重たい掲示板
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Loginはこちら【1690】[2027]トランプ氏に関する米国の記事(10/24)より
東京オリンピック会場のニュースはもう本当にやめて欲しいです。
日本のメディアも、もう一般人の注意をそらす材料が無いんでしょう。
それを無理やり作る気力も資金も無い、そんな印象です。
同じ思いをされている方が山ほど居る事を無意識に感じます。
以下は日本時間25日の大体午前3時頃にFox newsのサイトに出た記事です。
日本のメディアでは全然わからないトランプ氏の一般への受け取られ方が良く判ります。
この記事は特に探したものではなく、会社の昼休みにgoogleでDonald Trumpでニュースを検索しただけで簡単に見つかりました。
いわゆる主要メディアの一角であるFoxでこういう報道がされているのです。
意味が通りにくい部分もあるかもしれませんがスピード優先で和訳しました。
ご参考までに。
<<掲示元のサイト>>
http://www.foxnews.com/opinion/2016/10/24/why-im-still-betting-big-on-donald-trump-to-win.html
Why I’m (still) betting big on Donald Trump to win
題:なぜ私は(まだ)ドナルド・トランプの勝利に大きく賭けるのか
By Wayne Allyn Root(ウェイン・アリン・ルート)
Published October 24, 2016(日本時間25日午前3時頃)
Every mainstream media outlet in the country keeps saying Trump is losing badly. They say this as if it’s fact. And based on many polls, it does look that way.
アメリカ中のメインストリームの各メディア局が全てトランプがこっぴどく負けていると言い続けている。
彼らはこれがあたかも事実の様に言っている。
実際多くの世論調査ではその様にも見える。
But so did Brexit. That was the vote for UK to leave the EU. No one anywhere in the establishment…or media…or any major politician thought
it would pass.
しかしBrexitもそうだった。
それは英国でのEU離脱に関する投票だった。
権力層は誰も、メディアや主要な政治家も誰も離脱の投票が多数になるとは思っていなかった。
But it did.
しかし結果は離脱だった。
I believe this is our Brexit. And I’m putting my money where my mouth is. I’m betting big on Donald Trump to win the election. Here’s why.
私は今の選挙が米国民のBrexitだと思う。
だから私は紙幣にキスしてそうなる事を祈っている。
私はドナルド・トランプが勝つことに賭けている。
以下がその理由だ:
I had the honor of attending the presidential debate as a guest of Donald Trump in my adopted hometown of Las Vegas.
私はドナルド・トランプのゲストとして、第二の故郷であるラスベガスで、大統領選のディベート会場に出席する名誉を与えられた。
My day began with a taste of what the Washington establishment and so-called “experts” think of the race. I was a guest on “Fox & Friends.”
On one side of me was a Democrat political strategist from D.C. predicting a Clinton victory. On the other side was a Republican
strategist from Washington predicting a Clinton victory. Both felt the presidential race was already over and Clinton could be headied for a landslide victory. That’s the thinking from Washington.
その日の私はワシントンの権力者の認識と同じで、いわゆる「エキスパート」が大統領選について考える見方と同じ思いで始まった。
私は”Fox & Friends”のゲストだった。
私の横にはワシントンDCから来た民主党の政治ストラテジストがクリントン氏の勝利を予測し、もう片側には共和党のストラテジストがクリントン氏の勝利を予想していた。
両者のコメントはあたかも大統領選挙は既に終わっていて、クリントン氏は地滑り的勝利に向かっている様な印象だった。
それは(あくまで)ワシントンの考え方だ。
Which is fascinating. I call it “group think.” Both of these political gurus would probably lose a ton of income if Trump wins. I guarantee they both hang out with all the same kind of establishment people…go to the same parties…read the same newspapers…study the same biased polls that oversample Democrats. No wonder they come to the same conclusions.
その考えは魅力的ではある。
私はそんな考え方のことを”group think”と呼んでいる。
コメントをした政治に関する両師匠はトランプ氏が勝ったら恐らく収入の大半を失うであろう。
彼らは年がら年中似た様なエスタブリッシュメントの人達と一緒に居るに違いない、、、同じパーティーに行って、同じ新聞を読んで、同じトランプ候補に関して偏向した同じ世論調査を研究して、、、
だったら(共和党や民主党と違った組織に係わっているのに、クリントン氏が勝つという)同じ結論になるのは当然だ。
But they are not alone. Every time I turn on any TV or radio station, all I hear is predictions of doom and gloom for Trump. The national media seems to have already printed the headline, “Dewey Beats Truman.” You remember how that ended.
でも、それはそんな彼ら二人だけではない。
私がテレビやラジオを付けるといつもトランプ候補の惨憺たる選挙予想だ。
全国ネットのメディアは既に”Dewey beats Truman(注:実際はTrumanが勝ったのに反対候補が勝ったとした大誤報)”と書いた見出しを印刷している様だ。
その選挙戦が結果としてどうなったかはご記憶にあると思うが。
Yes, I understand why they think Trump is finished. Most of the national polls show Donald behind by 4 to 12 points. But didn’t all the experts and pollsters predict Trump’s demise every step of the way during the GOP primaries too? I’ve predicted his success since day one — starting right here at Fox News on the day he declared for president.
そう、私はなぜ彼らがトランプ氏が終わっていると考えるのかが判る。
殆どの世論調査ではドナルドは4から12ポイント負けているのだ。
そう言っても全ての専門家達は共和党予備選で彼が共和党の正式な候補になるまでの間ずうっとトランプ氏の消滅を予言していたんじゃなかったのか?
私は初日から彼の勝利を予言していた、、、このFox Newsで彼が大統領選に出馬する事を宣言したその日から。
More importantly, why is the media ignoring the polls predicting Trump is in the lead? I’m betting you’ve never heard a word about these polls in the media.
重要な点は、なぜメディアはトランプがリードしているという世論調査を無視し続けるのだろうか?
きっとあなた方はトランプが勝っているという世論調査についてメディアで聞いた事は無いだろう。
Rasmussen has Trump up by 43-41 percent.
Rasmussenはトランプ氏が支持率43%対41%で勝っているとしている。
USC/LA Times has Trump up by 1 point.
USC/LA Timesはトランプ氏が1point差で勝っているとしている。
And most importantly, the most accurate poll of the 2012 election,
IBD/TIPP has Trump up 43 to 41 percent.
より注目すべきは、2012年の大統領選挙でもっとも正確な予測をしたIBD/TIPPは43%対41%でトランプ氏が勝っているとしている。
Funny how the mainstream media doesn’t mention these polls.
メインストリームのメディアがこれらの世論調査の事を報道しないのはちゃんちゃらおかしな話だ。
But there are many signs this year is different and pollsters cannot accurately measure the direction of the electorate.
ただ、今年の選挙は多くの点でいつもと違う兆候があるし、世論調査も選挙民の正確な方向は測りきれないとも言える。
Trump attracts 10,000 or more crazed fans to his events. Hillary attracts 200 to 500. And most of those attendees are Democrat Party
employees or union hacks paid to be there! The exact number since August 1 is 561,000 for Trump events vs 31,000 for Hillary events.
トランプ氏のイベントには1万人やもっと多くの熱狂的なファンが集まって来る。
ヒラリーは200から500人程度でそれらの多くは民主党の従業員や金で買われて参加している組合員達だ。
8月1日からの(集会動員人数の)正確な数字を言えばトランプ氏のイベントには561,000人、ヒラリー氏のイベントには31,000人が参加している。
Hillary can’t even sell her new book. As of this moment, it’s #5,568 at Amazon. It’s brand new. It’s written by the most high-profile woman in the world. She has had an audience of over 60 million watching each of the past three presidential debates. Yet no one is buying her book.
ヒラリーは最近出版された自分の本すら売れていない。
現時点でamazon.comでは5568番目の売れ行きだ。
つい最近出版されたばかりなのに。
その本は最も著名な女性ライターによって書かれているのに。
ヒラリーは三回の大統領選のディベートで6000万人が見たテレビに出たのに、、、誰も彼女の本を買おうとしない。
The signs are everywhere. Literally.
実際、(彼女の不人気の)サインはどこでも目に付く。
どこに行っても、だ。
My best friend’s wife drove this weekend from DC to Florida. She saw hundreds of Trump signs on lawns, on barns, on highway overpasses. She saw one Gary Johnson sign. But there wasn’t one Hillary sign. Not one.
私の親友の奥さんがこの週末ワシントンDCからフロリダ州までドライブをした。
彼女は何百ものトランプ氏の(支持を示す)広告を庭の芝生や納屋、高速道路の陸橋のところに掲げられていたのを目にした。
ひとつだけGary Johnson候補の広告が有ったそうだ。
しかし、ヒラリーの広告はひとつも無かった。
ただのひとつも。
Then there’s the dramatic drop in NFL ratings. My friends are all NFL fans. This is due to the anger of the people I wrote about in my new book “ANGRY WHITE MALE.” This is the same “Silent Majority” who are boycotting the NFL over disrespect for the flag by NFL players.
で、NFL(アメリカンフットボール)の視聴率に劇的な低下があった。
私の友人は全て皆NFLのファンだ。
これは、私の新しい本、「怒れる白人男性」に書かれた男達の怒りがあったからだ。(訳者注:国歌斉唱に立ち上がらなかったプレーヤーをトランプ氏が批判したから)
この(白人男性という)サイレントマジョリティーが、国旗に敬意を示さないNFLプレイヤーに対して(大好きな)試合を見るのをやめたからだ。
This is “the Trump effect” at work. My friends are angry and motivated.
The media just doesn’t understand what’s happening on Main Street.
これが現場でのトランプ効果だ。
私の友人たちは怒り、何かをしようという気になっている。
メディアが一般人の身近で現在進んでいる状況を何も理解していないからだ。
Then there’s the kind of polls I trust. My friend is a Vegas cab driver.
She starts every new ride with this conversation opener, “Welcome to Vegas. Now let’s talk about the election. Who are you voting for?” In the privacy of her cab, with no one watching or judging, every single passenger in the past two weeks has whispered “TRUMP.” Yes, all of them.
で、私が信頼する世論調査の類がある。
私の友人はタクシーの運転手だ。
彼女は乗客が乗ってくるといつもこう話しかける「ベガスにようこそ!じゃ、選挙について話しましょう。あなたは誰に投票するの?」
タクシーという密室の中で、誰も見ておらず他人にあれこれ言われない状況で、
この2週間一人残らず全ての乗客が「トランプ」とつぶやいたそうだ。
そう、一人残らず全てが。
So what gives? I’ve predicted this in the media for three months now.
This is our Brexit. None of the experts saw Brexit coming. Only the people on Main Street knew.
だから何だって?
私はこれをメディアで3ヶ月間予測してきた。
これこそがわれわれのBrexitだ。
専門家は誰一人としてBrexitが来るのを見ていない。
その辺の一般人しかそれが判らないのだ。
Here’s some facts to back up my contention. William Hill, one of the largest legal bookmakers in the world, warned days ago that the betting patterns of this election look exactly like Brexit.
ここで、私の主張をバックアップする事実を紹介しよう。
William Hillという世界で最も大きな合法の賭博屋が今回の選挙の賭け率の推移のパターンはBrexitの際とまさに同じようなものになって来ている、と数日前に警戒を促したのである。
All the big bets they’ve taken are on Clinton. They report 71 percent of the money is on Hillary. Just like Brexit.
全ての大きな「掛け金」はクリントンが勝つ方に賭けられている。
71パーセントの「掛け金」がヒラリーにかかっている。
Brexitの時とそっくり同じように。
But 65 percent of the actual bets are on Trump. The little guys are all betting on Trump. Guess who determines the outcome of elections? The little guys. They’re betting their $5 and $10 on Trump. Just like Brexit.
しかし、65パーセントの実際の「賭けの件数」はトランプが勝つ、というものだ。
ちっぽけな民衆は全てトランプにお金を賭けているのだ。
でも、選挙の結果を実際誰が左右すると思う?
そんなちっぽけな民衆だ。
彼らは5ドルや10ドルをトランプに賭けている。
Brexitの時とそっくり同じに。
I’ll take the Vegas cab driver’s poll over the fancy D.C. pollsters any day.
私はベガスのタクシー運転手を見栄えのするDCの世論調査専門家より信用する。
I’ll take the betting patterns at legal bookmakers.
私は合法賭け屋での賭けパターンを信用する。
I’ll take the sign of a massive drop in NFL ratings.
私はNFLの急激な視聴率低下の意味を重視する。
I’ll take the size of the crowds at Trump rallies.
私はトランプ氏の集会での群衆の多さを重視する。
I’ll take the signs along the road for Trump vs none for Hillary.
私は、ヒラリーのと比べたトランプの支持広告の数の多さを重視する。
The signs are all there. Something is happening that the DC experts and mainstream media can’t see, or understand. Or maybe they just don’t want to.
(トランプが勝つという)その兆候はあちこちにある。
ワシントンDCの専門家達や、メインストリームの全国ネットメディアには見えないか理解できないものが。
そうじゃなかったら、ただ彼らはトランプに当選して欲しくないだけなのかもしれない。
This is our Brexit. And I’m betting big on Trump.
これが私達米国民のBrexitだ。
だから、私はトランプに大きく賭けている。
Wayne Allyn Root is a capitalist evangelist, serial entrepreneur,
conservative national media commentator, and proud champion of the
middle class. He is a former Libertarian vice presidential nominee, now
back to the GOP. Wayne’s latest book is “Angry White Male” (Skyhorse
Publishing). He is a supporter of Donald Trump’s presidential campaign.
For more, visit his website: http://www.ROOTforAmerica.com. Follow him on
Twitter@WayneRoot.
以上、
【1689】[2026]学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦です。
今回もこの場をお借りして、3点お知らせをいたします。
①2016年11月20日開催の定例会について
2016年11月20日開催の定例会には多くの方々の参加申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
お席にはまだ余裕がございますので、是非お申し込みください。
◯講演会名:「鳩山由紀夫元首相が見た、『属国・日本』の真実」(仮)
講師:鳩山由紀夫元首相、副島隆彦、中田安彦(司会進行)
日時:2016年11月20日(日)
開催場所:三井住友銀行東館 ライジング・スクエア「SMBCホール」
住所:東京都千代田区丸の内1−3−2 地下鉄「大手町駅」C14出口直結
https://www.rising-square.jp/access.html
開催日:2016年11月20日(日)
12:15 開場
13:00 開演 鳩山由紀夫先生 講演(30分)
13:30 第一部 終了(15分休憩)
13:45 第二部 パネルディスカッション(鳩山、副島、中田)(75分)
15:00 第二部 終了(15分休憩)
15:15 第三部 質疑応答(鳩山、副島、中田)(30分)
15:45 第三部 終了
15:50 当日のまとめなど(副島)
16:20 終了の予定
※終了時刻は、当日の都合により、延長などで変更になることもございます。
講演会費
会員:5000円 非会員:6000円
↓定例会お申込みはコチラ↓
http://soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html
参加申し込みを上記フォームからしたが、連絡が来ないという方は、下記連絡先までご連絡ください。
携帯電話のEメールアドレスやフリーメール(hotmailなど)ですと、こちらかの返信メールが長文のために受付拒否されたり、
はじかれたり、また迷惑メール、スパムメールと分類されることもございます。
既に参加費をお振込みいただいた方々にはこちらからお振込確認のメールを差し上げております。参加費を振り込んで、
1週間以上経過したのに確認メールが来ない、という方は、お手数をお掛けし恐縮ですが、下記連絡先までお知らせください。
【連絡先】
電話番号:048-788-1837
ファックス:048-788-1854
メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
当日の受付、入場をスムーズに行いますため、定例会参加費のお振込みを何卒宜しくお願い申し上げます。
②副島隆彦先生の最新刊『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』(祥伝社、2016年11月1日)発売について
副島隆彦先生の最新刊『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』(祥伝社)が、2016年11月1日に発売となります。
本ウェブサイト内の「今日のぼやき」広報ページで詳しいお知らせをいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
③2017年度会員継続のお願いについて
現在、「副島隆彦の学問道場」会員の方々には、2017年度会員継続のお願いを近々郵送いたします。
会員継続のご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
以上、お知らせ申し上げます。
SNSI・副島隆彦の学問道場
古村治彦拝
【1688】[2025]天武天皇の正統性について
大伴安麿の妻石川郎女について
〔2015〕の続きです。
石川郎女は『万葉集』で最も魅力的な女性です。その登場を見て行きましょう。
大津皇子、石川郎女に贈る御歌一首(巻二、107)
あしひきの 山のしづくに 妹待つと われ立ち濡れぬ 山のしづくに
石川郎女、和(こた)へ奉る歌一首(108)
吾(あ)を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを
大津皇子、密かに石川郎女に婚(あ)ふ時、津守連通(つもりのむらじとほる)その事を占へ露(あら)はすに、皇子の作りましし御歌一首(109)
大船の 津守の占(うら)に 告(の)らむとは まさしに知りて わが二人寝し
日並皇子尊(ひなみしのみこのみこと)、石川郎女に贈り賜ふ御歌一首(郎女、字を大女児といふ)
大女児(おほなこ)を 彼方(をちかた)野辺に 刈る草の 束の間も われ忘れめや(110)
大津皇子は、大海人皇子(天武天皇)と天智天皇の娘・大田皇女の間に生まれています。大田皇女は、西暦661年正月に斉明天皇の筑紫行幸の際、難波を出発した二日後船上で大来皇女(おほくのひめみこ)を出産した方です。以前私は、斉明天皇の筑紫行幸は、身重の大田皇女を筑紫(倭国)に無事送り届ける為のものであった、と論じました。
大津皇子は、その大田皇女を母に持ち、筑紫で生まれたと言われています。大田皇女は、天武天皇の皇后で、後に即位した持統天皇の実の姉です。実の姉妹で、先に結婚したのは大田皇女ですから、大田皇女の方に皇后になる優先権があったはずですが、大津皇子を御産みになって間もなく亡くなってしまわれたのか、その後の歴史に登場せず、妹(後の持統天皇)が皇后になりました。
(110)の歌の作者、日並皇子尊(ひなみしのみこのみこと)とは、天武天皇と皇后(持統天皇)の間に生まれた草壁皇子で、皇太子に立てられていました。
大津皇子の方は、太政大臣です。『懐風藻』によれば、大津皇子は明朗快活で衆望を集めていたとあります。
(107)と(108)の歌は大津皇子と石川郎女の密会の歌です。石川郎女の返しの歌のなんとも妖艶なことよ。
しかし(110)で分かるように、草壁皇子も石川郎女にぞっこん惚れ込んでていたのです。
刈る草の間も「本当に少しの間も」われ忘れめや「私は忘れることが出来ようか、いや忘れることなど出来るはずがない」
皇太子・草壁皇子が悶々と思いを募らせていたのに、石川郎女は大津皇子の下へ走ってしまった。
このことは、陰陽使(占い師)津守連通の占いで直ちに露見しました。
大船の 津守の占(うら)に 告(の)らむとは まさしに知りて わが二人寝し(109)
「津守の占いで事が露見することなど、そんなことは承知の上で私たち二人は寝たんだよ」
この大津皇子の男らしさ、潔(いさぎよ)さ。皇后(持統天皇)は、嫉妬していたに違いない。自分が腹を痛めた草壁皇子が皇太子に立てられていたとはいえ、衆望は大津皇子に集まっていた。大津皇子は、実の姉の子である。皇位継承順位だって、どちらが上か微妙なものがあった。
朱鳥元年(西暦686)九月、天武天皇が崩御するや、直ちに大津皇子に謀反の罪を着せ殺してしまった。
(つづく)
【1687】[2024]「男はみんなマザコンは本当か?」おまけ
先日、職場の女の子と、アメリカ大統領選の話をしていて、彼女が、トランプが当選したら、とんでもないことになるんじゃないか、と言ったので、「アメリカが、何で日本が核を持つ事を嫌がるかというと、本当はね、原爆を落とした復しゅうをされるのが怖いからだよ。トランプは、日本が核を持つ事を認めると言ったでしょう、核を持てと言ったんじゃない、核を持っても構わない、日本の事は日本で決めろと言ってんだから、まともだよ。」と、私は言った。世界が戦争になるかならないか、という重大な話の後に、こんな話を今更するのも気が引けるが、私の「男はみんなマザコン、は本当か?」を受けて、的外れな事を言っている人がいたので、書いておく。私は「男はみんな云々」で、男はみんなマザコンだ、とは言っていない。或るテレビ番組で、彼女の作った料理に「お母さんの味と違う」と言った男がいた、この男をマザコンと思うか?という街頭インタビユーに答えている男が全員「マザコンと思わない」と答えているのを見て、男の多くは、こういう風にマザコンなのかと思った、と言ったまでである。男も女も、人は性別に関わらず、みんなマザコン、とも思わない。人は皆、母親の乳を飲んでいたのだからマザコンだ、なんて?な事も思わない。母親の影響を受けるイコールマザコン、ではない。「母親の影響から抜け出せていない、そのことに気付かない」事がマザコンだ。副島先生が「自分の頭のおかしさを自覚しなさい、自覚したら、それを才能に転化できる」と仰っていたが、マザコンについても、同様だろう。昔から「気違いは自分を決して気違いと認めない」という名言があるが、これは本当で、お前はおかしいと言われたら、そうなのかね?と思うのが、まともな人だろう。おかしいと言われて、自分は絶対おかしくないという人は、それだけで、既におかしい、ということだ。女の場合、母と良い関係なら問題ないが、関係が良くないと、必要以上に恨んで、上野千鶴子みたいになる、というのも、逆だろう。母と良い関係な女程、マザコンの可能性が高かろう。上野千鶴子はマザコンだ、と思った事も、その書いたものを読んだ限りでは(まぁ、上野氏の本を、ちゃんと読んだ事はないが)、私はない。上野氏が以前、悩み相談で、母が嫌いだが、どうしたら良いか、という女性に回答したものを読んだ事があるが、的確な事を言っていると、感心したのを覚えている。要するに、母を嫌いでも良い、という主旨の回答だった。余談だが、私も若いころは、フェミニズムの女とやらをバカにしていたが、今になってみて、ああいうインテリ女たちの多くは、いわゆる普通の女、一般的な女よりは、まともな、頭の良い人たちだったのではないか、と思っている。母を嫌う女が「必要以上に恨んでいる」ように見えるとしたら、それは、母と子の関係、親子関係というものが、もともと必要以上のものだから、というだけだ。
【1686】[2023]ノーベル文学賞 を 拒否した ボブ・ディランは、真に偉大である。
副島隆彦です。 今朝、以下の記事を見て、私は、はっ と大きく気づいたことがあります。
(転載貼り付け始め)
●「 ディラン、「ノーベル賞受賞」削除を指示? 公式サイト 」
朝日新聞 2016年10月21日(金)
「ノーベル文学賞受賞者」の文字が削除された歌詞集の紹介ページ=ボブ・ディランさんの公式サイトから 今年のノーベル文学賞の受賞が決まった米国のミュージシャン、ボブ・ディランさん(75)の公式ウェブサイトから、「ノーベル文学賞受賞者」の文言が削除されたことが21日、分かった。
各国メディアによると、ディランさんの公式サイト「bobdylan.com」の書籍紹介ページでは、17日付で掲載されたとみられる歌詞集の紹介文で「ノーベル文学賞受賞者」と記されていた。ディランさん側が受賞を歓迎したものと思われたが、21日までに削除された。文学賞を選考するアカデミーがあるスウェーデンのメディアは、関係筋の情報として「削除はディラン自身の指示だ」と報じた。
ディランさんは13日の受賞発表から、受賞について一切コメントしていない。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦注記。 私は、ハッと気づいた。 私は、戦争と ・・・・世界の平和まで 管理する スウエーデンのノーベル賞のことで。 この人類最高の賞をやるから、スウエーデン国王の前で、頭をさげろ、 賞をやるから、 ヨーロッパの王族、貴族体制に屈服しろという ことの巨大な悪に、ようや気づいた。 この人たちは、この世の、人類の「戦争と平和」さえも管理する。
やはり、ボブ・ディランは、真に偉大だ。 日本人は、大江健三郎 が、ノーベル文学賞(1995年)は、貰ったが、そのあと、天皇陛下からの 文化勲章は、拒否=辞退した。 これが、日本人としての 限度だ。 これ以上の行動を取れる 日本人は、いない。
以下の泉谷 しげる が インタビューに答える 「 ボブ・ディランがノーベル文学賞、この違和感がたまらない。不思議な感じがする。でもこの不思議な感じも含めて、みんなで楽しめばいいじゃねぇか 」が、すばらしい。
泉谷も、1070年、ベトナム反戦フォークソングあがりだ。 泉谷は、片足が悪くてずっと軽度の障害者でもある。障害者の苦難の人生を生きてきた。 トークの最中に、怒って「この野郎」と相手に殴りかかる仕草をするが、それは体が効かないので、お笑い芸にして終わりにする。悲しみに満ちた芸だ。
では、さて、私、副島隆彦は、自分が生きているうちのよろよろの時に、文化勲章をやる、と言われたら、どうするか。 きっと貰(もら)うだろう。そして、皇居、宮中(旧江戸城)に行って、ニコニコとして他の受賞者と並んで写真を撮ってもらっているだろう。私は日本の文化の伝統に従おうとする。 私は、この程度の知識人でしかない 自分を不甲斐なく思った。
ボブ・ディラン(75歳)は、 史上初、ノーベル文学賞を コケ(虚仮)にして見せた。こうすることで、ついに 1903年 からのヨーロッパ中心の、 ノーベル賞という世界体制、「ノーベル賞世界体制」を打ち破った。だから、彼は真に偉大な 音楽家だ。 副島隆彦 注記 終わり
(転載貼り付け始め)
●「 ディランさんへ、もう連絡しません ノーベル賞事務局 」
朝日新聞 2016年10月18日
今年のノーベル文学賞を米国のミュージシャンのボブ・ディランさん(75)に授与すると発表したスウェーデン・アカデミーは17日、ディランさん本人への連絡を断念すると明らかにした。サラ・ダニウス事務局長が地元ラジオに語った。
それによると、アカデミーは授与発表から4日がたった現在も、ディランさん本人と連絡が取れていない。ディランさんが文学賞を受けるつもりがあるかや、12月10日にストックホルムである授賞式に出席するかも不明だ。ダニウス氏は「受諾してくれると思う。そうでなければ悲しいが、栄誉は彼のものだ。心配はしていない」と語った。関係者への連絡は続けるという。
ディランさん本人は、受賞についてコメントしていない。公式ツイッターは、受賞当日の夜にオバマ大統領からの祝福メッセージをリツイートして以後、更新が途絶えている。
● 「ボブ・ディランさん沈黙貫く ノーベル賞決定後初の公演 」
2016年10月14日 朝日新聞
米ラスベガスでは13日、カジノホテル前の通りに、ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞決定を祝福する看板が出た。
ノーベル文学賞受賞が決まった米国のミュージシャンで作詞家のボブ・ディランさん(75)が13日、ラスベガスで自身のコンサートに出演し、受賞決定後、初めて公に姿を現した。ただ、受賞については、一切語らなかった。
・「 ボブ・ディランさんにノーベル文学賞 音楽家・作詞家
受賞決定の発表は米時間13日午前で、ディランさんはその夜、予定通りに出演。会場を埋め尽くした年配のファンたちは総立ちになって声援を送った。 ディランさんは「追憶のハイウェイ61」「風に吹かれて」「くよくよするなよ」などの名曲を交えた1時間半の演奏を終えると、観客に一言も語りかけずに舞台を去った。 観客で20年来のファンという…
●「ボブ・ディランさん電話して」 ノーベル賞連絡とれず
2016年10月14日 朝日新聞
ボブ・ディランへのノーベル文学賞授賞が発表された13日、スウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテルの公式ツイッターに英文のメッセージが載った。
発表から4時間がたった同日午後5時(日本時間14日午前0時)時点で、スウェーデン・アカデミーはツアー中のディランと連絡が取れていないという。同紙(電子版)によると、スウェーデン・アカデミーは発表から約2時間半後にツアーマネジャーの連絡先を入手したが「寝ている」(サラ・ダニウス事務局長)として直接は話せなかったという。
昨年は受賞者スベトラーナ・アレクシエービッチさんに発表前に電話で授賞を伝えていた。(ストックホルム=渡辺)
● 「 泉谷さん「違和感たまらない」 ボブ・ディラン氏受賞 」
朝日新聞 2016年10月13日
歌手・泉谷しげるさん
ボブ・ディランがノーベル文学賞、この違和感がたまらない。不思議な感じがする。でもこの不思議な感じも含めて、みんなで楽しめばいいじゃねぇか。
● 「 ボブ・ディランさんにノーベル文学賞 音楽家・作詞家 」
2016年10月13日20時11分 朝日新聞
米国のミュージシャンで作詞家のボブ・ディラン(Bob Dylan)さん(75)が、2016年のノーベル文学賞に決まったと13日、スウェーデン・アカデミーが発表した。賞金は800万スウェーデンクローナ(約9400万円)で、授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。米国人のノーベル文学賞受賞は1993年のトニ・モリスン以来で、11人目。
・ベトナム戦争に揺れる若者の心とらえ ボブ・ディラン氏
ディランさんは1941年5月24日、米ミネソタ州ドゥルース生まれ。カントリー音楽やブルースの影響下、高校時代から音楽活動を始めた。62年、アルバム「ボブ・ディラン」でデビューした。
63年に出したセカンドアルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」には、「風に吹かれて」「戦争の親玉」など、その後も代表曲として歌い続けられる作品が収められ、高い評価を受けた。さらに64年にはアルバム「時代は変わる」を発表。
公民権運動やベトナム戦争に揺れる若者たちの心をとらえ、プロテスト・シンガーとして熱狂的な支持を受けた。現在に至るまで精力的なライブ活動を続け、ロック界のカリスマ的な存在であり続けている。
78年2月末に初来日して東京と大阪でコンサートを行い、86、94(2回)、97、01、10、14、16年にも来日公演を行っている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦 拝
【1685】[2022]不正選挙=電子投票数の操作(巨大な犯罪)は今、行われている。 緊急報告。
副島隆彦です。 今日は、2016年10月20日です。緊急で、報告します。
アメリカの大統領選挙で、電子集票マシーン に、すでに、集票数を操作する仕組みが組み込まれてる、ということが、判明しつつある。
特に、全50州のうちの、接戦州の16州の 電子集票マシーン は、あの極悪人の博奕うちの、ジョージ・ソロスが支配している会社のもので、それを、各州の選挙管理委員会に、貸し出ししていて、メンテナンスも、このソロスの会社が、行っている。
ヒラリー・クリントンを、必ず、勝たせるための巨大な、権力犯罪(power crime パウワ・クライム)が、すでに始まっている期日前投票の時から、実行に移されている。 それは、以下に載せる記事のとおりの手口で、行われている。
ドナルド・トランプが、「不正選挙( voter fraud ヴォウター・ロード、=rigged elections リグド・エレクション ) が行われている」と 17日のウイスコンシン州のグリーンベイ市での演説で、言った。だが、トランプは、もっと早く、8月1日の オハイオ州の演説で、「不正選挙が行われている。私は、それを危惧している」と言っている。
以下の記事を読むと分かるが、すでに、トランプ派の支持者たちの中から、「電子投票をやめろ」「紙の投票用紙にして、人間が手で集計する制度に戻せ」 という 声が上がっていた。 それを、 ” Paper Ballots , Hand
Counter !” 「 ペイパー・バロット、ハンド・カウンターにしろ」 と言う。
だから、先(6月23日)の、イギリスの国民投票は、だから、紙の用紙、人間による集計」が行われた。
以下の記事の中で、一番、重要なのは、スタンフォード大学教授のアペール教授 Prof. Appel (コンピュータのサイバー・セキュリティーの専門学者)が自分で、やって見せている、” How to Hac(king) an Election in 7 Minutes ” 「選挙の集票マシーンのハッキング(違法操作、改変)の仕方。7分かれば出来る」 という 箇所である。画像で、教授自身が、 「集票機をこじ開けて、プログラムを書き換える操作」まで、実際にして見せてくれている。 私たちは、全身が凍り付くほどの、恐怖感を覚えなければ済まない。
この電子集票マシーンの各州への貸し出し(リース)とメンテナンスまで行っている、ジョージ・ソロス という
男の、真の 巨大犯罪者ぶりに、 私、副島隆彦は、改めて、激しい怒りを覚える。 ジョージ。ソロスは、世界中の民衆によって、撃ち殺されなければいけない男だ。
腐り果てている アメリカの大メディア の うちでも、2社だけが、米大統領選挙について、本当の、候補者支持率の世論調査(Polls 、 ポール)を、書いている。 それは、 週刊誌の Time タイム誌 が、 「トランプ 89% 、ヒラリー 11% 」と書いていることだ。 もうひとつは、ケイブル・テレビの Fox Channel フォックス が、「トランプ 85.54% 、 ヒラリー 12.63% 」と公表していることである。この2社だけが、真実の 世論調査の結果を発表している。 以下の文の中にある。
以下の記事の中に、「多くの州で、倉庫の中に待機中の電子集票」の写真(画像)が、載っている。これらが、すでに 動き出して、得票数を、事実とは違う数値に操作、改変しているのである。 私、副島隆彦は、心底、驚愕(きょうがく)する。 権力犯罪者どもは、着着と、ここまでやっていたとは。私の、日本の国家戦略家としての思考力の足りなさを恥じなければいけない。
以下のサイトを運営している「ザウスルでござる」氏が、どういう人か、私は知らない。が、この人は、真に優れた人物である。URLも貼り付けましたので、ここへの転載文を読んだあとは、そちらに見に行ってください。
トランプ陣営の中の、真に優れた、そして 死を恐れない 勇敢な、思想戦闘員 (ソート・コマンドウ)たちが、このソロスとヒラリーたちの巨大な悪を、破壊する行動に直ちに出て欲しい。私たちは、日本から念力で、応援する。
そして、そのうち、私たちも、自分の国で、同じような権力犯罪に手を染めている者たちとの闘いを始めることを、堅く誓う。
副島隆彦 記
(転載貼り付け始め
2016年10月16日 「 ザウルスでござる 」
http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/967f37af6cf8bac5e8c2d6b96e1b6ed8
ヒラリー・クリントン(11) 電子投票をハッキング?
http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/8bb338c6d8a545c0ec38e7fdd3780207
2016年のアメリカの大統領選挙は11月に実施されるが、多くの州で倉庫に待機中の電子投票機がすでにハッキングされている可能性がある。これによって、投票機の投票数の総数はそのままに、クリントン候補とトランプ候補の得票数を実際とは違う数値に自由に操作できることになる。このハッキングはどうやらクリントン陣営によってすでに完了している可能性がある。
“電子” 投票機の歴史は結構長く、1960年代から存在している。そしてハッキングの歴史も同じくらいに長い。
電子投票のメリット・デメリット
2000年代になってコンピュータによるオンライン投票が導入されている。 電子投票の1番のメリットは開票作業、集計作業が早い ことである。電子投票機のタイプもさまざまであるが、概してペーパーレス であることもメリットと言えるかもしれないが、これがデメリットともなるのだ。
しかし、電子投票の最大のデメリットは、紙の投票に比べて 投票数を改ざんしやすい 点である。そしてやっかいなことに、かりに不正が行われても 発覚しにくい ことである。文字通り “ブラックボックス” なのである。
つまり、セキュリティが弱く、不正選挙、インチキ当選をもくろむ輩(やから)にとっては理想的な投票方法であると言える。
投票用紙と箱をつかうアナログな旧来の投票 は不正のリスクがゼロというわけではないが、大規模な不正の場合、証拠の隠滅にはかなりの手間がかかる。しかし、電子投票での不正は多くの場合単なるソフトウェアの改ざんであり、目で見てわかるものではない。
これはメモリーカードの交換による場合もあれば、オンラインで侵入する場合もある。しかもこの改ざんをもたらすソフトウェアは最近では投票終了後に自動消滅するようにプログラムされているので発見もほぼ不可能である。
また投票用紙であれば、集計のやり直しも可能であるが、電子投票では集計のやり直しはほとんど無意味である。というのは集計以前の数値がすでに改ざんされているからである。
ちなみに先般の英国における、EU離脱の是非を問う国民投票では、不正を恐れて電子投票は退けられ、あえて投票用紙での投票が行われた。
そして、大量のボランティアを動員して集計を行った という前例がある。国を二分するほどの重要な選挙であるならば、当然の措置であろう。これが電子投票で行われていたら、いずれの結果であっても、「不正選挙!」の抗議が湧きおこり、収拾がつかなくなっていたのではあるまいか。
7分で “インチキ当選” が可能?
カバーを外してプログラムの書き換えをして元に戻すのに、7分で足りるそうだ。つまり、7分で インチキ当選 が可能になるということである。
写真のスタンフォード大学の Appel 教授はサイバーセキュリティの専門家で、電子投票機による選挙がいかに簡単にハッキングできてしまうかについて、もう10年以上も前から警鐘を鳴らしている。しかし、抜本的な対策が取られることのないまま今日まで来てしまった。
電子投票機のハッキングの可能性、ソフトウェア改ざんの可能性があり、それも容易にできてしまうということになれば、有権者は当然不安に駆られ、そして無力感にさいなまれる。投票日が迫ってきているアメリカでは最近この問題が、今さらのように浮上してきている。VOTER FRAUD, ELECTION FRAUD は“不正選挙、インチキ選挙” の意味である。RIGGED は “仕込まれている” の意味である。
選挙における不正には様々なレベルでいろいろなパターンがあるが、電子投票における不正は、見た目ではわからないまま 非常に大規模な不正、つまり、国家レベルでの不正も可能 となるだけに深刻である。
機械化して合理的で便利に見えるが、冷静に考えればたいへんな落とし穴がひそんでいることは素人にもわかりそうなものだ。
日本では電子投票があまり普及しない。いつまでも投票用紙に記入しているのは、もしかしたら “政治参加のデジタル化” に対する非常に健全な不信感、警戒心が国民のあいだに根強い ためかもしれない。少なくともこの件に関しては日本人は賢明なようだ。
電子投票がずば抜けて普及している国は意外にもアメリカではない。インドやブラジルといった国である。識字率が低いためもあるだろう。候補者の名前が書けないので指でタッチするだけの電子投票機が普及したに違いない。
「不正選挙なんかあるわけがない」 と断言もできない。「不正選挙は重罪である」 との警告もむなしい。アメリカの有権者たちは電子投票による選挙がペテンであることに今さらのように気づき始めた。
「電子投票は信用できない!」 「紙の投票にしてくれ!」 という声が出てくるのも無理もない。
電子投票機の製造メーカーはいくつもあるが、「ハッキング不可能」 と謳っているメーカーは1つとしてない。
すでに9月から、ロシアがアメリカ大統領選挙にハッキングしようとしている懸念 が主要メディアから吹き出している。ロシアがオンラインで電子投票システムに侵入して操作し、ロシアの思い通りの投票結果をはじき出すようにするという陰謀論がまことしやかにささやかれているのである。
つまり、親ロシア的なトランプ候補の得票数を増やして当選させ、結果的にアメリカを混乱に陥れ、崩壊させようとしてるのがロシアだという クリントン陣営発の “反ロシアキャンペーン” である。トランプ候補に対する間接的なネガティブキャンペーンとも言える。
いっぽうヒラリー・クリントン陣営がその莫大な選挙資金を使って、腕の立つプラグラマーをたくさん使い、すでにハッキングをすませているのではないかという疑惑もある。
ここへきて、とんでもない仰天情報が飛び込んできた。ヒラリー・クリントンの有力スポンサーである悪名高い ジョージ・ソロスがアメリカの電子投票機の多くを握っている という情報である。
このデータによると、ソロスは上記のアメリカの16の州で使われる電子投票機のメーカーを実質的に支配している。16の州はそこのメーカーから電子投票機の供与を受けることになっている。つまり、購入する必要はなく、貸してくれるのだ。実に親切な話ではないか。そしてメンテナンス等の管理もこの業者に丸投げの様子である。
ということは、クリントン候補の、個人としての最大のスポンサーであるジョージ・ソロスは、クリントン候補に “金 を用立ててやる” だけではなく、“票 も工面してやる” ことになっているようである。 “至れり尽くせり” とはこのことだ。
言うまでもなく、クリントン候補はジョージ・ソロスに大きな借りができているのである。大統領になった暁には、借りを返すために言いなりになることは目に見えている。
ソロスの息がかかった16の州以外の電子投票機が “無事” である保証などどこにもない。クリントン陣営の莫大な選挙資金をもってすれば、残りの34州においてもハッキングは優に可能であろう。
現実の支持率ではトランプ候補に圧倒されているはずなのに、いつもヒラリー候補が自信満々なのはこれが理由かもしれない。
これでは、投票日が来なくても、もう結果が出ているようなものではなかろうか?
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦 記
【1684】[2021]トランプが、「現に不正選挙が行われている」と演説した。
副島隆彦です。 今日は、2016年10月19日です。
私が、一昨日(おととい)17日に、下 ↓ の 「2018」番に書いたとおり、アメリカの大統領選挙で、不正選挙=投票数操作 ( rigged elections リグド・エレクション、voter fraud ヴォウター・フロード )が、行われている。
期日前投票が始まっているから、すでに、着々と、不正選挙が、ドナルド・トランプを絶対に負けさせる、という 動きで、実行に移されている。 11月8日の投票日を、待たないで、この巨大な犯罪行為が、実行に移されている。
このことを、一昨日(現地では17日)の、 Trump Rally Green Bay , Wisconsin ウイスコンシン州のグリーン・ベイ市の トランプの演説の中で、力を込めて糾弾している。
このウイスコンシンは、「激戦州 swing state」ということになっていて、あの裏切り者の、共和党下院議長で若造の ポール・ライアン Paul Ryan の選挙区だ。ここでも、そのヴォウター・フロードの コンピュータ装置の作動(犯罪行為)が、始まっているということだ。
それを阻止するために、トランプたちは、知能と人材の限りを尽くして、動き出している。 不正選挙=違法な投票数の操作 さえなければ、トランプの圧勝だ。アメリカ国民も、皆、そう思っている。
トランプが言い続けている、crooked Hillary ( クルッキド・ヒラリー。ゆがんだ根性の、性悪女=しょうわるおんな=のヒラリー)の支持者たちも含めて。
(転載貼り付け始め)
●「 トランプ氏、米大統領選で「大規模な不正投票」と主張 」
AFP=時事 2016年10月18日(火)
米大統領選で、支持率の低下や相次いで浮上する性的暴行疑惑に直面している共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は17日、大統領選で「大規模な不正投票」が行われているとの持論を改めて展開した。
本選までわずか3週間を迎え、トランプ氏は選挙制度に関する批判を強めており、同氏が敗北した場合に騒乱を生む恐れを懸念する声 が上がっている。同氏のこの訴えについては、(副島隆彦注記。 共和党本部の)共和党員らは断固否定している。
同氏はツイッター(Twitter)に、「当然のことながら、大規模な不正投票が選挙日当日とそれ以前にも起こっている。 共和党指導部は、今起きていることをなぜ否定するんだ? 本当にうぶ(ナイーブ)だ! 」 と投稿。不正投票の根拠については明示していない。
一方、共和党の副大統領候補マイク・ペンス(Mike Pence)・インディアナ(Indiana)州知事は、16日、CBSニュース(CBS News)のインタビューで火消しに動き、「共和党陣営は、選挙結果は絶対に受け入れる」との考えを示した。
●「 エクアドル、アサンジ氏のネット回線切断 滞在先の在英大使館で」
ロイター 2016年10月18日(火) ワシントン
内部告発サイト「ウィキリークス」は、17日、ロンドンのエクアドル大使館に滞在を続けるサイト創設者のジュリアン・アサンジ容疑者が、インターネット回線を切断されたと明らかにした。
声明によると、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が米金融大手向けに行った講演内容に関する電子メールを、ウィキリークスが16日に公表した直後にエクアドル政府が回線を切断したという。
スウェーデンでの性犯罪事件に関する取り調べのため、同国への移送が求められているアサンジ容疑者は、移送を回避するため、2012年6月にロンドンのエクアドル大使館で政治亡命を申請。大使館を出れば身柄を拘束されるため、現在も大使館内にとどまっている。
エクアドル政府(副島隆彦注記。南米大陸の北で、太平洋側にある。歴史的に反米(はんべい)左翼政権である )は、アサンジ容疑者の言論の自由を保護する立場を取っている。が、この問題をめぐって米国と関係は緊迫している。同国のコレア大統領は、米大統領選でクリントン候補を支持すると表明している。
● 「「米大統領選は八百長」= 言い訳? 批判強まる-トランプ氏 」
時事通信 2016年10月18日(火)
17日、米ウィスコンシン州で演説する大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏(AFP=時事)
米大統領選の投開票が約3週間後に迫る中、劣勢を巻き返せない共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が「大統領選は八百長だ」と声高に唱え始めた。負けた場合の言い訳づくりとやゆする声が出る一方、選挙への信頼を損ないかねないと批判も強まっている。
「これは八百長選挙( rigged election ) だ。メディアが選挙を不正に操作しようとし、投票所でも不正が行われようとしている」。トランプ氏は17日、ウィスコンシン州で開かれた集会で、政府やマスコミが結託して、自分を追い落とそうとしていると訴えた。
こうした見解には、ライアン下院議長の事務所が「開票結果を信頼する」とのコメントを出すなど、共和党幹部は否定的だ。しかし、トランプ氏はツイッターで「もちろん不正は大規模に行われている」と反論。「なぜ党幹部は否定するのか。あまりにナイーブだ」と一歩も譲る気配はない。
トランプ氏が「八百長」論を主張するようになったのは、過去のわいせつな言動が相次いで報じられ、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)との差が開き始めてからだ。クリントン陣営幹部は「負けつつあることを悟り、制度のせいにしようとしているだけだ」と切り捨てる。
ただ、米メディアによると、トランプ氏の主張に共鳴する支持者も多く、民主主義の根幹をむしばみかねないとの懸念も強い。敗北した場合にトランプ氏が結果を受け入れない可能性もあり、オハイオ州の選挙事務を仕切る共和党出身の州務長官は「無責任だ」とトランプ氏を批判した。(了)
(副島隆彦注記。 急いで、上記の 「オハイオ州の選挙事務を仕切る共和党出身の州務長官」というのが、すでに不正選挙を実行していて、ARISTOS System を作動している。トランプ陣営は、全米の各州にいる、 選挙管理委員会のトップの連中(わずか数人ずつ)だ)を、厳しい監視下において、彼らの犯罪の弱点と証拠 を見つけ出して、満天下に暴き立てるべきだ。副島隆彦の注記終わり)
●「 トランプ氏主張の選挙不正「あり得ない」、米共和党弁護士が批判 」
ロイター 2016年10月18日(火)
米大統領選の共和党候補トランプ氏が「大統領選挙で不正が行われている」と主張していることについて、共和党の弁護士らが、「不正はあり得ない」と述べ、「根拠のない主張は有権者の不安を煽り危険だ」と批判した。トランプ氏は16日、投票所で不正が行われているとツイッターに投稿。ただ、具体的な根拠は示していない。
共和党の選挙関連弁護士のクリス・アシュビー氏は、トランプ氏の主張には「根拠がなく、危険で不安を煽る恐れがある」と指摘。アシュビー氏はインタビューで「選挙が操作されていると主張するのは、あなたの投票は意味がないと有権者や支持者に言うことになる」とし、「トランプ氏の発言は投票について不安を煽っている」と述べた。
来月8日が投票日の大統領選挙は、すでに多くの州で期日前投票や郵便による投票が始まっている。共和党全国委員会の主任弁護士を務めたマーク・ブラデン氏はインタビューで、「選挙システムはさまざまな不正を防止する措置が講じられているとして、全国レベルの投票操作はあり得ない」と語った。
●「 トランプ氏は「泣き言を言うな」 オバマ大統領が痛烈批判 」
AFP=時事 2016年10月19日(水)
(副島隆彦割り込に、注記。 下 ↓ の オバマ大統領の、自分を守るために、ウソつきに転落して、眉毛が下に下がって薄ら笑いを浮かべて語る、情けなさそうな顔を、私たちは、じっと見るべきだ。 )
米首都ワシントンのホワイトハウスでマッテオ・レンツィ伊首相との合同記者会見に臨むバラク・オバマ米大統領(2016年10月18日撮影)。
「米大統領選で不正が行われている」とする共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の主張について、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は18日、「無責任な泣き言だ」と一蹴した。
【写真3枚】オバマ氏の発言に聞き入るレンツィ首相
数々のわいせつ疑惑や世論調査での支持率低下で苦しい選挙戦を強いられているトランプ氏は、ここ最近の動向を見る限り、さらなる焦土作戦(しょうどさくせん)に踏み切るとみられている。
トランプ氏が米大統領選で不正行為が横行しているとする危険な陰謀論を声高に訴えていることを受け、オバマ大統領は、訪米中のマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)伊首相を前に、外交儀礼さえも取り払い、痛烈なトランプ氏批判を展開した。
オバマ大統領は合同記者会見の場で、「私の人生で、あるいは現代政治史の中で、投票が始まってもいない時点で、選挙やその過程に疑惑の目を向けた大統領候補など、一度も見たことがない。前代未聞だ」と述べた。
「無責任な話だ…大統領(になる者)に期待するようなリーダーシップと強靭(きょうじん)さが全く見えてこない。試合が終わってもいないのに、もう泣き言を言い始めるなんて。
物事が自分の思うように行かなかったり、負けたりした際に他人を非難し始める人物には、この仕事に求められる素質はない。トランプ氏には、泣き言を言うのをやめて、票を獲得できるよう自分の主張に専心すべきだと忠告したい」
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 オバマは、初めから、8年前の、突然、立候補で登場、当選、就任の時から、ずっと操(あやつ)られてきた、何の力も無い黒人男だ。私、副島隆彦は、8年前に、そのように書いて、オバマの仕組まれた育成、登場(ズビグニュー・ブレジンスキーが飼育した)、登場のことを自分の本、数冊に書いて説明してきた。
このように、アメリカ政治は、現在、激しい緊迫の渦の中にある。私、副島隆彦は、日本人に、大きな枠組みの中の真実を、伝えるために、自分の生命エネルギー燃焼させている。
トランプのこの真実の演説、発言 を、押し殺して、現在の権力を握りしめる者たちが、あんまり悪事を続けると、本当に、アメリカ革命の第二回目が始まる。 真面目で、真剣な、優れたアメリカ国民の熱意と信念を、甘く見ていると、それこそ、お前たちこそ「泣き言を言う」ことになる。
不正選挙という権力犯罪( power crime パワー・クライム)を、自分たちが追い詰められて決行しているのだ、 と オバマの顔に書いている。お前こそ、「泣き言だ」。この重要な時期に、やはり、アメリカ政治の重要な構成要素の役者として、現職の大統領という立場で、出てくるものだ。 「現職で、権力を握っている者たちが、強いのだ(何でもする)」という近代政治学の法則 が当て嵌(は)まる、と 彼らは信じている。
副島隆彦 記
【1683】[2020]ヒラリーもトランプも消える第三のシナリオ
[2020]MONEY、VOICEにカレイドスコープのメルマガ2016-8-20第169
号パート1の一部抜粋よりという記事がありました。一部引用
国家安全保障大統領令第51号(通称、Drective51)
これは、米国の人口、インフラ、環境、経済、政府機能に影響を及ぼす
ような、異常レベルの重大事件や、付随的事件も含めた(破壊的な非常事態)
が起こったときに発動されることになっています。グローバルエリートの
シナリオでは複合的イベントによって、米国のカオスを引き起こし、
大統領に無制限の力を与える(Drective51)を発動させて事態の収拾を図る
も、それが終わった後では、米国は全く別の国になってしまうのです。
ヒラリー、トランプのどちらかが、一般投票によって大統領に選出された後
(Drective51)を発動できるような非常事態を演出することです。
どちらが大統領になっても、どちらも大統領にならなくても(Cプラン)は
成功するのです。引用終り
副島さん、(Drective51)とはどういうものですか?こんなものが本当に
有るのですか?教えてください。お願いします 会員No1035中野
ヒラリーもトランプも消える第三のシナリオ
【1682】[2019]マンチュリアン キャンディデート
澤田正典です。今日は平成28年10月7日です。もしこの書き込みが、全くの的外れであったら、是非消してください。
もしかしたら、「ヒラリー・ロダム・クリントン及びクリントン家」こそが、マンチュリアン・キャンディデートなのではないですか?中国、朝鮮、日本、最後はアメリカ合衆国が、呑み込まれつつある。
先の大戦も、今のシリアの状況も、そのように考えると、一通りの説明が付きやすい。日月神示に「北からざぞと申してあろがな」とあり、その意味が私はなかなかわからなかったけど、そのままの意味であるならば、今はわかる。
私たち日本人は、アメリカ合衆国の良識的な国民達と共闘できると思う。私はトランプ大統領の誕生を心から祈ります。日本国内の企業経営者の皆様にとっても、トランプ大統領の誕生こそがポジティブな未来につながると思います。トランプ大統領が誕生すれば、大難は小難になります。必ずトランプ大統領が誕生します。アメリカ合衆国の国民の皆様、顔晴れ!!!
澤田正典 拝
【1681】[2018]米大統領選。追い詰められたヒラリー派は、不正選挙(投票数の操作)をやると決めた。緊急事態だ。
副島隆彦です。今日は、2016年10月17日(月)です。
アメリカの大統領選挙で、激しい逆流 backwater の動きが起こった。これは、私たち(アメリカ国民と、他の世界民衆を含む)の目に見えないところで、着々と仕組まれて、決定された。 それは、先週10月10日(月)の早朝である。アメリカ現地では、第2回の大統領候補者討論会( 2 nd debate )が有った直後だ。
アメリカで、激しい反革命(カウンター・レヴォルーション)あるいは、クーデターの先制攻撃の動きが始まった、ということだ。 圧倒的に強い候補で有るドナルド・トランプは、一気に、包囲網 ( under siege アンダー・シージ)の中に置かれた。
それでも、トランプは、負けない。
アメリカ革命(独立戦争、1776年開始 )の伝統に従い、優れたアメリカ国民と共に闘い続けるだろう。以下に、この一週間に何が起きたかを、先を急ぐので、箇条書き(ポイント・フォーム)で書く。資料の提示とか、あとで、まとめて載せる。 今日は載せられない。
急激な、アメリカ政治の変化の中で、この数日の動きを、私は調べていた。すると、以下の、オハイオ州(最大の激戦区とされる)シンシナチ市で、10月13日に、トランプは、2万5千人の聴衆、支持者を集めて、演説をしている。 You tube の動画で、日本からでも、どれだけでも自由に見ることができる。
(転載貼り付け始め)
Full Event: Donald Trump MASSIVE 25K Rally in Cincinnati, Ohio (10/13/2016) Trump Cincinnati Speech
RBC NETWORK BROADCASTING
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 連日のトランプ集会の アメリカ国民の結集ぶりは、見事である。
以下は、一昨日、10月15日の 東部のニューハンプシャー州のポーツマス(あの日ロ戦争の交渉と条約のポツーマスの町)で 同じく2.5万人を集めた集会があってその様子の You tube である。
英語が分からなくていいから、じっと、画面を見ていてください。早口で、アメリカ人が話すと、日本人は聞き取るのが大変だ。それでもじっと聴いていると、なんとか分かる。私たちは、この「言語の壁」を何とか越えて、今、アメリカで何が起きているのかを、直接、自分で見なければいけない。ここでも、演説するトランプと共に、 「ヒラリーを逮捕せよ、投獄せよ」 “Lock Her Up ! ”(ロック・ハー・アップ)の、参加者全員による、大合唱(チャント)と怒号が聞こえる。
アメリカ全土で、今、ずっとこういう感じだ。それが、日本国内には、全く何も報道されない。おかしな国だ。日本国民は、アメリカの属国(トリビュータリー・ステイト)のまま、目と耳を塞(ふさ)がれたまま、「ヒラリー支持率48% トランプ36%」という 巨大なウソの報道ばかりを、聞かされている。
私は、一昨日、私の恒例の金融本である 今度の新刊書「ユーロ恐慌 この冬にヨーロッパ発の金融恐慌が起こる」(祥伝社刊、11月6日発売)を書き上げた。苦しい状況の中で、自分が手に入る情報と知識を結集した。 それでは、以下に、この1週間に起きたことを箇条書きする。
1.アメリカの最高権力者層( 今回は、101歳のデイヴィッド・ロックフェラーとキッシンジャーは、中立となって、力を失った)である、軍産複合体=軍需産業 と ニューヨークのグローバリスト大企業群の経営者たち、4大メディア、FoxNews を除く。ワシントンの官僚たちが、「トランプ大統領だと、アメリカは一気に弱体化して、ロシア、中国の台頭を阻止できない」と決断した。 それで、10月9日の第2回討論会の直後、クーデターを発令した。
2.11月8日に、不正選挙 ( rigged election リグド・エレクション、voter fraud ボウター・フロード)を、何が何でも実施する、と決めたようだ。不正選挙とは、各州ごとの投票結果の最後で、コンピュータをいじくって投票数を操作する。そして、その接戦州(せっせんしゅう)の勝ち負けをひっくり返す。
2010年のアル・ゴアとジョージ・ブッシュの時に、フロリダ州でこれを行った。
本当はアルゴアが勝っていた。それをねじ曲げた。それでその後、2ヶ月間、アメリカ政治は、揉(も)めにもめた。これと同じ事を今度もするだろう。
3.不正選挙のマシーンの名を、ARISTOS system(アリストス・システム)と言う。日本にも、10年前からその一種で有る MUSASHI (ムサシ)というマシーンが導入されている。
4.ゆえに国際社会は、アメリカ合衆国に、国際選挙監視団 を派遣するべきである。これは、冗談ではない。真剣に考えるべきだ。「まさか先進国で、大がかりな不正選挙が行われるなんて」と、驚く人間は、真に知能の高い人ではない。権力を握っている犯罪性の人間たちはこういうことをする。ヒラリー派の日本側の勢力も、同じことをやってきたので、問い詰められたら、苦しそうな顔をして、顔をゆがめて俯(うつむ)く。
5.アメリカ国民のトランプの支持は、圧倒的である。80%以上が、トランプ支持だ。アメリカの根性のある、自力で生きることを知っている、誇り高い人間は、特に男は、ほとんどがトランプ支持だ。 トランプと共に、アメリカの政治を変えようとしている。
リバータリアン的で、ポピュリスト(民衆主義)で、アイソレイショニスト(アメリカは世界を支配しない主義)の 優れたアメリカ人は、全員、トランプがいい、と判断している。この決断は、強固である。
6.たとえ女でも、黒人でも、マイノリティ(外国人種の移民系)でも、立派な人間は、すべてトランプ派だ。見識のある人間はすべて、トランプ支持である。 米民主党(デモクラット)の中でも、バーニー・サンダーズを支持した1200万人の民主党員の中の、真のリベラル派の人たち(多くは、若者、女性たちだ。「自分の息子が戦場に送られたくない」と切実な中年の女性たちも)は、トランプに投票する者がたくさん出る。
7.それに対して、ヒラリーに投票する、というアメリカ人は、5%だそうだ。ヒラリーが好きだ、というアメリカ国民は、今やほとんどいない。変なアメリカ人で人権運動家(ヒューマンライツ・ムーヴメント・リーダー)のような、福祉利権に集(たか)っている者たちや、利権化した大労働組合の幹部たちぐらいのものだ。
だーれもヒラリーが好きだ、というアメリカ人はいなくなった。 それなのに、CNN が、「討論会の結果は、支持率は、ヒラリー62% 、トランプ38% となる」。 一体、どういう 「統計学の成果を応用した、科学的な手法に基づく」なのだ。 CNNが、いつもいつも、この「ヒラリー 62%」という数字を出してくる。
8.インターネット調査の各テレビ局、大新聞社 の支持率結果は、すべて、トランプが、70から80%を取っている。それに対して、ヒラリーは、20%ぐらいだ。この資料は、あとで示す。 世論(せろん)調査会社(pollster 、ポールスター)という会社群が、どれぐらいおかしな、イカサマ集団、謀略会社であるか、が分かる。今やアリストス・システム社と同じ犯罪組織である。 彼らの真実が満天下に暴かれなければいけない。
9.トランプが、10年前、20年前に 無理矢理キスをして、女の体を触った、という攻撃を、一斉に掛けてきた。ニューヨーク・タイムズ紙が、一面、トップで、この「トランプ氏が女性に性的嫌がらせ」を載せた。
ワシントン・ポスト紙もひどかった。 それに呼応して、ABCも、CBS、NBCの3大ネットワークが、11日から、トランプ攻撃の火ぶたを切った。一番、悪質なCNNは、言うを待たない。
ニューヨーク・タイムズ紙が、登場させた、最近の数人は、トランプが会ったこともない女たちだ。そういう女たちを次々に、ファースト・クラスの飛行機に乗せて、ニューヨークに連れてきて、ニューヨーク・タイムズ社の本社で「秘密の記者会見」(笑)をやっている。 この女性たちの、家族、従兄弟とかから、「カネで買われたあのだ、信じないでください」という投稿文まで出てきた。 トランプは、ただちに、ニューヨーク・タイムズ紙を、「虚偽の報道と、名誉毀損(ライベル・スート)」で訴えた。トランプの弁護士たちが、急いでその証拠を集めただろう。
10. このように、体制メディアを使って、トランプに対して、 character assassination キャラクター・アサシネイション、人格破壊攻撃(じんかくはかいこうげき)を、一斉に掛けてきた。
日本でも、つい最近、都知事選で、鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)に対して、この「20年数前に、女性に無理矢理言い寄った。女性の体を触った」攻撃をし掛けた。その少し前には、舛添要一(ますぞえゆいち)への、人格破壊攻撃も行った。都知事としての出費の経費としてすべて計上されていたのに。桝添は、何の違法行為もしていない。
11. そのまえの、2009年、10年の 鳩山・小沢政権に対しても、 同じ破壊攻撃をやった。私たちは、あの頃、それを毎日、テレビと新聞で見ていた。 日本のメディア( NHKも含めて6社、新聞5社の 11社の体制。この裏に、電通、共同通信とかがいる)が、どれほど穢(きたな)い、鳩山・小沢への泥の塗りつけ攻撃(スニーア・アッタク)をしたことであったか。日本のテレビ、新聞の世論調査で、「鳩山政権の支持率13% 」とか、をずっとキャンペーンとして張った。毎日、毎日、本当に、ひどいものだった。彼らは、アメリカのCIAの追うことを聞いて動く、アメリカの手先、子分だから、「上に倣(なら)え」で同じ事をする。
こういうことを、犯罪性の人間たちは、やる。どこの国でも、こういうことが、ずっと起きてきたのだろう。人類の歴史は、こういう 汚(よご)れた人間たちによる、権力の簒奪(さんだつ)の歴史だ。今の日本の安倍政権が、まさしくそうだ。
12.トランプが圧倒的にアメリカ国民の支持(真実は、80%ぐらい)があるものだから、「このままでは、自分たちが負ける。これまで握りしめてきた権力を、オレたちは、本当に手放さなければいけなくなる」 と、追い詰められて、焦って、それで、なりふり構わず、クーデターの手法に出てきた。
13. 第2回討論会(10月9日、現地)で、トランプ側が、4人の女性を緊急に、会場に連れてきて、一番前の席に座らせた。討論会の1時間前に、トランプが、その女性たちと並んだ、記者会見をした。彼女たちは、ビル・クリントンが、アーカンソー州知事だった(30年ぐらい前)ときに、強姦した女性たちだ。
この女性たちは、本物だ。ひとりは10年前に8百万ドル(8千万円)ぐらいで和解(示談、じだん)に応じた女性だ。この女たちの存在が、第2回討論会の雰囲気のすべてを、支配した。
アメリカ国民の、中学生も高校生も大学生も、テレビで見ているところで、あなたたちの大統領だった男は、こういうことをした人だったのだ、と教えた。トランプ陣営(キャンプ)からの、この激しい反撃に遭(あ)って、ヒラリー勢力( 「アメリカは、戦争をするしかないんだ勢力」)は、怒りを爆発させた。
もう、このままトランプの進撃を続けさせたら、自分たちが、本当に危なくなる、と焦った。 それで、前述した、(1)不正選挙 と、(2)トランプへの人格破壊攻撃(キャラクター・アサシネイション)の2つを仕掛ける、と 決断した。
14.トランプは、その夜(現地、9日、深夜)、自分の選対(せんたい、陣営 camp )の幹部たちと話して、「一斉攻撃が、掛かってくるようだ。こうなったら、自分たちの勢力だけで戦うしかない」と決断した。
15. 共和党の幹部である、ポール・ライアンが裏切り行動に出た。ポール・ライアンは、まだ45,6歳の若造のくせに、下院議長(ハウス・スピーカー the House Speaker )になった男だ。 トレイ・ガウディ議員( ヒラリーの国家犯罪を追い詰めている「ベンガジ委員会」の議長)の同志の老練なジョン・マッカーシー議員が、下院議長になる予定だったのに、ひっくり返された。そしてポール・ライアンが下院議長になった。このライアンの背後に誰がいて、誰がこの男を育てたのか、を、私は今、調査中で有る。
“ Paul Ryan is “ineffective (leader ) and Maccain (is) foul mouthed . “ とトランプは書いた。 「ライアンは政治家として能力の無い男だ」と切り捨てた。 大事なところでの、判断力が無い。 マケイン上院議員は、ISIS「アイシス、イスラム国」( アメリカ、ヒラリーたちが作って育てた)の頭目である バグダディ と一緒に写真に収まっているような男だ。だから、共和党と言っても、初めから、ヒラリーと同じネオコンで、戦争人間だ。
マケインは、ベトナム戦争中に、戦闘機パイロットで北ベトナム軍の高射砲で撃ち落とされて、ハノイの刑務所(私、副島隆彦は、かつて、ここを見学に行った。アメリカでは、「ハノイ・ヒルトン」と言われて、アメリカ国民には当時、ものすごく有名。捕虜がいつ帰ってくるのかで )に5年ぐらい、解放されるまで入れられていた。トランプは、「牢屋に入っていただけで、英雄というのか」とマケインを、前の喧嘩の時に、からかった。
16.もしトランプが大統領になれず、副大統領候補のマイク・ペンス Mike Pence も失格となると、下院議長が、大統領になる、という国家制度にアメリカはなっている。ということは、ポール・ライアンが、大統領になる、という順番だ。この策略が、水面下で、動き出している。
17.ライアンは、ウイスコンシン州という、五大湖の西の端の州の、日本人なら、「ニッカの宣伝で、札幌、余市、ミルウォーキー」で、かつて有名だったミルウォーキー市があるところだ。ここの親分になっている。
昨日、私は、ウイスコンシン州の現状を、調べたら、動画が出てきた。この14日に、ウイスコンシン州のある市で、ライアンが、「(大統領選よりも)共和党の議題(主張)を掲げて、選挙戦を戦おう」と演説していた。
ライアンが演説している最中に、「トランプへの支持はどうなった」、「おまえは、トランプ候補への態度を、間違っている」と、激しい、抗議の、怒号とヤジが飛んだ。これには、ライアンたち幹部は、辟易して、さっさと演説会場から、逃げるように立ち去った。この程度の男だったのだ。 ライアンの背後で、どういう、政治の駆け引きがあったのか。ライアンは、もう、ダメだろう。家系からしても、遺伝子性の早死にの病気がある。
ウイスコンシン州の 住民、国民、地元民たちは、ライアンにこう言って、野次(やじ)りまくっていた(people shouting 、ピーポー・シャウティング )。 “ What about Trump ? ” “ You turnd your back on him ! ” そして、最後に、 “ Shame on you ! “ 「恥を知れ」と、ライアンは罵(ののし)られていた。
ということは、全米の全ての、選挙区で、今、この大騒ぎが起きている、ということだ。「私は、共和党の決議と大方針に従って、トランプ氏を応援します」と、無難に乗り切るのが、賢い政治家というものだ。 それを、わざわざ、渦中(かちゅう)の火を拾って、「女性の不品行 ( アメリカで、今、流行している grab the pussy 「プッシー =おまんこ=を鷲掴(わしづか)みにする」というコトバ ) をするトランプをもう、支持できない」と、言い出した共和党政治家たちは、自分の選挙区の、選挙民たちから、痛めつけられる。
選挙に受かるために、再度、「トランプ氏を支持する」と言い直した共和党政治家が、それこそ200人ぐらい出ている。 「私は、ヒラリーを支持する」と言ったら、どういうことになるか、考えてみればいい。反党活動の利敵行動で、銃殺刑ものだ。 袋だたきでは済まない。
それをやるぐらいなら、「いや、大きな力が、上の方から掛かってきて、私のような、弱い人間では、どうにもならないのだ」と、内輪の支持者たちの集まりで、泣き崩れて、泣いてみせればいいのだ。態度が、二転三転する 政治家の 変節漢(へんせつかん)を、民衆は許さない。政党をいい加減に、鞍替えする者も、許さない。
18.共和党全国委員会(党 本部)のプリーバス委員長は、何も言わない。発言しない。 トランプ大統領を押し立ててゆく路線で、歩む。 共和党内が、今は、真っ二つのようになっている。 それでも、政治家(議員)は、自分の選挙区が一番、大事だから、自分の選挙区で、「この野郎。お前は、トランプに投票しないのか。それだったら、お前を支持しない。おれ達は、熱狂的にトランプ支持なのだ。アメリカは変わらないといけないのだ」と住民たちから喚(わめ)かれたら、政治家としては、おしまいだ。
19. やはり、この決定的なひと言である、 「それじゃ、お前は、あの極悪女(ごくあくおんな)のヒラリーに投票する、というのか」が出てくる。 共和党の政治家でまともな者は、こういう自分の選挙区の事情が出ているから、トランプ支持で、自分の選挙をまとめるのべきだ。アメリカの連邦議会の、下院議員は、2年ごとに毎回、選挙だ。大統領選と同じ11月8日に投票がある。
上院議員は、6年任期で、三分の一ずつ改選する。このように、アメリカ全土で、大変な状況になっている。 これで共和党は、大混乱で、自滅しつつある、と、簡単に新聞記事が書けない。 民主党も、大混乱で、大分裂の最中(さなか)にある。本当のリベラル派の真面目な党員活動家たちが、反ヒラリーで、大きな声を上げている。
大新聞、ネットワーク・テレビ局 は、10日から、自分たちの商売である、「公平な報道。両者勢力の立場を公平に報道する。事実を冷静に、客観的に報道する」という、ジャーナリズムの有るべき態度を、かなぐり捨ててトランプ抹殺攻撃に出た。。そうしたら、国民からの大きな怒りと反撃が起こって、自分自身の足下が危ない。
大新聞も、テレビ局ネットワークも、国民を敵に回したら、そのあとがコワイ。経営が成り立たなくなる。
20. 「偏向報道がヒドい。もうCNNは見ない」 “ Cut the cable . “ 「ケーブル・テレビの契約を切る」 というアメリカ国民の動きが現に出ている。 それに対して、ケーブル・テレビで競争相手の Fox Channel のニューズ番組が、唯一、報道の公平の立場を守りながら、報道しているので、アメリカ国民の支持を集めている。
22.私は、「日本人は、弱い国民なのだ」と、2週間前の 9月26日の第1回討論会(ディベイト)のあと、考えるようになった。日本人は、弱者(じゃくしゃ)だ。弱い weak ウイークな国民(民族)なのだ。
だから、てっぺん(権力者層)から、一番下の貧困層までが、「ヒラリーさん「で」いい。ヒラリーさん「が」いい」論に圧倒的に、最初から、固まっていた。
今の、トランプへの包囲網(シージ siege)を 知っていたかのように、奴隷化された、弱い人間の集団として、動いてきた。
23.私、副島隆彦が、アメリカの民衆が、トランプという愛国右翼の、経営者(メガ=巨大=不動産業者)で、泥臭い人間の塊(かたまり)のような、民衆の代表を出してきて、闘う、と決めたのだ、と報告したのに、ちっとも日本国内から、この胎動を理解しようとする、動きが出なかった。
24.この5月までの私、副島隆彦が、そうだった。「どうせ、ワル女のヒラリーが勝つんだ。そのように初めから仕組まれているのだ。イヤだなあ」と私も、考えていた。それが、トランプという希有(けう)の恐ろしく頭
のきれる、それも地頭(じあたま)がずば抜けていい、男の出現で、事態が急激に変わった。すべてを牽引(けにん)したのは、実に、この男の能力そのものだ。トランプは、自分の持てる力以外のものには、頼っていない。
指導者(リーダー)になる男(女でもいい)が、しっかりしたら、民衆は、そのあとに、恐(おそ)る恐(おそ)るついて行く。そして、なんとか民衆革命を実現しようとする。1980年代のレーガン大統領がそうだった。今度の、トランプは、「レーガンの再来」とトランプ支持派の中で言われている。
だが、レーガンも、当選した途端に、グローバリスト(地球支配主義者)たちに、取り囲まれて、当時は、デイヴィッド・ロックフェラーの力が、全盛で強かったら、閣僚のほとんどを、いいなりにされた。 政権移行チームの中で、CEA(大統領経済顧問)になっていた、ウイリアム・ニスカネン(今は、リバータリアンの ケイトー研究所の 名誉所長か?)たちは、たった3ヶ月で、イスを奪われた。本当のアメリカ改革派の優れた人々は、政権から追放された。レーガン自身が、「私の自由にはならないんだ」と泣いたそうだ。
「レーガノミックス」というコトバは、このウイリアム・ニスカネンが作ったコトバで、私は、ニスカネン本人からの、訪ねたケイトー研究所で、この本を貰った。今でも大事にとっている。 ああ、これが、生(な)まの政治の世界か。いつの時代もこうだったのか。幻滅(ディス・イルージョン)しかない。
25.日本人は、すべての人が、「ヒラリーさん「で」いい。ヒラリーさん「が」いい。人種差別をしないから(日本人もアジア人で、アメリカでは白人たちから差別されるから)」と、情けなさそうに、ぼつりと言う。日本国内で、いい思いをしている、安倍晋三支持 の金持ち層や、華(はな)やかそうにしている人間たちでも、本当は、属国奴隷(ぞっこくどれい)だから、「日本人は弱者である」に該当する。
26.この 「日本人は弱者である」論は、私、副島隆彦にとってのこれからの研究課題である。「属国・日本論」の流れに沿って、それを発展させる私の新しい研究課題となった。
弱者とは、あらゆる種類の 社会的弱者、情報弱者(じょうほうじゃくしゃ。略称「情弱」じょうじゃく )であれ、身体的な弱者(病弱者)であれ、出稼ぎ移民の地方出身者(私、副島隆彦も地方出身者だ)であれ、日本社会にいっぱいいるのだが、総じて、日本人そのものが、弱者だ。
三島由紀夫は、この弱者が嫌いだった。日本は敗戦後、アメリカの属国にされて、「などち、すめらぎ(天皇)は、人となりたまいし (なぜ天皇は、アメリカに屈服して、人間宣言なんかしたのですか)」と、詠(うた)った。 三島は、「俺は、戦後(のアメリカ支配)と寝なかった」とも言った。そして、45歳で自刃した。 同じように苦悩した、太宰治(だざいおさむ)は、38歳で自殺(心中死)した。
27.トランプが、ポール・ライアンたちのおかしな動きに気づいて、10月10日に、「お前たちは、弱い、 weak だ 」と書いたのは、このことだ。「お前たちが、これまで、散々、私の選挙戦の足を引っ張って、邪魔してくれた。これからは足かせ(英語で何とかという)が外れて、自由に運動ができる」と言った。 この辺のトランプのツウィッターと、演説会場での発言は、そのうち正確に、再現する。
あ、思い出した。 トランプは、 “ The shackles have been taken off me . “ (シャックルズ・ハヴ・ベン・テイクン・オフ・ミー)「拘禁の金具、手枷(てかせ)足かせが、私に掛かっていたのだ」と言った。
トランプは、さらに、「お前たちに、戦いの勝ち方というものを教えてやる」と言った。これが、トランプという男だ。絶対に後ろには退(ひ)かない。自分が、大将(総司令官)だから、自分が退いたら、全軍が負けだ。司令官がしっかりしている限り、スタッフ(幕僚)と将校(ライン)と、兵隊たちは、退かない。 これが、本当の戦場だ。ここからが正念場だ!
28. 私たち日本人は、アメリカ大統領選挙を、「ヒラリー・クリントン氏、優勢。4ポイント差で、トランプ氏に勝っている」とずっと、ウソばっかりの報道をチラチラ見せられながら、頭をやられながら、生きている。あとは、半ば意識的な、潜在意識での負け犬根性と、属国奴隷の習(なら)い性(習性、しゅうせい)だ。
「戦争になりさえしなければ、それでいい。アメリカの属国のままでいい」と、腹の底から思っている。そして、ヒラリーこそは、大きな戦争(ラージ・ウォー)を、私たちの東アジアでも仕掛けようとしている勢力の代表なのだと、知らない。 知識人を気取っていても、バカだから、知らない。
29.私たちが、日本から、「トランプ、頑張れ」と声援を送っても、届かない。世界中で、各国で、知性と見識のある人間、「本当に世の中をよくしたい」と思っている人間なら、ヨーロッパ人でも、アジア人でも、トランプを応援している。
だが、私たちがトランプ、頑張れ、負けるな、と、声援を送っても、それは、届かない。念力(ねんりき)で送るのか? それ以外に、日本で、驚くべき強靱(きょうじん)さを持つトランプという男の出現の凄(すご)さ、を、知った人は、おそらく、私、副島隆彦の本と文を読んだからだろうから、それでいい。
日本から声援を送りたかったら、この 私たちの学問道場のサイトを、今も会員にならないで、タダで、見に来ている人は、そろそろ会員になって下さい。一回だけ、一年だけでいいです。 それで、十分に、気持ちが伝わる。ここに集まっていることの意義を、自分でも、気後(きおく)れすることなく、実感できます。 私が、大切な会員ひとりひとりを、しっかりと大切に、保存し、記憶しています。
30.それが、真に強い人間というものだ。ほんの微(かす)かな、僅(わず)かばかりの志(こころざし)と決意の中に、人間の真価がある。居丈高に威張り腐って、日本刀を振りかざすような真似をしてはいけない。 私たちは、十分に慎重で、注意深い。
「放射能、コワイ、コワイ」の時に、弱さによって団結した、日本の弱者の集団 を私は、見捨てた。現地に真実を見に行って、自分自身が、恐怖感の囚われるように仕組まれているのだとも、知らず、ただ、脅されただけだ。
国民運動は、まず、自分たち自身が、脅されないようにすることだ。原発や放射能ごときを、恐れているな、
と私は、書き続けた。脅されて精神が屈服したら、民衆、国民 の闘いにならないのだ。弱者の団結はダメだ。弱者を組織化してはいけない。
ここが分からないような、知能の低い弱者 すなわち、知能弱者(ちのうじゃくしゃ)たちを、私は、自分の味方勢力だとは、思わないとあのとき、私は決断した。頭の悪い人間とは、付き合ってもいいことはない。
31.トランプの動きを、調べたら、第二回討論会の翌日、10月10日のフィラデルフィア(の一部、Wilks-Barre 市)、ペンシルベニア州 の 集会(rally 、ラリー)という)で、1万5千人の聴衆を集めて、直ちに反撃に出ていた。 会場からは、 「ロック・ハー・アップ !」の他に、“CNN,Fraud ! “ 「CNN、フロード」「CNNは、サギ会社だ。CNNを、叩きのめせ」の大合唱になっていた。
32.10月13日には、上述したとおり、2.5万人を、オハイオ州のシンシナチ市に集めて、ここで、トランプは、ヒラリー・メール問題を、正面から論じて、「彼女は、腐敗した、汚れた人間だ 」“ She is a corrupt person .” だ。逮捕され、取り調べられて、裁判に掛けられて、刑務所に入るべき人間だ。 と 演説した。
33.これは、9月9日の第2回討論会のときに、トランプが、はっきりと、ヒラリーに面と向かって、「あなたは、逮捕されるべきだ」 “ You would be in jail . “ 「ユー・ド・ビー・イン・ジェイル」・・・・・そして、 「私が、大統領になったら、アトーネイ・ジェネラル(司法長官)に命じて、特別検察官(スペシャル・プロセキューター)を任命する。 そして、あなたが国務長官のときにやった、数々の犯罪を調査させる (look into your crime )」 と、はっきりとトランプは言った。
これらの発言は、ユーチューブの ここの下 ↓ の 「 2014番」の 文の中に貼ってある、第2回討論会の 全部(full)の 動画の中にあります。 英語が聞き取れなくてイヤだ、と思わないで、じっと見ていて下さい。そうすれでば、3回目ぐらいで、「あ、ここか」と、分かります。
34. この吃驚(びっくり)仰天のトランプからの、激しい攻撃で、ヒラリーの顔は凍り付いていた。そして、「あなたたちのような下品なやり方はしないで、私たちは、上品に行きます」とようやく、反論した。それだけが、反論だ。ヒラリーは動揺していた。
このトランプからの激しい攻撃に対して、遂に、トランプ包囲網と、 人格破壊攻撃に、前述したアメリカの最高支配層が出た。 すでに、ボケているデイヴィッド・ロックフェラー(来年、失意のうちに死ぬだろう)の意向には、もう従わない、ということだ。 自分たちが生きてゆくためには、こうなったら、何でもやる、と決めた。
ところが、アメリカの最高支配層の一部が、すでに瓦解して、トランプ側に付いた。もう一年間、選挙運動をやって、十分に、支持者が結集して、膨れあがったから、もうトランプ勢力を鎮圧することは、出来ない。
35. これは、ロシア革命で言えば、1917年3月に、軍隊の一部である、ペトログラード守備隊が、社会革命党( レーニンの残虐なボリシェビキに、ではない)について叛乱(はんらん)を起こしたことに等しい。支配階級の一角が崩れた。このことが、泥臭いニューヨーク・マフィアの、東欧移民たちの自衛組織から生まれた勢力の代表であるトランプの動きだ。
ルドルフ・ジュリアーニ元NY市長( 何度も大統領候補と騒がれた人。NYの検察官たちの元締めの検事長だった。本当はニューヨーク・マフィアの大物。その跡継ぎが、トランプだ。 )が、頑強に、トランプ援護の演説をしている。今朝(10月17日、現地は16日 )もテレビで、「私は、ヒラリーを長年、知っているが、彼女が、こういう大嘘つきであるがようやく分かった。その証拠が、ウィキリークスから公開されて、はっきりした」と、発言した。
36. トランプ派の、財界人や、官僚、軍人たち、各州の警察の幹部たち の、結束力の堅さと、強さを甘く見て、このあと、不正選挙(voter fraud 、ボーター・フロード)と、共和党分裂と、人格破壊攻撃で、トランプを葬り去ることが出来ると思ったら、大間違いだ。
そのあと、どういうことになるかを、よーく、考えろ。 アメリカは、内戦状況、革命状況になるだろう。 3億人の人口のうちの、立派な考えが出来る、白人の男たち6千万人を、敵に回して、押さえつけて、騙(だま)くらかして、それで、事態が収まると思ったら、大間違いだ。
女を含めて、アメリカ白人の80%は、トランプ支持なのだ。有色人種(マイノリティ、被差別民。日系人、在米日本人も含まれる)だって、立派な女たちは、 “ Woman for Trump “ の看板を掲げている。 黒人も、“ Blacks for Trump “ を掲げている。中国系の移民たちも、” Chainese for Trupm ” だ。 日系人社会は、もう消えてしまって白人の中に吸収されてしまった。
37.10月16日に、ウィキリークスが第7回目の、ヒラリー・メール関連のメールを公開した。その前の、第6回目のメールを内容を、ここで、詳しく紹介、説明したいが、今日は、やらない。
10月15日(現地)には、 Charlotte, North Carolina シャーロット・ノースカロライナに、1万人を集めて、トランプ集会(rally)があった。このノース・カロライナ州の Burr バーという上院議員は、堂々と、トランプ支持をして集会の演説をしている。ペンシルバニア州の、パット・ツゥーミー上院議員も、トランプ支持だ。
38.ニューハンプシャー州ポーツマスでの集会(2.5万人)のあと、同じ、10月15日の夕刻には、Bangor , Meine 北の方の メイン州のバンガーという市で、2万人を集めて、集会をしている。
39. 10月12日には、フロリダ州のオカラ市 Ocala , Florida で、1.5万人を集めている。冒頭で、トランプが、「こんなに集まってくれて有難う」 “ This is a big crowd . “ と声援に応(こた)えている。10月9日の第2回討論会の前には、同じように、10月5日に、ヘンダーソン、ネバダ州 Henderson , Nevada で、力強い演説をトランプはしている。同日、Reno リノ市でも。 10月6日には、 Sandown , New Hampshire ニューハンプシャー州の サンダウン市で。
40. フロリダのパナマシティでも。 ・・・・これらの会場の様子も書きたいのだが、もうこれぐらいにする。
大州の カリフォルニア(人口2600万人)とニューヨークは、民主党の牙城で動かないようだ。 アリゾナ、アイオワ、ジョージア、ミズーリ州はトランプ優勢、一方、ミネソタ、ニューハンプシャー、ペンシルベニア、バージニア、ミシガン、ウィスコンシン、フロリダ、ノースカロライナ、オハイオが、接戦州で、二転三転している。ノースカロライナとオハイオで大接戦が予想されている。
41.特筆すべきは、10月11日に、オバマ大統領が、ノースカロライナ州の グローンズボロウ Greensboro 、North Carolina で、ヒラリー応援(ヒラリーはいない。第2回討論会のあと、出てこない) の演説をしていた時に、若い男女が、Tシャツの胸に、 “ Bill Clinton A Rapist ” 「ビル・クリントンは、レイピスト(強姦魔)だ」と書いて、立ち上がって、上着のシャツを脱ぎ捨てて、みんなに見せた。
オバマは、唖然として、しばらく演説を中断した。 この二人組は、警備に捕まっただろうが、言論の自由の範囲だから、そのあとすぐに釈放されただろう。アメリカ国民全てが思っていることを、誰かが 表現しなければいけない。
42.10月9日の、第2回討論会の会場に、来なければいいのに、 ビル・クリントンは来ていた。横に、娘のチェルシーもいた。 それで、4人の中年、初老の女性が、「(30年前に)あなたに強姦されました」と、睨み付けるように並んで、座っていた。
ビル・クリントンの顔を、一瞬、1秒にもならないぐらいで、カメラが写した。顔面蒼白で、身動き一つしない。チェルシーは、泣き出しそうな顔をしていた。 おそらく、このあと、ビルが、怒り狂って、「オレが、新しい世界皇帝だ。トランプを、絞め殺してやる」と、それで、トランプとの命をかけた、殺し合いに入ったのだ。
何が何でもトランプを選挙で叩き落してやる。と、生来の犯罪者体質を丸出しにして、子分たちに指令を発したのだ。 これは、権力闘争(パワー・ストラグル)だ。
43.自分の国の大統領は、レイピストだったのだ、と知った、アメリカの青少年への影響は計り知れない。 だから、第1回目は、「全米で、一億人がテレビで見た」と報じたのに、「2回目は、6千5百万人に減った」という記事を出した。 減るわけがないのに。
ヒラリー派のメディアが困り果てたことを示している。いくら、アメリカの大人たちが、「ビルというのは、そういう男だ、恐ろしい裏のある男だ、と知っていたよ」と、言っても、子供たちは、知らない。初めて知った、だろう。
44. だから、「 政治は、公共、公開の場、人々が見ている前でやれ」という、デモクラシー democracy の 根本に関わる事態が、こうやって、生まれた。 公共(こうきょう)、公(おおやけ)、public パブリック とは何か、について、私は、今日は書かない。詳しくは説明しない。
公私混同の、「公私(こうし)」の「公(、こう、おおやけ)」という意味を、日本国民は、正確に知らされていない。
公私(こうし)の、公のことを、「国家とか、体制」の意味で、「公(こう)が私(わたくし)」に優先するのだ、と、バカなジジイ評論家の西部進(にしべ・すすむ)というのが、昔書いていた。バカを言うな。 公 in public イン・パブリックとは、「 人々の目の前で」、「人々が居るところで」、という意味だ。
45. アメリカ人とアメリカの歴史(たった建国240年というが) の偉大さは、この「(国民)政治は、みんなの見ている前でやれ」、すなわち、「国民の目の前でやれ」と、いうことを知っていることの素晴らしさだ。どんなに、みっともなくていいから、みんな(国民)の前でやれ、だ。隠れてコソコソやるな、だ。
46.トランプ熱烈支持の女の テレビ司会者や、女評論家たちが FoxNews のチャンネルを中心にして 頑張っている。男よりも、女の方が、いざとなったら、信念が堅いから、強い。男は、どこかでフニャフニャと弱くなる。
戦いに負けて首を刎(は)ねられる恐怖が、男たちの体に、遺伝子となって染みついているからだ。 女は、強姦されて、そのあと売り物になれば売られたり、敵の奥様、女房になればいい。 彼ら、トランプ派の女性有名評論家、言論人たちの様子もお知らせしたいが、今日は、出来ない。
47. 考えたら、2ヶ月ぐらい前に、改めてトランプ支持を表明して出てきた、あのクリント・イーストウッド(映画俳優で、監督。リバータリアン。「続・荒野の用心棒」と「ダーティ・ハリー」) が、「今のアメリカ人は、pussy generation プッシー・ジェネレイションだ。ふにゃふにゃの、ふにゃチン 国民だ。 トランプの出現が、ふにゃチンを止められる最後のチャンスだ」と言った。 まさしく、このとおりだ。
アメリカ国民のど根性の 正念場が、迫っている。 私が、尊敬する、パット・ブキャナンも、トランプを応援して、「これが、アメリカにとっての最後のチャンスだ」と言っている。パット・ブキャナンの、2000年の大統領選挙のワシントンの事務所まで、私は訪ねて言った。このときは、ロス・ペロウの 改革党 から立候補していた。予備選で敗退した。この時、トランプもこのロス・ペロウの第3党(インデペンデント)から、出ようとしたのだ。
48. もし、ヒラリー派(ネオコン勢力、世界戦争勢力)が、不正選挙(投票数の犯罪としての、操作、改変 voter fraud ボーター・フロード )をやったら、そのときは、アメリカは、暴動(ライオット)が起きる。それは、貧しい黒人たちという 社会的弱者 が、街頭で暴れるのではない。本物の、アメリカの白人の大男たちが、暴れ出すのだ。
決して、下層の労働者階級の男たちだけではない。金持ちも、自営業者もいる。決意の固い女たちもいる。アメリカ憲法修正第2条 the Second Amendment 「人民の権利として武器を携行する権利」 と 憲法に明文のある「いざという時には、ミリシア(武装民兵)となって、愚かな政府を打倒する権利(普通は抵抗権と訳す)をアメリカ国民はもつ 」を、伊達(だて)や酔狂(すいきょう)で、トランプ派が、強固に主張しているのではない。
NRA(エヌ・アール・エイ、 ナショナル・ライフル・アソシエイション、全米ライフル協会)は、一番早くに、トランプ支持を打ち出した団体だ。
こうなったら、命懸けの闘争になる。 これはだたの暴動ではなくて、革命だ。誇り高いアメリカ独立革命(独立戦争でもあった)の第2番目の始まりだ。 そうなったら、日本から、私も、はせ参じなければならなくなる。フランス人のラファイエットたちが、アメリカ独立革命に、国際義勇軍(ぎゆうぐん、ボランティーア)となって参加したように。
貴族のラファイエットだけではない。多くの、10代のフランスの若者たちが、自ら義勇兵(ボランティーア)となって、アメリカに渡ったのだ。 サン・シモンとか。
あ、そうなると、私、副島隆彦は、銃の取り扱い方も、撃ち方も知らない。困ったなあ。
1997年に、アメリカのコロラド州の アスペンまで、私は、本を読んで尊敬していた、過激(、左翼、急進リベラル派)評論家のハンター・S・トンプソン(5年前に死んだ)を訪ねた。そのときに、彼の住居である牧場(ランチ)で、銃を撃たせてくれた。その時ぐらいしか、私の銃の経験はない。
あのとき、ハンター・S・トンプソン自身も、リバータリアン になる準備をしていたのだ、と 今になってよく分かる カウボーイ姿で、銃を構えて、危険なアメリカの民族右翼のように立っている表紙 の本が、そのあと出た。 私は、彼から記念に貰った本の、真ん中に、彼が、銃でバーンと穴を開けてくれたのを、今も後生大事に持っている。
それでも、動かなければならないと時は、動く。日本国内であっても動く(日本では、銃は要らない)。その時は、慎重に、よくよく考えて動く。自分の人生の指針に従って、注意深く動く。だから、私、副島隆彦から、「同志の認定 」を貰っている人たちは、ここぞとばかりの時は、集まりますから、来てください。病院や老人ホームで死ぬことばかりが、人生ではないでしょう。
今日は、これだけ書いておけばいい。
大統領選挙の投票日、11月8日、まであ23日だ。 読書の時間のある人は、トランプ軍が一挙に包囲された記念すべき10月11日に発売された、私の 「ロック・ハー・アップ ! ヒラリーを逮捕、投獄せよ」(光文社刊)を買って読んで下さい。
ヒラリーを逮捕、投獄せよ Lock Her Up ! ロック ハー アップ
11月20日の 鳩山由紀夫元首相をお招きしての、私たちの定例会(自力の講演会)にも結集して下さい。まだ席はあるそうです。
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副島隆彦 拝