重たい掲示板

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澤田 正典 投稿日:2017/09/22 21:24

【1838】[2191]詩織さんが正しい.

 澤田正典です.今日は平成29年9月22日(金)です.

 詩織さんという方が,正式な手続きを踏んで提出した被害届がありながらも,とうとう,警察にも検察にも逮捕されること無く,山口敬之という強姦犯罪者が,日本国において,公式には,罪に問われぬようです.検察審査会が「不起訴相当」と判断したんだそうです.ひどいものである.

https://mainichi.jp/articles/20170923/k00/00m/040/011000c

 こういうことが,今の日本では起きてしまうのだ.

 悲しいことです.そのうち,殺人事件が起きて,証拠のビデオとか血痕とか全部残って,犯人の居所が全部わかっているにもかかわらず,殺人犯が野放しにされて平気な顔して本とか出して,しかも,検察審査会は「不起訴相当」とするのでしょうね.私は,今の日本政府が,そういう国家権力犯罪を平気でやる存在だということが,よくわかりました.

 私は,詩織さんという方がすべて正しく,詩織さんには一切落ち度は無いと判断します.そして,山口敬之という元TBSの記者とかいう,見るからに人相の悪い不届き者には,どうせすぐ,天罰が落ちると思います.

 国家権力と日本政府自身が犯罪者となって居直っている現実には,恐ろしいものがあります.不正選挙ぐらい,屁とも思わない連中が,今の日本政府である.本当にこいつら,日本人なのかと疑います.

 私は,こういうときは,堂々と詩織さんの味方をするべきだと思う.国家権力よりもヤクザよりも,もっと怖いものがあるのだ.

 私は,日本人の大多数である,まともな常識人にとって,これからも厳しいサバイバルは続くだろうと覚悟しています.

 ニーチェが天才だと思うのは,キリスト教会という巨大な宗教団体の自己正当化や偽善を真っ正面から糾弾できた点にあると思います.ただ,ニーチェという方のすごさは,ヨーロッパ言語を母国語とする方たちにとってこそ,腹の底から理解できることなのだろうとも思います.

 ニーチェは古代ヨーロッパ諸言語が,ものすごく良くできた方のようですから,現ヨーロッパ諸言語のオリジナルについて当時,キリスト教の宗教家たちよりもはるかに詳しかったのでしょう.だから,あの巨大な宗教団体に立ち向かう言論すら,手にできたのでしょう.言語は人の意識と心を作りますから,言語を深く知るものが強い力を持つ.ニーチェの方が,キリスト教会よりも上なのだと思います.

 私は日本語を母国語とする日本人だから,キリスト教会にもニーチェにも肩入れする気は無いが,たぶん,ニーチェの方がまっとうで正しいことを言っていると思います.キリスト教会だけじゃ無いけれど,弱者救済の思想はほとんどの場合,嘘だ.弱者救済を大義名分にしながら実は自分自身の救済をし,弱者救済は自己正当化の道具にしているだけであり,本当に弱者救済する気なんて,最初から最後まで無いのだから.しかも,その偽善に,自分自身で気づいていない.これを「我良し」というのだと思う.「我良し」は滅びるでしょう.

 私は,弱者救済は,実現可能な範囲を広げながら,どんどんやるべきだと思っている.ただし,それを実現したければ,日本国を豊かにしなければならないと思うし,今みたいなヤクザと区別のつかないような日本政府や外国に蚕食されっぱなしの日本国では,弱者救済もへったくそも,なくなってしまうだろうと思う.

 職の無い若者や,職があってもブラック企業で刑務所よりひどいところで働いている人もいるだろう.そんな状況で弱者救済など,公務員の偽善としか思えない.副島先生がおっしゃるとおり,一度,公務員は全員クビにした方が良いと思います.

 私は,子供の頃,そこそこ百人一首とか覚えていたつもりだけれど,今ではすっかり,ほとんど忘れてしまいました.万葉集も,とても,読みこなせない.私は,日本語のオリジナルが,よくわかっていない.

 ただ,おそらくは言霊学の研究が,日本語の神髄に一番近いところにあるだろうと判断しています.小笠原孝次先生や七沢賢治先生の系統の学問が,おそらくは正しいと思います.

 言霊学も,すべてでは無いかもしれないが,日本語のオリジナルは,中央アジアもしくはヒマラヤの方にあると判断しているようです.どのような経路で,それが日本までやってきたのか,もしくは,日本から,行ったのかもしれないけれども,解明すべき謎は,まだまだ控えていると思います.

 澤田正典 拝

SNSI・副島隆彦の学問道場 古村治彦 投稿日:2017/09/22 17:18

【1837】[2190]学問道場からお知らせをいたします(学問道場・古村)

 SNSI研究員の古村治彦です。今日は2017年9月22日(金)です。

 この場をお借りしまして、重要なお知らせをいたします。

①2017年10月15日開催の定例会についてのお知らせをいたします。

 既に多くの方々に参加申し込みをいただいております。どうもありがとうございます。参加申し込みを引き続きお受付しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.htmlhttp://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

 2017年9月20日までに参加費のお振込みをいただきました皆様に、入場券となるハガキを印刷し、さきほど投函いたしました。お届けまで今しばらくお待ちください。

今後もお振込みを受け付けております。円滑な受付業務のため、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 入場券となりますハガキをチラシなどに紛れて廃棄されませんよう、また、当日まで紛失されませんよう、宜しくお願い申し上げます。

 来週以降は、ご入金確認メールは差し上げません。入金確認後に入場券となるハガキをお送りいたします。お振込み後、1週間経ってもハガキが到着しない場合にはご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

お問い合わせ先:「副島隆彦を囲む会」
メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
電話番号:048-788-1837

 定例会当日、会場で2018年度会員継続のお手続きも承っております。また、書籍・DVDの販売も行っております。是非ご利用くださいませ。

②『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社、2017年9月28日)が発売となります。

 2017年9月28日に副島隆彦先生の最新刊『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社)が発売となります。2017年10月15日の定例会会場でも発売を予定しておりますが(売り切れる場合もございます、ご了承の程お願い申し上げます)、書店などを通じて是非手に取ってご覧いただき、お読みいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。


世界政治 裏側の真実

 以上、宜しくお願い申し上げます。

(終わり)

守谷健二 投稿日:2017/09/22 14:36

【1836】[2189]日本語とタミル語の関係

  日本語(大和言葉)は、タミル語のクレオール語として成立した。

 国語学者・大野晋先生が1980年に最初に発表し、お亡くなりになる2008年まで研究を続けられた学説を紹介したいと思います。大野先生は高名な学者ですからご承知の方も多いと思いますがお付き合い願えれば幸せです。

 まず言葉の説明をします。
 『タミル語』
 インド大陸の東南部を中心にスリランカの北部・マレーシアの一部・マダガスカルの一部で七千万人以上の人々に話されている大言語のひとつです。
 インドで一番使われている言語は、サンスクリット語に起源をもつヒンズー語です。サンスクリット語は、インド・ヨーロッパ語族の一つです。英語やラテン語の仲間です。

 一方タミル語は、ドラビダ語族の一つです。ドラビダ語はインド・ヨーロッパ語とは異なり、日本語などアルタイ語と呼ばれているのと同じ文法構造を持ちます。膠着語と呼ばれる接続辞(助詞)で後ろへ後ろへ継ぎ足し最後に判断を下す構造を持ちます。

 インド大陸にサンスクリット語を話すアーリア人の侵入が始まったのは紀元前1300年頃だと言われています。それ以前はドラビダ語を話す人々が広く住んでいたようです。古代インダス文明を担ったのもドラビダ語族の人たちでした。
 紀元前1000年頃に成立したヒンズー教の最古の経典『リグ・ベーダ』に書かれる天使と悪魔の戦いは、アーリア人とドラビダ語族の人たちとの戦いを投影していると言われています。
 結局アーリア系の人たちがインドの支配者になり、サンスクリット語の流れを継ぐヒンズー語がインドの支配言語になりますが、現在でもインドの総人口の二割はドラビダ語を話しています。

  クレオール語に付いて
 相異なる二つの言語を持つ集団が衝突した時、文化の優勢な方の品々が言葉と共にが劣勢な集団の中に浸透する。徐々に文化の優勢な方の単語が大幅に取り入れられる。物の名称に始まり基本的な動作にも及び、しまいには文の構造に及ぶ。この文の構造が変わってしまった語をクレオール語という。
 ただし、発音は変わる以前の特徴を継ぐ。例えば、日本人が英語などの複雑な子音の発音が出来ないように。

 1980年に、大野先生は「タミル語と日本語は同系語である」と発表しました。これは世間に大きな衝撃を与えたのです。何故ならその時点で大野晋先生の名声は確立していたからです。それまでの業績から近々の文化勲章の受勲は確実視されていたほどの学者です。その学者の発表ですから、世間が注目しないはずがありません。

 大野晋先生の業績の一部を紹介します。
 『広辞苑』(岩波書店)の基礎語の解説を担当。それまでの日本語の辞典は、”もの”とか”ある”行く”おきる”などの最も多く使われる単語は、わかり切ったものとしてきちんとした解説を付けてこなかった。しかし、最も多く使われる単語は、日本語を支える土台である。『広辞苑』は、この土台にきちんとした解説を付けた最初の日本語辞典である。

  日本古典文学大系『万葉集』(岩波)の校注
  日本古典文学大系『日本書紀』の本文の選定・訓読・歌謡の解説。
  本居宣長全集(筑摩書房)の編集・解説
  岩波古語辞典の編纂

 大野先生は「上代特殊仮名遣い」(七世紀、八世紀の日本語には八個の母音があった)を発見して体系づけられた橋本進吉博士のお弟子で、古代日本語の発音の研究から学問に入られた学者です。日本語の発音の変遷を古代から現代までたどることのできる稀な学者です。

 その学者の発表ですから大きな衝撃を与えたのは当然でした。
 しかし現在の日本語学会は「大野の学説」を無視しています。その理由は、週刊文春にありました。
 1981年十二月、週刊文春は大野説に対する反論を載せました。その時の文春の見出しを載せます。

 「もてもて国語学者に集中砲火 大野晋『日本語=タミル語起源説』は“学問の公害”のたれ流しか。」

 「大野説は誇大広告で売る新薬」か

 「大胆不敵」の古語辞典の冒険

 話題沸騰!「週刊朝日」の大野晋論文は落第点だ はたして彼は本当に国画学者なのか?

 大野晋教授に告ぐ なぜまともに議論しないのか

 大野教授はハダカの王様だ

 日本語起源説論争を裁定する「大野君も往生際が悪いね」亀井孝一(一橋大学名誉教授)

 週刊文春は八回にわたり大野説に攻撃を加えた。文春にしてみれば誌上での華々しい論争を期待したのだろう。しかし大野は一度も反論しなかった。
 実はこの時日本を不在にしていたのです。文春が攻撃開始する前の月、古代タミル語教わるため南インドのマドラス大学に留学していた。
 還暦を過ぎた高名な学者が単身で南インドに留学していたなどと、週刊文春は夢にも考えなかったのでしょう。あてが外れた腹いせとしか思われない攻撃をこれでもかこれでもかと繰り返しました。
 その結果、世間には大野の説はインチキでないか、との空気が生まれてしまった。山本七平の仰るように、日本は空気が支配する国です。日本の学者たちは大野説を無視することに決め込みました。

 しかし、六十二歳で単身教えを乞うためにマドラス大留学するように、最初からタミル人学者の協力を仰いでいました。常にタミル人の学者が寄り添って研究を進めてきました。そのため、世界のタミル学会、インドのタミル学会には確かな地保を築き、大野の学説は世界で認められつつあります。
 

澤田サンダー 投稿日:2017/09/17 23:17

【1835】[2188]映画「ひかりのたび」 副島隆彦先生のロングレビュー入りパンフレットも発売中

会員番号6666 澤田サンダーです。

副島先生のニーチェ本に感激して、先生に感想を送ったのに、それがマズイ感想で、先生に叱られたりして反省している日々です。ただ、私自身は先生の著書から影響を受けており、そこから学んだ様々な要素を作品にようやく活かせるようになった、日本では数少ない表現者と自負しています。

そんなわけで、以前も投稿させていただきましたが、最後の投稿をさせてください。

現在、新宿ケーズシネマを皮切りに、全国10箇所以上で映画「ひかりのたび」を公開いたします。副島先生には、映画に対する長文寄稿をいただいております。お弟子さんの六城さんから伝え聞いていますが、作品は先生に非常に気に入ってもらえているとのこと。題材は、不動産ブローカーで、お金に苦労したり、日々の交渉ごとに疲れた方にオススメできる内容だと思います。土日は基本会場におります。お声がけいただけたらと思います。

9月16日から新宿ケーズシネマから公開スタート。
http://hikarinotabi.com/

12:35~、14:40~、16:45~、1日3回上映です。
ケーズシネマは駅から徒歩3分 http://www.ks-cinema.com/

パンフレットには副島隆彦先生の長文レビューに加え、ロクヨンの横山秀夫さん、漫画原作者の大塚英志さんなどのコメントいただいております。本作は国際映画祭などで既に高い評価をえています。詳しくは「映画 ひかりのたび」で検索していただくといろいろわかると思います。

重たい内容でなく、宣伝ですが、すいません。
みなさま、よろしくお願いいたします。

8067浅川京華 投稿日:2017/09/17 01:55

【1834】[2187]今こそ姥捨山の復活を 7

今更だが、現職の介護福祉士の私が、こういう発言をするのは、下手をすれば措置入院ものの、物凄くヤバい事だ。こんな危険な言論を公表させて下さる人は、日本にただ一人、副島先生だけだ。感謝の念に堪えない。
人間の原型をとどめていないような、無残な寝たきり老人になっても、ボケ老人になっても、生きていて欲しいと何故思う家族が多くいるか?その理由は『カネ』だ。戦争に行って死んだ人の妻やら、子供やらは、戦後72年たった今も、その年金を貰っている。そうした年代の人達が、寝たきり老人、ボケ老人になって、たくさん生きている。正直な家族は、はっきり言う。だから死んで欲しくないんです、と。

『俗ニーチエについて付記』続き
2161で、副島先生は「(略)しかし男の場合は、生まれながらに相当に頭の良い者は、自分の考えを人に押し付けようとする。人を自分の思い通りにしたい、という欲から抜け出せない。自分のような凡人の女には、到底太刀打ち出来ない人々だ』と書いている。私は、これとは全く、正反対である。私の父親はバカだが、人に自分の考えを押し付ける。自分の考えに従わない人を、異常だと思い込む。自分の方がバカかもしれないなどとは、まるで思わない。傍から見れば、バカ丸出しである。90過ぎた今だにそうだ。「バカは死ななきゃ治らない」ではなく「バカは死んでも治らない」である。親父に限らず、どうも男は、全体にそうだ、相当に頭の良い男ですらそうだ、というのが、私の感覚だ(人間の原型は女、男は女の変形〈岸田秀氏流に言うと、女の変態〉という事実に照らして、そうだろうなぁ、と。私は、この厳然たる事実を、物差しにしている。なんとなく、では言わない)。女の私も、他人に自分の考えを押し付けたくなる事は、しばしばある。こうして投書しているのだから。しかし根底で「他人は自分の思い通りにはならない」という真実に対して、謙虚であるように努めている。「私は正しい!私は正しい!こんな頭の良い私の考えを受け入れない奴らは、なんてバカなんだ!」で、どこまでも突き進めば、気違いになるのが目に見えているからだ。だから私は、前述のような男なる人種を「自分のような凡人の女には、到底太刀打ち出来ない人々だ」などとは、全く、思っていない。太刀打ちしたいとも思わない。微かな軽蔑をもって「良くも悪くも、そういうものなんだろうな」と思うだけだ。

副島隆彦 投稿日:2017/09/13 16:03

【1833】[2186]私の金融セミナーまで、あと4日です。

副島隆彦です。今日は、2017年9月13日です。

 日にちが迫っている、私の金融セミナーのお知らせです。 関心のある 小(しょう)資産家=小(こ)金持ち、そして投資家の皆さん、来てください。 

 以下のとおり あと4日の 9月17日に、私の金融セミナーが、東京の築地(つきじ)の朝日新聞の本社ビルの奧の方にある浜離宮(はまりきゅう)朝日ホールで開かれます。 座席はあと残り20席ほどしか空いていません。

 急いで申し込んでください。受講料は、当日払いでもいいそうですので、申し込みだけはしてください。これが申し込みの画面です。

 http://kokucheese.com/event/index/484995/

「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第14回」

*会場:浜離宮(はまりきゅう)朝日ホール 
     東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階

*日時:2017年9月17日(日)
*開場・受付/10:00~ 終了/17:00 (予定)
*受講料:15,000円(税込)/全指定席

 以下から申し込んでください。
http://kokucheese.com/event/index/484995/

 私は、今度の金融セミナーで、思いっきり、現在、金融、経済の世界で大騒ぎになっている ビットコイン Bitcoin  という仮想通貨(クリプト・カレンシー)の話を、徹底的にしようと思う。 ビットコインは、リバータリアニズム Libertarianism  の思想から生まれたのだ。

 ビットコインは、「 国家(政府)と税金 と 国境線」を越えて その外側に、自由に動き回れる 新しい お金(マネー)として生み出された。

 だから、今、ビットコインは、中国政府、日本政府、そしてアメリカ政府の官僚たちから、ものすごい 目の敵(かたき)にされて、叩きつぶされようとしている。 リバータリアニズムから生まれたから、だから、反(はん)国家、反(はん)官僚統制、反(はん)税金、反(はん)国境線 の思想としての 世界通貨(ワールド・カレンシー)の運命を背負っている。

 ピーター・ティールというリバータリアンだった男が、Paypal ペイパル を1998年に作って、これがこれまでの銀行送金の仕組みを超えて、ネット決済、コンビニ決済、モバイル決済の 時代を生んだ。 ピーター・ティールは、トランプ大統領を選挙戦の時から、今も徹底的に支持して支えている IT業界の大物だ。

 彼が育てた ペイパル・マフィアが、今は、グーグルやアップル、フェイスブックなどの すでに既成となった、くだらない大手IT企業を突破して、次の時代を作ろうとしている。 

それはお金の決済(ペイメント、セツルメント)のシステムを巡る熾烈な闘いだ。
 ビットコインなどの「おかしな、奇妙な、ヘンな、気色の悪い」ネット上のお金が、2008年ぐらいから出現した。それは、インターネットが1995年に完成して、国家・官僚・権力側に奪い取られた時と似ている。

 インターネットも、元々は、リバータリアンたちが作った思想から生まれたものだ。だから、その機関誌だった Wired 「ワイアード」(奇妙なものたち、という意味)に結集していた、本物の、根性のあるリバータリアンのネット技術者たちは、「私たちの思想は、権力者たちに奪い取られた。私たちは、もう一度、砂漠の中に帰って行く。そして、国家・権力・官僚制・愚劣な支配者 たちの支配から逃れ出て、彼らと闘うための 新しい、武器、装置を作って、再び、戻ってくる」と言って、消えて言った。

 ビットコインの思想が、その再来だと、私、副島隆彦でもまだ自信を持って言えない。しかし、現下の、現局面の展開を見ていると、ビットコインなどの「おかしな、新手(あらて)の金融詐欺師の集団のような、新しい博奕打ちたちの、新しい金融市場を渇望する」人間たちの蠢(うごめ)きに、私、副島隆彦が鋭く反応しないわけにはゆかない。

 人類は、新しい、フロンティア(恐ろしくきたならしい、、しかしすさまじい熱気に溢れた、一攫千金を求める人間たちが作る世界)のパイオニーア(屯田兵。満蒙=まんもう=開拓団。国境線に、農民が鉄砲を持たされて、インデアン砦のような開拓村を作って、インデアンや、敵国に殺されて、捨て駒、にされるための戦略村の人間たち)は、次から次に、生まれてくる。 これまでの、腐れ切った、官僚どもが管理し統制しつくした金融市場を捨ててゆく。

 ビットコインを作った一人の、マイク・ハーンは、グーグルのシステム・エンジニアあがりだが、彼が、2014年2月の「マウントゴックス社(ビットコインの主要な取引所)の破綻、倒産、消滅」のあと、悲観的なコメントを出していた。

 ビットコインを叩きつぶすために、その中心の計算方法である、ブロックチェーンを、乗っ取るべく、「フィンテック」という名で、世界的な大銀行の連合体(メガ・バン・コンソーシアム)が入り込んできた。それを、デイヴィッド・ラターという、これもリバータリアンだった男が、「R3(アール・スリー)」という大銀行連合体を作ってここに集結させて、そしてマイク・ハーンを騙(だま)して雇って、「、合法的な、世界的な、超安価に出来る 世界的な資金決済の仕組み」を作りつつある。これが、ビットコインの思想の破壊工作だ。

 これを、グルの、先進国の各国の政府(金融当局、財務省、国税庁、金融庁)が、今も、じーっとこのビットコインを、自分たちの、伝統的な、支配体制、支配秩序の中に、取り込もうとして、じーっと観察して、隙(すき)があれば襲いかかろうとしている。

 ビットコインという、世界通貨(になろうとしている)お金(マネー)には、中心が無い。中心で管理する権力(パウワ、power )がない。無いものはない。有ってはいけない。

 だから、これをどのように気づいて、築きあげてゆくかで、本能から新しい人間たちであるリバータリアンのネット人間たちが、世界中で苦闘している。負けても、負けても、リバータリアンの新思想の人間たちは、闘い続けるだろう。国家の壁と、旧来の支配体制と、国境線(ボーダーライン)と愚劣な人類支配を、打ち壊す勢力としての、新しい人間たちは、徹底的に、新しい武器を手にして、既成の国家権力と、政治体制に、立ち向かい、闘い抜かなければ済まないのだ。それが、私たち人類の常に続く、闘いだ。

 その他、私は、今度の金融セミナーで、世界最先端の、たくさんの新しいことを話します。 自分は、これまでとは違う、新しい人間である、未来を切り開いてゆく能力のある人間である、と思う投資家や、資産家たちは、私の話を聞きに来て下さい。

 早い話が、この私の金融セミナーの会費の入金だって、これを、ネットから、さっと、何の手間も無く、ネット・バンキングで620円の高い手数料を払って行うのでなくて、もっともっと簡単に、できる時代が目の前に来ているのだ。100円でいい。 

 そして、国税庁・税務署という国家の暴力団、暴力装置 に狙われて、付け狙われて、脅され続けて、必死で自分の資産を守り、自由に世界中に資金(資産)逃がすことの出来る(すなわちいちいち為替など立てない)時代が、来るのだ。

 だから、副島隆彦が、日本では、たった一人で果敢に闘い続けてきた、「逃がせ、隠せ、個人資産」の思想を、さらに大胆に、推し進めます。私の思想に共感して、闘う。ことまではしなくていいですから、応援してくれる人たちが、どうぞこの金融セミナーに、集まって下さい。  副島隆彦拝

以下に載せるのは、ほんのこの数日の、最、最新の、新聞記事だ。

(最新の新聞記事 の 転載貼り付け 始め)

●「中国とビットコイン、際立つ相性の悪さ」

2017年9月12日 WSJ

http://jp.wsj.com/articles/SB11383723140909843655204583386522022462856

 ビットコインが通貨の世界のアウトローだとすれば中国は最近まで米西部開拓時代の様相を呈していたが、もはやそうではなさそうだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は11日、かつて人気を博したビットコイン取引所の閉鎖を中国当局が計画していると伝えた。この報道で、暗号通貨市場の関係者は背筋が寒くなったに違いない。

 確かにビットコイン取引で中国は今、以前のように独占的な立場にはない。今年初め、中国の取引所は世界のビットコイン取引の90%超を占めた。当局が取引所にマネーロンダリング(資金洗浄)対策の実施と取引手数料の導入を強いて以降、売買高は急減。それでも依然として世界のビットコイン取引の3分の1近くを占めている。

 ビットコイン投資家にとってのより大きな懸念は、暗号通貨に対する中国の寛容度が一段と低くなっているようにみえることだ。当局は先週、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を禁止した。ICOは新規株式公開(IPO)のように行われるが、投資家は株式の代わりに仮想通貨を得て、発行体が将来的に提供する商品やサービスの購入時に使うことができる。

 中国当局の厳しい姿勢はつい最近までビットコイン市場でほとんど嫌気されていないようだった。ビットコインは今年に入り価値が4倍になった。しかし中国の取引所閉鎖の臆測が出始めた直近2営業日で、ビットコイン相場は10%近く下落した。今では、中国当局が次に中国の投資家の取引高制限に動く可能性が不安視されている。統計を得るのは難しいが、取引所以外でのビットコイン売買の大半に関わっているのが中国のトレーダーである見込みが高い。

 そもそもビットコインのような、規制が緩くやや複雑な金融商品が、自国通貨を細かく管理するのに忙しい政府と合うはずなどなかったのかもしれない。これも今年のビットコインのバブルがもうはじけそうだと考えるもう1つの理由だ。

●「ビットコインに売り ダイモンJPモルガンCEO「これは詐欺」発言で 」

2017年9月13日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13H14_T10C17A9000000/

 インターネット上の仮想通貨ビットコインに12日、売りが膨らむ場面があった。米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が同日、「ビットコインは詐欺だ」など強く批判し、売りのきっかけになったようだ。

 情報サイトのコインデスクによると、米東部時間14時前に4200ドル台前半で推移していたドル建て価格は、発言後にこの日の安値の4067.41ドルまで約4%下落した。その後は4100ドル台後半にやや持ち直している。

 ダイモン氏は英金融バークレイズがニューヨークで開いた会合で、ビットコインの価格上昇について「(17世紀のオランダの)チューリップバブルよりひどく、いい結末にはならないだろう」などと持論を展開した。自社にビットコイン取引に関わる社員がいれば「規則違反だし、バカだからクビにする」と述べた。

 ダイモン氏は「バブルがはじける前に2万ドルまで上がるかもしれないが、最終的には暴落する」と予想。「(政情不安が深刻な)ベネズエラやエクアドル、北朝鮮の住人、麻薬ディーラーや人殺しなら(政府の通貨より)ビットコインで取引したほうがマシだろうけど」などとこき下ろした。

●「仮想通貨の監視、金融庁が10月から 専門チーム設置 」

2017年9月12日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC12H2S_12092017EE9000/?n_cid=SNSTW001

 金融庁は10月から、仮想通貨取引所の監視に乗り出す。司令塔となる「仮想通貨モニタリング長」ポストを設け30人規模の専門チームを設置し、現在、登録業者の審査を進めている。仮想通貨の会計ルールをめぐる議論も並行して進む。仮想通貨の仕組みを使って資金調達するICO(イニシャル・コイン・オファリング)への対応なども含め、急速に広がる仮想通貨市場の監視と育成の両立をめざす。

今年4月に仮想通貨を、円やドルなどの通貨に準ずる支払い手段と定めた改正資金決済法が施行され、取引所には登録制が導入された。それ以前からビットコインなどの取引所を運営していた事業者は「みなし事業者」とし、9月末までの経過期間中に登録するよう求めている。

 1000万円の最低資本金や債務超過でないといった形式的な要件の確認だけでなく、「悪質な業者が入り込んで健全な市場の発展に水を差さないよう、リスクベースで慎重に審査している」(幹部)という。登録業務も本来は各地の財務局が担うが、金融庁本体に新設した横断的なチームで作業を進めている。

 日銀で初代フィンテックセンター長をつとめた岩下直行・京大院教授を参与に迎え、専門的な立場から助言してもらう。

 ただ仮想通貨を監視するのは簡単ではない。会計ルールを設ける議論が始まってはいるが、「ブロックチェーン」と呼ぶ技術を使った仮想通貨の取引所の会計内容をどう監査するかも定まっていない。複数の業界団体が存在しており、めまぐるしく進展する実態に自主規制などで迅速に対応するための仕組みもない。

 急速に普及するICOへの対応も課題だ。改正資金決済法は世界で初めて仮想通貨を法律で規定し、支払い手段として有効と定めたのが特徴だが、ICOは想定していなかった。当面、ICOが出るたびに改正資金決済法に設けた仮想通貨の定義に合っているかどうかをもとに是非を個別に判断していくことになる。

 これに対し、世界では中国人民銀行(中央銀行)がICOの全面禁止を発表した。英国の金融行為監督機構(FCA)も「非常に高いリスクがある」と警告を発した。米国やシンガポールの金融当局は仮想通貨の投機や資金調達の手段としての側面に目を向け、有価証券との線引きを明確にするルールづくりを急ぐ。

 民主導で想定外の事態が次々に起こる中、今回動き出す監督の枠組みで、仮想通貨の全体像をどうとらえフォローしていくのか。走りながら考えていくことになる。

(転載貼り付け終わり)

申し込み画面 
http://kokucheese.com/event/index/484995/

副島隆彦 拝

福松 博史 投稿日:2017/09/03 23:11

【1832】[2185]北朝鮮のミサイル発射と、アメリカ トランプ大統領のツイッターについて思ったこと

「諸悪の根源、ローマ教会、キリスト教」とマスメディア。その陰険な手口、やりくちたるや、全くそっくりだと「2174」で私は書いた。
が、ここのところのマスメディアの余りの発狂ぶりに、しつこく文句を言う。8/29(火)早朝、北朝鮮のミサイル発射大騒ぎ。そのわずか二日後、8/31(木)民放テレビ(TBSだったと思う)朝7時のニュースだ。トランプ大統領が「アメリカはこの25年間、北朝鮮にお金をゆすり取られ続けてきた…。」とツイッターで暴露した。その映像が流れたのだ。本当にびっくりした。
(もちろん私だけでなく、日本中でかなりの視聴者が見ていただろう。)
ところがだ。「そんなの嘘だ。トランプ大統領の作り話だ。」とかの反論さえも全くなし。完全無視、素通りだ。全く議論がない。
隣の韓国でも、こんな重大なニュースなのに、何の反応もない。日米韓、重要な関係国ではないのか?
「属国、日本論」副島先生の(1997年5月初版)、2005年6月五月書房改訂版の15ページ、1.「属国日本を検証する」の中の「なぜ真実を隠ぺいするのか。」から16ページの最後の2行、…韓半島情勢や台湾海峡情勢に接するにつけ アメリカ軍が頼もしいと思う。しかし、もしこれらの情勢自体が大きな視点から見れば作られて演出されたものであったとしたら…。と思う。とはっきり何と20年以上前に指摘。そして21ページのアメリカと北朝鮮の八百長交渉の一覧表だ。もちろん、表向きは対立しながらも、根気よく他国にばれないように、裏ではしっかり協調している。まるで昔のプロレス中継そのものだ。
そして22ページ、サブタイトル「北朝鮮核疑惑と韓半島情勢」から24ページ4行目から、アメリカが北朝鮮のミサイル脅威を日本政府に伝えて驚かせたのには、二つの理由がある。北朝鮮の核疑惑騒ぎは、1993年3月にIAEA(国際原子力機関)が、北朝鮮が核兵器用プルトニウム抽出に成功したらしいと報告した時に始まる…。さらに同24ページ15行目に…北朝鮮は大きくはアメリカの管理下に入ったのである。…北朝鮮を瓦解させないようにさせているのはアメリカである。…そして決定打が次の25ページ一行目から9行目の中のW.S.J(ウォール ストリート ジャーナル)紙、1994年10月24日付.「米朝合意は北朝鮮の金体制が崩壊すべきだった時期に、アメリカが資金を提供して、これを支えたと歴史に記録されるだろう。」…。
随分と長々と 副島先生の本から引用したが、先ほどの24ページの年代別一覧表に戻るが、トランプ大統領が「25年間アメリカは北朝鮮にお金をゆすり取られてきた…」は、その年数がぴったり合致している。その25年前とは、まさに1992年1月のIAEAとの保障措置協定調印から始まっていた。まさにこれ、ぴったり25年だ。
翌1993年3月北朝鮮がNPT脱退を表明。そして同年6月米朝協議第一ラウンド開始だ。要するに、この25年間 日本は「つんぼ桟敷」だ。もちろん日本のテレビ、新聞なんか戦時下の報道管制よろしく きっちり統制されて、重大な真実を国民に知らせようなんて、これっぽちもない。
それが延々と今現在まで続いていると言うことだ。それでも副島先生だけが孤軍奮闘だ。1997年出版、つまり今からなんと20年も前に「属国、日本論」で本当の真実を国民に伝えようとしたのは驚きだ。しかし、この大功績を全く無視の日本のマスメディア及び、出版界、言論界は陰険極まりない。その根底には、副島先生の功績に対しての激しい妬み 嫉みがあるからだ。これこそ、ローマ教会、キリスト教のクソ坊主の性根とそっくりだ。
ねじけた根性はは筋金入りだ。そもそも連中は日本の一般国民の事なんか虫けら同然だと思っているのだ。ほんの数日前は「北朝鮮がミサイルを飛ばしたぞ!日本中の土人ども、怖がれ、ビックリしろ!避難しろ!」と喚き散らしていたではないか。安倍大政翼賛メディアの大本営発表をだ。北朝鮮がミサイルを発射したのだから、てっきり日本国内に配備されている迎撃ミサイルで迎え撃ったものと思いきや、命中しないのが十分わかっているもんだから、発射ボタンなど押せるわけがない。(パック3なんかじゃなくて、ハッタリ迎撃ミサイルだ。)
日本政府は役立たずの迎撃ミサイルをアメリカに交換しろ(リコール)とは口が裂けても言えるはずがない。全く卑屈の極みだ。奴隷根性丸出しだ。先般エアバックのタカタはアメリカに言いがかりをつけられて、大金を巻き上げられたのにだ。挙句の果てに、潰された。25年間アメリカが北朝鮮を援助していたことを当然トランプは「俺のせいじゃないぞ!」(なぜなら大統領になったばっかりだ。当たり前だ。)と先手を打って釘を刺したのだ。そして返す刀で25年にさかのぼって(国家反逆罪)に該当する「責任者どもめ、これから俺がバシバシしょっ引いてやるからな。覚悟しろ!」だ。好戦派ヒラリー達や、ワシントンの腐れ官僚ども、そしてフェイクニュースのマスメディアどもに向かっての反撃だ。さすが強者トランプ、見事だ。あっぱれだ。そもそもトランプ大統領は覇権国、アメリカの代表だから、弱者であるところの北朝鮮を怖がるわけがない。まともな海軍、空軍が無い北朝鮮とアメリカが軍事的に対等のわけがない。
だから「ゆすり取られた…」とツイートしたのはトランプ流の皮肉だと思う。「どの国も民族も人種も平等です」なんて偽善的ヨタ話(きれいごと)を、ずーとたれ流して来た、日本(アメリカも)のマスメディア。したり顔の評論家どもはこのたびの突然のミサイル発射で どうしていいか分からずオロオロだ。アメリカの手先ばっかりやりすぎて。頭の中がピーマンそのものだ。何が専門家だ。全くの役立たずだ。さすがに、今更 民族、人種差別をあからさまには言えないだろう。せいぜいバカの一つ覚えの「中国を目の敵にして、腐して罵ること」だけだ。
8/29(火)の北朝鮮ミサイル発射騒ぎの時、日本のVI指数(市場の恐怖度を数字で表示する)が少し上昇して すぐ下落。アメリカのVIX指数(これも同じ)も、ちっとも動いてなかった。(バノン辞任の時は少し上昇したが)
要するに紛争当事国のはずなのに、アメリカは北朝鮮なんか歯牙にもかけていないということだ。(韓国人も、それほど騒いでない)日本だけが、大本営発表に踊らされて右往左往だ。あのハプスブルグ家の家訓に「戦争はよその国にやらせろ」があった。アメリカ帝国は長年、中東、極東アジアなどで、いわゆる「離間の計」「民族や国家などの分断作戦」近隣同士をお互い憎しみ、争わせ、紛争、戦争を演出してきた。
世界支配を続けようと、覇権国アメリカは日夜あの手この手で努力してきたのだ。だけどあのローマ帝国末期よろしく、アメリカ帝国も経済的にガタガタになってきた。諸行無常だ。もう隠しようがないぐらいだ。本当は米国債を紙屑にするとか しないとかでオタオタの段階だ。
去年の副島先生の予言 見事的中で「トランプ大統領誕生」。世界中(日本も)マスメディアはヒラリー当選確実とずーっと喚いていた。だが大変な番狂わせだ。だから去年の副島先生の本「トランプ大統領とアメリカの真実…トランプ大統領で決まり!」は、世界的な大業績だったのだ。これも副島先生から教わっていたが、アメリカの軍事強硬派は ヒラリー女大統領を頭目に、第三次世界大戦を画策し遂行しようとしていた。
「ウォー ブースト エコノミー」つまり、戦争刺激経済で米国の経済的破綻を突破するつもりだったのだ。IS、イスラム国も軍事強硬派のヒラリー一派が作ったのも、アメリカの国民は見抜いたのだ。だからトランプ大統領が選ばれたのだ。
どんでん返しを喰らったものだから、恒例のマスメディアと新アメリカ大統領の100日ハネムーンもへったくれもなかった。アメリカのマスメディアのほとんどが、トランプ大統領に向けて砲列を並べている。だからしょっぱなから今の今までずーとトランプ大統領攻撃の連続だ。
公平、公正な報道もへったくれもない。だけどアメリカの国民の多くは賢明で、日本土人みたいに洗脳されていないので、ちゃんとヒラリーの凶悪犯罪性を見抜いていた。それが「ロック ハー アップ!」(ヒラリーを逮捕、投獄せよ!)の怒号だ。(副島先生の去年の本)なのだ。
このアメリカ人の必死の叫びを、あの今を時めく評論家の池上彰氏は絶対に知悉していたはずなのだ。何故かというと、去年のアメリカ大統領選の終盤に、彼はアメリカ共和党の党大会の現場に、実況中継で出演。衛星放送で日本のテレビに映っていたからだ。その時のコメント中の顔が引きつっていたのを、今でも覚えている。彼はその時、それでもヒラリー優勢で当選だと言い募っていたのだ。もちろん、ロック ハー アップの怒号の怒号が飛び交う、その中でだ。つまり、箝口令が出てたのだろう。これこそ、不誠実極まりない態度だ。これが日本の奴隷マスメディアの限界だと言ってしまえば、それまでだが。日本国民に対する、マスメディアの背信行為以外の何者でもない。副島先生がずーと孤軍奮闘してきた相手は、絶対に真実(核心)を隠ぺいする、この風潮に対してだ。
副島先生の鳴らし続けてきた警鐘が「アジア人同士戦わず、騙されるな、用心しろ、警戒せよ」だ。このことが今こそ、とても大切だ。我々日本土人が少しでも長年のアメリカの軛(くびき)から脱出できるか。それとも、このままずーっと卑屈な属国奴隷を続けるのか。ここでもニーチェの思想が生きる。デュオニュソス的なるもの。…何も哲学だのとそんなに難しく考える必要はないのだ。人生、各自できるだけ楽しく健康で生きる方がいいに決まっているではないか。苦行僧ではあるまいし、自分の体に鞭を打ち続ける、または打たれ続けて、それでどうなるものでもない。アホらしい。奴隷なんてクソくらえだ。どうしてもやりたい奴が、自分で勝手にやればいいのだ。と、思う。
前回と同じく、自分勝手にあれこれ文句の言いたい放題となってしまいました。

8067浅川京華 投稿日:2017/09/02 22:46

【1831】[2184]今こそ姥捨山の復活を 6

業界用語で『便こね』という言葉がある。ボケ老人は、自分のオムツをいじって、そこいらじゅうクソまみれにする事が珍しくない(その後始末をするのは、介護士である。後始末をするだけでは無い、後始末する為には、暴れ回る老人を、取り押さえなければならない。だから、介護士は、生傷が絶えない。だからといって、労災など下りない。そんなの当たり前、である。そして殆どのボケ老人の家族は「うちのお母さんは暴力なんて振るわない、介護士が虐待しているから、そういうことをするんだ」という発想をする)。自分のクソを食べるボケ老人を「あんな汚い事してて、よく病気にならないわね」と介護士仲間みんなが言うので「何言ってんのよ、みんな同じだよ。結婚してる人は、日常的に、あそこ舐めたりしてんでしょう、でも病気にならないじゃない」と言ったら、みんなニヤニヤして黙った(笑)。

『俗ニーチエについて付記』続き
2161『俗ニーチエについて』で、副島先生は「この手の悪賢い女(専業主婦だけでなく、共働き女性も入れた結婚している女全部の事か?)は、男と競争して、自分の力で生きようなどとは、金輪際思わない(私も、男と競争する気など、全くない。何度でも言うが、人間の原型は女であるというのが事実だ、と知る私に、男と競争する、イコ―ル男は女より上だから勝ちたい、なんていう前提は無い。以前、私の嫌いなある女が、私は負けず嫌いだ、と言うのを聞き、そういうことを言うヤツは、そう言った時点で、既に負けている。本当に自信があるヤツは、勝ち負けになどこだわらない、と自分で言って、本当にそうだと気付き、以後、自分が、勝ち負けにこだわりそうになると、自分のこの言葉を思い出すようにしている)。自分の力で生きる、という考えで、必ず苦しい人生になる労働者の女達=職業ウ―マン達を腹の底から見下している。副島の妻がそうである」と書いている。2178で私は言ったが、共働き夫婦が主流の昨今、小数派の専業主婦には「私は無職ですから」「暇な主婦ですから」と、後ろめた気な人が多いように見える。と言って、共働き女=仕事しながら結婚して子供産んでる女が一番エライ、といった風潮も、間違っている。はっきり言って、私は専業主婦だろうが共働きだろうが、どちらのタイプの女も、全く尊敬していない。「結婚制度になんの疑問も感じないでいられる人種」と、どちらも捉えている。「朱鷺が絶滅すると騒ぐのは人間だけ、当の朱鷺に、私は絶滅したくない、なんて欲は無い(笑)」「少児化問題など存在しない」と、以前私はチラツと書いたが、この辺については『俗ニーチエについて付記』の中では、これ以上言わない。

副島隆彦 投稿日:2017/08/29 20:29

【1830】[2183]9月17日に副島隆彦の金融セミナーがあります

副島隆彦です。今日は、2017年8月29日(火)です。

 私の次の金融セミナーのお知らせです。小(しょう)資産家、投資家の皆さん、来てください。これが申し込みの画面です。
 http://kokucheese.com/event/index/484995/

 先週26日の横須賀での講演会は、会場に入れないぐらいたくさんの人に来ていただきました。有難うございます。
私は、世界が次の転換期に入りつつあることを実感している。いつまでも、このまま奇怪な勢力に日本を好きなようにさせておいてはいけない。
 
 今朝5時58分に、また北朝鮮がミサイルを発射実験した。
日本上空を通過して襟裳岬から東に約1180キロの太平洋上へ落下した。
テレビは、朝からずっと大騒ぎして、国民を怖がらせて煽っている。
北朝鮮に対しては、米・中・ロの3大国が話し合って、うまく処理(国際社会による強制執行)すればいい。日本に何かできるわけではない。

 このこともあってか、安全資産である金(きん)相場が高騰し始めた。昨年11月9日以来の1322ドルをつけた。
為替も1ドル108円代で、円高が進んでいる。ビットコインやフィンテックの話もします。

 私は、直近の状況を解説しながら、小(しょう)資産家、投資家の皆さんに、今後の世界情勢と日本経済の見通しを9月17日の金融セミナーで、力いっぱい話します。
私の次なる予言も飛び出すでしょう。

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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第14回」

*会場:浜離宮(はまりきゅう)朝日ホール 
     東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階

*日時:2017年9月17日(日)
*開場・受付/10:00~ 終了/17:00 (予定)

*受講料:15,000円(税込)/全指定席
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興味がある人は、以下から申し込んでください。
http://kokucheese.com/event/index/484995/

副島隆彦

8067浅川京華 投稿日:2017/08/25 07:55

【1829】[2182]『俗ニーチエについて』おまけ

適菜収氏の『新編はじめてのニーチエ(平成24年講談社プラスα新書刊)』を、先日読んだ(私は小女時代から、キリストの誕生を起点にした西洋の暦である西暦が嫌いで、なるべく元号を使うようにしてきた)。子供の頃から、欧米のものに対して「ああそうか、向こうは、キリスト教抜きには考えられない世界なんだな」と違和感を感じていたので、副島先生の『隠されたヨ―ロツパの血の歴史』の「ロ―マ教会が諸悪の根源」「カトリツクがこの地上で最悪の集団だったのだ」との指摘に、やっぱりそうか、と思いつつ、根本で、日本人で、キリスト教信者でもない私に、キリスト教など関係ないと嘲笑っていた。が、そういう私も、キリスト教に(かなり)支配されていた一人だった、と気付いて衝撃を受けた。適菜氏によると『ニーチエの最大の敵はキリスト教と、キリスト教的な考え方の全て』『日本人も含めて殆どの人がキリスト教の世界に住んでいる』『私たちは無意識のうちに、キリスト教的な考え方、行動パタ―ンに巻き込まれている』、民主主義、社会主義、平等主義等も、キリスト教が生み出したイデオロギー、と。そして、ニーチエが「この2千年もの間、私たちがキリスト教徒であった事に対して、つぐないをしなければならない時代がやって来るはずだ(『権力への意志』)」と書いていたと知り、驚愕した。正に今日の、狂気のイスラム教主義者のテロに脅える欧米の事じゃないか、と。

適菜氏の「ニーチエは、『神は死んだ』と言いました。気の早い人はそれをもって『ニーチエは無神論者だ』などと言いますが、違いますよ。いないものは死にませんから」には大笑いした。適菜氏は「結局ニーチエは、楽しい世の中にしたかったのではないか?という事です」と書いている。にもかかわらず、どんなに頭が良くても、あまり楽しくなれなかったから、ニーチエは悲劇的な最後を遂げたのかな、などと思った。