重たい掲示板

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加地龍太 投稿日:2013/11/01 19:24

【1239】[1431]CSISと日経新聞の共催シンポジウムにて。

こんばんは、加地です。

少し遅くなりましたが、10月29日(火)に帝国ホテルで開催されたシンポジウムに出席したときの内容の概略を記載させていただきます。

まず、アメリカ側からの主要なパネリストは
・ジョゼフ・ナイ
・ジョン・ハムレ
・リチャード・アーミテージ
・マイケル・グリーン
・カート・キャンベル
・ジェームズ・スタインバーグ
・カート・トン

日本側からは
・野田聖子
・北岡伸一
・岩屋毅
・長島昭久
など。
石破茂は公務により欠席。

講演は一部、二部、三部と二つの特別講演に分けられて行なわれました。
私が彼らの講演を聴いていて思ったのは、ナイ、ハムレ、アーミテージ、グリーン、スタインバーグ、キャンベルなど全員が中国に対してあまり批判的な発言をせず、中国は今後、世界各国に対して友好的な関係を築き発展していって欲しいといったニュアンスの発言が多かったように感じるということです。

やはり、アメリカ本国のG2派の人々は、アメリカの次の世界覇権国を中国に指定して、覇権国になった中国で幅をきかせる算段をネオコン系の人間たちにも強制している風に思えますね。
諸属国の権力者層に認めて貰えなければ、世界覇権国は成り立たないものでありますからして、「世界各国に対して友好的な関係を築き」という発言(確か、スタインバーグの発言だったかと思います)からも予測できるように、中国には今後 周辺諸国家と友好国=同盟国=属国の関係を築いていって貰いたいとアメリカの上層部は考えているようです。そしてその上から自分らが院政を敷くぞ、とでも考えているのでしょうか。
あくまで私の勝手な予測ですので、アメリカの上層部が本当にこう考えているかは知りませんがね。
権力者という人種は一種、脳のネジが飛んでいるような思考をするようですので、私のような平凡な男には考えが及びませんな。

それと、カート・トン臨時大使は特別講演の中で、日本の諸々の文化や世界の中でこれまで日本が果たしてきた役割と立場を誉めていました。
そして今後は、政治や軍事のみでなくビジネスや文化の面でもアメリカと日本は益々の協力同盟関係を結び、それを強化すべきだ、と主張していました。
これは要するに、属国としての貢ぎ金をしっかりと払い、そしてあらゆる面でアメリカに従え、ということでしょうね。

北岡伸一氏も、ジェームズ・スタインバーグとカート・キャンベルと同じように、今後の米中間の関係については、多民族問題や公害問題を上手く解決して米中で平和的に発展してゆくべきだ、と思い切りG2派の考えであると思われる発言をしていました。

残りは、個人的に欠伸が出るようなグダグダ話がダラダラと続いていたという感じでした。
何やら、大学の念仏授業に出席していた頃を思い出し少しだけ懐かしくなりましたね。(と言っても、私が誰かに何かを話して伝えるときは、聞く側が私の話を念仏だと言うでしょうから、ぶっちゃけ念仏授業をしている人々と何ら変わらんのですがね。笑)

まあ、CSIS日経の共催シンポジウムと言っても、我々一般人にも聴かせる公開シンポジウムですから、国家機密レベルの重要な事柄は一切話されませんでした。
シンポジウムの参加費も無料でしたし、パネリストたちの顔触れやその発言からも察せるように、これは日本国民を一種洗脳するためのシンポジウムではないかなと私は思いました。
媚米派=アメリカ信者を生み出すための一つの手法なのではないかと思えますね。

ああそれと、アーミテージの身長が低かった(見た感じ、うちの婆さまと同じくらいの背丈だったので、恐らく166cm前後かと)ことと、ジョゼフ・ナイの左の人差し指と中指の第一関節より上が欠けていたことが少し面白かったですね。
ナイ氏は学者なのに指を詰めたのでしょうか。
東南アジア系と南米系の麻薬カルテルの元締めをしているアーミテージの指は、左右すべて揃っていて詰められている指はありませんでした。
これもまた、摩訶不思議という奴ですね。わら

最後に、ネオコン系もG2派と同じように平和共存路線で今後の対中政策を進めてゆくものと現段階では考えられますが、第二次日中戦争を煽動する輩がまだいるにはいるようですのでその点は煽られないように注意すべきだと個人的に思います。

それでは、失礼します。

加地龍太 拝

6555 田中 栄 投稿日:2013/10/31 11:50

【1238】[1430]佐藤 優さん「元外務省主任分析官」の思考(1)

佐藤 優著「人に強くなる極意」より

 国家の礎は領土だ。自国の領土をきちんと実効支配していない国家は一人前とはいえない。日本は韓国により竹島(島根県)を、ロシアにより北方領土(北海道の歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)を不法占拠された状態だ。北方領土交渉については、安部晋三首相とロシアのプーチン大統領は波長が合い、また急速に台頭する中国を牽制するという日露両国の戦略的利益が合致している。上手に交渉すれば、歯舞群島、色丹島は近い将来日本に返還され、国後島、択捉島についても何らかの妥協が成立するかもしれない。
 竹島について、韓国は一切妥協する意思がなく、領土問題の存在すら認めない。近い将来に、竹島問題が解決する可能性はないだろう。しかし、ロシア、韓国が、日本の領土を追加的に奪取する危険はない。
 これに対して、中国が尖閣諸島(沖縄県)を武力を用いてでも奪取する危険性は現実に存在する。中国が潜在的脅威だという見方は甘い。日本にとって、中国
は潜在化した現実的な脅威である。このような状況で、今後日本の防衛力は強化
され防衛予算も増える。消費増税の目的について、財政健全化や社会保障と税の
一体改革に焦点が当たっているが、同じくらい重要なのは、必要かつ十分な防衛費を確保することだと私は見ている。
 2014年、日本版NSC(国家安全保障会議)が創設される。新聞やテレビなどでは、NSCが情報収集・分析や危機管理に従事する機関であるかのように報道されているが、それは大いなる誤解だ。NSCは日本が戦争を行うか否かを政治的に判断するための機関なのだ。憲法の文言がひと言も変化しなくても、国際情勢の変化に対応して、日本の国の姿は変化しているのである。
 こういう大きな時代状況の変化について、「私とは関係ないことだ」と思ってはならない。大きな与件の変化は、一人ひとりの日常生活に必ず影響を与える。

(まえがき P4~P5)

皆さんはどう思われますか?
私は「ううーん、そうかなー!?」

副島隆彦を囲む会・須藤 投稿日:2013/10/29 22:58

【1237】[1429]「副島隆彦の学問道場」10/26(土)定例会は、無事に終わりました。有難うございました。

副島隆彦を囲む会の須藤です。
先日、10/26(土)に開催した、「副島隆彦の学問道場」定例会・自力主催講演会は、台風27号の接近も心配されていましたが。無事に終了しました。

会場には想定していた以上の数のお客様がご来場いただき、運営側の私達も胸を撫で下ろしました。
台風の接近にもかかわらず、定例会の直前まで、「まだ席は空いていますか」とのお問い合わせもぽつぽついただいており、熱意を持ったご参加者の多い定例会であった印象があります。
本当に有難うございました。

この日のDVDも、早く完成させ、ご希望される方のお手元に届くように致します。
次回の定例会は、2014年3月1日(土)に予定しております。この日登壇するのは、副島隆彦先生と古村治彦(ふるむらはるひこ)研究員となる予定です。まだまだ先の話ですが、どうぞよろしくお願い致します。

来年3月には、日本と世界の環境がまた大きく変化しているのか、それとも今のままの、不況とも好況ともつかない状態が続くのか、未来を予測する強力な材料の一つとして、以下の動画を転載します。

世界銀行の元上級顧問カレン・ヒューズ氏が、突然ロシアのテレビに出演して、米国財政がひっ迫している内実を暴露した映像です。お時間のある方はどうぞご覧下さい。

・”金融界のスノーデン”が内部告発 これが米ドル崩壊シナリオ(日本語字幕付き)(1)