重たい掲示板

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磯貝太(いそがいはじめ) 投稿日:2011/04/12 00:19

【388】[431]有難う御座いました。

副島学問道場のたくさんの方々から直接当方に電話で御激励を頂きました。
本当に有難う御座いました。
酒飲ん酔っ払っているお馬鹿かと言われましたが、そのとおりです。すいません。酔ってます。
明日から、開き直って頑張ります。

磯貝太(いそがいはじめ) 投稿日:2011/04/11 22:28

【387】[430]福島県の会津若松市に磯貝太です。

掲示板への直接入力だと入力誤字脱字の確認がわからないので、掲示板への書き直をしをどのようしたらよいのか教えて下さい。
それと、写真がないと表現不可能もこともあるので、どのようにすれば良いのか御教示のほどよろしくご願いします。
当方含め、皆さん、おそらくお困りと思いますので重ねてよろしくお願いいたします。

磯貝 太(いそがいはじめ) 投稿日:2011/04/11 21:03

【386】[429]福島県の会津若松市民です。

結構大きな余震が私の住む福島県会津若松市でありました。
震度5弱だったそうです。
今までは、ちょっとした地震でも当家、中学生の長女、小学生高学年の次女あたりは、お祭りのような大騒ぎをしていましたが、今は全く動じません。
下校途中の高校生多数も、本日、雨でしたが、傘も差さず、悠然と自転車で帰宅されていました。
いまもかなりゆれていますが、子供らは、また来たか「あ、そう」という感じです。
でも、こども直感力は大事だと勝手に考えています。
多分、たいしたことはなかったのでしょう。

ところで、原発事故についてです。
話題をそらすわけではないのですが、人間を含めて生き物は必ず死ぬことになっています。
当方、今日も、所用で高速道路を使いました。時速120キロぐらいで走行中、きもちよくなって居眠り運転でもしてしまえば、多分、そのまま、どこかに吹っ飛んで死んでしまうかもしれません。
それよりも、当方、お酒が大好きなので、飲み過ぎて、その辺ですっころんで頭を打って死んでしまうこともあるかもしれません。
飲み過ぎで肝硬変から肝臓がんで苦しんで死ぬかもしれません。
極端な話になりますが、原発事故が福島県民に降りかかり、そのような生命の危機ではないかと思われるもの1つに放射能もあるという、感覚になってきました。

福島県民一同、被爆で死んでしまうと信じ込んでいる方もいる様ですが、福島県民が被爆でもだえ苦しんで死んでしまうには、どの程度の被爆が必要かは、専門家のもっともらしいご意見より、自らが体験しないとわかりません。

もだえ苦しんで死ぬかとは全く別に、余計なことかもしれませんが、自治体で、放射線の計測値が毎日発表されています。

ちなみに、会津若松です。

http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/index_php/info_hazard/view.php

ここには上水道のデータもあります。

これを見る限りおかしなものはでていないようです。

福島県のデータもあります。

http://www.pref.fukushima.jp/j/sokuteichi649.pdf

です。

これが安全かどうかは私のような一個人にはわかりません。

県内の幼稚園から小中学校の計測値も詳しく出ています。

計器の誤差もあるので、本当に信用できるかどうかはわかりませんが、かなり、低い数値のようです。

このあたり、取引先の観光業を営む方々は、本気なので、世界各国の放射線量はこうなっていると資料を見せて頂きました。

このあたりは、ネットで簡単に検索できるので、ご自分の目でお確かめ下さい。

イラン、ブラジル、中国あたりになると、今の福島県の数値はかなり低いようです。

日本の福島県当たりは、そのあたりからすれば、個人的には、「たいしたことないじゃないか」
となってしまいます。

また、人間は生き物です。

たとえは悪いかもしれませんが、大地震のあった3月11日には、当方を含め、日頃絶対にしない行動をしています。

聞いた話を1つ1つあげると、もの凄く長くなるので、必要があれば記載しますが、たとえば、本来であれば新幹線で東京に行くはずの人が、急に荷物が増えて、車で行き、新幹線が不通になっても自宅まで無事かえってこられた。
当方も普段では絶対にありえない行動をしましたが、そのあたりは、オカルト的な話も多いので、そのうち記載しようと思います。

人間の本能的な能力も馬鹿に出来ないなと思います。

また、震災以来、余震や、原発やらも一応落ち着き、精神的にもゆっくり本を読める様になってきました。
突然、思い立ち、10年ぐらい前に購入した、吉村昭氏著の「三陸海岸大津波」をひっぱりだして再読しまいした。

明治29年、昭和3年の三陸大津波の記録です。

文中、大地震、大津波前、不気味な稲妻のような光、海上に漂う不思議な炎があったと記載されています。

また、砲撃の様な爆音、ダイナマイトの爆音があったとも書かれています。

そして、大津波前には1カ月ほど前からの井戸の渇水、それと、魚の大豊漁、あわびの群れが、地上に逃げる様に磯に這い上がってきたとも表記されています。

今回の大震災では、不気味な光、爆音は、youtubeなどのネットでも確認しまいた。

魚の大豊漁は、ネットの検索の仕方が悪いのかどうしても資料が出てきません。

井戸の渇水、魚の大豊漁、怪光減少、爆音などが仮にあったのであれば、今回の大津波、大地震を、過去の記録からすくなくとも数ヶ月前から予測出来たのではないかと思います。

このあたりは、過去事例が仮に生かせなかったとしたら、大変残念なことです。

私個人的には、都市伝説やらが大好きで、副島先生の本で初めて読んだのが月面もの、属国日本論も、日本航空123便の事が書いてあるので、どれどれとよんだたぐいの者です。

今でも、副島先生には、ノストラダムスとか、マヤ文明当たりを一発やって欲しいとか思っていたたぐいの怪しいものですが、副島先生と直接お話をして考え方が全く変わりました。

ところで、明日は、新幹線が福島駅まで開通するので、副島先生が、また、原発近くまで行かれるそうです。

当方の表現的が誤解やら、事実確認について間違っているかもしれませんが、原発事故による、よくわからないうちに避難を強要され、いまでも、被災所でいつ自宅に帰られるか、路頭に迷われている方々、また、島県全体が風評被害あい、それらに真っ向から相対する副島先生のご活躍に、心から頭が下がる思いです。

本日の余震で明日の新幹線が動くか心配ですが、副島先生が飼われている富岡タマさんと持ち主との劇的な出会いも予定されているそうです。

大変期待しています。

頭の悪い政治家やら、意味不明な評論家が跋扈したりしていますが、副島先生と直接お話をすると、先生のまじめさ、考え方、おっしゃることが間違えなく本物だと皮膚感覚で感じています。また、全く偉ぶらず、意外とシャイで照れ屋ではないかとも感じています。

それはそれで1個人の印象すが、副島先生の今後のご活躍を心の底から期待しておりますし、当方出来ることがあれば、出来る範囲でご協力をしたいと思います。

日本で1000年に一度と言われる未曾有の大災害の中、副島先生のご活躍、また、福島県民は、放射能の風評被害(多分、そうだと思います)で散々な目にあっていますが、自分に出来ることを出来ることから最大限努力していきたいと今後も思っております。

ジョー(下條竜夫) 投稿日:2011/04/11 17:29

【385】[428]福島原発で大気に放出された放射線物質の総量は、いったい、いくらなのか?

先週の金曜日(4月8日)に東大名誉教授の西村肇先生が記者会見を行いました。(まだ、みていませんが、下↓にその様子を六城さんが貼り付けてくれています。)

この会見の中で、最も重要なことは、下記の大気への放出量の見積もりです。

<引用開始>
大気への放出量)大気への放出量も拡散方程式により計算を行った。福島県内
の測定値を地図上に記し、等濃度線とその面積を計測することで発生源からの放
出量は計算できる。計算結果は
1000ギガベクレル/日
となる。
<引用終了>

これは、実は、土曜日(4月9日)の朝日新聞の情報とくらべると、実に、三桁以上低い数字です。下に朝日新聞の記事を引用します。

<朝日新聞より引用開始>
放射能の大半、なお原子炉内に 漏出は1割以下か 2011年4月9日15時0分

 東京電力福島第一原発の1~3号機の建屋外へこれまでに漏れた放射能の量は、原子炉内にあった総量の1割に満たない可能性が高い。格納容器が壊れて内部に残る放射能が放出されると、さらに広範囲で汚染が深刻になる恐れがある。専門家は、炉心に冷却水を循環させる継続冷却システムの確立を最優先にすべきだと訴えている。

 原発の炉心には、核分裂反応に伴って生まれた膨大な量の放射能が存在する。米原子力規制委員会(NRC)の標準的な試算方法に1~3号機のデータを当てはめて朝日新聞が算出したところ、1~3号機には緊急停止した時点で、放射性ヨウ素が各130万~230万テラベクレル(テラは1兆倍)、放射性セシウムが13万~22万テラベクレルあったと推定できた。放射能はこのほか、1~4号機の使用済み燃料の中にもある。チェルノブイリ原発の事故時の炉心内蔵量は推定でヨウ素が320万テラベクレル、セシウムが28万テラベクレルだったとされる。

 外部への放出量はどうか。

 原子力安全委員会が汚染の拡散予測に使ったヨウ素の大気への推定放出量は、3月12日から24日までに3万~11万テラベクレルだった。一方、1~3号機の建屋外にあるたて坑と坑道にたまった汚染水に含まれる放射能の総量は、東電の公表データをもとに計算すると、ヨウ素で4万テラベクレル程度、セシウムで1万2千テラベクレル程度となった。

 建屋の外に漏れ出た放射能は、ほかに、その後の大気放出分や海への流出分などがあるが、多めに見積もっても内蔵量よりずっと少ない。外部に出にくいストロンチウムやプルトニウムなどの核種は、まだほとんど炉内にあるとみられる。
<引用終了>

テラとかペタとかギガがでてきて、ややこしいですが、ギガの1000倍がテラ、テラの1000倍がペタです。

したがって、「チェルノブイリの総放出量の推定値1760ペタベクレル(ペタはギガの100万倍)」という西村先生の計算と、朝日新聞の記事の値はよくあいます。1760ペタベクレルは176万テラベクレルです。チェルノブイリでは炉心にあった放射性物質(朝日新聞ではヨウ素が320万テラベクレル、セシウムが28万テラベクレル)の半分が大気に放出されたわけです。

一方、西村先生の「福島原発の大気放出量は1000ギガベクレル/日」というのは、たかだか1テラベクレル。「原子力安全委員会が汚染の拡散予測に使ったヨウ素の大気への推定放出量は、3月12日から24日までに3万~11万テラベクレルだった。」の12日間としても、12テラベクレル、朝日新聞の記事の約1/5000です。

なぜ、こんなにも違うのか???
ここが最大の問題です。

西村先生は、世界でも最高の化学工学者であり、この手のモデル計算に、ほぼ間違いはありません。

そこから考えられるのは、「原子力安全委員会が汚染の拡散予測に使ったヨウ素の大気への推定放出量」が、どうやって得られたのかです。外国の報道でも「チェルノブイリの一割が放出された」とかいう記事をみたことがありますので、これらも、この推定放出量をつかっていると予想できます。

この謎を解くカギは、やはり飯舘村(いいだてむら)での著しく高い放射線濃度にあるのだと思います。原子力安全委員会が汚染の拡散予測では、西村先生がつかった「風下からどれほどの距離で汚染物質の降積量は増えるかを推測できる(プルーム理論)」が入っていないので、飯舘村(いいだてむら)での放射線量を高くするために、どうしても、もと(原発付近)の濃度を高く見積もらなくてはいけない。結果として、高い放出量になったようです。

実際、原子力安全委員会が公表したSPEEDIという計算結果では、10日積算で、原発近隣で10シーベルト以上(毎時に換算して40ミリシーベルト程度)の恐ろしい値がでています。「そんなに高くはないよ」というのを、副島先生と石井さんが計ってきて、1/100以下であるのを証明しました。

いろいろモデルが、これからもでてくると思いますが、「福島原発で放出され、地上に到達した放射線量は、チェルノブイリの1/1000(もともと、たくさんでていないか、ほとんどが、風で太平洋の方に流された)」という、西村先生の計算を私は支持します。

下條竜夫拝

菅間 しゅうこ 投稿日:2011/04/11 17:08

【384】[427]副島 隆彦先生

わざわざ、私ごとに丁寧な返信を下さった事に感謝申し上げます。
特に、誰もが傍観者である中、ただ一人飛びこまれた先生の勇猛にはまさに感服いたしております。
私は先生の、撤退をというお言葉に息子や孫を東京から撤退させ、やがて大丈夫ですという、(これには良いようのない安心を頂きました、久しぶりに食事が喉を通過いたしました) その続報によって、また帰しました。
しかしながら、家族のみにでなく私もまた、先生が多くの人々への任務を負っているとお感じになっている如く、周囲への任務を担っていると感じております。年齢がそうさせるのかもしれませんgな、おそらく、誰もがそうであるのです。ここに記しませんが、私は日常を正にそのように暮らしております。
さて、先生のお考えを尊重せずというのではございません。けれど先生ご自身が避難をと仰った後で、状況が変化したように、再度また変化しないとも限りません。ですから先生がその渦中におられる事をも、私は按じておりました。
私はもう若くはございません。十分に生きた人間です。何より私なりの信念に基づいて生きております。周囲を配慮するというのも、その中に入ります。他の方々のように、私もまた先生を尊敬致しておりますが、けれど私は私なりの立場でものを考え、その中で先生のご意見を参考にして生きているのです。
先生が火中に飛び込まれた事、まさに後世に残る偉業でありましょう。それによって明らかになった事実もまた、大変に重いものであると思います。けれど前述のように、時々刻々と変化する事態に、私は先生の身を案じ、またこの同時代を生きる人々をも、共に生き抜きたいという意思を抱いているのです。その事をお伝えしたしたく、あえてここに記させていただきました。

平田ゆうこ 投稿日:2011/04/11 15:18

【383】[426]各地の放射線量の推移

会員の 平田ゆうこ です。

NHKのホームページにて、「各地の放射線量」3月11日から現在までの放射線量の推移がグラフで表示されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html

福島市 と 南相馬市 の グラフをここに転載いたします。

データは、福島第一原子力発電所の事故を受けて都道府県が行っている放射線量の観測結果をNHKがまとめたものです。単位はマイクロシーベルト毎時(μSv/h)。
数値は当日の値が午前0時から朝までの間の最大値で、前日までの値は一日を通じての最大値です。

福島市(3月11日~4月11日)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/fukushima/index.html

南相馬市(3月11日~4月11日)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/minamisouma/index.html

(転載貼り付けおわり)

六城雅敦 投稿日:2011/04/11 09:42

【382】[425]4/8西村肇教授の会見がUstreamに掲載されました。

4/8 東京帝国ホテルにて行われた西村肇(にしむらはじめ)東大名誉教授による福島第一原発事故の放射能物質の放出量の推定結果の解説です。
西村教授は古くは水俣病、四日市ぜんそく、排ガス公害などの影響測定の専門化で、汚染の分布や影響範囲の測定の第一人者の方です。

大学教授らしく、主観を排除し推測し立証できたことのみを丁寧に解説されています。

事故を過大に評価したり、矮小化(わいしょうか)するのではなく、一日あたりの放出量のみに注目されて、事故の規模を明確に推測しているのです。

学者なので事故の規模と原因がわかれば、次の対策はまた次の専門家、政府へ引き継ぐべきというお考えのように思えました。私は理系畑でしたので、西村教授の態度は当然と捉えていますが、取材記者たちは政府や東電関係者、GEへの批判がでないことに不満をお持ちのようでした。そのような企業や政府を批判する発言、やりとりは会見では一切ございません。

あくまでも放射能物質の放出量と飯館村(いいだてむら)に及んだ高濃度汚染を、長年研究されてきた数式モデルで解説されたものです。
私は西村教授の態度には学者の矜持(きょうじ)を感じます。

学者に意見を求めてはいけないのです。学者のアウトプットを我々が判断して各々で行動すればよいと思います。

私は「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」で知られるようになった武田邦彦氏(たけだくにひこ:中部大学教授)の最近のテレビなどでの発言を不快に感じています。学者でありながら傍観者的な立場で危機を煽る発言を行い、聴衆の注目を集めているように思うのです。

反論のしようがない事、一般大衆が納得する事をわざわざ声高に言い続ける人物に対し、自分の頭に警報が鳴り響きます、この人物はヤバイと。
聴衆の思考を止めて、刷り込みをするマインドコントロールの手法だからです。(誰もが納得する話に続けて、自分の意見を押し通す方法)

http://www.ustream.tv/recorded/13874304

副島隆彦 投稿日:2011/04/11 07:20

【381】[424]危ない、危ない、ばかり言って何もしない、その怠惰な精神を、私は、批判します。

菅間しょうこ さまへ

副島隆彦から

下↓ の「409」番の 投稿文に対して

 あなたが、重たい掲示板に、数回、原発の凶悪事故のことで、恐怖心に駆られている投稿をしている

ことを読みました。 誰に、答えを求めているのですか。誰も答えてはくれないのです。誰もあなたの質問に、不安に、答えてくれる義務を負っている人は、学問道場にはいないのです。 自分で、奮闘して答えを求めなさい。その努力を、全身でやりなさい。

私、副島隆彦 と弟子たち は、福島第一原発の 巨大凶事に全身を打ち込んで、まじめに取り組んでいる。他にこれだけのことを、個人の意思と決断だけでやれる人間たちが、この国にいるのか。傍観者の、臆病者たちが、偉そうなことを言うな。

自分自身の 怠惰な精神と、 いつもいつも傍観者に徹して、臆病者である自分の本性(ほんせい)に気づかない。 本当に、恐(おそ)れて、恐(こわ)いのは、それは、自分の命と自分の健康だけが大事だからなのだ。

 福島の現地で現に生きている人たち(住民、津波被災者、原発避難者)の 苦しみに、自分を同化することをしない。福島の現地の人たちを中心にして、原発の放射能の問題を考えない。 この厚かましい、自分の自己保身と、自分のエゴ第一主義者たちめ。 本当の偽善者(ぎぜんしゃ、hypocrite ヒポクリット)たちだ。

 自分では何もしないくせに、これだけの凶悪事で、政府批判、東電批判だけをしていれば、それで、自分が正しい人である、と思い込める、その 愚劣な精神を、多くの人間に見て、私は、特に東京の人間たちの悪意と、底意地(そこいじ)悪さを強く感じて、深く幻滅している。人間と言う生き物の浅ましさを見て、がっかりした。 日頃、偉そうなことを言っている人間ほど、こういう時は、自分のことばかりで、おろおろして醜態を晒(さら)していた。 

私は、フリードリヒ・ニーチェの思想が大好きだが、彼が味わった、深い憂愁が分かる。この世の表面の虚飾に中で、怠惰なそして偽善的に振る舞う人間たちへの深い絶望を、私も同じように感じだ。

 私は、あなたに代表される、いつまでも 危ない、危ない、ばかり言って、その不安ばかりを言って、それを、学問道場にぶつけてくる、その態度を、批判します。

「教えてください、教えてください」だけでは、だめなのです。自分が、周りを励ますような、優(すぐ)れた知恵(ちえ)を書く 人間にならなければいけないのです。 私が言っていることが、分かりますか? こういう異常な事態では、誰も、答えなどくれないのです。 人間たちの悪意が蔓延(はびこ)る、この薄汚い現実のこの世に中には、すぐ手に入る答えなどない。 それなのに、誰かに何かを質問すれば、すぐに答えてくれる、という厚かましい精神だけが、蔓延(まんえん)して蔓延(はびこ)る。

 人(ひと)にばかり、求めるな。自分が、いったい他の人々に、何を与えることができるかを、真剣に考えなさい。 そして、同じく、権威、体制、権力者にも頼るな、すがりつくな。何があろうと、自分の力を信じて、自分で生きてゆける限り生きるのだ、という信念を養ってください。

 専門家も、政府も、ぐらぐらして動揺しているから、はっきりした、判断をしない、決断をしない。出来ない。原子力(核)物理学 の専門家たちで責任者たちも、誰も、責任を持って、自分の身体を張って、命を懸けて、自分の専門知識で、「ここまでは安全です。ですから、大丈夫です」と、はっきりと言わない。それで、下っ端の職員たちに、調査数字と、統計数値 の発表だけをさせる。ウソをつく資料は、今のこの時期はは出てこない。 今度の原発事故の原因を作ったGE(ジーイー)というアメリカの巨大電気会社の責任を覆(おお)い隠そうとする画策だけが動いている。 東電の幹部たちは、自分たちだけが袋叩きにされることを、覚悟している。

 あなたは、なぜ、学問道場の会員になったのか。
私、副島隆彦の言うこと(書くこと)が、そんなに、不安で、安心できないのか。

このあと、何を、信じて生きて行く気か。私が弟子たちと、体を張って、命がけてやっていることを、甘く見ているのか。

貴女(あなた)が投稿して、不安がっている、この4月8日の 一号機の 放射線量の 一時的な 大きな数値は、この日に炉内に、窒素(ちっそ)を入れて不燃化したために、中の放射線が、埃(ほこり)が舞い散るように、上がったからです。

 数日したら、また、全体のお放射線量はどんどん落ちてゆきます。あのグラフの通り、他のグラフたちも同様に、どんどん急激に、減っているでしょう。そのグラフの発表もすぐに行われるでしょう。3月17日からは、大量の放射能の大気中への放散、拡散は止まったのです。 このことを、あなたも知っているはずだ。放射線の染料は、各地で、さらに、ものすごく減っているのです。

 3月11日に、事故を起こして、次々と、水素爆発した、3月12日(1号機)、14日(3号機)、15日(2号機、4号機)、16日(再び、4号機)が、終わったあとは、線量は、どんどん減って、危険は、遠のいた。17日、18日からは、福島県全体にまき散らされた、放射能の濃度は、ものすごく減った。関東平野(東京)のたかが数倍の程度まで減りました。 平均して、2マイクロシーバルト毎時ぐらいにまで、落ちている。これぐらいは、子供たちであっても、健康に害は出ない。 

 この超微量(ちっぽけ)な放射能は、新陳代謝で、人間の体外にどんどん出てゆきます。みんな、日本人は、元気に生きて行けます。私たちは、3月17日までは、大きな危機があったが、それは、終息したのです。 福島県の人間たちは助かったのです。 高濃度の放射線物質の拡散など、も無い。一か月前の3月17日からは、原子炉建屋の水素爆発は、もうないのですから、だから、大丈夫なのです。

 私が 、自分の体で、このことを、3月19日に弟子の石井君と決死の覚悟で、現地に行って原発の近くで、線量を測定して、そして「もう大丈夫だ」と証明 したのです。それでもまだ、私たちの、この努力を、認めず、信じないのですか。

 私の、この文章も入れて、このあと、あなたが考えていることを書きなさい。 あるいは、もう、私から習うことがない、というのでしたら、学問道場を去りなさい。

危ない、危ない、ばかりで、自分では何もしないで、自分の命ばかりが惜しくて、不安がっているその、常に懐疑的で、批判的で、自分では理知的(りちてき)だと思い込み、科学的 (かがくてき。ところが、この科学=サイエンス、science スシャンス、スシエンザ そのものが、今や、巨大な不正直であり、不正と、権威化 宗教化していること を誰も 叩=たた=かない。現代科学なる宗教 の奴隷になっている ) だと考えている自分が正しい、とあなたは思いこむ。

 その怠惰(たいだ)な精神を、私は、強く批判します。それらが、今や、滅び去るべき愚劣なる人間たちの正体だ。 あなたと同じような人が、他にもそういう会員が、数名いて、私は、不愉快です。

このあと、貴女(あなた)は、ここの重たい掲示板に、自分の書きたいことを、書いて、ただし、私、副島隆彦のこの文章も 細かく数行ずつ引用して、「副島先生は、こう書いていますが、私は、そうは思いません。なぜならば、」と、どんどん書いて、それで、おしまいにしなさい。 

 私は、どんな人にも、誰であっても、このように 平等に 対等に話します。私は、何があっても、どんな巨大な不正からも、巨大な権力悪からも、自分に襲いかかる弾圧の恐怖からも、仕組まれた大きな害意からも、大災害からも 巨大人災からも 逃げないのです。大きな真実を見抜き、暴き立て、戦い続けます。死ぬことを恐れずに、真正面から突っ込んでゆきます。 

それが、副島隆彦の生き方だ。

副島隆彦拝

小川幸久 投稿日:2011/04/11 01:41

【380】[423]疑うこと

ただいま、47歳。

中学生時代より、小室直樹先生の著書、その後、副島隆彦先生の著書もすべて拝読。また、DVDにて、ここ5年間、すべての講演会の拝聴もさせていただいております。

副島先生には、「すべてのことを疑え」とお教えいただきました。

しかし、下記に添付いたしました小出裕章教授の解説は、どこをどう疑うべきか、現在、まったく切り口が見出せません。

仮に本当だとしたら、副島先生が、地震直後にご発言された日本国の危機が今まさに目前に迫っているのではないでしょうか。

http://www.ustream.tv/recorded/13897618

近江太郎(おうみ たろう) 投稿日:2011/04/10 20:50

【379】[422]放射線被曝の正しいイメージ

平均的日本人は年に1回ぐらいはまとまった放射線に被曝しているだろう。そう、レントゲン写真やCTスキャンと呼ばれる医療行為によって行われる放射線被曝であり、私たちはそれを甘受している。これは医療被曝と呼ばれているらしい。大病院であろうとクリニックであろうと高額の医療機器が多数導入されているので、医者に診てもらうと、やたらめったらそれらの高額機器を使った検査やレントゲン撮影を求められる傾向が顕著である。

高額の医療機器を使っている医療機関としてはそれを償却しなければならないから、経営上の立場から必然的に患者に検査を勧める。だから、中には不必要な医療被曝を受ける羽目になる事も当然多々あるだろう。

最近では医療被曝でさえなるべくなら避けた方がいいということを主張する意見が増えてきた様な気がする。病院の経営という事にフリーな立場の良心的な医者程そのような主張をしていると思う。

それでも医療被曝を私たちが甘受するのは被曝による人体へのダメージと検査によって得られるであろう病気の早期発見という利益を比較して、後者の方がはるかに利益が大きいと信じているからであろう。ちょうどミツバチの巣を襲い蜂蜜を食べる黒熊が怒ったミツバチに鼻の頭を刺されるのと似ている。ハチに刺されるという痛みよりも蜂蜜を食べるという利益の方がはるかに大きいから熊は刺されるリスクをあえて冒すのである。

現在私は大津市という地方都市の古い家に住んでいる。昨年夏にムカデに指を咬まれた。飛び上がる程痛く、三日間指が腫れあがりズキンズキンと痛み、一か月は傷跡が残っていた。しかし、健康には影響は無く元気であった。田舎に暮らしていれば年に一度や二度は毒虫やハチに刺されるのは当たり前である。そのくらいのことで健康を損ねるほど人間は弱くはない。

しかし、一度に十匹のムカデに咬まれたとしたらどうだろう。かなりのダメージを受けるだろう。もし、毎日ムカデに咬まれ、一年間咬まれ続けるとしたら、それはとても恐ろしい事だろう。あるいは、一時間に1回、一日24回、一年に8760回咬まれるとしたら、、、私は死んでしまうであろう。恐らくたいていの人が死んでしまうのではないだろうか?

レントゲン写真も年に1回か2回なら問題はないだろう。しかし、毎日レントゲン写真を撮影し一年間続けるとしたら、あるいは一時間に1枚、一日24枚、年間8760枚撮り続けるとしたら、、、かなり勇気がいるだろうし、ほとんどの人はそれを拒否するだろう。

微量の放射線でも被曝すれば人体に小さなダメージを受ける。レントゲン写真なら可愛いミツバチに一針刺された様なものだ。大した事はないかもしれない。しかし、千匹のミツバチに襲われたらショック死するだろう。可愛いミツバチも大群で襲ってくれば恐ろしい事になる。だから、ミツバチであろうがムカデであろうが刺されたくはないと感じるのは人間の素直な正しい感覚なのだ。

原子炉の中にはどうやらミツバチだけでなくアシナガバチやクマンバチも居るらしい、蜂だけではなくムカデやサソリ、マムシやコブラの様な猛毒の連中もいるらしいということに最近私はやっと気がついた。

もう遅いかもしれない、手遅れかもしれないと悲観的になる事もある。ここで、私たち会員が本当に真剣に考えておかなければならないことが一つある。それは確実にやってくる次の大地震(東海地震、東南海地震、南海地震等々)への備えである。

私の住む大津市の北5~60キロ圏には恐ろしい猛毒を閉じ込めた原発が何基も存在する。この原子炉の運転を止める事をこれからしなければならないと思っています。各地方の会員の皆様も地元の原発について真剣に議論していただきたいと思います。そして、脱原発という結論が出るならば、直ちに原発の運転中止に向けた行動を起こしていただきたいと申し上げさせていただきます。