重たい掲示板

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副島隆彦 投稿日:2011/04/11 07:20

【381】[424]危ない、危ない、ばかり言って何もしない、その怠惰な精神を、私は、批判します。

菅間しょうこ さまへ

副島隆彦から

下↓ の「409」番の 投稿文に対して

 あなたが、重たい掲示板に、数回、原発の凶悪事故のことで、恐怖心に駆られている投稿をしている

ことを読みました。 誰に、答えを求めているのですか。誰も答えてはくれないのです。誰もあなたの質問に、不安に、答えてくれる義務を負っている人は、学問道場にはいないのです。 自分で、奮闘して答えを求めなさい。その努力を、全身でやりなさい。

私、副島隆彦 と弟子たち は、福島第一原発の 巨大凶事に全身を打ち込んで、まじめに取り組んでいる。他にこれだけのことを、個人の意思と決断だけでやれる人間たちが、この国にいるのか。傍観者の、臆病者たちが、偉そうなことを言うな。

自分自身の 怠惰な精神と、 いつもいつも傍観者に徹して、臆病者である自分の本性(ほんせい)に気づかない。 本当に、恐(おそ)れて、恐(こわ)いのは、それは、自分の命と自分の健康だけが大事だからなのだ。

 福島の現地で現に生きている人たち(住民、津波被災者、原発避難者)の 苦しみに、自分を同化することをしない。福島の現地の人たちを中心にして、原発の放射能の問題を考えない。 この厚かましい、自分の自己保身と、自分のエゴ第一主義者たちめ。 本当の偽善者(ぎぜんしゃ、hypocrite ヒポクリット)たちだ。

 自分では何もしないくせに、これだけの凶悪事で、政府批判、東電批判だけをしていれば、それで、自分が正しい人である、と思い込める、その 愚劣な精神を、多くの人間に見て、私は、特に東京の人間たちの悪意と、底意地(そこいじ)悪さを強く感じて、深く幻滅している。人間と言う生き物の浅ましさを見て、がっかりした。 日頃、偉そうなことを言っている人間ほど、こういう時は、自分のことばかりで、おろおろして醜態を晒(さら)していた。 

私は、フリードリヒ・ニーチェの思想が大好きだが、彼が味わった、深い憂愁が分かる。この世の表面の虚飾に中で、怠惰なそして偽善的に振る舞う人間たちへの深い絶望を、私も同じように感じだ。

 私は、あなたに代表される、いつまでも 危ない、危ない、ばかり言って、その不安ばかりを言って、それを、学問道場にぶつけてくる、その態度を、批判します。

「教えてください、教えてください」だけでは、だめなのです。自分が、周りを励ますような、優(すぐ)れた知恵(ちえ)を書く 人間にならなければいけないのです。 私が言っていることが、分かりますか? こういう異常な事態では、誰も、答えなどくれないのです。 人間たちの悪意が蔓延(はびこ)る、この薄汚い現実のこの世に中には、すぐ手に入る答えなどない。 それなのに、誰かに何かを質問すれば、すぐに答えてくれる、という厚かましい精神だけが、蔓延(まんえん)して蔓延(はびこ)る。

 人(ひと)にばかり、求めるな。自分が、いったい他の人々に、何を与えることができるかを、真剣に考えなさい。 そして、同じく、権威、体制、権力者にも頼るな、すがりつくな。何があろうと、自分の力を信じて、自分で生きてゆける限り生きるのだ、という信念を養ってください。

 専門家も、政府も、ぐらぐらして動揺しているから、はっきりした、判断をしない、決断をしない。出来ない。原子力(核)物理学 の専門家たちで責任者たちも、誰も、責任を持って、自分の身体を張って、命を懸けて、自分の専門知識で、「ここまでは安全です。ですから、大丈夫です」と、はっきりと言わない。それで、下っ端の職員たちに、調査数字と、統計数値 の発表だけをさせる。ウソをつく資料は、今のこの時期はは出てこない。 今度の原発事故の原因を作ったGE(ジーイー)というアメリカの巨大電気会社の責任を覆(おお)い隠そうとする画策だけが動いている。 東電の幹部たちは、自分たちだけが袋叩きにされることを、覚悟している。

 あなたは、なぜ、学問道場の会員になったのか。
私、副島隆彦の言うこと(書くこと)が、そんなに、不安で、安心できないのか。

このあと、何を、信じて生きて行く気か。私が弟子たちと、体を張って、命がけてやっていることを、甘く見ているのか。

貴女(あなた)が投稿して、不安がっている、この4月8日の 一号機の 放射線量の 一時的な 大きな数値は、この日に炉内に、窒素(ちっそ)を入れて不燃化したために、中の放射線が、埃(ほこり)が舞い散るように、上がったからです。

 数日したら、また、全体のお放射線量はどんどん落ちてゆきます。あのグラフの通り、他のグラフたちも同様に、どんどん急激に、減っているでしょう。そのグラフの発表もすぐに行われるでしょう。3月17日からは、大量の放射能の大気中への放散、拡散は止まったのです。 このことを、あなたも知っているはずだ。放射線の染料は、各地で、さらに、ものすごく減っているのです。

 3月11日に、事故を起こして、次々と、水素爆発した、3月12日(1号機)、14日(3号機)、15日(2号機、4号機)、16日(再び、4号機)が、終わったあとは、線量は、どんどん減って、危険は、遠のいた。17日、18日からは、福島県全体にまき散らされた、放射能の濃度は、ものすごく減った。関東平野(東京)のたかが数倍の程度まで減りました。 平均して、2マイクロシーバルト毎時ぐらいにまで、落ちている。これぐらいは、子供たちであっても、健康に害は出ない。 

 この超微量(ちっぽけ)な放射能は、新陳代謝で、人間の体外にどんどん出てゆきます。みんな、日本人は、元気に生きて行けます。私たちは、3月17日までは、大きな危機があったが、それは、終息したのです。 福島県の人間たちは助かったのです。 高濃度の放射線物質の拡散など、も無い。一か月前の3月17日からは、原子炉建屋の水素爆発は、もうないのですから、だから、大丈夫なのです。

 私が 、自分の体で、このことを、3月19日に弟子の石井君と決死の覚悟で、現地に行って原発の近くで、線量を測定して、そして「もう大丈夫だ」と証明 したのです。それでもまだ、私たちの、この努力を、認めず、信じないのですか。

 私の、この文章も入れて、このあと、あなたが考えていることを書きなさい。 あるいは、もう、私から習うことがない、というのでしたら、学問道場を去りなさい。

危ない、危ない、ばかりで、自分では何もしないで、自分の命ばかりが惜しくて、不安がっているその、常に懐疑的で、批判的で、自分では理知的(りちてき)だと思い込み、科学的 (かがくてき。ところが、この科学=サイエンス、science スシャンス、スシエンザ そのものが、今や、巨大な不正直であり、不正と、権威化 宗教化していること を誰も 叩=たた=かない。現代科学なる宗教 の奴隷になっている ) だと考えている自分が正しい、とあなたは思いこむ。

 その怠惰(たいだ)な精神を、私は、強く批判します。それらが、今や、滅び去るべき愚劣なる人間たちの正体だ。 あなたと同じような人が、他にもそういう会員が、数名いて、私は、不愉快です。

このあと、貴女(あなた)は、ここの重たい掲示板に、自分の書きたいことを、書いて、ただし、私、副島隆彦のこの文章も 細かく数行ずつ引用して、「副島先生は、こう書いていますが、私は、そうは思いません。なぜならば、」と、どんどん書いて、それで、おしまいにしなさい。 

 私は、どんな人にも、誰であっても、このように 平等に 対等に話します。私は、何があっても、どんな巨大な不正からも、巨大な権力悪からも、自分に襲いかかる弾圧の恐怖からも、仕組まれた大きな害意からも、大災害からも 巨大人災からも 逃げないのです。大きな真実を見抜き、暴き立て、戦い続けます。死ぬことを恐れずに、真正面から突っ込んでゆきます。 

それが、副島隆彦の生き方だ。

副島隆彦拝

小川幸久 投稿日:2011/04/11 01:41

【380】[423]疑うこと

ただいま、47歳。

中学生時代より、小室直樹先生の著書、その後、副島隆彦先生の著書もすべて拝読。また、DVDにて、ここ5年間、すべての講演会の拝聴もさせていただいております。

副島先生には、「すべてのことを疑え」とお教えいただきました。

しかし、下記に添付いたしました小出裕章教授の解説は、どこをどう疑うべきか、現在、まったく切り口が見出せません。

仮に本当だとしたら、副島先生が、地震直後にご発言された日本国の危機が今まさに目前に迫っているのではないでしょうか。

http://www.ustream.tv/recorded/13897618

近江太郎(おうみ たろう) 投稿日:2011/04/10 20:50

【379】[422]放射線被曝の正しいイメージ

平均的日本人は年に1回ぐらいはまとまった放射線に被曝しているだろう。そう、レントゲン写真やCTスキャンと呼ばれる医療行為によって行われる放射線被曝であり、私たちはそれを甘受している。これは医療被曝と呼ばれているらしい。大病院であろうとクリニックであろうと高額の医療機器が多数導入されているので、医者に診てもらうと、やたらめったらそれらの高額機器を使った検査やレントゲン撮影を求められる傾向が顕著である。

高額の医療機器を使っている医療機関としてはそれを償却しなければならないから、経営上の立場から必然的に患者に検査を勧める。だから、中には不必要な医療被曝を受ける羽目になる事も当然多々あるだろう。

最近では医療被曝でさえなるべくなら避けた方がいいということを主張する意見が増えてきた様な気がする。病院の経営という事にフリーな立場の良心的な医者程そのような主張をしていると思う。

それでも医療被曝を私たちが甘受するのは被曝による人体へのダメージと検査によって得られるであろう病気の早期発見という利益を比較して、後者の方がはるかに利益が大きいと信じているからであろう。ちょうどミツバチの巣を襲い蜂蜜を食べる黒熊が怒ったミツバチに鼻の頭を刺されるのと似ている。ハチに刺されるという痛みよりも蜂蜜を食べるという利益の方がはるかに大きいから熊は刺されるリスクをあえて冒すのである。

現在私は大津市という地方都市の古い家に住んでいる。昨年夏にムカデに指を咬まれた。飛び上がる程痛く、三日間指が腫れあがりズキンズキンと痛み、一か月は傷跡が残っていた。しかし、健康には影響は無く元気であった。田舎に暮らしていれば年に一度や二度は毒虫やハチに刺されるのは当たり前である。そのくらいのことで健康を損ねるほど人間は弱くはない。

しかし、一度に十匹のムカデに咬まれたとしたらどうだろう。かなりのダメージを受けるだろう。もし、毎日ムカデに咬まれ、一年間咬まれ続けるとしたら、それはとても恐ろしい事だろう。あるいは、一時間に1回、一日24回、一年に8760回咬まれるとしたら、、、私は死んでしまうであろう。恐らくたいていの人が死んでしまうのではないだろうか?

レントゲン写真も年に1回か2回なら問題はないだろう。しかし、毎日レントゲン写真を撮影し一年間続けるとしたら、あるいは一時間に1枚、一日24枚、年間8760枚撮り続けるとしたら、、、かなり勇気がいるだろうし、ほとんどの人はそれを拒否するだろう。

微量の放射線でも被曝すれば人体に小さなダメージを受ける。レントゲン写真なら可愛いミツバチに一針刺された様なものだ。大した事はないかもしれない。しかし、千匹のミツバチに襲われたらショック死するだろう。可愛いミツバチも大群で襲ってくれば恐ろしい事になる。だから、ミツバチであろうがムカデであろうが刺されたくはないと感じるのは人間の素直な正しい感覚なのだ。

原子炉の中にはどうやらミツバチだけでなくアシナガバチやクマンバチも居るらしい、蜂だけではなくムカデやサソリ、マムシやコブラの様な猛毒の連中もいるらしいということに最近私はやっと気がついた。

もう遅いかもしれない、手遅れかもしれないと悲観的になる事もある。ここで、私たち会員が本当に真剣に考えておかなければならないことが一つある。それは確実にやってくる次の大地震(東海地震、東南海地震、南海地震等々)への備えである。

私の住む大津市の北5~60キロ圏には恐ろしい猛毒を閉じ込めた原発が何基も存在する。この原子炉の運転を止める事をこれからしなければならないと思っています。各地方の会員の皆様も地元の原発について真剣に議論していただきたいと思います。そして、脱原発という結論が出るならば、直ちに原発の運転中止に向けた行動を起こしていただきたいと申し上げさせていただきます。

あやめ 投稿日:2011/04/10 18:40

【378】[420]これは実質値上げなのでは・・?

電気代の4月分明細にふと目を落とすと、「太陽光促進付加金」なる
名目で、数十円電気代が上乗せされている。???と思い、東京電力
に電話して尋ねたところ、
「2年前に新しい法律が設置され、決められたことですが、日本政府
は太陽光自家発電を積極的に促進しております。太陽光で発電された
電気は、そのお宅で必要な分を上回りますと弊社が買い取らせて頂く
わけですが、その原資として東京電力管内のすべてのご利用者様に、
少しずつ負担して頂くのが『太陽光促進付加金』でございます。」
と言われた。
自家発電してると余った分を電力会社に売ることができるのは知って
いた。しかし電力会社がそれを利用者から買い取るための資金を、利
用者に負担させる、というシステムまでは知らなかった。

我が家は、太陽光発電設備がないから、これを取られるのですか?と
聞くと、
「いいえ、取りつけておられる方も含めて、すべての利用者の方に広
く、薄く負担して頂いております。昨年度もこの項目は、利用明細に
記載されておりましたが、付加金額がゼロ円でしたので、実際負担は
ありませんでした。今年度(つまりこの4月)から、負担金が発生す
ることになります。」

はぁ。こんなおかしな法律、一体誰が作ったんでしょう??
普通どんな会社も、新しい商品を仕入れることになったら、自社内で
仕入れに回すお金を調達します。それを売る時に、利益を乗せて売る
ことで元手は回収されます。東京電力に限って、なんで自家発電で余
った電気を利用者から買う際に、その仕入に必要な金を、また利用者
に負担させることができるのですか?私の理解は間違っているでしょ
うか?
何かのニュースで、東電は計画停電で迷惑をかけた1世帯ごとに、数
十円の電力代の値引きをする、と読みましたが、それをしてもこの新
しい「太陽光促進付加金」なるもので、帳消しになるではありません
か!!たまたま停電エリア外であった我が家に至っては、実質値上げ
です。

ついでに、「燃料費調整」という名目でマイナスされている数字につ
いても聞きましたら、
「基本料金設定のほかに、毎月実際に供給した電力のコストにあわせ
て、その項目で調整をしております。調整の仕方は一律ではありませ
んで、マイナスになる金額もまちまちで、プラスになることもござい
ます。」
って、じゃあ、この項目1つで、私達の払う実際の電気料金はどうに
でも操作できるってことなのか!!と初めて知りました。

税金よりも取りっぱぐれのない電気代。
独占企業な上に、新商品買取資金は客に負担させられるなら、競争意
識もサービス向上も、安全も信頼も、何も気にしなくていいわけだ。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-4598.html
上記、植草氏のブログで知りましたが、関西電力の会長が、2006年に
10億円規模の退職金を手にしているのですから、東電の過去の役員
達は皆似たような金額を受け取っており、現在の役員達もこの震災で
福島原発のことがなければ、全員億単位の退職金を手にできたのでし
ょう。(いや、彼らはまだ手にする気でいるんではないか・・?)

原発のことで迷惑をかけた各自治体に2000万円ずつ渡した、とのこと
ですが、今の役員達のポケットマネーから、簡単に20億は出せるそ
うです。そうやって身銭を切ってでも、被災者の補償にあてようとす
る輩は一人もいません。孫社長のように「今後の給与を全て、被災者
の方へ提供する」血の通った人間も、一人もいません。(今から生涯
無給でも、全然生きられる程度の蓄財は、既にしてるだろうに。)

「自分が役員の時に、運が悪かった・・・」こう思っているのが、全
員なのではないでしょうか?大体東電には、なんで副社長が10人もい
るんしょう?天下ってくる官僚を、一人でも多く受け入れるためだけ
に、設けたポストだからでしょうか?
老朽化した原発施設の修復や、周到な安全策のために使われるのでは
なく、こんな無能な人達に高額の給料と退職金を与えるために、私達
は「電気代」という名の、恐ろしい税金を徴収されています。

東京電力管内の皆さん、是非お宅の(あるいは貴社の)電気使用量明
細を見て下さい。この変な「太陽光促進付加金」という名で、電気代
が上乗せされています。
また東京電力以外の電力会社をご利用の皆さんにも、同じように追加
されているか、お尋ねしてみたいです。

最後に、下記サイトで知りましたが、
http://ameblo.jp/mo-014925/entry-10855777951.html
福島第一原発は、渡部恒三の所有地で、毎年莫大な土地代を手にして
いるようです。
おまけに、副島先生もお怒りでしたJヴィレッジ施設の代表は、なん
と佐藤現知事ご本人だそうで。東電から譲り受けてちゃっかり、自分
のものにしてたんですね。自分と叔父が故郷へ持って行った原発の事
故現場で、身を挺して作業する方々へ宿泊施設を開放せず、てめーは
ちゃっかり被害者面して、東電や国にキレてるってのが、最高にこの
人物の「腐りぶり」を現していると思います。

川端優美子 投稿日:2011/04/10 17:58

【377】[419]「人はとことん困らないと変わらない」と「言葉は正確に遣おう」の二点について

群馬のゆみこです。本名は川端優美子です。

まず、「人はとことん困らないと変わらない」ということについて。
わたしは実体験から、人は本当に心底困った状況にならないと変わらない(考え方、生き方を変えない)ことを知っています。困らなければ、そのまま生きていればいいだけです。

人が心底困ったときに採(と)る道は二つです。ひとつは、困って困って困って、ほかにはもう道がないと思い込んで自殺する。もうひとつは、困って困って困って、でも死にたくないから、いま握り締めている考え方を捨てて生き方を大きく方向転換させる。

(念のために言いますが、わたしは自殺した人を批判しません。人には死ぬ自由もあると思うからです。なにか制限があったら、それは「自由」とは呼べません。)

困った状況になるのは、ある考え方に固執して自分を追い込んでしまうからです。これは洗脳状態とも言えます。ですから、考え方を大きく変えることは脱洗脳です。わたしたちは奴隷として使いやすいように教育(洗脳)されてきました。だから体を壊してまで働いたりします。洗脳されていなければ、自分の体調が悪くなったら体を休めるのが正常な反応です。

今、福島県民をはじめ、日本人全体が困っています。わたしは困ることは悪いことではない、むしろ良いことだと思います。今までの考え方、生き方を大きく変えるチャンスです。ピンチはチャンス。今しがみついている考え方のせいで困った状況になっているのだから、考えを変えれば違う結果を得られる。大変だけど、やる価値は大いにあります。

次に、「言葉は正確に遣おう」ということについて。
[417]の磯貝太(いそがいはじめ)さんの投稿について、思うことがあります。

>福島県の小中高校生の生徒さんらが被爆者だとかいう意味不明の名目で修学旅行に行けなくなる

この部分ですが、福島県民が被曝者だというのは意味明確、そのとおりだと、わたしは思います。前から思っていたのですが、福島県民は被曝していますよね。被曝しているでしょう?だって、原発から放射能が漏れてしまったのですから。わたしは群馬に住んでいるので、わたしもやはり少し被曝しているだろうと思います。「わたしたちは被曝している」これは事実です。

肝心なことは、「被曝していると言っても、ちょびっとだから大丈夫だ」ということです。そして炉心が大爆発したわけではないので、放射性物質が福島県中に飛び散ったりしていない、だから福島県民の体に放射性物質が付いているわけではないので「福島県民に近寄っても放射性物質を吸い込んだりしない」ということです。そう相手に納得してもらえば、子どもたちが修学旅行に行けるでしょう。

物事は分けて考えて、言葉を正確に遣うことが大事だと思います。福島県の皆さんはとても大変な目に遭っているので、あのような文章になるお気持ちはお察しします。しかし、事実を隠してやわらかい雰囲気で包むと誤解を生むし、何より自分自身がその不正確な言葉に騙されてしまい、物事をきちんと認識できなくなり、覚醒(脱洗脳)が遅れます。だから言葉は正確に遣ったほうがいいと思います。

この磯貝さんの文は、例として挙げただけで、ほかにも「おや?」と思うことが時々あります。言葉を正確に遣うことは、たとえそれがこの時代の「何でもやわらかく、相手を傷つけないよう配慮して表現する」という雰囲気に合わなくても、学問道場の思想には合致すると思ったので、書きました。

それから、ちょっと自信がないのですが、もし「わたしたちは被曝している」という認識が事実でなく、わたしの勘違いだとしたら、この話はぜんぶわたしの勘違いです。ご指摘ください。そして許してください。
また、「被曝していると言っても、ちょびっとだから大丈夫だ」の「ちょびっと」の部分を数値で言えると説得力が出るとは思うのですが、わたしは数字を見るとちょっとした思考停止を起こすので、困ったもんだわと思っています。 以上です。

六城雅敦 投稿日:2011/04/09 23:59

【376】[418]Re : [412]これが真実

田中公男さん

>ニューヨークタイムズが
津波で原子炉が暴走したのではなく、地震ですでに壊れたと
報道したから馬鹿な東大の教授が記者会見しただけのこと

まず中田安彦(アルルの男)氏と私の掲載文を読んでください。
地震で壊れたことがデータにより立証できたのという西村教授の論証です。

今回の原発事故は当事者が誰も現場から避難してしまったため、誰も事故の経過をしる由がないのです。もちろんNewyorkTimesやNHKなどメディアは何も自前で検証する能力などありません。
むしろ海外メディアの方が嘘でたらめ風評を垂れ流している状況です。

西村肇教授は副島隆彦先生とも親交のある方です。わかりうる現状を少しでも早く立証して公開したいと考えられている実直な先生です。産業界と対峙(たいじ)してでも、根拠を明示する姿勢にはもっと評価されるべき学者であると思います。

磯貝太(いそがいはじめ) 投稿日:2011/04/09 23:29

【375】[417]福島県会津若松市の磯貝太です。

会津全体で毎年年間400万人の観光客が来られます。
自治体が発表する放射線量という数値では、3月16日の0.63という計測から、今日は0.14まで下がりました。
原発事後処理関係者のご尽力に頭が下がる思いです。
業務上での取引先でもある会津の観光業者さんのお話では、風評被害でキャンセルが相次いで、ゴールデンウイークの前年比100パーセントとすると、0、全くなしに落ち込んでいます。

会津地方は震災の被害はあまりなかったのですが、これから、そここそ明治維新の戊辰戦争以来の危機的状況に陥っています。

ところで、福島県の自動車には、福島、いわき、会津と3つのナンバーがあります。

直接お話をお聞きした事業所の具体名は、公の場で明示出来ません(もう開き直ってこの際はっきりと記載してもよいのかとも思ったりもしています)が、他県やら、都道府県で「福島の人はお断り」というものがガソリンスタンドやコンビニ、スーパーまで広がっているそうです。

会津には修学旅行の児童、生徒が毎年多数こられますが、今年はまったくないでしょう。

それはそれで覚悟がもう出来ています。

けれども、福島県の小中高校生の生徒さんらが被爆者だとかいう意味不明の名目で修学旅行に行けなくなることの方が大変心配です。

福島県の小中高校は、マーチングや合唱や吹奏楽のコンクールで、全国大会に選ばれ、すばらしい成績をおさめてきました。

このあたりは私個人の一方的な情報よりも、ネットで調べてください。そのほうがよくわかると思います。

自慢で恐縮ですが、当方長女が所属する吹奏楽部では全国大会最優勝ということで今年2月に新宿のオペラホールとかいうとこで表彰式があり私も親バカで、その様子を見に行ってきました。

そこまではいいのですが、これからは、福島県民への放射能汚染という人種差別が始まったので、このあたりをもの凄く心配しています。
高校野球など、福島県の代表校がもの凄く差別されるのかが心配です。

ところで、渡部恒三という代議士事務所が自宅から歩いて5分ほどのところにあります。

このような状況下、事務所を開け、地元の人の相談窓口になって欲しいのですが、シャッターが閉められ固く閉ざしてしましました。

副島先生から脳が汚染されていると指摘された渡部恒三のご子息渡部恒雄君は、高校時代からの親友です。

渡部恒雄君の件に関しては、副島先生と携帯電話でお話をしました。

今回の地震で、取引先など失うものも多々ありましたが、得るものも多かったです。

余計なことを記載すると副島先生にご迷惑をおかけするかもしれませんが、副島先生の本を読むだけ。恐れ多くてお話も出来るはずがないはずだった副島先生と携帯電話で直接お話をすることが出来ました。

今回の地震で、ネットで人工地震兵器やらの話題もあることを知りました。
人工地震兵器が仮にあれば、それこそ、日本の諜報機関の性能を上げれば、災害への予知、一般市民への情報提供が確実になります。
おもしろおかしく不安を煽るよりも、人為的な地震、津波であれば正確な情報が提供されると思います。

地震兵器をなんたらと不安をあおり立て騒ぐよりも、津波やら地震兵器がいつ動くかを正確に情報提供されたほうがよいのではないかと思います。
当たり前ですが。

当方近所でも、放射能やら、余震のストレスでしょうか。
近所での家族喧嘩が耐えません。

おかしなわけのわからない一般論で言う大手マスコミによる情報もある程度信頼があるかもしれませんが、自分が直接見て聞いた話で冷静な判断による議論をこの掲示板で期待します。

小川清司 投稿日:2011/04/09 22:32

【374】[414]原発のコスト

 原発がクリーンでないことは明らかですが、コスト面をみても、発電施設(原発、水力、火力、風力、揚水)の中で、原発がもっともコストフォーマンスが悪い発電であることが、今回の事態でベールから解かれた情報によって明らかになりつつあります。
 平均で数十年かかる廃炉作業を完了させるまでのコストを含めると、今回のような事故を起さずに廃炉になっても、原発がもっともコストがかかるようです。

 電力会社と国は、原発が、一番コストが掛からない発電施設だと宣伝してきましたが、廃炉作業を完了するまでのコストが見えないように、意図的に隠してきました。(一種の情報操作です)
 しかし、一般庶民が毎月支払う電気料金には、廃炉作業までのコストも、天下りした役員の給与もきっちり計算されて請求されているのです。

では何故、クリーンでもなく、コストが高くつく発電をわざわざ行ってきたのでしょうか?
 発電という目的以外に、自民党と官僚と東電と原発メーカーの、金儲けと利権のためにも造ら¬れてきたというです。
これを誰が否定できますでしょうか?

田中公男 投稿日:2011/04/09 17:45

【373】[412]これが真実

西村肇東大名誉教授の緊急記者会見はニューヨークタイムズが
津波で原子炉が暴走したのではなく、地震ですでに壊れたと
報道したから馬鹿な東大の教授が記者会見しただけのこと
NHKもニースで炉に穴が開いたこと言っていた。

六城雅敦 投稿日:2011/04/09 14:28

【372】[411]4月8日西村肇東大教授の緊急記者会見「理論物理計算が示す福島原発事故の真相」 の内容

1970-80年代に四日市公害や瀬戸内海汚染を数式でモデル化し、公害汚染の研究で実績のある西村肇東大名誉教授の緊急記者会見に出席してきました。汚染物質の拡散には数式モデルがあり、それを用いることで福島第一原発による放射能物質の総量がわかるのです。物理学者らしい明朗な説明でわかりやすいお話でした。

1) 福島原発はチェルノブイリの10万分の1、最悪でも千分の1程度の規模
2) 津波で壊れたのではない。地震でタービン間の配管が壊れた事故である
3) 非常用ディーゼル発電機が五時間しか動かなかったことで重大事故の原因

という内容です。
観測された汚染状況から逆に推測した福島第一原発からの放射線物質の放出量は世界中で危機を煽るほどではないのです。この現実に早く気がついてください。

—————————-
4月8日 緊急記者会見 (帝国ホテル東京 蘭の間)
西村肇(にしむら はじめ)東大名誉教授
「理論物理計算が示す福島原発事故の真相」
現代科学2011年5月号(発行:東京化学同人)に詳細は掲載予定

1.結論

(結論1)福島第一原発からの放射能物質の放出量の算出した結果、一日あたりではチェルノブイリで放出された量の10万分の一である。
もしこの状態が100日(7月中旬まで)続いたとしてもチェルノブイリの一日分の千分の一の放出量である。

※放射能物質とは具体的にセシウム137とヨウ素131である。放射能汚染はヨウ素を基準とされている。

(結論2)放射能物質の放出量は大気に漏れた量と海水に流れた量は1000:1と計算される。

(結論3)原子炉格納容器の破損はない。原子炉とタービン間の蒸気配管系がどこかで破損したものである。本来であれば単なる蒸気漏れの事故でしかなかったが、緊急ディーゼル発電機がなぜか5時間程度で止まってしまったことが、今回の大事故の元凶である。

2.解説

(海水への放出量)福島第一原発からの放射能物質の放出量はおおざっぱな計算で簡単に計算できる。海水への放出量は、排水中の放射線濃度(3万ベクレル/L?)と消防隊からの放水量(3月21日時点で200トン)から単純計算すると
放水量からの推定量は1ギガベクレル/日である

この数値はチェルノブイリの総放出量の推定値1760ペタベクレル(ペタはギガの100万倍)に比べると小さい。スリーマイル島の総放出量が500ギガベクレルである。

この試算を裏付けるために、事故後に環境調査船の白鴎丸(はくおうまる)のデータでも試算をしてみる。白鴎丸は海上30km離れた地点の採水を行い、その測定値から福島第一原発から流れている放射能物質の放出量は簡単な拡散方程式※を用いて推定することができる。(注:数式は現代科学2011年5月号参照のこと)

調査船データからの推定量は6ギガベクレル/日

となる。1ギガベクレルと6ギガベクレルでは相当隔たりがあるように思われるが、工学的な検証では「オーダーが等しい」と言える。つまりどちらも相応の数値である。

※ 1970年代に四日市公害や瀬戸内海の水質汚染の範囲を求めるために日本で完成された数式モデル。実測値と理論値の差違が少なく、実際に公的な測定で用いられており信頼性が高い。

(大気への放出量)大気への放出量も拡散方程式により計算を行った。福島県内の測定値を地図上に記し、等濃度線とその面積を計測することで発生源からの放出量は計算できる。計算結果は
1000ギガベクレル/日

となる。
したがって大気への放出量と海水への放出量は1000:1である。

(原子炉格納容器が破損していない理由)

炉内温度、圧力計が被災時から動作していないが、停電復旧時には炉内水位計は動作している。この水位計による水位変化のグラフと高温のジルコニウムによる酸化反応(水素が発生する現象)の反応率のグラフの二つを並べてみると、地震直後から水素爆発までの課程が理論計算で裏付けられる。

(水位計の注目点)グラフより地震発生時から5時間までは水位は一定であった。したがってこの時点では炉内は水によって冷却状態であったと考えられる。)

ところが5時間が過ぎると徐々に水位が低下している。これは燃料棒からの熱によって水が熱せられて徐々に蒸気となって漏れていることを示している。(燃料棒は制御棒が入っていてもそれ自体が熱を帯びるため、使い終わった燃料棒でも水中で冷却しておかなければならない)

燃料棒内部の崩壊熱で原子炉内部の水が熱せられて、水蒸気となって漏れたため水位が下がり、やがて燃料棒が露出して水素爆発にいたったものと推測される。

露出した燃料棒は100秒足らずで約800度(779度)にまで上昇し、この温度での水素発生量はジルコニウムの特性グラフから推測できるのである。水素発生量はTNT火薬で100kg相当である。

もし原子炉格納容器自体が破損しているならば、水位は地震直後に変化しているはずであるが、その兆候はなく、むしろ緊急ディーゼル発電機がなぜか5時間で止まってしまったことがすべての元凶と言える。もしこのディーゼル発電機が数日稼働していさえすれば、たんなる蒸気漏れ事故で済んだはずなのである。

3.その他の考察

なぜ福島第一原発から30km離れた飯舘村(いいだてむら)の数値が高いのか?

この現象も、公害のモデルで実証できる。それは煙突高さと風速と気象条件により、風下からどれほどの距離で汚染物質の降積量は増えるかを推測できる(プルーム理論)。その手法により、爆発当時の気象状況で検証すると、パスキル・ギルフォード線図により風下側30kmあたりから放射能物質の濃度が高いことが説明できる。

飯舘村の放射線量の計測値(ヨウ素131の放射線量)は10μSv/hであった。この計測値からも海水の1000倍相当が大気中へ放出されたことが裏付けられた。

(了)