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Loginはこちら【998】[1127]新刊 「小沢でなければ日本は滅ぶ」平野貞夫
新刊「小沢でなければ日本は滅ぶ」
「政治の悪霊」と戦い続ける男 [単行本]
著 者: 平野貞夫
定 価: 1575円(本体1500円+税5%)
ISBN: 9784781608730
単行本: 320ページ
出版社: イースト・プレス (2012/11/17)
「小沢の懐刀」が明かす小沢一郎の過去と現在、そして今後の最終戦略。
政治が動くとき、そこにはいつも小沢がいる──。
国難的状況にあって完全に機能不全に陥った民主党を飛び出し、政治生命を賭けて新党を結成した小沢一郎。彼がどのような人生を送り、いま何を考え、そして来たる政界再編へどう動こうとしているのか。
三十五年に渡って小沢一郎を陰に日向に支え、「小沢一郎の知恵袋」と呼ばれた著者が、政治家として、また人間としての小沢一郎の「実像」と、今後の政界戦略を明らかにする。
目次
序章 されど小沢一郎は決して死なず
第1章 いま語る五五年体制崩壊の「真実」
第2章 「政界再編」、知られざる舞台裏
第3章 小沢一郎と私、その原点
第4章 新進党、そして自由党へと至るイバラ道
第5章 民主党、その栄枯盛衰のすべて
【997】[1126]政治情勢が激しく動いています、が、その前に 小沢裁判 の勝利、無罪確定のお祝いをしておきます。
副島隆彦です。今日は、2012年11月16日です。
昨日(15日)に急きょ決まった衆議院議院解散・総選挙への動きについては、追って書きます。
日本と、そして世界の政治が急激な変化を見せています。 この動きに、私たち学問道場は、その分析と近未来予測において遅れをとる訳にはゆかない。
「今日のぼやき」の最新読み物として、アルル君が、緊急で報告文を書きました。御覧ください。
(転載貼り付け始め)
今日のぼやき 「「1243」番 緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。上記の文をすぐに読んでください。ここに現下の政治の急激な変化のことが余すこと無く報告されています。
今の日本の政治言論、知識活動、思想研究において私たち学問道場だけが大きな真実を、何恐れることなくはっきりと書いて、日本国民に伝えている。この私たち学問道場を応援して会員になってください。
私は、解散・総選挙への急激な変化の前に、落ち着いて、まず書くべきことをここに書きます。 それは、小沢一郎の裁判の、政治弾圧としてのこの3年間の違法な裁判で、小沢一郎が昨日勝利したことを、皆でお祝いしなければいけない。
冷静な法律上の手続きとしての「小沢勝訴」の裁判の最終判決(11月16日確定)を、国民的な重要事項の確認の作業としてやっておかなければいけない。
小沢一郎をひたすら嫌い、煙たがる者たちによる、小沢無罪の最終決定(15日)に対して、無視と黙殺の さらに打ち続く、謀略としての 政治の馬鹿騒ぎの喧騒にかき消されてはならない。
小沢一郎への 「検察審査会(けんさつしんさかい)による強制起訴の裁判」などと言う邪道の政治弾圧手法での長い裁判で、小沢一郎への無罪が確定した。この報道は、解散・総選挙(12月16日)の騒ぎの中で計画的にかき消されている。
NHKでさえグルだからきちんと報道しない。 日本国の国民指導者である小沢一郎への許すべからざる 違法極まりない、検察庁・最高裁判所判事ども・法務省“赤レンガ組”官僚たち「法の番人」という重要な役割を投げ捨てて、竹崎博允(たけさきひろのぶ)最高裁判所長官を最高の尖兵として、法律官僚、司法官僚までを総動員で使った、違法な政治弾圧だった。
そして、彼ら「三宝会(さんぽうかい、アメリカの手先たちの総結集軸。政・官・産業界が合同している)司令本部」側の敗北という結果となった。 この大切な3年を私たち日本国民は空費した、と言うしかない。
(転載貼り付け始め)
● 「 小沢氏無罪、上告断念へ…指定弁護士19日にも 」
読売新聞 2012年11月16日(金) 14時32分配信
資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われ、1、2審とも無罪となった小沢一郎・「国民の生活が第一」代表(70)について、検察官役の指定弁護士は上告を断念する方針を固めた。19日の協議で最終決定する。
上告期限は26日だが、上告を断念した場合、指定弁護士は直ちに上訴権放棄を東京高裁に申し立てる方針で、代表の無罪が確定する。高裁判決は「代表には虚偽記入の認識がなかった可能性がある」として、石川知裕衆院議員(39)(1審有罪、控訴)ら元秘書との共謀を否定。東京地裁の無罪判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。
指定弁護士3人は14日、上告するかどうかを協議。主任格の大室俊三(おおむろしゅんぞう)弁護士によると、高裁判決に憲法違反や判例違反がなければ、上告を断念することを決めた。大室弁護士は16日午前、取材に対し、「明確な判例違反などを見いだすのは難しいだろう。高裁の認定には不服だが、事実誤認を上告理由とするのも適切ではない」と話した。
〇 「 小沢代表無罪 検察の“闇”を調べよ」
中日新聞 2012 年 11 月 13 日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012111302000086.html
小沢代表無罪 検察の“闇”を調べよ。 「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告は、二審も「無罪」だった。問題は検察が市民の強制起訴を意図的に導いた疑いが晴れぬことだ。生ぬるい内部検証では足りず、国会が徹底調査すべきだ。
そもそも、なぜ小沢氏は強制起訴されたのか。一審に続いて、二審も無罪判決が出た今、あらためて市民による検察審査会の判断に立ち戻ってみる必要がある。
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏を政治資金規正法違反に問うことの是非について、東京地検は二〇一〇年二月に不起訴とした。検察審は同年四月に「起訴相当」と議決し、再捜査を迫られた検察は、また不起訴の判断をした。
問題はこのときだ。再捜査の過程で、小沢氏の元秘書石川知裕衆院議員を再聴取したが、作成された捜査報告書はでたらめだった。「(石川議員が)検事から『うそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」など、架空の内容が書かれていた。
石川議員がICレコーダーで録音していたため、一問一答形式の文書が明白な虚偽であると判明したわけだ。さらに当時の特捜部幹部が小沢氏の供述の不自然性などについて、捜査報告書をつくり、検察審に提出した。「小沢の共謀を推認する積極証拠となりうる」などとも記されていた。
本来は不起訴にした説明をする検察が、市民を強制起訴するよう誘導したと、受け止められてもやむを得ない内容だといえる。一審判決では「事実に反する捜査報告書で検察審査会の判断を誤らせることは許されない」とまで指摘されたほどだ。検察の恣意(しい)的な手法を断罪したに等しい。
だが、今年六月に最高検がまとめた報告書では、「(検事の)記憶が混同した」「故意ではなかった」などと結論づけ、市民から告発された検事すべてを不起訴処分にした。かつ、今も報告書をホームページなどで国民に広く知らせていない。あまりに身内に甘すぎる調査結果であり、真相はなお“闇”の中にあるといえよう。
検察審制度そのものへの冒涜(ぼうとく)に近い問題が露呈している。「記憶の混同」が許されるなら、どんな報告書もまかり通る。もし、検察のシナリオどおりに進んだとしたら、司法の汚点になるどころか、司法改革自体が台無しになる。検察が暴走したら、どう食い止めるのか…。根源的な問いも、この事件は投げかけている。
〇「 「この事件なければ総理大臣に…」 生活議員、捜査を非難 」
産経新聞 2012年11月12日
小沢一郎代表が控訴審でも無罪となった12日、「国民の生活が第一」の議員からは捜査や裁判に批判の声が上がった。「この3年は一体、何だったのか」。石原洋三郎衆院議員(福島1区)は判決を聞き、憤った。政権交代前の民主党で代表だった小沢氏を「この事件がなければ総理大臣になっていた」と評し「捜査が日本の政治を大きく変えてしまった」と検察側を非難した。
中野渡詔子衆院議員(比例東北)は「無罪は当然。意味のない控訴で(小沢氏の)悪人イメージを植え付けただけだ」と指定弁護士への不満をぶつけた。「小沢さんはこれまで我慢してきたが、無罪判決で遠慮なく、自信を持って政治活動ができる」と、近づく衆院解散・総選挙に向けて意気込んだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。以上のとおりの新聞報道をまずしっかりと私たちは確認しなければいけない。
小沢一郎の政治活動を この3年間、違法裁判で釘付けにして、犯罪者として葬り去る奇策(きさく)で封じ込めることで、小沢の両手を縛ってきた。あの2009年8月の、鳩山由紀夫政権誕生への、真面目な日本国民の熱気と熱い期待の中で始まった“小沢革命”、“国民無血(むけつ)革命“は、無惨に流産(りゅうざん)させられた。
アメリカの日本支配を続けるために「オール霞が関」(森ゆう子参議院議員の作った優れたコトバ)の法律官僚どもを手先に使った、恐るべき犯罪でっち上げの裁判攻撃で、小沢一郎が率いる真の日本改革派の若い政治家たちはヒドく追い詰められていった。
国民の期待を一身に背負って「官僚主導政治から政治家(国民の代表たち)主導へ」の正しい目標を掲げた、私たち日本国民の希望の星だった民主党は、やがて土台を掘り崩されるように、綿密な策略どおりに、アメリカの手先どもに着々と乗っ取られ、2009年8月マニフェスト(国民との約束)を改竄(かいざん)、反故(ほご)にされ、裏切り者の謀略人間ども(菅直人、野田佳彦ら)による、投票操作などの犯罪によって民主党の代表(党首)選挙などで 次々と小沢一郎たちを追い詰めていった。
私はこの3年間の日本の「退却戦、ジリ貧の戦線」を、我が事として、この苦闘を自分自身の苦しみとして毎日を生きた。
私、副島隆彦はこの3年間ずっと、検察庁、法務省、最高裁裁判官たちまで使って、穢(きたな)い手口での、日本国民の 官僚政治打破への熱望を押しつぶした、小沢一郎への政治弾圧裁判に、激しく怒ってきた。今も怒っている。
彼ら警察庁や検察庁トップたちという下っ端だけでなく、法務省のトップどもや、最高裁の判事どもまでを、今からでも、正しく裁判にかけて、法の番人でありながら、違法行為の数々に手を染めた、あるいは手を貸した(共謀共同正犯=きょうぼう・きょうどうせいはん= コンスピラシーの実行犯たち)として、刑務所に入れなければいけない。そうしなければ、この国の正義(せいぎ、ジャスティス justice )が死ぬ。
小沢一郎は、自己への厳しい試練のこの3年間を、ひたすら我慢し続けた偉大な政治家だ。小沢一郎は、あれほどの検察庁や最高裁判事ども(検察審査会の職員たちは最高裁の事務総局に属する国家公務員たちだ)による極悪非道(ごくあくひどう)極まりない、憲法違反(国民の代表たちへの政治弾圧)と数々の法律違反の裁判攻撃に対して、小沢一郎は、微(かす)かにも違法な手続きや、過剰な発言をしなかった。彼はひたすら耐えた。
国民の言論の自由(憲法21条)と「裁判制度(司法権)の政治・行政からの独立」を、犯罪検察・犯罪裁判官どもに対して、法廷(公判)の場で、静かに穏やかに説得し続けることで、よくぞ我慢し続けた、と私は、小沢一郎の、終始一貫、まさしく実質の日本国王としての堂々たる態度に、再最大限の賞賛をおくります。
法律官僚、司法官僚どもまでも使った、悪逆の限りを尽くした者たちからの違法な「法律という刃物」を使った攻撃に対して、小沢一郎は、決して動揺すること無く、ひとつも間違いを犯すこと無く、ひたすら厳正で冷静な裁判手続を自分の弁護士たちと、ひとつひとつ丁寧に、自己防御として出来るすべてのことを、ひたすら自らを自制して行った。
日本国憲法体制の三権分立( さんけんぶんりゅう)を立派に守り通したのは、自(みず)から犯罪者攻撃を受けながら耐え続けた、まさしく小沢一郎であった。
この「小沢無罪の確定」のこの時、小沢一郎の素晴らしい、本当はこの国最高の権力者でありながら、自己抑制すべき国家権力の自己抑制の態度を最もよく知って忍耐を続けて、自分への不当極まりない政治弾圧に対して、昂然と正しい生き方と高潔な態度の取り方を貫いたことの、その凄さを、私たち日本国民が、最後の名誉、威厳を保った小沢一郎という日本国の最高指導者の誇り高い姿だと認定することが大事だ、そのように私、副島隆彦は思う、今、この時、日本の有識者たちが誰も、小沢一郎の苦労を労(ねぎら)わず賞賛しないのはおかしなことだ。
もう次の選挙のことで慌ただしく事態が動くものだから頭が一杯で、小沢勝訴、無罪確定に対して誰も小沢勝訴を祝う人がいないことを知って私、副島隆彦だけは、歴史の証言者、目撃者として、ここにしっかりと書いておきます。
本当の知識人、国民言論人は、滔滔(とうとう)たる歴史の流れを見つめ、慌ただしい目の前の現実の中に翻弄される日々であっても、ものごとの真の大局を知り、歴史を見る目の尺度での判定という、大きなものの見方を誤らない。
私は、切迫する今の時点だからこそ、これだけは書いて置きたかった。
私が書いて今、書店に並んでいる私の恒例の金融・経済本である『ぶり返す世界恐慌と軍事衝突』(祥伝社=しょうでんしゃ=、2012年11月1日刊)に、日本に、アメリカの手先である、右翼、いや極右政権の大政翼賛会(大連立政権)が出来て、私たち日本国民は、いよいよ、中国との戦争、その前触れとしての 軍事衝突 という悲惨な道に、連れてゆかれようとしいる。
私たちは本気で身構えなければいけない。そのための指針(ししん)を、この2ヶ月で、私は立て続けに4冊の本を書いて出版した。書店で買って読んでください。
戦争(軍事衝突 して泥沼の戦争状態)というのは、ただの、国家間の民族主義的な憎しみ合いとか、領土紛争からの「政治の延長」や国民扇動ということではない。戦争とは、思想家の吉本隆明(よしもとりゅうめい)が言ったとおり、「戦争とは、別の新しいやり方をもってする民衆抑圧、国民弾圧のことだ」なのだ。
私は目下の緊迫した事態にも、ただ目先の自分の生活を支えることだけで必死の、多くの国民のことを思って、暗澹(あんたん)としながらも、しかし歯を食いしばって、日本国民に大きな真実を、私たち学問道場は、どんな勢力・集団・組織にも依存することなく、伝え続けます。
取り敢えず 小沢裁判の小沢一郎の勝利、無罪確定を皆で祝い、それからのことに更に対処しましょう。
副島隆彦拝
(最後に追加で、新聞記事を、転載貼り付け始め)
〇 「 検察敗北 小沢 控訴棄却 無罪 5年越し謀略に決着 」
2012年11月12日 日刊ゲンダイ
この国の権力は極度に腐敗している
<彼を大犯罪人として追及した検察と大マスコミはどう償いをつけるのか見ものだ>
小沢無実を一貫して主張してきた立場から政治の混乱をわざわざ拡大した検察と大マスコミの責任を厳しく追及する
長い裁判にようやく決着がついた。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の政治資金収支報告書の虚偽記載をめぐる裁判である。東京高裁の小川正持裁判長は12日、1審の無罪判決を維持し、控訴棄却を言い渡した。
「本件控訴を棄却する」と裁判長が告げると、小沢代表は顔色を変えないまま、ゆっくり一礼した。晴れて小沢の無罪が“決まった”わけだが、歴史家はこの日のことを特記すべきだ。
これは紛れもない国家犯罪だからだ。“加害者”は司法検察、マスコミ、そして、その裏でいつもチラついていたのが民主党執行部だ。3つの権力が寄ってたかって、小沢一郎という政治家を葬り去ろうとしたのである。
「小沢さんがなぜ、やられなかったか。自分がこの闘いに負けるわけにはいかない、という岩のごとき信念があったからですよ。国家というのは、国民の生活を守る責任がある。政治家には品性が求められ、政治が果たすべきは正義です。小沢事件は、すべてをひっくり返してしまった。しかも、権力の側がこれほどおかしなことをやっているのに、メディアは批判するどころかお先棒を担ぎ、他の政治家も知らん顔です。こんなデタラメを許していいのか。そういう気持ちが小沢さんを支えていたわけで、無罪判決が出た以上、今後はきっちり、落とし前をつけてもらう。小沢事件の徹底検証が必要になってくると思います」(ジャーナリスト・渡辺乾介氏)
2008年11月の西松事件をスタートにすると、小沢の闘いは4年に及んだことになる。この国の権力がどれだけ腐敗しているのか。それを明らかにしなければならない。
<狙いは魔女狩りプラス増税強行>
今度の控訴審だって、ヒドイものだ。日刊ゲンダイ本紙は一貫して小沢無罪を主張してきたが、捜査、裁判は日刊ゲンダイ本紙の予想通りの展開をたどってきた。
つまり、検察は小沢の秘書をとっ捕まえて、ギュウギュウ締め上げたものの、裏金の証拠とか何も出てこなくて、2度も不起訴にせざるを得なかった。それでも検察審査会が感情論で強制起訴したが、その裁判も1審は無罪になった。当たり前の話で、証拠は何もないからだ。
この時点で小沢は3度、無罪になったようなものだ。ところが、検察官役の指定弁護士は控訴を決めて、無理やり、裁判を長引かせた。その結果、12日まで無罪確定が延びたのである。
ふつう、無罪判決を受けた人間を控訴して、再度、被告人にするのであれば、それなりの証拠、隠し玉があるべきだが、何もなかった。しかも、控訴の記者会見で指定弁護士は有罪への自信を見せて、小沢=有罪の印象を強調していた。明らかな人権侵害、名誉毀損が白昼堂々行われたのだが、メディアはそれを垂れ流した。
「それだけじゃありませんよ。最初から勝ち目がない控訴審をなぜ、やったのか。結局、この間、小沢氏の政治活動を封じ込めるためではなかったのか。当然、そういう疑惑が出てくるのです」(永田町関係者)
1審の決着は今年4月。しかし、控訴されたため、小沢の無罪が確定せず、小沢は離党に追い込まれ、この間、消費税増税法案が可決した。
魔女狩り裁判プラス増税謀略ではないか。何という連中なのか、とゾッとするが、とりあえず、12日の控訴審決着は、ギリギリだ。まだ選挙前。第三極の行方もこれから。今後はフリーハンドを得た小沢にフル回転で暴れてもらうしかない。
(転載貼り付終わり)
副島隆彦拝
【996】[1125]アメリカの15州が連邦政府から独立を請願
会員番号3268番
これが現実のものとなった場合、どうなるのでしょうか?
【995】[1124]今の中国・・・
中国に実際に行って自分の目で見てくるのが一番いいのですが・・・
お金が・・・と言う方に・・・今の中国を味わってください!
http://tv.cntv.cn/video/c27612/20121108100350_CN35
【994】[1123]今の中国・・・
中国に実際に行って自分の目で見てくるのが一番いいのですか・・・
お金が・・・と言う方に・・・今の中国を味わってください!
http://tv.cn/video/c27612/20121108100350-CN35
【993】[1122]中国の今・・・
中国に実際行って自分の目で見てくるのが一番いいのですか・・・・
お金が・・・・と言う方に・・・・今の中国の力を味わってください!
http://tv.cn/video/c27612/20121108100350-cn35
【992】[1121]オバマ大統領の再選の報道を受けて
副島隆彦です。 今日は、2012年11月8日です。
アメリカ大統領に、現職(インコンベント)のバラク・オバマが大方の予想通り再選された。
日本では昨日7日の昼ごろに確定の報道があった。その後の情報などアメリカ国内にも何もない。アメリカ国民も、皆、そろってどうでもいいよ、という感じだ。今回の米大統領選挙では、ブッシュ時代のような、投票箱の大量紛失やコンピュータ投票の改竄(かいざん)などの必要はなかったようだ。 私の考えを以下にさっさと書いておかなければいけない。
(転載貼り付け始め)
●「 米財政再建、超党派で…オバマ大統領が勝利演説 」
読売新聞 2012年11月8日(木) 1時28分配信
【ワシントン=中島健太郎、シカゴ=吉形祐司】 米大統領選で再選された民主党のバラク・オバマ大統領(51)は7日未明(日本時間7日午後)、地元のシカゴで勝利演説を行い、「政治の現状が示すほど、我々は分裂してはいない。我々はともに未来をつかむことができる」と述べ、財政再建などの課題に超党派で取り組む姿勢を強調した。
オバマ氏は2期目に向け、選挙戦で最大の争点となった景気と雇用の回復や、財政政策などをめぐり先鋭化した党派対立の修復を目指す。
オバマ氏は演説で「財政や税制、移民の問題を解決するため、民主、共和両党の指導者と話し合うことが楽しみだ」とも語り、超党派による議論を呼びかけた。だが、6日の大統領選と同時に行われた上下両院議員選で上院は民主党、下院は共和党が多数派を占めることが決まり、改選前と同様に「ねじれ」状態が続くことが確定している。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 私の感想は、以下の通りだ。黒人のオバマなど、ただの操(あやつ)られ人形だ。それを、英語で、パペット puppet と言っても、マリオネット marionettoと言っても、難しい日本語で傀儡(「くぐつ」 あるいは 「かいらい」と読む )と言っても同じ事だ。
アメリカ国民も総じて白(しら)けまくっている。日本のテレビ報道でやっているような、オバマ勝利で歓声を上げている、貧乏そうなアメリカ国民たちの映像など、全くアメリカ国民の総体(=大多数)の感情や意見を表していない。
アメリカ合衆国も、帝国(エムパイア)でありながら、日本と同じで、国民、民衆の支持など、どうにでも操作できる、おかしな国なのだ。本当のデモクラシー(代議制民主政体、だいぎせいみんしゅせいたい)は地に堕ちている。腐りはてているのだ。
本当の、真の国民の代表が指導者になって、体を張って、本気で良い国、良い世界を作る、ということなど、遠い昔の話になった。 この地上(すなわち人類史上)に初めてのデモクラシー国家を、1776年の独立宣言で、イギリス国王からの独立を誓って誕生したのがアメリカだ。それが、今は、“世界皇帝“デイヴィッド・ロックフェラー(97歳。死にかかっているがまだ死なない)を頂点とするニューヨークの金融・石油財界の意のままにあやつられる哀れな国になっている。
オバマのことを本当に分かりたかったら、それは、日本の野田ブタ野郎(野田佳彦首相のこと)が、日本国民の代表でもなければ、日本国民の多数意思の本当の体現者でもないことと、全く同じなのだ、と知ることだ。このように気づくと、ハッと大きな真実が分かる。そういうことなのか、と。
アメリカによる100%完璧のあやつられ政治家である野田佳彦とオバマは、全く同じなのだ。本当は国民からすこしも尊敬されていない。ご自分にアメリカ人の友人がいる人は、直接、アメリカ人の本音(ほんね)を根堀り葉堀り聴きだして欲しい。
日本国民のほとんど全員から嫌われている野田ブタが、おかしな仕組みで、日本の首相をやっていることと、黒人(下品な表現では、クロンボと言う。使ってはならない言葉だ。)のオバマが、アメリカ国民の代表の大統領 になっていることは同じ事なのだ。
アメリカ人の大半が、オバマに対して、「あーあ、もういいよ。お前みたいな奴は。さっさと居なくなってくれ」と思っているのだ。こういう真実が、日本国民に少しも伝わらない。そのように日本のテレビ、新聞をすべて敵のグローバリスト(地球支配主義者)に、奪われているからだ。アメリカも同じだ。テレビ新聞は、国民の洗脳のための道具だ。
オバマと奥さんのミッシェルはどちらも優秀な黒人で、人間としても立派で決して愚か者ではない。しかし、どうせ完全な、完璧なあやつられ人間だ。全く何も、何にも、自分では決められない。
本当のデモクラシーは、日本でもアメリカでも、すべて死に絶えている。奪い取られている。この私たちの現実は、どうしようもなく悲惨なほどに重苦しい。アメリカ国民の中の、誠意ある、かつ優れた人々は、もう十分に分かっている。自分たちの国が、どうしようもない強欲人間どもに乗っ取られ、裏側からの非正規の手法で、操られているのだ、ということを。
共和党のミット・ロムニーの方がずっとアメリカ人らしいアメリカ人で、優れた人格者で、金持ちの経営者で、行政手腕もある。それでもニューヨークの金融財界(グローバリスト)どもは、本当のアメリカの保守層の小規模企業の経営者や大農場主たちを中心とする共和党には、今は、政権を任せないと、8年前のブッシュ時代から決めている。
それは、ベン・バーナンキFRB議長が、違法なジャブジャブ・マネー(QE3 のような、量的緩和とか金融緩和という)をやって、米ドル札と米国債という紙切れを、際限なく刷り散らして、軍人や公務員どもの給料を払わないといけないからだ。それぐらい今のアメリカは追い詰められている。
バーナンキに対して、ロムニーも 有力候補者だった、リック・ペリー・テキサス州知事も怒っている。まともな共和党支持者たちは、怒り狂っている。こんな違法行為をやっているバーナンキに対して、ロムニーは首を斬る、と選挙演説の中で公言した。ペリー候補者は、「彼がテキサス州に来たら、殴ってやる」とまで言った。
共和党は、保守で、右翼たちも支持する大政党だが、決して、言われているような、アメリカの軍事力で世界を制圧する、というような人々ではない。 アメリカには、もう、世界を軍事力で支配する力はもう無い、と分かっている人たちだ。だから、ポール・ライアンのような、リバータリアンを副大統領候補にして、もう、これ以上違法移民や貧乏な層までの健康保険の負担を経営者たちが背負うことは出来ない、自分のことは自分のことは自分でやってくれ、という決意だ。
だからアメリカ共和党は今回の選挙で、内部が全く割れること無く団結していた。ただし、自分たちが政権を取って、ニューヨークの金融財界どもと正面からケンカをするのは、得策ではないし、こんなジリ貧の大赤字のアメリカの舵取りなどして政治責任ばかり取らされるのは嫌(いや)なこった、と始めから逃げていた。
私は、民主政体(デモクラシー)を実質で絞め殺して、その上で、わざとらしい表面だけの、適切な手続きだけを演出するアメリカにもう飽き果てている。アメリカ国民の多くも飽き果てている。アメリカにはもう世界を指導する力など微塵もない。このことに私たち日本国民は急いで気づくべきなのだ。
「副島先生。オバマとロムニーどっちが勝つんですか」と、大の大人(おとな)が、私に聞く。 自分自身の脳(頭)そのものが、洗脳されていて、すべての国民政治の制度そのものが、大きなチカラで乗っ取られていることに気付かない。この現状を、私は憂える。自分自身の脳(=思考)そのものを、点検せよ。すべてを疑うべきなのだ。
私がオバマ再選の知らせを聞いた時の、私の感想、感情を正直に書くと、「このクロンボ野郎。お前なんか、もう飽き飽きだ。このあやつられ人間め」である。ここで、最後に、黒人への差別語の凄(すご)いのを教えておきます。
nigger ニガー が差別表現としてはNegro ニグロよりもひどく侮蔑的(このように 「ジーニアス」という日本の学習用の代表の英和辞典にも書いてある)だということは日本人は知っている。しかし、次のゴトバを面と向かってアメリカ黒人にしゃべったら本当に、アメリカだったら裁判所に訴えられる、 “ I sue you . “ か 殴られるでは済まない。
もしかしたら、その場で射殺されるかもしれない差別語が有る。ホントだぞ。それは、sambo サンボ(ウ)です。これを使うと本当に危険です。この語(ワード)もジーニアスに載っている。念のためこのように用心深く私は、書く。気をつけましょう。 分かるかなー?
あー、これだけ書いてすっきりした。 以下は、追加の記事です。
副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
●「 米NY株急反落、オバマ氏再選で「財政の崖」警戒 」
2012年11月08日 11:51 AFP
米大統領選明け7日の米ニューヨーク株式市場は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領再選で民主・共和両党の対立から米財政への先行き不安が広がり、急反落した。
ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)の終値は前日比312.95ドル(2.36%)安の1万2932.73ドルと、3か月ぶりに節目の1万3000ドルを割り込んだ。ハイテク株中心のナスダック(Nasdaq)総合株価指数も、同74.64ポイント(2.48%)安の2937.28で取引を終了した。
市場関係者の間では、減税や規制緩和を掲げた共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補を好感する声が大きかったことから、オバマ大統領の再選と「ねじれ議会」の継続を受け、来年1月に歳出削減と実質増税が同時に発動する「財政の崖」を回避することが困難になるのではとの見方がアナリストやトレーダーの間で広がり、売りが進んだ。
●「 激戦から一夜…再選オバマ大統領の課題 は? 」
テレビ朝日系(ANN) 2012年 11月8日(木)13時24分配信
激戦となった大統領選挙で再選されたアメリカのオバマ大統領は早速、仕事に戻ったようです。(新堀仁子記者報告)
オバマ大統領は、3時間ほど前に家族とともに地元のシカゴからホワイトハウスに戻りました。通常の仕事モードに選挙モードから戻って、大事な仕事は人事、次の内閣を決めることです。特に中国とわたり合い、日本を含むアジア諸国との橋渡し役を務めてきたクリントン国務長官がスタッフとともに政権を去るため、その後任探しを急ぐ必要があります。
一方、財政問題も待ったなしです。再選を受けて、アメリカのダウ平均株価は300ドル以上下落しましたが、これは下院で野党・共和党が多数を占めるねじれ議会と政権側が何らかの合意を得られなければ、さまざまな減税措置が期限切れを迎え、強制的な財政支出の削減が始まって、来年、景気が悪化することを市場が懸念したためです。
共和党・ベイナー下院議長:「リベラルでも保守でもなく、アメリカ合衆国大統領としてあなたにリードしてもらいたい」 共和党のベイナー下院議長は、こう大統領に迫っています。この財政の危機を無事乗り越えることができるかが、オバマ大統領2期目の最初の試練となりそうです。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【991】[1120]初めまして
自己紹介。。パート医療職でご飯を食べてます。社会問題をまじめに考えるようになったのは、お恥ずかしい事にここ数年です。医療崩壊からマスメディアが事実に忠実でないと気づき、派遣労働者、二極化の指摘される頃「なぜ世界の半分が飢えるのか(スーザン.ジョージ著、朝日選書)」を読んでアメリカの対外政策を知り、3.11以降放射能問題が喧伝される中で、(原発反対だけどTPP賛成)などという有象無象にぎょっとしながらインターネットの中を彷徨ってopinion leaderを探していてたどり着いたのが学問道場。まだ入会して3ヶ月目の新参者です、よろしくお願いします。
「隠されたヨーロッパの血の歴史」を読んで。本の中で副島先生は「ルネッサンスは1492年のロレンツォ.イル.マニフィコの死亡から急速に終焉に向かった」と書かれています。新プラトン主義の学者達が砒素で毒殺されたとのことですが、この時期外的要因として、疫病の発生と地中海の海賊の跋扈があったのも影響してるのではないでしょうか。 「性病の世界史(ビルギット.アダム著、草思社)」によると、
1493年3月 コロンブス新大陸より戻る。バルセロナで初の梅毒患者。
1494年フランス王シャルル8世、ナポリ遠征。その後、ナポリで梅毒蔓延。
その後、スイス、ドイツ、フランスで広がる。
1498年ポルトガル船の往来により、インドで初の梅毒患者。
1505年中国広東で最初の症例。
1512年日本京都で最初の症例。
1527年梅毒が性交渉によって移る病気の一種と判明。
また、「ローマ亡き後の地中海世界(塩野七生著、新潮社)」によると、1482年マホメッド2世死亡以降、オスマントルコは地中海海賊達を積極的に援助するようになり、ヨーロッパ側の船の襲撃回数が格段に増えたようです。やられっぱなしではいけないとヨーロッパ側が連合してトルコと戦争を始めるのは1502年以降。
つまり、1490年台は謎の疫病が流行して社会不安が増大、また海運業を襲う海賊の脅威で、イタリア都市国家にとっては大変な外圧が続いた時期だったようです。
【990】[1119]フフホト通信(内蒙古自治区から)
中国から石井裕之がフフホト通信をお送りします。
今回は久しぶりの内蒙古編です。ここで知り合った若きビジネスマンを皆さんに御紹介したいと思います。恐らくこの種の事業家が今の中国の経済を牽引しているのだと思います。
彼は現在27歳のモンゴル族の若者です。5歳のときに日本に渡り大阪近辺に住んでいました。18歳の時に神戸大学を受験し合格するのですが、その日本の学校には一度も通うことなく、その年の9月に北京大学の入学を決め大学生活を中国で過ごすことを選択するのです。大学院まで出て就職した先は父親の経営するとある国営企業です。中国から原材料を日本に輸出し、日本で加工した後に再び中国へと送り返し製品化して出荷しています。取引先は超大手企業ばかりです。
そして2年ほど前に、祖父の故郷の内蒙古のフフホトに電力関連会社を作ります。恐らく設立資本金は父親の援助によるものだと思われますが、その辣腕経営ぶりはなかなかのものです。
例えば、彼によると中国には電力供給会社は大きく分けて3社あるというのです。上位2社は中国国家の電力会社です。そして私も知らなかったのですが、3社目が内蒙古自治区政府が経営する電力会社だというのです。
日本では発電と送電が分離されておらず、非常に効率の悪いシステムを延々と継続していますが、中国では完全に分離されています。そして2011年の暮れから売電に対して市場原理を導入することが決まったようです。
それまで赤字続きだった内蒙古電力(仮称)は、安い石炭を使った火力発電所を次々と自治区内に稼働させ、北京や天津、果ては南京にまで電力供給し売電することになっているとか。お陰で今は急速に経営状態が回復したそうです。
何故このような非効率とも思えることがまかり通るのか。それは偏に発電コストによるもの、としか言いようがありません。
例えば南京近郊では火力発電に使用される石炭は1700元/トン(約21500円)ですが、内蒙古では300元/トン(約3800円)にしか過ぎません。
勿論、安い燃料を内蒙古から輸送して南京で発電する、ということも可能ですが、実は輸送コストが驚くほど掛かってしまうのです。
では、石炭を液化してパイプラインで送る、という方法は如何でしょう。
これも現状の火力発電所は熱源を石炭と決めて設計してあるため、発電所の改修費用と石炭の液化コストを考えると、とても割りに合わないそうなのです。
すると、消去方的に発電したものを送電線を使って目的地まで送る。この方法が一番理に適っているそうなのです。
そのビジネスモデルに乗っかって、彼が参画しようとしているのは、何と内蒙古自治区から山東省に新たに売電することが決まったそうで、その際に必ず設置しなければならない風力発電(総発電量の10%は自然エネルギーを利用した発電方法をとらなければならない法律がある)の設備の建設と運営の請負だとか。
しかもその話を淡々と私に流暢な日本語で語ってくれるのでした。
いやいや、末恐ろしいというか頼もし過ぎると言うか。
本当にノビノビと楽しそうに商売の話をする彼の姿勢が実に羨ましくもありました。
日本で果たして27歳の「小童(こわっぱ)」に、このような巨大プロジェクトを任せる風習があるでしょうか。何かと理由(因縁)を付けてその機会を老害が奪ってはいないでしょうか。
ま、私自身のことを振り返ると、27歳当時は合コンの段取りに明け暮れていたように思います。商売のことを考える「ユトリ」は無かったよな~♪
【989】[1118]私は中国の調査から帰ってきました。定例会に集まってください。
副島隆彦です。
私は、中国の調査旅行から帰りました。上海を見て回って、それから重慶(じゅうけい、チョンキンかチョンチンか)と成都(せいと、チョンドゥ)を調査しました。
中国の内陸部の四川省です。 日本の新幹線よりも最新式の高速鉄道が走っていました。地下鉄も、日本の最新式のきれいな地下鉄( 東京の都営線、大江戸線のような)と同じものが走っていました。 来年には、重慶と成都の間(300キロ)を1時間で、走らせるようです。(ジョーダンじゃなく、時速300キロだ)。
全く新しい高速鉄道(新幹線)の線路をどこまででも、全土に張り巡らすように走らせる計画のです。 成都と西安(シーアン)の間800キロを4時間で結ぶものが来年には出来るようです。それに引き換え、日本の新幹線は、この20年技術の進歩がありません。二階建ての高速用の車両をJR東海はすべて潰してしまいました。金持ち(一等車)乗客がいないからだった。 日本の景気衰退(=大不況)は、外側(外国)から、よく見える。
中国はちっぽけな日本のことなど相手にしていません。
日本は、かわいそうだ、アメリカの言いなりだ、と一般庶民までが言いました。中国はまだまだ自分たちの大国の全土での経済成長で忙しい。中国に行って、自分の目で現実を見た者たちだけが、すべてを知っています。 日本のテレビ、新聞の悪質な、反中国キャンペーンが続いています。
私、副島隆彦は、冷酷に事実しか見ない。中国の裏側のまだまだ貧しい姿も、権力闘争も、ずっとえぐり出すように、私の中国研究本の4冊で書いてきました。5冊目を、今から書きます。
中国の消費者物価は安定して(いや、値下がりしています)中国全土が、落ち着いています。日本との尖閣諸島問題は、テレビ、新聞で、地方都市でもやっています。中国人は、うしろにアメリカ(美国、メイグオ)がいるのだと、皆、知っています。
中国の巨大な住宅バブルは、2011年夏に破裂して、今は地方都市でも収束していました。しかし中国政府が少しでも手綱を緩めて、金融緩和(住宅ローンを出しやすくする)に向かったら、再び、巨大な住宅購入の投機が起きるでしょう。少しでも値下がりすれば、いくらでもアパートを買いたい層が、数億人単位でいる。
ただし、すでに3戸、4戸持ってる投機用(投資用)の住宅を5年前から買っている都市の富裕層(中国共産党の地方幹部たちを中心とする腐敗した層、すでに自己資産が2億円ぐらいある者たち)が2千万人ぐらいいるから、ここの国家構造をどうするか、だ。
つまり、もう日本など相手にならないくらい、中国は巨大である。 みなさん、自分の目と、体と、肌で、中国を見にゆきなさい。観光で行きなさい。 ウソばっかりの日本のテレビ、新聞の国内扇動、洗脳記事に、自分が騙されていることに、即座に、気づくでしょう。
私、副島隆彦は、ウソを書かないで、ウソを言わないで、50年間生きてきました。
私が、前年の中国本で書いたとおり、「8億人(いや、9億人になった)農民 と 6億人(いや、7億人だ)の都市住民すべての中国人を、30階建て、1戸の床面積100m²の鉄筋アパートに住まわせる計画、すなわち、中国のシンガポール化計画」が、今も全土で進行中です。
今後は、ある程度良質な高層住宅を、ようやくアパートを1戸しか住宅ローンでやっとのことで買える(頭金が30%、金利7%、30年) 貧しい層にまで、行き渡るようにすることが、国務院総理(首相)になる李克強(りこっきょう)の責務です。
私は、笑い転げたが、李克強は、10月23日に面会した、ゴロツキ人間の、リチャード・アーミテージとジョゼフ・ナイに向かって、
「あなた達アメリカ人が、中国と日本の領土紛争(釣魚島、ディアオユー・ダオ、うおつりじま)を仲介しに来たなどど、盗人たけだけしいことはやめなさい。しかも、あなた達、下っ端では役不足で、とてもではないが相手(対手、あいて)にならない。お帰りください。」
と 即座に、たったの15分で、追い返された。ナイと、アーミテージと、キャンベルは赤っ恥で、日本に戻ってきた。そして何食わぬ顔をして今日27日は、早稲田大学で、こいつら日中の火付け、強盗、扇動、人殺しの張本人どもの学生相手の公開のシンポジウムがある。
(転載貼り付け始め)
●「中国政府、アーミテージ氏による日中紛争調停を「拒絶」=中国報道」
2012年10月23日 サーチチャイナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1023&f=politics_1023_004.shtml
中国メディア・鳳凰網は23日、同日より訪中するアーミテージ元米国務長官一行について、中国政府外交部の洪磊(こうらい)報道官が「日中領土問題を語る権 限はない」とけん制するコメントを発表したことを伝えた。
記事は、アーミテージ氏一行が22日に日本で野田佳彦首相と玄葉光一郎外相と会談、尖閣諸島問題について日本側に対し冷静な対応を求めるよう要 求したと伝えた。
そのうえで、洪(こう)報道官が22日の記者会見において「アーミテージ氏一行は中米関係や中米共通の関心事について意見を交換することになるだろう」 と語る一方で、一行には「いわゆる『調停』や『斡旋』を行う職務は(彼らには)存在しない」と発言したと報じた。洪報道官の発言について記事は「中国が米国元高官による日中紛争調停を拒絶した」と伝えた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。日本国民にとっての真の大悪党である ナイとアーミテージ(本当に歯並びがキタナイ。下品。暴力団)がまさに、張本人であり、日本を扇動して使嗾(しそう、けしかけ)して、中国に戦争(=軍事衝突)を仕掛けようとしているのだと、中国から見たら丸見えに見えている。
ナイとアーミテージはこういうズーズーしいことを恥も外聞もなくする。アメリカ帝国の内部でも最大級の極悪人で、超ハレンチ人間どもだ。
私の中国の現地報告も、来る11月3日の私たちの定例会(講演会)で元気よく話します。しかしこの定例会は、あくまで予定どおり、お知らせしていました通り
(転載貼り付け始め)
定例会(講演会)開催のお知らせ!
演題『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、
メディチ家、ルネサンスとは何だったか』
講師:副島隆彦/松尾雄治研究員
開催日:2011年11月3日(土)
会場:(財)全電通労働会館 全電通ホール
開場 12:15
開演 13:00
終了 16:30
主催:副島隆彦を囲む会
11月3日定例会へのお申し込みは、コチラ↓
http://soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html
(転載貼り付け終わり)
のとおりです。会員と友人の皆さまは、お時間のある人はどうぞお集まりください。
私は、この日は、今日から全国の書店に並んでいるはず(発売日、10月27日)の、私の最新刊の本、アルル君が、下 ↓の 投稿文でお知らせしましたおり、『隠されたヨーロッパの血の歴史』(KK、ベストセラーズ刊)を、教科書として使っての講義、授業のようにします。
当日、会場でも販売します(1600円プラス消費税)。4時間はしっかりと授業をします。居眠りはさせません。 私、副島隆彦が、ミケランジェロとメディチ家とルネサンス(renaissance フランス語。本当は、Rinascimento ルナシメント)の 巨大な真実を読み破った、ことの報告の集会です。
丁度この500年間、隠されてきたヨーロッパの世界最高の、文化、芸術、美術運動として封じ込められてきた、ルネサンス思想政治闘争の巨大な真実を、解明したことを高らかに宣言します。 ヨーロッパ(人)とは何か。人間とは何ものか。の大きな疑問への答えです。会員の皆さん、集まってください。
目先の、金融・経済崩れの再度の大波や、それから日中で軍事衝突をさせられる大きな構図のことを、含めたそれらずべてを包み込む 人間(人類)の構造体(ストラクチュール)の根源に向かって、私、副島隆彦は手に一本の槍を持って突っ込んでゆきます。ドンキオウテ(ドンキホーテ)だと嗤(わら)わば笑え、です。
ミケランジェロと彼ら人文主義者(ウマニスタ umanista、のちのヒューマニスト)を育てた、老コジモ(コジモ・イル・ベッキオ)、偉大なるロレンツオ(ロレンツオ・イル・マニフィコ !)の偉大さ ! を話します。そして、押し潰され歴史の闇に葬られた(今も!世界中で)新プラトン主義( academia neoplatonica アッカデミア・ネオプラトニーカ)の抵抗運動が持った意味。
この人文(じんぶん)主義者たちが、フィレンツエでこの後(あと)、皆殺しにされていった、この近代ヨーロッパ500年間 の最大の秘密を、私、副島隆彦が解き明かしたことを記念する講演会です。ダンテの『神聖を装った喜劇』(ディヴィーナ・コメディーア、×『神曲』)の真実も明かす。歴代のローマ教皇(法王)たちが、どれぐらいの大悪人であったかを、公然と暴き立てている。それがヨーロッパ近代文学の始まりである。
現代ヨーロッパ思想のニーチエ、ハイデガーを、真に分かることにつながる。偉大なるモーツアルトもこの系譜につながる。ここが分からなかったら、日本人は東アジア土人のままなのだ。是非、来てください。まだ席はあるそうです。もうすぐ満杯になります。
以下が、私が、この本を書き上げ中に出会った新聞記事です。 イエス・キリストとその奥さまの マグダラのマリア の 真実こそは、ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」(1495年)描いた真実である。それがヨーロッパ中に一気に、ざわめきとなって広がった。しかし、真実は、口に出してはならないものとして現在につながっている。このことも話します。
(転載貼り付け始め)
●「キリストの発言記したパピルス片発見、「私の妻は」の記載」
2012年9月19日 CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/35021911.html
米ハーバード大学の研究者が18日、イタリア・ローマで開かれた学会で、キリストの妻についての発言を記載した古いパピルス片が見つかったと発表 した。
発表を行ったのはハーバード大学神学校のカレン・キング教授。パピルスの紙片は縦3.8センチ横7.6センチほどの大きさで、エジプトのキリスト 教徒が使うコプト語の文字が書かれている。この中に、「キリストは彼らに向かい、『私の妻が…』と発言した」と記された一節があった。
紙片は個人の収集家が所蔵していたもので、2011年にハーバード大学に持ち込まれ、キング教授が調べていた。ニューヨーク大学の専門家に鑑定を 依頼した結果、本物のパピルスであることが確認されたという。キング教授によると、内容はキリストと弟子との対話を記録したものとみられ、2世紀半ばごろに書かれたとみられる。表裏の両面に文字が書かれてお り、書物の1ページだった可能性もあるという。
ただしこの紙片は、キリストが結婚していたとする説を裏付ける証拠にはならないとキング氏は指摘する。一方、キリストが未婚だったことを裏付ける 証拠もないといい、キング氏は記者会見で「キリストが結婚していたかどうかは分からないという立場は、以前と変わっていない」と強調した。
聖書には、キリストの結婚について触れたくだりは存在しない。しかし結婚していたとする説は以前からあり、聖書に登場する「マグダラのマリア」が 妻だったとする説は、ヒット小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)でも利用された。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。一体、私たちが生きている今とは何か。ひとりひとりは、牢獄につながれたようにして自分を締め付けている毎日の現実という地獄(インフェルノ inferno)の中で生きている。
すべての人間(人類のすべて)にとっての、地上最大の、諸悪の本源は、何であったか。 副島隆彦は、この秘密の大きな謎を、ついに自分の60年の人生を賭けて解明しました。そのことを高らかに宣言します。
私たちは、己(おのれ)自身を、冷ややかに外側から、「今、自分の前を、雑踏の中を別の自分が歩いて通り過ぎてゆくのをみつめる」ように見ることが出来るならば、今の自分とは違う、もっと強い、本物の知識と思想と近代学問で武装した自分になるだろう。大きなウソに気づき、もう、ダマされない、と堅く決意するなら、次の新しい、人類(人間)の時代が始まる。
500年間もの間、ヨーロッパで眠り込まされて、押し潰されて来た、大きな真実に、今、私たちは、東アジアの日本の地から、「本当の真実に気づいたぞー!」という叫び声を上げなければならない。 私は、本気でそのように思っています。
目の前の 生活苦と、夢(未来への希望)の無さに、打ちひしがれている、しょぼくれている暇(ひま)など、この私にはない。ミケランジェロの魂が、私を鼓舞(こぶ)してくれる。
来たる11月3日の定例会の当日は、金融バクチ市場の現場で最先端の仕事をしている松尾雄治君に、私の前座で、「金融取引の現状。どんなものすごい事が起きているか」を話してもらいます。乞うご期待。
副島隆彦拝