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Loginはこちら【1797】[2150]今こそ大政奉還を 8
「今こそ大政奉還を7」で、フランス王室が滅びたのは、最後の王様に愛人がいなかったせいかもしれない、と述べたが、これは『愛人が国政を牛耳る、なんてヘンテコな習慣を止めて、女王を認めていれば、フランス王室は滅びていなかったかも知れない』だ。守谷氏の、この際、天皇を無くす事を考えるべき、という意見について。それは、あまりにも陳腐な考えだ、と私は思う。歴史の過ちを繰り返す、であると。ロシア人なども、今でも皇室があった方が良かったのでは、と考えている人は多い、と聞いた事がある(前述のフランス王室についても同様)。オ―ストリアの皇室も、もう無いが、ハプスブルグ家のヨ―ロツパでの影響力は、今だに大きいと聞く。私が皇室の存在を支持する理由は、『2038ファ―ストレデイなんぞくたばれ』で述べた。王室を廃止して、制度上、人間平等にした結果は、そんなに良いものではなかった、という事が、今は明らかな時代だ。王室の無いアメリカという国、大統領という制度を考えてみれば分かる。王室を無くしても、王室的なものが(王室の偽物が)どうせ出来る。人間とは、そういうものを求める生き物だ。立憲君主制を続ける事と大統領制に変える事と、どちらがマシか?私は、前者だと考える。ただ、余談だが、もし女性天皇が認められず、このまま年月が流れたら、多分現皇太子を最後の天皇として、皇室は終わる(秋篠宮の息子が天皇になる事無く)。話は全然変わるが、5月28日の定例会で、副島先生が、80くらいになっても秘密警察長官をやる、と仰っておられるのを聞き、去年の定例会の後、私がこちらの投書の中で、こういう事を言うと、人をアテにするなと怒られそうですが、先生には、少なくとも80才くらいまでは、生きて頂きたいと言った事が、ちょっとは通じたのかなと、嬉しかったです。更に、エリザベス1世とメアリー・スチユアートの話が、副島先生の投書中に、チラツと出ていたのでついでに言うが、悲劇の女王などと呼ばれて(この人の一生で悲劇的なのは、最初の結婚相手のフランス国王が若死にした事だけで、他は全て同情の余地もない、これで女王かと呆れるばかりのバカ女だ)なぜか人気があるらしいメアリー某が、私は大嫌いだ。エリザベス1世は女のジエラシーからメアリーを殺した、という俗説は間違いだ。メアリーは自分こそ正当なイギリス女王だと思い込んでいて(周りに唆されて)、サインする時も、勝手に、肩書きの一つに、イギリス女王を加えていた。エリザベス1世が怒るのも当たり前だ。
【1796】[2149]私は、自分の残生を、日本の改革勢力の秘密警察長官になる、と決めた。
副島隆彦です。今日は、2017年6月15日(木)です。
今日から発売になる 私の新刊本 「ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ!まず知識・思想から 」(成甲書房刊)が、大手の書店では今日から、地方都市の書店では、17日ぐらいには配本(はいほん)されるでしょう。
ニーチェに学ぶ「奴隷をやめて反逆せよ! 」―まず知識・思想から
副島隆彦です。 私は、この本を書き上げるのに、3ヶ月の心血を注いだ。心血までは、ちょっと言い過ぎかなとも思うが、それでも、きっとこの本は、私、副島隆彦の思惑(おもわく)を超えて、日本社会に重要な影響を与えてゆくだろう。 私は、その手応えを今、感じている。
今日のぼやき の方で、この本の宣伝を、古村治彦君が書いてくれました。読みに行って下さい。
アマゾンでの販売は、以下の通りです。
副島隆彦です。 フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)という大(だい)思想家が、本当は、どういう人間であり、何を必死になって主張したのか。 彼が生きて、18年間で13冊の本を出し続けた時代から150年がたった、今の私たちにまで何を強く訴え続けたのか。このことを、おそらく 日本では、初めて平易(へいい)に分かり易く、ズバリと書いて説明した、「ニーチェ理解へのガイドブック」の本だと、著者自らが自画自賛(じがじさん)します。
そして、人類史上の大(だい)音楽家・劇楽作者である リヒャルト・ヴァーグナー(1813-1883)と、ニーチェが、31歳の違いなのに、LGBT(エル・ジー・ビー・ティ)の3つ目の、バイセクシュアル(同性愛者)であって、深く愛し合った同志だった。だから、そのあと、人類の向かうべき方向を巡って、対立に入り激しく争ったのだ、という 日本ではまだ誰も書かないことを、この本では書いています。私とこの本の担当編集者が見つけ出した真実です。この本を読んで、自分の力で判断して下さい。
安倍晋三首相は、そろそろ倒れそうである。もう体力が持たない、という事態になっているようだ。私が、気にしているのは、この愚劣な男(知恵おくれ系、悪魔の宗教団体 )を国家の代表にしてきた、私たち日本国の、この5年間の悲劇を、急いで清算しなければいけない。日本国民の生活がヒドく痛めつけられた。
皆、追い詰められている。このあとに、この安倍晋三を支える悪魔を崇拝する人々が、野に放たれたときに、一体、どういう凶暴な方向に突出するのか、を心配している。
私、副島隆彦は、今日は、ここで、唐突に「私は、これからの自分の残りの人生を、どういう職業として生きるか」の、その宣言をすることに決めた。
私、副島隆彦は、自分の残りの人生を、「もうすぐ出来て動き出すであろう 日本の改革勢力(小沢一郎・鳩山由紀夫の路線を引き継ぐ)、清新で健全な国民勢力 の、秘密警察長官(ひみつけいさつちょうかん)になる、という宣言である。
私、副島隆彦が、秘密警察長官(潜入スパイ摘発=てきはつ=担当)になる、と自分で決めたということの意味を、分かる人だけ分かってくれればいい。 冗談や笑い話で言っているのではない。私、副島隆彦は、本当に本気で、もうすぐ湧き起こってくる日本の改革勢力の秘密警察=政治・思想警察の長官 になって、 やがて始まる国民運動(ドイツ語でフォルクス・ゲヴェーグング)を防衛することを、自分の任務であり運命だと自覚している。
私は、“真実の暴(あば)き言論人”という、これまでの自己定義(じこていぎ。セルフ・デフィニション)の次に、この新しい考えを作った。日本の改革勢力の秘密警察長官(潜入スパイ摘発の係)になる、というのは、私が、この30年間、ずっと真剣に考えてきたことだ。
私は、1960年代、70年代の初頭までで死に絶えた、日本の過激派学生運動、急進新左翼(しんさよく)=ニューレフト=、新左派 たちの現実味のない、愚かで知恵の足りない空無(くうむ)な闘いの中で、人生をボロボロにしていった約20万人の人間たちの、魂を、私も今も引きずっている。
私は、今、64歳(1953生まれ)のジジイだが、私よりも5歳ぐらい上の今、70歳の爺さん、婆さんたちの世代が学生時代にやったことだ。 本物の活動家たちは、その後、悲惨な人生になった者が多い。 私は、あの時代の少年兵(しょうねんへい)である。
私、副島隆彦が、今でも慚愧(ざんき)の念に堪えないのは、どこの国の革新、急進改革の運動でもそうだが、その政治運動(ポリティカル・ムーヴメント)の中に、政府の政治警察(せいじけいさつ)=公安警察=危険思想取り締まり警察(きけんしそうとりしまりけいさつ)の、覆面警察官たちが、mole (モウル、もぐら)となって入り込んできて、必ず攪乱(かくらん)したことだ。 この潜入スパイたちは、本当に悪質で暴力的な残忍な人間たちだ。
非公然(ひこうぜん)で動く公安警察官たちだけではない。安倍晋三たちの勢力が現有(げんゆう)している、奇っ怪な宗教団体の、目つきのおかしな者たちが、どんどん潜り込んできて、集会への自由な参加者の顔をして、中に入り込む。そして内部から運動を腐(くさ)らせてゆく。
私は、もう6年前の、2011年の5月の 東京での 小沢一郎への支援集会の中に、ものすごく多くの、この気色(きしょく)の悪い連中が、組織的に潜り込んできていることを、演壇(えんだん。パルピット、演説台)に立ったときに、はっきりと知覚して知った。
私は、このとき言い放った。「ここにいる人たちの半分ぐらいは、どうも、おかしな人たちだ。私、副島隆彦の目の黒いうちは、この奇妙な人々が、日本の改革運動の中に、潜り込んできて妨害するのを、許さない。私は甘い考えでこういうことを言っているのではない」と言った。
私、副島隆彦は、もうすぐ出来てくる日本の改革勢力の新しい指導者、指導部の若い、清新な、健全な、優れた資質(ししつ)をした人たち を守らなければいけない。だから、私は、やがて形成される 日本の改革勢力 の指導部の中のはじっこに居て、じっと運動を見守って、組織を防衛する係をするのだ、と深く決めた。そのように、ずっと決めてきた。
日本が帝国・強国 の属国 =ぞっこく。トリビユータリー・ステイト= であることをやめて、 独立自尊(どくりつじそん)の国民国家(ネイション・ステイト)であることを目指して動き出すときに、その内部に入り込んできて、内部から打ち壊してくる悪魔のような集団からの攻撃を、事前に察知して、その計略を次々に打ち壊す係を私はする。
イギリスの1580年代の、エリザベス1世女王を、ローマ・カトリックの暗殺部隊、スパイ神父集団 から防御して摘発して、裏切り者の貴族たち12人を拷問にかけて自白させ、メアリー・スチュアートの首を刎(はね)て、危機を乗り切ったウォルシンガム卿のような役目を私は、自分の残りの人生で果したい。このウォルシンガム卿がイギリス王国の秘密警察の長官だった。
この翌年1588年に、怒りに駆られた、スペイン帝国(こっちがまだ強くて世界覇権国=ヘジェモニック・ステイト)のフェリペ2世(、神聖ローマ皇帝、カール5世の子)が、ロンドンを直接、制圧、占領すべく、インビンシブル・アルマダ(無敵=むてき=艦隊)を派遣して、テムズ川を遡って攻撃してきた。そして、このスペインの無敵艦隊は、イギリス海軍(海賊あがりのドレオクが司令官)に大破、大敗北した。それでもこのあと200年たってから大英帝国が始まった。
あの1930年代の日本共産党の、何にも暴力闘争などしない、「戦争反対」を唱えただけの者たちまでも、拷問にかけて2千人ぐらいを殺して、20万人に政治転向(せいじてんこう。コンヴァージョン)を強制した、内務省警保(ないむしょう・けいほ)局=特高(とっこう)警察のスパイたちの動きと、戦後の共産党でも同じような動きがあった。
そして、1960年代から(正確には1956年から)、日本共産党から分裂・造反した新左翼(しんさよく。ニューレフト)運動の中にも、たくさんの潜入捜査官を潜り込ませて、挙げ句の果てに、内ゲバという、暴力団の内部抗争のような形に、持ち込まさせた。
それで、真面目で、真剣な、多くの 立派な学生運動(自分を守る知恵が足りない、理想主義だけの、坊ちゃんたちだった)の活動家たちの人生を、犯罪者として、その多くは哀れな、犯罪者の人生を送った者として、葬り去っていった。
敵対する党派(とうは。セクト キリスト教であれば、宗派、しゅうは、sect ゼクト)の幹部たちの居場所を、潜入スパイの公安警察官たちが教えて、唆(そそのか)して、教唆(きょうさ)して、扇動(せんどう)して、その隠れ家のアパートに、まさかりやハンマーなどの金属類の凶器を持って襲撃させて、ぶち殺させる、ということをやらせた。
こうして、殺し合いが、殺し合いを生んで、この憎しみの応酬(おうしゅう)がずっと連鎖して、それで、一般国民が、「危険な暴力学生運動に近づかない」という風潮を作り出し、そして、この新左翼の過激派政党の集団は、ただの犯罪者集団として転落し、今も犯罪者の群れとして、おかしな人間の群れとして生きている。
それでもおそらく、まだ合計で、過激派は5万人ぐらいは残存している。この血塗られた過去を持つ、悲劇の者たちからの、自己の怨念(おんねん)に満ちた狂気からも、私たちの新しい国民運動は、邪魔されてはいけない。私が、この者たちの侵入も防御する。
私、副島隆彦は、それらの内ゲバの悲劇をずっと、同時代人として、鬱屈しながら、学生アパートで、新聞、テレビを見ながら、歯ぎしりしてずっと遠くから傍観して、見ていた人間だ。私のことも、日本の公安警察の記録の中に残っているだろうが、私は、どこの過激派セクトにも属したことはない。逮捕歴もない。犯罪歴もない。私は、真面目な日本の左翼(左派、レフト)知識人だ。 私は徹頭徹尾、知識人、言論人だ。
私は、今はアメリカで生まれた、「反税金」「反過剰福祉」「反官僚」「反グローバリズム(世界支配)」のリバータリアニズム思想 の日本での唱道者(プロパガンディスト)だ。
ただ、私であっても、日本の政治警察からは、ずっと新左翼の活動家扱いはされていて、私が、20代のとき働いていた銀行を辞めるときに、本当に人格者だった人事担当者が、「あなたを雇ってから、しばらくして、警視庁の公安警察官が来て、「なぜこの人を採用したのですか」と聞いてゆきましたよ 」 と、教えてくれた。 こういう風に、政治・公安警察は、政治活動家だった者たちの一生を追いかけて、妨害して、嫌がらせをして、生活しにくくする。それが、政治警察というものだ。
だから、私は、日本の改革勢力が政権を取ったら、秘密警察長官の資格(笑い)で、自分の政治記録を自分で見る。 そして、今や、ものすごい数で、国家公務員として雇われている(5万人ぐらいいる)、日本の政治警察である、公安警察官たちを大量に処分する。 国民の私生活を、違法に監視し、大量の脅迫材料を持っている、その記録を、白日の下に晒(さら)す。国民の審判に付す。 それが私の仕事、任務だ。そういう時代が、日本でもやってくるのだ。それが今の世界の動きだ。日本もこのトレンド(世界の流れ)から無関係ではない。
あの連合赤軍(れんごうせきぐん)事件(1972年)の時も、やっぱり内部に公安警察のスパイがいて、それを摘発するために、疑心暗鬼に陥った過激派人間たちは、内部リンチで、仲間を縛り付けてアイスピックで突き殺し、12人が死ぬ(ひとりは警察のスパイ)、という凄惨(せいさん)な道に転落していった。
ドイツで言えば、バーター=マインホフ(ドイツ赤軍)事件だ。バーター=マインホフ集団の中にもドイツ政府のの政治・保安(ほあん)警察たちが潜入していて扇動していた。
「 何をいい気になって、革命家気取りで、この愚かな若者たちは。世界を自分たちが動かせるような錯覚をもって」と、大衆、庶民は判断した。この判断は正しい。私たち、日本人のこれから新しい国民運動を始める者たちは、これらの過去の、日本の左翼(さよく、レフト、レフティスト)運動の、愚か極まりない過去の事実から、顔を背(そむ)けることなく、 すべてを公然と、話し合うことをしなければならない。すべてのことを厭(いや)がらないで、摘出(てきしゅつ)して切開(ぜっかい)しなければいけない。
だから、私、副島隆彦は、これからは、もうすぐ始まり出す、安倍晋三の勢力と闘う、日本の次の改革運動となって現れる勢力の 指導部の一番、端(はじ)っこにいて、この運動を、守り抜くための秘密警察長官(潜入スパイ摘発担当)になる、と、自分でここに、宣言しました。
この私の役職名は、この運動の中で、委員会や、代表者会議ではなくて、全体集会の席で、満場一致で、承認して貰(もら)う。そして、私のこの職名は、私が死ぬまで(殺されるまで)ずっと続く。
アメリカで、戦後の歴代大統領たちでも手が出せず、48年間も、FBI(エフ・ビー・アイ)の長官を務めたエドガー・フーヴァーFBI長官(小児性愛の同性愛者。反共(はんきょう)産主義の鬼。おかしな経歴からFBIのトップまでなった男)のような、犯罪者体質の、秘密警察長官 もいる。 このフーヴァーも1963年11月22日の J.F. ケネディ大統領の暗殺の犯人の主要な共同謀議(きょうどうぼうぎ。共謀、コンスピラシー conspiracy )の主犯のひとりである。
今をときめく、共謀罪(きょうぼうざい)の、共謀(コンスピラシー)とは何かを、日本で始めに言い出したのは、副島隆彦だ、と佐藤優氏が、私を賞賛してくれた。
このフーヴァー長官 の真似をして、自ら願望して、「自分も、フーヴァーのようになって、トランプ大統領を押え付ける。長期のFBI長官になる」と勝手に気取った、ジェイムズ・コミー James Comey FBI長官 は、5月9日に、トランプによってバサッと首を斬られた(解任された)。
“東アジアの王”(僭主、せんしゅ。デスポット)を気取ったダグラス・マッカーサー大将(4つ星将軍。元帥ではない)が、トルーマン大統領に、1951年にバッサリ首を斬られて、皇居のそばの第一生命のビル(SCAP=スキャップ=の本部)から、PM(エムピー。ミリタリー・ポリス、憲兵)に両脇をがっしり押さえられて、召喚(しょうかん)=強制送還(きょうせいそうかん)されていったのと、まったく同じだ。
その 次の日、5月10日には、トランプが、ホワイトハウスの執務室(オーヴァル・ルーム)の隣の、会議室への控えの間である暖炉(マントルピース)の部屋に、記者団を招き入れたら、そこに、ヘンリー・キッシンジャーが、トランプと悠然と座っていた。これで、今の世界が、どのように動いているかが、分かる。
「トランプさんて、大丈夫なの。気は確かなの。おかしなひとじゃないの」と、日本の愚かな大衆は、今も、ヒラリー勢力 の奇妙な宗教勢力に乗っ取られたままの、テレビ・新聞どもに洗脳(せんのう)されたままだから、大きな世界の動きが見えない。分からない。
副島隆彦が、やがて、「プーチン、トランプ、習近平の3巨頭会談が開かれて、世界が大きな戦争(第3次世界大戦)をしないで済む、“ 第二次ヤルタ会談体制 “ New Yalta 2.0
(ニュー・ヤルタ 2.0) の新しい世界体制に移行してゆくのだ」と、最近、書き始めた来たとおりになる。
ヒラリーを逮捕して裁判にかける動きが、米議会の主要な有力な議員たちの中で、当然の動きとして出ている。だが、日本のヒラリー=安倍晋三のムーニー勢力に毒されて、汚染されているメディア(テレビ、新聞)たちは、これらの報道を絶対にしない。 あとの方に証拠の記事を載せる。
日本にも、フィリピンのドゥテルテ大統領のような、傑出した、優れた 民族指導者 (リーダー)が出てこなければいけない。だが、それはもうすぐだろう。そういう人物を、私たちが守り育てなければいけない。もうすぐ出てくる、優れた資質をした日本の、何ものにも屈しない、どんな苦難にも耐えられる能力をもち、日本国民の利益を慎重に判断して守ることの出来る、若い指導者を、私たち年長の者たちが、必死で守らなければならない。
そのために、私は、命懸けになって、もうすぐ起きてくる日本の改革派の結集体の運動を組織防衛する。私、副島隆彦の眼力(がんりき)のよる判断で、おかしな人間たちの接近、侵入を、早め早めに見抜いて、試験、尋問、査問(さもん)に掛けて、私が摘発する。私には、その能力と資格がある。そのことを、今や、多くの人が自然に承認するだろう。
だから、この仕事、任務を、私、副島隆彦は、新らしい政権を作る運動のすべての参加者たちからの、無条件の満場の支持を得て、この職に就く。 私はそのように決めている。
それは、日本の1630年代、40年代に、島原の乱(1637,8年)までも、刑死を覚悟で、最後に潜り込んできた、カトリックのほとんどイエズス会のバテレン=パードレ=ファーザー=神父たち という、日本国を乗っ取って、ローマ教皇に捧げようとした、この恐ろしい凶悪な者たちと、闘った、 井上政重(いのうえまさしげ)初代の宗門改役(しゅうもんあらためやく) = 日本の グランド・インクイジター grand inquisitor 宗教裁判所長官=異端(いたん。ヘレシー)裁判(オーディール)で、拷問、火炙(あぶ)りの刑を、実行して、このイエズズ会のバテレンたちをたくさん焼き殺した、井上政重から、私は、多くを学びたい。
井上政重は、1600年(関ヶ原の戦いの年)の15歳の時(元服。昔は一人前)から、徳川家康のスパイとなって京都と大坂のキリシタンたちの中に潜り込み、自らもキリシタンとして、ずっと振る舞い、長崎でも同じように潜入して動き回った。そして、42歳でムックリと起き上がった。このスリーパー(根草=ねぐさ=忍者)であった者が、表面に出た。42歳の時に、幕府の目付(めつけ)として、正体を表わした。そして、47歳で大目付(おおめつけ)となった。大目付 は、大名たちが、震え上がる、まさしく 秘密警察長官だ。
そして、この井上政重・筑後守(ちくごのかみ)は52歳で、初代の宗門改(しゅうもんあらため)役となった。長崎奉行や、長崎守護の大名たち よりはずっと格が上だ。そして、宗門改役は、キリシタン弾圧、日本国防衛の、最高責任者となった。この井上政重(いのうえまさしげ)は、一年を半年ずつ江戸と長崎を往復して、三代将軍家光(いえみつ)に直接、キリシタンたちの動きを詳細に報告した。
この動きは、スペインとローマ(ヴァチカン)を半年ずつ往復した、1492年からの、すさまじい虐殺者で宗教裁判所長官(グランド・インクイジター)トルケマーダと全く同じ動きである。
井上政重は、幕府正使として、「お前の責任が、一番、重い」として、島原の乱を引き起した島原藩(しまばらはん)藩主の松倉勝家(まつくらかついえ 島原城主)を、目のまでバッサリと斬っている (1638年=寛永15年7月19日)。 島原(しまばら)城と、キリシタンたちが立て籠もって3万8千人が全滅した原城(はらじょう)は、20キロぐらい離れていて、別である。
前にも書いたが、京都や、江戸の、花魁(おいらん、高級女郎)たちが、自分たちのことを、「島原(しまばら)」と呼んだのは、この遊郭の女郎の中の、頭のいい才女たちが、幕末まで連綿と続いた隠れキリシタンだったからだ。
彼女らは、士農工商・エタ・ヒニンで非人(ヒニン)に落とされた自分たちの身の上を哀れみ、苦しみ、だから身分制度を強いている徳川体制と争ったのだ。 人類の最高の、偉大なる音楽家であるモーツアルトが、帝都ウイーンで、身分制度に怒り狂って、1780年代の、もうすぐフランス革命が勃発する(1789年)時期に、ローマ教会の大司教(アーチデューク)の坊主たちや貴族たちに、激しい憎しみをもって、偉大なる爆弾的なオペラを作って公演したことと同じだ(モーツアルトの死は、1791年。わずか36歳。 殺されたのだ )。
さて、私の最新刊の「ニーチェの学ぶ」本についてだが、この第3章は、丸々(まるまる)、適菜収(てきなおさむ)氏(1975年生。今42歳)の大著『キリスト教は邪教です !現代語訳 ニーチェのアンチ(反)クリスト』(講談社 プラスアルファ文庫、2005年刊)への絶賛、全面的な援護射撃(えんごしゃげき)である。
キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社 α新書)
適菜収氏の、この本での、「ニーチェ思想の正確な、完膚なきまでの、正しい紹介」の先駆的なすばらしい業績を私、副島隆彦は高く高く評価し、そして、私も後(あと)に続く、と表明している。 皆さん、この本を、必ず買って、しっかり読んで下さい。
このニーチェ著の「アンチクリスト」原文(げんぶん)の中にある、「ローマ教会キリスト教は、精神病院(せいしんびょういん Geisteskrankheiten ガイステス クランク ハイテン )である」という、重要な一行の文の重み、を、私たち日本人も、そろそろ分からなくてはいけない(この本のP.75)。
このニーチェの「アンチクリスト」と「エッケ・ホモ(この人を見よ)」が、1888年(ニーチェが44歳で、発病して思考力を失う直前)に書かれてから、もう130年が経(た)つのだから。
あとは、この適菜収の「キリスト教は邪教です!」と、私の「ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ!」 を買って読め。 君たちの脳天(のうてん)に、必ず、打撃を与えてみせる。
ここで、私が、どうしても書いておきたいのは、適菜収の2005年敢行の「キリスト教は邪教です! 現代語訳「アンチクリスト」」が、出てから、5年たった、2010年に、奇っ怪な本が出た。それは、「超訳(ちょうやく) ニーチェの言葉」(白取春彦、出版社ディスカヴァー・トウエンティワン)という本だ。120万部売れた、という。
副島隆彦です。 この本は、明らかに、適菜収の本を、妨害して売れなくするために、組織的な動きで作られた、恐ろしい謀略(ぼうりゃく)、言論扇動 によって作られた本だ。
この本は、まさしく、統一教会( Moonies ムーニー)とイエズス会 が合体していることの証拠の本だ。皆さんは、上記URLのアマゾンの210本のブック・レビューを、ずっと読んで行ってください。
どれぐらい、気持ちの悪い投稿者たちが、全く同様の、気持ちの悪いことを書き連ねているかが分かります。そして、1割ぐらいの、本当に真面目な、頭のよい日本人の、ニーチェ読みのニーチェ理解者の人たちが、激しい抗議の投稿文を書いていることが分かります。「こんな本は、ニーチェの翻訳ではない。なんという歪曲だ。おかしな人間たちによって作られた本だ」と、書いています。
世の中では、こういうことが起きているのです。 皆さんは、自分の目で、この事実を確認して下さい。これが、今の世界です。危険に満ちている。
私、副島隆彦は、怖れることなく、どんどん、大きな真実を書いてゆきます。危ないことには近寄りたくない、思慮深い人たちは、遠くからでいいから、自分の明晰な判断力で、ものごとを判断しなさい。自分の頭をしっかりと鍛(きた)えなさい。
イギリスで、総選挙があって(6月8日)、テレーザ・メイ首相が率いる保守党(コンサーヴァティブ・パーティ)が、過半数の議席を獲れず敗北して、大慌てになっている。
あとの方に新聞記事を一本、載せるが、ジェイムズ・コービン労働党(レイヴァー・パーティ)の党首が、人柄の良さで勝った。コービンは高卒である。イギリスの労働者階級の代表である。
極めて温和で、温厚な人物だ。コービンは、労働党の中で、「お前が党首では政権を取れない」と、労働党内の右派の、愚劣な保守指向の、権力大好き人間たち(大臣になりたい病の患者)たちから、悪口を言われ、引き釣り下ろし工作をずっと仕掛けられてきた。だが、今度の、コービン労働党の躍進(22議席を増やした)で、もう、コービンの悪口を言える者は、いなくなった。 コービンの立派な態度を、若者たちが、大きく支援した。記事にあるとおりだ。
(転載貼り付け始め)
「 英総選挙動かした「若者の反乱」 高い投票率、労働党躍進支える 格差拡大への不満背景 」
2017/6/14 日経新聞
労働党のコービン党首の人気は若年層が支える(5月下旬、選挙キャンペーン)=ロイター
【ロンドン=小滝麻理子】 メイ首相の保守党が予想外の過半数割れに沈んだ6月8日の英総選挙。最大野党労働党の躍進を支えたのが、若年層の投票率の上昇だ。格差拡大や既存政治への不満を背景に、同党のコービン党首が訴える反緊縮や欧州連合(EU)との関係維持への共鳴が広がった。ネットメディアなどを駆使し、草の根で増殖する「新左派世代」ともいえる若者の反乱が英政治に地殻変動を起こしている。
「コービン! コービン!」。今月2日、東部エセックス州ピットシーでの労働党の集会。コービン氏が現れると、支援者から地鳴りのような歓声と拍手が広がった。
労働党のコービン氏の支持者には若年層が目立つ
「若者は平等なチャンスを求めている」。コービン氏はこう演説し、大学授業料の無料化や低賃金労働の廃止を訴えた。集会には今回が初めての投票だという若者の姿も目立つ。大学を卒業したばかりのアシュレー・スティールさん(26)は「保守党は高齢者のための政策ばかり。変化を起こしたい」と力を込める。
今回の総選挙の投票率は68.7%と1997年以来の高水準になった。英スカイニューズによると、18~24歳の若年層の投票率は66.4%に達したとみられ、2015年の43%から大幅に上昇。18~34歳の63%が労働党に投票したという。
労働組合の支持を受けて15年に党首になったコービン氏は、鉄道再国有化や核兵器廃絶など過激な主張をかかげ、党の方針に500回以上背いた“異端児”だ。党内では「時代遅れの強硬左派論者」と嘲笑されてきたが、「エリート政治家たちと戦っている」(農業ベンチャー経営者のニック・ラッセル氏、34)と評価は高い。「コービンなら信頼できる」。若者たちは口をそろえる。
コービン氏への支持の動きと合わせて、EU離脱が決まった昨年6月の国民投票の教訓を生かそうという声も広がった。
「EUの若者と離脱後もどう協力していくべきか」「難民救済のために英国ができることは」
若年層の投票率向上を目指す「デモクラシーカフェ」は各地に広がった(5月下旬、ロンドン東部)
5月下旬、ロンドン東部のカフェでは、100人弱の若者たちが様々な議題を話し合っていた。これは非営利組織が仕掛けた「デモクラシーカフェ」というイベント。総選挙までの数週間、スターバックスコーヒーなどとも提携し、英各地のカフェで、交流を楽しみながら、若年層の投票率の向上を図る試みだ。
若年層の7割以上はEU残留を支持していたが昨年の国民投票での投票率は伸び悩み、一方、離脱支持者が多かった中高年層の投票率の高さが離脱という結果につながった。主催者のマイケル・サニさん(34)は「投票しなければ文句を言う資格もない。国民投票の二の舞いはいやだ」と語る。同じような試みは、都市部や大学街を中心に英国のいたるところに広がっている。
沸き立つ若年層の政治活動を支えるのがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)だ。例えば、コービン氏を支える若者による代表的な草の根組織「モメンタム」は、SNS上の反応から、誰が支援者になりやすいかの情報を共有できるスマートフォン用の専用アプリを開発。支持の拡大につなげた。
「口を閉ざすな」として、若者に投票を呼びかけるポスターがロンドンの随所に出現した
このほかにも、学生らによる独立系メディアやブロガーたちが総選挙に向けた分析記事を無数に執筆し、フェイスブックやツイッターで拡散。人気記事はBBCや英大手新聞社の記事をはるかに上回る閲覧があったとされ、若者に浸透した。
若年層で左派志向が強まる背景には、強い政治不信がある。英国では冷戦後、市場経済と福祉政策のバランスをとる中道政治が主役だった。だが、金融危機後も、格差は拡大し、年金など将来不安は高まる。ブレア元首相が決断したイラク戦争参戦も、外交手段を尽くさず犠牲を拡大した失敗例として反省は強い。
既存政治の失敗を肌身で感じてきた若者たちは「再分配」や「公正な社会」をより重視する傾向にある。ちょうどブレア政権が誕生した1997年の前後に生まれた世代が今、政治に強く関わり始めた。党内でははみ出し者だったコービン氏がその思いをうまくすくい上げた形だ。「私には若者がついている」。11日、コービン氏は英テレビに、次回の総選挙では勝利すると自信を示した。
「若年層を中心に非常に能動的なリベラル層の塊が台頭しているが、既存政党は対応できていない」(ヨーク大学のマーティン・スミス教授)。若者の目覚めが英国の政治の風景をどう変えるのか、胎動は始まったばかりだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。今や勝者の労働党(レイヴァー Labour )の党首ジェイムズ・コービンに対して、テレーザ・メイのような、美人な女が、そのまま婆さんになって、なんだか、魔法使いの老婆(old witch オールド・ウイッチ)に見える、足はふょろっと長いが、背中が曲がって醜さが映ってしまう、この恐ろしい内務官僚(政治警察)経験の長い、女政治家の冷酷な感じを、イギリス国民が嫌った。
いくら、イスラム過激派の、自暴自棄の即席決断のテロリストの自爆(じばく、スーサイダル・ボミング)攻撃が、これからもイギリスでどんどん続くので、それを防御しなければ、と言っても、イギリス国民は、「 過去の長い、大英帝国(ブリティシュ・コモンウエルス)の遺産として、多くの貧しい外国人を受け入れてしまっているのだから、自分たちの過去の 帝国主義(インペリアリズム)と植民地支配主義(コロニアリズム)が、今の問題を作っているのだ 」と知っている。だから、「イスラム過激派とテロリスト予備軍たちを今以上、追い詰めるような、イギリスが、中東で大国意識のまま、軍事行動に出ることが間違いなのだ 」とイギリスの若者たちは、分かってきている。
私たちの日本でも、そろそろ、新しい政治勢力(日本の改革勢力)が出てくるだろう。
その時に、大事なことは、国民に何でも正直に言うことだ。 「国にお金がないから、もう綺麗事(きれいごと)の政策 は出来ない。自分たちが政権を取っても、何も、いいことは出来ない。 福祉も社会政策も今以上にうまくは行かないだろう。それは、アメリカにあまりに多くの資金を奪い取られてきたので(その真実を、誰も書かない。副島隆彦以外は)。
だから、私たちが、政権を取っても、何もいいことは出来ない。今の自民党と同じだろう」と、まず、言うべきだ。そして、その上で、「 だが、私たちは、真に独立する。自分たちの運命を自分たちで決めることの出来る国になる。勇ましいことは何も言わない。他のすべての国と仲良くする。戦争はしません。 威張りません。 それでも世界中から尊敬される国になりたい。
自分たちに出来もしないことはいいません。改革派の政権が出来ても、ちっともいいことはないだろう。だが、私たちは、福澤諭吉(ふくざわゆきち)先生が言った 独立自尊(どくりつじそん)を達成する。アメリカの日本支配から、出来るだけ、脱出して、自分たちの運命を自分たちで決められる国になる。そんなのは、甘い考えだ、大国の支配に屈従する(アメリカの核に守ってもらう)のが賢い生き方だ、と、見苦しい外国追従の現実主義者たちが、言うのは分かる。が、それらのことを、もっと公然と、皆で議論できる国にならなくてはいけない」と、 私たちは、言うべきだ。
そのためには、戦後の自民党の中の、長年のハト派の勢力である、鳩山一郎、河野一郎、石橋湛山(いしばしたんざん)、田中角栄の伝統的な勢力とも連携しなければいけないし、知恵を分けて貰わなければいけない。
そして、何よりも大事なことは、若者に夢を与えることだ。今の日本の、うち続く大不況の中で、悲惨極まりない、地方出身の、何のコネもない若者たち(私もそうだった)に、生きる希望を与えることの出来る、強力な政府、政治を作らなければならない。
前川喜平(まえかわきへい)前文部次官のような、教育官僚として、自ら、”貧困女子(ひんこんじょし)”の実態をを調査しに、覆面で、出会い系バーに行ってた、優れた人物が、日本にもたくさんいる。
今よりも、もっともっと大きくなって、やがて次の世界帝国(ワールド・エンパイア)になる中国に対しても、
この独立自尊の 大方針を貫く。対等に交渉する。そして、「アジア人どうし戦わず」で、日本は、どことも戦争だけはしない。
私、副島隆彦は、もうすぐ始まる、日本のこの温和な改革勢力を、守るための秘密警察長官(潜入スパイ摘発担当。政治思想担当)をやる、と、決めた。この話を、去る5月28日の定例会(自力での会員講演会)で、私はした。その前々日の佐藤優(さとうまさる)氏との対談の時にもした。
「私、副島隆彦は、栗原康(くりはらやすし)氏の『現代暴力論』(角川新書刊)のすばらしさを、高く評価している。この本で、アナーキストのバクーニンが、カール・マルクスたちと大ケンカしながら、「国家の暴力に対して、民衆も暴力を振るっていい」という過激派の理屈 」に対して。佐藤優氏が、「理論と現実(実践)は違いますから」と、私に言った。
それで、「佐藤君。それはちがう。私、副島隆彦は、栗原君のバクーニン論よりも過激な人間です。 私は、来たるべき日本の改革勢力の台頭の時に、秘密警察長官になります」 と、私は、言い切った。 これが、副島隆彦だ。私の、これからの残りの人生で、自分のやるべきこと、自分の運命、自分の立場、公称、職名は、これで決まった。
以下のロシアの動きで、この反プーチンの動きをして反ロシア政府の集会を開いて闘っている、ナワリヌイという指導者は、どういう人かまだ分からない。
本当に、この男が、外国勢力や、統一教会=イエズス会 などの宗教団体に動かされているのではない、堂々たるロシアの民衆の運動だったら、これが、極めて優れたロシアの独裁官(ディクタトーレ)であるプーチンにとっては一番の強敵だろう。
(転載貼り付け始め)
〇「 ロシアで大規模反政権デモ 野党指導者ナワリヌイ氏は30日間拘束に 」
BBC 2017年6月13日
ロシア各地で6月12日、大規模な反政権デモが行われ多数の参加者が拘束された。野党指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏(41)に対しては、デモ関連法令に繰り返し違反したとして30日間の拘束が言い渡された。
拘束されたナワリヌイ
ナワリヌイ氏は、12日の抗議デモが始まる前にモスクワの自宅で拘束された。ナワリヌイ氏はロシア最高指導部の汚職疑惑に抗議するデモへの市民の参加を呼び掛けていた。
モスクワ中心部で行われたデモを取材したBBCのサラ・レインズフォード記者によると、警察は無作為にデモ参加者を取り押さえていたという。
モスクワの裁判所でナワリヌイ氏の弁護士は収監命令の棄却を求めたものの、12日夜に30日間の拘束が言い渡された。ナワリヌイ氏もツイッターでこれを確認した。
来年のロシア大統領選挙に立候補する意向を明らかにしているナワリヌイ氏は、モスクワでの無許可デモに参加する予定だった。
独立系NGO(非政府団体)のOVDインフォは、モスクワのデモで825人が拘束されたと述べた。インタファクス通信は、モスクワ警察の発表としてデモ参加者が約5000人に上ったと伝えた。
OVDインフォによると、サンクトペテルブルクでも何百人ものデモ参加者が拘束された。
ロシアの内務省は、サンクトペテルブルクのデモに約3500人が参加し、そのうち500人が拘束されたと発表した。
リベラル派の民間テレビ局「ドーシチ」は、サンクトペテルブルクでのデモを生放送し、参加者が警察に拘束される際に「恥を知れ」と叫ぶ様子などを伝えた。拘束者の中にはサンクトペテルブルク市議会のマキシム・レズニク副議長も含まれている。
著名活動家のダニール・ケン氏は、サンクトペテルブルクの自宅を出たところで拘束された。同氏は市内のシャン・ド・マルス広場で開かれたデモへの市民の参加を呼び掛け、「私のために足を運んでください!」とツイッターで訴えた。ケン氏はその後、釈放されている。
ロシアではこのほか、ウラジオストック、ブラゴべシチェンスク、カザンの各都市でデモ参加者が警察によって拘束された。
ナワリヌイ氏は当初、モスクワのザハーロワ街でデモを行う許可を当局から得ていたが、前日の夜に、許可を得ないままクレムリン近くのトベルスカヤ通りに場所を変更した。デモには、政府が旧ソ連時代にモスクワ市内に建設した共同住宅を取り壊す計画に抗議する人々も参加した。
ロシア全土の169カ所でデモが許可された。一部のデモはYouTubeのチャンネル「ナワリヌイ・ライブ」で生中継された。デモは1990年の国家主権の宣言を記念する祝日の「ロシアの日」と重なった。祝日に合わせ祭りやコンサート、軍関連のイベントがロシア全土で開かれた。
今回のデモは2012年以来の規模となった。ドミトリー・メドベージェフ首相の汚職疑惑を指摘したナワリヌイ氏の報告書を受け、10代の若者を含む数千人がロシア全土で開かれたデモに参加した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 私が、知っている事実の基本は、優れた独裁官のプーチンが、登場したのは、1999年12月31日に、飲んだくれで、もう、ふらふら状態のエリツイン大統領に向かって、「あなたを殺したりしないから、もう、辞めてどこかで隠居生活をしなさい」とプーチンが引導を渡した。だから、その翌日の、2000年の1月1日から、ロシアでプーチン時代が始まったのだ。覚えやすい。
私は、その頃、産経新聞社の「正論」という月刊誌に、「ワールド・ウォッチ」という連載文を書いて、世界政治の分析をしていたから、よく覚えている。だから、プーチンが指導者として登場してから、もう18年になるのだ。分かり易い数字でしょう。
古代ギリシア時代(紀元前400年代)に、アテネに、ペリクレス という、ずば抜けて賢人(けんじん)の指導者がいた。賢人、”賢帝” ペリクレスは、独裁官(どくさいかん。ディクタトーレ)であった。そして、アテネの、貴族たちにも、平民(民衆)にもものすごく人気があった。
陶片追放(とうへんついほう、オストラキスモス)で、多くの僭主(せんしゅ)や愚劣な政治家は追放されたが、ペリクレスは、そういうことがなかった。アテネのデモクラシー(民主政治)の黄金時代だ。このときに、ペリクレスを尊敬しながら、ずっと見ていたのが若いソクラテスだった。
それでも、アテネは、敵国に包囲されていて、攻城戦(こうじょうせん)を戦ったりして負けたりした。それでも陥落、占領はされなかった。賢人ペリクレスも、包囲されたアテネの中で疫病で死んだ。私の先生の小室直樹(こむろなおき)先生は、「もし生まれ変わって、(自分がなりたい職業になれるなら)ボクは、独裁官(どくさいかん)になりたい」と言い残して逝去した。
優れたデモクラシーの中だからこそ、強力な指導者である独裁官(ディクタトーレ)が生まれるのだ。日本にもこれが必要だ。インミニュイティ(指導者防御、指導者免疫)の思想を、私が急いで、日本国民に教えます。
私たちの日本にも、本当に優れた、能力のある、指導者がこれから現れることを、私たちは切望している。この私たちの強い希望が、必ず優れた指導者を生む。
トランプ大統領は、ヒラリー派の醜い、トグロを巻いている、反共(はんきょう)の信念の、ものすごい数のムーニー官僚たちとの闘いをやっている。彼らは、トグロを巻いて、アメリカ国民の、切実な願いである、「ワシントンのゴロツキ官僚たちを、トランプよ、大掃除してくれ」 ” Drain the Swamp !” 「ドレイン・ザ・スワンプ!」のアメリカ国民の熱望に、答えようとして、今も闘いっている。これが、ポピュリズム(アメリカの民衆叛乱)だ。
優れたアメリカの指導者である トランプは、今は、「ロシアによる大統領選挙干渉( 何の証拠も、証言も出てこない)に荷担した」攻撃から、今度は、「司法妨害(刑事捜査妨害、obstruction of justice )」の方に、急激に態度を変えたヒラリー勢力との闘いをやっている。
トランプは、この闘いにも勝利して、このワシントンの強大なエリート官僚どもの利権を叩きつぶして、この国民の血を吸う腐った沼(スワンプ)の蛭(ひる、リーチ、leech 、吸血虫)たちを、徹底的に駆除しなければいけない。
トランプの、あのドぎたない、歴戦の経営者あがりの優れた政治指導ぶりは、まさしく、独裁官である。あっぱれだと、私、副島隆彦は思う。日本にも、優れた独裁官が現れて欲しい。そして、人類の害毒である 恐るべき悪魔崇拝の者たちを、片付けなければいけない。
以下の英文記事が、やっぱり、ヒラリーを調査しなければいけない、この問題が本当のアメリカ政治の中心だ、と、民主党の重鎮(立派なおばあちゃん)である、カリフォリニア州選出の迫力のある年季の入った、リベラル派の女性議員であるダイアン・ファインスタイン Dianne Feinstein 上院議員の発言である。
(転載貼り付け始め)
Dem: We need to investigate whether Lynch gave cover to Clinton campaign
06/11/17 THE HILL
http://thehill.com/homenews/
sunday-talk-shows/337323-dem-we-need-
investigate-whether-lynch-gave-
cover-to-clinton
Sen. Dianne Feinstein (D-Calif.) said Sunday that Congress should investigate whether former Attorney General Loretta Lynch pressured former FBI Director James Comey to cover for Democratic nominee Hillary Clinton’s presidential campaign.
“I think we need to know more about that,” Feinstein told host Brianna Keilar on CNN’s “State of the Union.”
“And there’s only way to know about it, and that’s to have the Judiciary Committee take a look at that,” Feinstein, the top Democrat on the Senate Judiciary Committee, said.
Comey testified last Thursday that he felt “queasy” after Lynch asked him to characterize his probe into Clinton’s emails as a “matter,”
rather than an investigation. He told the Senate Intelligence Committee that such a request would match the wording of Clinton’s campaign.
Feinstein, who is a member of the Senate Intelligence panel, said she would’ve also felt queasy.
“I would have a queasy feeling, too, though, to be candid with you,” the longtime Senate Democrat said.
She added that an investigation separate from the ongoing probe into Russian interference in the election is needed.
“I don’t think we should mix the two,” she added.
Feinstein said she has not yet decided from Comey’s testimony whether President Trump’s interactions with the ex-FBI director amount to obstruction of justice.
“I don’t know whether it’s obstruction of justice. I don’t intend to draw any conclusions until investigations are finished,” she added.
Trump on Friday denied that he asked Comey to let “go” of his investigation into former national security adviser Michael Flynn and that he requested Comey pledge his loyalty to him prior to Comey’s dismissal.
The president added that he is “100 percent” willing to testify about his interactions with Comey under oath.
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。もう一本は、5月9日にクビを切られた、前FBI長官のジェイムズ・コミーが、「ビル・クリントンがロレッタ・リンチ司法長官(見苦しい黒人のチビの女)に秘密で会って、大統領選挙の最中に、ヒラリー・メールの捜査に手加減をしろ、という捜査妨害(司法妨害)をした、そして、リンチが、私(コミー)にも圧力を掛けたことについても、FBIは調査している」と、6月8日の上院の情報委員会で、証言(テスティモニー)で行っていることを、アメリカの議員たちは、全員知っている。ところが、新聞記事にはならない。
(転載貼り付け始め)
Comey dropped Clinton, Lynch bombshell at testimony, fmr. FBI assistant director Gavin says June 08, 2017 FOX
http://www.foxbusiness.com/politics/2017/06/08/
comey-dropped-clinton-lynch-bombshell-
at-testimony-fmr-fbi-assistant-director
-gavin-says.html
Former FBI Assistant Director Bill Gavin on Thursday said the biggest bombshell from former FBI Director James Comey’s testimony before the Senate Intelligence Committee was the revelation that then-Attorney General Loretta Lynch urged him to classify the Hillary Clinton email probe as a “matter” and not an “investigation.”
“When she [Lynch] told him [Comey] not to call this an investigation, but to call it a matter, this was a nefarious way of her making sure that the bureau and Jim Comey’s investigators had no way of obtaining subpoenas to subpoena people
before a grand jury, because you are not going to subpoena them off the kind of moniker that she put on this investigation,” Gavin told FOX Business, adding that Russia’s involvement in the U.S. election was another crucial detail coming out of the hearing.
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 日本の各省の官僚たち(裁判所や法務省の検察官たちも含む)だけではない、日本の新聞やテレビ局にも、ものすごく多くの数の、 Moonies = 統一教会 の勢力が入り込んでいる。NHKでさえも。本当に、日本は危険な状態の国だ。安倍晋三だけではなくて、稲田朋美、西川京子、山谷えり子や、西田昌司(にしだまさし)のような、銀狼(ぎんろう)と呼ばれる、全く、ナチスのゲッベスル宣伝相にそっくりの、国会議員たちがたくさんいる。だから、日本というのは、本当に、恐るべき宗教団体に乗っ取られている国だ。 なんとかしなければいけない。
副島隆彦拝
【1795】[2148]天武天皇の正統性について
6月15日、9時5分です。
五月に七十歳になりました、健康ですが、目だけは耐用年数が切れたのか日々衰えています。もうじきパソコンに向かうのも困難になる予感がします。
さて「天武天皇の正統性について」ですが、明治維新以前では、天智天皇と天武天皇は「実の兄弟ではない」ということは常識として自覚されていたのです。
明治維新の廃仏毀釈以前には、天皇家も菩提寺を持っていました。涌泉寺と云います。この寺は、代々の天皇の御霊(御位牌)を祭っているのですが、天武八代(天武天皇から称徳天皇まで)の御位牌は祭られていません。
明治維新以前、天皇家自身が「天武の王朝は別家系」と明確に認識していたのです。「万世一系の天皇家」とか、同じ人間に変わりないのに「天皇は現人神でございます」など云う思想を押し付けたのは、明治政権の都合だったに過ぎません。
現天皇の御退位問題ですが、この際天皇を廃止する事を真剣に論議するべきだと私は考えます。天皇家の藩屏である貴族(華族)を総て排除、否定して天皇だけを保存しようとしても全く無理、無謀というものです。天皇崇拝の根源は、万世一系の血統信仰ですから。
私は、六十歳を過ぎてから日本史を勉強し始めました。他人の説に囚われないように、困難でもとにかく原典に当たることを原則とした。『日本書紀』『古事記』『万葉集』が最初から簡単に読めるものではありません。
しかし、何回も繰り返して眺めていると、何となく意味が見えてきました。今も健康のためと、毎日『万葉集』を音読しています。好きな歌を選んで読むのではなく、最初の歌から最後の歌まで繰り返し声に出して読むのです。
原典に当たって分かったことがあります。それは日本の教科書で教えている日本史は、出鱈目であるということです。明治維新の歴史だけが出鱈目なのではありません。古代史から出鱈目の歴史で創られているのです。日本人にとって歴史なんかどうでも良いのでしょう。
【1794】[2147]家族制度なんぞくたばれ
今時の若者は、彼氏もいない、結婚もしないで、情けない、みたいな事を言う職場の人間(そう言う本人も、私より一つ下で、離婚して、子供もいないヤツだが)に「これだけ結婚しない人間がいるって事は、結婚しない人間に問題があるからじゃない、結婚に問題があるからだよ」と言ったら「アツ!」という顔をした(アツ!となるだけマシだ)。結婚が、単なる制度に過ぎないのと同様(こんなもんは、消費税やマイナンバ―と何にも変わらない、ただの法律だ)、家族も、ただの制度だ。こう言うと「いや、家族は、血の繋がりという事実に基づく関係だ」という人がいるかも知れない。血縁は事実関係だろうが、血縁のある者同士は、家族としてまとまって、一生仲良く一緒にいなければならない、なんていう決まりは無い。無いにも関わらず、そんな決まりがあるかのように錯覚しているヤツだらけなのは、家族なるものが制度化している証だ。制度とは、前述したように、ただの法律、つまり、人工的なものであって、自然なものでは無い(ちなみに私は、なぜ結婚しないのか、と聞かれると「家庭が嫌いだから」とだけ答える事が多い)。以前、お笑いタレントの母親が生活保護を受けていた、ってんで、袋叩きにされた事があった。親の面倒を見るのは当たり前、カネのある芸能人ならなおのこと、ってのはおかしい、と私ゃ勿論思ったが(スピリチユアルの江原啓之氏が、同様の事を某誌で言ってるのを読み、へぇ、こんな考え方をする人だったのか、と、ちょっと感動した)、つい先日、職場の若い女の子に、これについての驚くべき事実を聞いた。私は、テレビを殆ど見ないので、そのお笑いタレントも、かの騒動で初めて知ったが、そのお笑いタレントの母親は、男を何人も取り換えたシングルマザーだったそうで、お笑いタレント氏は、騒動が起きる前から、その母親の事をネタにしていたそうな。母親がテレビに出た事もあるそうで、キレイでもなんでもない、ハデで下品な関西のオバチヤンだったそうな。ならば、騒動が起きた時「あんな母親じゃ捨てられて当然」と思った人間は、日本中にたくさんいたはずだ。しかし、誰一人そんな事は言わず、一斉に叩いた。本人も、みんな知ってるくせにと思いつつ、あんな母親の面倒なんて俺は見ない、などと言って芸能界追放にされるのが怖くて、ひたすらすいませんで通したのだろう。戦前、戦中、殆どの日本人は、戦争熱に浮かされていた。が、敗戦後、途端に、私は最初から戦争に反対だった、と言うヤツだらけになった、と聞く。普通の良い人が一番汚い、という好例を、また見た、と思った。
【1793】[2146]私たちの定例会が終わって、次々と課題に立ち向かって行く。
副島隆彦です。今日は、2017年6月4日(日)です。
私は、弟子たちと5月28日(日)の定例会(自力での会員たちとの講演会)を、盛況のうちに終えた。参加者の皆さん、ありがとう。私たちは「これまでよりも、もっと新しいことを会員に伝える」という新しい方針に従って、前進(フランス語でマルション、マルション)してゆきます。 講演の DVDは、急いで作成されます。お待ち下さい。
かなり危ない、危険なことをたくさん話しました。 もう、あまり、自主規制して、隠すことなく、世界で進行しつつある大きな動きを、日本国内にどんどん伝えてゆかなければと真剣に私は思います。
私は、その後、出版社との打ち合わせや、それから、玄治店(げんやだな)濵田家(はまだや)という、歴史の古い、おそらく江戸(東京)では、一番、由緒と格式のある、料亭(りょうてい)で、芸妓衆のいるお座敷に招かれました。
私は、「江戸の遊郭(ゆうかく、くるわ)の最高級の女郎(じょろう)たちである花魁(おいらん、古くは大夫、たゆう)たちは、自分たちのことを、「島原(しまばら)」と呼んだ“隠れキリシタン”であった」 を証明しようとしている。
その聞き取りも兼ねてどうせ、「一見(いちげん)さんお断り」だから、資産家の経営者に頼んで、その伝手(つて)で、高級料亭に連れて行ってもらった。
私は、「人形町(にんぎょうちょう。元吉原(もとよしわら)、江戸時代は、葭町(よしちょう、芳町) の椙の森(すぎのもり)神社や、新吉原(しんよしわら。今の吉原。浅草の北、1キロもない)にも移転した、鷲(おおとり)神社
も、これらは、本当は、マッダレーナ・マリア(マグダラのマリア)さまの聖堂であり、非人(ひにん、苦界。くがい。人身売買。5歳で20両で買われてきた)に落とされた、自分たち、あわれな身分の、女たちが、「助けて下さい、助けて下さい」と必死で拝んだ、それこそ、命懸けで拝んだ、神社だった。
今の“酉(とり)の市(いち)”も、この鷲(おおとり)神社の 鷲(おおとり、鳳、鴻)の鳥=酉 から来ている。
私、副島隆彦は、いよいよ、日本史(日本人の歴史)の奥の深いところに、攻め込む。誰も容赦はしない。 「そうですよ。昔の芸者は、この襟(えり)のところのもうひとつ奥に、十字架を掛けていましたよ」と、芸妓組合(げいぎくみあい。見番(けんばん)。本当は検番。自主的に業界で厳しく管理されていた)の組合長(芸者たちの総元締め)のお姐(ねえ)さんたちの頭領であるお母(かあ)さん、が、こそっと教えてくれた。
昨日、6月3日の夜9時に、NHKで、京都の祇園(ぎおん)町(まち)の、
待合=お茶屋 の老舗の、 「冨美代(とみよ)」の 女将(おかみ)とその娘で、9代目の女将になる女性を記録した、番組をやった。 京都の祇園の、芸妓=芸者、舞子(東京では、半玉、お酌)の世界を、内側から映したのは始めてだという。
やはり、京都の方が、東京よりも格式と伝統を誇って、今も、立派に残している。きっと世界的な大企業のオーナーたちを、トロトロに、たらし込に、溶かし込むためには、日本国の最高の防衛の武器(秘密兵器)として、この装置をどうしても残しておかなければいけないのだ。
お座敷の様子が、そのまま映った。あれが、そうだ。あれだけだ。そして、あのあとの後ろ半分は、今は、ないことになっている。ないものはない。
東京の 赤坂芸者も、新橋芸者も、滅びかけているが、格からいったら、芳町(よしちょう)の置屋(おきや)、待合(京都ならお茶屋)、料亭=料理や の方が上だ。
赤坂、も新橋(烏森、からすもり)も、明治2年(1869年)に、「薩長(さっちょう)の芋侍(いもざむらい)」=しかし、彼らが権力者で、大官(たいかん)になった、そのお相手としてに、急いで作られたのが、新橋花街(かがい)だ。
江戸の町人=大(だい)市民(ブルジョワジー)たちは、薩長を嫌って、柳橋(やなぎばし)に通った。神田川(かんだがわ)が、大川(おおかわ、隅田川)に流れ込むところと、両国橋のあたりにあった柳橋(やなぎばし)花街(かがい)は、今は、完全に滅んだ。跡形もない。高度成長経済の1960年、70年代に、ひどい環境汚染(公害)と、コンクリートの土手と、産業転換で、すべて消えてしまった。
今は、浅草の川向うの、向島(むこうじま)に、10件ぐらい料亭が残っている。 はとバス観光にもある。だが、あんまり人気がなくて催行されない。
私、副島隆彦は、会員ページに載せ始めたが、郭(くるわ)、明治からの花街(かがい)、そして、歌舞伎(かぶき)の裏側の真実を、今から、どんどん公表してゆきます。本当は、何が、行われていて、どういう事件が起きていて、初代團十郎(だんじゅうろう)は、何をやっていたのか。どういう人たちだったか。
花川戸(はなかわど)助六(すけろく)とは、真実は、何者だったのか。 ウィキペディアよ、あんまり、ウソばっかり書くなよ。お前たちの、組織だった、歴史の真実隠蔽(いんぺい)の、歴史の捏造、偽造、虚構は、私、副島隆彦が許さない。・・・明治になってからの、小山内薫(おさないかおる)たちとの左翼(さよく)歌舞伎人たちの、裏に隠されてしまった真実も、すべて暴き立てる。
私は、まだ生き証人で残っている、“天然記念物”の 80歳、90歳の芸妓(げいぎ)たちから、今のうちに、真実を聞き出そうと努力する。 芸妓(げいぎ)を芸者(げいしゃ)とも、口語(こうご)では言うのだ。芸妓の妓(き)は、妓女(きじょ)の妓(き)で、東洋=中国の長い歴史の中で、楊貴妃(ようきひ)のような女たちも、すべて、この芸妓(げいぎ)の妓女(きじょ)だ。位の高い 高級売春婦だ。
あらゆる真実をこそ、表(おもて)、面(おもて)に、面手(おもて)に出さなければいけない。
私は、そのあと、自分が毎年、自分で食べるだけの分の野菜は、自分で畑で作る、という人生の方針に従って、6坪しかない畑で、おおいに遅れてしまったが、今年の野菜の、苗(なえ)の植え付けをやった。
日射病、熱暑(ねつしょ)病で、そのあと倒れて、2日ぐらい寝込んでいました。高血圧も出た。私は、近著「老人一年生」にも書いたが、血圧180までは”平熱”だと考えて、降圧剤(こうあつざい)は飲まない。横着者だから。そのために天罰が落ちても仕方がない。
1.じゃがいもは、もう小芋(こいも)を買えずに間に合わなかった。だが、去年の取り忘れが6本ぐらい芽を出したから、これでなんとか60個ぐらいは獲れる。
2.きゅうりと、ナスと、ピーマンは植えた。たのしみだ。
3.トマトは、6本ぐらい植えた。ジャングルのように茂るから、今年の冬まで獲れて、年を越して3月まで、霜(しも)にやられた形の悪いトマトが出来る。トマトは強い砂漠性の作物だ。トマトは、煮込んで、スパゲッティのソース用にいくらでも使えるので重要な野菜だ。
4.青菜、レタス、キャベツは、すぐに青虫、アブラムシにやられる。去年は気づいたときには全滅していた。ほうれん草は強い。 こういう基本の野菜は、スーパーで、どんどん値上がりしていて、本当に基本食料だけは、野菜と魚はインフレだ。
5.今年、はじめて、びわ(枇杷)がなった。7年かかった。2本ある。30個ぐらいしか獲れなかったが、おいしい。
6.私は、みかんの木を 15本ぐらい育てている。いろいろの種類があって、おいしい。ぽんかんが2本有る。これが、偶然、良く出来て、一番おいしい。ニューサマーという、ネーブルと伝統ミカン(温州、きよみ)との掛け合わせがおいしい。
夏みかん類は、絞ってジュースで飲む。 4月まで、放置してある、山の道路際(ぎわ)の、夏みかんを、取りに行く。酸(す)っぱいから誰も取らない。簡単な絞(し)り器で、絞って飲めば、冬、風邪を引かないのに。すっぱい夏みかんを、日本人は、本当に食べなくなった。すっぱいのがいやなのだ。ジュースにすれば最高の飲み物なのに。
7.レモンが2本有る。すっぱいから虫がつかないからなのか、良く出来る。60個ぐらい獲れる。私は酸っぱすぎるから使わないで、義母(ぎぼ)にあげる。
8.ブラックベリーが2本有る。もうすぐ出来そうだ。今年は、鳥に食べられる前に、さっさと取るぞ。鳥との競争だ。
9.苺(いちご)が、多年草化して、毎年、出来るようになった。たくさんは獲れない。畑で、そのまま、たべてします。 とうがらし、も、ハバネラも、おたふくとうがらし(ピリ辛ピーマン。韓国人のキムチ用に使うのだろう。スーパーでは、売っていない。
辛い、といって、ピーマンと間違って、店に怒りにゆく馬鹿がいるかだだろう。ピーマンも、南米が原産で、はじめは辛かったのだ。 虫に食われないようにするための自衛だろう。今のタマネギが、ちっとも目にしみなくなったのは、いつ頃からだろう。私の小さい頃は、玉葱(たまねぎ)は包丁で切ると目にしみた。
10.柿(かき)は、7年になるが、まだ、大きな実を付けない。来年ぐらいだろう。桃(もも)は、堅くて小さいうちに、取ってかじるとおいしい。福島、山形産の大きな、立派な水蜜桃(すいみつとう)で食べるだけではつまらない。ああ、福島で、原発のそばの現地活動本部で獲れた、会津でも、大きな桃を、放射能のせいで出荷出来ないからと、山ほど食べたのが、おいしかった。
11,梅(うめ)はものすごい量で獲れる。全部獲れば、大きな玉で、500個ぐらい出来る。だが、梅干しの作り方を、私は、まだ知らない。梅酒にして飲んだが、ビンで3本、飲み残している。だから、実を取らないでそのままにしている。もったいない。
12.ところで、私は、あまり人には言えないが、これらの果樹(かじゅ)には、なんと、家庭用のキンチョールを、若葉と、白い、それぞれの果樹の花が咲く頃の、この時期に撒く。
そうすると、何としたことか、これらの果樹が、生き生きと青葉を茂らせて、秋には、立派な実を付けるのだ。このことに去年、ようやく気づいた。それまでは、「果樹に、農薬を撒かないと、虫がついて、葉っぱも黄ばんで、虫にやられるから実が出来ない。でも、あの、
農家の殺虫剤散布の姿は、いやだなあ。あそこまでは出来ないよ」と、ずっと、何年も怯(ひる)んでいた。 ところが、ひょんなことから、キンチュールを持って行って、葉っぱにかけた、なんと、実がよくなるようになりました。あー、びっくりです。
キンチョールを果樹にかけるな、という売り物の野菜や果物には、決まっているのか、私は、知らない。私は、あんなに、虫にやられて、痒(かゆ)そうにしていた果樹たちが、元気で、この6月に、青々と、葉っぱを繁(しげ)らせているのを見たら、彼ら(果樹)が、こんなに喜んでいるのだから、キンチョールが、害虫退治に良く効くのだ、と分かって、私は、嬉しい。
弟子たちの目の前で、キンチョールを木にかけて回ったら、「げー」と言って、いやがっていたが、「おまえらのような、貧乏若者たちが、食べている食物なんか、何が掛かっているか、分かるものか」と私は反論した。
「中国産の食べ物は、農薬が危険だ」と日本全国の、バカ主婦たちが、今も、言っている。たしかにそうなのだろうが、私は、中国産の、一缶88円とか、100円の、桃缶と、パイナップル缶を買って食べる。「日本産」だと、400円ぐらいする。たしかに高級そうでおいしいが、私は、88円の、かなり堅い感じの桃缶でいい。
それから、このことに関連して、どうでもいいことだろうが、日本の(世界中の)女たちの中に、便秘症(べんぴしょう)の女たちがたくさんいる。ほんとうにたくさんいる。私の知っている女たちにも、かなりいる。便秘症は、男にはあまりいない。
なぜだろう? と考えて、私が、分かったことは、「ああ、そうだ。あんまり、清潔にし過ぎて、衛生状態をよくし過ぎたせいだ。少しは、不潔にした方がいいんだ」というのが、私、副島隆彦の発見だ。3年ぐらい前に気づいた。
清潔のし過ぎが、新しい病気を作っているのだ。 だから、いいですか、便秘症の女性たちに言いますよ。「オマエの、その、許しがたい、助言は、絶対に、反対だ。否定する」と言われることを覚悟で、私は言います(書きます)。もし、そのヒドい、3日もうんうん、と、「うんちが出ないよー」と、苦しんでいるのだったら、
「あのね。少しだけ、腐ったものを食べなさい。すこし古くなった、賞味期限切れ一週間の、牛乳とか飲んでご覧なさい。しばらくしたら、すぐに下痢を起こして、便秘は治るから。清潔のし過ぎがあなたたちの苦しみの原因だよ」と、私、副島隆彦が、助言すると、これは問題ですかね。 私は、反論をお待ちします。 女というのは、やっはり、総(そう)じて、バカなんだ。
私は、このほかに、中性洗剤(ちゅうせいせんざい)の所為(せい)で、手を荒らして、台所の水(みず)仕事のせいで、ひどいあかぎれ状態と、皮膚病とでき物だらけの手になったかわいそうな女たちのことも、書かなければいけない。今は、アブラヤシの、植物性の洗剤を使うようになったから、改善されたようだ。この世界中に蔓延(まんえん)した、女たちの炊事での手の荒し問題については、そのうち書きます。
それで、今日の最後に、新聞記事を一本を載せます。
この事件は、やはり、許すべきではない。
山口敬之(やまぐちのりゆき)という、安倍晋三のお友達、同志の、「アベ友ジャーナリスト」の、「総理」というふざけた宣伝本まで書いた、元TBSの政治部(ぜいじぶ)記者のレイプ(強姦)事件だ。
下に、記事と、「私のこの被害を、不起訴で終わらせるのは許せない」と、記者会見した、女性の写真も載せます。
こういう 強姦事件は、世の中に、たくさんあることだから、男たちは、シラーとして黙る者が多い。だが、この事件は、極めて特殊である。安倍晋三首相を、防御している、警察官僚たち(北村、中村、こいつらも Moonies だろう)の対応があまりに政治的である。 彼らも犯罪者だ。
私は、この詩織(しおり)という、ジャーナリスト志望のインテリ女性の一生を台無しにした、山口敬之(やまぐちのりゆき)という生来の右翼ゴロツキ体質の男は、絶対に許すべきでないと思う。
「デート・レイプ・ドラッグ」なるものを、アメリカで手に入れて、それで、女性を昏睡状態に陥れて強姦するというのは、言語道断(ごんごどうだん)である。
私のまわりの特にインテリ女性たちが、騒ぎ出した。「私は本気で怒っている。この男は、絶対に許さない。刺してやる」とまで、言った女性がいる。それで、私も、本気になって、「そうだ、そうだ。この男は、縛り首(絞首刑、こうしゅけい)では済まない。そうだ、イスラム式、あるいは、古代ユダヤ式で、石打ちの系にすべきだ。 みんなで、女たちが、中心になって、みんなで、この山口に、石を投げて、石ころしにすべきだ。 私も投げる」と、私は、考えました。
どうですか。今から、検察審査会(けんさつしんさかい)という、法務省、最高裁のゴロツキ組織が、どうしても動かざるを得なくなって、この山口敬之(やまぐちのりゆき)を強姦罪容疑で、逮捕、有罪にしなければ済まない。 その手続きは、どんどん進む。
この事件の、山口の弁明(べんめい)、自己弁護、反論「私は正しく不起訴になりました」に対して、「いいね」を出したという、山口と同志で、気合いの入った政治活動家である安倍昭恵(あべあきえ)も、同じく同志の安倍晋三(「総理」の人)も、いよいよ逃げられなくなってきた。
本当に、この者たちは、生来の犯罪者体質の、悪魔を崇拝する宗教の人たちなのだ。撲滅しないと、私たち人類が危ない。
(転載貼り付け始め)
〇「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白
BuzzFeed Japan 2017年5/29(月)
顔と名前を公開して記者会見した詩織さん
テレビに多数出演する著名ジャーナリスト・山口敬之氏にレイプされたと主張する女性・詩織さん(28)が5月29日、山口氏が不起訴となったことを受け、検察審査会に不服申立をしたと発表した。詩織さんは弁護士を伴い、東京・霞が関の司法クラブで記者会見した。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】
配布された資料などによると、詩織さんは2015年3月、当時TBSワシントン支局長だった山口氏に就職相談をしたところ、食事に誘われた。そして4月3日午後8時ごろ、都内の串焼き屋に入り、午後9時20分ごろ寿司屋に移ったが、そこで食事をしているところで記憶を失った。そして、痛みで目覚めた際、レイプされていることに気付いたという。
時折涙ぐみながら、詩織さんは語った。
「私の意識が戻ったのは翌朝の午前5時ごろ。ホテルのベッドの上でした。私は裸にされており、山口氏が仰向けの私の上に跨っている状態でした。詳細については差し控えますが、はっきり言えることは、私はその時、私の意思とは無関係に、そして私の意思に反して性行為を行われていたということです」
詩織さんは酒に強く、酔って前後不覚になったことはなかったという。詩織さんはすぐに病院に行き、さらには4月9日に警視庁原宿署に相談した。
警察の捜査によって、タクシー運転手や、ホテルのベルボーイ、ホテルセキュリティーカメラ映像、下着から採取したDNA片の鑑定結果などの証拠が揃い、2015年6月にいったんは山口氏への逮捕状が発行された。しかし、捜査員からは逮捕直前、「上からの指示で、逮捕できなかった」と連絡があったという。
山口氏はその後、2015年8月26日に書類送検されたが、2016年7月22日に、嫌疑不十分で不起訴になった。詩織さんは納得がいかないとして、検察審査会に不服申立をした。
詩織さんは、家族の意向で名字は伏せたものの「匿名の被害者女性と報じられたくなかった」として、顔と名前を公開して記者会見に臨んだ。
テレビなどで活躍するベテラン・ジャーナリスト
山口氏は元TBS記者で、長く政界を取材しており、2016年5月のTBS退社後はフリージャーナリストとして多数のテレビ番組に出演している。安倍首相との距離も近いとされ、2016年6月に出版した著書「総理」(幻冬舎)では、次のように記している。
「安倍氏と私は一回り違いの午年で、出会った当初からウマが合った。時には政策を議論し、時には政局を語り合い、時には山に登ったりゴルフに興じたりした」
山口氏は、週刊新潮でこの件が報じられたことを受けて、自身のフェイスブックで5月10日次のように反論している。
「私は法に触れる事は一切していない。当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている。この過程において、私は逮捕も起訴もされていない」
一方、詩織さんの代理人弁護士は「これは起訴されるべき事案だと確信している」と述べた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦 拝
【1792】[2145]アメリカのワールド・ストラテジストのブレジンスキー氏が死去
アメリカの世界戦略家ズビグニュー・ブレジンスキー氏が、89歳で死去したそうです。↓
副島隆彦先生の講演会にあわせるかのように、ここ数回アメリカ政治の大変動を象徴する出来事が直前に起こっていますね。これは単なる偶然とも思えませんが。
昨年11月の時はトランプ大統領の当選。今年3月の講演会の1週間前には、世界皇帝・デービッド・ロックフェラー氏が死去し、そしてまた今度はブレジンスキー氏が。
いよいよ、20世紀アメリカの世界戦略家は、キッシンジャーただひとりが残って、かじ取りをすることになりそうですね。
副島先生も学問道場の方々も、今日の講演会がんばってください。
田中進二郎拝
【1791】[2144]5月28日の 定例会(私たち自力での講演会)にさらに集まって下さい。
副島隆彦です。 今日は、2017年5月26日です。
私たちの定例会(講演会)が、明後日(あさって)28日に迫りました。
その準備を弟子たちとやっていました。私は、「これからは、新しい話をどんどんする」という考えに変りつつあります。
もっともっと、新しい、最新の、情報と知識をお伝えしなければいけない。特に学問道場の会員に対しては、特別に超(ちょう)最新の知識と、それらを整理した、私、副島隆彦の総合判断と、そしてこれからの予測(予言)を、もっともっと大胆に行わなければいけないのだ、と、決意しています。
私が、自分の脳(頭)から絞(しぼ)り出す、「これからの世界はこうなる。その次はこうなる」を、怖れることなく言い切る、ということを、今度の定例会(28日)では、実験的にやってみようと思います。
まだ席は少しだけ残っていて座れるそうですから、時間のある人は、来て下さい。当日券ということで入場できます。
私が、「どんどん新しいことを言う」として、たとえば、アメリカの次のFBI長官に、なんと、なんと、ヒラリーの愛人を10年以上やってきた、コネチカット州選出の上院議員だった(徹底したイスラエル擁護の)、ジョゼフ・リーバーマンが、つい一昨日まで、最有力候補だった。
(転載貼り付け始め)
Joe Lieberman out of FBI director sweepstakes
May 24, 2017 FOX
http://www.foxnews.com/politics/2017/05/24/joe-lieberman-out-fbi-director-sweepstakes.html
Trump wants to expand pool of FBI director candidates after he hires Joe Lieberman’s law partner Marc Kasowitz to defend him in sprawling Russia probe
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。この英文記事が最新の公開情報です。
ヒラリーと、リーバーマンが、仲良く極めて親密に抱き合っている写真は、私たちの「世界権力者人物図鑑」で、ひときわ燦然(さんぜん)としていた。
極悪人で、犯罪の証拠もたくさん挙っているから逮捕、裁判、投獄しなければ済まないヒラリーと、リーバーマンは、その後どういう関係になっているのか?
リーバーマンをFBI長官に、トランプが任命するなんて、と、アメリカ国民が、どよめいて、吃驚仰天(びっくりぎょうてん)を通り越す、ものすごい人事案だった。
もし、ヒラリーとリーバーマンの私的な愛情関係が今も続いていたら、リーバーマンをFBI(フェデラル・ビューロウ・オブ・インヴェスティゲイション)長官に任命したら、トランプ自身が、焼き殺されてしまう。文字通り、自分に向かって、自分に刃物を突きつけるようなことだ。大統領弾劾(だんがい。インピーチメントimpeachment =議会での刑事訴追裁判 )で、トランプは大統領辞任に追い込まれる。
そういう、自分で毒を飲むようなことを、トランプという男はやってみせる。人事権を握ったのだから、普通のおとなしい考えなら、「次のFBI長官は、FBIの中に、たくさん溜まっている、真面目な捜査官たちが集めた、ヒラリーが関わった多くの、国内殺人を含めた、あるいは、ISIS(アイシス)を傭兵部隊として育てた、大量の証拠を、表(おもて)に出して、正しく刑事法執行機関(ラー・エンフォースメント・オフィサー law enforcement officers )としてのFBIの職務を実行してくれるであろう、厳格に公正な人物を、FBI長官に任命する」という、普通の正常な行動に出ていただろう。
ところが、トランプというのは、さらに恐ろしいまでの離れ業をやってみせて、「毒を毒で制す」ということまで、やる男だ。一歩間違えば、自分が毒蛇に噛まれる蛇使いのような技(わざ)まで使う。
アメリカの 責任有る地位の、政治の世界の裏側の穢(きたな)いことも全部知っている、本物の大人の男たちが、ドヒャーと、まず、このトランプの「ヒラリーの愛人だったリーバーマンをFBIの長官にするなんて、なんということだ 」と驚いた。 これがアメリカ政治だ。 やがてその噂(うわさ)が全国に広がって、アメリカ国民にとっても、捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)のゲラゲラ劇場である。
ビル・クリントン大統領(在1990-98)が、ホワイトハウスの東ウイング( 大統領の家族が住む。大奥だ )に、あの政治インターン(研修生)の、モニカ・ルーインスキーを、引っ張り込んでいる間に、ヒラリーは、コネチカット州のリーバーマン上院議員の邸宅に、ずっと入り浸っていた。そういう 夫婦だったのだ。頭のいいアメリカ人は、皆(みんな)このことを知っていた。
こういう、アメリカ政治の本当のところを、何も、知らされない、教えられない、日本土人たちは、かわいそうだ。
私、副島隆彦が、どんどん、こういうことも、もっともっと日本国民に伝えるしかないではないか。 日本人は、頭はいいのだから、本当の知識、情報が入れば、自分で、あれこれ考える能力がある。洗脳されたままで、惚(ほう)けた、タワケ(名古屋弁)のままで、いつまでも居させられてたまるか。
副島隆彦のこれからの、“真実暴(あば)き言論人”としての 暴(あば)れ方を見ているがいい。 会員は、定例会に、結集せよ !
以下は、たった今、報道された、WSJ紙(ウォール・ストリート・ジャーナル 日本で言えば、日経新聞)の記事である。
(転載貼り付け始め)
●「 FBI次期長官、最有力候補が選考辞退=書簡 」
2017年5月26日 WSJ
http://jp.wsj.com/articles/SB11367386290468463683504583167451237021858
米連邦捜査局(FBI)次期長官の最有力候補と目されていたジョー・リーバーマン元上院議員は、利益相反と見なされる状態を避けるため自身を選考の対象から外すようドナルド・トランプ大統領に伝えた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したトランプ氏宛ての書簡で明らかになった。
リーバーマン氏はコネティカット州選出の元上院議員で、民主党の副大統領候補になったこともある。現在は昨年の大統領選へのロシア干渉疑惑を巡る捜査でトランプ氏の私的弁護団に入ったマーク・カソウィッツ氏と同じ法律事務所に勤務している。トランプ氏は今週に入り、ロシア疑惑を巡る特別検察官の捜査で自身の代理人の一人にカソウィッツ氏を起用した。
リーバーマン氏は24日付の書簡で「マークがシニアパートナーを務める法律事務所で私がシニアカウンセルの役割を担っていることを踏まえ、利益相反と見なされるいかなる状態も回避することが最善だと考える」と述べた。
トランプ政権高官は先週、リーバーマン氏がFBI長官の最有力候補だと語った。トランプ氏も先週、最有力候補かと聞かれて「そうだ」と答えていた。ホワイトハウスは現時点でリーバーマン氏の書簡についてのコメントに応じていない。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 この記事から、私が、書いていることがウソではなくて、これらの新聞記事の背後にある真実だと、分かる人は分かる。私たち学問道場は、さらに、パワーアップして、弛緩(しかん)して腐れ切った、腑抜(ふぬ)けにさせられた、この日本の状況の中に斬り込んで行く。 副島隆彦拝
第37回 副島隆彦を囲む会主催定例会
「ディヴィッド・ロックフェラー死後の世界新秩序“G3”を大予言する」
講師:副島隆彦先生、中田安彦研究員
開催日 2017年5月28日(日曜日)
会場 「日本建築学会 建築会館ホール」
■JR「田町」駅,都営地下鉄「三田」駅(浅草線・三田線)
会場住所 〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号
開場 12:15
開演 13:00
終了 16:30
※開場、開演時間以外は、あくまで予定です。終了時刻等が変更になる場合もございます。
※お席は全て「自由席」になります。お手荷物・貴重品等はお客様ご自身で管理をお願い致します。
※ご入金いただいた参加費は、いかなる事情がありましても、払い戻しできません。ご了承いただきますようお願い申し上げます。
【1790】[2143]破壊活動防止法
共謀罪は一旦おいておくとして。
それ以前の破壊活動防止法、一般的に言われる破防法は中核とか革マルなどの過激派に対する法律かと思っていたら全く該当なし。
日本初の破防法適用団体はオウム真理教になるはずだったが、これも適応外だと見送られる。
共謀罪は治安維持法との類似性があると指摘されているが、共謀罪の条文を正しく理解しないと警察、警視庁の方々も捜査権の悪用解釈の越権行為と見なされると思う。
個人的には、共謀罪で捜査する警察の方々、立件する検察、それを判断して判決せざるを得ない裁判官、刑事事件でジャッジするはめになった裁判員と称する一般の方々が頭を抱える案件が噴出すると思うのですが?
どうなんでしょう。
【1789】[2142]共謀罪
共謀罪。
「中核派の時代遅れの人が逮捕されているのがわかった」
の自慢げな報道がでてきた。
いきなりのイギリスのテロもこのたぐいかな??
でも、共謀罪の善し悪しは別にして、法律が出来ても条文の法解釈を正確に理解出来ないとお役人の裁判官は一番最初の法解釈の執行に悩み苦しんで逃げまくるだろう。
誰が一番最初の判例を作り上げるのか。
共謀罪が出来ても使える人材がいないとただのザル法だと思うのだが。
ご反論宜しくお願いいたします。
【1788】[2141]今こそ大政奉還を 7
秋篠宮家の長女婚約の報に、案の定「又、皇族が減る、女性宮家創設を、やはり急がなければ」という空気が広がっている。今上天皇の「特例法などに逃げるな、飽くまでも皇室典範を改正しろ」という意志だと、私は思う。今上天皇の戦いは続いている。私はこの戦いを、断固支持する。日本では所詮、米国のような革命(トランプ大統領の登場)は、残念ながら起きないのか?とも思うが、そんな事は無かろう、日本は米国しだいだから、米国があのように変わった以上、影響を受けざるをえない、似たような事態(本音の時代の到来)に、遠からずなるだろう、と期待していたが、考えてみれば、トランプ氏が出現した去年、時期を同じくして、今上天皇の退位希望表明がされた事、これこそが「それ」だ、と気付いて、私は「あっ!!」となった。余談だが、副島先生の『1971 1643年と1756年のヨ―ロツパの歴史2』で、アンリ4世と結婚したマリー・ド・メデイシスは、素行の良くない女だったらしく、とあったが、素行が良くない女だったのは、アンリ4世と最初に結婚した、カトリーヌ・ド・メデイシスの娘のマルグリツト(通称マルゴ王妃。この通称は蔑称だそうな)である。兄弟3人と、近親相姦していた人だそうな。フランス王室の歴史というのは面白くて、日本のように側室制度というのはない事になっているが、そんなのは大嘘で、フランス王室も、現日本皇室のように、女王は認めていなかったが、その代わりというか、代々の王様には、公式籠姫というものがいて、これが国政を牛耳ってきた(更に余談だが、日本のデビ夫人などは、こういうものに憧れた、時代遅れの女だろう)。アンリ2世の愛人だっデイアーヌ・ドポワチエという人は特に有名で(アンリ2世より、20才くらい年上だったそうな)、アンリ2世存命中、国政を牛耳っていたのはこの人で、王妃のカトリーヌ・ド・メデイシスは、ずっと日陰者だったそうで、カトリーヌ・ド・メデイシスが国政を好き放題にし出すのは夫の死後、デイアーヌ・ド・ポワチエを追放してからだそうな。聖バルテルミの虐殺の主謀者もカトリーヌ・ド・メデイシスだそうで、長年の鬱屈から、こういう残虐な人になったのかも知れない、と言われているそうだ。ちなみに、フランス王室最後の王様のルイ16世は、確か、フランス王室史上唯一、愛人のいない王様だった。だから、フランス王室は滅びたのかね、などと思う。