ふじむら掲示板
※ログイン後に投稿フォームが表示されます。
Loginはこちら【243】昨日(2022年6月30日)の早朝に、以下の情報にたどりついた。
かたせ2号です。
昨日(2022年6月30日)の早朝、かたせ2号は、ツイッターを開いて、検索欄に「リトアニア」と入力し(「#リトアニア」ではない)、検索をかけました。話題のツイートのタブでの表示がされますので、「最新」のタブに切り替えます。すると「リトアニア」に関する色んな方のツイートが最新順に表示されるので、それを確認しました。
すると、以下の情報が目につきました。
https://twitter.com/Cherish_my_Time/status/1542241103872937984
「リトアニアからカリーニングラードのロシアの飛び地への貿易は数日以内に正常に戻る可能性がある、とこの問題に詳しい2つの情報筋は述べた。」
上の方が参照しているリンク先の、以下のツイートを参照しました。
https://twitter.com/KevinRothrock/status/1542187921134047237
「(内容は上記の元になった英文)」
上の外人さんの方が、以下のロイター記事(英語版)を紹介していました。その記事を機械翻訳して、以下にご紹介します。EUが日和った(ひよった、2022年6月23日をボレル発言)ことを無視して報道しないまま来てしまい、ロイターとしては、最新情報を報道できなくなり困りつつあったので、後追いでこの記事を出したのだと推察します。また記事を読めばわかりますが、ロシアに宥和的なドイツへの非難も意図しているかもしれません。
記事名:(独占記事)EU、カリーニングラードをめぐるロシアとの膠着状態を打開するための妥協案に近づく
2022年6月29日配信
https://www.reuters.com/world/europe/exclusive-kaliningrad-row-eu-nears-compromise-deal-defuse-standoff-with-russia-2022-06-29/
(引用開始)
<まとめ>
・カリーニングラードはリトアニア経由の鉄道と道路に依存している。
・制裁を受けた貨物に対する締め付けはモスクワを怒らせた。
・EU、リトアニアとの通常貿易再開に向け妥協点を模索。
モスクワとの対立を和らげるため、欧州当局がバルト三国との妥協案を模索する中、リトアニアとロシアの飛び地カリーニングラードとの貿易が数日以内に通常に戻る可能性があると、この問題に詳しい2人の情報筋が述べた。
カリーニングラードはEU諸国に隣接し、ほとんどの物資をリトアニア経由の鉄道と道路に頼っているが、ブリュッセルの制裁により2022年6月17日からロシア本土からの貨物輸送が一部停止されている。
EU加盟国であるリトアニアが保留を撤回すれば、2022年7月上旬の取引に道が開かれる。
ロシア領の隔離をめぐる論争は、ロシアのウクライナ侵攻後に課された制裁を執行するヨーロッパの決意を試し、他の制限によってロシアが債務不履行に陥った後にエスカレートする恐れを煽るものである。
西側諸国はウクライナのために立ち上がることを誓い、今週のG7とNATOの両首脳会議でその決意を繰り返したが、ヨーロッパにとって厳しい制裁を守り、ロシアとのさらなるエスカレーションを避けることは難しいことが判明している。
そのため、ドイツの後押しを受けた欧州当局者は、モスクワとの数ある対立の一つを解決するために妥協点を探っている、とある関係者は語る。
もし、カリーニングラードへのロシア製品の伝統的なルート、まず同盟国のベラルーシ、次にリトアニアを経由するルートが復活しなければ、バルト三国はモスクワが軍事力を使って自国の領土に陸路回廊を突っ込むことを恐れていると、その人物は言う。
一方、ドイツはリトアニアに兵士を駐留させており、もしそうなれば、NATOの同盟国とともに対立に巻き込まれる可能性がある。
欧州最大の経済大国であるドイツは、ロシアのガス輸入に大きく依存しており、カリーニングラード紛争がエスカレートした場合、ガスの流量が減少すると脆弱になる。
EUの議論を直接知るある人物は、カリーニングラードはモスクワにとって「聖域」であると述べ、「我々は現実に直面しなければならない」と語った。
「プーチンは我々よりはるかに大きな影響力を持っている。妥協点を見つけることが我々の利益になる」と述べ、最終的な結果が不公平に見える可能性があることを認めている。
妥協案
リトアニア外務省の報道官は、制裁措置の適用について引き続き欧州委員会と協議すると述べ、欧州連合(EU)によるいかなる変更もバルト三国を特別視すべきではないと語った。
「制裁は実施されなければならず、いかなる決定もEUの制裁政策の信頼性と有効性を損なうものであってはならない」と同報道官は述べている。
「カリーニングラードの通過は様々なEU加盟国を通じて可能であるため、EU制裁の実施方法に関する欧州委員会の説明は・・・リトアニアに限定することはできない。」
欧州委員会の報道官は、リトアニアがEUの制限を実施しており、カリーニングラードへの必要物資の供給は妨げられないままであると、2022年6月22日に発表した声明を指摘した。
この問題を直接知る人物の1人は、2022年7月10日までに妥協案が見つかるとの見通しを示し、2人目は来週にも発表される可能性があると述べた。
ある妥協案では、ロシアとカリーニングラード間の貨物の移動は、飛び地がロシアの一部であるため通常の国際貿易にはあたらないという理由で、EUの制裁から免除される可能性があると、その関係者は述べた。
この譲歩は、制裁対象貨物がカリーニングラードで使用され、ロシアのバルチック艦隊が司令部を置く港経由で輸出されないことを条件とするものである。その保証は難しく、商品の最終目的地を決定する役割を担うリトアニアをロシアと衝突させるかもしれない、とその関係者は言う。
また、リトアニア、ポーランド、バルト海に挟まれたカリーニングラードには、人道的な理由で免除が認められる可能性もあるという。しかし、リトアニアは、モスクワに譲歩したと見られるようなことをすることに、深刻な懸念を抱いているという。
アルコールとセメント
かつてモスクワから統治されていたリトアニアは、現在、EUにおけるロシアの最も激しい批判者の一人であり、この問題の打開を望むドイツやブリュッセルの当局者と対立している。
これまでのところ、EUの対ロシア制裁により、EU諸国を経由したカリーニングラードへの鉄鋼・金属類の輸送は阻止されている。
制裁対象品目は、2022年7月10日からセメントとアルコール、2022年8月から石炭、2022年12月から燃料などの石油製品に拡大される予定だ。最終段階では、ロシアからカリーニングラードへ送られる貨物の約半分が制裁の対象となる。
旅客や食品は禁止されておらず、カリーニングラードには飛行機や海路で行くことができる。
米国と欧州連合(EU)は、ロシアの国際金融へのアクセスや石炭・石油の販売を制限する制裁措置を迅速に展開したが、この懲罰的措置はロシアの軍事的侵略を抑制することにはほとんど役立っていない。
この数週間、モスクワは重要なガスの供給を減らすことでヨーロッパを敵に回し、ドイツは配給に備え、カリーニングラードをめぐる対立の激化をますます心配そうに見守っている。
人口100万人のカリーニングラードは、ソビエト連邦崩壊時にリトアニアが独立した際にモスクワから切り離され、住民は陸路でロシアの他の地域に行くにはEU領域を通過しなければならない。
ロシアの安全保障理事会の副議長であるドミトリー・メドベージェフ氏は今週、カリーニングラードへの物資輸送の抑制は西側の代理戦争の一部であり、ロシアには報復する方法が数多くあると述べた。
「多くの機会があり、その大部分は経済的なもので、敵対的な行動をとったバルト三国の近隣諸国への酸素を遮断することができる」と、ロシアの新聞に語った。
「また、非対称的な手段を用いる可能性もあり、その場合、紛争の決定的なエスカレーションを引き起こすだろう」と述べた。
(引用終わり)
以上
【242】2022年6月27日に起きた、ウクライナ中部でのショッピングセンターでの、ミサイル攻撃事件について。
かたせ2号です。
取り急ぎ、表題の件につき、考えついたことを結論だけ、記載しておきます。
この事件は、あることの準備です。
ジョージ・ソロスの「ロシアを滅ぼすべし」の路線。
これに、すくなくとも、EU(およびNATO)に加盟している以下の国の政治的指導者たちはついていけていません。
すなわち、フランス、ドイツ、イタリア、ハンガリー。
ジョージ・ソロスは彼らに「おまえらの国で同等の事件をこれから起こす。それをロシア軍のテロ行為だとして世界中にプロパガンダをばらまく。そして、おまえらの国とロシアを直接に戦わせる。君たちには第三次世界大戦に参加してもらうから(笑)」と宣言したのです。
そのための準備の第一段階です。
だから、2022年3月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領が「ロシアを『テロ支援国家』に指定せよ」と世界に要請したのに対し、フランスのマクロン大統領が、同日、即座にその要請を否定しました。
2022年5月にDSによる不正選挙で再選できたマクロン大統領も、DSの(中堅)幹部であることは間違いのないところですが、そういう立場の彼だからこそ、このショッピングセンターの事件が何を意味するか即座にわかったのではないかでしょうか。
これがマクロンによる「ロシア テロ国家」認定の即日否定発言の背景にあると、かたせ2号は考えます。
以上
【241】EU上層部とリトアニアはまだもめている(カリーニングラードの鉄道輸送禁止措置に関する最新情報)
かたせ2号です。
カリーニングラードの鉄道輸送禁止措置について、EU上層部とリトアニア政治指導者との間で対立が生じていることをロイターやAFPが報道しなくなりました。
結果として、この問題についての最新情報が西側諸国の住民に流れなくなりました。
しかたがないので、リトアニアのニュースサイトから今回、最新の記事を機械翻訳しました。以下にご紹介しますのでご参考ください。
<結論>
EU上層部とリトアニア政治指導者との間では、まだモメていて、EUからの新しいガイドライン(鉄道輸送禁止措置について、どこまでがEUのロシア制裁の範囲に含めるかを示す正式な法的文書)が出されるのを、リトアニア側が待っている状態です。
ただし、藤原直哉さんのツイートにある通り、
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1541559426439839745
「シモナイト(リトアニア首相)は、「ロシアのプロパガンダは、EUの敗北とロシアの勝利として提示するだろう」と述べた。「貨物、乗客の行き来が99%ある。私たちは今日1%について話している。」」とあるので、鉄道輸送禁止措置はすでに解除されているのかもしれません。
<記事の紹介>
リトアニアのkauno dienaのサイトから。
記事名:ランズベルギス リトアニア外相「カリーニングラードへの輸送に対する欧州委員会の譲歩は、さらなる問題を引き起こすだろう」
2022年6月28日配信
https://kauno.diena.lt/naujienos/lietuva/politika/g-landsbergis-ek-nuolaidos-tranzitui-i-kaliningrada-sukurtu-papildomu-problemu-1084648
(記事抜粋開始)
ロシアとカリーニングラード間のリトアニア経由の一部物資の通過に対する制裁について、欧州委員会(EC)が譲歩するならば、さらなる法的問題を引き起こすだろうと、リトアニアのランズベルギス外相は述べた。
同大臣によると、欧州委員会は、これらの欧州連合(EU)制裁をどのように実施すべきかについての文書をまだ作成中であり、現在の「思いつき(Reflection)」(2022年6月23日のボレルEU上級代表(外務大臣)の発言)が、法的文書に変わってはならないとのことである。「単にその時に気付いただけだ。最大の問題は、これらの思いつきが法的文書、ECの法的解釈になった場合、我々の意見では、さらなる法的問題を引き起こすだろう」と、ランズベルギス氏はLRTラジオで語った。
ランズベルギス外相はまた、このような譲歩はロシアが攻撃的に行動し続けることを助長しかねないと言う。「侵略者のための譲歩は、侵略者が攻撃的な行動を続けることを助長する」。
「ただし、制裁措置は欧州委員会の専権事項であり、リトアニアが一方的に制裁措置を導入、撤回、修正、変更することはないということだけは、繰り返し申し上げておく。これは欧州委員会の独占的権限であるため、我々は欧州委員会の説明に従っている」とランズベルギス氏は述べた。
2022年6月17日のEU制裁発効後、リトアニアはカリーニングラードへの鉄鋼と鉄鋼金属の輸送を制限し、ECの解釈に基づきこれを行ったと表明した。
2022年6月17日のEU制裁発効後、リトアニアはカリーニングラードへの鉄鋼および鉄金属の輸送を制限し、ECの解釈に基づきこれを行ったと表明した。これに対し、モスクワは、この通過制限が国際協定に違反するとし、報復を予告した。
(記事抜粋終わり)
リトアニアのkauno dienaのサイトから。
記事名:欧州委員会のカリーニングラードに関する発言についてČmilytė-Nielsen:冷静かつ堅実に
2022年6月27日配信
https://kauno.diena.lt/naujienos/lietuva/politika/v-cmilyte-nielsen-apie-ruosiamas-ek-pastabas-del-kaliningrado-reikia-laikytis-ramiai-ir-solidziai-1084542
(抜粋、一部補足追記開始)
リトアニアのヴィクトリア・チェルミテ・ニールセン国会議長は、他の国家元首と同様、欧州委員会(EC)が、欧州連合(EU)の対ロシア制裁をカリーニングラードにどのように実施すべきかという新しいガイドラインを設定することを決めた場合、それがリトアニアにとってどのような内容になりそうか詳細にコメントし評価することはしていない。
「欧州委員会のガイドラインを待っているところであり、その後にコメントすることができるだろう」と、ニールセン氏は、リトアニアの利益となるような変更かどうかという質問に対し、記者団に語った。「今大切なのは、原則的に、毅然とした態度で落ち着いていることだ。それが今、我々が行っていることだ」。「欧州委員会とのプロセスは進行中であり、それを予期したくはない」と同政治家は述べた。
「リトアニアはEUとNATOの信頼できるメンバーであり同盟国である。そして、我々は自らの立場を堅持し、EUとNATOの両方の同盟国やパートナーにそのことを伝えている。我々は、自分たちの意見と立場を守っているだけだ」と、付け加えた。
「我々はまだ作業中であり、欧州委員会は文書を作成している。我々は週末に様々な意見を提出する機会を得たが、プロセスは続いている」と、シモンテ リトアニア首相は月曜日(2022年6月27日)に国会で記者団に語った。
「欧州委員会は、我々の見解では非常にあいまいで、さらなる問題を引き起こす文書を送ってきた。我々はこれらの問題について注意を喚起した」と首相は述べた。同首相によると、リトアニアは、EUはクレムリンに屈することなく、侵略者に対して厳しい姿勢を維持すべきであると主張し続けている。「我々の立場は非常にシンプルであり、制裁は実施されなければならないし、いかなる決定もEU自体を損なってはならない」と、議会で記者団に述べた。
EU制裁発効後、リトアニアはカリーニングラードへの鉄鋼および鉄鋼金属の輸送を制限した。担当当局によると、リトアニア当局によるカリーニングラードへの認可品輸送のこの禁止は、2022年の春に規定されたEU制裁に基づくものである。その際、ロシアはカリーニングラードへの通過停止を違法かつ前例のないものと見なし、リトアニア国民全体に影響を及ぼすような対応を取ると脅迫している。EUのヨゼップ・ボレル上級代表は報道陣に対し、リトアニアは一方的な国家的制限を課しておらず、共同体の制裁に従っているだけなので、この非難はプロパガンダに過ぎない(2022年6月20日)と述べた。しかし、海外メディアによると、ブリュッセル(EU委員会)はこの決定の法的側面を再検討することを決定(2022年6月23日のボレル発言)しており、制裁の適用に関してさらなる指導を行う可能性があるという。
(抜粋、一部補足追記終わり)
以上
【240】リトアニア大統領は、EUのボレル上席代表(外務大臣)の制止を振りきって、カリーニングラードへの列車通過禁止措置を継続する、と発表(2022年6月25日)。
かたせ2号です。
リトアニア大統領は、EUのボレル上席代表(外務大臣)の制止を振りきって、カリーニングラードへの列車通過禁止措置を継続する、と発表(2022年6月25日)。
まさか、こう来るとは。。私、かたせ2号の読みが甘かった。
西側の情報配信の会社は(ロイターやAFP)は、その前の、EUのボレルの心変わり(2022年6月23日)を黙殺して配信しなかったので、このリトアニア大統領の最新の動きをいまさら配信できなくなっている。
J_satoさんのツイートから。
https://twitter.com/j_sato/status/1541290092752277510
(引用開始)
リトアニア大統領、リトアニアは例外を認めずロシア本土と飛び地カリーニングラード間の輸送についても自国を通過するものについては経済制裁を適用するとFacebookに書き込み。EUは、ロシアの圧力に屈して経済制裁の例外を作ってはいけないと。
(引用終わり)
かたせ2号です。
上記J_satoさんのツイートで引用のあった、RTサイト(ロシアが本拠)の記事から。
記事名:リトアニア、ロシア飛び地へのトランジットに対する姿勢を明確化
副題:ナウセダ大統領は、カリーニングラードとの間に制裁品のための「回廊」はあり得ないと述べている。
2022年6月26日配信
https://www.rt.com/russia/557833-lithuania-kaliningrad-transit-stance/
(引用開始)
リトアニアは、カリーニングラード地方とロシアの他の地域との間の制裁物資の通過禁止を維持すると、同国のギタナス・ナウセダ大統領は警告した。
「リトアニアがEUの制裁を実施しなければならず、また実施することは絶対に明らかだ」と、ナウセダ大統領は土曜日(2022年6月25日)のフェイスブックに書き込んでいる。
「リトアニアは自国の領土を通過する物品を管理しなければならないし、そうするつもりだ。『回廊』はありえないし、クレムリンの脅しに対抗してロシアを宥めることもできない。私は欧州委員会の委員長に、リトアニアがこの状況をどのように見ているかを明らかにした。」
カリーニングラードは、リトアニアとポーランドに挟まれた小さなロシアの飛び地である。1週間前(2022年6月18日)、リトアニアの国営鉄道会社は、ブリュッセルからの指示を理由に、カリーニングラードとロシアの他の地域との間の制裁物資の輸送を停止した。
EUは2022年2月にロシア機に対して領空を閉鎖したため、カリーニングラード当局に残された唯一の選択肢は、ロシアのバルト海の港を利用した貨物輸送である。
EUは、2022年2月下旬に開始したウクライナでの軍事作戦に対応するため、モスクワに大規模な制裁を課した。
リトアニアのナウセダ大統領は土曜日(2022年6月25日)に、ビリニュスはEUの第4次制限パッケージに従って行動しており、それは「リトアニアの積極的な参加によって」採択されたものだと繰り返した。
EUは先に、ロシア製品の通過を部分的に禁止する動きでリトアニアを支持した。ロシアは、通過の妨害は国際法上違法であると主張し、報復を予告している。
タイムズ紙は木曜日(2022年6月23日)、イタリアなど複数の欧州政府が欧州委員会に危機の打開を要請したと報じた。
リトアニアの欧州議会議員であるペトラス・アウストラヴィシウス氏は金曜日(2022年6月24日)に、無名のEU加盟国(リトアニア)が、制裁対象品のロシア間輸送を認めるよう欧州委員会に提案したと述べた。アウステルヴィシウス議員は、ブリュッセルに対し、「侵略者の圧力に屈し、治外法権の免除や譲歩を作り出さないよう」強く求めた。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、通過を部分的に禁止する決定が覆る可能性があることに希望を示した。「最善を望みつつ、最悪の事態に備えよう。それは我々が常に行っていることだ」と金曜日(2022年6月24日)に記者団に語った。
(引用終わり)
以上
【239】2022年6月23日から25日までにウクライナで起きたことを再現してみる。
かたせ2号です。
(最初に)
この投稿は、ふじむら掲示板[359]「2022年6月23日からウクライナ軍や州知事たちは、ゼレンスキー大統領の判断を通さず、自分たちの判断で行動(撤退)している。」の続きになるので、そちらをまずお読みいただければありがたいです。
(以下、本文)
これまで報道された情報を総合すると、だいたい、ウクライナで、以下のことが起きたと推測できます。
・ウクライナ軍は、セベロドネツクからの撤退を2022年6月23日に独断で決定した。ゼレンスキー大統領の承認をとっていない。しかも、この決定をゼレンスキー大統領サイドに通知していない。
・2022年6月23日・24日にかけて、州知事を中心に、軍は撤退するという内容を、ゼレンスキーサイドを通さずに、独自の手段(テレビやテレグラム)で発信した。
・2022年6月24日、この州知事たちの発言は事実かと報道機関に聞かれたゼレンスキー大統領サイドは、これに応える情報が手元にないため、「ノーコメント」として、お茶を濁すしかなかった。
・2022年6月25日、ロイター通信が「セベロドネツクからの撤退をウクライナ軍が決定」との情報を配信。ただし、ゼレンスキー大統領の許可なく決定した、という情報には触れなくてよい巧妙な表現方法で。これにより、ゼレンスキー大統領サイドは、これが確定した事実であることを確認できた。
・2022年6月25日、セベロドネツクからの撤退を情報に織り込んだ形での、ゼレンスキー大統領からのビデオメッセージを世界に発信することができた。これで、ウクライナのトップとしての格好がついた。ただし、セベロドネツクの状況につき、細かい情報を発信することのできない状況は現在も継続中。
・2022年6月25日、依然として、ゼレンスキー大統領サイドからの戦況情報に頼ることができない(彼らは情報を持っていないから)。ロイター通信は、ゼレンスキー以外のウクライナサイド、およびロシア軍の情報を合わせる形で確認の上、独自の判断で、セベロドネツクからのウクライナ軍が撤退した事実を報道した。戦況についての事実は、ウクライナ軍から情報を直接取得し、それをウクライナの意思として報道している。ここでも、戦況に関する情報がゼレンスキー大統領側に伝わっていない状況は巧妙に伏せられている。
かたせ2号です。
これまでまだご紹介できていなかった、ロイター記事2本を紹介し、その後に解説を加えます。ご参考ください。
ロイター記事から。
記事名:ウクライナ軍、東部の要衝セベロドネツクから撤退指示
2022年6月25日
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2O6079
(引用開始)
ウクライナ軍は2022年6月24日、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクからの撤退を指示された。さらなる犠牲を防ぎ、部隊を再編制するためとしているが、ロシア側は重要な勝利と位置づけるとみられる。
同市では数週間にわたり激しい市街戦が行われ、化学薬品工場には市民数百人が避難しているが、ウクライナ当局者は、町は激しい損害を受けており、守るべきものはあまり残されていないとしていた。
同州のガイダイ知事は2022年6月24日、すでに部隊に移動命令が出ているとした上で、「ただとどまるという目的のために破壊された地域に何カ月もとどまるのは理にかなわない」とし「撤退せざるを得ない」との見方を示していた。
ウクライナ側にとって、セベロドネツクからの撤退は、2022年5月のマリウポリ陥落以降で最大の損失となる。
(引用終わり)
かたせ2号です。
「ウクライナ軍は2022年6月24日、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクからの撤退を指示された。」とあります。これは、誰が指示したかについて触れていません。なので、たとえ、軍総司令官がゼレンスキー大統領の許可なく、独断で、という場合でも、成り立ちうる表現です。しかし、普通の読者は、「ああ、ゼレンスキー大統領が指示したんだな」と理解するでしょう。そのようなミスリードを狙った表現です。これで、ウクライナ軍の独断による撤退、という情報が隠されます。ロイター通信は、これくらいのことは、平気でします。
ロイター通信から。
記事名:ウクライナ東部セベロドネツクが陥落、ロシアの「完全な占領下」
2022年6月25日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2O700X
(一部引用開始)
ロシア軍は2022年6月25日、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクを完全に占領した。ロシアとウクライナ双方が確認した。
セベロドネツクのストリュク市長は「今やロシアの完全な占領下にある」と認めた。セベロドネツクの陥落は、南東部の港湾都市マリウポリの先月の占領以降、ロシアにとって最大の勝利となる。
ウクライナは軍をセベロドネツクから引き揚げたことについて、ドネツ川を挟んで対岸に位置する都市リシチャンスクの部隊と合流させ今後のロシア軍への反抗を目指すための「戦術的撤退」と強調。一方、親ロシア派は、ロシア軍が現在リシチャンスクを攻撃中としている。
ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクなどこれまでに失った都市を取り戻すと演説。同時に「(戦争が)いつまで続くのか、勝利が見えてくるまでにあとどれだけの犠牲を払わねばならないのか分からない」と述べた。
(一部引用終わり)
かたせ2号です。
記事の最初に、セベロドネツクからウクライナから撤退した事実を「ロシアとウクライナ双方が確認した。」とあります。ゼレンスキー大統領サイドから、撤退した旨の発表が出ないことをロイターはわかっているわけです。だから、ロシアとウクライナ双方が確認、という方法によって、撤退した事実をロイターが勝手に確定させたわけです。
また、「ウクライナは軍をセベロドネツクから引き揚げたことについて、ドネツ川を挟んで対岸に位置する都市リシチャンスクの部隊と合流させ今後のロシア軍への反抗を目指すための「戦術的撤退」と強調。」とあります。この情報は、ウクライナ軍の幹部から直接取材した内容でしょう。ゼレンスキー大統領の判断ではない。
ただし、そうであったとしても、上の表現は決して、ウソをついていることにはなりません。
しかも、この後段に、「ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクなどこれまでに失った都市を取り戻すと演説。」という文が控えています。
ここまで読んだ読者は上の「ウクライナは」以下の判断は、ゼレンスキー大統領の了承を得たものと理解するはずです。この記事では、そのようなミスリードを狙っています。以上の流れにより、「戦術的撤退」という判断がゼレンスキー大統領の許可を得たものではなかった事実が巧妙に隠されます。
さすがは、ロイター。見事なものです。
以上
【238】リトアニアによるカリーニングラードへの列車通過禁止措置は、EUのボレル上級代表(外務大臣に相当)によって事実上、撤回された(2022年6月23日)。
かたせ2号です。
(本投稿での、かたせ2号の主張まとめ)
ジョージ・ソロスがリトアニアにやらせた、EU対ロ制裁の対象となる品物を積んだ列車の、カリーニングラードへの通過禁止措置(2022年6月18日)。この通過禁止措置は、この措置を裏で後押ししていたEUのボレル上級代表(外務大臣に相当)の手によって、事実上、取り消された(2022年6月23日)。
DS最高幹部の一人、ジョージ・ソロスにとって、これは大きな挫折である。また、ジョージ・ソロスに方針に忠実に従ってきた、ボレル上級代表にとっても大きな挫折(ソロスへの裏切りとも解釈できる)となった。
ただし、この2022年6月23日の出来事の情報は、ロイターをはじめとする情報配信会社が流していないため、世界のほとんどの人が知らない。ジョージ・ソロスに本当に都合に悪い情報について、「こいつら」は絶対に世界に配信しない。そのことを改めて痛感した。
(以下、本文)
かたせ2号です。
リトアニアがロシアの飛び地カリーニングラードへの貨物列車通過を拒否した問題をめぐって、この問題に関心のある世界中の人々は、現在(2022年6月26日)も緊張状態にあります。そのことを示す記事を2本紹介します。ロイターと東京新聞。
ロイター記事から(yahoo news経由)から。
記事名:ロシア、飛び地への貨物列車通過拒否問題で米国を非難
2022年6月24日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8077131862c473ee9ae221b30c550ddb64032878
(記事引用開始)
ロシア外務省は2022年6月24日、リトアニアがロシアの飛び地カリーニングラードへの貨物列車通過を拒否した問題について、米国を非難した。ロシアと西側諸国との緊張がさらに高まったとしている。
声明で「西側は米国の明白な指示で、カリーニングラードに向けた貨物列車の通過を禁じた」と指摘、これは米国のさらなる敵対的行動の一つとしている。
欧州連合(EU)加盟国のリトアニアは2022年6月18日、EUの規制対象の貨物を積んだ列車の通過を禁止した。ロシア側はこれを「封鎖」と非難し、厳しい対抗措置を取ると明言。リトアニアは、ロシアの電力供給遮断に備えていると表明している。
(記事引用終わり)
かたせ2号です。続いて2本目。
東京新聞のサイトから。
記事名:ロシア飛び地への資材輸送を制限 EU加盟のリトアニアが制裁措置 ロシアは「深刻な報復」と警告
2022年6月25日配信
https://www.tokyo-np.co.jp/article/185704
(一部引用開始)
欧州連合(EU)に加盟するリトアニアがEUによるロシア制裁の一環として、隣接するロシアの飛び地カリーニングラード州から資材などをリトアニア経由で輸送することを禁じた措置に対し、波紋が広がっている。ロシアは「深刻な報復」を宣言。侵攻から4カ月を迎える中、深刻化する欧ロ関係の新たな火種となりそうだ。
独立系メディア・メドゥーザによると、バルト3国の一つであるリトアニアは2022年6月18日、EUが対ロ制裁の対象とした品物を積んだ列車の通過を禁止し、2022年6月21日からはトラックでの輸送も禁じた。
(一部引用終わり)
かたせ2号です。
しかし、かたせ2号は、以下の3名の方のツイートによって、すでにこの問題は、2022年6月23日に、EU側の敗北で決着が着いたことを知りました。そして、ロシア、イギリス、イタリアでは、それについて報道されていることも。
Jano661さんのツイート(2022年6月24日)
https://twitter.com/Jano661/status/1540029086877519872
↓
ロシアの通信社RTのサイトから。
記事名:EU、カリーニングラード封鎖を見直す
副題:制裁ガイドラインはロシアとカリーニングラードとの間の交通を「遮断」すべきではない、と外交官トップが述べた。
2022年6月23日配信
https://www.rt.com/russia/557713-traffic-restrictions-to-be-reviewed/
J_satoさんのツイート(2022年6月24日)
https://twitter.com/j_sato/status/1540200413072216066
↓
イギリスのフィナンシャル・タイムズのサイトから。
記事名:EU、カリーニングラードへのロシアの貿易をめぐる緊張緩和を目指す
副題:鉄鋼とセメントの輸入禁止は実施されるが、合法的な商品のリトアニア通過は許可されると、ジョセップ・ボレルが述べた。
2022年6月24日配信
https://www.ft.com/content/dcbb1dbd-5e43-4822-a58f-4d301b6f5b0b
なこさんのツイートから(2022年6月24日)
https://twitter.com/q_823true/status/1540153049842581504
↓
イタリアの通信社adnkronosのサイトから。
記事名:カリーニングラード封鎖、ボレル氏「貨物輸送のガイドラインを見直す」。
副題:EU上級代表:「ロシアとの往来を妨げないことを明確に」。
2022年6月23日配信
https://www.adnkronos.com/ucraina-borrell-rivedremo-linee-guida-traffico-merci-kaliningrad_11cYX7wibRUaLmj8Tohilc?refresh_ce”>―
かたせ2号です。
以下に時系列で関連する記事を並べ、解説を入れておきます。ご参考ください。
1. 2022年6月20日まで
Yahoo newsから。
記事名:とうとう火薬庫に火がつくのか。ロシアの飛び地カリーニングラードとスヴァウキ回廊、リトアニアの列車問題(今井佐緒里)
2022年6月22日配信
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20220622-00301980
(抜粋開始)
ロシアとリトアニアの間の緊張が高まっている。
欧州には、カリーニングラードというロシアの飛び地がある。リトアニアとポーランドに挟まれて、バルト海沿岸にある(以下の地図参照)。
ベルリンからは527キロしか離れていない。大まかに言うなら、東京から西なら京都、北なら花巻あたりの距離である。
ロシア本土と飛び地カリーニングラードの間には、列車が走っている。ベラルーシとリトアニアを通るものだ。旅客も貨物もある。
欧州連合(EU)がロシアに対して行う第4次制裁では、石炭、金属、建設資材、化学物質、コンピューター、携帯電話などに適用される。2022年7月にはセメントとアルコールにも拡大される予定だ。
これらの物資は、列車でカリーニングラードに運ばれている。リトアニアは、制裁によって前述の物資は、同国を通過させないと2022年6月17日に発表した。
この措置は、ロシアの逆鱗に触れた。リトアニアのロシア代理大使セルゲイ・リャボコン氏は、「通過禁止は、もはや単なる制裁措置の問題ではない」と断言した。「我々の地域に対してこのような形で実施しているのは、貨物の一部封鎖である」と述べた。
仏紙『ル・モンド』は、この言葉は非常に重みがあると述べている。この貨物封鎖の実行は戦争行為に等しいと言える、と。つまり、リトアニアがロシアに戦争をしかけた行為だと解釈できる余地があるということだ。
2022年6月20日、ルクセンブルクでEU外相会議が開かれた。そしてリトアニアのランズベルギス外相は、この決定を下したのはEUであると述べた。
EUのボレル上級代表(外務大臣に相当)も「リトアニアは欧州委員会が定めたガイドラインを適用しているにすぎない」と述べながら「ロシアのプロパガンダキャンペーン」を批判した。
(抜粋終わり)
かたせ2号です。
この件を裏で糸を引いているのがEUのボレルであるのは、この記事で明らかです。ロシアに対して一歩も退く気はない、ロシアと戦う気満々なわけです。
ちなみに、このボレル、過去の発言を調べると、DS最高幹部の一人、ジョージ・ソロスの作戦に忠実な人物であることがわかります。ソロスにとっては、イギリスのトラス外相と並ぶ、自分に忠実な「大駒」です。
ロイター記事から
記事名:EU、ロシアの外貨準備を押収すべき─ボレル上級代表=FT
2022年5月8日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-eu-borrell-idJPKCN2MV09D
ロイター記事から。
記事名:ウクライナ穀物輸出阻止は「戦争犯罪」 EUボレル上級代表が非難
2022年6月21日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-eu-borrell-idJPKBN2O115E
かたせ2号です。以上で、2022年6月20日までの状況解説を終わります。
2. 2022年6月21日、6月22日
リトアニアのIntellinewsのサイトから。
記事名:カリーニングラード制裁に関するロシアの報復とリトアニアへの支持
2022年6月23日配信
https://www.intellinews.com/lithuania-braces-for-russian-retaliation-over-kaliningrad-sanctions-248443/
(抜粋、機械翻訳開始)
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は2022年6月21日、リトアニアの決定は「前例がない」「あるもの全てに違反している」と述べた。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は2022年6月22日、カリーニングラード制裁をめぐるロシアの対応について「外交的なものにはならない」と警告した。
アメリカ政府は6月21日、リトアニアとその防衛のためのNATOの公約をしっかりと支持すると述べた。国務省のネッドプライス報道官は記者団に対し、「我々はNATOの同盟国の側に立ち、リトアニアの側に立っている」と述べた。NATOの首脳も来週の会合でこの問題を議論するようだ。
2022年6月23日からブリュッセルで開催されるEU首脳会議では、モスクワの脅威について議論し、リトアニアへの支持を再確認する見込みである。
(抜粋、機械翻訳終わり)
かたせ2号です。
ロシアおよびNATOが対決姿勢を示す中、「2022年6月23日からブリュッセルで開催されるEU首脳会議では、モスクワの脅威について議論し、リトアニアへの支持を再確認」されることが想定(もしくは期待)されたわけです。
しかし、案に相違して、この日ボレルは、この件の事実上の幕引きを行ないました。
(この情報を、世界のほとんどの人が知らないまま、現在に至っています)
3.2022年6月23日
イタリアの通信社adnkronosのサイトから。
記事名:カリーニングラード封鎖、ボレル氏「貨物輸送のガイドラインを見直す」。
副題:EU上級代表:「ロシアとの往来を妨げないことを明確に」。
2022年6月23日配信
https://www.adnkronos.com/ucraina-borrell-rivedremo-linee-guida-traffico-merci-kaliningrad_11cYX7wibRUaLmj8Tohilc?refresh_ce”>―
(引用開始、機械翻訳)
欧州委員会は、リトアニアがロシアとカリーニングラード州間の物資輸送を妨害し、モスクワの脅迫的反応を引き起こしたEU制裁ガイドラインを「見直す」予定である。これは、ブリュッセルで開催された欧州理事会の傍聴席で、EUのジョセップ・ボレル上級代表が述べたものである。(かたせ2号注追記:ファイナンシャル・タイムズの別の記事によれば、この発言は2022年6月23日になされました。)
「カリニングラードは封鎖されない」とボレルは言う。
たしかに、リトアニアは、欧州委員会の制裁に関するガイドラインを適用している。しかし、EEAS(欧州対外行動庁、上級代表を補佐する機関)はガイドラインを改訂し、カリーニングラードとロシア間の交通を遮断・防止するのではなく、制裁の回避を防ぐことのみを目的としていることを明確にする予定だ。この二つの目的はどちらも達成可能なはずで、現在それに取り組んでいる段階だ。封鎖はしないが、特定の物品に対する規制は、ロシアとカリーニングラードとの交通を遮断することなく、スマートに実施する必要がある。
以上のようにボレルは発言した。
一方で、カリーニングラードからは、インフラ開発担当大臣エブゲニア・ククシュキナが、リトアニアがカリーニングラード向けの商品に課している封鎖は、「商品を船に振り向けることですぐに抑制できる」と述べている。また、ククシュキナは、リトアニアの決定により、カリーニングラードの商品輸入の約30%が影響を受けたと説明した。「この量はすぐに船舶に振り向けることができる」と付け加えた。
(引用終わり、機械翻訳)
かたせ2号です。
EUの一方的な敗北です。
それは、ジョージ・ソロスが、バルト3国を戦地にしてロシアと第3次世界大戦の戦端を開こうとした試みの挫折でもあります。おそらく、ヘンリー・キッシンジャーが潰したのだろうと推察します。
そして、カリーニングラードをめぐって、世界は空虚な緊張状態にあります。
さあ、今後、どんな世界が来るのでしょうか。
ジョージ・ソロスが取りうる手段としては、NATO加盟国のどこかで、多数の死傷者が出る事件を引き起こして、それをロシア軍のせいにすることくらいではないでしょうか?
ソロスの報道官の一人である、ウクライナのゼレンスキー大統領の発言を参考までに引用しておきます。
ロイター通信のサイトから。
記事名:ウクライナ大統領「ロシアの侵略、全欧州が標的」 制裁強化求める
2022年4月10日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKCN2M205T
(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年4月9日に演説し、ロシアの侵略はウクライナだけにとどまらず、欧州全域が標的だと指摘、西側諸国にロシア産エネルギーの完全輸入禁止とウクライナへの武器供与拡大を求めた。
ロシアの武力行使について「最終的には全ての人々に打撃を与える惨劇だ」とし、「ロシアの侵略はウクライナだけを念頭に置いたものではない。欧州全体がロシアの標的になっている」との認識を示した。
(一部引用終わり)
私、かたせ2号は、そんなことが起きないことを切に祈ります。
以上
【237】2022年6月23日からウクライナ軍や州知事たちは、ゼレンスキー大統領の判断を通さず、自分たちの判断で行動(撤退)している。
かたせ2号です。
<本投稿での、かたせ2号の主張まとめ>
ちょっとした変化が、ウクライナで起きています。ロシアとの戦況報告を、ゼレンスキー大統領が2022年6月23日から行わなくなっています。代わりに州知事が独自に情報発信をしています。また、2022年6月24日には、ウクライナ軍総司令官が、アメリカ軍制服組トップと会談を行ないました。
これらの戦況や会談結果の報告を、ウクライナの州知事や軍総司令官は、ゼレンスキー大統領の発表を経由せず、通信アプリの「テレグラム」に各自で投稿し、世界に発信しています。その情報を拾って西側の報道機関が世界に拡散している構図。
ここから、推断できることは、
・ウクライナの軍事活動について、ウクライナ軍や州知事たちは、ゼレンスキー大統領の判断を通さず、自分たちの判断で行動(戦地から撤退)している。
・アメリカ政府はその動きを密かに容認している。
以上の2点です。
上記の分析は、ふじむら掲示板[352]で紹介していた「ウクライナ(ゼレンスキー)&英国 VS ウクライナ(軍総司令部)&米国、の分裂。」という構図にあてはまるので、違和感はありません。
この対立構図が激化しているのが現在の状況だと、私、かたせ2号は考えます。
<以下、本文>
かたせ2号です。
最初に、ウクライナの戦況報告に関する記事(2022年5月18日配信~2022年6月21日配信)を、4本ご紹介します。不利の戦況も含め、すべて、ゼレンスキー大統領が発表しています。
TVasahiのサイトから。
記事名:ゼレンスキー大統領 アゾフスタリ製鉄所から「兵士の安全な撤退続く」
2022年5月18日配信
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000255067.html
(一部引用開始)
ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は、事実上陥落したとみられる南東部マリウポリの製鉄所から兵士の安全な撤退を進めていると強調しました。
ゼレンスキー大統領は2022年5月17日、アゾフスタリ製鉄所にいる兵士について「我が軍の監督のもとで撤退が続いている」と強調しました。
(一部引用終わり)
BBCのサイトから。
記事名:ゼレンスキー大統領、激戦の東部2市は「死んだ」 ウクライナ軍が劣勢と説明
2022年6月7日配信
https://www.bbc.com/japanese/61714727
(一部引用開始)
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2022年6月6日、東部の都市セヴェロドネツクで持ちこたえているウクライナ軍について、人数でロシア軍に劣っており、不利な立場に追い込まれているとの見方を示した。
(一部引用終わり)
CNNのサイトから。
記事名:ゼレンスキー氏、セベロドネツクとハルキウ州で「痛ましい損失」続く
2022年6月15日配信
https://www.cnn.co.jp/world/35188948.html
(一部引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2022年6月14日の動画演説で、東部ルハンスク州セベロドネツクとハルキウ州で激しい戦闘が続いていると明らかにした。
セベロドネツクでの「損失は残念ながら痛ましい」としつつも、「我々は持ちこたえなければならない」と述べ、ウクライナ軍が東部ドンバス地方にとどまることが極めて重要との認識を示した。
(一部引用終わり)
FNNのサイトから。
記事名:セベロドネツクで戦闘激化 「かつてない最も困難な戦いに」
2022年6月21日配信
https://www.fnn.jp/articles/-/378206
(引用開始)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、東部の激戦地・セベロドネツクとリシチャンシクについて、かつてない最も困難な戦いになっていると述べた。
ゼレンスキー大統領「われわれはリシチャンシク、セベロドネツクを守っているが、これまでで最も厳しい戦いだ」
特に、セベロドネツクでの戦闘は激しさを増していて、市内の大半はロシア軍に制圧され、ウクライナ軍は、化学工場とその周辺の地域で守勢に回っているという。
ルハンスク州のガイダイ知事は、ロシア軍は数十にのぼる重火器を持ち込んでいて、大規模な攻撃の開始に向け、十分な火力を保有しているとの見方を示している。
(引用終わり)
かたせ2号です。
上記の通り、4記事とも戦況をゼレンスキー大統領が発表していました。
しかし、2022年6月23日から、ゼレンスキー大統領の戦況発表が消えてなくなります。その空白を西側報道機関は、ウクライナの州知事や軍総司令官たちのネット投稿を拾って補うことになります。
ロイター通信から。
記事名:ロ軍、東部ハリコフで総攻撃 EU候補認定に期待とゼレンスキー氏
2022年6月23日
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2O325Z
(抜粋開始)
EUは2022年6月23日の首脳会議で、ウクライナを加盟候補国に正式に認定する見通し。加盟手続きには長い時間がかかるため、象徴的な意味合いが強いが、ウクライナ人の士気を高めると期待されている。ゼレンスキー氏はオランダの首都アムステルダム向けのビデオ演説で、EUの全27加盟国が候補認定を支持するだろうと論じ「われわれにはその資格がある」と語った。
ハリコフ州のオレフ・シネグボフ知事は、通信アプリ「テレグラム」に「ロシア軍による民間人への砲撃は弱まらない」と投稿。「ロシア軍が圧力を受けて撤退したチェルニヒウやキーウと同じシナリオは期待できない」とした。
東部ルガンスク州のガイダイ知事はネット上の投稿で、ロシア軍は要衝セベロドネツクでウクライナ軍を包囲するために予備部隊を増強していると指摘。ロシア側が同市を既に制圧したと主張していることについては「戦闘は続いている」と反発。「ロシア軍は完全掌握していない」と現地テレビに語った。
(抜粋終わり)
かたせ2号です。
ゼレンスキー大統領は戦況につき、沈黙しています。そして、ハリコフ州の知事は、「ロシア軍が圧力を受けて撤退したチェルニヒウやキーウと同じシナリオは期待できない」と指摘、このままでは占領されてしまう、と正直に報告しました。
続いて、同じくロイターの記事。
記事名:ウクライナ軍、セベロドネツクから撤退か 東部州でロ軍が掌握拡大
2022年6月24日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-sievierodonetsk-idJPKBN2O50D8
(引用開始)
ウクライナ軍は東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクから撤退しているもようだ。セベロドネツクは大半の地域がロシア軍に占拠されている。同州のガイダイ知事は2022年6月24日、すでに部隊に移動命令が出ていると述べた。またリシチャンスク南部もロシア軍が完全に掌握した。
セベロドネツクについて、ガイダイ知事はテレビで「ただとどまるという目的のために破壊された地域に何カ月もとどまるのは理にかなわない」とし「撤退せざるを得ない」との見方を示した。すでに現地の部隊に別の場所への移動命令が出たとしたが、すでに移動したのかや、移動先は不明。
ロシア軍は、ルガンスク州とドネツク州を合わせたドンバス地方の完全掌握を目指している。
ルガンスク州でリシチャンスクはウクライナ軍が唯一おさえていたが、地元当局者によると2022年6月24日朝の段階で南部がロシア軍に「完全占領」された。南部を制圧されたことで三方向をロシア軍に包囲される事態となる。
(引用終わり)
かたせ2号です。
ルガンスク州の知事が、「ただとどまるという目的のために破壊された地域に何カ月もとどまるのは理にかなわない」とし「撤退せざるを得ない」、とテレビで発言しました。これはおそらく、「ただとどまれ」という司令がゼレンスキー大統領サイドから出ているが、それにはもう従えないという意思表示でしょう。
前日のロイター記事でこの知事は、「ロシア側がセベロドネツク市を既に制圧したと主張していることについては「戦闘は続いている」と反発。「ロシア軍は完全掌握していない」と現地テレビに語った」にもかかわらず、独自の判断をくだしたのでしょう。
これらの動きと呼応するかのように、ウクライナの軍総司令官は、アメリカ軍制服組トップと会談を行いました。
(この件は、藤原直哉さんのツイートで知りました
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1540426935893135360 )
ロイター記事から。
記事名:ウクライナ軍トップが米参謀本部議長と電話会談、「ロ軍と同等の兵力必要」
2022年6月25日配信
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-arms-idJPKBN2O51QR
(引用開始)
ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は2022年6月24日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と電話会談を行い、困難な状況に陥っている東部ルガンスクの安定化にはロシア軍と同等の兵力が必要と伝えた。
ザルジニー総司令官はミリー氏との電話会談後「作戦状況のほか、国際的な技術支援の供与について協議した」とテレグラムに投稿した。
米国防総省は前日(2022年6月23日)、ウクライナに最大4億5000万ドルの追加軍事支援を行うと発表。高機動ロケット砲システム(HIMARS)4基を新たに供与するほか、沿岸・河川巡視船18隻と数千発の砲弾なども提供する。
(引用終わり)
かたせ2号です。
ゼレンスキー大統領を無視した、完全に頭越しの行動です。そして自分の判断で、テレグラムに投稿し世界中に発信しています。
おそらく「Ukrainians are ready to die for the European perspective. We want them to live with us the European dream.(ウクライナ人は、ヨーロッパの理念のために死ぬ準備ができています。私たちは、彼らにヨーロッパの夢を共に生きてほしいのです。)」(by
ライエンEU委員長)といったような発想しかできない、ゼレンスキーの作戦指示についていけなくなったのだと推察します。
ウクライナという国家(組織)が「ブチ割られました」。
(補足)
以下の記事が飛び込んできたので追加しておきます。
以下の記事で、上記州知事たちの判断・発言が、ゼレンスキー大統領側の「許可」を得ていないことがはっきりしました。
時事通信のサイトから。
記事名:ウクライナ軍撤退「ノーコメント」 東部要衝めぐり報道官
2022年6月25日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062500199&g=int
(一部引用開始)
ウクライナ国防省報道官は2022年6月24日、ロシア軍が猛攻を仕掛ける東部ルガンスク州の事実上の州都セベロドネツクから、ウクライナ軍が撤退したという情報があることについて「何も話せない」とノーコメントを貫いた。「防衛作戦を邪魔する必要はない。ウクライナ軍を信じてほしい」と発言するにとどめた。
ウクライナ側はこれまで、多大な人的被害を出しながらも、セベロドネツクは防衛できていると表明してきた。報道官の慎重姿勢は、戦況が重大な局面を迎えたことを示唆している。
ルガンスク州のガイダイ知事はこれより先、ウクライナ軍が「既に命令を受けている」「新しい、より強固な拠点へ移動することになる」と述べ、撤退は不可避との認識を表明。従軍取材する地元記者も「(陣取っていた)工業地区の一部から未明に撤退した」と明らかにしていた。
(一部引用終わり)
以上
【236】拘束され死刑判決を受けたイギリス人傭兵が現在の心境を動画でアップした
かたせ2号です。
表題の内容について、以下に記録します。
州都ドネツクの都市部にある刑務所内で、ウクライナからの砲撃におびえていると正直に告白しています。
まず、Jano66さんのツイート(2022年2月25日)から3本引用します。
Jano66さんの、元動画への日本語字幕追加のご尽力に、この場を借りて感謝します。
https://twitter.com/Jano661/status/1540330525705269249
(引用、一部補足追記開始)
【字幕】2022年6月9日に、「ドネツク人民共和国(DPR)」の裁判所から死刑判決が出て1週間経った、イギリス人傭兵エイデン・アスリンのYoutubeから。パート1
エイデン・アスリンが、ドネツク州の州都ドネツクの刑務所から、動画をあげてコメントしています。
やつれてます。死刑への恐怖もあるけど、ウクライナの激しい砲撃を受けているから。ウクライナが民間人へ激しい無差別攻撃を加えています。彼は、ウクライナの為に戦ってウクライナに殺されそうになっています。
(動画リンク先 2分14秒)
https://twitter.com/i/status/1540330525705269249
(引用、一部補足追記終わり)
かたせ2号です。続いて2本目。
https://twitter.com/Jano661/status/1540334266932170752
(引用開始)
【字幕】死刑判決が出てから1週間経ったイギリス人傭兵エイデン・アスリンのYoutubeから。パート2
「ウクライナが民間人を攻撃してるなんてプロパガンダだ」と言う言葉に騙されてきたエイデンは、死を目前にして、真実を知ります。
(動画リンク 1分46秒)
https://twitter.com/i/status/1540334266932170752
(引用終わり)
かたせ2号です。続いて3本目。
https://twitter.com/Jano661/status/1540386774740246529
(引用開始)
【字幕】死刑判決が出てから1週間経ったイギリス人傭兵エイデン・アスリンのYoutubeから。パート3
言わされてるだけだ!嘘だ!の人たちへ「みんなが知るべきだから話してるだけだ」
(動画リンク 2分19秒)
https://twitter.com/i/status/1540386774740246529
(引用終わり)
かたせ2号です。
上記3つの動画の文字起こしをしたので、以下に掲載しておきます。
(文字起こし開始)
エイデン・アスリンです。死刑判決から1週間が経ちました。簡単にアップデートします。いいことが起こればいいけど・・どうかな・・わからない。判決の後、どう感じているかだけど、感傷的になることが多い。怖いし、心配。神様に話しかけることが多い。それが今の僕のメンタルの状態です。
最近ひどくストレスなのが、続いている砲撃です。みんなは知らないかもしれない。西側のニュースにはなっていないだろうけど、今、ドネツクはものすごい砲撃にあっている。ウクライナが攻撃しているんだ。証人になれるよ。初めて知った。
刑務所に来て、ウクライナ側から迫撃砲の攻撃を受けるとは。ウクライナの砲撃で僕は死ぬんだと思った。
ここ数日、朝から晩までウクライナ側からすごい攻撃だった。みんなにわかってほしいのは、僕のいる場所(刑務所)はドネツクの都市部にあるんだ。軍事施設があるとかではなく、この刑務所は戦争犯罪だけじゃなく、普通に服役している人たちもいる。なんでウクライナは民間の地域を狙って攻撃するのか?
前は本当に何も知らなかった、こんな現実だとは。自分の視点からは、これは見えていなかった。今、大きく物事を見ることができるようになったから、ドンバスの人たちどんな状況だったかわかる、毎日砲弾が飛んでくる生活だ。一日中、ウクライナの砲撃をおびえる気持ちがよくわかる。(ただし、この地域から飛んでいく砲弾はないんだ。飛んでくる砲弾と飛んでいく砲弾の違いはわかる。)
この刑務所で着弾した場所が僕の監房に近かったから、爆発の衝撃も感じるし破片が降り注ぐ音も聞こえる。
目が覚めたよ。
マリウポリでアゾフ大隊が一般のアパートを盾にしていたのは、今回の、民間人に無関心な出来事でわかった。この軍隊に4年もいたけど、言葉では表せないけど、今とは違い気持ちだった。今回の民間人へのウクライナの攻撃は、最期に強烈な一発を喰らった感じ。これが最期に僕が開眼するきっかけになった。そしてこれが、ドネツクの人が耐えてきた状況なんだ。ドネツクの人たちが言ってきたことはこれだったんだって。
ウクライナ側の話は全くこれとは別になっていて、プロパガンダという言葉以外ない。
この間、このことで服役仲間とケンカになった。そいつに言わせると、僕が言っている「ウクライナ軍が民間人を攻撃」というのがウソだって言うんだ。
でも何が真実かは明らかだ。
中には、僕が死にたくなくて、ロシア側に上のようなことを言わされているだけだと、考える人もいるだろう。
死ぬのは怖いに決まっている。皮肉にもウクライナ軍の砲撃で死ぬとかになったら最悪の結末だ。でも、人々が真実を知るべきだと思うから今、話してる。
事実を、こうなる前に知りたかったよ。でも、神はこの方法で事実を僕に伝えたんだ。言葉もないよ。ドネツク側の情報にも注意を払うべきだった。西側の情報を信じて親ウクライナの立場をとっているのなら、止めた方がいい。もっと早くに気がついていれば、と思う。
なんて言うか、4年間、従軍していたけど、何の意味もなかった。
ウクライナの海兵隊にいることは正しいことだと思っていたから、今になって真実を知って何も言葉が出ない。心の底から後悔している、契約して軍隊に参加したことを。もし今知っていることを知っていたら、このような親ウクライナの行動は絶対にとらなかっただろう。
怖いから言っているだけだと言うんだろ?
怖いよ、ウクライナの砲撃が。そして自分が戦ってきたことが全て間違いだったと気づいてしまったことも。
だまされ、ごまかされてきたんだ。
気づいてしまったから、僕の今の気持ちを表す言葉は見つからない。
(文字起こし終わり)
かたせ2号です。
ドネツク州の現況についても、あわせて記録しておきます。
AFP通信(yahoo news経由)記事から。
記事名:ウクライナ東部ドネツク州に「安全な町はない」 ドネツク州知事
2022年6月24日配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bcd32bb1569c363edadc8ed91dd8999dc05b641
(引用開始)
ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州のパブロ・キリレンコ(Pavlo Kyrylenko)知事は2022年6月23日、ロシア軍との戦闘が激化しており、州内に「安全な場所、町はない」とAFPに語った。
キリレンコ氏は情報機関の最新データを引用し、隣接するルガンスク(Lugansk)州のリシチャンスク(Lysychansk)とセベロドネツク(Severodonetsk)周辺で展開されている戦闘の規模を踏まえると「ドネツク州のどこであろうと、住民がとどまり続けるのは極めて危険だ」と語った。
(引用終わり)
以上
【235】EU行政部門トップのフォン・デア・ライエン委員長の発言について
かたせ2号です。
以下の2つの発言を読むと、ライエン委員長の精神状態がおかしくなった、としか思えない。
と同時に、英米(格上)と仏独伊(格下)の対立が深刻すぎて、EUが首尾一貫した意思決定を下せない状態にあることの反映であるとも読める。
たぶん、その両方であろう。
まず、イギリス、モーニング・スターのサイトから引用する。(2022年5月29日)
ドイツ・イタリアからの突き上げ(「ロシア産エネルギーの輸入継続を認めよ」)が強くなった時期に、その声を反映した発言である。ただし、このライエンの発言にあるような理屈で、DS最高幹部のジョージ・ソロスが納得するわけがない。ライエンは、そんなこともわからないのか? 発言の意図が不明である。
記事名:EU首脳、ロシアの石油輸入禁止措置にUターン
https://morningstaronline.co.uk/article/w/eu-chief-u-turn-over-russian-oil-ban
(引用開始、deepl翻訳)
欧州連合(EU)のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ロシアの石油の輸入禁止をめぐってUターンを行い、輸入を継続する方が賢明であると述べた。
土曜日(2022年5月28日)にアメリカのニュースチャンネルMSNBCで放送されたインタビューで、彼女は、EUは禁輸措置よりもロシアの石油を買い続ける方がロシアにダメージを与えるだろうと述べた。
「なぜなら、これこそが、ロシアの侵略、つまりプーチン大統領の侵略に対して我々が持つ最も強力な手段だからだ」と述べた。
欧州委員会委員長は、EUがロシアの石油にどのようにアプローチするかについて、戦略的に考える必要があると述べた。同委員長は以前、年末までにロシアの石油を完全に断つと主張していた。
もしEUがロシアの石油を直ちに完全に断つと、プーチン大統領はEUに売らない石油を世界市場に持ち出し、より高く売ることができ、彼の軍資金を満たすことができるかもしれない、と彼女は言った。
(引用終わり、deepl翻訳)
かたせ2号です。
次に、ライエン委員長のツイートから引用する(2022年6月17日)。
確かに、以下のツイートは同日の、イギリスのジョンソン首相のウクライナ電撃訪問および、「ウクライナ軍を対象とする訓練プログラムの着手を申し出た」声明と正確に対応している。かつ、それを翼賛(よくさん、力添えして助けること)した内容になっている。しかし、このライエン発言そのものについていける人間は、世界中でもほとんどいないだろう。
https://twitter.com/vonderleyen/status/1537739940942991360
(引用開始)
(原文)Ukrainians are ready to die for the European perspective.
We want them to live with us the European dream.
(日本語への翻訳文)ウクライナ人は、ヨーロッパの理念のために死ぬ準備ができています。
私たちは、彼らにヨーロッパの夢を共に生きてほしいのです。
(引用終わり)
かたせ2号です。
今後のライエン発言は、英米と仏独伊のどちらが優勢なのか、を反映するための指標として活用できると考える。ライエン自身に確固たる政治的信念は全くないことが、上記の発言ではっきりしたからだ。そのような視点で注目していきたい。
以上
【234】取り急ぎ。ロシアが、ジョージ・ソロスを潰しにかかりました。
かたせ2号です。
WE_ARE_THE_RONINさんのツイートから。
2022年6月20日
https://twitter.com/Allisvanity2012/status/1538636193306669057
(引用開始)
FranceRsistanc1さんのツイート(2022年6月19日)を翻訳
https://twitter.com/FranceRsistanc1/status/1538427225724358656
ロシアの、RTテレビチャンネルは、ヨーロッパ各国の選挙操作におけるジョージ・ソロスとオープン・ソサエティの責任を証明する2000以上の文書のリークに関する情報を公開しました。
(動画)https://twitter.com/i/status/1538427225724358656
(引用終わり)
以上