ふじむら掲示板
※ログイン後に投稿フォームが表示されます。
Loginはこちら【233】バルト三国とロシアとが戦端を開く火種が大きくなった。記事名「ロシア飛び地への列車通過拒否 リトアニア、EU制裁で」(2022年6月18日)
かたせ2号です。
追い詰められたDS最高幹部、ジョージ・ソロスが、バルト三国でロシアとの戦端を開くかもしれません。
産経新聞サイトから。
記事名:ロシア飛び地への列車通過拒否 リトアニア、EU制裁で
2022年6月19日配信
https://www.sankei.com/article/20220619-C4DIF2GND5MYJIX36SOHI3SVAU/
(引用開始)
ロシア西部の飛び地カリーニングラード州のアリハノフ知事は2022年6月18日、リトアニアが同日、欧州連合(EU)の制裁対象の貨物を積んだ列車について、ロシア本土からリトアニア経由での同州への乗り入れを禁止したと通信アプリに投稿した。
ロイター通信によると、リトアニア鉄道が禁止を確認。石炭や金属、建材などが対象で、通過する貨物の半分に相当する。アリハノフ氏は、北西部サンクトペテルブルクから船で物資を運ぶとし、市民にパニックに陥らないよう呼びかけた。
ロシア上院のコサチョフ副議長は通信アプリで、通過を認めたEUとの1994年の合意に反すると非難した。(共同)
(引用終わり)
かたせ2号です。
これに関する、すらいとさんのツイートを引用します。きちんと情報整理されていて参考になります。
2022年6月19日
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1538154171035029504
(引用開始)
リトアニアは、EU加入時の条件としてカリニングラード(ロシア領)への輸送を妨害しないことに合意したはずだが、制裁の一環として2022年6月18日に、鉄道輸送を止めると発表。
ウクライナ敗色が濃厚となった米国が、次の紛争を必要としている。ロシアVSリトアニア・ポーランド・アメリカの戦争が勃発し、負けられない米政権は核破壊も厭わない。
(リトアニア周辺の地図)
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1538154171035029504/photo/1
ポロシェンコ(ウクライナ前大統領)も「ミンスク合意は、対ロシア戦争を準備するための時間稼ぎ」と正直告白しているし。
ウクライナは、戦争するため年1万人の兵士をNATO基準で訓練し、その兵力6万がドンバスに集結していた。
これが2022年2月。国全体23万人の軍隊規模だったが、内7万が既に死亡、という見積りがある(最小で4.5万)。
バルト3国はカリニングラードの安全を保障することと引き換えに独立が認められた経緯がある。ウクライナも、国境を決めずに友好国である条件でクリミア他ロシア人が多数の地域を割譲。フィンランドは永世中立を誓って、独立国として残っている。
いつの間にか国際協定、西側から破っていいことに。
(引用終わり)
かたせ2号です。
このツイートには、以下のツイートが返信されていました。
Atsuo Hatonoさん。
(引用開始)
こんなことをすれば,当然,こんな動きになる。
藤原直哉ツイート(2022年6月19日)
https://mobile.twitter.com/naoyafujiwara/status/1538347593591582720
「ロシア連邦議会で、リトアニアの旧ソ連邦からの独立が取り消されるかもしれない」
(引用終わり)
かたせ2号です。
すでに、ロシアが2022年6月15日にこのような動きを示していました。
ですので、追い詰められつつあったDS最高幹部(の一人)ジョージ・ソロスにとって、ロシアのこの動きは「ちょうどよいタイミング」だったかもしれません。
FOXnewsのサイトから。
記事名:ロシア、バルト三国の主権放棄で旧ソ連諸国をNATOから追い出す狙い。ロシアの議員、バルト三国の主権を剥奪するロシアの決定をNATOが受け入れなければ第三次世界大戦を起こすと脅す。
2022年6月15日配信
https://www.foxnews.com/world/russia-boot-former-soviet-nations-nato-sovereign-recognition-lawmaker
(引用開始)
ロシアの議員は水曜日(2022年6月15日)、モスクワは、NATOの保護を剥奪しようと、リトアニア、ラトビア、エストニアといった旧ソ連諸国の独立承認を撤回することを視野に入れていると語った。
州議会副議長のエフゲニー・フェドロフはラトビアの報道機関に対し、バルト三国を主権国家として認めるロシアの決定を覆せば、1997年の国境まで同盟を逸脱させる法的根拠が生まれると主張した。
「NATO憲章には第6条があり、それによると係争中の領土は同盟に含めることができない。バルト三国の領土が係争地と認められればすぐに、これがバルト三国をNATOから排除する根拠となる」とフェドロフ氏は述べた。
先週、フェドロフはリトアニアの主権を標的とした法案を提出し、30年以上前にソビエト連邦から違法に離脱したと主張した。
リトアニアは、1940年以来ソ連の支配下にあった後、1990年3月に崩壊しつつあるソ連から独立を回復すると発表した最初の共和国である。
ゴルバチョフ大統領率いるモスクワは、1991年9月までにリトアニアの主権を認めた。
フェドロフ議員は、リトアニアはモスクワにとって最大の脅威であり、「バルトへのNATOの玄関口」であるため、ロシアにとって最初のNATOの標的であると主張した。
しかし、このロシア人議員は、他の旧ソ連諸国が次のターゲットになる可能性もあると述べている。
「最高司令官は1997年、我々の「レッドライン」がNATOの国境に沿って走ることを決定した。つまり、最低でも旧ソ連の国境を越えてNATOを押し広げる必要がある」と、東欧諸国がNATOに招待される前の時代に言及している。
ロシアやロシアの傀儡国家と言われるベラルーシと国境を接するリトアニア、ラトビア、エストニアは、2004年にNATOに加盟した。1997年から2004年の間に加盟したのはポーランド、ハンガリー、チェコ共和国だけで、ロシアはこれらの国々の軍縮を繰り返し要求しているが、NATOはこれを真っ向から否定している。
フェドロフ議員は、もしロシアがバルト三国の独立承認を撤回することを決めたら、NATOは彼らを同盟から追い出すか、「第三次世界大戦が始まる」ことを受け入れるべきであると脅した。
NATOは、ロシアがバルト三国の主権承認を撤回する可能性があることについて、公式にコメントを出していない。
しかし、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は水曜日(2022年6月15日)の演説で、同盟内外の安全保障の取り組みを強化することを約束した。
「プーチン大統領の目標はウクライナにとどまらない。だからこそ、ウクライナを支援すると同時に、少なくとも同盟国東部での抑止力と防衛力を強化する必要がある」と、記者団に語った。
ロシアがNATOの同盟国に対する脅威を表明しているにもかかわらず、専門家はFox Newsに対し、モスクワがNATOの加盟に口を出す可能性はないと語った。
「第一に、NATOはいかなる国も同盟から "追い出す "ことはないだろう。 NATOはワシントン条約という条約の結果であり、NATO加盟国が同盟を脱退する唯一の方法は、彼ら自身の選択によるものだ」と、欧州・NATO担当の元国防副次官補、マイケル・ライアン氏は言う。「第二に、米国はバルト三国のソ連への編入を認めていない。」
「ロシア下院議員が、ロシアは独立国として認めていないと示唆したからといって、NATOの全加盟国が認めているのだから、何も変わらない」とも述べた。
同様に、国防情報局(DIA)でロシアのドクトリンと戦略を担当した元情報将校のレベッカ・コフラー氏は、これも「プーチンがバルト諸国の人々を怖がらせ、不和を煽り、西側との緊張を高めるためにプロパガンダマシンを使った」例だとFox Newsに語っている。
「NATOはバルト諸国を追い出すことは絶対に考えません 」と彼女は付け加えた。
(引用終わり)
以上
【232】「戦いとは、勝って、相手の組織をブチ割るか、負けて、こちらの組織がブチ割られるか、の戦いである。」(その1)
私、かたせ2号は、副島隆彦先生の思想から多くのことを学んだ者である。
学んだことの一つが、次のモノの見方だ。
「戦いとは、勝って、相手の組織をブチ割るか、負けて、こちらの組織がブチ割られるか、の戦いである。」
言い換えるなら、「組織がブチ割られつつある方が劣勢」という見方である。
シンプルだが強力な分析道具である。
以下、これを使って、かたせ2号なりに、ウクライナ情勢の動きを概観する。
<以下、概観開始>
2022年2月24日に、ロシアによるウクライナでの軍事行動開始。
この時の、対ウクライナ・ロシア作戦のDS最高指揮官はジョージ・ソロス。
ソロスは主に、以下の2つの行動を通じて、ロシアを経済的破綻に追い込もうとした。
(1)2022年2月28日に、西側諸国の金融機関にある、ロシア連邦中央銀行、国家福祉基金、財務省ドル資産を凍結(ロシア連邦中央銀行、国家福祉基金、財務省とのドル決済等、全ての取引の禁止)。2022年4月5日のイギリス、トラス外相の発表によれば、ロシアの外貨準備高6040億ドル(約74兆円)のうち、3500億ドル(約40兆円)以上が凍結された。
(2)2022年4月、ブチャの事件のプロパガンダ開始。これにより「ジェノサイド」された民族の代表者であるゼレンスキー大統領の「威光」を使って、ドイツを主な標的として、ロシア産エネルギー(天然ガス含む)の年内輸入停止をさせようとした。ロシアの主要輸出品である天然ガスの輸出先をなくすことで、ロシアの輸出産業に経済的打撃を与えるのが目的。
しかしながら、上記二つの作戦が失敗に終わったことが、2022年5月の中旬には明らかになった。
これを受け、DS最高幹部であるヘンリー・キッシンジャーを中心に、作戦の中止・変更を求める声が大きくなった。田中宇さんの言葉を借りるなら「開戦以来、事態を傍観してきた米諜報界の古株たちが、もうこれではうまくいかない、もうやめろ、とタオルをリングに投げ込んでいる。」(田中宇サイト記事「ロシアの優勢で一段落しているウクライナ」から。2022年6月4日)
2022年5月23日ダボス会議での、キッシンジャーによる痛烈なソロス批判により、このDS内2陣営の対立は世界中に明らかとなった。
DS陣営が二つに割られたのだから、「この時点で、プーチンが優勢、DSが劣勢は明らかになった」と、かたせ2号は判定する。
そして、本日(2022年6月19日)の時点において、この2陣営の分裂は、より明確に、以下のようなヨーロッパ陣営の分裂になって、表れている。
ここでも、組織が割られたのはヨーロッパの側だから、「プーチンが優勢、DSが劣勢」と判定する。
<DS最高幹部>ジョージ・ソロス 対 ヘンリー・キッシンジャー
<ロシアの国益へのスタンス>
ロシアを崩壊させるまで一切妥協しない 対 ロシアの国益を考慮して妥協点を探る
<ウクライナへの命令内容>
全ウクライナの領土からロシア軍を追い出せ 対 ロシアへの領土割譲も前提にロシアとの停戦交渉を進めろ
<国家>イギリス(こちらが格上) 対 フランス・ドイツ・イタリア(こちらが格下)
<DS中堅幹部、各国の政治的指導者たち>
イギリスのジョンソン首相、トラス外相 対 フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相
<組織>NATO(こちらが格上) 対 EU(こちらが格下)
<ロシアエネルギー輸入へのスタンス>
断固輸入停止(停止しても困らない) 対 輸入継続(停止すると国家経済に大打撃)
かたせ2号です。
現時点のヨーロッパは、ナチス・ドイツのヒトラーがパリを占領していたころの勢力分布(対立構図)とほぼ同等であると判定します。
以上
【231】「戦いとは、勝って、相手の組織をブチ割るか、負けて、こちらの組織がブチ割られるか、の戦いである。」(その2)
かたせ2号です。
あるウクライナ情勢の解説記事を紹介します。情報がきちんとまとまっている優れた記事です。
この記事の中でも、組織がブチ割られています。ウクライナ上層部が、ブチ割られているので、現時点で私かたせ2号は「ロシアが優勢で、ウクライナが劣勢」と判定します。
この紹介記事の主要ポイントは、
・ウクライナ・ゼレンスキー&英国 VS ウクライナ軍総司令部&米国、の分裂。
・「早急にゼレンスキーの代わりに(ウクライナの)ザルジニー総司令官を置き換える必要があると西側は考えている」
の2点です。
ここに、かたせ2号が乗っかるとするならば、
ジョージ・ソロス&イギリス&ゼレンスキー VS ヘンリー・キッシンジャー&アメリカ&ウクライナ軍総司令部
という構図になるはずです。
ただし、アメリカ(の政治的指導者たち)がヘンリー・キッシンジャーの側についたか、ジョージ・ソロスの側についたままか、について、かたせ2号は判断保留にします。今後出てくる情報を待ちます。
では、「世界の裏側」ブログから記事を紹介します。
記事名:ウクライナ上層部の深刻な分裂:ゼレンスキー&英国 VS 軍総司令部&米国
2022年6月19日
https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12749034704.html
(注:以下、このブログ記事からの引用が最後まで続きます。)
(「世界の裏側」ブログから引用および一部補足追記開始)
先日の記事で、西側マスコミの方向性が大きく変わってきていると情報をまとめましたが、今日はなぜその変化が起きたのか、という洞察で面白い情報があったので翻訳しました。
その前に、ウクライナ国内上層部での深刻な分裂についてコメントしておきます。
・「最後のウクライナ人一人になるまで戦う路線」のゼレンスキーと、
・もっと現実的かつ慎重に軍事的な策略を考えてきたザルジニー軍総司令官は、スネーク島やセベロドネツクなどの攻略で意見が真っ二つに分かれていました。
結果、現状を見るとザルジニー総司令官の意見は潰され、ゼレンスキーの案が採用されていたことがわります。
https://t.me/intelslava/28506 から引用します。
「2022年5月10日:タス通信によると、2022年5月9日までにスネーク島を攻撃するという考えは、イギリス の軍事顧問によるもので、ゼレンスキーの一味が「支持」したものだったという。
ウクライナ軍参謀本部とザルジニー司令官は、この計画をギャンブルと考えて反対していた。
備蓄されていたUAV(ドローン)や上陸作戦に使えるわずかな戦力を投じてしまったため、軍部からの反対は取るに足らないとされた。その結果大きな損失を出し、スネーク島を攻略することはできなかった。」
https://t.me/levigodman/1974 (2022年5月16日の投稿)から引用します。
「ウクライナ系チャンネルより:
セベロドネツクの防衛をめぐる対立がウクライナ政権内で続いている。セベロドネツクは、ロシアの侵略に対する新たな抵抗の象徴となっているようだ。
ウクライナ軍最高司令官は、2万5千人のウクライナ軍集団が包囲され、ロシア軍に粉砕されたマリウポリの状況を繰り返さないために、スラビャンスクや #クラモトルスク に部隊を撤退させる必要があると主張。
ヴァレリー・ザルジニー司令官は、一つの都市のために最も戦闘力の高い部隊を失うことは意味がないと確信しているが、政治指導部は彼の立場を支持していない。」
ブログ主です。
そして2022年6月11日付の情報で、キエフ政権と軍部の対立に、イギリスとアメリカも別のサイドについているという話が出ていました。
https://t.me/levigodman/3176 から引用します。
「ウクライナのチャンネルによると、現在、キエフ政権には2つの陣営に分裂しているという。
一つはザルジニー軍総司令官とアメリカ で、軍隊を「より安全なライン」に退却させたいと考えている派閥。
もう一つはイエルマク大統領府長官とイギリス で、「より多くの支援兵器を受け取る」ために、犠牲者が出てもすべての都市で戦おうとしている派閥だ。」
ブログ主です。
つまり、より現実的で、慎重なザルジニー総司令官のバックにアメリカ、そして野心的なアプロ―チのゼレンスキー政権のバックには、いまだに戦争続行希望のイギリス、と分裂している、ということです。
以上で、ウクライナ国内上層部での深刻な分裂についての分析を終わります。
続いて本題に入ります。
「ゼレンスキー政権とウクライナ軍上層部の対立と西側メディアの方向転換の関係」について。
以下の投稿を日本語に翻訳して紹介します。ご参考ください。
(翻訳元、2022年6月16日の投稿)https://t.me/intelslava/31301
(翻訳開始)ドンバスにおけるウクライナ軍の1日の損失は1000人に達し、そのうち200人~500人が死亡している、とアメリカのニュース・サイトAxiosは、「人民の奉仕者」党のデビッド・アラカミア党首の言葉を引用して報じた。
ここ数日、ウクライナ東部におけるウクライナ軍の損失が最も大きいという話題がマスコミ上で強まっているが、それは不信感を抱かせるほど極端な方向性の変化にみえる。 特に興味深いのは、この話題がゼレンスキー大統領府の代表者たちによって積極的に始められたことである。
https://t.me/wakeupjapancomeon/5211 (左のリンク先の、ステンコはウクライナ国家安全保障・防衛・情報議会委員会事務局長)
これは、ウクライナ軍のザルジニー司令官や軍参謀本部の任務である軍事問題に対し、積極的に介入し続けているウクライナ大統領の側近たちが発言している、という点で興味深い。 昨日、ゼレンスキーがザルジニー総司令官を表立って「攻撃」していた。ここで、改めて政権と軍部の直接的な対立について話をしよう。
ウクライナ軍の損失という衝撃的な情報を、突然話し始めたゼレンスキー政権の目的とは?どうやら、すべての責任をウクライナ軍最高司令官の無能のせいだ、と責任を丸投げすることだ。この説は、いくつもの事実から確認することができる。
第一に、今週(2022年6月13日の週)、ウクライナの代表団を率いたアラカミア(ゼレンスキーの側近)がワシントンを訪問し、バイデン政権と議会に武器移転の速度を上げ、ロシアをテロ支援国家として認めるよう働きかけている。
しかし一方、ウクライナのスポンサーであるアメリカは、ここ数日、ウクライナ政権のドンバス戦争の適切さを疑問視する発言を、マスコミを通じてし始めており、そのアメリカを動かすことは難しいと思われる。
この点で、米国の目にとってザルジニー司令官は、米国国防総省の顧問と同様に、セベロドネツクからの軍の温存と撤退を提唱したためより適切に映るのだ。
次に、アラカミア(ゼレンスキーの側近)によると、ウクライナ軍の隊員には最大100万人が採用され、さらに200万人を採用する予備軍もあるという。つまりアラカミア(ゼレンスキーの側近)はアメリカ側に、「ウクライナには本格的な戦争に必要な資源はあるから、弾薬だけくれたらあとは何とかする」という単純な事実を声高に主張しているのだ。
3つ目の点として、今度はウクライナ軍のザルジニー総司令官が、西側にとって非常に痛い問題であるウクライナ領からの穀物の輸出を担当することになっている。アラカミア(ゼレンスキーの側近)は、ロシアが上陸する可能性があるため、軍はオデッサへの通行可能エリアの地雷除去に反対していると平然と言う。 実際、穀物の輸出を妨げているのはウクライナ自身であり、同盟国のアメリカに対して「兵器を送ってくれないなら、穀物を出荷させない」と、政治的な恐喝を行っていることを彼は認めているのである。
アラカミア(ゼレンスキーの側近)の訪米は、まさにゼレンスキーと彼(アカラミア)自身の政治環境を正当化し、アメリカという同盟国に都合の良い、ウクライナ軍ザルジニー総司令官を溺死させることを目的としている。ウクライナ軍の損失について、その損失の条件を自らの手で作り出したウクライナ政権からこのような鋭い話が出るのは、ザルジニー総司令官の失脚の企みから来ている可能性が高い。(以上で、翻訳終了)
ブログ主です。
以下、私、ブログ主のウクライナ情勢に関してコメントを追記します。ご参考ください。
まず、アメリカのウクライナ政権を疑問視する発言の報道(2022年6月11日)についての記事を紹介します。
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134970648.html
https://t.me/wakeupjapancomeon/5215
開戦当初は、NATOやEUの国のほとんどが対ロ制裁や支援などをして(させられて)いましたが、戦争中に大きな出来事が起こるたびにさりげなくいち抜けし始めている国も出ていました。最後にアメリカとイギリスだけが、戦争にやる気満々な国として残っていましたが、どうもアメリカもさりげなく距離を置き始めた様子。
少し前から言われていた、現時点でもまだ好戦的な「イギリス・ポーランド・ウクライナ・バルト三国」で同盟したらいいやん?と改めてアメリカが発言していました。(2022年6月15日)
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134970987.html
https://t.me/wakeupjapancomeon/5200
NATOからも、「戦争を終わらせるかどうかはウクライナ次第」と突き放した発言が。
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134971218.html
最近プーチン大統領と長電話の多い、自称「ロシアとEUの架け橋」マクロン、のらりくらりとウクライナへの支援兵器を送ることを避けてきたショルツ、反NATO発言の目立ってきたイタリアからはドラギ首相が三人そろって、2022年6月16日にキエフに行き、停戦を示唆していました。
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134971545.html
その直後、マクロンは「停戦できるかどうかはゼレンスキー次第。フランスもドイツも関与しないから」とNATOと似たような、ウクライナを突き放すような発言をしています。
国内では国民が兵役逃れに必死になっているだけでなく、前線の兵士からも無謀な戦略を押し付けて多くの国民を死に追いやったゼレンスキー政権に対し、厳しい発言も出ています。これは彼だけでなく、多くの兵士が口を揃えて訴えていることです。
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134971973.html
https://t.me/wakeupjapancomeon/5244
さらに2022年6月16日付の情報では、こんなものまで出ていることから、この分裂の話はかなり深刻なもののように思われます。
「早急にゼレンスキーの代わりにザルジニー総司令官を置き換える必要があると西側は考えている」
https://ameblo.jp/wake-up-japan/image-12749034704-15134973925.html
https://chernayakobra.ru/the-west-believes-that-zelensky-should-be-urgently-replaced-by-general-zaluchny/
ウクライナ東部での戦争の件で、ゼレンスキーがアメリカの提案に背いたことなどから、アメリカがNATOに持ち込んだ話のようです。
使いにくくなったゼレンスキーはもう、用済み?
(「世界の裏側」ブログから引用および一部補足追記終わり)
以上
【230】「我々は、クリミアを含むロシアに征服されたすべての領土の領土保全の回復とウクライナの統合的な勝利のためにいる」とフランス政府高官は述べた。(2022年6月16日)
<かたせ2号の主張>
・フランスのマクロン大統領は、2022年6月16日のキエフで、「公には」これまでのジョージ・ソロス(報道官:イギリスのトラス外相)の路線「クリミアを含むロシアに征服されたすべての領土の領土保全の回復とウクライナの統合的な勝利」から逸脱した発言を一切していません。
・しかし、DS最高幹部の一人、ジョージ・ソロスに、フランス・ドイツ・イタリアのDS中堅幹部(政治的指導者たち)が屈服して命乞いをしに、ウクライナを訪れたようには全く見えません。ジョージ・ソロス(報道官:イギリスのトラス外相)は以前から、EU諸国はロシアのエネルギーへの依存をやめるべきと主張(命令)していましたが、それに対する仏独伊からの「みやげ話」(ロシアエネルギーの輸入を停止します、という方針転換の表明)が、今回、まったくなく、かつ、ウクライナが直近で必要なものについての「行動」の表明もなかったからです。
・なので、
ふじむら掲示板[350]「仏独伊各首脳は、ゼレンスキーにロシアと和平交渉に着くことを「秘密交渉で」要求した(2022年6月16日)。」
および、
ふじむら掲示板「[349] ヨーロッパ内でのDSの分裂が明らかになった。「ジョンソン英首相、ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案」(2022年6月17日)」
での私、かたせ2号の主張は、このまま維持します。
・以下に諸事実を提示しますが、私は、これらはキッシンジャーお得意の「秘密外交」であると見ます。「客人たちはウクライナに圧力をかけなかった」=クレーバ・ウクライナ外相、なんてことは、わざわざ発表する必要はないはず。
<以下、事実の提示>
CNNサイトから(Yahoo news経由)
記事名:欧州諸国はプーチン氏挑発を恐れるな、ウクライナに「譲歩の圧力掛けてはならない」とラトビア外相
2022年6月16日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd57d987b7e64a29ca40c80dd97e1fd937e6043d
(抜粋開始)
訪米中のラトビアのリンケービッチ外相は2022年6月15日、ワシントンでCNNの単独インタビューに応じ、欧州各国の首脳がロシアのプーチン大統領を挑発するとの懸念から行動を控えてはならず、国際社会はウクライナに戦争終結のために譲歩をさせるような圧力を掛けてはならないとの考えを示した。
リンケービッチ氏は、プーチン氏への挑発を恐れる首脳を名指しこそしなかったが、「プーチン氏が屈辱を受ける様子を見たくない、何らかの出口を提供するべきだと時折公言することでよく知られた人物」と言及した。フランスのマクロン大統領を指した発言とみられる。マクロン氏は今月初め、「戦闘が停止したときに外交的手段を通じて出口を作れるように、我々はロシアに屈辱を与えてはならない」と発言していた。
リンケービッチ氏は、こうした方法は「理にかなうものではない」と述べ、「多くの首都で考え方を変える必要がある」との認識を示した。戦争終結に向けてプーチン氏に働き掛ける外交努力は結果が出ておらず、「(ロシア人は)戦うウクライナ人によってのみ止められる」と語った。
リンケービッチ氏はさらに、「何人もウクライナに対して、ロシアに譲歩するように圧力を掛けてはいけない」とも発言した。停戦のための領土割譲などの譲歩は一定期間機能するかもしれないが、将来のロシアによる侵略を永続的に抑止できるかには疑問が残るとした。
(抜粋終わり)
かたせ2号です。
このように、フランスのマクロン大統領の言動へ相当な圧力がかかっている中、2022年6月16日、「公には」マクロンは、これまでのジョージ・ソロス(報道官:イギリスのトラス外相)の路線「クリミアを含むロシアに征服されたすべての領土の領土保全の回復とウクライナの統合的な勝利」を逸脱することはありませんでした。
Tsuyoshi Gorokuさんのツイートから(細かく事実を追っているのでありがたいです。)
2022年6月17日
https://twitter.com/t_gordau/status/1537976779738333184
(引用、一部補足追記開始)
昨日(2022年6月16日)の記者会見での(フランス、ドイツ、イタリア、ルーマニア)4首脳の「言葉」は、候補国地位付与支持とともに「構えていた」キーウ(ウクライナ)には安心材料だっただろうが、他方で直近で必要なものについての「行動」は打ち出されず。ただ記者会見最後の「屈辱」問題へのマクロンの回答(彼の真意)は興味深い。
<記者会見のyoutube動画:https://youtu.be/dTYXav6hKQc?t=3834>
記者会見最後であまり英メディアも含め注目されていないが、フランスのマクロン大統領曰く、
・「第一次世界大戦後、フランスは歴史的過ちを犯し平和を損なった。ドイツを辱めたから」
・他方、「屈辱問題について私は現在でなく「将来」の文脈で話している」
・「今日、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けている。今日その戦争に勝たねばならない」
・「フランスは、ウクライナがその主権と領土を維持できるよう明確に支援する」
Tsuyoshi Gorokuです。
今回、マクロン大統領は何度か「この戦争に勝たないといけない」と発言している。そして「勝利」の定義=主権と領土一体性の維持ということは、2014年ラインだと考えられ、実際、キエフ訪問中の仏外交官も同じラインで発言している。
(CNNのサイト:https://onl.bz/Afefw7B)から抜粋。
キーウに随行の仏外交官:”We are for an integral victory with restoration of territorial integrity on all territories conquered by the Russians, including Crimea,” the French official said.(「我々は、クリミアを含むロシアに征服されたすべての領土の領土保全の回復と統合的な勝利のためにいる」とフランス政府高官は述べた。)
(引用、一部補足追記終わり)
かたせ2号です。また、以下のように、マクロンの言動をフォローする発言が、ウクライナ外相からも出ています。
記事名:「客人たちはウクライナに圧力をかけなかった」=クレーバ・ウクライナ外相、4国首脳のキーウ訪問の「5つの結果」を発表
2022年6月16日配信
https://onl.bz/Lx8stQ2
(抜粋開始)
最後に、クレーバ氏は、協議の際に、賓客たちが、ウクライナを強制したり、促したり、圧力をかけたり、結びつけたりするようなことはなかったと強調した。
(抜粋終わり)
以上
【229】仏独伊各首脳は、ゼレンスキーにロシアと和平交渉に着くことを「秘密交渉で」要求した(2022年6月16日)。
<最初に>
かたせ2号です。
表題に関連するツイートを2本紹介します。
まず、J satoさんのツイートから。
2022年6月17日
https://twitter.com/j_sato/status/1537667460102381568
(引用、一部補足追記開始)
2022年6月16日、キエフを訪問した仏マクロン、独ショルツ、伊ドラギ各首脳は、ウクライナにEU加盟候補国の資格を与えることと引き換えに、ゼレンスキーにロシアと和平交渉に着くことを要求したもよう。複数ソースからの噂。米英抜きで仏独伊が訪問した理由、3カ国でできる取引はこれと思われる。秋には和平できないと欧州冬が詰む。
(引用、一部補足追記終わり)
次に、MKOさんのツイートから。
2022年6月17日
https://twitter.com/trappedsoldier/status/1537736991621537793
(引用開始)
マクロン・ショルツ・ドラギがキエフを訪問し、ウクライナにEU加盟候補国の地位を約束。その代わりにEU3国は、プーチンとの交渉テーブルに着くことをゼレンスキーに秘密交渉で要請した。ドイツ紙「ダイウェルト」が伝えた。
https://twitter.com/trappedsoldier/status/1537736991621537793/photo/1
(引用終わり)
<結論>
かたせ2号です。
仏独伊各首脳のキエフ訪問の翌日(2022年6月17日)に、ジョンソン英首相が「ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案」という慌てっぷり。
この動きから判断して、上記ツイートにある、仏独伊各首脳による「プーチンとの交渉テーブルに着くことを、ゼレンスキーに秘密交渉で要請」はあったと見てよいでしょう。
<補足>
かたせ2号です。
上記MKOさんツイートで参照されている記事内容を引用しておきます。ご参考ください。
記事中にある、フランスマクロン大統領への「プラグマティスト」呼ばわりは、マクロンのDS上司がヘンリー・キッシンジャーであることを暗示している、とかたせ2号は考えます。
ロシアのVZのサイトから。
記事名:欧州首脳によるゼレンスキー氏への秘密要求が明らかに
2022年6月17日配信
(機械翻訳、引用開始)
ウクライナ訪問中のドイツ、フランス、イタリアの首脳が「密室で」ウラジミール・ゼレンスキーにロシアとの交渉のテーブルにつくよう説得したのだろうと、ドイツ紙「ディー・ヴェルト」は伝えている。
同紙が指摘するように、キエフ滞在中、オラフ・ショルツ、エマニュエル・マクロン、マリオ・ドラギは、ウクライナにEU加盟候補国としての地位を付与することに賛成する演説を行った。その見返りとして、各国首脳は「密室で」ゼレンスキーに、ロシアのプーチン大統領との交渉のテーブルにつくよう説得したようだと、同紙は報じている。
これらの欧州諸国が危機の影響により被った経済的ダメージは深刻化し、補填することが困難になっている。「経済成長は停滞し、インフレは記録的な水準に達した。」とDie Welt誌は振り返る。
さらに、西ヨーロッパの指導者たちも個人的な意図を持ってキエフに来たと、示唆している。例えば、ここ数週間、危機の経済的影響を考慮し、ウクライナの完全な領土の保全よりも危機の終結を志向する「プラグマティスト」となったマクロンは、「自分の立場を明確にしたい」と考えていたのである。
同時に、イタリアのドラギ首相は、会議への参加を通じて、ローマがEUの主役の一人であることを示そうとした。「しかし、マクロン大統領と同様に、ドラギにとっても、危機をできるだけ早く終わらせることが重要です。イタリアの状況はますます不愉快なものになっている。紛争のために経済パフォーマンスが回復しないなら、国の安定が危ぶまれる」と新聞は結論付けている。
ちなみに、ドイツのオラフ・ショルツ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、イタリアのマリオ・ドラギ首相は、2022年6月16日の木曜日にキエフに到着した。彼らと一緒に、ルーマニアのクラウス・イオハニス大統領もウクライナの首都を訪れている。
しかし、マクロン大統領は訪問に先立ち、ウクライナの国家元首はロシアと交渉する必要があると発言した。ロシアは「これまでも、現在も、そしてこれからもヨーロッパの一部である」と強調した。さらに、マクロンは「ロシアに屈辱を与えてはならない」と述べた。
(機械翻訳、引用終わり)
以上
【228】ヨーロッパ内でのDSの分裂が明らかになった。「ジョンソン英首相、ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案」(2022年6月17日)
かたせ2号です。
まず、表題の記事を紹介します。
読売新聞のサイトから。
記事名:ジョンソン英首相、ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案
2022年6月18日配信
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220618-OYT1T50032/
(引用開始)
英国のジョンソン首相は2022年6月17日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。会談でジョンソン氏は、最大1万人のウクライナ兵に対する軍事訓練の実施を提案した。戦闘訓練のほか、医療分野やサイバー分野での訓練も提供するという。ジョンソン氏によるキーウ訪問は、2022年4月以来2度目。
(引用終わり)
かたせ2号です。
次に、すらいとさんのツイートからのこの件のコメントを引用します。きちんと状況を整理されています。
2022年6月18日
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1537938269425438721
(引用および一部補足追記開始)
・ウクライナのゼレンスキー大統領:「必要な数の武器さえ送ってくれれば、我々ウクライナ人は領土を取り戻すまで戦い続ける」
・フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相:ゼレンスキーに対して「(ウクライナの)EU加盟に推挙するよ。ところで(ロシアとの)停戦交渉もしてくれないかな?」
・翌日(2022年6月17日)、イギリスジョンソン首相:ゼレンスキーに対して「教官を1万人派遣するから(戦闘域外)、あいつら(マクロン、ショルツ、ドラギ)の話は聞かなくていい」
(引用および一部補足追記終わり)
かたせ2号です。上記のジョンソン首相のウクライナ電撃訪問で、対ウクライナ・ロシア作戦における、ヨーロッパDSの分裂がもはや明らかとなりました。
私、かたせ2号の見立てでは、以下の対立構図になります。ご参考ください。
<DS最高幹部>ジョージ・ソロス 対 ヘンリー・キッシンジャー
<ロシアの国益へのスタンス>
ロシアを崩壊させるまで一切妥協しない 対 ロシアの国益を考慮して妥協点を探る
<ウクライナへの命令内容>
全ウクライナの領土からロシア軍を追い出せ 対 ロシアへの領土割譲も前提にロシアとの停戦交渉を進めろ
<国家>イギリス(こちらが格上) 対 フランス・ドイツ・イタリア(こちらが格下)
<DS中堅幹部、各国の政治的指導者たち>
イギリスのジョンソン首相、トラス外相 対 フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相
<組織>NATO(こちらが格上) 対 EU(こちらが格下)
<ロシアエネルギー輸入へのスタンス>
断固輸入停止(停止しても困らない) 対 輸入継続(停止すると国家経済に大打撃)
かたせ2号です。
現状は、ナチス・ドイツのヒトラーがパリを占領していたころの勢力分布(対立構図)とほぼ同等であると判定します。
以上
【227】ドイツ・フランス・イタリア・ルーマニア首脳とウクライナのゼレンスキー大統領との会談(2022年6月16日)について解釈する
かたせ2号です。
表題の件についての見方について、まず、以下のツイート内容に賛同します。
ゆるふわあわよし虚仮の弥次郎兵衛さんのツイートから。
2022年6月17日配信
https://twitter.com/akaneKaihoh/status/1537481140503998464
(引用、一部補足開始)
2022年6月16日にキエフで開催された、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談。独ショルツ・仏マクロン・伊ドラギ各首脳が明言したのは、「ウクライナをEU加盟候補国として支持」だけ。長距離重火器の大量供与は明言しない。今回の「一緒」は三首脳会談が目的で、ドイツ・フランス・イタリアの国益の確保と損失防止、ウクライナ東部のロシア領有黙認の確認だろう。ウクライナ訪問は対外的なポーズで、ゼレンスキーを宥(なだ)めただけ。
以下、独ショルツ首相のツイート(2022年6月17日)から。
https://twitter.com/Bundeskanzler/status/1537454129676701697
「私たちは今日、明確なメッセージを持って キエフ に来ました。ウクライナはヨーロッパに属している。ドイツは、ウクライナをEU加盟候補国として支持する前向きな決定を望んでいる。」
(引用、一部補足終わり)
かたせ2号です。次に表題の会談に対する、私による解釈を以下に示します。ご参考ください。
もしもこの3首脳の訪問が、ブチャのプロパガンダがまだ通用していた2022年4月に行われていたら、私は次のように解釈していたでしょう。
「3首脳は、DS最高幹部(ジョージ・ソロス)の軍門に下った」と。
しかし、それから大きく状況が変わりました。
5月下旬から、対ウクライナ・ロシア戦線のDS最高指揮官は、ジョージ・ソロスからヘンリー・キッシンジャーに徐々に代わりつつあります。
ですので、独ショルツ・仏マクロン・伊ドラギ各首脳は、現在のゼレンスキー大統領(昔からいた喜劇役者だったゼレンスキーとはおそらく別人だとは思うが)に対して、こう説得しに行ったのでしょう。
「ゼレンスキーよ。もう、そろそろ、ジョージ・ソロスの代弁者(スピーカー)をするのは、やめにしたらどうかな? 私達3人は、DS内での上司を、横暴なジョージ・ソロスから、ヘンリー・キッシンジャーに切り替えたぞ。それに、クリミアを含むウクライナ全土からロシアを追い出す、というソロスの目論見は実現不可能だと、もうわかるだろ? おまえも、風向きの変化を感じとって動いたらどうだ?」
こんな感じだと思います。
ウクライナの首都・キエフで、ヘンリー・キッシンジャーがジョージ・ソロスを包囲しました。
以上
【226】2022年6月9日のアメリカ国防総省のウクライナ・バイオラボ声明の分析記事を紹介する
かたせ2号です。
ふじむら掲示板[346]でリンクの紹介をした記事について、以下に掲載します。
ご参考ください。
Mark Alan Pearceのツイートから。
https://twitter.com/PearceAlan1962/status/1535185309708722177
(引用開始)
昨日(2022年6月9日)発表された声明で、国防総省は、「大量破壊兵器」を世界から排除するプロジェクトの一環として、ウクライナに46のバイオラボがあることを認めています。
「ウクライナ、ロシア、その他の旧ソビエト連邦諸国との大量破壊兵器脅威削減努力に関するファクトシート」
https://www.defense.gov/News/Releases/Release/Article/3057517/fact-sheet-on-wmd-threat-reduction-efforts-with-ukraine-russia-and-other-former/
(引用終わり)
Bioclandestineのテレグラムから。
https://t.me/bioclandestine/336
(引用開始)(太字はかたせ2号による)
米国国防総省から上記の公式声明がリリースされた。
国防総省は、核兵器、化学兵器、生物兵器の世界的脅威を軽減するための輝かしい業績を列挙している。そしてウクライナは「核・化学・生物兵器開発計画を持っていない」ことを断固として主張する。しかし、ウクライナには確かに46のバイオラボがあるが、それらは「平和的」目的にのみ使用されていることも明らかにした。
この声明は明らかに、ウクライナにおける米国の生物学的活動に関する世界的な不信感と世論に対応するものである。私たちは、国防総省がパニックに陥り、損害賠償を請求するほどの騒音と意識を発生させたようだ。彼らは私たちの圧力の重さを感じているのだ。
この声明を発表したことで、多くのことが明らかになり、多くの道が開かれた。目に見えるものよりもずっと多くのものがある。
まず上記の国防総省の声明を読んでから、以下の考えを書いたスレッドを読んでみてください。(かたせ2号:国防総省声明の日本語訳(生物兵器部分の抜粋)をふじむら掲示板[345]に記載しているので、ご参考ください)
(1)
米国防総省は「46の平和的なウクライナの研究所に支援を提供してきた」と言っただけだ。しかし、最も重要なことは、国防総省が、ウクライナに研究所がないという西側メディア複合体全体が嘘をついていたことを確認したことだ。
私は、画期的な記事を正確に報道したために、複数のプラットフォームで検閲され、禁止され、西側メディア複合体全体から恥をかかされた。左翼だけでなく、保守派からもだ。ハニティ、ダン・クレンショウ、タッカーを除くフォックス・ニュースの全員が、狂った陰謀論のたわごとだと言った。しかし、彼らが存在しないと言っていた研究室は、実際にはすべて存在しているのだ。実際、私たちが当初知っていたよりも、もっとたくさんあったのだ。
(2)
この声明で見過ごせないのは、ロシアとアメリカの協力関係である。米国国防総省は、有害兵器を廃棄するためのロシアとの過去の協力関係や、平和的な生物学的研究でのロシアの科学者との協力について話している。
「何千人もの元ロシア生物兵器科学者が、ロシア政府の完全な承認を得て、公衆衛生目的の平和的生物学研究プロジェクトを実施すること。(この種のプロジェクトはロシアが今批判している他の旧ソ連諸国における生物学的研究プロジェクトと非常によく似ていた)」
ここでアメリカ国防総省は、ウクライナでの極悪非道な研究を正当化しようと、「昔、ロシア政府がこの研究をしていたから大丈夫だ」と主張している…。
つまり、
「研究所はない」
↓
「研究所はあるが有害な研究をしていない」
↓
「研究所は有害な研究をしていたかもしれないが、ロシアも昔はやっていたから、ロシアは我々を非難できない」といったことだ。
政府が言ったことは実のところこういうことなのだ。生物兵器をめぐってロシアと責任のなすりあいを行っている間に、世界中で何百万人もの人々が死に、世界は最悪の事態に陥っているのである。
(3)
この国防総省の声明は、オバマ、ヒラリー、ソロス、バイデン現大統領の生物兵器ネットワークに関する、ロシア軍から発信された疑惑を否定するものでもなく、むしろ彼らの立場を不安定にするものである。
国防総省は特に、ウクライナに生物兵器「プログラム」は存在しないと繰り返した。そんなことはない。
疑惑とは、米国の公式な生物兵器「プログラム」があるということではなく、
DNC(アメリカ民主党)とグローバル官僚がその地位を悪用して、米国の国防総省と行政機関の資金を彼らが所有する非政府財団に流し、その資金を洗浄/ロンダリングし、米国議会の監督範囲外で違法な研究を行うために、ウクライナに所有する政治の闇バイオラボ(ハンター・バイデン、メタビオタ)に送り、その研究を使って彼らが所有する大手製薬企業からキックバックを受けて自分たちを豊かにしたということである。
ロシア人は米国国防総省を直接非難しているのではなく、米国政府内の政治団体を非難している。彼らは国防総省を兵器化し、政府と非政府組織を利用して、政府非公認の秘密作戦で生物兵器を製造しているのだ。ロシアが非難しているのはアメリカ政府ではなく、ディープステートなのである。
(4)
米国国防総省がここで何を達成しようとしていたのかよく分からない。彼らがしたことは、研究所を取り巻く西側メディアと政府からのメッセージ全体が誤りであったことを証明し、生物兵器プログラムが存在しないことを明らかにしただけである。
どちらかと言えば、国防総省は自分たちの尻拭いをし、資金配分をコントロールしたディープステートと決別しようとしているように見える。
おそらくこれは、米軍が現職のポータスとディープステートの役者に牙をむくターニングポイントになるのだろう。
さて、私は企業用語に堪能で、国防総省で働いていたこともある。
この国防総省の声明の全体的なメッセージを平易な言葉で翻訳してみる。
「私たちは何もしていない!ここに、私たちが何十年にもわたって行ってきた良いことのリストがあるのだが、忘れていないか? 我々は平和的な研究を意図してこれらの国際的な研究所に資金を提供しているが、ロシア人が非難した他のすべての団体の行動を代弁することはできない。もし不正が行われていたとしても、それは私たちの仕業ではありません。」
ロシアは、国防総省の現在の最高司令官(とされる)バイデンが、生物兵器を作るこの計画を策定した4人(オバマ、ヒラリー、ソロス、バイデン)の主要な思想家の一人であると非難し、国防総省がその非難に反論をしなかったことを心に留めておいてほしい。
国防総省はロシアが主張する疑惑が虚偽であるとは言わず、国防総省はそのような疑惑に故意に関与していないと言っただけである。
実際、国防総省は、研究所が実在し、国防総省が疑惑以上の研究所に資金を送っていることを公にすることで、ロシアの立件を助け、左翼メディア全体を解体したのである。国防総省のこの声明は、バイデンや当時報道官だったジェン・プサキの声明と直接的に矛盾するのは言うまでもない。
彼女(プサキ)は、最高司令官の代わりに報道陣に語り、研究所は実在せず、すべてロシアと中国の陰謀論とプロパガンダだと述べた。
国防総省が最高司令官(バイデン)と矛盾している?
そんなのありか?
でも、最高司令官が「ウクライナにバイオラボはない」という真っ赤な嘘を押し通すと、むしろ擁護できなくなるのだろう。
特にロシアがバイオラボを爆破して占領し始めたら。
では、なぜバイデンはウクライナのバイオラボの存在について、何かを隠そうとしたのでなければ、嘘をついたのだろうか? 明らかにバイデンと左翼マシン全体がウクライナの生物学的活動を隠蔽しようとしているのだ。
ハンター・バイデンとローズモント・セネカ、ブラック・アンド・ヴィーチ、メタ ビオタ、ウクライナとの関わりを調べてみてください…
証拠は無視できなくなりつつあるが、ジョー・バイデンとDNC(アメリカ民主党)の上層部が大量殺戮のバイオテロリストであることは明らかである。
彼らの正体を暴くんだ。
(引用終わり)
以上
【225】2022年6月9日のアメリカ国防総省のウクライナ・バイオラボ声明の分析記事を紹介する(取り急ぎ)
かたせ2号です。
「ペンタゴンはウクライナに46のバイオラボがあることを認めています。
昨日(2022年6月9日)発表された声明で、国防総省は、「大量破壊兵器」を世界から排除するプロジェクトの一環として、ウクライナに46のバイオラボがあることを認めています。」
から始まる、分析紹介記事のリンクを以下にかかげます。
優れた分析だと考えます。よろしくご参考ください。
上記国防総省の声明は、やはり、キッシンジャーによるソロス追い落としの作戦だと、かたせ2号は考えます。以上、取り急ぎ。
ミユポワさんのツイートから。
2022年6月12日、6月13日。
(3つのツイートが連なっています)
https://twitter.com/miyupova17Z/status/1535999854413250561
https://twitter.com/miyupova17Z/status/1536003315120877569
https://twitter.com/miyupova17Z/status/1536004264795176961
以上
【224】なぜ今頃、アメリカ国防総省は、ウクライナの生物兵器のことに触れたのか?
かたせ2号です。
最初に、J satoさんのツイートから。
2022年6月10日
https://twitter.com/j_sato/status/1535125682266681344
(引用開始)
アメリカ国防総省が、ソ連崩壊後のウクライナ等での核/化学/生物兵器の縮小についてのファクトシート発表(2022年6月9日)
https://defense.gov/News/Releases/Release/Article/3057517/fact-sheet-on-wmd-threat-reduction-efforts-with-ukraine-russia-and-other-former/
核兵器は廃棄数の記載があるが、生物兵器については「ウクライナの安全を守るために過去20年間で46の研究所、保健施設、疾病診断施設を支援」
アメリカ国防総省はウクライナ人の健康・疾病に超高関心(笑)
(引用終わり)
かたせ2号です。
私の直感に過ぎないので申し訳ないですが、このアメリカ国防総省の発表について。
いまごろに発表された意図としては、キッシンジャーによるジョージ・ソロスへのソフトな脅し(おどし)だと考えます。
「ジョージ・ソロスよ。もう手を引け。さもなくば、ウクライナの生物兵器研究でのおまえの行状がいずれバラされて、おまえの慈善活動家としての名声も地に堕ちるぞ」というメッセージではないか、と考えます。
すでに、2022年5月11日のタス通信で、以下のことがバラされています。
「ジョージ・ソロスはウクライナの軍事・生物学研究の主要なスポンサーであり、ビッグ・ファーマ(ビッグ・ファーマとは世界最大の製薬会社の慣用名)のロビイストである」
そのことも考慮に入れると、今回の国防総省の発表でソロスも相当、追い詰められていると考えます。
最後に、かたせ2号が参考にした二つの文書を以下に引用しておきます。
「過去20年間で46のウクライナの平和研究所、保健施設、疾病診断施設に支援を提供してきました。」とアメリカ政府が認めた事実は重たい。
アメリカ国防総省が、ソ連崩壊後のウクライナ等での核/化学/生物兵器の縮小についてのファクトシート発表(2022年6月9日)
https://defense.gov/News/Releases/Release/Article/3057517/fact-sheet-on-wmd-threat-reduction-efforts-with-ukraine-russia-and-other-former/
(生物兵器に関する部分を抜粋開始)
ウクライナ
ウクライナには核兵器、化学兵器、生物兵器の計画はない。 2022年3月11日と18日、国連(UN)の中満泉軍縮担当上級代表は、同様に、国連はウクライナの生物兵器プログラムを認識していないと述べた。これらのコメントは、2022年5月13日、国連軍縮担当副高等代表によって再度表明された。
今日、ウクライナにおける協力関係は、核・放射性物質の安全・安心、疾病監視、化学物質の安全・安心、COVID―19などの疫病・パンデミックへの対応態勢を改善するための平和的努力であり続けています。
こうした協力関係の多くは多国間で行われており、G7が主導する「大量破壊兵器・物質の拡散に対抗するグローバル・パートナーシップ」や国際原子力機関(IAEA)、世界保健機関(WHO)、OPCW、その他の国連専門機関も関与しています。
ウクライナは、透明性を高め、核不拡散と世界の健康安全保障の規範を推進するリーダー的存在になっています。 例えば、2021年12月、ウクライナは公衆衛生上の緊急事態を予防、探知し、迅速に対応する能力について、WHO主導の自主的な外部評価を完了しました。
ウクライナに生物兵器は存在しない
1991年のソ連解体時、生物兵器禁止条約(BWC)の締約国でありながら、ソ連の後継国の多くに数万人の従業員を抱える数十の研究・開発・生産施設からなる大規模かつ高度な生物兵器プログラムを持っていた。
BWCに違反して、このソ連の兵器群は、炭疽菌、ペスト、天然痘の兵器化を含む、植物、動物、人間に対する兵器として使用するための広範な生物病原体の開発を行った。
一方、他のヨーロッパ諸国や米国は、BWCの義務に従って生物兵器の開発プログラムを持っていなかった。 ソ連が崩壊したとき、カザフスタンやウズベキスタンなど新たに独立した国家には、盗難、誤用、安全でない取り扱いや保管に脆弱な生物兵器プログラムの施設、設備、資材が残されたままであった。米国国防総省と国務省は、こうした旧ソ連の兵器施設を平和的な公衆衛生施設に移行させるためのプログラムに資金を提供した。
米国は、国際的な協力関係を通じて、旧ソビエト連邦全域で他の生物学的脅威にも対処してきた。生物学、生物防衛、公衆衛生、および関連分野の専門家が、米国政府全体から参加しました。こうした取り組みにより、安全、セキュリティ、不拡散、透明性に関する国際的な規範に則って、疾病監視が進み、旧ソ連の科学者と世界の科学者の間で平和的な生物学研究協力が強化された。
米国はまた、ウクライナの生物学的安全性、セキュリティ、ヒトと動物の健康のための疾病監視を改善するために協力し、過去20年間で46のウクライナの平和研究所、保健施設、疾病診断施設に支援を提供してきました。 この協力プログラムは、核不拡散との関連で、公衆衛生と農業安全対策を改善することに重点を置いている。
このような研究は、WHOやOIE(世界動物衛生機関)などの外部組織と連携して行われることが多く、より安全で効果的な病気の監視や発見に繋がっています。ウクライナの科学者は、研究成果の出版、国際的な同僚や多国間組織との連携、研究成果や公衆衛生に関する知見の幅広い配布において、国際的なベストプラクティスや規範に沿った行動を取っています。
ウクライナは公衆衛生研究所と関連インフラを所有、運営しており、米国はこのインフラを支援するために協力、連携、支援を提供できることを誇りに思っている。 これらの施設は、世界中の他の州や地域の公衆衛生研究所や研究所のように運営されています。 さらに、米国が提供するすべての機器やトレーニングは、米国の輸出管理プロセス、監査、取得に関する法律や規制の対象となり、透明性と国内法および国際法の遵守が保証されています。
この支援は、COVID―19対応を含むウクライナの感染症発生の検知と報告に対する準備と対応努力を直接的かつ測定可能に改善し、このパートナーシップから生じた他の多くの利益に加えて、同国の食糧供給を保護するのに役立っています。
(生物兵器に関する部分を抜粋終わり)
かたせ2号です。続いて2番目の文章を紹介します。
明日のかたちさんのNOTEから。
記事名:ファイザーとモデルナが、ウクライナにおける米国の軍事・生物学的活動に関与
2022年5月12日配信
https://note.com/np1j2/n/ne77cae33be76
(引用開始)
© ロシア国防省/TASS
タス通信 モスコー、2022年5月11日。
コロナウイルス・ワクチンメーカーのファイザーとモデルナは、ウクライナにおける米国の軍事・生物学的活動に関与している。ロシア軍の放射線・化学・生物兵器防衛隊(RCDS)の隊長であるイゴール・キリロフが2022年5月2日、このように述べた。
ウクライナにおける米国の軍事・生物学的活動のイデオロギー論者は、民主党の指導者であると指摘した。連邦予算から直接、軍事・生物学研究に資金を供給するための法的枠組みは、米国の行政当局によって形成されたとキリロフ氏は言う。特に、傘下の非政府組織からの資金が集まった。「ファイザー、モデナ、メルクなどの大手製薬会社や、米軍部傘下のギリアド社がこのスキームに関与している」とキリロフ氏は述べた。
CBRNチーフによると、米国の専門家は国際的な安全基準を回避して新しい医療用医薬品のテストに取り組んでいるという。「その結果、欧米企業は研究プログラムのコストを大幅に削減し、大きな競争力を獲得することができる」と強調した。
さらにキリロフ氏は、民主党の指導者たちは、非政府のバイオテクノロジー組織のプログラムに参加することで、選挙運動のための追加的な財政収入を得ている、と付け加えた。また、金銭の分配も隠すことができました。
CBRN部隊長のプレゼンによると、バラク・オバマは2005年にウクライナと提携し、同国で生物兵器プログラムを立ち上げたという。ヒラリー・クリントンは、米国の生物学的脅威に対抗する戦略を開始し、デュアルユース研究の合法化を促進したとされ、ジョー・バイデンは軍事生物学プログラムの実行者の活動を調整し、ウクライナでの金融詐欺に関与したとされている。
「ジョージ・ソロスはウクライナの軍事・生物学研究の主要なスポンサーであり、ビッグ・ファーマ(ビッグ・ファーマとは世界最大の製薬会社の慣用名-タス注)のロビイストである」とプレゼンは述べています。
ウクライナの国家機構
「米国の製薬会社や国防総省の請負業者とともに、ウクライナの国家機関が軍事生物学的活動に関与しており、その主な任務は、違法行為の隠蔽、実地および臨床試験の実施、必要な生体材料の提供である」とキリロフ氏は語った。
CBRNチーフによると、米国国防総省は生物兵器の分野だけでなく、抗生物質耐性や特定地域の住民に特定の病気に対する抗体が存在するなどの情報を得るために、研究能力を大幅に拡大したという。これには、多国籍企業の施設と、実質的に国際的に管理されていない実験場が使われています。
FRGとポーランドによる軍事生物学プロジェクト
また、ドイツとポーランドがウクライナの領土で軍事・生物学プロジェクトを実施していると述べた。米国だけでなく、NATOの同盟国の多くがウクライナ領内で軍事・生物学的プロジェクトを実施していることに留意すべきである」。ドイツの指導者は、2013年からワシントンから独立した国家バイオセキュリティープログラムを開始することを決定した。<...> 2016年から2019年の間だけでも、ウクライナの25の地域に住む市民の3.5千の血液血清サンプルが、連邦軍微生物学研究所の軍の疫学者によって採取されたことが、新しい文書で明らかになりました」と述べています。
キリロフは、この国の領土における研究の軍事的指向は、連邦軍の軍用疫学者の関与によって確認されると述べた。「連邦軍に従属する機関が関与していることから、ウクライナの研究所で行われている生物学的研究の軍事的志向が確認され、ドイツ軍がウクライナ国民の生体材料を収集する際に追求した目標に疑問を投げかける」と説明した。
ドイツ側では、ドイツ軍微生物学研究所、ロバート・コッホ研究所、レフラー研究所、B・ノッホ熱帯医学研究所がこのプログラムに参加しているとキリロフ氏は述べた。
RCHBの部隊長は、受け取った文書は、ウクライナの生物学的研究所の活動へのポーランドの関与も示していると付け加えた。"ポーランド獣医学研究所が、ウクライナにおける狂犬病ウイルスの疫学的脅威と蔓延の評価を目的とした研究に関与していたことが確認された"。― 注目すべきは、これらの研究が、米国防総省の重要な契約先の一つである米国のバッテル研究所と共同で行われたことだ。
キリロフ氏は、ポーランドがリヴィウ医科大学に資金援助している証拠書類も報告した。この大学には、米軍の生物学的プロジェクトに参加している疫学・衛生学の研究所がある。"同組織は2002年から、デュアルユースの材料や技術を扱う経験のある専門家の再教育プログラムを実施している。
生物兵器開発現場
また、キリロフ氏は、ウクライナは西側諸国が生物兵器の部品を開発し、医薬品の新しいサンプルをテストするための実験場であるとも述べている。
「以前、我々は、米国によるウクライナの生物学研究所および研究機関の活動の調整のスキームを提供しました。その予備的な分析によると、実際、ウクライナは生物兵器の部品開発や新しいサンプルの医薬品のテストの場であると結論づけることができる。ロシア国防省は何とか当該スキームを明らかにすることができた」と述べた。
キリロフは、ウクライナにおける米国の軍事・生物学的活動に関する文書の検討結果についてのブリーフィングで、「生物兵器」という言葉が何を包含しているのかを説明した。
キエフに高危険度微生物の中央保管庫を設置する "というアイデアの考案者である、脅威削減協力プログラムのディレクター、ロバート・ポープ氏についてはすでに述べたとおりです。2022年4月10日付の声明で、ポープは「ウクライナで生物兵器開発に関する研究が行われていることを示唆する証拠はない」とCBRN責任者は振り返った。- 以前、彼は「アメリカはウクライナと協力し始めた当初、生物兵器を発見していなかったし、今も発見していない」と主張した。また、ウクライナには生物兵器を開発・製造するためのインフラがない。
教皇の言葉について、キリロフは、「生物兵器」という言葉には、病原性微生物や毒素を含む生物製剤や、その運搬・使用手段も含まれる、と振り返った。ウクライナの医療では、HIV、ポリオ、はしか、肝炎など社会的に重要な病気が優先されますが、「米国のお客様は、コレラ、野兎病、ペスト、ハンタウイルスなど、全く異なる名称の病気に関心を持っています」。
バイオ兵器について
生物兵器または細菌兵器とは、病原性微生物(バクテリア、ウイルス、菌類)およびそれらが作り出す毒素を基にした大量破壊兵器のことである。生物兵器には、砲弾、地雷、空中から散布する特殊な容器、航空爆弾、感染性物質を含むエアロゾルを空中から散布する装置など、感染性物質を使用場所まで運搬する手段も含まれます。
現在、少なくとも30カ国が本格的な生物兵器やその主要な部品を製造する能力を有しているが、その使用や開発は、183カ国が発効している生物兵器禁止条約に反するものである。
(引用終わり)
以上