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Loginはこちら【1897】[2257]相田英男氏 の投稿文を読んで思うこと
事故発生直後からですが、「ベント」「メルトダウン」「水素爆発」という言葉が行き交いました。また、当投稿文中の「菅直人首相に「原発には水素爆発の危険はない」などの誤った助言を行ない~」とあります。
これらの言葉に主語がないのです。
「メルトダウン」については格納容器(炉心)ということは分かりますが、「ベント」「水素爆発」については、2通り考えられます。格納容器と建屋です。
例えば「ベント」、格納容器のベントは容器内の圧力上昇を防ぐためのベントであり、建屋のベントは溜まった水素ガスを放出するためのベントだと思います。全然目的が異なってきます。
当投稿文中の「菅直人首相に「原発には水素爆発の危険はない」ということも、格納容器のということにすると、間違えてはいなかったのです。
個人的な(原発についての全くの素人)見解ですが、福島原発事故で被害を大きくしたのは、「メルトダウン」というよりも「建家の水素爆発とそれに伴う放射性物質の飛散」だと思っています。
全電源ダウンになった状態でも、たとえ人力でも、建屋から水素を放出させる仕組みがあったら、今のような大きな被害にはならなかったのではと思います。
安全基準見直しなんてやっていますが、この辺の検討がなされているのか心配です。少なくともニュースには載ってきていません。
今でもこのことをはっきりさせずに、あれやこれや言っているように思えてなりません。
あのとき、一番恐怖だったのは、連鎖核反応が起き、広島や長崎のような核爆発が起きるのではないかということだったと思います。
そして、メルトダウン=核爆発 というような認識だったと思います。私だけでなく、日本中。
ところが、メルトダウンは必ずしも核爆発でなく(むしろ核爆発は起きない)、字のごとく炉心溶融を意味し、大量の水素ガスを発生させるというものでした。
そう考えて行くと、大量に発生する水素ガスさえをうまく処理できれば、原発は安全?ということになるかも知れないですね。これは論議をかもしだしかねませんが。
以上、今思うことを書きました。
(終わり)
【1896】[2256]「東芝本」の未掲載の文を載せます
相田英男です。
昨年の秋に電波社より、「東芝はなぜ原発で失敗したのか」という本を、出版させて頂きました。年明けに自分のPCの中を調べていたら、ページの都合で削除した文章を見つけたので、ここに掲載します。単行本の217ページに入れる筈でした。本を買われた方は、つなげて読んでみて下さい。
班目春樹氏の名誉を、私は必ず取り戻したいと思っています。
**************************
[題目]班目春樹氏は立派な人物である
菊池正士は、戦中、戦後の日本を代表する物理学者の一人である。その菊池に対する(中曽根康弘、森山欽司等の自民党代議士達による)無惨な扱われかたを知った私は、ごく最近も、同じような悲惨な扱われ方をされた人物がいたことに気付いた。3・11福島事故の際に、原子力安全委員長としての責任を追及された、元東大工学部教授の班目春樹(まだらめはるき)氏だ。
班目氏は震災の際に、当時の菅直人首相に「原発には水素爆発の危険はない」などの誤った助言を行ない、信用を失った。それ以外にも班目氏は、無責任な発言や対応が多いことを、政治家とマスコミの両方から非難された。そして「無能な御用学者」の代表例として、散々さらし者にされた。しかし、本人のインタビューなどから当時の状況を振り返ると、班目氏には同情すべき点が多い。
班目氏が所属していた原子力安全委員会とは、国家行政組織法の8条で規定される組織(8条委員会)である。8条委員会のそもそもの役割は、政治家や官僚に助言を与えることである。そして、その活動には行政権は与えられていない。本来は原発事故の際に前面に出て対応するのは、経済産業省の傘下にあった原子力安全・保安院の役割だった。原子力安全委員会の責務は、政治家や保安院の官僚達に技術的な助言を与えるだけだ。彼らに指示を出して動かす権限など、班目氏には与えられていなかった。
しかし現実に起きたことは、そのような建前とは裏腹のものだった。原子力安全・保安院の最高責任者である寺坂信昭(てらさかのぶあき)(東大経済学部出身)保安院長は、震災発生直後の3月11日の夕方、菅首相に呼ばれる。そこで首相から対応を叱責された寺坂保安院長は、それ以降、官邸に設置された原子力災害対策本部に顔を出さなくなってしまう。これによって事故発生の早々から、保安院は事実上の機能停止に陥ってしまった。
そのような状況下で、班目委員長は官邸に呼ばれた。そして、状況を十分に把握できないまま、翌日12日の朝には菅首相と一緒にヘリコプターに載せられて、福島第1原発に向う羽目となった。
そのヘリの中で班目氏は、水素爆発の可能性を首相から問われた。そこで、「格納容器の内部は窒素ガスで封入してあるため爆発しない」と回答したことが、首相からの信用を失うきっかけとなった。しかし班目氏は、前日夜から官邸に缶詰めにされており、現地の情報はほとんど得られなかった。連絡を入れるべき、福島原発に駐在していた保安院のメンバー数名は、身の危険を感じて原発から逃げ出していた。
班目氏はこのような状態で、菅首相から単刀直入の判断を要求された。班目氏はここでは、技術的な整合性を重視した、無難な回答をせざるを得なかった、と私は思う。班目氏のコメントは結果として間違いだった。しかしその理由は、保安院に代表される体制側の不備(事前準備の不足、現地の状況調査の不足、その他)によるものだった。班目氏が責められる筋はなかった。
その後も班目委員長は、政府側の安全対策の最高責任者として、非難の矢面に立たされ続けた。班目氏は独特の風貌でキャラの強さが目立っていた。このため、政治家や官僚達の失敗の多くを、巧妙に押しつけられたといえる。
日本というのは不思議な国だ。いざという時に真っ先に雲隠れして、責任逃れした官僚達を不問にする。そして、代わりに実務に当たって失敗した人物を、袋叩きにするのだ。班目氏が叩かれたのは、風貌が目立ったからである。班目氏に非難を浴びせ続けたマスコミ人や評論家たちよ、少しは恥を知るがよい。保安院の官僚たちも言い分はあるだろう。だが、国民の間に渦巻く怒りを少しでも柔らげるために、班目氏を自分達の盾にしたという批判は、免れまい。
世の中とは本当に恐ろしい。菊池や班目氏のような学者たちは、学問の世界では鋭い感覚を持つ反面、社会性や人間関係の機微に欠けるところがある。政治家や官僚たちは、時に彼ら学者達を行政の責任者として担ぎ出し、その周りに様々なトラップを仕掛けておく。そして自らの身に危険が迫る時、そのトラップを爆発させて、学者にすべての責任を押しつけて逃げ延びるのだ。さらにマスコミは、真実の追及など脇に置き、世間ずれした学者の失敗を面白おかしく書き立てる。こんなことが繰り返されて、日本がよくなるわけがないだろう、と私は暗澹(あんたん)たる気持ちとなる。
せめてもの救いは、班目氏が泣き寝入りすることなく、当時の状況を漫画に書くことでさやかな抵抗を続けていることだ。彼の漫画については、学者として不謹慎だという批判もある。しかし、私は大変楽しく読ませてもらった。修羅場をくぐり抜けた班目氏によるあの漫画には、異様な迫力がある。あの漫画を読んだ後で、ふざけているだけだと非難するのは、知力が足りない人物だ。班目氏の「反論があるなら、文章でなく漫画でやれ」という姿勢も、粋だと思う。
[御参考]
http://ponpo.jp/madarame/lec5/list.html
相田英男 拝
【1895】[2255]三橋貴明(みつはしたかあき)の自滅、崩壊の記事。 私は、大丈夫です(笑)
副島隆彦です。 今日は、2018年1月9日です。
北朝鮮のICBMの実験(大陸間弾道弾。去る11月29日に、1万キロ飛ぶことに成功して、アメリカの首都ワシントンを正確に照準にとらえた)の、次の実験のことを含めて、私の最新の 北朝鮮の核ミサイルを、世界(=国際社会)が、どのように取り除くか、の分析と予測(予言)の続きを、もうすぐ書きます。
それと、私は、今もずっと、ユダヤ教(Judaism ジュダイズム。ユダヤ思想とも訳せる)と イスラーム教との、長い歴史での絡(から)まり合い、こんがらがりをずっと研究しています。
最新の新聞記事で、以下に載せるとおり、経済評論家で右翼言論人の 三橋貴明(みつはしたかあき、48歳)が、若い奥さん(19歳)に傷害を加えて警察に逮捕された、という事件があった。今日は、このことについて書きます。
(転載貼り付け始め)
○「 経済評論家、妻の腕にかみつく…傷害容疑で逮捕 」
2018年01月07日 読売新聞
妻の腕にかみつくなどしてけがを負わせたとして、警視庁高輪署が、作家で経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48)(東京都港区港南)を傷害容疑で逮捕していたことが同署幹部への取材でわかった。
逮捕は6日で、7日に同容疑で送検された。同署幹部によると、三橋容疑者は5日夜、自宅で10歳代の妻の腕にかみついたり、顔を平手打ちしたりするなどして軽傷を負わせた疑い。容疑を否認している。三橋容疑者は多数の著書があり、2010年には参院選比例選に自民党から出馬し、落選した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 私は、三橋貴明という人が書いた本たちのことを、10年前から知っている。 彼が、経済の本を、見よう見まねで、書き始めたとき(2007年)から知っていた。
なぜなら、彼の初期の本の文の書き方は、私、副島隆彦の本から、たくさんのことを学び、私の金融本に書き方を、徹底的に真似することで、自分の経済評論の本を書くことを、身につけた人だ、と私は、当時、すぐに分った。
「こういう若手がこれからはどんどん現れるだろうなあ。なるほどなあ、私の本から、こんなに上手に盗用、剽窃するとは、器用なものだな 」と、当時(10年前)に、私は思った。 私の手元に、三橋が、私の本からどのように盗文したかを、私の本と見開きにして並べて、細かく赤いペン入れした彼の本を今も持っている。そのうち彼、本人に指摘しようと、私は、ずっと考えてきた。「こんなに私の本を、丁寧に、熱心に読んでいる、ということは、君は、私、副島隆彦の弟子なんだよ」と言ってやろうと思っていた。
他の若手の保守評論家たちも同様だ。出版社の編集者たちは、書籍編集部は、東京の出版社では、全体では狭い業界だから、「 副島先生の本を、(この人も)よく読んでいますよ」、「(副島)先生の本を、書棚の奥に隠すのを私は見ましたから」と、よく話している。
その後、三橋は、「韓国経済は崩壊する。中国も崩壊する」という内容の右翼本を、執念深く書き続けた。おそらく40冊ぐらい書いただろう。そして、自分が崩壊した。彼の脳がすり切れたのだ。この「脳がすり切れる」という言葉が重要であって、もの書き、言論人(小説家=作家 も) は、いつか、自分の脳がすり切れるのだ。
それは、すべての種類のスポーツ選手が、自分の体を限界まで酷使して、筋肉や筋を痛めて、文字通り、「肉体をすり減らす」ことと似ている。 この世の、どんな業種も、職業病(しょくぎょうびょう)というのが有って、それで、やられる。自営業種であっても、上手に80歳まで働くと、「もうオレも終わりにする」と廃業する。だから、私、副島隆彦も自分の脳(=思考力)が、すり切れることは他人事(ひとごと)ではない。
私は、三橋貴明の脳が崩壊したのは、何よりも、自分が書き続けた、「中国、韓国崩壊論」が、崩壊したからだ、と判断する。そうではないのか、と、今からでも、本人に聞いてみたいと思う。自分の脳が、恐慌状態になって、追い詰められて、切迫して、「日本は、このままでは、(もっともっと強大になる)中国の属国民にさせられてしまう・・・」と、悲鳴をあげる、反共右翼(はんきょううよく)特有のヒステリー症状を起こす。
三橋が、ついに48歳で、発狂したのはこの症状だ。このあと他の若手の右翼言論人たちにも同じような症状が続くだろう。私、副島隆彦は、冷酷にそのように予測する。
この三橋に起きた、自分の書いてきた本の、大破産の現実の前に、自分の脳が荒廃する、という症状は、病理学(パソロジー)では、パーセキューション・マニアック persecution maniac 被害妄想(ひがいもうそう )という精神病(=頭の病気)である。この被害妄想 を拗(こじ)らせて、一番、自分の近くにいる家族を痛めつけてしまう。そして、ついに哀れな状態に到達した。三橋のこの頭の病気はもう治らないだろう。
私は、昨年、2つの出版社に、「三橋君と何とか対談をしてみたい。中国や韓国の将来について。それから、日本経済のこれからについて、激突対談本が出来ませんか」と、お願いしていたのだが、もう遅かった。彼の方が先に勝手に崩壊して自滅した。
この他の、反共右翼の若手の言論人たちとも、私は、対等の立場でこれから対談、激論したいと思っている。そういう機会がいくらでも欲しい。私はどんな人との対論もいやがらない。すすんで応じる。
三橋貴明の自滅、崩壊の 2つ目の理由とされるのは、最新の彼の『財務省が日本を滅ぼす』(小学館、2017年10月刊)という本だ。 この本でも、安倍晋三政権の経済政策(エコノミック・ポリシー)への厳しい批判を続けている。以下に載せる新聞記事の通りだ。
「財務省が、プライマリーバランス(副島隆彦割り込み、注記。 基礎的出費と 税収 だけでも均衡させたい。双方45兆円ぐらい。 )の目標にしがみつくから、だから、財政出動(積極財政)が出来ない。だから、日本はデフレのままなのだ。だから、悪いのは財務省だ」で、安倍総理と三橋たち反共右翼たちの意見(考え)は、合っている、ピタリと一致している。 彼らは、自己の信念としても、ずっと、自分たちの反共イデオロギーに忠実に、ずっと政治活動家だ。 とても、一国を代表するに相応(ふさわ)しい人間とは思えない。
安倍晋三は、自分の言うことを聞かない財務省と、ずっと闘っているのだ、とするのが、安倍晋三の自己弁護であり自己信念であり(その軽いオツムで)だ。そしてこの安部の自分勝手な確信は、そのまま、同時に安部を熱烈に応援しているネトウヨや反共右翼たちの考えだ。この考えは、安倍晋三自身が持っている考えなのだ。このことは明らかであり、あからさまと言えるほど、はっきりしている。
安倍晋三と三橋貴明 およびその周辺の、右翼言論人たちは、この「財務省、憎し。財務省が、国賊だ 」で、ずっと、自分たちの言論を作ってきている。それと、朝日新聞が、反日分子、売国奴だ 論だ。
それに対して、私、副島隆彦は、「そうではない」と はっきりと、反撃する。財務省が、財政出動( 国家の 真水(まみず)である重要な財政資金を、景気対策として、各種の公共事業に投入すること)が、どうしても、できないのは、それは、アメリカ政府に、密かに、強制的に貢がされているからだ。
アメリカに奪われている 日本の資金は、 日本財務省が管轄するだけで、これまでの累積で、1200兆円である。この40年間に渡って、毎年、30兆円 。掛ける 40年 で、 = 1200兆円だ。これらは、財務省の子分の、「7つの政府系金融機関」が、密かに、米国債や、カリフォルニア州債や、NY市債などを、もの凄い量(金額)で、買わされ続けたからだ。
私、副島隆彦は、このことを、自分の金融本で、もう20年間、ずっと書き続けている。「それは、本当か」と今頃になって、その ボケた頭で、私に問いかける人は、自分が持っている私の金融本を読み返してみなさい。
アメリカに、日本国の国富(こくふ)を、1200兆円も強制的に貢がされているから、だから、日本に景気回復がないのだ。だから、日本財務省からの、安倍晋三首相への反論(反撃)は、「首相。そんなに言うなら、アメリカから資金を取り返して下さいよ。米国債を売ることを許可して下さい」である。
この 大きな真実を、日本の御用(ごよう)経済学者も、経済評論家も、官庁エコノミストも、財政学者も、誰ひとり言わない。それで、三橋のような、大きな真実を知らない、で、謎が解けない、若手の低知能のヒョーロンカが、気が狂うのだ。
ただし、財務省がする財政政策(フィスカル・ポリシー)の不全、機能麻痺状態と違って。
今の日銀を握っている、黒田東彦(くろだはるひこ)日銀総裁(以前は、財務省のNo2の財務官という職)は、金融政策(マネタリー・ポリシー)で、まだまだ、お札と国債引き受けのジャブジャブ・マネー( QE キュー・イー。クオンティテイテイヴ・イージング・マネー 量的緩和)をやるぞ、で、「(酒ーけは 飲め飲め、飲ーむならば・・・やーると思えば)どこまで(も)やるぞー、の黒田節(くろだぶし)」状態だ。
それでも、黒田が日銀総裁の任期を延長して、そのときには、周囲にバレないようにこっそりと、政策を逆転させてコソコソ、引き締め(ジャブジャブの停止)を密かに始めるだろう。
アメリカに奪われている日本の財政資金(国のお金)の合計1200兆円 (10年前には、これは800兆円ぐらいだった)日本の財政資金(ざいせいしきん)の、ことは、日本財務省から、獅子身中(しししんちゅう)の虫として放逐(ほうちく)され、今も、財務官僚たちから、蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われている、高橋洋一(たかはしよういち。私、副島隆彦と同年齢 )が、公然と、ベラベラと、自分の本にずっと書いている。『今すぐ使える650兆円の国家資金がある』(講談社刊)などだ。
この巨額の、属国・日本から 帝国、アメリカさま への貢ぎガネ(だから、これを朝貢国からも朝貢=ちょうこう=)と言う。 この一番、大きな裏ガネに 較べたら、一年間に(毎年)、6500億円ぐらい、在日米軍(陸海空の他に海兵隊=マリーン・コー=の 4軍)に払っている 思いやり予算=在日米軍駐留経費の負担などは、目くらましのような少額だ。
今、北朝鮮の核ミサイル対策で、すでに、3基のSAHHD 「サード」高高度迎撃ミサイルが、すでに、「米軍が勝手にやっている」ということで、東北と、長野と、中国地方の山にすでに据え付けられている。三沢、横田、岩国の米空軍基地を防衛するためだ。
このサードとか、イージス・アショア(地上型イージス)などは、一基2千億円ぐらいのものだから、本当に、安いものなのだ。 先の米国債買いの1200兆円に較べれば。 こういう重要なことが日本国民には、何も知らさないことになっている。韓国では、騒ぎになっているだけ、まだ、ましなのだ。韓国は、敗戦国でない(連合国側の戦勝国と自称している)ので、駐韓米軍が遠慮する。 日本は、このように韓国よりも、哀れな国だ。皆さん、分ります?
ただし高橋洋一は、自分が、アメリカの手先であって、アメリカ(当時の、バーナンキFRB議長)によって、丹念に洗脳され、飼育された人間なのだと、ということに、今も自覚がない。 いや、生来、もっと悪質な人間なのだろう。 自分が東大の理学部、数学科を出ているものだから、「東大の法学部を出た 財務官僚たちは、数学、経済学が出来ない、馬鹿ばっかり。バカ、バカ、バーカたちだ」と、 本当に、高橋洋一は、この「 法学部出の、バカ、バカ、バーカ」を日頃、連発している。この、高橋の決まり文句(自分の古巣への呪詛=じゅそ=の言葉)を目の前で聞いた人は多い。
高橋洋一が、東大で学んだ数学というのは、統計学という数学で、本物の数学者たちからは、「ああ、高橋さんは、統計学だからね」と バカにされているのだ。 統計学( Statistics , スタティスティックス)というのは、とんでもないインチキ数学だ。 数学の世界の 邪道で下等 なのだ。 統計学というのは、官僚や御用(ごよう)学者たちが、自分たちに都合のいいように、数式や公式をを弄(いじ)くって、ウソの結論を出すための「高等数学」だ。 統計学が、インチキ数学であることを、大学で、まじめに数学を勉強した人たちは皆、知っている。このことで、私、副島隆彦は、今から、高橋洋一を細かく、叩くだろう。
高橋洋一も、安倍晋三のお気に入りのひとりだ。ということは、麻生太郎副総理・財務大臣が率い財務省とは、憎しみの関係だが、それでも、安部晋三は、自分の政治活動家(ポリティカル・アクティヴィスト )としての信念で、財務省と激しく敵対し続けるのだ。
「財務省よ、お前たち官僚が、国賊だ」と安部たちは、自分の政権担当者としての最高責任を回避して、「人の所為(せい)」にすることで、憂さを晴らして、こういう三橋貴明や高橋洋一のような、手軽な、ペラペラ言論人を、呼び寄せては、ご飯を食べて、「総理は悪くありません」と、宥(なだ)めてもらって、自分の脳のキズを修復する。その見返りに、内閣官房機密費(領収書が要らない)から、それなりの金額を渡す。
それでも、なぜ、今頃になって、突然、三橋が、「(私は、財務省を批判しているので) もうすぐ、国税(庁。財務省のビルの5階に在る)にやられるー」と、喚(わめ)きだして発狂したのか、である。
去る12月12日に、藤井聡(ふじいさとし)が取り持って安部首相と夕食を食べて、そのときに、当然、安部から、「私も君の考えに同感です( 悪いのは、財務省だ)」と言っただろうに、その直後、翌日から、狂躁(きょうそう)状態になって、以下の産経新聞の記事にあるとおり、「「私にスキャンダルが出るか、痴漢冤罪で捕まる…」とブログに書いたのか、だ。 ここには、これから判明する、もっと奥の深い、政治の闇の部分がある。三橋は、何をそれほどに脅されたのか?
今からもう9年前だ。高橋洋一が、財務省の裏切り者、内部告発者として、財務省の激しい怒りを買って、東京の豊島区の豊島園(としまえん)の、大衆温泉から出てくるときに、脱衣箱の中に置かれていた、ブルガリの時計と財布を、そのまま持って、温泉から出たら、読売新聞の記者と警察がいて、逮捕された。 新聞に載ったのは、2009年3月24日のことだ(その後、不起訴処分)。 この時は、まだ麻生政権で、麻生太郎は、財務省の強力な味方だ、今も。 そして、このあと、8月30日に、鳩山由起夫、小沢一郎の民主党が選挙で大勝して、政権を作る。
この2009年の、 高橋洋一を、策略で、嵌(は)めた事件は、警察トップにまで影響力を持つ、財務省の命令であることが明らかだ。 私は、この日の朝、港区のホテルで、原稿書きの泊まり込み(カンヅメという)をしていて、編集長がやってきて、朝食を食べながら、「高橋洋一が、やられたね」と話した。 ほとんど誰も居ない、朝のホテルのレストランで、私の、向こう側に、大柄の男がひとり、私に背中を向けるように座っていた。 「ほら、(編集長よ)、こういう風に、私のところにも、こういうのを
送ってくるんだよ。もう少し、遠くに座れよ 」と、言った。 私は、この男に聞こえるに言ったのだ。
これが、私、副島隆彦も、何かあったときは、警察に監視されていることの証拠のひとつだ。携帯電話の 中に、GPSの特殊なチップが入っていて、GPSで、私がどこに居るかが、分るらしい。 これが、今も監視社会の現状だ。 最近は、 「顔認証(かおにんしょう)」というセンサーの技術が進んで、通りを歩いている人間の 識別(アイデンティフィケイション)の出来るようだ。
だから、高橋洋一が、権力者に「目障(めざわ)りだ」で、痛めつけられたのと、今回、三橋貴明が、やられたのは、共通性がある。 だから、副島隆彦の読者の人たちが、直感的に、「副島隆彦は大丈夫か」と、反応を示したのだ。
ちなみに、この2009年の2月14日に、中川昭一(なかがわしょういち)財務大臣が、ローマのG7のあとの記者会見で、酩酊(めいてい)事件を引き起こされて、失脚した(そして、不可解な死去)。読売新聞の越前谷智子(えじぜんやともこ)、お前たちがやったのだ。
愛国者・中川昭一は、「アメリカに預けている 1兆ドル(100兆円)の 外貨準備高(フォーリン・リザーブ)のうちの、1000億ドル(10兆円)をIFMに、渡して、東欧諸国の金融危機の救済資金に、回したい」と、G7で、表明したからだ。
小沢一郎へに激しい、秘書逮捕などの、検察庁からの 攻撃が起きていたのも、この2009年の3月3日だ。
植草一秀氏への、痴漢えん罪攻撃の、2回目が、起きたのは、それよりも早い、2006年の9月13日だ。
安倍晋三の周辺というのは、恐ろしい悪魔が棲(す)み着いている世界だ。だから、近寄るだけでも危険なのだ。このことを知らないで、気軽に「総理との夕食」などにのこのこと出掛けてゆくと、どんな、ひどい目に遭うか、この軽率な男は、分らなかったのか。もっと何か、が隠されている。
(転載貼り付け始め)
「三橋貴明容疑者「近い将来、私にスキャンダルが出るか、痴漢冤罪で捕まるか…」 事件の3週間前、自身のブログで「予言」?」
2018年1月7日 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180107-00000521-san-soci
10代の妻に対する傷害容疑で警視庁に逮捕された経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48)。三橋容疑者は事件を起こす約3週間前の昨年12月13日の自身のブログで「安倍晋三内閣総理大臣との会食」と題して「近い将来、わたくしに何らかの『スキャンダル』が出るか、痴漢冤罪で捕まるか、弊社(三橋容疑者が社長を務める経世論研究所のことか)に国税が来るのは避けられないでしょう」と書いていた。
三橋容疑者は安倍晋三首相と会食した事実をブログで公開。その席で自著の「『財務省が日本を滅ぼす』を進呈」したことを明かした。その上で(1)この席をオープンで、と決めたのは官邸であること(2)何をやるにしても、PB(プライマリーバランス)の黒字化目標が壁になり、何もできないという現実を総理は認識していること(3)だからといって「総理は分かっている。大丈夫だ」などと思ってはいけないこと、を「和やかに」議論したとしている。
三橋容疑者は現在の日本を財政拡大に転換させるのは自分が総理の座にいても無理だと記し、財務省のプロパガンダが奏功し、「政治家」「世論」「空気」が緊縮歓迎になっていると主張。
年収850万円超の会社員への増税、たばこ税、出国税…と増税が次々に決まっていることに関し、「高齢化により社会保障支出が増加する以上、この『増税路線』は既定路線となる。その理由は『PB黒字化目標』のためである」と主張。一例として農産物の輸出補助金をアメリカのように付けなければならないという点で安倍首相と意見が一致したが、「PB黒字化目標があるからできない」と記した。
その上で「痴漢冤罪を防ぐため、電車移動もしないため、やはり『国税』による攻撃が最も可能性が高いと思います」とし、まるで財務省の「陰謀」に巻き込まれるかのような表現で自身の将来を「予言」した。
最後は「中国の属国民として生きるという悪夢の未来を避けるため、現代を生きる日本国民として責任を果たすため」ブログのこの項を締めくくった。
三橋容疑者が経営する会社に東京国税局の税務調査が入ったか否かは、国税の「二重、三重の守秘義務」が壁になり、確認できないが、逮捕容疑が脱税でも痴漢冤罪でもなく、DV(ドメスティック・バイオレンス)だったとは、意外なところに陥穽が口を開けて待っていたようだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 今日のところは、もう、これぐらいにしましょう。三橋貴明程度の、頭の軽い 若手評論家(48歳)が、38歳の時の2007年から、10年書き始めて、そして、ついに自己崩壊=自滅した、というだけのことだ。
ただ、私、副島隆彦が、この三橋自滅 のことで、不愉快に思うのは、「副島さんは、大丈夫か。(三橋貴明と)同じようなことにならないのか」 と、私の読者の人たちが、心配してくれた、というか、そういう反応を示した(であろう)ことだ。
私は、大丈夫だ。もう30年も、もの書き、言論人をやってきて、ちっとも恵まれない(それでも商業出版の枠の中で本だけはしぶとく書き続けた)まま、ここまで来た。私は、我慢に我慢の忍耐力がある。「人生、我慢だ」で、厳しい状況にずっと堪(た)えることを知っている。だから、私は大丈夫です。ご心配なく。
最後に、一貫したリベラル派で、反安部の言論を作り続けている リテラ誌 の この三橋事件への、よく纏(まと)まった記事を載せます。
(転載貼り付け始め)
「安倍首相と会食したネトウヨ経済評論家・三橋貴明が10代妻へのDVで逮捕!
会食が税金による接待だったことも発覚」
2018年1月7日 リテラ
http://lite-ra.com/2018/01/post-3724.html
どうして安倍首相の周りには、こういう事件ばかりが頻発するのか。山口敬之氏の準強姦事件が海外メディアで改めて大きく取り上げられているさなか、今度は、安倍首相が昨年末、会食したばかりのネトウヨ経済評論家・三橋貴明が妻へのDVで逮捕された。三橋は5日、自宅で10代の妻を転倒させて腕にかみついたり、顔を平手で殴り、妻が110番通報。傷害容疑で高輪署に逮捕されたのだという。
三橋は取り調べに容疑を否認しているというが、DVで警察沙汰になったのはこれがはじめてではなく過去に二度、警告を受けていたという情報もある。
周知のように、三橋は経済評論家という肩書きをもっているが、2ちゃんねらー出身で、経済的側面から韓国を攻撃するヘイト本を多数出版。ネトウヨ読者から熱狂的な支持を得てきた。
政治的にも、財務省批判はともかく、夫婦別姓反対や排外主義、原発推進など、極右丸出しで、安倍首相についても、第一次政権から第二次政権発足当初まで、熱狂的に支持。安倍批判のマスコミを「人権侵害」と攻撃するなど、応援団的役割を果たし、2010年、三橋が参院選に自民党から出馬した際には安倍首相が応援演説を行っている。
もっとも、この三橋氏、当初はあれだけ安倍首相とアベノミクスを支持していたのに、昨年くらいから、なぜか安倍批判に転じ、「安倍政権の経済政策はすべて間違っている」などと攻撃するようになっていた。
そこで、昨年末の12月12日、懐柔のために、会食に同席した西田昌司参院議員、藤井聡内閣官房参与が仲裁に入る形で、安倍首相と会食の席がもたれたということらしい。
ちなみに、三橋はこの安倍首相との会食について自身のオフィシャルブログやメルマガ『三橋貴明の「新」経世済民新聞』で報告。「そんなことで懐柔されない」と大見得を切りつつ増税政策への批判めいた文章を書いていたが、そのトーンは以前とは比べものにならないくらい弱くなっていた。しかも、〈何で税金で1回ご飯を食べさせてもらったくらいで〉と、会食が税金による接待であったことを認める始末だった。
今回の逮捕はそんな矢先のことだった。ちなみに、三橋はやはりブログで、自分がいかに財務省批判をしているかを自慢げに語り、〈近い将来、わたくしに何らかの「スキャンダル」が出るか、痴漢冤罪で捕まるか、弊社に国税が来るのは避けられないでしょう。〉などと警戒心をあらわにしていた。にもかかわらず、そのすぐ後に10代の妻にDVをはたらいたのだ。
これは、このネトウヨ論客が女性に対していかに抑圧的であるか、という証明だろう。そして、こんな人間に税金を使って懐柔のために接待をしていた安倍首相。まったくグロテスクというしかない。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【1894】[2254]今こそ姥捨山の復活を11
(途中で間違えて送信になってしまいました。失礼しました。続き)民だが(インテリエリ―トでも無い、身分の高い家に生まれたわけでもない)、しょ民的な人間ではない(しょ民的な人間なら、学問道場の会員になっていないだろう)。私は『掃き溜めに鶴』に、生まれついているんだな―と、半世紀近く生きて来て、別にうぬぼれでなく、思う。三島由紀夫の『美徳のよろめき』という不倫小説がある。この中に、こんな文がある「男が憧れるのは、裏長屋の美女よりも、それほど美しくなくても、優雅な女の方であるから」これでいけば、私は『裏長屋の美女』タイプだよな―である。
世の中には、重要な事が2つある。「人間的な事」と「ただの事実」だ。「ただの事実」でしかないものを、インテリ階層の人間は、ゴタイソ―なものと錯覚しがちだ。私はそんな、下らない上昇志向には呑まれない。ある時期迄凄かった人が、ヘンな上昇志向から、道を誤った例は、歴史上多い。以前、定例会で副島先生が「私は皆さんを読書人階級と名付けた」「読書人階級は知識人ではない」という意味の事を仰っておられたが、2251では『マツクス・ウエーバーも知らないような人間は、インテリ読書人ではない』みたいな事を書いておられる。『読書人階級とは知識人(インテリ)とは違う』と仰っておられたのが『読書人階級にも、インテリ読書人と、そうでないのとがいる』って、おかしいでしょう。
本題。「この生ゴミ、いつまで生きてんだ」という老人が多い中『天使のように可愛いおばあちゃん』『品のある、美しい老婦人』というのは、現実に存在する(男の場合も同様)。こういう人は、老人施設でも、職員に人気がある。以前、非常に遠慮がちな女性がいて(今から10年以上前の話で、当時で90歳を過ぎた,大正生まれの人だった)、育ちの良い人なんだろうなと思い「学校どちらですか?」と聞いたら「東京女子大」との答えだった。人間の、生まれ持っての品性やら、人間性というのは、死ぬまで変わらないんだな、と思ったのを覚えている。
【1893】[2253]今こそ姥捨山の復活を11
私は、もう30年近く、紅白など見ていない。年末も年始も、仕事だった。昭和43年生まれの私が子供の頃は、紅白とレコ―ド大賞は、日本民族のお祭り、日本の歌手誰もが目指す、輝かしいものだったが、多分それは、寺尾聡の『ルビ―の指輪』が大ヒットした頃迄の話だろう。今の日本の一般人の多くは、時代遅れな紅白など見ない。そんなもん見る暇もなく、年末年始も働いている。私は、どう見ても、しょ
【1892】[2252]古都弁蔵です
昨年は俗に第4次産業革命 すなわち 人口知能AI ロボット インターネット等通信技術のさらなる革新 EV電気自動車・自動運転 無国籍通貨 などの発展が大きく取り上げられた年であった。
これらの進展が経済にどのような影響を与え、生活がどのように変わり、労働の場がどのように変ってゆくかを考える1年だったと思う。今年もこの流れがさらに加速してゆくものと思う。
すでに副島先生が指摘しているように、銀行業務が大きく縮小してゆきそうである。三大メガバンクの人員削減もしかり、地銀の統合によって今の職員数の1/3は削減されそうである。銀行業務はAIにとってかわられやすいようである。さらに今後無国籍通貨の進展はさらに銀行業務を変えてゆきそうである。
銀行の行員の就職先が少なくなるということは、文系の大学の学生 文系の大学にとっておおきな痛手となる。私の文系の大学を卒業したものとして、文系の知識の活かし方でずっと悩み続けたが、後輩である文系の学生の将来を心配している。工業高校卒のブルーカラーの生徒も今後、今後工場のロボット化に伴い合理化されやすい。なんとかがんばってもらいたいものである。
AI ロボットの進展により、今後20年間ぐらいで、現在の仕事の3割から多い場合には7割の仕事がなくなるという。本当かという思いがある。非常に気になることである。
「定型的な業務はAI ロボットに任せる、人間は創造的な仕事に従事してもらう」ということを論者は言う。
最近の発表によると、大手娯楽施設運営会社H社は、その主力娯楽施設の職員を今後3年で1/3にする計画を考えているようだ。定型業務はすべてAI ロボットに任せるそうである。職員は人間にしかできない創造的な仕事をしてもらうという発言をH社の社長している。
この発表を見て聞いて、やはり来たなと感じた。
今後 「定型的な業務はAI ロボットに任せる、人間は創造的な仕事に従事してもらう」 という言葉 特に人間は創造的な仕事な仕事をおこなってもらうというところが重要である。これはいくらでも解釈可能である。この曖昧な表現が独り歩きの危険をはらんでいると考える。これを定義するのは、資本家、経営者であり権力者だからだ。しかし、考えると 定型的な業務はAI ロボットに任せるとうことは勤労者にとって大変なことだと考える。なぜならば、定型的な業務をこなすことが、勤労者の大きな仕事だからだ。
これを失うことは大変なことだと思う。
資本の側が言う「人間は創造的な仕事に従事してもらう」とはなにかかがだいたい見えてきた。
現在ある仕事をAI ロボット置き換えるエンジニアこそを想像的な仕事と考えているようである。今後この分野が大きな雇用が生まれる。年収は1000万円から2000万円の層が出現する。
この分野が人手不足となる。これを政府は、我が国は雇用があり人手不足と宣伝するであろう。
これらの問題を残しながらも、今後第4次産業革命が続いてゆく。
非常に長期に続く。これの特徴は国策を担っていること、資本主義最後の産業革命の可能性があること、アフリカの奥地が一定程度達成するまで続く可能性があることが挙げられる。
つぎに中国のことである。
中国については、この問題の権威である副島先生の本で勉強していただきたい。
昨年のトランプ政権による安全保障政策ならびに年末に来日した元大統領首席補佐官の発言を聞いていると、アメリカ政権の本音が中国、ロシアを潜在的な脅威とみていることがよくわかる。中国をたやすく覇権国家にすることをよしとしない政策が見えてくる。日本をアメリカの出先機関として利用し、中国の拡張の防波堤として利用する。
アメリカは金がないから、同盟国よ貢いでくれ。ということだ。
最近は出版物で中国崩壊論は少なくなった。今後は中国脅威論にかわってゆくであろう。日本におけるこれらの論者は、アメリカ保守派と連携している。これらの論者が東アジアにおける、副島先生がいつも言う 「アジア人同士戦わず」 という理想を打ち砕く勢力であることが見えてくる。
問題なのは、そうしているうちに我々の生活がどんどんまずしくなっているのだ。国税庁の調査でも、年収300万円世帯が一番多く、次に200万円世帯が続くという。これでも、我々は貢ぐ君を続けるのかということだ。
国民は自分の生活の実態、本当の姿を発信する必要がある。もう見栄をはっている場合ではないのではないだろうか。
(終わり)
【1891】[2251]今年もよろしく。 私は、ユダヤ教とイスラム教のことを、ずっと今も調べています。
副島隆彦です。 今日は、2018年1月1日です。
あけましておめでとうございます。 今年もよろしく。
私は、昨晩は、NHK紅白歌合戦を、ちらちら見ながら。 ユダヤ教 ( Judaism =ユダヤ思想 とも訳せる) と イスラム教の 歴史をずっと今も調べていて、このふたつの 大宗教の絡(から)まり方、こんがらがり方(かた)に、驚きながら。
こんなにユダヤ教ととイスラム教の大知識人、思想家たちが、絡まり合っていたら、どうしても複雑な話になる。これに 例の 「ユダヤ教が、ユダヤ民族およびその神 ヤハウエ、Yahweh = Jehovah と共に 創作、発明 された 3200年前=紀元前1200年 から」という問題なので、これを大きく解明するのは、大変だ。 でも、私、副島隆彦は それを今、やっている。
紅白歌合戦は、日本民族の祭典だ。敗戦後の焼け野が原から復活した日本が、国営放送局NHKを中心に、国民が纏(まと)まって、この番組を支えてきた。 もう65回になるとう。 あの 黒柳徹子(くろやなぎてつこ)の チビで小太りの、大(だい)婆さんは、もう出すな。 見苦しい。第1回目からずっとNHKのアナウンサーで、現場にいた、のだと自分で話していた。
私は、今年65歳になるから、おそらく物心(ものごごろ、=記憶力 )がついた5歳からずっともう60回、紅白を見ていることになる。 これが、日本人だ。日本人の団結だ、と思いながら。
私の友人のインテリは、小さいときから、紅白が大嫌いで、家族が見ているのを、自分の部屋で、耳を塞(ふさ)いで、外国語の勉強をしていた、という。私は、そういうことは無くて、この民族(=国民)と 同化しているから、なんともない。
今年の紅白で、私の判定では、一番、輝いていたのは、渡辺直美(わたなべなおみ)というデブの芸人、歌手と、同じく お笑いのような、ブルゾンちえみ とか言う、押しの強い個性派の芸人だった。デブの渡辺直美が、レイディー・ガガ Lady Gaga の、Poker Face 「ポーカー・フェイス」の局を歌った。
アメリカの庶民の若い女たちも、こういう不細工の、実感の籠(こ)もった、自分たちと同じ、寸胴(ずんどう)の芸人に強い親近感を持つのだ。
今、アメリカで一番、輝いている女は、 日本の渡辺直美と同じような、 「 ドスコイ 女相撲(おんなずもう)」の ホワイトハウスの 報道部長の、サラ・ハッカビー・サンダースだ。 この 「ドスコイ 女相撲」という コトバは、私が、近刊の『世界権力者 人物図鑑 2018』で、彼女に与えた冠(かんむり)だ。
サラ・サンダーズは、腐れ切った、偽善リベラルの、ホワイトハウス(米大統領官邸)に“常駐”の、恐ろしい、名うての手練手管の、経年記者どもからの、質問攻撃を、がっつんがっつん、もの見事に撃退している。
・サラ・サンダース Sarah Huckabee Sanders
「(トランプ)大統領は、そんなつもりで言っていません」 「あら、そうかしら」と、サラ・サンダーズが、このド迫力で、切り返したら、あ意地悪の極みの、老練の記者たち揚げ足を取れなくて勝てない。自分の方が凹(へこ)まされてしまう。
まさしく、「ドスコイ 女相撲」だ。 幕府(徳川氏)に禁止されるまで、本当に、女歌舞伎、女相撲が全国で、興行されていたのだ。 今も、全国の浜辺の漁村では、今でも、女相撲の格好をした威勢のいい婆さんたちが、「 どすこい、どすこい 」と、並んで、相撲甚句(すもうじんく)を唄う。 さすがに、これは、NHKの 新日本風土記(しんにほんふどき)でもやらない。 やれよ。
おい、日本相撲協会( まだ、ここはいい。本当の業界人たちだから) と、 横綱審議会(よこずなしんぎかい) 。お前たち、自民党べったりの、奇っ怪な出世人間たちが、どうして、相撲取りたちの生き方の中にまで、善悪、正義を持ち込むのだ。
横綱審議会や高野連(こうやれん)に入るような審議委員たち、というのは、本当に、文部行政(もんぶぎょうせい)のヨゴレ人間たちだ。相撲(すもう)というのは、「撲(なぐ)り相(あ)う」と書いて、本当に殴(なぐ)り合(あ)うのだ。どうして、お前たち、バカ官僚化した、見苦しい、「民族精神の、 国技の、伝統の」と偉そうなことを言うのか。
相撲取り(スモウ・レスラー)たちの自治にまかせて勝手にやらせろ。政府、国家、役人が口出しするな。警察が入ることでも無い。 私は、不愉快だ。
日本に、この間、サラ・サンダーズが、トランプに随行で来ていたときに、あの歳で、ミニスカートを穿(は)いて、象のような足を丸出しにしていたに、私は驚いた。こういう元気な女たちの時代が来たのだ。サラ・サンダースの父親のハッカビー州知事は、次の大統領選挙に出てもおかしくないぐらいの有能な政治家だ。
紅白で、欅坂(けやきざか)46 という 若い女の子たちの集団歌謡をやっていて、これが、今の小キレイな、田舎の不良女子中高生たちの代表なのだと、分った。
演出家たちが、不良少年、少女(学校や教師たち=動物園の飼育係 = の命令を拒否する )の反抗心の、 暗ーい感じを、徹底的に意図的に作っているのが分って、大変、良かった。
これで、AKB48? の 同じくチビの女たち(何を、その容姿で女優、歌手 を気取っているんだ) が、吹き飛んだ。乃木坂なんとか、というのは、その中間でどうも旗色が悪い。 一品(いっぴん)で、歌( 歌唱力でその場を支配する力)や美貌で勝負する芸(能)人と、チビのそこらの女たちをマスゲームで並べて。
それで、日本の国民歌謡を、若い世代向けに作る、というのも、もう終わりにするべきだ。 秋元康(あきもとやすし)ら、自民党演劇団も後退、交替させるべきだ。
Xジャパンの ヨシキ という、もう長いこと、自民党、右翼、暴力団がらみの芸人(もう若くないなー)、ライジング、とかバーニングとかだろう、このヨシキ(ピアノがうまいんだ) が、「本当の安倍首相が(自分の応援に)来てくれるのか、と思った」と発言したのが光っていた。 NHKが、組織の全力を挙げて、自民党からの圧力と、忖度(そんたく)の強要に抵抗していることを、今年の紅白は、「基本コンセプトとして」、よく表していた。
平尾昌晃(ひらおまさあき)が79歳で死んでいた。 彼のことを、まるで演歌とポップスの作曲家のように扱っていたが、私は、(実は、私よりも10歳上の人たちの世界だが)、 “日劇(有楽町にあった) ロカビリー・ショー ” と “ 和製のエルビス・プレスリー” が、平尾昌晃の、大ヒットの、日本の芸能史での役割だった。 それを記憶している人たちは、まだ、老齢でたくさんいるだろうに・・・。
紅白歌合戦の話なんか、ずっとやっていたら切りが無いので、やめる。私は、風俗史や芸能史のことも書かせたら、いくらでも書けるんだぞ。
私は、「今日のぼやき」で、正編、続編で、最新で、2回載せた、「トランプが、エルサレムをイスラエル国の首都と承認」問題の 徹底解説の文のあとも、ずっと、気になって。
ユダヤ人=ユダヤ教 の歴史と、 それと強い 関係で、やはり、「骨肉の争い」としか言い様がない(人種は、全く同じ Semite セマイト、セム族だ) アラブ人=イスラム教( Islam イスラーム)の、長い、長い歴史のことを、今も調べている。
私が、気になっていた、2005年に、私が弟子たち6人 と出した、記念となる、「第1回のSNSI論文集」としての、 『金儲けの精神を ユダヤ思想に学ぶ 』( 祥伝社、2005年2月刊)を、ずっと読み直していた。
実にいい本だ。今からでも復刊、再刊したい、優れた内容だ。
この本は、 英文名は、 “ The Spirit of Jewish Capitalism “ 「ザ・スピリット・ オブ・ジューイッシュ・キャピタリズム」 そのまま、直訳すれば、 = 「ユダヤ資本主義の精神」である。 出版のときに、この版元(はんもと。出版社のこと)の会長が、「直截(ちょくせつ)、ユダヤ資本主義の精神 の方がいいのではないか」と、助言されたが、私の判断で、「いや。金儲けの精神・・・」とします、と決めた。出してからもう13年になる。
この本は、 『マックス・ヴェーバーの犯罪』(羽入辰郎 著、 ミネルヴァ書房、 2002年刊) に触発されて、私たちが纏(まと)まって書いた論文集だ。20世紀初頭まで生きた、ドイツの大(だい)学者のマックス・ヴェーバーの名前も知らないような、ほとんどの今の日本人に、なんと言って説明したらいいか、困る。
それでも、私、副島隆彦の本を、インテリの読書人として読んできた人なら、知っている。生来(せいらい。生まれついて)のインテリで無い人は、知らない。ここの区別は大事だ。ここで人間は、いくら 「私は副島隆彦の本を(楽しんで)読んでいる」と言っても、明確に差別(さべつ)される。
このドイツの大(だい)学者のマックス・ヴェーバー(歴史派経済学 と社会学) を、「ヴェーバーは、重大な学問犯罪を犯している」と、証拠の文献資料をたくさん上げながら、激しく糾弾した、自分自身も日本のマックス・ヴェーバー研究学者で有りながら、こういう 恐るべき本を書いた、羽入辰郎(はにゅう たつろう)という 学者は、 大変な人なのだ。今も青森の田舎大学で、教授をしていると思う。私とほとんど同年の学者だ。
この『マックス・ヴェーバーの犯罪』(2003年に、PHPの山本七平賞を貰ったので、騒ぎになった)という、稀代の名著を、その後の、日本の学問、知識社会は、煙たがり、無視して、葬り去った。
私は、今からでも、青森まで、ここに書いた弟子たちを誘って、羽入氏に、尊敬の気持ちと大きな真実を追究する日本知識人としての共感、連帯の気持ちを込めて、会いに行きたい。羽入氏の奥さんも、彼の同志として重要なのだ。 私は、あの頃、羽入氏とメールのやり取りをしたのだが、その後の、自分の人生の忙しさで、互いに忘れてしまった。
私は、弟子たちとの、この 『 金儲けの精神を ユダヤ思想(Judaism 、ジュダイズム、=ユダヤ教とも訳せる))に学ぶ 』の中身を、今からでも、学問道場の会員に、読んで貰いたい。でも、 この本も読め、あの本も読め、ばっかりでは、みんなが大変だ。このことも分る。
私たちは、みんな、自分の人生(=生活)に追われていて、そんな、本なんか悠長に読んでいる暇は無いよ、ということだ。私は、このことを、腹の底から分っている人間だ。だから、皆さんに、無理強(むりじ)いはしない。だから、そのうち、この本の中身を、少しずつ、会員に読めるように、ネット上の文として載せます。
私は、ユダヤ教の成立の歴史を調べていて、「今から3200年前に、エジプト人であるモーセたちが、強烈な自立心を起こして、ユダヤ教、ユダヤの神を発明、創作した」のだ。
私が、ここの「今日のぼやき」の 「2009番」と、「2011番」に書いたことの、続きとして、
(すでに、「旧約聖書」の中味、全体像を説明する。これで「旧約聖書」という本に大きくは、一体、何が書いてあるのか、が、副島隆彦の解説で分る、私は、だいたい書き上げている。それに比して「 聖書の後半」である、「新約聖書」というのは、「イエス・キスという、神がかった、強烈な人類救済を唱えた、アホな男の、36歳の生涯の物語」である。この理解で十分だ )
、紀元後の(=西暦) 220年からの、ユダヤ人僧侶 rabbi ラビ たちによる、口伝(くでん)トーラー( Torah 、モーセ5書)である ミシュナー( これが、後に、タルムード 解釈書 、ユダヤ人たちの生活規範 になる)
からあとの。
あーあ、むずかしいかなー。 私のこの書き方は。
西暦830年に、バグダッド(アッバース朝イスラム帝国の首都)に出来た「知恵の館」(バイト・アルヒクマ)での、ギリシア思想=アリストテレスの思想=を、アラビア語に移し替える仕事。そして、それが、のちにどんどん、スペイン(当時は、アンダルスと呼ばれた)の “翻訳王国” コルドバ(後ウマイヤ朝)で、ヘブライ語、ラテン語に、11世紀(1200年代)に翻訳し、ドカーンと、ヨーロッパ(西洋)の知識人階級に大きく、広まっていった。
この辺(あた)りのことを、私、副島隆彦は、ずっと、調べているのです。
そして、ついに、私は、大きな大発見をした。大きく、大きく、ユダヤ思想、ユダヤ民族とは何か、が、分った。解明された。 きっと私は、このことを一冊の本にするだろう。
バグダッドの「知恵の館」 サーディア・ベン・ヨゼフ“ ガオンの中のガオン” (バビロニア・タルムードの学院長)が、926年に、スペインのコルドバに行き、大変な学問伝授を、それ以降の西洋白人にもたらした。
それから、アヴィセンナから、アヴェロエスへ、そして、マイモニデスへ。 十字軍戦争の時だ。 これらのことを、今から、私、副島隆彦が、日本人に、大きな大きな全体像で、ガッツーンと、徹底的に分かり易(やす)く、説明するでしょう。
でも、「パレスチナ(=イスラエル)と、パキスタンの区別もつかない」、あなた(貴女)に、分るかなー? 「イラク(バグダッド、バビロン)とイランはちがうんだー」と分ったあなた(貴女)に、重要なヒントをあげます。 大平原であるイラク(今は、ほとんど砂漠)に 「ドドドの 馬の大群で」、ドドドと、西の方へ、大草原から、歴史上、何十度も、攻め下ってきたのが、イラン(=ペルシャ族)。 この「ドドド 」と 、それから、「ドカーン」の「大爆発」の 歴史観(大きな れしき の 見方)で、どうですか。
ユダヤ人は、ユダヤ教という強烈な思想(だからジュダイズム、 Judaism )で、大離散(だいりさん。世界中に散らばった)以後は、大国=強国=帝国の 首都で、強い国王や、皇帝に、べったり、くっついて、金儲けと、利殖、と税金取り立て(だから、ひどく嫌われた)で、有能な高官と成り、 財政家=財務大臣とか、宮廷銀行家、となって、強国の王や、皇帝たちにとってどうしても居て貰わないと困る存在になったのだ。
これが、中世からの西洋の各(かく)王国でも、宮廷ユダヤ人( court Jews コート・ジュー、金融家、両替商)となっていった。だから、ユダヤ人=ユダヤ教=ユダヤ思想は、 国家の寄生虫(きせいちゅう。パラサイト)となって、無くてはならないものとして、ずっと。ずっと存在した。
この冷酷さが、本当に、ユダヤ人=ユダヤ教(思想)を分る、ということだ。 他の大(だい)宗教が、キリスト教も、仏教も、イスラム教も、ほとんどは貧乏人の大衆である、民衆=人類を救済(きゅうさい。サルベーション)することを目標にして(でも、出来はしない)、ドカーンと、世界中に広まった (でも、出来はしない)。
それなのに、それに較(くら)べて、ユダヤ教は、冷酷な、非情な 国家経営、国家管理の思想として、「無くてはならないもの」として、人類史の中に、べったりと、しつこくしがみついて、強国(帝国)にとって無くてはならない、寄生虫(パラサイト)として、強烈に存在し続けた。そして、今に至っている。
ユダヤ人の財務大臣(財政家) 「王さま、王さま。どうぞ、戦争をしてください。憎い敵を打ち負かしてください。そのための、資金は、私が都合をつけましょう」 国王 「 おお、何という、忠義者よ。お前こそは、私が、最も頼りにする者ぞ。他の奴らは、当てに出来ない」 宮廷ユダヤ人「王さま。そのかわりに、私めに、新しい税金を取り立てる権限をください。それだけで、十分でございます」と。
これが、真実の人類(人間)の歴史だよ。大きな、大きな人類史の真実だ。
人類(人間)は、企業、組織、団体、そして国家の経営 で、どうしても、残酷に、冷酷に非情にならないと、やってゆけない。「病弱な貧乏人どもは、福祉と医療で、カネをくれ、カネをくれ、でうるさい」「その代わり、ちょっと元気な貧乏人ども=労働者=大企業サラリーマンどもからは、税金を、搾(しぼ)り取ってやる」となる。
私が最近、知ったことだが、さる大企業の幹部社員(50歳前)の、冬のボーナス
が、250万円 出たそうだ。そしたら、税金の天引き( 源泉徴収=げんせんちょうしゅう=)が 100万円で、手取りは、150万円ぐらいだった、そうだ。給料からだけでなく、ボーナスからも、4割も税金で、持って行く。それは、あんまりだろう。
さすがに、会社の為に死ぬほど働くことで、自分の人生を燃焼させている、この大企業エリートサラリーマンでも、体の深いところからの怒りが、フツフツと沸き起こっただろう。
副島隆彦に依(よ)れば、だから、重税サラリーマンが、全国から、財務省=国税庁の前に結集して、抗議して、暴れ出して、石を投げればいいのだ。 サラリーマンたちが、「これじゃ、あんまりだろ」と、激しく抗議すれば、権力、体制側も、ビビって、うしろに退くのだ。こういうことが、今の日本人は、分らない。 江戸時代の、全国各地での、一揆(いっき)の伝統を忘れてしまっている。
一昨日に、あのイランのテヘラン他で、若者たちが、石を投げ始めたように。
・・・でも、日本では、まだ、「まだ、な」 無理だ。 そのうち、な、みんな。やろうぜ。
国民は、重税国家の現状に対しても、国(くに)もいろいろと、福祉とかカネがかかるからー と、バカの一つ覚えで、「大人になって」 、「仕方が無いなー。どうしようも無いよー。俺たちは、バカだからー 経営は出来ないし。お上(かみ)には逆らえないよー」で。これで、またしても、弱者(じゃくしゃ)ほど、国家、役所、福祉に頼って、集(たか)って、「カネくれー、福祉くれー」と、メーメー羊のように「エサくれ、エサくれ」で騒ぐのだ。
宮廷ユダヤ人たち こそは、今の、財務官僚=国税庁=税務署 (その一番下の、下級の税務署員たちの中に、本当に、かつてのエタ(穢多)非人階級の人間たちを、国税庁は、本当に、たくさん採用している。これが、「御用だ、御用だ」の、岡っ引きどもだ。私は、自分が、国税庁と闘ったときに、私が、対決した、下級の税務署員たちが、本当に、エタ非人(=部民という)の出の者たちだと、証拠付きで知った。
銭形平次(ぜにがたへいじ)も、半七捕物帳(はんしちとりものちょう)も、彼ら、岡っ引きは、
非人階級の人間たちで、 当時の、江戸庶民から、ひどく、嫌われ憎まれて、そして恐れられたのだ。
なぜなら、 町人(=商人)たちは、岡っ引き(同心という、下層の足軽階級の武士 のさらに、その配下))たちから、「20両よこしな」 と、脅され、強請(ゆす)られ、カネをせびられたかからだ。
銭形平次たちが、正義の味方の 訳はないのだ。 犯罪取り締まりとやっている者たちの方が、真の悪党で、犯罪者たちなのだ。 この、歴史の真実を知ることが、真に、お頭のいい人間の道だ。
なぜなら、私は、税務署長(わざと、今も、全国でほとんどが高卒)と税務署員たちたちの家まで、「話がしたい」と出かけたからだ。向こうから見たら、暴力団が攻めてきた、と思ったようだ。このとき、国税庁全体が、震え上がった。本当だ。自分たちは、金持ち(資産家)、経営者の自宅まで押しかけて、「社長。いい家具ですね。高かったでしょう 」とやるくせに。 自分たちの家に来られると、金玉が縮(ちち)み上がるのだ。
こういう真実も、そのうち、私は、もっともっと書く。書いて、すべてを明らかにする。 これが、副島隆彦だ。 権力者ども、私の死ぬまでの、激しい戦い方を、甘く見るな。ここの会員たちも、私、副島隆彦の生き方を甘く見ないように。
それで、です。
私は、「今日のぼやき」の 「2009番」で、「 今のパレスチナ人=ペリシテ人(旧約聖書)=パリサイ人(新訳聖書)、ファラシー だ」。3200年前から、ずっとここ=パレスチナに居たのだ 今も居る。
だから、今もユダヤ人と、同居、共存、混住している、と 暴き立てた、 イスラエル国の国立大学である、テルアビブ大学の現職の歴史学の教授 シュロモー・サンド 教授の 衝撃的な新聞記事 を、 私は、探し出そうとして調べた。そうしたら、この人はこのことを書いた本を出していた。2008年刊のようだ。 日本語訳も、2010年に出ていた。
(アマゾンから、 転載貼り付け始め)
「 ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」
シュロモー ・ サンド 著 出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2010/3/26)
( 副島隆彦割り込み、注記。この本は、最近、筑摩書房 から文庫で出ている。
(副島隆彦注記。 どうして、この本「ユダヤ人の起源」 の 副題を 「歴史はどのように創作されたのか」とするのか。 ここが、日本の出版社の、編集者たちが、アタマが悪い、か、臆病者の事なかれ主義者であるか、だ。
この本の英語の原題(げんだい)は、 はっきりと、「ユダヤ人(ユダヤ民族)は、インヴェンション invention 発明、創作、作りだし された」と書いてある。
どうして、それを、「歴史はどのように創作されたのか」とするのか。「ユダヤ民族が自分たち歴史をあれこれ、創作した」ということではない。そうではなくて、 ユダヤ人(ユダヤ民族)そのものを、彼ら自身が、全くないところから、発明(インヴェンション)、創作した」ということなのだ。
“ The Invention of the Jewish People “ (英語) ペーパーバック ? 2010/6/14 発売
Shlomo Sand (著),? Yael Lotan (翻訳)
The Most Controversial and Interesting Part Gets The Least Page-Time.
投稿者Matthew W. Quinn2017年12月31日 – (Amazon.com)
I bought it because I was interested in the most controversial parts of his thesis–that modern Jews are largely descended from converts and the Jews of the Bible remained in the Middle East and eventually became the modern Palestinians–but the majority of the book is focused on the transformation of the Jewish people from a primarily religious group to an ethnic one.
The most interesting parts were the couple of chapters dedicated to Jewish proselytism and whether or not there was a mass expulsion of Jews from Judea. The parts of the book about Jewish ethno-nationalism in the 19th Century were far less interesting.
副島隆彦注記。こういう本である。 以下に載せるのは、この本へのアマゾンの書評の数本である。これらを読むと、シュローム・サンド Shlomo Sand 教授 の考えがよく分る。
もう、これ以上長く、私が、書くと、アタマ(頭、おつむ =思考力) が生来、弱い人は、ついて来れなくなって、放り出すから、あと少し我慢して、以下の優れた書き手たち(本読みさん)の 書評を読みなさい。
副島隆彦記
(転載貼り付け始め)
○「 シオニズムとは何かを理解できる書でした 」
投稿者 河童の川流れ ベスト500レビュアー 2012年6月6日 形式: 単行本
著者のシュロモー・サンド氏が、イスラエル人で、テルアビブ大学のイスラエルの歴史学者だから驚いた。 本書は内容が難しく、歴史や宗教の知識の乏しい私には、読み進むのに苦労した。が、このような本を出版する氏の勇気に敬意を表し、労作であり良書であると高く評価する。
第一次世界大戦が終結し、パレスチナはイギリス軍が占領した。19世紀終りから世界中に離散したユダヤ人たち(シオニスト)のパレスチナでの土地購入によりユダヤ人の入植が始まり、シオニズムの台頭をイギリスも容認したことから現代までの紛争が続くことになった。
著者は、モーセの『出エジプト記』から始まり、イスラエル建国までの膨大な資料(学者の論文や古代遺跡などから証明されたことなど)を引用しながら、シオニストたちが標榜している歴史や民族の純血性などにたいして多くの科学的な証拠を提示しながら反証をしている。
第二次世界大戦前から始まったヒットラーによるナチスのユダヤ人の迫害が吹き荒れるようになり、パレスチナへのユダヤ人入植者が急増した。
戦後、ホロコーストの悲劇などから世界の同情がユダヤ人に追い風となり、ますますパレスナへのユダヤ人の入植が加速され、1948年には独立してイスラエルが建国が強行された。1949年には国際連盟に加盟して承認され、ますますイスラエルでシオニストたちのアラブ人への迫害が加速したことから、アラブ人の反シオニスト運動は激しくなり現代まで紛争が続いている。
シオニストたちの哲学が形而上に於いても形而下に於いても正当なものとして世界が認めるならば、アメリカの先住民族であった人たちが、たった400年ほど前に失ったアメリカを返してほしいという論理も成り立つのではないかと夢想した。
2000年という気の遠くなるような年月を経ているというのに、パレスナの地がユダヤ民族の故郷なのだと、神話(聖典)を唯一の論拠として、他民族の住みついた地を侵食するという不条理は、私の理解の範疇を超えていると思いながら読み進んだ。
○「 創られたユダヤ人 」
投稿者 MIYO 2014年11月25日 形式: 単行本
ユダヤ人とはディアスポラの後、欧州や中東各地を彷徨いイスラエルの建国をもって帰還したというのが定説ですが、本書はそれをひっくり返す本です。
実は現在のユダヤ人とは古代イスラエルの地にいたユダヤ人とは血縁的にはなんのつながりもなくハザール人などの民族がユダヤ教に改宗しそれをもってユダヤ人となったというのが本書の主張。
そして、イスラエルという国を創立するためにこれらのかぎかっこつきの「ユダヤ人」たちを真のユダヤ人となすためにさまざまな神話がつくられていくことになった(例えば彷徨えるユダヤ人というイメージも創作で、実際は定住していたことなど)。
シオニズムを根底から揺るがしかねない主張で、よくこんな本がイスラエルで出版できたなと正直、感心した。
○ 「 真実のユダヤ人、真実のユダヤ民族とは 」
投稿者 閑居人 殿堂入りベスト1000レビュアー 2011年12月18日
形式: 単行本|Amazonで購入
この書物は、「シオニズムとイスラエル国家成立」、「アメリカに於けるイスラエル・ロビー」の活動など、現代の中東情勢と古代からのユダヤ史の論点が理解されていないと、読者には分かりにくいものであるかも知れない。
例えば、「1世紀のユダヤの反乱の後、ローマ帝国による『ディアスポラ』(ユダヤ人追放と民族離散)は、本当に史実か」 「北アフリカからヨーロッパでのユダヤ教布教と進出の実態。実在したポエニ人のユダヤ国家はなぜタブー視されるか」
「『バビロン補囚』 後もバビロニアを拠点に存在し続けたユダヤ人居住区が、7世紀のイスラムの発展とともにどのように拡大していったか 」
「アラブからコーカサスに至るユダヤ教の布教はいかにおこなわれたか」「ビザンチン帝国の盛衰と関わったユダヤ教に改宗した遊牧民族国家『ハザール』の民は、アウシュビッツの犠牲者の大半を占めた東欧ユダヤ人(アシュケナージ系ユダヤ人)の祖先か」 「東欧ユダヤ人のイディッシュ語の成立過程」・・・
少なくともこうした問題意識を持ってユダヤ問題に関心を持ってこなかった読者には、著者の主張のどこがセンセーショナルなのか分かりにくい。著者は、アーサー・ケストラーが「ユダヤ人とはだれか」で展開した「タブー化された、東欧ユダヤ人のハザール民族起源説」の妥当性を認め、同時に「ディアスポラ」はユダヤ教の宗教的伝説から発生したもので、史実ではない、という立場に立つ。
こうした歴史認識は、「定説」もしくは「多数派説」であるシーセル・ロスの「ユダヤ人の歴史」や山本七平が理解していたユダヤ史と大きく異なるものである。だが、巷間ささやかれていた「東欧ユダヤ人ハザール起源説」が、見ようによって中央及び東欧ヨーロッパ世界におけるユダヤ人の人口数や自然な成り立ちを説明するように見えるのも事実なのだ。
英仏等西欧にいた100万人に対して、ドイツ以東には900万人近いユダヤ人が住んでいた。
ただ、この認識は同時に「シオニズム」や「イスラエル」の近隣諸民族との抗争の妥当性を懐疑的なものにしてしまう。現在、「イスラエル」という国家とそれを支える「イスラエル・ロビー」は、東欧系ユダヤ人で90%占められている。「ハザール起源説」に立つならば、本来「ディアスポラの民」でない中世にユダヤ教に改宗したボルガ川河畔の遊牧民の子孫が、なぜ、かくもパレスティナに拘り続けなければならないの か、という別な問題を提起してしまうのだ。
これまで「アシュケナージ系ユダヤ人」はドイツ経由で東欧スラブ世界でシュテートル飛ばれる町( 「屋根の上のバイオリン弾き」に見られるようなユダヤ村落) や都市に、ゲットーを作って住み着いたとされてきた。
中世に於ける「十字軍」がきっかけになり、ポーランド王国がユダヤ人厚遇政策をとったため、大量のユダヤ人が移住したと言われてきた。これが「定説」である。
しかし、著者は、それを否定する。「歴史学上の事実としてそのように大量のユダヤ人がライン川を越えて移住した証拠は存在しない」と 。むしろ、ライン川のさらに東側のドン、ボルガ流域から 西の方に流浪してきてきた数百万人の、ユダヤ教に改宗した遊牧民の子孫が、スラブ系の諸民族の間で独自のユダヤ世界を営み、常に地域の支配民族の側について金融業を営んだことが微妙な民族的対立関係を生んでいったと言う。
また、彼らが用いた「イディッシュ語」は、80%の語彙をドイツ語から借りているようにドイツ文化と関係が深いラビ(ユダヤ教僧侶)によって作られている。だが、生活の基幹語はスラブ系であり、その出自を示唆するように「祈る」という言葉はトルコ語起源である。そのように著者は主張する。著者は、「ユダヤ人」「ユダヤ民族」の定義について、再検討を迫る。この書物は国際政治の実際に影響を与えかねない、その意味では極めて論争的な書物である。
○ 「ユダヤ人の歴史」が「創られる」過程を丹念に追った傑作
投稿者 カロン VINEメンバー 2010年9月7日 形式: 単行本
本書は、「ユダヤ人」「ユダヤ民族」にまつわる「真実」とされている事柄について、根本的な疑問を提起した本だ。
曰く、ダビデ王やソロモン王に関する聖書の記述は、真実なのか。彼らは、「実在」したか。曰く、ユダヤ人がかつての住処であった「イスラエルの地」を追われ、2000年もの間世界中を放浪したという「神話」はどこまで本当か。
曰く、どうして、今のイスラエル歴史学は、イエメン、カスピ海沿岸に、かつてユダヤ教を国教とする王国が存在していた事実を無視したがるのか。
そして、民族としての「ユダヤ人」「ユダヤ民族」なるものは、本当に存在するのか。著者は、最後の質問に対し、「NO」と答える。そして、「ユダヤ人」は、近代に入ってから作られた「神話」であると喝破する。
本書は、約460ページと分量が多く、訳文も直訳調ですし、世界史の基礎知識があることを前提にしているため、決して読みやすくない。にもかかわらず、「ユダヤ人の歴史」という「真実」が創られていった過程を巡る本書の記述は、最後まで読まずにいられないと思わせる迫力に満ちています。最近読んだ歴史の本の中では、一番の傑作だ。
○「 私には難しかった。」
投稿者100名山VINEメンバー 2010年7月17日 形式: 単行本|Amazonで購入
466頁に2ヶ月が過ぎてしまいました。冒頭の50頁は著者の自伝であり、さっと読めた。
これは通勤電車1週間だと思ったら、「ネイションをつくりあげる」で知らない人物名のオンパレードで閉口。「神話=史」では思わず銀座の聖書図書館に出かけ、「追放の発明」では世界史年表・地図を脇に置かなくてはならない。「沈黙の地 失われた時を求めて」では、自分の地中海周辺諸国の歴史の無知に嘆き、「区別」でイスラエルの現行法を自分が全く知らないことに気が付きました。
聖書を通読し、北アフリカから東欧の歴史を知る人には読みやすいのでしょうか。ただ、章により訳者が変わるようでリズムが整えにくかった。また、誰が誰に向かって考えを述べているのかが時々分からなくなり、混乱した。
メジャーな映画や書籍や最近では演劇でさえ、ユダヤ民族の悲劇を声高に謳うが、「ユダヤ」て、なーにと思い始め、幾つかの本を読み、本書をドンピシャと思い購入しました。
友人は私より先に読み始めていましたが、今も悪戦苦闘しています。初版から2ヶ月で2刷発行される書籍に、書評が私で二人目というのは、読みにくさに原因があるのではないか。本書の内容は人類全てに通じる普遍的命題とも言えるでしょう。
だが、結局のところ誰がユダヤと名指し、何故ユダヤを自認するのでしょうか。シンジケートと言う言葉を当てはめたくなります。読みづらかったけれど放棄できない内容でした。
○「 著者、出版社の勇気に敬意 」
投稿者31456 2010年5月16日 形式: 単行本
どの国家も民族も、近代に形成された神話だが、それぞれ神話の作り方、作られ方はちがう。ユダヤ民族やイスラエルも近代の神話だという事実を、イスラエル在住のユダヤ人がヘブライ語によって書いたこと。そして、イスラエルで出版され、反論も多かったものの、ベストセラーになったこと。そのことの意味が大きい。
聖書の時代から中世、近代において、ヨーロッパやその他地域との関係の中で、ユダヤ教をどう考えそれがどう変化してきたのか。そして、近代のユダヤ人が近代の産物である国家や民族をどのように考えたのか。また、シオニズムがどのように変質し、成長し、「真実」を作り上げていったのか。
歴史がこの本の内容だが、その歴史の後にある現在に対して、著者は結論や主張、提案を提出せず、ただ、問いかけをして締めくくっている。
現在イスラエルが行っているアパルトヘイト政策が正しいとは、たぶん多くのイスラエル人でさえ、思っていない。だけれども、元難民の子孫にとってはイスラエルだけが祖国である。
著者は、そのような解決が困難な政治的問題のなかで、イスラエルはこれからどこへ行くのだろうか? という問いかけをしている。それはイスラエルに正気に戻れといっているようだ。この本が出版されたことが、パレスチナ地域の将来に向けて重要な一歩になることを願う。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦 拝
【1890】[2250]俗ニーチエについて 付記 続き
2211『膣ケア本2冊についての警告 2』で「セツクスの本質とは、他人同士が仲良くなる為にあるもの、コミユニケ―シヨンの方法の一つ、或いは単純に、子供をつくる為にするもの」と言ったが「子供をつくる為にするもの」の後に「男女の場合」と付け加える。膣ケア本2冊のうちの一つ『ちつのトリセツ』の中で、作者が、看護師兼助産師さんに、女性のトルソーの膣の中に、指を入れてみなさいと指示されて戸惑い、実際に指を入れてみて、衝撃を受ける場面がある。で、私は断言する「やっぱり女には、肉体関係を伴う同性愛の経験が、本当は必要だ」と(膣ケア本の作者には、ここ迄の認識は、到底無理だろう。が、私は、中途半端な理解では済まさない)。はっきり言うが「女は男とセツクスする事によって一人前になる(処女でなくなる)」なんてのは大嘘だ(笑)。
副島先生が、ニーチエとワグナ―の関係について「同性愛だ」と断言されている事について、私は2161『俗ニーチエについて』で「人類の歴史に、同性愛は不可欠なものだ。副島先生が人類最高の芸術家と呼ぶミケランジェロだってホモだった(ついでにここで付け加えるが、ダ・ビンチだってホモですね。だからミケランジェロもダ・ビンチも、女と結婚していない)。この事について副島先生は、どう思っているんだろう?自分がホモじゃないから興味ないのか?と思っていた」と言ったが、本当は、ニーチエ本以前に、副島先生の映画評論本の『アレキサンダー』という米国映画についての記述の中に『古代世界では、ホモセクシユアリテイ(同性愛)はごく自然なものだったようだ。それをキリスト教時代以降の善悪観で描いて大いに驚いてみせるのは、現代アメリカ的だ。』とあるのを見つけてはいた。ホモに限らず、女の同性愛も、歴史上、当たり前に存在している、というのが本当だが、ホモが衝撃的なものとして語られる事が多いのに比べ、女の同性愛には、人は、何故かあまり衝撃を受けない。これは「人間の原型は女であるという事実」を、皆、漠然と感じているからじゃないか(男イコ―ル女の変種どうしの結び付きはグロテスクだが、女イコ―ル原型どうしが結びついても当たり前)と、私は何となく思う。大方の男は、女について「男に愛されたがっているもの、愛されなきゃ嫉妬するもの」程度の、オメデタイ、間違った認識しか持ってないからな―、である。
で、2161『俗ニーチエについて』で私が「私が愛した或る女性」と書いた部分を、副島先生は『私が愛した同性愛者の或る女性」と書き換えておられたが、「私が愛した或る女性」は、『同性愛者』ではない。私以前に、同性とどうのこうのという経験は全然無い、そういう意味では、ありきたりの『異性愛者』だった人である。それが、私という『同性愛者』に惚れ込まれて引きずられた、である。世間には、こういう『同性愛関係』が、あるんですよ。
【1889】[2249]今こそ姥捨山の復活を 10
藤森かよこ先生の『施設が老人を寝たきりにさせているのは、その方が管理しやすいから』発言に関する話を、続けて、例として、取り上げさせて頂く。
『施設が老人を云々』の伏線として「隣の奥さんは、元体育の先生である。週に1回老人施設に行き、体操の指導をなさっている。ところが入居者が、どんどん元気がなくなっていく(略)何とかならないものだろうかと思うのですがと、隣の奥さんは悩ましげに語る」という話を、藤森先生はお書きになっている。はっきり言うが、この「隣の奥さん」のような、たまに老人施設に来て、短時間、ラクな仕事をしている人種というのが、一番タチが悪い。この程度で「私は介護の現場を知っている」と思い上がって「何とかならないものだろうかと思うのですが」などとカツコつけた、偽善的な事を言う。なぁにが「悩ましげ」だ、ふざけるな(私は本当に、怒りのあまり、こう書いていて息が上がってくる)。この『週1回老人施設に行き、体操の指導をなさっている元体育の先生』が、その老人施設に介護士として就職して、毎日8時間、夜勤で16時間、老人介護の現場で働けば「何とかならない」理由が、いやというほど分かります。シモーヌ・グエーユ(ウに、点々のカタカナが出ないので失礼)という学者は、労働者を本当に理解したいと、現実に工場労働や、農作業をした人だそうだが(それだって、所詮インテリが、上から降りて来てやった事だろうが)シモーヌさんを見習って、どうぞ是非、介護の仕事を、毎日8時間、夜勤で16時間、して下さい。でなきゃどうせ、こういう人は、理解出来ないんだから。以前働いていた特養(特別養護老人ホームの略)に、民生委員というのが来ているのを見たことがある。それが施設の老人と話しているのを見て「あんな人がたまに来て、ボケ老人と話して、何が分かるのかしらね」と、介護士仲間でせせら笑った。そして、こういう「たまに来て、ラクな仕事して帰って、それだけで、現場を知っている」とカン違いしている方々なんですね「介護士が老人を虐待している」とカン違いしている方々も。
【1888】[2247]「エルサレムを首都と認める問題」の 続編(後編)を読みに行ってください。
副島隆彦です。 今日は、2017年12月27日です。
私は、今日のぼやきに「トランプの 、エルサレムをイスラエル国の首都と認める問題」の 続編(後編) を 今日のぼやきに、今朝、載せたので読んでください。 ものすごく 勉強になりますよ。
この、碩学(せきがく)副島隆彦が、渾身の作として、書いているのだから、読む方も威儀(いぎ)を正して読みなさい。
あまりに歴史年表の、歴史の話( この3200年間の 中東、アラビア世界の話)
で、いっぱい歴史の年号(と言うと、元号のようだが、ここでは違う)が、出てきて、自分の脳(頭)では、とてもついて行けない、脳(思考力)が堪(た)えられない、という人も、我慢して、読みなさい。自分の脳を、強くしなさい。
歴史のことに詳しくて、世界史のこともよく知っている人で、私、副島隆彦の記述で、明らかな間違いや、誤文、誤記がある、と気づいた人は、どんどん、私に連絡してきて(メールを)ください。
私、副島隆彦の世界史への 洞察力の 恐ろしいまでの、切れ味が、分った人は、私から徹底的に、学びなさい。大きく、この世界の真実を知りなさい。
私は、もう、この頃は、「私から、しっかり学びなさい」と平気で、言えるようになった。相手が、どんな人であっても、私は、「私、副島隆彦から学びなさい」と言えるようになった。 そして、「私、副島隆彦に、何か教えることがある人は、私が、優れた内容だ、思想だと、認めたら、私の先生です、と認定する」と言う。
副島隆彦の世界(史)理解は、そろそろ冴(さ)え渡って来た、と自分でも思う。ただ、日本土人の知識層では、ちょっと付いて来れるのかな、と心配だ。
だが、もう、そういう心配もしていられない。私が、先頭を切って、どんどん先に進まないと、この低脳国家=被(ひ)洗脳国家では、朦朧(もうろう)と闇(やみ)がちっとも晴れない。私がこの暗闇を払う。
それでは、「今日のぼやき」を読み行って下さい。丁寧に、ゆっくりと読みなさいよ。
今日は、ついでに、以下に「人類の月面着陸は有ったのか」問題に、関連する記事を載せる。 トランプ大統領が、「人類を再び月へ」だそうだ。
馬鹿言うな。月になんか、あと100年かけれも人類(人間)は行けないよ。と、
私、副島隆彦が、言ったら、あなたは、仰反(のけぞ)るか、か、それとも、
はー? 何のことですか、と 白(しら)けまくるか。どっちだ。
トランプは、現職のアメリカ大統領だから、「大統領、実は、アメリカ軍(NASAは全部、軍人だ)月には行っていません。1969年の飛行士の月面着陸は、虚偽(ウソ)です 」と、就任直後に、報告を受けている。それでも、『アメリカの国家の決断として、ウソをつき続けることになっています。どうか、この国家としての態度の継続をお願いします」と、 担当の官僚に言われたのだ。
トランプは、「分った、分った。オレもそれでいいよ」と決断して、それで、以下の記事のようになる。 馬鹿じゃなかろか、のみっともない奴らの姿だ。トランプを含めて、大嘘つきどもめが。
トランプは、何でも、自分のトゥィッター real Trump Twitter に書いて、アメリカ国民(だけでなくて、世界中に)知らせる人なのに、この「NASAの
人類を月への再開、火星へ、土星へ」のことをトウィイターしていない。
今は、トランプのトウイッターは、毎日、世界中で、4千4百万人にが、フォローしている。ということは、その3倍の人が、見て読んでいるから、1億2千万人だ。 これでは、もう、NYT(ニューヨークタイムズ紙) や、Wapo (アハハ。ワ・ポだって。ワシントンポスト紙のこと)や、CNN などの、fake news たちは、本当に、会社が、潰れてしまうよ。 よかったなー。ヒラリー派の、ゴロツキ・リベラルの、Moonie ムーニー =統一教会 の 馬鹿野郎どもめ。
トランプ Twitter のURL
https://twitter.com/realDonaldTrump
それと、一緒に、日本人で、上手な訳で、トランプのトウィッター文を翻訳している「三島堂」という、立派な人のサイトも、URL。 この人の努力は、すばらしい。
https://twitter.com/Mishimadou
副島隆彦記
(転載貼り付け始め)
「 米大統領「人類を再び月へ」 月面基地など新計画 」
2017/12/12 日経新聞
【ワシントン=川合智之】トランプ米大統領は11日、人類を再び月へ送ると明記した新たな宇宙計画を発表した。ホワイトハウスで開いた署名式で「米国人宇宙飛行士を再び月へ送る重要な一歩だ」と述べ、「最終的に火星やその先の世界へ向かう基盤をつくる」と宣言した。ただ発表では具体的な予算措置などには触れておらず、実現には不透明感も残る。
宇宙計画に署名したトランプ大統領(11日、ワシントン)=AP
月の周回軌道への宇宙基地建設を目指していた現行計画を修正するもので、月への着陸が実現すれば1972年以来となる。米国が初めて月に宇宙飛行士を送ったのは69年のアポロ11号が初めてで、72年の6回目の月面着陸を最後に有人宇宙探査は途絶えている。最後に月に着陸したハリソン・シュミット宇宙飛行士も署名式に同席し、トランプ氏は「彼を最後にはしない」と強調した。
米国の有人宇宙計画はアポロ計画以降、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)に重点を移した。米航空宇宙局(NASA)の現行計画では2020年代にまず月の周回軌道上に基地をつくり、30年代に火星に飛行する際の中継地にする考えだった。現行計画には日本やロシアも協力を表明していた。
ただ、今回のトランプ氏の発表では具体的な工程や予算措置には触れられていない。04年にブッシュ(子)政権が月への再着陸を目指す計画を発表したが、資金不足で打ち切られた経緯がある。月着陸に必要な巨額費用を負担できるかどうかが課題となる。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。それでだ。もう一度、元気よく、行ってこいよ。49年ぶりで(大笑い)、だ。
スペースシャトル計画も、スペースシャトルが発車後に爆発したりして、大変だった、で、アポロ計画の終了(1972年)どころか、スペースシャトル計画も消えてなくなった。今は、ロシアのソユーズ( アメリカは、さんざん、ソユーズをボロ・ロケットとあざけった)が、日本人の飛行士まで乗せて、あの、ドラム缶を繋(つな)いだ 国際宇宙ステーション(地表からの高度400キロ。これ以上は、人類は、行けないのだ) に、到着している。
すると、中から、必ず、長期滞在の ロシア人の ぼーっとした、しかし極めてタフな、飛行士がふたり、出てきて、やーやー、そうこそ、と 挨拶をしている。 これが世界の現状だぞ。
アメリカは、有人飛行船で、地球の軌道上を周回させるだけの技術も、資金も失って、・・・・何が、火星へ、土星へ、だよ。まったく。笑い話にもならない。
月までは、36万キロあるんだぞ。どうやって、行って、どうやって、着陸して、どうやって、月面から再発射して、どうやって無事、帰ってくれると思ってるのか。バカも休み休み、言えよ。
この 「宇宙への夢」(こんなコトバは、今の少年たちから消えたよ。こいつらは、真実に気づいている)で、「科学少年」(古臭いコトバだな)になった、日本のJAXA=昔はNASDA(奈須田さん、茄子だ、か? NASAの中に、Sを入れて、作ったので、みっともなくて、それで、JAXAに変名、解明した。
私は、このJAXA(ジャクサ)の中に居る、「アポロ計画を疑う人間たちを打ち消す係のバカ学者がいる。私、副島隆彦をウォッチしている。それから、バカ科学官僚を、とっちめに、出かけていった。いい思い出だ。
こういうことも、私、副島隆彦は、2004年に出版した、 「人類の月面着陸は無かったろう」(徳間書店刊)に、全部、あれこれ、全部、書いた。
この本を読めば、真実はすべて分る。
今は、以下の アマゾンの 電子書籍で、買えます。買って、ダウンロードして読んでください。
https://goo.gl/fC6E6k
私のこの本を読んで、心底、ゾッとしたい人は、するがいい。「そんな危ない本には、私は、近寄りません」という人は、それはそれでいい。だが、「おい、副島、お前のアタマは、おかしいぜ。みんなで笑おうぜ」と、私を嘲笑した者たちは、そのうち、自分の脳に、ヒビが入って、大きな真実が露見する日に、死ぬほど、苦しむから、待っていなさい。
私、副島隆彦は、ここの勝負でも勝つ。 必ず、勝つ。 読んでいない人は、この本を読みなさい。そして、私に何か、書いてきなさい。私の「人類の月面宅陸は無かったろう」本が出て、大騒ぎになって、あれからもう、13年がたった。いろいろなことが、私のまわりでは起きた。全部、私は、記録として書き留めている。
以下の 日経新聞の科学記者の文で、アメリカは、中国が、月探査を、本格的にやることで、焦っている。 中国が、月面の真実、 を もうすぐ、あと数年で満天下に(すなわち、世界に)暴き立てるだろう。ロシアや、ヨーロッパとは、秘密条約で、「アメリカの、月面着陸ナシの 真実隠蔽 を守ってね」となっている。日本政府もこれに加担している。それでも中国は、どうも、これに加わっていない。
私は、8年ぐらいまえに、中国調査で、中国人の大学教授で日本語の通訳もする人に、「アメリカの有人月面着陸をどのように、中国では教えているのか」と、尋ねた。そうしたら、この教授は、辺りを見回したあとで、「月には、人間は行っていない。しかし、学生たちに、教えるときは、アメリカ人の飛行士が、月面に降り立った、(1969年から、6回、12人。副島隆彦、大笑い)と教える」と言った。
そうしたら、横にいた、中国人のババアの通訳で、ガイドの女が、中国語で、その男の教授に、「あなた、そんなことを、日本人に、教えていいの」と、激しく叱っていた。 何なのだ、いやな、女だなあ、と、私、は、そのとき思った。 これが、実情だよ。
みんな、自分の頭で、考えなさい。人に聞けることではないからね。あとは、
私、副島隆彦の この大著(たいちょ)を読むしかないですね(笑)。
副島隆彦記。 以下に、くだらない記事だが、これまでのアメリカのアポロ計画やら、宇宙計画の概要が書いているので、読んでください。
(転載貼り付け始め)
「 アポロ計画と何が違う 米国、50年ぶり人類を月へ 」
科学記者の目 (科学技術部シニア・エディター 小玉祥司)
2017/12/26 日経新聞
1969年にアポロ11号が月に着陸してからおよそ50年、人類を再び月に送る計画が動き出した。12月11日にトランプ米大統領が、月への有人探査をNASAに指示する文書に署名。中国なども積極的に月探査に取り組んでいて、日本も米国の有人探査計画に参加していく方針だ。
人類を再び月へ トランプ計画の狙いと展望
トランプ米大統領が有人月探査の新計画を指示する文書に署名した。人類を再び月へ送り込む狙いと展望を科学技術部の小玉祥司シニア・エディターが解説する。
■アポロ計画では6回着陸 今回は火星への中継拠点に
アポロ計画では、1969年に11号が初めて月に着陸、アームストロング船長が人類史上初めて月に足跡をしるした。その後、72年の17号まで、事故で引き返した13号を除いて6回の着陸に成功し、12人の宇宙飛行士が月に降り立った。これまでに人類が地球以外の星に到着したのは、この時だけだ。
月面に立てた米国の国旗とアポロ11号のオルドリン飛行士(NASA)
( 副島隆彦注記。 本当に、この写真は、笑える。見てみろ。ボーと旗の前で突っ立っている、月面の?飛行士の 手前の、大きなワラジ(草鞋)のような痕を。何なのだ、これは。面白いことをする人たちだなー、ホントに )
アポロ計画は月に人類を送ること自体が目的だった。しかし今回は、すでに公表されている火星探査など、より遠くの星々へ向かう足ががりとして月に拠点を設ける。
米国では、オバマ大統領時代に人類を火星に送る構想を打ち出していたが、今回は、そうした計画の前段階として、月への有人探査を追加した格好だ。トランプ大統領も「月面に旗を立てるだけではなく、火星探査への基盤を築く」と説明している。
NASAは2030年代中ごろに火星へ人類を送る構想を進めている。その足がかりとして月を回る宇宙ステーション「深宇宙ゲートウェイ」の建設構想にも取り組んでいて、ロシアとも協力することを確認済みだ。そうした一連の流れのなかで、月面に宇宙飛行士を降り立たせるとともに有人拠点を建設。深宇宙ゲートウェイとともに、火星などへ向かう拠点にしようというわけだ。
月に宇宙飛行士を送ることをNASAに指示する文書に署名するトランプ米大統領(NASA/Aubrey Gemignani)
地球から直接、火星などに向かおうとすると、大量の燃料を積んで出発しなければならず、打ち上げに大変な費用や労力がかかる。月の基地や宇宙ステーションにいったん必要な燃料や機材を運び、そこから火星などに出発すれば、必要な燃料を抑えることができる。
基地ができれば、月に眠る資源の開発にもつながる。これまでの探査で月に水やアルミニウムなどが存在することなどがわかっていて、水は酸素や水素に分解してロケット燃料などにも使える期待もある。日本の探査機「かぐや」が月の地下に巨大な空洞があることを見つけたが、月に基地を造るときに利用できるのではないかと、米国も関心を寄せている。
■中国は13年に無人探査機の着陸に成功
月の探査に熱心なのは米国だけではない。なかでも中国は13年に、米国と旧ソ連に続いて3番目に月に無人探査機「嫦娥(じょうが)3号」を着陸させることに成功した。
2017年11月打ち上げの予定は延期されたが、無人探査機「嫦娥5号」を着陸させ、サンプルを地球に持ち帰る計画も進行中だ。具体的なスケジュールなどは公表していないが、有人での月面着陸を視野に入れて探査計画を進めていることは間違いない。
独自の有人ロケットを持たない日本は、12月に宇宙基本計画の工程表を改定し、米国の探査計画などに参加して、月や火星の有人探査を目指すことを決めている。
地球温暖化対策に消極的な姿勢をとるなど科学分野には関心が低いトランプ大統領だが、宇宙開発に関しては大統領選挙中から前向きな発言をしていた。特に有人探査を推進する姿勢は強く、今回の月へ宇宙飛行士を送る方針もその流れに沿ったものといえる。またアポロ計画は米国民にとって過去の大きな栄光でもあり、支持率が低迷するトランプ大統領にとって人気回復策のひとつとみられることも否めない。
NASAが開発を進めている大型ロケット「SLS」(NASA)
とはいえ、米国はすでに、火星探査などに向けて大型ロケット「SLS」や新型宇宙船「オライオン」などの開発を進めている。民間企業のスペースXも、アポロ宇宙船の打ち上げに使われたサターン5型を上回る大型ロケット「BFR」を開発して、火星の有人探査を目指すことを公表している。月に人類を送る計画でも、こうした技術が利用されるはずだ。
一方で、アポロ計画の時は、旧ソ連との激しい宇宙開発競争の中で、ケネディ大統領が「1960年代のうちに人類を月に到達させる」と宣言。米国が国の威信をかけて資金を投入した。今回は、月に着陸する具体的なスケジュールは決まっておらず、予算をどう手当てするかといった課題も残っている。再び人類が月に立てるかは、技術よりも資金の問題が大きいかもしれない。(科学技術部シニア・エディター 小玉祥司)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝