重たい掲示板
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Loginはこちら【419】[464]今も現地でおびえてますが・・・
副島先生の言う通りなんです。
それと、みなさん、論点がずれています。
即刻危険だから、浜松原発反対!ではダメなんです。
原発で恩恵を受けて高度経済成長を推進して浮かれていたのは、日本国民全員です。あなたは恩恵を受けていませんか?
誰もが多少なりとも受けているんですよ。
では、原発を直ぐ止められますか?
それともあなたの経済活動を3割すぐに削減できますか?
2時間電気が止まれば、2時間分の国民の利益が失われます。
電気が止まれば、私のような福島市の経営者はより苦難の道を歩む。
責任は東電にある、そして、政府にある。
しかし、そんなレベルの話ではない。政府が民主党に代わり、自民党が圧勝しても全然変わらないのをなぜわからないのか?
政府レベルでさえ将棋盤の駒にしかすぎない、それを操り利権を貪りお金をたんまりと儲けている駒を操る棋士がいるんですよ。その巨大な象と、副島先生が命をかけて戦おうとしていることが、一冊でも御著書を読めばわかるはずです。戦う相手が違うことを副島先生は知っているんです。
しかし、副島先生の御著書の通りであり、その裏には経済産業省、炭素権、エコによるCO2削減というトラップと黒幕がいる。
闘うべき本当の相手はその黒幕、胴元です。
原発反対、すぐにやめろ、そんなの無理なんです。
それを容認して経済を40年間回してきてバブルで浮かれた国民全員に責任がある。
何を今更原発反対。直ぐ止めろ、じゃあ、なぜ事故の前に副島先生の様に戦わなかったんですか?
原発反対は否定しない、であれば、計画的に代替エネルギーを提案し、10年で原発全てを廃炉にする具体的な計画こそ立てて提示すべきです。
ただ、自分の今の命が危ないからやめろ、止めろ、では止められるわけがないじゃないですか?冷静に物事を考えて下さい。
もし、今、すぐに原発を止めたら、我々被災地さえ、復興は不可能です。
クリントン、サルコジがなぜ慌てて来日したのか、副島先生の本を一冊でも読んだ方にはわかってるはずです。地震、津波だけでは彼らは絶対に来日しない。
私は、被災を知ったのはバンコクの空港でした。CNNで流れていたのは、
①福島原発②リビア③スーダン・・もう津波のニュースは消し飛んでいた。
つまりこの3つはすべて繋がっているんです。
重要なのは、津波のニュースではなくなっていた、1日で外国のプレスから消えました。問題は原発、核の冷戦構造なき後の、核の平和利用をどうお金に換算するか?それが、地球温暖化のゴア発言、核兵器なき日本の京都議定書、CO2削減の利権争い、中国のスモッグ削減とリークしていることを、副島先生は知っているはずです。
オバマがノーベル賞を取った核兵器廃絶と、オバマがなぜそれとは反するような原発PLANT推進に至ったのかは全く切り離して考えなければいけない。
原発事故は世界経済の問題なんですね。
福島市民としてはつらい、でもそれを受け入れて今こうしてこの小さな都市で私はこの運命を断腸の思いで享受し暮らさざるをえない。
私たちが、政府や東電の補償、他力本願でいつも生きてきた我々日本人が「ただ政府発表を待つ、どうすればいいんだ、困った」という姿勢を従来通りにもって生きる時代は終わった。これからは自分たちが自分の生き方を決めていく時代になった。新しい時代、今こそがチャンスなんです。
政府に言っても、東電に言っても何もしてくれにあですよ。
してくれる前に、うちらは死ぬんです。
待っていたら、水俣病訴訟や、ライ病訴訟の様に、ほとんどの犠牲者が死んだ頃に最高裁で勝訴、そしてその時生き残った人は数人しかいないわけですから、安い買い物なんです。
一番本当に私はつらい原発事故被災地ですけど、本当にその考え方から抜け出せなければ、結局、サバイバルできない、待っているだけで、すぐに10年20年なんてあっという間にすぎて、老いて死ぬだけです。それってただの負け犬でしょ?
戦う相手が違っている。
エコタウンを作る、エコカー減税、原発推進、アメリカ、フランス、地球温暖化政策での各国の利権争い、これはエネルギー産業が報道も政治も権力も経済も握る、そう副島先生は預言していたではないですか?
特別に、副島先生には失礼ですが、私は新興宗教の教祖だとは思っていない、でも先生の言っていることは的中していて正しいと思います。現地の人間がそう言ってるんですから、というか、現地でも私だけですが、ですから、副島先生は信じるに値するんです。
私は現場主義の人間です。
そしてまさに、現場の人間になってしまった。
それほど頭を使う必要はない、義務教育レベルで良い、東大に行くために義務教育を受けたのでなく、自分や家族を非常事態の時にどうサバイバルさせて次の日本国民につないでいくか?それが問われている。
ただ感情的になって、原発反対で、困るのはハウスの福島市の農家や、そこで暮らす被災者です。
どうか、明確に、論点を間違えずに改めて考え直してください。
見えてくるはずです。
【418】[463]日本通(ジャパンハンド)のドナルド・キーン米コロンビア大名誉教授が日本への帰化申請手続きを始めた。
こんばんわ、山口@福岡です。
MSN・産経ニュースに以下の記事が掲載されていたので、転載する。
「私は日本という女性と結婚」 ドナルド・キーン氏、永住へ帰化手続き MSN・産経ニュース 2011.4.17 11:52
参照先:http://sankei.jp.msn.com/life/news/110417/art11041711580005-n1.htm
(転載開始)
日本文学研究で知られる米コロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさん(88)が日本に永住する意思を固め、日本に帰化する手続きを始めたことが15日分かった。関係者が明らかにした。関係者は「東日本大震災で大変心を痛め、被災者との連帯を示すために永住への思いが固くなったようだ」と話している。
キーンさんは1922年、ニューヨーク生まれ。学生時代に「源氏物語」の英訳を読み、日本文化に興味を抱いた。日米開戦後は海軍情報士官として、玉砕した日本兵の遺書を翻訳したり捕虜を尋問。復員後、英ケンブリッジ大、米コロンビア大、京都大で日本文学を学んだ。「日本文学の歴史」「百代の過客」「明治天皇」などの著作で知られる。
三島由紀夫とは京大留学中の54(昭和29)年に知り合って以来の友人で、三島作品の翻訳も行った。2008(平成20)年に文化勲章を受章した。
松尾芭蕉の「おくのほそ道」をたどる旅をし、英訳も出版。東北大(仙台市)で半年間、講義したこともある。それだけに、被災地の状況を心配している。平泉の中尊寺は難を逃れたが、何度も訪れた松島や多賀城など芭蕉ゆかりの地は大きな打撃を受けた…。
キーンさんはこれまで1年の半分ほどを東京都北区の自宅で過ごしてきたが、26日にコロンビア大で最終講義を迎えることもあり、日本に永住することを決めた。周囲に「日本が大好きだから」などと説明しているという。
「危機だからこそ」
法務省は15日、震災直後の3月12日から4月8日までの4週間に日本から出国した外国人は延べ53万1000人で、このうち発生後1週間では24万4000人だったと発表した。震災発生前の1週間は14万人だった。
震災と福島第1原発事故を受けて、各国が一時的な出国検討を勧告したり、被災地からの帰国支援を実施したことが影響した。
NHKのインタビューに応じたキーンさんは「日本は危ないからと、(外資系の)会社が日本にいる社員を呼び戻したり、野球の外国人選手が辞めたりしているが、そういうときに、私の日本に対する信念を見せるのは意味がある」と語った。
「私は自分の感謝のしるしとして、日本の国籍をいただきたいと思う」とし、夏までに日本国籍を取得する考えだ。
独身を通してきたキーンさんは「私は『日本』という女性と結婚した。日本人は大変優秀な国民だ。現在は一瞬打撃を受けたが、未来は以前よりも立派になると私は信じる」と、新たな祖国になる日本の復活を信じている。
(転載終了)
山口@福岡拝
【417】[462]浜岡原発
本日は4月18日です。
今日の毎日新聞の「風知草」という欄に山田孝男が「浜岡原発を止めよ」という文章を書いています。この人は毎日新聞の古株で、小沢問題では小沢攻撃の尖峰を勤めたような人です。簡単に言えば体制派のえらそうなおっさんですが、こんな人までが(以下引用開始)
「危機は去っていない。福島の制御は当然として、もはや誰が見ても危険な浜岡原発を止めなければならない。原発社会全体をコントロールするという国家意思を明確にすることが先ではないか」(引用終わり)
と言っています。ここまで体制派の人でも浜岡原発に危機感をもっているのに、浜岡原発を止めるということに思いが至らない政府民主党は何を考えているのだろうか。何も考えていないとしか言いようがない。ぼんくらの集まりと言われて言い返せるのか。中部電力もここまで言われていて操業を続けて、直下型地震でも来て福島のような災害が起きたら、何千万人が死ぬんだぞ。(浜岡原発は活断層の真上に位置し、砂浜の上に立っている)また想定外とでも言い訳する気か。お前らの頭も無責任な役人の頭だ。
ところで、459の小沢さんとのインタビューみてました。この辺の突込みがほしかったです。とりあえずは浜岡原発を政治主導で止めてもらいたい。また、原発についてもいろんな機会を捉えて国民の意思を政治家に伝えていきたいと思います。
【416】[461]ヒラリーにも愛を
群馬のゆみこ(川端優美子)です。
ヒラリー・ロダム・クリントン米国務長官が来日したそうですね。彼女は日本にお金を要求しに来るんですか。
副島先生の本を読んでいると、日本はいつもアメリカにお金を巻き上げられていて、本当に怖くて、嫌になってしまいます。あんまり怖いので、「そんなにお金が欲しいなら、ぜんぶあげるよ。あたしたち、土人に返るからもういいよ」と言いたくなります。
元祖スピリチュアル、イエス・キリストがこう言ったそうですね。
**********
世間では「目には目を、歯には歯を」と言いますね。 でも、悪人に逆らってはいけません。そうではなく、右のほほを打たれたら、左のほほも出してやりなさい。 「俺の荷物を1マイル運べ」と言われたら、その荷物を担(かつ)いでもう1マイルよけいに運んであげなさい(つまり2マイル)。 「欲しい」と言われたらあげなさい、「貸してくれ」と言われたら断りなさんな。
(新約聖書 マタイ 5:38,39,41,42 川端優美子訳)
***********
当時はローマ帝国支配下で、ユダヤ人が差別されていて、「ローマ人はユダヤ人に1マイル荷物を運ばせてよい」という法律があったらしいです。この法律のとおり1マイルだけ運ぶと、それは「やらされてる」感じですが、もう1マイル運んでやれば、「してあげた」感がありますよね。イエスはそれを狙ったのでしょう。強制的にやらされたことを、「いやいや、君のためにもう1マイル運んであげるよ」という現象にしてしまう。つまり、そのとき奴隷状態から解放される。
ヒラリーは、アメリカがもうお金がなくてどうしようもないから、日本から巻き上げていく、そういう役目なんですよね。そういう役も大変だなと思います。ベッドに腰掛けたヒラリーの隣に座って背中をさすってやったら、「あたしも大変なのよ。今月の従業員の給料払えないかもしれないのよ」とか愚痴るのじゃないかしら。中小企業の社長みたいですね。どこでも、上に立つ人は大変だね。
ヒラリーが10兆円くれと言ったら、20兆円あげてみる、とか・・・。
【415】[460]福島県会津若松市の市民です。
今日のぼやき1210は、A4判10ページの力作です。
――――
表紙も必要だと思い、
4月12日付福島原発付近の現地レポートです。
ご自由にご覧下さい。
ご不明なことがありましたらご連絡下さい。
問い合わせ先
090**********
磯貝。
―――
と印刷しました。
これをもっていったら、避難されている方々からぶっ殺されるのではないかと思うほど本気でびびりまくりました。
うじうじ悩んでいたところ、今日は仕事が休みなので、ご近所のおばさんに、「こういうもがありますが」と恐る恐るお渡しして読んで頂きました。
「主婦のパワーを馬鹿にするんじゃない。お前がいい加減なら、うちらがもっていく。お前はは引っ込んでいろ」
などもの凄い迫力に圧倒されました。
当方宛、御激励のメールも女性だけです。男性からは副島先生以外全くありません。
不動産屋さんの知り合いに副島先生が原発周辺に住みたいという人もいると相談していますが、頭がおかしくなったおかしなやつだというこことで全く相手にされません。
そうなると、一般的な主婦とか、女性のもの凄い勢いがこの大災害で力があると実感しました。
はっきり言って、当方含め、いざとなると男は本当に役に立ちません。自分を含め言い訳ばっかりで駄目です。
女性の方々のここ一番のご奮起を期待しています。
よろしくお願いします。
【414】[459]「小沢一郎さん」と話をしてみて。
東京在住の28歳です。
先日(16日)「小沢一郎vsフツーの市民」に参加いたしました。まだご覧になっていないかたはこちらから観れます。
20110416小沢一郎氏座談会(APF NEWS)
http://www.ustream.tv/recorded/14060013
メインテーマが「原発」のことでした。私はこちらの学問道場で勉強させていただいている者として、
『原発周辺に戻れるのかどうか。戻れないとしたらいつぐらいを目処に帰れるのか』を小沢さんの口から聞きたかったです。
そして質問に対する小沢さんの答えは「いまのままでは帰れない」でした。(私はそう解釈しました)
副島先生のおっしゃる
「日本政府は、急いで、原発事故の終了宣言と、安全宣言を、国民に出しなさい。そして、急いで、ゼネコンと土木業者を、東北3県に、数十万人、一挙に投入して、瓦礫の片付けと、国民皆で、復興を始めましょう。」
という「安全宣言」を小沢さんの口からは聞けませんでした。
私は「安全宣言」を期待していたので、残念でした。
学問道場会員の川端優美子(群馬のゆみこ)さんよりメールをいただきましたので私の返信も一緒に載せさせていただきます。
心強いメッセージをありがとうございます。
※)転載開始
川端 優美子さん
はじめまして。原 正寛です。
返事が遅くなりましてもうしわけございません。
昨日は座談会終了後メンバーで「お疲れ会」をし、自宅に帰ってきても何か落ち着かず
そのまま1日明けてしまいました。
1日明けて「周りの反応はどうだったかな?」と思ったのですが、
mixi、twitter、ブログなど「想像以上に」無反応でした(笑
そんななかでのこの川端さまのメールでした。
とっても嬉しかったです。
PCとテレビを繋いでいただいて、そしてお父様と一緒に観ていただいて、拍手までしていただいて
(拍手はもちろん小沢さんへむけてだと思いますが)
それだけでも「やってよかった」と思いました。
私はほぼ「参加させていただいた」だけで、打ち合わせ、段取り、調整などは他のメンバーの
尽力の賜物です。
そして「APF通信さん」「ニコニコ動画さん」という「プロ」に入っていただいたので、
「打ち合わせ」から「カメリハ」から何から何まで「タレントさん」になった気分でした^^
「行動すると批難される」とは、川端さまのおっしゃる通り直近の例では「福島へ行った」ことです。
小沢さんもおっしゃっていたのですが、どうして日本人は「影で批難」ばかりするのでしょうか。
今回の撮影も「被災地の方も見ていらっしゃるので笑わないようにしてください。それだけでクレームになります」
とニコ動の担当の方から言われました。
なので、私も相当「固く」なりました。(笑
しかし、これも「?」と思います。
そもそも「被災地のことを本当に笑う」ような人物たちであれば、わざわざこのような座談会をひらくでしょうか?
私たちはフツーの市民です。無表情で撮影しろってまるで「北朝鮮のニュース(よくテレビなどでみるやつ)」みたいに
なっちゃいます。
まだまだ「既存のマスメディアは信じない。しかしPCの前でああだこうだ言うだけ」の人が多いのかなって思います。
それとは別に川端さまのように、自ら行動し、自ら所在を明かし、堂々と行動されている方もたくさんいるのだと思います。
せっかくの「縁」でこのような境遇にたたせていただいているので、
これからも「大陸人として厚かましく」どんどん行動していきます。
ありがとうございました。どうぞこれからもよろしく御願いいたします。
それでは、また。
原 正寛
PS,「牛小屋の映像」は私が撮ったものではありませんよ。
> > Subject: 見ました・「小沢一郎元民主党代表vsフツーの市民」座談会
> Date: Sat, 16 Apr 2011 18:16:19 0900
>
>
> 原 正寛さん、
>
> 副島先生の学問道場 会員の川端優美子(群馬のゆみこ)です。
> はじめまして。
>
> さっきの「小沢一郎元民主党代表vsフツーの市民」座談会、見ました。
>
> 素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!
> 素晴らしかったです!
> わたしは手放しであの座談会を賞賛します!
> 言うことなしの、素晴らしい座談会でした!
> あんなにじっくりと、しかもわたしたちが小沢さんから聞きたいようなことを
> 「フツーの市民」の皆さんが引き出してくれて、本当に充実していました。
> (でも、小沢さん、風邪がひどいみたいで、心配ね。)
>
> わたしはPCとテレビをつなぐケーブルを買ってきてつないで、
> 音もテレビから出るようにつないで、ソファーに座って見ました。
> それがまたよかったです。
> いつもはきゅうくつな勉強机のいすで見ていたし、一人で見るだけでした。
> でも、今日は父親と一緒に見ました。
> 父親は以前「小沢の顔が嫌いや」とか、低レベルなことを言っていましたが、
> 今日はじっくり小沢さんの話を聞いて、最後はなんと拍手をしていました。
> (父の名誉のために言いますが、立派で頭のいい人なんです。でもテレビや
> 新聞にだいぶ洗脳されてしまって。わたしが一生懸命「真実」を説いています。)
>
> それから、原さんは「行動すると、批判されることを知った」というようなことを
> おっしゃってましたね。あの福島に行って撮ってきたビデオのことでしょう?本当で
> すよね。
> 原さんが副島先生に励まされて行動したことを、わたしは本当に素晴らしいと思いま
> す。
> 人から抜きん出た行動には批判がつき物ですね。わたしもそういうことが分かってき
> ました。
> そして、批判する人は、たぶんあまり行動をしない人だと思います。
> もし自分が行動をしたことがあれば、行動することのすごさ、苦労、失敗、勇気がい
> ることなどを
> 身をもって知っているはずだから、簡単に批判しません。
> だから、批判は気にしないで、これからもわたしたちのやりたいことをそれぞれやっ
> ていきましょうね。
> それこそ大陸人のように厚かましく!
>
> 原さんは批判を教訓にして、声を入れないで牛小屋の映像を撮ったでしょう。
> あれ、すごく良かったです。ああ、こんな状態なのか、としみじみ分かりました。
> 本当にあれは良かったです。どうもありがとう。
>
> それでは、また。
>
> 川端 優美子
※)転載終了
【413】[458]日本赤十字義援金という名の募金詐欺団。
こんばんわ。山口@福岡です。
木村盛世氏のブログで日本赤十字義援金の使い方が公表されていたので、アップする。
(転載開始)
6 宇多田ヒカル氏の不安 清水国明氏の疑問
伝えられるところによれば、歌手の宇多田ヒカル氏が、日本赤十字社を通じて8000万円の義援金を寄付した。
片山善博総務大臣は4月3日のNHKの番組で、日本赤十字社の義援金の分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を作りたい」と述べた。その結果が前述の「義援金配分割合決定委員会」であろう。いかにも元自治官僚らしい。この委員会は、実益に無関心な官僚的手続そのものである。義援金を税金のように扱っている。寄付がなんたるかについての世界の常識とかけ離れている。官僚の手続は、どれだけ多くの人を救えるかではなく、整合性の追求が最優先課題になっている。(「災害救助法の運用は被災者救済でなく官僚の都合優先」
http://medg.jp/mt/2011/04/vol112.html#more)。整合性の追求は、責任回避のためである。
翌日、宇多田氏は、ツイッターで以下のように反応した。
「赤十字社に集まった義援金の分配に政府が介入してきたこれ! 私の寄付金、被災者の皆さんの今後の生活と被災地のためにちゃんと使ってもらえるのかな しっかり頼んます民主党さんっ」
アメリカ生活の長い宇多田氏にとって、民間のドネーションに政府が介入することは驚天動地だったに違いない。アメリカ人からみれば、片山総務大臣は泥棒にしか見えないのではないか。アメリカの常識では、寄付金の使い方を自分で決められないような団体は、寄付を集める資格がない。寄付金獲得のために、団体は、活動をアピールし続ける。
タレントの清水国明氏も日赤の寄付の活用方法にブログで疑問を表明している。
http://ameblo.jp/kuniaki-shimizu/entry-10847761951.html
(国明)そんな仕組みになっていることを知らない人が多い。今後募金を集めるとき、この義援金は今すぐに使われることはありません、と表示するつもりは?
(日赤)「・・・・・・」
(国明)この義援金を、今すぐ動いている組織、団体などの活動支援に使うことは?
(日赤)ない。
(転載終了)
募金詐欺の元締めも官僚等いう行政鬼である。毎年、年末などに行われていたも募金のことを考えるとかなりの額の余剰金があるかもしれない。その場合、国庫に返納されるのであろうか。
本来ならば、今度の東日本大震災で集まった義援金のすべてを東日本大震災基金の設立資金にあって、震災に遭った、18歳以下の人々と妊婦さんに毎月、学資と生活費に援助されるようにすべきであると考える。支払期間は該当者が高校を卒業するまで、支給要件は復興によって学費がきちんと支払われる経済的状況の該当者から打ち切っていく。このような基金がなぜ提案されないのであろうか。この基金をやる目的は将来を背負う人たちへの援助を目的としているからである。
参照先:http://www.kimuramoriyo.com/41/
(全文転載開始)
日本赤十字社義援金は能力なりの規模に:免罪符的寄付から自立的寄付へ
日本赤十字社義援金は能力なりの規模に:免罪符的寄付から自立的寄付へ
小松秀樹
2011年4月16日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
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日本赤十字社は、従来の惰性で、使い方を決めないまま、莫大な義援金を集めた。義援金は寄付の一類型である。寄付は、公のために、私財を投ずることと理解される。わが身まで捨ててしまう苛烈な寄付から、権威依存の免罪符としての寄付まで、さまざまな類型がある。それぞれの背景に、歴史的経緯と考え方がある。
日本赤十字社の義援金については、政府が介入して、被災者に被害に応じてお金を平等に分配することになった。もっと有益な使い道があったのではないか。使途の判断に問題があるとすれば、寄付する側が、使途について、自立的に判断して適切な相手に寄付する必要がある。
以下、寄付について考える。
1 陽明学的寄付
私財を投じて公益事業を自分で行う。自らの利害を無視して行動する。明治期まで見られた。身分制度は、社会的エリートに指導者としての強い自覚を促す側面があった。身分制度と学問と社会の混乱が、特異な抽象的指導者を生んだ。
例えば、明治初頭の香川県の地方政治家大久保諶之丞。知行合一の陽明学の徒である。裕福な地主の家に生まれた。維新後、青年期を迎えた。明治6年、西讃竹槍騒動が勃発した。徴兵制度など明治新政府の政策に対する農民の反感が背景にあった。騒動の中で、諶之丞の家屋は焼失した。この事件では、農民側の死者50名、官軍側死者2名。7名が死刑になった。諶之丞は、この騒乱の前後より、地域の指導者になっていった。農家の子弟を山梨県に派遣して養蚕業を学ばせたり、育英制度で学資を提供して医師を村に招いたり、農家の二男以下を北海道に入植させたりした。香川用水(1974年完成、徳島県の吉野川から香川県への水道で現在の香川県の水の生命線)や瀬戸大橋を最初に提唱したことでも知られる。
四国新道を計画し、その工事に私財を投じた。1891年、県議会で演説中に倒れ死去。享年42歳。残された家族は三度の食事にも窮したという。
2 石門心学的寄付
石門心学は石田梅岩を祖とする。石門心学の倫理には、砂漠地帯の一神教や、ニュルンベルグ綱領のような相手に向かう猛々しさはない。日常生活に密着した、地に足のついた行動規範である。自らを滅ぼす苛烈さはない。暴利をむさぼることなく、正直に節度をもって勤勉に働き、倹約して蓄財することを勧める。家族や親戚、近隣の人々が困っていれば、その金で助けなさいと説く。石門心学は勤労の喜び、優しい心、人を助けることで得られる深い満足感を推奨した。京都、大阪の商人の精神的よりどころとなり、誇りをもたらした。
ウィキペディアによると、江戸期の大阪には「きたのう貯めて、きれいに使う」ことを美徳とする習慣があったという。商売では無駄を省き、倹約して資本を蓄え、商売外では、世のため、人のためにできるだけのことをした。江戸期の大阪の八百八橋は町人の寄付で作られたという。明治以後も中之島公会堂や小学校などは、市民の寄付で作られた。第二次大戦後、お上に頼る東京中心の文化が優勢になった。
3 パトロン的寄付
全国訪問ボランティアナースの会キャンナスは、東日本大震災で大活躍している。震災から1カ月。被災地から、一部のボランティア団体が引き揚げ始めたが、状況はとても改善したとは言えない。
2011年4月10日、キャンナス代表の菅原由美氏のメールを読む機会を得た。
「現在は、気仙沼で2カ所、石巻で3カ所、南三陸1カ所でそこに泊まりながら活動しています。(今日は石巻で急に欠員が出て困った小学校に緊急配置しましたので、4カ所に泊まっています)本日帰ったナース8名。医師、ヘルパーなど、12名。今夜泊まっているナースは18名、ヘルパーなど6名です。明日3名追加、あさって3名追加になります。」
「神奈川の藤沢市から、週2回の人員と物資の輸送も欠かすことなく行ってきています。救援物資は、毎回10カ所以上に配っています。
キャンナスは、全くの任意団体でどこからの支援もなく、熱い思いだけで突っ走ってきました。しかし、これには限界があります。熱い思いのナースが沢山いるのに、この人たちを現地で活かしていくには、このナースたちの生活を支えないとなりません。その財力が、私にはないことが情けなく悔しくてなりません。今日も、石巻から真っ黒な顔で、でも生き生きした顔で帰って行くナースを沢山見送りました。また来ます!!皆そういってくれました。彼女たちはずっと石巻で頑張りたい!そう思っています。
でも全くの無報酬では稼ぎに帰らねばならないのです。被災者にとっても、ナースにとっても、気心が知れた人が去って行くことはつらいでしょう。今はまだ混乱の時期なので、被災者は人の入れ替わりに、なれてしまっています。しかし、今後心のケアはさけて通れません。心のケアは、なじみの関係がとても大事だと思っています。そういう意味でも、ナースを定着させたいのです。救援物資を購入することができない私にナースの人件費を出すことなどできません。私にできるのは、熱い思いのナースを集めそのナースを応援支援することだけです。どうか、このような団体に、そして、熱い思いのナース達をご支援賜りたく心よりお願い申し上げます。」
苦境のキャンナスにソフトバンクの孫正義氏が援助を申し出た。その後どうなったか確認できていない。孫正義氏が申し出たパトロン的寄付の考え方は、石門心学と重なる。東日本大震災で、多くの会社が、何らかの寄与をしている。創業オーナーは資産と権限が大きいだけ、動きが目立つ。ローソンの新浪剛史氏は、救援活動と能動的寄付を一体として展開している。
4 有償ボランティア
ここで脱線する。私は無償のボランティア活動を好まない。行動を保障する責任の証としての契約が成立しないので、本気が長続きしない。そもそも、長期間にわたる無償の奉仕は奴隷労働に近い。長くなれば当然逃げ出す。日本には不況で就職できない若者がたくさんいる。こうした若者から希望者を募って、有償のボランティアとして責任を持って働いてもらってはどうだろう。就活の重圧と失敗で落ち込んでいた若者に、誇りと元気と新たな視点を与えるだろう。ボランティアの経験は、次の就職活動に役立つに違いない。証明書や推薦状も当然書かれるだろう。ボランティア活動に従事した若者の経験の総量が大きければ、将来の日本に良い影響をもたらすに違いない。
5 日本赤十字社義援金
以下に日本赤十字社ホームページ(4月12日現在)の義援金募集画面の冒頭部を示す。
「東日本大震災による被災者に対して全国からお寄せいただいた義援金を被災都道県に配分するため、厚生労働省の協力を得て、学識経験者、被災都道県および日本赤十字社、中央共同募金会をはじめとする義援金受付団体を構成メンバーとする『義援金配分割合決定委員会』が4月8日(金)に設置されました。
この委員会で、被災状況に応じて、それぞれの被災都道県への義援金の配分割合が審議され、決定しました。具体的には『住宅全壊・全焼・流失、死亡、行方不明者は35万円』、『住宅半焼、半壊は18万円』、『原発避難指示・屋内退避指示圏域の世帯は35万円』を基準として、これに対象世帯・対象者数を乗じた額を各被災都道県に配分することになりました。」
義援金集めのミッションとそれを支える論理は示されていなかった。平等を担保する手続としての委員会と、被害に応じた分配額についての記載しかなかった。緊急対応には使われないこと、平等に配分されることを前提としていた。
6 宇多田ヒカル氏の不安 清水国明氏の疑問
伝えられるところによれば、歌手の宇多田ヒカル氏が、日本赤十字社を通じて8000万円の義援金を寄付した。
片山善博総務大臣は4月3日のNHKの番組で、日本赤十字社の義援金の分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を作りたい」と述べた。その結果が前述の「義援金配分割合決定委員会」であろう。いかにも元自治官僚らしい。この委員会は、実益に無関心な官僚的手続そのものである。義援金を税金のように扱っている。寄付がなんたるかについての世界の常識とかけ離れている。官僚の手続は、どれだけ多くの人を救えるかではなく、整合性の追求が最優先課題になっている。(「災害救助法の運用は被災者救済でなく官僚の都合優先」
http://medg.jp/mt/2011/04/vol112.html#more)。整合性の追求は、責任回避のためである。
翌日、宇多田氏は、ツイッターで以下のように反応した。
「赤十字社に集まった義援金の分配に政府が介入してきたこれ! 私の寄付金、被災者の皆さんの今後の生活と被災地のためにちゃんと使ってもらえるのかな しっかり頼んます民主党さんっ」
アメリカ生活の長い宇多田氏にとって、民間のドネーションに政府が介入することは驚天動地だったに違いない。アメリカ人からみれば、片山総務大臣は泥棒にしか見えないのではないか。アメリカの常識では、寄付金の使い方を自分で決められないような団体は、寄付を集める資格がない。寄付金獲得のために、団体は、活動をアピールし続ける。
タレントの清水国明氏も日赤の寄付の活用方法にブログで疑問を表明している。
http://ameblo.jp/kuniaki-shimizu/entry-10847761951.html
(国明)そんな仕組みになっていることを知らない人が多い。今後募金を集めるとき、この義援金は今すぐに使われることはありません、と表示するつもりは?
(日赤)「・・・・・・」
(国明)この義援金を、今すぐ動いている組織、団体などの活動支援に使うことは?
(日赤)ない。
7 自立的寄付と免罪符的寄付
東日本大震災で、日本の行政システムの判断基準や判断方法が、大災害に通用しないことが明らかになった。
日本の官僚は、臨機応変に対応することを禁じられている、あるいは、禁じられているふりをしている。責任を問われないし、そもそも楽だから。書類には官職名だけで個人名を書かず、杓子定規を貫く。従って、想定外の緊急時の対応はできない。それでも、強い権限を持つ統一的な指揮命令系統を整備することで、あらゆることに対応できるという幻想に固執する。これも、権限が欲しいからだけではないか。
中央集権に対する幻想は、かつての共産主義国家に似たところがある。そもそも、計画経済が成り立たないのは、巨大で複雑な経済システムを統御できる能力を人間が持っていないからである。多くの目で認識して、それぞれが自主的に動くしかない。
被災者に現金を渡すのは、緊急対応ではない。災害で被災者の持つ金銭が有用になるのは、本人が生き残り、復旧が進み、金銭が使えるようになってから、あるいは、被災地外に出た時である。
大震災の被害が相当程度克服されるまでは、自主的に活動している団体を支える方が、被災者に現金を渡すより有益ではないか。日本赤十字社には、大震災での寄付金の扱いについて、突き詰めた議論をした形跡が見てとれない。
日本赤十字社の募金は、今回のような使い方にするのなら、震災発生後、1カ月後あたりからゆっくりと始めるべきではないか。そうでないと、本気の急場の寄付集めを阻害しかねない。
寄付をする側は、寄付がどのように使われるのが望ましいのか自分で判断し、適切な団体に寄付しなければならない。できればその団体の活動に注目し続けて、評価してほしい。
日本では、自立的寄付と権威に依存した免罪符的寄付のバランスが、後者に偏りすぎている。被災者の苦難を思えば、寄付する側にも責任が生じる。
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2011年4月16日
(全文転載終了)
山口@福岡拝
【412】[457]副島先生の報告文12の感想と分析 その2
以下の所間違っていたので 訂正しました。
<間違い>チェルノブイリの100万分の1
<訂正>チェルノブイリの10万分の1
佐藤研一朗
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つづけて佐藤研一朗です。
次に、これが示されれば原発の事故はもうダイジョブだと私が思える条件を考えていきたい。自分だけでなく、世界の人々がとりあえず Fukushimaは大丈夫だなと思ってくる条件を考えてみます。
<原発の事故はもうダイジョブだと思える条件>
1.この原発事故がチェルノブイリと比べ用もないほど小規模の事故だったということがハッキリとすること。
事故の全体像が分からないからみんな安心できない。
しかし、保安院の言う「福島原発事故の規模はチェルノブイリの10分の1」では、大半の人はとても安心出来ない。これでは10年は福島に行かないようにしようと思うはず。
西村肇(にしむらはじめ)東大名誉教授が主張する「事故の規模はチェルノブイリの10万分の1。この規模で100日続いても1000分の1だ。」というのであれば、安心出来る。 (西村肇教授による会見
理論物理計算が示す福島原発事故の真相 http://www.ustream.tv/recorded/13874304)
この違いが何処から来るのか、しっかり検証する必要がある。
学問道場の研究員の下條竜夫さんはこの重掲で次のように指摘している。
<引用開始>
原子力安全委員会が汚染の拡散予測では、西村先生がつかった「風下からどれほどの距離で汚染物質の降積量は増えるかを推測できる(プルーム理論)」が入っていないので、飯舘村(いいだてむら)での放射線量を高くするために、どうしても、もと(原発付近)の濃度を高く見積もらなくてはいけない。結果として、高い放出量になったようです。
<引用終了>
ここをやはりハッキリさせなくてはいけない。だれかが西村肇ところに出向いて、この違いはなんですかと聞く必要があります。保安院にも、どのような計算をしたのか突っ込んでもらわなければならない。
国際的に考えても重要だ。チェルノブイリの10分の1のままでは、日本は環境汚染国家の烙印を押されるでしょう。
日本への海外旅行も当分だめでしょう。でも1000分の1なら大丈夫だと感じる人多いだろう。そしてアメリカで予定されている東電訴訟にも影響してきます。
もし西村肇教授が正しいのであれば、どんどん海外に発信して、環境汚染国家の汚名を取り払う必要があります。
せめて西村肇教授が、外国人記者クラブくらいで記者会見をしてもらわなければいけない。
2.原発の事故が収束に向かっていると納得出来ること
これは報告文12で載っていた各地の放射線の推移のグラフが事態が悪化していない事をハッキリと示されていた。グラフは一目で分かるので効果的だった。
3.今後、最悪の事態(格納容器の爆発による広範囲におよぶ高濃度の放射能汚染)が起きない。または、起きる可能性が低いと分かること。
放射線のグラフを見れば事態が収束の方向に進んでいるように見えるが、まだ事態が悪化する可能性があるので安心出来ないと考える人は多いと思います。
1,2,3号機の原子炉の温度が150度~200度と、まだ高いのでまだ安心出来ない。
冷却ポンプが外部電源によって正常に動き、炉内の温度が、5,6号機のレベルに下がれば安心できる。そうなればもう事態は悪化しないと確信できでしょう。
今の段階でも、中部大学の武田邦彦氏も最悪の事態が起きる可能性は5%くらい、ゴールデンウィーク開けには、もう爆発の心配が無いところまでいくだろうと発言しています。
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9a5a.html
4.今後、どのような工程で、どのくらいの期間で新たな放射性物質の外部への放出が終わるのか見通しがしめされること
事故がどのように終わるのかが、大きく示されていないから安心出来ない。
具体的にどのようなスケジュールで、どのような作業が必要となるのか、だれかが示す必要がある。
竹田氏は上記の動画で、次のように話している。
ゴールデンウィーク開けには、もう爆発の心配が無いところまでいく。
今後4ヶ月くらい減少しながらも放射能漏れはつづく。
15年から20年くらい様子を見て廃炉にする。
このような専門家が語った今後の道筋を集める必要がある。
5.この事故が収束に向かうとして、今の放射能汚染でどれだけの健康被害がでるか、でないかという基準が明らかになること。
避難地域に、子供を連れて帰るためには、ここが明らかになっていなければ安心出来ない。
ICRPの出している数字、緊急時は20ミリシーベルトから100ミリシーベルト/年までOK、長期的には1ミリシーベルトを目指すべきがどういう意味なのか、もう少し解説が必要。
帰った人が、日常的に放射線物質にたいしてどんな対策をとるべきか分からないと不安だろう。
ICRPのサイトで「原発事故のあと長期的に汚染された地域で人々をどう守るか」という報告書が無料でダウンロード出来るようになっていたので、70ページあるが読んでみます。
http://www.icrp.org/publication.asp?id=ICRP Publication 111
原発から遠隔地は、すでに放射線のレベルが平常値に下がっているから、大丈夫だというのは説得力がある。
6.今後、汚染された土地の放射性レベルが下がるのか、環境を改善することができるのかの見通しが示されること
ヨウ素の半減期は8日だから、原子炉からの飛散が減れば、各地の放射線レベルが下がるだろうが、セシウムの半減期は30年。もうセシウムに汚染されたらもう終わりなのかと、地元の人が心配していると思う。
人為的に放射線レベルを下げる手立てがあるのかを知りたいと思っている人は多いはず。
何かできるのであれば、無力感ではなくて、前向きな気持で、村に戻ってこれるはず。未来への希望がないと、人々はその地で元気に生きていけない。特に農家をやっていられる人が多いわけだから、土壌の浄化などを知りたいと思うはず。
武田邦彦氏は、人間の手でクリーンな福島を取り戻すことができると指摘。これがどれほど現実性があるかは別として、少し未来に希望を持てる内容です。
原発と生活 08 「クリーン福島」・大作戦
http://takedanet.com/2011/04/post_074a.html
現在、避難地域から避難されている方が、安心して子供を村に帰って暮らすとなると、自分がもしその立場なら、やはりこのくらいの情報がほしいです。
PS.
宮城は、もう完全に復興モードのようです。原発のことより、目の前の瓦礫を片付け、住環境を元の戻すことにみんな集中しているようです。
佐藤研一朗 拝
【411】[454]副島先生の報告文12の感想と分析 その1
アメリカ、ニューヨーク州ロチェスター市の佐藤研一朗です。一応学問道場の研究員の一人に加えてもらっています。今日は4月15日です。
自分は、今回の東日本大震災がおきてから、今回の原発の問題を、余震や放射能の恐怖もないアメリカから観察していました。事態をある程度冷静に受け止めている立場から、副島先生の報告文12まで読んだ感想と分析を書きます。
まず、副島先生と学問道場の研究員の仲間の体を張った原発事故の報告を賞賛したいです。いち早く現地に入って放射線のレベルを測って来たことは凄い活躍だと思います。現地でも直ちに健康に被害が出るレベルではないと分かったことで、後に続いてジャーナリストや専門家が現地に入りやすくなった。これは大切な事です。潜入リポートの動画を海外のメディアにも送るべきだと思います。
先生のボヤキの報告文12には一定の説得力があったと思います。自分もかなり説得されました(まだ完全にでは無いですが)。
報告文12を読んで、少なくとも原発から遠い東京などから避難した人は、もう戻っても大丈夫だと思ったはずです。たしかに東京などの放射線レベルはすでに平常値です。(各地の放射線レベル一覧をご覧ください。 http://atmc.jp/)
ただ、原発近くの避難地域から避難した人や、漠然と福島原発の今後に不安を持っている人は、まだ安心していないでしょう。
この原発事故は個人の生命に関わってくる問題なので、防衛本能が働いて、みんなが慎重になるのは仕方が無いことだと思います。しかし原発の問題を頭の中で整理できないと、日本全国復興モードにならないというのは、そうだと思います。
あまり感情的にならず、十分な根拠を示し、精密に議論をすれば、もっと説得力が上がり、現場まで行ってきた先生の言う事に、もっと多くの人々が耳を傾けるはずです。我々が頑張って何とか復興への道筋を描いていかなくてはいけません。
<ボヤキに掲載された報告文11までで示されている情報>
では、報告文11までに先生が提示した情報が、客観的にどんな意味があったのか考えてみましょう。
副島先生が福島第一原発の正門まで近寄って放射線レベルを測定したことで、つぎのことが分かりました。
1.政府が出している放射線のレベルが捏造でないこと。
2.福島第一原発の前ですら、直ちに健康に被害が出るほどの放射線のレベルではない。
3.原発の周辺地域でも、同様である。
4.避難している周辺住民(中年以上の男性)が一時帰宅して、必要な物を取りに帰るのは妥当である。
5.原発周辺の土壌汚染はかなり酷い。
報告書11までを読んで、原発周辺でこの程度の放射線レベルならば、原発から離れた東京などから避難した人は子どもを連れて帰ってもいいだろうと考えた人は多かったと思います。しかし原発周辺から避難した人が、子供を連れて帰っても安全だという根拠は現場の放射線レベルのほかは示されていなかった。
<ボヤキの報告文12で加えられた新たな情報>
次に報告文12で、新たにわかった情報を考えてみます。
1.副島先生の落ち着いた感じの動画のおかげで、先生が冷静に現場に行って状況をみてきたことが分かる(情報混乱状態の中、落ち着いた言葉使いや、文章の書き方が説得力を持つ。)
2.ICRP(国際放射線防護委員会)が出している数字(緊急時は20ミリシーベルトから100ミリシーベルト/年までOK、長期的には1ミリシーベルトを目指すべき)は非常に説得力があった。安心して避難地域にも帰ってもいいという、一つの判断基準を示した。
3.各地の放射線の推移のグラフが、(少なくとも現状では)事故が収束の方向に向かっていることをハッキリと示している。
4.各専門家や、政府や保安院の政治的立ち位置
5.避難地域の人々の大変な様子
報告書12で副島先生が、ICRP(国際放射線防護委員会)が出している放射線レベルの基準(緊急時は20ミリシーベルトから100ミリシーベルト/年までOK、長期的には1ミリシーベルト/年を目指すべき)と、自分で現地にいって測ってきた放射線レベルを比較して、安全だと言っていることが分かったのはいいことだと思う。このICRPの緊急時の基準値の意味をもう少し詳しく調べる必要があると思いました。
各地の放射線の推移のグラフを見るとやはり3月13日から数日間が一番高かったことが分かる。結果的に、いち早く3月12日に出来る人は自主的に避難するべきだと言った副島先生は正しかった。3月13日から数日間をピークに、各地で放射線レベルがだいぶ下がっている傾向にあることがよく分かった。現状で放射性物質の拡散が悪化していない、改善していることを、グラフが語っている。
次の投稿でこのくらいの情報が分かれば、自分は安心するということ書いていこうと思います。
【410】[453]福島県の会津若松市民です。
当方、色々と悩みましたが、本日、仲間内の定例の飲み会があり、今日のぼやき1210を印刷したものを回し読みして頂きました。
内容的にインパクトがもの凄いので、これを直接、避難所にもっていっても大丈夫なのかなど避難所でボランティアをしている方も飲み仲間にいるので、「おいてきて、本当に大丈夫かよ」などを含め相談した次第です。
当方の飲み会の人らも騒然となりました。
会津若松の市内の人も原発事故に関してもの凄く過敏になっていますので、大変な騒ぎになりましたが、結論的には、皆様方、安堵されたようです。
また、避難されている方々にも、是非、読んで頂き、書いた人(副島先生)がOKであれば、避難されている方々にも早急に伝えるべきという結論となりました。
前回までの副島先生の現地レポートは、印刷したものを避難所の掲示板あたりにおいてきただけでしたが、明日は、当方の連絡先を添え、避難所においてきます。自分でもよくわかりませんが、じわりじわりと腹が据わってきました。自分自身が突然変異したようです。
反応があれば、というより、間違いなくあると思います。
その反応の内容は、この掲示板か、内容によっては副島先生にお伝えしたいと思います。
ここ一番正念場が繰り返される毎日が続きます。
出来る範囲でそれなりに頑張ろうと思っているところです。
誤字脱字だらけで赤面していますが、ここしばらくの間、掲示板への書き込みのほど、よろしくお願いいたします。