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吉見 おさむ 投稿日:2011/11/18 18:17

【702】[785]福島本部活動日誌です37

以下に、MLに投稿した内容を転載します。

(転載始め)

2011年10月25日の日誌です。

今日は無線LANが繋がらなかった時間がもっとも長かったです。
10月25日午後7時から10月26日午前11時まで繋がっていませんでした。
お陰で投稿するのが遅くなってしまいました・・・。
西槙さんにお願いされていた接続のテストも、今まで出来ませんでした。これから行います。

朝食は市販の漬け麺に出汁を溶かして食べました。
朝から重いものを食べて胃の調子がおかしくなりました。

午後2時15分にKさんが来ました。その後にM商会が来ました。
シャワールームと排水管の様子を見た後、シャワールームで水を流してみました。
Kさんは「おそらく水を流して使っていれば臭いは大丈夫じゃないか」と言っていました。
またM商会も、被災者優先で工事していたので遅くなってしまったと言っていました。
明日に完成予定だと言っていました。

シャワールームは、来月半ばまで使ってみて様子を見ます。

M商会が帰った後、Kさんと、かわうちの湯に行きました。平日の午後1時~8時までの営業になっていました。
受付の人によると、露天風呂の修理が入るとしばらく休業になるそうです。
私たちも含めて8人入っていました。

帰り道で、蕎麦屋のご主人が外に居てこれからランニングをするところだったので、話を伺えました。
うろ覚えのところもありますが、箇条書きでまとめますと
「昼だけは店を再開していたが、また店を休業する」
「川内村も除染をする。ここは除染のモデルケース。やらなきゃいいのに。除染する手間でいろんなことが出来る」
「村長は除染賛成派だが、それは安心させなきゃいけないから」
「山の除染と言っても、どうせ2世代や3世代すれば線量の高い山も16分の1くらいに落ち着くのに。将来の数世代に渡ることを考えてやらなきゃいけないのに」
「あなたのところの先生の本も一気に読んでしまった」
「前に住民が言っていたのは『放射能が怖いから戻ってこられない』だったのだが、どうも大丈夫そうだとわかった現在は、後付で別な理由を作ってしまっている」
「例えば『学校が無い、スーパーが無い、コンビニが無い、etc・・・』」
「こう言っては何だが、心の病気。『ミニ郡山が出来たら川内村に戻ってくるのか』と皮肉を言ってしまった」
「行政機能も川内村でもある程度戻す。そうじゃないとここは川内村じゃなくなってしまう」
「テレビでも自分が映ったらしいが、NHKのは撮影したところの真ん中だけ放送して、肝心な最初と最後はカット」
「野田さんに『国のエネルギー政策の見直しがどうこうじゃなくて、ここまでやってきたんだから、とにかく最後まで責任を持ってやってくれ』と言った所は見事にカット」
「まもなく村議会議員の選挙。定数10人のところ15人が立候補。だいたい100票で当選だが、自分は今回危ない」
「選挙に強いのは仮設住宅で『コタツが貰える』と言っている候補者。こういう人とも一緒に議員をやらなければならない」
「だから、2週間ほど店を閉めて、挨拶回りをしなきゃならない」
「川内村に戻っているからといって有利になることは無い。むしろ不利。仮設住宅にいるほうが活動しやすい。」
と言っていました。

夕食は、残っていた焼きそば、余りものを処分するために味を濃い目にした味噌汁、焼き鳥を出汁で煮たもの、でした。
ことごとく微妙な味でした。

ここ3日間にかけて弱い揺れが続いています。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年10月26日の日誌です。

プラスチックごみを出すのを忘れました。
ごみ出しは失敗続きです。ポリバケツを買っておいて良かったです。

電話・ネット回線代を振り込みました。5178円でした。

洗濯と布団干しをしました。

午前11時にやっとネット接続が回復し、Nさんが提案していた簡単な実験を出来ました。

午後3時半にM商会の人たちが来て、工事を終了させました。
工事の最中に、70メートル離れたところにあるガソリンスタンドに灯油を40リットル買いに行きました。1リットルあたり93円でした。
M商会から、建物の脇からコンセントを引っ張ってきており、冬の間は凍結防止用のコンセントを抜いてはいけない、と言われました。
また、同様に凍結防止が理由で、冬の間はお湯の電源は切らないで、リモコンのスイッチがLoと表示される状態を維持しなければならない、と言われました。

M商会が帰った後、さらに灯油を買いに行きました。それを半分だけ灯油タンクに入れたところ、ほぼ満杯になりました。
足場や入れ口の関係上、一人で入れられるのか心配だったのですが、なんとか大丈夫でした。

午後5時半、シャワールームに無理やりに入ってみました。
建物の蛍光灯をつければ上から光が入るので、内部の明るさは大丈夫だと思います。
シャワールームに入る際と出る際、共に入り口の金具に足がぶつかりました。入り口は人に優しくは出来ていません。
まずは内部をシャワーで洗いました。シックハウスの臭いは、これでほぼなくなっているように感じました。
それから体を洗い、風呂の部分にお湯を溜めて入ってみました。
体を洗うのはやや狭目でしたが、その分風呂としては効率的でした。

以前はタライにお湯を張ってお風呂にしていたので、それに比べれば雲泥の差でした。
ただ、普通の生活をしている人から見れば、余り良くない入浴環境なのかもしれません。
何れにせよ、1週間風呂に入れなかった6月頃を経験してしまった私には、これがどの程度の入浴環境なのか分りかねます。
突っ込んで言いますと、私はともかく・・・普通の人がこれにしばらく入るのは厳しいのではないかと思っています。

夕食は、濃い味噌汁にそばを茹でてから投げ込んで食べました。安定した不味さでした。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年10月27日の日誌です。

布団とソファーを干しました。
掃除機をかけました。
トイレを二箇所掃除しました。
掃除が終わった後に足が濡れてしまったのですが、相当に体が寒くなりました。

新聞の集金が来ました。2905円でした。

電気代のお知らせが来ました。
「従量電灯B50アンペア」が1021kWh使用で25405円、「低圧電力15kW」が未使用(0kWh使用)で9056円でした。
従量電灯Bの方はこれ以上減らすのはなかなか難しい状態です。
それでも以前の半分近くの電気代になって嬉しいです。

水道管凍結防止のコンセントを差し込みました。見落としが無ければ、全部で12箇所あるはずです。
時期的にまだ入れなくても大丈夫かとは思うのですが、安全第一で早めに入れました。

今日も風呂に入りました。
暖房器具として優秀に感じました。
現在のところ、昨日以上の感想は出てきていません。

明日はエロゲーの集中発売日です。秋葉原に居たかったかも、と少しだけ思いました。
まあ、他の街は、例えば渋谷、新宿、代官山、あたりは、私には余り関係無いのです。
それでも、秋葉原と中野と有明と池袋の一部と浜松町などのイベントホールは、なくなったらモニタの前以外に居場所が無くなってしまいます。
なんばとか大須とか中関村とか一回行って見たいものです。

(転載終わり)

(転載始め)

2011年10月28日の日誌です。

午前1時35分にパトカーが走っていました。かなりスピードが出ていたので、福島県警だと思います。

3日前から連続して、大型ポリタンクを満載したトラックが288号線を帰っていきました。
6月ごろはパトカーばかり目立っていて気づかなかったのですが、改めて通る車を見てみると工事車両が多かったです。

ソファーと枕とタオルケットを干しました。

午前中に、HさんのMLでのメールに従い、露天風呂に水を溜めてみました。
3割ほど溜めたところで、水が少しずつ漏れ出したので、溜めるのを中止し、写真を撮りました。

午後2時に、Nさんが来ました。
ラーメン大の大久保店店主さんです。東京に行った際は行ってみようと思います。
とろろ昆布と出汁の素を頂きました。

お昼として、ご飯、豚汁、麻婆豆腐、トマトとチーズにドレッシングをかけたもの、豚肉を焼いただけのもの、をお出ししました。
豚肉は石井魚店で買ったものだったのですが、Nさんが「この豚のばら肉は良い」と仰っていました。

ご飯の後に、事務所内、検問所、体育館、小学校、中学校、ひまわり畑、の順に案内しました。
午後3時45分にNさんは帰りました。399号線を使って川内経由でいわき市に行った後、東京に戻るそうです。
お世話になりました。

amazonで頼んだキーボードに不具合があり、返品せざるを得ませんでした。

夕食は、ご飯、豚汁、ネギを入れた納豆、でした。

午後11時35分、珍しいことに普通の車が検問所方面に走っていきました。

(転載終わり)

Nさま、先日突然お邪魔してしまい、失礼しました。お仕事中のNさまは大変格好良かったですし、ラーメン大 大久保店のラーメンはとても美味しかったです。また、復興応援メニューを作られているのは、素晴らしい事だと感心しきりでした。

副島隆彦 投稿日:2011/11/18 09:13

【701】[784]TPPの眼前の本当の狙いは、やはり、郵貯の200兆円の奪い取りだ。それと、イランへの爆撃が計画されている。

副島隆彦です。

 TPP導入 の本当の狙いは、目の前に迫っている 日本の国会での、郵政改革法案を、アメリカがなんとしても阻止して、日本国民のおじいちゃん、おばあちゃんの最後の資金である 郵貯・簡保の200兆円を、奪い取ることである、ことが、以下の新聞記事でわかります。 国民新党の亀井静香議員に、ここは、頑張りとおしてもらいたいと思います。

 それと、イランに対して戦術核での核開発施設へのイスラエルとアメリカ軍にの合同での攻撃に向かって、世界が動いています。 やっぱり、戦争刺激経済(ウォー・エコノミー war ecnomy )をやる気だ。 欧と米の 金融システム崩壊= 世界恐慌への突入 を前にして、それを阻止するために、中東(ミドル・イースト)で戦争を仕掛ける、という大きな図式で、私たちは動かされてる。  

(転載貼り付け始め)

●「 TPP、郵政法案にも余波=審議入りのめど立たず 」

2011年11月16日 時事通信

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011111600778

 政府・与党が今国会での成立を目指す郵政改革法案の行方が定まらない。野田佳彦首相が参加方針を表明した環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐ り、米国が郵政分野の改革を迫る姿勢を鮮明にした影響が出ているためだ。

 小泉政権が目指した完全民営化を見直す内容の法案に自民党が改めて反発を 強めており、審議入りのめどは立っていない。

 東日本大震災の復興財源として、政府は日本郵政株の売却益を見込む。株売却は法案成立が前提で、民主党は自民、公明両党と修正協議を進め、成立 を図りたい考え。ただ、状況は芳しくない。

 民主党総務部門会議は16日の会合で、衆院郵政改革特別委員会の武正公一筆頭理事から自公との調整状況 の説明を受けたが、出席者の一人は「何も進んでいないのが現実だ」と肩を落とした。

 日本郵政グループの3社体制への再編を柱とする同法案には、国の間接的な出資の下、かんぽ生命保険にがん保険などの事業を解禁する内容も含まれ る。

 一方、米国は日本のTPP交渉参加の是非を判断する事前協議で、保険市場への参入拡大に向け対等な競争条件の確保を求める構えで、簡易保険に 事実上の政府保証を残す法案が成立すれば、日米のあつれきが増す可能性が高い。

 このため自民党からは、法案の内容と交渉参加を目指す政府の立場の矛盾を問う声が上がっている。同党幹部は16日、「TPPの話が出てきて法案 (の前提)が崩れた。簡易保険への民主党のスタンスが分からない」と指摘。修正協議を急ぐ民主党をけん制した。

 同法案は連立を組む国民新党が「一丁目一番地」として最重要視しており、亀井静香代表は16日の記者会見で「首相も民主党も今国会で成立させる と言っている。国民新党もまなじりを決して対応していく」と強調した。

 与党は2011年度第3次補正予算関連の復興財源確保法案などの衆院通過後 に郵政法案の審議に入りたい意向だが、自民党の理解は得られそうにないのが現状だ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

佐藤研一朗 投稿日:2011/11/18 02:38

【700】[783]ロン・ポールの「連銀を廃止せよ」の翻訳とアメリカ大統領選挙情勢

ロチェスター通信 2012年11月17日

学問道場の皆様こんにちは
アメリカのニューヨーク州の北のはずれのロチェスターに住んでいる佐藤研一朗です。
(副島先生に送ったメールを手直しして掲示板に投稿しています。)

この夏はたった三ヶ月間でしたが日本滞在しました。学問道場の仲間と充実した時間を過ごせたことが心に残っています。
個人的には自分の故郷が被災したことで重たい気分でいましたので、志を共にする仲間に会えたことが励みになりました。

ロン・ポールの「連銀を廃止せよ」(END THE FED)の翻訳が順調に進んでおり、今週中に下訳を終え、来週くらいで文章の手直しを終わらせる所まで来ました。これは3月に発売されたロン・ポールの「他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言―」→ http://ow.ly/7wRJh に継ぐ本です。前作は、政治・経済全般をリバータリアン的な視点で紐解いていく本でしたが、今回の本はタイトルどおり、アメリカ中央銀行の連銀 について語った本です。

中央銀行が何の裏付けもない紙切れのお金を沢山すり、政府が戦争や福祉にお金を使ってしまうということが、バブル経済や現在の金融崩壊の根本的な原因なのだという趣旨の本になっています。

日本でも日銀による窓口指導によるバブル発生や、0金利という価格統制をもう10年以上続け、政府の国債増発の手助けをしています。失われた20年の正体は、中央銀行を使った民間から政府部門への富の移転だったとその内語られることになるでしょう。

さて、今アメリカはまさに大混乱という感じです。アメリカはこれからどうなるんだろうという危機感を人々から感じます。
日本のニュースでも報道されているでしょうが、オキュパイ・ウォールストリートのような運動が各地に広がっていくような時代になりました。何が起きても不思議ではない時代です。

ロ チェスターの中心部の公園でも、職がない、うらぶれた若者たちが集まって抗議活動をしています。公園にはテントがたくさん張ってあって、どうも自分には難 民キャンプのように見えます。まあ、遊びに行くと、政治や経済をいつでも見知らぬ人と話しあえるので、自分は好きですが。

大統領選挙の情勢ですが、共和党予備選挙まで50日と迫って来ました。(翻訳が終わったら急いでくわしい報告を書きます。)
共和党予備選挙はまさに大混乱という感じです。際立ったフロントランナーがいない選挙で、有権者もまだ誰に投票するか決めていないという感じです。一人の候補者が上がってきては、また落ちていくというくり返しになっています。

夏 に参戦したリック・ペリー テキサス州知事も、最初は支持をのばしましたが、失速しました。先月支持を伸ばしたピザ屋の黒人CEOのハーマーン・ケーンもセクハラ・スキャンダルで、 落ち気味です。ここ数週間でギングリッチが上がって来ましたが、今日のニュースでフレディマックから2億円相当をコンサルタント料をもらっていたという報 道がされていました。これはかなりのマイナスでしょう。新しい候補者が浮上するたびに、トップのマサチューセッツ州の元知事のミット・ロムニーから支持を 奪っていくという感じで、彼の支持も伸び悩んでいます。

ロン・ポールはメディアからの完全な無視にも負けず、支持を少しずつ広げています。全国の世論調査でこそ4位あたりですが、序盤戦のアイオワ州、ニューハンプシャー州の世論調査では、どちらとも二位につけています。

ア イオワ州の党員集会が予備選挙の一番最初で1月3日です。昨日の世論調査では、一位のケイン20%、ロン・ポール19%、ロムニー18%、ギングリッチ 17%と横一線の大接戦になっています。党員集会はただの投票と違って、熱烈な支持者がいるロン・ポールのような候補者に有利です。もしロン・ポールがア イオワ州で勝てば、彼が共和党から選出される可能性は現実的なものになると思います。

恐らく序盤戦の予備選の結果を見て、誰に投票するか 決める有権者が大半でしょうから、アイオワ州、ニューハンプシャー州を制する候補が予備選挙を制するという形になると思います。前回、全く注目されていな かったマケインがニューハンプシャー州で勝って、予備選挙を制したのと同じ様になると予想します。3月6日のスーパーチューズデーでだいたい決着がつくだ ろうと思います。

それともしロン・ポールが共和党予備選挙で選出されなかった場合は、第三党から出馬するという可能性も少しですが残って います。ロン・ポールはすでに今期での議員引退を表明していて、共和党を割って出ても失うものはないでしょう。その場合は、来年の11月までは話題を振り まいてくれると思います。さてどうなりますか。

「他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言―」→ http://ow.ly/7wRJh をまだお読みでない方、是非、是非お買い求め下さい。混乱する世界への提言が詰まっています。

感想はトゥイッターのアカウントまでお寄せ下さい → http://twitter.com/#!/kenichirosato

佐藤研一朗 拝

川端優美子 投稿日:2011/11/17 19:53

【699】[781]訂正 「80年前から」→「1800年代から」

群馬のゆみこ(川端優美子)です。

[780]訂正です。「消毒とガーゼの治療は80年前から進歩していない医療」は「1800年代から進歩していない」の間違いです。読んですごくびっくりした覚えがあるので、1800年代から進歩していない治療法のはずです。8しか合ってない。

川端優美子 投稿日:2011/11/15 22:13

【698】[780]医者仲間に「注射打つとき、まだアルコール消毒してるの?」と言われて悩む50代医師

群馬のゆみこ(川端優美子)です。

喉が痛くてセキが出るので、うがい薬でももらい行ぐべぇと思って、近所のお医者さんに行きました。お医者さんが、イソジンでいいの?と言うので、他になにかあるんですか、と聞くと、アズレンというのがあると。イソジンは消毒剤だけど、アズレンは炎症を抑える薬だそうです。ここから「いま、すごい時代になっちゃっててさあ」と、お医者さんの打ち明け話が始まります。

この間、お医者さん仲間の集まりに行ったら、「注射打つとき、まだアルコール消毒してるの?」と言われたって。消毒してもしなくても結果に変わりがない、消毒したほうが有効だ(ばい菌が入らないとか)というエビデンスがないから、そのお医者さんたちは消毒しないで、いきなりブスっとやるそうです。

そう言えば、わたしは数年前に夏井睦(なつい まこと)というお医者さんの湿潤(しつじゅん)療法というのをネットで見て、それ以来自分が軽い傷をしたときは、「よく洗って、消毒をせずにワセリンを塗り、ラップをする」という湿潤療法を実践しています。消毒をすると、傷を治してくれる良い菌まで殺してしまうので、直りが遅い。乾かす(かさぶたを作る)と、傷を治してくれる体液がなくなるので、直りが悪い(膿んだりする)。この療法は痛くなくて、早く、きれいに治る、といいことずくめ。実際にワセリンを塗った瞬間から、ひりひりするような痛みが消えます。夏目先生いわく、消毒とガーゼの治療は80年前から進歩していない医療だとか。患者に痛くてつらい思いをさせるのはヒドイ、とおっしゃる患者想いのお医者さんです。
新しい創傷治療 「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して:http://www.wound-treatment.jp/

それで、わたしはお医者さんの話がすぐに理解できました。

ゆみこ「で、その後、先生は注射する前、どうしてるんですか。」

お医者さん「いや、だから、もう習慣だからさー、消毒してるよ。」

ゆみこ「えー、でもそれじゃ、科学的じゃないじゃないですか。宗教ですよ。」

お医者さん「そうそう。」

ゆみこ「うわ~、先生、これは乗り越えなくてはならないアレですね~。」

お医者さん「そうなんだよ。」

看護婦さん「でも、消毒してくれなきゃ気持ち悪いって言う患者さんがいるじゃない。」

ゆみこ「う~ん、でも、消毒しなくても大丈夫なんです、といい続けて、患者を再教育することも必要なんじゃないでしょうか。」

お医者さん「医者仲間に、どうしても消毒して欲しいという患者がいたらどうするのと聞いたら、脱脂綿を水でぬらして拭いてやるんだってさぁ。」

ゆみこ「ああ、そういう心のケアは必要かもしれませんね。」

と、こういう話をしました。手術前にも手を洗わないんだそうです。なんかジェルみたいなのを付けておわり。

もらったアズレン液のうがい薬でうがいをしたら、やはりイソジンよりずっとマイルドでした。よかった。

最後に、ぜんぜん関係ないのですが、友人からTPPの面白い動画を教えてもらったのでお楽しみください。

野田総理のTPP交渉参加表明にあの方がお怒りのようです:http://www.youtube.com/watch?v=t9G-smFdP_A&feature=share

「あの方」というのはヒトラーさんです。こういう風に、政治をパロディとか風刺とか皮肉とかで一般大衆にも、面白く分かるようにしたものは大事だと思います。でもテレビのお笑い番組ではやってくれないようで、残念です。動画の最後のほうで「小泉を支持したのは、あなただけじゃない・・・」となぐさめてもらっている女性がわたしです。だって、改革っていいことだと思っちゃったんだもん。はぁ・・・。

古本屋 投稿日:2011/11/14 21:49

【697】[779]「【TPP交渉「情報は全部米国に」東京・石原慎太郎知事」

古本屋です。重たい掲示板には初めて投稿します。副島先生の本は20冊以上拝読しています。産経新聞の地方紙面に興味深い記事がありましたので投稿いたします。副島先生の以前の著書に日本の政治家はアメリカに監視されているというようなことが書かれていたかとおもいますが。

石原知事がTPP問題に関連して日本の情報筒抜けの状態の外交に懸念を表した。日本の外交情報はすべてアメリカ側に漏れており日本の政治家のプライベートも含めて真っ裸とのことだ。石原知事自身もすべて把握されていると告白した。

産経新聞からの引用です。 
2011/11/13 地方欄(神奈川)

「今の総理、なんていったっけ? 前田じゃねえ、野田か。あれも相当しっかりして対応したほうがいい」

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加問題について石原慎太郎知事は11日の定例会見で、野田佳彦首相のリーダーシップを求めた。

自身はTPP参加には反対の立場だが、「日本はどういう情報を持ち、どこまで相手の手の内を読んでいるのか」と疑問を呈したのだ。

 かつて閣僚を務めた石原氏は「政府関係の情報は、主な政治家のプライベートな情報も全部(米国に)流れてる。私なんかもちゃんと把握されてますよ」と指摘。

 「こっちはカード全部開いて、向こうは伏せて勝負しているようなもの」とポーカーに例え、「そういう状況の中での交渉はとっても危ない。今の政府はどれだけ認識しているのか」と警告した。

広島・西 投稿日:2011/11/09 21:50

【696】[778]副島先生への手紙の抜粋です。

6869の西です。

 副島隆彦先生に差し上げた手紙の一部抜粋を掲載します。
なお、予め申し上げておりますが、私はあくまでも反核・反原発の立場で、
今回の放射能事故に対して、これまで「原子力は安全だ」と言い続けた人達
(電力業界、政府関係者等)は、その責任を厳しく追及されるべきだと考えております。
さらに今後も原発周辺の住民に対する、健康調査・検診は行政が責任を持って継続する必要があると考えます。
しかしながら、ことさら放射能の恐怖を過大に流布することには大いに疑問を感じているのです。
放射性物質は危険であり、人体に悪影響を及ぼすことは事実ではあるものの、
恐怖に怯え、「○年後にはガンを発症する」と、それに捉われ続けているような人生であってはならないと考えます。
日々そのように過ごしたら、将来罹るかどうか解らないガンよりも、
うつ病か胃潰瘍になってしまうではありませんか!
これでは放射能被害というより、むしろ恐怖心の被害者になってしまいます。
また広島・長崎も焦土の中から復興したという事実、
さらに家族を一瞬の内に亡くし自らも被爆しながらも復興に尽力された無数の方々の存在があり、かつまだご存命の方も大勢おられること、これも事実です。そういった先達の尽力に報いるべく、また私自身も被爆2世であるという立場から発言させていただきます。

(ここから)
副島隆彦先生
(前略)
先生が書かれているように、広島で被爆後も元気に年を重ねている人は大勢おられます。
著書の中にも名前が挙がっていた肥田舜太郎医師は現在は関東方面にお住まいのようですが、広島で被爆、その後も被曝医療に関わった人で現在96歳。この方がやたらと「被爆後何年もたってから、原爆ブラブラ病になる」という言説をふれ回っているようですが、このお年で立って講演できるのがまず驚き。
しかしこんなにお元気じゃあ、放射能が怖いという説得力に甚だしく欠けるような、、、。加えて、私も広島育ちでそれなりに平和教育を受けてますが、
この“ブラブラ病”というのは聞いたことがありませんでした。
年代が違う人達10名程度にも聞きましたが、どの人も口を揃え初耳だとのことでした。(注:この疾病そのものは否定しませんが、患者が大多数とは思えません)。

一方で、私の母方の叔母3名は30~40代の若さで、幼い子供達を残してガンで亡くなっており、その当時(昭和40年代)は、「若年性のガン=若い時の被爆のため」というのが一般的な考え方だったように思います。
まだ幼かった私も、叔母は被爆によるガンで亡くなったと聞かされました。
「やっぱり、ピカ(原爆のこと)せいよ」ということで、家族も医者も納得、
それ以上の追及・原因究明は無しということだったのでしょう。
人間というのは、得てしてこのような単一の原因を欲しがるものですので、
Aという原因でBという結果に至るという考えに陥りがちですね。

 副島先生のご著書を読むまでは、そこに利権があるかどうかというものの見方をしてきませんでしたが、「怖い怖い」と騒ぎたてることによって、利権が発生するのですね。
広島の場合は「こんなに酷い目にあった」ということで、補償要求や反核運動があったのでしょう。(注:街が一瞬にして破壊され、ボロボロに皮膚が垂れ下がった人達の悲鳴の中を逃げまどい生き延びたわけですから、これは当然の要求です)。
被害を強調するようなことはどこの国でも同様に行われているでしょうし、
実際に何らかの不利益を被った人々の作戦として理解できることです。
が、今回の「放射能怖い怖い」は2年前のインフルエンザ騒ぎに構図がそっくりだと思います。
あの時もことさら恐怖を煽り立て、マスコミに「専門家」が次々に登場し、
その人達の本がそこそこ売れ、さらに研究費という名の税金が配布されたのは
記憶に新しい所です。あの時に大騒ぎしてグローバル製薬会社から税金で買ったワクチンのほとんどは、こっそり捨てたのではないでしょうか。
 
 放射能恐怖症を煽った4人組に続く、第2カテゴリー「小ワルの部」にぜひ加えて頂きたいのが添付します、河田東海夫(かわた とみお)氏です。この人はNUMOの研究員で、土壌汚染がチェルノブイリ並という発表をした人のようです。研究費のこうばしい匂いが漂ってくるような、、、。(後略)
(転載終わり)

 今後起こりうる健康被害を心配することは心情として理解できます。
しかしその心配や不安は、「あえて」そのように仕向けられているかもしれないことを意識するべきだと考えました。
怖がるにもいい塩梅が必要だと思います。
 
以上。

1644金井克己 投稿日:2011/11/09 11:41

【695】[777]訂正とお詫び

早川教授のセシウムマップですが、新たに30000~99000の領域が紫色で追加されています。
福島西部、東京北東部にその範囲の強いところがあります。
お詫びして訂正いたします。

1644金井克己 投稿日:2011/11/09 02:29

【694】[776]焼却灰セシウム

http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste-radioCs-16pref-result20110829.pdf

16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果一覧が環境省により発表されています。

これによるとセシウムに関しては、福島県より関東地区が悲惨な事になっています。
福島周辺は驚くほど少ないです。
これによると確かに副島先生が言うように福島は関東よりずっと安全ですね。
キノコ雲爆発した3号機は空中高く放射性物質を吹き上げ、皮肉にも福島よりも遠隔地に放射能をまき散らしたようです。

http://kipuka.blog70.fc2.com/

群馬大学の早川教授のブログです。償却灰のセシウムマップが判り易く提載されています。
この教授も「コワイコワイのトンデモ学者なのでしょうか?」

最近、副島先生が私が以前より気になっていた政府東電に対する責任問題をもっと追及していかなくてはならないと発言されているのを心強く感じています。
期待しております。

ゲップ 投稿日:2011/11/09 00:18

【693】[775]いくつか意見があります、

いくつか意見が出てきましたので、投書いたします。

1.ナオミ・クライン著 ショックドクトリンについて
 上下とも購入しましたが、本当に浩瀚な著書です。日本人の作家・ジャーナリストでここまで書ける人を見たことはありません。でも、これは無理もないことだと思います。
日本の歴史をみると、歴史として確認することのできる文献が史上初めて出てきたのは
日本書紀あたりからだったように思います。それに対し、欧州や中国では、紀元前のはるか昔から今に伝えている歴史文書がたくさん残されています。これが、違いの元になっていると思います。
先日、副島さんからショックドクトリンの感想文を重たい掲示板にお書きくださいというメールを頂きました。でも、それはまだ果たせていません。どうもすみません。同書の最初の数十ページを読みましたが、そこでミルトン・フリードマンというのが、実はワルだったことを知りました。それ以降は、まだきちんとは読んでいません。実は、同書をバラバラページめぐりながら、あちこちに書かれていたフリードマンのバカバカしい所業についての記述を拾い読みしていくうちにアホくさくなって、もうこれ以上読む気がしなくなってしまったのです。まあ、そのうちに、最初から最後まできちっと読んでおきます。

2.今度販売された「放射能のタブー」を買って読みました。
副島さんは同著について、出版する時期が遅すぎたので売れないのではないかと気を揉んでいたようですが、そんなことはないと思います。むしろ、他の人が書いた同テーマの本には書かれていない、いろんな話題があちこちに書かれていたので、とても良かったです。
例をあげると、地下深いところまで浸みていった水が高温のマグマに熱せられ、水素と酸素に分離しそれが再結合するときに大きな爆発が起き、これが原因で地震が起きるという話は大いに興味を引きました。また、超臨界状態にある物質のふるまいについて、いろんな専門書を引いて調べてきましたが、それでもよくわかりませんでした。そこへ、同書の超臨界状態にある物質のふるまいについての簡潔平明な説明を読んで、やっとストンと腑に落ちました。

3.ノーフォーク基地の地下金庫のアイディアは、どこから得てきたのか?
どの著書だったか忘れてしまいましたが、アメリカのノーフォーク基地の地下に、FRBが所蔵する金塊が隠されていたという話を読んだことがありました。この話はあまりにも突飛だったので、その発想のネタはどこから得てきたのかなぁと思っていました。それが、先日発売された、
 「森鴎外の帝都地図 隠された地下網の秘密  秋庭俊 著  洋泉社 刊」
を購入し読んだところ、そのヒントのようなものが書いてあったのを見つけました。
以下に、この部分を引用します。
“ローマ帝国では、ローマ市内から十数キロ離れた水源から水を引いていたことはよくしられています。その水路は、その周囲四方を厚い石で囲まれてあり、これを地下に敷設していました。その石の水路の屋根の上は、通路として利用していました。この水路には、突然の増水や渇水に備えて、一定量の水を貯えておくことのできる地下池を、ある一定の決まりに従って設置していました。さらにこの地下池をある一定数まとめて管理する分水所というのを置いていました。分水所には、各地区の水道を管理するための部署が設置されていました。この部署で誰かに水道に毒を撒かれると大変なことになりますから、ローマ帝国は水道の安全を確保するために、ここ分水所に軍隊を張り付けていたというのです。”
 これを読んで、ノーフォーク基地の地下金庫の話を急に思い出し、更にアメリカは覇権国家として世界各国をいかに統治していくかについて、その範をローマ帝国にとっていたという話も思い出しました。
秋庭氏の説明文章がちょっとわかりにくかったので、こちらが引用した文章も、わかりにくくなってしまったかなと思います。どうもすみません。

4.ペットボトルのキャップ集めの運動についての疑問
ペットボトルのプラスチックの蓋を集めて、世界の恵まれない子供達にワクチンを注射できるようにしようという運動が、職場や家庭で行われています。このワクチンのことで、以前鳥インフルエンザ騒動が起きた時、そのワクチンに防腐剤として水銀が混入していたという話を思い出しました。それで、ひょっとすると世界の恵まれない子供達に注射するワクチンにも水銀が入っていたのでは・・・と気になってきました。我々の善意の行動が、実は世界の恵まれない子供達の殺人につながっていたとしたら、困ったことになってしまいます。ペットボトルの蓋集め運動は、どこの誰が起案したのか、その人のバックにアメリカの影がちらついていないか、確認しておかないといけなのではと思っています。

平成23年11月6日(日)の朝日新聞朝刊の2ページに、職が見つからず、生活のため軍隊に入るしかないと悲しんでいたアメリカの労働者のことについての記事が載っていました。むごいことをするものですね。アメリカの支配者って。
まさか、第三次世界大戦をやらかすつもりなのかなぁって、思っています。(終)