ふじむら掲示板

副島系掲示板の”補集合”としての役割
かたせ2号 投稿日:2022/04/26 06:07

【148】2022年4月24日フランス大統領選挙結果について

かたせ2号です。

重たい掲示板[3390]フランス大統領選で「マクロン・ジャンプ」 不正選挙でしょう
投稿者:一会員さん 投稿日:2022年4月25日

にある通り、2022年4月24日のフランス大統領選挙で不正選挙が行われました。

DS最高幹部は、ルペン候補を忌避して、マクロンを選択しました。
ルペンは、フランスにおける「ドナルド=トランプ」ですから、忌避するのは当然でしょう。

一方で、DS最高幹部にとってマクロンは最善の選択ではありません。

というのもマクロンは、ヨーロッパにおける平和を希求しており(ロシアとヨーロッパ諸国とが直接戦火をまじえることを良しとしない)、プーチンとの対話路線を捨てていないからです。

DS最高幹部にとっては、フランス大統領選挙の決選投票の候補二人の中にDS最高幹部の意向に完全に従う意思のある人物はいない中での、今回の消去法での選択となりました。

その結果、マクロンはプーチンとDS最高幹部双方からのラブコールを受ける形となりました。

読売新聞サイトから。
記事名:再選マクロン大統領にプーチン氏「健康と幸福を心から祈念する」と祝電
2022年4月25日配信
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220425-OYT1T50187/

(引用開始)
ロシア大統領府は、プーチン大統領が2022年4月25日、フランス大統領選の決選投票で再選を決めたマクロン大統領に「国務での成功や、健康と幸福を心から祈念する」と祝電を送ったと発表した。
マクロン氏はロシアがウクライナに侵攻を開始した後もプーチン氏との接触を維持している。プーチン氏はマクロン氏に、米欧の対露制裁緩和に向けた働きかけを期待している模様だ。
 一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も2022年4月25日未明、ツイッターでマクロン氏を「ウクライナの真の友人」などと評し、再選を祝福した。
(引用終わり)

かたせ2号です。
現在はっきりしているのは、DS最高幹部がマクロンをフランス大統領に当選させたにもかかわらず、マクロンの存在が、米軍・NATO軍をウクライナに投入するための「障害」となっていることです。

この状況は、マクロンがウクライナにいるゼレンスキーの元を訪問して、ロシアの軍事行動が「ジェノサイド」だと認定しない限り変わりません。逆に、この出来事が起きれば、マクロンがDS最高幹部の意向に完全に従うこととなり、第三次世界大戦の勃発に向け、事態が大きく進展していくでしょう。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/24 17:09

【147】DS最高幹部の所在地はイギリスである。

かたせ2号です。

副島隆彦先生の最新刊の題名は「プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープ・ステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする(2022年6月28日発売予定、秀和システム)」です。

ディープステートの頭に「英米」とつけられていますね。
これはさすがの慧眼というべきで、DS最高幹部の所在地は英米であって、決して、フランスやドイツではないですね。
色々分析をしていてその感を強くしました。

わたしは、DS最高幹部の所在地はずばり、イギリスだと思います。
2022年4月3日のゼレンスキーのロシアの軍事行動を「ジェノサイド」と見なす発言に、一番早く賛同したのがイギリスのジョンソン首相だった(2022年4月6日)からです。(アメリカのバイデン大統領は、2022年4月12日に「ジェノサイド」認定発言をして、ジョンソンより1週間近く遅かった。)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/24 16:14

【146】プーチンにとって、3000億ドル(35兆円)の没収された外貨準備は「投資」(DS最高幹部に激烈な経済制裁をやらせるための「撒き餌(まきえ)」)ではなかったのか?

かたせ2号です。

表題の考えに私が至った経緯を、関連する記事を時系列に並べてそれに私のコメントをつける形で、述べていきます。

1.(最初の疑問)2022年3月13日

かたせ2号です。なぜ、ロシアは以下の情報を公にしたのでしょう?

朝日新聞サイトから。
記事名:ロシア財務相、制裁で「3千億ドル凍結された」 中ロ関係強化に期待
2022年3月14日配信
https://www.asahi.com/articles/ASQ3G75SMQ3GULFA01L.html

(一部引用開始)
ロシアのシルアノフ財務相は2022年3月13日、ロシアの中央銀行が保有する外貨準備と金のうち、約半分にあたる3千億ドル(約35兆4千億円)分が、米欧日などによる経済制裁で凍結されていると述べた。国営テレビでの発言として国営タス通信が伝えた。中国との協力拡大に期待する考えも示した。
 米欧や日本の政府はロシアのウクライナ侵攻に対する制裁措置として、各国中銀などが預かるロシアの外貨準備を凍結している。
 シルアノフ氏は国営テレビのインタビューで「保有する6400億ドル分のうち、約3千億ドル(約35兆4千億円)分が現在使えなくなっている」と述べた。人民元建ての資産もあるものの、その使用を制限するよう米欧が中国に圧力をかけているとの見方も示した。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
なぜこんな、自分たちの国(ロシア)が、西側世界の激烈な経済制裁でとんでもない窮状に陥りました、と世界中に伝える必要があるのだろう?
経済制裁後のこの日、ルーブル通貨の対ドルの価値は、経済制裁前に比べて42%も下落していました。
1米ドル= 76.73ルーブル(2022年2月1日)
1米ドル=132.10ルーブル(2022年3月13日)

こんな発表をすると、ルーブルの価値が暴落する危険性が高くなるばかりですから、普通、言わないでしょう? この情報を隠すと思いますよ。
この謎(なぞ)が消えずに、長く、かたせ2号の頭の中に残りました。

2.(これが理由かなと気づいた) 2022年3月27日

1. の発表の理由は、以下の記事内容の行動を諸外国に誘発させるためだったのではないかと、かたせ2号は考えました。

「ゴールド投資の記録」サイトから。
記事名:ロシアの金準備も標的「制裁逃れ」阻止へ
2022年3月27日
http://goldcollector.blog.fc2.com/blog-date-20220327.html

(引用開始)
G7とEUは2022年3月24日、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁として、ロシア中央銀行が保有する金準備に関連した取引を禁止すると表明しました。

時事通信のサイト記事。
記事名:ロシアの金準備も標的「制裁逃れ」阻止へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032500819&g=int

 先日実施した外貨準備の凍結と違い「取引の禁止」。なぜならロシアは金準備の殆どをロシア国内に保管しているからです。効果の程はさておき、今回の米国を中心とした西側諸国の措置というのは、G7・EU以外の国々の「西側システムに対する深刻な不信」を惹起することになったと思います。米国に従属出来なければ、意に沿わなければ外貨準備を凍結されるし外貨送金を禁止される。外国と貿易出来なくなる。そういう酷い目に遭わされる様を見せ付けられた。つまり西側システムに依存している限り、生殺与奪の権利を相手に委ねていることになる。そういった恣意的な運用をされることを懸念していたからこそ、中露はSWIFTとは別の外国送金システムを整えたのだし、金準備を国外に預けず国内保管としたのだと思います。もしロシアの金準備がニューヨークやロンドンに預けられていたら、最初に凍結の対象とされていたことは疑いありません。これを見て他国はSWIFTだけじゃなく、保険として中国のCIPSにも接続しておこうと考えませんか?あるいはゴールドを米国に預けておこうと思いますか?引き出して自国で保管しておこうと考えませんか?
(引用終わり)

かたせ2号です。
上のような行動を諸外国がとるようになるためには、1.の発表は十分すぎるほどの動機付けになったでしょう。35兆円を没収ですから。
一方で、上の記事にある通り、
「先日実施した外貨準備の凍結と違い、金準備の「取引の禁止」。なぜならロシアは金準備の殆どをロシア国内に保管しているからです。」
プーチンは外貨準備と金準備の取り扱いを明らかに区別していますね。
それでは、なぜ、外貨準備(70兆円近く)をウクライナ開戦後も西側諸国に預けたままにしていたのでしょう?
金準備と同様にロシア国内での保管(移し替え)、あるいは、あらかじめルーブル通貨と交換しておくと言った手段を用いなかったのでしょうか?
これについても、新たな疑問として、かたせ2号の頭の中に残りました。

3. 2022年3月31日 

プーチンが、ドルの信認が低下したと声明を発表しました。

ロイター通信のサイトから。
記事名:ロシア、ガス以外もルーブル決済要求へ ドルの「信認低下」主張
2022年4月4日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kremlin-rouble-idJPKCN2LV0KU

(引用開始)(下線部はかたせ2号が引いた)
ロシア大統領府は、天然ガス以外の主要な輸出品も自国通貨ルーブルでの代金支払いを求めることになるとの見通しを示した。西側諸国によるロシア資産の凍結は、ドルとユーロの信認低下につながったと主張した。
プーチン大統領は2022年3月31日、ロシア産天然ガスを購入する場合にルーブルでの支払いを義務付ける大統領令に署名し、支払わない場合は供給を停止すると表明した。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は国営テレビ「第1チャンネル」に対し、ガス代金のルーブルでの支払いは「プロトタイプ」で、「新たな商品群に今後、対象が拡大されると確信している」と述べた。時期には触れなかった。
ロシアは、西側諸国が1944年に導入を決定したブレトンウッズ体制に代わる新たな体制を求めていると説明。「現時点ではまだ先の話だとしても、ブレトンウッズ体制とは異なる新たな体制に代わることは明白だ」と語った。
中銀の3000億ドルの資産凍結という欧米の制裁は「強盗」だと批判し、対ロシア制裁によって「ドルとユーロの信認低下が加速した」と主張した。
(引用終わり)

かたせ2号です。
プーチンが上記下線部の主張をしました。35兆円も損させられたのですから、この主張はたとえようもないほどの説得力を持っています。この主張は世界中の国々が認めることとなりました(西側世界では一切報道されませんでしたが)。

ここまでいろいろ考えたのですが、ここに至って、
「世界中の国々のドル・ユーロ建て外貨準備への信認を低下させる目的で、ロシア保有の外貨準備が、西側諸国に激烈な経済制裁を行わせるための撒き餌(まきえ)として用意されていたのではないか?」とかたせ2号が考えるに至りました。
だから、1.で述べた、通常では考えられないタイミングで、ロシアは35兆円も損をさせられたと世界に報告をしたのです。それ以外の理由が見つかりません。
このとき、プーチンは「投資」をしたのです。

ここで、参考として、日本電産創業者、永守重信の著書
「永守流 経営とお金の原則」(日本経済新聞出版、2022年1月初版)
から引用します。

(引用開始、P.142)
「リスクテイクと投機を見極める」
大規模な投資が経営に致命的な打撃にならないように、しっかりと原則を決めておく必要がある。私の場合は次のように考えている。
 経営にはリスクはつきものである、成長に向けて必要なリスクはとる。ただし、最悪の事態になった場合は、どのくらいの損失になるのか、財務にはどのくらいの影響が出るのか、それらをきちんと事前に計算し、把握しておく。そのうえでリスクテイクをするのである。
 一方で最悪の場合の損失、財務への影響がまったく読めない、計算できない場合、そういう投資案件には決して近づかない。それは「投機」だからである。この経営判断としてのリスクをとった投資と、投機とを分ける必要がある。
(引用終わり、P.142)

かたせ2号です。プーチンは、巨額の「投資」をこのときしたのだと思います。
それを裏書きするように、ロシアはルーブルと金現物とを紐づけおり、その結果、ルーブルの通貨価値は制裁前の段階の数値にまで戻りました。これは、ロシア国内に金現物を保有したからできたことです。
外貨準備を西側諸国に預けっぱなしにしたのにも、金現物をロシア国内に大量に保管しておいたのも、ともに意味があったのだと私は思います。ドルもユーロもいずれ価値を暴落させるつもりだから、いまだ値打ちのあるうちに、DSへの撒き餌として使ったのでしょう。
見事なものです。

4.2022年4月5日

DSは、西側諸国の経済制裁によってロシアに打撃を与えた成果を誇示しました。
35兆円の凍結額が40兆円へと更に膨らんだことを強調して。

BBCのサイトから。
記事名:プーチン氏の軍事資金、制裁で「6割超を凍結」=トラス英外相
2022年4月6日
https://www.bbc.com/japanese/61005731

(一部引用開始)
イギリスのリズ・トラス外相は2022年4月5日、ウクライナに侵攻しているロシアのウラジーミル・プーチン大統領の軍事資金の6割以上を、制裁措置によって凍結したと述べた。その上で、さらなる対応が必要だとした。
トラス氏は、これまでの「壊滅的な打撃を与える」制裁によって、ロシア経済は「ソヴィエト時代に」逆戻りしていると述べた。
同氏によると、ロシアの外貨準備高6040億ドル(約74兆円)のうち、3500億ドル(約40兆円)以上が利用できない状態になっているという。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
私はここで、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」を思い出します。
食べる側のつもりで料理店に入った客が、実は、食べられる側に回ったという話。
DSは、長い歴史の中ではじめて、「食べられる側」に回る経験をしたのではないでしょうか?
ただし、まだ、この時点では、そのことに気づいていないようです。
まあ普通は、40兆円が自分たちへの撒き餌として使われたのでは?という発想は出て来ないでしょうから。

5. 2022年4月23日

ニューヨーク・タイムズが、西側諸国のロシアへの激烈な経済制裁が逆効果であるとの認識を示しました。

藤原直哉さんのツイッターから。
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1517985155331231744

(引用開始)
ロシア・プラウダサイトの記事から。
記事名:ニューヨーク・タイムズ紙:制裁はプーチンの評価を上げ、ロシア人を一つにしたに過ぎない
2022年4月23日配信
https://pravda.ru/news/society/1701759-sankcii_na_polzu/

以下、本文:ロシアに対する制裁は、ウラジーミル・プーチンに対する大規模な抗議行動を引き起こすことを意図していたが、ロシア人は大統領に対する支持を得ただけだと、The New York Timesは述べている。
ドンバスでロシア軍による特殊作戦が開始された後、欧米はロシアに対して前例のないほどの制裁を課している。ワシントンやブリュッセルは、ロシア市民を動揺させ、怒らせることで、人々がクレムリンの政策に反旗を翻すことを狙ったのだ。
米国の出版社『ニューヨーク・タイムズ』の論説委員は、その効果が正反対であったことを認めている。
「制裁は支配者への反抗を促すどころか、国旗の周りに結集させる効果をもたらした」と指摘する。
ロシアは国際準備を奪われ、国際銀行から一部切り離され、在外ロシア人の財産は凍結された。
しかし、ロシアは世界の中で除け者になっているわけではなく、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、中国など多くの国から支持されているのです。
大多数のロシア人は、欧米が制裁で「ロシアの弱体化と屈辱化」を図ろうとしていると考えており、困難な時代に耐えうるリーダーを中心に結集する時期に来ているのです。
(引用終わり)

かたせ2号です。
DSも、この経済戦の局面において、自分たちはロシアから罠にかけられたのではないか、と、最近になって薄々気づいたかもしれませんね。もう遅いけど。

6.最後に

最後に、田中宇さんのサイトの記事を引用します。田中宇さんは、「世界を一つの経済システムで統合していた米国覇権は、世界の8分の1だけを統括する小さな体制に成り下がった。」と述べています。これが、今回のウクライナでの戦争をきっかけに起きた経済戦の、一番大きなスケールでの帰結になったと、かたせ2号は考えます。

「田中宇の国際ニュース解説」サイトから。
記事名:米欧との経済対決に負けない中露
2022年4月17日配信
https://tanakanews.com/

(引用開始)(有料記事のため、公開されている文面のみを引用)
 ロシアがウクライナで戦争を始めたことにより、世界は、ロシアを徹底的に敵視・制裁する米国側と、ロシアと付き合い続ける非米側に二分された。ロシアを敵視したくない国々は米覇権システムに頼れなくなって非米側に入る傾向だ。世界の79億人のうち、米国側は10億人ほどで、残りの70億人近くは非米側に入る。世界を一つの経済システムで統合していた米国覇権は、世界の8分の1だけを統括する小さな体制に成り下がった。
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/24 08:02

【145】[263]補足

かたせ2号です。

細かいことですが、タス通信は、[263]にある記事を通じて、以下の方法を用いてますね。勉強になります。

「自分たちにとって有利な情報は、敵方の通信社・マスメディアが発した情報を使って報道・報告する。その方がその情報の信用度が高くなる。」

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/23 10:12

【144】ロイター通信:EC、ロシアのガス代をルーブルで支払うことを一定条件下で認める

かたせ2号です。

ロイターの記事
記事名:ロシア産ガス、支払い後のルーブル換金なら制裁抵触せず=欧州委
2022年4月23日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-eu-gas-idJPKCN2ME1VJ

(引用開始)
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は2022年4月22日、ロシアが天然ガスの購入代金をルーブルで支払うよう要請していることについて、先ずユーロもしくはドルで支払い、その後にルーブルへの換金を要請することで、制裁措置に抵触せずに済むとの考えを示した。
また、ルーブル以外の通貨で支払いを行った時点で契約上の義務が果たされたと明記する文書の発行など、天然ガス取引を巡る追加条件を模索する必要があるとの見解も示した。
ロシア国営の天然ガス大手ガスプロムとの購入契約の97%がユーロ、もしくはドル建て。欧州委報道官は、ガスプロムとの契約で合意している通貨で支払うべきとの見解を示している。
(引用終わり)

かたせ2号です。
意味がはっきりしない記事のように思いました。特に「その後にルーブルへの換金を要請する」が何を意味するかがわからない。

続いて、藤原直哉のツイッターから。
ロシア・タス通信による、上のロイター記事の解説です。
こちらの方が記事名にはっきりと書いていますね。

2022年4月23日のツイート
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1517583814851461120

(引用開始)(下線部は、かたせ2号は引いた)
記事名:ロイター通信:EC、ロシアのガス代をルーブルで支払うことを一定条件下で認める。
欧州委員会は、ルーブルでガス代を支払うことは「取引スキームにロシア中央銀行が含まれる可能性があり、EUの制裁に違反する」と指摘している。
https://tass.ru/ekonomika/14450101

欧州委員会(EC)は、EU諸国に対し、モスクワに対する制裁に違反することなく一定の条件を満たせば、EU企業はロシアのガス代金をルーブルで支払うことができると説明する書簡を送付した。これは、2022年4月22日金曜日のロイター通信が報じたものです。
その情報によると、ECはガス代をルーブルで支払うと、"取引スキームに(ロシアの)中央銀行が含まれる可能性があり、EUの制裁に違反する "と指摘している。
しかし、ECの文書では、「既存の契約では、ドルやユーロでの支払い(ロシアの銀行の口座に振り込み、その後ルーブルに交換すること-タス通信注)は可能である」とされている。
同庁の説明によると、ルーブルでのガス代金の支払い方法として考えられるのは、ガスの受け入れ会社がロシアの銀行にドルやユーロの口座を開設し、そこにガスを受け取るヨーロッパの会社が通貨を振り込み、ルーブルに換えて支払うというものだそうだ。
この仕組みにより、欧米諸国がロシアのガスに対する支払いをブロックすることを防いでいる。
この点について、欧州委員会は、「(非友好国とのガス貿易のルーブルへの変換に関する)ロシアの法令は、EU企業が制裁体制に違反しないような支払いプロセスを排除するものではない」と明言する。
ECは、自らの決定で、EU企業がロシアのガス代金をいかなる形でも、特にルーブルで支払うことを禁じたり、許可したりすることはできない。EU企業が、すべてのEU加盟国によって事前に承認された制裁規範を含む、すべての共同体法規範を遵守しているかどうかを評価する権限しかないのです。
2022年3月31日、ロシアのプーチン大統領は、非友好国とのガス貿易のルールに関する法令に署名し、契約の新たな支払いシステムを規定した。カウンターパーティは、ロシアの銀行でルーブルの口座を開設し、2022年4月1日からのガス供給の支払いに充てるよう呼びかけられています。
4月ガスの支払期限は契約によって異なる場合がありますが、一般的には4月中旬からです。
(引用終わり)

かたせ2号です。
この件(ロシア産エネルギーへのEU諸国のルーブル払い)、プーチンがDS最高幹部に勝ったということでしょうね。
ロイター通信としては、この情報の意味をはっきりと伝えたくないから、なかば意味不明の文章で流していたのに、そこをロシアのタス通信がめざとく見つけて、わかりやすい解説記事を発信したんでしょう。記事名にわざわざ「ロイター通信」とまでつけて。なんともイヤミなことをしますね(笑)。しかし、この情報はロシアにとって有利な情報なので、タス通信がこういうとり上げ方をするのはわかる気がします。
なお「情報に流れが生じているとき、上流側の立場のものが下流側の立場のものより優位な立場に立つ、もしくは優秀である」の法則から考えると、このあたりの情報戦は、プーチンの側が西側世界よりもすでに優位に立っていますね。

(補足)藤原直哉さんへ。藤原さんの、タス通信記事の日本語訳ツイートはとても役に立ちます。ありがとうございます。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/21 21:22

【143】「これぞヒーローの顔!」 41日間(2022年2月23日から4月4日)で、ここまで激変したゼレンスキー大統領の「顔」

かたせ2号です。

表題の記事に対する私の解釈を先に書きます。

(私の解釈)
「2022年2月23日から2022年4月4日の間に、ゼレンスキーの「中身」が入れ替わったことを覆い隠すための情報撹乱(disinformation)である。ということは、2022年2月23日から2022年4月4日の間に、ゼレンスキーの「中身」が入れ替わったことは確実だ。」
この記事がなければ、このことに気づくことはなかっただろう。
「キジも鳴かずば撃たれまいに。」

ニューズウィークのサイトから。
記事名:「これぞヒーローの顔!」 41日間で、ここまで激変したゼレンスキー大統領の「顔」
2022年4月8日配信
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/-41-1_2.php

(一部引用開始)
<ロシア侵攻後の激務とストレスが原因で、げっそりやつれた姿に。以前の顔と比較する写真が大きな話題となり、激励の言葉が続々と送られている>
ジャーナリストのカティア・ゴルチンスカヤが投稿した2枚の写真。両方とも、写っているのはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領だが、そのあまりの「見た目の違い」に、戦争が国の指導者にもたらすストレスと苦悩の大きさを感じざるを得なかった人は多かったようだ。
ゴルチンスカヤによれば、2枚の写真は41日の間隔を空けて撮影されたものだ。1枚目は、ロシアがウクライナに対する本格的な侵略を開始する前日の2022年2月23日に、首都キーウ(キエフ)で開かれた会合の際の写真。2枚目は、ロシアとウクライナの戦闘が始まって40日後の4月4日、キーウ郊外のブチャで撮影されたものだ。ブチャはロシア軍による住民の虐殺が疑われ、多数の民間人の遺体が発見された場所だ。
1枚目の写真のゼレンスキーは、唇を結び微笑みを浮かべている。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と、リトアニアのギタナス・ナウセダ大統領を待っている時の様子を撮影したものだ。
https://twitter.com/kgorchinskaya/status/1511008603964071937

<わずか41日ですっかりやつれた姿に>
同日に撮影された一連の写真には、柔らかな表情で、希望に満ちたゼレンスキーの姿がある。ゴルチンスカヤがツイッターで共有した2枚目の写真とは、対照的な姿だ。
その2枚目の写真は、ロシア軍がブチャでウクライナの民間人を虐殺したという報道が出た翌日の、ゼレンスキーの様子を捉えたもの。防弾ベスト姿で報道陣に話す彼は、すっかりやつれた様子だ。
ブチャを視察したゼレンスキーは、「これは戦争犯罪だ。世界によってジェノサイド(集団虐殺)と認定されるだろう」と語り、さらにこう続けた。「彼ら(ロシア軍)がここでしたことを目の当たりにして、言葉もない」
2枚の写真は、わずか41日を空けて撮影されたものだが、ツイッターユーザーたちは、ゼレンスキーの外見が著しく変化したと感じた。当然ながら、ストレスが人の外見に影響を及ぼすことは、よく知られている。
皮膚科医のジャニス・リマ・マリボナ博士は、米国ストレス研究所に対して、ストレスは吹き出物の原因になり得ると指摘し、「皮膚炎や乾癬、酒さやアトピー性皮膚炎を悪化させる」可能性があると述べた。同じく皮膚科医のジュリー・ルサク博士はさらに、ストレスによって肌の色がくすんだり、皺ができたりする可能性もあると指摘。米国ストレス研究所によれば、ストレスが身体に及ぼすそのほかの影響には、抜け毛や関節の痛みなどが含まれる。
(一部引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/20 18:49

【142】スペイン、イタリア、ハンガリー等も含め、西側諸国のどの国がDS最高幹部の意向に従っているか調べた。

かたせ2号です。
そういえば、スペイン、イタリア、ハンガリー等の情報がなかったなあ、と思い調べてみました。
この投稿では、結論を先にお伝えし、その後に、スペイン、イタリア、ハンガリーの状況について調べた内容をお伝えします。

1. 結論

(1)現時点(2022年4月20日)で、フランス、ドイツ、イタリア、ハンガリーを除く西側諸国(アメリカとヨーロッパ)の政治的指導者(大統領、首相クラス)はDS最高幹部の意向に、すでに従っています。

(2)フランスの大統領がDS最高幹部に屈服する(その意向に従う)ことがもし起きれば、DS最高幹部の予定通り、国連安全保障理事会(安保理)の常任理事国3カ国(アメリカ、イギリス、フランス)の力を使って、ロシアを国連安保理から追い出しにかかるでしょう。
すでにDS最高幹部からのその意向が世界に発信されています。

東京新聞のサイトから。
記事名:ゼレンスキー氏が国連の改革を求める 安保理でオンライン演説、ロシアを厳しく非難
2022年4月6日配信
https://www.tokyo-np.co.jp/article/170083

(引用(抜粋)開始)(下線部はかたせ2号が引いた)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月5日、国連安全保障理事会でビデオ演説し、同国へのロシアの侵攻を止められない国連の改革を強く求めた。安保理がロシアの拒否権で機能しない中、米欧は週内にも人権理事会からロシアを追放する総会採決を急ぐなど圧力強化に躍起だ。
 ゼレンスキー氏は演説で、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどの惨状を挙げ「第2次世界大戦後、最も恐ろしい戦争犯罪だ」とし、ロシア軍指導者らを裁判にかけるよう要求。焼け焦げた遺体や後ろに手を回されて死亡した人々の映像も流し、国際社会に「ロシアの侵略を止めろ」と訴えた。
 同氏は、自国だけでなく「シリアやアフガニスタンなどで起きた虐殺はずっと前に止められていたはずだ」とも指摘。安保理常任理事国の米英仏中ロの利害が一致せず、紛争に実効性のある措置を取れない国連に対し「あなたたちは国連を終わりにするのか。もし答えがノーなら、すぐに行動すべきだ」と強く促した。
 具体的には地域性を考慮した安保理改革や新たな安全保障を議論する国際会議を将来的にキーウで開催することなどを提案した。
 実際、国連は先月に2つの総会決議を採択し、ロシアに即時停戦を求めたが、法的拘束力を持つ安保理決議は同国の拒否権で実現できていない。
(引用(抜粋)終わり)

かたせ2号です。
以上で1.結論を終わります。

2. スペインの状況

スペインの首相がここ数日中に、キエフを訪問する予定です。

Infobaeのサイトから。
記事名:ペドロ・サンチェス首相は、ヴォロディミール・ゼレンスキーと会うために数日中にキエフに旅行します。
2022年4月19日配信
https://www.infobae.com/jp/2022/04/19/pedro-sanchez-will-travel-to-kiev-in-the-coming-days-to-meet-with-volodymir-zelensky/

(引用(抜粋)開始)<下線部はかたせ2号が引いた>
スペイン政府の首相ペドロ・サンチェスは、ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領と会い、スペインの連帯を個人的に伝えるために、数日中に、ウクライナの首都キエフに旅行する予定です。
サンチェス首相のキエフへの旅行の正確な日付は、安全上の理由と訪問の詳細が確定されているため、まだ明らかにされていません。
この旅行で、サンチェスは、欧州委員会の委員長、ウルスラ・フォン・デル・ライエン大統領など、欧州連合諸国および共同体機関の他の指導者が行ったのと同じジェスチャーに参加します。すなわち、全員がウクライナへの支持を表明しており、フォン・デア・ライエンがキエフを訪問した際、この国の欧州連合(EU)加盟申請の処理が奨励されました。

<すでに旅をしたことがある他の指導者>
個人的にキエフを訪れた最初の政治指導者は、ポーランドの指導者、マテウス・モラビエツキ、スロベニアのジャネス・ヤンサ、チェコ共和国のペトル・フィアラでした。彼らは以前に欧州連合に報告したが、彼らは個人的な立場で3月中旬に旅行しました。
欧州議会のロベルタ・メツラ大統領は、EU諸機関を代表して、3月31日に最初に出向し、ウルスラ・フォン・デル・ライエン欧州委員会委員長と27人の外交政策上級代表のジョセップ・ボレルへの道を切り開きました。
早くも4月、スロバキアのエドゥアルド・ヘーガー首相とオーストリアのカール・ネハンメル外相、そして英国政府首相、ボリス・ジョンソンもウクライナの首都を訪れました。
ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は最近、米国とフランスのジョー・バイデン大統領とエマニュエル・マクロン大統領をそれぞれキエフに公に招待したが、ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領の訪問の拒否も行ないました。
(引用(抜粋)終わり)

かたせ2号です。
スペインは、今後、DS最高幹部の意向に従います。

3. イタリアの状況

スプートニクのサイトから。
記事名:イタリア議会でのゼレンスキー大統領の演説 半数の議員がボイコット マスコミ
2022年4月8日配信
https://jp.sputniknews.com/20220408/–10577917.html

(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領のイタリア議会での演説(2022年3月23日)に、ほぼ半数のイタリア議員が欠席した事実について、米ニュースメディア「ポリティコ」は「ロシアへの支持が維持されている表れ」との見方を報じた。
イタリア日刊紙「Il Fatto Quotidiano」が議会内の独自の消息筋からの情報として伝えたところによると、ゼレンスキー大統領の演説を聞く上下院合同会議を欠席した議員は少なくとも350人。下院はほぼ満席であったのに対し、上院はほとんどが空席だった。イタリア議会は630名の議員のうち、上院議員は315名。
ポリティコは、イタリア議会内に右翼と左翼による強固な陣営が形成され、これがウクライナへの武器供給やイタリア政府の軍事費増額計画に一貫して異議を唱えている状態が、ドラギ首相の連立与党に緊張感を呼んでいると報じている。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
イタリアは国内での反発が強くて、DS最高幹部の意向に従うところまでには至っていませんね。

4. ハンガリーの状況

記事名:ゼレンスキー「ドイツとハンガリーのロシア石油購入は他国民の血で金を稼ぐこと」
2022年4月16日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d8f093015247f5123050843cf7317def7744f25

(一部引用開始)(下線部はかたせ2号が引いた)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月14日、英国のBBCとのインタビューで、ドイツとハンガリーを名指しし「彼らがロシアのエネルギー禁輸措置を阻止している」とし、「そのため、ロシアは今年3260億ドルを稼ぐことになるだろう」と述べた。そして「私たちの友人とパートナーは、今は(これまでとは)違い、もはや事業と金の問題ではないことを理解している。生存の問題だ」と強調した。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
ハンガリーはDS最高幹部と明らかに対立しています。

5. その他の国々(情報特になし)

オランダ、ベルギー、ポルトガル、アイルランド等は特に情報がありませんでした。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/20 05:28

【141】「ジェノサイド」確かめて ゼレンスキー氏、フランス大統領に来訪呼び掛け

かたせ2号です。

AFP通信のサイトから。
記事名:「ジェノサイド」確かめて ゼレンスキー氏、フランス大統領に来訪呼び掛け
2022年4月18日配信
https://www.afpbb.com/articles/-/3400738

(一部引用開始)
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は2022年4月17日放送の米CNNのインタビューで、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に対し、ウクライナでロシア軍が「ジェノサイド(集団殺害)」を行った証拠を自身で確かめられるよう招待したことを明らかにした。
 インタビューは2022年4月15日に撮影された。ゼレンスキー氏とマクロン氏は2022年4月14日に対話したという。
マクロン氏はこれまで、ジェノサイドという言葉を使うことを避けている。ゼレンスキー氏はそれに対し、「これは戦争ではなく、ジェノサイド以外の何物でもないということを分かってほしいと伝えた。機会があれば(ウクライナに)来てもらえるようお願いした。実際に目の当たりにすれば、マクロン氏も納得すると確信している」と語った。
 その上で、マクロン氏としては、ジェノサイドという言葉を使えばロシアとの外交関係に悪影響を及ぼすと考えているため、使用を避けているとの見方を示した。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。

なかなか味わい深い記事ですね。
フランス大統領よ、今のうちに「ジェノサイド」の側に「転向」しなさい、そうすれば悪いようにはしないから、というゼレンスキー(その発言と行動はDS最高幹部の「肉声」)からのお誘いですね。
もしかすると最後通牒かもしれません。

フランスのマクロン大統領としては、
ウクライナへの招待を断って、ロシアの軍事行動は「ジェノサイド」ではない、とする立場(DS最高幹部と対立)を維持、表明する。あるいは、
ウクライナを訪問し、ロシアの軍事行動は「ジェノサイド」です、とする立場(DS最高幹部の意向に従う)に「転向」する。
いずれかを選択しなくてはなりません。

いずれにしても、ウクライナのゼレンスキー大統領の影響力は、現段階で、フランス大統領とほぼ肩を並べていると言ってよいと、私は思います。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/19 05:10

【140】フランスのマクロンは「ジェノサイド」の言葉の危険性にはっきりと気づいている

かたせ2号です。
[252]に記載した記事を再掲します。

AFP通信から。
記事名:フランス大統領の「ジェノサイド」発言回避は「苦痛」 ウクライナ大統領
2022年4月14日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c438843d7c762f1ffd7d8b76446c5b5a367ae010

(引用開始)
マクロン氏とドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は2022年4月13日、「ジェノサイド」と呼ぶことを避け、強い非難の言葉を使うことは戦争終結の助けにならないと訴えた。
 マクロン氏は国営テレビ、フランス2(France 2)の取材に対し、国の指導者は言葉に注意を払うべきだと述べた。
 同氏は「ロシアは一方的に残忍な戦争を仕掛けたし、今やロシア軍が戦争犯罪を行ったと認知されている」「今起きていることは狂気の沙汰であり、信じ難いほど残忍だ」と認める一方、「同時に、私は事実を見つめ、この戦争を止め、平和を取り戻すためにできる限りの努力を続けたい。非難の言葉を強めることはその助けにならないのではないか」と述べた。
 マクロン氏は、特に「ウクライナ人とロシア人は兄弟のようなもの」であり、現状においてジェノサイドという言葉の使用には「慎重」であるべきだとした。
(引用終わり)

かたせ2号です。上記記事の下線部(かたせ2号が引いた)に注目ください。さらりと述べていますが、「ジェノサイド」という言葉の危険性に、マクロンははっきりと気づいていますね。

だいたい以下のような危険性だと、わたしは考えています。(「255」から再掲)

「ジェノサイド」
・2022年4月3日に、ウクライナのゼレンスキーが、ブチャの事件(DS最高幹部によるでっちあげ)を利用して、ロシアの軍事行動を「ジェノサイド」と名付けた。これはDS最高幹部の意向による。
・この言葉は、今後、米軍・NATO軍をウクライナに投入もしくはロシアに直接ぶつけるために使用する謀略用語である。
・この言葉は、西側世界(アメリカとヨーロッパ)の政治的指導者が、DS最高幹部の意向に服従することを表明するための用語である。ロシアの軍事行動は「ジェノサイド」です、と表明するとこの儀式は終了する。
・この言葉は、「ジェノサイド」された民族の発言に他の国々が何の文句も言えなくなるという、第2次世界大戦後の過去の実例を元に使用が決定された。この言葉をいったん受け入れてしまうと、「ジェノサイド」された民族の代表であるゼレンスキーの発言と行動に、一切反論できなくなる、そういう仕掛けが施されている。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/19 04:56

【139】[257]の情報追加:ポーランド含む東欧3カ国の首脳が、ゼレンスキーの元を訪れた

1.
BBCニュースサイトから。
記事名:東欧の3首相、ウクライナ首都で大統領と会談 リスク冒し鉄道で移動
2022年4月16日配信
https://www.bbc.com/japanese/60760756

(一部引用開始)
東欧3カ国の首相が2022年4月15日、ロシアによる攻撃が強まっているウクライナへの支持を表すため、同国の首都キーウ(キエフ)を訪れた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、3首相がポーランドから長い時間をかけ、危険を冒して列車で移動した勇気を称賛した。
キーウを訪れたのは、ポーランドのマテウシュ・モラウィエツキ首相、スロヴェニアのヤネス・ヤンシャ首相、チェコのペトル・フィアラ首相。
同市で外出禁止令が敷かれ始めた2022年4月15日夜に到着し、ゼレンスキー大統領と会談した。同市のヴィタリー・クリチコ市長は、この日午後8時から17日午前7時までの外出を禁止した。
3首相のキーウ行きは、ポーランド側の発案だった。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
[257]に書いた内容に加筆して(下線部)再掲します。

(加筆して再掲開始)
DS最高幹部に対する各国政治指導者の立場の判別方法(ただし2022年4月以降に適用)

ロシアの軍事行動が「ジェノサイド」であると表明した。
⇒DS最高幹部の意向に従う意思を表明した。
・イギリスのジョンソン首相(2022年4月6日)
・アメリカのバイデン大統領(2022年4月12日)

ロシアの軍事行動が「ジェノサイド」ではないと表明した。
⇒DS最高幹部の意向に従わない意思を表明した。
・フランスのマクロン大統領(2022年4月13日)
・ドイツのショルツ首相(2022年4月13日)

キーウにいるゼレンスキーの元を訪問できた。
⇒あなたはDS最高幹部の意向に従う意思のある人だと、DS最高幹部から認証された。
・イギリスのジョンソン首相(2022年4月8日)
・オーストリアのネハンマー首相(2022年4月9日)
・ポーランドのモラウィエツキ首相(2022年4月15日)
・スロヴェニアのヤンシャ首相(2022年4月15日)
・チェコのフィアラ首相(2022年4月15日)

キーウにいるゼレンスキーの元を訪問しようとして断られた。
⇒あなたはDS最高幹部の意向に従う意思のある人だと、DS最高幹部から認証されなかった。
・ドイツのシュタインマイヤー大統領(2022年4月12日)

なお、DS最高幹部の意向に従う意思とは以下の内容です。
「今後は、「ジェノサイド」の惨禍を被ってその撲滅という絶対的正義を背負った、ウクライナ民族の代表、ゼレンスキー大統領(DS最高幹部の「肉声」)からの要請にはすべて従います。この絶対的正義実現のために、いかなる自国民の政治的損害(自国民がロシアとの戦いに駆り出されること)および経済的損害(自国経済への大打撃)も受忍します。」
(各国の政治的指導者がどこまで自覚しているかはマチマチかもしれないが、結局、こういうことになる)
(加筆して再掲終わり)

2.

1.の内容は、重たい掲示板「[3377]ウクライナ戦争。11本目。 今からロシア軍の反撃(カウンター!)が起きる。定例会のお知らせ。」(2022年4月12日投稿)の副島先生の以下の記載ともきちんと一致します。

(一部引用開始)
フランスの マクロン大統領が、カっとなって、腹立ちまぎれに、「今のポーランドの首相は、人種差別主義の極右だ 」と、2022年4月9日に、言い放った。これで、ポーランドの今の政権も、ネオナチであることが、満天下に判明した。ポーランド政府が今、大慌てしている。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
以下の記事を引用し、補足しておきます。
産経新聞サイトから。
記事名:マクロン仏大統領「暴言」にポーランド怒り 対露方針で溝
2022年4月9日配信
https://www.sankei.com/article/20220409-O2GEM77ROBOZVBEHJ6VLRKEBRQ/

(一部引用開始)
ポーランド外務省は2022年4月8日、フランスのマクロン大統領が同日付仏紙パリジャンで行った発言について、仏大使を呼んで説明を求めたと発表した。マクロン氏が、ポーランドのモラウィエツキ首相を「性的少数者(LGBT)を禁じる極右の反ユダヤ主義者」とこきおろしたことを問題視した。
この発言は、2022年4月10日の大統領選第1回投票を前に、マクロン氏が同紙の読者に政策を説明するインタビュー記事で飛び出した。ウクライナ侵攻後もマクロン氏が続けているプーチン露大統領との対話を、モラウィエツキ氏が批判していることへの対応を尋ねられ、答えた。マクロン氏は、大統領選のライバル、極右「国民連合」のルペン候補がモラウィエツキ氏と親しい関係にあるとして、「だまされてはならない。彼は(ルペン氏を)支援しようとしている」とも述べた。
(一部引用終わり)

以上