重たい掲示板
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Loginはこちら【207】[226]中国の内蒙古から(フフホト通信)
中国の内蒙古の石井です。
日本での思いも掛けない大惨事にただただ驚いているばかりで、兎に角1日も早い復興を願ってやみません。
http://news.baidu.com/z/r/2011rbdz/index.html
↑は、中国で報道されている、今回の日本の地震に対する特集ホームページです。
海外(お隣の中国で)一体どのような報道のされ方をしているか、一助となればと思い投稿致しました。
TVでも、毎日一定の時間を割いて今回の震災の最新情報を報道しています。
こちらの友人(中国人)からも、見舞の電話なりメールなりを一通りもらっています。
政治はともかく、経済的にも心情的にも日本は世界から孤立している訳ではない。
【206】[225]日本人は知ってはいけない。ないしょの話。
日本人は知ってはいけない。ないしょの話。
【205】[224]どこまでが真実なのか
一般市民です。
今回のマグニチュード9.0の地震はHAARPによる人災だったのか?
HAARPによる人災だとすれば、それを証拠付きで説明できる会員の方はいらっしゃいませんか?
既に起こったのは炉心溶融で、さらに恐ろしいのは炉心爆発ということですが、原子力ご専門の会員の方がいらっしゃったら予想される放射能程度と範囲の概略を教えていただけないでしょうか?
いざと言うときは、我々はどこかの占拠しやすい放送局を占拠せねばならないのではないだろうか? そして、すべてを明らかにする必要があるのではないか?
私は今でも信じきれない。
真実だとすれば残念でならない。
【204】[223]「副島隆彦の学問道場」で使用しているサーバの状況につきまして
副島隆彦を囲む会・代表の須藤です。
私達「副島隆彦の学問道場」で使用しているサーバの会社から、以下のメールを受信しました。とりあえず心配はいらないようです。
なお、現在「学問道場」の様々な受付の業務は、十全な態勢を取ることができない状態にあります。
各種のお問い合わせ、等に対するレスポンスは、2,3日程遅くなる可能性があります。何卒ご了承頂けましたら幸いです。
(転載はじめ:「学問道場」のサーバー会社からのメール)
東北地方太平洋沖地震への当社の対応状況について
3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震により、多くの命が失われことに対し、
深くお悔やみを申し上げますとともに、心よりお見舞い申し上げます。
一人でも多くの方の命が救われるよう、併せて被災に遭われた方々が元の生活を
取り戻せるよう、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
今回の地震における当社の対応状況についてお知らせいたします。
■データセンターにつきまして
当社は全て関西地区の複数のデータセンターにて運用しており、
今回の地震、計画停電の影響はございません。
現在も引き続き問題無く通常に稼働しておりますのでご安心下さい。
通信回線につきましても問題はございません。
通信キャリアからもデータセンターのファシリティー及び
ネットワークに障害は無いと報告を受けております。
なお、関西地区への停電はございませんが、データセンターについては
大手通信キャリアの複数拠点で運用しているほか、24時間問題無く稼働出来るよう、
無停電電源装置や発電機などの設備がございますのでご安心下さい。
(転載おわり:「学問道場」のサーバー会社からのメール)
須藤よしなお拝
【203】[222]NYタイムズ紙に掲載された米海軍兵員17名被ばくの記事を掲載します。(報告5)
副島隆彦です。
弟子の古村治彦くんが訳してくれたNYタイムズ紙に掲載された米海軍兵員17名被ばくの記事を掲載します。
(新聞記事転載貼り付け始め)
●「アメリカ海軍発表:17名のアメリカ軍兵士が核物質汚染の除去作業を受けた」
Navy Says 17 Americans Were Treated for Contamination
http://www.nytimes.com/2011/03/14/world/asia/14military.html
「ニューヨーク・タイムズ」紙
New York Times
トム・シャンカー記者
By THOM SHANKER
Published: March 14, 2011
ワシントン発―日本駐在の複数のアメリカ海軍幹部によると、今月曜日早朝、地震の復旧作業のために3機のヘリコプターに搭乗していた17名の兵員が低レベルの核物質に被ばくした。
WASHINGTON - American Navy officials in Japan said early Monday that 17 military personnel who had been aboard three
helicopters assisting in the earthquake relief effort had been exposed to low levels of contamination.
日本にいる米第七艦隊の広報担当ジェフ・A・デイビス提督は、「海軍の兵員は、破損した原子力発電所からの放射能がのった気流の中をヘリコプターで飛んだ。海軍は彼らの制服を処分すると共に、放射能粒子を完全に取り除くように汚染物質除去作業を行うように命令した」
Cmdr. Jeff A. Davis, a spokesman for the American Seventh Fleet in Japan, said the Navy personnel - who apparently
had flown through a radioactive plume from a damaged nuclear power plant - had been ordered to dispose of their
uniforms and to undergo a decontamination scrub that had successfully removed radioactive particles.
デイビス提督は月曜日早朝に行ったインタビューの中で次のように語った。「兵員たちは大変に低いレベルの放射能を浴びた。
“They received very, very low levels of contamination,” Commander Davis said in a telephone interview from Japan
early Monday.
デイビス提督は続けて次のように述べた。「これは警戒すべきレベルのものではない。私たちは注意深く事態の推移を観察する必要がある。私たちは放射能についてモニターすることができるし、放射能による環境汚染を和らげることが可能だ」
“It certainly is not cause for alarm,” he said. “It is something we have to watch very carefully and make sure we
are able to monitor, and to mitigate against this environmental hazard.”
デイビス提督は、「海軍の兵員たちと3機のヘリコプターが浴びた放射能のレベルは、太陽、岩石、大地などの自然状態で1カ月に浴びる放射能のレベルに相当する」と語っている。
The Navy personnel aboard the three helicopters had received the equivalent of one month’s natural background
radiation from the sun, rocks or soil, he said.
ヘリコプターのクルーたちは米原子力空母ロナルド・レーガンが着艦した際、空母ロナルド・レーガンに設置されていたセンサーが反応し、核物質汚染が分かった。その後、クルーは一人ひとり、手に持って操作できる核物質モニターでチェックされた。
The helicopter crew members had landed aboard the U.S.S. Ronald Reagan, a nuclear-powered aircraft carrier whose on
-board sensors had indicated that the warship, too, had been exposed to airborne contamination at very low levels.
The helicopter crew members were tested individually with hand-held radiation monitors.
空母ロナルド・レーガンを中心とする戦艦の船団は、当時破損した原子力発電所から北東100マイル(約160キロ)に展開していた。3機のヘリコプターは仙台市近くで救助活動にあたっており、原子力発電所により近づいていた。仙台市は金曜日の大地震の後、大津波に襲われた。
The carrier and its strike group were operating about 100 miles northeast of the damaged power plant at the time,
but the helicopters had flown closer to assist in relief missions near Sendai, the city that bore much of the brunt
of the tsunami after Friday’s earthquake.
空母ロナルド・ローガンをはじめとするアメリカ軍の艦船は、放射能を運ぶ気流の流れの外に移動している。
The Ronald Reagan and other American warships have now sailed to areas where they will not be in the path of
radiation carried in the wind.
デイビス提督は次のように述べている。「空母ロナルド・レーガンをはじめとする米第七艦隊所属の艦船は、現在、災害対応作戦を展開している。私たちは予防措置として、破損した原子力発電所の風下の場所から移動している。私たちは状況を分析し、必要な場合には放射能汚染を和らげる措置を取る」
“As a precautionary measure, U.S.S. Ronald Reagan and other U.S. Seventh Fleet ships conducting disaster-response
operations in the area have moved out of the downwind direction from the site to assess the situation and determine
what appropriate mitigating actions are necessary,” Commander David said.
しかし、デイビス提督は「第七艦隊は日本国民への支援活動を引き続き継続する」とも強調した。
But he stressed that the fleet remains “committed to our mission of providing assistance to the people of Japan.”
(新聞記事転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【202】[220]福島原発1号機3号炉が爆発した 埼玉からの書き込み
埼玉県の佐藤です。会員番号は4741です。
今日は2011年3月14日で、現時刻は13時41分です。
この文章を掲示板に書き込むべきか、副島隆彦先生への私的メールとするべきなのか、迷います。
私の脳が、最後にいくらかでも日本民族のために役立つならば、いまこの時に生まれ合わせた意味もあろうと思い、この掲示板に書き込もうと決めました。
なんのデータも持ち合わせない妄言として、「ブログでやれ!」とののしられ抹消されることも覚悟の上です。10年にわたって副島隆彦に啓蒙された私の脳はポンコツではないはずだ。
壊滅した岩手県釜石で育ち、おそらく親友たちは生きていないだろう、いまも母親がひとりで岩手に残っている私の発言を遮るものはない。
この学問道場のサーバーは立川にありますか?須藤さま、奥村さま、土田さま、囲む会スタッフの方、なんとかサーバーのデータを守って下さい。
この状況で言論統制もないと思われます。なんとかサーバーのバックアップを西日本でも海外でも保持してください。生き残る日本人たちに、たとえ11年分であっても、この会に集った人々の思想を残して下さい。たとえ土人のトーテムポールであっても残しましょう。
今日は計画停電でJRが運休のため、出勤できず自宅待機です。明日のことはわかりません。
今朝は5時に起床して計画停電に備えましたが、いまのところ首都圏での停電は行われていません。
ところが、ついさっきあらためて防災無線が計画停電の予定を流しました。
これに先立ち、福島原発1号機の3号炉が爆発しました。
この爆発と重なるように、TBSでは東北地方に津波警報が発令されているかのような報道が行われ、そして実際に津波が肉眼で確認できると現地のアナウンサーが騒ぎ始めました。画面上ではいっさい津波は確認できませんでした。
「いつもは表示される津波警報が画面に出ないのは、なんらかの機械故障かもしれない」とまで言いました。これは「水位計が壊れているかもしれない」と同じ言い方だ。
気象庁は津波を発生させるような地震も起きていないし、津波も確認できないと否定しました。
こんなにも見え透いた国民だまし、原発の爆発隠蔽をまだやっている。
計画停電がもしも一斉に行われるときが来たら、「これまで全戸に電力を供給したので限界」とか東電が言い出して、全戸停電などして公共交通機関もすべて止められたら、そのときこそ、福島と女川の原発が、核爆弾として日本人を全滅させる規模で爆発したと考えられます。
官邸はじめ大企業経営者や高級官僚は、そうして国民の目と耳を奪って逃げ出す気ではないか。
西日本さえ危険となれば、韓国に渡ることさえしかねない。
われわれ被曝者は、移動の自由を奪われてこの地でのたれ死ぬのでしょう。恐ろしい。
各国から到着している救助隊という名の調査隊は、データ収集をした上で、自分たちが危険になる前に帰国していくのでしょう。
日本政府が事実を諸外国に隠匿するので、誰も本気で救援などしてくれないだろうし、したくても対策が打てない。
世界基準で考えられる指導者を、世界常識のデモクラシーで選出できなかった私たち日本人の自業自得なのだ。いや、大人の自業自得だ。子供たちに一切罪はない。
なんとか名古屋は生き延びてくれないか。河村たかしが健全ならば、彼こそが復興のリーダーたりうる。会員の方で、一人でも決意を固めて、河村たかしと日本の再建のために首都圏から逃れて下さい。偉大な名古屋市民の方々は、河村たかしを守って、どうか日本の主柱となって、文字通りの廃墟となる関東・東北を切り捨てて、新しい立派な日本を再興して下さい。
小沢一郎は岩手の民と死ぬ気ではないか。覚悟を決めて国民指導者として動いていると推測する。
私は、10月までは名古屋に勤務していたのです。だから本当に無念です。
自分が無念なのでない、最愛の子供たちを救えないことが無念だ。
私を狂ったとみなす妻を説得できない。いまなら、新幹線で脱出できるのに。
私は朝から泣いている。涙がとまらない。それで妻に何度も何度も怒鳴られている。
ひとつもいいことのなかった自分の人生で、二人の子供と出会えたことだけが生き甲斐であった。
岩手の母親も救えない。それでも親は、子供が逃げていく後ろ姿を笑顔で喜んで見送れる。
子供たちが先に死んでいく姿など受け入れられない。
私と同じ境遇の方は、この文章を配偶者に示されよ。これが狂人の文書か、ネットオタクの妄想かと。
会員の皆さん、副島隆彦先生、学問道場のスタッフの方々、どうか生き延びて下さい。
私が狂っていて、この文章が妄言なら、それは最高に幸せだ。どんなののしりも受けられます。
【201】[219]ジャーナリストの森住卓さんの動画情報
こんにちは。
会員番号1207の石井 利明です。
以下の216で副島先生が紹介している、森住卓さんたちの動画情報です。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/865
森住さん、広河さんたちの立派な姿勢に敬意を表します。
がんばって下さい。
以上
石井拝
【200】[218]福島第一3号炉の巨大爆発(その2)
下記サイトで、キノコ雲の確認がされたそうです。
今のところ風向きは、海側です。
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1012
福島第一3号炉の建屋の骨組みが壊れて,残骸のようなものがのこっています.吹き飛んだか,熔け落ちている.大きな火の玉が見えました.
放射能の雲(キノコ雲)が立ち上がりのあとに,大きな塊が数個ぱらぱらの落下している様子が見えました.
俯瞰の映像では,格納容器はみえません.
プルトニウム燃料を装荷している3号炉ですから,燃料の融点が通常燃料より低いことから炉心熔融事故の危険が高い性質があります.
周辺の放射線が上昇しています.この爆発でかなりまとまった量の放射能が放出した可能性が高いです.
西風にのった放射能運が海側に流れているため,東京電力の測定は放射能の実際の値を反映していません.
東京におくらている原子炉のデータが信頼できる根拠はないと思います.
原子力資料情報室での放射線の測定結果
AM 12:00 0.05-0.10マイクロシーベルト/時
【199】[217]仙台の様子
仙台の松下明夫と申します。
河北新報のネット記事を転載します。
貼り付け開始
女川で放射線測定値上昇 東北電力発表
東北電力は13日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)で12日午後11時ごろから、敷地境界の放射線量を測定しているモニタリングポストの測定値が上昇し、一時的に通常より高い1時間当たり21マイクロシーベルトを記録したと発表した。同社は「東京電力福島第1原発から放出された放射性物質の影響と推定される」と説明。健康に直接影響があるレベルではなく、数値も低下傾向にあるという。
東北電は13日、原子力災害対策特別措置法に基づく通報基準値(5マイクロシーベルト)を超えたとして、国や自治体などに通報した。
同社によると、東日本大震災で自動停止した女川原発の3基は安定的に停止しており、排気筒放射線モニターの測定値も低いことから、測定値の上昇は女川原発と関係ないとみている。
1時間当たり21マイクロシーベルトの測定値は通常の測定値の約700倍だが、ごく低いレベルといい、同社は「安全上、問題はない」としている。
東北電は女川原発から外部への放射性物質放出を監視するため、ポストを6台設置。測定値は12日午後7時ごろから小さな上昇下降を繰り返した後、13日午前1時ごろに最大値を観測。以後低下を続け、同日午後6時には約9マイクロシーベルトに低下した。
福島第1原発では12日、1号機の原子炉格納容器内の蒸気が外部に放出され、原子炉建屋で爆発があった。
転載終わり
しかし、放射性物質が流れてきていることはあまりというか殆ど報道されていません。転載したニュース程度。東京の知人からのメールには放射能のことが強く警告されています。福島原発から仙台までは100km程度、東京までは250km程度です。
石巻、女川、気仙沼とはいまだに連絡が取れません。知人らの安否が気がかりです。仙台市内は中心部はライフライン回復していますが、周辺はガス、水がまだ来ていません。テレビがつかないので、Uチューブで津波の様子を見ました。ビルの屋上からまだ救出されていない人たちもたくさんいるようです。南三陸町で1千人の遺体が見つかったとの報道です。遺体安置場所や焼き場もなくなってきていて、近隣県に輸送するようです。
取り急ぎご連絡申し上げます。
【198】[216]福島第一原発は、すでに放棄されていて、30キロ圏は人影もないようだ。放射能が飛散しています。少しでも逃げてください。(報告4) 副島隆彦
副島隆彦です。 今日は、2011年3月14日 (月) 午前9時です。
このネット通信が、使える限り、私は、学問道場の会員を大事だと思いますので、書き続けます。
緊急で書きますが、私に寄せられた会員たちからの情報文のメールの中で、以下の文が、 一番、おそろしい。 すでに、福島第一原発の一号機が、放棄されているようだ。あの、12日3時36分に起きた水蒸気爆発で、原子炉の 炉心の格納容器 自体 の爆発、すなわち 小さな核爆発を起きたのだろう。 それで、極めて強い放射性物質(放射能)が、あたり一帯に拡散を始めた。 この重大な事実を、日本政府は、国民に伝えようとしない。
そして、今の 恐ろしい事態になっている。 世界中が、日本の 福島原発の巨大な危機を、息をひそめて見守っている。私たち日本国民は、核汚染の 実験材料のモルモットにされている。「羊たちの沈黙」“サイレンス・オブ・ラム”で、静かに、声(死の悲鳴)も上げずに、殺されてゆく。
西(関西)に逃げても、もう 無駄さ、という 事態にまで、最悪の事態では、突き進む。 東京では、すでに、非難をあきらめて、実質「外出禁止令」になった現実を受け止めて、冷静さと、 無力感で、「もういい.。何があっても、自宅で死ぬ」という気持ちになっている人たちが増えていると、私は、強く感じます。
以下の福島第一原発の 現地にまではいったカメラマンの 森住卓(もりずみたく)氏と、ジャーナリストの広河隆一(ひろかわりゅういち)氏の 報告文が、今は、一番、重要である。
(転載貼り付け始め)
ジャーナリストの森住卓さんからと、DAYS JAPANの広河隆一さんからの現場レポートも添付します。
DAYS_JAPAN 2011.03.13 17:13
福島原発周辺は、現在のチェルノブイリ原発周辺よりも非常に高い放射線量であることが確認されました。1986年に爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発 周辺30キロメートルは、汚染が強いために 現在でも立ち入り禁止とされています。http://t.co/tjTayqf via Twitter for iPhone
皆さん 写真家の森住です。
いま福島第一原発の町 双葉町(ふたばちょう)の取材から帰ってきました。
双葉町役場 や 双葉厚生病院 はすさまじい放射線が出ていました。
チェルノブイリ事故の現場から二〇〇メートルのところより酷(ひど)い。測定器は振り
切れてしまった。 町はゴーストタウンになっている。
住民は慌てて逃げ出した様子だ。病院は玄関前にストレッチャーが斜めになったり、輸血用ビニールパイプが散乱していた。 住民は放射線が出ていることを知らず町に入って,布団や衣類を取りに戻る人もいた。
彼らに危険だから早く避難してと訴えた。 ちょうど、東電が3号炉のガスを放出したと発表した直後に 我々は双葉町に入っていった ことになる。 しかし、双葉町に入る道には検問もなく誰でも入ることが出来た。
森住卓フォトブログに写真をUPしました。
森住 卓
Takashi Morizumi
(転載貼付け終わり)
副島隆彦です。 このように現場からの真実の報告がありました。この 広河隆一氏と、森住卓氏のお二人のジャーナリストだけが、本物の報道人だ。 あとあと称賛されるべきです。 「調査なければ判断なし」、「情報なければ判断なし」 です。 私は、現場に入った人の、現場の近くまで行って、目撃した人のコトバだけが一番、重要で、貴重だといつも考えます。
もう、日本は、完全に 超 異常事態です。1986年のチェルノブイリ原発事故 以上の 悲惨な 放射性物質の 大量の 広がりが起きています。
あの 福島第一原発 一号機 の 水素爆発が起きたとされる( 3月12日 午後3時36分) 、あれが、本当は、水蒸気爆発(炉心溶融=メルトダウンしたあとの
あとの 炉心の溶融(超合金の炉心の金属が熔(と)けること。おそらく 15000度ぐらいになるのでしょう。たったの2800度ではない)が、下の冷却水に触れて、それで、格納容器ごと吹き飛ぶ、危険極まりない、「水蒸気爆発」そのものだったでしょう。
枝野(えだの)官房長官は、5時45分の記者会見で、あの「爆発事象」を、「水素(すいそ)爆発」だとし、漏れている放射能の値が、1000μSV(マイクロシーベルト)/h(パーアウワ、毎時)が、70μSVまで、下がった、からお格納容器内の圧力が下がって、安全になった、安心してくださいという、恐るべき発表をした。彼は、あとあと裁判にかけられて死刑に処されるべきである。 多くの現場作業員が、あの 一号機の中で、作業をしていただろうか、おそらく、数百名が、あの爆発の際に、即死しただろう。
周辺で被爆していることが確認された(病院に担ぎ込まれて、隠せなくなった)190人の他に、である。 おそらく、あのとき、最強の自衛隊の 核防護隊(かくぼうごたい)の隊員 100名ぐらいも、死んでいる。消防の特殊部隊も、それから、東電の現場の作業員の主要な技術者たちも死んでいる。 死体をどのようにして搬出したかも、分からない。
私、副島隆彦は、今となっては「推測で書くな。事実を確認しないで書くな」という、自分自身に対する、自戒も振り捨てる。 私は、日本国民に真実を伝えることだけが、そして、早く、早く、伝えることだけが、自分の責務だ。 私は、12日の6時には、「もう危ない。逃げてください」と書き始めた自分を信じている。 学問道場の会員たちは、私の言うことを聞いて、できるだけ、西、関西方面に逃げてください。
もう、福島第一原発、そして、第二原発 そして、 女川原発 も 危ないのです。
日本国が、始まって以来の 最大の、存亡の危機が起きているのです。
救援で駆け付けた 米空母ロナルド・レーガン号も、三陸沖をすでに 昨夜は離れただろう。巡洋艦クラスから飛び立った部隊が、壊滅した気仙沼市の救援に向かったが、途中で
昨夜、引き返したようだ。 自分たちが、核汚染(放射能汚染)される前に逃げるに決まっている。30万人の被災者たちは、このあと、細々と救援が続いた後、見殺しにされるだろう。 自衛隊の10万人(今、警察と合わせて5万人)が、さらに動員される、というが、なかなか現地に向かわないのではないか。核防護服が無い、とか、なんとか理由をつけて。
もういい。私は、もう、決めた。はっきり書きます。最悪の、最悪は、炉心爆発=核爆発 です。きのこ雲が、上がるかもしれない。広島、長崎 の 原爆(アトミック・ボム)の破裂と同じ、核爆発(ニュークレア・エクスプロージョン)です。
そして、昨日(13日)昼から公然と、言われ始めた、3号機まで が 危なくなってきた。 こっちは、プルサーマル燃料と言う もっと危険な 物質を 最近から、使い始めていたらしい。 これだと、冷却液を上からかけて、泡状(フォーム)にして、放射能の広がりを防ぐ、というのも効かない。 おそろしい事態です。
そして、福島第二原発と 女川原発も危なくなりつつあるようだ。女川は、仙台市に近い。 今度の 大地震の 震源地が、その東側の 海溝の淵にある。
さて、東京の様子です。 東京(首都圏)で、3月14日 朝から JR通勤電車 が、ほとんど運転停止しました。 新幹線だけは動かすようです。東海道線さえも止まりました。 私鉄の各線も 申し訳程度で都心への短い距離だけを運行するようだ。 それと東京電力が、午前6時から、停電 を始めたようだ。 東京電力のテリトリー(経営圏)を「グループ」に分けて、一日 3時間ずつの停電を実施する「予定」と、NHKで昨晩から盛んに放送しているが、どのようになるのかは不明です。
私、副島隆彦が、今、唯一、自分を支えている思想は、それは、若い人たちを守らなければ、ということです。若い人たちだけは、西に逃がして、放射能の汚染から脱出させなければ、ということです。 成長が止まった、30歳から上の大人は、あとあと、甲状腺異常や、 白血病になる率は少ないです。 10代の若い子供たちだけは、出来るだけ早く、西に、関西に疎開させなければならない。 若い日本人たちを救わなければ。今、私を支えている思想は、たったそれだけです。
(転載開始)
****さまへ
副島隆彦から 2011年3月14日 朝5時
メールをありがとうございます。
私は、今、**** にいます。 今日から、停電が始まります。 それと、車の ガソリンが、どんどん無くなっている。 スタンドが 供給しなくなっている。 今日(14日)の 朝 8時半になったら、車で 下におりてみようと思います。 もう どれだけのことができるか、自分でも分かりません。
電力と ガソリンを 奪われたら、 私でも もう無力です。昨晩は、東京のことばかり考えていました。そうしたら自分の足元まで、 危なくなってきました。 それでも、 私は、もう 爺さん だから、 じっとしてここにいます。 ただし、 放射能汚染が、強度に広がってきたら、西に移動するでしょう。しかし、自動車も奪われたら、もうどうにもできません。私は、事故を起こした 原発のあ る福島に向かってひとり、 死出の旅に出ようかとも思います。
私は、しまった、自分でも こんなに 甘かった。 ここまで、ひどいことになっていたのだ。 枝野の あの テレビ会見 発表の 悪魔の 大嘘のコトバに、私だけは、だまされないと思って書いてきました。 みなを振り切って、あれが、 核爆発(炉心の格納容器の爆発)、水蒸気爆発 だったのだ、 と もっと騒いで、書くべきでした。
私たちの世代( 50代から上) は、もういい。 諦めがつく。 しかし、いまの 30代から下の日本国民を守らなければならない。そうしないと、この国を 復興できない。
私は、この考えを、今後の自分の 大危機の際の 思想 の 土台・基本 にしています。 **さん。貴女も お元気で。 副島隆彦拝
Sent: Sunday, March 13, 2011 8:26 PM
To: 副島隆彦
Cc: ***********
副島先生
****です。(携帯電話のメールから)
すごい地震でした。自宅と職場はぐちゃぐちゃですが怪我もなくやっています。
福島県では津波を受けた海沿いを除いて、極端に大きな被害はないようです。
しかし、原発の問題は今後予断を許しません。あまりにお粗末な対応だと思います。
勤務先の***高校も 原発関係避難場所 に指定されました。明日からは、支援業務に就きます。 原発からは50km以上は離れていますが、他人事ではありません。自分が怪我をしないように働きます。 ****
From: 副島隆彦
Sent: Sunday, March 13, 2011 9:20 PM
To: ***************
****君へ 副島隆彦から
ご自分の 安否の連絡の メールをありがとう。
君は、まさしく 今の悲劇の中心地の 福島県 の 中通り の ***高校 の 教員ですから、
大変な 危険のさ中に、今も生きています。 君の無事を祈ります。 しかも、公務員ですから 職場と 現地を 離れることは出来ないでしょう。 離れても生活が成り立ちませんから、 諦めて 郡山 にいるしかないでしょう。 このあと どんなひどい 原発事故になっても、 そこにいるしかない。
**君。 私たちが知り合って、もう20年です。 私たちが生きている 間に 日本に こんなことが起きるとは、 本当に 驚きの中に私は、呆然としています。 戦争に突入する よりも こわいことになってしまいました。 人の世には、こういう 恐ろしい大参事と言うものがあるのです。
思想家 を自認してきた、自分の 予想を超える 巨大に 異様な現実です。 呆然とします。
現実というのは、これほどに 人間(人類)と言う愚かな生き物の 運命を はるかに超えて、 荒々しく襲い掛かってくるものです。
私は、もう自分の 命は惜しくない。 ただ、若い人たちの 命の ことを考えると、本当に
悲しい。無念でならない。若い人たちが可哀想でならない。私は、ひとりで泣き崩れています。 彼らが、出来るだけ放射能の汚染の被害に遭いませんように、と天に祈るしかない。
人間は、本当に無力な生き物です。 やっぱり原発 は やるべきではなかった。 私は、10代の高校中退の 17歳の頃から、全国各地の 原発反対闘争(女川にも行きました。四国の伊方=いかた=原発にも行きました) の 現地闘争本部での集会とかを、ぶらぶらと回っていた人間です。 そしてあれは、まだ少年であった私には、ただの 時代のファッション、熱病 でした。 そして、大人になって、次第に 保守化して、この強固な政治思想を持つ私でさえ、 現実と取引しながらいい加減な人間になって、「物わかり良くなって」、 そして、 原発を嫌がりながらも、 現実肯定派の、 「電力が必要だから」という くだらない 思想に 、私も 半分以上 負けてしまっていました。反省することしきりです。自分の過ちを、今、天に向かって、謝罪し、悔いているところです。
思想家としての 自分の 慙愧に満ちて、口惜しく、深く 反省すべきことです。私もまた、日本国民殺しに消極的に加担してしまいました。 やっぱり、 人間や民族に 天罰と言うのはあるのです。 私は、日本民族(日本国民)が、この60年間、自分たちだけ、戦争に行かずに済み、戦場になることもなく、この66年間を、のほほんと 生きて、かなり、 慇懃無礼(いんぎんぶれい)な国民になり尽くしていた。悲惨な目に遭っている国々対して、おもいやりのない他国・ 他民族の苦しみに 鈍感な、傲慢な 国民(民族)になってしまっていたことに、 本当に、 天( 神さまでもいい) が、天罰を食らわしてきたと、 考えざるを得ません。 それも 次々と 原発が、 炉心溶融(ろしんようゆう、メルトダウン)による凶悪な放射性物質の散らばり、という 恐ろしい 罰を加えてきています。これから、数百万人、いや、1千万人を超える日本人が死ぬことになるでしょう。 こんな、おそろしい 罰を、 私たちは受けることになってしまいました。 私は、今、ひとりで、恐れ おののいています。 なんと、かわいそうなことになってしまった民族なのだ。 そして 子供たち、若者たちが、 不憫(ふびん)でならない。
なんという 悲劇 と 慟哭 を、 私は、自分が生きている 間に、こうして、味合わなければならなくなったことか。 私は、今の今もまだ、 これから襲い来る 本当の 恐ろしさをまだ、自覚していないこの民族 の 前途を思うと、 本当に、 全身が震えます。
**君。 なんとか、生き延びてください。 そして、互いに 元気で再開できますように。
君の 幸運を祈ります。 副島隆彦拝
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副島隆彦拝