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Loginはこちら【2569】[2997]水戸黄門は隠れキリシタンだっただろう
田中進二郎です。
副島先生が投稿されている、
【2978]私たちは、日本の思想(史)の研究も続けます。もっと大きな、大きな構図で見なければいけない。
投稿日:2021-02-15
の一部を再引用しながら、書きます。どんどん副島先生が加筆されているので、驚きます。
私田中の書いた部分は、丸二日書いていた原稿が保存に失敗したため、
中途半端になってしまいますが、ご容赦を。
以下【2978】より引用します。
第1に。
私、副島隆彦にとっては、今日の最重要の課題は、「林羅山(道春、どうしゅん 1583-1657)は、耶蘇(やそ)=キリスト教を、何よりも一番に、恐れた」である。そして、その次に、「中国を覇権国(はけんこく)として認めて、日本はその歴代中華帝国の支配に、直接の服属はしないが、その周辺に存在する、と認めた」ことである。
林羅山(はやしらざん。徳川家の思想顧問として京都から招かれた。昌平坂学問上の創始者。徳川幕府体制の理論の中心)が、熊沢蕃山(くまざわばんざん)の、「水土(すいど)論」を、耶蘇(やそ)=ヨーロッパのキリスト教だ、と、見抜いて、激しく論難、糾弾 した。
徳川幕府は、耶蘇(ヤソ)教、イエズス会、 (キリスト教は、正しくは、天主教と言う)が、死ぬほど怖かったのだ。日本にとっての、最大の敵は、西洋のキリスト教だった。中国に対しては、大きな劣等感を持って、日本は、中国文明の一部として、中国文化圏(中国の華夷=かい=秩序)に入っていた。誰も、この大(だい)事実を否定できない。
(以下【2978】の副島先生の文章を少し順序を変えてみますー田中進二郎)
朱舜水が水戸に来た年の前年である、1665年に、山鹿素行(やまがそこう 1622-1685)は、播州(ばんしゅう)赤穂(あこう)に、幕府の命令で幽閉された。山鹿素行は、「中朝事実(ちゅうちょうじじつ)」を書いた。「中朝」とは、「日本こそが、世界の中心(センター)である」、「中国よりも、日本が、中国(世界のセンター)である」 、「日本が世界の中心である中国(ちゅうごく)だ論」を書いた。
この山鹿素行の「中朝事実」、「日本が世界の中心である。中国ではない」は、日本人の、中国人への劣等感の裏返しである、この「日本が中国だ」論 の、スゴさと、腹を抱えて、転げ回りたくなるぐらいの、おかしさを、今の日本人である、私たちは、本気で噛みしめないといけない。
私、副島隆彦は、自分の「歴史に学ぶ知恵」(改題して、「日本の歴史を貫く柱」(PHP文庫、2014年)で、これらを書いた。
(副島先生が【2978】に加筆された部分を、一部挿入します。)
私たちの日本国は、外側、すなわち世界、諸外国から見たら、どうしても王国(キングダム、モナーキイ)に見える。タイ国や、サウジアラビア国と同じだ。この、あからさまな真実を、日本人は、全員で、惚(とぼ)けて、知らん顔をして生きて来た。
それは、今の日本の体制保守の頂点の者たち(すなわち、現在の林羅山=はやしらざん=)が、頭が悪いので、正直にきちんと考える能力が無いのだ。アメリカの支配を受けているので、知能が低下した。日本は、世界基準でものごとを考えることの出来る、本物の知識人がいない国だ。
反共右翼たちに至っては、ただ、とにかく、「反(はん)共産主義の日本(アメリカよ、助けてくれ)論 」「日本は反共(はんきょう)国家だ」しか、提出しなかった。頭が元々、悪い人たちだから、これしか言えないし、考える知能がなかった。その代表が、まさしく、生まれながらに、学力が無かった安倍晋三だ。
そして、今、世界覇権国(ヘジェモニック・ステイト the hegemonic state)であるアメリカ帝国に 動乱が起った。それに連れて、中国への世界覇権の移動が起きつつあることが、どんな日本人にとっても、頭をかすめる時代に突入した。中国が、私たちの目の前で、今も、どんどん大きくなっている。さあ、反共右翼の皆さん、どうしますか。
(副島先生の加筆部分終わり)
第二に、江戸時代初期に、日本の体制派の学者の頂点であった 林羅山は、不干齊ハビアンという、重要な、しかし、今も詳細が分らない、日本人の耶蘇(ヤソ)教徒と、論争している。
不干齊(ふかんさい)ハビアン(1565??ー1621)は、日本耶蘇会の修道士(イルマン)である。日本人イルマンは、宣教師(バテレン)の横にいて、通訳のような仕事もした、頭のいい者たちで、バテレンたちが頼りにした日本人だ。林羅山は、不干齊ハビアンと、1606(慶長10)年に、地球説について、論争した。
不干齊ハビアンは、宗教思想研究の山折哲雄(やまおりてつお)氏が、よく調べて書いている。不干齊ハビアンは、若い頃は、その優れた頭脳で、西洋学問を知って、「妙貞(みょうてい)問答」(1605年刊)で、キリスト教というよりも、西洋の近代思想を使って、日本の、神、仏、儒(神道、仏教、儒教)の3つともを木っ端微塵に批判した。林羅山とハビアン不干斎の地球論争はその翌年だ。
地球説とは、読んで字のごとく、この地球、当時は、大地、地上 は、球体であるか、の巡る議論である。日本の最高の学者を自認した、林羅山は、大地が球体(グローブ)である、という事実を、おそらく理解できなかったと思う。それでも、西洋の文献は、たくさん入っていたし、日本の国家スパイたちからも、いろいろと教えられていただろう。
林羅山は、日本の体制思想を、必死で防衛しただろう。(以下一部略-田中)
【ここまで副島先生の御文章です。】
以下は田中進二郎筆
林羅山は京都五山の一つの建仁寺で学んだ。漢文を五行まとめて、一目見て覚えてしまう、というほどの秀才だったらしい。僧侶が、仏教寺院で儒学書を読み、儒学者になっている。
それに対して、キリシタン修道僧のハビアンは、南蛮人のバテレンから地球球体説を教わっただけで、彼らの説法を繰り返しただけであった。当時、ローマカトリック教会は、地動説を迫害している最中だった。
1597年ガリレオは天文学者ヨハネス・ケプラーに宛てた手紙で、「自分は地動説(太陽中心説)を信じる」と書いた。ガリレオは敬虔なユニテリアンだった。1600年ローマ教会は、地動説を主張したジョルダーノ・ブルーノをナポリで火炙りにした。ガリレオの異端裁判がこの時代に行われている。
林羅山に対して、ハビアン不干斎が、天動説を用いて、地球が球体であることを説明することは、ハビアン不干斎にとって難しいことだっただろう。林羅山はハビアンの球体説に対して、「馬鹿げた屁理屈」と嘲笑して、論争は林家側の勝利とされたようである。その後、ハビアンはキリスト教の信仰に疑念を抱き、二年後に棄教する。
●ここから【2978】の副島先生の文章のつづき
ハビアンは、それから15年後の、1620年に、「破提宇子(は、デウス)」という本を書いた。この破(は)は、「破る」で、デウス(提宇子)は、キリスト教の、大神(たいしん)で、天(てん)のことだ。 「神(ゴッド、デユー)を3つで1つとする」「三位一体(トリニティ)の、「父(天 )と、子(イエス)と、精霊(せいれい)」の 「父、天、パッパ」のことだ。16世紀に、日本に来た、バテレン(宣教師)たちは、このデウスを神として、日本人に教えた。
だから、不干齊ハビアンは、正直で衝撃的な、その著書「破・デウス」で、「自分は、もうイエズス会のキリスト教を信じない」と、棄教(ききょう)して、信仰を捨てた、と書いた。なぜなら、ハビアンは、イエズス会の悪辣で残酷な、日本支配計画、そして、ヴァチカンによる日本の完全な占領、日本人洗脳の企(たくら)みを、知った。 それで、のちに思想転向した。耶蘇教を捨てた。
(ここまで副島先生の文章)
田中進二郎です。
ハビアン不干斎について、山本七平(イザヤ ベンダサン)は、『日本教徒ーその開祖と現代知識人』(1976年刊)↓
という本のなかで、ハビアン不干斎こそが、日本最初の日本教徒だ、と述べている。
https://www.amazon.co.jp/dp/4047101222/ref=cm_sw_r_fa_api_i_PJKX9DMGDZAVC864224X
クリスマスを祝い、お寺にも神社にもお参りする、無規範(無宗教、無節操)な現代日本人の精神のルーツは、このハビアンだ、というのだ。
つまり、ハビアン不干斎は、日本にはキリスト教が根付く土壌がない、と最初に気付いた。日本教という土壌(沼地)に、キリスト教は溶かし込まれてしまう、と山本七平は言った。
だが、キリスト教(=天主教、ヤソ教)の深刻な影響が広がっていたのが、真相だ。本当は、日本全国にまんべんなく隠れキリスト教徒の生き残りがいた。そして、
大名まで、ぞろぞろとキリシタンになっていた。御三家の水戸徳川家までもキリシタンだった、ということを示す、驚愕の証拠まで、あるのだ。
●水戸徳川家に残る、キリシタンのミサの道具
↓
http://kambanobuyuki.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-3204.html
これはきっと、水戸徳川の藩主が、密かにミサを執り行っていた、ということだろう。水戸光圀(水戸黄門)は隠れキリシタンだっただろう。
ハビアン不干斎が、ヤソ教を棄教する前に、書いた『妙貞問答』は、その後も、キリシタンのあいだで隠し読まれていたようである。
■参考ーハビアン不干斎の『妙貞問答』を隠れキリシタンの近松門座衛門が、自分の芸術理論に取り入れていた!?
(以下は、古川愛哲著『江戸時代の歴史はキリシタンが作った』より引用)
近松の書いた作劇術には、芸の面白さは虚と実との境の微妙なところにあると唱える「虚実皮膜論(きょじつひまくろん ひにくろんとも読む)」がある。「虚実」なる語は、日本人修道士ハビアンが布教のために書いた『妙貞問答』の下巻に出てくる。
あえていえば、近松門左衛門は隠れキリシタンだからこそ、心中事件に注目した。惚れた相手と来世(天国)で結ばれる。それを壮絶な「恋の殉教劇」に仕立てることができた。
江戸時代の夫婦は、「義理」の関係で、「恋愛」は遊廓で、客と遊女がするものだった。この矛盾、「義理」と「恋」の板挟みに着目するのは、「汝、姦淫するなかれ」の敬虔なキリスト教徒でなくては、不可能だったに違いない。 その後、義理一辺倒だった江戸時代の夫婦の関係に、「恋女房」や「愛」が入ってくるのは、隠れキリシタン近松の作品の力にあずかるところ大である。
(古川愛哲氏の引用終わり)
江戸中期、元禄時代以降に上方(大坂、京都)で人気を博した、人形浄瑠璃の心中物(曽根崎心中が有名)も、キリシタン文化の一変種だった、ということだ。
(以下【2978】の 副島先生の文章の続き)
羅山の林家(りんけ)は、儒学の中の正統とされる朱子学(しゅしがく)を、日本でも学問の中心とした。朱子学は、「易姓革命(えきせいかくめい)」と、「湯武放伐(とうぶほうばつ)」である。体制変革、政治動乱、王朝交替、政権交替、を認める立場である。
日本の体制派の中心の思想は、中国が、東アジアの覇権国(はけんこく)である。日本は、それに、「外にバレないように、服属している」とするものである。それなりに正直である。中国の儒教思想の大きさに、当時の日本の知識階級は、全面的にに、どっぷりと浸かっていた。それ以外の思考は有り得なかった。
ところが、弾圧して、禁圧して消滅したはずの、西洋のキリスト教が、じわり、じわりと、日本の民衆思想家(仕官したがらない浪人たち。大秀才たち)の中に、ずーっと深く、深―く入っていた。
(ここまで副島先生の文章)
●京都の儒学者のスポンサーだった角倉財閥
田中進二郎です。
実は、朱子学者の林羅山ですらも、幕府に仕官するまでは、キリシタンネットワークと、関係があったようだ。
儒学者の藤原惺窩(ふじわら せいか 1561-1619)に、羅山を紹介したのは、京都の大商人、一大財閥の角倉了以(すみのくら りょうい 1554-1614)だった。
拙著『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』で書いたが、角倉了以はイエズス会ネットワークの人間で、火薬の原料の硝石を独占的に扱う「死の商人」だった。
ところが、徳川政権ができると、イエズス会から上手に離れて、儒学(朱子学)支持に回ったのだろう。だから、家康の朱印状をもらって、東南アジアとの貿易を許可された。了以は、漢籍にも精通して、京都で、儒学書を印刷出版している。藤原惺窩と林羅山のスポンサーが、角倉家であった。だから、林羅山は、了以が死ぬと、恩人を顕彰する石碑を建てている。
[京都嵐山の大悲閣千光寺に残る、林羅山による角倉了以顕彰碑についての記事↓]
http://inoues.net/club/suminokura_ryoui.html
この角倉家の子孫に、儒学者の伊藤仁斎(1627ー1705)もいる。仁斎は、幕府の体制派の学問である朱子学者たちが、幕府に仕官するために、坊主に頭を剃って、江戸に行ったことをバカにした。
仁斎は京都の商家、公家衆たちの支持が大きかった。
藤原惺窩、林羅山、木下順庵、山崎闇斎、伊藤仁斎ら儒学者たちは、京都で学んでいた(京学、京都学派)。
林羅山が、幕府から僧職をもらって、御用学者になっていることを、伊藤仁斎は批判したのである。
陽明学者の中江藤樹(近江聖人1608ー1648)も、『林氏剃髪受位弁 (りんし ていはつ じゅいべん)』のなかで、痛烈に林羅山を非難した。中江藤樹は、儒学者として立つさい、四国の伊予大洲藩を辞して、浪人になっている。そして、近江国安曇川(あどがわ)の実家に戻って、私塾を開いた(藤樹書院 1634年)。
「真儒(しんじゅ)の道」は、僧侶や武士のような身分であってはならない、と藤樹は考えたのである。
(参考ー副島隆彦著『時代を見通す力』PHP2008年刊)
●京都の大儒学者 伊藤仁斎も隠れキリシタンだっただろう
中江藤樹と、その弟子の熊沢蕃山が隠れキリシタンであること。さらに、伊藤仁斎までも、隠れキリシタンであった可能性があるのだ。
1662年、仁斎が開いた学塾・古義堂 (こぎどう)は、京都の中心を通る堀川通りに作られている。古義堂の、堀川を挟んだ向かいには、崎門派(きもんは)の教祖、山崎闇斎(1616ー1682)の私塾があった。
仁斎塾、古義堂の真北、1キロほどのところに、イエズス会の慶長天主堂が存在していた(1613年に破却)。慶長天主堂は、京都蛸薬師にあった南蛮寺がなくなったあとに、作り直された教会である。
角倉家の一族が、この天主堂で、バテレンから数学や天文学まで学んだ。彼らが、江戸時代ずっとつづいた和算の源流になる。
(参考ー六城雅敦研究員の著書『隠された十字架ー江戸の天才数学者たち』)
この慶長天主堂のあった区画に、紹巴町(じょうはちょう)がある。連歌師の里村紹巴(さとむらじょうは 1525-1602)ゆかりの地だ。
この里村紹巴の孫が、伊藤仁斎なのである。
里村紹巴も、イエズス会のエージェント、茶人の千利休の門人だった。里村は、本能寺の変のときには、自邸近くの、二条城に行き、織田信忠軍の人質状態だった誠仁(さねひと)親王を連れだした。信長殺害計画を知っていた、と考えられる。
さらに、仁斎の古義堂の南には、かつて、秀吉の時代には、スペイン領フィリピン経由で入国してきたフランシスコ会のバテレンが建てた教会と病院があった、という。古義堂のあった堀川通りは「だいうす町」が点在しており、そこは、住人がすべて、キリシタンだった。
この通り周辺は、信者が密集していた。しかし、徳川秀忠の時代の元和の大殉教で、大量に女子供まで捕らえられ、処刑されている。
(古川愛哲著『江戸時代の歴史はキリシタンがつくった』を参考ー田中)
また、古川愛哲氏の同書には、京都嵯峨野の
二尊院にある、伊藤仁斎の墓はキリシタンの墓であろう、と述べられている。墓の上部が丸みのある、かまぼこの形状になっている。
伊藤仁斎の墓の写真↓
http://www.uchiyama.info/oriori/shiseki/bochi/kyoto/itoh
京都に遺る、隠れキリシタンの墓の写真
比較すると、伊藤仁斎の墓と形式がよくにていることが分かる。↓
(以下【2978】の副島先生の投稿文より引用します。)
第2点。1687年、思想家の熊沢蕃山(くまざわばんざん)は、幕府の怒りを買って、古河(こが)に、幽閉、禁固になった。 蕃山は、上層のインテリ日本人と、大名たちからも、崇められ、尊敬された。裏に、“近江聖人”中江藤樹(なかえとうじゅ)(隠れキリシタン思想家。陽明学者)と伊藤仁斎、京都の古義堂 の学派 がいた。
(引用終わり)
(田中進二郎です。
朱子学で神道家の山崎闇斎、そして、伊藤仁斎が京都で儒学を教えていた。お互いに何を教えているかを、かなり意識していた。まさにこの頃に、中国から、亡命知識人の朱舜水が長崎にやってきて、その評判は、京・江戸にまで広がった。仁斎は、長崎にまで赴いて、朱舜水に師事しようとまでした。日本に亡命してきた朱舜水は、
長崎にやってくると、当時の儒学者たちが、次々と朱舜水に教えを
乞うた。山鹿素行の「素行」は朱舜水からもらった名前である。
以下は、徐興慶氏のpdf論文『東アジアの 朱舜水研究』からの引用する。
(引用開始)
伊藤仁齋は、朱子学の学問主張が孔子・孟子の学問とは、明らかにその差異があると察知したという。そのため、彼は中国の古典原書を探求する方向に換え、『論語古義』、『孟子古義』、『語孟字義』、『童子問』など、学術書を続々と著した。以降、伊藤仁齋は徐々に宋朝の理学を虚説である、と批判し始めた。伊藤仁齋は学問主張を変えた後、再び長崎にいた門人の、安東省菴を通じて、自著の批正を、朱舜水に仰いだ。
これに対し、朱舜水は次のように述べている。
伊藤誠修兄〈策問〉甚佳、較之舊年諸作、遂若天淵。儻由此而進、竟成名筆、豈遜中國人才也。敬服敬服
(田中進二郎 試訳)
伊藤仁斎君の〈策問〉はとてもよかった。以前までのあなたの諸作と比べて、天と地ほどの差がある。もしこのまま進歩を続けたならば、やがて、名人になることだろう。どうして才能のある、中国人に引けを取ることがあろう。大変立派だ!
(引用終わり)
古義堂の門弟4千人とも言われた伊藤仁斎も、大学者である朱舜水先生の評価をもらわなければ、一人前の儒学者である自信はなかったのであろう。
田中進二郎拝
【2568】[2996]「最も重要なCOVIDワクチンビデオ」
一会員(一弟子)です。
これが真実です。欧米の、ベテランで専門知識があり、メディアの扇動や、感情に流されない冷静な医者や医療専門家たちが、これだけの数で証言しています。
ワクチンの危険性と、コロナがパンデミック(世界的な伝染爆発)であることのウソ(詐欺)を、厳しく訴え、糾弾しています(もちろんこの動画で証言しているのはほんのひと握り。世界各国にどれだけいるか)。
●「最も重要なCOVIDワクチンビデオ」
投稿者名:jimakudaio 字幕大王
BitChute(ビットシュート) February 9th, 2021
https://www.bitchute.com/video/4nZ7mCblGjwf/
色々の動画や記事があふれ、説得力に欠けるものも多いですが、この大量の数の専門家(医者)たちに、次々に、ひたすら証言させるスタイルは、見る側に、冷静に考えさせ、判断させる機会を提供してくれます。
一会員(一弟子)拝
【2567】[2995]訂正と追加
会員 福松博史です。
[2993]の内容について、訂正します。
習近平にもトランプにもキッシンジャーX「にも」言ったんですよ。
訂正文 習近平にもトランプにもキッシンジャー◯「が」言ったんですよ。
もう一か所。
野蛮な民族は仏教徒と違って、不満や苦しみを、敵に危害を加えるという外に出していったのです。
訂正文 野蛮な民族は仏教徒と違って、不満や苦しみを敵に危害を加えるという◯「形で」外に出していったのです。
コロナのワクチンについて、ネット上で誠実な文章のコメントがあったので、追加で取り上げます。
JPOPXX2222さんという人の文章(2021年2月24日)を引用します。三つに分割していたものを一つに纏めます。
米国の高齢者施設従業員からの内部告発。
○○社のワクチンは摂取した後にPCR検査で陽性になるようにデザインされており、たとえ接種者がその後ワクチンが原因で死亡したり病気になっても、死因はあくまでもコロナであり ワクチンではないと説明できるようにしてあるのです。製薬会社のやり方は汚いんだよ。
ワクチンで大量に人が死んでも責任逃れが出来るようになっている。しかも政府もマスゴミも飼い犬だ。
PCR検査を受けて陽性になったのは○○社のワクチンを接種した従業員が殆どでした。ただしこの施設の従業員の殆どがワクチンを拒否しました。ワクチンを打てばコロナの予防が出来ると思うでしょうが、実際はワクチンを接種後に、PCR検査で無症状の陽性(=擬陽性)になってしまうのです。
どのような理由であっても、政府はワクチンを希望する従業員には○○社のワクチンを接種させ、施設の利用者(高齢者)には△△△社のワクチンを接種させています。ワクチンを接種した利用者の多くが、その後病気になりそのうちの何人かが死亡しています。また、深刻なワクチンの副反応で入院した利用者は全員がPCR検査で陰性でした。施設の経営者側は利用者がワクチン接種後に重症になってもそれは偶然の事であり、ワクチンのせいではないと断言しました。
以上 引用終了。
もう一人、グレートローテーションさん(2021年2月24日)のネットの正直な文章を引用します。
マスコミは統一行動。あらかじめ、通謀して定めたストーリー以外は興味がない。
台風15号の千葉県房総被害が発生しているのにキー全局 韓国たまねぎ男をやっていた時、嗚呼(ああ)テレビは完全に終わったと思った。
そのあといち早くユーチューバーによって投稿された災害情報が検索上から消され新聞テレビ局の統一報道に切り替わっていくのが不気味だった。
以上 引用終わり。
【2566】[2994]時間があまり無いように感じます。
前回途切れてしまい申し訳ありませんでした。
ただのオッサンの会員です。そこいらにいる、コンビニで漫画本立ち読みしたり、スポーツ紙や日刊ゲンダイを脇に抱えて酎ハイ買っていくような、ITスキルも弱くキーボードのタッチ入力も苦手な、年くったオッサンです。なので、国際政治とか経済とか金融とか、数学とか、哲学とか思想とか良くわからないのですが、よろしくお願いします。
本当はもっと早く対策をとるべき、だった!!!(悔恨)、、遂に、何の予防するの?(えっ ワ〇チ△の定義って弱い毒の菌を体にするものじゃなかったっけ? いつからアレの定義が変わったの? あーそうなんだ 大スポンサーの意向に逆らえないものね~ 今時、流行りのの忖度というやつですか。そういえば C国のアレは、定義通りの物なんですよね。
あ~C国に移住したくなったよ!ついでにR国のは、あまりに早くアレができたので、水しか入ってないのではで揶揄されてますが!オーベーのアレは輸入しなくても、間に合ってますってね。でも人間の60パーセントは水らしいので、いいじゃないですか
頓智が効いて!脱水の予防ですよね これ裏●葉です。)も始まって、今日まで、奴らの思惑通りに着々と計画が進んでいくばかり。ただただ時間が確実に過ぎていくばかり。
ああ 時間よ止まれ!!!(永ちゃんのファンでした!! ジャンジャン)
この掲示板を見てなんとなく分かった気になり、下手すると俺は何でも知ってんだ なんて自己満足に終わってしまいそうな、、、かと言って、周りの人に話しても相手にされず、自分ひとり孤立して、、、何とか打開しないと、あせったり、、俺たちは家畜や豚のように、もっと太るようにとか、品種改造させられて、、豚は太らして喰えって?
そして、よく考えたらそのための原資は、私たちの税金じゃないですか?(MMTかも、これの善悪はともかくですが恐らくうまく使えばいいのでしょう? そんなの全国民生活保護のための悪用されかねない屁理屈、かもね?まーいいかここでは)とすれば、こんなにもあくどいことってあるやろか。
もう国民健康保険税(いつのまに税と言い換えた?)って何なのさ?払うのやめたいな。自分の健康は、自分でやりますって。安心してください、自分の病気ぐらいは自分で治します。
そんな自由もないのですか?病気になったら自腹で払いますよ(多分このほうが安くつくかな。)その代わり事故とか怪我とか、手術の時だけ、保険でね。風邪とか、血圧とか痛風とか、糖尿とか、自分でやりますので。というか元々治してないじゃない? だいぶ税金安くなるし、いいじゃない?
なんせ国民の税金からの、ビッグふぁーまへの壮大な利×供与に見えて仕方がない。この税金の使われ方の正当性ってありますか?国民に税金を払わない権利は全くないのでしょうか? 税務署に行って聞いてみよっか?あ、違うか裁判所??あああひょっとして憲法違反?
日本国憲法
第三章 国民の権利及び義務
第13条 個人の尊重と公共の福祉
生命 自由 及び幸福追求に対する国民の権利については、、、、略、、最大の尊重を必要、、。
第25条 生存権、国の社会保障的義務
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
②、、、略
あっ どーもすいませんでした。大袈裟過ぎました。ついつい年を食って耄碌すると僻み根性がつい出るのがタマニキズでしてね。単なる年寄りの被害妄想ですね。皆さん、大変申し訳ありませんでした!私、今、米つきバッタのように頭を下げています!!
ここの会員の方はあの病気の今の株価のようなバブルのような馬鹿騒ぎ(例のアルファベットの難しい検査の仕組も勝手に変えれば、いかようにも、あの病気によるとされる、感〇者数も死◎数などの統計データーも自由自在 ちょっと減ったなーと思ったら、あーまた変異がでて妖精が増えたって、脅かされ、アレが効かなくなったってまたぞろ、新しいアレを打たされるんですかね。
マッチ売りの少女 失礼 マッチポンプ?こんな言葉あったかな。度忘れしました、大変申し訳ございません。ちょっと私こと耄碌おじさんの考えすぎですかね。梅伝さんと同じハレンチ じゃなかった、アッ 度忘れしました(認知機能の落下?あっ低下?) 失礼しました。)も、あの国の大統領選挙も全部同じ根っこということをよくよく、重々ご存じなのでしょうが、もうそろそろ材料 ネタ は充分、出たじゃないですか?
コ◎ナ騒動の真相を知る学者や医者の人も少なからず、いらっしゃるのでしょう。そして大メディアでの発言の場を封じられ、悲壮な危機感と勇気をもってyoutubeで果敢に発信されたり、本をお書きになっている学者の方もおられるようです。徳島大学の日本の名誉である教授 大橋まこと先生など、顔の真剣な表情など見てると、哀愁が漂っているようで、見ているこちらが悲しくなってくるぐらいです。大変尊敬します。
ただ如何せん私たちの最後のよりどころ、頼りになるべき、現場の医者の人たちの完全なる洗脳のされ方を見るにつけ、歯がゆい思いと、ため息しか出ません。
ちょっと会員の皆さん、病院やクリニックに行くことありますか?
あるんでしたら、せっかくタッカイ健康保険税を払ってあげてやっているのですから、さっさと診察終わったら、素直に金おいて、帰るのでなく、一つ偉い先生様、是非教えてくださいませんかって、質問の一つぐらい、いいじゃないですか? p何とかアールの検査って、何ですか?しーてぃー値とか、プライマリーバランスのじゃなかった、プライマーによって、院政とか妖精とかころころ変わるんでしすよね?それでよくテレビでやっている、あの病気による缶戦車数とか試射数とか 私、悔しいけど、医学部受験に失敗したほどなので、先生ほど頭脳明晰でないので、難しくて意味がよくわかりませーん。
お願い教えてくださーい!!!テレビで言ってる意味すら分からなくて、悩んでまーす。先生方の自尊心をちょっとくすぐってやれば、先生方もふんふん、、、それはね~ あれ、あれ、あれ、れれのれ しどろもどろで、、、沈黙 呆然 どうなるんでしょうかね。せっ、先生気づいてくれよ、、、
ちょっと前にアレを打つ映像が、テレビで華々しくやっていましたね。
東京の大病院の陰超先生がアレの第一号って。使命感(四迷感じゃないの?)を感じるって 打ったあとの1時間は痛みはなかったって、コメント。わけわからんよ!
そんな打った直後の副反応なんて、どんな薬や注射だってアレルギーなどあるのであってね。そんなことじゃないのよ、今度のあれは、、、、。
半年後ぐらいから起こるかもしれない ADE (Antibody Dependent Enhancement)
なんだよね。とはいえ因果関係は、そんな長期のことは、例によって、必ずしもそうとは、言えないとかなんとかでうやむや。今回新しいあれは、メーカーが責任を取らないんだよね。
万が一何かあったら国が4000万とか、補償するとかなんとか。その原資ってやっぱり、我々の税金じゃないの?アレはまったく効果がないどころか、、、、祭灰汁ということじゃないでしょうか?
本当のことをしゃべろうにも、できないジレンマを感じている医者の方たちも結構いらっしゃるかと思います。皆さん、どうしたらいいでしょうか?我々としてあるいは、個人個人として何が出来ますでしょうか?
本当の本物の学者医者を学問道場の会員やその友人知人の結集で盛り上げて、守ってあげて、例えば、署名運動なり、何かいいアイデアはないものでしょうか?
ただのオッサンの会員 拝
前回の定例会の終わった後に、 副島先生とベンジャミンフルフォードの対談本を買ったあと、私は舞台の上に立つ副島先生に近づき 「この騒ぎトリックですよね!(騒ぎの実態)が無いですね?」と先生に呼びかけたら、先生は「無い!」と強く仰って頂きました。そして、私は「ワクチンやめましょう!」と言いました。
【2565】[2993]巨大マスメディアの洗脳、言論統制、検閲、マッチポンプ、コロナとワクチンバカ騒ぎについて
会員の福松 博史です。
大惨事便乗型資本主義 (ショック・ドクトリン)、デビル(キル)ゲイツ、ソロス、WHO、ジョンズ・ホプキンス大学とアメリカ大統領選挙 について書く。
「今アメリカで起きている本当のこと 大統領選”不正選挙”から米国内戦へ これは第2次独立戦争だ」2021年1月20日刊、副島先生とベンジャミン・フルフォード氏。株式会社秀和システム) を読んで、私が思ったこと。
第2章 知られざる世界支配者の悪魔崇拝。ページ108pから引用。
副島 私は、ほんとうにフルフォードさんに教わりたいのですが。私にとってデイビット・ロックフ ェラーとヘンリー・キッシンジャーは長年ずっと大悪人だったんですよ。それが、2016年のトランプ当選前から彼らが私の味方になってしまった。デイビット(ダビデ大王)が「ヒラリーとビルに私の世界権力は相続させない。
こいつらは世界を戦争にする悪人どもだ。だからトランプを勝たせる」と言って、キッシンジャーにそのことを伝えさせた。キッシンジャーがドナルドに電話して「ドナルド。話がある。ウチに来てくれ」と言った(2016年5月17日。)だからトランプが勝つ、と私は予言を出して当てました。このことで、私は脳がおかしくなるまで考えました。
結局、それは、もっと恐ろしいヒラリー系のやつらがいるからなんだ。大きな戦争をしようとするもっと凶悪な連中が現れたからだ、と。ヘンリー・キッシンジャーがプーチンに本当に言ったらしいですよ。「古代バビロニアのデス・カルトが蘇(よみがえ)った」と。(省略)「死のカルト集団が蘇ったから、プーチン、気をつけろ」と。習近平にもトランプにもキッシンジャーにも言ったんですよ。
BF (ベンジャミン・フルフォード)(省略) 私はこれまで特に悪口は言ってきてないんですよ。デイビット・ロックフェラーに対しても、キッシンジャーに対しても。
副島 私はずっと悪口言ってきましたから(笑) 省略)
BF それで元をたどってみると、どうしても人工世紀末に行きつくんです。第三次世界大戦を起こして、世界人口の9割を殺してしまえと考えている特殊な派閥が間違いなく存在していて、問題はそこにあるというところにたどり着いているんですよ、今。
副島 人類は今78億人います。おそらくコロナウイルス問題も、やっぱりビル・ゲイツが一番お金を持っていますから。あいつらがジョンズ・ホプキンス大学を使ってここにもお金を出して今も世界中に「今日は500人感染者が出ました」と大本営発表をやらせています。
武漢のウイルス(病毒)研究所にも一番お金を出したのはやっぱりビル・ゲイツだった。私はやっぱり武漢で、昨年(2019年)の10月18日に米軍のヒラリー派がウイルスを撒いたと思ってます。元々武漢のウイルス研究所で自然から採取して変異させて作っていたコロナウイルスを、メリーランド州の州都ボルチモアとワシントンD.C.の間にあるUSAMRID(ユーサムリッド。アメリカ陸軍感染症医学研究所)に持ち込んで、そこで培養したのをもう一回武漢に持ち込んだ。
10月18日に、武漢で世界軍人運動会があった。その時に撒いた。それで10月末から感染者が出ていたのが11月から発症して問題になった。中国の民衆も指導者もアメリカ軍が攻撃を仕掛けてきたと知っている。だから論文で「中国はこれを迎撃した」と書いている。中国は防御したんだと、分かっているけど、アメリカ軍が撒いた、許さん、とは絶対言わない。それは戦争したくないからだ。
(省略)
BF(省略)まずブッシュ・ジュニアの時代、2001年の9.11以降、実際に何回か生物兵器がばら撒かれています。SARSも鳥インフルエンザもエボラも。だけど何故か全部不発に終わったんです。それで今回の新型ウイルスも実際は失敗した。だって実際にはほとんど人が死んでいないんですよ。
副島 ほとんど死んでいないですね。高齢の老人ばっかりだ。あの人たちの死は自然死です。
以上 引用終わり。
2021年2月23日日経新聞から引用。
「米軍、ワクチン伸び悩み 兵の1/3が接種拒否」
米軍で新型コロナウイルスワクチンの接種が伸び悩んでいる。ワクチンの提供が米兵の内1/3が接種を拒否した。米兵は長期間にわたり共同生活を送る場合が多く、集団感染が起きやすい。集団感染で部隊が機能不全に陥れば米軍による抑止力に影を落としかねない。(省略)
陸軍軍医のエドワード・ベイリー氏は接種率が三割にとどまる部隊があり「どのようにワクチン接種を促す事が出来るのか頭を悩ませている。」と述べた。
(省略)コロナのリスクについて理解を広めることも接種率向上のカギだと米軍は見ている。
以上引用終わり。
この記事のすぐ下に、FT(フィナンシャル・タイムズ)の記事。
「タンザニア、ワクチン拒否」の見出し。「周辺国に変異型波及懸念」
人口約6000万人のタンザニアはワクチンを必要としておらず、「供給を受ける計画はない」とした。新型コロナワクチンは危険であり不要だと断言しているマグフリ大統領の見解に沿ったものだ。(以下省略)(2月20日付イギリス、FT(フィナンシャル・タイムズ)特約)
藪から棒に、ワクチンの副作用(副反応とわざとらしく言い換えた)で死亡したら 日本政府が4420万の支払うとの報道が数日前にあった。本来なら、そんな副作用が出る原因を作った米国ファイザー社が賠償金を払うのが筋だ。このことをおかしいと思わない風潮。巨大メディアの洗脳は凄い。大したものだ。
毒入りのジュースを飲んで死んだら 売っている店が賠償金を払うのか。毒入りのジュースの製造元のメーカーが責任を取って支払うのが当然ではないのか?鼻たれ小僧でも分かる道理だ。
日本のコロナ対応は第二類相当指定感染症。つまり最大の警戒を要する感染症の位置付け。極端に厳しく、過剰だ。
コロナ、権力共同謀議、実に大掛かりだ。
ビル&メリンダ、ゲイツ財団。
WHO
国連基金
世界銀行
ジョンズ・ホプキンス大学
ジョンソン&ジョンソン
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)
中国疾病予防管理センター(CCDC)
シンガポール金融管理局
UPS財団
ANZ銀行
ルフトハンザドイツ航空
マリオット インターナショナル
エデルマン(世界最大の広報会社)
ヘンリーシャイン(医療)
過剰なコロナ恐怖症が世界の経済活動を委縮させた。これが結果的に 米、欧、日本の中央銀行(FRB、ECB、日銀)の「過剰流動性相場」の口実となった。談合三兄弟(密約ダンゴ三兄弟)
今回のアメリカ大統領選挙で、ディープ・ステイト(裏に隠れた政府)のペドフィリア(幼児誘拐、性愛、殺害、食肉、アドレノクローム)の残酷凶悪犯罪が世界中(満天下)に知られてしまった。悪魔教の儀式。まさにアイズ・ワイド・シャット(1999年)の世界だ。
勇気あるスタンリー・キューブリック監督。その遺作となった。秘密の超エリート達のパーティー。知られたくないことを無理に知ろうとすると……。不気味な映画だ。
”諸悪の根源”ローマ・カトリック教会、キリスト教会 キリスト教は病気を必要とする宗教…。つまり人間を病気にさせる事こそが教会の本当の目的だ。
適菜収(てきなおさむ)氏の「「キリスト教は邪教です!」現代語訳 「アンチクリスト」フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ」 2005年4月20日発行 の 52p 53pから引用する。
キリスト教徒は、豊かな大地や精神的に豊かな人に対して、徹底的に敵意を燃やしました。具体的に、「肉体」を持っているものに反発して、自分たちは「霊魂」だけを信じている。それで張り合えると思っている訳であります。
キリスト教は立派な心掛け、気力や自由、あるいは心地のいいこと、気持ちがいい事、そして喜びに対する憎しみなのですね。キリスト教が下層民のもとで誕生すると、やがてそれは野蛮な民族の間に広がっていきました。野蛮な民族は仏教徒と違って、不満や苦しみを、敵に危害を加えると言う外に出していったのです。
逆に言いますと、キリスト教は野蛮人を支配するために野蛮な教えや価値観がが必要だったのです。例えば、初めての子供(長子)を犠牲に捧げる風習や、晩餐んで血を飲む儀式などがそうです。(省略)
キリスト教は、野蛮人を支配しようとしますが、その方法は彼らを病弱にすることによってです。相手を弱くすることが、敵を飼いならしたり、「文明化」させるための、キリスト教的処方箋なのです。
以上 引用終わり。
ニーチェは1844年ドイツ ザクセン生まれ1900年没。
【2564】[2992]オバマ出生証明書飛行機事故に関する訂正
以前、この掲示板で、オバマの出生証明書の信ぴょう性を保障した役人が飛行機事故で殺された、と、書きましたが、大いなる間違いでした!
この役人、ロレッタ・ファディは、2011年に突如としてハワイの衛生局の局長になる前は、インドネシアの宗教団体、スブドの研究者でした。もちろん、これは全て”見せかけ”で、実は、ファディは、オバマの母親ということになっているアン・ダンハムで、スブドへの資金援助を仕切っていたCIA工作員でした。
この飛行機事故はCIAが仕組んだお芝居で、ファディ=ダンハムは生きている、ということのようです。
ファディがいなくなれば、オバマの出生証明書が偽造だと証明しにくくなり、しかも、ファディが死ねば、死者まで出した悲劇を蒸し返してまで出生証明書の話はしたくない、ということになるので、カバールにとっては一石二鳥、ファディ(ダンハム)もCIAの工作員作業に疲れて引退したかった、ということでしょう。
ロレッタ・ファディはダンハムで、まだ生きている、と語る元海兵隊員のビデオです。
https://www.youtube.com/watch?v=G2Ki6H_lV2k
右の眉毛がほんのちょっとつり上がっているので、同一人物だということがハッキリ分かりますよね。
今までこのビデオの存在に気づかず、この間、誤報を伝えてしまい、申し訳ありませんでした!!!
カバールに騙されまい!、と心がけているのですが、福音主義者たちも完璧にペンスに騙され、元兵士たちもすっかりクレンショーに騙されていたので、カバールの騙しの技術は敵ながらあっぱれ、という感じですよね!
早くトランプが復帰して全ての嘘を暴露してくれますように!!!
【2563】[2990]Qの正体 CNNニュースによる説明 2020アメリカ大統領選挙
「Qの正体 左派メディアによる説明 NSA Q GROUP 2013/06/11」という動画があります。
https://www.bitchute.com/video/ZlN3fsbk3jCc/
2013年にCNNニュースで、「Q」がNSA内の組織だと紹介しています。
約2分の動画です。ご参考ください。
【2562】[2989]リンウッド弁護士が認定した基本情報を示す動画の文字起こしがされている 2020アメリカ大統領選挙
表記の日本語文字起こしが、以下のリンク先でなされているので紹介します。
https://blog.apparel-web.com/theme/creator/author/seri-emi/283b2fc6-9aa9-4e02-b64a-4625fc97aa98
(一部引用開始)
2021年1月17日
まだParlerが使えていた頃、
リン・ウッド弁護士が「Truth」と言って投稿した動画があります。(かたせ注:ただし現時点では削除されている)
「Q」「軍」「JFK」「JFK.JR」、ロスチャイルドから始まって現在まで、
今起きていることはすべて繋がっています。
オリジナルの動画は2020/1/2にアップされたもので、その後日本語字幕をつけたものが、
アップされては削除されを繰り返し、不死身のミームとして死と再生を繰り返しています。
私のブログでも何度かリンクを貼りましたが、すぐに削除されてしまうので文字興ししました。
*この動画に日本語字幕をつけていただいた方に深く感謝いたします。全文そのまま下記に文字興しさせていただきました。
(一部引用終わり)
具体的内容は上記リンク先を参照ください。
【2561】[2988]キリスト教の影響を受けた国家神道
>副島隆彦先生
>[2978]私たちは、日本の思想(史)の研究も続けます。もっと大きな、大きな構図で見なければいけない。
副島先生、
過分なご紹介をいただき、ありがとうございます!
副島先生の『帝国・属国理論』で歴史を見直すと
本当に多くのことに気づかされます。
明治時代になって、急にジャジャン!と
国家神道が生まれてきたと考える方が不自然ですよね。
今、副島先生の本を順番に読み進めているところなので、
(副島先生の各ペースが凄まじくて読むのが追いつかない…!)
今後もさらに研究を進めていきます!
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<SNS界隈の情報>
余談ですが、
ビッグテック による情報統制・情報規制は日に日に強まっております。
いわゆる陰謀論系の動画を毎日数百件削除しているとのこと。
新しくUPする動画はまずはAIによって
音声、タイトル、動画内の文字などがチェックされ
NGワードが多いと即広告停止されます。
最新の動画だけでなく、過去の動画にまでさかのぼって、
NG情報が多いチャンネルはペナルティを受けるそうです。
アメリカのYouTube関係会社の方からの情報によると
要注意YouTuberリストのようなものがあって、
常に監視しているようです。
私のようなに明確なニュースソースを提示していた者ですらも
そのリストに入れられているので、
皆さんが11~1月に観まくっていたあの有名チャンネルらも
当然すでにマークされています。
私もTwitterをブロックされたり、
YouTube動画数本の広告を剥奪されたりして、
方向転換を余儀なくされました。
アメリカのテック業界は本気で、
その界隈を一掃するつもりで動いているそうなので
今は無事なチャンネルでも、いつ刃が届くかわからない、という状況だそうです。
皆様もぜひお気をつけください。
【2560】[2987]ワクチン
会員番号2059の鄭と申します。
初めての投稿です。大学教職を定年後、3年ほど前から日曜社(Sonntag Publishing)という出版社を運営しています。主にドイツ語・英語で書かれた社会、人文、経済、音楽、ミステリー関連の書籍の翻訳出版を手掛けており、これまで3冊を世に送りました。「真実の追求こそ学問の本随」をモットーに良書の刊行に勤しんでいます。最新刊の『コロナパンデミックは、本当か?ーコロナ騒動の真相を探る』(S・バクディ & K・ライス(著)、大橋眞(監修)、鄭基成(訳))は、タイトル通り、新型コロナに関する真相と背景を専門科学者の立場から解き明かしたもので、ドイツの感染症の第一人者による啓発書です。現在メルケル政権および主要な国々の為政者が行なっている(あるいはさせられている)ロックダウン政策への厳しい批判と一般市民への覚醒のアピールです。先日の定例会では、副島先生に直接進呈することができました。2020年2月のある日、「コロナはもう終わった」という副島先生の言葉に接した時、それまで心に重くのしかかっていた不安が取り除かれて、頭の中が安心と肯定のモードに切り替わったことは忘れられません。「何か変だな」という感覚に従って、資料や情報に当たる毎日でした。そしてたどり着いた一つの結論が、この『コロナパンデミックは、本当か?』(原題は『コロナ誤報?』)です。
自己紹介が長くなりました。
ワクチンに関して書きます。投稿「2986」で、永遠に63歳の主婦様が、名古屋でのワクチンに関するイベントについて書き込まれています。ありがとうございます。私も同様の投稿をと思いました。それほど重要な内容です。私からも是非お勧めします。
長くなるといけませんので、今回は上記の本から、ワクチンの危険性についての部分を引用させていただきます。原著の主な著者であるバクディ元マインツ大学微生物・感染症学・疫学主任教授は、両親がタイ人です。外交官であった父の赴任先のワシントンで生を受け、欧州で教育を受け、ドイツで学び、マインツ大学での研究によって世界的な業績をあげています。医師であった母親から「医者は患者を怖がらせるのではなく、不安や恐怖を取り除いてあげることが、第一の仕事だ」と教えられた、ということです。研究者として、その人間性とともに広く尊敬を集めている第一級の学者です。
上記『コロナパンデミックは、本当か?』の第六章「COVID-19に対する免疫機構の問題ー免疫学短訪」において、免疫機構の基本とワクチンの危険性(不要性)について詳述されています。一言で言えば、ワクチンが有効性を発揮したのは、唯一天然痘のケースのみであり、他は全て無効だった。人間に備わっている自然な免疫機構のほうがはるかに優れている、という主張です。ではなぜワクチン開発としよう血道を上げるのか? 答えはいつものように簡単で、利益になる、つまり金です。今開発されている記憶型のmRNAワクチンの危険性については、日本でも多くの指摘があり、すでに多くの人々が知るところとなっているようですが、まだまだ広がりは限定的なようです。最近の印象的な出来事としては、ファイザー社の元副会長でワクチン開発の責任者であったMichael Yeadon博士がこのmRNAワクチンの危険性と犯罪性を痛烈に指摘していることです。彼はイギリス人ですが、最近、家族共々南フランスに移住しました。彼はさらに他の研究者たち2人と共に、ファイザー社を訴えているようです。
それでは、上記の本からの引用をお読みください。
(引用開始)
『コロナパンデミックは、本当か?ーコロナ騒動の真相を探る』、S・バクディ &K・ライ(著)/大橋眞(監修)/鄭基成(訳):第六章 COVID-19に対する免疫機構の問題ー免疫学短訪(p.187-200)
ワクチン接種。するべきか、せざるべきか、それが問題だ
天然痘、ジフテリア、破傷風、ポリオなどの恐ろしい病気に対するワクチンの開発は、医学の歴史に大きな転換をもたらした。その後数多くのさらなる病気に対するワクチンが開発され、それらは予防医学の標準的なレパートリーになっている。さて、現在喫緊の問題として浮かび上がってきたのが、コロナウイルス危機を終わらせるために全人類へのワクチン・プログラムが必要かどうか、ということである。これは極めて重要な問題であり、以下の三つの点についてグローバルな合意を得るために、緊急に議論する必要がある。
1. ワクチンの開発はどのような場合に求められるのか? 私たちの答えは次のとおりだ。すなわち、それは感染が健康な人々に定期的に重篤な病気を発症させたり深刻な後遺症を残したりする場合である。そして今回のSARS-CoV-2はそれには該当しない。
2. 大規模なワクチン接種はどのような場合に不必要か? 私たちの提案は次のとおりだ。すなわち、人口の大部分が既に十分に危険な病気から護られている場合には、大規模なワクチン接種は不必要である。
3. ワクチン接種が失敗するのはどのような場合か? 私たちの予測は次のとおりだ。すなわち、世界中で人と動物と共生しているウイルスが継続的に変異する場合や、感染の広がっている最中に人々が大量の数のウイルスに曝露されている場合には、ワクチン接種は失敗する。
著者たちの見解では、グローバルなワクチン接種プログラムは無意味である。仮に何らかの利点があるとしても、リスクの方が遥かに大きいことは、初めから明らかだ。
世界中の専門家たちは、大急ぎで開発したCOVID-19ワクチンを十分な安全の保証もなく使用することに懸念と警告を発している。
それでも、研究者たちは現在、150種類以上ものCOVID-19ワクチンの開発に注力しており(208)、中にはすでに日程を前倒しして臨床試験が行われているものもある。ほとんどのワクチンの目的は、ウイルスの突起タンパク質(スパイク)と細胞の反応の結合を防ぐためのハイレベルな中和抗体を作り出すことだ。そのための戦略として次の4つのものがある。
1. 不活性化あるいは弱毒化された全体ウイルス・ワクチン(whole virus vaccines)。不活性化されたワクチンの開発には大量のウイルスの生産が求められ、それは鶏の卵か不朽化された細胞ラインにおいて増やす必要がある。その際常に、ウイルスの一群が危険な汚染物質を含み、深刻な副作用を引き起こすリスクがある。さらにワクチン接種によって、症状をかえって悪化させる可能性がある(211)。過去において、不活性化された麻疹ワクチンと呼吸器合胞体(RS)ウイルスワクチンの場合に見られたことである(212, 213)。
弱毒化されたワクチンには、病気を引き起こす能力を失った複製を作るウイルスが含まれている。古典的な例は経口ポリオ。ワクチンで、これはアフリカで起こった悲惨なポリオ大発生の数十年も前に使用されていた。しかしこのポリオ大発生は自然のウイルスではなく、経口ワクチンによって引き起こされたものだったことがのちに判明した。
2. タンパク質ワクチン。これにはウイルスの突起タンパク質あるいはその断片が含まれている。免疫応答を増強するためにアジュバンドが必ず添加されるが、これにより深刻な副作用が起こり得るのだ。
3. ウイルスベクターを用いた遺伝子ワクチン(ベクターとは遺伝子の運び屋)。原理は、ベクターとなるウイルス(例えば、アデノ・ウイルス)に関連するコロナウイルス遺伝子を遺伝子に組み込むんで、我々の細胞に感染させる。(209)。自己複製能を欠損したベクターは、自身のゲノムを増幅することはできないために、組み込まれたワクチン遺伝子を1コピーだけ細胞に届けることになる。ブースター効果を出すために、複製能力のあるワクチンを作り出す努力がなされてきた。エボラ・ワクチンRVSV-ZEBOVを使って、これが行われた。しかしながら、ウイルスの複製化によって、ワクチン接種者の少なくとも20%に、発疹、血管炎、皮膚炎、関節痛などの酷い副作用を引き起こした。
4. 遺伝子ワクチン。この場合、ウイルス遺伝子は、プラスミドという大腸菌の小さな環状DNAに挿入されて、細胞に届けられるか、あるいは細胞に摂取された後に、タンパク質に直接翻訳されるmRNAとして届けられるかのどちらかである。
DNAワクチンの大きな潜在的な危険性は、プラズミドDNAが細胞のゲノム遺伝子に組み込まれてしまうことである(215)。このような遺伝子挿入による突然変異が起こるのは確かに稀であるとはいえ、多数の人間にワクチン接種するような場合では現実味のある危険性だ。仮に、この遺伝子挿入が生殖細胞で行われれば、組み込まれた遺伝子情報が母親から子供へ伝播されてしまう。その他DNAワクチンの危険性として、DNAに対する抗体が作られる可能性や自己免疫反応を引き起こすことが想定される。
mRNAワクチンの安全性への懸念として、全身性の炎症反応や潜在的な毒性効果が挙げられる。
同様にコロナウイルスのmRNAワクチンには、さらなる危険性が懸念される。ウイルスタンパク質を生産する細胞は、その外側に排泄物を出す。健康な人のほとんどは、このようなウイルスの排泄物を認知するキラーT細胞を持っている。これにより、自己の細胞を攻撃する自己免疫が起こることが避けられない。これがどこで、いつ起こり、そしてどのような結果をもたらすのかについては、全く未知数だ。だが、見通しは恐ろしいものと言うしかない。
しかし、既に何百人というボランティアが、これらの避けようのないリスクについて事前の説明を受けないまま、ウイルスの突起タンパク質を組み込むDNAおよびmRNAワクチン接種を受けており、さらに多くの人々がこれに続こうとしている。これまでに遺伝子ワクチンの人体への適用は許可されておらず、今回のコロナウイルス・ワクチンも、国際的な規制によって通常は求められる臨床前試験を経ていない。ドイツは、国民全体が遺伝子組み換え食品を拒否し、動物実験にも反対している国ではあるが、そのドイツが現在、人体へのこのような遺伝子による実験の最前線に立っているのだ。普通の状況であれば、絶対に不可能であるはずのやり方で、法律や安全性に関する規制が無視されているのだ。政府が未だに《全国的な感染の広がり》-重症の感染患者がもはやいない状態でも-と喧伝しているのは、もしかしたらこれが目的であるからか? そうであればこそ、新ドイツ感染予防法なるものは、政府に対して、医薬品製造に関する規定や、医療機器に関する規制や、職業上の安全と保健に関する規制などについて、例外措置をとる権限を与えるものとなっているのか? そしてこれが、最速のワクチン開発プロジェクトへの青信号を与えたのだ。
しかし、私たち著者は、潜在的危険性について何の事前説明も受けていない人々に対して、遺伝子人体実験まで許容されるという事態に、この感染予防法が適用され得るものだろうか、と疑問に思っている。
パンデミックなのか、パンデミックでないのか? -WHOの役割
今回ほど強烈ではなかったが、パンデミックによるワクチン騒ぎを、我々はすでに経験している。
2009年にちょうど同じことが豚インフルでおこったではないか。このような致死性の高いパンデミックを止めるには、ワクチンがどうしても必要であるとされた、そしてワクチンは驚異的な速さで生産され、世界中に大量に販売された。
2009年以前は、パンデミックには3つの基準を満たす必要があった。
・ 病原体は、我々の体がそれに対してまだ防御体制ができていないような、新規に出現したものであること。
・ 病原体は、国から国へ、大陸から大陸へと非常に速く広がり、世界中が危険に晒されるものであること。
・ 病原体は、重篤で高い死亡率を示す病気を引き起こすものであること。
豚インフルの結果は、この基準の最初の2つには適合したが、3つ目には適合しなかった。パンデミック宣言については、WHOの資金提供者である製薬産業界からの強い圧力があった。WHOは天才的な一打で、ゴルディアスの結び目を切った(「難題を一刀両断に解くが如く」の意)。パンデミックは、病気が深刻であろうがなかろうが宣言できるように基準を変えたのだ。
さらに、2010年にパンデミックの定義は、「新しい病気の世界的蔓延」とまで単純化されたのだ。インフルやコロナウイルスは、変異をし続けており、変異株は時として、非典型的な病気を引き起こし、「新型」と呼ばれることになる。豚インフルは、パンデミックを操作することでパニックを作り出す道筋を作り出す最初の練習の舞台になったというわけだ。
パンデミックを宣言すれば、特に製薬会社などには多くの可能性が開けてくる。ところで、WHOという巨大な組織はその資金の80%を外部からの寄付、特に製薬業界からの寄付に頼っている。
既にその頃ドイツでも人々の恐怖心が煽られた―もっとも、今回のコロナ-パンデミックに比べれば子供の悪戯程度ではあったが。当時の新聞の見出しは、例えばこうだった。《豚インフル。嵐の前の静けさ?》
興味深いのは、この見出しは2009年12月のもので、病気になった者は誰もおらず、感染も以前のインフルエンザの時よりも緩やかであったことだ。にもかかわらずウイルス学者たちは、このウイルスの危険性を軽く見てはいけない、と警告を発したのだ。《このウイルスを動物実験で観察し、以前のウイルスらと比べると、このウイルスが無害だとは全く言えない! 毎年やってくるH3N2ウイルスよりも遥かに危険なものだ》
いいだろう、そうかもしれない。しかしそれが人間の医学と何の関係があるというのか? そのような恐怖心を自信たっぷりに広げた著名な科学者とは、いったい誰なのか? ああ、なるほど、例のドロステンなる人物だ。
新聞の記事はこう続く。これからやって来るクリスマス週間に、ドイツ人が互いにウイルスを移して盛大に混ぜ合うようなことになれば、第2波は避けられそうもない。そうすれば第1波よりも酷いことになるかもしれない。
第2波がくれば医療システムの崩壊を招き、悲惨な事態になる、と言ったのは、かつてのドロスデン教授ではなく、ミュンスター大学のペータース (Peters) 教授である。彼は、重症者ユニットのベッド数が不足する上に、さらに多くの患者に人工呼吸器が必要になるという懸念を表明し、非常に多くの数の病院が悲惨な状況になるかも知れない、と示唆した。
さて、第1波がすでに終息した後の数カ月間、無害な豚インフルの危険な第2波が実際に襲来したかどうか、と問う必要もない。私たちは今、既視感を味わっているのだろうか?
RKIとドロステン氏は、副作用の危険性についてほとんど実験検査されていないH1N1ワクチンを全国民に接種することを推奨した。
ドイツ政府と連邦各州は全ドイツ国民用に六千万本のワクチンを購入した。しかも、ほとんど安全性がPCR検査されていないアジュバント(免疫増強剤)入りのワクチンは一般国民用で、政府高官らに対してのみアジュバントが入っていないワクチンが用意されたのだ。
もう一度言うが、これが起こったのは、豚インフルがこれまでのインフルエンザの中で最も弱い無害なインフルエンザであることが、すでに明らかになっていた時点のことなのだ。ほとんどの市民は、2009年にパンデミックがあったことなど知らなかったし、幸運なことにワクチン接種もせずにすんだ。この騒ぎの結末はどうだったか? トラックに積まれたままの数千万本のワクチンは最終的に1カ所に集められて、マグデブルクのゴミ再処理工場に捨てられた。それとともに、納税者のお金も……いや、もちろんそうではなく、お金の所有者が変わったのだ。製薬会社にとっては見込んだ通りの儲けだった。ご破算で願いましては、180億米ドル也。
実際にこれが悪夢の終わりではなかった。今日ではほとんど忘れられたことだが、あるアジュバンド入りの豚インフルワクチンが、数千もの命を奪った。副作用が起こったのは、ウイルスに対する抗体が脳に対して交差免疫応答を引き起こしたためだ。障害は、古典的な、抗体によって誘導された自己免疫疾患の結果なのである。副作用が起こることは、比較的まれである。しかし、発生頻度はおそらく1万分の1程度だが、数百万人がワクチン接種されたので、結果は悲惨であった。感染の方は、マイルドな経過をとるので、何も被害はないのはずだが・・・。振り返ってみれば、豚インフルワクチン接種のリスク/利点の比率は悲惨なレベルになることが予想できたはずだ。これが、必要もないのに大規模ワクチン接種が実施された時に起こることなのだ。
(引用終了)
なお、2021年4月には原著者たちによる第2弾『コロナのマスクを剥ぐ』(原題:”Corona Unmasked”)が発刊されます。その中のワクチンに関する部分が、無料で読むことができます。次回はこの部分を翻訳して投稿する予定です。ご期待ください。日曜社で翻訳するかどうかは未定です。
以上 鄭基成 拝
https://nichiyosha.tokyo