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Loginはこちら【1325】[1597]西欧神秘主義とフリーメイソン
大川晴美です。今日は2014年4月27日です。
最近、吉村正和著「フリーメイソン 西欧神秘主義の変容」(講談社現代新書、1989年)を読んで、西欧神秘主義と呼ばれる思想に関心を持ちました。
以下、この本から引用しながら、考えたことを述べます。
著者の吉村氏は、フリーメイソンを論じる視点として、
「私のフリーメイソンへの関心も、古代から連綿と続く西欧神秘主義の文脈にフリーメイソンがどのように接続するかという問題意識からはじまっている。」(p.98)
といいます。そして、フリーメイソンとは何かについて、次のように述べます。
(引用開始)
注意しなければならないのは、フリーメイソンという組織が独自の思想・主張をもっていたわけではないということである。フリーメイソンは、さまざまな思想を包み込む「受皿」に似ていた。十八世紀のフリーメイソンにおいては、その受皿に盛られる内容が、啓蒙主義・理神論(引用者註、りしんろん)・科学主義という十八世紀を代表する思想であったということになるのである。(前掲書、p.54)
(引用終わり)
私・大川も、啓蒙主義・理神論・科学主義が十八世紀フリーメイソンの中心的な思想であったと考えます。そして、著者は続けて次のように述べます。
(引用開始)
十八世紀のフリーメイソンには、さらにもうひとつの傾向を認めることができる。十八世紀は、啓示宗教としてのキリスト教が退潮期にあり、その影響力が著しく後退していく時代であり、それまでキリスト教が満たしていた、人々の超自然世界への欲求を吸収するかたちで、さまざまな神秘主義・心霊主義が登場してくる。(中略)神秘主義的フリーメイソンも、啓蒙主義・理神論・科学主義を中心とするフリーメイソンと並んで、十八世紀を代表するフリーメイソンであることは間違いがない。(p. 55 – 56)
(引用終わり)
(引用開始)
一般的には、神秘主義は非合理的思考の代表的な例と考えられ、啓蒙主義は合理主義的思考を代表するものと考えられており、両者はともに相容れないとされている。ところが、フリーメイソンにおいては、この神秘主義が合理化されているのである。
すなわち、フリーメイソンの秘密を解く鍵は、一方において自由・平等・友愛を目標とする啓蒙主義運動があり、また一方において古代の密儀宗教に遡る(引用者註、さかのぼる)神秘主義運動があって、この両者の融合を見極めることにある。(p. 114 – 115)
(引用終わり)
大川です。フリーメイソンの神秘的な特徴は、メンバー同士の秘密の合言葉、秘密の参入儀礼、さまざまな起源説などに見られます。合理主義的なはずのフリーメイソンがなぜこのような特徴を持つのか、以前から疑問に思っていたので、この吉村氏の説明で少し納得できました。
けれども私が最も驚いたのは、吉村先生による西欧神秘主義の解説でした。
(引用開始)
西欧文明は周知のように、ギリシア=ローマ文明とユダヤ=キリスト教文明の二つの軸を中心として形成されている。西欧神秘主義は、その二つの焦点をひとつにつなぐような思考法であり、西欧文明のいわば地下水脈・地下茎(けい)として命脈を保ってきた。私にとって西欧神秘主義は、この西欧文明の秘密を解き明かしてくれる聖なる鍵(かぎ)のような存在に思われた。
西欧神秘主義の本流を形成する二つの流れがある。ひとつは、ギリシアの密儀宗教からピュタゴラス=プラトン=プロティノス=マルシリオ・フィチーノとつながる系譜であり、もうひとつはキリスト教神秘主義の系譜である。占星術・魔術・グノーシス主義・ヘルメス主義・カバラ・錬金術は、この二つの系譜の傍流として位置づけることができる。
(引用者註 原文ではここで改行していないが、このほうが理解しやすいので改行する。)
西欧神秘主義の根底に、神的世界への夢と憧れがあり、古代から中世、そして近代における宗教・思想・文学・芸術など、さまざまな分野で西欧的な花を咲かせてきた。神的世界への夢は、始原(アルケー)への夢といい換えてもよい。始原=根源=彼方=永遠の観念が、地下水脈・地下茎として数千年におよぶ西欧文化を支えてきたのである。
始原(アルケー)への夢とは、簡単にいうと、人間が神と一体化しようとする試みである。(中略)人間が、最終的に神と化して、この世(よ)的な世界から叡智的(引用者註、えいちてき)な世界へと立ち帰ることが目標となる。(p. 95 – 96)
(引用終わり)
大川です。「始原(アルケー)への夢とは、簡単にいうと、人間が神と一体化しようとする試みである。」・・・しばしの間、呆然・・・。しかし、気を取り直して続けます。
吉村氏による西欧神秘主義の説明が、世界の学界において多数派なのか少数派なのか、素人の私にはわかりません。この本は1989年に出版されたもので、最新の研究成果とは異なる可能性もあります。しかし、たとえばイタリア・ルネッサンスの時代に新プラトン主義が盛んに論じられたのはなぜか、とか、アイザック・ニュートンが万有引力の法則を発見するのと同時に、現代では非科学的といわれる錬金術(れんきんじゅつ、alchemy、アルケミー)も熱心に研究したのはなぜなのか、について、西欧神秘主義がヒントを与えてくれるような気がします。(ちなみに、私にはプラトンの思想や新プラトン主義がまったく理解できないのです。)
そして、この神秘主義は、今の時代にも通じる思想でもあると思います。最先端の軍事技術は秘密・秘儀として扱われ、科学技術の一種であるにも関わらず、近代科学の一般原則である公開性の原則は適用されません。この問題は、思想の面から取り組むべき重大な課題だと感じています。
それでは今日はここまでで失礼します。
大川晴美
【1324】[1596]何があった? 続きは会員専用掲示板で
楊航嘉さん。
朝早くからの投稿。6:25~7:08。
何があったのでしょうか?。(二日酔い?)
続きは会員専用掲示板で、どうですか?。
【1323】[1595]最新刊で副島先生も、金は短期では弱気に転換しているお。
損しても1600円の付き合いだお。文句を言うと、お金の苦労は、人を可笑しくすると冷笑されるお。
『金融市場を操られる 絶望国家・日本』
出版社:徳間書店
発行年:2014年4月
【1322】[1594]最新刊で副島先生も、金は短期では弱気に転換しているお。
金を高値で購入すると、霊感があると褒められるお。馬鹿らしいから、もう会員やめるお。
『金融市場を操られる 絶望国家・日本』
出版社:徳間書店
発行年:2014年4月
【1321】[1593]最新刊で副島先生も、金は短期では弱気に転換しているお。
『金融市場を操られる 絶望国家・日本』
出版社:徳間書店
発行年:2014年4月
【1320】[1591]磯貝さん
どのラジオ番組だったかはっきりしませんが、だれかが(これも思い出せませんが)「いままでだったら通訳を隠して写真を撮ったのに、カウンターの狭い店だから、通訳が間に入っていて、通訳なしでは話せないことがばれる、恥ずかしい写真になっている」と発言しているのを聞きました。真偽のほどはわかりません。
【1319】[1590]ひょとして
谷内正太郎(やちしょうたろう)国家安全保障局長ですか?
メガネのふちがやたら濃いような気もしますが??
【1318】[1589]オバマ、安倍、キャロラインと寿司を食べていた人
皆様へ
教えてください。
タイトル:「すし外交」しゃり噛む音も「ジツリ、ジツリ」 同盟強化もビジネスライク
MSN産経2014.4.24 07:11 (1/3ページ)[日米関係]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042407110008-n1.htm
オバマと安倍晋三さんが銀座で寿司を食べています。
写真のキャプションが
「来日したオバマ米大統領を老舗すし店でもてなす安倍晋三首相。首相によると、大統領は「人生の中で一番おいしいすしだった」と感想を口にしたという。ケネディ駐日米大使(左から2人目)と佐々江賢一郎駐米大使(左)も同席した=23日午後8時39分、東京・銀座(内閣広報室提供)」
となっています。
写真を提供した内閣広報室によるとキャロラインの左は駐英大使だそうです。
そうなると、一番真ん中に座り、安倍晋三とキャロラインの間に挟まれながらも正々堂々と寿司を食ったメガネの人は一体誰なのでしょうか??
まさか、通訳だったら、後ろにいていっしょに寿司は食べられないでしょう。
朝から気になって気になってしょうがありません。
一体何者か教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
【1317】[1588]ヒトラーがイスラエル建国に貢献?
第二次大戦でナチスのユダヤ人迫害で嫌でも住み慣れた土地を離れてイスラエル
に向かうようにしたと言われています。
日本国内でもアジア人種である朝鮮人、中国人攻撃をすればするほど、日韓、日朝、日中関係等を悪化に追い込み得するのは、世界の大国にいつまでもしがみつきたいアメリカの謀略(CIAの後押し)があるのでしょうか?
世界の反政府活動の支援にはCIAがついているとよく聞いていたので。
日本の保守、右翼を自称する多くの者達は今でもCIAの後押しになっているだけですか?
本来の日本保守なら反米であるのが、真の愛国保守だと思うので。
会員番号7791
【1316】[1587]不自然な沈没事故?事件?
澤田正典です。会員番号2953です。今日は平成26年4月19日です。おはようございます。寒の戻りで少し寒い朝を迎えております。
4月16日に、韓国で大型客船セウォル号が沈没し、厳しい状態が続いているようです。行方不明になられている方々に対し、一秒でも早く救助が進むことを御祈り申し上げます。御家族の皆様、韓国の皆様の心中、御察し申し上げます。
今日で事故発生から丸3日ほど経過し、確からしい情報が選別できるようになってきました。そして、事故原因に関する説明の中で、経緯が理解しやすい部分と、理解できない部分が、分離できるようになりつつあります。
経緯が理解しやすい部分としては、慢性的な過積載、甘い積荷の固定、重心の高くなる改造、濃霧による2時間の出航遅延を回復する目的での航路変更、早い潮流。
経緯が理解できない部分としては、たった数ヶ月の職務経験しかもたない、明白に経験不足な25歳の航海士に危険海域を操舵させたこと、「代理」船長が出航後ほとんど操舵室にいなかったらしいこと、何かの突発的かつ緊急の回避理由があったと想像される、突然の急激な2回の急旋回と急減速を行ったこと、船体の急激な傾斜と浸水をはっきりと認識して遭難信号と救助要請を行っておきながら、同時に、乗客へ向けて客室への待機を強く促す館内放送が沈没直前まで継続されたこと、「代理」船長ほか操舵室にいた乗組員たち全員が、館内放送の継続を指示した状態で、放送係員を放置したまま、一番最初に退船し、全ての乗客と他の乗員たちだけが沈没船内に留まり続けざるを得ない状況を導いたこと。このような異常行動を見せた人物を海運会社は「代理」船長に任命していて、事故当日に乗船させたこと。
今後、事故の調査が進むにつれて、よりはっきりと、この事故?事件じゃないの?に対する不自然さが炙り出されてくる。未必の故意による大量虐殺だと思う。注目は、なぜ急旋回を必要としたの?という、沈没にいたる最後の引き金となった点に集まっている。また、この事故?を受けて、韓国政府に対する韓国国内からの不満が高まることから、結果として政治的な効果が発生していることも、ものすごく気になる。パク大統領の前任のイ大統領のときにも軍艦が不自然な沈没をしている。大規模な海難事故が、韓国国内の政治に転機をもたらすパターンが見える。
日本国も、アメリカ帝国に資金を絞り抜かれて絞り抜かれて、政治と人事を徹底的に支配されて、属国の宿命を黙々と経験し続けている。いろいろな経験をすることで、確かに・・・人生勉強にはなる。韓国も・・・本当に、大変だ。私は、副島先生の、「アジア人同士、戦わず。」を強く支持する。今後の事故の調査を見守ります。
澤田正典 拝