重たい掲示板
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Loginはこちら【283】[308]3月19・20日の報告文
3月19・20日に副島先生と一緒に福島へ調査に行った、石井 利明と申します。
昨日(3月20日)の夜に、先生を那須塩原の駅に送り、私も自宅に戻りました。
福島の現場に同行し報告文を書く前に、東日本大震災および原発事故による被害を受けられた皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げます。
確かに、今回の震災は福島・宮城・茨城という太平洋に面した県に、特に甚大な被害を及ぼしました。しかし、現地に行ってみると、その震災の中で、たくましく生きる多くの方々とも接することが出来、本当に得がたい体験をさせていただきました。
まずは、19日の出来事を時系列で報告します。
今回の報告は、先生のぼやきと重複しますが、ご容赦ください。
郡山を出発して、私たちが目指したのは、事故原発から丁度30キロ地点にある大滝根山(おおたきねやま、1192メートル)でした。
先生が、ぼやきで、「そこには、自衛隊の電波通信塔があります。私は遠くからその大滝根山の全貌の写真も取りました」とある通りです。
写真を貼り付けます。
・大滝根山
後ろに小さく見える、丸く薄いグリーンのドームが自衛隊のレーダー施設です。
ガイガーカウンターは、0.82マイクロシーベルト毎時(0.82μSv/h)を示しています。
接近するために道を登ると、バリケードが現れ、われわれの行く手は阻まれました。
タクシーはそこで引き返し、滝根町(たきねまち)を通過して、一路東へ、原発を目指して進みます。
滝根町から川内村(かわうちむら)に向かう途中、10基ほどの風力発電施設が現れたところで、地域の防災放送が聞こえました。
・風力発電
「この付近の放射線量は、1マイクロシーベルトで健康被害の心配はありません・・・」という放送の数値と、持参したガイガーカウンターの数値が、ほぼ、一緒であることを確認。この辺りでは、僅かですが、畑仕事をしている住民も目撃しました。
もう少しで、屋内避難勧告の出ている30キロ圏です。
現地の現実は、私の住む160キロ離れた栃木県の日常と大差の無いものです。
報道と現実とのギャップに、だんだん私の頭はクラクラしてきました。
そして、現実を見ることで、放射能に対する言い知れない恐怖が、少しですが、和らぎました。
事実を知れば強くなれる、という先生の名言が、すぐに頭に浮かびました。
事実は現場にあります。
その頃から、タクシーの運転手、Kさんの口も滑らかになってきました。
もしかしたら、Kさんも私と同じように感じて、恐怖心が薄らいでいったのではないでしょうか。
曰く。
「阿武隈山地の地盤は固い岩で出来ているから、地震でも地滑りなんかは起きないんです・・・」
「いわきはいい所だよ。暖かくて雪も降らない。東北の湘南って呼ばれている。土地も安いし住むには最高だよ・・・」
「それにしても、今回の原発の件は心配だ。なにしろ、東京のために発電している電気で、地元には全く関係ないんだから。東京の人たちは知っているのかなぁ」
程なくして、30キロの検問所に到着。
タクシーの中で、私は緊張しました。
しかし、そこには、ポツンと一台の福岡県警のパトカーが停まっているだけ。
現れた警察の人に、先生が「調査に来ました」と告げると、
「屋内避難の人も出入りしているし、行くなら気をつけていって下さい。」と至極(しごく)簡単に入れてくれました。
検問所を通過する前に、ガイガーカウンター持って数値を見せました。
「このあたりの数値は低いので安全のようですね」と話すと、心なしか、おまわりさんの表情も和らいだようでした。
私は、ここまで順調に原発に近づけるとは思っていませんでした。
繰り返し報道される原発の危機的状況を前に、私は、非常な厳戒態勢(げんかいたいせい)がひかれていると思っていたからです。
そして、厳戒態勢は、実際にあったのです。
先生の話だと、数日前に現地を訪れた、戦場カメラマンにしてバグパイプ奏者の加藤さんは、20キロ圏に入ることが出来なかったということでした。
原発に対する厳戒態勢は緩(ゆる)められていることを実感しました。
私たちには、”運”も味方してくれたのです。
30キロ圏の検問所を過ぎると、次の検問所が現れることもなく、川内村に到着。
ここは、避難勧告の出ている、20キロ圏内です。
早速、ガイガーカウンターで数値を取りました。
数値は、0.934マイクロシーベルト毎時(0.934μSv/h)。
そこで、ここで昼食を取ることに決定。
私は先生が買ってきてくれた、とんかつ弁当を。先生は、幕の内弁当を。
JAの軒先を借りていただきました。
腹ごしらえも出来、気を引き締めて国道399を一旦北上し、富岡街道から原発方面に向いました。
途中、何台もの車とすれ違いました。
車内には、例外なく、全身白ずくめの防護服と防護マスクに身を包み、車を運転する人たちを確認できました。
だんだん、目的地に近づきつつあることが実感できるようになりました。
そして、何回もトンネルを抜け、海が見える所に差し掛かると、運転手のKさんが、「あれー!」と声をあげ指差す方を見ると、そこに福島第一原発が見えました。
私は、これが、あの連日連夜放送されている原発だ、という実感が直ぐにはわきません。なんだか、こんなにあっけなく目撃して良いのだろうか、というような不思議な気持で一杯でした。
先生と、タクシーを飛び出し、もう一度確認してみました。
確かに、福島第一原発です。
原発に向かって吹く、激しい風の中、ガイガーカウンターは、15マイクロシーベルト毎時(15μSv/h)前後の数値を表示しています。
2~3分くらいでしょうか。先生と私は、じっと数字を見ていました。
最大で17マイクロシーベルト毎時(17μSv/h)を確認しました。
写真では、13.47マイクロシーベルト毎時(13.47μSv/h)です。
第一弾の報告は、ここまでにします。
お読みいただき、ありがとうございました。
以上
石井拝
【282】[307]広瀬隆氏の主張
副島学問道場のファンさんからのメールを取り次ぎます。
(転載はじめ)
高岡 様
お返事をありがとうございます。
そして、私のメールを掲示板に載せてくださってありがとうございます。
反原発で評論家の広瀬隆氏も、槌田先生とほぼ同様のことを述べていて、
今の政府と東電のやり方では、原発を収束できない、最悪の事態に突入するだろうと危惧されています。
広瀬隆氏の見解では
・海水を注入すると、塩がたまって、水が循環しなくなり危険
・放水ではどうにもならない
・電源の復旧は、非常に複雑で難しいので恐らく無理。なぜなら
原発を製造したのは、東芝と日立で、東電は運転してるだけなので、東電は無知。
・早く日本中のコンクリートを集めて、原発を固める準備をしておかないと、
大変なことになる。(チェルノブイリでは最終的にコンクリートで固めて収束させた)
それ以外にない
・政府も東電も非常に無知。彼らでは対処は無理。本物の専門家の知恵を結集して
取り組まなければならない。
・このままだと、チェルノブイリの何倍もの被害が出る
広瀬氏の動画です。どうかご覧ください。電源の復旧が相当難しいことが想像できます。http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/0db89279cf33792c14e4b566aac187d8
とにかく政府は、鉛、コンクリート、液体窒素等大量に集めて、固める準備をしないと、
日本は大変なことになるのではないかと、心配です。
政府に提言できないでしょうか。。。
以上、よろしくお願いいたします。
副島学問道場のファンより
(転載おわり)
下記の広瀬氏のインタビュー動画もぜひ広めたいです。上記紹介のものより後の録画です。原発の恐ろしさについての国民的共通理解が必要です。この期に及んでまだ原発を守ろうとする動きを孤立させねばなりません。
必見!●予言されていた“原発震災”広瀬隆氏インタビュー
http://www.videonews.com/interviews/001999/001771.php
【281】[306]せっかく関西に避難した人は慎重に判断をしてください
今日は2011年3月21日です。
昨日(3月20日 日曜日)、「今日のぼやき」の1202番で副島先生の現地調査の報告を読みました。
土曜の夜は重苦しい気持で寝床に入ったのに、この報告文を読み気持が一気に明るくなり、光明が見えてきました。
下の299番のゆみこさんの安心した気持はよくわかります。多くの会員の皆様も同じくほっとされたのではないかと思います。
しかし、私は副島先生のこの文章を読みながら多少の違和感を感じました。これまで30冊近くのご著書を読み、「今日のぼやき」で膨大の文章を読んできました。
その中には私の信じてきた事を根底から覆すような記述がいくつもありましたが、今回のような違和感を感じたのは初めての事です。
「強運により、原発事故の凶悪事(強度の放射能汚染)から日本国民全体が、のがれることができました」と述べられていますが、その根拠として原発から8キロメートルの地点で、ガイガーカウンターの数値が15マイクロシーベルト毎時(15μSv/h)であったということです。
「すべてを疑え」「真実を暴け」というのが副島先生の教えであると私は理解しています。ゆみこさん、先生の文章も疑がってください。
その数値が正しかったのか(たまたま風上になっていたとか、ガイガーカウンターが壊れていたとか、極端な疲労で計器の設定の誤りで読み違いの可能性とか、、、)その数値が正しかったとしても、8キロメートル付近の数値を計っただけでどうして強度の放射能汚染がこれからもないと結論付けられるのか?
現地からの報告の文章は先生が極度の緊張と極度の疲労の中で書かれたものであろうと想像します。(事実この文章を午前12時10分から書き始め十数行書かれた時点で先生は激しい睡魔に襲われて午前3時まで昏睡されたようです)そのような疲労と一時的な楽観の感情に支配された中で書かれた文章である事を会員である私たちは正いく理解しなければなりません。
私は先生が決死隊を組織して予想されるメルトダウンの後、炉心をコンクリートで覆う作業を行い日本民族のために死んでいく覚悟を表明されたことを重い気持で受け止めました。本物の思想家はその思想により自分の死に場所を知って行動するのだと思いました。
現在決死の覚悟で冷却作業を行い、電気システムの復旧作業をされている原子力プラントの技術者の方々、自衛隊、消防隊、警察官らのすべての関係者の努力が成功して、事故を起こした原発が一刻も早くコントロール下に置かれるように祈っています。
そして、我らが副島先生がこれからも我々の先頭に立ち日本の真実を暴き続けられることを期待します。
【280】[305]2通のメールが届きました
昨日からこれまで2通のメールをいただきました。
1通目への返信は、大内なんでかなさん([301]Re)へのお答えにもなるかもしれません。
2通目は、深刻に受けとめました。重要な情報と思います。
1.123さんから
「副島先生は勘違いされています。安心なんかまだできません。」という題のメールで、「副島先生は単位を良く理解されていません勘違いです武田邦彦先生の見解を見てくださいhttp://takedanet.com/ 」とあった。
次のような返信を差し上げました。
(転載はじめ)
メールありがとうございます。
<私は、この原発事故地から、8キロの地点で、自分のガイガー・カウンターで計測して、放射能の線量(せんりょう)が、わずか、15マイクロシーベルト毎時(15mSv/h) であることを、自分の目で目視し、確認しました。>
<「原発の近くまでは、ものすごく危険だから行かないよ」と、誰でもが言うことを、彼も初めは言っていました。それを、少しずつ説得して、原発の事故現場の近くまで接近できたのは、やはり所持したガイガー・カウンターがあったからです。車を走らせながら、試標(サンプル)となっている、これも持参したラジウム鉱石で、「ほら、このように、健康浴場のラジウム温泉のラジウムでも、80マイクロシーベルト毎時( 80mSv/h) ぐらいの数値が出ているでしょう。>
たしかに「ミリ」と「マイクロ」の混同があります。ここは「μ」とすべきを「m」にしてしまったのではないでしょうか。
また、8キロ地点15マイクロシーベルト毎時は、131.4ミリシーベルト/年間になりますね。
<学問道場の、会員のみなさん、喜んで下さい。もうこれ以上の放射能の飛散は、ありません。微量の放射能の拡散には、私たちは、健康のまま、耐えて行けます。全国の空に広がっている、こんな微量の2~10マイクルシーベルト毎時(2~10μSv/h)の 放射能なんか、私たちは、がぶがぶ食べて、慣れきってゆけばいい。いちいち、微量の放射能の飛散になど、もう、私たちは、怯(おび)えてはいけない。 私は、自分の体で現地まで到達し、このことを確信しました。>
「2~10マイクルシーベルト毎時」は、「17~87.6ミリシ―ベルト/年間」です。
私も重掲板で知って、武田邦彦先生のブログをずっと見てきました。
武田先生によると、「一般人が年間に被爆しても大丈夫な量は1ミリシーベルト」「放射線の作業者は年間で50ミリシーベルトの放射線暴露が認められています」(原発緊急情報(14)http://takedanet.com/2011/03/14_9fe6.html)とのこと。「17~87.6ミリシ―ベルト/年間」は放射線作業者の基準の2倍以内です。
<副島隆彦は、弟子の石井君と、19日、早朝から、動き出して、死ぬ覚悟で、福島第一原発を目指しました。 放射線量(ほうしゃせんりょう)250ミリシーベルト毎時( 250mSv/h)までは、突き進む、と私は密かに決めていました。>
この覚悟からすると、15マイクロシーベルトはごく小さい数字に思われたのでしょう。
計算等に間違いがありましたらご指摘願います。
(転載おわり)
2.副島学問道場のファンさんから
(転載はじめ)
高岡 様
突然のメールをお許しください。
いつも副島学問道場を読ませていただいている者です。
副島先生がHPに、福島原発に関して楽観的なことを書かれていることに
不安を感じています。
物理学者の槌田敦先生(原発のプロ中のプロ)が、福島原発における作業に対し、
緊急提言をされていますので、ご紹介させていただきます。
槌田先生によると、海水の注入は全くの逆効果になるそうです。絶対に
してはいけないことだそうです。
なぜなら、海水を入れ続けるうちに、炉に塩がたまってしまい、水が循環しなく
なってしまうからだそうです。それと使用済み核燃料プールを急激に水で
冷やすと、崩壊してしまい、再臨界を起こすそうです。メルトダウンはしないけれど、
結果的に、メルトダウンしたときと同じくらい大変な事態を招くそうです。
東電と政府は、そんなことさえ知らない無知な人が作業にあったっていることは恐ろしい
とのことです。米国はたぶんこのことを知っていながら、しらんふりして、放水を協力
しているのではないか、とのことです。
チェルノブイリのように、鉛を投下し、その後に、液体窒素で冷やすと解決するとのことですが、
いろいろな知恵を、槌田先生は、原子力安全保安員に緊急提言したそうですが、
反原発学者の言うことは無視だそうです。
このままだと、無知は東電と政府によって、最悪の事態に突入するかもしれません。
槌田先生の詳しい見解はこちらです。非常に信用できます。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-1e2e.html
副島先生は原発のことに関しては、専門家ほどはくわしくないと思います。
槌田先生の見解を紹介させていただきました。
突然の失礼をお許しください。
返信は不要です。
副島学問道場のファンより
(転載おわり)
槌田敦氏講演メモ(「ふじふじのフィルター」)
から転載します。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-1e2e.html
(転載はじめ)
ようするに原子炉の運転をよく知らない人たちが運転していることになりますから、これは、東京電力の原子炉運転の免許を取り上げなきゃいけませんね。情けない限りですよ。何にも知らなかったんだなって。
で、一番知らないのは何か。海水をぶち込んだことです。こんなことをさせるだなんて、これは、保安院も一緒になってしていることですから、東京電力だけの責任ということではないんですけれども、原子炉の中に海水ぶち込んでどうなるか考えたことあるのか。ただ、水入れて冷やすってことしかないから、手近な海水を使った。
だけども、そんなものを使うとどういうことになるか。炉心で水が蒸気になります。炉心に残るものがあります。塩です。どんどん塩が残ってしまう。そしたら、そこ水が流れなくなる。ますます持ってとんでもないことをしてくれた。こんなことを日本の原子力の人がやってたということは、これはどうしようもない。
(中略)
【どうやって解決するか】
チェルノブイリ原発事故の時の経験をそのまま使えばいい。
何したか。天井に穴があいていた。ソ連の原発の場合は。その穴から鉛を落とした。で、燃料を鉛で包んでやった。もちろん鉛は、300度ちょっとで溶けるから、いったんは溶けて、そして、燃料を包んで、徐々に冷えていってということになる。そして、チェルノブイリの原発事故は終息に向かうことになる。
その時に鉛で包んだ上に冷やすのに、液体窒素で冷やしました。液体窒素が水よりずっと効率がいいわけです。それをそっくり頂ければいいだけじゃないの。
向こうは全くやる気がなさそうですね。
【反原発の言うことなど聞く気がない保安院】
16日付で保安院長寺崎さんに手紙を出したが、そこに書いておきました。何の返事もありません。要するに、反原発の奴のいうことなんか聞くもんか。これは、実は、おとといでしたかたんぽぽ舎で集まりがあった時に、槌田さんなぜそれを向こうに言わないかって、そんなこと言ったって採用なんてしてくれないよって言ったけれども、やっぱり言うだけ言うのは義務かなと思って、手紙は16日には出しました。だけども無視ですね。ということになると、水ぶっかける。海水をぶっかけることばかりこれからやることになります。
(転載おわり)
政府、保安院、東電、関係する諸々の方々、正しいことを言う勇気、正しいことをする勇気、己れへの諸々のこだわりをひとまずは棚に上げ、虚心坦懐この国難に対処し得るかどうかが問われています。お願いします。祈る気持ちです。
高岡亮一拝
【279】[304]今回の大地震・津波による福島第一原発の放射性物質拡散の問題の検証
埼玉在住の一般市民です。
現在,名古屋市内にきています。
今回の大地震・津波による福島第一原発の放射性物質拡散の問題に私が実感をもったのは,副島先生による,[207]の「炉心溶解が起きた」という報告が発端であった。
そして,副島先生からの[216]の報告では仰天した。
(「216」からの抜粋開始)
福島第一原発の 現地にまではいったカメラマンの 森住卓(もりずみたく)氏と、ジャーナリストの広河隆一(ひろかわりゅういち)氏の 報告文が、今は、一番、重要である。
(転載部分から抜粋開始)
写真家の森住です。
いま福島第一原発の町 双葉町(ふたばちょう)の取材から帰ってきました。
双葉町役場 や 双葉厚生病院 はすさまじい放射線が出ていました。
チェルノブイリ事故の現場から二〇〇メートルのところより酷(ひど)い。測定器は振り
切れてしまった。 町はゴーストタウンになっている。
(転載部分から抜粋終了)
(「216」からの抜粋終了)
この報告が副島先生をして「もう、日本は、完全に 超 異常事態です。1986年のチェルノブイリ原発事故 以上の 悲惨な 放射性物質の 大量の 広がりが起きています。」と言わしめたわけです。
しかし,私はこのことを信じきれてはいなかった。その理由は,かれらが現地取材してきた動画が貼られていたが(現在どこに貼られていたのか確認ができない。ご存知の方,訴お知らせ下さい),ガイガーカウンターのメモリが動画上ではっきりと見えなかったからである。それもあって私は, [224]で「どこまでが真実なのか」と提言したのであった。
そうすると,確か3種類のガイガーカウンターのすべてで「 測定器は振り
切れてしまった」のはなぜかなのである。すべてが故障だったというのであろうか?
(副島先生の現地取材による,今日のぼやき「1202」では写真にくっきりとガイガーカウンターの数値が見えました。)
また,[218]などで「キノコ雲の目撃情報があった。」という報告もあったが,そのキノコ雲はいったい何だったのであろうか?
非常事態で,副島先生が西への移動を呼びかけたのは国家的視点で重要であった。結果としては,わが国が存亡の危機から脱したのは不幸中の幸いであったと言えよう。
今日は 年老いた母親をつれて 熱田神宮で国家の復興を祈り,その後,ひつまぶしを食べにいくとしよう。
明日,埼玉に戻るつもりです。
【278】[303]放射線業務従事者の線量限度
繰り返しになりますが、一般的に放射線業務従事者の線量限度は、以下。
(貼り付け開始)
*放射線業務従事者の線量限度
放射線業務従事者の線量限度は、5年間につき100ミリシーベルト及び1年間につき50ミリシーベルト(女子(妊娠不能と診断された者、妊娠の意思のない者及び妊娠中の者を除く)については、前述の規定のほか、3月間につき5ミリシーベルト)。
なお、5年間は平成13年4月1日以後5年毎に区分した各期間。
(貼り付け終わり)
http://www.rea.or.jp/chutou/koukai/H21nendo/honbun-h21.htm
50ミリシーベルト=50000マイクロシーベルト
ですので、15マイクロシーベルト/時の線量ですと、
50000÷(15×24)=138.888・・
で、積算50ミリシーベルトに達するまでに138日もかかるのだ。
4か月以上だよ。
だーいじょうぶだあ!なんも心配なんかいらない!
みんなで乗り込んでもだいじょうぶ。1週間交代で
大丈夫を証明するキャンプとかもできそうに思います。
次の作戦行動のアイデアは、きっともう副島先生が考えておられますよ!
わたしは救出作戦の準備を着々と進めています。車はガソリン満タン70L
入っている。予備のガソリン缶も積んでいく。キャンプ道具も、積んで
いく。なにも恐れるものはない!がんばるのだ。
【277】[302]ロケットストーブ
泉浩樹です。実家が原発より内陸に約50km石川町にあります。
今は電話も回復して連絡が取れています。
この10日間副島先生に励まされています。
福島の被災地に出向いていただき、言葉もありません。
あつく感謝いたします。
ご承知の通り被災地には燃料が不足して居ります。
薪が在っても石油に依存しての生活です。
『ロケットストーブ』紹介致します。
http://nature21.exblog.jp/14436514/ こちらが判り易かったので拝借いたしました。お許し下さい。
ブリキを切れる金物と一斗缶と砂(土、砂利)、煙突のエルボー管を見つけられたら作れます。
これなら被災地で活躍出来るでしょう。
燃焼効率が良く、ススも出にくいです。
被災地の煮炊きに活躍する時です。あったかいお湯、暖を取って下さい。
煙突を延長出来れば室内も暖めれます。
気をつけて考えて工夫して下さい。
身体を動かし、何かを作る目標が出来ると元気が出ます。
現地に連絡網がある方には広めて下さい。
一人が二人、二人が10人へ!!
口では説明が難しいのでネット検索で理解して貰いましょう。(ネット環境の在る所から)
原理は簡単です。田舎の人間(自分も)は理解が早い。
原理を理解すれば他の材料でも作れます。(レンガ等)
時間も材料もいっぱいある筈です。
男どもに仕事を、女は煮炊きを!!(ん~、逆も可。)
がんばれ!東北!!負けるな日本。
泉 浩樹拝 Ⓒ
【276】[301]Re :
副島先生の放射線の計算がなんか違うと思うんですけどどうでしょうか?。
武田邦彦先生のブログhttp://takedanet.com/2011/03/post_3cdd.htmlから無断で貼付けます。
(転載貼り付け始め)
原子力情報 01 風評被害を無くすために
これから、福島原発を冷やすのに成功して徐々に沈静化していった後、福島県の人は農作物や魚それに土地の価格等いろいろな面で風評被害を受ける可能性があります。
それが本当のことであれば、まだ対策乗っ取りようがありますが、風評被害であれば本当に悔しいと思います。
数年前、風評被害の専門家と一緒に講演をしたことがありますその方は今回のことでもテレビでお見受けいたしました。
彼の話ですと、風評被害が発生するには一にも二にも「本当のことを言わない事による」と言っておられました。
日本ではメディアが本当のことを言わないので、日本の風評被害はほとんどメディアが原因するという研究を示していました。
確かに「風評」ということ自体が、事実と違うことですので、事実と違うことを言っているとその次に風評被害に遭うということを意味しています。
・・・・・・・・・
今回の福島原発でわたくしは「メディアが伝えなかったり、大きく間違ったことを伝えている」ことに3つあると思います。
一つは付近住民の被爆について「かけ算をしない」ということです。
これはすでに、このブログでは説明しましたが、1時間に10マイクロシーベルトという放射線は「安全なレベルだ」ということを繰り返していますが、それは「1時間だけそこに住んでいる場合」に限られています。
1時間で10マイクロの場合、2時間いますと20マイクロ、10時間ですと100マイクロになります。
普通「生活する」ということはその場所に1ヶ月ぐらいいますから、例えば42日ですと1時間の1000倍の時間、放射線をあびることになります。
たしかに1時間に10マイクロの放射線は1時間だけなら問題はありません。それはテレビのいう通りです。しかしそこに住んでいるとそれを1000倍にしなければならず、10ミリシーベルトになります。
放射線の基準値は一般人(赤ちゃん、妊婦を含む)が1ミリシーベルトですので、この値は明らかに一般人が1年間にあびて良いとされている値の10倍になります。
福島の多くの地域は、すでにこの値を超えています。
それでもテレビは安全だと繰り返しています。このようなウソをついていると人は政府やテレビの情報を信じることができなくなりそこに風評が発生するということになります。
「基準値を超えても安全だ」という論理はかなりおかしいのですが、もし規制値を超えても安全であっても、「基準値を超えている」ということを言わなければ、将来また同じような風評がおこるということは十分考えられます。
基準値を信用しない専門家でも「現在は基準値を超えているけども健康に問題がない」と発言すべきなのです。それは個人の責任として言ってもいいことですが、基準値は国の基準として存在するわけですから。それを言わないのは専門家ではありません。
ぜひ本当のことを言って欲しいものです。
・・・・・・・・・
2番目は、「すでに市民が受けた放射線」は測定することができないということです。
原子力に従事する人は、放射線をあびますから、必ず線量計やフィルムをつけて自分があびた放射線を測定します。これは厳密に守られています。
それは、一旦放射線を浴びてしまうと体の中を抜け、「遺伝子の異常」などの形で残ります。しかし、遺伝子にどのくらい障害が残ったかを測定することができません。
福島原発でも、地震のあと、作業員が原発から退避するときにでも被曝した線量を測定してから原子炉を出たと証言をしています。いかにあびた放射線の量を測定することが健康に大切かが分かります.ところが、事故が起こって以来、原発の付近に住んでいる人は、どのくらい放射線を浴びたかを測定していません。
従って、推定した計算でその人がどのくらいの放射線を浴びたかを計算するしかないのです。
テレビでは、人の衣服の周りをカウンターのようなもので測定している画像が出ますが、これはその時に衣服についている放射性物質の量を図っているだけで、本人がどのくらい被曝したかということとは無関係です。
これも間違った報道が行われています。
すでに福島原発から放射能が漏れてから7日経ちます。7日ということは168時間ですから。1時間当たりの放射線の値に168を掛けなければなりません。
例えば、原発の周りは1時間に100マイクロシーベルト、福島市では20マイクロシーベルとぐらいが続きましたから、すでに付近住民は16.8ミリシーベルと福島市の人は2ミリシーベルトの被爆を受けたことになります。
もちろん国の基準を超えていますので、健康に影響があるとしなければなりません。さらに、大人の場合は問題がないかもしれませんが、妊婦やお子さんは大いに心配しなければならないと思います.
おそらくこのことを報道しないのは、報道すると大騒ぎになるとか、線量計の数やフィルムバッチの数が足りないので、ここは隠しておこうということだと思います。
しかし、風評被害を止める意味でも事実をそのままいってそれに耐えるだけの精神力を政府は持ってもらいたいと思います。
・・・・・・・・・
三番目は、今後、福島原発がどのようなことになるかということを曖昧にしていることです。
確かにチェルノブイリやスリーマイル島の場合と違うので、今後どのくらいの放射能が出るのか、それともこのまま沈静化するのかわかりにくい面はあります。
しかし、この時こそ「原子炉の専門家」というのであれば、今後どのくらいのことが起こるのかということを明確に示さなければいけないと思います。
国や東京電力があれ程、懸命になって原子炉に水を注ぐ努力をしているのですから、仮に水を注ぐのが失敗した場合どうなるかということはすでにわかっているからです。
わたくしはすでにこのブログでおおよそ、このくらいの範囲になるだろうということとそれに基づく計算式を示しています。読者の方からは現実にその計算ができるホームページを作っていただいた方もおられます。
政府がやらないなら、わたくしたちで身を守らなければならないのですが、それはやがて福島県に風評をもたらすでしょう。
・・・・・・・・・
福島県の知事、もしくは福島の市町村の自治体の長は市民の側に立っているのですから、今後の風評被害を防止するという意味でもこの際、はっきりとした事実を市民の前に示した方がいいとわたくしは思います。
(平成23年3月19日 午前8時 執筆)
武田邦彦
(転載貼り付け終わり)
【275】[300]わたしも火曜日、双葉町に入ります。
先生、ほんとうにありがとうござました。信じて信じて、気持ちを強く
持って忍耐した。不安だったけど、乗り越えられた。
本日東京に行ってきました。エドガー・ケイシーという偉かった人がいて、
その流れをくんで現実を強く生きる方法を教えている先生に会ってきた。
その先生に会いに行く途中、短い移動時間の中で、福島出身の友達に
会いました。なんとその友達は双葉町の人です。話を聞いて、胸が
つぶれる思いでした。友達の悲しみが全身で感じられて、必死で耐えた。
そして、エドガー・ケイシーの先生に会って、力強く幸福な未来を創造
する決意と元気でもって山形に帰ってきたら、先生の大大大ニュースが
ありました。
すぐ友達と相談して決めた。火曜日に双葉町に、残してきた大切な家族を
迎えに行ってきます。長年を人間とともに生きてきた、彼らの大切な
わんこです。先生に続きます。きっと、家族を連れて帰ってきます。
希望を迎えに行くのだ!先生、ほんとうにありがとうございました。
【274】[299]明日、群馬に帰ります。
京都に避難している、群馬のゆみこです。
副島先生、石井利明さん、命がけの調査をして報告してくださって、本当にありがとうございます!お二人の勇敢さと冷静さは素晴しい!心から感謝します。報告を読んだ人たちみんながほっとしていると思います。わたしは京都の叔母に「ほっとした顔してるわ」と言われました。
わたしは数日前、崎谷博征さんの【[275]原発は最悪の選択である】を読んで、また広瀬隆さん出演のテレビを見て、日本は原発がなくてもやっていけることを知りました。それでわたしは原発がとても不憫(ふびん)に思いました。利権のために建てられて、自分自身がすごく危険な存在だと知りながら40年間働いて、今ほんとうに危険な姿をさらしている。わたしは観音さんになって、原発を抱いたろうと思いました。二晩、観音さんになって、原発と原発の悲しみを抱いて眠りました。
そもそも女の人はみんな観音さんです。たぶん。
これからまだしばらく原発が静まるまで、女の人みんなで原発を抱いてやりましょう。原発さん、いい子ね、大丈夫よ、あなたが身を挺(てい)して人々にもっと違う安全なエネルギーを使うことを考えさせてくれた、ありがとう、って、なだめてやりましょう。
わたしは明日、群馬に帰ります。嬉しいです。
先生、石井さん、本当にありがとうございます。