重たい掲示板
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会員番号7347の稲葉貴志と申します。陸上自衛官です。
今、演習で北海道に来ております。
北海道の端から端まで演習で移動中です。
石川知裕氏の選挙ポスターをいたるところで見かけます。人気のあるかたなんだと思いました。
北海道では石川知裕、すなわち、小沢一郎の人気は磐石だと思います。
至らん文章で失礼しました。
【1806】[2159]ニーチェの嫌ったキリスト教とは日本人にとっては公務員のことだ.
澤田正典です.今日は平成29年7月13日(木)です.
副島隆彦先生の著書の「ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ まず知識・思想から」と,適菜収先生の著書の「キリスト教は邪教です!」を,なんとか私の頭で理解しようとしています.私なんか,たいした頭を持っていないけれど,これらの本はヨーロッパの天才たちや普通の人たちが脳で苦しみ抜いてきたことが何であったのかを私が知るための大切な手がかりとなる本なのだろうと思います.
今,わかったのは,私たち日本人が,ニーチェがあれほど嫌ったキリスト教とはどのようなものであったのか,理解するために,今の私たちの感覚で,それに値するものは何であるのか,考えると,それは公務員たちのことだと,わかった.
私は現役の国家公務員ですが,20歳で当時建設省に入省してから,どうも人事評定があやしげで,疑わしくて,その違和感の原因は,一体何であるのか,正体を見極めるために,今まで働いてきた.そして,今の時代ではっきりわかったのは,日本国民の皆様にとって行政機関とは,ニーチェにとってのキリスト教会であって,日本国民の皆様にとって公務員たちとは,ニーチェにとってのキリスト教徒やキリスト教会の坊主どもだったのだということが,やっとわかった.
国家公務員だけでは無い.地方公務員も同じである.私も含めて,ろくでもない奴らだったんだ公務員なんて.国公立大学の教職員たちや,国からの補助金とか政府保証付きの貸出金の掴み金で食ってきた連中も,この中に入る.
今,日本人は,実は選挙権なんて絵に描いた餅であった事実をわかりつつあります.日本国民の民間の納税者の皆様.どうぞ,地方公務員たちに,不正選挙の疑いをかけてあげて下さい.もし地方公務員たちがそれに感情的に反発してきたら,では不正選挙が行われていない証拠を見せろ税金泥棒と,言ってやることが大切です.これを日本国民の全体の8割ぐらいの人数が,心の中に共通認識として(たとえ口に出さなくても)持つだけで,日本は,かなり良くなるでしょう.そして,それは今,ほとんど実現している.良いことです.そしてありがたいことです.
大丈夫ですよ.地方公務員たちは,不正選挙が行われていない証拠を示すことなど,絶対できませんし,絶対しませんから.なんやかんや屁理屈こねてそれはできないとか,それは不可能だとか,責任転嫁をやってきます.本当に宗教団体の坊主みたいな奴らだ.そして正々堂々と実名でこのような掲示板で不正選挙の疑いに対して反論することが出来ない.
だから,不正選挙の疑いを日本人全員が,心の中に持って育ててあげるだけで,不正選挙の疑いを公務員たちにかけてあげるだけで,良いのです.その証拠に,地方公務員さんは,それをものすごく嫌がって感情的になりますから.彼らには証明責任があるにもかかわらず.一度,皆様もやってみると良いです.良い世直しに繋がります.
どうせ,まだまだ不正選挙をやるつもりでしょう.選挙なんて,やればやるほど世の中が悪くなっていった.ひどいものだった.例外として,鳩山・小沢政権が誕生したときの衆議院議員選挙だけは,不正選挙は無かったと思う.
なぜ日本人は黙らされてしまったか.ベイズ推定で大体求められた利得行列をゲーム理論で操作されて,何か言おうとしてもボトルネックが発生して結局何も言えなくなるように社会工学で制御されてしまったからです.だから,何も言えなくなった時点で危険な兆候なのだ.ショックドクトリンも,同じ仕組みで機能するのだ.幸い,金融システムがガタつくだけで利得行列がぶっ壊れますから,それほど長期的に,今後,日本人が制御されてしまう訳でも無い.
すいません,別の話題です.
下條竜夫先生の御著書の「物理学者が解き明かす思考の整理法」を拝読し,とても興味深く,楽しんで読ませていただいております.(「トランプ大統領のパリ協定離脱について」も,しっかり学ばせていただきます.)
この本の120~121ページの,赤方偏移についてなのですが,現在の天文学や物理学では,赤方偏移の発生要因として,発光体が地球から遠ざかる方向で進んでいるためだと説明されていることは理解しています.ただ,赤方偏移が地球からの方向とは無関係に全方位的に同じ大きさで見られること,銀河同士が銀河団を作っており,銀河同士の間が拡大していないこと等を理由に,実際には宇宙の膨張は科学者の勘違いであるとの説も存在します.コンノケンイチ先生の説は,とても興味深かった.
宇宙空間には,太陽風が充満しています.太陽風は主に電子からなりますが,今まで何百億年間も,無数の恒星たちが各々,宇宙空間を電子で埋め尽くしてきたことになります.この事実から考えますと,赤方偏移の原因が宇宙の膨張ではなく,宇宙空間に遍在する無数の電子によるコンプトン散乱が原因であると理解する方法は,いかがなものでしょうか.
私はもう,この板には余程の事が無い限り,書き込まないようにしたい.この重掲には,副島先生が実力で築き上げられた社会的な巨大な信用があるから,本当は私なんかが勝手に書き込んではいけないのだ.また,科学系の話題が煙たい方にとっては,このような話題は迷惑でしょう.その時は,理科系掲示板へ引っ越しして,もし宜しかったら,下條先生の御指南を賜りたく存じます.もちろん,御指南はいつでも結構です.
私もこれからは理科系掲示板へ引っ越しして,来週以降は,理科系の,幾つかのテーマに挑戦するつもりです.その中には,気象兵器や地震兵器の実現可能性についても論じる予定です.もし宜しかったら,皆様,理科系掲示板もたまに,ご覧いただけますと幸いです.感謝します.
澤田正典 拝
【1805】[2158]トランプ大統領のパリ協定離脱について
下條竜夫です。今日は2017年7月11日です。
先月、地球温暖化防止をグローバルな形で推進する国際協定、いわゆるパリ協定(Paris Agreement)からの離脱をトランプ大統領が表明して話題になった。このことについて、いろいろ調べたので、ここに報告する。重要なことは、新聞や報道で言われているように、トランプ大統領がパフォーマンスでパリ協定離脱を表明したわけでは、必ずしもないと言うことだ。
まず、6月2日の日本経済記事から引用する。
<引用開始>
米パリ協定離脱「歴史的過ち」 批判広がる
【ニューヨーク=大塚節雄】トランプ米大統領によるパリ協定からの離脱表明を受け、米国内外で1日、強い反発が広がった。首都ワシントンでは抗議デモも発生。一方、炭鉱業が盛んな地域では歓迎の声も上がった。
国連のグテレス事務総長は「とても失望する」との声明を出し「環境問題で米国がリーダーであるのは重要だ」とクギを刺した。「持続可能な未来へ米政府や米国のあらゆる関係者との連携に前向きだ」と指摘した。
昨年の大統領選をトランプ氏と争ったヒラリー・クリントン氏はツイッターに投稿し「歴史的な過ち」と指摘。「離脱は米国の労働者や家族を置き去りにする」と批判した。オバマ前大統領も声明で、トランプ政権が「未来を拒む少数の国に加わった」と批判した。世界でパリ協定に加盟していない国はシリアとニカラグアの2カ国だ。
1日夕にはホワイトハウスの近くで環境団体の呼びかけによる抗議デモが起き、集まった人たちが「気候の危機に目覚めよ」「科学は命を救う」などと書かれたプラカードを掲げ、決断を翻意するよう求めた。
<引用終了>
特に、科学者が、このパリ協定離脱決定に対して、猛抗議している。これは大幅に研究費が削られるからで、実際、すでにNASAや地球環境問題に関する研究は予算が削られている。先週、宇宙物理学で有名なホーキング博士が「地球はこのまま金星になる」と一番過激な発言をした。
<引用開始>
「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホーキング博士
2017年7月4日(火)19時01分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
<アメリカのパリ協定離脱を批判したホーキング博士が、地球の「金星化」を予言。さらにこれを裏付けるデータも>
著名な理論物理学者スティーブン・ホーキング博士が、人類に警告を発した。地球上の気温はいずれ250度まで上昇し、このままだと手遅れの状況になる可能性があるという。
7月2日に母校のケンブリッジ大学で行われた75歳の祝賀記念講演でホーキング博士は、アメリカの「パリ協定」からの脱退が原因で、地球上の気温上昇が加速するとの見方を示した。人類にとっての最善策は、他の惑星を植民地化することだと語った。
ホーキング博士は「地球温暖化は後戻りできない転換点に近づいている」と指摘し、ドナルド・トランプ米大統領によるパリ協定脱退の決断がさらに地球を追い詰めることになると非難した。気温は250度まで上がって硫酸の雨が降るという、まるで金星のように過酷な環境だ。
さらにこれを裏付けるような調査結果が出た。アメリカ気象学会の衛星データから地球表面と地球全体の温度が連動してどんどん暑くなってきていることが確認されたとワシントン・ポストが報じた。
<引用終了>
しかし、実はアメリカ内では共和党が昔からこのパリ協定に反対していた。それを受けて、首席戦略官のスティーブ・バノンが、このパリ協定からの離脱を推進した。だから、トランプ大統領がパフォーマンスで離脱したというわけではない。6月4日の日本経済新聞の記事から引用する。
<引用開始>
温暖化に懐疑論なぜ トランプ政権下の米で勢い
トランプ米大統領が温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を決めた。歴史的に共和党政権下では「温暖化懐疑論」が根強く、世界に影響を与えてきた。米国でも大多数の科学者は、人間活動が温暖化を深刻にするという考えを支持する。しかし、予測の不確実さなどを問題視する一部の研究者が政府と結びつき発言力を増している。
■証言者選び「意図的」
今年3月、米下院の科学・宇宙・技術委員会が気候科学をテーマに公聴会を開いた。委員長のラマー・スミス議員(共和党)は一貫して温暖化の科学的根拠に疑いを投げかけてきた人物だ。
証言した4人の科学者のうち3人は懐疑派として知られる。ジョージア工科大学のジュディス・カリー名誉教授は「気候の複雑なシステムは根本的に予測が難しい」「人間活動が温暖化の支配的原因かは不明だ」などと主張。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)を中心とした温暖化予測の「コンセンサスづくり」も批判した。
<引用終了>
さて、我々が、ここで注目しなければいけないのは、今回のパリ協定と、10年ほど前に地球温暖化対策で話題になった京都議定書(Kyoto Protocol)との違いである。
トランプ大統領が離脱を表明したパリ協定は、COP21とも呼ばれている。もうすでに21回ほど地球温暖化に関する会議を積み重ねてきたことを意味する。
このパリ協定には、当然、二酸化炭素削減の目標がある。しかし、それぞれの国の目標に法的拘束力はない。したがって、例え温暖化ガス排出量を削減できなくても罰則罰金などはない。これは、参加を渋る米国への配慮と言われている。ちなみに、日本では2015年6月に地球温暖化対策推進本部(本部長・安倍晋三首相)が国内の温室効果ガス排出量を2030年までに2013年比で26%削減するという目標案をたてている。
一方、京都議定書(Kyoto Protocol 、京都のCOP3で決まった、だから3回目の会議だった)では、2012年に5%削減(1990年比)するため、先進国各国に排出削減目標を設定していた。また守れない場合には罰則があるため、1トンあたりの二酸化炭素の排出権取引市場が設定され、排出枠を超えて排出してしまった国が買い取る仕組みになっていた。当然、目標を達成できそうもない日本企業が買いまくった。
しかし、リーマンショックで排出権取引は大暴落してしまった。その結果、シカゴの排出権取引市場は閉鎖された。またヨーロッパの市場もおよそ最高値の1/100程度でしか売買されていない。事実上、排出権取引市場は死んでしまったのである。
この排出権取引の大暴落で日本が全体でいくら損したのかという情報はでていない。しかし、キチンと調べたら大変な額になるだろう。
したがって、パリ協定では、排出権取引はつかえない。そこで、でてきたのが「途上国への援助」という、日本が昔からODAとして行ってきた海外援助である。資金は先進国が拠出する。毎年1,000億ドル(10兆円)を上回る資金を目標としているらしい。
この資金の名前を緑の気候基金(The Green Climate Fund)という。とりあえず、アメリカが30億ドル(約3000億円)、日本が15億ドル(約1500億円)資金提供するとされている。
ところが、これはあまり意味のないことだ。実際に、二酸化炭素を放出しているのは先進国なので(1850年以降の二酸化炭素放出の50%以上がアメリカとEU)、無理に途上国に資金提供しても削減される二酸化炭素はたかがしれている。
しかも、このサイトを長年見ている方はおわかりだと思うが、トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」、つまり「国内問題最優先、国際問題後回し」主義である。当然、30億ドルなどというお金は出せない。だから、トランプ大統領はパリ協定からの離脱を表明した。
一方、AIIB政策を推進する中国は、援助をする方なのにもかかわらず、この海外援助を大歓迎している。6月17日の朝日新聞記事から引用する。
<引用開始>
中国主導AIIBがパリ協定推進 温暖化対策に投融資へ 2017年6月17日
中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)が16日、韓国済州島で2度目の年次総会を開き、地球温暖化対策に結びつく投融資に注力していく方針を打ち出した。米国が離脱を表明した温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を推進するためだ。
気候変動問題への対応では、中国が牽引(けんいん)役としてグローバル規模に期待されており、パリ協定堅持を掲げる欧州の参加各国・地域などの声に応えた形だ。
「AIIBにはパリ協定を推進し、支持するという重要な役割がある。参加国が将来、二酸化炭素排出を減らす支援に力を入れる」。この日にあった総会の開幕式で、金立群総裁はこう強調した。具体的には、温暖化ガスの排出が少なく、安全な発電施設への投融資に重点的に取り組む。
「パリ協定」では、中国と欧州連合(EU)が全面履行すると合意。AIIBによると、加盟国・地域すべてがパリ協定に署名しているため、気候変動対策で協力しやすい環境だった。
米国が協定離脱の方針を示して以降、国際社会では「中国が環境問題で世界をリードする国になると確信している」(望月義夫・元環境相)など、中国に期待する声が多かった。
<引用終了>
温暖化問題でもすでに中国が世界を牽引するようになっているわけだ。
さて、最後に地球は本当に温暖化しているのかという問題にコメントしておく。下に示す図は地球衛星による最新の地球全体の大気温度である。
昨年の暑さがすごかったことがわかる。この高温のために、南極の氷も溶けたらしい。今までは北極の氷面積が溶けても、南極の氷面積は増えていたため、北極だけを取り上げて地球温暖化を宣伝していた。ところが昨年だけは、南極の氷面積も低下したらしい。
これで、一時、「地球は、太陽の活動が弱くなっているので寒冷化する」という研究者がたくさんいたが、みごとに打ち砕かれてしまった。
では温暖化しているのかというと、それも怪しくて、ご覧のとおりに、今年に入ってだんだんと低下している。だから、数年、数十年の変動が大きくて、地球は温暖化しているのか寒冷化しているのか、まだ決定できないというのが正しいのだろう。
下條竜夫拝
【1804】[2157]洗脳による恐ろしい偽善
会員の中山です。
先日、都議会議員選挙の前々日に、ある宗教団体に所属している古い友人からその宗教に直結している政党候補者に投票を要請する電話がかかりました。
私がそのようなことでその候補者に投票などしないことを十分わかっているにもかかわらず上からの指示で架電しているのでした。
私はさすがに「自分の頭で考えて電話してきたのか?」と問うことはできず、「必ず勝つから、心配するな。結果はもう決まっている。私の一票がこの際何の意味もなさない。」と言いました。
大昔、私がサラリーマンだった頃、彼に恩があったからです。
彼は木更津在住で上からの指示に従って電話してきたのは明らかでした。
「ただし、その政治団体のトップは全く支持できないが、彼ら(彼女ら?)が必ず勝つ」話しました。
彼は何の反応も示しません。
私の書きたいことはこれからです。
私の母は数年前より認知症に罹り、私は仕事もままならない状態であることを知っている彼はなんと私の母のことを「大変心配している」とのたまうのです。
数年前なら激怒して怒鳴りつけるところを何とか我慢して「木更津にいるあなたが心配する意味は何もない。それは無駄な心配です。」と話しました。
よくあるくだらない話ですが、これがキリスト教だけでなくどんな宗教に帰依する人々の精神構造なのでしょう。
遅ればせながら、先ほどから副島先生のニーチェ本を読みだしました。まだ全部読み終わらないのですが、P64~65に偽善というものの本質をど真ん中で言い当てている記載があって素晴らしかった。
宗教団体に与しなくとも小学校、中学校で知らず知らずのうちに洗脳されてきたことがよくわかる文章です。
私は性格破綻者なので親切に転載しません。
このご本は(まだ読了前ですが)今までの先生の著作の中でもトップランクに位置するもののように感じてよっくりと考えながら、今までの自分の思考経路を否定しながら読んで、益々性格破綻して死ぬ準備をするつもりです。
【1803】[2156]私は病気で伏せっていましたが、何とか回復しました。
副島隆彦です。今日は、2017年7月7日(金)です。
私は、この10日間ずっと具合が悪かった。寝たり起きたりしていた。ようやく元気が出てきました。
病み上がりで、「ボブという名の猫」“ A Street Cat Named Bob “ ストリート・キャット・ネイムド・ボブ という新作映画を見た。ボブという茶トラの野良猫(昔から日本にいる猫だ。まさしく日本猫だ)を、路上生活者=浮浪者=ホームレス=ジャンキー (麻薬中毒患者)をやっている若者が拾って飼った映画だ。
この猫と一緒に暮らしながら、ストリート・ミュージシャンで、猫をそばに置いて歌っていたら、「かわいい(キュート)!」ということでじわじわと幸運がやって来て、それで、麻薬(ヘロイン)も止めることが出来た男の実話だ。
そのボブという猫(今、11歳ぐらいだそうだ)が自分で出演して、この男の肩に乗って、ロンドンのあちこちで歌を歌ってお恵みカネ(投げ銭)を貰う、映画だ。去年2016年作のイギリス映画で、日本ではこの8月に公開される。私は、プレビューの試聴版が送られて来たので観た。
この猫は、今も映画の役者ではない、本物の方と暮らしていて、きっとふたりは本当に相性(あいしょう)がいいのだ。本物が、最後にチラとカメオ出演で出てきた。役者とほとんど変らない。今は、自分と同じ麻薬中毒で苦しんで浮浪者をやっている人たちを助ける運動をしているそうだ。
ウエブ(ネット)のツウイターやインスタグラムで、ロンドンで、この猫連れのストリート・ミュージシャンが話題になって騒がれて、小説に書いてそれがヒットして、去年、この映画になった。
私、副島隆彦は、今は、4代目ぐらいで、白のほうが、きっと血を吐いて死んだので、今は、黒(クロ)しか、飼っていない。外飼いで餌を与えるだけだ。なでさせてもくれない。人間に飼われて、安心して生きてきたことがない猫たちだ。半分、野生だから、強い。人間に這いつくばらない。その分、荒い精神をしている。 半分、野良猫だ。だから、寿命は、飼い猫の半分(5年ぐらいだろう)だ。 20年も生きる、ブタのように太って、のんびり生きている猫もいる。何が仕合わせか、分からない。 もう死にたいよー、という感じの老猫、老人たちが日本には、たくさんいる。さっさと 死なせるべきだ。
帝国本国の人間たちほど、歴史的に、麻薬に狂うものらしい。今もアメリカ人の指導者たちでさえ、若い頃の麻薬の後遺症で苦しむらしい(ブッシュもビル・クリントンもオバマでさえ)。トランプは、自分の兄が麻薬で早世したから絶対に麻薬をやらなかった。
人口6300万人のイギリス(フランスも同じ人口。イタリアもほぼ同じ)が、大英帝国の面影のまま、どんどん落ちぶれている様子が映っている。日本も同じだ。先週の、ロンドンの低所得者向けの高層アパート(20階建てぐらい)の火災で、アラブ諸国からの移民のような人たちが多く死んだ。
いくらテクノロジーと先端産業が発達しても、ほとんどの人間は、世界中で貧乏くさいまま、生きている。移民をたくさん入れるから、彼らを食べさせるのが大変だ、と、正直にBBCのニューズに向かって、言う者は、イギリスにはいない。BBCのレポーターたちの顔も歪(ゆが)んでいる。
移民たちに、自分の国に帰ってくれ、と言っても、帰る国はない人たちだ。ヨーロッパ白人文明の綺麗事(きれいごと)が、現実の事件で、露出する。 人間は、今、口に出すコトバを失いながら生きている。言ってもどうにもならないことだらけになった。だが、誰かが、絞り出すように、本当のことを言わなければいけない。
今日、明日(7月7,8日)のドイツのハンブルグでのG20 (ジートゥエンティ)首脳会議で、トランプが、プーチン、そして習近平と、個別に会談して、次々と、次の世界政治の日程を決めてゆく。今朝のニューズは、まだそれぞれの到着での、受け入れ係のメルケル首相との挨拶だけだ。
この3人組のことを、どんなに、毛嫌いする人々がたくさんいても(日本にもたくさんいる)、今の、世界はこの3人の指導者による、“米、ロ、中の3帝会談” (第2次ヤルタ会談体制、 New Yalta 2.0 )に向かって進んでゆく。
ドイツ第4帝国のヨーロッパ女帝になりつつあるメルケルまで入れると4帝会談だ。これになりつつある 私は、こっちの方向への、人類の行方を支持している。
私、副島隆彦のこの書き方を、どんなにいやがっても、今では、この副島隆彦の言論と理論の組み立てと、それから「これからこうなる」の予言までが、今の日本人の 中心言論だ。 私、副島隆彦がこの国の中心だ。どんなに、無視されているように見えても、私、副島隆彦の言論を中心において、日本の政治評論は、動いている。
防衛省や外務省の世界分析の専門官たちも、私、副島隆彦の子分ような者たちだ。 政治言論をやっている者たちの、多くも、私の、真似と追っかけだ。 私は、こういうことは、腹の底からよく分かっている。
こら、まだ、会員にならないで、盗み読みだけ来ている者たちへ。一度、一年でいいから 学問道場の会員になりなさい。そうしたら、周囲あるいは、組織・団体の上司に、私は、学問道場の会員になりました、と威張ってよろしい。私が、こうやって許可を出します。
私たちの 日本なんか、みっともないぐらいの低知能(ていちのう)の指導者しかいなくて、何の見識もないチビコロ国家で、世界から相手にされていない。「あーあ、こんな国に生まれてしまったよ」(副島隆彦の墓碑銘=エピタフ=の碑文の予定の言葉)だ。
北朝鮮のICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験(7月4日、「火星14号」 )のことは、後(あと)の方に書く。
私は、自分の持病の 気管支炎(ブロンカイティス)がひどくなって、それで10日間ぐらいずっと具合が悪くて伏せっていた。
気管支炎からさらに肺全体に炎症(フィーリア。ただれ )が広がる肺炎(ニューモニア)のようになって、これが数日して退いてゆく(収まってゆく)まで10日ぐらい掛かる。私は、ぜんぞく(アズマ)はない。 今年は、この疲れが、夏前に出た。いつもは夏の終わり頃なのに。私にとっては、自分の体の体調の自然調節のために、どうしても起きる持病だ。 これで私は自分の体の調節をしている。物書き、言論人という仕事もきつい。
私は、薬(抗生物質を含む)に頼らないで、なんとか自分の体力、自力快復力だけで治すことに決めている。ゲホゲホ咳をしながら、肺の全体の存在を感じなら(痛みで分かる)今、病み上がりの養生(ようじょう)をしている。これに、眼精疲労(がんせいひろう)と肩と首(頸椎=けいつい=の痛み)も連動している。
他の人たちよりは、詰めて本を読んで文を書くので、その疲れが出る。私の今度の「ニーチェ本」を3ヶ月かけて、書き上げてその疲れが出たのだ。この本は、自分で繰り返し言うのも何だが、ものすごい中身の本である。買って読んでくれる人だけが、分かる。他の連中は、もう、どうでもいいいから、あっちに行け。顔も見たくない。それぞれの人生を生きて死んでゆけばいい。
この私のニーチェ本を読んで、私に感想を書いてきてくれる人だけが、私の同志だ。あとは、どうでもいいようなギャラリーだ。
私は、ベッドに伏せったまま、長年、気になっていた一冊の本を、ようやくネットの中古市場で手に入れて、読んだ。 レニ・リーフェンシュタールの “ NUBA “「ヌバ族(アフリカのスーダンの南の一帯の原始部族 ) 」という写真中心の大きな本だ。 私は、38年前に、これを目にして気になったまま読みたかった本だ。
レニ・リーフェンシュタール
NUBA
あの38年前に、私は、たまたま友人の車で立ち寄った、八王子の大学セミナーハウスからの帰り(野猿=やえん=街道を通った)だったのだろう、そこで暮らしていた、今は、何と岩波書店の社長(2015年から)になっている****氏 (早稲田大学で、一緒に反(はん)革マル派の運動で、走り回っていたというか、逃げ回っていた頃、彼は文学部で、私より2年上だったかな? この人の家で、この本を見た。それ以来、ずっと気になっていた。
レニ・リーフェンシュタイン Leni Riefenstahl (1902-2003) は、ナチスドイツのニュールンベルグ大会を記録した「意志の勝利」や、1934年の “ Triumph des Willens “ と。
それから、1936年のベルリン・オリンピック(その4年後の、東京オリンピックは中止 )の公式記録映画である「オリンピア」( “ Olympia “ 「民族の祭典」)を撮影して完成させた女流監督だ。あの映画の素晴らしさが、今も、人類のスポーツ記録映画の、人間の肉体描写における最高峰だ。 ナチスの戦争犯罪での裁判を無罪で勝ち抜きながら、苦労して生きた、気高い孤高の女だ(101歳まで生きた)。
オリンピア
それから、私は、ジョン・ダン著 “ John Locke “「ジョン・ロック」を 読んだ。
私の友人の愛知大学教授の****氏の 先生である 加藤節 (かとうたかし。成蹊大学の学長をした? 丸山真男=まるやままさお=門下)教授の親友で、ケンブリッジ大学教授で今も、ジョン・ロック研究の権威だ。
私は、急いで、講談社から、『新家父長制論(しんかふちょうせいろん)』という本を出版しなければいけないのだ。そのために、ジョン・ロックの「市民政府二論(トゥー・トリーティズ・オン・ガヴァバメント、統治についての二つの論文ともいう)」を、岩波文庫で、ようやくのことで、50年掛けて加藤節訳の翻訳 が出た、を読まなければいけない。
すでに他に学者たちの訳もあったようだが。 家父長(パトリアーカー Patriarchy Patriarca )というコトバが、なぜ、今、重要であるかは、今日はあまり説明したくない。
政治家の三代目の馬鹿のボンボン( 安倍晋三ような悪ガキで、知恵遅れ。偏差値43 )を国家指導者にするな。 かつ、官僚あがりたちを政治指導者にするな。官僚どもには、企業経営(利益を出して従業員を食わせること)は出来ない。その能力が無い。無いものはない。勉強秀才というのは、本当に、融通の利かないトッチャンボウヤたちだ。見ているだけで不愉快だ。それが、今は、大量に、気色の悪い宗教団体に感染している。
あの小池百合子という女は、カイロ大学卒業、というおかしな経歴だ。どうして、あの時代に、カイロ大学なんかに、アラビア語も出来ないのに、行って卒業できるのだ。カイロ大学のすぐ隣に、アメリカ合衆国(つまりCIA)を作った、アメリカン・ユニヴァーシティというのがあるから、きっとそっちに計画的に送り組まれた、最初から、おかしな育てられ方をした、この女も、あの宗教団体の、くノ一忍者なのだ。
こういう長期計画の 恐ろしい謀略で、ずっと人間は計画的に育てられる。小池の徒党の、都議選での勝利、というのは、大きくは、仕組まれている。きっとムサシの不正選挙マシーンが動いただろう。こいつらは何でもやる。
私は、不愉快極まりない。はっと、気づいたら、私のすぐそばまで、魔の手が伸びていた。人の良さそうな顔をして、近寄って来る者は、すべて、彼ら悪魔集団の手先だ。
一国の政治指導者になるべき者は、厳しい苦しい企業経営の経歴を積んだ、風雪に耐えた、才能のある経営者あがりの人物であるべきだ。こういう人を、国家指導者にするべきだ。前の富士急電鉄の経営者あがりの堀内光雄のような政治家がいい。
まさしく、ドぎたないに決まっている、経営(金儲け、利益を出し、従業員を食わせる)の果てしない苦難を味わって、それを厭(いと)うことなく、すいすいと引き受けて、天性の明るさと、前向きな生き方が、出来て、従業員たちをいじめることなく、「なんとか、オレが食わせてやる」と言って、とても普通の人間には耐えられない、企業経営の苦しみに耐えてきた、まさしく ドナルド・トランプのような、ずば抜けた能力、体力、予知能力まで、ある人間を、日本も指導者にしなければいけない。
経営者以外でも、大企業のサラリーマンの中にも、ああ、この人は、経営者並の 能力を持っていて、家父長になる才能を持っている人だ、という人物にときどき出会う。 サラリーマンでも、理科系の技術者でも、ワンマン経営者並のスゴい能力のある人たちがいる。 中小企業でも、経営者の、番頭(ばんとう)、家来をやらせておくのが勿体ないと思うほどの、能力のある人がいる。こういう人も、家父長だ。まわりの人たちからの尊敬が、自然にある。この周囲からの尊敬、というのが、大事だ。
松下幸之助が、やはり偉かった。 彼は、「無税国家論」を唱えた。「私たち経営者が、内部留保(いないぶりゅうほ)を企業に積むから、それで、十分に、日本国民を食べさせてゆける。だから、政府が税金を取り立てる必要は無い」 と、幸之助は、言ったのだ。そして、本に書いた。ところが、お仲間から、「幸之助さん。そういうことは書かない方がいいよ」と、バカな助言をされて、その「無税国家論」は、読むと、何が書いているのか、分からないような、奇妙な、妨害がたくさん加筆されている。幸之助のまわりに、本当に、いけ好かない、嫌な野郎たちがいたのだ。
松下幸之助は、この他に、1069年に、東大闘争で、騒いでいる学生たちをテレビで見ていて、「あの暴れている学生たちの言っていることが正しい。東大は、廃止すべきだ」と言ったのだ。 本当にそうだった。 尋常小学校までしか出ていない幸之助のこの、正直な、正しさが、日本のずば抜けて優秀な経営者の本当の良さだ。
大阪の新地(しんち)や、京都の祇園(ぎおん)で、たくさんの子供を、芸者(芸妓)たちに、幸之助は、生ませたが、全部、生活費の面倒をみて、本当に、偉い人だった。 こういう偉い人を、偉いと、
皆が、認めないと、いけないのだ。 今も、全国あちこちにたくさん、こういう家父長=有能な経営者がたくさんいる。
ロシアの国家スパイKGB あがりのプーチンも経営者だ。プーチンが、毎日、ずっと仕事をして、それで、たった1.5億人しかいない、あのロシア人すべてを、彼の才能で、すべて食わしている。それで、あれだけの宇宙軍事力まで持つ、強い国にしている。この男は、不屈の経営者だ。
習近平は、私が、ずっと書いて来たとおり、(私の中国本 これまでで10冊になった、を買って読んだこともないような人間は、あっちに行け)、鄧小平(とうしょうへい)が、苦労に苦労で、中国を何が何でも豊かにする、もう、地獄の餓死民族の、大きな勘違いの中華民族ではいけないと、1億人が餓死した(このうち政治的な死者は2300万人)、大躍進運動(1958年)とそのあとの文化大革命(1966-76の10年刊)の 地獄の底から這い上がった、中国人たちを、まさしく鄧小平が、経営者として「改革開放」をやって、「社会主義的市場経済、という赤い資本主義」をやって、ここまで大隆盛(りゅうせい)してしまった。
この地獄の底から這い上がった中国人に、「東洋(トンヤン。太平洋のこと)の離れ小島の、日本人ごとき」が、もう勝てるわけがないのだ。アメリカだって、これからさらに中国に追い落とされて行くのだ。ロシアを支える大後方(だいこうほう。グレイト・バック)は中国なのだ。プーチンが、「シベリア開発のための資金が欲しいの、2つめのルートの天然ガスを買ってくれ」と、4日前に、モスクワに来て、さっさと話し込んで習近平にお願いした。
2014年のサハリンとヤクーツクからの天然ガスは、100万BTU(英国熱量単位)あたり9ドルだったのに、今度は、世界市場で値下がりしているので、4ドルだろう。
鄧小平は、1993年の死ぬ間際に、胡錦濤(こきんとう)に、命じて、我慢の我慢で、あの 習近平という若者を、江沢民、曽慶紅(そうけいこう)から取り上げて、諫(いざ)と言うときには、軍事力も使える、叛乱分子の鎮圧も出来る、悪(あく)も体現できる人間として、習近平を育てよ、で、今の中国がある。
2015年の末から、「(中国共産)党の核心(かくしん)」運動というのを始めた。これが何なのか、私、副島隆彦も分からなかった。ようやく、この3月に分かった。「党の核心」とは習近平そのものだ。そして、「桃(もも)には大きな種(たね)がひとつだ」で、これが、党の核心だ。
それは、北朝鮮への進撃、侵攻を中国軍を15万人から20万人投入して、して、北朝鮮を自分の言うことを聞く、穏やかな国に変更する、ということだ。
あの、富坂聡(とみさかさとし)というチャイナ・ウォッチャー(中国分析家)の代表が、この人は、おそらく外事警察(がいじけいさつ。公安警察の一部)なのだろうが、中国分析用に、特別に、北京大学留学で、育てられた、評論家のようにしている人だ。
この富坂聡が、「中国は、崩壊しない。それどころか、もっともっと繁栄する。習近平は、中国国民にものすごい人気がある」という本を、この4月に出した。それまでに、富坂が出した、31冊の、「もうすぐ中国は、あちこちで暴動が起きて、崩壊する」本を、自ら裏切った。
それで、富坂の最新作に、怒り狂う、反共信念の、安倍晋三派の、ネトウヨ系の知恵遅れたちが、どう言って、「この裏切り者の富坂。こいつは、中国に取り込まれたのだ」と、書いて、憂(う)さを晴らす、では、もう済まなくなって、自分たち自身の脳の方が崩壊しそうになっている。
私、副島隆彦の 毎年一冊の、中国研究の本に、毎回、毎回、「何を大きく勘違いをしているんだ、こいつは」と、悪罵を投げ続けた者たちが、消えて、溶けていなくなった。自分たちの方が、もう、どうにもならなくなった。
私は、すでに、5月に、この富坂の『中国が、どうしても崩壊しない7つの理由』(ビジネス社刊)を使って、全面的に、評論して、そして、だから、副島隆彦の10年間(2007年から)の中国研究の勝利である、を書いた。今日のぼやきの方に、弟子たちが、いくらなんでも、そろそろ載せてくれるだろう。
だから、大事なのは、パトリアーカー(家父長、かふちょう)だ。金儲けが本当に出来る、すぐれた経営者体質の指導者だ。ある程度、人格者でもあって欲しい。意地汚い、反共右翼のような、自分の蓄財ばっかりの下品な人間では困る。
この家父長のまわりに、従業員と、障害者たちも100人ぐらいずつ、集めて、この男(あるいは、能力有る女でもいい)に、食べさせて貰いなさい。この生来能力、体力、知力、明るい人格、先見(せんけん)の明(めい)(博奕うちの才能。投資の才能。時代の風向きが分かる)が有る人間が指導者になるべにだ。
この家父長たちは、人の面倒を見る力がある。現代の家父長だ。そして、この新家父長から、税金を取るな。 税金を、公務員どもが、当然の自分たちの収入源だと思うな。障害者や老人の福祉も全部、彼ら、生来(せいらい)の能力のある家父長=経営者たちにやらせろ。 そして彼らに大きな名誉を与えよ。、まわりからの尊敬を与えよ。
人間は、平等ではない。 人間が、生まれながらに平等だ、というのは、ウソだ。 人間は、能力において、平等ではない。このことを、大きな声で言い合う世の中に、変えないといけない。生まれながらにして、たいして知能、能力、体を人一倍動かす能力の無い者が、偉そうにあれこれ言うな。周囲の人間たちの面倒を看ることの出来る人間だけが、偉いのだ。
自分の分だけ、ようやく生きているような人間は、しゃしゃり出てくるな。周囲の人間たちを食べさせることの出来る経営者たちで、まわりが、自然と頭が下がって、尊敬している人を、もっと、表に出せ。彼らを、一等国民として、まわりが、公然と、褒(ほ)めなければいけない。
自分のこと、家族の世話だけで、手一杯の者たちは、黙っていろ。たった一人分の、自分の分しか生きれないような、人間が、大手を振って生きているような、社会は、間違った社会だ。
「人間はすべて平等だ。平等に神から愛されています」と、この場面でも、諸悪の根源は、ローマ教会キリスト教(とりわけエイズス会)と、ジャン・ジャック・ルソーだった。 今の日本の文部科学省 の中にも、今もヴァチカン(ローマ教会)から派遣の教育監視の係が来ていて、日本国民の教育洗脳と監視 をやっている。私は知っている。
私たちのまわりには、能力のないバカが、たくさんいる。自分の職種の専門の仕事も、もきちんと出来ないバカがたくさんいる。 大学を出ても、肉体労働をやるしか他に仕事がない、時代なのだ。肉体労働を差別するな、とか、私、副島隆彦に言うな。私は、どんな人間よりも正直者だぞ。お前たちのような、 当たり障(さわ)りのないことばっかり言う(書く)人間たちとは違うのだ。
諸般の事情で、始めから知能が低くて、能力が無いに決まっている、社会的弱者(しゃかいてきじゃくしゃ)たちは、自分が、公然と差別され、侮蔑されるのが厭(いや)で、イヤで、嫌(いや)だから、だから、「人間は皆、平等(であるべきだ)」を標語にして生きている。この弱者どもを褒めそやす思想を、ニーチェはものすごく嫌った。
慎(つつ)ましやかな、お互いのいたわり合い、と、人間の優(やさ)しさと、他者を傷つけないで、生きてゆくことで、こじんまりと縮(ちぢ)んだまま生きていたいのだ。個人の能力差は、なかなか測定できなのだから、で、それで、みんな平等で、いい、となる。 そういうわけにはゆかないのだ。
上智大学に巣くっているイエズス会士(ジェズーイット・プリースト)たちの、親玉のひとりで、長年、渡部昇一(わたなべしょういち)を育てて、洗脳してきた、ピーター・ミルワード神父(パードレ、ファーザー、バテレン)が、渡部昇一の告別式( 終ミサだから、終油=しゅうゆ=の儀式、塗油(とゆ)の式のはずだ。
四谷の聖イグナチオ教会でやった)の演説で、かたことの日本語で、「ワタナベは、山形のイナカーモノ、だった。イナカーモノのだったが、学問で成功した。イナカーモノであったワタナベは、神に愛されました。
イナカーモノ(田舎者)という恵まれない環境から努力して出てきた者を、神(ゼウス)は愛されます」と、本当に、失礼な 野辺送りの演説をしたそうだ。当日、告別に参加した編集長から、私は聞いた。本当に、イエズス会、というのは、こういう、日本人を、その自分たちの手先に成り尽くした者にまで、こういう人種差別のようなことを最後まで、言うのだ。これが、こいつらの本性(ほんせい、ほんしょう)だ。山形の(貧しい百姓の出の)イナカーモノの渡部昇一か。
死んだときまで、こんなことを、イエズス会から、言われなければならないのだ。渡部昇一は、本人が、一番、自分が背負っていた、イエズス会の日本人のインフォーマントとして特別に育てられた自分の運命を深く知っていただろう。最後まで、哀れなものだ。
桜井よしこは、この終わりのミサ(メサイア)に出席したのだろうか。桜井よしこは、私が、この台湾人の華僑(軍属)の娘 とパーマ屋、すなわち女郎宿の経営の女との子が、大和撫子(やまとなでしこ)の格好をするな、と昔書いたら、一番、今も、私、副島隆彦に根をもっているだろう。
その後、数年前に、文春新書で、「私の父は、(ハワイで飲食店もやっていた)典型的な日本の父でした」と、書いて、文春と一体化して、自己防衛をした。「典型的な日本人の父でした」と書いていない。日本人の父 となっていなくて、日本の父となっていた。
私、副島隆彦だけは、本屋の立ち読みで、この鋭い眼力だから、しっかり確認して、嗤(わら)ったからな。 今にも潰れそうな文春よ(ああ、トランプの、「今にも潰れそうなNYT ニューヨクタイムズよ」に似てきたなあ) 、私、副島隆彦が、しっかりと、こういうことは、鋭く確認するのだ、ということを、今、こうして伝えておく。私がこう書くと、廊下ヒバリたちがいて、必ず、桜井よしこに、このことが伝わるようになっている。
金儲けがうまくて、従業員(すなわち、奴隷)をたくさん、なんとか食べさせる(給料を払える)人間たちに、社会的な名誉と賞賛を与えないといけない。 そして、能力のある人間たち(一等国民、グリーン車に、乗っている人たち。金持ちだから、その馬鹿家族たちまで)に、手元に残る、豪商、豪農としての、資産、資金を、たくさん湯水のごとく散財(さんざい)させるべきだ。
そうすることで、文化、教養、芸術が栄える。そうすれば、デフレをインフレに変えられるのではないのか。インタゲ=リフレ=インフレ目標値政策の、ヘリコプター・マネーのバカ経済学者(アメリカの手先、手習いども)よ。
バカ公務員(官僚)たちに、文化(庁)予算までも配分、使いチラシすることをさせるな。
こいつらは、根が貧乏人根性(官僚社会主義者。みな平等、みなビョウドー)だから、けち臭い使い方しか出来なのだ。私、副島隆彦は、こういう本を今、書いている最中だ。どうも、危ない本なのだろう。だから、自分でも困っている。
さて、北朝鮮の弾道ミサイル実験の件だ。
(転載貼り付け始め)
「 北朝鮮「ICBM発射に成功」 特別重大報道で 」
2017年7/4(火) ソウル聯合ニューズ
北朝鮮の朝鮮中央放送などは4日午後3時(日本時間同3時半)、「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと伝えた。
北朝鮮はこの日午前に西部の平安北道・バンヒョン付近から東海に向け弾道ミサイルを発射。これについて韓国政府の消息筋は「最高高度は5月14日に発射した(新型中長距離弾道ミサイル)『火星12』(最高高度2111.5キロ)より高かった」として、「高度は2300キロ以上と分析しているが、最高高度はさらに高い」と話した。別の消息筋は最高高度が2500キロ以上の可能性もあるとしている。
韓国軍の合同参謀本部はミサイルが約930キロ飛行したと発表した。日本の防衛省によると、約40分間飛行したという。専門家らはミサイルが通常の角度で発射される場合、飛行距離は7000~8000キロ以上となり、米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)級と推定していた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 北朝鮮の7月4日の、弾道ミサイル発射実験は、世界中から、もううんざりだ、という感じで受け止められた。この問題は、私、副島隆彦は、4月10日に、自分の予言(予測)を書いて、ここに発表したおとりだ。私は、自分が書いたとおりに、事態が着着と進んでいるのだと考えている。私の予言通りに、世界は、これからも動いて行くだろう。
だから、米軍による北朝鮮の核施設への一斉爆撃は、私の予言どおり来年の4月である。そして、中国軍が来たの国境線から、一気に侵攻(進撃)する。そして北朝鮮の政治体制を作り替える。
金正恩を、キム・ハンソルに取り替える。そして、核兵器を持たない穏やかな国に作り替える。これを遂行するために、、トランプ(米国)と、習近平(中国)と、プーチン(ロシア)の3大国の指導者が、もうすぐ「3帝会談」で話し合う。今日明日のG20は、その根回しの準備だ。
「3帝会談」=「第2次ヤルタ会談、新しい世界体制」は、年内か、年明けか、だ。日本は、じっとしていればいい。
トランプは、アメリカ国内の、反対勢力、見苦しくトグロを巻いている、ワシントンの官僚ども(これにヒラリー派のムーニー勢力が寄生している)、のカマ首を、まとめて、2000個ぐらい斬り飛ばす、その態勢に入っている。
ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、CNNも、もう、あまり元気がない。「ロシアゲート事件で、ロシアが、アメリカ政治に干渉している」を、弱々しく言い続けることで、自分たちの勢力の旗頭(はたがしら)にしている。
次の世界体制が、自分たちMoonies を、主なる敵として、たたき殺しに来ることを、十分知っている。・・・・それなのに、日本では、安倍と小池の、このマムシ一族の、日本統一教会勢力だ。東京都の公明党=創価学会の一番上の幹部たちの中にまで、ムーニーが相当数、潜り込んでいることの現われである(谷川派の中の秋山たち、と書いておくからな。関係者は、震え上がるがいい)。
安倍晋三は、6月のトランプとの会談の機会に、「東シナ海(尖閣諸島)の問題で、米軍と日本軍(自衛隊)で、共同行動を取って、中国の動きを牽制しましょう」と、正式の外交プロトコールとして言ったらしい。そしたら、トランプから、「このバカめが。お前たち日本に何が出来るだ。
私は、中国とロシアと話して、北朝鮮の処理を決めている最中だ。邪魔をするな。余計な足をひっぱるな」と、厳しく叱られたらしい。このあと、日本国内の、論調は、「アメリカは、日本から距離を置き始めた」などど、何を、間の抜けた、トンチンカンなことを言っているのか。アメリカは、日本など相手にしていない。
アメリカ軍の動きをうしろから、後方支援(戦争人足=せんそうにんそく=で、きちんとサポートしろ、そのための、カネをしっかり出せ」と 安倍は、トランプから怒鳴りつけられたのだ。
安倍の顔が、すっかり、むくんで、にこりともしなくなったのは、このとき以来だ。いくらトランプに、取り入って、すり寄って行ってカネを貢いでも。向こうはずっと大人だ。日本の脳タリンの首相の言うことなど、全く、相手にならない。このことを、多くの日本人がまだ理解しない。理解したくない。
日本は、韓国や、台湾や、フォリピンと全く同格の惨めな2等国、小国 に、落ちてしまっていることに自覚がない。そのように分かることが恥ずかしいことなので、分かりたくないのだろう。
ああ、疲れた。病み上がりの体には、文章書きは疲れる。肉体労働よりもきつい。普通の人間が使いたがらない、頭の一番、きつい部分を使うからだ。頭の酷使は背骨の神経索を伝わって、体に打撃を与える。
最後に、私のニーチェ本 (買って読め)への読書感想を早速送って来てくれた2つのメールと、私からの返信を載せる。他にも、載せたい会員たちからのメール文が、数十本有る、が、そのうちします。
(転載貼り付け始め)
—–Original Message—–
Subject: ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ! 読後感
Date: Sat, 1 Jul 2017 11:08:45 0900
From: *************
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
私のような理工系の人間に取って、ニーチェなど、名前は知っていても、それ以上は興味もないし、また知ろうとも思っても難解で知ることは無かったでしょう。
今まで、先生の本、およびその関連の本を、興味深く読まさせていただき、その数は10冊以上になっております。 特に、自分の考えを改めさせてもらったものに、「歴史というものが国家間の闘争と思っていたものがもっと大きな財閥の闘争であったとする見方」、および「アメリカの政治情勢(含む大学)、ジャパンハンドラーという存在」など、大変勉強になっています。
この間の会員向けのセミナー(「ロックフェラー亡きあとの世界予測」)にも参加させていただきました。大変面白く聴かさせていただきました。
さて、本題に戻って、この本の読後感。当初、何んで「ニーチェ」なのかと思いま
した。それでも、ともあれ、先生の本で、今まで裏切られたことはないので、ここは先生が面白いから読めという言葉に従って読んでみることにしました。
今回、先生のこの本を読まなかったら、私は、多分一生、ニーチェを知らずして、終わったかと思います。
・ニーチェ個人について 時系列的に彼の動きを学べた。
・オペラについての概要知識が得られた。「ニーベルングの指輪」について
は、昔、NHK BS放送が開局したころ、長編に渡る舞台録画放送がありまし
た。一応全編見て、録画も取ってあります。私のオペラ知識はその程度のもので
した。
・19世紀のドイツ哲学を中心にしての、社会科学の勃興、及び音楽、芸術
など広きにわたり、知識を得ることができた。
最後に大事なことですが、疑問というか気になることが2点あります。
無神論者、無宗教者 について、
無神論者という言葉はよく出て来ますが、無宗教者(ノンビリーヴァー)ということはあまり日本では聞かない気がします。人間(私を含めて)誰しも、神の存在を絶対に信じるということはないものの、ひょっとすると居るのではないか、と薄々感じるようなことがあります。
先生の本を読んでニーチェもそうだったのではないかなと。そういう意味では、ニーチェは別に特別な人間ではなくて、今では極標準的な日本人の感覚に似ているのではないか。でも、19世紀のヨーロッパという状況ではきっと特別だったのでしょう。
人間には大きく分けて、「よく考える人間」と「考えない人間(人に言われ
る仕事を黙々やっていればいい)」がいるという話。確かに、そう思われるところがあることは認めます。しかし話は、こんなに簡単に割り切れるものではない。もう少し複雑です。
例えば「よく考える人間」をAグループ,「考えない人間」をBグループとすると、ある一人の人間をとったとき、ある時(件)ではAグループ、またある時(件)ではBグループという様に出たり入ったりしている人達がいる。
仮にABグループ(グレーゾン)としましょう。それから、Aグープ、Bグープ両方同時に所属している人たちで、個人個人それぞれ、その所属比例配分も異なるということ。全人口での構成配分は、見方にもよりますが、例えば A:AB:B=1:8:1とすると、大きく2通りに分けられるという言い方はできなくなります。
以上、先生の本を読んで、感じたことを、誰にぶつける訳(聞いてくれる人が身近にいない)にいかないので、先生の許容力に甘んじメールで送らさせていただきました。私のメールの取り扱いについては、どのような形でも結構です。但し、公開の場合は匿名でお願いします。さらなる、副島先生のご活躍を期待しております。
追伸
私も痛風、痛い痛いです(笑)
****さまへ
副島隆彦から
2017年7月3日
メールをありがとうございます。 私の最新刊のニーチェ本を買って読んでくださいましてありがとうございます。貴兄は、理科系なのに、文科系の 政治言論が中心である、私の本に付き合ってくださってありがたいことです。
ご質問の、 atheism エイシイズム 無神論、 についてですが、この思想を、知ることは、今の日本人の知識人たちでも、ほとんど理解の初歩も出来ていない。 明治、大正の知識人たちの方が、極めて少数ですが真剣に考えたでしょう。
仏教などのアジアの異教徒 は、ペイガン pagan と呼ばれて、始めから相手にされない。 異端 ヘレシー heresy は、キリスト教からの裏切り者だから、宗教裁判(異端審問、オーディール。拷問 )に掛けられて、火炙りの刑(火刑、焚刑)です。
欧米白人で、自分は無神論者だ、と公言し、そのように行動すること(たとえば、教会行かない、神父、牧師を尊敬しない)ということは、20世紀の 1930年代まで(すなわち、戦前)のヨーロッパでさえ、まだ大変な、嫌われ者で、危険思想の人間のように思われていました。
このことは、ヴィスコンティの映画、「大熊座の星の下に」などを見ると分かります。無神論者(エイシイスト)は、当時の欧米社会では、体制への反逆者、破壊活動家のような扱いです。
だから、私が、弟子たちと研究しました、「フリーメイソン=ユニテリアン教会 が明治日本を創った」(成甲書房)をお読み下さると、彼ら、ユニテリアンは、無神論の一歩手前の、理神論(りしんろん、神の存在を疑う。 deism デイスム )までしか言えなかった。ここまでしか行き着けなかった。
アメリカの独立革命の達成者(国父たち)たちであるワシントンやジェファーソン、少し前の フランクリンでも、デイスム( 「私は、イエスという、尊敬すべき人間、の言行録として聖書 を信じる」という防御の理論を作って実践した)のまでです。
私とこの本を作った編集者は、大学時代(1980年代。地方国立大学)に、日本に来ていたドイツ人やフランス人の雇われ外国人教師たちが、過激派の極左のドイツ赤軍(バーター=マインホフ・グルッペ)の連中に対して、「アテ、アテ athe (無神論者)」と呼んでいたそうです。
無神論、というのは、ヨーロッパ人知識人たちの文脈では、そのような、激しい破壊活動家を表わす、ものすごいコトバのままなのです。日本人には、欧米知識社会のことが、今も分からない。
これ以上の説明は、日本土人たちに話しても、きっと理解困難です。私、副島隆彦は、こういうことに、ピン、ピンと来ながら、生きてきた人間です。それが、私の特異体質であり、能力です。
2点目のご質問の、 人間には、「よく考える人間」と「考えない人間(人に言われ
・・・)がいる、 という分類は、永遠の人間分類です。私も、この二分法
(ダイコトミー)を使いながら、今も、「どうしようもないなあ。どうせ、私が書いていることを、ほとんどの日本人は理解しないだろう」とうめき声を上げながら、40年間、生きてきました。 これが私の人生です。
今後とも副島隆彦の本から学んで、いろいろとピンときて、ご自分の人生の闘いに役立てて下さい。 副島隆彦拝
(2通目のメールの転載貼り付け)
From: ************
Sent: Sunday, June 25, 2017 11:33 AM
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Subject: 『ニーチェに学ぶ「奴隷をやめて反逆せよ!」』の誤植
副島隆彦 様
名古屋の****です。新刊の『ニーチェに学ぶ「奴隷をやめて反逆せよ!」』を購入し読了したところです。誤植の2刷改訂の参考まで。 p73 最終行 敵菜→適菜 p110 6行目 敵菜→適菜
『 隠されたヨーロッパの血の歴史 』第4章p203 からの ニーチェ記述の本論が、今度の本ですね。 5年前に出された『 隠された歴史 そもそも仏教(ぶっきょう)とは何ものか?』での、p262 「現実の人間世界には、ついに救済はなかった」との 指摘と同じく“真実の力”に衝撃を受けました。
内容とは別ですが、本書は『余剰の時代』(ベストセラーズ新書)、『老人一年生』(幻冬舎新書) との連作とも感じました。
(追伸) 本の帯でLGBTを前面に出しているのは。内容を過(あやま)つものです。帯裏の文章と入れ替えた方が理解を助けると思います。 ****
****さまへ
副島隆彦から
2017年6月27日
メールをありがとうございます。 拙本 ニーチェ本を お読みいただきありがとうございます。誤植のご指摘は、謹んで、次版で訂正させていただきます。ありがとうございます。
**さまが、私が 前著の 「ミケランジェロ、ルネサンス本」 と、「 隠された歴史 仏教とはそもそも何ものか? 」(PHP刊) を 引き継いだ、、このニーチェ本が、3冊目の本である、ということに、 鋭くお気づきいただいて、まさしく私が自分なりには大きく構想している 思想ものの体系の それぞれが一部をなすのだ、と分かっていただきまして、大変、嬉しく思います。
これほどの 読み巧者(よみごうしゃ)に恵まれまして、私の至福とすべきことです。 本読み、もの書き人生30年の自分の軌跡を実感します。
同じ時期に書きました 「老人一年生」には、きっと私が自覚しない、自分の同時的なつぶやきが、ニーチェ本と重なっているのでしょう。それは、自分も老い先が見えてきた、という諦観、達観になりつつあります。
このあと、私は、ゲーテについては書かないでしょう。この人は、大きいのだけれども、生き方上手の人だし、あの長編昨のオペラの台本としての「ファウスト」というのは、ゲーテ本人にもどうにもならないまま支離滅裂になってしまった大失敗作です、ですから、あまりやりたくない。適菜収氏の ゲーテ本でもまず読んでから、考えようと思います。
モーツアルトは、本当に、果敢に闘い抜いた人で、35歳で死んだ(殺された)、激しい情熱の人で、真の天才です。
超一級の人です。私の天(てん)のひとりです。ところが、私は、音楽、劇作がそんなに分からない、入れあげていない、ということで、フリーメイソン=ユニテリアン思想 の熱心な活動家だった、モーツアルトを描くしかない。 ですから、ここでもためらいます。
それよりは、江戸時代の 郭(くるわ)、遊郭、隠れキリシタンたちだった高級女郎(花魁、おいらん)、そしてその後継者たちである明治・大正・昭和の花街(かがい)の芸者たち、それから、歌舞伎役者たちの世界の、その裏側を大きく、自分なりに真実を抉(えぐ)り出したい。果たして、そんなものが本になるだろうか、と最近は、考えています。
**さまのような優れた読み手を得まして、私は、本当に嬉しい。私の本書きに、付き合ってくれて、大きな助力をしてくれています、小笠原豊樹編集長と共に、重ねてお礼を申し上げます。 副島隆彦拝
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【1802】[2155]俺は書く.
澤田正典です.今日は平成29年7月6日(木)です.
この深刻な問題を,私は重視した方が良いと考えます.
「山口敬之レイプ疑惑はどうなったのか? 詩織さんに相談されていた記者が証言! 作家の中村文則も不起訴の経緯に鋭い分析」
http://lite-ra.com/2017/07/post-3293.html
澤田正典は,日本国民として,日本国の首相の地位に居座っている安倍晋三に,この山口敬之という犯罪者を,日本国として直ちに逮捕せよと命じる.
この問題がうやむやにされてしまった場合,おそらく日本国に恐ろしいことが起きるだろう.詩織さんと名乗られる,この若い勇気ある女性の魂を踏みにじった場合,さすがの日本人でも,ただでは済まなくなる.これは,日本国の重大な問題である.
もし日本国で詩織さんという方が名誉を回復できないならば,もう国際的な問題として,この情けない日本国を厳しく外から責めるべきだ.この国の政府と警察と検察に,厳しい試練を与えた方が良い.
皆様も,実名で,このような掲示板で皆様なりの正論を堂々と,述べるように習慣づけた方が良いです.それくらいの行動力がなければ,今は生きては行けない時代です.でないと,そのうち安倍晋三から赤紙が来るようになります.実際,戦前はそうだったのです.
澤田正典 拝
【1801】[2154]今こそ大政奉還を 9
次の総理に誰が良いのか考え、ふとひらめいた「乙武洋匡氏なんかもってこいじゃないか」。以前、乙武氏が、5人の女と浮気していたとかで、選挙出馬が潰れた事があったが「なぁンダ、出りゃ良いのに、かえって支持されるだろうに」と、私は大いに惜しんだ。五体満足でも、一人の女にもありつけない男だらけという世の中、あの体で女5人とは天晴、男の鑑、と感動した人間は、あの時、日本中にゴマンといたはずだ。私も、乙武氏は良い男だなと、前々から感心していたが、あれなら女が群がるのも当然、障害者はモテないなんて大嘘じゃないか、と、大納得した。女のスキヤンダルで潰れた、その後離婚した、なんていう普通ぶりも凄い。確か乙武氏は、秋篠宮夫妻に男子が誕生した時も、男だからめでたいというのはおかしい、と発言していたと思う。小池百合子なんてつまらない女より、乙武氏こそ総理にふさわしい。以上の意見を「とんでもない、気違い沙汰だ」と感じる陳腐さと、天皇制を無くすべきだ、という陳腐さは、同じだ。皇室についての様々な考え方の中で、皇室を廃止すべき、という考えが、今や一番陳腐(ありふれた、平平凡凡、浅薄、どの言葉でも同じ)だ。万世一系神話なんてデタラメだから天皇制を無くせ、も、皇室は万世一系だから尊い、も、どちらも同じだ。天皇制を支える根拠となっているものは、こんなに怪しげだ、と言う事に、殆ど意味は無い。それ自体が、ではない。だから天皇制を無くすべきだ、と結論付ける事が、だ。皇室を無くした方がいい、と別に思わない人の多くは、制度の中味など、問題にしていない。現実の天皇を見て判断している。制度なんて全て、いい加減なモノだ。問題は、その中で生きている人間だ。天皇制なんていらない、と言う人を見ると、そういうあんたこそいらない、と言いたくなるような人ばかりだ、と、私は、前に書いた。失礼ながら、守谷氏より、現在80過ぎの今上天皇の方が、よほど『若い』と、私は思う。話は全然変わるが、こういうバカバカしい話が「副島先生のいう事だから」と、信じられたらアレなので、やはり書くことにした。2146番の、副島先生の「女には便秘が多い、男に便秘はあまりない。その理由は、女はキレイ好き過ぎるからだ、腐ったモノを食べれば便秘は治る」という意見について。世の中の人の殆どは、便秘病です。その理由はカンタン、食い過ぎと運動不足です。男に下痢はあっても便秘はあまりない、って、下痢は便秘の一種だよ(笑)。しっかり形のある、いわゆる有形便が、タツプリ毎日出る事を『便秘じゃない』というのであって、それ以外は全部便秘だよ。前述のような、本当に便秘でない人など、滅多にいません。よほど自己管理の徹底した人にしか、そういうのはいません。日常的に運動している人なら、こういう事は簡単に分かる。(ちなみに、毎日3食も食べてりゃ、内臓が休むヒマが無くて、便秘になるのは当たり前だ。3食くうのが当たり前なんて迷信、誰が言い出したんだと、私ゃ腹が立つ。最近の、一日1食が良い、というのは本当だ。一日完全に1食、という事ではない。いわゆるしっかりした食事が一回だけ、あとは軽く、という事だ)。私は小女時代から、180度足が、当たり前に開く人間だから、まともな肉体能力のない人間の思考の至らなさ、というのが良く見える。人から笑われながらも、ボデイビルをやった三島由紀夫は、やっぱり偉かった、と思う。
【1800】[2153]個人的副島隆彦論
副島先生は実際にお目にかかるとよくわかりますがごくごく普通でもの凄く非常にわかりやすい常識人です。
当方、常軌を逸した副島シンパでも全くないので必要以上に持ち上げるつもりもありませんが、実際にお目にかかるとよくわかります。
5年程前になりますが、原発事故後福島に来られて2日ほどご一緒しました。最初の30秒程度はもの凄く緊張しましたが、
「なんだ、ごく普通の常識人でしたか」
とすぐにわかったので、緊張がほぐれざっくばらんな会話、見当違いなお話しも、もの凄く楽しかったです。
当時は、放射能大騒ぎで飲食店が自主休業、一日三食、会津名産のお蕎麦と日本酒ばかりで未だに申し訳なく思っている次第です。
余談ですが、逆に副島さんの御師匠と言われる当方先輩になる小室直樹さんにはお仕事で何度かお会いしました。が、内縁の奥さんらしき人から、
「聞きたいことはすべて東洋経済を通して聞ききなさい」
と高圧的に丸投げされたので困った方々だと思った次第です。
(これ、書いて良いのかと思いましたが書いてしまった)
副島さんは知識の幅がもの凄く広いので、個人的な思い込みの固定観念抜きでお付き合いしてもよいと思います。
そうなると、浪花節的な副島さんが、神出鬼没で水戸黄門の助さん格さん的に出没すると思いますが。
【1799】[2152]これくらいは言ってやる。
澤田正典です。今日は6月29日(木)です。
どうやらまもなく安部政権は終わる気配が色濃くなりました。これは権力を持たない下っ端だけが肌で感じ取ることのできる直感みたいなものだ。最後の最後の勢いが、もう消えたんだ。もう、安部政権は消滅するでしょう。あんなに頭の悪いのが、誰の利益にもならないことをやっている。ほとんどすべての政治勢力を、今、安部政権は敵に回してしまった。安倍晋三は、まさに60歳児である。安部すぎる。
安倍晋三よ、あんた、誰がどうみても公金横領の犯罪者なんだからサッサと辞めなさい。いくら何でも、おまえ以外の、少しでもましなやつが、日本国の総理大臣をやるべきだ。こんなバカが日本国の総理大臣の時代を、今の小学生や中学生や高校生たちに通算五年間も見せてしまったことが、本当に私は日本人として申し訳ない。私たち無力な大人は深く恥じている。ごめんなさい。
天皇制は、別に、天皇陛下が万世一系だから続いているわけではないと思います。もちろん、本当に万世一系であられるのかもしれませんが、そこを意識したことは、私はありません。(むしろ、庶民的な感情としては、子供の頃からご先祖様のお墓にお墓参りにいく感覚に近いものだ。)天皇制は、日本語という規則正しい表音文字で体系づけられた世界に類のない言語で構築された言霊を司ることで、日本人に強い力を与え続けてきたのだと思います。
日本国民は、まず不正選挙という許し難い行為を犯罪として取り締まることが大切だ。すべての選挙における票は、人間の目だけで読んで人間の手だけで数えて最初から最後まで一切機械を使わないで全部集計しろ。そして集計結果の証拠となる票はすべて、最低でも30年間保存しろ。そして30年間、すべての開示請求に従え。
幸か不幸か、安倍晋三という怪しげなバカな動物のおかげで、日本人は良識層を中心に団結を取り戻したのだ。そろそろ、まともな日本国に戻しましょう。日本国民の良心を裏切り続けた黒田日銀の国債買い余力も、そろそろ尽きるでしょう。頃合いです。
この掲示板で議論をすることは、下手なことを書くと副島先生に雷を落とされると思うから、余程の覚悟がなければ、できないのだ。どうしても活発には書けない。仕方ないと思う。
澤田正典 拝
【1798】[2151]天武天皇の正統性について
最近の不満は、学門道場(重たい掲示板)の不活発化です。
浅川京華氏は「今こそ大政奉還を8」で、私が「天皇性を廃止する事も日本国民は考えるべきだ」の意見が、陳腐だと述べておられます。
しかし、どうして「天皇制を廃止する事」が陳腐なのですか。
幕末、英国・フランス・アメリカ合衆国を代表とする国民国家に対抗するため、日本も早急に国民国家になる必要があったのです。
国民国家と云うのは、フィクション(造り事)の上に成立しているのです。
日本の場合、日本国と云うのは、明治維新以降にしかありえないのです。
わずか170年前の話です。
私は、江戸時代に創られた「天皇信仰」を乗り越えて、日本人が一人ひとり「平等で自由だと」実感できる世の中が実現する事を祈るだけです。
現状では、国民国家の維持が、私には陳腐だと思われるのですが。