日本政界●情報メモ

投稿日:2010/09/15 07:12

【453】「第一ラウンド、菅判定勝ち。これから第二ラウンドのゴングが鳴る」

「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年09月15日 | 日記
「第一ラウンド、菅判定勝ち。これから第二ラウンドのゴングが鳴る」

民主党代表選挙は、一見小沢一郎の惨敗のように思えた。たしかに、負けは負けだし、筆者の小沢一郎の勝利確実予測が覆されたのは事実だ。筆者の予測の間違いは認めるが、ここでくじけるわけにはいかない。

多くの励ましのコメントに混じり、誹謗中傷揶揄のコメントも昨日は面白いほど送られてきた。ありがたいことである、少なくとも拙ブログを読んでくれていたという事であり、感謝に堪えない。(笑) こんな糞馬鹿議員の烏合集散する民主党など塵箱に捨ててしまえ、と思ったのは僅か30分。それ以降は、益々小沢一郎応援に磨きをかけるぞ、とファイトが湧いてきた。

それもこれも、多くのランキングを応援して下さっている貴重な読者の方々や小沢シンパの方々の、「小沢応援ありがとう!でもこれで小沢の政治が終わったわけではない。今後は菅政権批判と小沢一郎の第二ラウンドを目指す方向性を含め、一層の健筆を期待する」に代表される読者のコメントに勇気づけられ、筆者も次のステップに、進むことが出来、感謝に堪えないわけである。

さてと、今回の代表選の結果は党員・サポーター票、地方議員票は「総どり方式」と「ドント方式」の違いで、極端な票差が現れたが、小沢派と菅派の比率は概ね4:6という事になっている。国会議員はほぼ半々だ。すべてで菅直人が勝利した点は菅派を勢いづかせるだろう。頑張って、真の政治主導、脱官僚政治を見せて頂くことにしよう。多少早目にサポーターが投票してしまったきらいはあるが詮無い話である。

冷静に考えれば、「人・モノ・金・人事・マスコミ」を握った現内閣総理大臣・菅直人に、「政治とカネ」で18カ月叩きまくられた小沢一郎が国家の危機という事で、果敢に挑んだ結果としては、大善戦、惜敗だったとも言える。

この、大善戦、惜敗は小沢一郎の政治姿勢を強く応援する国民が予想以上に多かったことを物語ってもいる。 小沢一郎という政治家がこんな程度の敗北でくじけるわけがない。おそらく、思った以上に接近戦であったことを分析、次のステップにつなぐものと思われる。

菅直人は今週中にも、党人事、内閣改造を断行する可能性が高いが、枝野幹事長の去就はどうでも良いが、仙谷官房長官の留任を決めるだろう。ここまで誹謗中傷を含めガチンコで闘った二大勢力が、今さら「挙党一致」等というのも、気味の悪い話である。負けた勢力は「一兵卒」だ。ノーサイドと言いながら、人の首をニコニコ笑って切る人物に阿る必要もないし、義理もない。

「一兵卒」として協力できるモノは協力し、出来ないことは断固議論する。当面はそう云う姿勢で臨めばいい。どうせ、答えは年内に判るであろう。 正直、今回小沢を支持した議員達は、数カ月しかもたないであろう菅民主党の、党や政府の要職に就くことを極力避けた方が賢明だ。政党助成金の政党要件を満たす為にも、年内に一定の動きが出ることは充分考えられるので、果報は寝て待てという選択ではないのだろうか。

小沢一郎は最終的に再度動かざるを得ないと筆者はみている。民主党支持者の党員、サポーターの人々、そして地方議員の人々の今回の選択は、何となく筆者は理解できる。問題なのは10日の時点で小沢支持を明確に語っていた236人の議員の中から、土日を挟んで36人が14日午前中の党員・サポーター票の開票漏洩を耳にはさみ、寝返った「小早川」がいたことの方が重大だ。また、検察審査会の議決を「逃げる逃げない」の議論からも解放され、小沢一郎は一層身軽になったという事も重要な視点だ。

ただ、消極的にだが世論(マスメディアの作る世論)に阿る選択をした国会議員が問題だ。こんな連中は何人集まろうと、政治を行う能力はない。官僚とマスメディアと自民党など野党の餌食になるのが関の山である。マーケットは早速菅政権に刃を突きつけている。ニューヨーク市場は円の対ドル為替レートが82円台に突入、70円台突入まで経済音痴総理・菅直人を揺さぶり続けるだろう。お手並み拝見、高みの見物を1か月ほど愉しもう、と思う次第だ。

さぁ小沢シンパの皆さま、気を落とさずに第二ラウンドのゴングを鳴らそうではありませんか!第三ラウンドもあると思われる、混沌の日本だ。小沢の出番は再び来る、そして小沢一郎は国民の為に命を掛けます。我々も僅かな力を結集、小沢一郎を小沢政治、応援し続けましょう!

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/09/15 07:07

【452】「小沢一郎の「最後の決戦」は「勝ちは負け、負けは勝ち」と民主党代表選の敗戦から「第2幕」の幕が開いた」

「板垣英憲の『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年09月14日 23時39分48秒
「小沢一郎の「最後の決戦」は「勝ちは負け、負けは勝ち」と民主党代表選の敗戦から「第2幕」の幕が開いた」

◆「勝ちは負け、負けは勝ち」
 民主党代表選は9月14日午後、菅直人首相721票(党員・サポーター249票+地方議員60票+国会議員206×2=412票)、小沢一郎前幹事長491票(党員・サポーター51票+地方議員40票+国会議員200×2=400票)という結果により、菅首相が圧勝した。
 しかし、この数字を目を凝らして見れれば、ズバリ、「勝っても負けても『党を割る』」戦術を展開中の小沢前幹事長の予想外の圧勝であった。菅首相は、続投という「名」を取り、「実」を取った。小沢前幹事長は、要するに、小沢前幹事長の「最後の決戦」は、この敗戦から「第2幕」の幕が開いたのである。
◆「このままでは、日本は破滅する」
 そう叫んだ小沢前幹事長の悲痛な叫びは、一般国民の耳には届かなかったようだ。「日本が破滅しようが、しまいが、そんなの関係ない」と思っているのであろう。代表選の開票の結果、「菅首相再選」が決まった途端に、東京外国為替市場は14日、ドルが売られた前日の海外市場の流れを引き継ぎ、円相場が急伸。一時83円07銭=14日午後5時27分と、9月8日に付けた83円34銭を上回り、1995年5月以来、約15年3カ月ぶりの円高・ドル安水準を記録した。このため、投資家の間では、政府による市場介入を求める悲鳴のような声が高まっている。
 だが、残念ながら、菅政権は、アメリカから「1ドル=80円を超えるまで介入するな」と強い圧力をかけられているので、手が出せず、「1ドル=80円」を突破するまで輸出産業を見殺しにするしかない。
 日本経団連の米倉弘昌会長は9月13日午後の定例記者会見で、「これ以上円高になるようなら、為替介入をしていただきたい。経済回復が腰折れになっては困る」との考えを改めて述べていたのに、何の手も打たれなかったばかりか、菅首相再選がむしろ、円高=ドル安の要因となってしまった。
 菅首相の無策は、詰まるところ、一般国民はにもとより、多くの企業に多大の被害をもたらすことになるのだが、この無策首相を民主党の党員とサポーターが選んだ以上、何とも仕方がない。ネズミは、時として大群を成して疾走し、断崖絶壁から大海に雪崩れの如く飛び込み、集団自殺するといい、日本民族はいま、断崖絶壁を目指すこのネズミの大群に似ていなくもない。
◆菅首相再選に世界各国政府は、敏感に反応し、これに各国マスメディアが報道しているのに、中国北京政府だけは、報道官が「ノーコメント」を表明、その足元で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件の捜査をめぐり群集が、反日運動を北京の駐中起こし始めている。これは、日米同盟関係から見て、いかなる現象なのか分析してみると、1つの興味深い中国の外交戦略が浮かび上がってくる。
 それは、中国北京政府が「菅首相-財務省-米国CIA・マイケル・グリーン-デイビッド・ロックフェラー-オバマ政権}という図式をしっかり念頭に置いて、菅政権に次々に揺さぶりをかけ、対日攻勢をかけようとしていることである。
 これは、菅政権があまりにも米国の言いなりになり、これが、ひいては中国の国益を損なうのはないかと、北京政府は、憂慮しているのである。これらの点に関する限り、親中国の小沢前幹事長には、大いなる支援材料になる。北京政府は、極左暴力集団と近接している菅首相・菅政権は嫌いなのだ。加えて言えば、中国漁船、左翼政権を率いていながら、どこか自民党の小泉純一郎政権に近しい。早い話が、菅首相が行っている、あるいは、行おうとしている政策が、限りなく小泉政権に近いということである。それは、米国CIAとの関係である。北京政府は、菅首相が米国CIAの言いなりになっていると見て、警戒している。中国は、いまや航空母艦建造に成功し、潜水艦隊隊も確立しており、北京政府は、これらの軍事力をフルに活用して、太平洋における「シーパワー(海上権力)」を確立しようとしてきた。この現実を前にして、菅首相は、いま成す術もないのが実情である。
◆北京政府は、「菅首相・菅政権=小泉元首相・小泉政権=米国CIA=ブッシュ前大統領=ディビッド・ロックフェラー」の関係」を熟知している。米国CIAべったりの菅首相を北京政府は、警戒し、むしろ、小沢前幹事長を信用していると言われている。靖国神社公式参拝問題で、小泉元首相が北京政府から徹底的に嫌われたように菅首相が、北京政府との外交に失敗して、その果てに自滅し、ついには退陣する可能性は、ますます高くなっており、小沢前幹事長の出番が、いよいよ増している。英雄は、「時を選ぶ」のである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「党員・サポーター票」の開票結果が、国会議員の投開票以前に漏れていて国会議員の投票に影響を与えた
◆この代表選は、「関ケ原合戦」に準えられ、最後のところで、裏切り者・小早川秀秋が勝敗を決すると見られていた。だが、小早川秀秋になると見られていた前原誠司国土交通相が裏切るどころか、完全に菅首相支持に回っていた。 なぜそうなったのか。それは、14日午前3時から行われていた「党員・サポーター票」の開票結果が、国会議員の投開票以前に漏れていたということである。

(転載貼り付け終了)
(転載貼り付け開始ワ)

投稿日:2010/09/14 16:11

【451】「小沢氏大差で体表選挙に敗退」

2010.9.14.
「小沢氏大差で体表選挙に敗退」

              小沢一郎  菅直人
党員・サポーターポイント 51 249
地方議員ポイント 40 60
国会議員ポイント 400 412
合計              491 721

 残念ながら副島先生が予想していたとおり、既得権益を守る反小沢の勢力が強く
小沢一郎は敗退した。
 彼らがもっと追い詰められなければ、つまり自分で自分の首を絞めた事を自覚する以外彼らに覚醒の道はない。
 彼らは自分で選択した地獄を見る他はない。それまでは自分たちの水準に見合った代表菅直人をいただくしかないのである。

投稿日:2010/09/14 08:20

【450】「今回の代表選は『日本改造計画』以上のインパクトを与えた。もう小沢一郎の改革は止まらない!」

「日々坦々」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010/09/14(火) 07:57
「今回の代表選は『日本改造計画』以上のインパクトを与えた。もう小沢一郎の改革は止まらない!」

今回の代表戦は、将来の日本に大きな影響を与えていくだろう。

小沢一郎という一人の政治家が、なぜ20年以上も日本の政治の中心に君臨し続けてきたのか、ネガティブな情報ばかりだが、いったい小沢一郎は何を考え、何をしようとしているのか、その人と思想の一端を多くの国民が垣間見ることができたのではないかと思う。

今までマスコミ情報を鵜のみにして悪いイメージが先行していた人も、その斬新とも思える政策に接し、「何か変えてくれるのではないか」「少しでも前に進めるのではないか」と、知らず知らずのうちに期待していた、という人もいるかもしれない。

17年前に書かれた『日本改造計画』は、各界に波紋が広がり、「政策の小沢一郎」を定着させ、今日に至っても、それは全く衰えることなく、より強固にすらなっている。

今の小沢支持者の核となっている人達の中には、当時、この本を読まれた方が少なくはないだろう。

この2週間足らずの間で、小沢さんの政策は全国にとどろき、心ある国民の多くが耳を傾けるチャンスを与えられた。

どんなにマスメディアが妨害しようとも、どんなに相手が政策論争を避け、愚行愚策を仕掛けてこようとも、真正面から政策を前面に打ち出して戦った姿は、意識せずとも人々の心の奥底に潜行し、その思想と共に焼き付いて離れなくなるだろう。

それはまさに『日本改造計画』で今日の根強い小沢支持者ができたように、今後それ以上の広がりをみせ、この知れ渡った改革の炎は消されることなく、やらざるを得なくなってくるだろう。

この改革はもう止まらない。

もう、多くの国民が知ってしまったからだ。

万が一にでもカンさんが勝とうが、自民党が政権を再び奪取しようが、いったん人々に植え付けられた改革の芽は、もう誰にも摘み取ることはできない。

臨死体験者が語っているが、よく昔から人が死ぬ時に自分の人生で体験してきたことが事細かに、走馬燈のように映像として流れる、と聞く。

この2週間の戦いの中で、様々な象徴的な出来事が起きた。

それはまるで日本の旧民主主義か、それとも旧国家権力か、いずれにせよ国家規模の臨死体験とも言えるものだったのではないか。

まず、村木裁判の過程で露呈した、検察の杜撰な捜査と取り調べが国民の知るところとなり、鈴木議員の上告棄却で、最後の砦、最高裁までもが政治介入とも言える暴挙にでたことだ。

これは国家権力とは何かを考えさせられた。

次に、日本の旧型政治屋の象徴、菅直人のあまりの見苦しさが際立った。
政策・理念は口実だとばかりに権力に固執した姿には、毎度、ヘドが出るほど嫌悪感に苛まれた。
菅陣営の中でも特出した人達もいて、カンさん以上、自民党顔負けの策師も潜んでいる。

次にはマスメディアの異常なまでの小沢バッシング報道である。

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先日、小沢さんが築地に出かけられた時に、必ず移転問題についてコメントするだろうとツイートした。

『小沢氏が築地に行ったら都民の関心は唯一つ「移転問題だ」。≪「絶対反対という地元の意見もある・・・(築地を)リフォームしてきちっとすれば、今後も対応できる」と述べ、移転の必要はないとの認識を示した≫これを伝えたのは時事のみ。他のマスメディアはNHKも含め一切無視。』

それをいうために行ったということもできる。

●築地市場移転は不要=小沢氏 (時事ドットコム 2010/09/11-19:01) 
≪民主党の小沢一郎前幹事長は11日午後、築地市場(東京都中央区)の移転問題について「絶対反対という地元の意見もあるし、移転先があまりにもいろんな問題を含んでいる。(築地を)リフォームしてきちっとすれば、今後も対応できる」と述べ、移転の必要はないとの認識を示した。築地市場を視察後、都内で記者団の質問に答えた。≫(参照)

NHKを含めて一切無視して意図的に報道することを避けていた。

移転先の豊洲の土壌汚染のデータ改竄など、都民にとっては一番“旬”な話題である。

次期総理になるかもしれない人の築地移転問題に関する考え方を伝えるのは、マスメディアの当然の責務であり、都民がこれだけ関心を持っていて都議会でも紛糾している問題に対しては、両陣営に積極的に取材することがむしろ自然である。

今回無視したということは、意図的だといわざるを得ない。

メディアとしての役割でさえも完全に放棄している。

特にNHKは多くの都民に視聴料をもらっておきながら、都民が知りたい、知るべき内容を報じていない。
この肝心な部分を一切無視して、ただ築地を訪問したとのみ伝えていた。

その義務をも放棄していると、声を大にして言いたい。

また、普天間基地移設問題に関連した日米関係である。

米軍普天間飛行場の移設先の辺野古がある名護市議会議員選挙が行われ、移設反対を掲げる稲嶺進市長の支持派が16議席(27議席中)を獲得し、圧勝した。

これは純然たる民意が示されたと言えるわけで、住民の合意が得られない以上、日米合意ががただの紙切れ上での合意とならざるをえず、強行などしたなら全国規模での在日米軍基地反対の機運に火に油を注ぐことになりかねない。

このように別の側面から見て一つの現象と捉えるならば“産みの苦しみ”のようにもいえなくもないが、その事象の背後に人為的な意図(良いも悪いも)が見え隠れしていることを考え合わせるならば、それは臨死体験で過去の悪行の数々を見せられている、と考えたほうが腑に落ちる。

いよいよ本日、民主党議員による投票で実質的には総理が決まる。

いずれにしろ、まだ半年は荒れるだろうし、それこそ“産みの苦しみ”を味わうことになる。

まだまだ気の抜けない日々が続きそうだ。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/09/14 07:29

【449】「代表選最大争点は対米隷属体制持続の是非にあり」

「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年9月13日 (月)
「代表選最大争点は対米隷属体制持続の是非にあり」

民主党代表選は主権者国民政権の再樹立を目指す小沢一郎氏と6.2クーデターで政権を乗っ取った悪徳ペンタゴンによる政権維持を目指す菅直人氏との間で激しい闘いが繰り広げられている。
 
 悪徳ペンタゴンとは日本の支配者であり続けてきた米国・官僚・大資本のトライアングル(「米官業のトライアングル」)とその手先である利権政治屋(政)、マスゴミ(電)の五者=米官業政電による利権複合体のことを指す。
 
 悪徳ペンタゴンの広報部隊がマスゴミ(電)であり、今回の代表選では、狂気とも言える偏向報道、情報操作を繰り広げている。
 
 9月1日の告示までは小沢一郎氏の出馬を阻止するための懸命な情報工作を展開した。
 
 この努力むなしく小沢一郎氏が出馬を表明すると、世論は菅直人氏支持であるとの世論調詐結果をねつ造して一斉に流布した。インターネット世論調査で小沢一郎氏支持が菅直人氏支持を圧倒しているなかで無理のある調詐結果ねつ造だったが、こうした常識判断を無視してねつ造データを発表し続けた。
 
 しかし、代表選が始まり、小沢一郎氏の声が直接国民に届けられるとともに、小沢一郎氏支持はさらに広がりを見せた。狼狽したマスゴミは、異例ともいえる追加世論調詐を強行し、報道の大半を「世論は菅直人氏支持」の虚偽情報流布にシフトした。
 
 ターゲットは党員・サポーター票の誘導だった。同時に、党員・サポーター票の集計作業に、一部、さまざまな問題があると思われる業者を介在させており、公正な集計作業が行われるのかどうか、強い疑念が生じている。
 
 仮に集計作業で大規模な不正が実施されるとした場合、事前のねつ造した世論調詐結果は、その不正を正当化するための論拠として用いられる可能性が高い。
 
 党員・サポーター投票が締め切られたため、マスゴミの絶叫調のねつ造情報流布は一息をついた。
 
 残るは、国会議員票の誘導である。

 党員・サポーター票の不正がすでに一部で確認されているため、選挙結果における党員・サポーター票の位置付けは低いものにならざるを得ない。

 国会議員票で多数を獲得した候補が、代表選後は実質的な発言権を確保することになると考えられる。
 
 この意味で、代表選の実質の決戦の舞台は国会議員票でどちらの候補者が多数を確保するかに移行していると言って良いだろう。
 
 小沢一郎氏と菅直人氏の基本政策方針には天と地の開きがある。
 
①自主外交  VS  対米隷属外交
②国民主導  VS  官僚主導
③国民第一  VS  大企業第一
④共生重視主義VS  市場原理主義
⑤国民生活第一VS  財政再建第一
の相違がある。左が小沢一郎氏、右が菅直人氏である。
 
 さらに、警察、検察、裁判所の前近代性について、
⑥取り調べ過程の全面可視化 VS 全面可視化に消極的
の相違も見られている。
 
 こうした相違があり、この意味で代表選は政策路線をめぐる決戦であり、日本国民にとって極めて重要で意義のある選挙である。
 
 上記6つの論点を示したが、そのなかの最大の論点は、①にある。
 
 つまり、
日本がこれまで同様、対米隷属で進むのか、
それとも、
真の意味での独立を果たすのか
との問題である。
 
 戦後65年間、日本を支配し続けてきた米国からすれば、日本の独立を簡単に認めるわけにはいかないだろう。これが、小沢一郎氏に対する狂気の総攻撃を生む根本原因になっている。
 
 逆に言えば、日本はそれほどまでに米国によって支配されているのだ。
 
 鳩山由紀夫前首相も米国の言いなりになっていれば、まったく安泰な日々をいまも送っていたはずである。
 
 しかし、日本人の尊厳、日本の独立の真の重要性を考えたときに、いばらの道であっても、真の独立を目指す道を選択したのだと考えられる。
 
 この点で菅直人氏は国の尊厳よりは、我が身の利益を優先したのだと考えられる。
 
 最終的には私たち日本人の矜持の問題である。
 
 対米隷属から離れ、真の日本の独立を目指す人々は小沢一郎氏を支持し、小沢氏の当選を目指さねばならないのだ。

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/09/14 07:26

【448】「民主党代表選で誰が選ばれるかの重大性を理解していない「護憲派」ジャーナリストがまだいたのには驚いた!」

「杉並からの情報発信です」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010-09-13 12:40:13
「民主党代表選で誰が選ばれるかの重大性を理解していない「護憲派」ジャーナリストがまだいたのには驚いた!」

民主党代表選の投票結果がいよいよ明日(9月14日)午後判明します。

「護憲派」と呼ばれる市民運動家や左翼活動家の中に、民主党代表選を「所詮は民主党内の権力争い。誰が選ばれても同じようなもの」と冷めた見方をする人が多い気がしますがそれは間違っています。

菅首相の続投を許すのか、小沢前幹事長が勝利して首相となるのかは今後の日本の運命を決定するほど重要なことあり、すべての国民の生活と今後の運命がかかっているのです。

■ 民主党代表選で誰が選ばれるかの重大性を理解していない「護憲派」ジャーナリストがまだいたのには驚いた!

先週土曜日(9月11日)夜文京区民センターで開催された「小選挙区制廃止を目指す連絡会」主催の「小選挙区と二大政党に批判を!6分間リレー トーク」に参加しました。

集会の告知広告を掲載した関係で「週刊金曜日」の北村肇編集長が冒頭にあいさつされましたがその発言内容に驚かされました。

北村編集長は【民主党の代表選はこのままいくと菅首相が選ばれる。管首相になろうと小沢首相になろうと自民党との「大連立」は避けられない。小沢氏は以前福田首相との間で「大連立」を企てて失敗した過去がある】と現在進行中の民主党代表選の結果をこのように予測しました。

「菅首相も小沢首相も大して変わらない。どっちもどっちだ」の発言に対して参加者から拍手がありましたが、私は大いなる違和感を感じました。

「国民生活が第一」「官僚支配打破」「財政再建よりも景気回復」「対等な日米関係」を掲げる小沢一郎氏が民主党の新代表に選ばれ首相に就任すれ ば、日本の再生の可能性が出てきます。

しかし菅首相が再選されれば間違いなく日本はどん底に向かって一気に転落していくでしょう。

「対米従属」がさらにひどくなり日本は文字通り米国の植民地として富と独立と人権をさらに奪い去られるでしょう。

「郵政民営化阻止法案」は廃案となり簡保と郵貯銀行の持つ300兆円の資金は株式上場とともに米国債購入とハゲタカ外資に略奪されるでしょう。

自衛隊は米軍の世界支配戦略に組み込まれて米軍の先兵として「対テロ」の名目で米国の侵略戦争に参戦させられるでしょう。

「官僚支配」がさらにひどくなり「財政再建」を名目とした消費税増税、「景気回復」を名目にした法人税減税が強行されるでしょう。

円高無策による不況がさらに深刻化しデフレスパイラルが一層激化して国民経済は破壊されるでしょう。

戦後最大の分岐点に立たされれている今の日本の運命を左右する民主党代表選の結果を「菅首相も小沢首相も大して変わらない。どっちもどっちだ」と 「評論」した北村編集長の「ジャーナリストの素質」に大いに疑問を感じました。

北村編集長は冒頭のあいさつをした後、集会のメインであります「小選挙区と二大政党に批判を!6分間リレートーク」を聞くこともなく途中で退場されました。

実は北村編集長の「ジャーナリストの素質」に関して疑問を持ったのは今回が初めてではありません。

私は2000年暮れに「杉並・世田谷読者会」を立ち上げて2007年まで毎月一回の例会の共同世話人を務めたことがあり「週刊金曜日」を市民運動 目線の媒体として高く評価していた一人でした。

しかし2010年2月5日号「角栄・金丸・小沢 特捜部との30年戦争」の内容が「喧嘩両成敗のような緊張感のないどっちつかずの評論家的内容」 に不満に思いそれまでの小さな不満が積もり積もって北村編集長あてに「決別宣言」を出したことがありました。

記事の中で、東京地検特捜部の小沢幹事長と民主党に対する常軌を逸した暴走を「それは善対悪というより見方によっては正義と正義のぶつかり合 い」(北村肇編集長)と「検察の正義」を認めて両者が五分五分で対決したのだと誤った分析をしたのです。

この時から約7か月経過した現在、検察が小沢前幹事長をターゲットにした「西松建設偽装献金事件」「陸山会土地購入事件」と石井一民主党参議院議 員をターゲットにした「郵便不正事件」は小沢民主党政権の誕生を阻止するために時の麻生首相と森啓介法相が検察に命じて「政治弾圧」であったことが暴露され始めています。

「検察の正義」など大手マスコミが作りあげた虚構だということが知れ渡ってきました。

9月10日大阪地裁は「郵便不正事件」で「虚偽有印公文書作成・同行使容疑」に問われて1年6か月の求刑を受けた村木厚子元厚生省局局長に無罪判 決を言い渡しました。この事件は大阪地検特捜部がでっち上げた「冤罪事件」であること明らかにされたのです。

以下に佐高信氏、北村編集長などにメールで送った「決別宣言」を以下に転載します。

______________________

(2010年2月6日送信のメール)

週刊金曜日

発行人 佐高信 様

編集長 北村肇 様

編集部 成澤宗男 様

編集委員 本田勝一 様

前略

私は東京都杉並区に在住する山崎康彦と申します。

2000年に「杉並・世田谷読者会」の設立を呼びかけ2007年まで共同世話人として毎月1回例会を主催してきました。

今日まで10年以上にわたり毎週金曜日に書店で貴誌を買ってきた愛読者の一人です。

最近の記事の内容に日頃から不満を持っておりましたが、昨日購入した2月5日号「角栄・金丸・小沢 特捜部との30年戦争」の記事を読んでその不満は決定的になりました。

今回の東京地検特捜部の暴走を「小沢対検察」の図式で捉え「それは善対悪というより、見方によっては正義と正義のぶつかり合い」(北村肇編集長)と、どこかの評論家のような論調に終始していたからです。

あまりにも危機感のないのんびりした紙面つくりに呆れてしまった次第です。

日本国民は昨年8月30日の総選挙で戦後初めて本格的な政権交代を選択して鳩山民主党政権を誕生させました。

今回の東京地検特捜部による一連の「国策捜査」は、小沢民主党幹事長失脚→鳩山民主党政権転覆をねらった政治謀略であり,政権交代がたった4ヶ月で終わってしまうほど重大な危機だったわけですが、貴誌の紙面にはそのような危機感はぜんぜん感じられませんでした。

>東京地検特捜部は小沢民主党幹事長の側近秘書3名を形式犯でしかない「政治資金規正法違反」容疑で逮捕・起訴しましたが小沢幹事長本人を今回も起訴出来ませんでした。

東京地検特捜部の全面敗北です。

今回の東京地検特捜部の暴走は、戦前の若手将校による「5.15事変」「2・ 16事変」の軍事クーデターに匹敵する「司法クーデター」と言って良いほどです。

戦後の日本国民が曲がりなりにも築いてきた「主権在民」「法治主義」「人権尊重」「議会制民主主義」を全面否定するアンシャンレジーム側からの総攻撃
でした。

検察は「紙と電波」を独占する大手マスコミに捜査情報をリークして「大本営発 表世論」を作ろうと必死でしたが失敗しました。

なぜならば、軍国主義一辺倒の戦前や田中角栄首相を失脚させた「ロッキード事件」の1970年代には存在しなかったインターネットという「民衆の武器」がここ4-5年急速に国民の間に普及していたからです。

もしもホームページやブログやメールやツィッターや検索エンジンやJanJanなどのネット新聞がこれほどまでに普及していなかったならば、国民の大多数は「紙と電波」媒体を独占している大手マスコミによる検察リークの「大本営発表」に見事騙されていたでしょう。
 
小沢幹事長は「金権体質の悪徳政治家」のレッテルを貼られて世間の批判を一身に浴び、「逮捕許諾請求」が国会に提出されて可決されていたと思われます。
 
国会では自民党、公明党、みんなの党と日本共産党が一緒になって、ここぞとばかりに小沢幹事長に離党や議員辞職を迫り、鳩山首相の責任を追及して来年度予算案や99の法案の審理が完全にストップし大混乱に陥ったはずです。

民主党内は小沢支持派と反小沢に分裂したはずです。

これこそが東京地検特捜部と大手マスコミが狙っていたことなのです。

総翼賛体制の「紙媒体」の中で「日刊ゲンダイ」と「週刊朝日」が真正面から検察批判を繰り広げてきました。

「週刊朝日」は東京地検特捜部から「抗議」を受け山口一臣編集長とフリー
ジャーナリストの上杉隆氏は「出頭要請」の弾圧をかけられました。

貴誌が「日刊ゲンダイ」「週刊朝日」と同じ「検察批判」の戦列に立っていな
い、と私は感じました。

毎週金曜日の店頭での購入はこれでおしまいにします。

(転載終わり)

(記事終わり)

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/09/14 07:21

【447】「菅直人が放置した「石井紘基氏の遺志」を引き継げるのは小沢一郎しかいない!」

「日々坦々」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010/09/13(月) 08:59
「菅直人が放置した「石井紘基氏の遺志」を引き継げるのは小沢一郎しかいない!」

最近、テレビにノコノコと出てくる小宮山洋子が気にさわる発言を繰り返している。

このお方については、本ブログ8/31エントリー≪表ではトロイカ体制と言いつつ裏では「自党のカネ」を週刊誌にリークする奸(カン)執行部≫の中で書いたが、実はこの文章の後、別の続きがあった。

読まれた方は飛ばしていただくとして、未読の方のために一部を再掲させていただく。

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週刊現代によると、

仙石は、官房長官就任直後から、近いうちに小沢氏との全面対決が来ると予想していたのだろう。菅政権発足と同時に枝野幹事長らと話し合い、公認会計士を使って過去の党内のカネの流れを徹底的に調べさせた。担当したのは、財務委員長の小宮山洋子衆院議員。反小沢派の一角だ。この調査は参院選を挟み中断することもあったが、つい最近になって報告書が執行部のもとに上げられた。本誌は今回、この報告書の一部を入手した・・・≫

仙谷由人、それをやるなら、官房機密費を洗い出せ!

小宮山洋子、そんな卑しい仕事をしている暇があったら、あんたが選挙民に約束した特殊法人や特会を追及しろ!

小宮山が、刺殺された石井紘基議員の補欠選挙で勝ったのは、「石井議員の遺志を引き継ぐ」と選挙民に約束したから当選できたんだ。

だが、引き継いだのは選挙区だけで、石井氏が取り組んだ、特別会計や特殊法人問題などは、当選後は知らん顔。

完全に選挙民を裏切っている。政治とカネの問題をどうのこうの言うよりも、自分の掲げた公約に責任持て!

本来ならば、娘の石井ターニャ女史を後継に、という声が大きかったが、まだ若いという理由だけで外され、ターニャ女史は小宮山の選挙応援をさせられた。

その応援中にあまりに小宮山が、「石井こうき、こうき」と父である名前を連呼するので、「本当にこの人は父の遺志を継ぐ気はあるのか。ただ名前を利用しているだけではないか」と当時の密着取材で語っている。

その憂いが今や現実のものとなり、官僚が欲しいままに国民の税金を勝手に使っている特別会計に切り込むのでもなく、小沢憎しの一点で党のカネに切り込んでいるそんな姿を見たら、石井氏がなんて言うだろうか。

小宮山洋子の選挙区は、私が住んでいる同じ世田谷区で、何回か演説にも立会い、ミーティングにも参加したことがある。

とにかくあの笑顔に誤魔化されてしまう。

だが言っていることはかなりキツイ。

昨年の大久保秘書逮捕から、私のこの人を見る目は180度変わった。

一番最初に小沢さんに食って掛かったのがこの人だった。

≪「政権交代のための態勢をとることが第一だ。本当はここでお引きいただくのがいい。お詫びや言い訳をしながらでは厳しい選挙を勝てるとは思えない」と主張、民主党内で初めて公然と小沢の辞任を要求した。(ウィキペディア)≫

それから、この人を見るたびに、無意識の中でいつも付きまとっている”ある想い”があり、拒否反応的に嫌悪感を感じ、嫌な空気が漂う。

それは、小沢さんに対する批判的言説もあるが、それ以上に石井氏の死去にともなう補欠選挙で参院から鞍替えして当選し、遺志を引き継ぐどころか、こんにちまで何もしなかったことに対する怒りと無念な想いである。

石井紘基氏が草葉の陰から嘆いているのが聞こえてきそうだ。

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ここから、先日エントリーしてない部分、石井紘基氏についての続きである。その続きを代表選を交えて以前のものに付け足しながら書いてみる。

まず、一番言いたいことを結論から言うと、小沢さんの改革を推し進めていったら、石井氏の遺志は同時に引き継がれることになる、といえるのではないかということだ。

小沢さんの今回の代表選に向けた政策の中で一際目を引くのは、「ひも付き補助金から一括交付制度」「国有財産200兆円の証券化」と、「独立行政法人、特殊法人と特別会計は必要不可欠なものを除き廃止あるいは民営化する」というものだ。

レンホウの事業仕分けとは「格」が違うし「本気度」が全く違う。

参照:小沢首相になれば事態はどう変わるか(1)~(6) 政治専門筋に徹底的に聞いてみた
参照:小沢「政見」メモに震え上がる高給天下り官僚

最近キャンキャンと小うるさい元キャンギャル蓮舫が、秋に事業仕訳第三弾で、特別会計に切り込むことになっている。

事業仕分け10月、11月に第3弾 蓮舫行政刷新担当相(毎日新聞 8月12日8時40分配信)http://bit.ly/aFRSjL(既に削除済み)
≪蓮舫行政刷新担当相は11日、国の特別会計などを対象とした事業仕分け第3弾を、10月下旬と11月上旬の2回に分けて行う方針を示した。国会内で記者団に語った。9月に党代表選が行われるため、当初予定した10月中旬からずれ込む。民主党政調も同日の会合で、若手議員88人を9グループに分けて仕分けに協力することを決定。前半に行われる特別会計の仕分けに3、後半に行う各府省の行政事業レビューの結果を検証する「再仕分け」に6グループを投入する。今月18日から18の特別会計に関する事前ヒアリングを始めることも決めた。≫

この特別会計は総予算は、一般会計が92.2兆円に比べ、4倍の367.1兆円だ。

週刊朝日8/27号に≪特別会計に眠る「埋蔵金」312兆円 税収の8年分≫と題して、消費税に換算すれば税率130%分という天文学的な金額の「埋蔵金」を掘り出せるとして「外為特会」と「財投特会」の財務省所管の二つを解体しろと書いている。
「埋蔵金オトコ」としての異名を持つ元大蔵官僚・高橋洋一氏は、312兆円を掘り出せるといっている。

その埋蔵金をいち早く追及してきたのが、石井氏だった。

石井紘基議員は2002年10月25日、自宅前で刺殺された。

犯人は右翼団体「守皇塾」代表で、書籍販売業の伊藤白水(本名・伊藤いずみ・48歳)で、「自分がやった」と霞ヶ関の警視庁本部に出頭し、逮捕された。

当初、金銭を無心し断られたための恨みによる犯行とされていた。

無期懲役が確定した後の、昨年の2009年2月11日に放送された放映されたテレビ朝日「スーパーJチャンネル」で、犯人の獄中の独占告白として「本当は頼まれたから殺した」「法廷での証言はでたらめだった」
とする裁判での証言とは違うことを言い出した。

「刑務所で死ねばいいと思われていることに腹立たしさを感じた」とも言っている。

この事件は当初より不可解な点が多いことが指摘されていた。

まず、石井氏が事件直前、ナターシャ夫人に「近々、日本がひっくり返るほどの重大なことを発表する」と言っていたという。何人かの記者が、石井議員がとんでもない情報を掴んでいるようだというのが知れ渡っていて、週刊朝日も記者をさしむけた、というくらいに有名になっていたようだ。

今にして思えば、そういう情報はすでに汚染記者を通じて官邸などには筒抜けになっていただろうことは間違いないだろう。

以下不審点をまとめたものを転載させたいただく。

【遺族の不審】(衆議院議員・石井こうき代議士刺殺事件)より  

(※石井議員の家族の証言によると、事件前後、不審な点が多かったと言う)

・事件から6日前の10月19日、石井議員は「車に追われている」と言って知人のところへ駆け込んでいた。ちなみに伊藤は原付バイクのみ所有。

・また同月23日、石井議員が何者かにリンチに遭った様子で帰ってきた、と妻が話している。

・石井議員が病院へ運ばれる時、妻が救急車に乗せてもらえなかった。

・石井議員の手帳と、鞄の中身の資料が押収品目録から消えていること。手帳があったと遺族側から何度も警察に申し出ても、調査してもらえなかった。

・事件の日は、28日に質問する資料を委員長に提出しに行く日だった。その書類の中身は、銀行問題その他政権がひっくり返る重要な資料があったらしいのだが、それが鞄の中から消えていた。

・運転手が、事件後倒れている石井議員の後ろにしゃがんで、自分の携帯電話でどこかへ電話していた。本人は自動車電話から車両部にかけたと言っている。(石井議員の遺族は事件後一度も運転手に面会したことはない)

このほか、スーパーJチャンネルのビデオによると、救急車が到着する前に既にパトカーが何台も狭い路上に止まり、なかなか救急車が入れなかったと家族が証言していたとのこと。

参照1:石井紘基議員 刺殺事件の背後にある権力の闇より
参照2:石井紘基氏の遺志とは
参照3:構造改革のための25のプログラム

大きな闇の力が働いていたこと、それは既得権益を死守しようとする勢力の陰がちらつく。

********** ******

石井氏があつめた膨大な資料は63箱にも及び、その箱の前で菅直人が、「遺志を引き継いで、必ず改革する」などとパフォーマンスをしたが、その後、その箱はずっと倉庫に放置され、一向に追及気配すらなかった。

2003年2月11日の「江田五月活動日誌」には次のように記されている。
≪今日は、7時過ぎの新幹線で名古屋を発ち、10時から、世田谷区砧に保管している石井紘基さんの資料の解明作業に着手しました。現場に着くと、有難いことに取材関係者でごった返しており、ダンボール63箱を前にして、私の司会で、菅直人さん、小川敏夫さん、河村たかしさん、石井ナターシャさん、ターニャさん、紀藤正樹弁護士が、ちょっと遅れて羽田孜さんも来られ、順次挨拶。直ちに6箱ほどを開封。2、3年前のものや直近のものや、役所の資料や石井さんの手書き資料や、特殊法人関係や金融関係や、まさに雑多です。しかし、石井さん独特の手書きのメモや書き込みがやたらと多く、石井さんの思いが伝わってきます。著書の下書きもあり、綿密な構想が書かれていました。≫

その後は何ら音沙汰なし。結局、やったのは記者会見のみという、菅さんらしい結末だった。

口だけというのは、今も昔も変わらない、性分というものになっているのだろう。

娘の石井ターニャ女史は、何もしない菅民主党に愛想を尽かし、父の死がムダになる、とその資料がつまった箱を自宅に持ち帰り、一人で活動を始めている。

石井氏は「国会の爆弾発言男」と呼ばれ、自らコツコツと調べ上げ、国会で追及していった。

「このままだと日本が崩壊する」という憂いから、特に日本を食い潰している霞が関改革に心血を注いだ。

財務省は菅総理をたぶらかし、消費税増税を打ち出させた。

自分達の既得権益はしっかりガードしながら、国民にのみ負担を強いる、こんな国賊以下の盗っ人集団こそ解体しなければならない。

ホイホイと財務官僚の口車に乗ってしまうような菅総理では、改革の「カの字」もできないだろう。

ここは小沢一郎に委ねるしか、本当の改革・解体はできないだろう。

新進党時代から小沢さんの政策を支えてきた、「日本一新11法案」の土台を作ったといわれる、中塚一宏議員のブログで簡単で分かりやすい解説されている。

●国有財産資産担保証券がもたらすもの 2010年9月6日

政府が発行する資産担保証券は資金調達のためだけではありません。
キャッシュフローがあればABS(資産担保証券)にできるわけで、ぜひ皆さんにもご指摘いただきたい。例えば、衆議院の議員宿舎。私は議員宿舎を借りていませんが、議員宿舎だって、家賃をとっているのだから、証券化できる。ここでクーポンレート(表面利率)を決める時に、はたしてその家賃が妥当がどうかが、マーケットで評価されるわけです。公務員宿舎しかり、政府や独立行政法人、公益法人が運営している数々の収益事業。その妥当性が評価される。このインパクトはひじょうに大きい。だから「できない」のではなくて、「やりたいくない」のがホンネのはず。ぜひ民間の皆さんの力も借りて、政府の資産活用の妥当性をはかりたいと思います。

●一括交付制度でどう変わる?行政改革編 2010年9月9日
補助金を廃止して一括交付制度にすることで、世の中どう変わるのか?
まずは行政改革の観点。
市町村の補助金申請業務がなくなります。いわゆる陳情政治がなくなるのです。市長の経験のある衆議院議員によれば、補助金申請の書類をつくるだけでもたいへんなんだそうな。
次に国の支分部局、出先機関の数が減る。国家公務員は約30万人いますが、そのうち20万人は地方にいるという。地方支分部局の主な仕事は、この補助金の張り付け。これも合理化が期待できます。
加えて省庁縦割りの事業が解消される。国土交通省は道路、農水省は農道ですが、これが解消されれば重複投資がなくなる。また抱き合わせ補助金もなくなるので、小沢氏が指摘した「消雪パイプが欲しくてスキー場までつくる」のような抱き合わせ補助金がなくなるのです。これだけでもかなりの経費削減効果がある。かつて民主党のシンクタンクが試算したところでは、4兆円ほどの効果とのことでした。

●一括交付制度でどう変わる?今より安い事業費で社会資本が整備される
補助金をやめると同時に、補助基準も当然撤廃します。
2010年9月10日 http://bit.ly/a0MMVM

●一括交付制度でどう変わる?豊かさが実感できる社会へ
2010年9月11日http://bit.ly/aQkaOn

中塚一宏 http://twitter.com/ikkonaka

(転載貼り付け終了)

投稿日:2010/09/13 07:42

【446】「鈴木宗男氏の「失職・収監」に思う事」

2010.9.13.
「鈴木宗男氏の「失職・収監」に思う事」

 九月七日、鈴木宗男氏の上告が最高裁によって棄却されました。ここに鈴木氏の有罪が確定して鈴木氏は二年間の収監が決定したのです。
 今から八年前の2002年、鈴木氏は国会において辻元議員から「疑惑のデパート」と名指しで糾弾された事は、私の記憶に今でも鮮明です。この決定を受けて、なぜ民主党代表選挙の今このタイミングなのかの論議が様々に沸騰する中で、当の辻元議員にどのような感慨があるかについて、私の興味が沸きました。そこで辻元議員の「つじともWEB:辻元清美オフィシャルサイト」を確認したところ、なぜかコメントがないのです。まるでこの上告棄却のニュースを知らないか全く関心がないかのような態度ではありませんか。
 九月十三日午前七時現在でも、九月八日の「ボチボチ社会へ。そのために全力を注ぎたい。」以降の更新はなく、がっかりするとともに目立ちたがり屋なだけ人でやっぱり誠実性に問題がある人だなと再確認しました。なぜなら先に紹介した「ボチボチ社会」には「私は辞職・逮捕・裁判という経験もしました。権力の怖さも知った私が副大臣として権力をもつ側に立ったわけですから、権力の行使は抑制的に、そして権力の市民化が必要だとも考えてきました」とまで書いてあります。日付的には鈴木氏の事に触れることもできたはずだからです。また間に合わないとしても、先の文脈の流れからはコメントは不可欠です。
 ではなぜブログで当時と今とでは評価が大きく変わってきている鈴木氏の上告棄却について、コメントができないのでしょうか。こんな時にその人の地金が垣間見えるもの。何が「ボチボチ社会」でしょうか。まさに極楽蜻蛉ではありませんか。辻元氏は、この八月に社民党を離党した事で、これまでの精神的な姿勢を一変させ、万事に鈍感となり、まさに糸の切れた凧よろしくどこに飛んでいくか分からない人になってしまったといわざるをえません。
 鈴木氏は、今回受託収賄罪等が確定したのですが、八年前疑惑の中心は「ムネオハウス」「ODAのディーゼル発電」等でありました。そして「ムネオハウス」の疑惑に関しては、共産党の佐々木憲昭議員の独壇場でしたが、この追及のための根拠となった資料は共産党本部へ送付された差出人不明の郵便物でした。今では外務省関係者からの送付であった事が鈴木宗男氏の『闇権力の執行人』において暴露されています。このように官僚の掌で踊らされた立場にあった共産党のがです。共産党はまんまと乗せられて外務省の謀略に一役買わされて悔しいからか、市田書記局長の九月八日のコメントにはそんな事には一切触れず「司法の当然の判断だ」というばかりです。
 本来なら、当時追及の先鋒だった共産党は、そもそも本丸の「ムネオハウス」が一審において立件されなかった事は、今でも納得がいかずかつ残念だとの声明を出すべきではありませんか。まさに大山鳴動して鼠一匹。「ムネオ疑惑」とは鈴木氏を外務省から追放する謀略の一環として位置づけられていたのです。当時はここまで欺かれながら、現時点では全く無関係だったかのように振る舞う市田氏の態度は、まさに厚顔無恥で破廉恥そのものです。いかにもこれがいつもの共産党の態度だといわれればそれまですが。そういえば志位委員長始め執行部は、今回の参院選での共産党の大敗に誰も責任を取っていません。当然の事ながら彼らには、民主党を敗北させた管内閣の責任追及はできないのです。
 辻元氏や共産党に比較すれば、前回の衆議院選挙で落選した保坂展人氏は、数段誠実な人です。当然このタイミングを批判しました。彼は、九月九日の「保坂展人のどこどこ日記」に、「鈴木宗男氏『失職・収監』で国策捜査の検証を」との記事を書いたのです。

 昨日は鈴木宗男衆議院議員(衆議院外務委員長)の事件で最高裁の上告棄却があり、失職・収監が決まった。2002年当時、私は鈴木氏を「疑惑の人」と見て追及してきた立場だったが、その後の『国家の罠』(佐藤優著)に出てくる「国策捜査」をめぐる構図を見て、私たちの追及も、メディアスクラムと呼応した「予断と偏見」を前提にしていたことを強く感じるようになった。昨年の総選挙では、鈴木宗男氏で駅頭応援演説や地元でのシンポジウム出席をお願いした。
 刑事被告人である鈴木宗男氏が衆議院外務委員長であることについて、「民主党の見識を疑う」などの一般論のコメントが渦巻いている。しかし、鈴木氏が「日米密約問題」に真っ正面から取り組み、沖縄返還にかかる日米密約の解明に取り組んだ熱意と手腕は正当に評価されるべきだ。当時,ジャーナリストとして「日米密約」の事実に迫った元毎日新聞記者西山太吉さんは、国家権力の中枢から逆告発されて「国家公務員法違反」などで逮捕される。
 すでに昨年7月に亡くなった元参議院議員佐藤道夫氏は、東京地検特捜部でこの事件の起訴状を書き、西山記者が情報を外務事務官の女性から情報を取得したことを、「女性事務官をホテルに誘って、ひそかに情を通じ、これを利用して」という言葉で「世論の流れ」を変えたと述懐している。本来であれば、国民と沖縄県民を欺いた「日米密約」が問われた事件は、記者と女性事務官のスキャンダルがすべてであるような風潮がつくられた。佐藤元特捜検事の思惑通りに、時の自民党政府も「密約」にはその後も「知らぬ、存ぜぬ」とシラをきり通した。
 政権交代後、岡田外務大臣の指示で外務省が調査をした結果、この事件のテーマとなった「日米密約」も本当だったことが判明した。歴代政府は嘘をつき続けてきたことになり、鈴木氏もかってはそのひとりだった自民党支配は、政府・与党と捜査権力が世論操作も平然と行なって、「事実にフタをする」役割をしてきたことも明らかになった。
 鈴木氏の事件で最高裁は「上告棄却・収監」という予想された結論を出した。しかし、「国策捜査」が狙えば誰でも陥れることが出来る怖さを持っていることも、よく知られるようになった。政権交代が本物なら、鈴木氏の事件も含めて、「政府・与党」と「捜査権力」の癒着はなかったのか。徹底的に検証するべき時が来ているのではないか。

 この誠実な保坂氏の反省は、私のものでもあります。私も八年前は辻元氏等に良き代弁者を見つけたつもりでした。私自身は反体制とは粋がっていましたが、検察に多大な幻想を持っていたと今苦々しい思いを抱いて、深刻に当時の事を反省しています。
 この間権力にいた人間として傲慢になって周りを見ていなかったと深く反省する鈴木氏の事務所には、かってのような悪罵や一方的な非難といった八年前の反応とは全く異なった状況があり、今回の上告棄却は全く不当だという意見が八割ほどあるという事です。これが世智に長けた大人の判断というものはないでしょうか。
 さてここで重要な事を付け加えておきます。元レバノン大使天木直人氏の告発です。
 鈴木氏の上告棄却の背景を論じている九月九日の「天木直人のブログ」を引用します。

 鈴木宗男を葬り去った最高裁判所の判事15人の一人に竹内行夫という元外務事務次官が天下っていた。これを9月10日の日刊ゲンダイが報じている。この事は日刊ゲンダイのようなタブロイド紙ではなく大手新聞が書いてもっとひろく国民に知らされるべきだ。
 もっとも、鈴木宗男の上告棄却を決定したのは最高裁第一小法廷であって、竹内氏が属している第二小法廷ではない。竹内氏が決定を左右したわけではない。しかし、竹内氏は田中真紀子元外相の一大騒動で外務省が混乱した時に事務次官になり、鈴木宗男を外務省から追い出した張本人だ。外務省は鈴木宗男の復活だけは許せないと思っている。竹内氏はそんな外務省の組織防衛を担った外務省OBである。司法官僚の権化のような最高裁が、仲間の一人である竹内判事の立場からまったく無縁であるはずはない。
 しかし、日刊ゲンダイがさえも書かない、もっと重要な事がある。それは竹内判事が違法、違憲判事であるということだ。竹内判事は小泉首相がブッシュ大統領のイラク攻撃を支持した時の外務事務次官である。イラク攻撃が国際法違反であったことはもはや世界が認めるところだ。しかも08年に名古屋高裁は自衛隊のバクダッド派遣は明白な戦争協力であり、違憲である、との判決を下した。
 さらに竹内氏は、米国がテロとの戦いに協力しろと迫った時、それが日米安保条約違反、憲法9条違反であると認識しながら、国会審議を避ける政治宣言でそれに協力して国民を欺いた責任者だ。要するに憲法遵守義務(憲法99条)に違反し続けた官僚なのである。
 本来ならば総選挙の時に行なわれる最高裁判事の国民審査で国民の手で不適格の烙印を押されるべき判事である。そしてその機会はあった。彼が判事に就任した08年10月の後に開かれた最初の衆院選挙(09年7月)の時だ。しかし何も知らない国民はあっさり信認した。
 今度の鈴木宗男の上告棄却判決で、小沢支持者はこの最高裁の判決の背景に小沢つぶしを感じる。日刊ゲンダイの記事によって国民は竹内判事の天下りを知る。しかし国民審査は10年に一回だ。次回の国民審査の時は竹内判事は任期満了でめでたく定年になっている。まったくいい加減な制度がこの日本では官僚の手で作られまかり通っている。小沢待望論が出るのはもっともだ。官僚が小沢潰しに走る理由がそこにある。

 今ここで天木氏から激しい糾弾を受けている竹内氏は、外交官試験にはパスしているものの司法試験はパスは勿論受験すらしていない。そんな人物が天下りして最高裁の判事になりすましても、法曹界や周りも不思議に考えない奈良時代の「律令制度」体制が、日本の官僚制度の頂点にあります。日本が民主政体の国家であるとの通念は怪しいのです。
 またこれを書いている時、郵便不正事件で逮捕された厚生労働省の村木元局長に予想通りの無罪判決が大阪地裁で下されました。まさにこうして検察の暴走を止めさせ取り調べ過程の全面可視化がいかに急務の課題であるか、また千葉法務大臣が就任以来の一年間いかに職務怠慢であったかが浮き彫りになりました。この検察の信用大失墜を相殺するために二日前に鈴木氏が利用されたとの説も無下に否定できません。まさに道は遠いのです。
 日本が民主政体を克ち取る事は本当に絶望的困難だと私は考え込んでしまいます。

 なお(449)は「毒蛇山荘日記」からの転載貼り付けです―直。

投稿日:2010/09/13 07:29

【445】「「小沢総理誕生」を読み込んだ? アメリカの影ー政治家・小沢一郎の存在感を無視できなくなったアメリカ政府関係者の動きがあわただしくなってきたようだ」

2010-09-13
「「小沢総理誕生」を読み込んだ? アメリカの影ー政治家・小沢一郎の存在感を無視できなくなったアメリカ政府関係者の動きがあわただしくなってきたようだ」

民主党代表選挙は終盤にさしかかって、微妙な時期にさしかかってきたが、新聞テレビ等、「小沢一郎総理誕生」阻止にまっつしぐらの国内のメディアによる根拠薄弱な情報操作と、あまりの滅茶苦茶な小沢批判の「偏向」ぶり、あるいは菅陣営を取り仕切る仙谷由人周辺の恥も外聞もかなぐり捨てたスキャンダル密告作戦から謀略・陰謀工作など、その最低の史上最低の選挙報道や選挙戦術に驚き呆れるばかりだが、しかし、これも考えてみれば、新聞テレビ時代の終焉からネツト時代の幕開けという歴史的に重要な意味を持つ、なかなかいい見物を見せてもらっているわけだから、感謝するべきなのかもしれない。さて、アメリカ側から、重要な情報がもたらされたらしい。アメリカ政府としては、極力、「小沢総理誕生」は避けたいところなのだろうが、しかし「小沢総理誕生」の可能性が大きくなるにつれて、アメリカ政府関係者の動きが、「小沢総理誕生」を前提とした動きに変化しつつあるようだ。つまり、沖縄米軍機国外移設問題に取り組む川内議員に、米国務省関係者が接触して来たというのである。「米国務省関係者が8日、川内博史衆院議員(民主)と衆院第2議員会館で面談し、小沢一郎氏の首相就任を仮定し米軍普天間飛行場の移設問題など日米関係の見通しについて聴取していたことが10日分かった。」というのだから、川内議員が小沢支持であることを知った上で接触してきたことは間違いない。

●「小沢総理」後探る 米国務省、川内氏に接触 琉球新報 9月12日(日)10時15分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100912-00000005-ryu-oki

【東京】米国務省関係者が8日、川内博史衆院議員(民主)と衆院第2議員会館で面談し、小沢一郎氏の首相就任を仮定し米軍普天間飛行場の移設問題など日米関係の見通しについて聴取していたことが10日分かった。普天間飛行場の移設先を「グアム、テニアン」と提唱する川内議員は「沖縄等米軍基地問題議員懇談会の議員182人の考え方については小沢さんに伝えてある」などと国務省関係者に説明。その上で米国務省関係者は最後に「お互いに協力してやっていこう」などと答えたという。

具体的な協力関係の在り方など面談内容について川内議員は「お互いの信頼関係もあり、詳細は答えられない」としているが、意見交換は約1時間行われたという。面談を通して川内議員は「米国も小沢氏には信頼を置いていることを感じた」と話している。

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米紙に小沢一郎前幹事長に関する長文の記事

11日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、民主党代表選を菅直人首相と争う小沢一郎前幹事長に関する長文の記事を1面などに掲載。「首相の座に向けて有望な戦いを続けている」と分析した。

 記事は前幹事長が1996年から2009年にかけメージャー元英首相、胡錦濤中国国家主席、メルケル・ドイツ首相、クリントン米国務長官と会談する写真4枚を掲載。「80年代末期から日本の権力構造の中で常に存在感を発揮した」と指摘した。

 前幹事長の政治的経歴を詳しく伝え、代表選で敗れたとしても小差であれば、新たな影響力を伴う地位を獲得する可能性があるとした。(共同)

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アメリカから、こんな情報も。

米、小沢氏を警戒 普天間、再交渉方針に懸念

琉球新報 9月12日(日)10時15分配信

 【米ワシントン10日=与那嶺路代本紙特派員】14日投開票の民主党代表選に向け、小沢一郎氏が米軍普天間飛行場移設を再交渉する考えを示したことで、米国では小沢氏が勝てば日米関係に大きな変化が生じると警戒している。

 ワシントン・ポスト紙は2日付で「鳩山由紀夫氏は米国依存からの脱却を主張していたが、菅首相は現実的アプローチをとっている。小沢氏の政策は鳩山と似ている」と評し、鳩山氏と同様に、普天間の県外国外を模索する展開になるとの見通しを示した。

 ニューヨーク・タイムズは7日付の社説で「小沢氏は普天間の再交渉を望んでいる。だが対案がないのなら、非現実的な態度をあらためるべきだ」と、普天間問題の再燃を強く警戒している。星条旗新聞もこの間「基地反対者が総理の座に挑む」「小沢氏が勝てば移設計画は生き延びられない」などと記事を掲載し、同問題に与える影響を懸念している。

 マイケル・グリーン元米国家安全保障会議アジア上級部長は、クリントン国務長官らが会談するなど、米政府が小沢氏を「陰の実力者」として接点を持ち続けた経緯に触れ「オバマ政権は(代表選に)慎重になっている。彼らは小沢氏を批判したくない。米政府は小沢氏が勝てないとたぶん思っているが、今後彼がどんな要因となるか分からず、少し神経質になっている」と解説。「普天間の報告書はまとまったが、政治情勢が不確定で実行できない。しばらくは忍耐勝負になるだろう」とみている。

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投稿日:2010/09/13 07:26

【444】「菅直人と薬害エイズ事件のウソ」

「心に青雲」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年09月13日
「菅直人と薬害エイズ事件のウソ」

 文芸評論家・江藤淳はかつて「菅直人は市民運動家の仮面をかぶった立身出世主義者でしかない」と喝破したそうだが、これは当たっていた。昨今のあやつの民主党代表選挙における挙動不審の数々を見せつけられるにつけ、江藤淳の慧眼に思いいたるばかり。

 本稿は、醜悪なる無能首相・菅直人について書いてみたい。

 菅直人は、このたびの民主党代表選の演説でも、自慢たらたら己が厚生大臣時代に「薬害エイズ事件」を解明する軌道に乗せたのはボクだよ、政治主導がボクちゃんはできるからなんだよ、だからボクちゃんに首相を続けさせてよ、と民衆におねだりしていた。

 菅直人は今回の代表選挙もそうらしいが、薬害エイズ事件を己が手柄として持ち出しているけれど、事実はおおいに問題がある。

 菅は薬害エイズ事件で被害者らに謝罪したことが有名になったが、あれはパフォーマンスである。菅は厚生省に特別の調査室を設け、関係者に調査を命じた。しかしその官僚に作成させた調査報告書を見ずに、突然「こんなファイルが隠されていた」としていわゆる「郡司ファイル」を提示し、謝罪した。
 実際はこの「郡司ファイル」は隠蔽されていたのではなく倉庫に保管されていたメモファイルでしかない。事実を曲げた単なるパフォーマンス、というより大衆に媚びただけ。 菅のパフォーマンスのおかげで、事件の本質がごまかされ、また安部英氏などへの個人攻撃へ発展してしまった。それが誰かに意図されて菅直人が(偽りの)スターになるように図られたものかは分からないが、今にして思えば、仕組まれていたと考えられよう。
 安倍英氏への攻撃は後述するが、あれはデッチアゲであった。先の国会質疑(参院予算委員会)で、菅直人はみんなの党の川田龍平に質問され、「こういう形で議論でき、いろんな思いがある…」と涙ぐんで声を詰まらせる場面があったようだ。
 この二人の関係は有名だから、解説する必要はあるまいが、こういうあざといパフォーマンスを演じるのが、菅直人は得意技であるらしい。今度の代表選出馬の際の支持者による決起集会でも、涙ぐんで声を詰まらせる「臭い演技」をしてみせた。そんな演技をされたら、私なら反吐がでるけれど、間抜けな支持者どもは「菅が感極まった」と簡単に惚れ込むらしい。

 要はカンカラ缶は涙ぐんでみせれば、明日の新聞に賞賛された記事が載ると計算してひと芝居を打ったのである。まともな人間ならそんな芝居は簡単に見抜くが、新聞テレビを鵜呑みにするB層は、感動してしまうのだろう。
 Oー157の騒ぎでも、報道陣を集めて貝割れ大根をかっくらって見せる、こざかしいパフォーマンスを見せた。大衆はあんなことでコロッとだまされると高をくくっているから、何度でも似たような「臭すぎる演技」をしてしまう。
 そのカイワレだって、今はあの0-157事件当時のような売れ行きはなくなった。カンカラ缶いきなりカイワレが犯人だと、厚生省の役人の言うがままに発表してしまった罪は消えない。あんな野菜が大腸菌のすさまじい巣になっているとは、私は当時も信じなかった。カンカラ缶は、そんな科学的常識もないバカかと呆れた。
 いいかげん東京7区の有権者は目を覚ませよ。諸君らがカンカラ缶を国会に送り込んだから、我が国は壊滅に瀕してしまったではないか。

 山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』(2009.10.26)には、こうある。
         *       *        *
<櫻井よしこと小林よしのりの「エイズ報道」は間違いだらけだった>
<櫻井よしこと小林よしのりの言論人としての原点は「薬害エイズ報道」であったが、しかし彼らの「安部英犯人説」を中心とする「薬害エイズ・バッシング報道」は、櫻井よしこがその著書『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中央公論社)を絶版にして、読者の目に届かないようにしていることからも明らかなように、医学的にも、また資料的・実証的にも、間違いだらけであり、今から考えると典型的な「犯罪報道の『犯罪』」事件であったということが出来る。

 櫻井よしこ等に、根拠もなしに「犯人」に仕立てられ、激しいバッシング報道を受け続けた挙句、「薬害エイズ事件」の主犯格として逮捕され、裁判にかけられ、その裁判の渦中で亡くなった安部英医師は、完全な「報道の被害者」であったということができる。
(中略)
 櫻井よしこは、当時、日本テレビのニュース番組「きょうの出来事」キャスターであったが、そのキャスターという役割を悪用して、「薬害エイズ事件」の主犯格の人物として、「帝京大学副学長」であった安部英医師をでっち上げ、その「安部英犯人説」のストーリーにそってテレビカメラとともに執拗に安部英医師を追い掛け回し、そこで櫻井よしこやテレビカメラから逃げようとする安部英医師を、さらにカメラに撮影し、その映像を何回も何回も、全国ネットで流しつづけた。
 
 おそらく日本人で、その時の櫻井よしこと安部英医師の映像を見ていない人は、ごく小数だろう。つまり大多数の日本人が、その時の、安部英医師を追跡する櫻井よしこの雄姿と、必死で逃げようとする安部英医師のミジメな姿を、一度は見ているし、また今でも記憶しているはずだということである。櫻井よしこ等の報道に便乗して、安部英医師バッシングを繰り返したのが漫画家の小林よしのりであったが、したがって、今でも、櫻井よしこや小林よしのり等が垂れ流した「安部英犯人説」を疑わない人は少なくないだろう。
 しかし、この櫻井よしこや小林よしのりによる安部英バッシング報道は、まったく根拠の怪しいデッアゲ報道だったということが、医学史的にも検証されている。

 しかるに、老医師・安部英を社会的に葬り去っただけではなく、老後の人生やその生命さえ奪い取った櫻井よしこや小林よしのり等の「薬害エイズ報道」の犯罪、つまりメディアの犯罪、あるいはジャーナリズムの犯罪を追及する人はいない。櫻井よしこや小林よしのり等は、今も、相変わらず、似たような言論活動を繰り返しつつ「わが世の春」を謳歌している。
        *       *        *
 櫻井よしこや小林よしのりの売名行為のため薬害エイズ事件を混迷させたが、その元は菅直人にあったというのだ。
 今にして思えば、そもそもなにかしらの闇の手は、菅直人を市民運動の英雄であるかに偽装したうえで、櫻井よしこや小林よしのりという保守派の論客を育てて「英雄」に仕立てたのであろう。
 副島隆彦氏などは、菅直人が鳩山内閣が危なくなったときにアメリカから次はお前が首相になれと命じられてから「ダークサイトに落ちた」のだとしている。つまりそれまでは立派に民主党のトロイカ体制を担って、改革の先頭にいた政治家だったのに、急に国民を裏切ったという論調である。
 そんなことはない。菅直人は最初からそれこそ「ダークサイト」の人間であって、江藤淳の言う通り「市民運動家の仮面をかぶった立身出世主義者」だったのである。
 世間ではB層の大衆は小沢がカネに汚いと思っているが、それでは菅直人は自称するほどクリーンなのか?

 菅直人は、きれいな政治を訴えつづけた市川房枝の「弟子」、「後継者」みたいなツラをしているが、その市川氏が菅に対してどのような感想を抱いていたのかを示す重要な資料が存在する。「復刻 私の国会報告」(1992年財団法人市川房枝記念会刊)だ。

 市川房枝氏による以下の記述があると、植草一秀氏のブログ「植草一秀氏の『知られざる真実』」に紹介されていた。
         *        *        * 
「菅氏は1976年12月5日の衆議院選挙の際、東京都第7区から無所属候補として立候補した。このときは立候補をしてから私の応援を求めて来た。そのとき推薦応援はしなかったが、50万円のカンパと秘書(市川氏の)らが手伝えるように配慮し、「自力で闘いなさい」といった。
 ところが選挙が始まると、私の名前をいたる所で使い、私の選挙の際カンパをくれた人たちの名簿を持っていたらしく、その人達にカンパや選挙運動への協力を要請強要したらしく、私が主張し、実践してきた理想選挙と大分異なっていた。」
         *        *        *
 菅は代表選が始まった9月4日、代々木の「婦選会館」を訪れ、婦人運動家の故市川房枝元参院議員の記念展示室に入って、市川氏の写真に手を合わせた後、当時の自らの写真も懐かしそうに見入ったそうだ。

 そして記名帳には「政治の浄化を訴えつづけられた市川先生の思いをこれからも大切にしてゆきます」と書き、「内閣総理大臣菅直人」と署名。見学後、記者団に政治浄化の問題は「わたしにとっても原点」と、呼びつけておいた報道陣にしゃべっている。

 実にあざとい事を菅直人はやってのける。
 市川房枝氏は、生前、「菅直人だけは許せない」言っていたそうだ。さもありなん。
 市川房枝女史の霊魂があるなら(笑)、菅直人に死霊となって取り付いて、恨み殺してくれまいか。そんなことにはならないのだから、やっぱり霊魂なんかないのである。

 菅直人は小沢一郎氏に対して、根拠も示さずに「金と数の力にものを言わせる古いタイプの政治家」だと、非礼な発言をしたが、それはそのまま菅自身に返さねばならない言葉である。

 今回の代表選直前のドタバタは、本当は菅直人が醜態を演じ、再三にわたって裏切りをしたのだ。
 鳩山元首相は小沢一郎支持を宣言してロシアに旅立った。そこへストーカーのごとく執拗に電話し、泣きついて、「密談・談合」と「人事的取引」を要求したかのは菅直人のほうであったらしい。なのにマスゴミには正反対の話は摩り替わった。

 そもそも小沢一郎の立候補にビビって、鳩山由起夫氏に泣きついて「談合・密談」による政権維持を画策したのは菅。鳩山元首相とツーショットで「トロイカ体制再建」を確認し、「小沢先生」に謝罪したのも菅。にもかかわらず、一夜にして心変わりし「談合・密談はよくない」と言って、まるで小沢一郎氏が「密談・談合」と「人事的取引」を要求したかのようにすり替えたのも菅。

 だから故市川房枝が嫌ったのも当然だろう。

 ある民主党だった都議会議員が言っていた。菅直人と食事をした。その時間、半分は小沢の悪口、半分はその都議会議員をヨイショして、君は有望だ、君と仕事をしたいと言っていたそうだ。これが天下の公党を率いる代表とは。

 多数の目が覚めないアホな大衆は、菅直人が橋本政権の厚生大臣として薬害エイズ事件の究明に尽力し、それまで誰も被害者に土下座したことのなかった日本の政治家のなかで、初めて被害者に謝罪した立派な市民運動家であるからた実績から、 官僚を使いこなして物事を成し遂げる能力があると誤解している。また、マスゴミに捏造された小沢大悪人説に洗脳されているから、小沢は嫌、だから次の首相も菅直人で、と言うだけのことである。
 言うに事欠いて、たった3ヶ月じゃわからないから、もうちょっとやらせてみて、だと。彼の、官僚に指示されている「政策」さえ、大衆には見抜きもされていない。

 それからパフォーマンスといえば、年金未納で、自民党を「年金未納3兄弟」などと蔑視きった言い草で批判しておきながら、自分にも年金未納が発覚して、格好がつかなくなって、四国へ報道陣を引き連れて遍路に出たのも、ひどい芝居だった。なんでも後から年金は納入してあったとかだそうだが、それにしても丸坊主にして四国遍路の旅にでるとは、本当にバカ丸出しだ。
 あんなことを、マスゴミに見せるようにやって、点数を稼ごうという魂胆が醜悪である。
 小沢氏の側近と言われた平野貞夫氏は言う、「クリーンを売物にする政治家にクリーンなし」と。

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