日本政界●情報メモ
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Loginはこちら【339】「NHKニュース9の偏向報道」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月26日 (木)
「NHKニュース9の偏向報道」
8月26日の「NHKニュース9」で、キャスターの大越健介氏による小沢一郎元代表と菅直人代表の両陣営議員へのインタビューが放映された。
テレビ局は画面を構成する際に、上手、下手の区別、出演者の座席位置などに極めて大きな神経を使う。テレビ界の常識でもある。
小沢一郎氏陣営の山岡賢治議員へのインタビューの際には、大越氏が上手に着席し、山岡氏が下手に着席してインタビュー収録が行われた。
菅陣営の寺田学議員へのインタビューの際には、寺田氏が上手、大越氏が下手に着席してインタビューが収録された。
NHKでは政治部エリートがワシントン勤務、経済部エリートがニューヨーク勤務を経験するとされている。とりわけワシントン勤務、あるいはワシントン支局長経験者は米国と強い関係を構築することと伝えられている。大越氏はワシントン支局長を務めた経験を有する。
偏向報道を繰り返してきたNHKであるから、民主党代表選に向けての放送についても、十分な監視が必要である。NHKがビデオ収録を行う際に、上手、下手を意識しないことはあり得ない。
本日の放送では、意図して、菅陣営を上手、小沢陣営を下手に着席させてインタビューを行ったものと推察される。視聴者に目に見えぬ印象を与える手法である。この事実ひとつを取り上げても、NHKの偏向は明らかであり、主権者国民はNHKも悪徳ペンタゴン支配下にあるとの前提で報道に接する必要がある。
(転載貼り付け終了)
【338】「それでも小沢一郎を支持する理由」
「反戦な家づくり」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010-08-27(Fri)
「それでも小沢一郎を支持する理由」
昨日は、祖母の葬儀があった。日帰りで横浜まで向かう新幹線の車内で、小沢一郎の出馬を知った。
祖母とは小学校前の一時期同居していたこともあり、まるであの歌を彷彿とさせるような愛するお婆ちゃんだった。
幸いにして多くの人に囲まれながら老後を過ごし、少しずつ老いを深め、享年95歳で亡くなった。
亡くなる1ヶ月前に会いに行ったときにも、私を分かってくれ、話をすることができた。
その時の、たくあんを美味しそうに食べる顔が、さいごの思い出になった。
なんだか、今でも上空50kmくらいから、こちらを見ているような気がする。
数年前までは、かくしゃくとして新聞を読み持論をぶっていた。
明るくて、自分も楽しみ人を楽しませることの好きな祖母だった。
そんな祖母の思い出に浸りながら、やはり大事なのは気持ちなんだな と改めて思った。
気持ちのない言葉や約束は、なんの意味もない。むなしいだけのあだ花だ。
気持ちのこもったものは、何十年経っても、その過程で良いことばかりじゃなくても、やはり気持ちは伝わり残る。
論理的に定義はできなくても、長い年月の中で抽出され人の心に蓄えられる。
そういう物語を、南イタリアではストーリアというのだと 最近読んだ小説に書いてあった。
民主党の代表選は、日本の、つまり私たちの最高権力者を決める場だ。
もし祖母が元気だったら、テレビにかじりついて見ていただろう。
その重要な選挙に、どんな気持ちを持った人が出てくるのか。
きれい事は言うつもりもないし空しい。
誰でも、自分が一番大事だし楽しくしていたい。
けれども、自分も楽しくできれば他人も楽しくしたいのか、生き馬の目を抜いて自分だけ楽しくしたいのか、その差は大きい。
小沢一郎の手法を批判する人は多い。豪腕と言われる所以である。
あと一歩間違えれば、阿久根の竹原市長のなりかねないところを、徹底的な民主主義の原理主義で踏みとどまっている。
小沢一郎の考えを、一番集約的に表現したのは、今年1月の村上龍のテレビ番組だろう。
カンブリア宮殿の動画は今は見られないようだが、詳細を記録してくれたブログがあるので紹介する。
ニコブログ 2010.1.5
カンブリア宮殿「村上龍×小沢一郎~ニュースが伝えない小沢一郎~」 メモ&感想
小沢一郎を理想化する気は毛頭ない。
が、以下の論点は、小沢の少なくとも15年来の一貫した主張ではないかと思う。
(以下引用 ①などは明月の付番)
①
村上龍
「党と官邸の関係は本当に重要だと思うんですけども、結局、決定権と責任をセットにして、ここにあるということがなかなか分からないですよね」
小沢一郎
「そうなんですよ。誰が責任者なのか誰が決定したのかが分からないと。だから全部日本の仕組みっていうのは、政界、官界、民間でも、あらゆるところで責任を取らない仕組みになっているんですね。だからそれが僕はいけないと思っている。自民党政権は半世紀続いたんですけど、当初の頃は別にしても、経済復興も発展も順調になってきて、どんどん官僚におんぶに抱っこの政権になってきちゃいましたから。だから、単なる官僚の皆さんに頼んでおこぼれをもらうみたいな、感じの役割しか政治家はしていなかったんだ。それでも、うまくいっている時は政治家は余計な口を出さない方がいいんですけれども。それが高度成長時代が終わって、世界が変動の時代になると、政治家が1番そういう時に必要なわけですね。政治家が決断し、自分の責任で実行すると」
②
村上龍
「僕は今、13歳のハローワークという子供のための職業図鑑みたいなの改訂版みたいなのを作っていてですね、そこに政治家っていうようなコーナーもあるんですが、小沢さんが13歳の子供に向かってですよ、政治家がどういう仕事ですかって聞かれたらどういうふうに答えますか」
小沢一郎
「そうですね、みんなが自分の能力を生かして、いい人生を過ごせるような、社会の仕組みを作ることでしょうね」
村上龍
「もうちょっと具体的にお話しいただいてもいいですか」
小沢一郎
「あんたがたが勉強して学校出ても就職できなきゃ困るでしょ。就職できても途中でクビになっちゃ困るでしょ。就職できるように、仕事がちゃんとあるようにすること。あるいは、病気して働けなくなった時でもちゃんとみんなでケアできるようにすることとか。農家で言えばね、農業をやってても“将来は展望はある”と安心できる、政治家がそういう具体的な仕組みを説明すれば分かると思いますがね」
村上龍
「古いパラダイムを現在に合ったものにするということが基本的に小沢さんのゴールですか」
小沢一郎
「そうです。それがみんなのためだ、僕はそう思ってるということです。制度はですね、仕組みは多数決で変える気になれば変えられますけど、頭の中が、意識が丸っきりその時代から変わってないですよ。それが最大の問題で、民主党の中でも、今までと同じような意識を持っているのがけっこういるんですよ」
③
村上龍
「普天間基地を巡る問題で、移設先はどこかどこかってみんな言ってますよね。僕はこれに関しては、どうしてメディアはもっと前の疑問を議論をしないのか。というのは、そもそも、冷戦が終わった今でも、沖縄にアメリカ軍の基地は必要なのか。日本の国益上必要だったら、どんな手を使っても沖縄の人に納得してもらわなきゃいけない、説得しなきゃいけない。もし必要でなかったら、アメリカ軍がちょっとへそを曲げても、必要ありませんから出て行ってくださいとアメリカを説得する、この2つしかないような気がするんですが、どうですか」
小沢一郎
「基本的にそうですね。これは政府が決めることですけれども、1番の問題点は、日本政府、日本内閣がアメリカにものを言えないことですね。特に自民党はずーっとそうだった。外務省が何も言えない、アメリカに。そういうことで私はアメリカがイライラしているんだと思うんです。僕も日米交渉に何度か臨みましたけれども、“日本人は嘘つきだ”ということから始まったんですよ。“なんだかんだいいようなことを言って全然実行しない”と。そういうのがものすごく嫌われるんですね。やっぱり自己主張はきちんとして、お互いに議論をぶつけ合って、それで譲り合うところは譲り合って、決めたことは守ろうというのが彼らのやり方ですから。日本の場合はあんまり言わない、自分のことを。それでいて実行しないからイライラしちゃう。だから、今の日米関係を心配する人がいますけれども、僕は民主党政権下でもっとアメリカにざっくばらんに話して、ただ、米軍の基地がそんなにいっぱい兵隊さんが前線にいる必要がないということであるならば、それはそれできちんと言って、“自分たちの国の守りはちゃんとやります”とか“国際貢献はこうします”とか“心配いりません”とか、そういうことを言えばいい。僕はそう思います」
(引用以上)
・ほっといても国民みんなが食っていける時代ではなくなったという時代(パラダイム)認識
・その時代に、普通に働いて普通に生きていけるにはどうしたいいのか
・官僚主導のこれまでのやり方では、絶対にうまくいかない
・アメリカにもの申さなくては、生きていけない
私なりに要約すれば、そういうこと。
この点において、(先々では不一致が目に見えているけれども)小沢一郎を、私は支持する。
全部一致しなければ支持できない、という贅沢な御仁は、自分で政治家になり実現していただくしかない。
少なくとも、こうした認識と思いを持っているという点で、私は小沢一郎を応援したい。
自分の権力維持のためには、国民の生活なんて一顧だにしない官から菅の政権は、一日でも早く潰えて欲しい。
原発や集団的安全保障など、いろんな問題が出てくるのは承知のうえで、この民主党代表選では、断固「小沢ガンバレ」と言いたい。
(転載貼り付け終了)
【337】「菅直人続投の強力内閣・役員人事案が仙谷由人の公設秘書問題でオジャン、小沢一郎が代表選出馬を発表!」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月26日 16時13分08秒
「菅直人続投の強力内閣・役員人事案が仙谷由人の公設秘書問題でオジャン、小沢一郎が代表選出馬を発表!」
◆鳩山由紀夫前首相が25日、菅首相に提示した「菅首相続投、強力内閣・役員人事案」に仙谷由人官房長官が強く難色を示して抵抗したため、99%実現すると思われた人事作業が土壇場でオジャンとなり、菅首相と小沢前幹事長が激突することになった。
鳩山前首相が提示したのは24日夜、ホテルニューオータニ6階ダイニングバーの個室で小沢前幹事長と約3時間会談し、「菅首相続投、強力内閣・役員人事案」として作成したものだった。「菅首相、小沢幹事長」を軸に、連立する予定のたちあがれ日本の与謝野馨共同代表、みんなの党の渡辺喜美代表代表、新党改革の舛添要一代表、国民新党の亀井静香代表らが入閣する強力政権の布陣であったという。小沢前幹事長は、公明党との連立も考えているので、この人事案に公明党の幹部名が入っていた可能性があるが、不明である。一方、このなかに岡田克也外相、前原誠司国土交通相の名前はあったのに対して、「脱小沢」の急先鋒・仙谷官房長官と枝野幸男幹事長の名前はなかった。
枝野幸男のはともかく、仙谷官房長官が外されたのは、単に「脱小沢」の急先鋒であるというのが原因だったわけではない。仙谷由人官房長官の公設第2秘書・矢野清城氏に問題があった。矢野清城氏は公明党の矢野絢也元委員長の長男である。2009年11月に第2公設秘書に登録されているが、それ以前は、矢野元委員長の長男を伏せて私設秘書として務めていたという。
◆矢野元委員長はこれまで公明党の支持母体・創価学会と訴訟事件を抱えて、「仏敵」と呼ばれており、公明党との連立を模索してきた小沢前幹事長にとっては、矢野元委員長の長男を公設秘書にしている仙谷官房長官を閣僚のまま温存しておくのはなんとしても都合が悪い。小沢前幹事長が2月26日夜に公明党の支持母体である創価学会前会長の秋谷栄之助・最高指導会議議長と東京都内 のホテルで密かに会談したのは、仙谷官房長官を牽制する目的があったとも見られていた。
なにより英国ロスチャイルド-ローマ法王庁(バチカン)-創価学会が連携して、小沢救済に当たり、ディビッド・ロックフェラーやブッシュ前大統領側から放たれる刺客によるテロを未然に防ぐため、欧州から小沢一郎前幹事長護衛組織が日本に向けて続々送り込まれつつあると言われてきた緊迫した状況の下で、小沢前幹事長の目には、仙谷官房長官は極めて危険な存在に映っているのである。
◆それでも、仙谷官房長官は「菅首相続投、強力内閣・役員人事案」を一目見た瞬間、不快感を示しながらも、そこは告示までに何回か折衝を繰り返していけば、閣内に残れるものと考えていた。ところが、案に相違して、人事案を持ってきた鳩山前首相は、一発で認めて受け入れるよう要求した。思惑が外れた仙谷官房長官が、暴力団や総会屋を弁護して鍛えてきた経験から、ヤクザまがいの凄みのある恐ろしい形相で「とても飲めるような人事案ではない」と猛烈に反発した。菅首相は、仙谷官房長官を切ることもできず、鳩山前首相の仲介は、この瞬間に失敗したという。
マスメディアは、菅首相側が「脱小沢」の旗を降ろそうとしなかったことが原因で、鳩山前首相の仲介が失敗に終わったと報道しているけれど、実際は、菅首相が反創価学会側の仙谷官房長官を外す、つまりは「仙谷切り」ができなかったためというのが、真相のようである。
◆せっかく鳩山前首相と小沢前幹事長が、苦心の末に「菅首相続投、強力内閣・役員人事案」により、強力布陣を築こうとしたにもかかわらず、菅首相が仙谷官房長官を切れなかった裏には、何があるのか。「菅首相は仙谷官房長官に尻尾を握られている」という見方が、永田町界隈で取りざたされている。いずれはっきりしてくることであろう。いずれにしても、菅首相と小沢前幹事長が死闘を続け、両陣営がキャンダル合戦を華々しく展開しているうちに、噴出してくることが予想される。楽しみである。
(マスメディアからの理不尽な小沢叩きを浴び、また官僚の抵抗にあい続けた小沢前幹事長が代表選出馬を発表するまでには、幾多の紆余曲折があった。だが、米欧の国際金融機関からぐるりと包囲された日本が、まさに国難に直面しているなかで、救国内閣を樹立できる政治家は、小沢前幹事長しか見当たらない。この意味で私は、実に感慨深く、小沢前幹事長の代表選出馬を心から喜びたい。この勢いで是非とも当選して、小沢一郎救国内閣を実現して欲しい。我田引水をいうならば、これまで17年間に「小沢一郎」をテーマにした書籍11冊をものにし、このうち、4冊が「小沢一郎のホームページ」に掲載されている立場では、小沢一郎救国内閣誕生の暁には、12冊目を是非とも上梓したいと考えている)
(転載貼り付け終了)
【336】「小沢一郎政権実現妨害のマスゴミ粉砕が最重要」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月26日 (木)
「小沢一郎政権実現妨害のマスゴミ粉砕が最重要」
小沢一郎民主党元代表が民主党代表選に立候補することを表明された。熟慮の末の決断である。9月14日の民主党代表選は日本の歴史を画する最重要の行事になる。主権者国民は主権者国民政権樹立に向けて代表選を正しい姿勢で見守ると同時に、主権者国民勢力を代表する小沢一郎氏の当選に向けて総力を結集しなければならない。
民主党代表選は主権者国民と悪徳ペンタゴンの闘いになる。昨年8月30日の総選挙で主権者国民は主権者国民政権の樹立を希求して民主党を大勝させた。主権者国民が大勝させた民主党は、「国民の生活が第一」を掲げた鳩山-小沢体制の民主党だった。
政権交代によって実現すべきことは、米官業が支配する日本政治構造の刷新だった。
①対米隷属からの脱却
②官僚利権の根絶
③大企業と政治権力の癒着排除
の三つが最重要課題である。
④取り調べ過程の全面可視化
⑤市場原理主義から共生主義への転換
も重要課題である。
鳩山政権は普天間基地の県外、国外移設を模索したが、岡田克也氏、前原誠司氏、北澤俊美氏の関係主要閣僚が対米隷属の行動を強め、辺野古移設の流れを作られてしまい、辺野古移設案を決定してしまった。この決定の責任を負う形で鳩山政権は総辞職した。
この機に乗じて民主党を乗っ取ったのが民主党内の対米隷属悪徳8人衆であった。菅政権は反小沢政権を樹立すると同時に、国民主権政権を根本から変質させ、政権の基本性格を国民主権政権から悪徳ペンタゴン政権に変えてしまった。
菅政権が示していた方向は、
①対米隷属外交
②官僚利権の温存
③大資本との癒着継続
④取り調べ過程の全面可視化撤回
⑤市場原理主義・財政再建原理主義の経済政策
だった。
7月11日の参院選に向けて消費税大増税を公約として掲げ、参院選に大敗した。消費税大増税公約は民主党内の民主的な意思決定手続きを経ないで菅首相が独断で打ち出したものであった。
菅首相は参院選に際して、参院選が菅政権に対する信任投票になるとの見解を明示した。国民の民意を受けずに首相に就任したことについての批判への回答だった。その参院選で民主党は大敗した。国民は菅政権に不信任を突き付けたのである。
したがって、菅首相は自分自身の言葉の責任から参院選後に辞任しなければならなかった。それにもかかわらず、菅首相は総理の椅子にしがみついた。そのうえで、民主党を二分し、小沢氏グループを排除する姿勢を維持し続けた。
菅氏の行動は私的な利害得失だけを考えたもので、そこには、公益、国民の利益を考える姿勢、国民の意思を尊重する姿勢は消失していた。
このなかで小沢一郎元代表が代表選出馬を決断したことを心から歓迎したい。正義と大義は小沢一郎氏の側にある。
鳩山由紀夫前首相が小沢一郎氏支持を表明したことも正当である。悪徳ペンタゴンは検察権力とメディアを総動員して小沢一郎氏攻撃を展開し続けてきたが、主権者国民は正義と真理がどこにあるのかを正しく見極めなければならない。
9月14日の代表選まで、メディアは小沢一郎氏に対する激しい攻撃を展開することになるが、メディアの情報は完全に歪んだものである。米官業が支配する日本政治構造を維持することだけを目的とするものである。
小沢一郎氏周辺の刑事問題が繰り返し攻撃材料に掲げられてきたが、その内容はメディアがわざわざ取り上げるべきようなものでない。チンピラが因縁をつけているようなものである。
小沢一郎氏陣営は、毅然とした姿勢でチンピラの因縁をはねつければ良いのである。
民主党代表選を通じて、民主党から対米隷属悪徳議員を排除することが求められる。これらの反党分子が民主党内に存在し続ければ、国民主権政権による国民本位の政策遂行は今後も妨害を受け続けることになる。
強制起訴を避けるために代表選に出馬したとの悪質な誹謗中傷に対しては法的な措置も含めて厳しく対応する必要がある。小沢一郎氏を見事に当選させ、日本政治を刷新しなければならない。
主権者国民と悪徳ペンタゴンの闘いであることを正しく認識し、主権者国民勢力を全面支援しなければならない。マスゴミは悪徳ペンタゴンの手先であり、闘いはこの悪徳マスゴミとの闘いでもある。主権者国民勢力はネットから真実の情報を発信し、口コミで情報を拡散し、悪徳ペンタゴンとの闘いに必ず勝利しなければならない。
小沢一郎元代表の勝利が日本の新時代を切り拓く大きな扉になることは間違いない。
(転載貼り付け終了)
【335】「小沢氏「不肖の身ではありますけれども、代表選に出馬する決意をいたしました」」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/26(木) 09:08
「小沢氏「不肖の身ではありますけれども、代表選に出馬する決意をいたしました」」
昨日は休みで、本を読むつもりでのんびりしようと思っていた。
が、やはり小沢さんの講演が気になり、ツイッターをチェックしていると、The Journal が速報ツイートをしていた。
他のツイートも見ていたら、法務大臣政務官の中村哲治参院議員の下記のツイートが目に入った。
≪今日は小沢一郎塾で小沢代議士が10時から講演。予定を変更して聞きに行くことにしよう。事務所に寄ってICレコーダーを取ってこなければ。 #ozawa≫
そして4時間後、MP3がアップされていた。
≪小沢一郎政治塾。小沢先生の講演は講演部分がマスコミフルオープン。質疑のところはクローズド。講演部分は途中までのファイルがアップできた様子。これから公務のため帰ってからキチンと上げ直します。http://data.tezj.jp/2010-0825ozawa.MP3 ≫
ここから聞きながらメモを取るようにキーボードを打っていたら、決意表明ならぬ想像力を書き立てる小沢さんのスピーチにのめりこみ、結局45分以上あった講演全て掘り起こしてしまった。(笑)
読みたいと思っていた本も読めず、ほぼ5時間以上これにかかりっきりになった。
これは”写経に近い”というのが感想で、その精神状態に近くなった、ということもできるかもしれない。(笑:やっぱり小沢信者だとチャカされそうだが)
中村てつじ(中村哲治)民主党参議院議員ツイート http://twitter.com/NakamuraTetsuji
小沢一郎講演録@小沢一郎政治塾 2010.8.25
●MP3 : http://bit.ly/aia6OT
●動画:http://bit.ly/awnMnE
●テキスト:http://bit.ly/bYpWJy
マスコミがこの小沢塾での講演の一部をとって批判しだし、また前後の文脈を無視して批判するマスコミの常套手段かと、俄然、キーボードを打つ指にも力が入ったが、読み返すと文字通りに言った事は確かだった。
ただ、その真意は全然違うと思っている。
≪民主・小沢氏「米国人好きだが単細胞」-党代表選は言及避ける≫(ブルームバーグ 2010/08/25 15:34)
≪小沢氏「米国人は単細胞、英国は紳士面してる」≫(読売新聞 2010年8月25日19時20分)
主旨としては、映画「戦場に架ける橋」でイギリス兵の捕虜を例に出し、日本兵が捕虜になった時との対比をしている。
日本兵は捕虜になった途端に、軍事機密から聞きもしないことも全てペラペラしゃべり、将校も一般兵の区別がなくなり、タガが外れる。
これに比べ、イギリス兵は捕虜になっても規律を守り、上下の区別もしっかりとしている。
この違いは何か、小沢さんは語気を強めた。
イギリスは、軍隊も組織も階級もイギリス国民自身の手で作り上げてきたもので、日本は上から押し付けられ、自分の意志ではない、という自立心の違いをこの捕虜の兵を例に取っている。
また、アメリカでのオバマ大統領の就任とスクールバスなどを例にとって、日本の民主主義との違いを浮き彫りにさせている。
あまりにイギリスとアメリカを持ち上げ、日本をこけ落としているので、そのバランスを取るために上記の言葉をそのフォローとして出している、というのが真意のような気がする。
********** ******
この後の非公開の質疑応答の様子を中村てつじ(中村哲治)民主党参議院議員がツイートをしている。
≪ここからはクローズドの質疑応答の部分。文責は全て私(中村)にあります。表に出したらまずそうなこと(は、ほとんどないですが)以外を書きたいと思います。小沢一郎という政治家の理念を感じて頂ければと思います。
質問「将来は政治家をめざしています。何が大切ですか?」小沢「私は「百術は一誠にしかず」という言葉を座右の銘にしています。選挙もパフォーマンスに終わってはなりません。40何年間、その思いで通してきました。」
質問「小沢先生は好かれ方・嫌われ方がハッキリしています。先生を好きな人は滅茶苦茶好き!という感じの人が多いです。自己評価は?」小沢「自己評価はと言われても…。田舎育ちのせいもある。話もパフォーマンスも下手だし嫌い。だから自分で会ったり話したりできるだけ努めている。」
小沢「今は選挙期間も二十数年帰っていない。自民党を出る時も何する時も支援者にも妻にも相談したことがない。若い時に十数年間地元で日常活動を徹底的にやった。道路一つ、人間関係一つ、一番知っている。支援者の皆様は今何を言わなくてもひたすらついてきて下さっている。」
小沢「そんな支援者の皆様には本当にありがたいと思っている。自分の信念を持って貫いていくこと。それと誠の心。その生き様を全国にいらっしゃる支援者の皆様には評価して頂いているのかな。」
小沢「一部ではえらく嫌われているけど、会ったこともない人から何でそこまで言われなくてはならないのでしょう…」と発言があった時には、会場から笑いが。
質問「選挙に勝つための秘訣は?」小沢「選挙とは国民主権を採る近代国家で主権者が主権を行使する唯一の場。とても大切。「選挙至上主義」という批判もあるが、選挙を軽視することは国民主権を軽視することだ。主権者の皆さんの信頼をどれくらい得ているのかということ。」
小沢「選挙にうまい方法なんてない。基本は一人でも多くの人と意見を交わして信頼を勝ち取ること。直接会って話をしなければ有権者が何を考えているのか、分かるはずはない。」
小沢「イギリスでも外務大臣と会った時、月曜日に地元から戻ってきた時に会った。金帰火来(きんきからい:金曜日に地元に帰り土日に活動をして週明けに来ること)そのもの。英国外相は「民主主義のコストだ」と仰っていた。」≫
昨日はそういう意味ではどっぷりと小沢さんに使っていたが、さて、代表選である。
********** ******
鳩山さんの仲介を突っぱね、カンさんは完全に「脱小沢」を今後も前面に出していくことを決めたようだ。
ここまで書いているときに動きがあった。
本日8/26、8時から始まった小沢・鳩山会談が、8時21分現在、小沢さんと鳩山さんの2回目の会談が終わり、今、建物から出てきたということだ。
フジテレビ「特ダネ」は、小沢さんが、ぶら下がりでインタビューを受けているのに、なんと絵だけでマイクで音声がとれてない。んー、このヘッポコレポーターめが!と悪態をつくが、すぐに速報が流れた。
ニュース速報流れる「小沢前幹事長、鳩山前首相に代表選出馬の意向伝える」とすぐにツイート
チャンネルをテレ朝に替えると、ぶら下がりがちょうど報じられていた。
小沢氏
「今日、鳩山さんと会い、『もし出馬するなら、協力し支援していきたい。』というお話をいただきましたので、今日、ただ今、鳩山前総理の前で不肖の身ではありますけれども、代表選に出馬する決意をいたしました」
まあ、これは昨日のカンさんの「脱小沢」を修正しない、という時点で小沢さんの出馬の方向が決定的となり、民主党分裂も現実味を帯びてきた、といえる。
全てはカンさんの蒔いたタネによるところが大きい。
鳩山さんにしても折角、挙党一致体制をとろうと”伝書鳩”と化して、行ったり来たりしたのに、カンさんは全て突っぱねた。
これで、鳩山さんも小沢支持にまわることになる。
追加:鳩山ぶら下がり会見:
「民由合併の時からの同士としての協力が得られるなら出馬したいと、仰られた。私の一存で小沢先生に民主党に入っていただいた。その経緯からして、私としては応援すると、それが大義だろうと思っています」 5秒以内前
株式市場からも信用を失い、多くの民主党支持者の信用を失っているカン政権は、あとは謀略と策略でなんとか打開しようとする手しか残っていない。
ここは、仙谷などの動きを注視していかなければなるまい。
(転載貼り付け終了)
【334】「鳩山由紀夫の仲介大失敗:小沢一郎VS菅直人の戦闘開始!」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月26日
「鳩山由紀夫の仲介大失敗:小沢一郎VS菅直人の戦闘開始!」
今週になって「小沢一郎、代表選出馬困難か?」と云う事実無根の怪情報が実しやかにマスメディアから垂れ流されている。テレビ朝日の報道ステーションが最悪の悪意プロパガンダを古舘が喚いていた。西松建設捜査の検察リーク情報を垂れ流しに構図が近似してきた。驚く事に、小沢一郎本人への事実確認の取材など努力した形跡すら見えていない。
今回の垂れ流し情報のリーク元は巡り巡って仙谷由人に辿りつく。マスメディアに直に伝聞したのは、その支配下のもの達であることは明白だ。
24日の各マスメディアは
*「旧社会党グループと話がついた」(筆者注:横路衆議院議長が曖昧な態度でいるのは、小沢の出馬が決まっていないからに過ぎない。最悪でも自主投票が決着点だ)
*「旧民社党グループとも話がついた」(筆者注:まったく着いていない。小沢が出馬していない段階で何も決められないだけだ)
*「衆議院1年生議員も納得した」(筆者注:強制召集で新人議員半分強しか集まらん首相なんて、この世にいるのか?)
*「鳩山グループも党分裂回避で一致、小沢氏の応援は難しい」(筆者注:そもそも鳩山グループは二つ三つに分裂している。その一部15人の考えに過ぎない。平野、樽床の二大勢力は代表選で力を発揮するだろう。勿論小沢にとって)
*「小沢派内にも自重の動きあり」(筆者注:一部自重の意見もあるが、大将が出るといえば、そりゃ死に物狂いでと話が続いている)等々事実確認が難しい内部情報を自分達に都合よく解釈し、官房機密費で薄汚れた口から「外堀は埋まった。流石の小沢さんも、これでは出馬出来ないだろう」、と朝日・読売・毎日とその傘下のテレビがまくし立てている。
しかし、25日夜のNHK、報道ステーションの報道スタンスが一気に変わった。民主党代表選問題をシカトするが如き態度に出たのである。(笑)どうしてだろう?簡単な話だ、小沢一郎の代表選出馬が確定的になった事による混乱である。
話が違うじゃないか、「小沢出馬困難に」で嬉々として喋りまくった大越、古舘キャスターらが前日と異なる事実を報道する「面」を作り切れなかったと云う事情で第三番目ニュース程度の扱いで逃げたわけである。(笑)
鳩山の「挙党態勢」で一致団結と云う子供じみた試みは、24日の小沢一郎との3時間に及ぶ話し合いで既に頓挫していたようだ。まさか25日の菅首相との会談をスルーするわけにも行かず、時間つぶしをしたに過ぎない。菅直人は既に悪の枢軸に呑み込まれた存在であり、鳩山が知る友人・菅直人ではなくなっているのである。魂を抜かれた口の軽い、只の神輿に過ぎない。25日夜のぶら下がり取材における菅直人の表情を見たか?もうすべてを投げ出して、お家に帰りたいと叫ぶ寸前である。闘う前から涙目になっている、まさかうつ病にはならんでくれよ。
一方25日、小沢グループから直接出馬要請を受けた小沢一郎は「今の政治状況を見ると立ち向かわなければならないと思っている。私にも考えるところがある」、「皆さんの期待に応えることができるような、そういう自分の気持ちに納得できるような結論が得られればいいと思っているが、自問自答するところも残っている」と若干の猶予を残したが、不出馬で国家国民がどれ程の不利益を菅直人らによって齎されるか百も承知な言は、出馬を認めているようなものである。
小沢一郎が代表選出馬を決めさえすれば、代表選勝利は疑う余地のないことだ。しかし、縄文の心で政治を行ってきた小沢一郎と云う政治家は、自分の勝利が日本の民主主義の定着、ひいては国家国民の為に本当に正しい選択なのか迷っているかもしれない。決断するまで、小沢一郎は迷うに違いない。しかし、一旦決断したら、絶対勝利の方程式を作り上げるだろう。今回は選挙の小沢に徹して貰いたいものである。
上記のような小沢の心境とは別に、クールな政治家・小沢一郎は内閣総理大臣になった場合の安定した政権運営を希求する。この際、仙谷・前原・野田グループは党内野党化するわけで、宮沢内閣における「嘘つき解散」なる不信任決議案のシーンを小沢一郎も思いだしているに違いない。
不信任決議案などと云うもの、そうそう可決されることはない。日本国憲法下で可決されたのは4回、吉田内閣が2回、大平内閣が一回だが、共に与党議員の欠席による可決だった。しかし、宮沢内閣における不信任決議案の可決は、与党造反組の賛成票によって成立した。若き小沢一郎もその賛成票を投じた一人である。
こう云うことが起きるのが政治だと肌で知っている。それだけに、内なる敵を抱えながら内閣総理大臣に就任する危険は百も承知している。 そう云う意味で、安定政権を維持することも重要な代表選出馬のポイントになる。
この場合、内なる敵で造反劇に積極的に加担する連中が何人居るのか、50人程度なら問題ないが、100人となると連立などで手を打つ必要が出てくる。勿論、参議院におけるネジレの解消も視野に入れなければ、09年マニュフェスト・国民との約束を迅速に粛々と実行する法案の提出と成立を期さなければならない。おそらく、小沢一郎は代表になる以上、安定した政権の構築が可能と云う条件もクリアーさせようと模索している可能性がある。
鳩山グループが離反しても、議員票で小沢は上回っている。何故か?前原・野田グループの議員数は水増し。今月末立ちあげ樽床グループ(40人規模)の顔ぶれを見るがいい。平野グループも見逃せない。党員・サポーター票も断然小沢リードである。それ故に、菅直人は強制召集令状を出す破目になっているのだ。鳩山、菅一派で勘定的に勝てるはずだが、実は勝てない。所属議員数の勘定間違いがある(笑)
いずれにしても、鳩山由紀夫の訳の判らん仲介が徒労に終わったことは恭悦至極だ。しかし、皮肉なもので、鳩山の仲介劇が一層小沢対菅の構図を一層浮き上がらせ、将来的政界再編は不可避と云う方向性を見せはじめている。
(転載貼り付け終了)
【333】「小沢一郎 「政界、官界、あらゆるところで精神の荒廃が進んでいる」」
「ゲンダイ的考察日記」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/08/25(水) 22:31:11
「小沢一郎 「政界、官界、あらゆるところで精神の荒廃が進んでいる」」
小沢政治塾~国会議員50人以上終結、代表選には言及せず
きょう(25日)午前、小沢前幹事長の講演が東京都内で行われた。
自ら主宰する「小沢一郎政治塾」の夏季集中講座が22日から4日間の日程で行われており、小沢は最終日に塾長として演壇に上がった。ここで小沢が何をしゃべるかに注目が集まったが、対象が一般の塾生だけに、民主党代表選に絡む生々しい話は出なかった。
講演は午前10時から始まった。会場には記者約100人、カメラも10台以上集まり、ごった返した。三宅雪子や谷亮子など衆参合わせて50人以上の国会議員も終結した。
異常な熱気に、小沢は冒頭、「きょうは下世話な政局話をする場じゃない」とクギを刺した。講演では、小沢、急速な円高や政治経済への危機感を強調。「本来の日本人の精神力をもってすれば、これぐらいの国難を克服するのは容易なことだが、今、政界、官界、あらゆるところで精神の荒廃が進んでいるのは心配だ」などと語り、政治への苦言を呈した。
講演は1時間ほどで終了。「政治向きの話は、厳しいマスコミのいないところでドンドン質問し下さい」と小沢が発言し、質疑応答に入ると、報道陣は出された。
(日刊ゲンダイ 2010/08/25 掲載)
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やはり小沢さんの言うことは違います。
◆小沢 鳩山 3時間会談全貌 (⇒2010/08/25 ゲンダイネット)
民主党代表選は一気に動きだすのか。8月24日夜、鳩山由紀夫前首相と小沢一郎前幹事長が突然、会談した。小沢は、鳩山と再び会談し、8月25日中にも出馬するかどうか決断する方針だ。代表選出馬を断念するという情報も流れている。鳩山―小沢会談で何が話し合われたのか。
緊迫 代表選最終攻防
鳩山―小沢会談は、24日午後8時すぎから始まった。
場所は、国会に近いホテルニューオータニの6階にあるダイニングバーの個室。会談は夜11時すぎまで3時間にわたった。
会談は小沢側から呼びかけたという。鳩山側近の平野博文前官房長官も同席した。
「3時間の会談だけに、かなり突っ込んだやりとりがあったようです。小沢は菅首相の政権運営について『よく分からない。本当に大丈夫か』と不満を漏らし、『この国の行く末のためにどうするべきか、いろいろ考えている』と代表選出馬への意欲もみせた。小沢が鳩山と会いたがったのは、鳩山グループ50人が代表選で自分を支持してくれるのか、確認したかったのでしょう。しかし、鳩山の答えは『現時点では菅総理に頑張って欲しいが、まだ分からないところがある』『ただ、私が目指してきた政策の理念が見えない』だった。結局、鳩山は“小沢支持”を口にしなかった」(政界関係者)
昨夜は、鳩山グループの幹部会も開かれている。鳩山は不在だったが、15人が出席し「菅、小沢の対決は避けるべき」との意見が圧倒的だった。
鳩山グループは「小沢前幹事長に出馬要請はしない」という考えで一致したという。
(⇒記事全文)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
トップ記事では、円高・株安の要因としては「現政権が市場にバカにされているから…」とし、また、景気対策が遅々として進まないのは、政治家の資質の問題だけではなく、代表選があるから、役人、日銀などが様子見を決め込んでいる。
よって、アホな代表選など中止にして直ちに緊急経済対策に取り組むべき。小沢が幹事長だったら間違いなく、そうしているのではないか。
確かに代表選どころじゃない時ですが、これも菅政権の無為無策、政権基盤の弱さがもたらすもの。「強い経済、強い財政、強い社会保障」―はどうなったのか?、それどころか”政治が動けば動くほど、市場が失望する”とまで言われています。どうしようもありません。れ以上、景気が悪くなったら悲鳴だけではすみません。早く何らかの手を打って欲しいものです。
小沢さんは、菅政権がしっかりしていれば、口を出す人ではない。…と思います。
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【332】「民主主義国日本の国民は売国日本人を見破る眼力が求められる」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
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2010年8月25日 No.180
「民主主義国日本の国民は売国日本人を見破る眼力が求められる」
1.政権交代でわかったこと、それは売国日本人を見破る国民眼力の決定的不足
歴史的な政権交代が起きて、もうすぐ1年になります。ところが、筆者の期待に反して、小沢・鳩山政権は早くも崩壊、今は親・戦争屋の菅政権です。同じ民主党で、小沢・鳩山政権と菅政権では政治路線が180度、異なります。その違いは、アンチ戦争屋・アンチ悪徳ペンタゴンvs親戦争屋・親悪徳ペンタゴン(注1、注2)にあります。
どちらの政権が日本国民の幸福を考え、どちらの政権が売国政権か、筆者には一目瞭然ですが、国民の支持率は、かつての小沢・鳩山政権より、今の菅政権の方が高いのです、国民の見る目はいったいどうなっているのでしょうか。
不思議なことに、一部の国民を除き、多くの国民は戦争屋も悪徳ペンタゴンも知りません。なぜなら、悪徳ペンタゴンであるマスコミが、そのことを、国民に伝えることは絶対にないからです。
政権交代1年後、勝負はつきました、今、親戦争屋・親悪徳ペンタゴン組が勝っています。それもこれも、民主政治の監視役である国民多数派が、戦争屋の正体も悪徳ペンタゴンの正体も見えていないからです。なぜなら、現在の日本では、戦争屋も悪徳ペンタゴンも巧妙にステルス化(忍者化)しているからです。すなわち、彼らは、国民に自分たちの正体を見せないようしています。
なぜ、彼らはステルス化するのか、それは、自分たちが、国民にとって悪徳(売国)の存在であると自覚しているからです。知らぬは、お人好しの子羊国民のみです。
このように売国日本人がはびこる日本においては、国民がよほど鋭い眼力を持たないかぎり、ステルス売国勢力が実権を握り続けることになります。今回の政権交代後のドタバタによって、それが証明されてしまいました。一言、今の日本国民の大半はホンモノとニセモノを見分ける能力をまったく持たないと結論付けられます。
2.民主主義国では、実質的権力者がステルス化する
現代世界の資本主義先進国はほとんど民主主義制をとっています。日本も民主主義国となっています。このような体制の国家において、真の権力者はステルス化することになります。なぜなら、有権者である国民から反発されると権力が維持できなくなるからです。
さて、世界の民主主義国の代表、それはいうまでもなく米国です。米国の最高権力者、それは、国民投票によって選ばれた大統領のはずです。ところが、筆者の持論によれば、米国を実質支配しているのは、米国寡頭勢力であり、その中核に陣取ってきたのが戦争屋(注1)です。そして、そのボスがデビッドRF(RF 財閥の頭領)です。しかしながら、RF財閥がその地位を確立したのは、戦後であり、かつて米国寡頭勢力は実質的に、欧州寡頭勢力で占められていたのです。
その昔、欧州各国による群雄割拠の植民地であった米国が晴れて独立したのは、1776年ですが、第二次世界大戦終結まで、米国は実質的に、英国中心の欧州寡頭勢力によってステルス支配されていました。戦後、米国発RF財閥の台頭にて、現在の米国寡頭勢力はRF財閥など米国系闇権力が優位となっていますが、欧州寡頭勢力の闇権力も一定程度、維持されています。しかしながら、多くの米国民は、米国連邦政府が、欧州寡頭勢力を含む米国寡頭勢力に実質、支配されているとは思っていません。国民の選んだ大統領が、米国の最高権力者であると思い込んでいます。
このように日米のお人好し国民は、闇の権力者にすっかりだまされています。
3.民主主義国の政治家は、単なる役者にすぎない
米国において、デビッドRF率いる戦争屋(注1)によるステルス支配が成功しているのは、ひとえに、彼らによるマスメディア支配の徹底化によります。
米国では、ステルス戦争屋によって担がれた大統領候補者を、配下のマスメディアを活用してヒーロー化し、国民人気を盛り上げ、国民選挙にて大統領が誕生します。その結果、国民は、その大統領を自分たちが選んだ大統領だと思い込みます。その後、大統領が戦争屋ボスの意図に逆らうと、ニクソンのようにスキャンダルで失脚させられます。そして、最悪、JFK(ケネディ)のように暗殺されてしまいます。
米国民は、日常、大統領とはマスメディアを介して接します。そこで、ステルス戦争屋は、全米のマスメディアを絶対的支配下に置きます。米国にNHKのような公共メディアが存在しない理由はココにあります。
要するに、米国においては、国民は映画の観客、大統領はその主演者、その他の政治家は単に、出演者、マスメディアは映画制作者、ステルス戦争屋は、その映画の企画プロデューサーです。
一般的に、映画を鑑賞する観客には、出演者しか見えません。シナリオライター、監督、プロデューサーも見えません。こうして、米国民は、ステルス戦争屋から、自由自在に誘導されてしまいます。
4.日本にも米国式劇場型政治が蔓延している
上記のように、現代の米国政治はステルス戦争屋を含む米国寡頭勢力によって、完全な劇場型政治に陥っています。戦後日本においても、この手法が取り入れられ、とりわけ、小泉首相誕生時には、戦争屋ジャパンハンドラーが大活躍しています。なにしろ、米国寡頭勢力(戦争屋と銀行屋の呉越同舟構造)には、小泉政権を介して、日本から350兆円(当時)の郵貯・簡保資産を収奪するという明確な目的がありましたから。
劇場型政治でもっとも重要なのは、いうまでもなくマスメディアの役割です。なにしろ、国民は、マスメディアという偏光フィルター(偏向?)を介して、政治ドラマを観て、投票行動に走るわけです。
1940年代、米国にて、日米戦争勝利に寄与したのは戦争屋です。戦後、その戦争屋のボスになったデビッドRFにとって、日本は戦利品です。彼は子飼いのジャパンハンドラーを駆使して、戦後日本を今日まで、65年間、ステルス支配してきました。その間、日本のマスコミや政官財に戦争屋のエージェントがたくさん育てられてきました。それが、まさに悪徳ペンタゴン(注2)というモンスターとなって、国民をステルス支配しているのです。さらに悪徳ペンタゴン日本人は、日本国民支配に、戦争屋を巧みに利用しています。その意味で、戦争屋と悪徳ペンタゴン日本人はWinWinの関係にあります。
5.日本国民にとって悪徳ペンタゴンは見えないゴースト(悪霊)
戦後日本に育った悪徳ペンタゴン日本人の悪徳性、それは、日本国民の幸福より、戦争屋の利益を優先すること、この1点です。彼らは、戦争屋に貢献することで、自分だけの出世、自分だけの幸福を追求する究極のエゴイストです。
一方、日本国民の最大の悲劇、それは、ステルス化した戦争屋も、そのロボット・悪徳ペンタゴン日本人も、見えていないことです。それらが見えている日本人はわずかです。それが、小沢支持者(少数派)の中核です。
大半の日本国民に悪徳ペンタゴンの正体が見えていないわけですから、その悪徳性、その反国民性も見えないのです。そして、まんまと悪徳ペンタゴン(国民の味方の振りをする)にだまされ、墓穴を掘っているのが実態です。
ここで言っておきますが、悪徳ペンタゴンを退治するには、悪徳ペンタゴンと闘える政治家を選挙で選ぶこと、これ1点です。これこそ、日本国民に与えられた最大かつ最後の切り札なのです。この点が、北朝鮮国民とは根本的に異なる点です。
わが民主主義国家日本において、国民選挙の1票を生かすも、殺すも、ステルス悪徳ペンタゴン日本人(=売国日本人)を見破る国民の眼力にかかっています。
注1:米国戦争屋(D系)とは、
デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。
オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。
なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。
注2:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。
すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(転載貼り付け終了)
【331】「菅直人首相が完敗を認め、小沢一郎が実権を掌握し激突回避、菅首相続投で終戦処理、人事作業に入った」
「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年08月25日 16時15分22秒
「菅直人首相が完敗を認め、小沢一郎が実権を掌握し激突回避、菅首相続投で終戦処理、人事作業に入った」
◆小沢一郎前幹事長と菅直人首相との戦いは、小沢前幹事長の圧勝、菅首相の完敗の形で勝負がつき、民主党は、代表選をめぐる対立は、終戦処理と人事問題に入った。以下、情報を速報しよう。
①8月24日夜、小沢前幹事長と鳩山由紀夫前首相は、東京都内のホテルで会い、約2時間話し合った。小沢前幹事長側は、樋高剛前副幹事長(平野貞夫元参議院議員の娘婿)鳩山前首相側は、側近の平野博文前官房長官が同席した。
会談のなかで、まず代表選に向けての情勢分析が行われ、小沢前幹事長側は、小沢派の勢力167人(衆院130人、参院36人)に加えて、樽床伸二衆院国対委員長が、約40人、鳩山前首相側が70人(うち小沢前幹事長支持の平野前官房長官が半数を押さえている)が確認された。鳩山首相が表向き「菅首相続投」を表明していても、半数が分裂行動を取る可能性があり、小沢前幹事長側が圧勝する見通しとなったという。鳩山前首相は、双方が激突した場合、どちら勝っても負けても深いシコリが残り、最悪の場合、党分裂が避けられなくなるので、双方が手を引くことが望ましいと説得した。この場で鳩山前首相が菅首相に電話連絡し、票読みを伝えたところ、菅首相が完全敗北を認め、小沢前幹事長の要求は何でも受け入れることを約束したため、ゲームセットとなった。
②次に、小沢前幹事長が「カネとポスト」の実権を掌握して、民主党は終戦処理と人事問題に入っている。双方が一旦、刀の柄を抜きかけた手をいかに円満に引くかに知恵を絞ることになった。そこで菅首相が25日、鳩山前首相と会い、正式に仲介の報告を受け、労をねぎらうことにしたようである。これを受けて、鳩山前首相は、菅首相が小沢前幹事長に「詫びを入れる場」をセットする段取りをつける。鳩山前首相は、26日から29日の日程でロシアを訪問するため、日程調整が必要となる。一方、小沢陣営では、山岡賢次副代表が26日に小沢前幹事長を訪れて「代表選出馬」を要請する動きを示していたことから、鳩山前首相の側近・中川義活前首相補佐官(小沢前幹事長を支持)が25日、山岡副代表に会い、激突回避を要請した。
③人事問題については、菅首相の続投、幹事長ポストには、小沢前幹事長か山岡賢次副代表が就任する。官房長官は、鳩山派からの就任が検討されている。菅首相の在任は、2011年頭から春ごろまでとし、その後を小沢前幹事長が引き継ぎ、約1年務め、前原誠 司国土交通相にバトンタッチするというシナリオが描かれている模様である。
④敗北した仙谷由人官房長官(A級戦犯)、野田佳彦財務相(A級戦犯)、利用された枝野幸男幹事長を閣内から外し、党の要職からも排除する。前原国交相は、事実上、米国CIAと密接な関係を持つと同時に、小沢前幹事長とは根深いところでつながっており、しばらく表向き「蟄居謹慎」にし、時機到来に備えさせる。なお、仙谷官房長官、野田財務相、枝野幹事長の3人には、離党する勇気はない。しかし、小沢前幹事長が復活した場合、次期総選挙で仙谷官房長官、野田財務相、枝野幹事長の3人は、公認候補者にしないこともあり得るという。小沢前幹事長は、謀反者に対しては厳しく報復する。
⑤衆参ねじれを解消するため、小沢前幹事長がみんなの党(渡辺喜美代表)、たちあがれ日本(平沼赳夫代表)、新党改革(舛添要一代表)、国民新党(亀井静香代表=森喜朗元首相の別働隊「みんなの党」を小沢前幹事長に繋げた最大の功労者)と連立を成功させる。しかし、社民党(福島瑞穂党首)とは連立しない。
⑥この他の情報としては、米国対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリーンと新聞、テレビ、有名雑誌などマスメディア各社との関係がはっきりしてきている。マイケル・ジョナサン・グリーンは、各社政治部や経済部、社会部の部長クラス幹部を集めて、米国側の要望や事実上の指示を与えていた。これに沿って、各社は社説、論説、論調を決めて報道していた。さらにマイケル・ジョナサン・グリーンは、スキャンダル・ネタなども提供して、取材させ、報道させていたという。
【民主党内の各派閥の勢力分野】
小沢派 衆院130 参院36 計166
鳩山派 30 6 36
横路派 20 10 30
菅派 24 9 33
川端派 15 23 38
羽田派 25 10 35
前原・枝野派 25 3 28
野田派 12 4 16
リベラルの会 3 (1) 3(1)
無派閥 23 6 29
合計 307 107 414
(注・横路孝弘衆院議長、西岡武夫参院議長を含む)
新人 144 13 157
(転載貼り付け終了)
【330】「鳩山前首相日本的玉虫色仲裁は重大禍根残す」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月25日 (水)
「鳩山前首相日本的玉虫色仲裁は重大禍根残す」
民主党代表選に向けての動きが大詰めを迎えつつある。
悪徳ペンタゴンは小沢一郎氏の出馬を阻止しようと懸命の情報工作を続けている。
小沢一郎氏と政治行動を共にしてこられてきた元参院議員の平野貞夫氏が「メルマガ・日本一新」で「メルマガ・日本一新臨時増刊」を配信されたことを「父さんの日記」様が伝えてくださっている。
重要事実が示されているので、緊急で情報拡散をお願い申し上げたい。
以下に平野貞夫氏記事の核心部分を転載させていただく。
「(民主政治を危うくする情報操作)
8月23日の夜から、小沢一郎の代表選出馬はないとの情報が流され始めた。菅支持派からのもので、鉢呂氏を入閣がらみで選対本部長にすることで旧社会党を取り込んだ。仙石官房長官と川端氏の関係で旧民社党の支持を取り付けたというものだ。
これに影響されて、各メディアも口を揃えて「小沢の出馬はない」とのコメントを始めるようになったが、これほど議会制民主政治を冒涜するものはない。このメルマガで幾度も述べてきたが、代表選挙は理念・政策で争うべきであり、旧来の手法である人事で離合集散をくり返せば、これこそ官僚支配に終始した自民党政治の復活でしかない。
菅民主党政権が発足して約3ヶ月、この間、政権交代の党是を放棄し、官僚支配の自民党政治より一層悪質化した。代表選挙は、菅政権のままで国家と国民の存立ができるか否かを問う唯一の機会である。」
小沢一郎氏が出馬しないとの情報が意図的に流されている。
悪徳ペンタゴンは、対米隷属・官主導・大資本癒着の菅政権続投に向けて必死の情報工作活動を展開している。
「小沢氏が出馬すれば党を二分することになる」も小沢氏出馬を阻止するための口実である。2008年秋の民主党代表選で、複数候補擁立を最後まで主張したのはどこのどいつだったか。総選挙を目前に党を二分することが望ましいことだったのか。逆に言えば、党を二分させるために複数候補擁立が要請されていたことがよく分かる。
この時も、老害渡部恒三氏をはじめとする対米隷属悪徳8人衆が複数候補擁立論を最後まで主張していたことを思い起こす必要がある。
もっとも悪質な解説を付しているのがテレビ朝日報道である。
「小沢一郎氏は強制起訴を回避するために出馬を検討している」と報道した。
これは、名誉棄損にあたる。放送倫理にも反する。テレビ局は、そのような見解を述べる議員がいるとの口実を使って逃げるだろうか、このような報道を行うには、本人の意思の確認が不可欠である。
まったく根拠のない虚偽報道を繰り返すことによって、小沢一郎氏に対するネガティブ・キャンペーンを展開しているだけである。
鳩山由紀夫前首相が小沢氏と菅氏の調整に乗り出していると伝えられるが、不当な行動を示すなら、批判は鳩山氏自身に向けられることを忘れるべきでない。
そもそも6.2クーデターにより、日本の政治権力が主権者国民の手から対米隷属・悪徳ペンタゴンに奪取されたきっかけを与えたのは鳩山由紀夫氏自身なのだ。
菅直人氏の反小沢政権樹立に半分手を貸した罪は消えたわけではない。この罪滅ぼしをする意思があるなら、中途半端な仲介は控えるべきである。
そもそも、民主党内における主権者国民派と対米隷属派の対立は本質的なものであり、これまでは、さまざまな経緯で水と油、呉と越が同舟していただけなのだ。
主権者国民が支持したのは主権者国民派の民主党である。米国・官僚・大資本が支配し続けてきた日本政治の構造を、主権者国民が支配する構造に刷新することを支持したのである。
ところが、6.2クーデターにより、民主党の実権を対米隷属・悪徳ペンタゴン派が握ってしまった。その修復を実行するのが9月14日の民主党代表選である。
菅直人氏が口先で挙党一致と発言したとしても信用することはできない。菅直人氏は6月4日の民主党代表選で代表に選出された際に、「ノーサイド」を宣言して挙党体制構築を宣言した。ところが、舌の根も乾かぬうちに反小沢体制を固めたのである。
菅政権が持続すれば、対米隷属・悪徳ペンタゴン政治に突き進むことは火を見るよりも明らかである。菅直人氏はすでに魂を売り払ってしまっているのだ。
国民本位の政治、政局ではなく政策を軸にする政治を実現するなら、対米隷属派と主権者国民派の同居状態を解消することが望ましい。
対米隷属派と主権者国民派では、政策の方向、日本政治の目指す方向が正反対なのだ。
いずれ、民主党は分裂することになる。他の政党も、対米隷属と主権者国民派の区分により二分され、政界全体が再編されることが望ましい。本質的な対立があるのに、表面だけまとめることに意味はない。鳩山由紀夫氏の人柄が良いのは分かるが、政治の本筋をはずれた中途半端な仲介をするのは百害あって一利なしである。
菅政権は存立の正統性をすでに失っている。政治家が自分の言葉に責任を持たず、権力の座にしがみつくことを容認することは、長い目で見て必ず大きな禍根を残す。
平野貞夫氏が指摘するように、
「代表選挙は、菅政権のままで国家と国民の存立ができるか否かを問う唯一の機会」
である。選挙も実施せずに、正統制のない政権を維持することは、昨年8月30日の総選挙のおける主権者国民の意思を踏みにじる行為である。
鳩山前首相は、鳩山氏の判断よりも主権者国民の意思を尊重することの重要性をしっかりと認識するべきである。
(転載貼り付け終了)