重たい掲示板
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Loginはこちら【2718】[3165]私の6年前の本「余剰(よじょう)の時代」を読んで感想をくれた優れた読者からのメールを載せます。
副島隆彦です。 今日は、2021年6月20日(日)です。
私の6年前の本「余剰(よじょう)の時代」を読んで感想をくれた読者からのメールを載せます。
(転載貼り付け始め)
◯◯◯さまへ
◯◯◯編集長へも
副島隆彦から
メールをありがとうございます。
一読して、貴方の真面目さが、よく分りました。私が書いた「余剰の時代」(ベスト新書、○○年刊)を丁寧に読んでくださって、ありがとうございます。
君は、生来、頭がいい。もし副島隆彦の学問道場に入ってくるなら、すぐに有段者に認定します。私の弟子になる必要は無いです。
きっと、私と一緒にこの本を作ってくれた編集長も喜ぶでしょう。
私は、もっと君に教えたい、語りたいことがあります。以下の、君からのメールに、あちこちに、今、私が手を入れました。これで、何とか分ってください。
私は、10年前の、大地震・津波、そして原発事故の時、君の住む郡山から、数十回、福島第1原発のそばまで通いました。もう10年になります。
また、メールを下さい。私は、君のような若者に、自分が日本国で切り開いて来た、知識、思想、学問を、自分が生きている限り、伝えて行きます。メールをどうもありがとう。
私は、以下の君からの文を、学問道場の重たい掲示板 貼り付けます。君の名前などは、周到に隠して載せますので安心してください。 副島隆彦拝
—–Original Message—–
From: ******************
Sent: Saturday, June 19, 2021 7:17 PM
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Subject: ベスト新書「余剰の時代」を読みました。
拝啓 副島隆彦先生こんにちは。
私は高校3年次以降、此(こ)の方、精神科に通院していて、結局バイトも、なんやかんやで長続きせず、正社員として働いたこともなく、結果的に独学での読書は継続して出来ています。それこそ副島先生の「余剰の時代」
(ここで副島隆彦割り込み、加筆。この本は、最後に 過剰生産、過剰在庫、余剰=サープラス、surplus = で余ってしまっているのは、人間、あなたたちだ。という本です)
でも紹介されていた、アイン・ランド女史の リバータリアニスムが、案外福沢諭吉の「独立自尊(どくりつじそん)」にも通じているのかなということを一瞬、考えました。
アリストテレス著の『政治論』(ポリティーカ)では、民主主義(デーモス・クラティア)と、寡頭(かとう)賢者(副島隆彦注記。 優れた独裁者である哲人政治家=てつじんせいじか=)による統治(オリガーキーと言う)の混合形態のレジーム が、一番うまくバランスが取れていて、統治者(とうちしゃ)と人民の両方がウインウインで幸せだと書いている、と、先生は説明しています。
このことを、中途半端にしか(これまで、日本では)理解されて来なかった。
そして、エドマンド・バークとジョン・ロックの保守思想の大きな違い(すなわち自然法=ナチュラル・ラー=と、自然権=ナチュラル・ライツ=の違い )を、解りやすく伝えてくださり、ありがたく読ませて頂きました。
(副島隆彦注記。この「自然法」と「自然権」の思想の違いが分る人から上が、
副島隆彦の学問道場の 有段者です。いつまで経(た)っても分らない人を、
私、副島隆彦は、じーっと見ています)
(副島隆彦注記。彼の死の10年後に起きた、フランス革命を指導した原理の思想を作った)ジャン・ジャック・ ルソーが、(下層階級の人々の怨念と)僻(ひが)み根性から書いた社会契約論(ソウシアル・コントラクト)が、悪い政治論だったとは!
そして人権なんて、ほんのつい最近まで考えられず(副島隆彦、加筆注記。日本では、今からほんの75年前の、WW2での敗戦の後の日本国憲法で、やっと明記され保障された。それまで、デモクラシーも諸人権(ヒューマン・ライツ)も、日本には無かった。大正デモクラシーの吉野作造の民本主義=みんぽんしゅぎ=が、やっとのことだった。これは明治憲法体制である天皇制に遠慮したコトバ )
そして平等(エガリタリアニズム)が、ある意味で悪であるのもよく理解できましたよ。
ルソーが素晴らしい思想と思ったら大間違いなんて(副島隆彦は書いているが)、一瞬なんだよと思ったけど、ヴォルテールが、徹底的な懐疑主義に基づき、「(お前)ルソーのアイデアは危険であるし、フランス革命の恐怖政治やファシズム、ナチズムといった全体主義(トータリタリアニズム totalitarianism )の悲劇を導いてしまったのだぞ」という、ヴォルテールの(予言的な)主張が、この「余剰の時代」でよく分かりました。
リバータリアニスム libertarianism と言えば、リバータリアン思想家のロバート・ノージック(副島隆彦割り込み注記。この人はリーバータリアンのアメリカ知識人の中でもたいした人ではない)を、マイケル・サンデルが、(副島隆彦注記。サンデルは、ハーヴァード大学の1年生のガキたち相手の初級授業を受け持っている。その程度の教授だ。「これからの「正義」の話をしよう」が、10年前に日本で馬鹿売れしたが、誰も、何にも分らなかった。どうして日本人インテリというのは、こんなにも、欧米の政治思想の全体見取り図が出来ないのだろう。このサンデルが、ノージックを論的として、本の中の数十カ所で、徹底的に名指しで)敵視していましたね。
けれども、当のサンデルの「コミュニタリアニズム」(共同体優先主義)は、実は、あしきヤマギシズムみたいだ(副島隆彦割り込み加筆。その通り。このサンデルの思想は、今のイスラエルの建国時代の集団農場運動であるキブツkibbutz の 思想です )。
こういうのがいい生き方なんだ、とサンデルが、言っていて、そのように(日本の読書人たち)みんなにも思われていた( 副島隆彦割り込み。さあ、どうかなあ、日本のインテリたち程度では、東大の政治学の教授どもでも、分っていないですよ、今も何も )。(私は、ようやく)如何にサンデルは読むに値しないかが分かりました。
トマ(ス)・ピケティの経済改革提言も、あんまりいい未来を導いてはくれないみたいですね?(副島隆彦、同感)
ロバート・ノージックは、政治哲学的にはリバータリアンだと、マイク・サンデルの ライバルとして、私は、哲学者の関係図で確認はしていました。しかしノージックの哲学主著『考えることを考える』での、論理学と認識論と言語哲学が、シームレスに跨(また)がっているのかなあ、と私はずっと思いながら生きてきました。いつかこの本の翻訳を通読してコピーまで取りたいと思います。
私はかねてから、この生きている世界はろくでもないし、誰もが結果的に幸せにはなれない、と絶望的に考えています。
私は発達障害(はったつしょうがい)持ちですが、それでも、今まで哲学することを是(ぜ)として生きてきたこともあり、個人的に愚かなりに、賢(さか)しらを発揮して、評論文を書けるようになりたいと思いますよ。
副島先生のことは佐藤優(さとうまさる)がちゃんとした論客だ、と物の本で評価していた。だから本当かなと思いながらも、この新書「余剰の時代」を通して、確かに誠実な書き手だと認識しました。敬服いたします。
なんと言っても(今から30年前の)別冊宝島の「道具としての英語 基礎の基礎」を、私はいまだに所有してます。丹念に読んで英語力を高めていけたらと考えるのですが、なまくらで無精でなかなか読み直していませんですみません。
私は(ロック・バンドの)SEKAI NO OWARI は、人を馬鹿にした縁起の悪いバンドだと考えています。
何よりもフロントマン深瀬慧(ふかせけい、すう?)は、過去に閉鎖病棟にぶちこまれて可哀想でしたが、キモいです。なによりピエロ・マスクを被って外しもしないメンバーたちの存在を、私は忌々しく思う。
この音楽性を支持してるやつらキモいです。大嫌いですね。 概してアイドルにしろミュージシャンにしろ、こうした芸能人のコンサートなんか宗教だ。嫌いなやつのコンサートなんか行かないでしょ? 呑み込まれてたまるか。バカにすんな、フザケンナ、糞(クソ)が、と私は思いますもんね。 芸能人のために自分の大事なことをフイにしたくないです。自民党は糞ですね。
私は、(スイスのジュネーヴで宗教改革を始めた)ジャン・カルヴァンを依代(よりしろ)にした改革長老(ちょうろう)教会で洗礼を受けました。こういう私ですが、副島さんからすればカルヴァンも、案外、禄(ろく)でもないキリスト教神学者(セオロジスト)だったんだなあと驚きをもって迎えました。
(カルヴァンよりも20年早いドイツの)マルチン・ルターでさえ、自分の反対派への虐殺を主張したことがあったとか、キリスト教もけっこう残虐無道だから、そんな中で(副島隆彦の割り込み注記。人類の諸悪の根源であるローマ・カトリック教会の)ローマ法王が、世界平和のために(ミサを献げるとかの行為は)正しくないと(副島隆彦は言う)。
それでは、私は、一体、何を信じたら良いのか分からなくなっている。この感じでなんだかモヤモヤしてますよ。
実際問題、わたくしは、クレカと、禄(ろく)でもない騙(だま)くらかしメールのために、借金という負債が2百万円近くまで膨らんで気分的に嫌な思いをしましたからね。
人から自己責任とか押し付けられるのは嫌だけど、自分で考えて責任をもって行動すること、自分のケツはてめえで拭くことだ、もまた大事な考え方だと、私も思いました。この「余剰の時代」の中で紹介されていた副島先生の別の著作も、いつか近いうちに読もうと思います。
副島先生には、学校が教えない都合の悪い大事な考え方を教えて頂きたいと思っています。 リバータリアンは、ある意味で現実を見据えて奇麗事に逃げない強い人間なんだろうなと思います。だがリバータリアニスムの欠点は分かりますか? 気になります。
(副島隆彦からの答え。リバータリアンの本当の始まりの姿は、ヨーロッパから順番に流れ着いてきた、アメリカの開拓農民の中でも、さらにド貧乏で、だから辺境に住んで、インディアン=先住民=たちの土地を奪って生きてゆくしかないので、自分と家族を、自分の銃で守るしかない、という人たちだ。
同時に、このアメリカの貧乏な開拓農民=パイオニアだ=たちを相手にケチ臭い商売をしている、ユダヤ人の商店主夫婦も、またリバータリアンなのです。
日本で昔、80年代にNHKでやっていた、ローラ・インガルス著の「大草原の小さな家」のテレビドラマが、真実を描いている。 本物のリバータリアンは、あのインガルス家の、お父さんのように、日雇い労働者であって、あっちこっち、家作りとか、農作業とか、頼まれ仕事をやって生きている。農場主(ファーマー)にさえなれない。自分が、気に入らないと、威張っている雇い主に向かって、ファック・ユー!と、指を突き立てて、さっさとやめる。
そういう誇り高い貧乏人が、リバータリアニズムの始まりで有り体現者です。こういう、分かり易(やす)くて、大きな真実を、東大出の、アメリカ研究や、政治学者の、ぼっちゃんたちには、どうしても、理解できないんだ。
だから、私、副島隆彦が、この新式の現代のアメリカ思想の紹介者、導入者=プロパカンディスト=として、ずっともう30年間も苦労している。
このリバータリアニズムの、始まりからのけち臭さを、どうか、○○君、分ってください。
日本の、すばらしいNHKドラマの、橋田壽賀子原作の「おしん」の あの、貧乏小作人の、どん百姓の、貧乏娘が、いろいろの苦労をして、それを物ともせずに、這い上がって、やがてスーパーのチェーン店の経営者になってゆく姿に、アジア諸国も、中東のアラブ、イスラム諸国の民衆も、みんな、涙を流しながら「おしん」を見たのだ。
おしんが、密かに愛していた、あの金持ち家庭出身の帝大生の共産主義者のコウタロウ?さんという人がいて(すでに転向していた)彼が、時々、出てくると、ここで、アジア民衆と、中東民衆と、南米民衆までが泣く。一番泣いたのは、イランと、エジプトと、トルコの国民だったようだ。私も泣いた。今から、これから「おしん」を、それぞれの国営放送局のテレビで見るだろうアフリカ民衆も泣くだろう。
まだ世界中の後進地帯では、今も猶(なお)、農地解放=自作農創出法(じさくのうそうしゅつほう。日本はマッカーサーの占領政府がやってくれた)=が出来ていなくて、大地主制の国々だからだ。なのに自由主義世界(西側同盟)である振りだけはしている。日本製の「おしん」の真のスゴさは、世界基準(ワールド・ヴァリューズ)で、この地球全体の、巨大な真実を暴き立てたことです。
(副島隆彦です。ここから、私が更に加筆します。2021年6月20日。 この大地主制度による、巨大地主たちが、どこの国でも、今も、陰に隠れた真の、世界支配者、世界権力者たちだ。彼らは、政治の表面には絶対に出てこない。 だから、彼らをランドロード( landlord 大土地の経営者貴族 )という。
彼らランドロード ( Land Lord 巨大土地貴族 )は、インドや、ブラジルなどの農地や山林の巨大地主たちだけではない。大都市も裏から支配している。例えば、フランスのパリのシャンゼリゼ大通りの超高級アパルトマンの大家たちとか、ドイツのフランクフルト大都市のほとんどの重要な高層ビルを所有している、大土地(旧)貴族たちだ。
この人類の土地私有の不公平の問題は、今ではほとんど語られることがない。20世紀から後、とりわけロシアのボリシェビキ革命(レーニンたち)への憎悪と恐怖心に駆られた、反(はん)社会主義、反共(はんきょう)ヒステリーの大洪水で、上手にかき消された。
だから、今現在でも、世界の農業地所有の不公平、圧倒的に貧しい農民たちの、存在、というのは、人類の土地問題は解決していない、ということだ。この問題は、地球規模での、スキャンダルなのだ。単にアフリカで干魃(かんばつ)や民族間の紛争で、難民となって飢えている民衆、とかいうことではない。大土地所有制こそは、人類の巨大な問題なのだ。この問題には、どうも光を投げかけてはいけない、ことになっている。
アメリカのヘンリー・ジョージという、優れた真剣な土地改革の唱道者の政治家が出現した。それと、やっぱりエマーソンが、この土地占有問題の解決を、強く主張したことが重要だ。
ランドロードたちが、現代世界の、まさしく ディープステイト( the Deep State
陰=かげ=に隠れた支配者たち)だ。 だから、こいつら巨大土地貴族と闘うために、ロシアでトルストイが現われ、インドでガンディが現われた。 2人とも、アメリカの思想家のラルフ・ワルドー・エマーソンの本を読んだ。 そして穏やかな社会の改革を唱えた。副島隆彦加筆終わり)
○○君、こういう事との、類推=アソシエイション=で、どうか、アメリカのリバータリアン思想 を、身近に理解してください。そろそろ、何とかしてくれよー、分ってくれよー、という 私、副島隆彦 の血の叫びを聞いてください。)
返事を待っています。いずれまた先生の著作をよませていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。 敬具 2021年6月19日 ◯◯◯◯
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【2717】[3164]トランプ氏がやはりアメリカ政府の実権を握っている
自分なりにネット情報を検索して考えていますが、2021年3月に副島先生が示した表題の見立て「トランプ氏がアメリカ政府の実権を握っている」はやはり正しく、しかも現時点でもその通りに推移していると、考えます。
以下、わかる方には一緒に笑っていただける情報を提示します。
2021年6月16日に、スイスのジュネーブで開催された米ロ首脳会談での一コマ。
以下、ツイッターから引用します。ツイッターの日付は、2021年6月17日です。
https://twitter.com/yy197210/status/1405281746459926530
(引用開始)
<HiQ1717さん>
はい!昨日の(米ロ首脳)対談。
おじいちゃん(バイデン氏)の中身はトラ兄貴(トランプ氏)だとか?
来てますよ。バラしにかかってるす。
(写真中のバイデン氏の)体格と背中の丸みが兄貴(トランプ氏)と(同じです)
<プーチン大統領とバイデン氏(実はトランプ氏?)とが握手する写真あり>
(引用終わり)
(引用開始)
<大和交差旗Gesaraのシルエット共和国さん>
やはり そうですよね!
売電(バイデン氏)はあんなにガタイ良くないですもんね
毎日楽しすぎます
(引用終わり)
(引用開始)
<ピリオドさん>
なんかガタイがおかしいと思ったんだよなーw
(引用終わり)
(引用開始)
<いのまさん>
プーチンさんてオバマ大統領の時に無言貫いたり、ハッキリ態度に出しますよね
そのプーチンさんが笑顔で握手となると‥
そうかもですね
(引用終わり)
(引用開始)
<ponpon4429さん>
なるほど。爺さん(バイデン氏)が(アメリカを)出発する時に4発機に乗り込んだから、アレ?っと思っていました。
(引用終わり)
(引用開始)
<るるこさん>
遊んでますね!
(引用終わり)
【2716】[3163]新型コロナワクチン接種の判断について
わたしは、新型コロナのワクチンを接種しない予定です。
なぜなら、新型コロナが恐ろしいという感情の問題と、コロナワクチンが安全であるかどうかの判断は全くの別物だからです。すなわち、新型コロナが恐ろしいからコロナワクチンは安全である(接種しても問題ない)、という判断は論理的に成り立たないからです。
以下関連するツイッターを引用します。
藤川徳美さん
https://twitter.com/niyGkvyHvjd7ytq/status/1402560848292237317
薬害は常に新薬。
サリドマイド、イレッサ、その他。
新薬、コロ枠(コロナワクチン)有り難がる人は何も考えていないね。
2021年6月9日
ひまわりのえがおさん
https://twitter.com/chikomuu1/status/1392470449557098506
新しいワクチン(コロナワクチン)は2023年まで治験中です。
治験は詳しい説明を専門医師より聞いた上、本人任意のみ参加可能。
予後のケアが説明された医師によりあるようにと世界的薬事法にあります
お薬であり治験中のものは医師の説明は違法ではありませんが 強制や医師でない人が勧めるは薬事法違反にならぬよう注意
藤川徳美さん
https://twitter.com/niyGkvyHvjd7ytq/status/1398602420746211328
ほとんどの医者は記憶オンリー
勤務医時代、20年近く約200人に後輩の臨床・研究指導をしたが、自分の頭で考えることが出来る医者は皆無。
塾で習い、私立中高や大学で習い、そしてガイドラインを習いそのまま診療するのみ。
どうしようもないヤツばかりで本当に頭悪い。予後不良で治らない。
2021年5月29日
藤川徳美さん
https://twitter.com/niyGkvyHvjd7ytq/status/1395305476640821248
コロ枠(コロナワクチン)の副作用が酷い
医療従事者への先行接種、特養の看護師、介護士から聞いた話。
発熱、倦怠感、腕が上がらないなどで欠勤者多数。
インフル枠(インフルエンザワクチン)より格段に副作用が多い。
こんなに副作用の強いものは今まで見たことがない。
2021年5月20日
Suggyさん
https://twitter.com/mcz0828sti/status/1404643408677728260
基本的には、打ちたい人が打てば?とか思ってるが。
治験が終わってない、
動物実験のデータがない、
長期のデータがない、
遺伝子への影響がどうなのか?
それに製薬会社が免責されてる?
打ちたい人は理解してるのか?
こんなん怖いと思って、
普通だと思いますが。
2021年6月15日
【2715】[3162]怖くもないコロナを恐ろしがって、不気味なワクチンを怖がらない…国民洗脳の成果。”天下の奇観”だ。
自分の子供たち(娘や息子)に得体の知れないワクチンを接種して…それでよく平気だな。
何が”万物(ばんぶつ)の霊長(れいちょう)”だ。笑わせる。人間なんか猿(エテコー)以下だ。考える力を完全に失っている。ディープ・ステイト(世界エリート支配層、悪魔教の連中)による大惨事便乗型資本主義(ショック・ドクトリン)だ。
猖獗(しょうけつ)を極める、”とにかくコロナワクチン打て打て”キャンペーン。マッチポンプの人体実験フル稼働だ。姑息(こそく)にも予(あらかじ)め”副作用”を”副反応”と誤魔化した。わざとらしい見え透いた手口だ。すっかり頭(おつむ)をコロナ脳にされきっている。
トーマス・ジェファーソン(1743~1826 アメリカ合衆国の第三代大統領)曰(いわ)く、
「一連の圧力がある時期から加えられ始め、閣僚が変わってもその圧力が変わらない場合、
それは明らかに我々を奴隷状態に貶(おとし)めようとする意図的かつ組織的な計画が背後
にあることを物語っている。」
新聞の中で最も 真実を伝えているのは”広告(コマーシャル)”だ。
巨大マスメディア(テレビ、新聞、大手雑誌)による徹底的な国民洗脳が行われている。これは日本だけではない。世界規模だ。
2017年3月23日発行の宝島社の「実録 人体実験の世界史」から引用。35ページから。
M K (エム・ケイ)ウルトラ計画。
1953年4月 アメリカ。手品師 ジョン・マルホランドを C I Aのシドニー・ゴットリーブがスカウトした。マジックの技術を CIAの科学情報部のプロジェクトが取り入れたのだ。「人間の行動をコントロールする薬物を開発中。だが相手に秘(ひそ)かに飲ませることが出来なければ意味がない。」「それでマジックの技術が必要とされると判断された。」
シドニー・ゴットリーブはカルフォルニア工科大学で科学(化学)を学び、CIAの技術支援スタッフ(TSS)に選ばれた。TSSで最初に開発したのは秘密のメッセージを書くための特殊インクだったが、MKウルトラでは幻覚剤のLSDの研究を行った。LSDの実験では”ミッドナイト・クライマックス”という作戦を行った。
CIAが用意する隠れ家と売春婦を使って秘密裏にLSDの投与実験を行ったのだ。
1953年11月メリーランド州 我々自身(研究スタッフ)が実験台になることもあったが、その実験は悲劇を呼んだ。幻覚に襲われたフランク・オルソン博士はニューヨークで(回復の)治療を受けたが、宿泊先のホテルから飛び降り自殺した。
MKウルトラでは、8種類の致死物質と27種類の身体の自由を奪う物質を開発していた。
コンゴの首相暗殺用に毒入りの歯磨き粉、イラクの将軍の身体機能を奪う細菌付きのハンカチが作られたこともあったが、イラクの将軍はハンカチが届く前に暗殺されてしまった。
後の60年代初頭 CIAはキューバのカストロを執拗に狙った。彼に対しては奇想天外な”マングース作戦”を立案した。カストロが生放送中のスタジオにLSDを散布するという計画もあった。旅行中のカストロがブーツをホテルに出しておいて磨(みが)かせるという情報があり、ブーツの中に脱毛作用のある「タリウム塩」を入れると言う案もあった。
ボツリヌス(菌)毒素入りの葉巻は実際に使われたが、暗殺を恐れたキューバは、カストロ専用の葉巻ブランドを立ち上げる。それがコイーバである。硫酸ニコチンを注射できるボールペンも開発された。しかし同時期にケネディが暗殺され、スパイだったキューバ人が考えを変えてしまい、ペンは捨てられた。
1973年 結局カストロへの作戦は全て失敗に終わる。CIA長官の命令で、MKウルトラの資料はほぼ全て廃棄された。
1975年、しかし廃棄を免れた文書が見つかり、シドニー・ゴットリーブは上院委員会に証人として喚問された。
オルソン博士の死などについて4日間 質問をうけた。その後何か月も調査が行われたが、犯罪行為が無かったと結論が出た。委員会ではマルホランドの事は聞かれなかった。彼は1970年に亡くなるまで約束を守り、CIAの事は口外しなかったのだ。そのため、MKウルトラと手品の関係は長く世に知られなかった。
1977年の機密解除でマルホランドの事が知られるようになったが、彼がCIAの為に書いたマニュアルの行方は分からなかった。
2007年マルホランドのマニュアルが偶然発見された。マニュアルの存在で、スパイ映画のようなMKウルトラ計画の内容が事実だったと知られた。CIAは幻覚剤と手品で冷戦に立ち向かおうとしていたのだ。
52ページから引用。「狂気の人体実験」
アメリカが秘密裏に行ったナチス科学者の青田買い
大戦中、ナチス・ドイツが行った数々の残虐な実験。ナチスは、捕らえたユダヤ人に対して麻酔もせずに身体を切り刻み、薬品に浸け、放射線を当てるなどの実験などを行っていた事が明らかになっている。これらの事実に対して、ドイツのニュルンベルグで行われた通称「医者裁判」では、実験に関与した多くの医師が有罪判決を受け、主導していた医者たちは死刑となった。
(略)ナチス・ドイツの医者や科学者の内の何人かは戦後アメリカにスカウトされていったのである。このスカウトに動いていたのが、CIAの前身であるOSS(戦略事務局)。OSSは終戦間際から、極秘裏にナチスの科学者と接触し、リクルート活動を行っていた。
ナチスドイツから得た人体実験記録の中に、拷問・洗脳技術があった。当時アメリカは朝鮮戦争で捕虜になったアメリカ兵が、中国やソ連によって洗脳された事に対して、強い危機感を抱いていた。その結果恐るべき人体実験プロジェクトが始動。それが「MKウルトラ計画」である。
1953年、当時のCIA長官であったアレン・ダレスは、CIA技術部内で幻覚剤などを用いた精神薬理学の研究を行っていた、シドニー・ゴットリーブという男に密命を下す。その内容とは、「マインド・コントロールを可能とする、究極の薬物を製作すること」。
後に、「黒い魔術師」や「汚れた手品師」という異名を持つこととなるゴットリーブの、狂気の実験の始まりだった。 この計画(MKウルトラ計画)の被験者は、当初は科学者本人、その後は精神病患者、CIA職員、軍人、妊婦などに無断で投与していた。なお、LSDという薬物は、向精神薬では最強の一角、人間での致死量は不明、喜怒哀楽の落差が激しくなったり、思考が鈍くなる。
さらに60ページから引用。
1894年~1895年に行われた日清戦争では、日本兵の戦死者1万4千人のうち、赤痢(せきり)やコレラなどの伝染病で死亡した兵士はなんと1万2千人にも及ぶ。つまり、戦死者の9割を超える数が病気によって死亡していたのだ。この事態を重く見た日本政府は、兵士たちの健康管理を徹底。日露戦争では下痢(げり)や腹痛に効果がある「クレオソート剤」を開発、配布するなどで衛生面の充実を図った。
すると、その優れた防疫技術を軍事利用しようとする動きが出てくる。それが石井四郎 軍医中将が率いる「731部隊」だった。731部隊という名称は秘匿名で、正式名称は「関東軍防疫給水部本部」。表向きには感染病の予防と水の浄化の研究機関という目的を掲げていた。
ペスト菌を注入された3000本の「マルタ」
1928年、731部隊の部隊長である石井紫郎(いしいしろう。陸軍中将。東京帝大医学部卒、軍医)は欧州への視察に派遣される。そこで彼が気付いたのは「ペスト菌を使った細菌兵器がない」という点だ。ペスト菌はノミなどを媒介(ばいかい)にして人に感染すると、リンパ節の腫(は)れや高熱、やがて敗血症などの症状を起こし死に至る病原菌だ。
石井は帰国後、都内に「伝染病予防研究所」を設立、ペスト菌の兵器化に着手する。殺傷能力の試用に使われたのは、関東軍が摘発した中国人、朝鮮人の捕虜だった。菌を注入された被験者は、高熱を出した後 手足が壊疽(えそ)を起こし体中が黒ずんで死んでいったという。これらの実験の被験者は「マルタ(丸太)」と呼ばれ、3000人を超える捕虜が犠牲になったと言われている。
731部隊のペスト実験では被験者が生きている内に内臓を取り出し観察する。被験者は満州で摘発した中国人や朝鮮人の捕虜だった。
以上引用終わり。
【2714】[3161]新ニュルンベルク裁判2021はデマか激震の予兆か
(BREAKING-NEWS.CA)
https://breaking-news.ca/the-new-nuremberg-trials-2021-please-share-this-info/?fbclid=IwAR2udQGaIuPtJ85tjKFSp4GKtfIKV_ygTikZOZSgT0sfpxAVG73dO7WvQ6Y
(記事を翻訳したブログ)
http://tbt6260.blog22.fc2.com/blog-entry-3916.html
https://ameblo.jp/kco-szk/entry-12672509947.html
独立系ニュースサイトのBREAKING-NEWS.CAによると、5月3日にライナー・フュルミッヒ博士が率いる1,000人を超える弁護士に加えて10,000人を超える医療専門家チームが、人道に対する罪について、CDC、WHO、およびダボス会議に対して訴訟を起こしたそうです。この裁判は「新ニュルンベルク裁判2021」として提訴されたようです。
弁護士のライナー・フェルミッヒ博士は、ドイツ・コロナウィルス調査委員会委員でもあり、ドイツ銀行やフォルクスワーゲンの腐敗訴訟に勝利した経歴だそうで、相当な手腕を持った弁護士のように思えます。おおもとのニュルンベルク裁判とは、第二次世界大戦でドイツによって行われた戦争犯罪を裁く国際軍事裁判です。やはり腐敗した権力者と世の中を正す最後の手段は軍事法廷なのかと思いました。この情報は、まだ信憑性が不確かなので今日はこのへんで止めておきます。
【2713】[3160]目を覚ませ!全共闘世代
先日、10年ぶりに会員復帰しました。よろしくお願いします。
古村治彦著『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』を読んだところです。「権威主義的政治体制」、腑に落ちました。
昨日のある会合、協議が一段落したところで、ひとりひとり何か語る機会が与えられた。数年前退職した元中学校長がこう言った。「コロナにすっかり席捲されっぱなしの世の中だが、このコロナ騒ぎ、何かウサン臭さを感じてしょうがない。それなのにみんな唯々諾々その流れのままに流されている。若者からもなんの声も上がらない。教育がおかしかったんじゃあないだろうか、と今思う。」この言葉に力を得た。私の番に回ってきてこう言った。「『ワクチン接種しない』と言うことに勇気が要る。私は『コロナに罹るよりワクチンの方が怖ろしい。臆病者でゴメンなさい。』と言う。今から80年前、大東亜戦争が始まった。竹槍をもって戦おうとした。『二度とあんなバカなことは繰り返さない』と言っていたはずなのに、今まさにそういうう情況になっている。命がけでもなんとか声をあげねばならない情況にあるんじゃあないだろうか、そう思っているところです。》
思わず「命がけ」という言葉が出てきたのにはわけがあった。昨日の朝、石垣りんの詩句にふれていたせいだ。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-06-12-1
《正しいと思ったことを
命がけで言わなければならない時が
あるかもしれない
「私は何の野心も大それた欲望もない
ただ平凡で幸福でありたい」と
そんな何でもないことを言うのさえ
勇気のいる日が来るかも知れない、》 (『感想』)
家に帰ってからも「命がけ」の言葉が尾を引いていた。ふと思った。「若い人をあてにするんじゃあなくて、全共闘世代の中に火種は残っていないか。全共闘世代とはそのまま、不完全燃焼世代だった。燃え尽きるのはこれからだ。当時の思いを思い起こせ。」
1年半前、半世紀前の学生時代持ち歩いてその時々の思いを記録したノートを写し始めていた。(https://oshosina3.blog.ss-blog.jp/2019-12-05)そんなことを始めたのは、「全共闘世代」のあの騒ぎ、その意義もなんだかわからないままに過去の記憶の底に沈んでいくさまがあまりに哀れで、自分の当時の記録をたどってみようと思い立ったのだった。2年前、井上智洋著『純粋機械化経済』に、「1968年革命」の精神からマッキントッシュやウィンドウズやアイフォンが生まれ出た、とあったのを読んだのもひとつのきっかけだった。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-09-26 そのときこう書いた。
《8年前の民主党政権の時代、こう書いていた。〈あの時代を日本の戦後史に明確に位置付けた論を私はまだ知らない。ややもすると、とりわけあの時代「闘争」として体験した人たちにとっては、青春の思い出のように美化され郷愁の対象になってしまったりしているのではないだろうか。菅、仙谷といったいま権力の中枢にある方々にとってあの時代はどう自分の中で「総括」されて今に至っているのだろう。「精神年齢は70年代のままかもしれません。」の指摘が当を得ているように思えてならない。〉(https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2011-07-10)
私の大学で突然「スト権確立」したのは、私が3回生の後期、1969年の1月20日だった。26日教養部封鎖。私は「部外者」に身を置いて、ひたすら寮でじっとしていた。私にとっては、高橋和巳から吉本隆明へのちょうど移行期だった。「結局は片想い」だった人がいたりして、自分にとことん沈潜できた時期だった。今思うと贅沢な時間だった。あの時間のおかげ、と今は言える。この著、「あの時の意味」についてあらためていろいろ思わせてくれた。しかし「世界レベル」ではそうだったとしても、日本においてあの時代の「成果」は、というと何を挙げることができるのだろうか。ひょっとして、我々はダメでも、我々の子供の世代が案外引き継いでくれているのかもしれない。この著者(井上智洋)、ちょうどその世代だ。》
この時も「若い世代」をあてにしていた。われわれ世代は消えてゆくだけのように思えていた。昨日の日経連載記事「この父ありて」(梯久美子)で出会った石垣りんの詩句で火が点いた。
《“ すべてがそうなってきたのだから
仕方がない ” というひとつの言葉が
遠い嶺(みね)のあたりでころげ出すと
もう他の雪をさそって
しかたがない、しかたがない
しかたがない
と、落ちてくる。》(「雪崩のとき」)
このままでいいのか。今さら、惜しむ命もない。
目を覚ませ!全共闘世代。
【2712】[3159]「ハワイ王国 最後の「悲劇の女王」、リリウオカラニの物語 」
副島隆彦です。 今日は、2021年6月12日(土)です。
私は、ようやく徳間書店から出る金融本『目の前に迫り来る大暴落』(6月末には刊行される)を書き上げてホッとしています。あまりに考え込んで、頭痛と鼻血 (高血圧のせいだろう。鼻血は気持ちがいい)で苦しみましたが、何とか昨日、書き上げた。
今、今日のぼやきで、西森マリーさんの『カバールCabal の正体』の宣伝をしています。
宣伝を読んでください。
http://snsi-j.jp/picture/img-box/img20210610105205.jpg
世界人類の99.99%を支配する カバールの正体
私は、今朝、ネットで拾った文章で、ナショナル・ジオグラフィックス National Geographic に重要な歴史事実が書いて有った。それを以下に載せます。
私は、ハワイの最後の女王リイウオカラニ のしっかりした写真を初めて見た。
私は、1895年に滅んだ、ハワイ王国の最後の悲劇の女王 の話を聞いていて、自分が20年以上も前に、ハワイに観光旅行に行ったときも、ワイキキにある イオラニ宮殿(旧王宮) にも行った。その時、私は、どこで手にれたか覚えていないが、「絞殺(こうさつ)された、最後の女王の死体を、“パイナップル王”の白人のドールが両腕で抱えて、王宮の階段をゆっくりと降りてきた」という説明文を英文で読んだ記憶がある。
ドールが女王を殺したのだ、という説を私は現地でチラと耳に挟んだ。それ以上は分らない。女王がどういう女性だったかは、知らなかった。私には調べようもなかった。しかし、本当は、ハワイの原住民博物館に行って、いろいろと聞けば分ったことなのだが。その時間が無かった。真珠湾の戦艦アリゾナの、日本軍の爆撃、沈没の慰霊の船には乗った。
以下の記事のあとに、私の考えと知識を書きます。 副島隆彦記
(転載貼り付け始め)
◯ 「ハワイ王国最後の「悲劇の女王」、リリウオカラニの物語 」
2021年6/11(金) 文=ERIN BLAKEMORE/訳=鈴木和博
ナショナル・ジオグラフィック誌
「 先住民のために立ち上がるも、白人に退位させられ王国に終止符 」
http://snsi-j.jp/picture/img-box/img20210612140318.jpg
(Liliʻuokalani、1833~1917、79歳で死)
ハワイ最後の女王、リリウオカラニ。1895年にプランテーション所有者たちの陰謀によって退位させられてから、20年以上が経過したころの写真。世界中で親しまれる名曲「アロハ・オエ」の作者としても知られる。(LIBRARY OF CONGRESS)
リリウオカラニは、ホノルルの宮殿で1枚の書面を前にためらっていた。署名して退位すれば、女王としての立場を失うことになる。だが、6名の忠実な臣下は解放され、彼らが反逆罪で処刑されることはなくなる。彼らは100名に満たない仲間を集め、ハワイの女王としてのリリウオカラニの立場を守ろうとしたが、小競り合いの末に鎮圧されていたのだ。
ギャラリー:ハワイの美しい島に残る、ハンセン病隔離の歴史 写真15点
のちにリリウオカラニは、自叙伝にこう記している。「自分だけのためならば、署名するよりも死を選んだことでしょう。しかし自分の立場を考えると……私のペンによって食い止めなければ、多くの血が流れてしまうところだったのです」
1895年1月、彼女の署名によって、ハワイ王国の歴史に終止符が打たれた。その後まもなく、リリウオカラニが統治していた島々は、ハワイを金のなる木だと見なすようになっていた白人移民たちの働きかけにより、米国に併合される。
砂糖ブームがもたらした政治的危機
ハワイの各島は、長いこと世襲制の王が統治していた。1778年に初めてヨーロッパの探検家ジェームズ・クックがやってくると、貿易によって文字などが発達した。ハワイ島の戦士カメハメハは、ヨーロッパ人が持ちこんだ武器を活用してほとんどの島を征服し、1795年にハワイ王国の建国を宣言する。これにより、他国からの干渉を受けにくくなった。
一方で、ハワイの伝統的な社会は失われていった。感染症が持ちこまれたせいで、1840年までに先住民の数はクックが訪れたときからなんと84%も減少した。ヨーロッパの考え方を取り入れた立憲君主国となったことで、従来の社会構造も一変する。
布教者から、サトウキビのプランテーションの用地買収に訪れる米国人起業家まで、島に移住する西洋人が増えた。プランテーションの労働力として、東アジアをはじめとする世界中から低賃金労働者が集められた(引用者注。日本からも、このサトウキビ刈りの農夫として初めての移民がハワイに行った)。
ほどなくハワイはサトウキビの一大生産地となり、1874年に米国に輸出した砂糖は1万トンを超えた。
ハワイの重要性は経済面だけにとどまらなかった。アジアと米国の間に位置することから、太平洋上の拠点を探していた米国は、ハワイを戦略的要衝と見なすようになり、米国に輸出する砂糖に多額の関税という圧力がかけられた。
1874年に新たに王となったカラカウアは、米国との間に互恵条約を翌年に結び、オアフ島の真珠湾や、現在はフォード島と呼ばれている小島の割譲と引き換えに、砂糖を含む輸出品の自由貿易を可能にした。
ちなみに、カラカウアは世界一周旅行の途中で現職外国元首として初めて日本を訪れ、明治天皇に会ってハワイへの移民を増やすように交渉している。
米国による砂糖への投資は急増し、それとともに米国からの干渉も増加した。1887年には、いずれもハワイ王国生まれの法律家かつ政治家であるローリン・サーストンとサンフォード・ドール(「パイナップル王」として知られるジェームズ・ドールのいとこ)に率いられた有力な白人サトウキビ農場主たちが、カラカウアの浪費スキャンダルに乗じて武力蜂起し、国王からほとんどの権力を奪う新憲法への署名を迫った。
「銃剣憲法」とも呼ばれるこの憲法では、外国人の投票権が認められ、アジア人労働者や低収入者の投票権は制限された。その結果、75%にあたる先住民の投票権が奪われた。一方、ハワイ連盟と名乗る白人農場主たちは、少数派でありながら実質的に島を支配することになった。
経済危機と政治危機がハワイを襲ったのは、1890年代のことだ。米国で、ハワイの砂糖産業と競合する他国の砂糖税を撤廃する法案が可決されると、砂糖の価格が急落する。農場主たちは、経済を安定させ、王国に対する優位性を保とうと、ハワイの米国への併合を訴え始めた。
無血のクーデターから二転三転
1891年、カラカウアが死去し、妹のリリウオカラニが後を継いだ。1893年、リリウオカラニは、兄が署名した銃剣憲法に替えて、在留外国人の投票権を取り消して国王の権力を強化する憲法を制定しようとした。
それに対し、サーストンと武装勢力はリリウオカラニの宮殿近くに集まり、女王の退位を要求した。だが、米国公使ジョン・スティーブンスの要請により、米国人の人名と財産を守る名目で海兵隊がオアフ島に上陸すると、リリウオカラニは守備隊に降伏を命じ、この機に乗じてクーデター派は王制の廃止を宣言。戒厳令を敷いて宮殿に米国の旗を掲げた。
これは実質的に無血のクーデターで、ドールが率いる臨時政府によって米国併合の動きは加速すると見られた。1893年2月には、ベンジャミン・ハリソン米国大統領も併合条約に署名した。
しかし、それから1カ月も経たずにグローバー・クリーブランドが米国の大統領に就任すると、条約を撤回し、ジェームズ・ブラントらをハワイに送ってクーデターの調査を行った。ブラントは報告書にこう記した。「人民の感情は間違いなく女王を支持し、臨時政府と併合に反対している」
クリーブランドはクーデターを「重大な恥辱」と呼び、スティーブンスを罷免して新たな公使に女王の復位を命じた。米国の後ろ盾を得たと考えたリリウオカラニは、クーデターの参加者は王国の法に照らして処罰されるべきだと主張した。
ところが、ドールは屈することなく、臨時政府は合法的であり、武力によってのみ排除できると反発した。米国もそれ以上の干渉を行わなかったため、リリウオカラニは王位を維持しつつも、ドールを止めることはできなかった。
1893年12月、米国議会はクーデターの独自調査に乗り出す。ブラントの報告書に対する議会側の回答としてまとめられたモーガン・レポートは、臆面なく併合支持の立場をとっており、歴史家のラルフ・カイケンダールによれば「女王以外のあらゆる人の容疑を晴らす」内容だった。
議会がそれ以上行動を起こすことはなかったが、ドールの臨時政府は急ピッチで政権の基盤を固め、1894年7月にはドールを大統領とするハワイ共和国が誕生する。
半年後の1895年1月、王制派のハワイ人ロバート・ウィルコックスが反乱を起こした。少なくとも1000人のハワイ先住民が集まるとの想定に反し、実際に集まったのは100人程度で、3回ほど短い戦闘が行われただけで警察に降伏した。
その結果、反乱に加わった191人に加え、自邸から武器が見つかったとしてリリウオカラニも逮捕された。リリウオカラニは、死刑宣告を受けた6名の支持者の解放と引き換えに、正式に退位した。彼女は5年の重労働刑と罰金を言い渡されたものの、その刑の代わりに自宅軟禁が続き、1896年にドールから恩赦を受けた。
米国に併合され準州に
クリーブランド政権は、ハワイへの武力介入には否定的だった。1898年に米国とスペインの間で米西戦争が勃発すると、新大統領のウィリアム・マッキンリーは、遠洋での補給能力を増強して米国海軍の戦略的優位性を高めるため、選挙公約でもあったハワイ併合を実行した。上下院にも共同決議を呼びかけ、1898年8月、ハワイは米国の準州となる。
ハワイはその後61年にわたって準州(アソシエイト・ステイト)であり続けたが、1959年に米国50番目の州となった。
王位を失った女王はどうなったのだろうか。リリウオカラニは、その後何年にもわたり、一族の土地を取り戻して米国政府から補償を受けるための闘いを続けた。退位から20年近くが経った1911年には、ハワイ準州から終身年金が与えられることになった。
1993年、米国議会は、ハワイ先住民が主権を「直接的に放棄したことはない」旨を認める共同決議を採択した。ただし、これによって米国の政策が変わることはなく、彼らは今も政治的主権のない先住民グループの一つでしかない。
現在では、ハワイの島民のうち、先住民の子孫は10%ほどしかいない。白人と比べると、低い教育水準、高い失業率、貧困、結核の罹患率や喫煙率、肥満率の高さなど、健康面や社会面での格差は大きい。
しかし、先住民の人々の、自らの文化に対する誇りは失われていない。1970年代には、ハワイの先住民たちが、言語や慣習を保存するための活動を再開した。これが主権運動につながり、現在も政府による承認を求めている。カウアイ島で教師をしているケアリイ・ホールデンさんは、2014年の公聴会で「私たちは独立した主権国家なのです。その真実に気づきつつある人が増えています」と述べている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。これが、真実のハワイ島の歴史だ。
私たち日本人は、観光旅行で大勢がハワイに行くが、ハワイの本当の歴史を知らない。
日本軍による真珠湾攻撃のことだけを、少しだけ知っている。それも、アメリカによって、
昭和天皇以下が騙されて、やらされた、奇襲攻撃だった。この事実が、この20年間の歴史研究ではっきりしてきた。スティネット著の「ザ・デイ・オブ・デシート」 “ The Day of Deceit
“ 『欺瞞(ぎまん)の日』(翻訳書は文藝春秋刊、アメリカの手先出版社のくせに、威張っているから真実の本も出す。訳をすこし、バカな編集者が改悪している )を読みといい。
アメリカの手先ばっかりやって、「反共精神で、中国と戦うぞ」ばっかり言っている、ディープステイトの自覚的な子分をやっている、バカどもは、少しは歴史の大きな真実を考えなさい。自分の、その足りない頭(おつむ)を何とかしなさい。
ここからは、私、副島隆彦 の 簡略な ハワイ論だ。そのうち、まとめてしっかりした、私のハワイ論を発表します。
最後の女王は、日本の明治天皇に、手紙を書いて「ハワイを助けてください」と懇願した。明治天皇 は、金剛(こんごう。日本初の本格的な戦艦。確かシーメンス事件の時に問題になった船 )をハワイに派遣して、ホノルル湾に停泊していた。しかし、何も手出しできなかった。
ただし事態を日本の外交官と軍人たちが目撃している。それは、国家資料として残っているはずだ。
私は、ワイキキの シェラトン・モアナサーフライダーに泊まっていたのだが、その反対側にある プリンセス・カイウラニというホテルの名前の、カイウラニ妃の由来を今も知らない。日航のクルーたちの宿泊場所だった。朝のミーテイングを機長を中心にしてロビーでやっていた。
オアフ島の北の、ダイヤモンドヘッドを回り込んだ北側に、断崖絶壁の観光地があって、そこから飛び降りて、カメハメハ大王のハワイ統一に反対する部族の多くの者が死んだ。
私は、カウアイ島にも行ったが、そこまでも、カメハメハ大王の軍隊が来て、おそらくキャプテン・クック(クック船長)から貰った大砲で、島民を制圧して、反抗者を皆殺しにして、ハワイの統一を実現した。この歴史は、沖縄の 尚寧王(しょうねいおう?)の征服、統一と似ている。日本の、家康、秀吉がやったことも同じ構造だ。当時の最先端の兵器で、国家統一をする。英人キャプテン・クックと カメハメハ大王から、100年経った、7代目ぐらいが、このリリウオカラニ女王だ。
ハワイの原住民系の人たち(多くは、今では白人との混血だ)は、あのフラ・ダンスの踊りの中の、さらに、その中の神聖な儀式の中に、脈々と、今も自分たちのハワイ民族の感情を伝えている。それは、今も全米各州で見られる、インディアンたちの抗議と、同じものに見られるのだろう。
ただし、ハワイ原住民は、ポリネシアン(メラネシア系や、ヤップ人とは少し違う)。私たち日本人もポリネシアンだから、どこかで、同じ血が流れていることを感じる。だから、日本のオバサンたちが、あんなにフラダンスに狂う(人もいる。少し、下火になったのかな)のだ。 昭和に、日本民衆が踊り狂った、盆踊りと花見の時の、東京音頭(とうきょうおんど)から、どれぐらいの違いがあるのだろう。根っ子は同じだろう。 私たちの体の中に流れる、同じポリネシアンの血だ。
私は、日本民族の知識人だから、こういうことになると、自動的に脳(頭)が騒がしくなって、少し頭がおかしくなる。それでいいと、最近は思うようになった。 生来の 知識人が、自分たちの過去の歴史の真実を掘り起こして書いて、残す(遺す)ことで、皆の注意を促さないと、もう誰も、後後(あとあと)に伝えてゆくことが出来ない。 副島隆彦拝
【2711】[3158]生姜さま江
学会ネタを連投し、すみません。
生姜さま、投稿して下さった事に感謝します。
日蓮大聖人は、全ての人は仏(一神教的に言えば神・創造主)であり、全ての宇宙を備えてると説きました。
その一方で、この世を支配しているのは第六天の魔王(今で言えば、悪魔教・DS)なので、その事(自身が仏・神であること)を体得できる人は稀で、1000人の内、999人は脱落すると表現されています。
ですので、生姜さまの言われる「百千万億倍の用心」とは、いざという時の”勇気”に他ならないと思います。
善も悪も、光も闇も全てのあらゆる事が生姜さん自身に備わっています。
「依正不二」という概念をご存じかと思います。
瞬間瞬間の自分の内側の状態が、外側の現実に反映されるという概念です。
この事に気づくと、面白くて、笑っちゃうくらい、本当にその通りだと日々・瞬間瞬間に実感します。
生姜さんが、肩の力を抜いて、ユーモアを忘れずに日々過ごされる事を願います。
この板を、内部連絡的に利用したことを、ご勘弁願います。
【2710】[3157]一創価学会員としての苦悩
2010年入会した学会員です。仕事の悩み、結婚の悩みなどが解決し功徳を感じていました。日蓮仏法、三代会長の教えは間違っていないと思います。
しかし、ワクチン接種という明らかに間違った政策を推し進める公明党を強制的に応援させられる現状などから、獅子身中の虫に完全にむしばまれてしまったのだとようやく確信することができました。内部の人間の質も下がっており、自分の頭で考えれないレベルの人間ばかりです。
まずは己の眼(まなこ)、頭脳を日々研ぎ澄まし、学会などのDSに騙されないよう百千万億倍の用心をして参ります。学問道場の皆様、今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。
【2709】[3156]元創価学会員の立場から
僕は元々組織や団体行動が苦手な人間ですが、熱心な折伏に根負けして(笑)’84年に入会しました。99年にうつ病と診断され組織から離れました。
今や多くの方々が創価=DSと認識されていると思います。確かにそうなってしまいました。ただ、最初からそうだったのではなかった事を自分なりに伝えたいと思いました。自分が「池田教」だとか「洗脳が解けていない」など、どう批判されてもかまいません。
何年も前に学会系出版物のほとんどを断捨離した為、正確な日時を記せない事をご了承下さい。
1・にわかには信じてもらえないと思いますが、J・F・ケネディ大統領は池田氏に会おうとされました。当時の国会議員(実名は記述されていない)より池田氏のもとに電話があり「ケネディが会いたがっている。会わせてやっても良いが、そのかわり次の選挙で自分に投票するよう学会員に依頼してほしい(趣旨)」との取引を持ち掛けられました。それに対し、池田氏は「そういう事ならお断りします」と、学会が政治利用される事をきっぱり拒否しました。
ここで、思う事。この時期にCIAは池田氏の事や創価学会について徹底的に調べた事が想像できる事。
2・60年代後半、池田氏は学生部の会合で、日中国交化を提言しました。これにより多くの敵と少数の味方を生んだと思います。
そして、昭和54年4月24日、池田氏は3代会長を辞めました。
この日、この事を、今でも学会執行部に居座る、弁護士の資格を持つ八尋という人物が、アメリカ大使館に電話で伝えています。(アメリカの公文書に残されている)
組織内では、池田氏が自分の意志で辞任したと「勇退」と伝えられましたが、とんでもない。会長職から引きずり降ろされ、「名誉会長」という”シンボル”にされてしまいました。なんの権限も無い。
僕はこの時からDSによる学会の乗っ取りが始まったと思っています。
池田氏が”シンボル”になったことで幹部が悪事を働いても、一般のひとたちは創価=池田氏=池田氏が悪、となると思います。
当時、宗教的には大石寺と妙信仰との板挟み状態にあり、政治的には共産党と自民党(背後にCIA)の板挟み状態の四面楚歌だったのだと思います。
2010年、池田氏が表舞台に出なくなった後、聖教新聞の元旦号の最終面に一面を使い、あのジョセフ・ナイのインタビューが掲載されていました。
これをみて「終わった」「完全に乗っ取られた」と感じました。
僕は、法華経~日蓮宗の教えは、現世利益などといった、ちっぽけなものではなく、一人の人間の自立を促す宗教だと、今でも捉えています。
残念ながら、僕が出会った組織のほとんどの方たちが、いわゆる思考停止で、答えを池田氏に出してもらおうとする、自分で考えない依存心の人達ばかりで、自分の居場所はどこにもありませんでした。
池田氏は、常々、「信仰しているからこそ自立した人間に」と訴えていたのに・・・。
現在は宗教の違いは関係ないと思います。
目に見えない何かを信じる、純粋な「信仰心」が大切かと。
意識~素粒子~波長(波動)は連動しているそうです。
今でも池田氏は、僕の中では「池田先生」です。
長文、失礼しました。