シンガポールなどに招かれ、現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。自身のブログ“菊川弘之の「月月火水木金金」でも日々のマーケット情報を配信中。
(副島隆彦です。次に、冒頭で書いた、記事を貼り付けます)
Sent: Thursday, August 18, 2022 9:55 AM
To: gze03120@nifty.com
Subject: RE: 参考まで(菊川)
副島隆彦様
先日は有難うございました。
金市場に新たな動きが出始めているようです。
(副島隆彦が、以下にその原文を貼り付けた)
Russia Proposes New Standard To Compete With RIGGED London Bullion Market Association (LBMA)
BY CAPITALIST EXPLOITS
TUESDAY, AUG 16, 2022 – 20:50
A NEW FINANCIAL INFRASTRUCTURE
I’ve just finished a report on this (if you are a Capitalist Exploits subscriber then it will be in your hands shortly), but I’ll touch on this here.
Russia proposes a new international standard for trading in precious metals: the Moscow World Standard (MWS) which will become an alternative to the London Bullion Market Association (LBMA) which systematically manipulates precious metals markets to depress prices. According to Russia’s Finance Ministry, this new, independent international structure is necessary for “normalizing the functioning of the precious metals sector” and its creation is “critically important.”
“The basis of this new structure will be a new, specialized international precious metals brokerage headquartered in Moscow, which will rely on the MWS. Also proposed is a committee for fixing precious metals prices composed of central banks and largest banks of countries that are members of the Eurasian Economic Union (Armenia, Belarus, Kazakhstan, Kyrgyzstan and Russia) that currently have a presence on the precious metals market.
According to the Russian Finance Ministry, precious metals prices will be fixed either in the national currencies of key member-countries or using new monetary units used in international trade-for instance, the new BRICS currency proposed by Putin.
The Finance Ministry wants to make membership in this organization attractive to all market participants, especially China, India, Venezuela, Peru and other South American countries, as well as Africa. It aims to swiftly destroy the monopoly of LBMA and to provide for stable development of the precious metals sector.
In essence, Russia proposes to create a market for gold, platinum, etc., which will be regulated by countries that control the resources for these metals. This would be, simply put, a revolution. On the basis of this new market, it intends to further the system of bilateral trade in national currencies that specifically excludes dollars, euros and pounds.
And now, some statistics on the world gold supply. The production share of the US and other hostile nations* produce a grand total of 22% of the world’s gold. Eurasian Economic Union, BRICS and Africa, together, produce 57%-already a controlling share. Now add Peru and Venezuela, and the number goes up to 62%.
To put it in the plainest terms possible, Russia is colluding with a number of other countries to exclude the dollar, the euro and the pound from the system of international settlements, starting with precious metals but not necessarily stopping there. These countries control a lion’s share of gold production. For starters, Russia has fixed the price of gold in rubles at 5000₽/g, which works out to $2,447.17 per troy ounce. This compares rather favorably to the current LBMA fix of $1737.84. The days of LBMA’s ability to drive down gold prices using paper gold manipulation appear be running out.
Willy Waggledagger makes a great point!
Despite having a mullet, Willy has a very good point.
The proposed currency system is going to be backed by commodities, and the BRICs cannot be a system that is under the control of the LME. Remember when we wrote about the fiasco of the cancellation of $4bn of nickel trades and how the LME did so to bail out the CCP?
Good ol’ Cliffy was livid, but you know what. Even though he’s a titan in the industry, he couldn’t swing any changes.
Hedge fund titan Clifford Asness leads trader fury after LME cancels $4bn in nickel tradesCancelling the trades helped Tsingshan Holding Group. The China-based stainless steel producer is estimated to have lost $8bn on its short position. Because the LME cancelled trades, Tsingshan losses are potentially less severe than if the trades had stood. The holding group’s chair, Xiang Guangda, is reportedly still holding short positions on nickel.
Now if Cliff couldn’t swing changes… and he’s a billionaire, then what hope do we have?
Anyway, the point is that when the LME did that they destroyed their credibility and trust. The only question in my mind was, at the time, what replaces it and where. Well, I think we now have the answer.
Remember, the UN/NATO Western crowd are championing “you’ll own nothing and be happy.” If you can’t own precious metals then what is the point of backing a currency with them? The answer is none.
(上記の英文の記事の 自動翻訳の文)
〇 「ロシア、RIGGEDロンドン地金市場協会(LBMA)と競争するための新基準を提案」
火曜日, 8月 16, 2022 zerohedge
新しい金融インフラ
私はちょうどこれに関するレポートを終えました(あなたが資本主義エクスプロイト加入者であれば、それはすぐにあなたの手元にあります)が、私はここでこれに触れます。
ロシアは貴金属取引の新しい国際基準を提案している:モスクワ世界基準(MWS)は、貴金属市場を体系的に操作して価格を押し下げるロンドン地金市場協会(LBMA)の代替となる。ロシア財務省によると、この新しい独立した国際構造は「貴金属部門の機能を正常化」するために必要であり、その創設は「極めて重要」である。
「この新しい構造の基礎は、MWSに依存するモスクワに本社を置く新しい専門の国際貴金属仲介会社です。また、現在貴金属市場で存在感を示すユーラシア経済連合(アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、ロシア)に加盟している国々の中央銀行と最大の銀行で構成される貴金属価格を固定するための委員会も提案されています。
ロシア財務省によると、貴金属価格は主要加盟国の自国通貨で固定されるか、国際貿易で使用される新しい通貨単位、例えばプーチンが提案した新しいBRICS通貨のいずれかで固定される。
財務省は、この組織のメンバーシップをすべての市場参加者、特に中国、インド、ベネズエラ、ペルー、その他の南米諸国、アフリカにとって魅力的なものにしたいと考えています。LBMAの独占を速やかに破壊し、貴金属セクターの安定的な発展を提供することを目指しています。
本質的に、ロシアは金、プラチナなどの市場を創設することを提案しており、それはこれらの金属の資源を支配する国によって規制されるだろう。これは、簡単に言えば、革命です。この新しい市場に基づいて、それは特にドル、ユーロとポンドを除外した国内通貨での二国間貿易のシステムを促進するつもりです。
そして今、世界の金供給に関するいくつかの統計。米国と他の敵対国*の生産シェアは、世界の金の22%を生産しています。ユーラシア経済連合、BRICS、アフリカを合わせると、57%を生産しており、すでに支配的なシェアを占めている。ペルーとベネズエラを加えると、その数は62%に増える。
可能な限り平易な言葉で言えば、ロシアは他の多くの国々と共謀して、貴金属から始めて、ドル、ユーロ、ポンドを国際決済システムから除外しているが、必ずしもそこで止まるわけではない。これらの国々は、金生産の大部分を支配しています。
まず第一に、ロシアはルーブル単位の金の価格を5000₽ / gに固定しており、これはトロイオンスあたり$ 2,447.17に相当します。これは、現在のLBMA修正の1737.84ドルとかなり好意的に比較されます。LBMAが紙の金操作を使って金価格を押し下げる能力の時代は尽きつつあるようだ。
( 転載貼り付け 終わり)
副島隆彦拝
【2970】[3459]Re:『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』の疑問点
kona様
丁寧な解説どうもありがとうございます。小林恵子説よくわかりました。
>小林説では、邪馬台国は複数あり、卑弥呼も複数いるということになります。
そうなんですね、私は昔小林恵子の本を読んだだけなので誤解していました。
二重説(あるいは多重説)ということですね。
あと『三国史記』がそれほど信頼性が高い文献なのも初めて知りました。
小林恵子の本は一時真剣に読みました。聖徳太子が王子タルドウ
とか、おもしろかったですが、邪馬台国のところは残念ながら
ついていけませんでした。読み直してみます。
>ただ、果たして「魏王朝との縁戚関係」がなければ贈られないものなのでしょうか?
私はそう思っておりますし、そう考えないと説明できません。
以上です。
下條竜夫拝
【2969】[3458]『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』の疑問点(続)
konaです。下條先生、丁寧なご返信をありがとうございました。
私の説明が稚拙で誤解を生じたと思いますので、補足をした上で、下條説への疑問を追加で提示したいと思います。
(1)小林説による邪馬台国の比定について
下條先生は「奄美大島とすると狗奴国をどう説明するか疑問」であるとしています。しかし、それは小林説への誤解です。
小林説では、第一の邪馬台国を奄美大島としていますがそれは紀元前後の話です。魏志倭人伝では気候風土や邪馬台国への道程については紀元前後の倭人(南西諸国の倭人)についての伝承を記載したのだと思います。しかし、それは3世紀中頃の邪馬台国とは別物です。
魏志倭人伝の国々の関係の条では「北に奴国、南に狗奴国(熊本県菊池市)がある」とあるため、明らかに奄美大島ではありません。邪馬台国はその間の伊都国あたりとしており、奄美大島からは切り離しています。つまり狗奴国の比定については小林説は下條先生と見解が一致するはずです。
ただ、この南方の奄美大島に(第一の)邪馬台国が存在したとすれば、下條説では整合的な説明ができなくなります。第1の邪馬台国が奄美大島であれば、卑弥呼も奄美大島に存在したことになります。この卑弥呼は何者なの?という問題を避けて通れなくなります。
下條説では邪馬台国を「太宰府」と決め打ちしますが、それでは、魏志倭人伝の気候風土の説明は無視することになります。奄美大島と比定すれば、邪馬台国への道程も論理の飛躍を少なくして説明可能です。下條説での読み替え(20日を20里を読み替えるなど)は無理矢理の解釈のように思います。
なお、小林説では、邪馬台国は複数あり、卑弥呼も複数いるということになります。
(2)新羅本紀について
小林恵子によれば『三国史記』は一級の史料となります。
(引用はじめ・『海翔ける白鳥・ヤマトタケルの景行朝』p61)
12世紀成立の『三国史記』は、「新羅本紀」・「高句麗本紀」・「百済本紀」・「雑志」・「列伝」に別れている。『三国史記』は、中国の『三国志』・『晋書』はもとより『記紀』よりもはるか後年に完成したので、とかく軽視されがちである。それぞれの国に原史料(旧三国史記)があり、それをもとに編纂されたと考えられているが、そのせいか、私のみるところ、建国伝説や国王の血脈など、故意に隠蔽したり、捏造したりしている部分もあるが、それ以外は実に正確に当時の歴史事実を記録した一級の史書である。」(引用終わり)
邪馬台国当時の「日本列島の国際的位置を知るには、中国、朝鮮半島の史料と『記紀』の綿密な読み合わせが必要」(「江南~神武」p12)とするのが小林説における古代史アプローチ方法になります。下條先生はいかがでしょうか。
(3)金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(きんぎんさくがんしゅりゅうもんてっきょう)について
確かに下條説の通り、王室との縁戚関係があればこの鉄鏡を贈られることは自然です。しかし、その1点だけでは「間違いなく正しい」と首肯するのもできません。
私には評価判断するだけの知識はありません。ただ、果たして「魏王朝との縁戚関係」がなければ贈られないものなのでしょうか?
以上です。
【2968】[3456]Re : 『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』の疑問点
Kona様
私の拙本『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』をお読みいただきどうもありがとうございます。また長文の御批評もありがとうございます。
物理学者が解き明かす邪馬台国の謎 卑弥呼の本名は玉姫であり、邪馬台国は太宰府にあった
以下、私の答えうる範囲の返答を記します。
1)小林恵子(こばやしやすこ)説は、確か奄美大島を邪馬台国と比定していると記憶しています。確かに風俗がそれであうのでしょうが、狗奴国をどう説明するのかなど疑問が多いと私自身は思いました。
2)
>173年に卑弥呼が存在しているならば、張氏一族が倭国に渡海する「前」となる。この新羅本紀については>下條氏の著作では言及がありませんが、新羅本紀の記載を正しいことを前提にした場合、卑弥呼を張玉蘭>とするには疑問が残ります。
>小林説は、黄巾の乱に先立つ巫術者の反乱である許氏の乱(172年)に着目し、卑弥呼を許氏一族(具体的>には許黄玉)としている。許氏一族も張氏一族と同じく、中国大陸の貴種であり、巫術の名門である。新>羅本紀にあるとおり、当時、半島南部で勢力を持った狗邪韓国の阿達羅王と呼応したと考えると年代も一>致します。
新羅本紀は読んでおりませんでした。ので、非常に参考になりました。
ただし、新羅本紀は1150年ごろに書かれたものと理解しております。ほぼ同時代に書かれた三国志の方が文献としては信頼性が高いと思いますがどうでしょうか?
>下條説では、「何年に何があった」という史料の記載に合致しないため、許氏一族ではなく張氏一族であ>る理由を説明する必要があるように思います。
道教であることは確かであるが、張氏とは認められないとの意見理解しました。
それでは、金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(きんぎんさくがんしゅ りゅうもん てっきょう)が、なぜ日本にかるのかを考えていただきたいと思います。
この鏡は大分で発見された魏の王朝の鏡です。大分の日田(ひだ)という所で見つかった鉄製の鏡を調べたところ、中国の魏の王室で使われていた鉄鏡と酷似するものであるということがわかりました。
<引用開始>
卑弥呼の鏡「可能性高い」 大分・日田で出土の鉄鏡「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡」 中国・曹操(そうそう)陵の発掘責任者が見解
「三国志の英雄」として知られる曹操(一五五~二二〇年)の墓「曹操高陵」を発掘した中国・河南省(かなんしょう)文物考古研究院の潘偉斌(ハン・イヒン)氏が、大分県日田市のダンワラ古墳出土と伝わる国重要文化財「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(きんぎんさくがんしゅりゅうもんてっきょう)」を、邪馬台国の女王・卑弥呼がもらった「銅鏡百枚」の一枚である可能性が高いとする見解を明らかにした。佐賀新聞社の取材に応じた。
卑弥呼がもらった鏡は、邪馬台国の謎を解明する重要な鍵とされており、今回の指摘は邪馬台国論争に一石を投じそうだ。
ダンワラ古墳の鉄鏡は直径21・1センチ。鉄の鏡体の背面に金や銀を埋め込む象眼「金銀錯」が施され、朱色のうるしで彩色した珠がはめ込まれている。手足の長い龍のような怪獣が多数描かれ、銘文は「長冝■孫」(欠落部分の■は「子」と推測される)の四文字が刻んである。九州国立博物館が管理している。
(佐賀新聞より引用)
<引用終了>
この発見は最近なので、誰もなぜ大分にこの鏡があるのか説明できていません。
実は、曹操が漢王朝にこの鏡を贈っており、上の直径21・1センチは「貴人・公主(姫)」クラスの人への贈り物です。魏王朝でも同じかどうかはわかりませんが、同様に考えれば、曹操の息子か娘しか、この鏡は持てないことになります。なぜそんな貴重な鏡が日本にあるのか?この事実をぜひじっくり考えていただきたいと思います。
3)気候風土に関しては、私もおかしいとは思いますが、Konaさんが指摘のように2つの報告書をくっつけたところからきていると思います。それ以上にはわかりません。
>(2)邪馬台国は「間違いなく」太宰府にあったか?
>下條説では「間違いなく」太宰府としているため、本当に間違いはないのだろうか?
>下條説は大きくは北九州説ですが、北九州説では、気候風土が合わないという致命的な問題点がある。魏>志倭人伝にある邪馬台国の気候風土は熱帯から亜熱帯であり、近畿は寒すぎて話にならないし、北九州だ>としても特に冬はやっぱり寒い。
ただ、考えていただきたいのは、実は私が使っている二十日を二十里に、一月を一里に変換しているやり方は歴史学では許されないらしい(タブー)ということです。だから、誰もそういう読み替えはしてきませんでした。歴史は文があって初めて議論できます。それが間違いというならば相当の根拠が必要ですが、同時代の違う文書がないのでそれができません。
これは卑弥呼の本名もいっしょで、私は
王卑弥呼(=王姫巫女)
を
玉姫巫女(たまひめみこ)
と読みかえました。これも歴史学では多分許されないことでしょう。
私はこの変換が可能であれば「間違いなく」邪馬台国は大宰府だと思います。
4)縁戚関係では弱いということですが、これも、金銀錯嵌珠龍文鉄鏡を中心に考えていただきたいと思います。
>(3)卑弥呼への金印紫綬の理由について
>Konaです。当時、魏の内部では、司馬懿と王室(明帝)の権力闘争があり、その魏の政争が朝鮮半島や日>本列島にも影響を与えていたことは想像に難くありません。そのため、単なる「縁戚関係による温情」で>はなく、自勢力を補完するための懐柔策とすることは合理的な理由として納得できます。
5)
>なお著作全体を通じてですが、岡田先生や引用する他の先生方を「大家、有名、知識を縦横無尽に駆使、>中国の指導者が絶賛」などと修飾されている表現がかなり見受けられます。私はそういう表現は多用すべ>きではないと思います。
岡田英弘氏は残念ながら、その業績に見合った評価を受けていません。私の本の最初の批評が「岡田英弘の理論をつかっている時点でこの本は駄本である」でした。そんな感じですので、敢えて称揚しました。ご理解ください。
今後とも学問道場をよろしくおねがいします。
下條竜夫拝
【2967】[3455]裕仁天皇(昭和天皇)の戦後(修正・再送)
[3449]裕仁天皇(昭和天皇)の戦後 を修正の上再送します。
佐々淳行(さっさあつゆき)著「東大落城」を読むと、東大紛争のときに東大全共闘を抑え込む警察の警備の作戦が終了後、首相がことの顛末を天皇に上奏したおり、昭和天皇が
「人死(ひとしに)は出なかったか」
とおたずねになり、死者は出なかったとの報告を聞き
「ああ、それはよかった」
と昭和天皇が喜ばれた、との記述が出てきます。
戦後20年以上を経てなお、戦争で多くの国民を死なせたことに対する深い反省を忘れることなく過ごしておられたことが垣間見えるエピソードだと私は理解しています。
この観点に立つと、裕仁(ひろひと)天皇(とその子孫である現在の皇族の方々)が
「戦争を準備し、憲法を改正し、さらには残虐なる核兵器まで持とうと企てるなど決して許せぬ」
との意志をお持ちだろうと副島先生がおっしゃることは当然ですし、私もその見解に同意します。
【2966】[3453]『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』の疑問点
Kona(会員番号2054)と申します。
下條竜夫氏の著作『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』を読みました。下條氏の著作(以下、「邪馬台国の謎」とする)について疑問に思う点を挙げてみたいと思います。
私自身は専門家でも何でもない一般読者に過ぎませんが、小林恵子(こばやしやすこ)の見解を(現在のところ)正しいと判断しているため、その著書『江南出身の卑弥呼と高句麗から来た神武』(以下、「江南~神武」とする)と比較しながら疑問点を挙げたいと思います。なお、長くなるので3点に絞りました。
(1)卑弥呼は「張玉蘭」か。
下條説では卑弥呼は張氏一族の「張玉蘭」とする(「邪馬台国の謎」p62)。しかし、その場合、新羅本紀の173年に倭の女王卑弥呼が使者を遣しているという記述に合わない。
(wikipedia「新羅本紀」より引用はじめ)
新羅本紀 173年 倭女王卑弥乎が使者を遣わして交際を求めて来訪した。「(阿達羅尼師今)二十年,夏五月,倭女王卑彌乎遣使來聘。」
(引用おわり)
Konaです。173年に卑弥呼が存在しているならば、張氏一族が倭国に渡海する「前」となる。この新羅本紀については下條氏の著作では言及がありませんが、新羅本紀の記載を正しいことを前提にした場合、卑弥呼を張玉蘭とするには疑問が残ります。
小林説は、黄巾の乱に先立つ巫術者の反乱である許氏の乱(172年)に着目し、卑弥呼を許氏一族(具体的には許黄玉)としている。許氏一族も張氏一族と同じく、中国大陸の貴種であり、巫術の名門である。新羅本紀にあるとおり、当時、半島南部で勢力を持った狗邪韓国の阿達羅王と呼応したと考えると年代も一致します。
(引用はじめ 「江南~神武」p172)
当時、列島は奴国の権威が弱まり、国々が互いに紛争を繰り返していた“倭国の乱”といわれる時代だった。後漢に追われての海外逃亡とはいえ、江南の巫術の名門で知られた許氏一族が到来したのである。しかも一族には巫術の心得に長じた女性許黄玉(卑弥呼)もいた。その頃の列島内の小国王たちにとって、海外からの為政者の渡来は珍しくなかった。卑弥呼の場合、戦いがあった様子もなく「魏志倭人伝」に倭人たちが共立したとある。列島の人々にとって江南の許氏一族は貴種中の貴種であり、倭王たちが擁立することに反対の余地はなかったようである。そして先に述べたとおり、伊都国王の難升米が率先して卑弥呼を擁立して九州一帯に覇をとなえたのだろう。
(引用ここまで)
Konaです。許氏にしても張氏にしても、両者の宗教的な教義の違いは私には判断できませんが、いずれも類似していると判断できます。つまり、両者とも中国に土着した道教系の呪術信仰を背景にしており、張氏一族の五斗米道は許氏一族の教義の延長線上にあるとも考えられます。そうだとすると許氏一族が日本列島に伝来した道教が例えば日本の神道のルーツの一部になることも考えられます。また、下條説では、「何年に何があった」という史料の記載に合致しないため、許氏一族ではなく張氏一族である理由を説明する必要があるように思います。
(2)邪馬台国は「間違いなく」太宰府にあったか?
下條説では「間違いなく」太宰府としているため、本当に間違いはないのだろうか?
下條説は大きくは北九州説ですが、北九州説では、気候風土が合わないという致命的な問題点がある。魏志倭人伝にある邪馬台国の気候風土は熱帯から亜熱帯であり、近畿は寒すぎて話にならないし、北九州だとしても特に冬はやっぱり寒い。
(引用はじめ「江南~神武」p133)
魏志倭人伝の記述にある、一年中緑の野菜があること、海水に潜って魚貝を捕ること、裸足でいられることなどから、少なくとも温帯地方であることをうかがわせているが、庶民の男子が上半身裸だったことは、奄美大島から沖縄にかけての東南アジアの関連を感じさせる。(中略)つまり「魏志倭人伝」にみえる男性は上半身を様々な文様の入墨で飾り、下半身はサロンのように、布を腰に巻いていたのである。また女性の来ている貫頭衣が南方系であることはすでに定説となっている。人々がこのような姿でいられるのは、熱帯から亜熱帯地域に限られるであろう。
(引用終わり)
Konaです。気候風土の問題を脇に置くとしても、邪馬台国の距離と方角についてはどう考えるべきか?
下條説では岡田英弘氏の見解に沿い、邪馬台国の距離と方角について魏志倭人伝は「記述がでたらめ」(「邪馬台国の謎」p101)としている。そして邪馬台国の位置が分からない理由は、「魏志倭人伝」が司馬懿の実績を高く評価するために改ざんされたからとしている(同書p105)。
この点、小林説は邪馬台国の所在地を不明確にしている最大の理由を魏志倭人伝が紀元前後から3世紀後半までのことを3世紀前半の記述の中に「同時に押し込めたから」としている。
(引用はじめp142)
邪馬台国の所在地にしても、紀元前後の奄美大島と、3世紀中頃までの伊都国の2箇所が同時に記載されている。「魏志倭人伝」は行程において邪馬台国が最初に都した奄美大島までの日数を記したが、政治経済については邪馬台国が北九州に移動し、伊都国がその主体となった3世紀前半の実情を記録しているのだ。その上、3世紀後半、倭国の主体が近畿の大和地方に移って、大倭と国名を変えた後のことも紛れ込ませている。
(引用終わり)
Konaです。小林説によれば、前述の気候風土の問題は奄美大島の記述として問題を解消でき、政治経済については北九州とすることでこちらも矛盾が起こらないことになります。小林説でも下條説でも結果としては近畿ではなく、北九州に邪馬台国があることでさほどの違いはない(伊都国なのか、太宰府なのかはおきます)。しかし、単に司馬懿の実績のためにデタラメを記載したとして邪馬台国の位置を推論していく下條説(岡田説)よりは小林説のほうに説得力があると私は思います。
(3)卑弥呼への金印紫綬の理由について
卑弥呼は「親魏倭王」として金印紫綬を受けている。当時は楽浪太守でも銀印で、金印は諸侯クラスの非常に格式の高い品である。莫大な返礼品もそうだが、辺境の邪馬台国に金印を与える理由は何だろうか?
下條説でははっきりとした言及は見受けられなかったが、莫大な返礼品を邪馬台国側が受け取っていることと同様に、卑弥呼が魏の皇帝と縁戚関係にあったからの厚遇であると解釈しているだろう。
しかし、小林説では金印紫綬の理由は当時の東アジアの国際情勢を踏まえた周辺諸国への「懐柔策の一環」ということになります。
(引用はじめ「江南~神武」p155)
魏は倭の女王に対してクシャン王と同格に待遇した。このことは倭女王卑弥呼への「親魏倭王」の称号も金印も莫大な贈物も大月氏への称号と同じ理由によることは間違いない。つまり、魏にとっては倭国は辺境の地にあり、邪馬台国の軍事力も取るに足らない国ながら、呉と連合すれば、そのルーツからみても江南の諸勢力との関連はあなどれない。それだけではない。やがて魏に反抗して戦うようになる実力派の東川王の高句麗と連合して共闘する場合もありうる。魏の邪馬台国への厚遇の裏にはこのような事情があった。
(引用終わり)
Konaです。当時、魏の内部では、司馬懿と王室(明帝)の権力闘争があり、その魏の政争が朝鮮半島や日本列島にも影響を与えていたことは想像に難くありません。そのため、単なる「縁戚関係による温情」ではなく、自勢力を補完するための懐柔策とすることは合理的な理由として納得できます。
以上です。なお著作全体を通じてですが、岡田先生や引用する他の先生方を「大家、有名、知識を縦横無尽に駆使、中国の指導者が絶賛」などと修飾されている表現がかなり見受けられます。私はそういう表現は多用すべきではないと思います。
岡田先生が一流の学者であることは論を俟たないところですが、著作の中で、仮説を根拠づけるのは権威ではなく論理の説得力のはず。下條先生の著作は限られた紙面の中で、おそらく読者が理解をしやすいようにという意図があると推測していますが、それでもやっぱり、いくら著名な先生の著作であってもそれが正しいとは限らず、仮説に対する検証は価値中立的に判断したいと思うからです。
以上です。
【2965】[3451]移動、異動についての感覚
以下の[3450]副島先生がお書きになった記事に
”「気に入らないから、他所の土地に、まとまって、ぞろぞろ移住してゆく」という考えは、島国の人間、島嶼(とうしょ)人にはあり得ない。”
との指摘が出てきます。言われてみると、これは日本社会のいろいろなところで移動あるいは異動について皆に本能的に染みついた感覚になっていて、それを無視した人事のシステムを作って運営しようとすると、身の丈に合わずうまくいかないということではないかと思います。
大学改革が一例で、研究者の流動性をあげるためと称して任期つきポストで研究者や教員を雇用するわけですが、「長期的に取り組む必要があるテーマには手をつけられない」「任期のうちに論文になる小粒のテーマが選択されることが増えた」など、成果があがる向きには機能していない、との批判があちこちにくすぶっていると思います。これも、気に入るところに移住する習慣がない文化のもとで生きていることを自覚せず、形だけ人の移動を強制するシステムを作ってしまっているところが賢くないということではなかろうかと思います。
【2964】[3450]台湾情勢 なんか心配するな。何にも起きないよ。余裕で中国の勝ちだ。
副島隆彦です。今日は、2022年8月4日(木)です。
台湾情勢なんか、これ以上何も起きないから、心配するな。
中国は、大人だから、あんな 台湾と ワシントンのMoonie (統一教会、法輪功も)勢力の 扇動、挑発( provocation プロヴォケイション )になんか乗らないよ。騙されない。
(ここに、台湾をぐるりと取り巻いて、今、中国軍が、4月4日から7日まで、海上でやっている、軍事演習の図 。新聞記事に付いている。を貼ってください )
「台湾に、中国軍が攻めて来る、侵略だー」 とさんざん、何年も書いて、扇動して来たのは、まさしく 統一教会 Moonie たちだ。日本のメディアに潜り込んでいる、統一教会系のジャーナリスト、言論人を気取っている連中だ。
台湾は、今から5年後には、平和的に、 中国の 24番目? の 省である、台湾省(たいわんしょう)になっているよ 。 何の問題もない。
今、台湾の周囲を中国海軍が、ぐるりと取り巻いて、6つの個所で、軍事演習をやって、実弾のミサイルも撃って、 台湾の、 反共団体の 法輪功 の 祭英文(さいえいぶん。あの鼻ぺちゃ姉ちゃん )総統たちを蒼ざめさせる、だけだ。それ以上は中国軍やらない。もし台湾軍がミサイルを撃ってきたら、それは、すぐに反撃して、基地ごと撃滅する。 それで、停戦(シース・ファイアcease fire )だ。
中国が、本気になったら、2時間で、台湾軍の 30万兵 を地対空ミサイル基地ごと吹き飛ばして、殲滅する。
今の台湾の蔡英文 たち民進党(みんしんとう)の、前は、穏(おだ)やかな親中国派の、馬英九(ばえいきゅう)政権だった。 蒋介石が連れて来た国民党(グオミンタン)だ。 台湾人の、8割、9割は、「私たちは、中国人だ。きれいな普通語(プートンホワ。北京官話)をしゃべっている。私たちは、中国が繁栄をこのあとも続けるなら、私たち台湾も、その中で生きて行ければ、それでいい」 と考えている。
だから、蔡英文たち、狂った、台湾独立(したい)派で、反中国派の、台湾人(タイワニーズ)が、今は、政権を握っているが、これを選挙でひっくり返せば、台湾人は、静かに、穏やかに 台湾「省」人になって行く。この道を歩んでゆく。
ただし、どうしても中国共産党の支配を受け入れない、という100万人ぐらいいるだろう(人口2400万人のうち)は、外国に出てゆくしかない。それしか選択肢はない。
この台湾の状況は、ウクライナと、全く同じだ。ウクライナ人は ロシア人( Russi ルーシ)の一種で、コトバもほとんどロシア語と通じるくせに、「いや、ウクラナイナは、ロシアとは違う。独立国(主権国家)だ」と言い張っている。
ウクライナの人口、4300万人のうちの、600万人が、もう、ポーランドに避難している。ウクライナと共同国家を作っていい、と思っている。言葉の障壁も無いようだ。ポーランドで使われているウクライナ語、というのを、ゼレンスキーが、わざと、演説で、自分の機転で、「ここからはポーランド人 向け」と、しゃべるのを聞いたことがある。同じ、カトリック教徒だ。
ウクライナの西半分が、西ウクライナとして、停戦後には、出来上がるだろう。どうしてもロシアの支配を受けれない人たちは、西の方に動いてゆくだろう。ロシアはそれを止めない。「どうぞ、どうぞ。去りたいなら、去りなさい」だ。国境の検問所は、今も開いている。ほぼ、自由に移動できる。
どうやってアメリカ軍が、台湾を応援に来るんだ? グアムのアンダーセン基地か、沖縄の嘉手納基地から飛んでくるしかない。今のフィリピンのクラーク基地には、戦闘機(艦上爆撃機。艦爆=かんばく=)も爆撃機も置いてない。
アメリカは、アメリカ本土からでは兵站(へいたん。ロジスティクス、補給線 )が長すぎて台湾を守れない。守る気もない。それなのに、台湾を、中国に嗾(けしか)ける。今の台湾人たちは、バカなんだ。アメリカに騙されて、「守ってやるから」と、嗾(けしか)けられている。ウクライナ人が、騙されて、悲惨な戦争をさせられているのと、全く同じだ。 賢い、賢明な、知恵のある台湾人たちは、そう思っている。
台湾人は、100万人の経営者が、中国本土に工場を持って、中国で商売をやっている。中国なしで、どうやって、台湾が生き延びてゆけるのか。
「 アメリカは、軍事支援(武器援助)だけは、どんどんするから。台湾よ、自力で頑張れ。頑張って、中国と戦え」だ。今の米軍の軍人、兵士は、もう、他国の為の戦闘で死ぬ気は全くない。微塵(みじん)もない。
だいたい、台湾は、国家ではない。世界中が国だと認めていない。日本もそうだ。 台湾を国家だと認めているのは、バヌアツとか、どう考えても、一人前の国とは思えない、微小国家が7つぐらいだ。
台湾(中華民国)は、 × 国連(本当は、連合諸国。the UN ザ・ユー・ネヌ)から、1971年10月に、追放された。国連総会(ジェネラル・アセンブリー)での決議で、追放、除名(エクスコミュニケイション)された。この時は、アメリカ政府(ニクソン政権)が、国連からの台湾追放を主導した。1972年1月のニクソンの訪中 (その前にキッシンジャーの隠密外交)があって、その時に、「中国は一つの国だ(台湾は国ではない。中国の一部だ)」の約束が出来た。
日本のテレビ、新聞と、国際政治の専門家たちが、この一点を、決して言わない、書かない。世界(国際社会)で通用している共通知識( 常識 )だ。それを日本国民に教えない。何という、洗脳された国民であることか。これは、もう計画的な知識犯罪だ。
中国が、このことを正当に主張しても、日本のテレビ新聞も、日本政府も、全く、報道しようとしない。お前たちは、今や 犯罪者の集団だ。
この「一つの中国」の合意を、アメリカの方が勝手に破って、台湾に、「中国とぶつかれ」と嗾けている。自分たち自身は、戦う気は毛頭ない。
中国が、このアメリカのけしかけ(ペロシの訪台)に、中国の国家主権( sovereignty ソヴリーンティ。フランス語なら、ソヴランテ)の侵害だ、と、怒っている。当然だ。自然だ。
中国の言っている方が正しい。ところが、この世界レベルの厳格な判断を出来る、日本の知識層が、いない。何という、無残な国だろう。
中国の軍人のトップの儀鳳和(ぎほうわ。中央軍事員会副主席、国防部の部長=国防相もした)が、10年前から、アメリカの太平洋軍、PACOM(パシフィック・コマンド。ハワイ、ホノルルが拠点。この下に、第7艦隊=ザ・セブンス・フリート=がある。横須賀が本部) の司令官に、軍人どうしの会談の席で、 「そろそろ、西太平洋(ウエスト・パック)の管理、支配権を、アメリカは、中国に渡したらどうか」と、真顔で提案する。アメリカ海軍の司令官は、「ふざけるな。冗談はやめろ」と返事を返す、ことに決まっている。
西太平洋(ウエスト・パック)というのは、台湾も、フィリピンも日本も、その中にはいってしまう、中国側だ。 アメリカ合衆国の領土であるグアムよりも、西側のすべての海域が、ウエスト・パックである。
台湾が、住民投票で、もうすぐ自分たちの多数派意思で中国の一部になってゆく。
その前に、アメリカの世界覇権(ワールド・ヘジェモニー)が崩れる。終わる。アメリカは、世界中の外国駐留軍を、自国内に戻す。米軍は、どんどん自国に戻って行く。日本に駐留している米軍も帰って行く。そのとき、日米安保条約は、実質、無効(ヴォイド、インヴァリッド)になる。 The contract ( The US-Japan security treaty ) becomes void (invalid) . 「日米安保(安保)条約は、無効になって失効して、消滅しました」になる。
アメリカ帝国は崩壊する。 1991年12月のソビエト連邦の崩壊 と全く同じような感じで。ああ もう30年が経(た)つ。早いものだ。アメリカ合衆国は、 国家分裂して、その時、世界帝国であることをやめる。
2024年の大統領選挙で、またしても、デープステイト the Deep State どもが、大掛かりな不正選挙を仕掛けて、トランプを勝たせない、という巨大インチキをやる。それに、トランプたちは、激しく怒る。 トランプたちは、「そうか。分かったよ。それなら、やっぱり、国家分裂だな」 で、南北戦争(the Civil War 1861-5年)の再来となって、アメリカ帝国は 3分裂して、消える。
このようにして、アメリカ中央国(セントラル)は、テキサスを中心にして繁栄する。それに対して、ニューヨークとワシントンそれから5大湖 のシカゴ、そして、カナダは、ヨーロッパ側に付く。それは、東部(イースタン)アメリカ国になる。
私は、このことを、 すでに、5年前に、一冊の本にして出している。
『 国家分裂(デヴァイデッド)するアメリカ政治 七顛八倒(しちてんばっとう) 』
(秀和システム、2019年3月刊) である。
(ここに、表紙と、アマゾンへのリンクを貼ってください)
国家分裂するアメリカ政治 七顚八倒
テキサス州は、表面は乾燥した岩石砂漠の地帯のようだが、下には、オガララ水源という大きな水甕(がめ)がある。石油も天然ガスも有る。広大な農業地帯があって農業でも栄える。ここに向かって、人間が移動してゆく。
トランプが、「もう、ワシントンやニューヨークの偽善者どもの街(まち)が厭(いや)になった者たちは、こっちに移住して来なさい」と、号令を出す。ITでも製造業でも、何でも職はある。
ニカラグア大(だい)運河(オルテガ大統領と、中国が、今も掘削、建設中)が、開通すれば、パナマ運河の5倍ぐらいの大きさが有るから、どんどん、中国からの物流が、メキシコ湾に入って来る。 これをアメリカ中央国は、物流の基本とする。
中国は、このニカラグア大運河を使って、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンを助けに行って、中南米諸国を、北アメリカ・ヤンキー帝国主義から、解放する。
だから、人間が、どんどん、移動すればいいのだ。職を新しい土地で見つけられるようにしておけばいい。 ニューヨークや、カリフォルニアの、あの、LGBTQ (さらにU +プラス)の、気持ちの悪い、中年の男が、ヒゲ面(づら)のまま、髪を長くして、ブラジャーをしてスカートをはいて、「私、女です」というような、バカたちがいっぱいるところに住みたくもない、という堅実で健全な人間たちは、テキサスや、その周辺の州に移動してくるだろう。
今の、ウクライナも同じだ。プーチンが、「ウクライナ(キエフのゼレンスキー政権)は、EUに入ってもいいぞ」と 6月に行った。あれは、ずば抜けて頭のいい、超天才の、プーチンだから、言えるのだ。
プーチンにしてみれば、「そうか。どうしても、ロシアの言うことを聞きたくないか。それなら、ポーラントと一緒になって、西ウクライナになれ」
その代わり、「 東ウクライナは、ロシア軍が占領した地帯の人たちだから、私は、元のロシア人に戻りたい、というから、ロシア人として、私(プーチン)が、面倒をみて、ご飯を食べさせてやる」 これが、プーチンの考えだ。
だから、ウクライナは、東西に、2つに分裂して、それで戦争が終われば、それでいいのだ。西ウクライナ( ガリチア地方の反共右翼、バンデーラ主義者。アゾフのネオナチたち)は、宗教は、ウクライナ、リトアニアと同じカトリック(東方典礼派と言うらしい)だ。
だから、ロシアに併合されることを望む、東ウクライナ人たちは、ロシア正教である。カトリックである西ウクライナとは、どうせ、非和解的な対立をする。だから、プーチンは、「お前たちの面倒は見ない。ロシアが、そんなに、キラいなら、EUに食べさせてもらえよ」となった。「EUよ、大変だな。イギリスはズルだから、その前に、EUから逃げたぞ」 プーチンは、天才だ。大(だい)天才だ。だから哲人王(てつじんおう Philosopher king フィロソファー・キング )だ。
ウクライナの民衆が、それぞれ自分の行きたい、住みたい方に、ゾロゾロと移動して行けばいい。それと、全く同じことが、アメリカでも起きるだろう。
島国(しまぐに)の日本では、考えられないことだ。 「気に入らないから、他所の土地に、まとまって、ぞろぞろ移住してゆく」という考えは、島国の人間、島嶼(とうしょ)人にはあり得ない。
「日本は、島国で良かったー」と腹の底から、思っている日本人がたくさんいる。「中国もロシアも、海があるから、簡単には攻めて来れない」が、実感を伴った、日本民族の根本思考だ。
その分、日本人には、大陸性の「ぞろぞろと、宗教と考えが合わないので、あっちの勢力の方に、移住してゆく」という考えが、理解できない。日本人は、何かあっても、外国に逃げてゆくことをしないで、このまま、この国で全員、皆で死ぬのだ、と、深く決意している。外国に移住しても、どうせ いいことは何もない、と諦観(ていかん)している。
映画「ガンジー」(1982年制作 ) の中で、最後に出て来たシーンだ。ガンジーが暗殺されて、もう、誰もインドをひとつに纏(まと)め上げる大(だい)人物がいなくなって、それで、回教徒(ムスリム)と、ヒンズー教徒(インド教)が、数百万人が、それぞれ大きな列を作って移動した。西の方がパキスタンで、東がインドだ。
真ん中に、小川が一本あって、その両側を、ぞろぞろと、延々と、家財道具を背負って、どこまでも大量の住民たちが、互いに、反対方向に、歩いて移動していくシーン(光景)だった。あの感じだ。
宗教が違えば、どうせ、虐(いじ)められる。あるいは襲撃されて殺されるかもしれない。だったら、やっぱり、同じ宗教の人たちの方に移ってゆこうと、なる。今は、無宗教の人も多いが。
それが、来年から、ウクラナイナで起きるだろう。アメリカでも起きるのだ。今度の、南北戦争は、もう、アメリカ人どうしで殺し合いは、やめよう、となる。だから、どちらかの国に、自分の州が入ると州民投票で決まったら、「分かった。その時は、私は、家族を連れて、テキサス側に、移住するよ」と、なって家を売り払って移住する。
国境線は、今のままの、州境(しゅうざかい)のまま、簡単な道路の検問所ぐらは出来るだろうが、人々は移動してゆくだろう。
物流(ぶつりゅう)も今のままだ。だが、政府がもう違うので、法律が違ってくる。そうやって、アメリカは、国家分裂することで、帝国(世界覇権国、ヘジエモニック・ステイト)であることをやめる。
その時は、冗談でなく、為替は、1ドル=10円になっているだろう。何もおかしなことではない。
だから、おそらく、今の台湾で、意地でも北京の中国共産党に、従いたくない、屈服したくない、という台湾人は、外国に出て行くだろう。それが、今の台湾の人口の2400万人のうちの、100万人ぐらいいる。多くは、カリフォルニア(アメリカ西部国)に移るだろう。
これで、台湾問題は、5年後には、解決だ。ワーワー、騒いで、「中国が攻めて来るー」、「台湾有事(ゆうじ)は日本有事だ」(殺された安倍晋三のコトバ、標語)も、本当に死んだぞ、お前たち。
なあ、なんで、自分の大(おお)親分の安倍晋三 を殺されて、「仇(かたき)を打つ」とか、「親分の敵討(かたきう)ちをする」という勇ましい人間が誰も出てこないのだ。
私は、不思議がって、じっと観察している。「一体、どこに向かって、誰に向かって、復讐(ふくしゅう)をやっていいのか、分からない」のか。 この統一教会に狂った馬鹿ども。および統一教会の尻馬に乗って、安倍晋三首相を、熱烈に、支持して応援します」と、ずっと言っていた、おそらく1千万人ぐらいは、いる、保守派の 人間どもは、今、何を考えているのか。私は、それを、今、じっと観察、研究中である。
ナンシー・ペロシ下院議長 という女は、日本で言えば、暴力団の大(おお)姉御(あねご)だ。だから、ドスが効いている。声も、かすれ声のだみ声になる。ヤクザ者のかすれ声だ。名優アル・パチーノが、映画でやっていた、あのかすれ声だ。 日本でも同じだ。
ペロシの父親は、何とか、アレッサンドロ と言って、イタリア系のマフィアの、カリフォルニアの土建屋の大親分だった。だから、その娘が、全米の、中小の、建設業者、土建屋の、元締めとなってアメリカ政界で力を持つのだ。ペロシがイタリア系で、マフィアだと、アメリカ国民は、皆、知っている。
それに対して、トランプは、NY(日本で言えば、江東区、墨田区 のようなところ)の不動産業者あがりで、大手のデベロッパー(建設業差、ゼネコン)の団体の支持を受けている。だから、ペロシの、中小企業の土建屋業界とは、仲が悪い。
トランプが、自分のSNSで、「ナンシー・ペロシは、行かなくてもいい、台湾に行って、騒ぎを起こして、アメリカ政治をおかしくする。旦那(主人)の商売の悪事がバレそうで、それを隠すために台湾に行くのだ」と、強烈な、嫌味を書いている(7月31日)。
ペロシは、8月3日に、台湾に、軍用機で、びくびくしながら、到着した。シンガポールから、フィリピン経由でぐるりと回って台北(たいぺい)に到着した。鼻ぺちゃ姉ちゃんと、対談をして、「アメリカは、台湾を見捨てない」と言った。 そのあと、韓国を回って、冷遇(伊大統領は会わなかった)されたあと、4日の日の夜には、日本の横田基地に来ている。 明日、5日に岸田首相と会見だそうだ。岸田の、微妙な、イヤそうな顔を、みんな、テレビで、見たらいい。日本は、これ以上、中国とケンカなんか、コワくて出来ないのだ。
ペロシが、台湾に行く前の、根回しをしに、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(アンダー・セクレタリー)が、密かに、台湾に入っていた。7月23、24日だ。このムーニーのワシントンの大幹部で、大姉御(おおあねご)の、極悪人 ヌーランドは、今や、政治好きなら、知らない者はいない、強烈な、狂った頭をした、残忍な大量殺人も平気でやってきた、見るからに、鬼の顔をした、ムーニーのブタ、マル、チビ 女だ。
今度のことで、ナンシー・ペロシも、ムーニー派だということがはっきりした。
(このヌーランド の、凶悪そのものの、いつもの顔写真を、ここに、貼って下さい)
ヌーランドにしてみれば、以下のたった、このことしか頭にない。
それは、「台湾と、韓国と、日本の3つを、どうやって、中国にぶつけるか。中国とケンカさせて、出来れば、中国と戦争までさせたい」だ。この一点しか、この悪魔女には、関心は無い。他の事にはまったく何も興味がない。それぐらい、恐ろしいキチガイ女だ。「 ある小国を、だまくらかして、騒乱状態にして、戦争を始めさせる」ことしか、頭にない。真正の凶悪、犯罪者だ。
このヌーランド(ウクライナ系ユダヤ人 )と、盟友のジェイク・サリバン、“へび のジェイク(ヤコブ、ユダヤ人)” 安全保障担当・大統領補佐官のムーニーMoonie 派 は、 今も、トニー(アンソニー)・ブリンケン国務長官(ステイト・セクレタリー)と、ホワイトハウスの中で、激しく、怒鳴り合いをしている。アメリカの権力者たちの、内部分裂も激しい。
ブリンケンは、「お前たちは、2か月で、ウクライナで、ロシアを罠にかけて、叩きのめしてプーチンを潰(つぶ)して見せる」と、言ったじゃないか。そうはならなかったじゃないか。ロシアは強いぞ。かえってヨーロッパの方が参りそうだ。お前たち、責任を取れ」と、サリバンとヌーランドを追及している。
バイデン大統領は、ブリンケンが管理している。「大統領、もう、余計な発言は、させませんよ。静かにしていてください」と、ブリンケンが抑えつけて、勝手なことを言わせない。
もう、バイデンは、完全にボケ老人で、よたよたして、頭の中も、はっきりしない。何を言い出すか周りが心配している。 アメリカ国民は、「あーあーあー、なんでこんな奴が、私たちの国の大統領なんだ」と、呆(あき)れているが、デープステイツが、支配しているから、アメリカ人も何も言えない。哀れで惨めな帝国だ。だから、もうすぐ、アメリカは終わる。
なぜ、それなのに、ヌーランドとサリバンと、ペロシたちは、こんなに威勢よく、やっているのか。 それは、「自分たちが、敵にうしろを見せたら、その時は、自分たちの負けだからだ」の、瘦せ我慢の、意地張りだ。
2014年に、シリアと北イラクに、IS「イスラム国」の、狂った原理主義者たちを、作って、出現させて、暴れさせた。「アラブの春」という作戦で、中東(ミドル・イースト)を、再び、動乱状態の火の海にした。すべては、ヒラリー戦略だ。
そして同じ、2014年に、香港で、「雨傘(あまがさ)革命」で、学生たちを扇動して、数万人の学生に、叛乱させて、暴力行為を起こさせて、激しい反中国の、暴力闘争をやらせた。これは3年で鎮圧された。2019年から、コロナウイルス攻撃を中国に仕掛けた。
そして、同じく2014年の、ウクライナのマイダン暴動(クーデター)で、ヌーランドが現地で自分で指揮を執って、ヤヌコビッチ派(親ロシア政権)の警察や大統領警護隊を、米アカデミー(民間軍事会社)の狙撃兵をたくさん動かして、射殺させて、政権を転覆させた。
この延長線で、中東の次は、ヨーロッパ(ウクラナイ)で、火をつけた。プーチンをまんまとおびき出して、泥沼の戦争に引きづり込んだ。だから、次は、中国だ。中国に、台湾と韓国と日本を、嗾(けしか)ける、という、ヒラリー戦略で、今も、こいつら狂った頭の、ワシントン・ムーニーたちは、予(あらかじ)めの、予定通りの、中国挑発をやっている、ということだ。
中国は、その手には乗らない。じっくり、台湾人を、宥(なだ)めて、中国の方に引き寄せる。そのためにあと、5年だ。台湾は、中国の台湾省になる。
台湾企業で、世界最大の、最高級品(線幅が1ナノだとか) の半導体 を作っている、TSMC(ティー・エス・エム・シー)は、深圳のファーウエイ、韓国のサムスン とも連携して、このあとも、世界最大の半導体企業 として、世界を引っ張ってゆくと、決めている。日本のトヨタ、松下(パナソニック)、日立、NEC、その他の、大企業の経営幹部たちは、この「日本も中国の経済圏の 一部に入って行く」と、分かっている。
日本の中小企業の経営者たちと、小金持ち(資産家層。ビル、アパート経営)たち500万人ぐらいが、頑(かたく)なに、反共、反中国を、言い続けているが、この人たちも、そろそろ、「なんで、自分は、安倍晋三のような、韓国、朝鮮を大きらい、と言って来たのに、そのくせ、韓国発祥(発症、はっしょう )の気色の悪い、宗教団体の指導者、広告塔 を、自分たちは、信じ込んで支持してきたのだろう」
と、自分で自分の頭に向かって、自問自答している最中だ。
「自分は、馬鹿だったんじゃないか。あんな、訳の分からない死に方、殺され方をした、安倍晋三なんかを、応援して」と、 反省している。だが、とても、恥ずかしくて、人には言えない。それで、鬱屈(うっくつ)している。あるいは、いつもの、厚顔無恥で知らん顔をして、すっ惚(とぼ)けて、恥知らずどもが、また、別のことを言い出す。
「自分は、真正の保守だ」を、自任 して来た、おそらく500万人ぐらいいる、まだ、ちょっとは思考力のある、人間たちが、「安倍が死んだ。殺された」で、受けた、衝撃を、私は、現在、調査、分析 中だ 。この 「思想の転向(てんこう)の研究」は、私、副島隆彦の生涯の自分の中心となる思想研究である。 副島隆彦記
1本だけ、以下に資料として、新聞記事を載せて置く。
(転載貼り付け始め)
〇 ペロシ氏「米台は団結」蔡総統と会談 台湾離れ韓国到着
2022年8月3日 19:25 日経新聞
台湾総統府で会談した蔡英文総統(右)とペロシ米下院議長(左)=3日、台北(総統府提供・共同)
(副島隆彦からの指図。 この写真を載せる)
【台北=龍元秀明、北京=羽田野主】ペロシ米下院議長が3日、訪問先の台湾で蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と会談した。ペロシ氏は「米台の団結を明確にするため訪問した」と述べ、台湾の民主主義を支える考えを強調した。蔡氏は謝意を示し「民主主義の防衛線を守る」と語った。訪問に強く反発する中国は、台湾を取り囲む形で軍事演習に乗り出す。ペロシ氏は3日夜、次の訪問先である韓国に到着した。
米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来、25年ぶり。米下院議長は大統領の継承順位が副大統領に次ぐ2位の要職だ。ペロシ氏は会談で「米国は揺るぎない決意で台湾と世界の民主主義を守る」と語った。
中国本土と台湾が不可分だとする中国の立場に異を唱えないが、台湾の安全保障には関与する米国の「一つの中国」政策を尊重し「台湾への関与を放棄しない」と強調した。蔡氏は「自衛力を高め、台湾海峡の平和と安定に努力する」と述べた。
ペロシ氏は会談後の共同記者会見で、米台の貿易協定が近く実現する可能性があるとの見方を示した。台湾積体電路製造(TSMC)などの半導体工場を補助金を出して誘致する米の新法については「米台の経済交流の扉を開くものだ」とアピールした。
台湾は先端半導体の生産で世界の9割を占める。台湾メディアは蔡氏が3日開いた昼食会に、ペロシ氏に加え、TSMC創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏が出席したと報じた。
ペロシ氏は2日夜に台北に到着した。中国への配慮から滞在を短時間にとどめるとの見方もあったなか、一晩を過ごしたのは台湾が歴訪先の他のアジア諸国と「同格」と示す狙いがあったとみられる。4日には日本を訪れる。
ペロシ氏の訪台を受け中国は猛反発している。王毅(ワン・イー)国務委員兼外相は3日の異例の談話で「中国の平和的台頭をぶち壊すことは完全に徒労で、必ず頭を打ち付けて血を流す」とペロシ氏を非難した。謝鋒外務次官は2日深夜に米国のニコラス・バーンズ駐中国大使を呼び「強烈な抗議」をした。
台湾の国防部(国防省)は3日、中国軍機27機が防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。うち22機が台湾海峡の事実上の停戦ライン「中間線」を、台北に近い北側で越えた。ペロシ氏訪問後、中国軍機の中間線越えが確認されたのは初めて。
中国人民解放軍は即座に対抗措置に動いた。2日夜から、海空軍やロケット軍、サイバー攻撃を担う戦略支援部隊などが台湾の北部、西南部、東南部の空海域で統合演習を実施している。
4日から7日にかけては台湾を取り囲む6カ所で軍事演習を始める。演習場所は複数の箇所で台湾の「領海」と重なるうえ、台湾海峡の中間線上でも実施する。
96年の台湾海峡危機の際の演習エリアは4カ所だったが、今回は2カ所増やした。台湾本島から約20キロメートルの空海域も演習エリアに指定されている。軍事的な緊張が高まるのは必至で、偶発的衝突も懸念される。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。もう、台湾のことは、これぐらいにしましょう。私が、ここの 下 ↓ に書いた、7月27日の、「統一教会=自民党を解体せよ。野党も」の文を、重要ですから、再度、読み返しなさい。 副島隆彦拝
【2963】[3449]裕仁天皇(昭和天皇)の戦後
佐々淳行(さっさあつゆき)著「東大落城」を読むと、東大紛争のときに東大全共闘を抑え込む警察の警備の作戦が終了後、ことの顛末が、天皇に首相が上奏したおり、昭和天皇が
「人死(ひとしに)は出なかったか」
とおたずねになり、死者は出なかったとの報告を聞き
「ああ、それはよかった」
と昭和天皇が喜ばれた、との記述が出てきます。
戦後20年以上を経てなお、戦争で多くの国民を死なせたことに対する深い反省を忘れることなく過ごしておられたことが垣間見えるエピソードだと私は理解しています。
この観点に立つと、裕仁(ひろひと)天皇(とその子孫である現在の皇族の方々)が
「戦争を準備し、憲法を改正し、さらには残虐なる核兵器まで持とうと企てるなど決して許せぬ」と考えるだろう、と副島先生が至ることは当然だと思います。
【2962】[3447]自民党=統一教会 をまとめて解体しなければいけない。野党もだ。
副島隆彦です。今日は、2022年7月27日(水)です。
私は、安倍晋三が殺されて(7月8日) 以来の、統一教会 Moonie (s) 、ムーニー と 自民党(だけではない、野党も) と の この根がらみの 60年間のことを、今も、ずっと、考えている。 私にとっては、この30年間の、ムーニー 集団への激しい追及の 言論活動 だった。私は、今も、ぐったりなって体を壊して寝ている。
1.ウクライナのゼレンスキーたち、Neo Nazis ネオナチたちも、ムーニー だ。
NATO軍(欧州合同軍。30カ国)の 軍事部門を率いる、イエンス・ストルテンベルグ事務総長(セクレタリー・ジェネラル)も、Moonie 統一教会 だ。
彼ら、欧州軍の各国の軍人トップ(将軍)たちは、「反(はん)共産主義 の燃えるような、情熱」によって、ロシアや、中国と、すぐにでも、世界戦争(=核戦争)も辞さず、で、生き続けた、反共(はんきょう)軍人たちだ。
2.彼らは、WACL (ワックル)と言って、World Anti Communist League 「ワールド・ アンタイ・コミュニスト・リーグ」 と言って、中国語・日本語では、「世界反共(はんきょう)同盟」と言う。このWACL は、1968年に出来た。
文鮮明(ぶんせんめい)と岸信介、と笹川良一(ささがわりょういち)たちが、東アジアで作った統一教会の別動隊である。WACLは、この勝共(しょうきょう)連合 のアメリカ、ヨーロッパへの拡大版だ。
勝共連合は、International Federation for Victory Over communism (IFVOC) と言い、1974年に、笹川良一たちが作った。それを欧米に拡大させた。その背後にCIA(米国務省)と、ローマ・カトリック教会がいる。
3. 今の世界の政治 は、ここまで、汚れている。汚れ切って腐り果てている。正式の国家制度を、安倍政権を統一教会という特定の宗教団体が、が乗っ取って上から大きく支配することまでした。公権力(こうけんりょく)が、宗教に支配されたのだ。自民党の各議員が統一教会と深い繋がりがあって、統一教会の式典に出ることで、選挙の票を貰った、とかいう、問題ではない。
日本の国家体制そのものが、反共の宗教団体、淫祠邪教(いんしじゃきょう。英語で cult カルトだ )に支配されているのだ。 このことの恐ろしさえの自覚と、危機感が、今、日本国民になければいけない。
「 共産主義と 戦う」と言いさえすれば、自分たちは正義であり、自分たちの堅い信念で団結できる、と考える、狂った保守派(コンサーヴァティヴ)の 結集軸が出来て、そこまでならいいのに、それが、統一教会になって、暴走を続けている。
4. 私、副島隆彦は、ずっと寝込んでいた。7月1日(金)に、東京で、編集者から移された、ヘンなインフルエンザ(例の名前の、言いたくない)に罹(かか)って、ずっと寝込んで、しかし、私は、検査や、保健所と関わりたくないので、じっと寝ていた。
コロナウイルスは、中国を、2019年の11月に、中国の中心部である(武漢、ウーハン)に撒いて、中国を破壊するために、デープステイト the Deep State が、製造して、バラまいた生物兵器バイオ・ウエポン だ。中国は、これに負けなかった。撃退した。今の中国は、世界一、強い。 中国の武漢で、本物のコロナウイルスで4千人が死んだ(中国政府発表)。これで食い止めた。
日本で、コロナウイルスで死んだのは、30人ぐらいだ。最初に、ダイヤモンド・プリンセス号で、2020年の1月に、無理やり、横浜寄港して、すでにウイルスに感染していた、香港人が自爆攻撃で、日本にウイルうを上陸させた。この男を含めて30人ぐらいのものだ。あとは、誰も日本人は死んでいない。
新型コロナウイルスで、日本で合計2万人が死んだ、とか言う発表は、全部、ウソの作り話だ。だから、その後、誰もこの数字を言わなくなった。ジョンズホプキンス大(ビルゲイツがカネを出した)の、大本営発表と、WHO の デーププステイトどもが、やったことだ。
このコロナ・ウイルスの 人造の変種たちを、さらに巨大製薬会社たちのファイザーやモデルナたちが、作って、世界中にバラ撒いた。これを理由に、危険なワクチンを売って、巨額の収入にした。日本だけで、8億回分。14兆円。これらを、アメリカから冷凍船で輸入するのではなくて、6面前から計画的に乗っ取った、日本のタケダに作らせている。危険なmRNA ワクチンは、日本国内で作られているのだ。この14兆円を、日本政府は、すでにファイザーに払った。
5. これまでに、私は、何百回も書いてきたが、デープステイト the Deep State というのは、世界の反共産主義を目標とする、世界的な大組織である、ローマ・カトリック教会 と アメリカのCIAのことであり、この2つが、統一教会(ユニフィケイション・チャーチ、北朝鮮人の文鮮明を教祖に立てた)を、1954年に作った。
6. 「DS (ディーエス)」と略称で言って、「デープステイト the Deep State )が世界を支配している」と言いさえすれば、自分たちが、正義である、と、気色の悪い、潜り込みをやっている、自分たち自身が、本当は、統一教会の フロント(表面)団体である、幸福の科学=幸福実現党の 及川幸久(おいかわゆきひさ)の、ような気色の悪い者たちも、もう、許さん。
私、副島隆彦は、徹底的に、お前たちを、言論で叩(たた)き潰(つぶ)す。殲滅(せんめつ)する。及川と似たような者たちよ覚悟しておけ。
7. 今のテレビは、まだ、幸福の科学(ハッピー・サイエンス)までは攻撃していない。統一教会と深く関係してきた自民党の政治家(国会議員たち、野党もいる)たちのことの過去の証拠を、どんどん暴露しているだけだ。 そんなもので許してたまるか。
8. 私は、ずっと、この30年間、統一教会に命を狙われながら、真実の政治言論の為に、闘ってきた人間だ。 今、闘っている、有田よしふ と 鈴木エイト、藤倉善郎(ふじくらよしろう)の他に、30年前から、ずっと戦っていた、俳優の中村敦夫(なかむらあつお。木枯し紋次郎だ。まだ存命だ )を、今こそ、顕彰(けんしょう)せよ。
中村敦夫は、参議院議員になって、国会でも、統一教会を名指しで糾弾して、自民党政治の中の、狂った宗教団体との深い関係を強く追及してきた。なぜ彼を、今、賞賛しないのだ。
9 . 統一教会によって、これまでに、殺された新聞記者や、雑誌記者は、たくさんいる。そのうち、一覧表で示す。今日も、後ろの方で、殺された者たちの実名を書く。
私、副島隆彦も、命を狙われて、東京の山手線や、地下鉄で、ふっと後ろを振り返ると、恐ろしい顔つきをした、殺し屋の男が、自分のすぐ後ろにいた。線路に突き落とす計画だったのだろうそういうことが何回もある。だから、私は、この15年、夜の東京は、昼間も、なるべく JRや地下鉄には乗らないで、タクシーで移動した。
タクシーも、走っている、流しのタクシーにしか乗らない。じっと止まって待っているタクシーには、乗らない。日本の公安警察(政治警察)も、そのようなタクシー運転手のふりをした者たちがいる。
10. 私は、7月2日から、自分の持病の慢性気管支炎で寝込んでいたが(前述したヘンなインフルエンザ)、その間に、安倍晋三殺しが起きた。私は、必死で起き上がって、石にかじりついて、もの書き根性で、翌日の7月9日(土)には、この重たい掲示板に、自分の知能の限りを尽くして書いた。私が書いたことは、大きな影響を与えている。
「山上(やまがみ)のようなヘナチョコではない。米CIA が、統一教会の内部分裂を利用して、大きく上から仕組んで、安倍晋三を殺したのだ」と 書いた。誰よりも早く、私が統一教会(ムーニー)のことを書いておいてよかった。メディアが、その方向に向かった。
11. 文鮮明の7男の文亨進(ぶんりょうしん)が、日本に来ていて、彼ら「サンクチュアリ教会」という分裂派閥は、銃で武装していて、自分の母親の勘鶴子(かんつるこ。ハンハクジャ)と激しく、対立している、と書いた。 山上達也は、この文亨進派だ、と、私は 早く7月9日に、書いた。
12. 4男坊の、文国進(ぶんこくしん)も、今は、7男坊の文亨進派と、利権争いで、分裂していて、激しく対立している。小池百合子の弟が、こっちの活動家らしい。 だから、安倍晋三( 祖父の岸信介の時から、文鮮明=勘鶴子派だ)と小池百合子の、周りに集まっている者たちは、同じ、統一教会のくせに、対立して、抗争している。小池百合子たちの「きぼうの党」とか言う連中も、統一教会だ。この集団も、徹底的に叩かないといけない。
13. 私は、安倍の死で、気が抜けて、ずっと寝込んでいたが、そろそろ元気になったかな、と思ったら、今度は、痛風(つうふう。gout ガウト と英語では言う)が出た。
7月20日から、左足のくるぶしが腫れた。立って歩けないぐらい痛かった。這うようにして、トイレに行くのが、 やっとだった。その腫れが、だいぶ引いたので、こうして、書いている。 私は、安倍晋三の死で、自分の精神、脳、知能 にまで、深刻な打撃を受けた。
14. デープステイト the Deep State が世界を上から支配している、は、今では、たいして知能の無い者たちまで使うようになった。この デープステイト the Deep State というコトバは、アメリカの、極めて特異 な、そもそもは、反共右翼の思想団体である、ジョン・バーチ協会 が使い始めたのだ。
ジョン・バーチ協会(ソサエティ)のことは、今日は詳しくは説明ない。 ジャック・ウエルチやラリー・マクドナルド(サハリン上空での大韓航空撃墜、消滅事故で死んだ)たちの組織だ。ジョン・バーチは、アメリカの従軍牧師(チャプレン)で、朝鮮戦争の時に、北朝鮮の、金日成(にせもの、偽物)が少年時代に通った、松山(しょうざん)教会の秘密 を調べていて、殺された。 ここから朝鮮・韓国のカルト集団が生まれた。
15. 金日成(キムイルソン。にせものをソビエトがモスクワから連れて来て、北朝鮮の指導者とした)と 文鮮明(統一教会の教祖)は、兄弟分、義兄弟 である。そして、日本の岸信介(きしのぶすけ)が、これも兄弟分だ。 デープステイト the Deep State のことは、そのうち、きちんと教える。 あるいは、私のアメリカ政治研究の本の「覇権アメ」(初版は、1995年。筑摩書房) に書いてあるから、しっかり読み返しなさい。
16. 私が、痛風で痛くて寝ていた時に、真夜中に、怨霊(おんりょう)、亡霊が、私の前に現れた。 それが誰の怨霊(うらみをのんで死んだ悲劇の人物の霊)か、初めは分からなかった。しばらくして、その顔つきと風貌から、分かった。
それは、昭和天皇、 裕仁(ヒロヒト)天皇 の亡霊、怨霊であった。故・裕仁(ひろひと)天皇は、私に、以下のように言った。
17. 「汝、 忠良なる 副島よ。我(朕)の天皇家に対して 、極めて無礼な振る舞いを、安倍某は、長い間、続けた。
安倍某ども は、私(朕、ちん )の意思に逆らって、またしても、戦争を準備し、憲法を改正し、さらには残虐なる核兵器まで持とうと企てた。
赦(ゆる)すまじきことである。よって、安倍某に、私は、天罰を 与えた。
さらに、この安倍某のあとに続く者どもが、この謀(はかりごと)を続けようとする。それは日本国に不幸をもたらす。
汝、忠良なる副島よ。この安倍某に連なる者どもの、企(たくら)みを断じて許してはならない。よって、汝に命ずる。 この安倍某の残党どもを、念じて、誅伐 (ちゅうばつ)せよ。これが私(朕)から、尊王の家に連なる、汝に託す願いである。
行け、行って、あの不忠の限りの者どもを、 さらに誅伐、根絶せよ」
18.これが、昭和天皇の霊が、私、副島隆彦に与えた、命令である。私は、この天皇ヒロヒト からの命令に命を掛けて、従う。
私は、「 愛子天皇待望論(あいこてんのうたいぼうろん) 」 という本を、最終的気に、やっとのことで、体の痛みに耐えながら、7月22日に、著者校正( ちょしゃこうせい。著者による最後の赤ペン入れ)を終わらせて、そして、翌日、私の熱海の家まで、取りに来てくれた、出版社の社長と編集者に手渡した。
19. この本は、この2月に出す、と決まった。原稿は、私が、16年前から書き溜めていたものの束である。 何とか、この9月の初旬には、発売されるだろう。 この本は、重要である。なぜなら、日本のこれからの国家体制を論じた本だからだ。 ただ単に、今の天皇の徳仁(なるひと)と、雅子(雅子)皇后の娘、長女の、愛子が、女性天皇になるべきだ、と書いただけではない。
深く、深く、ここに至る、途中のあれこれの、天皇家の長い苦しみが書いてある。 天皇家(皇室)は、敗戦後は、日本国民に何も悪いことをしていない。明仁(あきひと)上皇と美智子(みちこ)上皇后は、敗戦後、50年間、ただ、ひたすら、昭和天皇の死後も、ずっと戦争で死んだ者たちへの慰霊を旅をした。自ら膝を屈して、各地の被災者たちにお悔やみに行った。 日本の、左翼、リベラル派は、天皇家のことに、なると触れたがらない。それがいけなかった。これが、安倍たち、統一教会の 気色の悪い宗教右翼を、付けあがらせた。
20. 昭和天皇裕仁(ヒロヒト)が、死去(崩御。1989年1月)のあと、天皇家を、これまでに、どれほど、安倍晋三たち 統一教会 が、逆らって、苛(いじめ)たことか。
慰霊祭の場で、安倍首相を 厳しく睨みつける 天皇と美智子皇后
「次も 男の天皇でないと認めない、許さない 女性・女系天皇に反対する 」といきり立つ、愚劣なる者たちが、どれほど、今の、天皇家を苦しめたことか。
私の「愛子天皇待望論」には、「次は、愛子さまでいい。女性天皇でいい」という、日本国民8割の強い願いを、書いている。
この本には、まだ生きている安倍晋三のことが、100か所以上出て来る。天皇家が、安倍晋三たち偏屈右翼で、気色の悪い宗教団体に狂っている者たちによって、どれぐらい、苦しんで、我慢に、我慢で、苦労して来たことか。私は、涙が出る。
「富田メモ」(2006年公表。昭和天皇が、1978年の戦犯の靖国への合祀に反対した語録の発表)のことも書いた。「雅子妃の頭のご病気」のことも書いた。 安倍たちが、「ザ・カルト・オブ・ヤスクニ」と、世界基準では呼ばれていることも書いた。「ザ・カルト・オブ・ヤスクニ(靖国)」とは、
「靖国神社を狂ったように崇拝する日本のカルト集団」という意味だ。
調子にのって、「戦争で死んだ、日本の昭和殉難者(しょうわじゅんなんしゃ)を、どうして、拝みに行っていけないわけ。尊崇(そんすう)しては、いけなのか。外国が、うるさいなあ 」と、 まだ、自分の、その狂った、頭で信じ込んでいる者は、本当に、そろそろ、目を覚ませよ。自分が、どれぐらい、愚か者であるか。世界を敵に回しているか、を、安倍が殺された、今度のことで、よくよく、考え直せ。 この、生来のバカ右翼体質 どもめが。
昭和天皇が、なぜ、あのとき、1978年、「戦犯(せんぱん)たち、16柱の御霊を、靖国神社に合祀(ごうし)されたときに、激しく怒ったのか。それは、「私は、もう、靖国には参拝に行かない。戦場で死んだわけでもない、あの者たちを、いくら、私の重臣たちだったといえ、世界が戦争犯罪人だと断罪して処刑した者たちを、今、私が、拝みに行ったら、私は、世界を敵に回すことになる。だから私は、以後、靖国には行かない 」と。だから、その後は、天皇家の者は、誰一人、1978年を境に、絶対に、靖国神社に、近寄らなくなった。このことを、本気で、私たち日本人は、本気で考えて、その理由を分からないといけない。これらことを、私は、「愛子天皇 待望論」 に、書いた。
明仁(あきひと)上皇と、美智子(みちこ)上皇皇后は、もう、89歳、88歳だ。心不全とかで斃(たお)れ気味だ。孫の愛子が、次の天皇になる、と決まらなければ、死ぬに死にきれない。私たち国民が、今こそ、立ち上がらないといけない。安倍が死んだ、天罰が下りた、今こそ。
21.私は、この本のゲラを、ウクライナ戦争が2月24日から始まったものだから、3か月、ほったらかした。ウクライナの戦争のおっかけ (情報収集)でも、私は、体を壊した。5月18日から、ようやく、大きな戦局、戦況の転換があった。ようやく、プーチンのロシアが、さすがに大国で、帝国だから、勝ち始めた。それで、ホッとしたが、そのあとも、まだまだ戦争は続く。
そのうち、西側同盟(ザ・ウエスト)の、アメリカ、ヨーロッパEUの、威張り腐った、白人どもが、世界から、取り残されてゆく。日本は、この西側同盟の、忠実な奴隷、子分、チンコロをまだやっている。しかし、そのうち、ロシアと中国の方に、少しずつ寄って行く。それが私たち日本国の運命だ。
22. 私は、愛子天皇待望論を書いていて、天皇家に逆(さか)らい、天皇家を虐(いじ)め続けた、安倍晋三に代表される、 「日本は、核兵器を持って、自立して、そして、アメリカにも報復する権利が有る」とか、「憲法を改正して、徴兵令を敷く」とか、「日本は、戦争が出来る国になる」とか、そして、「男の天皇でないと認めない、許さない」という、愚劣な男たちを、知人として、私、副島隆彦のまわりに、何十人も知っている。
23. 男だけじゃない。櫻井よしこや、高市早苗の ような、元々、統一教会であり、狂った女たちのあの、残忍な顔をじっと見るがいい。 あれは日本人ではない。鬼女(おにおんな)どもだ。 「 女系天皇を認めていいけど、旧宮家の男子と結婚させる 」だと。何という、不逞の輩で、おぞましい悪魔の女たちだ。
櫻井よしこと安倍晋三の対談は、大きな顔写真で、毎月のように宣伝が、出た。この真実は、台湾華僑(かきょう)の娘である、まさしく、統一教会である、櫻井よしこ の本を、ずっと、出し続けた、出版社の 取り巻きの、編集者どもよ。お前たちも、統一教会だ。 私、副島隆彦は、もう、許さん。どんどん、実名の名指しで、曝(さら)け出して、叩く。私が、知っていて、これまでに、私を、出版業界で、騙してヒドい目に、遭わした者たちだ。
お前たちは、黒子(くろこ)で、裏方(うらかた)だから、自分たちは、舞台の裏にいるから、と、逃げられると思うな。 新聞記者と、テレビ局の者たち ディレクターたちにも、統一教会は、たくさん潜り込んでいる。及び、その共感者どもも、山ほどいる。 すべて、実名で晒(さら)すべきだ。
24.月刊 Will (ワック出版。社長、鈴木・・・) と、 月刊 Hanada の 花田たちだけではない。 産経(さんけい)新聞 という 長年、公然と、統一教会の巣窟(そうくつ)となって、拠点になって、ゾッとするような政治言論を、撒き散らしてきた新聞社と、その親会社のようなフジテレビも、日テレ・読売も、そして、テレ朝・朝日新聞も、TBS,毎日新聞(ここは、創価学会が強い。毎日の記者の3分の一は、創価学会員だ。TBSには、公安警察官が、大学新卒の入社の時から潜り込んでいる )も、ムーニーだらけだ。
テレビは、今は、激しく、統一教会叩きをやっているように、見せているが。 それは、なぜだか、大きな理由と、この急激な流れの変化を、お前たち自身が、知っているか?
本当に、こいつらは、バカな人間どもなのだ。日本が、核兵器を、持つことを、世界(国際社会、連合諸国、the UN ユーエヌ)は、絶対に許さない。そして、特に、メリカ政府が、日本の核保有を、絶対に、許さないのだ。 このことを、理解できない者たちが、日本に、1千万人ぐらいいる。 私の知人、友人の出版社の、編集者たちにもいる。「日本が、憲法改正して、核兵器を持って、何が悪いんだよー。日本は、強い国になるんだ。」と、突っかかって来る。「それは、世界が許さないのだ」と、私が言って、あれこれ理由を説明してもも、もう聞いてない。
25.今度の安倍殺し、安倍処分を、世界の最高度で、決定したのは、誰たちか。私、副島隆彦は、はっきりと書くぞ。教えてやる。私が、今から、書くことに、、インテリだったら、本気で、全員のけぞる、仰け反る、がいい。
日本の安倍晋三と統一教会を、そろそろ処分せよ。もう、目に余る。世界にとって、迷惑だ。害毒だ。と、決定したのは、アメリカの外交問題評議会(がいこうもんだひょうぎかい) CFR(シー・エフ・アール)のリチャード・ハース会長である。このハースと、ヘンリー・キッシンジャーが、話し合って決めた。
公然たる世界権力者たちの頂点である。CFR は、Center on Foreign Relations 「センター・オン・フォーリン・リレイションズ」 「米 外交 問題 評議会」 と言って、例えば、日本で言えば、経団連(けいだんれん)という大企業経営者の団体と、それに政治部門の研究所が合体したような、巨大な組織だ。
26. このCFR の ハース会長は、若いころから、ネオコンの活動家の理論家だったが、このネオコンの中に、ムーニーが、どんどん、潜り込出きて、首都ワシントンの政界、官界を、物凄く汚して、きたなくしたことに激しく怒っている。
このCFRの リチャードハース会長と、長年、繋(つな)がっていて、その子分として、育てられた、今や、日本の若手の実力政治家になって、表面に出てきている者たちが、いる。 彼らの実名は、私は、今、ここには、書かない。だが、学問道場の 会員ページに、近く書いて載せる。 この者たちも、安倍殺しを知っている。 CIAなどは、その末端の実行部隊 (工作実施本部。 Op Center オップ・センター)だ。CIAは、国務省の下部組織であって、国務省には、以下も、キッシンジャー派の高官たちが、強固に残っている。キッシンジャーの力を甘く見るな。
1979年に、なぜ、韓国の朴正熙(ぼくせいき、パクチョンヒ)大統領 が、KCIAのトップに、宴席で、射殺されたか。 ” 漢江(はんがん)の奇跡” という韓国の経済成長を達成した、独裁者であるが有能な指導者だった、朴正熙は、自分が引退する時の、花道として、核兵器を持つ決断をした。
アメリカは、それを許さなかった。キッシンジャーたち米国務省が、CIAに命じて、朴正熙を殺したのだ。 このことを、私たちは、今、思い起こすべきだ。
それに次いで、台湾の 蔣経国(しょうけいこく)総統も、台湾も自力で核兵器を持とうとしていた。しかし、蒋経国は、朴正熙の死を知って、諦めた。蒋経国は、我慢強い、立派な人物だった。小さい頃から、父親の蒋介石(しょうかいせき。チャン・チェシー)の人質としてモスクワにいて苦労をした。 だが、蒋経国の、ふたりの息子は、犯罪癖のあるバカ息子であったので、廃嫡した。それで、台湾人の李登輝(りとうき)を後継ぎにした。
李登輝(リー・トンホイ)は、戦前の京都大学を出た、優秀な人間だ。台湾を豊かにした。しかし、李登輝もやっぱり、反(はん)中国のおかしな指導者になった。
蒋経国は、アメリカに、「台湾は、核兵器を持たない。その代わりに、ジェット戦闘機をくれ。何かあったら守ってくれ」と約束した。 私は、台湾に調査旅行に行って、調べて来た。まだ、本に書いていない。
台湾人(タイワニーズ)は、中国人でない、と、強弁し、居直っている、蔡英文(さいえいぶん)総統も、ムーニーと同類の、法輪功(ほうりんこう)の信者だ。法輪功は、CIAとローマ教会が、対(たい)中国向けに作った、裏側は、蛇頭(じゃとう)なども持つ、反共の、気功術(きこうじゅつ)だけでなく、キリスト教のふりまでする。キリスト教が、土着化して起きるクレチン(混合、混淆 )となっている。
中国本土には、5千万人のキリスト教徒(クリスチャン)がいる、と言われるが、ほとんどは、この法輪功のことで、背後から、ローマ・カトリック教会が操(あやつ)っている。
地下教会(ちかきょうかい)として、非合法の宗教活動を、中国全土で続けている。中国政府は、この邪教(じゃきょう)の集団の地下教会を、襲撃して、破壊している。
中国政府は、これらのことをよく知って研究し、対策を立てている。中国共産党は、今も、ローマ教会と、歯を剥(む)き出して、争っている。中国は、ローマ教会が、歴史的に、どんなに悪逆非道(あくぎゃくひどう)の、世界を支配してきた悪魔の宗教団体であるかを、腹の底から知っている。
cult カルト とヨーロッパ語で、呼ばれる気色の悪い、新興宗教団体のことを、中国語では、邪教(じゃきょう)という。素晴らしいコトバだ。邪(よこしま)な宗教団体。
だ。淫祠(いんし)邪教とも言う。 邪教で、日本人にも十分、分かるから、これからは、カルト=邪教の集団 と呼ぶべきだろう。
「邪宗門(じゃしゅうもん)」という歴史小説を書いた、高橋和巳(たかはしかずみ)という、京都大学の中国文学の学者がいた。なつかしい。もう、50年前の本だ。新左翼、学生運動の頃の、インテリたちが愛読した。今も京都府の北の、綾部(あやべ)にある、大本教(おおもときょう)が、戦前の日本政府が弾圧して、戦後も、米軍が教団本部を爆破したりした。
27. 安倍晋三を、世界権力者の共同謀議(これが、英語で、コンスピラシー、conspiracy X これを、陰謀論 とか言うな! 馬鹿ども)が、決定で、抹殺したのは、「安倍たちは、日本の核兵器保有まで、言い出している。もう、許しおいてはいけない。だから、処分せよ」 となったのだ。
ウクライナのゼレンスキー(ネオナチ、ムーニー)も、あと2か月で、ウクライナ軍が、負けて、同じように、処分される。見ていなさい。アメリカのCFRとキッシンジャーたちは、 デープステイト the Deep State 自分たちが、そのものの、一部であるのに、内部で異なる。
「ただの反(はん)共産主義までは、いい。私たちもそうだから。だが、それ以上の、狂暴化した、デス・カルト 死のカルト集団は、もう、許さん。大掃除をして、殲滅する。これ以上、あいつらが、狂気で、地球を汚すのを、私たちは、許さない」と、決定した。「私たちは、ロシアと中国とも、共存してゆくのだ」と。
このように、今の世界は、一番上から、管理、経営されているのだ。だから、極端な反共右翼(はんきょううよく)の、統一教会に代表される組織、団体、個人は、今回以降、消滅させられるのだ。
だから、これまで、自分たちも散々、汚れて来た、日本のテレビ、新聞、出版業界も、ガラリと態度を変えて、今からは、もっともっと統一教会および、それと深くつながっている政治家たちを、徹底的に証拠の映像付きで、叩くだろう。 それが、世界権力者の大掃除の方針、命令に従う、ということだ。
28. それに対して、何が何でも、ゼレンスキーを軍事支援する、助ける、と、言っている、イギリス(アングリカン・チャーチ、英国国教会)と、ローマのヴァチカンの、デープステイト the Deep State どもとの、内部の対立になる。
しかし、今のイギリス(かっての大英帝国)は、「人口6600万人の貧乏国」と言われている。もうたいした力はない。 もうひとつの、ヴァチカン (pedophilia ペドフィリアの小児異常性欲の、凶悪な犯罪者の 神父=ファーザー=どもの、総研修の総本山 。全員、焼き殺すべきだ)も、威張っているだけで、実力は無い。
29.まだまだ、自民党の統一教会べったりの政治家たちを、テレビ、雑誌は、糾弾していない。
青山繁晴(あおやましげはる)は、狂暴な政治家だから、「 副島さん、あいつには、近寄ってはいけいない」と言われてきた。この青山繁晴の、どう、考えても実姉なのが(訂正。実姉ではない。伊藤貫、という在米学者の実姉だった)、山谷えり子(今度、当選復活した。前に国家公安委員長をした。安倍と大仲よし)だ。この父親は、山谷新平(やまたにしんぺい)で、昔、ずっと、ラジオ番組を持っていた。筋金入りの統一教会だ。
「拉致、拉致」と、騒ぎ続けてきた、ヘンな国会議員たちも、統一教会だ。中山愛子の ような、中山家という、江戸時代からユダヤ人のような、一族の政治家たちがいる。
30. 福井県が、統一教会の牙城(がじょう)で、ここから出ている、狂暴な、西田昌司(にしだまさし)という、“ 銀狼(ぎんろう) ” 銀髪のオオカミ と呼ばれる、実際に人殺しも出来るような、参議院議員がいる。今の、私、副島隆彦は、ようやく、このようにはっきり書けるようになった。もうこいつらに殺されることはない。
西田昌司は、安倍晋三の防衛隊だ。防衛隊長格(かく)の恐ろしい男だ。この凶悪な、西田と同じ、汚れた福井県にもうひとり、恐ろしい女の議員がいた。
それから、もう一人、稲田朋美(いなだともみ)だ。稲田が、防衛大臣をしていたとき、大きなひまわりの付いた服を着てきて、閲兵したりして、自衛隊の幹部たちが、どれぐらい苦労したことか。稲田朋美は、安倍晋三の寵愛(ちょうあい) を、高市早苗と争って、負けて失って、今は、気が抜けたようになって、LGBTQの擁護運動をやっている、という。気がふ振(ふ)れたのだろう。 もともと、統一教会に集まるのは、精神病の人たちだから、何の不思議はない。
梶栗源太郎(かじぐりげんたろう)という統一教会の大幹部だった男の、その息子たちが近寄って来たら、すぐに逃げないといけないと、私は、忠告されてきた。
古屋圭司(ふるやけいじ)や、 衛藤晟一(えとうせいいち。大分県。生長の家青年部を、統一教会が入り込んで、乗っ取って、その活動家あがり)、・・・日本会議の議員の連中。地方議員も入れると、ものすごい数でいる。
これから、日本会議を、糾弾して、これも、解体せよ。
31. 学者のふりをしている、三浦瑠璃(みうらるり)が、テレビに出ている。この女も、明らかに、統一教会だ。こいつの夫のゴールドマンサックス?の社員の金融人間が有名なアメリカのムーニーの幹部だ。 あの、三浦瑠璃の、吊り上がった、目の奇妙な感じが、ムーニーだと、すぐに、バレる。ヨーロッパの各国の、女政治家たちも、ムーニーが、たくさんいる。だいたい、目が微妙に吊り上がっている。
テレビにいつも出ている、若手のコメンテイター たちは、大抵が、統一教会だ。
古市なんとか、とか、今は、反(はん)統一教会のように発言している、西村ひろゆきも、デープステイト the Deep State側に、魂を売った男だから、おかしな、のっぺりした表情になっている。
32.ここで、書いておく。今でもまだ、「 安倍晋三を殺したのは、うしろのビルの上の階 から、狙撃銃で撃ったやつだ」と、言いふらしている、愚か者たちがいる。300メートル先からの狙撃などで、弾は当たらない。 安倍晋三のスーツには、どこにも銃撃の穴は、開いていない。 狙撃(そげき)用の銃ライフル は、 10センチ以上の長さが有る、鋼鉄弾だ。これは強力だから、撃たれた者の体を貫通して、必ず突き抜ける。
だから、狙撃者(スナイパー。優秀な兵士は、1キロぐらい先の目標を狙う )による安倍の狙撃だ、の説を、バカみたいに、唱えている低能(ていのう)たちは、今日を限りに、ウソの情報を拡散するのは、やめなさい。そして、静かに考えなさい。 司法解剖した医師が、 「 安倍の喉(のど)にふたつ、小さな銃口があいていた。心臓に2つ穴が開いていた。銃弾は、見つからなかった」という証言を、中心に考えなさい。
小さな護身用の銃で、もしかしたら、コンプレスド式の、エアガンで、さらに、体内で溶ける銀の弾か、ガリウムの弾が、使われていただろう。 48歳の奈良県の自民党の青年部長というのが、目つきが鋭い。
こいつが、安倍晋三のすぐ、うしろにいた。奈良市長もいた。SPも、みんなで、「総理、大丈夫ですか」と、覆いかぶさった。この時に、安倍のノドに小さな銃を当てて、頸動脈を切って、心臓で止まるように撃ったのだ。 私、副島隆彦は、ここまでしか書かない。ただし、自分が冷静に判断して、真実だと思うことしか、書かない。
山上のあんな、手製の´銃‘なんか、無い。あれは、発煙筒を打っただけだ。自衛隊の幹部連中が、「私たちは、銃の作り方は習いません。そんなことは、やったことがありません(
(え? 銃って、手作り出来るんですか? 精密な精巧な工作機械ですよ。そんな・・・) 」と びっくりしていた。
人間というのは、皆で騙されて、「上の言うこと」に、即座に洗脳される、愚か者の集団だ。 動物以下だ。すぐに集団発狂する生き物だ。。
あとは。公務員、軍人、警察官は、「自分は、上官の命令従いましたー」と言いさえすれば、すべて免責される。そういう国家組織なのだ、とだけ、書いておく。
「 警察は、(その時の現職の)首相の命令に従う」という重要なコトバを教えておきます。
鼻汁を垂らしながら、ぐちゃぐちゃに歪(ゆが)んだ、すっかりどす黒くなった、あの顔で、安倍の死を、本当は、死ぬほど喜んだ、岸田文雄首相の、あの、顔を私たちは、見た。
いよいよ、岸田は、オランウータンのような、どすこい姿の政治家になった。しばらくは、安倍派を殲滅するために、頑張れ。
33. 9月27日に、国葬と決まった。閣議で決定した。 皇居の北の丸公園の中の、武道館は、1万人ぐらい入る。 その周辺は、ずっと白い玉砂利だ。私も、昔、外人歌手のコンサートとかで何回か行った。 それなら、そこに5万人ぐらい集まって、「犯罪者の、悪者を、国葬なんかにするか」と、反対派が、集まって、石を投げればいいのだ。と、私が書くと、私を警察が私を調べに来るかな。
いや、実際は、北の丸公園全体を、封鎖して、北の 乾(いぬい)門だけで、出入りを管理するだろう。それなら、その外側に集まって、国葬に参列する、ほとんどは、統一教会の会員たちである、参列者を、目撃して、皆で、じっと睨みつければいい。
この北の丸公園(その外側が、千鳥ヶ淵)は、江戸時代は、大奥3千人(はしため、下女。奴婢まで入れて)と呼ばれた、ところだ。北の乾門は、汚れた不浄の、汚物を出す、門だった。江戸城の正面玄関は、半蔵門(代々の服部半蔵が管理した)で、今の天皇、皇后は、この半蔵門からしか出入りしない。二重橋は、明治になってから、町人が住む方にも付けた橋だ。
34.創価学会、公明党 は、今、押し黙ったように、静かにしている。統一教会とは、「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)」で、同類だから、創価学会は、統一教会のことを憎んで、激しく対立して、長年調べている。共産党と同じで、犬猿の仲である。
ところが、私は、びっくりしたことがある。もう、7年ぐらい前だ。我が学問道場の自力での講演会(定例会)に、来ていた、賢そうな女性たちが、講演の後に、私に、近寄って来て。「副島先生。創価学会の中に、潜り込んできている統一教会のことを教えてください」と言われた。私は、「それは、貴女(あなた)たちの方が知っているでしょう」と答えたら、
「ええ。秋山たちです」と、答えた。 この秋山某たちが、今や、総会学会の幹部になっていて、原田稔(はらだみのる)会長の、すぐそばにまで来ている、大幹部だ。
公明党にも、自民党との連立政権だから、安倍晋三たち統一教会と近い、人物がいて、そいつが、スパイで、創価学会の中に、潜り込んでいる。この 者たちを、創価学会は、今、摘発して、叩きだすことを、熱心にやっているだろう。だから、世の中が、統一教会のことで、テレビで、大騒ぎになっていることを、知らん顔して、内部での激しい闘いをやっている最中だ。
36. 警察庁にも、警視庁にも、 それから、法務省にも、最高検察庁の、内部にも潜り込んでいる、統一教会のスパイたちを洗い出して、追放する、ことに、躍起になっている。一昨年の、河合克行(かわいかつゆき。統一教会の幹部で、安倍が任命して、法務大臣にまでなった)、安里(あんり)の事件で、法務省と最高検察庁は、内部が、ガタガタになった。まだまだ、統一教会が、刑事法(犯罪摘発)の執行公務員に中に、かなり潜り込んでいる。どんどん摘発せよ。
この広島3区で、長年、参議院議員として、自民党の立派な政治家だった、溝手顕正(みぞてけんせい)は、自民党参議院議員会長だったのに、安倍晋三と、激しく対立して、統一教会と闘っていた。この議員は、無理やり安倍たちに、潰された。岸田は無念にも助けることができなかった。この溝手顕正 を顕彰せよ。
37.私は、殺された(自宅で、自殺ということにされた) 松下忠弘(まつしたただひろ)という政治家を知っている。彼は、金融担当大臣をしていた、建設官僚あがりの、立派な人格者の政治家だった。この人と、11年前(2011年)に、私は、さる 選挙事務所で、会ったことがある。その翌年、松下忠弘は、殺された。野田佳彦(のだよしひこ)の、豚ヤローの、内閣の時だ。
松下忠洋は、自分の盟友の、亀井静香(かめいしずか)と共に、2005年の郵政民営化に反対して、国民新党にいた。そして、野田内閣の閣議で、ひとりで、金融大臣として、閣議決定に、徹底的に反対した。 それで、殺された。自宅の高層住宅で、大きな梁(はり)もないのに、首つり自殺、ということにされた。
38. 殺したのは、松下忠洋の秘書をしていた、野間健(のまたけし)たちである。この野間健は、今、その地盤を奪い取って、立憲民主党から、3回目当選の議員だ。今の泉健太(いずみけんた)執行部を支えている野党政治家。この男も統一教会だ。他に、川内博史(かわうちひろし)という、統一教会の気色の悪い政治家がいる。今は落ちている。
松岡利勝(まつおかとしかつ)という農水大臣をしていた、政治家も、統一教会である、自分の秘書たち、3人に、大臣の現職の時に、議員宿舎の部屋で、無理やり首をつられて、殺された。警察によって自殺とされた。
郵政民営化に、体を張って反対した、亀井静香も、悪い点が有るのだ。あのバカの、目立ちたがり屋の石原慎太郎(こいつも、霊友会(れいゆうかい)という、統一教会の片割れの宗教団体の支援を貰っていた) の盟友として、晴嵐会(せいらんかい)という暴れ者の若い政治家の会を作り、憲法改正を主張した。亀井静香も、安倍を追悼するぐらいの、愚か者だ。広島出身の警察官僚あがりだ。
「憲法改正を 」 これから、まだ、性懲りもなく、「安倍総理の遺志(いし)を継いで」と言い続ける者たちを、私たちは、監視し、撃滅しなければいけない。
ちょっとでも、敵の側に、行く者たちを注視して、副島隆彦は、許さない。バカな考えをするな。日本が核兵器を持ったら、それは、北朝鮮と全く同じ扱いになるのだ。世界を敵に回すのだ、と、肝に命じよ。
39. こうやって統一教会に殺された、政治家や、新聞記者や、言論人たちがいる。私、副島隆彦も狙われていた。私を狙っていた恐ろしい顔をした、そいつの似顔絵を、私は、そのうち公開する。
野田佳彦のような、豚ヤローの、 松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)出身の、政治家たちが、すべてが、ムーニーだ。前原誠司(まえはらせいじ)も、同じだ。・・・・たちもだ。
だから、今の立憲民主党を握っている、泉健太たちも、統一教会だ。国民民主党のの玉木雄一郎も、小沢一郎に、近寄った、統一教会だ。 だから、汚れているのは、自民党だけではない。野党までも、汚れまくっているのだ。だから、自民党だけでなく、野党もずべて、叩き壊さないといけない。
日本の政治の、このあまりのキタならしさに、私は、ひとりで、ゲーと吐きそうになりながら、生きている。ここまで、日本人というのは、国民の公権力を、キタナク汚されまくっている、愚か者の国民なのだ。
公権力(こうけんりょく)=正式の国家体制 を、安倍政権という、気色の悪い、宗教団体に乗っ取られて、8年も、支配された、バカな国民だ。どうして、こういうことが理解できないのか。この馬鹿どもは。
だから、私は、おとといの夜中に、出て来た、昭和天皇の、亡霊に対して、本気で、彼らとの戦いを、すると、誓わないわけには行かない。この私の深い決意を、分かってくれる人たちは、私、副島隆彦を、先生として、かつ、司令官として、私の命令に従ってください。
もし、私、副島隆彦が、判断を間違ったら、多くの人々を、間違った方に、向かわせてしまう。私は、自分の書くコトバの、重要性を、深く自覚している。
私は、今、シェイスクピアの 「マクベス」(ダンカン王を殺して王になった。自分も、その息子に殺された ) と、ローマの元老院(セネト)の議場で、公然と殺された「シーザー(カエサル)」の 劇を、思い出す。
私たち日本人の目の前で、安倍殺し、という、全く同じ劇(ドラマ)が、演じられた。
副島隆彦 拝