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Loginはこちら【2582】[3023]ワクチンについて他
一会員さん紹介のビデオを試聴しての感想です。このビデオの一部の医師の言っていることは、同意できることもありますが、いまだにCOVID19は存在しないとの海外医療関係者の意見は、毎日患者を診て、重症者の治療を行っている現場の医師としては、まあ、今となっては呆れるほかありません。
それ以外のここの投稿を見れば、やはりいまだにCOVID19をただのインフルエンザ、風邪症候群と同じあるいはそれ以下のウイルスだという認識の方が多いので、ブーイングをされるのは承知の上で再度書き込みさせていただきます。副島隆彦先生にはいろんなことを教えていただいたので、道場の皆様へのリスペクトを込めて、私の様な現場の医師の考えも知っておいていただきたいと思います。
医療現場でインフルエンザや風邪で亡くなるのは、本当に弱った高齢者で、周りの家族もあまり無理して延命しても・・というような患者さんです。
若い人はもちろん、合併症などがあってもまだまだ生きていける高齢者が、インフルエンザや風邪で重症化し、ICUで人工呼吸を行うことは稀ですし、ECMO治療に至っては行うことはほとんどありません。インフルエンザにはタミフル、リレンザなどの効果的な薬があることも大きなポイントです。
しかし新型コロナは、40代の健常者でも重症化し、適切な治療をしなければ死亡します。ましてや高齢者、糖尿病などの合併症のある患者さんは感染すると重症化しやすく、人工呼吸を必要とすることが多いです。症状が改善し、退院した後にも、心、血管系や、神経系の合併症を起こすことも多いようです。詳しいことは言えませんが、当院でも複数経験しています。このことに関しては巷で噂の、人工ウイルス説も、私個人としてはあり得ると考えています。関われば関わるほど、不思議なウイルスです。
COVID19感染症は、インフルエンザやただの風邪ではありません。
ワクチンについては、私見ですが、長期の臨床試験が行われていないので、5年、10年後に何が起きるかわかりません。それは確かだと思います。ですから、現在の医療システム、政治状況を信じられない方々(ここの会員の大多数はそうかも知れませんが)は、接種しないほうが良いかと思います。
ちなみに私は、現在の医療システムで給料をもらっている身であり、身近にCOVID患者がいて常に感染の危機に晒されていることから、長期的な影響はこの際無視し、接種することにしております。学問道場の皆様には決して無理にお勧めは致しません。
余談になりますが、日本でのCOVID政策に関しての皆さんのご意見を見ていて、医師としてご理解いただきたいのは、先ず、重症者の対応ありきなのだということです。緊急事態宣言などは、基本的にICUで重症患者がこれ以上診られない状況を目安として発令されています。
ICUは専門知識のある医師と看護師、その他医療関係者に支えられており、専門スタッフは適当に連れてくるわけに行かず、急に育成することもできません。新型コロナ専用病棟は、比較的早く整備できるのですが、ICUはそうはいきません。
新型コロナ患者は軽症がほとんどというのはその通りです。しかし、たまに重症になる人の数だけで、日本のICU体制では対応できない事態になります。
日本のCOVID死亡者には、人工呼吸を行っても助からないと判断された状態の悪い高齢者が多く含まれているはずです。こういう患者さんは人工呼吸せずに一般のコロナ病棟で看取ります。普通の病棟では、周りの人が感染してしまうので、隔離できるコロナ病棟が絶対に必要です。COVID19にインフルエンザのように効果的な薬剤があれば、重傷者、死亡者はだいぶ減らせると考えられますが、残念ながら今のところありません。重症化するかしないかは、正に予定説の世界です。
人工呼吸を行うのは、基本的に助かる見込みのある患者さんです。実際この様な患者さんを救命できる可能性は、日本は世界でも高いレベルだと思います。生きられる患者さんを救命するため、ICU病床が足りなくなると、緊急事態宣言が出る訳です。
しかし、それでは経済が回らないから、ちょっと感染者が減れば緊急事態宣言を解除し、またICUが一杯になると緊急事態宣言を出す。この繰り返しが現在の状況です。
多くの人にワクチンを接種させ、感染者を少なくして、経済を回すのが、現在のところもっとも良い方法と多くの国の政府が考えている訳です。
私は、早い段階で中国並みの厳しい規制を1ヶ月すれば、世間のCOVID19感染者はいなくなるので、みんなマスクをせずに普通に生活できたかもと思っています。まあ、日本では絶対無理でしょう。
最後にまた繰り返します。60歳以上の方も多いであろう学問道場の皆様は、感染しませんよう、くれぐれもご注意ください。
【2581】[3022]現時点でも、バイデン側に軍事統制権はない。 2020アメリカ大統領選挙
直家GOさんのyoutube動画を紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=AzzxhbCH5QU
(動画見出し)
CPACの影響速報【ネオ米大統領選】USペンタゴンのシリア空爆!続報!/なんちゃってB(バイデン)に軍事統制権は無い!/お笑い報道官の後付け感(笑)/USアメリカの正義とRUロシアの正義が一致!胸アツCPAC!
(コメント抜粋開始)
ーーびっち
なんちゃってB(バイデン)もオカマさんもなーんも知らなかったみたいですよねーw
Ju ppin
説得力ありまくりです!!本人の会見も無い、報道官の会見も無い。ホームページの抜粋での報道。そのようにウソか本当かを見抜くのですね。勉強になります。ありがとうございます
3180 yari
空爆騒動の背景、すっきり理解で~す。
殺られたのは、中東のミサイル武装のアンティファちゃん?なのね
(コメント抜粋終わり)
かたせ2号です。上記動画でとりあげられていたニュース報道の動画を以下に掲げておきます。ホームページを引用して報道しています。
https://www.youtube.com/watch?v=R-7T34wJbxc
(動画見出し)米軍がシリアの親イラン武装勢力に攻撃 バイデン政権下で初か(2021年2月26日)
【2580】[3021]いまだに、全国のクリニック、病院にCT値が45のままのPCR検査キットが今回のコロナバカバカ騒動の主たる要因だというのに、何故そのまま放置してあるのか? 医療従事者がそのようなことについて無頓着、しかもPCRの検査の陽性偽陽性などて結果だけを、うのみにする程度の浅い理解。
オッサンの会員です。
最近調剤薬局に行ったら、PCR検査のキットが売っていましたのを、見ました。
薬剤師の人にPCR検査のCT値はいくつなんですかね?と尋ねたところ、は~ぁ(初耳だわ!!)という顔されました。私がPCRについて、薬剤師の方に教えたら、勉強になりましたって感謝してくれましたよ。
是非ここにいる会員の方も、薬局(いまや、ドン・キホーテにもおいてあります。クリニック、病院にも置いてあるところが増えています(業者によると、そのようなCT値が45だというPCR検査機器が売れまくっていることのようです。)に行った時に、ついでに聞いてみるといいですよ。
あと、
紛らわしいので、
感冒 風邪という名称は、一般の人には、誤解されやすいので、改めて、
かぜ症候群(ちなみに現代医学の教科書に書いてある言い方です。)ということにします。
そしてかぜ症候群が、通常(つまり、免疫力が維持されているのであれば)一週間で治癒するのですが、一部の人(弱い高齢者、糖尿病の人、慢性腎臓病の人、高血圧の人、その他なんでも、持病のお持ちの方つまり免疫弱者の方)で咳が続いたり、胸痛 呼吸がえらなったりする人もでてきます、これらの症状を持つようになったときには、
当然かぜ症候群という名称が変わり、急性気管支炎、とか肺炎という言い方になるのですよ。あるいは、かぜ症候群を景気として、他の気管支や肺以外のいろいろたくさんの種類がありますが、病気になったりするのですよ。
ですから、コロナも全く一緒で最初はかぜ症候群でありこじらせてしまうと、それがきっかけで、肺炎やら、肺血栓塞栓症(新型コロナの最もな特徴とされていますが、実はこれとて、新型コロナ騒ぎの前からレントゲンですりガラス状陰影を示す間質性肺炎(以前多くは原因不明の特発性間質性肺炎といわれていた)、はあるのであり、今回あまりにPCRをやって、何しろ新型ということで、特に日本では、CT装置が世界中での設置シェアーが確か30パーセントもあってか、海外に比べて、積極的にやることができ新型コロナ(とされている、)による、かぜ症候群からくる、肺炎が間質性肺炎(すりガラス状陰影)という像をもつということが分かってきた。ということなのではないでしょうか。
大阪市立大学の名誉教授井上先生も実は今回のコロナ騒ぎによって得たものとして、新型コロナが肺血栓塞栓症からくる、間質性肺炎 腸管に新型コロナが好んでくっつきやすいこと、ACE2の存在が関与した全身血栓症がその病気の本体 ということの理解が深まってきた。ということを仰ってますよね。
繰り返しですが、
かぜ症候群(多くの種類のウィルス 変異型ふくめれば、いっぱいあります。)とその、治癒しなかったことによる肺炎とか、血栓症とか、かぜ症候群からくる(多くの人は一週間ぐらいで治るのですが、)引き続き起こる症状を分けてくださいますようお願いいたします。
ここまで。
続きは、またあとで。
仕事にいきます。
オッサンの会員 拝
【2579】[3020]アメリカ大統領選挙と日本が得た教訓
(2021年2月28日投稿)
昨年の11月から今年の1月にかけて3か月の間、アメリカ大統領選挙の行方をネット情報に釘付けになりながら見ていました。
そして、アメリカの選挙制度について、アメリカ国家のそもそもの成り立ちについて、改めて知ることが出来、また初めて知る事柄も沢山ありました。
一人の大統領を選ぶために最初の投票後2か月もの時間をかけ、その間に幾つかの手続きがあり、一般投票で選出された選挙人に、もしその選出過程に疑義があれば差し戻すことが出来るなど、いくつものチェック機能が織り込まれていて、慎重の上にも慎重に大統領が選ばれる仕組みが作られていることがよく分かりました。
そして、そのように慎重に立派に作られたシステムも、それをチェックするマスコミと司法が正常に働かなかったために、いとも簡単に不正な大統領を誕生させてしまうという『素晴らしい茶番劇』を楽しむことが出来、大変面白かったという感想を持ちました。
『その日・・・』
2021年1月20日
アメリカ合衆国
軍隊が首都を固めた日
就任式より離任式に
人々の熱気が満ち溢れた日
就任式は幻のごとく
まるで葬儀のように
虚しく沈鬱で暗く
空疎で不安に満ちていた
離任式に集まった人々は
明るく期待に満ち輝いていた
私はすぐに戻って来ます
希望の星はマール・ア・ラーゴへ去り
大いなる謎が残った
世界は慄きながらその日を待っている
ワシントンとフロリダとテキサスの
動きを注視しながら・・・
***********************
大統領選挙とその後の四か月の出来事を見て沢山の感想と新しい知識を得ることが出来ました。
アメリカで起こったことは日本でも起こりうることであり、これからの出来事に関心を持たざるを得ません。
特に、アメリカの事例で参考にしなければならないのは、①不正選挙問題と②Silent invasion(中共の見えない侵略)問題であり、この二つは看過できない問題になっています。
①不正選挙問題を私が初めて実感したのは2010年9月の民主党の代表選挙の時です。鳩山由紀夫首相が普天間基地問題で躓き、菅直人が首相となり参院選挙で自民党に負けた後、行われた民主党の代表選挙でした。小沢一郎と菅直人の間で闘われた選挙です。この選挙では小沢一郎の当選が確実視されたいて、小沢内閣が出来ると期待されたいました。
ところが、一般党員とサポーターは郵便投票をしましたが、それはハガキによる投票で、シールによってカバーをすることも無く、誰に投票したかハッキリ見える状態で、郵便ポストに投函し、しかも民主党本部宛ではなく日本郵便つくば学園局あてに届くようになっていたという杜撰なものでした。これでは小沢票を予め破棄してしまうことは簡単です。しかもその投票用紙を集計したのが、(あの悪名高い)株式会社ムサシである。この不正の結果、小沢一郎ではなく菅直人が総理となった。
また今、事件となっている愛知県知事不正リコール問題で不正な署名が多数見つかり、中にはすでに亡くなった人の署名が8000人分あったという。アメリカ大統領選挙でも死者の投票が沢山あり、その中には19世紀に亡くなった人の投票まであったというアメリカの不正と全く同じことが恥ずかしげもなく、半ば公然と行われている。
この名簿の書き写し作業に、何十名ものアルバイトを募集し、その費用は1000万円を超えると報道されている。一体誰がこの金を出したと思いますか?(そう、それは今あなたが思い浮かべたあの人です。私もあの人が金を出したと思っています)
このように毎回毎回重要な選挙で、株式会社ムサシと票集計マシーンの「ムサシ」に不正選挙の疑惑の目が向けられるのであるが、明確な証拠は上げられていない。
今年は重要な選挙がいくつかある。衆参の補欠選挙、いくつかの知事選挙、七月の都議会議員選挙、そして秋までに行われる総選挙、心ある人の内部告発が待たれる。
②Silent invasion問題。1978年鄧小平が来日し、「日中平和友好条約」の批准を行った。それ以前に中国は国家戦略を大きく変更して、改革開放政策を実施した。日本に対しても先進国の経済、技術を学ぶという姿勢を崩さず、それに対して日本人も友好的に歓迎していた。この頃は普通の日本人と普通の中国人の収入の差はドル換算で100倍以上あったのではないだろうか。
90年代から2000年代に仕事を通して、3人の中国人と知り合いになりました。私の仕事は外国とは関係のない国内でのビジネスであり、それらの中国人と知り合ったのは彼らが優秀な人材であり、日本の企業に就職していたからです。このうちの一人は日本人と結婚して日本国籍も取っています。私の知っているこの人たちは、優秀で仕事もでき、信頼のおける人たちです。恐らく改革開放政策に乗って来日した人たちで、日本社会にすっかり溶け込んで生きている人たちでした。
また、90年代の初め私の父が次のような話をしていました。父の友人夫婦(80代)が中国人の若い女性(未婚)と知り合い、その人がとても親切で優しくしてくれて、気に入っている。この老夫婦には子供がいないため、養女として縁組をしたいと言っている。・・・という様な話でした。(この時私はそれは少し危険な話ではないかと思いました)
今紹介した人たちは鄧小平の改革開放政策の第一陣として来日し日本社会に根を下ろした人たちでしょう。
そして、今回のアメリカ大統領選挙があるまで、私はこの中国人たちのことを全く忘れていました。私が強く懸念を抱いたのは、アメリカ社会に広く深くSilent invasionが行われてきたのではないかという分析です。
大統領選挙で露呈した事実は驚くべきものでした。アメリカ社会のあらゆる分野(政界、財界、マスコミ、教育界、学界等々)において、その末端から中枢に至るあらゆるクラスの人物をターゲットとして経済的利益を供与し、ハニートラップを仕掛け、その結果として脅迫を伴ったコントロール下に置くという戦略です。
これはかなりの長期間において、静かに行われてきたように思われます。
同じような危険は日本にもあると思います。第一陣で来日した中国人たちにその意識があったとは思いません。
しかし、日本社会に溶け込んだ中国人たちを頼って来日する第二陣以降の人たちに、(アメリカで行ったような)中共の戦略を実行する人たちがいないとは断言できません。
地方の小さな自治体であれば地方議会の多数を占め、首長を選出することも不可能ではないからです。
私の住む街の近隣の市の団地では中国籍の人がすでに半数を超えているという話を聞きました。ということは、その団地の管理組合や自治会はすでに中国籍の人々で運営されている可能性があります。そして、そうなれば古くからいる日本人は益々居づらくなりそこを離れていきます。
その次の段階ではここを橋頭保に中国人の人口を増やしていき、市議会をも中国人のものにして行く可能性が出てきます。
これは本当に真剣に考えてみるべき課題のように思います。
【2578】[3019]新型コロナに対する関連投稿
会員の一柳洋です。
3016 もうさんに対する関連投稿
大阪市大、井上名誉教授が指摘しているように、新型コロナが旧型コロナ(土着ウイルス)と違うところは血栓が出来やすく、腸内で発生した微細血栓が肝臓から肺に入ると肺炎を起こすと言ってられますね(そのメカニズムは同氏の発言を聞いて下さい)。
また同氏は新型コロナウイルスは腸内血管で増殖するので、トイレ感染に注意する事。トイレのドアノブ等には、冬は2週間くらいウイスルが活性化した状態で付着する。
政府や馬鹿知事達が言っている、「三密を避けろとか、酒屋での飲食でコロナが移る」は根拠がないともいってますね。
それとPCR検査金科玉条が諸悪の根源。
先月からやっとCt値を下げたものの、無症状を中心に擬陽性者を捕まえまくって、それを感染だ誤誘導して「感染」者を溢れかえさせ(PCR検査陽性者の本当の陽性率は0,3%程)、ディープステイトの手先知事達は、それで医療逼迫だとか、下げ止まりだから緊急事態宣言を解除しないと言っているが、これは飲食店潰しとショックドクトリンによる国民の生活破壊でしかない。
メディアに出てくる医師や専門家、そして有象無象のコメンテーターは、確信犯の程度は別にして、皆デマゴーグ。
政府、自民党はディープステイトの命令でやらされているんでしょうが、枝野立民は疫学的に有りえないコロナゼロをめざすと発言(誰に従っているんですかね)。
共産もPCR金科玉条を前衛党無謬論からか、見なおしもしない。共産地方議員に聞くとCt値についても理解度ゼロ。それでいて検査拡充で隔離して感染防げしか言わない。
これら野党議員は洗脳道具のテレビから排除されている医師や専門家の意見も聞きにも行かず、本も読んでいない。チエック役が、メディアリテラシーも持たずに洗脳されて、そう言う連中が国、地方で議員をやっているんですから、もう絶望状況ですね。
れいわも、この件については、似たり寄ったりで、これでは政権交代なんて、全く意味ないでしょ。
重たい掲示版などを読む、コロナ脳に犯されていない人は、そこそこいますが、いかにせんまだ数が少なすぎです(直感的にコロナの危険はないと感じているから、人は街に出ていますが)。
国民の1,2割が目覚め声を上げないと、この全くアホな状況は変えられないでしょう。それをどうするか、意見を出し合えればと思います。
【2577】[3018]コロナのマスクを剥ぐ
田中信二郎さん、ありがとうございます。段落分けをしなければと思っていました。大変助かります。一箇所の訂正があります。本文1行目、「しかもしれは」→「しかもこれは」です。よろしくお願いします。
【2576】[3017][3015]鄭基成さんの翻訳を全文段落分けしてみました。
[3015]の鄭基成さんの翻訳を段落分けしてみました。貴重な情報だろう。なのに、段落が分かれてなかったので、読みづらかったので。全文まったく手を加えてません。バクディ博士は超有名ですよね。副反応がこわすぎ。以下全文引用。
ワクチンラッシュ
S・バクディ & K・ライス:『コロナのマスクを剥ぐ』より抜粋
果報は寝て待て?
ワクチン開発に関して、これまでは、文句なしの「イエス!開発せよ!」が当然とされた。しかもしれは正しいことであった。なぜならワクチンは命を救うからだ。しかしどんなワクチンでも完全ではあり得ない。副作用を完全に排除することはできないからだ。ワクチンが満たすべき条件は2つある:
1. ワクチンは、重篤及び致命的な病気、あるいは死をも防止するものでなければならない;
2. 重い副作用と頻度は、社会的に耐えられる範囲、そして責任に答えられる範囲内でなければならない。
全体として、人々の健康と社会にとっての有益性が、抱えるリスクよりはるかに優っていなければならない。それがまともな筋だ、と誰もが頷くのではないだろうか? 事実その通りなのだから!
たとえば、咳、くしゃみ、喉のかすれを抑えるために、ワクチン接種による厄介な副作用は予測できない、そんなリスクを負わなければならないとしたら、一体誰がそんなワクチンを接種しようと思うだろうか?
それに、すべてのワクチンがすべての人間に有効であるとは限らない。ドイツに暮らす人間に、この国には存在しない黄熱病のためのワクチンは不要だ。
さて我々は、COVID-19が明確に定義可能なリスクグループにとって危険であるということを知っている:
それは既往症を抱えた70歳以上の高齢者であり、彼らは重篤化し死亡する確率が相対的に高い(1)。
これらの人々に対してワクチンは有用であるかもしれない。しかし効果とありうる危険性について、特に注意深く検証されなければならない。しかしながら、すでに実施された研究実験では、まさにこの深刻な既往症を抱えた高齢者たちのグループは対象から除外されたのである。
●キラー・ウイルスは例外?
2020年10月中旬、RKI(ロベルト・コッホ研究所(日本の国立感染研究所、米国のCDCに相当)のローター・ヴィーラー所長はフェニックス・テレビで次のように述べた:
「来年(2021年)になれば、ワクチンを認可する予定だ。どのような作用があるか、どれくらい効果があるか、どのような結果をもたらすか、これらについては不明だ。しかし私はワクチンが出来上がることには楽観している。」
確かに彼のいうことは正しい。遺伝子組み換えワクチンはすでに出来上がっており、これから大量に配布されることになっている―そして我々は、それが効果のあるものなのか、どの程度の効果なのか、どんな結果をもたらすのかについて、何も知らないのだ。
もちろんその間多くのデータは揃っている。ただ残念ながら十分な説得性はない。したがって、EU内での従来方式による認可ではなく、「条件付きの認可」(2)であるに過ぎない。
今後2年間、メリットとデメリットのどちらが大きいかが検証されるだろう。これからワクチン接種を受けるすべての人々は、この壮大な実験に参加することになる。
というのも、緊急事態下におけるワクチン接種に際して、製造者による保証は何もないのだ。つまり事故が起こった場合、死亡も含めて、製造者は賠償責任を免除されている。
しかし、まさにコロナウイルスに対するこのmRNAワクチンという全く新たな種類の遺伝子組み換えワクチンに対しては、可能なリスクの検証が特に求められるはずだ。なぜなら現在の科学的知見によれば多岐にわたる深刻な副作用が考えられるからである(3)。
それだけになおのこと、ヨーロッパ各国政府によって自国民に対して大量に配布されたこの新種のワクチンの効果と安全性についての説得力のある実験結果が全く存在しないということは、驚くべきことである。しかもこれだけの短期間にことが進められたのだ。あっという間に最高の好条件で緊急認可を目指して3つの製薬会社が先頭に立っている:
AstraZeneca(アデノウイルスに基づいたヴェクトルワクチン)、Biontech/Pfeizer(mRNA), そしてModerna(mRNA)だ。
2020年12月21日、EU委員会はBionteck/Pfizer社のワクチンを認可し、次いで早くも1月6日にはModerna社のワクチンが、そして1月29日には、AstraZeneca社がEUの認可を得た。
従来であれば新たなワクチンの認可には少なくとも7年から10年の期間にわたって慎重な検証が行われたが、今回はその全てがたった数ヶ月の期間に短縮された。こんなに短期間のうちに人々がリスクと効果を考量するだけの信頼できるデータを揃えられるというのだろうか?
ヨーロッパでは、このようにして全てが一気に進められたが、一方インドの保健省はBioNtech/Pfizer社のワクチンについて、国民の安全性が担保されないとして「ノー」の結論に至った(4)。
現在摂取されているワクチンは流行中のSARS-CoV-2-感染に対する予防になるのか?
重篤で場合によっては死亡に至るCOVID-19の症状に対する予防効果は、サルへの実験では、どのワクチンにも現れなかった(5、6、7)。ある大問題が立ち塞がっていたのだ。
すなわち、感染させられたサルはワクチン接種しようがしまいが、重症にはならなかったのだ(8)。したがって、深刻な症状に対してワクチンに予防効果があったかどうかを検証することができなかった。
●では人間を対象とした実験は何を物語るのか?
主要メディアは何の批判もなく製薬会社のプレス発表を称賛する記事を拡散している。そこで我々は、実験結果によればワクチンの予防効果が何しろ素晴らしい、Biontech/pfizer社のワクチンには95%の効果がある、といったことを知らされる。
しかし、この数字はどこから来るのだろう? 我々は、健康な人がCOVID-19で命に関わるほどの重篤な症状になることは滅多にないことを知っているのに。
実際、Biontech/Pfeizerの実験(9)での被験者40,000人以上の場合、170人のCOVID-19「ケース(陽性)」が出現した(約0,4%)。そのうち8人がワクチン接種を受けており(1人は重篤)、162人はワクチン接種を受けていなかった(9人が重篤)。このことから、95%の予防効果という仮説が導き出されるというわけか?!
これほど少ない数のケースにおいてはこのようなデータ結果は、科学的見地から、実証に耐えるものとはみなされない。
この実験の枠内で「COVID-19ケース」は一体どのように定義されたのだろうか? 咳、くしゃみ、喉のかすれなどの症状が現れ たり、RT-PCR検査結果で陽性の人がCOVID-19のケースとされたのである。
この検査の説得性は、もう誰もが知るように、存在しない。本書で明らかに示したように、この検査はSARS-CoV-2による感染を明確に証明するには不適切である。
したがってこのワクチンは、ワクチン接種者の0,7%の人の咳、くしゃみ、喉のかすれを-いかなる働きによってかはともかく-予防したかもしれない、という程度の代物だ。それだけのためにBiontech/Pfizer社の実験で何百人という人々が重大な副作用に耐えなければならなかったし、中には入院を余儀なくされたものもあったのだ。
他のワクチン製造会社の場合も事情は同じである。医薬品の安全性に関する専門家であり、著名な医学雑誌British Medical Journal(BMJ)(10)の共同編集者であるピーター・ドーシ(Peter Doshi)氏は、「現在行われている実験のどれ一つとして、入院、集中治療の必要性、あるいは死亡といった深刻な事例を減少させるために設計されたものではない」と批判している。
これが目指していた効果率95%の正体なのか?
ワクチン接種のメリットは、リスクグループについてはどの程度なのだろう? それは誰にもわからない。そのために人体実験が今も続けられており、接種を切望する人たちがそれに参加しているのだ。
●ワクチンは感染とウイルス拡散を予防するのか?
広く告知されているワクチン接種の目的の一つは、COVID-19の感染を防ぐだけでなく、ウイルスの拡散を止めることである。
すでに幼稚園や学校では、自分自身が感染していなくても知らずにおじいちゃんおばあちゃんにウイルスを移すことで「殺してしまう」ことになると教えられている。それを防ぐためにはみんながワクチンを打つ必要がある、子供も一緒に、と。そこで2つの疑問が生じる:
1. 全国民にワクチン接種することは有意義なことか?そして:
2. そもそも、ワクチン接種で感染を予防することができるのか?
リスクグループの防御のために、大多数の人々には危険の少ないウイルスの蔓延を抑えようとすることにどれほどの意味があるかについて考えてみよう。
コロナウイルスについては何十年も前から、人が無症状のまま体内に持っているものと理解されている。以前はこれらの人々は「健康」と言われ、誰も気にしなかった。
しかし今は、「無症状の」感染者とされ、極めて危険な存在になってしまった。しかしこの間、我々は、SARS-CoV-2についてもこれまで同様に、無症状の人がCOVID-19という重い病気を他人にうつすことはない、ということを知っている(11、12、13)。
症状があるということは、ウイルスが活動的になり我々の体の免疫システムと戦う体制に入ったということを意味する。
一方、咳も、くしゃみも、喉のかすれその他の症状もないということは、我々の体がウイルスを最初の段階で押さえ込んでいるということだ。
無症状の人が息から吐き出すウイルスの量が、他の人を危険に晒すほどのものだという証明はこれまでのところ存在しない。
したがって、全国民にワクチン接種をするのは、科学的見地からは、全く根拠のない企てだ。無意味という他ない。
●次に第2の問題だが、ワクチンはそもそもSARS-CoV-2ウイルスの蔓延を防ぐことができるのか? 目下のところRKIは、この問題はこれまでのところ全く解明されていない、と説明している(14)。
答えを出すには次の点を検証する必要がある。
1. ワクチン接種された人が、その後も感染する可能性があるかどうか、そして
2. その場合ウイルスの量は、他人を感染させるに十分な量かどうか。
AstraZeneca社だけが、ワクチン接種した人の方がしない人よりも感染の可能性が低いと発表した。
しかしよく調べてみると、このような結論を支えるデータが全く存在しないことがわかった。
当該の実験ではこの問題の一部だけが取り上げられた。すなわち、どれだけの数の人々がワクチン接種後に再び感染するか? これをどのように検証したのであろうか? 唯一の基準はRT-PCR検査が陽性であったかどうかである(15)。
さて、WHO自身が言っていることだが、PCR検査だけでは、感染を確認するには不十分なのだ(16)。それではいったい、AstraZeneca社のワクチンを接種することで感染の拡大を大幅に抑えることができるという何の証拠もない主張に何か意味があるのだろうか? 全く無意味だ。
そもそも、ワクチン接種という考え方そのものが問われなければならない。ワクチン接種によって作られる抗体は、その大部分は血液中を循環する。
分かりやすくするために、例えば読者自身がそのような抗体になって、他の抗体たちと一緒に自宅の居間-ここでは肺の血管-に座っている場面を想像してみよう。
そこにウイルスがやってきて、フロア-肺の細胞-に入ろうとして玄関のドアノブを掴んだとしよう。居間にいるあなたはウイルスの侵入を防ぐために何をするだろうか? こう答えるでしょう:ダメです。入ってはいけません、と。
抗体は基本的に、侵入者の蔓延を血路中で防ぐ場合にのみ効果的な働きをする。このことは、コロナウイルス同様に気道を通って肺に入り込む肺炎球菌のような病原体に対するワクチンにも当てはまる。ワクチンは肺の感染を防ぐことは出きず、血路中のバクテリアの拡散と蔓延を阻止するためのものなのだ。
●ワクチンの有効性が極めて疑わしいことは明らかだ。ではそのリスクはどうであろうか?
主要メディアは次のように伝える。mRNAワクチンは何も新しいものではない。確かにその通りだ。ただこれまで、ウイルス感染の予防のために人に接種されたことは一度もない。これまで得られた知見は全て動物実験によるものだ。
それもそのはず、これらのワクチンには以前からある暗い影が付き纏っていた。これら3種類の遺伝子組み換えワクチンには-世間一般には注意深く隠されてきたが-気がかりな接種直後の副作用があることが知られていたのだ。
すなわち、注射部位の激しい腫れと痛み、高熱による悪寒と震え、酷い頭痛、身体中の節々や筋肉の痛み、下痢、嘔気、嘔吐などである。
ワクチン接種者の多くが病気になり仕事ができなくなる。副作用のあまりの酷さに、AstraZeneca社は実験の途中で実験の進め方の変更を余儀なくされた。それ以降被験者は、ワクチン摂取にどうにか耐えられるように、鎮痛と解熱効果のあるパラセタモルの大量服用を処方されたほどだ(17)。
実験のやり方のこのような変更は、科学的標準では決して許されるものではない。何の目的でこのような例外が認められたのだろうか?
ことはこれにとどまらない。AstraZenecaの実験は2020年6月と9月に中断された。2度ともワクチン接種者1人の脊髄に極めて稀にしかみられない自己免疫疾患が現れたというのがその理由である(18)。
「横断性脊髄炎(スモン)」は、身体の麻痺症状を伴い、100万人に約3例と言われている。それだけに、この場合それほど多くない数の接種者の2つのグループからそれぞれ1例が出たということは、まさに驚くべきことだ。
AstraZeneca社はすぐに、最初の被験者が初期の多発硬化症を患っていた、と言い繕いをした。しかしそのことを誰も知らなかったことは驚くべきことだ。そしてもう一人の事例は純粋に不運な偶然だと述べた。これをもってワクチンの接種が継続されたのだ。しかもそれはAstraZneca社のみでなく、他社も同じであった。
Biontech/Pfeizer-ワクチンでは、4人、Moderna社のワクチンでは2人に急激な顔面の麻痺が出現したが、原因の解明はなされていない(19)。
他にも同様の強い副作用の事例が見られる。
これほど多くの急激な副作用は従来のワクチンでは見られなかったことだ。過去2年間で報告されたアメリカでのワクチン接種による副作用の数と比較すると、COVID-19ワクチンによる副作用の事例はすでに圧倒的に多い数だ。認可されたのが2020年12月だというのに(20)。
ワクチンの真のメリット(使用価値)―重症化と死亡の防止―がこれらのワクチンに関して示されなかったという事実を見るにつけ、現在進行中の大規模な接種にブレーキがかからずに続けられているのか、著者たちには理解できない。
●mRNAワクチンは危険か?
mRNAワクチンに危険性はないということが広く言われている。その根拠としては次の2点が挙げられている。
1. いわゆる「スパイクタンパク質」というウイルスのわずかの部分についての情報だけが、我々の体内に送り込まれるだけであり、
2. その際、自然においても作り出されるもの以外のものが付け加わるわけではない。ウイルスは細胞に感染したときにその遺伝物質をも放出し、それによって我々の細胞が「ウイルス工場」になる。
つまり基本的に全て問題なしというわけか?
いやそうではない! 呼吸器官の感染は気道において起こる。細胞の破壊という最悪の場合でも、血管の再生によって比較的問題なく回復することが可能だ。
しかしワクチンの場合は、ウイルス情報は筋肉組織に注入される。多くの人は、パッケージされた状態のウイルス遺伝子は注入箇所―つまり筋肉組織―にとどまると思っている。
つまり、遺伝子はその場で細胞によって取り込まれ、そこでほとんどの「ウイルス工場」が立ち上がるものだと。したがって、注入箇所の腫れや、発赤や、痛みが生じることは考えられるものの、しかしそれは比較的軽いものであり数日のうちに治るものだ、と思っている。これは致命的な誤りである!
ModernaおよびBionteck/Pfizer社のウイルス遺伝子は、「リピド(脂質)ナノ粒子」にパッケージされている―紙ではなく、脂質の材料でできた極小の裹みだ。それによって中身が守られ、我々の体の細胞により簡単に取り入れることが可能になる。このようなパッケージ自体によってアレルギー反応のリスクは従来のワクチンよりも数倍高くなる(21)。
だから、アレルギー体質の人には摂取しないように、という警告には理由があるのだ―場合によっては命に関わるほどの反応(アナフィラキシー)を引き起こすこともある。
実際、この種の危険な副作用に見舞われて救急手当を受けた接種ボランティアが多数いた。それに加えて、ナノ微粒子は他にも多くの危険な副作用を引き起こすことがある。それによって我々の血液細胞と血液の凝固システムの機能が害される可能性があるからだ(22)。
しかし、さらに際限のないほど深刻なことがある。溶解する物質が筋肉に注入されると、血路に達したのち、短時間で全身に行き届くというのは、医学の基礎知識の一つだ。まさにそれゆえに、即効性をねらって物質を筋肉注射するのだ。
周知の如く、注射された遺伝子パッケージも同様に血中に入る(23)。それを取り入れるのがどのような種類の細胞なのか、処理はどのようにされ、ウイルスのタンパク質はどのように作られるのか?
答えはこうだ:確実なことは何もわかっていない。我々は現在、大掛かりな人体実験を目撃しているのだ。これは全く無責任なことである。ましてや最初から慎重にならざるを得ない根拠が存在しているのだから尚更である。この「パッケージング」による危険性についてはすでに知られていたのだ。
しかしこれよりもっと重大なことは次のことだ。すなわち、SARSや他のコロナウイルスの動物実験において、抗体依存性の増幅効果が危惧されるのだ(24、25)。このような事情を前にして、このような危険性をSARS-CoV-2について完全に排除するために、動物実験が必要ではなかったのか?
しかし、このテーマに関する科学論文が存在しない。にもかかわらず、ワクチン接種を受けようとする人々に対して、ワクチンがひどい病気を引き起こすかもしれないと注意を呼びかけない医師たちは、したがって、説明義務を果たしていないことになる(27)。
そしてもっと深刻なことは、ウイルスの遺伝子をワクチンとして接種することは、他の新たな、免疫による増幅効果を引き起こすことはないかという問題だ。前もって、ごく基本的な事柄を考慮し検証しなければならなかったのではないのか?
リンパ球には長期記憶がある―コロナのゴミの形を覚えている。そしてコロナのゴミは種族がどうであろうと皆同じような形をしている。すべての人間はコロナウイルスに対するトレーニングを卒業しており、SARS-CoV-2のゴミを認識するリンパ球をもっている、と。
しかし、このような交差反応型キラー・リンパ球は古い血液サンプルの40~70%にしか証明されておらず、従ってSARS-CoV-2に対する反応は弱いものだ(28、29)、と反論する人がいるかもしれない。
しかし、血中にはすべてのリンパ球のわずかな部分しか存在しないということが知られている。それ以外のものはその間リンパ器官(特にリンパ節)で静かに休んでいるのだ。
興味深いことに、2020年4月にスウェーデンの研究者たちが、ある注目すべきことを発見したという報せがあった。SARS-CoV-2による症状の重さに関係なく、すべての人間の(100%)血中に十分な数のT-リンパ球が、戦闘準備態勢にあるという(30)。
これは次のことを示唆している。
というのは、免疫システムとウイルスとの戦いの初期段階では、リンパ球の反応は鈍いという事実があるからだ。それなのに、素早く強力な反応があるということは、警告を前もって受けていた兵隊たちがすでに防御のために立ち上がっており、いつでも動ける状態にあることを意味している。これらの兵隊はリンパ器官から飛び出して、敵をやっつけるのだ。彼らの主な任務は次のとおり。
すなわちウイルス工場を撃滅すること。ウイルスを製造する自らの細胞を殺すことだ。
さて、改めて大掛かりな人体実験という新たな現実に戻ろう。注射された遺伝子パッケージは、局部的に筋肉細胞に取り込まれるが、その大部分はしかし周辺のリンパ節と血路に流れ込む。リンパ節では免疫チームが集められている。
この細胞はそれからウイルスの蛋白を作り出し、溜まったゴミを細胞の表面に吐き出す。すると隣に控えているコロナに特化したキラーリンパ球がそれに飛びかかる―ウイルス工場を発見しこれを破壊する。兄弟喧嘩の始まりだ。免疫細胞同士の戦いだ。
リンパ節の腫れはこの反応の兆候であるかもしれない。それに痛みも。リンパ球は互いに鬩ぎ合い、それからさらなる敵を目指してリンパ節から流れ出して行く。
そして敵を、コロナのゴミを外に吐き出している筋肉細胞の中に見つけ出して、攻撃体制に移る。注射の箇所には発赤、腫れ、痛みといった症状が出る。
これだけでは終わらない。これからが悪夢なのだ。例えば砂糖のような極小の物質が血中から繊維組織に漏れ出す一方で、蛋白のようなサイズの大きな分子はそうはならない。細胞層―内皮細胞―に包まれているために血管の壁は隙間がないのだ。
ところで遺伝子パッケージの大きさは―大きいか小さいか? 相対的に非常に大きい、というのが正解だ。従って、いったん血液中に入れば、血球と同様に血管の管の閉じられた網目の中に止まる。ほんのわずかの部分が白血球に取り込まれるだけだ。
しかし多分ほとんどのウイルス工場は内皮細胞において設えられるだろう。中でも血液がゆっくりと流れるところ―小さい血管及び極小の血管の中だろう―なぜなら遺伝子パッケージはそこで特に効果的に細胞によって取りこまれ得るからだ(31)。
そこでこれらの細胞がゴミを外に―血管の管腔(血管の隙孔)へ出す。そこにキラー・リンパ球たちがパトロールをしている。今回の戦闘は一方的だ。内皮細胞はキラー細胞による攻撃に対して防御する術がない。
そこで何が起こるかは、想像するしかない。内皮細胞の崩壊とそれに伴った血管の覆いの損傷は、通常は、血液凝固と凝結の形成だ。それも体内の無数の箇所の無数の血管でこれが起こるのだ。仮にこれがプラセンタ(胎盤)で起これば、胎児に重大な障害が起こる可能性がある。心臓、脳、脊髄などを含む他の器官なら、あらゆることが考えられる。
このようなことが起こりうるという証拠はあるのだろうか? 確かに、まれに見られる血液の病気で、ワクチン接種との関連性について検証されるべきものがある(32)。中でも目立つことは、血小板の大幅な減少が観察される患者についての報告である。このことはここでの仮説と合致する。というのも、血液の凝結箇所には血小板が活性化し消耗するからだ。
この仮定が正しいかどうかを検証することは容易い。実験結果を見れば、血液凝固が進行しているかどうかはすぐにわかる。解剖をすれば、小血管での凝血が起こったかどうかがはっきりするだろう。
そしてその間、凝血防止剤が予め処方されるべきであったかどうかを検討することができただろう。リンパ球の活動を抑えるためのコーチゾンを使った薬剤の投与も検討する価値があっただろう。
世界中でワクチン接種と同期した死亡事例が連続しているという事実がある。当然の如くワクチン接種と死亡事例は何ら関係がない、というのが公式の見解である。
事例のほとんどが複数の既往症を持った高齢者であり、間も無く死亡してもおかしくない人たちである。実際にそうであるならば、なぜそのような人々に―しかも中身がほとんどわからないワクチンを接種しなければならないのかと、自分の頭で考え同情心のある人間であれば誰もが疑問に思うのではないだろうか。
病弱な人々がワクチン接種後数時間で、そして数日で死に至る原因としては以下の3つのことが考えられる。
1. ワクチン接種自体によるストレス。アレルギー反応。
2. 自己免疫への攻撃。リンパ球は高齢であっても有効に働く。既往症を持った高齢者の場合には、ウイルス工場に対する(ワクチンによる)攻撃が最後の一滴となって、満杯になった樽の中身が溢れ出てしまうことがあり得る。
3. 真性の感染が加わると、ことはやや複雑になる。多くの養護施設では、COVID-19発症が、ちょうど施設の利用者たちにワクチンが摂取されて数日後に起こったという。それ以前は周辺全体で感染例がほとんどなく、またあらゆる衛生管理が取られていたというから、こういうことが起こるのは特異なことと言えよう。
2度目のワクチン摂取直後も同じような感染爆発があった(33、34)、これはワクチン摂取後も感染は予防されないということを明確に示すものであり、それは予想されたことである。
加えて、あたかもちょうどワクチン接種を受けた人たちが死んでいっているように見えるのだ。我々が危惧すべきは、ひょっとしたら病気が免疫力によって悪化するということであろうか?
そしてこの場合は、抗体によるものではなく、外敵に対して息巻くキラーリンパ球によるものということか?
そしてこれはワクチンを接種された者なら誰でも、いつでも起こり得ることなのか? それは、明日か、明後日か、来週か、あるいはこの秋なのか?
というのも、リンパ球は像の記憶力を持っているためだ。つまり、リンパ球は全てのコロナウイルスが持っているもので似たもの、すなわちゴミ、を認識する。
ということはつまり、病状がリンパ球の働きによって悪化することは親類関係にあるウイルスによる感染なら、どの場合でも起こり得るということになる。
ワクチン接種が「成功した」人なら―老若を問わず―また時を選ばず、すぐにでもあるいは将来においてもそれは起こり得るのだ。
●結論
遺伝子組み換えワクチンは、WHOによれば世界中で感染による死亡率が0,23%(35)に過ぎないウイルスを防止するために、大急ぎで緊急認可を獲得した。
その際、ワクチン接種によって重い病気になりそして死亡する可能性があることについては明確な指摘はなされなかった。ワクチン接種の有効性は示されなかった。ではどうすれば良いのだろう?
次のような妥協案が理性にかなったことであると我々には思える。ワクチンについてよく説明を聞き、その上で接種したいものはすれば良い。しかしワクチン摂取は直接的にも間接的にも決して強制されてはならない。
接種拒否を決心した人が如何なる形であれ何らかの不利益を被るようなことがあってはならない。ワクチン接種が実施されるにつれて信頼できるデータが集積され、死亡事例とワクチンとの関連性が徹底的に検証されるべきである。
(終わり)
参考文献は、3015の鄭基成さんご本人の最後のところにある。
【2575】[3016]新型コロナ感染症の特徴
医師で会員(1855)の「もう」です。下に記されているワクチンについての翻訳された論考は優れていると思います。ワクチンの分からない部分について具体的に述べられていて、リスクについても科学的に示され大変勉強になります。
私は臨床的立場から、新型コロナ感染症の患者さんについて、入院治療例を見てきた経験からお話します。多くの感染者は発症に至らず、或いは風邪のような軽い症状(発熱や咳など)で治ってしまう事が多いというのはご存じの通りと思います。若く、体力のある患者さんはCTで肺炎像を認めても自力で治癒します。しかし一部の患者さんに画像で特徴的な「広範な間質性肺炎像」を示す場合があって、これが広がり始めると酸素化が障害されて急速に病態が悪化します。これは一般の感冒では見られない症状です。また人工呼吸器などで状態が改善し、気管支など機能が改善しつつある時に気道分泌が非常に増える時期があります。これも特有な症状で対応を誤ると他の細菌性肺炎などを併発して再度悪化します。
ただ、これは医学的な新型コロナ感染症の特徴であって、「社会としての対応」を現在の様な「根絶を目指した2類感染症」とすべきか、季節性インフルと同様の5類として、「症状のある人だけを検査し、健康保険で一般の医院・病院で対応すれば良い」か、は別です。私は医療掲示板にも投稿したように昨年の流行初期から「これは人類が絶滅する様な感染症ではないので、医学的に季節性インフルと同様の対応で良いだろう」と主張してきました。
現在のワクチンを含む「狂騒曲」は「政治問題」であって、医者がどうこうではないと思います。新型コロナの専門家は世界中に一人もいないので「慎重に対応」で当初は正しいのですが、大体状況が解ってからは政治家が「明日から通常の感染症として扱え」と決めれば医師も即応じてインフルと同様の一般的感染予防(スタンダードプリコーション)で臨むことになると思います。要は日本だけそうしても「世界基準を守らない日本とは貿易をしない」とか「人の往来はしない」とか経済的・政治的疎外を意図的に受けるのが嫌なので世界経済フォーラムの連中に睨まれない程度にワクチンも遅めに準備し、ロックダウンもほどほどにし、とのらりくらりしているのだと私は理解してます。マスコミだけは全力で洗脳に励んでますが大半の国民はもう少し冷静(周囲でもワクチン本当は嫌だよねと言っている人多い)だと思います。医療掲示板のrakitarou経由でブログを覗いてくださると医学的な内容をもう少し詳しく解説しています。
【2574】[3015]ワクチンについて(2)
会員番号 2059の鄭基成です。
ワクチンの危険性について、第2弾です。
2021年4月刊行予定の”Corona Unmasked” (仮題:『コロナのマスクを剥ぐ』)から、ワクチンについての章を翻訳したものを以下に引用します。
ドイツ語の原文は、無料でダウンロードできます。Goldeggverlagというドイツの出版社です。『コロナパンデミックは、本当か?』につぐ第2弾です。
(引用開始)
ワクチンラッシュ
S・バクディ & K・ライス:『コロナのマスクを剥ぐ』より抜粋
果報は寝て待て?
ワクチン開発に関して、これまでは、文句なしの「イエス!開発せよ!」が当然とされた。しかもしれは正しいことであった。なぜならワクチンは命を救うからだ。しかしどんなワクチンでも完全ではあり得ない。副作用を完全に排除することはできないからだ。ワクチンが満たすべき条件は2つある:
1.ワクチンは、重篤及び致命的な病気、あるいは死をも防止するものでなければならない;
2.重い副作用と頻度は、社会的に耐えられる範囲、そして責任に答えられる範囲内でなければならない。
全体として、人々の健康と社会にとっての有益性が、抱えるリスクよりはるかに優っていなければならない。それがまともな筋だ、と誰もが頷くのではないだろうか? 事実その通りなのだから! たとえば、咳、くしゃみ、喉のかすれを抑えるために、ワクチン接種による厄介な副作用は予測できない、そんなリスクを負わなければならないとしたら、一体誰がそんなワクチンを接種しようと思うだろうか?
それに、すべてのワクチンがすべての人間に有効であるとは限らない。ドイツに暮らす人間に、この国には存在しない黄熱病のためのワクチンは不要だ。
さて我々は、COVID-19が明確に定義可能なリスクグループにとって危険であるということを知っている:それは既往症を抱えた70歳以上の高齢者であり、彼らは重篤化し死亡する確率が相対的に高い(1)。
これらの人々に対してワクチンは有用であるかもしれない。しかし効果とありうる危険性について、特に注意深く検証されなければならない。しかしながら、すでに実施された研究実験では、まさにこの深刻な既往症を抱えた高齢者たちのグループは対象から除外されたのである。
キラー・ウイルスは例外?
2020年10月中旬、RKI(ロベルト・コッホ研究所(日本の国立感染研究所、米国のCDCに相当)のローター・ヴィーラー所長はフェニックス・テレビで次のように述べた:「来年(2021年)になれば、ワクチンを認可する予定だ。どのような作用があるか、どれくらい効果があるか、どのような結果をもたらすか、これらについては不明だ。しかし私はワクチンが出来上がることには楽観している。」確かに彼のいうことは正しい。遺伝子組み換えワクチンはすでに出来上がっており、これから大量に配布されることになっている―そして我々は、それが効果のあるものなのか、どの程度の効果なのか、どんな結果をもたらすのかについて、何も知らないのだ。もちろんその間多くのデータは揃っている。ただ残念ながら十分な説得性はない。したがって、EU内での従来方式による認可ではなく、「条件付きの認可」(2)であるに過ぎない。今後2年間、メリットとデメリットのどちらが大きいかが検証されるだろう。これからワクチン接種を受けるすべての人々は、この壮大な実験に参加することになる。というのも、緊急事態下におけるワクチン接種に際して、製造者による保証は何もないのだ。つまり事故が起こった場合、死亡も含めて、製造者は賠償責任を免除されている。
しかし、まさにコロナウイルスに対するこのmRNAワクチンという全く新たな種類の遺伝子組み換えワクチンに対しては、可能なリスクの検証が特に求められるはずだ。なぜなら現在の科学的知見によれば多岐にわたる深刻な副作用が考えられるからである(3)。
それだけになおのこと、ヨーロッパ各国政府によって自国民に対して大量に配布されたこの新種のワクチンの効果と安全性についての説得力のある実験結果が全く存在しないということは、驚くべきことである。しかもこれだけの短期間にことが進められたのだ。あっという間に最高の好条件で緊急認可を目指して3つの製薬会社が先頭に立っている:AstraZeneca(アデノウイルスに基づいたヴェクトルワクチン)、Biontech/Pfeizer(mRNA), そしてModerna(mRNA)だ。2020年12月21日、EU委員会はBionteck/Pfizer社のワクチンを認可し、次いで早くも1月6日にはModerna社のワクチンが、そして1月29日には、AstraZeneca社がEUの認可を得た。従来であれば新たなワクチンの認可には少なくとも7年から10年の期間にわたって慎重な検証が行われたが、今回はその全てがたった数ヶ月の期間に短縮された。こんなに短期間のうちに人々がリスクと効果を考量するだけの信頼できるデータを揃えられるというのだろうか? ヨーロッパでは、このようにして全てが一気に進められたが、一方インドの保健省はBioNtech/Pfizer社のワクチンについて、国民の安全性が担保されないとして「ノー」の結論に至った(4)。
現在摂取されているワクチンは流行中のSARS-CoV-2-感染に対する予防になるのか?
重篤で場合によっては死亡に至るCOVID-19の症状に対する予防効果は、サルへの実験では、どのワクチンにも現れなかった(5、6、7)。ある大問題が立ち塞がっていたのだ。すなわち、感染させられたサルはワクチン接種しようがしまいが、重症にはならなかったのだ(8)。したがって、深刻な症状に対してワクチンに予防効果があったかどうかを検証することができなかった。
では人間を対象とした実験は何を物語るのか?
主要メディアは何の批判もなく製薬会社のプレス発表を称賛する記事を拡散している。そこで我々は、実験結果によればワクチンの予防効果が何しろ素晴らしい、Biontech/pfizer社のワクチンには95%の効果がある、といったことを知らされる。
しかし、この数字はどこから来るのだろう? 我々は、健康な人がCOVID-19で命に関わるほどの重篤な症状になることは滅多にないことを知っているのに。
実際、Biontech/Pfeizerの実験(9)での被験者40,000人以上の場合、170人のCOVID-19「ケース(陽性)」が出現した(約0,4%)。そのうち8人がワクチン接種を受けており(1人は重篤)、162人はワクチン接種を受けていなかった(9人が重篤)。このことから、95%の予防効果という仮説が導き出されるというわけか?!
これほど少ない数のケースにおいてはこのようなデータ結果は、科学的見地から、実証に耐えるものとはみなされない。
この実験の枠内で「COVID-19ケース」は一体どのように定義されたのだろうか? 咳、くしゃみ、喉のかすれなどの症状が現れ たり、RT-PCR検査結果で陽性の人がCOVID-19のケースとされたのである。
この検査の説得性は、もう誰もが知るように、存在しない。本書で明らかに示したように、この検査はSARS-CoV-2による感染を明確に証明するには不適切である。したがってこのワクチンは、ワクチン接種者の0,7%の人の咳、くしゃみ、喉のかすれを―いかなる働きによってかはともかく―予防したかもしれない、という程度の代物だ。それだけのためにBiontech/Pfizer社の実験で何百人という人々が重大な副作用に耐えなければならなかったし、中には入院を余儀なくされたものもあったのだ。
他のワクチン製造会社の場合も事情は同じである。医薬品の安全性に関する専門家であり、著名な医学雑誌British Medical Journal(BMJ)(10)の共同編集者であるピーター・ドーシ(Peter Doshi)氏は、「現在行われている実験のどれ一つとして、入院、集中治療の必要性、あるいは死亡といった深刻な事例を減少させるために設計されたものではない」と批判している。
これが目指していた効果率95%の正体なのか?
ワクチン接種のメリットは、リスクグループについてはどの程度なのだろう? それは誰にもわからない。そのために人体実験が今も続けられており、接種を切望する人たちがそれに参加しているのだ。
ワクチンは感染とウイルス拡散を予防するのか?
広く告知されているワクチン接種の目的の一つは、COVID-19の感染を防ぐだけでなく、ウイルスの拡散を止めることである。すでに幼稚園や学校では、自分自身が感染していなくても知らずにおじいちゃんおばあちゃんにウイルスを移すことで「殺してしまう」ことになると教えられている。それを防ぐためにはみんながワクチンを打つ必要がある、子供も一緒に、と。そこで2つの疑問が生じる:
1.全国民にワクチン接種することは有意義なことか?そして:
2.そもそも、ワクチン接種で感染を予防することができるのか?
リスクグループの防御のために、大多数の人々には危険の少ないウイルスの蔓延を抑えようとすることにどれほどの意味があるかについて考えてみよう。
コロナウイルスについては何十年も前から、人が無症状のまま体内に持っているものと理解されている。以前はこれらの人々は「健康」と言われ、誰も気にしなかった。しかし今は、「無症状の」感染者とされ、極めて危険な存在になってしまった。しかしこの間、我々は、SARS-CoV-2についてもこれまで同様に、無症状の人がCOVID-19という重い病気を他人にうつすことはない、ということを知っている(11、12、13)。
症状があるということは、ウイルスが活動的になり我々の体の免疫システムと戦う体制に入ったということを意味する。一方、咳も、くしゃみも、喉のかすれその他の症状もないということは、我々の体がウイルスを最初の段階で押さえ込んでいるということだ。無症状の人が息から吐き出すウイルスの量が、他の人を危険に晒すほどのものだという証明はこれまでのところ存在しない。したがって、全国民にワクチン接種をするのは、科学的見地からは、全く根拠のない企てだ。無意味という他ない。
次に第2の問題だが、ワクチンはそもそもSARS-CoV-2ウイルスの蔓延を防ぐことができるのか? 目下のところRKIは、この問題はこれまでのところ全く解明されていない、と説明している(14)。
答えを出すには次の点を検証する必要がある。
1.ワクチン接種された人が、その後も感染する可能性があるかどうか、そして
2.その場合ウイルスの量は、他人を感染させるに十分な量かどうか。
AstraZeneca社だけが、ワクチン接種した人の方がしない人よりも感染の可能性が低いと発表した。しかしよく調べてみると、このような結論を支えるデータが全く存在しないことがわかった。当該の実験ではこの問題の一部だけが取り上げられた。すなわち、どれだけの数の人々がワクチン接種後に再び感染するか? これをどのように検証したのであろうか? 唯一の基準はRT-PCR検査が陽性であったかどうかである(15)。さて、WHO自身が言っていることだが、PCR検査だけでは、感染を確認するには不十分なのだ(16)。それではいったい、AstraZeneca社のワクチンを接種することで感染の拡大を大幅に抑えることができるという何の証拠もない主張に何か意味があるのだろうか? 全く無意味だ。
そもそも、ワクチン接種という考え方そのものが問われなければならない。ワクチン接種によって作られる抗体は、その大部分は血液中を循環する。分かりやすくするために、例えば読者自身がそのような抗体になって、他の抗体たちと一緒に自宅の居間―ここでは肺の血管―に座っている場面を想像してみよう。そこにウイルスがやってきて、フロア―肺の細胞―に入ろうとして玄関のドアノブを掴んだとしよう。居間にいるあなたはウイルスの侵入を防ぐために何をするだろうか? こう答えるでしょう:ダメです。入ってはいけません、と。
抗体は基本的に、侵入者の蔓延を血路中で防ぐ場合にのみ効果的な働きをする。このことは、コロナウイルス同様に気道を通って肺に入り込む肺炎球菌のような病原体に対するワクチンにも当てはまる。ワクチンは肺の感染を防ぐことは出きず、血路中のバクテリアの拡散と蔓延を阻止するためのものなのだ。
ワクチンの有効性が極めて疑わしいことは明らかだ。ではそのリスクはどうであろうか?
主要メディアは次のように伝える。mRNAワクチンは何も新しいものではない。確かにその通りだ。ただこれまで、ウイルス感染の予防のために人に接種されたことは一度もない。これまで得られた知見は全て動物実験によるものだ。
それもそのはず、これらのワクチンには以前からある暗い影が付き纏っていた。これら3種類の遺伝子組み換えワクチンには―世間一般には注意深く隠されてきたが―気がかりな接種直後の副作用があることが知られていたのだ。すなわち、注射部位の激しい腫れと痛み、高熱による悪寒と震え、酷い頭痛、身体中の節々や筋肉の痛み、下痢、嘔気、嘔吐などである。ワクチン接種者の多くが病気になり仕事ができなくなる。副作用のあまりの酷さに、AstraZeneca社は実験の途中で実験の進め方の変更を余儀なくされた。それ以降被験者は、ワクチン摂取にどうにか耐えられるように、鎮痛と解熱効果のあるパラセタモルの大量服用を処方されたほどだ(17)。実験のやり方のこのような変更は、科学的標準では決して許されるものではない。何の目的でこのような例外が認められたのだろうか?
ことはこれにとどまらない。AstraZenecaの実験は2020年6月と9月に中断された。2度ともワクチン接種者1人の脊髄に極めて稀にしかみられない自己免疫疾患が現れたというのがその理由である(18)。「横断性脊髄炎(スモン)」は、身体の麻痺症状を伴い、100万人に約3例と言われている。それだけに、この場合それほど多くない数の接種者の2つのグループからそれぞれ1例が出たということは、まさに驚くべきことだ。AstraZeneca社はすぐに、最初の被験者が初期の多発硬化症を患っていた、と言い繕いをした。しかしそのことを誰も知らなかったことは驚くべきことだ。そしてもう一人の事例は純粋に不運な偶然だと述べた。これをもってワクチンの接種が継続されたのだ。しかもそれはAstraZneca社のみでなく、他社も同じであった。Biontech/Pfeizer-ワクチンでは、4人、Moderna社のワクチンでは2人に急激な顔面の麻痺が出現したが、原因の解明はなされていない(19)。
他にも同様の強い副作用の事例が見られる。
これほど多くの急激な副作用は従来のワクチンでは見られなかったことだ。過去2年間で報告されたアメリカでのワクチン接種による副作用の数と比較すると、COVID-19ワクチンによる副作用の事例はすでに圧倒的に多い数だ。認可されたのが2020年12月だというのに(20)。
ワクチンの真のメリット(使用価値)―重症化と死亡の防止―がこれらのワクチンに関して示されなかったという事実を見るにつけ、現在進行中の大規模な接種にブレーキがかからずに続けられているのか、著者たちには理解できない。
mRNAワクチンは危険か?
mRNAワクチンに危険性はないということが広く言われている。その根拠としては次の2点が挙げられている。
1.いわゆる「スパイクタンパク質」というウイルスのわずかの部分についての情報だけが、我々の体内に送り込まれるだけであり、
2.その際、自然においても作り出されるもの以外のものが付け加わるわけではない。ウイルスは細胞に感染したときにその遺伝物質をも放出し、それによって我々の細胞が「ウイルス工場」になる。
つまり基本的に全て問題なしというわけか? いやそうではない! 呼吸器官の感染は気道において起こる。細胞の破壊という最悪の場合でも、血管の再生によって比較的問題なく回復することが可能だ。
しかしワクチンの場合は、ウイルス情報は筋肉組織に注入される。多くの人は、パッケージされた状態のウイルス遺伝子は注入箇所―つまり筋肉組織―にとどまると思っている。つまり、遺伝子はその場で細胞によって取り込まれ、そこでほとんどの「ウイルス工場」が立ち上がるものだと。したがって、注入箇所の腫れや、発赤や、痛みが生じることは考えられるものの、しかしそれは比較的軽いものであり数日のうちに治るものだ、と思っている。これは致命的な誤りである!
ModernaおよびBionteck/Pfizer社のウイルス遺伝子は、「リピド(脂質)ナノ粒子」にパッケージされている―紙ではなく、脂質の材料でできた極小の裹みだ。それによって中身が守られ、我々の体の細胞により簡単に取り入れることが可能になる。このようなパッケージ自体によってアレルギー反応のリスクは従来のワクチンよりも数倍高くなる(21)。だから、アレルギー体質の人には摂取しないように、という警告には理由があるのだ―場合によっては命に関わるほどの反応(アナフィラキシー)を引き起こすこともある。実際、この種の危険な副作用に見舞われて救急手当を受けた接種ボランティアが多数いた。それに加えて、ナノ微粒子は他にも多くの危険な副作用を引き起こすことがある。それによって我々の血液細胞と血液の凝固システムの機能が害される可能性があるからだ(22)。
しかし、さらに際限のないほど深刻なことがある。溶解する物質が筋肉に注入されると、血路に達したのち、短時間で全身に行き届くというのは、医学の基礎知識の一つだ。まさにそれゆえに、即効性をねらって物質を筋肉注射するのだ。
周知の如く、注射された遺伝子パッケージも同様に血中に入る(23)。それを取り入れるのがどのような種類の細胞なのか、処理はどのようにされ、ウイルスのタンパク質はどのように作られるのか? 答えはこうだ:確実なことは何もわかっていない。我々は現在、大掛かりな人体実験を目撃しているのだ。これは全く無責任なことである。ましてや最初から慎重にならざるを得ない根拠が存在しているのだから尚更である。この「パッケージング」による危険性についてはすでに知られていたのだ。
しかしこれよりもっと重大なことは次のことだ。すなわち、SARSや他のコロナウイルスの動物実験において、抗体依存性の増幅効果が危惧されるのだ(24、25)。このような事情を前にして、このような危険性をSARS-CoV-2について完全に排除するために、動物実験が必要ではなかったのか? しかし、このテーマに関する科学論文が存在しない。にもかかわらず、ワクチン接種を受けようとする人々に対して、ワクチンがひどい病気を引き起こすかもしれないと注意を呼びかけない医師たちは、したがって、説明義務を果たしていないことになる(27)。
そしてもっと深刻なことは、ウイルスの遺伝子をワクチンとして接種することは、他の新たな、免疫による増幅効果を引き起こすことはないかという問題だ。前もって、ごく基本的な事柄を考慮し検証しなければならなかったのではないのか?
リンパ球には長期記憶がある―コロナのゴミの形を覚えている。そしてコロナのゴミは種族がどうであろうと皆同じような形をしている。すべての人間はコロナウイルスに対するトレーニングを卒業しており、SARS-CoV-2のゴミを認識するリンパ球をもっている、と。しかし、このような交差反応型キラー・リンパ球は古い血液サンプルの40~70%にしか証明されておらず、従ってSARS-CoV-2に対する反応は弱いものだ(28、29)、と反論する人がいるかもしれない。しかし、血中にはすべてのリンパ球のわずかな部分しか存在しないということが知られている。それ以外のものはその間リンパ器官(特にリンパ節)で静かに休んでいるのだ。
興味深いことに、2020年4月にスウェーデンの研究者たちが、ある注目すべきことを発見したという報せがあった。SARS-CoV-2による症状の重さに関係なく、すべての人間の(100%)血中に十分な数のT-リンパ球が、戦闘準備態勢にあるという(30)。
これは次のことを示唆している。
というのは、免疫システムとウイルスとの戦いの初期段階では、リンパ球の反応は鈍いという事実があるからだ。それなのに、素早く強力な反応があるということは、警告を前もって受けていた兵隊たちがすでに防御のために立ち上がっており、いつでも動ける状態にあることを意味している。これらの兵隊はリンパ器官から飛び出して、敵をやっつけるのだ。彼らの主な任務は次のとおり。すなわちウイルス工場を撃滅すること。ウイルスを製造する自らの細胞を殺すことだ。
さて、改めて大掛かりな人体実験という新たな現実に戻ろう。注射された遺伝子パッケージは、局部的に筋肉細胞に取り込まれるが、その大部分はしかし周辺のリンパ節と血路に流れ込む。リンパ節では免疫チームが集められている。この細胞はそれからウイルスの蛋白を作り出し、溜まったゴミを細胞の表面に吐き出す。すると隣に控えているコロナに特化したキラーリンパ球がそれに飛びかかる―ウイルス工場を発見しこれを破壊する。兄弟喧嘩の始まりだ。免疫細胞同士の戦いだ。リンパ節の腫れはこの反応の兆候であるかもしれない。それに痛みも。リンパ球は互いに鬩ぎ合い、それからさらなる敵を目指してリンパ節から流れ出して行く。
そして敵を、コロナのゴミを外に吐き出している筋肉細胞の中に見つけ出して、攻撃体制に移る。注射の箇所には発赤、腫れ、痛みといった症状が出る。
これだけでは終わらない。これからが悪夢なのだ。例えば砂糖のような極小の物質が血中から繊維組織に漏れ出す一方で、蛋白のようなサイズの大きな分子はそうはならない。細胞層―内皮細胞―に包まれているために血管の壁は隙間がないのだ。
ところで遺伝子パッケージの大きさは―大きいか小さいか? 相対的に非常に大きい、というのが正解だ。従って、いったん血液中に入れば、血球と同様に血管の管の閉じられた網目の中に止まる。ほんのわずかの部分が白血球に取り込まれるだけだ。しかし多分ほとんどのウイルス工場は内皮細胞において設えられるだろう。中でも血液がゆっくりと流れるところ―小さい血管及び極小の血管の中だろう―なぜなら遺伝子パッケージはそこで特に効果的に細胞によって取りこまれ得るからだ(31)。
そこでこれらの細胞がゴミを外に―血管の管腔(血管の隙孔)へ出す。そこにキラー・リンパ球たちがパトロールをしている。今回の戦闘は一方的だ。内皮細胞はキラー細胞による攻撃に対して防御する術がない。
そこで何が起こるかは、想像するしかない。内皮細胞の崩壊とそれに伴った血管の覆いの損傷は、通常は、血液凝固と凝結の形成だ。それも体内の無数の箇所の無数の血管でこれが起こるのだ。仮にこれがプラセンタ(胎盤)で起これば、胎児に重大な障害が起こる可能性がある。心臓、脳、脊髄などを含む他の器官なら、あらゆることが考えられる。
このようなことが起こりうるという証拠はあるのだろうか? 確かに、まれに見られる血液の病気で、ワクチン接種との関連性について検証されるべきものがある(32)。中でも目立つことは、血小板の大幅な減少が観察される患者についての報告である。このことはここでの仮説と合致する。というのも、血液の凝結箇所には血小板が活性化し消耗するからだ。
この仮定が正しいかどうかを検証することは容易い。実験結果を見れば、血液凝固が進行しているかどうかはすぐにわかる。解剖をすれば、小血管での凝血が起こったかどうかがはっきりするだろう。そしてその間、凝血防止剤が予め処方されるべきであったかどうかを検討することができただろう。リンパ球の活動を抑えるためのコーチゾンを使った薬剤の投与も検討する価値があっただろう。
事世界中でワクチン接種同期した死亡事例が連続しているという事実がある。当然の如くワクチン接種と死亡事例は何ら関係がない、というのが公式の見解である。事例のほとんどが複数の既往症を持った高齢者であり、間も無く死亡してもおかしくない人たちである。実際にそうであるならば、なぜそのような人々に―しかも中身がほとんどわからないワクチンを接種しなければならないのかと、自分の頭で考え同情心のある人間であれば誰もが疑問に思うのではないだろうか。
病弱な人々がワクチン接種後数時間で、そして数日で死に至る原因としては以下の3つのことが考えられる。
1.ワクチン接種自体によるストレス。アレルギー反応。
2.自己免疫への攻撃。リンパ球は高齢であっても有効に働く。既往症を持った高齢者の場合には、ウイルス工場に対する(ワクチンによる)攻撃が最後の一滴となって、満杯になった樽の中身が溢れ出てしまうことがあり得る。
3.真性の感染が加わると、ことはやや複雑になる。多くの養護施設では、COVID-19発症が、ちょうど施設の利用者たちにワクチンが摂取されて数日後に起こったという。それ以前は周辺全体で感染例がほとんどなく、またあらゆる衛生管理が取られていたというから、こういうことが起こるのは特異なことと言えよう。2度目のワクチン摂取直後も同じような感染爆発があった(33、34)、これはワクチン摂取後も感染は予防されないということを明確に示すものであり、それは予想されたことである。
加えて、あたかもちょうどワクチン接種を受けた人たちが死んでいっているように見えるのだ。我々が危惧すべきは、ひょっとしたら病気が免疫力によって悪化するということであろうか? そしてこの場合は、抗体によるものではなく、外敵に対して息巻くキラーリンパ球によるものということか? そしてこれはワクチンを接種された者なら誰でも、いつでも起こり得ることなのか? それは、明日か、明後日か、来週か、あるいはこの秋なのか? というのも、リンパ球は像の記憶力を持っているためだ。つまり、リンパ球は全てのコロナウイルスが持っているもので似たもの、すなわちゴミ、を認識する。ということはつまり、病状がリンパ球の働きによって悪化することは親類関係にあるウイルスによる感染なら、どの場合でも起こり得るということになる。ワクチン接種が「成功した」人なら―老若を問わず―また時を選ばず、すぐにでもあるいは将来においてもそれは起こり得るのだ。
結論
遺伝子組み換えワクチンは、WHOによれば世界中で感染による死亡率が0,23%(35)に過ぎないウイルスを防止するために、大急ぎで緊急認可を獲得した。その際、ワクチン接種によって重い病気になりそして死亡する可能性があることについては明確な指摘はなされなかった。ワクチン接種の有効性は示されなかった。ではどうすれば良いのだろう? 次のような妥協案が理性にかなったことであると我々には思える。ワクチンについてよく説明を聞き、その上で接種したいものはすれば良い。しかしワクチン摂取は直接的にも間接的にも決して強制されてはならない。接種拒否を決心した人が如何なる形であれ何らかの不利益を被るようなことがあってはならない。ワクチン接種が実施されるにつれて信頼できるデータが集積され、死亡事例とワクチンとの関連性が徹底的に検証されるべきである。
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翻訳:日曜社 鄭基成
(引用終了)
【2573】[3014]新型コロナ(とされる)の症状の特徴はあるのか? また後遺症も今までの風邪には無かった独特の物なのか?
オッサンの会員です。
以前より、疑問だったこと。
新型コロナの診療に携わっていらっしゃる医療関係者の人にお聞きしたいことがあります。
通常のいわゆる季節性の感冒とは、本当に決定的に症状や後遺症を残すとかの点で違うのでしょうか?
昔から風邪は万病の元と常識のように言われてますし、弱いお年寄りの方など風邪がきっかけで亡くなっていたという話があるではないですか。
どうか、忌憚なく、ご意見ご教示よろしくお願いいたします。