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Loginはこちら【2946】[3418]中立独立主義は内外で疑心暗鬼を生み、自ら”茨の冠”を被ること
司馬遼太郎の「峠」を読みました。
「飛ぶが如く」に次ぐ司馬の長編小説であり、新潟の長岡藩家老・河井継之助(かわいつぐのすけ)が主人公です。この小説によって新潟県人しか知られていなかった継之助が広く知られることになった司馬の代表作の一つです。
新潟方面には最近よく行くし、2年前から新潟や長岡では映画のポスターをよく見かけたから、原作を読んでみたいと思ったのです。やっと今年映画は公開されます。
文庫本で上中下の三巻で、徳川譜代大名でありながらも小藩(7万石)に過ぎない長岡藩(牧野家)の家臣に過ぎなかった河井継之助の思想の紹介が上巻の内容です。
朱子学ではなく実践的な革命論である陽明学を信奉するも、徳川政権を支持しなければならない武士の立場と現実的な処世のはざまで、彼独自の結論へ至る過程の紹介が最初の巻です。
小国であっても自主独立・武装中立を目指す
そのためには、300年変わらない甲冑と槍刀ではなく、藩の軍備力で介入を防ぐこと。兵器を買うためにも産業を育てなければならないことなどを、継之助が藩の改革者として実行していきます。
幕末の争乱期に薩長方とも佐幕方にも付かず、中立の立場を堅持して独立を目指した長岡藩家老・河井継之助の戦略は良かったのかというと、結果的には悲劇となってしまいました。
もっとも官軍に恭順したところで、会津をはじめ奥羽列藩への先鋒にさせらて多くの戦死者を出す結果となり、悲劇は同じであったのだろうと思います。
実際に薩長軍に従った新潟の小藩(直江津や松平)は柏崎を経て長岡藩攻撃の先陣役をさせられているのです。同郷の者や親族同士が撃ち合い、斬りあったのです。
静的な均衡時にはよい戦略でも、動的状況下では最悪
京都薩長方と江戸佐幕派・譜代連合の睨み合いという状態であれば、河井継之助のような”とりあえず様子見”が素人ながら妥当な判断だといえます。
しかし、敵/味方/内部統制の状況は刻々と変わり、そのバランスが崩れればどのような方向に動くかはだれも予想できないでしょう。
こっくりさん遊びのように、コインに三人が指を当てて動かしても、だれもが意図しない動きをすることと同じです。
結局、官軍(薩長)と対峙する奥羽同盟(会津)に挟まれた長岡藩は、双方から敵方に着くのではという疑心暗鬼をから偽旗工作によりなし崩しに中立策を放棄する結果となりました。
長岡藩内部でも天皇への恭順を訴える派閥と、徳川家へ忠誠を誓う派閥で分裂状態です。
ユーラシア大陸の状況は藩幕体制下の江戸時代末期と似ている
討幕側も佐幕側も開国と同時に西洋の銃や大砲を購入して、軍備力を増強していきます。徳川体制下では御禁制であった大型軍艦も雄藩は購入します。陸路よりも大量の物資と兵士を移動させることができるからです。
後講釈で佐幕側は軍備が旧式だの、近代軍隊とはかけ離れていたとか言われていますが、実際のところそれほど大きな差があったわけではない。
会津も元込め式のライフル銃を揃えていたのですし、1000以上(1600m前後)の射程がある榴弾砲を揃えていたのです。
先日、西南戦争の激戦地であった田原坂(たばるざか)を訪れましたが、丘陵地での戦いは白兵戦となり、日本刀での切合いで薩摩軍は大きな成果をあげたそうです。
そのため官軍側も士族を中心とした抜刀隊を編成して応戦しました。この中心メンバーは会津の山川浩ら旧賊軍の汚名をかぶせられた者たち。
だから10年来の恨みを晴らさんと率先して薩摩兵に切り込んでいった。
藩は無くなっても憎しみの連鎖が明治の半ばまでは続いていたのが、双方の甚大な死者数が表しています。
田原坂だけで双方7000人の1万4千人が死に、生還率は半分だったそうです。(※田原坂資料館に掲示)
武力中立ではなく、パワーバランスを静的にする仕組みが必要であった
司馬遼太郎「峠」を読んで思うことは、中立政策で独立状態を維持するむずかしさです。
むしろ、永世中立とは敵対する国のパワーバランスが均衡してこそ実現するのであり、ちょっとの乱れで崩れる際どい考えであると思った次第です。
そのためにも敵味方かかわらず諜報・情報工作の重要性は150年前も変わらないのです。
小藩の悲しさでどうしても京都や各地の戦況が遅れがちです。情報網を持たない弱小藩は捨て駒として官軍(薩長土)につぎつぎに取り込まれていきます。言わずもがな
飛脚しかいない時代ですが、大藩は自前の船で京都と江戸と国もとを往復していました。
自軍側に取り込みたい双方としては中立国家こそが宣撫工作のターゲットです。
幕末でも薩長と岩倉具視ら藩幕の公家一派らによる大衆扇動を行っています。
武器以上に重要な諜報宣撫工作
この物語に福地源一郎という人物がいます。江戸幕府の外国翻訳方で、外国情勢を継之助に教え、スイス人商人を紹介します。福地はのちに東京日日新聞という新聞を発行します。
幕末は恭順派(薩長側)と佐幕派にわかれて「うちが本家で正義だ」と言い合っていた。岩倉具視による偽の御旗は有名ですよね。でも偽旗作戦(false flag)は北越戦争でも会津方が使っているわけです。小説では。
官軍に参戦しないで籠城する長岡藩を引きずり出すために、長岡藩の藩旗を戦場にみよがしに置いて、裏で支援しているように見せかけて、既成事実化を狙っています。
このようにどちらも騙しあいをしているのです。
以下、私が心に留まった個所を抜粋します。
大垣藩筆頭家老・小原鉄心との会話(上巻295ページ)
藩と近代国家にせねば自滅しかなく、すればこの武士の世そのものがほろびる。無為にいても滅亡、改革しても滅亡である。
「この矛盾をどう思われます」
と継之助が問うと、さすがに小原鉄心もだまった。しばらくして、
「それ以上は、天皇さ」
という。将来そこの解決点をもとめねば仕方がない。つまり封建社会が崩壊すれば、つぎの秩序の中心点を天皇にもってゆかねばこの混乱は収拾できぬ。
鉄心は、尊王家であったしかし世上流行している情緒的な尊王論ではなく、右のような理論的尊王主義というべきものであった。
継之助は、なにかを得た。
理論的尊王主義という言葉が司馬によって創作されています。
司馬遼太郎による日本人の宗教観(上巻497ページ)
「あれは風変わりなやつだ」
と、家中でも思われたのは、ひとつはそういうこともあるであろう。
ちなみに、日本人がずいぶん昔から身に着けている思考癖は、
「真実はつねに二つ以上ある」
というものであった。これは知識人であるほどはなはだしい。
たとえば、
「幕府という存在も正しくかつ価値があるが、朝廷という存在も正しく価値がある」
そういう考え方である。神も尊いが仏も尊い。孔子孟子も劣らず尊い。花は紅、柳はみどりであり、すべてその姿はまちまちだがその存在なりに価値がある、というものであった。
一神教を信じている西洋人ならばこれをふしぎとするであろう。かれらにすれば神は絶対に一つであり、自然、真実も一つでなければならない。
が、日本人は未開のころから、山にも谷にも川にも無数の神をもっていた。どの神もそれぞれ真実であったが、そこへ仏教が渡来して尊崇すべき対象がいよいよふえた。
さらに儒教がそれにくわわり、両手にあまるほど無数の真実をかかえこみ、べつにそれをふしぎとしなかった。
しかもその無数の矛盾を統一する思想が鎌倉時代にあらわれた。禅であった。
禅は、それらの諸事実を色(しき:現象)として観(み)、それらの矛盾は「それはそれで存在していい」とし、すべてそれらは最終の大真理である「空(くう)
に参加するための門であるにすぎない
だから意に介する必要はない、とした。
右は物の考え方のうえでのことだが、現実の暮しのなかでも日本人は多神教的な気楽さとあいまいさを持っていた。
たとえば幕府や諸藩の役職は、かならず同一職種に二人以上がつく。江戸の施政長官である町奉行は南北二人存在し、二人が交互に勤務する。大坂の町奉行も東西二人であった。すべてが二人以上であり、その点で責任の所在がどこかでぼやかされていた。
公務のための使者というものもつねに二人であり、二人でゆく。このため、幕末にオランダに留学した幕府の秀才たちは、むこうで子供たちからさえ軽蔑された。
小説上での福沢諭吉と河井継之助の対比(中巻 414ページ)
「議論じゃありませんよ。いまの私は、地球のなかの長岡藩をどうしようかといろいろ苦心惨憺の試案を練っているところだ。その思案のたすけをほうぼうにもとめている」
「どうもあれだな、河井さんをこのようにお見掛けするところ地球の宰相でもつとまりそうな面構えだが、心掛けているところがどうも蚤のように小さい」
「それが私のいいところだと思っている」「とにかく福沢さんは、京都中心の日本が出来上がることに賛成ですな」
と、継之助がいった。福沢諭吉はキセルに莨(たばこ)をつめながら、
「かついでいるやつ(薩長)が」
といった。
「気に食わないが、しかし私はあくまでも立君制度(モナルキー)がいいと思っているから、本筋は賛成だ。モナルキーならば文明を吸収する力をもつ」
「私はドイツ連邦というのをすこしも知らないが、徳川家中心の大名同盟、ということではどうにもなりませんか」「なりませんな。貴族というものが国の梶をとることができた時代は日本でもヨーロッパでも遠い昔になりましたよ。大名同盟(アリストクラシー)では貿易上大いにわずらわしくなり、万国公法という立場からも列国が相手にしなくなるでしょう。結局は経済上の必要から統一というところへゆく。統一するほうがいいが、統一される方は黙っちゃいないから、雄藩同士の大喧嘩になる。戦争でさ。内乱が大いにおこり、日本の独立派なくなり、とてものこと、世界の進運についてゆけない」
「なるほど」
継之助はおだやかに相槌を打った。おだやかにきかねば福沢の意見がひきだせないからである。
「それに、大名同盟というのは要するに封建制だ。こいつはこんにちでは正気の制度じゃありませんぜ」
「そうでしょうな」
この点は、継之助はそう思う
結局のところ、徳川が目指す大名同盟(アリストクラシー)も利害関係ですぐに対立し、分裂するということです。
現在のEUが一枚板とならないのも当然の結末ですし、連邦国家のアメリカも内部では激しい対立が起きています。
討幕・佐幕の根底にある尊王賤覇(そんのうせんぱ)の悲劇(上巻23ページ)
共和制(つまり王政ではない合議的体制)に日本は向かわなかったのかということへの司馬遼太郎の答えが、朱子学の尊王賤覇という根底の思想にあると小説で語らせています。
「天子の政府はもはやみとめざるをえない」
という大前提が、どの江戸派にもある。情勢が転換した以上やむをえないものだとおもっており、日本人らしい諦めの速さが心理的理由になっている。さらに江戸時代武士の教養は朱子学であり、朱子学の根本思想のひとつは尊王賤覇(王室を尊しとし、武力政権をいやしいものとする)であり、思想として京の天子の反抗者になるという者はたれもいない。尊王思想に対立するほど大きな思想(たとえば共和思想)などはこの時代にはなかったのである。
政治家の平和的な考えとは(下巻192ページ)
戦争ということについて継之助を考えてみると、むろん「戦はしてはならんでや」という否定論者ではない。かれは越後人として上杉謙信がすきであった。検診は戦国人のなかでもきわだって戦争ずきであり、戦争を政治の一手段に考えるよりもむしろ、芸術家がその芸術に執心するようなそういうのめり方で自分の「戦争」に執着し、戦争術を陶冶しようとした。継之助はそういう謙信を敬愛した。もっとも継之助が愛した謙信はあるいは戦争好きの謙信ではなく、戦国人のなかではめずらしいほどに心情のさわやかな、ときには義人的行動を好んだそういう謙信の風韻を愛したのかもしれない。
その一方で継之助は僧良寛を好んでいる。歌人であり禅僧であり、書家であった良寛を、むしろ謙信以上の豪傑であると言い、その絶対無防備の放胆さを尊敬した。しかしながら、
「戦さはしてはならんでや」
という口癖は良寛的な心境から出たのではなさそうであった。
かれは、政治家なのである。政治には当然戦争がふくまれる。政治のなかにおける戦争を否定していたのではないであろう。
それどころか、継之助が古今の人物のなかでたれにもまして敬慕していたのは王陽明であった。王陽明は元来が文吏であり、一国の首相でありながら、必要があれば国軍をひきい各地に転戦し、つねに勝ち、当時のいかなる武将よりもすぐれた将軍の能力を発揮した。継之助はそういう王陽明が好きであった。好きである以上、
―戦さはしてはならんでや。
は、絶対否定の言葉ではない。
―政治的に損である。
ということであった。戦争が政治の一部である以上、その損失を考えねばならない。
戦争は政治的な駆け引きの手段の一つ(下巻232ページ)
「戦うのか」
「たたかわざるをえなくなれば戦うが、そのときは藩にとって最悪だな。全藩がほろびるときだな」
「つまり負けるのか」
「勝てはしない。武器を買い、兵を練り、とにかくも負けぬようにした。まず長岡は負けまい。しかし勝てはすまいよ」
「継サ、負けはせぬが勝てもせぬということは、要するに負けることではないか」
「それはちがうな」
微妙な場所でちがう、と継之助はいう。戦いがはじまればとにかくも奮戦し、敵に打撃を与えつづけ、半年でも一年でももちこたえるように戦争を持ってゆき、時間をかせぎ、新政府に恐怖をあたえ、新政府の国際信用を失墜させ、和睦せざるをえぬようにしてゆく。「勝てぬが負けぬ」という戦争形態には政治というものの入り込む余地がある、というのである。継之助のつけめはそこであった。
「が、戦争をせずにそこへもってゆくことに越したことがない。あくまでも政治をもって片付けねばならない」と、継之助はいった。
このように勝ても負けてもいない状況が、政治的には最善の状態であること。
そして和睦(政治的な手打ち)に持ち込むのが政治家の役目だと継之助に語らせています。
ベトナム、アフガニスタン、そしてウクライナでの非対称な戦争は負けないことではなく、持ちこたえて小出しに打撃を与え続けることが転機を生むということ。
継之助が目指した武力中立国家の見本がスイスなのですが、そのスイスでさえもNATO加盟になびいているということは、中立の維持がそれほど困難なことなのだということです。
他国から干渉を受けない為にも一にもなく軍備と諜報体制を整える
古今東西、中立を維持するためにはこれ以外の結論はないのでしょう。
【2945】[3417]ついに来た!「群馬の子供のマスクを外してやろう」という署名運動 6月17日(金)必着
群馬のゆみこです。今日は2022年6月12日(日)です。
ショッピングモールの入り口で、よく赤十字の献血バスが若者の血をもらっています。以前は「この、悪魔崇拝者の手先どもめ!」とにらんで通り過ぎていましたが、そんなことをしても誰にも伝わらないので(「わたしは小指に指輪をして、恋人募集中の意を表している(のだけど、まだ恋人はいない)」という女性がいました。わたしは「そうなんだ」と返事をしましたが、そんなことに一体誰が気付くというのだ、そんなことに気付いて、意味を知っている男はゲイだぞ、わたしだってそんなおまじない知らないよ、と思いました。独身女性よ、こじらせるな。『愛させる技術』デイビッド・コープランド&ロン・ルイス著を読みなさい)、先日は違うことをしてみました。
その時は夕方で、赤十字の人が片付けをしていたので、ナイスミドルの男性に声を掛けました。
ゆ「あの~、赤十字って、献血でアドレノクロムを作ってるって、本当ですか?」 赤「え?なんですか?」 ゆ「献血の血を富士フィルムに送って、アドレノクロムっていうドラッグを作ってるって聞いたんですけど」 赤「いや~、ちょっと聞いたことないですね~。な、なんていう・・・?」 ゆ「ア・ド・レ・ノ・ク・ロ・ム、です。アドレナリンから抽出するアドレノクロム。もう大騒ぎになってますよ」 赤「え?どこで?」 ゆ「ネットです」 ナイスミドルがスマートフォンを取り出して検索を始めると、「じゃあ、わたし買い物がありますので」とその場を離れました。彼はあの晩から眠れていないでしょうね。みなさんも、こういう大人の遊びをしてみませんか?
さて、今日はみなさんに群馬の素晴らしい「子供のマスクを外してやろう」署名運動のご紹介とご協力のお願いです。友人からLINEで回ってきまして、それを、新しくできた、ワクチンを打たないお友達に転送したら、900人のLINEグループに送った、とのこと。大人しい女性なので、びっくりしていまいました。これはわたしも負けてはいられません。1日2万view(ヴュー)を誇る、この重たい掲示板の皆さんに、ご協力をお願いすることにしました。署名は、国籍、年齢、住所地に関係なく、誰でもできるそうです。要望書の表紙と要旨を載せます。
電子署名はこちら:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdlBc4TkhlInA7gvZisOWUVDhYH6O9ZBlSFhwKFXgFFXRNi1Q/viewform
(貼り付けはじめ)
2022年6月3日 群馬県知事 山本 一太 様、群馬県教育委員会教育長 平田 郁美 様、群馬県生活こども 部 担当部長 様、群馬県内各市町村教育委員会/保育主幹部 御中
要望団体:ぐんまこどもの自由を守る会 住 所:群馬県高崎市飯塚町1723-5 代表氏名:町田 拓也
学校、保育所、幼稚園等の類似施設の感染症対策の強要や差別をなくし、人権や多様性が尊重される教育環境を求める要望書
【要旨】
1.マスク着用は任意であることを園児、児童、生徒、保護者に通知するよう求めます。
2.本人の意思を尊重するよう求めます。(ゆみこ:あと保護者のな。子供はまだ判断できねえだんべ。)
3.マスク着用により健康被害や命の危険が見られる場合はその危険性を説明しマスクを外すよう指導の徹底を求めます。(ゆみこ:あと、親と先生がマスクを外さなきゃダメだいね。親も先生もマスクして、子供に外せって言っても、子供は繊細だんべ?怖くて外せねえやな。)
4.群馬県人権教育の基本方針第 2 項及び子どもの権利条約に基づき皆が等しい感染症対策を行えないことを理解し、全ての園児、児童、生徒が平等に教育を受ける機会を守り、いじめや偏見、差別を受けないよう指導を徹底することを求めます。
5.黙食の中止を求めます。
6.パーテーションの使用の中止を求めます。
7.園児、児童、生徒の学ぶ権利を守るため、コロナ禍以前の教育現場に戻し、従来と同様の経験を得る機会を失わせないこと、全ての園児、児童、生徒が平等かつ公平に教育を受ける事の妨げをしないことを求めます。
8.木職、授業中のパーテーション利用などの過度な感染症対策をやめることにより、保育園、幼稚園、学校関係者等の負担を軽減させることを求めます。
9. 本内容は県の警戒レベルに関係なく実施することを求めます。
10.1~9 について、園児、児童、生徒、保護者、園・学校関係者に十分周知することを求めます。
(貼り付け終わり)
このあと【要旨理由】が続きますが、長いので、でも大事なので、気になる記事の転載掲示板に載せます。https://drive.google.com/file/d/10-5VQSxiEtK9e39ZIa0RIeDbWQBI9Rj0/view
(署名簿の注意書きの貼り付けはじめ)
署名は、国籍、年齢、住所地に関係なく、どなたでもできます。 住所は、省略しないで正確にご記入ください。住所を同じにする人が複数人いらしても各人ごとに住所を記入してください。「同上」や「〃」は、使用できません。無効になります。Google フォームを使用した電子署名も行っています。重複しないようご注意ください。記入した用紙は要望書記載の住所へ郵送をお願いいたします。(6 月 17 日必着)
(署名簿の注意書きの貼り付け終わり)
頼まいのう。
【2944】[3416]「世界の常識はウソばかり」の第3章について
副島先生と佐藤優氏との対談本について、3章の123ページから、中央アジアのフェルガナのことが出てきます。これについて、若干のコメントをします。
-126ページ、3行目: 「タジキスタンのラフモン大統領の権力基盤は限定的で、国家全体を統治できていません。ですから、フェルガナ盆地を実効支配する力はありません。」
→おそらく、佐藤氏は、タジキスタンの東側のパミール高原がある、ゴルノバダフシャン自治州と混同しています。ゴルノバダフシャン自治州は、5月に地元勢力とタジクの中央政府との間で紛争が起こっています。両者の間には、常に不信感と一触即発の危険があります。
一方で、タジキスタン領内のフェルガナ渓谷(盆地)は、概ねコントロールされています。ただし、昨年の4月には、ここでキルギスの住民と春先の灌漑用水の分配を巡って、紛争が起こりました。キルギス領内に、タジク領の飛び地があるのが、問題を複雑にしています。住民間の略奪、攻撃だけでなく、両者の軍隊が出動しました。今も、キルギスータジク関係は緊張しています。これは、国境線が複雑、というか、確定していないので、起こるべくして起こります。
https://www.aljazeera.com/news/2022/1/28/guards-clash-again-on-kyrgyz-tajik-border-ceasefire-falters
一方で、ウズベクータジク関係は、ミルジョエフ大統領になってから、安定しています。最近もタジクのラフモン大統領がウズベクを訪問しました。兄貴分のウズベクとの関係をよくしておくのは、バダフシャン、キルギス、さらには、北部アフガンに集結すると言われるISホラサン州の問題を抱えるタジクにとって、重要なことです。
https://asiaplustj.info/en/node/312618
フェルガナは、シルダリア川の流域で農業用水があるので、豊かな農業生産地です。山岳地帯もあり、複雑な地形なので、中央政府の統治よりも、地元の敬虔なイスラム商人を中心とした互助経済が歴史的に盛んであったと言います。そして、住民は、政府よりも、国境を超えるムスリム商人を信頼したので、中央政府との距離が開いていったようです。中央政府は、このような地元のイスラムの動きを弾圧したので、ここから、ウズベキスタン・イスラム運動(IMU)や、1999年の日本人技術者の拉致事件が起こりました。佐藤氏は、このような1999年から2000年代のことを言われたと思います。今は、そういう意味では、ある程度は落ち着いていると思います。
【2943】[3415]日本は元に侵食される?
先生の著書最新版か講演会にて孫正義の後ろに中国がいると書いてありました。
ペイペイは円がハイパーインフレになった際に代替決済通貨に元を使うのではないか?と私は考えます。
なぜならば中国一路一帯で元を貸す際紙幣ではなくアリペイなどで使う決済を進めているからだ。そうすれば銀行はいらない。決済ができればよいとなりその地域は経済的に中国の元の支配下に入るからだ。
過去の講演会か著書にて先生は中国に日本は入ることが決まっていると話されました。
そのためにペイペイはあるのではないか?
日銀銀行が切上げをした場合円の信用が安定するわけなので国体は守られるが経済的に日本は中国の支配下に置かれる。その際日本企業は中国企業傘下に組み込まれアジアに戻るのではないか?
最近元ウクライナ大使馬渕睦夫さんの動画を見てdsの根源が少しわかりました。トロッキー派が闘争に負けアメリカに渡りアメリカの社会主義化に成功した。また、ニーチェ=ネオ共産主義だった。
プーチン大統領はレーニンを評価せずスターリンを評価し革命記念日を廃止した。なぜならばユダヤ人革命家からロシア人に主導権を戻そうとしたからだ。
だからスターリンは殺されたのだ。
話は変わって地球平面説はどこまで本当なのだろうか?タルタリヤ帝国やら人の石像が石化した人間だったり、巨人がいたり太古の樹木がエベレストより高かったり
して認知不協和になりそうです。
最後だから少しだけど金かプラチナ買いたいとおもいます。庶民には1万円超えるともう買えません。どっちがいいんでしょうか?プラチナは持ってないのです。
【2942】[3414]ディープステイトの支配に抵抗する
会員の一柳です。
度々の投稿で恐縮です。
4日(土)の「選挙でコロナを終わらせる討論集会」には学問道場会員の参加を頂き有り難うございました。告知期間が短い中でも300名の参加がありコロナはディープステイトの仕掛けを論じるなど徹底討論を展開しました。
討論で確認されたのは如何にディープステイトの支配が進んでいるか。でした。既成政党は共産党を含みディープステイトにコントロールされている。
コロナ、ウクライナ、温暖化(脅威論)は全メディアが批判、反論、異論を一切取りあげない共通項があります。この3つどう見ても仕掛けはディープステイト。副島さんが言う共同謀議です。
今や左右の対立など見せかけの目眩ましで、選挙での選択肢はディープステイトに操られる政党か、そうで無い所に票を託すのかが問われることになったと思います。
今度の土曜には講演に植草さんをお招きし横須賀で以下集会を催します。
あと4日ですが都合のつく方は横須賀までお越し下さい。なお問い合わせについては一柳のメール(ichiyanagi2021@yahoo.co.jp) に入れて下さい
知っておきたい、給料をあげさせ、暮らしをよくする事
講師 植草一秀さん
本当のことを知るために真実を言う人の話を聞いてみよう。
6月11日(土) 午後6時より
ベルクよこすか 6Fホール(京急横須賀中央駅下車徒歩6分)
2部有権者目線での意見交換で選挙に活かす
参加費 1000円
メディアが絶対報道しない今の日本の超低賃金
初任給や給料が30年も上がらないのは日本だけ。
外資、グローバル企業が法律を変えて国民を非正規、低賃金にしている。
外資に協力する自公政権と維新、そして支配と戦わない野党では暮らしはもっと大変に。
暮らしを良くするために選挙はある。自分の気持ちを託せる所はドコだ!
あきらめはワル会社をはびこらせる。などなど。
主催 立憲主義を守るよこすか市民の会
【2941】[3413]使いパシリ! 佐藤正久・自民外交部会長
(日経)「首相はNATO会議に参加を」佐藤正久・自民外交部会長
総理番が選ぶ「きょうの一言」(6月3日)
きょうの一言
2022年6月3日 21:35 (2022年6月3日 22:01更新)
「日本が北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に行き、懸念を伝えるのは極めて意義が大きい」(2022年6月3日、自民党本部で)
自民党の佐藤正久外交部会長は6月末にスペインで開くNATO首脳会議に岸田文雄首相が出席すべきだと主張した。3日に党本部で開いた外交部会で、参加を求める意見が相次いだ。
NATO首脳会議は参院選の選挙期間と重なる可能性があり、スペインを訪問した場合は選挙活動に支障が出かねないといった懸念がある。「与党全体で1議席でも多く得るには外交成果を訴えるよりも接戦区に入って演説する方が得策だ」との主張だ。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、中国による台湾有事への懸念が一段と強まる。佐藤氏は「アジアと欧州をつなぐ際に日本が行かないのはどうか。選挙も大事だが国益を考えれば参加はプラスだ」と強調した。
日本の首相がNATO首脳会議に参加すれば歴史上初めてで、貴重な機会となるのは間違いない。参院選か外交か。首相と自民党の損得勘定はしばらく続く。
* * * * *
↑ この流れに乗っては絶対ダメ。「台湾有事」「改憲」「軍拡」に絡めて、この流れをどう考えるかが今回の参院選のいちばんの争点。
くれぐれも使いパシリの口車に乗せられてはならない。本来日本人の覚悟はそんなに軽いものではない。→『神やぶれたまはず』再々読(7)https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5
【2940】[3411]明日の件
会員の一柳です。
明日の選挙でコロナを終わらせる徹底討論集会ですが、ツイッター等でチラシを掲示したら削除されたという報告がありました。
コロナで脅す支配勢力は警戒しているようです。
なお申し込みされていない方は、多分本日で事前申し込みは終わりと思います。予約無しの当日参加もOKですので、お出かけ下さい。
度々の掲示で恐縮です。
【2939】[3410]新刊を早速読んでます
金売買に規制がかかるとのことですが、その兆候があります。
大手田中貴金属では10月から、100万円を超える取引は現金ではなく振り込みになるとのことです。
国は、200万以上の取引ではすでにマイナンバーカードの提示を求めているにもかかわず。
田中貴金属の主張によれば、マネーロンダリングによる犯罪防止と言っています。
国は、何かしら理由をつけて規制しようとしているのがわかります。
【2938】[3409]コロナを選挙で終わらせる討論集会
選挙でコロナを終わらせる!徹底討論集会のご案内
会員の一柳です。
6/4の副島さんの講演告知に被せる形で申し訳ありません。
こちらも6月4日開催で余り日がありませんので、本欄を借りて学問道場の皆様に告知させて頂きます。
選挙でコロナを終わらせよう 徹底討論集会
6月4日(土)2pmより曳舟文化センターで開催します。
基調講演は植草一秀さん
パネル討論では国会と全政党の体たらく、ディープステイトの言いなり状態を暴きます。出演メンバーはチラシ(コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会のトピックス欄)で確認下さい。
以下は一柳から学問道場への皆さんへの呼びかけのメッセージです。
2年半に亘るコロナ脅しと洗脳。人権侵害オンパレードの暮らし破壊を展開する政府と都道府県知事達。そして昨年からのワクチン接種強要と同調圧力形成。
これに対して私達の代表であるはずの国会議員(全政党)、そして国権の最高機関である国会が全く機能していません。
呆れるのは野党で、政府自治体のコロナ愚策と人権侵害に、金銭補償すれば良いと言うだけで、ワクチン接種を政府と一緒に煽り、更にはワクチン被害がこれほど出ても、被害者の救済や実態把握の追究もしていません。
デモクラシーとは副島さんが指摘するように民主政体のこと(民主主議は誤訳)で、主権者が居住する地域から代表を国会に送り出して論議し決定することです。
憲法前文にはこうあります。「そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威(議員、国会)は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」。
コロナ禍での日本の国会はこれに真逆です。福利は「国民が享受」どころか健康と生命が脅かされ、暮らしを壊され、マスクのように日常生活まで管理されています。
選挙で信託・投票する先がない。入れたい候補者や政党がない。と言うことは民主政体国家が崩壊したわけです。トンデモない深刻な事態です。
そこで全ての政党が、信託する有権者の意思を踏みにじる現状を暴いて、新たな政党、候補者から、コロナを止める代表を出していくにはどうすれば良いのか。を論じます。
政治を変えないと、この愚かな状況は変わりません。参院選をその契機にすべくこの徹底討論集会を持ちます。コロナ愚策を終わらせたい方、参加下さい。
申し込みは コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会 https://info423665.wixsite.com/koewoageyo2021 HPのトピックス欄から入って、申し込み下さい。チラシもこちらでご覧になれます。
【2937】[3404]私の新刊の金融本 と 業者の講演会のお知らせ
副島隆彦です。 今日は、2022年5月24日(火)です。
私の最新刊の金融本の新刊書の宣伝をします(5月28日、発売)。それと、来週末の6月4日(土)に、行われる、商品先物業者(しょうひんさきものぎょうしゃ)に私が呼ばれて講演する、講演会があります。フジトミ証券という老舗(しにせ)の業者の会です。その告知もします。
(ここに新刊本の表紙を貼ってください。それと、ボヤキの方に飛ぶ URLも、その下に
アマゾンに飛ぶURLは、あとでいいから、貼ってください)
始めに、はっきりと書きます。 みんな、急いで金(きん)を買いなさい。今は、少し下がっている。あるいは、買い増しなさい。 今日の金の値段は、世界値段で、1オンス(31.1グラム)で、1860ドルだ。
日本の卸売り業者の値段で、1グラム=7600円。小売り(田中貴金属 他)だったらこれに、税金と手数料を入れて、1グラム=8500円ぐいらでしょう。 1キロの延べ板で、850万円。 100グラムなら、85万円ぐらいです。
おそらく、もう来年の春には、金を市場では売り買い出来なくなるでしょう。来年にはウクライナ戦争から連続して起きる、世界的な金融恐慌 の前触れが有って、日本政府の統制で、緊急の政府命令で、「金(きん)の売買停止」となるでしょう。 だから、今のうちです。
このように副島隆彦が言うのだから、私を信じなさい。 それぐらいの信用が、今の私にはある。もう、日本の金融業界や、出版業界での、私の言論と 予言(予測)を、馬鹿にできる者はいない。
ここで、私が書くべきは、以下のことだ。
私の金融セミナー(3月20日にあった。次は9月18日の予定)に来て下さる、私の金融本の熱心な読者たちに、お願いする、と言うか、伝えます。皆さんの友人を、誘って、このフジトミ証券主催の「東京・秋葉原セミナー 今後の為替、株式、金(きん)価格の動向」講演会に来てください。
(転載貼り付け始め)
・・・6月4日(土)のセミナーの募集サイトについて、もしよろしければ、先生のWEBサイトでもご案内いただけると大変助かります。URLは、以下となります。
https://www.fujitomi.co.jp/landing/seminar/akiba20220604/
(転載貼り付け終わり)
いや。私の本をずっと読んできて、金融セミナーにも来てくれる皆さんは、来なくていい。ご自分の友人に、この話をしなさい。そして、6月4日に、東京の秋葉原である、「副島隆彦の 講演会に、行きなさい。そして、金を買いなさい。そうしないと、もう買えなくなるよ」と、はっきり言いなさい。
私、副島隆彦は、もう怒っているのだ。私が、20年間、こうやって50冊以上の本で、「金を買いなさい。もうすぐ世界大恐慌が来る」と、書いてきたのに、それを、「ホントかな~」と疑って来た者たち。ところが、その者たちが、全国で、300万人ぐらい(本当だ)、そわそわし始めて、「本当に大恐慌が来るよ。今のうちに金(ゴールド)を買わなくては」と、
思っている。だが、ほんとんの人は、動き出さない。
ためらって、躊躇(ちゅうちょ)して、まだ、踏ん切りが付かなくて、ぐちゅぐちゅ、逡巡(しゅんじゅん)している。そういう連中が全国に山ほどいることを、私は、腹の底から知っている。 私は、貧乏だから買えません、の人たちは、ほっておく。それでいい。
私が、言いたいには、私の金融本の読者たちで、金融セミナーにも来てきれる、生来、頭のいい(勉強秀才ではない)、勘の鋭い、世間知(せけんち)の深い人たちの、その友人、知人たちだ。
彼らは、あなたたちの友人を、10年、20年間もやっていて、それでも、「その、副島隆彦というのは、大丈夫なのか。ヘンなやつではないのか。本当に信用できるの? 」 と皆さんに向かって、言い続けた、その者たちに、言いなさい。勧誘(かんゆう)しなさい、などということではない。
叱(しか)り飛ばしなさい。「だから、長年、私が言ってきたとおりだろう。この男が言ったように、世界は動いているでしょう。そろそろ、私の言うことを聞いたら、どうだ」と、大声で叱りつけなさい。相手は、もう威勢がよくなくて、シュンとして、皆さんの言うことを聞く。なぜなら、その人たちは、あなたの長年の友人なのだから。あなたという人間への尊敬と信頼がある。だから、このことが重要なのだ。この世は、信用の連鎖だ。
「人間、意気に感じる」、「恩義に感じる」ということが大事だ。
今、苦しんでいる、ロシア(人)を、その大後方(だいこうほう。 the great back ザ・グレイト・バック)、大きな後ろ盾、である中国(人)が支える。ロシアを、インドと、サウジアラビアその他の中東諸国が助ける。ブラジルも、メキシコも助ける。今や新興大国にななったインドネシアも助ける。 ヨーロッパの威張り腐った、白人どもよ、もう、お前たちが世界を支配する時代は終わったのだ。
人間は、自分が受けた過去の恩義に、必ずその人に報いようとする生き物だ。 困っている人を助けて、恩義を与える、ということは大事なことだ。 必ず、その人は、あなたにその恩義に報いようとする。少なくとも、葬式(内輪であっても)、そして墓参りに来る。だから若い人たちに、自分が買って持っている金の一部をあげなさい。
こんどの6月4日の、フジトミ証券の「講演会に行きなさい。そして、そこで、金を買う、契約をしなさい。そろそろ、金を買おうと思っていたんでしょ」と、自分の友達に言いなさい。 金を買うかどうかで、ずっとためらっている、その背中を、ドーンと押してあげなさい。その時は、もう、あなたの友人は、何も言わないで、「分かった」とだけポツンと一言、言うだろう。それでいいんだ。それだけでいい。
私、副島隆彦が、このように書いて、公表したら、もう、会場は、たったの200人ぐらいだろうから、それでは足りなくなって、参加者が溢(あふ)れて、フジトミ証券は慌てるだろう。私の知ったことではない。プロなんだから会場を何とかするだろう。このことを、私は、フジトミ証券に何も言っていない。
フジトミ証券は、私、副島隆彦を大事にして、これまでの20年間に、よく私を講演に呼んでくれた。Sさんという若い女性側の担当で、大変、いい人でお世話になった。私は、本当の事であれば何でも書いてしまう。正直者の言論人だから書く。このフジトミ(かつては、こうだった)の幹部社員たちで、これまでに講演会の会場でご挨拶をした人たちは、皆、いい人たちだった。私は彼らに、業界人として恩義を感じている。
金融の相場(そうば)の業界の いやらしさが、全然ない人たちだった。商品(コモディテイ。基本物資と鉱物資源という意味)の 先物(さきもの・フューチャー取引)業界、というのは、金融の博奕(ばくち)打ちたちの、業界であるから、昔は荒っぽい世界だったようだ。だが、私が、金融本を書き始めた25年ぐらい前からは、金融当局の締め付け(弾圧だ)が、厳しくなって、手も足も出なくされた。
私は、この25年間に、この商品先物業界にお世話になった。30代の時から、たくさん講演会に呼んでもらって、私の生活費の足しになった。
思い出すのは、この業界の大手だった、協栄(きょうえい)物産の会長の金平(かなひら)さんだ。本当に面白い人物だった。プロ・ボクシングの協栄ジムの社長で、 興行主(プロモーター)でもあったと思う。最後の頃は、「もう、こんな先物業なんか、やってられないよ、副島先生。客に電話も出来なくさせられたよ 」と怒っていた。それで、協栄物産を閉じて、廃業してしまった。ああいう立志伝中の経営者という人たちが、私は大好きだ。私の人生の先生たちだ。
それから、今も大手である第一商品の 社長も面白い人だった。一番、金(きん)の売り買い業者としては手広くやって、小売りの店舗も立派な構えで、下町の金融街にたくさん出した。だが、どうも、やはり儲けが出なくなったようで小さくなった。それでも、ここの社長は、私に、虎屋(とらや)の羊羹を、盆暮れに、ずっと贈ってくれた。
この業界の本当の老舗で、一番古くからの歴史があるのは 岡藤(おかとう)商事だ。この岡藤(おかとう)から、商品先物市場は始まった、と言ってもいい。この先代の佐長が偉い人だったらしい。私は、ご挨拶をしたことが無かった。今は、岡藤商事は、よくは分からないのだが、日産(にっさん)証券という大きな金融業者に名前を変えたようだ。この日産証券も、私を、たまに呼んでくれる。
日本橋の、水天宮(すいてんぐう)の隣りのビルだ。
それから、この業界で唯一、一部上場の企業となっていたエース交易のことを思い出す。渋谷に本社があった。このエース交易にもよく呼ばれた。私は、
「私は、商品先物業者たちの守り手です。大きな銀行と証券会社たちが、威張り過ぎだ。彼らは、本当の地場(じば)の金融取引と金融業界の良さを失って、政府、官僚の言いなりになっている。そして、何かしら、自分たちが、立派なエリートで、上の方の人間たちだ、と思い込んでる。そのうち、こいつらは、ダメになる。なぜなら、本当に金融博奕が好きな、昔からの客たを大事にしないからだ」
と、私、副島隆彦は、ずっと講演でも言いづづけた。
エース交易は、その後、香港人の資本に買われたが、今は、その金(きん)の先物取引の社員たちは、日本橋の豊商事(ゆたかしょうじ)に移っている。ここの人たちにも頑張って欲しい。
私が、『今こそ金を買いなさい』(祥伝社から、10年間で、3冊 出した)で、始めに書いたころは、商品先物業者は、全国に120社あった。全国の主要な大都市には、支店が有った。それらにも私は呼ばれていった。札幌から、仙台、名古屋、大阪、福岡などだ。ところが、今は、何と10社ぐらいしかなくなった。上記の会社たちだ。だから、小売り(田中貴金属とその全国の代理店)だけではなくて、これらの先物会社で買いなさい。大丈夫、心配しなくていい。 何なら、「副島隆彦という評論家が買いなさいと言ったから」と、その会社で言いなさい。向こうは分かっている。決して、皆さんを騙して、食い物にする、ということはありません。
ここからあとは、初心者に、先物業者からの金の買い方を教えます。まず、1年間だけでいいから、先物取引の契約を、結びなさい。だから、フジトミの講演会のあとに、相談窓口が必ずありますから、印鑑を持って行って、急いで、契約しなさい。何も怖いことはない。
なぜなら、この副島隆彦が「背後に」付いている(笑い)。そして、フジトミの人に、「1年先の、来年の4月切り(限月、げんげつ、という)の金を1キロ買います」と言いなさい。
買い値は、今の時点の、1グラム=7600円 だ。これは、商品先物市場の卸売り市場の値段だ。これで、指値をして買いなさい。お金は、あとで、銀行振り込みでいい。 何も怖いことは有りません。
そして、1年先の、来年の4月までに、いつでもいいから、「売ります」と連絡しなさい。そしたら、その時は、もう、1グラム=9000円になっているかも知れない。その時は、金1キロで、400円×1000グラム、 で、粗く40万円の儲けが出ている。それを受け取って、資金決済(けっさい)をすることも出来る。だが、大事なことは、そこで売らないで、金を現物(げんぶつ)で受け取ることだ。
私は、詳しくは知らないが、「金100グラム」でも先物市場価格で、売ると思います。それなら、金100グラム=84万円(プラス、税金と手数料)だ。いいですか。現物(げんぶつ)を会場で売るんじゃないですよ。すぐにその場で渡してはくれませんよ。勘違いしないように。しっかり契約してからです。係の人によく聞いてください。
どうしても 現物が欲しいなら、そのまま、銀座の田中貴金属、か、神田の徳力、石福 に 直行しなさい。
ここからが大事だ。「現物(げんぶつ)で引き受け(受け取り)ます」と言いなさい。そうしたら、来年の4月までは、いつでも、あなたは、始めに買った値段である、860万円で買えます。これに消費税(10%)と、おそらくたった1万円ぐらいの手数料がかかる。それを上乗せして、払いなさい。そして、本物の金の地金(じがね。ゴールド・インゴット gold ingot 純金の塊=かたまり= )を、フジトミの係の人から受け取りなさい。そして、それを、最低、5年間、大事に自分で保管して、じっと持っていなさい。
そうしたら、その金は、おそらく、(実質で)今の3倍になっているだろう。それが、私、副島隆彦の予言だ。 予言だーーーーー! 私を信じろ。
長年、お前の友人が、あれほど、「この副島という人は凄いよ。私は、この人の書いていることを信じるよ」と言って、クソ野郎のお前を、説得し続けたのに。何だ、お前は。自分が信頼する自分の友人のコトバを、「ホントかなあ」とずっと信じなかった。
そうしたら、お前の友人の金(ゴールド)は、今は、買った時の3倍ぐらいになっている。それを知って、うらやましくて、うらやましくて、仕方がない。人が得をすることが妬(ねた)ましくて、羨(うらや)ましくて仕方ない。その、お前、6月4日に、事前に申し込んだうえで秋葉原の会場に来い。
その前に、せめてもの罪滅ぼしとして、5月28日に、全国の大型書店には、並ぶ、
私の上記の最新刊の金融本 『有事の金。そして世界は大恐慌へ 単行本』 ( 2022/5/28発売、徳間(とくま)書店刊)をすぐに買って、読んでから来なさい。
私は、何も壇上から怒鳴り声をあげて叱らないから。でも、嫌味(いやみ)は言うと思う。
急いで申し込まないと、おそらく入れなくなる。おもしれえなあ、会場がごった返すのが、私、副島隆彦は楽しみだ。
今、思い出すのは。2003年に、私が、『預金封鎖』(祥伝社刊)という本を書いて、ドカーンと売れて、金融業界が大騒ぎになった。日銀が、「そういう噂に騙されないでください」と新聞記者たちに声明文まで出した。
あのすぐあとに、渋谷の道玄坂の講演会場で、第一商品の主催だったか、参加者が溢(あふ)れかえって、急遽、となりの会場もスクリーンで見えるようにしたが、そこも満員で会場の外まで人が詰めかけて、ワーワー騒ぎになった、ということがあった。2003年だったから、もう19年前だ。なつかしい。
6月4日(土)のセミナーの募集サイト
https://www.fujitomi.co.jp/landing/seminar/akiba20220604/
というわけで、6月4日に、これまで私を見たことのない人は、来てください。ただし、もう、無料だから、冷やかしで来る、というのはやめなさい。私のフジトミも迷惑だ。
根性のねじ曲がった人間は、私は、嫌いです。私は、そういう人は、一秒で見抜きます。
私は、会場をずーっと眺めまわしながら、参加者のひとりひとりを見ます。私、副島隆彦の眼力を甘く見ないように。
それでは、6月4日に、会場でお会いしましょう。 副島隆彦 拝