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Loginはこちら【2920】[3384]ウクライナ戦争。12本目。 人類(人間)は戦争をやめない、愚かな動物だ。
副島隆彦です。今日は、2022年4月19日(火)です。
私のウクライナ戦争、12本目 を書く。 あまり戦況(せんきょう)のことなど書きたくもない。私は、軍事ジャーナリスト=軍事オタクではないから、くだらない、見てきたようなウソばっかり、現地からの報道の動画を、日本人は、見ているだけなのに、何を、専門家ぶって言っているのか。
防衛省・防衛研究所の室長の、何とかとかは、もう目が血走って、ウクライナの東部戦線で、第二次世界大戦以来の最大の戦車戦=機甲(きこう)戦が、行われる、と、極度に興奮して言っている。 まだ、小泉悠(こいずみゆう)という若いのが、両方の勢力を見ながら、淡々と解説している。だが、こいつでも、「ロシア軍が、化学兵器を使うかもしれない」と、言った。 他のテレビ頻出の 軍事オタクたちの発言も大方(おおかた)似たようなものだ。
最近は、遂に、「プーチンは、核兵器も使う可能性が出て来た」と言い出した。私は、お前たちよりも、先に、4月12日にそのように書いた。
「人類は、このまま第3次世界大戦に向かう。そして核戦争も起きる」論を書いた。そのあとから、ゼレンスキー自身も、ウイリアム・バーンズCIA長官も、「プーチンは、核兵器を使うことも有り得る」と言い出した。それから、前述した日本の軍事オタクたちも、「ロシアが核兵器を使わないとは言い切れない」と言い出した。
創立以来(昔の東京教育大学を左翼大学だからと叩き潰して、その継承大学として出来た)、強烈な Moonie (ムーニー、統一教会、)の拠点大学である、筑波大学の 中村逸郎(なかむらいつろう)教授は、まさしく、統一教会=ネオナチ=反共右翼 の線に沿った発言をずっとしている。
私、副島隆彦は、小型核兵器である 戦術核(タクティカル・ニュークレア・ウエポン)は、当然、プーチンは使う、と、3月18日ぐらいに書いた。もし、ポーランドとベラルーシの国境の、スヴァウキ・ギャップ Suvaulki gap で、睨み合っている、ロシアの戦車隊と、ポーランドおよびリトアニア軍の戦車隊(NATO軍)の挟み撃ちによる、この地溝帯(65キロの長さがある)での、戦いが始まったら、プーチンは、間違いなく容赦なく、NATO軍の戦車隊に、まず戦術核を使うだろう。10キロメートル四方ぐらいの軍事力がこれで壊滅するだろう。 さあ、それで、アメリカは戦術核(INFの中距離核でもいい)で打ち返せるか。おそらく出来ない。
さっさと、フランスと、ドイツが、「ロシアと中国だけではない。狙われて嵌(は)められようとしているのは、自分たちだ。私たちのヨーロッパが火の海になる。核戦争の主戦場になる」と、気づくことが大事だ。それが、これから起きることだ。人類史(世界史)における、この500年間の、英と、米の、根本的な悪さを、急いでヨーロッパ人たちは気づいて、理解しなければいけない。
私、副島隆彦は、「ロシア軍が生物・化学兵器を使う可能性が有る」と、一言でも言った者、全員を、以後、絶対に許さない。お前たちは、本当の大きな真実というものを見る目がない。
ウクライナのハリコフ他の研究施設で、化学兵器と生物兵器(コレラや赤痢菌、天然痘などの細菌を培養して兵器にする)をのは、ウクライナ政府と、それを背後からやらせていた、ヒラリーやバイデン大統領であり、息子のハンター・バイデンが出資していた企業だ。3月8日に、ロシア軍が、これらの施設に突入して、大量の証拠の文書や、生物兵器そのものを押収した。 それを、国連の安保理に、ロシア大使が、証拠の文書を振りかざしながら、「これは、生物兵器禁止条約違反だ」と主張したのに、安保理の多数派は、これを議論することを、拒否して無視した。
そして、あろうことか、この3月8日から急に、アメリカ、イギリスをはじめとする西側ディープステイは、逆手(ぎゃくて)に取って、「ロシアは、化学兵器を使おうとしている」と言い出した。その尻馬に乗って、日本のメディアの、主要な新聞、テレビの論説委員とか、前述した、軍事オタク(ジャーナリスト)や、政治学者たちまでが、一斉に声を揃(そろ)えて、「ロシアは化学兵器(サリンガス)を使うかもしれない」と言い出した。
このほかに、ウクライナのゼレンスキーのネオナチ政府は、5つ有る原発のそばの、核研究施設で、中性子爆弾の開発もやっていた。
私、副島隆彦は、2014年、16年に、シリアで、住民に化学兵器(サリン爆弾とか)を使ったのは、バシャール・アサド政権ではなくて、IS「イスラム国」だ。そのISたちを作って育てて、北イラクとシリアに、2014年の6月に、7万人、突如出現させ、中東を再び、動乱の中に叩き込んだのは、ヒラリーや、ジョン・マケインたちだ、と、自分の本にも書いてきた。
やっぱり、日本人のお前たちは、グローバリスト=西側、すなわち、今の言葉では、the Deep State ディープステイト の 手先になるべく育てられた人間たちなのだ。お前たちとの、私の非和解的な、言論と学問(サイエンス)での闘いは続く。
大学で言えば、慶応大学の政治学の連中が、軒並み、凶悪で、そうだ。
最近で、私が、一番がっかりしたのは藤原帰一(ふじわらきいち)東大教授だ。こいつの、最近の4月14日のNHKでのインタヴューへの答えだ。それをユーチューブの動画で、5日遅れて、私はさっき見た。
藤原は、私、副島隆彦の主著である、アメリカ政治思想研究本の「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」を、読んで、私から、ネオコンとは何か、ロッキアン、やバーキアンなどの、アメリカの8つの共和党系の思想派閥は、どうやって生まれたか、知った。それを論文に書いている。私に、このことがバレないと思っている。 だから藤原帰一は、私の弟子のようなものだ。 もう少しは、リベラル派のふりをして、お前は、「両方の意見を聞かなければいけない。戦争には、それぞれ両方の当事者の主張がある」ぐらいのことを言うべきなのだ。
それを、藤原は、「ロシアは侵略国だ。ロシアは化学兵器も使うかもしれない。核戦争も有り得る」まで言った。 私がこれまでに聞いていた話では、藤原は、「今こそ憲法9条の理念を世界に広めなければいけない」と言った、と聞いていた。そんなことは無かった。
私は、藤原帰一のような、イエール大学(CIAの人材的な供給源で 秘密結社スカル&ボーンズの本拠 )で、アジアの民衆史を、勉強したことになっている学者だが、やっぱり、アメリカの世界支配の巧妙な手口としての、アジアの民衆の騙し方、洗脳の仕方しか研究してこなかったのだ、と、はっきり分かった。もういいよ、お前たちのような、アメリカ帝国の属国奴隷として生きて来た愚か者たちなんか。日本国民には、もうお前たちは用は無い。
人類(人間)は、戦争をやめない。
このことを、私たち日本人は、今度のウクライナ戦争で、はっきりと知った。私たちが、敗戦後の77年間、ずっと習ってきた、平和の尊さとか、人命尊重、命は無限に尊い、とかは全部、虚妄だった。
人類(人間)という愚かな生き物は、やっぱり、80年に一度、大きな戦争(世界大戦)をやらないと済まない。そして地球上を焼け野が原にする。
人類(人間、ホモ・サピエンス)というのは、キチガイ猿 だ。高等猿類(こうとうえんるい、ape エイプ という。下等猿類である monkey モンキー とは違う)からさらに進化した霊長類(れいちょうるい。プライメッジ)だ、などと勝手に己惚(うぬぼ)れているが、自然動物たちよりも、ずっと愚かな生き物だ。
人類が、なぜ、自分自身を滅ぼす、最終戦争(ハルマゲドンだ)まで、行き着くことをするのか。それは、動物たちをたくさん殺して食べてきて、その動物たちの恨みが籠っているからだ。 人類(人間)は、毎年600億頭もの動物を殺して食べている。
その半分の300億頭は、鶏(ニワトリ)である。それから150億頭ぐらいがブタだ。そして馬とか羊とか。牛を50億頭ぐらい食べている。人類は、今、78億人いるから、だいたい、牛(ギュウ)一頭を、1年間に2人で、食べていることになる。おそらくそうだろう。 数字が合う。 この数字は、イスラエルの歴史学者のユバル・ハラリのベストセラー本「ホモ・サピエンス」に書かれていた。
だから人類(ホモ・サピエンス)は、罪深い生き物だから、だから、自分たち自身で、互いに残酷な殺し合いをする。 ウクライナ戦争で、私たちは、毎日のように、ユーチューブとかで、戦闘で戦車ごと吹き飛んで、路上に散乱しているロシアの兵士たちや、一般住民の死体 の映像に、この50日間で慣れてしまった。いや、そんな残酷な映像は、自分は、ニューズ番組でも一切見ない、という人はそれでいい。見たくないから見ない、というだけのことだ。世界中の人々は、見ている。 戦後の77年間(1945年から)を平和な日本で生きてこれて、本当に良かった、と、日本人は、皆、しみじみと、噛み締めている。
私は、こういうことがよく分かる人間だ。みんなが、あまり口に出さないことほど、私は、気づいて、それを口にする。そして文章にする。「みんな、そうなんでしょう」と、私が、言う(書く)ことを、皆が承認する。そうやって、私は、物書き、言論人を、職業としてもう40年間やって来た(30歳から)。
4月12日に、私は、核戦争で、1億人が死ぬだろう。それは、SIPRI (シプリ。ストックホルム平和研究所。本当は、戦争研究所)という昔から戦争研究で権威のある機関が、「全面的な、核戦争になると、9000万人が死ぬ」と発表してきたからだ。
それが、今、私たち人類の目の前に厳然と、現れつつある。私の予測、予言では、それは、おそらくあと8年後の2030年頃だろう。このことも、すでに、私は、自分の過去の本たちに書いてきた。
私は、自称、予言者(プレディクター predictor )だから( 神の言葉を、民衆に伝える 預言者(プロウフェト prophet )ではない) 、pre-dict 前もって言う、予言するだけだ。そして予言を当てる)だから自分の予言(予測)を書いてきた。だが、私は、これまで、一体、世界規模の大きな戦争(ラージ・ウォー large war )というのは、現代では、どういう風にやるのだろう。そのことが実感では分からなかなった。 だが、このことが、今度のウクライナ戦争で、まざまざと、如実に、目の前のこととして、有り有りと、分かった。これが現代戦争のむごたらしい現実だ、と、分かった。
人類(ホモ・サピエンス)というキチガイ猿たちは、これをやめないのだ。
これは、聖書(バイブル)という、西洋白人たちが、自分たちの宗教にした、ユダヤ教とキリスト教という大宗教( 共同幻想だ。もっと本当のことを言うと、共同幻想とは集団発狂状態のことだ ) に書かれている。キリスト教の新約聖書(ニューテスタメント)にだって、最後の方に、「ヨハネの黙示録(もくじろく)」の使徒伝が必ず載っていて、ここに、人類の終末の日 dooms day ドゥームズ・デイ とか、「最後の審判の日」judgement Day ジャッジメント・デイが書かれている。 悔い改めなければ、人類は呪われているとして、ハルマゲドン( Harmagedon、 Armageddon )が、人類が滅びる日として描かれている。人類の最終戦争だ。罰当たりで、バカな事ばっかりやってきたから、人類は、天の怒りを買って、天から烈火の矢が降り注いて、滅ぼされるのだ。
愚劣極まりない、腐敗と偽善の限りを尽くしてきた、ローマ・カトリック教会の坊主(僧侶)たちは、地獄の業火で焼かれて死ななければいけない。まだ、ギリシア正教やロシア正教の草書たちを、見ていると、本当に質素で、正直で、地べたを歩いて、ちゃんと奥さん、子供もいて、民衆から素朴に信頼されていて、腐敗が少ない。 ローマ教会は最悪だ。そして、1500年代から、世界を支配して回ったイギリス人の国王を神(カミ)とする、イギリス国教会の巨悪も、そろそろ人類は処罰しなければいけない。
それでも、私が、前回書いたとおり、核戦争で死ぬのは、人類の78億人のうちの1億人だ。白人たちが核兵器を撃ち合ってたくさん死ぬ。それで残りの77億人は生き残るだろう。
私たち日本人は、今は、G7の先進国で、西洋白人の仲間のような顔をしているが、本当は東アジア土人だ。だから、アジア、アフリカ、南米 の後進国、貧乏国の人々と同じで、それほど罪深くないので、それで、核兵器は、日本には落ちてこないだろう。安心しなさい、と、私、副島隆彦が、予言者として皆さんをほっとさせる為に書くのである。これ以上のことは、今日は、もう書かない。
さて、今日の私の文の 下 ↓の 「33・・」番に、遠藤誉(えんどうほまれ)女史・筑波大学名誉教授の、すばらしい文章が載っている。私たちの会員が見つけて、貼り付けてくれたものだ。
一行で言って、「ウクライナ戦争の責任は、アメリカにある」である。これが正しい。世界中の、本当の本物の民衆は、ただ一言、「悪いのは、アメリカ(とイギリス)なんだ」と、真実を言う。このことは、はっきりしている。日本土人のように、アメリカとイギリスの ディープステイトの手先に成りきって、ウソ撒き散らかし機械の、日本国民洗脳の道具である、テレビにあれほど毎日、毎日、「ロシアが悪い。プーチンが、ウクライナを侵略したから、たくさんの人が死んでいる」と、「一億総(そう)反(はん)ロシア の国になってしまった」(賢明なる孫崎享=まごさきうける=氏の言葉)から、この集団発狂状態から簡単には抜け出せない。
だが、それでも、たかが、日本人どもだ。世界の大勢からすれば、たいしたことはない。そのうち、大きな真実を知るようになって、シュンとなって、そっちの方に向かうだろう。 誰が、戦争なんかするか。誰が,また、ダマされて、あんな戦争なんか、するもんか、と、腹の底では、日本人は、皆、分かっている。「天皇陛下の為に死ね」の昭和天皇ヒロヒト自身が、英と米の、ディープステイトに、ひどく騙されて、やらされた戦争だった。だから、日本人は、皆、分かっている。誰が、戦争なんかするか! の一念だ。
ここからが、私たちの正念場だ。それが、「日本は、平和な中立国です」「憲法改正なんかしません。平和憲法を死守します」「アメリカの核兵器なんか、絶対に持ち込ませない」「アジア人どうし、戦わず。戦争だけはしない」 の 信念さえあれば、私たちは、生き延びれる。
生来の知恵遅れの、安倍晋三のバカが、4月3日に、振付師のマイケル・グリーンバーグの言いなりで、「敵基地攻撃の 法律改正 は、敵の中枢(ちゅうすう)までも含めるべきだ」と、山口県の自分の支持者の集まりで、わざと言った。
敵の中枢とは、モスクワと、北京だ。 バーカ、安倍、お前のような、お爺さんの岸信介(きしのぶすけ)以来の、統一教会のバカ野郎に、これ以上、日本人が騙されてたまるか。アメリカの核兵器が、日本に持ち込まれたら、それをロシアと、中国は、叩くために、日本の米軍基地に、核攻撃をかける、となるのだ。日本の自衛隊のヘナチョコなんか、ロシアも中国も全く、相手にしていないよ。だから、核兵器を持ち込まれないようにしさえすれば、日本は、大丈夫だ。
あ、そうだ。プーチンに、私から、お願いしておこう。プーチンが、本気で、核戦争を先制攻撃(プリエンプティヴ・アタック)で、始めると決断したら、ワシントンと ニューヨーク (その他は、NORAD の核サイロの有るコロラド州とかニューメキシコ州だろうが)の他に、 ディープステイトの総本山である、ヴァチカンと、 ロンドンのイギリス国教会(アングリカン・チャーチ、バッキンガム宮殿)に投下してくれ。
そうすれば、人類にとっての、この500年間の諸悪の根源である、ディープステイトとの戦いに決着がつく。あの大(だい)悪魔たちを、この地上から、消滅させなければいけない。 ペドフィリア(異常小児性愛)で、子供たちをたくさん殺した罪もある。まさしく天罰だ。
私が、あと書くべきは。ものすごく頭のいい 下 ↓の 文で、遠藤 誉(ほまれ)バアさまが、リバータリアン思想の評論家の、ダグ・バンドウの最新の文を、評論している。私、副島隆彦は、彼 にかつて、会いに行った。彼の、ワシントンDCから、1時間ぐらいの、バージニア州の住居まで訪ねた。リバータリアンの本拠のひとつである、ケイト―研究所の、ウイリアム・ニスカネン所長(当時「レーガノミックス」の本の著者。この本を私は、ニスカネンからもらった )の、信頼を得て、バンドウの住居を教えてもらって、電話してから訪問した。1時間ぐらいいて話した。このことは、私は、産経の「正論」誌に当時、報告の評論文として書いた。最近、PHP研究所から新版を出しなおした、私の政治評論集の「日本の秘密」に載っている。もう20年ぐらい前だ。
(転載貼り付け始め)
〇 「アメリカはウクライナ戦争を終わらせたくない」と米保守系ウェブサイトが
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare
遠藤誉 2022年4/16(土)
4月14日、米保守系ウェブサイトが「アメリカはウクライナ戦争が停戦になるのを邪魔している」という趣旨の論考を発表した。15日には中国のCCTVが同じ解説をしている。双方の見解を比較してみよう。
◆米保守系サイト「ワシントンはウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦う」
反ネオコン(ネオコン=新保守主義)を掲げるアメリカの純粋な保守系ウェブサイトであるThe American Conservative(アメリカの保守)は、4月14日に<Washington Will Fight Russia To The Last Ukrainian(ワシントンはウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦う)>という見出しでバイデン政権の好戦性を批判する論考を発表した。
そのサブタイトルには<Kiev faces a choice: make peace for its people or war for its supposed friends?(キーウは選択を迫られている:国民のために平和を作りだすのか、それとも仮想の友人のために戦い続けるのか?)>とある。
この「仮想の友人」とは、もちろん「アメリカ」のことだ。
作者のダグ・バンドウ(Doug Bandow)氏はレーガン政権で外交アドバイザーを務めたこともあり、現在はワシントンにあるシンクタンクのシニアフェローとして多数のメディアで執筆活動を行っている。
彼の主張の概要を以下に記す。
1.アメリカと欧州はウクライナを支援しているが、しかし、それは平和を作るためではない。それどころか、モスクワと戦うウクライナ人が最後の一人になるまで、ゼレンスキー政府を支援するつもりだ。
2.アメリカと欧州は、キ―ウに豊富な武器を提供し、モスクワに耐え難い経済制裁を科しているが、それはウクライナ戦争を長引かせることに役立っている。最も憂慮すべきことは、ウクライナ国民が最も必要としている平和を、アメリカと欧州は支持していないことだ。「アメリカはウクライナ戦争の外交的解決(=停戦)を邪魔したい」のだ。
3.戦争が長引けば長引くほど、死者数が増え破壊の程度は高まるが、アメリカと欧州は平和支援をしていない。ワシントンは、ウクライナ指導部が平和のための妥協案を検討するのを思いとどまらせようとしている。
4.戦闘資金の援助は戦いを長引かせることを意味し、アメリカと欧州は、ウクライナ人が永遠に戦えるようにするだろう。
5.戦争によって荒廃しているのはウクライナだ。現在進行中の紛争を止める必要があるのはウクライナ人だ。たしかにロシアはウクライナ侵略の全責任を負っている。しかし、米国と欧州の政府は、紛争を引き起こした責任を共有している。欧米の私利私欲と偽善のために、世界は今、高い代償を払っている。 ・・・・
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare
( 転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 誉バアさまは、自分は、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー
ジョン・ミアシャイマー
(古村治彦君が、ずっと研究してきた。ハーヴァード大学のスティーヴン・ウォルド教授の研究と共に。 彼のサイトを、ここに貼る。)
http://suinikki.blog.jp/
と、フランス人知識人のイマニュエル・トッドの2人と、自分、遠藤誉は全く同感で、
「ウクラナイナ戦争は、アメリカに責任が有る」と書いている。
イマニュエル・トッド
と言いながら、誉(ほまれ)婆さんは、最後の方で、キャーキャーと、「ロシアが悪い、プーチンが悪い」と、感情的になって書いている。やっぱり女なのかな。何なんだよ、遠藤誉。お前は、ちっとも、しっかりしていない。「上記の2人と自分は一緒だ」になっていないではないか。 彼女の文で、ただ一点、以下のとおり立派なのは。
(転載貼り付け始め)
・・・ミアシャイマーが言うところの、この「棒」は、「アメリカ(特にバイデン)がウクライナにNATO 加盟を強く勧めてきたこと」と、「ウクライナを武装化させてきたこと」を指しているが、筆者自身は、
加えて最後の一撃は12月7日のバイデンの発言にあると思っている。
バイデンは、何としても強引にプーチンと電話会談し、会談後の記者会見で、ウクライナで紛争が起き
たときに「米軍が介入する可能性は極めて低い」と回答した。
ミアシャイマー氏が指摘するように、2021年10月26日、ウクライナ軍はドンバス地域にいる親ロシア派 軍隊 に向けてドローン攻撃をするのだが、10月23日にバイデンがウクライナに対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」180基を配備した3日後のことだ。ウクライナはバイデンの「激励」に応えてドローン攻撃をしたものと解釈される。バイデンはウクライナを武装化させて「熊を怒らせる」ことに必死だった。
これは戦争の第一砲に当たるはずだが、それでもプーチンが動かないので、もう一突きして、「米軍が介入しないので、どうぞ自由にウクライナに軍事侵攻してくれ」と催促したようなものである。・・・
(転載貼り付け終わり)
と書いている。副島隆彦です。遠藤誉 は、アメリカが、ウクライナで用意周到に策を練っていて、まんまとプーチンを罠に嵌めた、という、私、副島隆彦の理論を知っているのに、この言葉を、使いたくないものだから、「熊(ロシア)の目を再度、突いて怒らせた」という書き方に終始している。これではダメだ。
バイデンとジェイク・サリバン、ヴィクトリア・ヌーランド(英語読みは、ニューランド)、ボリス・ジョンソンたちは、着々と策を練って、プーチンをおびき出して、ウクライナ人たちと、血だらけの戦争をさせた。始めからこいつら英と米の 長期の計画 の ことを遠藤誉は言わない(書かない)。だから誉バアさまは、ダメなんだ。彼女には、ディープステイトが見えていない。
それは、自分自身が、が、ずっと、長年、筑波大学という、彼らディープステイトの一部である統一教会Moonie の拠点である大学 に、飼われて仕事をして来たものだから、自分の罪 を自覚したくないのだ。
彼女は、元が物理学者であり理科系の大秀才である。だが、遠藤誉には、政治思想と、思想派閥(思想の流派)のことは、全く分からない。私の主著である、本物の勉強秀才だったら、今からでも、私の「覇権アメ」の本 をしっかり読みなさい。藤原帰一たちのように。
最後に、急いで載せる。私が4月9日に書いたメールだ。
****君たちへ
副島隆彦から
以下のエマニュエル・トッドへの文春のインタヴューは、見出しがヒドい。これでは、トッドは、ただの好戦派(ジンゴウイスト)です。
ところが、文を読むと、 「 ジョン・ミアシャイマーは、・・・・「いま起きている戦争の責任は誰にあるのか? 米国とNATOにある」と、多くの人に視聴された短い動画で、勇敢にもそう断言しています」 と、 物凄く理知的なことを言っています。
世界水準の知性 の 発言です。 このインタヴューのうしろの方は、有料で読めません。 「エマニュエル・トッド/日本核武装のすすめ・・・」とは、本当かな? と 疑います。
トッドは、フランス人で、有名なドイツ嫌いで、自力での核保有国であるフランス(きっと英米への対抗力として)を、きっと支持しているでしょうから、このような判断になるのかな、と推測します。
これ以上は、私には、今のところ分かりません。それでも、ジョン・ミアシャイマーのこの「短い動画」を、私も古村君のサイトで見ましたので、世界水準の知識人というのは、力強いものだと、思います。ただし、おそらくフランス国内でも、あまり相手にされないのでしょう。
私たちの言論が、日本国内で相手にされないのと、同じなのでしょう。苦笑いするしかありません。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
〇 エマニュエル・トッド/日本核武装のすすめ〈米国の「核の傘」は幻想だ。ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉――文藝春秋特選記事【全文公開】
2022年4/8(金) 6:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/173fd4c981ef8c385fa47dbf3fb3bb48972a8f7d
エマニュエル・トッド氏
「文藝春秋」5月号の特選記事を公開します。文/エマニュエル・トッド(歴史人口学者)
◆ ◆ ◆
まず申し上げたいのは、ロシアの侵攻が始まって以来、自分の見解を公けにするのは、これが初めてだということです。自国フランスでは、取材をすべて断わりました。メディアが冷静な議論を許さない状況にあるからです。シャルリ・エブド事件に対して「私はシャルリ」運動が盛り上がり、「表現の自由」という名の下に「反イスラム」の空気が社会を支配した時と似た状況です。
この時、私は世論全体を敵に回しかねない『シャルリとは誰か?』という本を出しましたが、自国で自分の見解が冷静に受けとめられる望みはなく、最初に取材を受けたのは、日本の新聞でした。このように日本は、私にとって一種の“安全地帯”なのです。今回取材を受けたのも、『文藝春秋』という雑誌と読者を信頼しているからです。
この戦争がいつまで続くのか、今後どうなるのか。事態は流動的で、信頼できる情報も限られ、現時点で先を見通すのは困難です。ただ、世界が重大な歴史的転換点を迎えているのは明らかで、歴史家として見れば、極めて興味深い局面に立ち合っていると言えます。
とはいえ、私自身“市民としての私”と“歴史家としての私”の二つに引き裂かれています。 私は、個人的に戦争を心の底から忌み嫌っています。若い頃、私は兵役に行けませんでした。軽い精神疾患を患い、軍隊のような規律の厳しい集団生活には耐えられない、と診断されたからです。 今回の戦争は、耐えがたいものです。
一般市民が殺され、女性や子供が逃げ惑い、住居が破壊される凄惨な映像を目にして、戦争が始まってからのこの一カ月は、一人の人間として“苦難”以外の何物でもありませんでした。他方で、人間の歴史に常にあったのが「戦争」です。ですから「戦争」について話さなければなりません。ここからは、ある意味“冷酷な歴史家”として話しますが、これは私という人間の一部であることもご理解ください。
戦争の責任は米国とNATOにある 英仏独など西欧でいま顕著なのは、「地政学的・戦略的思考」が姿を消して、皆が感情に流されていることです。それに対して、米国には議論があります。この戦争が「地政学的・戦略的視点」からも論じられているのです。 その代表格が、元米空軍軍人で、現在、シカゴ大学教授の国際政治学者ジョン・ミアシャイマーです。感情に流されず、「リアル・ポリティクスの観点から、戦争の要因を考えなければならない」と問題提起をしています。
「いま起きている戦争の責任は誰にあるのか? 米国とNATOにある」と、多くの人に視聴された短い動画で、勇敢にもそう断言しています。私も彼と同じ考えで、欧州を“戦場”にした米国に怒りを覚えています。 「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、宥和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した一九三八年のミュンヘン会談の二の舞になる」――西側メディアでは、日々こう語られています。
これに対し、ミアシャイマーは、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だとしています。・・・・( 以下、有料)
(転載貼り付け終わり)
第43回副島隆彦を囲む会主催定例会
「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
・講師:副島隆彦(そえじまたかひこ)先生、田中進二郎(たなかしんじろう)研究員
・開催日時:2022年5月15日(日)12時開場、12時45分開演
・会場:JR「御茶ノ水」駅 全電通労働会館ホール
・会場住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目6・・・・
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
副島隆彦拝
【2919】[3383]【コロナは風邪ではない、蛇の神経毒、出血毒、筋肉毒である。】に補足します。
群馬のゆみこです。「一会員」という人の下に書いた、わたしの投稿文【[3381]コロナは風邪ではない、蛇の神経毒、出血毒、筋肉毒である。 ステュー・ピーターズ・ショウに出演したブライアン・アーディス博士より】に補足します。
まず、マリさん(Mari-love-usa)のblog記事【QAnon -コロナはウィルスではなく蛇毒だった!】の全文を、大事だと思うので「気になる記事の転載掲示板」に貼り付けておきます。みなさん、どうぞ読んでください。
次に、わたしはずっと気になっていた投稿があります。それは一年余り前の2021-03-01に「北関東勤務医」さんが書いた【[3023]ワクチンについて他】という文章です。
そのころ「コロナはただの風邪だ」という副島先生の主張に対して、「いいや、コロナは本当に恐ろしい感染症だ」という工作員のような人たちが盛んに書き込んでいました。その中で、この「北関東勤務医」さんの話は、工作員たちとはちょっと違うような、真実のような気がしていました。引用します。
(貼り付けはじめ)
・・・いまだにCOVID19は存在しないとの海外医療関係者の意見は、毎日患者を診て、重症者の治療を行っている現場の医師としては、まあ、今となっては呆れるほかありません。
それ以外のここの投稿を見れば、やはりいまだにCOVID19をただのインフルエンザ、風邪症候群と同じあるいはそれ以下のウイルスだという認識の方が多いので、ブーイングをされるのは承知の上で再度書き込みさせていただきます。副島隆彦先生にはいろんなことを教えていただいたので、道場の皆様へのリスペクトを込めて、私の様な現場の医師の考えも知っておいていただきたいと思います。
(中略)
しかし新型コロナは、40代の健常者でも重症化し、適切な治療をしなければ死亡します。ましてや高齢者、糖尿病などの合併症のある患者さんは感染すると重症化しやすく、人工呼吸を必要とすることが多いです。症状が改善し、退院した後にも、心、血管系や、神経系の合併症を起こすことも多いようです。詳しいことは言えませんが、当院でも複数経験しています。このことに関しては巷で噂の、人工ウイルス説も、私個人としてはあり得ると考えています。関われば関わるほど、不思議なウイルスです。
COVID19感染症は、インフルエンザやただの風邪ではありません。
(貼り付け終わり)
「北関東勤務医」さん、まだこの掲示板を見ておられますか。もし、コロナが蛇の毒だとしたら、どうですか。患者は毒蛇に噛まれたような症状ではないですか。血清を投与したら、良くなるのではないですか。
ヘビ毒の血清=抗毒素=モノクローナル抗体=イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン なんですよね?
コブラの毒は、脳内のニコチン性アセチルコリン受容体に結合するそうです。煙草を吸う人は、その受容体に既にニコチンが結合しているから、コブラの毒(コロナ)が入ってきても、受容体の空きがないので、結合せず、毒の影響を免れるそうです。
米国で唯一認可されたコロナの治療薬であるレムデシベルは、蛇の毒(を科学的に合成したもの)みたいです。つまり、本当は治療薬ではなく、コロナの症状を起こさせる蛇の毒だ、ということです。こんなことが、本当に行われているとは・・・でも、カバールのやってきたことを知った今では、「それくらいのことはやるだろう」と思います。
あと、「一会員」という人は、「一会員(一弟子)」とは違う人ですか?こういう名前にする人は、もうちょっと、個(こ)が分かる名前にしてもらえないでしょうか。わたしの素晴らしいビッグニューズを、みんなが読まないように押し下げるための投稿をする工作員かと勘ぐってしまいます。おわり
【2918】[3382]「なぜアメリカはウクライナ戦争を愛しているのか」を報道したインドのTVにゼレンスキーが出演
中国問題研究家 遠藤誉(えんどうほまれ)が斬る から引用します。
●「「なぜアメリカはウクライナ戦争を愛しているのか」を報道したインドのTVにゼレンスキーが出演」
2022年4月17日 ヤフー 遠藤誉
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220417-00291879
「なぜアメリカはウクライナ戦争を愛しているのか」という番組を放送したインドの人気キャスターのリモート取材を、ゼレンスキー大統領が引き受け報道されたが、そこにはゼレンスキーの苦しい思いが滲み出ている。
◆インドのTVで「なぜアメリカはウクライナ戦争を愛しているのか」
3月3日、インドの非常に著名な人気キャスターであり、Republic TV(リパブリックTV)というニュース・チャンネルなどの創設者の一人でもあるアーナブ氏が<Why Does America Love The Russia-Ukraine War? (なぜアメリカはロシア・ウクライナ戦争を愛しているのか)>を放送した。
アーナブの語調は勢いがよく、以下のようなことを早口で力強く喋りまくった。長いので概略を書く。
●ウクライナ人が、より多く死ねば死ぬほど、アメリカには巨万の富が蓄積されていく。嘘と思うならロッキード・マーティンやジェネラル・ダイナミクスを見るといい。何百人ものウクライナ人が亡くなると、何十億もの大金がアメリカに入る。
●アメリカの人権団体は人道的な問題を叫んでいるが、しかしその同じ国・アメリカが、ウクライナ人を長引く紛争に追い込んでいる。ウクライナ人は勇敢で、強い決意で戦っているが、彼らはアメリカの金儲けゲームの犠牲者であり、大規模なアメリカの武器産業の犠牲者なのだ。
●誤解しないでほしいが、私は決してプーチンが正しいと言っているのではない。ロシアの天然ガスの供給が遮断されたとき、儲かるのは誰か?アメリカだ。
●アメリカ人が大金を稼いだ後、日本やオランダなどは、核抑止の名の下に核兵器を欲しがるだろう。そうなると世界は皆、非常に核化された、非常に危険な世界に住むことになる。
●前回の世界大戦中およびその後、アメリカは非常に裕福になった。彼らは広島と長崎にも爆弾を投下した。だからあなたに言いたい!もうアメリカの偽善を信じてはならないと。アメリカ人はウクライナ戦争を愛している。アメリカ人はこの戦争が決して終わらないことを望んでいるのだ。
(概要の文字化引用はここまで)
たしかにインドは親露派で、モディ首相とプーチン大統領は蜜月のように仲が良い。だからと言って、ここまでストレートに歯切れよく言う人も、そう多いわけではなく、この番組は世界の多くの国で視聴され、人気を博している。
◆台湾でインドTV、アーナブのトーク番組を引用
アーナブは、3月27日に<ウクライナ戦争はアメリカの栄光の日々を終わらせ、新しい世界秩序を生み出すのか?>というトーク番組を放送した。
出演者の顔ぶれが興味深い。
●Dov Zakheim(ドブ・ザカイム):ブッシュ政権の元会計検査担当国防次官
●Dr. Daria Dugina:モスクワの政治学者
●Seyed Mohammad Marandi :テヘラン大学教授
●Jitendra Kumar Ojha:地政学学者、インドの元外交官
●John Wight:ロンドンの政治コメンテーター
●Viktor Gao(高志凱): 中国グローバル化シンクタンク副主任
など、実に多彩だ。リモートとは言え、モスクワの政治学者が出演しているのは、やはりインドでないと、なかなか実現しないメンバーだろう。
冒頭、アメリカのザカイム氏が、「インドは人道的危機に対して中立で同情的であると言いながら、その一方では12機のSu-30航空機をロシアから購入しようとしており、おまけにルーブルとルピーで取引しようとしているではないか!」とインドへの怒りを露わにすると、キャスターのアーナブが以下のように嚙みついた。
――あなたのインドへの不必要な攻撃に簡単に答えよう。なんでウクライナ戦争の議論が、インドに関する議論になるのか、実にイライラする。言っておくが、インドは自分の面倒は自分で見る(アメリカの世話になっていないので、余計なことを言うな)。インドの経済はアメリカ経済の3倍から4倍の速さで成長している。あなた達(アメリカ)はウクライナにバイオ研究所を設立した人で、あなたはバイデンの息子がウクライナであらゆる種類のビジネスをしていたことを知っている人だ。あなた達はウクライナに選択肢を与える振りをしながら、結局は戦う方向に奨励している。あなた達は、ウクライナ人が最後の一人になるまで戦わせたいのだ。
(アーナブの主張概略ここまで)
するとザカイムが「アメリカは25億ドルの援助を(ウクライナに)提供したが、あなた達インドはいくら払ったんだい?」と挑発し、アーナブは「あれ(ウクライナ戦争)は、あなた達が始めた戦争じゃないか! ウクライナ人は武器よりも食料を手に入れたいと思っているのに、あなた達は彼らに武器を与えて、結果、彼らをより大きな窮地に追いやっているんだ」と反論。
これが大きな話題となり、この部分を台湾のテレビ局TVBSが3月31日に取り上げてヒートアップした。番組の内容をご覧いただくと、アーナブに劣らず、勢いよく喋りまくっているのが見て取れる。
◆ゼレンスキーがアーナブの取材に応じてインドのTVにリモート出演
非常に興味深いのは、ウクライナのゼレンスキー大統領が、アーナブの単独取材に応じて、彼の番組にリモート出演したことだ。
アーナブは<なぜアメリカはロシア・ウクライナ戦争を愛しているのか>というスピーチをやってのけたキャスターで、そのニュース・チャンネルの持ち主だということはゼレンスキーも知っているだろう。元芸人であったゼレンスキーは、TVに関しては詳しいはずだ。
だというのに、そのニュース・チャンネルの番組に出演するということは、その番組の趣旨、あるいはリパブリック TVの主張に賛同しているということになるのではないだろうか。
拙著『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』の第五章で詳述したが、ゼレンスキーは3月4日に「今日以降の死者はNATOのせいだ!」として激しくNATOを非難しているし、又まだロシアがウクライナに軍事侵攻する前に、バイデン大統領に対して「これ以上、煽らないでくれ!」と叫んでいる。
ゼレンスキーは全てわかっていて、本当は「ウクライナ人が死ぬのはバイデンのせいだ」と言いたいのだろうが、それはさすがに言えないので、グッと呑み込んで戦っているように見える。
だからアーナブの単独取材に応じたものと推測される。
ゼレンスキーは24の国や組織でリモート講演をしているが、インドはモディ首相がプーチンと仲が良く、親露であることから、インドの国会では講演していない。その代りにリパブリックTVを選んだのかもしれない。
◆インドの言論とThe American Conservativeの主張が同じなのはなぜ?
非常に驚いたのは、インドで人気のアーナブの主張と、4月16日のコラム<「アメリカはウクライナ戦争を終わらせたくない」と米保守系ウェブサイトが>で書いたThe American Conservativeの主張が一致しているということだ。
アメリカのシンクタンクの研究員が、アーナブの主張を真似するはずもなく、互いに独立に、全く異なる切り口から踏み込んでいって同じ結論に達するのは、そこに真実があるからではないだろうか。
戦争の原因を語ったからと言って、誰一人、ロシアの味方をしているわけではない。筆者を含め、ほぼ全員が、ロシアの蛮行は許せないと断言し、その前提で「戦争が起きる原因」を追究するのは、「人類から戦争そのものが無くなって欲しい」からである。
しかし、日本はアメリカに追随した単一思考しか容認せず、少しでも必死で原因を解明しようとして、バイデンが原因を作っているという結論に達した瞬間に、すぐさま「陰謀論」と詰(なじ)る感覚が出来上がっている傾向にある。
これでは、日本は絶対に戦争から自由になることは出来ないし、次の戦争を起こさない方向に戦略を練ることもできなくなってしまう。それは日本国民にとって良いことなのだろうか?
原因を正確にたどって行けば、次に犠牲になるのは日本であることが見えてくる。その思考を回避する理由は、何もないはずだ。日本の国は、日本人自身が守るしかないのだから。
【2917】[3381]コロナは風邪ではない、蛇の神経毒、出血毒、筋肉毒である。 ステュー・ピーターズ・ショウに出演したブライアン・アーディス博士より
群馬のゆみこです。今日は2022年4月18日(月)です。下のことを急ぎお知らせしますので、皆さん、自分で見て、読んで、できれば、わたしよりもっと頭のいい人にここで解説してもらいたいです。
タイトルの通り、ステュー・ピーターズのランブルの動画に出たドクター・ブライアン・アーデンが、新型コロナウイルスはウイルスではなく、蛇の毒(を科学的に合成して作った?)ものだと突き止めました。この動画です。
LIVE WORLD PREMIERE: WATCH THE WATER:https://rumble.com/v10mnew-live-world-premiere-watch-the-water.html
ヘビに嚙まれると、しびれて、味覚や嗅覚が何か月もおかしくなったり、ひどい時は呼吸困難で死にますよね。
新型コロナウイルスにかかると、味覚や嗅覚がおかしくなるんですよね?呼吸困難になり、ぜいぜい言ってる患者さんの映像とか、ありましたよね?
Wikipedia「ヘビ毒」から抜粋して貼り付けます。
(貼り付けはじめ)
ヘビ毒 (ヘビどく, snake venom)とは、毒蛇の持つ毒物質の総称。神経毒と出血毒、筋肉毒に大別される。
神経毒・主にコブラ科のヘビが持つ毒。
・作用:神経伝達を攪乱し、骨格筋を弛緩或いは収縮させ、活動を停止させる。横隔膜が麻痺することで呼吸困難に陥り絶命する。
出血毒・主にクサリヘビ科のヘビが持つ毒。
・血液のプロトロンビンを活性化させ、血液を凝固させる。その際に凝固因子を消費する為、逆に血液が止まらなくなる。さらに、血管系の細胞を破壊することで出血させる。血圧降下、体内出血、腎機能障害、多臓器不全等により絶命する。特に腎臓では血栓により急性腎皮質壊死を起す。
筋肉毒・主にクサリヘビ科とウミヘビ科が持つ毒。
・筋肉細胞のDNAにインターカレーションを起こし、核酸の合成を阻害、アポトーシスを引き起こす。全身の筋肉痛やミオグロビン尿を誘発し、多臓器不全や失血性ショック等で絶命する。
(貼り付け終わり)
群馬のゆみこです。
ウイルスじゃない、蛇の毒だそうです。国会議員は知っていたのだろうか。最初、国会で議員は全然マスクしてなかった。知ってたのか?蛇の毒だって。
水道水に混ぜたらしいです。
何度か紹介した、アメリカ在住20年以上のマリさん(mari-love-usa)がステューの番組をblogに書き起こしてくれていますので、読んでください。マリさんがblogに書いているのはフィル・ゴドルスキー(米国人、誰か高度な機密情報を持つ人から情報をもらっている人、Qポスト(投稿)を書いていたこともある人)の情報ですので、フィルが自分のランブルのチャンネルでステューの番組をまるまる放送して、それについて怒りながら話しています。
フィルは、自分がQポストの「Watch the water」を書いたのだそうです。書くように言われて、書いたのだそうです。でもそれがまさか「水道水に注意せよ」という意味とは知らなかったそうです。それで怒っています。人々を目覚めさせるために、そこまでする(ディープステイトが水道水に毒を混ぜるのを、ほっといてやらせる)必要があるのか、そんな犠牲を出す必要があるのか、と。
わたしは、この情報にびっくりして、まだよく考えることができていませんが、スピリチュアル系としては、死は終わりではないから、目覚めを促す手として、これもありなのか・・・とか思ったり。でも、今日は冗談も言えないような、重たい気持ちです。蛇の毒とは・・・そんなこと想像もしなかったです。
QAnon -コロナはウィルスではなく蛇毒だった! 2022-04-14 10:19:53:
https://ameblo.jp/mari-love-usa/entry-12737320559.html
おわり
【2916】[3380]ロシアの反撃について
今回のロシアの反撃について、キエフ侵攻は囮の兵であった可能性を考えます。というのは、占領するには少ない兵力であり、できるだけ国民の被害を最小限にしていること。主目的である、対ロシアの核兵器・生物兵器施設の制圧・ウクライナ東部の編入、ロシア系住民の虐殺阻止と保護、は達成しつつある。
ロシアとしては英米の罠を承知での反撃ではないか。今回予定されていたネオナチ政権のウクライナ東部への弾圧、虐殺と核・生物兵器の開発促進を見逃すこととの利・不利益を熟慮し決断に至ったのではないだろうか。また、石油貿易のルーブル決済化は軍事的抵抗よりも、重大な英米支配体制への反抗であり、思い付きなどではなく本格的な世界覇権闘争です。つまり、英米もロシアも長期的な想定通りの深刻な激突が顕在化したと考えます。
ウクライナ紛争の前から、英米は長年に渡って、ロシアは悪の帝国でありプーチンは悪人だと宣伝してきた。どのような情勢であろうが、英米マスコミは悪質な洗脳報道をたれ流すことも、ロシアは予想通りでしょう。スペイン帝国の地球支配からオランダ、大英帝国・アメリカ帝国と、西洋白人覇権国家に寄生し続けてきたディープステイトは、つぎの寄生先にロシアを想定していたのではないだろうか。
【2915】[3379]過去にない高値更新
土日を除き、先週末の金曜から今週末金曜にかけて金価格が高値更新中。
9000円台も近いですが、1万円も夢ではなくなりそうです。
【2914】[3378]緊急対策。 消えた下 ↓ の「3377」番 「ウクライナ戦争。11本目」の末尾を載せます。
副島隆彦です。 緊急で措置しました。
下↓の「3377」番の「 ウクライナ戦争。11本目。今からロシア軍の反撃(カウンター!)が起きる。定例会のお知らせ」の末尾が、おそらく文量オーヴァーで消えてしまった。それで、ポイントフォームの「41」以下を、以下に復活して載せる。 副島隆彦記
41.それでも、株式の暴落は続いた。3月8日に、NYの株価は、32,578ドルの最安値を付けた。この時、原油が1バレル=135.5ドルの最高値を付けた。経済に打撃がゆく。
日本株も、3月9日に、東証が、24,681円の最安値を付けた。
そして、金(きん)の値段が、3月8日に、最高値の1オンス=2070ドルを付けた。それの日本での価格は、1グラム=8400円(小売り)にまでなった。
だから、どうも金融、経済から見たら、アメリカの支配者たちの、ロシアを策に嵌めた政治的な勝利でも、必ずしも、アメリカの全面勝利にはならない。これから、長い、資源とエネルギーをめぐる戦争が始まる、と分かっている。それと、金融市場における、ドル(ドル建ての債券、ボンド・マーケット、国債)の過剰な発行から起きる、ドルの信認( ドル覇権 Dollar hegemony ダラー・ヘジェモニー)の崩壊の問題が出て来る。このことにマーケットは気づいている。だから、株も大上げしない。すでに危険な状態に入っている債券市場(ボンド・マーケット)の崩れが極度に心配されてる。
42. バイデンは、3月26日に、ポーランドのワルシャワにまで行って、この時、世界に向けて、「プーチンは、権力者の座にとどまることは出来ない」 ” He cannot remain powers .“ と、 勝ち誇ったように言った。それに、ヨーロッパの首脳たちが、疑問を抱いた。「どうも、私たちヨーロッパ人が、アメリカとイギリス(この日のためにEUから出て行った)に騙されたようだ」と気づいた。このまま行ったら、ヨーロッパが核戦争の戦場にさせられる、と、まともな頭脳、知能をしている者たちなら、気づいただろう。
私が、日本人のウクライナ戦争への反応で、心配しているのは、あれほど、テレビで、連日ずっと、「ロシアが悪い、プーチンが悪い。プーチンは、女、子供まで殺した。虐殺者だ」というごく普通の日本人の脳に、強度の刷り込みをやって、集団洗脳、国民洗脳をしたことだ。
これで、私のまわりの、日頃は、反自民党で、野党支持で、リベラル派のくせに、この人たちまでが、「日本も核兵器ぐらい持った方がいいのではないか。ウクラナイのようにならないためには」と言い出している。この動きが真に警戒すべきことだ。
43. 日本人は、じっとして何もしないで、居ることが一番、優れた態度だ。世界で流れる危険な嵐を、黙って、じっと吹き荒れるままにして、それに乗らないことがいい。平和憲法と非核3原則と、アジア人どうし戦わず。戦争だけはしない。の信念をもって、天皇(国王だ)を中心にして、国民が団結していることが正しい。今の日本の天皇家はしっかりしている。国民からの自然の尊敬を受けて、国民と団結している。
今の天皇家は、昭和天皇裕仁(ひろひと)が、ディープステイト(英と米)に騙されて、まんまと策に嵌って、中国侵略をやらされた(1931年9月16日)の満州事変から)。さらに罠に落ちて、真珠湾攻撃までさせられて(1941年12月8日 )、それで英米を相手の戦争にまで引きづりこまれた。その前にすでに中国戦線で10年の泥沼の戦争をしていたのに。
44.そうやって昭和天皇を頭にして、ディープステイトの術中に落ちた。だから、昭和天皇は、戦後は、自ら日本国憲法という座敷牢に入って、ひたすら、「もう、騙されない。戦争はしない。象徴天皇制でいい 」と堅く決意した。この深い決意が、息子の明仁(あきひと)上皇・美智子上皇后、そして孫の今の徳仁(なるひと)天皇、そして、その次の 愛子天皇にまで、強い戒めとして、しっかりと、つながっている。この「騙されるな。平和憲法を守れ」という 昭和天皇の遺訓を、私たちは何よりも大事にしないといけない。
もし、私たちが、ゼレンスキーやヒトラーのような深く仕組まれた、ヘンな人造人間を、頭(政治指導者)に置かれることになったら、日本は、本当に危ないことになる。すでに狂ってしまっている悲惨なウクライナ国民と同じになってしまう。それを阻止するためには、私たちは、これから死にもの狂いで闘わなわなければいけない。
45. 最後に、定例会(講演会)のお知らせを再度載せます。 私が、怒号を上げるように話します。
第43回副島隆彦を囲む会主催定例会
「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
・講師:副島隆彦(そえじまたかひこ)先生、田中進二郎(たなかしんじろう)研究員
・開催日時:2022年5月15日(日)12時開場、12時45分開演
・会場:JR「御茶ノ水」駅 全電通労働会館ホール
・会場住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目6・・・・
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
副島隆彦拝
【2913】[3377]ウクライナ戦争。11本目。 今からロシア軍の反撃(カウンター!)が起きる。 定例会のお知らせ。
副島隆彦です。今日は、2022年4月12日(火)です。
私の、ウクライナ戦争、11本目を書く。私は、深刻に考え込んだまま、人類(この世界)の行く末を考えている。
1.世界は核戦争を含む、第3次世界大戦(おそらく2030年頃)へ向かっている、と、私は、どうしても考えざるを得ない。それは、ディープステイト(西側世界。中心は、英と米だけ)が、ウクライナのネオナチ政権(ゼレンスキーたち)を育てて国民を発狂状態にしたからだ。
ここまで、ゼレンスキーたちが凶暴で悪魔そのものの人間たちであることを観察するにつけ、もはや、私は、人類の核戦争までを予言しなければ、済まなくなった。私は一切の甘い考え、楽観論、「もうすぐ戦争は収まる論」(停戦の成立)はない、と厳しく判断した。
(ここに 核戦争のシミュレイション を載せる)
そこで、まず私たち学問道場 の団結のための、会員(と友人たち)向けの定例会=講演会のお知らせをする。すでに2週間前から「今日のぼやき」で宣伝を始めていた。以下のとおりだ。
(貼り付け始め)
「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
第43回副島隆彦を囲む会主催定例会
・講師:副島隆彦(そえじまたかひこ)先生、田中進二郎(たなかしんじろう)研究員
・開催日時:2022年5月15日(日)12時開場、12時45分開演
・会場:JR「御茶ノ水」駅 全電通労働会館ホール
・会場住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目6
・・・・以下、詳細をこちらで
https://www.snsi.jp/tops/kouhou
(貼り付け終わり)
2. 副島隆彦です。この定例会で、まさしく「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」を、私が説明して、これからの世界が向かう厳しい現実を予言的に語ります。
私は、長年、自称して来た民間人(みんかんじん)国家戦略家(ナショナルストラテジスト)の看板の成否、真贋(しんがん)、成就(じょうじゅ)を賭けてこれからの日本と世界を、予言(プレディクト)しないわけには行かない。多くの人に集まって欲しい(会員以外でも歓迎します)。
この定例会では、金融、経済の話はしない。それは金融セミナーの方でする。
それでも私が、この26年間、毎年の金融本で、「大恐慌が来る。大暴落が起きる。ハイパー・インフレが襲う。戦争経済(ウオー・エコノミー)だ。「リ」デノミの新円切り換えと、預金封鎖の金融恐慌も来る」と、執拗に書いてきたことに審判(ジャッジ)が下る。
そして、私が、目下、粉骨砕身して書いている、本の表紙の案(仮題)を、ここに貼り付ける。この本がいつ発売になるかまだ分からない。
(ここに、私の本の表紙案を貼る)
プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープ・ステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする
3. 副島隆彦です。この本の表紙の 書名(タイトル)のとおり、私は、自分の思想と知識をはっきりと表明する。この表紙案をじっくりと見て下さい。
この4月3日から、急激に世界で騒がれるようになった、ウクライナで ×「ロシア軍が、一般民衆を大量に殺害した」という大騒ぎは、ゼレンスキー自身が、最高責任者として、凶暴な部下たちに命じて、ロシア兵捕虜の殺害と、一般民衆殺しを実行したものである。
私、副島隆彦は、このことを、ここの重たい掲示板で、9本目(3月31日午後5時)と、
10本目(4月4日午後9時に載せた)で、詳しく説明した。
4. 今や、ゼレンスキーそのものが、ネオナチであることが満天下に、世界中に判明しし知れ渡っている。 ゼレンスキー政権がキャンペーンを張っている、「ロシア軍によるウクライナ民衆の集団射殺や拷問殺害」は、無い。ロシア軍が、そういうことをする必要は何もない。ロシア兵たちは、正常な精神を保(たも)っている。 一般民衆を殺害したり、拷問にかける必要など、どこにあるのか。
狂っているのは、ウクラナイ軍を、今やその中心部分から乗っ取っている(8年前の2014年から着々と) ゼレンスキーたち、ネオナチ NeoNazi そのものの、凶悪なアゾフ連隊の凶悪なならず者の、薬物に狂った、狂気のカルト集団だ。彼らの犯行だ。
ここまで来ると、もう「国民は善良だが、政府が悪だ」理論 が通用しなくなった。どうしても、扇動されて発狂しているウクライナ国家そのものを解体して、おだやかなロシア人の一種の国に、戻さないといけない。そのために、プーチンは、戦争を決断した。この判断は正しい。
5. ウクライナという国そのものがネオナチ国家になってしまっている。1933年からのナチス・ドイツ(ヒトラー)に扇動されたドイツ国民と同じだ。あの時、ドイツ民族は、完全にヒトラーに心酔して、熱狂の渦を作った。ヴァーグナーの楽劇(ムジークドラマ)に合わせて。 世界を支配する、世界に冠たる(ユーバー・アレス)、ドイツ民族! と。
さらには、ドイツの女たちまでが、ヒトラーに狂った。今のゼレンスキーが、それだ。
始末の悪いことに、ゼレンスキーの 悪魔の顔を、西側世界の国会議員たちまでが、巨大なテレスクリーンに向かって、崇拝するように拝まされている。何ということだろう。
日本も英、米に仕組まれて、嵌められて、中国とアジア侵略をやらされた。その上、さらに英米との戦争による自滅までを昭和天皇以下が、大きく騙されて、国家暴走させられた。 当時の日本の重臣と軍のトップたちが、英米のスパイになっていた。重光葵(しげみつまもる)外相、米内光正(よないみつまさ)海軍大臣、井上成美(いのうえしげまさ)次官、山本五十六・連合艦隊司令長官らである。南雲忠一、栗田健男、航空隊長・源田実(げんだみのる。戦後はずっと参議院議員 )らも同罪だ。
陸軍でも、情報部のトップの 服部卓四郎(はっとりたくしろう)、大本営(だいほんえい)作戦部長田中新一、瀬島龍三(せじまりゅうぞう)たちだ。彼らは、戦争中も、英米とつながって、日本軍の動きを英米に渡した。そして 日本軍の軍事通信の「紫暗号(むらさきあんごう、Purple code )」は、すべて米軍の無線傍受部隊に解読されていた。これで、日本海軍と日本の輸送船団が各海戦で撃滅された。
6.ウクライナでの、ロシア兵による住民虐殺など、無い。する必要もない。やったのは、すべて、アゾフ連隊が、ウクライナの国家親衛隊(黒い軍服)までをすでに乗っ取っていて、ナチスのSS(エスエス)そのものになっている。ウクライナ政府と軍の幹部たちと、正規軍以外に、予備役の原隊復帰の兵と志願民兵たちも、狂った愛国者に成りきっている。ウクライナ国民100万人ぐらいが狂っている。
このネオナチたちは、自分たちがやったことを、ロシア軍に擦(なす)り付け、自分たちの凶悪犯罪を、逆手に取って、ロシアの戦争犯罪だ、ということに、捏造、でっち上げ、濡れ衣(ぎぬ)着せ、プロパガンダ、偽旗(フォールス・フラッグ)あるいは、グラディオ Gradio 、ホウクスhoax fake news フェイクニューズ にした。
つい最近のことだが、日本では、これまで、ずっと、反(はん)自民党で、反保守のリベラル派言論を率いて来た、良識ある「日刊ゲンダイ」が、完全に、ロシアとプーチン批判に回った。編集部が、脳(頭、思考力)をやられたのだ。日刊ゲンダイが、ロシア軍の住民虐殺だ、と書きだした。何ということか。もうすぐ、日刊ゲンダイの編集部の中で、口論を通り越して、「何が真実か」をめぐって殴り合いになるだろう。
これほど、「キエフの西側の、ブチャ市の 一般民衆の虐殺は、ロシア兵によるものではなくて、ウクライナ軍の中の、今や中枢を占めている、国家警察隊(国家親衛隊)そのものを乗っ取っている、アゾフ連隊=ネオナチたち=の凶悪な犯罪である、という証拠、証言が、次々と挙がって、世界中の冷静で正義の人々が、この狂ったウクライナのゼレンスキー政権を、非難、糾弾している。
7. それなのに、日刊ゲンダイの編集部が、「プーチンは悪魔だ」(4月4日から、このような編集方針に急変した)の記事を読むにつけ、本当に日本までも危ない、と私は考えるようになった。
日本の良心である、反保守の、リベラル派の人々の多くまでが、英米を中心とする、ディープステイトの集団洗脳(せんのう)を行う、心理戦争( Psy Ops サイ・オプ 。サイコロジカル・オペレイション)に引っかかって、「プーチンは悪魔だ」を唱えるようになった。そのうしろに、数百万人の日本人の発狂者たち がいる。それ以外の日本人は、大人(おとな)しく、「どっちの側にも言い分があるんだろう。両方の主張を聞かなくては」と、おどおどしなら、冷静に生きている。
この サイオプ(心理作戦、心理戦争)のことを、西森マリーさんが、著作『ディープステイトの正体』以来、私たちの学問道場でも、ずっと、強力に説明してくれている。
(ここに、アマゾンの彼女の本のURL を貼る)
カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体
8.イギリスのタヴィストック戦争心理研究所 Tavistock Clinic が、今も、世界民衆(ただし、ほとんどは、欧米の先進国の人間たちだけ。日本も含む )を、集団発狂状態でに陥れて、狂わせるための研究を続けて、その成果を発揮している。 そのアメリカの片割れのシンクタンクの、Rand ランド研究所や、古村君が、書いた最近の本に出て来る研究所たちだ。
古村治彦著 『 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める 』 (秀和システム、2021年6月刊)
ここに表紙を貼って、アマゾンの URLも貼ってください)
悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
この古村君の本に、今度のウクライナ戦争を、誰たちが、どのように仕組んで、どのような計画で実行されたが、はっきりと書いている。この本の第1章だけは、読んで欲しい。どのような策略で、ウクライナ戦争が、アメリカとイギリスの国家情報部(MI6)によって、周到に準備されたかが如実にわかる。それを、この戦争が始まる8か月前に、この本が正確に書いている。驚くべきことだ。
日本人は、今、「反ロシアの集団ヒステリー」状態にある。この言葉は、ロシア外務省の、マリア・ザハロワ報道官のコトバだ。そのようにディープステイトによって計画的に仕組まれた。
なぜプーチン大統領の命令で、今の腐りはてた狂気のウクライナ政権を打倒すために戦争が開始されたか。それは国連憲章(チャーター・オブ・UN)の第51条に定められている、 自国の存立のための「個別的な自衛権」(インディヴィジュアル・セルフ・デフェンス・ライト)の行使である。
ロシアは、自国のすぐ隣に、集団発狂した国が存在したことで、自国の存立が脅かされたことを理由として、この国連憲章51条の「固有(inalianable インエイリアナブル)に存在する個別的な自衛権は、侵されることはない」に従って開戦した。 そして、この個別的な自衛権はウクライナ東部の、ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク)の合計560万人の、ロシア系住民を、ゼレンスキー政権からの、「民族浄化」という集団殺戮から守るためであった。
このドンバス地方の560万人のロシア人を守ることも、彼ら自身の 個別的自衛権なののである。
このように、私、副島隆彦は、はっきりと、ロシアの軍事侵攻は、国連憲章51条にも基づくものであって、正当なものだ、と書く。 こういう理論を、明確に書かないと、いつまでも、ウクライナのネオナチ政権の肩を持つ、ゆがんだ精神をした者たちが、居丈高に、付けあがって、「それでも、他国に侵略したのは、ロシアでしょう。悪いのはプーチンでしょう」と、言い続ける。それに正面から反撃(反論)をしておかないといけない思ったからだ。
9. 副島隆彦です。ウクライナの政権そのものが、狂気のネオナチたちに乗っ取られているから、このままでは、ウクラナイナ国民は破滅に向かうしかない。
ロシア兵がやったことにした「ブチャの虐殺」Bucha massacre 「ブチャ・マサカ」あるいは、atrocity 「アトロシティ」の大捏造キャンペーンを、ゼレンスキー政権と、示し合わせて、政治作戦として、始めから仕組んでいた、英と米の政権は、ただちに4月4日から、ロシア非難声明を先進各国の首相たち(G7 、ディープステイトの下僕たち )に行わせた。
そして矢継ぎ早に、国連安保理でも、議長国だったロシアをイジメぬいてその席から追い出して、いつも間にか、イギリスが議長国に替わり、激しいロシア非難を始めた。そして、「国連人権理事会が、主導する、独立の第3者による 専門家の調査機関による調査」
をただちに始めるべきなのに、それを阻止して、この「中立の第3者の専門家たちの調査団の派遣」を押し潰してしまった。
10. それが、「国連人権理事国 からのロシアの追放(資格停止)」のために、3月24日に次ぐ再度の緊急の国連総会の決議をした。4月7日だ。国連の人権委員会(理事会)からのロシアの追放の可否を決めた。これは、ブチャの虐殺の真実を「第3者機関による調査」を押しつぶすためである。 その結果は、ロシア追放に賛成が、93カ国。反対と棄権が合計で85カ国だった。
これでロシアは、国連メンバーの有効投票の過半数の意思として、人権委員会から追放となった。ところが、全部で加盟国193カ国のうち、賛成にも反対・棄権にも回らかった国が、15カ国あることが分かった。この15を反対票だと判断すると、「93 対 100」になる。 後進国と、小国たちは、西側先進国(G7、ディープステイトが支配する)の意思とは、ちがって、「ウクライナでの住民虐殺は、ウクライナ政府によるものである」と、政府レベルでも気づいているということだ。だが、「英、米に逆らうと、あとが怖い」ということで沈黙した。
11. 私の周りの、反共右翼で反ロシア、反中国の ビジネスマンや経営者たちは、「ロシアと中国を叩け」が長年の合言葉だ。このブチャの虐殺も、本当は、ゼレンスキーたちの命令による、ネオナチによる犯行だ、と気づいて、分かっている。それでも、居直って悪人に成りきって、「自分たち、自由主義諸国、×民主主義(本当は、デモクラシーは、イデオロギーでは無いので、民主政か、民衆多数派支配体制)の豊かな資本主義陣営は、ロシア、中国との競争と闘いにに負けるわけには行かないんだ」と、考えている。
私は、国連の場まで、捏造の事件を持ち込んで、人道問題の事件をフレイムアップして、
こんなアカラサマな、虚偽を、英と米が、やるようでは、やはりこの争いは、第三次世界大戦にまで至りつくと結論した。凶悪なウクライナのネオナチ集団を、この8年間(本当は、2004年の「オレンジ革命」という名の国家転覆 )に、背後から着々と飼育して扇動した、ディープステイト、Moonie ムーニー)の巨大な悪たちは、もう核戦争まで突き進むだろう。 だから、何とかこの戦争もやがては収まるだろう、という甘い考えを私は捨てる。
12.彼らの思想は、悪魔崇拝(この世はもともと悪である。善ではない、という思想。そして自分たちが支配者である)だから、もう、行くところまでゆくだろうと、私は予言する。 こいつらは地球上を焼け野が原にするべきだ、とまで考えている。
コロナウイルスを口実にした毒性のワクチンでも、人類の浄化(じょうか)=大量の人間殺しをしようと考えている。 その表面は、バイデンと言う、親子共の、幼児性愛者(ペドフィリア pedophilia )と、ジェイク・サリバン大統領補佐官。ヴィクトリア・ニューランド(ヌーランド)国務次官 の凶悪な者たちだ。
13. 4月8日に、英首相のボリス・ジョンソンが、その正体を現わして、キエフまで、ゼレンスキーに会いに行った。 そして、「計画どおり、まんまと、プーチンを戦争に引きずり込んで、ロシアを追い詰めることが出来た。よくやった。あと一押しだ」と、話しただろう。
その前日の7日に、ドイツ人で、今のEU委員長(首相に相当)の、フォンデアライエン(女)までも、キエフに行って、ブチャの虐殺現場まで行って、「ロシアの残虐行為は、世界的に裁かれなければいけない」と発言した。ところが、その後に、「だが虐殺の証拠が明確なわけではない」と少しだけ留保(りゅうほ)した。この女でも真実に気づいているのだ。それでもディープステイトの命令と指図には逆らえない。
14. これからドイツと、フランスが大変になる。ドイツとフランスは、EUと NATOの中心の大国だ。だが、この2大国の首脳たちは、「英、米によって、始めからウクライナ戦争が、これほどに仕組まれていた」ということをまだ知らない。気づいていない。愚か者たちだ。
それでももうすぐ、ドイツとフランスが、英米に対して、怒りだして、大きな抗議をするようになる。「ヨーロッパを火の海にするな。ヨーロッパを核戦争の戦場にするな(私たちはダマされた)」と、騒ぎ出すはずだ。このときヨーロッパ内部の分裂が起きる。
ここで核戦争の脅威について、私の考えを、大きく言っておく。私は、もう、核戦争まで人類は行く、と予言すると決めた。なぜなら、今のディープステイトは、「まずロシアを、そしてその次に中国を叩き潰(つぶ)す」と決めているからだ。これは、世界覇権(はけん)戦争である。 世界の支配者の座を巡る、世界支配者たちの戦いだ。
15. 私は、ディープステイト(ローマ・カトリック教会・ローマ法王 とイギリス国教会・英国王 が頂点)による、この500年間(西暦1500年からのヨーロッパ白人の世界征服)と、それと対決する、中国、ロシアの2大国を先頭とする、新興国、後進国、貧乏国たちの団結による、勝敗を決する、世界戦争(第3次世界大戦)は、もはや、不可避である、と、この3週間で考え、決断するに至った。
もう、どちらも引き下がらない。その最初の戦場が、ヨーロッパの端(はし)のウクラナイになった、ということだ。これ自体が、大国のロシア 対(たい) 小国のウクラナイナ、ということではない。ウクライナの背後にアメリカの軍産複合体と軍需産業が付いている。
始めの方に載せた、「核戦争のシミュレイション( simulation =模擬実験) 」
の図のとおり、核戦争の戦場は、ヨーロッパと北アメリカである。
16. 核戦争が始まったら、日本の港から、急いで横須賀と佐世保から、外海に脱出した、ポラリス型原潜から SLBM( 潜水艦発射型。ICBM(大陸間弾道弾。1万キロ飛ぶ)の一種が発射される。それは、東を目指し、ユーラシア大陸に向かい、モスクワと北京を攻撃する。それに対決して、ロシアの原潜は、いつもはオホーツク海と、カムチャッカ半島の先の深海に潜んでいるが、浮上して、SLBMを発射して、それは北極圏を通って、ワシントンとニューヨークを目標とする。
あとは、沖縄の嘉手納と横田に置いている、戦略爆撃機のB52が運んで、敵国で落下させるICBMである。それと水上戦闘艦(戦艦)に搭載されたICBMが発射(launch ローンチ)される。
17.私は判断する。核戦争になっても、死ぬのは1億人ぐらいだ。核問題の専門家たちは、だいたい、9000万人が死ぬ、といつも書く。スウエーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI、シプリ。ストックホルム・インターナショナル・ピース・リーサーチ・インスティチュート)が、兵器や、核戦争の研究の権威なのだが、探してみたが、いつもはある、SIPRI(シプリ)の核戦争のシミュレイションの図が見当たらなかった。だから別の簡単なものに代えた。ここの研究員たちが、よく「全面核戦争で9000万人が死ぬ」と書いていた。
ということは、今の地球人口の78億人のうちの先進国(中国も参加せざるを得ない)の1億人が死ぬ、ということだ。 それ以外の、第3世界の アジア、アフリカ、南米、そして日本は、核戦争で滅びることはない。
皆さん、安心してください。日本には、ロシアや中国の核は、落ちて来ません。
18. ただし、日本国民がしっかりしていれば、だ。 今の平和憲法を死守して、非核3原則の「作らない、持たない、(アメリカらから)持ち込ませない 」を守り通して、「アジア人どうし戦わず」、すべての国と仲良くする、話し合いで解決する、を堅持して、そして、最後。この最後が重要。
奇怪な、ゼレンスキーや、ヒトラーのような、狂気の指導者を、私たちの頭(あたま、ヘッド)に置かれないこと。この頭を取られる、ということがなければ、私たち日本人は、世界核戦争(おそらく2030年ぐらいだ)から逃れることが出来る。ところが、英と米のディプステイトは、どうも、この日本の頭を取りに来る。
19. 昨日、パキスタンで政変が起きた。
パキスタンの カーン首相は、「アメリカがウクラナイナを操(あやつ)っている。ウクライナの政権は凶暴だ。虐殺事件は彼らがやった」と発言した。そうしたら、突如、昨日(10日)、パキスタンの議会でクーデターが起きて、不信任案が可決されて、カーン首相は、辞任させられた。このあと、アメリカの手先のような人物が頭に据えられるのだろう。だが、カーンたちの、正常な勢力も簡単には負けていはいないだろうから、闘うだろう。パキスタンは、中国とも仲がいい国だ。
私は、日本人・国家戦略家として、こうして、途方もないことだが、「もう核戦争まで覚悟する」とまで書く。 これは、ディープステイトの悪魔たちを、打倒するための、人類の次の時代への、生みの苦しみとなる。
20. ここで書いておくが、核爆弾は、破裂して一発で100万人ぐらいが死ぬだろう。が、放射能は、すぐに消える。爆心地でも、そんなに残らない。地下鉄のフォームのような地下豪(シエルター)にいたら死ぬことはない。だから安心しなさい、と書くのは、あんまりだろうが、「核戦争で人類の文明のすべてが消滅する」ということはない。
邪悪なディープステイトの勢力との戦いが、始まった以上。私は、ロシアと中国と、インドと、サウジアラビアと、ブラジルと、インドネシアなどの 新興大国たちの味方をして、
日本国内で、言論人として闘い続ける。「インドのモディは、俺たちアメリカとイギリスに逆らって、ロシアの肩を持つ」という理由で、暗殺されるかもしれない。だが、モディを殺しても、インドは、どうしてもロシアの側に着く。
なぜなら、13億人の貧乏な国民が、生きてゆくには、ロシアから貰った原発(電力)と戦車、戦闘機 などの兵器が必要だ。プーチンは、モディに、「インドには、世界価格の3割引きで原油を売る」と約束した。
インドは、激しい物価高(インフレ)が起きると、本当に政権が倒れる。物価高の一番の要素は、エネルギー代である。だから、原油をロシアから、超(ちょう)安値で買えるなら、インドにとっては死活問題だ。だからインドは、ロシアと手を切れない。
21.フランスは、4月24日(日)の、大統領選挙の決選投票 で、不正選挙(アメリカが、ドミニオンで仕掛ける)が無ければ、マリーヌ・ルペンが勝つだろう。ルペンは、「極右」などではない。立派な、しっかりした、じっと我慢することのできる、「国民戦線」のフランス人指導者だ。
ルペンが勝てば、フランスは、ヨーロッパの中心国として、民衆を大事にする政治に戻って(しかしフランス左翼たちのように、公務員や、国営企業の労働者ばかりを優遇しない)、フランスの特権階級(すなわち、シャンゼリゼ通りの高級マンションをたくさん持っている超富裕層)を規制するだろう。マリーヌ・ルペンは、プーチンと話が合う、賢い女性だ。不正選挙が仕掛けられなければ、あるいは、それが見破られて阻止されれば、ルペンが勝つ。
22.私が、ウクライナ戦争が勃発してから、ずっとジーっと、凝視していることは、たったひとつの事だ。それは、自衛隊関係者も、自民党の政治家たちも、官僚たちも、さらには、維新の会のチンピラ議員たちも、 「おー、あんな風に、ロシアの戦車が、ボーンと砲塔ごと、次々と吹っ飛ぶのか。恐ろしいなあ」と、ユーチューブの動画を見ながら、ゾッとしたはずなのだ。
あのドローンと、ジャベリン(携行式の対戦車ミサイル)で、一番、震えあがったのは、日頃、勇ましいことを言っていて、「ロシアや中国と戦わなければいけない。アメリカ軍と共に、日本人も戦争をするぞ」と、日本男児の、大和魂(やまとだましい)の、と言っていた、右翼っぽい男たちが、本当に、金玉が縮(ちぢ)み上がっただろう、この一点だ。私は、この一点を今もジーと見ている。
日頃、ロシア人(ロスケ)、チャンコロ(中国人)、チョーセン人、と、バカにして、見下して、自分たちよりも劣等人種として、軽蔑して罵(ののし)って、侮蔑語を、毎日のように投げあって、仲間内での合い言葉にしてきた、反共右翼たちが。さあ、お前たちも、あんな風に、若いロシア人の兵隊が、戦車や、兵員輸送用の装甲車ごと、吹っ飛ぶ動画を、たくさん見ていて、それで平気でいられるか、だ。
23. 私、副島隆彦は、あのとき、日本国内から、「憲法を改正して、軍備をもっと持つ。核兵器もアメリカと ×共同保有する」という議論は、消えて無くなった。広島、長崎の原爆破裂後の放射能の雲散霧消のように、と、私は、極めて冷静に判断している。
今の日本人は、誰も、戦争なんかしたくない。どんな、反共右翼の、ごろつきのような、生来の暴力団体質の男たちであってもだ。維新の会の真実の指導者は、竹中平蔵なのだが。こいつが日本のディープステイトの代表だ。そして資金源は、笹川財団だ。だから維新の会は、自民党内の、岸信介以来の直接の統一教会の会員たちである、安倍晋三の派閥の議員たちとは、ちょっと毛色が違う。
2月24日と、27日に、日本のムッソリーニ―だったはずの、橋下徹(はしもととおる)が、「おまえたち維新の会の議員たちは、偉そうなことを言ってないで、ウクライナに義勇兵で行って戦え」と言い放った。ところがこのあと「お前が行け」の嵐(炎上)が、起きた後、橋下が、「僕は、勇気がないから(ウクライナには)行きません(僕は、政治家でもないし、国民の代表ではないから・・)」と言った。この時、すべてが決した。
この日本右翼の、若手の頭目にして、この程度だ。と、バレてしまった。
4月に入って、維新の会は、橋下徹と縁を切る、創立者としても、党とは無関係、と決めたらしい。
24. ところが、その翌日(2月28日)に、安倍晋三と橋下徹は、アベマTVに出て、「日本も核シェアリングを議論しなければいけない」と言った。
これで、日本も核兵器(nuclear weapons ニュークレア・ウエポンズ)を持たないと、国を守れない、の議論が大いに始まったかのように見える。それはウソだ。反対に、崩壊したのだ。なぜか。
ちなみに「核 (原子力のこと) 」の nuclear は、〇 ニューク「レ」アの方が、× ニューク「リ」ア よりもカタカナ表記として優れている、と、私が決断する。私、副島隆彦が、こういうことを書くと、本当に、そのように次第次第に変化するようだ。そういう影響力を、今の私は持っているらしい。
この ×「核シェアリング 」(核の共有)という英語はそもそも存在しない。だから、日本国内でしか通用しない議論だ、と、私が、7本目(3月25日)の中で書いた。そうしたら、本当に、この愚劣な「核シェアリング」(アメリカ様 の核兵器を、日本と共有しましょう)という、議論そのものが、ほぼ消えた。本当に消えた。事情を知らないアホの専門家を除いて、消えた。まだまだ、この後も騒ぐだろうが、どうせ、元気が出ない。
これは、私の業績となる。
25.自民党の安全保障部会で、委員長の宮沢博行(みやざわひろゆき、1975生。
47歳 )という、安倍派から出て来た若い議員なのに、小野寺五典(おのでらいつのり)らと新防衛族を作って、「非核3原則を、我が国は、堅持する」と言い切った。偉い。
それに対して、あの自衛隊上がりのヒゲの 佐藤正久が、どのように、もごもごと、ロシアへの制裁を強化しよう、と画策して、国内言論 を扇動しても、おそらく、佐藤は自民党内でも、浮き上がって孤立している。日本の政治家たちも、そうそう馬鹿ではないのだ。こういう世界的な重大事件が起きると、皆、真剣に考えるようになる。
あの狂気のネオナチの、ゼレンスキーの大画面の前では、全員で、うなだれていたように見えるが(3月23日)。あの野郎。何様(なにさま)のつもりだ。俺たち、日本の国会議員を、舐(な)めているのか。と、ひとりひとりの議員は、思ったはずなのだ。だが、そのようにはっきりと言えない。選挙で落とされる。「アメリカは、恐ろしーなー(怖えーなあ)」と、ぼそっと言い合ったはずなのだ。
日本人は、誰も戦争をしたくない。する気もない。人殺しなんか出来ない。「中国が攻めてくる、さあ国を守るために、戦うぞー」と 燃え上がるような人間は、いない。
「外国とのことは、政府が、きちんと話し合いで解決すべきだ」と考えている。一部の悪あがきの 反共右翼を除いて。大抵の経営者たちも、その程度の日本男児で大和魂だ。
26. アメリカが、自分たちのお宝の核兵器を、日本なんかと「共有」する気はない。
貸してくれ(レンタル)と言っても、「馬鹿を言うな。この属国、風情(ふぜい)が」だ。ドイツとオランダ、とベルギーには、、核兵器を配備(installation インストーレイション、据え付け。deployment デプロイメント )している。だが、それは、それぞれの国に有る、米軍基地に、核兵器を搭載したままの戦略爆撃機の、シェルターリング sheltering 退避所 として、置かせてもらっている、というだけのことで。ドイツや、オランダには、アメリカ軍は、核兵器に指一本も触れさせない。その国の政府に、「核を置いてあるからよろしく」「はい、分かりました」と許可を得ているだけだ。
大国であるはずの、イギリスでさえ、真実は、アメリカ政府からすると、特別待遇で、ブリテン島の両脇に2つある米軍基地にそれぞれ核兵器(核弾頭で、合計、200個ぐらい)が置いているだけであって、イギリスは自力で核を持っている訳ではない。この事実もバラしたらいけないことになっている。
今のイギリスは、「6600万人の貧乏国」と呼ばれていて、軍事力も経済力も、たいしたことはない。ただ金融市場の伝統と、それから、スパイ活動の、インテリジェンスの、悪賢さだけは、今もずば抜けていて、今度の、ウクライナ国民の洗脳作戦、ネオナチ化による凶暴民族化も、イギリスが、アメリカよりも上で、やっている。
27. だからヨーロッパで、自力で自前で核兵器を持っているのは、フランスだけだ。ドイツは、持とうと思えば、日本と同じで、一か月で、作って保有できる。だが、それを、やってはいけない。それをすると、自分の国土が、逆に狙われて、核戦争で廃墟になってしまうから。だから、それをやらせようとしている、ディープステイトの悪魔たちとの戦いを、ヨーロッパ人たちは、自分の国内での戦いとして、やるしかない。
だが、すでに、ウクライナで、火が付いた。ここの戦場から、さらに自分たちの領土にまで、戦争の戦禍(せんか)が押し寄せて来るのを、それぞれの国の指導者は、真剣に、真に国民思いであるなら、しなければ済まない。
フランスの マクロン大統領が、カっとなって、腹立ちまぎれに、「今のポーランドの首相は、人種差別主義の極右だ 」と、4月9日に、言い放った。これで、ポーランドの今の政権も、ネオナチであることが、満天下に判明した。ポーランド政府が今、大慌てしている。それからバルト三国の、リトアニアのあの女首相も、凶暴なネオナチだ。そのようにアメリカとイギリスのディープステイトによって、育てられた政治家だ。他にもいっぱいいる。顔を見ていたら分かる。歪んだ顔をしている。
28.今、ニューヨークのユダヤ系のインテリたちが、「ウクライナの、あの残忍な、ネオナチの政権を、育てて、軍事支援している、バイデン政権は、おかしい」と 騒ぎ出して、批判の火の手を上げ始めた。だから、どんどんSNSや、ユーチューブ上に、ウクライナで起きている真実が、ボロボロと私たちにまで、漏れてくる。
さすがに、これでは、日本で、日頃、反(はん)中国、反(はん)韓国、反(はん)ロシアの腐(くさ)しの言論を、言っている者たちも、真実に気づけば、態度が硬直する。
29.目下、台湾で、劇的な事態が起きている。 ナンシー・ペロシ米下院議長に、
「来るな」という動きになった。だから、ペロシの訪日も急遽、取りやめだ。このゴタゴタはまだ表面化しない。台湾(人口2,400万人)は、世論調査の結果が3月中旬に発表された。すると、なんと「44.5%の台湾の国民が、いざという時に、アメリカは、台湾を守ってくれないと思う」という調査結果が出たのだ。
台湾人は、今、自分たちは、ウクライナ人と全く同じだ、と深刻に考えている。中国(北京の共産党)は、絶対に、やがて、平和的に台湾を、中国の1つの省として迎え入れる。中国は、台湾侵攻などしない。「台湾に中国軍が攻めてくる」と騒いでいるのは、決まって、日本のネオナチ=統一教会系の言論人、ジャーナリストたちだ。
同時に、中国は、台湾独立など、絶対にさせない。 私は、前にも書いたが、台湾人は、福建省から来た福建省人の一種であり(南 閔 =なんみん=人)であって、今は全員が、完璧な北京語(プートンホワ、普通語)を話している中国人だ。台湾は、中国の一部である。
そして、台湾には前の総統(大統領)である国民党の馬英九(ばえいきゅう)たちの勢力が厳然としていて、彼らは、中国本土との深いつながりを大事する。台湾は中国の一部になればいい、と思っている。そういう台湾人が、確実に5割はいるのだ。だからそれに対して、今、台湾で「台湾は中国ではない。独立国だ」と言って騒いでいるのは、ウクライナのネオナチのゼレンスキーと全く同じ種類の連中なのだ。
30.そして、台湾人は、腹の底から、いざという時に、アメリカは軍事力で、台湾を助けに来ない、と分かった。
この重たい事実を、無視して、台湾独立を支援するとか、台湾は中国ではない、などと、言う者たちは、言論人として、すでに、普通の保守ではなくて、反共右翼の、さらには、日本のネオナチである統一教会(Moonie ムーニー)の会員たちだ、と、私は断定する。
私は、このウクライナ戦争の開戦からの45日間に、テレビやメディアで、ウクライナのネオナチ政権を強烈に応援して、「ロシアが住民を虐殺した」とか「ロシア軍が、化学兵器をつかうものしれない」とか、「プーチン体制は、クーデターが起きて内部から倒れる」とか、これほどの、歪曲報道をやって、日本国民を反ロシアに扇動して、「プーチンを暗殺せよ」の集団ヒステリーを起こさせ続けた。彼ら、確信犯の軍事ジャーナリストと、防衛研究所研究員とか、国際政治学者とか、を、すべて、リストアップして徹底的に糾弾する。
あとあと、「いやあ、あの時は、アメリカの大手のメディアがそのように報道していたので、それに倣(なら)って真似しただけです」と、態度を変えて、言い訳して逃げを打っても、それを許さない。彼らの発言を、私は、自分の可能な限り(私の目に触れた限り)ファイルして保存した。
31.台湾と同じで、日本人の多くが、直感で分かったことがある。「ウクライナと同じで、いざとなったら、アメリカは、日本の為に、米軍を出動させることはない。日本を守ってくれない」と。 日米安保条約の第5条は、NATO条約の第5条と同じ、「第3国からの侵略が有ったときには、条約の締結国の為に(米軍が)軍事出動する」となっている。
しかし、米軍は、日本を助けに来ない。出動しない。アメリカ軍は、外国人である日本国民を守るためには動かない。ただ、日本にいる米軍とその家族を守るために動く。このことは、もう、はっきりしている。米軍は出動しない、その時に、この安保条約は、自動的に破壊されて無効となる。米軍は、自国の為にだけ戦うのであって、他国の為には戦わない、ということは、近年、はっきりしてきた。それが、アメリアの共和党の党是(とうせ)である、isolationism アイソレイショニズム である。
これを × 孤立主義 と訳していけない。このアイソレイショニズムは、「 (アメリカの)国内優先主義 」と訳さないといけない。
自国を守るために軍隊に入る。軍人になる。他の国のために死ぬのではい、というのが、アメリカの軍人たちの真意、本心である。このアイソレイショニズムの別名が、
America first ! 「アメリカ・ファースト !」 である。これも、×「 アメリカが一番 ! 」「アメリカ第一主義」というような馬鹿な意味ではない。何を言ってるのか、分からない。アメリカ・ファーストを、「私が、一番」というコトバに作り変えて、言っていた、インテリ気取りたちがいたが、一体、何の意味なのか、分かっているのか。日本人の有識者層でも、この程度で、私が、いくら説教しても、いまだに分からない。恐るべき土人たちの国だ。
アメリカ・ファースト! は、だから、アイソレイショニズムと同じく、「 アメリカの国内を優先。外国のことは2の次(セカンダリー)だ」という意味だ。まだ、分からないのか。
だから、米軍は、日米安保条約を守らない。このことが今度のウクライナ戦争ではっきりした。バイデンは、プーチンをウクライナにおびき出すために、「ウクライナには、米軍を派遣しない」と言い続けた。同じく、ボリス・ジョンソン英首相も、わざと、「ウクライナの上空には、飛行禁止区域は、設定できない。そうしたら、ロシアの戦闘機を、NATO軍が、打ち落とさなけれいけなくなる。それは出来ない」 スイトイテンベルグNATOの事務総長も、「NATO軍は、ウクライナには出さない」と、開戦したあとの、24日になっても、まだ、言っていた。 策士どもだ。
安保条約が、空(から)手形で、無意味なら、×「日米同盟」などは幻想だ。だから、日本人は、アメリカへのヘンな信頼感と依存心 を、そろそろ清算すべきだ。アメリカさまの駐留米軍は、日本のために動かない。いざとなったら、駐留米軍は、三沢、横田(ここが極東派遣米軍の司令部)や横須賀、厚木、佐世保、嘉手納から、一目散に、逃げる。
31. 今、日本国内の保守派は、「ロシア軍は、思ったより、弱いな(よえーな)」と、鼻で嗤(わら)って言っている。すでに、2万人のロシア人の若い兵隊が、戦車や兵員輸送車ごと、ドローンと、ジャベリンで吹き飛んで死んだ。
Tー72 戦車という主砲だけがやたらと大きい、古い戦車が大半で、待ち構えていた、ウクライナ軍の罠に嵌(はま)って、餌食(えじき)になった。 ロシアの戦車隊の位置は、ウクライナの一般人のネット・オタクたちが操縦する個人用の、小型の偵察用のドローンでも把握されているという。
その情報を、司令部に吸収する仕組みを、あの31歳の デジタル・トランスフォーメイション相で副首相の男が、やっている。 この男は、中国の DJI(ディー・ジェイ・アイ)という世界最大で最先端の 民生用のドローンの販売会社を恐怖している。なぜなら、自分たちウクライナ軍の偵察用のドローンは、ほとんどが、このDJI社製だからだ。
私は、香港の北の深圳(しんせん)に調査旅行に行ったとき、弟子たちと、何とか探り当てて、このDJIの本社の前まで行って写真を撮って来た。DJIは、中国の最大手の家電販売会社の子会社のふりをしていた。
このDJIに対して、ウクライナのデジタル大臣が、「ロシアにドローンを売らないように」とか、「ドローンの、スイッチが自動的に止まる回路をロシアに教えないように」と文書で要求した。DJIは、返事を書いて、「わが社は、民生品であって、軍事用のドローンは作っていません。そのような特殊な回路はありません 」と回答した。私は、中国の軍事用のドローンの先端技術は、そのうち、どんどんロシアに渡ると思う。
33. 日本で、呑気に、「ロシア軍は弱えーな」と言っている者たちは、それでは、自分が、戦場に行く、ということを想定したうえで、何か言うべきだ。戦争になって、自分が本当に戦うという時のことを考えたら、ゾッとするはずだ。この気楽な父さんたちは。お前たちは、従業員と一緒に、汗水たらして身を粉(こ)にして、知恵を絞って会社経営をやっているのが一番、仕合せなのだ。
戦争は、やってみなければ分からないのだ。やってみて初めて、いろいろのことが分かる。みんなが評論家になって外野から、あれこれ、知ったかぶりを言うこと自体が、戦場の軍人たちに対して失礼な話だ。
ロシア軍の 軍事通信は、ダダ洩れ状態で、戦車隊どうしの連絡も、兵士たちが通常のスマホでやって、それも、すべて、通信傍受されていて、所在の位置が正確に判明して、そこをドローに狙い撃ちにされた。アメリカ空軍のAWACS( 早期警戒管制システム。情報収集機)と ヨーロッパのNATO軍が、持っている、米ヒューズ社が作った、C4I(シー・フォー・アイ)という空中管制の情報収集機によって、通信傍受されている。
NSA(エヌ・エス・エイ、米国家安全保障局。米海軍系)の「像の檻」(エレファント・ケイジ)が、世界中に張り巡らしている、通信傍受のシステムもある。
この軍事通信の敵への漏洩に対する防御が出来ていなければ、戦争は決定的に負けである。ロシア軍が、これに対策を立てたのか今も、まだ分からない。
34. そして、この他に、軍事用の偵察スパイ衛星からの精密な映像が届く。これらは、キエフのウクライナ軍の情報本部に、アメリカ軍から来ている将校たちが、解析して、それを、ウクライナ軍に、逐一、教えて、ロシア軍の攻撃対象を、正確に選別して、実行している。
アフガニスタンで、ドローンで、2万人ぐらいのタリバーンや、アルカイーダ(そもそもはアメリカが作って育てた)の兵士たちを、ドローンで殲滅した。その経験を、今度のウクライナで、遺憾なく発揮した。ロシア軍が受けた、緒戦(しょせん)での敗戦の損害は甚大だ。 おそらく戦車が600台ぐらい、榴弾砲車両や、兵員輸送装甲車が800台ぐらい、戦闘機が200機ぐらい、武装ヘリが200機ぐらい、こっちは、スティンガー・ミサイルで撃ち落とされている。
ロシア軍が、再編成されて、もうすぐ東部と南部に総攻撃を掛ける、と言われている。
その為にプーチンは、総司令官を任命した(4月8日)。
この時、ロシア軍は、無線通信の傍受による 軍事通信のダダ洩れ問題と、地対空ミサイル「ジャベリン」や、英国製の使い捨ての強力なNLAW(エヌラー。一基3万ドル。300万円)と、それから、空からのカミカゼ・ドローンへの対策をしているのか、が、分からない。
34.私の素人考えで、戦車の上に、厚さ2センチぐらいの鋼鉄の板をがっしりと載せて、それで、ドローンとジャベリンを跳ね返せばいい、と思う。それで何とかなるのではないか。ほんの素人考えだから、笑われるのは覚悟の上である。
軍事ジャーナリストや、軍事オタクの人たちは、今度のウクライナ戦争は、人生で最大の興奮を味わったことだろう。 だが、この人たちも、実際に自分が戦場に出て、そして実際に戦車で吹き飛んで、人間が焼け焦げの死体になる、というのを、実体験しにゆくべきだろう。軍事ジャーナリストというのは、根本的に歪(ゆが)んだ精神をした、おかしな人間たちだ。根っこがオタクだ。
ロシア軍は、3月30日までに、あっと言う間に、キエフを攻めていた3方向からの方面軍(合同軍)を、引き揚げさせた。撤退戦(退却、退き陣 )は、敵に逆襲されるから、大きな損害を出すものだが、今度の殿軍(でんぐん、最後尾の軍)の被害は小さかったようだ。ウクラナイ軍は、攻めてくるロシア軍を待ち伏せ攻撃することを中心に作られている。
35. 今も、欧米から、軍事支援が続々と続いていて、旧東欧諸国から、要らなくなった、Tー72戦車を、どんどんポーランド経由で、ウクライナ経由で、送り込んでいる。対戦車ミサイルも、2万基どころか、5万基ぐらい各国から送っているようだ。
ロシア軍は、東部(ドネツクとルガンクス)と、南部(マリウポリからヘルソン、そして、オデッサまで)を、完全に制圧することを目標に変えた。
36. 北部の大都市のハリコフ(ハリキウ)を包囲していた、ロシア軍が、南下して、イジューム Izium という都市を陥落させようとしている。このイジュームが落ちると、ウクライナ東部にいる、ウクライナ正規軍の 2個 方面軍(合同軍。ジョイント・コマンド)が 孤立する。1方面軍で3個師団、3万人ぐらいの兵力だ。だから計6万人のウクライナ軍が、包囲されて孤立する。それを、ウクライナ軍が、キエフから援軍を全力で派遣して、阻止できるかが、これから4月の終わりにかけてのウクライナ戦争の大(だい)戦況となる。
37. 南部の港湾都市の マリウポリには、4月10日現在でも、まだ、3000人の、ウクライナ兵が、港湾部の工業地帯の地下壕にいて、抵抗している。この3千人のうちの、半数の1500人が、ネオナチのアゾフ連隊の主力部隊だという。残りのウクライナ軍の正規軍は、おそらく投降するだろう。そしてアゾフ連隊は、自分たちの運命に従って投降せず全滅するだろう。
マリウポリの一般住民を避難できないようにして、人間に盾にして、虐殺したのは、このアゾフAzov たちである。ロシア兵ではない。この事実が、どうせ、大きく証明される時が来る。 今のように、国際連合まで、乗っ取って、好きなように、巨大な虚偽とでっち上げをやっているディープステイトの側の人間たちとの戦いは、やはり、もはや非和解的である。もう世界は、行くところまでゆくしかない。
38。 私は、世界が、近(きん)未来に、どうなってゆくかを予言してきた。大恐慌と大戦争に時代になると、ずっと書いてきた。そして自分の予言を当てた。だが、私は、現代の戦争というのは、どのようにやるものなのかを、知らなかった。戦争とはどのように残酷なものなのかを、実感では分からなかった。だが、今度のウクライナ戦争で、遠くからの映像を通してだが、はっきりと分かった。人間は、このようにして大量に死んでゆくのだと、分かった。
39.ウクライナ戦争の山場は、どこだったか。3月2日に、バイデンが、米議会で、一般教書演説(State of Union という)をした。この時が、まるで、勝利宣言のようだった。この時のバイデンは、ずっと報告を受けていたのだろう。ロシア軍のボロ負けだ。ロシア軍の最精鋭の空挺部隊(スペスナズ)も、各所で待ち伏せ攻撃に遭い、殲滅された。プーチンは、ままんまと、おびき出されて、策に嵌って、アメリカが8年間(2014年から)かけて作った、罠に落ちたのだ。 イライラと次々とウクラナイナの東部のロシア人を殺して、プーチンを怒らせて、我慢できないで戦争に引きづり込んだ。
バイデンは、にやりと笑った。アメリカの兵隊は、ひとりも死なないで済んだ。NATO の ヨーロッパ兵も一人も死なないで、ロシア軍を撃破した。
おそらくロシア軍と同じぐらいの数でウクライナ兵が死んだだろうが、それは、スラブ人で、ロシア人の一種のようなものだ。 あとは、プーチンのロシア体制を壊して、その次は、中国だ、とディープステイトは、自分たちの計略の勝利を祝った。
40. この悪魔の策略で、自分たち英米同盟の勝利を勝ち取った。ドイツとフランスも、自分たちに英米に、逆らえないように、うまく罠にかけた。極東(東アジア)の日本は、いつもながらの、手口で、日本人の頭(あたま)を取っているからどうにでもあやつれる。
言うことを聞かないのは、サウジアラビアと、ブラジルと、インド、インドネシアだ。アメリカにしてみれば、インドの野郎め、だ。
41. それでも、株式の暴落は続いた。3月8日に、NYの株価は、32,578ドルの最安値を付けた。この時、原油が1バレル=135.5ドルの最高値を付けた。経済に打撃がゆく。
日本株も、3月9日に、東証が、24,68
【2912】[3376]ロシア対ウクライナは「最終戦争」への序曲か
30年以上前の本、馬野周二著『世界最終戦争論』(1988 東興書院)を引っ張り出してきた。石原莞爾が陸軍大学校時代に構想したといわれ、その後昭和15年(1940)に上梓された『世界最終戦論』を高く評価し、それを現在的視点から敷衍したものだ。
「第4章 人類の前史終る 5 石原莞爾の洞見」にこうある。《われわれ人類は平和な狩猟採取の時代から、戦争が社会の中に嵌め込まれた農業の時代に入り、随分と血を流した揚句、戦争の止揚された平和なユートピアであるべき、第二次工業時代に入りつつある。原子爆弾は、地獄の入口なのではなく極楽の入口であったことを、後世の人達は悟るであろう。》とし、こう言う。《科学は神である。熱力学というこの神の託宣によれば、われわれが無心にエネルギーを使って低いエントロピーを生産し続けるかぎり、人類はユートピアに向って進む。/逆さ眼鏡というものがある。これを掛けると上下が逆に見えるのだ。恐ろしいのは、これを掛けっ放しにして二、三日すると頭の中の天地が逆になって、この眼鏡を掛けていても外界が正立するようになる。どうも世の中にはこの手の逆さ眼鏡の人達が多いようで、工業化の進行は、公害、資源不足、人口増大、食糧不足、その他あらゆる悪の根源であると考え、現代工業化文明から離脱しなければ人類は亡びると信じている向きがある。》著者によると「逆さ眼鏡」の典型がローマクラブだ。「成長の限界」の登場は1972年だった。《ローマクラブというのがあったが、何だか外国の偉い人が首唱して、日本でもこれに同調して熱を上げた人が多くいた。このクラブは一種の世直しを宣伝した。これは典型的な逆さ眼鏡発想で、こんなものは自然の流れに取り残さざるをえないのだ。このクラブは竜頭蛇尾であったが、自然の理法に反する考えが続くはずがない。》(158-159p)という。ところがどっこい、その逆さ眼鏡発想は「世界経済フォーラム」なる一大組織にしっかり引き継がれ、今や世界の「グレート・リセット」に向けて先陣を切る。コロナパンデミック、ロシアvsウクライナ、いずれもその関わりは深い。この先いったいどうなるのか。
石原莞爾にとっての最終戦争は、東洋的「王道」対西洋的「覇道」の対決であり、日本を主体とする日満支「東亜連盟」と最終的には米国との決戦として構想されていた。馬野はいう、《石原莞爾は偉かった。今から40年以上前に、すでに戦争史の研究から、人類は世界最終戦争をターニングポイントにして、前半の歴史を終り、後半に入る。それは絶対平和のユートピアであるとした。私は文明はすでに戦闘なき最終戦争を終り、現実は確実にユートピアへ向っていると考えている。》そしてさらに、《将軍石原がさらに偉大であったのは、この精神的基底は日本の伝統的精神、文化であるとしたところにある。》(159p)
「ロシア対ウクライナ」の対立の根底に、「金・実物本位対ドル」(=「露中印対英米」)を見て「最終戦争」を思い、この本を引っ張り出すことになった。そしてあらためて思う、今後日本の立場はどうなるのか? このまま非米の様子をうかがいながら米側のふりを貫くのか、それともしっかり未来を見据えて明確な姿勢を打ち出すことができるのか? まもなくの参院選、争点になるべきだが、西側報道に踊らされ、ゼレンスキーの国会演説にスタンディング・オベーションで応える現状政党には、到底期待のしようもない。
【2911】[3375]今回の紛争と制裁下でも、ロシア経済が堅調に推移している事について
掲題について感じた事を簡単に述べたいと思います。
ロシアが追い込まれている様に見え、金とガス、コモディティベースの、ルーブルが反発、経済は好調に回り、マクドナルドはそのままちょっと名前を変えて、同じ従業員のまま営業していると言うこぼれ話もある様ですが、これらを見て思うのは、昔から、副島先生が「通貨はいずれコモディディバスケットの本位に移行する」と著作で何度も述べておられましたが、そのものだなあ、と言う事です。
今回のロシアは、まるで、
「アメリカは途中で通貨の紐付けを金から外して、軍事の覇権で各市場の取引通貨価値を保持しましたが、見境ないゲーム理論で進んでくるそれを今回止めて見ました。経済的に締め出しを食らったけども、逆にくっきりと、相対値で我々上がってるでしょ?」
とまるで意趣返しをしている様にも感じます。
我々、人口15%で、資源も遥かに少ないサイドに縛られ、そうそう抜け出ることができないポジションで、世界的な不作ともなって、こちらには食料も回ってこない。こうなると兎に角ジリ貧の未来しか今は見えません。
暗澹たる気持ちにもなる一方、ここまで独占的に覇権を握ってきたアメリカを振り返ると、共和制で始まった国という清々しさ、他地域にないフェアな空気はあるとして、ショックドクトリンも活用しながら、世界を自由に吸い上げるだけ吸い上げてきた地球規模の”ローマ帝国”的な国であったけども、
「そこまでやって、MAXでこのくらいあったのか、文化、産業他、この程度だったか、残るものはこんな感じであろうか」
と、肌身の感覚で初めて思うことができました。
これは、半世紀以上属国人として生きた人間としては、「人類の月面着陸はなかったろう論」を読んで、「あ、これ下手すると行ってないかもしれないんだ。。」と”思って良い”事に気づいた衝撃に勝るもので、この様な感覚は恐らく、我々自身の正味の価値を再発見して行く際の一助になって行くのではないか、と思います。
今野 拝