重たい掲示板

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。
旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

書き込みの連番がリニューアルによりリセットされております。旧サイトの書き込みの連番は[●●]で表示されております。ご了承ください

澤田正典 投稿日:2016/04/24 07:35

【1581】[1914]地震と火山爆発は同じ4

 会員番号2953の澤田正典です.今日は平成28年4月24日です.

 ここからは,地球という天体における電気的な力について考察していきます.
 地殻内部において核爆発を引き起こす原因となる,核燃料の生成と起爆に関わる大きな要因として,電気力があります.

 地球という天体においては,中心部が電気的に強いプラスの電荷を持っていると考えられるため,電気的な活動が活発に行われていると考えます.地球の中心部が電気的に強いプラスの電荷を持っていると考える理由は,次のとおりです.

 ・極めて高圧であるため,圧力を支えるために,原子核同士の反発力が必要となり,負電荷が邪魔になる.
 ・極めて高圧であるため,原子間距離が接近し,隣り合う原子同士で電子殻が重なり合い,電子同士の間で斥力が発生し,電子が追い出される.
 ・極めて高温であるため,電子が大きな運動量を持ち高速運動し,その速度は中心部で最大となり,結果として中心部ほど電子密度が疎となる.

 以上により,地球の中心部は電気的に強いプラスとなり,追い出された電子が,その周囲に高密度に集まっていると考えます.
 この高密度な電子の層が,おそらくは下部マントル層か,地球コアとの境界付近にあるはずです.

 この高密度電子層においては,電気抵抗が非常に小さい可能性があります.そして地球コアの周囲に球面状に閉じて分布しているため,電流が発生した場合,長期的に保存されてきた可能性があります.

 原始地球において,太陽から無数のプラズマの固まりが地球に叩きつけられてきました.このプラズマの塊である太陽風やコロナ質量放出(CME)に含まれる荷電粒子は,高速の,電子や水素原子核(=陽子,プロトン)で構成されており,負電荷,もしくは正電荷そのものであり,その比率や密度や速度や空間分布を刻一刻と変化させながら,断続的に地球に叩きつけられてきました.この結果,地球の周囲では太陽風やCMEによる磁場が発生したり消滅したりします.この常に変動する磁場が,電磁誘導の原理で,地球内部に電流を駆動してきたと考えられます.

 電流は流れ続ける性質がありますので,最初のうちは,太陽風やCMEにおける電荷の正負の比率や密度,速度,空間分布の偏りにあわせて,くるくると電流の回転軸を回転させながら電流としてのエネルギーを徐々に蓄えていったのでしょう.そしてある程度以上の電流が貯えられてくると次第に安定してきて,ほぼ一定の回転軸でドーナツ状の電流として保存されるようになったと考えられます.

 おそらく,ほぼ赤道面に平行な回転面を持つ,ドーナツ状の電流が,現在も地球内部に存在します.それが今も,地磁気の発生源です.このドーナツ状の電流の回転軸がくるんとひっくり返ると,地磁気の逆転になります.地球が何らかの電磁気学的な強い力を外から受けたときに,実際にそういう現象がかつて何回も繰り返し発生してきたと考えられます.

 なお,おそらく地球以外の天体も,その内部に,ほぼ同様の電気的な構造を持っているはずです.太陽も.

 澤田正典 拝

澤田正典 投稿日:2016/04/23 10:14

【1580】[1913]地震と火山爆発は同じ3

 会員番号2953の澤田正典です.今日は平成28年4月23日です.
 副島隆彦先生,守谷健二先生,他諸先生方,いつもありがとうございます.私がこの重掲に,何度も投稿してしまい,すみません.

 今回はまず,地殻変動の分類をします.プレート運動によって地殻に弾性エネルギーが蓄積されて,それが解放される現象は存在します.弾性エネルギーの解放に伴い発生する地殻変動の現象は,

 ・プレート境界型地震の発生後,プレート境界の上面側の地殻で見られる,長期的な伸張変動(余効変動).
 ・プレート境界において発生する,スロースリップ,ゆっくり地震,サイレント地震.

 です.プレート境界で地震=核爆発が発生すると,高温によってプレート境界面の岩盤が溶解し,その面の摩擦力が低下し,弾性エネルギーの解放による長期的な伸張変動が発生すると考えています.これが,私の解釈による余効変動のメカニズムです.そして,温度の低下に従う摩擦力の回復と,弾性エネルギーの解放に伴う復元力の低下により,時間が経過するにつれて余効変動は収束していくと考えます.東北太平洋沖地震の震源となったプレート境界では,今でも余効変動が継続しています.核爆発の大きさも相当なものでしたが,それだけではなく,弾性エネルギーの蓄積も,たしかに,大きかったのでしょう.

 プレート境界はもともと,強固に固着しておらず,摩擦力程度の弱い力で,上面プレートと海洋プレートの面同士が接着されています.静電気的な力が,この摩擦力に関与する場合もあると思います.そして,ある程度の弾性エネルギーが蓄えられると,たとえプレート境界型の地震が発生していなくとも,復元力のほうが摩擦力に勝り,ゆっくりと滑ります.それがスロースリップという現象であり,東海地震の想定震源域の周辺で,ときおり発生が確認されている現象だと推理されます.房総半島で何度か観測されてきたゆっくり地震も,同様の現象でしょう.

 プレート運動はゆっくりとした運動ですから,弾性エネルギーの蓄積は基本的にゆっくりと進みますので,開放されるときも,ゆっくりと解放されるはずです.そして弾性エネルギーが解放されないまま時間が経過するほどに,弾性エネルギーは地殻を塑性変形させながら消滅するはずです.地殻内部には,弾性エネルギーはほとんど残っていないと思います.プレート運動で押されていますから,応力は働いていますが.
 プレートテクトニクスが直接的に関与している現象など,この程度です.
 なお,地殻内地震において余効変動が発生した場合,それが必ずしも弾性エネルギーの解放に起因するとは限りません.核爆発に伴う高熱が関与した,別のメカニズムである可能性も考えられます.

 次に,核爆発や核反応に伴い発生する地殻変動の現象は,

 ・すべての地震における震動.
 ・プレート境界型地震における,プレート境界をせん断破壊面としたせん断破壊の促進と応力の解放.
 ・地殻内地震における,地殻内部の部分的なせん断破壊の促進と応力の解放,及び断層面の形成.
 ・火山におけるマグマ水蒸気爆発.
 ・火山におけるマグマ上昇及び火山性微動.

 です.ここでは,核爆発や核反応によって発生するエネルギーのうち,力学的なエネルギーの関与が大きなものを上に,熱力学的なエネルギーの関与が大きなものを下に書いてあります.また,断層面は応力を解放したせん断破壊面であり,地震動のエネルギー源である核爆発とは無関係ですから,地震動の振動の方向成分と,断層面の変位の方向成分も無関係になります.

 今後,修正することがあるかもしれませんが,今は上記のとおりに分類したいと思います.

 こういった分類を確実に行う目的上においては,現在の地震学が蓄積している,力学的な物理量の観測データが,後々,役立つだろうと思っています.(ただし,そんな研究をしたところで,地震予報や災害予測には,ほとんど役に立ちません.優先順位で言えば,一番最後の方です.今の地震学では,一番最後にやればよいことを,わざわざ,一番最初にやろうとしているのです.なんらかの謀が働いているに,決まっているではないか.そんなことをしている間に,税金を払っている日本国民の皆様が津波や地震や火山災害で何万人も亡くなっているのです.ひどい話である.)

 私は副島隆彦先生の書籍と講演会に感謝しています.私にとって大切な恩師です.ベンジャミンフルフォード先生,リチャードコシミズ先生にも,感謝しております.そして,船井幸雄先生に,深く感謝しております.

 澤田正典 拝

守谷健二 投稿日:2016/04/22 11:58

【1579】[1912]天武天皇の正統性について

柿本人麿の悲劇(その9)

  《柿本朝臣人麿、妻死(みまか)りし後、泣血哀慟して作る歌》〔207~216を検討してきた。そこで明らかになったことは、

 1、三首の長歌の長歌の後半は、三首とも必死になって妻を捜し求めている様を謳っている。
 〈大鳥の羽易の山に 汝が恋ふる 妻は居ますと 人の言へば 岩根さくみて なづみ来し 好けくもぞ無き うつそみと 思ひし妹が 灰にてませば〉〔213〕

 「うつそみと」…生きていると  「思ひし妹が」・・・信じていた妻が  「灰にてませば」…灰なのだもの

 三首とも、人麿が必死になって捜索していたことを歌っているのです。〔207〕の歌では、人麿の妻が苦境にあったことを歌っています。人麿は、世間の目、評判が恐ろしくて妻の元へ通うことが出来ないと歌っている。ほとぼりが覚めたらまた逢えるようになるさ、とのんきに構えていた。既に二人の間には子供が誕生していたのにです。

 人麻呂の妻は、遂に堪え切れずに覚悟の失踪を遂げた、と私は読み解いた。

 「世の中を 背きし得ねば かぎろひの 燃ゆる荒野に 白妙の 天領巾(あまひれ)隠れ 鳥じもの 朝立ちいまして 入日なす 隠りにしかば」〔210〕

 人麿の妻は、お里でひっそりと暮らすことすら世間の批判の的になり、厳しい視線の中にあったのだ。まるで村八分のような。そんな妻の苦境を人麿は十分承知していた。しかし、世間が怖いと救いの手を差し伸べることが出来なかった。時間が経てばほとぼりも覚め、また逢えるようになるさ、と。
 そんな中、妻は死に装束に身を正し、覚悟の失踪を遂げたのである。

 私の目にした全ての解説書は「世の中を 背きし得ねば」を「人間が死ぬと云うのは逃れようのない世の摂理」と訳している。題詞の「柿本朝臣人麿、妻死(みまか)りし後、泣血哀慟して作る歌」を無批判に受け入れ、人麿の妻は死んでしまっているのだ、と決め付けて解釈しているのだ。
 
 死んでしまっているのなら、どうして人麿は必死になって捜索する必要があると言うのだ。
 人麿は、妻を見殺しにしたのである。妻殺しの原罪を負って出発した詩人が柿本人麿である。

石川 満章 投稿日:2016/04/22 08:06

【1578】[1911]司馬遼太郎からのメッセージ

 会員番号1602番の石川 満章と申します。人生の折り返し地点は越えています。かなりの左寄りからだいぶ戻して、中道左派的な考えに落ち着いています。
 今回は、NHKテレビテキスト「100分de名著 司馬遼太郎スペシャル」をお勧めしたいと思い投稿する次第です。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/52_shiba/index.html

 私は、「属国日本史 幕末編」の影響だけではありませんが、司馬遼太郎の作品に傾倒する人があまり好きではありません。身近にそのような人はひとりもいないのですが、読んだことも無いのに、見聞きするものから勝手に猛烈サラリーマン的なイメージを作り、忌避してきました。
 それはNHKのテレビドラマ「坂の上の雲」が放映された時期に、ますます強化されました。「美しい日本を取り戻す」などという人達の盛り上がりとともに。

 それなのにこのテキストを私が手に取ったのは、その表紙に磯田道史という名を見つけたからです。
 「武士の家計簿」でその名を知り、朝日新聞の土曜版の「備える歴史学」の連載で、歴史の出来事の説明を面白く読ませて頂いたので、この人が書くならと購入しました。

 磯田氏は司馬作品を、敗戦で全てを失う前の日本は素晴らしかったと言っているのではなく、”日本国家が誤りに陥っていくときのパターンを何度も繰り返し示そうとしました。”と読み解いています。
 司馬遼太郎自身、日本軍の精神論の犠牲になりかけたそうですから、戦前の日本を礼賛するはずもないでしょう。

 このテキストのおかげで、私の司馬遼太郎作品への考えは一新されました。もし、私のように司馬遼太郎を毛嫌いしている人がいましたら、このテキストを手にとってみて下さい。
 私は、「この国のかたち」、「二十一世紀に生きる君たちへ」から読んでみたいと思います。
 

相田英男 投稿日:2016/04/21 23:41

【1577】[1910]第4章 理不尽すぎる審判(理科系掲示板にて)

相田英男です。
大変ご無沙汰してます。

唐突なのですが、私がまとめていた原子力の論考の第4章を、理科系掲示板に全文掲載しています。会員掲示板の続きですが、あれなしでも別に読める筈です。

かなり長い文章で、しかも、ほとんどが国会議事録の引用という、フザケルナ的な内容ですが、私としてはここがどうしても書きたい処だったので、全文載せることにしました。これを書くための今回の論考でした。

日本の原子力開発の隠された闇を、ここで全て暴きたいと思います。

[以下目次]

「思想対立が起こした福島原発事故」

第4章 理不尽すぎる審判
4.1 原研とはおいらん道中なのか?
4.2 菊池正士、国会に立つ
4.3 最強の刺客あらわる
4.4 訪れた運命の日
4.6 打ち出された「森山ドクトリン」
4.6 悪いのはすべて理事長
4.7 オセロの駒にされた原研労組
4.8 正義は何処にある

相田英男 拝

澤田正典 投稿日:2016/04/19 20:04

【1576】[1909]地震と火山爆発は同じ2

 会員番号2953の澤田正典です.今日は平成28年4月19日です.

 副島先生から今朝,メールをいただきました.ありがとうございました.

 副島先生が,人工地震を否定する立場でおられることは,知っています.幾つかのメディアで,副島先生が,そのように意見を述べておられた記憶はあります.その根拠として,地震の巨大なエネルギーを人為的な方法で発生させることはできないからとの解釈に基づいておられると思います.

 地震学は,地震のエネルギーを,地震計で計測した震動の振幅から求めていますが,本当は,一つの地震がどれほどのエネルギーを放出したのかは,わからないのです.とりあえず使用できるデータが地震計のデータしか存在しないためです.例外として,地震発生後,かなり経過した後で,地殻変動量を根拠として,地震のエネルギーの最推定を行う場合がある程度です.

 本当は,震源で,大量の熱エネルギーが発生しているかもしれません.それも地震のエネルギーとして,本当であれば追加する必要はありますが,そのデータがありませんから,結局,振動エネルギーだけしか計測対象とできない.それを元に,エネルギー量を経験則等で概算するしかない.

 そして,そのエネルギー量ですが,たとえば,今回の熊本県の地震の,M7.3となりますと,熱量の単位であるジュールに換算すると,5.62ペタジュールです.史上最大の核兵器ツァーリ・ボンバ(ソビエト,1961年)の爆発では210ペタジュールのエネルギーが放出されていますから,サイズ的には,この核兵器の1/37くらいの重さの核兵器があれば,一応,人工的に同等のエネルギーが作成できます.

参考資料(「エネルギーの比較」ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/エネルギーの比較

 このツァーリボンバは水素爆弾ですので,その核燃料は重水素化リチウムであったようです.重水素や三重水素の代替物質として,使われた物質であるようです.
 核燃料のサイズが大きくなれば,M10だって可能です.

 この核燃料が,自然現象として,地殻内部や火山に,蓄積されてしまう可能性が,あるんです.それが,自然現象として起爆したときが自然地震もしくはマグマ水蒸気爆発であり,人為的な要素で起爆したときが人工地震もしくは人工火山爆発となります.更には核燃料の人為的な供給の可能性も排除はできません.技術的には可能なことですから.あとは,ばれるかどうかの問題だけだ.

 私は,この話は,怖いことだと思っています.そして,簡単には人工地震説を完全否定できる根拠が無い.あるなら,ぜひ,教えていただきたい.

 基本的に,断層は,地震のエネルギー源ではありません.もし断層が地震のエネルギー源であるならば,その断層面が地表面に現れたとき,地表面は,核爆発と同等のエネルギーを放出した後の姿として,当然ながら,断層面とその周辺は,ぐちゃぐちゃのぼろぼろに破壊されつくしているはずだからです.なのに,実際の断層面の地表にあらわれた写真や映像を,テレビでご覧になって,わかるでしょう.土ぼこりすら,地震発生前と同じ場所に残っているのです.そんなものが核爆発に匹敵するエネルギーを放出したわけが,ないのです.

 私は,地殻内部に核燃料が蓄積されるプロセスとしては,地下水の電気分解のメカニズムによる重水濃縮がもっとも有力な候補になると考えています.この電気分解に必要な電力は,大気電場によって与えられていると考えます.そして,大気電場は地表面から電離層の間にのみ働く30万ボルトもの大電圧ではなく,地表面はおろか下部マントル層まで続く電場であり,その間に大気電流のみならず地殻電流が垂直成分に流れているものと推理しています.それゆえ,降水量の多い地域と,地震活動の活発な領域が,世界的に良く一致するのです.

 今は地震学では,力学的な物理量しか計測していませんので,力学的な考察を進めた研究成果がほとんどであり,それ以上のものが出てこないのです.そのため,私は最小限しか地震学関連の論文を読んでいません.プレート境界のすべり量の推定値とか,ひずみ分布の推測とか,そういう論文しか今は見当たりません.地震学の教科書もほとんど力学的な考察しか書いていません.

 そのため,仮に地震という自然現象が,電気化学的及び原子核物理学的な要素を強く持っていた場合,現状の地震学では永遠に地震という自然現象を解明できないでしょう.

 ここでは,地球という天体における全体的な電流の分布,電圧の分布から考察し,地殻内部や火山において,どのような電気化学的な現象が発生しているのか,どのようなメカニズムで核爆発=地震=マグマ水蒸気爆発が発生するのか,そして,どのような手法で人為的に地震を起こしうるのかについて説明することを試みていきます.相手とする学問分野が,理系に限られるとはいえ,非常に広範に及びますから,全体的な理解まで,かなり時間を頂くことにならざるを得ません.

 私は2年制の土木工学の専門学校を出た人間であり,今でも大学出ていませんから,本来であれば,地震学のみならず地球科学全般,そして原子核物理学の領域にまで踏み込んだ理学系の論述をする役割を担う人間ではないのです.でも,緊急事態ですから,仕方ありません.覚悟して書いていきます.

 しばらく連載させていただきます.小難しい話ばかりで,みんな,ごめんね.

 澤田正典 拝

小林リタジイジ 投稿日:2016/04/19 14:55

【1575】[1908]副島先生の外れた予言「ダウ平均は1万8千ドルを超えない」

会員番号6447、小林リタジイジです。
 初めて投稿します。私は4年前に「奴隷」であることすら拒否された人間です。そうです、長年やっていたサラリーマンをリストラで早期退職したのです。
 会社を辞めて分かったことは肩書きなんてなくても、スーツのかわりにジーンズと革ジャンで楽しく自由に生きられるということです。
 名もなき庶民ですので本名で投稿したいのですが、同姓同名の有名人がいるので「なりすまし」と思われないためにペンネームを急遽考えました。
 さて、「世界連鎖暴落はなぜ再発したか」(初版平成28年3月10日)の中での予言「ニューヨークダウ平均は1万8000ドルを超えない」、「為替は1ドル120円前後で変わらない」は外れました。
 引用開始「もう日本株2万円突破とか、アメリカ株が1万8000ドルの再度の大台乗せということはない。」(上掲書P28)引用終わり
引用開始「為替相場は、これからも1ドル120円前後で変わらない。動いても2円がいいところだ。」(上掲書P42)引用終わり
4月18日、ニューヨークダウの終値は1万8004ドルです。過去1週間、1ドル108円から109円くらいで推移しています。
 副島先生の予言が外れた理由が前掲書の中に書かれているのが面白いです。それは、「情報の非対称性」です。
引用開始『もっと本当のことを言おう。「情報の非対称性」とは、情報優位者と情報劣後者との間にどうしても起きる不平等と普通は言われている。しかし本当はそういうことではない。本当の本当は、答えを初めから知っている特殊な人間たちがいる、ということだ。これが真実の「情報の非対称性」である。初めから答え(勝ち馬や勝つ選手)を知っている特別な人間たちがいる。彼らは何も教えられていない多くの人間たちとは違う。彼らは初めから「次はこうする。次はこうなる」と決めているのである。』(P178~P128)引用終わり
 外れたことを嗤いたいのではありません。はずれたからこそ副島先生は信頼に足るということです。副島先生が「答えを知っている側」ではないということですので、副島先生が記していることはポジショントークではないからです。では、なぜ外れるかと言えば、副島先生の想定を超えて、市場は操られているということだと思います。
 私のような「答えを知らない側」でも生きていかなければなりません。その時の前提として「世の中は、次をこうすると決めている人間がいる八百長なのだ」という認識を持っていれば、新聞を読んでいても読み方が変わります。また騙されるかもしれませんが、騙されにくくなることは間違いありません。
 私は名もなき庶民として副島先生の著書「世界連鎖暴落はなぜ再発したか」を次のように活かしていきます。
ポイントは3点。
1.株価が下がっても「空売り」で儲けられるようにすること
 副島先生は株価は乱高下と言っているのですから、株価が上がる時は「買い」で、下げる時は「空売り」で儲けられるようにすればよいということです。
 引用開始「この激しい飛行機の乱気流の中の揺れ(タービュランス)の株式市場を、私たちはこれからも経験してゆく。」(P30)引用終わり
2.年金には頼らず、自立して生き抜く覚悟を決めたこと
 年金の積立金を上がりもしない株に突っ込む以上将来的に年金は減額されていく可能性が高いので、年金など当てにせず働き続ける覚悟をしました。
引用開始「ということは、1万8000円の日経平均が、1万4000円台にまで落ちたら、大損して年金の積立金は半分に消えてしまうだろう。日本のサラリーマンたち(公務員を含む)4000万人が営々と働いて天引きで積み立てた血と汗の結晶である年金が、半分吹き飛んでしまうということである。まったくバカなことをするものだ。」(P106)引用終わり
3.選挙で投票すること
 ノンポリとして長年過ごし20歳になってから40年が経ちますが、選挙で投票に行ったのは過去2回だけです。戦争を仕掛けられる可能性がある以上、戦争に反対の立場の政党に投票します。私にできることはその程度です。英語か中国語が堪能で海外に逃げる財産がある人は逃げればよいですが、語学も苦手、財産もない私ができることは、大海の一滴の水でしかないですが選挙で投票することです。
引用開始「関東大震災(1923年9月1日。大正12年)のあとに復興債を償還できなくなって、金融恐慌(1927年。昭和2年)が起きた。そのあと昭和恐慌(1930年から1933年)が襲いかかった。そのあとは、もう統制経済と「軍靴の時代」です。
そして戦争が80年周期で襲いかかる。これは人類史の法則です。また同じことを繰り返すでしょう。」(P162)引用終わり
 本来であれば、「知らない側」である、副島先生は市場に関し予言などしない方がよいのですが、読者に対するサービス精神が旺盛過ぎるのだと思います。
副島先生のすごさは、市場に関する予測なのではなく、世界基準の大きなパラダイムを分かりやすく説明してくださる、また、新聞報道では分からない世の中の真実を教えてくださることです。
イスラム国を創ったのは誰か、ウクライナ問題でロシアが悪いのか、ヒラリー・クリントン女史がどういう人物であるのかも副島先生に教えていただきました。
 副島先生の著作および学問道場への投稿は、私にとって最高のエンターテイメントです。現実世界は「小説より奇なり」ですね。
 わずかな本代、有料会員になったところで安い学問道場の会費で多くを学ばせていただくとともに楽しませていただき感謝しております。
 副島先生のますますのご活躍を衷心より祈念申し上げます。

                           小林リタジイジ拝

浅川京華 投稿日:2016/04/19 07:21

【1574】[1907]介護の現場から

私の仕事は介護福祉士です。以前、老人施設で利用者(業界では、介護サ―ビスを受ける人を、利用者と言います)3人を、介護士がベランダから落として殺したという事件がありました。私の勤務する施設で、この事件にちなみ、老人虐待についてのアンケ―トを書けと言われ、私はそれに、以下のように書きました。「何もしていないおとなしい老人を面白半分に虐待するなどという事は、まず、無いのではと私は思う。現実の認知症の老人は弱者などではなく、暴れる狂人で、それに対して、ついカツとなってやり返してしまった、というのが、老人虐待の実態だと思う。虐待映像など、一部だけをシヨツキングに報じるのは、認知症老人や、介護への無理解を助長するものでしかないと思う。」また、こうも書きました「意識もなく、体だけが生きている、放っておけば自然死する老人に、経管栄養を流して(食べられなくなった人に、胃ろうと言って胃に穴を開け、そこから、これを流します)他人の手で無理矢理生かす事自体が虐待だ」。前述の事件について、テレビで、介護の現場は本当に大変で、老人の方が暴力を振るったり、暴言を吐いたりすることもある、それに対して介護士がイライラすることもあるでしょう、でも、プロだったら、そのイライラをコントロ―ルできなければならない、と言っていたコメンテ―タ―がいたが、こんな意見は大嘘です。いかにプロだろうが、女神のように優しい人だろうが、認知症老人にイライラしない人などいません。美智子皇后だって、こんな人のオムツ交換を毎日していたら、ぶん殴りたくなってくるだろうと断言します。現場のプロが、「暴れる狂人」に我慢しているのは、犯罪者になりたくないのと、仕事を失くしたくないからです。老人介護の問題について、国がすべき根本の事は、介護の充実でも、介護士の教育でもなく、安楽死を認める事です。認知症老人とは、生きているだけで他人の迷惑でしかない存在だ、という現実を直視せずに、私ら現場の人間を悪者扱いするな、です。作家の、故山田風太郎氏が、以前、65才になったら、希望者を募り、国立往生院とでも呼ぶべき施設に入り、安楽死させてもらったらどうか、と書いたら、大賛成の投書が殺到した、それが65才以上の老婦人ばかりだった、と書いていました。私の職場にも、安楽死ル――ムなどを設けるべきだと、私は本気で考えています。職場の同じ立場の連中も、影では、こうした意見に賛成しても、表向きは無難な事しか言いませんが。

澤田 正典 投稿日:2016/04/17 18:23

【1573】[1906]地震と火山爆発は同じ.

 会員番号2953の澤田正典です.今日は平成28年4月17日です.

 「活断層」というものは,プレート境界と同じような,地殻のクラスターの境界です.地殻は大きくはプレート単位で区分されますが,さらに小さな単位では,連続的な活断層の帯によって区分されます.それぞれの地殻のクラスターの境界付近に応力やひずみが集中しやすくなるようです.

 現在の主流の地震学では,地震は地殻の弾性反発が原因であるとしています.そのため,主に物理学における力学的な物理量を中心に構築されていて,電子基準点等による地表面の変位量が重要視されやすくなるのですが,ところが,群発地震など弾性反発説では説明しにくい自然現象が沢山存在します.

 弾性反発説ではなく,地震爆発説というものがあります.地震爆発説を主張する研究者が,かつては存在しましたが,今も少数おられますが,徹底的に排除されていったようです.電磁波や地電流等による地震予報手段を提唱しても,ひどく攻撃されてしまうようです.

 この地震や火山といった自然現象は,地表面の変動だけを観測していても,その本質は解明できません.実際,地表面の変位をいくら観測しても,地震発生前の信号を捉える事に成功したことはありません.地震発生後の変動量だけがわかるのです.これは災害予測の手段ではありません.

 困ったことに,地球科学的な理論として,地球という天体における活動の一部として,地震火山活動のメカニズムを明確に説明できる理論が,現状,存在しません.どうやら,隠蔽されています.地震や火山爆発のメカニズムも,腑に落ちるようなものは与えられていません.どうも胡散臭い仮説ばかりで満ちています.落ち着いて考えてみると,それらの仮説には,おかしなところが山ほどある.

 たとえば,火山からは硫黄が大量に発生しますが,硫黄は深成岩のみならず,岩石の中にほとんど含まれていません.深成岩は,地表面に一切現れることの無い状態で,地下深部で,マグマが冷えて固まることで形成された岩石ですが,その中に硫黄が含まれていません.炭素も含まれていません.にもかかわらず,マグマ起源として説明されている火山ガスの中には,硫黄化合物と二酸化炭素が高濃度に含まれています.

 部分的に結論を述べれば,地震とは,火山における水蒸気爆発のメカニズムが地殻内部の深い部分で発生する現象であり,核融合爆発現象です.それゆえに,兵器転用可能な自然現象であり,人為的な手段で起爆できる可能性もあり,社会工学兵器として非常に有効ゆえに,おそらくは百年近くは,地球という天体の電気的な構造及び地震火山活動の本当のメカニズムが隠蔽されています.

 今,311と同じように日本国民が大変な状態に持ち込まれようとしているから,真剣に立ち向かいます.少しずつ,ご説明しましょう.私も少しずつ解明しながら取り組んでいます.

 澤田正典 拝

副島隆彦 投稿日:2016/04/17 10:30

【1572】[1905]今起きている ことへの 私の考え。

副島隆彦です。  今日は、2016年4月17日です。

思いつくままに最新の世の中の動きに対する私の考えと反応を書きます。まず、熊本地震から。私は活断層(かつだんそう、 active fault アクティブ・フォールト)という地質学、地震学の考えが、どういうものか分からない。誰もその全体像を説明してくれない。

そこらじゅう活断層だらけのような気がする。 「うちのこの辺は、大丈夫なんだって」と言い合っている。
ものすごい数の 断層(fault 、フォールト)が、日本全国にあるらしい。

そのうちの「今も活(い)きている断層」というのが、どういうものか分からない。

(転載貼り付け始め)

〇「 熊本地震:「本震」震源は布田川(ふたがわ)断層帯 」

毎日新聞  2016年4月16日 

地震の死者41人に 本震以降は32人 激しい揺れ 生死分けたわずかな違い

図柄 熊本地震で起きた活断層のずれのイメージ

 国土地理院は4月16日、同日未明に起きた本震の震源が布田川(ふたがわ)断層帯とみられると発表した。観測された地殻変動のデータを基に震源の断層面を推定したところ、布田川断層帯とほぼ一致した。同院によると、長さ27.1キロ、幅12.3キロの断層面が3.5メートルずれたとみられる。断層面は布田川断層帯に沿って東北東へ延びていた。

 また、本震の地殻変動の大きさは熊本県南阿蘇村で97センチ、熊本市北区で75センチに達し、14日夜に起きたM6.5の前震の水平方向の地殻変動量の約5倍だった。前震で変動が大きい場所はほぼ熊本市周辺に集中していた。同院は「本震の方がより広く大規模に変動している」と分析した。【酒造唯】

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。日本人は、「日本に生まれたんだから、地震には我慢して生きてゆくしかない。いつ地震が襲ってくるかは分からない」というコトバをみんなで言い合って生きている。確かに、日本列島の火山列島、地震列島に生まれたのだから、その運命を生きるしかない。外国人で、どうしても日本で生きてゆくしかない人を除いて、地震に怯(おび)える人はこの国を去るだろう。 

 5年前の東日本(東北)大地震・津波のあと、日本にいた欧米白人たちで、日本で暮らしていた人の9割は居なくなった。 一時滞在の人たちがほとんどで自国に帰ってしまったのだろう。アジア人はたくさん来て働いている。

 ブラジルの ジルマ・ルセフ大統領(女性)が、議会の弾劾(インピーチメント)に遭って、政権を倒されそうである。これは、政権を倒すクーデターの動きである。
ジルマと、ルーラ・ダシルバ前大統領たちは、大統領府に立て籠もって、世界の世論の支援を待っているのだろう。

(転載貼り付け始め)

〇「 どうなるブラジル弾劾騒動  」
ラテン・アメリカ・エディター の  ジョン・ポール・ラスボーン の文

2016年4月13日 日経新聞

 ブラジルのルセフ大統領が弾劾される可能性が高まっている。ルセフ氏は国営石油会社ペトロブラスを巡る汚職への関与を疑われているわけではない。その点では他の政治家と異なる。問題となっている時期にルセフ氏が同社会長を務めていたにもかかわらずだ。弾劾理由は2014年の大統領選を前にした予算の不正執行だ。

 操作額は国内総生産(GDP)の1%にも相当しそうだ。とはいえ、これは手続き的な問題だ。むしろ弾劾の動きは政権の無能さやひどい腐敗、1929年の世界大恐慌以来、最悪の経済不況に対する国民の軽蔑や不満を映している。最新の世論調査では、国民の61%が弾劾に賛成している。

 正念場は17日だ。下院が弾劾に賛成すれば、上院での審議に移るかどうかが決まる。弾劾手続きに必要な議席数は下院513議席中342。この何週間か、ルセフ氏側は政権強化と大統領の地位確保に向け、激しい集票工作を展開してきた。採決の結果は予断を許さない。下院が賛成すれば、上院も追随すると見られる。否決されれば、少なくとも別の疑惑が明るみに出るまでは問題は収まる。

 株式相場は弾劾の可能性が高まるたびに高騰した。主要株価指数ボベスパは今年に入り17%上昇した。しかし、ルセフ氏が退任しても事態好転の見通しは立っていない。

 ルセフ氏の失職で大統領に昇格するテメル副大統領にも、同様の予算の不正操作疑惑がかけられている。大統領の継承順位が3番目のクニャ下院議長も、資金洗浄やペトロブラスを巡る汚職の疑惑がある。

 ブラジルの街頭は、弾劾の賛成派と反対派で時折あふれかえる。ルセフ氏と与党・労働党は手練手管を駆使して権力の座にとどまろうとしている。野党側もそれを阻止するため、あらゆる手段を使っている。弾劾手続きは事実上のクーデターだという政府の主張は誇張されているものの、一段と国民を怒らせた。すでに厄介な問題だが、事態はもっとこじれていくだろう。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。ジルマ・ルセフ とルーラ・ダシルバ の民衆を大事にする政権が、クーデター「もどき」 で打ち倒されるか。直接、軍隊を動かしてクーデターを掛けることは、世界に向かってみっともないので、できない。

どうも・ジョージ・ソロスの「 オープン・ソサエティ」という 凶暴な組織がここでも動いていて、まるでCIAと米軍の合同軍である特殊部隊(スペシャル・フォーシズ)のような動きをしている。「政権転覆」の動きだ。 

ブラジルの大統領府は、すでにルセフ防衛隊 の労働者の部隊で、一部は武装して守られているだろう。彼女は、「副大統領と 下院議長が、クーテダーを計画している」と、一昨日、演説した。

もし弾劾が議会で通ったら、ジルマ・ルセフ派の国民がブラジル全土での国民的な反撃を起こせるか。事態は緊迫している。

私たちのような東アジア人の外側からの目では、(1)金持ち層=いかにも欧州白人的な容姿の層=都市の豊かな層=親米(しんべい)勢力 と (2)の 貧困層=大都市のまわりの斜面に住む一般住民層=そして農民たち =原住民のインディオと白人との混血たち、ルセフ勢力 の対立だ。

この ふたつの勢力にはっきりと2分化しての争いになっている。役人、官僚層は、当然、(1)についている。ということは国家機関は、すでの、上の方は機能マヒして、動かなくなっているはずだ。 国営ペトロブラス石油公社の トップの幹部たちは、ルセフ側についていたはずなのだが。汚職追及といういかにも、アメリカCIAとソロスたちがやりそうな、穢(きたな)い手に出て、ルセフたちを検察と裁判官たちが追いつめている。

私たちが、2009年に、日本で、鳩山由紀夫・小沢一郎政権を謀略(ぼうりゃく)追いつめて打ち倒した、あの極(きわ)めてキタナイ手口の、アメリカの手先たちの、日本の検察、最高裁長官を使った、あの 「いかにも合法を装った」 手口と全く同じだ。
私は、今もむかっ腹が立つ。ブラジルの議員たちがどう動くかだ。今日、明日で大きく決まりそうだ。 

この動きが、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス 前大統領への訴追とも関わっている。CIAとヒラリー派と、ソロスたちのような、「人権運動、デモクラシー運動」のふりをした恐ろしい新しい、アメリカの謀略政治の時代だ。 ボリビアの原住民代表の政権、 ベネズエラの政権もひっくり返そうとする動きにつながる。 中南米が危ない。  

4月3日から、急に騒がれた、パナマ文書 Panama Papers の漏出(ろうしゅつ)問題では、中国とロシアは、平然として、「アメリカが仕掛けてやったことだ」と言っている。この通りだろう。

ICIJ(国際調査報道のジャーリストの組織。ということになっている、この裏のある組織のことについては、そのうち書きます)に、まず、南ドイツ新聞(イエズス会の牙城)から、BBCと ガーディアン紙に持ち込まれた、と。「モサック・フォンセカ」という法律事務所にあった 21万社=すなわち21万人 の世界中の富豪、富裕層( フランスは、1000人だと、判明。日本人も  数百人) の 資産逃避(とうひ)ではなくて、避難(ひなん)の行動が、公(おおやけ)になった。この事件についても、私は、近く、まとめて書きます。

アメリカ人たちが、「ヒラリーやビル・クリントンたち、アメリカの権力者や、富豪たちの名前が、全く出ないのはおかしい」と白(しら)けている。 なんということをする連中だろう。 ここにも、 ソロスの 「USA ID」 という団体が、動いているらしい。

(転載貼り付け始め)

(転載貼り付け始め)

●「プーチン大統領、パナマ文書は「挑発」と一蹴 国民対話で」

2016年4月15日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/putin-idJPKCN0XC0SR

ロシアのプーチン大統領は14日、テレビを通じた国民との直接対話で、パナマ のオフショア口座にある数十億ドルの資産に関与している可能性を否定 し、米国が主導する「挑発」だと断じた。また今回の対話では、同国の経済危機が来年には緩和されるとの見方を示した。

今月パナマの法律事務所から流出したタックスヘイブン(租税回避地)に関する内部文書「パナマ文書」には、プーチン大統領の友人の1人についての 記載があり、政府は疑惑打ち消しに追われている。

プーチン大統領は国民対話において、流出した情報やそれに基づく様々な報道は、今年行われる議会選挙に先立ち、ロシアの政治家らの信用を失墜させるために米国が背後で仕組んだ策略だと語った。

大統領は米政府関係者や米投資銀行が情報流出に関わっていることを示唆し、「この問題は特定のグループや個人に関するものではない。国家に向けられたものだ」と述べた。

大統領は友人のセルゲイ・ロルドゥーギン氏について力強い弁明を繰り広げた。
パナマ文書に基づく報道によると、同氏はオフショア取引に関連した事 業を拡大し、大統領がこれに関与した可能性が指摘されている。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 3月19日の、米アリゾナ州のタイソン市で、予備選挙のドナルド・トランプの選挙演説会場で、わざと騒いで、トランプ支持者たちに殴りかかって、暴力事件を起こしたのも、ジョージ・ソロス のMove On 「ムーブ・オン」という不平等を無くそう、とかの市民団体、人権団体を装った謀略政治組織の動きだそうだ。 ソロス というのは、本当に ワルいやつだ。民間人だから、民間の突撃隊の動きができる。 その他、もろもろ、もっと書きたい。

副島隆彦 記