ふじむら掲示板

副島系掲示板の"補集合"としての役割
かたせ2号 投稿日:2022/10/15 07:42

【360】CNN記事(英語版)を翻訳して、掲載する。そして最後に少しだけコメントする。

かたせ2号です。

星崎連維さんのツイート(2022年10月14日)
https://twitter.com/rennstars/status/1580923707270496257
【CNNの日本語記事、英語記事にある肝心の「例の馬鹿和平案を罵倒されて以後ウクライナ前線でStarlinkが突然全面停止したりしている」「そもそも端末の85%は米国他政府が払ってる」をまるっと省略してるの何で?
イーロン・マスクもStarlinkも慈善事業じゃないから残当みたいな論調ばかりが日本語で流れてきてすげー違和感あったんだが、CNNの日本語記事自体から「いや米国かなり払っとるで」「ほーん、で、突然作戦区域で通信止めたの無関係?」が略されてるとは思わなんだよ。】

かたせ2号です。
上記の通り、CNNの日本語記事では、英語記事の重要な情報が抜け落ちています。
ですので、以下に、CNN英語記事の日本語訳を引用します。
長文となりますが、ご参考ください。

記事名:(独占記事)イーロン・マスク氏のスペースX社は、ウクライナの重要な衛星サービスに対する支払いができなくなり、ペンタゴンにツケを払うよう要求している。
(2022年10月14日 20:16(日本時間)に更新された記事)
https://edition.cnn.com/2022/10/13/politics/elon-musk-spacex-starlink-ukraine/index.html

(翻訳文引用開始)
昨年(2021年)の春にウクライナに到着して以来、イーロン・マスクのスペースX社が製造したスターリンク衛星インターネット端末は、ウクライナ軍にとって不可欠な通信源となっている。ロシアとの戦争で携帯電話やインターネット網が破壊されても、戦闘と接続を可能にする。
これまでにおよそ2万個のスターリンク衛星がウクライナに寄贈され、マスク氏は金曜日(2022年10月14日)に「この作戦にはスペースX社が8000万ドルかかり、年内(2022年)には1億ドルを超えるだろう」とツイートしている。
しかし、SpaceX社は国防総省に、米軍が毎月数千万ドルを負担しなければウクライナのサービスへの資金提供を停止する可能性があると警告しており、これらの慈善事業には終わりが来る可能性がある。
CNNが入手した文書によると、マスク氏のスペースX社は先月(2022年9月)、国防総省に書簡を送り、スターリンク・サービスにこれまで通り資金を提供することはもうできない、と述べたという。書簡では、ウクライナ政府と軍がスターリンクを利用するための資金を国防総省が引き受けることも要求しており、スペースX社の主張によると、今年いっぱいは1億2000万ドル以上、今後12カ月で4億ドル近くかかる可能性があるという。
SpaceX社の政府販売担当役員は2022年9月の手紙の中で、「ウクライナにさらに端末を寄贈したり、既存の端末に無期限で資金を提供する立場にはない」と国防総省に記している。
CNNが入手した、国防総省に送られたスペースX社の文書の中には、ウクライナ軍司令官バレリー・ザルジニー将軍が7月にマスク氏に行った、約8000台のスターリンク端末の追加要求という、これまで報道されていなかったものが含まれている。
SpaceX社のために働く外部コンサルタントは、国防総省への別の書簡で、「SpaceX社はここで恐ろしく難しい決断を迫られています。私は、ザルジニー将軍が要求したような追加の端末やサービスを提供する財務的能力があるとは思えない “と書いています。
これまで報告されていなかったこの文書は、スターリンクに関してSpaceX社自身が内部で把握している数値の、珍しい内訳を提供し、ウクライナの数千の端末に関連するコストと支払いを詳述している。また、キエフにほとんどコストをかけずにウクライナに何百万ドルもの通信ハードウェアとサービスを提供した舞台裏の交渉にも新たな光が当てられている。
ウクライナのスターリンクのツケを国防総省に求めるにあたり、マスク氏は金曜日(2022年10月14日)、今月初め(2022年10月4日)のマスク氏のウクライナ和平案に対して、”Fuck off”(消え失せろ)と応じたウクライナの、ある外交官の助言に従った、と述べた。
その、ウクライナの駐ドイツ大使アンドレイ・メルニクは、今月初め、ロシアのウクライナ戦争に対するマスクの主張する平和計画に対して、こう返答している。「Fukc off、があなた(マスク氏)への私の非常に外交的な意見です」
スペースX社が国防総省に送った手紙は、ツイッターでのやりとりの前に送られていたにもかかわらず、CNNの報道とメルニク氏のコメントに言及したツイートに対して、マスク氏は金曜日に「我々は彼の推薦に従っただけだ」と述べた。

<停電の報告>
この手紙は、ウクライナ軍が同国の東部と南部でロシアに占領された土地を奪還しようとする中、スターリンクが広範囲にわたって機能停止しているという最近の報告の中で出されたものだ。
停電に詳しい情報筋によると、2022年9月30日に突然、前線全体に影響が及んだという。「ウクライナ軍がその前線を押し通すためのあらゆる努力に影響を与えた」と、停電に詳しいある人物はCNNに機密情報を話すために匿名を条件に語った。「スターリンクは、戦場のユニットが通信するための主要な手段なのです」。
ウクライナ軍への警告はなかったと2番目の人物が言い、現在ウクライナが地域を解放する際には、スターリンクのサービスをオンにするよう要請する必要があると付け加えた。
フィナンシャル・タイムズ紙は、ウクライナ高官の話として、「壊滅的な」通信の喪失をもたらした停電を最初に報じた。この記事に反応したツイートで、マスク氏は、戦場で起きていることは機密事項であると述べ、停電に異議を唱えなかった。
スペースX社がスターリンクへの資金提供を停止することを示唆したのは、マスク氏の忠誠心をめぐるウクライナでの懸念が高まっているためでもある。マスク氏は最近、ウクライナにクリミアと東部のルハンスク、ドネツク両地域の支配を放棄させるという物議を醸す和平案をツイートした。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、マスクは誰の味方なのかと問題提起した後、彼は「今でもウクライナを非常に支持している」と答えたが、「大規模な事態の深刻化を危惧している」とも述べた。
また、マスク氏が先月(2022年9)、私的な席で、ウクライナは今すぐ和平交渉を望んでおらず、もし彼らが自分の計画に従えば、「ロシアはその条件を受け入れるだろう」と主張したと、それを聞いた人が述べている。
「ウクライナは、現在の政府と戦時中の取り組みがスターリンクに完全に依存していることを知っている」と、この議論に詳しい人物は述べた。「スターリンクを稼働させ続けるかどうかの判断は、ある一人の男の手に完全に委ねられている。それはイーロン・マスクだ。彼は選挙で選ばれたわけでもなく、誰も彼にその権力を与えると決めたわけでもない。彼が持っているのは、彼が築いた技術と会社のおかげです。」
火曜日(2022年10月11日)、マスク氏はウクライナについてプーチンと直接話したという報道を否定した。木曜日(2022年10月13日)、ウクライナの大臣が「スターリンクはウクライナのインフラに不可欠だ」とツイートすると、マスク氏はこう返した。「どういたしまして。ウクライナをサポートできて嬉しい。」

<英雄のように見える胆力>
戦争が始まって7ヶ月以上経ちますが、スターリンクがウクライナに与えた影響を過大評価することは難しい。キエフの政府、ウクライナ軍、そしてNGOや民間人は、SpaceX社が作った軽快でコンパクトで使いやすいユニットに信頼を寄せています。音声や電子通信だけでなく、ドローンを飛ばしたり、砲撃を修正するためのビデオを送り返したりするのにも使われている。
CNNは、多数のウクライナの基地で使用されているのを確認している。
「ロシアはウクライナの通信インフラをターゲットにしているので、スターリンクは絶対に欠かせない」と、シンクタンクSilverado Policy Acceleratorの共同設立者であるディミトリ・アルペロビッチ氏は述べた。「それがなければ、多くの場合、彼らは本当に盲目的に活動していることになります」。
マスク氏は、戦争が始まった直後、ウクライナへのスターリンクサービスの要請に応じたことで、広く称賛と感謝を受けたが、ペンタゴンへのスペースXの書簡によると、実際には、2万台の端末の大部分は、米国政府、英国、ポーランドなどの外部から全額または一部の資金提供を受けてきた。
SpaceX社が米軍に負担を求めたことで、ペンタゴンの上層部は激怒している。ある国防省高官はCNNに、SpaceX社は他者に多額の負担をさせながら「英雄のように見える胆力」を持ち、今では月数千万ドルの請求書を突き付けていると語った。
SpaceX社が国防総省と共有した数字によると、ウクライナにある2万台の端末のうち約85%は、アメリカやポーランドなどの国や他の団体が支払った、あるいは部分的に支払ったものであることが判明した。これらの団体は、インターネット接続の約30%も支払っており、スペースXによれば、最も高度なサービスで1台あたり毎月4,500ドルかかるという。(週末、マスク氏はウクライナに約25,000台の端末があるとツイートしている)。
ウクライナのザルジニー司令官は2022年7月のマスク氏への書簡で、スターリンクユニットの「卓越した実用性」を賞賛し、約4000台の端末が軍によって配備されていると述べた。しかし、毎月約500台の端末が戦闘で破壊されているとざるジニー氏は述べ、その損失を相殺するためにウクライナ軍と情報機関用に6,200台、今後毎月500台の端末を追加するよう要請したのである。
SpaceX社はこれに対し、ザルジニー氏に、代わりに国防総省への要望を取り上げてくれるよう依頼したという。
2022年9月8日、SpaceX社の政府販売担当上級役員は、コストが高くなりすぎて1億ドルに近づいていると国防総省に手紙を出した。この関係者は、ウクライナの新たな要求と、継続的なサービスコスト、2022年の残りの期間、合計1億2400万ドルを国防総省に取り上げるよう要請した。
防衛省高官によると、これらの費用は通年で3億8000万ドル近くに達するという。
スペースX社は、今回の故障と国防総省への最近の要請の両方について、コメントの再要請を拒否した。マスク氏の弁護士は、コメントを求めたが返答がなかった。国防総省のボブ・ディッチー報道官はCNNに対し、「ロシアの残忍でいわれのない侵略を撃退するウクライナ軍のために、産業界と協力して解決策を模索し続けている。現時点では他に付け加えることはない。」 と述べた。

<コストの内訳>
ワシントンポストによると、米国は国際開発庁(USAID)を通じてStarlinkへの初期の支援を行い、ウクライナのハードウェアとサービスに約300万ドルを費やしたという。今回入手した文書によると、端末を提供した最大の国はポーランドで、約9000台の端末を個別に購入した。
米国は1,700台近くの端末を提供しています。その他、英国、NGO、クラウドファンディングなどが貢献している。
しかし、はるかに高価なのは、継続的な接続性である。SpaceX社によると、ウクライナに提供されたサービスの約70%を負担し、大半は月500ドルの安価なサービスにしかサインしていないにもかかわらず、ウクライナのすべての端末に最高レベルの月4500ドルを提供したと主張しています。
端末自体の価格は、ウクライナに送られた2機種が1500ドル、2500ドルであるのに対し、スターリンク社のウェブサイトに掲載されている消費者向けモデルははるかに安く、ウクライナでのサービスは月額わずか60ドルだと文書には書かれている。
これは、SpaceX社が国防総省に支払ってもらう必要があると言っているサービス料金のわずか1.3%に過ぎない。
「彼は政府からお金を得ようとしている、あるいはただ『もうこれに関わりたくない』と言おうとしていると言えるでしょう」と、ウクライナのスターリンクに対する要求をよく知る人物は言う。最近の障害と、予測不可能なことをするマスク氏の評判を考えると、「ウクライナ側の感情は本当に高まっている」とこの人物は言った。
マスク氏は、株式非公開のSpaceX社の筆頭株主である。2022年5月、スペースXは評価額が1270億ドルに上昇したことを明らかにし、今年に入って20億ドルを調達したとCNBCは報じている。
先週、マスク氏は、一連のツイートで戦争を終わらせるための平和計画を提示した後、Twitterで批判に直面した(ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領も含めて)。クリミアをロシアに返還し、ロシアが最近不法に併合した4つの地域で、今度は国連の監督下で住民投票をやり直すというものだ。
これは、先月(2022年9月)コロラド州アスペンで開かれた「The Weekend」と呼ばれる非公開の高級会議で、マスク氏が出席者を前に「ウクライナは最近勝利を収めたので、今和平を求めるべきだ」と述べたのと同じ内容だった。
「今がその時だ。彼らはそれを望んでいない、それは確かだ。しかし、今がその時なのだ」と語ったと、会場の関係者が語っている。「みんな負けているときは平和を求めたがるが、勝っているときは平和を求めようとしない。今のところはね。」
(翻訳文引用終わり)

かたせ2号です。
私は、最後のパラグラフにある、
先月(2022年9月)のイーロン・マスク発言「(ウクライナにとって)今がその(和平の)時だ。彼らはそれを望んでいない、それは確かだ。しかし、今がその時なのだ」「みんな負けているときは平和を求めたがるが、勝っているときは平和を求めようとしない。今のところはね。」
が一番重要だと考えます。

本当は、単なる金勘定の話だけで、イーロン・マスクは動いていないのです。

いずれ、この話題は、
「ウクライナ政府(およびNATO)は、イーロン・マスクが2022年10月4日に提示した和平条件をベースにして、ロシアと和平交渉にのぞむか」という議題にすり替わっていくでしょう。
ヘンリー・キッシンジャーは、自分自身のアイデアを、まだ諦めていなかったのです。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/14 18:41

【359】イーロン・マスクがCNNの報道内容を認めた。

かたせ2号です。
本日(2022年10月14日)の午後4時14分(日本時間)に、イーロンマスクは、(私がふじむら掲示板[491]で引用した)CNNの報道内容を認めました。

取り急ぎ、イーロン・マスクのツイートを引用しておきます。

Jason Jay Smartlのツイート (2022年10月14日午後1時47分(日本時間))
https://twitter.com/officejjsmart/status/1580782290849759232
【Elon Musk’s Starlink says it can no longer afford to give Ukraine free service and asks the Pentagon to pay for it. Starlink had been a game changer in the war.
This comes days after Ukrainian Ambassador @MelnykAndrij told Musk to “fuck off.”
(日本語訳)
イーロン・マスクのスターリンクは、ウクライナに無料サービスを提供する余裕がなくなり、ペンタゴンに支払いを求めると発言している。これまでスターリンクは、戦争における流れを変えるような存在であった。
この発言は、ウクライナ大使のメルニク・アンドリーがマスクに "fuck off(消え失せろ) "と言い放った数日後の発言である。】


上記ツイートへのイーロン・マスクのリプライ(2022年10月14日午後4時14分(日本時間))
https://twitter.com/elonmusk/status/1580819437824839681
【We’re just following his recommendation.
(日本語訳)
私たちは、彼(ウクライナ大使メルニク・アンドリー)の提案に従っているだけなのです。】

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/14 12:12

【358】CNN「ウクライナに提供のスターリンク、米国防総省の拠出なければサービス中止も。スペースXが要請」

かたせ2号です。
取り急ぎ、表題記事を引用しておきます。
イーロン・マスクの言動の首尾一貫性を前提にして(信じて)考えてよいことが判明したので、私としては、これで一安心です。

CNNサイトから。
記事名:ウクライナに提供のスターリンク、米国防総省の拠出なければサービス中止も スペースXが要請
本日(2022年10月14日)、午前11時2分(日本時間)配信

(記事引用開始)
イーロン・マスク氏率いる米スペースXの衛星インターネット端末「スターリンク」は、今年(2022年)春、ウクライナに届いた時からウクライナ軍にとって欠かせない通信手段だった。ロシアとの戦争で携帯電話やインターネットのネットワークが破壊されても、スターリンクのおかげで戦闘を続け、つながり続けることができていた。
スターリンクの衛星端末はこれまでに約2万台がウクライナに寄付されており、マスク氏は2022年10月7日、「運用のためにスペースXが負担した経費は8000万ドル、年末までに1億ドルを超す」とツイートした。
だが、そうした慈善事業は打ち切りになるかもしれない。CNNが入手した文書によると、スペースXは米国防総省に対し、米軍が月額数千万ドルを拠出しなければ、ウクライナでのサービスに対する資金提供は中止する可能性があると通告した。
スペースXは先月(2022年9月)、国防総省に宛てた書簡の中で、スターリンクのサービスに対する現状のような資金拠出は継続できなくなったと説明。ウクライナ政府と軍がスターリンクを使うために、米国防総省が拠出を引き継ぐよう申し入れた。スペースXによると、経費は年内(2022年内)に1億2000万ドル以上、次の1年(2023年)で約4億ドルに上る。
「我々はウクライナへの端末にこれ以上寄付すべき立場にはなく、既存の端末のために無期限で資金を提供すべき立場にもない」。スペースXは書簡にそう記していた。
スペースXが国防総省に送った文書の中には、7月にウクライナ軍のバレリー・ザルジニー総司令官がマスク氏に対し、さらに約8000台のスターリンク端末を求めた内容もあった。
スペースXの外部コンサルタントは別の書簡で「同社には、ザルジニー総司令官の要請に従って追加の端末やサービスを提供する財政的な能力はないと考える」としている。
(記事引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/14 07:49

【357】追加情報

かたせ2号です。

藤原直哉ツイート(2022年10月14日、タス通信報道)
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1580680488309882880
【ポーランド政府は、米国SpaceX社が製造したスターリンク衛星通信システムの端末150台をウクライナに引き渡し、ハリコフ地方に配備したと、ウクライナ副首相兼デジタル変革大臣Mykhailo Fyodorovが発表した。】

かたせ2号です。
ただし、
ウクライナの大臣の上記コメントと、今ここで取り上げている話題は関係ない。
もともと、スターリンクの端末がウクライナ軍で不足しているという問題ではないので。

今後も情報を追っていきます。

(ご参考)
「ね」か「わ」か最後までわからないという動画。(26秒)
https://www.youtube.com/watch?v=vF_AEifq9eE”>

かたせ2号 投稿日:2022/10/13 21:54

【356】新しい情報をさきほど見つけたので、記録しておく。

かたせ2号です。

さきほど、新しい情報を見つけたので、以下、記録しておく。
ロシア系情報サイトSputnikが、最高機密をそれとなく世界中に発信している(暴露する)パターンかもしれないので。

以下、Sputnik記事の一部を引用する。なお、記事本文は、私(かたせ2号)が、この掲示板に記載した内容と大きく変わらない。

Sputinikサイトから。
記事名:イーロン・マスクのスターリンクが日本でサービス開始 ウクライナは落胆
(2022年10月13日, 16:29) (更新: 2022年10月13日, 20:49)
https://sputniknews.jp/20221013/13324910.html

(ウクライナに関係する部分のみ引用開始)
スターリンクをめぐる最近のスキャンダルは、フィナンシャル・タイムズの記事がきっかけで起こったものである。フィナンシャル・タイムズは、ウクライナの政府関係者からの言葉として、ウクライナ軍が使用しているスターリンクのシステムがロシアの特殊作戦の実施地域で故障し始めたと伝えたのだが、これはイーロン・マスク氏がロシアを助けるために、ウクライナに故意的に通信網を設置したのだと非難されたのである。
マスク氏自身は、戦地で起こっていることは極秘情報だとして、コメントを差し控えている。
またフィナンシャル・タイムズは、スターリンクの通信の保証には8千万ドルがかかっており、年末には1億ドルを超えるだろうと付け加えている。
これより前、米宇宙軍のジョン・レイモンド作戦部長は、スターリンクの衛星がウクライナ軍の兵器の誘導や諜報活動のための活動を行なっていると認める発言をしている。
(ウクライナに関係する部分のみ引用終わり)

かたせ2号です。
私がふじむら掲示板[487]で示したイーロン・マスクのツイートの後にもかかわらず、この記事をSputnikが出してきた意味は、重たい。
また、記事本文ではウクライナに関する内容はごくわずかの割合なのに、記事タイトルで、ウクライナは落胆とわざわざ追記しているのも異様である。
この記事はスターリンクに「ウクライナが落胆」する現状が、2022年10月13日現在も続いていることを、それとなく世界への伝えたいのだと、私は解釈する。
すなわち、スターリンクを一番必要とする地域で、ウクライナ軍はいまだスターリンクを使えていないということを伝えたい記事なのだろう。

Sputinikさん、この解釈で合ってますか?

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/13 20:37

【355】本日(2022年10月13日)は、静かな一日だった。(ウクライナ・ロシア間の戦闘)

かたせ2号です。
本日は、大きな戦闘(もしくはテロ行為)のニュースがなかった。

ニュースといえば、ロイターは相変わらずこの件を一切無視だが、イーロン・マスクの以下のツイートくらいだ。

ミハイロ・フェドロフ(Mykhailo Fedorov)ウクライナ副首相兼デジタル改革担当大臣のツイート(2022年10月13日)
https://twitter.com/FedorovMykhailo/status/1580275214272802817
【Over 100 cruise missiles attacked ua energy and communications infrastructure. But with Starlink we quickly restored the connection in critical areas. Starlink continues to be an essential part of critical infrastructure.
(日本語訳)
100発以上の巡航ミサイルが、ウクライナのエネルギーと通信インフラを攻撃しました。しかし、スターリンクのおかげで、重要なエリアでの接続を迅速に回復することができました。スターリンクは、これからも重要なインフラに欠かせない存在です。】

これに対するイーロン・マスクのリプライ(2022年10月13日)
https://twitter.com/elonmusk/status/1580275534696951809
【You’re most welcome. Glad to support Ukraine.
(日本語訳)
どういたしまして。ウクライナをサポートできてうれしいです。】

かたせ2号です。
というわけで、ウクライナ全土でスターリンクが使えないということではなかったようだ。

残るは、ウクライナ軍の戦闘の最前線(ロシア軍が占領してきた地域)で、ウクライナ軍がスターリンクを今後、使えるのかどうかが問題となる。
FT紙の記事(2022年10月8日)の内容、およびイーロン・マスクの言動の首尾一貫性を前提とする(=信じる)ならば、上記のような地域ではスターリンクをウクライナ軍は使えないはずだ。

これ以上のことはわからないので、今後の新情報が出てくるのを待ちます。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/13 06:59

【354】イーロン・マスクの写真がオデッサのポスターから削除された。

かたせ2号です。

うなぎ総統のツイート(2022年10月12日)
https://twitter.com/hmamada/status/1580178284918509569
【偶像の崩壊: イーロン・マスクは、紛争の激化を恐れて、スターリンクの射程をウクライナに拡大することを拒否し、彼の写真はオデッサのポスターから削除された (あるいはロシア軍がスターリンクを妨害しました)、とにかく彼は取り除かれました。】

AZさんのツイート(2022年10月12日)
https://twitter.com/AZgeopolitics/status/1580176537500135424
【The fall of the idol: Elon Musk refused to expand the Starlink range to Ukraine for fear of an escalation of the conflict, his photos are removed from posters in Odessa(although some information come that Russian Army jammed his Starlink),anyway he is removed
(イーロン・マスクの写真が削除される動画あり)】

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/11 21:02

【353】ロシア系情報:スターリンクの不具合でウクライナ軍に大損害

かたせ2号です。
藤原直哉のツイート(2022年10月10日)を紹介する。
(藤原直哉さんへ。貴重な情報をありがとうございます。)
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1579378972491935746

【ロシア系情報サイト、プラウダの記事(2022年10月10日付け)から。
記事名:スターリンクの不具合でウクライナ軍に大損害-参謀本部パニック
https://military.pravda.ru/news/1757667-vsu_nesut_tjazhelye_poteri/
機械翻訳
スターリンク衛星の不具合により、ウクライナ軍が大きな損失を被っている。
ウクライナ軍の参謀本部は現在、崩壊とパニックに陥っていると、RT(ロシア・トゥデイ)がロシア特殊部隊の1つの情報筋を引用して報じた。
彼は、安定したインターネット信号がないため、AFUの司令部は戦場からの情報を遅れながら受け取っていると指摘した。また、イーロン・マスク社の混乱は、部隊と兵士の交流の問題を引き起こし、タスクの遂行を複雑にしている。
理由はまだ名乗っていないが、いくつかの想定がある。例えば、電子戦の成果であり、おそらくティラダ電子戦複合体の仕業であろう。
もうひとつ、ありえないことだが、スターリンク社は、ウクライナ側の不払いを理由に、ウクライナ領内の衛星を調整することができた。
マスク氏自身は、今回の失敗についてコメントしていない。】

かたせ2号です。

これで、ロシア側もFT紙(2022年10月8日)と同じ状況把握、すわなち「スターリンク衛星の不具合により、ウクライナ軍が大きな損失を被っている」と認識していることが確認できた(当然といえば、当然だが)。

ここで、上記記事の一部を再掲する。
(一部再掲開始)
もうひとつ、ありえないことだが、スターリンク社は、ウクライナ側の不払いを理由に、ウクライナ領内の衛星を調整することができた。
マスク氏自身は、今回の失敗についてコメントしていない。
(一部再掲終わり)

これについて私(かたせ2号)が、以下の解釈を加える。

(1)ロシア側は、その通りだと明確に肯定することは絶対にしないが、それでも、以下の情報が「真実」であると認識している。
・スターリンク社(イーロン・マスク)は、ウクライナ側の不払いを理由に、ウクライナ領内の衛星(スターリンク)を使えなくした。(ただし、ウクライナ全土か、ロシアとの戦闘の最前線のみかは不明)
・イーロン・マスクはこの判断・決定を「機密事項」とし、公に表現することは絶対にない。

(2)そもそも、本当に「ありえないことだ」とプラウダが判断しているのであれば、この内容自体、記事に含めることは最初からない。それでも、「ありえないことだが」という表現を枕言葉にして使ってまで、あえて記事にするのには、それなりの意図・目的があるはずだ。その目的を考えるに(1)のような意図しか、考えにくい。

(3)ちなみに、プラウダ紙は、このような「わかる人にだけわかる」情報をサインとして発信することがあるから、(1)のような解釈につき、私自身(かたせ2号)は違和感はない(本投稿の最後で補足説明する)。

かたせ2号です。

結論として、ウクライナとロシアの戦役の現況は、以下のツイート内容で表現できていると考える。

ガトチュさんのツイート(2022年10月10日)
https://twitter.com/gatotyu2/status/1579416343476342784
スターリンクの不調・クリミア大橋の爆破テロに合わせて、ロシア軍は狙ってきたな。

(以下、補足説明)
プラウダ紙が「わかる人にだけわかる」情報をサインとして発信することがある、と私(かたせ2号)が考えるようになった根拠を以下に再掲する。

ふじむら掲示板[236]「ロシアのウクライナ軍事行動を巡る世界の動きを「戦争犯罪(war crime)」「ジェノサイド(genocide)」の言葉の対比を使って考察する」で投稿した内容の一部だ。

<再掲開始>
ロシアの報道機関プラウダは、アメリカのバイデンが2022年4月5日、「ジェノサイド」という言葉を拒否し「戦争犯罪」という言葉を採用してロシアを激しく非難したことを確認しました。

ロシアのプラウダのサイト。
記事名:「EU、ブハの出来事をジェノサイドと呼ぶことを拒否」
2022年4月5日
https://pravda.ru/news/world/1696003-bucha_genocid/

(翻訳引用開始)
欧州連合(EU)外交部長のジョセップ・ボレル氏は、ブカで起きたことが人々の大量虐殺と言えるかどうか、自身の見解として回答している。
政治家によれば、ウクライナの都市で起こった出来事をそう呼ぶべきでないとのことだ。
ボレルはラジオ局COPEのインタビューで、「『ジェノサイド』という言葉は、もっと恐ろしいことのために取っておきたい」と述べた。
こうして、ヨーロッパの政治家は、アメリカの指導者ジョセフ・バイデンを支持した。彼もまた、ウクライナのVolodymyr Zelenski(ゼレンスキー)氏の評価に反対し、ブハでの出来事を戦争犯罪(war crime)と表現した。
これに先立ち、EUのピーター・シュターノ外交政策報道官は、ロシアとの外交関係を維持する必要性を指摘した。同時に、同政治家は、同協会がモスクワに対する新たな制裁パッケージの導入プロセスを加速させる意向であることも明らかにした。
(翻訳引用終わり)

かたせ2号です。
なぜ、こんな「ささいな」事実、「戦争犯罪」と「ジェノサイド」の表現に違いにこだわった記事を掲載したのでしょう? 「ジェノサイド」が「戦争犯罪」より非難度の高い表現であるとはいえ、ロシアからすれば、ゼレンスキー、バイデンの双方から激しい非難を被(こうむ)っていることには何の違いもないのです。何の違いがあるのでしょう?
ここでもやはり、「戦争犯罪」という言葉が、米軍・NATO軍を今後もウクライナに投入しない、というアメリカ政府の判断・決意と現状の運用とを表しているからなのです。
ロシアのプラウダの上の記事は、この、アメリカから世界中に発信された最高機密情報「ブチャ事件についても「戦争犯罪」という言葉で非難⇒ブチャ事件以後も、引き続き、米軍・NATO軍をウクライナに投入しない」を、同日に確かに受けとった、というサインなのです。

<再掲終わり>

以上

かたせ2号 投稿日:2022/10/10 20:44

【352】補足

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-kyiv-blast-idJPKBN2R50GL

かたせ2号です。
プーチンがウクライナへのミサイル攻撃を開始したので、
ウクライナとロシアとの地上戦の話はまだ当面、出てこなさそうだ。

かたせ2号 投稿日:2022/10/10 16:34

【351】謎解き:小林貴虎"信者"県議の会見目的が、会見場後方にいた指示者の指示で、訂正→撤回に変わった。何が起こったか?

かたせ2号です。

<主張のまとめ>
・三重県の小林貴虎県議(自民党)が2022年10月6日午前に会見を開き、「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」などとするTwitterへの投稿について、釈明するとともに「撤回する」と明らかにした。
・このとき、小林貴虎"信者"県議の会見目的が、会見場後方にいた誰かによる指示で、訂正→撤回に変わった。そのことが明らかな映像が、全国にテレビ番組で放送されている。これは、かなり異様な状況だ。会見場のテレビが「指示者」の正体を一切、追おうともしないことも含めて。
・この「指示者」とは、誰なのか?
・推論する限り、可能性は二つ。一つは統一教会。もうひとつは統一教会以外の勢力。この勢力(もし存在するならば)は、小林県議が「誰かの指示に従って会見を開いている」ことを全国に知らしめる目的で会見を開かせた。
・ただし、これ以上のことは情報がないのでわからない。なので、ここでは「指示者」がいることが全国に報道されたことの異様さを実感することでもって、満足する他ない。

<以下本文>
まず、どらえもんさんのツイート(2022年10月10日)を引用する。
(この情報をわたしは、このツイートで知った。どらえもんさんに感謝します)
【訂正→撤回に途中で変わった 小林貴虎"信者"県議の会見。しかも会見場の後ろから「撤回」指示が。指示者は 統一教会?
(動画名:<突然撤回>国葬反対「8割大陸から」投稿の県議 会見中に訂正から撤回に変更(2022年10月6日) https://youtu.be/CNdjgccwWqo)(3分22秒)】
https://twitter.com/doraemon0349/status/1579188836290076672

かたせ2号です。
上記の動画を見れば明らかだが、たしかに、小林県議が会見場の後ろの誰かから「撤回」への変更指示を受けている。小林県議はその通りに動いている。その状況が、全国にテレビ放送で流れている。
異様な事態だ。そして、当日のテレビがその「指示者」の正体を一切詮索(せんさく、細かい所までさぐり求めること)をしようとしないのも、かなり異様だ。

この変更を指示したのは、いったい誰なのか?
「指示者」は誰か?

一番に考えられる説。
小林貴虎"信者"県議を影響下に置く、統一教会が「指示者」。
すなわち、「訂正」会見を開いてはみたものの、小林県議が記者からの質問にあまりに対応できていないので、「訂正」(最善策)を「撤回」(次善策)に変更して、事態の収拾を図った。

この説については、以下の疑問が残る。

そもそも「訂正」会見であるなら、小林県議に「どの箇所を」訂正するのかの情報が、あらかじめ与えておいてしかるべきである。しかし会見動画を見る限り、どの箇所を訂正するか小林県議には一切情報がない(与えられていない)。「訂正」会見で準備しているのであれば、「指示者」の対応はあまりに杜撰(ずさん)である。
小林県議が会見中に窮地に陥るのは会見以前から容易に想像がつくではないか。
なぜ、ここまで杜撰なのか。

これを説明するために、180度視点を変えてみる。

「指示者」は、どの箇所を訂正するのか小林県議に一切情報なしで、小林県議に「訂正」訂正会議を開かせた。その後、小林県議がどの箇所を訂正するのか答えられずに立ち往生するのは容易に想像できる。その、立ち往生したタイミングを見計らって、会見場の背後から、修正指示を出す。「指示者」がこの指示をしている場面が、全国のテレビ放送に流される。このことが最初から目的だったのだ。統一教会は、小林県議とのつながりについて、日本国民に気づかれたくないはずから、このような目的での行動は起こさない。だから、この考え方によれば、「指示者」は統一教会ではない何者かになる。

以上、推論だけで考えてみた。
「指示者」は、統一協会か、「自己顕示」したい統一協会でない別の勢力。
ただし、正直に申し上げるが、「自己顕示」したい統一協会でない別の勢力(存在すると仮定するならば)は、その痕跡がほとんどないし、誰に何のために「自己顕示」したいのかその目的もわからない。
(ただしこの場合、伝えるべき人たち・勢力に、伝えたいメッセージは伝わっているのだろう)

なので、ここまでお読みいただいた方には申し訳ないが、
「指示者」が誰なのかは、これ以上追求しない(できない)。
「指示者」がいたという、とんでもない事実が全国にテレビ中継された事実でもって満足する他ない。
このニュースでは、「指示者」を詮索しようとしない当日のテレビの対応も含め、
日本国民は、その異様さを実感すべきである。

以上