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Loginはこちら【1854】[2208]膣ケア本2冊についての警告 その1
藤森かよこ先生が、膣ケア本2冊(『ちつのトリセツ たつのゆりこ 原田純、径書房。『潤うからだ 森田敦子、ワニブツクス』)を取り上げておられたのを見て、読んだ(膣ケアがどういうものかについては、私はここでは詳しく説明しない)。欧米等では当たり前だが、日本には習慣付いていない膣の手入れが、この2冊のおかげで、遠からず、日本にも根付くだろうと思う。画期的な、良い事だ。が、この2冊が言っている事は(膣ケアそのものは良いが)、かなり問題がある、と私は思う。それを、2点に絞って挙げる。かつて「負け犬の遠吠え」なる言葉が流行った事があった。「結婚して子供産んでない女は、どんな女であれ負け犬」という考え方だった。周期的に、こういう、女は昔に帰るべき、みたいな、ヘンな声が世間を覆うが、私はこの2冊に、これと同様のにおい、危うさを感じる。
「欧米等では、膣ケアは当たり前」との事だが、男のそれも、欧米等では当たり前、とは、2冊とも、どこにも書いていない。察するに、日本に限らず、どこの国の男も、その点では同様に遅れている、という事ではなかろうか?「男性もケアすべき」と書いてはいるが「男性も」と、控え目な書き方だ。はっきり言うが、そういう手入れは、女より男こそ、余程必要だ、と私は思うが。汚いままの一物を女にぶち込んで、男はそれで良いんだ、なんてのは最低だろう(笑)。こういう事を言うと「これは膣ケアの本なので、男性のそれがテ―マじゃないんで」と言われるかもしれないが、女は膣ケアをすべきと言う一方で、男のそれは不問に付すというのは、根底で男に古臭い媚びを売っている、男を甘やかしたままにしている、という事だと思うが(まして2冊とも「膣ケアの為にも大いにセツクスしなさい」と言っているし)。
【1853】[2207]総選挙は、安倍首相の 策略どおり、彼の勝ちだった。しかし現状のままだ。
副島隆彦です。今日は、2017年10月23日です。
今,午前8時半だが、東京の大風はかなり収まった。北関東はまだ激しい風が吹いているだろうが、昼には、もう何事もなかったのようなきれいな青空に戻るだろう。
陸に上がった台風は、下から水(23度以上の温水らしい)を吸い上げることが出来なくなって、前方の秋雨前線以外では大雨を降らさない。私の長年の経験では、東京に近づいた台風は、大都市の強い人工熱に負けて、急速に衰えるようだ。
総選挙は、安倍自民党の、策略通りの自民党284議席で、前回と全く同じ数字だ。これで、安倍晋三は自信をもって、これから、最低、1年は、政権を続ける。連立政権の公明党は、5議席減らして30議席のようだ。
以下の朝日新聞の記事にあるように、前回同様、「憲法改正の発議」が出来る、「衆議院の総議員の3分の2」(310議席)を与党で取ったから、この「発議」をするか、と 思ったら、安倍首相は、それしないだろう。とても、そんなことができる状態ではないと、自分自身がよく分かっている。「発議のその形」だけ、作って、自分は、もう首相を辞めたいのだ。この男は、極めて、ズルい人間だが、もう元気の元(もと)が切れそうになっている。
憲法9条を、改正して、一体、どういう条文に替えるというのか。で、どうせ日本人は、まとまらない。今の憲法9条を、全部消して(抹消して)、それを、「国の危難に対応するため、世界の現状に合わせて、国軍(あるいは、自衛のための軍、戦力=セルフ・デエフェンス・フォース=)を持つ。その他のことは法律で定める」と書き変えても、どうも収まりが悪い。
私は、先週の定例会(学問道場の自力での講演会)で、憲法9条の 条文が、どれほど、何重にも頑丈に、改正できないように、始めからアメリカの意思と計画で、作られているか、ということを説明した。
憲法9条の条文を、本当に、直接、自分で書いて入れたのは、マッカーサー大将(4つ星将軍、four star general 、元帥=5つ星将軍=ではない) その人らしい。ケロッグ=ブリアン条約(不戦条約、この地上から戦争を無くそう条約 )の条文をお手本にした。この研究は、西鋭夫(にしさきお)氏の20年ぐらい前の研究の成果だ。
憲法を改正する、として、その上に、それよりも強い、強力な、日米安全保障条約がある。「憲法の上に安保(あんぽ)がある」のだ。それには、米軍駐留条約(と本当は、訳すべき)=日米地位協定 がある。この日米地位協定は、安保条約の付属条約である。
吉田茂が、サンフランシスコ平和条約に、調印した、その夜に、一人だけ、連れられて行かれた先の、プレシディオ海軍基地(金門橋=ゴールデン・ゲイト・ブリッジ=のたもと。今は、ジョージ・ルーカス監督のルーカスフィルムの本社だ)で、「吉田、ここにも署名しろ」と脅されて、署名した条約だ。日本国総理大臣という肩書きもなしに、ただ、吉田茂、とだけ 殴り書きしたような筆跡の条約正本の 写真の写しがある。 これらのことは、私は、自分の「日本の秘密」(PHP研究所刊 20年ぐらい前の本)に書いた。
その他に、何と、国連軍地位協定(こくれんぐんちいきょうてい)というのが、隠されて存在する。私は驚いている。 この隠れた条約を根拠にして、日本の7か所に米軍の大きな基地がある(横須賀、佐世保、横田、キャンプ座間、嘉手納など)らしいのだ。
この条約は、どうも、1954年に、日本政府抜き(だから外務省にその機密書類が存在しない)の、ジュネーブ協定 ( 条約。朝鮮戦争の休戦協定=シース・ファイア・アグリーメント=のあとの、平和条約=戦争終結条約 の交渉が決裂して、出来た。西側諸国だけで作ったものだ。東西冷戦の産物だ )であり、主要国によって作られたらしい。
このことは、最近、一番売れている、矢部宏治(やべこうじ)氏の 著作で明らかにされた。日本国民に真実を伝える、大変、素晴らしい研究業績だ。 日本人が、国内でだけ、憲法改正を議論しても、どうにもならないように、出来ているのだ。 矢部宏治氏は、私たちの学問道場の会員だった人だ。小さな出版社の経営者らしい。まだ40歳代の若い人だ。そのうち、私たちの学問道場の会にお呼びしようと思う。
だから、安倍晋三たちが、いくら、日本国内でだけ、いきり立って、自主憲法制定(憲法改正)を叫んでも、どうにもならないように、出来ている。だから、安倍たちは、さあ、やるぞ、と言っても、気が抜けるのだ。世界 を敵に回して、やれるものなら、やってみろ、だ。
それよりは、世界に先駆けて、作られた、「もう私たちは戦争はしません。絶対、反対です。軍隊なんか要(い)りません」という憲法(国家の最高法規)なのだから、これを大事にして、これからも守ってゆけばいい。
私は、先日の定例会で、「私は、女たちの肩を持つ。女たちは、何があっても、絶対に、戦争反対だ。この考えが正しい。男は、すぐに、まわりから圧力が掛かるとふにゃふにゃにないって、現実はそうはならないんだよ、と上からの力に負ける」と、言った。
軍隊なんかなくても国(くに)はやってゆける。指導者がコロコロ替わって、国は、やってゆける。
強い国家なんかにならなくてもいい。国家(権力)は、なるべく、消えてゆけばいいのだ。
河村たかし名古屋市長が言っていた。「誰が、市長になろうが、県知事になろうが、バスや電車は、ちゃんと動いているがや。ゴミ収拾の車も動いているよ」と。ホントだと思う。国家や、役所(政府)の権限を強化しようとする力は、すべて間違いだ。 国家、国 なんか、そんなに強くなくてもいい。ベルギーや、オランダのような国は、果たして国家なのか、分からないぐらいになっている。それぞれの都市機能が十分に動いていれば、それで国民生活は、いいのだ。
いくら、小沢一郎が、「国連軍(こくれんぐん)の指揮下に入って、世界の平和のために奉仕する(米軍の下、管理下、ではない)ための軍隊を持つ」に憲法改正するのに、私は賛成する」と言っても、私、副島隆彦は、「いいや、何があっても、憲法改正反対。今のままでいい」だ。
私は、自分がその中に含まれる自国 の政治予測は、どうもうまくいかない。自分の意思と決断がどうしてもその中に入る。そして闘いたくなる。 安倍晋三を、とにかく引き釣り下ろすべきだ、という主観(しゅかん)、願望が先走った。それで予測を外した。これは日本国民の多数意思だ。私は、それに従う人間だ。 アルル君と、古村君の冷静な予測の方が当たっていた。
それでも、私は、小沢一郎の戦略の勝利を、支援し応援しなければ済まない立場だ。それで、15日の定例会には、「会員の皆さん、結集せよ」と書いた。多くの会員が集まってくれた。ありがとう。
9月17日に、突如、安倍晋三が、衆議院解散=総選挙 を言い出した。その理由は、「小沢一郎が、共産党までを巻き込んだ(選挙区割りによる)野党統一戦線を、築き上げそうだ。その前に、先制攻撃をする」ということだった。
小沢一郎が、営々と、この5年間、野党の各党派を回り、指導者たちを説得して、野党が団結して統一候補を全国のすべての選挙区で出せれば、国民(有権者)がこのことを深く理解して、応援してくれるから、必ず自民党を政権から追い落とすことができる、と動いていた。それで、小池百合子と 前原誠司を、上手に使って、この野党の統一の策をずっと練っていた。
小沢戦略は、社民党や共産党にまで、そのウイング(翼)を、広げていた。それをようやく、やっとのことで 実現しよとしていた矢先に、安倍晋三たちが、このことに感づいて、それで、(衆議院の)解散権の乱用である、憲法7条(天皇の国事行為)の3号「内閣の助言と承認で、国会を解散すること」をまたしても悪用して、騙し打ちの今度の選挙となった。このことは、苫米地(とまべち)裁判として、過去に争われた。
だから、9月27日までは、何とか、民進党を丸ごと希望の党に合流させて、全国で、野党統一で、候補者を一本化して、自民党にぶつける、そうしたら、自民党に勝てる、という 小沢戦略で、何とか動いていた。ところが、9月28日から、小池百合子の周辺から、「排除の論理」が出てきて、民進党の丸のみ、合流が消えた。
この「排除の論理」を一番、嫌って、残念に思ったのは、日本国民自身だ。日本の庶民、大衆が、このことを一番、厭(いや)がっていた。私は、この言葉を、自分の周囲の庶民から、直接、拾った。国民が一番、大きな真実をよく分かっている。どうしたらいいか、は、国民にこそ教われ、だ。
おそらく、小池百合子に対して、強力な説得、強要が働いてた。「お前は、小沢に騙されている。いいように使われているのだ」と、言い聞かされた。この「排除の論理」が、起きて、希望の党に民進党が丸ごと合流することでの、大きな野党のまとまり、が消えた。
私、副島隆彦は、はっきりと書く。小池百合子に、このように、「小沢に騙されるな。お前は頭が足りないんだ」と叱ったのは、小池百合子と昔から愛人関係にあった 小泉純一郎(こいずみじゅんいちろう)だ。この男は、一匹狼で、アメリカの手先を忠実にやって生きてきた、本当に悪い奴だ。小池百合子は、小泉が、首相だったときに、時々、官邸の中に密かに消えていった。
小池百合子は、1996年からの小泉政権( この男が、アメリカの下僕の代表にされて、日本国民の大切な郵貯、簡保の資金をアメリカに差し出した。郵政民営化と言う )の時に、小池百合子は、防衛大臣を、ほんの2ヶ月か、やった。との時に、ワシントンのホワイトハウスで、コンドリーサ・ライス国務長官(黒人女性、アホのブッシュ大統領の お守り番、愛人、ナニー nanny )と話が合って、コンディ・ライスが自分の名字が、ご飯、お米(ライス)だから、と、小池のことを、「マダム・スシ(寿司)」と呼んだ。
小池は、このときから、のちに凶暴なヒラリーが大統領になったときに、日本の発の女首相になって、「一緒に戦争をしましょう」と、計画どおりに育てられたのだ。
小池百合子は、この時に、仕合わせの絶頂で、なんと、首相の小泉のことを、 「あなた」と呼んで、お手製のお弁当を、小泉に、閣議の前に持参した。まわりは、のけぞった。小泉は、極めて不愉快そうな顔をしていた。 本当に有ったことだ。
これらのことは首相番(ばん)の新聞記者たちに目撃されている。記者たちは全員、知っている。が、誰もずっと書かないままだ。 男も女も、性欲はあるのだから、特に権力者になった女たちは、どんどん男に似てきて、性欲が強いから、好きなようにやらせればいいのだ。
このあと、小池の変心、変身が起きた。ここで、小沢一郎の野党統一が壊されて、希望の党から排除されて、無所属で出るしかない議員たちが多く出た。それが、急きょ立憲民主党( 枝野新党)にまとまった。そして今度、なんとか、ここが50議席取った。無所属を合わせれば、60議席になるだろう。
私は、9月28日まで、日本国内の政治 を追いかけていなかったので、あの時、一気に急激起きた、変動を、きちんと分析できなかった。ようやく、この構図が分かったのは、10月5日ごろだ。だが、この時には、もう、このまま突っ込むしかなくなった。
小沢一郎が周到に準備した、「日本にも在るべき、二大政党政権交代体制(ツゥー・パーティ・システム)へむけての野党勢力の結集」という戦略が、安倍晋三たちに、見抜かれて、先制攻撃(プリエンプティヴ・アタック)を受けて、それで今回の総選挙の結果は、前回と全く自民党の大勝で前回と全く変化なし、ということになった。
よく見ていると自分の力で、自分の政治家としての力量と魅力で、勝ち上がった政治家は、皆、残っている。
日本国民が、深いところで、北朝鮮の核ミサイルへの恐怖感情で、ブルブル震えている。この民衆の弱さで、知恵と知識が足りないものだから、それで、安倍晋三たち、悪人(あくにん)の権力者たちに頼った、という要因が、大きく外側にある。
民衆は、いつも真面目で健気(けなげ)だが、か弱い、脆弱(ぜいじゃく)だ。強い立派な指導者が出てこないと、すぐに騙される。 自分たちが直接、脅(おど)されると弱い。
これを、「ショック・ドクトリン 」 ” Shock Doctrine ”という。「国民生活に大きな危難が押し寄せた」と外側からショックを与えることによって、国民を判断致死状態に追い込む。そして権力者のいいように引き回す。このショック・ドクトリンと同義語が、「危機便乗型(ききびんじょうがた)資本主義」 Disaster Capitalism ディザスター・キャピタリズ という。
巨大な自然災害や、戦争の危機が襲い掛かって来る、と国民を脅(おど)かして恐怖のどん底に陥れることによって、支配者、権力者たちが、国民政治をいいように壟断(ろうだん)することを言う。 この「ショック・ドクトリン」(2009年刊)は、このままの書名で、カナダ人の女性ジャーナリストの ナオミ・クラインによって、まさしく、日本語訳は、2011年の東日本大地震、大津波、福島原発事故の、直後に、岩波書店から、出版された。
私たちは、このあとも、来年の4月に予想される北朝鮮への国際社会(=世界)からの強制処分、処理 (副島隆彦の予言)に向かう。私たちは、自分たちの頭脳を鍛えて、態勢を整えて、ひとりひとりが強い人間となるべく、努力しましょう。次から次に大きな課題が、私たちに襲い掛かって来る。それにたいして、私たちは、団結して、優れた知性と知能と思想研究と学問の力で、乗り切ってゆきましょう。
私たちは、政治・政党運動はしないが、汚れていない、どんな政治宗教にも罹(かか)っていない、立派で有能な指導者たちを応援してゆく 優れた国民の団結を作ってゆく、国民運動(ドイツ語で、フォルクス・ベヴェーグング Volks Bewegung)を 起こしてゆきましょう。
私たちには何も恐れるものなどない。堂々と生きて行く。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
〇「 自公大勝、3分の2を維持 立憲が躍進、野党第1党に 」
2017年10/23(月) 5:19配信 朝日新聞
当選を決めた候補者名に花をつける自民党の安倍晋三総裁=22日午後9時41分、東京・永田町、林敏行撮影
第48回衆院選は22日投開票され、自民、公明両党で定数の「3分の2」(310議席)を維持し、与党が大勝した。自民党は国会運営を有利に進められる「絶対安定多数」(261議席)を確保し、安倍晋三首相(自民党総裁)が勝敗ラインとしてきた「自公で過半数維持」を大きく超えたことで、首相は続投する。
一方、枝野幸男・元官房長官が立ち上げた立憲民主党は公示前勢力の15議席から大きく躍進して野党第1党となったが、小池百合子・東京都知事が率いる希望の党は公示前勢力を割り込み、失速した。共産党と日本維新の会はともに議席を減らし、社民党は小選挙区で1議席を得た。小選挙区の投票率は朝日新聞の推計で53・6%前後となる見通しで、戦後最低となった前回2014年衆院選の投票率52・66%に次ぐ低さとなりそうだ。
【写真】開票センターでインタビューに答える立憲民主党の枝野幸男代表=22日午後10時46分、東京都港区、北村玲奈撮影
首相は政権復帰した12年の衆院選を含めて国政選挙は5連勝となった。自民党本部で二階俊博幹事長らと開票状況を見守り、自公で3分の2に達したことに「こんなにいくとは思わなかった」と語ったという。首相はTBSの番組で、憲法改正について「与党だけで(改正案を)発議しようと考えていない」と強調。「希望の党をはじめ、他の政党とも話をしたい」と述べ、与野党協議に入る考えを明らかにした。
来年秋の自民党総裁選での3選に向けても前進した。ただ、内閣支持率は十分に回復しておらず、今後の政権運営によって状況が変わる可能性もある。
朝日新聞社
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
【1852】[2206]不正選挙
澤田正典です.今日は平成29年10月23日(月)です.おはようございます.
私は,今回の国政選挙についても,不正選挙が行われた可能性が高いと判断しています.おそらく,今の日本国民には,選挙権は事実上,存在しない状態になっている.
あれほどの台風の雨風の中で,投票所に行った日本人は,かなり意識の高い人たちだったはずですから,今の日本政府の悪行の数々に,眉をひそめない人たちであったとは,考えにくい.
日本人自体は,まともな政治的判断ができる人たちの集団であることは,2009年の鳩山・小沢政権誕生の際に,証明されている.あのときは,多くの日本人が,悪行の数々を重ねる当時の政権に鉄槌を下したのだから,日本人自体はまともな判断ができる人たちだ.
常識的に判断すれば,やはり,今回の選挙においても,不正選挙が,行われたのでしょうなあ.
今回の国政選挙,衆議院議員選挙で不正選挙が行われたと,私が書いて,それで気に入らない地方公務員の方たちは,いらっしゃるでしょう.でしたら,どうぞ,不正選挙では無かったという証拠を,全部表に出してくださいな.そして,どうぞ証明してくださいな.不正選挙ではなかっということを.
できないだろう?
だから,不正選挙だったということなんだ.後から証明ができない選挙なんて,不正選挙なのである.票の読み取りやカウントが,怪しげな器械で行われた時点で不正選挙と判断される.地方公務員たちや選挙管理委員たちには,証明責任がある.責任を負うのが嫌だったら,公僕なんかサッサと辞めなさい.
今の日本の公僕たちの意識レベルは,とても低い.いずれ,まともな日本人たちと日本の公務員たちの間の関係は,日銀のQEの限界と,それにともなう急激な信用収縮によって,どんどん,うまくいかなくなるでしょう.あと数年のうちに,そうなるでしょう.
私は現役の国家公務員の一人として,今の日本国の公務員たちの,公僕としての意識を喪失した情けない姿を恥じる.私自身も,改めて覚悟を決めなければ済まない.
私たちは,明治時代の自由民権運動や,福澤諭吉先生や板垣退助先生のところから,もう一度,やり直しをしなければいけない可能性がある.
澤田正典 拝
【1851】[2205]2017/10/15講演会ご参加への御礼と、その他、スライドの表示のさせ方、等
「学問道場」事務所の須藤と申します。
先週、2017年10月15日に行われた「学問道場」主催定例会・講演会では
雨の中多くの方にご参加いただき誠に有難うございました。
この講演会の内容も、後日DVD化します。
ライブ版では使われなかったスライドや写真、字幕等も追加し
十分に楽しんでいただけるよう工夫してまいりますので
DVD版も、ぜひご期待下さい。
講演会のアンケートの集計も、今行っております。
その中で「パワーポイントの表示の仕方、切り替えが早いため、よく見えなかった」というご意見も、いくつかいただきました。
このことにつきまして、恐れ入ります。
講演会の本番中に、どのようにスライドを見せていくのか、いまだ試行錯誤している段階でしたので、
このときは、内容が全て分からなくても、
全体の構成を俯瞰していただくつもりで、
本をぱらぱらめくるような意味で
すばやくページを表示させるようにしておりました。
一方で、スライドの内容を全て見ていただきたい場面では、
通常通り、一定時間、表示するようにしています。
これらの講演の最中の見せ方についても、
お客様に快適にご覧になっていただけますよう
今後も改善するようにいたします。
そのほかにも、いただいたご意見は、全て
今後の運営の参考にして参ります。
この度は本当に有難うございました!
・2017/10/15講演会の講師陣(田中宇、副島隆彦、中田安彦)
【1850】[2204]今こそ姥捨山の復活を 8
羽田敦子さんの投稿を読み(と言っても、投稿の内容とは関係ない事を書かせて頂くが)、羽田孜氏死去の報を新聞で見た時、死因が『老衰』となっていたので「!?」となった。その後、亡くなった場所が、病院ではなく自宅だったと知り、ああ、だからか、と思った。『2178今こそ姥捨山の復活を5』で、高齢者の死因は大抵老衰だが、そう言っても家族が納得しない、世間が納得しないから、医者は肺炎などと、適当な病名を付ける、という旨を書いたが、羽田孜氏には、私は殆ど興味は無かったが、その死に様は見事だと思った。
所で、私は職場(老人施設)の、ある種の人を「老人性依存症」と呼んでいる。成人病を生活習慣病、と病名変更した人は、故日野原某氏だそうだが、認知症も、私が作った「老人性依存症」に、病名変更すべきだ。こういう事を言うと、医療関係者は「介護福祉士ごときが偉そうに何を言う」というかね。
『俗ニーチエについて 付記』続き
副島先生が遂に、同性愛について正面から書いた、と私は言ったが、副島先生のニーチエ本のそれを読んで、実は私は「まるで橋本治氏の『蓮と刀』だ」と驚いた。橋本治氏は、私の少女時代から、副島先生の本に出会う30代の頃迄、心の支えになった昨家だが、最近では、ほぼ全く読んでいない。が、橋本治氏は『蓮と刀(1982年刊 作品社)』一冊だけでも、間違いなく、日本の歴史に残る作家だ、それくらい『蓮と刀』は、時代を先取りした、画期的な本だった、と思う。『蓮と刀』は、要するに、ホモについて徹底的に論じた本である。
【1849】[2203]Black Box
会員番号2285番です。今日は2017年10月17日です。
重掲で、2017年9月22日「[2191]詩織さんが正しい」で、澤田正典氏による投稿がありました。
今日、書店に行ってみましたら、詩織さん(伊藤 詩織氏)による、
この事件のノンフィクション本「Black Box」が発売されていました。
Amazonでも取り扱いがあるようです。
取り急ぎ投稿いたします。
【1848】[2202]日本の首相
10月10日に友人にメールしたことを披露します。副島先生の10月11日の記載にはげしく同意します。10月15日の定例会には行けませんでしたが、皆さんが同様に思ってくださるといいのになと思います。
今度の選挙、何より選択しやすくなった。
小沢さんは独りぼっちになってしまったけど、私は真の総理大臣は小沢さんと思っている。
羽田孜さんの葬式に行って、その思いは親戚筋、関係者の皆にあると確信しました。
【1847】[2201]10月15日開催の定例会に関するお知らせ
SNSI・副島隆彦の学問道場の古村治彦です。今日は2017年10月12日です。
開催前になりまして、多数の参加お申し込みをいただいております。
本当に有難うございます。心から感謝申し上げます。
既にお申し込みをいただきました方で、お振込みをいただきました方には、確認ができ、
郵便事情が許すであろう方には、
入場券となるハガキを郵送いたしました。
まだお振込みではない方には、当日払いを承ります。
お振込みをいただいた方は、
お振込み時に出てくる紙(レシート)をお持ちください。
銀行振り込みに関しましては、明日15時までのお振込みは確認ができます。
郵便振替に関しましては、システム上、確認がどうしても遅れてしまいますので、
明日以降は、郵便振替をご利用になりませんようにお願いいたします。
以上、宜しくお願い申し上げます。
当日はお気をつけてお越し下さい。
スタッフ一同、お待ち申し上げております。
副島隆彦の学問道場
古村治彦拝
【1846】[2200]総選挙前、来たる15日の私たちの定例会に、結集して下さい。
副島隆彦です。今日は、2017年10月11日です。
いよいよ 総(そう)選挙(ジェネラル・エレクション の日本語への訳語。衆議院選挙のこと) の始まりだ。 私は、自民党は大負けする、と思う。安倍晋三は退陣だ。
自民党は、今の290議席から大きく議席を晴らして、210議席ぐらいだろう。80議席減らす。 公明党も、同罪で、35議席から25議席ぐらいだろう。合せて、235議席だ。
過半数は233議席だから、これでも、自公(じこう)連立政権で、安倍晋三が首相を続ける、ということになるか。そうはならないだろう。安倍晋三は、国民の怒りを買って、石で追われるがごとく、私たちの景色の中から消えて行く。 本当に、こいつは、つまらない人間だった。あの おちょぼ口の、「ボクちゃんたちは、政権党としての責任を果(はた)し・・・」の10歳の少年のような語り方は、何だ。 あれでも一国の指導的政治家か。
私は、自分のことだが、今日、恒例の金融本を書き上げた。一冊の本を仕上げることの苦しみに耐えた。誰も自分の職業を疎(おろそ)かにしてはいけない。自分の生活を守ることが何よりも大事(ファースト)だ。一国の政治のことは、二の次(セカンド、センカンダリー)だ。 私は、自分の今度の、金融本『銀行消滅(ぎんこうしょうめつ』(祥伝社刊、11月2日発売)で書いた。
「私たちの周囲から銀行の支店が消えつつある。今は、コンビニで支払いや送金をする「コンビニ決済」の時代だ。その次が「スマホ決済(モバイル決済)だ。 さあ、そのあとサイバー・マネーの時代で、「ビットコイン決済」が来るだろうか」を詳しくあれこれ調べて書いた。 この本のことはまた書いて宣伝します。
私、副島隆彦は、今度の選挙での、自民党の大きな敗退を予言する。その一番の理由は、「増税をする、と公言して勝った自民党の首相は、これまでいない」というコトバに従うからだ。「消費税を、2019年10月から10%にする」と増税を公約にして、それを、自民党支持でやってきた 経営者や自営業者が、いい顔をするはずがない。彼らが、「安倍晋三を、いい加減、辞めさせろ」で、動く。これが安倍晋三の終わりの最大の理由だ。
消費税の支払い(納税)は、経営者と自営業者(セルフ・エンプロイド)にとっては、その年の自分の手元に残った最後のお金に、財布に手を突っ込んでくるように、無理やり国(国税庁、税務署)が取り立ててゆくカネだ。私も、80万円とかの消費税をむりやり課税されて怒っている。所得税や地方税の400万円の他にだ。このことを一番、身に染みて分かっているのは経営者、小(しょう)資産家、自営業者たちだ。彼らが、安倍政権に引導を渡す。
一国の政治は、国民のためにある。国民を深いところで、怒らせて、それで政権が成り立つはずは無い。デモクラシー democracy とは、デーモス(demos 民衆 people 、=hoi poloi ホイポロイ 庶民大衆 )による クラシー( cracy 、支配体制)のことだ。デモスの重要な利益を損ねて怒らせたら、権力者たちはひっくり返される。今の安倍政権は、国民を5年間も騙(だま)してきた。連立政権を組んできた公明党も同罪だ。国民は、ますます、どんどん貧乏になっていった。 もう国民生活は限界だ。これ以上の貧乏を、国民・大衆が我慢するはずが無い。だから、「安倍、辞めろ!」なのだ。それから、「(安倍)お前が国難だ!」だ。
今週末の 10月15日(日)に、私たち学問道場の定例会(自力での講演会)があります。 私たちは、今回の降って湧いたような総選挙のことを知らないで、定例会を準備してきました。それでも、この国民政治の重要な、国民による審判を下(くだ)す時期に、私たちの秋の総決起集会を開くことになった。 ですから、会員の皆さん、ご自分の友人を誘って、どうぞ、15日の、東京・三田の建築会館での、私たちの集まりに参加して下さい。 参加申し込みをして、当日払いで来て下さっても構いません。まだ席はあります。
↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html
詳細は以下の通りです。
私は、この定例会で、今度の総選挙のことについても話します。基本のコトバは、「安倍、辞めろ!」です。 これ以外に、私たち国民が団結する評語(スローガン)は見つからない。
今回のゲストは、国際時事解説者(世界基準の情報を日本人に伝える)の田中宇(たなかさかい)氏です。 下の名前が、宇宙の宇(う)だから、田中「うータン」とも呼ばれている碩学(せきがく)です。 彼と、あれこれと幅の広いことを討論しながら、彼に、多くのことを質問して、実り多い勉強会にしたい。それでも、目下の目の前の問題は、10月22日が投票日の、衆議院選挙だから、どうしても、ここに向かって議論しなければいけません。私は、その覚悟をしています。
田中宇氏
私が一人で話す部分でも、私は、自分が今、考えていることを、ズケズケと、遠慮無く、何でも話そうと思います。 安倍を引きずり下ろすための 対抗馬が、小池百合子という裏のある女だとしても、日本国民は、とにかく安倍晋三政権を打倒しなければいけない。
小池百合子 が作った「希望の党」と、解散、解党(かいとう)した民進党からすべてを合流させることが出来なくて、護憲(ごけん)のリベラル勢力は、第3極として「立憲民主党」となって枝野新党になってまとまった。 それで、三つどもえの三極(トライデント)の争い、で、どこが勝つか、で 次の政権が出来て行く。
ここで、私は、大胆なことを言いますが。小池百合子の希望の党は、始めから「共同代表」とすることに決まっていたらしい。小池は、東京都知事にとどまる、という選択をした。だから選挙に勝って、野党第一党になっても首班指名(しゅはんしめい、首相になること)は受けられない。では誰が、次の首相になるのか。 たいていの人は、統一教会(とういつきょうかい)ではない、自民党の穏健(おんけん)な政治家が次の首相になってくれれば、それでいい、と思っている。 私は、それを望まない。
今の日本には、「この人が、日本の首相であって欲しい」が見当たらない。どこを探しても、世界=国際社会 に出しても遜色(そんしょく)の無い、首相の器(うつわ)である人物が居ない。 石破茂も、困った顔をしている。しっかり者の岸田が、じっくりと自分の番を待っている。だが、他にいないから、ということでなる、という感じだ。
前原誠司(まえはらせいじ)は、元から頭が軽いので、首相の器では無い。細野豪志(ほそのごうし)は、まだ自分がやる、という構えでは無い。そうなると、誰が首相に相応(ふさわ)しいのか? 小池は、もう、一体、自分の周囲で何が起きているのか、国民は何を考えているのか、で頭が回らないような状態だ。
この小池とぶつからないで、それなりに、話し込んできた人物がひとりいる。 それから、ダークホースで、大阪の 橋下徹(はしもととおる)がいるが、選挙に出なかった。橋下とも話があって、彼も、この人でいいと、言うだろう人物がいる。前原と細野の 長年の先生で、彼らに政治を教えて来た人物がいる。
だから、小池も、橋下も、前原も、細野も、「この人が、当然、日本の首相になるべきだ」という人がいる。さらには、枝野幸男(えだのゆきお)であっても、この人の政治家としての格(かく)の高さには、頭を下げる。それは、小沢一郎(75歳)だ。だから、新党希望が予定していた共同代表のところに、ポカンと空いていた空白を、埋めるのは誰か? が、これで明らかになる。
「小沢一郎だけは大嫌いだ」と憎しみを込めて生きてきた、石原慎太郎でも、森喜朗(もりよしろう)でも、小池百合子に、公開の場に引きずり出されて、自分の見苦しい姿を、晒(さら)して、小池とぶつかって、煮え湯を飲まされた。あとは、小泉純一郎と、麻生太郎も、安倍晋三も、小沢一郎が大嫌いだろうが、それでも、「自分たちでは、もう日本のこの難局(なんきょく)は乗り切れない。自分たちは、官僚を押え付けることも出来なかった」と内心では、深く反省している。 いくら強がりを言っても、国民のための政治の目からは、このことは明らかなのだ。
指導者の政治家たちの、誰からも一目置かれているのに、なぜかずっと嫌われてきた男が、小沢一郎だ。 だから、副島隆彦は、小沢一郎は、西郷隆盛(さいごうたかもり)なのだと、ずっと書いて来た。西郷南州(なんしゅう)は、幕末の日本の宝で、清廉潔白の士で、どんな人とも対等に穏やかに接した、陽明学(ようめいがく)に学び、本当は、隠れキリシタンの、「四民平等を目指しもそう。身分制社会である徳川体制を打倒しもそう」と闘った偉人だ。 最後に、きっと小沢一郎の名前が、出てくるだろう。私、副島隆彦は、言論人として、ずっと、雨の日も風の日も、このことを書いて来た。
だから、学問道場の会員の皆さん! 10月15日の 定例会に結集して下さい。
私たちは、今や、どの支持政党も、どんな味方勢力も持たない、微々(びび)たる、在野の知識人集団である。だが、私たちが今の日本で、一番、汚れていなくて、変な勧誘にも乗らないで、自分たちだけで、志(こころざし)を貫いて、ここまでやってきた集団。私たちが、日本で一番、頭のいい人間たちの集まりだ。
私は、このことを本気で、会員の皆さんに訴えかける。どうぞ、年に二度の、この私たちの会に集まって互いに、知った顔を見て、同志としての友愛を築いて、そして、私たちの日本国のために、大声を上げましょう。 誰にも遠慮しない。どんな勢力にも頭を下げない。 官僚どもの支配 と、荒れ狂う ヘンな宗教団体からの攻撃 に、私たちは体を張って立ち向かいましょう。
副島隆彦 拝
(資料の新聞記事。転載貼り付け始め)
〇「安倍政権5年に審判(しんぱん) 衆院選公示、1180人立候補 」
2017/10/10 日経新聞
第48回衆院選は10日公示され、各党は22日の投開票に向けた12日間の選挙戦に突入した。5年弱にわたる安倍政権の評価を有権者に問う選挙となる。政策テーマでは消費増税や憲法改正などが争点。選挙戦は「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が、政権の継続か転換かを争う構図だ。
街頭演説を聴く有権者ら(10日午後、仙台市青葉区)
立候補届の受け付けは10日午後5時に締め切られた。立候補者数は1180人で、内訳は小選挙区936人、比例代表(重複を除く)244人。政党別では自民が332人と最多で、共産(243人)、希望(235人)が続く。
希望は目標とした過半数(233)の候補擁立にはこぎ着けたが、比例単独候補を37人抱えており、単独での政権獲得は事実上難しい状況。小池百合子代表(東京都知事)は出馬しなかった。
小選挙区の立候補者数は1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、過去最少となった。共産が立憲民主や社民との競合を避けて候補者を取り下げたことなどが影響している。
自公両党の公示前勢力は324議席。首相は与党の勝敗ラインを過半数の233議席と定めた。憲法改正に前向きな希望や維新を合わせた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2以上の310議席に達するかもポイントとなる。
安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、岩手県一関市での街頭演説で「この選挙はいかに北朝鮮の脅威に対して、国民の命と幸せな暮らしを守り抜くかだ」と強調。公明の山口那津男代表は北海道美唄市で「日本の行く末を責任感と安心感をもって実現できるのは自民党と公明党の連立政権だ」と述べた。
希望の小池氏は都内で「国の政治を改めて『安倍1強政治』をここで止めたい」と訴えた。日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は大阪市内で「消費増税の前に役所のお金の使い方を見直す」と指摘した。
共産の志位和夫委員長は「最大の争点は安倍暴走政治をこのまま続けさせていいのかだ」と呼びかけた。立憲民主の枝野幸男代表は「まっとうな政治を取り戻すためには新しい受け皿が必要だ」と主張した。社民の吉田忠智党首は「森友学園や加計学園問題などについて丁寧に説明をすると言いながら、全く国会で議論しない」と安倍政権を批判。日本のこころの中野正志代表は安倍政権下で憲法改正の実現をめざすとした。
「1票の格差」を是正したため、今回から小選挙区の定数は6減の289、比例代表は4減の176となる。総定数は465。計97選挙区で区割りが変わった。事前に投票できる期日前投票は11日から始まる。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦 拝
【1845】[2199]俗ニーチエについて おまけ
2182『俗ニーチエについて おまけ』で、ニーチエが「この2千年もの間、私達がキリスト教徒であった事に対して、つぐないをしなければならない時代がやって来るはずだ」と書いていたと知り、正に今日の、狂気のイスラム教主義者のテロに脅える欧米の事じゃないか、と驚愕した、と書いたが、今日の、この問題の背景には、キリスト教対イスラム教の対立がある、宗教戦争である、と、今更だが気付いた。そして、キリスト教がイスラム教に勝つ事は、もはや絶対に、どう見ても、無い。しかしその事に、欧米人は気付いていない(あまりに怖ろしい事だが)。ただ一人ニーチエだけが、遠い昔から、この事を見抜いていた。で、改めて、欧米人でも中東の人間でもない、イスラム教ともキリスト教とも無縁の日本人は、やはりこの事に対して、徹底的にどちらの見方もせず、無関係でいるべきだ、と思う。北朝鮮危機報道についての私の考えも「まともに相手して騒ぐから、ミサイル発射なんぞするんだ、放っとけ」で一貫している。私の周りの人間も、ニヤニヤしながら、私のこの意見に頷く者は多い。だから私は、去年の今上天皇の退位希望表明以後、執拗に本気で、今こそ大政奉還を!と言い続けている。何があっても戦争はしないと貫ける人は、今上天皇ただ一人、既存の政治家に、それだけの人間がいるとは思えない。私のこの意見に「天皇の政治利用だ!とんでもない」などと言う人がいるだろうか?だったらあなたが、何が何でも日本が戦争に巻き込まれないようにしてくれ、である。