日本政界●情報メモ
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Loginはこちら【309】「知事選に機密費 事実なら民主主義冒とく」
「琉球新報」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月19日社説
「知事選に機密費 事実なら民主主義冒とく」
1998年11月の県知事選をめぐり、当時の小渕内閣で官房副長官を務めていた鈴木宗男衆院議員(新党大地代表)が、自民党推薦の稲嶺恵一氏の陣営に内閣官房機密費3億円が渡っていたと証言した。
米軍普天間飛行場の県内移設を容認していた稲嶺氏が、県内移設に反対した現職の大田昌秀氏を破り、初当選した選挙だった。
これまで、鈴木氏は一部メディアに対して3億円の拠出を聞いていたと話していた。本紙の取材に対し、金額の根拠について、当時の野中広務官房長官の秘書官を問い詰め、具体的に確認したと初めて明らかにした。当事者しか知り得ない内幕が含まれた証言である。
事実とすれば、当時の自民党政権が国民の血税からなる官房機密費を使って、政府の意に沿う候補者を勝たせるために巨額の選挙資金を与えていたことになる。
沖縄の最大懸案である普天間飛行場の県内移設が争点となった知事選挙が金まみれの露骨な介入を受けていたことになる。地方自治と民主主義の根幹をないがしろにした行為と断じるしかない。
鈴木氏の証言に対し、野中氏は原則として選挙には機密費を拠出しないと否定している。当時の大田県政打倒に向け、県内保守政界と密接なつながりを持っていた野中氏と鈴木氏の証言の食い違いに、国民の預かり知らないところで領収書なしで支出される機密費の闇の深さがうかがえる。
機密費の使途は最近、徐々に明らかにされてきた。野中氏は県内での講演で、長官在任中に複数の政治評論家に機密費から盆と暮れに500万円ずつの付け届けをし、国会対策費などにも使ったと明かしていた。
県内は、11月に普天間飛行場の返還・移設問題で15年間揺れ続けた沖縄の民意をはっきりさせる県知事選挙を控えている。また、9月の統一地方選挙で、移設が焦点となる名護市議選挙もある。
政権の主は民主党に代わったが、沖縄に新たな巨大基地を押し付ける政権の姿は変わらない。使途が公開されない官房機密費を政権の意のままに使われる懸念はぬぐえない。
沖縄は政治決戦の秋を迎える。地方主権を掲げる民主党政権が、金の力で選挙と民主主義をゆがめる悪弊を重ねることがあってはならない。
(転載貼り付け終了)
【308】「英国ロスチャイルド、ローマ法王庁、創価学会が連携し「小沢一郎救済」活動を開始、代表選出馬決意か?」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月20日 16時05分33秒
「英国ロスチャイルド、ローマ法王庁、創価学会が連携し「小沢一郎救済」活動を開始、代表選出馬決意か?」
◆私は8月19日付けブログの最後に、こう書いておいた。
「だが、それでも、小沢前幹事長が民主党代表選への出馬の可能性が皆無になったというわけではない。小沢前幹事長は、ディビッド・ロックフェラーと対立関係にある英国ロスチャイルド財閥(国連を中心に新しい世界秩序を確立しようとしている)と親密なつながりを持っており、この力を背景に民主党代表選に出馬して、代表となり総理大臣ポストを取りに行く道が残されている。座して自滅を待つよりも、この際、思い切って打って出ることもあり得る。ただし、この場合、生命が危険にさらされることを覚悟しなければならないようである。小沢前幹事長が決心するなら、小沢贔屓の国民は、こぞって小沢前幹事長を応援し、支持率アップのために声援を送らなくてはならない」
◆世の中の動きは、めまぐるしい。とくに政治の世界は、一寸先は闇というが、舞台の景色が、一夜にして様変わりした。今朝方から板垣英憲マスコミ事務所に入ってきている最新情報を、以下、メモ書きで列挙、速報しておく。参考にされたい。
①英国ロスチャイルドの当主であるジェイコブ・ロスチャイルド(ロンドン家6代目、四代目パロン=帝国ホテル内に事務所あり)が 20日から「小沢一郎前幹事長救済」に動き出した。資金援助もするという。小沢前幹事長は、伝統のある関西創価学会の上層部と会い、協力を要請してきた。その効果も出できている。
②英国ロスチャイルド-ローマ法王庁(バチカン)-創価学会が連携して、小沢救済に当たっている。ディビッド・ロックフェラーやブッシュ前大統領側から放たれる刺客によるテロを未然に防ぐため、欧州から小沢一郎前幹事長護衛組織が日本に向けて続々送り込まれつつあるという。
③成り上がり者のディビッド・ロックフェラーは、いまやカネもなく、欧州勢が出てきたら、勝ち目はない。マイケル・グリーンも手が出せない。菅直人首相、仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長の3人は切られる。
④小沢陣営は、菅直人首相、仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長のスキャンダル情報をつかんでおり、菅首相側に突きつけるなど駆け引きがいよいよ始まる。
⑤情報をキャッチした週刊誌各誌が報道、怪文書も衆参議員会館にバラ撒かれる。
⑥自民党側では、福田康夫元首相(小沢前幹事長とは大連立構想のカウンターパート)、与謝野馨元財務相、谷垣禎一総裁の「麻布高校同窓生」3人が、自民党内で小沢前幹事長との連携工作中である。
⑦連合の古賀伸明会長も同調の動きになる見通し。
◆小沢陣営は、「菅直人日本破綻内閣」「小沢一郎救国内閣」と銘打って、小沢前幹事長に民主党代表選出馬を要請する。小沢前幹事長は、これに応ずる決意を固めているという。25日の「小沢一郎政治塾」での発言に注目! 新着情報は、追って続報する。乞うご期待!!
◆小沢前幹事長支持の国民有権者、小沢一郎総理大臣待望論者のみなさん、ぼんやりしている暇はありませんぞ。小沢前幹事長が決心するなら、小沢贔屓の国民は、こぞって小沢前幹事長を応援し、支持率アップのために声援を送らなくてはならない。
(転載貼り付け終了)
【307】「菅直人首相はディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領が企てる「核戦争」協力を約束して延命を企む?」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月19日 19時57分21秒
「菅直人首相はディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領が企てる「核戦争」協力を約束して延命を企む?」
◆小沢一郎前幹事長が8月19日、長野県軽井沢町にある鳩山由紀夫前首相の別荘で開かれた約160人が集まった懇親会に出席して「お互いに力を合わせて一生懸命頑張って国民の期待に応えるようやりましょう」と挨拶した。この懇親会は軽井沢町のホテルで行われた鳩山派研修会に続き、会場を別荘に移して開かれた。小沢一郎前幹事長は、挨拶のなかで、9月1日告示される民主党代表選に出馬不出馬について何も語らなかったものの、出馬に向けて心が動かされている様子が窺えた。
小沢前幹事長は、25日に開く「小沢一郎政治塾」で講演し、その足で、アメリカに飛び立ち、財団主催のイベントに出席して、ジョン・D・ロックフェラー4世(温厚な大金持ちのボンボン)、ディビッド・ロックフェラー(凶暴な暗殺者の頭目、かつてヒトラーと手を結んだ悪魔の化身)に挨拶に赴き、28日に帰国する予定にしていた。だが、突然、アメリカ行きをキャンセルしたといい、側近たちの間では、代表選出馬への意欲を強めている証と受け止められている。
◆しかし、その裏側では、不穏な情報が小沢前幹事長とその周辺を飛び交っている。それは、体調を崩したもののまだ存命のディビッド・ロックフェラー(すぐに死ぬと思った米国対日工作担当者マイケル・ジョナサン・グリーンが早とちり)とブッシュ前大統領が、新たな計画を立てており、これに菅首相、仙谷由人官房長官、イラク戦争を遂行した米国ネオコンと深く結びついている前原誠司国土交通相(背後に小泉純一郎元首相=ディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領に寵愛される)、平沢勝栄衆院議員に新左翼過激派集団「革マル」との関係を衆院予算委員会で追及された枝野幸男幹事長らを協力させようとしているというもの。新しい計画とは、「イスラエル・イラン核戦争」「インド・パキスタン核戦争」「中国・インド核戦争」で構成する「第3次世界大戦」という。ディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領は、開戦時期を「2012年」に設定して、主たる軍資金調達先を日本に決めており、最低200兆円から300兆円を提供させる計画という。ブッシュ前大統領は、石油・軍需・ゼネコン業界に支えられて政権を維持してきたように、この「悪の戦争経済」により現在低迷しているアメリカ経済を活性化させようとしているようである。この計画を知らされた菅首相らは、要求を受け入れ、「第3次世界大戦」への協力を約束、ディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領側は、見返りに「菅政権続投」を認めたらしい。この計画の日本側のお膳立ての立役者は、小泉元首相と見られており、小泉元首相は、以前から気の会う前原誠司国交相と会談した際に伝えたという。
◆また、ディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領側は、小沢前幹事長に対して、「動くな」(時機を待てという意味)と命じ、民主党代表選出馬も離党も厳しく禁じているという。連合の古賀伸明会長にも小沢前幹事長を支持しないよう指示しているようである。
最大の理由は、マスメディアによる国民世論調査の結果、小沢前幹事長に対する「不支持率81%」という最悪の数字が出ていることにある。いますぐに小沢政権が樹立されても、「短命政権」に終わると踏んでいるようである。従って25日にアメリカに飛び立ち、イベントに出席して、ジョン・D・ロックフェラー4世、ディビッド・ロックフェラーに挨拶に赴くスケジュールは、アメリカ側からキャンセルされたというのが、実情のようである。従来、総理大臣になろうと思う政治家は、アメリカと中国に前もって挨拶するのが、慣わしであるが、小沢前幹事長は、アメリカ側から敬遠された形である。それでもなお、アメリカ側は、「ポスト菅」として小沢前幹事長に花道を用意しているともいう。これまでのような検察権力やマスメディアを総動員して「政治とカネ」を追及して小沢前幹事長を徹底的に叩き、潰しにかかるえげつないネガティブ・キャンペーンは、もちろん行わないことを約束している。背けば、ディビッド・ロックフェラーから刺客が放たれる。恐ろしい話である。
これらのことから、小沢前幹事長は、民主党代表選出馬をほぼ断念し、鳩山前首相の別荘での懇親会への出席を直前まで決めかねていた。しかし、このまま欠席すれば、民主党代表選の流れが、一気に「菅首相続投」に決まってしまい、小沢一郎の求心力が失われることが考えられる。そのため、山岡賢次副代表はじめ側近たちが、懸命に説得して、小沢派や友好派閥の衆参議員ら「小沢支持派」の結束維持を図ったと言われている。鳩山前首相が挨拶で「挙党体勢により一致団結しよう」と呼びかけたことに象徴されるように、「菅首相続投」に決まるにしても、閣僚や党役員人事面でポストを確保する「条件闘争」により、最終的には「党内当為融和」を築くことも考えられている。
◆だが、それでも、小沢前幹事長が民主党代表選への出馬の可能性が皆無になったというわけではない。小沢前幹事長は、ディビッド・ロックフェラーと対立関係にある英国ロスチャイルド財閥(国連を中心に新しい世界秩序を確立しようとしている)と親密なつながりを持っており、この力を背景に民主党代表選に出馬して、代表となり総理大臣ポストを取りに行く道が残されている。座して自滅を待つよりも、この際、思い切って打って出ることもあり得る。ただし、この場合、生命が危険にさらされることを覚悟しなければならないようである。小沢前幹事長が決心するなら、小沢贔屓の国民は、こぞって小沢前幹事長を応援し、支持率アップのために声援を送らなくてはならない。
いずれにしても、菅首相らは、自らの政権延命のために国民の血税を提供してディビッド・ロックフェラーとブッシュ前大統領が血道を上げる「第3次世界大戦」「悪の戦争経済」に協力しようとする売国奴(総理大臣ポストに目がくらみ韓国併合に尽力した売国奴・李完用と同じ)であり、菅政権は、日本国家を破綻させ、国民を裏切る最悪最低の危険な政権になりつつある。皮肉にも、菅首相は19日、就任以来初めて防衛省統合幕僚長をはじめ陸海空3自衛隊の各幕僚長ら最高幹部を首相官邸に呼び、日本を取り巻く軍事情勢について、レクチャーを受け、意見交換している。大戦争にヤル気満々と言ってよいだろう。
【第二次世界大戦後、アメリカがアジアで関係した戦争】
○朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日休戦)は、成立したばかりの大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で、朝鮮半島の主権を巡って、北朝鮮が軍事境界線を越えて侵攻したことによって勃発した国際戦争。
○ ベトナム戦争(1965年2月7日~1975年4月30日)は、アメリカと北ベトナムの戦争と捉えれば、北爆により開戦、サイゴン陥落により終戦した。
○イラン・イラク戦争(1980年9月22日~1988年8月20日)は、イランとイラクが国境をめぐって始まり、国際連合安全保障理事会の決議を受け入れる形で停戦を迎えた。両国が殺戮の応酬を繰り返す中の1986年3月、イランを支援し続けるリビア(リビアは当時チャド内戦にも介入していた)と米軍機がシドラ湾で交戦、米国は4月にリビアを攻撃した。12月、アメリカでイラン・コントラ事件が暴露され、ロナルド・レーガン大統領は窮地に立たされた。
○湾岸戦争(1991年1月17日~4月6日)は1990年8月2日にイラクがクウェートに侵攻したのを機に、国際連合が多国籍軍(連合軍)の派遣を決定し、1991年1月17日にイラクを空爆したことに始まる。
○イラク戦争(2003年3月20日~)は、アメリカが主体となり、英国、オーストラリアに、工兵部隊を派遣したポーランドなどが加わる有志連合が、イラク武装解除問題の進展義務違反を理由としてイラクに侵攻したことで始まった。2001年9月11日、アメリカで同時多発テロ、米軍が10月7日、アフガニスタン空爆。
○第3次世界大戦(2012年~)? 「イスラエル・イラン核戦争」「インド・パキスタン核戦争」「中国・インド核戦争」など連発、多発。
(転載貼り付け終了)
【306】「やっぱりスパイが鳩山懇親会に潜入、荒井聡国家戦略担当相」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月20日
「やっぱりスパイが鳩山懇親会に潜入、荒井聡国家戦略担当相」
菅・仙谷の動きはチェックしたが、まさか挙党一致を常々口にしていた菅直人の側近中の側近・荒井聡国家戦略担当相が呼ばれもしないのにノコノコ顔を出したのである。(笑)一見挙党一致を常々口にして、菅グループに亀裂でも入っているような演出を画策するとは、なんとも情けない菅政権の所業である。
一年生議員に「内閣総理大臣・菅直人」の公的名前を使い、無理やり懇親会を設けるなど姑息の頂点である。しかも、小沢政治塾の研修日程にぶつけている、本当にあさましい人間だ。菅直人がやらないとすれば、仙谷のアイディアだろう。どちらにしても、議員としての民主党代表選出馬の踏み絵的懇談会に内閣総理大臣名は違法ではないが、脱法に近い所業である。まぁ彼らならやりそうな事でもある。(笑)
マスメディアも昨日の鳩山研修会で小沢一郎の出馬表明が出たら、ここぞとばかり「小沢出馬断固阻止」のネガキャンを用意していたようだが、幾分肩透かしに終わり、鳩山研修会及び懇親会を伝える論調は殊のほか大人しい。一番、ネガキャンに近い臭いをプンプンさせていたのが毎日新聞の記事だった。折角なので、最後に引用しておいたので、参考までに目を通すのも一興でしょう。
兎にも角にも、小沢の代表選出馬は後戻り出来ないところまで来ている。「皆さんが出ろと言うなら」が小沢一郎の過去の政治スタンスだったが、今回はそう云う我が儘も許されない状況な事は、小沢一郎が心底感じているに違いない。「100%と書きたい」と云う言を引っ込め「100%出る」と断言しておこう。
今回の民主党代表選は「挙党態勢」と「原点回帰」二つのキャッチフレーズがポイントだ。菅直人は挙党態勢を拒否した。おそらく、鳩山の挙党態勢の誘いを断ったに違いない。菅直人自身は鳩山の言う通りだと思ったかもしれない。
しかし、菅直人を支える仙谷・前原・枝野・野田・岡田らは、その考えが自分たちの粛清に直結している事を知っている。特に仙谷は政治生命を断たれ事間違いなしで、断固反対であったろう。菅直人の陰謀の幾つかをバラスくらいの恫喝まであったかもしれない。
仙谷の官房機密費のここ2カ月の支出先は朝日・毎日系のメディアと沖縄・名護市議選と沖縄県知事選に向けられた可能性が非常に高いことは、状況を観察して行けば辿りつく推論である。このような差配、いや陰謀が菅直人の政権維持に必要な金である以上、菅も共同正犯なのだ。今更、鳩山の挙党態勢の誘いに乗りようがないのである。
財務省官僚と抱き合う程密接な関係を築いて、政策遂行を「官僚主導」で試み始めた菅直人としては、今更「政治主導」の政治に舵を切る事も出来なくなっている。つまり、鳩山由紀夫や旧民社党、旧社会党系グループの主張する「挙党態勢」も「原点回帰」も飲む事が出来ないガケップチに立たされた訳である。
野田グループなどはレンホーの口を使って「代表が変わるようなら、解散総選挙!」などとブラフを掛けているが、このような断末魔の叫びも「菅内閣危うし」を予感したからこその発言である。お気の毒に・・・(笑)
ただ、そのような事態も想定する必要はあるだろう。民主党が分裂気味になるわけだ。そして、連動するように自民党も分裂する。ガラガラポンが起きる政局はゼロとは言えない状況だろう。それはそれで良い事かもしれない。詳細は省くが小沢・鳩山側に残る勢力の方が7割近くになる筈である。解散、やりたければやりなさい。
検察審査会が残っている!「政治とカネ」が残っている!菅・仙谷ラインの唯一の頼みはマスメディアの更なる「小沢ネガティブ・キャンペーン」である。法務官僚が事務局を仕切る検察審査会と朝日・毎日のメディア及びクロスオーナーシップのテレ朝とTBSである。
しかし、NHKが中立乃至は小沢・鳩山にシフトしたのは歴然であり、大越キャスターの政治関連報道が極端に減り、態度に落着きがなくなったのは気のせいだけではないだろう。
是非、鳩山由紀夫は小沢一郎にネット・メディアの情報キャッチアップを推奨すべきだ。我田引水ではないが、何処に阿る事もない市民ジャーナリスト達の情報発信にも耳を傾けるべきである。得意のツイッターまではお薦めにならなくて結構。(笑)
―朝日に勝るとも劣らぬ反小沢な毎日新聞の記事―
「小沢、求心力低下を憂慮?」(記事見出しとは別にこんな誘導見出し付き)
≪ 民主代表選:小沢氏来週にも最終判断 求心力維持へ 9月の民主党代表選を前に、鳩山由紀夫前首相のグループが19日、長野県軽井沢町で研修会を開き、小沢一郎前幹事長も出席した。小沢氏は党代表選 への出馬を検討する意向を自らに近い議員らに伝えており、来週にも最終判断するとみられる。出馬姿勢をちらつかせて菅直人首相に圧力をかける構えだ。検察審査会の議決も控えハードルは高いが、首相が「脱小沢」の看板を掲げたまま続投するのを阻止しなければ求心力を維持できないという危機感にも迫られている。
研修会には鳩山氏や小沢氏のグループを中心に国会議員約160人が参加した。研修会は2部構成で、前半はホテルで有識者の講演会、後半は近くの鳩山氏の別荘の庭で懇親会を行った。
小沢氏は懇親会から出席した。鳩山氏は冒頭のあいさつで「特に注目の人、小沢一郎先生までお出ましをいただいた。挙党態勢で一致団結をしなければならない」と持ち上げた。小沢氏の隣には輿石東参院議員会長、山岡賢次前国対委員長も並び、鳩山前政権が再現されたかのよう。小沢氏が最後に「鳩山総理 (前首相)のおかげで久しぶりに大勢の仲間と顔を合わせて楽しく過ごした。総理の言葉の通り、お互いに力を合わせて一生懸命頑張って、国民の期待に応えるようやりましょう」とあいさつすると会場は拍手に包まれた。
懇親会の席上、小沢氏に近い川上義博参院議員が「ミコシを作るので乗ってほしい」と小沢氏に求めると「まあまあ」と上機嫌だったという。小沢氏が去る時には「代表選に出てがんばれ、小沢一郎」と声が飛んだ。松野頼久前官房副長官は記者団に「小沢氏に出馬してほしい」と語った。
だが、小沢氏出馬へ向けた情勢は万全ではない。小沢氏に近い森裕子参院議員は「出馬の環境を作るために全力でがんばる」と語るが、小沢氏に近い党関係者は「小沢氏は各グループの動きを見ている」と指摘する。小沢氏のグループは今年6月の党代表選で独自候補擁立を巡って迷走した。今回も海江田万里衆院財務金融委員長が小沢氏のグループに出馬の意欲を伝えているが賛否両論がある。
小沢氏は資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会の議決を今秋に控え、世論の批判は厳しい。対抗馬が固まらないのも「小沢氏のかいらい」というレッテルを張られることを懸念しているためだ。旧社会党グループや旧民社党グループも様子見を決め込んでおり、小沢氏がこの局面で存在感を示さなければ自らのグループのまとまりも保てなくなる危険もあった。
小沢氏は今月中旬、周辺が出馬の意向を打診したのに対し「(菅政権が終わるのを待っていては)政権のたらい回しになる。正々堂々とやるには9月しかない」と語ったという。一方で、藤井裕久元財務相は19日、東京都内で記者団に「私はずっと長い間(小沢氏と)一緒だったので、(出馬しないと)想像している」と指摘した。
首相側は警戒を強めている。首相は19日夜、首相官邸で記者団に小沢氏の研修会出席について問われたが「きちんとした時点で言うので待ってほしい」と言及を避けた。枝野幸男幹事長も視察先の福井市で「どこの議員がどういう考えで参加しているのかまったく知らない」と不快感をにじませた。菅氏のグ ループの衆院議員は「もし小沢氏が出馬したら党の分裂含みになる」と動揺を隠さなかった。【朝日弘行、念佛明奈】(毎日新聞) ≫
(転載貼り付け終了)
【305】「米国戦争屋解体の近道:オバマによる9.11作戦の闇、暴露」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月18日 No.176
「米国戦争屋解体の近道:オバマによる9.11作戦の闇、暴露」
1.NYにモスク建設:米国戦争屋、オバマに嫌がらせ
米国報道によれば、9.11事件の現場、WTCビル跡地、いわゆるグラウンド・ゼロ地点の近傍に、イスラム教モスクの建設話があって、オバマ大統領が、その建設を支持したため、猛烈な批判が全米で湧きおこっているそうです。オバマの父はイスラム教徒であり、オバマ自身のミドルネームには、イラクのフセイン大統領と同じく、フセインの名がついています。オバマは宗教を差別できないと正論を吐いていますが、一部の白人からは受け入れられないでしょう。
米国のテレビでは、いつものように、米戦争屋(注1)系の役者が登場して、9.11事件で犠牲になったアメリカ人の遺族の神経を逆撫でするものだと大騒ぎです。一方、オバマは、この件が、戦争屋のアンチ・オバマ・プロパガンダに利用されることを読んだ上で、あえて、モスク建設支持を打ち出しています。
2.なぜ、オバマは米国のタブーに挑戦するのか
米国の敵・イスラム・テロリストの宝であるモスクをよりによって、アンチ・イスラムの牙城、すなわちユダヤ教徒の街・NYマンハッタンに建設するという動き、これは何を意味するのでしょうか。イスラム教徒によるユダヤ教徒への挑戦なのでしょうか。しかも、オバマは覚悟の上、モスク建設を支持したのです。彼の父がイスラム教徒だったからでしょうか、いやいや、その程度でこのような危険な支持表明は到底できません。
米国民に伏せられているミドルネーム(フセイン)に脚光が当たるとわかってのオバマの挑戦です。何か、勝算がない限り絶対できない芸当です。そうでなければ、オバマは意図的にオウンゴールを放って、自爆作戦を開始したことになります。
そこで筆者の穿った見方、それは、9.11の真犯人はイスラム過激派ではないことが、近未来、暴露されるのではないでしょうか。それを是が非でも、期待したい!
3.オバマ政権は、獰猛な米戦争屋相手によくやっている
上記の話題と並び、オバマ政権のロバート・ゲーツ米国防長官が、来年辞任する意向であることを、早々とリークしています。彼はすでに、米防衛予算の大リストラ(5年で100兆円規模)の実行計画を発表していますので、米戦争屋からの反発は半端ではないでしょう。毎日、相当の脅しを受け続けているはずですから、彼が辞任をほのめかすのは十分あり得ることです。
このように、オバマ政権は獰猛な戦争屋を相手に、よくやっていると思います。前クリントン大統領時代の米民主党政権は、戦争屋と共存、共栄でしたが、クリントン政権末期に、彼は、戦争屋からモニカ・ルインスキー(戦争屋のスパイ)との不倫スキャンダルを暴露されました。これもすべて、やらせであり、女好きクリントンが、まんまと嵌ったに過ぎません。このように、戦争屋の抱える謀略部隊は、日本のみならず米国の要人の失脚工作のプロです。彼らの手口はKOS(カネ、丸々、サケ)と決まっています。クリントンの場合は、KOSのOでした。
ちなみに、戦争屋のロボット・悪徳ペンタゴン(注2)日本人も、KOSを駆使して、アンチ戦争屋の日本人政治家を落とすのが常です。最近、失脚した小沢・鳩山コンビは、KOSのKでやられ、突然死したヤサ男・橋本元首相(アンチ戦争屋)はクリントンと同様、Oで脅され続けました。また不審死した中川昭一氏(正真正銘の反米政治家)はKOSのSでやられています。
4.9.11事件真相暴露:戦争屋の解体に不可欠
戦後における米戦争屋の二大謀略、それはJFK(ケネディ)暗殺作戦(注3)と9.11やらせテロ作戦(注4)でしょう。
日米関係に関心をもつ筆者は、両事件に関して個人的に、すでに分析を行っていますが、JFK事件は50年近く経っており、9.11事件の暴露に比して、米国民へのインパクトが弱いことは否めません。やはり、米国民や世界の人々の記憶に新しい9.11事件の真相暴露は、戦争屋への致命的打撃となります。
ネット情報が発達した今、9.11事件は米戦争屋のタブーとなっており、彼らは、米国民のみならず世界の人々による真相追及を極めて恐れています。そのため、筆者は、日本で政権交代が起きた2009年9月になって初めて、9.11事件に関する個人見解(注4)を公表しました。なぜなら、それまで、戦争屋謀略部隊の日本担当監視者に睨まれるのを恐れていたからです。
ちなみに、本ブログの属するヤフー・ブログ管理システムでも、戦争屋ボスの“デビッドRF”と”9.11事件“を関連付ける投稿を行うと、自動的に投稿許可がおりない仕組みになっています。
5.米戦争屋が武力で世界覇権を握っているうちは、彼らの謀略がばれることはなかった
JFK暗殺と9.11作戦の関する筆者の見解、それは、戦争屋謀略部隊の関与疑惑です。彼らは米国覇権のみならず、世界覇権を握ってきましたので、これまで、彼らの謀略が公式に暴露されることは決してありませんでした。これらの事件は、戦争屋覇権が続く限り、永遠に疑惑のままです。日本においても、日航機御巣鷹山墜落事件、えひめ丸撃沈事件、イージス艦・愛宕漁船衝突事件、ホルムズ海峡大型タンカーテロ被爆事件、韓国における哨戒艦・天安沈没事件など、戦争屋謀略部隊の関与疑惑が決して消えません。その他、戦後のどさくさで起きた国鉄三大事件、そして、戦争屋に不都合な日本人政治家は必ず、何らかの不幸な目に遭っている疑惑など、大小、多くの疑惑が脳裏をよぎります。
このように、数々の疑惑が存在するのに、どれひとつ、疑惑が解明されていません。
その中で、ベトナム戦争トリガーのトンキン湾事件(1964年)のみ、戦争屋の自作自演であったことが、71年、公式に暴露されています。これは、内部関係者のリークによります。
6.米国はマフィア国家だった?
パパ・ブッシュ、ラムズフェルドなどがなぜ、米国政界で抜擢されたかというと、戦争屋ボスの謀略作戦を成功させた功労者だからと言われています。もしこのうわさがほんとう(たぶん本当)なら、米国という国家の覇権者は“マフィアのゴッドファーザー”のお化けに等しいことがわかります。確かに、マフィアの掟は厳格なる信賞必罰です。ボスに報いれば、見返りは確実に得られる一方、逆らうと命がないのです。
その意味で、戦後日本は、65年間も、米戦争屋から、このようなマフィアの掟で支配されてきたことがわかります。その結果生まれた鬼子が、あの悪徳ペンタゴン日本人(注2)です。戦後日本政府が、米国政府(戦争屋の私物)と締結した日米安保条約も、米ソ中冷戦や、北の脅威があったからですが、これらも、彼ら戦争屋の壮大なやらせであり、結局、戦争屋マフィアのビジネスおよび彼らの恩着せがましい対日支配に貢献しています。
在日米軍コストを日本が負担するという、いわゆる“思いやり予算”とは、マフィアの“みかじめ料”となんら変わりません。
オバマ政権がもし、9.11事件の真相暴露に成功すれば、戦争屋による対日ステルス支配の闇が芋づる式にばれるでしょう、オバマ(および背後のジェイRF)に強く期待したい。
注1:米国戦争屋とは、
デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRFに移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。
オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。
なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。
注2:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。
すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。
注3:ベンチャー革命No.068『20世紀最大の謎:ケネディ暗殺』2004年4月6日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr068.htm
注4:本ブログNo.20『9.11事件に関する個人的見解』2009年9月12日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/806900.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/807291.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/807680.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(転載貼り付け終了)
【304】「小沢豹変!敵意むき出し菅に激怒!!」
「ゲンダイ的考察日記」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/19(木) 21:57:38
「小沢豹変!敵意むき出し菅に激怒!!」
民主党分裂に現実味…
民主党前幹事長、小沢一郎が一昨日(17日)を境に豹変した。代表選への出馬を検討すると周囲に伝えた。小沢排除を改めて鮮明にしつつある菅首相に対し、“宣戦布告”を決めたのである。小沢はきょう(19日)、軽井沢で開かれる鳩山グループの研修会に参加。招待されていたものの、出るか出ないかで逡巡(しゅんじゅん)していたのが、急きょ、出席を決めた。小沢の参加は、同じように現政権とは距離を置く鳩山グループとの連携を示唆する政治的なメッセージだ。永田町では「菅おろし」の号砲とみられている。
小沢の周辺はこんな表現を使った。
「代表選の対応がAプランからBプランに変わったんだ」
Aプランとは、菅と水面下で交渉し、代表選で戦っても最終的には挙党一致体制を目指すというもの。
Bプランとは本気のケンカということだ。2日前の出来事をキッカケに、小沢サイドはプランをAからBに変更した。そして、急きょ、鳩山グループの研修会への出席も決めたのである。
「その出来事とは2つある。ひとつは菅サイドが朝日新聞を使って、代表選で勝っても小沢には幹事長をさせないというメッセージを発したこと。もうひとつは、小沢グループが多い衆院1回生議員に対し、菅が総理大臣名で懇談を強要する文書を出したことです」(小沢の周辺)
代表選を控えたこの時期に、代表選後の人事に言及し、脱小沢路線を鮮明にさせたのは仙谷官房長官の“意向”とされる。各種世論調査から、菅続投支持が多いのと、小沢排除論が依然、根強いことに自信を深めたのが背景とされる。
周囲に代表選への出馬を検討
そのうえで、間髪入れずに1回生議員の切り崩しに動いたわけだが、これに小沢が激怒した。
「とくに小沢が怒ったのが1回生の切り崩しです。総理大臣名で面談を迫り、会うのか会わないのか、という踏み絵を踏ませるような文書を送った。しかも、その文書には1回生こそが国民の声をよく知っているかのような文章がある。ベテラン議員は国民の声に無頓着であるかのような書き方です。真摯(しんし)に国民の意向に耳を傾け、だからこそ、マニフェストの順守が必要と唱えてきた小沢にしてみれば、『許せない言い回し』になったのです。これがキッカケで、小沢は鳩山研修会にも出ることにした。向こうがその気ならば、こっちもやる。事実上の宣戦布告です」(民主党関係者)
小沢にしてみれば、ここでオメオメとやられれば、仙谷に潰され、検察審査会でも「起訴相当」の議決が出てしまうという焦りがある。一方、仙谷も必死だ。ここで小沢を潰さなければ、自分の政治生命が絶たれてしまう。かくて、民主党内は本気の戦争になりつつある。負けた方が離党……のシナリオが俄然、現実味を帯びてきた。
(日刊ゲンダイ 2010/08/19 掲載)
——————————————————————————–
★民主党の代表選挙で、菅直人首相が勝つか小沢一郎前幹事長が立候補するのか喧しいが、先日会った某元公明党委員長の話では、キーパースンは仙谷由人官房長官なのだそうだ。彼はニーチェを愛読するクールな元左翼。この際、徹底的に小沢と闘って、勝てば完全に小沢を日干しにするし、負けたらみんなで冷や飯を食えばいいと腹を括っているそうだ。小沢も舐めてかかると痛い目にあう、という読みだ。
(⇒J-CASTニュース)
◆そこまでやるか、菅直人!代表選を前に民主党1回生議員に面談強要
(2010/08/18 ゲンダイネット)
手紙で踏み絵を迫る露骨な中身 9月の代表選に向けて、党内が俄然、ざわついている民主党。中でも焦りまくっているのが首相の菅だ。それを象徴するような出来事があった。菅が民主党の衆院1回生に向けて、「内閣総理大臣 菅直人」として、面談を申し入れる手紙を一斉に配ったのである。
(⇒記事全文)
小沢氏は、研修会の挨拶で「お互いに力を合わせて一生懸命頑張って、国民の期待に応えられるようやりましょう」と述べ、輿石氏も「原点に戻って行動する時だ」と挨拶した。つまり、鳩山研修会は「国民との約束を守ること」に向いています。それが正しい政治の道だと確信しているからでしょう。
(転載貼り付け終了)
【303】「小沢さん代表選出馬検討!いよいよ頂上決戦か?」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/19(木) 03:42
「小沢さん代表選出馬検討!いよいよ頂上決戦か?」
読売・NHKが小沢さんが代表選出馬を検討していると報じた。
民主代表選、小沢氏が出馬を検討 (読売新聞 2010年8月19日03時05分)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は18日、9月の党代表選について、小沢グループ以外からの幅広い支持が得られることを条件に出馬を検討する考えを周辺に伝えた。菅首相はすでに出馬の意向を明らかにしており、小沢氏は党内の動向を慎重に見極め、来週にも最終判断する見通しだ。出馬の条件として、小沢氏は具体的に、党内最大の約150人を擁する小沢グループを固めたうえで、「(鳩山前首相グループや)旧民社党系や旧社会党系の支持が得られるなら考えてもいい」と周辺に説明した。また、小沢氏は同日、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山グループの研修会に出席する意向を鳩山氏側に伝えた。小沢氏はこの場で、自らの出馬を支持する声がどの程度広がるかを見極めたい考えとみられる。・・・≫(参照)
軽井沢での鳩山グループ研修会で、どのような反応があるのか。
これに先立ちNHKニュースがいち早く報じている。
小沢氏 立候補も視野に対応検討 (NHKニュース 8月19日 0時9分)
≪民主党の小沢前幹事長は、来月の代表選挙について、今の菅内閣では去年の衆議院選挙の政権公約で約束した政策が実現できないおそれがあり、党内にも立候補に期待する声があるとして、みずから立候補することも視野に入れた対応の検討に入りました。今後、党内外の情勢も見極め慎重に判断するものとみられます。
来月の民主党の代表選挙をめぐっては、菅総理大臣が再選に向けて立候補する意向を示しているのに対し、党内では、さきの参議院選挙の敗北を受けて、対立候補の擁立を目指す動きが続き、今週、山岡副代表を中心とする勉強会では「いわゆる、ねじれ国会のもとで野党側と話ができるのは小沢前幹事長だ」などとして、小沢氏の立候補に期待する声が相次ぎました。こうしたなか、小沢氏は、今の菅内閣は官僚主導の政治に戻りつつあり、去年の衆議院選挙の政権公約で約束した政策が実現できないおそれがあるなどとして、代表選挙に、みずから立候補することも視野に入れた対応の検討に入りました。ただ、小沢氏としては、党内外に「総理大臣が毎年のように代わるのは好ましくない」として菅総理大臣の再選を支持する意見も強いことから、今後の党内外の情勢も見極め慎重に判断するものとみられます。≫
また、この鳩山研修会出席の報道もNHKが早かった。
小沢氏 鳩山氏側会合に出席へ(NHKニュース 8月18日 15時48分)
≪民主党の小沢前幹事長は、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山前総理大臣の議員グループの会合に出席する意向を、鳩山氏側やみずからに近い議員らに伝えました。
民主党の鳩山前総理大臣を最高顧問とする議員グループは19日、長野県軽井沢町で研修会と懇親会を開くことにしており、小沢前幹事長に近いグループからも多くの議員が参加する予定で、小沢氏にも出席を要請していました。これに対し、小沢氏は、懇親会に出席したいという意向を、18日、鳩山氏側やみずからに近い議員らに伝えました。研修会と懇親会には100人を超える議員が参加する見通しで、来月の代表選挙に向けて、小沢氏がどのような発言をするかが注目されます。≫
(参照)
小沢・鳩山の二つのグループが、原点回帰、反菅でまとまれば、小沢さんが立候補する土台ができる。
********** ******
最近のNHKはえらく小沢情報がはやい。
こんなことを言うと不謹慎だが、先日NHK局内で自殺した影山日出夫解説委員の重石が取れたということか?
それに比べ朝日が官邸ベッタリになっている。
そのところを日刊ゲンダイが報じている。
朝日1面記事 菅の「小沢はずし」に永田町右往左往 (日刊ゲンダイ 2010/8/18)
カンさんが9月の代表選で再選された場合、小沢一郎を幹事長に起用しない方針を固め、朝日がそれを1面で報じていた、≪菅首相、代表再選後も「脱小沢」維持≫の記事だ。(参照)
日刊ゲンダイには、民主党関係者の話として、
≪「代表選を控えた微妙な時期に、ずいぶん強気な発言をするものだと思いましたが、記事をよく読むと、どうも釈然としない。菅首相本人が公に『小沢はずし』を宣言したわけではないのに、伝聞や憶測で、首相の胸の内を忖(そん)度(たく)するような記事内容なのです。誰がどういう意図で情報を流したのか。党内で話題になっています」≫
と書いていて、確かに他紙ではそんなことを言ったとは一言も書いていない。
≪民主党代表選で再選された場合の小沢一郎前幹事長の処遇について、「代表選の後の話を申し上げる時期ではない」と述べ、明言を避けた。≫(読売)
朝日が暴走しているというより、官邸サイドがリークして身内の結束を狙ったというのが真相のような気がする。
また小沢さんの代表選出馬検討は小沢サイドからのリークだろう。
本日、どれだけ小沢さん支持が得られるか、出席するということは、鳩山グループも反菅でまとまったと読み取れないことはない。既にお膳立ては出来上がり、小沢氏の代表選出馬を支持というふうにもとれる。
反小沢グループの蓮舫氏が、早速、牽制している。
「9月に代表選があること自体は歓迎したいが、もしここでまた代表・首相が代わるなら、(解散)総選挙が筋だ」
民主主義の基本も忘れているようだ。多数決で負ければ従うのが筋であり、解散権は総理大臣にあるはず。
昨日の新人議員の囲い込みでも書いたが、フジテレビが次のように放映したようだ。
≪小沢氏側が、6日に開催を発表したのに対し、菅首相サイドは、17日に案内状を送っており、あとから日程をぶつけたような格好。「小沢チルドレン」も多い新人議員に、「踏み絵」を迫ったとの見方もあり、代表選へ向けての争奪戦が、じわりと始まりつつある。≫(参照)
またこの中に昨日は少し不安だったが、新人議員がはっきりと小沢塾に出席すると言ったようでホッとした。
≪小沢氏の勉強会に講師として参加する福田 衣里子衆院議員は「最初に日程が届いて、その参加・不参加を出した方を優先しますね。何派だ、何派だって関係なく、参加することは、いいことだというふうに個人的には思ってます」と述べた。≫
菅政権下で今後どんな政治が行われるかは、既にこの2ヶ月ではっきりとわかった。
昨年の衆院選で国民と約束した公約を1年も経たず反故にして、官僚主導政治へと旧態依然に逆戻りさせ、消費税などのブレ発言で国民の信頼を失った。
小沢さんにしてみれば、せっかくここまで漕ぎ着けたものを、一人の無能な人間にひっくり返されたら元も子もない。
ここは、はっきりとした道すじをつけるためにも、小沢さん自身が出て、荒らされてしまった道を整備していただく以外にない。
ただ、小沢さんが立つまでには、もう一押しが必要だろう。
「内外情勢を見極める」ということだが、出馬表明と同時にマスコミによるバッシングがスタートすることになる。
そのネガティブキャンペーンに打ち克つくらいに、声を大にして叫び続けていくしかないだろう。
(転載貼り付け終了)
【302】「小沢さん代表選出馬検討!いよいよ頂上決戦か?」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/19(木) 03:42
「小沢さん代表選出馬検討!いよいよ頂上決戦か?」
読売・NHKが小沢さんが代表選出馬を検討していると報じた。
民主代表選、小沢氏が出馬を検討 (読売新聞 2010年8月19日03時05分)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は18日、9月の党代表選について、小沢グループ以外からの幅広い支持が得られることを条件に出馬を検討する考えを周辺に伝えた。菅首相はすでに出馬の意向を明らかにしており、小沢氏は党内の動向を慎重に見極め、来週にも最終判断する見通しだ。出馬の条件として、小沢氏は具体的に、党内最大の約150人を擁する小沢グループを固めたうえで、「(鳩山前首相グループや)旧民社党系や旧社会党系の支持が得られるなら考えてもいい」と周辺に説明した。また、小沢氏は同日、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山グループの研修会に出席する意向を鳩山氏側に伝えた。小沢氏はこの場で、自らの出馬を支持する声がどの程度広がるかを見極めたい考えとみられる。・・・≫(参照)
軽井沢での鳩山グループ研修会で、どのような反応があるのか。
これに先立ちNHKニュースがいち早く報じている。
小沢氏 立候補も視野に対応検討 (NHKニュース 8月19日 0時9分)
≪民主党の小沢前幹事長は、来月の代表選挙について、今の菅内閣では去年の衆議院選挙の政権公約で約束した政策が実現できないおそれがあり、党内にも立候補に期待する声があるとして、みずから立候補することも視野に入れた対応の検討に入りました。今後、党内外の情勢も見極め慎重に判断するものとみられます。
来月の民主党の代表選挙をめぐっては、菅総理大臣が再選に向けて立候補する意向を示しているのに対し、党内では、さきの参議院選挙の敗北を受けて、対立候補の擁立を目指す動きが続き、今週、山岡副代表を中心とする勉強会では「いわゆる、ねじれ国会のもとで野党側と話ができるのは小沢前幹事長だ」などとして、小沢氏の立候補に期待する声が相次ぎました。こうしたなか、小沢氏は、今の菅内閣は官僚主導の政治に戻りつつあり、去年の衆議院選挙の政権公約で約束した政策が実現できないおそれがあるなどとして、代表選挙に、みずから立候補することも視野に入れた対応の検討に入りました。ただ、小沢氏としては、党内外に「総理大臣が毎年のように代わるのは好ましくない」として菅総理大臣の再選を支持する意見も強いことから、今後の党内外の情勢も見極め慎重に判断するものとみられます。≫
また、この鳩山研修会出席の報道もNHKが早かった。
小沢氏 鳩山氏側会合に出席へ(NHKニュース 8月18日 15時48分)
≪民主党の小沢前幹事長は、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山前総理大臣の議員グループの会合に出席する意向を、鳩山氏側やみずからに近い議員らに伝えました。
民主党の鳩山前総理大臣を最高顧問とする議員グループは19日、長野県軽井沢町で研修会と懇親会を開くことにしており、小沢前幹事長に近いグループからも多くの議員が参加する予定で、小沢氏にも出席を要請していました。これに対し、小沢氏は、懇親会に出席したいという意向を、18日、鳩山氏側やみずからに近い議員らに伝えました。研修会と懇親会には100人を超える議員が参加する見通しで、来月の代表選挙に向けて、小沢氏がどのような発言をするかが注目されます。≫
(参照)
小沢・鳩山の二つのグループが、原点回帰、反菅でまとまれば、小沢さんが立候補する土台ができる。
********** ******
最近のNHKはえらく小沢情報がはやい。
こんなことを言うと不謹慎だが、先日NHK局内で自殺した影山日出夫解説委員の重石が取れたということか?
それに比べ朝日が官邸ベッタリになっている。
そのところを日刊ゲンダイが報じている。
朝日1面記事 菅の「小沢はずし」に永田町右往左往 (日刊ゲンダイ 2010/8/18)
カンさんが9月の代表選で再選された場合、小沢一郎を幹事長に起用しない方針を固め、朝日がそれを1面で報じていた、≪菅首相、代表再選後も「脱小沢」維持≫の記事だ。(参照)
日刊ゲンダイには、民主党関係者の話として、
≪「代表選を控えた微妙な時期に、ずいぶん強気な発言をするものだと思いましたが、記事をよく読むと、どうも釈然としない。菅首相本人が公に『小沢はずし』を宣言したわけではないのに、伝聞や憶測で、首相の胸の内を忖(そん)度(たく)するような記事内容なのです。誰がどういう意図で情報を流したのか。党内で話題になっています」≫
と書いていて、確かに他紙ではそんなことを言ったとは一言も書いていない。
≪民主党代表選で再選された場合の小沢一郎前幹事長の処遇について、「代表選の後の話を申し上げる時期ではない」と述べ、明言を避けた。≫(読売)
朝日が暴走しているというより、官邸サイドがリークして身内の結束を狙ったというのが真相のような気がする。
また小沢さんの代表選出馬検討は小沢サイドからのリークだろう。
本日、どれだけ小沢さん支持が得られるか、出席するということは、鳩山グループも反菅でまとまったと読み取れないことはない。既にお膳立ては出来上がり、小沢氏の代表選出馬を支持というふうにもとれる。
反小沢グループの蓮舫氏が、早速、牽制している。
「9月に代表選があること自体は歓迎したいが、もしここでまた代表・首相が代わるなら、(解散)総選挙が筋だ」
民主主義の基本も忘れているようだ。多数決で負ければ従うのが筋であり、解散権は総理大臣にあるはず。
昨日の新人議員の囲い込みでも書いたが、フジテレビが次のように放映したようだ。
≪小沢氏側が、6日に開催を発表したのに対し、菅首相サイドは、17日に案内状を送っており、あとから日程をぶつけたような格好。「小沢チルドレン」も多い新人議員に、「踏み絵」を迫ったとの見方もあり、代表選へ向けての争奪戦が、じわりと始まりつつある。≫(参照)
またこの中に昨日は少し不安だったが、新人議員がはっきりと小沢塾に出席すると言ったようでホッとした。
≪小沢氏の勉強会に講師として参加する福田 衣里子衆院議員は「最初に日程が届いて、その参加・不参加を出した方を優先しますね。何派だ、何派だって関係なく、参加することは、いいことだというふうに個人的には思ってます」と述べた。≫
菅政権下で今後どんな政治が行われるかは、既にこの2ヶ月ではっきりとわかった。
昨年の衆院選で国民と約束した公約を1年も経たず反故にして、官僚主導政治へと旧態依然に逆戻りさせ、消費税などのブレ発言で国民の信頼を失った。
小沢さんにしてみれば、せっかくここまで漕ぎ着けたものを、一人の無能な人間にひっくり返されたら元も子もない。
ここは、はっきりとした道すじをつけるためにも、小沢さん自身が出て、荒らされてしまった道を整備していただく以外にない。
ただ、小沢さんが立つまでには、もう一押しが必要だろう。
「内外情勢を見極める」ということだが、出馬表明と同時にマスコミによるバッシングがスタートすることになる。
そのネガティブキャンペーンに打ち克つくらいに、声を大にして叫び続けていくしかないだろう。
(転載貼り付け終了)
【301】「民主党代表選は関が原合戦に似て、東軍・小沢一郎、西軍・菅直人が激突する戦国絵図を繰り広げるのか?」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月18日 14時31分08秒
「民主党代表選は関が原合戦に似て、東軍・小沢一郎、西軍・菅直人が激突する戦国絵図を繰り広げるのか?」
◆顰蹙を買うのを承知で、「戦争ゲーム」を楽しんでみよう。今回の民主党代表選は、どことなく関が原合戦を彷彿とさせている。関が原合戦は、1600年9月15日、民主党代表選は、2010年9月14日で、1日違いにすぎない。
〔東軍〕総大将・徳川家康=小沢一郎前幹事長(軍師・山岡賢次副代表・前衆院国対委員長)
〔西軍〕総大将・毛利輝元、事実上の総大将・石田三成(軍師・大谷吉継)=菅直人首相(軍師・仙谷由人官房長官)、内通者・小早川秀秋、吉川広家=前原誠司国土交通相。
◆徳川家康の会津征伐は、石田三成の蜂起を誘い出すのが目的=徳川家康7月21日には江戸城を立ち会津征伐に向かい、7月24日に下野小山に到着、ここで三成が挙兵し伏見城攻撃を開始したことを知らされた。翌25日に今後の方針について軍議を催した。いわゆる「小山評定」である。
小沢前代表の地下潜伏(菅首相からの面会申し込み無視)は、菅首相の「小沢切り・脱小沢路線宣言」(幹事長に起用せぬ方針=朝日新聞8月17日付け朝刊1面、2面記事)を引き出すのが目的=山岡副代表ら世話人44人が17日、「09政権マニフェストの原点に返り『国民の生活を守る』集い」を開催。背後で小沢前幹事長が「出馬は環境次第だ」と指示。
◆三成迎撃で評定が決定すると、諸大名は26日以降続々と陣を払い、福島正則の居城である尾張清洲城を目指し出陣。家康は徳川秀忠に榊原康政や大久保忠隣、本多正信ら約3万8,000の軍勢を付けて、中山道より美濃方面への進軍を命じ、秀忠軍は8月24日には出陣した。
家康は小山評定を終え、東軍諸大名が清洲城を目指し西進を開始した後、家康は8月5日、江戸城に帰り、背後(上杉景勝・佐竹義宣)の危険に備える。8月末まで江戸に留まり、諸大名の動向を探るとともに、万全の工作を行った。とくに藤堂高虎や黒田長政らを使って諸将に書状を送り続け、豊臣恩顧の武将の東軍繋ぎ止めと、西軍の調略による切り崩しを図る。家康が書状作戦を展開している頃、福島正則ら東軍先鋒は清洲城に集結した。だが、その後一向に家康からの音沙汰がなく、正則は、自分たちを捨石にするのかと激怒。しかし、家康の使者・村越直吉が来着し「なぜ早く美濃攻略に掛からないのか」と尋ねられるや、正則ら東軍諸大名は、勇躍して美濃へとなだれ込んだ。8月22日に竹ヶ鼻城を陥落させ、その後河田(現一宮市)より木曽川を渡り、米野村(現笠松町)付近で西軍と激突、米野の戦い)。東軍はさらに進軍し、翌日、織田秀信が城主の岐阜城を落とした。
小沢前幹事長は、東京都内のホテルを転々としながら、時々世田谷区内の私邸に帰り、自民党の古賀誠元幹事長を招き、「大連立」について密談。(8月6日には、都内で行われた「囲碁・将棋チャンネル」のパーティに出席、海江田万里衆院議員、福田康夫元首相=3年前の党首会談で大連立を協議した相手=与謝野馨元財務相らと同席。14日夜、京都・鴨川沿いの料亭で高嶋良充前参院幹事長の引退慰労会に出席、民主党財務担当者が同席)
◆岐阜城が落ちたのを知ると、家康は五男の武田信吉や浅野長政らに江戸城留守居を命じて、9月1日に約3万3,000の兵とともに出陣し、東海道を大坂方面へと西上した。一方、秀忠隊3万8000は中山道を進んだ。だが、途中で真田昌幸2000が籠もる上田城を攻略し損ねた上、足止めを食らった。
三成は家臣である島清興(左近)の進言により、赤坂付近を流れる杭瀬川に兵を繰り出して、東軍の中村忠一・有馬豊氏を誘い出し、宇喜多隊の明石全登と連携してこれを散々に打ち破った。
しかし、家康は秀忠の到着をぎりぎりまで待ったが、なかなか到着しないため、9月14日、大垣西北方の赤坂の岡山に設営した本陣に入る。そしてその夜に赤坂高地を出て中山道を西へ向かう構えを見せ、部下や忍者たちに次のように触れ回らせた。
「大垣なんかに構わず、直路、佐和山城(大垣西方35キロ、石田三成の居城)を突き、長駆して大坂城を攻めるぞ!」
これは巧妙に計算された家康一流の脅しである。虚を疲れて、三成は動揺する。知将である三成は人望が薄く、部下を信じて、部下の総力を挙げて決戦場に集中指向する統率力に自信がなかったのである。ここで東軍を迎え撃っていれば、勝機を得たかも知れなかったにもかかわらず、妻子、家来を残した佐和山城が攻撃されるのを恐れて、その夜のちに、三成は関が原(大垣西方15キロ)に大軍を後退させてしまう。両軍が中山道、北国街道、伊勢街道が交差する要衝・関ヶ原に集結し、決戦の火蓋が切られようとする。
小沢前幹事長は、100人程度の同志を引き連れて民主党分裂、離党、自民党との大連立を表明する。菅首相が衆院で過半数を割れば、その瞬間に民主党は政権から転落する。状況によっては、9月末に召集される臨時国会の冒頭、野党提出の菅内閣不信任案に小沢前幹事長一派が賛成に回れば、総辞職か総選挙に追い込まれる。
(関ヶ原合戦模様は、以後につづく)
(転載貼り付け終了)
【300】「守屋秘録から浮かび上がる沖縄利権の魑魅魍魎」
「永田町異聞」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月17日(火)
「守屋秘録から浮かび上がる沖縄利権の魑魅魍魎」
「一官僚が見つめてきた一つの記録として、沖縄問題の根深さを垣間見ていただければ幸甚である」
元防衛事務次官の守屋武昌氏が最近出版した「普天間交渉秘録」は、上記の序文が示すとおり、自らが日々書き綴った日記に忠実であろうとする姿勢が貫かれた著作であり、貴重な史料といえる。
2004年9月8日から2007年8月11日まで、防衛省の天皇といわれた男が、誰と会い、誰と電話し、どんな話をしたか。その詳細がメモされた日記のもつ迫力は尋常ではない。
かなりの分量なので、ここでは「沖縄問題の根深さ」と守屋氏が表現するうち、普天間と、その代替基地建設をめぐる「沖縄利権」に話を絞りたい。
どんな人物、団体が、守屋氏のまわりにうごめいていたか。いくつかの記述をとりあげてみよう。
2005年8月1日、米国防副次官、ローレス氏が来日。日米協議の場でローレス氏が示したのは全く新しい案だった。1500メートルの滑走路を辺野古沖の浅瀬に造るという「名護ライト案」だ。
この年の6月4日にはローレス氏は「ヘノコ・イズ・デッド」と言い、辺野古沖の海上空港案は日米間で消えたはずだった。この時点で、シュワブ陸上案が有力になっていた。
ところが、それを覆す「名護ライト案」が突然、米側から出てきたのだ。
これについて、守屋氏は以下のように書いている。すこし独断で“枝葉”を削除してコンパクトにしてある点はご容赦願いたい。
私には心当たりがあった。これは元となった案がある。6月13日に自衛隊の民間の親睦団体である「沖縄県防衛協会」の北部支部(名護市)がその総会で、決議したものだった。北部支部の会員はほとんどが沖縄県北部の建設業者だった。
どうして民間の建設業者が作ったに過ぎない案に、ペンタゴンともあろうものが乗っかり、米国の案として主張してくるのか。
「沖縄がこれなら賛成だと言っている」。ローレス副次官の理由はその一言に終始していた。つまり沖縄側は埋め立てを望み、アメリカは地元が呑まない案は実現性がないと考えている、両者の思惑が合致したのが「名護ライト案」ということだった。
この裏には沖縄県防衛協会北部支部会長の仲泊弘次氏が絡んでいた。名護市で総合建設業「東開発」を経営する沖泊氏は、沖縄の有力者だった。在沖米国総領事や第三海兵師団司令官のグレグソン中将(オバマ政権下では国防次官補)とも懇意にしていると聞いていた。
仲泊氏は海兵隊の幹部を広大な自宅のホームパーティーに招いてもてなしていた。驚くことに、ワシントンまで出向き、国防総省関係者にこの案を説明し「理解を得られた」と公言していると、部下から報告を受けた。同時に、東京でも、仲泊氏をはじめ県や名護市の首脳が官邸や外務省、内閣府、与野党の国会議員、沖縄と親しい財界人、マスコミにも自らの案を熱心に説いて回っていた。
ローレス副次官は日米協議の席上で、「現場の航空部隊も地上部隊も納得しているのだから、この案でいいのではないか」と理由を述べた。外務省も防衛施設庁も同じ理由でこれに賛成し始めていた。
守屋氏は環境を破壊し強い反対運動が避けられない「名護ライト案」のような埋め立て方式には反対で、キャンプ・シュワブという既存の基地の敷地内に飛行場を建設する「L字案」を進めようとしていた。
そのために、どうすれば沖縄県の協力が取りつけられるかを、太平洋セメント相談役、諸井虔氏(故人)に相談したことがあった。
そのとき、諸井氏はこう言ったそうだ。
「政府は沖縄に悪い癖をつけてしまったね。米軍基地の返還などが進まなくてもカネをやるという悪い癖をつけてしまったんだよ」
これは何を意味するのか。1999年、小渕内閣はいわゆる「北部振興策」という特別な予算を10年間にわたり毎年つけることを閣議決定していた。その額は毎年100億円にのぼり、沖縄北部12市町村の財政を支えていた。
普天間移設という「ムチ」を受け入れてもらうための「アメ」が、「北部振興策」だった。
普天間移設は遅々として進まず、それが長引くほど、地元は長期にわたって公共事業を誘致できるという構造ができあがってしまったのである。
結局、守屋氏の「L字案」は、名護市側の要求に防衛庁長官、額賀福志郎が応じ、滑走路の先を300メートル沖合に移動する「V字案」に変更された。
守屋氏は納得がいかなかった。「L字案より埋め立ての面積が東京ドーム9個分広がることになる」からだった。
2006年11月19日の沖縄知事選で、仲井真弘多氏が当選した。翌年の1月7日夜、下地幹郎議員から守屋氏に電話があった。こんな内容だったという。
「国場組の国場(幸一郎)会長が訪ねてきた。自分のことを仲井真知事の使者と言っていた。仲井真知事は『V字案で二月の県議会で受け入れを表明する。受け入れ条件は、那覇空港の滑走路の新設、モノレールの北部地域までの延伸、高規格道路、それからカジノである』と」
国場組は沖縄最大のゼネコンだ。知事の提案通りになれば、沖縄で最も技術レベルが高い国場組が受け持つ事業が多いことになる。
国場組と親密な政治家は、財務相や沖縄担当相を歴任した尾身幸次氏(昨年の衆院選で落選)だった。
沖縄における尾身の後援会「沖縄幸政会」は、沖縄電力社長だったころの仲井真氏が設立し、沖縄電力グループ「百添会」、砂利採取事業協同組合、そして国場組グループ「国和会」が支援していた。
尾身氏は西松建設の政治団体から多額の政治献金を受けていたうちの1人だったことは周知のとおりだ。
もちろん、沖縄の基地にからむ公共工事に群がる業者、政治家はほかにもいっぱいいる。
たとえば、中川秀直氏だ。2006年の年明け早々、守屋は中川に呼び出された。
中川はこう言った。「名護市から修正案が出ているだろう。あれな、何とか応じるよう工夫をしてくれ」
守屋が「すでに日米で合意している」と答えると、中川は「それを工夫するのが官僚の役目だろうが」と、にべもなかった。
中川には沖縄後援会があり、沖縄セルラー電話会長の知念榮治氏が会長だった。中川の公設秘書の父親は、沖縄の高橋土建社長、高橋昇氏だった。
山崎拓氏の後援会「沖縄拓政会」というのもある。設立者は、年商800億円といわれた「金秀本社」創業者の呉屋秀信氏だった。
ため息が出るほどに、政官財の利権や思惑が複雑に絡んだ「普天間移設問題」。このなかに、いわば丸腰で飛び込もうとした鳩山官邸は、思えば無謀な冒険をしたものだ。
解決を引き延ばし、振興策名目に国からカネを出させ続けることが、地元建設業者の利益につながり、その支持をあてにしている政治家が魑魅魍魎のごとく動きまわる。この構図が解消されない限り、普天間を覆う暗雲はいつまでも晴れないのではないか。
辺野古の海を埋め立てて、新基地をつくるなど、どだい無理な話である。2005年6月に、米国防副次官、ローレス氏がいったんは「ヘノコ・イズ・デッド」と口にしたことがそれをよく表している。
その辺野古埋め立て案を生き返らせたのは誰なのか。そして、それは何のために。
米国の関係者も含むこの手強き沖縄利権の闇に立ち向かう力量は果たして菅政権にあるだろうか。
(転載貼り付け終了)