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「学問道場」 須藤よしなお 投稿日:2017/10/20 03:48

【1851】[2205]2017/10/15講演会ご参加への御礼と、その他、スライドの表示のさせ方、等

「学問道場」事務所の須藤と申します。
先週、2017年10月15日に行われた「学問道場」主催定例会・講演会では
雨の中多くの方にご参加いただき誠に有難うございました。

この講演会の内容も、後日DVD化します。
ライブ版では使われなかったスライドや写真、字幕等も追加し
十分に楽しんでいただけるよう工夫してまいりますので
DVD版も、ぜひご期待下さい。

講演会のアンケートの集計も、今行っております。
その中で「パワーポイントの表示の仕方、切り替えが早いため、よく見えなかった」というご意見も、いくつかいただきました。

このことにつきまして、恐れ入ります。
講演会の本番中に、どのようにスライドを見せていくのか、いまだ試行錯誤している段階でしたので、
このときは、内容が全て分からなくても、
全体の構成を俯瞰していただくつもりで、
本をぱらぱらめくるような意味で
すばやくページを表示させるようにしておりました。

一方で、スライドの内容を全て見ていただきたい場面では、
通常通り、一定時間、表示するようにしています。

これらの講演の最中の見せ方についても、
お客様に快適にご覧になっていただけますよう
今後も改善するようにいたします。

そのほかにも、いただいたご意見は、全て
今後の運営の参考にして参ります。

この度は本当に有難うございました!

・2017/10/15講演会の講師陣(田中宇、副島隆彦、中田安彦)

8067浅川京華 投稿日:2017/10/18 05:03

【1850】[2204]今こそ姥捨山の復活を 8

羽田敦子さんの投稿を読み(と言っても、投稿の内容とは関係ない事を書かせて頂くが)、羽田孜氏死去の報を新聞で見た時、死因が『老衰』となっていたので「!?」となった。その後、亡くなった場所が、病院ではなく自宅だったと知り、ああ、だからか、と思った。『2178今こそ姥捨山の復活を5』で、高齢者の死因は大抵老衰だが、そう言っても家族が納得しない、世間が納得しないから、医者は肺炎などと、適当な病名を付ける、という旨を書いたが、羽田孜氏には、私は殆ど興味は無かったが、その死に様は見事だと思った。
所で、私は職場(老人施設)の、ある種の人を「老人性依存症」と呼んでいる。成人病を生活習慣病、と病名変更した人は、故日野原某氏だそうだが、認知症も、私が作った「老人性依存症」に、病名変更すべきだ。こういう事を言うと、医療関係者は「介護福祉士ごときが偉そうに何を言う」というかね。

『俗ニーチエについて 付記』続き
副島先生が遂に、同性愛について正面から書いた、と私は言ったが、副島先生のニーチエ本のそれを読んで、実は私は「まるで橋本治氏の『蓮と刀』だ」と驚いた。橋本治氏は、私の少女時代から、副島先生の本に出会う30代の頃迄、心の支えになった昨家だが、最近では、ほぼ全く読んでいない。が、橋本治氏は『蓮と刀(1982年刊 作品社)』一冊だけでも、間違いなく、日本の歴史に残る作家だ、それくらい『蓮と刀』は、時代を先取りした、画期的な本だった、と思う。『蓮と刀』は、要するに、ホモについて徹底的に論じた本である。

会員番号2285番 投稿日:2017/10/17 23:18

【1849】[2203]Black Box

会員番号2285番です。今日は2017年10月17日です。

重掲で、2017年9月22日「[2191]詩織さんが正しい」で、澤田正典氏による投稿がありました。

今日、書店に行ってみましたら、詩織さん(伊藤 詩織氏)による、
この事件のノンフィクション本「Black Box」が発売されていました。
Amazonでも取り扱いがあるようです。

取り急ぎ投稿いたします。

羽田 敦子 投稿日:2017/10/16 17:14

【1848】[2202]日本の首相

10月10日に友人にメールしたことを披露します。副島先生の10月11日の記載にはげしく同意します。10月15日の定例会には行けませんでしたが、皆さんが同様に思ってくださるといいのになと思います。

今度の選挙、何より選択しやすくなった。
小沢さんは独りぼっちになってしまったけど、私は真の総理大臣は小沢さんと思っている。
羽田孜さんの葬式に行って、その思いは親戚筋、関係者の皆にあると確信しました。

SNSI・副島隆彦の学問道場 古村 投稿日:2017/10/12 17:26

【1847】[2201]10月15日開催の定例会に関するお知らせ

SNSI・副島隆彦の学問道場の古村治彦です。今日は2017年10月12日です。

開催前になりまして、多数の参加お申し込みをいただいております。
本当に有難うございます。心から感謝申し上げます。

既にお申し込みをいただきました方で、お振込みをいただきました方には、確認ができ、
郵便事情が許すであろう方には、
入場券となるハガキを郵送いたしました。

まだお振込みではない方には、当日払いを承ります。
お振込みをいただいた方は、
お振込み時に出てくる紙(レシート)をお持ちください。

銀行振り込みに関しましては、明日15時までのお振込みは確認ができます。

郵便振替に関しましては、システム上、確認がどうしても遅れてしまいますので、
明日以降は、郵便振替をご利用になりませんようにお願いいたします。

以上、宜しくお願い申し上げます。

当日はお気をつけてお越し下さい。
スタッフ一同、お待ち申し上げております。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝

副島隆彦 投稿日:2017/10/11 16:47

【1846】[2200]総選挙前、来たる15日の私たちの定例会に、結集して下さい。

副島隆彦です。今日は、2017年10月11日です。 

いよいよ 総(そう)選挙(ジェネラル・エレクション の日本語への訳語。衆議院選挙のこと) の始まりだ。 私は、自民党は大負けする、と思う。安倍晋三は退陣だ。

自民党は、今の290議席から大きく議席を晴らして、210議席ぐらいだろう。80議席減らす。 公明党も、同罪で、35議席から25議席ぐらいだろう。合せて、235議席だ。

過半数は233議席だから、これでも、自公(じこう)連立政権で、安倍晋三が首相を続ける、ということになるか。そうはならないだろう。安倍晋三は、国民の怒りを買って、石で追われるがごとく、私たちの景色の中から消えて行く。 本当に、こいつは、つまらない人間だった。あの おちょぼ口の、「ボクちゃんたちは、政権党としての責任を果(はた)し・・・」の10歳の少年のような語り方は、何だ。 あれでも一国の指導的政治家か。

私は、自分のことだが、今日、恒例の金融本を書き上げた。一冊の本を仕上げることの苦しみに耐えた。誰も自分の職業を疎(おろそ)かにしてはいけない。自分の生活を守ることが何よりも大事(ファースト)だ。一国の政治のことは、二の次(セカンド、センカンダリー)だ。 私は、自分の今度の、金融本『銀行消滅(ぎんこうしょうめつ』(祥伝社刊、11月2日発売)で書いた。

「私たちの周囲から銀行の支店が消えつつある。今は、コンビニで支払いや送金をする「コンビニ決済」の時代だ。その次が「スマホ決済(モバイル決済)だ。 さあ、そのあとサイバー・マネーの時代で、「ビットコイン決済」が来るだろうか」を詳しくあれこれ調べて書いた。 この本のことはまた書いて宣伝します。

 私、副島隆彦は、今度の選挙での、自民党の大きな敗退を予言する。その一番の理由は、「増税をする、と公言して勝った自民党の首相は、これまでいない」というコトバに従うからだ。「消費税を、2019年10月から10%にする」と増税を公約にして、それを、自民党支持でやってきた 経営者や自営業者が、いい顔をするはずがない。彼らが、「安倍晋三を、いい加減、辞めさせろ」で、動く。これが安倍晋三の終わりの最大の理由だ。

 消費税の支払い(納税)は、経営者と自営業者(セルフ・エンプロイド)にとっては、その年の自分の手元に残った最後のお金に、財布に手を突っ込んでくるように、無理やり国(国税庁、税務署)が取り立ててゆくカネだ。私も、80万円とかの消費税をむりやり課税されて怒っている。所得税や地方税の400万円の他にだ。このことを一番、身に染みて分かっているのは経営者、小(しょう)資産家、自営業者たちだ。彼らが、安倍政権に引導を渡す。

 一国の政治は、国民のためにある。国民を深いところで、怒らせて、それで政権が成り立つはずは無い。デモクラシー democracy とは、デーモス(demos 民衆 people 、=hoi poloi ホイポロイ  庶民大衆 )による クラシー( cracy 、支配体制)のことだ。デモスの重要な利益を損ねて怒らせたら、権力者たちはひっくり返される。今の安倍政権は、国民を5年間も騙(だま)してきた。連立政権を組んできた公明党も同罪だ。国民は、ますます、どんどん貧乏になっていった。 もう国民生活は限界だ。これ以上の貧乏を、国民・大衆が我慢するはずが無い。だから、「安倍、辞めろ!」なのだ。それから、「(安倍)お前が国難だ!」だ。

今週末の 10月15日(日)に、私たち学問道場の定例会(自力での講演会)があります。 私たちは、今回の降って湧いたような総選挙のことを知らないで、定例会を準備してきました。それでも、この国民政治の重要な、国民による審判を下(くだ)す時期に、私たちの秋の総決起集会を開くことになった。 ですから、会員の皆さん、ご自分の友人を誘って、どうぞ、15日の、東京・三田の建築会館での、私たちの集まりに参加して下さい。 参加申し込みをして、当日払いで来て下さっても構いません。まだ席はあります。

↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

詳細は以下の通りです。

私は、この定例会で、今度の総選挙のことについても話します。基本のコトバは、「安倍、辞めろ!」です。 これ以外に、私たち国民が団結する評語(スローガン)は見つからない。

今回のゲストは、国際時事解説者(世界基準の情報を日本人に伝える)の田中宇(たなかさかい)氏です。 下の名前が、宇宙の宇(う)だから、田中「うータン」とも呼ばれている碩学(せきがく)です。 彼と、あれこれと幅の広いことを討論しながら、彼に、多くのことを質問して、実り多い勉強会にしたい。それでも、目下の目の前の問題は、10月22日が投票日の、衆議院選挙だから、どうしても、ここに向かって議論しなければいけません。私は、その覚悟をしています。


田中宇氏

 私が一人で話す部分でも、私は、自分が今、考えていることを、ズケズケと、遠慮無く、何でも話そうと思います。 安倍を引きずり下ろすための 対抗馬が、小池百合子という裏のある女だとしても、日本国民は、とにかく安倍晋三政権を打倒しなければいけない。

小池百合子 が作った「希望の党」と、解散、解党(かいとう)した民進党からすべてを合流させることが出来なくて、護憲(ごけん)のリベラル勢力は、第3極として「立憲民主党」となって枝野新党になってまとまった。 それで、三つどもえの三極(トライデント)の争い、で、どこが勝つか、で 次の政権が出来て行く。

 ここで、私は、大胆なことを言いますが。小池百合子の希望の党は、始めから「共同代表」とすることに決まっていたらしい。小池は、東京都知事にとどまる、という選択をした。だから選挙に勝って、野党第一党になっても首班指名(しゅはんしめい、首相になること)は受けられない。では誰が、次の首相になるのか。 たいていの人は、統一教会(とういつきょうかい)ではない、自民党の穏健(おんけん)な政治家が次の首相になってくれれば、それでいい、と思っている。 私は、それを望まない。

 今の日本には、「この人が、日本の首相であって欲しい」が見当たらない。どこを探しても、世界=国際社会 に出しても遜色(そんしょく)の無い、首相の器(うつわ)である人物が居ない。 石破茂も、困った顔をしている。しっかり者の岸田が、じっくりと自分の番を待っている。だが、他にいないから、ということでなる、という感じだ。

前原誠司(まえはらせいじ)は、元から頭が軽いので、首相の器では無い。細野豪志(ほそのごうし)は、まだ自分がやる、という構えでは無い。そうなると、誰が首相に相応(ふさわ)しいのか?  小池は、もう、一体、自分の周囲で何が起きているのか、国民は何を考えているのか、で頭が回らないような状態だ。

この小池とぶつからないで、それなりに、話し込んできた人物がひとりいる。 それから、ダークホースで、大阪の 橋下徹(はしもととおる)がいるが、選挙に出なかった。橋下とも話があって、彼も、この人でいいと、言うだろう人物がいる。前原と細野の 長年の先生で、彼らに政治を教えて来た人物がいる。 

 だから、小池も、橋下も、前原も、細野も、「この人が、当然、日本の首相になるべきだ」という人がいる。さらには、枝野幸男(えだのゆきお)であっても、この人の政治家としての格(かく)の高さには、頭を下げる。それは、小沢一郎(75歳)だ。だから、新党希望が予定していた共同代表のところに、ポカンと空いていた空白を、埋めるのは誰か? が、これで明らかになる。

「小沢一郎だけは大嫌いだ」と憎しみを込めて生きてきた、石原慎太郎でも、森喜朗(もりよしろう)でも、小池百合子に、公開の場に引きずり出されて、自分の見苦しい姿を、晒(さら)して、小池とぶつかって、煮え湯を飲まされた。あとは、小泉純一郎と、麻生太郎も、安倍晋三も、小沢一郎が大嫌いだろうが、それでも、「自分たちでは、もう日本のこの難局(なんきょく)は乗り切れない。自分たちは、官僚を押え付けることも出来なかった」と内心では、深く反省している。 いくら強がりを言っても、国民のための政治の目からは、このことは明らかなのだ。

指導者の政治家たちの、誰からも一目置かれているのに、なぜかずっと嫌われてきた男が、小沢一郎だ。 だから、副島隆彦は、小沢一郎は、西郷隆盛(さいごうたかもり)なのだと、ずっと書いて来た。西郷南州(なんしゅう)は、幕末の日本の宝で、清廉潔白の士で、どんな人とも対等に穏やかに接した、陽明学(ようめいがく)に学び、本当は、隠れキリシタンの、「四民平等を目指しもそう。身分制社会である徳川体制を打倒しもそう」と闘った偉人だ。 最後に、きっと小沢一郎の名前が、出てくるだろう。私、副島隆彦は、言論人として、ずっと、雨の日も風の日も、このことを書いて来た。

だから、学問道場の会員の皆さん! 10月15日の 定例会に結集して下さい。

私たちは、今や、どの支持政党も、どんな味方勢力も持たない、微々(びび)たる、在野の知識人集団である。だが、私たちが今の日本で、一番、汚れていなくて、変な勧誘にも乗らないで、自分たちだけで、志(こころざし)を貫いて、ここまでやってきた集団。私たちが、日本で一番、頭のいい人間たちの集まりだ。

私は、このことを本気で、会員の皆さんに訴えかける。どうぞ、年に二度の、この私たちの会に集まって互いに、知った顔を見て、同志としての友愛を築いて、そして、私たちの日本国のために、大声を上げましょう。 誰にも遠慮しない。どんな勢力にも頭を下げない。 官僚どもの支配 と、荒れ狂う ヘンな宗教団体からの攻撃 に、私たちは体を張って立ち向かいましょう。

副島隆彦 拝

(資料の新聞記事。転載貼り付け始め)

〇「安倍政権5年に審判(しんぱん)  衆院選公示、1180人立候補 」

2017/10/10 日経新聞

第48回衆院選は10日公示され、各党は22日の投開票に向けた12日間の選挙戦に突入した。5年弱にわたる安倍政権の評価を有権者に問う選挙となる。政策テーマでは消費増税や憲法改正などが争点。選挙戦は「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が、政権の継続か転換かを争う構図だ。
街頭演説を聴く有権者ら(10日午後、仙台市青葉区)

 立候補届の受け付けは10日午後5時に締め切られた。立候補者数は1180人で、内訳は小選挙区936人、比例代表(重複を除く)244人。政党別では自民が332人と最多で、共産(243人)、希望(235人)が続く。
 希望は目標とした過半数(233)の候補擁立にはこぎ着けたが、比例単独候補を37人抱えており、単独での政権獲得は事実上難しい状況。小池百合子代表(東京都知事)は出馬しなかった。

 小選挙区の立候補者数は1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、過去最少となった。共産が立憲民主や社民との競合を避けて候補者を取り下げたことなどが影響している。

 自公両党の公示前勢力は324議席。首相は与党の勝敗ラインを過半数の233議席と定めた。憲法改正に前向きな希望や維新を合わせた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2以上の310議席に達するかもポイントとなる。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、岩手県一関市での街頭演説で「この選挙はいかに北朝鮮の脅威に対して、国民の命と幸せな暮らしを守り抜くかだ」と強調。公明の山口那津男代表は北海道美唄市で「日本の行く末を責任感と安心感をもって実現できるのは自民党と公明党の連立政権だ」と述べた。

 希望の小池氏は都内で「国の政治を改めて『安倍1強政治』をここで止めたい」と訴えた。日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は大阪市内で「消費増税の前に役所のお金の使い方を見直す」と指摘した。

 共産の志位和夫委員長は「最大の争点は安倍暴走政治をこのまま続けさせていいのかだ」と呼びかけた。立憲民主の枝野幸男代表は「まっとうな政治を取り戻すためには新しい受け皿が必要だ」と主張した。社民の吉田忠智党首は「森友学園や加計学園問題などについて丁寧に説明をすると言いながら、全く国会で議論しない」と安倍政権を批判。日本のこころの中野正志代表は安倍政権下で憲法改正の実現をめざすとした。

 「1票の格差」を是正したため、今回から小選挙区の定数は6減の289、比例代表は4減の176となる。総定数は465。計97選挙区で区割りが変わった。事前に投票できる期日前投票は11日から始まる。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 拝

8067浅川京華 投稿日:2017/10/10 04:09

【1845】[2199]俗ニーチエについて おまけ

2182『俗ニーチエについて おまけ』で、ニーチエが「この2千年もの間、私達がキリスト教徒であった事に対して、つぐないをしなければならない時代がやって来るはずだ」と書いていたと知り、正に今日の、狂気のイスラム教主義者のテロに脅える欧米の事じゃないか、と驚愕した、と書いたが、今日の、この問題の背景には、キリスト教対イスラム教の対立がある、宗教戦争である、と、今更だが気付いた。そして、キリスト教がイスラム教に勝つ事は、もはや絶対に、どう見ても、無い。しかしその事に、欧米人は気付いていない(あまりに怖ろしい事だが)。ただ一人ニーチエだけが、遠い昔から、この事を見抜いていた。で、改めて、欧米人でも中東の人間でもない、イスラム教ともキリスト教とも無縁の日本人は、やはりこの事に対して、徹底的にどちらの見方もせず、無関係でいるべきだ、と思う。北朝鮮危機報道についての私の考えも「まともに相手して騒ぐから、ミサイル発射なんぞするんだ、放っとけ」で一貫している。私の周りの人間も、ニヤニヤしながら、私のこの意見に頷く者は多い。だから私は、去年の今上天皇の退位希望表明以後、執拗に本気で、今こそ大政奉還を!と言い続けている。何があっても戦争はしないと貫ける人は、今上天皇ただ一人、既存の政治家に、それだけの人間がいるとは思えない。私のこの意見に「天皇の政治利用だ!とんでもない」などと言う人がいるだろうか?だったらあなたが、何が何でも日本が戦争に巻き込まれないようにしてくれ、である。

相田英男 投稿日:2017/10/08 15:35

【1844】[2198]「東芝本」をよろしくお願いします

相田英男です。

ぼやきで古村さんにご紹介頂いたように、電波社より私の初めての著作本が出版されました。製本後に読み返して見ましたが、自分でもグッとくる位の、結構な情報が詰まった本です。

「東芝はなぜ原発で失敗したのか」

東芝はなぜ原発で失敗したのか

既に多くの「東芝本」が書店で並んでいるのを見かけます。そのほとんどは、今回の事件の責任を、歴代社長達や取り巻きの重役達が無能であるという、東芝という組織内部に問題があったのだ、という視点で書かれています。

しかし、私の本の主張はこれらと真逆です。誰が東芝の社長であっても、この結果は避けられなかった、というものです。

東芝の外部の環境が、今回の破滅を導いたと私は考えます。この「外部環境」を説明するために、「ビリヤード理論」という副島先生の「属国日本論」の元となったモデルを使ってみました。「ビリヤード理論」はF .フクヤマの名著「歴史の終わり」でも紹介されています。

本書をご覧いただければ、東芝を追い込んだ「外部環境」の実態についての理解が深まります。日本人同士で「あいつがアホだったから」などと、どれほど批判しあったところで、東芝事件の全容は全くわかりません。かえって混乱が深まるだけです。本書を是非お手に取ってご覧ください。

本書が出来るまでに、電波社の岩谷さんと副島先生には、多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございます。

相田英男 拝

アルルの男・ヒロシ 投稿日:2017/10/07 10:06

【1843】[2197]選挙のさなかですが、2017年10月15日(日)の講演会にぜひ来てください

 アルルの男・ヒロシです。

 私は、現在、来月発売予定になっている「世界権力者図鑑」の原稿を中国の新体制の部分以外は書き終えて、15日の国際問題評解説家の田中宇先生と副島先生とを交えた講演会の準備を始めているところです。

 それにしても、今回の講演会、おそらくSNSIの講演会で初になると思いますが、衆院選のさなかの開催という事になってしまいました。それだけに皆様は、国内政治の動きと、国際政治の関連性の話を是非聞きたいと思っていると思います。

 田中先生も副島先生も、私も、それぞれ共通する分析をしているところとやや違うところがあると思いますが、15日は、今後の日本政治が国際秩序の変貌の中でどのように変わっていくのかということをじっくり議論できると思います。

 田中先生には、冒頭でもう20年近く続けれおられる国際ニュース解説者として、ニュースの読み方や田中宇独自の国際政治の分析枠組みについて短く30分弱で講演も頂く予定です。

講演会参加のお申込みはこちらです
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

 それにしても!です。日本の政治です。小池百合子に全くしてやられた。小池の後ろには安倍自民党がいます。これをみんなまだわかっていない。大手新聞の「小池と安倍は対立している」というストーリーに騙されている。政治家というのはそんな甘いものではない。共通の目的があれば平気で組みますよ。そこまではわかっていたが、ここまで引っ掻き回されるとは思わなかった。

 重要なのは小池の目的は勝つことではなく、「野党を分断する」ということです。エジプトで中東政治を学んできた小池らしいやり方だった。結局は、分断して統治する。このパターンで今回もやられました。

 日本の政治ですが、安倍政権が森友・加計問題で窮地に追い詰められている中、本当は極右に近い政治思想の持ち主である、東京都知事の小池百合子が、突然国政進出を表明し、「リベラル政党」とはとても信じがたい、右翼的な発言を繰り返し、護憲派のリベラル派は「排除する」と宣言しています。都議選ではこういうことはあまり言わなかった小池がなぜ急に保守派の側面を前面に出してきたか。

 小池人気にあやかって、民進党では勝てないと思った、保守でもリベラルでもない中間派の政治家たちが、保守政党を標榜する「希望の党」に雪崩を打って参加しました。一方で、従来の良質の日本のリベラル派は、枝野幸男が率いる「立憲民主党」に結集しました。しかし、この新党は先に希望の党に参加した中間派を取りこぼした。ただ、立憲民主党がもっともまっとうな政治を標榜した政党だろうと思います。

 小池百合子が代表に就任した途端、希望の党に最初から参加してきた元検事の若狭勝と民進党で居場所がなくなった細野豪志の二人は、公認予定者に「公認料として700万円を党に上納しろ」とか「小池と一緒にポスター写真を取りたいなら3万円払え」とかめちゃくちゃな要求をしている。そういった上納金の誓約も含めた政策協定書にサインしろ、と迫っている。上納金を払ったにも関わらず公認を得られなかった候補者もいるという。検察出身の若狭勝が詐欺まがいのことをやっている、と誰でも思った。

 これは、明らかに、民進党出身者の当選をできるだけ少なくするために、意図的に「新党はダメな党である」ということをアピールしているに過ぎない。この混乱を仕組んだのは安倍とつながっている小池百合子だ。

 二人は、民進党の保守派のこれまで除け者にされたという恨みの感情をうまく利用して、小池百合子(安倍晋三と同じ統一教会=国際勝共連合の支援を受けている)が、野党を分断した構図になった。前原誠司もその共謀に加担した罪人の一人だと言うこともわかってきた。

 国内政治がここまで揺れ動くのもアメリカ政治がトランプによってひっくり返されたこと、それによって失業者安保マフィアたちが必死の反撃に出ていることの現れなのです。

 そういうことも、しっかりと講演会では議論したいと思っています。

 それ以外にも次のことをテーマにします

※トランプ政権と軍産複合体・情報機関の戦い
※世界は「多極化」に向かっているのか、世界の政治は米中露(G3)で決められているのか
※北朝鮮問題はどのように推移するのか
※ブレグジット後の欧州はどういう権力構造になるのか
※中東政治はどのように劇的に変化するか
※田中宇のいう「隠れ多極化」理論とはどういうことか
※ビットコインなど仮想通貨と世界権力の関係と覇権争い

 ぜひおいでください。
講演会のお申込みはこちらです
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

SNSI・副島隆彦の学問道場 古村 投稿日:2017/10/06 18:18

【1842】[2196]2017年10月15日開催定例会についてのお知らせ

SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。今日は2017年10月6日です。

今回は、この場をお借りしまして、10月15日(日)に開催されます、定例会についてのお知らせをいたします。

①現在、多くの方々からの参加申し込みをいただいております。ありがとうございます。まだ若干ですがお席に余裕がございますので、以下のアドレスからお申し込みください。

↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

 今回の定例会は、総選挙の投開票日(10月22日)の1週間前の開催となりました。現在の日本国内の目まぐるしく移り変わる政治状況についてもお話しすることになります。また、国内の状況は決して独立して起きるものではなく、国際的な状況に連動して起きるものです。当日は、外側からの大きな視点から国際問題から国内の政治状況まで、副島先生と田中宇先生から様々なお話が飛び出すことが期待されます。


小池百合子と前原誠司


安倍晋三と山口那津男


枝野幸男


講演者の田中宇(たなかさかい)氏

※本掲示板に掲載さ入れた副島先生の日本政治の最新分析も併せてお読みください。掲示板の右に表示される下向きの三角形を少しずつ押し続けると表示されます。

[2193]今、日本の政界に激変が起きている。投稿者:副島隆彦 投稿日:2017-09-28 11:42:4

②参加費をお振込みいただいた方には入場券となるハガキをお送りしております。来週は郵便事情を考慮し、できるだけハガキをお送りし、それ以降は当日に入場券をお渡しすることになります。よろしくお願い申し上げます。

③定例会会場では副島隆彦先生と研究員の書籍、DVDを販売いたします。書籍の種類、冊数には限りがございます。予めご了承ください。

 新しい書籍としましては、6月28日発売『ニーチェに学ぶ「奴隷をやめて反逆せよ! 」―まず知識・思想から』(副島隆彦著、成甲書房)、9月28日発売『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦、佐藤優著、日本文芸社)、10月7日(明日)発売『東芝はなぜ原発で失敗したのか』(相田英男著、電波社)を販売いたします。それ他にもご用意しております。是非ご利用ください。

④定例会会場では、現在会員の方の2018年度分会員継続並びに新規会員受付手続きを承ります。また、元会員の方の会員再開手続きも承ります。是非ご利用ください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

SNSI・副島隆彦の学問道場
古村治彦拝

(終わり)