ふじむら掲示板

副島系掲示板の"補集合"としての役割
かたせ2号 投稿日:2022/04/13 18:43

【130】ドナルド=トランプの生涯に渡る戦いが敗北に終わった。

かたせ2号です。

ふじむら掲示板[247]に私の、世界の見立てを提示しましたが、それに大きく変更を迫る出来事が、2022年4月12日に起きていました。

読売新聞サイトから。
記事名:ロシア軍の行為は「ジェノサイド」、バイデン氏が初めて明言…「証拠が次々に」
2022年4月13日配信
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220413-OYT1T50075/

(引用開始)
米国のバイデン大統領は2022年4月12日、訪問先の米アイオワ州で記者団に対し、ロシア軍のウクライナでの行為は「ジェノサイド(集団殺害)だ」と初めて明言した。「先週と違い、露軍が行った恐ろしいことを示す証拠が次々に出てきている。惨状は今後、ますます明らかになるだろう」とも語った。
ジェノサイドは国際法で禁止されている。バイデン氏は違反するかどうかは「国際的な法律の専門家に決めてもらう」と、国際機関に委ねる考えを示した。
 米政府はこれまで、ウクライナで無差別攻撃や民間人を標的にした攻撃を行っているとして、ロシア軍の行為を「戦争犯罪だ」と指摘しつつ、「ジェノサイド」とは認定してこなかった。
 首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで多数の民間人殺害が確認されたことを受け、バイデン氏が2022年4月4日に記者団から「ジェノサイドか」と問われた際にも、「ノー」と否定し、「戦争犯罪だ」と強調していた。
(引用終わり)

かたせ2号です。以下に上の記事に対する私の解釈を示します。

まず、「ジェノサイド」とは、米軍・NATO軍をウクライナに投入するための謀略用語として、2022年4月3日にウクライナのゼレンスキー大統領によって提示されましたが、アメリカのバイデン政権は、2022年4月4日に、この言葉の使用を拒否していました。
しかし、今回の発表により、ロシアの軍事行動を「ジェノサイド」と名付けることについて、ウクライナのゼレンスキー(DS最高幹部の「肉声」)とアメリカのバイデンの認識とが一致しました。これで、米軍・NATO軍を、NATO「非」加盟国であるウクライナに投入する大義名分が立ち、それを実行するための障害も消えてなくなりました。時期は予測できませんが、このことは実行され、第三次世界大戦へと突き進むこととなるでしょう。

次に。
バイデンという「玉(ぎょく)」の言動のコントロールを、ドナルド=トランプは失いました。ドナルド=トランプの生涯に渡る戦いは敗北に終わりました。

最後に。
ロシアのプーチンは、トランプという盟友を失い、DS相手に一人で戦うことになります。
戦いがより厳しいものになりました。結果として、DSがプーチンを追い詰めてウクライナに侵攻させたという、副島先生の以下の見立てが最も正しいことになります。

・重たい掲示板[3377]「ウクライナ戦争。11本目。 今からロシア軍の反撃(カウンター!)が起きる。 定例会のお知らせ。」
・重たい掲示板[3378]「緊急対策。 消えた下 ↓ の「3377」番 「ウクライナ戦争。11本目」の末尾を載せます。」

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/13 18:42

【129】私が予想をはずしたかも、です。

かたせ2号です。

ふじむら掲示板[245]、[243]で、ドイツが近々、「早期(年内)でのロシア産石油の輸入停止」を発表するのではないか、と予想をたててみましたが、はずしたかもしれません。
はずしていたら、ごめんなさい。
はずした理由については、今後出てくる情報を参考にしながら、考えてみることにします。

さて一方で、以下の情報分析の視点(前提)は、上記予想をはずした(かもしれない)にもかかわらず、依然として維持します。それなりに沢山の情報を精査して立てた視点だからです。

(私の、世界に対する見立て)(2022年4月13日時点)

<DS>
・世界にはDS(ディープステート)と呼ばれる勢力が存在し、金融とメディアとを牛耳っている。
・DS最高幹部(と私が勝手に名付けた)が存在する。DS最高幹部は、ヨーロッパの政治的指導者(大統領、首相クラス)より上位に立つ存在である。
・DS最高幹部が、DSをどう動かすかの最高意思決定を行っている。
・2022年4月以降では確実なのだが、DS最高幹部の「肉声」が、ウクライナのゼレンスキー大統領の発言と行動とを借りて、世界中に発信されており、その影響力を強めている。すなわち、DS最高幹部が戦いの最前線に立って陣頭指揮をとっている。

<ドナルド=トランプとプーチン>
・アメリカは、2020年12月の大統領選挙での不正行為を根拠に、現在、戦時体制がとられている。アメリカ政府の実権は、トランプと米軍が握っている。
・トランプとDSは激しく対立している。
・トランプはドル覇権終焉(ドル暴落)によって、アメリカ国家の借金を棒引きしその損をDSにかぶせることを狙っている。
・ロシアのプーチン大統領とDSも激しく対立している。
・敵の敵は味方の理屈に従って、トランプとプーチンは、ドル覇権を終焉させる目的で共同戦線を張っている。

<中国>
・中国の位置づけの整理がついていません。トランプから見れば、中国はアメリカ大統領選挙の不正に加担した敵、プーチンから見れば中国は頼りになる国、となります。

<ウクライナの戦い>
・DSはウクライナを舞台にロシアを挑発して第3次世界大戦をするべく長年動いてきた。
・一方でロシアは長年準備を重ね、機が熟したところで、DSの支配を打破するチャンスとしてDSのこの挑発に乗った。(ロシアが長年にわたる準備を重ねていなければ、DSの激烈な経済制裁が発動されたにもかかわらず、ロシア・ルーブルの貨幣価値が暴落せず制裁前のレベルに復活・維持することなど、できようはずがない。)
・「米軍・NATO軍をウクライナに投入させる、もしくは、ロシアに直接ぶつける」。
これを実行させるか、させないかで、DS最高幹部(投入させるぞ)とトランプ・プーチン陣営(投入させないぞ)とが争っている。
・米軍はトランプが抑えていて、この第3次世界大戦を起こさない状況を維持している。

<世界>
・世界の政治的指導者(大統領、首相クラス)は、上記の諸事実を十分に理解・把握した上で自らの発言と行動を決定している。ただし、日本についてはちょっと心配(笑)。副島先生がおっしゃる通り、日本は世界から見れば「周辺」にある国なんだろうなあ。

かたせ2号です。
私の、世界に対する見立ては以上になります。

なお、上記の見立ての中で一番注目してほしいのが、
「DS最高幹部の「肉声」が、ウクライナのゼレンスキー大統領の発言と行動とを借りて、世界中に発信されており、その影響力を強めている。すなわち、DS最高幹部が戦いの最前線に立って陣頭指揮をとっている。」です。
この視点を受け入れていただければ、世界の動きがくっきりと見えてくるはずです。

以上の見立てを前提に、今後も情報を分析・解釈していきます。

(補足1)
田中宇さんが、長年、世界支配層の中に多極派と反多極派がいて暗闘を繰り返しているという視点を立てて、それを前提にして世界の状況・変化を分析・解釈しておられました。
今回、自分なりの視点を立ててみて、田中宇さんがなぜそのようなスタイルで情報発信するようになったのか、実感としてよく理解できました。

(補足2)
本当は、DSと反DSの上に双方を操る、より上位の存在があるのでは? という仮説もあるのですが、それについては考えないようにしています。今まで集めた情報では、その仮説は、肯定も否定もできませんので。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/12 18:52

【128】最近、思いついたこと

かたせ2号です。
以下の内容は雰囲気が似ているなあ。

1.松下幸之助.comサイトから。
記事名:松下電器は何をつくる会社か
https://konosuke-matsushita.com/column/quiz/no101.php

(一部引用開始)
松下幸之助は次のように述べています。
 「まだ会社が小さかったころ、従業員に、『お得意先に行って、きみのところは何をつくっているのかと尋ねられたら、松下電器は人をつくっています。電気製品もつくっていますが、その前にまず人をつくっているのですと答えなさい』とよく言ったものである」
(一部引用終わり)

2.新約聖書 マタイによる福音書から。
http://www.penguinclub.net/sermons/mat/mat4-18.html

(引用開始)
4:18 イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、ふたりの兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレをご覧になった。彼らは湖で網を打っていた。漁師だったからである。
4:19 イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」
4:20 彼らはすぐに網を捨てて従った。
4:21 そこからなお行かれると、イエスは、別のふたりの兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイといっしょに舟の中で網を繕っているのをご覧になり、ふたりをお呼びになった。
4:22 彼らはすぐに舟も父も残してイエスに従った。
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/12 18:00

【127】ボッシュ社の社長:ロシアのガス拒否でドイツの工場が閉鎖される

かたせ2号です。
藤原直哉のツイッターに、ロシア・プラウダ記事が紹介されていたので引用します。
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1513128518158528522

ロシア・プラウダのサイトから。
記事名:ボッシュの責任者:ロシアのガス拒否でドイツの工場が閉鎖される
2022年4月10日配信

(機械翻訳引用開始)
ドイツの企業グループ、ボッシュのシュテファン・ハートゥング社長によると、ロシアのガス供給拒否は、ドイツのすべての工場のサプライチェーンを混乱させるだけでなく、生産を全面的に停止させる可能性があるという。
同社は、エネルギー需要の20%をガスでまかなっている。もしベルリンでロシアのエネルギーが使えなくなれば、ボッシュだけでなく、サプライチェーンにも支障が出ます」と、ハルトゥングはHandelblattに語っています。
ボッシュのトップは、ロシアのエネルギーを手放すことの悪影響はドイツの産業にとって致命的であり、ドイツは「経済力」を失う危険性があると警告している。
欧米諸国は、ウクライナでの特殊作戦開始以来、ロシアに対して厳しい制裁を課し、さらに制限を加え続けている。
ロシアの銀行規制や外国企業のロシア市場進出拒否に加え、西側諸国はロシアのガス、石油、石炭を完全に放棄することを提案しているのです。
(機械翻訳引用終わり)

かたせ2号です。
これから、ボッシュ社の社長の懸念が現実のものとなるでしょう。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/12 17:41

【126】北野武監督の映画「座頭市」(2003年)の観賞をオススメします。

かたせ2号です。
ふじむら掲示板[241]ヨーロッパの戦況報告、の私の投稿の一部を再掲します。

(一部再掲開始)
2022年4月11日現在の、DSの陣容についてまとめておく。

DSの作戦指揮者は、ウクライナのゼレンスキー大統領(DS最高幹部の肉声を体現)
DS最高幹部の意向に従う意思を明確にした政治的指導者(大統領、首相クラス)は以下の3名
フランスのマクロン大統領:2022年4月3日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
イギリスのジョンソン首相:2022年4月6日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
オーストリアのネハンマー首相:2022年4月9日にウクライナにいるゼレンスキーの元を訪問
他の政治的指導者(大統領、首相クラス)はDS最高幹部の意向に従うか意思を明確にしていない。
(一部再掲終わり)

かたせ2号です。
勝手に話を進めて恐縮ですが、上のDSの陣容というか、今回のDSの作戦について。
この作戦のネタ元は、北野武監督の映画「座頭市」(2003年)じゃないですかね?
真相は不明ですが、案外とそうかもしれません。

私はこの映画を観賞したことがあるのですが、「ああ、今回のDSの作戦は、あの映画のストーリーと全く一緒だ」と気づきました。
この映画をご覧いただければ、現在の世界の動きの構造が実感できると思うので、オススメします。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/12 17:36

【125】DS最高幹部とドイツの戦いの経緯(2022年3月~4月10日)

かたせ2号です。
表題の件、時系列に沿って、私の解釈を説明します。

1.2022年3月7日(ドイツ)

ドイツは2022年3月時点で、ロシア産石油・ガス輸入継続の意思を表明しました。

NNA ASIA経済ニュースから。
記事名:ドイツ、ロシア産石油・ガス輸入継続 ショルツ首相「代替手段ない」
2022年3月9日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d172a21410bf88c8511db9c07ee9252bd47e3b

(一部引用開始)
ドイツのショルツ首相は2022年3月7日、ロシアからのエネルギー輸入を継続する方針を示した。現時点では、これに代わる手段がないためとしている。米国やウクライナからは、対露経済制裁に石油・ガスの禁輸を加えるよう求める声が強まっているが、これに改めて抵抗する格好となる。
 同首相は、ロシアのウクライナ侵攻を受けた欧州連合(EU)の経済制裁は「長期的に持続できる形で策定されている」と説明。市民生活の維持に石油・ガスは不可欠なため、「ロシアからのエネルギー輸入は意図的に制裁の対象外と見なされた」としている。
 また、ドイツ政府は他のEU加盟国などと共に過去数カ月にわたり、ロシア産エネルギーの代替を検討しているとした上で「これは一朝一夕には達成できない」と説明している。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
これは、DS最高幹部からすると利敵行為なわけです。この時点で、DS最高幹部とドイツとの間で、意見の食い違いが起こりました。

2. 2022年4月3日(ウクライナ)

ウクライナのゼレンスキー大統領が、2008年にウクライナをNATOに加入させなかった独仏首脳を咎めました。

産経新聞サイトから。
記事名:ゼレンスキー大統領、NATO入り阻んだ独仏に怒り 「ロシアへの譲歩の結果を見よ」
2022年4月5日配信
https://www.sankei.com/article/20220405-4GJPQ664TFJ4JKQHPD5JNJ453A/

(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月3日のビデオ演説で、首都キーウ(キエフ)で起きた民間人殺害に関し、2008年にウクライナの北大西洋条約機構(NATO)入りをドイツとフランスが阻止したことがロシアの侵攻を招いたとして、独仏への怒りを示した。
ゼレンスキー氏は「メルケル前独首相、サルコジ元仏大統領は(虐殺が起きた)ブチャに来て、ロシアへの譲歩政策の結果を見るべきだ。拷問されたウクライナ人たちを自分の目で見てほしい」と当時の独仏首脳を名指しで批判した。
NATOは2008年、ブカレストで開いた首脳会議の声明で、ウクライナとジョージアは将来的に「加盟国になる」と明記したが、仏独の反対で加盟は実現しなかったとされる。
独公共放送ARDによると、メルケル氏の報道官は「メルケル氏はNATO首脳会議に関し、当時の判断を現在も維持している」とする声明を発表した。サルコジ氏は2022年4月4日までにコメントをしていない。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
DS最高幹部が、過去の独仏首脳の判断ミスを咎めて、それへの反応を見たわけです。
すると、「独公共放送ARDによると、メルケル氏の報道官は「メルケル氏はNATO首脳会議に関し、当時の判断を現在も維持している」とする声明を発表した。」わけです。
メルケルがドイツの国を代表して、DS最高幹部の咎め立てに対して、2008年当時の判断の修正を拒絶したわけです。
これが「ドイツはDS最高幹部のいいなりにはなりません」という明確な意思表示であり、これを機に、DS最高幹部とドイツとが水面下で戦うこととなりました。

3.2022年4月7日 (ウクライナ)

ウクライナのゼレンスキー大統領が西側諸国に対し、ロシアからの早期の石油禁輸を求めました。

日テレNEWSサイトから。
記事名:ゼレンスキー大統領 ロシアからの早期石油禁輸求める
2022年4月7日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5342dca34429cd7793b8106510d5ddaff910b9b

(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、日本時間2022年4月7日朝に公開した動画で、西側諸国によるロシアへの制裁は不十分だとした上で、石油の禁輸を早く行うよう求めました。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
これはウクライナ大統領が西側諸国へ要請という内容になっていますが、本当のところはDS最高幹部がドイツに対して、強力な圧力(命令)を下したのです。
標的がドイツであることは、翌日のドイツの対応を見ればわかります。
次の記事をごらんください。

4.2022年4月8日 (ドイツ)

ドイツが、ロシアからの石炭と石油の輸入を年内に停止する考えを示しました。

読売新聞サイトから。
記事名:ロシア産石炭と石油、ドイツが年内に輸入停止…24年半ばには対露依存度ゼロへ
2022年4月10日配信
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220410-OYT1T50192/

(引用開始)
 ドイツのショルツ首相は2022年4月8日、「ロシアの化石資源から自立するため、大きな仕事をしなければならない」と述べ、ロシアからの石炭と石油の輸入を年内に停止する考えを示した。就任後初めて訪問した英国で、ジョンソン英首相との共同記者会見の際に明らかにした。
 独政府によると、石炭については今月から輸入制限を始め、秋には取引を止める。輸入量の半分を占める天然ガスは、2024年半ばまでにロシアへの依存度をゼロにする方針だ。
 欧州連合(EU)は2008年から露産石炭などの輸入を禁じる。石油禁輸についても2022年4月11日に協議する見通しで、エネルギーのロシア依存からの脱却を加速させる。
(引用終わり)

かたせ2号です。
2022年4月からのDS最高幹部からの強力な圧力に耐えかねて、ドイツはそれまで方針としてきたロシア産石油の輸入継続を諦めて、年内の輸入停止に踏み切ったわけです。ただし、「輸入量の半分を占める天然ガスは、2024年半ばまでにロシアへの依存度をゼロにする方針」を示し、ロシア産天然ガスの早期の輸入停止は行わない、という防衛戦を敷いて抵抗しようとしました。

5.2022年4月9日 (ウクライナ)

ウクライナのゼレンスキー大統領が以下の声明を発表しました。

ロイター通信のサイトから。
記事名:ウクライナ大統領「ロシアの侵略、全欧州が標的」 制裁強化求める
2022年4月10日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKCN2M205T

(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月9日に演説し、ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だと指摘、西側諸国にロシア産エネルギーの完全輸入禁止とウクライナへの武器供与拡大を求めた。
ロシアの武力行使について「最終的には全ての人々に打撃を与える惨劇だ」とし、「ロシアの侵略はウクライナだけを念頭に置いたものではない。欧州全体がロシアの標的になっている」との認識を示した。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
ウクライナ大統領から西側諸国へ要請という内容になっていますが、これも、本当のところは2022年4月7日に引き続いて、DS最高幹部がドイツに対して、より強力な圧力(命令)を下したのです。
「ロシア産エネルギーの完全輸入禁止」というDS最高幹部のこの新たな命令は、前日にドイツが示した「ロシア産天然ガスの早期の輸入停止は行わない」という、ドイツの抵抗線を完全に否定しています。そこまでやれと命令を下しているわけです。
そして、「ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だ」というゼレンスキーが同時に発したコメントについて。
本当に意味するところは、「もし、この命令に従わなければ、DS最高幹部がとり得る「最終手段」をドイツ国内で行使する」という意味です。そうやって脅しにかかっているわけです。
「最終手段」という意味がわかりますでしょうか?
DS存在肯定の立場の人には理解できるであろう、9.11とかでも知られる、DS最高幹部がよくやる「いつもの『アレ』」です。

6.2022年4月10日(ウクライナ)

ウクライナのゼレンスキー大統領が以下の声明を発表しました。

ロイター通信サイトから。
記事名:ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」
2022年4月11日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-scholz-idJPKCN2M300Y

(記事引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月10日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ロシアに追加制裁を科す可能性について協議したと明らかにした。
ビデオ演説で、ショルツ氏とは戦争犯罪当事者の責任追及、対ロシア制裁強化やロシアとの和平交渉について話し合ったと述べ、「ドイツの姿勢が最近、ウクライナに有利な方向に変化していることを私は喜んでいる」と語った。
ショルツ首相は2022年4月8日、ドイツは年内にロシアからの原油輸入を停止できる可能性があると述べた。ただ、天然ガスについては、代替供給源から輸入するためのインフラ構築が必要となり、もっと難しくなるとの見方を示した。
ドイツの原油輸入にロシア産が占める割合は25%と、2022年2月24日のウクライナ侵攻開始前の35%から低下している。ロシア産天然ガス輸入の割合は55%から40%に低下している。
独首相府は2022年4月10日出した声明で、ゼレンスキー大統領からショルツ氏に現状やロシアとの交渉について説明があったとしたが、制裁に関する協議には触れていない。
(記事引用終わり)

かたせ2号です。
記事名の「ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」」は、
「DS最高幹部が、ドイツの姿勢称賛 「DS最高幹部寄りに変化」」に置き換えてかまいません。
まだ、正式な発表はないので、以下は私の推測に過ぎませんが、DS最高幹部が称賛したドイツの姿勢とは、すなわち、ロシア産天然ガスを早期に輸入停止することを、ドイツがDS最高幹部に約束した、ということだと思います。
こうしてDS最高幹部は、ドイツがこれまで行ってきた利敵行為(ロシア産エネルギーの輸入継続)を粉砕し、ドイツを自らの勢力下に組み敷いたのです。
なお、ドイツが正式発表を遅らせる状況があれば、ゼレンスキーから「西側諸国」への督促の要請(二の矢、三の矢)がなされるでしょう。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/12 07:04

【124】取り急ぎ(2022年4月12日午前)

かたせ2号です。
取り急ぎ、考えをまとめたので、以下に書きます。

1.
ロイター通信記事から。
記事名:オーストリア首相が訪ロ、プーチン氏と「率直で厳しい会談」
2022年4月12日配信

(一部引用開始)
[ウィーン 2022年4月11日 ロイター] – オーストリアのネハンマー首相は2022年4月11日、ロシアを訪問し、プーチン大統領と会談した。2022年2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、欧州連合(EU)首脳がプーチン大統領と対面会談するのは初めて。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
DSとロシアとの外交交渉のレベルが「DS最高幹部(肉声)の意思を、プーチンへの直接伝達する」という最高度のものに引き上げられた、という記事です。

2.
2022年4月3日、ドイツはDS最高幹部に、DS最高幹部の命令には従わない旨を通告。その後、戦いが水面下で起きたが、ドイツは防戦一方。今後もしドイツがロシア産天然ガスの輸入中止に追い込まれれば、DS最高幹部側の勝利。ベルリンは、1945年のナチスドイツの敗北、1989年のベルリンの壁の崩壊に続き、3度目の陥落。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/11 20:17

【123】ヨーロッパの戦況報告

1.最初に

みなさん。
これから海外のニュースを読む、聞く、見るときに「ゼレンスキー」という言葉を「DS最高幹部」に置き換えてみてください。それで全てがわかります。

2.2022年4月11日現在の、DSの陣容についてまとめておく。

DSの作戦指揮者は、ウクライナのゼレンスキー大統領(DS最高幹部の肉声を体現)
DS最高幹部の意向に従う意思を明確にした政治的指導者(大統領、首相クラス)は以下の3名
フランスのマクロン大統領:2022年4月3日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
イギリスのジョンソン首相:2022年4月6日にロシアの軍事活動は「ジェノサイド」だと非難。
オーストリアのネハンマー首相:2022年4月9日にウクライナにいるゼレンスキーの元を訪問
他の政治的指導者(大統領、首相クラス)はDS最高幹部の意向に従うか意思を明確にしていない。

3.
ウクライナ大統領「ロシアの侵略、全欧州が標的」 制裁強化求める
2022年4月10日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-scholz-idJPKCN2M300Y

(一部引用開始)
[キーウ 2022年4月10日 ロイター]ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月9日演説し、ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だと指摘、西側諸国にロシア産エネルギーの完全輸入禁止とウクライナへの武器供与拡大を求めた。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。「ロシア産エネルギーの完全輸入禁止」これが、これがDS最高幹部から各国政治的指導者への命令です。ただし、この命令に素直に従える政治的指導者は、もうあまりいません。DS最高幹部の命令に従わないと怖いのは重々承知だが、この命令に従うと自国民からの支持を失いかねないからです。当たり前の話ですね。
(なお、ここでは、「ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だ」発言についての解説はしません)

4.ドイツの状況

ロイター通信サイトから。
記事名:ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-scholz-idJPKCN2M300Y

(記事引用開始)
[2022年4月10日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月10日、ドイツのショルツ首相と電話会談し、ロシアに追加制裁を科す可能性について協議したと明らかにした。
ビデオ演説で、ショルツ氏とは戦争犯罪当事者の責任追及、対ロシア制裁強化やロシアとの和平交渉について話し合ったと述べ、「ドイツの姿勢が最近、ウクライナに有利な方向に変化していることを私は喜んでいる」と語った。
ショルツ首相は2022年4月8日、ドイツは年内にロシアからの原油輸入を停止できる可能性があると述べた。ただ、天然ガスについては、代替供給源から輸入するためのインフラ構築が必要となり、もっと難しくなるとの見方を示した。
ドイツの原油輸入にロシア産が占める割合は25%と、2022年2月24日のウクライナ侵攻開始前の35%から低下している。ロシア産天然ガス輸入の割合は55%から40%に低下している。
独首相府は2022年4月10日出した声明で、ゼレンスキー大統領からショルツ氏に現状やロシアとの交渉について説明があったとしたが、制裁に関する協議には触れていない。
(記事引用終わり)

かたせ2号です。
記事名の「ゼレンスキー氏、ドイツの姿勢称賛 「ウクライナ寄りに変化」」は、
「DS最高幹部が、ドイツの姿勢称賛 「DS最高幹部寄りに変化」」に置き換えてかまいません。ドイツが、現在の激戦地ですね。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/11 07:06

【122】取り急ぎ

かたせ2号です。

記事名:ウクライナ大統領「ロシアの侵略、全欧州が標的」 制裁強化求めるロイター

(一部引用開始)
[キーウ 2022年4月10日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月9日演説し、ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だと指摘、西側諸国にロシア産エネルギーの完全輸入禁止とウクライナへの武器供与拡大を求めた。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
DS最高幹部が、米軍・NATO軍をロシアにぶつけるために取りうる「最終手段」を視野に入れた、という記事ですね。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/04/10 20:54

【121】DS最高幹部は、ウクライナのEU加盟を迅速に実現させる

かたせ2号です。

産経新聞サイトから。
記事名:ゼレンスキー大統領、NATO入り阻んだ独仏に怒り 「ロシアへの譲歩の結果を見よ」
2022年4月5日
https://www.sankei.com/article/20220405-4GJPQ664TFJ4JKQHPD5JNJ453A/

(一部引用開始)
【パリ=三井美奈】ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月3日のビデオ演説で、首都キーウ(キエフ)で起きた民間人殺害に関し、2008年にウクライナの北大西洋条約機構(NATO)入りをドイツとフランスが阻止したことがロシアの侵攻を招いたとして、独仏への怒りを示した。
ゼレンスキー氏は「メルケル前独首相、サルコジ元仏大統領は(虐殺が起きた)ブチャに来て、ロシアへの譲歩政策の結果を見るべきだ。拷問されたウクライナ人たちを自分の目で見てほしい」と当時の独仏首脳を名指しで批判した。
NATOは2008年、ブカレストで開いた首脳会議の声明で、ウクライナとジョージアは将来的に「加盟国になる」と明記したが、仏独の反対で加盟は実現しなかったとされる。
独公共放送ARDによると、メルケル氏の報道官は「メルケル氏はNATO首脳会議に関し、当時の判断を現在も維持している」とする声明を発表した。サルコジ氏は2022年4月4日までにコメントをしていない。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
この声明を発表したDS最高幹部の意図がわからず、そのままこの記事については考えることをしていませんでした。

状況が見えてきたのは昨日(2022年4月9日)でした。

東京新聞サイトから。
記事名:欧州委員長がキーウ訪問、EU加盟への支援を表明 ゼレンスキー大統領は対ロシア制裁強化を求める
https://www.tokyo-np.co.jp/article/170725

(記事引用開始)
【パリ=谷悠己】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、EU加盟を望むゼレンスキー大統領に支援を表明した。
 フォンデアライエン氏はゼレンスキー氏との共同会見で「ウクライナは欧州の家族の一員であることを伝えに来た」と述べ、加盟手続きに必要な書類を直接手渡した。加盟交渉には通常複数年かかるが、フォンデアライエン氏はウクライナが求める特例的な迅速加盟に理解を示している。
 同行したボレル外交安全保障上級代表は、加盟国がウクライナに武器供与するためのEU資金を5億ユーロ増やし総額15億ユーロ(約2000億円)とする提案を紹介。ゼレンスキー氏は2022年4月8日にEUが決定したロシア産石炭の禁輸など制裁措置に感謝しつつ「さらに強め続ける必要がある」として原油や天然ガスの禁輸も求めた。
(記事引用終わり)

かたせ2号です。
DS最高幹部は、2008年に失敗したウクライナのEU加盟をロシアの軍事行動終結までに実現しようとして動いていますね。EU加盟ができれば、米軍・NATO軍のウクライナへの投入に向けて大きく前進できますから。上の記事によって、DS最高幹部が米軍・NATO軍のウクライナへの投入を全く諦めていないことが確認できます。ウクライナの戦いの勝負の分かれ目は、やはり「ロシアの軍事行動終結前に、米軍・NATO軍をウクライナに投入できるか」なんですよ。その点でDS最高幹部と私の認識が一致できたのには、安心しました。

なお、記事中の「ゼレンスキー氏は2022年4月8日にEUが決定したロシア産石炭の禁輸など制裁措置に感謝しつつ「さらに強め続ける必要がある」として原油や天然ガスの禁輸も求めた。」は、言っているのはゼレンスキーじゃなくて、DS最高幹部(肉声)ですから。みなさん、気をつけましょう。DS最高幹部は残忍だろうと予想はしていましたが、実際つかまえてみると、予想通り、残忍でしたね。

以上