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副島隆彦 投稿日:2016/11/14 13:15

【1712】[2049]トランプ当選を 正確に選挙分析して予測していた頭のいい人の文を転載します。

副島隆彦です。 今日は、2016年11月14日です。

ドナルド・トランプが米大統領選で勝利する(当選する)と、きわめて正確に予測していた人の文を 見つけましたので、紹介します。 渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)という人です。この人は、私の遠くからの判断で、本当に頭がいい。 しかも元気いっぱいで、これまでも日本国内のあれこれの選挙に関わっている人のようです。 まだ40歳ぐらいの若い人です。

この人が、自分のブログに書いた記事である、

「 2016年11月10日  なぜ、有識者は「トランプ当選」を外し続けてきたのか」

とか、「「トランプはヒラリー・クリントンに勝つ!」5つの理由 」とか「トランプがヒラリーに勝てることは数字で予測することができる」があります。

これらを読む前に、それより先に、私が以下に貼り付ける、大統領選挙投票日の前に書かれた文を読む方がいいでしょう。 私はそのようにしました。 副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

 「 数字で分かる!トランプの大統領選挙・勝利の方程式とは 」

 2016年05月07日

切捨御免!ワタセユウヤの一刀両断!

http://yuyawatase.blog.jp/archives/9102996.html

渡瀬 裕哉

 トランプの予備選挙勝利を予測することができない理由は「数字」を見ないからさて、筆者は前回の記事ではトランプ氏がヒラリーに勝てる定性的な根拠を示しました。

しかし、筆者が「トランプ勝つかもよ?」と述べても、メディアや知識人などの既存の権威を信じる頑迷な人たちはクリントン勝利を漠然と信じていることでしょう。

 でも、よく考えてみてください。みなさんが信じているメディアや知識人はトランプの予備選挙勝利を何ら予測することができなかった人たちです。なぜ、彼らは「専門家」であるにも関わらず予測を外してしまったのでしょうか?

 その理由は簡単です。なぜなら、彼ら自身が既存の思い込みから抜け出ることができず、数字的な根拠もなく思い込みを述べていたからに他ならないからです。

 昨年中のテレビの大統領選挙の解説などで「ブッシュが本命」って何度も聞きましたよね?今となっては公共の電波で根拠が何もない素人以下の見解が垂れ流されていたわけです。

 また、大統領選挙について解説する有識者らのトランプ氏を批判することを目的とした「分析の体裁を取った罵倒」に何の意味があるのか、今でもさっぱり理解できません。そこにあるのは知性ではなく冷笑・嘲りなどの知的傲慢そのものだと思います。

 そこで、今回はトランプ氏がヒラリーに勝てる根拠を数字で示していくことで、メディアと有識者の皆さんによる米国政治に対するミスリードから読者の皆さんの意識を修正していきます。

 アメリカ大統領選挙では各州に割り当てられた選挙人団の過半数を獲得することで勝利することができます。全部で538人の選挙人団が存在しており、そのうち270人以上の選挙人団を確保すればゲーム終了ということになります。

 前回の オバマVSロムニー の選挙人獲得数では、オバマ332名  とロムニー206名 ということで大差でロムニーが敗北しています。実際の得票数は オバマ・約6591万票 VS ロムニー・約6093万票 なので得票割合は極めて競っていましたが、一部を除いて各州勝者総取り方式なので両者の獲得数に大きく差が出た形です。

 ロムニーは共和党内では必ずしも良く思われていないモルモン教の信者であり、人気が特別高かったわけでもないので、今回の分析ではトランプ氏の最低獲得選挙人数を基礎票としてカウントするものとします。

 ロムニーの選挙人獲得数は206名なので、トランプ氏の獲得選挙人数が過半数の270人に達するためにはトランプ氏は幾つの州で追加の勝利をする必要があるかを考えていきます。

 まず、オバマに取られていた選挙区で共和党が取り戻す可能性が高い州は、

・オハイオ州(ケーシックの地盤)18人
・ウィンスコンシン州(スコット・ウォーカーの地盤)10人

だと推測されます。これで206+28人=234人です

 ケーシック氏は大統領候補者になった場合ヒラリーに勝てるという世論調査結果があり、彼が副大統領または要職で迎え入れられた場合、同州での勝利は比較的手堅いものになるでしょう。

 ウィンスコンシン州は最近の大統領選挙では民主党支持層が厚い状況ですが、予備選挙にも出馬していたスコット・ウォーカー氏が州知事であり、なおかつ最近では上下両院選挙でも共和党が優勢な状況となっています。

(副島隆彦の割り込み加筆。このスコット・ウオーカー知事は、自分のウイスコンシン州で、公務員の労働組合、特に教員組合から、州知事室に監禁されたりしながらも、公務員たちの横暴と闘って、彼らを押さえつけた。このことで、全米で有名になった。ものすごく評判の高い、将来、大統領にもなれる大物(おおもの)の人物だ。

 スコット・ウオーカーは、さっき、首席補佐官(チーフ・オブ・スタッフ)になることが決まったレインス・プリーバス共和党全国委・委員長と、もう一人の上院議員と、3人で、激戦州(トスアップ tos-up 硬貨を投げ上げて決着を決めること )となった ウイスコンシン州で、よくトランプを支えた。 そういう人物だ。副島隆彦の割り込み加筆、終わり )

 続いて、他のスイングステート(共和・民主の勝敗が入れ替わる州)の状況を見ていきます。それらの州のうち、現在、共和党知事在職&勝率がそれなりに高い州は、

・フロリダ州29人(トランプ予備選圧勝
・ネバダ州6人(トランプ予備選圧勝)
・アイオワ州6人(トランプ僅差負)
・ニューメキシコ州5人(5月7日現在・予備選未実施)

ということになります。これらを合計すると46名になるため、この時点でトランプ氏の獲得選挙人数は280名に到達します。その上で、通常運転では民主党有利&共和党知事がいる下記の州で万が一勝利できた場合、

・ミシガン州16人
・ニュージャージー州14人
・メリーランド州10人
・メイン州4人

がトランプ氏の獲得選挙人数に加わることになります。これに加えて、民主党知事が存在する、ペンシルベニア州20名、コロラド州9名、ニューハンプシャー州4人などのスイングステートでの勝ち負けを考慮に入れるなら、トランプ氏が十分に大統領選挙に勝利する可能性があると言えるでしょう。

 共和党が渋々トランプ氏名を認めた理由は「予備選挙参加者数の激増」にある

上記のように、大統領選挙のルールを概観した場合、トランプ氏が大統領選挙に勝利できる可能性が当たり前に存在することが理解できたと思います。その上で、読者の疑問はそれらの諸州でトランプ氏は勝利することができるのか?ということに尽きるでしょう。

 その疑問に回答する数的根拠は「共和党予備選挙参加者数の激増」を取り上げたいと思います。

 実は、2016年の共和党予備選挙は2012年時よりも圧倒的に多くの米国民が参加しています。2012年時の参加者総数は18,682,820名でしたが、今回は5月3日のインディアナ州での予備選挙が終わった段階で参加者総数26,639,737名に激増している状態となっています。理由は言うまでも無く、トランプ氏が新たな共和党支持者を発掘したからです。

 上述の通り、米国大統領選挙に当選するための人数は6500~7000万人程度です。したがって、トランプ氏の加入によって共和党予備選挙参加者及び見込み残だけで約45~50%近い人々が今回の大統領選挙で共和党に一定のコミットを行ったことになります。

 たとえば、スイングステートであるフロリダ州では、2012年の大統領選挙本選では、オバマ424万票、ロムニー416万票の僅差で共和党は敗北することになりました。

 そして、今回のフロリダ州の共和党予備選挙では 2012年・167万人から2016年・236万人まで増加しています。一方、民主党は2008年・175万人⇒2016年・171万人と予備選挙参加人数が減っている状況です。共和党は盛り上がっているけれども民主党はそんなでもない、ということを数字が語っています。

 前回の大統領選挙本選でオバマ、ロムニーの差が約8万票しかなかったことを考えると、トランプ氏の加入による共和党予備選挙による支持者掘り起し効果が大統領選挙本選に与える影響の大きさが分かりますよね。

 もちろんトランプ氏を毛嫌いする層からの得票が逃げ出すことも予想されますが、それを補って余りある数字をトランプ氏が叩き出している状況が現実なのです。

 トランプ氏が負けるとする人々はトランプ加入による得票増よりも忌避票が多いと考えています。しかし、トランプ氏による得票増は数字で証明されていますが、トランプ氏に忌避票が実際にどの程度になるかは分からない状況があります。

 共和党指導部は当然に上記の状況を理解しているため、トランプ氏を無下に共和党から追い出すこともでき無い状況です。上記の分析から、既存の共和党支持層が我慢してトランプ氏に投票することで共和党の勝利は極めて濃厚だということが言えるでしょう。

 日本の米国政治に関する分析は「木を見て森を見ず」の典型だ
筆者はトランプ氏の発言などに一喜一憂するメディアや知識人の様子は、まさに「木を見て森を見ず」の典型みたいなものだと思っています。

 米国要人の重要なコメントも価値の低いコメントもごちゃ混ぜ、なおかつ数字もろくに見ない米国通とされるコメンテーターに無根拠な見解を語らせるテレビや新聞の酷さは見るに耐えかねるものがあります。

 冒頭にも申し上げた通り、予備選挙で「(ジェブ・)ブッシュが本命」という誤った無根拠な情報を述べていた人々は何の責任も取らず、いまだに米国政治の専門家然としています。一体何なんでしょうか。

 少なくとも今回の大統領選挙がトランプVSヒラリーになった場合、トランプ氏が勝てる可能性は極めて高い、ということは数字で証明できることです。ヒラリー勝利の根拠として援用できる数字は、現在の全米支持率のマッチアップでヒラリーがトランプ氏よりも優位に立っていることのみだと思います。(それはそれで有力な証拠ではありますが。)

 以上の通り、今回の記事では数字でトランプ氏がヒラリーに勝てる可能性は十分にあることを論証してきました。トランプ氏は既に共和党の指名候補になることが確定した状況においては、候補者個人のパーソナリティーはもちろん、共和党・民主党の党勢の推移についても注目していくべきでしょう。

http://yuyawatase.blog.jp/archives/9102996.html

渡瀬裕哉(ワタセユウヤ)
早稲田大学公共政策研究所地域主権研究センター招聘研究員
東京茶会(Tokyo Tea Party)事務局長、一般社団法人Japan Conservative Union 理事

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記 

古村治彦(SNSI・副島隆彦の学問道場) 投稿日:2016/11/13 16:21

【1711】[2048]2016年11月20に開催定例会についてのお知らせ

 SNSI・副島隆彦の学問道場の古村治彦です。

 たびたびのお知らせで恐れ入りますが、11月20日開催の定例会について
数点、お知らせを申し上げます。

①定例会参加費のご入金について

 まだ定例会参加費のご入金をお済みではない方は、スムーズな運営のためにも、ご協力ください。

 定例会開催まで1週間となりました。私どもでは郵便振替の確認をインターネットも利用して行っておりますが、システムの関係上、確認に数日を要することがございます。

 従いまして、事前お振込みは銀行口座をご利用いただきますようにお願い申し上げます。

 2016年11月15日までに確認が出来ました分はハガキをお送りいたしますが、それ以降は、入金確認メールを差し上げます。定例会当日、そのメールを印刷したものか、携帯タブレットで画面を見せていただき、当日券を差し上げます。

②定例会の出欠について

 現在、当日に欠席となる方からのお知らせをお待ちしております。

 キャンセル待ちの方がおられますので、1名でも多くの方に出席していただけますよう、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。連絡先は以下の通りです。

【連絡先】

副島隆彦の学問道場

電話番号:048-788-1837
ファックス:048-788-1854
メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp

③当日券について

 今回の定例会の当日券はございません。

 以上、宜しくお願い申し上げます。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝

群馬のゆみこ 投稿日:2016/11/12 15:59

【1710】[2047]勝手なお願い 副島先生にテレビに出て欲しいです

群馬のゆみこです。

副島先生、トランプさんが大統領選に勝ちまして、予言的中おめでとうございます。ものすごく嬉しいです。

わたしも、沖縄の田端さんに賛成します。先生、テレビに出てください。そしてお弟子さんたちに道を作ってあげてください。それに、テレビの前で「そ~え~じ~ま~た~か~ひ~こ~を~出~せ~~~!!!」と歯ぎしりしているわたしたちの身にもなってください。

見たいなあ、副島先生がテレビに出てるところ。お出になるときは、会員に知らせてくださいね!絶対見たい!見たいなあ!

古村治彦(SNSI・副島隆彦の学問道場) 投稿日:2016/11/11 09:17

【1709】[2046]2016年11月20日開催の定例会についてのお知らせ

 SNSI・副島隆彦の学問道場の古村治彦です。

 2016年11月20日開催の定例会に関し、お知らせがございます。

 参加お申し込みが定員に達しましたので、昨日(2016年11月10日)午前8時に参加申し込みフォームを閉鎖し、受付を終了いたしました。

 その後、参加希望の方からのお問い合わせを多くいただいております。

 そこで、現在、参加申し込みをしておられる方で、都合が悪くなって出席できない、キャンセルしたいという方がおられましたら、お手数をおかけし恐縮でございますが、下記連絡先まで、お知らせくださいませ。

 1名でも多くの方々にご出席いただけますように、ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

【連絡先】

副島隆彦の学問道場

電話番号:048-788-1837
ファックス:048-788-1854
メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝

田端佐紀子 投稿日:2016/11/10 23:04

【1708】[2045]トランプ勝利お祝いメッセージ

会員番号7505 沖縄のおばぁ

 「副島隆彦のトランプ勝利大予言」が大当たり!
 本当におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 私も学問道場を通じてニッポンのメディアからは知ることの出来ないアメリカや世界のことを学んでいますが、今回の大統領選は1年間の長きに渡るスペシャルな学習時間、大変有意義で面白く、会員ならではの恩恵を与えて下さったことに感謝いたします。お陰で周りの者に「トランプが勝つかもよ!」と言って驚かせたり、一歩も二歩も先行する大統領選の情報を自慢げに披歴したり、我らが宗旨国アメリカの大統領選を大いに楽しむことが出来ました。

 ほんに副島隆彦は大したお方です。
正直言って、去年の11月の最初の予測記事やその後の記事には「まさか」と思っていました。トランプは私の好みの男ではなかったのです。食わず嫌いってやつですよ。でも今年出版された1冊目の「トランプ大統領とアメリカの真実」でその理由を少し理解し本格的に関心を持つようになりました。しかしその後の女性問題のスキャンダル、支持率大幅低下、メディアからも総スカン、いくら何でもこれじゃ駄目じゃと思っていました。そんな紆余曲折の中でも副島先生はブレることなく一貫してトランプ勝利に向けての記事を発信し続けました。

そして第2弾「Lock Her Up!」の出版、その早さに驚きながらも同時に「ここまで言い切って大丈夫なのか?」との不安も。同じ会員の友人に「副ちゃん(失礼、こう呼んでいます)大丈夫かね?」と心配のメールを打つと、「過去に外れた予測も多々あるよ」と。ならば今回外れても大丈夫と一安心。
ところがその直後にヒラリーのメール問題にFBIが再調査!副島予測の沸点が現実のものになったのです。

もはや私もトランプ陣営の一員か?と思う程に投票日が待ち遠しくなりました。私は田中宇氏の会員でもあるのですが、折しもこの頃から彼もトランプが勝つだろうとの分析記事を発信していて、更に来日中のエマニエル・トッドもNHKのインタビュー番組で「トランプ旋風はアメリカ白人中産階級の革命だ!」と述べ「トランプ勝利の可能性は消えていない」と語りました。しかし、トランプが100%勝利すると言い切る人は副島隆彦ただ一人。

 果たして結果はどうでるのか・・・
昨日のABCの開票特番をワクワクしながらも固唾をのんで尚且つ冷静に見守っていました。スタジオの司会者や記者やコメンテーターが時間が経つにつれて意気消沈したのが面白かったですね。早々に自己批判する変わり身の早さの者もいて笑っちゃいました。フロリダをトランプが捕った時には思わず「やった~」と叫んでしまいましたが、大接戦の残り8州になってからはトランプがリードしているにも関わらずABCもCNNも当確を打たない時間が延々と続く膠着状況、NHKも黙って垂れ流すだけ。これはヒラリーの敗北を少しでも遅らせようとしているのか、それともトランプに勝利宣言させない嫌がらせなのか。

イライラしながら見続けていると、案の定ヒラリー陣営のホテルで支持者に解散命令、トランプ陣営はどうするのか、早く勝利宣言しちゃえばいいのにと思っていたら、AP通信とFOXテレビが当確を打ったとの字幕速報。テレビの当確で選挙の勝敗が決まるのは日米同じ、でも、これで晴れて堂々の勝利宣言!

 痛快!でしたね。勝利宣言をするトランプもいい男ぶりでしたね。
それを見ながら「副島先生はどんな思いで見ているのか?」と思いを巡らしていました。なにせ世紀の大予言者になったのですから・・・。

 以下はおバカなテレビ局の現場で働いていた私からのお願いです。
是非ともテレビ出演なさって下さい。生番組のワイドショーなどでは、トランプ勝利を予言した副島隆彦は『時の人』。かなりの時間を割いてくれる筈です。
過去の出版物の「属国論」「ジャパンハンドラー」そして今回のご本2冊などを手にしながら日米関係の真実をお茶の間に向けて語ってあげて下さい。

キー局にはチャンスがあれば副島先生を是非出演させたいと思っていたディレクターやプロデューサーは少なからずいた筈、彼らにとっても学問道場にとっても大きなチャンスです。確かにテレビに生出演する場合は何かと制約や時間制限があり、言いたいことも言えずに終わってしまうことも多いのですが、副島先生の話しっぷりなら大丈夫です。今なら大目にも見てくれます。
意気地なしでだらしのないジャーナリストや学者や評論家がうじゃうじゃ徘徊する業界ですが、彼らを一喝しながら正々堂々と副島論をぶち上げて下さい。トランプについては殆ど無知なニッポン、今後の日米関係の予測を語れる人がいないのも現状、おそらく来年の大統領就任式までは副島先生を必要とする筈です。

 たかがテレビそれどテレビ、副島隆彦と学問道場の存在を知らすだけでも意義があると思います。おバカなニッポンのおバカなテレビ、この際「宿命」だと思ってご出演なさって下さい。今が最後で最大のチャンスなのですから。

黒木渚 投稿日:2016/11/10 21:59

【1707】[2044]メディアはやはりいつも通りだ。

こんにちは。会社員をしております黒木と申します。かつてはメディアの大勢に洗脳されネトウヨだった中年です。

今まで会員でありつつ静観してきましたが、トランプ氏当選後のメディアの反応を見るに耐えきれず投稿致しました。

ト氏当選後の日本の報道と言えば何か?やれ今後どうなるか不安だとか、後悔することにならなければいいとか、ト氏は何を考えているかわからないとか、同じコメントを繰り返し報道し、あまりにも偏向報道が過ぎ、アメリカでの大統領選に勝った者に対してウジウジと恨み言をいうばかりです。これはある意味ヒラリー派の断末魔だとも感じましたが。挙げ句の果てに今さら先生にテレビ出演を求めるなど、恥を知らないのか?日和見主義ここに極まれりかと。
副島先生が仰るように、安倍氏は作文を読み終わったらぷいっと去ってしまって、どこかでみたことがあるなあと思ったら天皇陛下の退位問題発生直後にも、同じように作文を読んでぷいと去ってしまったことを思い出しました。
政治家とか何者かであるか以前にいい大人が、そのちょっとした振る舞いで本心を読まれるようでは世界基準での駆け引きなど百万年早いと思います。
アメリカも、世界も、もう日本が十二歳であることを求めていない。

匿名 投稿日:2016/11/10 16:01

【1706】[2043]メールアドレスの件

こんにちは。メールの件を見ていると、名前の欄にメールを打ち込んでいる方がそのような被害にあっておられるように感じます。
これは投稿する際にメールアドレス欄にアドレスを打ち込むからです。
ここは公開されており、悪意ある人間がそれを見て嫌がらせをすることは容易に想像できます。
ですので、これは管理が悪いのではなく、掲示板の仕様です。(おそらく)
名前が青くなっている人はメールアドレスが公開されております。

ですので、そのような方は今後はここの掲示板にメールアドレスを入れないようにし、かついままでのメールアドレスは変更することをおすすめします。

副島隆彦 投稿日:2016/11/10 12:22

【1705】[2042]トランプ大統領の時代にむけて、私が思ったこと。

副島隆彦です。 今日は、2016年11月10日です。

ドナルド・トランプが米大統領選に勝利して、次の大統領になると決まった(きのう午後5時前。ニューヨークの現地時間では午前3時。朝というよりも真夜中の3時だ。勝利のお披露目の時、みんな眠かっただろうなあ)。

私は、トランプ勝利の宣言は、世界一早く(笑い)、11月5日(下の↓の「2035」番)でした。「トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ」と書いた。

私は、手短かに、今の私の考えを簡単にポイント・フォームで書く。

1.アメリカの大きな変化に対応して、日本も変わらなければいけない。 今の安倍晋三のような 世界の大きな変化に対応できないような、愚か者たちを退場させないといけない。 まさか、そんな、そんなことは出来ないよ、と皆、思うだろう。だが、そんなこと分かるものか。世界はどんどん変化しているのだ。 

2.大きな変化を感じ取って、「なんか嫌(いや)な感じだなあ」と感じ取っているのは、安倍晋三自身だと思う。「日米同盟(本当は、日米の 帝国と属国の関係)は揺(ゆ)るぎないものであって、さらに堅固なものに」という官僚作文を読んだあと、即座にくるっと後ろを向いて、行ってしまった。イヤだったんだろうなあ。TPP という、いまさらアホとしか言いようもない、世界に向かって赤っ恥の法案をまだ、国会で通そうとしている。トランプが、「私が大統領になったら、TPP交渉は全廃する。そして新しい交渉を始める」と言っているのに。運動会が終わったのに、児童が一人でまだ校庭を走り回っている哀れなさだ。

3.日本は、世界政治(=国際社会)で通用するだけの指導者の人材を、国民が育成しないといけない。もう、今の日本は、世界の大国(たいこく。=主要国)扱いされている無い。 韓国や台湾と同じ程度の国になっている。「北朝鮮と、韓国と日本を合わせてひとつ。こいつらよく似ているなあ」という感じだ。今の日本人の指導者(政権政治家。40代、50代を含む)たちでは、とてもではないが、世界政治の舞台では通用しない。いいように扱われて、カネ(経済援助や貢ぎ金)だけ取られて、おしまいだ。

4.今の天皇、皇后が心配しているのも、このことだと思う。日本国内で威張っているだけの、幕閣(ばっかく。老中たち=譜代の大名の会議)やお奉行様(官僚ども)のような連中ばっかりだ。 ずば抜けた頭をした人間たちを、登用して、一番上に引っ張り上げて、世界舞台で、動けるようにしなければいけない。どう考えても、何も分かっていない、頭の悪いのが、いいかと思って、自分たちが、日本では一番のエリートです、みたいに、しゃしゃり出て、知識、情報の供給をやってみても、その質(しつ)の悪さが、どうしても露呈する。

5.日本のメディア(テレビ局、大新聞)も、反省しないといけない。アメリカの大新聞や、ネットワーク・テレビ局の 言いなりで、下げ渡された情報と、足りない頭の理解力、だけで、ウソの報道を散々やり続けた。日本国民を洗脳(せんのう)するだけの「報道機関」(実態は、権力の広報機関)になっている。

6.自分たちは、頭がいい、と思い込んでいるだけで、実は、何にも知らない、日本基準だけで通用する秀才の坊ちゃん、嬢ちゃんの集まりだ。 あまりにも、自分たちは、先を見ることの出来ない、体制側エリートのアホだったと自覚したら、内部で真剣に反省会を開きなさい。だけど、それも出来るかなあ。その足りない知識、思想、学力で、いくら集まって会議を開いても。

7.アメリカの大新聞、大テレビ局(ネットワーク、ケイブル・テレビ)も、「自分たちは馬鹿だった。自分たちエリート(エスタブリッシュメント)は、アメリカ国民が何を求めているのかを、分かっていなかった。私たち全員が、反省しないといけない」と、ぼそりと言った。

 ABCに出ていた、ネオコンの親玉のひとりの、ビル・クリストル(この思想派閥の創業者のひとりであるアービング・クリストルの息子)は、ヒラリー敗北で、内心、相当追い詰められていたのか、困り果てた感じで、「私もカナダに移住しようかな」と言った。 日本のテレビ司会者たちも、プロディユーサーたちもしっかり、反省した方がいい。 

8.とくに、あの世論調査会社たち( pollsters 、ポールスター)というには、嘘八百のアメリカどころか、世界の民衆を、1年半に渡って、ウソばかりの、「高度の統計学に基づく支持率の算出」という、民衆洗脳をやったのだから、叩き壊さないといけない。トランプ政権とアメリカ国民が、これをやるだろう。

9.私は、さっき、あるテレビ局の番組の依頼を受けたが、断った。「どうせ、私は、言いたいことを言いますよ。それでいいんですか。ご迷惑をお掛けするだけだから、せっかくのお話ですが、出ません。ただの顔見せ興行で、使われるのもいやです。私は、もう63歳ですよ。世の中の裏側も、全部分かるようになりましたから」 と言った。

10.そのあと、私は、考えを変えた。各テレビ局の人たちに、ここで、お願いしておきます。
私、副島隆彦はテレビには、あまり出たくありません。しかし、私の弟子たちに、優秀な人材が育っていますから、彼らをコメンテイターとして使って下さい。 彼らは、私のように激しい人間ではありません。みんなの前で失礼なことは言いません。

11.私の弟子たちは、穏(おだ)やかに、聞かれたことに何でも答えるでしょう。何でも聞いて、勉強して下さい。日本国民に、大きなところでの世界の動きとか、アメリカの現代の政治思想 (ポリティカル・ソート)の諸流派のこととか聞いて下さい。ですから、私の弟子たちを推薦しますから、彼らを使って下さい、と、この場でお願いします。

12.英語(外国語)も、ただのペラペラ日常生活、英語ではなくて、世界で通用している政治思想の諸流派(思想派閥)の全体構造の理解をしたうえでの、英語が分かっている人材もいます。今の日本は、ここが、この一点が致命的に弱いのだ。自覚すべきだ。私、副島隆彦から、こんなことを言われたくないだろうが、ここは、素直に聞きなさい。私はいいから、私の弟子たちをよろしく。

13.私が、今朝、テレビを見ていて、「あ、次の焦点は、ここだな」と、分かったことがある。もう大統領選のお祭り は終わったのだ。「さあ、仕事をするぞ」だ。勝利演説のときの トランプは、もう、選挙戦の最中の、腐った体制を壊す側の代表の攻撃隊長の顔付きではない。もう、経営者の顔になっていた。私が、この国を経営するのだから、馬鹿なことをやっているヒマはない。幹部たちは、全員覚悟しろ、という、引き締まった顔をしていた。

 能力の無い幹部は、次々と” You are fired ! ” 「ユー・アー・ファイアード」「お前はクビだ」で、どんどんクビを斬るだろう。「その仕事をお前に任せたんだから、しっかりやれ。出来なければ、クビだ。替(か)えはいくらでもいる」と。この言葉は、本当にトランプのよく使うコトバだ。

もし、ネット上で見つけることが出来るなら、この一瞬の 画像や、動画を、誰か見つけ出して欲しい。そして、ここに貼り付けて欲しい。


テレビ番組「アプレンティス」の「ユー・アー・ファイアード」のシーンだけを集めたもの


女性:「オバマ大統領に対して言いたいことは何ですか?」
トランプ:「ユー・アー・ファイアード」

このあと、以下に貼り付ける日経新聞の今朝の記事の最後の、一行で分かった。

ここに、「 閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表」と書いてある。

私が、ニューズ画像で見たのは、雨だったのだろう、いつものトランプ号の専用機から降りてくる、トランプの横に、タラップから一緒に降りてくる 大男のデブがいた。

「あ、クリス・クリスティだ」と私は気づいた。彼は、現職の州知事で、元検事で、
このニュージャージー州というのは、日本で言えば、東京都の隣の埼玉県のような州(ベッドタウン州)で、ちょっと貧乏だがまあまあの州だ。ここの州知事をしているクリスティは、大物(おおもの)である。彼自身も、大統領選挙に出ていた。共和党内の指名争いに参加した8人のひとりだ。自分には勝ち目がない、と分かったら、クリスティは、さっさと選挙戦から撤退して、即座に、ドナルド・トランプの応援に回った。トランプを支持表明して、応援演説にも加わった。先はどうなるか、分からないが、クリスティは、トランプに自分の未来も賭けた。

 高齢で重鎮のルドルフ・ジュリアーニ(NY州の検事総長、市長あがり。彼も大統領の呼び声が高かった )ほどではないが、どんなに厳しいときにも、徹底的にトランプを支えた。時代の風向きを鋭く感じ取り、アメリカ国民の切実な願いと、怒り、をよく知っている男だ。

 このクリス・クリスティが、「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」 Lock Her Up ! 「ロック・ハー・アップ !」の 7月19日の共和党大会での、大会場の7千人の全州からの共和党の代議員たちの 怒号、大合唱(チャント)の立役者だ。このあと、トランプの集会では、行く先々で、この 「ロック・ハー・アップ !」が鳴り響いた。

 クリスティのことは、私の「トランプ大統領と アメリカの真実」(日本文芸社刊、7月1日)に書いたので、読んで下さい。この巨漢(以前は、200キロぐらいあった)のクリスティ州知事が、トランプの政権移行チームの、新閣僚、高官名簿を作成する係になった、と、上述した記事に書いてある。だから、クリスティは、トランプの政権の大統領に次ぐ、No2の実力者ということになる。

 このクリスティが、トランプと、一緒に、雨の日の、10月中の遊説先の、空港で、専用機から、降りてくるときに、降り口(出口)から出てきたとき、大きな黒いこうもり傘をさしていた。 その傘を持って、トランプの頭の上にかざしながら、「一緒にタラップを降りてください」と案内係のトランプの身の回りの世話係のスタッフに、咄嗟(とっさ)に言われたのだろう。この瞬間を、飛行場で待ち受けていた、報道陣のカメラの砲列が捕らえたのだ。

 ところが、クリスティは、出口を出てすぐのタラップ(階段)のところで、なんと、その傘をトランプに渡してしまった。そして、トランプよりも、ほんのわずかだけ、前を歩いて、ほとんどくっつくようにして階段を降りてきた。トランプは、「しようがないなあ」という感じで、自分で傘を持って、すこしだけよろよろしながらクリスティと降りてきた。 この 一瞬の動作が大事だ、と私、副島隆彦は分かった。

 クリス・クリスティは、自分は、ドナルド・トランプ支持にまわり、彼を支えて、応援している人間だ。そして、自分も政権の長官(閣僚、キャビネット・メンバー)になろうとしている。だがクリスティは、「自分は、トランプの言いなりの、家来、子分ではない」という意地を、この瞬間に見せたのだ。 「私は、あなたを一番、近いところで支えている。だが、子分ではない。同じ目的に向かって、アメリカ国民のために、本当のデモクラシーのために闘うための、同志として、あなたと付き合っているのだ」という意思表示を、クリスティは、このとき、「この傘は自分で持ちなさい」とトランプに渡すことで、やったのだ。 これが、大物のやることだ。

 だから、さらに、副島隆彦は、ここから政治分析をする。日本国民に大事なことを教えてあげる。
クリス・クリスティが、トランプが、4年、あるいは8年間、大統領をやったあとの、「その次の大統領は、私だ」という 意思表示なのだ。クリスティは、まだ50代の若さだ。 自分とトランプの二人の間でだけは、こうやって、「私は、子分ではない。だから、あなたの傘は持たないよ」とやってみせたのだ。 

 こういう瞬間の、政治家の行動は大事だ。 私、副島隆彦に、政治分析、人間観察の才能があるのは、こういう一瞬を捕らえることが出来る、ということだ。こういう一瞬から、“政治を読んでゆく”のである。 分かりますかね。

(転載貼り付け始め)

●「 米トランプ政権へ移行準備始まる 来年1月就任 」

2016/11/10 6:19 日経新聞 ワシントン支局

 米大統領選が共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わり、来年1月の政権移行に向けた準備が始まった。オバマ大統領は9日昼(日本時間10日未明)、ホワイトハウスで声明を読み上げて「党派は関係ない。国家が第一だ」と円滑な政権移行を進めると表明した。トランプ氏には9日午前3時半に電話で祝意を伝えたと述べるとともに、10日にトランプ氏をホワイトハウスへ招いたと語った。

米大統領選で勝利宣言を終え、支持者と言葉を交わす共和党のトランプ氏(9日、ニューヨーク)=ロイター
 
オバマ氏は声明で「次期大統領と私の間に、かなり大きな違いがあるのは秘密でもなんでもない」と述べたうえで「8年前はブッシュ大統領と私の間にも大きな違いがあったが、成功裏に移行できた」と強調した。

 一方、大統領選に敗れた民主党のヒラリー・クリントン氏は9日、ニューヨーク市内で支持者を前に「結果を受け入れて前を向かなければならない。トランプ氏が素晴らしい大統領になることを期待している」と結束を呼びかけた。

 トランプ氏が来年1月に正式に大統領に就任するまで、政権移行準備チームが発足し、約2カ月をかけて現政権との間で引き継ぎが行われる。閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表している。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記

庄司 豊明 投稿日:2016/11/10 10:32

【1704】[2041]変なメールは無視してますが

あわてず、さわがずで送られてくるメールには返信もしないで無視しています。
でも、会員の個人情報が管理されているのか疑問に感じると会員継続は現在保留しています。
会員番号7791 庄司 豊明

澤田 正典 投稿日:2016/11/10 05:54

【1703】[2040]副島先生とSNSIに敬意を表します。

 会員番号2953の澤田正典です。今日は平成28年11月10日(木)です。
 今年の5月の時点でトランプ大統領の誕生を予言し、見事に的中させた、日本国内最強の頭脳を抱えるSNSIと副島隆彦先生に心からの敬意を表します。これほどの智慧と頭脳は、どれほどの学問と修練を重ねれば得られるのか、私程度の凡人には想像もつかない。天才だけではない、現場まで足を運ぶ、長年の地道な調査研究に裏打ちされたインテリジェンスを軸にして、真実を突き止めてぶれることなく長期間維持し続ける、とてつもない努力の成果を、私は、SNSIと副島隆彦先生の著書を読むことで、とても小さなコストで享受することができた。これは、日本人として、とても贅沢なことだったと思う。心から感謝申し上げます。

 今からでも遅くないから、日本人の皆様は、副島隆彦先生の著作をなるべく沢山本屋で買って、片っ端から読むべきだ。最低でも、日本国の上級職の国家公務員は全員、是非そうするべきだ。それでなくて、どうやって日本国の国益を守るというのだ。

 この世界覇権国から猿扱いしかされるわけもない弱国の日本国において、奇跡のように、世界基準の知識を与え続けてくれる、SNSIと副島隆彦先生に、心から感謝申し上げます。私も自分のやるべき仕事をしっかりとやるべきだ。たとえ微力でも。

 澤田正典 拝