ふじむら掲示板

副島系掲示板の”補集合”としての役割
かたせ2号 投稿日:2022/05/29 07:52

【200】ヘンリー・キッシンジャーとは何者か?(「明日のかたち」さんのNOTEから。)

かたせ2号です。
表題について考える上で、もっとも基本となるべき情報をみつけたので、ご紹介します。

「明日のかたち」さんのNOTEから。
記事名:世界経済フォーラム創設を支えたクラウス・シュワブ氏の師匠が明らかに
2022年4月28日
https://note.com/np1j2/n/n51655255bced

(一部引用開始)
世界経済フォーラムはクラウス・シュワブの創作ではなく、実はCIAが資金を提供したハーバード大学のプログラムから生まれたもので、ヘンリー・キッシンジャーが率い、ジョン・ケネス・ガルブレイスとハーマン・カーンによって実現に向け推し進められた。 この3人はいずれも外交問題評議会(CFR)のメンバーである。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。記事の全文は、上記リンク先を参照ください。

(補足)
「明日のかたち」さんのNOTEにある記事は、「すべて」オススメです。
https://note.com/np1j2
記事中では、副島隆彦先生の「重たい掲示板」での投稿内容の転載もいただいております。
「明日のかたち」さんの今後のご活躍を楽しみにしております。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/29 07:18

【199】イギリス トラス外相の発言をめぐっての状況整理(情報提供と分析)

かたせ2号です。表題について考えをまとめたので、以下にご報告します。よろしくご参考ください。

(結論)
1.
ウクライナの紛争が起き、かつ、ブチャの残虐な事件が世界中に報道されたたから、イギリスがG7諸国(標的はドイツ)に「ロシア産天然ガスの輸入停止」の圧力をかけたのではない。以前からそのタイミングを見計らっていたのだ。
イギリスのトラス外相が2021年12月8日に
「EUはガスの40%以上をロシアに依存しており、一部の国ではロシアが供給を完全に独占している。もしロシアがその気になれば、ヨーロッパはますますロシアのガスに依存することになるだろう。
私たちは、エネルギー、投資、技術のいずれにおいても、この戦略的依存関係を解消しなければならない。代替手段を提供しなければならない。」と明確に述べている。

2.
以下の引用データでトラス外相が述べている「自由のネットワーク(a network of liberty)」。これが、2022年4月27日のトラス外相による「地政学の復活」演説、すなわち、中露をユーラシア大陸の東西からはさみうちにする構想と直接結びついている。
はさみうちにするユーラシア大陸での西側では、すでにウクライナで戦争状態が起きた。次は中国と台湾との対立激化を機に日本を拡大NATOに引き入れる構想。
かたせ2号の予想だが、東アジアも戦争状態にして、中露を追い込むつもりだろう。これはジョージ・ソロスの構想とも一致している。

3.
上のトラス外相の構想に真正面から待ったをかけているのが、最近のヘンリー・キッシンジャー。
異論が出ているということは、DS最高幹部の計画が当初想定したより、うまくいっていないことを示している。DS最高幹部にとっての「想定外の状況」とは以下の通り。

・激烈な経済制裁にもかかわらず、ロシア・ルーブルの通貨価値は、全く暴落しない。2022年4月5日に、イギリスのトラス外相が、「これまでの「壊滅的な打撃を与える」制裁によって、ロシア経済は「ソヴィエト時代に」逆戻りしている」と豪語したにもかかわらず。
・ブチャの事件については、「フレシェット弾」報道(2022年4月24日、英ガーディアン紙)を機に沈黙せざるを得なくなり「ジェノサイド」された民族の指導者ゼレンスキーの立ち位置をもはや主張できない。このため、ゼレンスキー大統領の立場を活用してEUにロシア産エネルギーの輸入停止させる圧力がかけることができなくなった。
・EUがロシア産天然ガス輸入を、ロシア要求のルーブル払いで継続すると開き直った。
・にもかかわらず、ロシア最大手のズベルバンクとエネルギー部門に強いガスプロムバンクとはいまだSWIFT排除の対象からはずしている(はずしたくてもはずせない)。

かたせ2号です。結論は以上です。

(データ引用)
イギリス
記事名:自由のネットワーク(a network of liberty)の構築 外務大臣スピーチ
副題:リズ・トラス外務大臣はチャタムハウスで講演を行い、英国がいかにして世界中に自由のネットワークを構築しているかを示しました。
2021年12月8日
https://www.gov.uk/government/speeches/foreign-secretary-liz-truss-building-the-network-of-liberty

(抜粋開始、DeepL翻訳)

<経済的影響力をめぐる戦いに勝利する>
なぜなら、私たちは自由世界の友人たちと共に前面に立つ必要があり、経済的影響力をめぐる戦いはすでに本格化しているからです。
中国は現在、開発金融に米国の2倍以上の資金を費やしている。44の中低所得国が北京に対してGDPの10%を超える債務を抱えている。
EUはガスの40%以上をロシアに依存しており、一部の国ではロシアが供給を完全に独占している。もしロシアがその気になれば、ヨーロッパはますますロシアのガスに依存することになるだろう。
私たちは、エネルギー、投資、技術のいずれにおいても、この戦略的依存関係を解消しなければならない。代替手段を提供しなければならない。
英国が国際的なアジェンダを形成するための新たな機会である。この凍てつくような瞬間に、私たちは乗じていかなければならないのです。
敵は経済とテクノロジーを支配の道具として使おうとしている。我々は、それらを解放の道具として使いたい。そして、それを達成するために、英国の影響力、アイデア、インスピレーションをすべて使っていく。

<ネットワーク・オブ・リバティ:行動への呼びかけ>
私たちは、自由のネットワークを構築し、自由のフロンティアを前進させるために、外に出て行くのです。
そして、我々の友人たちもまた、歩みを進めていることを嬉しく思っている。日本は経済安全保障担当相を任命したばかりで、6Gのような新しい技術を開発している。オーストラリアは、世界各地で貿易と安全保障の関係を構築している。
私は、すべての同盟国が歩み寄り、この瞬間をつかむことを望んでいます。自由を愛するすべての国々が、内省、保護主義、孤立主義に終止符を打つのを見たいのです。
私たちが自由を第一に考えるとき、私たち全員が利益を得ることができる。
自由を愛する国々が互いに貿易を行い、安全保障のつながりを築き、パートナーに投資し、より多くの国を自由の軌道に引き込めば、我々全員がより安全で自由になるのです。
同じ志を持つ国同士の新しい協定は、たとえあなたがその一員でないとしても、祝福されるべきものです。
ゼロサムゲームではないのです。友人は友人の成功を望んでいる。
タイ大使が林大臣と行っているように、米国が日本との新しい経済連携に取り組むとき、あるいはEUが発展途上国への投資のための新しいグローバル・ゲートウェイ計画を発表するとき、我々全員が利益を得ることができるのです。
NATOへの資金提供、ロシアのガスへの戦略的依存の削減、発展途上国への投資拡大、CPTPPへの参加、悪質な行為への挑戦において、パートナーが歩み寄る姿を見たいのです。
G7は世界のGDPの半分をカバーし、ASEANを含む世界の友人たちとはそれ以上の関係を築いています。力を合わせ、自由を愛する他の国々を巻き込むことで、私たち全員が望む未来を作ることができるのです。

<まとめ>
今週末、リバプールでG7に会うとき、私のメッセージは明確だ。今こそ前面に立ち、自由のフロンティアを前進させるために我々と手を組むときだ。
今こそ、荷物を捨て、内省を捨て、自分たちが何者であるか、何のために立っているかに誇りを持ち、新しい世界を形作る用意をして、前に踏み出す時なのです。
過去について争うのはもうやめましょう。未来のために戦いましょう。
私たちのアイデアを支持し、影響力を高め、私たちの大義で人々を鼓舞することによって、私たちは自由のグローバル・ネットワークとして前進することができるのです。
それが、この急速に変化する世界での挑戦に立ち向かう方法である。そうすれば、アイデアと影響力のための戦いに再び勝利することができる。そして、自由な社会と民主主義が単に生き残るだけでなく、繁栄していくことを確実にする方法なのです。
ありがとうございました。
(抜粋終わり、DeepL翻訳)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/28 21:11

【198】「英米」DSという副島隆彦先生の命名から思い至ったこと。

かたせ2号です。
ドナルド・トランプが命名し世界中に広めた用語「DS」に、副島隆彦先生がおそらく世界ではじめて、「英米」を頭につけて、「英米DS」と名付け直した。
これは偉業である。
この「英米DS」という名前を、頭の中で反芻(はんすう)しているうちに以下の結論を導けた。ご参考ください。

1.結論
政治・軍事面において、戦後のフランスとドイツは、アメリカとイギリスに頭が上がらない。アメリカとイギリスは、フランスとドイツより国として格が上である。

2.根拠(結論に至った経緯)
(以下、世界普遍価値(world values)の考え方に基づいて推論した)
戦前の日本は、「日本軍国主義」の脅威から、アメリカによって解放された。このため、戦後の日本はアメリカに頭があがらない。
戦前の東欧諸国は、「ナチス・ドイツ」の脅威から、ソ連によって解放された。このため、戦後の東欧諸国はソ連(が存続する間は)に頭があがらなかった。
戦前の旧ユーゴスラビア地域は、「ナチス・ドイツ」の脅威から、自らの手(パルチザン活動)によって解放された。このため、戦後の旧ユーゴスラビアは、イギリス・アメリカ・ソ連に頭を下げる必要がなかった。旧ユーゴスラビアの指導者、チトーは独自の非同盟運動路線を進めることができた。
ということは、
戦前のフランスとドイツは、「ナチス・ドイツ」の脅威から、アメリカとイギリスによって解放された。このため、戦後のフランスとドイツは、政治・軍事面で、アメリカとイギリスの頭が上がらないはずである。そう考えないと筋が通らない。

3. 1.の結論から導き出されること

(1)NATOの主導権はアメリカとイギリスが握っている。
これは、以下に引用するド・ゴール大統領の行動からもわかる。誇り高きフランス人、ド・ゴールは、フランス語話者が英語話者を統治した歴史を持つイギリスや新参者のアメリカよりもフランスが格下の立場に置かれることに憤懣(ふんまん)やる方(かた)なかったのであろう。

世界史の窓サイトから。
http://www.y-history.net/appendix/wh1602-081_1.html

(一部引用開始)
フランスのNATO脱退:ド=ゴール大統領はアメリカのヨーロッパへの介入に反発して1966年に軍事部門から脱退。
 フランスは北大西洋条約機構(NATO)結成(1948年)時の加盟国で本部もパリに置かれていたが、1958年大統領に就任したド=ゴールは、米英の核独占を批判し、対等な立場を確保しようとしてフランスの核実験を進めた。米英がそれに対して批判的な態度を取ると、ド=ゴールはNATOの運営がアメリカ主導であることに反発し、1959年の地中海艦隊の撤収に始まり、次第にNATOと一線を画するようになった。
 ついにド=ゴールは1966年5月、NATOの軍事部門からの脱退を表明し、フランス軍すべてを撤退させ、フランス領土内のNATO基地すべてを解体した。ただし、NATOの理事会、政治委員会、経済委員会、防空警戒管制システムなどには残った。ド=ゴールの意図は、NATOを政治同盟として位置づけ、共同行動については主体的に判断するという自主外交の姿勢を示すところにあった。<渡辺啓貴『フランス現代史』1998 中公新書 p.123>
 つまりド=ゴールはフランスのNATO脱退に踏み切ったが、北大西洋条約からは離脱しなかった。「政治的には同盟、軍事的には独立」という姿勢をとった、ということができる。
 2009年3月、サルコジ大統領は、フランスを43年ぶりにNATO軍事機構に完全復帰させることを決定した。この決定にNATO各国は歓迎の意志を表明したが、国内ではフランス外交の独自性が失われるのではないか、という反対論が根強かった。事前の世論調査では賛成58%で反対38%を上回っており、現実にはボスニア、コソボ、アフガニスタンではフランス軍はNATOの軍事行動に参加しており、実態はNATO復帰の実態と変わりが無かった。
 結局、国民議会では「政府信任」投票が行われ与党の賛成によって4月4日に正式に完全復帰した。2009年のこの日はNATO創設60周年の記念日だった。
(一部引用終わり)

(2)NATOは、EUより格上である。

ロシア産エネルギーの輸入停止という、イギリスのトラス外相の示す方針(司令)に、これまでEUの上層部の政治家が従うことを表明してきたことからもわかる。これに従えば、ドイツやイタリアの経済が大打撃を受けることは明らかにもかかわらず。
なお、以下のEUの対応は、EUの英米への「属国ぶり」、言い方を変えれば苦悩・苦衷のほどを偲ばせる(しのばせる、しみじみ思い出させる)ものであると、かたせ2号は考える。

OIL PRICEのサイトから。
記事名:EU、ロシアのガス代金をルーブルで支払うことにOKを出す
2022年5月20日の記事
https://oilprice.com/Latest-Energy-News/World-News/EU-Gives-OK-To-Pay-For-Russian-Gas-In-Rubles.html

(一部引用開始)
ロイター通信によると、EUはこれまで、(ロシアへの経済)制裁に違反せずにロシアからガスを購入する方法について文書で伝えるバージョンと、非公開の会議でEU加盟国がガスプロムバンクにルーブル口座を開設しないよう注意するバージョンと、矛盾する情報を出してきたという。
(一部引用終わり)

(3)政治・軍事分野ではない、DS最高幹部の「思想の宣伝」は、国際性を持たせてバランスをとるために、アメリカ・イギリス以外の他の国の人間に担当させている。

DS最高幹部(これから世界で起きる出来事を「予定」できる人)から「インサイダー情報」をもらって、世界に発信している「世界最高級の知識人」は、ユダヤ系フランス人およびユダヤ人(イスラエル出身)である。

「ジャック・アタリ」
最近の著書「新世界秩序-21世界の“帝国の攻防”と“世界統治”」(2018年)
パンデミック(感染爆発)が起きることを10年以上前から予測。

「ユヴァル・ノア・ハラリ」
In my cityさんのツイートから。2022年5月22日。
https://twitter.com/greengingerrose/status/1528031372027502592
(引用開始)
ユヴァル・ノア・ハラリ(エルサレムのヘブライ大学教授でサピエンス全史の著者)は
ワールドエコノミックフォーラム(WEF)の最も核心たる一員。このインタビューに於いてハラリはcovid-19 と言うのは生体個体認証監視を正当化する為のものであり、人々(彼は動物と表現)に受け入れさせる為の方策だと述べた
https://twitter.com/MattGubba/status/1527951092079808513
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/28 09:36

【197】イタリアのドラギ首相が英米DS最高幹部を裏切った

かたせ2号です。

最初に。
藤原直哉さんがツイッターで紹介する記事選定のセンスは抜群です。
今回のかたせ2号の投稿は、それにのっかっているだけです。
以上、前置きでした。

さて、以下、紹介したいニュース記事を時系列にならべて、表題に結論に至るまでの解説を加えます。

1. ドイツ(2022年5月10日)

まず、ドイツを「ロシア産エネルギー年内輸入停止」の柵の中に追い込むために、DS最高幹部の意思の代弁者であるウクライナのゼレンスキー大統領とイギリスのトラス外相とが、2022年4月の1ヶ月をかけて奮闘する姿を、私、かたせ2号はこれまで、この掲示板の投稿の中で追いかけました。
そして、その最終結果として、いったんは、ロシア産エネルギーの輸入停止をDS最高幹部に表明したドイツではありました。ドイツによるDS最高幹部への降伏文書調印式の様子です。

ロイター通信のサイトから。
記事名:ドイツ外相、ウクライナ訪問 キーウの大使館再開へ
2022年5月10日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-idJPKCN2MW0X5

(一部引用開始)(下線部はかたせ2号が引いた)
ドイツのベーアボック外相が2022年5月10日、ウクライナ入りした。ロシアのウクライナ侵攻後にウクライナを訪れたドイツ政府関係者としては最高位となった。
ドイツ政府は当初、ウクライナへの重火器の供与に消極的で、関係が悪化していた。しかし、ドイツはウクライナが目指す欧州連合(EU)加盟に支持を表明し、ロシアへのエネルギー依存低減を鮮明にするなど、関係修復に動いている。
ベーアボック外相は、ロシアからのエネルギー輸入をゼロとし、「永続させる」ことを目指すと述べた。
(一部引用終わり)

かたせ2号です。
これでDS最高幹部がドイツを屈服させて正式な決着がつきました。それは確かな事実です。

2. EU(2022年5月10日)

EU大統領も上記1.の方向を追認しています。

日経新聞サイトから。
記事名:EU大統領「ロシア産ガスも禁輸」 依存脱却へ追加措置
2022年5月10日配信
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0807E0Y2A500C2000000/

(一部引用開始)
欧州連合(EU)のシャルル・ミシェル大統領は日本経済新聞のインタビューで、EUとして「ロシア産化石燃料への依存を終わらせる」と述べ、ロシアからの輸入停止措置を天然ガスにも拡大すると表明した。
(一部引用終わり)

3. イタリア(2022年5月11日)

しかし、ここから状況が、真逆にひっくり返ります、ものの見事に。
まず、イタリアのドラギ首相が、「ほとんどのガス輸入業者がガスプロムにルーブル建て口座を開設している」と暴露します。

田中宇さんのツイートから。
https://twitter.com/tanakanews_com/status/1524580188788760576
2022年5月12日のツイート

(引用開始)
ロシアの天然ガスを輸入する欧州諸国のほとんどは、プーチン提案のルーブル口座をこっそり作ってガス輸入を続けていると伊首相が訪米時に暴露。みんなEUの対露制裁法に違反。実はロシアを制裁してない欧州。

記事名:欧州の制裁は吹き飛んだ。ドラギ総裁、「ほとんどのガス輸入業者がガスプロムにルーブル建て口座を開設している」と発言
https://www.zerohedge.com/markets/european-sanctions-blown-bits-draghi-says-most-gas-importers-have-opened-ruble-accounts
記事本文:3週間前、我々は、いくつかのヨーロッパのガスバイヤーがブリュッセルの制裁に違反して、ロシアが要求したように静かにルーブルで供給を支払うようにヨーロッパの偽の統一戦線が速やかに亀裂を入れたことを報告し、すぐにヨーロッパの事実上すべての人が彼らの足跡に続いて、同様にEU制裁を回避すると予測した。先程、欧州で最もパワフルな人物の一人、元ゴールドマンのパートナーでECBのトップであるマリオ・ドラギが、まさにそれを確認したのである。
ジョー・バイデンとの会談後、(2022年5月11日に)ワシントンD.C.で記者会見したドラギは、ヨーロッパのガス輸入業者はすでにガスプロムにルーブル建ての口座を開設していると述べたのである。
イタリア首相は、イタリアが制裁に違反することなくガス代を支払うことができ、したがってイタリアへのガスの流れが影響を受けることはないと確信しているかという質問に答えている。
「実はかなり自信があるのだが、愚かな理由もある。制裁に違反するとはどういうことか、公式には何も発表されていない。ルーブルの支払いが制裁に違反するかどうか、これらの支払いがどのように組織されているかについては、誰も何も言っていないのです。だから、ここはグレーゾーンなんです」。
しかし、2022年4月27日、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ロシアからのルーブルでのガス代支払いの要求に屈しないよう、企業に明確に警告を発した。「そのような契約を結んでいる企業は、ロシアの要求に応じるべきではない」とフォン・デア・ライエン委員長は述べた。「これは制裁違反となり、企業にとって大きなリスクとなる」。言い換えれば、ドラギは今世界で最もホットな話題の実態を全く知らないか、あからさまに嘘をついており、その過程で、プーチンに対する「欧州統一戦線」が巨大な茶番劇であることを証明しているのである。
その結果、ドラギ総裁の驚くべき結論が導き出された。「実のところ、ほとんどのガス輸入業者はすでにガスプロムにルーブルで口座を開いている」とドラギは付け加えた。裏では、ヨーロッパはロシアに毎日何十億も積極的に支払い続けているのではなく、プーチンの条件に従ってそうしており、ルーブルの高騰を助けているという驚くべき事実が明らかになった。
(引用終わり)

4.  EU (2022年5月16日)

EUがロシアのガス代金をルーブルで支払うことを容認しました。

ということは、そもそもの「ロシア産天然ガスの年内輸入停止」といった意思決定も吹き飛んだと、かたせ2号は判断します。

以下の記事でわかる通りドイツとイタリアが手を組んで、DS最高幹部の意を組むEU大統領が示した方向性をひっくり返したわけです。
こうして、ロシア産エネルギーの輸入の是非について、EUは英米DS最高幹部の意向に公然と反旗をひるがえしました。

OIL PRICEのサイトから(田中宇さんのサイトでこの記事の紹介がありました。)
記事名:EU、ロシアのガス代金をルーブルで支払うことにOKを出す
2022年5月20日の記事
https://oilprice.com/Latest-Energy-News/World-News/EU-Gives-OK-To-Pay-For-Russian-Gas-In-Rubles.html

(引用開始、機械翻訳)
EUは、EU加盟国が制裁に違反することなくロシアのガス代金を支払う方法をめぐる長引く曖昧な状況に終止符を打った。
ロシアは各国にガス代をルーブルで支払うよう要求しているが、欧州各国政府は、制裁に抵触しない範囲でロシアに義務を負わせる方法を見つけるのに苦労していた。さらに問題を複雑にしているのは、これまでEUが、このような取り決めが現在の制裁措置に違反するかどうかを明確にしていなかったことである。
金曜日(2022年5月20日)にドイツとイタリアは、プーチン大統領の要請に沿って、ロシアのガスを購入するためにルーブルの口座を開設することができると企業に伝えた。
ロシアの要請では、企業はガスプロムバンクにユーロまたは米ドル建てとルーブル建ての2つの口座を開設することになっている。買い手は米ドルやユーロの一方の口座に代金を入金すると、ロシア銀行を介さずに自動的にルーブルに変換される。
先週までにEUの20社がガスプロムバンクに口座を開設し、さらに14社が口座開設に必要な書類を求めてきた。ドイツのVNGはすでにガスプロムバンクに口座を開設していた。
EUは現在、このような取り決めは行わないことを明確にしている。
しかしこれまでのところ、ブルガリア、フィンランド、ポーランドはルーブル口座での支払いを拒否している。ロシアはすでにブルガリアとポーランドへの供給を停止しており、ロシアは土曜日(2022年5月21日)にフィンランドへのガス供給を停止すると発表した。
ロイター通信によると、EUはこれまで、制裁に違反せずにロシアからガスを購入する方法について文書で伝えるバージョンと、非公開の会議でEU加盟国がガスプロムバンクにルーブル口座を開設しないよう注意するバージョンと、矛盾する情報を出してきたという。
(引用終わり、機械翻訳)

5. イタリア(ドラギ首相の心中)

しかし、イタリアのドラギ首相はECB総裁も勤め上げた、DS最高幹部の覚えめでたい人であるのに、なぜ上記のような言動・行動をとるのか、かたせ2号には理解ができませんでした。その心中を推し量る優れた記事を、藤原直哉さんがセレクトしてくれていたので紹介します。結論を簡単に言えば、会社に長年忠勤を尽くしてきた人物が、もうこれ以上評価されることはなく、これ以上の出世の目もないとわかって、一気に会社への忠誠心を失ったというところです。
だから、ドラギがDS最高幹部の意向に反した言動・行動をとっている理由も説明がついたので、話はつながりました。

藤原直哉さんのツイートから。
2022年5月26日
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1529627072813223937

(引用開始)
記事名:ドラギの脱出計画:イタリアはEU崩壊の引き金になるか?
2022年5月25日 
チェーザレ・サチェッティ著
https://theyeoftheneedle.com/2022/05/25/draghis-escape-plan-will-italy-trigger-the-collapse-of-the-eu/
機械翻訳

国際政治の世界には、こんな言葉がある。イタリアの政治を理解することができれば、政治そのものについて基本的にすべて理解することができる。
それなのに、なぜかイタリアの政治を理解できない人がいるのは、彼らがイタリアという国に対して歪んだイメージを持っているからだ。
イタリアはユニークな天才の国であり、その特徴は政治環境にも反映されていると言える。
最近のイタリア政治に関するニュースといえば、ドラギ現首相が退陣するようだ。
ドラギ首相といえば、欧州中央銀行の前総裁で、欧州通貨を救うためにECBが行う措置について「必要なら何でもする」という表現で悪名高く知られているので、すでに多くの人が知っている。
実際、ユーロの救済はかなり成功したが、その代償は欧州諸国、特にイタリアが属する南欧諸国が支払った。
ユーロは通貨以上の存在である。実は、従来の通貨の定義に従えば、通貨ですらない。
ユーロは国家によって発行されるのではなく、ほとんどが民間銀行によって支配されている各国の中央銀行からなるECBによって発行される。
したがって、ユーロは金融通貨であり、その印刷と財産は民間団体の手中にある。
マリオ・ドラギは、これらの権力者の利益を守るのに極めて効果的で、ユーロを救うために、イタリアとギリシャの両経済を殺伐とさせた緊縮財政プログラムを全面的に承認した。
結局のところ、ドラギのキャリアは国際金融に奉仕するために築かれたもので、英米の銀行に対する最初の大きな贈り物は1992年に行われたものである。その年、ドラギはイタリア経済省に勤務する若手官僚だった。
この年、ドラギはイタリア経済省の若手官僚として、史上最大かつ最も残忍な売却、つまりイタリアの公共産業の売却を指揮した。
イタリアには世界でも有数の強力な公共産業があり、多くの銀行や外国企業がそれを手に入れようとしていた。
ドラギは、この巨大な宝物をとんでもない安値で売却することで彼らを助け、数年後、ゴールドマン・サックスに採用され、報酬として重要な仕事を任された。
このような背景は、ドラギ総裁の人物像をより良く紹介し、現首相の使命について読者に伝えるために必要である。

昨年(2021年)、ドラギはイタリアのMSMから絶賛され、イタリアの新しい "救世主 "と烙印を押された。もちろん、マスコミの逆さ言葉で言えば、「救世主」が実は「死刑執行人」であることを意味している。
ドラギはイタリアの新首相に任命されるや否や、その目標を達成した。
前首相のコンテに代わって就任した彼は、ロックダウンとコヴィッド規制によってイタリアに大損害を与えたが、EUを支配する金融権力者の心にはどうやら十分ではなかったようである。
新首相になった直後、彼は世界で最も厳しいワクチン規制を実施した。
ワクチン未接種の人々の公共の場への立ち入りを制限し始めたのだ。ワクチン未接種の労働者がワクチン接種を受けずに職場に出入りする権利を否定した。
彼は、50人以上雇用する企業に対するワクチン接種の義務付けを実施した。
彼は、ビルダーバーグ、WEF、三極といった、彼が信奉する民間のグローバリスト・クラブを喜ばせるためにできることはすべてやった。
しかし、イタリア国民の抵抗は印象的であった。おそらく世界中のどの国民も、この権威主義的な買収に対して、イタリア人のような回復力を見せたことはないだろう。
私たちは、ワクチン未接種の人々の数が、最初に政府が発表したよりもずっと多いようだということを発見した。
イタリア財政庁が50歳以上の人々に送っている通信から、その証拠が得られた。
政府はこの手紙を何人かの亡くなった人にまで送っており、これは政府がいかに誰がワクチンを打ったか、打たなかったかを把握していないかを証明している。
しかし、ドラギはイタリア人を苦しめるためだけにこのようなことをしたのではない。
確かに、彼は「自分の」国を蔑ろにしていることを行動で証明する人物だが、ドラギはその「サービス」に対して見返りを求めていたのである。
昨年(2021年)、イタリアのフリーメイソンの関係者が、ドラギの首相就任はメイソンの作戦の結果であると公然と認めた。
ドラギの計画は、これらの権威主義的な措置を施行し、その後、報酬であるイタリアの大統領職を得るというものだった。
しかし、ドラギにとっては不運なことに、事態は別の方向に進んでしまった。昨年(2021年)1月にマッタレッラの任期が切れたとき、政党はドラギを大統領として投票しなかった。
数日間の合意形成の後、多くの黒票を投じ、政党はマッタレッラの再任を、イタリアの大統領が住む宮殿、過去数世紀にローマ教皇を迎えた宮殿であるクイリナーレで認めた。
ドラギの反応は、裏切られたという怒りに満ちていた。しかし、このグローバリストの椅子取りゲームでは、前日まで握手していた相手に裏切られることはよくあることだ。
グローバリストの最高レベルでは、忠誠心というものは存在しない。あるのは、ライオンの闘技場のルールだけだ。隣人の死が自分の生存につながる。自滅的な世界なのだ。
EU委員会への出向を試みたが、誰も彼のために椅子を置いてくれようとはしなかった。
NATOの事務総長を目指したが、最も強力な大西洋主義者のロビーの後ろ盾がなければ、そのポストを得るのはかなり難しい。
彼のワシントン訪問は、このポストを得るためにバイデン政権の支持を得ようという意志と解釈することができる。
しかし、ドラギはバイデン大統領の影響力を誤算していたかもしれない。この大統領は、ディープ・ステートの台本通りに動いているわけではないので、かなり変則的であるように思われる。
何人かの外国人高官はバイデンの呼び出しを鼻で笑っているが、それはおそらく米国大統領が本当の責任者ではないことを悟ったからだろう。
米国は、誰が本当に国を治めているのか、いまだにはっきりしない一種の宙ぶらりんな状態に生きているようだ。
ある軍事関係者によると、軍部自体がこの政権を遠隔操作しているという話もある。
いずれにせよ、ドラギがNATOの長官になるには、まともな政治的後ろ盾がないため、ドラギの立場は不利になる。
どうやら、元ゴールドマン・サックスのバンカーは、他の一流の仕事を探す苦労や、それによって得られる免罪符に関係なく、決断を下したようだ。
ドラギは、イタリア首相としての現在の任務を遂行することに関心がないため、辞めたいと考えている。
(引用終わり)

6.ロシア・イタリア(2022年5月26日)

以下に紹介する記事においても、ドラキ首相が(英米)DS最高幹部に公然と反旗を翻していることを確認できます。
なぜなら、イタリアのドラギ首相は、次の3点で(英米)DS最高幹部の意向に反しているからです。
・ロシアへの制裁解除の方向で動かない。
・ロシア産天然ガスの輸入を停止する。
・今後、世界的な食糧不足を引き起こし、その責任をロシアのプーチン大統領に押しつける。

ロイター記事から。
記事名:ロシア、食糧危機解決支援の用意 西側制裁解除なら=プーチン氏
2022年5月27日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-italy-idJPKCN2NC1LH

(引用開始)
ロシアのプーチン大統領は2022年5月26日、イタリアのドラギ首相と電話会談し、ロシアには世界的な食糧危機の解決に大きく貢献する用意があるが、貢献するのは西側諸国が制裁を解除した場合のみだと述べた。ロシア大統領府(クレムリン)が発表した。
プーチン大統領は、ロシアは危機に対応するために穀物と肥料を輸出する用意があると指摘。またドラギ首相に対し、イタリアへのガス供給継続も可能と伝えたという。
一方、イタリア政府の声明によると、両首脳はウクライナ情勢、食糧危機、貧困国への影響について協議した。電話会談の詳細は明らかにしていない。
ドラギ首相は記者団に対し「世界の最貧困層に影響を与えるかもしれない人道的危機の重大性」を考慮してプーチン氏との電話会談に臨んだと指摘。プーチン氏は制裁が食糧危機の原因との見方を示したと語った。
米ホワイトハウスは、ロシアに穀物輸出を促すために対ロ制裁の緩和を協議している事実はないとコメントした。
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/24 21:02

【196】「フレシェット弾」に関する情報を追加する。

かたせ2号です。

さて、「フレシェット弾」の件につき、わたし、かたせ2号の判断を最初に述べます。

ウクライナ政府公認でブチャに入り正式な調査をしたフランスの法医学者の一団が「死体からフレシェットの破片が発見された」と発言したにもかかわらず、「ジェノサイド」された民族の代表者の立場を主張したいはずのゼレンスキー大統領が、この件を引用しての発言をこれまで一切していないことで、すべての決着がついているのです。

Cum tacent , clamant (クムタケント クラーマント)。
古代ローマの政治家キケロの言葉の通りです。
すなわち、

彼らが沈黙を貫(つらぬ)くとき、「死体から見つかったフレシェットはウクライナ軍による仕業(しわざ)だ」と彼らは叫んでいる!

その通りだとは思いますが、それでも、証拠となる情報を淡々と集めてはいきます。

原伸一さんのブログから。
きちんと事実を提示する原さんの姿勢には好感が持てます。

記事名:【後編】ブチャ虐殺 フレシェット弾を使用したのはどちらなのか? ~映像に見るウクライナ軍のブチャへの砲撃~
2022年5月19日
http://hara.livedoor.biz/archives/52323483.html

(一部引用開始)
ひとつ、参考になりそうな資料がありました。テレグラムに「BUCHA LIVE」というブチャのニュースを伝えるサイトがあり、その4月4日の投降。「ロシア軍撤退時のウクライナ軍の砲撃」という説明書きで、ブチャから撤退するロシア軍へ向けて砲撃を行うウクライナ軍の映像がアップされています。
https://t.me/News380/8304
テレグラムは動画のままブログにシェアできないので、上記の動画をツイッターに転載して埋め込みます。ウクライナ軍がブチャの集落へ向けて大砲をブッ放し、ガンガン着弾しているのが見られます。つまり、ウクライナ軍はブチャを砲撃していた訳です。この映像だけではフレシェット弾が使用されたかまでは判らないにせよ。
という訳で、「ウクライナ軍が自国民の居住地を砲撃するはずがない」ことは、ない。それは確認できます。記憶に新しいのは、クラマトルスク駅への砲撃で子供を含む民間人50名が亡くなった件。砲学的な分析と着弾した砲弾のシリアルナンバーからウクライナ軍による砲撃である説が有力ですが、ウクライナと西側メディアからは反論がありません
(Hara Channel動画はこちら)https://www.youtube.com/watch?v=kZi-KZrLUXE
反論がないままに、メディアも沈黙してしまいました。
私の個人的な見解としては、JCCCの記録でフレシェット弾の使用実績がウクライナ軍側にしかなく、今回もロシア軍は砲兵部隊すらキーウ近郊に居なかったのなら、ブチャへのフレシェット弾の使用はウクライナ軍が行ったものである可能性が濃厚と見ます。ウクライナ側が「ロシアの砲撃によるもの」と主張するのなら、ロシア軍の大砲の映像や写真などを提示すべきです。
余談になりますが、下の埋め込み動画は、話題になったロシア軍ブチャ撤退直後のウクライナ兵の会話。記録のためにここに掲載しておきます。
「Вон пацаны без синих повязок, можно по ним стрелять?」
「А то, бля!」
(「青の腕章がない男の子がいるんだが、撃ってもいいか?」
 「あっそれは、クソったれが!」 )
(一部引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/23 21:07

【195】本日(2022年2月23日)に発信されたツイッターから、ポーランド・ウクライナ関連で気になった情報(および意見)を抽出した。

かたせ2号です。

本日(2022年2月23日)に発信されたツイッターから、ポーランド・ウクライナ関連で気になった情報(および意見)を抽出しました。よろしくご参考ください。

積極護国情報ウクライナ情報トランプ情報新型コロナさん。
https://twitter.com/ActiveCPI/status/1528439193499709440

(引用開始)
ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は、「世界がウクライナの運命と発展を心配していることを示すプログラムを作成する必要がある。ウクライナは、ロシアの賠償で再建されなければならないことは明らかである。ロシアの凍結資金は、さまざまな国際金融機関で使用されなければならない」と述べた。
https://twitter.com/EuropeanPravda/status/1528390999407460352
(引用終わり)

テッチャンねるさん。
https://twitter.com/Vf1rrJiyXIZLKMk/status/1528609048341643264

(引用開始)
ゼレンスキー:国境手続きを加速し、汚職を減らすためのポーランドとの共同税関管理。
ヴォロディーミル・ゼレンスキー大統領は5月22日、「歴史的な」二国間協定はウクライナの「欧州連合の共通税関空間への統合」の始まりを告げると述べた。
https://twitter.com/KyivIndependent/status/1528522138973622272
(引用終わり)

La monde さん
https://twitter.com/jft_monde/status/1528575677162991616

(引用開始)
親友の元ウクライナ軍人、戦争の1ヶ月前にポーランドに移住したが、ポーランド当局に拘束され、徴兵制の一環としてウクライナに送還されているとのこと
兄弟分のロシアと戦いたくないウクライナ人は、ポーランドは安全ではないので、親ロシア国や中立国に避難して下さい!アゾフが降伏しちゃったんで必死
https://t.me/wakeupjapancomeon/3784
(引用終わり)

八木剛司さん。
https://twitter.com/yagi6895/status/1528657123911299072

(引用開始)
西ウクライナはポーランドに東や南ウクライナ等ノヴォロシアはロシアが事実上併合しそうですね
(引用終わり)

Enigmaさん。
https://twitter.com/enigma_Germany/status/1528608928740745216

(引用開始)
ポーランド軍が4つ部隊に分かれてウクライナ西部を防衛する準備ができているという情報が先々週Telegramで流された。おそらくこの法案はこれを正当化するためのものだろう。しかし、ポーランドが進駐した時点でドイツ、フランスなどは離れていくと思う。
(引用終わり)

どらごんずさん。
https://twitter.com/kuru4232/status/1528668467116662784

(引用開始)
2014年侵攻時のミンスク合意までひっくり返すとなれば、5年や10年では終わらない。
イスラエル・パレスチナと同じ。永遠に続くよ。
記事名:ウクライナ、領土割譲を含む停戦には「合意しない」 キーウではポーランド大統領が演説 (BBC News)
https://news.line.me/detail/oa-bbcnewsjapan/5y5yv65435as?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none
(引用終わり)

藤原直哉さん。
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1528516231464366080

(引用開始)
WarGonzo「ポーランド歩兵2個大隊がウクライナのPavlogradに到着」。
https://military.pravda.ru/news/1711321-dva_batalona_polskoi_pekhoty/
これは、ドニプロペトロフスクのSemyon Pegov氏のWarGonzoプロジェクトの情報筋が伝えたものである。
戦場記者からの情報によると、ポーランド歩兵の2個大隊が前日キエフから進軍し、すでにパヴログラドに到着していたとのことである。各大隊は4挺のラピラ対戦車砲、APC、米国製装甲車などを保有している。
ポーランド歩兵は現在、アヴディフカ戦線への再展開の準備中である。
正規軍か傭兵かは今のところわからないと特派員は報じている。いずれにせよ、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、敵対行為への外国部隊の参加についてヴェルホヴナ議会と「ダンス」したことを背景に、この情報が登場したことは、極めて論理的であるとペゴフ氏は言う。
(引用終わり)

Akira Makinoさん。
https://twitter.com/maquino/status/1528673309251862528

(引用開始)
「ドイツは旧型のレオパルド提供を提案したがポーランドは最新モデルを提供して欲しいと要求」
「レオパルド2A7 は旧式からのアップグレードで少量しかなく、製品デモや各国への売込に使用されている。直ぐに提供できる在庫はないため、ドイツはポーランド側の要求を拒否」
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/21 07:57

【194】速報:「ロシア国防省は、最後のグループの工場から500人以上の武装勢力が降伏したと発表した。」(タス通信)。「アゾフスタルにいたNATO将校は、アゾフによって殺され、切断された可能性がある」(プラウダ)

かたせ2号です。

表題に関連して、藤原直哉さんの今朝(2022年5月21日)のツイートから、2つの記事を引用します。
(藤原直哉さんのツイートは、わたしにとって「信頼の置けるニュース速報番組」になっています。ありがとうございます。)

1.
ロシア・タス通信の記事
https://tass.ru/armiya-i-opk/14689499?utm_source=t.co&utm_medium=referral&utm_campaign=t.co&utm_referrer=t.co
を機械翻訳した藤原直哉さんのツイートを引用します。

記事名:アゾフスタルでの作戦完了とマリウポルの完全解放をプーチン大統領に報告するショイグ国防相。ロシア国防省は、最後のグループの工場から500人以上の武装勢力が降伏したと発表した。
2022年5月21日ツイート
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1527752357827977216

(引用開始)
「ロシア国防相のセルゲイ・ショイグ陸軍大将は、ウラジーミル・プーチン大統領に、作戦の完了と、ウクライナの武装勢力からのコンビナートとマリウポリ市の完全解放を報告した」とコナシェンコフは述べた。彼によると、2022年4月21日からナチスフォーメーション・アゾフのウクライナ人武装集団が阻止していた工場の領域は完全に解放されたとのことです。最新のグループの一部として工場から500人以上の武装勢力が金曜日に降伏しました。「今日、5月20日、531人の武装勢力の最後のグループが降伏した」とコナシェンコフは述べた。
「アゾフ・ナチのいわゆる「司令官」は、マリウポリ住民の憎悪と、数々の残虐行為を行った彼を虐殺したいという町民の希望により、特殊装甲車で工場の領域から連れ出された」と、ロシア国防省は述べている。
コナシェンコフ氏によると、武装勢力が潜伏していたコンバインの地下施設は、ロシア軍の完全な支配下に入ったという。ロシア国防省報道官は、「今年5月16日以降の作戦で、工場内に封鎖されたアゾフのナチスとAFUの軍人計2439人が武器を捨て降伏した」と述べた。
(引用終わり)

2.
ロシア・プラウダの記事
https://pravda.ru/world/1710979-oficery_nato_v_azovstali/
を機械翻訳した藤原直哉さんのツイートを引用します。

記事名:米教授「アゾフスタルにいたNATO将校は、アゾフによって殺され、切断された可能性がある」
2022年5月21日ツイート
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1527758490261143552

(引用開始)
ピッツバーグ大学(米国)のマイケル・ブレナー国際関係学教授は、マリウポルのアゾフスタルで、アゾフ民族反乱軍に殺されたNATO将校が数人いて、「西側諸国の政府を困惑から救う」ためにその死体を切断したことを否定していない。
ブレナー教授は、『Veterans Today』の編集者であるケビン・バレット氏とのインタビューで、自身の意見を述べました。
彼によれば、アゾフスタルには外国人傭兵部隊だけでなく、「各国政府からキエフを支援するために送られた」部隊全体があったと考える根拠があるという。
「個人のボランティアの場合、何もかもがシンプルで、誰も出自を気にしない。しかし、いきなり全部隊があることが判明すれば、ウクライナ国内でもロシアと西側諸国との間でも、今後の外交関係に終止符が打たれることになる」とブレナー教授は説明した。
そして、なぜ彼らを殺すのか?
ブレナー教授は、「アゾフスタルの守備隊」の大量降伏という選択肢は、長い間考慮されなかったと強調した。おそらく「NATO幹部」による暴露を、西側諸国政府や同盟指導部が恐れたからにほかならない。「面目を潰したくない」という思いがあったのでしょう。
降伏する必要があることが明らかになったとき、つまり、ロシアは出てきた人々をふるいにかけて、NATO部隊の存在を示す反論の余地のない「生の」証拠を得ることになるが、それがモスクワの切り札になるだろう」と教授は言い、「西側の軍人がアゾフスタル工業団地に隠れていようと、彼らはおそらく死んでいる」と示唆している。アゾフ旅団やその他の関連ネオナチグループによって殺害され、遺体が発見・特定できないような方法で処分された。
教授の見解では、このような命令は「西側諸国政府が紛争に交戦していたことが証明された場合に生じるであろう政治的コストを避けるため」であった可能性が高い。
「いずれにせよ、無能な西側補佐官を排除する決定は、ゼレンスキーのキエフのキャラクターの意向を無視して、アゾフスタルを動かしていた冷酷なファシスト指導者が下したのだろう 」という。
もし、教授の説が正しければ、アゾフスタルのダンジョン(難問)の謎は解ける見込みのないまま尊重された(終わった)ことになる。
「ロシアが残骸を調べれば 西側軍人の存在を証明できるのでは? ありえない。これらの死体はおそらく破壊され、モスクワは西側軍事施設のDNAデータベースにはアクセスできない」とピッツバーグに本拠を置く国際派は考えている。
アゾフスタルでの出来事に関する彼の説明として、彼は「バンデル派は感傷主義者ではなく、プーチンとの戦争でウクライナ人を冷血に使っているバイデン派と同じだ」と念を押している。
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/20 20:00

【193】原伸一ブログ記事を引用する。「プーチンに軍配 西が「NATOは1インチも東方拡大しない」と言った言わない論争 米国の公文書よりその該当箇所」

かたせ2号です。
貴重な記録なので、引用する。

原伸一さんブログから。
記事名:プーチンに軍配 西が「NATOは1インチも東方拡大しない」と言った言わない論争 米国の公文書よりその該当箇所
2022年5月15日
http://hara.livedoor.biz/archives/52323379.html

(一部、抜粋引用開始)
2022年5月9日ロシア戦勝記念日のプーチンの演説の中の、この部分:
「国際関係におけるあらゆる立場の違いにもかかわらず、ロシアは常に、平等かつ不可分の安全保障体制、すなわち国際社会全体にとって必要不可欠な体制を構築するよう呼びかけてきた。
去年(2021年)12月、われわれは安全保障条約の締結を提案した。
ロシアは西側諸国に対し、誠実な対話を行い、賢明な妥協策を模索し、互いの国益を考慮するよう促した。
しかし、すべてはむだだった。
NATO加盟国は、われわれの話を聞く耳を持たなかった。
つまり実際には、全く別の計画を持っていたということだ。」

上記の「去年(2021年)12月の安全保障条約締結の提案」は、これのこと。下はブルームバーグの昨年(2021年)12月22日の記事:
「ロシアは先週、新たな安全保障条約に関する提案の一部として、NATOに1997年の状態へと駐留軍を後退させるよう要求した。これは、NATOが東欧の旧ソ連諸国の加盟を認めて勢力を拡大する以前の状態を意味する。」
これを突き付けた上で、NATOの東方拡大に対しては軍事的な対応も辞さないよと警告しました。そんなムチャなと一見思いますが、この論拠というのがかつてゴルバチョフの時代に西側首脳が「NATOは1インチも東方拡大しない」と言ったではないかということ。
で、そんな約束はないだのあるだの、色んな人が色んなことを言っています。
これですが、東京外国語大学の伊勢崎教授はじめ気付く人は気付いていて、実は米国では2017年に公文書開示されジョージワシントン大学が公文書アーカイブサイトに掲載しており、確認できます。
1990年2月9日のゴルバチョフソ連書記長とベイカー米国務長官のモスクワでの会談の記録。全体を概説したページがこちら。
https://nsarchive.gwu.edu/briefing-book/russia-programs/2017-12-12/nato-expansion-what-gorbachev-heard-western-leaders-early

当該箇所のページがこちら。
https://nsarchive.gwu.edu/document/16117-document-06-record-conversation-between

ページを下にスクロールしてDocument6をクリックしpage5。該当部分だけ下に転載します。この赤線部。
https://livedoor.blogimg.jp/hara047/imgs/0/1/0130fb2d.png

ソ連シュワルナゼ外相の「東西が統一された後のドイツが何を要求するかわからない」という質問に対して、ベイカー米国務長官:
【ソビエト連邦だけでなく、他のヨーロッパ諸国にとっても、このことを保証することが重要であることを理解しています。米国がNATOの枠組みの中でドイツに駐留し続けるならば、NATOの現在の軍事管轄は1インチも東の方向に広がることはありません。「2 4」メカニズムの枠組みの協議と議論が、ドイツ統一がNATO軍事組織の東への拡大につながらないことを保証するはずであると私たちは信じています。 】

本件について、「その発言は東ドイツについてのものだったのだ」と解説する評論家が居るようです。確かに東西ドイツの統一について話をする文脈で出た発言ですが、前後を読むとNATO全体の軍事管轄区域であることが解ります。統一ドイツが何を言おうと、米国が駐留する限りドイツは抑え込める(NATOは拡大しない)と。
これに基づいて、ソ連は東西ドイツ統一を了承したのでした。
という訳で、ベイカー米国務長官の「NATOは1インチも東方拡大しない」発言は「あった」で確定です。この投稿をお読みいただいたみなさまは、貴重な歴史の目撃者・証言者です
(引用終わり)

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/19 20:43

【192】DS(ディープステート)という言葉の意味が日本中で通用していることが確認できたので、今日はまことにめでたい日である。

かたせ2号です。

本日(2022年5月19日)の京都新聞から、ある記事をご紹介します。

京都新聞サイトから。
記事名:観光大使はウクライナ侵攻で物議醸した元外交官(馬渕睦夫さん) 任命した京都府南丹市「問題ない」
2022年5月19日配信
https://nordot.app/899799178700128256?c=39546741839462401

(引用開始)
ロシアによるウクライナ侵攻に関連して「陰謀論」との指摘もある言説を展開している元外交官を、京都府南丹市は2022年5月18日までに「文化観光大使」に任命した。市は「問題ない」とするが、識者は「市民を陰謀論に誘導する恐れもある」と指摘する。
 文化観光大使は、市ゆかりの人を通してまちの魅力をPRする目的で、2022年4月からスタート。著名人や芸能人ら9人を選び、2年間委嘱し、大使の名刺を持って活動してもらう。
 元外交官は同市八木町出身の馬渕睦夫さん。1968年に外務省に入り、ウクライナやキューバ大使などを歴任し、2019年には市の名誉市民にも選ばれている。「ディープステート 世界を操るのは誰か」など、多数の著作を持ち、インターネット上で自説を語る動画の一部は計10万回を超える視聴数を誇る。
以前から世界を陰で操る勢力・ディープステート(DS)が存在するとの持論を持ち、ウクライナ侵攻にも関わっていると主張する。侵攻直前に収録された2月下旬の動画では「反プーチン勢力にウクライナは乗っ取られた」とし、プーチン大統領が侵攻せざるを得ないように仕向けていると説明している。
 陰謀論に詳しい評論家古谷経衡さんは「根拠は何一つなく、DSは存在しない。(陰謀論が流布すると)間違った考えを一部に植え付け、一部が過激化する。委嘱は取りやめるべきだ」と、観光大使任命の影響を危惧する。
 市は市役所に募金箱を置くなどウクライナ支援の意志を示している。山内守副市長は「馬渕さんは市民が世界で活躍する道しるべとなった人。観光大使に適任で、委嘱を取りやめる考えはない」とする。
 京都新聞社は市を通じて馬渕さんに取材を申し込んだが、「取材には対応していない」と回答した。
(引用終わり)

かたせ2号です。
以下の2点、感想を述べます。

1.
記事中にある「世界を陰で操る勢力・ディープステート(DS)が存在する」という主張が、一般の日本人にも正しくその意味が認知されていることが確認できたので、まことにめでたい。
ドナルド=トランプは、2017年にアメリカ大統領に就任して、得体の知れない怪物退治の手始めとして、とりあえずその怪物に「ディープステート(DS)」という名前をつけてみたのである。その瞬間、その怪物(ディープステート、DS)は、「人間はそれに対して闘うすべもなく、ただおびえる以外になかった」存在から、「いくら手強い相手だと言え、いずれは撃ち斃すことの可能な獲物」に変化したのだ。
まことにめでたい。この業績があるからトランプはDSと本気で対決している人だと、かたせ2号には判定ができる。

2.
本日(2022年5月19日)の、重たい掲示板「[3400]定例会は無事、終わりました。ウクラナイ戦争。16本目。投稿者:副島隆彦先生」も合わせて読んで強く思ったこと。
今の世の中にあって一番むずかしいのは、人から偉く思われたい気持ち、人の上に立ちたい気持ち、そういう気持ちを捨てることです。
副島隆彦先生も上記記事の馬渕睦夫さんも、そういう気持ちを捨てておられることはわかるので、お二人とも偉い方たちだと思います。

以上

かたせ2号 投稿日:2022/05/17 20:04

【191】「フレシェット弾」のCNN記事を(証拠付きで)拡散しよう。

かたせ2号です。

DS最高幹部が許可を出したとは思えませんが、CNNから「フレシェット」に触れた記事が昨日(2022年5月16日)出てきました。
この記事がロイターによって配信されれば、DSの最高幹部の許可は出ており、そうでなければ許可は降りていない、と判定できます。いまのところ配信はされておりませんが、結果はもうすぐ出るでしょう。

さて、このCNN記事は、記事中にある「2010年にはイスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区で民間人に対して(フレシェットを)使用し、国連人道問題調整事務所(OCHA)がこれを非難した。しかし、それらを除けば(フレシェット)は現代の戦争で使われたことはほとんどない。」を崩せば、CNNの目論見とはまったく逆の印象になるのです。CNNは、その危険性に気づいているのか?

以下、まずCNN記事を引用したあと、上記の記載の通りではない(ウクライナ軍の使用による)と主張する証拠(反論)を4つ提示します。証拠(反論)の3つ目と4つ目は、かたせ2号としては新たに提示するものです。
特に4つ目の証拠(プラウダからの反論、2022年4月25日)が強烈です。この反論が出たからDS最高幹部は沈黙せざるを得なくなったのだとわかりました。
このCNN記事を証拠付きで拡散しましょう。

<まずCNN記事の紹介>
CNN(日本語)サイトから。
記事名:民家を襲った「フレシェット弾」、ロシア軍撤退後の町で無数発見 ウクライナ
2022年5月16日配信
https://www.cnn.co.jp/world/35187521.html

(引用開始)
ウクライナ軍が首都キーウ(キエフ)郊外のイルピンをロシア軍から奪還して以来、1カ月あまり。住民のボロディミル・クリマシェフスキさん(57)の自宅では今も、庭に散乱したり家の壁に食い込んだりした釘のような金属片が見つかるという。
「素手では抜き取れない。ペンチがいる」。壁にダーツの矢のように突き刺さった無数の金属片を指さしてクリマシェフスキさんが言った。
この鋭利な金属片は、フランス語で「小さな矢」を意味するフレシェット弾と呼ばれる。第1次世界大戦中、できるだけ多数の敵兵を攻撃するために連合国軍が開発した兵器で、薬莢(やっきょう)に込められて戦車から発射されると、数千本の金属片が広範に飛び散る。
フレシェット弾は無差別的な性質をもつことから、民間人のいる場所で使うことは人道法で禁じられている。人に当たれば身体を引き裂き、ゆがんだり曲がったりして命取りになることもある。
米国務省によると、フレシェット弾は米国がベトナム戦争で使用。このほか、2010年にはイスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区で民間人に対して使用し、国連人道問題調整事務所(OCHA)がこれを非難した。しかし、それらを除けば現代の戦争で使われたことはほとんどない。
だが3月にロシア軍が占拠していたキーウ北部の町や村から撤退した後、ロシア軍が攻撃にフレシェット弾を使用していた痕跡が浮上した。
イルピン西部の村で農業を営む男性も、自宅前の道路にフレシェット弾が散らばっているのを見つけたと話す。男性は妻と共に地下室に隠れていたが、自宅は砲撃されてほぼ全壊したという。
ウクライナの人権団体によると、キーウ郊外のブチャで殺害された犠牲者の遺体からもフレシェット弾が見つかった。
「法医学の専門家が、ブチャとイルピンの住民の遺体からフレシェット弾を発見した」と同団体は述べ、ロシア軍が住宅をフレシェット弾で砲撃したと主張する。犠牲者がフレシェット弾のために死亡したのかどうかは分からないとしている。
クリマシェフスキさんによると、フレシェット弾が雨のように降り注ぎ始めたのは3月5日だった。クリマシェフスキさんは自宅で窓から離れ、床の上に突っ伏していた。隣家に砲弾が当たったが、爆発はしなかった。
辺りは一面、金属片に覆われ、クリマシェフスキさんの車の窓は破壊された。
2020年3月に戦闘が続くイルピンから逃れ、数週間後に戻ったという近隣の住民も、自宅の庭や屋根の上で無数のフレシェット弾を見つけたと話している。
(引用終わり)

かたせ2号です。

以下、2014年から現在にかけて、ウクライナ軍がフレシェットを使用している証拠(反論)を4つ提示します。この4つの証拠(反論)を提示した上で、上のCNN記事を紹介すれば、破壊力抜群です。
日本で最初に(2022年4月27日)PICKUPさんがTwitterで紹介した
https://mpr21.info/fue-el-ejercito-ucraniano-quien-cometio-la-matanza-de-bucha/
の記事は十分に正しいことも確認できました。

<証拠の提示>
1.
アメリカのヤフーニュースの記事から。
記事名:2014年10月21日、ウクライナのドネツクで、フレシェット砲弾の矢を見せる親ロシア分離主義者の戦闘員(A Pro-Russian separatist fighter shows a dart from a flechette shell on October 21, 2014, in Donetsk, Ukraine)
2014年10月22日配信(AFP)
https://news.yahoo.com/surgeons-ukraines-rebel-donetsk-confirm-cluster-bomb-usage-205747600.html?guccounter=1

(翻訳、引用開始)
ドネツク(ウクライナ)(AFP=時事) – ここ数週間、市民数十人が死亡しているウクライナ東部の反政府勢力の拠点ドネツクの外科医らは24日、ヒューマン・ライツ・ウォッチが主張するように、一部の患者がクラスター爆弾の犠牲になっていることを確認した。
キエフは、東部で親ロシア派の反政府勢力と戦っている自国軍が、論争の的になっている無差別クラスター弾を使用していることを激しく否定したが、医療関係者は、ウクライナ軍に落ち度があったと主張した。
ドネツクのカリーニン病院の外科医は、「私は何十回となく、ウクライナ軍が使用した子弾の破片を負傷者から取り除いてきた」と述べた。
世界的な権利団体HRWは今月初め、非常に不正確なこの弾丸によって、スイスの援助関係者を含む6人が死亡した12の事件を特定する調査報告書を発表している。
クラスター爆弾は、数十から数百の小さな爆発物を含む弾薬で、爆弾やロケットで運ばれ、「広範囲に、しばしばサッカー場ほどの大きさに無差別に撒かれる」とHRWの報告書は述べている。
「カリーニン病院に勤務する外科医は、名前を明かさず、「これらの武器は建物を破壊するためではなく、人を殺すためだけのものだ。
「小さなダーツは重大な傷害を引き起こす」と彼は言った。「一人の人間に20本、30本と刺さった例もある。
世界の大半の国はクラスター爆弾禁止条約に署名しているが、ウクライナは署名していない。
しかし、キエフはこの兵器の使用を否定し、分離主義者を非難し、この報告について完全な調査を開始することを約束した。
ウクライナ国防省のボグダン・セニク報道官は、「これらの告発は根拠がない」と述べた。
– 反体制派は「戦争犯罪」を非難-。
カリーニン病院から数キロ離れた隣の都市マキィフカへの検問所で、地元の親ロシア派反乱軍リーダーがAFPに、2センチほどの鋭い破片が詰まった不発弾を見せた。
「この砲弾はマキイェフカを襲った。ドネツク空港付近の地区には、ほぼ毎日、同様の砲弾が落ちている」と、40歳の反体制派、アレクセイ氏は語った。
彼は、ウクライナ軍は「戦争が始まって以来」、郊外からクラスター弾で街を攻撃し、グラドやウラガンのトラック搭載システムでそれらを発射してきたと述べた。
ニコライと名乗る第17病院の外科医は、AFPに対し「私は、これらの弾丸で負傷した患者の手術をしたことがある」と語った。「10日ほど前のことだ。このようなケースは1件だけだった」。
ドネツク州内の他の病院では、症例は報告されていない。他の3つの病院でAFPのインタビューを受けた複数の外科医は、このような武器で負傷したケースを見たことがないと述べた。
「このようなことはテレビで見たが、私の外科医としてのキャリアでは一度もない」と、地方病院の外科医で緊急対応担当のイゴール氏は述べた。
分離主義者の拠点であるドネツクを拠点とする自称ドネツク人民共和国の指導者たちは、キエフによるこうした武器の使用は戦争犯罪に相当する、と述べた。
「DNRのアンドレイ・プルギン副首相は、「この種の兵器が使用された事例は数十件にのぼる。
「これは戦争犯罪だ。このような犯罪の調査が行われ、国際法廷が有罪、つまりウクライナ国家を裁くことを望んでいる」と述べた。
(引用終わり)

2.
かたせ2号です。
1.の証拠写真がこちら。
https://codename-it.livejournal.com/953562.html
合わせて、投稿された写真の下につけられたコメントを拾っておきます。

(コメント抜粋開始(翻訳))
(質問者)(2015年3月16日)父が職場で釘の木箱を盗んだことがあるんですが、3枚目の写真にあるようなものがあったんです。ネイルの代わりにはならないよ。その内容や名前を教えてください。
(写真の投稿者)(2015年3月16日)矢のような形の発射物。

(質問者)(2022年4月24日)最初の写真に写っている砲弾のある塹壕は誰の塹壕なのか、わかっているのでしょうか?
(写真の投稿者)(2022年4月25日)(ウクライナ東部)ルハンスク州のPeremozhnoye村付近でAFU(ウクライナ軍)の拠点を破壊したとのことです。

(質問者)(2022年5月2日)ここにある記事は、ドンバスでの戦争でウクライナ軍が小さな金属製のダーツを使用した証拠として、「2015年のウクライナ砲による空襲後、ドネツク人民共和国のスラビャンスク市でもダーツを発見」とあり、あなたの記事へのリンクが貼られています。この記事(「mpr21」の記事)は正しいと思いますか?
(写真の投稿者)(2022年5月2日)(私が投稿したうちの)最初の3枚の写真は、ルハンスク近郊のAFU(ウクライナ軍)の砲兵陣地と、その砲兵が割った砲弾のダーツです。当時はよくあったことですが、国防省やロシア連邦からの砲撃が陣地を覆っており、その中から問題の砲弾が発見されました。2014年に使用されたかどうかは、そのような事実を客観的に証明するものがないため、はっきりとはわかりません。
(コメント抜粋終わり(翻訳))

3.
すらいと.Slightさんのツイートから。
2022年5月12日配信
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1524681967647617025

(引用開始)(インク先に画像あり)
左) 英国メディアが、ロシアのものとする、ブチャの殺害された市民から出てきた砲弾片
右) 陥落したポパスナヤで、ロシア軍がウクラ軍から受けた砲弾片
(引用終わり)

4.
プラウダ(英語版)のサイトから。
記事名:ブチャの大虐殺。ガーディアンはフェイクニュースの取り扱いに失敗した
2022年4月25日配信
https://english.pravda.ru/news/hotspots/151417-bucha_massacre/

(引用開始)
2022年4月24日に、ブチャの市民がロシア軍に殺害されたとガーディアンが発表した。(根拠:法医学専門家は犠牲者の遺体から金属製のフレシェットを発見した。このようなフレシェットは122ミリZSH1砲弾に使用されるものである。)
ガーディアンの主張は、フェイクです。事実は以下の通り。
ガーディアンは、ブチャへの砲撃は、集落がロシア軍の支配下にあった時に行われたとはっきり書いている。しかし、ロシア軍は駐留している領土に砲撃を加えることができなかっただけである。
砲撃は、金属製の小さな「ダーツ」である金属フレシェットを詰めた122ミリZSH1砲弾で行われた。このような弾薬を使用するのはウクライナ軍である。
軍事専門家のボリス・ロジンは、122ミリ砲弾はD-30榴弾砲で使用されていると指摘した。ウクライナ軍はロシアの特別作戦開始時に、ソ連の兵器庫から少なくとも350挺のD-30榴弾砲とそのための弾薬を大量に保有していた。
「これはウクライナ軍の主力野戦兵器であり、ゴストメル、ブチャ、イルピンで戦った第4即応旅団も例外ではなかった」と専門家は書いている。
2014年のドンバスへの砲撃でも同じ弾薬が使われた。
ロシア連邦では、そのような兵器は廃棄され、Msta-Bと口径の大きな152mmの他の砲弾と交換された。
(引用終わり)

以上