重たい掲示板

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。
旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

副島隆彦 投稿日:2022/12/28 14:19

【3017】[3510]ロシア・ウクラナイ戦争の最新の、戦場の様子の報告記事を2本載せる。 

副島隆彦です。今日は、2022年12月28日(水)です。

 まず、今日のぼやきの方に、 私が書いた、今日28日発売の 中国本の宣伝をしています。例によって、まえがき と 目次と あとがきを載せています。 読みに行ってください。書名は、「習近平独裁 は 欧米白人(カバール)を 本気で打倒す」(ビジネス社刊)
です。

※「2030」 副島隆彦著『習近平独裁は 欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社)が発売 2022年12月24日↓
https://www.snsi.jp/tops/kouhou/2358

 ただし、今日28日発売、と言っても、アマゾンだけが先行発売する。一般書店での販売は、なんと相当に遅れて、正月(1月)の2週目だ。ということは、10日ぐらいからだ。何ということだ。アマゾンよりも2週間も遅れてしか、本が本屋に並ばない。これが日本の出版業界の現実だ。

 こんなにも、本の配送をする 取次(とりつぎ)という全国の書籍、雑誌の配達の仕組みが、弱体化して衰退して、今のも死にそうな感じだ。私の本だけがこういう取り扱いをされるのではない。書籍も雑誌ももう書店機能が限界状況だ。

 みんなスマホ文化に移行したから、本屋で自分で本を買って読む、という生活習慣を持っている人は、本当に、日本国民の1%(120万人)にまで減っている。
金融・経済本をずっと書いてきて統計数字に煩(うるさ)い、この私、副島隆彦が、このように書くのだから、信じなさい。

 だから、私の本の読者で、今も、夜、普通の人たちなら、とっくに寝ている時に、ベッドの中とかで、私の本をじっくりと、楽しみながら、ニヤニヤ、時にゲラゲラ、笑いながら読んで下さる 皆さんは、本当に、貴重です。 
日本人として、貴重です。貴種(きしゅ)、稀人(まれびと)に属する人たちです。私の本を、読む喜びを知っている人たちは、今の日本でひとりひとりが生来、相当に頭のいい人です。ご自分の能力に自信を持ってください。

 ここの学問道場に集まって来る会員を中心とする人たちです。私にとっては、本当にありがたい人たちだ。皆さんが買ってくれる一冊の本の価格の、一割(10%)の160円ぐらいを貰って(そこから15%税金が引かれる)それで、私の生活が成り立っています。

 今の日本で、本を書いてその収入(私は、印税=いんぜい=というヘンなコトバを使いたくない)。本当に、明治時とかは、本の最終ページに印紙があ貼ってあって著者が印鑑を押した。昔の本は、著者の住所が奥付に書いてあったりした。鷹揚(おうよう)な、ゆったりした時代だったのだ。

 今は、ついに、アマゾンの売り上げが、本(書籍)の総売り上げの、実に、25%にまでなっている。5年前は、15%ぐらいだった。もうここまで来た。書店は、全国で、まだまだ廃業、倒産している。大型書店以外は、ほとんと消えた、と言ってもいい。それでも、住宅街や、眼がスーパーの中に書店が残っている。

 漫画とアニメ作品のDVDのようなものが、郊外店では主流だったのだが、それさえも、もう紙(ペイパー)の漫画の本が、どんどん消えて、電子出版(オンラインデダウンロード)で、指を、ぴゅーぴゅ―横に滑らせる読み方になっている。

 この出版業界の現実に、逆らいようもない。アマゾンこそは、独占禁止法違反だから、雨損を日本政府が規制すればいいのに、それをしない、出来ない。やったら、アメリカから、日本の官僚と政治家(自民党)が、電話が、掛かって来て怒鳴られて、大目玉を食らって、シュンとなる。 これも 「 帝国 ― 属国 」問題そのものの、一場面だ。私は、唖然として現状を眺めている。他にどうしようもない。

みなさん、来年もよろしく、と、馬鹿みたいなことを書くしかない。

 さて、今日は、このあと、ロシア・ウクライナ戦争 の 現状を伝えてくれている、現地の戦場の様子を描(か)いている最新の記事を、2本だけの載せます。
 始めの一本は、「ロシアが強いので、ロシアが勝つだろう」という 客観分析の記事だ。なかなか優れた記事だ。これを読むだけで、現状の ロシア軍と ウクライナ軍の動きが、大きく分かる。 今も、最前線では、両軍の兵士、軍人( 下士官 petit officers から上の職業軍人を、軍人と言う)が、毎日、双方の野戦砲(多連装ロケット砲)の攻撃、ドローン攻撃、小部隊の突撃で、100ぐらいずつ死んでいるようだ。悲惨なものだ。

 世界は、こういう現実を、自分の生活中心で、忘れて、それどころではないので、関心が薄らいている。日本国内でも、7月8日の 安倍晋三の死(殺害、処分)のことさえも、どんどん忘れて、まるで遠い昔のことのように考えて生きている。

 時々は、ロシア・ウクラナイナ戦争が、今、戦場ではどうなっているのかを、知ることが必要だ。だから、私は、以下に2本だけ戦況報告の文を載せる。あとの2本目は、ウクラナイ軍が頑張っている様子の戦場からの報告の文だ。

 今は、ウクライナ戦争は、ウクライナのド真ん中あたりの、ドネツク州の バフムト(バフームト)という都市の奪い合いが、中心になっている。ここが、天王山だ、と言うぐらいに、両軍が、最大級の兵力を結集して、戦っている。
それを、両軍のそれぞれの様子を報道文から、何とか大きく理解することが出来る。

 もし、このバフムートが、ロシア軍に奪い返されて、ロシア軍の大攻勢が、2月までにあって、凍り付いた畑や原野をロシアの戦車隊が大前進することになって、クラマトルスクというドネツク州の西部の都市を制圧したら、それが、プーチンの目標としている、東南の4つの州のロシアへの併合、という戦争目標を達成することになる。 

 それで、停戦交渉( peace talk ピース・トークス)無しの 自然な停戦( cease- fire シース・ファイア)になって、両軍が、睨み合ったまま、動かなくなる、ということが予想される。 南部戦線 は、ドニエプル川を自然な境界として、自然な停戦になる可能性が強い。 

 ウクライナ側も、ロシア軍のドローンと、イランから買って来たドローンで、大都市のほとんどの電力設備と市民のガス暖房、それから工場群のエネルギー供給に大きな支障が出ているので、これ以上の戦争の遂行は、国民が疲弊して、電気が止まり、ガスもなく、寒さに震えながら、もう、我慢できないという状況になっている。

 人間は、トイレが使えなければ、バケツで用便をするしかなくなる。女の人は、一週間も髪を洗えなくなれば発狂しそうになる。これが、現実の戦争国の姿だ。

 日本のテレビ各局にこの半年、ずっと出演して、さんざん、「ウクラナイが大攻勢、大反撃に出て、勝利する。ロシアは負ける」と、言い続けた、 自衛隊の 防衛研究所の 高橋杉雄、山添博史、千々和泰明、 それから、東大先端研の 小泉悠ちゃん(奥さんはロシア人) たちは、これから、どうするんだろう。 
 「ウクライナが、今も勝ちつつある」と言わなければ気が済まない、筑波大学=統一教会大学の 中村なんとか、とか、東野なんとか(女)の狂ったコメンテイターたちに、慶應大学の 広瀬陽子、この女学者も、ムーニー(Moonies ,統一教会員)だと、よーく、分かった。そういう育てられ方をしたのだ。  もう、こいつらには、言うコトバが無い。 

あとは、以下の記事をしっかり読んで下さい。  副島隆彦 記

副島隆彦注記。 一本目は、すばらしい記事だ。私は、この文の書き手の、きっと自衛隊の指揮所詰めの 幹部上がりの、 軍事評論家だろう 矢野 義昭(やのよしあき)のこと を何も知らない。この人は、極めて冷静に戦況を分析している。  

〇 「 本格攻勢に出始めたロシア軍と崩壊寸前のウクライナ軍 」
2022年12/21(水)  JB press  矢野 義昭

(ここに記事の画像を貼る)

 最激戦地のバフムートでは新たな墓が毎日のように作られている(12月18日、写真:AP/アフロ)
 12月12日頃からロシア軍(露軍)の本格的な冬季攻勢が開始された模様である。  今冬で露軍が勝利しウクライナ戦争に決着が着くかどうかの分岐点に差し掛かっている。

■ 東部ドンバスの要衝バフムートの攻防  
 東部ドンバスのバフムートは、かつては人口7万人のワインと岩塩採掘で有名なドンバスの中心都市の一つであった。  しかしバフムートは、2014年のマイダンクーデター以降、8年間にわたりNATO(北大西洋条約機構)の支援を受け要塞化されてきた。  
 ここで私がマイダンクーデターと呼びマイダン革命と言わないのは、選挙で合法的に選ばれた親露派のヤヌコーヴィッチ大統領を武力により放逐した「民主革命」の名を騙った実質的なクーデターであったからである。

( ここに、 下の記事から、移して、ウクライナの戦争地図を載せる )

 
 2013年12月に起きたユーロマイダン広場でのデモ隊の民衆と当時のヤヌコーヴィッチ政権側の警備部隊の間に、極右武装勢力が銃弾を撃ち込み、デモ隊に潜入した過激派がデモ隊を暴徒化させ、その後親露派のヤヌコーヴィッチ大統領をロシアに逃亡させるに至った経過も判明している。  

 同クーデターを企画し支援したのは、当時のビクトリア・ヌーランド米国務次官補などであり、彼女が現地に入りデモ隊を激励しているビデオも、クーデター後の新政権の指導者人事を指名しているウクライナ駐在米大使との電話内容も確認されている。  ヌーランド自身も米議会で、電話内容を否定していない。

 同市の市街地は、コンクリートで固められた地下掩体壕が張り巡らされ、要点には戦車や火砲、ミサイルなどが配備され、堅固な要塞と化している。  そのバフムートは、ウクライナ軍(宇軍)の砲兵部隊の司令部がかつて所在していたが、現在は東部ドンバスの宇軍防御陣地帯の中郭拠点、補給中枢となっている。  バフムートは交通の要衝でもあり、市の西側には鉄道が南北に走り、高速道路も東西に走っている。  

 今夏以来の露軍の猛攻に耐えて、バフムートが持ちこたえてきたのは、備蓄された膨大な弾薬、装備、食糧などと、それを背後から支えてきた兵站補給線が確保できたためであろう。  バフムートには兵員も多数増援のため送り込まれた。守備兵力は約2万人だったが、当初守備していた宇軍正規軍は大規模な損害を受け、増援兵力がヘルソン正面などから増援された。
  しかし、増援兵力の多くは市街戦に不慣れな特殊部隊と訓練不足の予備役兵のため損害が続出し、それを補うためNATO各国の軍人が数千人規模で契約軍人などとして宇軍の戦闘服で戦闘員として送り込まれた。  

 中でも多数を占めたのがポーランド軍だが、損害も多く約5000人の死傷者が出たとの見方もある。  ウクライナ戦争での各国軍人の死傷率について、ポーランド軍は4%とみられている。  

 また、HIMARS(High Mobility Artillery Rocket System=高機動ロケット砲システム)などの米軍の最新装備は主に米軍人により操作されており、派遣された米軍の死傷率は1割に上るとの見方もある。 (“What Country Lost the Most Volunteers in Ukraine” @HistoryLegends, December 10, 2022)

 11月以降、露軍は堅固なバフムート要塞に対し東側から引き続き攻撃を加えつつ、南北の市街地近郊地域から後方連絡線に対する両翼包囲攻撃を行っている。  12月に入り南翼から包囲した部隊は、バフムート西方の丘陵地帯の制圧を進め、後方連絡線の鉄道に迫っている。

 露軍は正規軍だけではなく、傭兵、ワグネルなどの民間軍事会社、刑務所などからの徴収兵なども投入してバフムート攻略を進めている。  12月15日付のバフムートの戦況については、次のような分析がある。
 「バフムートは、半年間にわたる塹壕戦や砲撃の応酬、正面攻撃を伴う激戦により、『肉ひき機』と呼ばれるようになった」  「同市を攻撃しているロシア部隊は、傭兵や刑務所からの徴集兵、新たに動員された兵士で構成されているとみられる。ウクライナ兵の多くは市内とその周辺で、容赦ない砲撃にさらされる泥まみれの塹壕などで抗戦を続けている」  

「(中略)軍事アナリスト、セルヒー・ズグレツ氏は、『(双方が)特別な技術的手段なしに戦う標準的な戦術を取っていることから、この戦闘は第2次世界大戦と比較できる』と分析している」  だがロシア側の目標は、バフムートの占領にとどまらないようだ。  
 戦闘に参加しているロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者で、ロシア政府指導部と関係を持つ実業家エフゲニー・プリゴジン氏は、ワグネルの部隊は主にウクライナ軍の破壊に注力していると説明した」と報じられている。  (『JIJI.COM』2022年12月15日)

■ 宇軍に大損害をもたらした露軍の消耗戦略  
 露軍は、今夏から意図的組織的に消耗戦略を採用し、成果を挙げつつある。  カナダの有名な狙撃手が義勇兵として宇軍に参加し、今年5月に帰国した。彼は、東部ドンバスの戦場を「地獄だった」、建物がミサイル攻撃で瞬時に破壊され、建物を逃れても戦友が狙撃や砲撃などで次々に死んでいったと語っている。  

 ジャベリンの射撃クルーだった同僚の2人のウクライナ兵は、戦車の正確な砲撃を受け即死したが、一人は下半身を吹き飛ばされた。ジャベリンは射程不足で敵戦車から一方的に撃たれるだけだった、カナダは武器の支援などはしても戦闘には参加すべきではないと証言している。  (“Canadian Fighting in Ukraine Describes the ‘Hell’ He Witnessed,” CBC/Radio-Canada, May 6, 2022)

 今年5月の時点で既にこのような状況だったことは、当時のメディア報道の内容と食い違っており、後述する西側の戦時プロパガンダの実態が浮き彫りにされる事例である。  また、米軍のジャベリンに対し露軍戦車はその射程外から射撃し、屋根をかぶせるなどの対策を採り、その威力を封じている。  スティンガーなど米製の対空火力についても、その射程外からのスタンドオフミサイルによる精度の高い攻撃により、回避している模様である。  

 宇軍は今年9月から10月にヘルソン西部やバフムート周辺で反復攻勢を行ってきた。  しかし、その攻勢は十分な対空・対地火力の掩護も戦車その他の装甲車両の支援もなく、歩兵主体で行われ、大規模な損害を出したと思われる。  特にヘルソン西岸での攻勢は、航空掩護もないまま、隠れる場もない平坦開豁地で強行されたため、大規模な損害を招いたとみられている。  露軍は意図的に消耗戦略の一環として後退行動とその後の遅滞行動をヘルソンとハリコフで行ったとみられる。

 計画的な後退行動をとったことは、捕虜、遺棄死体、遺棄兵器の少なさから裏付けられる。敗退したのであれば、大量の捕虜などが出るはずである。  また遅滞行動と呼ばれる、地域の確保にかかわらず地域を捨てて後退し、有利な地線からの遠距離火力により敵の戦力を阻止減殺し戦力を消耗させ、戦力比を有利にし、あるいは守りやすい態勢に再編する目的で行われる戦術行動もある。
 
 遅滞行動は、モンゴル軍などの遊牧民を相手に長年戦ってきた露軍が得意とする戦術の一つである。  露軍は、ヘルソンではドニプロ川東岸から西岸に砲撃を加え続け、ハリコフ州では攻勢に転移している。 宇軍の航空戦力は、劣勢に立たされている。  
 開戦当初のミサイルの集中射撃により大損害を受け、戦闘機数は開戦前の125機から56機に半減したとみられ、残余の航空機もポーランド領内に退避しているとみられている。  航空機の活動は、露軍が1日100~200出撃に対し宇軍は10出撃以下であり、現在はNATO供与の攻撃ヘリと無人機が宇軍の航空攻撃の主力となっている模様である。  

 ただし、露軍の対空ミサイル網は世界で最も濃密と言われ、電波兵器の性能も優れている。  このため、開戦当初はトルコ製の無人機「バイラクタルTB2」などの活躍が伝えられたが、宇軍の無人機は露軍の電波兵器による無力化と対空火網による撃墜によって、その後目覚ましい戦果は挙げていない。  
 他方、イラン製ともイラン製に基づきロシアが数千機を量産しているともみられている1機約3万ドルの安価な露軍の無人機は大量に使用され、弱体化した宇軍の対空火網に飽和攻撃をかけ、戦果を挙げている模様である。

■ 崩壊寸前の宇軍兵力の実態  
 宇軍の地上軍の損耗については、今年3月21日からウクライナに義勇兵として赴き、英国に戻った英国軍人は概要以下のような証言を行っている。  「ポーランド国境から20キロの国際協力センターに約千人の豪・伊などの兵士と駐留していたところ、露軍の500キロ弾頭の3M-54巡航ミサイルの集中攻撃を受け、建物は粉々になり大量の装備・弾薬は破壊され約千人の死者が出た」  
 「30人の小隊には小銃3丁と短機関銃2丁しかなかった。ミサイルは各建物に正確に命中した。前線の塹壕戦は悲惨で、食糧も水も不足し1週間で病気になった」  (“Back from the Front: a British Volunteer in Ukraine” http://audible.com/lindybeige as of November 30, 2022 as of December 10, 2022)

 3月時点で既に、宇軍は露軍のミサイルの精密攻撃によりこのような被害を受けていた。  6月2日のユーチューブによれば、セベルドネツクでは大量のウクライナ兵が投降したが、その原因は、食糧、弾薬、重装備の補給が途絶え車両も破壊され、負傷しても救護されず死ぬしかなく、士気が極端に低くなったためとされる、投降兵のインタビューなどが報じられている。
  また、6月1日に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が1日60~100人のウクライナ兵が戦死し約500人が負傷していると発言していることも報じられている。  (“Ukraine Admits Heavy Losses in Donbas,” @Hisorylegends, June 2, 2022)

 しかし、戦傷者数は通常戦死者の約3倍であり、戦場医療が不十分とすれば、この6月1日のゼレンスキー発言の戦死者数は過少で、戦傷者が約500人とすれば戦死者は1日170人程度と見積もるべきかもしれない。同じ6月の時点で、ゼレンスキー大統領顧問のポドリャク氏は、毎日100~200人のウクライナ兵が亡くなっていると話している。  (BBC News, December 2, 2022)  

 8月頃のウクライナ側の発言によれば、戦死者、戦傷者、逃亡者を含め人的損耗は、平均1日約1000人という見積もりも出されている。この数値は、6月頃以降ロシア側が消耗戦略を採用し、砲爆撃による死傷者が増加したとみられることから、ほぼ妥当な見積もりとみられる。その場合、戦死者は1日約250人となる。  2月24日の開戦から8月末までの約200日間に損耗は約20万人となる。  

 8月のヘルソンの攻勢では、宇軍の戦死者が1日600人から1000人に増加したと露軍は発表している。低い数字600人をとっても約2.4倍に増加したことになる。戦傷者等を加えた1日当たりの総損耗は、戦死者が600人としても2400人程度となる。 9月初旬から11月末までの3カ月間約100日に約24万人の損耗が出たことになる。  開戦以来の損耗は約44万人となり、宇軍の開戦時の正規地上軍14.5万人と予備役90万人の計104.5万人の約42%に上る。

 11月27日付「ニューヨークタイムズ」紙のバフムートの戦闘に関する現地報告では、宇軍側の泥と血にまみれた戦死傷者が同市東部の唯一の野戦病院にひっきりなしに担ぎ込まれる状況が描写されている。  宇軍は塹壕戦が続く中、寒気と塹壕内の水による「塹壕足」に悩まされ、露軍の航空攻撃、優勢な砲撃に曝されている。
  同報告では、宇軍、露軍ともその死傷者数は(11月11日のマーク・ミリー統合参謀本部議長発言に基づく)米国防省の約10万人との見積もりも紹介されている。  

 他方で、宇軍は弾薬不足にも陥っているとみられる。宇軍は「米国の武器補給は無限にあるとの誤った仮定に立ち、持続不可能な速度で弾薬を射耗している」と米国防省が懸念しているとも述べられている。  (“Ukraine, Bakhmut Becomes a Bloody Vortex for 2 Militaries,” New York Times, November 27, 2022)

 また前記のポドリヤック氏は、12月1日、ウクライナ軍の戦死者数は最大1万3000人と述べたと12月2日のBBCは報じている。  ただし、この米国防省のウクライナ軍の損耗が約10万人とする見積もりや戦死者数が1.3万人との見積もりは過小評価とみられる。  

 ダグラス・マグレガー退役米陸軍大佐は、宇軍の12月初旬の残存戦力は、ポーランド軍、米英の傭兵などを除き、約19.4万人と見積もっている。また、露軍1人に対する宇軍の戦死者数は8~10人に上るとも述べている。  (“Larger Escalation of The War in Ukraine,” @DouglasAMacgregor, December 17, 2022)  

 この数は、約44万人の損耗との見積もりに近い。宇軍予備役の実質的な兵力は約70万人との見方もある。後備役の質も考慮すれば約70万人が実態に近いとみられる。  約70万人を前提とすれば、残存戦力は約23万人となり、約19.4万人とのマグレガー退役大佐の見積りがより実態に近いとみられる。

 いずれにしても、宇軍は予備役も含めほぼ壊滅状態と言えよう。 そのような中で、露軍の冬季攻勢に対峙することになる。本来ならば、これ以上戦争を継続しても露軍にさらなる国土占領を許す結果になるのではないかと危惧され、停戦交渉に応ずるべき時期にきていると言うべきであろう。しかし、ゼレンスキー大統領は、占領地域全域を奪還することを主張しており、交渉に応ずる気配はない。

■ 今後予想される深刻な戦死傷者と難民増加  
 現在前線で主力となり戦っているのは、約4万人のポーランド軍、3万人のルーマニア軍など計約9万人のNATO軍であり、彼らは宇軍の戦闘服で戦闘に参加している。
 また英国はウクライナ兵を英国内で訓練して送り返し、ウクライナの戦場に投入している。しかしその多くが予備役兵で訓練期間が短く、十分な戦力にならないまま、露軍の砲火の犠牲になっているともみられている。(“Odessa Falls and Ukraine Becomes a Landlocked Country” @DouglasAMacgregor, December 12, 2022)  

 ウクライナ戦争に義勇兵、契約軍人などとして参加したNATO等各国兵士の損耗率は、英軍豪軍仏軍は3%、ポーランド軍4%、韓国軍5%、米軍は10%に上っているとの情報もある。  (“What Country Lost the Most Volunteers in Ukraine” @HistoryLegends, December 10, 2022)  

  マグレガー退役大佐は、米軍人はHIMARS、対戦車ヘリなどの最新の米製装備の操作も行っていると述べており、米軍はそれだけ死傷率も高いものと思われる。露軍はウクライナの電力系統や鉄道などの交通インフラに精度の高いミサイルの集中射撃を意図的に行っている。  
 その結果、宇軍は兵站組織が機能しなくなり、慢性的な装備、弾薬・ミサイル・燃料・食糧、水などの欠乏に陥っている。  ゼレンスキー大統領は、電力需要の約50%が止まり、給水も15の地区で止まっていると発言し、その非人道性を非難している。(BBC News, November 24, 2022)  

 数百万人のウクライナの一般国民も物流の停滞と停電、断水に悩まされ生活が困難になっている。特に寒冷期を迎え、暖房用燃料が不足して凍死者が出る恐れも高まっている。停電、水、食糧、医療の不足などにより、数百万人単位の国内避難民が生じ、今後冬季に入り、ウクライナからポーランドなど周辺国に400万人以上の新たな難民が流入するのではないかと危惧されている。 戦後復興とともに、難民の支援とその後の処遇も問題となるだろう。

  なお、国際的には報道されることはほとんどないが、ロシア側にも数百万人以上の難民が流入している。  このような一般国民の生活基盤を破壊するような意図的な全面破壊は、第2次大戦の都市に対する無差別爆撃、コソボ紛争におけるカーボンフィラメントによる電力系統破壊なども行われてきた。  コソボ戦争では、NATO空軍の攻撃によりセルビアの総電力の80%が遮断された。  (Washington Post, May 25, 2019)  

 非人道的な行為ではあるが、戦時にはよくみられる戦法でもある。  冬季を迎え、塹壕戦内で凍死しあるいは低体温症、飢餓で死亡する兵士が宇軍に多発し、一般市民も同様の深刻な事態に追い込まれ、大規模な難民や死者が発生することが危惧される。    矢野 義昭

(転載貼り付け始め)

(副島隆彦注記。以下の記事は、日経が、どこの通信社から買って来たルポルージュ記事なのか、その明示が無い。問題だ) 

〇 「ワグネル主力は手ごわい」 ウクライナ東部守備隊兵士
  2022年12月25日   日経新聞  

(この記事の画像を 貼ってください)

 コードネーム「クサナダ」を名乗るウクライナ軍の兵士(右端の背中を向けた人物、一部画像処理済み)

 ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムートは同国を巡る紛争で最大の激戦地の一つだ。侵攻を続けるロシア軍は民間軍事会社「ワグネル」の要員も投入し、制圧を目指す。ウクライナ側はゼレンスキー大統領が20日に前線を訪れ、死守する将兵を鼓舞した。作戦に参加するウクライナ偵察部隊の兵士が現地のフリージャーナリスト、イローナ・マケドン氏の質問に答えた。

 取材に応じた31歳の兵士のコードネームは「クサナダ」。ウクライナ軍第120分離偵察大隊に所属する。オンラインで送った質問に12月中旬、回答してきた。ワグネルの主力部隊は手ごわいが、現状では持ちこたえているという。主なやり取りは次の通り。

――2月にロシアがウクライナ侵攻を始めた後、バフムートは最大の激戦地の一つだといわれています。
「その通りだと思う。市街戦が続き、郊外や近隣の集落でも迫撃砲や多連装砲を使った戦闘が起こっている。(9月に併合を宣言した)ドネツク州全体の占領を目指すロシアにとって、バフムトの制圧は不可欠だ。そのため(ウクライナ南部)ヘルソン州の占領部隊から絶えず援軍を送り込んできている。ワグネルの要員も投入している」

――ロシア軍の司令官はバフムト攻略の期限を設定しているといわれています。
「ロシア側の期限について明確な情報はない。ロシア軍は数カ月前から攻略作戦を続けているが成功していない。バフムートをウクライナ軍は手放さない。(近くで幹線道路が交差する)重要な都市だからだ。仮にロシア側にバフムートを明け渡せば、コスティャンチニフカ、クラマトルスクといったドネツク州のほかの主要都市を攻める足がかりにするだろう。ロシア軍の士気を高めることにもなる」

――ロシア軍の作戦は適切なのでしょうか。
「ロシア軍の計画はうまくいっていない。侵攻開始時にはウクライナ軍の能力を正確に把握できていなかった。足元でも誤算があり、ウクライナの都市や地域を攻略するプロセスが遅れている。そのため大きな損害を被っている。最近では(訓練の足りない)動員兵やワグネルが刑務所で募った志願兵を前線に立たせ、ウクライナ軍の弾薬をわざと使わせたうえで、後方の戦闘能力の高い兵士を活用する作戦に切り替えた」

――米国はワグネルが1万人の雇い兵と4万人の受刑者の計5万人をウクライナに派遣したと推計しています。ロシアのプーチン大統領の側近、プリゴジン氏が創設したワグネルは北朝鮮からも武器を調達しました。戦闘力をどう評価しますか。
「ロシアの刑務所で募った受刑者は訓練や経験に乏しく、軍事上の技術もゼロに等しい。一方、ワグネルのなかでも経験豊富で近代的な武器を備えた部隊は手ごわい。要所要所でウクライナ軍の防衛ラインを突破してくるのは、こうした主力部隊だ」

(ここに画像を貼る)

バフムトを走るウクライナ軍の車両(21日)=AP

――ウクライナ軍には、ロシアがウクライナ領クリミア半島の併合を一方的に宣言した2014年から同国側と戦っている百戦錬磨の「サイボーグ」と呼ばれる兵士も参加しています。バフムート防衛戦にも従軍していると聞いています。

「サイボーグは特定の部隊を形成しているわけでなく、様々な旅団や大隊に分散して組み込まれている。彼らはまさしく『鋼鉄』のような兵士で、これまでの経験をほかの将兵と共有してウクライナ軍の強化に役立っている」
――バフムート守備隊への補給は十分ですか。
「バフムートではすべてが順調だ。食料、冬服、寝袋、防寒靴など、カナダを含む欧米諸国が援助してくれる物資もたくさん供給されている。薪(まき)もあり、いまのところ、寒さはそれほどこたえていない。ほかの地域での状況は知らない」

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 拝

土井としき 投稿日:2022/12/24 15:38

【3016】[3507]私の切実な課題

「切実な課題」

 平和な戦後70年って言うが、今は「どん詰まり」の状況が続いている。

 例えば、自衛隊を正規な軍隊という認識だという平和の最後の状況だ。

 つまり、「国民の主権」を捨てて、普遍的な国際性に滑り込んでいけると思う認識方法だ。

 これは、戦無派の現在の若い人にも、この課題が突きつけられていることだ。被爆者二世の私にも重要な課題だ。客観的な意味で「どん詰まり」な気がする。

 なので、若い人たちは切実になっていないと思うかもしれないが、本当は国際性という普遍性に相当に追いつめられているのだ。私的には怖い感じなのだ。

 私は新聞も読まないし、テレビを見てても、この頃は食い物とお笑いしかない、ロクな内容ではない。 →だから、「勉強(頭脳思考)」と「感受性(内蔵思考)」を「自由」に横断する、「生命記憶を辿る旅」(三木成夫)=「アフリカ的段階」(吉本隆明)が重要に思えたのだった。

会員 投稿日:2022/12/20 13:00

【3015】[3505]ジャカルタ生まれで「元ミス日本」伊藤千桃さん

会員です。匿名で失礼します。
昨年、内部連絡網のメールで、副島先生が『「元ミス日本」伊藤千桃さん』のことを紹介されました。私は、このメールを読んで、伊藤千桃さんに興味がわきました。つい先日、伊藤さんのイベントが開催されたので参加してきました。
ホームページで紹介されているとおりの上品で美しい女性でした。千桃さんは、神奈川県の葉山町の山の上にお住まいです。その山の道は、隣の秋谷(横須賀市)に繋がっているそうです。その山道の頂上付近に警備が来ると、葉山の御用邸に皇室一家がいらしているのだな、と地元の人たちには分かるようです。千桃さんは、犬の散歩のときに、何度か葉山の海岸で美智子上皇后と立ち話もされたそうです。
(以下、転載)

From:*副島隆彦<****@nifty.com>
Sent:* Saturday, June 12, 2021 4:54 AM
To:* *****@****.com
Subject:「元ミス日本」伊藤千桃さん。「老後の貯金は無いけれど、お葬式もお墓も無くていいと思っています」

副島隆彦注記。 この女性は、今、70歳か。私よりも 2,3歳上だ。 父親は、インドネシア人 の 将校だったようだ。その写真が、残っていて、以下の記事の中にある。
このインドネシア人の青年には、宗主国(そうしゅこく。コロニアル・マスター)のオランダ白人の血が入っている。 だから、この女性は混血だ。

母親の日本人は若くして彼女を生だがなじめず帰国して、日本のインドネシア大使館の前に、彼女を置き去りにした。

このことが新聞に出て、「私が引き取る」と現われた養母が、 今のこの 葉山の高台の家(この頃は、ここらに家を建てる 米軍人たちがかなりいた)はその養母が残してくれた家だ。
養母が、気の利いた人で、彼女を、女優にしようとか、ミス日本(第5回)に応募させて当選した。

**

◯「元ミス日本」伊藤千桃さん。「老後の貯金は無いけれど、お葬式もお墓も無くていいと思っています」
2021年6月11日 https://kunel-salon.com/post-20812

葉山の山の上で貸し切りレストランとケータリング業を営む伊藤千桃さん。「お金は無くても、何とかなるわよ」が口癖ですが、その精神はどこからくるのでしょう?お金について伺いました。


◇伊藤千桃さん

「お金はね、それはあるに越したことはないです。でもね、無いからといって悲観したり、焦ったりは全然しません。よく『老後の貯えは何千万円必要』とかTVでいっているでしょう?みなさん、そんなにお持ちなの?!って本当びっくりしちゃう。もちろん、我が家にはそんな貯金は無いですけども」
そういってニコニコ笑う千桃さんは実に大らか。一般にはなかなか話題にしづらいお金のことですが、「なんでも聞いて」と話します。
「老後のお金どうしよう?って不安に思っているお友達の話など聞くと、『そんなに不安を抱えていたらそこから鬱々とした気持ちになってかえって病気になっちゃうわよ』って思っちゃう」
人生についてどこか達観している千桃さんですが、山あり谷ありの人生を歩んできたからでしょうか?


◇自然に囲まれた葉山の山の上の家。

「親も事業に失敗して、お金が無くて苦労しながらもなんとかやっているのをそばで見ていたからかしらね。人生なんとかなるんだなって思えるんです。離婚して貯えも仕事もないなか、娘と息子と子どもふたりをよく育てたな~。私どうやってやりくりしてきたんだろう?っていまでは不思議なくらいです」
「貯金なんて全然ない!」とあっけらかんと語る千桃さんですが、病気になったら?とか、不安にならないのでしょうか?と尋ねると……。

「保険も最低限しか入っていないんです。『じゃあ大病したらどうするの?』って聞かれるんですが、子供たちには私が病気になったら延命治療しないでって伝えてあります。それで、亡くなったら献体してもらうつもりで、もう登録してあるんですよ。解剖して医学の役に立ててもらい、火葬してもらって骨になって戻ってくるんです。

お葬式もしなくていいし、お墓には納めずに、遺骨は海に撒いてってお願いしているんです。お墓があると遺された人たちが管理が大変ですし、海に還っていると思うと、どこにいても祈れるでしょ。調べたら、そういう団体で手続きをすれば海洋散骨していただけるんですって」
人や世間がどうではなく、自分がどうしたら心地よいかを知り、それを実践している千桃さん。その生き方は本当に清々しく、凛々しいのです。

◯  2021.01.28 (木)
願えば叶う。「元ミス日本」マダム・伊藤千桃さんが辿った数奇な運命ストーリー。~ジャカルタの父編~
https://kunel-salon.com/post-20812

伊藤千桃さん ヒストリー
新しく〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーに加入となった「桃花源」主宰の伊藤千桃さん。『クウネル』本誌にも何度か登場し、そのたおやかな佇まいと、自然のなかでお金をかけずに豊かに暮らす姿勢が多くの読者の共感を得ています。そんな伊藤さんの波乱万丈な人生について、まずは伺いました。→前編「日本の母編」からの続きです。

インドネシアの父とは2歳で別れ、実の母とも生き別れ、養母に引き取られ、葉山の山の上での暮らしをしていた伊藤千桃さん。24歳のときに結婚し、一男一女を設けましたが、40代後半のときに離婚を決意しました。

「生活感覚の違いがあったりいろいろと『あれ?』と思うことが重なって……。旦那さんの悪口をどこかでいいながら生きていくのは嫌だなって思って、私から別れを切り出しました」

お子さんがまだ学生のころで、お金の心配もありましたが、「まあ、何とかなるでしょ!」と、そこは持ち前の豪胆さを発揮。当時、定期的な収入があったわけではなかったのですが、女手ひとつで子ども二人を育てることとなりました。(そのときの顛末はまた、別の機会に……)。

無我夢中で子育てをし、子どもたちも独立した十数年前、千桃さんは運命的な旅をします。それは、生まれてすぐに別れたジャカルタの父へと辿り着く旅。


◇この写真を手掛かりに、ジャカルタの父を探すこととなった。

この写真を手掛かりに、ジャカルタの父を探すこととなった。


◇アルバムには幼いころを知る貴重な記録。
親族に巡り合って以降、定期的にジャカルタを訪ねている。

「父とは幼い頃に別れ、記憶に全くなく、消息不明のまま。今のままでも自分としては幸せだし、いいかとも思っていたのですが、私の子供たちにルーツを残してあげたいと思ったんです。それで、残された写真などわずかな手がかりから、父を探し出そうと決めたのです」

インドネシア大使館に連絡をとったものの、「探すのは困難」との返事。それでも諦めず、何度も何度もコンタクトを取り続けていました。そして遂に! ジャカルタの父は見つかったのです。

知らせを受け、千桃さんはすぐにジャカルタへと飛びました。残念ながら父は亡くなった後でしたが、親族たちに会うことができました。実父もずっと千桃さんを探し出そうとしていたことを知りました。そのときに巡り合った従兄弟・サトリア ウィラは、フラワーアーティスト。緑に囲まれた美しい家で自然とともにある暮らしに共感し、血のつながりを感じたと振り返ります。以来、ジャカルタの親族たちとは交流が続き、子どもや孫たちと何度も訪れています。
遠い国に、深いつながりを持ち、千桃さんの人生はより豊かなものに。探すことを諦めずにいてよかったと話します。

事実は小説より奇なりといいますが、千桃さんのライフヒストリーはまさに波乱万丈。でも、決してほかの人と比べて悲観したり、現状を嘆いたりしません。運命は受け入れつつも、改善の余地があるならば失敗を恐れずに前に突き進む。そんな姿勢はしなやかで、かっこいい。「一歩前に踏み出してみよう」そんな勇気をもらえます。


◇現在の葉山の家。 葉山の家は養母から受け継いだ千桃さんの宝。

2021.05.24 (月)
経験ゼロから始めたケータリング業。「お金は少しでも、知恵と工夫でなんとでも」
https://kunel-salon.com/post-30030


◇伊藤千桃さん お弁当

葉山の山の上で貸し切りレストランとケータリング業を営む伊藤千桃さん。「私にできることはなにかしら?」と経験も知識もゼロから十数年前に始めました。いまでは娘さんと二人三脚でおいしいごはんをつくり、デリバリーしています。

『桃花源(とうかげん)』 の屋号で、自宅を拠点にケータリングや、B&Bを営む伊藤千桃さん。その始まりは、かなり手探りなようでした。

「40代後半で離婚したとき、長女は高校一年生でした。私はその時、仕事をしていなくて、周囲には『どうやって子ども二人を養うの?』とすごく心配されましたね。でも、私自身はそんなに心配していなくて……。『どうにかなるでしょ』と思っていました」

今の自分に「何ができるか?」と考えた千桃さん。周りを見渡し、自分の強みは亡き養母から受け継いだ、豊かな自然に囲まれた家ではないかと思い至り、この家で何かを始めようと決意しました。

取材の日、撮影スタッフ用にと『桃花源』のお弁当を頼んだ。
近くの漁港で買った魚のフライに、旬野菜のマリネなど、季節のおいしさが詰まっている。


◇自家製山椒の実とちりめんじゃこのおむすび。

「料理も好きだったこともあり、山の上の家のレストランを始めたんです。しばらくひとりで切り盛りしていて、それなりに成り立っていたのですが、やはり大変な部分もあって……。こんな田舎で一日数組のお客様だけでやっていて、そんなに高いお料理を出すわけではないし、これじゃ採算が合わないわねとなったんです」

結婚して家を出ていた娘さんが、離婚をして戻ってくるタイミングで、まだ日本では黎明期だった民泊を始め、料理の方はケータリングへとシフトしました。

「葉山、逗子、鎌倉、三浦、横須賀地域限定ですが、テレビや映画の撮影のお弁当などを配達しています。あとはご近所の方から、『ホームパーティをするからいくらくらいの予算でお料理をつくって』とかのご依頼があったり」

千桃さんの庭でとれた野菜や果実、野草を使ったお料理は、見た目も味もバラエティに富んでいて、旬のおいしさがふんだんに盛り込まれています。素材の味を生かした料理は、食べ終わった後に心と体が満たされる健康的な力を宿しています。

庭で採れた野草や果実は干したり漬けたりして、日々の食卓で活用。

◇庭のビワの葉を干してお茶に。

「お金は、たくさんはないけれど、なければないで何とかなるものだし、その分、頭と手を使って工夫するのが楽しいんです」

いまある幸せに感謝し、あるものを最大限に活かすことを考え、心を込めて手を動かす。千桃さんのモットー「贅をつくさず、精をつくす」の精神に学ぶことは多くあります。

◯ぶれない心。「元ミス日本」マダム・伊藤千桃さんが辿った数奇な運命ストーリー。~日本の母編~*
https://kunel-salon.com/post-20797
新しく〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーに加入となった伊藤千桃さん。『クウネル』本誌にも何度か登場し、そのたおやかな佇まいと、自然のなかでお金をかけずに豊かに暮らす姿勢が多くの読者の共感を得ています。そんな伊藤さんの波乱万丈な人生について、まずは伺いました。

『桃花源(とうかげん)』 の屋号で、自宅を拠点にケータリングや、B&Bを営む伊藤千桃さん。インタビューを何度かしていますが、お話を伺う度に「ええー!」と、驚くことばかり。オープンになんでも話してくださるのですが、その内容が毎度あまりにもドラマティックで、目を丸くしてしまう筆者です。驚きのストーリーをニコニコと、さもないことのように話す千桃さんはただものではない!そんな千桃さんの胆の座った生き方を、本サイトで少しずつご紹介してまいります。まずは生まれたときの話から……。

「生まれたのはいまから70年前、インドネシアのジャカルタです。日本人の母とインドネシア人の父の間に生まれました。といっても、インドネシアにいたのはほんの少し。インドネシアになじめなかった母は、2歳の私を連れて日本に帰国したのだそうです」


◇赤ちゃんのときの写真。

アルバムを見せてくれる千桃さん。
だから、父の記憶は全くないという千桃さん。かといって、母の記憶もほとんどありません。というのは、子育てがうまくできず若かった母はインドネシア大使館に幼い千桃さんを置き去りにしたまま、いなくなってしまったというではありませんか!
このことが当時の新聞に載り、とある女性が引き取り手として名乗りをあげ、養母となってくれました。

「養母は誰も近寄れないほど独特な雰囲気の人で、とにかくみんなから恐れられていました。私も最後まで敬語で話していたものです。会社を経営していて羽振りもよく、私は子守りの女性をつけてもらい、ごはんをつくってもらったり、遊んでもらったりという記憶はまずなくて。あまり養母に育てられたという感じではなかったですね」

しかし、調子のよかった養母の事業もあるときから立ち行かなくなり……。お金で苦労する様子を近くで見ていました。「お金は無いなら無いで何とかなるもんよ」が口癖の千桃さんですが、それは、どん底を経験しているからこその境地なのだといいます。

「ミス日本」になったのは1972年のこと。第五回ミス日本コンテストに養母が応募し、見事グランプリへと輝きました。それからの1年間は「ミス日本」として、世界中を訪問。海外旅行が珍しかった当時、貴重な体験をしたのだそうです。その前には、なんと映画デビューもしている千桃さん。1969年に行われた東宝映画『華麗なる闘い』のオーディションに養母が応募し、最終選考の7人に残り、映画に出演。ただ、自分に自信が持てなかったという千桃さん、女優としてのお仕事はこのとき一度限りで辞めたのだそうです。あのとき、女優続行を決断していたら、全く別の人生を歩んでいたかもしれません。

初の著書『千桃流・暮らしの知恵』
http://shufunotomo.hondana.jp/book/b477869.html(主婦の友社)には、
自然の恵みを活用して暮らす知恵やアイデアが多数紹介されています。
ドラマティックな人生ヒストリーの記述も。

◯ 2020.03.31 (火)
「元ミス日本」という輝かしい経歴の素敵なマダム。伊藤千桃さんのおもてなしに感激。
https://kunel-salon.com/post-6854


◇伊藤千桃さん

クウネル5月号にて取材した伊藤千桃さん。神奈川県・葉山でケータリングや民泊サービスを行っています。打ち合わせの時も、取材時も手作りのランチでおもてなしをしてくださいました。

『桃花源』という屋号でケータリングや民泊などを行っている伊藤千桃さんを取材しました。いまから40年以上前、第五回目の「ミス日本」グランプリ受賞という、輝かしい経歴を持つ素敵な女性で、神奈川県・葉山の山の上にある一軒家で自然に囲まれて暮らしています。打ち合わせで伺う約束をしたところ「ごちそうはありませんが、我が家でお昼を食べながら打ち合わせしましょう」との素敵なお誘いが。そうして用意してくださっていたのが本当においしく豊かな食卓でした。近隣の漁港で買ってきたといういわしの自家製パテ、野菜たっぷりのポトフ、デザートのプリンまで!


なんと、慌ただしい撮影の日にも用意してくださり、自家製フォカッチャとポテトのパイなどをスタッフ一同ごちそうになりました。

取材を通して印象的だったのは、「お金はあるにはあった方がいいけれど、無ければ無いで”なんとかなるようにしよう”と頭を使って、工夫をするようになり、それが面白い」というフレーズ。その「工夫」から、庭や家の周りにある自然の恵みを存分に生かした暮らしを営んでいらっしゃいます。そんな伊藤千桃さん流・暮らしの知恵について、ぜひ本誌をご覧になってください。

千桃さんに教えていただいた、金柑のシロップ煮レシピの記事
https://kunel-salon.com/post-5765 もご覧ください!

より詳しくご覧になりたい方は著書『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)を!
(転載おわり)

西森マリー 投稿日:2022/12/16 17:20

【3014】[3503]トランプ大統領のメッセージ

1791年12月15日、アメリカ合衆国の権利章典(合衆国憲法の中の人権保護規定=補正第一条から第10条)が批准されました。
これを記念して、12月15日、トランプ大統領が、言論の自由に関する声明を発表しました。

https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/109518990392565381

以下、訳しましたので、是非お読みになってください。

言論の自由がない国は、自由な国ではありません。この最も基本的な権利が失われれば、他の権利や自由もドミノ倒しのように一つずつ倒れてしまいます。
ゆえに、今日、私は検閲を繰り返す左翼体制を打ち砕き、すべてのアメリカ人のために言論の自由の権利を取り戻す計画を発表するのです。”取り戻す”という言葉を使っているのは、この権利は我々から奪われたからです。

ここ数週間で、ディープステイトの官僚、シリコンヴァリーの暴君、左翼活動家、堕落した大手報道機関の邪悪な集団が共謀して、アメリカの国民を操り、黙らせようとしていることが、衝撃的な報告で確認されました。

彼らは協力して、選挙から公衆衛生に至るまで、あらゆる重要な情報を抑圧してきました。検閲カルテルは即刻、解体され、破壊されなければなりません。

これが私の計画です。
まず、私は就任後数時間以内に(within hours of my inauguration)、連邦省庁がいかなる組織、企業、個人と共謀して、アメリカ市民の合法的な言論を検閲、制限、分類、妨害することを禁ずる大統領令に署名します。そして、国内の言論に “誤報 “や “偽情報 “のレッテルを貼るために、連邦政府の資金が使われることを禁止します。そして、国土安全保障省、保健福祉省、FBI、司法省、どの機関であれ、直接的、間接的に関わらず、国内検閲に関与した連邦官僚を1人残らず探しだし、解雇するプロセスを開始します。

第二に、完全に破壊的で恐ろしいオンライン検閲体制に関連する人や組織を調査し、犯罪を積極的に起訴するよう、司法省に命じます。これには、連邦公民権法、選挙資金法、連邦選挙法、証券法、反トラスト法、ハッチ法、その他多くの刑事、民事、規制、憲法に違反する犯罪も含まれるでしょう。これらの努力を支援するために、バイデン政権、バイデン陣営、およびすべてのシリコンヴァリーのハイテク企業に対して、検閲の証拠を隠滅しないよう命じる書面を直ちに送るよう、共和党下院議員に強く要請します。

第三に、私は大統領就任時に(upon my inauguration as president )、大手オンライン・プラットフォームから検閲権を削除するためのセクション230改正法案を私のデスクに送るよう議会に要請します。今後、デジタル・プラットフォームがセクション230が定める免責保護を受けるのは、中立性、透明性、公平性、無差別性の高い基準を満たした場合にのみ、とすべきです。我々は、これらのプラットフォームが、児童搾取やテロの助長などの違法コンテンツを取り締まる努力を強化し、合法的な言論を恣意的に制限する権力を劇的に縮小することを義務付けるべきです。

第4:いわゆる「誤報」や「偽情報」に取り組むという口実で発生した有害な検閲産業全体を解体しなければいけません。連邦政府は、こうした独裁主義的なプロジェクトを支援するすべての非営利団体と教育機関のプログラムへの資金提供を直ちに停止すべきです。もし合衆国の大学が、SNSコンテンツの削除やブラックリストによる抑圧などの検閲や選挙妨害を行っていたことが発覚した場合、それらの大学は5年間、あるいはそれ以上、連邦研究費と連邦学生ローンの支援を受ける資格を失うべきです。

また、民間団体と組んで憲法を回避し、アメリカ人から憲法補正第1条、第4条、第5条の権利を奪う、つまり投票権を奪う連邦官僚に対する明確な刑事罰を定めた新しい法律を制定するべきです。選挙を失い、現在のアメリカのように国境を失った国は、もはや国家とは言えません。さらに、主要なプラットフォームに元政府高官や情報機関の職員が侵入しているという問題に立ち向かうために、FBI、CIA、NSA、DNI、DHS、DODの職員が、膨大な量の合衆国のユーザーデータを保有する企業への再就職・転職を許される前に、7年間の冷却期間を設けるべきです。

第5:議会がデジタル権利章典を可決する時が遂に到来しました。これには、デジタル版の適正手続きの権利も含まれるべきです。つまり、政府関係者がオンラインコンテンツを削除するには、FBIがツイターに命じたような情報操作命令ではなく、裁判所の命令を必要とする、ということです。さらに、大きなオンラインプラットフォームのユーザーが、コンテンツやアカウントを削除されたり、隠蔽されたり、シャドウバン(ユーザーに知らせず密かにアカウントへのアクセスを禁止)されたり、その他どういう呼び方であれ制限を課された場合、何が起きているかを知らされる権利、その理由の具体的説明を受ける権利、そしてその措置の撤回をタイムリーに要請する権利をユーザーが持つべきです。さらに、18歳以上のすべてのユーザーは、コンテンツのチェックと整理を完全に拒否する権利、また彼らが望めば、操作されていない情報を受け取る権利を持つべきです。

言論の自由のための戦いは、アメリカにとって、そして西洋文明の存続にとって、勝利か死か、という重大な問題です。

私が大統領になった時点で(When I’m president)、この腐敗した検閲と情報統制はアメリカ社会から完全に跡形もなく排除されます。言論の自由を回復することによって、私たちは民主主義を取り戻し祖国を救う作業を開始するのです。みなさん、ありがとう、そしてアメリカに神のご加護を。

トランプ大統領は、「もし私が大統領になったら」If I’m elected presidentではなく、大統領になることが決まっているという大前提で
私は就任後数時間以内にwithin hours of my inauguration
私は大統領就任時にupon my inauguration as president
私が大統領になった時点でWhen I’m president
と言っている点に注意してください。

さらに、12月15日トランプ大統領はデジタル・トランプ・カードを売り始めました。
https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/109520365020863819

この1700日前(17はQの数字)の2018年4月20日にQが TRUMP card coming.「トランプ・カードが来る(切り札が出される)」と伝えていました。
https://qalerts.app/?n=1201

今後の展開が楽しみです!

西森マリー 投稿日:2022/12/12 14:39

【3013】[3502]12月11日 テキサスからの最新情報

テキサスの退役軍人たちの集会で話題になったことの一部をお伝えします。

まず、イエメン出身の科学者、ハシェム・アル・ガイリのコンセプトに基づいて開発された人工子宮を商業化したエクトライフ。
https://www.youtube.com/watch?v=n0j-aMJmoJg

クリーン・エネルギーを使った人工子宮の中で、目や髪の毛や肌の色、体型、身長、知能などを遺伝子操作で選んで胎児を作り、音楽や数カ国語を胎児に教え、親は胎児の体験を同時進行でヴァーチャル体験できる、と、宣伝しています。
『ガタカ』、『マトリックス』の世界ですよね。
『ハリウッド映画の正体』でさんざん書いたことですが、カバールは近未来映画という形で、これから起きることを人類に知らせています。predictive programming(予知プログラミング)と呼ばれるこの映画作りは、映画の世界が現実になったときに、人々が受け容れやすくするためのマインド・コントロールの手段です。このサイオプが功を奏し、効率よく赤ん坊を入手できる!、と、多くの人々がエクトライフを歓迎しています!

トランプ・オーガニゼイションが脱税など17(Qの数字)の罪状で有罪になりましたが、
https://news.yahoo.com/manhattan-jury-finds-trump-org-205144262.html
これは、後にオバマ、クリントン、ブッシュ、マケインなどの財団、ペロシ、マキシーン・ウォーターズなどの家族を、脱税、申告漏れなどで有罪にしやすくするための布石です。

カタールで急死したスポーツ・ジャーナリストが「実はLGBTQ支持者だったので殺された」というのは大嘘です。この人の奥さんは、バイデン政権でコロナのワクチン強制を推していた人物で、この人もワクチン推奨者でした。
https://www.dailymail.co.uk/news/article-11523131/US-journalist-dies-days-detained-wearing-rainbow-shirt-Qatar.html
カバールのモットーは、Never Let a Good Crisis Go to Waste せっかくの危機を無駄にするな、です。人の死を使ってLGBTQ反対者を叩いているのは、ワクチンの危険性から目を背けるためのミスディレクション、及び、LGBTQの被害者としての地位をさらに上げて同情票を増やすための舞台作りとして役立っています。

テキサスの教会では、安楽死が合法化されたカナダで、物価上昇でホームレスになることを恐れて安楽死を選んだ障碍者の男性のための募金活動が行われました。
https://www.dailymail.co.uk/health/article-11486239/Advert-Canada-promotes-euthanasia-Slammed-dystopian.html
北米各地の教会でもチャリティー・バザーなどが開かれ、この男性に資金援助をしていますが、貧者や身体障害者が安楽死を選ぶケースは今後どんどん増えていくでしょう。カナダの安楽死は、障碍者を”人道的な立場から優遇”しています。『フェイク・ニューズメディアの真っ赤な嘘』に詳しく書いたことですが、安楽死は、”優生学”を使って避妊手術と中絶を強制する人口削減対策の延長線上にある偽人道論です。

ツイターの検閲に関するエクスポゼ第4弾は、ここ
https://twitter.com/ShellenbergerMD/status/1601720455005511680
でお読みになれます。

最後に、ロシア人の友人から教えてもらったことをお伝えします。
プーティン大統領は、少なくとも2004年には既に西側のリーダーたちとグローバリストたちが悪魔崇拝者であることを察知していました。そこで、この事実をロシア人の心に染みこませるために、「ロシア人の子どもたちが、黒魔術で世界征服を企むNATOのグローバリストと戦う」という筋書きの児童書、Дети против волшебников(子どもvs魔法使い)を出版させました。
https://onl.tw/6cB5HNJ
ハリー・ポッターのロシア版のようなこの作品は、ロシア人の子どもたち全員が読むほどの大ヒットになり、2016年にアニメと実写を混ぜて動画化されてテレビで放送されました。
https://www.youtube.com/watch?v=JoJ9Tj9i-zE
この番組も大ヒットになったので、若い世代のロシア人は、西側の悪魔崇拝者と戦うことは、人類(とりわけ東方正教信者)の信仰心と自由を守るための義務だ、と信じています。
フェイク・ニューズにどれほど叩かれようと、ロシア人がめげないのは、このような背景のおかげで強い正義感と信条を養うことができたからです。

こちらは既にクリスマス・モードなので、見えるところでは大きな動きはありませんが、次のマーカーはトランプ大統領の逮捕だろう、と言われています。
何度も書いていることですが、これはRightとLeftの闘いではなく、RightとWrongの闘いなので、テキサス人は居直って「トランプ不支持者はfar wrongで(激しく間違っていて)、自分たちは Far Right=極度に正しい」と言っています。善と悪の闘いは5次元のチェスです。相手の出方によって次に打つ手が変わってくるので、予測をたてにくいのですが、最終的に行き着く先はカバールの崩壊です。ホワイトハットたちは、できる限りスムーズに新世界に移行できるようにするために、8割以上の人間が起きた後に本格的なディクラス(真実の暴露)プロセスを始めるつもりでいます。
ゴールにできる限り早くたどり着けるよう、みなさん、ノーミーを起こす作業に積極的に取り組んでください!

副島隆彦 投稿日:2022/12/08 09:05

【3012】[3501]皆、以下のことをはっきり、分かりなさい。もう迷わないように。

副島隆彦です。 今日は、2022年12月8日(木)です。

まず初めに書いておかなければいけないことは。
 下 ↓ の 頻繁にここに投稿して記事を貼り付ける、会員の鈴木雄司君に、言っておきます。君程度の頭脳では、私たちの会員の中の優秀な人たちが、やっているように、この「重たい掲示板」ではなくて、その下の列の、他の掲示板に投稿しなさい。

それから、今、今日のぼやきで、 最新刊の『馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性』( 藤森かよこ著、KKベストセラーズ、2022年10月刊)
(ここにリンクを貼る)
https://www.snsi.jp/tops/kouhou/2356/
 への、私からの語り下ろしでの、この本への応援、宣伝、感想文が載っています。読みに行きなさい。

私は、昨日、やっとのことで、今年の私の中国本を書き上げた。
 書名は、もうアマゾンに出ている。何と、年内、年末(12月28日)には出版するという(笑い)。編集長が優秀だから、こういう出版業界人でも目を見張ってあきれ返る、離れ業が、私たちは出来る。

書名は、『 習近平 独裁 は、 欧米白人(カバール) と本気で打倒す(と決めた) 』である。

習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す

 今日は、中国の指導部の最新の動きのことは、書かない。私が、今の中国研究の最先端、最高峰では、遠藤誉(えんどうほまれ)女史が断トツで優れている。
それと、嫌い合いながらも、日経の 中沢克二(なかざわかつじ)記者が凄い。 他の新聞社の中国担当の記者たちでは、話にならない。 中沢が持っている、中国共産党の相当の上の知識人たちからの
情報が素晴らしい。 

日本の警察庁の外事(がいじ)課で、中国諜報分析トップである富坂聰(とみさかさとし)氏や、講談社にまだいるだろう 、中国外交部(外務省のこと)と深い繋(つな)がりのある、近藤大介(こんどうだいすけ)氏が、最新の中国について書かない。私の目に触れないだけかもしれないが。中国のことは、そのうち、この本が出たら、紹介しながら、書きます。

私は、この本に、『習仲勲(しゅうちゅうくん)、習近平の親子の(苦難の人生の)物語』を
書こうと思ってたが、分厚くなるのでやめた。来年、出す。私は、遠藤誉女史の本を使って。

「ああ、そうか、これで、ようやく、副島隆彦は、中国共産党の、結党以来の、この100年間の、最高幹部たちの、泥だらけ、血だらけの、それぞれの人生が分かったゾ」も書きたい。

 日本人の知識層は、チャイナ・ウオッチャー(中国研究家)でも、 “ 中共(ちゅうきょう) 八大元老(はちだいげんろう)” (毛沢東は入っていない。文革でヒドい目に遭った大幹部たちだ)の大きな流れを分かっていない。遠藤誉女史( 彼女の頭の中は、中国人だ。中国で生まれて12歳まで中国にいた )の本を、日本人の中国ウオッチャーたちは、真剣に読まないといけない。

ロシア(プーチン)と、ウクライナ戦争のことも、欧州EU、NATOのことも今日は、書かない。

 私は、昨日から、ベンジャミン・フルフォード氏との対談本の、仕上げをしなければいけなくなって、アセアセ (と言うんだろ。焦っているの意味 ) しています。編集者に恩義があるから、何とか突貫工事でやります。

 クソ。 私、副島隆彦は、今日は、ちょっと、はっきり、ガツンと書きます。 学問道場の会員たちと、それから、ここに盗み読みに来ている者たちに、私から、はっきり教えて置きます。

 今日、下の方に貼り付けるのは、さっき私が読んだ、昨日 12月7日付の BBCの 「 ドイツ、クーデター計画容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を画策と 」という記事だ。
 この記事は、かなり高級で難しい。 相当の知能の有る、世界の政治問題への関心にある人しか分からない。私も勉強になった。

 ここに、「・・・極右関係者、元軍人、ロシア人女性、陰謀論「Qアノン」の信奉者などで構成される、極右勢力グループが・・・ドイツ政府の転覆(てんぷく)を図った」ので「ドイツ連邦検察が、急襲、逮捕した」 と言う内容 だ。 この ことで、私、副島隆彦は、この数年、気になっていたことがあるので、以下に、説明します。

私たち、学問道場に集まる者たちは、先生である私、副島隆彦の教え、指導で、アメリカのトランプ支持勢力の、そして、その中核である、Qanon 「Qアノン」の支持者集団である。私のこの決めつけが、イヤな人は、もうここに近寄るな。

 そうすると、私たちは、アメリカの、汚れ切った体制派メディアの決めつけ、分類では、極右(きょくう)勢力( far far right ファーファ―・ライト)ということになる。そんなバカな話があるか。

陰 謀論者(×。副島隆彦から。権力者共同謀議論者 と言え。conspiracy theorist コンスピラシー・セオリストの 日本語訳だ。こっちなら、副島隆彦が、使用を許可する)
扱いなら、まあ、いつものことだから、書きたいだけ書け。

私は、そろそろ、ここで、饗庭直道(あえばなおみち。じきどう )という男のことを、皆に教えて、を 叩いて説明する。

饗庭直道(あえばなおみち。じきどう )1967年うまれ。
私、副島隆彦の本の読み手で、相当の理解者でも、動揺していることがある。
それは、「トランプさんは、アメリカでムーニー Moonies 、ディープステイト側の人ではないのですか。その証拠に・・・」と、思っている、ちょっと訳(わけ)知り人間の、
政治談議が好きな程度の者たちが、いる。女にもいる。かなり知的な女性たちなのだが。 

この人たちに、はっきり、事実を教えて置かないといけない。そして、以後、ヘンな、間違い、と曲解(きょっかい)をしないように、させないと。
私たちの敵どもが、くだらない、その歪んだ、統一教会の狂った頭で、私の本の読み手たちを、混乱させようとする。それを、打ち砕き、阻止しないといけないので。

以下は、簡単に、ズケズケ書いてゆきますよ。
アメリカに、CPAC(シーパック。アメリカ保守会議) という、大きな保守派の団体が有る。当然、共和党(リパブリカン)系の団体だ。ここの大会にトランプは、年に一度ぐらい出席して演説する。  以下のドイツの「第3帝国(ツヴァイス・ライヒ 、ナチス党だ )の復活」を掲げる、極右たちと同じだ。 あるいは、さらには第4帝国(クワトロ・ライヒ)の建設まで言い出す者たちがいる。 じーっとよく読め。

 私たち、トランプ派の中核である、Qanon も、 米デープステイト = カバール
・メディアからは、勝手に、謀略言論で、この中に混ぜられて、極右集団 に分類されるのだ。このことを、皆さんは分かりなさい。 

この饗庭直道(あえばなおみち。じきどう )は、神谷宗幣と知り合いだろう。

 参政党(さんせいとう)の神谷宗幣(かみやそうへい)よ。お前が、統一教会の別動隊であり、幸福の科学=幸福実現党(毎回、全国で175万票だった)を新奇に、名前替えして、参政党と名乗り(今回、180万票。ピッタリ一緒)、正体くらまし作戦で、ちょっと頭の軽い、市民運動家(いわゆる、プロ市民)たちを、まんまとダマしたまでは、うまくやったな。 本当にお前たちは、潜り込み、組織潜入(インフィルトレイションinfiltration )の、プロだ。恐れ入る。

私が、このように参院選の前に、ここに、神谷宗幣(かみやそうへい)について書いたので、その後、私を事実誤認の名誉棄損で、訴えてもいい、と、確か、こいつは、ツウイッターしたはずだ。 神谷よ、さっさと、私、副島隆彦を訴えろ。待っているよ。

ここで、黒川敦彦(くろかわあつひこ)君にも、一言、言っておく。こら、黒川。 お前が、余計なことを書いた。
「事実でないなら、神谷氏は、副島氏を、訴えるべきだ」と、SNSで 書いただろ。それで、神谷が、まんまと、上手(うま)く参議院議員になったものだから、要らぬ騒ぎは、起こしたくない、で、私に対して腰が引けながら、精一杯、「訴えてもいい」と書いたのだ。

 黒川君。君は、大阪大学工学部を出て、そのあと自分なりに、政治活動でずっと頑張って来たのだろう。その不屈の行動力と、胆力を、私、副島隆彦は、認めてあげる。
だが、君には、左翼、反体制、反権力の、遺伝子がはいっていない。

この点は、NHK党の 立花孝(たちばなたかし)氏と同じだ。
立花孝は、昔、統一教会の集会に行った、と以前、白状している。NHK党は、このように、生来の右翼体質だ。憲法改正派だ。どうかすると、統一教会に共感を持っていたりする。

だから私は、立花孝には近づかない。いざとなったら、どういう動きをするか、分かったものではない。 私、副島隆彦は、自分の判断を間違いたくないから、ものごとを慎重に見極める。軽々(かるがる)、軽々(けいけい)には、動かない。

黒川君。君は、自分が、大阪大学の学生時代に、統一教会とか、CARP(カープ。 世界規模の 統一教会の学生組織)の集まりに行ったことが有るか、無いか、私、副島隆彦に向かって、はっきりと説明しなさい。そのあとでないと、私は、君とは会わない。
君の子分から、「黒川氏のネット番組に出てください」とメールが有ったが、私は、無視した。

 副島隆彦の眼力と、政治思想への嗅覚の鋭さを、舐(な)めるな。 以後、私への言及は、気を付けなさい。いろいろ疑いが晴れたら会ってあげるよ。

 饗庭直道(あえばなおみち。じきどう )という男は、統一教会の別動隊である、あの日本会議(にほんかいぎ。国会議員たちも、300人が名を連ねている。この事実から、逃げられると思うな。証拠は挙がっているのだ )の初代の会長(議長?)である。すぐに辞めた。
そして、饗庭は、アメリカに渡って、帝都ワシントンの Moonies の幹部の白人たちに、取り入った。そこで育てられた。

 このムーニー・アメリカの大幹部たちが、前述した、CPAC(シーパック)の大会に、自分の勢力を引き連れて参加する。デブの白人の大男たちだ。そこに饗庭(あえば)も毎回、いる。そうやって、トランプとも握手している。 確かに、ムーニーが、このCPACに、総勢で1割ぐらい潜り込んでいる。その大会には、銃で武装している者たちまで来る。

 だから、ここでもNRA(エヌ・アール・エイ。National Rifle Association 全米ライフル協会)とも重なる。私たちが支持している(私のアメリカ研究本でも)、「自分と家族は、自分のこの猟銃(りょうじゅう)で守る。このことは、アメリカ憲法ではっきりと認められている」と主張するNRAにも、事実、ムーニーが、潜り込んでいる。

 だから、これで「極右、極右」と言われる。お前たち、deep state = Cabal
の手先、子分の、脳が腐った人間どもから、私たちまで、簡単に極右扱い、で、極右分類されてたまるか。バカ野郎! お前たちが反共右翼の 極右じゃないか!違うのか。

 だから、これらの体制派メディアを含めた、ムーニー・メディアの扇動記事に、扇動、洗脳された、ちょっと歪(ゆが)んだ精神をした、物知り、訳知り人間のパーたちが、日本国内で、「トランプは、ムーニーだ 」と言いふらす。それに、私の弟子たちや、相当の
私の本の読み手たちまでも、振り回される。その程度のおつむ(頭)なのだ。
もっとしっかり、しなさい!

 もう一つ。トランプは、おおきな括(くく)り、理解、分類では、
アメリカの開拓農民の思想から生まれた、リバータリアン Libertarian である。このことも分かりなさい。そして、民衆(みんしゅう)主義者 populist 「ポピュリスト」だ。
ポピュリストと言うには、悪いコトバではないのだぞ。 アメリカの歴史の中で、民衆を代表して、民衆(国民、people, ピーポウ)の為に闘って、そして殺されていった、ずばらしい政治家と、 政治活動家たちが、たくんいたのだ。 その代表は、ウイリアム・ジェニングズ・ブライアン (確実に米大統領になれた大人物だ)だ。

それから、ヒューイ・ロング(南部ルイジアナ州の知事をやって、上院議員になって、フランクリン・ローズベルトに大統領選挙で、挑んで、1935年に暗殺された。アメリカ国民に、大変な人気が有った人だ) だ。 もっともっとたくさんいる。

この、本当のアメリカの歴史を、日本人は、誰も、誰からも、教えられていない。日本人というのは、敗戦後アメリカとイギリスとヴァチカンによって、完全に、世界基準の知識、情報から切り離されて、隔離されて、洗脳され、クルクルパーにされた、哀(あわ)れな国民なのだ。そのことに、気づこうとしない。私は、あきれ返る。
だから、私、副島隆彦 は、自力で、ギリギリの努力をして、大きな真実を、日本人に伝えるために、たった、ひとりでずっと闘って来た。私の、この苦労と努力が、分かるか!

リバータリアニズムというのは、「反(はん)税金、反(はん)官僚制、だから(反)過剰福祉、反(はん)国家 そして、外国にまで軍隊を出すな」の アメリカの民衆、大衆の中から、生まれた泥(どろ)臭い保守思想だ。私、副島隆彦は、40年前から、このリバータリアニズムの研究をして来た。

 この立場は、だから、「アメリカは世界を支配しなくてもいい。自分たちでアメリカ国内で生きてゆけばいい」 と考えるから、 isolationisut 「アイソレイショニスト」になる。

 この アイソレイショニズム を、X「(アメリカの)孤立主義」と訳して、それで通用するとも思っている、バカな、新聞記者、学者たちが、山ほどいる。
このアイソレイショニズムは、「(アメリカの)国内問題優先(ゆうせん)主義」と訳すんだ。これ以外には、正しい訳は無い。

 こいつらの、頭では、だから、この アイソレイショニズム(国内が優先)と同義である、America first ! 「アメリカ・ファースト !」 の意味が分からない・平気で今も、
バカどもが、X「アメリカ第一主義 」と訳して、使っている。いい歳をした、大人の、それぞれの外信部でトップにまでなった記者(編集委員という)たちだろうに。恥を知れ。

 それでは、「私が一番!」というコトバの意味を、本気で考えろ。自分が他の誰よりも、先に、お菓子を食べる、お風呂に入る、という意味か。あるいは、「私が、ここでは一番、キレイよ、(一等賞よ)(一番、頭がいい) 」と言ってるのか。馬鹿どもめが。

 アイソレイシィニズム=アメリカ・ファースト! は、 だから、「もう、外国にいる米軍を、アメリカ国内に戻せ。もう、アメリカは、なるべく、外国のことに関わらないようにしよう。国内のことが優先だ」というトランプの政治行動と、ピタリと一致するでしょう。

アイソレイショニズムというのは、だから、「アメリカの若者が、兵隊にとられて、支配者どもによって、意図的に起こされた、外国での戦争で死ぬ のは、まっぴら御免だ」という思想だ。

 どうも中途半端に、アメリカ政治思想を勉強した者 たちが、「トランプさんは、
アメリカのリバータリアンの 富豪(大企業経営者。カンザス州ウイチタ の石油掘削機メーカー。外国には進出しない)の コーク兄弟 Coch Brothers  が資金を出してる議員たちと、対立している だから、トランプは、リバータリアンではないですよ 」と、書く、若手のアメリカ研究学者たちがいる。

 バカ。お前たち程度の、その頭では、アメリカ政治思想の全体像(ぜんたいぞう)は、分からないよ。私のアメリカ研究本「覇権アメ」を、今からでもいいから、しっかり読め。
この本が読めなかったら、今の日本で、西洋思想を勉強した、政治知識人とは言えない。東大系のやつらも、みんな、50代から下は、私の、この本を、藤原帰一(ふじわらきいち)以下、みんな、ペロペロ、コソコソ、じーっと一人で読んでいる。ホントだぞ。

 トランプは、12月3日に、「もう、ここまで来たら、アメリカ憲法 を 効力停止(termination ターミネイション)せよ。 不正選挙があまりにヒドい。こんなことでは、
憲法自身が死んでいる」 と、自分のSNS である true social 「トル―・ソウシアル」に書いた。 この事は重大なので、今度、説明する。

 私は、ここまで書いて、はっきりと、わかり易く、大きな事実を、いくつも説明したからな。これで分かりなさい。私がこう書いたら、以後、バカなことを言いふらす者たちが、萎縮(いしゅく)して、ピタリと虚偽の流布をやめるだろう。

副島隆彦です。あとは、各自、それぞれの頭(あたま。知能、思考力)に応じて、
政治思想の 派閥分類が、出来る能力のある人は、自分で考えなさい。
このあとは、それぞれの人間の能力次第だ。 私にのどうにも出来ません。

人生は忙しいから、本なんか、読んでいられるかよ、だ。私は、その意見に、深く同感します。お前の本なんか、悠長(ゆうちょう)に、読んでいられるかよ、に対して、私、副島隆彦は、粘り強く、コツコツと、何十年も、書き続けて来た。私のこの努力も、そろそろ分かれ。

さらにズケズケ書きます。  まあ、女は、おっぱい(乳房)と子宮(しきゅう)があるせいで、政治的な抽象(アブストラクト)と 観念(イデア、アイデア)の力 が、どうしても低い。だが、それでも、私の本をある程度読む女性たちは、本当にアタマのいい人たちだ。

こうやって、褒(ホメ)たり貶(けな)したり、私は、大変なんだゾ。

 かなり低能になっている今の 日本知識人たちレヴェルをとっくに超えている。なぜなら、女の直感で、「この人が書いていることが真実だ。もう他の人たちの本を読む必要はない」と、分かるからだ。男たちも同じだ。

 だから、この 副島学派(スクール。シューレ)の女性たちに、「ゆっくりでいいから、私のあと(後ろ)から、付いて来なさい。自分の脳で、ひとつづつ丁寧に。えーと、これが、こうなっていて。そうすると、こっちが、こういうコトバになって・・・」 と、思考(知能) をコツコツと、真面目に積み上げなさい。 男たちも、やりなさい。
私の弟子たちでも、あまり政治的でないのは、これが出来ないんだ。

でも、大丈夫。私、副島隆彦が、まだボケていないで、脳が冴(さ)えています。
女の直観力のスゴさで、ずばっと、一気に、ぴょーん、ビューンと、貴女たちは、飛べるから。分かるだろ。 何が本物(リアル)で、大(だい) 正義か、が。
 今、全国に、副島隆彦の言論、知能、思想解説 への理解者がどんどん増えている。私は、このことを実感で分かっている。    副島隆彦記 

(転載貼り付け始め)
  
〇 「 ドイツ、クーデター計画容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を画策と 」
German raids target group who plotted coup 

2022年12/7(水)   BBC (英国国営放送)

(ここに、記事に付いている、ドイツ連邦検察の 捜査、緊急手入れ、急襲逮捕 bust バスト の画像を貼ってください)
 ドイツ、クーデター計画容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を画策と

 ドイツ連邦検察は12月7日、政府転覆を図ったとして、25人を逮捕したと発表した。貴族の末裔(まつえい)や極右関係者、元軍人、ロシア人女性、陰謀論「Qアノン」の信奉者などで構成されるグループが、連邦議会議事堂を襲撃し、政権を奪取するつもりだったという。

 連邦警察は、国内11州で25人を逮捕したと発表。貴族出身の「ハインリヒ13世」と呼ばれる71歳男性が、クーデター計画の中心だったとしている。逮捕された主犯格2人のうち、1人はこの人物だという。 ドイツのDPA通信によると、捜査当局の強制捜査には約3000人の警官が動員され、130カ所が家宅捜索を受けた。ドイツ国内のほか、オーストリアとイタリアでも行われた。

 クーデター計画には、ドイツ警察がかねて監視対象にしていた極右勢力「ライヒスビュルガー(帝国の住民)」運動の関係者も含まれているという。「ライヒスビュルガー」は現代ドイツ国家を認めず、暴力を推奨し人種差別的な陰謀論を掲げている。 「ライヒスビュルガー」運動に参加する約50人の男女が、現在のドイツ連邦共和国を転覆させ、1871年のドイツ帝国に模した新国家「第二帝国」を樹立しようとしていたという。

連邦検察の報道官は、「我々はまだこのグループの名前を確定していない」と述べた。 「ライヒスビュルガー」運動には推定2万1000人の支持者がおり、そのうち約5%が極右関係者とされている。

■逮捕者には「Qアノン」信奉者も ほかに逮捕された中には、アメリカで始まった陰謀論「Qアノン」の信奉者も複数含まれていたとされる。このQアノン信奉者たちは、自分たちの国は世界的な権力者の闇のネットワーク「ディープステイト」に支配されていると信じていたという。

アメリカのQアノン信奉者たちは、アメリカ政府の奥に潜む「悪魔崇拝の小児性愛者」による「ディープステイト」関係者を、トランプ氏が逮捕し処罰するという陰謀論を信じ、その一部は、昨年1月の連邦議会襲撃に参加。ジョー・バイデン氏の大統領就任は実現しないと昨年1月20日の就任式直前まで主張していた。

■内戦状態を作ろうと ドイツのマルコ・ブシュマン司法相はツイッターで、「大規模な対テロ作戦が今朝から実施されている」と書き、「連邦検察官が、ライヒスビュルガー勢力によるテロ計画を捜査している」、「憲政機関への攻撃が計画されていた疑いがある」と明らかにした。

連邦検察は、「ライヒスビュルガー」が2021年11月から暴力的なクーデターを計画していたと述べた。 検察によると、クーデター勢力はドイツ統治計画をすでに策定しており、自分たちの目標実現には「武力行使や国家の代表への暴力」が不可欠で、それには殺人も含まれるとお互い納得していたという。

捜査当局は、今年4月に「愛国者連合」と名乗るグループの誘拐計画を摘発した際に、「ライヒスビュルガー」の存在を知ったとみられている。 「愛国者連合」グループも「ライヒスビュルガー」の一派。カール・ラウターバッハ保健相の誘拐を計画するとともに、ドイツの民主主義を終わらせるために「内戦状態」を作り出そうとした疑惑がある。

また、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD) の元連邦議会議員もクーデター計画に参加し、「ハインリヒ侯子」を首班にした新政府の司法相になる予定だったという。逮捕者の中にはほかに、裁判官や弁護士も含まれていたとされる。 複数報道によると、計画には軍を組織する内容も含まれており、現役の軍人と元軍人がクーデター計画の重要な部分を占めていた。精鋭の特殊部隊出身者もいたという。

検察は、この軍事組織は地方で民主的な組織を排除する目的があったとみている。 検察は別の主犯格とされる容疑者の名前を「リュディガー・フォン・P」と公表。この人物は、ドイツ北部で警察官を仲間に取り込もうとしていたほか、中部ヘッセンや南部バーデン・ヴュルテンベルク、南部バイエルンの陸軍基地や兵舎を、新政府の施設として使うために視察していたという。また、政府転覆後に組織する新しい軍隊のトップに立つ計画だったという。   
捜査対象者には、陸軍特殊戦団(KSK)の隊員もいた。警察はこの隊員の自宅と、シュトゥットガルト南西部カルフのグラーフ・ツェッペリン軍事基地の自室を捜索した。

■侯爵家の末裔やロシア人女性 「ハインリヒ13世」は、ドイツの古い貴族ロイス家の末裔。現チューリンゲン州の一部は1918年まで、ロイス家の領地だった。この家では男子全員に「ハインリヒ」の名前が与えられてきた。 一族は今も複数の城を所有し、ハインリヒ13世もチューリンゲンに狩猟用の別邸を持っているとされる。

ロイス家はすでに、逮捕されたハインリヒ13世から距離を置いている。一族の広報担当はすでに今年夏の時点でドイツのMDR放送に対して、ハインリヒ13世は「時に混乱」しており、「陰謀論を燃料とした事実誤認」を信じ込んでしまっていると話していた。

ほかにも検察は、逮捕した中にはロシア人女性がいたと発表。名前を「ヴィタリア・B」と公表した。調べによると、この女性はハインリヒ13世の代理としてロシア政府に接近するのが役割だったという。これについて在ベルリンのロシア大使館は、自分たちは「テロ組織など違法団体の代表と接触しない」とコメントを発表した。

ドイツでは近年、極右関連とされる暴力事件が複数起きている。2020年2月には西部ヘッセン州ハーナウのシーシャ(水たばこ)バーで43歳の男が、トルコ国民5人を含む外国人や外国系の9人を射殺する事件が起きた。2016年には「ライヒスビュルガー」関係者が警官を殺害して有罪となった。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。ワルなのは、こんな、ドイツの右翼貴族たち程度の政治団体ではない。危険なのは、これと、気脈を通じている、今、ドイツの外相をやっている女、ベーアボックだ。この女は、緑の党(デア・グリューネン)の党首だ。緑の党は、ナチス幹部の残党たちが作った政党だ。環境保護、原発反対を旗頭に成長した、恐ろしい政党だ。ネオナチだ。日本の統一教会と同等だ。それと、ウクライナの首相の シャウセニツキ? もネオナチだ。 

 それと、スウエーデンの、前の女首相のアンデション。フィンランドの女首相のマリン。それから、バルト3国の、リトアニアのシモニーテ。それから、カナダのフリーラント副首相。そして、同じカナダの、あの女の外相ジョリー。NATOの事務総長(セクレタリー・ジェネラル)のストイテンベルク、みんな、みんな、 危険なネオナチ、ムーニーだ。

 私、副島隆彦は、何でも知っているぞ。私の目が黒いうちは(あと、10年有る)、お前たちのいいようにはさせない。日本という持ち場で、私が、すべてを見透(みとお)し、見通 す。   副島隆彦拝

鈴木雄司 投稿日:2022/12/08 05:52

【3011】[3500]カナダの農業破壊

■トルドー首相、肥料削減の気候政策に前進(The Counter Signal)
https://thecountersignal.com/trudeau-moves-forward-with-fertilizer-reduction-climate-policy/
トルドー首相は、各州の農業大臣が停止を懇願する中、肥料使用量の削減による窒素排出量の上限設定を進めることを決定した。
「サスカチュワン州農業大臣David Marit氏は、「我々はこの恣意的な目標に本当に懸念している。”トルドー政府はどうやら石油・ガス産業への攻撃から、サスカチュワン州の農家に照準を合わせたようです。アルバータ州農業大臣ネイト・ホーナーによると、世界はカナダが増産し、世界の食糧不足の解決策になることを期待している。連邦政府は、このことを理解していることを示す必要があります。
The Counter Signalが以前報じたように、2020年12月、トルドー政府は新しい気候計画を発表し、2030年までに肥料による亜酸化窒素の排出を2020年比で30%削減することに焦点を当てました。この計画は現在施行されている。しかし、政府は、肥料の使用量、ひいては作物の生産量を大幅に減らすことなく亜酸化窒素の排出を削減できることを認めようとしない。
これは、窒素肥料を減らすことで排出量を減らそうとすると、結果的に今後10年間の作物収量が下がり、農業部門を苦しめ、さらに言えば農家を苦しめることを暗黙のうちに認めているのです。
カノーラ1000エーカーと小麦1000エーカーを栽培している農家では、30%削減すると年間約38,000ドルから40,500ドルの利益が減ると試算されています。2020年、カナダ西部の農家は約2,080万エーカーのカノーラを作付しています。これらの値を用いると、キャノーラからの農家収入は年間3億9600万ドルから4億4100万ドル減少する可能性があります。小麦農家は4億ドルの減少を経験する可能性があります。トルドーが以前カナダ人に準備をするように言った、意図的に食糧不足を引き起こそうとしているのではないかと、今になって考えている。

■トルドー首相、イノベーション担当相をWEFに代理派遣(The Counter Signal)
https://thecountersignal.com/trudeau-sends-innovation-minister-to-wef/
(上記記事は、無料アカウント作成で読めるが、翻訳文を掲載したブログの紹介)
https://note.com/cgychannel2022/n/n886e5004c4f2
WEFのプログラムの一環として、シャンパーニュ氏はフォーラムで他のグローバリストと「明日の仕事」について議論する予定です。シャンパーニュ氏はもちろんWEFの正式メンバーであり、創設者のクラウス・シュワブ氏がアジェンダの貢献者として挙げているジャスティン・トルドー氏も同様である。トルドーがWEFにカナダを代表する大臣を少なくとも一人は出す必要性を感じているのは、当然のことだろう。何しろ、トルドーはメンバーであることに加え、カナダの税金でフォーラムに資金を提供することを約束しているのだから。
The Counter SignalとTrue Northが以前報じたように、トルドー政府は2020年から2021年の間に世界経済フォーラム(WEF)に291万5095ドルを提供し、国連には15億7600万ドルという巨額の資金を提供したが、これらはすべてカナダの税金でまかなわれたものである。
多くの人が思い出すように、世界経済フォーラムの創設者クラウス・シュワブは以前、ジャスティン・トルドー内閣に「浸透」し、トルドー内閣の半分以上が現在WEFのメンバーであると自慢していた。トルドー首相がフォーラムに資金提供していることが最近明らかになったことから、シュワブには経済的なインセンティブがあったことが判明した。

■ビヨンド・ミート工場の汚れた現状を写真と文書で公開(ブルームバーグとThe Daily Item)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-11-21/beyond-meat-bynd-photos-reports-describe-pennsylvania-plant-s-dirty-condition?sref=xuVirdpv&utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=socialflow-organic&cmpid=socialflow-twitter-business&utm_content=business&leadSource=uverify wall
https://twitter.com/business/status/1594743319036563457
https://www.dailyitem.com/business/beyond-meat-plant-s-dirty-conditions-revealed-in-photos-documents/article_0637d938-955f-5362-9ab5-d86ee1fa653c.html
ペンシルベニア州にあるビヨンド・ミート社の工場の写真と内部文書には、明らかなカビ、リステリア菌、その他の食品安全上の問題が写っており、同社が将来的に大きな役割を果たすと期待していた工場の問題をさらに深刻にしています。
工場の状況を懸念する元従業員から提供された内部文書によると、同工場の製品から昨年後半から2022年前半にかけて少なくとも11回、有害な細菌であるリステリア菌の陽性反応が出たという。同施設での菌の発生は、会社のプライベートな情報について名前を伏せることを希望した2人の元従業員が確認した。リステリア菌は食品工場に頻繁に存在するが、製品そのものから検出されるのはより珍しい。「カビが生えるには時間がかかる。「整然とした状態を1とし、不潔な状態を10とするならば、これは8と言えるでしょう」。

■ビヨンド・ミートに関する他の情報(Twitterから)
https://twitter.com/jhmdrei/status/1597772402976489472?cxt=HHwWgICw9Z_itqwsAAAA

———-(本文はじまり)———-
カナダのトルドー首相は、気候変動対策のために化学肥料の使用を30%削減する政策を導入する予定です。2030年までに肥料から出る温室効果ガスを30%削減のが目標です。農業生産者団体によると、亜酸化窒素の削減は肥料の使用を減らすことになり、結果として農作物の生産量が減ることになります。

もし肥料を削減すると、農家の収入は年間3億9600万ドル(約539億円)から4億4100万ドル(約601億円)も減少する可能性があるとの試算が報告されています。オランダと同様に、温室効果ガス削減でカナダの農業は破壊されます。近い将来、食糧危機が発生しても不思議ではありません。

トルドー政権が世界経済フォーラムに多額の資金を提供するのも、トルドー内閣の半分以上がWEFのメンバーならば当然でしょう。ここでもエリートに支配された政治権力による農業破壊が行われているようです。

一方で、来るべき食糧危機とタンパク質不足を見据えて、ビルゲイツが出資するビヨンド・ミート社の工場に衛生上の問題があることがブルームバーグで報道されました。既に日本でもビヨンド・ミートの商品が発売されており、新しもの好きな人が試しに購入しているようです。植物由来のタンパク質を摂取できる代替肉はヘルシーなのが売り文句だそうです。
https://twitter.com/plantbasedmarie/status/1585131839152222209
https://twitter.com/MeatsNext/status/1594518393344122880

ビヨンド・ミートの衛生上の問題もさることながら、代替肉の健康に与える影響は未知数と思います。例えば、キャノーラ油は原材料は問題なくても、高熱処理をする工程の中でトランス脂肪酸が生成されます。トランス脂肪酸は、癌や生活習慣病や認知症などの病気をつながる危険な油と言われています。

植物性タンパクを摂取したければ、納豆や枝豆を食べるのがよく、人間が過度に加工した食品は人体への悪影響が潜んでいるかもしれません。ましてや、遺伝子組み換え大豆を使えば、悪影響は増すでしょう。自然の恵みをそのままいただくのが食事本来の意義であり、過度に加工した食品は注意が必要です。

話しが脱線しましたが、食料危機は起こるのではなく。支配層が計画的に起こすことが浮き彫りになってきました。

鈴木雄司 投稿日:2022/12/07 22:39

【3010】[3499]次のパンデミックは日本から?

■コロナ警戒の緩和、強力な新変異株が出現する環境作る=WHO(ロイター)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-idJPKBN2SM1GT
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、新型コロナウイルスに対する警戒態勢の緩みが致死率の高い新変異株が出現する環境を作り出し続けていると警告した。

■米感染症対策の司令塔、CDC日本事務所を新設の考え…バイデン氏が表明 (読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220524-OYT1T50074/
バイデン米大統領は23日、日米首脳会談後の共同記者会見で、米疾病対策センター(CDC)の日本事務所を新設する考えを表明した。CDCは米国の感染症対策の司令塔となる組織で、新型コロナウイルス感染症や今後のパンデミック(世界的な感染症の流行)への対応時に、日米の連携を深める狙いがある。

■WHO、日本に新組織設立へ(京都新聞)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/855431
岸田文雄首相と世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、WHO傘下の新組織を日本に設立する方針で合意していたことが11日、分かった。新組織は、世界中の誰もが必要な医療サービスを負担可能な額で受けられる「万人のための医療」の実現を国際目標に掲げる。来年5月に広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて発足させる方向だ。複数の外務省筋が明らかにした。

———-(本文はじまり)———-
イーロンマスクのTwitterファイルが話題になっていますが、他の出来事を取り上げたいと思います。
WHOのテドロス事務局長は、強力な新変異株の出現について警告をしました。これは、次のパンデミックが既に用意されているとも深読みできます。

そして、日本にCDC日本事務所とWHO傘下の新組織を日本に設立することが明らかになっています。また、副島先生も指摘されていますが、ファイザーとモデルナのワクチンを日本国内で作っているのが現状です。ここで、次の方程式めいたものが頭に浮かびました。

次のパンデミックは日本が拠点=CDC日本事務所+日本にWHO傘下の新組織+日本国内にワクチン製造工場

パンデミックビジネスの拠点が日本に移転する懸念があります。WHO傘下の新組織も日本が税金から拠出して多額の負担する可能性があります。気が付けば日本がディープステイトの巣窟になっている状況だけは回避したいところです。

西森マリー 投稿日:2022/12/04 16:50

【3009】[3498]12月3日 テキサスからの最新情報

 感謝祭以降、福音派のクリスチャンの間で、トランペット・カルテット、ブランソン・ブラザーズが起こした訴訟が大きな話題になっています。
 バイデンが大統領になった後、この4人兄弟のうちの2人が「カマラ・ハリス、マイク・ペンス、及び385人の議員たちが、2020年の大統領選に外国が干渉したかどうかに関して吟味せずに選挙結果を承認したのは、”合衆国憲法を国内外の敵から守る”という義務を放棄した違憲行為である」として、387人の地位剥奪と、将来の出馬・公務就任の権利剥奪を求める裁判を起こしました。
 両訴訟は連邦裁判所で却下されましたが、そのうちの一つ、レイランド・ブランソンの訴訟が、”国家安全保障に関わる重要な訴訟”という観点から最高裁で取り上げられることになりました。
https://www.supremecourt.gov/DocketPDF/22/22-380/243739/20221027152243533_20221027-152110-95757954-00007015.pdf

 考えられる成り行きをいくつか挙げてみましょう。
1、議会がクリスマス休暇に入る前に、最高裁がブランソンの申し立てを全面的に受け容れて、387人の政治家を追放し、2020年の選挙を無効化して、トランプ大統領に主導権を戻す。(その結果、大手メディアが最高裁を批判し、大都市でアンティファやBLMが暴動を起こし、法と秩序を守るために軍隊の出動が必要となる。数ヶ月経って落ち着いた時点で、電子投票機を使わない選挙が行われて、トランプ派が圧勝し、新政権下で建国以来のカバールの悪事が暴露される。)
2、議会が冬休みに入った後(12月22日以降)に、密かに審議を行って、ブランソンの申し立てを受け容れ、387人を密かに解雇してトランプ大統領に主導権を戻す。(その間に、2022年の選挙でアリゾナやペンシルヴァニア、ウィスコンシンの民主党の激しい不正が明らかになり、1月初旬、最高裁の判決を知らされた国民のマジョリティが事実を受け容れる。)
3、被告に無罪判決を下す。(トランプ支持者たちは、カバールの悪事が軍事法廷で裁かれる時が来るのを待つことになる。)
4、最高裁はこのケースを抑止力として保管し、民主党がコート・パッキング(左翼判事が多数派になるまで最高裁判事の数を増やす)をすることになった時点/カバール側がトランプ大統領を逮捕しようとした時点で、審議を開始し、ブランソンの申し立てを受け容れ、裏切り者たちを政界から排除し、トランプ大統領に主導権を戻す。{民主党があまりにも汚い手を使ったことに国民のマジョリティが怒り、民主党支持者の多くも最高裁の判決を受け容れ、アンティファやBLMが暴動を起こしても”極左思想の人間こそが少数派だ”という事実が明らかになる。)
 早ければ来週、最高裁の方向性が見えてくるはずなので、楽しみです!

 さて、この一件が特に福音派の教会で大きな話題になっている理由の一つは、ブランソン・ブラザーズが演奏するクリスマス・キャロルがクリスマス・シーズンンの風物詩になっているからです。
https://www.youtube.com/watch?v=-42ok4jfOSw
https://www.youtube.com/watch?v=1URNLxSp_LQ
 もう一つの理由は、「イスラエルの民が神の指示に従って、トランペット(ラッパ)を吹いて兵士と壁に守られているエリコという街の周囲を行進し、ラッパと叫び声で煉瓦の壁を崩した」、という、旧約聖書ヨシュア記の記述です。
 聖書の記述が史実であることは、複数の考古学者が証明しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Bg_W-YhZltU
https://www.youtube.com/watch?v=C27CmsSGx5Y
 また、的確な周波がガラスや岩を砕き、胆石やガン細胞を破壊することも科学的に証明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=CdUoFIZSuX0
https://www.youtube.com/watch?v=1w0_kazbb_U
 そのため、福音派の人々は、トランペット奏者のブランソン・ブラザーズが起こした訴訟が、カバールの壁を崩してくれることに大きな期待をかけているのです。

 11月29日には、バイデンの護衛を務めるシークレット・サービスが借りたレンタカー5台が、返却後に爆発炎上する事件が起きました。
https://nypost.com/2022/11/29/bidens-secret-service-rental-cars-left-charred-after-catching-fire-in-nantucket/
 これで、よほど激しく愚鈍な左派以外のノーミーたちも、「大統領護衛のシークレット・サービスがレンタカーを使うなんてあり得ない!!!何かヘンだ!」と、気づきました。

 また、11月下旬に、ハリウッド・スターたちから愛されているブランド、バレンシアーガの広告に、ボンデージ姿のぬいぐるみのクマのバッグを持った子供や、アドレノクロームのシンボルである白ウサギが使われていることが話題になりました。
https://nypost.com/2022/11/28/balenciaga-addresses-controversial-ad-campaign/
https://www.sportskeeda.com/pop-culture/news-what-white-rabbit-symbolize-meaning-explored-balenciaga-children-s-campaign-scandal-comes-fire
 これがきっかけとなって、バレンシアーガ、グッチ、イヴ・サンローランなどを傘下におさめている大手ファッション企業、ケリングのCEO,フランソワ・アンリ・ピノー(妻はメキシコ人女優のセルマ・ハェック)が、顔に性器をくっつけた子どものマネキンを高額で売っていることが発覚。
https://strangesounds.org/2022/11/francois-henri-pinault-ceo-of-balenciagas-parent-company-owns-an-auction-site-selling-child-sex-mannequins-with-erect-penises-vaginas-and-anuses-instead-of-mouths-or-noses.html
 トランプ支持者たちは、ファッション界とハリウッドがペドの巣窟であることを再確認し、ごく普通の神経を持つ人々も”ハリウッドとファッション界は不気味すぎる”と思いました。

 12月2日には、2020年にバイデンを守るためにツイターと民主党が共謀して、ハンター・バイデンのラップトップに関するツイートを禁じたことが明らかになりました。
https://twitter.com/mtaibbi/status/1598822959866683394?s=20&t=XmV-y3N0qCECezoa2voTUQ

 トランプ支持者たちは、今もなお選挙の不正を暴く活動を続行しています。ツイターで2時間のビデオも流せるようになったので、事実の拡散に拍車がかかるでしょう。
 とりあえず、最高裁が来週どんな行動に出るか、目が離せません!

鈴木雄司 投稿日:2022/12/01 22:23

【3008】[3497]エリートによる農業破壊と食料配給制度

■【オランダ】「WEF(世界経済フォーラム)フードハブ」で農家の居場所はもうなくなる(NOQ Report)
https://noqreport.com/2022/07/04/no-more-room-for-farmers-with-wef-food-hubs/
(上記記事の翻訳文を掲載したブログ)
https://tratratra.hatenablog.com/entry/2022/07/05/104434

2020年11月、世界経済フォーラムは、欧州フードイノベーションハブをオランダのワーヘニンゲンに設置することを発表した。
ルッテ首相は昨年、自国がフードイノベーションハブのグローバル調整事務局に出資することを発表した。「漁師がいなくなり、農民がいなくなり、次に予定されている”危機は飢饉になることでしょう。幸いなことに、解決策があります:WEFの『フードハブ』です!」とFVDリーダーのティエリー・ボーデは述べた。
「私はこれを非常に不愉快に思う。何のために食糧調整センターが必要なのでしょうか? WEFの、それもだ。農家のための公正な価格』という名目で、(善良な)市民は食料供給をWEFに依存させられるのです。恐ろしいことだと思いませんか」と健康科学者のイヴォンヌ・シモンズさんは問いかける。
独立研究者のフランク・ホーガービーツはこう指摘する。「フードハブはWEFの政策によって、食糧供給を完全にコントロールしなければならない。だから、もう農家の居場所はない。NOS国営放送では報道されていない。」「オランダの農家は、存在しない窒素の問題を理由に、この内閣によって破滅させられているのです。何千人もの生活が破壊され、家族はバラバラになり、何世代にもわたる仕事が破壊されているのです」。そして、実際に、「財産権はもはや何の価値もない。農耕文化は悪者にされ、政府はもはや法の支配の保護者であるようには見えない。」
Forum for Democracy (FVD)の国会議員、ギデオン・ファン・メイヘレンはデイリースタンダードで次のように引用された。「内閣の収用計画は、農業部門に対する明白な宣戦布告である。偽りの口実で、農民は土地を奪われ、何世紀も続いた農場は取り壊され、農民の家族は完全に破壊されている。」彼は、窒素のデマに基づく「不法な収用計画」を止めるよう政府に要求した。

■世界2位の農業大国が崩壊寸前…オランダの農家が「政府の環境政策」に過激デモで対抗しているワケ(PRESIDENT Online)
https://president.jp/articles/-/61680?page=1

世界における温室効果ガスの内訳は、76%がCO2。次に多いのがメタンで16%。そして、亜酸化窒素が6.2%、フロン類が2%と続く(IPCC第5次評価報告書より)。今年の6月の終わり、オランダで農民の大規模なデモが起こった。背景にあるのは、EU、およびオランダ政府の進めようとしている環境政策だ。この政策により、特に自然保護地域周辺の酪農・畜産農家が窮地に陥っている。問題は窒素の排出。議会で農民の利益を代表しているファン・デア・プラス議員曰く、「この窒素の排出基準を守るには、農家は違う場所に引っ越すか、廃業するかしかなくなる」
オランダでEUの基準値が守れない理由は簡単で、他の多くの国々に比べて酪農・畜産が盛んなためだ。九州と同じぐらいの小さな国なのに世界で米国に次ぐ2番目の農産物輸出国。人口1740万人(2020年)に対し、1200万頭のブタと、400万頭の牛と、1億羽の鶏がいて、それらが皆、糞尿をするのだから、窒素やアンモニアが多くなるのは当たり前だ。そこで政府は、2030年までにそれらの排出を50%削減するという目標を打ち出した。財務省の試算では、現在4~5万軒ある農家のうちの1万1200軒を廃業に、1万7600軒は規模を3分の1から2分の1に縮小しなくてはいけないというから、農家が憤るのも無理はない。前述のファン・デア・プラス議員は、「わが国の農業は崩壊寸前のところに追い込まれている」と激しく警鐘を鳴らしている。
そこで、それに抗議するために農民が立ち上がったのが前述のデモだ。戦車ならぬトラクターが何百台も連なって、スーパーマーケットや主要道路を封鎖。高速道路に家畜の糞尿が撒かれたりした(デモ隊は飛行場の封鎖も予告したが、これはかろうじて阻止された)。なお、国境を接しているドイツの農民も応援に加わり、暴力には与しないながらも連帯の意を示した。国中を何日にもわたって混乱させたデモは、現在、収まっているが、農家と政府の合意はなく、オランダの農業の行方は不透明だ。

■ビル・ゲイツ氏がアメリカ最大の農地所有者になった狙い(NetIB-News)
https://www.data-max.co.jp/article/43861
そんなゲイツ氏が密かに進めているのが農地の買収である。21年1月の時点で、全米19州で25万エーカーの農地を取得済みという。今や「アメリカ最大の農地王」とまで呼ばれるほどになった。ニューヨークのマンハッタンの10倍以上の農地を手にしているわけで、これは香港全土を上回る広さである。はたして、その狙いは何なのか。お忍びでしばしば日本にきているゲイツ氏は、大の和食ファンでもある。軽井沢にも大豪邸を所有するといわれるが、日本の穀物や野菜、果物等の種子(タネ)を買い漁り、ノルウェーの氷で閉ざされたスピッツベルゲン島に「世界最大の種子貯蔵庫」を建設、維持していることは、あまり知られていない。
世界中から集められた種子であるが、人類が危機的事態に直面した際に、どのようにしてタネの配分を行うかについては何も取り決めがなされていない。集めるだけ集めたのは良いのだが、一体全体どのようにして活用するのか。その見通しも具体的な利用方法も未定のままである。このタネをめぐる争奪戦が静かに始まった。遺伝子組み換え種子の最先端の研究はアメリカの国防総省が主導している。世界が「見えない敵」と呼ばれる新型コロナウイルスとの戦いに気を取られている隙に、である。なぜなら、「コロナウイルス禍が終息した後には食料危機が待ち構えている」とのシナリオが描かれており、敵対国家には種子の提供を拒否することもできるからだ。
さらには、ゲイツ氏は遺伝子組み換え技術を活用した人工肉の開発に成功している。「インポッシブル・フーズ」と呼ばれ商品化しているが、主に大豆を原料に人工の牛肉や豚肉らしい食品を売り出し、大成功を収めているのである。これには同じ大富豪仲間のジェフ・ベゾス氏も協力している。これは「フェイクニュース」ならぬ「フェイクミート」なのだが、自然や健康にプラスという触れ込みで、アメリカから世界にブームが起き始めている。

■ビル・ゲイツいつの間にか米最大の農場主に(GIZMODO)
https://www.gizmodo.jp/2021/06/bill-gates-has-the-largest-farmland-in-us.html

■日本初 学校給食にコオロギ導入 食料不足の救世主となるか
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_17384.html

■ネット上の参考情報
【オランダー農民デモの背後にあるもの】政治評論家のEva Vlaardingerbroekは、オランダの新しい「気候法」の背後にはグローバルな共産主義的意図があるとNTD newsに語った。
https://twitter.com/sawaogiso/status/1546156145810649088

オランダは正念場を迎えています。世界経済フォーラムは農民の土地を買い取る計画を明らかにした
https://twitter.com/Tamama0306/status/1549387037358592000

オランダの農家は記者会見で政府に抗議と要求を無視しないよう警告、さもなければ「オランダがかつて経験したことのない行動をとることになる」と述べた。
https://twitter.com/hii29227409/status/1545908650837176320

オランダのスーパーの棚は空っぽに
https://twitter.com/TheRealKeean/status/1544064663419138048

———-(本文はじまり)———-
ウクライナの問題の影に隠れていましたが、7月にオランダで大規模デモが発生していました。オランダの環境政策によって農業が破壊されようとしています。温室効果ガスの削減を理由に、農地を買い取って農家を廃業に追い込むようです。
オランダのルッテ首相は、世界経済フォーラムのヤングリーダーと目されており、ここでもグローバルエリート達の画策が絡んでいるようです。買い取った農地には、移民が居住するマンションでも建築する予定だそうです。世界2位の農業大国を自滅に追い込む政策は不可思議にしか思えません。

ビル・ゲイツが農地や種子を買いあさってるのも、計画的に起こす食糧危機が目的のようです。農地を没収同然にして、食料供給をエリートがコントロールする未来が透けて見えてきます。種子と農地を支配すれば、食料支配の完成です。行きつく先は、食料配給制度でしょう。日本も給食にコオロギが出されるなど、昆虫食の地ならしがひそかに行われています。

ただ、今回の問題の本質は農業ではないと思います。抽象的に言えば、エリートに支配された政治権力による私有財産の没収です。

このようなことがまかり通れば、預金封鎖でもなんでも可能です。グレートリセットが提唱する「あなたは何も所有していない。しかしあなたは幸わせです」のフレーズが想起されます。まずは、オランダ国民には徹底抗戦してほしいところです。