重たい掲示板

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桑原 投稿日:2011/04/28 00:44

【450】[496]4月24日の放射線量からすると

桑原と申します。

先日の24日に、東京電力福島第一原発から、ちょうど30Kmのと所(広野町付近)まで行ってきました。
ガイガーカウンターの最高の数値は、0、5マイクロシーベルト毎時を超える程度でした。
高速道路で、郡山から三春の桜(ちょうど満開)を見る寄り道をしてから
いわきの四倉(ここで高速は通行止)まで向かい、海岸線の道路を目指しました。
途中、ガイガーカウンターの数値が0、3~0、35マイクロシーベルト毎時を計測された地点があったのですが
いわき市に近づくと、通常(平常時)の値(0、1~0、15マイクロシーベルト毎時)に戻り、四倉から広野町に向かって北上すると
0、3から0、5マイクロシーベルト毎時を計測するような状態から推測(これだけの情報で判断するのは酷ですが)すれば
下条さんの投稿[489]での、アメリカ軍が調べた東京電力福島第一原発付近の放射線量の結果の図や
3月30日から4月3日のアメリカ軍のデータをもとに作成され、フランスの原子力安全研究所によって公開された
東京電力福島第一原発周辺の1年間の推定積算被爆量の図は
私がガイガーカウンターの読み取った数字からすると、感覚的には、なから合って(整合性あり)いるのでは、と感じとれるものです。

いわき中央インターから高速に乗った頃には、辺りはすでに暗かったのですが
市内中心部では車の通りも意外とあり、商店も開店しているお店も以外と多く
街の機能も回復しつつあるような印象でした。
しかし、四倉などの海岸付近(恐ろしいほどの津波の被害)と
そうでないところの落差(天と地ほど?)は何とも言い難いものがあります。

以上、簡単ですが福島のレポートになります。

川端優美子 投稿日:2011/04/27 21:26

【449】[495]GW福島行き たった今、締め切ります。

群馬のゆみこ(川端優美子)です。[473]で5月の連休に福島に一緒に遊びに行く人を募集しましたが、たった今締め切ります。参加はOさん(女性)お一人です。
5/3は、郡山在住の男性のお申し出で、車で原発の方へ行けるだけ案内してもらいます。土地勘のある人に案内してもらえて幸運です。Oさんは副島先生の大ファンで、原発まで行くんだと言って、ガイガーカウンターまで手に入れた人です。気合が入ってます。「でも、もう20km圏内は入れないですよ。罰金取られますよ」とわたしが言うと、「罰金いくらかなあ…」とOさん。まさか、払って入るつもりでしょうか。でも、「入場料払えば入れる」という感じではないはず。5/4の午前中に「世界のガラス館」にあやめさんを訪ね、ボヘミアガラスを見せてもらい、買い物する。ぜったいにチョコも買う。午後は浪江町から北塩原村に避難しているIさんを訪ねる。5/5にお土産をたくさん買って帰る。そんな予定です。浪江町から避難しているIさん達に、どんな思いがあるのか、取材してきます。 以上

副島隆彦を囲む会・須藤 投稿日:2011/04/27 13:57

【448】[494]三村文男(みむらふみお)先生の訃報に接して

副島隆彦を囲む会の須藤と申します。

2011年3月15日に、三村文男(みむらふみお)先生がお亡くなりになりました。大正9年、1920年生まれ。91歳でした。先日、三村文男夫人からご連絡をいただきました。

三村文男先生には『米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す』(三村文男・著、テーミス、2002年7月刊)、『神なき神風―特攻・五十年目の鎮魂 』(三村文男・著、東京経済、1996年6月刊。2003年8月にテーミスから新装版)等の御著書があります。

・三村文男先生(右)と副島隆彦先生。2006/1/26,16:48、三村先生のご自宅にて撮影。

三村先生は満州帝国建国大学(建大)中退。第一高等学校を経て、1945年東京帝国大学医学部を敗戦の昭和20年に卒業(この時、25歳)。その後、無医村地に医者として入って行かれ、それから晩年まで神戸市長田区で開業医を営んでおられました。

私達「囲む会」も三村先生に大変お世話になりました。以前の「1セット4冊本」のおまけの一冊『神なき神風』は、三村先生の御厚意で私たちに無償で頂いたものでした。

ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

副島隆彦を囲む会
須藤喜直拝

あやめ 投稿日:2011/04/27 11:43

【447】[493]5月3日、4日に猪苗代へいらっしゃいませんか?

私の仕事は、ヨーロッパから輸入されるガラスやビーズを扱うことな
のですが、そのご縁で、福島・猪苗代にある「世界のガラス館」とい
う観光施設と、かれこれ20年位のおつきあいがあります。
この施設のことは、↓から詳しくご覧頂けます。
http://www.world-glassware.com/

震災直後から事情を詳しく伺っていますが、この地でも大きく揺れま
したので、多くのガラス製品は割れてしまいました。幸い、お客様や
従業員の方にお怪我はありませんでしたが、館内を整理するために閉
館を余儀なくされました。
その間この施設の広大な駐車場は、もっと深刻な被害を受けて、車で
避難して来られた方々へ開放し、震災直後の物流が極端に滞る中では
地元の方々へ食料を提供するために、限られた条件の中でレストラン
の営業を続けておられました。
当然のことながら、地元を愛し、地元の雇用にも大きく貢献している
この施設の経営者さんは(私はこの掲示板でのやりとりを全て印刷し
てお渡ししていましたが)、「逃げる」ことなど微塵もお考えになら
ず、ひたすら施設の修復と再開を目指し、努力しておられました。
そして遂に、4/17にリオープンしました!

昨日の電話では、「高額なお買い物をされる中国の観光客は勿論のこ
と、全国からの観光客も極端に減ってしまった。状況も把握し、応援
して下さる方々が仙台や新潟からおいで下さっているが、関東方面か
らはさっぱり!東京からは『どうしてこんなに!?』と思うほど、人
が来なくなってしまいました。」と嘆いておられました。
ここはガラスだけでなく、地元のお酒や食材を扱った「おかし館・だ
んご館」「地ビール館」「健康食品館」「オルゴール館」などバリエ
ーション豊かで、家族で行っても半日はたっぷり楽しめる所です。

それからチョコレートがお好きな方には、なんと毎週(!!)スイスから
空輸されている「チーレン」という会社の、とびきりおいしいチェコ
レートを買ったり、食べたりできることもお伝えしておきます。(ち
なみに、私は甘いものがあまり好きではありませんが、これはおいし
いと思います。)

群馬のゆみこさんとは、3日の午後現地でお会いしますが、もしもよ
ろしかったらご都合の合う皆さま、是非ご家族でいらっしゃいません
か?私は5/3、4と現地におりますので、ご連絡を頂ければ現地でお目
にかかって、館内を勝手にご案内(?)させて頂きます。

井上 武人 投稿日:2011/04/27 06:23

【446】[492]川端優美子さんにびっくり

[474]で福島に行こうと思っていると書いた井上です。嫌がる家族を説得するのに、小学生の子供連れなので、観光という落としどころが必要です。
東京から比較的近い内陸部で、会津若松を検討していたところ、川端さんもそちらの方面を考えておられると知ってびっくりしました。あいにく、事情で1泊しかできそうにありませんが、なるべく朝早く出て、福島の空気を少しでも感じたいと思います。

川端優美子 投稿日:2011/04/26 22:00

【445】[491]『るるぶ福島』を買ってみた

群馬のゆみこ(川端優美子)です。『るるぶ福島』というガイドブックを買って見ているのですが、福島はとても素敵なところです。あそこも行ってみたい、ここも行きたい、と一気に連休っぽくなってきました。「会津若松を歴女的観光」だって。じゃあ、わたしたちは「副女(そえじょ)的」に(副女:副島先生の本を読んで理解する女性)。こんなに楽しい気分になって、いいのでしょうか。

2099六城 投稿日:2011/04/26 12:05

【444】[490]ロシアの平均寿命の推移 チェルノブイリ事故での影響はあったのか?

近代医学・医療掲示板[102]に掲載しておきました。

ジョー(下條) 投稿日:2011/04/26 08:59

【443】[489]下↓に副島先生が書いたことを、簡単に解説したいと思います

下↓に副島先生が書いたことを、が書いたことを、簡単に解説したいと思います。

まず、原子力安全委員会は、もう、「大気中に放出された放射性物質の量はチェルノブイリの1/10」で走りだしたようです。先週もこんなニュースがありました。

<引用開始>
放射能の大気放出続く…1日154兆ベクレル

読売新聞 4月23日(土)21時15分配信
 内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした。

 5日に福島第一原発から大気に放出された放射性物質の推定値は、ヨウ素131が毎時0・69テラ・ベクレル、セシウム137が同0・14テラ・ベクレル。国際的な事故評価尺度(INES)で使われるヨウ素換算値で、ヨウ素とセシウムの合計量を計算し直すと、放出量は同6・4テラ・ベクレル(24時間で154テラ・ベクレル)となることがわかった。同委員会はこれまで、5日ごろの放出量について、セシウムとヨウ素の量を単純に合計し、「毎時約1テラ・ベクレル以下」と低く見積もっていた。
<引用終了>

ポイントは「毎時約1テラ・ベクレル「以下」」(テラベクレルと兆ベクレルは同じ単位になる、なぜ同じ文で2つの単位系を使っているのかさっぱりわからない)を「1日154兆ベクレル」としたところです。1テラ・ベクレル「以下」ですから、0.5テラとすれば、大まかな数字で言えば「10倍程度多くした」ということになります。西村肇先生は一日1テラベクレルと見積もっていますから約100倍になります。

実は、以前の西村肇先生(100日でてもチェルノブイリの1/1000)と原子力安全委員会(チェルノブイリの1/10)の値も、100倍以上の差があって、ここから、原子力安全委員会は10~100倍大きな値に見積もることに決めたことを意味します。

どちらの値が正しいのか?というのは皆さん自身がどちらを信じるかということですが、前回述べたことを図で示します。まず、放射線レベルですが、アメリカ軍が調べた福島第一原発付近の放射線量の結果が下の図のようになります。南の方と北の沿岸部では20キロ圏内でも、かなり放射線量が低く、一律に20キロ圏内立ち入り禁止にしている意味が全然ないことがわかります。


アメリカ軍が調べた放射線レベルマップ:赤の部分が年間被爆限度20 mSv以上に対応する。

さて、上の図の赤い部分の内側はどうなっているのでしょうか?原子力安全委員会がつくった図が、もう少し詳しいです。ただ、注意していただきたいのは、20 km圏内のデータがないことです。20 km圏内のモニタリングポストがないのでそこが空白になっているわけです。一番たかいところが年間200mSV以上という非常に高い値です。


原子力安全委員会が示した放射線レベルマップ。20 km圏内はモニタリングポストがないので測定できていないのがよくわかる。

上の図は精度がちょっと粗いので、福島大が調べた結果が他にあります。すると、きちんと「プルーム効果」と呼ばれる盛り上がりの場所が浪江町のところにあるのがわかります。


福島大学が調べた放射線レベルマップ

この「プルーム効果」と呼ばれる盛り上がりの場所を、西村先生は計算できちんと考慮しました。つまり、この効果を入れれば、発生源の放射線放出量は少なくなるわけです。

ところが、下のSPEEDIはそういう効果は取り入れることが出来ません。だから、なめらかに福島第一原発を釣り鐘の中心として、ゆがめてつなぐだけです。すると、以前にも書いたように、中心部分がものすごく高い放射線量になります。下の図をじっくりよく見て下さい。


SPEEDIの結果。上と比べると、20 km圏内はモニタリングポストがないのでなめらかに福島第一原発に向けて値を上げて計算しているのがわかる。プルーム効果は存在しない。

さて、下は、一番上のアメリカ軍のデータを年間の放射線量に変換したフランスのデータです。3月30日のデータですが、空から測定しているのでプルーム効果がありません。すると浪江町付近で年間20~30msV。上の2つの図の約1/10です。


フランスの原子力安全研究所によって公開された、福島原発周辺の1年間の推定積算被ばく量。3月30日ー4月3日のアメリカ軍のデータをもとにつくった。

いまだにこのSPEEDIで放射線物質大気放出量を見積もっているのか定かではありませんが、SPEEDIで見積もれば1桁以上大きい量になるのは明らかです。

最後にチェルノブイリで放出された放射線量も示しましょう。図の強いところが約55万MベクレルBq/m^2(MBq/km^2とBq/m^2は結局同じ単位になる)です。私のわかる範囲では茨城県(ひたちなか市、100km程度)で現在3万MBq/km^2(セシウム137、なぜか3月18日以降で3月15,16日がぬけている))ですから、チェルノブイリでは恐ろしい放射性物質が広大な地域に降ったのがわかります。ドイツのバイエルンは1000 km離れていますが、一部の地域では数万Bq/m^2降ったそうです。

外国人が3月12日から日本から退避して逃げたのですが、確かにこの図をみれば、逃げた理由がわかります。しかし、これを見れば逆に、「大気中に放出された放射性物質の量はチェルノブイリの1/10」は無理があることがよくわかります。

もし「チェルノブイリの1/10」が正しいとすれば、放出された放射線物質の99%が海のほうに流されたということですが、SPEEDIの結果は、どう見てもこれを否定しているようにしか見えません。

下條竜夫拝

川端優美子 投稿日:2011/04/25 22:43

【442】[488]GW福島行きについて

群馬のゆみこ(川端優美子)です。
[473]で、「ゴールデンウィークに2泊3日で福島に行こう」とお誘いしましたら、今のところ素敵な女性(Oさん)1名が一緒に行ってくれることになりました。大まかに予定が決まりましたので、ここでお知らせします。「行ってみたいな」という方があれば、メールください。

今回の旅の目的は、第一に、浪江町から群馬に避難していたIさんご夫妻に会いに行くことになりました。Iさんは、わたしが副島先生とお弟子さんの福島の報告文をせっせと印刷して差し上げていたことで知り合いました。わたしが4,5日顔を出さなかった間に福島にお帰りになり、挨拶もできずにいたのが心残りでした。

目的の第二は、「被災した」という感じでもない福島の内陸の観光地でお金を遣ってくることです。こういう普通に営業できているところには、たぶん支援金もあんまり来ないと思います。つまりほとんど自力でやらなくてはいけないので、その分大変です。日光や草津でもお客が減っているのです。観光地にお客として行けば、歓迎されます。お互いにいいやいね。それにわたしら女ですから、瓦礫(がれき)の山を踏み越えて行くとか、そんなことできません。足をぐねったら終わりです。

具体的なことも少し決まりました。行きは5月3日(火)のMaxやまびこ23号(仙台行き)に乗って、郡山まで行きます。郡山到着が11:23です。4日(水)にIさん夫婦を訪ねます。
宿は未定ですが、会津若松になりそうです。浪江町のIさんご夫婦が耶麻郡北塩原村のペンションに役場の世話で避難していることが分かった(今日、浪江町役場に電話で聞いたら居所が分かりました。でも個人情報は教えられないとのことで、Iさんにわたしの電話番号を伝えてもらって、Iさんから連絡をもらいました)ので、そこへ行きやすいように、会津若松あたりがいいのでは、と連れのOさんと相談しました。そのペンションには無料で泊まれているそうで、ほかにも10家族くらい、浪江町から避難しているとのことです。Iさんや、できればほかの避難者の人たちからもお話を聞いて、皆さんに報告できたらいいね、とOさんと言っています。

とりあえず、そんなところです。 以上

副島隆彦 投稿日:2011/04/24 08:42

【441】[486](報告文 13) ついに原発20キロ圏のは立ち入り禁止(警戒区域)となりました。私は、激しく怒っています。住民をいじめるな。

副島隆彦です。

 私は、この2週間、ずっと ひどく不愉快だった。ひとりで 苛立(いらだ)っていました。 脳(のう、あたま)の調子が悪かった。

 ついに、福島第一原発から20キロ圏には、住民( 原発避難民、それを 避難「者」と 上から 手書きの字で書き換えてあった のを 飯舘村の役場で見た) でさえ、もう入れなくする、という。  それを、警戒区域 への指定、で 行うことになった。

 私の 脳は、この2週間、ずっと変調をきたしています。こういうことは、正直に書かなければいけない。 「副島隆彦の 脳が 放射能で やられた」 とか、 「体内被曝で、やっぱりソエジー 死ぬの wwwwww」 と、敵たちから書かれる事はいやだが、やはり書く。

 私は、20キロ圏の内側で、今も餓死して、死んでゆきつつある 動物たちのことを思うと ほんとうにつらい。 豚は、隅っこで 山盛りになって死んでいるという。牛や馬は、厩舎でそのまま、倒れて死んでいる。 

 豚や牛は、家畜(ライブストック、livestock , 人間が食べる食糧となる 生き物) だから、どうせ殺されるのだから、それで いいと 冷静な人間たちは言うだろう。

 それなら、family companion ファミリー・コンパニオン とか、 ファミリー・フレンドである 犬猫 も、餓死して死なせればいいのか。 私は、餓死しつつある 私が、見かけた あの 現地の 犬猫たちのことを思うと、本当に、 自分の脳がおかしくなりそうだ。  

犬、ネコの救援をひとりでやっていた、 川本さん(女医さんです。ここの 重掲に書いています) の 怒りと私のは全く同じです。

矢口海(やぐちうみ)さんという女優をやっている、双葉町(ふたばまち、原発から5キロ)に家がある女性も、「犬猫を、見殺しにしていいのか」と怒っていました。 本当に、腹の底から怒りがこみ上げます。

 福島の現地の人たちは、怒りを通り越しているからぼーっとしている。今の私も彼らと脳がつながっているから、ぼーっとしている。 地震と津波に遭(あ)ったが、日本人 (自分)は、死ななくてよかった。命だけはあった、と思いながら、避難所で、家を流されて命からがら逃げてきて、着の身着のままのの被災者たちが、ずっと、ぼーっとして座っている。

 それと、 「原発が危ない。放射能が恐い」で、サイレンが、ウーウー鳴り響いて、それで、気が動転して、家から逃げてきただけの原発避難者 たち(家・財産 はしっかり残っている) とででは、ぜんぜん違う。この区別が、皆、分かっていない。

 私は弟子たちと、津波でやられた 海岸線の 家々の 瓦礫(がれき)の散乱する光景をたくさん見たので、あそこにも 多くの死者たちの 、まだ、遺体も海水の中にあって、捜索されていない( 3月14日に、「原発の爆発が危ない」の指令で、自衛隊も警察も逃げて、 それ以来、4月3日になるまで、遺体捜索さえ行われなかった ) 。

 私は、3月29日に、浪江町(なみえまち)の先の請戸(うけど)の海岸で、弟子たちのなかでも、サバイバル系の、定職も無いような 7人を連れて行ったので、彼らとなら、この請戸の半壊した家で、一泊できるかな、と 考えたのだが、やめた。サバイバル系の、どんな肉体労働でも出来そうな彼らでも、ひとりとして、「今夜は、ここに泊まりましょう」とは、言わなかった。

 水のそばには、亡霊がいて、水辺にいる人間は 夜、水の中に引き込まれそうになるそうだ。そのように 川本さんが教えてくれた。 津波で死んだ人たちの霊が、海辺の大空に満ちていた。 私は、そのように どうしても 強く思う。

 もう、たったの 1マイクロシーベルト毎時( 1μSv/h ) も 無くなった、20キロ圏でさえ、まだ、「恐い、恐い、また爆発がある可能性がある、危険だ、危険だ」 と 言い続けて、震災、原発の凶事事故から 一ヵ月半も立つのに、 福島の現地に、自分で来もしないで、遠くから、 恐い、コワイを、言っている、 馬鹿たちには、私は、怒りを通り越した。 特に、原子力発電問題の 専門家 (より細かくは、何の専門家なのか、は、その人次第だ) たちには、 吐き気がする。

 私、副島隆彦が、3月19日に、原発のそばから、「もう大丈夫です。安心してください。原発からは、高濃度の放射能は出ていません。(出ているのは、ほんの微量の放射能です、安全です) 日本国民は、地獄の入り口から生還した 」と、書いて報告したのに、まだ、信じてくれない人がたくさんいます。

 人は、最後は、ある人のいうことを、信じる か 信じないか のどちらかだ。 サイエンス(近代学問)であっても、個々の 事実( facts ファクト) の認定 に 置いてさえ、それを信じるか、信じないか、 の 問題になる。

 私は、知識人だから、いろいろのことが分かる。日本政府という 馬鹿たちが、一体、どんなおかしなことをやっていて、そのことで、 福島の現地の人たちが、どれほど苦しんでいるか、を知っている。 そのことも、 もう、たくさん書いた。会員の人たちで、行動力のある人たちが、ここの 重たい掲示板に、投稿して現地報告してくれているとおりだ。

 一番、大きなことは、原発事故が始まった3月12日(1号機の水素爆発) から16日(4号機の 使用済み核燃料のプールへの注水)で、もう、このあとは、現場の作業員たちの必死の応急復帰作業で、 原発の放射能漏れは、危機を脱した、ということだ。 それで、高濃度 (1シーベルト毎時ぐらい。 これを凶悪という ) の放射性物質の 拡散、放出 の事態は回避されたのだ。 

 だから、日本人は、福島県人を 含めて 救われた。この大きな事実を、まだ確認できない日本国民が大半のようだ。それなのに、「どうやら、危険は去りつつあるようだ」と、「危ない、危ない」ばっかり 今も、遠くから言って、福島県人 たちを、自分たちがどれぐらい 痛(いた)めつけているかに自覚が無い。 

 政府と東電への強い批判だけをし続けている 自分が正しいのだ。今の自分が正しいと、信じ込んでいる。 現場と現地を知らないで、よくも ああいう 愚かな言論を書き込み続けることが出来るものだ。 私は、原発事故の責任者(御用学者、官僚ども、東電、 元凶のGE だけではない )彼らにも 激しく 怒っている。

 私の同志の 西村肇(にしむらはじめ) 東大名誉教授が、「福島原発事故の原因の究明」という 論文を書き、4月8日に、記者会見(日本語と、英語の両方。 先生の許可で、ユーストリームにも 載せている) した 内容は、ここの  重掲にも六城(ろくじょう)君が貼り付けました。この 論文を、よくよく、何度でも読んでください。 そうすれば、 今度の原発事故の凶事の 全体像と 経緯と、そして、原因がゆく分かります。

 西村先生は、4月8日に、はっきりと、「 チェルノブイリ原発事故で 放出された放射能物質の総量 の 10万分の1の 放射能物質が、福島原発事故では放出された。100日間の合計でも、千分の1 の量である」 ということを、 厳密な計算式を使って証明しました。

 日本政府(原理力安全委員会、保安院もそれぞれ独自に数値を 4月12日に発表した) は、嘘八百の発表を、西村論文のあとに、慌てて、行った。 その内容は、 「チェルノブイリ事故で放出された放射線量の 10分の1が、福島原発事故で放出された。だから、事故レベルは 7 だ」 というものだった。

 細かく数字(数値I)のことは、ここでは、書かない。私も、西村論文と、下條君の解説文(この 重掲に載った) を何度も、読みながら、 「テラ」ベクレルと、「ギガ」ベクレルなどの、ことを勉強中です。 

 どうやら、日本政府の原発の御用学者たちは、 「福島原発の放射性物質の前放出量は、 チェルノブイリ事故 の10分の1 ということにしよう。そこに向かって、すべての数値を作ってゆこう。だから、 37万テラベクレル ということにしよう。そうれば、事故レベル 7 に 出来る」 ということにしたようだ。

 これには、IAEA(アイ・エイ・イー・エイ、 国際原子力委員会) という 恐ろしい国際 団体の、今は、天野之弥 (あまのこれや)という日本の外務官僚上がりが、トップをやっているのがが、この 見るからに悪魔のような、おそろしい、冷たく笑う、あの顔をした男の 背景が、 私たちの日本を、脅(おど)して、脅(おびや)かして、脅迫(きょうはく)して、こういう 奇怪なことを、やらせている。 日本は、外国の恐ろしい勢力に、今も乗っ取られつつある。 アルル君は、それを、「日本再占領 の計画」と考えている。 私も、この考えに賛成する。

 だから、原子力安全委員会と保安院(経産省の一部)は、チェルノブイリ事故で放出された全放射線量 の 10分の1(ぐらい)を、 福島第一原発事故の 放出された全放射能量 (37万テラベクレル前後とした ) と、とんでもない泥縄(どろなわ)の嘘八百の 計算数値を発表した。それは、西村肇による 「福島原発事故の原因究明論文」が出た4月8日 の、翌日の 9日から始まり、10日には、内部で会議に掛けられ、そして、11日と言う 震災・津波から 1カ月目の日に 決断され、公表がはじまり、そして12日に 発表された。 

 これらのことは、発表された、放射線量の 数値 などと を上げながら、私が、西村論文を、日本国民に分かるように、分かり易く、解説します。私も、まだ、勉強が進まなくて、 よく分からない箇所があります。

 武田邦彦(たけだくにひこ)氏に、出版社の編集者を通して、「対談ではありません。 私から、武田氏に、問いただしたいことがたくさんあります」 と、昨日、申し入れたら、一応、武田氏から、「副島隆彦となら会う」という応諾があったようです。ただし、私は、武田氏の勤務する 名古屋の大学には行かない。 「武田氏に、伝えてください。原発の専門家なのだから、絶対に、福島に現地に来てください。放射能がそんなに恐いなら、
福島第一原発から真西に 55キロの大きな都市である 郡山までは来てください。そこで、お会いしましょう」 と、今朝、メールで、編集者に伝えました。

 私、副島隆彦は、まじめな人なら、誰とでも対等に、平等に話します。 私には、一切の、権威、権力 を持たない。私たちは、一切の特権 を主張したら駄目だ、とずっと思って生きてきました。  私は、アメリカの手先になりさがっている、すべてのテレビ、新聞メディアから、完全に 干されていて、全く相手にされないまま、20年が過ぎました。 私は、じっと耐えながら、このまま 死ぬまで耐えながら、耐えに耐えて、自分の言論と思想研究を続けます。 私には、恐れるものは何もない。

 ただし、大自然のもつ 脅威 と 荒々しさに対しては、畏(おそ)れ 敬い 、膝まざづこうと思う。 たかが、人間ごとき、進化した 「狂ったサル」に過ぎない、傲慢になりつくした生物など、 大自然 (天、てん、 heaven ) は、滅ぼすと決めたときには、滅ぼす。 私は、 サイエンス (15世紀以来のヨーロッパ近代学問 のこと。×科学 というコトバが私は、本当に嫌いだ  ) などという 人間の傲慢さが作り上げた 狂ったサルの馬鹿知恵を、嫌い始めている。 宇宙物理学もアホだった (宇宙とは何か、ちっとも分からない) し、こうして 核(原子力)物理学も人類(人間)の絶滅を起こしかねない 原発、核兵器 と言う凶器 を作った。 医学も 抗生物質中心でおかしくなっている。 

 もう死にたいと思っている老人たち (特に、高齢の老婆た) をなかなか死ねなくさせて、それで、抗生物質の飲みすぎの合併症で殺すしか他になくなっている。 動物だったら、塩化カリウムを必ず薬局で売っているので、マーシーフル・キリング (慈悲深い殺害)で、老衰様態になったら死なせることができる。 副島隆彦は、こういうことを、ずっと、ずっと書いてきたので、嫌う人たちからは、ずっと嫌われている。
だが、私は、この自分の態度をやめない。 

 皆、西村論文が、ここの  重掲 に ありますから、何回でも、しっかり読んでください。 それが、今度の福島原発事故(放射能漏れ)の 原因究明で、唯一、正しくて、優れていて、鋭いのです。

 西村先生は、私に、電話で、「アジア人でも、 理論物理学(セオリテカル・フィジックウス)を完全に習得して、それで 世界水準で理解して、西洋人の学者たちと対等である人間がいることを、彼らに教えるのだ。 私の論文で、東大の自分より下で、自分が教えていた、 斑目(まだらめ、春樹 。現在の原子力安全委員長)や、鈴木(前の安全委員長)や、それから、一番、責任が重大な、小宮山浩(こみやまひろし。東大学長にもなった。現在も、東電の 監査役) たちを、世界基準から、批判して徹底的に彼らの無能を 証明する 」  と言っていました。 

 西村肇・東大名誉教授は、日本の環境工学(かんきょうこうがく)を創った人で、偉い学者なのです。 四日市ぜんそく や水俣病の原因解明もやった学者だ。 東電からお金をもらって、東大内で出世することばかり考えて、長年の自民党政治にくっついて、官僚たちと釣(つ)るんで、顕職(けんしょく)につき、 政府の審議会の委員の椅子を渡り歩いたような人間たちとは、初めの初めから、人間の出来が違う。

 西村肇先生は、今のたまプラーザの古ぼけた公団住宅に住んでいる清貧の学者だ。日本にも (東大にだって)、ほんとうに優れた、かつ人格者の 学者が、生き残っているのです。 私は、今後、学問道場の 自力の講演会( 定例会)に、西村先生を 招いて、講演していただきます。 

 私たち学問道場の会員であるならば、かならず、そのうちでいいですから、順番に、時間と旅費 の余裕を見て、私たちが、福島第一原発から20キロ圏のすぐ外側で、生活インフラの整っている、泊まれる家(現地本部)を、確保し築きますから、友人と連れだって来てください。必ず来てください。  「福島復興活動」に支援金を送ってくださった会員は、ご招待とします。  

 私が、皆さんを、原発の出来るだけそばまで、マイクロバスとかで、一回につき10人とかで、案内して、そして、海辺の復興が進む瓦礫の散乱する様子もお見せします。 

 「自分は 放射能の 体内(内部)被曝 が恐いから、行かない」という人は、来なくていいです。人それぞれの考えですから。 人間とは、救いがたい生き物だ。

私は、いよいよ 動物が好きだ。人間がきらいになった。
動物はウソをつきません。

副島隆彦拝

(新聞記事 の転載貼り付け始め )

● 「福島第1原発:警戒区域、22日午前0時から…20キロ圏」

2011年4月21日 毎日新聞

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110421k0000e040044000c.html

 菅直人首相は21日午前、福島県庁を訪ね、佐藤雄平知事と会談し、22日午前0時に東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内を、立ち入り禁止 や退去を命令できる「警戒区域」に設定する政府方針を説明した。これを受け、枝野幸男官房長官は21日午前の記者会見で政府方針を正式発表し、福 島県と関係自治体に原子力災害対策特別措置法に基づく首相指示を出したと明らかにした。

◇首相、福島で説明

  佐藤知事は会談で、警戒区域の設定について「地元の首長、住民の理解を得るのが前提だ」と要望し、首相も「地域の皆さんの了解が最も必要 だ」と応じた。

 佐藤知事は「一日も早く収束させ、避難者がふるさとに帰れるようにしてもらいたい。原子力災害の風評(被害)を含め、東電と政府が責任を 持って賠償、補償してもらいたい」と要請した。首相は国が最終的に責任を持って対応すると応じた。

 20キロ圏内には2市6町2村の約8万人が居住しているが、原子力災害対策特措法に基づく避難指示で大半が圏外に避難している。政府は避難住民の一時帰宅を調整中で、警戒区域設定は一時帰宅の際、再び圏外への避難を求める法的根拠を整える目的がある。

 枝野長官は会見で、警戒区域への住民の一時帰宅について、(1)1世帯1人に限る(2)バスで集団で移動し、持ち出し品は必要最小限とす る(3)在宅時間は最大2時間--との方針を明らかにした。また、福島第2原発の避難区域を半径10キロ圏内から同8キロ圏内に変更すると発 表した。

 首相の被災地視察は今回で4回目。知事との面会後、県庁内に設置されている現地対策本部も視察し、災害対応に当たる県職員や東電社員らを 「長い闘いになると思うが、体調管理しながら絶対に負けないで、福島と日本を再生するようお願いしたい」と激励した。

●「立ち入り禁止「警戒区域」設定に、住民「もう故郷に帰れないのか」」

2011年4月21日 産経新聞

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042112220014-n1.htm

 「故郷がまた一歩遠のいた」。政府が福島第1原発から半径20キロ圏内を立ち入り禁止の「警戒区域」に指定する方針を決めたことに、役場 機能ごと埼玉県加須市の旧県立高校に集団避難している福島県双葉町の町民たちは21日、一様に険しい表情を見せた。

 警戒区域内に自宅がある男性(63)は「もう町には帰れないということか。立ち入り禁止と引き換えに一時帰宅が実現しても、家族で1人し か参加できないとも聞く。最後だろうから妻に自宅を一目見させてあげたい」。

 妻(56)は「放射性物質が心配だが政府が大丈夫というなら一時帰宅したい。孫の写真など持って帰りたいものはたくさんあるが、ただた だ、自宅が見たい」と話した。

 農業の男性(54)は自宅が原発から約7キロ。「さらに故郷から遠ざかった。新潟県中越地震で古里を離れた旧山古志村の人の気持ちがよく 分かる」と硬い表情。一時帰宅を望むものの「町がどれぐらい放射性物質で汚染されているのかすら、情報公開されていない」と不安をのぞかせ た。

●「首相に怒号、避難所で「早く帰らせてくれ」」

2011年4月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110421-OYT1T00537.htm?from=tw

 菅首相は21日、福島県の佐藤雄平知事と会談後、福島第一原発周辺の住民らが避難する同県田村市の市総合体育館を訪れた。菅首相が姿を現すと、約50人の避難者からは「早く原発を抑えてくれ」「早く、うちへ帰らせてくれ」と怒号が上がった。

 避難住民の一人、同県葛尾村の東海林みゆきさん(51)は、菅首相の去り際に「早く家に帰らせて」と窮状を訴えた。首相は「全力を尽くし ます」と応じたという。東海林さんは「どんな思いで生活しているか、わかってほしかった」と声を詰まらせた。

●「原発30キロ圏の南相馬市、住民半数が自宅に 医療や買い 物など課題」

2011年4月21日 日経

http://www.nikkei.com/life/news/article/
g=96958A9C93819695E0E2E2E6E48
DE0E3E2E6E0E2E3E39180E2E2E2E2

 福島県南相馬市の住民は買い物にシャトルバスを利用(19日)=写真 黒滝 啓介 福島市内の体育館に身を寄せていた主婦、菅野美穂さん (44)は20日、三女(8)の小学校の始業式のため約1カ月ぶりに南相馬市の自宅に戻った。

 同市の22ある小中学校は、30キロ圏外の4校や体育館などを間借りして22日に始業式が行われる。市の小中学生計約6千人の3分の1の登校が 見込まれる。菅野さんは「少しずつ元の生活に戻っていければ」と話す。

 南相馬市は原発事故直後に全市民に市外への退避を勧めたこともあり、約7万1000人の人口は一時約1万人に。だが水道などライフラインの復旧 に伴い、20キロ圏内の市南部の住民を除き、徐々に自宅に戻り、市の推計で現在約3万4000人が生活する。

 市内でバーを営業する長谷川剛史さん(37)一家4人も同県郡山市に一時避難したが、町が活気を取り戻すために「自分にできるのは店を開けるこ と」と戻ってきた。

 ただ市によると、20~30キロ圏内の大手や地場の食品スーパー7店はいずれも休業したまま。他地域に避難したままのパート従業員も多いため だ。住民らは隣の相馬市のスーパーへ無料運行のシャトルバスなどで買い物に出かける不便が続く。

 医療体制も万全とはいえない。20キロ圏内を除き4月上旬以降、診療所や病院25カ所が順次、診療を再開したが、スタッフ不足から、午前中のみ や曜日を限った診療にとどまる。入院患者を受け入れられる病院も無く、市は「いかに体制を整えるか、大きな課題だ」(健康づくり課)と話してい る。

●「「家に帰ったら逮捕するのか」 原発20キロ警戒区域設定に住民は不満 」

2011年4月20日 産経新聞

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110420/dst11042013230023-n1.htm

 「家に戻ったら逮捕するとでも言うのか」。福島第1原発から20キロ圏内が警戒区域に設定されることを想定して、住民に避難を求めるチラシを 配った福島県南相馬市では20日、市民が困惑。東京に避難した浪江町民からも不満の声が上がった。

 チラシには「強制的に立ち入り禁止や退去を命じることができ、違反者には罰則規定もある」との記述もある。自宅が20キロ圏内にある自営業の男 性(54)は市役所を訪れ「どうすればいいのか」と職員に詰め寄った。

 警戒区域の設定目的は、空き巣などの被害防止に加え「安全確保」も挙げているが、地元の会社員佐々木吉孝さん(42)は「放射線量が減少傾向な のに、なぜ今ごろ」と困惑した様子だった。

 浪江町から都内に避難した自営業原田功二さん(34)は「放射線量も安定し、良い方向に向かっていると思った矢先に…」と驚く。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝