重たい掲示板

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黒木渚 投稿日:2016/11/10 21:59

【1707】[2044]メディアはやはりいつも通りだ。

こんにちは。会社員をしております黒木と申します。かつてはメディアの大勢に洗脳されネトウヨだった中年です。

今まで会員でありつつ静観してきましたが、トランプ氏当選後のメディアの反応を見るに耐えきれず投稿致しました。

ト氏当選後の日本の報道と言えば何か?やれ今後どうなるか不安だとか、後悔することにならなければいいとか、ト氏は何を考えているかわからないとか、同じコメントを繰り返し報道し、あまりにも偏向報道が過ぎ、アメリカでの大統領選に勝った者に対してウジウジと恨み言をいうばかりです。これはある意味ヒラリー派の断末魔だとも感じましたが。挙げ句の果てに今さら先生にテレビ出演を求めるなど、恥を知らないのか?日和見主義ここに極まれりかと。
副島先生が仰るように、安倍氏は作文を読み終わったらぷいっと去ってしまって、どこかでみたことがあるなあと思ったら天皇陛下の退位問題発生直後にも、同じように作文を読んでぷいと去ってしまったことを思い出しました。
政治家とか何者かであるか以前にいい大人が、そのちょっとした振る舞いで本心を読まれるようでは世界基準での駆け引きなど百万年早いと思います。
アメリカも、世界も、もう日本が十二歳であることを求めていない。

匿名 投稿日:2016/11/10 16:01

【1706】[2043]メールアドレスの件

こんにちは。メールの件を見ていると、名前の欄にメールを打ち込んでいる方がそのような被害にあっておられるように感じます。
これは投稿する際にメールアドレス欄にアドレスを打ち込むからです。
ここは公開されており、悪意ある人間がそれを見て嫌がらせをすることは容易に想像できます。
ですので、これは管理が悪いのではなく、掲示板の仕様です。(おそらく)
名前が青くなっている人はメールアドレスが公開されております。

ですので、そのような方は今後はここの掲示板にメールアドレスを入れないようにし、かついままでのメールアドレスは変更することをおすすめします。

副島隆彦 投稿日:2016/11/10 12:22

【1705】[2042]トランプ大統領の時代にむけて、私が思ったこと。

副島隆彦です。 今日は、2016年11月10日です。

ドナルド・トランプが米大統領選に勝利して、次の大統領になると決まった(きのう午後5時前。ニューヨークの現地時間では午前3時。朝というよりも真夜中の3時だ。勝利のお披露目の時、みんな眠かっただろうなあ)。

私は、トランプ勝利の宣言は、世界一早く(笑い)、11月5日(下の↓の「2035」番)でした。「トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ」と書いた。

私は、手短かに、今の私の考えを簡単にポイント・フォームで書く。

1.アメリカの大きな変化に対応して、日本も変わらなければいけない。 今の安倍晋三のような 世界の大きな変化に対応できないような、愚か者たちを退場させないといけない。 まさか、そんな、そんなことは出来ないよ、と皆、思うだろう。だが、そんなこと分かるものか。世界はどんどん変化しているのだ。 

2.大きな変化を感じ取って、「なんか嫌(いや)な感じだなあ」と感じ取っているのは、安倍晋三自身だと思う。「日米同盟(本当は、日米の 帝国と属国の関係)は揺(ゆ)るぎないものであって、さらに堅固なものに」という官僚作文を読んだあと、即座にくるっと後ろを向いて、行ってしまった。イヤだったんだろうなあ。TPP という、いまさらアホとしか言いようもない、世界に向かって赤っ恥の法案をまだ、国会で通そうとしている。トランプが、「私が大統領になったら、TPP交渉は全廃する。そして新しい交渉を始める」と言っているのに。運動会が終わったのに、児童が一人でまだ校庭を走り回っている哀れなさだ。

3.日本は、世界政治(=国際社会)で通用するだけの指導者の人材を、国民が育成しないといけない。もう、今の日本は、世界の大国(たいこく。=主要国)扱いされている無い。 韓国や台湾と同じ程度の国になっている。「北朝鮮と、韓国と日本を合わせてひとつ。こいつらよく似ているなあ」という感じだ。今の日本人の指導者(政権政治家。40代、50代を含む)たちでは、とてもではないが、世界政治の舞台では通用しない。いいように扱われて、カネ(経済援助や貢ぎ金)だけ取られて、おしまいだ。

4.今の天皇、皇后が心配しているのも、このことだと思う。日本国内で威張っているだけの、幕閣(ばっかく。老中たち=譜代の大名の会議)やお奉行様(官僚ども)のような連中ばっかりだ。 ずば抜けた頭をした人間たちを、登用して、一番上に引っ張り上げて、世界舞台で、動けるようにしなければいけない。どう考えても、何も分かっていない、頭の悪いのが、いいかと思って、自分たちが、日本では一番のエリートです、みたいに、しゃしゃり出て、知識、情報の供給をやってみても、その質(しつ)の悪さが、どうしても露呈する。

5.日本のメディア(テレビ局、大新聞)も、反省しないといけない。アメリカの大新聞や、ネットワーク・テレビ局の 言いなりで、下げ渡された情報と、足りない頭の理解力、だけで、ウソの報道を散々やり続けた。日本国民を洗脳(せんのう)するだけの「報道機関」(実態は、権力の広報機関)になっている。

6.自分たちは、頭がいい、と思い込んでいるだけで、実は、何にも知らない、日本基準だけで通用する秀才の坊ちゃん、嬢ちゃんの集まりだ。 あまりにも、自分たちは、先を見ることの出来ない、体制側エリートのアホだったと自覚したら、内部で真剣に反省会を開きなさい。だけど、それも出来るかなあ。その足りない知識、思想、学力で、いくら集まって会議を開いても。

7.アメリカの大新聞、大テレビ局(ネットワーク、ケイブル・テレビ)も、「自分たちは馬鹿だった。自分たちエリート(エスタブリッシュメント)は、アメリカ国民が何を求めているのかを、分かっていなかった。私たち全員が、反省しないといけない」と、ぼそりと言った。

 ABCに出ていた、ネオコンの親玉のひとりの、ビル・クリストル(この思想派閥の創業者のひとりであるアービング・クリストルの息子)は、ヒラリー敗北で、内心、相当追い詰められていたのか、困り果てた感じで、「私もカナダに移住しようかな」と言った。 日本のテレビ司会者たちも、プロディユーサーたちもしっかり、反省した方がいい。 

8.とくに、あの世論調査会社たち( pollsters 、ポールスター)というには、嘘八百のアメリカどころか、世界の民衆を、1年半に渡って、ウソばかりの、「高度の統計学に基づく支持率の算出」という、民衆洗脳をやったのだから、叩き壊さないといけない。トランプ政権とアメリカ国民が、これをやるだろう。

9.私は、さっき、あるテレビ局の番組の依頼を受けたが、断った。「どうせ、私は、言いたいことを言いますよ。それでいいんですか。ご迷惑をお掛けするだけだから、せっかくのお話ですが、出ません。ただの顔見せ興行で、使われるのもいやです。私は、もう63歳ですよ。世の中の裏側も、全部分かるようになりましたから」 と言った。

10.そのあと、私は、考えを変えた。各テレビ局の人たちに、ここで、お願いしておきます。
私、副島隆彦はテレビには、あまり出たくありません。しかし、私の弟子たちに、優秀な人材が育っていますから、彼らをコメンテイターとして使って下さい。 彼らは、私のように激しい人間ではありません。みんなの前で失礼なことは言いません。

11.私の弟子たちは、穏(おだ)やかに、聞かれたことに何でも答えるでしょう。何でも聞いて、勉強して下さい。日本国民に、大きなところでの世界の動きとか、アメリカの現代の政治思想 (ポリティカル・ソート)の諸流派のこととか聞いて下さい。ですから、私の弟子たちを推薦しますから、彼らを使って下さい、と、この場でお願いします。

12.英語(外国語)も、ただのペラペラ日常生活、英語ではなくて、世界で通用している政治思想の諸流派(思想派閥)の全体構造の理解をしたうえでの、英語が分かっている人材もいます。今の日本は、ここが、この一点が致命的に弱いのだ。自覚すべきだ。私、副島隆彦から、こんなことを言われたくないだろうが、ここは、素直に聞きなさい。私はいいから、私の弟子たちをよろしく。

13.私が、今朝、テレビを見ていて、「あ、次の焦点は、ここだな」と、分かったことがある。もう大統領選のお祭り は終わったのだ。「さあ、仕事をするぞ」だ。勝利演説のときの トランプは、もう、選挙戦の最中の、腐った体制を壊す側の代表の攻撃隊長の顔付きではない。もう、経営者の顔になっていた。私が、この国を経営するのだから、馬鹿なことをやっているヒマはない。幹部たちは、全員覚悟しろ、という、引き締まった顔をしていた。

 能力の無い幹部は、次々と” You are fired ! ” 「ユー・アー・ファイアード」「お前はクビだ」で、どんどんクビを斬るだろう。「その仕事をお前に任せたんだから、しっかりやれ。出来なければ、クビだ。替(か)えはいくらでもいる」と。この言葉は、本当にトランプのよく使うコトバだ。

もし、ネット上で見つけることが出来るなら、この一瞬の 画像や、動画を、誰か見つけ出して欲しい。そして、ここに貼り付けて欲しい。


テレビ番組「アプレンティス」の「ユー・アー・ファイアード」のシーンだけを集めたもの


女性:「オバマ大統領に対して言いたいことは何ですか?」
トランプ:「ユー・アー・ファイアード」

このあと、以下に貼り付ける日経新聞の今朝の記事の最後の、一行で分かった。

ここに、「 閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表」と書いてある。

私が、ニューズ画像で見たのは、雨だったのだろう、いつものトランプ号の専用機から降りてくる、トランプの横に、タラップから一緒に降りてくる 大男のデブがいた。

「あ、クリス・クリスティだ」と私は気づいた。彼は、現職の州知事で、元検事で、
このニュージャージー州というのは、日本で言えば、東京都の隣の埼玉県のような州(ベッドタウン州)で、ちょっと貧乏だがまあまあの州だ。ここの州知事をしているクリスティは、大物(おおもの)である。彼自身も、大統領選挙に出ていた。共和党内の指名争いに参加した8人のひとりだ。自分には勝ち目がない、と分かったら、クリスティは、さっさと選挙戦から撤退して、即座に、ドナルド・トランプの応援に回った。トランプを支持表明して、応援演説にも加わった。先はどうなるか、分からないが、クリスティは、トランプに自分の未来も賭けた。

 高齢で重鎮のルドルフ・ジュリアーニ(NY州の検事総長、市長あがり。彼も大統領の呼び声が高かった )ほどではないが、どんなに厳しいときにも、徹底的にトランプを支えた。時代の風向きを鋭く感じ取り、アメリカ国民の切実な願いと、怒り、をよく知っている男だ。

 このクリス・クリスティが、「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」 Lock Her Up ! 「ロック・ハー・アップ !」の 7月19日の共和党大会での、大会場の7千人の全州からの共和党の代議員たちの 怒号、大合唱(チャント)の立役者だ。このあと、トランプの集会では、行く先々で、この 「ロック・ハー・アップ !」が鳴り響いた。

 クリスティのことは、私の「トランプ大統領と アメリカの真実」(日本文芸社刊、7月1日)に書いたので、読んで下さい。この巨漢(以前は、200キロぐらいあった)のクリスティ州知事が、トランプの政権移行チームの、新閣僚、高官名簿を作成する係になった、と、上述した記事に書いてある。だから、クリスティは、トランプの政権の大統領に次ぐ、No2の実力者ということになる。

 このクリスティが、トランプと、一緒に、雨の日の、10月中の遊説先の、空港で、専用機から、降りてくるときに、降り口(出口)から出てきたとき、大きな黒いこうもり傘をさしていた。 その傘を持って、トランプの頭の上にかざしながら、「一緒にタラップを降りてください」と案内係のトランプの身の回りの世話係のスタッフに、咄嗟(とっさ)に言われたのだろう。この瞬間を、飛行場で待ち受けていた、報道陣のカメラの砲列が捕らえたのだ。

 ところが、クリスティは、出口を出てすぐのタラップ(階段)のところで、なんと、その傘をトランプに渡してしまった。そして、トランプよりも、ほんのわずかだけ、前を歩いて、ほとんどくっつくようにして階段を降りてきた。トランプは、「しようがないなあ」という感じで、自分で傘を持って、すこしだけよろよろしながらクリスティと降りてきた。 この 一瞬の動作が大事だ、と私、副島隆彦は分かった。

 クリス・クリスティは、自分は、ドナルド・トランプ支持にまわり、彼を支えて、応援している人間だ。そして、自分も政権の長官(閣僚、キャビネット・メンバー)になろうとしている。だがクリスティは、「自分は、トランプの言いなりの、家来、子分ではない」という意地を、この瞬間に見せたのだ。 「私は、あなたを一番、近いところで支えている。だが、子分ではない。同じ目的に向かって、アメリカ国民のために、本当のデモクラシーのために闘うための、同志として、あなたと付き合っているのだ」という意思表示を、クリスティは、このとき、「この傘は自分で持ちなさい」とトランプに渡すことで、やったのだ。 これが、大物のやることだ。

 だから、さらに、副島隆彦は、ここから政治分析をする。日本国民に大事なことを教えてあげる。
クリス・クリスティが、トランプが、4年、あるいは8年間、大統領をやったあとの、「その次の大統領は、私だ」という 意思表示なのだ。クリスティは、まだ50代の若さだ。 自分とトランプの二人の間でだけは、こうやって、「私は、子分ではない。だから、あなたの傘は持たないよ」とやってみせたのだ。 

 こういう瞬間の、政治家の行動は大事だ。 私、副島隆彦に、政治分析、人間観察の才能があるのは、こういう一瞬を捕らえることが出来る、ということだ。こういう一瞬から、“政治を読んでゆく”のである。 分かりますかね。

(転載貼り付け始め)

●「 米トランプ政権へ移行準備始まる 来年1月就任 」

2016/11/10 6:19 日経新聞 ワシントン支局

 米大統領選が共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わり、来年1月の政権移行に向けた準備が始まった。オバマ大統領は9日昼(日本時間10日未明)、ホワイトハウスで声明を読み上げて「党派は関係ない。国家が第一だ」と円滑な政権移行を進めると表明した。トランプ氏には9日午前3時半に電話で祝意を伝えたと述べるとともに、10日にトランプ氏をホワイトハウスへ招いたと語った。

米大統領選で勝利宣言を終え、支持者と言葉を交わす共和党のトランプ氏(9日、ニューヨーク)=ロイター
 
オバマ氏は声明で「次期大統領と私の間に、かなり大きな違いがあるのは秘密でもなんでもない」と述べたうえで「8年前はブッシュ大統領と私の間にも大きな違いがあったが、成功裏に移行できた」と強調した。

 一方、大統領選に敗れた民主党のヒラリー・クリントン氏は9日、ニューヨーク市内で支持者を前に「結果を受け入れて前を向かなければならない。トランプ氏が素晴らしい大統領になることを期待している」と結束を呼びかけた。

 トランプ氏が来年1月に正式に大統領に就任するまで、政権移行準備チームが発足し、約2カ月をかけて現政権との間で引き継ぎが行われる。閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表している。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記

庄司 豊明 投稿日:2016/11/10 10:32

【1704】[2041]変なメールは無視してますが

あわてず、さわがずで送られてくるメールには返信もしないで無視しています。
でも、会員の個人情報が管理されているのか疑問に感じると会員継続は現在保留しています。
会員番号7791 庄司 豊明

澤田 正典 投稿日:2016/11/10 05:54

【1703】[2040]副島先生とSNSIに敬意を表します。

 会員番号2953の澤田正典です。今日は平成28年11月10日(木)です。
 今年の5月の時点でトランプ大統領の誕生を予言し、見事に的中させた、日本国内最強の頭脳を抱えるSNSIと副島隆彦先生に心からの敬意を表します。これほどの智慧と頭脳は、どれほどの学問と修練を重ねれば得られるのか、私程度の凡人には想像もつかない。天才だけではない、現場まで足を運ぶ、長年の地道な調査研究に裏打ちされたインテリジェンスを軸にして、真実を突き止めてぶれることなく長期間維持し続ける、とてつもない努力の成果を、私は、SNSIと副島隆彦先生の著書を読むことで、とても小さなコストで享受することができた。これは、日本人として、とても贅沢なことだったと思う。心から感謝申し上げます。

 今からでも遅くないから、日本人の皆様は、副島隆彦先生の著作をなるべく沢山本屋で買って、片っ端から読むべきだ。最低でも、日本国の上級職の国家公務員は全員、是非そうするべきだ。それでなくて、どうやって日本国の国益を守るというのだ。

 この世界覇権国から猿扱いしかされるわけもない弱国の日本国において、奇跡のように、世界基準の知識を与え続けてくれる、SNSIと副島隆彦先生に、心から感謝申し上げます。私も自分のやるべき仕事をしっかりとやるべきだ。たとえ微力でも。

 澤田正典 拝

磯貝太 投稿日:2016/11/10 01:14

【1702】[2039]変なメール

副島学問道場の掲示板に投稿した人らに送られてくる変なメイルは今後全くこなくなるのだろうか?

それとも、持ち上げてお褒め頂くメイルを頂戴する事になるのだろうか??

どうなることやらと意外と楽しみだったりもする今日この頃。

こなくなるとそれなりに寂しい限りです・・・。

是非とも送って下さい。宜しくお願いいたします。

明日も勤務時間内の平日になりますので。

浅川京華 投稿日:2016/11/09 06:00

【1701】[2038]ファ―ストレデイ―なんぞくたばれ

ヒラリーのメール問題を訴追しないとFBIが発表、というニユースを7日に聞いた。副島先生の「ヒラリ―は10月中に逮捕され、鉄格子の向こうから大統領選を続ける」というシナリオどうりにはならなかったが、しかし、これは、ヒラリ―は、こんなドラマチツクな結末が似合うような大人物ではない、皇族でもないのに、自分を女帝と勘違いしている、ただのバカな一般人、一凡人に過ぎない、という証明だろう。大統領選がどうなろうが、逮捕されようがされまいが、ヒラリ―は遠からず、病気でおしまいになるだろうことは、これまでの病歴、あの年、あのデブデブの体を見れば分かる。大統領なんぞになりたきゃ、何でもっと自己管理をちゃんとしてこなかったのかね、ストイツクでない女は、所せんダメだ、と、そう思う。私はヒラリ―が大統領夫人だった頃から嫌いだった。私は、ただの大統領という政治家の妻を、ファ―ストレデイ―などと呼んで、まるで王妃のように公人扱いするのはおかしい、と、ずっと思っている。この事を指摘した人は、私の知る限りでは、作家の橋本治氏だけだ(1994年刊行「絶滅女類図鑑」にて)。この変な習慣は、王室のない、アメリカ産のものではないか?と思っている。トランプ氏の女房が演説した、という話にも、同様の嫌悪を覚えた。私は日本に皇室があって良いと思っている。理由は簡単で、大統領制が良いと思えないからだ。仮に皇室がなくなって大統領制になったら、今度は大統領一家が皇室ご一家のように振る舞い出し、世間もそのように扱い出す、という事が目に見えているからだ。そんなおかしい事になるより、本物の皇室があった方が良い。あともう一つ、皇室なんかいらない、という人を見ると、そういうあんたの方がよっぽどいらない、と言いたくなるような人ばかりだからだ。天皇皇后両陛下と、一般人を比べて見れば、どう見ても、前者の方が立派だよと思う。今上天皇(天皇存命中は、平成天皇とは言わない。今上天皇という)の、8月の退位希望表明を聞いて、大方の人同様、私も感動した。あんな大胆な事は、日本の政治家の、誰一人として出来なかった、と思う。今上天皇の意志を踏みつけにした安部現総理は国賊だ、不敬罪で死刑にしろ、と思っている。話をヒラリ―に戻すが、ヒラリ―が大統領夫人だった頃から、自分が大統領でもないのに、勘違いしているデシヤバリ女、としか、私はヒラリーを思っていなかった。あれをカツコ良い女、などと持ち上げている連中を見ると、あ―バカだ、と不愉快だった。皇室の女性は公人だが、大統領夫人は、大統領と、夫婦という個人的な関係にある女に過ぎない。

田中進二郎 投稿日:2016/11/09 02:02

【1700】[2037]佐藤優氏が、『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』を高く評価!

佐藤優(さとう まさる) 氏の最新刊『ゼロからわかるキリスト教』(新潮社)に、SNSI論文集『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』(成甲書房 2014年刊)についての言及が、ありました。
該当部分を引用します。この本は、カール・マルクスの宗教批判である『ヘーゲル国法論批判』(1844年刊ーマルクスが共産党宣言を出す4年前)を佐藤優氏が講義した記録です。

(引用開始 P87,88より)

同志社の神学部の話に戻ると、私も京都に通って集中講義をすることにしました。何を担当するかというと、同志社の創始者である新島襄の思想をもう一回勉強してみようと。新島襄というのは金集めだけをして、若い頃にコロッと死んで、そして決して顔は美人ではないけれども、性格は美人だっていう奧さんがいた(会場笑)、そんなイメージだけが独り歩きしている中で、彼も非常に面白いものをもっていたからね。とりわけユニテリアン的なところがあった。

ユニテリアンというのはもともとプロテスタントから発生しているものだけれど、教派縦断的で、イエス・キリストを神秘的・超越的な形の救い主と捉えるのでなく、救いではあるけれども偉大なる先生のように考えるんです。
神様の要素が少し小さくなった形で、アメリカの事実上の国教ですよ。アメリカ軍の従軍牧師とか、CIAの職員はユニテリアンの信者が非常に多い。
(!!ー田中)
このユニテリアン的なところと同志社の関係を隠れたテーマとして扱おうと思っています。

受講者D-副島隆彦先生がユニテリアンについて『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』という本を出しているんですけど、あの本の内容というのはどのように考えればよろしいんでしょうか?

佐藤ー副島さんっていうのは、これは変な意味じゃなくて、ほんとに天才だからね。着想が素晴らしいですよ。ところが、あれは陰謀論を出すのが専門の出版社なんで、校閲かけてないんだな。だから事実関係の間違えで、例えば青山学院大学はプレスビテリアン(事実はメソジスト)だとか、そういう間違えがあるけれども、基本的な着想はいい。
(田中注ー校閲はやっていますが、少し粗いのでしょう)

 キリスト教の人たちがダメなのは、副島さんとか大澤真幸(おおさわ まさち)さんとか橋爪大三郎さんとか、そういった人がでてくると、細かいところの事実関係で誤認があるとか、少数説をとっているじゃないか、とか揚げ足取りみたいなことばかり言っちゃう。あれがダメなんですよ。大筋のところにおいて、ユニテリアンのすごさとか怖さを摑(つか)んでいるから、あの本はいい本なんです。

(引用終わり)

と、このように、佐藤優氏がほめている。
キリスト教徒たちが、『フリーメイソン=ユニテリアン教会』の揚げ足取りをしているそうだ。これは、我々副島学問道場の執筆陣たちが、ズカズカとキリスト教会に土足で入っていって、秘密にしてきていることを暴いたから怒っているのだ、ということが分かります。

田中進二郎拝   2016年11月9日

会員です 投稿日:2016/11/08 23:41

【1699】[2036]副島先生の本の抜粋

会員です。ゼラニウムの掲示板 というブログの人が、次のように書いています。副島先生の本が抜粋されていました。

 多くの方々の著書から掲載させて頂いています。私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。著作権利侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。

トップページのバックナンバーから、2014年7月26日「”zeraniumの掲示板”について」へ行ってください。コメント欄から連絡できます。

zeranium 2016年11月 6日 (日)

「ヒラリー・メール」とは何か

 『ヒラリーを逮捕、投獄せよ』 副島隆彦著  光文社 から引用します

 
 証拠が出なければ犯罪は成立しない。

証拠がなければ「犯罪はない」のである。証拠が明るみに出されるこ
とがなければ、権力者による犯罪というものは、「そもそもない」。ということに世界中の政治の歴史がそうなっている。この世のほとんどすべての権力者の犯罪は、闇から闇へと葬られるのが普通である。だから権力犯罪というものはほとんどが明るみに出ないのだ。

   ところが今回は違う。

   「ヒラリーメール問題」とは、彼女が私的メールとして削除し、隠したはずの3万3千通のメールが復元されて公表されようとしているからである。

 このこと自体が真に驚くべきことであり、彼女が自宅から好き放題な作戦命令を、秘かに部下たちに出し続けていたことが明らかとなった。ではこのヒラリー・メール問題の原因である、リビアの「ベンガジ事件」とは何だったのかを5年前に遡り、彼らが何をしていたのかを振り返る。

 ヒラリー・メール事件が発覚する直接の原因になったのが、ブルメンソールのメール・アカウントのハッキングである。このシドニー・ブルメンソールという、クリントン夫妻の友人で補佐官もしていた男のメール・アカウントがハッキングされて流出した。それはリビア第二の都市ベンガジで殺害された米駐リビア・アメリカ大使のクリス・スティーブンスと、ブルメンソールがやりとりしたメールであり、それが大量にネット上に流れたことである。(2013年3月)

   その中に、「リビアのカダフィを殺した後、134キロのリビア政府の金塊と200億ドル(2・4兆円)相当の資金と武器、弾薬をシリアの反体制勢力に引き渡す」という内容があった。以下は私が今年の7月に出版した『トランプ大統領とアメリカの真実』から抜粋する。

   2015年10月15日、米下院で「ベンガジ事件」を糾明する特別調査委員会が開かれた。ヒラリーはこの委員会の公聴会に呼びつけられたが、この喚問をヒラリーは強気で押し切り、何とか逃げ切った。

   「ベンガジ事件」とは、リビアのベンガジで、クリス・スティーブンス米リビア大使が殺害された事件である。(2012年9月11日) クリス・スティーブンスは、国務長官だったヒラリーの直属の外交官であり、CIAの殺人部隊でもある特殊部隊の責任者であった。このスティーブンス大使はその前年に、自分が直接指揮をしてカダフィ大佐を惨殺していた。そしてカダフィ殺人の最高責任者はヒラリーであり、ヒラリーの指示で行なわれた。

   ヒラリーはカダフィが殺される2日前に、リビアのトリポリに自ら乗り込み、雇った暗殺実行部隊とともに写真に収まっており、Vサインをする彼女の証拠写真もある。この暗殺部隊はリビア人ではなくアフガニスタン人である。彼らはその後、自国の首都カブールに英雄として凱旋しようとした。だがカブール空港に着陸する際、「タリバーンの攻撃に遭い」輸送機ごと爆破されてしまった。それは何を意味するか。つまり口封じで殺されたのである。それもヒラリーの指示によってだ。

   このヒラリーの指示で動くクリス・スティーブンス大使に、ISのような凶暴な人間たちが襲いかかった。スティーブンスは、自分は彼らを十分に飼いならしていると思い込んでいたがそうではなかったようだ。この狂った集団が、クリス・スティーブンスを火事で窒息させた後、路上で死体を引きずり回した。その映像がネットに流れ、それを自宅で見たヒラリーはゲロを吐いて倒れた。そして3か月後の2012年末、脳震とうによる脳血栓を起こし、ニューヨークの病院に入院した。そして翌年の1月に国務長官をやめた。

   いったいあの時、何が起きていたのだろうか?  

   アメリカ政府はカダフィ政権を崩壊させた後、奪い取ったリビア軍の大量の兵器を、アメリカが飼いならしているイスラムの武装勢力に引き渡す秘密協定を結んだ。ここにはレーガン政権時代のイラン・コントラ事件(1986年11月に発覚)と同様の、隠された政治工作がある。(このイラン・コントラの大量の武器移送と資金提供の実行責任者は実はレーガンではなく、その時の副大統領だった父ブッシュであり、このことは今では公然の事実である。)

   カダフィ殺害により、米軍が押収した大量のリビア軍の兵器や物資を、今のシリアや北イラクに移動させた。こうした軍事密約の武器取引などの一切を、殺害されたスティーブンス大使は国務長官のヒラリーに逐一判断を仰ぎながら実行していたのである。このときの2人の通信内容が、まさしく「ヒラリー・メール」なのである。
つまり、スティーブンスと上司である国務長官ヒラリーとのこの交信記録の流出が、今問題となっている「ヒラリーの公文書メール問題」である。この国家行為として大きな犯罪行為の証拠が流出したのである。

   2011年10月20日、カダフィを惨殺し、リビアの国家資金をすべてアメリカの特殊部隊が奪い、約200億ドルが今のISの凶暴な傭兵部隊(マーシナリー)の設立資金となった。彼ら傭兵はその後2年間の訓練を受け、2014年6月10日、突如として北イラクの都市モスルを制圧して出現した。時間の流れも符号する。

   ヒラリーの責任は、ベンガジ事件の後に議会の上院外交委員会でも追及された。

   「あなたが国務長官としてやったことにはたくさんの間違いがあった」と決議されたが、それでもなお今も彼女は米大統領候補である。

   同時期2013年5月20日に、エドワード・スノーデン事件が起きている。

   CIA職員であったスノーデンがNSA(国家安全保障局)の国家機密情報を、何十万件もダウンロードして持って香港に逃げた。彼は今はモスクワにいるが、この持ち出された秘密情報の中にヒラリーメールも含まれていた。スノーデンはヒラリーが不起訴になりそうだと知り、7月4日に、「アメリカ司法省」に証拠を提出する」とし
て、ヒラリー・メールの一部を公開した。スノーデンは徹底的に、アメリカ政府の中のネオコンとムーニーたちの悪事を暴くつもりでいる。

   ヒラリーのクリス・スティーヴンスとの通信文の中に、「カダフィを殺しなさい」とか、「集めた資金の処理をしなさい」という恐ろしい文書がたくさんあったのだ。そしてこれらが世界中の大手の新聞社に送られたので大騒ぎになった。(朝日新聞社にも送られている) だが今はICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)という「報道の自由」を守る”フリだけの”報道規制の団体が、(米国政府の指示で)これらの文書が全面流出しないように管理している。つまり、公開されたことになっているが、実際には読めないようにしているのだ。

   米国務省は独立監察官にこの件を調査させており、相当本気でヒラリーを犯罪捜査として追及している。なぜなら、ここでFBI(連邦捜査局)が事態のもみ消しに加担しようものなら、自分たち自身が汚れることになって国家犯罪を犯したことになるからだ。ヒラリーは必ず喚問される。だからこの先もヒラリー・メール問題は重要である。

   私はすでに3か月前に、このように書いて説明している。

   ここに来てやっと読者はヒラリー・メール事件が何であるかがわかっただろう。(日本のメディアは完全なる米国のコントロール下にあるので、政府が容認した情報には当然、含まれないし、日本国民にも真実が伝えられることはない。)凶悪な犯罪者たちが、ヒラリーを先頭にまたもや大きな戦争を始めようと画策している。私たちは(真実を知り)、団結してこれを阻止しなければならない。

   『ヒラリーを逮捕、投獄せよ』 副島隆彦著  光文社 から

   多くの方々の著書から掲載させて頂いています。 私は基本的に、隠されている、公けにされていない、あるいは「誰もが知るべき真実」は、まだ知らない人々に伝えなければならないと考えています。その意味で、新たな情報、真実と考える物を掲載させて頂いています。著作権利侵害とお考えの際は、いつでも削除しますので、コメント欄にてお知らせください。ありがとうございます。

副島隆彦  投稿日:2016/11/05 12:28

【1698】[2035]私はまたひとつ、大きく分かった。

副島隆彦です。今日は、2016年11月5日です。

今朝4時に目が覚めたら、また天啓(てんけい、revelation 、レヴェレイション) が一つ降りて来た。

「巨大な悪」というものについての、私の気づきになった。ヒラリーは大統領選に負ける。そして、そのあとすぐに捕まる。そして裁判だ。補佐官のフーマ・アベディンは行方不明である。逮捕令状が出ているようだ。
私が書いて予測(予言)してきたとおりになる。だから、トランプが勝利する。

なぜなら、やっぱりトランプの方が巨大な悪と組んだからだ。
この5月17日に、トランプが、キッシンジャー、ダビデ大王( David Rockefeller 101歳 )と組んだ、だからトランプの勝ちだ。やはり、ダビデ大王が生きている限り世界皇帝であり、この男が地上最大の一番の巨悪だ。

だから、このダビデ大王に頼まれて組んだトランプの勝ちなのだ、と5月22日に、私は決めて「トランプ大統領(で決まり)」と書いた、そして、本にした。『トランプ大統領 とアメリカの真実』(日本文芸社、7月10日刊) だ。 私が長年、紡ぎ上げてきた 理論( 私のアメリカ政治思想 研究30年の成果)の勝利だ。

私は、自分が、自分の半生を賭けて築き上げた、アメリカ研究の理論を、現実に適用してみた。そして、それが正しい、ということが、今回、証明されつつある。 このことが嬉しい。

トランプ勝利への最後の仕上げ段階で、11月3日(一昨日)、メラニア夫人がペン州フィラデルフィア郊外のバーウィン市で、単独で支援演説をした。メラニアは上品に優雅に、演説を上手にやった。 上品に、優雅に、が、女性がもっている最大の資質だ。このときメラニアは女神さま( godess ゴッデス、東洋では観世音菩薩=観音さま=)のように見えた。

「夫は、皆さんよくご存知のとおり、話題を作れる人です」で、ドッと笑いを取った。そして、「夫は(今のこの苦しいアメリカの)現状を変えられる人です」で聴衆の気持ちをしっかりと掴(つか)んだ。

ここで、トランプの下品男ぶりを嫌っているフィラデルフィア(日本で言えば、ボストンと並んで古都の京都だ)の金持ち層の主婦たちを味方につけた。
このメラニアの(登場)単独演説を、トランプはこの日(11月3日)、フロリダ州ジャクソンビルの飛行場で、自分の専用機「トランプ号」の中でじっと見ていた。

大きな白い革張りの超豪華な座席(最前列に4席だけ横並び)からテレビ画面で。背後から頭の上の方だけが映った。ABCテレビが報じた(11月4日に私は見た)。

トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ。この同じ日に、フロリダのジャクソンビル市(州の北の境)にオバマ大統領が来た。それにぶつけるようにして、トランプは追いかけるようにフロリダに来たのだ。オバマのヒラリー応援演説に追い討ちをかけるのだ。

その場で、トランプは「ここは、もう静かに、(私たちは、勝利するから)じっとして、そーっと(敵に失点を取られないように)勝つのだ」と 演説した。これは余裕の構えだ。オバマとヒラリーの方に焦りが見える。二人でしっかり抱き合う演出までもすることになっている。気持ち悪い。こいつらの負けだ。

ジョージ・ソロスが仕掛ける不正選挙( rigged election 、 電子投票の集計コンピュータ・マシーンの違法操作)も、うまくゆかない。どうも、ロシアのサイバー攻撃で、その一部が破壊されたようだ。プーチンというのは、やはりすごい男だ。 10月7日に、ホワイトハウスが、正式に声明を出して、「ロシアのハッカーが、米大統領選挙に干渉している」と、国家情報官と共同で声明を出した。 不正選挙のマシーンの中にまで、ロシアの情報部のサイバー攻撃部隊は、侵入してゆくのか。

それでも、私、副島隆彦は、接戦州(激戦州、swing states スウイング・スイテト)16州に仕掛けている、ジョージ・ソロスの会社がリースで、各州の選挙管理員会に貸し出しているマシーンの 違法集票マシーン(voter fraud  ヴォウター・フロード)の作動が心配だ。

私は、メラニアが大統領夫人になって、彼女が、アメリカにモデルで移民(出稼ぎ労働者、migrants マイグラント)してくる前の、母国のスロベニアの、南部スラブ語で外国訪問のときに、自由にしゃべったら、きっと東欧系(スラブ人種)の人々にものすごく受けると思う。英語はメラニアにとっては後から学んだ外国語だ。

すべては着々とトランプ勝利に向かっている。あと4日(11月8日)だ。私が今朝、天からのコトバを得たのは。

ヒラリーとビルのクリントン財団(Clinton Foundation ) 程度の大きな悪よりも、やはり、ダビデ大王(今年まで生きていて良かった)の方が上だった。「既に、世界権力(支配力)は、自分に動いている。もう伯父のデイヴィッド David から自分に代替わりしたのだ。 だから、巨大企業、大銀行、軍需産業、メディア、各国利権(含む日本)からの献金(集金)も自分たちに集まっている」と、考えたビルとヒラリーが甘かった。

より巨大な悪の方が勝つ。民衆、大衆は動物的な勘で(理屈、理論では全くなく)、このことを感じ取る。「どうせ、ヒラリーだよ。ヒラリーが勝つ」と言い続けた(信じ続けた)者たちの大きな敗北だ。日本では言論人予言者、副島隆彦の勝ちだ。

たとえ democracy でも、その democracy が極めて上手に行われるのだったら、そこには必ず独裁者(らしき者)がいる。人類の歴史は、そのようになっている。それでも、民衆、国民をかなり満足させて、国民の強い支持を集める者は、たとえ独裁者( dictator ディクテイター、ディクタトーレ、デスポット=潜主(せんしゅ)=)であっても、立派である。

私がここで解かなければならなかった 謎(命題 proposition )は、「警察・検察が出てきて、体制の頂点かつ政治権力者であるヒラリーを捕まえる」というのは、警察・検察(および裁判所)の方が、国民の代表たち政治家(指導者)よりも、上位の権力ということになり、巨悪ということになる。

これはおかしい。やはり、警察・検察という制度権限者 よりも、政治家の方が大きな悪である。 たとえば、今の日本は、まだあの“サメの脳”をした森喜朗(オリンピック利権)という日本暴力団の頭目が、小池百合子を操(あやつ)って、旧来の東京利権(内田茂、公明党、石原慎太郎たち)を痛めつけているように。

女房(配偶者)のメラニアの演説を、超豪華な専用機の中からテレビの画面を見つめていたトランプの後ろ姿(あの薄くなった金髪の頭の上部だけだった)から私が分かったことは。 「大衆は、こうやって上手に操ることができる。大衆、国民とは、女だ」という、この男のずば抜けた頭の良さだ。

トランプは、歴戦の経営者、実業家 だから、「客が本当に望むものを与えさえすればいいのだ。そうすれば店は必ず繁盛するのだ 」 「大衆が今、感じている積年の怒りを、表にださせればいい」と 知っている。

トランプはアメリカの体制(主流派)メディア(各社)さえも打ち破った。「大衆とは、女だ」と言い放ったのは、ヒトラー(「我が、闘争」Mine Kampf ) だ。 そしてあの優秀なはずのドイツ国民(民族)を大きく煽動して、そして、大敗北へと向かわせた。このヒトラーも、もっと大きな力に操られていた。が、その話は、ここではしない。

この人類(という哀れな生き物)を支配する巨大な悪と闘うために、私(たち生来の)知識人は、存在するはずなのだ。知恵( 思想 )の方が権力、即ち巨大な悪よりも、もっと上のはずなのだ。私はこのことをずっと考えている。これは、自分が知識人であることを何よりも誇りに思う私の信念(宗教)だ。

それでも大半の、大方の知識人どもは、権力、即ち巨大な悪にひれ伏して、その僕(しもべ、従僕、家来)となり、茶坊主(ちゃぼうず)や神官職(政府の審議委員)をもらって、うやうやしく政府(権力者)に仕える。本物の本当の知識人は、それはやらない。

本物の本当の知識人は、一冊、一冊の自分の本を国民に買ってもらって、そのお金で生きる。

「 より巨大な悪が一番上にいる」のである。この近代政治学の大原理(マキアベッリが「君主論(プリンチペ)」で発見した )は、変わらない。崩れない。これが私の今朝の気づきだ。

今の平成天皇の「もう、歳だから退位( step down )したい。皇太子を早く天皇にしたい」という、天皇の切実な願いを、「押し込め」にした、ワルの安倍晋三たちの悪については、近く書く。

副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

「 トランプ氏は「状況を揺り動かせる」、夫人が選挙集会で演説 」

AFP=時事   2016年11月4日(金)

米ペンシルベニア州バーウィンで開かれたドナルド・トランプ氏の選挙集会で演説するメラニア・トランプさん(2016年11月3日撮影) AFP

メラニア演説

(副島隆彦の割り込み、注記。このメラニアの画像は、女神さまだ。慈愛の目をしている。おっぱいの自然な膨らみは、多くの普通(パンピー)の女たちがしている、オワンコのような不自然な堅い真ん丸の、無様なブラジャーではない。自然さが何よりも強い。と女たちが、一番知っているだろうに。副島隆彦割り込み、終わり)

米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻で、過去約200年で初の外国生まれのファースト・レディーとなる可能性があるメラニア・トランプ(Melania Trump)さん(46)は3日、激戦州ペンシルベニア(Pennsylvania)で開かれた選挙集会で演説し、夫の穏やかな側面を訴えた。

スロベニア生まれの元モデルであるメラニアさんは、トランプ氏にとって3人目の妻で末っ子バロン(Barron Trump)君の母親だ。この日はピンクの薄いブラウスと白のスカートの装いで、同州フィラデルフィア(Philadelphia)郊外のバーウィン(Berwyn)で開かれた選挙集会に姿を現した。

トランプ氏が出席しない選挙集会に初めて現れたメラニアさんは、「彼は素晴らしい大統領になるでしょう」と有権者に語った。同地では、女性の体を触ったことについての下品な発言に続いてトランプ氏から性的不品行をされたと言う女性が続出したことを受けて、トランプ氏の支持率が急落していた。

夫のトランプ氏と共に、ほとんどの人にとって想像もつかないぜいたくな暮らしをしているメラニアさんは、トランプ氏は困窮する労働者や苦難にある子育て中の親たちの生活向上のために大統領選に立候補したと述べた。

メラニアさんは「オハイオ(Ohio)州、ノースカロライナ(North Carolina)州、そしてここペンシルベニア州で工場が閉鎖されたと聞くたびに夫は激しく動揺していました」と、3つの激戦州を挙げて語った。「彼は状況を揺り動かすことができる。そう思いませんか?」

もっとも、選挙運動の中で女性やメキシコ人、イスラム教徒や障害者を侮辱する発言を繰り返してきたトランプ氏を批判する人は、「揺り動かす」は控えめすぎる表現だと思うかもしれない。

イタリアのミラノ(Milan)とフランスのパリ(Paris)で働いていた経験があるメラニアさんは、ファースト・レディーになるのは「名誉なこと」だと語り、ネットいじめ対策や貧困女性の支援に取り組みたいと述べた。

今回の選挙運動でメラニアさんに注目が集まったことはあまりなかったが、7月の共和党全国大会の演説でミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人のスピーチを盗用したとの疑惑が浮上するなど、メラニアさんにとって荒れた選挙運動となっていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記