重たい掲示板
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Loginはこちら【247】[268]私は祈りの盾になります
私は、副島先生を止めません。先生が、どれほどの思いと決意で、あの
ような言葉を書かれたかを思えば、弟子だって、先生のご家族だって、
止められるわけがないのです。
後頭部を殴って箱詰めにしておけるような人なら、これまで何十年にも
渡る言論弾圧の中で、とっくに潰れています。それを生き抜いて、意思
を貫徹している副島隆彦は、こうだと一人で決めたらやり抜く男です。
なにがなんでも、国会を動かして法律を変えてでも、彼は前に進むでし
ょう。
どうしても止めたい会員の皆様のお気持ちもわかります。私も最初は、
そんな無茶な!と思ったのです。先生には、既に皆さんがそうまでして
止めようとする程、篤く慕っておられる気持ちが、よく伝わっていると
思います。しかし私には、彼がその決断を翻すようには思えません。
なぜなら先生は、今事故現場の最前線で、もう生きては帰れないことを
覚悟して作業にあたる方々を、誰よりも大切に思っておられるからです。
作業にあたっている方々のご家族と同様に、彼らのことを思うからです。
私の主人は外国人ですから、軍隊の経験があります。その主人が、
「この状況で、対策本部(現場の指揮を取る責任者のいる場所)を後方
へ移すというのは、一番してはいけないことだ。部下に犬死しろ、と言
うのと同じだ。チェルノブイリでは現場の指揮官は、作業員の先頭に立
って、現場へ入ったんだぞ。今被害はチェルノブイリ以下と言われてい
るが、事故処理にあたる組織と指揮官は最低だな。作業員達をなんだと
思ってるんだ!!!本来なら、東電や保安院の役員達が現場に行って、
進んで冷却活動をすべきだ。そうじゃなかったら、なんの為の管理職だ、
責任者だ!!!人より多くの給料をふんだくるだけか!!」
と涙を浮かべて悔しがります。
私達の住まいは東京都です。夫婦で小さい会社を営み、幼い子供が2人
います。当然、主人の国の親族からは「逃げろ!」と国際電話の嵐です。
しかしわずかながらも従業員とその家族、ほか様々な放り出せない用件
を抱えています。「西へ逃げろ」という先生の言葉を読む度に、夫婦で
話し合いを続けました。
しかし今日午後、腹を決めました。私達は、ここへ留まります。そして
どこまでも、福島の事故現場最前線とそこにいる方々、そして副島先生
の心とともにあろうと思います。
私は霊能力者ではありませんが、全身全霊で祈り、「気」を送り届けた
いと思います。その祈りの力が少しでも盾になり、これ以上放射能が東
京より西へは行かぬようにと願います。(目に見えないバリアーを張る
気持ちです。)
そして神様に、「副島隆彦」という日本にとってかけがえのない人物が
死なねばならない状況にならぬことを、本気で、死ぬ気で祈り続けます。
私は昨日までは、最期には主人と子供達だけでも、主人の国へ移動させ
ることを考えていました。しかし主人は、「僕は子供が生まれた時から、
ここを祖国だと思ってる。今東京から逃げ出すわけにはいかない。原発
の状況が安定しても、まだまだ大きな余震や新たな津波の可能性はある
だろう。だけど僕らが、東京を捨てちゃいけない。不安を煽る材料はい
くらでもあるが、心を鎮まらせ、ただ信じて祈ろう。副島さんも、僕ら
も、東京も、日本も、まだ滅びない」と。
逃げない私達は、主人の本国からしたら「気違い」です。日本では逃げ
出す方が、気違い扱いです。どっちも気違いなら、私は「祈る気違い」
になろうと思いました。
最後に、これは移動を決断された方々を非難するものでは、決してあり
ません。決断は、それぞれが下すべきものと考えています。
【246】[266]効く祈り方
群馬のゆみこです。祈りたい人に、このような祈り方はどうか、という提案です。わたしは「引き寄せの法則」により、祈りは効くと思います。量子物理学なんかも、そういうことなんでしょう?祈りは「こうあってほしい」というものに、ちょっと長い時間意識を集中して振り向けることと思います。「爆発する、爆発する」と思うと、爆発に自分のエネルギーを加えてしまうので、「原発が冷えていく様子をイメージする」ほうがいい、というような話です。そして長年わたしたちのために働いてくれた原発に感謝する。本当にこれはものすごい感謝だよ。毎日電気が通っていて当たり前だと思って生活してきた。
変な話なのはわかっていますが、やると落ち着く。どうせ何もできないのなら、やってみてもいいかなと思う。
啓子メンタルクリニックメルマガ【緊急号外・3】–2011.3.17–:
http://www.keiko-mental-clinic.jp/
【245】[265]倉敷より
私は倉敷のJFE(旧川崎製鉄)構内で作業しています。
扱うのは鋼板やH鋼ではなく、粉末です。金属粉を加工する業務に就いてます。また工程でアンモニアを発生することもあり、防護服が必要です。
放射能をもろに浴びてしまえばおしまいですが、希薄な中であれば、ある程度は防御できるかも知れません。以下参考になれば良いのですが…。
作業着は、長袖、長ズボンの上からヤッケ上下を着ます。ゴム長靴、ゴム手袋、ヘルメット、ゴーグル、マスクで完成します。
ヤッケはワークマンなど、作業服を扱っている店に置いてある防塵(ぼうじん)用の物で、手首足首にはゴムが入っています。
マスクは風邪の時に着用する物でなく、工業用の防塵マスクです。シゲマツ、興研、3Mなどのメーカーの物がありますが、どれも似たり寄ったりです。やはりワークマンなどで手に入ります。いきなり放射能、と言えば驚いたり怪訝な顔をされたりするかも知れませんが、「化学工場に入ることになった。塩素やアンモニアを扱っているところだ。」の様な言い方をすれば適当な物を見繕ってくれると思います。4000円くらいで手に入ります。NHKのラジオで昨日、「いざという時は濡れたハンカチで口を押さえましょう」と言っていましたが、これでは身動きがとれません。子どもの手を引いたり出来ません。マスクが良いです。
ただし、マスクももちろん完全ではありません。粉塵が入り込んで口の中がジャリジャリすることもあります。しかしアンモニア臭を遮断するので、しないよりはずっと良いと思います。マスクを着用したら、首だけを動かさないようにしてください。隙間が空くし、外れます。後方を見る場合は、回れ右の様に体全体を動かします。
倉敷はJFEの他に、三菱自動車や、旭化成、三菱瓦斯化学、クラレ、JX(旧日本石油)など工場が多い都市で、作業服の店が多いだけでなく、朝の6~7時に開いているのが普通です。ホームセンターも早く開きます。他所よりは防具保護具が手に入りやすい環境なのかも知れません。
ともかく、学問道場関係者の皆様のご無事をお祈りします。
※書き忘れました。顔の露出部分にはワセリンなどを塗ります。
【244】[264]Re :[254]まだ大惨事が迫っています。大切なのは、上に立つ人間たちが、責任を取る、という思想です。副島隆彦
>大切なのは、上に立つ人々(国家の指導者、責任者、官僚たち)が、責任をとって、立派に切腹(せっぷく、ハラキリ)をする、ということです。
>責任者たちが、福島第一原発の現場に行って、陣頭指揮を取るという、ことです。 東電の 下請けの 作業員や、消防や、自衛隊の 決死隊だけを見殺しにして、自分たちだけは、30キロ、50キロまで、避難するというのは、、間違っている。
>私たち、日本人は、こんな、ひどい 指導者たち、責任者たち の下で、
殺されてゆくのです。 あとあとの、日本国のために、私は、責任者が、国民のために、進んで死にに行く、という 思想を、日本人すべてに、教えます。
>どんなひどいことになろうとも、私たち、日本人は、決死隊となって、今、現場の作業で、死んでゆきつつある人々のことを、一番、大事にしなければいけないのです。
>ことここに至って、私たちに何ができるのか。
今、日本国民は、東北の被災地の被災者たちを含めて、テレビを見ながら、大きな不安の中で、生きている。 本当に、日本民族の 存亡の 危機である。
>今、平野氏を中心にして、政治家たちが 集まって、急いで、「国家非常事態法」という法律を急いで、国会を開いて、作って、そして、福島の 福島第一原発の 現場に、次々に、消防と 自衛隊と 東電の社員たちを、送り込んで、もう、逃げようもない、死ぬことを覚悟で、高濃度の放射線の拡散(まき散らし)を少しでも、阻止する為の、日本人の最後の 努力をするために動きます。
副島先生の「日本人の最後の努力」との御判断、重く重く受けとめます。
>米軍の 空母ロナルド・レーガンなどの 艦隊は、すでに、三陸沖を北のほうに避難したようだ。自分たちが、被曝するのを嫌って、逃げた。外国が、私たちを助けてくれることはない、ということだ。 もし、横田米空軍基地や、 横須賀の米海軍からも、米軍が避難して脱出するというのなら、もう、二度と、日本の領土に帰って来るな。もう、日米安保条約は、おしまいだ。廃棄する。何の権限もない、私、副島隆彦が、そのように日本人の総意として宣言する。
こういう形でしか日本は「独立」を得ることができなかったのか。
NHKのニュースは、浴びっ放しの放射線量を瞬間的なレントゲンの放射線量と比較させることで、パニックを抑えるのに必死です。庶民レベルでは「何とか助け合って乗り切ろう」と、みんなが優しい気持ちになってがんばろうとしているのに、政府もマスコミも性悪説に立って国民を見ているのが悲しいです。
山形は、この時期には珍しく20センチを超える雪です。朝の7時に回覧版が届きました。
「この度の東北地方太平洋沖地震により、ごみ収集車も燃料確保が困難になっております。/このため、市及び収集委託業者において、燃料の確保に努力しているところですが、状況によっては、ごみの収集ができなくなる可能性もでてきました。・・・」
灯油も心細い限りです。暖房のないところで打っています。今この部屋の温度はちょうど0度です。
夕べ、親しくしている近所の方が水や米を車一杯積んで石巻に出発しました。石巻に嫁に行った娘さんの家族と四日ぶりに連絡がついたのです。商売物のタオルを100本ほど持っていっていただきました。
福島方面からの避難者もどんどん入っています。幼稚園では、結局実施はされなかったのですが、昨日朝9時から12時までの停電予告のため、登園を控えさせた家庭が多く約半分の給食が余ることになりました。職員達が思い立って避難所に余った暖かい給食を届けて大変喜ばれてきたとのことでした。
昨日の中学校の卒業式は中止になりました。そのあとの謝恩会もありません。会場側にとっては大きな打撃です。私もこれからのことを考えると他人事ではありません。宅配便も全く当てにできない状態です。仕入もままなりません。これから先受注もあるかどうか。
ただ、信号の点かない停電の中で運転しながら感じたのですが、みんなが思いやう優しい気持ちになっているように感じました。家族も一つの暖房に寄り添って過ごしています。仙台から卒業式を終えて帰ってきた娘は、福島の友人に「家族みんなでうちに来てもいいよ」とメールしていました。これからどんな毎日になるのか。本来の日本人に戻れるのかもしれないと思ったりしています。
あらためて、
先生の思い、深く深く受けとめさせていただきます。
高岡亮一拝
【243】[263]国外への避難
会員4853の山本です
乱筆をお許しください。
2日前に避難を決断しました。昨日、家族とともに東京から九州経由で韓国へ到着。家内が韓国籍で、現在、韓国プサンの実家におります。
早朝に家を出て、9時の新幹線に乗り2時過ぎに博多に到着。2時以降で、東京からの新幹線予約は、ほぼ満席でした。また、新幹線の車掌からの話だと、西へ移動している家族連れが、徐々に増えているそうです。
HISで飛行機チケットを購入しました。HISでは、午前中2日前から欧州系の方々がHISに殺到していたそうです。
韓国での報道内容
・日本在住の韓国人全てを救出するまで特別便を出す方向
(在日韓国大使館へ連絡するように指示を出してます。)
・原発の暴走を防ぐために、勇気ある日本人技術者50人ほどが福島に向かっ ている
・福島原発の状況は、レベル7以上と判断している。
・名古屋方面も汚染可能性あり
今後も継続して韓国から情報発信したいと考えております。
やまもとたけし 拝
【242】[262]福島原発-ドイツ・スピーゲルの記事2
先ほど投稿した、スピーゲルの記事の続きです。
翻訳ソフトを基に、「」に適当に訳してみました。
やはり、どなたかに正確に訳して欲しい記事です。
「命と健康のための一番上の危険で、極端な状況の下の戦い:最悪の事態を防ぐための、福島原発の2号、3号炉での多くの技術者を挑戦です。インターネットでは、彼らは英雄として有名です。」
何と、海外では、彼等の活動がインターネットを通して有名なのです。
知らないのは、私たち、当事者の日本人だけです。
「それらの白い放射線防護スーツを着た50人の同僚は福島原発1で、真っ暗闇の停電の中で、 酸素タンクを背中に背負って、顔にはマスクを付けて、原子炉のウォーターサイクル(冷却水)を確保しようと闘っています。彼等の仕事は、何度も、火事と爆発によって中断されます。彼らは水曜日には、時々それらの仕事をやめなければなりませんでした。差し迫った危険が、あまりに高いと判断されたためです。」
そして、数日前に重傷と報道された、5人は既に亡くなっています。
一時間ほど前に、東電の家族の方がTVに出るようになり、「作業中の夫については、もう、覚悟ができています」という情報が流れ出した。
多分、今朝(17日の朝)には、この5人の死亡が報道されるかも知れません。
「5人死亡、22人負傷」
「現在も働いている50人について、東京電気力社(Tepco)は、少しの情報も発表しません」
東電も東電だが。この事実を一切報道しない、日本のマスコミ。
お前らには、心が無いのか!!
「マイケル・フリードレンデルは、米国の発電所で、13年の間働きました。彼は、自分の経験から、状況をNYタイムズに以下のように説明しました。人には家族の健康と安定について心配があります、しかし、人はまた、自分の仕事の義務を感じます。したがって、彼らは、自分のプライオリティーを選ばなければならない、と家族に警告しました。そして、脱出をせず原発で仕事を続けています。それを支えるのは、同僚の間の強い忠誠心です。」
日本のマスゴミ、そんなに大口のCM主の東電が怖いのか!!
「福島原発の男たちは、地域の同胞を救うために、自分たちの人生を犠牲にします。 彼らは、人類が直面する、これ以上の最悪のケースないよう状況を止めるために大災害と戦います。」
皆さん。
ドイツ人は、ちゃんと、事実を伝えているではないですか。
最前線での彼等の行動を無駄にしてはいけません。
”254”で副島先生が書いているように。
「大切なのは、上に立つ人々(国家の指導者、責任者、官僚たち)が、責任をとって、立派に切腹(せっぷく、ハラキリ)をする、ということです。責任者たちが、福島第一原発の現場に行って、陣頭指揮を取るという、ことです。 東電の下請けの作業員や、消防や、自衛隊の決死隊だけを見殺しにして、自分たちだけは、30キロ、50キロまで、避難するというのは、間違っている。」
そう思いませんか?
【241】[261]福島原発メルトダウンから米金融市場メルトダウンへ
金融の専門家の長田と申します。
日本株暴落は、米ドル基軸通貨体制の崩壊を先取りするのではないでしょうか。
3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という途方もない規模の巨大なものだった。大地震そのものだけでなく、発生直後の大津波により膨大な死者が出た。しかも、その後、福島第一原子力発電所の事故をめぐり、2号機にて爆発が起きたことによって格納容器の下部の圧力抑制室が破損した。さらに稼働していなかった4号機にまで火災が起こり、人体に影響を及ぼすほどの放射線が放出されてしまった。いまやメルトダウンに至る事態を懸念する声が聞かれるようになっており、関東地方が“死の灰”に覆われる恐れがあるとして、英国やフランスでは大使館員の召還に踏み切る動きも見られている。
日経平均株価は地震発生直後の11日には大引けで売られたとはいえ、前日比180円近い下げで済んだが、週明け14日には同600円以上も下げた。さらに翌15日には1,000円を上回る下げ幅となったのは、主に外国人投資家が狼狽(ろうばい)的に投げたからに他ならない。昨年11月3日にFRBが「QE2」と呼ばれる量的緩和策を決めて以来、米国株に追随して日本株も上昇してきたのは外国人投資家の物色によるところが大きかっただけに、狼狽売りからこれほど短期間で強烈に暴落するのもうなずけるというものだ。
それにしても、今回の原発の事故に加えて計画停電の対応ぶりにしてもそうだが、東京電力の右往左往ぶりは呆れたものだ。やはり半官半民企業だけあって社風が“お役所的”であり、社員の性格も公務員のそれに近いといえよう。菅直人首相が激怒したといわれているが、政府との意思疎通ができていなかったのも、各官庁の縦割り行政の弊害を想起させるものがある。
もう一つ注目されるのが、今回の原発事故に対して米国が積極的に支援しようとしていたことだ。事故が起こるとすかさずヒラリー・クリントン国務長官が冷却水を日本に送る意向を示し、応急措置として海水の注入を勧めたり、原発処理の最新設備を空母ロナルド・レーガンに搭載して急派させている。もっとも、東電側が自分たちで問題を処理しようとしてきたために実現せず、かえって墓穴を掘っている面が強いのが残念なところだ。
なぜ米国が原発処理に非常に熱心かというと、バラク・オバマ政権が国内で原油価格高騰への対処として積極的に発電所を建設しようとしているからだけでなく、米金融市場に重大な危機をもたらしかねないからだ。国際金融市場への影響として、このことをしっかり押さえておく必要がある。
大地震が起こり、週明け14日の早朝シドニー市場では一時1ドル=80円60銭まで円高が進んだ。これは、保険会社が保険金支払いのために海外で運用している外貨建て資産を取り崩して国内に還流させるとの思惑が出たことによるものだ。この時の円高は時期尚早であったが、いずれ保険金支払いのために処分売りが出て国内に資金還流されるのは間違いなく、それに原発の事故が加わると実に膨大な金額に膨れ上がるのは想像に難くない。邦銀とは異なり、生保を中心に損保も含む機関投資家が国内に資金還流させると、直接的に円買い・ドル売り要因になる。
ちなみに、大手生保の外貨建て運用の規模は、一般勘定分だけで最大手の日本生命が10兆円に上るのをはじめ、大手生保だけで30兆円に達している。これに特別勘定分や、さらには損保分を含めるとかなりの規模に達するはずだ。しかも、これらはあくまでも公表されているだけに過ぎず、実際には属国日本は“裏勘定”その他でそれよりはるかに大きな規模の米資産を買わされている。このかなりの部分が取り崩されて国内に還流してくるとすると、巨大な円買い圧力が出てくるだけでなく、米金融市場そのものが崩壊しかねないほどの衝撃をもたらさずにはおかないだろう。
しかも、保険会社の多くは国際間で再保険をかけているので、国内生損保の資産の取り崩しは米欧の多くの大手保険会社の資産内容を悪化させずにはおかないはずだ。さらに、07年7月以降のサブプライム危機や08年9月15日のリーマン・ショックによる金融危機の際に明らかになったように、米国では証券化が進み、さらに金融工学を駆使して非常に多くの複雑な金融商品が組成されて流通している。リーマン・ブラザーズが破綻したことで呆気なくアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)も連鎖破綻したように、社債の破綻リスクを扱っているCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)取引を介して多くの大手金融機関に大きな被害をもたらすだろう。さらにこのCDSを組み込んだCDO(合成債務担保証券)取引も無価値になっていくことで、米金融市場は機能麻痺状態に陥りかねない。
このように、福島原発のメルトダウンは米金融市場のメルトダウンに波及する恐れを秘めている。それによりリーマン・ショック以上の金融危機が襲うことで、金融恐慌に発展していく恐れが高まるだろう。米国が引き起こした中東民主化の動きがサウジアラビアにも波及して王制存続の危機が高まっていくのとともに、米ドル基軸通貨体制はこれにより崩壊に向かっていくことになる。日本の株価暴落は、基軸通貨ドルを介した米国を中心とする金融秩序の崩壊を先取りしたものになるかもしれない。
【240】[260]福島原発-ドイツ・スピーゲルの記事
こんばんは。
会員番号1207、栃木の石井 利明です。
ドイツのスピーゲル(SPIEGEL ON LINE http://www.spiegel.de/)”の記事が良いと思い、投稿します。
内容を読めば、現地に近いところで取材していることが分かる。
以下、http://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/0,1518,751070,00.html
からの転載です。
誰か、ドイツ語が翻訳できる人がいれば、翻訳お願いします。
以下は、インフォシークの訳文の貼り付け。
Die “Tapferen 50” an der Strahlenfront
放射能の前の50人の勇気
Die 50 Mitarbeiter in ihren weißen Strahlenschutzanzügen arbeiten den Behörden zufolge noch in Fukushima I. Sie bewegen sich nach dem Stromausfall in völliger Dunkelheit, tragen Sauerstofftanks auf dem Rücken, Masken vor dem Gesicht. Sie versuchen, den Wasserkreislauf in den Reaktoren aufrecht zu erhalten, immer wieder wird ihre Arbeit durch Feuer und Explosionen unterbrochen, am Mittwoch mussten sie zeitweise ihren Arbeitsplatz verlassen – das unmittelbare Risiko wurde als zu hoch eingestuft.
静まるために一致している、それらの白い放射線防護スーツを着た50人の同僚は福島1で権威者を働かせます ― あなたが真っ暗闇で停電の後提議する ― 酸素タンクは背中(顔の前のマスク)に載せます。彼らは原子炉でウォーターサイクルを支持しようとします。何度も、それらの仕事は火事と爆発によって中断されます。彼らは水曜日に時々それらの仕事をやめなければなりませんでした – 差し迫った危険は、あまりに高いと分類されました。
50人が放射能と闘っていることが分かる。
偉い人たちだ!
そして、5人死亡している事も。
Fünf Arbeiter starben, 22 sind verletzt
5人の労働者は死にました、22人は負傷します。
なぜ、最前線で戦っている、彼等の勇気が報道されないのでしょうか?
また、18日までの汚染のシュミレーションが載っていました。
http://www.spiegel.de/panorama/bild-751072-192707.html
256の埼玉・佐藤さんの書き込みを読んで、上記に記事にたどり着きました。
ありがとう、ございます。
以上
石井拝
【239】[259]被災地からの通信
私は、過去に原発関連のソフトウェアの開発に従事しておりました。ある大手企業の科学技術関係の部署でした。
副島先生のこの掲示板の5つの発言をみまして、私なりにメールで発信をしてきました。今回、私の元上司の方からメールで災害や安否情報を問い合わせがあり、それに答えました。その一部始終を、恥ずかしながら公開します。ちなみに、私は、福島県いわき市小名浜に在住しております。
----------------------
XX様
メールありがとうございました。
こちらの3月11日(金曜日)の震度は、6強だったのですが、建物か古いわりに、昭和35年に大工に100万円でたててもらったので、頑丈でした。
でも、被害は、次のとおりです。親族にメールした内容を引用します。
---------
1Fの3帖の和タンスが倒れ、8帖の父ちゃんのところでは、ショケースが少し傾き、縁側の正路の戸が2枚、動かなくなりました。
2Fの通路にある本棚が倒れ、私の書籍の棚も倒れ、TVも倒れ、たくらいです。
事務所では、玄関のすぐ右手の書籍が散乱し、物置ではものが落ちた程度です。
現在、断水中。ヨークベニマルで飲み物と、ミネラルウォーターが売り切れなので、氷2袋購入済。
近所では、西側2軒目の橋下さんの瓦が落ち、東側1軒目の吉田さん宅ではテレビが倒れて壊れ、2Fのタンス等が倒れて散乱とか。
---------
やっと、本日(3/16)、お昼前、断水が解消されました。これで、毎朝の上水道の確保に追われなくて安心しております。
また、津波の被害については、小名浜港も甚大な被害をうけまして(自転車でデジカメで写真をとりました)、その波は、銀座通りという小名浜の中心街を東西に走る道路にも達しました。 私の家は、その通りから北に約500mくらいでしたので、津波の影響は、ありませんでした。
XXさんもご存じでしょうが、私のFj生活は、主に科学技術関係のシステム開発を担当してきていました。その中で、動燃は、結構長くやりました。たしか、K課長(当時は主任)の下でしたが。その中で、「画像解析システム」(燃料のペレットの画像から損傷程度を解析するもの)、放射線モニタリングシステムの開発(ミニコンを使用した24H監視システム)、「もんじゅ文書管理システムの基本設計」をしてきました。そのなかで、放射線モニタリングシステムの時には、Fjから放射線管理の講習会に参加させてもらいました。たしか、3日間だと思うのですが。 そのときの知識が、いま、いきております。(でも、ほとんど忘れていますが・・・笑)
私の兄、弟、やFj時代の同寮、そして私の後輩等に、今回の原発に関するメールを発信しておりました。
一昨日に、「いまの福島は、世界で一番危険な箇所」として発信したメールの一部を引用します。
---------
怒っています。 日本国政府の説明は、ごまかしているし隠している!!。
いまの福島は、世界で一番危険な箇所になっています。
「福島原発のメルトダウン、水蒸気爆発か、再臨界か」
そのため、沢山の方にメールでお送りするために、BCCという方式で送信したいと思っております。
---------
そして、昨日は、後継となる若い人達を守るために、「福島から逃げて! 若い人達(最後通牒)」として、副島隆彦先生の「重たい気持ちで書く掲示板」から先生の5つの発言を参考にして、発信しました。少し、長いですが、引用します。
---------
福島から逃げて! 若い人達(最後通牒)
ところで、私は、若い人達(30歳以下)が、生き延びて、子孫を残し、日本民族として隆盛を保ってほしいと思います。ですから、福島から離れて、関西以南で活躍してほしいと思います。福島は、これから「極東のチェルノブイリ」になります。いまだにチェルノブイリ事故により、コンクリートで炉心を固めたのに、コンクリートのほうがボロボロになりました。100年以上、こういうことをやらないといけないでしょう。
(中略)
真実は、ポロリポロリと顔をだしますね。
計画停電(戦時でしたら灯火管制)といっておりますが、私達が計画しているわけではなく、押しつけられるので、「強制停電」でしょう。
しかし、福島原発が全部止まっても、首都圏は電力では困りませんでした。たしか、2003年でしょうか。あの東京電力の検査データ捏造事件で、当時の佐藤栄佐久知事に痛めつけられた東電は、福島の原発を全て停止したわけです。でも、強制停電をしませんでした。
それは、火力と水力、あらゆる発電を駆使して停電を守った実績がデータ捏造で発覚していたのです。
では、今回は、火力発電も少しダメージを受けたようですね。水力発電は、本気で発電をしているのでしょうか。
こんな意見もあります。
—-
先週末から線量計を入手しようと奔走しています。ここは原発から100kmです。 週明け、各販売店が一斉に在庫なしの表示を出した理由が、わかりました。 政府がメーカーに、出荷停止命令を出したのです。個人、組織問わず、出荷させない通達のようです。
—–
どうです、いまの行政=悪代官なら、やりそうなことです。いまだに福島原発に事務官や政務官、大臣がいきません。
強制停電に隠れて、天皇陛下を京都にこっそりと避難するということをやります。
いまの若い人達が、天皇と同じくらい大事な人達です。日本民族の継続をしてくれる人達ですから。ですから、そうですね、1週間~10日くらい、福島から離れて、西の方、京都以西に避難させたいものです。
そのくらいの時間で、福島原発の結論がでると思うのです。
(中略)
私は、今年、56歳。数えで83歳の両親をおいて西に逃げるわけにはいかないので、30歳以下の人達は自由に動いてくださいませ。強制停電も意図的な感じをうけます。 多分、放射能の半減期(そうとう長い)は、福島の地、観光、農水産物はダメでしょう。明日に掛けて雨です。
---------
このメールを受信した、兵庫県のFj社員(私よりたしか1年先輩)は、次のように返信してきました。引用します。
---------
> さかえさんも早く逃げてといいたいところですが、両親を抱えて逃げるのは大変難しいと思います。しかし被爆してから政府に訴えたとえ保証金をもらっても体は元に戻らない。
> 出来たらさかえさんも福島から離れてほしい。
> さかえさんの家は原発からの距離は幾らなんですか?
> もう最悪の事態です。
> 日本沈没も小説でなくなりました。
---------
このメールに対して、さきほど、次のように返信しました。引用します。
---------
XXXさん、メールありがとうございます。
XXXさん、被爆の保証金は、法的な方法でない手続きて頂いております。
(個人事業者として、ここのところ赤字申告継続中)
私も離れたいが、両親をおいてはいけないと思っております。
父は、平成9年に胃ガンで胃を全部摘出しているし、母は、一昨年の9月、大腸ガンの末期で余命半年から一年と宣告されていますが、もう、1年半も長生きしています。認知症がちょっとひどくなってきています。
私の家は、原発からの距離は、計ったことがないのですが、30kmでいわき市北部(大久町、久之浜町、四倉町の一部)ですから、約45km前後でしょうか。でも、私が意識しているのは、風向です。今日は、午前中、北西の風、午後は西にかわりました。この午前の時間、近くのスーパーで3時間半も並びました。
午後の県内ニュースをTVでみたら、福島県知事がア管総理に、「緊急要望書」をだしたと報道しておりました。その内容は、外出自粛以外(30km以上離れている地区)への物流が滞っている として、2つの具体的事例を開けていました。
1.福島市へのガソリンスタンドに向かったタンク車が、途中で引き返した。
2.ほとんど影響がない、いわき市への物流は、茨城県日立市(いわきから自動車で1時間半の距離)で止まって、誰(民間)も輸送してくれない。
よって、市内の大手スーパー(ヨークベニマル)は、今日で3日閉店です。地元スーパーのマルトは、頑張っていますが、今日は、14時で商品がなくなり閉店です。
「日本沈没」(小松左京氏)は、読みましたし、映画もみました。でも、現在は沈没するわけではありません。物理的に土地や汚染された原発が残るのです。
そして、どんな最悪の事態になっても、それを乗り越えられる英知を人類はもっています。私の代は、終わりかもしれませんが、若い人達が、生き残り、今回のことを教訓にして、原発政策を見直して、新しいエネルギーの開発をしてほしいものです。
(追伸)今日17;00でのいわき市平の放射能は、約1.9ミリシーベルト/H でした。
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私は、まだあきらめません。今年は、「週刊現代」のパズルに当選し、5000円頂き、年賀状ではだしていないものが、2等に当たったり(商品はホテル利用券をもらいました。弟の要望をうけて。そして、弟にあげました。)していますから。そして、totoBIGの6億円が当たるまでは、しぶとく生きていきます。(でも、なぜ、涙がでてくるのだろう)
明日は、また、笑顔で両親に「おはよう」と言わないと。
長文、失礼いたしました。
> さかえさま
>
> 東北、関東大地震、未曾有の災害が日本を襲いました。
> 心配しています。大丈夫だと良いのですが・・・
> 人災ともいうべき福島第一原発の緊急事態・・・
> その昔、貴君からの啓発でいろいろ読んだ本のことが
> 思い出されました。
> Lプロジェクトもたいへんでしたが、今回の人のそして
> 自分の命に直接影響するプロジェクトに関わる、現場の
> かたがたのたいへんさ、想像に余りあるものです。
> 事態が少しでも良くなるよう、お祈りしています。
>
> XX
【238】[258]耐えられません
群馬のゆみこです。3月14日(月)に群馬から京都の親類の家に避難しました。いまは四条川原町のネットカフェに来ています。
[257]の手島さんの言うことはすごくよくわかるし、そのとおりだと思うのですが、実行するのは大変です。
わたしは、先生の警告を受け止めて、そして自分が逃げ出せる条件下にあったので、「避難損(ひなんぞん)」になってもいいから、逃げてきました。でも、それもこれからまだ副島先生に会えると思ったからで、そういうのが自立できてないのだけど、でも、先生が原発の方に行くなんて、耐えられない。先生に会いたいです。先生のことを考えてずっと泣いてばかりで、どうしたらいいかわからないです。