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中国の内蒙古に、昨年11月から本格的に引っ越した石井と申します。日本では、大学卒業後20年来様々な分野でチャレンジしてまいりましたが、いかにも拭い去ることの出来ない規制という名の「閉塞感」と、年金問題や官僚のやりたい放題についぞ嫌気が射したような次第です。もっとハッキリ言うと、私の場合副島先生や学問道場のみなさんのように「日本を変えてみたい」とも「日本を変えられるかもしれない」とも思えなかった、ということで日本を捨てた訳です。
こちらに来る準備は5年前から少しずつ始めていました。私の居る街は、内蒙古の首府である「呼和浩特(フフホトと発音)」という、人口400万人足らずの地方都市です。しかし、驚くことに街を走る自動車の数は倍々ゲームで増えていき、20階建以上の高層ビルの建築ラッシュの、その勢いたるや! もし、建築風景の写真が欲しいという方がいらしたら、メールを頂ければ折り返し送って差し上げます。そして、一つ確信めいたモノが今私の胸の中に渦巻いています。それは日本も狩猟民族の気風を取り入れるべきだ、というものです。景気の停滞しているところをいくら耕してみても実は成りません。獲物を追い求め、若しくは獲物の居る所へ積極的に出掛けていくべき時代が日本にもやってきたのではないでしょうか。海外進出は大手のメーカーや商社の専売特許ではないはずです。悲しいことに、ほとんどの日本国民は、どこの外国に行っても通じることのない日本語しか話すことが出来ません。また、単一民族であるが故に一般国民にとって「外国人」や「外国」とは、ハリウッド映画に出てくる「宇宙人」や「他の惑星」とほぼ同じくくりなのではないでしょうか。
しかし、それでも昨年の政権交代には随分と期待しました。小沢元幹事長や鳩山元総理のアジア外交に対する姿勢に共感を覚えたのも事実です。もしかしたら、官僚の無駄遣いを徹底的に排除してくれるのかもしれない、官僚が勝手にこしらえた妙な規制を取っ払って風通しを良くしてくれるのかもしれない、とも思いました。今でも実は思っています。私は今日本に居ないので、管現総理がどのような思いであるのか判りません。或いは、副島先生の言う通りなのかもしれません。そして、そうであれば尚更私のような人がどんどん増えてきてもおかしくない、と思うのです。
副島先生が提示された課題とは、少々(いやとても)論点がずれているとは思いますが、是非このタイミングで上記のような質問を道場のみなさんにぶつけてみたくなったものですから、投稿させて頂きました。
最後になりましたが、先生や道場のみなさんのますますのご活躍をお祈りします。
【16】[18]漢字の問題
確かに日本における人名は、読み方が最初から判らないと言う厄介な代物になってます。
私は中国語では漢字の読みは大方一つに整理されているので、その感覚でいました。別に漢字の知識をひけらかしたり、漢字を読めない人間を馬鹿扱いするような愚かな人間ではありません。
確かに日本漢字は音読みでも呉音があり漢音があり唐宋音あり、それが訛った発音の慣用音があります。
訓読みとは漢字に日本語=大和言葉の意味を付けたものですから、その気になったらいくらでも付けられるが、辞書では一応決まっていても、副島先生が仰るように色んな読み方を付ける人がいて、それを文化だと称している。ただ、ルビを振ればそんなの解決出来そうでも、すべての漢字にルビを付けて文章を書かなくちゃならないのですかと、そういう事をやっている人に問いたい気持ちです。
左様に私も日本の漢字の読みについては不満を持っています。
歌の歌詞とかでも「運命」と書いて「さだめ」とか「女」と書いて「ひと」だとか、そういう辞書に載っている音訓とは違う読みを勝手に付けるのを見ると無性に腹が立ちます。
確かに最初からなんて読むか判らんものを見れば私も副島先生同様に腹が立ちます。
また塾字訓(じゅくじくん)というものもあって(例;「老舗」と書いて「しにせ」と読むたぐい)、こういうものはテレビタレントが出てるくだらんテレビのクイズ番組にも出題されています。
そういうのを多く知っていると頭が良いとは思いません。漢字ヲタクなのねと思います。
結局、漢字は元来、外来文字であって、日本人の先祖はそれを長年ひねくりまわし、またルビを振れば、どんな発音でも読めるようにもしてきた歴史があって、難読字が多くあり、また漢字に多くの勝手な音を付けた人もいる。それで私も漢字に苦しめられているわけです。
人名は特に厄介で、役所に届ける場合も漢字の数は人名漢字のように制限しても読み方には制限がありません。
だから、テレビのニュースで「海」と書いて「マリン」と言う読みの子供がいるのを見て、腹が立ちました。
日本人名前は姓の方でも「東」と書いて「ひがし」と「あずま」があり、
「東海林」にも「しょうじ」と「とうかいりん」があります。
副島先生の名も最初「ふくしま」だと思っていました。
よって漢字で書いてある姓名には“ルビ”を振るのが良いと思いました。
なお、姜の「キョウ」は漢音の発音です。呉音では「コウ」、「浩」の「コウ」も漢音で、辞書で確認したら呉音は「ゴウ」でした。
【15】[17]皆さんも、以下の ゆみこさんのような、文章を書いて、それぞれの土地から報告してください。
副島隆彦です。 以下の文章は、私が、今、阿修羅(あしゅら)掲示板を見て、これはいいね、このゆみこさんという女性は優れた女性だ、と思った投稿文です。
皆さんも、ご自分の住む土地、地域の 民主党や、自分の支持する政党の 政治家の後援会主催の、集会に行って、そして、ここの掲示板に報告文を書いてください。
いつも、いつも、人の文章を読んでいるだけの人間、というのは、つまらない人間だ。人生そのものが傍観者だ。私は、そういう人間たちに対して冷ややかです。人生を何かに賭けて本気で生きていない人たちだ。「すぐに決めつけるな」と反論なんかするようだと、ますます、自分が駄目な人間だと気付かない人間だ。
他の人の文章を貼り付けて、それで、何か、自分の主張と同意見で、それで満足しているような、その程度の知能の人間は、愚か者だ。 ↓ したの 「13」番 の貼り付けをした、小坂タカシさんは、私は、昔から知っている会員だが、自分の意見を書けない人だ。千葉県でマッサージ師をしている人で、温和な性格をしている人です。私たちの古くからの会員で、それなりの見識を持っている人は、自分の言葉で、自分の考えを、はっきりと書きなさい。
それが出来ないようなら、一生、傍観者だ。すべてが高見の見物だ。生活者(せいかつしゃ)というのはそういうものだ、と居直るだろうが、そういう人生観を再度考え直した方がいい。
それから、「姜浩」という名で投稿する会員に言っておきます。この漢字の名前を、私は、読めないのです。私は、自分が読めない漢字は、本当に不愉快になります。ひらがなか、かたかなで、ルビを( )に入れて振りなさい。中国人の名前ですか、と私は、不思議に思います。姜浩 と書いて、「キョウコウ」と読むのか、「かんひろし」と読むのか、分からない。分からないものは分からない。
私は、知ったかぶりと、勉強ができるふりと、頭がいいふりの人間は大嫌いだ。人名を含めて、漢字が読めないと、途端(とたん)に不愉快になる。少しでも、普通の人が読めないような漢字には、私は、ルビをふる、ということを、ずっとやって来ました。 「拳拳服膺(けんけんふくよう)する」のような、難しい成句(せいく)の漢字は、中国伝来であるから、長い間(1500年間)に日本が中国から思想と制度を朝貢国(ちょうこうこく、藩国、はんごく)として受け入れ、受容、輸入してきたものである。今では、生来の教養人の階級の人間しか、それらの難解な漢字文化は使えない。
頭の良さ、悪さも、だいたい、それらの教養として、今でも、周囲から測定される。 私、副島隆彦は、知識人であり、教養人であるから、それらの勉強を、小さい時からずっと自分でやってきた。今でも、いつでも辞書を引く。清朝(しんちょう、大清帝国)で成立した「康煕(こうき)辞典」と、諸橋徹二(もろはしてつじ)の漢字辞典を引くようにしている。
人名で、読めないものが今もたくさんある。自分の親が、いいかと思って、普通の人が読めないような、名前(下の方)を、作って、当用漢字でないものに、さらに、勝手な宛名=当て名をつけている名前が、今でも、たくさんある。この人の名は、新聞で読んでいても、一体、何と読むのだと、私が分からない。時々、漢字の横に親切にルビを振ってくれている場合がある。ありがたいと思う。
人名は、自分のものであるようで、自分のものではない。他の人々の便利のためであり、記号のようなものであり、呼称(こしょう)であり、呼び名なのである。人々が読めないような、漢字の名前には、ルビをふりなさい。
「読める筈(はず)だ」では、済まない。周囲への配慮が足りない人間がすることだ。注意力のない愚か者だ、ということです。
明治、大正、昭和の戦後まで、新聞には、ルビがついていた。書物(出版物)にも、漢字にはつべてルビがついていた。読書人階級への配慮だ。生来頭が良いが、親の資力がない(つまり、家が貧乏)だっただけで、「上の学校」に行けなかった者たちで、しっかり者は、ずっと、そうやって、新聞、書物を読んで、自分の知識と教養を高めた。その真面目な人々が、一国の国民の知識水準を高めた。
私は、10年の昔、出版社の編集者で、私が書いた文章のゲラ(galley proof ガリー・プルーフ、印刷前の草稿)に、私がその中のあちこちの漢字にルビを振って、読めないであろう読者の便宜(べんぎ)を図ったら、その編集者が、「ルビなんか要(い)らないですよ。こんな漢字は読めますよ」と、言って、私が加えたルビを、目の前で、どんどん消していった。
それで、私が、即座に、消されたルビの漢字を示して、「それじゃ、読んでごらんなさい」と言って、それらの漢字を数個、書いて示したら、なんと、その編集者は、読めなかった。怒(おこ)った私は、その編集者を、その場で、殴(なぐ)りつけた。その者とは二度と会っていない。その出版社からの仕事は無くなった。 私は、こういう人間だ。 この生き方を、生涯、変えない。
ですから、皆さんも、読めなさそうな漢字と、自分が読めない漢字には、ルビを振りなさい。それが、他の人々への配慮であり、親切心、注意力というものです。 分かりますか。
皆さんも、以下に転載する ゆみこ さん のように、すらすらと、素直に、正直に、自分の考えを書くとか、自分が体験した、見聞(けんぶん)したことを書いて皆に知らせる(報告する)ということを、やってください。自分が支持し、サポートしたい、と思う政治家の集会に行って、そのことを、全国各地から、この掲示板に、投稿してきてください。 今は、選挙まですから、必ず、各地で、そういう後援会の講演会をやっています。
私たちの学問道場の会員であるなら、そういう報告文を、日記帳を書くように、さらさらと書いて、皆に知らせる、ということも出来ないようでは、読書人階級とさえ、呼ばれない。字を読んで、他の人の文を読んでいるだけの、つまらない人生だ。何のためのネット時代の到来だ。
以上のように、先生である私から、学問道場の会員たちに指導しておきます。
以下が、その見本、お手本、模範、優れた垂範(すいはん) となる、群馬県高崎市か前橋市にお住まいのゆみこ
さん の 文章です。 これと、全く同じように、ルポルタージュ文のように書けばいいのです。
副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
「【報告】群馬県第4区総支部総決起集会に行ってきました 」
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/490.html
投稿者 ゆみこ2010 日時 2010 年 6 月 13 日
ゆみこ2010です。いくつかのコメント欄で告知した群馬県第4区総支部総決起集会に、今晩(H22.6.13) 行ってきましたのでご報告します。
政治集会なんて初めてで緊張しましたが、会場は満員で500人くらい入っていたでしょうかね。 盛り上がりました。民主党を応援している人が、ネット上でなく、実際にこんなにいるのだと思うと、なんだか安心しました。
また、マスメディアが教えてくれない、民主党政権の成果も聞くことができます。 皆さんにも民主党の集会に行くことをお勧めします。
出席: 三宅雪子(みやけゆきこ)衆議院議員、富岡由紀夫(とみおかゆきお)参議院議員、小寺弘之(こでらひろゆき)前群馬県知事 ゲスト:原口一博(はらぐちかずひろ)総務大臣
三宅雪子 衆議院議員のお話: 〇 最初にみなさんが「あのこと」について話せという目線を感じるので言います。もちろんわたしは××××ですが、この3週間本当にいい勉強になりました。
(ゆみこ:テレビをあまり見ていないので何のことか分からないが、何か、してもいないことをマスコミにでっち上げられたよう。)
〇 小泉政権下で2,200億円 が福祉から削られたが、民主党政権になってそれを戻すことができた(三宅さんは弟さんが障害者だそうで、福祉に力を入れているそう)。
〇 災害時の避難場所である小中学校の耐震性が十分でないので、校舎の耐震補強工事をするよう求めていたが、工事をすることに決定された。
〇 小沢一郎が生みの親で、原口総務大臣が育ての親と思っている。
(ゆみこの感想:三宅さん、さわやかだいね。)
原口総務大臣のお話:〇フィリピンで地デジの日本方式を採用することになった。南米はほとんど日本方式を取っている。「ルールにおける競争」で勝たなければだめだ。スポーツ競技も日本が勝つとルールを変更される。スキー、バレーボールなど。
同じように金融界でも1989年にBIS規制ができた。当時、世界の10大銀行のうち9つが日本の銀行だったが、このBIS規制(自己資本比率8%以上でないと国際業務はできない)で日本が海外で銀行業務をできなくした。その結果お金が日本国内に還流してきてバブルが起こった。
〇自民党政権時代に「消えた年金」と言ったら、自民党は「そんなものあるわけがない。あやまれ」 と言ったが、実際には5,000万件出てきた。 現在その半分は記録がもどった。
〇年金は 国債やいろいろな(外国の)債券を買って、9兆8,000億円失っている。年金の運用を GPIF に丸投げするからだ。 最大のムダ。こういうムダをしなければ、年金は消費税1%分を使えばすむ。
〇予算の使いきりをやめた。総務省だけで1,000億円あまった。
〇郵便事業を分社化したら、郵貯がすでに100兆円減っている。 もともと郵政事業には税金がまったく使われていないから、民営化したら税金の節約になるなんてうそ。
今は郵貯と簡保の利益で郵便事業の損失を補っているが、もし郵貯と簡保を切り離して民営化してしまえば、郵便事業に税金を投入しなければならない。
その額は年間5兆円、つまり消費税の2~3% は郵便事業にあてなければならなくなる。皆さん、郵貯法と簡保法の1条だけでも読んでみてください。
〇大久保利通は歩いていける距離に3つのものを作った。1.派出所 みんなの安全を守る大切なこと 2.学校 教育が大事 3.郵便局 誰でも通信ができるようにした
○来週、かんぽの宿に関して(ゆみこ:メモが不十分で不明だけど、なにかが明らかになるような質問をするという話だったと思う)
JPエクスプレス(副島隆彦注記。郵便局がやっている宅配便だろう) は今年1,000億円の赤字を出してるんですよ!
〇医療過誤について 3歳に満たないお子さんを心臓手術で亡くした友人がいるが、カルテを改ざんされたようだ。民主党は「患者の権利法」を作った。今までは病院も「衛生法」の範囲であった。 戦後苦しい中で、とりあえずベッドの数はこれだけ、とかの程度の法律だった。民主党が作ったのは、病院の質を高めるもので、患者も守られるし、医者の過労もなくなる。
〇今までの“義務付け、枠付け“の交付金をやめて一括交付金にする。直轄事業負担金も民主党がやめることができた。 これまでは大都市の建設業者が国から工事を取って、地方の建設業者はその下請けでしかなく、お金はけっきょく大都市(東京)に戻っていくので地方は疲弊するばかりだった。一括交付金にすれば、地方がそのまま必要なものに使える。 地方でお金が回る。
以前富岡ゆきお議員と税金1,000億円をかけて作った天下り先の駐車場に視察に行った。 周りにもたくさん駐車場があるので、200台入るその駐車場はガラガラ(20台くらいしかなかった)。天下りした職員は週に何回も出勤しないのに、給料は1,980万円。
〇これは戦後の大掃除であるから、嫌がる人もいるが、やり遂げなければならない。
〇明治政府は2年で最初の学校を作った。民主党政権も「光の道100%」をやる。ブロードバンドを全家庭に引く。教育が何より大事だ。すべての人々に学ぶ機会を、そして真実を知る機会を与える。
〇日本はずっと「答えがひとつしかない教育」をやってきたから、排他的だ。これを「問題解決型の教育」にしなくてはいけない。私たちの上には青空が広がっている、無限の可能性があるのだ!
〇民主党政権は「地域主権大綱」を作る。
(ゆみこの感想: さすが、お話がお上手でした。前置きは短く、民主党の成果をずばずばと並べてくださって、マスコミでは決して教えてくれなくてイライラしていたのが吹っ飛びました。でもやはり阿修羅やなんかで勉強していないと話がわからないかもしれない。)
【参考】
郵便貯金法 第一条 (この法律の目的) この法律は、郵便貯金を簡易で確実な貯蓄の手段としてあまねく公平に利用させることによつて、国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的とする。
簡易生命保険法 第一条 この法律は、国民に、簡易に利用できる生命保険を、確実な経営により、なるべく安い保険料で提供し、もつて国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的とする。
小寺弘之(こでらひろゆき、副島隆彦注記。群馬県知事をしていた、自治省官僚だろう。抜け目なく民主党から出て、県知事のあとの、双六(すごろく)のあがり、で参議院議員になろうとしているのか、それとも、本気で、地方分権、地方の復活をやろうとしている人物なのか、まだ、判定できない。副島隆彦注記終わり ) さんのお話:
群馬出身ではないが、官僚だったので、群馬に赴任したときにいいところだと思った。官僚の人生というのは霞ヶ関と地方を行ったり来たりなんです。群馬の県民性が開放的で、聞けばなんでも話してくれる、聞いてないことまで話してくれる、気に入った。
〇今は政治に地方の特色が生かされていない。
(ゆみこ:このあと年寄りが何人か会場を出たり入ったりするので、集中力が切れてよく覚えていない。会場の冷房が効きすぎて寒かった。)
富岡ゆきお 参議院議員のお話: 〇民主党政権が成した3つの良いこと
1.天下りや税金のムダ遣いをオープンにした。アメリカとの密約もオープンにした。これから官房機密費もオープンにしていく。
2.これまで見過ごされていた人を救済した。水俣病、B型肝炎、アスベストの患者を救済し、シベリア抑留者、被差別者への保障をした。こうした情報の開示やその結果としての救済ができたのは政治・行政の失敗を認めることができるから。今までの政治や行政は「私たちは間違いを犯さない」という姿勢だった。
3.政治を身近なものにできた。これまでは大口の献金や選挙協力をしないと政治に口出しできなかったが、民主党政権になっていろいろな人の要望を聞いて取り入れている。
〇このまま改革を進めなければならない。そのためにも参院選に勝利するぞ!おおー!
(ゆみこの感想:民主党政権がやった3つの良いこと、という風に分かりやすくまとめてくださって、とても良かった。いつも黄色いシャツを着て自転車で町を回っているそうです。やるねえ。)
帰りに候補者の皆さんに握手してもらいました。わたしは三宅雪子議員と握手して泣きそうになりながら、「わたし小沢さんを応援していて、今日は心配で来てしまったのですが、小沢さん大丈夫でしょうか」 と聞くと、「大丈夫です。この間、会いましたが、いいお顔をしてらっしゃいました」 と答えてくださいました。
このように、三宅議員は思わず泣きつきたくなる、頼れる感じのお人でした。頼もしいです。本当は「小沢さん大丈夫?」じゃなくて、小沢さんが辞任してわたしが大丈夫じゃないんですけどね。
とにかく、参院選では選挙区は富岡ゆきお参議院議員、比例区は小寺弘之(こでらひろゆき)さんに投票します。群馬は中曽根弘文(なかそねひろふみ)参議院議員との一騎打ちなんだいな。 以上、報告でした。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。ゆみこさん、最後の、この「・・との一騎打ちなんだいな」が、いいですね。
副島隆彦拝
【14】[16]小沢前幹事長の熊野古道散策について
一般会員の終夜と申します。
副島先生が(11)の記事の10で書かれているように、温首相の緊急来日以降の日本政界の動きに強い不安を持っております。
6月9日に小沢前幹事長は、「一兵卒として(中略)微力を尽くしたい」と発言されています。
また、6月12日には熊野古道を散策されました。
「よみがえり」信仰の願掛けをしているような報道が一般的ですが、気になったので検索してみると、毎日jpでは、「参院選後には体を鍛えて、本宮(熊野大社)まで歩きたい。」との談話が載せられています。
また、これも気になったので調べてみたのですが、熊野大社の神徳の第一は「国土安穏」であるとのことです。
合わせると小沢前幹事長の行動は、あたかも「戦争責任者はやらない。」と、アピールしているかのようにも思われるのです。
「馬鹿馬鹿しいこじつけだ」と一笑されるかとも存じますが、米国が戦争経済で国家財政を立て直すというヴィジョンが否定できない情勢のようにも思われますので、杞憂であることを願うばかりです。
余談ですが、普天間基地も問題ですが、それよりも、首都圏に米軍基地があることのほうが、はるかに深刻な問題だと愚考しております。普天間のような地政学上の理由があるとしても、アジア大陸から遠いということくらいしか考えられませんので、主たる理由はやはり、東京を押さえるということ意外には考えられないからです。
【13】[15]補足
植草先生と天木先生のご意見というのは、
以下のブログ記事です。
「対米隷属勢力に乗っ取られた国民主権政権」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b478.html
「小沢一郎は民主党を割って究極の政界再編をめざせ」http://www.amakiblog.com/archives/2010/06/11/#001629
【12】[14]これはあなたのご意見ですか?
小坂タカシさんは、田中良紹氏のブログ記事を転載しておりますが、これはあなたのご意見と全く同じなのですか?
私には、田中良紹氏のブログに対して云々するほどの情報を持ち合わせていませんが、副島先生の書いた文章には、国対委員長になった樽床伸二議員を(スパイ)と認定してます。
そうなると「菅総理は総裁選挙で対立候補となった樽床伸二氏を国対委員長に就けた。思わず「えっ!」と思った。国対委員長と議院運営委員長には腹心を配するのが当然で、敵側の人間を配するのは異例だからである。議院運営委員長はそのまま、国対委員長に小沢グループの支援を受けた樽床氏が就任した事は、これも民主党が変わっていない事を示している。」と田中良紹氏がブログで述べている事は根底から崩れますね。
私は菅総理の人事や財務省の喜ぶ財政再建、消費税増税を主張したり、普天間基地の問題でもアメリカの言いなりになったとしか思えないし、郵政民営化を見直す法案を今国会で成立させないと決めて亀井大臣が辞任する等、どう考えても単なる選挙対策とは思えない。
第一、消費税増税なんて言って選挙に勝てるのでしょうかね。
私は、副島先生、植草一秀先生、天木直人先生のご意見の方に共鳴します。
【11】[13]政治を知らない「政治のプロ」たち
小坂タカシです。
現下の政治状況を理解する上で、私にとって最も説得力があった論考が、以下に転載する田中良紹さんのものです。民主党の各位は、参議院選挙に勝利するために、「鳩山・小沢カード」、「消費税増税カード」を最大限に利用していると私も思いますし、民主党は意見の違いはあるのでしょうけれど、分裂などしていないと思っております。そして、「多くの参議院議員を束ねた者が日本政治を制する」とのことで、いずれ小沢氏が復活すると見ています。
(転載開始)
政治を知らない「政治のプロ」たち
シルクロードから帰国して見たこの国の新聞、テレビ、雑誌の政治解説は、私の見方とことごとく異なる。私がこの政局を「民主党が参議院選挙に勝つための仕掛けで、将来の政界再編を睨んだ小沢シナリオだ」と見ているのに対し、新聞やテレビに登場する「政治のプロ」たちは「民主党内で反小沢派が権力を握り、小沢氏の政治力が無力化された」と見ている。
私の見方が当たっているか、「政治のプロ」たちの見方が当たっているかはいずれ分かるが、困るのは「みんなで渡れば怖くない」で書いたように、日本の新聞やテレビは間違いを犯しても「みんなが間違えたのだから仕方がない」と何の反省もせずにそのままにする事である。だから何度も誤報を繰り返して国民を惑わす。私は間違えたら反省するし、なぜ間違えたかを分析して次の判断に役立てる。
ところでここで問題にしたいのは政局の見方の当否ではない。「政治のプロ」を自称する人たちの解説の中に、まるで政治を知らない「素人」の議論が多々ある事である。それだけは訂正しておかないと国民に誤った認識を与える。
「政治のプロ」たちは、「権力の中枢を反小沢派が占めた事で小沢氏は無力化された」と見ている。官房長官も幹事長も反小沢派の急先鋒で、財務委員長も反小沢派だから、小沢氏は金も動かせないと解説している。「建前」はそうかもしれない。素人ならそう思う。しかし多少でも政治を知る者は、それが「建前」に過ぎない事は分かっている。総理、官房長官、幹事長のポストに権力がある訳ではない。本人の資質と政治力がなければただの「操り人形」になる。
アメリカのレーガン大統領はアメリカ国民から「父親のような存在」として敬愛されたが、彼が真の権力者であったと思う「プロ」はいない。見事に大統領を演じてみせただけで、シナリオを書いたのは別の人間である。中曽根康弘氏も総理在任中は権力者であったとは言い難い。ひたすら田中角栄氏の考えを忖度し、それに逆らわぬ範囲でしか政治を動かせなかった。そして田中氏が病に倒れた後も金丸幹事長の意向に左右された。中曽根氏が政治的に力を持つのは総理を辞めてからである。
田中角栄氏も実は総理在任中より辞めてから、しかもロッキード事件で刑事被告人となってからの方が強い権力を握った。と言うと素人はすぐ「金の力で」と下衆な判断をするが、金の力だけで権力は握れない。田中氏の力の源泉は人を束ねる力、すなわち「数の力」である。それも「参議院議員の数の力」であった。
私は再三に渡って日本政治の特殊性を論じてきた。その時にも説明したが、日本政治の特性の第一は参議院にある。日本国憲法では衆議院から総理大臣が選ばれ、衆議院が参議院より優位にあると思われるが、実は参議院の方が力は強い。参議院で法案が否決されると再議決には衆議院の三分の二の賛成を要する。与党が三分の二の議席を持つ事は滅多にない。従って法案の帰趨を握るのは参議院である。参議院の協力なしに法案は成立しない。参議院には総理、官房長官、幹事長のクビを飛ばす力がある。
そのため昔から参議院の実力者は陰で「天皇」と呼ばれた。総理より偉いという意味が込められている。戦後の総理在任最長記録を誇る佐藤栄作氏は「参議院を制する者が日本政治を制する」と言った。角栄氏は参議院の多数を束ねた。つまり参議院選挙は衆議院選挙よりも重要なのだ。民主党は去年衆議院で政権交代を果たしたが参議院で単独過半数を得ていない。実は本当の意味での政権交代はまだ終わっていないのである。だから小沢氏は何よりも参議院選挙に力を入れてきた。
今回の政変で総理、官房長官、幹事長は代わったが、参議院執行部は誰一人として代わっていない。つまり民主党の権力構造は底流で変わっていない。「プロ」ならそう見る。人事権は総理にあるから菅総理は参議院執行部を自分に都合良く代える事は出来た。しかし参議院選挙直前に参議院の人事をいじるのは常識的でない。このシナリオはそこを読んでいる。小沢氏が敷いた参議院選挙のレールも取り外して敷き直す余裕はない。
もう一つ総理、官房長官、幹事長の「寝首」をかく事が出来る重要ポストがある。国対委員長と議院運営委員長で、国会運営の全てを取り仕切る。菅総理は総裁選挙で対立候補となった樽床伸二氏を国対委員長に就けた。思わず「えっ!」と思った。国対委員長と議院運営委員長には腹心を配するのが当然で、敵側の人間を配するのは異例だからである。議院運営委員長はそのまま、国対委員長に小沢グループの支援を受けた樽床氏が就任した事は、これも民主党が変わっていない事を示している。
日本政治の特性の第二は、こちらの方が重要なのだが、権力が国民に与えられていない事である。権力は霞ヶ関とアメリカにあって国民の代表である政治家にない。つまり政権与党に権力はなかった。かつての自民党は霞ヶ関やアメリカと戦う時には野党の社会党と水面下で手を結んで抵抗した。しかしここ20年は自民党が戦う事をやめて霞ヶ関やアメリカの言いなりになった。それが国民の信頼を失わせ、去年の政権交代となった。国民が初めて権力を発揮した。
国民が選んだ政権を潰しにかかってきたのは霞ヶ関とアメリカである。霞ヶ関を代表するのは検察権力で鳩山・小沢両氏の「政治とカネ」を追及し、アメリカは普天間問題で鳩山政権を窮地に陥れた。しかし国民が選んだ政権を潰すか潰さないかは国民が決めるのが民主主義である。検察や外国に潰されたのでは「国民主権」が泣く。この政権の是非は選挙で国民に判断させるべきである。そこで民主党は参議院選挙で勝つための条件整備をした。
野党自民党が今度の選挙で民主党を攻撃する材料は三点あった。「政治とカネ」と普天間と民主党の経済政策である。「政治とカネ」では小沢・鳩山両氏が、普天間では鳩山氏がターゲットになり、経済政策では「バラマキで財政が破綻する」と批判される筈だった。自民党はそのために消費税増税を選挙マニフェストに掲げる予定でいた。
それが今回の政変で鳩山・小沢の両氏が辞任し、「政治とカネ」と普天間が攻撃材料になりにくくなった。次に菅政権は「財政健全化」に政策の力点を置いた。さらに将来の消費税増税に積極的な玄葉氏が政調会長に就いた。これで三点への防御態勢を固めた。自民党の谷垣総裁は民主党の路線転換を「抱きつき作戦」と批判したが、その通りである。しかしそう言って批判しても始まらない。これから選挙までの短い間に違う攻撃ポイントを見つけなければならない。困っているのは自民党である。
選挙の公示まであと1週間余りしかない。もはや選挙戦は事実上の後半戦である。政治を知らない「政治のプロ」たちが解説をすればするほど、また素人にも分かるように「建前」に終始した話をすればするほど、民主党は「変わった」という話になり、参議院選挙は民主党に有利になる。2人擁立が批判されていた2人区で小沢・反小沢がしのぎを削れば2人当選する可能性もある。そして選挙後に「多くの参議院議員を束ねた者が日本政治を制する」のである。
(転載終了)
田中良紹の「国会探検」
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/06/post_222.html
【10】[12]ニューヨーク州政府:来週にもデフォルト?
会員番号4758 ライジング・サンです。 今日は6月12日です。
副島先生が述べているように、ダークサイドに堕ちた菅(官)内閣が暴走前にアクセルを吹かせているようです。 また亀井金融相が辞任しましたが、竹中を主謀に作られた日本振興銀行に強制捜査が入り、それに繋がるであろう悪事がバレるのかどうか、はたまた茶番で終わるのか注目されるところだと思います。
さきほどツイッターで拾った情報ですが、来週に米国ニューヨーク州がデフォルトするような記事がありましたので貼り付けます。 おそらくこれも一時的な金融・財政破綻の1部であり、このようなことがこれから所々において発生するでしょう。 副島先生の予言するように今年の終わりから来年の頭あたりにかけて本格的な米国破綻が襲ってくるのではないかと思います。
以下貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
NY Government Shutdown Possible
http://www.wbng.com/news/state/96036239.html
(参考)
Thirty-Two States are Now Officially Bankrupt
$37.8 Billion Borrowed From US Treasury To Fund Unemployment Insurance
http://www.globalresearch.ca/PrintArticle.php?articleId=19292
(転載終わり)
【9】[11] 「6.2反小沢クーデター」に対する副島隆彦からの反撃と防御についての続きを書きます。
副島隆彦です。 今日は、2010年6月12日です。 私は現下の 政変(せいへん)劇に、今も怒り心頭に発しています。 それでも、この数日、あまりにも怒ったので、今は、気が少し萎(な)えて落ち着いて、静かになりました。
私は、6月8日にここに書いた、「6.2反小沢クーデターが起きたのである」論の続きを書きます。
ここの掲示板の投稿文の ↓ 「9」番(6月11日投稿文)の、会員の松氏 の考えも私なりに分かります。 今は、静かにして、来たる7月11日の参議院選挙の結果を見るべきで、ひとまず菅直人政権を支えるべきである、とするものです。 小沢一郎を排除して、民主党の国民的な人気が上がったのだから、それに便乗して、参院選に勝利して民主党が、最低62議席(この他に改選なしで60議席がいる。合計で、過半数の122議席。議長を含む) を取ればいいのだから、とする、穏(おだ)やかな人々の考えです。 私たちの学問道場の会員でも、そのように考えている温和な人々が多いでしょう。
だが、副島隆彦は、それに対して、それは甘い考えであり、甘い考えをしている人間たちは、あとで、痛い目にあうのだ、と申し上げておきます。 私は、イザヤ書エレミヤ書の 予言者の気持ちになってこのように、忠告しておきます。 一番、危険な攻撃に遭(あ)ったときには、ただちに、反撃に出るか、厳しい防御態勢を敷かなければいけない。
このままでは、小沢一郎が育てた、資質のある優れた優秀な若い政治家たちの頭にまで、毒がまわって、身動きが出来なくなる。 内部にまで、深く潜り込んできている、敵のスパイたち( 「反小沢7奉行」の一人、樽床伸二=たるとこしんじ=(案の定、国対委員長になった) が、送りこんだ21人の議員たち、元財務省官僚が多い) に脳をやられる。 いろいろと翻弄されて、身動きできなくされる。
今度の政変劇である、6.2反小沢クーデターは、5月27日に、これも「7奉行」のひとり、玄葉光一郎 が仕組んだ「日本財政を考える会」に集まった、118人の民主党議員たちの会から開始された(その名簿が、どうしても手に入らない)。 細野豪志(ほそのごうし、38歳)は、その会合の入り口で、参加者たちの顔ぶれを、うろうろしながら、見ていたそうだ。
馬鹿なことに、松本剛明(まつもとたけあき)は、小沢一郎派の幹部でありながら、この玄葉の企みに同調している。 それと、老練なはずの三井ワキ雄と、小沢秘書軍団の筆頭に近い樋高剛(ひだかつよし)が、スパイ樽床を担いで、3日の夜の、一新会(いっしんかい、小沢派の若手の会合)に、参加させようとした。
もうひとり、松木謙公(まつきけんこう、筆頭副幹事長を首になった。小沢側近のひとり)までが、樽床に騙されて担いだ。 これを、一新会の会長の鈴木克昌(すずきかつまさ)らが、押しとどめて、内部へのそれ以上の攪乱参入を許さなかった。
小沢一郎は、自分が育てた弟子たちのだらしなさに愕然としただろう。いざという時に、まとまって、次の自分たちの代表(次の首領)を自分たちで決めることが出来ない。弟子たちを育てるということは、大変なことだ。いざという時に、自分の能力と、実力で這い上がって、全体を指導する人物が出てこなければいけないのだ。いちいち、小沢一郎が、指図しなければ、動けない集団と言うには実に情けない。私は、小沢の深い絶望感が分かる。 次の指導者たるものは、自分の力でなってゆかなければいけないのだ。
私、副島隆彦は、とりあえず、細野豪志と、岡田克也と、原口一博(はらぐちかずひろ) の3人だけは、今後の立派な指導者として、ボナパルティズム(今は、この政治思想用語については説明しません)ででも生き残ってほしい国民政治家として、私は態度を見守ろうと思います。
案の定、11日の午前1時 に、 亀井静香・金融担当大臣が、辞任した。 国民新党は、連立政権からの離脱まではしなかったが、亀井自身は、「閣外に去った」。 愛国者・亀井は、小沢一郎と同格の、国民指導者だから、すべての事態を深く理解している。
郵政見直し法案は、これで、流産させられた。 菅直人、と仙石由人の悪人の頭目は、「小泉郵政改革」を押しとどめて、日本国民への郵貯・簡保(350兆円)と郵便振替決済制度という国民の必死のインフラ制度財産をり抜こうとする 人々の夢を打ち砕いた。 この事実を軽視する人びとは、あとで本当に痛い目に合うだろう。すべては、アメリカが仕組んでいるからだ。
近くに迫っているNY発の世界恐慌の突入の激震の影響を、日本が防御壁 を作って、防御態勢に入らなければならないのに、アメリカに魂を売った極悪人どもが阻止しようとしている。アメリカ帝国は、日本を自分たちの道連れにしたいのだ。・・・・
それで、私は、弟子たちと相談して、今日のぼやきの 会員ページ に、 6月7日に 私が緊急で録音した、考えを今日のぼやき の会員ページに載せます。 そして、今、政治分析を行える私の弟子たちが討論を行い、今のこの緊迫した 「6.2反小沢クーデター」以降の 一週間の動きをまとめて考察します。 それを、ぼやきの広報ページに急いで載せるでしょう。
私の突発的な怒りは、やや収まったが、それでも、今も、目先の他の仕事に追われながらも、書いて残して おかなければいけないことがたくさんあると、強く思った。それで以下に、私の今日、11日の時点での私の考えを、どんどん書いてゆきます。
1. 「6.2反小沢クーデター」 を決行した実行犯の、 菅直人、仙石由人、枝野幸男 の 3人の首謀者の 中で、仙石と 枝野の 口論、内部抗争がすぐに起きるだろう。 増税、増税、 と言い出したことの自分たち自身の、脳のおかしさ、を自分たちで、少しは反省し始めている。 新聞が、増税と書かなくなった。
2.11日の菅直人の所信表明演説は、まず、「政治とカネ」(小沢一郎の追放)と、日米同盟(日米安全保障体制の最優先)、と増税(消費税の値上げ) の 3つを柱としていた。
しかし、増税をあまり言うと、国民に嫌われる、だから、この問題は、「財政、社会保障の一体的立て直し」という、誤魔化(ごまか)しのコトバに置き換えている。新聞報道は、すべて、そのようになった。
首謀者の一人の玄葉( 政調会長 兼 公務員制度改革「しない」担当相 になった) が、調子に乗って、6月6日の、クーデター 勝利後 の、テレビの番組で、例の目と歯を、ダーズベーダのようにぎらぎら輝かしながら、増税する、増税すると、怒号したものだから、 「あれ、変だな。こいつら」と全国で、感の鋭い国民が、民主党内クーデターの発生に気付いた。 だから、玄葉を、このあと、テレビ新聞に出さなくなった。お前の突撃隊長としての役目はひとまず、終わった、うしろに引っこんでいろ、ということだろう。
玄葉は、正体はチンピラやくざ者である石原のぶてる、と番組 で目配せし合って、郵政法案を、葬り去ることを画策していた。
3. クーデターの指令本部は、電通(でんつう)と共同新聞の建物の中にある。なんと、早くも、5日には、例のインチキ 世論調査 の 発表が あって、「菅直人政権 への支持率が、61%に急上昇」という 奇怪な報道が即座に行われた。 このあと、10日に、新聞各社の横並びの、奇妙に数字が一致している新政権への支持率、61から68%( 日経新聞が68% ) という、日本国民を扇動する、巨大な虚偽の 世論調査結果の、 嘘八百を報じた。
デイヴィッド・ロックフェラー系統が日本のテレビ・新聞をすべて上から押さえていることで制空権(せいくうけん)を、敵に握られている。私たち愛国者は原住民としての横の連帯を大事にして、ヒソヒソ話で、真実を伝えあわなけれなならない。 昨年の12月から開始された、鳩山・小沢打倒のクーデター計画の司令部は、テレビ・新聞11社の政治部長会議 プラス、検察・警察の最高幹部たち、とオール官僚のトップのアメリカの手先連合である。
読売新聞、産経新聞の政治部の記者たちであっても、鈍感な下の連中は、6日まで、一体何が起きているかを理解できない者たちがいた。 だから、農水官僚上がりのねずみ男の、荒井聡(あらいさとし)と蓮船(れんほう)を攻撃するために、調べ上げていた、事務所費用の政治資金規正法違反の攻撃を、間違って実行してしまって、それで、荒井とレンホウという準首謀者(論功行で、官房長官になりたがっていた。国家戦略相になった)の行動を抑制してしまった。 敵どものすべてに、計画が明らかになっていたわけではない。
4.自民党の執行部(谷垣 も 大島 も) と 、みんなの党 (渡辺善美が代表)も 何も知らされていなかったのだろう。クーデター直後には、豆鉄砲を食らったような顔をしていた。 アメリカは、もう自民党を見捨てているから、相手にしていない。
クーデターの指令本部を上からあやつっている、マイケル・グリーンと、ジェラルド・カーティスと、カート・キャンベルが率(ひき)いる100人ぐらいのCIAの日本管理・謀略実行部隊は、それぞれが、2,3人の日本人工作員を抱えている。この者たちが深く連携して、前原誠司(まえはらせいじ)、長島昭久(ながしまあきひさ)らと連携して、反小沢の民主党議員たちを、背後からあやつってクーデターを決行させた。
菅 と仙石(せんごく、官房長官になった)は、これまでの貧乏で、資金がないから、アメリカから数百億円の資金をもらって転んだのだろう。 売国奴の完成である。
5. アメリカと、OECD(ヨーロッパにある国際機関) とIMF( というヨーロッパの中のアメリカの手先派も多い)が、共同して、日本に増税を強要する声明を、順番に出してきていた。 それが、5月中旬である。日本政府に増税(消費税を10%あげること) を呼号することで、日本国民に重税を敷いてでも、資金をアメリカに貢がさせる気である。
金融担当大臣を兼務することになった仙石が、必死で亀井が阻止してきていたアメリカへの資金提供(米国債買い)を、どんどん、なりふり構わず、大臣署名をしているだろう。 おそらく20兆円ぐらいの米国債買いを、目下、緊急で、行っているだろう。夜も寝ないで署名をしていることだろう。 これが、アメリカが、今度の反小沢クーデターを教唆(きょうさ)し実行させた本当の理由である。潰(つぶ)れかかっているアメリカの財政は、こういう、非道で、惨(むご)いことを属国に強制して、それで資金を奪いとってゆく。
亀井大臣が、「年次改革要望書」というアメリカの日本への強制政策に、抵抗して、押しとどめて来た。小沢から一切の財政政策を頼まれ任されて、やっていたのだ。 その歯止めが、亀井の辞任で壊された。日銀 をアメリカの攻撃( 武藤敏郎=むとうとしろう=財務省のアメリカの手先のドンが、この場面の頭目)から守るために育てられ、民主党に送られてきて、亀井の下についていた、有能で立派な大塚耕平(おおつかこうへい)は、我が身の危険を察知して、さっと後ろに引いた。暴風雨が襲ってきたら、とにかく逃げて生き残るのが一番、大事なことだ。
5. この大不景気の日本で、今、消費税を上げたら、国民の消費がもっと伸びなくなって、もっとさらに景気が悪くなる。 これは 日本国にとって、致命的な打撃となる。 「増税は、日本にとっていいことだ。貧困層にとってもいいことだ。増税は弱者の味方(細野真宏=ほそのまさひろ=) 」など と、一斉に、メディアを使って、国民洗脳を行いだした。この売国奴たちは、許しがたい。その手先となって、利用される 経済・金融の言論人たちも愚か者である。
「消費税の値上げは、国民生活にとって良いことだ」 と、少しでも本気で言う者がいたら、その者は、アメリカの手先の、確信犯人たちである。 今でさえ、サラリーマンたちは、重税にあえいで、ボーナスからも、たくさんの税金を取られて、手取り額(テイク・ホーム・インカム)は、すずめの涙のようになっている。給与総額は、45歳で55万円でも、手取りは35万円ぐらいだ。これでは、子供の塾の費用さえ出せない。国民は、重税にあえいでいる。
だから、鳩山・民主党は、亀井・国民新党との連立合意書でも、「今後4年間は、増税をしません」と、国民に約束したのだ。 それを、菅直人と仙石由人は、欧米の最高支配者どもという悪魔に魂を売って、日本国民を、今以上の苦しみに陥れようとしている。 許し難い者どもだ。
私たちの国民のための、最後の希望であり、夢の実現であった、民主党を乗っ取った、この悪魔どもは、日本国民に重大な危害を加えようとしている。
仙石由人、枝野幸男、玄葉光一郎、樽床伸二、野田佳彦(のだよしひこ)、菅直人 らの極悪人を、国民への反逆者として糾弾しなければならない。
仙石由人と、( 古川元久(ふるかわもとひさ、国家戦略室長となった、財務省スパイの筆頭。菅を垂らし込んだ というのワルがいる) 菅直人が、 行政刷新相、 国家戦略省の大臣(国家戦略相)となって、 財務省官僚をはじめオール官僚の、各省の幹部たちを次々に呼びつけて、首実験をして、「国民との約束である、マニュフェストに従いますか。いやなら辞めていただきます」と、引導を渡す係りの筈(はず)だったのだ。
そして、前回も書いたが、最低206兆円あることが民主党の調査ではっきりした 特別会計(埋蔵金、まいぞうきん、旧財投 ) から、1年分の20兆円を、財務省官僚たちから奪い取って来て、それで、予算の不足分を補うというのが、鳩山民主党の 大きな計画だった。
この計画がすべて、阻止され、破壊された。財務省官僚どもも必死である。土壇場でのギリギリの時期での逆転劇だった、と彼らも胸をなでおろしているのだろう。 仙石と、菅は、財務省官僚ども(その元締めのひとりは、竹中平蔵 を国内から育てた 富永祐一郎=とみながゆういちろう=。現在、パソナの 顧問) である。許し難いことである。 官僚たちも必死だ。
6.郵政法案が、流産させられて、日本国民の中の賢明な人々にも失望と、かすかな危機感が広がっている。
しかし、それ以上に、大事だったのは、同じく審議未了で廃案にされることが決まった(昨日)、公務員制度改革法案である。それと、派遣法の改正だ。あまりにもひどい派遣労働者たちへの待遇をなんとか法律で救い出そうとするものだ。労働基準法を元に戻して、奴隷労働と、ピンハネを許さない法理念に戻そうという正常な感覚の行動だ。
公務員制度改革法 こそは、日本官僚たちの 息の根を止めるものであった。 各省の官僚のトップである事務次官と、それぞれ8人ぐらいいる局長たちを、すべて部長(級)までとする。そして、次官、局長の職は、国民に選ばれた、若い政治家たちで、有能である者たちが就く、という制度改革 であった。それは、英国のBBCの連続テレビドラマの、「イエス・ミニスター(さようでございます、大臣閣下殿)」で、英国民が、学んだ、官僚どもによる、政治の実権の掌握と、政治家(国民の代表)の、ないがしろ、無力化を、阻止する、という重大な、デモクラシー(民主政治)の 存亡に関わることを、 本気で、日本でも断行しようとした、のである。 自民党の政治家たちでさえ、この「イエス・ミニスター」”Yes, Minister “の 重要性は、死ぬほど分かっている。 官僚たちから馬鹿にされつくして、首相辞任した安倍晋三(あべしんぞう)でさえ、官僚たちを本気で押さえつけて、公務員制度の改革をしようとしたのである。
みんなの党の 渡辺善美(わたなべよしみ)も、「役人天国を許さない」という、重要な標語で、今も闘っている。 だから、奇妙なことに、みんなの党を攻撃する、5億円とかの企業献金のスキャンダルを、アメリカと官僚どもが、クソ・メディアに書かせている。 日本共産党までがグルである。日本共産党も、今は、志位和夫(しいかずお)たち一番上の方から、アメリカに買収されている。恐るべきことだ。
だから、最後の最後では、小沢一郎に、まだ命が続いたら、自民党の中の、ヨゴレ たちを除いた、愛国者たちとの、連携、連帯で、日本国民の愛国派が、大同団結(民族防衛戦線)を作って、 民主党を乗っ取った、洗脳元新左翼 (菅直人は、ベトナムに平和を市民連合=べ平連=べへいれん の活動家あがりである。 かつての仲間たちが、豹変した菅に、驚いている。 あるいは、アイツは、もともとああいう権力志向の人間だった、市川房江さんも、菅の正体を見抜いていた、と吐き捨てている。) たちの思想転向(てんこう)が起きて、アメリカと官僚どもへの奇怪な隷従が起きた。この売国政権を、作り直さなければならない。
7. 私、副島隆彦は、市井(しせい)の一介の評論家でしかないが、自分の予言者、国家戦略家 としての全能力をかけて、目下、進行しつつある恐るべき事態の、本当の姿を、暴き立て続ける。
8. 菅が、財務省官僚たちのいいなりになった、決定的な日は、 菅直人が、この1月26日の 国会答弁で、有効需要の創造 と 乗数効果(マルチプライアー・イフェクト)のケインズ経済学の基礎知識が無いことがバレて、答弁が中断して、しどろもどろになって、、大恥を掻いたものだから、以後、財務官僚たちの作文を読み上げるだけになった。 自分の無知と学力の無能が露見して、恥をかくのが心底いやになったのだろう。
菅は、財務官僚たちに頼らないと何もできない、自分に気づいたのだ。つまり、能力のない自分が、このあと 生き残るには、 ダークサイド(邪悪の側)に転落してでも、何をやってでも、政治家として、生き延びるぞ、と決めたのだ。人間の能力劣等感と、見栄はりの性格からでも、人格の荒廃は始まる。
それから、4月22日に、ワシントンで、アーリントン墓地で、神妙そうな顔をして、無名戦士の墓 Tombs of Unknown Soldier に花輪を捧げた日だ。 この時に、菅は、最終決断として、アメリカに魂を売ったのだ。 あの神妙な表情を、私は、ニューズ映像を通して、ちらりと見ただけだが、アナキン・スカイウォーカーが、ダーズベーダーになってゆく(地獄に堕ちてゆく。 スターウォーズ、エピソード3) おぞましさを、表(あらわ)していた。
9. おかしなことに、今年の一月の、スイスでのダヴォス会議( 世界経済フォーラム。 世界の最高支配者たちが一堂に集まるビルダーバーグ会議の表の顔)に、普通は、日本は首相が参加するのに、なんと、仙石由人が日本政府代表として参加した。 ここで、奇怪な儀式か何かに参加させられて、仙石は脳におかしなものを吹き込まれたのだろう。 「センゴクよ。 今後は、お前が中心となって私たちに、日本の資金をもっと貢げ。いいか」 と。 この世には、本当におそろしい世界があって、地獄の釜が開いているのだろう。
10. 5月31日(月)に、突然と言っていいぐらいに緊急に、中国の 温家宝(おんかほう)首相が、訪日した。そして、鳩山と深刻に会談している。おそらく、温家宝は、「鳩山さん、日本は大丈夫か。アメリカは、凶暴になって、(統合参謀本部議長のマイケル・マレンという海軍提督が、)がむしゃらに、東アジアでも、戦争を始めようとしている。非常に危ない。(表面だけの公式発表とは別に) 中国と、韓国と一緒になって、戦争突入を阻止しなければいけない。 北朝鮮には、アメリカの手に乗るなと、言い聞かせている。あなたも注意してほしい」 と、温は、言いに来たのだろう。
そうしたら翌日、6月1日に、鳩山首相に、相当に、恐ろしいことが起こっている。それが何なのか、歴史の審判にかかることだろう。だから、このとき鳩山は辞任を決めた。
小沢一郎との刺し違え、道連れで、「幹事長も、私と一緒にやめてください」と言ったというのは、”官邸の支配者” 松井孝治(まついこうじ)官房副長官(名古屋、参議院議員、元通産官僚)が作った、ウソの公表を記者たちにしたからだ。 鳩山は悪くないし、国民を裏切っていないことは、やがて、もっとあとになって分かる。 最後の演説で、最後に、涙ながらに近い感じで、「日本は、そのうちに真の独立を勝ち取る日が来るでしょう」 と結んでいる。 鳩山にかかったアメリカからのおそろしい重圧の中身は、そのうち分かる。
11. イスラエルは、9月のラマダン明けの 10月に、イランの核施設を爆撃するだろう。 その準備を急いでいる。イラン国内の 4か所ぐらいに一気に襲いかかって、そのうちの半分は失敗するだろう。
爆撃機の航続距離の問題などで、米空軍の支援(空中給油機など) が必要だ。 凶暴になっている マイク・マレンが、ロバート・ゲイツ国防長官、 ヒラリー と組んでやる。 「もう、戦争をしないと、アメリカの金融恐慌突入は、避けられない」 と考えている。やっぱり、ウォー・エコノミー(戦争刺激経済、戦争経済)である。
だから、極東(東アジア)でも、戦争を起こしたいのだ。 「飛行機のアラブ・テロリストによる爆破・墜落の事件」を何回も、この極悪人たちは、仕掛けるのだが、毎回失敗している。
3月26日に、マレン海軍提督の指示で、米原潜を、韓国の哨戒艦に激突させて、真っ二つにして、46人の韓国兵の死者を出した。マレンは、対潜水艦攻撃(アンチ・サブマリーン)の専門の海軍軍人である。
12. 今度のクーデターの実行部隊長である、玄葉光一郎(げんばこういちろう)も 「反小沢 7奉行(ななぶぎょう)」のひとりである。 7奉行も、その他のクーデター実行犯も、やはり、多くは松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)の出身者である。松下政経塾は、日本の秘密結社である。 日本国に害毒をもたらす者たちである。徹底的に、粉砕して、成敗しなければいけないと、私は、本気で考える。そのように公言する。この公言を避ける人々が多いが、私はもう黙らない。 彼らが、ついに今回、共同謀議(コンスピラシー)で、示し合わせて決起したのだ。
13. 小沢一郎が育てた、すぐれた若い政治家たちの集まりである、一新会(いっしんかい)に中に、計画的に潜り込んできた、スパイ 樽床伸二(たるとこしんじ)が、案の定、このあと 国会対策委員長になった。あの、目のつりあがった、にやけ顔で、玄葉や、枝野 と 目で合図を送り合っていた。
自民党政権時代からの悪弊だから、作らなくてもいい政策調査会(政調会、せいちょうかい)を無理やり作ることに動いた。そして 事実、8日の 組閣の際に 、玄葉が、政調会会長 兼 公務員制度改革「をしない」担当大臣になった。 このクーデターの中で以下に名前の出た面々が、玄葉光一郎 と安住淳 の動きに同調する者たちだ。
(転載貼り付けはじめ)
時事通信 2010年6月5日
◇民主会合出席の有志議員
民主党政策調査会(せいさくちょうさかい) の復活を求める4日 の会合に出席した有志議員は次の通り(丸囲み数字は当選回数)。
【衆院】土肥隆一(7)、玄葉光一郎、藤村修=以上(6)、 安住淳(あずみじゅん) 、小林興起、筒井信隆(つついのぶたか)、平岡秀夫(ひらおかひでお)=以上(5)、石毛◆(金へんに英)子、 生方幸夫(うぶかたゆきお) 、奥田建、小宮山洋子、吉田公一=以上(4)、岡本充功、菊田真紀子、篠原孝(しのはらまきこ)、首藤信彦(すどうのぶひこ)、田嶋要、田村謙治(たむらけんじ)、手塚仁雄(てづかよしお)、寺田学、和田隆志=以上(3)、稲見哲男、城井崇、郡和子(こおりかずこ)、中川治、中根康浩、藤田一枝、本多平直、三谷光男、村越祐民(むらこしひろたみ)、森本哲生=以上(2)、斎藤勁(1)
【参院】岡崎トミ子(3)、大河原雅子、風間直樹、金子恵美、鈴木陽悦、徳永久志、白眞勲、松浦大悟、松野信夫=以上(1)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 以上の議員たちが、玄葉と、樽床に騙されたか、すでに、確信犯としてクーデターに参加している者たちだ。上記のうち、私が、カッコで、ひらがなで、名前をいれた者たちが、共同謀議者だ。 安住淳(あずみじゅん、宮城5区) は、首謀者のひとりである。 村越祐民(むらこしひろたみ)は、札付きの反小沢主義者だ。田村賢治とともに、平岡英夫も、大蔵官僚(財務省官僚)で、法制局参事官、国税庁の法人税課長 までやった人間で、財務省が、民主党に送り込んだスパイのひとりだ。こういうのが10人もいる。
私が、彼らをここまで、口汚く罵(ののし)らなければ済まないのは、現下の緊急事態で、日本国民の多くが、「消費税が上がるのは、仕方がないのかも。いやだけど。それらの増税が、福祉や社会保障のために使われるのなら我慢する」 という、愚かな考えに染まりつつあるからだ。地獄への道は、己れの善意と愚かさによって敷き詰められている。
14. 今や 危険な事態だ。私たちは、「増税反対、消費税率値上げ反対」の国民運動を起こさなければならない。
増税こそは、日本国民に向けられた刃(やいば)だ。これを、財務省(税金取り、税金ドロボーの親玉たち) に洗脳されて、いいように、脳をあやつられると、私たち日本国民は、本当に地獄にまで連れて行かれる。すべてアメリカに貢がされる。
再度、さらに同じことを書く。 私が、6月8日に、この掲示板に、前に、書いたとおり、大蔵官僚たちが、特別会計(埋蔵金)に、隠(かく)してある206兆円のうちの、今年の分だけとして20兆円を、探し出してきて、官僚たちから奪い取って、日本国民のために使えばいいのだ。 小沢一郎たちは、正しく そのようにやろうと言って、それで、政権交代をしたのだ。マニフェストにそのように書いてある。 鳩山首相が、国民新党(亀井静香代表)との連立政権合意として、「今後、4年間は、増税はしない」とはっきりと国民に約束して、宣言したものだ。
それを、この反革命の、 国民への裏切り クーデターを決行した者たちは、「マニフェストを急いで、大幅に書き換えて、消費税を10%にする」 と、書きかえる、と言い出した。今日明日にも、行うだろう。日本国民への恐るべき裏切りと、反逆行為である。
今日は、ここまでにしておきます。日本人よ、騙(だま)されるな。 副島隆彦拝
【8】[9]菅政権について
こんにちは、名古屋の松です。
菅政権と民主党の方向性についての判断にはもう少し時間がかかると思う。
たしかに、副島先生がおっしゃるように民主党の内部攪乱を引き起こし鳩山元首相と小沢元幹事長を落とすために、たくさんの官僚スパイや隠れアメリカ隷属派が送り込まれているのだろう。
しかし、菅首相が就任後に増税容認発言をしたり、これまでの鳩山元首相や小沢元幹事長らの脱官僚政策の修正をして官僚とともに歩む姿勢をみせたり、沖縄県民よりアメリカ政府に配慮した普天間基地問題の発言をしているのは、これはひとえに参院選で勝利するための戦略かもしれないのである。
鳩山元首相や小沢元幹事長が大マスゴミ(大新聞)や暴走検察やアメリカに追い詰められ、そして、テレビ、新聞、週刊誌を鵜呑みにして、いいように操られる大バカ一般大衆からの支持率低下を仕向けられた状態ではとてもじゃないが参院選には勝てない。
最も重要なことは、民主党が参院選に勝つことである。その次に自民党を壊滅させることだ。そのためには、まずは大バカ一般大衆からの支持率を上げなければならない。支持率上昇に必要なのは、悲しいことだが鳩山元首相と小沢元幹事長が一旦身を引くことでしかなかった。人事に於いてもなるべく小沢氏と距離を置いた印象のものにした。
これで支持率上昇という第一目標は達成した。
そして、大マスゴミ、官僚、アメリカが喜ぶ発言を連発して、宗旨替えしたように見せかけているのでなないか。これらの発言がある以上、悪徳ペンタゴン(植草氏)らは、菅政権を攻撃できない。
菅首相の目標はただひとつ参院選に勝つことだ。
亀井静香氏が閣僚を辞任するのは想定外だったかもしれないが、国民新党が連立政権にとどまるのも、ただ鳩山政権の足を引っ張っただけの社民党とは違うし、枝野幹事長も企業献金の前面禁止を堂々と発言している。蓮舫氏も今後も特別会計をねらって事業仕分けを活用すると発言されている。埋蔵金の存在はすでに周知に事実である。増税議論が活発になれば、特別会計が再度注目されもするだろう。民主党にはまだまだ期待したいのだ。
しかし、このようにわたしの儚い(はかない)願望を書き綴ってもなお、菅首相はもしかしたら本当に、官僚とアメリカ隷属派に取り込まれて魂を売ってしまったのではないかという疑いは強く残る。まだわからない。
敵を欺くにはまず味方からとはよく言うが、菅首相はこれを実践しているのかもしれないのだ。いや、是非そうであって欲しいのだが・・・。 (了)